仗助「隣人部?グレートだぜッ」 (207)

仗助「ここが聖クロニカ学園か……」

仗助「承太郎さんによると、ここで弓と矢が確認されたらしいけどよ」

仗助「ったくよォ~ああ見えて承太郎さん、人使い荒過ぎんだよなァ」

仗助「康一は親が反対するし、億泰のバカは転入試験に落ちやがるし、露伴の野郎にバカが治るって書いてもらえば良かったぜ」

仗助「まあ、小遣い貰えるつーから別にいいけどよお」

キーンコーンカーンコーン

仗助「グレートッ!初日から遅れちまう」

タッタ タッタ タッタ

先生「えーここはーーーー」

ガラガッ

先生「!?」

仗助「すみません先生、遅れちまったッス」

先生「ヒッ!!」

ザワザワ ザワザワ

「何あの人大っきいー」「ヤンキーじゃん」「でも結構カッコ良くない?」「不良でしょー」「こえー」

ザワザワ ザワザワ

仗助「俺は今日から転校してきた東方仗助ってんだ、よろしく頼むぜ」

ザワザワ ザワザワ

「転校生?この時期に……」「でも以外といい人そう」「えーー?」

先生「ひ、東方くん」

仗助「なんスか~?」

先生「う、後ろの空いてる席に座りなさい」

仗助「了解ッス」

ズカズカ ズカズカ

男「……」チラッ

男「しっかし変な頭だなあー」ボソッ

仗助「……」

プッツーーーーーーーーーーーン!!!

仗助「もう一ペン言ってみろッ!コラアッ!」

男「えぇぇ!?ひぃぃぃ!!!」

仗助「俺の頭にケチつけやがったヤツぁゆるせねぇ!」

男「い、いやそんなつもりじゃ……」

仗助「このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとぉ?」

男「そ、そんなこといって……」

仗助「確かに聞いたぞコラアッーー!」

ドドドドドドド ドドドドドドド

男「ひぃぃぃぃぃ」

仗助「ドラララララララララララーーーーッ」

ボコ バキ グシャ

仗助「ドラァァァァァァァァァーーーッ!!!」

男「ハギッーー!!!!ドケェェェ!!」
ドシャァァァァ
男「」ピクピク

クラス「………………」

女「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

仗助「はっ!?やっちまったぜ!」

仗助「しかしクレイジーダイアモンド!!」

仗助「問題なく治すッ!」

ドギューーーーーーン

男「………………えっ!?」

男「あれ俺は……」

仗助「ふぅーー危なかたっぜ」

「えっ……今あの人」「き、気のせいだろ」

ザワザワ ザワザワ

夜空「………………な、なんなのだあの男は」

放課後

仗助「ふぅ……いきなりやっちまったぜ」

仗助「しかしなんで俺は殴っちまったんだろうな~~?自分でもわからねぇ……これはきっと本能ってやつなんだろーな」

テクテク テクテク

???「はは、そんなことないってー」

仗助「ん?誰かクラスに残ってンのかあ?」

夜空「あはは、だから違うって言ってるだろ」

仗助「あの女」

仗助「1人で喋っていやがる」

仗助「……」

仗助「スタンド使いとスタンド使いは引かれ合う……」

仗助「新手のスタンド使いか?」

夜空「ええー本当にー?」

仗助「よく見りゃ結構なかわい子ちゃんじゃねえーかよォ」

ガラガラ?

夜空「ひゃっ!?」

夜空「き、貴様は今朝のイかれた転校生」

仗助「ひでぇ言われようだぜ……」

夜空「な、何の用だ……生憎金はあまり持っていないぞ」

仗助「いやそんなことじゃねーンだけどよぉ」

仗助「オメーもしかして……」

仗助「スタンド使いか?」

仗助(この距離でまだスタンドを出して来ねぇ……近距離パワー型じゃねーな)

仗助(近距離なら俺のクレイジーDに勝てるのは無敵のスタープラチナくれーだ)

仗助(しかしスタンドの戦いは相性……油断できねーな)

夜空「行かんぞ歯科医?」

仗助「?」

夜空「?」

仗助「クレイジーダイアモンド!!!」

夜空「はあ?」

夜空「何を言ってるのだ貴様は?薬でもやっているのか?」

仗助(こいつスタンドが見えてねーのか?)

仗助「いや、オメー今1人で喋ってたからよォ」

夜空「貴様見ていたのかッ!」

夜空「わ、私は友達と話していただけだ。エア友達と!」

仗助(エア友達、それがこいつのスタンド名か?一応あの自称宇宙人みたいな例もあるからなァ)

仗助「エア友達ってのはなんだ?」

夜空「言葉通りの存在だ。エアギターというのがあるだろう?その友達版だ」

仗助「……」

仗助「かなりグレートに危ねーやつだぜ……こいつはよォ」

夜空「なっ!?ともちゃんをバカにするな!!」

仗助「バカにはしてねえーよ」

仗助「しかしよォ~わからねぇーぜ友達が欲しいなら友達を作ればいいんじゃねーか?」

夜空「簡単に作れれば苦労はしない!!そういう貴様だってクラスでは浮いてるじゃないか」

仗助「それは今日転校してきたしよォ」

夜空「ぐっ……そ、それでは前の学校では沢山いたと?」

仗助「……」

仗助(よく考えたらよォ、俺は億泰と康一と未起隆ぐれーしか学校には友達いなかったんじゃねえーか?)

仗助(プッツン由花子とか露伴とかは仲間ではあっても断じて私生活では、お近づきには成りたくないタイプだぜ……)

仗助「そうかもしれねーな」

夜空「ふははっ!やはり貴様も同じではないか」

仗助「確かにそうだけどよォ友達ってのは多ければ多い程いいもんなのか?」

夜空「ッ!!」

仗助「友達が少なかろうとよォ~信頼して背中を預けれる本当の友達ってのがいればそれでいいンじゃねえーか?俺は少なくともそう思うぜ」

夜空「……!!」

夜空「確かに、そうかもしれんな」

夜空「しかし私に友達なんて……」

仗助「まあ、友達が作れねーってンなら俺も少しは相談にのるぜ?」

夜空「そ、そうか……では……」

夜空「そういえば貴様の名前を覚えていないな」

仗助「おいおい、俺はしっかり朝から東方仗助っていうグレートな名前を名乗ったはずだがよぉ~」

夜空「あ、あんな派手なことをやっておいてよく言えるな」

夜空「あれですっかり頭から消えてしまったぞ」

仗助「……そのことは忘れて欲しいぜ」

夜空「ふふっ……まあよかろう」

夜空「では改めて東方仗助、友達を作るにはどうすれば良いと思う?」

仗助「そのフルネームで呼ぶのはやめてくれよ、仗助って呼んでくれていいぜ」

仗助「そういうオメーはなんて名前だ?」

夜空「私は三日月夜空だ、夜空と呼んでくれ」

仗助「わかったぜ夜空」

夜空「う、うむ」

仗助「友達を作る方法かァ~俺もよくわかんねーよ」

夜空「しかし仗助には本当の友達というヤツがいるのだろう?それはどうやって友達になったんだ?」

仗助「一番よくつるんでたヤツは、始め会った時は敵同士でよォ」

夜空「うむうむ」

夜空(それで拳と拳で殴り合って最後は友情が芽生えたというパターンだな)

仗助「まあ、いろいろあってそれでそいつがそいつの兄貴に致命傷を負わされて」

夜空「うむうむ…………?」

仗助「それでそいつを助けて後はいつの間にかダチになってたな」

夜空「……」

仗助「どうだ少しは参考になったか?」

夜空「ふむ……わかった」

仗助「そいつァ良かった」

夜空「貴様の意見が全く参考にならんことがな」

仗助「」

仗助「でもよォ……夜空」

仗助「ダチってのは無理に作ろうとするんじゃなくて気づいたら自然にできてるもんじゃねーのか?」

夜空「だからそれができれば苦労はしないと……」

仗助(ダチ……仲間……戦い……!!)

仗助「思いついたぜ夜空、グレートな案がよお~」

夜空「なんだ仗助?」

仗助「俺もよくしらねぇーが部活ってのに入ってみればいいんじゃねーか?」

仗助「俺もダチができたのは戦いの中でだしよォ」

夜空「却下だ」

仗助「またかよ」

夜空「考えてみろ今はもう二年生の六月……今さらすでに人間関係の出来上がっている部活なんて……」

仗助「それもそうだなァ」

夜空「いや……しかし……まてよ…………そうか部活だ!」

ガタッ

仗助「おいおい急にどうした」

夜空「いい案が思いついたぞ!ではさらばだ」二カッ

ダッダッ ダッダッ

仗助「いっちまいやがってよぉ~」

仗助「しかしさっきの覚悟の表情…………なにか思い浮かびやがったな……」

次の日

夜空「おい仗助、ちょっと来い」

仗助「わかったぜ」

テクテク テクテク

仗助「で、何なんだよォ用事ってヤツはよぉ~」

夜空「とりあえず手続きは終わった」

仗助「手続き?話が見えてこねーぜ」

夜空「新しい部活の創部手続きだ」

仗助「新しい部活?」

夜空「ああ、人間関係の既に出来上がっている部活には入れないと言っただろ?」

夜空「だから新しく作ろうと思ってな」

仗助「そりゃーグレートだぜ……なんて部活を作ったんだ?」

夜空「その名も…………………………隣人部だ」

仗助「いってェーどんなことをするんだ?」

夜空「友達作りを目的とした部活だ!」

仗助「おう、それりゃ良かったじゃねーか」

仗助「よし、おめーはもう大丈夫だ良かったな!それじゃあ」

夜空「はあ?」

夜空「貴様の何を言っているのだ、仗助も部の一員だぞ」

夜空「入部手続きは私が済ませておいた、感謝しろよ」

仗助「……………………………………グレート」

仗助「でもよー俺の許可もなしによく申請できたなァ」

夜空「ふん……まあ貴様のそのふざけたあた……」

仗助「」ピク

夜空「げふんげふんっ」

夜空「まあ転校して来たばかりで友達がいないから、そのきっかけを作りたいと言っておいたんだ」

仗助「そうかよ」

夜空「というわけで今日から活動をはじめるぞ」

放課後

仗助「見かけによらず強引な奴だぜ……オメーさんはよォ~」

夜空「では隣人部初めての活動を始めるぞ」

仗助「活動つってもよぉ~なにをするだァ?」

夜空「ふむ……先ずは部員集めだ!」

夜空「部員募集のポスターはもう作ってある」

仗助「おお」

夜空「我ながら良いできだ」

ビシィーーッ

仗助「……」

仗助「夜空、俺はあんまりこういうことは言いたくねーけどよぉー」

仗助「ちょっとこの絵は酷すぎると思うぜ」

夜空「なっ!?き、貴様私の自信作を」

仗助「……グレート」

仗助「ちょいと貸してみな」

夜空「む……なにをする気だ」

仗助「スタープラチナ程じゃねーが」

仗助「クレイジーダイヤモンド!!」

仗助「ドラララララララーーーッ」

カキカキカキカキ カキカキカキカキ

夜空「おおっ!」

仗助「ドラアァァァァァァァーー!」

仗助「ふぅ…やれやれだぜ」

仗助(一回言ってみたかったんだよーん、これ)

夜空「仗助、貴様中々やるではないか」

仗助「じゃあ早速貼ってくるかぁ~~」

翌日の放課後

夜空「……」

ペラ ?ペラ?

仗助「……」

カチャッ

『PrinceーEndorphinmachine』

夜空「ん?」

夜空「なんだ仗助、まだMDプレイヤーなんてつかっているのか」

仗助「おう、最近のipodだかなんだかはよぉ~色々と面倒くさそうでな」

夜空「確かにそうかもな、それにMDは曲の容量が少ない分同じ曲を何度も繰り返し味わうことができる……」

仗助「なかなか分かってんじゃねーか」

夜空「技術の進歩というのも一長一短だな……」

コンコンコン

夜空&仗助「ーーッ!!」

仗助「はやくも新入部員がきたんじゃねーかァ?」

夜空「まさか……」

ガチャ

星奈「隣人部ってのはここね?入部したいんだけど」
夜空「違う」

ガチャン

仗助「おいおい」

ガチャ

星奈「ちょっと!!いきなりなにすんのよ!」
星奈「入部したいんだってば」
夜空「だが断る」

ガチャン

ドンドン ドンドン

星奈「ちょっとー!開けなさいよーー」

ドンドン ドンドン

仗助「話しぐれー聞いてやってもいいンじゃねーか?」

夜空「ちっ……」

ガチャ

星奈「ハァハァ……あんたねぇ」

夜空「どうした?ここは貴様の様な輩がくるところではないぞ」

夜空「冷やかしはいらん!リア充は死ね!!」

星奈「冷やかしじゃないわよ!あのポスターみてやって来たの!」

仗助「なんだリア充ってのはよぉ~?」

夜空「リア充とは恋人がいたり人間付き合いに恵まれリアル(現実)の生活が充実している人間の事だ」

仗助「ほー」

仗助(康一みたいなもんかァ?俺は由花子みたいなマジに異常なヤツと関わるのはごめんだけどよォ)

夜空「この女のようにな」

星奈「あたし……あたしも」

星奈「あたしも友達が欲しいのよ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

星奈「という訳でこの部に入部してあげるわ、感謝しなさい庶民共」

夜空「ちっ」

夜空「誰も入ってくれなど頼んでいない」

夜空「帰れ」

星奈「嫌よ!もう決まった事なの、出ていくならあんたが出て行きなさい」

夜空「ここは私の部室だ、帰るのは貴様だ乳牛」

星奈「ふん、そんなことパパに頼めば一発なんだから」

夜空「あーあーいい年してパパだのママだの恥ずかしくないのか?」

夜空「いつまでも親離れができないんでちゅねー」

星奈「あんたねえ……マジでぶっ殺すわよ」

夜空「ふん……やってみろこの肉ッ!」

星奈「やってやろうじゃないの女狐!」

仗助「夜空よぉ~まあいいんじゃねーか?」

仗助「部員もいねーンだしよォ」

夜空「しかしっ」

星奈「あら……あんたヤンキーの癖して話が分かるじゃないの」

星奈「特別に足舐めてもいいわよ」

仗助「何いってンだぁ?お前」

星奈「お前じゃない、星奈って呼びなさいヤンキー」

仗助「おう、俺のことは仗助ってよんでくれ」

星奈「わかったわ、仗助」

星奈「しっかし今時変なあた……」

星奈「ハンバーぐんんっ!!」

星奈「むぐぅ!!んーんー」

夜空「貴様がどうなろうと私の知ったことではないが私の部室で死なれるのは迷惑だ」

星奈「んー!?」

ボソボソ

夜空(死にたくなかったら仗助の頭については触れないことだ……分かったか?)

星奈「……」コク

仗助「?」

仗助「で、どうすンだ?入れるのか入れねーのか」

星奈「だから私は入部するっていってるでしょ!」

夜空「ちっ……勝手にしろ」

夜空「しかし私は認めんからな駄肉!!」

星奈「いってなさい性悪女!!」

仗助「……やれやれだぜ」

柏崎 星奈ー正式に隣人部に『入部』

三日月 夜空ーファミレスでやけ食い

東方 仗助ーこの後結局ipodを買いに行くがパソコンを持っていなかったため引き続きMDを使用



→to be continued

翌日の放課後

夜空「隣人部の活動を開始する」

仗助「活動っつったってよォ~夜空、何するんだぁ?また部員でも集めんのかぁ~?」

夜空「違う。今日はこれをやる」

星奈「これって・・・」

仗助「プレイングステイツポータブルじゃねえか」

夜空「よく知っていたな仗助。これを使って友達を作るッ!」

夜空「昨日独りでファミレスに行ったんだが」

仗助「一人でぇ~~??」

夜空「・・・うるさい」

夜空「そこで後ろの席に座っていたやつらがこれをやって遊んでいた」

仗助「あぁ~~、モン狩りかぁ~」

星奈「知ってるの?」

仗助「ああ、俺もよくゲームするからよォ~。ファンタジー世界でモンスターを狩るアクションゲームだ」

夜空「このゲームでは他のプレイヤーと協力して遊ぶこともできる」

仗助「つまり通信プレイで友達を増やそうってわけだなァ」

夜空「察しがいいな仗助。その通りだ。これで友達を増やす!」

仗助「でもよぉ~、夜空。これって普通、男がやるもんなんじゃねえかぁ?男子ならともかく、女子高生がこれやってんの見たことねえけどなぁ~・・・」

夜空「・・・そうなのか?」

仗助「ま、ゲーム好きなオタク系な女子とは仲良くなれるかもしれねえけどよぉ」

夜空「そういうものなのか・・・」

夜空「ではゲームで友達を作るというのはやめておくか」

星奈(ゲームかぁ~・・・)

数日後

星奈「・・・」カチカチ

仗助「・・・」ジーッ

星奈「・・・ハァハァ」カチカチ

仗助「おめえ・・」

星奈「きゃっ!?」

仗助「何やってんだァ~?」

星奈「じ、仗助!?いつからいたのよ!?ってか脅かさないでよッ!!」

仗助「いつからもなにも、今来たんだけどよォ~~。それにしてもお前、それギャルゲーじゃねえのかぁ?」

星奈「あら?よく知ってるじゃない。さすがゲーム好きなだけあるわね」

仗助「なんでおめえがそんなもんやってんだよ。これって普通俺ら男がするもんだろぉ?」

星奈「も、モン狩りみたいなクソゲーよりもよっぽど隣人部の活動に役立つと思ったから買ってきたのよ!」

星奈「ゲームに出てくるキャラクターと恋人同士になるシミュレーションゲームなんだから、友達を作るのにはちょっとは役に立つでしょ?」

夜空「なるほど。肉の腐れ脳みそにしては中々のアイディアだ」

星奈「何よ!!腐れ脳みそって!!ってかアンタもいつからいたのよ・・・」

夜空「ということで今日の隣人部の活動はギャルゲーを行う!」

仗助「改まって言うことじゃあねえと思うけどなぁ~・・・」

数時間後

星奈「はぁ~~~有希子ぉ~~~~///」

仗助「・・・グレートだぜ」

夜空「ギャルゲじゃなくて普通にエロゲだったとは・・・」

夜空「とにかく肉、そのエロゲーを片付けておけよ。そんなもの置いてあると部室が汚れる」

星奈「はぁ~!??何言ってんの!?きらスクはエロゲーじゃないわよ!!」

星奈「言うなればそう、『人生』かしらね・・・」

夜空・仗助「」

夜空「じゃ、あとは任せたぞ仗助」

仗助「お、おい!!夜空ぁ~~~」

星奈「さっ、仗助。これアンタに貸すから明日までにやってきなさい!絶対よ!」

仗助「グレートだぜ・・・」

数日後

星奈「仗助!プールに行くわよ!」

仗助「どうしたんだぁ~~?いきなりよぉ~~」

星奈「この前ゲームしてたら女の子とプールに行くってイベントがあったんだけど、私泳げないのよねぇ~」

星奈「だから実際にゲームのキャラとプールに行くときのために泳ぎを教えて欲しいのよ!」

仗助(言ってる事がわからねぇ。イカレテルのか?この状況で・・・)

仗助「まぁ、泳ぎを教えるってんなら別にいいけどよぉ、夜空はいいのかぁ~?」

星奈「いいのよアイツは!泳げないって知ったらどうせ馬鹿にしてくるんだし・・・」

仗助「なるほどなぁ~。じゃあ、今週の日曜にでも行ってみるかぁ~~」

星奈「了解したわ!」

日曜日

仗助「よ~~しぃ、その調子だぁ~」

星奈「ふぅ~、なんとなくコツを掴んできたわ」

仗助「良い感じだぜ。休憩にすっか」


星奈「ありがとう。思ったより早く泳げるようになったわ」

仗助「にしても上達はええなあ~、お前よぉ」

星奈「このあたしにかかれば水泳なんて一日でマスターできるのよ!」ドヤァ

仗助(けっこう運動神経良いんんだなぁ~、見た目の割に)

仗助「ちょっとトイレ行ってくるわぁ~」


仗助(にしても全然弓と矢に関して事件が起きねえ)

仗助(スタンド使いも現れねえしよぉ)

仗助(こりゃあ承太郎さんテキトーなこと言ってやがったのかなぁ~・・・)

ワイワイガヤガヤ

仗助「ん?なんだぁ?」


星奈「ちょっと近づかないでよ!気持ち悪い!」

DQN1「なんんだとこのアマぁ!!」

DQN2「調子乗ってんなよぉ、こらぁ!!」

星奈「アンタたちみたいなモブキャラ風情がこのあたしに話しかけていいとでも思ってるの!?」


仗助「うぉい!こりゃいけねえ!」

タッタッタッタッタッタ

星奈「つうか、さっきからなんなのよ!?ビッチとかアマとかワンパターンな反応ばっか。ボキャ貧なのアンタら?」

DQN3「んだぁてめえ!!」

仗助「星奈!」

星奈「仗助!!」

星奈「丁度良かったわ仗助。こいつらやっちゃってくれない?」

仗助「やっちゃうもなにもよぉ~~、ただ絡まれただけなんだろぉ~?喧嘩する必要はねえじゃねえか」

仗助「ここは謝って引いてもらおうぜ~」

星奈「はぁ~!!??このあたしにちょっかい出してきたのよ!?土下座するか今すぐ死ぬってのが道理でしょうが!!」

仗助「まぁまぁ~落ち着けってぇ~~・・・」

仗助「アンタらもこんなとこで揉め事起こすのは良くないっしょ~~。ここは俺に免じて勘弁してくんねえかなぁ~~」

DQN1「あぁ??スッコンでろよ!田舎のヤンキーが!!」

DQN2「ハンバーガーみてえな頭しやがってよぉ~~!!」

DQN3「ギャハハハ、傑作ww美容院でなんて言ってんだよ!その頭~wwww」

仗助「・・・」ピキピキ

星奈「・・・仗助?」

プッツーーーーーーーーーーーーーーーン

仗助「今俺のこの頭のことなんっつったああああぁあああ!!!!!!!???????」ブチィィィィ!!!

仗助「クレイジーダイヤモンドぉおお!!!!!!!!!」

仗助「ドラドラドラドラドラドラドラドラぁあぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

ボコッバキッグシャッドゴォアア

DQN1・2・3「ハギッーー!!!!ドケェェェ!!」

ドシャァァァァッッ

DQN1・2・3「」ピクピク

仗助「ハッ、またやっちまったぜ」

仗助「しかし問題無く治す!」

仗助「ついでに店とプールも直す」

星奈「」ガクブル...

仗助「おおすまねぇなぁ~、見苦しいところを見せちまったぜ」

星奈(前に夜空が頭のことで止めたのはこれが理由ね。まさかあんなにブチ切れちゃうなんて・・・)

星奈(夜空のことはムカつくけどホントに命を救われたわ。ちょっと感謝しないと)

仗助「にしても星奈、お前無茶すんなぁ」

仗助「俺が言えたことじゃねえけどよお、あんまりどうしようもねえやつらに突っかかってると、ろくなことになんねえぜえ」

星奈「ホントにアンタが言えたことじゃないわよ」

星奈(まぁ色んな意味で教訓になったわね・・・)

保守

>>188
もう諦メロン

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