女神「平和な世界に魔王を誕生させて、安価で様子を見てみます」 (114)

女神「世界を巻き込んだ暇潰しを行うとしましょうか」


女神「主犯は私、全ての世界を束ねる女神です」ボイーン

熾天使「共犯はこの熾天使めが務めます。以後、お見知りおきを」ペッターン

女神「地上世界の創造、消去、改竄は私が担当するとして…」

女神「彼女には、私に代わり地上に降りて偵察などをしてもらう、パシリとして機能してもらいます」

熾天使「はい。女神様にはそこで思う存分寛いで頂いて、是非とも更なる体重の増加を期待します」

女神「ん? 何ですか、熾天使……?」

熾天使「イエ、ナンデモー」


熾天使「あ、こうして話している間に。どうやら、地上に誕生させた魔王が眠りから覚めて、活動を始めたようですよ」

女神「ふむ。あれは一体何を……?」

熾天使「私は多分 >>3 だと思います」


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下着泥棒

女神「ししっ、下着泥棒ですか? あの魔王が?」

熾天使「はい。その証拠に、ほら…」


~地上 人間の王国~

魔王「オオ……! この純白の煌めき! これこそ我が求むる、至高の下着(パンティー)……!」ハァハァ

町娘「ふんふふーん…って、ぎゃああああ!?」

魔王「あ、やべ」

町娘「ちょっとあんた!? 私の下着なんか手にとって何するつもり? 通報するわよ!」

魔王「おっと。捕まる訳にはいかんな……」

魔王「ではさらばだ、良い下着の娘ッ! この純白の宝石は頂いていくぞ!!!」ダダダダダダ…

町娘「クソ、この下着泥棒めェーッ!」

~ ~ ~


熾天使「見事に盗んでます」

女神「ええ、堂々と盗んでいったわね……あの阿呆」

熾天使「呆れている暇はありませんよ。魔王は次に、>>6 しようとしています…」

始まって早々申し訳ないですが、ちょっと離れます。
夜七時以降にまた戻ってきて再開します。

踏んでしまったら安価下

盗んだ下着を元にメイド部下を生成

遅れてしまってすいません。只今戻りました。
では再開します。

熾天使「盗んだ下着を元に何かするようです。あの地面に刻まれた魔方陣から察するに、錬金術の類いですね…」

女神「そうですね。いや、女性用下着を元に何が出来ると言うのでしょう……?」

熾天使「ううん。あ、始まるみたいですよ」


~地上 鬱蒼とした森~

魔王「……」ブツブツ

魔王「………ふぅ、魔力は練り込んだぞ。後は喚ぶのみ」

魔王「────出よ、我が従者ッッッ!!!」

ポンッ!

メイド「けほっ、けほっ……」

メイド「わ、私はここに! 現界しました!」

魔王「うむ。お前にはこれから、我と二人三脚で世界を支配するべく奮闘してもらう。異存はないな?」

メイド「は、はいっ! せ、精一杯頑張ります」

魔王「……ちなみに下着の色は?」

メイド「? 純白ですが……」キョトン

魔王 (善し)

~~~


女神「土人形というか……下着人形?」

熾天使「全く不可解ですね。ただの下着から人形が生成出来るモノですか……?」

女神「うーん、まあそこは。魔王君のビックリ人間ぶりに脱帽! …ということでお願いします」

熾天使「は、はい」

熾天使「ところで、そろそろ魔王に何か与えてみませんか? このままでは人間の驚異どころか、ただの下着泥棒ですよ」

女神「そうですね……それもそうです。では、>>13 を与えてみましょう」

豚人間

熾天使「は? ぶ、豚人間というのは一体……?」

女神「神である私自らが創造した、いわゆる神造兵器です。名前とか見てくれはこの際関係ありません」

熾天使「神造兵器というからにはやはり、全体的にステータスが高いのですか? その……豚人間は?」

女神「ええ、勿論! 何てったってこの私の手作りですからねっ!」キャピッ

女神「ステータスが高い上に >>16 という特殊能力もつけてみました」

熾天使「な、なんと!」

死ぬ前に絶対に女を孕ませる

女神「つまり、我が豚人間は永久に不滅ということです!」

熾天使「う、うわぁ……何でしょう。凄く、エロゲの定番(オーク)です……」

女神「まあ、この子の唯一の欠点はその醜い風貌ですが。まあ、何の支障も無いでしょう」

女神「えいっ、投下!」


~地上 道端~

魔王「でな。パンツという呼称はやはり間違ってると思うんだ、我。やっぱりパンティーだよな?」

メイド「そうですね。その方がしっくり来ます!」

魔王「だろう!? いやーお前なら分かってくれると思ったんだよ我はー!」

メイド「え、えっと、褒められてるんですか?」

魔王「うむ! 我は讃えているぞ! 王の在り方に理解を示すとは。お前も中々の忠臣よのう!」

メイド「そ、そんな。照れます……!」モジモジ


「いや、それはただのセクハラだろ」


魔王「何奴!?」ビクッ

メイド「えーと……? あなたは…」

豚人間「俺は、ええと……>>20 だ! >>20とでも呼ぶがいい!」

~~~


女神「嫌だったのですね、豚人間」

熾天使「それはそうですよ。誰が好き好んで"豚人間"だなんて呼ばれたがるのです?」

女神「顔とミスマッチした良い名前だと思ったのにナー」

シュナイダー

熾天使「ではこれからは"シュナイダー"と彼を呼称してあげましょうか」

女神「……誠に不服ですが、はい」


~~~


魔王「……して、そのシュナイダーとやらは我に何か用か?」

シュナイダー(豚人間)「用も何も! 俺は貴方に使役されるべく創造された"兵器"だ。そんな俺が貴方のもとを訪ねるのは必然だろうよ」

メイド「つまり彼は、我々の仲間になりたいというのですね。
……魔王様。この上なく怪しいのですが、いかがなさいます?」

魔王「そうだな……では一つ質問に答えて貰おう!」

シュナイダー「ああ、こい!」


魔王「では────問おう、お前は下着が大好きか?」


シュナイダー「! …ああ、そんなの」

シュナイダー「勿論 >>24 だ!!!」

常に頭にかぶりたいくらい大好き

メイド「そ、そんな。下に着ける物を上に着けて悦ぶだなんて……!」ヒキッ

魔王「……はっ」

魔王「わっはっはっはっ!!! 常に頭に被りたいくらい大好きとは! いやはや、その心意気や善しッ!」

魔王「気に入った。お前も今この瞬間より我の部下だ! 宜しく頼むぞ、シュナイダー」

シュナイダー「あ、ありがてぇ! こちらこそ宜しく頼んます!」

魔王「して、特技は何かあるのか?」

シュナイダー「そうだな。俺は死ぬ前に、必ず女を孕ませる事が出来るぜ! 豚人間種……いや、オーク種は永久に繁栄していくんだ!」

魔王「ほ、ほう。それは、死ぬ間際に傍にいた者が孕むのか?」

シュナイダー「ああ!」

メイド (絶対この男には口を聞かないわ!)キッ

シュナイダー「な、なんか視線が刺さるんだが」

~~~


女神「無事、シュナイダーは魔王一行の仲間に加わることが出来ましたね。これで戦力は申し分ない筈です」

熾天使「はい、そうですね。喜ばしい限りです」

女神「ええ……でも、うーん」

熾天使「何かご不満でも?」

女神「いえ、このままでは退屈だと思いまして。人間側に勇者でも造ってしまいましょうか」

熾天使「えっ! ですが、今の魔王達は構える居城も無ければ、配下も数少ない。今は彼らが穴蔵を決め込むまで待つというのは……」

女神「いいや。えいっ!」ブンッ

熾天使「!? 何をしたんですかァ!」

女神「地上の世界に適当に変化が訪れろと願って、神の杖"ジユ・アンカー"を振っただけですよ」

熾天使「何かトンでもない事が起こっちゃうじゃないですかァ!」

女神「それもまた一興。座して待つべし」


>>31

勇者5人誕生

~地上 人間の王国の城下町~

町娘(勇者A)「何か今朝から体の調子が良いのよね。たぎってるって奴?」

少女(勇者B)「奇遇だねお姉ちゃん! 少女も身体の奥底から溢れるパワーを感じるの!」

青年(勇者C)「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている気がするぜ……!」

~城内~

騎士 (勇者D)「今日は何だか不思議な気分である。これはまるで…」

~教会~

修道女 (勇者E)「…天の神から唐突に力を与えられたような、そんな神秘的な気分ですね」

~~~


熾天使「女神様。これは由々しき事態ですよ! 女神様の力の10分の1を授かった人間…」

熾天使「即ち勇者が誕生してしまいました!!!」

女神「そ、そんな大きな声を出さなくても良いでしょう。私も見えています」

熾天使「ですが、これでは魔王がいずれ殺されてしまうのでは…」

女神「熾天使、貴女は勘違いをしている。私は魔王を最初に生み出したというだけであって、彼に特別肩入れをしているという訳では無いのです」

女神「そう……全てが我が "娯楽" なのですよ!!! 魔王が平和を奪い去るのもまた一興ッ! 平和を脅かす魔王が倒れるのもまた一興なのですッ!」

熾天使「……はい、私は勘違いしていました。申し訳ないです、女神様」

女神「宜しい。では再開するとしましょうか。
魔王は今何をしていますか?」

熾天使「ええと、どうやら…… >>34 しているようです」

シュナイダーといっしょにメイドの下着を身につけている

女神「……またですか。またあの愚息は…」

熾天使「あれは本当に魔王ですか……?」


~地上 荒れ果てた大地~

魔王「……ふぅ」

シュナイダー「……ふぅ」

魔王「シュナイダーよ。この土地は陽が強いな。我は暑い…」

シュナイダー「俺もだぜ魔王様。俺も暑くて仕方がねえ……だから」

魔王「ああ。我々は然るべき措置をとったまで。下をスースーさせて熱を逃がしているだけなのだ、な!」

シュナイダー「そうだ。
……ところで魔王様? 俺が履いているのはランジェリーなんだが」

魔王「奇遇だなシュナイダー。吾もランジェリーだ。
きっと、メイドもスースーするのが好きなのだろう!」

シュナイダー「ははっ、違いない!」


メイド「ええ────下着が根こそぎ盗られてしまって。
私は今、絶賛 "ノーパン" 中ですよ……?」ゴゴゴゴゴ


魔王「め、メイド!? いつからそこに……!」

メイド「"……ふぅ"と、魔王様がやり遂げた顔をした辺りからです」

シュナイダー「いやあのな、これはだな、その……」

メイド「ふふっ────覚悟しろよ?」ゴゴゴゴゴ

魔王 (アカン)

~~~


女神「ああ! これからだったのに!」

熾天使「いえ、これ以上は……バイオレンス過ぎます」

女神「ふぅ。にしても、あの愚息どもは阿呆過ぎますね。これは神のお告げをやるべきでしょうか?」

熾天使「あ、それ賛成します。では、私が地上に赴いて代わりにお言葉を告げにいきますので…」

熾天使「……何と告げますか?」

女神「そうですね……では、↓3 と」

熾天使「勇者5人がお前の命を狙いに来る、心せよ。
…と、そのまま伝えますね」

女神「ええ、お願いします」

熾天使「しかし、良いのですか? こんな嘘を言ってしまっては、女神様の沽券に関わると思うのですが……」

女神「大丈夫ですよ。本当ですから」

熾天使「え?」


~地上 王国の教会~

町娘「…で? 何の用かしら。シスターさん?」

町娘「こんな面白可笑しい顔ぶれを呼んだりして……」

少女「?」キョトン

青年「くっ、こんな時に……! 鎮まれ…、俺の右腕よ……!!!」

騎士「だ、大丈夫であるか?」

修道女「……はい。私は今、猛烈に女神様の人選ミスを危惧しておりますが。それは些末な事……」

修道女「我々は強大な悪に立ち向かうべく、女神様に任を任された選ばれし5人なのですよ」

町娘「はぁ? シスターさんも青年みたいな病気を患ってるの?」

青年「そう……俺は永遠の病を患っている。チューニ・ビョーというな……! っく、俺の左腕がまたっ!」

騎士「右では無かったか……?」

少女「キャハハ、お兄ちゃん面白ーい!」

修道女「コホン。お願いですから聴いて下さいませんか?」

町娘「ほら馬鹿ども。シスターさんが泣いちゃうからもう黙っときなさい」

修道女「くすん。ありがとうございます、町娘さん」

修道女「…では、改めて。私達はどうやら、魔王というこの平和な世界を脅かす邪悪を討つべくして集められた、地上の星なのだそうです。
今日の早朝に神託がありました」

町娘「その話が本当なら大変よね。今までの生活に支障が出るんでしょ? それは嫌だわ」

少女「あたしも嫌ーっ!」ブンブン

青年「俺も嫌だ。この平和で幸せな世の中を、少しでも永く愛していきたいからな」シラフ

騎士「私は騎士である。世界くらい守ってみせるのである」

修道女「皆さん……!」

町娘「シスター。私達には共通した違和感がある。唐突に……それこそ押し付けられたような……力強い違和感を。
きっとこれは、その魔王とやらにぶつける為に授かったのよ」

町娘「邪悪な魔王が居て、私達には力があるっていうんなら────やるしかないでしょ、魔王討伐ッ!」

修道女「ええ! 女神様の祝福を受けた私達ならきっと大丈夫です。
戦いましょう、恒久平和の為に……!」

勇者's「「「「おー!!!」」」」

修道女 (ああ……最初はどうかと思いましたが。やはり、女神様の目に狂いは無かったのですね。
見守っていて下さい……魔王を討って、私達は英雄になってみせますから!)

~~~


女神「ね?」

熾天使「は、はい。どこぞの下着フェチよりも、勇者サイドは盛り上がりを見せていますね。これでは、本当に魔王の命が危うい……」

熾天使「…それでは。魔王に告げに、地上へ行って参ります」

女神「ええ。お土産を宜しく頼みます」

熾天使 (お土産……?)

~地上 辺境の農村~

熾天使「ここから魔王の邪気が溢れている。恐らく、この村に滞在しているのだと見た」

熾天使「さてさて。何処に居るのやら……」


村娘「キャーッ! 痴漢ー!!!」

魔王「断じて違うッ! 我はただ下着を剥ぎ取ろうとしただけだ!」

シュナイダー「別に取って喰おうとは思ってねえよ人間!」

メイド「魔王様……私の下着では飽きたらず、遂に民間人にまで手を……!」

魔王「いいから寄越すのだ! この蜜柑あげるから!」

村娘「イヤーッ!」


熾天使「あれ絶対魔王だ。うわぁ……」

熾天使「どうする? 私は魔王に用があるのであってあの娘なぞどうでもいいのだが……」


どうする? ↓2

熾天使「終わるまで待っていよう……」


<キャー!

<オッ,コイツシルクダゼマオウサマ!

<スバラシー!

<オマイラモチツケ

<ッテヤベ,ダレカクル! ズラカルゾー!


熾天使「終わったか。逃げた先は村の北だな」パタ…

熾天使「おっと。この姿は駄目だな。人間の……そうだな、あの胡散臭そうな予言者とやらに化けようか」

ポンッ

予言者(熾天使)「これでよし、と」


 ・
 ・
 ・


魔王「ゼェーハァー。危うく補導される所だったのう」

シュナイダー「魔王様がもたもたしてるからだぜ……」

メイド「……魔王様、どうやらお客様のようです」

魔王「我に客だと?」

予言者「どうも。私は予言者と申す者。どうか、私の話を聴いて頂けますか?」

魔王「胡散臭いが、まあよい。聴かせてもらおうではないか」

予言者「……魔王様。貴方の命を狙う者、その名を勇者と言いますが、その勇者5人が貴方の命を狙いにくるので用心せよ……とのことです」

メイド「いかにも怪しい。格好だけでなく……そもそも魂が」

予言者 (この下着人形め……)

魔王「ほう。中々に興味深い。
……嘘は言っていないようだから尚更だな。気に入った!」

魔王「お前は我の身を案じて予言とやらを伝えに来たのであろう? その心善しと見た。その予言とやらで、これからも我を助けてくれんか?」

予言者「……ええ」ニヤリ

予言者「もとよりそのつもりでした。お供させて頂きますよ、魔王様」

予言者 (この男には女神様を楽しませる義務がある。その手助けを僭越ながらさせてもらおうじゃないか……)

予言者 (最高のお土産を持っていきますよ、女神様)



予言者 (さて。この私を魔王は仲間と見なしたが為に、私に対して無防備な心をさらけ出してしまった。
私はその好機を逃さず隙をつき、見事チャームをかけることに成功した。これで、魔王も意のままよ)

予言者 (コントロールといってもどうすれば……ううん、そうだな。最初の方針としては ↓2 だな)

予言者 (魔王の城を建設させる……うむ。これだな)

予言者 (勇者達を迎える城が必要だ。魔王の魔力ならば建物の建設なぞ、4,5日で済ませられるというに……
何故今までそれをせず、宛もなく放浪していたのだろう?)

予言者「……面倒臭がりなのか」

メイド「何がですか?」ヌッ

予言者「! い、いや。ただの一人言ですよ」

予言者 (この女、最上位天使であるこの私に気配を察知されることなく背後に……!)

メイド「そうですか? それにしては随分と険しい顔をしていますね。顔にシワができますよ?」

予言者 (誰のせいだ、誰の)

予言者「それで、ええと。メイドさんは私に何か用でしょうか?」

メイド「ああ、いえ。一つ忠告を、と思いまして……」

予言者「忠告?」

メイド「────


A.「私は貴女を信用しない。少しでも不振な行動をとれば、容赦なく殺す」

B.「私の魔王様に近寄るな。同行は許すが、魔王様は私が守る」

C.「下着の隠し場所はよく吟味しておいた方がいい」


↓2

更新します。
今日こそ安価にお付き合い下さいませ。

メイド「私の魔王様に近寄るな。同行は許すが、魔王様は私が守る」

予言者「ほぅ。私の、と来ましたか。ええと? 貴女と魔王様はただの主従関係だと思っていましたが……?」

メイド「いつかその関係を打ち砕いて、理想の恋人同士になりたい……いや、なってみせるのです!」

メイド「予言者さん、貴女に私の恋路を邪魔する権利は無い。呉々も、出しゃばらないように……良いですね?」

予言者「わ、分かりました」

メイド「なら結構。それでは、我々は宿に戻ります」

予言者「………」

予言者「これが、重すぎる愛というモノか……! いやはや、感動した! 人形の癖に恋慕の情を抱く心があるコトに感動した!!!」

予言者「これはなかなか面白い演目になりそうですよ、女神様……うふふふふ」


~~~

女神「私の僕が勝手な行動をしている件」

女神「……まあ。私を想っての行動のようですし、善しとしてあげましょう」

女神「さて。このまま魔王の動きを観るのも良いですが、先刻盛り上がりを見せていた勇者たちも気になりますね…」

女神「────どうしましょうか?」


→1.魔王側の様子を見る

→2.勇者側の様子を見る

→3.何もせずにゴロゴロする

↓2

→2.勇者側の様子を見る

女神「コンソメ良し、コーラ良し! さあさあ、楽しい楽しいウォッチングの時間です」

女神「果たして、勇者たちは私を楽しませるコトが出来るのでしょうか? ではご覧下さい」

女神「………」モグモグ


~地上 豊かな草原~

町娘「……暇ね」

修道女「威勢良く街を出たものの、道中暇ですね。確かに邪悪な存在を遠くより犇々と感じますが……」

町娘「"それ以外の邪悪"が居ないのよね。所謂、雑魚が」

騎士「平和な世界であるからな、退屈なのは仕方がない」

青年「俺の暗黒火焔(メラ)をお披露目出来るのは、一体いつになることやら」

少女「いっそのことお兄ちゃんがその"雑魚"になってよ!」

町娘「それ、乗ったわ。いくわよ青年、私の剣の味をたっぷり味わって────死ねッ!」

青年「はぁ!? …って振り回すな止めろ馬鹿! だから危ないってぇ!!!」

~~~

女神「どうやら勇者一行も暇をもて余しているようですね」

女神「ふむ……雑魚ですか。では彼らの前に用意してみましょうか」

女神「ええと、こんな感じの……」


魔物の外見 >>70
魔物の性能 >>72

ゴブリン

中ボス級

女神「よし出来ました! 見事なゴブリンが造れましたよ! ねえねえ、褒めて褒めてー!」

女神「……ああ。熾天使は今地上に居るんですよね、そういえば」

女神「はぁ……とりあえずこの"中ボス級ゴブリン"を投入してみましょう。やあっ」


~~~

青年「痛い痛い痛い!!! 治癒能力無かったら腕取れてるからね!? お前の剣で!」

町娘「防げない方が悪いのよ……あら?」

修道女「何でしょう。前方からとても邪悪な何かが此方へ向かって来ています……!」

騎士「敵意を感じた! 故にあれは敵である!」


ゴブリン「ウゥゥゥゥウ!」


 ゴブリンが あらわれた!


町娘「さくっと殺るわよッ! そりゃあ!!!」ブンッ

 町娘の こうげき!
 ゴブリンに 114ポイント あたえた!

少女「私もやるー!」ガッ!

 少女の えげつない こうげき!
 ゴブリンに 致命傷を あたえた!

ゴブリン「うっ」ガクッ

町娘「弱すぎよあんたァ!」

騎士「……止めをさしておくである」ザシュッ

ゴブリン「コヒュ───」

修道女「南無」

町娘「何よ…"これが魔物というやつね!?"とか"くっ!"とか言う前に倒せちゃったじゃない……」

修道女「きっと女神様による加護のお陰ですね。私達には既に人外の力が備わっている筈ですから」

町娘「そうなの? 私には【高い攻撃力】が備わってたけど……皆は?」

青年「俺は闇の────ああっ、真面目に言うからその剣を降ろせ降ろして下さい! …【異常な自然治癒能力】です……」

少女「あたしは >>75ー!」

騎士「私は >>76 である」

町娘「へぇ……シスターさんは?」

修道女「ごく一般的に【回復魔法】です」

町娘「一般的って何よ……」

男の人のパンツを口に入れることで足が速くなる

【高い防御力】

少女「ねえねえ騎士さん、パンツ貸してよ」

騎士「いくらそういう能力だからって、駄目なものは駄目である!」

町娘「少女の謎能力以外は皆、使える力ね。正直言って魔王なんて楽勝かもよ?」

修道女「そうですね、そうだと良いのですが……」

町娘「どうかしたの?」

修道女「私は、魔王を操る別の大きな存在が裏に居るのでは無いか、と思って……」

町娘「居るわけ無いでしょ。居るとすれば、それこそ女神様クラスにしか出来ない所業でしょ? 神様がそんな暇神な訳無いじゃん」

修道女「それもそうですね! 私ったらおかしなことを言ってしまいました。今は一刻も早く魔王退治、ですたね!」

町娘「そーそ! さあ行こうか、皆!」


~~~

女神「ごめんなさい、暇で暇でしょうがないんです」

女神「……にしても、彼らに力を与えすぎましたね。中ボスを瞬殺してしまうなんて」

女神「これはもう、もう一度アレを使うほかないですね。神の杖"ジユ・アンカー"をッ!」

女神「えいっ」ブンッ

女神「さあ。これで何かが起こったはずですが……」


↓2

~地上~

町娘「あっ、皆見て! 街が見えてきたわ!」

騎士「今日はもう随分と歩いたからな。休息を取るべきである。
後、少女殿はいい加減私の下半身から離れるべきである!」

少女「だってパンツくれないんだもん……」

修道女「通報しました」

騎士「ちょっ……ちょっと待ってほしい! 青年殿からも何かいってくれぬか!!?」

青年「羨ま死ね」

騎士「!?」

町娘「馬鹿やってんじゃないわよ……っと」ピタッ


町娘「────うちらに何か用?」


ザッ

「いえ……随分と愉快な人達だなぁ、と思ってね」


ライバルのお名前と性別 >>85

わん子 男(13歳 独身 そこらへんの村出身)

わん子「初めまして。僕は女神様によって選定された光…」

わん子「即ち────僕も貴女たちと同じく"勇者"です」ニッコリ

町娘「何ですって!? 勇者は私達五人だけでは無かったの……?」

わん子「はい。どうやら神は、貴女たちだけでは心配になったらしい」

町娘「何ですってぇ!!!」

修道女「どうどう。落ち着いて下さい、町娘さん」

修道女「志すものが同じなら、分かり合えない筈がない。私達と共に行きませんか? もう一人の勇者さん」

騎士「うむ。仲間は多いに越したことはない」

少女「そうだね」ギュー

青年「羨ま死ね」

わん子「そうですね……では、丁重にお断りしますね」

町娘「はぁ!? 何を言ってるのよ。共通の敵が居るってのに共同戦線を張らないわけ!?」

わん子「ええ、だって僕は貴女たちを消して、"唯一人の勇者"になるんですもの」

わん子「そう───女神より与えられた、この >>88(能力)でね」

女の子を性的に誘惑する

町娘「女の子を性的に誘惑する…ですって!? はっ。そんなへっぽこ能力に掛かるわけ……」

わん子「おや? "貴女方"は既に僕の術中(虜)ですが?」

町娘「へっ……?」


ガクッ!


町娘「────なっ! あぁ…う……! こ、これはぁ……!」ガクガク

修道女「か、下半身が言うことを聞きません……! ああっ、そんな……!」ガクガク

少女「あの人のパンツの方が欲しいかもぉ……」ガクガク


騎士「ぬっ! これは一体!」

青年「……てめえ、皆に何をしやがった」

わん子「何ってさっきも言ったじゃないですか」

わん子「"性的に誘惑した"だけですが、何か? 今の彼女達は僕に触れられるだけで絶頂する、ただの女と化しました」ニッコリ

青年「クッソォ!!!」チャッ

わん子「……剣なんて構えてどうするんですか?」

騎士「落ち着くのだ、青年殿! 貴方の剣の腕では奴に太刀打出来ぬし、それより何より……人質をとられているのである!」

わん子「わふん」ドヤァ

青年「ぐぅぅぅぅ……!!!」ギリッ

わん子「まあまあ、そう熱くならないでくださいよ。
今日は挨拶をしに来ただけですから、僕は」

青年「何だと……?」

わん子「だって、不意打ちだなんてフェアじゃないし。僕の美学に反します」

騎士「では、その女性達は……」

わん子「ああ、解放しますよ。別に興味ないし」

騎士「ほっ」

わん子「ですが、まあ────お一人だけ貰っていきますがねェ!!」

騎士「!?」

青年「貴様ァ!」

わん子「この人は次に会うまでの"約束"です。
大丈夫、一切手出しはしませんよ。僕からは……ふふふ」

青年「糞ッ! 舐めやがってェ!」



町娘・修道女・少女…の中から一人選んで下さい。
>>92

青年

青年「町娘を離せ!!!」

わん子「嫌です」

町娘「はやっ…く、離しなさい…よっ!」ジタバタ

わん子「………」ジー

町娘「うぅ……な、何よ! 別にあんたなんかに見つめられても、全然絶頂なんてしないんだからね!」ジュン

わん子「ああ、やっぱいらないです、この娘。えいっ」ポイッ

町娘「え? え?」ヒューン

騎士「町娘殿ォ!!! …っと!」キャッチ

町娘「ありがとう……」

青年「てめえ、一体どういうつもりだ!?」

わん子「こういうつもりさ」ヒョイッ ダキッ

青年「えっ」



騎士「青年殿が!?」

町娘「抱き抱えられた!? いつの間に!?」

少女「うわぁ……」

修道女「ど、同姓同士は神への冒涜ですからねっ!」アタフタ

わん子「どうせ人質を取るのなら、やっぱりこの男が良いですね。一番非力ですし」

青年「は、離してくれェ! 頼む、助けてよ騎士ィ!」

騎士「鎧が重くて、とても走れないのである。
……すまないが、青年」

町娘「私達も体、ボロボロだし……」

少女「お兄ちゃんの無事を、今日から毎晩祈るね」

修道女「なるべく早く助けだしますから!」


わん子「という訳で、さよならー!!!」ダダダダダ

青年「うわあああああああああん!!!」



町娘「……シスターさん」

修道女「はい……合掌」


~~~

女神「何か凄い勇者を自動的に造ってしまったようですね。まあ、そこそこ楽しめたので良しとしますけど!」

女神「さてさてぇ! コンソメもなくなって、うす塩に手をつけた訳ですが。お次はどちらをウォッチングしましょうか────」


→1.魔王側の様子を見る

→2.引き続き勇者側の様子を見る

→3.ゴロゴロする


>>98

通るとは正直思ってなかったからワロタ
安価下

女神「長らく放置していた魔王側の様子でも見ましょうか。
ええと……?」

女神「あっ、私が目を離していた隙に進展があった模様です!」

女神「どれどれ……? >>102?」

魔王とシュナイダーとメイドと預言者が四人で一緒に風呂に入ってる

一旦休憩します。
出掛けてくるので、恐らく五時過ぎにまた来れると思います。

それと、
何だかキャラが多くなってきたので自分用にまとめます。



・女神…このssのメイン。巨乳で外道。ラスボス枠。

・熾天使(予言者)…貧乳で変人。人前では敬語。
現在→魔王側にお助けとして介入。ラスボスの前座枠。

(魔王側)

・魔王…下着の亡者その1。現在→魔王城建立中。魔王側主人公枠。

・メイド…魔王第一の僕。町娘の下着から誕生。
魔王大好き。ヤンデレ(?)。魔王側ヒロイン枠。

・シュナイダー…魔王第二の僕。下着の亡者その2。
見た目が醜悪。能力→死ぬ寸前に女を孕ます。

(勇者側)

・町娘…気丈。パンツはいつも純白。【高い攻撃力】勇者側主人公枠。

・青年…厨二病。熱血。現在→拐われました。【異常な自然治癒能力】勇者側ヒロイン枠。

・修道女…常識人。敬語。婦女子。【回復魔法】勇者側ヒロイン枠。

・少女…下着の亡者その3。大人。【男のパンツくわえると脚が速くなる】

・騎士…口調が迷走中(~である)。おじさま。【高い防御力】

・わん子…男の娘(?)。敬語。現在→青年誘拐中。【女の子を性的に誘惑する】

申し訳ありません。
本日はもう更新できないかもしれません。少々所用が挟みます…
また、来れるとしたら21時30分~22時00分頃だと思いますが、さて…

とにかく、一応これで終了としておきます。
本日は安価にご協力頂きありがとうございました。

明日も無論更新する積りです。

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