男「ただれた」 女「日々」 (112)
エロです。いまいち書く機会がないから練習がてら。
男「う…、ふぅ」
女「はぁ、はぁ……。疲れたぁ」
金がない男女がする暇潰しは、本能に任せるとこんなところかもしれない。
無理をしたせいか、ぐったりする女に代わり、男は秘部から漏れ出る彼の子種を拭き取る。
女「ありがと、じゃこっちはしたげる」
男「お前、いきなり…!」
女の舌が亀頭を撫でる感覚は、いきなりだと男は今でもゾクリとする。それがわかってるから、女もわざといきなりやってる。
男が自分のしたことに体をふるわせ、表情がゆがむのが愉しいからだ。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423124782
女「てか、また中に出したの?」
男「あぁ、悪い悪い」
女「ほんと、男って生き物は勝手よね~」
だが女の口元は、嫌そうと言うよりはニヤニヤしている。男も嫌じゃないのはわかってる、何せ引き抜こうにも、女が両足を腰にがっちり回し、そんなことは無理やりじゃないと出来ない。
だから、続く言葉は。
男「でも、女から産まれる子供は美人だろうなぁ」
女「当たり前でしょ」
男「まぁ、産んでくれるなら全部ちゃんと面倒見るよ」
女「それこそ当たり前!」
そういって陰茎を清めて舌先は、いつの間にか硬直させるために男の弱点を抉るように撫で始める。
まずい、やっぱり書かない分野はすぐ詰まるなぁ
気分転換に夕食の材料買ってくる
難しい話の展開とかいらないから、ほのぼのエッチな話を続けて
>>4
まぁ、たぶん無いと思う。とにかくエロ表現の練習したいだけだし
>>4
了解。買い物行くなら、ついでにポテチ頼む
っ200円
男「お前なぁ…」
女「何よ。勃起させたのは、あんたでしょ」
女はどういう訳か、自分のせいではなく、男が求めてくるから仕方なく受け入れている。例えそれが女が求めてるとありありとわかる状態、今でさえ、息荒く陰茎も果てず、それでいてじれるような快感を与える速度の手淫をしていても、漏れる言葉はそれなのだ。男も、それはわかってる。
男「まったく、減らず口だよな」
ゆっくり女を押し倒す。女も慣れた調子で、男が間にはいるよう、足を開く。
>>6
え、あ、うん。俺でいいんだよね?
生憎もう買ってきちゃったから、これで我慢して っラムネ
女「けだもの」
言葉が拒否なのに、狂おしいほど自分を求めてるように聞こえるのは、女が男を誘う仕草(におい)のせいか。これから弄る快楽に染まりつつある頭の片隅で、そんなことを男は思う。
陰茎を秘部の入り口に当て、少しだけ上下に動かす。ふっと、女から息が漏れて。
女「…意地悪」
こぼれ落ちた本音で、男は獣に代わる。部屋に響く勢いで、一気に女を貫く。
男「お前ほどじゃない」
ゴリゴリと中身を削るように、女が悦ぶところを押し当てる。それをより感じるために、女自身も腰を無意識にあわせて振る。
女の中は心地よい。もちろん気持ちよいのだが、心地よいという感覚が勝る。いつまでもこの状態に浸りたくなるような、獣のように腰を振っているのに、安らぎを感じる。
女「あ、お、あぁ、は」
もう女からは理性のある声は聞こえない。でも、男から離れないように両手は背中に回され、血が出るほどに爪を突き立てる。
求められている。それが、より男の陰部を硬くさせ、女の陰部を刺激し、中が餌を欲するようにうねり、快感は螺旋を描いて跳ね上がっていく。
男「出る、ぞ」
その言葉を聞いて、女は今度は両足もスルリと腰に巻き付ける。
本能も理性も、女は男を求めている。だから当然、男の血を継承することに、なんら躊躇いもない。
男「出すぞ、いいんだな?」
女は答えない。しかし、行動で応える。男以外は拒否するように、すべての力を使い抱きしめ、腰も男の陰茎を自身で差し込むよう押し付ける。
だから、男も答える。
男「お前は、俺のものだ」
その言葉でビクンと中が激しくうねり、耐えられなくなった男は、女の中にまた種を撒き散らした。
一体化するような感覚は薄れていき、そのまま男は女に多い被さるように倒れる。
理性が戻りつつある二人の視線が合うと、自然に舌を絡めて口づけを交わす。まるで、先ほどまでの一体化を取り戻すかのように。
しばらくして、名残惜しむように唇をはなし、唾液の糸がプツリと切れた。
女「あ~あ、また中に出しちゃって…」
微笑みながら、種が追加された腹部を優しく撫でる。この時ばかりは、悦っぽさよりも、母親のような優しさが女を覆う。
男「悪い悪い」
女「ほんと、勝手よね」
そう言いながら女は首に両手を回して、男の唇を奪った。
とりあえず、ここまで。
次のシチュエーションが浮かぶまで、待ってて。やっぱり書かないところだからイメージが湧かない…
闇が意識の中にいる。男はそう思った。何かを見ていた気がしたが、今はそれも思い出せない。
闇に漂うような心地の中、身体の感覚がゆっくりと戻る中、どこからか快楽を告げる。
徐々に聴覚もはっきりして、粘液質な水の音が聞こえてきて、男がまぶたをゆっくりと開ける。
女「ん、おふぁよう」
女の子整った顔が、陰茎を口内につっこんでいるせいで、見る影はない。しかし、男には綺麗に見えた。
男「何してんだ?」
いつもの言葉。
女「危険物処理」
いつもの答え。
女は性欲が強い女というわけではない、むしろ男の方が精力旺盛だろう。
なら、なんでフォラチオなんかしているのかと言えば、男がひっそり楽しんでるエロゲーのセーブデータの箇所や、エロ雑誌の折り目の多くがそのシーンだったからだ。
つまり、これをすれば男が悦ぶのを知っているのだ。
女「ふ、ん、は、ふ」
じゅぶるじゅぶると口が陰茎をシャフトし、頬やのど奥で亀頭を刺激して、時折舌先で尿道を刺激する。
それらは男の弱点を的確に捉えていて、意識が戻った男には、眠りの間の刺激もあって射精感をこらえる余裕すらなかった。
男「……で、る!」
無駄なあがきで少しだけ耐えたが、男はすぐにそう告げて気持ちのいい穴と化した口に向け、射精の準備をする。
女もそれに伴い肥大化していく陰茎を深く加え、口内にセットした。
間もなく白い種は女の口内を犯すように吐き出されて、ジッと耐える。その後、口内に貯めたそれを、にちゃっとした音をたてながら口を開いて男に見せつけた後、口を閉じてゆっくり飲み込んだ。
女「ほんと、いっつもあんだけ出してるのに、よく出るわね」
ピンと人差し指で、ペニスを女は軽くはじく。
男「た! やめろよ、敏感なとこだぞ」
女「こんな凶悪なもんなんか、雑でいいのよ。雑で。あ、そうだ」
柔らかくなり始めたペニスを口に含み、一気に吸い込む。精子が無理矢理出されるような感覚に、男はうめき声をあげた。
女「あらら、また勃ってきてるし」
男「お前なぁ…」
女「時間もあるし、上は疲れたから、下でいいわよね?」
下着をするりと脱ぎ捨て、男に女は自身の濡れそぼった陰部を見せつけた後、男が被いかぶさるのはまもなくだった。
いったんここまで
エロくするって難しいなぁ
十分エロいんですが
「んほおおおおおお」みたいなんじゃなくて言葉が少ないところが良い
女「もう……」
それは確かに、あまり覗かれたくない趣味というのはあるだろう。しかし、共用のパソコンに堂々と、エロゲーが入れられていたら、それは見てくれと言っているのと、変わりはない。
女はまだ理解のある方だ。現実の女に浮気されるよりも、こういう二次元なものや、あるいはアダルトビデオで、満足してもらえるなら角は立たない。しかし。
女「浮気されてる気分には、なるのよね」
不愉快になるな、と言われたらそれはさすがに難しいだろう。
女「はぁ、まったく好きね。フェラチオ」
セーブデータをロードすると、男が好むシーンの多くは、いつも通りそれだったが。
女「……、パイズリか」
女は出来なくはないサイズだ。大きくもなく小さくもない、男がベストバランスと褒めてくれるバスト。
女「……ローション、あればいけるかな」
二人は道具を使うのは好まないが、急いでしたい時のために、用意している。
女「あ……」
そのことを想像している内に下腹部が熱くなり、下着が少しだけ湿っていた。
下着を少しずらして、割れ目をなぞると少し開いて愛液で潤い始めていた。
女「ん……、ふ!」
今まで見ていたのが、男のためにしてやれないかという考えで、身体はすでにその状態に切り替わってしまっていた。だから、触れてしまった手は、そのまま割れ目を撫で続け、そのまま指を深く入れる。
女「はぁ、あんたの、せい、なんだよ」
居もしない男に言い訳しながら、自分の身体を慰める。男によって、自覚させられた弱点を的確になぞり、身体は高みへと上がっていく。
女の身体は天に引っ張られる感覚と共に、思い切りのけぞった。秘部からは少しだけ、液が漏れてしまう。
女「は、は、は」
小刻みな呼吸音が、静かに室内を巡る。
女「……やっちゃった」
確かに、男に今度してあげよう思った行為を考えながら、エロゲーを覗いていたが、それだけで女は高ぶった訳ではない。
女「もう、保存してるキャラ、自分に似てるし…」
それに気付いたら、ゲーム中の行為が、まるで男が自分にしているようにしか、見えなかった。
今はここまで。
まだまだエロくできる余地がありそうなんだよなぁ
アナルでも触れてみるか(提案)
>>28
ぬぅ。書いたことないからのう。書けたらいこう
男が帰り、一緒に食事をして一息つく。女から今日は一緒にお風呂に入ろうと誘われ、言われなくてもいつも一緒に入っているのにと男は不思議がったが。
男「こういうことか」
浴室にはマットがおかれて、その上にいつも使っている浴室用の椅子が置かれて。
女「ほら、座った座った」
どこか聞き覚えのある言葉が気になりつつも、イスに座る。ペニスはすでに期待に膨らみ、半勃ち状態だ。
女「身体を洗ってあげるだけなのに、なに膨らませてるのさ」
そういいながら女は、用意しておいたローションを胸全体に塗り込む。
男「お前、どこでそんなこと」
女「なんのことかな」
そのまま女は胸を陰茎に押し付ける。女性としての柔らかさと、ローションのヌメリ、そしてその奥の肌の張りに刺激され、ビクンと跳ねた後ペニスはいつもの硬さになる。
女「身体で洗ってあげようとしただけのに、こんな硬くしちゃって。ホント盛りのついた猿みたい。仕方ないから、このまま洗っちゃうよ」
両手で胸を抑え、谷間を作って陰茎を挟みグニュグニュと動かす。
男「うっく」
初めての体験、その感覚に男は声を漏らす。
女「何、変な声出してるのさ」
感じてくれることが、嬉しくては仕方ない女は、表情を抑えるのも忘れ、にやにやと嬉しそうに、パイズリを続け。
女「こ~ら、何勝手に我慢汁まで出してるの?」
今まで胸の感触だけを味わっていたが、その言葉と同時に尿道を舌先でほじられ、強烈な感覚が男を襲い、谷間の中でペニスがビクンビクンと跳ねた。
男「ちっと、はぁ、優しく頼む」
女「私は優しくしてるけど、勝手に硬くして、暴れさせてる人が悪いの。……この部分は汚れやすいんだから、丁寧にやらないとダメなんだから」
また、どこかで聞いた言葉に、下半身が刺激される。
更に胸をぎゅっと押し、ペニスの圧迫を高める。まるでベニスがシルクで撫でられ続ける感触、ゆるやかな射精感が、男を襲い始める。
男「(あぁ、女にぶっかけたい)」
本能的に男性としての支配欲が、そんなことを男に考えさせた。
その考えられる余裕が気に入らなかったのか、少しムスッとした女が、亀頭も合わせて口で刺激し始めた。
女「(もう、ちゃんと私を見てよ)」
言葉には出して男には伝えないが、行動で女はそれを示すように、ラストスパートをかけ、一気に男を刺激する。
男「ぁあ! 出る!」
女の顔の両方を、男は両手でつかみ、ベニスから引き離す。
突序のことで、女の理解が遅れたが、あのエロゲーのシチュエーションを思い出し、目を閉じてそれを待つ。
その受け入れる姿勢に、精神的に刺激された男は、その整った顔を汚すために、白濁液をぶちまけた。
男「はぁ…、ふぅ」
新たな刺激だったせいか、いつもより量が多く、女の顔は白く汚された。
女「ホント、洗ってるだけなのに、射精しちゃうんだもん。ほら、お清めするから、まだ動かない」
そして、いつも通りに尿道に残る白濁液を、女はすい上げた。
女「ほんっと~にたくさんね」
かけられたら白濁液を、指でなめとりながら、男が悦んでくれたことを、女も喜ぶ。
男「気持ちよかった」
女「ふ~ん、私は洗ってあげただけなんだけど」
どうしてこう、憎まれ口を叩くのかはわからないが、白濁液を舐めとる手とは別に、ペニスをゆるゆるともう片方の手が刺激してくる。
それが、女も気持ちよくなりたいか、もっと続けたいとの無言の合図だ。
男「今度は俺が中まで洗ってやるよ」
硬度が戻りつつあるペニスにローションをまぶし、立たせた女の腰を両手で寄せて、一気に貫いた。
女から息が漏れ、そのまま第二ラウンドが始まったのだった。
ここまで。
さすがに寝る。エロはムズいなぁ
エロいのう
>>37-38
ありがとう。もっとエロくなるよう頑張る。
昼下がり、男も休みということで、二人でテレビを見ながら過ごしていた。ソファの下に座っていると男の足の間に女は座り、後頭部を男の左肩に預けている。
男「…(なんで女って、いい匂いするんだろうな)」
どうでもいいワイドショーに飽きて、男はそう思いながらクンクンと女の髪を嗅ぐ。
女「……何してるの?」
男「別に?」
自然に腕を回して、男は女を抱きしめる。女はそれに合わせるように、体を男に更に預けた。
女の柔らかさが更に伝わってきて、自然と男のペニスには血流が集まってくる。
そこいらの男女の平均より、女を抱いている回数は多いのは間違いないが、それでも味わい尽くせない肢体。いつまでもいつまでも魅力的に、男には映る。
女「…エッチ」
女自身、男とした頃にはそれなりの男性経験を積んでいた。だが、ここまで身体の相性が良かったのは、間違いなく男だけで、いつの間にかセックスという行為が好きになったのも、男の影響だった。
だから、前なら日中からこうやって体を弄られのは好きではなかったが、男だから許してしまう。男だからいいのだ。
男の無骨な手が、首筋、太もも、胸を優しく服の上から撫でる。
女「あ、ふ…」
快楽を伝えるかのように漏れる息が、男のペニスをより硬くさせていく。その声がもっともっと聴きたくて、首筋を今度は舌で撫でると、好きな女の匂いが口の中に広がる感じがした。
女「ふあ…、あんた、今までよく、レイプとかしなかった、くふ、よね」
男「どういうことだよ」
女「こんな、まいにふぅ…、毎日身体弄られてたら、性欲の塊、みたいに思えるもの」
男「お前だったらレイプしたかもな」
もう、男には女以外の身体には興味はない。エロゲーもその手の雑誌も、どこか好むのは女に似ている相手でないと、興奮できなくなっている。
ゆるゆると、女の身体を弄り続けて、かれこれ10分程度経つ。女の身体は当に出来上がっていて、受け入れる準備は完了してるにも関わらず。
女「…(どうして、手を止めないの、かな)」
本当に女を食べるかのように、秘部以外のところは優しくペッティングを続ける。しかし、だんだんと強烈な刺激がほしくなりつつある女には、物足りなさを感じ始めていた。
女「ねぇ…、あ」
女なりの精一杯の懇願。素直にしたいとなぜか言えない、女の不思議な心理なのかもしれない。
男「…スローセックスって知ってる?」
女「え?」
男「よくわかんないけど、女性の身体って、たっぷり愛撫したほうが気持ちよくなれるらしいから」
いつも、自分の欲望を、悦ぶ形で解消してくれる女に、男なりの気遣い。
更に女にっては長い長い時間、じれるような愛撫が続く。確かに、女性として愛撫が長めにとったほうが快楽を得やすくはなるが、それは普通の相手だったらの場合だ。
男の愛撫は、ただ普通にされただけでも、女は充足を得られるほどの快楽がめぐるように、もう十分開発(なって)いる。
女「はぁ、はぁ、せつない、よ」
うるんだ目で、男をとらえて。
女「…しよ」
本当に久しぶりに聞いた、女からの誘いの声。上気した顔や、いい匂いから男を刺激し続けるフェロモンのせいで、男もどこか手を使って、女を捕食する気分を味わっていた。
気づけば、自身のペニスからは我慢汁があふれ、下着どこではないほどのシミを作り出していた。
男「女…」
女「んぅ…?」
思考が霞がかり、いつもどこか強気な女は、少女のような純朴な反応を返す。
男「悪い、今日は駄目だって言っても、暴走するから」
女「ん…」
慣れた手つきで、男は女の衣服を脱がしていく。女も、それを無抵抗で、脱がしやすいように身体を動かすと、あっという間に生まれた状態もどる。
女の秘部も、濡れそぼるどころではなく、もはや洪水という表現が正しいほどに出来上がっていた。
目線だけ互いに合わせ、男は下半身だけ脱ぎ捨てると、そのままペニスを挿入する。
出来上がっている膣内は、男の考えている以上に快楽を全身にめぐらせる。奥まで差し込み、思わず身体が止まってしまうほどに。対して、女は挿入を止まったことに気付く余裕すらもなく、入った瞬間から身体は強烈に痙攣し、そのまま身体をのけぞる。
痙攣のたびに激しくうねり、ペニスを舐めたくる膣内は、ピストン運動をする必要すらなく、男もそのまま白濁液を女の中に流し込んでしまった。
女「男…男…」
うわごとのように、探すように、女はつぶやく。男も、それに応えるように抱き寄せて。
男「ここにいるぞ」
女「私、私…、どこ、か、いっちゃい、そう」
男「悪いけど、一生手放す気はないぞ」
少しだけ硬度が戻ったペニスを、自分の印を打ち込むように、一度だけ腰を振る。
女「あぁ!」
その衝撃が、少しだけ女を現実の感覚に戻し、男が近づけた顔を凝視する。
女「キス…、しよ」
男「おう」
素直な懇願が続き、それが男の気持ちを躍らせる。いつもと違うということが、ペニスすらもすばやく硬くさせた。
お互いを確かめ合うようなキスすらも、どこかいつもと違う。互いに互いを食べあうような、貪欲な弄りあい。
男「動くぞ」
返事は待たずに、最初からトップスピードで腰を動かす。黙っていても絞り出されてしまう膣内に、楽しんでいる余裕などない。
真昼間から、まるで獣同士が行うようなセックスが続く。いくら弄っても、食べても、更にお腹がすくような肢体と、いくら注ぎ込まれても、満ち足りないような男のペニス。
互いに、互いに満足しあうことはできない。いくら出し尽くしても、いくら感触を味わっても、男と女、互いに互いを満足しあえない。
女「ふあ、あぁ、また中…ふ! もっと、もっと」
男「足りない、足りない足りない」
もはや出しているにもかかわらず、その状態でピストンを男を止められない。女もその激しいピストンに息があった腰のうねりで、より快楽の高みへと。
最後の最後、本当に出し尽くす勢いで一気に奥へ叩き込んだペニスは、すでに白濁駅で満たされた子宮にわずかに足して、息も絶え絶えのまま、いつものように男は女に覆いかぶさった。
息を整えるのには、いくらかの時間が必要だった。先に呼吸が戻った男が、半端にはまったペニスを引き抜くと、ゴポリと白濁液が女の秘部から漏れ出し、それを見て、ペニスが少しだけ硬くなる。
女「…身体痛い」
男「わ、悪い」
ベッドのではなく、床で激しいセックスをすれば、当然そうなることは分かっていたが、互いにそんなことに気が回せる余裕はなかった。
女「…もう、腰ぬけちゃったわよ」
男「はは…、激しかったもんなぁ」
いつもの調子に戻った女にホッとしながら近づき、ゆっくりとお姫様抱っこする。
男「お風呂に行きますか」
女「うん…」
たぶん、きっと今日の調子だと、浴室でもしてしまうんだろうなと女が思うと、秘部がまた熱くなるのを感じられた。
ここまで、さて、いつ終着点にいくかなぁ。
女「その、さ」
男「どしたの、あらたまって」
夕食も終わり、いつものようにくっついてまったりと過ごしていた。
女「あんたって、その、ね」
男「うん?」
いつもシャキシャキと話す女が、こうも言いよどむなんて珍しい、男はそう感じながら言葉を待つ。
女「あんたは、後ろにも興味、あるの?」
男「あ~」
ない、と言えば嘘になる。むっつりスケベともいえる男は、それこそいろいろ見たり読んだりしてきた。
そこらの女性ならお断りだが、女の菊門なら、それこそ興味がある。
女「あ~、って何よ。どっちなのよ」
恥ずかしさからなのか、女は語気を強く聞く。だから。
男「女のなら興味がある」
女「ば、そ、そう言われて嬉しくないわよ!」
男の足の間に女が座り、正面を向いているが、顔を赤くしているのは、容易に想像できた。
男「そっか。てか、何で聞いてきたの」
女「べ、別に。精力旺盛だから、興味あるかなって、思っただけ」
もちろん、今度はエロ雑誌から仕入れた情報で、自分に似た女性のそこから精液がこぼれてる写真に折り目があったから気になったのだ。
男「精力旺盛なのは、女にだけだよ」
女「あの日以外ほとんど毎日あれだけしてて、他の女としたら、それ、叩き切るからね」
男「それは恐ろしい。そうならないために、していい?」
すっと、女の首筋から鎖骨が出ている部分を触れるか触れない圧力でなぞると、小さく女は身悶えした。
女「えっち、すけべ、変態」
男「女にだけ、そうなだけ」
意図はしていないが、その言葉を聞くために女の身体は熱くなる。
女「ほんとに、えっちなんだから」
男「悪い」
してはいいとは言われていない。けれど身体を預けてきたので、男は女を好きに愛撫し始めた。
男も十分に女の弱点は知り尽くしてる。さっきの箇所以外にも太ももからわき腹、へそから秘部、そしてお尻もこねるように撫でるのに弱い。
そしてたまにそこをさわるようにふりをしながら、少しズレた位置にスッとだけ触れてみたりもする。
女「ふ、ふ、んん」
男「女はどこ触っても、気持ちいいな」
もしかしたら淫液が漏れたんじゃないか、それぐらい男の言葉にも耳を犯されたように身体の感度が限界まで上がる。
女「(欲しい、欲しい欲しい)」
後は中を埋めてもらうだけ。けれど、女自身もわからない何かが、それを口に出させない。
だから、普段そんなに勘が良くない男だが、女の限界を悟って互いの下半身部分の衣服を素早くはぎ取り。
男「いくぞ」
もはや受け入れるだけのそこへ、一気に突き立てる。
女の身体が、跳ねる。顔もグシャグシャで見る影もないが、女神のように男には映り。
男「もっと、くれてやるよ」
だからもっともっと歪ませたくて、痙攣する中を、容赦なくこすりたてる。
女「あ、ぁ! ダメ、ふぁ」
男「やだ」
首をブンブンと振り、無意識に拒否の言葉を聞いても、止められないし、むしろ加速させる材料でしかない。
女「あぁ、だ、め。つよ、は」
男「ごめん、お前を壊したい」
本当に壊されそうな恐怖さえ、女の身体は快楽のスパイスとしてそれを高めていく。
女「き、す。して、してよぉ」
男「おう」
快楽でどこか飛びそうな自分を引き留めて欲しくて、そう懇願した女の口内も、男は蹂躙する。
本当にそれほど、男にとっては女は喰いきれない存在なのだ。
男「で、るぞ!」
女「うん、うん!」
いつものように、女が足を絡め、結合は完了し、そのままたっぷりと赤ちゃんの素を女の奥に飲ませた。
出し切り、ヌルンとペニスを引き抜く。少ししてこぼれだしたそれと、伝って流れた場所に、ひくひくと扇情的に動く菊門があった。
女「はぁ、はぁ。どこ、見てんのさ」
男「お前の尻の穴」
女「ば、やめてよね」
パッと足が閉じられ、見えなくなったのが男には残念だった。
男「大丈夫だよ、言われたから見ただけでさ。卑猥だった」
女「バカ!」
気恥ずかしさが上回り、近くにあったクッションを女は男に投げた。
男「でも」
それに関せずの様子で女の耳に顔を近づけ、耳度をなめた後。
男「してもいいって、許可したら、させてもらうから」
ボソリと呟くそれが、そこまで自分が求められてるという意識があいまってゾワリと快楽が一瞬だけ女に流れた。
女「……考えとく」
だから、拒否じゃない言葉を、漏らしてしまった。
アナルやろうとしたらこうなっちゃった、不思議。
エロく感じてくれたら幸い。寝る。
乙乙
開発編と本番編も楽しみにしてる
>>59
期待、ダメ、絶対
男「……」
女「ん、ふ、んん」
最初は確かに、のんびりと散歩でも楽しむつもりで歩いていた。
外着に着替えた女が綺麗で、男はいつの間にか欲情し、女もそれを敏感に感じ取る。
自然に足は人気のない場所に向かい、そのまま茂みの中で行為に至る。
いわゆる立ちバックといわれる状態で、男は女を突き立て、女はそれを前にある木に手を添えて耐える。
女「ん、んん…!」
男「(あ…)」
男が女の嬌声を聞きたい、そう思った瞬間、より激しいピストンを始めてしまう。
女「んぅ!? ん!」
声を押し殺して耐えているところに、ゴリゴリと弱いところを刺激する肉の棒。わずかに、液が漏れてしまう。
女「ん! ふ、ん!」
顔を向け、声にならない抗議もするが、男を煽るだけの行為にしかならない。さらに硬くなった肉の棒を、速度を上げより擦れるように動かす。
女「ふ~! ふ、は!」
後一押しで、女の、雌の声が聞けると思った時、肩から女の上半身を起こさせ。
男「いっちゃえ」
ドンと、叩きつけるように腰を動かし、精液を流し込んだ。
女「んあぁ!」
短いが大きな嬌声を聞くことが出来、男は満足したように射精しきる。
そして、肉の棒を突き刺したまま、そらに抱き上げ、顔を近づけさせて口を奪った。
女「は、ふは、ん」
キスに関しては、どんな時でも女の方が積極的だ。自分は下で女を食い荒らしているが、上は女に食い荒らされている。そんな気分にさせられる。
女「…、声出さないようにするの大変だから…」
男「悪い、エッチの時の声が効きたかったから」
もちろん、そう言われて女も悪い気は、しない。
まだまだ硬い肉の棒が、女の中でピクンと跳ねる。膣内はそれを無意識のうちに絞る。
男「悪い、もう一回だけ…」
答えは返らない、その代わり、また木に手をつけ、女は受け入れる体制をとる。それを見て、男は最初からがむしゃらに腰を振り始める。ただ欲望を出すだけの乱暴な行為だが、それは、自分だからこそ男がしてしまうことと、女は自覚していて、簡単に受け入れてしまう。
女「んふ、あ! は!」
すでにまともな思考はなく、抑えるべき声さえもそのままに。
だから、より奥に奥にねじりこもうとして子宮口にキスし、射精された時には。
女「ああぁぁ!」
獣の声を、あげてしまった。
しばらくして呼吸が整った後、格好をただしてそそくさと茂みを出る。
女「……ねぇ」
男「ん…」
女「身体、だけじゃないよね?」
ふとした不安を、口に出す。屋外では、したいわけじゃない。誰かに見られるのも、嫌に決まってる。男に応える形で、受け入れたが、それだけで一緒なのかと不安にもなる。
男「あ~、そういう訳じゃないんだが」
男は当然。
男「ほんとに散歩したいなって思ってて。でも、女綺麗で、なんかムラムラして。もう少し我慢すりゃ、良かったな」
女「ほんと、こらえ性がないんだから……、次は部屋まで待てるでしょ?」
次なる高まりは、すぐにわかる。それぐらい、互いにわかってる。
男「好きだぞ、女」
女「知ってるわよ」
だから、さっきの些細な不安は、繋がり合ってれば、なくなる程度のものだ。
今はここまで。野外編、なんか違う方向にいった気がする。
男「どう?」
女「すっごい不安なんだけど」
たまには気分を変えて、とはいえするのはいつも通りのセックスだが、女には目隠しをしている。
女「………(男の鼻息、だんだん荒くなってる)」
見えないからこそ、音がいつもよりも感触を持つように伝わってくる。
女「ん……」
ベッドに横たわる女の視姦に満足したのか、男は丹念に胸を揉みしだく。いつものなれた行為が、初めてのような感覚が相まって、女の高まりは比較的早い。
男「お……」
わずかな声がした後、自分の淫肉が撫でられいつも以上に身体がはねる。
女「んぁ、あ、あ」
男「いつもより、濡れてるぞ」
女「ば、あ、か」
そんなことは女自身よくわかっている。見えないことが、ここまでの威力を持つと、思ってはいなかったのだ。
男「ほら、聞こえるか?」
自身の下半身から奏でられる粘液質な水音、羞恥心をかきたてられ、それに比例するように快楽も増していく。
男「女も、変態なんだな」
女「ち、ちが、ふ」
否定の言葉が、自分にさえ白々しい。
うん、すまないが眠いからまた後日。おやすみ
男「変態でも、それが女なら受け止めるよ」
女「だ、から、違う」
そんなことはわかっている。ただ、女は自分のプライド、あるいは常識、言葉にはできない何かによって、それを肯定できないだけなのだ。
男「まぁ、なんにしても」
女「あ…」
自分の秘部に触れる、慣れた男の亀頭。どうなるかなんて、自販機にジュースを買いに行くよりもわかりきった結果だ。
女「う、あ、あ、ふ」
一気にではなく、ゆるゆると入ってくるそれが、いつもより太く、よりすれるような気がするのは、なぜなのか。女にはわからなかった。
わかるのは、それによって、よりダイレクトな快楽が、自分を襲い掛かってきてるということだ。
男「女、女」
目隠ししただけなのに、好きな相手を無理やり犯しているような錯覚が、男にうわごとを話させる。
たった一つの感覚を失わせるだけで、それだけでより相手を感じることができるのか。女は快楽に染まりながら、どこか頭の隅でそんなことを冷静に考えていた。しかし、休みなく快楽で高められ続ける体には、その思考すら埋没していき。
女「こわ、い。男、どこ」
男「ここだ」
女は男に抱き上げられ、いわゆる、対面座位という体制になり、そのままキスをする。男が見えない女にとっては、その口内や密着する体が、突き上げられ続けるそこ以外で、男を認識できる方法。だから、よりからめあい、より強烈に抱きしめる。
女「離れ、ない、ああ、で」
男「わかってる」
もはや、離れられるような関係じゃないのに、時折、女はそんないらぬ心配をする。
男「離れたくても、離れないようにしてやるよ」
女の腰をつかみ、それこそ強引に降りたくる。
女「うん、うん…!」
でもその乱暴ささえも、どこか男の所有物にされているような心地がして、不安な気持ちが薄れていく。
男「出すぞ」
答えを持たずに、持てる力を使って女の奥を攻めたて、欲望を吐き出す準備に移行する。
女も答えずとも、たとえ真逆のことを言っていても、男が自分が望むことをしてくれる、それが当たり前と思えるぐらいに、信じていた。
女「ああああ!」
肢体がはね、中はこれで程にかというほどに締め付け、うねり、生き物のようになめ、それをねだる。
男「くう!」
こらえる気さえなかったそれを、一気に吐き出し、一回で女の部屋を満たすような量を注ぎ込んでいき、出し終わった後、女を抱えるような形で、後ろに倒れた。
女「……男」
男「…ん」
女「気持ち、よかったよ」
こんな時ぐらいしか、素直に言えない自分を女を恨めしく思いつつ。
男「よかった」
どんな時も受け止めてくれる男を、誇らしく、愛おしく思っている。
とりあえず目隠し編完了。エロムズイよ・・・。
そこでアナ(ry
スローはどうでしょうか
女「ほんとに、やるの?」
互いに、いつも通り生まれた姿になる。だというのに、女は恐怖にも似た戸惑いを感じていた。
男「ここまできてから言う?」
女「ううう…」
顔をこれ以上なく赤く染め、目はこれからされることの拒否するように訴える。
男「そんな目で見られると、悪いけど更に興奮する」
女が嫌がることは、当然男も好まない。
でも、心底嫌がっているわけでもなく、それに合わせて扇情するような仕草と肢体。欲望を突き立てようとする欲求を呑み込む。
男「じゃあ、こっち向けて」
女「あとで、覚えてなさいよ」
女はうつ伏せになり、男にお尻を突き上げる。安産型のよい肉付きが羞恥に震える。
男は薄いビニール手袋をつけ、その上にローションを垂らして全体に塗る。そのガサガサとした音も更に女の恥ずかしさをかきたてた。
男「いくぞ」
女の尻にローションのまみれた手が触れ、ピクリと身体が震え。
女「ん…」
そのままユルユル動かして、菊門の外側をローションでなじませていく。
女「んんん……」
こんなことでもなければ、味わうことはなかった感触に、声が漏れる。
男「どんな感じ?」
女「気持ち悪い」
まだ女の身体は、高ぶりはない。普通の感覚のまま、自分の菊門を弄られれば、気持ちいいとは言い難いだろう。
男「じゃあ、こっちもだな」
スルリと、あえて菊門を弄ってなかった左手を前に滑らせ、準備ができてない秘肉をなぞる。
女「ふぅ…!」
突然の感触に、息が漏れる。
男「一緒なら、気持ち良くなるかな」
クニクニと秘肉を弄る指は、知り尽くした弱点をなぶり、まるで別の生き物のように、女には思え。
男「じゃあ、こっちもいくよ」
返事を待たず、指が一つ、身体の中を逆進入してきた。
二日程度考えてここまでしか浮かべられなかったよ。
とりあえずアナルなのしてるの参考までに読んでくる……。
男「キツいな」
女「うぅ…」
逆流してくる感覚に力が入り、無意識のうちに男の指を押し返そうとする。それが、むしろ男の指をより意識してしまう。
男「よっと」
女「ひう!」
秘肉を弄りながら、菊門はほぐすように、揉みような感覚で腸壁を撫でていく。
女「ふー! ふー!」
慣れない感覚、そして不快さを感じる、しかし別に慣れ親しんだ快楽と、男に求められている意識が混ざり、堪えるためにシーツをはみ、荒々しい呼吸になっていた。
男「…辛いなら言えよ?」
そう言われた女は言葉は返さず、首を横に振った。嫌がれば男が止めるのは分かっている。こんなこと自体もされたくはない。でも、自分だからこそ、男がしたいという、その方が女には大事だった。
男はそれ以降言葉は出さず、黙々と女を開発していく。女も、男に染められる快楽に身体を振るわせ。
男「根元まで入った」
女「ふぅ、ふ~!」
自分さえも触れたことのない、その奥を触られる感覚は、女にも説明できないものだった。
頑張る、しかし、これ以降がまた浮かばない。
アナル開発編は長期化しそうだ。またしばし待たれい
書ける人すごいなぁ…
男の指先に、ビニール越しに伝わる感触は、ツルツルとして腸壁で、それは縛りつけるように指を絞める。
左手を使って女を抱き起こし、そのまま口づけを交わす。その間もならす意味で菊門を伸ばすように動かすと、何度も女の息が男の顔に広がった。
男「アナルを弄ってる時にイクと、気持ちよくなりやすいって聞いたからこのままイカせるぞ」
女「や、ちょ、ふぅ!」
左手で秘部を激しく動かし、右手は菊門を馴染ませるように優しく動かす。
違和感となれた快楽は相乗していき、一気に女の身体の感度は高まっていき。
女「イ、クゥゥ……!」
女はビクンビクンと身体を痙攣させて、そのまま男に背中を預けた。わずかでもアナルのが指が動くと、女の身体は少しピクリと動く。
女「…………ね」
男「ん? どした」
か細い声で、よく聞き取れないまま、男はゆっくりと、菊門から指を抜いた。
女「あう、はぁ、はぁ~」
終わったことに安堵したような、物寂しそうな、何とも言えない表情を女は浮かべながら。
女「ここまで好き勝手して……、浮気したら、殺すからね」
男「じゃあ、しないようにこいつを慰めてもらっていい?」
そう言いながら、両手のビニール手袋を外してゴミ箱に捨てた後、亀頭を女の準備できた秘部にあてがう。
女「……、しよ」
何かが吹っ切れたからか、素直なその要求に、男は我慢できるはずもなかった
とりあえず開発編終わり。この程度に時間かけ過ぎだぁ…
女「………」スゥ
ある日の深夜、男がふと目を覚ます。横には寝息を立てる女がいて、胸が小さく上下に動く。
男「……」
ムラムラとした感覚よりは、どこかいたずらっ子のような気分で、フッと吐息を耳にかける。
女「んん……」
女は寝付きがいいものの、起きるのは苦手。男はそのことを重々と承知していて。
男「愛してる」
身体を重ねてる時にしか、勢いに任せてしか言えない言葉を、熱い吐息を混ぜて耳元で呟く。
卑怯と言えば卑怯だし、女性がそういう言葉を求めているのはわかっている。これはある意味で、男もまた恥ずかしがり屋なのだ。
女「……」スゥ
湧いてくる悪戯心が収まらず、耳たぶをペロリと舐めた。
女「ん……」
短いが、ハッキリした反応が楽しくて、もう一度耳たぶを舐めた舌先を、そのまま軽くなぞるように移動させる。
女「………」ピクピク
言葉には出ないが、身体がその刺激を素直に反射させた。
その反応がおかしくて、男は女の耳を舐めしゃぶる。次第に女の吐息も熱を帯びて、上下する胸の動きも早くなる。
その胸の動きを見て、誘われるように手を伸ばし、寝間着の上から柔らかい感触と綿の肌触りが心地よさを覚えた。
男「(女は、どうして気持ちいいんだろうな?)」
やらしい気持ちなどではなく、心地良いものを触る感覚。
それに魅せられるように、男は女をまさぐり続けた。
とりあえずここまで。何編なんだろ
女「んん…!」
女の声が熱を帯びる。慣れ親しんだ自分をなぶる感触に、身体は自然と男を受け入れる体制になっていた。
男は本能でそのことを感じ取り、無上の喜びを感じていた。陰茎はすでに固く脈打ち、女を食いつくさんと欲望が増す。
男「(……でも、女が起きてる時にそうしたいな)」
無抵抗、つまり同意もなく挿入するのは、強姦になる。女なら許してくれる確信はあったが、物のように扱うのは男には嫌だった。そこまでするなら、二人で楽しみたい。
だから、男の目的はペッティングだけで、女を果てさせることだった。
女「ん、ん」
突起し、主張を始めた乳首を重点に、うなすじ、太もも、わき腹、女の弱点をなぞる。そして、耳は口での愛撫を続け、舌先をとがらせて穴の中へ入れたり、耳の縁をなぞる。
女「ん…ふ」
いやがる動作はなく、股を閉じてすり合わせる動作をしている。
すっと下着の上から秘部をふれると、湿り気を帯びていて、男の笑みが零れた
男「もっと感じてくれよ」
優しくそれで大きな快楽の波が、眠りにつく女を襲う。
今、どんな夢を見ているのだろう。男はそう思い、淫らな夢を見たと話したら、それは自分のせいだろうなという、奇妙な征服感を覚えた
女「んん、んぅ」
身体は絶頂に至ろうというのに、女はまだ眠りの中だ。
男「イッちゃえ」
下着の上からもわかる、ぷっくりとしたクリトリスを弄ると、女は一瞬だけ身体をビクンと跳ねたあと、ピクピクと痙攣した。
愛しい女をイカせられた。充足感が男を満たし、その女の上気した寝顔に見とれた。
ペッティング編(?)。女性はねながらイけるのかな?
男「おおう……」
女「動いたらダメだからね」
夜中にひっそりと自分が愛撫されていたことに、嬉しさはあったものの、気恥ずかしさから女はその仕返しをしていた。
男「悪かったって」
女「最近、勝手がすぎるのよ」
男はベットの上で横にさせられ、全身を這うナメクジの感覚に襲われていた。
男「うぅ」
女「はむ……、ん、ぴちゃ」
男の身体に、女の舌、唇が襲う。まるで自分の物とマーキングされているような、そんな気分に男はなる。
しかし、それと同時にもどかしさも男を感じていた。自身の陰茎を含めた男の弱点は一切触れられず、緩やかな快楽だけが積み重なっていく。
女「ん、おいし」
男の腕を手に取り、指先を丁寧に舐めしゃぶる。指の一本を、その形に合わせて舌先でなぞり、加えて淫らな水音と共に吸われる。
吸う音や水音を聞く度、自身の陰茎の代わりにされている錯覚が、男の精神の高揚させる。
女「ダメだからね」
男「おふ」
その高揚に任せて上半身を起こそうとすると、女に優しく押し倒された。
ようやっとシチュエーション浮かんだけど、これ以上が浮かばず。
もちっと練ってくる。
女「ねぇ」
男「はぁはぁ、なに?」
女「舐めてほしい?」
男「頼む…」
それからまた数分程度、ただひたすらに続く甘い愛撫が、その問いを男に肯定させた。
女「仕方ないなぁ♪」
どういう経緯であっても、男から求められた。そのていであることが女とっては重要であり、喜びだ。
女「ふむ、ん」
陰茎を含み、そのまま舌を使っていたぶると、待ち望んでいた刺激にそれは震えた。
男は最初、それを我慢できると考えていたが。
男「(ダメだ、気持ちよさが止まらない)」
愛撫され続けた身体は、本来求めていた刺激に悦び、そして。
男「くぅ…!」
女「ん、く。あふ」
予告できないまま、それを吐き出した。だが、予兆を理解していた女は、むせることなく受け止め、飲み込んだ。
女「早漏になっちゃたんだ」
男「……、はぁはぁ……。試すか?」
それなりの量を吐き出したにも関わらず、硬度はそのままだ。
女「……お風呂で、しよ」
最近素直にできるようになった懇願が、今は男を何より興奮させるのだった。
とまぁ、いろいろありましたが、区切りもいいのでこれで終わりとします。
モチベーションの低下や、エロシーンの練習と、シチュエーションが浮かばないなどなど。自分はまだ至らないようです。
では新作か、平行してるそのほかの作品でお会いしましょう。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません