仗助「幼じょりーんたちの平和な日常」 第五部『幼年と俺』 (995)




じょりん「チはイノチなり!」


えふえふ「オサ!オサ!オサ!オサ!オサ!オサ!」

えるめぇす「どっがぁ!ぶしゅうぅ~~~!」


ポル「Zzz・・・」グー

じょりん「うおおぉぉーーー!」

えふえふ「オサ!オサ!オサ!オサ!オサ!オサ!」

えるめぇす「びんびんびん!ピキパキパキ!」

じょりん「おぉおお~~~ん!」

えふえふ「オサ!オサ!オサ!オサ!オサ!オサ!」

えるめぇす「どっぎゃあぁあ~~~ん!」

じょりん「アタシはついにてにいれたぞ!えいえんのいのちを!」



仗助「どうすんのこれ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422453342

このスレは

 仗助「承太郎さんの娘さんスかァ~!?」
     〃 第二部

 仗助「じょりんとグレートな日々」 第三部
     〃 第四部

 の続きです。タイトルは無理やりすぎますが我慢を

※一部キャラ崩壊がひどいので注意

じょりん「あ、ジョースケ」オサオサオサ

仗助「説明しろッ。なんで眠ってるポルナレフさんにトマトケチャップぶちまけて族長ごっこしてんだ」

じょりん「ヒマだったもんでつい」オサオサオサ

えふえふ「だいじょうぶ!ゴムのナイフであそんでるからケガしない」オサオサオサ

仗助「そういうことじゃあ・・・アっ!リチギに手と足を縛ってやがる!」

えるめぇす「じょりんのスタンドのイトでしばったんだ。やめときなっていったのに」オサオサオサ

じょりん「おい!チクってんじゃあねーえるめぇす!アタシがわるいみたいじゃんか!」

えるめぇす「アタシはねむってるポルポルのてのなかにプランクトンでつくったメダマいれるくらいにしておこうっていったのにじょりんがオサごっこしたいっていったから!」

えふえふ「でもケチャップもってきたのえるめぇすだよ」

えるめぇす「おいッ!えふえふだって!」

 ヤイノヤイノヤイノヤイノヤイノ!

仗助「あーもういいッ。ほれ、手がケチャップでべちゃべちゃになってるじゃあねーか。今すぐ洗面所行って洗ってこい」

じょりん「えー、すいどうすいがつめたいからやだなー」

えふえふ「アタシあらいにいく!いちばんッ!」タタター

えるめぇす「えふえふってひやしちゅうかすきそうだよな」

仗助「ほら行くぞ。ほれほれほれェ~、歩く歩く!いっちに、いっちに」グイグイ

えるめぇす「ちょ、おすなって」グイィ

じょりん「はいはい!じぶんであるくから!はいはい!」


ポル「Zzz・・・」ベチア~ッ・・・

前スレの最後にまたまた支援絵もらえてもう勢いで立ててしまいました。次のネタはバレンタインになりそうです
あとやっぱ最初にもらった支援絵もネタとして使いたい(デュラララの)けど、あれはどう昇華すりゃあええんだ・・・あれを話にするのは難しすぎるうーん

ネタ募集してますのでなにかあったらくらさい!

あ、もちろん支援絵に関するネタじゃなくても募集してます。支援絵に関するアイデアも・・・

去年バレンタインネタやったかどうかも覚えてないしやったとしても大統領ネタにしたかどうかも全く覚えてない・・・ま、まあかぶってもいいよね。まるっきり同じにはならんだろうしたぶん
とりあえずカラオケネタ描きながらバレンタインネタを整理しますね。女性陣がチョコ作って、男性陣がソワソワする感じになるかと
オインゴボイングブラザァ~~~ズッ

>>14
信じてるぜ!(第四部アニメ化)


 ―――・・・・・・

 キーンコーンカーンコーン

康一「やっと放課後だァ。仗助くん来週のテスト大丈夫?」

仗助「来週?テスト?そうだったか?マジで?俺聞いてねーぞ」

康一「朝のホームルームで先生が言ってたじゃあない。先週も、昨日も、今日も」

仗助「俺ァ自分にとって『大事じゃない』って思ったことは記憶から消去しちまうんだよなァ~。その方が身軽になっからよォー」

億泰「おゥ仗助ェ!帰りにカラオケいこーぜカラオケェーッ!昨日長淵剛の『いつものより道もどり道』を風呂で歌ってたらよォ~、なんかノってきてよォ~ッ。こう、唄いてェーってなってよ」

仗助「カラオケかぁ、いいネ。グレート」ニッ

億泰「康一おめーも来るよなァ?」

康一「ごめんよ。僕はテストの勉強しないと・・・」

億泰「なァにィ~?てめー遊びサボって勉強するつもりかよオイィ!」

仗助「言うな億泰、康一は俺達と遊ぶよりも試験でイーィ点数を取る方が大事なんだ。『今』よりも『未来』を見てんだよ。まったく泣けるぜ、なぁオイ」

康一「そ、そういう言い方は語弊があるよ!それに二人は勉強しなくていいの?」

億泰「テストなんかに俺の大事な時間を使うヒマなんざねーぜッ。大体俺ァ算数の時点で十分なんだよッ!ケッ!」

仗助「康一、ほんとーにこねーのか?」

康一「僕はいい点とらないと由花子さんにおこられるから・・・」

億泰「テメッ!結局それかッ!結局そこにいきつくのかッ!」コラ

仗助「やめろ億泰!さっさと行こうぜ。じゃあな康一。せいぜい監禁授業されねーようにがんばれよ」ズリズリ

億泰「康一ィーッ!テメーってやつはいつから男の友情より女をとるように~!」ズリズリ

>>15
信じてるよ!(5部アニメ化)

仗助「億泰、カラオケ入る前にコンビニでくいもんかってこーぜ。中で注文すんのたけェーからよ」

億泰「いいぜッ。だが問題がある。ワリカンか、どっちかがゴチになるか・・・」

仗助「・・・」

億泰「・・・」

仗助「『クレイジーダイヤモンド』ッ!」ドギュン!

億泰「『ザ・ハンド』ッ!」ドギュン!

クレイジーD『ジャァア~~~ンケェ~~~ンッ!』ドグアバッ!

ザ・ハンド『ホォォオイィッ!』ズザァン!

仗助「っしゃァ~~~!グレート!グレートですよこいつァッ!」グッグッ

億泰「ぐうおおお・・・せっかく貯めたバイト代を・・・」

仗助「ダッハハハ、楽しいパーティになりそうだなオイ。そこのコンビニでいいよな」

億泰「ぢぐじょう・・・アナスイとオンナスイの奴らが最近スタン時計のグッズせがるからよ・・・俺あんまり財布の中がさ・・・な、仗助?ワリカンにしねー?」

仗助「お?ジョルノじゃあねーか。そっかこのコンビニジョルノがバイトしてたな忘れてたぜ」

億泰「無視すんじゃあねーッ!」

ジョルノ「・・・・・・フ・・・ジョースターの血を継ぐサムライじゃあないですか。久しぶりですね」

仗助「そんなキャラだったな」

ジョルノ「何か買い物ですか?ああ、そうか・・・そろそろ『聖戦』が近いですからね・・・それに備えて今のウチに女性にアプローチかけるために何か買うんですか」

仗助「せいせん?」

ジョルノ「2月14日・・・・・・聖戦(クルセイド)・・・」

仗助「ああ・・・いや、別に。メンドくさそうだからおかしかってさっさと帰るわ」

ジョルノ「フフ・・・隠しても無駄無駄・・・男である以上、かの聖戦にて戦果をあげることは誰しもが――」

 ダァン

仗助「これ、さっさと会計しろ」

ジョルノ「あ、ハイ」

億泰「おい仗助ッ!ちょっと買いすぎじゃあありませんか!?こんなに買う!?フツー!」

ここ1ヶ月でこのSSのシリーズ読みました
とてもおもしろいのでこれからも期待して読ませていただきますね


カラオケなら特に承太郎や露伴なんかの中の人で声優ネタやってほしいなぁと
黒バスとか進撃とか…2人はよく共演されてますし

仗助「さてッ、そんじゃ行きますかァ~」

億泰「トホホ・・・財布が新聞よりもうすっぺらくなっちまったぜ・・・」

仗助「そんなに大した額じゃあねーだろ。元から入ってなかったんじゃあねーか?」

億泰「だからだよ!アナスイとオンナスイはけっこうオシャレに気をつかうタイプだから色々買わされるんだよッ!おかげで俺の持ち金はシビア~だよッ!」

仗助「っへ、その点徐倫達はいーい子だぜェ~?ベツに何かほしいっつってダダこねねーし、いっつもFFとエルメェスと遊んでるし、オシャレなんざ知るかァーって感じだしな」

億泰「手をやかねーのか?いっつも問題おこしてるイメージだがよ」

仗助「んなワケねーだろ。俺がしっかり教育してっからなァ~!俺がいない時に家の外100メートル以上外に出るの禁止してるし!危ないからな!あいつら俺の言うことしっかり聞いてるし」

仗助「俺ァこう見えてテーシュカンパクだからよォ~ッ、怒る時はビシっと怒るからな。あいつらもビビって俺には反抗できねー。億泰もそーいう日本男児らしい男の指導をせにゃいかんぜ」

仗助「自分のが年上だっつーことをシッカリ教えてやってよ、年上の言うことをシッカリ聞いて、いいつけは守るッ。そういう風に教育しなきゃあな!ハッハハハ」


じょりん「あ!ジョースケとダボヤスだ!」

えふえふ「そとをたんけんしてたらガッコーがえりのコーコーセーをはっけんしましたえるめぇすたいいん!」

えるめぇす「ウム!やはりモリオーチョーをあるいてたんけんするのはじつにユウイギだなえふえふたいいん!」

仗助「ナッ!?」

億泰「ケケッ、たしか仗助、お前がいない時は家から100メートル以上外に出たらダメっつってたよなァ?えぇ?仗助くぅん?」ポンポン

仗助「ぐっ・・・お、お前ら子供だけで外に出るのは危険だってあれほど・・・」

じょりん「アタシがほごしゃですから」エヘン

億泰「プクク、立派に指導してるじゃあねーか亭主関白さんよォ~ッ。オッホホ、えぇ?いいつけは守るとかなんとか言ってたっけ?さっきまで。ホホホー」

仗助「く・・・か・・・カッコワリィ~・・・・・・見栄なんてはるもんじゃあねーぜ・・・」

>>19
一ヶ月で読むとはすごい!ありがとうございやす
しかしすんません、声優ネタはあんまり詳しくないのじゃ・・・大御所とかならまだしも

じょりん「で、どこでロードクサをパクゥーするつもりなの?」

仗助「素直に道草を食うって言いなさい」

えふえふ「なんかたべるの!?」キラキラ

億泰「カラオケ行こうぜって話してたんだ。お前ら行ったことあるかァ?」

えふえふ「カラオケ・・・あれか、ニホンがつくったかくめいてきごらくシステム」

じょりん「なにそれ?」

えるめぇす「うたをうたうんだ。たのしく。えがおで」

億泰「お菓子もあるぜェ~?」ガサッ

じょりん「!いく!いきます!」ハイハイ

仗助「ちょっと待て!億泰テメどういうつもりだ!」コラ

億泰「なんだよ。12歳未満はカラオケ入店禁止か?」

仗助「そうじゃあねー!こいつらにカラオケなんかはやすぎるぜッ!ディズニー映画を延々ヘビーローテしてるようなキッズに!」

億泰「落ちつけって。いまどき中学生でも行くぜ?一人で行くやつだっているし、ジジババだって行くんだ。子供が行っても法にはひっかからねーよ」

仗助「カラオケみてーな娯楽を覚えさせたくねーよ!一回行ったらヤミツキになって、また行きたいって言いだして、俺がいない間に勝手に行って、どっかの男にナンパされたらどうすんだよ!」

億泰「あ~そこまで考えてなかった・・・」

仗助「だろ!?だからお前は教育不行き届きだっつってんだよ!ある日お前が家に帰ったらアナスイとオンナスイも舌とヘソとマブタにピアスあけてても文句いえねーぞ!」

じょりん「なにやってんだジョースケ!ダボヤス!はやくいくぞー!そんなだからダボヤスなんだよダボー!」オーイ

億泰「なんだとコラー!徐倫てめー今日という今日は俺のおそろしさを教えてやるぜー!・・・・・・仗助、もう行っていい?」

仗助「まったく・・・こうなったらアイツらは行かなきゃ納得しないからな・・・しょうがねー。一緒に行くしかねーか」

仗助「ついたぜッ。ここが『カラオケ』よォ」

 ―まねきドルチ―

じょりん「ネコのかんばん・・・ペットOKてことか?」

億泰「っつぅーか今気付いたが、ガクラン着た俺らがこんな子供引き連れてカラオケ入るってよォー・・・なんつゥーか・・・通報されそうな気がすんだけどさァー・・・大丈夫か?オイ」

仗助「た、たしかに・・・今の御時世ヤバイと判断されかねねー・・・やっぱなんとかして帰らせるしか」

 ウィーン

えふえふ「おおッ!ドリンクバーがあるぞッ!メロンソーダもあるッ!なんてスバラシイところなんだここは!」

えるめぇす「なにやってんだジョースケ、オクヤス、はやくはいろーぜ」

仗助「ウオオォ~ッ!もうどうなっても知らんぞ俺はァーッ!」

億泰「なぁ仗助、もしケーサツザタになったらオメーのじいちゃんのツテで何とかモミ消してもらうってー手もあるぜ」

じょりん「うけつけのヒト!オトナ3にんこども2りでせきあいてますか!」ザン

オエコモバ「・・・・・・フゥ~ッ・・・ん?・・・ああ、はいはい。すまんな、客が少なくてついタバコふかして休憩してたもんで、気付かなかったぜ。・・・・・・ん?高校生二人に子供三人・・・?」

仗助「!」ギグゥ!

じょりん「こどもじゃねーッ!アタシはなッ」

オエコモバ「フゥーン・・・・・・へぇー・・・」ジロジロ

仗助「か、勘違いしないでくださいッス!この子は俺の甥っこのお子さんで、こっちの二人はその友人のプランクトンとアメリカから引っ越してきた子で・・・」

億泰「仗助ッ、あんまり詳しく言うと余計ヘンに思われるぞッ!ほら!甥っこの子って言った時点で受け付けの人が『あれ?甥っこって・・・えーっと』みたいな顔してっぞ!」

オエコモバ「・・・・・・まぁ、よくわからんがわかった。つまり、何も問題ないということなんだな?」

仗助「う、ウッス!」

オエコモバ「フゥーン・・・・・・まぁいい。一応言っとくが、ここの部屋には全て監視カメラが設置されている。もし『なにか』あれば一発で判決を決められる物的証拠になるわけだ・・・」

仗助「・・・」ゴクリ

オエコモバ「せいぜいなにもないようにな・・・・・・はい、5番の部屋へご案な~い」

じょりん「わーい」タタタ

えふえふ「へやがいっぱい・・・」

じょりん「せっかくだからアタシはこのへやをえらぶわ!」ガチャ

仗助「アッ!おいコラッ!勝手に――」


ストレイツォ「ストレイツォ!容赦はせん!視線はまるで空裂眼刺驚(レーザービーム)! 幽波紋(こころ)と幽波紋(こころ)が引き合うの!虹色の波紋疾走(ラブビーム)!」キラッ♪

じょりん「!」ビクッ

ストレイツォ「ストレイツォ!マッパだね♪眼球でビっと空裂眼刺驚(レーザービーム)!奥歯をボギャアと抜きとるの♪虹色のサティポルジアビートル!」キレッキレ!

じょりん「ッ」ゾォ~ッ

えふえふ「わ・・・すごいキレあじ・・・ちかづこうものならパパウっときりさかれそうなほどの」

えるめぇす「ウィンクしたしゅんかんにハートがとんでる・・・」

仗助「ほら!さっさとドアをしめんかッ!人が歌ってるとこ見るんじゃあねー!」バタン

ストレイツォ「ム・・・・・・今誰か扉を開けたか?・・・まぁいい。次はポリリズムだッ!」ソウシン


じょりん「・・・なんかこわかった」ヘト

億泰「あのなぁ~ッ、自分達が入る部屋以外をのぞくのは完璧にマナー違反だぜっ。ルールだよルールッ」

えるめぇす「オクヤスはこどもができたらマナーだとかルールにうるさくそだてそうだな」

えふえふ「で、アタシたちのへやはどこだっけ?ここ?」ガチャ

仗助「アッ!だから勝手に・・・そこは8番じゃあねーかッ!」


トンペティ「ラブ!ラブ!ラブずっきゅん!アァラブ!ラブ!ラブずっきゅん!」ノリノリ!

えふえふ「」

 バタン

ジョナサン「深海へ~」
DIO「眠った物語が~」
ジョセフ「灼熱の~」
DIO「砂を波立てて~」
承太郎「宿命を~」
DIO「また呼び覚~ま~す~」

億泰「どしたいFF。中見たとたんに元気なくなって。暖房でもかけてたのか?」

えふえふ「・・・・・・サトリひらきそう」

億泰「?」

仗助「こっちだこっち。この部屋ヤァーッ!ここが俺達の指定席だッ。はよ入れ」

えるめぇす「わ・・・おっきいテレビ」

じょりん「5にんはいるにはちょいときついが、まあイケるな」

仗助「さーて、まずどうすっぺ」ドッカ

億泰「ハイハイハーイ!一番ッ!虹村億泰ッ!スタートダッシュきらせてもらうぜェ~!」

えるめぇす「きょくってどうやってさいせいするのか?」

えふえふ「アタシがエたちしきをひろうするときがきたな。このブあついほんのなかからうたいたいきょくをさがして、そこにかかれたばんごうをリモコンでそうしんするんだよ」

えるめぇす「ゲッ、すっげーメンドいなオイ」

億泰「ップ!おいおいFFゥー、おめーいつの時代の知識だよそりゃあ~。バブルかよバブリーなやつだなオメー」ワシャワシャ

えふえふ「は?」ナデクリナデクリ

億泰「今ァ21世紀だぜオイィ~ッ。このタッチパネルを使うんだよォーん!」バン

じょりん「!しってる!かめんらいだーファイズのヤツ!」

億泰「これで歌いたいタイトルを検索すりゃ、パっ!と出てきてパっ!と送信すりゃ、パっ!と歌えるんだぜーッ」ピッ ピッ ピッ

えるめぇす「なるほど、そりゃーカンタンだ」

えふえふ「こりゃぶんめいだ。サイバーパンクだね」

億泰「おっしゃぁ~~~ッ!まずは俺が歌うぜェ~~~ッ!『天城越え』ェェェッ!」アァーマギィィーッ!

仗助「次、唄いたいやついれてやっからなんかあったら言え」

じょりん「アタシはプリキュアァ~ッ!」

 バーン!

じょりん「けっちゃくぅーッ!・・・ばんらいのはくしゅをおくりやがれ」

えふえふ「じょりんうたうまいなー」パチパチ

仗助「それよりも俺ァプリキュアがこんなに種類があったってのが驚きだぜ・・・海外ドラマの『24』より多いんじゃあねーか?・・・コレ」

じょりん「つぎはえふえふがうたえよーッ。ほら、なんかすきなきょくあるでしょ?」

えふえふ「うむ、わがはいのじしょにうたわないはないはない」

じょりん「えっ?」

えふえふ「ジョースケ!『キンタのだいぼうけん』をいれてっ!」

仗助「お前っ・・・んな歌どこで覚えたッ!」

えふえふ「?・・・このきょくはぜったいウケるってちしきをエたんだけど」

仗助「ダメッ!そんなのが通じるのは小学生か中1だッ!もっとイイのにしなさいッ!」

えふえふ「えー・・・じゃ、『はなさかてんしテンテンくん』の――」

仗助「オメーの知識を得る情報源は一体どういう媒体なんだッ!そういうお下品なものはダメーッ!お前マジで子供っぽいな・・・しかも男子」

えふえふ「っちぇ、じゃあ『ヨイトマケのうた』でいいよ」

仗助「・・・・・・男子かもしれないけどさぁ・・・急に高次元に行くなよ・・・まぁ、いいけどよー」ピッ

億泰「ワハハハ!甘いなFF!お前がトロトロしてる間に俺が次の歌いれちまったぜェ~!次は俺の番だよ~ん!」

えふえふ「あっ!ずりぃ!」

億泰「いくぜェーッ!『ヤマザキ一番』だぜェ~~~ッ!」

億泰「イボンコペッタンコ!」

重ちー「イボンコペッタンコ!」

えるめぇす「えふえふのうたもすごかったー」パチパチ

えふえふ「ゴセイチョードーモアリガトウゴザイヤスッ」ペコォー

仗助「FFあんな低温ボイスも出せんだなァ~・・・グレート。だがなぜその歌唱力で他の選曲がアレなんだよ」

億泰「おい仗助ッ、お前一回も歌ってねーな。俺また次の曲いれちまうぜェ~?」

じょりん「テメーダボヤスッ!じぶんばっかりいれんじゃあねーッ!」コラ

仗助「待て待て、エルメェス、おめーも歌うだろ?どんな曲がいい?」

えるめぇす「っ・・・あ、アタシはいいよっ。テレビのえいぞうをみてたり、みんなのうたをきいてるだけで・・・」

仗助「?」

えふえふ「・・・もしかしてえるめぇす、うたうのがハズかしい?」

えるめぇす「うっ!そ、そんなことはねーッ!だが・・・きょ、きょうは・・・・・・えと・・・の、ノドのちょうしがあんまりでな・・・ンンッ!ァーァー・・・」

じょりん「へぇ~ッ、プロみてーなこというね」

仗助「カッコなんか気にすることねーぞ。カラオケなんざ、気軽ゥーな気持ちで歌えばいいんだよ。オーディションでもなんでもねーからよ」

えるめぇす「・・・あ、あー!アタシトイレいってこよーっと!」ガチャバタン

仗助「ありゃ」

じょりん「じゃ、またアタシうたうぜェーッ!つぎ『おジャまじょドレミ』のうたがいいィー!」

億泰「ダーハハハ!遅かったな徐倫!俺がスデに入れたもんげー!次は俺の『炎のキン肉マン』だっはははは!」

じょりん「ウダラダボヤスゥーッ!」

えふえふ「このボタンなんだろ」ピッ

仗助「あ、曲取り消しした」

>>39
DIO「・・・ジョージョウォーズはじまるぞっ」

えるめぇす「はぁ~・・・・・・まさかこのえるめぇすともあろうものが、ひとまえでうたったことないなんていえないよなァ~ッ・・・」トボトボ

えるめぇす「でもうたわないとヘンにおもわれるし・・・でもうたったらわらわれちゃうかもしれないし・・・・・・まえにおねーちゃんも――」

 ~ホワンホワンホワーン~

えるめぇす「くろやぎさんからおてがみついたっ♪くろやぎさんたらよまずにたべたっ♪はもんのせんしがダイナマイトつけた♪はしらのおとこはそのままたべたっ♪」

グロリア「アララウフフ・・・かわいいわねまったく」フフ・・・

えるめぇす「ッ!おおおおおおねえちゃん!いいいいいいつからきいてたの!?」

グロリア「2曲前のポニョの歌からよ。もちろんボイスレコーダー付きで」スッ

えるめぇす「わああああーーー!」

 ~~~

えるめぇす「なんてことがあったもんな・・・・・・じょりんやダボヤスはきっとからかうにきまってるッ・・・」

えるめぇす「!そうだ!ほかのひとのうたいかたをきいてべんきょうしようッ!もうからかわれないために!」

えるめぇす「まずはこのヘヤのひとのうたをきくぞッ!」ガチャ


ダイアー「キルミーベイベー!どしたのワサワサァッ!キルミーベイベー!なんでもナァーミンッ!」ワサワサァ!

えるめぇす「わ・・・」

 バタン

ダイアー「サンダークロススプリットワサワサァー!どーーーん!」

えるめぇす「いまのはじょうきゅうしゃすぎたな・・・もっとしょみんてきなひとのをきこう」

 ガチャ

ロギンズ&メッシーナ『マァアーーーッッックスハアアアアァァァァァァアアアアア!』プリッキュア!プリッキュア!

えるめぇす「わぁ・・・」

 バタン

ロギンズ「ぶっちゃけありえなぁぁぁいいッ!」

メッシーナ「ふたりは師範代ッッッ!」


えるめぇす「うーんいまのもじょうきゅうしゃだったな。のどじまんたいかいのほんせんにしゅつじょうするくらいの」

えるめぇす「あ、このへやからはおんなのひとのこえがするぞ。さんこうになるかも」

 ガチャ

リサリサ「三脚を 立ててここに 二人並んだ写真を撮ろう 眺めより 景色よりも 二人並んだ写真を撮ろう」
ポロポロ・・・

えるめぇす「えっ・・・なきながらうたってる?・・・うしろからだからかおはみえないけど」

リサリサ「ッ・・・次の曲よ次の曲ッ。泣けてきちゃうッ」ピ

リサリサ「バンザアーーーイ!君をっ好きでよかった!このままずぅっと!ずぅっと・・・・・・」ポロポロ

リサリサ「おおおぉぉぉん!泣けてきちゃうッ!リサリサ泣けてきちゃうッ!」

えるめぇす「・・・リサリサだったのか・・・」

リサリサ「!誰ッ」

えるめぇす「あ・・・ごめんなさい」

リサリサ「エルメェスちゃん・・・・・・聞いてたの?今の」グスッ

えるめぇす「・・・ちょびっとだけ」

リサリサ「・・・そう・・・ごめんね、ふがいない所を・・・・・・」

えるめぇす「なにかあったの?リサリサ」

リサリサ「・・・・・・夫がね・・・ジョージ(セカンド)がね・・・・・・」グスン

えるめぇす「・・・い、いったいなにが・・・」

リサリサ「浮気よ浮気ィィーーーッ!私を置いて他の女にムチュウになってるのよぉぉぉー!」

えるめぇす「えっ!///」

リサリサ「夜な夜な怪しいとは思ってたけどォー!まさか女がいたなんてェーーー!オロローン!」

えるめぇす「あ、アタシまだこどもだからよくわからないしッ!じゃ、じゃあねリサリサッ!」バタン

リサリサ「相手はアイドルアニメの子なのよォォォォッ!ジョージ(セカンド)がプロデューサーになってアイドルを育成するゲームに熱中してるのオォォ!私ともあろう者がいながらァァァ!」

リサリサ「一人どころじゃなくて何人もなのよーーーッ!二次元でッ!何又もしてッ!冗談じゃあないわよォォォ!ストレス発散しなきゃやってられないってのオアァァァーーー!」

リサリサ「どうして『二次元だけ』なのよォーッ!次の曲ゥー!男なんかもうコリゴリよモォォォ!」ピ

リサリサ「アアァなんでェェェ!すきぃにナッチャッタノォォォ!カナアァァァ!」

スピードワゴン財団運営の『JPPランド』に行く
ローマの地下のトロッコっぽいジェットコースターとか、デス13の観覧車とか、ストレングスの船モチーフのバイキング(振り子みたいに揺れるアレ)とか

スーパー戦士スター・ジョーvsエビ怪人(ラヴァーズモデル)のショーとか

要はジョジョネタ満載の遊園地

>>48さんに付け足して
スター・ジョーのお供に「あま〜い!」と言うやつと
ワイン片手に喋る髭男爵をぜひ!!

ああしまった!>>43でリサリサがウルフルズの『バンザイ』歌ってるけど、出だしは本当は「イェーイ!君を~」です。ウルフルズファンなのに間違えてらあ
あとリサリサが歌ってる一曲目の歌は『THE HIGH-LOWS』(ブルーハーツの後継みたいな感じ)の最後の曲、『サンダーロード』の一節です。これがいいんだまた

>>48 >>49
ごめんなさいスター・ジョーの元ネタは何?・・・スピードワゴンと髭男爵・・・あ、スピードワゴンとツェペリってこと?

>>50
49です
Exactly(その通りでございます)

スター・ジョーは単純にジョースターなんだと思います
勝手に乗っかっただけなんで元ネタあったらごめんなさい

>>50
49です
Exactly(その通りでございます)

スター・ジョーは単純にジョースターなんだと思います
勝手に乗っかっただけなんで元ネタあったらごめんなさい

たくさんネタありがとうございます!もちろん全部昇華できるかは約束できませんあしからず・・・
とりあえず今はカラオケネタやって、バレンタインの流れにもってかないと旬をすぎてしまう
静ジョがんばれ

(来週の月曜更新する予定……あくまで予定。仕事が……仕事……)

(今の話あと2、3回更新したら、幼じょりんの番外編みたいなの勝手に書くよ。幼メイと幼静の話ね。なんかゴメンね!)

http://i.imgur.com/IPgO13M.jpg
雑トレス
ふたりは師範代!

えるめぇす「うぅ・・・リサリサはりそうてきなじょせいだけど、ちょっとオトナなはなしにはついていけないよ・・・」

えるめぇす「そろそろみんなのところにもどろう。しんぱいしてケーサツにでんわしてるかもしれない」

えるめぇす「・・・・・・あれ?・・・・・・」

えるめぇす「・・・・・・ど、どっちだっけ・・・」マイゴォ~ッ


 ―――

仗助「ハートをみぃ~がくっきゃない!きれいにみぃ~がくっきゃない!今より誰より輝いてっ射とめてやるぅ~~~ッ!」ヤルジャンナカナカヤルゥ~ジャン♪

億泰「なつかしぃ曲歌うじゃあねーか仗助ェ~ッ!」ヤイヤイ

じょりん「ジョースケもノるときはノるんだなぁ」ジュースチュゥ~ッ

えふえふ「なあじょいん、えるめぇすのやつおそくないか?すこししんぱい」

じょりん「えふえふはしんぱいしょうだなぁおい。だいじょうぶだって、きっとトイレのかえりみちでしらないひとにおかしもらってるんだろ」

えふえふ「そうならあんしんだけど・・・」

仗助「うおっしゃぁーッ!次は『モンタナ』のOPの『冒険者達』歌うぜェ~~~ッ!」

じょりん「あーッ!ジョースケッ!れんぞくでうたうのはきんしー!」

>>65
支援絵(?)ありがとうございます!ファンに殴られるぞ!描くの速いですね・・・すげぇ!

>>63
俺はかまいませんね!むりせずがんばって!ジョジョバーつれてって!

えるめぇす「や、やばいかも…なんかどこもおなじへやにみてるし、めいろみたいだ…」

えるめぇす「こ、このままへやにもどれなかったら…みんながアタシをおいてかえっちゃうかもしれない」

えるめぇす「もうえいきゅーにここからぬけだすことはできないかもしれない……ぅぅっ…」ジワッ

えるめぇす「そんなのあんまりだぁ…」


ツェペリ「どれ、お嬢ちゃん、何をこんなところで立ち止まっているのかね?」パウ

えるめぇす「!」ビクッ

ツェペリ「フム、目が赤いけどもしかしてキミ、泣いちゃってるのかな?何があったか知らないが、落ち着くためにもおじさんの部屋に来なさい」パウ

えるめぇす「(や、やばい…しらないひとだ……こういうときはハッキリことわらないと…)い、いや、アタシは…」

ツェペリ「怖がることはないんじゃよ。こんなところで立ちすくんでいるよりも私の部屋に来る方がきっと良い。2ポンドかけてもいいよ」パウ

ツェペリ「さ、かけたまえ」パウ

えるめぇす(ううぅぅぅ~!まずいまずいまずい!しらないひとのへやにきてしまったぁ~っ!このままではあぶないめにあってしまう~っ!)

えるめぇす(おねーちゃんがいつもいってた…おとこはみな、おおかみだとっ。あぶないことされるって!なにかまではおしえてくれなかったけど!)

ツェペリ「緊張してるようだね。リラックスするまで待つよ。ここはカラオケ、歌を歌いながら待つことにしよう」パウ

えるめぇす(そうだ!たいちょうがわるいといってそとにでることにしよう!はらのぐあいがわるいといえばいいだ!)

ツェペリ「では一曲」パピッ

えるめぇす「えっ?」

ツェペリ「サザンオールスターズのマ○Pのジースポッ--」

えるめぇす「うおおあーっ!やめろコラァーっ!」

ツェペリ「え?」パウ?

えるめぇす「うっ…」タジッ

ツェペリ「どしたのかねお嬢ちゃん?急に変だぞ」パウ

えるめぇす「い、いや…そそそそそのうたはやややややややめたほうがいい」

ツェペリ「なんでぇ?」パウゥ?

えるめぇす「だ、だってさ…サザンのうただよ。サマーシーズンならまだしもいまはまだきせつはずれだ」

ツェペリ「関係ないよ冬でも春でもさぁー。それよりお嬢ちゃんは何か唄うかい?エロティカセブンとか唄う?」パウ?

えるめぇす「あー!いってぇー!はらがいってぇー!」

ジョジョバー一緒に行きたいよ俺も
オフ会とかすげー楽しそう。無理か

ついでにTwitterだけで投下してればいいんじゃないかな

ツイッターやってるけどここで公開するのはこわいよ。ヒボーチューショーこわいよ

>>75
割と本気で行きたいです俺は。でもそういうやりとりするならやはりツイッターしかないか?・・・

>>78
みもふたもねーこといわないで・・・

今まで黙認してて今更感は凄まじいかもしれないけど
読者~作者間の雑談はまだしも、酉付けた奴同士で雑談するなら掲示板じゃなくてツール使えよとは毎回思ってるわ

ツェペリ「ほ?」パウ?

えるめぇす「うううはらがいてぇー!ちょっとトイレでしてくるぅー!(はやくにげなければ!このままではバクレツされてしまう!)」ガタッ

ツェペリ「待てぇい!お嬢ちゃん!」パウ!

えるめぇす「!っ・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ツェペリ「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

えるめぇす「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ツェペリ「ホレ、カメラ忘れてるよ」ウパ

えるめぇす「わ、ありがとう」パシッ

ツェペリ「それから君の部屋はここの隣の隣の向かいの部屋だよ。どれ、おじさんが連れてってあげよう」パウ

えるめぇす「えっ!?どうしてわかったの!?」

ツェペリ「これも波紋のちょっとした応用じゃよ」パウ


 ―――

仗助「ヴィーハジーラ ナビェリェーグ カチューシャ♪ヴィーハジーラ ナ ビェレーク クルトーイ♪」

億泰「・・・・・・なぁFF、これなんの歌?」ヒソヒソ

えふえふ「ロシアのうたらしい。さっきまでにほんのグンカをうたってたが、こんどはソビエトじだいのミンヨーみたい」

億泰「・・・・・・戦車にでも乗ってるみてーなカオしやがって仗助のヤロー」

じょりん「つぎはアタシのばんだぞ!いまのうちにデジモンのうたいれて!」

 バターーーン!

じょりん「!?」ビクッ

仗助「!・・・な、なんだぁ!?ヒゲのおっさんがドアおもっきし開けてきた!」

ツェペリ「これが運命なら・・・あるがまま受け入れよう」

億泰「何言ってんだコイツ」

えるめぇす「ほんとにここだった」ヒョコ

じょりん「あ!えるめぇす!トイレいったままのえるめぇすがもどってきたぞ!」

>>80
無関係の人からしたら知ったこっちゃねー会話を見せられてるわけだから、そりゃそうですな。すんまへんでした
よく今まで我慢してくれたってくらいですわ。私的なことはつつしみますね

急いでカラオケから引き上げないとバレンタインにまにあわねー。でもこの先どうするかも全く考えてないからいつ引き上げるかもわかんねー!

仗助「エルメェス!ずいぶん遅かったじゃあねーか!そのおっさんはお前の知り合いか?・・・純白のタキシードにシルクハットって・・・いつの時代の人間つれてきたんだよオメー」

えるめぇす「このおじさんはまいごになってたアタシをここにつれてきてくれたの。たぶんイイひとだよ。ヘンなうたうたおうとしてたけど、たぶんイイひと」

ツェペリ「コミックバンドがすきです」パウ

億泰「おいッ、エルメェス、離れろ。こんな見知らぬオッサンによォー・・・あんまり近づくもんじゃあねーぜ。見た目は紳士かもしれねーがハラの中はドス黒い野郎かもしれねーぞ!」ザッ

えるめぇす「お、オクヤス・・・あんまりひとにそういうことをいっちゃあ・・・・・・」

億泰「怪しいヤツは全部疑えってのが俺ん家のモットーよ!このチョビヒゲヤロー、エルメェスがカワイイもんでオチカヅキになろうとしたのかもしれねー!」

えるめぇす「おっ///」カァ

ツェペリ「フム、君の言うことももっともだ。知らない人についていってはいけないと言うからね。だが安心したまえ、私は妻も子供もいるからヘンなことはしないよ。いないってことにする時もあるがね」パウ

仗助「・・・なんでいないことにする時があんだよ」

ツェペリ「ウソをつくわけではない。間違うこともあるだけだよ」パウ

じょりん「なにかわからんがえるめぇすをすくってくれてありがとうオッサン!こいつはサミシガリヤだから、オジサンがいなかったらきっといまごろピーピーないてたからね!」

えるめぇす「なっ!さ、サミシガリヤじゃねーし!ウソをつくんじゃあねー!」

じょりん「ウソじゃないしぃー。しかもびびりだしぃー。オッサン、えるめぇすはひとまえでうたをうたうのがこわいビビリなんだよ」

えるめぇす「ビビッてねーし!ビビらねーし!クマがでてもビビらないぞアタシァーッ!」

ツェペリ「ならば証明してみなさい」パ

えるめぇす「・・・・・・え?」

億泰「オイ!オッサン!エルメェスにヘンなこと吹き込むんじゃあねーッ!」オイ!

仗助「待て億泰・・・この人はヘンだが悪人じゃあなさそうだ」ス

えるめぇす「しょ、しょうめいって?」

ツェペリ「ノミっているよなぁ?ちっぽけな虫けらのノミじゃよ。ヤツらは『勇気』を知らないが、あんなに小さくても懸命に生きておる。だからドーダコーダ言うワケではないがね」パウ

ツェペリ「君はまだ子供だ。身体も大きくないし、ボディラインも凸凹していない。小さい子供だ。君はノミと同類か?・・・・・・ノミと同じく『勇気』を知らないのか?」パウ?

えるめぇす「ゆうき・・・・・・」

ツェペリ「小さい君は、勇気を知らないノミのままだ。だが君が『人間』であると証明するなら・・・勇気を見せるのだ。恐れていては足を前に進めることはできない。勇気を振り絞るのだ!」パウ!

ツェペリ「唄うのだッ!魂の鼓動をッ!『人間賛歌』をッ!」パーン!


じょりん「・・・・・・ねえ、このオッサンなにをいってる?」

仗助「そこんとこだが・・・俺もよくわからん」

えるめぇす「・・・・・・わかった」パッシィ

仗助「あ、マイクを・・・」

えるめぇす「えるめぇす・こすてろ、うたわせてもらいますッ」ザン

えふえふ「おぉー!ついにうたのか!」

ツェペリ「北風がバイキングを作ったぞ!」パー!

えるめぇす「オクヤス!」ビッ

億泰「!は、ハイ!」ビクゥ

えるめぇす「アタシのオハコを・・・・・・とくいのナンバーをかけてくれ」

じょりん「おぉっ・・・すごいきはく」

仗助「おっさんの話は意味がわからんがとにかくすごい自信だ」

ツェペリ「さあお嬢ちゃん!君が勇気を示す歌はッ!君の『人間賛歌』は一体どんな曲だッ!この私のハートを振るわせる歌はッ!」パウー!

えるめぇす「てんとうむしのサンバで!」バーン

仗助&億泰&じょりん&えふえふ(かわいい曲・・・)

えるめぇす「あなたーとわたーしがー♪ゆーめーのぉーくぅーにぃー♪」ランララランラン♪


仗助「・・・・・・なあ、俺の素直な感想言っていいか?俺の耳がヘンになったってわけじゃあねーよな・・・」

億泰「・・・・・・ああ」

仗助「・・・・・・すっげー上手いじゃあねーかッ・・・エルメェスの奴・・・・・・」

億泰「・・・・・・ああ」ポロポロ

仗助「・・・・・・なんつぅーか・・・心に沁みる声っていうかよぉー・・・耳に透き通る声っつゥかよぉー・・・・・・こういうのが才能ってのか・・・たぶんグラミー賞をとる歌手は昔っからこういう歌声の人が多いんだろうなァーッ」

じょりん「・・・・・・ちょっとシット」

えふえふ「ビックリした、てんしのこえかとおもった」


ツェペリ「・・・・・・」スック ザッ・・・

じょりん「!おっさん、どこへ?」

ツェペリ「また一人、人間の勇気を見れた。それだけで私は満足だ。これ以上は十分・・・私はただのカラオケ客・・・・・・そう、友人の言葉をかりるなら・・・ツェペリ男爵はクールに去るわい」ザッ

 【BGM;Round about】テーテテッテッテッテッテテー♪テーテテッテッテテー♪

じょりん「ジョジョ1きの6わのおわりかたかよ」

 ・・・・・・夕焼けの帰り道


億泰「いやぁー驚いたぜ!エルメェス!オメーすっげぇー歌ウメーんだな!見直したぜ!」ワシャワシャ

えるめぇす「う、うまくないって。かんたんなうただったからそうおもえるだけだよきっと」

仗助「マジにグレートだったぜ。億泰のダミ声とは真逆のキレイな声だよ。きっと将来はシンガーソングライターだな」

えふえふ「ジョースケ、ぼーぜんとしてたし、オクヤスなんかないてたんだよ」

億泰「な、泣いてねーわ!め、目薬いれてただけだッ!」

じょりん「・・・・・・えるめぇすはいいよなー。キレイなうたごえでさぁー。アタシなんかそーでもないもんなー」

仗助「おいおい徐倫~ッ、なにフクれてんだよ。妬いてんのか?エルメェスに嫉妬してんのか?」

じょりん「さぁなっ」プイ

億泰「プププッ、お前でもそういう感情があんだなぁ~ッ。心配すんじゃねーよ。エルメェスが歌の才能あるみたいに、お前にもなんかあるって。オママゴトの才能とかさぁーッ」

じょりん「おらぁ!」ボゴォ

億泰「ブゲッ!殴るな!」コラ

えるめぇす「じょりん、アタシはそんなにうたうまくないって」

じょりん「ッケ!じぶんではそーいうがね!きづいてないだけさッ!こえってーのはじぶんじゃあきこえかたがちがうからな!えるめぇすはうたうまいしこえがキレイってきづいてないのはアンタだけさ!」

えるめぇす「なっ///」

じょりん「しっとしてるわけじゃない!ともだちがほめられるとアタシだってうれしいさ!でもアタシはワガママでカッテだからあんまりほめられないのさ!アタシだってほめられたいきもちはあるよ!」

仗助「えっ、そうなの?」

じょりん「いいか!ジョースケ!ダボヤス!アタシだってすげーぐれーとなことができるんだ!いまはまだやってないだけ!それをしょうめいしてやる!いまにみてろ!」

じょりん「おまえらがおどろくようなスゲーことをして、ふたりに『じょりんはすごい』っていわせてやるもんね!」ダッシュ!

えふえふ「あ、まってよじょりんー!」

億泰「・・・・・・なんだアイツ・・・自分もほめられたいってことが言いたかったのか?」

仗助「・・・・・・そういやぁ、俺・・・あんまりアイツのことほめたことねーかもしれねぇ・・・今気付いたぜ・・・」

 ・・・・・・夜

 ピー ザザザッ ガガガ・・・・・・

じょりん「こちら『スター』、『シール』、おうとうせよ。おうとうせよ」ザザザ

えるめぇす「こちら『シール』、どうぞ」ザザザ

じょりん「げんざい、『ハート』はフロにはいっている。『かーちゃん』はおさけのんでねちゃってる。やるならいましかない。どうぞ」ザザザ

えるめぇす「こちらのじゅんびはととのっている。『スプラッターずき』にはじじょうをせつめいしてあるが・・・『ハート』にはいっていないのか?どうぞ」ザザザ

じょりん「いうわけないだろ!ごくひのさくせんなんだからな。あと、『メロン』がいろいろほんをさがしているが、そちらにはあるか?どうぞ」ザザザ

えるめぇす「あるにはあるが・・・あ、ちょっとまって・・・・・・なーにーおねーちゃーん!?えー?だからざいりょうはみぎのたなにあるってママがいってたでしょー!・・・『スター』、おうとうせよ」ザザザ

じょりん「じゃ、『メロン』にはほんはいらないとつたえておく・・・・・・えふえふぅー!ほんいらないってー!そんなヘコむなよー!・・・・・・はい、『シール』、おうとうせよ」ザザザ

えるめぇす「りょうかいした。ではいまからウチにきてくれ。げんかんのかぎはあけておく。ベルを2かいならしてから、ノックを5かい、それからベルを3かいならしてくれ。これがあんごうだ」ザザザ

じょりん「りょうか・・・ちょっとまって、えーっとベル2かいして・・・ノック2かいだっけ?」ザザザ

えるめぇす「ノックは5かい」ザザザ

じょりん「ベル2かい・・・ノック5かい・・・・・・えっと・・・そのあとは?」ザザザ

えるめぇす「ノック2かい、ベル3かい、ノックを・・・・・・あれ?・・・・・・えっと・・・」ザザザ

じょりん「・・・・・・もっかいきめる?」ザザザ

えるめぇす「・・・・・・もういいや。ベル1かいで」ザザザ

じょりん「おっけ」ザザザ

えるめぇす「ではつうしんをおわります。けっしてみつからないように」ザザザ

じょりん「りょうかい」ザザザ

 プチッ

じょりん「・・・・・・フ・・・まえにアヴオからもらったドイツせいのいろいろとうさいしたメカてぶくろでのつうしんごっこはたまらんな・・・えふえふぅー!しゅっぱするぞー!」

えふえふ「バレないようにまどからでかけるなんて・・・なんかわるいことしてるみたい」ガララ

じょりん「フフフ・・・これはごくひミッションだからな。これからえるめぇすんチで『チョコ』をつくるッ!」バン

今回はここまでで。べ、別にちょっと時期ずれてもいいよね。1日2日くらい遅れてもかまいませんね!?
チョコ作りに話もってったのは無理やりだけどかまいませんね!?

酉付きの方との個人的なやり取りは控えるようにしますが、一応過去作で交流をさせてもらった身として、『静・ジョースター』シリーズは応援してます

ごめんなさい、コレで酉付きでやりとり控えます。
他人のスレで雑談して申し訳ないです。

@eUwxvhsdPM
これでいいのかー?Twitterとかわからんぞ

>>92の件は解決しました。今後は雑談的なことはこのスレではひかえますね

ということで引き続きネタ募集しまっす。あればくらさーい。もらったネタも随時書いていくつもりですので

どういうことなの・・・

 ピンポーン♪

グロリア「はいはーい♪いらっしゃいガールズ」ガチャ

じょりん「じゃまするぜぃ!」ドッカドカ

えるめぇす「じゃまするならかえってー」

じょりん「あいよー」ゾロゾロ

えふえふ「ってなんでやねーん!」ビシィ

じょりん&えふえふ&えるめぇす『ハイッ!』ドジャァ~~~ン

グロリア「わー」パチパチ

じょりん「さて、おじゃましまーす」

えふえふ「グロリアかわいいエプロンしてるね」

グロリア「フフフ、でしょでしょ?エルメェスが皆でチョコ作るって聞いて、はりきって作っちゃった♪」

えふえふ「すばやいスピード・・・」

グロリア「みんなの分もあるわよ♪」ジャン

えふえふ「わ・・・すごい」

えるめぇす「チョコってさ、とかしてなんかいれてかためるだけでも『てづくり』にカウントされるらしいよ。どーする?」

じょりん「どーするもホルホースるもねー!もくてきをわすれたのかえるめぇすッ!『アタシだってやればできるんだもんエッヘンどうだまいったかオラ!』さくせんだぞ!」

えるめぇす「つまりすっげぇクオリティーのものをつくる、と」

じょりん「おう!かいけつゾロリにでてきたチョコレートのおしろみたいにすげーのをつくってやる!」

えふえふ「とかしてぇ~」チョコレイィィ~

えるめぇす「まるめてェ~ッ」チョコッチョコッ

じょりん「こなふってェーッ」チョコレイトゥゥゥーッ


じょりん&えふえふ&えるめぇす『できたぁ!』

 チョコレイトゥゥゥゥゥッッ!


グロリア「えー早いッ!エプロンつける前に終わっちゃったじゃないィ~!」

じょりん「あんしんするのはまだはやい。こっちはブラックサンダーわくだから」

グロリア「?」

えるめぇす「ギリってことね」

じょりん「こっからはシンウチとうじょう!エプロンそうちゃーく!」バッ!

 ギューン! シャキーン! シュバッ! シュバッ! グアキィーン! ウシロノヒモ、ムスビムスビー!

じょりん「クッキングのじかんだ!」バーン!

えふえふ「さーて、つくるぞー!あれ?カラフルなチョコのスナみたいなヤツ、どっかいった」キョロキョロ

グロリア「FFちゃん、あなたのポケットの中に入ってるわよ」

えふえふ「あっ、そうか。ポケっとしてた」

 ―――東方家

仗助「フゥ~~~ッ、サッパリしたぜェ~ッ。やっぱフロってーのは日本人の魂よ魂ィーッ。すっげー気分がイイッ。爽快感がかけぬけるッつゥーかなァー」

承太郎「フ、お前はアメリカ人とのハーフじゃあなかったか?いや、ジジイは本来イギリス人だったか。ややこしいなまったく」

仗助「ッ!?うおおおああああ!?じょ、承太郎さんッ!なんでここにいきなり!」ビクゥ

承太郎「徐倫に会いに来たがいなくて泣きそうになってた所だ。お前の母親は泥酔して眠っているがな」

仗助「徐倫がいないィーッ?んなこと・・・・・・ア!いねぇ!」

承太郎「やれやれだぜ。お前は子守もできねーのか?」ポキポキ

仗助「あ、安心してくださいッス!大丈夫!きっとエルメェスん家に行ってるだけッス!ほら!コステロさん家電気ついてる!なんかにぎやかァーッ!」

承太郎「・・・・・・ならいいが」

仗助「つうか承太郎さん、来るんなら前もって連絡くださいよ・・・いきなり来られるとビビるし迷惑ッスよ」

承太郎「いや・・・そりゃ来るだろ、この時期」

仗助「時期?」

承太郎「バレンタインだ」キリッ

仗助「めっちゃキメ顔ですね」

承太郎「エルメェスの家に行っているということは・・・おそらくチョコを作っているのだろうな。俺への」

仗助「あ~・・・なるほど、たしかにそうかもしれないッスね」

承太郎「今ごろせっせとがんばってチョコを手作りしているのだろうな。俺への」

仗助「うーん、ありえない話ではないッスね」

承太郎「徐倫がいなくて泣きそうになってたが、そういうことならうれし泣きするな。俺が」

仗助「へぇー、それはそれは」

承太郎「フフ」ニヤケェ~

仗助「ニヤけないでくださいよ。気味が悪いぜ」

 ―――コステロ家

えふえふ「うおああああ!アッチィィィ!もえてますッ!もえてますッ!」

じょりん「おっと4・2・0(シ・トゥ・レイ)~。えふえふはあっついのニガテだったもんね」

えるめぇす「チョコをバーナーであぶりやきなんてほんかくてきだな。でもどういうこうかがあんの?」

じょりん「いや、カッコイイからやっただけ。くぎりついたとこでおトイレいってくる!」タタター

グロリア「あらあら、急にもよおしちゃったのね」

 ピンポーン♪

えるめぇす「こんなじかんにおきゃくさんだ。たくはいびんかな」

 ガチャ

徐倫「ドじゃアア~~~ン!皆空条ジョリーンお姉さんの登場よぉ~ッ」パァー

えるめぇす「!?じょ、ジョリーン!?おとなのジョリーン!?まえにへいこうせかいからきてたジョリーン!?」

徐倫「そっ!大統領の能力でね」

えふえふ「しかしまたなんできゅうに?」

徐倫「それはァー・・・・・・その・・・」モジッ

えふえふ「おトイレ?」

徐倫「ま、前は迷惑かけたしよォー・・・・・・なんかお礼でもしようかなーって思ってさ・・・」

えるめぇす「めいわくかけたっけ?」

えふえふ「マジなはなし、すっかりわすれた」

徐倫「だからさ・・・・・・ちょ、チョコでも・・・作ってやろう・・・かなって・・・・・・親父に・・・あと仗助もついでに」

グロリア「あらあらまあまあ」

えるめぇす「でもちょっとまって。ジョリーンとじょりんがちかづいたら――」


じょりん「ふぅ~~~ッ、サッパリしたぜェ~ッ。やっぱトイレってーのはにんげんのたましいよたましぃーッ。すっげーきぶんがいいッ。そうかいかんがかけぬけるっつゥーかなァー」

えるめぇす「うあーーー!じょ、じょりん!こっち!こっちのへやでつくるぞ!アンタのチョコはあとはしあげだけだしッ!キッチンはほかのひとがつかうからぁー!」グイグイ

じょりん「お?お?なんだよなんだよ。あからさまになにかかくしてるカンジ。ま、いいか」

えふえふ「ちょっとオトナじょりん、あぶないよ。へいこうせかいのにんげんがちかづくと、ポケットのなかのオサツだってくっついてしょうめつしちゃうんだよ。きをつけないと」

徐倫「あっ、そうか。ポケっとしてた」

じょりん「なんだってアタシがダイニングでチョコをつくるはめに」シブシブ

えるめぇす「まあまあまあまあ、こまぎれのスポンジにならないためにスポンジケーキでもつくったら?ざいりょうはあるし」

じょりん「うーん、しょうがないなぁ~。じゃ、とりあえずなまクリームを・・・・・・あれ」

えるめぇす「なまクリームのボウルがカラになってる!」

じょりん「スタンドこうげきだ!」バッ! キョロキョロ

えるめぇす「だがてきはみえないぞ!ッハ!まさかとうめいゾンビのスポーツマックス!?」イヤダ!

じょりん「まかせろ!『ストーンフリー』!いとのけっかいビシィー!」ビシィー!


 「あっ!」

じょりん「『とらえた』ぞッ!そこにいるなぁー!」ドギュン

えるめぇす「やっちゃえじょりん!いとをあつめてりったいかした『ストーンフリー』で!」

じょりん「おらおらおらおらおら!」ドババババ!

 ガッシィィィーーーン!

じょりん「!?」

えるめぇす「じょりんのおらおらが・・・とめられた!?」


 「やれやれだわ・・・・・・みえない相手でもとりあえずオラオラ・・・そーゆーのあんまし褒められたモンじゃあないわ。仗助兄さんはどんな教育しんだっての」

じょりん「!こ、このかんかくは!」

じょりん&えるめぇす『コーコーセーのシズカ・ジョースター!』バン


静「YES!静ジョッ!」バァーン!

今回はここまでで。静とか平行徐倫がきて~ってネタをもらったので、許可を得て静再登場しました
ただ本当に1レス先も考えずに書いてるので、どうなるかはワシにもわからん
支援絵でもらったように、承太郎アナスイDioがソワソワするくらいしか

えるめぇす「なんだってトウメイになってたんだシズカ。しかもなまクリームぜんぶたべちゃうし」

静「いやぁ~ッ、おどかしてやろうと思ってね。ナハハ・・・」

じょりん「ナハハ、じゃあねーよ!アタシはあとはシアゲだけだけど、えるめぇすやえふえふはまだつくってんだぞ。なまクリームがなくっちゃあなまクリームのあじがだせないじゃないか!」

静「そんなもん買いに行けばいいじゃあないの。まだ8時になるかならないかくらいだし。っていうかアンタ達、チョコ作ってんの?ゲーッ、ヒマしてんのねーッ」

じょりん「かいにいこうにももうそとはくらいぞ!こどもがこんなじかんにそとでるのはほうてきにもんだいがあるんだよ!アタシはOKだが」

静「んじゃアタシが付き添ってあげっからさァ~ッ。ウダウダ言ってんじゃあないってのまったく。そもそもこの私がわざわざ遊びに来てあげてんのにもっとフレンドリィーに接してよ」

じょりん「つきイチであそびにきてるクセに。SSでかかれてないけどウラセッテイではそういうことになってるからいまさらきてもヒサビサかんがないの!」

静「うぅ~ッ、傷つくわァ~~~ッ。徐倫ちゃんがアタシに対してツメタイのォ~」オロローン

じょりん「うわっ!くっつくな!なきつくんじゃあないのッ!」

えるめぇす「どっちがこどもなんだか」

静「いやさ、子供と接する時は相手の目線になれって言うじゃない?私もあなた達と同じ目線で遊んであげようと思ったのよ。なかなかグレートな優しさじゃあないかしら?」

えるめぇす「メセンってーのはそういうイミじゃあねーッ」

じょりん「もうッ、メンドくせーしドーでもイーがとにかくなまクリームをかいにいかねば。みんなでよるのモリオウチョーにくりだすぞッ!」ザン

静「何よ、なんだかんだでテンション上がってんじゃない。こんな時間に外に出たことねーからウキウキしてるのかしら?」

じょりん「じゃ、えふえふもよんでくっか!えふえふゥー!」キッチンヘゴー!

えるめぇす「うおああああ!ダメだじょりんッ!キッチンへいくんじゃあないッ!」バッ

じょりん「またか」

静「どしたのエルメェスちゃん。なんで徐倫ちゃんの前とおせんぼすんの?あらての技術?」

えるめぇす「じつはカクカクシズカシズカ・・・」

静「・・・グレート・・・・・・平行世界の徐倫ちゃんが来てるのね。ここは静おねーさんにお任せなさい」ズイ

えるめぇす「まかせるったって」

静「ぶっちゃけ見てみたいわッ。隣の世界の空条徐倫。平行世界の徐倫ちゃん・・・どんなコかしらね。私が幼徐倫ちゃんの代わりにFFちゃんを連れてくるわ。で、平行世界の徐倫ちゃんをバッチリ見ちゃる!」

 ガチャ


徐倫「あァ~~~ン?」ギロリ

静「ッ!」ギクゥゥッ

えふえふ「あー、コーコーセーのシズカだ。なに?またあそびにきたの?」

静(・・・と、隣の世界の徐倫ちゃんって・・・・・・大人なのォ~~~ッ!?私の世界の徐倫さんと同じ・・・徐倫『おねーさん』じゃあないのォ~ッ!)

徐倫「誰?アンタ・・・・・・こっちの世界のアタシのダチ?にしては・・・年離れてんじゃあないかしら」

えふえふ「ジョリーン、こいつはへいこうせかいからきたコーコーセーにせいちょうしたシズカ・ジョースターだよ。たまにあそびにくるのです」

静「あ・・・あの・・・・・・アハハ・・・ど、どうも・・・静・ジョースターです。あの・・・徐倫さん・・・って呼んでいいですかね?はじめまして・・・その・・・えっと・・・」モジモジ

徐倫「なによモジモジしちゃって。歯切れわっりぃーッ。委縮してんのか?そんなにアタシ、凶悪犯みたいな顔してる?」

静(う・・・やっぱり『囚人』なんだ・・・・・・ど、どうしよう・・・・・・その辺の話・・・触れない方がいいわよね・・・)

徐倫「なによ~なんか言いなさいよ~。私がイジめてるみたいじゃあないの。静ってあれでしょ?ジョセフのおじいちゃんとこの子でしょ?私も話には聞いてたけど会うのは――」

静「私・・・徐倫さんにあこがれてたんです」

徐倫「!!!」ズキュ~ン!

静「あの・・・私は本当は『ジョースター』の血統じゃあなくって・・・それけっこう気にしてて・・・・・・でも・・・徐倫さんは『ジョースター』の中でも女性のスタンド使いですごい人だって聞いてて」

静「邪悪なスタンド使いを倒して世界を救った偉大な『ジョースター』だって!だからすごく尊敬してて・・・私の目標っつゥーか、理想の女性っつゥーか・・・だからちょっと緊張しちゃうんです」

徐倫「・・・・・・そ、そォおう・・・そぉなんだ・・・へェ・・・いや、私なんか別に・・・大したことないんだけどぉ~・・・・・・でもまぁ・・・うん・・・慕ってくれるってのは・・・悪くないわね・・・」ニヘラ

えふえふ「あ、ニヘってる」

徐倫「まぁ?どうしても?あなたが?私を?リスペクトしたいってんなら?かまいませんけど?私も同じ『女のジョースター』として?静のこと応援するし?お互いウィンウィンウィンって感じィ?」

静「!・・・・・・同じ・・・ジョースター・・・」ニヘラァ

えふえふ「あ、ニヘってる」

徐倫(まあ、世界を救ったって言っても・・・ヘンな神父をブっとばしただけだけどさ・・・・・・静の世界ではどうだったのか知らないけど、私)

静「あの、ところでッ。FFちゃん、徐倫ちゃんとエルメェスちゃんと買い物に行くけど一緒に行く?徐倫ちゃんって子供のほうのね」

えふえふ「!こんなじかんにそとでるの!?コソコソせずに!?」

静「そゆこと」

えふえふ「いく!」

徐倫「アタシも」

静「ダメよ徐倫さん。こっちの徐倫ちゃんと徐倫さんが出会ったら『消滅』しちゃうじゃない。ただでさえ壁一枚挟んだ隣の部屋にいてアブネーって感じなのに」

徐倫「えー、オルスバンしてろっての?」

グロリア「徐倫ちゃん、待ってる間に私とチョコ作っておきましょう♪それでどう?」

徐倫「グムー、仕方ないな。エルメェスの姉さんから話聞くのはじめてだし、色々教えてね。エルメェスのハズカシエピソード。平行世界だろうと、アイツを脅すネタにはなるかもだし」

えふえふ「じゃ、アタシとじょりんとえるめぇすとシズカでよるのモリオウチョーにくりだすぞ!」

 ―外

じょりん「さむいッ!ヤメテッ!」ブルル

えるめぇす「2がつのよるはキカレイトウホウみたいにさむいな」

えふえふ「ゼンゼンヘーキ」ヘッチャラ

じょりん「ッチェ!プランクトンはズリーな!うー、サムイ!えるめぇす、てぇかして」ギュ

えるめぇす「つっめた!じょりんのてぇつっめた!」ヒエ

じょりん「そういうアンタもつめてー!ヌルイ!これじゃぜんぜんあったかくねー!シズカ!テェかして!」ギュ

静「ッゲ!つっめた!徐倫ちゃんの手めっちゃつめたい!」

じょりん「おっ・・・シズカのてはあったかいナリィ!」スリスリ

静「手の甲に頬をスリるな!つめたいッ!」

えるめぇす「ほんと?アタシも」ピタァー

静「ぎえッ!ちべたいッ!両手がふさがれたッ!」

じょりん「えふえふ!プランクトンでもつめたすぎるのはダメだろ?ていおんにしとくべきじゃない?」

えふえふ「そうかも。じゃ」ボッフ

静「うおおああッ・・・せ、背中に乗っかるんじゃあないわよ!アッ!おい!徐倫ちゃん!エルメェスちゃん!両手を抱き込むな!ホントにつめたい!」

じょりん「グツグツのシチューとはいえないけど、せいめいのあたたかさをかんじる」

えるめぇす「うでがこおってもこうすればきっととけるな」

えふえふ「コッチヲミロォォォ」

静「もー!アンタらッ・・・アンタらもーッ!」

じょりん「アッ、みろ。トニオのおみせがまだでんきついてる」

えるめぇす「ほんとだ。ざんぎょうかな?」

静「どーでもいいが降りろよオメェーらよォーッ」グググ

えふえふ「ここはアタシにまかせて!プランクトンそうがんきょう!」ズギュンズギュン

じょりん「どうだ?なかのようすがみえる?」

えふえふ「うーん、なかでなにかつくってるみたい。トニオと・・・おんなのひとがなんにんかいるよ」

えるめぇす「えっ」

じょりん「うわきゲンバか!」

えるめぇす「な、なにいってんだ!トニオはどくしんだろ!タブン・・・・・・っていうかのぞいちゃダメだ!」

静「エルメェスちゃんてウブね」

えふえふ「なかにいるおんなのひとは・・・リサリサとシーライーだよ。あともうひとり、しらないひとがいる」

じょりん「リサリサとシーライー?・・・なぞはすべてとけた!」ピーン

えるめぇす「な、なんだよなぞって」

じょりん「リサリサはあれだ!りょうりのレパートリーがすくないからトニオにりょうりをおしえてもらってるんだ!シーライーは・・・フーゴとのけっこんせいかつをみこして、ミソシルでもならってるんだ」

えるめぇす「けっ///」

静「どーでもいいが邪魔するヒマなんざねーぞ私達ィーッ。生クリーム買いに行くんでしょ生クリーム!早く行くわよ!他人のクッキングなんかキョーミねーってのォー」グググ

じょりん「ああっ、シズカがむりやりすすむ!」

えふえふ「おのれ!アタシたちではとめられない!」

静「なら降りろ!へばりついていながらンなこと言うんじゃあねー!」

トニオ「アーアー!リサリサさん!カカオ入れすぎデスヨー!ダメダメ!そんなに入れチャ、ニガくってとても食べれマセンよ」

リサリサ「あら・・・うっかり失敗。ごめんなさい。私、ジョージ(セカンド)の心を振り向かせようとチョコ作りを習ってるのに・・・ジョージ(セカンド)のことを思うと・・・つい、手が・・・」ザリザリ

トニオ「アーアー!また入れてマス!どうしてそんなにカカオをいれるンデスか!」

シーラE「・・・・・・」ソォ~ッ・・・

 ピトッ

シーラE「!できたぁ!シーラE特製『カプセルチョコ』!拳の形のチョコに、カプセル型のチョコの中に生チョコをたっぷりいれて、それをくっつけて完成~ッ!」

シーラE「カプセルを噛むと、中からチョコがドロォ~リって出るスゴイ仕組み!ウム!我ながらいい出来!ウワオオ!」ヤッタヤッタ

理那「ん~・・・・・・なかなかうまくいかないわ・・・」

シーラE「リナさんはどんなの作ってるんですか?たしか旦那さんに作ってあげてるんですよね?・・・それ、なに?」

理那「バフンをイメージしたチョコを作ってるの」

シーラE「・・・」

理那「でもなかなか難しくて・・・ほら、牧草が少し飛び出てるのを再現しようと材料を探してるんだけど、見つからないのよ。表面はドロっとさせた上に粉振って再現したんだけど」

シーラE「日本人って未来にいきてるわ。マジに」

 ・・・・・・カメユー

じょりん「カメユーにきたゆー!」

えるめぇす「えーっと、なまクリームをカゴにいれて・・・」ゴソッ

えふえふ「ついでだしいろんなざいりょうをかっていこうよ。まだアタシとエルメェスとジョリ・・・ンッ!ンンッ!のチョコつくってるとちゅうだし」

じょりん「アタシももういっこつくってもいいかな」

えるめぇす「じゃあいろいろかうことになるな。・・・・・・ア!サイフは?もってきた?」

静「フフ・・・任せなさい」ドジャ~ン

えふえふ「わ・・・すごい」

じょりん「けっこーはいってるゥー!」

静「あなた達がチョコ作ってた、グロリアさん家に行く前にウチにも寄り道したのよねェ~ッ。モチ、透明でね。で、透明になってやることっていやぁ、これしかないでしょ?」

えるめぇす「あ!これジョースケのサイフ!」

静「そゆことッ。ま、資金の方は気にせずジャンジャン買っちゃっていいから♪」ルン

えふえふ「フ・・・サスガはジョセフ・ジョースターのコ」

じょりん「うおおっしゃあああ!チョコパイをギョウシャガイー!」ゴッソ

えるめぇす「ビックリマンシールつきウェハースはこがいー!」ゴッソ

えふえふ「チューペットやまがいー!」ゴッソ

静「あれ?これからチョコ作るんじゃないの?」

えるめぇす「シズカはチョコつくらないの?」

静「へ?」

えふえふ「そういえば、オンナのさいてんバレンタインなのにそのケいっさいみせてないね」

静「う~ん・・・・・・そう言われてもなぁ。私あんまりそーゆーのにムカンシンっていうか――」

じょりん「ップゥー!やめなってふたりとも。シズカみてーなブキヨーなおんなにチョコづくりなんかできっこないって」

静「ム!」ム

じょりん「まあ、カメユーではうってないようなこうきゅうチョコとかをつかえば、トニオのとこでおしえてもらったら、なんとかなるかもしれないけどォー」

静「何よソレ・・・私だってチョコくらい作れるわよ。ナメんじゃあねーっての」

じょりん「フフン、つよがっちゃって。フドーサンオーのジョセフじいちゃんにあまやかしてそだてられたシズカに、アタシたちをおなじざいりょうをつかってオイシイチョコが『つくれるわけがない!』」

静「ッ!」


静「できらぁ!」

えるめぇす「!」ビク

じょりん「いまなんていった?」

静「おなじ材料でもっとうまいチョコを作れるって言ったんだよ!」

じょりん「こりゃあおもしろいコーコーセーだわ!」ヤレヤレ

えふえふ「いや、シズカはちょっとコケにされるとすぐムキになるんだよ。マジにとっちゃダメだよじょりん」

じょりん「そうはいかないぜえふえふさん」

じょりん「アタシたちのまえでオオミエをきったんだ。こりゃあどうしてもアタシたちとおなじざいりょうでうまいチョコをつくってもらおう」

静「え!!同じ材料でチョコを!?」

じょりん「はい、ざいりょ」カゴイン!

静「・・・」ゴクリ

えるめぇす「シズカ、ほんとにチョコつくれるの?ミエはっただけ?いまのウチにあやまっておくほうがいいんじゃない?」

静「・・・う」

じょりん「A-HA!」ニマァ~

静「で、できるわよ!知ってるでしょ?私、アメリカで育ったんだから。本場のオイチィ~イのを食べてんのよ?チョコくらい簡単よ簡単ーッ。宿題しながら片手間でできるわッ(できたらいいなぁ)」

じょりん「ハハハ、まあ、がんばれや」ポン

静「ぐっ・・・完全にナメてるわね、コイツ」

えふえふ「だいたいかうモンはカゴにいれたね。じゃ、レジいこっか」パジッ

えるめぇす「ああ」パジッ

じょりん「らいどおーん!」パジッ

静「・・・・・・コラ、アンタ達。カートにのっかるんじゃあないわよ。重くって仕方ないわ」

えるめぇす「えふえふ、まんなかかわってくれよ。サイドのいちはフリおとされるかねんからさ」

えふえふ「はやいもんがちー」

静「オイッ!重いっつってんでしょォー!」

じょりん「レディーにたいじゅうのこというなんて、シズカはウォシュレットがなってないなまったく」

静「?・・・・・・エチケットって言いたいの?」

じょりん「それっ」ビシ

えるめぇす「とにかく!おしてくれシズカッ!いざ!レジへー!」

静「・・・・・・OK・・・いいわ。了解。おおせのままにしてやるわ・・・『しっかり』捕まってなさい!『ワイルドハニー』!」ドン!

えふえふ「!?」

静「『スタンド』で足をけって!加速ッ!オラアァーーーッ!」ドギュゥーーーン!

えるめぇす「うひぃいあああああああ!」ゴォォォ!

じょりん「めっちゃんこおそぎゃーーー!」ゴォォォ!

ナランチャ「なぁなぁフーゴ!いよいよだな!オイ!」

フーゴ「なにがですか。今は仕事中じゃあないですか。あんまり無駄話をするもんじゃあないですよ」ペラ・・・

ナランチャ「だってよぉー、レジにいてもヒマじゃん。お客少ないんだもん。フーゴだって本読んでるし。それ、何の本?」ノゾッ

フーゴ「これかい?面白い本だよ。後で読むかい?タイトルは『恥知らずのパープ――』」

ナランチャ「ウゲーッ、これ字ぃだらけじゃん!よくこんなの読めるなァ。俺、たくさん絵がないと読む気になんかならねーよ。お前一人で読んでなッ。ガリ勉ンーッ」

フーゴ「ンフッ」

ナランチャ「それよりさそれよりさッ!もうすぐだろもうすぐッ!」ウッキウキ

フーゴ「何が?・・・」

ナランチャ「バレンタインだよバレンタインンーッ!一年で一番、チョコがもらえる日ぃーッ!」

フーゴ「ああ・・・そう」ペラ

ナランチャ「なんだよそのリアクション。もっとウキれよなー。それでも男かお前ー」

フーゴ「いいかナランチャ、毎年毎年・・・2月14日になれば、男達は険しい顔をしてチョコを期待する・・・それってさ、間違ってると思わないかい?14日が勝負なんじゃあない。『それまで』が勝負なんだよ」

ナランチャ「?」

フーゴ「14日には、スデに女達はチョコを準備してるもんじゃあないか。だから14日に男が気合入れても仕方がない。14日までに、どれだけ女性から好感度を稼ぐか、それが大事なんだろ。ポイントをかせがなきゃ、もらえるわけないだろ」

ナランチャ「そんなことねーって。見知らぬ人にもらえるかもしれないだろー」

フーゴ「ありえないね。一目ボレしたとしても、初対面でチョコを渡すような女の子がいたら見てみたいよ、僕ァ」

 女性A「キャー!キュートなレジ店員さん!ちょっと早いけどチョコあげちゃうッ!もらって!もらってェー!」

 女性B「私も私もッ!カワイイ男にはメがないの!はいッ!私の手作りチョコッ!」

ナランチャ「わぁ!ありがとうお客さん!おいしく食べるぜッ!」

 女性A「ヤッター!それじゃ、バーイ♪」

 女性B「今度はスパゲッティ食べに行きましょ!じゃーね♪」

フーゴ「・・・」

ナランチャ「で、ポイントがなんだって?」ン?

フーゴ「・・・・・・ナランチャ、君、もしかしてモテる?」

 ビタァ!

静「はい、到着ゥー」

えるめぇす「・・・・・・な、なかなかな・・・スピードだった」

じょりん「ビビってない・・・・・・ビビってないよ・・・アタシびびらせたらたいしたもんだ・・・」

えふえふ「・・・」キュゥ

ナランチャ「お、いらっしゃいませェェーッ!商品お預かりしまぁーす!」

フーゴ「ナランチャがモテる?・・・いや、たしかに男にしてはカワイイっていう部類に入るのかもしれないが・・・だからって・・・いや」ブツブツ

静「お会計はこのサイフでねェー」

ナランチャ「袋いりますかァー!?それともシールゥー!?」

えるめぇす「!シール!」

静「袋で」


ナランチャ「ありがとうごましたァァッ!またのおこしをををッ!」

フーゴ「カッコイイよりもカワイイの方が人気があるのか?・・・そういう時代?・・・日本だけそうなのだろうか・・・」ブツブツ

ナランチャ「もー、フーゴ!お前さっきから何ブツブツ言ってんだよォー。今のレジ、俺一人でやるなんて・・・・・・!・・・お、俺・・・一人でレジできたァ!やったぁーーー!」ワーイ

フーゴ「僕もカワイイ路線に切り替えるべきか?・・・・・・フ、いやいや・・・僕なんかどうしたってモテたりなんかしない・・・女の子が僕に興味なんかもたないもんな・・・毎年チョコくれるのはシーラEくらいだし・・・モテないな・・・僕は」ブツブツ

ナランチャ「やったやった!俺一人でレジできるようになったぞォーーーッ!もらったチョコでおいわいだッ!パクゥー!あ、甘ェ~ッ」ポヘェ~

 ―――コステロ家

徐倫「できたぁ!」ジャーン

グロリア「わー」パチパチ

徐倫「ウン!すっごくいいカンジッ!アタシってば天才ね!パティシエの才能開花しちゃったかも」エッヘン

グロリア「すごいわねアイリンちゃん。大きなチョコができたわねー」

徐倫「でしょでしょ?グロリアもそぉー思うゥー?(偽名のアイリンを名乗るのは気がひけるが、仕方ないもんね)」

グロリア「で、このチョコは誰にあげるのォー?」

徐倫「ッ!・・・そ、それは・・・・・・えと」モジモジ

グロリア「あぁ~わかった!スキなオトコのコにでしょぉ~ッ。かーわーいーいー♪もォーッ!青春してるなァー!」

徐倫「いや・・・オトコの『コ』ではないなぁ・・・」

グロリア「きっと相手はよろこんでとび跳ねちゃうわよッ。こんなにおっきな☆型のチョコ、そうそうお目にかかれないモン」

徐倫「え・・・・・・これ・・・・・・ヒトデなんだけど・・・・・・」

グロリア「あっ」

徐倫「・・・・・・」

グロリア「・・・・・・ウム!気にしないのッ♪」

徐倫「ヒトデに見えないかぁ・・・・・・これじゃパ・・・親父もよろこばないなぁ・・・」ショボン

グロリア「大丈夫大丈夫!大事なのはハートよハァト!モノよりも心で勝負よッ!突撃ラブハートッ!がんばってアイリンちゃん♪」


 ガチャ

じょりん「I'M BACK!(もどったぞ!)」

えるめぇす「おねーちゃーんただいまー!」


徐倫「!ヤベッ・・・じゃ、アタシ行くね。ありがとうグロリア」ガラッ

グロリア「あら、帰っちゃうの?親戚の徐倫ちゃんが戻ってきたのに」

徐倫「顔を合わせづらくってね。じゃ」シュタ

グロリア「窓から出てくなんて、よっぽど急いでるのかしら。それともニンジャ?」

グロリア「お帰りなさい皆♪もうすぐ9時よ。早く仕上げて、オネンネしないとね♪」

えるめぇす「もうくじなのか・・・」

えふえふ「もくじですよ、ッフォッフォッフォ」

じょりん「いや、きょうはブレイコーだ!チョコをつくらなければならないから・・・10じくらいまでおきてる!」バン

えるめぇす「!ま、マジか!マジなのかじょりんん~!」

えふえふ「そんなにおきていられる『わけがない』!」

じょりん「だいじょうぶ!まだまだねむくないもん!さぁてシズカさん、チョコづくりにかかってもらえるかしら!」

静「っく・・・ジョースター家の女に二言はないわ!やってやろうじゃないの!」

えるめぇす「はやくアタシたちもチョコつくらないと。かんせいしたのはじょりんだけだから。このままではねるヒマもなくなっちゃうぞ」

えふえふ「いつまでもチョコネタひっぱると、ひなまつりのじきになっちゃうもんね」

静「やぁってやるっての!いくぞオアアー!」グルグルー

えるめぇす「おお!クリームがミルミルとあわに・・・」

えふえふ「アワワ・・・」

じょりん「えるめぇす!えふえふ!アンタたちもはやくつくらないと!」


 ―――・・・・・・数十分後

えるめぇす「かんせいー!『キッス』のマークチョコ。あ、キッスってスタンドのほうじゃあなくって、バンドのほうね。くちびるからベロがベーってやってるやつ。クール!」

じょりん「ウーム、なかなかげいじゅつてき!アタシのつぎにスゴイな!」

えふえふ「アタシもかんせい!」

じょりん「それはなに?」

えふえふ「ウェハースチョコ」

えるめぇす「えっ、いちばんスゴクね?」

じょりん「で、シズカどのはどうですかぁ~?」ン?

静「・・・黙ってて。今もっぺんやり直してんだから」グルグル

えるめぇす「こりゃサクラがさくころまでまたなきゃかんせいしないな」

静「うっさいっての!私のアーチスト的才能を見せてやるからねェ~ッ!」

 あさー

静「で・・・・・・できた・・・・・・」ゲッソリ

静「フフフ・・・フフフフ!グレート!『ダイナマイトチョコ』!」バーン

静「かつて・・・偉大な男が言ったわ・・・『芸術は爆発だ』と・・・・・・そこから着想を得てついにたどりついたッ!普通のチョコじゃあツマンネーから、こういう芸術感を出さなきゃ満足できねーっての!私ってばアーチストだからね!」ウシシ

静「しかしこの造形美・・・ウーム、ウットリ!大きさもリアルにダイナマイトっぽいし、導火線まで完全再現ッ!徹夜で作った『かい』ってもんがあるわ!」

静「筒にチョコつめて、固めて、それを数本!ダイナマイトを一本一本!手作り!あとは味付けのりで巻き付けて、できあがりッ!導火線はチョコ固める時にヒジキを入れておいたから、固まって見事に導線に!」

静「どうよ!どうよ徐倫ちゃぁーん!この見事なクオリティ!味はともかくすごくない!?グレート!?」

じょりん「Zzz・・・」スヤァ!

えるめぇす「Zzz・・・」スヤァ!

えふえふ「Zzz・・・」スヤヤカァ!

静「」

静「・・・・・・ッフフ・・・そうよね・・・まったく、やれやれ・・・子供だから寝ちゃってたのね・・・仕方ないわ・・・・・・ウン、いつのまにか朝だ。一晩中やってたのね・・・でも頑張ったアタシ。ウン、頑張ったアタシ」ホロリ

えふえふ「ウゥム・・・・・・ムニャムニャ」ムクリ

静「!・・・FFちゃん?起きて・・・ああ、ネボケてんのか。むゆーびょーって奴?ププ、マジにあるんだそゆの」

えふえふ「・・・クプ・・・ムニャ・・・」

静「フフ・・・どうなるか見てやろっと」ププ

えふえふ「・・・ムニャ・・・クピポ」パシッ

静「えっ、ちょ、それ私が作ったダイナマイトチョコ――」

えふえふ「ゴクン」

静「」

えふえふ「ゲップ」ドモン!

えふえふ「ムニャ・・・」スヤヤカァ!

静「」

 ―2月14日―

 バァーーー【聖戦開幕ッ!】---ンッ!


承太郎「・・・」ソワ

仗助「フワァ~ッ・・・おはようございます承太郎さん。早いッスね」

承太郎「悪かったな仗助。急に泊まらせてもらって」ソワ

仗助「俺ァーかまわんですけど、まだ6時半ですぜ?イスに腰掛けて、なにジっとしてんスか?」

承太郎「いや、なに、理由なんてない」ソワ

仗助「・・・・・・」チラ

仗助「あ~、14日かァ~ッ。徐倫が起きてくるの待ってるんスね」

承太郎「ッフ・・・何を言うかと思ったら仗助、俺が自分の子からチョコをもらえるのをフライング気味で待機してるとでも言うのか?やれやれだぜ・・・」ソワ

じょりん「オハヨー!」ダダダ

承太郎「!」ドォーン

仗助「おう、おはようさん」

えふえふ「ふぉあァ~・・・ねむいけどオハヨウ」ムニャムニャ

承太郎「・・・」ソワソワソワソワソワ

仗助(我慢してるッ。自分から声かけるのを我慢して、徐倫からの接触を待っているッ承太郎さんッ)

承太郎「・・・」キッ!

仗助「!」

承太郎「・・・」クイッ クイィィッ

仗助(目で『徐倫にチョコを促せ』と言っている・・・グレート・・・)

仗助「ところで徐倫、今日は何の日だか知ってるかぁ?」サリゲナーク

じょりん「フフフ、しっているさ!」ニヤ

仗助「お」

じょりん「ジョースケ!これをうけとりなッ!」バーン!

承太郎「!?」ガタッ

仗助「おおッ!?こ、これは!この『ラッピング』はァ~~~ッ!?」

じょりん「アタシの『てづくりチョコ』よッ!」バァーーーン!

承太郎「!?!?っ!?!?っ!?!?」

仗助「て、手作りチョコ・・・この包装具合からして・・・かなりグレートな出来ッスよ・・・コレ」

じょりん「フフン!どうだジョースケ!アタシだって『やればできるんだ』ぜ!」ドヤサァ

えふえふ「じょりんってば、まえにジョースケにいわれたこときにしててさ。みかえしてやるっていって、チョコつくったんだ」

仗助「お・・・オオ・・・す、スゲェじゃねえか」

じょりん「ちょっとちょっと!もっということあるんじゃあないのぉ~ッ?ンン~?」

仗助「・・・すげぇな徐倫。見直したぜ。お前もやればできる、スゲー奴だったんだな」ナデナデ

じょりん「うえへへへ」ニマニマ

承太郎「・・・」ソワソワソワ

えふえふ「ジョースケ、これはアタシがつくったヤツ」ス

仗助「おおッ・・・ありがとうよ。どんなチョコか見ていいか?」

えふえふ「ウェハースチョコだよ」

仗助「えっ、スゲくね?」

承太郎「・・・」ソワソワソワ

 ピンポーン♪

じょりん「あ!えるめぇすがカムホーム!」ガチャ

えるめぇす「おはよう!ジョースケ!これあげる!」ササッ

仗助「エルメェスまでくれんのか?ありがとうな。なんだか俺ってばモテモテみたいだなァ・・・ハハハ」

えるめぇす「さ!いくぞじょりん!えふえふ!」

えふえふ「え、もう?」

じょりん「フフ・・・えるめぇす、おまえジョースケにチョコわたすのハズいからいきおいでゴマかそうとしてんでしょ」

えるめぇす「そ、そういうことをイチイチいわんでよろしい!はやくいくぞ!」グイイ

じょりん「そういうことだからいってきまーす!」

えふえふ「あそんできまーす」


仗助「・・・ヘヘヘ・・・相手は子供とはいえ・・・けっこうキブンいいなァ~って思ったり。な~んて・・・・・・ッハ!」クルッ

承太郎「」

仗助「じょ、承太郎さぁーーん!」

承太郎「アギ・・・」

静「いっけない、寝坊しちゃったァー!」タタタ

仗助「まだ7時だぜ静。ウチに泊まってったんならもっとゆっくりしてていいのによ」

静「そうもいってらんないっての!徐倫ちゃん達と一緒にチョコ集めに行く約束してんだからさァ」

仗助「チョコあつめぇ?」

静「そっ。登校、出社途中の人達からチョコをかっぱら・・・・・・もらおうっていう作戦!女の子が3人もいりゃ、思わずチョコくれる人もいるでしょ?」

仗助「なんだよそりゃ・・・」

静「とにかく徐倫ちゃん達が出かけたんなら、私も行かなきゃ!あ、兄さんコレ」ポイ

仗助「おっと!・・・お前もくれんのか?チョコ」

静「言うまでもないけど義理よギリィーッ!私達は義理の兄妹なんだし、マジにとんないでよね!マジでッ!」

仗助「サンキューな、静」ニッ

静「ついでに言うなら、ホントならもっとすんごいチョコだったんだけどね。い、色々あって・・・急きょ変更してそのチョコになったの。色々あってね・・・」

仗助「?」

静「じゃ、行ってくるわ」ガチャ

仗助「なんだってんだ?とりあえず、ラッピングを開けてみるか。・・・・・・なんだこりゃ?チョコペーストじゃあねーか。何々?・・・蜂蜜で甘みを加えた『チョコレートハニー』・・・グレート」

承太郎「」ポヘェ~


静「いっけなーい!ちこくちこくー!(ゝ。σ)☆」タタタ

 ドン!

静「わ!ご、ごめんなさい」

露伴「・・・気をつけろよ。登校途中に曲がり角でぶつかるなんて展開、今どきありえないぞ。・・・・・・いや、待てよ。逆に考えたら、それはそれで斬新でいい演出に見えるかも?・・・」ブツブツ

静「あ、露伴センセじゃぁ~ん!なーんだ、ペッコリ謝ってそんした」

露伴「ん?・・・僕のファンか何かか?僕は君を知らないが・・・」

静「そっちは知らなくっても、私は知ってるっての。じゃ、急ぎますんで。レイミさんと仲好くね~」タタタ

露伴「なッ!?なぜ君が杉本鈴美のことを知って――」

鈴美「ろ~はんちゃん♪」

露伴「ッ!い、いきなり現れるな!な、なんだ!?まだ朝っぱらだぞ!出るなら日が夜になってから――」

鈴美「ポッキー、食べる?」ス

露伴「っ・・・い、いきなり何を――」

鈴美「食べる?」

露伴「・・・ああ!わかったよ!朝だから本心を言ってやるっ!食べたいよ!ぼくだって食べたいさ!」

鈴美「じゃあ、ハイ」ハムッ

露伴「!?」

鈴美「食べて」

露伴「な、何をやってるんだ?・・・君がポッキーの『反対側』をくわえて・・・・・・それでどうやって僕に食べろと――」

鈴美「早く」

露伴「っ・・・」

鈴美「食べないの?」

露伴「たべまぁすっ!」

静「ごっめ~ん!待ったァ~?」テテテ

じょりん「おそい!タイヨウのハモン!」ビビビ

静「ギエエ!こら!なにすんのよ!」

じょりん「アヴオけいゆでドイツにつくってもらったこのメカてぶくろ、でんきビリビリこうげきもできるのだ」ドヤサァ

静「危ない装置をつけてんじゃあねー!・・・って」

 ドッサリィ~~~ッ

静「アンタ達の背後にあるチョコの山は何よッ!スーパーの駐車場の隅にかき集められた雪みてーじゃあないの!」

じょりん「フフフ、みちゆくひとがチョコをくれるのさ!」

えふえふ「わりとアタシたち、モリオウチョーのいろんなひととカオナジミだから、けっこうもらえたりする」

えるめぇす「さっきはSBR(Steel Ball Run run land)から、ジャイロがもってきてくれたし。ニグルマで」

えふえふ「パッショーネのひとたちとか」

じょりん「ハモンセンシたちも」

静「グレート・・・・・・だてに5スレも続けてないわね・・・」

 バラバラバラバラバラ・・・・・・

えるめぇす「あ、ヘリがとぶおと」

えふえふ「しかもふくすう」

 ♪~♪♪♪~♪~♪~♪♪♪~♪~

静「なに?・・・音楽を鳴らしているの!?あのヘリの集団ッ!ガンガンサウンド鳴らしてる!・・・この音楽は、『ワルキューレの騎行』!」

 バラバラバラ・・・

じょりん「あ、おりてきた」

 ザッ!

シュトロハイム「ハァッッッピイィィィィィィ!ヴゥアアアレントゥアアアアアアアアインッッッ!」バーン!

静「グレート」

じょりん「ガイルしょうさだ!」

えるめぇす「それストツーのひとだろ」

えふえふ「せいさくがわがジョジョずきで、ポルナレフをもとねたにしてガイルをデザインしたけど、なんでかなまえがJガイルからきてしまったというハチャメチャないつわがあるひとだね」

シュトロハイム「空条徐倫!フー・ファイターズ!エルメェス・コステロ!」ザン

じょりん「は、はい」ビク

えふえふ(フー・ファイターズ、わたしをよぶならそうよんでくれたっ・・・)

えるめぇす「な、なんでしょう」ビク

シュトロハイム「事情は聞いている。今日はヴゥアリュエンタイィンだと言うが、日本では女性から男性へとチョコを渡す日だとな」

じょりん「だれからジジョーをきいたのさ」

シュトロハイム「当然ッ、ジョースターからだ。ヤツとは毎週金曜の夜11時からスカイプをしている」

静(なんか聞きたくなかった)

えるめぇす「で・・・それでなんでわざわざきたの?」

シュトロハイム「聞くまでもないッ・・・私に渡すチョコがあるのだろう?」

えるめぇす「えっ」

えふえふ「いや・・・」

じょりん「そんなよていありませんけど」

シュトロハイム「ぬわんだってぇぇぇぇぇぇ!」バァー!

えふえふ「こりゃジョセフおんじにいっぱいクわされたな」

シュトロハイム「おんのれぇぇぇえええジョォォースタァアーーー!この俺をたばかるとはァあああ!ヘリ部隊の出動にどれだけの出費と始末書がいると主っとるんだチクショオオオ!」

静「またまたやらせてもらったのね」

じょりん「じゃ、はい」ス

シュトロハイム「!?」ビクッ

じょりん「いっこあげる。チョコ」

静「えっ!?マジ!?」

えるめぇす「でもそれ、もらったヤツだよね」

じょりん「うむ。いろんなひとからかきあつめたチョコのやまだけど、こんなにたべたらムシバになっちゃうかもしれないからな。それにたべきれねーし」

シュトロハイム「・・・・・・ォォォ・・・・・・ォォォオオオオオ!いいのかクウジョオ・ジョリィイイーーーン!」

じょりん「まあ、やまほどあるし」

えるめぇす「チョコずきなじょりんがじぶんのチョコをたにんにあげるとは。こりゃスタンドこうげきかもしれないな」

シュトロハイム「ドワーーーッハッハッハッハッハ!見たかジョォースタァーーー!俺もチョコをもらえたぞオォォォ!」

えふえふ「おおげさだなぁ」

静「この人も、あんまりモテなさそうなタイプだからかしらね。地位を使って、女ハベらせてそーだけど」

シュトロハイム「・・・・・・おぉお・・・俺は恐ろしいッ!・・・何が恐ろしいってジョースター・・・子供ギライだった俺は子供と話すだけで苦痛だったというのに・・・かぁいかんに変わっているんだぜェェェ!」

えるめぇす「よかったねー」

シュトロハイム「ではッ!我々はそろそろ祖国へ帰るッ。目的は果たされたからな・・・・・・お前達ッ!もしこれから何か困ったことがあれば、いつでも我がナ・・・ドイツ軍に入電してくれッ。いつでもどこでも、手をかすと約束しようッ」

じょりん「!スッゲー!ぐんたいをしぶつかできるんだー!」

えふえふ「でもドイツぐんにれんらくってどうやって?」

シュトロハイム「コールセンターに電話番号を聞いてくれ」

静「グレート」

シュトロハイム「ではッ!サラバイ!諸君!ワーーーッハハハハハ!」

 バラバラバラバラバラ・・・・・・

おんなすい「じょりぃぃぃ~~~ん♡」ツッタカツッタカ

えふえふ「あ、おんなすいだ」

静「あー、えっと、確か・・・アナスイの女版で、ユリの花タイプな子ね」

えふえふ「?」

じょりん「おーおんなすい。ハピバ」

おんなすい「じょりぃーん!アタシのさいあいのチョコよーッ!うけとってくれェーーー!」バァー

えふえふ「わ・・・すごい。すごいザツなラッピング」

えるめぇす「ちょっとえふえふ、そういうことはいっちゃあダメだ」

おんなすい「ごめんなさいじょりん・・・オクヤスにてつだってもらったから、ラッピングはザツだし、チョコのカタチもイビツなんだ・・・」

じょりん「どれ」パクゥー

おんなすい「ちゅうちょなくくちへっ!?」

じょりん「ウン、おいしいよ。ありがとうおんなすい」ニコッ

おんなすい「!!!!!」ハナヂィーーーッ!

静「わー!セントヘレンズ大噴火ー!」

えるめぇす「し、しあわせそうなかおをしてはいるが、しゅっけつがヒドイ」

じょりん「あ、そだ。アタシのもあげる。ジョースケをみかえすためにつくったヤツのあまりだけど」

おんなすい「ありががががががっがががががががっががが」ドバドバドバドバドバ

静「わー!ナイアガラー!」

あなすい「やあじょりん」サワヤカァーッ

えるめぇす「こんどはあにすいだ」

静「兄のアナスイでアニスイ、ね」

あなすい「イモウトスイがめいわくをかけたみたいだな。すまなかった。俺がかわりにあやまるよ」スッ

えふえふ「なんだこのイワカンわ・・・」

あなすい「こら、イモウトスイ。うーむだめだ、きぜつしている。とにかく、俺がこいつをつれて帰るよ。どっこいせ」セッ

おんなすい「えへへじょりんあなたってばキャワイすぎえへへ」ドクドク

あなすい「まったく、チョコをもらったくらいでこんなになるなんてな。しょうらいが思いやられるよ」

えるめぇす「・・・いつもならじょりんにとびかかるいきおいなのに、きょうはなんだかヘンだぞ・・・」

じょりん「うーん、たしかに。いつもはウザいけどきょうはクールにさっていくのかな」

あなすい「さ、帰るぞイモウトスイ」スイスイッスイィッ

静「三歩進んで二歩下がってる。時間かせいでるわ、この子」

あなすい「うんん~~~、おもった よりも おもい。いもうとすいも大きくなったなぁ~」スイスイッスイィッ

えるめぇす「なかなかすすまんぞ・・・(じょりんからチョコもらえるとおもってまってるのか?)」

じょりん「オイ!はやくかえらないとおんなすいがヒンケツになっちゃうぞ!はやくいけ!」

あなすい「!」ガーン

じょりん「アニキならしっかりしろッ!コラッ!」

あなすい「」ショボン

えるめぇす「あー・・・ぎゃくこうかだった・・・」

あなすい「・・・・・・グスン・・・・・・うん・・・・・・ごめんよじょりん・・・・・・俺・・・帰るね・・・」スイスイ

じょりん「なんだアイツ、ショボくれて」

えふえふ「ようすがおかしかったし、なんかあったのかな?」

じょりん「うーん、もしかしておなかスイてるのかな」

えふえふ「あー、スイスイいってたし?」

じょりん「おーい!あなすいー!」

あなすい「・・・?」クルッ

じょりん「ホレェイ」ブンッ

あなすい「!?・・・・・・これは」パッシィア

じょりん「チョコでもたべてげんきだしなー!」パァー

あなすい「っしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ドバドバドバドバドバドバ

静「わー!ハイドロポンプー!」

 ガサッ・・・・・・

 クン・・・ クンクン・・・・・・

Dio「臭う・・・・・・ニオウぞッ・・・・・・クン・・・クウジョウジョリーンの『ニオイ』だ・・・・・・近くにいる・・・フフ・・・・・・いつものあまぁ~い、いいニオイだ・・・・・・」クンクン

 ガサッガサガサッ

Dio「ン?・・・・・・クン・・・だが、『だが』・・・何か妙だ・・・クウジョウジョリーンの『ニオイ』に、苦みのあるニオイが混じっている・・・・・・クン・・・なんだ?・・・・・・なにかビターな香りというか・・・大人のチョコみたいな苦味というか」

Dio「ハッ!?まさか・・・・・・『大人の苦味のニオイ』かッ!?クウジョウジョリーンが『大人』に近づいているということかッ!?まさかッ!まさか『そんなこと』ッ!」

Dio「俺は認めんぞッ!クウジョウジョリーンは永遠に子供のままだッ!苦味のあるニオイはこの俺がいた『大人のニオイ』だ!WRRRYYYYYYY!そしてクウジョウジョリーンのニオイが!俺が手に入れる『子供のニオイ』だッ!」

 ガサガサッ!

Dio「クン!・・・・・・いたぞ・・・この草むらの向こうに・・・・・・クン・・・クウジョウジョリーンがいる!・・・・・・クン」

Dio「しかしどうやって『手に入れてやろうか』・・・・・・今まで何度も失敗してきたが・・・今日こそはやってのけるぞッ・・・どうやってやろうかな・・・攫おっか舐めよっか考え中・・・・・・」クンクン


えふえふ「あ、みろよじょりん。くさむらがガサガサゆれてるよ」

えるめぇす「イヌでもいるんじゃあないの?」

静「ノライヌ?今の御時世、けっこう珍しいわね。それともなに?犬のホネの『スタンド』だとかじゃあないわよね?」

えふえふ「もしかまれたらイタイよ。キョーケンビョーになるかもしれないし」

じょりん「そりゃヤだな。じゃ、このやまほどもらったチョコをあげて、おとなしくさせるか」

えるめぇす「てをだすとかまれるかもしれないぞ。ポイっとなげて、さっさとむこうにいこう」

じょりん「そだな。そーれっ」ポイ


 ポテッ

Dio「いてっ。・・・・・・?・・・これは?・・・・・・!!!」ガン

Dio「これは『チョコレート』ッ!まさか!クウジョウジョリーンがッ!俺にッ!俺に『ものをくれた』というのかッ!!!」バァーーーッ!

Dio「LLLOOOOOOOOOOOLLLLLLLLLIIIIIIIIIIIIIIIIIIYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」ヤッダァーーーバァァァーーー

 ―東方家

仗助「じゃ、俺はガッコ行ってくっから。承太郎さんは――」

承太郎「エヘヘー、バックギャモンモポーカーモタノシイヨー」ポヘェ~

仗助「復帰するまで放置しとくしかないな」

朋子「それじゃ仗助、戸締りちゃんとしてね。私も仕事行くから」

仗助「おう。って、なんスかそのラッピングしたやつ。まさかチョコォ?」

朋子「ウフフ♪そうっ。ジョセフに渡すんだァ~」

仗助「!?(お袋はジジイが杜王町にいるのは知らねーはず!)」

朋子「ジョセフ、これ、私からのプレゼントよ。受けとってね」チーン

仗助「仏壇じゃあねーかッ!エンギでもねーことすんなよッ!」

朋子「じゃ、行ってきまぁ~す」ガチャ

仗助「ったく。・・・・・・まあ、ジジイを想っていても会えない、会ってもらえないってーのは、考えてみりゃけっこうきついことかもしれねーな」

 ピンポーン

仗助「!?これからガッコーだってのに今度は誰だよ!」ガチャ

徐倫「私は空条徐倫!」バーン

仗助「大人の方の徐倫!オメー朝っぱらから――」

徐倫「はいはい!ジョースケおじさんは学校へ行きましょうねー」グイグイ

仗助「ちょっ、おいなんだよ。お前何をたくらんで――」

徐倫「ガクセーはガクセーらしく!行けよ!」ドン

仗助「ウゲッ!」

 バタン

徐倫「フゥーッ。なんとか追いだしたか」

徐倫「だってパ・・・親父にチョコ渡すのを見られるのハズいし・・・さて」クル

承太郎「フユノナマズゥ~」ポヘェ~

徐倫「やれやれだわ」

徐倫「親父」

承太郎「ッハ!・・・・・・徐倫?・・・い、いつの間に大人になったんだ!?まさか・・・これはウラシマ効果!?」

徐倫「ヌケたこと言ってんじゃあねー。私は『隣の世界』の徐倫よ。久しぶりね」

承太郎「・・・・・・ああ。そういうことか。どうした?わざわざ――」

 スッ

承太郎「ム」

徐倫「その・・・・・・これ・・・・・・」

承太郎「・・・」

徐倫「か、勘違いすんじゃあないぞッ。アンタは一応仮にも父親なんだから・・・・・・その・・・ギリってヤツだし・・・」

承太郎「・・・」

徐倫「昔はモテたかもしれねーが今のアンタは全然そんなことねーだろうからもらえねーってのはかわいそうだと思って仕方なく作ってやっただけで別にマジじゃねーし暇だったからついでだついでってことで」

承太郎「徐倫」

徐倫「!」ビクゥ

承太郎「ありがとう」

徐倫「ッ・・・・・・」

徐倫「う、うは・・・うははは。べ、別に感謝されるほどのことじゃあねーし。ま、まあアレだ、口に合えばいいかなーって思っちゃったりなんかしちゃったり」

承太郎「・・・お前は良い子だな。照れ隠しなんぞしなくていいさ」

徐倫「!?う、うるせー!照れてなんかねーわ!い、イライラしてんだよッ!お前といると気持がクサクサすんだよ!大ッキライだバァーカ!」

承太郎「」

徐倫「っ!あ!う、ウソウソ!嫌いじゃないから!だから凹むな!だ、大丈夫だから!」

 ・・・・・・

仗助「わ、机の上にチョコがいっぱい積んである。机の中にも・・・靴箱にもたくさんあったし、まったく困るったらないぜ」

億泰「ウダラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

康一「仗助くんすごいなぁ。モテモテじゃあないか。僕は由花子さんからもらっただけだけどね」

億泰「ウダラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

噴上「チッ、仗助の方が俺よりもモテるってーのが気にくわねーな。取り巻きの3人以外には数個しかもらえねーぜ俺ァ」

億泰「ウダラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

ミキタカ「先ほどチョコをもらったのですが、地球ではチョコを渡す文化が流行っているのですか?下駄箱にも入っていたのですが・・・」

億泰「ウダラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

間田「へへ、俺、色んな中学とか小学校とかに劇の公演に行ってるからよ、ファンの子がチョコくれたんだぜ。まあ、相手は子供だけどもらえるだけマシだよな」

億泰「ウダラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

重ちー「皆はまだいいど。オラなんか、カワイイからっていう理由でセンパイがチョコをくれたんだど!オラは男なのに!くやしいどッ!」

億泰「ウダラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」



億泰「バレンタインなんかウダラアアアアアアアアアアア
                        アアアアアアアアアアアアアアアアアアア
                                       アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
                                                       アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
 アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」



 バァーン

 ―3月3日―

じょりん「ひまなつりッ!」バン

えふえふ「ひなにんぎょうをかざるぞッ!」バン

えるめぇす「だがふつうのじゃあない!」バン

じょりん「ダイナミーック!とうしんだいひなにんぎょうだ!」バン

じょりん「まずはケイチョーの『バッドカンパニー』!」

形兆「ウム」

 ザン!

えふえふ「しげチーの『ハーヴェスト』!」

重ちー「ししっ!」

 ズラァ!

えるめぇす「SBRのじょうれんさん、じゅーいちにんのおとこたち!」

11人の男「乾杯」

 ビタァ!

じょりん「そして!いちばんうえのだんにおわすのはコチラァー!」

ロギンス「フン!」

メッシーナ「ヌゥン!」

 バァーーーン!

じょりん「これぞオトコのひまなつりぃぃぃーーー!」

仗助「グレート!」ニッコリ

 ユゥーヤァーケェーコォーヤァーケェーデェーヒィーガァークゥーレェーテェー♪

朋子「徐倫ちゃぁーん、FFちゃぁーん、エルメェスちゃぁーん、ゴハンよぉー」オーイ

じょりん「わーい」タタタ

えふえふ「きょうのゴハンはなんじゃろなー」タタタ

えるめぇす「チラシずしだぜきっとー」タタタ


重ちー「そろそろオラ達も帰るど」

形兆「一日ずっと立ちっぱなしはけっこうキくな。時給680では割に合っていないかもしれない」クビコキコキ

メッシーナ「ウム。次は750に上げてもらうことにしよう」

仗助「いやぁ、皆さん御苦労さんッス。徐倫達のいきなりのワガママにつきあってもらって」

11人の男「「「たまにはこういうのも悪くない」」」

仗助「喋るのも同時なんスね11人」

ロギンス「それでは、私達は桜餅とイチゴ大副をもらったら帰るとしよう」


承太郎「ところでっ」

仗助「ひな人形を片づけるのが遅いと、嫁に行くのが遅れるという日本の『ならわし』がある」

承太郎「つまり、片づけなかったら嫁に行かないのではないか、という結論が出た」

仗助「とりあえず皆さん、そのままでジっとしててください」

 『えっ』

メッシーナ「いや・・・それはいくらなんでも」

承太郎「そのままでいろ」

ロギンス「無茶を――」

承太郎「いろ」ドン

形兆「っ・・・じょ、仗助――」

仗助「いろ」ドン

形兆「」


 ―帰りたいと思っても(『星の白金』と『クレイジーダイヤモンド』のタッグを前にしては)帰れないので、そのうち彼らは、考えるのをやめた―

一気にひな祭りに行ったッスね(笑)
この分だとまたすぐにホワイトデー到来じゃないですか?

ホワイトデーのお返しって地味に悩む

バレンタインひきづりまくったのでひまなつりまで一気に済ませました。ネタ募集してますあったらくらさい
前に頂いた遊園地ネタは難しいので、形にできそうなくらい考えがまとまったら開始しようと思ってますので時間くらさい
それまでのネタをあればくらさい!

>>170
さすがにホワイトデーネタは難しいのう・・・

>>171
クッキーは~とかマシュマロは~とか意味があるなんて知らなかったぜ。さすがにブラックサンダーにお返しはしなくてもいいよね?・・・

静ジョの世界にじょりん達が行ってしまう話は無理ですか?

静ジョの作者、次のおまけで幼じょりーんとのクロス書くらしいぞ

またアメコミの話してほしいな
結構おもしろかったしー

なんだかこの季節のネタってちょっと難しいな・・・お花見もあんまりヴィジョンが見えないよ・・・ごめんね

>>187
あんまりやりすぎると敬遠されちゃうかと思ってこのスレでは控えてます アメコミはこっちのスレでね!スパイダーマン「科学サイド、チームアップ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421570120/)

>>182
あのクオリティ世界はさすがに無理ですじゃ・・・>>185に書かれてる通り、向こうがサービスっぽいことしてくれるみたいではあります

 ・・・・・・

じょりん「サクラがみたい」バン

仗助「・・・」ピコピコ

えるめぇす「・・・」ピコ

仗助「どうした徐倫、急に桜だなんて・・・今皆でボンバーマンやってるのに」ピコピコ

えるめぇす「じぶんがバクハされたとたん、あきちゃったみたいだな。フフン」ピコピコ

じょりん「だってえふえふがヒキョーなマネするんだもん!スタートしたとたんにジバクして、ミソボンでアタシをこうげきしてきやがったんだ!さいしょだからうごけるスペースねーし!」

えふえふ「ヒキョー?『せんりゃく』といってもらいたいな。わが『ちせい』をヒキョーなどというんじゃあない。『せんりゃく』!ズルイことをよぶならそうよべ!」

仗助「徐倫あのなぁ~ッ、ゲームとか遊びで自分が上手くできないからって人のせいにするのはよくねぇーぜ?そういう奴が責任を人になすりつけるようになっちまうんだ。俺は悪くねー、俺は悪くねーってな」

えるめぇす「あ、ジョースケ、おまえバクダンにはさまれたぞ」ピコピコ

仗助「!?うをッ!?ちょっ!ブロックとバクダンにはさまれ・・・・・・!FF!お前か!」

えふえふ「せんじょうでヨソミはいのちとりだぜオジョウチャン」

 ドーン!

仗助「うひぃぃぃーーー!」

じょりん「やれやれだわ」

 ・・・・・・

じょりん「あ!そらをみろ!くもがプチプチくんみたいになってる!」

仗助「ウロコ雲だな。なかなか見れるもんじゃあねーぜ」

えるめぇす「ウロコってサカナのウロコみたいだから?」

仗助「たぶん」

じょりん「じゃあニュードーグモってのはニュードーみたいなの?」

仗助「・・・どうなんだろ。入道ってのを見たことねーからな、俺」

えるめぇす「ひこうきぐもはひこうきのかたちしてるからか!」

仗助「うん。・・・ん?いや、違う。そこまでクオリティ高い雲なんざねーぞたぶん」

じょりん「セアカゴケグモはセがアカくてゴケっとしてるの?」

仗助「蜘蛛のこと?雲のこと?」

えるめぇす「あ!みて!にじ!」

じょりん「わー、キレイだなぁ」

仗助「わ・・・キレイだなあ」

えるめぇす「あ!でもいまのじかん、1じ50ぷんだ!」

じょりん「おしい!ロボコンれいてん!」

仗助(子供って何を考えてるのかわかんねーな。いまだに)

 ・・・・・・

じょりん「あ!コーイチはっけん!」

えふえふ「なにをかってるだ?」

仗助「本を買いに来てるに2ポンド賭けるぜ俺ァ」

康一「そりゃあ本屋にいるんだから本を買うに決まってるじゃないか。こんなところでタンスを買うような無法者じゃないよ僕」

えふえふ「もしかしてサンコウショとかアカホンとかいうのをかうの?」

じょりん「ゲーッ、それしってるぞ。それはきんじられたきょうふのほんのことだろ!オクヤスがいってた!」

康一「違うよ。これ、アメリカンコミックスだよ」ジャン

じょりん「あ!むかしみたやつ!」

康一「一度試しで買ってみたらハマっちゃってね。けっこう面白いよ、コレ」

仗助「日本語に訳されてるんだっけか?しかしそんなもの普通の本屋に売ってねーだろ」

康一「マンガコーナーよりもイラスト集とか設定資料集とか置いてる辺りにある場合が多いよ。アメコミ専用のコーナーがあるとこもあるし。普通の本屋には入荷が少ないから、僕は注文して取り寄せてもらってるよ」

えふえふ「にほんのマンガよりおおきいな。ジョジョの2ばいはあるぞ」

康一「ちょうどいいや。君達にアメコミ貸すよ。これ、初心者にも見やすいオススメな奴」スッ

じょりん「うおっ、けっこうたくさん・・・」

康一「『ジャスティスリーグ:誕生』、『シャザム!:魔法の守護者』、『クァンタム&ウッディ:世界最悪のスーパーヒーロー』、『バットマン:リルゴッサム』、『ベストオブスパイダーマン』がいいかな」

仗助「お前・・・布教用に持ち運んでるのか?出版社と癒着でもしてんのかオイ」

康一「家でゆっくり読んでね」

じょりん「ウーム、まあ、きがむいたらね」


 ~夜~

仗助「コラッ!もう9時だぞっ!いつまでもアメコミ読んでないでお前ら早く寝ろォーッ!」

じょりん&えふえふ『もーちょっとぉー』ネッチュウ

 ・・・・・・

じょりん「きょうもうまかったぞトニオ」オクチフキフキ

トニオ「アリガトーゴザイマス。そのお言葉が聞ければ私は満足デス」ニコニコ

億泰「じゃあお代は出さなくていいーッスかァ~?」

トニオ「ソレはソレ、コレはコレ」チャリーン

億泰「商売人だ・・・バイト代が消えていくゥ・・・」

えふえふ「ぐうぜんオクヤスをみっけてよかったね。トニオのオイシイりょうりたべさせてもらえるとは」オクチフキフキ

億泰「オメーらが泣きわめくから仕方なくだよッ!周りの目がブスブス刺さって仕方なく言うこと聞いてやったんだよッ!」コラ

じょりん「それくらいトニオのりょうりがたべたかったってことだよ」

トニオ「ウレシイデス」ニコニコ

億泰「チェッ、今度仗助から徴収すっからな。トニオさん、テイクアウトもらえるッスか?」

トニオ「ハイ、ドーゾ」スッ

えふえふ「おっ、なにそれなにそれ」

じょりん「おべんとうだ!」

億泰「持ち帰り用だッ。すっげぇー美味いチョコケーキだぜェ~ッ。アナスイとオンナスイもこれを見せりゃ大人しく言うこと聞くんだぜ」

じょりん「!」

えふえふ「トニオとくせいの・・・」

じょりん「チョコケーキ・・・」

億泰「じゃ、ごちそうさんッストニオさん~」カランカラン

トニオ「またのオコシを」


 ~夜~

億泰「むにゃむにゃ・・・おトイレ・・・」ポテポテ

億泰「・・・?・・・台所の電気がついて・・・・・・」ソォ~

じょりん「!ッハ!」モグモグ

えふえふ「みたなッ!タダじゃあおきまセン!」モグモグ

億泰「ああああああああああああう
 !あああああああああああああわ」

 ・・・・・・

じょりん「ミキタカはうちゅうじんってホント?」

ミキタカ「ええ、本当ですよ」

じょりん「うちゅうってどんなところ?」

ミキタカ「空気が無くて、上も下も右も左もない所です」

じょりん「うえもしたも?・・・え・・・あっちむいてホイするときこまる・・・」

ミキタカ「月に行ったこともありますよ」

じょりん「アポロいた!?アポロいた!?」

ミキタカ「旗が立ってましたね。一回抜いて、ちょっとズらして別の所に刺しておきました」

じょりん「うわー、わっるぅー!」

ミキタカ「太陽系は田舎ですから、少しくらいいいでしょう」

じょりん「じゃあウチュウのトカイってどんなとこ?」

ミキタカ「そうですね・・・とりあえずスペースゴジラがいれば都会と言えますね」

じょりん「おおー!」

ミキタカ「ウルトラ一族が住んでる辺りは地球でいうラスベガスですし」

じょりん「おおー!ジェダイは!?ジェダイきしだんは!?」

ミキタカ「国会議事堂ですね」

じょりん「おほほー

 ・・・・・・

じょりん「ミキタカはうちゅうじんってホント?」

ミキタカ「ええ、本当ですよ」

じょりん「うちゅうってどんなところ?」

ミキタカ「空気が無くて、上も下も右も左もない所です」

じょりん「うえもしたも?・・・え・・・あっちむいてホイするときこまる・・・」

ミキタカ「月に行ったこともありますよ」

じょりん「アポロいた!?アポロいた!?」

ミキタカ「旗が立ってましたね。一回抜いて、ちょっとズらして別の所に刺しておきました」

じょりん「うわー、わっるぅー!」

ミキタカ「太陽系は田舎ですから、少しくらいいいでしょう」

じょりん「じゃあウチュウのトカイってどんなとこ?」

ミキタカ「そうですね・・・とりあえずスペースゴジラがいれば都会と言えますね」

じょりん「おおー!」

ミキタカ「ウルトラ一族が住んでる辺りは地球でいうラスベガスですし」

じょりん「おおー!ジェダイは!?ジェダイきしだんは!?」

ミキタカ「国会議事堂ですね」

じょりん「おほほー!すっげー!」

ミキタカ「デススターはいわば通天閣ですかね」

じょりん「うはぁー!」

仗助「ウソっぽいなぁ」

>>188
うおおっ!まさかの>>1の別作品!?
ちょっと最初から読んでくる

小ネタ集イイゾ~

>>1さんの書いた幼じょとアメコミとのクロス読んでみたいです・・・

荒木先生はあんなに紳士っぽい見た目でいつも紳士っぽい顔してるのにドグサレな台詞を言ったりするキャラを描くから人間ってわかんないもんだね。
ゲッターロボで有名な石川賢先生も普段は温厚ですっげえ優しい人らしいから、普段が温厚な人がモノを描くと狂気的なものになるんですかね(哲学)

>>201
うへへへありがとうございやす。でもアメコミととあるのクロスのは長いから注意でっす。アメコミのクロス以外にもいくつか書いたけどどれも面白いと胸はって言えない出来ですごめんなさい

>>202
なぜかトートツにショートショートになってしまった。一切ストーリー考えずにやってるからこうやって自由にできんだね

>>203
アメコミとジョジョのクロスは何度も考えたけど、上手くかみ合うのが思いつかんですたい。じょりーんにしたらなおさら・・・・・・いや、その方が自由きくなw

 ・・・・・・

じょりん「いいてんきだからサンポしていたら」

 「アーアー」

じょりん「とんでもないものをひろったッス」

えるめぇす「ベビーカーがほうちされてるなんてよのなかポイズンだな」

えふえふ「ベロベロフォアー!」バァー

 「キャッキャ☆」

じょりん「なんだかシズカをあやしてるのをおもいだすな。こどものほうのシズカね」

えるめぇす「しかしこのこのオヤはどこでなにしてんのかな。こどもをほったらかしにするなんて・・・きっとわるいヤツだな!」


<-イ! メーイ! メェーーーイチャァーーーン!

じょりん「!だれかのよぶこえが!」

えるめぇす「きっとこのこをさがしてるんだよ!オーイ!こっちこっちー!」

<! タッタッタッタ

チェスタ「メイ!よかった!見つかった!君達が見つけてくれたのか!」

えるめぇす「いえすですハイ」

じょりん「まったく、こんなこどもをほったらかしにするなんてなんてヤツだ!」

チェスタ「すまん・・・ペットショップで淡水魚を見てたらメイが迷子んなっちゃったの」

えふえふ「よかったねー。おむかえだよー」プニプニ

めい「チェスター」キャッキャ

じょりん「こんごはきをつけな。おやならずっとこどものそばにいないとダメだぞ」

チェスタ「すまん、俺はメイの親ではない」

じょりん「えっ」

えるめぇす「もしもしけいさつですか?ゆうかいはんが――」

めい「メイー」

>>20
※めいとチェスタは『静・ジョースター』シリーズのキャラです

 ・・・・・・

じょりん「さあ!ジョースケ!しょうぶだ!」ドン

仗助「ダービーさん・・・アンタがこいつらにポーカーを教えてやったんスか?・・・まだ5歳ッスよ」

ダービー「面白い子供達だよ。子供のころからギャンブルに興味をもつとはね。私からしたらうれしい限りだ。だから教えた。ポーカーのルールと・・・勝ち方をね」

えるめぇす「いつもカホゴなジョースケも、これでコテンパンにしてやろうってはなしさ!」

えふえふ「かけようじゃあないか。あしたのオヤツを・・・」

仗助「・・・・・・いいだろう。お前達の頑張りを無駄にするのもなんだしな。・・・・・・『明日のオヤツのチョコエクレアを賭けよう』!」

じょりん「ぐっど!」ニヤ

 カードシ ュシュシュッ

仗助「じゃ、まず500円から」チャリン

ダービー「さて、配られたカードを見たね?それでは子供達、賭けの鉄則は?」

じょりん「アイスバケツはあそびでかぶらない――」

えるめぇす「『かんじょうをかおにだすな』、だ」

ダービー「その通り。次に『ハッタリを見破れ』。早々に大金を賭ける奴はワンペアがいいとこだ。・・・降りるか?」

じょりん「おりる」バン

えるめぇす「はええ!」

じょりん「だってエクレアわたすのヤだから」

えふえふ「アタシはいく。まずは500。さらにレイズしてもう500うわのせだ」

ダービー「やるじゃないか・・・だが焦る必要はない。相手の出方を見るんだ。エルメェスは?」

えるめぇす「コール」チャリン

ダービー「私もだ」チャリン

仗助「500の上にさらに2000円」パサァ

じょりん「ヒューッ!」

えふえふ「ちなみにコインにつかってるのはこどもぎんこうのおかねです」

ダービー「おりていいぞ。大金だ。・・・・・・私は残るがね。どうせハッタリだ」

えるめぇす「ぐっ・・・・・・こ、コール!」パサッ

えふえふ「コール」パサッ

ダービー「コール」

えるめぇす「さあ!みせろジョースケ!テメーのてふだを!」

仗助「・・・・・・」ニヤ

 バラァ

仗助「9のフォーカードにエースだ」

ダービー「グッド」ニヤ

えるめぇす「オーマイガー!8のスリーペアだったのにぃー!」ガーン

じょりん「なにがハッタリだよ!」

ダービー「私はブタだったよ。いやぁ、負けた負けた。それじゃあジョースケくん、事前に話した通り、エクレアを山分けしよう」

仗助「ああ。FFとエルメェスの二人分を一個ずつッスね」

えるめぇす「!?・・・ちょ・・・まさかダービーとジョースケはグルだったのか!?」

じょりん「ダービーがみかただとおもってたが、えるめぇすたちはまんまとくちぐるまにのせられてたのか」

ダービー「フフフ・・・私はギャンブルを教えるとは言ったが、味方になるとは言っていなかったからね」ニヤ

えるめぇす「ガーン!」

仗助「ヘッヘヘヘ、お前らにゃまだまだ負けねーよ」


えふえふ「ちょっとまって。アタシのてふだがぜんぶジョーカーなんだけど、これってアタシのかちだよね」パサァ

ダービー「!!?!?!!?!?!?」ガタターン!

 ・・・・・・

 \じょりん/ \えるめぇす/ \えふえふ/


アヴ「幼じょりーん三銃士を連れてきたよ」


仗助「幼じょりーん三銃士!?」


アヴ「ほぼほぼよつばとの丸パクリ、空条徐倫」

 じょりん「なかにだれかいる」


アヴ「あざといリアクションでコビるが原作のイメージのせいでイマイチかわいくなりきれないエルメェス・コステロ」

 えるめぇす「キスはミソジから」


アヴ「だいたい何言っても許されるFF」

 えふえふ「おっぱいはうちゅう」

 ・・・・・・

じょりん「チョコパイはなぜこんなにもおいしい・・・」ウットリ

仗助「・・・・・・は?」

じょりん「なんてことをアタシたちていどがぎろんしたところで、なにかしらこたえがでたとしても、チョコパイをひとくちたべればそのおいしさのまえにぎろんなどムイミだとしるよねぇ~ッ」

仗助「・・・・・・つまりぃーッ?」

じょりん「アタシ、チョコパイすきなんですよ」キラキラ

仗助「へぇー・・・」ジュースチュゥー

じょりん「まえにパパが『じょりんのすきなものはー?』ってきかれたときに、チョコパイってこたえたらさ・・・そのひのよなか、パパはひとりでチョコパイをなぐってた」

仗助「・・・過保護だなぁー。お菓子に嫉妬するなんてオカシイ人だぜ」ジュースチュゥー


 ――夜

じょりん「ムニャリ・・・トイレ・・・」ポテポテ

仗助「ドラ!チョコパイてめっ!ドラ!」バシバシ

じょりん「!」

 ・・・・・・

じょりん「うぶるるる・・・サムイなぁ・・・」ガクブル

えるめぇす「もうサクラがさいてるのにゆきがふってるぞ!これはイジョーキショーだ!」

えふえふ「いじょうきしょうとは、せかいのしゅうまつをもたらすいじょうなきしょうのことである。デイアフターともろーやノーウィングなど、いろんなパニックえいがでだいざいにされる。せいきまつそのもの」

えるめぇす「あぁ~・・・アタシ、パニックえいがもニガテ。なんか『もしかしたらマジでこーなっちゃうんじゃね?』ってこわくなってきて・・・」

じょりん「フン!アタシはぜーんぜんビビっちゃあいませんがかまいませんね!そもそもてんきがどーこーでちきゅうがおわってたまるかって!」

えるめぇす「でもほんとにちきゅうがおわったらどうする?」

じょりん「アタシはまいにちをぜんりょくでいきてんだ。いつなにがおきてもクイがおきないようにね」クイィッ

えふえふ「ちきゅうがおわったらトニオのりょうりたべれねーしポルポルとサッカーできねーしディスク・ウォーズ:アベンジャーズのつづきみれないし、オスシたべれないし、チョコパイこうじょうけんがくもできないよ」

じょりん「!」


 ―――上澤家

ウェザー「うぶるるる・・・おーサムこサムッ。新聞を取りにポストに行くのもおっくうだぜ」ガクブル

じょりん「かかれー!」バッ!

えふえふ「フーフォアー!」バッ!

えるめぇす「ちきゅうをすくうぞー!」バッ!

ウェザー「ほげー!!!」ドーン

 ・・・・・・

DIO「サクラサクヨサクラサクヨサクラ~♪サクラサクヨサクラサクヨサクラ~♪」ルン

プッチ「おや、ずいぶんゴキゲンだねDIO。『ザ・コブラツイスターズ』のサクラサク平成十七年だね。懐かしい曲だ。以前日本に布教に来た時に聞いて好きになった曲だよ」

DIO「さぁ~くぅ~らぁ~さぁ~くぅ~らぁ~いぃまぁさぁきぃほぉこぉるゥウ↑」ルン

プッチ「桜の独唱だね。キー上がっていって難しいよね、それ」

DIO「チュゥ~リップの恋模様ォ~♪」ズキュゥン

プッチ「チェリーか。うーん懐かしい。なに?君、ちょっと懐かしい曲ブームかい?」

DIO「花見がしたァい!」ドガシャァー!

プッチ「ああ、急にテーブルをひっくり返すんじゃあないよ」

DIO「プゥ~ッチ!花見がしたいぞッ!桜を見て皆でワイワイやって酒ッ!飲んで楽しく遊びたいぞ!」

プッチ「花見か。アメリカにいたころにやったことあるよ。定められた場所にしか桜がなかったけど、日本ならどこにでもあるね。ああいうのは許可とかいらないのかな?」

DIO「プゥ~ッチ!花見とはどうするものなのだ!?どこに申請を出すんだ!?時間はいつごろにやるんだ!?エジプトにいたころいっぱい本で読んだけどわかんなかったぞ!」

プッチ「フム・・・花見・・・か・・・せっかくだから本格的にやってみようじゃないか。日本人に聞けばわかるだろうさ。アテならあるじゃあないか」


 ―――

DIO「というわけで花見をしようじゃあないかッ」バン

仗助「めんどくせぇー」

じょりん「オハナミィ~ッ?」ハテ

えるめぇす「しってる。みんなであつまってワイワイやって、あたまにネクタイまいてヨヨイのヨイっておどったりするヤツ」

仗助「イメージが古いぞ。ちびまるこちゃんとかのイメージだろ。ソレ」

DIO「どうしてもというのならそこのジャコ飯どもを参加させてもいいぞ。もちろん飲酒はだめだが」

じょりん「だれがジャコめしだおらっ!」ボコ

DIO「ヌ!チュッパチャップスを投げつけるな!父親にナイフなげるぞ!」

えふえふ「おはなみってどういうことをするのかな。たのしそうではあるけど、そのしんそうはいまだあかされていない」

仗助「まあぶっちゃけ、食って飲むだけだな」

えふえふ「・・・・・・え・・・それだけ?」

仗助「・・・うん、かいつまんで言うと」

えふえふ「かいつむなよ!ごっそりもちあげてせつめいしてよ!」

仗助「う~~~ん・・・・・・やっぱり食って飲むくらいかな?」

えふえふ「それのどこがたのしいの!?」クワ!

仗助「そ、そう言われても・・・いや、ほら、皆でおいしいもの食べておいしいジュース飲んでワイワイやるの楽しいだろ?」

えふえふ「それをなぜサクラのしたでやるの?」

仗助「え・・・・・・桜が綺麗だから?・・・」

えふえふ「サクラをみるのにしゅうちゅうしろよ!おまえびじゅつかんでおさけのんでおかしたべるのかよ!」クワ!

仗助「ごめんなさい!」ヒィー!

えるめぇす「えふえふなんでそんなにおこってるの」

 ト、ユ~ワケデッ!


億泰「イェアァァ~~~!お花見だぜお花見ィーーーッ!」

じょりん「いやっほーい!」

 ヤヤァ! ピーピー! ワーイワイワイドドンガドン♪

DIO「フフフ、実に騒々しいじゃあないか。ええ?仗助・・・ずいぶんと呼んだなァ・・・一体何人いるんだ?・・・このDIOの友達よりも多いんじゃあないか?ここにいる人数・・・」

 ガヤガヤ ワイワイ ヤイノヤイノ ハッピィ~ニュゥ~イヤァ~

仗助「はあ・・・そのことなんスけど・・・徐倫がッスね――」

 ~~~ホワンホワンホワ~ン・・・・・・

じょりん「あしたの10じからモリオーチョーのかせんしきでオハナミをやりま~す!」キコキコキコ

えるめぇす「さんかしたいひとはたべものかのみものをもってきてくださ~い!」キコキコキコ

えふえふ「なにがたのしいのかしらんけどたのしいらしいからゼヒにー!」キコキコキコ

 ~~~ホワンホワンホワ~ン・・・・・・

仗助「――ってな感じで、チャリこぎながら杜王町をメガホン持って大声で宣伝して周って、結果この人数が集まったってことッスね」

 ドヤドヤ ザワザワ パウパウ サンダースプリットアタックゥ~ッ

DIO「数は多いにこしたことはない・・・人が多ければ多いほど、個性は増え、楽しい人物が増えるやもしれんからな。だがこの数ッ!何だコレは!まるで運動会か卒業式みたいじゃあないかッ!なんて数だよ!」

仗助「運動会ネタ、卒業式ネタも消化できるかなーって・・・」

という感じで花見ネタいこうと思いますのでネタあればくださーい!
誰が参加してるとか特に決めてない(にごらせてる)ので誰が来てもいけそうな気がするーッ

ダイアー「枯れ木にサンダースプリット花を咲かせクロスアターック!」パヤァァ

ストレイツォ「ストレイツォ、花咲かせん!」パヤァァ

ツェペリ「飲みすぎた~ぃ・・・ヒック」ハブショ

じょりん「わ・・・キレイ」

えるめぇす「さくらがうごきながらさらにはなをさかせている!まるではもんだ!さくらのきに『せいめいのエネルギー』をおくってるんだ!」

トンペティ「ハハハ、さすが我が弟子達。やるのう」

えるめぇす「みて!おじいさんがしゃべってる!」

トンペティ「わしゃおじい『ちゃん』」ペティ

じょりん「じいさんもはもんつかいだろ?アニメでみたよ。ぜんぜんかつやくしてなかったポっとでだけど」

えるめぇす「ヨーダのほうがよっぽどすごいよ」

トンペティ「ハハハ、まあわしもそれなりに波紋練れるよ。

じょりん「どれくらい?どれくらいのはもん?」

えるめぇす「はもんマスターだもん、すごいだろうな?」

トンペティ「テラフォーミングするくらいわできるが、最近はやってないかのう。ロングブレスダイエットにはまってから波紋の呼吸忘れてしまって・・・どれ・・・久々に」コォォォ

トンペティ「『桜並木の波紋疾走(サクラサクオーバードライブ)』っ!」カッッッ!

 ドワオ!

じょりん「すげえ!このあたりいったいのさくらがいっきにデカくなった!」

えるめぇす「このきなんのききになるきみたい!」

ジョナサン「さすがです!老師トンペティ!ようし、僕も久々に」コォォォ

DIO「ほげぇぇぇ・・・・・・」ハウハウ

億泰「うぃぃぃ~~~!飲んどるかぁ~!お前らぁ~~~!」ヒック!

じょりん「ウゲッ!さけくさっ!」

仗助「オクヤスオメー!酒飲んでるのか!徐倫達に近づくな!」

億泰「飲んでなにが悪いんだよぉ~ッ。桜は飲みながら見るもんだぜェ~ッヒック!」

仗助「未成年は飲んじゃあいけねえって日本国憲法に定められてんだよ!おまけにクセェーんだよッ!」ゲシ

億泰「蹴ってんじゃあねーよォ~ッオメーものめのめ~ッ!コーコーセーが飲まねーでどうすんだあ~ッヒック」

ジョセフ「わっははは!億泰の言う通りっ!学生のうちに飲まないやつなんていねぇ~ぜっ!」

仗助「ゲッ、ジジイが二部のバージョンだ」

ジョセフ「ビールに波紋を流してPON!」ブシュー

えるめぇす「わ、きれい」

トニオ「皆サン、バイキング形式でタクサン料理を作りマシタ。ゼヒ食い散らかしてくだサイ」

えふえふ「すげー!りょうりのおまつりだ!」

ミスタ「オォン!俺は人間火力発電所だぜェーッ!」バクバクゥ

ナランチャ「う、うめぇ~~~」モグモグ

シュトロハイム「ガーハハハハ!トニオの料理だけではなぁーーーい!我が祖国ドイツの名産ビールも用意してあるぅぅぅぅぅ!のめや唄えやァーーー!」

花京院「おお、これは珍しい」グビ

アヴ「ウム、実に美味だ。インドで飲んだハーイ・・・あ、違う。チャーン・・・あ、違う。チャーイに匹敵する美味さだ」

ブチャ「礼を言うぞシュトロハイム少佐。だがこんな高級そうなものをもらってもいいのか?」

シュト「構わん!今日は無礼講だ!ドイツの地ビールを存分に味わうがいい!だがパッショーネよ!今後もナ・・・ドイツ軍とは友好関係でいようぞッ!」

ブチャ「ああ、いいだろう。わかった」

シュト「ム!違う違うっ!何を言っとるかァー!」

ブチャ「?」

シュト「私への返答は、ラジャ!もしくは、了解だ!」

定助「・・・」ポケェ~

康穂「どうしたの定助?せっかく来たんだからワイワイ騒がないの?ほら、串焼きおいしいわよ」モグモグ

定助「康穂ちゃん・・・桜って、ピンク色?白色?どっちだと思う?」

康穂「え?・・・・・・うーん・・・さあ、どっちでもいいんじゃない?ほら、大判焼きおいしいわよ」モグモグ

定助「俺が知ってる桜は、アニメとかマンガとかでピンクに表現されていた。でも実際に見てみると、白い気がする・・・どっちが本当なんだ?この世界には曖昧なものが多すぎる」

康穂「そんなこと気にしてたら白髪だらけになっちゃうわよ。ほら、パルコおいしいわよ」ワァーオ

定助「・・・こんなことじゃあ、俺が何者かもわからないまま・・・曖昧になってしまいそうだ。・・・でも桜は綺麗だな。康穂ちゃんの次くらいに」

仗助「おいおいサダスケェ~ッ、しらねーみたいだから教えてやるぜ。桜ってのは散るのが美しいんだぜ。見たことないか?ま、それは大人にしか理解できないかもしれねーがなー」

定助「え、散るのが?いやいや、普通に考えて咲いてるのが綺麗だろ。何を言ってるんだ?頭がオカシイのか?この状況で」

仗助「っ」プッツン

仗助「・・・俺のこの頭が・・・なんだって?このすきっぱ変態野郎・・・」

定助「」ム

定助「・・・康穂ちゃんの前で俺をコケにするやつはやっつけてやる・・・たとえ居候してる家の親戚だろうと・・・・・・たっぷり!」

仗助「『クレイジーダイヤモンド』!」ドギュン!

定助「『ソフト&ウェット』!」ドギュン!

 グアキィィィン!

スピードワゴン「え、えええー!ジョウスケとジョウスケの対決だァーーー!こいつは見逃せないぜェーーー!女房を質に入れてでも見なきゃあならないぜッ!俺ァ独り身のスピードワゴンッ!」

エシディシ「グツグツの
シチューをき〜さまに〜
が〜んめん〜
800℃だからぁ♪」

エシディシ「グツグツの
シチューをき〜さまに
くた〜ばれ〜
800℃だからぁ♪」

おんなすい「あ!みて!サクラのきにカブトムシがいるよ!」

灰色の塔『チューチュー 樹液はおいしいなぁ。チューチュー』タコカイナ

じょりん「あれはクワガタだよ。おおきなオオクワならなんまんえんものカチがつくんだ」

おんなすい「すごぉい!さっすがじょりん!あいしてる!」

仗助「しっかしこんなデッケェクワガタそうはお目にかかれねぇぜッ。一攫千金のチャンスゥ~?」

常敏「手を出すんじゃあない仗助。このクワガタは俺がもらうッ。かまわんよな?」

仗助「え・・・・・・マジィ?ズルくないッスかァ?見つけたのは俺ですぜ」

じょりん「あたしだよ」

おんなすい「じょりんだよ」

常敏「そこまで言うならわかった仕方ない。年の順で決めようぜ」

仗助「あっ!ズルいぞ常敏さん!そんなのないッスよ!」

じょりん「ふたりがドーダコーダいってるうちにうばおっと」

おんなすい「さっすがじょりん!てんさい!」

じょりん「あれ!クワガタがいない!」

ラバーソール「バリバリガジガジウジュルウジュル」

じょりん「わー!クワガタをくってるひとがいます!」

灰色の塔『ギエピー!や、やめろぉー!俺はスタンドなんだぞ!な、なぜ食べれるゥー!』

ラバソ「それは俺の顔を『黄の節制』で覆っているかだぁー!え!?俺の顔が見たいって!?これがホンサムの俺のハンタイ顔だ!」バァーン!


DIO「クワガタか・・・クワガタ・・・いや、カブトムシだな。そっちのが語呂がいい。○○のタルトってのもなんかカッコイイな・・・何のタルトにしようかな・・・・・・うーん」メモメモ

ジョセフ「なにをメモしてんだDIO?」ヒョッコ

DIO「えっ!アッ、いや!なんでもないですよーだ!」ササッ

ジョナサン「ディオが考えた『天国に行くための言葉』をメモしてるんだよ。今9つまで設定できたんだ。ディオ、あと4つも考えるの大変だから、今メモしたカブトムシを複数回いれるってのはどうだい?」

DIO「WWRRYYYYYYYYYYY!バラすなJOJOォ!」

ジョセフ「・・・あ、俺向こうで焼き鳥食べてきますねー」ソソッ

DIO「RRRRYYYYEEEEE!ジョセフ・ジョースター!貴様ひいているなッ!」

ジョセフ「おーい皆ー!DIOのオリジナルポエムワード聞きたいひとー!」

DIO「WWWWRRRRRRYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAA!」

 グギギギ・・・ ガチチガチ!

常敏「いけェ!そこだ!やれぇ!」ファイト!

灰色の塔『ぐぐぐ!貴様・・・この俺様をここまでムシキングファイトで張り合うとは・・・やるな!名前を聞こう!」

クワガタ「0w0」ギギギ

灰色の塔『そうか・・・ビーファイタークワガタという名か。貴様に敬意を表し、この『灰色の塔』!全力で戦わせてもらおうッ!フンハア~~~ッ!』グググ

常敏「いけぇブラックオックス!お前なら勝てるぞ!いけェーッ!」ゴーゴー


えるめぇす「あっちではムシキングバトルがはくねつしてるな~」

仗助「チェッ・・・あのクワガタなら大金になるかと思ったけど・・・まあいいや。トニオさん、なんかイーィ料理ないッスか?」

トニオ「ではコチラを・・・パルムです」

じょりん「ウメェーーーッ!」ワァーオ!

仗助「あ!徐倫テメー!もう食ってやがる!」

トニオ「通な食べ方は、スコシだけ溶かしてから食べるんデスよ」ニコニコ

えるめぇす「なるほど。こおったままだとかたくってしかたないもんな」

仗助「しかしよォー、待つっつゥーのはけっこうツライぜ。眼の前にエサ置かれてるのに待て!されてる気分だ・・・カップラーメンができるまでの三分間と同じでよォー。時間を進められりゃあいいのによォー」

プッチ「あ、じゃあ私が――」

リンゴォ「・・・」ザッ

仗助「ゲッ・・・な、なんスか?」

リンゴォ「・・・」ス・・・

 ドォーン!

仗助「?・・・あ!心なしかパルムが溶けかけてたのが元に戻ってる!」

リンゴォ「フフフ・・・」スタスタ

じょりん「なにがしてーんだあやつは」

アヴ「フフフ、お困りのようですな」ザン

じょりん「あ!ブオ!」

アヴ「私のスタンド、『魔術師の赤』のことを忘れてるんじゃあないかな?炎を操るわが『スタンド』・・・アイスをちょうどいい具合に溶かすことなど造作もない」

エシディシ「オォ~~っとォ、聞き捨てならんなァ~~~ッ・・・この『炎のエシディシ』を差し置いて何をぬかす」ザン

アヴ「ム」

エシディシ「貴様・・・あのJOJOの連れだそうだな・・・どれ・・・一つ試してみないか?このエシディシと・・・どちらがアツいか!」

アヴ「いいだろう!面白いぞエシディシッ!」バッ

ダービー「グッド!ならばこの勝負ッ!私、ダニエル・J・ダービーがあずからせてもらおうッ!勝負方法はッ!『ババ抜き』だッ!」バァン!カードシュシュシュ

アヴ「さあ、取るがいいエシディシ・・・」メラメラ

エシディシ「っく・・・残った手札は二枚・・・・・・ヤツが持っているカードのどちらかはジョーカー!・・・右か左かイエスかノーか男か女かということか・・・男か女なら俺は女を選びたい・・・」ハァハァ

ホル「夜が明けちまうぜ、早く」

エシディシ「ううぅぅぅうううおおおおおおおお!こっちだァァァ!」シュピ

アヴ「かかったな!それはカード遊びの説明が描いてある説明書トランプだ!」バーン!


仗助「あー徐倫~、向こういこうな~」グイグイ

じょりん「あれはなんのあそび?」

 ドロォ~

仗助「ゲッ!あっちでアホがアツい戦いして温度が上がったせいでパルムがドロリッチになっちまう!」

ペットショップ「ケー」ヒンヤリ~

じょりん「わ!すずしげなかおり!」ヒンヤリシタイエデスネ

仗助「おおっ、パルムが凍りなおしてきた!これで溶けるのは防げたな!」

じょりん「サンキュー!とりのひと!」

ペットショップ「ニコッ」

仗助「でも溶けかけのを凍らしたから形がちょっと・・・しかもこれ、結局固いままだな。最初のより悪く・・・」

ペットショップ「ショボン

仗助「あ」

じょりん「ジョースケ!とりのひとがせっかくきをきかせてくれたのに!このきのきかんしゃ!」

仗助「す、スマねー!決して文句を言ってるんじゃあないんだ!間に受けるんじゃあない!お前さんがいなきゃ今頃はアイスの棒だけになっちまってたさ!」

ペットショップ「ニコォー」

じょりん「あ、げんきになった」


ヴァニラ「おーいペップー。ビールがぬるくなってきたから冷やしてヒヤシンスー」オーイ

ペットショップ「ケー」バッサバッサ

じょりん「あ、とんでった」

仗助「便利なスタンド使いだなぁ」

ヴァニラ「うーむ美味い。やはりビールはキンキンに限る」

DIO「・・・」ジー

ヴァニラ「?・・・DIO様、どうかされ・・・・・・ああ、はい」ウデマクリ

DIO「ウマー」ブスリ チューチュー

えるめぇす「あわわ・・・チをすってるゥ・・・///」

仗助「指刺してるだけだけど」

 ドヤドヤ ガヤガヤ

えふえふ「ずいぶんにぎやかだなぁ。やたいまででてるよ」

玉美「さあさあ!射的だよォ~ン!景品は一番クジのラストワン賞のフュギュアだよォーん!早く来ないととられちゃうよホォ~ん!」

ディ・ス・コ「輪投げだよォーッ。輪を投げるだけで景品がもらえるよォー。それしか言わない」

仗助「ここぞと商売に乗ってきた感じがするなァ。一応コレ、個人的な友人達の集まりの花見っつゥーことになってるハズなのによォ」

じょりん「あ!みてジョースケ!ふうせんのどうぶつだ!」

マイク・O「お嬢ちゃん、バルーンアートの世界に興味があるのかい?実に楽しい世界だよ」

えるめぇす「ワンちゃんつくってみて!ワンちゃん!」

マイク・O「フフフ」プクゥーッ ギュギュムギュムギュム キュッ!

えるめぇす「わ・・・すごい!」

じょりん「キングギドラやって!」キラキラ

マイク・O「フフフ」プクゥーッ ギュギュムギュムカロロロロロ キュッ!

じょりん「うおほほほー!ジョースケこれかって!」キラキラ

仗助「明日になったら空気抜けちまってるぞ」

じょりん「いいの!はかないカンジがサクラといっしょ!」

仗助「アーティストかよお前ェーッ。ソレください」

マイク・O「はい、どうも。そちらのお嬢さんはリクエストの世界はないのかい?」

えふえふ「けん!いろんないろのふうせんでけんをつくって!ツバがないやつ!よんこくらい!」

マイク・O「え?これでいい世界?」

えふえふ「プランクトントランスフォームでうでをふやして・・・フフフ」ウジュルウジュル

じょりん「わ!よんほんのうでにフウセンのけんを・・・ライトセーバーよんとうりゅう!」

えるめぇす「グリーヴァスしょうぐん!」

えふえふ「こい、ケノービィ」ブゥン

じょりん「かっけぇぇぇぇぇぇ!」

あなすい「オクヤス、ジュースをかってくれないか?」

億泰「はァ~?お前マジか?マジに言ってんのかァ?飲み物なら持ってきてあるだろォーが」

あなすい「おさけがほとんどじゃあないか。こどもようのジュースがなくってこちとらとうぶんがたりないんだよ」

億泰「あのなァ、教えておいてやるぜ。こーゆーとこの屋台では、ジュースってのは通常よりも高ェー値段で売られてるんだよ。買うんなら自販機で買うほうがイイに決まってんだよ。ホレ、こづかいやっから自販機で買ってきな」チャリン

あなすい「チェッ、めんどくさいなぁ」

億泰「俺ァまだまだ皆とノむからよォーッ!おーいポルナレフさァ~ん!その酒瓶開けるなら俺も飲むッスぜェ~!」

あなすい「しかたがない。じはんきまであるくか・・・」

マジェント・マジェント「ぶぇっくしょぉい!」ア、ハナミズズビッ!

あなすい「わ!きちゃないな!」ベトォー

マジェント「お・・・っと、すまない。いや、俺花粉症でな。涙もハナミズもとまらんくてけっこーキツイ」ズビビ

あなすい「家でおとなしくしてろよ」

マジェント「うぇ~ん、花粉症がつらいよォ~。ううぇ~ん。桜のように綺麗な涙」チャラチャラチャラ・・・

あなすい「!・・・す、すごい!キレイなアクサソリー!」

マジェント「(食い付いたッ)そぉ?キレイかな?コレガラス細工ね。俺の手作り。けっこー乙女っぽい趣味って言われるけど、かまいませんよなァー」

あなすい「これは・・・じょりんへのプレゼントにぴったんこカンカン!」カンカン!

マジェント「けっこう手ェこんで作ってあるんだぜェ~。ホラ、これなんかキレーな指環してんだろ?3か月はかかったぜ。磨くのにも手間かけてさァ~、ヤスリでこう、ガリガリと・・・」

あなすい「おねだんは・・・120えん!?すっごいやすいじゃあないか!いいの!?」

マジェント「え・・・まあ・・・うん・・・俺としては?2万はかたいと思ってたけど?でもさ・・・ウェカピポがさ・・・」

 ウェカピポ「こんなものを金もらってでもいらないという人間が人類の9割だ。ジュース一本くらいの値段で設定しておけ。売れるわけがないがな」

マジェント「っていうからよ・・・グスン・・・・・・マジェント悲しみの涙」

あなすい「オクヤスからもらったジュースだいでこのゆびわかったァーーー!」ダァン!

マジェント「マジで!?やったァー!ウェカピポを見返してやれるぞ!イエーイ!ウェカピポ歓喜の涙!」

トニオ「は~い、デハそろそろバーベキューコーナーで特製肉を焼きハジメマース」ニックゥーッ!

億泰「で、デケェ!なんてデケェ肉だァ!」ヨダレズビッ!

ホル「すげー分厚いぞッ!ありゃあ電話帳並だぜッ!」ヨダレズビッ!

アヴ「火力調整は私に任せてくれ」

ミスタ「え、『魔術師の赤』で焼くのか?大丈夫かよ。炭の塊にならねーだろーなオイ」

アヴ「バーナーの調節が大事なんだ」チチチ・・・

ミスタ「普通にガスで焼いてんじゃあーねーか!」

 ドジュゥ~~~ッ

億泰「・・・」ゴクリ

ナランチャ「こ、これはうまそうすぎるぞ・・・」ナマツバ

トニオ「どんどん焼いてイキマスヨー」ジャァーン

ミスタ「うおおお!より取り見取り!牛、豚、鳥ぃぃーッ!まさしくパーティーだなッ!」

ペトショ「(´・ω・`)」

DIO「あっちでハトのエサもらってきてやるから落ち込むなペットショップ」

トニオ「こちらの肉は日本のオモテナシ調味料、ワサビを塗ったものデス。とてもオイシイデスよー」ドジュゥ~

静「ワサビィ~ッ?それ、マジに美味いのォー?カラミで口の中いっぱいになって味が判断できなくなっちまいそうでェー」

トニオ「上手に焼けマシター。ドゾ」サッ

静「うんまァ~~~いッ!」パァーッ

億泰「ンまァーーーイッ!」パァーッ

ナランチャ「うめぇ~」ポヘェ~

フーゴ「トニオさん、こちらのコレはなんですか?スターウォーズに出てくるジャバザハットみたいなものがありますが・・・」

トニオ「それはホルモンですネ。特製のタレにつけてありマス。ゴマもふりかけて風味がアリマスヨ」

フーゴ「へえ、シーラE、食べてみたら」

シーラE「えっ!・・・な、なんで私にふるのよ」

フーゴ「だっておいしそうだから」

シーラE「ンッ!?」ドキーン

フーゴ「おいしそうだから食べたいけど食べるのに勇気がいるから試しに食べて感想を――」

シーラE「ンー!」ドゴォ!

フーゴ「殴ることないでしょ!?」ブー

トニオ「弾力があってオイシイのでゼヒ」

フーゴ「ほらほら、トニオさんもああいってるし、どうぞ一つ」ヒョイ

トニオ「あっ、フーゴさん・・・」

シーラE「・・・まあ、しょうがないわね。せっかく取ってくれたんだし、食べますか」パクゥ

シーラE「おいしいッ・・・タレが効いてるわ。かみごたえがあってご飯にあう。でも奥のほうはちょっと冷たいのね」モムモム

トニオ「ホルモンはじっくり焼かないと中まで火が通らないので注意しないト・・・お腹こわしマスヨ」

シーラE「エリィー!」ドゴォ!

フーゴ「今回はゴメン!」ブー

じょりん「アタシもにくたべるぞッ!」バクバク

えるめぇす「スナギモっていうのがスゲーうまい。クセになるね」モムモム

ホル「やっぱ肉にはビールが合うぜェーッ。いくらでも食える気がするなァ」

噴上「そんな飲むと腹が樽みたいになるぜホルホース。世界中のガールフレンドとやらにフられるぞ」

ホル「へっ、んなわけねーだろ」グビグビ

えふえふ「・・・」ジー

ホル「お?FFも飲みたいのか?」

噴上「おいおい、子供に飲ます気じゃあねーだろうな。相手はまだ・・・なんさいだっけFF」

えふえふ「ぜろさい」

噴上「・・・」

ホル「そもそもプランクトンなんだから日本の法律は当てはまらねーだろ。飲んでもヘーキヘーキ。ほれ、FF。缶ビール飲むか?」

えふえふ「きょうみはある。しらないことをしるためにものんでみたい」

噴上「だ、ダメだって!画的にダメ!」

えふえふ「では」ウジュルウジュル

FF「この姿なら問題ないだろう」

噴上「お、大人っぽいプランクトンフーファイターズの姿になってもダメだろ」

FF「ダメなの?」ウルウル

噴上「プランクトンの姿で涙目になられても・・・」

ホル「裕也もカテーなァ。ならアマザケならいーだろ」

FF「もらおう」スッ クイッ

噴上「あっ・・・」

FF「・・・」

FF「えへへぇ~」ポヘェー

噴上&ホル『!?』

FF「これがおさけなのねェ~ッ。なんだかポカポカするねェ~ッっへへへへーい」ヘラヘラ

噴上「こ、これは?・・・ここまで豹変するもんか?」

ホル「し、しまった・・・FFは全身水分!アルコールが全身にギューンしたんだ!」

噴上「そういうもんなの?」

FF「じょりーん♪えるめぇす♪~」ランラランラ

じょりん「お!?どうしたえふえふ!プランクトンたいになっちゃって!」

えるめぇす「いぬにほえられたとか?」

FF「へへへェ~」ウジュルウジュル

じょりん「あ、こどもにもどってく」

えふえふ「フフフ・・・」ポヘェ~

えるめぇす「ど、どしたのえふえふ。なんかゴキゲンまっすぐだな」

えふえふ「じあんはっせい~!」ダキィー

じょりん「!?」ギュー

えるめぇす「ちょ!な、なにだきついてんだ///」ギュー

えふえふ「アタシたちはァ~なっかよしィ~ッ♪」ギュゥ

えるめぇす「いったいどうし・・・・・・ん?」クンクン

じょりん「なんか・・・ヘンなニオイが・・・」スン

ホル「アッ!まさか!」


じょりん「えへへぇ」ポヘェ~

えるめぇす「ふへぇ~」ポヘェ~

ホル「ニオイで!」

じょりん「ヒック!うぃ~・・・・・・いや・・・のんでましぇんよ・・・」クラクラ

噴上「ま、まずいぜホルホース。徐倫とエルメェスまでアルコールに支配されちまった。承太郎さんにバレたら俺達りょうほうですかぁ~にされるぞッ・・・」

ホル「お、落ちつけ裕也。俺達は飲ましちゃあいねー。FFが飲んだんだ。FFは全身が水動脈ッ・・・近づくだけでアルコールのニオイがプンプンすらぁ状態だから仕方がなかったんだ。不可抗力だ」

噴上「しかし甘酒だぞ?・・・ここまで豹変するもんなのか?いくら子供とはいえ」

じょりん「こどもじゃありゃーしぇん!ヒック!ナイスバデーなれでぃーでごじゃりまする!」ヘベレケー

ホル「あんまり変わってない気もするが・・・」


仗助「あ、徐倫、FF、エルメェス、オメーらどこに行ったかと思ったぞ」

噴上「ゲッ!保護者!」

ホル「ま、まずいぞ・・・こいつぁヤバイ・・・仗助だって承太郎に負けないくらい徐倫を過保護にしてやがる・・・」

噴上「ああ・・・仗助はキレたらヤバイやつだ・・・徐倫達が酔っぱらっちまったなんて知ったら・・・か、考えただけでも・・・めっちゃんこおそぎゃー!(とっても恐ろしい)」

ホル「!そ、そうだ!仗助!向こうの屋台の辺りに美人はいたか!?」

仗助「?・・・まあ、いたと思いますよ。水着着た踊り子みたいな人とかいたし」

ホル「よし!見てこようッ!ほら行くぞ裕也!」タッタッタ

噴上「お、おう!じゃ、じゃあな仗助!言っとくが、俺達は子供に酒なんか与えてねーからな!」タッタッタ

仗助「・・・?・・・なんだぁ・・・あの二人」

じょりん「ジョースケ!ヒョースケ!」グイグイ

仗助「なんだ?ってお前、なんか顔赤いぞオイ。カゼか?」

じょりん「ハッヒャヒャヒャ!しょーもなッ!」ケラケラ

仗助「!?・・・ど、どうした徐倫!」

じょりん「アタシのこころはぐつぐつのシチューだよッ!」ダァン!

仗助「マジにどうした徐倫!ちょっとおかしいぞ!」

じょりん「おかしいのはこのせかいだよ!なきたいのはこっちだよ!ヒャック!」

えるめぇす「なんだかあついィ~ッ・・・はるのおはなみっていってもあつすぎるよぉ~・・・」パタパタ

仗助「・・・二人の様子が・・・・・・まさか・・・スタンド攻撃か?・・・」

えるめぇす「ジョースケ、ジョォ~スケ」クイクイ

仗助「・・・?」

えるめぇす「チラッ」クビモトノシャツ チラッ

仗助「ッ」

えるめぇす「フフフ、どお?ど~ォ?セクスィー?アタシってばオトナなレディー?ヒック・・・じょりんよりおとなっぽいぃ~?」

仗助「エルメェス、俺以外のヤツにそんなことしてねーだろうな。マジで」

じょりん「なにをいうえるめぇす!アタシのがおとなのレデーだッ!ヒック!なんならシャツをぬいで・・・」

仗助「わー!やめろ徐倫!シャレになんねー!」

えふえふ「フフフ・・・・ほんろうされているな」フワフワ

仗助「FF!徐倫とエルメェスがへんなんだ!どうにかしてくれ!」

えふえふ「へんじゃありゃません!ちょっとよっぱらってるだけでしゅぜ!」

仗助「ま、まさかオマエも・・・」

えふえふ「そのとおり!からだをつくりかえてぇ~ッ、おいろけのじゅつー!どーだこれがほんとうのおとなのレディーだウィック!」ボーン

じょりん「ずるいぞえふえふ!アタシだってあとすうねんでUSA!USA!なおんなになるんだからァ~ッ!ヒャック!」

えるめぇす「ねぇジョォ~スケ?したもみたい?スカートのなかみたいぃ?・・・ヒック!」

仗助「」ダラダラダラ・・・

トニオ「お困りのようデスネ」スッ

仗助「と、トニオさん!こ、これはアレッスよ!児童ポルノとかそういうんじゃあないッスよ!俺は何もしていねーッ!」

トニオ「サケはノンでもノまれるな・・・日本の格言だそうデス。これを・・・酔いを醒ますには『トマト』がイイんデス。血中アルコールを下げてくれる・・・食材はマキシムトマトを使用しマシタ」

仗助「トマト料理で徐倫達を気付けしてくれるんスか?」

トニオ「そのトーリでゴザイマス。スライスしたトマトを生ハムでくるみ、オリーブオイルと黒胡椒をかけた『トマトの生ハム巻き』デス。ドゾ」バーン

仗助「ありがとうございますッ!おいお前ら!これ食って目ェさませ!」

じょりん「トマトすきじゃなーい」ケラケラ

えるめぇす「まっかでじょうねつてきなみためしてるねェ~ッえっへへへへへ」ヘラヘラ

えふえふ「もしかしてだけどこれにかこつけてアタシたちのしたぎのいろたしかめたいんじゃないの~♪」カラカラ

仗助「いいから食えッ!無理やりにでも食わしてやるッ!ベアリング弾のようりょうで!」ビシュッ ビシュッ ビシュッ

じょりん「むぐぐッ!?」パクゥー

えるめぇす「うンみゃァーーーい!」パァー

じょりん「あたまのなかがせいてんのヘキレキー!キレイにめがパッチリさえたよ!」パァー

トニオ「ニコニコ」

仗助「なんとか収まったか・・・あんなヘベレケになった徐倫達を承太郎さんが見たら・・・日本は滅んでしまうかもしれなかった・・・だが、もう大丈夫だな」

えるめぇす「///////」アアアアァァァァ・・・

仗助「酔っぱらってた時のこと思い出してしゃがみこんで顔を隠してるなエルメェス。まさかお前が酔うとあんなに誘惑する女になるとはな・・・」

えるめぇす「いうなっ!///」

えふえふ「おお!みてじょりん!アタシのからだがマッカにへんしょくしてる!」レェーッド!

じょりん「すげー!トマトのいろがぜんしんにえいきょうしてるのか!めっちゃつよそう!」

えふえふ「レッドえふえふ!アタシをよぶならそうよんで!もしくはえふえふクレナイ!」

ナランチャ「見ろよジョルノッ!ドラネコくんのお面だぞ~ッ!」ヤヤァ

ジョルノ「お面ですか・・・そんなものまで売っているんですね」

ナランチャ「ほしかったらやるよ!」ニコォー

ジョルノ「いえ、僕は遠慮しますよ。仮面は素顔を隠すもの・・・たしかに僕の隠されたペルソナを目につかないようにするためにも仮面は必要かもしれない。でも月が・・・月が僕にささやいているんですよ。仮面などかぶ――」

ナランチャ「あ、ミスタの食ってる焼き鳥ウマソッ。一口おくれー」パクゥー

ミスタ「ああぁぁぁぁーーーッ!テメッ、ナランチャァアァァ!なに食ってんだよぉぉぉ!見ろよこれぇ!残りの肉が四つになっちまったじゃあねーか!これを俺に食えってのかオイイイイイ!」

ナランチャ「なんもアオスジたてんでもええやねん」モフモフ

ミスタ「もういいっ!残りのもテメーが食えッ!俺はもうクエネー!あたらしい焼き鳥買ってくる!」プンスカ

ナランチャ「えっ、イイのォ~?やったぁーッ」モフモフ

アバッキオ「そろそろ日が落ちてくるな・・・今にも落ちてきそうな空だ」シミジミ

DIO「WWRRRYYYYYYYYYY!このDIOの時間が来たようだな!今までは日焼けクリームと日傘でなんとかしのいできたがもうそんなことしなくていい!堂々と桜を見て騒げるぞ!」

アヴ「みんなーもう夜だからそろそろお開きにしようかー」

DIO「RRRYYYYEEEEEEEEE!鬼か貴様ッ!」

アヴ「子供もいるんだ。五時までには帰らさないと夕焼け小焼けに間に合わないぞ」

DIO「RRRRRRR・・・正論を言うな」

承太郎「俺が来た」バーン

仗助「あ、承太郎さん・・・今までいなかったんスね」

承太郎「ヒトデの味に関する論文を書いてて遅くなった。アヴドゥル・・・やっと合流したのにお開きにするってーのはちょいとヤボなんじゃあないか?俺にも桜を見る権利くらいはあるはずだぜ・・・」

アヴ「本音は?」

承太郎「俺だけ仲間はずれにしないで」

花京院「やはり・・・夜飲みか。いつ始める?私も同飲する!」

承太郎「花京院!」ジョインナス!

ポル「しかしよぉ、承太郎。お前いつも口をすっぱくするほど徐倫達に言ってるじゃあねーか。4時半には家に帰る準備をしろ、八時以降はつまみ食い禁止、九時には布団に入りなさいってよぉー」

承太郎「ルールは破るためにあるもんだ」キリッ

ポル「気持はわかるがよー、見ろよ」クイッ

じょりん「えふえふあかいなー。あかいー・・・あっかー」ウツラッウツラッ

えるめぇす「まっちゃとかのんだらしぶいえふえふになりそー・・・ブルーハワイもいいなぁ~・・・コーヒーもスリルあるよぉ~ッ、ウヘヘヘ」ウトウト

ポル「子供陣営が睡魔に襲われ始めてる。今のいままでドンチャン騒ぎをしていたんだ、疲れて眠くなるのもむりもねー。無理やり花見を続けるってーのはちとまずいぜ」

承太郎「・・・そうだな・・・残念ではあるが・・・今年の花見はここまでか・・・」

DIO「フフフ・・・やはりアホウだな貴様らは。とるにたらぬジョースター一行よ!」

花京院「ナニッ!」

DIO「『分ければいいのだよ』。子供達は家に帰らせればいい。だが我々大人は『夜桜をバックに呑む』ッ!ライトアップさせるのもイイッ。これこそ大人の世界よ・・・ハイカラだろ?」

承太郎「・・・なるほど。なかなか頭が回るじゃあねーかDIO」

花京院「さすがは悪の帝王だッ・・・天才と呼ばれるだけはある」

ポル「くやしいがDIOの言う通りだ。その発想はなかったぜ」

DIO「フフフ・・・」ニヤニヤ

アヴ「よーし、じゃあここからは二次会ということにするぞー。明日、学校やら仕事があって帰らなくっちゃあならない者は帰ってくれていいぞー。まだ飲んでいたいという者は残ってくれー」

アヴ「それから参加費として一人1500円出してから帰るようにー。帰る前にイギーの所にある集金箱に入れて帰るようにー。子供は無料だからなー。言っとくが払わずに帰った場合、私の個人的な友人が取り立てるからなー」

ミラション「ビタ一文まかりませんぜ」マリリーン

アヴ「イギーは砂でできたイギー像のあるところが目印だからなー。帰りには車に気をつけて帰れー。飲んだ物は運転は絶対にしないようにー。暗いから女性は一人で帰らない方がいいぞー」

イギー「(`・ω・´)」シュウキン!

仗助「ホレっ、徐倫、FF、エルメェス、帰るぞ。シャキっとしろシャキっと」グイ

じょりん「むぁ・・・せかいがうすれてゆく・・・」ポヤ

えふえふ「アタシはまだねむくない!みろ!アタシのこのてがマッカにもえる!」カァー

仗助「それじゃあ悪いがFF、大人の姿になってエルメェスをおんぶしてやってくれ。俺は徐倫で手一杯だ。子供とはいえけっこー重いんだよな」

じょりん「レディーにむかってなんてこと・・・を・・・」ポヤポヤ

仗助「そろそろバッテリーが切れる。早いとこ布団の中に入れなきゃならねー」

えふえふ「おっけー。ラミパスラミパスるるるるる~」ウジュルウジュル

FF「子供FFがそのまま大人になったみたいなレディーFF!」バーン

仗助「オメーまじで変幻自在なんだな。顔だけ変装するスタンドとかよりよっぽどすげーんじゃね?」

FF「ご要望があればスリーサイズも変更できるけど?」

仗助「やめてくれ。いろいろと問題がある。とにかく帰るぞ。よいしょっ」グムン

FF「ほーらエルメェスちゃぁ~ん、帰りまちゅよ~」グムン

えるめぇす「わ・・・えふえふおとなになった?・・・」ポヤポヤ

FF「大丈夫、まだユニコーンに乗れるはずだよ」

仗助「うぐっ・・・マジにオメーな徐倫。レンガが入ったリュック背負ってる気分だぜ」

じょりん「ジョースケなかす・・・」ポヤポヤ

仗助「はい、これ参加費ね。俺の分だけでいいんだよな~?」チャリン

玉美「バッチリチリペッパーよッ。子供三人分の料金を高校生からとろうなんてことはしねーぜこの玉美さんはよォー」

ミラション「しかし五百円玉と百円七枚と五十円四枚と十円十枚で払うとか細かいな君」

仗助「札は崩したくねーんだよォ~。それより玉美は何してんだ?そっちの女の人が取り立て人だろ?」

玉美「フフ・・・いや、俺だって取り立てのスタンド使いだからな。ここで出ないと何もすることないだろ・・・」

ミラション「泣いてるの?」

玉美「それに自分から進んで手伝うことで後で報酬をもらえるって寸法よォ~!払わずに逃げた奴には錠前をかけて5倍の値段を奪う!」

仗助「仕事熱心でけっこーッスね」

あなすい「あ、じょりんとジョースケ・・・・・・!?ななななにをしてるんだジョースケ!きさまッ、じょりんを・・・お、おんぶしてるのかッ!なんてウラヤマシイ!」

FF「お、アナスイだ」

仗助「お前・・・それ・・・億泰とオンナスイか?」

億泰「グォォー・・・グガァーーーッ・・・」Zzz

おんなすい「むにゃむにゃ・・・やっぱりジョウタロー×カキョーインはおうどう・・・でもジョセフ×アヴも・・・うふふ」Zzz

あなすい「おきづきの通りだよめいたんていさん。このダボやろう、ほごしゃヅラしてるくせに酒にのまれてつぶれてしまったんだ。俺が『スタンド』でかかえられるパワーがなければおいてかえるところだ」

仗助「平気か?俺が送ってやろうか?」

あなすい「えんりょする。たった一人の妹とコーコーセーをかかえて帰れないようではじょりんにふさわしい男にはなれないからな」

仗助「男に求める条件厳しいな徐倫」

あなすい「じゃあなジョースケ。いつか・・・じょりんをおんぶする役目は俺がてにしてやるからな!」

FF「あの子の将来が不安だ」

仗助「お前に言われるようじゃいよいよだな」

 ユゥ~ヤァ~ケェ~コォ~ヤァ~ケェ~デェ~ヒィ~ガァ~クゥ~レェ~テェ~♪

じょりん「Zzz・・・Zzz・・・」スヤァ!

えるめぇす「Zzz・・・Zzz・・・」スヤァ!

仗助「人の背中でノンキに寝てやがって・・・ま、たまにはいいかこういうのもよぉー」

FF「夕日が沈む帰り道・・・子供をおんぶして帰る・・・なんだか私達、夫婦みたいダネ」キャーッ

仗助「大人ボディに変身すると態度までマセんのか・・・グレート」

FF「今の私ならカカオ100%のチョコもニコニコしながら食べれるわ」キリッ

仗助「やめとけやめとけ。前に食べてヒーヒー言ってたじゃあねーか。徐倫なんか泣きギレしてたし。俺でさえキツイのにお前らにゃ向いてねーよ」


静「お~い!ちょっと待ってってばァーッ!仗助にいさーん!」タッタッタ

仗助「静!」

FF「女に追いかけられるとは、やるね仗助」キャーッ

静「あのサ、花見するってーから大統領経由してこっち側に来たけど、宿のことなーんにも考えてなかったのよ。まぁ、いつもそうなんだけどね。で・・・サァ、この後は言わなくてもわかるわよね?」チラッ

仗助「おめー、俺のことなんでも言うこと聞いてくれる便利屋か何かだと思ってねーか?」

静「これ以上先は女の子に言わせないでよ」

FF「家に泊めてってことだよね」

静「イヤンFFちゃん、ストレートに言うわね。っつかデカくなった?ウラシマ効果?」

仗助「お前こっちに来るたびに泊まってくクセに今更なにをかしこまってんだよ。別にかまわねーぞ。女連中で雑魚寝でもすればいいじゃあねーか。俺はソファーで寝ることになるんスけどよ。お前らのせいで」

静「さっすが兄さん~ッ。明日の朝は代わりに私が作るからサァ~ッ。気にせずグッスリ寝てていいわよッ。子供連中もちゃぁんと寝かしつけるからサ」

仗助「・・・朝は不安だが、とりあえず夜ふかしせずに早めに寝かせろよ」

FF「じゃあ静!この前みたいにドラゴンボールごっこして遊ぼ!布団とか枕つかってやるやつ!」

静「おー、やってやろうじゃないの」

仗助「俺の言ってることも透かしてんのか?静」

 ―東方家

仗助「ついたぁ~・・・疲れたッスよマジで・・・」グテー

FF「玄関で倒れるとはよっぽどだな」

静「いや、飲み会から帰って来た時は大体こーよ、兄さん」

じょりん「!」パチリ

じょりん「ただいまー!あーウチがいちばんおちつくー」

えるめぇす「いつのまにかジョースケのいえに・・・・・・ッハ!まさか・・・ゆうかい!?」

静「急に目が覚めたわね」

仗助「子供ってどーしてこうもスイッチの切り替えがハッキリしてるかな」

じょりん「あ!コーコーセーシズカもいる!なにがもくてきだ!」

静「どういうイメージなのよアタシ!」

FF「静は野宿するのが怖いから今日も泊まっていくってさ」

じょりん「マジで!じゃあドラゴンボールごっこしよ!きょうはサイヤじんしゅうらいへんのとこ!」

仗助「お袋の靴がねーな・・・たぶんお袋も花見に行ってるんだろう。で、アイツのことだからまだ帰らずに飲んでる、と。エルメェスん家も電気消えてるし、エルメェス以外はまだ出かけてるっぽいな」

えるめぇす「・・・アタシのかえるところはどこ?・・・」

仗助「エルメェスも泊まってくか。っつゥーか、もういつ泊まってて泊まってないかもわからんくらいだがな」

じょりん「やったぁ!きょうはみんなでねるまで64してあそぼーぜ!」

静「それじゃすぐに居間に布団しくわよ!布団にもぐりながら皆でワイワイゲームして遊ぶわよ!」

じょりん&FF&えるめぇす『イエァアアアア!』ピシガシグッグッ

仗助「よーし、布団シいたぜェー」

じょりん「うおおおおああああ!」ダダダダダ

えふえふ「GO!じょりんGO!」ダダダダダ

えるめぇす「とべッ!とべッ!ジャンプだァーーーッ!」ダダダダダ

 ングバァ! ァァァーーーンッ! ボッファァ~ッッッ

じょりん「ふへぇえ~~~・・・キモチー」フカフカ

えふえふ「おひさまのにおいがするぅ」フカフカ

えるめぇす「ふかふかのフトンにダイブするのはオトメのたしなみぃ~ッ」フカフカ

仗助(せっかくシワ一つなく敷いたのに・・・こいつらいっつもすぐダイブすっから・・・)

静「・・・」ウズ

仗助「!・・・し、静・・・お前・・・まさか!」

静「乙女のたしなみっつたわよねェ~ッ・・・ならばッ!」グン

じょりん「ゲッ!」

 バゥーン!

えるめぇす「すわったままのしせいでちょうやくをッ!?」

静「ワーハハハハハ!空襲警報ォーーーッ!」グアオ!

えふえふ「ま、まずい!ふたりともふせろォーーー!うえだッ!うえからシズカがらっかしてくるぅーーーッ!」

 ボッファアアア~~~ッ!

じょりん「キャーハハハハ!すっげーたのしい!スッゲー!」

静「ハッハハハハハハ!」

えるめぇす「みんなでおとまりたのしいね!あ、たのしいな!」

仗助「・・・」ウズ

静「あ、仗助兄さんは入場禁止よ。ジョーシキ的に」

仗助「・・・・・・そッスよね・・・」

えふえふ「おとこっていつまでもコドモよねェ~」

えるめぇす「ねぇ~」

 ―――

シュトロ「よぉぅしッ!点灯しろォォォーーーッ!」

 バシャッ!

ポル「おお~~~!スゲー!桜がライトアップだぜェ~!」

アヴ「すっかり日が暮れてしまったが、これはなかなかオツなものだな」

DIO「WRYY・・・昼間は日焼け止めクリームと日傘が面倒だったが、これなら太陽の光を気にせずに桜を間近で見られるぞッ!つづけぇ~!」バタバタ

ヴァニラ「ワー!」バタバタ

ヌケサク「さくらださくらだ~!」バタバタ

花京院「やれやれ、吸血鬼も桜を近くで見たかったんだな」

ジョセフ「やるじゃあねーかシュトロハイム!さっすがナチ・・・ドイツ軍人だな!」

シュトロ「フフフ・・・こぉんなこともあろうかと紫外線照射装置を1ダース持ってきておいて正解だったわ」

DIO「WWRRRYYYYYY!『ザ・ワールド』離れろッ!時を止めるんだァァァーーー!」バァーーー!

ヴァニラ「あっづぅい!なんだぁこれはぁぁぁ!」ジュ~

ヌケサク「紫外線にはよわいのよォ~~~ッ!」ジュ~

承太郎「やれやれだぜ」

 ―――

じょりん「ハァ~トをみぃ~がくっきゃない♪きれいにみぃ~がくっきゃない♪」ルンルン

静「わーおじょうずー」パチパチ

じょりん「しってるかシズカ!これジョースケがこどものころにやってたNHKアニメの『とべ!イサミ』のきょく!」

静「うーん、私生まれてなさそうだなぁ」

えるめぇす「シズカはまだ0さいだからな」

えふえふ「えへへ、アタシとタメだね」ニコニコ

静「そりゃーこっちの世界の私のことでしょぉーッ。私は今をトキメクコーコーセーなのッ。今JKの間で何が流行ってるか知らないんでしょアンタ達ィ~ッ?」

えふえふ「!しってる!マカンコウサッポウ!?」

静「ちょっと昔ね」

じょりん「カキョーインがいっていた・・・じょしこうせいのセンスはじんるいのソレといつだつしていると・・・」

えるめぇす「じょしこうせいのあいだではなにがはやってるの?シズカ」

静「えーっと・・・・・・」

えるめぇす「・・・?」

静「・・・・・・あたし・・・あんまり普通の女子高生のこと・・・知らない・・・」シュン

えるめぇす「えーっ・・・」

じょりん「ガッコーでともだちとなにしてあそんでるの?」

静「友達か・・・・・・じょ、女子高生の友達・・・少ないかも・・・」ヤバッ

えふえふ「おとこをはべらせてるのか?」

静「ちがわいッ!なんつゥーか私の周りにはマトモな女子高生はいねーのよッ!いても頭のネジが外れて画鋲で間に合わせたような奴しかいないのよッ!もうわかった!?私全然知らないのッ!女子高生のことッ!」ワァン

えるめぇす「なくほどか」

じょりん「わかった!」バン

静「!?・・・」

じょりん「このクウジョウジョリーンが・・・オトナのレディーであるアタシが、シズカにナウでヤングなじょしこうせいというものをみせてやろうっ!」バン!

静「いや・・・それはさすがに無茶じゃあ・・・」

えふえふ「じょりんがセーラーふくのコスプレすんの?」

じょりん「くやしいがサイズがあわぬ」モソモソ

静「アッ!私の着替えた制服着ようとしてんじゃあないわよッ!一日着てたんだから汗クサイって!」

じょりん「?ぜんぜんくさくないけど?」

静「グッ・・・いいから返して!」バッ

じょりん「おやめになってー」アー

えるめぇす「まさかじょりん、じょしこうせいをみせるってのは?」

じょりん「アタシにいいかんがえがある」

静(まーた面倒なこと言いだしそうね・・・)


じょりん「あした、ジョースケたちのガッコウに『しんにゅう』するッ!」バーン!

えふえふ&えるめぇす&静『な、なんだってぇぇぇーーーッ!』バァーッ!

 ―――

 シッポリィ~~~ッ

承太郎「静かに桜を見ながら呑むのもいいものだな」

DIO「フン・・・承太郎・・・まさかこのDIOと貴様がこうして杯を交わすことになろうとは、あの頃は思いもしなかっただろう」

承太郎「まったくだ。あれからずいぶん時間が進んだ・・・変わったようだな。俺もお前も・・・」

DIO「・・・フン」

ポル「そういやぁよぉ~、DIO、オメーはどーやって生活してんだ?仕事とかしてんの?オメーッ」

DIO「金銭など問題ない。毎日人間どもが貢いでくれる」

ジョセフ「要するにヒモってことね」

花京院「うらやましいな・・・ヒマそうで」

DIO「な、なんだ貴様ら・・・そういう貴様達はどうなんだ!」

花京院「僕は高校の教員免許を獲得したよ」ザン

DIO「WRY!?思った以上にちゃんとしてる!」

花京院「正直、僕は学生のころに良い思いでがないから、もういちどやり直したいのさ。立ち場は違うが、学校の中の空気に触れたくてね」

ポル「やったじゃあねーか花京院!オメーやっと試験受かったのかよー!」

ジョセフ「花京院ンーッ、女子高に赴任することになったら俺を呼べよなーッ」ニカッ

花京院「ハハハ、女子高生に手を出すのはダメですよ二部ジョースターさん」

DIO「RRYY・・・アヴドゥル!抹茶アイスをおいしそうに食べているアヴドゥル!貴様はどうなんだ!」

アヴ「ム?」ムグ

ポル「アヴドゥルは占い師で稼いでっからなー。けっこう小金ためこんでるらしーぜ。テレビ出演も多いみてーだし。テキトーなこと言ってボるなんてアコギな商売だとは思うがよー」

アヴ「失敬だなポルナレフ。なにも適当に言っているわけではない。それに最近はテレビの仕事も少ないんだ。笑っていいともが終わったから・・・昔はよくよばれたのに」

花京院「でも最近、杜王町の駅前にテナントかりて新しく占い店開きましたよね?けっこう人気そうじゃあないですか」

アヴ「ハハハ・・・まあね。案外、アクセサリーとかも売れるんだ」

DIO「WRR・・・皆ちゃんとしてるんだな・・・」

ジョセフ「俺は日本でも不動産でガッポリする準備を進めてるぜッ!ちょっと変わった物件を見つけてテレビで紹介してんだぜ~!住宅発見ジョセフ不動産~ッ!」

ポル「俺は漫画家になるために修行中だ!」

承太郎「ヒトデとか調べて論文にしてる」

プッチ「皆大人なんだね。DIO、君もなにか始めてみるつもりはないのかい?そう・・・オシャレに目覚めるとか」

DIO「無駄無駄~!このDIOが人間などのすることに興味を持つものかぁ~ッ!なにが論文よ!何が不動産よ!俺は俺の道を往く!ただそれだけよォーっ!」グイィ

花京院「あっ、瓶ビールを一気に・・・」

プッチ「落ちついてくれDIO。飲みすぎだぞ」

DIO「そもそもだ!そもそもこのDIOッ!吸血鬼ゆえに鏡に写らない!どれだけオシャレな服を着ようと自分で姿を確認できないのだ!こんなにむなしいことがあるものか!」

ポル「吸血鬼って鏡に写らないんだな。じゃ歯磨きどうすんの?」

DIO「カーンに散髪してもらっても上手くキマってるのかもわからないしッ!こうみえてけっこう困ってるんだぞ!吸血鬼はデメリットも多いのだ!」

アヴ「たしかに、血を定期的に吸わなければならないのも問題だな」

ポル「まさかDIO・・・テメーまだ人間を襲って血を吸ってるんじゃあねーだろうな!大人しくなったと思ってたがウラではそういう――」

DIO「人間の血など吸うものか。昔はボディに首がなじむのを早めるためにたくさん吸ったがもはや不要ッ。人間の血はコレステロールが高すぎて太ってしまう。何が混じってるかもわからないしな。身体によくない」

ポル「あ、そうなの」

承太郎「じゃあ何を食ってんだ?人間の血でもないかぎり、エネルギーが足りないんじゃあないのか?」

DIO「カロリーの高めのものとトマトジュースさえ飲めば十分ッ!最近はスタンドバトルもしないからな。ロッテリアのバーガーを食って必要なカロリーを得ている」

ジョセフ「たしかにカロリーはあるだろうけどよぉ・・・」

プッチ「やっぱり今のままではよくないよDIO。運動もしてないし、食べてばかりで趣味もない。このままではエジプトで引きこもって古い本を漁ってたころみたいに不健康になるぞ」

DIO「WRY・・・」

ポル「しょうがねぇなぁ~ッ」ザン

DIO「WRY?」

ポル「俺がDIOに新しい『趣味』を見つけてやるぜッ!そして、人生を楽しくさせてやる!どうせ永遠に続く人生だ!暇つぶししなきゃやってらんねーだろ!」バン

今回はここまでで。花見ネタ長くしすぎた。というか書いてなかった
なんか前ーのころにじょりんたちが仗助の学校に授業参観に行くみたいなネタをもらったので、なんとなく書けそうな感じになりつつあるので書くことにしました
DIOの方は完全未定です
何かネタなどあればどしどしください!まだ見てる人いるならネタたくさんください~!

 あさー


 チュンチュン

仗助「Zzz・・・Zzz・・・・・・ンガッ・・・・・・ッ・・・ンン・・・・・・ッ!」ガバァ!

仗助「し、し、しぃまったぁ~~~!寝坊したァーーーンッ!」ダダダ

仗助「日曜に花見すっから平日起きれねーんだよなァーッ!冗談じゃあねーッスヨォ~!」カオバシャバシャー

仗助「徐倫~!FF~!エルメェス~!静~!起きてるかァ~ッ!?もう時間がねーから俺行くぞー!」ハミガキシャコシャコ

仗助「すまねーが朝飯はてきとーに済ませてくれ~!静~!お前が面倒みてやってくれな~!」カミノケセットセット

仗助「ん~ッ・・・・・・」マジマジ

仗助「よっしッ!今日もグレートに決まってるぜ!東方仗助!」ビシッ

仗助「じゃ、俺ァ学校行くからな~!」ガチャ バタン


じょりん「『いった』・・・か・・・・・・」ヒョッコリ

えふえふ「フフ・・・あのあわてよう・・・マリオカートであかいコウラにおいかけられているかのようだったな・・・」

えるめぇす「きっとジョースケのあたまのなかではうんどうかいのテーマがながれていただろう・・・テテテーン、テテテーン、テテテテテーン♪てやつ」

静「あのさァ・・・ほんっとぉーに行くの?・・・仗助兄さんの『学校』へ・・・」

じょりん「いく!」バン

静「なにしに?」

じょりん「あそびに!」バン

静「ほら、もう目的変わってるわ」

仗助「ちくしょー!走るとせっかくセットした髪の毛が向かい風で崩れるぜーッ!だが遅刻だけは勘弁だ!ガッコついてから便所でセットしなおすしかねー!」ダダダ

億泰「うおおおお!仗助ェー!お前も遅刻かァー!」ダダダ

仗助「億泰!てめーもか!」ダダダ

億泰「今朝起きたらえげつないくらい頭がいてーのなんのって!薬探してる間に時間がなくなっちまったんだ!」ダダダ

仗助「オメーは飲みすぎだ!未成年のクセに!」ダダダ

億泰「お、昨日花見やってた河川敷をみろよ!」ダダダ


 DIO「ZZZ・・・ZZRRYYY・・・ZZRRYYY・・・」ムニャァ!

 ポル「グガァーッ・・・・・・グゴゴゴゴ・・・」ムニャァ!

 承太郎「・・・」グッスリ!

 ジョセフ「ぐへへ・・・スージーQ・・・こっちこいよぉ・・・」ネゴト!


億泰「すっげー散らかったまま、大人達が寝てるぜ!」ダダダ

仗助「ダメな大人だな!」ダダダ

 ―ぶどうヶ丘高校―

 ガラ!

億泰「ぎ、ギリギリ!」

仗助「ま、間に合った!」

教師「間に合ってはいなーい!」ドガァ!

億泰「ブゲェー!」グバー

教師「東方!虹村ァ!貴様等遅刻だ!週のはじまり月曜日に遅刻とはな!いい一週間のスタートが切れないぞ!まったく!」

仗助「す、すんません先生。実は登校途中でおばあさんが重そうな荷物を持って歩いてて、手助けしてたら遅くなってしまったんッス」

教師「むぅ・・・そういう理由があったのか・・・」

億泰「せ、先生、俺も登校途中に自転車に轢かれたおじいさんがいたんで、救急車を呼んで応急手当をしてて遅くなってしまったんです!」

教師「だからなんだぁー!」ボギャア!

億泰「ウゲェー!」グバー

仗助「・・・ああダメだ!すんません先生!俺ァ嘘をつきました!実はただの寝坊なんです!良心の呵責に耐えられねー!すんません!」

教師「なんと!そうだったか!だがよし!正直だな東方!」

億泰「先生!俺もさっきのウソッス!」

教師「なめるなァー!」ドグォ!

億泰「グヘァー!」グバー


仗助「フーッ、なんとか怒られずに穏便に解決できたぜェー」ヒトアンシン

億泰「おいッ、仗助テメー、そんな態度とってるとまた怒られるぞ」

教師「虹村ァ!」ズガァ!

億泰「ゴヘァー!」グバー

 バン!

じょりん「ここが・・・『ガッコウ』!」ザン

えるめぇす「わ・・・ハナのじょしこうせいがウジャウジャいる・・・か、カッコイイ・・・」

えふえふ「フンフン」フガフガ

静「ねえ徐倫ちゃん、FFちゃんがなんかコーフンしてるけど、これ大丈夫なの?突然羽でも生えて飛んでいきそうなフンイキよ」

じょりん「えふえふはちせいがだいこうぶつだから、はじめてのガッコウにワクワクがひゃくばいになってるんだよ」

えふえふ「ねぇねぇおねぃさん~、いっしょにおチャしなぁ~い?」

女子高生A「わ、なにこのコ」

女子高生B「かーわいーッ!迷子かなぁ~ッ?」

静「・・・女子高生ナンパしてるわよFFちゃん」

えるめぇす「すごいこんじょうだ・・・」

じょりん「はじめてのじょしこうせいをまえにしてこんらんしてるみたいだ」

えふえふ「アタシ、おねぃさんたちみたいなビジンさんをみるとジっとしてられないんだぁ~ッ」

静「コラッ!朝っぱらから何やってんのこの子は!」グイィ

えふえふ「わー」

いかん全然思いつきませんネタください学校ネタを!

康一「朝から怒られるなんて億泰くんは今日も億泰くん全開だね」

億泰「チクショウ!俺ァ断固コーギするぞ!なんだって俺ばっかり怒られて仗助は怒られないんだ!世の中不公平すぎるぞッ!仗助ばっかりモテて!」

仗助「あー、なかなか髪の毛がキマらねー。朝っぱらから全力疾走したせいでせっかくのセットが崩れちまったぜ~」クシクシ

億泰「俺を無視して鏡に向かってんじゃあねー!そもそもなんで俺達までお前の髪型セットに付き合わされねばならねーんだ!しかもトイレで!」

康一「でもこのトイレで髪の毛をセットするのはまずいよ・・・このトイレは・・・」


先輩A「コラァオメーらッ!誰に許可を得てこのトイレを使ってるんがァーッ!」ドヤドヤ

先輩B「テメーら一年坊かァ~ッ・・・ワシらの聖域に無断侵入とは根性あるのォ~ッ」ドヤドヤ

康一「・・・三年生の不良グループのナワバリなんだよここ」

先輩C「お前らまとめて不法侵入で訴えるところだがトイレ使用料5000円払ったら見逃してやるっちゃ~ッ」

億泰「チッ、めんどくせーな」ポリポリ

仗助「うるせーなァーッ・・・何が使用料ッスよ。ここはアンタらの家かよ」クルッ

先輩A「ゲッ!お、おめェーはッ!」

先輩B「ウダラをブン殴って顔面の作りを変えた一年坊主ッ!」

康一「あ、あの時の」

先輩C「や、ヤベェ!に、逃げるンがァーッ!」ダダダ

億泰「なんだったんだアイツら?仗助おめー、いつの間に三年をシめたんだ?」

仗助「しるかよッ。それよか億泰、ワックス持ってねーか?手持ちじゃあ足りなそーだ」クシクシ

億泰「チッ、しょーがねーな。あとでジュースおごれよ」スッ

康一「持ってるんだ・・・」

初めての女子高生を前に混乱するFF…
ん?初めての"女子高生"??
じょりん達には度々平行世界からやってくるサングラスかけたワイルドハニーが何に見えてるんだろうか…

>>301
あ、あれはホラ・・・家族みたいなモンだし・・・もっとこうキャピキャピしたJKは見たことないってことで一つ・・・

再開しますがネタボッシュー続けてるのでドンドンください全然思いつきません!

 キーンコーンカーンコーン

仗助「やっべー!急げ康一!億泰!チャイムが鳴ってるぞ!またドヤされるなんて俺ァゴメンだぜ!」タタタ

億泰「テメーはドヤされてねーだろうがッ!」コラ

康一「一時間目ってたしか国語だったけど、朝礼では新人の教師が来るって話してたよ」タタタ

仗助「新米教師に怒鳴られるのもシャクだ!早く教室に戻るぞッ!」タタタ

 ガララー!

仗助「ま、間に合ったァ~ッ・・・」フゥーッ

億泰「ちくしょーッ、朝っぱらからなんでこんなに体力を使わねばならねーんだ。もっと授業が始まるのを遅くするべきだぜ。なァ、おめーもそう思うだろ?テンコーセーくん?」ポン

バオー「・・・」バルバルバル・・・

億泰「オメー、ズっとムスっとした顔してるよな。お高くとまってんじゃあねーぞオィ」

康一「やめなよ億泰くん。彼はまだこのぶどうヶ丘高校に来て一週間もたってないんだ。まだキンチョーしてるんだよ、きっと」

億泰「そぉなのぉ~?お前、緊張してんのかァ?」

バオー「・・・」バルバルバル・・・

康一「あ、億泰くん静かに!先生が来るよ」

億泰「おっと」

仗助「新人国語教師か・・・どんな先生かな。美人な先生だったらなァ~」

 ガララッ


花京院「やはり仗助達のクラスか・・・いつ授業をはじめる?」

仗助「花京院!」

康一「花京院さん!?どうしてここに!」

億泰「わかったぞ!仗助が弁当を忘れたんで届けに来たんだ!」

花京院「教員免許をとって教師になったのさ。勉強は大変だったが、公務員になれたから満足だよ」

仗助「グレート・・・まさか花京院さんが先生になるだなんて・・・しかしなぜ国語の教師に?」

花京院「もちろん朋子さんとお近づきになるた・・・・・・古文に興味があったからだよ」

仗助「・・・」

花京院「さあさあ、高校生諸君!今日から僕が君達のボスだ。3以上の成績がほしいのならば、僕に敬意を払ってくれたまえ。僕も君達に敬意を表する。人間関係を上手く進めるには、互いに尊敬をし合うことが大事だからね」


 ・・・・・・

DIO「WRYYY・・・ポルナレフ、貴様・・・このDIOに『趣味』を見つけさせてやるなどと大きく出たクセに、なぜこんな所に来た?ここは学生が通う高校だろう?このDIOもかつては学生だったが、久しく校門をくぐっていないぞ」

ポル「へっへへ・・・なんせ今日は花京院が初めて教鞭を振るう日なんだぜ。これを見ないわけにはいかないだろうがッ。ほらDIO、オメーはこのデジタルカメラを持ってろ。そこの木がいいッ。きっと教室内がバッチリ見える。登るぞ」

DIO「・・・・・・なにをする気だ?」

ポル「ウゲッ!ケムシにヤツガシラがいっぱいるぜ~!気をつけろよDIO、刺されたらいてーぞ」

DIO「なにをしていると聞いているのだポルナレフッ!貴様ッ!このDIOが『木』に登るだとッ!?モンキーなんだよポルナレフゥーッ!」

ポル「言わなきゃわかんねーのかよォ~ッ、要領がワリィーなァーッ。『撮影』だよ『撮影』~ッ!花京院の花教師すがたをカメラに納めんだよォーッ!カメラってのは立派な趣味なんだぜェー!」

DIO「何ィ~~~ッ!」バン

えーっとすんません。朋子さん国語教師ってのは公式じゃなかったんスね・・・なぜか静ジョで書かれてた国語の教師って設定が染みついてました・・・おのれ静ジョ!
で、でもまぁ・・・その・・・うん、大丈夫ですよね。きっと・・・そんな細かいこと気にしてたらこのスレはおしまいだよ!
ただ、ぶどうヶ丘の教師ではないのは承知してますので。花京院がお近づきに~って言ってるのでややこしいですが、同業者なら話しやすいとかそういうことで言ってるつもりでした

ではゆっくり校内ネタ続けていきますね。運動会ネタはだーいぶ前からネタとしてもらってるけど、どうも難しくて・・・

DIO「貴様・・・ポルナレフッ!・・・このDIOに・・・『盗撮』をしろと・・・言うのか?・・・このDIOにッ・・・」

ポル「おいおいおいおいおいィ~ッ、履き違えんなよ。俺達が写真に撮るのは花京院だけだ。別に女子更衣室を撮ろうなんて言っちゃあいねーぜ俺ァ。花京院の仕事風景を写真にとるだけだ。何か問題があるか?」

DIO「WRY・・・かつて法律の勉強をしたが・・・これは法に触れるのか?・・・そもそも日本の法律は詳しくないはない・・・」

ポル「やらねーってんならいいぜ。俺は花京院をカメラにおさめて弱味を握ってやるんだ。えーっとデジカメのズームボタンはどれかな」スッススッ

DIO「デジカメか・・・このDIOが生まれた時代には大きなカメラしかなかったが・・・今の時代ここまで小型化しているのか。しかしカメラが趣味という人間の大半は一眼レフとかを使うんじゃあないのか?」

ポル「知るかよ。一瞬の風景を形にして残す。それがカメラってもんだろーがよ。おおっ、スゲーこのカメラ、スッゲーズームできる!なんつぅーかスッゲー見える!」

DIO「WRY・・・そういうものか・・・・・・ン?・・・おいポルナレフ、学校の敷地の外から警官がジっとこっちを見ているぞ」チョイチョイ

ポル「おっほほ~!花京院のヤツ、マジで教壇に立ってやがるゥ~!ワハハハ!カッケェーじゃあねーかオイッ!」ハハハ

DIO「・・・おいポルナレフ、警官がこの木に近づいてくるぞ・・・オイ・・・マズイんじゃあないのか?この状況・・・・・・ハタから見れば完全に盗撮魔だ・・・おい、ポルナレフ」

ポル「キィーッ!女子生徒に群がられてやがるゥーッ!ムカつくぜェ~ッ!これだからイケメンは!」

DIO「・・・・・・逃げよっと」スルスル~

ポル「俺の方が花京院なんかよりよっぽどハンサムなのによォ~ッ・・・その俺がなんだって校舎の隅の木に登って盗撮なんぞしてるんだってんだ・・・世の中不公平だぜ~ッ」

良平「やはり盗撮魔か・・・ちょっと話を聞かせてもらおう。降りてこい糸コン頭」

ポル「あっ、え・・・・・・げっ」

良平「降りろ」


じょりん「スターリーダーからかくいへ、おうとうしろ。どうぞ。ぴっ」

えふえふ「こちらフーリーダー、もんだいナシ、どうぞ。ぴっ」

えるめぇす「こちらあいとふくしゅうのキッスリーダー、もんだいナシ、どうぞ。ぴっ」

静「・・・・・・」シラケ~ッ

じょりん「ワイルドリーダー、おうとうせよ。どうぞ。ぴっ」

静「・・・・・・」シラケ~ッ

じょりん「・・・・・・ワイルドリーダーからのおうとうがない」

えふえふ「ワイルドリーダーがやられたか・・・」

えるめぇす「しょせんやつはようじょしゅうさいじゃく・・・」

静「あのサッ、そのお遊びはいつまで続けるんだ?私もそれに付き合わなきゃあならねーっての?」

じょりん「はいルールいはん!ふつうにしゃべっちゃダメでしょ!」ピピーッ

えふえふ「ここはてきち・・・むせんでかいわゴッコしないとてきにバレちゃうよ」

静「だからよォ~ッ!私の『ワイルドハニー』で全員の姿を消してやってるんだろォーがッ!なのにあんた達ときたらスパイゴッコに熱中してて全然進みやしねー!しかも私は幼女じゃあねー!なんだよ幼女衆って!こちとら華の女子高生だぃ!」

えるめぇす「すがたをけしてるからこそ、おおごえだしたらバレちゃうじゃん。シズカってあたまのほうはあんまりだよな」

静「なッ・・・」

じょりん「おしゃべりはそこまでだおじょうちゃんたち。じゅういちじのほうこうにてきだ!」

えふえふ「いや、あっちはごじのほうこうだよ」

じょりん「シズカに!てきにきづかれる!」

静「なによ!私が敵だってのーか!」

えふえふ「シズカにってのはそういういみじゃあない」

えるめぇす「やっぱりシズカってあたまのほうはあんまりだな」

教師「話し声が聞こえたが・・・気のせいか?今は授業中のはずだが・・・」キョロキョロ


じょりん(シィーッ)

静(見つかるところだった・・・私の透明化能力が無けりゃ、この子達あっという間に迷子センターの常連ね)

えるめぇす(うごくな・・・うごくときづかれる・・・)

教師「しかしまぁ・・・地球温暖化というヤツか?ついこないだ花見の季節だったのにもう暑いなァ」プシュ

えふえふ(・・・あ!)

じょりん(あれは・・・『いろはす』!みねらるうぉーたー!)

えるめぇす(まずい!えふえふをおさえ――)

えふえふ「シャアァァァァーーーッ!」グアバ!

じょりん(おそかった!いろはすめがけてとつげきした!)

教師「!?」

 パッシィア!


静「あ・・・ど、どもッス・・・」

教師「・・・・・・?・・・君・・・いつからそこにいた?・・・いや、今は授業中なのに何をしてる?」

静「え、えーっと・・・あ、アハハ・・・じ、実は私、転校生でしてェー・・・そのォーッ・・・教室・・・わかんなくって困ってたんですゥー」

教師「そォなのォ~?なんだ、それだったら私が案内してあげようじゃあないか。クラスはどこかわかるか?ついてきなさい」

静「う、ウッス!」

えふえふ(~!~っ!)シパシパ


じょりん(シズカがとっさにすがたをあらわして、えふえふをほかくしたおかげでなんとかやりすごせたな。どうする?どうぞ。ぴっ)

えるめぇす(シズカについてくしかないな。ここにいたらあぶないし。どうぞ。ぴっ)

花京院「――そこで僕は『F-MEGA』を選択したんだ。ずいぶんやりこんでいたから勝つ自信はあったんだがね。相手にそれを悟られないようにするのも苦労したよ。マシン選びで玄人とバレないようなチョイスをしなければならないのだから。フフ、だから僕は――」

億泰「・・・・・・ずーっと自分語りしてるなァ花京院さん」ヒソヒソ

康一「女子は目を輝かせて聞いてるけど、男子はウンザリしてるね」ヒソヒソ

仗助「まァ授業を開始してねーから楽でいいけどな。ちょうど眠かったところなんだ俺」ヒソヒソ

花京院「――ステージ選びだって慎重にしなくっちゃあならない。相手が知らなさそうなショートカットコースがあるステージで、なおかつ素人が選びそうなものを選ぶのが――」

 ガラ

教師「花京院くん。ちょっといいかね」

花京院「ゲッ!部長ーッ!」

億泰「!?」

教師「部長じゃあない。教育担当だ。授業中にすまないな」

花京院「いえ、いいんですよ。ところでなにか?・・・私の授業風景が気になりましたか?外から見るとふまじめに見えるかもしれませんが立派に――」

教師「転校生が廊下で迷子になっていたから連れてきたんだ。このクラスだと言うのでね・・・さあ、入りたまえ」

仗助「転校生ィ~?」

康一「こないだ来たばっかりなのにまた新しいクラスメイトかァ」

バオー「・・・」バルバルバル

億泰「女の子だったらいいなァ~ッ。すっげー美人で、和風美人ッて感じの子

 スッ・・・

静「・・・名は静・・・・・・『静・ジョースター』」バン


仗助「なァにィィィ~~~ッ!?」ガタターン

康一「し、静ちゃん!?」

億泰「ど、どういうこった先生よォ~!なんで静が転校生なんだよォー!」

教師「なんだ?東方、広瀬、虹村、お前達知り合いか?ならば静・ジョースター、わからないことがあればあの三人に聞けばいい。あ、やっぱり虹村には聞かないほうがいい」

億泰「聞こえてるぞ!」コラ

仗助「し、静ッ!テメーここでなにして――」

じょりん(おらぁ!)ドス

仗助「うぐっ!?は、腹への突然の激痛・・・・・・この感じ、見えないが拳のサイズと肌のぬくもりは・・・」

じょりん(アタシのなはクウジョウジョリーン)ヒソヒソ

仗助「やっぱりか!」

えるめぇす(あいとふくしゅうのキッスもいるよー)ヒソヒソ

仗助「お前ら俺の耳元でコショコショと名を名乗るな!姿を――」

教師「・・・」ジーッ

仗助「ハッ!・・・」

教師「東方・・・・・・なにを一人で大声をあげてる?・・・大丈夫か?・・・お前・・・」

仗助「・・・い、いや・・・・・・なんでも・・・ねーッス・・・」シュン

今回はここまでで。とりあえず徐倫達と仗助達を合流させました。DIOは校内徘徊中。ポルナレフは離脱
ネタ募集まだまだしてます常時してます。もらったネタも書けそうな時期になったら書くつもりです。いただいたネタを全て書けるとは限りません。ご了承ください
静がずっと仗助達のクラスメイトになる予定はなく、一日限りのつもりです

そういえばアニメでDIOがスーパー吸血鬼になって武空術使って空飛んでたけど
あれどっかを蹴って移動してるとかじゃないよね?完全に飛んでるよね?

後で承太郎との一騎打ちや露伴のじゃんけん勝負でも飛んでたりするけどこれだけは異質
ジョセフや花京院はスパイディーやターザンやりながら移動してるってのに
というかあれを見てジョセフ達はあくまでも空を飛ぶのは世界の能力ではないと思ったんだろうか?

>>326
OVAでは自分の足に重ねてスタンドの足でジャンプしてたような気がする。今のアニメはまだ見てないからわかんないけど、OVA見たときは「ああ、こうやってたのか」って納得できた
露伴のジャンケンとかはあれは演出というか表現の一つって感じなのかなあ

花京院(静・ジョースター・・・隣の世界から来た、未来の少女。ジョースターさんの養子だということは聞いているが・・・学校に転校してくるとはジョースター家らしいムチャな奴だ)

花京院「では静・ジョースターくん、後ろの方の空いている席に座ってくれ」

静「・・・」ズカズカ ガガッ ドッカ

康一(む、無言・・・なんだか態度悪く見えちゃうよ静ちゃん・・・)フアン

女子生徒「ちょっとォ~、あの子カンジ悪ゥーい」ヒソヒソ

女子生徒「典明先生ムシするとかムカつくよねェ~」ヒソヒソ

康一(あぁぁ~・・・静ちゃん、まずいよ・・・)

仗助「・・・」

花京院「では授業を再開しようか」


 ・・・・・・

DIO「WRRYYY・・・・・・なんなのだこの建物はッ・・・まるで迷路だッ!・・・さっきから何度も同じところを歩いている気がする・・・」

DIO「俺は階段を登ったと思ったらいつの間にか降りていた・・・あ、頭がどうにかなりそうだ・・・DIOの館とか、ジョースター邸とか、そんなチャチなもんじゃ断じてねぇ・・・もっと広い校舎の片鱗を味わったぞ・・・」

ジョナサン「ひどいこと言うなぁ」

 キーンコーンカーンコーン

花京院「では僕の授業はここまでにしようか。お疲れ様」

仗助「くぉら静ァーッ!」グアバ!

静「わー!ちょっとタンマタンマ!女の子に手を挙げるっての!?」

仗助「てめぇどういうつもりだコラーッ!学校に乱入するのはまだしも徐倫達まで!」

康一「え?徐倫ちゃん達も?どこにいるの?」キョロキョロ

じょりん「おら!」ボコ!

康一「わかった!」ブゲー

静「落ちついてよ兄さん・・・これは徐倫ちゃんが言いだしたことで・・・ほっとけないから私はガードマンをしてるだけよ。本当に」

仗助「あのなァ~ッ・・・そーゆー徐倫達の暴走を止めるのが役目だろーが。一緒になってノってどうすんだよ」

静「おらぁ!」ボコ

億泰「ウゲェ!?見えないところか攻撃を!?空気が・・・空気が殴ってきた!」ブー

仗助「やめろ徐倫!見えないからってやりたい放題するんじゃあねー!」

 ワイワイ ドヤドヤ

女子生徒「ちょっとあの転校生さァー、仗助と話してるよォー」ヒソヒソ

女子生徒「チョーシ乗ってるよねェーッ。ムカつくゥ・・・」ヒソヒソ

女子生徒「花京院先生を無視して仗助と喋るとか・・・マジで頭にくるわねェーッ」ヒソヒソ

DIO「WRYY・・・完全に迷ってしまったぞ・・・なぜこのDIOが日本の高等学校などで迷子にならねばならないのだ・・・」

DIO「・・・そもそもなぜこんな所にいるのだ?日本の高校などこのDIOにとって全く無関係の場所・・・なぜここに?」

DIO「そうだ・・・ポルナレフッ!ヤツの仕業だ・・・ヤツが連れてきたのだ・・・・・・趣味がどうのこうのと言って・・・WRYYYYY・・・ポルナレフめが・・・今度会ったら腹パンしてやるぞッ・・・」

DIO「しかし・・・だが!・・・確かに趣味というものを見つけたいというのが本音だ・・・ヤツからもらったこのデジカメで・・・何か写真に『目覚める』ということになるかと思ったが・・・今のところピンとこないな・・・」

DIO「RRRRR・・・カメラを使った趣味か・・・・・・」

ジョナサン「調べてみる価値はありそうだ。ディオ、図書室へ行こう」

DIO「図書室ゥ?何故だ?読者を趣味にしようとしてるんじゃあないんだぞ。本は山ほど読んだからな。ジョースター一行がエジプトに来るまでの間、もうページをめくるのもイヤなくらい読んだ」

ジョナサン「そうじゃない。今時の日本の高校というものはパーソナルコンピューターを設置しているんだ。そして、インターネットにも接続されている。これが何を意味するかわかるかい?」

DIO「ハッ!・・・ググる・・・ということか・・・」

ジョナサン「検索すべし!ディオ!」

DIO「WRRYYYYYY!カメラ 趣味 で検索するのだJOJOォーーー!」タタタ

DIO「MMMMM・・・カメラの趣味というのは難しそうだ・・・風景を写真にとるといのか?しかもこんな自然の中を・・・これは・・・正直言って面倒そうだ」

ジョナサン「あ、ディオ、このページ。このページがいいんじゃあないか?」

DIO「何?・・・・・・『女子更衣室、あるいは女子トイレに潜入し、女性のあられもない姿をレンズに納める趣味』・・・『トーサツ』・・・なんだこれは」

ジョナサン「君にピッタリじゃあないか。いいと思うな、これ」

DIO「ふざけるなよJOJOッ!女のあられもない姿を撮るだと?これはつまり覗きじゃあないか!こんなゲスなことをこのDIOがすると思うてかァー!」

ジョナサン「なにを言っているディオ。君は悪の帝王なんだろ?吐き気を催す邪悪・・・まさしく、邪悪の化身、DIO!を名乗るのなら、こういう趣味がピッタリじゃあないか」

DIO「ム・・・」

ジョナサン「君が本当に悪のカリスマだというのなら、これくらいのことはできて当然だし、やって当然だ。それとも君は口だけの男なのか?言うこととやることが違うウソツキなのかい?」

DIO「貴様ァーーー!このDIOをコケにするつもりかJOJOォーーー!いいだろうッ!やってやろうじゃあないか!怖がらなくてもいいじゃあないか!『盗撮』を!」バン

億泰「次の時間は体育だぜェー!さっさと着替えてグランドに出てサッカーしようぜサッカー!ミキタカ、お前ボールな!」

ミキタカ「ふええ」

仗助「いいか徐倫、FF、エルメェス、見えねーから目を見て言えねーが、大人しくこの教室で待ってろよ。マジで、だ。俺達は外で体育をしてくるが・・・お前達はダメだ。危ない」

じょりん「えー」

えふえふ「おんなをまたせるおとこなんてやれやれだな」

仗助「良い子にして待ってたら昼飯にメロンパン買ってやる」

えふえふ「まってます!」キラキラ

えるめぇす「えふえふはメロンパンすきなの?」

康一「静ちゃん、静ちゃん」チョンチョン

静「あー?なんスか康一さん」

康一「あんまり言いたくないけど・・・君のことをよくおもってない女子が何人かいるみたいだよ」ヒソヒソ

静「・・・」

康一「だからドーダコーダ言うつもりはないけど・・・あんまりトガった態度とらないほうがいいよ」

静「はぁ・・・私、元の学校でも男子と話すこと多かったし・・・女子のゴキゲンとるのとか全然わかんねーっての」

康一「そ、そうなんだ・・・でもやっぱり女子同士仲良くしなくっちゃ」

静「・・・わかった」クルッ

康一「あ、どこいくのさ?待ってよ」

静「女子更衣室。着替えよ着替え。このスケベ」

康一「なっ・・・」

じょりん「すけべー」

えふえふ「すけべー」

億泰「スケベーェ」

 ―女子更衣室―

女子生徒A「ねーねー静さぁ~ん、ちょっとい~ぃ?」

静「・・・なに?早く着替えないと授業に間に合わないわよ」

女子生徒B「アンタさァーちょっとイイキになってんじゃあないの?ねえ?」

静「・・・」

女子生徒B「どういうわけか知らないけど、仗助となれなれしくしたりさァー・・・花京院先生にも態度悪かったよねー?あれ、どういうつもりなの?マジやめてほしいんだけど」

静「・・・私は特に何もしてないつもりだけど」

女子生徒C「お高くとまってんじゃあねーぞコラ!新入りのクセにナマイキなんだよ!」

静「・・・・・・仗助は私の義理の兄よ。別に話したって変なことじゃあないわ。ごくごく自然・・・花京院さんは・・・言葉が見つからないだけよ。あの人は、『英雄』としての話を聞いてきたから・・・私」

女子生徒C「ハァ?」

静「私が知ってる花京院さんは、仲間のために命を賭けた英雄・・・その花京院さんが元気にしてる姿を見ると・・・なんていうか・・・どんな顔をすればいいのかわからないだけよ・・・あの人がいなければ私もどうなってたか・・・」

女子生徒A「ワケわかんねーこと言ってゴマかしてんじゃあねーぞオイ!マジでムカつくなァアンタ!大人しくするってんなら口だけですませてやろうと思ったけど、ヤキいれなきゃなんねーようだな!」スッ

静「・・・!・・・なに?凶器(どうぐ)でおどす気?そんなもの怖くもなんとも・・・・・・え?なにそれ」

女子生徒A「『メイクセット』よ!これでアンタを厚化粧オバケに変えて笑いものにしてやるぜ!」

女子生徒B「アタシはマユ毛をゴッソリ剃ってやる!片側は全剃りだァ~!」

女子生徒C「うんこのマニキュアつけてやるぞ!」

静「・・・やれやれね」

 ドドドドドドドドド

静「ハッ!?」クルッ


DIO「・・・」ドドドドドドドドド

静「!?」ビクッ

女子生徒A「!?な、なんだァ~~~ッ!?」

女子生徒B「な、な、な・・・お、男だッ!男が更衣室にッ・・・」

静「お、お前は・・・『この男はッ!』」

DIO「・・・」ドドドドドドドドド

ジョナサン(なにをしているんだディオ。なぜ堂々と扉を開けて堂々と立っているんだ。君のスタンド、『世界』があれば簡単に盗撮できるのに・・・)コゴエ

DIO「このDIOがオドオドと隠れながらカメラを撮ると思うか・・・盗撮をするならば正々堂々と・・・そう、真正面から隠れることなく盗撮する!それが流儀ィィィ!」

女子生徒C「へ、変態だ!不審者だっ!に、逃げないと・・・」

女子生徒B「ダメだ!出口の前に立ちふさがってるから・・・に、逃げられない!」

女子生徒A「う、ウソ・・・・・・こ、この状況・・・『ヤバイ』わ!お、オカされる!襲われるゥーーーッ!」

DIO「いいぞォその恐怖に包まれた表情!実にいいぞッ!」カシャカシャ

女子生徒A「イヤァーーー!やめて撮らないでェーーー!」

DIO「気分がいいッ!こんなにもこのDIOに恐怖する人間の表情をカメラに納めることができるとはッ!最高に『ハイ!』ってやつだァーーー!」カシャカシャ

女子生徒B「ワァーーー!ひぃぃぃーーー!」

女子生徒C「シャッターを押させるなァーーー!」

静「ドラァ!」

 ボゴォ!

DIO「!?・・・ガッ・・・な・・・」

静「お前は・・・お前のことも話で聞いている・・・イヤというほどな・・・・・・邪悪の化身DIO!・・・ジョースター家の敵・・・」

DIO「き・・・貴様は・・・」

静「私は静・ジョースター!DIO!なにが目的かしらんが、女子更衣室に現れてシャッター切るなんてーのは真っ当な人間のすることじゃあねーなァ~!」

DIO「い、いいぞその表情・・・勇気と凄みでいっぱいの女のカオ・・・すばらしいぞ・・・」カシャ

静「『ワイルド・ハニー』!」ドン

静「ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラァァァ!」

 ボッゴォォォン!

DIO「WWWRRRYYYYYYYYYYYYYY!」バグォー

 バッギャアアアアン!

静「・・・・・・廊下を吹っ飛んで・・・窓をブチやぶって焼却炉に突っ込んだか・・・やれやれね・・・」

静(しかし・・・なぜこんなところにDIOが?しかも『スタンド』を出さなかった・・・カメラで写真を撮ってるだけで・・・DIO・・・まったく訳のわからん奴ね)

女子生徒A「ワァーン!しずかァ~~~!」ガバァ

静「わ!?」

女子生徒B「ありがとぉ~!ありがとぉ~!すっごく怖かったよぉ~!」ビエーン

女子生徒C「アンタがいなかったら私達ヤられてたァ~!助けてくれてありがどぉォォ!」ビエーン

静「ちょ・・・ちょっと・・・わかったからそんなに抱きつかなくても・・・」

女子生徒A「恩人よ静ァ~!あなたは私達の恩人よォ~!」ビエーン

女子生徒B「かっこいいわ静!スゴクかっこいい!ビシっとしてて凄みがあって、それに顔立ちもキレイ!」

静「そ・・・・そお?」テレッ

女子生徒C「好き!静!私、静にホレたぜ!」

静「えっ」

女子生徒A「私もすき!女同士だとかそういうのはどーでもいいわ!アナタという人間に心奪われたの!」

女子生徒B「心の問題よ!性別なんて関係ないッ!ベタ惚れよォ~!」

女子生徒C「怖がらなくてもいいじゃあないか!」

静「ナニィィィ~~~ッ!?」

今回はここまでで。静は女子から人気でるんじゃねって思ってこんな展開に
学校ネタいくつかもらってるけど上手く書ける自身がなくて書けずにいます・・・書けそうになったら書きますが書かないかもしれないですすんません・・・
やっぱり学校を舞台にするのは難しい・・・早々と切りあげるべきかな・・・

あ、ネタ募集は常にやってます。学校ネタでも学校じゃないネタでも
あとDioは変態だけどDIOはアレですあのノせられてノってしまったっていうか邪悪の化身として振る舞おうとしたのであって変態ではないんじゃないかなあ女子生徒達も服のまんまで写真とられただけですDIOは変態じゃあなく邪悪の化身なのですきっと

仗助「おっせェーぞ静。体育はじまっぞ・・・どした?後ろで三人がジーっと見てるぞ?」

静「・・・・・・私、モテ期かもしれないわ・・・めんどくせェーけど」

仗助「?」

女子生徒A「体操着姿の静もいいわあーっ!すっごくいいっ!」キャッキャ

女子生徒B「学校の借りてるってとこがまたポイント高いわッ!次回の体育の時私、体操服忘れてこよーっと!静が使ったのかりるんだァ!」キャッキャ

女子生徒C「ダメだダメ!そういうゲスいことはダメ!私達は健全な恋をしないと!邪なのはダメ!」キャッキャ

億泰「なんかしらねーがお前も受け入れられたみてーだな静~ッ。よかったじゃあねーか」

静「私が受け入れられねーわ」

康一「・・・・・・あれ?徐倫ちゃん達は?」

仗助「静と一緒に更衣室に行ったんだろ?」

静「あっ」

仗助「あ?」

静「・・・・・・ヤベッ」

仗助「なんだその『あっ』てのは?まさか置き忘れてきたんじゃあねーだろうな?」

静「・・・・・・えーっと・・・」

仗助「・・・」

 ダッ!

康一「ど、どこいくの仗助くん!もう体育始まるよ!」

仗助「女子更衣室に行く!」ダダダ

康一「そ、そういうことを大声でいうもんじゃあないよ!」

億泰「俺も行く!」グッ

エコーズACT3『ソウハサセナイ』3FREEZ ズン

億泰「うおおおおおお!やめろ康一ィーッ!俺も徐倫達が心配で心配で仕方ないんだよォ~!はなせェ~!行かせてくれ!女子更衣室にッ!」グググ

 ササッ

じょりん「シズカがジョシコーセーさんにんぐみとオハナシしはじめたからジャマしないようにろうかにでたけど・・・」

えふえふ「ケッテイテキシュンカン・・・DIOがじょしこういしつにはいっていくしゅんかんをもくげきしてしまったね」

えるめぇす「ありゃヘンタイだヘンタイ」

えふえふ「しばらくしたらDIOがぶっとばされてでてきた」

DIO「」ボロッ

じょりん「どうする?コレ」

えるめぇす「シズカとジョシコーセーたちははしってすぐにいっちゃったから、アタシたちにきづかなかったし・・・かといってこいつをほっておくのもいろいろとヤバイよね。ジョシコウイシツのまえでキゼツしてるきいろいオオオトコ。どーみてもこりゃヘンタイだヘンタイ」

えふえふ「ケガしたらほけんしつにいくのがガッコウのルール」

じょりん「しかたない。DIOはアタシたちのたいせつなあそびともだちだからほけんしつへつれてってやるか。ギリニンジョーはだいじだってパパがいってた」

えるめぇす「よし、アタシこっちもつからじょりんそっちもって。えふえふはアタマね」

じょりん「ほいきた!」グッ

えふえふ「リョーカイ」グッ

えるめぇす「3つかぞえて、いっしょにもちあげるぞ。いち、にの――」

じょりん「あ、ちょっとまって。3っていうのとどうじにもちあげるの?3をかぞえたあとにもちあげるの?」

えるめぇす「どうじにもちあげるの。じゃ、いくぞ。いち、にの――」

じょりん「ちょっとまって。いっせーのーせっでやったほうがやりやすくない?せっ!っていいながらもちあげたら、ちからがはいりやすいでしょ?」

えるめぇす「あーもう!めんどくさいなッ!」

じょりん「うーんしょ!うーんしょ!うーんしょ!」グググ

えるめぇす「こらしょ!ほらしょ!ストレイツォ!」グググ

えふえふ「せっせっせ」テクテク

じょりん「ちょ、ちょっとまった!たいむたーいむ!」ヤメヤメ

えるめぇす「い、いったんとまるぞ!したにおとして!」

えふえふ「おっけー」パッ ゴドン

DIO「WRYッ」

じょりん「えふえふっ!てめーズルイぞ!あたまもってるのスゲーらくそうじゃん!」

えふえふ「ふたりはおもそうだね。かたもちあげんの」

じょりん「あたまだけもちあげてあるくのズルイ!こんどはアタシがあたまもつから!」グッ

えるめぇす「まった!それじゃじょりんがズルイじゃあないか!アタシだっておもいんだぞ!」

じょりん「じゃあどうすんのさ!」

えるめぇす「とにかくそのもちあげたあたまをいったんおけ!」

じょりん「もう!」パッ ゴドン

DIO「RRッ」

じょりん「どうやってはこぶのさ!スッゲーおもいぞこのイエローマン!」

えふえふ「アタシにいいかんがえがある」

えるめぇす「ほんとに?ゆかのマサツをうばいとるとかいうんじゃあないだろうな」

えふえふ「『スタンド』ではこべばいいんじゃあないでしょうか」

えるめぇす「やはりてんさいか・・・」

じょりん「たいしたヤツだ・・・」

 ウジュルウジュル

えふえふ「すいどうのジャグチからプランクトンをしんにゅうさせ、ほけんしつのほうこうをしらべた。あっちだな」

じょりん「よーし!DIOをスタンドではこぶぞ!」

えるめぇす「まずはじょりんから!」

じょりん「『ストーンフリー』!」バン

じょりん「おらぁ!」バゴォーッ!

DIO「YYYッ」バヒュー

えふえふ「おー、とんだとんだ」

えるめぇす「つぎはアタシだな」タタタ

じょりん「へへへ、えるめぇす、アタシよりもとばせるかな?」

えるめぇす「みてろ、『キッス』!」ドン

えるめぇす「うしゃぁー!」ドゴォーッ!

DIO「RRRッ」ドヒュー

えふえふ「ふぁー」

えるめぇす「どんなもんだい」フンス

じょりん「ぐっ、けっこうとんだな・・・よーし!こんどはもっとちからこめるぞ!」

 ボギャア!

じょりん「とうちゃーく!」

えふえふ「ほけんしつ・・・なんだかヤラシイばしょだな」

えるめぇす「な、なんでだよッ!///ぜんぜんヤラシくねーだろ!どういうかんがえかたしてんだッ!///」

じょりん「ノックしてもしもォ~し」ノックノ~ック

じょりん「おらぁ!」ガラッ

えるめぇす「ノックのへんじもきかずにあけるんじゃあねー」

保険医「あら、誰か具合の悪い生徒が・・・・・・って、なに?子供?」

じょりん「きゅうきゅうきゅうかんちょうです!」

えふえふ「じじょうはあとでせつめいします。でもケガにんがいるんです。てあてしてもらってもかまいませんね?」

保険医「ケガ人?どの子が?」

えるめぇす「このこです」

じょりん「おらぁ!」ボギャア

DIO「ッ」

保険医「おかしいわね。ケガ人なのになんで蹴り入れられてるの?」

保険医「とりあえずは応急手当したわ」キュッ

えふえふ「カーテンでぐるぐるまきにしただけじゃないの?」

保険医「痛みなんかにヘコたれてる場合じゃねー。男は痛みに耐えるものよ」

えるめぇす「オニか」

保険医「ところでぇーッ・・・あなた達、いくつ?どうして学校にいるの?ウチに幼稚園は併設されてなかったと思ったけど?」

えるめぇす「ええーっとォ・・・」シドロ

えふえふ「ちょぉーっとじじょうがありましてェ・・・」モドロ

じょりん「じつはアタシたち、べつのせかいからやってきたの。このせかいのことはなんにもしらなくってちょっとマイゴに・・・」

保険医「それは大変ッ。すぐに警察に電話しなくっちゃ。困った時は110番」ガチャ

じょりん「ワーーーッ!ごめんなさい!ウソです!ドロボウのはじまりをしました!でもまだドロボウではないのでケイサツだけはゴカンベンしてくだせえ!」

保険医「・・・・・・さて、それじゃ、本当のことを聞かせてくれる?事と次第じゃあ、本当に警察に連絡しなくっちゃあならないけど」

じょりん「・・・そういえば、なんでアタシたちガッコウにいるんだっけ?」

えふえふ「ナリユキ」

えるめぇす「こっちのふたりはここのだんしせいとのいえのコなんです」

保険医「けっこうな大事だった」

仗助「徐倫!FF!エルメェス!」ダッ!

女子生徒1「!?」

女子生徒2「キャアーッ!?ちょっと!ここ女子更衣室よ!な、なによ急に!」

仗助「どこだ!?どこにいる!返事しろコラァーッ!」キョロキョロ

女子生徒3「って・・・仗助ェ?もう授業始まってるんじゃあ・・・」

仗助「なあ!ここに女の子がいなかったか!?五歳くらいの!」

女子生徒1「い、いえ・・・私達、コンビニ行ってて着替えるのが遅れて・・・今ここに来たとこだけど、誰もいなかったわ」

女子生徒2「そ、それより仗助!いくらアナタでも女子更衣室に乱入するなんて・・・もうちょっと時と場所を選んでくれれば私達はいつだって――」


花京院「東方仗助くん・・・・・・なにをしているのかな?」ズアッ

仗助「!か、花京院さん!実は――」

花京院「君は今授業中のハズだ・・・だが、にも関わらず君は女子更衣室にいる・・・しかも、更衣室の中には着替えかけの女子生徒達・・・・・・君達・・・ナニをしているんだ?・・・高校生なのに・・・」

女子生徒1「へ?・・・」

女子生徒3「い、いや・・・私達はなにも・・・」

仗助「花京院さん、話を――」

花京院「さすがジョースターさんの息子といったところかな・・・いや、ほめてるんじゃあないよ。決してね。生徒指導の先生に報告しなくっちゃあならないな」

仗助「え・・・・・・なにィ~~~ッ!?」


保険医「――へぇ・・・一年の東方くんとこの子なのね。親戚で預かってるのかァッ・・・私はてっきり・・・・・・」

じょりん「ジョースケのことしってるの?」

保険医「あの子は有名だもの。イケメンでモテモテだし、特徴的な髪形してるものね」

えるめぇす「ジョースケのやつ・・・スケコマシてんのか!///」

えふえふ「スケ?」

保険医「それだけじゃあないのよ。東方くんは・・・私の知ってる人に、どこか似てるから」

じょりん「ジョースケが?にてる?」

えふえふ「ビーバップハイスクールかな?シャーマンキングかな?ゆうゆうはくしょかな?」

えるめぇす「オクヤスとジョースケをたしたらゆうゆうはくしょのヤツににてるよね」

保険医「私がこのぶどうヶ丘高校に赴任する前・・・別の高校で保健の教師をやってたんだけど、そこの生徒ですっごい男前で長身でワイルドなコがいたのよ。そのコ、根はやさしいのにつっぱって周りを威嚇してたわ。でも、いざという時は自分の身を呈して誰かを助けるコ・・・そう、私を助けてくれたのよ」

じょりん「なんだかウットリしてるこのひと」

えふえふ「たすけたって?」

保険医「実はね、私が二日酔いで機嫌が悪くってドォーシヨォ~もなかった時にちょっと錯乱して生徒にペンをブッ刺したことがあってね」

えるめぇす「ちょ」

保険医「そしたらそのコ、私をなだめるためにいきなり・・・・・・唇を奪ったのよォ~!キャーッ!ダイタン!ズキュゥーンって感じ!」

じょりん「くちびるを!?うばった!?」ゾォ~ッ

えふえふ「サダスケだサダスケ!」ゾォ~ッ

えるめぇす「ち、ちがうぞおまえら!///そ、そういういみじゃあねー!///」

保険医「まあその後、その騒ぎが元で私はその学校を辞めさせられて、このぶどうヶ丘に来たんだけどね」

じょりん「おさけはホドホドにしてね」

生徒指導室―

教師「東方・・・・・・君・・・な・・・最近たるんどるんじゃあないのか?ん?」

仗助「・・・」

教師「わしはなぁ・・・長いこと教師をやってるから多くの不良を見てきた。ウチの学校にもそういう輩はゴマンといる・・・だから悪ガキの捌き方も十分知ってるし、どんな生徒でもわしのことを鬼教師として恐れていたもんだ・・・・・・だが東方・・・お前は少し変わっている・・・・・・しゃくにさわるくらいな。お前はわしに『敬意』を払っていないだけでなく、恐怖も感じていないだろう」

仗助「はぁ・・・」

教師「『敬意』と『恐れること』は大事なことなのだッ!子供は父親に敬意を払うが、同時に怖い存在だと恐れるものだ!子供とはかくあるべきなのだッ!学校における生徒と教師とはッ!いわば家庭の親子と同義ぃーっ!生徒は教師を怖い存在だと思わなければいけないのだ!」

仗助「・・・そうッスか」

教師「なんだその態度は・・・いいか、図にのるなよッ・・・ちょーっと女の子にモテるからって気取ってんじゃあない・・・・・・わしがその気になれば、うっかり貴様の成績を描き替えることだってできるんだぞ・・・」

仗助「それって脅迫ってことスか?勘弁してくださいよ。何で俺にナンクセつけるんスかァー」

教師「いいだろう!率直に言う!東方仗助!貴様は最近フヌケているッ!授業中も心、ここにあらずという感じだし、毎日毎日ヘトヘトに疲れているようだと各教師陣から報告を聞いている!」

仗助「いや、それ高校生として普通でしょ」

教師「東方・・・・・・隠しても無駄だ・・・貴様が校外で女児児童を連れまわしているという情報はつかんでいるのだ」

仗助「!」

教師「学校側としてもこの事実をオモテザタにしたくないが・・・・・・君はどうしたい?その態度を改め、この場でわしに土下座するか?小児性愛者としての烙印を押されたいか?」

仗助「・・・・・・グレート」

保険医「さてと、行きましょうか」スック

えふえふ「いくってどこへ?」

保険医「ほら、来なさい」グッ

じょりん「!?なにをするだ!?」

えるめぇす「おとなのはんらんだ!きっとペンでのうみそをほじくりまわすんだよ!タコヤキみたいに!」

保険医「違うわよ。あのね、高校に5歳の女の子がウロウロしてるもんじゃないの。職員室に行って、保護者呼んでもらうからそこで待ってるの」

じょりん「わー!おとなになんかなりたくなーい!」

えふえふ「ずっとトイザらスキッズー!」

保険医「ああもう!痛いことなんかしないってば!おうちの人に迎えに来てもらうだけだから。職員室ならお菓子とかもあるわよ。チョコパイとかパイの実とか」

じょりん「いくぞ」バン!

保険医「やれやれね・・・」ハァ


 ・・・・・・

教師「わしは悲しい・・・我が校の生徒がロリータコンプレックスの犯罪者だったとはな・・・どうする気だ?我々にも迷惑がかかるんだが?どうしてくれるんだ?」

仗助「落ちついてくださいよォー先生。そいつらは俺の親戚の子だ。その子の友達が二人。俺が子供を誘拐したとでも思ったんスか?普通に考えてそっちのセンは捨てるでしょ、フツー」

教師「・・・・・・フン、怪しいもんだな。だが目撃情報は一度ではない。ここ最近毎日だ。学校ウラサイトの掲示板に目撃例が毎日上がってる。ほとんど女子生徒のキイロイ声だがな」

仗助「当たり前っスよ、一緒に住んでんすから」

教師「!?」

仗助「やべっ・・・言わない方がよかったか」

教師「ど・・・どういうことだ?・・・お前・・・いや、やはり!・・・・・・性犯罪に・・・」

仗助「落ちついてくださいッスよォ~・・・親戚の子をウチでしばらく預かってるんス。で、その友達も・・・その、暮らすとこがないからウチに居候してて、隣の家の子もほぼ毎日ウチに泊まりに来てて・・・」

教師「つまり・・・・・・なんだ

教師「ど・・・どういうことだ?・・・お前・・・いや、やはり!・・・・・・性犯罪に・・・」

仗助「落ちついてくださいッスよォ~・・・親戚の子をウチでしばらく預かってるんス。で、その友達も・・・その、暮らすとこがないからウチに居候してて、隣の家の子もほぼ毎日ウチに泊まりに来てて・・・」

教師「つまり・・・・・・なんだ・・・お前は・・・子育てをしている・・・そう言いたいのか?・・・毎日疲れているというのも、子育てのせいか?授業に集中していないのも、子供が心配だから・・・そういうことなのか?」

仗助「まあ・・・白状するとそういうことッス。すんません、たしかに俺、勉強に身が入ってなかったと思います。これからは・・・その・・・子育てもがんばりつつ、勉学に集中していい成績を――」

教師「冗談じゃないぞ!」ダン!


 ―――

保険医「さ、ついたわよ。この部屋の中にいる先生が生活指導の先生で、一年の担任の中のボスみたいなもんよ。この人に報告しないとね」

じょりん「アタシたちにひどいことするきでしょう!エロスタンドみたいに!」

えふえふ「ショクシュモノだけはやめて・・・ほんと・・・ほんとやめて・・・」

えるめぇす「な、なにをいってるのじゃおまえら!///」

保険医「ん?・・・生徒指導室で話し声が・・・?」キキミミー

 ―――

教師「東方仗助・・・貴様が子供を育てているだと?今すぐにやめるんだ!未来ある希望の子供を貴様のような不良に育てさせるなどあってはならん!」

仗助「ハァ!?」

教師「わしは教師になる時、心に決めたのだ・・・未来を・・・子供達を決して!そう、決して!不幸にはさせまいと!一人でも多くの子供を救い、指導し、立派な人間に育てるのが教師としての使命なのだと!虐待や放置など言語道断!日本の・・・世界の未来であり、希望である子供達を!決して無駄にはさせない!させるわけにはいかないのだ!・・・東方・・・・・・君はお世辞にも『イイ生徒』とは言い難い。女子生徒をたぶらかし、制服を改造し、不良そのもののセットをして・・・しかも学校随一の悪童、虹村とつるんでいる。お前は子供にとって『毒』となる存在だ!そんなお前に、未来のある大事な子供達を近づけさせるわけにはいかない!」

仗助「・・・・・・」

教師「これからお前の家に家庭訪問に行くっ。預かっているという子供達を、本来の保護者の所へ帰さなければならない。必要ならば児童施設にも預けよう。そして、二度と東方のような奴には近づけさせないように注意をしなければ・・・子供達のために、道を正してやらればならない。それが教師だ」

仗助「・・・・・・何を言ってんだ?オメー・・・」

教師「!?・・・オメーだと?先生に向かってその口のきき方はなん――」

仗助「やかましいッ!うっおとしいぞテメー!」ダン!

教師「!」ビクッ

仗助「黙っていりゃあ適当なことをベチャベチャと並べたくりやがって・・・第一に!俺は不良じゃあねー!第二に!俺が子供に毒だァーッ!?ふざけんじゃあねえぞコラァーッ!俺があいつらにとって有害な存在だってーのか!」

教師「っ・・・それは・・・そうだろう・・・・・・お前の成績は特にいいわけでもないし・・・」

仗助「俺ァ頭がいいわけでもなければ素行がいいわけでもねー、高校生としちゃあ優秀じゃあねーが、それってだけで人間としても最悪な奴だと決めつけてんじゃあねーよ。子供を育てられるのは学者か政治家だけってことかァ~!?」

仗助「テメーは子供が子供がーとは言っているが、実のところ自分の生徒たちのことは数字でしか見ちゃあいねー!成績で生徒のことを『良い生徒』と『悪い生徒』に分別してるだけだ!ゴミ袋を出す時、燃えるゴミと燃えないゴミで分けるみてーになァー!」

仗助「テストで点数のとれない生徒は有毒なのか!?数学ができないやつはロクデナシだってのか!?教師が生徒をそーゆー目で見てんじゃあねーよ!このスッタコ!」

仗助「・・・・・・アンタが言う子供を救うだのってハナシはいい。立派なことだ。世の中のためにもなるだろうよ。だが俺達は違う。俺と徐倫達はお互いに敬意を払ってるし、スッゲー仲良いんだよ。必要ないってんだ、アンタは」

教師「ふ、ふざけるなよ・・・貴様のような輩にあの子達の人生を無駄にはさせられない・・・このままではお前と同じように、成績もよくない、素行も悪い生徒に育ち、意味のない人生を送ることになってしまうぞ!」

仗助「人の人生を無駄だとか意味のないだとか決めつけんじゃあねー!成績が悪くても素行が悪くても、人生が無駄なんてことはないんだ!そうやって他人の人生にケチをつける奴のほうが、よっぽど有毒だと思うがね!」

教師「っ・・・」

仗助「俺から言うことはもうなにもねーッス・・・大きい声だしてすんません。でも徐倫達は、もう俺の家族ッスから・・・家族のことをとやかく言われて黙ってるようじゃ、男やってる意味がねーッスよ」

 ガララ

仗助「あ?徐倫!?FF!エルメェスも!ここにいたか!・・・って、ここ生徒指導室の前だぞ」

じょりん「」ブルブル

えふえふ「」エフエフ

えるめぇす「」ブルブル

仗助「ど、どうしたんだお前ら・・・冬の寒空に震えるチワワみてーに・・・」

保険医「東方くんの怒号が聞こえてきたからちょーっとビックリしちゃったみたい。でも、おかげで大人しくなったかもね」

仗助「・・・あー・・・そのー・・・まあ、俺もたまには大声だすってもんよ」

じょりん「・・・イイ」ボソッ

仗助「ん?」

じょりん「イイよー!それ!きょうしにはんこうするフリョウせいと!これはウケる!」

えふえふ「はくりょくもあった!こえもハってた!これはドラマにすればヒットまちがいなし!ハンザワナオキをこえるぞ!」

えるめぇす「いまのをもとにドラマかか、マンガかか、しょうせつかすればかくじつにヒットする!かくじつ!そう!ゲップをのんだらコーラがでるっていうくらいかくじつだ!」

仗助「い、いや・・・そういうのはキンパチ先生とかでやってるだろ・・・」

じょりん「ようしみんな!このエピソードをもちかえってロハンにおしえてやろう!マンガかしてうりだすんだ!がっこうのシハイにたいこうするフリョウせいとたち・・・きっとウケる!」

保険医「ビーバップハイスクールかな?」

えるめぇす「そうときまればゼンはイソゲだ!」

えふえふ「いくぞ!からだをくるまのかたちにへんしんさせた!のれ!」ドルンドルン

じょりん「GO!じょりんGO!」

 ブーン

仗助「・・・」

保険医「ほんと、騒がしい子達ね」フフ

 ~その頃~

女子生徒A「ほぉ~ら、イッチニ、イッチニ」グイグイモミュ

女子生徒B「身体をのばしてェ~ッ・・・グィーっとォ~」グググムニュ

女子生徒C「ブリッジよブリッジ。そぉー・・・からだをそらして・・・そらしてェェェ」ハアハアハア

静「ちょっとちょっとォ!さっきから変なとこ触ったりジーっと見てたりすんのなんなのよ!やめろッ!アタシはストレートだ!そっちのケはねー!」

女子生徒B「うっそ!静ってまだ『生えてない』のォ~!ヤッベ!モエる!めっちゃアガる!」キタキター

静「!?」

女子生徒A「そっちのケはねえだなんて・・・そんな衝撃告白・・・うっ・・・鼻血が・・・」ボタボタジャババー

静「にゃにぃ~~~!?」

女子生徒C「どれ静・・・『確認』・・・させてちょうだい・・・・・・そっちのケってやつを・・・みせて・・・」ハァハァヒィヒィヒヒヒヒヒ

静「・・・わ・・・私はどこに・・・・・・連れていかれるんだぁ~~~?・・・」グググ

由花子「さあ・・・でも少なくとも『男』なんてない場所よ・・・・・・・」


静「うわああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~!」



花京院「チャンチャン♪」

今回はここまでで。とりあえず学校話はもうこのへんで・・・ね、ネタが難しすぎて
次のエピソードは考えてあるんですが、ネタ募集は常にしてまーすなにかあればくださーい!

じょりんやジョースター一行のも見たいけど、どっちかっていうとDIOの手下達とプッチとかジョナサンも含んだのDIO一行の海水浴とか夏のイベントが見たいなぁ…
各ラスボスの話も見てみたいなぁと

このシリーズ読んでると癒されるよ
今日も一日仕事頑張れる
これからも体に気を付けて頑張って書いてほしいな
支援支援だ

たくさんのネタありがとうございます!そういえばレクイエム出てないですね・・・盲点だった
もらったネタは全部書けるとは限りませんが、できるだけ書きたいです。しばらく整理して考えたりするので、まずは久々に普通のネタでいきたいと思います

>>384
こんなオソマツな文章でも誰かの元気に一役買えるというのならこれ以上ありがたいことはないです。ありがとうございます!
身体は健康なので大丈夫ですよ!階段一気に全段飛ばしでジャンプして足グネッてえげつないくらい痛かったくらいで健康ですよ!ヘコたれてるヒマなねーってカーテン巻いてます!
お仕事がんばってください!


 ・・・・・・7月ッ!

仗助「フンフフ~ン♪フフフ~ン♪」クシクシッ

仗助「ンッン~!今日もグレートだぜぇイ!東方仗助!バッチリ決まったぜ!」バーン

じょりん「ジョースケさんはいらっしゃいますかァ~ッ?」ヒョコッ

仗助「お、なんだ徐倫。今日は日曜でまだ8時過ぎだぜ。石仮面ライダーは見終わったのか?まだやってるんじゃあねーのか?途中のCM?」

じょりん「そんなものはどうでもよかろうなのだぁー!アタシは8じハンからのジョジョキュアさえみれればベネ!」アタシガプリキュア~ッ

仗助「じゃあ今のウチからスタンバっておけよ。FFを見てみろ。ゴテーネーに座布団の上で正座して画面を凝視してるぞ。アイツ、子供のオモチャのCM好きだな~」

じょりん「そんなこたぁもはやカンケーねーのだ!とにかくこっちにきて!こっちこっち!」グイグイ

仗助「あーわかったわかった。それより徐倫、今さっき俺のグレートな髪形がバッチリ決まったとこなんだからよォ~ッ。なんか言うことねーのかよォーッ。エンリョせずにホメろよなー」

じょりん「んー・・・」マジマジ

じょりん「イイネ。ハイ!こっちきてこっちー!」グイグイ

仗助「やれやれッスね・・・はいはい、行きますよー」


じょりん「きょうはさんぱつやさんゴッコをしますッ!」ジャァーン!

仗助「グレート・・・・・・」タラァ~

じょりん「サ、オキャクサン、コチラへドーゾ」ササッ

仗助「なんでトニオさんのマネしてんだよッ。それより・・・散髪だぁ~?オメー、なにに影響されたんだオイ」

じょりん「きょうのゴレンジョジョーのかいじんがカニカニせいじんだったから」

仗助「感受性が豊かすぎんぞオイ。それならFFとやれFFとォーッ」

じょりん「えふえふのかみはきりにくい。なんかみずっぽくって」

仗助「そんなお腹の具合みてーに・・・」

じょりん「ねーさんぱつやさんゴッコやろーよ!ゴージャスジョースケ☆にしてあげるから!」グイグイ

仗助「あーもう、俺ァ高校生だぜ~?もうすぐ選挙権だってもらえるし、マッドマックスだって観賞できる歳なんだぜーッ。だのになにが悲しくって5歳の女の子とヘアサロンごっこするんだよォー」

じょりん「ヘアサロンじゃあねー!さんぱつやさんだ!ウチはそんなおたかくとまったおみせじゃあねー!」

仗助「えっ、ごめんなさい」

じょりん「ではこちらのおせきにおすわりになってください。さんぱつちゅうはコチラのマンガざっしでもよんでていいですよー」ササッ

仗助「あーもう・・・わかったわかった。座りますよ・・・」ドスッ

じょりん「きょうはどんなカンジにしますゥ~?ブチャラティカット?チョコラータカット?それともパパみたいなかみがたにしますかァ~?」

仗助「お前承太郎さんの髪の毛の謎を解き明かしたのか・・・人類の夜明けだな」

じょりん「おまかせですね~。じゃ、はじめまーす」チョキチョキ

仗助「!?ちょっ、ちょちょちょちょちょ!ちょっと待った!」ガバァー

じょりん「?どしたの?ガスのもとせんしめわすれた?」

仗助「お前そのハサミ、マジもんじゃあねーか!しかも画用紙をか切るめっちゃパワーあるやつ!」

じょりん「それがなにか?」

仗助「散髪屋さんゴッコはウソっこでやるんだよな?」

じょりん「イエス、アイアム」

仗助「じゃあウソっこのハサミでいいじゃあねーか!本当のハサミはアブネーだろ!」

じょりん「リアリティーをだすにはじつぶつをつかわないと。アジがでないんだよアジが」

仗助「こ、こいつ・・・」

じょりん「はいはいおきゃくさん、キチっとイスにすわってすわって。はやくすわらないとみせをしめちゃうよ。きょうはぜんにほん1000えんカットたいかいがあるんですよね」

仗助「俺としては店を閉めてくれた方が助かるんだが・・・」

じょりん「つるべこるべいってねーですわってよォー!」

仗助「・・・はいはい、わかったよ。・・・ただし、マジに切るんじゃあねーぞ。絶対にだ。俺の髪の毛はどっこもカットするスペースはねーんだからな。エリアシだってバッチリパーフェクトなんだからよ」

じょりん「いくらアタシでもそこまでオニじゃないよ。それにジョースケがヘアスタイルにこだわりがあるのはしってるもんね」

仗助「わかってるんならいい。ま、それじゃ、気がすむまでカットするフリして口でチョキチョキ擬音付けて遊びな」ヤレヤレ

じょりん「ンッンー♪おきゃくさん、キマってますね~。エリアシなんかホラ、こーんなにとんがって。まるでひらがなの『へ』みたい。いや、カタカナかな。チョキチョキ」

仗助「四部開始初期は俺も億泰も襟足がスゲー尖ってたからな。今もそのスタイルにキメてんのよ。カッコイイだろ?」

じょりん「ものがたりがすすむにつれておとなしくなっていきましたもんねー。チョキチョキ。うーん、きりやすいかみのけですね。トリートメントがかくしあじですかァ?チョキチョキ」

仗助「お前は日本語の勉強を一からやりなおさなきゃあなんねーかもな」


えふえふ「あーおもしろかった!きょうのいしかめんライダー、とうとうエイジャのゴホゴホ・・・じゃなくてセキセキをてにいれたぞ!らいしゅうはどうなるのかなァ~・・・あれ?じょりん、ジョースケとあそんでんの?」

じょりん「いらっしゃいませェ~。チョキチョキ、ただいままんせきですのでまちあいしつでおまちくださーい。ドラえもんのビデオでもみててね~チョキチョキ」

えふえふ「?なんのあそび?」

仗助「散髪屋さんごっこだとよ。FF、オメーもカットしてもらったらどうだ?パーマでも当ててイメチェンしようぜ」

えふえふ「おお!それならパンチパーマ!パンチパーマがやりたいとつねひごろからおもってました!」

じょりん「おきゃくさん、パーマはおたかいですよ?300えんはしますぜ」

えふえふ「ぼ、ぼったくりだ!サギだ!」

じょりん「まったくやかましいおきゃくさんだ・・・やれやれね。それじゃあ、1000えんカットをオススメしますわ。オテゴロなオネダン」

えふえふ「うーん、しょうがないなぁ」

仗助「お前ら小学校に通うようになったら苦労するだろうな」

じょりん「さッ、さッ、カットをさいかいしますよ。チョキチョキ、おきゃくさん、キレイなはだしてますねェ~。クックックゥ~ン」

仗助「俺よかFFの方がキレイな肌してるぜ。水もしたたるイイ女って奴だな」

えふえふ「もうっ、ホメてもゲップしかでないよ。それよりまってるじかんヒマなんだけど」

仗助「こないだレンタルしてきたトムとジェリーがあるだろ?それ見ててくれ。っていうか徐倫、いつまでやるんだ?コレ」

じょりん「アタシがまんぞくするまでチョキチョキ」

仗助「お前って奔放に育ってるよなァ」

えふえふ「リモコンでピッ。さいせーい。・・・・・・おおっ!ピアノコンサートのはなしだ!アカデミーしょうとったやつ!」

じょりん「あ!それめっちゃおもしろいやつだ!」

仗助「おいおい!徐倫、ハサミ持ったままリアクションするなよ。アブネーな」

じょりん「ちょっとだまってて。いまはトムとジェリーみるんだから」

 <ドカァン! <アオアオアーッ!ホッホホホォーウ!

えふえふ「ハッハハハハハ!すごいさくれつおんにさけびごえ!」

じょりん「ハハハハ!やっぱトムとジェリーはおもしろいな!」

仗助「だったらハサミおいてじっくり見りゃいいのに・・・・・・しかし・・・プッ、くくくく・・・たしかにおもしれーわ」

 <ブスッ! アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!

えふえふ「アハハハハハ!」ケラケラ

じょりん「アッハハハハ!」ケラケラ

仗助「プッ!ハハハハハ!」ワラワラ

 ジョキッ



じょりん「あ」

えふえふ「?・・・・・・あ・・・」

じょりん「・・・・・・」タラ~ッ・・・

仗助「あ?なんだ今の『あ』ってのは?」

 ガチャ

億泰「仗助ェ~、今日は映画に行く約束だよなァ~。アベンジャーズ;エイジ・オブ・ウルトロンをよォ~ッ・・・・・・って・・・」ピタッ

えるめぇす「じょりん、えふえふ、あそびにきたぞー。きょうはおねえちゃんがオカシもってけっていって、もたせてくれたんだ。キット・・・・・・『カット』を・・・」ピタッ

じょりん「」ダラダラダラ・・・

仗助「・・・?・・・・・・なんだ?皆して黙り込んで・・・・・・」

えふえふ「・・・えっとォ・・・」

じょりん「」ダラダラダラ・・・

億泰「お前なんてことしちまったんだよ」ヒソヒソ

仗助「・・・・・・何をしたんだ?・・・」

じょりん「・・・・・・あのォ・・・」

仗助「・・・・・・鏡かせ」サッ



仗助「ァァッ」

えるめぇす「お、おちついてジョースケ。エリアシがちょっとなくなっただけだよ。まえのほうのリーゼントじゃあない。だいじょうぶだろ?」

えふえふ「たかがかみのけだよ。きにすることはないって」

仗助「・・・・・・いや・・・お前らにとってはたかが髪かもしれねー・・・だが俺にとっては・・・・・・俺にとっては・・・」フラッ

億泰「落ちつけよオイ。襟足の一本や二本・・・束がなくなったところで平気だろ。リーゼントならさすがにヤバかったかもしれねーが」

仗助「俺のヘアースタイルは襟足も含めてすべてで一つなんだよ!な、なのにこれ・・・こんな・・・ゴッソリと消えちまって・・・」

じょりん「・・・」ダラダラダラ

億泰「お前なんてことしちまったんだよ・・・」

えふえふ「だ、だいじょうぶ!ジョースケの『クレイジーダイヤモンド』ならなおせるでしょ!」

えるめぇす「いや・・・じぶんじしんにはのうりょくはつかえない・・・」

えふえふ「あ・・・」

じょりん「・・・」ダラダラダラ

億泰「お前なんてことしちまったんだよォ・・・」

えるめぇす「・・・どうする?」

仗助「どけ!お前ら!トニオさんとこ行ってくる!トラサルディーの料理なら治るかもしれねー!」

えふえふ「それってワカメりょうりとか?」

えるめぇす「プッ!・・・ククク・・・」

えふえふ「お?ウケた?おもしろい?」

えるめぇす「それかヒジキをわけてもらってノリでくっつけたりしたほうがいいんじゃないかな?」

えふえふ「ププッ!ハハハハ・・・」

仗助「・・・」ガントバシィーッ

じょりん「・・・ジョースケごめんなさい・・・・・・」

仗助「ガックリきたぜまったくよ!」ガチャ バタン!

億泰「お前なんてことしちまったんだよォ」

じょりん「なんべんもおなじこといわないでよォ!ウワーン!」タタタ

えふえふ「ありゃりゃ」

えるめぇす「こりゃだいもんだいだな・・・」

今回はここまでで。徐倫がうっかり仗助の髪の毛をカットしちゃうお話。リーゼント切ったらどうなるかわかんなかったので襟足を切ることにしました
お気づきの通り、とあるコメディドラマのパロディです

襟足カットしても問題ないかもしれないけど、そこまで含めてヘアーを大事にしてるってことでひとつ。リーゼント部分ほど大事ってわけではないけど

襟足カットしても問題ないかもしれないけど、そこまで含めてヘアーを大事にしてるってことでひとつ。リーゼント部分ほど大事ってわけではないけど

じょりん「・・・」ズーン


億泰「徐倫のヤツ、どうしてる?」

えふえふ「ずーっとしたをむいてるよ。チョコパイたべるかきいたけど、いらないってさ」

億泰「重傷だな。しっかし、あの無法者があそこまで責任を感じるたぁ妙な話だな。徐倫なら『髪の毛くらいのことでウダウダ言うんじゃあねーウダラー!』って言いそうなもんだがな」

えふえふ「ジョースケがまいあさヘアースタイルをテイチョーにセットしてるのをしってるからね。ジョースケのヘアーへのじょうねつをしってるからこそ、はんせいしてるんだ」

えるめぇす「だいじょうぶ!じょりんをげんきづけるためにウチからオモチャをもってきたぞ!ジャン!まじょっこへんしんコンパクトセット~!アーンド、おけしょうメイクアーップセットー!」ジャァ~ン!

億泰「ホッホホ、こんな子供らしいものを持ってたとはなぁ~エルメェス。お前も案外女の子してんだなぁ~」

えるめぇす「う、うるせいやい!」

億泰「うっしゃ!そのオモチャを俺に任せろ!俺の前衛的センスで徐倫を戦いのメイクアーップしてやるぜ!」

えふえふ「じょりんはオメーのオモチャのチャチャチャ!チャチャチャおもちゃのチャチャチャ!」

億泰「!?」


 ピンポ~ン

えるめぇす「だれかきた」

 ガチャ

チョコラータ「どうもこんにちはァーッ。東方さん宅で間違いないねェ~ッ?」

えふえふ「?・・・どちらさんでござんす?」

チョコラータ「仗助くん、入りなさい」

仗助「・・・・・・」ムスッ

えるめぇす「!?!?!?ジョースケ!?ど、どうしたのそのうで!」

チョコラータ「原付バイクで転んで、両腕骨折したんだ。私の病院に運び込まれたのさ」

億泰「バイクで転んだァ~ッ!?おめーまた乳母車に突っ込んだのかァ~?」

仗助「・・・徐倫に襟足バッサリやられて、トニオさんとこに原付飛ばして行ったんだが・・・どうやらベーリング海にカニ漁に行ってるらしくてな、店はしばらく休業だったんだよ・・・」

えふえふ「アクティブなりょうりにん」

仗助「つまり俺のグレートなヘアースタイルはしばらく戻らないってこった。頭きてよ・・・ついカッとなってバイクスッ飛ばしてきたんだ。うっかりしてて見落としたんだよな・・・玉美のトラップを」

えるめぇす「トラップ?」

仗助「日常的に猫のオモチャを道路に置いて、当たり屋してんのさアイツは・・・そいつをボムギッ!って訳よ。気が付いたらアスファルトの上で日焼けしてた」

えふえふ「それは・・・さいなんでしたね」

仗助「両腕はギプスで動けない・・・これじゃ飯も食えねーしケツだってふけやしねー」

億泰「!名案!おめーの『クレイジーD』で治せばいいじゃあねえか!」

えるめぇす「オクヤス、ジョースケのスタンドはじぶんにはのうりょくがつかえないんだよ。ダボ」

億泰「ンがっ・・・」

じょりん「・・・・・・ジョースケ・・・だいじょうぶ?・・・」

仗助「・・・まあな。腕よりも心が痛いがね」

じょりん「っ・・・」シュン

えるめぇす「ちょっと!ジョースケ!そんないいかた・・・」

じょりん「アタシが・・・ジョースケのかみのけきっちゃったから・・・・・・」シュン

仗助「・・・」


 ~夜

朋子「みんなぁーッ!ごはんですよ~!」ガンガンガン

えふえふ「わー」タタタ

仗助「うっせェーってんだよォ~ッ。なんだってフライパンをガンガン叩いて晩飯警報を鳴らすんだ。ジブリでもあるまいしイマドキ」

朋子「こーいうブルーな気分の時こそ活気が必要なのよ。アンタも徐倫ちゃんも『怒』の季節はいっちゃってるからッ」

えふえふ「ドのきせつって?」

朋子「荒木先生に聞きなさい。徐倫ちゃ~ん!ごはんですよー!」ガンガンガン

仗助「・・・」

えふえふ「へやからでてこないね」

朋子「お昼寝かしら?仗助、呼んできてくれない?」

仗助「あァ~?なんだってェ?聞こえないぃぃーッ。ケガのせいで耳が遠くって」モシモーシ

朋子「・・・・・・アンタ、いい加減にしなさいよ。徐倫ちゃんだってワザとやったわけじゃないって理解してるでしょ?なによ髪の毛の一本や二本くらい」

えふえふ「アタシがよんできてあげよう。えふえふちゃんはヨイコなのだから」スタタタ

朋子「いいわFFちゃん。私が行くから。原因であるガンコ者と一緒に先に食べててちょうだい。今夜は冷やし中華よ」

えふえふ「!ひやしたあとなのにひやしちゅうか!ヤッタぜシェケナッ!」グッグッ

 ノックシテモシモォ~シ

朋子「徐倫ちゃァ~ん?起きてるかァ~い?」

<・・・・・・

朋子「寝てるの~?」

<・・・・・・

朋子「今晩はガトーショコラをデザートに買ってあるのになァ~ッ」

<ガタッ

朋子「起きてるじゃない」

<オキテナイモン!

朋子「いい加減にしたら?ずーっと部屋にこもってるつもり?」

<100ネンゴマデイッポモデナインダ!

朋子「・・・」

 ドガァ!

じょりん「わー!ふほうしんにゅう!」

朋子「ここは私のウチよ。それより徐倫ちゃん、いつまでフテてるの?晩御飯の準備できてるわよ」

じょりん「・・・・・・」プイッ

朋子「仗助も仗助だけど、徐倫ちゃんがそんなんじゃ何も変わらないわよ」

じょりん「・・・だって・・・・・・」

朋子「徐倫ちゃん・・・ウチに来てどれくらいたつかしら?」

じょりん「・・・?・・・・・・えーっと・・・もうすぐ2ねんくらい?・・・」

朋子「・・・徐倫ちゃん、ウチに来た時いくつだった?」

じょりん「ごさい」

朋子「今はいくつ?」

じょりん「ごさい」

朋子「・・・・・・まっ、いいわ。ウチで一緒に暮らすようになってから、仗助とケンカってあんまりしたことなかったわね」

じょりん「そういえば・・・・・・むかし、ジョースケがかみのけのことをけなされて、めったくちゃおこってたのをみたくらい」

朋子「仗助がどんなに髪型のことを大事に思ってるかは理解してるってわけね。だから責任を感じて・・・」

じょりん「・・・・・・アタシはバカだよ・・・いっつもテキトーで、いっつもムチャで、いっつもヘマやって・・・ジョースケのだいじなヘアースタイルをきっちゃった・・・」

朋子「・・・」

じょりん「こどもだから・・・しっぱいしちゃうし、ワガママだし・・・」ショボン

朋子「・・・・・・あのね、実は今日の晩御飯・・・カレーにしようと思ってたの」

じょりん「・・・・・・え?」

朋子「でもね、コステロさん家から電話かかってきて、ちょぉーっと話してたらコガしちゃってさァ~ッ・・・だから急きょ、冷やし中華にシフトチェンジしたの。テヘッ♪」コツン

じょりん「・・・・・・は?」

朋子「私も失敗しちゃった。大人なのに」

じょりん「!」

朋子「ま、そゆことよ」

じょりん「かーちゃんでもしっぱいするの?・・・」

朋子「そりゃそうよ。先週だってシャンプーで食器洗っちゃったし、CD聴こうと思ったら仗助のプレステのソフトだったり、たまに自分が英語の教師なのか国語の教師なのかわからなくなることもあるし」

じょりん「そりゃコトだな・・・」

朋子「人間は失敗するの。でも成長もするものよ。してみせなきゃ」

じょりん「・・・」

<キャー!ヒーラパー!

朋子「あぁ・・・大変、FFちゃんったらまた水道ぶっ壊してキッチン水浸しにしちゃったらしいわ・・・片岡水道修理店に来てもらわなきゃ。じゃ、徐倫ちゃん、あんまり気にしなさんな」

じょりん「・・・うん」


朋子「――で、どこから聞いてたの?」

仗助「・・・・・・たぶん最初から」

朋子「それじゃ、後はアンタがトドメさすだけなのはわかってるわね。しっかり仲直りしなさいよ。今さらケンカネタなんかお呼びじゃあないんだから」

仗助「・・・」

<キャー!ブルースカイブルー!

朋子「私はキッチンの水抜いてくるわ。このままじゃ杜王町がアトランティスになっちゃうし」

仗助「・・・お袋ッ」

朋子「ん?」

仗助「ありがとうよ」

仗助「・・・・・・あー、徐倫・・・」スッ

じょりん「!・・・・・・」

仗助「・・・よう」

じょりん「・・・ハァイ」

仗助「まあその・・・なんだ、もっと近くに来いよ」

じょりん「すけべ」

仗助「違うッ!マジメな話だ。俺ァ・・・ちょっぴり大人げなかったかもしれねーって反省してんだ。これでもよォー」

じょりん「アタシもはんせいしてる・・・ちょっとやりすぎちゃったって」

仗助「つまりお互いに失敗して、反省したって訳だ。前よりちこーっとだけ成長したってこったな」

じょりん「どゆこと?」

仗助「昔の自分のことを『ダメだったなァ』って思えるってことは、その頃よりも今の自分は成長してる証だろ。特にお前のような子供は成長スピードが早いしな」

じょりん「アタシはこどもじゃありません。おとなのレディーだよ。なんどいえばわかるんだジョースケ」

仗助「あと20年してからもう一度言ってくれりゃ俺も納得するぜ」

じょりん「に、にじゅうねん・・・そのころもまだちきゅうはあるだろうか・・・」

仗助「きっとその頃にゃ、お前もグレートな女になってるだろうな」

じょりん「ジョースケはオジンになってるけどな」

仗助「その失礼な物言いは成長しないなおめー。いや・・・もうすぐ2年たつのにまだ5歳って時点で・・・永遠に成長しないかもな」

じょりん「そりゃおたがいサマだよッ」

仗助「・・・ップ!・・・ハッハハハハハ」

じょりん「ヘヘハハハハハ」

仗助「それじゃー、飯でも食うか」

じょりん「うん!」

区切りっぽくしたところでもらってネタ話に転向しますッ
まだまだネタ募集してるのでいいのあればください!マジで!

 サマーシーズン到来ッ!

承太郎「これがヤツデヒトデだ。腕が8本あるものもあれば、7本のものもある。さらには10本の場合もある。アワビなどの稚貝を食べるため、漁師からは嫌われているがな。ちなみに肛門が二つある」

承太郎「こっちはオニヒトデだ。6~8年の寿命だが、毒を持っていてとても危険だ。ヘタをすれば命の危機になる。さらには時に大量発生することもある困ったちゃんなんだ。だが見た目はかわいらしい」

承太郎「それがトゲモミジガイ。こんな見た目だが水中での移動速度は非常に速い。目にもとまらぬスピードだ。食用ではない。食べると中毒になるぞ。フグと同じテトロドトキシンを含んでいる。食べてわかった」



DIO「・・・承太郎・・・・・・一つ聴きたいことがあるんだ・・・なに、大したことない、ほんのちょっぴりだけ疑問に思ったことを君に尋ねたいんだ・・・いいか?」

承太郎「待ってくれ、今からフサトゲニチリンヒトデの説明に入るところだ」

ジョナサン「わっ、なにそのカッコイイ名前。日輪の力をかりるの?」

DIO「WWRRRYYYY!JOJOォ!貴様はひっこんでいろォ!俺が聞きたいのは承太郎ォーッ!貴様ッ!いきなり『海水浴に行こう』などと言いだした日には目から体液が飛び出すかと思ったぞ!だのにいざ来てみれば・・・貴様!延々と海洋生物の説明をしているばかりではないかァーっ!」

テレンス「いやいや、DIOさま、なかなかどうして、承太郎の話けっこうタメになりますよ。ヒトデって食えるんスね」

承太郎「一ヶ月一万円生活で濱口が食っていた。ウツボやハコフグのほうが美味いらしいがな」

ヌケサク「ねーねー承太郎さん!つぎはイルカさんの話をきかせてくだせぇー!」

承太郎「いいだろう。誰もがイルカに乗る姿を想像するものだな」

ヴァニラ「私のは白イルカ」

承太郎「あ、いいな」

DIO「WWRRRYYYYYYYYYYYYYYYYY!日焼けクリーム樽買いしてパラスルも五重にして日光からわが身を守りながら海水浴に来たというのに!なんだこれは!なんなのだこれはあああ!」


 ―東方家―

じょりん「キャッキャ!」バシャー

えるめぇす「ウフフ!」バシャー

えふえふ「フォアアアアアアアアアアアアアアアア!」バシャバシャバシャ!


仗助「あっぢぃ~ッ・・・いいよなァ~子供はビニールプールに入れてよォーッ・・・こちとら安全のためにプール監査員してやってんだぜェ~・・・炎天下の中をよォ~」

えふえふ「フォアアアアアアアアアアアアアアアッハッハッハアァァァァァァ!」バシャバシャバシャ!

仗助「FFゥ~ッ、あんまりトバしすぎんなよー。怖いからさァ~」

えふえふ「ジョースケもはいればいいじゃあない!こーんなにたのしいんだよォー!ほらほら!みずはさいこうにぬれたじょうたいだよ!」パチャパチャ

仗助「・・・そうす――」

じょりん「えーヤダー。だってジョースケがはいるとみずがにごっちゃいそー」パチャパチャ

えるめぇす「あ、アタシもヤだ・・・こ、こんよくだなんてまだアタシたちにははやいよ!///」ピチャピチャ

仗助「・・・ぐすん」

えふえふ「ざんねんでしたァー!オクヤスとコーイチでもさそってしみんプールにでもいけばァ~!?フォーッファッファッファッファ!」バシャバシャ

仗助「あ~あ・・・俺の夏はどうなっちまうんだろうなァ~・・・」

ポル「邪魔するぜぇ~」ザッ

じょりん「じゃまするならかえって~」バシャバシャ

ポル「あいよ~」クルッ

えるめぇす「こどものころからスナオなコ!」

えふえふ「しかしてそのじったいは!」

 ザッ!

ポル&じょりん&えふえふ&えるめぇす『ポルポルポルポルポルナレフッ!』ビシィ

ポル「つづきましてェー」

仗助「お前らそれ練習してんの?マガオで?」

じょりん「ようポルポル!どしたの?いまアタシたちはぜっさんみずもしたたるイイオンナちゅう」

ポル「どーしたもこーしたもジョースターもねーよ。面倒な仕事を引き受けちまったんだよォ~・・・このクッソ暑い中を歩きまわらなきゃならんメンドーな仕事をよォー」

えるめぇす「どんなしごと?」

ポル「『矢』をどっかに落っことしちまったから探してほしいってさ」

仗助「」ステ~ン

じょりん「ヤ?」

ポル「そーそー。地元のツレがよ・・・まあパッショーネの連中がさァ~、杜王町一周サイクリング大会したんだと。で、終わってから打ち上げの席で『矢』がないことに気がついたんだとさ」

えるめぇす「それはこまったな」

ポル「で、皆で探すことになったらしいが、俺にも協力してくれって話がきてよォ~、最初は面倒だったから俺ァ断ったんだぜ。読まずに積んでる漫画いっぱいあるしよー」

ポル「でも手伝ってくれたら謝礼金として5000円くれるっていうからシブシブですがりょぉ~かいってワケだ。でもまァ・・・めんどくさいからちこーっとだけサボっちゃおうかな~って仗助ん家に――」

仗助「こっ、こっ、コォラァ~~~!じょ、冗談じゃあねえッスよォ~~~ッ!」ドンガラガッシャーン

じょりん「わ、ビックリした」

えるめぇす「どうしたジョースケ。ドラマのろくがわすれてたのか?」

ポル「落ち付けって。どうせすぐ再放送されるだろ」

仗助「何をノンキなこと言ってんスかァ~~~!『矢』が消えただとォ~~~ッ!?あの『スタンド使い』を増やす『矢』がァ~~~!?『また』ァァァ!?」

仗助「この町がどれだけあの『矢』に振り回されてきたと思ってんスかコラァ~~~!またあんな悲劇が起こるのかァ~!?アンタそれなのになんでそんなに呆けてられるんだよ!」

ポル「いや、焦ってもはじまらねーし・・・」

仗助「焦らなくても慌てろよ!コラッ!」


 ―――

プッチ「あぁ・・・美しい・・・・・・太陽は神が作りたもうた最大の輝きだ・・・」パァーーー

ウェザー「・・・」

 ゴロゴロゴロ・・・

プッチ「あ!こらウェザー!私がいい感じで天を仰いでたのになんで雲で遮るんだ!」

ウェザー「アンタが満ち足りてるカオをしてるとそれをブチ壊したくなるクセがあってな」

プッチ「困った反抗期だ。お兄ちゃんには敬意を払いなさい」

ウェザー「フン」

ケニーG「おーい!海の家いこーぜー!焼そば食いたいぜ俺ェー!」

テレンス「おっ、いいねェ」

ヌケサク「承太郎さん!行きましょ行きましょ!」グイグイ

承太郎「やれやれ。しょうがないぜ」フー

ヴァニラ「私はかき氷が食べたいな」

DIO「どれ、私も――」

ヴァニラ「あ、DIO様はここで場所守っててください。誰か他の人にとられたらイヤだし」

DIO「RRRRRRR・・・」メラメラメラ・・・

今回はここまでで。DIO御一行で海水浴、じょりん達のプール、矢関連でレクイエムの話などを書かせてもらおうと思います。DIOはあれです、友達感覚になってきてるってことで一つ
あ、静ジョの作者さんに焼き肉おごってもらいました。ネタはまだまだ募集してますんでくだしゃす!


 ・・・・・・

ジョルノ「天の獄が我々をにらんでいる・・・・・・あぁ・・・世界の終わりは近い・・・」ミンミン

ナランチャ「なァブチャラティよぉ~ッ、なんだってこんな炎天下の中を探さなきゃならねぇんだ?涼しい夜に探そぉーよぉー」ミンミン

フーゴ「君はマヌケか?夜は暗くって『矢』を探せないだろ。懐中電灯持って探すのか?効率ってもんを考えたことはあるか?」ミンミン

ナランチャ「んなこと言ったってよオ~・・・こう暑くっちゃあ・・・アレになっちまうぜ」ミンミン

フーゴ「アレ?」ミンミン

ミスタ「熱中症か?」ミンミン

ナランチャ「キャ!///ミスタってば大胆ッ!・・・やっぱりミスタってソッチの気があるのか?・・・」ミンミン

ミスタ「?・・・」ミンミン

アバッキオ「ネッ、チュウシヨウってことだろ。ったく、ナランチャは本当にガキだな」ミンミン

ブチャラティ「口を動かす暇があるなら目を動かせ。右へ左へ、視線を常に動かし続けるんだ。『矢』はスタンド使いを作る。放置してはおけない」ミンミン

ジョルノ「『矢』・・・あれは天の使いだと僕は思う。天が人間に与えた『才能』を見出し、それを引き出す力を持つ・・・あれは――」

ミスタ「っつゥかよォー!誰だよ『矢』をおっことした奴はよォー!なんでサイクリングするって時にわざわざ持ってたんだよなァー!」ミンミン

ブチャラティ「・・・・・・ペリーコロだ・・・爪楊枝がなかったんで代わりに使ってたそうだ」ミンミン

ミスタ「ふざけんなよ」ミンミン

ナランチャ「だァ~~~!あっついよォ~!もォ~歩けないぜェ~!」ミンミン

ブチャラティ「少し休むとするか。日本の夏は油断できんというからな」ミンミン

ミスタ「ったくよォ~、なにがクールジャパンだっつゥーのォー。ウソっぱちじゃあねーか」ミンミン

フーゴ「ちょうどここに自販機があるし、冷たい飲み物でも飲むとしよう。みんな何がのみたい?」ミンミン

アバッキオ「いろはす」ミンミン

ブチャラティ「ジョージア」ミンミン

ナランチャ「ファンタの振るやつ!」ミンミン

ミスタ「スコール買ってきてくれスコール」ミンミン

ジョルノ「フーゴ、僕の分は待ってください。自分の眼で見て、確かめたいんだ」ミンミン

ミスタ「なんで大事みたいに言うんだよ」ミンミン

フーゴ「言っとくが、皆後でお金返してくれよ」ミンミン

アバッキオ「なんだよ、オゴリじゃあねーのか」ミンミン

フーゴ「当たり前でしょ・・・・・・あっ」チャリーン

ブチャラティ「今の500円玉か?フーゴ、自販機の下に転がっていったぞ」ミンミン

ナランチャ「わー!俺がとる俺がー!」ミンミン

ミスタ「いいや俺だ!拾うねッ!」ミンミン

フーゴ「おいッ!ふざけるんじゃあないぞッ!僕のだぞッ!」ミンミン

ジョルノ「ここは組織のボスである僕が拾おう!」グアバァー!

フーゴ「な、なんという勢い!さすがはボス!」ミンミン

ジョルノ「拾うのは!このジョルノだ!依然変わりなく!」グアー!


 チクッ

ジョルノ「痛っ」

アバッキオ「どうしたジョルノ。500円に噛まれたか?」ミンミン

ジョルノ「いや・・・自販機の下になにか・・・・・・アッ!『矢』みっけ!」ミンミン

ブチャラティ「こんな所に落ちていたとは・・・絶対見つからなかったぞ・・・」ミンミン

ナランチャ「フーゴのおかげだな!やるじゃあねーかフーゴ!」ミンミン

ミスタ「くそー!これでフーゴは組織の幹部かー!」ミンミン

フーゴ「なんだよそれ・・・・・・ジョルノ、『矢』と一緒に僕の500円も拾っておいてくれ」


ジョルノ「・・・」

フーゴ「・・・・・・ジョルノ?」



 ドワワッ!


・・・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・


フーゴ「・・・・・・うう・・・な、なにが・・・」

アバッキオ「ジョルノが急に光を発して・・・・・・!」

ナランチャ「・・・な、なあ・・・俺の目が悪くなったのか?それとも熱気のあまりに蜃気楼ってヤツで幻でも見てんのか?・・・ジョルノが・・・・・・ジョルノが宙に浮いてるんだけど・・・」


ジョルノ「・・・・・・」ブゥゥワァァァ~・・・

ミスタ「いや、俺も浮いてるように見える・・・どうやらカゲロウってやつだぜ・・・」

ブチャラティ「違うぞッ・・・あれは・・・『矢』だ!ジョルノは『矢』に触れた!あいつは『矢』のパワーの『先』へ行った!俺達には未知の世界に!」


ジョルノ「我、至れり」ブウゥゥワァァァ~・・・

ブチャラティ「ほら!なんか前と違う感じになってる!」

アバッキオ「『矢』の『先』?・・・どういうことだブチャラティ」

ブチャラティ「あの『矢』は人間の精神・・・スタンド能力を引き出す。だが、スタンド使いが再び『矢』に射られたらどうなるか考えたことはあるか?それこそが答え。それこそが――」

ジョルノ「汝」スゥ・・・

ブチャラティ「!」

ジョルノ「頭が高い。控え死を」

 ドシュゥーーーッ!ボゴオォン!

ブチャラティ「!?ッ・・・・・・グ・・・ガハッ・・・」ドクドク

ナランチャ「!?・・・な・・・ブチャラティィィ!」

フーゴ「な、なんだ!?ジョルノが指を動かたのは見えた!だが次の瞬間・・・なんだ!?『サソリ』か!?サソリがジョルノの指からものスゴイスピードで発射されてブチャラティの心臓を――」

ブチャラティ「ゴフッ・・・これが・・・・・・『レクイエム』・・・」ドクドク

ナランチャ「ブチャラティーーー!や、ヤバイ!心臓に穴があいてるッ!血が止まらないいいいいい!」

ミスタ「まさか!ブチャラティッ!」


ブチャラティ「ハッ!」

ミスタ「ッ!・・・!?・・・!?!?」

アバッキオ「なん・・・だと?・・・・・・これは・・・」ドドドドドドド

フーゴ「あ・・・ありえない・・・『どうなっているんだ?』・・・・・・ブチャラティの心臓の穴が・・・『治っている』!」ドドドドドド

ミスタ「ど、どういうことだァーッ!?俺は確実にブチャラティの胸に空いた穴を『見た』!だが今は穴が『ない』!まるで何ごともなかったかのように・・・・・・」ドドドドドド

ブチャラティ「ハァーッ!ハァーッ!ハァーッ!・・・・・・これが・・・『レクエイム』か・・・俺は・・・・・・もてあそばれているのか!」ドドドドドドド

ナランチャ「ブチャラティ!よかった・・・よかった!無事で・・・無事でよかった!」ポロポロ

アバッキオ「油断するなナランチャ!事態は依然、危険に変わりないんだぞ!」

ナランチャ「やいジョルノ!お前なんてことするんだよ!ブチャラティに攻撃するなんて・・・俺達仲間だろ!?なんでそんなことするんだよ!」

フーゴ「よせナランチャ!刺激するのはマズイ!」

ジョルノ「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ナランチャ「俺がわかんないのか!?俺だよ俺!俺はギルガのナランチャ・チャ・チャ・チャ!チャチャチャナランチャ・チャ・チャ・チャ!」

ジョルノ「静寂を」スゥ・・・

ナランチャ「ッ!?・・・ゴブッ・・・・・・ぐあばあああああああ!」バグオォ!ブシュウウゥゥゥ!メキメキメキ!

ミスタ「うおわあああああ!な、ナランチャの腹の中から・・・デカイトカゲがァァァ!?体内から腹を食い破ってトカゲが出てきたァァァ!」オエー!

フーゴ「これはまるで『エイリアン』!純粋にグロい!ナランチャァーーー!」


ナランチャ「ウッ!」

フーゴ「!・・・ま、まただ!・・・また『なにごともなかったかのように元に戻った!』・・・ナランチャの傷が影も形もない!」

ナランチャ「ハァー!ハァー!・・・ううう・・・お、俺は『何をされたんだ?』・・・・・・ウウウ・・・き、気分が悪い・・・吐き気もする!眠気もだ!」

ブチャラティ「皆!気をつけろ!これこそがジョルノのパワー!・・・これこそが『レクイエム』!・・・」

ミスタ「れくいえむってなんなんだよォー!さっきからァー!ジョルノは一体どうなっちまったんだよォーーー!」

ブチャラティ「ジョルノは・・・チートになった!」バン

ミスタ「チート!」ガン

ナランチャ「それどゆ意味!」ザン

アバッキオ「そういえばネットで聞いたことがある・・・」

フーゴ「知っているのかアバッキオ」

アバッキオ「かつて、組織のボス・・・いや、元ボスであるディアボロが『矢』を求めて争いを起こした。とあるスタンド使いがその『矢』を持っていて、ディアボロはそのスタンド使いを狙った。だが・・・そのスタンド使いは『矢』を使い、スタンドを『先』へと進めた・・・それが」

ブチャラティ「『レクイエム』・・・その戦いの場に、俺もいた。『レクイエム』とは『スタンド』を越えたモノ・・・」

ナランチャ「なにをいってるだー」

ブチャラティ「結局、なんやかんやあって『レクイエム』は収まり、何ごともなくメデタシになったが・・・まさか、またしても『レクイエム』に辿りつける存在がいたとは・・・」

ミスタ「ジョルノが『レクイエム』になる資格があったってことか?」

ブチャラティ「俺は・・・『レクイエム』とは『黄金の精神』に宿ると思っている。かつて、この杜王町にも『矢』のパワーを得た者がいたらしい。その男は強靭な精神を持っていたが、『レクイエム』には至らなかった。おそらく、『黄金の精神』ではなく、ドス黒い精神だったからこそ、『レクイエム』ではなく新たなパワーの発言で留まったのだろうと思う」

アバッキオ「ジョルノは過去に、幹部のポルポと64のゲーム対決してる時にキレられて、奴のスタンド『ブラックサバス』による『矢』の攻撃を受けたことがあるらしい。その時は何も発現しなかったが・・・」

ブチャラティ「その時はまだジョルノも未熟だったのだろう。認めたくはないが、ジョルノにも『黄金の精神』は宿っている。だが、今はまだ完全ではない。だからこそ・・・ああやって暴走状態にあるのだと、俺は思う。全て推測だがな」

ナランチャ「あれ暴走してんの?」

ブチャラティ「ああ・・・もしかするとジョルノは全てを無に帰そうとしているのかもしれない」


ゴールドエクスペリエンス・レクイエム『ソレハ違ウ』

ブチャラティ「!」

ナランチャ「スタンドが・・・『ゴールドエクスペリエンス』が喋った!」シャベッタアアアア

フーゴ「な、なにかマズイんじゃあないか?・・・どこか不気味さが残る・・・まさかジョルノは自分の『スタンド』に乗っ取られてしまったのか」

GER『我ガ本体ガ迷惑ヲオ仕掛ケシチャッテ、スミマセン』ペコォーッ

フーゴ「んっふ、いい人ッ」

GER『私ハ・・・ジョルノ・ジョバァーナノスタンド・・・ゴールドエクスペリエンス・レクイエム・・・』ブウゥゥワァァァ

ミスタ「レクイエム・・・スタンド自身が意志を持つってのか」

ブチャラティ「・・・では、教えてもらおうか・・・GER。今・・・どういう状況だ。これどうなってるんだ」

GER『ブチャラティ・・・君ノ推測通リ、ジョルノ・ジョバァーナハ一時的ニ暴走状態ニアル。彼ノ中ノ『黄金ノ精神』ハ、マダマダ未熟ナノダ。ダガ、ソノ片鱗ハ見セタ。ダカラコソ、私ガ目覚メタ』

GER『ジョルノ・ジョバァーナニハ、マダ『レクイエム』ヲコントロールスル精神力ハナイ。パワーガ漏レ出シテイルノダ。君達ノ事モ認識シテイナイ。動クモノ全テヲトリアエズ攻撃シテイル迷惑ナ奴』

ナランチャ「だ、だけど俺の身体もブチャラティの身体も元に戻ったぞ!なにごともなく!どゆこと!?」

GER『私ガ戻シタ。ジョルノ・ジョバァーナガ起コシタ悲劇ヲ『ゼロ』ニ戻シタ。ソレガ我ガ能力。私ハジョルノ・ジョバァーナデアリ、レクイエム。ジョルノ・ジョバァーナノ仲間ヲ失ウコトハシタクナイ』

フーゴ「やっぱいい人ッ」

ミスタ「だったら話は早いッ!レクエイム、あんたがジョルノの暴走を止めてやってくれ!」

GER『止メル?私ニソンナコトハデキナイ。言ッタハズダ、私ハレクイエムデアリ、ジョルノ・ジョバァーナデモアル。ソシテ、私ハ未ダ『スタンド』トイウ枷カラ完全ニ解放サレテイルワケデモナイ。『スタンド』ガ『本体』ヲコントロールデキナイ。私ニジョルノ・ジョバァーナヲ止メル術ハ、ナイ』ガン

ミスタ「・・・

GER『ツマリ、ジョルノ・ジョバァーナノ暴走ヲ止メルニハ、君達ノ協力ガ必要ダ。止メルノダ。止メテミロ。止メテミテ。止メテクダサイ』

ナランチャ「まかせろ!なんでもナランチャにお任せだ!」

アバッキオ「とは言うがどうやれってんだよ。ジョルノのパワーはムゲンダイだぞ。お前、さっきエイリアンごっこされたところじゃあねーか」

ナランチャ「俺達は仲間なんだ!心に呼びかければきっとなんとかなる!ジョルノ!俺の声が聞こえるか!」

ジョルノ「小童が」ブウウゥゥワァァァ~

ナランチャ「説得するのは諦めた!腕づくでいくぜ!『エアロスミス』!」ドルルン!

ミスタ「俺も賛成だ!いくぞ『ピストルズ』!」ドヒュゥゥーーン!

フーゴ「よせ!無闇に攻撃は――」


 ―――・・・・・・ゥゥゥウウウアアアアアアアア

ミスタ「!ハッ!」ビクゥ

ナランチャ「!・・・あれ・・・俺、確かに『エアロスミス』を・・・」

アバッキオ「『レクイム』のパワーで『ゼロ』に戻したのか、ジョルノ・・・まるで時間の巻き戻しのように・・・」

ミスタ「うおおおわああああ!そ、それだけじゃあない!お、俺の!俺のォォォ!」

ブチャラティ「どうしたミスタ!」

ミスタ「見てくれよおおおぉぉぉ!このレスのレス数をオオオオオ!『4』だッ!それも3つもセットになってる!冗談じゃあないぜえええええ!『444』だとおおおぉぉぉ!?どうなってんだあーこりゃあーーーッ!なんだって俺が『444』目のレスに当たっちまったんだあよおおおおおお!どうしてだッ!どうしてか理由を言えーーーッ!いや、言わなくっていいッ!そんなもんは聞きたくもねー!どうして俺が『444』に当たっちまったかなんてハナシ、誰が聞きたいもんかよぉぉぉーーー!ただの『4』でもヤバイのにッ!なんだって3つも並んでるんだよぉ~~~ん!『44』だってイヤだ!きっと泣きだすくらいにヤバイはずだ!だのに『444』だとォーーー!?夜中に目が覚めて眠れなくなるやつじゃあねーかァーーー!ベッドの中で眠れねーからってフト死について考えだしちまってさァ~!それが延々と答えが出ずにずぅーっと不安に襲われたまま真っ暗な部屋の中でただただ天井を眺め続けるしかできない最悪のパターンだッ!子供のころなら本当に泣きじゃくるくらい不安になるやつ!そんなこと考えたって答えなんざ永遠に出てこないってーのによォー!それでふいに時計を見ると『4時44分』だったりするんだよなァ~~~ッ!そうなった日にゃもう明日の学校なんて絶対に行きたくなくなるくらいに気持が落ち込みまくるんだよォ~~~ッ!さらには『4時44分44秒』だなんてなった日にはもう一歩も家から出られなくなるくらいの不安と恐怖に包まれるやつだッ!偶然だろ!?わかってるんだよそんなこたァ~!偶然だとか気にしすぎだとか迷信だなんて言葉は聞きあきたんだよ!だけどよォ~!わかってはいるんだけど気になって気になって仕方ないんだよォーーー!これがどんなにツライか!どんなに大変か!本人以外にはわかりゃしない!だからこそツライんだ!俺のこの脅迫観念ってやつは他人に説明しても、その苦痛を共有はできない!だから結局のところ自分自身で解決するしか方法はないんだよ!自分の中だけの問題だからよォ~~~!答えは自分の中にしかねーんだよ!そんなことはわかってるんだけどなァ~~~!だがやっぱり『444』レス目に当たっちまうなんてェ~~~!これも『レクイエム』のパワーなのかァ~!オロロ~ン!」

それだけじゃないぞミスタ…
今日になって4回目の発言でレスのコンマも44だし…

>>445

ミスタ「ほげええーーー!」ドワオ!

ミスタ「」【グイード・ミスタ 再起不能】

ナランチャ「ミスタがリタイアした!」

フーゴ「この人でなし!」

アバッキオ「おそろしい・・・俺はおそろしい・・・・・・何がおそろしいってブチャラティ!『レクイエム』の姿が不気味に見えないんだ・・・美しく見えるんだぜええ!」

ブチャラティ「『レクイエム』・・・生半可な精神では・・・直視することすらできん」

ジョルノ「我」ブウゥゥワァァァ~ッ

アバッキオ「!こ、これは!」

ブチャラティ「今度は『アリ』だッ!む、無数のアリが俺達の周りに突如として出現したッ!この数ッ!下の道路が見えないほどのアリの数ッ!」カサカサカサ

アバッキオ「しかもこれは映画の『ハムナプトラ』シリーズのスピンオフ作品、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン主演の『スコーピオンキング』に登場する人喰いアリ!俺達を食いつくす気だっ!」カサカサカサ

フーゴ「あ、足から這い上がってくる!全身をッ・・・全身をアリに包まれていくッ!」カサカサカサ

ナランチャ「うわああ~~~ッ!キモチワルイ!動けないッ!動いたらふんづけちゃうッ!」カサカサカサ

アバッキオ「落ちつけ!どうせすぐに『レクイエム』が『ゼロ』に戻してくれる!大丈夫だ!」カサカサカサ

ナランチャ「だ、だが痛いものは痛いぞッ!俺はさっきやられたから知っている!元に戻るとは言っても痛みはあったんだ!痛いのはイヤだよォ!」カサカサカサ

ミスタ「」カサカサカサ

フーゴ「ミスタはスデに顔面もアリに覆われた!食べられるよ!」カサカサカサ

ブチャラティ「っく・・・俺達に・・・『レクイエム』に立ち向かう術はないのかッ・・・」カサカサカサ

ジョルノ「我が力の前にひれ伏せ」ブウウゥゥゥワァァァ~ッ・・・

フーゴ「!ま、まだ何かする気だぞ!」カサカサカサ

ブチャラティ「さらに第二撃がくる!皆ッ!構えろォーーーッ!」

 ドバヒューーーッ!!!


 「『銀の戦車』ッ!」

 シュパァッ!

ブチャラティ「!ッ・・・」カサカサカサ

アバッキオ「なッ・・・今のは・・・一瞬だが・・・『カジキ』だッ・・・鼻の先が剣のように尖ったカジキマグロを猛スピードで発射した・・・だが!それを『見切って霧払ったのか!』・・・アンタは!」カサカサカサ


 ドドドドドドドドドドドドドドドドド

ポルナレフ「フゥーッ・・・危なかったか?俺の『チャリオッツ』・・・光でさえも斬れるんだぜ」

 ドドドドドドドドドドドドドドドドド

ナランチャ「ジャン・ピエール・ポルポルル!」バン!

ジョルノ「・・・」ブウゥゥゥワァァァ~ッ

ポル「ジョルノか・・・お前が『矢』を得たか・・・だが、暴走しているらしいな。承太郎じゃあねーが、やれやれだぜってとこだな」

フーゴ「心強い助っ人・・・と、言いたいところですが、いくらあなたが光さえも斬るスタンド使いであろうとも、『レクイエム』の前では太刀打ちできないかと・・・」カサカサカサ

ポル「フーゴ、俺をなめちゃあいかんぜ。お前達の地元のセンパイのこの俺をよォ・・・いや、スタンド使いとしても先輩の俺をよ」スッ・・・

ブチャラティ「!・・・そ、それはッ!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ポル「再び使う日が来ようとはな・・・だが、シノゴノいってられる状況じゃあねーし、他に道はねー。全ての道はローマに通ずるとは言うがな、一本しか道がない時ってのもあるってことだ。俺は遠回りを選ぶがね」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

アバッキオ「お、おい・・・アンタ・・・なにをするだ?・・・・・・まさか・・・アンタも・・・」

ナランチャ「や、やめてくれッ!それはマズイんじゃあないのか!?状況がさらに悪くなるんじゃあ・・・」

ポル「お前ら・・・俺を『信じる』か?・・・俺は『信じる』ぜ・・・・・・『俺自身』を!」バッ!

フーゴ「やめろおおおおおおおおうばあああしゃああああああああああああああああ!」






            カ        ァ           ッ          !!!



 
                   ポル「『銀の戦車・・・・・・鎮魂歌』」




                 シルバーチャリオッツ    レクイエム






ナランチャ「か、かっこいいポル~」

ポルポルはフランスでパッシヨーネはイタリアじゃね?

>>457
ンッン~・・・・・・ンンンーッ!・・・・・・ひ、引っ越しとかあったんだよ・・・親の転勤で・・・

妹はフランスで殺されとるぞ?j・ガイルに

>>459
え、えーっと・・・こ、この世界では

・ポル&シェリー フランスで誕生→
・ポル&シェリー 親の転勤でイタリアに。親は芸術品の鑑定師とか贋作作家とかそんなん→
・ポル イタリアでブイブイ言わす→
・親の仕事の関係でフランスに帰国→
・シェリーの友人のイトコがJ・ガイル。シェリー、高校の修学旅行に行く間たまごっちの世話をJ・ガイルに任せる。ポルポルは信用ならんから→
・J・ガイル、シェリーのたまごっちを死なす。シェリー号泣。ポルJガイルゆるすまじ→

ってことで!今考えた。この話はここまでにしよう。ハイ!終わり終わり!それとも拾って帰るか?

>>462あぁ……なんか、余計なコト突っ込んで申し訳ないな………

なるほど、じゃあカメオはくちぱっちを具現化したのか

>>465
いやいや、むしろ今まで触れてなかったシェリーの安否を決められてホっとしてまっす。このスレでは誰も悲しい思いをしないようにしたい

>>466
ずきっちです!!!

フーゴ「シルバーチャリオッツ・・・レクイエム・・・だと?・・・」

ブチャラティ「ぽ、ポルナレフ・・・その『矢』は一体・・・」

ポル「『矢』は複数存在する。ジョルノが今持っている『矢』と私が持っている『矢』・・・他にもあるのだ・・・たまにリサイクルショップに流れてたりするから回収が大変でな・・・」

ミスタ「急に何年も経ったみたいな貫禄が・・・」

ナランチャ「で、でもポルポルル・・・アンタは・・・暴走しないのか?・・・」オソルオソル

ポル「ッフ・・・もしそうなったら、後は任せるぞ」

ナランチャ「ひえぇ~ッ」

ジョルノ「・・・」ブウウゥゥゥワ~~~ッ・・・

ポル「さて・・・ジョルノ・ジョバァーナ・・・・・・話し合いで解決する気はないか?できれば私もこのパワーは使いたくなくてな」

ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄・・・」ブウゥゥワァァァ~ッ

ポル「そうか・・・ならば・・・金と銀・・・鎮魂歌と鎮魂歌、勝負といこうか」バン

アバッキオ「あれがシルバーチャリオッツ・レクイエム!今までのチャリオッツとはまるで別のスタンドだ!」

ミスタ「剣もカッチュウもない・・・でもカッコイイ」

ポル「まずはスタンドのパワー対決ッ!」

 ドワオ!

ブチャラティ「っく!なんて衝撃波だッ!」

ミスタ「チャリオッツの方のレクイエムも見た目以上に力強いぞ!ただ歩いてるだけのスタンドとはワケが違う!」

ジョルノ「・・・汝、我と並ぶか・・・」ブウゥワアアア~

ポル「ポールポルポル!語るに落ちたなジョルノ!」

ジョルノ「ぬ?」ブウウワァァァ~

ポル「我が『銀の戦車 鎮魂歌』はスタンドパラメータ的に見ると『パワー:E(超ニガテ)』だ。そんな俺の鎮魂歌と互角ということは・・・お前の鎮魂歌もその程度という訳だ」

ジョルノ「!!?!?!?!?!?」ピシャーーーン

ブチャラティ「ジョルノがショックをうけてめまいを!」

アバッキオ「なるほど、スタンドパワーで止めることができないから精神を揺さぶりにいったか。かなり動揺しているな」

ナランチャ「えーポルポルルのレクエイムかっこいいのにパワーEかぁ~ッ。それにしてもジョルノのレクイエムもたいしたことないんだな~」

ジョルノ「・・・・・・む・・・ムムム・・・・・・」ブルブル

ミスタ「?」

ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」ドワワン!

フーゴ「ま、まずい!暴走したジョルノが暴走した!止められないよ!」

 ゴゴゴゴゴゴ!ムウン

 ドドドドドドド!メメタァ!パウロォ~!メギャン!ヨロピクネー!

フーゴ「これは・・・なんだ・・・なにが起こっている!・・・まるで世界が揺れているようだ!」

アバッキオ「空が割れ・・・台地が裂ける・・・世界最後の日・・・・・・」

ミスタ「カッコつけてんじゃあねーよアバッキオ!こいつぁヤバイぜ!本格的にヤバイ!たとえGERがジョルノの蛮行を『ゼロ』に戻すとしても・・・世界が終わるってのはヤバイんじゃあねーか

ポル「・・・・・・やむをえん」スッ

ブチャラティ「ポルナレフ!なにをする気だ!」

ポル「上手くいけば俺の煽りでジョルノは再起不能になると思ったが・・・事態は悪化してしまった。こうなればやるべきことは一つ・・・最終奥義の封印を解き、世界を救うしかない」バン

フーゴ「最終奥義!?」ザン

ナランチャ「ゴジラ呼ぶの!?」ガン

アバッキオ「待て・・・封印していた?・・・それはつまり、それ相応の『リスク』があるんじゃあないのか?大丈夫なのか?・・・それって」

ポル「心配するな。ちょっとだけ魂を支配するだけだから」

アバッキオ「えっ」

ポル「『銀の戦車 鎮魂歌』・・・・・・封印されし最終奥義、今こそ再び扉を開き、天と地と人を救うため・・・・・・」スウゥゥ・・・

ミスタ「あのさ、レクイエムになるとアレか?ジョルノみたいな感じになっちまうのか?」

ブチャラティ「レクイエムになったことないからわからん。お前は?」

ミスタ「ああなるならなりたくないな」

ナランチャ「カッコイイポル~」

   ポル「覇ァ!!!」カッ


    ☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ミスタ「・・・なにも起きてませんが」

ブチャラティ「なに言ってんだよミスタ!あんなにカッコイイ最終奥義なんだからきっとすぐに効果が出るよ!出なかったら鉄の柵に突き刺してもらってもかまわないよ!」

ミスタ「?・・・ブチャラティ・・・なにを言って・・・・・・え」

アバッキオ「ん?」

ナランチャ「あ」

フーゴ「おい・・・」

ポル「これぞ鎮魂歌の真の力!魂と魂を入れ替える最終奥義!これこそが『第一回スタンドの使いやあらへんで!チキチキ!お前が俺で俺がお前で!ウワ!なんか身体の中から別のナニかがァ!大会!』」

フーゴ「なんでアンタはそのままなんだよ・・・」

ポル「フ・・・入れ替わるのがヤだからな」

フーゴ「フーゴすまんがお前の下半身を使わせてくれ。こいつにお茶を飲ませてやりたいんだがかまいませんな」ジーッ

ミスタ「わあぁーー!やめろ!やめてくれーッ!君はアバッキオだな!?アバッキオ!僕の身体でパンナコッ茶するなァ~~~ッ!」

ブチャラティ(ナランチャ)「ポルポルル!これいったいどうなってんだよ!俺がブチャラティの大人ァ~な身体になってるゥ~!」

ナランチャ(ミスタ)「ゲーッ、俺はナランチャのガキっぽい身体だァ~!・・・!?・・・お、おいナランチャ・・・お前・・・まだ生えて――」

ブランチャ「わー!ボラボラボラ!」

フーゴ(アバッキオ)「フーゴの身体でションベンすんのも悪くないな」ホッコリ

ミスタ(フーゴ)「うぅぅ・・・もう婿に行けない・・・・・・」グスン

ナラスタ「心配すんなフーゴ、シーラEなら受け入れてくれるって」

アバッキオ(ブチャラティ)「・・・(なんか髪型が違って落ちつかないな・・・ソワソワッ・・・そういえばこの頭の上のカリメロってどうなってるんだろう・・・ペラッ・・・!?!?!?!?)」ドキィ

フゴッキオ「ブチャラティ?俺の身体でヘンなことするなよ」

アバッキティ「い、いいや!いやいやいーや!俺はなぁんにも見ていない!なぁーんにも見ちゃいないぞぉ!」アタフタ

ナラスタ「っていうかよォー、ポルナレフッ。これが何になるってんだよォーッ。俺達の中身をシャッフルして意味あんのかァ」

ポル「フ・・・意味などない」

ナランタ「ピストルズ」チャキ

ポル「待って。落ちついて。見てみろ。暴走していたジョルノが落ちついていると思わないか?」


ジョルノ「とぉるるるる・・・あれ?僕はボスからの指令で新しいスマートフォンを買う行列に3日前から並んでて・・・わあああ!ここどこだァ~!?せっかく並んでたのにぃ~!」

フゴッキオ「どうなってるんだ?アレ・・・誰と入れ替わったんだ?」

ポル「彼自身は何の脅威もない男だ。正確に言うと・・・君達の元ボス、ディアボロの中に潜むもう一人のディアボロといったところだな」

ミスーゴ「そういえば聞いたことがある・・・ボスは二重人格であり、免許とかパスポートとるのがすげーめんどくさいと!」

ナラスタ「ボスのもう一人の人格をジョルノの中に入れたってわけか。それでジョルノは大人しく・・・じゃあジョルノは今どこに?」

ポル「ディアボロの中だよ。それも、ディアボロ本人と一緒だ。一つの身体にふたーりぶんッ。はんぶんっ。きみとふたりでルンルンッ♪」

フゴッキオ「どうした」

ブランチャ「でも『レクイエム』はジョルノの魂と一緒に移動したんだろ?じゃあ元ボスは今頃『レクイエム』の暴走の中心に・・・」

ポル「うん、まあいいんじゃないかな」

ディアボロ「ん・・・なんだか肩が重いなァ」コリコリ

ジョルノ(・・・?・・・・・・かの地は・・・?・・・何故に我が魂が地上人の肉体の檻に・・・)

GER『ドウヤラ、銀ノ鎮魂歌ニヨル精神操作カ。我々ハ全ク別ノ人間ノ身体ニ入ッタヨウダ。シカシ、状況ハ良クナイ。私ノパワーガ『歯止メガ効カナイ』。スタンドパワーガ暴走シテイル。パワーガ『周囲ニ散ル』』


 ブロロォ~ッ

上院議員「あ!運転してたら道路に突然アヒルの親子が!あぶなーい!」キキーッ

ディアボロ「え・・・?」

 ドッゴォ~~~ッ!

野次馬「わー!事故だ事故だァー!」ワイワイ

野次馬「歩道を歩いてた人間に突っ込んだぞー!動画に撮ってネットにアゲようぜェー!」ドヤドヤ

上院議員「や、やっべェ~。人轢いちったァ~ッ。そんな心配はノーセンキュー!なぜって?私はウィルソン・フィリップス上院議員!エライ政治家になれば犯罪しちゃっても心配無用!捕まっちゃっても金さえ積めばすぐ釈放!ウラ金なんてザッブザブ!上院議員になれば全てがバラ色!さあ!来期もウィルソン・フィリップスに清き一票を!」

野次馬「わー!上院議員ー!」ヤヤァ!

野次馬「さすがは上院議員だぜー!」ピピィ!

ディアボロ「・・・うぅ・・・・・・ここは・・・」パチリ

ナース「あ、気がついちゃいましたか?あなた、事故に巻き込まれて病院に運ばれたんですよ。もう治療は終わりましたが」

ディアボロ「病院だと・・・まずいな、娘が心配してるだろうな。ケータイに着信たくさん来てないか?」

医者「目が覚めたかい?ケガを治療したついでといってはなんだが、君、盲腸だよ。今すぐ手術しよう」

ディアボロ「え・・・?」

医者「ではすぐオペを行う。関係のないものは出ていってくれ!」

ナース「せ、先生!麻酔は!?」

医者「そんなものは必要ないわー!」ザクザクザクザク

ディアボロ「わああちゃあああああああ!」ドクドクドク・・・


 ・・・・・・

ディアボロ「ッハ!・・・こ、ここは・・・病院の待ちあい室・・・・・・たしかさっきまでモウチョーだとかのしゅじゅちゅを・・・い、意識がトんでたのか・・・」

じょりん「わーい、こっちだぞえふえふー」タタタ

えふえふ「まてまてー」タタタ

仗助「イヤァ~・・・焦ったぜェ・・・外でプールしてたら急にエルメェスがクラクラしだしたもんだからよォー・・・ネッチュウショーかと思って病院に飛んできたが、まさか眠かっただけとはよォー」

えるめぇす「ちょっとウトウトしただけなのにスグびょーいんにかけこむなんて・・・ジョースケはカホゴすぎだ!し、しかもだっこして・・・ハズカシイだろ///」

じょりん「えふえふ!さっきバイテンでかってもらったライトセーバーのおもちゃであそぼうぜ!ぶぅーんぶぅーん」

えふえふ「いいだろう、おまえのパパはじょうたろうだ」

じょりん「ノォォォォォ!」ワーン

えふえふ「ワハハ!どうようしたな!いくぞぶぅーん!ぶぅーん!」

 ドン

ディアボロ「痛っ」

えふえふ「あ、ごめんなさい」

 ドクドクドク・・・

ディアボロ「・・・!?・・・しゅ、しゅじゅちゅの傷口が開いて・・・血が・・・」ドバドバドバ

えふえふ「っ!」ギョ

じょりん「わっ!グロイ!」

えるめぇす「」バタンキュ~

仗助「エルメェスゥゥゥ!テメェ!キモイもん見せてんじゃあねーこのドチンポ野郎がァーッ!」ドゴォ

ディアボロ「ドッフェ!」ドバババー

ジョルノ(なんだこの男は・・・先刻から非道な目に合ってばかり・・・なんとも・・・哀しき男・・・ラノベ主人公も真っ青な不運っぷり。歩けば棒に当たる男・・・奴の名はディアボロ・・・)

ジョルノ(・・・・・・これが人間・・・これが『生きる』ということ・・・人生とは・・・痛みに耐え、それでもなお、歩くというもの・・・・・・そうか・・・ああ・・・わかったぞ・・・こんなにも簡単なことだったのか・・・)

ジョルノ(『レクイエム』になれば知り得ないことだった・・・人間は弱くも、美しいもの・・・命は宝・・・我は・・・・・・僕は・・・人間でありたい・・・『人間として生きたい』・・・)

ジョルノ(僕は『レクイエム』をつかさどるモノになどなる資格はない・・・人間として、自分の人生を歩きたい・・・この男を間近で見て・・・そう思うようになった・・・)


ディアボロ「」ドクドクドク・・・

医者「すぐに再手術だ!開いた傷口を閉じるぞ!」

ナース「先生!麻酔は!?」

医者「そんなものは必要ないわー!どうせ意識などありゃあせん!」

ジョルノ(この男は・・・ディアボロは・・・僕に『生きる目的』を与えてくれた・・・・・・ありがとう・・・ディアボロ・・・)

GER『ジョルノ・ジョバァーナ。君ハ、『レクイエム』ニ染マルコトヲ拒ムノカ。ソレモマタ、人生』

ジョルノ(・・・ゴールドエクスペリエンス・・・レクイエム・・・君は・・・)

GER『よきかな』サァァーーー・・・

ジョルノ(・・・・・・風が変わった・・・黄金の風・・・)


           バン!
 【ディアボロ 不運の連続で再起不能(リタイア)】

今回はここまでで。レクイエムネタならディアボロ絡ませなきゃと思ったけどこのSSじゃディアボロはGERくらってないからややこしくて仕方なかった
銀レクイエムでジョルノの魂(GERごと)を他者に移すことで、スタンドパワーが暴走して自然に収まるだろってことでやってみたら、ディアボロの生きざまを見てジョルノ自身が改心したってことで一つ
あと銀レクイエムは個人的にすごくすきなのでパワーEなのにカッコイイ感じにしたかった

ネタ募集まだまだしてるのでくだしゃす!しゃす!



じょりん「あつい!」ザン!

えるめぇす「クーラーいれないのォ?・・・こんなにあっついのにぃ・・・」グデー

じょりん「かーちゃんが『せつやくせつやくぅ!』っつって・・・いちにち3じかんいじょうはつかえないんだ・・・いまつかうとよるにつかえないから・・・」ジワジワ

えるめぇす「・・・じょりん、それはちがうぞ。いまのゴジセイ、あついのにクーラーをいれないのはハッキリいってヤバイ。ネッチュウショーになってからじゃあおそいんだ。そうやってヤセガマンするからからだによくないんだぞ。それにエアコンもつねにシンカしている。テレビのでんきだいよりもクーラーのでんきだいのほうがやすかったりするんだ。さいしんかでんをあなどっちゃあダメだぜ」ジワジワ

じょりん「むつかしいこというね」ジワジワ

仗助「アイス食べたいひとー」ガラ

じょりん「はいはいはいはいはい!」グア!

えるめぇす「たべたいです!たべたいです!」グア!

仗助「チョコとバニラとあずきと練乳入ってるかき氷みてーなのがあるけどどれがいい?」

じょりん「チョコ!」

えるめぇす「あずきィ!」

仗助「FFは?」

えふえふゥ「」グニァ~ッ

仗助「なにィー!?FFが解けてる!おいッ!ヤバイぞオイッ!」

じょりん「オラフみたい!アナゆきの!」

仗助「とりあえず水張ったオケに入れて応急処置はしたが・・・」

えふえふ「フォァ・・・」デロデロォ~

仗助「これでオッケーかな?」

じょりん「えふえふもたいへんだなァ。なつはシュラバだな」

えるめぇす「あ、みろ。ドロドロのえふえふがしゅうごうしていく」

 デロデロデロ~ッ

 グニュグニュグニュ

じょりん「ぐにゅぐにゅしてる。なんかへんしんしてるみたい」

 グニゥ~~~ッ・・・


エフエフ「・・・」キッ


じょりん「わ・・・するどいめつき」

えるめぇす「な、なんだかいままでのえふえふとはちがうみたい」

エフエフ「・・・ニンゲン・・・・・・」ギロ

仗助「!・・・おい・・・様子が変だぞ。こいつは・・・俺達の知ってるFFとは『違うッ!』」


 ザバァーッ

じょりん「みずからあがったぞ!」


エフエフ「・・・」スッポンポン

えるめぇす「わー!///なんでハダカになってんだよ!///」

じょりん「ジョースケみるなおらぁ!」ボギャ!

仗助「ぐはぁ!」バギャァー

エフエフ「・・・」トリアエズフクキタ

えるめぇす「えふえふのふくはいままで、じぶんのからだをへんかさせてたものだった。だからえふえふがトケたときにふくもいっしょにトケたのか・・・」

じょりん「えふえふ、だいじょうぶ?しんどくない?ねむい?」

エフエフ「ダイジョウブです」キッ

じょりん「わ」

えるめぇす「なんだかクールでカッコイイ・・・」

仗助「おい、お前は本当にFFか?俺達が知ってるFFとズイブン違うみて~だが?」

エフエフ「フーファイターズ、わたしをよぶならそうよんでください」キリッ

仗助「間違いねー、FFだ」

じょりん「でもなんだかべつじんみたいだ。きゅうにおとなになったみたい。ちょっとカッコイイかも」

エフエフ「おなかがすきました。チューペットがたべたいのですがかまいませんか」キッ

じょりん「わ、こどもっぽい」

えるめぇす「なにがあったんだえふえふ、ちゃんとしっかりこっきりせつめいしてくれよ」

エフエフ「・・・・・・」ギッ

えるめぇす「っ・・・な、なんだよ・・・こ、こわいカオしたってこわくないぞ」

エフエフ「・・・・・・」ジーッ

えるめぇす「ううっ・・・」タジリ

エフエフ「チューペットたべてからでいいですか」キリッ

えるめぇす「び、びびってねーし!」

エフエフ「・・・」チューチューキリッ

仗助「両手で持って一所懸命チューチュー吸ってる・・・このFFは目つき悪くておっかないかと思ったがそうでもないな」

エフエフ「おいしかったです」キッ

じょりん「なあえふえふ、いったいなにがあったんだ?さいしょにであったときはオンナのコだったのにつぎにあったときはオトコのコだったみたいなかわりばえだぞ」

エフエフ「わたしはフーファイターズ。なにもおかしいことはない」キリッ

じょりん「どうみてもおかしいだろ!だまされねーぞ!はっ!スタンドこうげき!?」

えるめぇす「!・・・まってくれ。えふえふは『DISC』によってたんじょうしたそんざい・・・だったはず。このヘンカはもしかしたら『DISC』になにかもんだいがあったんじゃあないのか?」

仗助「DISCに?・・・しかしそんなもんどうやって治せば・・・」

じょりん「こういうときにタウンページがべんりなんです」ドサッ

仗助「
じょりん「え~っと、ウエザワさんチのばんごうは~ッと・・・」ペラペラペラ・・・

じょりん「むつかしい!ジョースケよんで!」

仗助「

エフエフ「・・・」チューチューキリッ

仗助「両手で持って一所懸命チューチュー吸ってる・・・このFFは目つき悪くておっかないかと思ったがそうでもないな」

エフエフ「おいしかったです」キッ

じょりん「なあえふえふ、いったいなにがあったんだ?さいしょにであったときはオンナのコだったのにつぎにあったときはオトコのコだったみたいなかわりばえだぞ」

エフエフ「わたしはフーファイターズ。なにもおかしいことはない」キリッ

じょりん「どうみてもおかしいだろ!だまされねーぞ!はっ!スタンドこうげき!?」

えるめぇす「!・・・まってくれ。えふえふは『DISC』によってたんじょうしたそんざい・・・だったはず。このヘンカはもしかしたら『DISC』になにかもんだいがあったんじゃあないのか?」

仗助「DISCに?・・・しかしそんなもんどうやって治せば・・・」

じょりん「こういうときにタウンページがべんりなんです」ドサッ

仗助「そうか!上澤さん家にいるプッチ神父がDISCの大元だったな!」

じょりん「え~っと、ウエザワさんチのばんごうは~ッと・・・」ペラペラペラ・・・

じょりん「むつかしい!ジョースケよんで!」

仗助「えーっと、0120の~っと」ピポパポパ

DIO【留守電・・・このDIOが生まれた時代には無かった・・・もし、このDIOの記憶に声を残したいというのならピーっと鳴った後に伝言を――】

<DIOサマー!ツギDIOサマノバンデスヨー!ドローフォーニマイブンタマッテマスヨー

DIO【ヌッ!まずい!UNOをしている途中だから長くはピーーーーーー】

仗助「ダメだ留守だ」ガチャ

仗助「おそらくだが・・・FFが溶けてしまった時、DISCも一緒に溶けたんだ。全部完璧に溶けたわけじゃあねーみてーだが、そのせいで記憶だとか人格だとかが一旦リセットされちまったんだろう」

じょりん「えっ!そーゆーもんなの!?」

仗助「そこんとこだが・・・俺にもよくわからねー」

えるめぇす「じゃ、じゃあまえのえふえふは・・・」

エフエフ「?」キッ

仗助「・・・完全に消えちまったと思いこむのは早えーぜ。DISCの大元、プッチに言えばなんとかなるかもしれねー。俺のクレイジーDじゃあ土俵の外だ」

じょりん「プッチがるすからかえってくるまではこのままクールえふえふのままなの?」

仗助「他に手はねー。仕方ない」

エフエフ「なんだかよくわかりませんが、わたしはかんげいされたそんざいではないのですね」キリショボン

えるめぇす「!そ、そういうわけじゃあない!アンタはいままでのアンタとちがうからちょっととまどっただけで・・・」アタフタ

じょりん「だいじょうぶだよえふえふ!えふえふはなにがあってもえふえふだよ!」

エフエフ「・・・みなさん」ギロッ

じょりん「わっ、こわい」

エフエフ「・・・」ショボンキリッ

仗助「FF、ちょいと出だしはくじけかけたが・・・今まで通り仲良くしようじゃあねーか。徐倫、エルメェス、お前らもFFと仲良くできるな?」

じょりん「あたりまえ!」ドン

えるめぇす「とうぜん!」ドン

仗助「っつゥー感じだFF。俺からもひとつ、仲良くしてやってくれよ。もちろん俺もな」

エフエフ「はい。こちらこそ・・・あらためまして――」


エフエフ「よろしくおねがいもうしあげます」ペコオォーッキリッ

ネタください!唐突にテコ入れしてみたけどネタください!よろしくおねがいもうしあげます!

 ズキュゥン

エフエフ「・・・?」キョトン

仗助「・・・やはり無駄だ・・・俺のスタンド、『クレイジーダイヤモンド』ならば料理を原材料にまで復元さえできるが・・・これはできない。DISCのデータを復元することが・・・」

じょりん「やくたらず!」

仗助「しかし妙だ・・・FFが暑いあまりに溶けてしまったがゆえにDISCのデータが飛んだだけのハズ・・・完全に消滅したんじゃあない。ならば残ったデータの破片から復元することは可能なハズ・・・なのになぜ・・・」

じょりん「なぞをときあかさなくっちゃあならないな。だがそのまえに・・・ダイジなはなしがあるんじゃあないのか?ええ?ジョースケさんよ」

仗助「?」

じょりん「『アイス』だよッ!さっきアンタがもってきてくれた『アイスキャンデー』がでろでろにとけちゃってるんだよォ~ン!」ワーン

仗助「アッ!・・・しまった。FFが溶けてるサワギですっかりほったらかしにしちまってた・・・うえェ~、ベトベトになっちまってるゥ~」デロ~

じょりん「せっかくのアイスが・・・」グスン

エフエフ「ごめんなさいです。わたしのせいで」ドゲザ~ッ

仗助「お前のせいじゃあねーさ。スマンな子供達、アイスはガマンしてくれ」

じょりん「えぇ~・・・」

仗助「俺は上澤さん家に向かう。留守だってんなら押しかけて聞きだすまでだ。出かけてるなら行き先のヒントもあるだろうしな」

じょりん「アイスもかってきてよ」

仗助「ワリーな。コンビニは今日は休業だそうだ。じゃ、大人しくしてろよ。あんまり外で歩くんじゃあねーぞ。FFにとっては右も左もわかんねー世界なんだからな。文字通り」ガチャ

じょりん「ちぇ~ッ・・・せっかくのアイスがァ~」ショボン

えるめぇす「そうだ!だったらアイスキャンデーを『つくろう』!」バン

じょりん「なにィ~?つくるゥ~?」ミミニテヲアテ~

えるめぇす「まえにおねえちゃんといっしょにつくったことがあるんだ。すっごくアメーのをな!トッピングやあじつけもじゆうじざい!じぶんだけのオリジナルアイスがつくれちまうんだ!」

じょりん「!チョコだけでできたアイスもつくれるの!?」

えるめぇす「ああ【OK】」

じょりん「すっごくオイシイのができるんだな!?」

えるめぇす「ああ【ほしょう】」

じょりん「だが・・・『だが』!・・・できるのか?・・・アタシたちはまだこどもだぞ。あ、ちがう。アタシだけおとなね」

えるめぇす「できるさ!3にんいっしょならなんだって!」

エフエフ「・・・3にん・・・わたしもふくめているのですか?」

えるめぇす「あたりまえだろ」ニコッ

 ―一方その頃は舞台は変わって海水浴場!

DIO「RRRRR・・・・・・実に心地がいい・・・アァ・・・これが太陽の光・・・・・・100年ぶりの日光だ・・・人間だったころはここまで素晴らしいものだとは気付きもしなかった・・・」

プッチ「大切なものというのは、失って初めて気づくというからね。しかしDIO、大丈夫なのかい?日焼けクリームを5重に塗ってはいるが、日光を浴びてる君のその肌・・・沸騰しているぞ」

DIO「う~んあと5分だけ」ジリジリ

プッチ「フフフ・・・これが吸血鬼だなんて誰が信じるさ」

ウェザー「・・・・・・おい」

プッチ「おや、どうしたウェザー。そんなところで突っ立って。怖い顔してるな。疲れたのか?なんだか私達を軽蔑した目で見降ろしてるように見えるぞ」

ウェザー「聞いてもいいか。・・・・・・なぜだ。なぜお前達二人は日光浴をしているというのに、足の上に足をおいてるんだ。お前の足の上に、なぜDIOが足をのせている・・・暑いだろ・・・汗が混ざってキモチワルくならないのか?・・・そっちのシュミがあるというのなら何も言わないが・・・」

プッチ「フ・・・お前も友達ができればわかるぞウェザー。友達というのはこうやって身体を重ね合わせるのが普通なんだ」

ウェザー「・・・・・・浅瀬に行く。お前達はついてくるなよ」クルッ

プッチ「ペルラに貝殻でも拾って帰ってやるのかい?」

ウェザー「う、うるせぃ!///」

ヌケサク「わーい、DIOさまできましたよー!見てくださいホラ!砂で作ったDIO様の館ー!」バーン

DIO「なにぃ?ホゥ、上手く作ってあるな」ムクリ

テレンス「いかがですかこの力作。我々が協力すればこんなものを作り上げるのも造作もないこと。ほら、ちゃぁんと扉も開きます。通路の落とし穴も完全再現。ペットショップも付属してあります」

DIO「うわすっげ」

ヴァニラ「うおおおおああああああああ!カニだ!カニが俺の脚を挟みやがってこのド畜生がァーーー!このっ!このっ!」ゲスゲスゲス!

ヌケサク「わー!やめてくれヴァニラ!カニはもうあっちに行ったって!連続蹴りで砂のDIO様の館を壊さないでー!」

 ザザ~ン・・・

ウェザー「・・・潮の香りが鼻を指す・・・潮風が気持ちいいな・・・・・・久々に解放感を味わっている気分だ。耳を澄ますとさざ波の音が――」

 <ワーワー!ドドンガドン!ヒャッホー!ザ・ワールド!

ウェザー「・・・遠巻きにあいつらのやかましい声が聞こえてくる。雲で耳栓をつくておこうかな」

ウェザー「さて、貝殻ひろいをはじめよう。キレイで傷がついてない貝殻を探すのはなかなか骨がおれるぞ」

ウェザー「おおっ、ヤドカリのドリルみたいな貝殻だ!あっ!こっちにはパルシェンみたいな二枚貝!おおっ!こっちのはうずまきだぁ!」

 ザバァーッ

ウェザー「!ひ、人影・・・何者だ!」バッ

承太郎「・・・」シュコー・・・ハァァー・・・

ウェザー「・・・あ、あわわ・・・全身真っ赤な海坊主だ・・・ジャパニーズレジェンドで聞いたことがある・・・」ガタガタ

承太郎「落ちつきな。俺は人間だ」ペラッ

ウェザー「!じょ、承太郎!どれはヒトデか!全身にヒトデがくっついているのか!レディーガガみたいに!」

承太郎「ガガもシュノーケルは付けていなかったろう」スポッ

ウェザー「だがなぜ貴様がここに?」

承太郎「今は夏だぜ。人間が海に遊びに行くのに不思議なところがあるか?ましてや俺はこう見えても海洋冒険者・・・宇宙の海は俺の海だ」

ウェザー「くそっ、こいつもメンドくさいタイプか」

承太郎「よう」ビチャビチャ

DIO「おお、承太郎か。フフハハハハなんだその梅図かずおカラーの全身水着は。筋骨隆々すぎてヤバいぞ」

承太郎「ちょいと海の調査にな。先日知ったんだが、地球にはかつて巨大なワニのような恐竜がいたらしい。名を、モササウルス・・・すごくかっこいいのだ」

DIO「それを探していたと?」

承太郎「化石くらいなら見つけられると思ったんだがな・・・やれやれだぜ。DIO、テメーなら知っているんじゃあないのか?ずっと昔の人間なんだろう、テメーは」

DIO「人をバケモノよばわりするな。せいぜい100年前までよ。このDIOが生まれた時代には恐竜はいなかった」

承太郎「やれやれ、役にたたんな」

ヴァニラ「貴様ッ!DIO様にむかって!」バッ

承太郎「これをやる。海女さんからもらったワカメアイスだ。髪の毛が伸びるらしいぞ」

ヴァニラ「有り難く頂戴致します」シュタッ

DIO「WRRRYYY!やめろッ!承太郎きさま!私の部下を懐柔するんじゃあない!貴様もJOJOもッ!ジョースター家はいつだってそうだ!俺の大切なものをぶちこわす!」

承太郎「やれやれ・・・DIO、まだわからねーか?お前・・・普段からそいつらを大事にしているのか?そんなだから簡単にモノでつられるんだぜ」

DIO「大事にするだと?笑ー止!このDIOは支配者だ!こいつらはとるにたらぬ人間にすぎない!そんなやつらを大事になどする道理があるものか!晩御飯は皆揃うまで待ってから食べるし、お風呂は日替わりで組みを変えて一緒に入り、寝る時は座敷に布団敷いて雑魚寝だ!」

ヌケサク「そうだそうだ!DIOさまは俺たちをなぁーんとも思っちゃいないっていうタテマエなんだぃ!面白いマンガいっぱい貸してくれるし、梅干しのタネの中のヤツを割って食べさせてくれるんだ!」

ケニーG「コンポの配線とか全部やってくれるし、チューニングまで。アニソン三昧の時は録画してくれてたし」

テレンス「格闘ゲームはもちろん、パーティーゲームも一緒になって遊んでくれるのだ。DIO様はだいたいゲベだがね」

DIO「テレンス!それは言っちゃあいけないって言っただろう!」

テレンス「この前なんてヴァニラとプッチと私で大乱闘でボコボコにしたらコントローラー投げて部屋にこもりっきりになっちゃったりして」

DIO「WWRRRYYYYY!シーッ!シーッ!」

ヴァニラ「あの事件のせいでしばらく私はアイスを食べられなかった・・・アイスの管理はDIO様がなさっているから」シュン

承太郎「フ・・・DIO、テメーもなかなか家族してるじゃあねーか。丸くなったもんだぜ」

プッチ「それは成長しているともいえるぞ空条承太郎。多くの人間と時間を共にすることで人間は成長するのだ。吸血鬼だとて一緒さ。なんとDIO、先週とうとうギョーザを食べることに成功したんだ」

DIO「ドヤサァ」

承太郎「なんだって・・・ニンニクたっぷりのギョーザを?・・・」ゴクリ

DIO「とるにたらぬ人間どもを支配する日も近いな」ウーリリリリリリ♪

ヌケサク「でもDIOさま、毎朝鏡にむかって嘆いてますよね。カオがみえねーぞッ!って」

プッチ「成長できてないな」

DIO「仕方ないだろう!吸血鬼は鏡に写らないのだ!まつげのセットもできやしない!ええいそんなことはどうでもよいわー!承太郎!貴様の意見を聞こう!」

承太郎「俺ぇ」

DIO「貴様なにをしてるだー。我々と一緒に日光浴か?WWRRRRYYYY。それはそれは、さみしかったのなら素直に言えばいいだろうに。最初からそう言えばうきわとバナナボートを用意してやったものを」

承太郎「いや、仕事だ」

DIO「ありゃ」

承太郎「お前らが海で楽しく遊んでる中、仕事だ」

DIO「うう」

承太郎「貴様らが夏を満喫してウハウハザブーンなところのすぐそばで汗水たらしながら一所懸命がんばって、仕事だ」

DIO「やはり日本人・・・働きすぎでしかないな」

プッチ「ところで承太郎、君・・・最近お子さんとあってないのかい?この前グチをこぼしていたよ」

承太郎「おいどういうことだ返答次第では顔面陥没じゃあすまねーぜ」グイィ

プッチ「お、落ちつけ!・・・私達は御近所さんだからな・・・朝のラジオ体操で毎日顔を合わせてる。徐倫達とは仲良くさせてもらってるよ。一緒にケイドロしたりしてるし」

承太郎「貴様・・・」グググ

プッチ「彼女言っていたぞ。パパは仕事仕事仕事・・・日本人は働きすぎだ。全然遊んでもらえないってね」

承太郎「っ・・・」

プッチ「言いづらいが・・・君はあまりイイ父親とは思われていないようだ。キライとは言っていないが・・・尊敬の念がない。いっつもポルポルと遊んでると思っているぞ、彼女は」

承太郎「冗談じゃない。俺はポルナレフのように毎日ヒマしてるわけじゃあない。父親の仕事姿を見れば、徐倫も考えが変わると思うか?・・・呼ぶか、ここへ」サッ

テレンス「あっ、ipadだ」

承太郎「仗助の家へ電話をする。徐倫にここへきてもらい、俺の仕事っぷりを見せてやる」


 ――東方家

 トォルルルルルルル♪ トォルルルルルル♪

じょりん「なんじゃい!あさっぱらからうるさい!」

えるめぇす「れ?このいえのでんわあんなおとだったかな?」

エフエフ「はいもしもし、ヒガシカタですが」ガチャ

承太郎【!?誰だお前は!】

エフエフ「ひとのいえにでんわしといてダレだはないでしょう。おこりますよ」

じょりん「かして、えふえふ」

エフエフ「おそらくサギです。おきをつけて」

じょりん「じゅわきもってもしもぉ~し?」

承太郎【オラオラオラオラ!】

じょりん「これはオラオラさぎだ!」バン

エフエフ「やはり」ガチャ

じょりん「あっ、なにすんのえふえふ。じゅわきおくとこのボタンおしたらでんわきれちゃうってば」

エフエフ「さぎはそうきゅうにたいおうしなければならない。やつらはウジむしのようにたかってきて、ひとのふところからおかねをむしっていくゲスどもです。ズにのらせずにおいはらうのがベスト」

じょりん「なんかあったの?」

そういやオラオラ詐欺しないといけないんだったなw
初代スレだっけ?最近読み返していた

>>510
読み返すとアラや矛盾がどんどん出てくるだろうからカンベンしてください(今更

 トォルルルルルルン♪

エフエフ「さいど」

じょりん「だいじょうぶえふえふ、アタシにまかせな。かってにきるなよ」ガチャ

承太郎【オラオラオラ・・・】

じょりん「こころなしかげんきがないけどオラオラさぎだ!」

承太郎【徐倫・・・なぜ切るんだ・・・パパは泣いたぞ】

じょりん「こっちもいろいろあってな」ルドルフ&イッパイアッテナ

えるめぇす「ジョータローからでんわ?めずらしいな。クイズにでもでてんのかな?」

じょりん「なにかごよう?」

承太郎【・・・いや、最近かまってやれてなかったからな・・・お前がさみしがってるかと思ってな】

じょりん「さ、さみしがるわきゃねーよ

え?イッパイアッテナって名前なのかい?

 トォルルルルルルン♪

エフエフ「さいど」

じょりん「だいじょうぶえふえふ、アタシにまかせな。かってにきるなよ」ガチャ

承太郎【オラオラオラ・・・】

じょりん「こころなしかげんきがないけどオラオラさぎだ!」

承太郎【徐倫・・・なぜ切るんだ・・・パパは泣いたぞ】

じょりん「こっちもいろいろあってな」ルドルフ&イッパイアッテナ

えるめぇす「ジョータローからでんわ?めずらしいな。クイズにでもでてんのかな?」

じょりん「スピーカーモードにチェンジ!なにかごよう?」ピ

承太郎【・・・いや、最近かまってやれてなかったからな・・・お前がさみしがってるかと思ってな】

じょりん「さ、さみしがるわきゃねーよ!こどもじゃああるまじろ!アタシにはともだちがいっぱいいるしジョースケもいるからヘイキだもん!」

承太郎【仗助は俺を怒らせた】

エフエフ「ようけんはなんだ。しょうじきにはなせ。このサギしめ」

えるめぇす「えふえふこわいよ」

承太郎【徐倫・・・俺の仕事ぷりを見に来ないか?父親が仕事をする姿というものは貴重だぞ。パパがお前のどれだけ頑張っているか・・・見てくれないか】

じょりん「うっ・・・じぶんでいうとちょっとサムいぞ」

えるめぇす「ジョータローのしごとってどんなことしてるの?」

承太郎【今は海水浴場にいる】

じょりん「あそんでんじゃん」

承太郎【違う。海に入ってヒトデやクジラやイルカを間近で観察してるんだ】

じょりん「あーずるいずるい!はたらいてるなんてウソついてじぶんだけイルカさんやクジラさんとあそんでるんだ!ずるいずるいずるい!」キーッ!

承太郎【違う違う、そうじゃ・・・そうじゃな――】プチッ

じょりん「フン!しごとしてるなんてウソっぱちモンゴルはっぴゃくだ!うみにあそびにいってるもんだからじまんしたかったんだな!チェッ!チェッ!くやしいなぁ!」プンプン

えるめぇす「あそびにいってるのをじぶんのこどもにでんわでジマンするなんて、たいしたちちおやだな」

>>513

「ルドルフとイッパイアッテナ」っていう絵本があってな

>>515
それのネタのつもりだったんたけど

>>516
すまんかったな。映画化するって話あってな

承太郎「・・・」ツー ツー ツー

プッチ「プッチりと切られたか」

ヌケサク「ギャーハハハハ!大した大黒柱だなァ!」ケタケタケタ

承太郎「野郎っ」ズアッ

DIO「やめておけ承太郎。そこで手をだせばますますミジメになるぞ。フフ・・・だが、貴様も自分の子供には手をやいているようだな」

承太郎「・・・・・・貴様、も?」

DIO「RYッ・・・しまった・・・いや、なんでもないぞ」

ジョナサン「DIOも子供達の世話には困りはててるんだ。承太郎、君と一緒なんだよ」

DIO「WWWRRRYYYYY!JOJOォ!ちょっと大人しくしてたと思ったらいきなり私の身体に現れるなァッ!」

承太郎「いつ見ても気味がわりーぜ。ジジイのおじいちゃん・・・DIOの顔のくせに妙にキラキラした紳士の顔になりやがるからよ」

ジョナサン「フフ、ほめたってジョースター家の財産しか出ないよ」

承太郎「それより御先祖様・・・DIOも子育てにてこずっているのか?」

ジョナサン「そうさ。DIOは何人も子供がいる。えーっと2、3、4・・・・・・5人だったかな?ちょっと数は覚えてないよ」

承太郎「DIO・・・出来ちゃったは一回で学習しろ」

DIO「やかましいっ!こっちにも色々あるのだ!人の人生に文句をたれるんじゃあないッ!」

ジョナサン「まあボディは僕のだから僕の子供でもあるんだけどね。ハハハ・・・人の身体でヤる子作りはどんな気分なんだいディオ?」ン~?

DIO「JOJOッ!貴様それでも紳士かッ!我々の父、ジョースター卿が嘆くぞ!」


ジョージ《難しく考えることはないJOJO・・・それはきっとまさしく、天国(ヘブン)状態ってやつだろう》ニコッ

ジョナサン「父さん・・・」グッ

DIO「RRRRYYYYYYYYYYY!空にうっすらと現れるなジョースター卿!」

じょりん「では!キをとりなおしてッ!アイスをつくろう!」バン

えるめぇす「アイスのつくりかたがかいてるほんをもってきた。いがいとたくさんある」ドサッ

じょりん「オオ!えるめぇすよめるのコレ?」

えるめぇす「え?」

じょりん「かんじいっぱいかいてるけどよめるのか?」

えるめぇす「・・・・・・フフフ」プイッ

じょりん「おいッ!ソッポむいてんじゃあねーぞッ!」コラ

エフエフ「インターネットでしらべれば、カンタンなつくりかたのじょうほうがでてきます。こちらでみたほうがはやいです」サッ

じょりん「オオ!エフエフすげー!」

えるめぇす「・・・や、やるじゃあねーか」

じょりん「かぁーちゃんがパソコンつかっちゃダメっていってたけどこのさいモンクいってるばあいじゃあねーしな。えーっと、アイスキャンデーのつくりかた・・・・・・って、どうやってしらべるの?」キョトン

えるめぇす「おとなたちがやってたほうほうはたしかこのでんたくみたいなとこをカタカターってれんだしてたな。・・・・・・アルファベットとすうじだらけだ。これどうやってつかうんだ?」

エフエフ「ローマじにゅうりょくでもじをうちこんで、ヤフーやグーグルでけんさくバーににゅうりょくすれば・・・このとおりいろんなけんさくけっかがでてきます」ジャーン

じょりん「オオ!えふえふすげー!せいかくがかわってあたまよくなったな!」

エフエフ「まえのわたしはアホだったのです?」
エフエフ「

えるめぇす「えーっと、かみコップってどこにあるー?」

じょりん「ココ!このひらきドのなかに!」バクン

えるめぇす「まずはこのかみコップにハチミツ、ヨーグルトをまぜたものをいれる」トロォー

じょりん「ウゲッ、アタシヨーグルトってキライなんだよなァ~ッ。しゅっぺぇったらないんだもんなァ~」

えるめぇす「ここにすきなものをながしこむと、そのアジのアイスができるんだそうだ。なにいれる?」

じょりん「チョコ!チョコパイ!パルム!」

えるめぇす「じゃ、アタシはイチゴジャムにしよう。オオ、てづくりのアイスつくってるってカンジでなんだかおんなのコっぽいぞ・・・ヘヘヘ」

じょりん「えふえふはなにをたたきこむ?」

エフエフ「れいぞうこのなかにこんなものが」スッ

じょりん「ワ!メロン!」

えるめぇす「すごいこうきゅうそう!まるでひかるメロンだぜ!」

エフエフ「これをいれるとぜったいにオイシイことうけあいです。かまいませんね?」

えるめぇす「いや、かってにたべるのはちょっと・・・」

じょりん「かまわん、いけ」ダラー

えるめぇす「じょりーんん!よくぼうにかんぜんはいぼくしているッ!ヨダレでてるヨダレ!」ア、ヨダレフキッ

えるめぇす「いっぱいつくったな。リンゴジャム、かんづめのパイナップル、コーヒーガム、がっつくようでわるいがチェリーも」

エフエフ「バナナやぶどうもれいぞうこにかくれていたのでいれました」

えるめぇす「で、うえからハチミツヨーグルトをもっかいぶちこんで、れいぞうこにぶちこむ。こおるまでまつんだとさ」

じょりん「どれくらいまつの?いちにちまてばカレーはおいしくなるってかーちゃんがいってたのをいまおもいだした」

えるめぇす「ちょっとこおったところで、ぼうをさすんだって。ホラ、アイスキャンディーってぼうあるだろ?アタリとかハズレとかのヤツ」

じょりん「こういうときにギアッチョのおっちゃんがべんりなんです」ピポパ

えるめぇす「やめろよじょりん。ちょっとムシあついときとか、ラーメンたべてあっついときにもよんでたじゃあないか。あんまりよびだしするのもわるいぞ」

じょりん「じゃあまつしかないか・・・」シュン

エフエフ「まっているあいだのヒマツブシはなににしましょう。アニメでもみます?クレヨンしんちゃんとかイイあじだしてますよ」スッ

じょりん「ぐっど」バン

えるめぇす「DVDではなくVHSなところがきにいった」バン


 ~パッポー パッポー~

じょりん「いやぁ~・・・おもしろかったなァ、あんこくタマタマ」シンミリ

えるめぇす「ギャグのペースがハンパないなやっぱ。オカマさんにんぐみのキャラがおもしろすぎる・・・」シンミリ

エフエフ「タマヨミぃぞくはじゃあくなちからでせかいをしはいするつもり~♪」タッタラター♪

えるめぇす「おっ!タマユラぞくんのダンス!ギャハハハハ!」

じょりん「パートにわけてカラダをへんしんさせんじゃあねーよえふえふ!ワーハハハハ!」


イギー「(・ω・)」トコトコ ガブ トコトコ

エフエフ「おや、イギーがなにかをくわえている」

じょりん「あっ!おいッ!それはアタシたちがつくったアイス・・・アッ!わすれてた!」

えるめぇす「イギーめっ!コーヒーあじガムあじのアイスだけをもっていきやがった!」

えるめぇす「ぼうをさすのはわすれちゃったけど、アイスはかんせいしたな」バン

じょりん「スプーンでザクザクしてたべるしかないな。しかし・・・けっこううまくできたんじゃあないのォ~?」

エフエフ「もうたべてもいいでしょうか。もうたべてもいいでしょうか」ウズウズ

えるめぇす「なんでにかいもいうんだよ」

エフエフ「へへっ、にかいめはこだまです」

えるめぇす「なんでテレるのさ」

じょりん「では!ゴチになります!」ガブリ

エフエフ「じっしょく!」ガブリ

えるめぇす「こんやのごちゅうもんはドッチ!」ガブリ

 シャクシャクシャクシャク・・・

えるめぇす「ウマイ!」

エフエフ「マズイ!」

じょりん「フツウ!」

えるめぇす「え、まずいの?えふえふなにたべたのさ」

エフエフ「なっとうあじの・・・」

えるめぇす「ゲッ!」

じょりん「アタシはチョコあじのやつだけど・・・ハチミツのあじがめだってヘンなかんじ・・・これならチョコをそのままたべるほうがまだオイシイ」

えるめぇす「ミもフタもねーな」

エフエフ「えるめぇすはなにを?」

えるめぇす「ん、コレ、メロンあじ」

じょりん「ずるいぞじぶんだけこうきゅうなヤツを!」ヤイノ!

エフエフ「それはわたしがつくったアイスです。ひとくち、いやふたくち、いっそもうカップごとください」

えるめぇす「だ、ダメだ!おまえらはジブンでえらんだのをくえ!」

じょりん「やるぞえふえふ!チームでアイスをだっしゅする!」バン

エフエフ「イエッサー」シャキィーン

えるめぇす「わー!やめろおまえらー!」

 ノックシテモシモォ~シ

仗助「・・・・・・いない」バン

仗助「上澤さん家にまでおしかけたのに誰もでてこねー。家族旅行か?あの人数が一度に外出なんてそーそーねーだろうし・・・」

康一「あ、仗助くーん」フリフリ

億泰「なんだ、仗助ん家に行くまでもなかったなァ」

仗助「あン?どしたお前ら。野郎二人でデートか?」

康一「ハッハハ、勘弁してよ仗助くん」

億泰「あぁ笑えるな。康一には美人のカノジョがいるのにな。削るぞ仗助」

康一「これから仗助くんの家に行こうと思ってたところなんだよ。せっかくの夏休みだしどっか行こうって誘いにね」

仗助「どっかってどこに。ちょっと暇つぶしにイスカンダルまで行くか?」

億泰「ばーか。目的地なんざ決めてねーよ。夏!太陽!青空!そして夏休みィーーーッ!この条件下でやることといえば、行ったこともないような所をアテもなく冒険するに決まってるだろーが!」

康一「僕もやることなくて暇だったんだ。行こうよ仗助くん」

仗助「っつってもなァ・・・徐倫達ほっとくわけにもいかねーし、ベビーシッター雇うほど財布が分厚い訳じゃあねーんだぜ俺ァ」

億泰「連れていきゃあいいじゃあねえか。どーせあいつら、今日も擦り切れるほど繰り返し見たアニメ見てんだろ。夏休みなのに家にこもってるなんざもったいないぜ」

仗助「・・・それはそーだが、しかし行くアテもないとこにあいつらを連れてくのは危険じゃ――」

億泰「麦わら帽子とウキワもあるぜ」ジャン

仗助「・・・でも――」

億泰「虫取りアミとカゴも」

仗助「行く」

じょりん「わーい!」チリンチリーン

えるめぇす「ぐれーとだーっしゅ!」チリンチリーン

エフエフ「まってくださいみなさん~」グギギギ・・・

康一「三人とも自転車乗って遠出でハシャいでるねェ~ッ。子供らしいといえば子供らしいッ」

仗助「っつゥーか康一、オメーのチャリすげーな。マウテンバイク?タイヤがゴツくてどんな道もヘッチャラって感じだな」

康一「そういう仗助くんはどうしてママチャリ?」

仗助「うるせーッ。パンクしててお袋のしか使えるのがなかったんだよッ」

億泰「わーはははは!お前ら遅いぞッ!この億泰様に追いつけるかなー!?」コギコギコギ

じょりん「まてこらダボヤスー!」コギコギコギ

えるめぇす「フフフ、あまくみたなオクヤス!アンタのサイフにはスデにッ!『シール』をはってある!これ、オクヤスのサイフね」スッ

えるめぇす「そしてシールをはがすと!いっきにオクヤスのところまでいどうだ!じてんしゃがういてるゥ~ッ!」ビューン

億泰「ダボがァーッ!」ボギャアー!

じょりん「ああっ!ダボヤスのポッケのなかのサイフとシールをはがしたサイフがしょうとつッ!サイフがばくれつさんらん!」

 シャワシャワシャワーーーッ・・・

じょりん「わぁー・・・キレイなかわですね」ヒンヤリ

仗助「杜王町のちょっと外れに出たところだが、こんなに綺麗な水が流れてるんだな。川の底が見えるぜ」

康一「めちゃくちゃ冷たいッ。こりゃスイカがあれば大正解だったなぁ~ッ」

億泰「人間の生活水が混じってない自然そのものの水・・・俺ァ人間ってやつがゆるせなくなってきたぜ。こんなにも綺麗な水が汚染されて、生物が住めない排水にされちまうなんてよ・・・」

じょりん「なにをカッコつけてんだ」ゲス

億泰「おわーッ!」バシャーン

えるめぇす「うっわ、ケられてガンメンからカワにつっこんでらぁ」ケラケラ

億泰「てめーッ!徐倫ンン~!」サバァーッ

じょりん「わーははは!」バシャバシャ

康一「億泰くんは徐倫ちゃん達のいい遊び相手だね。同年代の友達って大事だもんね。そういえばFFちゃんは?」

仗助「上流を見てみろ」

エフエフ「―――しあわ――せ――に――みんな――」シャワーッ・・・

仗助「水に浸って泣いてるぜ。川の中のプランクトンとお話ししてるんだと」

康一「あの子変わったけど変わってないね」

億泰「ビショビショだァ・・・」ビショビショ

えるめぇす「こんなにイイテンキなんだからすぐにかわくって」

億泰「あのなァーッ!誰のせいでこんなズブ濡れになったと思ってやがるッ!」

じょりん「あ!みろ!なぞのおみせをはっけん!」ビッ

億泰「聞きゃしねぇ!」

康一「わぁ・・・すごい。あれって駄菓子屋さんだよ。こんな古風なのがまだ残ってたなんて・・・」

エフエフ「ダガシヤ?・・・さんま?」

仗助「駄菓子っつーのはお菓子だお菓子ーッ。安いのがたくさん売ってるぜ。一個10円するかしないか、そんなんだらけだ」

エフエフ「かかくデストローイ」デデデ

じょりん「はいってみよう!はいってみよう!」グイグイ

仗助「わかったわかった。しっかし・・・ここ、まだ杜王町だよな?すっげード田舎っぽい風景だぜ・・・」

じょりん「おじゃまぱじゃまー!」ダッ

仗助「」ズデーッ

じょりん「わぁー・・・ふるクサイにおい」

えるめぇす「ほんとだ。にほんのふるーいたてもののニオイ」

億泰「でも俺キライじゃないぜこういうの」ニカッ

康一「億泰くんここでカッコつける意味がわかんないよ」

エンヤ「ぃラッシャぁい・・・・・・なににするかね?・・・」ヒッヒッヒッ

じょりん「ヘイ!おかみ!オススメのダガシはなにかある?」

エンヤ「もちろんこれじゃよ。ねるねるねるねは・・・ねればねるほど・・・・・・ウマイッ!」ジャースッティスー♪

えるめぇす「じっしゃばんだぁ」

康一「わー、見てこれ、ヤンヤンツケボーだ」ガラガラ

じょりん「なにそれ?イヤヨイヤヨ?」

康一「そういう意味のヤンヤンじゃないよ。これはね・・・あ、これくださいー」チャリン

康一「なかにスティック菓子と、チョコと、なんかカラフルな砂糖の粒が入ってるんだ」ベコココ

じょりん「!チョコがたっぷり!」

えるめぇす「なんかたべづらそうだな・・・」

康一「このスティックをチョコに浸して・・・」トロォ~

康一「砂糖の粒の中に絡めるんだ。チョコのおかげでひっつくんだよ」ザラザラーッ

えるめぇす「おお!なるほど!なんかすごくオイシそう!」

康一「三つの心を一つにして百万パワーの味さ」パクッ

じょりん「ください!ください・・・アタシにそれを・・・ひとつ・・・」グスッグス・・・

康一「泣いて頭下げないでよ。はい、皆で食べよ」

じょりん「いえーい」トロォ~ッ ザラザラ~ッ パクゥーッ

えるめぇす「オイシイけど、それよりなによりたべるまでがタノシイな!」バリバリ

康一「でもこれ、砂糖粒が底の方にくっついてとれなくってちょっともったいないんだよね~ッ。それに最後の方になるとチョコも砂糖も足りなくなりがちだし・・・」

えるめぇす「ほんとだ。もうチョコがない」

じょりん「ふへへ」ベトベト~

えるめぇす「あっ!じょりんテメー!チョコだけたっぷりくいやがったな!」

康一「スティックと砂糖粒だけ残ってるなんてどうしようもないよ・・・」

あれ最後指突っ込んで残ったチョコと砂糖ほじって舐めるよね
こないだ久しぶりに食べたらメチャクチャ甘かった

億泰「ばーちゃん、これ買うぜ」チャリーン

エフエフ「それは?」

億泰「ビックカツだぜ!男の中の男が食う駄菓子ィーッ!食いごたえがある貴重な栄養分だッ!」バリバリ

エフエフ「へぇー・・・」

億泰「うーん・・・今食うとそこまでボリューミーでもないな・・・子供には十分なのかもしれねーが・・・いや、美味いんだけどな・・・」バリバリ

仗助「おっ、ビックリマンチョコがあるぜ。ビックリマン2000」

康一「古ッ」

仗助「徐倫、FF、エルメェス、買ってやるからお前らも食ってみろ。このウエハースチョコはメチャメチャ美味いぞ」チャリリリリーン

じょりん「ゴチです!」ザクッ

じょりん「!ウマい!あっ!スゲーウマいッ!ああっ!これメッチャウマいぞ!」バリバリ

エフエフ「なかなかブアツいウエハースですね。たべごたえがあります」ザクザク

えるめぇす「いっこだけじゃあものたりないくらいだ。ボックスでくいたいなボックスでぇえ」ザクザク

仗助「おっとオメーら、そのウエハースが入ってた袋を捨てるなよ。見てみろ、その黒いトレーの上にシールがあるだろ?」

じょりん「?・・・なんだこりゃ」

えるめぇす「!!!シールだ!こ、これがあれか!ギョウカイでウワサのビックリマンシール!」キラキラ

康一「どんな業界」

仗助「これがビックリマンの醍醐味ぃーッ!ウエハースももちろんウマいが、ビックリマンといえばシール!これを奪いあって戦争が起きたことがあるほどだ!」

エフエフ「!?!?!?」ガタターン

康一「ウソだよFFちゃん。ヤバイものみたいに放り投げなくて大丈夫だよ」

億泰「どんなシールが出た?スーパーゼウス?聖天使タケル?バカラ軍曹とか?」

じょりん「なんかキレイなシール」キラキラ

仗助「おおっ!直郭公爵(ちょっかくこうしゃく)!サンバガラスだ!」ザワ

億泰「やるじゃねえか徐倫!そりゃレアだぞレアー!」ザワ

えるめぇす「アタシのもキラキラシールだぁ・・・うつくしい・・・」キラキラ

億泰「なにぃー!?エルメェスのは皇能鳥皇子(コウノートリオウジ)ッ!こいつもサンバガラスの一人!ノンストップジャスティス炸裂ッ!」

仗助「すげー!こいつら『引き』が強いぜっ!三羽ガラスを同時に引くなんて・・・!・・・まさか・・・FF!オメーのは!」

エフエフ「これでした」キラキラ

億泰「うわあああ!カラースキャナ黄帝(こうてい)-ッ!三羽ガラスが勢ぞろいだァーーーッ!」ドヒィーッ

仗助「す、すげえっ!こいつはすげえぜッ!キラシールを当てる確率は決して低くはないが、この三羽を一度に引き当てるなんてッ!お前ら!今度宝くじ買いにいくぞッ!」

じょりん「なんかオトコたちがさわいでるが・・・しょうじきなにがそんなにすごいのかわからん。ウエハースはウメエーッスだったけどな」

えるめぇす「アタシはだいまんぞくだよ。こんなキレイなシールがもらえるなんて・・・あ、じょりん、えふえふ、いらないんだったらちょうだい」

エフエフ「いいですよ」

じょりん「べつにいいよぉー」

えるめぇす「ぃやった!へへへ!キレイなシールがふえた~!」

康一「エルメェスちゃん、僕もウエハース食べたくて買ったけど、シール上げるよ。なんだか光ってるシールだし」

えるめぇす「おお!コーイチはイイやつだった!」キラキラ

億泰「うおわああああああ!康一それはァー!それは『カリスマデビル』!そ、そりゃあスゲーレアだぞッ!ウワサじゃあ数十万のプレミアのッ!」

康一「んな大げさな・・・たかが駄菓子のオマケシールがそんなにするわけないじゃない」

仗助「チッ・・・康一はわかってねーなー。ビックリマンシールだとか、ユウギオーカードだとかのレアな奴が超高価っていうのは男のロマンだろ」

康一「うーん・・・僕はわかんないなぁ・・・仗助くんと億泰くんはレアが出たの?」

仗助「俺のは『アガリ』だ」スッ

億泰「俺は『悪玉コレ捨てロール』」スッ

康一「一目でハズレだってわかるね」

エンヤ「まいどどォ~もォ~」ヒッヒッヒ

仗助「いやァ~、色々買ったなぁ。店の裏側で食べようぜ」

こういち
じょりん「

エンヤ「まいどどォ~もォ~」ヒッヒッヒ

仗助「いやァ~、色々買ったなぁ。店の裏側で食べようぜ」

康一「裏には川が流れてるんだ・・・なんだか風情があるね」

じょりん「ジョースケ!チョコけいのオカシ!チョコけいのオカシを!」グイグイ

仗助「はいはい、じゃこれ。チョコあ~んぱん」サッ

じょりん「ウメーウメー」モフモフ

えるめぇす「つぎからつぎへとくちにはこんでしまぅ~」モスモス

エフエフ「このチョコあ~んぱんというのはすいぶんをとられるのでワタシにはあいません。なにかミズっけのあるものをください」

仗助「じゃコレだ。チューチュー」サッ

エフエフ「えっ・・・きゅうにセクハラはつげんはちょっと・・・」ヒキッ

仗助「違ぁう!これがチューチューっつぅ菓子だ!凍らして食べるチューペットとおなじ!」

エフエフ「・・・これはいわば、ウスアジのジュースというだけでは?」

仗助「そういうこというなよ」

億泰「おっ、康一の食ってるソレ、なつかしーな。四角い小粒のグミがいくつも入ってるやつ」

康一「へへへ、懐かしくてつい買っちゃった。つまようじで食べるんだよね」

仗助「じゃーん、お前らこれ見ろ。ビッグガム!メチャクチャ長いガムだぞ」バーン

じょりん「おおおおお!でけぇ!」

えるめぇす「そんなにガムあってもたべきれない!」

エフエフ「ひとくちでじゅうぶんです」

仗助「ぐぬぬ・・・ロマンのわからんやつらめ・・・」

康一「駄菓子って色々あるんだね~。味よりも楽しさを追求してるものがほとんどなのかな」

億泰「たまにはこういうのも悪くねーよな」

エフエフ「あの。そこのもりのなかにはいってみませんか?」

仗助「森ィ?・・・駄菓子屋の裏の雑木林にか?」

億泰「おっ、たしかに面白そうだな。冒険といえば森林だもんな!いいセンスしてるぜFF!」

じょりん「オタカラある?」

仗助「探してみるか?もしかしたらすっげーのが見つかるかもしれねーぜ」

えるめぇす「で、でもヘビとかハチとかクマとかでてきそう・・・」

億泰「大丈夫大丈夫。ハチにさされりゃ仗助の『スタンド』で治すし、クマが出りゃ『スタンド』で対抗すりゃいいし、ヘビに噛まれたらトニオさんとこ行って料理食べさしてもらえばいいんだからよ」

じょりん「それかジョルノの『スタンド』でなおしてもらう」

康一「改めて考えるとスタンド使いって便利だよね・・・」

仗助「うーっし、じゃあ行ってみるか!雑木林!さあ、冒険だ!」ザッ

 ミーンミンミンミンミンミンミン・・・・・・ ジーワジーワジーワ・・・・・・

   シャワシャワシャワシャワシャワ・・・・・・ バルバルバルバルバルバル・・・・・・

  ミィーーーーーミミミミミミ・・・・・・ チュミミィ~・・・・・・


じょりん「セミのだいがっしょう」

康一「命を燃やしてるね~」

億泰「ゲッ!今、上飛んでったセミ小便かけやがった!」ペッペッ

えるめぇす「なんだかモンスターがでてきそうでこわい・・・そのへんにセーブポイントないかな」

仗助「ガキの頃はよくこういうトコで遊んだなァ・・・クワガタ取ったりセミ取ったり」

じょりん「みてみてー!ジャーン!」キノエダー

康一「?ただの木の枝じゃない」

じょりん「おらぁ!」ビシィ

康一「痛っ!?ちょ、なにさ。木の枝でひっ叩かないでよ」

じょりん「これはきのえだじゃあありません。ゆうしゃのソードなのだ」バーン

康一「・・・だからって叩かないでよ」

仗助「徐倫、木を剣にするのは俺も子供のころやってたが人を叩くのはダメだぞ。ケガするからな」

じょりん「フ・・・しかたないな。アタシはやさしさにつつまれてるからな」

仗助「え?」

えるめぇす「みてみろじょりん!アタシのはもっとふといきのえだだ!」バーン

じょりん「!?・・・ぐぬ・・・わ、わかってないなえるめぇす。こういうのはふとさじゃなく『ながさ』!このゆうしゃのソードのしゃていきょりはアンタのしゃていきょりのそとからこうげきできるぞ!」

えるめぇす「でもふといほうがつよくてがんじょうだし」

億泰「待て待てお前ら・・・わかってねェーなァー。こういう木の剣は、細かい枝毛を全部ちぎるんだ。こうやって・・・」ブチッ ブチッ

億泰「すると、ジャーン!まっすぐでキレイなハイパーブレードの出来上がりだァー!」バーン

じょりん「おおお!するどくてキレあじよさそう!」

えるめぇす「これがしょくにんのわざ!アタシのもエダゲをとらなきゃ!」

億泰「ハッハハハ、子供の冒険遊びに関しては俺の右に出るものはいねーぜ」


じょりん「このまーま♪どこかとぉーく♪つれてぇーって♪くれないぃーかっ♪」ルンルン

えるめぇす「きみはぁー♪きみこそぉーはっ♪」ルンルン

億泰「日曜ォォォ日ィよぉりのォォォ使者ァアアアッ!とくらぁッ!」ルゥンッ!

じょりん「うわっ、ダボヤスうたヘタだな」

えるめぇす「こえがガラガラだぁ。カオとおんなじで」

億泰「うっせーダボがッ!」


康一「億泰くん、徐倫ちゃんとエルメェスちゃんと歌うたいながら、剣振り回して行進してるね」

仗助「頭の程度が同じだからなアイツは。言っとくが俺はあんなデケーガキの面倒はみないからなッ」

エフエフ「なぜじょりんとえるめぇすとオクヤスは、きのえだをふりまわして、まわりのきのはっぱをたたきおとしてるんですか?」

仗助「意味はねーッ。子供ってーのはそういうもんだ。何かしらその辺のモノをぶっ壊したくなるもんなんだよ。積み木積んだって結局叩き壊すだろ?」

エフエフ「みんなこどもなんですね」


じょりん「ジョースケ!ジョォースケエーッ!」ブンブン

康一「呼んでるよ仗助くん」

仗助「どーしたァーッ。また内閣が解散でもしたかーッ?」

じょりん「みてくれッ!スゲーぞっ!」ビッ

仗助「ンー?・・・一体何・・・・・・おお・・・なんだこりゃあ・・・」ドラ


 バーーーン・・・・・・

康一「『湖』だっ!こんな雑木林の中に突然『湖』が現れたッ!」ワァーッ

エフエフ「フォアアアアアアアアアアアッシャアアアアアアアアアアア!」ザブーーーンッ!

康一「まっしぐら!」

あれ・・・シュガーマウンテンって出てきたっけ?なんとなく出てきそうな感じになってきたけど、どうだったか全然覚えてない・・・

>>535
普通にオイシイので大人サイズで食べたいですよね。しかし後半は大体トッピングなしのスティック食べるだけになっちゃう

じょりん「えふえふのヤツ、みずうみにぬけがけダイブしたなぁーッ!アタシたちもいくぞオアアー!」バッ

 ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

仗助「待て!・・・なんだ?・・・なにか・・・変だぞッ。何か湖の様子が変だ!」

億泰「まさか『スタンド使い』かッ!」ザッ

 ザバァァァーーーッ

シュガーマウンテン「あなたが落としたのはこちらの天然っぽい電波幼女のえふえふ?それとも、敬語で大人しい幼女のエフエフ?」ミギカヒダリカイエスカノーカオトコカオンナカ

億泰「かわゆい少女が出てきたァーーーッ!バンザアァァァァイッ!」パァー

康一「落ちついて億泰くん!」

仗助「こりゃスタンド使いで間違いねーッ・・・つぅーかコレッてどう考えても『金の斧銀の斧』のヤツだよなァ~ッ」

じょりん「しょうじきにいえばりょうほうもらえるというアレか」

えるめぇす「ならこたえはきまってる!みずうみにおちたのはえふえふだッ!」バン

康一「どっちもFFちゃんなんだけど・・・」

シュガーマウンテン「グッド!」ニコッ

康一「どういうルールなのこれ」

シュガーマウンテン「正直な人には従来のFFと敬語FFの両方をあげます」パァー

えるめぇす「りょ、りょうほうですかァ~ッ?」

じょりん「もしかしてえふえふえふえふですかァ~ッ!?」

シュガーマウンテン「YESッ!YESッ!YESッ!」

じょりん「ふえ~」

康一「どういうやりとりなのこれ」

仗助「しかしこれは・・・一体どういう状況なんだ」

えふえふ「?」キョトン

エフエフ「?」キョトン

じょりん「えふえふがふたりになった!」

えるめぇす「どっちがほんものなんだ!」

エフエフ「えーっとどちらさまですか?」

えふえふ「そちらさまこそどちらさまですか?」

エフエフ「わたしはフーファイターズです。あなたはフーファイターズですか?」

えふえふ「とんでもねぇあたしゃプランクトンだよ」

エフエフ「フォゥェ!?」

仗助「こりゃ日が暮れるぞ」

康一「ちょっと待って・・・あのさ、整理させてくれない?FFちゃんはなにがどうなったの?これ」

仗助「あんまり暑いからってFFが溶けて・・・」

康一「その時点でもう・・・」

仗助「再生したら記憶も消えて敬語FFになってたんだよなァーッ。DISCが原因なんじゃあないかと思うんだが・・・上島さんとこのプッチさん、留守にしてるみてーでよ」

億泰「なーんだ、だったらここに呼びゃあいいじゃあねーか」

仗助「呼ぶったってどうやって」

億泰「ちょっと待ってろ」タッタッタ

えるめぇす「どっかいっちゃったぞオクヤス」

じょりん「ゲリでもしてんじゃあねーの」

億泰「もってきたぜー」タッタッタ

康一「それは?・・・」

億泰「駄菓子屋で買ってきたプリンだぜッ。これを・・・ウダラァーッ!」ボチャーン

えるめぇす「みずうみにオーバースロー!」

じょりん「たべものであそんじゃダメだってママがいってたぞ!」

 ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

シュガーマウンテン「あなたが落としたのはこのプッチンプリン?それともプッチ神父?」パァー

仗助「グレート」

億泰「俺が落としたのはプッチンプリンだぜェーッ!ギャルのパンティおくれーッ!」

シュガーマウンテン「正直なあなたには両方のプッチをあげましょう。使いきるのですぞ」ゴゴゴゴゴ・・・

康一「使いきるって・・・」

プッチ「Zzz」スヤァ!

えるめぇす「ねてるぞ。おきてたらそれはそれでコワイけど」

じょりん「おらぁ!」ボゴォ

プッチ「グムッ!?ッハ!・・・・・・ン・・・ここは?・・・私はたしか・・・ビーチでウェザーにオイルを塗ってもらっていたハズが・・・なぜ服を着ているんだ?私の自慢のホワイトスネイクと同じブーメランパンツはどこだ!?」

仗助「あー、上澤さんトコの神父さん、ちょいと聞きたいんスけどォー・・・」ペコペコ

プッチ「君は東方さん家の・・・まさか君が私をここへ?」

じょりん「アンタのスタンドのうりょくのでぃすくについて、ききたいことがあるっ」バーン

康一「あなたのDISCによって生まれたFFちゃんのことなんですが・・・記憶が消えて、今はなぜか二人に増殖してるんです」

エフエフ「フーファイターズ!わたしをよぶならそうよべ!」

えふえふ「りゃくしてフーターズでもいいよ!セクシーッ!」キュゥ~ッ

仗助「DISCはあなたのスタンド能力なんでしょ。この状況をなんとかしてくださいッスってことッスよ」

プッチ「フム・・・だが待ってほしい。一つ疑問がある」

康一「疑問?なんですか?」

プッチ「いや、そもそもこのFFって私関係してたか。1スレ目だろFF出てきたの。私もっと後じゃないか」

億泰「そういえば・・・」

仗助「康一!今スグ携帯で1スレ目をチェックしろ!FFがどうやって登場したか確認するんだ!」

康一「みんな覚えてないの?・・・」

億泰「フム・・・承太郎さんが神父さまをオラってぶんどったDISCをおっことして、偶然プランクトンがFFに・・・なんじゃこりゃムチャクチャだな」

仗助「グウの音もでねーぜ」

じょりん「うちのパパがおさわがせを・・・」フカブカァ~ッ

プッチ「思いだしたらプッチイライラしてきた」イライラ

康一「事の発端は承太郎さんだったんだね。でもどちらにせよ、DISCは神父さんのものだったんでしょ。FFちゃんの記憶リセットと分裂はどういうことなんです?」

プッチ「おそらく、だが・・・私は『記憶のDISC』と『スタンド能力のDISC』とを抜き取ることができる。つまり、DISCには二種類あるのだ」

えるめぇす「?」

じょりん「にほんごでおけ」

プッチ「FFは暑さのあまり溶けてしまい、復元したら記憶が消えていたというのなら、溶けた際に『記憶のDISC』が分離し、抜け落ちたのかもしれない」

仗助「なんだそりゃ・・・」

康一「それならDISCがその場に残るはずでしょ。どうして誰も気づかなかったんだろう」


プロシュート「それは俺から説明しよう」ザッ

仗助「!あなたはイタリアンマフィアの・・・」

プロシュート「ギャングだ。俺たちはな。・・・そこの少女、FFの件は俺達が原因だ」

えるめぇす「?どいうこと?」

億泰「あっ!わかったぞ!子供さらって売っぱらう気だったんだな!」

プロシュート「ふざけるなッ!」キッ

億泰「ヒッ」ビクッ

プロシュート「俺はギャングだ。そんな非人道的なことをするわけがないだろう。冗談じゃない。てめーギャングをなんだと思ってやがる。吐き気がするぜッ。目玉えぐりとってやろうか」

億泰「す、すんません・・・」

プロシュート「パッショーネで毎週恒例のレクリエーションをやってて、今週は借り物トライアスロンをしていた。借り物競走のトライアスロンだ」

仗助「俺がイメージしてるギャングとはたしかに違うな」

プロシュート「俺の舎弟のペッシは覚えてるか?あいつが引いた借り物のお題というのが、『卵の殻をかぶったような人』だったのだ」

康一「誰が考えるのかなそのお題」

プロシュート「最初、ペッシは近くにいたアバッキオを借りていこうとしたがボッコボコに叩きのめされた。歯が5本くらい折れて鼻も曲がってたし、お茶も飲まされてた」

仗助「やっぱりギャングだ」

プロシュート「だがペッシはあきらめていなかった。あいつはスタンド、『ビーチボーイ』の能力で、卵の殻をかぶったような人を探しだそうとしたんだ。最初は眼鏡のジジイが出てきたが泣きじゃくりだしたので追い返した」

康一「『ビーチボーイ』のスタンド能力ってそういうのだっけ?」

プロシュート「そして、二度目に引き当てたのがそこにいるFFだったというわけだ。一応過去に知り合っていた我々だからFFも理解してくれたし、コトは穏便に進んだ」

えふえふ「しょゆこと」

プロシュート「競技が終わってFFを家に帰してやろうとタクシーを手配していた所、突然FFの姿が消えた。ペッシのスタンドで探しても見つからず、他の仲間・・・ムーロロのスタンド能力で探し、ここにいるということを突き止めた俺は迎えに来た、というわけだ」

康一「・・・つまり、勝手に連れ出しちゃって悪いからFFちゃんを家に帰してあげようと思ってたらいなくなっちゃったので、探してここに来たということですか?」

プロシュート「そういうことだ。怖い人に誘拐されてたらヤバイからな」

億泰「ギャングがさらっておいて・・・」

プロシュート「『グレイトフル・デッド』」ガシィ

億泰「ハウハウ」ロウカァ~ッ

仗助「これで事件のトリックは解決だな。金田一も真っ青な迷宮入り事件かと思ったが、なんてことはなかったぜ」

康一「まだ問題は解決してないよ仗助くん」

仗助「へ?」

康一「この――」

えふえふ「ヒザってじゅっかいいってみて」

エフエフ「ヒザヒザヒザヒザヒザヒザヒザ・・・いまなんかいめ?」

えふえふ「7かいめ」

エフエフ「ヒザヒザヒザ!」

えふえふ「ヒジってじゅっかいいってみて」

エフエフ「ヒジヒジヒジヒジヒジヒジヒジヒジヒジ!」

えふえふ「あといっかいだよ」

エフエフ「ヒジ!」

えふえふ「ヒジキってじゅっかいいってみて」

エフエフ「ヒジキヒジキヒジキヒジキヒジキヒジキヒジキヒジキヒジキヒジキ!」

えふえふ「おつかれさん」ポンポン

エフエフ「えっ・・・」

康一「二人のFFちゃんはどうるのさ。仗助くん家で預かるの?」

仗助「ウッ・・・そこまで考えてなかった・・・・・・現状からさらにクイブチが増えるのはキツイぞ・・・」

エフエフ「!だ、だいじょうぶです!わたしはみずだけでじゅうぶんです!みずだけでけっこうです!」

仗助「それはそれでスゲー聞こえが悪いぞ・・・」

プッチ「『記憶のDISC』のFFと、記憶が消えた方のFFを一体化させることもできるぞ。DISCを差せばいいだけの話。元に戻すだけだ」

エフエフ「!」ビクッ

康一「それって・・・記憶のないこっちのFFちゃんはどうなるんです?」

プッチ「元に戻るだけ・・・つまり、消えることになるな」

仗助「冗談じゃあねーッスよ。こいつの存在はなかったことになるっていうんスか?アンタ、それでも神父かよ。人道に反してるでしょうがッ」

プッチ「あくまで手段の一つだ。あっ、やっべ、あくまって言っちゃった。主よ、我を救いたまえ・・・」

仗助「それじゃあ手段を選ぶぜっ!二人のFFはどっちもウチで預かるッ!なんてこたぁねーッ。水だけじゃなくちゃーんと食いものだって食わせてやる。俺の分を削ってでもな。寝る場所がねーんなら俺が使ってるソファを使えばいい。それでいいだろッ!」

エフエフ「・・・ジョースケ」

プッチ「勘違いしないでくれジョウスケくん。私だって非情な手段はとりたくない。あくまで例えを・・・あっ、主よ、違うのですついウッカリ・・・」

エフエフ「もういいです」

仗助「!」

エフエフ「わたしをホンタイのえふえふとイッタイカしてください。どうころんでもわたしはジャマなそんざいです。わたしのせいでジョースケにキビしいおもいをさせるのは、わたしじしんがイヤです。わたしがそんざいしていることがまちがいなのです。まちがいはただすもの・・・わたしをけしてください」

仗助「ッ・・・FF――」


 パァン

エフエフ「!・・・・・・イタ・・・」

プロシュート「ふざけたこと言ってるんじゃあねーぞ」


じょりん「み、みたか。ビンタしたぞビンタ」

えるめぇす「」ガクガクブルブル

えふえふ「おっかないからアタシはしゃべらないことにする」

プロシュート「FF・・・FFよ・・・存在していることが間違いなんてー命はどこにもないんだぜ。ゲスなギャングの命だろうと、保健所の犬の命だろーと、お前の命だろうとな」

プロシュート「自分のことをそういう風に言うもんじゃあない。男として、女には手をあげちゃあならねェが・・・ひんまがった根性を正すためなら俺はお前にゲンコツだってかますぞ」

エフエフ「・・・」

プロシュート「間違いは正すものだと言ったな・・・・・・俺がお前のその間違った考え方を正してやる。ウチに来い」

エフエフ「!」

仗助「ちょ、ちょっと・・・それは――」

プロシュート「無理するな。強がっていても、お前のカオから無理が見えたぜ」

仗助「っ・・・」

エフエフ「で、でも・・・」チラッ

プッチ「君が決めなさい。君の人生だ。選択肢が出たら、十字キーを押すのも、○ボタンを押すのも君だ」

エフエフ「・・・・・・」

プロシュート「エビアンで組んで来た水が飲めるぞ」

エフエフ「ついていきます」

プロシュート「・・・」ニコッ

仗助「グレート・・・いいんスか?」

プロシュート「安心しろ。この子を危険な目には絶対に合わせないし、不自由もさせない。立派なギャングに仕立て上げるさ」

仗助「ちょっと待って」

今回はここまでで。その場のノリで何も考えずにFFの記憶消して、何も考えず増殖させたけどウマくミステリー仕立てにしてつじつま合わせられてえがったえがった(ごめんなさい)
なんか消滅させちゃうのもちょっと人道的にアレだからパッショーネに引き取らせて立派なエージェントに育てる展開にしちゃいました
ネタ募集してるんでくださいマジで。ジョジョバー楽しかったよ

 ―パッショーネ日本支部―

ペッシ「アニキィ~~~ッ!お帰りなさいッ!あッ、FFちゃんも一緒だったんスねェ~ッ。見つけてこれてよかったッス!」

エフエフ「・・・えっと」

プロシュート「ペッシ、こいつはお前が釣り上げ、さっきまでここで保護していたFFとは違うFFだ。ややこしいがな。こいつを預かることにした。よろしくしてやってくれ」

ペッシ「え、別人ン~?そりゃあどういうことですかい?まるで話が見えてこないんだけど・・・」

ホルマジオ「ちょっとまてプロシュートォ~ッ。預かる?『預かる』だってェ?一体全体どういう風の吹きまわしだ。なんだってガキを預かるんだよ。俺達ゃギャングだぞギャング」

プロシュート「理由なんざどうでもいい。俺が預かると言ったら預かるんだ。お前らもよろしくしてやってくれ」

メローネ「フフ・・・あのプロシュートが女子供を預かるなんてね。ずいぶんと丸くなったものだ」

ギアッチョ「・・・『丸くなった』ってよオー・・・『おとなしくなった』だとか『生ぬるくなった』って意味で言うよなァ~ッ・・・日本語ォー・・・だがよォ・・・太った人に対しても『丸くなった』って言うよなァー!日本語ォーッ!」

ギアッチョ「クソッ!クソッ!なんで同じ言葉で別の意味になるんだよッ!そういうの多すぎるぞ日本語ォーッ!そもそもなんで『へ』が『え』って読みになったり『は』が『わ』って読みになったりするんだよォー!変幻自在すぎるぞ日本語ッ!クソッ!」

ギアッチョ「『1000円からお預かりします』とか『ご注文のオムライスになります』とか言う奴もいるしよォー!日本語混乱しすぎだろォーッ!なめやがって!そもそも『にほん』か『ニッポン』かもややこしいんだよーッ!どうなってんだクソッ!」ガンガン

プロシュート「とにかくだ、今日からこいつ・・・FFも俺達のファミリーだ。面倒みてやってくれ」

ホルマジオ「へっ、仕方ねェやな。こう見えて俺も12の時から従姉妹のオモリをしてたんだ。幼女の扱いかたは心得てるぜ。ほぉ~らFFちゃん、シルバニアファミリーであそびまちょうね~」

エフエフ「いえ、エンリョしておきます」

ホルマジオ「めちゃ利発じゃねえか」

リゾット「戻ったかプロシュート。あの子は見つかったか?」

プロシュート「ああ。だが少しあってな。こいつを預かることにした。さっきまで俺達が保護してたFFとは別のFFだ。記憶がない」

リゾット「なに?」

プロシュート「FF、こいつは俺達のチームのリーダー、リゾット。教えた通り挨拶しろ」

エフエフ「フー・ファイターズです。きょうからおせわになります。いごオミシリオキを」ザッ

ペッシ「わ・・・足開いて、膝曲げて、膝に手をついて・・・ギャングみたいだぁ」

リゾット「・・・記憶がないのか。ということは俺の店に来た時のことも覚えてないのか」

エフエフ「すみません。ですが、これからいろんなことをきおくしていくつもりです」

イルーゾォ「店?・・・そういえばお前、居酒屋かなんかやってたっけな。うっすらとしか覚えてないが」

リゾット「プロシュート、ボスに挨拶はしたか?」

プロシュート「これからだ。行くぞFF。組織のボスに顔見せに行くぞ」

エフエフ「はい」

 ―――

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジョルノ「・・・」

ブチャラティ「もう一度言ってくれるか?プロシュート・・・FFを・・・いや、別のFFだと言ったな・・・その子を預かると言ったのか?『パッショーネ』で・・・」

プロシュート「なにか問題があるか?」

アバッキオ「問題しかねーだろうッ。俺達とFFは何度か遊んだこともあるしカオナジミだがなーッ、だからこそだ。そいつに俺達のウラの顔を見られたくはないはない・・・いや、本当の顔と言うべきか」

ブチャラティ「そもそも危険すぎる。俺達はギャングなんだぞ。最近ギャングっぽいことしてないが」

アバッキオ「もしFFになにかあったらどうするんだ。こんなことは言いたくねーが、俺達の足をひっぱることだってあり得る。敵に人質にとられたら、責任をとれるのか?」

ブチャラティ「敵はここぞとFFを狙ってくるぞ。弱点だとな。それでもお前はいいというのか」

エフエフ「ッ・・・」

プロシュート「責任だと・・・当然だッ。俺はこいつを育て、守ると覚悟しているッ!こいつがヘマしたら全ての責任は俺が背負ってやる!こいつがお前の部屋の花瓶だりなんだりを割ったとしたら、俺が頭を下げてやる!そのくらいできなくて軽々しく『預かる』などと言うものかッ!」

プロシュート「こいつは今日から俺のファミリーだ!こいつのダチは俺のダチ!こいつの兄は俺の弟分!こいつの姉は俺の妹分!こいつの親は俺の親!」

エフエフ(・・・プロシュートのあにき・・・)

プロシュート「どこのどいつだろうと俺のファミリーに手を出させやしねえ!こいつを狙うような輩が現れても俺が守り通す!それが俺の覚悟だ!」バン

ブチャラティ「・・・」

アバッキオ「・・・」

ジョルノ「いいでしょう」

アバッキオ「!ジョルノ」

ジョルノ「プロシュート、あなたは一度こうと決めたら決して曲げない男です。あなたがそうだというのなら、そうなのでしょう。僕も先日色々あって、考え方が少し変わりました」

プロシュート「・・・」

ジョルノ「FFことフー・ファイターズはパッショーネが保護する。プロシュート、君は責任をもって彼女に『ルール』を教えてあげてください。それと、幹部達にもアイサツを忘れないように」

プロシュート「グラッツェ」

エフエフ「ありがとうございます」ザン

 ・・・・・・

ペッシ「エフエフッ!お前は一番新入りだ。俺よりも下っ端ってーことになるッ。センパイだ!センパイィーッ!俺のことはペッシのアニキって呼びなッ!わかったか!」

エフエフ「はい、ペッシのあにき」

ペッシ「!!!」ジィ~ン・・・

ホルマジオ「なにがアニキだなにがッ。チョーシにのるんじゃあねー。FFとお前は対等だっての」ポカッ

ペッシ「あてっ。そ、そりゃあないですよ~ッ」

イルーゾォ「幹部連中に顔見せは済んだのか?」

プロシュート「ああ、これで正式にFFもパッショーネの一員だ。つまり、FF・・・お前にも『組織の内部抗争』に参加してもらうぞ」

エフエフ「ないぶこうそう?・・・スカイダイビングのイメージトレーニングのことですか?」

イルーゾォ「そりゃダイブ妄想っだ」

メローネ「よくわかったな今の・・・」

イルーゾォ「フフフ・・・ダジャレには人一倍敏感なんだゾォ」

プロシュート「俺達パッショーネは組織内でお互い切磋琢磨するため、週一でチーム対抗のレクリエーションをしている。今週の午後の部がこれから始まるところだ」

ギアッチョ「絶対に勝つぞFFウ~ッ!俺達暗殺チームが最強だって証明してやろうぜェ~ッ!」

エフエフ「わかりました」

リゾット「ソルベとジェラートは今週は食事当番らしいから午後の部には参加できない。FF、お前にはあの二人の代わりをしてもらうぞ」

プロシュート「よし、行くぞ!多目的ホールへ!」ザン

 ・・・・・・

ポルポ「え~では一回線を開始するのでブチャラティチームと暗チは前へ。アバッキオ、ミスタ、ナランチャ、フーゴ、ブチャラティの五名と、プロシュート、メローネ、ホルマジオ、イルーゾォ、そしてFFの五名どうぞ~」

ミスタ「っへ、いきなりお前らと対戦とはな。新入りのFFちゃんの腕前拝見ってかァ~ッ」

イルーゾォ「気合を入れろFF。やつらと俺達はいわばライバルチームだ。目に物みせてやるぞ」

ホルマジオ「俺達のチームワークみせてやろうぜッ!なァーッ!」

ナランチャ「今週は勝つぞォーッ!俺達がどれだけスゲーかみせてやるぜーっ!」

フーゴ「午前の第一部では優勝を逃したからね。午後の部は勝ちたいな」

アバッキオ「そんなヤワな気持ちじゃ勝てるもんも勝てないぞ。新入りのFFに教えてやるぞ・・・俺達が人々から恐れられる『ギャング』だってことをなァ」

ブチャラティ「フ・・・先輩風を吹かすんじゃあないアバッキオ」

プロシュート「ビビってるか?FF」

エフエフ「・・・す、すこし・・・おとながいっぱいですし」

プロシュート「無理もねー。だがいいか、ナメられたら終わりだ。お前がどれだけすごい奴かを見せてやるんだ。そのために俺も他の皆も力をかす。自分一人で戦うんじゃあない。俺達も一緒だ」

エフエフ「・・・わかりましたあにき」

ポルポ「では両チーム構えて~」

 ザッ!

ミスタ「へへへ・・・勝つのは俺達だぜ」

ホルマジオ「吠えてろスッタコがッ。叩きのめしてやるぜボケェ~ッ」

ミスタ「あァ~?」ビリビリ

ホルマジオ「おォ~?」ビリビリ

 エフエフ(これがギャングのせかい・・・みんなピリピリしている・・・わたしはここで、いろいろなことをまなぶんですね・・・プロシュートあにきみたいに、カッコよくてつよいおとなになるために)

ポルポ「それではッ!一回線はじめッ!」

プロシュート「行くぞオラァァァーーーッ!」グアバァー!

アバッキオ「覚悟しろコラァァァーーーッ!」グアオオー!

エフエフ(はじまる!ギャングのたたかいがッ!)


 プロシュートvsアバッキオ『はーないーちもーんめッッッ!!!』

なぜか唐突に「魔法少女ごーじゃす☆あいりん」って浮かんだけど既出だっけ?

いかん、いかんぞぉ、ネタがありゃーせん!ネタくださいどうかどうか・・・

>>581
たぶんやってない?けど、ゴージャスアイリン読んだことないの・・・

 ・・・・・・

じょりん「はぁーーーっしょぃ!」クシャミ!

朋子「あら徐倫ちゃん、誰かがウワサしてるのかしらね」

じょりん「?」

朋子「誰かがウワサしてるとくしゃみが出るって言われてるのよ」

じょりん「どういうメカニズム・・・?」

朋子「そこまではちょっと」

じょりん「はぁーーーしゅん!」クシャミ!

朋子「二度くしゃみが出るってことは、誰かがあなたのことを好きって言ってるって言われてるわ」

じょりん「くしゃーーーみっ!」ハクション!

朋子「ありゃりゃ、もしかしてカゼ?」

じょりん「キセツのカワリメだぁー・・・」ズズズッ



 ~~~

あなすい「はぁぁぁぁんじょりんじょりんじょりぃぃんんん!すきなのよぉぉぉ~~~!」クネクネ

おんなすい「じょりんあいしてるぅぅぅ!のおほほほほほあへあへあへへらへらへら!」クネクネ

億泰「あーあ、こりゃ徐倫のヤツ今頃くしゃみ連発だなぁ」

じょりん「ん~」ズズズッ

朋子「徐倫ちゃんやっぱりハナミズでてるじゃない。今日はもう寝なさい。カゼが本格的になったらコトよ」

じょりん「いやだっ!まだあそびたりないぜ!」クシュン

朋子「あのねぇ・・・」

じょりん「えふえふ!おつきみしよーぜおつきみ!オオカミにへんしんしよ!」

えふえふ「かそうしてあらいざらいおかしもらいにいくんのか?いいだろうっ!あたしもいこう!」ザン

朋子「コラァアーーーッ!」

じょりん「ひっ!」ビクッ

えふえふ「ふっ!」ビクッ

朋子「いいかげんにしなさい。もう9時よ。子供は寝る時間ですッ。布団かぶってあったかくして寝なさい!」

じょりん「だがしかし――」

朋子「口答えしないっ!」

じょりん「イエス!マム!」ダダダッ

えふえふ「・・・おふくろさんでもおこるんだ・・・」

朋子「FFちゃんも寝床に入るッ!」

えふえふ「心得た!」ダダダッ

朋子「まったく・・・元気すぎるのも考えものね」


 ~~~

DIO「ルンッ!・・・実にキレイな月夜だ。夜はこのDIOの世界ッ。月の世界こそ我が世の春ッ。少し肌寒いが・・・吸血鬼には問題ない」

ジョナサン「無理することないさディオ。マフラーなんかしちゃってるクセに」

DIO「WRRYYY。サティポルジアビートルのマフラーは別バラだっ!そもそもJOJOォ!貴様は風情がわかっていない!私は月夜を一人で楽しみたいというのに・・・貴様がしゃしゃり出るとブチ壊しだ!」

ジョナサン「君と僕は一心同体・・・それは君が選んだことだろう。僕らは永遠に一緒なんだ。割り切るしかないよ」

DIO「フン・・・いい加減貴様と離れたくもなるというものだ。大体お前は――」グッ

ジョナサン「あっ、ちょっとディオ。木の枝にマフラーがひっかかって――」

 ブチィ

DIO「貴様のボディは私のものになったのだから貴様の精神が前に出てくるのはおかしな話だ。実際承太郎と戦うまでは貴様は大人しくしていたというのに・・・
」ブツブツ

ジョナサン「・・・・・・ど、どうしよう・・・」

DIO「やはりきっかけは承太郎との戦いだ。あの一戦以降、貴様の人格が復活してしまって・・・」ブラーン・・・

ジョナサン(ディオの首が取れちゃった・・・マフラーが木にひっかかって・・・今、ディオは生首でマフラーにぶらさがった状態・・・正直気味が悪い)

ジョナサン(それでいて彼は気付いていないッ。なんと奇妙な運命かっ!・・・・・・どうしよう・・・僕は首無し胴体になってしまったし・・・)

ジョナサン(・・・ディオが気付いたら怒るだろな・・・ここはそそくさっと逃げるが正しいか。それがベストか。ちょうどディオも僕と離れたいと言ってたし・・・)ソソクサッ

DIOヘッド「やはりジョースター家の血筋は私の邪魔ばかりをする。根絶やしにしてやるべきか。だがJOJOのボディは我が物・・・私がいる限りJOJOのボディは存在し続けて――」ブツブツブラーンブラーン


 ~~~

じょりん「むぅー・・・ねれぬ。ねれぬぞッ・・・」

じょりん「たまにあるよね。フトンにはいってもねつけないとき・・・」

じょりん「・・・・・・えふえふぅーッ、もうねた?」

えふえふ「Zzz・・・Zzz・・・」

じょりん「『ストーンフリー』」スパァン

えふえふ「あだっ、えっ、なに?」

じょりん「ねたかってきいてたの」

えふえふ「あぁ・・・ねてた」

じょりん「アタシはねれないんだよ。アタシがねるまでねないでよ」

えふえふ「Zzz・・・」

じょりん「おらぁ!」スパァン

えふえふ「あのねじょりん・・・アタシャもうねむスケなんだよ・・・ホラ、みてみ。みぎめはもうマブタおちてる」ストーン

じょりん「ねっねっ、えふえふ、アタシ、そろそろオトナになりたいよ」

えふえふ「あーハイハイ。おとなのレディーね」

じょりん「じゃなくて、かぁーちゃんにねなさいっていわれてもねなくていいようなオトナになりたいんだよ!よなかにおきててもおこられない、おサケものめる、ほしいものいっぱいかえるオトナになりたいんだよ。はやくおとなになりたいっな♪ってやつ」

えふえふ「あと20ねんまつのじゃぞ」ウトウト・・・

じょりん「おとなってズルいよなぁ~ッ。いまごろかぁーちゃんもジョースケもビールのみながらゲームしてパルムたべてるんだぜきっと。で、ねてるアタシたちをあざわらってるんだ。メラメラ・・・」

えふえふ「おとなはおとなでたいへんなんだよきっと。ぜいきんとかねんきんとかほけんとか・・・もうねていい?」ウトウト・・・

じょりん「アタシがおとなになるまでねちゃダメ!」

えふえふ「オオ・・・なんという・・・」カクンカクン

じょりん「おいっ!あたまカクカクしてるぞッ!ねちゃだめだってば!」

えふえふ「・・・・・・じゃあ・・・もう・・・おとなになればいいじゃん・・・」ウスメェー

じょりん「えっ」

えふえふ「・・・おとなになればいいんだよ・・・・・・それで・・・ばんじかいけつ・・・」スヤァ!

じょりん「おとなになればいい・・・そうか!そっか!そういうことかえふえふぅっ!オッケェイ!りょうかい!ハッハハハハ!こんなにかんたんなことだったのか!」

じょりん「そうとわかったらあした、さっそくじっこうにうつそう!フトンをかぶってグッナイ!」スヤァ!

 あさー

じょりん「いくぞ!」バン

えるめぇす「ナアナアナアナアナア~ッ・・・あさッパラからいきなりおしかけてきて、てェーひっぱって、どこにつれてきたかとおもえば・・・・・・コンビニかよオイッ!なんでアサイチでコンビニにかけこまなきゃあならんのだァ~ッ」

えふえふ「FFのはつばいびじゃああるまいし、なんなんだよってカンジだよなァ。あ、FFってファイナルファンタジーのほうね」

じょりん「フッフッフ・・・アタシはきのうピーンとピラめいたのさッ。アタシが・・・アタシたちが『オトナ』になるほうほうをッ!」

えるめぇす「・・・(なんかヤラしいなオイ・・・)」

じょりん「とにかくにゅうてん!」パロパン♪パロパン♪

えふえふ「コンビニでおとなになるの?あ、ざっしをよむのか。オトナの」

えるめぇす「だ、ダメだぞっ!///そこはオトナしかよんじゃあいけないざっしのコーナーだぞ!ほら!せんきゃくもいるし!」

リンゴォ「・・・・・・ようこそ、男の世界へ・・・」タチヨミィー

じょりん「ンなモンじゃねーッ。アタシがきたのは・・・アイツにあうためだッ!」ザッ

ジョルノ「いらっしゃいませェ~」ポヘェー

えるめぇす「ア!ジョルノ・ジョバァーナ!ギャングのボスなのにコンビニバイトしてるジョルノ・ジョバァーナ!」

えふえふ「すっかりそのせっていわすれてた」

じょりん「ジョルノ!アタシたちがやってきたのはほかでもなぁい!ゼヒ、アンタにあわせてもらいたいヒトがいるぅ~♪」アーアーニホンノドコカニー

ジョルノ「お客さん・・・ここはコンビニですよ。なにか注文してくださいよォ」

じょりん「それもそうだ。アイスティーを3つ」

えるめぇす「え、アタシカルピスがいい」

えふえふ「ヤクルトで」

じょりん「やっぱアタシもコーヒーぎゅーにゅーで」

ジョルノ「で・・・君達が僕に会いにくる日は決まって悪いことになる。弁当買ってもハシがなかったりパックのジュースの中にストロー落ちたりスマホの通信制限かかったり・・・」

えふえふ「レクイエムとかいろいろあっておちついたとおもったのに、まだこどもっぽいなジョルノ」

じょりん「きょうはアンタにちょっかいだすキはねー!アタシはアンタにオトコをしょうかいしてもらいたいんだ!」

えるめぇす「いいかた///」

ジョルノ「紹介?・・・僕は街コンの主催者じゃあないぞ。パッショーネは出会い系クラブじゃないんだぞ」

じょりん「アタシがハナシがあるのは・・・プロシュートのオジキだ!」バン

えふえふ「そうかっ!プロシュートのあんちゃんにオトナにしてもらうのか!」

えるめぇす「いいかたァーッ!///」

ジョルノ「話が見えないが・・・プロシュートに会いたいのかい?いいよ別に。今日は暗チの皆連休の2日目だし皆でジャンクフード片手にダラダラしてるだろうし」

えふえふ「ギャングだよね?」

じょりん「どこにいけばあえる?」

ジョルノ「パッショーネ日本支部アジト。グーグルマップで調べたら出るよ。駅から徒歩7分」

じょりん「えきまえのチズにのってる?」

ジョルノ「まだ描き替えてないから載ってないよ。交番で聞けば教えてくれると思うな。『ギャングの事務所はどこですか~?』って」

じょりん「わかった!」

 ―――

じょりん「たのもー!」ピンポーン

えるめぇす「あわわ・・・ギャングのじむしょってこどもがきていいばしょじゃないだろ・・・もうかえろうよ」

えふえふ「もうチャイムおしてるし、ピンポンダッシュになるよ。そのほうがヤバイ」

<合言葉を言え。王様の耳は?

えるめぇす「アイコトバなんかしらないよ!どーすんだ!」

えふえふ「PEACE OF PEACE」

<合言葉を言え!王様の耳は!?

じょりん「パンのミミ!」

 ガチャ

えるめぇす「せいかいかよ」


エフエフ「ム、じょりんにえるめぇす、そしてわがオリジナル・・・あなたたちでしたか」

えるめぇす「クールなほうのエフエフ!くろいスーツビシっとキメてサングラスして・・・まるでエージェントだな」

えふえふ「アタシのぶんしんがギャングになってるってなんかミョーなきぶんだ。がんばってね」

エフエフ「もちろんです。なにかゴヨウですか?ココはこどものくるところじゃあありませんよ」

えるめぇす「じぶんだってコドモなのに」

じょりん「きょうアタシたちがここにきたのはホカでもタカでもねー!おりいってゴソウダンがあってきたんだ!プロシュートのあんちゃんをよんでくれ!」

エフエフ「アニキにごようとは・・・いいでしょう。きょうはヒマしてましたからね。アニキー!アニキィー!」

 ♪~♪♪~

プロシュート「おじゃまパジャマ」バーン

えるめぇす「いやいやいや」

プロシュート「大人になりたいだと?」

じょりん「ぜひぜひ!」ゼヒゼヒ!

エフエフ「またミョーなことをいいだしますね」

えふえふ「それがクウジョウジョリーンというオンナだよ」

エフエフ「カッコつけないでくださいカッコよくないし」

プロシュート「何かカンチガイしてるんじゃあないのか?俺のスタンド・・・『ザ・グレイトフルデッド』は人間を『老化』させるスタンド能力・・・成長させる訳じゃあない。その身体の大きさのまま、ババアになるだけだ。歯は全部抜けるし髪の毛だってボロボロ抜ける。大人になるってもんじゃあない」

じょりん「えぇー・・・やくにたたないなぁ・・・」

ジョルノ「話は聞かせてもらった」ザン

えるめぇす「ジョルノ!」

ジョルノ「空徐徐倫・・・君は大人になりたい。その一心でわざわざここまで来たんだ。プロシュート、僕も協力しよう。僕の『生命を作り出すスタンド能力・・・ゴールドエクスペリエンス』と、君のスタンド能力がかけあわされれば・・・空条徐倫を上手く大人に成長させられるかもしれない」

プロシュート「いや無理だろ」

ジョルノ「やってみる価値はある」

プロシュート「ありえないだろ原作設定無視になるし」

ジョルノ「いいからやってよ!話がすすまないじゃん!」

プロシュート「・・・」

じょりん「このとおりだプロシュートのあんちゃん!アタシもオトナになりたいんだ!」ザン

プロシュート「・・・仕方ない。やるぞジョルノ・ジョバァーナ。呼吸のタイミングを合わせるんだ。『グレイトフルデッド』」ギュゥーン

ジョルノ「『ゴールドエクスペリエンス』!」ギューン

 ゴワゴワゴワ・・・・・・

じょりん「おお・・・おおお・・・オオオオオオ」ゴゴゴゴゴ・・・


徐倫「おわー!おとなになっちったー!」バーン

ジョルノ「やってみるもんだね」

プロシュート「なにもかもがおかしい」


 ザッ!

徐倫「お~ほほほほほォーッ!まわりがひくくみえるぅーッ!これがオトナのメセンなのかァ~ッ!すっげー!」

エルメェス「・・・な・・・なあじょりん・・・なんでアタシまでオトナにヘンシンさせられたんだ?・・・しかもヘンシンしたらすぐさまおいだしてさ・・・」

徐倫「ンなもんどーでもいいじゃあないの。こっちとしてもオトナにしてもらったらヨウナシだもんね。それにしてもエルメェス・・・アンタ・・・そだつね」ジィーッ

エルメェス「み、みるな!///どこみてんだコラ///」

徐倫「それにひきかえアタシはソコソコだもんなァーッ。ま、べつにイイケドォー。コーコーセーシズカよかあるもんね」

FF「アタシは自分で大人になれるからなった。やろうと思えばスタイルも変幻自在自由自在」

徐倫「これでアタシたちパワーパフガールズからキャッツアイにしんかしたってワケね!よーし!オトナのトッケンをふりかざしてあそぼー!」

FF「おー!」

エルメェス「うぅ・・・///このカラダイヤ・・・」

 ・・・・・・

ジョルノ「まさに神のみ技だ。子供を大人に進化させるなんて、普通の人間じゃあできない」

プロシュート「それで?あいつらを大人にした途端さっさと帰して、一体何が目的だ?ニューボス」

ジョルノ「フ・・・さすがプロシュート。気付いていたんだね。僕の野望を・・・」

プロシュート「お前・・・まさか」

ジョルノ「僕も大人になりたい!子供のままじゃタバコも吸えないしお酒も飲めない!ヒゲをシェーバーしたりもできない!アレすっごくカッコよく見えるのに!」

プロシュート「・・・お前も子供か」

ジョルノ「プロシュート!僕を大人の男にしてくれ!」

プロシュート「仕方無いな。痛いかもしれんが・・・力を抜け」

ジョルノ「ああ!ありがとうプロシュート!やさしくしてね」


ナランチャ「アワワ・・・お、俺はなにも見ていない・・・何も見ちゃいないぞ・・・」ガタガタ

静・ジョースターのssを読んでワクワクして、幼じょりーんに移って和むのが最近の楽しみの一つなんだ

>>602
一番正しい読み方かもしれない・・・

とりあえず子供が大人になりたいな~ってネタやりたかったのでムリクリやってみたけどネタくださいシャスッ
あ、大丈夫です。身体だけジョナサンネタはまだ続いてるので後でまた出てくるので。運動会ネタはずーーっと前からもらってるけどどうにも描けそうにないのでごめんなさい・・・2年前くらいから運動会ネタもらってるけど描けそうにないの

大人になった徐倫たちはなにをするのかーて感じのネタくだしゃす!

徐倫「さて!おとなになったことだしなにしよっか!」バン

FF「大人って何をするもんだっけ?」ハテ

エルメェス「そりゃしごととかスイジセンタクカジソウジ・・・いろいろあるんじゃあないの?」

徐倫「なんでおとなになってまでそんなメンドクセーことしなきゃならんの。おとなにしかできないたのしいことをしよう!」

FF「大人にしかできないことって?」

徐倫「それは・・・」

徐倫「こどもにイバる!」バーン



エンポリオ「ねぇねぇ早人くん、帰りにおもちゃ屋さんに行こうよ~ッ。僕おこづかいもらったんだ。SDガンダムのプラモデルがほしいんだよォ~ッ」

早人「ええーッ、僕、今日は早く帰って『フラッシュ』のドラマ見たいんだけどぉーッ。レンタルだから返却まで2日しかないんだよ」

エンポリオ「早人くん・・・君は今、この時を大事に思っていないのかい?僕達が子供でいられる時間はほんの少ししかない。それを排水溝にポイして、君はドラマを優先するっていうのォ?時間は決して戻ってこないんだよ?時は巻き戻らないし早送りもできないんだ。今この時を全身全霊で生きるしかないんだよ」

早人「それっぽいこと言ってつきあわせようったってそうはいかないよ。それとも・・・君が駅前のタコヤキをおごってくれるっていうんなら話は違うけどね」

エンポリオ「うっ・・・き、君って小学生にしてはズル賢いね・・・」

徐倫「あ!ガキんちょのエンポリオだー!」

FF「おー、こうやって見下ろすとホントにアタシたち大人になったんだなって実感するよ」

エルメェス「・・・(・・・下が見えねぇ」

エンポリオ「?・・・・・・あの・・・どちらさまですか?僕の記憶が改変されてないなら、大人の女性に知り合いはいないんですが・・・」

徐倫「ププーッ!きづいてないきづいてない」ヒソヒソ

FF「やっぱガキだな」ヒソヒソ

エルメェス「・・・(・・・肩が痛くなってきた」

徐倫「なーなーガキんちょのエンポリオ~ッ。アタシたちがだれかほんとにわかんないっかな~?こどもにはムズかしいかな~?」ン?ン?

FF「私達をジックリ見てみたらわかるかもしれないよォ~?」ン?ン?

エンポリオ「じっくりって・・・」ジーッ

エルメェス「・・・(これオカネおとしたらひろえねーよ」

エンポリオ(・・・・・・やっぱり知らない人だ・・・でも・・・だ、だけど・・・)ジーッ

徐倫「」ジリィ~ン

FF「」エフエフゥ~ッ

エンポリオ(なんてキレイなんだ・・・すごくうつくしい!百万倍も美しいッ!彫刻のように凛とした顔立ち!マシュマロのようにやわらかそうな肌ッ!ウナギのようにスレンダーなボディ!そ、そして・・・)ゴクリ

エルメェス「な、なにみてんだよ・・・///」エルメェェェスゥ

エンポリオ(で、『デカイ』!他の二人はそれほどだけど・・・この人だけすごい!低反発クッションよりも寝心地のよさそうなダイナマイト!)エンエンッ

エンポリオ「あっ!イタタタタ!イタタタタタ!」ガバッ

エルメェス「!」ビクッ

エンポリオ(ま、まずい・・・エンポリオのポンチリオがボンバイエしてるよォ~ッ・・・)マエノメリィーッ

早人「どうしたのエンポリオ?お腹でも痛いの?」

エンポリオ(うぅ・・・このSSはシモネタほとんどないから油断してたけど・・・このお姉ちゃん達を見てるだけでドラゴンズドリーム状態だよぉ~)

徐倫「はっはっはー!わからなくってたいちょうがわるくなるほどか!いいだろう!せいかいはコチラ!」バッ

徐倫「アタシはクウジョウジョリーン!」バーン

FF「フー・ファイターズ!私を呼ぶならそう呼べ!」ドーン

エルメェス「あ、あいとふくしゅうの・・・キッス・・・///」モジモジッ

 プッツン

エンポリオ「おねえちゃあああーーーーーん!!!」パパウパウパウ!フヒィーン!

エンポリオ「お姉ちゃん……お姉ちゃん……」シコシコ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392429063/)
なんかこれを貼らないといけない気がした

>>615
よくわかったな・・・それを思いながら書いたのだよ

エンポリオ「ポヘェ~」ウットリ

早人「ど、どうしたのエンポリオ。なんだか身体の中の熱が全部排熱されたみたいなカオしてるよ」

徐倫「ふっふっふ~ん。オトナのレディーのミワクのボデーにやられたようだな」

エンポリオ「イエスアイアム」

エルメェス「な、なあじょりん・・・さっさときえようぜ。なんだか・・・その・・・あんまりヒトマエにいたくない///・・・このカラダで」モジリモジリ

徐倫「ん?そお?そぉ~お?じゃ、そろそろいくか。さんざからかってやったしな。じゃなガキンポリオ」

FF「なんかクセーぞ。ちゃんとフロはいれよな」

エンポリオ「・・・」ケンジャァーッ

早人「・・・ねえ、大丈夫?エンポリオ。なんだかスゴク変わってしまったというか・・・それに・・・わ!君、オモラシしてるじゃあないかッ!」キタネーッ

エンポリオ「・・・・・・早人くん・・・僕は・・・今日、成長したよ・・・一歩ね・・・・・・人間は失敗して・・・成長するものなんだ・・・今日この日の失敗を経て僕は・・・大人へと近づいたと・・・そう思うんだ・・・」

早人「なにを言ってるんだ・・・コイツ・・・」

 ザッ

早人「!」

エンポリオ「・・・?」


リンゴォ「・・・ようこそ・・・・・・『男の世界』へ・・・・・・」

エンポリオ「・・・・・・」ニコッ

早人「防犯ブザーもっといてよかった」ピルルルルルルルルルルルルルルルル

エルメェス「はぁ!はぁ!くっ・・・あー・・・めちゃめちゃつかれるぞオトナのカラダ・・・」ゼーゼー

FF「そりゃデカイバレーボール二個も持ってるんだからな」コノコノー

エルメェス「や、やめろ!///さわんじゃあねー!」

徐倫「しかしエルメェスのソレ、モノホンか?テレビでみたぞ、ケツコンとかいうのをいれておおきくするひとがたくさんいるってな」

エルメェス「シリコンだろ!んなもんいれてねーっての!///」

徐倫「どうだかねーッ。オンナはウソツキだっていうし」

FF「エルメェスは魔性の女というわけね」

エルメェス「わけわからんこといってねーでもうこどものカラダにもどしてもらおうって///すっげーはずかしいんだからこのスガタ!」

徐倫「いいやまだだねっ!オトナのセカイをタイカンしないと!」

FF「なにをするだ?」

徐倫「オトナにしかできないこと・・・それは・・・」

FF「それは?・・・」

徐倫「ザ・ジョブ!」バン

 ―――

オインゴ「・・・・・・ボインゴよォ~・・・最近めっきり面白い本がねぇんだよなァ~・・・なんでかってわかるか?読む時間がねえんだよお~~~ッ!俺ァ最近テレビドラマに夢中でよォ~~~ッ、本を読むヒマがありゃしねー!これってどういうことかわかるかッ?『本』よりも『テレビ』のが面白さ上回ってるってことなんだよォーーーッ!」

ボインゴ「・・・に、兄ちゃん・・・それは間違ってるよ・・・『本』は何よりも優れた娯楽・・・『テレビ』の時代はもう終わりなんだよ・・・ウケ・・・テレビなんかより本のほうがずっと面白いよ・・・クキコ」

オインゴ「言うじゃあねえかよォ~ッ。そりゃ俺達、今は本屋でバイトしてるから本に肩入れすんのは当たり前かもしれねーけどよォ~・・・ここは『本屋』と『レンタルビデオ屋』が一緒になってんだよォ~ッ。だから『ビデオ』に肩入れすんのも当然だぜーッ!『ドラえもん』、『クレしん』、『トムとジェリー』ィィィ!色んなビデオがあるんだぜェーッ!」

ボインゴ「ウクク・・・そ、それじゃあ・・・僕が面白い『本』を兄ちゃんに教えてあげるから、兄ちゃんは僕に面白い『ビデオ』を教えてよォ~・・・それで万事オッケーだよ・・・クケケ」

オインゴ「お前天才かァ~ッ。お互いに長所を補いあう、俺達オインゴボインゴブラザーズッ!イェイ!」


徐倫「たのもー!」バン

ボインゴ「ヒッ!」ビクゥ

オインゴ「・・・おいおいおいおいおいお客さんんん~・・・いきなり現れて銭の受け皿叩くんじゃあないぜ。弟がビクっちまったじゃあねえかよォー・・・いくらカワイコちゃんでも俺の弟をイジめる奴ァゆるさんぜ」

徐倫「しごとください!いっしょけんめいがんばります!」

エルメェス「・・・ラクなしごとにしてください」

FF「仕事をよこせ!」ジャキィィン!

オインゴ「店長ッ!店長ォー!」


徐倫「うおおッ!うおお~ッ!はじめてのオシゴトだ!これでアタシたちもオトナのなかまいりよォーッ!」

エルメェス「まさかトントンびょうしにバイトでやとわれるとはなァ。えふえふがプランクトンじゅうでオドしたからかもしれねーが」

FF「というワケでよろしくしてくれッスよセンパイィーッ」バンバン

オインゴ「お、おお・・・ま、任せとけ・・・」ハハハ

ボインゴ「に、兄ちゃん・・・僕コワイ・・・だってこの人達銃持ってたじゃない・・・そんな人達と一緒のレジに立ってるなんて・・・おっかないよ・・・」

オインゴ「お、落ちつけェボインゴォ・・・お前は以前ホルホースとつるんでたじゃあないか・・・それに比べりゃあこれくらい・・・」

FF「あ、虫が飛んでる。駆逐しなきゃ」ドギュドギュ!

ボインゴ「ヒィーッ!ハエ相手に銃ぶっ放してるよォ~ッ!絶対この人トリガーハッピーだよォーッ!」

オインゴ「び、びびるんじゃあねえボインゴ!書店員はうろたえない!」

エルメェス「なんだかうるさいな」

徐倫「フフン・・・アタシたちオトナのセクシーレディーがドウリョウになってドウヨウしてるんだろうぜ。それよりシゴトだシゴトーッ。ビシバシはたらいてジャンジャンかせごう!」ヘイラッシャイ!

エルメェス「いっちゃあなんだがじょりん、このおみせきゃくがゼンゼンいねーよ」シラケーッ

徐倫「ムウ」

FF「現在地方の書店は絶滅の危機に瀕している。21世紀のハイテク技術によって本は今やデジタルへと移行しつつあり、紙媒体の書籍は以前ほどの売り上げを見込めないと言われている」

徐倫「ヌウ」

FF「当然、紙媒体で書籍を求める消費者も少なくなく、実物を形として残しておきたいと考える人らはデジタルを否定している。しかし彼らも街の書店に行くよりもインターネットを利用してのオンライン販売で購入する割合が増えてきており、わざわざ書店に足を運ぶような消費者は減りつつある」

徐倫「ンウ」

FF「ハイテク技術が進歩するにつれ書店はその売り上げが徐々に減少しており、書店の店舗数が全国的に少なくなっているのが現状である。ワンクリックで楽に買い物ができるオンライン販売を相手にするため書店員も工夫をこらさなければならない。さもなければ将来本屋そのものが歴史の教科書の中でしか見られないものになる可能性も否定できない」

徐倫「かんたんにいってくれない?」

FF「客を呼び込まなきゃ」

徐倫「なるほど!」

エルメェス「ほんやさんもたいへんだなぁ」

徐倫「だったらよォーッ、めいあんがあるんだ。アタシってばてんさいね!しょうらいはゴールデンラズベリーかくとくまちがいなし!」

FF「それは不名誉な方だよ」

理那「すみませーん、この本くださーい」イソイソ

エルメェス「あ、はいはいただいまッ。860えんですゥ」

FF(・・・農場経営の本・・・)

エルメェス「ありがとござやしたー。・・・で、じょりん、めいあんって?」

徐倫「きゃくをよびこむにはなにをするかッ?こたえはかんたんだ。ここにチョービジンでセクシーなオトナがいるんですからねッ」フフン

エルメェス「・・・?・・・なにをいってるんだ?コイツ・・・」

徐倫「ズバリ!カンバンムスメ!アタシがそとできゃくをよびこむんだッ!こんなにもプリチーなレディーがいるんだからみんなおしあいへしあいどつきあいでおみせにくるよ!かけてもいい!」

エルメェス「じぶんでいってりゃあセワねーな」

徐倫「エルメェスもやるんだよ!そのドハクリョクバディーがあればオトコはみんなやってくる!オンナずきのオンナもね」

エルメェス「は、はぁ!?///なにいってんだ!アタシはやらねーぞゼッタイ!」

徐倫「だいじょうぶだいじょうぶ!アンタもビジョにしんかしたんだからにんきばくはつまちがいなし!」

エルメェス「あ、アタシはビジョなんかじゃあねー!」

ノリスケ「お、店員さん美人だな。ビックリ」トボトボ

徐倫「ほら!みちゆくおきゃくさんにもホメられた!」

エルメェス「お、おだてたってそのてにはノらねーぞ!」

FF「私の推測ではエルメェスは男っぽいヒゲの生えた女か男かわかんねー大人に成長する可能性もあったけど、どうやら美人ちゃんに成長してくれてなによりだ。それにちゃんと大きくなってるし・・・」

エルメェス「どこをみて言ってんだ!コラ!」

憲助「ん、お嬢ちゃんボインだな。ビックリ」スタスタ

徐倫「ほらぁーッ」

エルメェス「ふ、ふざけんな///ぜったいにヒトマエになんかでねーからな!なんなんださっきのジジイとオッサンはァ!せ、セクハラだセクハラ!///だいたいカそとでよびこみなんざしてもきゃくなんか・・・」

FF「私にいい考えがある」ピーン

徐倫「あるのかえふえふ」

FF「私達の友人を呼びよせ、店の前の広場で『ミスコン』をするというのはどうかな?」

徐倫「てんさい!」バーン

エルメェス(ぜったいにマズイことになる・・・)

大人エルメェスはかわいこちゃんに成長してるってテイで
以前幼じょりん達のイラスト貼ってもらったときどれもえるめぇすかわいく描いてもらってたので

四部はアニメ化くると思ってたしやっぱりかーって感じでしたねー。仗助億泰は声変えないでもらいたい。ていうか変わらないでしょアレ以上はないでしょ・・・
しかし何クール使うんでしょね。三部で一年分使ったんだし・・・

スピードワゴン「さあさあそこのあなた!そちらのアンタも!寄ってらっしゃい見てらっしゃぁい!」パンパン

 「なんだ?なにかやかましいな・・・」ザワ・・・

 「あそこの男だ。本屋の前で客引きか?にしても声がデケーぞ」ザワ・・・

SPW「一体何ごとだ?ってカオしてんで説明させてもらうが、今からここで面白い催し物が始まるんだぜ!しかも無料で見学しちまえるんだ!」

 「ゲリライベント?なにがはじまるんです?」ザワ・・・

SPW「俺ァおせっかいやきのスピードワゴン!こういうことは俺の出番さ!年齢?時代?そんなチャチなもん気にしてちゃあ、ジョースターさんみてえな紳士にゃあなれねーぜ!」

SPW「それじゃあ始めるぜ!第一回スタンドの使いやあらへんで!チキチキ!さあ書店に行こう!本屋の前でのゲリラ的ミスコン~~~!」

 \ワーワー!/ \オオー!/


エルメェス「どうしてこんなことに・・・」アワアワ

徐倫「フフフ・・・ひとがあつまってきてるきてる。ここでアタシのオトナのミリョクでメロメロにしてやる!」メラメラ

FF「それにしてもあの司会者は誰?」

徐倫「え?えふえふのしりあいじゃないの?」

FF「ふ?」ハテ

徐倫「・・・」

FF「・・・」


SPW「さぁて!皆さんお待ちかねぇーッ!麗しき淑女の登場だぁー!」ザン

由花子「エントリーナンバー1番、山岸由花子。主婦です。あっ、間違えたまだ籍入れてなかったわ。女子高生やってます」

 \オオー!/ \JK-!/ \ヒューヒュー!/

SPW「こいつはえれぇベッピンさんだ!ホッペタが落ちそうってのはこのことだぜ。しかし山岸の由花子ちゃんよォ、なにか特技はないのかい?トクギィだよーッ。見た目だけで勝負しようってのかい?」

由花子「ミスコンだもの、パフォーマンスだってやるつもりよ。私の特技は・・・髪の毛を自在にあやつることッ!」ブワワァ~ッ!

 \ウオオー!/ \スゲー!/ \ト、トリックダ!/

由花子「フフ・・・世界がどれだけ広くても、髪の毛を操れる人間は私だけ――」

SPW「あああああああああう
 ああああああああああわ!!!」ドキィ!

由花子「!?」ビクゥ

SPW「てめぇはあのおっかない騎士ゾンビじゃあねーか!ジョースターさんにやっつけられたと思ったらまだ俺達を追ってきやがったわけだな!今度こそやっつけてやる!」ザッ

由花子「ちょ・・・な、何よアンタ。一体なにを・・・」

SPW「帽子カッター!」パパウパウパウ!

由花子「きゃあ!」

康一「危ない由花子さん!」バッ ズーン

由花子「こ、康一くん!?」

エコーズACT3『帽子ヲ『重ク』シマシタ。SHIT』

康一「ケガはないかい由花子さん?そのキレイな肌に切り傷なんてつけられちゃあいないだろうね」

由花子「ええ・・・ありがとう康一くん」

康一「いいんだよ。由花子さんさえ無事なら・・・」

 \ヒューヒュー!/ \ミセツケヤガッテー/ \バクハツシロー/

SPW「・・・へっ・・・どうやれ俺ァくっせぇ芝居に付き合わされちまったみてえだな・・・スピードワゴンはクールに帽子を拾うぜ・・・ンンー!おもった より おもい!」グググ

康一「あ、すみません」カイジョ

SPW「さあお立会い!次の美女の出番だぁーッ!」

トリッシュ「エントリーナンバー2番、トリッシュ・ウナでぇ~っす☆アイドル歌手めざしてぇ、ふんばってまぁ~すッ♪」テヘ

SPW「こいつは強敵だぁーッ!」

 \ザワ・・・/ \ザワ・・・/ \アレッテ、カシュノトリッシュ?/

トリッシュ「やーん☆こんなド田舎でも私のこと知ってくれてる人がいてウレシーッ。あ、ド田舎って言ったとこカットしてね」チョキチョキ

SPW「こいつぁ驚いたぜ!2番のこの子はイタリア地方じゃあ名の知れた歌手だそうじゃあねーかッ。まさかプロが参加するとはーッ!そいで、アンタのパフォーマンスはァ?」

トリッシュ「なんたって私はアイドル歌手☆モチのロンで・・・唄いまーす♪」

 \オオーーー!/

SPW「こいつはぁマズイぜ!本職のプロが唄うってんだぇ?こりゃあ参加も視聴も無料のミスコンなんだぜ。それなのにプロの歌手の歌が聞けるってぇ?ここにいる連中はラッキーだなッ!さぁて!曲はァ?」

トリッシュ「細川たかしで、『北酒場』!」バン

SPW「変化球だァーっ!鬼のような軌道の変化球ウー!」

トリッシュ「きたぁのォ~~~♪酒場通りにはァ~~~ッ♪」ルンルン

 カンコォーン・・・

SPW「はいはいスミマセンねェーッ、鐘がなったのでオシマイですねェーッ」

トリッシュ「ええっ、もぉおォ?・・・みなさんトリッシュ・ウナに投票してねー♪」ウナッ☆

 \キャーウナチャーン/

SPW「ヒューッ・・・いやにコブシの効いた歌い方だったが、後がつかえてるんでね。そいじゃあ次の参加者はどこのドイツだァーッ?」

ルーシー「3番、ルーシー・スティールです。人妻です」

 \オオオオオオ!/

SPW「幼妻だとォーッ?こいつはコアな層にはアツイぜーッ!」

 「ヒュー!人妻バンザーイ!」

 「俺ァアンタに投票するぜー!」

 スティール「ルーシーたーん!ルーシーたんサイコー!ハァハァ・・・」

SPW「こいつぁ驚いた!固定ファンがしっかり根付いてやがるぜ!アンタ、プロの女優かなにかかい?」

ルーシー「いえ・・・ただ、夫がただ有名なプロモーターのタヌキおやじなだけで、少し、ほんのチョッピリだけメディアに顔出しすることもあるので・・・そのせいカモ?」

 「あ!そういえば前にワイドショーで見たぞー!ヒューヒュー!」

 「いいとものテレフォンに番宣で出てたなァーッ!かわいかったぜー!」

 スティール「ルーシーたん出演番組は全部録画してDVDに5枚ずつ焼いてるよー!ハアハア」

SPW「へっ、そりゃあすげえや。まさしくセレブリティーってやつだな!そいで、アンタはどんなパフォーマンスをひっさげてきたってんだい?」

ルーシー「私は一人では何もできません。スティールという性あってこそのルーシー。私だけではタダのかよわい女・・・でも、もし私にできることがあるとすれば、これくらいです」ズラァ

SPW「うおぉっ!?な、なんだアあんた!そりゃあ『ナタ』じゃあねーかッ!あぶねぇっ!そんなもんを持ちだしてどうしようってんだ!」

ルーシー「私、肉を『切断』するくらいならできます。食用のものでなくても・・・それで私達がしゃーわせになれるなら・・・やってみせます」ズオオォォォ・・・

 「お、おい・・・あの子ヤバいんじゃあないか?・・・あのナタ・・・血のりがついてるぞ・・・」ゴクリ

 「食用のでなくてもって・・・まさか・・・他の参加者を・・・」ゾォ~ッ

 スティール「ヤンデレもええのう・・・ハアハア」

SPW「うおおおあああああ!や、やめろッ!少女がナタを持って人を襲うなんて・・・放送コードにひっかかる!BPOがすっ飛んでくるぞォー!規制がどうのこうの言われて、子供がマネするからとか言いがかりつけられて大問題になっちまう!俺ァそういったハナシを聞いたことがあるっ!退場だ退場ォーッ!今すぐさがれーッ!」


徐倫「ぬぬぬ・・・きょうてきだらけ。まるでビジンのバーゲンセールだな」

エルメェス「なあじょりん、このミスコンってさっきおもいついたんだよな?ほかのさんかしゃたちはいったいどうしてこのミスコンをしったんだ?こんなすぐメンバーあつまるもんなの?」

徐倫「ヤスホにでんわして、『ミスコンやるからさんかしゃあつめて!』っていったらこうなったんだ。チェーンメールでいろんなひとにれんらくしたらしいよ」

康穂「そう、私の手腕よ」ザッ

エルメェス「ぎょっ、どこから」

康穂「メールの内容には『クウジョウジョリーン主催のミスコン開催。優勝者には特大の報酬をプレゼント』と書いておいたわ。プロデューサーは私康穂ッ」シビッ

FF「プロデューサー?なんの?」

康穂「私の野望は、このミスコンでアイドルの卵を発掘し、私がプロデュースし、事務所を立ちあげ、トップアイドルに仕立て上げることよッ!今、世はアイドル飛鳥時代!」

FF「戦国」

康穂「私は世界一のアイドルを育てあげ、それをウラで操る黒幕になりたいのよ!イコール、アイドルで世界征服よ!オトメよ大志をいだけってね!」バーン

徐倫「めっちゃんこおそぎゃー!(とてもおそろしいー!)」


SPW「さぁて!9人目のパフォーマンスも終わったところで、残るメンバーはあと4人だ!次の参加者はだれだぁ~ッ?」

FF「10番、フーファイターズ!私を呼ぶならそう呼べ!」バーン

SPW「おわっとぉ!勢いのあるお嬢ちゃんだぜッ!緑の髪の毛でまるで湿ったメロンだな!」

 \ヒューッ!キュートダネェーッ!/ \カーワーイーイー/

FF(盛り上がってるな・・・ここでさらに盛り上げるには・・・たしか本で読んだ方法だと・・・)

FF「チュッ(はぁと)」

 \ワアアアアアアアア!/

SPW「やるじゃあねえかっ!イマドキ投げキッスなんてやるかね、フツー!」

FF「それじゃ、パフォーマンスをはじめるよ。男のコはこーゆーのに弱いんでしょ」ボン

SPW「ムム!?」ギョ

FF「私は肉体を思うがままに変身できるのだー」ボンキュッボーン

 \スゲエエ!/ \セイケイダ!セイケイー!/

マライア「ちょ、ちょっと待ったァー!そりゃアタシのパクリだパクリィーッ!」ドタバタ

SPW「6番の参加者がイチャモンをつけてきたぜッ。それもそのはず、6番のコも胸をでかくするパフォーマンスをしてたもんなぁ!観客にナットが当たって騒ぎになったが」

FF「何言ってんの。私のはあなたのとは違ってホンモノだよ」ウニュウニュ

マライア「と、トリックよ!トリックに決まってるわ!」

FF「ム・・・そうまで言うなら見せるしか・・・」ス・・・

SPW「わー!そこまでだそこまでッ!こんなとこで服を脱ぐんじゃあないッ!はい、後ろに下がって下がって!」グイグイ

FF「えー」ズリリリ

 \ハアア!?ジャマスンナー!/ \ヌゲヌゲー!/ \シンシブッテンジャアネーゾコラッ!/

SPW「へっ・・・俺はジョースターさんのような紳士じゃあねえが、礼儀はわきまえてるぜ。だらしない連中だなてめーらは!お前らになんといわれようと、この舞台ではれんちなマネはさせねー!さあ、次の参加者はー!?」

エルメェス「・・・じゅ、十一番・・・・・・エルメェス・・・コステロです・・・」モジッ

SPW「やべえぜすっげえかわいいしムネもでけぇたまらんぜ」

スピードワゴンは精霊みたいなもんですたぶん。見た目は一部のままですたぶん

 ウヒョー!ナイスバデー! キャワイイー! ハナモハジラウー!

エルメェス(ヤバイヤバイヤバイ・・・これはヤバイ、ヤバすぎる・・・・・・すっげーハズかしい・・・オトナのからだになっただけでもハズかしすぎてハレツしそうなのに・・・こ、こんなおおぜいのまえにでるなんて・・・)

SPW「お嬢ちゃん、アメリカの人かい?日本人離れしたスタイルと瞳だぜ。おっと自己紹介がまだだったな。俺はおせっかい焼きのスピードワゴン!育ちは悪ぃが心は紳士に憧れるゴロツキさ!」

 ガウチョ「こら!司会者ァーッ!ナンパしてんじゃあねーぞ!」

 ドットハーン「そうだそうだ!職権乱用するんじゃあねえーッ!」

 DアンG「ひっこめー!」

 ソウダソウダー! ヒッコメー! ショッケンランヨウダー!

SPW「あーあー黙れ一般ピーポーが!しょうがねえ、ここは仕事に徹するしかねえか。で、お嬢ちゃん・・・あんたは一体どんなパフォーマンスで男どもを熱狂させてくれるんだ?」

エルメェス「ね、ねっきょう?そんなこと・・・そもそもなにもかんがえてないし・・・じょりんにムリヤリ・・・」

 ドットハーン「どうしたお嬢ちゃぁん!モジモジしてんじゃあないッ!さっさと踊れ踊れー!」ヤイノ!

 ガウチョ「そーだそーだ!どうせならそのオベベを脱ぎ棄ててよォー!マッパ踊りしろー!」ヤイノ!

エルメェス「は、ハァ!?///」

 DアンG「おーどーれっ!おーどーれっ!おーどーれっ!」ヤイノ!

 オードーレ!オードーレ!オードーレ!

 ヤイノヤイノヤイノヤイノヤイノ!

エルメェス「そ・・・そんなの・・・・・・」

 オードーレ!オードーレ!オードーレ!

SPW「おいおいおいお前らぁ!レディーに対してなんちゅうことを――」

エルメェス「・・・~~~ッ・・・」プルプルプル

 オードーレ!オ・ノーレ!オードーレ!


 プッツン

エルメェス「やかましい!うっおとしいぞおまえら!」カッ!

SPW「っ」ビクッ

エルメェス「こっちがオトナしくしてやってたらてめぇらチョーシにのりやがって・・・あぁ!?ナニサマのつもりだコラァ!」

 ガウチョ「ひっ」ビクッ

エルメェス「おい・・・そこのしょーもないカオしたヒゲ」

 ガウチョ「・・・お、俺ェ?」

エルメェス「なァーにが『オベベぬぎすてて』だテメーっ。いつのじだいのことばだオイ。タイムスリップでもしてきたのか?おおむかしからやってきたのか?なら、そのスっとぼけたヒツジのハナミズかためたみてーなカオにもなっとくがいくわな。そんなカオでこのじだいでマトモにであるけるワケがねーもんな。すぐにケーサツにショクシツされてコウゼンワイセツでブタばこいきのカオだからなァーッ」

 ガウチョ「ひ・・・ひどい・・・」ポロポロ

エルメェス「おい・・・スシについてるバランのっけたみたいなオッサン」

 ドットハーン「・・・お、俺?」

エルメェス「このアタシにおどれって?そのゲリおこしたブタのケツみてーなアンタのおめめをパッチリひらいてアタシのおどりがみたいってのか?カオとおなじでゲヒンなことしかいえねーようだなオイ。くさったジャガイモをミキサーでシェイクしたみてーなカオのうえにクチまでキタナイとか、なにもかもおわってんな。5ふんいじょうヒトとかいわしたことあるか?アンタとめんとむかってられるにんげんがいたらギネスだわ」

 ドットハーン「・・・そこまで言わなくても・・・」ポロポロ

エルメェス「それからそっちのきしょいメットおっさん」

 DアンG「・・・は、はい」

エルメェス「なにをさりげなくアオってんだコラ。ひとりじゃビビってなぁーんにもできないくせに、こえだけでかくしてヒトのいけんにノるなんてハズカシーとおもわねーのか?まいあさカガミみてきしょくわるいカオみておちこむだろうがよ、たにんにさんどうしてじぶんもおおものぶってるんじゃあねーよスッタコ。そういうヤツにかぎってちょっとのことでキズついてわんわんなきじゃくるんだろどうせ。きしょくわるい」

 DアンG「・・・」ボロボロ

エルメェス「どいつもこいつもキモイかおをズラりとならべやがって・・・こりゃ『しょーもないキモイやろうどもしゅうかい』のかいじょうか。あたま『シール』でかちわってのうみそストローでチューチューすったろかガキが・・・」

 \・・・・・・/

SPW「・・・・・・」

エルメェス「・・・」

 \・・・・・・/

エルメェス「こわかった♡」

 \ズコー/

SPW「さあお決まりのネタをやったところで舞台裏に下がった下がった!いやぁーッ、なかなかベタな展開だったなァ~ッ。さて、そいじゃあ最後の参加者だ!なんとこのイベントの発起人でもあるんだぜーッ」

 ザッ

徐倫「アタシはクウジョウジョリーン!」バーン

 \WOOOHOOOO!/

SPW「黄色い声が会場を飛び交うゥーッ!こいつぁ美人だ!初めてミロのヴィーナスを間近で見た時と同じ美しさを感じるッ!まるで芸術だッ!アートだッ!ミロの作品見たことないがね」

徐倫「フフフ・・・みんなアタシのオトナのみりょくでイチコロコロちゃんよ・・・オトナってたのしぃーッ」ジョッジョッジョリィ~ン

SPW「なあ徐倫ちゃん、アンタは一体何者なんだァ?ミスコンを開催しようって思ってこんなにすぐ参加者を集めるなんざ、この俺でもほねがおれるぜ。一体どうやったんだ?おせーて、おせーてくれよぅ」

徐倫「アタシにはダチがたくさんいるんだよ。それと、アタシはそこにあるホンヤさんでオシゴトしてるから、みんなおみせにキテネ☆」ウィンクバッチィーン

 \YYEEEAAAHHHH!/

SPW「さりげなく宣伝していくとはやるじゃあねえか!俺も商いをする時にゃ参考にさせてもらうとするか。それにしても見事なプロモーションだ。アンタいったいいくつなんだ?」

 バッ

徐倫「5さい」」

 ――カフェ・ドゥ・マゴ

承太郎「――その時、ロードローラーをDIOの眼の前に落として言ってやったんだ。『BOOOM、落し物か?』」

ポル「・・・」

花京院「・・・」

アヴ「・・・」

ジョセフ「あ、最後のポテトフライもーらいっ」モグモグジョセフ

承太郎「・・・・・・BOOM、落し物・・・なぜ笑わない?学会でツカミに話したら大爆笑なのに」

アヴ「・・・今の笑うところか?・・・ああ、いや、つまらないという訳じゃあないんだ。ただちょっと・・・意味がな・・・文化の違いかな?」

ポル「俺は心の中で笑ったから」

ジョセフ「なあ・・・なんだってわしらはこんなトコで茶会を開いてるんだ?しかも野郎が5人もそろってな・・・あと犬」

イギー「(`・ω・´)」ガツガツ

ジョセフ「ずっとコーヒーガムをくっとるぞ。もう5ダース目じゃ」

アヴ「それはポルナレフが『暇だからあそぼうよぉ~ッ!やることないんだよぉ~ッ!』と、ヒマを持て余した高校生のように泣きついてきたからですよ。とりあえず集まってみたものの、行くところもやることもなくボーっとしてるんですよ」

ジョセフ「チッ!どうせならオンナのコひっかけて来ればよかったわい。貴様等ムサい連中と一緒にいても面白くもなんともないわい」

ポル「そりゃあこっちも一緒だってーの。このイロキチジジイ・・・あ~あ、なにか面白いことないかなぁ~」ズズー

 ~!~! ~!~! ~!~!

承太郎「!・・・徐倫センスに反応が」ガタッ

花京院「また発作か・・・」

アヴ「承太郎、徐倫センスとはなんだ?」

承太郎「俺の脳は徐倫の見逃せないイベントが起こると感知して知らせてくれるんだ。初ハイハイの時も、初あんよの時も、初『パパ~♡』の時も」

ポル「俺お前の脳ミソ1000ドルで買うわ」

ジョセフ「待った、徐倫の見逃せないイベント?そいつぁ見逃せないのう・・・どれ、目的は決まったようじゃな」スッ

アヴ「そのようですね・・・店主ーッ!お代はここに置いておくぞーッ!」バン


 『いくぞ!』

 『来たぞ!』

承太郎「ここか・・・祭りの場所は・・・」オウジャァ~ッ

ジョセフ「なんじゃいこりゃあ!人がたくさんいるぞ。それにあのステージ・・・ンン?・・・ミスコンじゃとぉ!」

ポル「なるぽろ!徐倫の見逃せないイベントというのはミスコンに出場する徐倫の雄姿を見ろってことか!カメラあるかキャメラ」

花京院「みてください!ステージの上を・・・あ、あれはまさか・・・」

イギー「Σ(`・ω・´;)」

承太郎「・・・・・・なん・・・だと・・・」


徐倫「THIS WOMAN IS MY DESTENY♪ SHE SAY FOO~♪ SHUT UP AND DANCE WITH ME!♪」

 「うぅっ・・・いい歌だ・・・」グスン

 「めちゃくちゃ心に響くぜ・・・最高だ・・・」ヒック

 「なんて歌声なんだ・・・まるで天使だ・・・」ポロポロ

SPW「こいつぁ・・・おったまげたぜ・・・こんなにキレイな声ははじめてだ・・・耳の中が晴天の青空・・・ああ・・・頭の中を風が吹き抜けるようだぜ・・・」

徐倫「はい、おしまい!いやぁ~、スッキリうたったナア~ッ。あ、いまのは『WALK THE MOON』の『SHUT UP AND DANCEE』ってきょくね」

 \FOOOOOOOOOOOOOOOOOO!/ CLAP CLAP CLAP

SPW「いやぁ!見事!おんみごと!いい歌を聴かせてもらったぜぇ!曲もだが声がイイッ!アメリカ西海岸ならヒット間違いなし!」


承太郎「・・・・・・徐倫が・・・大人になって・・・」ガタガタ

アヴ「落ちつけ承太郎!あれはきっと・・・そう!大統領が連れてきた隣の世界のパラレル徐倫だ!」

 徐倫「アタシはクウジョウジョリーン!」バーン

アヴ「あ、本人だ」

承太郎「あがが・・・」ガタガタ

ポル「まずいぜ!承太郎のやつアワ吹いてやがる!」

花京院「承太郎!意識をしっかり!徐倫の成長はよろこばしいことじゃあないのかい?」

承太郎「・・・なに寝ぼけたこと言ってやがる・・・・・・徐倫が大人になっちまってるんだぞ・・・入園式、入学式、卒園式、卒業式、誕生日、クリスマス、お正月・・・数々のイベントを何回分も損してるんだぞ・・・」

花京院「そう考えるとたしかに・・・」

承太郎「一体なぜだ?・・・なぜ徐倫は大人になってしまってるんだ?オラ・・・誰だ・・・誰のしわざだ・・・オラ・・・オラ・・・」プルプル

ポル「大丈夫か承太郎。オラが漏れてるぞ」

アヴ「心当たりがある」ザッ

ジョセフ「知っているのかアヴドゥル」

アヴ「『時を吹き飛ばすスタンド能力』を持つ男の話を・・・聞いたことがある。その能力は時間を消し飛ばし、『時が過ぎたことを認識しない』というのものだ。雲は分裂したことに気付かず、ろうそくは自身の火が消えたことも認識しない・・・たまにあるだろ、『あれ?もうこんな時間?』という感覚。あれもスタンド攻撃だとネットに書いてあった」

ポル「マジかよ。そんな能力のスタンド使いが・・・」

アヴ「お前が言ったんだぞポルナレフ。スプラトゥーンしながら『あー、時間吹き飛ばせるスタンドほしいなー』と」

ポル「マジで?俺、どうでもいいことは覚えてないクチなんだ」

ジョセフ「つまりはそのスタンド使いの能力のせいで、いつの間にか徐倫が大人になっちまってたって話か。なんて奴じゃ!ゆるせん!」

承太郎「教えろアヴドゥル・・・そのクソッタレなスタンド使いの名を・・・俺と徐倫の成長アルバムを吹き飛ばしやがった奴の名を」オラ・・・

アヴ「奴の名は・・・ディアボロ」

承太郎「よしそいつを両方しよう」オラッ・・・オラッ・・・

ポル「賛成だ!昨日食べたラーメン屋のチャーハンが味うすくてイライラしてんたんだ!ウサはらしてやるぜッ!」シュッシュッ

花京院「ジョジョの新作ゲーム、アイズ・オブ・ヘブン発売の前祝いにちょうどいい。僕も同行する!」ズアッ!

アヴ「私の占いでは、明日は思いがけない出会いがアリ、観光地に行くと金運がアップするヨ、ラッキカラーは青みがかった緑だと出ている」ムゥン!

イギー「(´ω`)。O○」プププ!

ジョセフ「やれやれじゃわい・・・こいつら、やると決めたらトコトンつっ走るからな。生粋のランニングマンじゃわい・・・・・・でも・・・ウォークマンはすきだがね」カチッ テレレッテーレテッテッテッテテッテ♪テレレッテーレテッテッテテッテ♪テレレッテーレテッテッテテッテーン♪シィージィーマァーソォー


 『行くぞ!』

ここのポルナレフは無事だもんな、ディアボロと戦ってないからキンクリ知らないのか
しかしソースがネットってそれでいいのかアヴドゥルwwwwww

 ガサガサ・・・

 クン・・・クンクン・・・・・・クンクン・・・

Dio「・・・におう・・・『ニオう』ぞッ・・・クン・・・フフ・・・この甘~いニオイ・・・・・・間違いない・・・『クウジョウジョリーン』だ・・・クン」

Dio「マシュマロに穴をあけてドロドロのチョコレートを流し込んでからザラメをふっかけたような甘ったるいニオイ・・・それでいてハワイの青空のように透き抜けるさわやかな香りもする・・・確実、そう確実にこれはクウジョウジョリーンのニオイ!・・・フフフ・・・久しぶりに嗅いだ・・・クンクン」

Dio「・・・?・・・クン・・・しかし・・・すこし『違う』・・・クンクン・・・なにか・・・?・・・妙だ・・・いつもと違う・・・いつものクウジョウジョリーンのニオイじゃあない・・・クン・・・フフ・・・そうか、奴も成長しているのだな・・・子供は成長が早いからな・・・フフ・・・」

Dio「ならば、一秒でも早くクウジョウジョリーンを俺のものにしなくてはッ・・・時は止まってはくれない・・・フフ・・・クウジョウジョリーンはこの俺のものだ!必ず手に入れてやるぞっ・・・」ガサガサ


SPW「いやぁ~、アンタ、歌手になれるんじゃあないの?歌もうまいしルックスもイケウーメンだ」

康穂「おっと待って待ってェ~。そういうビジネシーなお話は事務所を通してからにしてもらえるかしら?彼女は私がプロデュースするアイドルよ。今はまだ違うけど」ザン

SPW「なんだってぇーッ、そいつは本当かい?」

徐倫「チョコレートのプールにはいりたいです!」

康穂「観客のみなさん!クウジョウジョリーンの歌声に感服したのであれば、彼女のプロデビューの支援を!どぞ、よろぴく!」

 バババッ!

Dio「WWWWWWWRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYY!」バァーッ!

康穂「!?キャ!な、なに!?」

SPW「うわあああ!な、なんだぁ!?謎の男が飛びこんできたァー!乱入だ乱入ウーッ!ゲーセンで格ゲーしてたら勝利画面でいきなり乱入された時みてーだ!」

徐倫「おまえは・・・!きょうりゅうだいすきDio!ジュラシックワールドみた?」

Dio「油断したなクウジョウジョリーン!今日こそ貴様を我がものにして・・・・・・や・・・・・・!?・・・・・・」ビタァ!

徐倫「?」

Dio「・・・・・・な・・・・・・なんだ・・・コレは・・・・・・どういう・・・一体・・・・・・クウジョウジョリーン・・・・・・子供じゃあ・・・『ない』・・・?・・・」プルプル

SPW「なんだこいつは・・・NBAの選手でも垂直飛びの平均値は71㎝だというのに、こいつは今20mはジャンプしていたぞ!人間にできる業じゃあない!こいつは人間ではないのか!?人間を超越しているのかァー!?あの吸血鬼・・・ディオのように!」

康穂「どこでそういう知識仕入れてくるの?」

SPW「だが様子がおかしいッ・・・徐倫に飛びかかったと思ったら突然!全速力で走ってる犬がリードを引っ張られて急停止するかのように止まったぞ!一体何がどうしたってんだ!」

康穂「完全に空中で固まってるけどそこ触れないの?」

Dio「・・・・・・ど、どういうことだ・・・クウジョウジョリーン!貴様ッ!何があった!い、いや違う!貴様は偽モノだな!そうに違いない!また大統領の差し金だろう!そうだろ!そうだと言ってください!」

徐倫「なにをネボケタこといってんの・・・アタシはクウジョウジョリーン!しょうしんしょうめいジョリーンよ!いつだってジョリーンなのよ!ずのうはこども、みかけはオトナのジョリーンよ!」バーン

Dio「LLOOOORRRRYYYYYYYYYY!!!フザけるなッ!クウジョウジョリーンは『子供』だッ!子供でなくちゃあいけないんだッ!子供であるクウジョウジョリーンを手に入れるのがこの俺なんだァーーー!」

徐倫「いいやちがうねッ!アタシはオトナになったんだ!・・・オトナのレディーに・・・ね」ウィンクバッチーン

Dio「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおLLLOOORRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」ブスブスブス・・・

 ドガパァアアアーーーッ

SPW「エッ、エーーー!爆発したぁー!爆発四散ッ!まるでKOされたサイバーボッツだッ!電子レンジに入れられた電池みてーだッ!こ、こんな光景はイギリスでもお目にかかれなかったぜ!」

徐倫「やれやれだわ・・・Dio・・・アンタにはモリモリよ」

康穂「・・・?・・・こりごりだわって言いたいの?」

徐倫「そうそうそれそれさっすが」ビッシィー


SPW「さあさあお立会い!ゲリラミスコンもいよいよ結果発表だぜーっ!ハデなパフォーマンスがたくさんあったが、誰が優勝するのかなァ~っ?」

徐倫「アタシだな」

FF「いいやアタシだね」

徐倫「アタシだ!

FF「アタシ!」

徐倫「やいの!」

FF「ヤイノ!」

 ヤイノヤイノヤイノヤイノヤイノヤイノ!

SPW「参加者同士でまだ争うくらい白熱したが、誰が一番かは審査員が決めることになってるんだ。俺やアンタらが決めるんじゃあなく、ギャラリーから選ばれた審査員さ。それも無料で審査できちまうんだ」

マライア「フン、優勝はこの私のものよ・・・そしてDIO様にい~っぱいホメてもらうんだっ。キャルン」

由花子「いったぁ・・・歳考えてやりなさいよって感じ・・・」ボソッ

マライア「てめー今なんか言ったか!あぁ~!?」

トリッシュ「やめなさい一般ピーポーども。今のうちに言いわけでも考えておいたら?」

SPW「さあ~って!優勝は!?・・・

 ドラムロール!ダララララララララ・・・・・・

SBRの係の人①【ルーシー】バン

SBRの係の人②【ルーシー】バン

SBRの係の人③【ルーシー】バン

SBRの係の人④【ルーシー】バン

SBRの係の人⑤【ルーシー】バン

SPW「優勝は3番!ルーシー・スティールだぁーーーー!」ヤヤァ!

徐倫「なんだよそれー!なかみじゃなくてルックスでえらんでるだろー!」オラァー!

エルメェス「ミスコンだから・・・」

 スティール「フフ・・・審査員全員にワイロをにぎらせてるとはだれも気付くまい・・・はあはあルーシーたんサイコー」

スティール「よくやったぞ君達・・・誰にも怪しまれずにさりげなく我が妻ルーシーを優勝に導いてくれたな・・・はいこれ謝礼」シャッシャッ

SBRの係の人達『ワー!ミンナモラエー!ワイロダワイロダー!』ドタバタドタバタ

スティール「フフ・・・たとえ街の片隅で行われるようなしょっぱいミスコンであろうと、やはりルーシーこそが最高の女性だ・・・はあはあ・・・ルーシーたんハアハア・・・」

エンヤ「ひえっひえっひえっ・・・見たぞ・・・ポケットマネーの秘密・・・」ス・・・

スティール「!・・・・・・な、なんだアナタは・・・・・・今の話・・・まさか・・・」

エンヤ「聞いていたともさ・・・ひっひ・・・アンタ、スティーブン・スティールじゃろ?有名なプロモーターのタヌキおやじの・・・これをマスコミにタレたらどぉ~なるじゃろうなァ~?ひっひっひ・・・」

スティール「ま、待ってくれ!これにはわけが・・・」

エンヤ「言いわけなど聞きとうない。ワシは正しいことをするだけじゃ・・・『正義』は勝つ・・・いつでも、何時もな」

スティール「・・・・・・ど、どうすれば見逃してくれる?」

エンヤ「¥」チャリーン

スティール「わ、わかった。50万払う」

エンヤ「あ、もしもし?杜スポ?」

スティール「わー!500!500で手打ちにしてくれ!」

エンヤ「『正義』は勝つ」チャリーン

オインゴ「ぼ、ぼ、ボインゴォ・・・こりゃあすげえ!見ろよこれを!」

 ワイワイガヤガヤ ヤイノヤイノ ニギヤカニギヤカ

オインゴ「さっきまでスッカラカンのぴったんこカンカンだったこの本屋が・・・見ろよ!すげえ大盛況だぜェ~ッ!客が入れ食いだ!グイグイしてる!」

ボインゴ「お兄ちゃん僕コワイ!お客さんが来すぎてコワイ!」

徐倫「うまくいったみたいだな」ザッ

オインゴ「お、お前らが店の前でやってたイベントのおかげかッ!すげえじゃあねーかッ!昼間に5人以上客が入ったのはゴールデンウィーク以来だぜェ~ッ!」

ボインゴ「お兄ちゃん僕コワイ!お客少なすぎるのに今まで経営できてたのが怖い!」

FF「宣伝効果はバッチリだったみたいだね。ウンウン、本はイイゾォ~ッ。知性が得られるッ。たくさん得られる。人間はもっと本をたくさん読むべきなんだウン」

エルメェス「し、しかし・・・」

 「おうさっきのカワイコちゃん!サインくれよサインン~!」

 「お、俺とツーショット写真とってくれ!あ、握手も!」

エルメェス「シタゴコロなれんちゅうもいるぞ・・・」

徐倫「したごころって?」

FF「カメレオンとかけまして、ラピュタでさかさまになりながらシータを助けに来た時のパズーの叫びと解きます」

徐倫「そのこころは?」

FF「どちらも『シタ』が長いでしょう」チャンチャン

 「げっ、さっきの怖いお嬢ちゃんもいる・・・」

 「あ、あんまりジロジロ見ないほうがいいぜ・・・メンタルおられるぞ」

エルメェス「ムッ・・・だったらきゃくはきゃくらしく、ほんをかうか、なにかレンタルしてってよ」

 「わ、わかった!」

 「そ、そうするから心を砕かないでくれ!」

徐倫「エルメェスはつよくなったな」

徐倫「イラッシャイマセェーッ!かしこまりぃー!460えんでぇーすっ!」セカセカ

FF「『クローズ』の22巻が見つからない?けっこう、こちらにありますよ。ほら、この下の引き出しに積み分があります」セカセカ

エルメェス「あー、『クァンタム&ウッディ』のほうやくぼんはうりきれちゃってますねー。え、ちゅうもん?いまてつづきしますねー」セカセカ

オインゴ「海外ドラマの『フラッシュ』ですか?それはアチラのレンタルコーナーに・・・」セカセカ

ボインゴ「え?『極道兵器』のマンガを探してる?お兄ちゃん僕コワイ!」セカセカ

エルメェス「ういひー!ほんやさんってらくなしごとかとおもってたけどたいへんだな」

FF「どんな仕事も大変なものだよ。それが働くということなんだ」

徐倫「でもスッゲーじゅうじつしてる!やりがいがあるっていうかよォー!なんつぅーか・・・オトナやってるってかんじーッ!」

エルメェス「うらやましいな・・・でもま、オトナってのもあんがいわるくないかも」

徐倫「おっ、えるめぇすもこころでりかいしたか!オトナのみりょくをー!」

FF「ちょっと待って、もしかして二人とも、このまま大人のままでいるつもりなの?」

徐倫「あたぼうカネボウよ!」

エルメェス「・・・ちょっとそれも・・・いいカモ?・・・なァ~んて・・・ハハ」

FF「・・・フゥーン・・・」

徐倫「さあさあ!そんなことよりシゴトしごと!オトナなんだからはたらかないとね!モリモリたべてビシバシはたらこー!」ヌッハッハッハ!

 ヘイテンガラガラ~

オインゴ「いやぁ~疲れた疲れた!今日は働いたなァボインゴォ!」

ボインゴ「う、うん・・・すっごく疲れたよ・・・こんなに働いたのはじめてかも・・・」ヘトヘト

オインゴ「ハッハハハ、仕方がないなぁ、兄ちゃんがおぶってやるよ」オッコイセ

ボインゴ「わっ、わ」

オインゴ「おお、重くなったなぁボインゴ。ちゃあんと成長してくれて兄ちゃんはウレシイぞ」

ボインゴ「・・・えへへ・・・兄ちゃんにおんぶしてもらうの久しぶり・・・懐かしいね・・・」

オインゴ「ようし!しっかりつかまってろよボインゴォ!オインゴアクセル全開!V8を称えろォー!」ダダダダダ

ボインゴ「わー」

FF(仲良いな)

徐倫「うぃひー、たいへんだったなぁ~ッ。ようし!しごとおわりにイッパイひっかけてくか!」ヨイショォ

エルメェス「ちょ、ちょっとまってよ!もうよるだよ!?はやくかえらないとゆうかいされちゃうぞ!」

FF「それに早く帰らないと仗助や皆が心配する」

徐倫「ビビってんじゃあねーよ!アタシたちはオトナなんだぜェーッ。オトナはよるおそくまでおきてるじゃあねーか。アタシたちはこどもじゃあないんだッ。オトナはオトナらしくよるもヒッパレ!」

エルメェス「ま、ま、マジかよォ~っ!きょうはまんげつだぞッ!おおかみおとこにでくわすまえにかえろうって!」

徐倫「ヘヘン!そんなのがいたらアタシが『ストーンフリー』でポイしてやるさ!ウダウダいってないでいくぞ!」

エルメェス「キイイコエエ・・・」

FF「実をいうと私もハシゴザケというものをやってみたかったんだ。大人のたしなみ」

徐倫「よるのせかいへ、さあいくぞ!」


仗助「・・・・・・遅い・・・」ブツブツ

朋子「もう夕飯がすっかり冷めちゃったわね・・・一体どこをホッツキ歩いてるのかしら・・・」

仗助「・・・誘拐?・・・いや、あいつらなら逆に誘拐犯をブッ飛ばす・・・迷子か?・・・いや、アイツら知り合い多いし誰かしらは見つけてくれるハズ・・・まさか・・・家出?・・・」ブツブツ

朋子「ちょっと仗助、なにブツクサ言ってんの。くらいわよ」

仗助「お袋は心配じゃあねーのかよッ。徐倫もFFも帰ってねーんだぞッ・・・エルメェスもまだらしい・・・アイツら、5時にはウチに帰ってきて6時から天才てれびくんみるのが毎日の日課なのに・・・」

朋子「・・・・・・実は少し・・・心当たりがあるのよ・・・>>586でチョット厳しく言いすぎたかもしれない・・・あの子達・・・私に嫌気がして家出したのかも・・・」

仗助「いや、お袋の言い分は間違っちゃいねー・・・あいつらは子供だ。9時には寝ないと・・・8時でもいい・・・しかしあいつらがそのくらいのことで家出なんかするか?」

朋子「・・・子供だ子供だと思ってたけど・・・頭ごなしに押し付けるものじゃないわね・・・・・・帰ってきたら、もう少し大人の女性として扱ってあげないと・・・」


 ~~~

徐倫「すげーな!コンビニってほんとにズーっとやってるんだな!」キラキラ

FF「こんな時間まで開いてるなんて、店員さんはちゃんと休んでるのかな?」

エルメェス「な、なあ・・・もう10じ30ぷんをまわってるって・・・かえろ?ウチにかえろう?ネッ?ネッ?」

徐倫「ハッハハ、えるめぇすはビビリだなぁ。なにがそんなにこわいんだ?」

エルメェス「だ、だってよぉ~、夜ってのはおばけがおきるじかんだよ・・・そんなじかんにそとをであるくなんてどうかしてるよ・・・」

徐倫「あのなァ~、アタシたちはオトナになったんだ。オトナがビビってんじゃあねーって。それにオトナだからこんなじかんにおきててもおこられないし、しごとしておかねかせげるし、オトナってスバラシイことだらけじゃん!」

 ウゥ~・・・ ウウウ~・・・

徐倫「?・・・えふえふ、なんかゆった?」

FF「なにも?」

徐倫「じゃ、エルメェス、ヘでもこいた?」

エルメェス「こ、こいてない!///」

 ウウウ~~~・・・ ウウウウウ~~~~・・・

徐倫「!?・・・だ、だれかうーうーゆってる!」ビクッ

エルメェス「ヒィッ!じょ、じょうだんはやめて!」

FF「待って・・・あそこ・・・なにか・・・動いて・・・」


 首無し男「ううう~~~・・・」ウロウロ

徐倫「わあああああちゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

エルメェス「キイイイイイイイイイイコエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」

FF「ふぉあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 ピュー


 ジョナサン(首無し)「ううう・・・DIOの首がとれたまではいいものの・・・よく考えたら目がないから前が見えなくて一日中さまよってるよ・・・・・・口が無いから喋れないし、身体の中の器官をウーウー鳴らすしかできないし・・・うう~・・・」

徐倫「はしれはしれはしれ!にげろにげろにげろ!」ダダダ

エルメェス「うわぁ~~~ん!やっぱりおばけがでたぁ~!うええ~~~ん!」ダダダ

FF「は、早く帰ろう!ウチに帰ろう!あったかい我が家が待ってる!」ダダダ

徐倫「!」キキィー

エルメェス「あだっ!」ドン

FF「った!ど、どうして止まるの徐倫!」

徐倫「・・・・・・アレ・・・」

 木にぶらさがった生首「ブツブツ・・・ブツブツブツ・・・・・・」

徐倫「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

エルメェス「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」

FF「AAAAAAAAAAAAAIIIIIIIIIIIEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!」

 ピュー

DIO(首だけ)「――という訳で俺は100年の眠りから目覚めたら黄色いコーデで全身そろえようと決心したのだ。だが実際あのデザインに至るまでは大変な苦労が・・・――」ブツブツ


DIO「・・・・・・む?・・・アレ!?身体がねぇ!いつカラダ!?なんちゃって!」


朋子「・・・・・・もう11時になるか・・・!・・・ちょっと仗助、どこに電話する気?」

仗助「もう待てん。SPW財団に電話して総力をあげて捜査を・・・」

 ガチャ!

仗助「!帰ってきた!」

朋子「徐倫ちゃん!FFちゃん!エルメェスちゃん!・・・・・・!?」

徐倫「うわはああああああああああん!ジョーズケエエエエエ!」グアバー

仗助「な!?ななななナン!?なんだァ!?」

徐倫「ゴワガッダヨオオオオオオオオオオオ!」ビエー

FF「もう夜に出歩いたりしません!勝手に大人になったりしません!子供でいます!ずっと子供でいますううううう!」ウワーン

エルメェス「ッ ッ   ッ   ッッ  ッ」ブルブル

朋子「・・・・・・三人とも・・・成長してる・・・・・・大人になった三人が・・・仗助に泣きついてる・・・」

仗助「・・・・・・どうすんのコレ・・・」


徐倫「もうおとなになんかならないっ!」


 ―――・・・・・・翌日

仗助「なるほど・・・それで大人の身体にしてもらったって訳か・・・朝になって即、パッショーネんトコ行って能力解除してもらったものの・・・(お袋にはドイツの科学で造られた薬で一時的に成長したと説明したぜ)」

朋子「そんなにしてまで子供から大人になりたかったのね・・・ごめんなさい。私もちょっとキツく言いすぎたわ」

じょりん「ううん。かぁーちゃんはただしかった。アタシはまだコドモだもん。9じにはねむることにするね」

えふえふ「セノビはもうしません」

えるめぇす「・・・ヒック・・・・・・ヒック・・・」

仗助「エルメェスはまだ立ち直れてないか」

朋子「これからは、貴方達を子供扱いしないことにするわ。いつまでも子供じゃないもんね」

じょりん「うんにゃ、これからはもっとすなおにこどもっぽくするね!」コドモデイターイ♪ズットトイザラスキーッズ♪

朋子「え?」

じょりん「かぁーちゃぁ~ん、おなかへったよぉ~。あさごはんたべた~い」スリスリ

仗助「な、なんか・・・すっげえアザとくなったな・・・」

えふえふ「オムライスたべたい!オムライス!」ピョンピョン

じょりん「あ、それイイなッ。アタシのはちゃーんとハタつきでね!」

えるめぇす「・・・グスン・・・・・・アタシ、パンケーキがいい・・・」

朋子「・・・・・・これでよかったのかしら・・・」

仗助「どうすんのコレ」

じょりん「やっぱりこどもがいちばんだね☆」

今回はここまでで。なんかこのSSの初期のころはじょりん達もっと子供っぽい、あざといくらい子供っぽい感じだったけど、>>1が書いててこっぱずかしいので、あざとさを隠してたんですけど、もう開き直ってあざとく初期のように戻そうかなと思いまして・・・性格リブートです
これからはあざとくいきますぞー

>>654
あ、一応ポルとディアボロ戦った・・・ハズ?です。記憶曖昧ですけど、原作と違う形で戦った・・・ハズ?です

読み始めてまだまだ日が浅いですし2ch初心者ですが支援絵投下します。
初投稿なので色々不具合あったらすみません。
ちゃんと貼れてますかね
http://i.imgur.com/wAEHnfz.jpg
http://i.imgur.com/yJ3t8MR.jpg

>>671
うおおおおお!ありがとうございます!かわゆい・・・ただただかわゆい・・・仗助がやわらかい感じ・・・
すごく励みになります!ありがとうございます!


仗助「・・・・・・Zzz・・・グレート・・・収録は何曜日ッスか・・・へへ・・・いやいや・・・まさかアニメなんて・・・Zzz・・・」

じょりん「あさですよーっだ!」ユサユサ

仗助「・・・んん・・・・・・今日は土曜じゃあねーか・・・・・・まだ寝させて・・・」スヤァ

じょりん「なにやってんのジョースケ!もう7じはんですよーっだ!はやくおきないとひがくれるよ!」ユサユサ

仗助「・・・10時になったら起こして・・・」スヤヤカァ

じょりん「これはいかん。このままではせっかくのあそびびよりがムダになってしまう。こうなればシュダンをえらんでられん!おらぁ!」バサァ!

仗助「ッ!・・・・・・さむっ・・・か、勘弁してください徐倫さん・・・・・・フトン返して・・・」ウブルルル

じょりん「はやくコタツがあるヘヤにいかないとカゼひいちゃいますよおきゃくさん~」タタタ

仗助「うう~っ・・・くそっ・・・・・・冬はコレされるからヤなんだよな・・・」シブシブ


えふえふ「お、ネボスケさんがおめざめだ」

じょりん「おそいぞキサマァ!にふんさんじゅうななびょうのチコクだァ!トイレがつまってクラシアンでもよんでいたかァ!?あァ!?」

仗助「なんだよその鬼教官キャラは・・・うぶるるる・・・さっむ・・・コタツ出しといて正解だったぜ」シュッ

仗助「サッムッ!おいッ!コタツの電源入ってねーじゃあねーか!」

えふえふ「だってアタシいるし」

じょりん「せつでんしなきゃ!カンサイ~デンキホーアンキョーカイ♪もタコあしはいせんはやめろっていってたし!」

仗助「お前またネットでミョーなモン見たな・・・関西のCMなんざこっちでやってねーだろッ。うう~ッサム。電源入ってないコタツって異常に寒く感じるぜ・・・ストーブストーブ」ガチッ チチチチチチ・・・ シュボッ ォォォォ~~~ッ

じょりん「そのストーブはどういうシステム?おとがすごいね」

えふえふ「トーユのストーブはボタンひとつでラクにつくのに、そのストーブはジーっとボタンおしつづけないとつかないの?」

仗助「灯油ストーブは点火するまで数分かかるが、このストーブはすぐに点火するからあったけェーんスよ。しかも電池式」

じょりん「ヘェーッ、エジソンがチのなみだをながすな」

仗助「そんなに嫉妬するかな・・・」

 サッサッ スッスッ スゥーーーッ・・・ シュピッシュピッ

仗助「ンッン~~~・・・うっし!今日もグレートだぜ東方仗助!カンペキにキマってるッ!」

じょりん「おあたまのセットはかんりょうしまして?」

仗助「おうッ!どうよこのビシッ具合」ビシッ

えふえふ「ぼくとうをもてばなおよし」

じょりん「よっしゃ!さっそくでかけよう!」ダッ

仗助「ちょっと待てッ。お前さァー・・・いつもだけどアクティブすぎるぞ。どこに行くのか、なにしに行くのか、ちゃんと説明してくれ」

じょりん「きょうはァー、とりあえずそとにでてェー、そこらへんいってェー、なにかしらたのしいことする」

仗助「引きこもりの人に行動力分けてやってほしいぜ」

えふえふ「アタシたちはこどもなのでカゼのこ。カゼはそとをマウものだから」

じょりん「そう、アタシたちはこども。まだまだケツのあおいガキ」

えふえふ「アタシたちはこども・・・」

じょりん「アタシたちはこども・・・」

じょりん&えふえふ『アタシたちはこども・・・』

仗助「ど、どうしたんスか・・・そんなに子供でいたいんスか・・・」

じょりん「オトナになってもロクなことはない。よるにでかけると・・・くびなしのボディとかボディなしくびとかがいるし・・・」ガタガタ

えふえふ「オトナになるとおそろしいせかいがまっている・・・」ガタガタ

仗助「こいつらはどんな世界を垣間見たんだ」

じょりん「こんちくわー!」ピンポーン

えふえふ「じょりん、まだあさだからそのあいさつはまちがい」

じょりん「Uh-oh、しつれい。おはようでがんすー!」ピンポーン

グロリア「あらあらあらあらあら~、徐倫ちゃんにFFちゃんに仗助ちゃんおはようなさい♪」ガチャ

じょりん「えるめぇすをそとにつれだそうとやってきました!」

グロリア「それがねェ・・・あの子、昨日ウチに帰ってきてからずーっとこの調子で・・・」クルッ

えるめぇす「・・・」ガッシィィィ

仗助「ゲッ、グロリアさんの背中にひっついてる・・・」

えふえふ「こりゃテコでもタコでもはなれなそう」

グロリア「よっぽど怖い思いした時はいつもこうなの」コマッタコマッタ

えふえふ「いつも」

じょりん「えるめぇす!もうアサだからくびなしケのいちぞくはいないぞ!」

えるめぇす「!」ビクッ

グロリア「あっ、掴む力が痛くなった」

えふえふ「おもいだしちゃったのかな」

じょりん「もー、しかたないな。『ストーンフリー』のイトをスキマにしのびこませて・・・」シルシル

じょりん「むりやりひきはがす!」グイイ

えるめぇす「わー!やめろー!アタシはもうそとのせかいにはでないってきめたんだ!85さいまでおうちでおねえちゃんとくらすんだー!」イヤヨイヤヨ

じょりん「つべこべいわないでいくよ!はやくあそびにいかないとよるになっちゃう!」

おんなすい「あ!じょりーん!じょっじょっじょっ!じょり~~~ん!」ダキィ

じょりん「わ、おんなすいじゃあないの」

えふえふ「まるでねらっていたかのようなであいかた。ストーカーかも」

おんなすい「ギクゥ!?い、いやすすすすすとーかーなんてするかよ!ジーっとみつめてるのがストーカーなの!?どこにいくのかずーっとみてるのがストーカー!?いつこえかけようかみつめてるのがストーカーだっていうの!?そんなのりふじんだよ!」

あなすい「こら、イモウトスイ。じょりんたちを困らせるんじゃあないぞ」ゴチン

おんなすい「あだっ」

じょりん「あなすいもいっしょか」

あなすい「すまないじょりん。俺のイモウトが君にメロメロで・・・しかたがないじゃあないか。君はそれくらいみりょくてきで――」

 とぉるるるるるるるるるるん!

じょりん「!なにものだ!」バッ

えふえふ「どこだ!どこからくる!?」バッ

仗助「あ、俺のだわ」ピ

仗助「もしもし?ノリスケおじさんッスかァ」

おんなすい「ケータイでんわかぁ。アタシもほしぃなァ~ッ。オクヤスにかってーっていってるんだけど、こどもがケータイなんかもつもんじゃないって、ぼうはんブザーしかくれないんだ。こんどイロジカケつかおうかなーって」

えふえふ「やめといたほうがいいよ。ケータイなんかこどもがもっててもロクなことにならない。ラインでハブられたり、ワンクリックさぎにひっかかったり、チェーンメールをマにうけてじどうそうだんしょにでんわしたり・・・」

仗助「え、今からッスか?・・・いや、そんなんいらないんスけど・・・・・・ええ・・・マジッスか・・・5千で手打ちにしましょう。・・・グレート!」ピ

仗助「みんな聞け。これからノリスケおじさんチに行く」

じょりん「!サダスケがヒモになってるウチ?」

えるめぇす「・・・なにのために?」

仗助「おじさんが管理してるガレージの掃除だ」

じょりん「そうじぃ~?」

えふえふ「いくらでうけたの?」

仗助「5千・・・・・・い、いや、金なんか受け取らねーッスよ?」

じょりん「やれやれだわ」


憲助「おおー来たか!悪いな仗助ッ!ホレ、約束の五千円。ヒグチじゃあないぞ。メガネのおっさんだぞ。旧版。これ見たことあるか?今どきのモンは見たことないんじゃあないかと・・・」

仗助「え、えーっと・・・ノリスケさん、その件は後で」ヒソヒソ

憲助「んおお?なんだ徐倫達も連れてきたのか。そうかわかったぞ、ソデのしたもらうとこ見られたくないもんな」ガハハハ

じょりん「ジーッ」

えふえふ「ジーッ」

えるめぇす「ケイベツゥーッ」

仗助「そ、それじゃあノリスケさん、そのガレージってのを見せてくれませんかねェ~ッ。ちゃっちゃと終わらせちゃいましょォーやァー」アセアセ

憲助「おう。そのガレージというのは・・・こいつだ!」バン

おんなすい「ワオ・・・けっこうリッパ」

あなすい「アメリカのガレージってカンジだな。日本じゃあめずらしいんじゃあないか、こういうの」

じょりん「これをそうじすうのはしょうじきにハッキリいってメンドくさい」

憲助「フッフフフ・・・そうフテるな徐倫。いいニュースと悪いニュース、どっちが聞きたい?」

あなすい「あ、メンドくさいやつ」

じょりん「かんげきするハナシをひとつください!」

憲助「悪いニュース、このガレージは3年ほど使ってないからメチャクチャ掃除が大変だ。俺がお前らの立場なら買い物を装ってとんずらするね」

じょりん「じゃあげんきがでるハナシを!」

憲助「この『ガレージ』をお前たちにくれてやる」バン

じょりん「!」ガン

えふえふ「・・・・・・くれる・・・だと?・・・・・・どういういみだ・・・?・・・・・・ことばのままのいみだとでも・・・」ドドドドドド

えるめぇす「ちょっとまった・・・・・・そんなことがあるのか?・・・ガレージを・・・そっくりそのまま・・・・・・アタシたちのものにしてもいいなんて・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ

憲助「ああ。好きに使っていいぞ。このガレージの中にあるものは全てお前らのものだ。そこの扉の向こうは物置になっている。そこにあるものも全て、だ」

定助「たっぷり!」バン

憲助「これを言わすためだけに定助を連れてきた」バン

秘密基地作りたいな~と思ってガレージを秘密基地に仕立て上げることにしました。アメリカのガレージとか所さんの世田谷ベースみたいなガレージのイメージです
中に何を置きましょうかね?テレビとかコタツとか冷蔵庫とか考えてるんですがなにか案ないでしょうか?
あとネタも常に募集してますください!秘密基地関係でなくてもネタください!

じょりん「UH-HUH!このヒミツキチがアタシたちのものになるんだ!うでがサイレンだよ!」

憲助「あー、腕がなるって言いたいのはわかった。だがこれを片づけるのはホネが折れるぞ。それじゃ任せたッ。俺ァふるうつの競売に行くからな。行くぞ定助!お前の能力で会場まで素早く行くぞ!俺の靴の裏の摩擦を奪うのだっ!ドラえもんの映画のベアリングロードみたいに!お前もついてこい!お前くらいの歳の男は学ぶことは多いぞ!」

定助「俺ェ?」

憲助「早くしろォーッ!競りが始まるじゃあないかっ!GO!定助GO!」

定助「仕方ないなァ~~~ッ」シャボンッ

憲助「それじゃあ諸君、ゴキゲンよう。わーっはっはっはっは」ツルツルツルツルツルーーーッ

えるめぇす「あいかわらずカワッたおっさんだな」

おんなすい「それよりすごいよ!このガレージがアタシたちのものになるんだよ!ここならまいにちゆりまごとやってもいいんだよ!」

えふえふ「ユリまごとって?」

おんなすい「アタシがかんがえたの!おんなのこだけでキャッキャするおままごとで――」

あなすい「おーっとそれより、こっちの物置になにがあるか見てみようじゃあないか。あのどうらくかねもちおやじのことだ、なにかめずらしいすごいおたからがあるかもしれない」

仗助「お前口悪ぃな」

じょりん「おたから!?かいぞくせんとか!?」

あなすい「きみよりもすごいおたからはそんざいしないよじょりーん・・・フッ」

えふえふ「わーすごい!すごいほこりだらけでキッタネー!」ガチャ

じょりん「えーどれどれ!アタシもみたいー!」

あなすい「・・・グムー・・・」メラメラ

じょりん「うっは!ジョースケのへやよりきたないな」ウー

仗助「オイ!俺の部屋はお前らが占領したんじゃあねーかッ!コラ!」

えるめぇす「みてこれ、ブリキのロボットのおもちゃがあるぞ。ゼンマイがついてるしすっごくふるそう・・・きっとこだいぶんめいのいさんだな」

あなすい(ああいうのってたしかすごくネウチのあるホリダシモノだったりするよな・・・だが、まさかな・・・)

じょりん「かしてみしてー!うっは、しかくいな。ジュースのかんみたいなさわりごこち」カンカン ベコッ

えるめぇす「おもちゃなのにあんまりアクションができないな。うでがじょうげにうごくだけだこれ」グリグリ ベキィ

じょりん「あー、えるめぇすこわしたー」ヤイノヤイノ

えるめぇす「じょりんだってへこませただろ」ヤイノヤイノ

あなすい(・・・・・・いや、まさかな・・・でももしあれがプレミアだったなら・・・いやいや・・・ありえないって)

おんなすい「アタシにもみせてー」ガッ ゴトン ズデッ バキメキメシィ

あなすい(!)

えるめぇす「あ、ころんだ」

じょりん「だいじょうぶか。おっこちたブリキのロボットふんづけちゃったみたいだけど、チィでてないか?」

おんなすい「うぇへへへ、だいじょうぶだいじょうぶ(じょりーんにしんぱいされちまったぜ!)」

あなすい(・・・・・・もし・・・プレミアだったら・・・・・・)ダラダラダラ

えふえふ「ロボコン0てん!」

えるめぇす「もっとおくのほうにもなにかあるみたいだ。しかしものがたくさんあるなぁ~」ガラガラ・・・ ズズズ ガラガラ・・・

仗助「気をつけろよ。積んでるのが崩れてきたら危ないからな」

えるめぇす「ん?・・・」


シュトロハイムロボ<・・・

えるめぇす「ひひゃああああああああああああああああああああああああ!!!」

じょりん「どうしたえるめぇす!ドラゴンボールのハリウッドじっしゃえいがでもみつけたのか!?」

えるめぇす「アアアアアア・・・そ、そこに・・・ヘンなモノが・・・」ガチガチブルブル

シュトロハイムロボ<・・・ ズーン

じょりん「こっ、これは!」バン

えふえふ「はしらのおとこ!」ガン

仗助「違うッ!ロボットだ!交通整理の時に腕を動かしてるやつみたいなロボットだ!」

あなすい「こんなアクシュミなもんだれがすきこのんでつくったんだよ・・・」


 ・・・・・・

 シュトロハイム「ブワァァーーーーーックショイッッッ!!!・・・ム・・・どこかで誰かが私の英雄譚を語っているな?ワアーーーッハッハッハ!」

仗助「ノリスケおじさん、こんなものまで持ってたのか。しかしどういう脅しをされたらこんなもん引き取らせられるんだいったい」

おんなすい「みて!ロボットのせなかにせつめいがかいてるよ!・・・ののスイッチをすとがるよ、だって」

えるめぇす「おんなすい、かんじをとばしてよむとわけがわかんないよ」

仗助「えーっと見してみろ。『鼻の奥のスイッチを押すと声が出るよ☆』だと。この☆マークがムカつくなあ」

あなすい「はなのおくにスイッチが?アホなんじゃあねーのか」

じょりん「アタシやってみる!オラァ!」ジャンプ!ズボォ

仗助「すごい勢いでブッ刺したな」

えふえふ「それはホルホースとポルナレフのやくめだ」

じょりん「さあ!しゃべってごらんシュロロハイムロボ!」

シュトロハイムロボ<ブゥワァァーーーッハッハッハ!ナ・・・・・・ドイツの科学は世界一ィィィ!

じょりん「シャベッタァァァァァ!」

あなすい「すごいボリュームッ。これならばんけんがわりになるね!」

じょりん「もっとしゃべってみて!オラァ!」ジャンプズボッ!

シュトロハイム<俺の軍靴にゃガラガラヘビィィィーーーッ!

eohにまさかまさかの○○○登場ゥゥ!!
ひょっとして幼じょりーん世界って……

ナチと言いかけてドイツと言ってるのはアニメでもドイツにしてたし、なんか色々とアレかなーと思ってです
実はシュトロ登場したら毎回常にナチスと言わずにドイツと言い直させてるのです気付かなかったか?

>>701
噂には聞いていたが・・・静ジョより先に公式に取り入れられたぜ(冗談ですよ)

アイズオブヘブン買いなのかな・・・どうしようかな・・・ゲームやんなくなったけど買おうかな・・・

仗助「誰がなんの目的でこんなもんを作ったんだ一体」

あなすい「『さゆうの鼻のおくのボタンをどうじにおすとドイツのじょうほうを教えてくれるぞ!』ってかいてる」

じょりん「おらぁ!」ズボズボ

シュトロボ<わァあがゲルマン民族の英知の結晶であり、誇りであるゥフランクフルトソーセージをお求めの方は、今すぐお店へッッッ!

仗助「なんだそりゃ」

じょりん「おらぁ!」ズボズボ

シュトロボ<わぁがドイツにはゾーリンゲンという都市があるゥゥ!そこは世界的にも優れた包丁などの刃物が有名だァァァっと!

じょりん「おらぁ!」ズボズボ

シュトロボ<ベルリンには赤い雨が降るゥゥゥ!

じょりん「おらぁ!」ズボズボ

シュトロボ<シュトゥットゥガルドは憂鬱ゥゥゥ!

仗助「これ絶対にテキトー言ってるぞ」

えふえふ「ほかにもなにかメボシイものがないかアサってみよう」ガサゴソ

えるめぇす「このものおきにはなにがあるかわからんな・・・ん?」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

冷蔵庫<・・・・・・

じょりん「えるめぇすなにみつけたの?

えるめぇす「れいぞうこだ・・・どうしてこんなところに」

じょりん「R2-D2のれいぞうこ!?」

えるめぇす「いや、ふつうの――」ガチャ

デーボ《  》カキーン

えるめぇす「にょわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

えふえふ「どうしたえるめぇす!だいじにとっておいたハーゲンダッツがたべられていたか!?」バッ

仗助「ゲッ!・・・れ、冷蔵庫の中に人が・・・・・・」

デーボ《  》コチーン

おんなすい「ウォルト・ディ○ニー!?」

あなすい「ちがう、彼はランドのちかに――」

仗助「すぐに助けないと」ゴトン

えるめぇす「わーそとにだすなジョースケ!ぜったいヤバい!それヤバいって!」

じょりん「シュロロハイムロボ!かえんほうしゃだ!」ポチ

シュトロロボ<スカっとするぜェェェーーーッ! ボオオオオオオ!

 ドジュゥゥゥゥ・・・・・・

えふえふ「こおりがとけて・・・めざめるッ!」

 シュウウウゥゥゥ・・・・・・

 ・・・・・・パチリ

 ムクッ・・・ ヌ~~~ッ・・・

おんなすい「わ・・・たった」

デーボ「・・・・・・」

仗助「あの・・・大丈夫ッスか?」

デーボ「・・・・・・ここは西暦2015年ですか?」

仗助「オイッ。それはヨソのだ」

えるめぇす「あ・・・あああ・・・れ、れいとうにんげん・・・キャプテンアメリカァ・・・」ガタガタ

おんなすい「もしかしてみらいじんですかァ~ッ!?」キラキラ

仗助「ンなわけネーッだろ」

デーボ「フフフ・・・何を隠そうかの名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンは元々は冷蔵庫を改造したものにしようという案があったのだ・・・だが見栄えを考えてデロリアンに変更されたそうな」

おんなすい「だからみらいじんネタ!おくぶかいッ!まわりくどくてせつめいしないとわかんないイッ!」

じょりん「おっさんだいじょうぶ?れいぞうこのなかにブっこまれて・・・イジメられてるの?」

仗助「ハードすぎるイジメだな」

デーボ「いいや・・・ちょっとかくれんぼしてて・・・」

じょりん「おっさんいくつ」

えふえふ「しかしブジでよかったね。ジョジョでれいぞうこのなかといえばドロドロのにくのかたまりにとけててもふしぎではないのに」

デーボ「ところで今は西暦2015年なのか?まずいな、1989年からこっち隠れっぱなしだが、いまだに見つけられないとは。フフフ・・・世界一のカクレンボーイとは俺のこと・・・フフフ」ギィ・・・パタン

仗助「いやいやいや、また冷蔵庫に入ったぞこのおっさん」オイ

じょりん「どうすんのこれ」

えるめぇす「と、とにかくすてよう!そとにほうりだして!コワイ!よるにヴーンっておとがするにきまってる!」

仗助「とりあえず、ゴミっぽいものは全部リヤカーに乗せて、なんか使えそうなガラクタは奥にまとめられたな。あとはこのガレージを好きなようにカスタムしていくぞッ」

じょりん「うおおッ、なんだかどうぶつのもりみたい!」

えふえふ「シーラカンスッ!あめがふったらシーラカンスつれるッ!」

仗助「シュトロハイムロボは外の入り口んトコに設置しといた。あれが置いてあったら普通の人間は近付きもしねー」

おんなすい「こんなものがあったよー」ズルズル

えるめぇす「デカイすいそう!アロワナとかいれるやつだ!」

仗助「憲助おじさん、そういうの好きそうだもんなァ~ッ・・・」

おんなすい「これにミズいれたら、えふえふウハウハザブーンなんじゃない?」

えふえふ「!・・・お、おんなすい・・・きみってやつは・・・」ウルウル

じょりん「サエてるなおんなすい!」イイネ

おんなすい「でゅふふ・・・じょりんにホメられた・・・うひひ」キキキ

あなすい「滅羅滅羅滅羅滅羅滅羅・・・・・・」

仗助「シットしてんじゃあねーよ。妹に」

 ゴロゴロゴローッ ドン!

仗助「グエッ!な、なんだあ!?」

えるめぇす「ジャーン!ドデカイタイヤをみつけたぞッ。このなかにはいって、ころがって、ゼルダのゴロンごっこしてあそべるぞ!」

あなすい「ザンスカールごっこだろう」

えふえふ「いやいや、グリーヴァスしょうぐんごっこ」

じょりん「うおおおおお!このさいなんだってしるもんか!タイヤにはいってころがるだって!?そんなサイコーにたのしそうなあそびをッ!よくも!いくぞ!」バッ

えるめぇす「やるきかーじょりんッ!いいぞッ!ならば『レース』でけっちゃくをつけようッ!」キリッ



 ドジュウ~~~ッ

仗助「あ、じゃ、とりあえずウー」

 『オツカレサンシタアーーーッ』カキン

億泰「いやァ~~~どうしたんだよ仗助ッ。焼き肉食おうって誘ってきたのはまだしも、オメーのオゴリなんてなァ~ッ。今更イイコにしたって、もうクリスマスは過ぎたぜーッ」

仗助「親戚の憲助おじさんからガレージの掃除の謝礼金をはずんでくれてよォ。せっかくだしツレと肉でも食ってこいって言われてな」

じょりん「ジョースケ!はやくニクやいてくれニク!」ヤイノ

えるめぇす「アタシはロース!ロースがたべたい!」ヤイノ

えふえふ「ドリンクバーいっていい?メロンのシェイクみたいなののみたい」ヤイノ

おんなすい「わあ・・・おにくだけじゃなくてラーメンとかもあるんだ・・・」

あなすい「肉をやくのは俺にまかせてくれじょりん。ゼツミョーなやきかげんをごらんにいれるぜッ」トンーグ

康一「それにしても僕と億泰くんまで一緒でいいの?何もやってないのに」

仗助「憲助おじさんずいぶんはずんでくれたからな。忘年会もかねてってことでいいじゃあねーか。無理にとはいわねーぜ」

じょりん「そうだコーイチ!そんなにたべたくないならかえってカップうどんでもたべてなさい!」

えふえふ「うどんはにっしん」

康一「た、食べたくないわけじゃあないよッ!じゃあエンリョなく食べるよ!背が高くなりたいし!」

億泰「食い放題なんだよなァ~ッ。そいじゃあ適当にその辺注文すっぜーッ」スチャ

おんなすい「?オクヤス、それタブレット?アイパッドなんかもってたの?」

億泰「オンナスイはシラネーか?ここの店はこのタブレットでメニューを注文するんだぜェ~ッ。文明だぜ文明ィー」

おんなすい「!すごい!ハイテク!」

じょりん「じゃあチョコパイをホールで!」

億泰「徐倫は年末でもバーカだなッ」

じょりん「オラァ!」ボゴォ!

億泰「ウゲッ!てめっ!コラッ!」

康一「もういい加減5歳の女の子とケンカするのやめなよ億泰くん」

 ジュゥゥゥーーーッ・・・

じょりん「うわおおお・・・にくがやけてるゥ・・・」ゴクリ

えるめぇす「おいッ、あなすい、コがすんじゃあねーぞ。もしアタシのロースにくろいぶぶんがでてきたらアンタのめのくろいぶぶんをくりぬくからなッ」

あなすい「チッ・・・なぜおれがじょりんいがいのヤツのぶんまでやかにゃあならんのだ・・・」ブツブツ

じょりん「あなすい!みんなのぶんをオイシクやいてくれな!」

あなすい「心得た!!!」トンーグ!

康一「それにしても、徐倫ちゃん達、皆服が汚れてるね。大掃除してたから?にしては仗助くんはそんなに汚れてないけど」

仗助「こいつら、タイヤの中に入り込んで『レース』してたんだ」

億泰「レースう?」

 ~~~

じょりん「GO!じょりんGO!」ドッガァー!

えふえふ「かけぬけてせいしゅんッ!」ボッギャアー!

えるめぇす「アタックをしかける!ぶっつぶれよォー!」ボムォー!

あなすい「うおわあああああああ!やめろえるめぇすぅー!コースアウトして――」バルォオオ!

おんなすい「どみねくをばですー!」ドコニイカレルノデスカー!

 ~~~

仗助「――と、こんな感じで元気いっぱいに遊びやがってな」

康一「坂道からタイヤで転がるってけっこう危なくない?承太郎さんが聞いたらプっち切れるかもしれないよ」

億泰「めちゃめちゃ楽しそうじゃあねーか・・・俺もタイヤの中入れるかなァ~」

じょりん「ジョースケ!これたべれる!?これやけてる!?」

仗助「ン、どれ、じっくり見せてみ・・・」ジィー

仗助「・・・・・・」ジィー

えるめぇす「みすぎだろ」

仗助「・・・・・・もうちょっとだけ焼こう」ドジュ

じょりん「テメーしんぱいしょうすぎだろッ!カホゴってレベルじゃあねーぞ!」

 パックゥ

じょりん「カッ・・・」ピタリ

えるめぇす「・・・・・・うますぎ・・・」ホロホロ

億泰「肉食ったの今年初めて・・・」ウルウル

おんなすい「このキモチワルイイエローテンパラスみたいなのはなに?たべれるの?」アンダスタン?

康一「ホルモンだよ。牛とかの内臓で――」

おんなすい「ウエッ!キモチワルイ!」ペイッ

億泰「こらオンナスイ!食べ物を橋で投げるんじゃあねーッ!それにホルモンはスッゲー美味いんだぞッ!お前がくわねーんなら俺が食うぜ!」ジュドー

おんなすい「ゲー、オクヤスってばナイゾウをくうぞうってカンジ?きんもー。チョーひくゥー」

億泰「これだからガキはよォ~ッ。あのなァーッ、その辺の肉だって牛の肉をそのまま食ってるんだから内臓だろーが大佐ねーんだぜ。しかも世の中にゃ蟹の脳ミソとか食う人もいるからな」

おんなすい「ノウミソ!?キモッ!ありえないッ!マジウケルゥーッ。いや、ウケねーよ」

えるめぇす「どうしたおんなすいどうしたそのノリ」

億泰「まっ、オメーみてーなガキにゃホルモンの美味さが理解できねーかもなァー。俺がウマソーに食うカオ見ても泣くんじゃあねーぞ」ヒョイ パクゥー

億泰「ン~~~~~ッ!」パァー☆

おんなすい「ッ・・・」ゴクリ

億泰「・・・・・・まァい・・・」トロォー

おんなすい「・・・そ、そんなに?」ダラダラ

億泰「めちゃめちゃ美味いぞォ~~~ッ。トロトロで歯応えバッチリ、噛めば噛むほど味が染みでて、白飯がススムススムゥー!ちょっと冷たいのがアクセントになっててグーっ!」

おんなすい「ず、ずるい!アタシもたべる!」

康一「ホルモン冷たいまま食べたら本気でヤバイよ億泰くん」

康一「ところで皆、今年はどんな一年だったの?どんな波乱万丈なことがあった?」ジュウー

仗助「徐倫とFFとエルメェスの世話」モグモグ

億泰「新しいまな板と蒸し器作った」パクパク

あなすい「じょりんにコクった」ングング

えるめぇす「なんもなかったなー」モフモフ

えふえふ「うみにいきたかった」チュー

おんなすい「おとこになりたかった」マグマグ

じょりん「おとなになった」ガツガツ

康一「大したことはなかったんだね皆」

仗助「そういう康一はどうなんだよ。なんかあったのか?大学に飛び入りしたとか」

康一「えっと・・・・・・由花子さんの御両親に挨拶したくらいかな」

億泰「テメー!年末のこの時期に俺達に殺し合い申し込む気か!」ガターン

康一「ち、違うよ!だって由花子さんがどうしてもっていうから・・・」

億泰「ケーッ、やだやだ!これだからユートーセーはッ!アナスイ!オンナスイ!お前らもっと食え食え!今の内に腹にためこんどけ!」

仗助「由花子んチでなんかあったのか?門前払いされたとか?」

康一「いや、順調だったよ。由花子さん家、ご先祖の写真が飾ってあったんだけど、歴史で習ったブラフォードって偉人の写真があったよ」

仗助「白黒の写真が並んでる中にブラフォードの写真があったらビビるなソレ」

じょりん「ユカコってビジンさんだよね。アタシもコーコーセーになったらああいうセイフクきたい」モグモグ

康一「服かぁ」

えるめぇす「なんでコーイチみたいなおとこにあんなビジンさんがくっついたんだろな」

あなすい「消去法でえらんだとか」ングング

康一「散々だぁ」

おんなすい「たしかにほかのオトコどもはロクなのがいないもんね。あ、ホルモンおいし」ンギ

仗助「ちょいちょいちょい待ちオンナスイ。億泰はロクじゃあねーが俺を見てもそんなこと言えるのかなァ~?」キメッキメ

おんなすい「・・・・・・ユカコのはんだんはただしかったみたい」モギモギ

仗助「なっ」

億泰「ハッハァー!モテモテ仗助くんも子供の純粋な目はだませませんでしたー!」ギャーハハハハ

仗助「・・・・・・俺は純愛タイプだからいいんだよ・・・」メラメラ

えふえふ「もりおうちょうにはマトモなおとこがいないからねしかたないね」チュー

おんなすい「クモなめなめオトコに、しんちょうきゅうげきミニマムオトコ、てっとうヒッキーにりょうりバカ。マトモそうなミケランジェロやろうもオンナさんにんハベらせてるしな」

億泰「オイオイオイオンナスイィ~ッ、俺を忘れてるぜ俺ををーッ。腕っぷしが強くて超ワイルドなこの俺ををーッ」

おんなすい「そもそもニンゲンとしてカテゴリーしてない」

じょりん「ていうかーッ、オトコってみんなバカだよなァーッ。もりおうちょうにかぎらずイイオトコなんかいないよなァーッ」

ちょっと目を放してる間にこんなにもレスポンスが・・・これぞネンマツネンシパワー!
エートロはたぶん出てなかったと思います。でも私もどのキャラをどんな設定で出したか覚えてないので確実ではないですがたぶん出てない・・・たぶん

ネタ募集は常にしてるのでください!

 ~~~

ポルナレフ「ブヘェアアアアーーーーーックショい!」ズビバァー

アヴ「大きなくしゃみだなポルナレフ。風邪か?お前のような人間は風邪をひかぬと聞いたが、ウソだったか」

花京院「バカは体調管理ができないから風邪をひくんですよ」チャンチャン

ジョセフ「どっかで誰かが悪口言ってるんじゃあないのかァ~ッ?鍋でも食いながら、お前のそのアタマのことを連想してなァーッ」ウッシッシ

承太郎「やれやれだぜ」

ポル「くしゃみ一つでどうしてそこまで言われなきゃあいけないんだコラッ!フン、俺の噂をしてるってんなら、イケメンでハンサムな俺のことをほめたたえてるに決まってるぜ」

花京院「しかしなんで年の瀬のこんな時間に男5人で買いだしに行かなくっちゃあならないんですか。鍋の材料くらい余分に準備しといてくださいよジョースターさん」

ジョセフ「買いだしはアヴドゥルの役目だったんじゃ。わしゃ探偵ナイトスクープ年末特大号を見とったから知らん!」

アヴ「これがいいんですよ、これが。男だけで冬の夜中に買い出し・・・実に青春って感じじゃあないですか。青春してるかァーッ!」

ポル「お前の声で青春青春言うと忍者なんじゃないかと不安になってくるぜ・・・」

承太郎「・・・ん?・・・・・・おい・・・お前ら・・・」

花京院「どうした承太郎。・・・!」ザッ

ジョセフ「気をつけるんじゃ。何かいるぞッ・・・そこの木だ!そこの木から『得体のしれないなにか』の気配を感じる!」ゴクリ



DIO(首だけ)「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


承太郎「やれやれだぜ」

ポル「ゲーッ!DIOの『首』だッ!DIOの首だけが木にぶらさがっている!マフラーで木の枝から垂れ下がって!すげえキモチワルイ!コワイ!妖怪かッ!これが日本独特のUMA『ヨーカイ』なのか!」ドギィー

アヴ「あの眉間のシワ具合から察するに・・・相当機嫌が悪そうだ。ジョースターさんがこの前夜中に放送していた『スターウォーズ』の録画をし忘れていた時のような表情だッ」

ジョセフ「承太郎、どう見る?ヤツに『近づく』べきか?・・・放っておくのが一番だと思うが・・・後でネチネチ言われるのも面倒じゃ・・・」ドドドドドド

承太郎「・・・絡むのも面倒だが、完全にこちらを見ている。無視できない状況に仕立て上げられているぜ・・・・・・ここは様子見だ・・・」ス・・・

ポル「あ、小石を拾って・・・」

星の白金『オラァ!』ブン! ビシィー

DIO「WRRRYYYYYYYY!なにをする承太郎!人に向けて石を投げてはダメだと教わらなかったのか!目に入ったらコトだぞ!」

承太郎「チッ、元気がありやがる」

花京院「僕がいこう。何かの罠かもしれないから、ハイエロファントを伸ばす」シュルポー

DIO「花京院の『法皇の緑』か・・・お前をメッセンジャーとして話させてもらう。私の――」

法皇の緑『エメラルドパンチ!』POW!

DIO「WRY!なにをするッ!こちらがボディがないからと調子にのりおって!」ジンジン

花京院「・・・」

法皇の緑『ハイエロファントキック!』BOK!

DIO「MMMNNN!口の中が切れたぞッ!手がないからガードも受け身もできないんだぞッ!」ビリビリ

法皇の緑『ノリアキ頭突き!』GONNGGG!

DIO「RRRYYYYYYYYYYYY!はッ・・・ハガッ・・・」ボタボタ

花京院「フフフノオホホホホヘラヘラ」ニタァ~ッ

アヴ「よせ花京院。楽しむな」

ジョセフ「一体なにをやっとるんじゃDIO。生首でぶらさがっとると通報されるぞ」

DIO「フン・・・ジョースター・・・それもこれも貴様の祖父のせいなのだ。貴様の祖父、ジョナサン・ジョースターが我がボディを奪ってどこかへと消えてしまったのだ!」

ポル「奪ったのはテメーだろうがこのスカ」

アヴ「つまり身体と首が分離して放置されていたという訳か。こうなってしまっては邪悪の化身もカタ無しだな。どれ、ポルナレフ、なんかもよおしてこんか?」モゾモゾ

DIO「わーーー!やめろやめろ!それはいかん!人としてダメだ!」

承太郎「それでどうしてほしいというのだ?DIO。テメーはジョナサン・ジョースターの身体を奪ってやりたい放題やってきた。それが今、元に戻っただけの話だ。むしろこの方が、あるべき姿なんじゃあないのか?」

DIO「貴様達はわかっていない・・・JOJOは・・・ジョナサン・ジョースターは、今『暴走』しているやもしれん!100年ぶりに自由を得た者が何をしでかすか・・・想像したことはあるか?それも、丸太のような足を持ち、スタローンかシュワツェネッガーのような筋肉を持つ男が・・・激闘につぐ激闘を経験した、筋肉モリモリマッチョマンが、普通の人間社会に解き放たれたらどうなるか・・・貴様達にはわからんのか!」

ジョセフ「!・・・ま、まさか・・・・・・『ランボー』か!」バン!

花京院「普通の生活、人間社会に馴染めずに暴走してしまうと!」ガン!

DIO「一刻も早く探し出すのだ!我がボディを!筋肉の化身、ジョナサン・ジョースターをッ!」ザン!

承太郎「やれやれだぜ・・・」

 ・・・・・・

ソルベ「ヘッヘッヘェ~~~ッ・・・お嬢ちゃんなにしてんのォ~~~?こんな時間にィ・・・こんな寒い夜にさァ~~~」ヒッヒッヒ

ジェラート「そう怖がるんじゃあないよォ・・・お兄さん達がオウチに帰してあげようってんじゃあないさァ~~~」ヘッヘッヘ

エートロ「ふえふえぇ・・・しらないひとにはなしかけらてるよぉ・・・」ビクビク

ソルベ「ほらァ・・・泣くんじゃあないぜ。ハンカチ、使いな」スッ

ジェラート「迷子になったのかなァ~?家族はいないのォ~?寒そうだから俺の上着を着なァ」サッ

エートロ「ふえふえ・・・ありがと」フルフル

ソルベ「おやごさんはァ?」

エートロ「あたし、このまちにひっこしてきたんだけど、まちをたんさくしようとおもってサンポにでかけたら・・・こんなじかんになっちゃって・・・うう・・・ふえふえ・・・」グスン

ジェラート「あららァ~、そりゃ困ったちゃんだねェ~。とりあえず、すぐそこに交番があるから一緒にいこっかァ?」

エートロ「こうばん?・・・そのてがあったか・・・」

ソルベ「ほら、道路を渡る時は→みて、←見て、もっかい→みて、手を挙げてわたろうねェ~」スッス

ジェラート「交番についたら、おまわりさんに自分の名前とおうちの電話番号を言うんだよォ。きっとウチの人が迎えに来てくれるからねェ~」

エートロ「ふえふえぇ・・・ふたりともいいひと」


 「待ちたまえ!」ザッ

ジェラート「ん?」

ジョナサン「幼い女の子を誘拐するようなゲスは・・・殲滅すべし!」ボギャアア!

ジェラート「タコス!」

ソルベ「な、なにをするだ!てめェーッ!」

ジョナサン「なにをするだ・・・だと?・・・」ザッ

ソルベ「ひっ!」

ジョナサン「それはこちらのセリフだァー!」ドッボォォ!

エートロ「ふえふえぇ・・・」ビクビク

ジョナサン「大丈夫かい?お嬢さん」スッ・・・

エートロ「・・・く、くびなしのムキムキさん・・・」ガタガタ

ジョナサン「これは失礼。僕はジョナサン・ジョースター。訳あって頭が無いが、気にしないでくれ」

エートロ「ふえふえ・・・むりってもんだよぉ」

ジョナサン「それにしても危ないところだった。君のような女の子がこんな時間に出歩くべきではないよ。この連中のようなゲスが、餌に食らいつくピラニアのように群がってくるんだからね。さあ、ウチに帰ろう。君のオウチはどこかな?」

エートロ「ふえふえぇ・・・・・・」ガタガタ



 ・・・・・・

 ザッ!

ジョセフ「遅かったか!」

 ウウウ~・・・ ガクガク・・・ ムウゥン・・・ ボロボロ・・・ パウロォ~~~・・・

花京院「こ、この破壊の後は・・・そこら中に人が倒れている!全てジョナサン・ジョースターの仕業なのか!」ドドドドドド

DIO「その通りだ。我がボディとの波長でわかる・・・奴は今も移動している・・・しかも目に写る『悪』を虱潰しに倒しながら・・・」ドドドドドド

ポル「『悪』だって?どう見たってフツーの人間までぶっ飛ばしてるぜ。見境がねーってもんだ!」ドドドドドドド

DIO「やつは純粋すぎるのだ・・・今のジョナサン・ジョースターは全てを白と黒で判断している。タバコのポイ捨ても放火魔も同様に『悪』とみなす」ドドドドドド

ジョセフ「つまりこういうことじゃな・・・右か左かYESかNOか男か女か・・・男か女なら、わしは女を選びたい・・・」ドドドドドド

DIO「早く私をジョナサン・ジョースターのところへ連れていくのだ!それしか方法はない!今の奴なら、ほんの些細な悪事も成敗するだろう!音楽の違法ダウンロードも、自転車の手放し運転だろうと!」ドドドドドド

承太郎「やれやれ、思ったよりも面倒なことになってきたぜ。早く見つけねーと、杜王町が一人の男に壊滅させられちまう」ドドドドドド


カレラ「ぐ・・・げええ・・・・・・か、勘弁して・・・アタシ・・・ちょっとした出来心だったの・・・・・・見逃して・・・」ビクビク

ジョナサン「紳士として女性に手を挙げるようなことはしない。だが、君は・・・僕が見逃すと思ったか?・・・髪の毛が食べ物に入っていたと・・・インチキをして金をもぎとるような者を・・・女性として見れるか?・・・僕は気付いたぞ・・・君がやったのは『スタンド能力』!・・・」

エートロ「ふえふえぇ・・・これがカベドンってやつかぁ・・・おもってたよりおっかないよぉ・・・」ビクビク

カレラ「・・・か、カネなら払うわッ・・・さっきバーガー屋からもぎったこの『10万』!半分あげるから・・・」ブルブル

ジョナサン「君はわかっていないようだな・・・僕は君の心の中の『邪悪』を倒す!」バッ

カレラ「ヒィィィーッ!」ビクゥ!


 ッ

 ガァーン!

ジョナサン「ハッ!」

カレラ「ッ!・・・・・・?・・・あ、アレ?・・・わ、私・・・」キョトン

エートロ「ふえ!?・・・オンナのひとがなぐられるとおもったら、しゅんかんいどうしたよぉ」

ジョナサン「これは・・・・・・『君』か・・・DIO」ザッ


DIO「JOJO・・・返してもらうぞ・・・我がボディを・・・」ドーン

ジョセフ(首だけですごんでもマヌケにしかみえんな・・・)

承太郎「やれやれ・・・見つけたぜジョナサン・ジョースター」

ポル「しかし首無しの胴体が幼女連れて女オドしてるって構図はなかなかシュールだぜ」

カレラ「な、なんかわかんないけど今のウチに逃げちゃお!ばいちゃ!」シュタタァー

DIO「堕ちたものだなJOJO・・・貴様ともあろうものが、幼女を誘拐して連れまわし、別の女を恐喝か・・・ジョースター卿が知れば、お前は当分夕飯抜きだな」ドドドドド

ジョナサン「この子は迷子だ。輩に絡まれていたところを僕が助けた。先ほどの彼女は、ハンバーガー屋に『スタンド能力』でイチャモンをつけ、金をむしりとっていた。僕は正しいことを為そうとしているだけだ」ドドドドドド

DIO「お前のことは買っていたが・・・ここまでマヌケだとはな・・・恥ずかしさすらあるぞ・・・JOJO・・・」ドドドドドド

ジョナサン「世界は悪に満ちている・・・誰かがやらねば・・・『正しいこと』を遂行する者がッ!・・・・・・僕はやる。この世界の『邪悪』を打ち倒し、正義の遂行を・・・決して妥協しない・・・」ドドドドドド

DIO「なればJOJO!やってみせるか!このDIOに対して!」ドワワワン!

アヴ「!な、なんと!DIOのスタンド『世界』が出てきたぞッ!首だけの状態でもスタンドを操れるのか!」

DIO「これで我がボディの代替としてくれるッ」カッシィーン

花京院「『世界』の身体にDIOの頭がはめ込まれたッ!スタンドの像を自分の身体にしたというのかッ!それにしてもヘンテコな見た目だッ!」

ジョナサン「・・・なればこちらもッ!『波紋』!」コォォォ・・・ バリバリバリィ

ジョセフ「ゲェーッ!波紋が凝縮されて形を成して・・・スパーク頭じゃッ!ジョナサン・ジョースターの頭を波紋のスパークで再現しているッ!うーんヘンテコ!」

花京院「しかし頭がないのにどうやって波紋の呼吸を?」

ジョナサン「皮膚呼吸だ」バーン

アヴ「恐るべき身体能力」

DIO「下がっていろジョースター御一行様・・・JOJOを倒せるのはこのDIOのみッ!・・・貴様達は手を出すな・・・下手に出せば、どうなるかわからんぞ」

ポル「お前一人でやるってのかよ!100年前に敗れたんだろ?今のジョナサンさんはバケモノ状態だ!見ろよ!本来ならDIOの服装のボディのはずなのにジョナサン自前のコスチュームになってる!あれもちょっとした波紋の応用だ!とんでもねえ波紋量だぜッ!」

花京院「波紋てそんなに何でもアリでしたっけ」

DIO「このDIOを案ずるのか?ポルナレフ・・・言っただろう、JOJOを倒せるのはDIOのみッ!勘違いするんじゃあないぞ・・・自分のボディを取り返すために戦うのだ・・・ただそれだけのこと・・・」

ジョナサン「一度だけ忠告する・・・ディオ・・・・・・一度だけだ・・・君がもし、本気で僕と戦うというのなら・・・考えなおした方がいい・・・君は今、首だけの状態だ・・・100年前、君はその状態で、僕と真正面から戦うことを避けていた・・・だが今は、ワンチェンもいないし、配下にするゾンビどももいない・・・」

DIO「笑ォー止!我が『世界』がある限り、たとえ首だけであろうと貴様におくれをとるものかァーJOJOッ!貴様こそ波紋スパークの頭でこのDIOと戦うというのかァ~ッ?そのマヌケ面でェーッ!」

ジョナサン「やはり・・・戦う宿命にあるのか・・・僕達は・・・・・・100年の時を経ても・・・僕達は戦うことしかできないのかッ!」



      DIO「愚問ッ!」            ジョナサン「ならばッ!」


           『今こそ我ら、真に一つとなる時!!!』


      バ ア  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ Z _ _ _ _ _ ン ッ !!!

DIO「フン!」

ジョナサン「フン!」

   ガッシィィィン!

       ド   ワ   オ !!!

アヴ「ぬうう!なんという破壊力だッ!拳と拳が激突しただけで、この衝撃・・・」ビリビリ

花京院「もはや人間じゃあない・・・彼らは人間を『超越』したものだっ!」バーン

DIO「ヤワい!ヤワいぞJOJOォォォ!そんな程度でこのDIOに勝てると思っているのかァーッ!」

ジョナサン「ならばこの一撃、『かわせるかァー!』波紋ッ!」ヴァリヴァリ! バッ

DIO「ハアーッ!ジャンプして体重を乗せた蹴りを繰り出すつもりかァ~ッ。だが!『世界』の腕力パワーを舐めているなッ!貴様の体重をのせたドロップキックでさえも!防いで――」シュババッ

 ビシィーーーンッ

DIO「ッ!りょ、両足を開いて・・・!」

ジョナサン「かかったなDIOがッ!これで両腕での防御は不可能ッ!ガードはできないッ!」

DIO「こ、この技・・・どこかで・・・・・・!・・・まさかこれは!」

ジョナサン「そうだDIOッ!覚えがあるだろう!これはダイアーさんの技!そして僕の波紋をッ!くらえッ!『稲妻十字波紋疾走(サンダークロスオーバードライブ)ッ!!!』」ビシュアァァーーーッ!

DIO「ヌウ・・・ッ!」

ジョナサン「勝った!」

 フッ・・・

ジョナサン「!・・・な、何ィ~ッ!スタンドを消して・・・首だけに!」

 シュルポー

DIO「マヌケがァ~JOJOッ!スタンドをオフにすれば首だけになり、重力にひっぱられ落下する!すなわちッ!貴様の攻撃から抜けだせるというワケだァー!」

DIO「『世界』!」ドォーーーン

ジョナサン「ッ!――」

DIO「フフフ・・・侮ったなJOJOォ~・・・空中のその姿勢で『時』を止めた・・・なんともコッケイなポーズよのぉ~ッ・・・フフフ・・・」

ジョナサン「―――」

DIO「そしてくらえッ!気化冷凍法を纏った両腕を高速回転!腕の間に生じるは全てを凍らせ吹き飛ばす『ブリザード』!神氷嵐ッ!」ギャルルルリャオォォ!

ジョナサン「ムウン!」バォォォ

DIO「!・・・止まった『時』の世界でも・・・そうか、数秒だけ『動ける』のか・・・波紋の壁を作って防いだとは・・・」

ジョナサン「・・・・・・ディオ・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ

DIO「フン・・・どうやら、つまるところこの戦い・・・どちらかの息の根が止まるまで続くということよのォーッ!」


     ガシィ!     ドォーン! 

   ズワ!  バリバリバリ!    ガァーン!

  ゴォーン!  ニィー   ギャオオオ!    ドワオ!


ポル「す、すげえ戦いだ・・・」

花京院「次元が・・違いすぎる・・・」

 ・・・・・・30分後

DIO「弱っちいぞォ~JOJOォ~ッ!」バギャア!

ジョナサン「まだまだだディオッ!」ボギャア!

 バギ! ドガァ! ボッゴォ~ン!


アヴ「これが・・・人間の戦いだというのかッ・・・目で追うのがやっとだ!」

ジョセフ「まるで違う漫画に迷い込んだみたいじゃわい・・・」

承太郎「この戦い・・・長くは続きそうもないぜ。すぐに決着するだろう・・・次の一手で決まるぜ」


 ・・・・・・2時間後

DIO「無駄だ無駄無駄ァーッ!そんな波紋なんぞくらうものかァ~ッ!」ドッギャアー!

ジョナサン「これでどうだァーディオッ!くらえぇーッ!」ズギャアー!

 バオオー! ズビビビ! クピポー!


花京院「なかなか決着がつきませんね・・・」

承太郎「・・・」

ポル「なァにが長くは続きそうもない、だ。あの老人ども、ますますハッスルしてんじゃあねーのか?」

アヴ「!見ろ!二人が大きく構えたぞ!」

 DIO「これで終いだァ~ッ!」 ジョナサン「これで決着をつけるッ!」

ポル「ゲッ!なんかヤバそう!」

承太郎「・・・皆、伏せろ。次で勝負が決まる」


 ・・・・・・5時間後

DIO「WWRRYYYYYYYYYYY!」ギャオーン!

ジョナサン「殴るのをやめないだァーッ!」ズバーン!


承太郎「帰ろうぜ」

ポル「コンビニでウルジャン買ってってもいい?」


 ――JOJOとディオの戦いは、三日三晩続いた・・・

 年末のお忙しい時に始まった両者の戦いは、年を跨いだのだ

 二人は、そんなことには毛ほどにも気付きもしなかった

 年末の格闘技番組も、ゆく都市くる都市も、元旦深夜にやってる一年の運勢ランキング番組も、落語家とコント師の漫才コンビとやる英語禁止ボウリング対決も見逃した

 DIOに至っては、部下達に挨拶もしていないしお年玉もあげ忘れていた

 しかし、それ以上に彼らにとって、この戦いは重いものだったのだ

 100年の刻を経て尚、戦い続ける宿命にある二人の男・・・・・・


 それは、非常に奇妙な宿命!

 一度は一人の存在となり、今はまた、二人に別れた者・・・

 善と悪、白と黒、男と男・・・

 星を眺めた二人の男達・・・

 傍から見れば、首だけの金髪と首無しのムキムキボディ

 非常に奇妙だった

 誰も近づかなかった

 子供以外は目をそむけた

 放置されたまま、両者の戦いは永遠に続くかと思われた・・・・・・


 その時である!


DIO「無駄無駄無駄無駄無駄ァ~ッ!」ブオ!

ジョナサン「うっしゃああああああ!」ブオ!


 DIOが蹴りを!JOJOがパンチを繰り出した!瞬間ッ!

 ガッ

DIO「ム!」

 コケッ

ジョナサン「あ!」

 躓いた!石でつまづいた!

 そして!DIOのヘッドが!JOJOのボディが!偶然にも!ああ、偶然にも!


 カッシィィィ~~~ンッ


 ハマった!綺麗にハマった!JOJOのボディに!DIOのヘッドが!あたかも新しい顔をダイビングドッキングするアンパンマンのように!パイルダーオンしたのだ!


 その時!両者の意識が溶け合うのを、互いに感じた!


     DIO「   バカな・・・    」


            ジョナサン「  これが・・・    『答え』だったんだ・・・   」


          DIO「   そんなバカなことがるものか!    」


     ジョナサン「貴様が認めようと    認めまいと       真実は変えられぬ!    」


   DIO「   ・・・・・・   フフフ    それもいいだろう・・・   貴様と私・・・   元は一つ   」


        DIO「   それがまた一つに戻るのなら・・・   貴様の力・・・   我がものになるということ!    」


                ジョナサン「   ・・・・・・   」





               カ          ッ         !!!

なんだ、スペリオルドラゴンでも誕生するのか?




天国に到達したDIO『・・・・・・』ヘブゥゥゥ・・・ン



 To be continued・・・⇒

何も考えずに進めて、流行りの天DIOにさせてしまったぞ。EOH買ってないけど
到達方法が違うだなんてツッコミはヤボですぜ!今さらですぜダンナァ!

>>758
よく気付かれた

ネタは常に募集してるのでくだしゃす!天DIOネタもじょりん達のネタもそれ以外も!

たくさんのネタありがとうございます
ラグビーもよさそうですが、ルール知らないんですよ・・・機関車みたいに走ることしか・・・ブームに乗りたいけど・・・
もらったネタは使えるものから使っていきますが、>>1の技術的な問題で使えない場合も多いのでご了承くださいごめんなさい
ここからしばらくちょっとシリアス風になるやもしれませんご注意を

天DIO「・・・・・・」ォォォ~~~ッ・・・

天DIO「・・・・・・」ミギテワキワキ

天DIO「・・・・・・」ヒダリテワキワキ

天DIO「・・・・・・」ォォォ~~~ッ・・・


ペットショップ<ケェーッ バッサバッサ

天DIO「・・・」スッ・・・

ペットショップ<ケー ウデニトマリッ

天DIO「・・・」ォォォ・・・

ペットショップ<クックックゥ~ン スリスリ

天DIO「・・・」ピトッ

ペットショップ<?


    > カ ッ <


ペットショップ(人間体)「・・・・・・!・・・」

天DIO「・・・・・・これが・・・我が『力』か・・・『真実を上書きする能力』・・・」ォォォ・・・

ペットショップ(人間体)「・・・ケェー・・・・・・」

天DIO「あ、言葉は喋れないのか」

じょりん「どぉわっはっはー!ゆきだゆきぃぃぃーッ!いくぞえるめぇすゥーッ!うっしゃあああ!」ビシュゥー

えるめぇす「あだっ!おいじょりんッ!あさのはちじにウチにきて、いきなり『そとであそぶぞッ!』だなんてどうかしてるぞッ!ゆきがつもってるのにそとにいくなんて!」

じょりん「ゆきがつもってるのにそとであそばないドウリなどなぁ~いッ!いいかえるめぇすッ!オトナになればゆきなんてふるんじゃあねーよドグサレが~っておもうようになるんだから、こどものうちにまんきつしなくっちゃあならないんだぞ!」

えるめぇす「うぶるるる・・・あたしゃコタツでミカンでもたべながらヤマモトリンダのうたをききたいね」

じょりん「なにをちびまるこちゃんみたいなことをいってんだ!ほらみろ!えふえふのハシャぎようを!」

えふえふ「フーーーー!」ダダダダダ

えふえふ「ふぉあああああああああああああ!」ジャーンプ! ズザザザアーーー! ボルボルボルボルボル

えふえふ「ふひひひひひひひへへへへはははははへへへへのおおへへへへへへ」モモモモモモモ

じょりん「どうだ!ダッシュジャンプヘッドスライディングてあしバタバタしてるぞ!」

えるめぇす「ちぇっ、ゆきなんてくうきちゅうのホコリとかヨゴレがいっぱいふくんでるからキレイなんかじゃあないのになぁ」

えふえふ「みてみてじょりんー!ゆきにからだがうもっちゃった~!はしらのおとこみてー!」

じょりん「すっげー!」

えるめぇす「わ・・・さむそう」

えふえふ「ん?アレ!?か、からだがうごかない!ぬ、ぬけないぃ~!」グググ

じょりん「ワーハハハハハ!ばかでぃー!」



 ザッ

天DIO「・・・・・・」ォォォ・・・

えるめぇす「ン?・・・ゲ・・・な、なんだあいつは!」

じょりん「いまたすけてやるからなえふえふ。そ~れ!それでもカブはぬけません~!」グイ

えふえふ「デデデデデ!いたいいたいいたい!」ングググ

 天DIO「・・・」ザッ・・・ザッ・・・

えるめぇす「お、おいじょりん、えふえふ・・・な、なんかヤベーやつがこっちにくるぞ」

じょりん「う~む、ぬけないな。しかたない。ゆきをとかすしかあるまいに。なんだかモヨオしてきたのお~」ニヤニヤ

えふえふ「な、ナニッ!?そ、それはやめろじょりんっ!やめてくれぇ~ッ!」

えるめぇす「オイってば!な、なにか『ヤバい』!あいつ、だれかににてるが『ヤバイ』ぞッ!」

じょりん「なんだよえるめぇす~ッ、なにをそんなにあわてて・・・ん?」

 天DIO「・・・」ザッ・・・

じょりん「・・・あれは・・・・・・」



天DIO「・・・・・・やはり・・・天国とは・・・」

じょりん「アンタ、D――」



 天DIO「『ザ・ワールド・オーバーヘブン!!!』」



    ッ        ッ         ッ


ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ーー







じょりん「―――・・・・・・ん・・・・・・」


じょりん「・・・・・・!・・・はっ」ガバッ



じょりん「・・・・・・こ、ここは・・・?・・・」キョロキョロ


じょりん「・・・・・・アレ・・・あたし・・・たしかウチのそとであそんでて・・・」



 ガチャ

じょりん「!」


承太郎「ム・・・もう起きていたのか、徐倫」

じょりん「パパ!」

承太郎「やはり、眠れなかったのか?強がってはいても、やはり子供だな・・・やれやれ」

じょりん「またなにかじけんでもあったの?めったにきてくれないのに、こんなアサッパラからくるなんて」

承太郎「事件?フ・・・まあ、事件といえば事件か。今日はお前の『入園式』だ。心配するんじゃあない。ちゃんとパパがついててやるからな」

じょりん「!?」

承太郎「さあ、顔を洗って歯を磨きなさい。着替えが済んだら、パパと一緒に朝食を食べよう。ママも待ってるぞ」

じょりん「!?!?!?」ガタタ~ン!

承太郎「お、おい・・・大丈夫か?きりもみ回転しながらベッドから転げ落ちるとは・・・」


じょりん「・・・・・・お、『おまえはだれだ!』」


承太郎「・・・なに?」


じょりん「おまえはパパじゃあない!あたしのパパはそんなやさしいアットホームダッドなんかじゃあないぞッ!だまされちゃあいけませんぜじょりんちゃん!」

承太郎「徐倫、どうした」

じょりん「あらてのスタンドつかいか!パパにへんそうするんならじょうほうがたりなかったようだな!パパはアタシのしんぱいはするがツンデレでかくしてる!それにママはアメリカにおきざりにしてるからここにはいないもんねー!」

承太郎「ママはキッチンで朝食を作っている。パパはパパだ」

じょりん「うそだ!」ドンドコドーン

承太郎「何を言ってるんだ徐倫。俺は空条承太郎だ。徐倫のパパだよ」

じょりん「うわーきしょくわるぅー!」

承太郎「えっ・・・」

じょりん「そっちがウソをつきとおすなら、たたかうまでだ!『ストーンフリー』!」ズギューン!

じょりん「おらぁ!」ボッ


 ガッシィィーン

承太郎「・・・やれやれ。朝っぱらから元気なのは関心だが、遊んでる時間はないんだぜ」

星の白金『・・・』ドドドドドドドド

じょりん「!?・・・す、スタープラチナ・・・・・・と、ということは・・・ほんとうにパパ!?」

承太郎「スパイごっこで遊びたいのはやまやまだろうが、早くしないと入園式に遅れるぞ徐倫」

じょりん「・・・・・・う・・・うわあああ!」バッ

承太郎「!ま、待て徐倫!早く出かけたい気持ちはわかるがちゃんと歯を磨かないと虫歯になるぞ!」

じょりん「ウワアアアアア!ぱ、パパがへんになっちゃったあああ!もとからへんだけどぉ!もっとへんになっちゃったああああああ!」

 ガチャ!

じょりん「ウッ!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


じょりん「な、なんだこれは・・・・・・ここは『もりおうちょう』だが・・・ま、まちゆくひとたちが・・・ひとびとの『そばにたっているのは』!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


じょりん「『スタンド』!スタンドのビジョンがみえる!ど、どぉ~なってんだぁ~こりゃあ~!そこらじゅうにスタンドつかいがたくさんいる!」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


えるめぇす「じょっじょっじょりぃぃぃ~~~ん!」ドタバタドタバタ

じょりん「えるめぇす!」

えるめぇす「じょりん!あ、あんたはおかしくなっちゃあいないよな!?」

じょりん「な、なにが?」

えるめぇす「あ、アタシのおねえちゃんがおかしくなっちゃったんだよォーッ!な、なぜかとつぜんスタンドつかいになってて、それに『ずっとむかしからスタンドつかいだった』だなんていってるんだ!」

じょりん「そっちもか!?アタシのパパもおかしくなっちゃったんだ!」

えるめぇす「ジョウタローはもともとおかしいだろ」

じょりん「いいやもっとおかしくなったんだ!」


FF「二人とも落ちついてくれ。何かおかしなことが起こっているようだ」ウジュル

じょりん「ア!えふえふぅ!」

えるめぇす「な、なんでプランクトンのすがたなんだ?」

FF「や、こっちのがシリアス度が出るかと思って」

じょりん「これはいったいぜんたいどーゆうことになってるんだえふえふ!そこらじゅうにスタンドつかいがあふれてるが・・・まさかスタンドをはつげんする『ヤ』のアクセサリーがはやってるとかか!?」

FF「原因は不明だ。だが、私が気付いた時・・・そこの川の中にいた。何かが変だと思い、周囲を確認していたが・・・見かける人間のほとんどがスタンド使いだった。まるでスタンドを発現しているのが普通だと言わんばかりにな」

えるめぇす「あたしたち・・・ゆきであそんでたんだよな?いつのまにかきづいたら、ウチにいて・・・」

じょりん「そうそれ!アタシもそうだった!あそんでたらイキナリ・・・」

FF「雪も全て溶けてしまっている・・・いや、それどころか、桜が咲いているぞ。この気温・・・おそらく今は『春』」

えるめぇす「そんな・・・じかんがすぎさっているというのか!」

じょりん「せつぶんのまめまきたのしみにしてたのに!」

FF「徐倫、エルメェス、この状況・・・何者かが裏で糸を引いていると私は思う。だが、敵の意図が見えない。裏で糸を引いている者の意図が見えない。どういう意図があるのかわからんが糸を引いている者を見つけねば」

えるめぇす「なにぐうぜんのダジャレきにいってんだよ」

じょりん「じゃあどうすんだよ・・・てきスタンドつかいのホンタイをたたかないと、アタシたちひなまつりもやってないんだよ!」

FF「様子を伺うしかないだろう。いいか・・・周りに合わせるのだ。私達がこの異変に気づいてると敵スタンド使いにバレないように・・・」

えるめぇす「ゴクリ・・・そ、それじゃあふつうにせいかつしろっていうのか?・・・」

じょりん「あ、アタシ・・・にゅうえんしきがどうのっていわれてたけど・・・もしかして『ようちえん』にはいるってことかぁ~ッ・・・」

えるめぇす「・・・アタシも・・・おねえちゃんにいわれた・・・」

FF「私は情報を集める。二人は大人しく入園式に行くんだ。いいか、周りに気付かれないようにな」

じょりん「ううう・・・ようちえんにはいきたいっておもってたけど・・・」

えるめぇす「・・・・・・いったいどうしてこんなことに・・・」

 ―――幼稚園・・・


じょりん「ブゥワーーーッハッハッハッハ!なんだえるめぇす!そのカッコはァ~!」ゲラゲラゲラ

えるめぇす(フリフリ)「・・・・・・///」カァ~ッ

じょりん「イーッヒッヒッヒ!かわゆいカッコウをしとるのぉ~!アタシなんかホレェイ、めいたんていコナンみたいなカッコだけど、アンタよりハズかしくないもんね~」

えるめぇす「・・・うう・・・てきスタンドつかいブっとばす・・・」

ホリィ「ハァ~イみなさぁ~ん!しずかにしてネェ~ッ♪今日から皆さんはこの幼稚園の生徒になりますねぇ~☆私は皆さんの先生になります、空条ホリィで~っす!イェイ!ピースピース」

じょりん「・・・あれはホリィおばあちゃん・・・・・・なんでようちえんのせんせいになってるんだ?」

えるめぇす「しかもせなかからイバラがめちゃめちゃでてる・・・ビオランテかよ・・・」

じょりん「やはり・・・おばあちゃんもスタンドつかいになっている・・・なにがどうなってるんだ・・・」

 「ねえねえ、アナタたち」クイクイ

じょりん「?・・・・・・アッ!」

しずか(5歳)「わたしとトモダチになってくれない?わたし、シズカ・ジョースター」

じょりん「し、シズカ!・・・だけど、こどもじゃなくてコーコーセーでもない・・・」

しずか「あのねー、わたしねー、ちょっとまえまでアメリカにすんでたの。だからにほんのおともだちがほしくって。あ、さっきともだちになったコもいるよ。メイっていうコ。むこうからトモダチになろうっていってきて――」

えるめぇす「じょ、じょりん!み、みろ!あっちのやつ!」

じょりん「わ、なんだよ。きゅうにひっぱ・・・・・・ギョ!」

 ぽるなれふ(5歳)「でへへへへ」

 まらいあ(5歳)「キャアー!なにさわってんのよこのドヘンタイィーッ!」ビンタッ!

 かきょういん(5歳)「おいッ!そこのヘンなかみがたのおとこのこ!レディーにたいしてなにをやっているんだ!」


じょりん「ぽ、ポルポルにノリアキ!こ、こ、こ、こどもになっちまってるぅ~!」

ぽるなれふ「ケッ、カッコつけやがって。いいか、こどもってのはなんだかわからないけどおんなのひとにベタベタしてもいいんだよ」

かきょういん「なにをいっているんだ。どうせやるならおとなのじょせいにするんだな。ほら、こんなぐあいに・・・」ベタベタ

ホリィ「えーっと、君は典明くんね?先生の足にへばりつくのはやめてくれない?」


えるめぇす「げ・・・どうなってんだこれは・・・まるであくむだよ・・・」

じょりん「パパいがいのみんながこどもになっちまってる・・・・・・と、いうことはまさか・・・」

 あヴどぅる(5歳)「コラァーッ!なにをやっとるだぁー!」

じょりん「ブーーーッ!」

えるめぇす「あれはヤバイよ・・・」ブルブル


ホリィ「はいはい♪皆、新しい友達と仲良くしたいのはわかるけど静かにしてくださーい」

しずか「ん?」

ホリィ「そろそろ時間だから、テレビで『神聖皇帝DIO様』のお話を聞きまーす。皆ー、大人しくしてDIO様のお話を聞きましょうねー」

じょりん「!?」

えるめぇす「!?」

 <ハァーーーイ!

じょりん「・・・・・・い、いま・・・なんてゆった?」ドドドドドドドドド

えるめぇす「・・・なんとかコウテイ・・・ディオさまって・・・」ドドドドドドドドド


 ヴァニラ『国民の皆様、これより、神聖皇帝DIO様のありがたいお言葉を頂く。手を止め、足を止め、DIO様のお言葉に耳を向けよ】


    天DIO『・・・』オオオォォォ


じょりん「!・・・あ、あいつは・・・・・・」

えるめぇす「ゆきであそんでいたときにあらわれたおとこ・・・いわれてみればDIOににているッ!」

 天DIO『とるに足らぬ人間どもよ・・・・・・今日は良い日だ・・・春の息吹が太陽の温かさを感じさせる今日頃ごろ――』

じょりん「うわっ・・・めんどくさいはなしになってきた・・・」

えるめぇす「こ、これはほんかくてきにヤバイぞじょりん・・・DIOがキモいメイクしてせかいのおうさまみたいになってる・・・そのことにみんながぎもんをおもってないんだ・・・これはヤバイ・・・ヤバずぎる」

じょりん「おうさまどころか・・・まるでかみさまみたいになってるよ。ほら、みんなテレビのDIOをガンみしてるし、あのメイクみてもわらってないんだもん・・・」

 ぽるなれふ「・・・ぷっ・・・くくく」

じょりん「あ、わらった」


 >デデーン< ポルナレフー、OUT-

ぽるなれふ「えっ!ちがうちがうちがう!わらってなんかいないって!」

 ガラガラガラ!

ペットショップ(人間体)「・・・」タッタッタッタッタ

ぽるなれふ「ま、まって!まってって!お、おれはわらっちゃいな――」

ペットショップ「クアァァーーーッ!」

 ドグシャアアアアア!

じょりん「!!!」

えるめぇす「っ!ひ、ヒィィィーーーッ!」ビクゥ

ぽる/なれふ「 」

ペットショップ「・・・」タッタッタッタッタ


ホリィ「あらあら~、入園式当日にいきなり一人脱落なんて・・・皆さん、DIO様のお話をマジメに聞かないとそこの肉塊みたいになるから、気をつけましょうね~♪」

 <ハーイ

じょりん「・・・・・・」ドドドドドドドドドドドド

えるめぇす「うっ、うわ――」ドドドドドドドドドドドド

じょりん「シッ!・・・しずかに・・・おどろいちゃあいけない・・・えるめぇす・・・おちついて・・・こえをあらげちゃあいけない」ドドドドドドドドド

えるめぇす「ッ!・・・・・・うっ・・・ううう・・・ううう~~~・・・」ドドドドドドドドド

じょりん「・・・・・・やれやれだわ・・・たしかに・・・ほんかくてきに『ヤバイ』・・・アタシだってさけびたいけど・・・いまはテレビのはなしをマジメにきいてるフリをしないと・・・やられる」ドドドドドドドド

えるめぇす「ハァーッ・・・ハァーッ・・・ハァーッ・・・・・・ううう・・・ううううう・・・」ドドドドドドドドド

 天DIO『――と言う訳で、今日のお話はここまでにしておこう。ご静聴ありがとうございました』

 パチパチパチパチパチ

ホリィ「はぁ~い♪今日もすぅ~っごくタメになるお話でしたねぇ~☆皆さんがこうやって平和に暮らせるのも、ぜ~んぶDIO様のおかげなんだから、感謝の気持ちを忘れないでね~ん♪」

 <ハーイ

じょりん「・・・・・・」ドドドドドドドドドド

えるめぇす「・・・じょ、じょりん・・・アタシ・・・こわい・・・こわいよ・・・・・・」ドドドドドドドドドド

じょりん「・・・おちついて・・・えるめぇす、おちついて・・・ここでヘンにみられるとあやしまれる・・・」ドドドドドドド

えるめぇす「で、でも・・・・・・」ドドドドドドドド

ホリィ「それじゃあトイレ休憩にはいりま~す♪今のうちにトイレにいってモヨオしてきてね~♪」

じょりん「とりあえず、トイレにいっておちつこうえるめぇす。ここにいたら・・・きづかれるかもしれない・・・」ドドドドドドド

 ガターン!

えるめぇす「ハァー!ハァー!ハァー!よ、よくヘイキでいられるなじょりん!め、めのまえでポルポルが・・・・・・!」

じょりん「・・・うう・・・」ジワ・・・

えるめぇす「・・・じょりん・・・あ、アンタもひっしでこらえてたんだね・・・」

じょりん「うううううう・・・・・・ポルポルが・・・ううう・・・」ポロポロ

えるめぇす「・・・・・・ごめん、じょりん。アタシばっかりビビって・・・だいじょうぶ、じょりん。アタシがいるから・・・だいじょうぶ・・・」スッ・・・

じょりん「ううう~~~・・・ううう・・・ウチにかえりたい・・・いつものまいにちにかえりたい・・・」

えるめぇす「・・・アタシもそうだよ・・・そのためにはこのおかしなせかいをもとにもどすほうほうをかんがえないと・・・」

じょりん「・・・でも・・・どうすれば・・・」グスン


FF「徐倫、エルメェス」ウジュル

えるめぇす「!えふえふ!すいどうからコツブのプランクトンがでてきた」

FF「外に出てきてくれ。この世界のことが少しだけわかった。打開策も・・・」

じょりん「!」

>>1、ここはジョジョの世界なんだよ?周りはスタンド使いだらけなんだよ?ルールなんてあってないようなものじゃあない。ボールをゴールに入れる……これさえ守ってれば後は何でもありだよ……。(訳: じょりん達がスポーツで汗水たらして走り回ったり、大人どもを蹂躙する様が見たいのです。やってくださいお願いします。)


じょりん「えふえふ!わーん!こわかったよ~!」ダキィ

FF「すまない徐倫。時間をかけてしまって・・・」

えるめぇす「えふえふ、じょうほうをあつめてくれたんだね。で・・・このポイズンなよのなかはいったいどうなってるんだ?」

FF「・・・・・・どうやら、私達が知っている『世界』とはまるで違う『世界』になってしまっているようだ。言うなれば・・・別の歴史を辿った『パラレルワールド』のようだ」

じょりん「パラパラ?・・・」グスン

FF「私が調べたところ・・・第二次世界大戦の頃まで時間をさかのぼることとなる。枢軸軍と連合国の戦火が激しくなるその時、『柱の男』と呼ばれる者達が現れた・・・」

えるめぇす「まえにあったことがあるあいつらか」

FF「人間を超越した新たなる脅威を前に、枢軸軍も連合国も人類同士で争っている場合ではないと休戦し、力を合わせ、四人の『柱の男』と戦った・・・その時、人類側の総大将として指揮を執ったのが『DIO』」

じょりん「!」

FF「DIOの見事な采配と人類の尽力により、『柱の男』達を打ち倒す事に成功した。以降、人類を救った英雄としてDIOは初代世界大統領に当選した」

えるめぇす「きゅうにトンだな」

じょりん「つまりこういうことか。DIOがせかいをすくったすごいひとになってみんなからチヤホヤされてるよのなかだと」

FF「戦後からずーっと世界大統領に居座り続けたDIOは、世界中の国家を一纏めにして帝国を築き、今や現人神として世界の頂点に君臨しているというわけだ・・・まるで子供が考えたくだらない話だがな」

えるめぇす「・・・さからったら・・・」

FF「DIOの従者がどこからともなく現れ、粛清するということだ」

じょりん「・・・」

えるめぇす「・・・だ、だかいさくがあるっていったよな!そ、それはいったいなんなんだ!?こ、このおかしなせかいをもとにもどせるんだよな!?」

FF「その通りだ。この世界のおかしさに気付いているのは我々だけ・・・世界を元に戻す光!我々の最後の希望!・・・それは!」


 ザッ

ジョルノ「・・・闇を切り裂き、光をもたらす救世主・・・・・・神を滅ぼす者・・・それは・・・この僕、ジョルノ・ジョバァーナだ」

>>790
ボールをとって、走って、トライして、ゴロウマルポーズをすればそれで万事オッケーね。やってみる価値はある!

えるめぇす「あっ!チュウニビョーのヘンなやつ!」

FF「彼も我々と同じように、この世界が改変されたものだと認識しているようだ。どうやら、彼の『スタンド』の能力で防御できたらしい」

ジョルノ「『矢』をペンダントにして持ち歩いておいて正解だったよ。僕の危機に反応して『矢』がパワーをくれた・・・そして僕の『スタンド』が『鎮魂歌』を唄い、邪悪な力から守ってくれた」

じょりん「よくわからんがわかった」

FF「彼の能力は『ゼロに戻す』パワー。本体の意識を無関係に、敵の攻撃を『ゼロ』に戻し、守っていたようだ。そして、そのパワーを敵本体に叩きこめば・・・」

えるめぇす「!せかいがもとにもどるということか!」

FF「イグザクトリィー」

じょりん「それじゃあ、てきスタンドつかいのところにいくぞ!」

えるめぇす「でも、いったいだれが・・・」

じょりん「メボシはついている・・・このせかいは『パラパラワールド』・・・そこからみちびきだされるこたえは!」



 ―――

ヴァレンタイン「・・・さて、これで来週の食事会のセッティングは完了だな。次は来期の予算案を――」

 グワシャー!

ヴァレンタイン「わー!窓から怪獣が!」

FF「フォアアアアアアアア!」ドバドバ!

ヴァレンタイン「!ヌッ!・・・身体の一部を飛ばして・・・う、動けぬ!」

えるめぇす「ヴァレンタインだいとうりょう!かくごー!」ボゴォ!

ヴァレンタイン「ぐべっ!」

じょりん「だいとうりょう!よくもアタシたちをみしらぬせかいにひきこんでこわがらせたな!ぜんぜんこわくなかったけどムカつくからせいばい!」ズドドドド

 コテンパン!

ヴァレンタイン「うう・・・う・・・」

じょりん「よし!やりたいだけやりかえした!」フンス

えるめぇす「イタズラにしてはやりすぎだコノヤロー!まったく、きょうはこのくらいでカンベンしてやる!」

ヴァレンタイン「な・・・なにを言って・・・」

えるめぇす「だまり!」ボコォ!

ヴァレンタイン「ヴァ!」

じょりん「さあジョルノ、さっさとこいつにゴールドエクリペリエンペをたたっこんでもとにもどしちゃって」

ジョルノ「任せてくれ。神の子である僕が世界を元に戻し、救世主として本当の――」

じょりん「はやく」

ジョルノ「ム・・・仕方無い。『黄金体験』!」バァー!

ジョルノ「『鎮魂歌』!」ガァァーーーン!

 ドォォォーーーン!


ヴァレンタイン「・・・・・・ム・・・・・・?・・・はて・・・ここは・・・私は一体・・・」ムクリ

じょりん「あれ?まわりはなにもかわってないよ」

えるめぇす「パラレルワールドからもとにもどるとかじゃあないのか?」

ヴァレンタイン「・・・君達は・・・何があった。ここはどこだ?・・・いや、ここは『基本世界』・・・何だ・・・何か妙な・・・」

FF「・・・基本の世界だと・・・・・・なにか変だ・・・まさか・・・・・・こいつは『黒幕』じゃあない!」

じょりん「な、なんだって!?だいとうりょうがアタシたちをべつのせかいにひきこんだんじゃあないのか!?」

ヴァレンタイン「何を言っている・・・私は『何もしていない』・・・・・・いや・・・思い出してきたぞ・・・この『世界』での出来事を!・・・私は・・・DIO様の補佐をしていた・・・ここで・・・」ドドドドドドド

えるめぇす「まさか・・・ほんとうのくろまくは・・・」ドドドドドド

 ス・・・

FF「ハッ!」

 > カ ッ <

じょりん「!えふえふ!」

えふえふ「・・・・・・う・・・うう・・・・・・ッ!・・・・・・こ、これは・・・」

えふえふ「に、『にんげん』だァ~!『かんぜんなるにんげん』になってるぅ~~~ッ!プ、プランクトンになれないッ!ベムもビックリだぁー!」バン

えるめぇす「こ、これは・・・!・・・・・・」

じょりん「テメー・・・テメーこそがくろまく!」


天DIO「・・・・・・」ドドドドドドドドド


えるめぇす「・・・へんなメイクをしたDIO・・・」ドドドドド

じょりん「えふえふになにをした!」ドドドドド

天DIO「・・・・・・『望み』を・・・かなえてやったのだ・・・」ドドドドドドドド

えふえふ「!・・・」ドドドドド

えるめぇす「この『せかい』をめちゃくちゃにしたのもおまえのしわざかッ!DIO!」ドドドドド

天DIO「私は・・・『天国』へとたどり着いた・・・我が能力で、この『世界』を改変した・・・全ての者が幸福な世界・・・・・・全ての者の『望み』に応えた『世界』・・・」ドドドドドドド

じょりん「・・・」ドドドドドド

ヴァレンタイン「思い出してきたぞ・・・この『世界』は・・・スタンド使いとそうでない人間の割合が逆転した世界!スタンド使いであることが当然の世界だ!・・・そして、それをDIOが支配する『世界』・・・」ドドドドドドド

天DIO「私は・・・『世界』をより良い『世界』にしたかっただけだ・・・承太郎は、自分の子供と仲良く平和に過ごす『世界』を求め、ポルナレフは純粋に楽しめる子供でいられる『世界』を求め、ヴァレンタインは平和で安泰した国家を求めた・・・」ドドドドドド

天DIO「徐倫、エルメェス、FF・・・貴様達が変わらずそのままだったのは・・・貴様達が何も求めていなかったからのようだ。現状に満足していた・・・ということらしいな。しあわせな奴らだ」

じょりん「DIO・・・もとのせかいにもどしてよ。このせかいはおっかない・・・なにが『てんごく』だ!ポルポルをあんなむざんにしまつしておいて!」

天DIO「・・・いいだろう・・・・・・『世界』をさらに!より良い『世界』に変えてやる!このDIOが大地に・・・すなわち『世界』に触れるとォー!」バッ

じょりん「!えるめぇす!えふえふ!ジョルノにくっつくんだ!」バッ

えるめぇす「!」バッ

えふえふ「!」バッ

天DIO「『ザ・ワールド・オーバーヘブン!!!』天国の刻だッ!」


 > カ ッ ! <

ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ーー






ナランチャ「見ろよ、あいつらだぜ。スモーキー国会議員の息子を誘拐した連中ってのは」ガサッ

ミスタ「人数は4、5・・・いや、6人か?・・・けっこうな数だぞ・・・」

フーゴ「どうする?僕達3人じゃあ分が悪すぎる・・・やはりブチャラティとアバッキオを呼びもどしたほうが・・・」

ミスタ「あの二人は別の事件にかかりっきりだ。それにこれはチャンスだぜ・・・俺達の名を上げる絶好のよォ~~~ッ・・・国会議員の家族を助けたスタンド使いなんてなれば、ロックスター並の人気者になるぜッ」

ナランチャ「すっげえ!テレビに出れるかもしれないな!ディアボロの親分もホメてくれるかもしれねぇ~!」

ミスタ「な?フーゴ。お前だって、俺達パッショーネがどれだけ社会のために悪のスタンド使いをやっつけてるか世間に見せてやりたいだろ?」

フーゴ「それはそうだが・・・はあ・・・仕方ないな。悪いスタンド使いを懲らしめるのがパッショーネの役目だからね」

ミスタ「よし、じゃあ行くぜ」ザッ


イルーゾォ「おぅいホルマジオよォ~ッ、アイスボックスに入ってるビールとってくれよぉ~ッ。俺ァ今、肉の焼き加減を見てんだからよォ~」ドジュゥゥ~ッ

ホルマジオ「ケッ、それぐれー自分で取れってんだ。それより、議員は身代金を用意したのかよ?」ポイイッ

メローネ「プロシュートとペッシから連絡はないが・・・用意しないわけがない。人質のガキと親子ゲンカでもしてない限りな」

イルーゾォ「へへへっ、金が入ったら俺は国外へ逃げるぜ。ずーっと遊びまくってやるぜ」

リゾット「気を抜くなイルーゾォ。俺達はプロだ。金が入るまえにヨダレを垂らすような三流とは違う。それに・・・どこに敵が潜んでいるやもわからんからな」

ホルマジオ「なんだよリゾットよォ~、ビビってんじゃあねーぞォ。俺達の勝利は確実――」

 ボゴォ

ホルマジオ「かっ」

メローネ「!・・・敵だ!ホルマジオがやられた!」

ナランチャ「遅いぜ!ボラボラボラボラボラ!」ドドドドドドドドド!

ミスタ「覚悟しやがれぇぇぇ!」ドバドバドバ!

フーゴ「うっしゃあああああ!」ズドドドドドド!

イルーゾォ「に、逃げ・・・がっ!」ドバドバ!

ナランチャ「ヒャッハー!犯罪者どもに鉄槌だぁー!」ドドドドド!

フーゴ「ナランチャ!無闇に突っ込むな!」

ナランチャ「!?うげ・・・げ・・・の、ノドから・・・は、ハサミが・・・」ボゴォ

 ドバァー!

フーゴ「ナランチャァーッ!」

リゾット「ッ・・・」タタタ

ミスタ「逃がす――・・・!?・・・か・・・」

ギアッチョ「俺に気付かなかったかよォ~~~ッ・・・ええ?オイ・・・顔が凍りつく気分はどうだ?」

ミスタ「か・・・・・・ア・・・」

フーゴ「ミス――」ドバァー

フーゴ「うげええーッ!か、カミソリが・・・」ドボドボ

リゾット「貴様達三流のスタンド使いが俺達に手を出したのが間違いだ・・・スターにでもなろうとしたのか?プロをナメるんじゃあないぞ・・・むごたらしく殺してやる・・・内側から身体を引き裂いて、内臓を広げて標本にしてくれる」

フーゴ「う・・・うおお・・・うおおおおおお・・・」ボドボド

リゾット「貴様のスタンドをバラバラにしてやる!」

パープルヘイズ『うばしゃああああああああああああああああああ


 ―――

康穂『ご覧の通り、現場は凄惨な戦いの爪痕が色濃く残っております。警察の調査によると、スモーキー国会議員の御子息を誘拐した犯人グループとパッショーネ所属のスタンド使いが衝突し、一人のスタンド能力が暴走。周囲に猛毒を撒き散らしたとのことです』

康穂『誘拐犯のグループは全員死亡。パッショーネ所属の3名のスタンド使いも死亡しました。また、人質にされていたスモーキー国会議員の御子息も死亡が確認されました』

康穂『今回の凄惨な事件を受け、神聖皇帝DIO様はスタンド使いに関する新しい法案を提案し、現在国会で協議されています』

康穂『この新しい法案は、全てのスタンド使いに対して政府への登録を強制するもので、全スタンド使いの能力を把握し、狂暴な能力を持つスタンド使いを管理することが目的となります。登録されたスタンド能力を無断で使用することは一切禁じるというものです』

康穂『この法案が通れば、世界はより良いものになることでしょう。以上、現場から広瀬康穂がお送りしました』



花京院「大変なことになりましたね」

ポル「てめーのせいだぞディアボロ。お前んとこの下っ端が勝手な行動するからこうなっちまったんだ。これで俺達みんなお国に仕えるスーパーコップになるわけだ」

ディアボロ「我々パッショーネが犯罪スタンド使いを始末してきたというのにその言い草はないだろう。誰もやりたがらない汚れ仕事を黙ってこなしてきたんだぞ」

康一「でも、DIO様が提案したっていう新しい法案は素晴らしいものだと思いますよ。スタンド使いが国に管理されれば、より安全な社会になるじゃないですか」

億泰「冗談じゃねえ!スタンドを使うのを管理されるなんて!」

花京院「スタンドを使用すべき時は使用しても良いとのことだから、安心していいと思うが・・・むしろ、これでスタンド使いの暴走を抑制できるはずだ」

仗助「それで、いつから日本は人権の無い独裁国家になっちまったか誰か教えてくれないッスか?」

アヴ「おい仗助・・・口が過ぎるぞ。今ジョースターさんが政府と折り合いを付けに行っている。あの人ならうまくやってくれるはずだ」

 ―――

ジョセフ「スタンド使い登録法を撤回するようにDIOの野郎に言え。お前がいやなら俺が直接言ってやるぜ、シュトロハイム」

シュトロハイム「JOJO・・・お前のような男は登録法に反発すると思っていた。だが従ってくれ。この『世界』はアメリカやイギリス、日本などといくつも国家が存在しているが、実質はDIO様が全てを統治している。あの方がこの『世界』の頂点なのだ。DIO様が言うことこそ全て」

ジョセフ「ケッ!やっぱりテメーは軍人だなぁシュトロハイム。戦時中も今も独裁者にヘコヘコするしか能のないヘタレ野郎ってことよのぉ~」

シュトロハイム「JOJO・・・貴様は先の大戦で対『柱の男』達との戦いで英雄的活躍をしたヒーロー・・・我々は戦友だ。争いたくはないはない。俺はこうしてスタンド『デトロイト・メタルシティ』で自身をサイボーグ化して今も生き続け、お前は波紋エネルギーであの頃のまま生き続けている・・・だが今は1930年代ではないのだ。我々が生きるには、時代に合わせねばならんのだ」

ジョセフ「俺はDIOの奴隷になるために生きてるんじゃあないぜ!法案を取り下げろ!今すぐにだ!でなきゃあ、登録法に反対するスタンド使いを集めて暴動を起こすぜ!」

シュトロハイム「・・・ならば、『内戦』になるわけだな・・・JOJO」ジャキ

ジョセフ「波紋!さらに『隠者の紫』!」バッシュウウー!

シュトロハイム「逃がすな!たとえ大戦の英雄といえど容赦することはないィィィ!撃って撃って撃ちまくれェェェ!」

今回はここまでで。せっかくなんでもらったネタを使いつつパラレルものやってみてます相変わらず1レス先も考えてません
長々とやるつもりもないので見放さないでください

問題ない。誰も>>1を見捨てはしないよ。体を壊さないように自分のペースで投稿していけばいいよ。乙かれ様

行き当たりばったりでここまで広げられるのはすごい

>>802
ありがとう・・・それしか言葉が見つからない・・・

>>803
みなさんがネタをくれるからこそでっす


あの・・・EoH買ってないんでわかんないニワカさんなんですが、オーバーヘブンってゴールドエクスペリエンスレクイエムとカチ合うとどうなるとかって語られてないですよね?
『真実を上書きする』のと『真実に到達しない』ってどうなるのっと
あ、オーバーヘブンで世界そのものを改変したりなんかできねーよスッタコってツッコミは我慢してください

>>804
ネタバレ





















レクイエムと絶対殺すマンとスタプラの同時攻撃も完璧に無効化したよ

承太郎「おれが真実を上書きし直した」

ってなってからはフルボッコにされてたけど

どうでもいいけど、花京院二人いない?

>>807
一応、>>796で再改変してリセットされたっていうテイで描いてましたが、ふ、二人いました?ならミスですすんません
オーバーヘブンってそんなことできないかもしれんけど大目にみて!

>>805
レクイエムも無限回転も聞かないのか・・・どうやって倒せばいいのかなコレ(後先考えてない



じょりん「ハッ!」バッ

えるめぇす「う・・・ここは・・・ま、またべつのせかい?」

ジョルノ「僕の『黄金体験鎮魂歌』の能力は『真実にたどりつけなくする』能力・・・物事を都合のいいように改変する能力も、真実に到達しなければ意味はない・・・だから僕達はなんとか免れた・・・」ドヤサァ

えふえふ「あのぉ~・・・エバってるとこすみませんがね、アタシのからだをもとにもどしてくれません?さっきDIOに『にんげん』にかえられたんだ。プランクトンたいになれないとじょうほうしゅうしゅうもできない」

じょりん「ようかいに~んげんっ」

ジョルノ「わかった。僕のこの神の手で君に触れれば・・・たちまち『無かったこと』に・・・」スッ

 タッチ

ジョルノ「・・・・・・あれ」

 タッチ タッチ

ジョルノ「・・・・・・こ、効果が・・・ない?そんなバカな!」タッチタッチ

えるめぇす「ヘタないいわけしてオサワリしたいだけじゃあないだろうな」

ジョルノ「駄目だ・・・元に戻せない!」

じょりん「やくたらず!」

ジョルノ「僕の能力よりも奴の能力のほうが上をいっているというのか?・・・ならなぜさっきは防げたんだ・・・」

えふえふ「きっと・・・『ためしている』のだとおもう。ワザとアタシたちを『のこした』んだ。じぶんのカンペキなしはいにあらがうものを・・・」

えふえふ「すべてをてにし、すべてをしはいしたおうさまがいたとする・・・なにもかもがじぶんのおもうがまま。そこにはいっぺんのたのしみもない、えいえんにつきまとうキョムカンだけがのこる。DIOはたのしみのためにアタシたちをのこしたのかもしれない。もしくは、しれんをあたえるカミサマをきどっているのだろう」

えるめぇす「きゅうにむずかしいこといわないでよ」

ジョルノ「・・・・・・DIO・・・神・・・」



えるめぇす「しんぶんをひろったよ!」ガサ

じょりん「えふえふ!かいどくを!」

えふえふ「エート、『スタンドつかいとうろくほうはじまる。とうろくはによるスタンドつかいがりがはじまり、みとうろくのスタンドつかいはちかにもぐる』だって」

ジョルノ「どうやら新しいこの世界でも、ほとんどの人間がスタンド使いと化しているようだ。そのスタンド使い達を管理するために登録法という愚策が執行されたと・・・」

じょりん「よくわからん」

えふえふ「じゆうにスタンドをつかっちゃダメだっていうルールになったんだよ」

じょりん「ナニ!?そりゃコトだな!」

えふえふ「『とうろくほうはんたいはをひきいるのは、たいせんで『はしらのおとこたち』とたたかったえいゆう、ジョセフ・ジョースター』だって」

じょりん「じーちゃんってばいつまでもヤンチャなんだから」

えふえふ「『とうろくほうさんせいははみとうろくのスタンドつかいたちのいどころをつきとめ、ちかいうちにいっせいけんきょするというみたてだ』だって。で、そのさんせいはのリーダーが・・・・・・ゲ!」

えるめぇす「なんだよ。そのアホみたいなルールにさんせいしてるリーダーはだれなんだ?」

えふえふ「・・・・・・さんせいはのリーダーは――」


 ~~~

天DIO「ジョセフ・ジョースター・・・・・・人類の英雄・・・奴が登録法に反対し続ける限り、影響される連中はいくらでも現れる・・・手を打たねば、問題が大きくなる一方だ」

天DIO「私はスタンド使い同士の内戦など求めていない・・・全ての人間がスタンド使いとなったこの世界は、より良い世界となれるはずなのだ・・・そのためにも・・・・・・やってくれるな?」


承太郎「ああ・・・テメーは椅子にふんぞり返って、結果を待っていればいい。じじいは俺がなんとかする」

天DIO「任せるぞ承太郎」


 ~~~

 ザッ

億泰「ジョースターさんよォ~ッ、戦況をひっくり返す切り札を探すっつって来たはいいが、こんなとこに何があるってんだ?まだ柱の男が残ってて味方に引き込むとかか?」

形兆「ふてくされるな億泰。俺達反対派は賛成派に対して人数が少なすぎる。長引けば不利になるだけ・・・仲間割れをしている暇なんざねぇーんだぜ」

億泰「そりゃあそうだけどよォ~ッ、俺やアニキだけじゃなく反対派の名のあるスタンド使い何人か引き連れてわざわざイタリアくんだりまで探しに行く『切り札』ってーのが何か気になって仕方ねーぜ」

ジョセフ「アヴドゥル、反応は」

アヴ「炎のセンサーに異常はありません。しかしフフ・・・私よりも外見年齢が下なのにジョースターさんは肝が据わっていますなぁ。だてに大戦を生き抜いていませんね」

ジョセフ「注意しといてくれよォ~ッ。どこからシュトロハイムの部下が出てくるかわかんねーからなァ」

ジャイロ「ヘッ、軍人だけが敵じゃねーだろう。賛成派の連中が動いてるって噂だぜ」

ポル「ケッ・・・イラつくぜッ・・・スタンド使い登録法だァ?そんなもんによく従うよな。くだらねーぜっ!人間としての尊厳はどこいっちまったんだ!賛成派のボゲどもをぶっつぶせるなら今すぐにでもぶっつぶしたいぜェ~!」


 ボギャア!

ポル「!・・・・・・グ・・・ゲ・・・」

ジャイロ「ポルナレフ!」


ディアボロ「奇遇だな。俺も同じ考えだ。反対派をぶっつぶしたいと考えていた・・・さすがだなブチャラティ、お前の能力は便利だ」

ブチャ「ボスの腹パンも相変わらず・・・人間に穴をあける才能にかけては世界一だな」ジィー

億泰「敵襲だッ!敵だ!」

アヴ「まさか!私のセンサーには異常は・・・」

ブチャ「俺の能力をナメるんじゃあないぞ・・・地中だと息ができなくてキツイがな」

仗助「登録済みの正規スタンド使い登場ォ~ッ。え、お前らまだ登録してないの?おっくれってるゥー」ジィー

花京院「ヘラヘラするんじゃあない仗助。これは戦いだぞッ」ジィー

ジャイロ「ジッパーから続々とスタンド使いが出てきやがる!やるしかねえようだな!」

 ジィー ザッ

承太郎「・・・よう」

ジョセフ「・・・承太郎・・・てめぇ~ッ・・・」

承太郎「一度だけだ・・・一度だけ忠告してやる・・・今すぐ投降し、スタンド能力を登録すればお前達は軽い罪に問われるだけで済む。だが抵抗し、内戦を続けるというのなら、ここで一人残らず始末する・・・」

億泰「な、なんだァこのやろ~ッ!脅しなんかに屈するかよバーカッ!」

仗助「意地張ったって仕方ねーだろう。よく考えろよ。悪い話じゃあねーだろう。登録法に反対して逃げ隠れする限り、おめーらは犯罪者で追われる身だ。それでもいいのかよ」

重ちー「オラ達は人間だどッ!大人の奴隷じゃあないんだどッ!絶対に反対だど!」

ジョニィ「スタンドを登録して適切に管理されれば世界は平和になるんだ。みんなが安心して暮らせる、より良い世界になるのになぜ反対するんだ」

ジャイロ「ファシストに従うより無法者のほうがマシだぜ」

承太郎「ジジイ、冒険家の時代は終わったんだぜ。国家とか社会とかくだらねーものを守りながら生きるしかねーんだよ」

ジョセフ「・・・投降すれば手荒なマネはしないか?」

承太郎「ああ」

ジョセフ「・・・・・・聞くだけなら話を聞いてやる」スッ

承太郎「・・・」ニッ アクシュ!

仗助「グレート。さすがじじい・・・もといジョセフ・ジョースターだぜ。話がわかるッ」

ジョセフ「・・・」ニッ


承太郎「!」バリバリバリ!

ブチャ「承太郎!波紋か!」

ジョセフ「ポルナレフを穴空きチーズにしておいてよくいうぜ!やるぞテメーらッ!」

億泰「よっしゃあああ!削りとってやるぜえええ!」

ジャイロ「GO!GO!」


 賛成派 承太郎・花京院・仗助・吉良・ディアボロ・ブチャラティ・ジョニィ

 反対派 ジョセフ・アヴドゥル・ポルナレフ(再起不能)・億泰・形兆・重ちー・ジャイロ

この世界線では世界大戦がVS柱の男になっている(ドイツが滅亡していない)のにシュトロハイムがDIOに忠誠を誓っているのか。
ひょっとして枷の外れた悪党認定されてヒトラーが屍生人になったのかな・・・?
パッショーネがDIO側ということはムッソリーニは反DIOだったのだろうし。(DIOにとってはマフィアがいた方がありがたいのだろう)
イタリアを除く史実枢軸が親DIO陣営、史実連合国+イタリアが反DIO派の温床って感じだろうか。
自由主義陣営(特にアメリカ)では表面上はDIOに強気に出れなくても裏では反対派を保護しているのかもね。

>>817
ぶっちゃけそこまで詳しいこと考えてないんですよ。世界大戦中に柱の男達が出てきて、枢軸軍と連合軍は共通の敵と戦うために手を組んで、なんでかしらんがDIOが色々指揮してた。ジョセフが特にがんばって柱の男達やっつけた
その戦いの活躍を評価されてDIOは民衆から支持されて世界のリーダー的存在に・・・みたいなことしか考えてなかったです。そういうパラレル史実設定は見てるだけで楽しいのでありがたいですw
シュトロがDIOに忠誠してるのも単に天DIOが『自分が頂点』という風に改変したからであって、本人も何故DIOに従うかハッキリ理解してない感じかと書いてる側としては思ってました。それらしい理由があったほうがいいんだろうけどオイラ歴史の勉強さぼってたから・・・
天DIOは人類がスタンド使い(より優れた新たな人類的に思ってる)になれればみんなハッピーうれピーになると思ってて、自分はその頂点だから人類皆無意識にDIOに従う的な・・・

>>817
ぶっちゃけそこまで詳しいこと考えてないんですよ。世界大戦中に柱の男達が出てきて、枢軸軍と連合軍は共通の敵と戦うために手を組んで、なんでかしらんがDIOが色々指揮してた。ジョセフが特にがんばって柱の男達やっつけた
その戦いの活躍を評価されてDIOは民衆から支持されて世界のリーダー的存在に・・・みたいなことしか考えてなかったです。そういうパラレル史実設定は見てるだけで楽しいのでありがたいですw
シュトロがDIOに忠誠してるのも単に天DIOが『自分が頂点』という風に改変したからであって、本人も何故DIOに従うかハッキリ理解してない感じかと書いてる側としては思ってました。それらしい理由があったほうがいいんだろうけどオイラ歴史の勉強さぼってたから・・・
天DIOは人類がスタンド使い(より優れた新たな人類的に思ってる)になれればみんなハッピーうれピーになると思ってて、自分はその頂点だから人類皆無意識にDIOに従う的な・・・

>>817
ぶっちゃけそこまで詳しいこと考えてないんですよ。世界大戦中に柱の男達が出てきて、枢軸軍と連合軍は共通の敵と戦うために手を組んで、なんでかしらんがDIOが色々指揮してた。ジョセフが特にがんばって柱の男達やっつけた
その戦いの活躍を評価されてDIOは民衆から支持されて世界のリーダー的存在に・・・みたいなことしか考えてなかったです。そういうパラレル史実設定は見てるだけで楽しいのでありがたいですw
シュトロがDIOに忠誠してるのも単に天DIOが『自分が頂点』という風に改変したからであって、本人も何故DIOに従うかハッキリ理解してない感じかと書いてる側としては思ってました。それらしい理由があったほうがいいんだろうけどオイラ歴史の勉強さぼってたから・・・
天DIOは人類がスタンド使い(より優れた新たな人類的に思ってる)になれればみんなハッピーうれピーになると思ってて、自分はその頂点だから人類皆無意識にDIOに従う的な・・・

シールを張ってしまったごめんなさい

億泰「こちとら飯買いに行くのもコソコソ隠れながらでイライラしてんだッ!この怒りをテメーらにぶつけてやるッ!ウダラァー!」ガオーーーン!

形兆「よせ億泰!無闇やたらに『瞬間移動』させるんじゃあない!」

ジョニィ「!・・・引き寄せられ――」

億泰「!きやがれッ!ガオンといくぜェ~!」

ジョニィ「・・・いいぞ。『好都合』だ・・・君自身のところへ僕が引き寄せられる・・・ここで僕が『爪弾』を撃てば、この引っ張る力が爪弾に重なって威力は増す!」ドバドバドバ!

ジョニィ「僕は回転パワーで地面を削り、引き寄せる力から逃れる」ガリガリガリ

億泰「!ヤッベェ!」

アヴ「『魔術師の赤』!『焼きつくしてくれるッ!』」ドワァ~ッ!

億泰「さ、サンキューッスよ占い師さァン!」

アヴ「フ・・・占い師ね。最近はとんと占ってはいないが――」

 ドボォ!

アヴ「!・・・グッ・・・」ガク

ディアボロ「未来を見ることもできずになにが占い師だ」

ジョセフ「アヴドゥル!」

億泰「ポルナレフさんに続いてチクショーッ!」

ディアボロ「俺には視える・・・お前達反対派が地面を這いつくばって命乞いする姿がな・・・俺は未来を視ることができる」

億泰「ッ・・・」ゾォ~

形兆「ビビってんじゃあねーぞ億泰ッ。そいつはハッタリだ。そいつの名はディアボロ・・・スタンド能力は『時間を吹き飛ばし、未来を見る』・・・『キングクリムゾン』」

ディアボロ「!」

形兆「だが見える未来とは・・・数秒先を断片的に見ることしかできない。それが能力。スタンド能力を登録しているということは、その能力を明かすということ。そして、スタンド使いにとって能力を明かすということは弱点をさらすということッ!」

ディアボロ「・・・(気付かなかった・・・反対しとけばよかった・・・)・・・だから何だと言うのだ。たとえ我が『キングクリムゾン』の秘密を知ったとて、貴様らに勝ち目がないのは変わりない!」

形兆「たしかに俺の『スタンド』は小さい・・・貴様のパワフルな『スタンド』に比べればちっぽけなアリのようなものかもしれない」ザッ

ディアボロ「?・・・なんだそれは。小さな兵隊か?まるで蟻だな」

 パタタタタ・・・

形兆「この『バッドカンパニー』は小さな軍人だ。銃も小さい。どうだ?痛いか?」

ディアボロ「痛い?蚊にさされたかと思うくらいだな」

形兆「そうか。だが『バッドカンパニー』は一体だけじゃあない。これはどうだ?」ザッ パラタタタタタ・・・

ディアボロ「冗談だろ?三体に増えたところで何になる。笑わせるんじゃあない」アッハッハ

形兆「じゃこれは」ズラァァァッ!ドパラララララララ!!!

ディアボロ「!うっ、うおあああああああああああああああ!」ボボボボボボボボボ!

億泰「すっげぇーッ!さっすがアニキィ!油断させといて一気に叩く!」

形兆「フフフ・・・そんなにホメるんじゃあないやい」テレ

億泰「アニキの『バッドカンパニー』は小さいが無数の『スタンド』!蟻みてーに小さな兵隊でもこれだけの数が集まればどんな大きな相手でも敵じゃあねー!」

形兆「・・・おい億泰」

億泰「最初に一体、二体しかいないと思いこませておいて一気に全体で攻撃ッ!油断しきった相手はたちまち再起不能って訳だぜッ!スタンド能力を知られていないからこその戦略!さっすがアニキィー!」

形兆「おいッ!」カベドン!

億泰「ウゲッ」

形兆「いいか億泰・・・お前は今、俺の『スタンド』の秘密をぜんぶバラした。気付いていないのか?今俺がやったことをそのまま言葉で言い直しただけだが、それをわかっているのか?本当なら今すぐお前をブチのめしてやりたいが我慢してる。親父が病気で死んだ時どんなにマヌケな弟でもブっころさないと誓ったからだ」

億泰「アニキのそういう優しいところ好きだよ」

形兆「黙れッ!いいか。今は戦闘中だ。これ以上テメーのマヌケで垂れ流しな口から余計なことが漏れねーように一切喋るんじゃあねえ。わかったか」

億泰「・・・」

形兆「わかったかと聞いてるんだ!」

億泰「だってアニキが喋るなって言ったから」

形兆「~~~!」グッ

億泰「わー!おとうちゃーん!」

 エメラルドッバァーーー!

形兆「!」バァー

花京院「エメラルドスプラッシュ・・・戦いの途中で兄弟ゲンカなんてしている場合じゃあないぞ」

形兆「ぐっ・・・」

花京院「ハイエロファントの結界を張った。この一帯から逃げきることはできんぞ」ズアッ

ディアボロ「よくやったぞ花京院・・・『バッドカンパニー』のスタンド使い・・・先ほどはよくもやってくれたな・・・」

承太郎「じじい・・・てめーがこのイタリアの地に来たのには何か『探し物』がるんだろ。何かは知らんがそこにいかせはしないぜ」

ジョセフ「チクショーッ!承太郎の相手をするだけで面倒だってーのに結界が邪魔で移動できねーッ」

ジャイロ「そんならよぉ~ッ・・・この『結界』の『ツタ』を辿ってけば大元にぶつかるって訳だよなァ~~~ッ。ウリアアア!」ギャルギャル!

花京院「!」メゴシア

ジャイロ「ニョホ☆これで道は切り開けたってもんよなァ~ッ。腹パンで穴あけられたアヴドゥルの応急治療は済んでるぜジョセフ・ジョースター。アンタは気にせず例のものを取りに行きな!」

ジョセフ「サンキュー!」ダッ

ディアボロ「させるものかッ!『キングクリムゾンッ!』『全ての時間は消し飛ぶッ!』」ドォーン!

 ジョセフ「~・・・~・・・」

ディアボロ「『見える』ぞ・・・貴様の動く軌道が!進む道が!吹き飛んだ時間の中で私だけが動きを認識し、対応できる!」

ディアボロ「貴様が向かう『先』はこっちだ!この先に何があるか知らんが、先に手に入れてやるッ!」ダッ

ディアボロ「時よ!再始動しろォーッ!」ドーン

ジョセフ「!」

ディアボロ「貴様らの『希望』は私のものだ!ジョセフ・ジョースター!貴様よりも先に――」

 ブワラララララララァァァ

ディアボロ「!?な、なんだこれは!?む、虫か!?い、いやこれは『スタンド』!」

重ちー「しししっ!ジョースターさんに言われたとおり待ち伏せ作戦が上手くいったど!そいつはおらの『ハーヴェスト』だどっ!」

ジョセフ「かかったなアホーッ!ディアボロ、てめーのスタンド能力はモロバレなのよ~ん!俺の行く先を読んで先行するだろうと思って、重ちーを待機させておいた位置へと向かったのよッ!まんまとかかっちゃったなァ~!」

ディアボロ「バ、バカな・・・身動きとれぬ・・・」ワラワラワラワラ・・・

重ちー「おとなしくしてるんだどっ!」

承太郎「じじい、どうしてもと言うのなら・・・俺を倒してからにしな」ザッ

ジョセフ「お?立っちゃうの?立ちふさがっちゃうの?俺はお前の祖父なんだぜ?外見は歳の差ねえけどよォ~ッ、戦闘経験値なら俺のが圧倒よ。できればかわゆい孫を痛めつけるのは気が退けるんだよなァ~ッ」

承太郎「いいや違うね。てめー自身理解してるはずだぜ。てめーの『隠者の紫』じゃあ俺の『星の白金』には太刀打ちできねーとな。だから避けてるのさ」

 アヴ「ぐ・・・ジョースターさん・・・無茶をしないでください・・・承太郎の『星の白金』は・・・相手にするべきじゃあ――」フラ

ジョセフ「『隠者の紫』!」バァー

星の白金『オラオラオラオラオラ!』シバババババ

ジョセフ「!全部捌き――」

星の白金『オラア!』バゴォ!

 ドーン!

億泰「ジョースターさぁん!」

承太郎「無駄なことだぜじじい・・・てめーの生っちょろい『スタンド』じゃあ俺には勝てねー・・・」ドドドドドドド

ジョセフ「・・・調子に乗るんじゃあねーぜ・・・ケツの青いガキが・・・この俺の・・・戦いの年季って奴を・・・見せて・・・やるぜ・・・」ドドドドドドド

承太郎「・・・やれやれだぜ・・・死なない程度には手加減してやるか」

星の白金『オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!』ドバババババババババ!

ジョセフ「!!!」ズドドドドドドド!

億泰「や、ヤバイぜ!ジョースターさんがタコ殴りだァ~っ!」

花京院「・・・承太郎」

ジョニィ「いくらなんでもやりすぎじゃあ・・・」

アヴ「承太郎のやつ、本当に殺す気か!ええいどかんかこの裏切り者ども!待っていてくださいジョースターさん!今行きますぞ!」

アヴ「『魔術師の赤』!」ボオオオオオ!

承太郎「!」ドオオオオ

アヴ「今の内ですジョースターさん!退却を・・・」

ジョセフ「いいや・・・違うぜアヴドゥル・・・俺は承太郎のオラオラを『あえて』受けてたんだ・・・波紋で痛みを和らげてな・・・そしてお前の援護のタイミング、グーよグーッ」

アヴ「え?・・・」

ジョセフ「・・・承太郎が俺を一方的になぶる光景を見て登録派の連中に心変わりさせる要素になるわけよ・・・効果はおのおのと出てくるだろうが・・・ちょいと殴られすぎたかな・・・」フラフラ

アヴ「なんと・・・」

ジョセフ「それよりもアヴドゥル・・・まだ退却はしねーぜ・・・俺は『あそこ』へ向かうぜ・・・あの建物だ。あの建物の中に『アレ』があるはずだ!」

仗助「承太郎さん!大丈夫ッスかァ~ッ!?」

承太郎「ムゥ・・・」コンガリ

仗助「全身の8割が火傷しちまってる!スグに『クレイジーダイヤモンド』!」ズキュン

承太郎「すまんな仗助」ケロッ

ジャイロ「ウゲッ!なんだありゃ。触れただけでダメージが回復したぞッ。ゾンビ馬かッ?」

形兆「東方仗助のスタンド能力は『物を直す』ことだ。バラバラになっても瞬時に再生させることができる上にスタンドパワーも高く、『星の白金』に匹敵するスピードに――」

仗助「激痛を与えるパンチを繰り出す能力が抜けてるぜ!」ドラァ!

形兆「ウゴッ!」

億泰「アニキィーッ!てめー仗助コラッ!もう勘弁ならねーこの裏切り者がっ!」

 ガチャ

ジョセフ「ここだ!ここにあるハズだ!」ササッサササッ

アヴ「一体ここに何があるというんです?ただの一軒家ではありませんか・・・こんなところに登録派を盛り返す切り札があるなんて・・・」

ジョセフ「これだッ!この裏に・・・」スッ

アヴ「タンスの裏?」

ジョセフ「見つけたぜっ!これだ!」

アヴ「それは『スタンド能力を引き出す矢』!そんなタンスの裏に!しかしそれはスタンド使いでない人間の才能を引き出してスタンド使いにする『だけ』の矢・・・今や世界中の人間がスタンド使いとなったこのご時世では無用の長物となったのでは・・・」

ジョセフ「いいや違うぜアヴドゥル・・・この『矢』には秘められたパワーがあるのさ・・・さあ!戦ってる皆を連れてとっとと退散するぜッ!」ガチャ

ジャイロ「無限の黄金回転エネルギーッ!」ドギャギャギャギャギャ!

ブチャ「『スティッキィフィンガーズ』!鉄球をジッパーの中へ!」

ジョニィ「『爪ACT4』!」ドバァーーー!

形兆「『バッドカンパニー』で代わり身!無数にいるからダメージ伝達はナシ!」

億泰「『ザ・ハンド!』」ガオーン

仗助「『クレイジーダイヤモンド!』」ドララー

ジョセフ「思った以上に泥沼だ。早くなんとかせねば」

ジョセフ「反対派のみんなー!そろそろ帰るよー!」

花京院「帰る?・・・この状況で僕達がやすやすと逃すと思っているなんて、ジョースターさん・・・そこまで楽天的でしたか」

 モヤァ~ッ・・・

ジョセフ「へへ~ん。このジョセフ・ジョースターには策があるッ。優れた将は使える手札を使うべき時に切ることができるのだッ!それがこいつ!」

ウェザー「・・・」モヤモヤア~ッ・・・

ジョセフ「ウェザーリポート!今まで隠れていたのさ!」

 モヤァァァァァァーーー!

ジョニィ「突然の『モヤ』ッ!視界が支配されてしまった!」

ブチャ「なんだこれは!これも反対派のヤツのスタンド能力なのか!?」

ジョセフ「ウェザーが俺達を隠してくれる!その隙に逃げるぜッ!」

億泰「・・・そうは言うがジョースターさんよぉ・・・俺達も視界がみえねーぜ!この辺り一帯が完全にモヤモヤしてるぞッ!」

ジョセフ「万策尽きた」

ジャイロ「任せろ!回転でモヤの中にトンネルを作る!オラァー!」ズッパァーン!

ブチャ「承太郎!奴らに逃げられるぞ!」

承太郎「チッ・・・まずいぜ。取るもん取られてとんずらされちまう。吉良、行けるか?」

吉良「・・・ああ、私が行こう」スッ

承太郎「お前の『シアーハートアタック』ならこのモヤの中でも奴らを追えるだろう。適度にダメージを与えて動きを奪うんだ」

吉良「わかった」

ジャイロ「GO!反対派GO!さっさとこのモヤのトンネルを抜けて逃げるぜー!」

億泰「!お、おい!アレを見ろ!」

 シアーハートアタック『コッチヲミロォォォ!』ギャルギャルギャル

形兆「あれは吉良吉影の『キラークイーン』の能力だ。触れたものを爆弾に変える能力と温度のあるものを自動追跡する爆弾能力」

億泰「えっ、今二つ能力・・・」

形兆「ディアボロも二つあるから気にするな」

重ちー「ここはおらに任せるどっ!『ハーヴェスト』!」ドワラララララ・・・

アヴ「おお!無数の『ハーヴェスト』で覆いかぶさって爆弾を止めた!」

重ちー「みたか!おらの『スタンド』はその気になれば無敵なんだどッ!どんなスタンド使いも怖くもなんともないど!」

億泰「!重ちー!前だ!目の前にいるッ!」

重ちー「ハッ!」


吉良「・・・」ドドドドドドドドドドド

重ちー「うっ・・・」ドドドドドドドドドド

ジョセフ「来い重ちー!相手にするなッ!」

重ちー「いいや戦うどっ!おらがここで逃げても後ろからやられるッ!おらがこいつを『倒す』どッ!」

吉良「・・・」ドドドドドドドドドドド

重ちー「『ハーヴェ――』」

吉良「『キラークイーン』」ドシュン

 シバババババババババッ

重ちー「!」

吉良「君の学生ボタンを・・・『爆弾』に変えた」

億泰「重ちー!」

 バグォォォォォォォォォン!

花京院「爆発だ!吉良のスタンド能力の爆風でモヤが消し飛んだぞ!」

 パァアアアア・・・

花京院「!」



吉良「・・・すまない。逃がしてしまった。・・・だが、一人『始末』した」

仗助「!・・・重ちー・・・」

 ボロボロボロ・・・ ファァァァァ・・・

承太郎「・・・・・・」

ブチャ「・・・逃げられたか・・・だが吉良吉影・・・反対派の少年を・・・『始末』したと言うのか・・・」

吉良「・・・そうだ。相手が攻撃を仕掛けてきた。私は正当に防衛しただけだ」

花京院「・・・」

仗助「承太郎さん・・・スタンド登録法は世界をより良くするための法案だって言ってましたよね・・・」

承太郎「・・・・・・」

仗助「俺はより良い世界ってのは誰も傷つかない世界のことだと思ってたッスよ・・・・・・」

 ―反対派アジト(東方憲助宅)

音石「ズイブンとまあ・・・やられちまったなオイ」

憲助「よくぞここまで逃げてこられたもんだ。今はゆっくり休んで傷を癒すといい・・・しかしこれは・・・登録法に賛成してる連中はマジらしいな・・・」

ジョセフ「世話になるぜ憲助。ケガ人の治療をしてくれ。俺を含むな」

虹村さん「ケガをしてる方はコチラへ・・・」スス

常秀「オイオイオイオイオイ・・・親父ィ・・・なんだってこいつらをかくまうんだよ・・・俺達一家は『登録法』に登録したじゃあねーか・・・だのになんでしょいこむんだァ~?見つかったら俺達もタダじゃあすまねぇーぜ」

憲助「お前にはわからんだろう。この法案がどれほどマヌケなことか・・・俺達が立ち向かうんだよ。わからんか?だろうな」

康一「あ、あの・・・僕達はイタリアに向かったジョースターさん達とは別行動をとってたけど・・・ジョースターさん・・・イタリアチームの人数が足りなくないですか?」

ジョセフ「・・・」

ジャイロ「二人やられた。向こうは本気ってワケだな」

康一「そんな・・・」

ジョセフ「落ち込んでるヒマはねー。反対派のメンバーに各地に情報集めに出てもらってたんだ。それに俺達も手に入れるもんは手に入れた。ここからが反対派の進撃だぜ!」


 ―――

承太郎「落ちつけ仗助。頭を冷やすんだ。今のお前は冷静な判断ができない状態だ」

仗助「俺ァ冷静ッスよ承太郎さん・・・スゲー冷静だ。反対派スタンド使いを捕まえたら、『DISC』にしてスタンドを抜き取り、グリーンドルフィン刑務所のウルトラセキュリティユニットに閉じ込めるだって?重ちーをあんな風に始末した上でッスか。言ってみてくださいよ!全部計画通りだって」

承太郎「お前は勘違いをしているのか?吉良の行動は警官のそれと同じだ。スタンド攻撃に対する正当防衛にすぎない」

仗助「重ちーはディアボロの動きを止めた時、致命傷は与えなかった。アイツは俺達の行動を封じるためにスタンドを使ってたんスよ。それで正当防衛だなんて言って人の命を無残に奪うことが許される法案なんて俺はゴメンですよ」

承太郎「やらなければやられていたのかもしれない。逮捕したスタンド使いを普通の刑務所に入れるだけで大人しくなると思うか?悪漢から銃を取り上げないで放置する話があるか」

仗助「つく側を間違えたみたいッス・・・そこをどいてくださいよ承太郎さん・・・」

承太郎「考え直せ仗助。お前まで犯罪者になったらお前の母親のことを考えろ。じじいの件でもつらいだろうに――」

クレイジーダイヤモンド『ドラァ!』

承太郎「ッ!・・・」

仗助「お袋だってわかってくれるッスよ。俺は賛成派から抜けるッス」

承太郎「こんなことになって残念だ・・・『星の白金』」

仗助「ドラララァーーー!」

承太郎「オラオラオラオラオラ!」


ブチャ「承太郎!無事か!」

承太郎「・・・ハア・・・ハア・・・・・・いや・・・大丈夫だ・・・すまん」

ブチャ「逃げたのか・・・東方仗助・・・」

承太郎「・・・忘れていたぜ・・・『クレイジーダイヤモンド』・・・俺のスタンドに匹敵するパワー・・・うぐ・・・」


 ~~~


仗助「・・・ウグ・・・・・・グ・・・ハァー・・・ハァー・・・・・・」ズル・・・ズルズル・・・

仗助「・・・・・・さすが・・・無敵の『星の白金』・・・・・・こ、この程度で済んでよかったってトコか・・・でも・・・イデェ~ッ・・・」ズリリ・・・

仗助「逃げ出せただけでも御の字・・・だが・・・・・・きっと追撃のスタンド使いが来る・・・早くしないと・・・・・・」ズルリ・・・

吉良「早くしないと殺し屋が来るぞ」

仗助「!」

 ボギャアアアア!

仗助「グアッ!・・・グ・・・」

吉良「蹴りがいのある男だ。空条承太郎に痛めつけられているからかよく弾む」

オエコモバ「おい・・・なぶって遊ぶ気か?吉良・・・」

吉良「こいつは前からなぜか鼻につく奴だと思っていたんだ。少し遊ばせろ・・・どうせ最後は証拠も無くなる」

オエコモバ「わかった。だが俺にもやらせろ」フー

仗助「・・・吉良・・・(触れた物を爆弾に変える能力)・・・オエコモバ・・・(触れたものを時限爆弾に変える能力)・・・お前らが『掃除係』か・・・」

吉良「私が登録法に賛成したのはこうやって法律の許可の下に殺人ができるからだ。スタンドを登録せずに逃げ回る奴が相手なら・・・『正当防衛』にしたてあげて始末してしまっても構わないッ!出来れば女性がいいがそれは追々探すとしようッ!今はただ!貴様を『なぶって始末する!』」シバッ!

仗助「うぐえっ!」

オエコモバ「ご一緒にポテトもどうぞ」ポイィ

仗助「!・・・(爆弾に変えた『テニスボール』・・・こ、このピンが抜けると・・・ばくは――)」

 ボゴォォォォン

仗助「・・・ゥ・・・・・・ク・・・」ズリ・・・ズリ・・・

吉良「貴様のスタンド能力は『物やケガを治す』ものらしいが、自分の傷は治せない。知っているぞ・・・貴様の能力も登録されているのだからな」

仗助「・・・グ・・・」ズリ・・・

オエコモバ「おい吉良・・・そろそろ片づけよう・・・時間をかけすぎると応援が来るかもしれない。そうなれば面倒だぞ・・・」

吉良「チッ・・・もう少しなぶりたかったが仕方ない・・・ここで始末してくれる。『キラークイーン』」カッ

仗助「・・・この・・・」ズリ・・・

吉良「『第一の爆弾』!」ドシュ!


 ビィィィーーーンッ・・・


吉良「ハッ!・・・『糸』!?」

 『オラオラオラオラオラ!』

 『ウッシャアアアアアアア!』

 『無駄無駄無駄無駄無駄無駄!』

吉良「ブゲエエエエエエ!」ドッバァー

オエコモバ「イイイイイブブハアアアアアアア!」メシャアアア


仗助「・・・・・・う・・・だ・・・誰だ・・・・・・?・・・・・・!・・・し・・・知ってるぞ・・・そのお団子頭・・・まるでどこぞのマスコット・・・いや・・・お前『達』は・・・!」



仗助「・・・・・・うぐっ・・・・・・?・・・ここは・・・」

ジョルノ「皮膚の傷は治しました。だが内臓部分は手をつっこまなければならないので嫌だからやっていない。大丈夫ですか?」

仗助「・・・・・・お前は・・・反対派の奴か?・・・じじいに・・・ジョセフ・ジョースターに会わせろ・・・」

ジョルノ「我々は賛成派でも反対派でもありません。この内戦を止めて世界を元に戻すために動いています」

仗助「・・・・・・?・・・俺を助けたのはアンタと・・・他にもいた・・・3人の・・・」

 「そう・・・そのとおり!」

 ザッ!

仗助「!・・・お前達は!」

じょりん「じょりん!」バーン

えふえふ「えふえふ!」バーン

えるめぇす「えるめぇす!」バーン

 『パワーパフジョースターズ!』デッデッデレレレーレー♪

仗助「・・・・・・だ・・・誰だ・・・知っているが知らない・・・俺達・・・どこかで出会ったことがある・・・どこか違う人生で・・・」

じょりん「プー!ジョースケのやつアタシたちがだれかわかってないみたいだ」

えるめぇす「ポカンとしちゃってマヌケづらだなッ」

えふえふ「おちついてきいてジョースケ・・・アタシたちはアナタのアネなんだ」

仗助「な、なんじゃとォ~~~ッ!?」

ジョルノ「ウソを教えて混乱させるんじゃあない」

じょりん「ウズウズ」

ジョルノ「どんな設定を刷りこもうか考えてウキウキするんじゃあない」

仗助「…つまり今この世の中は作られたもので俺達が戦うのはおかしいことだってことか?」

じょりん「さえてますねぇ」

仗助「んな話をマトモに受け取れるわけがねーだろっ。俺ぁ忙がしいんだ。早く反対派に忠告しねーと…」

えふえふ「ジョースケ、DIOはどこにいるかわかる?」

仗助「ゴッドエンペラーDIO様か?…あの人は今はちょうど来日してて東京に…」

えるめぇす「ちょっとまってちょっとまって」

えふえふ「ゴッドエンペラーDIO…おいおいおいおい…」

じょりん「か、かっこいい…」

ジョルノ「僕もいつか名乗りたい」

天DIO「……」ドドドドドドドド

プッチ「…DIO……承太郎がチームを率いて出発したそうだ…これで反対派も一網打尽だが…浮かない顔だな…」

天DIO「プッチよ…私はただ全ての者にとってよりよい世界にしたかっただけだ……だがうまくいかない…どれだけ私が世界を変えようと…なぜだ…」

プッチ「……DIO…君が君なりに世の中を変えようとしているのは知っている。しかし君は神ではない。誰かが世界のありようを変えようなどと、おこがましいとは思わないか?」

天DIO「……」

プッチ「……すまない。私が君にこんなことを言うなんて…どうかしていたな。頭を冷やしてくるよ…」

天DIO「……」

今の状況よくわかってないの俺だけ?

>>846
安心してください。>>1もですよ

もう終わらせるから・・・俺もとっととエフエフ初めてのおつかいWITHパッショーネ書きたいの


 ―グリーンドルフィン刑務所―


ジョセフ「上手いこと反対派スタンド使い達が収監されてるムショに侵入することができたぜッ!」

アヴ「しかし我々反対派全員を引き連れて救出に来るというのはいささかやりすぎではありませんか?」

ジョセフ「いいや、ここで決着をつけることになるからな。賛成派は俺達を一掃するために待ちかまえてるはずだ」

形兆「なぜそんなことがわかる?」


承太郎「なぜならお前達の中にスパイがいるからだ」ザッ

億泰「ゲ!賛成派だ!ほんとうに待ってやがった!」

ジャイロ「・・・俺達の情報は筒抜けだったってわけか」

ジョセフ「東方家のことを言っているのなら残念だったな。それぐらい勘付いてたぜ。憲助は自分の家族を守るためならなんでもする。リスクを承知で反対派を匿うなんてことはしない」

ディアボロ「知っていてあえて・・・だったのか?なぜだ」

ジョセフ「スパイを放ったのがそっちだけじゃなかったってこった」

花京院「すまないな承太郎」ス・・・

承太郎「花京院!?お前は一番登録法に賛成していたはず・・・」

ラバーソール「残念だが俺はカキョウインじゃあないんでね。本物は今ごろホテルの一室でノびてるころだぜ。俺は『黄の節制』のスタンド使いで能力は変装・・・まっ、言わなくてもわかるかな?」ウジュルウジュル

ディアボロ「なんだと・・・見た目も声もマネることができたのならセキュリティも全て突破されていたということになる・・・」

ジョセフ「そういうことだ。世界中から捕らえられていた反対派スタンド使い達の檻は・・・今さっき全て解除されてるぜ。DISC保管庫にも侵入済みだ。つまり、反対派の反撃だ!」


 【反対派】

 ジョセフ・アヴ・億泰・形兆・康一・由花子・噴上・音石・ラバーソール・Jガイル・カメオ・アンジェロ・ミキタカ・定助・六部連中・ジャイロ・ブンブーン一家・ウェカピポ・マジェント・リンゴォ

 【賛成派】

 承太郎・イギー・ヴァニラ・九栄神・残るタロットカードスタンド使い・露伴・五部連中・ジョニイ・マイクO・ブラックモア・シュトロハイム率いる軍隊

 ―賛成派と反対派の全面抗争が始まろうとしていたその時、DIOのもとへ訪問者が現れた!それはッ!


天DIO「・・・・・・来たか」


じょりん「こんにちわー!」ガチャ

天DIO「・・・過去の世界の意識を持つ者達・・・空条徐倫・・・フーファイターズ・・・エルメェス・コステロ・・・そして・・・・・・」

ジョルノ「世の中を改変して自分の意のままにしようとした悪の帝王、DIO・・・全て戻してもらいたい。元の世界に!」
えふえふ「アタシももとにもどして!プランクトンになれないといろいろフベンだよ!」

天DIO「・・・・・・私は全ての者にとって『幸福』になれる世界を目指しただけだ・・・全ての者の求める世界に・・・全ての者が『スタンド』という才能に目覚め、かつそれを安全に管理された真の平和な世界に・・・」

えるめぇす「ね、ね、どゆこと?DIOってワルモンだとおもってたけどみんなハッピーうれぴーにしたかったってこと?」

えふえふ「おそらくDIOの『すべてをじぶんのおもうようにしたい』というかんじょうと、ジョナサン・ジョースターの『やさしさとジヒにあふれたこころ』がまざりあって『すべてのひとがハッピーでへいわなせかいをかんりしたい』というカンジにしっちゃかめっちゃかしたのだろう」

えるめぇす「よくわからんがわかった」

天DIO「それなのになぜ争いが消えない?この世界にはスタンドを安全に管理する法律を施行したのに反発する者が現れ、今まさに戦争を始めようとしている・・・平和になるはずだった。戦いのない世界に」

じょりん「そりゃアンタがかってにイジったらむちゃくちゃになるにきまってるじゃん」

天DIO「!」

えるめぇす「すなおにいうねぇ」


アヴ「『クロス・ファイアー・ハリケーン・ウルトラスペシャルデラックス』!」ドドドバードドドバー

偽テニール「ギャアアアアア!」

マイクO「アヂャアアアアアア!」

シュトロハイム「撃て撃て撃てェェェェェい!地平線が見えなくなるくらい弾幕を張れェェェェェ!」ドパラタタタタタタタタタ

噴上「ウボアアアーーー!」

DアンG「ぎにゅわあああああああああ!」


 仗助「!・・・お、遅かったか!」

 仗助「あの訳のわからん幼女達はゴッドエンペラーDIOの所に行くとかぬかして消えやがるし、俺は戦争を回避しようと両陣営の仲裁に来たか・・・もうすでに!戦いは始まっていた!」

康一「仗助くん!?仗助くん!」

仗助「康一!・・・危ない!後ろだっ!」

アレッシー「よそ見してんじゃあないぞ!ガキを始末するのは気分がいいぜェ~~~!」グワア

由花子「康一くんに何する気だテメーッ!」シルシルビッシィー

アレッシー「ぐえ」

由花子「オラ!オラ!このスッタコッ!よくも康一くんに刃を向けやがったなッ!オラ!このっ!」ドスドス

康一「仗助くん、君は賛成派のはず・・・なぜこっち側にいるの?他の人に見られたらリンチだよ」

仗助「俺ァ賛成派をやめたッスよ。それよりこの無益な争いを止めにきた。スタンド使い登録法なんて法律は無くすべきなんだ」

康一「そうは言ってももう止められないよ・・・どっちかが全滅するまで戦いは終わらない。雪山の雪崩を止めるようなことは人間にはできないんだ。全てを飲み込むまで止まりはしない!」

天DIO「このDIOが統治する世界が完璧でないはずがない。私は人間を超越し、天国に到達したのだ!神に至る者だ!世界の支配者なのだ!」

ジョルノ「・・・なんという中二病」

えふえふ「いわれてしまった」

天DIO「なぜだ!私が管理しルールを定めた世界ならば完璧で全てがうまくいくはずだったのだ!なのになぜ皆は争い、平和にならない!」

ジョルノ「それは『真実から出た真の行動』ではないからだ。DIO」

天DIO「!」

ジョルノ「『運命』とは・・・手を加えれば狂い乱れるものだ。世の理をいじることは『真の行動』ではない。手を加えた瞬間、それは『真実』ではなくなり、かくあるべきものとは大きく異なるものになる」

ジョルノ「水面に手をつければ波が立つ。だれかの手で変えられた世界とは!その瞬間に『真実』ではなくなる!お前がどれだけ『上書き』しようと!それは『真実』ではない!」

天DIO「ガーン!」

じょりん「なにをゆっとるだ?」

えるめぇす「よくわからんがしらん」

天DIO「・・・・・・そうか・・・私が真実を上書きしたつもりでも・・・それは真の行動ではなかったか・・・・・・」タソガレ~

天DIO「・・・・・・もう・・・ゴールしてもいいよな・・・」

えふえふ「なんかタっしてるぞ」

仗助「承太郎さん!じじい!」タタタ

承太郎「オラオラオラオラ!」

ジョセフ「ぶっ壊すほどシュートッ!」

仗助「戦うのをやめてくれ!もう戦う必要なんかないんだ!」

ジョセフ「この野郎ーッ!」

承太郎「俺が引導を渡してやる・・・ッ!」

仗助「戦いをやめてください!戦いを!」

 ボグアア!

 仗助「!ゲエッ!・・・うぐ・・・」

 吉良「・・・・・・ハア・・・ハア・・・・・・この・・・ガキがァ~~~ッ・・・」ドクドク

 仗助「・・・き、吉良・・・・・・お、追ってきたのか・・・この乱戦の中を・・・」

ジョセフ「ぐ・・・やはり『星の白金』相手にスタンドバトルは・・・パワー不足か・・・」ガクッ

承太郎「やれやれ・・・やっと理解したか。だが・・・てめーもなかなかやるもんだな。パワーの差をテクニックと頭脳で埋めるその戦い・・・敵ながらアッパレだ」

ジョセフ「・・・へっ・・・へへへ・・・まだ褒めるのは早いぜ!」バッ

承太郎「!それは『矢』!」

ジョセフ「俺は普通のスタンド使いをやめるぞ承太郎~~~!」グアー

 カア!

ジョセフ「ウオオオオ~~~ン!『隠者の紫』がレクイエムにぃぃぃ~~~!」ドバババババ

承太郎「チッ・・・これは面倒なことになっちまったぜ」

ヴァニラ「ならば奥の手だ承太郎!」バッ

承太郎「!ヴァニラ!てめーなにしやが――」

ヴァニラ「お前も『人間をやめればいいのだァ~~~!』」ガッシィ!ビチャビチャ

承太郎「!(これは『石仮面』!)」ビンビンビン

承太郎「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」バアアーーーン

億泰「ゲーッ!承太郎さんが吸血鬼になっちまっただァ~!」

天DIO「・・・わかった・・・全てを元に戻そう・・・」

じょりん「マジすかっ!」

えるめぇす「おうちにかえれる!」

天DIO「私が間違っていたようだな・・・時の流れは自然だからこそ美しい・・・それに気づけただけでも結果オーライだ」

えるめぇす「なに『やってよかった』ふうにいってんだ」

天DIO「それに気付かせてくれたのはお前達だ・・・空条徐倫、フーファイターズ、エルメェス・コステロ、そして・・・初流乃」

ジョルノ「!・・・どうしてその名を・・・」

天DIO「I AM YOUR FATHER」

ジョルノ「・・・NO・・・・・・NO・・・NONONO!」

ジョルノ「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」

天DIO「ブランドー家のショートコント」

ジョルノ「続きましてェー」

えるめぇす「いいから!そうゆうのいいから!」

えふえふ「はやくぜんぶもとにもどして!」

天DIO「ムムムッ!」

えるめぇす「どした!?」

天DIO「シビルウォーの様子が・・・ジョセフがレクイエムに目覚めて承太郎が吸血鬼になってるぞ。どうなるか気になるからもうちょっと後でいいか?」

えるめぇす「だめだ!いますぐもどして!そんなワケのわからんのどうでもいいから!」

天DIO「いやいやここからどうやって風呂敷畳むか見てみたいと思わんか?」

えるめぇす「やめて!もうかんべんして!」


仗助「吉良・・・このっ・・・まだ俺とやる気か・・・」グググ

吉良「はァーッ・・・はァーッ・・・貴様を爆破して・・・はァー・・・粉々にしてやる・・・跡形もなく・・・はァーッ・・・消し去ってやるッ!」

仗助「うう・・・ううおおおおお!・・・来やがれ吉良!最後の勝負だ!」バン


ジョセフ「『隠者の紫 鎮魂歌』!その能力とはッ!」バアー!

承太郎「俺は・・・・・・人間を『超越したぞッ』これがDIOの見ていた世界か。MUUUUUUUUU・・・身体の奥から力が溢れてくるぞッ。今の俺なら『時』を何秒止められると思う?それとも何時間か、何日か!」バアー!

ジョセフ「承太郎!貴様をブチのめしてやるッ!」バン

承太郎「無駄だぜ・・・無駄無駄・・・」バン


アヴ「その程度か賛成派の裏切り者ども!」ボオオオオ

シュトロ「こうなればやむをえない・・・・・・『核ミサイル』の発射ボタンをここに!」サッ

アヴ「!な、なにをするだ!貴様ァ~!それが何かわかっているのか!」

シュトロ「重々承知だ・・・思えば・・・何もかもが間違っていたのだ・・・・・・あの戦争で・・・我々が勝利すべきだったッ!栄光あるナ・・・ドイツ軍が勝利し、世界を牽引さえできていればこんな世界になどならなかったのだ!」

ジャイロ「よせ!やめろオー!」

定助「スイッチを押させるんじゃあないッ!」

シュトロ「ヒッ・・・ヒッ・・・ヒッ・・・もう限界だ・・・持ってられない・・・・・・スターリングラードよ!私は帰ってきィたァァァァァァ!」ポチー


 ---ッド・・・・・・


天DIO「『ザ・ワールド!オーバーヘブン!』『全てよ、元に戻れぇぇ!』」


 ドォーーーーーーーン!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・


・・
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・


シュトロ「むにゃむにゃ・・・・・・ッハ!・・・・・・フゥ~ッ・・・なんだ・・・空想絵巻だったか・・・」ヒヤアセ~

フリッツフォンシュトロ「お目ざめですか。ずいぶんヒヤアセをかいてますが大丈夫ですか?」

シュトロ「ウム・・・なんせレム睡眠の中でとはいえ世界を滅ぼしてしまうところだったのだからな・・・やはりミサイルの発射スイッチを持って眠るのはやめたほうがいいかもしれん」



 ―――――


じょりん「もとにもどったー!」パアー

えふえふ「アタシもみろ!プランクトンのすがたになれるぞ!」ウジュルウジュル

えるめぇす「これでアメふってジィーかたまったってわけだな」

ジョルノ「・・・・・・DIOは?・・・」キョロキョロ

じょりん「かえったんじゃないの?いろいろメイワクかけたからおこられるとおもって」

ジョルノ「・・・とうさん・・・」



 ―――――


DIO「むにゃむにゃ・・・・・・ッハ!・・・・・・フゥ~ッ・・・なんだ妄想ストーリーだったか・・・」ヒヤアセ~

ヴァニラ「いかがしましたかDIO様」ザッ

DIO「ウム・・・眠っている間に頭の中で世界を再構築して神様気どりのうざってーエゴイストになっていた。しかし妙な夢だった・・・」

ジョナサン「DIO、君もその夢を?僕も同じだよ」

DIO「WRYッ。JOJO、いきなり話しだすな。私の口が勝手に動いて貴様がしゃべるのはいまだにヘンな気分になるのだ」

ジョナサン「フフ。そんなこといって、僕がいなくなったらさみしいくせに」

DIO「何を言うか貴様ーッ!」

ヴァニラ「よくわからんが、いつものDIO様とジョナサン様だ。えがったえがった」

ジョナサン「それにしても夢の中のDIOはこっけいだったよ。幼い女の子と中二病の男の子に諭されて敗北してたんだからねいやー君らしいといえば君らしい」

DIO「WRRYYYY!貴様ァーJOJOッ!そうやってこの俺をコケにするというのならもうラグビー観戦に行かないからな!ほらここにある来週のラグビーチケットびりびりー!」ビリビリ

ジョナサン「な、なにをするだぁー!ゴロウマルを生でみれるチャンスを貴様ァ~!」

DIO「WWWRRRYYYYYYYYY!」ハハハハハー



 ―パッショーネ日本支部―


プロシュート「エフエフ・・・」

エフエフ「はい」スチャ

プロシュート「エフエフエフエフよ・・・・・・とうとうこの日が来てしまった・・・いつかはこんな日が来るとは思っていたが・・・」ドドドドドドド

エフエフ「・・・・・・」ドドドドドドドドドド

プロシュート「お前も『組織』の一員になったんだ・・・いずれはこうなることは決まっていた・・・・・・お前に『任務』を与えるッ」ドドドドドドド

エフエフ「・・・はい」ドドドドドドドドドド

プロシュート「・・・はっきり言う・・・俺は『不安』だ・・・お前にはまだ早いんじゃあないかと思う気持ちもある・・・俺がお前くらいの歳のころはもっと子供らしくしていたもんだ・・・だがお前も『覚悟』を決めて組織に入ったからには・・・」ドドドドドドドド

エフエフ「光栄です」ドドドドドドドドドド

プロシュート「・・・・・・こいつはペッシもまだやっていない任務だ・・・だがお前ならきっと大丈夫だと皆は言っている・・・お前は優秀だ・・・・・・きっとうまくいく・・・」ドドドドドドドド

エフエフ「ありがとうございます」ドドドドドドドド

プロシュート「だがいいかッ・・・いいかエフエフ・・・この任務に就けば・・・誰も助けてはくれない・・・お前一人だ・・・一人で任務をこなすのだ・・・泣いても誰も助けはしない・・・」ドドドドドドドド

エフエフ「はい」ドドドドドドドドド

プロシュート「・・・・・・いけるか?」ドドドドドドドド

エフエフ「・・・・・・はい」ドドドドドドドドド

プロシュート「・・・・・・そうか・・・では・・・エフエフ、お前に任務を与える」ドドドドドドドドド


 デレデデ デレデデ デッデデレデデ♪


プロシュート「エフエフ!はじめてのおつかい!」

エフエフ「だ~れにも~な~いしょで~おーでーかーけーなのよーッ!」

ペリーコロ『さてさて、今度のはじめてのおつかいはエフエフちゃん0歳。史上最年少の彼女はなんとパッショーネに入団したての新人ちゃんです』

ペリーコロ『えふえふと違うの?って疑問にお思いのみなさん、エフエフはえふえふから分裂したもう一人のFFなのです。なんやかんやあってパッショーネに入団しました』


プロシュート「これが『メモ』だ・・・文字は読めるか?練習したもんな。ここに買ってくるものが書いてある・・・車に気をつけろよ」

エフエフ「わかりましたプロシュートのあにき」

 ペリーコロ『エフエフちゃん、ずいぶん大人びた喋り方ですねぇ』

エフエフ「がんばります」ビシッ


 ペリーコロ『さて、家を飛び出したエフエフちゃん。まずは近くのバス停めがけて全力で走ります』

 ペリーコロ『ちょうど、今バスが来たところでした。慌てて乗り込みます』

エフエフ「えきまえまで!おいそぎでいってください!」

 ペリーコロ『どうやらタクシーと間違えているようです』

エフエフ「・・・」ブロロォ~

 ペリーコロ『窓から外の様子をじっと眺めてます。どうやらはじめての一人旅で少々不安みたい』

エフエフ「・・・」コクン・・・

エフエフ「・・・うに」コクン・・・コクン・・・

 ペリーコロ『あややや、不安のあまり眠くなっちゃた』

 ブロロォ~

エフエフ「・・・」ウツラウツラ

 ペリーコロ『エフエフちゃん、降りるはずのバス停を寝過ごしちゃいました』


エフエフ「・・・んはっ!・・・!・・・」キョロキョロ

エフエフ「・・・ごくり」タラ~

 ペリーコロ『目が覚めたころにはもう遅い。バスは住宅街にさしかかった辺りです』

エフエフ「・・・と、とめてください」

 プシュー

 ペリーコロ『とりあえずバスから降ります。さて、ここからどうしましょう』


エフエフ「・・・」

 ペリーコロ『どうしていいかわからず辺りを見回します。見知らぬ土地で独りぼっち。エフエフちゃんのはじめてのおつかいはいきなりピンチです』

じょりん「あっれー!エフエフじゃーん!」タタタ

えふえふ「おおーいもうとよー」タタタ

えるめぇす「こんなとこでまいごか?」ポテポテ

エフエフ「!!!」パァー

 ペリーコロ『道端にいた女の子達が話しかけてきました。どうやら知り合いのようです。よかったねぇエフエフちゃん」

エフエフ「わー!」ヒシッ!

じょりん「オウッ、いきなりえふえふにだきついた」

えるめぇす「えふえふとエフエフがハグしてる」ヘンナノ

 ペリーコロ『我慢できずに泣きついちゃいました。やっぱり一人で心細かったんだねぇ』

えふえふ「ちょっとちょっと、どうしたどうした?ん?」ポンポン

エフエフ「あのですねッ・・・あのですねッ・・・にんむでですね・・・ひとりでですね・・・バスでねちゃいまして・・・」グス

じょりん「ないてんの?」

えふえふ「ほらほら!なにみてんの。みせもんじゃないよ。しっし」

えるめぇす「おねえさんぶっちゃって」

エフエフ「ぐすっ・・・だいじょうぶです。おちつきました。・・・じつはですね、そしきのにんむをまかせられたんです」

えるめぇす「にんむ!?」

じょりん「てきのひみつきちにせんにゅうとか!?」キラキラ

エフエフ「ひとりでおつかいです」

えるめぇす「おつかい!?」

じょりん「せんにゅうよりずっとハードだ!」

えふえふ「えらいねエフエフ。ひとりでおつかいなんてアタシやったことないよ。でもなんでないてたのかね?」

エフエフ「う・・・じつはバスでねちゃって・・・まいごに・・・」

えふえふ「ま、そゆこともありますよ」ナデナデ

じょりん「はなしはきかせてもらった!」ザッ

えるめぇす「じょりんさん!?」

じょりん「このクウジョウジョリーン、ギによってスケダチいたそう!」バーン

じょりん「いくぞー!オー!」ガラガラガラ

 ペリーコロ『なんと、お友達の三人が自転車に乗って送ってくれるそうです。エフエフちゃんは自転車の後ろに二人乗り。ほんとはダメだけど、今日だけは仕方ない』

エフエフ「あの・・・どこにすわればいいのですか?」

じょりん「ここ!ここにまたいで!」カンカン

エフエフ「・・・ふ、ふあんです」

えふえふ「だいじょうぶだよエフエフ。アタシがうしろからサポートしてあげるから。おちそうになったらスグにたすける」

えるめぇす「アタシたちもうしろからじてんしゃでおっかけるからな」

エフエフ「・・・わかりました」

じょりん「そこ、タイヤのまんなからへんにあるチョボにあしのっけておくんだぞ。はしってるときにあしをタイヤにいれたらヴヴヴってなってとまっちゃうからやんないでね」

エフエフ「や、やっぱりふあんです」

じょりん「こんどこそいくぞー!オー!」ガラガラガラ

エフエフ「いたたた!お、おしりがいたいです!われます!いたたたた!」ガガガ

えるめぇす「ふたりのりはおしりのたいきゅうりょくがモノをいうぞエフエフ!ガマンだガマン!」

じょりん「このままえきまえまでいくぞー!」ガラガラガラ

エフエフ「あだだだだ!おしりが!あながあいてしまいます!あだだだ!」

えるめぇす「こっちのさかみちをいくとちかみちだぞ!」シャー

エフエフ「えっ!?このさかを・・・?ウソですよね!?こんなとこをいったらぜったいにころんでしまいます!」

じょりん「だいじょうぶ。アタシをしんじてるなら・・・こわくないよね?」

エフエフ「・・・」ガタガタガタガタガタ

じょりん「ふるえがおおきくなってるけど?なにかビビらせることいっちゃった?」

えふえふ「へいきだよエフエフ。ケガしてもなおせるし、こどもはケガしてせいちょうするんだから。いくぞフォアアアー!」シャー

エフエフ「・・・パッショーネのおひるごはんであまったデザートとりあいジャンケングランプリよりドキドキします・・・」

じょりん「いくぞエフエフ!しっかりつかまってて!とびだせせいしゅん!」シャー

エフエフ「ッ!・・・Foッ・・・!」シャー


じょりん「イェアフゥーーー!かぜをかんじるゥー!そよかぜのなかでおはなしちゅうぅー!」シャー

エフエフ「!」ギュゥー

じょりん「エフエフ!つかみすぎ!つめいたいし!ていうかめぇつむってる?まわりみてみなまわり!」シャー

エフエフ「・・・ぅ」ソロォ~



エフエフ「!・・・」

エフエフ「・・・・・・きれい・・・せかいってほんときれい・・・」シャー

エフエフ「・・・・・・」ソォ~

エフエフ「Foooooooooooooooooooooooo!」シャー


じょりん「ちょっ!エフエフなんでてぇはなしてんの!?テンション!?あぶな――」

 ガッシャァーン

エフエフ「グスン」ヒリヒリ

えふえふ「・・・」ジトリ

じょりん「に、にらまんといてぇな・・・アタシわるくないよ・・・」

えるめぇす「どうしていきなりアズカバンのしゅうじんでテンションあがったハリーのマネしたんだ?」

エフエフ「・・・・・・ちょっと・・・けしきがキレイで・・・こう・・・ハイになっちゃいました」グスン

えるめぇす「それにしてもアレはあぶないって」

えふえふ「とりあえずプランクトンでケガはなおるけどもうあんなあぶないことしちゃだめだよエフエフ」

エフエフ「はいおねえさま」

えふえふ「にへへ~おねえさまだってぇ」ニヨニヨ

えるめぇす「フやけちゃってまあ」

えふえふ「よぅしエフエフ!はやくおつかいにいこう!こんどはじょりんのじゃあなくアタシのじてんしゃのうしろにのって」

じょりん「なっ!・・・アタシはなにもわるかないぞ!」

エフエフ「おねえさまのうしろにのります」キリッ

じょりん「んがっ!・・・」

えるめぇす「じょりん0てん!」

 ザッ!

えふえふ「えきまえについたなりィ」

エフエフ「わざわざおおくりいただきありがとうございます。こんごもしおこまりのことがありましたらこちらのメイシのばんごうにおでんわください。われわれパッショーネがおたすけします」ス

じょりん「わ・・・めいしだって」

えるめぇす「ギャングってそういうことしてんの?」

エフエフ「ここからはわたしひとりでけっこうです。おつかいはひとりでいってこそおつかい・・・わたしのにんむなのです」

えふえふ「わかった。がんばってねエフエフ」

エフエフ「はいおねえさま」

えふえふ「にへらァ~」ニヘラァ~

じょりん「ちぇっ、えふえふばっかりおねえさまだなんてずるいったらないな」ヤレヤレ

えるめぇす「まあえふえふのいもうとみたいなもんだからなしかたないな」

エフエフ「じょりーんおねえさまもえるめぇすおねえさまもありがとうございました。たすかりました」ペコォー

えるめぇす「っ!お、おねえさまってアタシか!?」ドキィ

じょりん「ぐへへ・・・わるかねえな」

えふえふ「ほらふたりとも、いくよ。じゃねエフエフ~」フリフリ

エフエフ「ありがとうございましたァーッ」ザッ

ペリーコロ『さて、膝に手を付いてしっかりと頭を下げたエフエフちゃん。買い物メモをチェックします』

ペリーコロ『買ってくるものは、まず駅前の本屋さんで本とレンタルビデオ、それからスイーツ屋さんでチームのメンバーにシュークリームを一個ずつ』

エフエフ「・・・よし」グッ

オインゴ「いやぁ~すっかりあったかくなってきたなァ~ボインゴォ~」

ボインゴ「・・・」

オインゴ「ボインゴ・・・ボインゴボインゴボインゴよォ~。お兄ちゃんが何気な~い話題フってやってんのにシカト決めこむたァどういうつもりだあ?何を読んどるんだ?ン?」グイ

ボインゴ「やめてお兄ちゃん!」カッ

オインゴ「!」ビク

ボインゴ「今・・・桜木がリバウンド取りに行ったんだから・・・」

オインゴ「・・・スラムダンクかァ~・・・そうそう、お兄ちゃんもコーコーセーのころにハマって――」

ボインゴ「お兄ちゃん・・・今ショーホクの大事な試合のとこだから・・・僕にかまわないで・・・」

オインゴ「一応俺ら書店員なんだから仕事しような・・・バイトだけど」

 ウィーン

オインゴ「いらっしゃぃぃぃ・・・ん?」

エフエフ「・・・」キョロキョロ

オインゴ「あいつちょくちょく来るメロンみてーなコじゃあねーか。今日は一人とは珍しいな」

 ペリーコロ『エフエフちゃん、初めて一人で来た屋さんに少し緊張気味のようです』

エフエフ「・・・えと」オドオド

エフエフ「かうものは・・・」チラ

 ペリーコロ『メモには、アメリカンコミックスの邦訳本『スパイダーバース』を買ってくるように書いてありました。色んな世界のスパイダーマンが集まる超大作で、日本で放送された東映版スパイダーマンも登場するということで話題にもなりましたね。日本語になって早くも発売するとのことです』

エフエフ「・・・これであってるよね」ズ

 ペリーコロ『ちなみに『スパイダーバース』の邦訳本は春ごろに発売ということで明確に発売日はまだ不明です。気になる方は調べてね』

エフエフ「これをくださいませ」ドン

オインゴ(分厚ッ・・・)

オインゴ「はいぃ~一点で○○○○円になります(高っ。アメコミの邦訳本買ってく奴って少ないけど高いから店側としてはウハウハザブーンだぜ)」

 ペリーコロ『大金はたいて支払い完了。次はレンタルコーナーに向かいます』

エフエフ「えっと・・・・・・!・・・」

 ペリーコロ『あっ、エフエフちゃんの視界にキッズアニメコーナーが入りました』

エフエフ「・・・」ポケ~

エフエフ「スポンジボブ・・・」ス

 ペリーコロ『あちゃ~誘惑に勝てませんでした。一応メモには『好きなもの3本まで』と付けくわえられていたので大丈夫』

エフエフ「シュガーラッシュもみたいとおもってました」ス

エフエフ「あっ!・・・・・・うぐ・・・ど、どっちにしましょう・・・」

 ペリーコロ『エフエフちゃん、トムとジェリーをかりるかバックスバニーをかりるかでなやんでいる様子』

エフエフ「・・・・・・う・・・」ジー

エフエフ「・・・りょうせいばいっ」

 ペリーコロ『どっちも棚に返してアラが立つのを防ぎました。さて、メモに書かれていた『ゴッドファーザーPART2』のDVDを探します』

エフエフ「どっちでしょうか・・・・・・?・・・こっちですか」

 ペリーコロ『ああっまずい!エフエフちゃんそっちはオトナのコーナーですよ!』

エフエフ「・・・?」ス


リンゴォ「・・・・・・」

エフエフ「・・・あ、こんにちは」

リンゴォ「・・・・・・ようこそ・・・『男の世界』へ・・・」

エフエフ「すみません、わたしおんなのこです」

リンゴォ「・・・・・・」

エフエフ「えーっと、ごっどふぁーざーぴーえーあーるてぃーにというえいがをさがしてるのですが、どこにあるかわかりますか?」

 ペリーコロ『すごい根性です』

 ヒョッコリ

えるめぇす「ひとりでがんばれとはいったもののしんぱいなのでコッソリみまもるえふえふのまき」

えふえふ「・・・」ジー

じょりん「ジョースケのしんぱいしょうがでんせんしたか」

えふえふ「なにやってんのふたりとも。ビデオコーナーにいったよ。はやくいくぞッ。ホフクゼンシンでGOGOGO」コソコソ~

じょりん「りょうかいッ」コソコソ~

オインゴ「ン?・・・」

 えふえふ))) じょりん))) えるめぇす)))

オインゴ「なんでじべたを這ってんだあの連中・・・アレ?さっき・・・アレ?・・・」

 ササッ

えふえふ「どこだエフエフ・・・どこにいる・・・」キョロキョロ

じょりん「あーみろよコレ。ぱんつぱんくろうのDVDだぜ」

えるめぇす「ケっ、じょりんはほんとにこどもだな。そんなシズカくらいのコがみるもんだぞ」

じょりん「じゃあえるめぇすはこれみてれば」スッ

えるめぇす「わー!やめろッ!ハッピーツリーフレンズなんかみないぞッ!」

えふえふ「ハッ!」ガーン

じょりん「どうしたえふえふ!」

えるめぇす「レンタルきのうまでのやつがいえにあるのをおもいだしたのか!?」

えふえふ「え、エフエフが・・・・・・みしらぬオッサンにつれられてあるいてるッ!」ガーン

えふえふ「きっと『アメちゃんあげるからついておいで』なんていわれたにちがいなぁい!」ジャキィ

リンゴォ「ここだ・・・このコーナーに・・・『ある』・・・」ス・・・

エフエフ「ありがとうございます。おかげさまでみつけられそうです」ペコォーッ

リンゴォ「お前は進み続けろ・・・『光り輝く道』を・・・」スタスタ

エフエフ「むつかしいはなしをするひとでした。さて、えっと・・・どれでしょうか」ジー

リンゴォ「・・・」スッ・・・ →⑱コーナー

えふえふ「やろうッ!このドグサレがァーッ!」ドキュドキュ

リンゴォ「ムッ!」バスバスバス ドサァー

えるめぇす「わー!うった!やっちまった!」

リンゴォ「ブッ・・・ガッ・・・ひ、左腕・・・」ガクガクガク

えふえふ「エフエフをゆうかいしようとしやがって!このッ!このッ!」ドスドス

リンゴォ「ブゲェーッ・・・」ビクンビクン

じょりん「お、おいえふえふ・・・いくらなんでもやりすぎじゃあ・・・」

えふえふ「ペッ!だれにもいうなよ!」フン

エフエフ「とりあえずレンタルのおつかいはかんりょうしました」スッ

エフエフ「つぎは・・・すいぃつやさんでシュークリームをおつかいとのこと・・・」キョロ

 ペリーコロ『スイーツ屋さんを探してますが、どっちの方向へ行けばいいのかわからず、キョロキョロしちゃってます』

エフエフ「・・・・・・えっと・・・」

エフエフ「スミマセン、スミマセン、イイですか?」

セッコ「ッ!?・・・う・・・お?・・・・・・お、俺ェ?・・・」アセッ

 ペリーコロ『なんとカメラマンのスタッフに声をかけちゃいました。道がわからなかったら人に聞けって言われたもんねェ』

エフエフ「すいぃつやさんでシュークリームをかうおつかいにいっているのですが、すいぃつやさんがどこにあるのかわかりません。おしえてください」

セッコ「・・・う・・・・・・」タジッ

 ペリーコロ『教えていいのかわからず、スタッフも困ってます』

セッコ「・・・・・・」

セッコ「・・・」ス・・・

エフエフ「あっちですね。ありがとうございます。おかげサマです。おおきに」スチャ

 ペリーコロ『我慢できずに教えちゃいました。それにしてもイタリア組織に育てられてるおかげか、挨拶がなんちゃって日本語っぽいですね』

エフエフ「とりあえずレンタルのおつかいはかんりょうしました」スッ

エフエフ「つぎは・・・すいぃつやさんでシュークリームをおつかいとのこと・・・」キョロ

 ペリーコロ『スイーツ屋さんを探してますが、どっちの方向へ行けばいいのかわからず、キョロキョロしちゃってます』

エフエフ「・・・・・・えっと・・・」

エフエフ「スミマセン、スミマセン、イイですか?」

セッコ「ッ!?・・・う・・・お?・・・・・・お、俺ェ?・・・」アセッ

 ペリーコロ『なんとカメラマンのスタッフに声をかけちゃいました。道がわからなかったら人に聞けって言われたもんねェ』

エフエフ「すいぃつやさんでシュークリームをかうおつかいにいっているのですが、すいぃつやさんがどこにあるのかわかりません。おしえてください」

セッコ「・・・う・・・・・・」タジッ

 ペリーコロ『教えていいのかわからず、スタッフも困ってます』

セッコ「・・・・・・」

セッコ「・・・」ス・・・

エフエフ「あっちですね。ありがとうございます。おかげサマです。おおきに」スチャ

 ペリーコロ『我慢できずに教えちゃいました。それにしてもイタリア組織に育てられてるおかげか、挨拶がなんちゃって日本語っぽいですね』

憲助「ちんち~ろちん♪まっちろちろりん、僕らはトンクルピー♪ひーとりふーたりさんにん合わせて仲良しトンクルピー♪」ルンルン

 カランカラン

エフエフ「ジャマスルデ」スチャ

憲助「おっ、いらっしゃいぃぃ~~~ッ。お客様ご一人ご案内イーッとくらぁ!・・・ム?・・・なんだ、子供じゃあないか。それもまだションベンくせェ」

 ペリーコロ『エフエフちゃんがやってきたのは、杜王町の名フルーツパーラーの『東方ふるうつ屋』。少しお高いけど、いいモノを提供してくれる名物店です』

エフエフ「おつかいにまいりました」イグザクトリーペコォー

憲助「ほう、それは感心だな。だがウチは値打ちモノしか置いていない。厳しいようだが子供が首からぶらさげてるガマ口財布で買えるようなものはないぞ。キチンと軍資金は持っているんだろうな?え?」

エフエフ「これをおおさめください」ス・・・

憲助「ム・・・これはクレジットカード・・・なるほど、子供にカードを持たせるとは・・・最近の親は俺達世代とは違うな。まあいい。すまんかったなイヤな言い方をして。ようこそ俺の店へ!」パァー

 ペリーコロ『兄貴が持たせてくれたホルマジオのクレジットカードが役に立ちました』

エフエフ「シュークリームをおつかいしたいのですが」

憲助「シュークリィームかッ!いいだろうッ、俺の店のフルーツを使った新感覚シュークリームがたくさんあるぞ!見ていけ!なんなら試食してもいいぞ!」

エフエフ「シショク?・・・せいじかがよくやるやつですか?」

憲助「試食っつゥーのはお試しで食べれるということだ。いくつか食べて、お前の好きなものを買うといい!」

エフエフ「!・・・お、おかねはいらないんですか?」

憲助「気にすんなァー!」バン

エフエフ「オオキニ!」バン

エフエフ「ワクワク」ワクワク

 ペリーコロ『お店の主人のご厚意で試食できるとあってご満悦のエフエフちゃん。窓際のイスに座って足をブラブラさせながら試食品を待ってます』

憲助「待たせたな」ザッ

エフエフ「またされました」キリッ

憲助「まずはこれを食べてみろ。俺が考案した『みかんシュー』だ。クリームの中にジューシィーなみかんを入れてある。つぶつぶ食感とやわからなクリームが未知の食感を醸し出すぞ」

憲助「だがそれだけじゃあない。俺は前々からシュークリームのシュー・・・『カワ』をなんとかしたかったんだ。もすもすしてるし、クリームのおまけでしかない感がぬぐえなかったからな」

憲助「そこでッ。このシューの中にもみかんのツブツブを入れてみた!シューには空洞がいくつもあるだろ?そこにみかんをいれたッ。味気ないシューにも美味しい食感をプラスッ!」

エフエフ「おおー!」

憲助「さあ!召し上がれ!」ザン

エフエフ「ジッショク!」バォー

エフエフ「・・・・・・うーん・・・おいしいけどちょっとミカンミカンしすぎています」モフモフ

憲助「なるほど。あとシューの中にみかん詰めるのすげー手間がかかってめんどくさいのが難点だ」

憲助「そこで簡単に作れるコスパ重視!パインシュー!イチゴ大副からヒントを得たッ。クリームの真ん中あたりにパイナップルが入ってるぞ。一度で二つの異なる食感はクセになればいいな」

エフエフ「ウーム・・・おいしいけどパイナップルがつよすぎてクリームがまけているとおもいます」モフモフ

憲助「ムウ・・・なら最後のチョコシュークリームはどうだッ。チョコのショートケーキに使うようなチョコクリームが中にたっぷり。その後に外側をチョコでコーティングしたものだ。手間はかかるが美味いはずだ」

エフエフ「おいしい!オイシイ!こ、これはおいしいです!なかもそともチョコたっぷり!」

憲助「そうだろう!そうだろう!中がチョコクリームで外をチョコでコーティングしたデラックスチョコシュー!商品化して一気に売りだすぞ!目指すはハワイで出張店舗開業だ!」

エフエフ「もくひょうはハワイですかぁ・・・」

エフエフ「だがまってください。このチョコシュークリームはふるうつのようそがミジンもありません」

憲助「ウッ・・・ズバリ言うな」

エフエフ「このおみせでシュークリームをかうなら、せっかくなのでふるうつのやつをえらびたいです」

憲助「チェッ・・・ロマンのわからん子供だな。まあいい。そいじゃあこのミカンシューとパイナップルシューを売ってやる。ツイッターとかフェイスブックとかで美味い!と広めてくれよ」


 ペリーコロ『無事に買い物リストのものを買い終えたら、後はウチに帰るだけです。ちゃんとバスに乗って帰れるかな?』

エフエフ「・・・」ス・・・

 ペリーコロ『バス停で手を上げてリチギに待つ姿がケナゲです』

不良A「あァ~~~ン?てめェーどこ見て歩いてんだっぎゃァーッ!」

不良B「人にぶつかっといてワビの一つもねェーってのかオォーン!?」

定助「・・・・・・」ポケー

不良C「てめーなに『俺ェ?』ってなカオしてんがァー!ワシらにぶつかっといてォー!」

定助「いや・・・勘違いか?ぶつかってきたのはそっちだと・・・俺は思うんだ。たしかに少しだけ・・・ボケっとしてたかもしれない。康穂ちゃんのことを考えてたから・・・でもわざとぶつかってきたのはそっちじゃあないか」

不良A「俺らが悪いってーのかァ~ッ!?イチャモンつけてんじゃあーねーぞスッタコが!」

エフエフ「!」

 ペリーコロ『バス停でモメてる男子学生達が目に入ったようです。もしやエフエフちゃん・・・』

定助「あんまり謝りたくないけど・・・俺が悪いってんなら頭を下げる。ゴメンッ。で、もういいか?俺、これから康穂ちゃんと本屋に行くんだ。グルメ本買う。パンケーキのうまい店を探そうって話てて・・・ウププッ、康穂ちゃんとパンケーキ食べるんだァ~」クネ

不良B「女自慢してんじゃあねー!クネクネしやがって・・・人と話す時はシャキっとせいシャキっとォー!」

定助「・・・」シャキィン

不良C「ほォ~、水兵さんにしちゃあタッパあるっちゃ~」

不良A「とりあえずケガの治療費と学生服のクリーニング代と慰謝料を払ってもらおうかァ~ッ・・・占めて100万でカンベンしてやっかよォー」

定助「・・・・・・何を言ってるんだ?ケガなんかしてないじゃあないか・・・クリーニングなんて必要無い。汚れてもいないし。体臭か?」

不良B「てめーとぶつかったおかげで古傷が痛むんがァー!ガクセーフクにもてめーのせいでシワがついたろォーがァー!」

不良C「そんで慰謝料は、俺達が悪いとインネンつけやがったからだよォ~ン。心が傷ついたもんネェー」

定助「・・・・・・」

不良A「ダンマリしてんじゃあーねーぞタゴ作ッ!キッチリ頭下げてから金を出さんかいィイーッ!」

エフエフ「だがまってください」ヒョコ

不良B「わー!な、なんだあテメー!いきなり真下に・・・っつゥーかガキじゃあねーか!」

不良C「なんやお嬢ちゃん。ペロペロキャンディーなんか持ってねーぞ」

エフエフ「さっきからきいていたのですが、あなたたちのゆってることはあまりにも・・・・・・えっと・・・ちゅ、ちゅ・・・ちゅうぼ・・・オウボウです」キリッ

エフエフ「あなたたちのやりくちはしっています。じぶんからぶつかってオカネをむしりとる『アタリヤ』ですね。そしきでまなびました。カラダをはってカネをかせげるほうほうだが、やるのはただのゲスやろうだけだと」

不良A「な、な、なんじゃあ~オイッ!お、お、俺達が当たり屋だと~ッ!?ひ、ひ、ひどいぞォー!」アセアセ

不良B「俺達が悪いってーのかよ!て、てめー何モンだァー!」

エフエフ「わたしをよぶならフー・ファイターズと・・・そうよんでください。ギャングそしきの・・・『パッショーネ』のいちいんです」

不良C「ブーッ!ぎゃ、ギャングの方ッスかァ~!す、す、スミマセンっしたァー!」ペコペコォー

定助「!」

エフエフ「わたしたち、そしきのめのとどくうちは・・・ぜんりょうなひとびとをおとしめる、あなたたちのようなひとをほうっておくわけにはいきません。これにこりたらもうこん・・・こん・・・・・・こんご・・・こんりんざい、このようなことはやらないでください」

不良A「は、ハイィッ!反省してますゥーッ!」ヘコヘコォ~ッ

エフエフ「・・・とはいえ、あなたたちもアタリヤをするほどおかねがほしかったということですね。これをうけとってください」ス

不良B「!・・・こ、こ、こ、こ、これわァ~~~!く、クレジットカードッ!」ギャーン

エフエフ「これでチャーでものめや」キリッ

不良C「あ、あ、ありがとうございやすゥーッ!失礼しまっすッ!」ザン! ダダダー

エフエフ(・・・キまった・・・イルーゾォセンパイにおしえてもらった『ケンカのオトシカタ』・・・キメゼリフもカンペキ)ニヤニヤ

 ペリーコロ『なんとエフエフちゃん、はじめてのおつかい中に不良のケンカを仲裁しちゃいました。ホルマジオのクレジットカードを暗証番号のメモを付属して不良を大人しくさせるとはさすがです』

定助「・・・・・・」ポェ~

エフエフ「だいじょうぶですか?ケガはありませんか?すみません、むかんけいのものがくびをつっこんで・・・しかし、みてみぬフリができなくて」

定助「・・・・・・」ポ~


憲助「定助!・・・オイ、定助。今ケンカしてたろ!店の窓から見てたぞ。俺の店の近くでもめ事を起こすんじゃあないッ!評判にかかわる!いいか、治安が悪くなると商売も悪くなるんだぞ1」

エフエフ「あ、ふるうつやさんのひと」

憲助「・・・君も見ていた。定助をかばってくれていたな。スマンかった・・・この定助はちょいとポケっとしとるんで・・・君のようないい子は好きだ。ありがとうよ」

エフエフ「おきになさらず」

憲助「・・・自分のやったことをひけらかす気もないか。気に入ったッ!あんたみたいないい子はめったにいないッ!ここはおじさんフンパツしちゃうぞ!」タタタ

エフエフ「?」

憲助「これを持っていけッ!アで始まりンで終わるあま~いミカンのアリーヴェデルチミカンだ!イタリアの名品だぞッ!それを箱でッ!3箱!台車も持ってけばイイッ!」ガラガラー

エフエフ「わ・・・すごい」

エフエフ「ありがとうございましたァー」ガラガラ・・・

憲助「いやァ~・・・いい子だったな定助。昔は大弥もあんな風に健気だったもんだ」

定助「・・・・・・」ポヘエ~

憲助「鳩だって子供のころはかわいかったんだ。いや、今もカワイイがな・・・昔は違うジャンルのカワイイだったんだ・・・・・・オイ、定助?聞いてんのか?」

定助「・・・・・・憲助さん・・・俺・・・『わかった』よ」

憲助「・・・なに?」


 『東方定助!彼の心には、自分を助けてくれた見ず知らずのギャング少女の姿が鮮明に刻まれた!全く無関係の人間を助けた幼女のギャングは、記憶を失った彼に『人間の素晴らしさ』を気付かせてくれたのだ!』

 『自分が何者かを探ることの他に・・・新たに!彼には『目標』ができたのだ!かつて、ジョルノ・ジョバァーナという少年がギャングスターに憧れたように・・・定助は!』

 『『幼女』に憧れるようになったのだ!』


じょりん「ちくしょー!えふえふがオッサンをボコってるあいだにエフエフをみうしなっちったじゃあないか!」キョロキョロ

えるめぇす「いまごろわるいひとにゆうかいされてたりして・・・」ブルブル

えふえふ「ちょっと、えるめぇす。ミョーなこといわないで。もしそんなボケナスやろうがいたら、からだのないぶからプランクトンでないぞうをくいちぎって、いしきのあるままハラをくいやぶって、ズタズタになったじぶんのないぞうをみせつけてからりょうめをえぐる」

えるめぇす「あ・・・ああ・・・」プルプル

じょりん「そうぞうしただけでビビんでんじゃあーないよッ!はやくみつけないと・・・あ!」

エフエフ「お、おもったよりもおもったい・・・」ガラガラ

じょりん「いたァー!ガラガラにダンボールのせてはこんでるー!どんだけおつかいおおかったんだよー!」

えふえふ「そうか。あれがあるからバスにものれなくてあるいてかえるしかないのか。フ・・・しょぉ~がないなあ~」ザン

エフエフ「ふう・・・ふぉ・・・ふう・・・こ、これはとてもじかんがかかりそう・・・」ガラガラ

 ス・・・

エフエフ「!・・・・・・お、おねえさま」

えふえふ「しょうがないからてつだってあげるよ。オネエサマがね」キリッ

エフエフ「!」パァアア

じょりん「ちょーっとまったァ!えふえふがふたりそろったところでFがよっつにふえただけ!ここはアタシの『ストーンフリー』と!」ズギュン

えるめぇす「『キッス』がパワーAですけっとしてあげよう!」ドギュン

エフエフ「・・・みなさん・・・」ジーン

じょりん「わーはははは!すごいすごいー!」ガラガラガラー

えるめぇす「これはァー!『だいしゃにのってスタンドにおしてもらう』このあそびはァー!すんげェーたのしい!すんげェーたのしい!」ガラガラー

えふえふ「ダンボールがおちないようにうえにのっかってるからアブないけど・・・これはたのしい!」ガラガラー

エフエフ「こんなことわたしひとりではできませんでしたー」ガラガラー

じょりん「どうだエフエフ!ひとりでおつかいもすごいけどみんなでいるほうがたのしいだろう!」ガラガラー

エフエフ「はいッ!ありがとうございます!じょりーんさん!えるめぇすさん!」ガラガラー


 ―――

プロシュート「・・・」

イルーゾォ「プロのやつ、エフエフが一人でおつかいに行ってるってのにやけに落ちついてるな。俺は心配で心配で仕方ないぜ」ソワ

ペッシ「アニキは肝が据わってますからね」

ホルマジオ「なあ、俺のカードしらね?」

ギアッチョ「そろそろ帰ってくる頃だよなァ~・・・エフエフが買ってきてくれる『シュークリーム』だがよォー・・・クリームはまだいい・・・柔らかくてフワフワでおいしいからなァ~・・・だが『シューアイス』ってのは!もうちょっとどうにかなんねーのかァ~!?うまいがよォー!アイスが冷たくてしょぉーがねェーんなだよなァ~!歯にしみるんだよ歯にィィー!しかも固ェーし!バケツのアイスもそーなんだ!固くって歯がいてェーんだよ!あのアイスすくうやつですくうのスゲー大変!とけるまで待つのもメンドイし、何より『待たされる』ってーのが気にくわねー!クソッ!クソッ!どうにかなんねーのかよ!固いアイスってやつはよォー!冷たすぎるの苦手なんだよッ!ちくしょぉー!」

リゾット「皆、今日の晩飯のデザートは・・・エフエフにくれてやろうじゃあないか。アイツは今日、とてもがんばってるからな。パッショーネ献立表によると、今日のデザートはミカンのジェラートだ」

イルーゾォ「いいなそれ。ご褒美ってー奴だな」

ペッシ「アニキもいいっすよねェ~?」

プロシュート「・・・・・・え・・・ああ、そうだな。俺もパスタの方がいいと思う」

ペッシ「なんにも聞いてねェーじゃねーっすか。大丈夫ですか兄貴」

ギアッチョ「なんだかんだで心配しすぎて動揺してるってことか・・・『パスタ』ってよォ~・・・『スパゲッティ』・・・『スパゲティ』・・・どれなんだよ!どれが正しいんだよ!『スパゲッティ』て言うと田舎モンっぽく見られるだろ!でも『パスタ』って言うとカッコつけてる感じに見えるじゃあねーか!関西人のくせにマックって言っちゃうみたいにカッコつけてるっぽいじゃあねーか!『スパゲティ』って言うと『え、スパゲッティでしょw』って言われるしよー!クソッ!どれだよッ!どれが正解なんだよ!統一しろよッ!国連総会とかで全世界的に正しい呼び名を固めてくれッ!」

ホルマジオ「俺のクレジットカードがないんだけど誰か知らない?」


じょりん「ただいまァ~ッ!」ドタドタ

えふえふ「きょうのゴハンはなにかなァ~!」バタバタ

朋子「二人ともッ。帰ってきたら最初にすることはァ~?」

じょりん「アッ、てあらいと」

えふえふ「ガラガラ」

じょりん「きょうはガラガラしてばっかりだな」

朋子「?・・・何を言ってるのかわかんないけど、今日のご飯はパスタよ。アサリのパスターッ。貝殻いっぱい入ってる」

仗助「ただいま帰りましたよォ~っと・・・」ガチャ

じょりん「あ、ジョースケ。こんなじかんまでどこをほっつきあるいてた。もうゆうがたですよ!」

仗助「学校ッスよ。高校生だからよォー俺。一日勉強漬けですっげー疲れたぜェ~」ヒョイ

えふえふ「これッ!ジョースケ!かえったらまずなにをするんですか!?」

仗助「え~・・・ンなの後でいいじゃんよォ~。飯食う前に手荒いうがいすっからさァ~。昨日の夜に録画しといたアニメ見たいんだよ俺ァー」

じょりん「ウダウダいってねーでてあらいうがいだ!バイキンはどろぼうのはじまりなんだからね!」

 19:30

じょりん「メェ~・・・メヘヘヘェ~」

えふえふ「ダメだよ!これおかあさんにあげるんだもん!」

じょりん「メエエエエエ」

えふえふ「どぅあめだもん!おかさんのだもん!」

仗助「・・・あのよォ~お二人さん・・・なにか知らんが遊ぶのはかまわねー。だがもちっとだけボリュームを抑えてくれねーかなー?今は夜だぜこっちは今『どうぶつの森』やってんスからよオ~・・・のんびりしたいのよォー。浜辺にペリカンさんいねェーかなァー」

じょりん「ジョースケもいっしょにあそぼうよ!いまのはとなりのトトロのメイとヤギごっこだよ」

仗助「楽しい?ソレ」

えふえふ「つぎはアラジンごっこしよ!アタシがジーニーでじょりんがアブー、ジョースケがまほうのじゅうたんね」

仗助「つっこめって言ってるんスか?ソレ」

じょりん「アブビャババババババ!ビビャバアー!」

仗助「えっ、もう始まってるんスか?」

 21:20

じょりん「ップハァーーーッ!やっぱりアツイひのフロあがりはカルピスにかぎるゥーッ!」クゥ~

えふえふ「コップにゲンエキを20%くらいいれて・・・」トトト・・・

えふえふ「コップの80%くらいまでミズをいれて・・・」ジャボボ・・・

えふえふ「コオリをみっつくらいいれて・・・」カコカコン

えふえふ「のみほすッ」クイィッ

えふえふ「ッカァーーーッ!ンまいなァ~~~ッ!」ックゥ~

朋子「私は大人だから現役30%くらい入れちゃうモンねェ~」トットット・・・

仗助「皆風呂上がったッスかァ~?そんじゃあ俺も風呂行くけどよー、カルピス残しといてくれよな~。風呂栓抜いといていいッスよね?」

朋子「ついでに風呂掃除もしといてねェ~ン」

じょりん「・・・フワァアアア」アクビィー

えふえふ「・・・」ウツラウツラ

朋子「アラ、お風呂上がったら眠くなっちゃった?」

じょりん「いや・・・まだだいじょうぶ・・・だいじょうぶ・・・おれねむくなったらたいしたもんスよ・・・」ポヤポヤ

えふえふ「ジョースケあがってきたらベイマックスごっこするんだ・・・」ウトウト

朋子「ハイハイ、遊ぶのは明日にして今日はもう寝なさい。子供は寝ないと育たないわよ。はいはい、ベッドへゴー!」

 02:02

じょりん「・・・・・・っ」パチリ

じょりん「・・・・・・」チラッ

 02:02

じょりん「・・・・・・のどかわいた・・・」

えふえふ「・・・Ffff・・・Ffff・・・」

じょりん「・・・・・・」ムクリ

じょりん「・・・」ソロォ~ ガチャ

 パウロォォォ~~~・・・

じょりん「うっ・・・まっくら・・・」ドキリ

じょりん「・・・・・・だいどころまでとおくかんじる・・・」ソロ~

じょりん「みんなをおこさないためにシズカ~にいかなければ」ソロ~

じょりん「にんたまらんたろうでいってた、あしおとをたてないようにあるくにんじゃのあるきかたをやるときがきた」ス

じょりん「つまさきをまっすぐゆかにたてるように・・・」ソォ

じょりん「ゆかにはりつけるようにゆっくりとあしのうらをつけて・・・」ロォ

じょりん「かかとまでべったりとおろす」リィ ギギ・・・

じょりん「これをくりかえして・・・」ギギ・・・

じょりん「おとなるじゃん!」

じょりん「こうなればいきおいにのせてスピードしょうぶだ・・・8じだヨぜんいんしゅうごうでみたやりかただ!」グッ

じょりん「すべるようになめらかにッ!」ツィーーーッ

じょりん「おおっ・・・おともなくすすめるぞ!ドラえもんのぎんがえくすぷれすにでてきたベアリングロードみたいだ」ヤッタゼ

じょりん「このスライドダッシュでだいどころまでむかうぞ!」グッ ツィーーー ドガンッ

じょりん「あだっ!・・・こ、ころぶのがもんだいだな・・・ほかのほうほうですすむしかあるめぇ」

じょりん「あんがいふつうにあるいていたらシズカにこれた」アッサリ

じょりん「さて・・・オチャでものんでゆっくりねようや」ガキョ

じょりん「わ・・・れいぞうこのなかにユキミダイフク!・・・かーちゃんか?それともジョースケかな?・・・・・・いまならバレやしない・・・」ス・・・

じょりん「うっ・・・だ、だが・・・よなかでみんなねてるからってぬすみぐいするなんて、まるでオクヤスみたいだ・・・そこまでゲスになるわけにはいかない・・・」グッ

じょりん「ここはなみだをこらえて1コだけたべるのにおさえておこう」ペリリ ス・・・ パクゥー

じょりん「あとはムギチャをのんで・・・」クピクピ

じょりん「はァー・・・ミッションコンプリート・・・」フゥー

じょりん「・・・・・・」チラ・・・

 パウロォォォ~~~・・・

じょりん「い、いつもみなれただいどころなのになんだかフンイキがこわい・・・」ギクリ

じょりん「・・・こんなじかんにおきてるなんてフツーないもんなァ」チラリ

 02:08

じょりん「・・・にじ・・・きっといまおきてるのはせかいじゅうでアタシだけ・・・」

じょりん「・・・おお・・・なんかカッコイイ・・・」キリッ

じょりん「ワハハハハハ!せかいはおれのものだー!」バンザーイ

じょりん「・・・」チラ

 パウロォォォ~~~・・・

じょりん「・・・・・・は、はやくフトンにはいってネヨ!」

じょりん「ウッ!」ギクリ

 パウロォ~~~・・・

じょりん「へ、へやまでのろうかが・・・すごくこわいフンイキだ・・・こ、ここ・・・もどらなきゃダメかな・・・」ゴクリ

じょりん「・・・ソファーでねてるジョースケをたたきおこしてついてきてもらおうかな・・・」

じょりん「いやいやいや!ぜったいわらわれる!『ギャーハハハ!やっぱりガキじゃあねーか!まくらもとでエホンよんであげようか!?』なんていわれるにきまってる!」

じょりん「アタシはくうじょうじょりーん!ひとりでろうかくらいとおれるおんなよッ!」バーン

じょりん「いくぞ!」ザン

 ススス・・・

じょりん「・・・ウウッ・・・・・・う、うしろから・・・なにかをかんじる・・・すぐうしろになにかいるんじゃあないかとおもうような・・・」ドキドキ

じょりん「そこだー!」バッ

 シーン・・・

じょりん「な、なんでぇ・・・だれもいねぇじゃあねぇか・・・おどろかせやがって」フゥー

じょりん「・・・・・・だ、だれかいますか?・・・」

 シーン・・・

じょりん「・・・・・・いるのはわかってるぞ。アタシをつけねらってるのにきづかないとでもおもったか!」

 シーン・・・

じょりん「・・・・・・だ、だれもいませんね?・・・・・・」

 ソロ~ ガチャリ

じょりん「フウー・・・あせったぜェー・・・なんとかへやまでもどってこれた・・・」

じょりん「まったく、よなかまでおきてるもんじゃないね」モゾモゾ

じょりん「はァ~~~ッ・・・ふとんにはいるとホっとする・・・」ホッ

じょりん「・・・・・・」

 チクタク チクタク

じょりん「・・・・・・」

 チクタク チクタク

じょりん「ねれねぇ」

じょりん「とけいのおとってこんなにハッキリしてたっけ?ヤコーセーなのか?さいきんのトケイは」

 チクタク チクタク

じょりん「・・・・・・どうしよう・・・ねれねぇ」

食物戦争ってどういうことですかね?きのこたけのこ論争的な?
あともうネタがなくてもう・・・もう・・・

じょりん「はやくねねば・・・ねねば・・・」

 チクタク チクタク

じょりん「・・・あんまりおそくまでおきてると、ガオ~さんがきてしまう・・・」

 チクタク チクタク

じょりん「かんさいちほーにしかしゅつぼつしないヨーカイだといわれているが・・・かーちゃんのはなしではにほんじゅうにあらわれつつあるっていってたし・・・」

 チクタク チクタク

じょりん「・・・ヨーカイなんていやぁしませんよ!メルヘンやおとぎばなしなんですからね!」

 チクタク チクタク

じょりん「うるせー!ときよとまれッ!」デンチヌキヌキー

 シーン・・・・・・

じょりん「フゥー・・・・・・」

 シーン・・・・・・

じょりん「・・・・・・」

 シーン・・・・・・

じょりん「しずかだァ・・・・・・しずかすぎてコワイ!ねれない!ときよッ!さいしどうしろーッ!」デンチイレイレ

 チクタク チクタク

じょりん「・・・・・・はっぽーふさがりとはこのこと」

 チクタク チクタク

じょりん「・・・・・・そうだ!こういうときはヒツジをかぞえるとねむれるといういいつたえがあったな」

じょりん「・・・ヒツジってどんなんだっけ?・・・ヤギとどっちがどっちかまざるからな・・・」

じょりん「・・・このさいなんでもいいか」

じょりん「・・・ハーヴェストがいったい・・・ハーヴェストがにたい・・・」


 ~

じょりん「・・・ハーヴェストがにひゃくはちじゅうさんたい・・・ハーヴェストがにひゃくはちじゅうよんたい・・・」

 ~

じょりん「・・・・・・ハーヴェストがろっぴゃくごじゅういったい・・・ハーヴェストがろっぴゃくごじゅうにたい・・・」

 ~

じょりん「うおおおおお!ザケんじゃあねーぞッ!せんひゃくろくじゅうごたいまでかぞえたのに、テンでねむれねーじゃあねーかッ!だれだッ!ひつじかぞえてりゃあねむれるなんてゆったのは!」

じょりん「もういいっ。ハーヴェストみたいにたくさんいるのはヤメだ。おてごろなピストルズにしよう」

じょりん「ピストルズがいったい・・・」キャモォーン!

じょりん「ピストルズがにたい・・・」パスパスパース!

じょりん「ピストルズがさんたい・・・」イィーハァー!

じょりん「ピストルズがよん――」


 ―パッショーネ

ミスタ「うおおおおおああああああああああああああやめろおおおおおおおおおおおおおお!」ガバァ!

ミスタ「ピストルズを数えるなああああああああ!どこかの誰かが俺の『スタンド』を数えている気がするゥー!しかしだめだッ!その先はッ!『4』体目のピストルズなんざ存在しないんだァーッ!ナンバー3の次はナンバー5!だッ!ピストルズに4体目はいないんだよォー!やめてくれェーッ!『4』と数えるなァーッ!俺はその数字がダメなんだよォ~ッ!ジョジョのアニメも四部が始まったが俺は見ていねー

じょりん「もういいっ。ハーヴェストみたいにたくさんいるのはヤメだ。おてごろなピストルズにしよう」

じょりん「ピストルズがいったい・・・」キャモォーン!

じょりん「ピストルズがにたい・・・」パスパスパース!

じょりん「ピストルズがさんたい・・・」イィーハァー!

じょりん「ピストルズがよん――」


 ―パッショーネ

ミスタ「うおおおおおああああああああああああああやめろおおおおおおおおおおおおおお!」ガバァ!

ミスタ「ピストルズを数えるなああああああああ!どこかの誰かが俺の『スタンド』を数えている気がするゥー!しかしだめだッ!その先はッ!『4』体目のピストルズなんざ存在しないんだァーッ!ナンバー3の次はナンバー5!だッ!ピストルズに4体目はいないんだよォー!やめてくれェーッ!『4』と数えるなァーッ!俺はその数字がダメなんだよォ~ッ!ジョジョのアニメも四部が始まったが俺は見ていねーッ!見ちゃいねーッ!四部なんぞ見れるかコラァーッ!しかも『四部』の放送が開始したのが『四月』だなんて冗談じゃあねーぞッ!そいでもって地域次第では『4チャンネル』で放送してるというじゃあないかーッ!そんなものを俺が見れるわけがねーだろう!わざとかッ!?わざとやってんのかオィィィー!俺に嫌がらせして放送してんのかコラッ!これで4クール放送しやがったらタダじゃあおかねーぞ!人のことを考えろ人のことをよォー!世の中にはただの数字ですら気になって気になってどうしようもねー人間ってのがいるんだよッ!俺のことを少しも考えないでこのやろーッ!俺は見ないからなッ!四部アニメなんざ何があっても見やしねーぞコラァー!」

ナランチャ「・・・むにゃ・・・ミスタのやつまたやってらぁ・・・」

フーゴ「よくやるよ・・・グースカ眠ってたってのに突然飛びあがって大騒ぎするんだからさ・・・うるさくてこっちまで目が覚めるから勘弁してほしいよ・・・」

じょりん「ねれんチャ!」カッ

じょりん「ピストルズは6にんしかいないからすぐおわってしまう!」

じょりん「もうこうなればジョースターけのポリシーにしたがう!ポリシーそのいち、『ぎゃくにかんがえるんだ』!ポリシーそのには『ぎりのこどもがほうりつべんきょうしだしたらきをつけろ』」

じょりん「ねるのではなくぎゃくにかんがえるんだ!あさまでナマじょりん!ずっとおきててやりますよアタシャ!」

じょりん「うおー!そうときまればテンションあがってきたー!」ブンブン

じょりん「じかんはたっぷりあるんだぜ・・・まずはテレビをつけます!」ピ

 TV<今週のゲストは先日アルバムを発表した音石明さんだぃよぉ~ん! まずは今週のオリコンランキングゥ~・・・カウントダウンッ!

じょりん「こんなじかんにミュージックステーションやってらぁ・・・ほかにはどんなのやってるかな」ピ

 TV<探偵ナイトバードフライングの時間がやってまいりました。複雑に入り組んだ家系図にメスを入れ、様々な遺産関係や相続関係を徹底的に究明する、ナイトバードフライング!わたくしが本体のアンジェリカ・アッタナシオです。そして―― ピ

 TV<第一回スタンドの使いやあらへんで!チキチキ!効きアバ茶選手権~~~! ピ

 TV<僕の名前はバリー・アレン! ピ

 TV<見てくださいこの吸引力!ホコリは少しも残ってません!お掃除にはぜひこのガオン掃除機でガオンとやっちゃって――

じょりん「・・・はぁ~・・・よなかのテレビはおとなむけでよくわからんな」

じょりん「・・・」チラ

じょりん「つきがキレイですね・・・」

じょりん「・・・・・・ちょっとよるのおさんぽにいこうかな」

じょりん「なにをかくそうアタシはさんぽのたつじん!サンポマスターとよばれるくらいさんぽずき!」

じょりん「もしなにかあったらスタンドでぶっとばせばいいし、すこしくらいならいいやな」タタ


仗助「Zzz・・・Zzz・・・・・・んぁ・・・」

仗助「うぅむ・・・・・・あぁ~・・・やっべ、変な時間に目ェさめた・・・・・・」

仗助「・・・茶ァーでも飲むか・・・」ウトウト

仗助「・・・・・・?・・・廊下の電気がついてるぞ・・・消し忘れか?泥棒か?Dioがまた忍びこんだか?・・・」

仗助「徐倫~、FF~、無事か?」ガチャ

 FF「Zzz・・・」

仗助「・・・・・・あれ」


仗助「徐倫がッ・・・いっ、いっ、いない!い、いないィィィーーー!」バン


じょりん「ひるまはあっちぃがよるはすずしげだな~」ルン

じょりん「まっくらかとおもったけどどうろのライトのおかげでそこまでくらくないし」

じょりん「ひるまみたいにくるまがとおったりしないし」

じょりん「よるってじつはカイテキなじかん・・・!?」

じょりん「こりゃDIOもかっぱつになりますな」



ジョルノ「・・・・・・」

エシディシ「おいワムウッ!つまみが無くなったぞッ。すぐにこの商店で追加料理を買ってこい~~~ッ」

ワムウ「はッ・・・エシディシ様。どのようなものを食されますか?」

エシディシ「そうさなァ~ッ・・・スナギモだッ!スナギモを買ってこいッ。ついでに呑みものもな!カルピスソーダがいいっ。あれは地球の歴史上で一番うまい飲み物だからな」

ワムウ「御意に・・・カーズ様は?・・・」

カーズ「私は甘いものがいい・・・そこのカウンターにドーナツがあるではないか。それを食う。チョコがかかっているやつだ。硬いのはイヤだぞ」

ワムウ「はッ・・・」ワムゥーン

ジョルノ「・・・お客さん・・・・・・僕はただのアルバイトだ・・・組織のボスをやってはいるが、今はコンビニのバイト店員だ・・・だが客に文句を言う権利はあると思う・・・理不尽な客とか、マナーがなってない客ならな・・・」

ジョルノ「あなた達・・・コンビニの前でたむろするのはやめてくれないか?・・・いや、勘違いしないでくれ。ここのコンビニの前でたむろする者はたくさんいる。学生とかな・・・夕方になるとずっといる・・・」

ジョルノ「だがあんた達はそういうレベルじゃあない・・・フンドシ一丁で店の前で飲み会をしているじゃあないか・・・座りこんで飲んで食ってするだけでも文句を言いたいところだ。そこにフンドシって・・・」

ワムウ「まだくだらぬおしゃべりは終わらんか?このカゴに集めた商品を買う。おあいそしろ」

ジョルノ「・・・・・・それと・・・支払いが金塊というのは・・・日本円以外での支払いは困る・・・」

じょりん「じょりんりんり~ん♪りんりんり~ん♪」ルン

じょりん「イェイイェイイェイ!ワーオ!イェイイェイイェイ!ワーオ!」ビシッ

じょりん「これがよるのテンション・・・!おとなたちがドンチャンさわぎするのもなっとくだ」

じょりん「ジョースケもかーちゃんもはやくねろってうるせーのはじぶんたちだけこのテンションをエンジョイフィーバーしてるからだったのか・・・!」

じょりん「ん?・・・」


ワムウ「買ってきました」ザ

エシディシ「おお!でかしたぞワムウ。どぉれ・・・こいつを口に運ぶとォ~・・・」パクリ

エシディシ「ウムゥ!人間もなかなかやるではないか!こんなにウマイものを作るとはなァ~~~ッ!」

カーズ「究極生物となった我々の今のマイブームは・・・グルメ旅なのだッ・・・コンビニ飯というものはナカナカ・・・」ウム

じょりん「あー、フンドシやろうどもだー」

ワムウ「ム!・・・貴様は確かJOJOの親族関係の・・・」

エシディシ「なにッ!JOJOのッ!」エシ

カーズ「ほお・・・やつの連れか・・・なればやることは一つよ・・・たった一つ!我らの仲間に引き入れてやるッ!そして子供をつることなどこの究極生物であるカーズにとってはなんのことないわァーーーッ!」

カーズ「ドーナツ食べるか!?」バッ

じょりん「しらないひとからたべものもらっちゃだめっていわれてるのでいらない」

カーズ「ウムムムムムムムムムムゥゥゥ~~~!」ガクリ

ワムウ「カーズ様ーッ!」

エシディシ「究極生物でもこやつを引きいれることはできんのかァ~ッ!」

ネタがなくてこまってますせめてこのスレいっぱいまではかきたいのでネタくだしゃす

ネタがなくてこまってますせめてこのスレいっぱいまではかきたいのでネタくだしゃす

カーズ「ここで引き下がっては究極生物のコケンに関わる・・・!ほぉ~うら幼子よッ。カッコイイギターを見せてやるぞォ~。ワムウ、来い」

ワムウ「えっ」

カーズ「ここへ、ほら、背を置け」ポンポン

ワムウ「は・・・はっ」ゴロン

カーズ「足を伸ばせ」

ワムウ「・・・は・・・」ス・・・

カーズ「うぃんうぃんうぃん~~~・・・うぃんうぃん・・・うぃんうぃんうぃ~ん」ススス・・・

エシディシ「・・・・・・カーズよ・・・ワムウの足でギターをするのはやめろと数百年前から言っているのにまだ・・・」ホロリ

ワムウ(すごくきもちがわるい)

じょりん「オエーっ、アタシまだこどもだからオトコどうしはうけつけないよ」

カーズ「ムムムムムムンンンンンンムムムムムム!」ガクーン

ワムウ「カーズ様・・・」

エシディシ(いかん、カーズの奴、かなり凹んでいるぞ・・・幼い頃からこいつは自信過剰だったが逆にッ・・・失敗するとめちゃ凹むめんどくさいタイプッ!・・・ここは何かフォローせねば)

エシディシ「おぉ~~~っとカーズよ、そういえば腹が減ったなァァ~~~ッ・・・飯でも食いにいかんか?この商店で食べ物を買って喰らうのはこの辺りにして、新たな食を探しに行こうではないかーっ」

カーズ「ハッ!・・・フム・・・そうだな。フン、ジョースターの幼子よ、今日のところはこれで勘弁してやる」

ワムウ「エシディシ様ナイスアシストです」

じょりん「どっかいくの?」

カーズ「食の探求よ・・・我らは生物としての極地に至った故、あらたな『目的』を立てたのだ・・・この地球のあらゆる《食》を満喫するッ!」

じょりん「おー。アタシもついてく。どうせあさまでヒマですし」

カーズ「アレ!?」

エシディシ「ここだ」バン

じょりん「エート・・・《き》?」

ワムウ「日本の漢字で『やきにく』と書いてあるのだ・・・」

じょりん「やきにく!こ、こんなじかんにやってんの!?」

エシディシ「フフフ・・・やっているところはナカナカ濃い~ところならやっているのだ・・・」

じょりん「で、でもよるにあぶらっこいものをたべるのはからだによくないってかーちゃんがいってた」

カーズ「我々、柱の一族は摂取するカロリーが人類よりも多い・・・つまり、我々にとって焼き肉とは人間でいうお茶漬けのようなもの・・・よってカラダに悪くない!」

じょりん「すげー!はしらのいちぞくかっこいー!」

カーズ「フフフ・・・」ドヤサァ

エシディシ「邪魔をするぞォ」ガララ

スティーリーダン「邪魔するなら帰ってくれ」

エシディシ「あああああぁァァァァァんまりだァァァァァァ!」

ダン「また来たのかフンドシ野郎ども・・・ム・・・子連れか?・・・そいつ、どこかで見た気がするが・・・」

じょりん「あー、なんかむかしニクのやつうってたひと」

ダン「ケバブのことか?フフフ、あれで稼いだ金で焼き肉屋を開いたのさ。肉の芽なんかメニューにないよ」

ワムウ「我々は週に二度はこの店に来ているのだ。なかなかうまいのだ」

カーズ「ジョースターの親戚よ!今日は我々のおごりだ!思う存分・・・食いたいものを食うがいい!なんでも食っていいぞ!我々におごってやれないものはなァ~い!」

じょりん「チョコパイひとつ」

カーズ「ムムムムムムムムムムムムゥーーーーーっ!!!」

 ドジュウゥ~~~ッ・・・

エシディシ「ぐぬふふふ・・・この肉が焼けるニオイと空気が心地よいのぉ~~~ッ・・・おいッ、ワムウ、その肉はまだ火が通っておらん。食うのはいささか早いぞ」

ワムウ「申し訳ありませんエシディシ様」

エシディシ「一刻も早く口に放り込みたい気持ちはわかるが、生の肉を食べるとお腹を壊しちゃうからなぁーッ・・・気をつけろよ。おいカーズ、お前が育てていたそのトリ肉が少し焦げはじめているぞ。食うなら今だ」

カーズ「ああ」スッ

じょりん「なんかオッサンうるさいな。イチイチ」

エシディシ「五月蝿いだとッ!俺はただ皆にウマイ肉をウマイ状態で食ってもらいたいから忠告してやっているだけにすぎんッ!ホレッ!お前も食うならこのカルビを食えカルビををー」

じょりん「しらないひとからたべものもらっちゃダメっていわれてるのでいらないです」

カーズ「ついて来ておいて貴様・・・」

ダン「おまたせしゃしたー、肉に合う白飯をご注文の方ーっ」

エシディシ「ヌ・・・?なんだそれは・・・誰もそんなものを注文など――」

ワムウ「あっ、私です。ありがとうございます」ス

エシディシ「ッ!!!」

ワムウ「やはり焼き肉には米ですな。この辛口タレとからめた肉を食らうとごはんがごはんがすすむくんになってしまう」モリモリ

エシディシ「・・・・・・ちょっと待て・・・・・・ワムウ・・・・・・貴様・・・何をしている?」

ワムウ「・・・はい?」

エシディシ「何をしているか聞いているのだァーッ!『米』だとッ!貴様ッ!焼き肉を食いに来ているのに『白飯』を食っているのか~~~ッ!頭の中で田植えの時期か貴様ーッ!」

じょりん「ゲッ!」ビク

ワムウ「・・・なにを言っているのでしょうか・・・エシディシ様・・・?・・・焼き肉には白米・・・これは自然の摂理ではありませんか?何をガナることがあるのです」

エシディシ「貴様頭脳がマヌケかーッ!米など腹に入れればその分『肉』が入るスペースが少なくなるだろうがァ~ッ!貴様は『肉』を食いに来たのか『米』を食いに来たのかァーッ!」

ワムウ「・・・・・・お言葉ですが・・・エシディシ様・・・『米』は『肉』に合う最大のアシスト選手・・・・・・『肉』があればそこに『米』もある・・・それこそ人類が・・・いや、万物が作りだした歯車的味覚の小宇宙!」

エシディシ「このドカベン野郎がァ~~~ッ!腹が膨れれば何でもイイという安直かつマヌケな思考回路の家畜能が貴様ァァーーーッ!それこそ肉も米も無駄にしていることに気づかんのかァ~ッ!『味』を求める者こそ探究者ッ!貴様はただ食物をノドに通してキャッキャと騒いでいるだけのスポンジ野郎だァーッ!」

ワムウ「わかっていないのはそちらではありませんかエシディシ様ッ!肉の奥に潜む極上の味を引き出す役目を担っているのが米!米あってこその肉!肉だけではその真の価値は引き出せないのですぞッ!エシディシ様の言っていることはただおタカくとまってカッコつけているだけのなんちゃってグルメ野郎です!そーゆーのが一番カッコワルイのです!」

エシディシ「貴様ワムウーッ!」ガター

ワムウ「お!?なんですか!?やるんスか!?やるんスか!?」ガター

じょりん「・・・なんかケンカしてるけどいいの?」

カーズ「放っておけ・・・阿呆共の考えていることなどこのカーズには関係ない・・・」

ダン「おましゃしゃしたー、たぬきうどんのお客様ー」

カーズ「あ、はい。私です」

エシディシ&ワムウ『うどんだと!?うどんを注文したというのか!?』バッ

カーズ「えっ」

エシディシ「貴様カーズッ!焼き肉に来てうどんを食うのか!?何を考えているだァーッ!」

カーズ「いや、メニューみてたら食べてみたくなって」

ワムウ「お言葉ですがカーズ様!うどんはナシです!ラーメン、どんぶりモノ、たこやき、それらのメニューを食うのはお子様かあるいは他に店がなくてしぶしぶ来た客が食うものです!我々は肉を食いにきたのです!だのにうどんを喉に通すなど何を考えているのか能の異常を心配しますぞ!」

カーズ「ええー、そこまでいうの」

エシディシ「回転寿司を食いにいってどんぶりモノを注文するクチかァーッ!それでよくこのエシディシと共に飯を食いに行く気になるものだナァ~ッ!俺は貴様のような食をコケにするような奴と一緒に飯を食う舌など持っておらんぞォー!」

カーズ「いいじゃあないか、すきなものをめいめいが食べれば」

エシディシ「いいや限界だッ!俺はグルメのエシディシ!この舌に乗せるのは絶品のみ!我が喉の通行許可証を持つのは洗練された本物の味を持つ品のみ!貴様のせいで一緒にいる俺まで食オンチに思われるのは勘弁してもらいたいぜェ~っ!」

カーズ「・・・・・・」イラリ

ワムウ「フフ・・・ふふふははははは」

エシディシ「なにがおかしいワムウッ!昨日みたガキ使のフリートークでも思い出したか!」

ワムウ「いやなに・・・エシディシ様は本当にはずかしいお方だと思いまして。人の趣味趣向にケチをつけてこきおろすような輩こそ世間のカビ菌そのもの。カッコワルイったらないですな・・・」

エシディシ「貴様ァーーー!」

じょりん「なんだかやばいくうきになってきた」

じょりん「ん・・・?・・・ハテ、このおにく・・・このフンドシさんじゅうしが『タンしお』といっていたこのおにく・・・」

 サバイバー『・・・』バーン

じょりん「おにくじゃあないッ!これは・・・!・・・これなんだ?」

エシディシ「ザッケンナコラー!」ガターン

ワムウ「暴力ですか?言葉で勝てないとなるとすぐ暴力ですか?原始人ですか?」

エシディシ「もう我慢ならんッ!ワムウーッ!貴様をこの場で粛清してくれるゥー!」メラメラ

カーズ「待ぇい!」クワ

エシディシ「ッ!・・・カーズ、貴様・・・こいつの肩を持つというのかッ!?幼い頃から連れだったこの俺よりもワムウの味方になるというのかッ!遠足に行った時、お弁当を忘れてきたお前にハンバーグを分けてあげたこの俺よりも!」

カーズ「エシディシ・・・自分でも妙だとは思わんか?お前は頭に血が昇りやすい性格ではあるが・・・そうなると涙を流してスッキリするのが炎のエシディシという男ッ!・・・私の知るエシディシはこうも意味なく暴れる男じゃあない」

エシディシ「ッ・・・!」

カーズ「貴様もだワムウッ!お前は地球上の誰よりも忠実な男。エシディシが気晴らしにギタンギタンにさせろと言うと黙って受けいれるし、私が2人用の映写機を発明し、『すまんなワムウ、この映写機は3人用なんだ』と言うと文句を言わずエシディシとサンタナに席を譲る男ッ!」

ワムウ「ハッ・・・!・・・そ、そうです・・・その通りです」

エシディシ「ムウ・・・俺としたことがらしくない・・・カーズに言われるまで気づきもせなんだ・・・」

カーズ「落ちつくんだ二人とも。落ちつけ・・・何者かの策で踊らされていたのかもしれん」

グッチョ「ご注文のホルモン盛り合わせになりま~す」コト

エシディシ「ワーハハハハ!待っていたぞこれををー!内臓のパレードだ!美味いんだこいつが!」

ワムウ「チッ・・・生焼けで食って腹でも壊せというのだ・・・ドモンとな」

エシディシ「なにをいうか貴様ー!」

カーズ「ム!・・・貴様ッ!止まれ!動くんじゃあないッ!」カッ

グッチョ「はいぃ?」

カーズ「お前・・・・・・なんだ・・・妙に鼻につく・・・貴様・・・『スタンド使い』か?私達はスタンド使いではない。だが知識として知っている。人間の能力を越えた超能力・・・貴様、スタンドで我々を操ろうとしているかーッ」

グッチョ「あぁ、いやぁ・・・ちょいと量を『盛ろう』として『サバイバー』を混ぜたのがバレちまいましたかぁ?仕入れた肉が少なくってメニューの写真通りに盛りつけられなくってさぁ・・・ちょいとだけかさまししたんでぇ・・・」

カーズ「阿呆が・・・スタンド使いでない者にスタンドは見えない。スタンド使いにしかそのかさまし詐欺は通じんぞ」

グッチョ「・・・あ、その通りですねぇ。こいつはウッカリしてました・・・ハッハハハ・・・」

カーズ「エシディシ、ワムウッ!怒りの矛先はこいつだッ!こいつに向けるのだッ!こやつのスタンドでお前達は踊らされていたのだ!」

グッチョ「ヘ?そ、そんなつもりは・・・」

エシディシ「ほォ~・・・そういうことかァ・・・」

ワムウ「この俺の忠誠心をゆがめるとは・・・どう料理してくれよう・・・」

カーズ「エシディシ・・・お前、ホルモンが好物と言っていたな・・・内臓の盛り合わせが・・・」

エシディシ「・・・フフフ・・・・・・カーズ、貴様もワルよのぉ~・・・」

ワムウ「ジョースターの子供よ、外へ出ておいた方がいい。ほぅら、外は星空がキレイだぞ」

じょりん「ほしぞら?ホクトシチセイみえる?」

ワムウ「見える見える。さあ・・・行くんだ」

じょりん「わーい」タタタ

ワムウ「さて・・・」ドドドドドドド

エシディシ「じっくりと・・・仕返ししてやる」ドドドドドド

グッチョ「な、なにをするんだぁ・・・お、俺に何をしようってんだあぁぁぁ!」

カーズ「・・・フフフ・・・・・・」ペペロペロペロォ~ン

じょりん「ホシゾラがキレーだ」

じょりん「ホシとホシをセンでつなぐと、エがみえるってパパがいってたけど・・・えーと」ムー

じょりん「・・・どれとどれをつなぐんだよ!」

じょりん「えほんでテンとテンをセンでつないでいくとエになるってのはあったけど、あれにはばんごうがかいてあった。だからかんたんにできたけど・・・まったくわからん・・・どうやればいいんだ・・・」


仗助「徐倫!」

じょりん「!・・・・・・ジョースケ!・・・あれ?なんでジョースケがおきてるの?」

仗助「そりゃーこっちのセリフだこのヤロー!どこもケガしてねーか!?てめー!こんな夜中に独りで外を出歩くなんて・・・フザけてんのか!」

じょりん「う・・・ご、ごめんなさい」

仗助「大体お前は――」

じょりん「ショボン」

仗助「・・・・・・」

仗助「・・・・・・ケガはねーよな?何か危ない目にあったりしてねーか?」

じょりん「・・・・・・うん」

仗助「・・・・・・そっか・・・まあ、たまにはそのヘンをフラフラしたくなることもあるやな」

じょりん「おこらないの?」

仗助「カッカすると身体に悪いからな。何もなかったんだ。お前にもいい経験になったんじゃあねーか?・・・こんな道端で座りこんでなにしてたんだ?」

じょりん「ホシゾラをみあげてた。ホシとホシをセンでつなぐのはどうしたらいいのかわかんなくって」

仗助「どれ。一緒に見てみるか」ドスン

じょりん「となりにすわってもホシゾラはみえないよ?」

仗助「お前の『ストーンフリー』を使うんだ。スタンドの手を空にかざしてみな」

じょりん「?・・・・・・『ストーンフリー』ギャン

仗助「糸を伸ばして、星に重ねるんだ」

じょりん「・・・!・・・おお・・・ホシとホシがセンでつながった!」

仗助「お前は星をつなげることができる。そういう才能だな。ほら、あの星とあの星をつなげてみな」

じょりん「こう?」シルシル

仗助「ああ、そんで次はこっち・・・あっちに行って、そっちに行く」

じょりん「こうか」シルシル

仗助「これが『おうし座』だ。牛の形だよ」

じょりん「・・・・・・え?」

仗助「おうし座」

じょりん「うし?」

仗助「ああ」

じょりん「どこが」

仗助「・・・いや、お前の言いたいことはわかる。だがこれが牛なんだ」

じょりん「ウシにはみえねーだろ」

仗助「そういう設定なんだ」

じょりん「テキトーぬかしてんじゃあないぞジョースケ」

仗助(途中までいい感じだったのに・・・)

グッチョ「うわあああああ!やめてくれえええええ!勘弁してくれえええええ!」

 ドジュウウ~~~ッ・・・

エシディシ「ヘヘヘヘヘ・・・どぉれ・・・・・・『食ってみる』かぁ~・・・」

グッチョ「ギャアアアアアアアアアア!」

 パクゥー

エシディシ「うンまァ~~~いッ!」パァー

カーズ「フフフフフ・・・人の金で食う肉は格別だなァ~。ほれ、ワムウ。お前ももっと食え食え。エシディシ、ホルモン追加するか?」

エシディシ「おお、いくらでも食うぞォ。どうせ支払いはこいつの財布から出すんだからなァ~」

グッチョ「ああ・・・やめてくれぇ・・・JOJO A GOGOとジョジョベラーを買うためにコツコツ貯めた給料がぁ~」

ワムウ「カーズ様、クッパ丼とやらを食ってみたいのですがかまいませんね?」

カーズ「ああ、勿論だ。私は高級神戸牛とやらを食そうか・・・我々はたくさんカロリーを取らねばならんからもっと食べねばなァ~」

グッチョ「やめろおおおおおおあがあああああああああ!」




仗助「ふああぁぁぁ~~~ッ・・・」

康一「ずいぶん大きなあくびだねェ。あんまり寝てないの?」

仗助「いや・・・ちょっとな・・・徐倫が夜中に街を徘徊しててさァ・・・なにごともなかったけど、気付いた時には血の気がサーっと引いたぜ」

億泰「なんだそりゃあ。ハタ迷惑な奴だな徐倫はよォ~ッ。一回ビシっと言ってやれよなーッ。今まであいつのせいでどれだけ迷惑かぶってきたんだって話だぜ。金もかかるしよーッ」

仗助「そりゃあまあ・・・色々あったから大変だったのは確かだがよー・・・」

億泰「ウチもアナスイとオンナスイを預かってるからわかるぜ。あのくらいの歳の子供ってーのはやたら動きまわるし、わがままも言うし、手がかかるよなァ~ッ」

康一「あの子達は特別に大変そうだけどね」

仗助「ン?・・・おい、ありゃーポルナレフさんじゃあねーか」

億泰「オッ、お湯につける前の春雨の束みてーなあの頭。まちがいねー、ポルナレフさんだな」

康一「まだ8時過ぎだよね?こんなに朝早くからドゥ・マゴで何をしてるんだろ・・・」

仗助「!・・・今度はアヴドゥルさんが来たぞ」


ポル「来たかアヴドゥル。・・・で、だが・・・杜王町の連中には言わないのか?仗助達によー・・・言わずに帰るのか?」

アヴ「そのことでここへ呼んだのだポルナレフ。ジョースターさんとも話していたんだが・・・その方がいいんじゃないかという結論になってな。下手に構えさせると、かえって別れがつらくなる」

ポル「そうか・・・しかしよー、やっぱりさみしいもんだよなー。長いこといたからなー、この町にはよー・・・・・・」

アヴ「・・・我々は元々、この町の住人じゃあない。この町から離れるのは仕方ないことだ」

仗助「!」バン

康一「・・・・・・い、今の話ってさ・・・立ち聞きしてたみたいでちょっと気が引けるけど・・・ポ、ポルナレフさん達が・・・帰っちゃうってことかな・・・」

億泰「・・・そ、それってよォ~・・・つまり承太郎さんやジョースターさん・・・それに徐倫達もアメリカに帰っちまうってことなのかなァ~ッ・・・」

仗助「・・・・・・」

康一「・・・仗助くん、仕方ないよ。こればっかりは・・・徐倫ちゃん達にだって帰るべき『家』があるんだよ・・・いつまでも杜王町にいるわけにもいかない・・・」

仗助「・・・・・・ああ、わかってるよ康一。別に何も言っちゃあいねーだろ。さ、学校行かねーと遅刻しちまうぜ。今日は一時間目から数学の小テストだったろ。早く教室について範囲のおさらいしようぜ」

康一「・・・う、うん」

億泰「・・・・・・なあ、康一よー。アナスイやオンナスイも帰っちまうのかなァ?」

康一「・・・どうだろうね・・・承太郎さん達が連れてきたわけじゃあないんだし、違うんじゃあないかな?」

億泰「だったらよー・・・アナスイもオンナスイも泣きじゃくるだろーぜ。徐倫がいなくなるとよー・・・あの二人も一緒にアメリカに行くとか言いだしそうだぜ・・・」

康一「・・・この事はしばらくヒミツにしておこうか」


仗助「ボケェ~・・・」ウワノソラー

ミキタカ「どうしたんですか?彼」

康一「うん・・・ちょっと、ね」

億泰「仗助のヤツ、昼飯の時間だってーのに弁当もださねーでずぅーっと窓の外を見てるぜ」

由花子「私にはわかるわ。あれは『恋』ねッ。東方仗助・・・恋煩いしてるのよ。私も康一くんのことを思うとああなっちゃうわ。気づいたら5時間くらいボーっとしてる時だってあるの」

康一「うーん、由花子さんそれはちょっと違うと思うなぁ。どっちかというと、子供の結婚式前日の父親ってところかな」

ミキタカ「なんと、すでにお子さんがいたのですか。地球人は手が早い」

間田「康一くんっ!噂を聞きつけてきたぞっ!仗助のやつがおちこんでるって!?」

康一「あ、間田さん」

間田「どれどれ、仗助のふぬけたマヌケ面を見せてもらおうかァ~」ヒョイ

仗助「ポケェ~・・・」

間田「やーいやーい。仗助のぶぁ~かッ」ベロベロ~

仗助「ポヘェ~・・・」

間田「アホー、トーヘンボクー、座布団頭~」

 ド ワ オ !!!

間田「」

仗助「ポケェ~・・・」

康一「あの状態でも頭のこと言うと反応するんだ・・・」

仗助「いやまて」バッ

康一「!?」

仗助「俺の勘違いという可能性もある。ポルナレフさん達が言っていた話をこっそり聞いて、実は全然違う話でしたーという展開はよくある話だ」

仗助「そもそもこのSS的にそういうオチになるのはゲップを飲んだらコーラが出るってくらい確実だ」

康一「・・・いきなり何を言い出すのさ。今は授業中だよ仗助くん」

花京院「ム・・・東方、何か意見か?」

仗助「ア・・・忘れてた。花京院さん国語の教師でウチの高校に来てたんだっけ。合ってる?その設定追加したの合ってる?」

花京院「東方・・・ずいぶん錯乱しているんじゃあないのか?寝不足か?クマがすごいが・・・」

仗助「花京院さん!正直に答えてください!承太郎さん達がアメリカに帰るって本当ですか!?」

花京院「授業中に何を言っているんだ。早く座りなさい」

仗助「どうなんスか!応えてくださいよォーッ!」グイグイ

 女子生徒「キャー、仗助くんが花京院先生のムナグラを・・・」 女子生徒「ヤバいわ!アツいわ!」

花京院「いいから席に座りなさい」

仗助「どうせアレでしょ!?アメリカではカエルが降ってくるからどうのこうの~ってオチでしょ!ハッハッハくだらねー!そういうことッスよね!」

花京院「承太郎達はアメリカに帰るよ」

仗助「ギャー!」

康一「仗助くん、キャラが壊れてるよ」



じょりん「ジョ~ジョのアニメがはっじまるぞ~♪」ザッザッ

 えふえふ「ジョ~ジョのアニメがはっじまるぞ~♪」ザッザッ

じょりん「セリフのカットはやめてよね~♪」ザッザッ

 えふえふ「セリフのカットはやめてよね~♪」ザッザッ


えるめぇす「なにをやっとるんだおまえら。ぐんたいみたいにはしりながら」

じょりん「フ・・・しらんのかえるめぇす。ファミコンウォーズのCMのやつだ。このぐんたいこうしんのリズムのうたはアメリカじゃあメジャーなんだよ。フルハウスでもやってた」

えるめぇす「しってるってのーッ。アタシももとはアメリカにすんでたんだからな」

えふえふ「アタシはアメリカっていったことないなー。モリオウチョウからでたこともない」

じょりん「お?じゃあくる?ウチくる?」

えふえふ「?・・・いつもいってるじゃん」

じょりん「じゃなくて、アメリカのほうのアタシのウチ」

えふえふ「おー、そこまでいうならしかたないからいこうかな」

えふえふ「アメリカかぁ・・・テレビやマンガでみたことあるけど、どんなとこなのかな」

じょりん「こーんなにおっきなビルがいっぱいあるんだよ。こう・・・レゴブロックみたいに」

えふえふ「スーパーヒーローもたくさんいるんだよね。ビルのたにまにクモおとこがビューンってとぶんでしょ?あとよるになるとコウモリおとこがはんざいしゃをなぐってまわる」

えるめぇす「マにうけすぎ」

じょりん「ニューヨークはヒーローのしょくぎょうあんないじょといわれている」

えるめぇす「わるいいみにしかきこえない」

えふえふ「アタシ、テキサスいきたい!カウボーイがブンブンなわふりまわしてウシのつのをつかまえるんでしょ?」

じょりん「それじゃあパパにつれてってもらお。あとはマイアミとかフロリダとか」

えるめぇす「うーん、アタシもたまにはこきょうにかえるかなぁ」

じょりん「チッ、しかたないなぁ。そこまでいうならいっしょにつれてってやるか」

えるめぇす「べっ、べつにいっしょにいきたいなんていってないし!」

えふえふ「ラスベガスにいってカジノからおかねぬすんであそぼう!あさになったらきおくがなくなってるくらいに!」

じょりん「いいなそれーっ!アメリカりょこうがたのしみだ!」

 キーンコーンカーンコーン

仗助「うおおおおおおあああああ!」バッ! ダダダ

康一「あっ、仗助くーん!待ってよー!・・・あんなに慌てて帰るなんて・・・」

億泰「仗助ー、康一ィー、帰ろうぜー。アレ?仗助は?」

康一「今しがた帰ってったよ。脱兎のごとく」

億泰「なんだよ、せっかくトニオさんトコで飯食って帰ろうと思ったのによォーッ」

康一「・・・ねえ億泰くん、徐倫ちゃん達が帰っちゃったらどうなるんだろう・・・仗助くんってば、徐倫ちゃん達が杜王町に来てからずーっと彼女達にかかりっきりだったでしょ?それがいなくなっちゃったら・・・定年退職してやることなにもないおじいさんみたいになっちゃうかもしれないよ」

億泰「んなこと言ってもよー、『帰るな』って言って引きとめるわけにもいかねーだろうがよー。オメーだってさー、承太郎さんの紹介でイタリアにちょっとだけ旅行に行ったことあったろ。その時によー、向こうで仲良くなった人に『日本に帰るな』なんて言われてもよー、困るだけだろ」

康一「・・・うん」

億泰「それに、ずっと一緒にいるから『友達』ってわけでもなけりゃー、離れてるから『友達』じゃあないって訳でもねーんだぜ」

康一「・・・億泰くん、なんだか余裕だね。大人っぽいっていうかなんていうか・・・」

億泰「え、そお?そう思う~?兄貴が言ってたことそっくりそのまま言ったんだが、やっぱそうかなァ~ッ。俺ってば大人っぽいかなァーッ!」

康一「億泰くんのお兄さん、世界中を旅してまわってるからナカナカ会えないもんね。だから離ればなれになるさみしさを知ってるんだね」

億泰「まあな。でもさみしくなんかねーぜ。旅先から手紙たくさんくれるしよー、月に一度は帰ってきてくれるしよー、毎週金曜の夜に電話してきてくれるし、3時間くらい話し続けるし、先に電話切れってうるせーし」

康一「意外と女々しいんだね」


仗助「いつもより半分くらいの時間でウチまで辿りついたぜェー・・・」ハァーハァー

仗助「・・・帰ってきたはいいもののなんて言えばいいんだ?・・・まだ承太郎さんからアメリカに帰ることは聞いてねーだろうし・・・」

仗助「ン?・・・道の向こうがわで座り込んで話してるアイツらは・・・徐倫とFFとエルメェス・・・井戸端会議でもして――」


 えふえふ「アメリカのごはんっておいしいかな?アブラギッシュなものだらけらしいけど」

 えるめぇす「おっいしいぞー。ハンバーガーなんかこーんなにブあつくてな、ピザなんかこーんなにデッカイんだ。そりゃふとるなってほうがムリなはなしだってくらいに」

 じょりん「いいなー!アメリカいいなー!なつかしいー!テレビのチャンネルもたくさんあるだぞ!トムとジェリーとかチキチキマシンもうレースとかバッグスバニーとかいっぱいやってるんだぞ!」

 えふえふ「へェーッ、めちゃめちゃいいトコだなアメリカ」

 えるめぇす「にぎやかでたのしいぞー」

 じょりん「きっとユーチューバーもいっぱいるぞ!」


仗助「」クラッ・・・

仗助「・・・・・・あ・・・アイツら・・・もうアメリカのことで頭がいっぱいに・・・」

仗助「・・・・・・杜王町の・・・俺達のことなんかより、これからのことを考えてるのかよ・・・」

仗助「・・・いや、その方がいい・・・あいつらにとってはその方が・・・」

仗助「・・・・・・」


朋子「じょぉーすけぇーッ!徐倫ちゃぁーん!FFちゃぁーん!ゴハンですよー!」モモヤー

じょりん「ワーイ!」タタタ

えふえふ「こんやのごちゅうもんはドッチィー!」タタタ

仗助「・・・」スゴスゴ

朋子「じゃーん!今夜はカレーよ!バンザイ!」

 じょりん「ざんばい!」 えふえふ「ハイサイ!」

仗助「・・・」ズムゥー

朋子「アラ?仗助はバンザイしないの?・・・なんか元気ないわね。さては女の子にフラれたの?あんた顔はイケてるけど性格がトッポいからねェ~」

じょりん「おちこむことはないぞジョースケ!せかいのはんぶんはおんなだ!」

えふえふ「イイコしょうかいしてあげるから」

仗助「・・・・・・いや、なんでもねーッスよ・・・悪い、俺ちょっと飯いいわ」スッ

朋子「ありゃ?・・・こりゃホントに何かあったわね。徐倫ちゃん、FFちゃん、何か知ってる?」

じょりん「んー・・・ゆうがたガッコウからかえってきたときに『おまえらがシリガルだったとはな』っていわれたよ。どういうイミかわかんないけど」

えふえふ「なんだかヤケクソになってるみたいだった。『おフクロみたいにアメリカじんとよろしくすりゃーいいんだ』って」

朋子「仗助ェー、面かせオイー」


 ―夜


仗助「・・・こんな時間に呼びだしちゃってスンマセンッス・・・承太郎さん」

承太郎「お前から、しかも夜に電話がかかってきたから何ごとかと思ったぞ・・・家の中では話せないことなのか?日が暮れてるっていうのに道端のベンチに座って男二人が話し込むなんて誤解されかねんぞ」

仗助「何も考えずに眠ろうと思ったんスけど・・・やっぱりスッキリしなくって」

承太郎「なにか事件か?」

仗助「・・・・・・アメリカに帰るってホントッスか?」

承太郎「・・・誰に聞いた?」

仗助「朝の登校途中にポルナレフさんとアヴさんが話してるのを聞いちまって・・・ズっと気にかかってたんス」

承太郎「そうか・・・」

仗助「実は俺をダマすためのドッキリだったって訳じゃあないッスか?それだったらもう十分悩まされましたから、いい加減にネタバラシしてください。どうせそのヘンにドッキリ看板もったポルナレフさんがコソコソしてるんでしょ?早く出てこいこのサトウキビ頭ー!」

承太郎「仗助・・・ドッキリでもなんでもない。ポルナレフとアヴドゥルが話していたことは本当だ」

仗助「っ・・・」

承太郎「隠していてすまん。直前には話そうと思っていたんだ。あまり前もって言うのもどうかとな」

仗助「徐倫には・・・?」

承太郎「言っていない。まだな。アイツには酷だろう。あの歳で離れ離れになるのは・・・」

仗助「で、でもよォー・・・もうちょっと心の準備ってーもんが・・・」

承太郎「お前・・・そんなにつらいのか?」

仗助「うぐっ・・・」

承太郎「フ・・・杜王町に巣食う邪悪を打ち倒した男が・・・ずいぶんと子供っぽいところがあるもんだな」

仗助「・・・あ、あのですね・・・俺は別に・・・」

承太郎「・・・」

仗助「~~~!あーもう!わかりましたよ!素直に全部ゲロしますよ!そりゃあー帰ってほしくないッス!呼びだしたのはですね、帰らないでくれって言おうと思ったからッスよ!」

仗助「そりゃー承太郎さんは仕事の都合とかよおー、色々あるかもしれないですけど・・・徐倫はウチで預からせてもらえないですかね!」

承太郎「・・・!」

仗助「アイツもせっかくこっちでたくさん友達もできたんだし、いきなりアメリカに帰ろうなんて言っても困るだけでしょう。あんまり幼いのにあっちこっち連れまわすのは子供のためにもならねーと俺は思うんス!」

仗助「な、なんか自分で言っててヘンかもしれねーとは思いますよ。人ん家の5歳の女の子を預からせてくれなんて頭を下げるのは・・・だが徐倫はもう家族なんスよ!俺の妹なんスよ!」

仗助「そもそも最初にいきなり『徐倫を預かってくれ』だなんて言いだしたのはそっちですよ!なんの脈絡もなく突然!今度は突然帰るから連れていくだなんて・・・か、勝手じゃあないッスか!」

承太郎「・・・」

仗助「俺も杜王町のみんなも徐倫にめちゃめちゃに振り回されてよー、いきなりハイサヨナラよーなんてあんまりッスよ!」

承太郎「・・・言いたいことはそれだけか?」

仗助「・・・す、すんません。俺、つい思ってもないことを・・・」

承太郎「お前がそこまで徐倫のことを気にかけてくれていたのはありがたい。だが――」

仗助「吉良をよー・・・倒した後に承太郎さんとじじいが帰ってったじゃあねーッスか。あの時はよー、なんつゥーか心も晴れ晴れとしたスッキリした気分だったんスよ・・・全然さみしくもねー、ハッキリした心で別れることができたんスよ」

仗助「例えるなら提出物が山ほどあった期末テストの全科目が終了した時の気分っていうか・・・心の雲が晴れ渡って、風が吹き抜けてる状態っていうかよー・・・そういう気分だったんスよ」

仗助「だが今回は違う・・・重い錨がひっかかったままなのに船が出航しようとしてるっていうかよー・・・全然ハッキリしてねーんスよ!」

仗助「承太郎さん・・・徐倫の面倒をみさせてください。俺に任せてほしいんスよ・・・徐倫のこと」

仗助「・・・徐倫と一緒にいて、すげー楽しかったんス・・・まだ楽しませてほしいんですよ・・・俺は・・・」

承太郎「・・・・・・そうか、お前の気持ちはわかった」

承太郎「だが徐倫がアメリカに帰る予定はない」

仗助「そうッスよね・・・そりゃ俺のワガママでそんな――」


仗助「え」

承太郎「アメリカに帰るというのは俺のことだ。徐倫を連れて帰るつもりはない」

承太郎「そもそも俺がアメリカに行くのは大統領選挙の投票に行くためだ。一時的にな」

承太郎「お前は何を勘違いしたのか、俺と徐倫がアメリカに帰り、それっきりだと思っていたようだが・・・」

仗助「」

承太郎「それに徐倫にいきなりアメリカに帰るだなんて言えば泣きじゃくるに決まっている」

仗助「だ、だが待ってほしいッス。ポルナレフさんとアヴさんの話じゃあ、あの二人も帰る的な雰囲気だったんスけど・・・」

承太郎「ポルナレフは妹の誕生日だから地元に帰ると言っていた。アヴドゥルはカレーを作りたいが日本で手に入るスパイスじゃあ物足りないと、一旦帰って材料を仕入れてくるということだ。じじいも俺と一緒にアメリカに戻るが一時だ」

仗助「」フラッ・・・

承太郎「どうやら・・・ずいぶん悩ませてしまっていたようだな。安心したか?」

仗助「じょっ・・・じょっ・・・・・・冗談じゃあねェッスよぉぉぉ~~~!」

仗助「おっ、お、俺がどんだけ気を重くしたか・・・!ま、まぎらわしいことしてんじゃあねーッスよコラァー!」

承太郎「怒るな。お前の大好きな幼徐倫はまだお前の妹のままだ」

仗助「フッザけんじゃあねェーーーッ!き、気持のワリー言い方してんじゃあないぞ!」

承太郎「お前にはどうやらシスコンの気があるようだな。それもヘヴィなレベルのな・・・やれやれだぜ・・・」

仗助「このスカタン親子がァーーー!」


 ―朝

ポル「仗助くぅ~んっ!じょっじょっ仗助くぅ~ん!徐倫とお別れするのがさみしくって泣きながら土下座した仗助くぅ~ん!俺もフランスに帰るからよぉ~、帰らないでくれーってすがりついてくれよぉ~ん」ポポルポルポルゥ~

ジョセフ「わしにも泣きついてくれんかのぉ~?アメリカに帰っちゃうぞぉ~?さみしいじゃろぉ~?ホレ、ホレッ、涙をながして止めてくれるんなら飛行機キャンセルするぞぉ~?」

仗助「うっせェー!バカ!てめーらなんざとっととどこへでも行きやがれッ!二度と俺に近づくんじゃあねーボケッ!」

アヴ「フフフ・・・聞いたよ仗助くん。君の涙のスピーチをね・・・いやはや、なかなか・・・」

ポル「おめーなら立派なシスコンになれるぜ!俺が言うんだから間違いない!ウシシッ!」

仗助「承太郎さん!なんで広めてんスか!」

承太郎「お前があんまり情けないことを言っていたんで、ついな」

仗助「ついじゃあねーよ!性格ひん曲がって円になってるんじゃあないッスかアンタ!」

ポル「俺のツレに連絡したから仗助の青少年の主張をリプレイしようぜ」

アバッキオ「『ムーディブルース』」ギャン

 ムーディ仗助『徐倫はウチで預からせてもらえませんかね!』

仗助「うおおああああああああああ!やめろコラアアアアアアア!」

花京院「おお~・・・なかなかストレートだね」

アヴ「よし、みんな呼ぼう。大勢で見たほうが楽しい」

ジョセフ「わしもケータイでみんな呼ぼう」

 ムーディ仗助『俺に任せてほしいんスよ・・・徐倫のこと』

億泰「ダーーーッハハハハハハ!ハハハハハハハ!」

康一「うわぁ・・・」

由花子「必死ね」

ジョニィ「気持はわかるけどもうちょっとさ・・・」

ジョルノ「いきなり呼びだされて何ごとかとおもったが、これはナカナカの見せモノだ」

ブチャ「アバッキオの能力もたまには役に立つな」

アバ「えっ」

ジャイロ「こりゃあ徐倫が少し心配になるくらいの依存ぷりだなオイ。大丈夫なのか?預けて」

仗助「もう勘弁してください・・・すんません・・・ホントやめてください・・・」

ポル「なあなあ、徐倫にこれみせねーのか?みせたらヒクよな。みせないほうがいいか」

承太郎「やめておいたほうがいい。徐倫の心にどんな影響が出るか未知数だからな」

ジョセフ「安心せい仗助。お前の立場は守ってやるわい」

仗助「さんざ言いふらして再現Vまで公開しておいて何ぬかしてんだ!お、俺はもう外を出歩けねー・・・」

承太郎「すまんな仗助。これからも徐倫を任せるぞ。お前もそうしたいんだろ。金を払ってでも預からせてほしいという勢いだったからな。俺がマトモな親なら絶対にお前に預たりしないが、まあ、ヘンなことにならないなら任せてやる。それでいいか?」

仗助「うるせーっつってんスよ!」


じょりん「ゆくぞ!くらえひっさつ!くもいとしばりー!」シュシュシュー

えふえふ「うわー、『ストーンフリー』のいとがからまってうごけないー」ムガムガ

じょりん「わーははは!これできさまはもうトイレにいくこともできまいー!」

えるめぇす「おのれクモおんなめ!えふえふをはなせ!」

じょりん「ムッ!きさまは!」

えるめぇす「あいのクチビルにふくしゅうのカオリ!キュアキッス!さんじょう!」バーン

じょりん「おのれプリキュアめ!いつもいつもじゃまをしおって~!」

えるめぇす「えふえふ!すぐにたすけてやるからな!」

えふえふ「わーい」

じょりん「そうはいくか!きさまのあいてはこのアタシ・・・キュアフリーだ!」バーン

えるめぇす「アレ!?そっちもプリキュアなの!?」


仗助「・・・たのしそーで何よりだなお前ら」

じょりん「あ、ジョースケ!かいじんやってかいじん!あくのだいかんぶ、クレイジージョースケ!」

仗助「ただの悪口じゃあねーか。・・・お前らよー、昨日アメリカがどうのこうのって言ってたが・・・」

えるめぇす「あー、いってたな」

えふえふ「だがもうアメリカブームはさったよ。いまはプリキュアごっこがブーム」

仗助「昨日の今日でもう飽きたのかアメリカ旅行プラン」

じょりん「レディーのはやりはゲキリュウのようにうつりかわるものなのさ」バーン

じょりん「なんだかジョースケ、きのうげんきなかったのにきょうはだいじょうぶだな」

仗助「ギク」

えるめぇす「なに?きのうげんきなかったのかジョースケ。ゆうがたからヘンなかんじだったけど」

えふえふ「せっかくカレーだったのにゴハンたべなかったんだ。それからずっとぼーっとしてた」

仗助「な、なんでもねーッスよ!お前らにはカンケーねーことだからよ!」

じょりん「もしかしてジョースケ・・・アタシたちがアメリカりょこうにいくーってハナシをきいて、マジにとっちゃったのォ~?」

仗助「うッ・・・(あながち間違っていない・・・)」

じょりん「しんぱいしなくていいよジョースケ。テキサスにいかなくてもSBRのぼくじょうがあるし、ラスベガスにいかなくてもダービーとギャンブルはできるし、ニューヨークにいかなくてももりおうちょうにヒーローがいるから」

仗助「う、うるせー!別にさみしくなんかねーよ!帰るってんなら帰ればいいんだよ!ボケ!」

じょりん「これからもジョースケのウチにおせわになります!よろしくしてやってください!」

仗助「うれしくない!これからもずぅーっと徐倫と暮らさない!」

このスレッドはここまで。もう終わりにもできるし続きもできるようにしようと思ってこんな感じに
やめろ!って言われるまではダラダラやってもいいかなーとは思うけど、自分でもあんまりおもしろくできないなーって感じはしてるのでどうしようかなーという感じです
続けてほしい的な書きこみは正直とてつもなくありがたいんで、続けたいとは思います。次スレを立てるのはいつになるかわかりませんが、少し間を開けるかと思います
それではここまで見てくれた方、ネタをくれた方、レスくれた方、応援してくれた方、ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月06日 (月) 13:02:10   ID: _brh8p-G

面白いお

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