1話完結SS inボクっ娘幼馴染 (24)
◇注意◇
男「幼馴染が甘えん坊すぎてヤバい......そしてかわいい」の提供ネタの消化スレです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423572110
『あったかいんだからぁ♪』
男「あー、あったけえ......」ヌクヌク
幼「おとこー、遊びに来たぞー!」
男「ん? ああ、いらっしゃい」
幼「む! こたつ出したんだ!」
男「まあな」
幼「へへへー、では早速お邪魔しまーす」モゾモゾ
幼「ふう、よいしょっと」
男「......おい」
幼「ん?」
男「なんで俺の膝に座ってるんだ」
幼「何でって、あったかいから、だけど?」
男「俺の膝じゃなくても、コタツはあったかいんだぞ」
幼「ふふふ、甘いな。確かに他場所でもあったかいが、膝の上に座ることで二倍あったかいのだよ」
男「ほお」
幼「だから、ボクはあえて男の膝に座るのだ」
男「なるほど......あ!」
幼「ん? どうしたんだい?」
男「おーい! 父さーん!」
幼「なぜ君は、お父さんを呼んでるんだ......?」
男「ん? どうせ座るなら、jk大好きの父さんの上に座ってもらった方が、お互いお得かな、と思って」
幼「え、いや、ちょっと待っt-----」
男父「なんか呼んだかい?」
男「ああ、実は幼が、父さんの膝の上に乗って、こたつに入りたいって」
男父「な、なんだって!? このピチピチjkの幼君が、ボボボ僕の膝に乗りたいって!?」ハァハァ
幼「ち、ちがーーーーーう!」
男「どうしたんだ?」
幼「ぼ、ボクは、そういうことを言ってるんじゃない!」
男「そうなのか?」
幼「と、とにかく! おじさんは、戻ってくれ!」
男父「ええ、そんなぁ......」ショボーン
------ガチャ バタン
幼「はぁ......疲れた」
男「で、結局どういう事だよ」
幼「だ、だからな......」
男「うん」
幼「ぼ、ボクは、あくまでも"君の"膝の上だからあったかいんだ......」
男「なんで?」
幼「な、なんでも!」
男「えー、気になるなー」
幼「う、うるさい! そんな細かいこと気にしてるとハゲるぞ!」こたつの毛布に顔を埋める
『潜入ミッション』
幼「今日は男と寝たいなぁ」
幼「でも、男に一緒に寝よう、なんて言っても断られるだろうし」
幼「うーん......」
幼「そうだ! 夜にこっそり忍び込んじゃえばいいのか!」
幼「ふふふ、そうと決まれば、早速男の部屋にレッツゴーだ」
〜男の部屋〜
幼「全く、鍵を閉めてないなんて不用心だな」
男「ぐー......」zzz
幼「ふふ、寝てる寝てる」
幼「では......早速」ゴソゴソ
男「幼......」
幼(! しまった。起きてしまったか?)チラッ
男「んー......」zzz
幼「なんだ......寝言か」
幼「よしよし、ばれずに入れたぞ」
幼「ん......男の温もりが伝わるよ」
幼(にしても、さっきボクの名前を呼んでたけど、なんの夢を見ていたんだろうか?)
幼「......」
幼「もしかして、あんなことやこんなことを......」
幼「ふふ......だといいな」ギュ
幼「んん、男の匂いが......」スーハー
幼「あぁ......ボクは今、非常に幸せだよ」
幼「おとこぉ......」ギュー
ーーーー
ーー
ー
男「......」
幼「......」zzz
男(なぜ、幼が隣に......?)
幼「んー......」
男(......寝顔可愛すぎる)
幼「へへ......」
男(.....もうちょっと寝よ)
『嫉妬①』
幼「男、きたぞ」
男「お、来たか」
幼「ん? なんだ、その膝に乗っている猫は」
男「さっきコンビニの帰りに拾った」
幼「へえー」
男「やっぱ猫っていいなあ......」ナデナデ
幼「ボクも触っていいかい?」
男「もちろん」
幼「じゃあ......」
ソー ガブッ
幼「い、いたっ!」
男「だ、大丈夫か!?」
幼「うー......ちょっと血が出てる...」
男「今、絆創膏持ってきてやるよ」
幼「うん。ありがとう」
男「はい、絆創膏」
幼「すまないね」
幼「......」
男「貼らないのか?」
幼「あ、あのさ......君が貼ってくれないか?」
男「いいいけど......?」
幼「へへ......ありがとう」
〜数時間後〜
男「よしよし」ナデナデ
幼「......さっきからずっと可愛がってるね」
男「ん? そりゃあ、こんなに可愛いからなあ」
幼「ふーん......」
幼「なあ、猫どけてくれないか?」
男「なんで?」
幼「君の膝の上に乗れない」
男「だめ、今日は猫ちゃん用」
幼「む......」
男「よしよし」ナデナデ
猫「うにゃぁ〜」ゴロゴロ
幼(あんなに、甘えて......そこはボクの指定席なんだぞ)
猫 ゴロゴロ
幼(ボクも男に甘えたい......)
幼「......な、なあ、ボクも撫でてくれ」
男「え? なぜ?」
幼「なんとなくだ」
男「そ、そうか......?」ナデナデ
幼「へへへ......」
幼(ああ、気持ちいい......)
猫「にゃあ!」ゴロゴロ
男「むお!? どうした、思いっきり頭をお腹になすりつけて」
猫「にゃぁ〜......」スリスリ
男「うへー、かわいいなぁ」
幼「ちょ、ちょっと、なでるのをやめないでくれ」
男「ああ、ごめん。今、猫を可愛がるので精一杯だ」
幼「うー......」
猫「にゃぁ」
幼(猫め、ボクの男を横取りするとは)
猫「にゃごー」
幼(ゆ、ゆるさない......)
『嫉妬②』
男が猫を飼い始めて、約一週間が経った。
男「よしよし、気持ちいいか?」猫にブラッシング中
猫「にゃぁ〜」ゴロゴロ
幼(くそー、毎日毎日甘えやがって)
男「はは、気持ちいいかー」ニコニコ
幼「......」ジー
男「......ん? なんだ、幼もやりたいか?」つブラシ
幼「だ、誰がそんな生意気猫にするものか!」
男「生意気じゃないだろ。すげえいい子だよ」
幼(ううー、男が猫に洗脳されてる〜)
男「お前はいい子だぞー」ナデナデ
幼「おい! ボクにもブラッシングしろ!」
男「え? お前は自分で出来るんだから自分でしろよ」
幼「出来ない! ボクは今両手骨折してて出来ないんだ!」
男「いや、どうみても、折れてなさそうだけど」
幼「と、とにかく、僕のこともブラッシングしろ!」つブラシ(人間用)
男「はいはい、わかったよ。おいで」
幼「うん!」
男「今日はどうしたんだよ」
幼「そういう気分なだけだ」
男「ふーん......?」
幼(へへ、気持ちいいな。男にやってもらうブラッシングは......)
猫「にゃごー!」グリグリ
男「ああ、猫ちゃんもやって欲しいのか。よしよし」
幼「おい! 止まってるぞ男!」
男「ああ、はいはい。こっちもね」
男(よく分かんないけど忙しい)
『忘れられない記憶』
幼「なあ、男」
男「なんだ?」
幼「君は約束を覚えているかい?」
男「約束?」
幼「ボクたちが、まだ小学生ぐらいだった時の」
男「んー......何かしたっけ?」
幼「はぁ、やっぱり覚えていないのか......」
ーーー小学生3年生の時
〜学校からの帰り道〜
男「お、幼ちゃん!」
幼「な、なんだい? 急に大声出して」
男「あ、あのさ、幼ちゃんって好きな人とかいるの?」
幼「え? 別にいないけど......?」
男「そ、そっか」ホッ
幼「それがどうかしたのかい?」
男「あ、あのさ......僕たちが大きくなったらさ......」ドキドキ
幼「うん」
男「け、けけけ」
幼「け?」
男「け......結婚してください!」
幼「......へ?」
男「僕は幼ちゃんのことが好きです! だ、だから.......!」
幼「え、いや、ちょっと待ってくれ」
男「や、やっぱり僕と結婚なんて嫌だよね! ごめん、今言ったことは忘れて!」去って行こうとする
幼「待って!」ギュッ(腕を掴んで止める)
男「な、なに......?」
幼「い、嫌なわけないだろ......」
男「え?」
幼「ぼ、ボクも君のことが好き......だ」
男「え......じゃあ...」
幼「ああ、約束だ」小指を出す
男「う、うん!」小指を絡める
ーーーー
ーー
ー
幼(......そっちから言ってきたくせに)
男「で、何したんだよ」
幼「......別に忘れたならいいよ」
男「えー、気になるじゃねえか」
幼「どうせ、後々わかるよ」
男「そうなのか?」
幼「うん、5年後ぐらいには......」
幼「------きっとね」
『遠出の前日』
〜ある金曜日の夜〜
テレビ「なんと、今日からデイリーランドは30%オフ! 是非、家族や好きな人と掛け替えのない一日を!!」
男「デイリーランドなんて、もうずっと行ってないな」
幼「そうだね」
男「......何故お前がいる」
幼「男の部屋の窓から侵入した」
男「......まあいいけどさ」
幼「ねえ、ボクと一緒に行かないか?」
男「デイリーランドに?」
幼「うん」
男「うーん......金かかるしなー」
幼「30%オフだよ?」
男「それでもそれなりの値段だし」
幼「君はボクと行きたくないのかい?」
男「まあ、行きたくなくはないけど......」
幼「じゃあ、決まりだね」
男「え、いや、まだ行くとは------」
幼「じゃ、明日の朝7時に迎えに行くからね!」
男「お、おい! まてよ! ......って言っちゃった」
男「......まあいいか」
幼(へへ、ちょっと強引だったかな?)
幼(でも、何はともあれ、男とお出かけだ♪)
『遊園地①』
〜翌朝〜
幼「男! 何まだ寝てるんだ! さっさと起きろー!」
男「う......んんー、早すぎだろー。急がなくても、デイリーランドは逃げないぞ」
幼「早く行かなきゃ混んでしまうだろ! ほら起きろ!」ペシペシ
男「ああ、分かったよ。とりあえず落ち着けー」
〜電車内〜
幼「今日、晴れてよかったね」
男「そうだな。久しぶりの遠出だもんな」
幼「うん」ギュッ
男「? どうした。腕に抱きついて」
幼「今日は、君に思いっきり甘える日なのだよ」
幼(生意気猫もいないから思いっきり甘えられる♪)
男(それにしても......)
オタク(爆ぜろリア充)
>>1(そこのポジション俺と変われ、クソ野郎が)
男(他の人の目線が痛い......)
『遊園地②』
幼「ふう、やっと入れた」
男「チケット買うだけで疲れた......」
幼「よし、まずはジェットコースターだ!」
男「ええ、いきなり!?」
幼「当たり前だろ。混む前に乗らなきゃだろ! ほら行くぞ!」
男「まじかよー......」
幼「まだ空いていてよかったね」
男「そ、そうだな......」
幼「どうしたんだい? テンションが低いぞ」
男「これって、結構激しいんだろ?」
幼「うん、確か遊園地の中で一番早いと思う」
男「まじかよ......」
幼「君は昔からジェットコースター苦手だからなー」
男「知ってんなら、遠慮してくれよ」
幼「ボクは、乗り終わった後の君の死にそうな姿が好きだからね」
男「悪魔だ」
幼「む! ボクたちの番だぞ!」
男「助けてー......」
『遊園地③』
幼「すごい面白かったな!」
男「あ、あぁ......ならよかった...」グッタリ
幼「ふふ、予想通り死んでるね」
男「ちょっと、休憩だ......」
幼「えー、早く着き行こうよ」
男「た、たのむ......」
幼「はぁ、しょうがないな」
男「助かる......」
幼(うーん......この時間どうしようか)
<クレープおいしいですよー
幼(むむ! いいこと思いついたぞ!)
幼「ちょっとクレープ買ってくる!」
男「お、おう......」グデー
幼「買ってきたぞ」
男「お、うまそうだな」
幼「君も食うかい?」
男「いいのか?」
幼「当たり前だろ」
男「じゃあ、もらおうかな」
幼「はい」
男「はむ......うん、うまいな」
幼「へへ、ならよかった。じゃあ、はい」つクレープ
男「え? なに?」
幼「君もボクに食べさせてよ」
男「ええ、自分で食えるだろ」
幼「いいじゃん、ほらほら」グイグイ
男「......しょうがねえな。ほら」
幼「はむっ」
男「おいしいか?」
幼「うん! すごい美味しい!」
男「はは、ならよかった」
幼「へへへー」ニコニコ
男(......かわいい)
『遊園地④』
男「さて、次はどこ行こうか」
幼「やっぱり、お化け屋敷だね」
男「お化け屋敷か。いいじゃない」
幼「よし。いくぞー」
ー死人病棟ー
男「おお、結構怖そうだな」
幼「へへ、怖くて逃げ出すなよ」
男「大丈夫大丈夫」
ーーーー
ーー
ー
幼「うう......」ドキドキ
男「なんだ、お前が怖いのか?」
幼「ぼ、ボクが怖がるわけないだろ!」
男「じゃあ、なぜ腕にしがみついてるんだ?」
幼「こ、これは、君が逃げ出さないようにだな......」
オバケ「・ぁあああ!」
幼「ひいっ!」ギュー
男「別に逃げないから抱きつかなくても大丈夫だぞ」
幼「う、うるさい! さっさと進め!」男の背中に顔を埋める
男「はいはい」
幼「ねえ、まだなのか?」
男「今中間ぐらいだと思う」
幼「ううー......長すぎる」ギュー
男「さっきから抱きついてるけど、歩きにくい」
幼「じゃあ、おんぶしてくれ」
男「え?」
幼「そうすれば、ボクは君を逃さないようにできるし、君は歩きやすくなるだろう?」
男「高校生1人おんぶして歩くのはそれはそれで、歩きにくいと思うんだが」
幼「つ、つべこべ言わずにさっさとしろ!」
男「はあ、しょうがないなー。はい」
幼「よいしょ......よし、進め男!」
男「はーい。進みまーす」
『遊園地⑤』
〜お土産売り場〜
幼「......」ジー
男「ん? なんか欲しいのあったのか?」
幼「これ」
男「ん? キーホルダー?」
幼「かわいくないか?」
男「買ってやろうか?」
幼「え? 良いのかい?」
男「別にこれぐらいなら」
幼「じゃあ、ボクは君に色違い買ってあげるよ」
男「それじゃあ、俺があってあげる意味なくないか?」
幼「すごいあるよ」
男「そうなのか?」
幼「君に買ってもらうことに意味があるんだよ」
男「ふーん......?」
『遊園地⑥』
〜帰りの電車〜
男「久しぶりに来たけど楽しかったな」
幼「うん。来て良かった」
男「またいつか来れたらいいな」
幼「次は、5年後ぐらいかな?」
男「前も言ってたけど、5年後には何があるんだ?」
幼「お楽しみだよ」
男「そっか。まあ、楽しみにしてるよ」
幼「どこにも行くなよ?」
男「行かないよ」
幼「絶対だからな」
男「ああ、絶対だ」
幼「ふふ......」ギュッ
おわり
とりあえず、あらかた提供ネタは消化したと思うので、終わります
当初の計画では、甘えん坊の続きを書こうと思ったのですが、なんか急にボクっ娘が書きたくなったのでこうしました。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません