どうも、阿良々木月火です。
当時中学二年生だった私も、いまでは高校２年生。花の17歳です。撫子ちゃんとは、二年間同じクラスで、実は一番の仲良しになりました。喧嘩もするけど仲良しな、私の大切な友達です。
でも、ある転校生がくることで、そんな私たちの仲が劇的に変わることになるのです。

撫子「あ、月火ちゃんおはよー」


月火「おはよー、撫子ちゃん」


撫子「朝から元気にいいね、なにかいいことでもあったのかい？」


月火「え？なにその口調？まあ、いいや。あ、これみてこれみてー」

撫子「こよみお兄ちゃんだね。髪の毛また伸ばしてる」


月火「そうなんだよねー、全然似合わないのに」


撫子「まあまあ、本当に月火ちゃんぶらこんだよねー。それが原因で蝋燭沢くんとも別れたんじゃない？」

月火「いや、あのときはたしかにちょっとぶらこんだったかもだけど。さすがに関係ないよ。っていうか、この手の話題は喧嘩の火種になっちゃうからやめよっか」

撫子「あ、ごめんなさい」

月火「いいよ、気にしないで。あ、先生きたよー」

先生「じゃあ、この高校２年っていうこの次期に意味ありげな感じで謎の転校生が来たから紹介するな」

生徒１「それ多分先生がいうのまずいですよ。ひきがえる先生」

先生「俺の名前は、比企谷だ。ひきがえるじゃない。まあ、いいや、どうせ、あんま俺でてこないし、じゃ、入ってこい」


？？？「こんにちは」

先生「えーと、彼の名前は、阿原緋依巳くんだ。まあ、自己紹介でもしてくれ」

緋依巳「どうも、よろしくっす。緋依巳(ひよみ)っていいます。女の子みたいな名前っていわれますが、両親がつけてくれた名前で気に入ってます。海聖から転校してきました。中学では空手やってました。一応全国ベスト4までは行きました。怪我でやめましたが。こんな自分ですが、仲良くしてくれたら嬉しいです」


月火(海聖って日本で一番頭いい学校じゃん。なんで、うちにきたんだろ。ってかそれよりも)


撫子(こよみお兄ちゃんに、ちょっと似てる)

先生「ひよみくんは、あそこの空いてる席座ってくれ」

緋依巳「はい」

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月火「ねえ、撫子ちゃん、あの転校生くんさ、お兄ちゃんに似てない？」

撫子「うん！それだよね！撫子も思った」

月火「まあ、お兄ちゃんより顔はカッコいいしね、モテそうだし」

撫子「いまも、すでにクラスの中心の女の子たちから声かけられてる」

月火「まあ、クラスの中心の女ってだけで、顔も人気も私たちのが上だけどね」

撫子「ちょっと月火ちゃん！聞こえるよ！」

月火「でも、なんか転校生くんカッコつけてて、すかしてるっていうか、私はお兄ちゃんのがまだいいと思う。ただの面食いなだけでしょ、あの女どもは」

撫子「ちょっと口悪くなってるよ、月火ちゃん！」

女１「ねえ！」

撫子(来ちゃったじゃん。もう、月火ちゃん)

月火「あ。自覚あるんだ。陰で後輩をいじめてる女１さん」

女１「まぢでムカつくんだけど」

月火「へー、興味ないけどねー、撫子ちゃん？」

撫子(え、ここで、撫子にふるの？いやだなあ…)

撫子「撫子は、、、別に」

緋依巳「どうしたの？千石さん、阿良々木さん」

月火(え、自己紹介もしてないのになんで名前知ってんの？あったことないよね)

撫子(助かった～～～～。この人いい人かも)

女１「え、緋依巳くん、この二人知ってんの？」

緋依巳「ちょっとね。僕の大事な人だから」　

女１「へ～～～～、そっかあ。じゃあ、私行くね」

女１(まぢで覚えてろよ、お前ら)

撫子(睨まれてる、、怖いよぉ。それより大事な人って//// 月火ちゃん？)

月火(なにかっこつけてんの、こいつ、別に助けてほしいなんて思ってないし )

緋依巳「ちょっと見てたけど、阿良々木さん、あんまりああいう風に喧嘩売るのやめたほうがいいと思うよ。撫子さんもそう思ってるよ」

月火「いや、知らないし、それより女同士のトラブルに男が突っ込まないほうがいいよ」

撫子「まあ、ちょっとは思うけど。でも、月火ちゃんがいたおかげで助かったこともいっぱいあったんだよ」

緋依巳「まあ、そこらへんはだいたいわかるけどね。とりあえず君たち二人に話したいことがあるから、放課後時間もらえるかな」

月火「いまここでいいじゃん。なに告白でもすんの？」

撫子「月火ちゃん、二人って言ってるし、告白はないと思うよ。私たちのこと、前から知ってる時点で、なにか理由があるんだよ」

緋依巳「ごめんね。じゃあ、待ってるから学校でてすぐの、かせんじきのあたりで」　　

月火「はいはい、わかったよ、撫子ちゃんは大丈夫？」


撫子「うん、大丈夫だよ」


緋依巳「ありがとね」

木原緋依巳くんだけはこの作品の特性上
どうしても必要だったので作ったのですが
まあ、最後のほうになれば、ああってなる
とは思いますが、とりあえずおりきゃらが
嫌いな人とか、化物語ファンや、現段階で
くさいとか、なにこれつまんなとか
思ってるかたは、まぢで見ないことを
オススメします。見てもいいかなって人だけ
楽しんでください。

月火「撫子ちゃん、あいつんとこいくの？」


撫子「うん。だって気になるじゃん。月火ちゃんだって気になるでしょ」

月火「まあ、ちょっとは」

撫子「多分そんなに悪い人じゃないよ」

月火「だといいんだけど、まあ、とらあえずいってみよっか」

緋依巳「正直、来てくれないかと思ったよ」

月火「まあ、約束したしね。で、話ってなに？」

緋依巳「阿良々木暦について知りたくてね」

月火「お兄ちゃんがどうしたの？」

緋依巳「暦さんは僕にとって大事な人なんだ。あ、大事って言っても変な意味じゃないよ」

撫子「なんだ変な意味じゃないのか」

月火「なんでがっかりしてんのよ」

撫子「冗談だよ」

緋依巳「まあ、本当は連絡先とか教えてもらいたいんだけど、向こうは僕のことを知らないから。まだ知らないといったほうが適切だね。だから、僕のことを話しても多分信じてもらえないと思う」

月火「全然意味わかんない。なんか怪しいし。とりあえずさ、お兄ちゃんのなにがしりたいの？」

緋依巳「まあ、会わせてもらいたいってのが一番大きいかも」


月火「お兄ちゃん大学生だから多分そんな忙しくないと思うから、会わせてあげてもいいよ」

緋依巳「本当に？」

月火「だけど、私を連れてくことが条件かな。それが守れないならダメかな」

撫子(なんで月火ちゃんがついてく必要があるんだろ)

緋依巳「そんな警戒しなくても」

撫子「じゃあ、とりあえず月火ちゃんと撫子と連絡先交換ね」

月火「なんで撫子ちゃんまで？」

撫子「念には念をだよ。それに暦お兄ちゃんの知り合いなら悪い人いないと思うし」

月火「じゃあ、とりあえず、お兄ちゃんに暇な日聞いておくから休日は空けておいてね」

緋依巳「ありがとう、月火ちゃん。月火ちゃんって本当はすごく優しいよね」

月火「なわけないし//// 」

撫子「月火ちゃん顔赤いよ」

月火「プラチナむかつく//// 」

撫子「高校に入ってもそれ言ってんだね、あんまり、それ、いたたたた、いたいよ月火ちゃん、つねんないでよ。まだなにも言ってないじゃん」

緋依巳「それじゃ。僕はこれで」

撫子「えっと、撫子も、電話とかしてもいい？」

月火(撫子ちゃん、乙女だなあ)

緋依巳「え、全然いいよ。待ってるね」

撫子「うん////電話する 」

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撫子「どうして一緒にいくっていったの？」

月火「お兄ちゃんを守るためかな。あと、私が紹介してなんかあったらやじゃん」

撫子「本当にブラコ、えっと、

月火「なにをいいかけたのかな？ん？」

撫子「月火ちゃん、顔が怖いよ、いやあ、お兄ちゃん想いだなあって」

月火「うそだー、こうしてやるー」

撫子「わー、くすぐったいよー」

月火「手強いな、撫子ちゃん」

撫子「そっちも、なかなかね」

月火「じゃあ、そろそろ家つくから」

撫子「うん、じゃあねー」

え、どS撫子ちゃんやめたほうがいいっすか？

すいません。書き込み間違えました。違うss書いてたので。

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緋依巳「今日はありがとう。暦さんに会える日をセッティングしてくれて」

撫子「いいよー。私、今日予定ないし」

月火「まあ、お兄ちゃんに電話したのも全部私だからね。じゃ、いこっか」

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ピンポーン

月火「お兄ちゃーん。私だよー、開けてー」

ガチャ

暦「よお、月火ちゃん、千石、久しぶり！」

撫子「久しぶりだね、暦お兄ちゃん」

緋依巳「どうも、木原緋依巳っていいます」

暦「お前……」

緋依巳「……ふふ」

暦「なあ、月火ちゃん、俺たち、二人にしてくれないか？」

撫子「え？暦お兄ちゃんもしかして……」ｷﾗｷﾗ

暦「お前の考えてることは違う」

月火「わかった。お兄ちゃんを信じるよ。終わったら電話してね」

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緋依巳「実は。～～～～～～～～～～


暦「そっかあ。信じるよ、わかった。僕の妹たち、大切にしてくれな」

緋依巳「うん、わかったよ」

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月火「じゃあね、お兄ちゃん」


暦「月火ちゃんもな！」


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緋依巳(やっぱりすごいや……あの人は……)



月火「何話してたの？」


緋依巳「ちょっとそれはいえないかな……」


月火(怪しいなあ。でもお兄ちゃんに危害を加えたりしない時点で大丈夫なのかな……)


月火「せっかく教えてあげたのになあ……」


緋依巳「ごめんね……暦さん関係以外で教えてあげられることなら教えてあげるからさ」



撫子(これ聞いていいのかな)


撫子「彼女とかいるんですか？」


緋依巳「え？」


撫子「いや、友達がきになってたから……」


月火(撫子ちゃん、私以外に友達いないじゃん……)


緋依巳「いないよ。うん……」


撫子「良かった……」


月火(撫子ちゃん気にいったのかな……)

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どうしてだろう……
なんか違和感を感じるだよなぁ……
撫子ちゃんは安心しきってるし……
暦お兄ちゃん以外に全く興味の
なかった撫子ちゃんが
心を許すほどのなにかって
いったいなんなんだろう……



撫子「どうしたの？月火ちゃん」


月火「ううん、なんでもないよ」


撫子「なにかすごい考えてごとしてるみたいだったから……」


月火「なんでもないよ……

それよりさ撫子ちゃん……」


撫子「なになに？」



月火「あのね………実は……………」


撫子「えー！駄目だよそれは！」


月火「協力してくれないの？」


撫子「うーん、ちょっと考えさせて」


月火「まあ、なにがあっても私が月火ちゃんのフォローしてあげるから……うんうん！」


撫子(月火ちゃんのことあんまり信用できないんだよなあ)


月火「……」


撫子「ん？」


月火「今、絶対ひどいこと考えたでしょ……」


撫子「ｶ、ｶｶ、ｶﾝｶﾞｴﾃﾅｲﾃﾞｽﾖ……」


月火「このやろー」


撫子「ちょっと月火ちゃん！やめ……あ……変なとこ触ったら……」



月火「よし、じゃーねー」


撫子「はあ……じゃあね！」