【艦これ】吹雪「パンツ…ですか?」 (134)
とりあえず投下して行きます
速度はかなりマイペースなんですみません
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提督「そ、そうだ。君の、し、し、下着だ」
吹雪「パンツがどうかしたんですか?」
提督「その、君い、それ、それは狙っているのかね?」
吹雪「狙うって何がですか?(キョトン」
提督「君のその、した、下着についてなんだが、その、」
吹雪「私のパンツがどうかしたんですか?もっとはっきりお願いします」
提督「そのっ、君、そういう言い方はだね」
吹雪「パンツはパンツじゃないですか。何いってるんです司令官」
提督「その、ぱ、パンツなどと言う言い方はだね、あ、は、はし、はしたないと言うかね?ほら、ね?」
吹雪「わかりません!もっとはっきりお願いします」
提督「じゃあ言ってやるよゴラア!あ!?てめえのそのパンツ!!さっきからチラッチラッチラッチラッ見せて来やがってアアン!?狙っとんのか貴様ァ!!俺が吃りっぱなしの根暗とでも思ったか!ああ確かに俺は根暗だ!!童貞だ!!だが童貞でもパンツぐらい見たっていいじゃないか!!いーや、少なくともどんな男にも一回ぐらいパンツを見る機会を設けるべきだ!!そうだよ!!俺みたいななあ、ブッサイクで若ハゲが始まってるような男に誰が寄り付くと思う!?まさか30代で育毛剤を使うことになるとは思いもよらんかったぜ!!そんな俺にもチャンスがあったっていいじゃないかと最近思うんだよ!なあ、だからさあ、ねえ、もうやめてくれよなあ、俺は安アパートで孤独死する運命にあるって事は当の昔に分かってる訳だよ…親父やおふくろはいい人だよ、俺を大学まで行かせてくれた…気だての良い家族自慢の妹は今年嫁いで行ったよ…優しそうな旦那だったな…じゃあ俺はどうした!こんな娯楽も無い田舎の半分崩れたような建物で何をしろってんだ!パンツの一つも見たいってんだ!!責めるなら責めろ、なんならチクってくれたっていい、これも立派なセクシャルハラスメントって奴なんだろ?どうぞどうぞ好きにしてくださいな!どうせ左遷された身、いなくなっても誰も困らんわ!さあ~告発でもなんでもするがいい!慰謝料だって払ってやるよ!これでも稼ぎは良かったからな!」
提督「……………すまん」
吹雪「あ、いいえ大丈夫です、ですか?」
提督「俺ももうおしまいだな、こんな年端もいかない女の子に目の色変えてパンツパンツだもんな、終いだ終い。
その、提督とやらには違う奴を推薦してくれ。俺は辞める。なんだって営業マンがこんなことしなくちゃならないんだ…」
吹雪「いえ、困ります…あなたが来たからにはこの宿毛湾泊地を拠点にした瀬戸内海周辺の防衛ラインをすぐに構築していただかなければいけないんです…だから(ry」
提督「いや、俺はやめた方がいい。こんなおっさんにそんな大事な仕事を任せる訳がないだろ。それに対岸の佐伯湾泊地を見てみろ、若い子がバリバリやってるじゃないか、おまけに防衛大学校卒業のエリートと来た。俺は東京の本社から四国のド田舎に飛ばされて来たばかりのしがない営業マンだぜ?防衛ラインとやらが来てすぐにできるとでも思ったか?」
吹雪「そんな…」
提督「それに何だ?その防衛ラインを築くにも結局数がいるんだろ?生憎その仕事をするべき艦娘って女の子はあんたしかいないじゃないか。前も後ろも分からない俺にどーしろって言うんだよ」
訂正
あなた×→司令官◯
なーにやってだおれ
吹雪「それはこれからどんどんと増えて行くと聞きました。私も生まれたばかりで何も分からないんです。だから司令官が何か知っていればと…」
提督「知らん。なーにも知らん。だいたいうちの会社がこんなボロボロの施設を買い取るなんて想像もしなかったよ」
吹雪「ボロボロって…それにここの名義は司令官のものだったと書いてありますが…買ったのは司令官なんですよね?」
提督「ああそうだよ!俺が『会社の』金を使って買い取ったんだ。文句あるか?」
吹雪「いえ!でもどうして司令官がここを買い取ったのか気になるのですが…司令官もはっきりとはここの事を分かっていないと思ったので」
提督「はい、はい、何も知りませんでした、、ここがどう言う場所で、どんな目的で作られたのかついさっき知ったところだよ。
いいかあんた、営業マンには付き合いってもんがあるんだ。契約の為にはどんな嫌なことも馬鹿みたいにヘラヘラ笑いながらいかにも自分が望んでいたかのようにやんなくちゃいけない時があるんだよ、、まああんたが知るまでもないと思うから詳しくは話さんがな」
吹雪「いえ、私、気になります!どうして司令官がここを手に入れようと思ったのか」
提督「そうかそうか気になるか、いや、別に教えてやるつもりはなかったが俺の好きな小説のヒロインに免じて特別に教えてやるよ、うん」
提督「簡単に言うとだな、契約の為だ。俺たち営業マンは会社の仕事を取って来る役目を社長様から仰せつかっている。んで、その仕事って奴をくれる他の会社の社長様やその幹部様は常にギョロリギョロリと目を光らせてるんだ。ここの会社は払いがいい、ここの会社は信用がある、とかな」
吹雪「それがどうして司令官が嫌な事をしなくちゃいけないことに繋がるんですか?」
提督「あんたはどこまでも純粋だなあ、普通ならここで察するだろうに。要するに便宜を図って貰うんだよ。あいつとは話が合うから仕事を回してやろう、いい話を持って行ってやろうってな」
吹雪「だから司令官はいやなことも喜んでやるんですか?おかしいですよ。社長さんに文句は言えないんですか?」
提督「言ってどうするのさ、俺が暮らして行けるのは社長様が俺の仕事に見合う金をくれるお陰だぜ。うちの社長様は俺と同じく元営業マンだったからそういう方面には同情してくれてな、金だけは沢山もらえたぜ」
吹雪「それでもおかしいです!司令官がここを手に入れた理由がわかりません!」
提督「おっとと、これからが本題だ。要するに俺は『おつきあい』でここを買ったんだ。じゃなきゃ誰もこんなボロボロのなんの価値もないような場所は買い取らんよ。
つまりだな、俺の会社を懇意にしてくれているとある会社の社長様がな、ここを買ってくれと頼んで来たんだよ。もし買ってくれたら大口の仕事を紹介してくれるって言うもんで俺は『会社の』為に喜んで買ったさ。勿論会社の金を使ってな。
ところがどっこいこの社長様が曲者でな、自分がバブル景気の頃に買っちまった誰も買いたがらないような塩ずけの土地をあっちこっちに売っぱらってるって話だ。俺は二つ返事でその提案に乗っちまったもんだからさあ大変、ここを買わされる羽目になっちまった」
提督「それにただの塩ずけの土地だったからよかったものをこの土地の価値が違う意味で一変しちまうような大惨事が起きたんだよ。それ位あんたも分かるだろ」
吹雪「謎の怪物、深海棲艦の世界規模の発生とそれに伴う艦娘の出現、ですね?」
提督「そうだ。散々テレビや新聞で見たあの異形の怪物に対抗する唯一の手段はのはあんたがた艦娘と来た。なんでも旧日本海軍の思念だかなんだかを持った艦娘は特定の場所、まあ海軍ゆかりの場所ってところに次々と出現した。そりゃあ呉横須賀佐世保なんて言う場所なら俺も分かるがまさかこんなド田舎に来るとは思いもよらんかったよ。しかしどうもそれは日本政府のお偉方も一緒だったみたいでな、なんとか海上自衛隊の基地がある四つの場所と今の北方領土のなんて読むんだあれ?ぱらむしる?だったかを抑えるのが精一杯でそれ以外の鹿屋や岩川、佐伯湾に宿毛はその土地の所持者に管理を任せるなんて命令を一時出した」
吹雪「そんな!無責任ですよ!」
提督「ああ、無責任だな。これだから政治家ってのが嫌いなんだ俺は。とにかく一時的にそういう命令を出したはいいが当然そんな物を面倒見きれるような土地の所持者はいなかった。俺の会社を除いてな。
最終的にここ以外の場所は自衛隊が来ることになったがここだけは後回しさ。なまじっかうちの会社がでかいばかりにこんなことになっちまった訳だ。まあ自衛隊に武器を卸しているような大企業の子会社だから仕方ないが」
提督「当然ここを購入した俺の責任を会社は問うわけだ。どうしてこんな厄介なものを抱え込んだってな。
ろくに確認もせずここを買わされたのは俺のミスだから受け入れたさ。しかし会社は俺にここの管理責任者になれと宣いやがった」
提督「営業部でバリバリ働いてた俺にとっては屈辱的だったさ。自暴自棄にもなった。
夜の街に繰り出してヤケ酒を浴びた。滅多に一人では飲み屋には行かないから新鮮だったな。だけど酒ってのは恐ろしいもんで身の丈に合わない行動を簡単にさせちまう。俺はやらかしちまったんだ。それで元の場所に戻るチャンスを自分でつぶしちまったんだ」
吹雪「…………」
提督「女子高校生のパンツを買ったんだ」
提督「さっきは嘘をついて悪かったな、俺は童貞と言ったが正確に言うと素人童貞だ。変な顔をするなよ、大人なんだから風俗店ぐらいは行くさ。
俺はパンツを買った。買ったまでは良かったんだが、いや、良くないが、とにかく俺はたちの悪い揺り屋に引っかかっちまったんだ。いかにも清楚な女の子だったから安心してたが、考えてみれば繁華街のあんな汚れた場所に黒髪ロングの正統派美少女がいることがおかしかったんだ。俺はまずそこを疑うべきだった」
提督「チンピラ共に財布を取られてな、パンツ売買の顛末は全てカメラに収まってる、ネットにばらまかれたくなかったら金を出せと言われたんだ。
しかも社員証まで奪われてな、お前はあの有名企業の社員様じゃないか、さぞや稼ぎもいいだろうとアホみたいな額の金を請求された。あいつら馬鹿だから何もわかってない。
当然そんな金払えるわけないから俺は困り果てた。自殺も考えた位だ」
提督「ともかくなんとかしなくちゃいけないと思って俺は咄嗟に会社の金を横領したんだ。いつも会社の為に使ってる金なんだから少しは俺の為に使っても良いと思ったんだ。けどそれが間違いだった」
提督「ある日、突然上司に呼ばれたんだ」
提督「上司は優しいんだ。部下にも必ず丁寧語を使うし気の良い俺の叔父みたいな人だった。
その優しい口調のまま、俺の不正の証拠を突き出して来たんだ。
俺は謝った。彼の信頼を裏切ってこんなくだらないことに金を使った自分が恥ずかしくなった」
提督「それだけじゃない、驚くべきことにその上司は俺の営業部からの転出をさせないでくれと執行部に嘆願書を提出していてくれたみたいだったんだ。
その事実を俺が知ったのは、既に四国行きの高速バスに乗り込もうとしていた時だった。部内どころか社内中にに俺の間抜けな行動が伝わった後だったから、俺はこっそりと社宅から荷物を持ってバス乗り場に行った」
提督「そしたら、例の上司がニコニコしながら庇の無いバス乗り場に立っていたんだ。その日は雨が降っていたから透明なビニール傘をさしていたんだが、彼は綺麗に仕立てられたスーツをあちこち濡らしながらわざわざ俺を待ってくれていたんだ」
提督「その上司は一言、見送りに来た、と俺に言った。俺は思わず泣いちまった。確か最後に泣いたのは大学に受かった時だった、と年甲斐も無く泣きじゃくりながら彼に伝えたら、こんな爺さん一人見送りに来ても嬉しくもなんともないだろうと彼ははにかんだ。
そして俺に土産だ、と行きつけの飲み屋の漬物を渡してくれた。
俺は彼に見送られながら四国に向けて立った」
提督「そしてここの管理責任者に着任するに至るってわけだ。だから俺はあくまでここを『管理』はするが指揮はとらない
何か質問あるか?もっとも俺が勝手に語り出した話だし知らないことの方が多いと思うが」
吹雪「…そんなことがあったんですか…でも司令官はパンツがそんなに好きなんですか?」
提督「それを聞くのかよそれを!もっと他に聞きたいことはないのかよ!例えば風俗店とかさ!」
吹雪「いえ、前に水兵さんたちが話していたことを聞いたことがあります。司令官なお話を聞いている限り遊郭みたいな場所だったということはわかりました。
それよりも人が履いたパンツは売買できない物だと私はずっとおもっていました」
提督「そりゃ驚いた。あんたは自分が船だった時の記憶を受け継いでいるんだなあ。
っておい!からかってんのか!確かに人の履いていたパンツは売買できん。しかし誰が履いていたかによってそのパンツに価値がつく場合があるんだ。俺みたいな汚い男の下着なんぞ誰も一顧だにはしないと思うが、少女、特に女子高校生のパンツは金を出してまで欲しがるのが沢山いる」
吹雪「…………」
提督「そうだな。女の子にする話じゃなかった。引いてる?引いてるよな当然。このことは忘れてくれ。俺は会社を辞める。何の為に必死こいて勉強してたのかね俺は。
じゃあな、短い間だが世話になった。また何処かでって訳にはいかないがさようならだ」
吹雪「司令官!それは駄目です!もう(ry
ズドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!
ズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ド
イ級「グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
提督「おいおい!なんだありゃ!!どうなってんだおい!」
吹雪「司令官!深海棲艦です!早く出撃命令を!」
提督「出撃もクソもねえだろ!なんだってあちらさんから攻めて来るんだ全く!」
吹雪「わかりません!とにかく命令をお願いします!」
提督「分かった分かった!少しは臨機応変にできんのかあんたは!一応軍艦なんだろ!やれ!やっつけちまえ!」
吹雪「駆逐艦は軍艦ではありません!きゃあ!?」
イ級「グオォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!(ニュウキョドッグドカァン!・・」
イ級「グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!(ケンゾウドックドカァン!!!
提督「うわあああああああああ!!!くずれる!くずれる!いやだよおお!死にたくねえ!」
吹雪「落ち着いてください司令官!私がやっつけます!行っけー!!」
ズドォン!ズドォン!
妖精「もくひょー、てきくちくかんいきゅう、だんちゃーく、いま!」
ボコォン!ドカァン!ドガラドカラァン!ドォォォォォ!
提督「うおお!なんだよもう!つーかその手に持ってたおもちゃ、ちゃんと使えたのね!?つか耳元で撃つな!死ぬ!」
吹雪「我慢してください司令官!このままでは施設が使えなくなってしまいます!貴重な私たちの拠点がなくなってしまいます!」
提督「分かった!でもあのバケモン、大砲食らってもまだ暴れてるぞ!あっ(ry
ズドガラガッシャァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!
※間違えました
提督「うわあああああああああ!!!くずれる!くずれる!いやだよおお!死にたくねえ!」
吹雪「落ち着いてください司令官!私がやっつけます!行っけー!!」
ズドォン!ズドォン!
妖精「もくひょー、てきくちくかんいきゅう、だんちゃーく、いま!」
ボコォン!ドカァン!ドガラドカラァン!ドォォォォォ!
提督「うおお!なんだよもう!つーかその手に持ってたおもちゃ、ちゃんと使えたのね!?つか耳元で撃つな!死ぬ!」
吹雪「我慢してください司令官!このままでは施設が使えなくなってしまいます!貴重な私たちの拠点がなくなってしまいます!」
提督「分かった!でもあのバケモン、大砲食らってもまだ暴れてるぞ!あっ(ry
ズドガラガッシャァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
提督「うう…大丈夫かあんた…」
吹雪「はい!まだまだ大丈(ry
ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!
提督「今度はなんだ!さっきからもう!帰りてえ!帰りてえ!」
???「君は何なんだ、さっきから嫌だの帰りたいだの散々喚いて。提督の風上にも置けない見下げ果てたクズだな」
提督「ああん?なんだお前」
???「失礼、僕は新設された佐伯湾泊地に新しく着任した、エリート提督だ。
君の宿毛湾泊地のお隣さんと言ったところかな?」
提督「ほうほう、そのエリート提督さんが私にどのようなご用事でいらしたのでしょょうか、こんな場所、別に誰も好き好んでは来ないだろうと愚考いたしたもので、教えていただければうれしいです」
エリ提督「まだ分からないのか君は。佐伯湾、宿毛湾両泊地は瀬戸内海のシーレーン防御、ひいては僕の所属する海上自衛隊最重要拠点の一つ呉軍港防御の為の最重要拠点だろう。
そんな大事な場所の提督に着任した君がこんなにも素人だったとは夢にも思わなかったよ」
提督「ああ!あなたがあの噂の防衛大学校卒のエリート提督さんか!いやーうっかり失念しておりました。申し訳ありません。私は何分ここに来たばかりでありまして、右や左、上も下もわからない状態でして、迷惑だったでありましょう、申し訳ございませんでした」
エリ提督「ふん、君のような愚鈍図が日本に19人しかいない提督の一人になるとはこんな喜劇があったのかと笑い飛ばしたくなるよ」
金剛「Hey!テートク!どうしてこんな汚い男を助けにわざわざ沖ノ島の任務を中断してまでやって来たのデース?
早く帰って紅茶が飲みたいデース!」
提督「気持ちは分かるが我々の鎮守府はあそこに無様に転がっている男の所有する鎮守府と同時に存在してこそ価値があるんだ。我慢してくれ。
僕も迷惑しているんだ。折角後少しで敵を殲滅出来たのに…」
加賀「……無様ね…」
赤城「駆逐イ級elite、一隻の撃破を確認しました。提督、どうなされますか?」
エリ提督「ああ、一旦帰投して体制を立て直す。バカに潰された時間が惜しいな…」
長門「了解、艦隊帰投!」
吹雪「ちょっと待ってください!
はいこんな感じでボチボチ更新して行きます
不定期になるのですいません
吹雪「あなたはどん(ry
提督「(馬鹿!お前なにやってんだ!もう喋んな!)」
吹雪「(モガモガ…手をどけて下さい司令官!私は我慢出来ません!酷いですよ!あんなこと言われても司令官は何も言わないんですか?)」
提督「(馬鹿だな…本当にあんたは馬鹿だ。
とりあえず口チャックしとけ!いいな!これは命令だ!軍隊ってのは上官の命令が絶対なんだろ?)」
吹雪「(は…はい司令官)」
エリ提督「何だそこの艦娘!僕に口答えするのか!」
提督「いーえいえ!これは失礼しました!うちの者がご迷惑をお掛けしました!何でも私がこのような愚鈍図でありますから彼女は危機感を持っていたのでしょうな!とにかく話によると私のもとで艦娘としての任務を遂行したくない、エリート提督さんの下で働きたいと思わずあなたに声をかけてしまったのだそうで!」
エリ提督「初期艦並びに所属艦娘の他鎮守府への転出並びに転入は不可能だぞ?艦娘は地縛霊のようなものだからすぐに消えてしまうんだ。そんなことも分からないのか?相変わらず素人だなあ!」
提督「はい!そうなんですよね?だから私は止めたんです。その代わりに我々がエリート提督さんに運用などに関する色々と教わりながらあなたの足を引っ張らないような鎮守府を作っていこうと私はそう愚考したんです」
提督「どうか、ご教授くださいエリート提督さん。私も精一杯働きます。お願いします」
エリ提督「ふん、良いだろう、精々頑張るんだな!さて、我々は早く沖ノ島海域において敵有力艦隊を撃滅する任務があるのだ。後方がこれでは不安だが、まあ、しっかりやりたまえ!」
提督「はい!ありがとうございます!どうかこれからもお付き合い願います!ありがとうございます!」
エリ提督「分かった分かった。君の熱意は伝わって来た。ところで君、君の鎮守府の施設は随分とひどく破壊されたな。四つずつあるはず入渠用と建造用のドックが二つずつしかないのは寂しいだろう、僕の金で修理しておこう。後は港湾施設の拡張もしておこう。これは新たな船出を迎えた君への僕からの餞別だと思ってくれ。
では、十分に精進してくれよ?」
エリ提督「帰投だ!今日は気分が良いから酒でも飲むか!」
金剛「Oh!まずは紅茶からデース!」
提督「分かりました!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!」
吹雪「帰って行きましたね…でも凄いです司令官!これで鎮守府が広くて使い易くなりますよ!」
提督「あのエリート提督は自分の金でそんなことをやってくれるのか…要はこのボロボロの建物が新しく綺麗になるってことだろ?」
吹雪「そうですよ!良かったですね司令官!」
提督「ふうん、とにかく残念なのはあいつの話だと戦力になる艦娘の鎮守府間での移動は不可能ってことだ」
吹雪「どうして残念なんですか?」
提督「そりゃお前、戦力の引き抜きが出来ないんだぜ?残念に決まってるだろ」
吹雪「よく分かりません!はっきり話して下さい司令官!」
提督「あーもう、要するにだな、さっきの奴の鎮守府から何人か艦娘を頂戴しようと思ったんだよ。特にさっきいた女の子達はいかにも強そうな感じじゃん?あの馬鹿には豚に真珠だろ」
吹雪「確かに長門さんや金剛さんは戦艦ですから強いです。強いからこそ簡単には手放さないと思うんですが…」
提督「いや、あいつを見てるとどうも貰えるような気がして仕方ないんだよ。あーいうタイプはおだてられるとすぐ調子に乗るからな。最も奴から艦娘を頂戴する以外にどうやって戦力とやらを増やすのかは分からんがな。もっともあんな馬鹿にこれ以上へいこらするのは嫌だが」
吹雪「!」
提督「どうした?ションベンでも漏らしたか?」
吹雪「いえ!どうして司令官が嫌なことでも嬉しそうにやろうとするのかが分かりました!」
提督「ほー」
吹雪「嫌なことでも頑張ってやればいつか良いことがあるってことですね?!」
提督「あーいや…違(ry
吹雪「分かりました!たとえどんなに苦しいことであっても吹雪、司令官の為に頑張ります!」
提督「だから違うんだってば…
…まあ、いいか」
キャラ設定
提督・・・独身35歳。若ハゲが進行し悩み無用な植毛も視野に入れ毎朝欠かさず頭皮のケアをしている。
軍需産業にも参入する某大企業の中の子会社の営業マンとして活躍していたが、ある日、世話になっている企業の社長の頼みに応じ、現海上自衛隊特殊兵器総括部所属宿毛湾泊地を自分名義で購入してしまう。
当初、会社では問題にはなったものの、彼の日々の働きや彼の上司の嘆願書によって減給処分だけが彼に下されるところであった。しかし、前述の通りやらかしてしまったが為に、金なし役立たずな国の政策もあって宿毛湾泊地管理責任者兼提督として四国のド田舎に赴任することとなる。
吹雪・・・大日本帝国海軍特型駆逐艦一番艦。であったが艦娘として現代日本に復活した。
ご存知駆逐艦のドレッドノートとも称された革新的な設計(小さな体に大きな兵装、巡洋艦顔負けの外洋行動能力に凌波性もバッチリよ・)で製造されたが為に性能も良い。
艦娘として復活してからは現役時代の記憶も多少は残っている(上の遊郭のくだりを参照)。
ただ、あくまでもまだ蘇ったばかりであり、知らないことの方が多い。ただハゲ提督の愚痴を聞く程度の知識なら持っている。主に旧海軍のゴタゴタのせいだとは思うが。
一応キャラ設定も投下しておきました
読みにくかったらすみません
なお、この後ですが安価進行も視野に入れて投下して行きたいと思っております
その時はどうかよろしくお願いします
早速ですがこの後建造される艦娘を決めたいと思います
安価下↓3でお願いします
はわわわ、秋月は建造では手に入らないのです
っといなずまちゃんは言っておりますがここはご都合主義炸裂と言うことで秋月ちゃんをハゲ提督の鎮守府に召喚したいと思います
建造安価で秋月とか建造出来ない系を取るのは違和感ある
書き込み被ったが>>1がよいなら文句などないです
提督「さて、まず俺はここのその、何だ、指揮官と言うことで良いのか?」
吹雪「その通りです司令官!」
提督「分かった。で、何をすれば良いんだ?」
吹雪「分かりません!命令をお願いします!」
提督「はあ、弱ったなあ…とりあえずなっちまったもんはしょうがねえ、今日から俺はここの指揮官だ!あ、何だっけ、提督の方が良いのかな?」
吹雪「そうですかね司令官!」
提督「え?司令官?まあなんでもいいや」
提督「おっとと、それであんたは名前があるんだったな、何だっけ?」
吹雪「特型駆逐艦の一番艦、吹雪です!」
暫くして…
提督「着任したはいいが真面目に何をすれば良いのか分からんな…どうしよう…」
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリン!!!!!!
提督「うおおお!?びっくりしたあ。この黒電話壊れてなかったのかよ…はいもしめし?」
エリ提督「やあ素人君。僕だ」
提督「!」
訂正します
もしめし×→もしもし◯
もしめしってなんやもしめしって
提督「ああ!エリート提督さんじゃあないですか!わざわざお電話ありがとうございます!それで、どんなご用件で?」
エリ提督「すまない。君に伝え忘れていたことが幾つかあってね?まず君の執務室の書棚にある紗本を幾つか取ってくれ
赤い装丁がされているものだ。どうせ君のことだから今頃何をしたらいいか分からずに迷っているだろうと思って電話をかけたま(ry
金剛「ヘーイ!提督ゥ!誰にtelephoneしているデースか?!」
エリ提督「さっき寄って来たところの提督だよ…」
金剛「ああ、あの頭がbaldしたきたない提督デースね?それよりも帰ったら私とtea timeする約束だったデース!早く終わらせるでーす!」
エリ提督「やめろ金剛、電話中に耳元で騒ぐんじゃない。確かに奴ははげてるがな」
エリ提督・金剛「hahahahaha!」
提督「(はいはい愛されてますなあエリート提督様は…全部聞こえてんだよカス)」
エリ提督「ハハハ!ゲホッゲホッ…すまない。それでその赤い本をよく読んでおくんだ。
最後に僕から君にヒントをあげよう…250/130/500/100だ。この数字を順番を間違えずに覚えておくんだ。分かったかい?
では失礼するよ」
ガチャッ!ツーッ…ツーッ…
提督「あり(ryっちっくしょう切られちまった」
吹雪「司令官!質問があるのですが!」
提督「なんだい吹雪ちゃんよ。何なりと答えてやるぞ、俺は今非常に気分がいいんだ(ニコォ」
吹雪「(提督…目が笑っていません…)」
提督→司令官
度々の誤字すみません
提督「質問は後だ!とりあえず君は執務室から出て行ってくれ!」
吹雪「えっ、そんなあ!」
提督「いいから出て行くんだ!」
吹雪「はい…」
4時間後…
吹雪「もうすぐ日没です…国旗をしまわなくちゃいけませんね…ラッパは…ないですね…」
提督「終わったぞ吹雪!さあ何なりとしつもんしてくれ!」
吹雪「止まって下さい司令官!気を付け!」
提督「へ?は、はい!」
吹雪「旗をしまいます!国家斉唱!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「いやあ悪かった。ここも立派な海上自衛隊の施設だったもんな、うん」
吹雪「それで、理由です!どうして司令官は私を部屋から追い出したんですか?」
提督「ああ、それもだったな…とにかく俺は集中して勉強したい時は人払いをしたくなっちまうたちでな…吹雪は人…では無いよな、うん。けれどとりあえず大体のことは分かった」
吹雪「それってつまり…」
提督「ああ、本日をもって我が宿毛湾泊地は稼働するわけだ。というわけで早速建造に入ろう」
吹雪「建造…は、はい!」
提督「しかしうまく行くもんだなあ。あの馬鹿がちょっとおだてただけでここまで色々してくれるとは…さあ着いたぞ、建造ドックだ」
吹雪「わあ…広いですね司令官!」
提督「そうだな、っとっとっと妖精さんを探すんだったな…おーい!妖精さん!建造をしたいんだが!」
妖精さん「まいど!どうするね!」
提督「やあ、かわいいな君、まあいいや、とりあえず建造をお願いしたい」
妖精さん「しざいはどうするね」
提督「燃料250、弾薬130、鋼材500、ボーキサイト100で頼む」
妖精さん「りょうかいしたね。さあつくるね!」
妖精ズ「「「つくるね!つくるね!つくるね!」」」
吹雪「司令官、資材を私たちが指定しないといけないのですか?」
提督「そうだな、なんでも建造とは艦娘を現代に召喚する一種の儀式みたいなもの、と言うことだからな…資材の微妙な調整で生み出される艦娘も大きく変わるみたいなんだ。いやあまだまだ勉強が必要だ…」
吹雪「そうなんですか!どんな子が来てくれるのか…楽しみですね!」
妖精さん「…」
妖精さん「あんた…あやしいね…なんでここにきたばっかりなのにうられしぴしってるね…」
提督「裏レシピ?そんなもん知らんよ。とりあえず駆逐艦がほしいなー」
妖精さん「とぼけてもむだね、われわれがみつけたばかりのまだあたらしいれしぴね
みーはいつでもみているね、あやしいこうどうはおこさないにかぎるね」
提督「はーいはい、気を付けまーす」
吹雪「司令官!もう待ち切れません!早く新しい子に会いたいです!」
提督「はいはい、じゃああと何分でできるかなーっと、ってあれ?確かここに時間が表示されるはずだよね?妖精さん?」
妖精さん「……しらんね」
提督「わかりましたよ、そう怒らないで下さいよ、じゃあ高速建造材を使いたいんでお願いします」
妖精さん「…りょうかいしたね」
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妖精さん「けんぞうがおわったね」
提督「ありがとうございます妖精さん!さあて誰が来るんだろうなあ」
吹雪「私の妹達にも来て欲しいです!」
提督「ん?吹雪に妹…ああそう言うことか…」
???「乙型一等駆逐艦、秋月型駆逐艦の一番艦、秋月です!頑張ります!」
提督「おお、秋月ちゃんかあ、ってええ?」
吹雪「どうしたんですか司令官?」
提督「ああいや、なんでも無い…(秋月って確か最近出現したばかりの新しい艦娘だよな…建造は出来ないはずじゃあ…)」
妖精さん「…まったくこまったていとくがきたものだね」
秋月「始めまして!よろしくお願いします司令」
提督「おお、その、まあ、なんだ、よろしく頼む」
吹雪「こちらこそよろしくお願いします!」
提督「とりあえず建造したからには報告書を海上自衛隊に提出しなくちゃいけないな、吹雪、秋月、手伝ってくれるか?」
吹雪・秋月「はい!」
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提督「さて、仕事も終わったし腹が減って来たから来たから飯にするか…吹雪、秋月、何か食べたい物はあるか?なんでも奢ってやるぞ?」
吹雪「分かりました司令官!何処かへ食べに行きましょう!」
秋月「司令、ご飯が出来ました!熱々の麦飯に、沢庵に、お味噌汁です!今日は牛缶もつけてみました!」
提督「おお!ありがとう秋月!じゃあ今日は秋月の作ってくれた飯を食うとするか(麦飯か…ガキの頃に食ったっきりだな…にしても質素過ぎないかこれ?と言っても牛缶なんて何処にあったんだよ…いや寧ろ牛缶なんてそうそう食えるもんじゃ無いし味わって食うか…)」
秋月「司令、食べないんですか?」
提督「すまんな、ちょっくら考え事をな…いただきます」
吹雪「いただきます!」
提督「食った食った…麦飯ってこんなうまかったっけ?まあいい、さて、もう一仕事だ…秋月、ご馳走さん!吹雪と二人で風呂に入って来てくれ」
秋月「はい!分かりました司令!でもその前に…」
提督「片付けはやっておくから早く行って来い」
秋月「ありがとうございます…でも…」
提督「いいからいいから」
秋月「はい!」
提督「さて、洗い物洗い物っと…ここが調理場か?うおっこれまた広いな…っつかボロっボロににも程があるだろ…」
提督「水場は…あったあった、さあて洗うぞお…洗剤は…無いか」
提督「こするだけでも落ちるもんだな、まあ油物は牛缶以外なかったが…」
提督「使いづらいなあ…水が全然出てこない………うわっ!!」
提督「ビショビショだよ全く…ばあちゃんちの水道を思い出すな…」
吹雪「司令官!たいへんです!」
提督「どうした吹雪、なんかあったか?」
吹雪「お風呂が!お風呂が!」
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ブシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
提督「うわっこりゃひでえや、なにがあったんだいったい」
秋月「剥き出しになっていた給湯用のパイプが破裂したんです…お湯を入れようとしたらこうなってしまって…」
提督「分かった、吹雪が妖精さんを呼びに行ったからちょっと待っててくれ」
吹雪「司令官!妖精さんが来てくれました!」
提督「おう、早かったな…妖精さん!治せるかい!」
設備妖精さん「こらいけないね。パイプがあちこちぼろぼろになっててふさごうにもやけいしにみずね。いちどきゅうとうしせつごとたてかえなきゃいけないとおもうね」
提督「困ったな…鎮守府内のエネルギーは全て妖精さんによって完全自給が可能って聞いていたのになあ…」
設備妖精さん「しざいがあればはんにちでたてかえがかのうね。あしたにでもとりかかるね。るしうすばりのほんかくろーまぶろだってつくれるね」
提督「いや、大丈夫だ。とりあえず今日のところはお湯を止めておいてくれ…」
設備妖精さん「わかったね。またこまったことがあったらよぶね」
設備妖精さん「それで…そこのかんむすさん」
秋月「は、はい?」
設備妖精さん「ふくはきたほうがいいとおもうね」
提督「ん?秋月、お前…うわあ!」
秋月「キャアアア!!」
提督「おうっ!?すまん秋月!お、俺は戻る!」
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提督「はあ…どうしたもんかねえ…とりあえず謝りに行くか…」
コンコン
提督「秋月、提督だ。入っても良いか?」
秋月「どうぞ。司令」
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提督「さっきは悪かったな」
秋月「いいえ、気にしていません。慌ててしまった秋月が悪いんですから。事故みたいなものですよ」
提督「いや、艦娘のことはまだ分からんがあんたがたも女の子だろうにこんな禿げたオッサンにその……ね?」
秋月「秋月は全然大丈夫です!心配無用です!」
提督「そうか…なら良かった…しかし殺風景だなこの部屋も。また余裕が出来たら家具を買うとするか。とりあえず今日はおやすみ、秋月」
秋月「はい。司令もどうか今日はゆっくりお休みになってください」
とりあえず若ハゲ提督着任編はここまでです
いなずまちゃん、次回予告をどうぞ
はわわわ、次回、初めての出撃!なのです!
みんながお世話になっている工廠のあの子も、司令部のあの子も登場するのです!乞うご期待、なのです!
ここで番外編を投下します
と言ってもただ提督が違う鎮守府に見学に出かけるだけ、というお話です
どの鎮守府に訪問するか安価で決めたいと思います
安価下↓4
すいません書き忘れてました
エリ提督とは本編でも絡む(意味深、ではないです)と思うので違う場所をお願いします
安価下↓4
ラバウルですね
安価の取り直し、申し訳ありません
ではぼちぼち投下して行きます
しばしお待ちを
提督「暑いなあ…クッソ暑いなあ…」
提督がやって来たのはパプアニューギニアはニューブリテン島にあるラバウルである。
過去日本軍によって占領され、太平洋のソロモン方面における一大拠点として終戦まで保持され続けた。
著名な漫画家、水木しげるもここで自身の左腕を失ったと言われている。
提督「暑いと言うか熱いよう…畜生、なんだってこんな場所に」
理由は単純。彼が選んだからである。
~回想~
提督「我が艦隊もいよいよ第四艦隊まで解放され、いよいよ敵の一大拠点、沖ノ島攻略の為に様々な準備を行える体制が整いつつある。吹雪、俺はまだまだ提督としては青二才だ。だから他の鎮守府へ見学に行きたいと思っている。どうだ?」
吹雪「司令官がそう考えるのなら私も是非その見学に同行したいです!」
提督「おっと、そいつは無理な相談だ。吹雪は艦娘だろ?長い間ここの鎮守府を離れる訳にはいかんだろ
体がなくなっちまうぞ」
吹雪「そうですよね…けれど行き先だけは私に決めさせてください!
では、夕張さんお願いします!」
夕張「はいはーい!兵装試験軽巡の夕張でーす!提督には私特製のダーツボードで見学先を決めてもらいまーす!
提督、矢をどうぞ!それでは回転始め!」
提督「わっわっわっなんだこれ!これはあの有名なパジ○ロのダーツ?
ええい、ままよ!」
ビユッ ストン
夕張「回転やめ!」
提督「夕張さんよお、こんなことにまで妖精さんを動員するとは感心しないぞ、なあ、妖精さん」
工廠妖精さん「……ふんね、しらんね」
提督「あ~、工廠妖精さんでしたか!こりゃ失敬失敬!(まーだあのことを根に持ってんのかよ、かわいいなりして頑固だなあ)」
工廠妖精さん「きこえているね!ようせいはみみもいいんだね!」
提督「ああああ!すみませんでしたすみませんでした、ね、ほら、今度一緒に飲みましょうよ、ほら、奢りますから」
工廠妖精さん「…みーはかえるね」
夕張「話は終わりましたか?じゃあ失礼しますね!」
吹雪「司令官のラバウル行きが決定しました!さあ、早く準備してください!」
提督「ええ!もう行くの?」
吹雪「手続きは既に私が済ませておきました!後は行き先を海上自衛隊のみなさんに連絡するだけです!
伊達に秘書艦はやっていません!」
提督「まじかよおおお!駄目だろそれは!
つかなんでそこまで首尾よく物事が進んじゃう訳え!」
吹雪「だって司令官、ずっと前から何処かの鎮守府に見学に行きたいってずっと言っていたじゃないですか。
それに今日は司令官の誕生日です!これはいつもお世話になっている司令官へのプレゼントですよ!」
提督「あ、あ、ありがとう、うん、でもさあ俺、心の準備って奴が…」
吹雪「思い立ったが吉日ですよ司令官!行きましょう!」
提督「はあ…」
提督「して吹雪、ラバウルに行くのは良いとしてどうやってあんな遠い場所へ行くんだ?昔はいいが今は深海棲艦によって制海権はおろか制空権も一部で脅かされている状況だぞ?特にラバウル周辺なんて最初期からの激戦地だろう?なんでも轟沈した艦娘もいるとかなんとか…」
吹雪「それは大丈夫です司令官!自衛隊の方々がなんとかしてくれるとおっしゃってました!」
提督「なんとかするって、出撃時なら知らんが俺に艦娘の護衛でもつけてくれるのか?どうしようもないだろ」
吹雪「とにかく準備してください!後三時間で迎えが来るということになっています!」
提督「嘘だろ…やべえはやくしよ」
そして3時間後…
???「航空自衛隊深海棲艦対策本部所属、入速出やる夫一佐だお!以下お見知り置きをだお!」
提督「じ、自分は海上自衛隊特殊兵器総括部所属宿毛湾泊地管理責任者兼提督の提督です」
やる夫「あ、名刺はいらないお」
提督「そ、そうですか…失礼しました…(折角新しく作ってもらったのに…)」
やる夫「そう固くならなくても結構だお?さあさあ早く行きましょうだお」
提督「じゃあそういう訳だ、行って来る。留守は任せたぞ吹雪」
吹雪「はい、わかりました!しっかりと司令官の留守を預かります!」
やる夫「では車を出しますお」
提督「しかし入速出さん、私は一応海上自衛隊所属ということになっていますがどうして航空自衛隊のあなたがわざわざ迎えに来たのですか?」
やる夫「あ、やる夫一佐で結構だお、
うん、今回提督さんには我が航空自衛隊所属の特殊作戦機でラバウルに向かってもらうからだお」
提督「それは…つまりどう言うことでしょうか?」
やる夫「おっ、丁度来たお。とにかく百聞は一見に如かずだお、窓の外を見てみるお」
提督「!!??」
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妖精のセリフ長いと読みづらいから普通に書いて最後に(平仮名)にならないか
よくあるカタカナの深海棲艦と同じくひらがなの方が妖精な雰囲気は出てる気もする
読点もうちょっとつけたりするとよいかも
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\: : : : / ゴォォォォォォォォォォォォォォ!!!
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提督「何だ!何ですかあれ!」
やる夫「あれが我が航空自衛隊が深海棲艦の脅威に対抗すべくアメリカはノースロップ社から購入した特殊作戦機、B2ステルス爆撃機なのですお!」
やる夫「これから提督さんにはあれに乗ってラバウルまで飛んでもらうことになりますお」
提督「わ、私は普通の旅客機にしか乗ったことがないのですが大丈夫なんでしょうか…」
やる夫「ノープロブレムですお!今のラバウル周辺は敵の新型戦艦によって制空権すら危ない状況にあるお、だから深海棲艦に対してもステルス効果が確認されているこの機体が一番安全であると判断されたまでだお、さあ、空港に着いたお」
やる夫「さあ荷物はこちらだお」
提督「は、はい」
やる夫「じゃあいよいよ出発だお!
良い旅をだお!」
提督「は、は、は、はい」
提督「はあ、中はまあまあ広いなあ…」
???「今回のフライトの機長を務める屋良ない夫一佐だろ、よろしく頼む」
提督「よ、よろしくお願いします」
屋良「じゃあ離陸だろ、シートベルトをしっかり締めておくだろ」
提督「分かりました、ってわっわっもう飛ぶのっ?」
操縦がツッコミ担当のやらない夫なだけ幾らかは安心と言うわけか(慢心)
~回想終わり~
提督「とまあそう言う訳でラバウルにやってきたんですよ…ゲフンゲフン!失礼」
さてこのラバウルと言う場所、元々はパプアニューギニアの東ニューブリテン州の州都であり、戦後もかなり栄えていたのだが20年程前にタブルブル火山と隣り合うブルカン火山の大規模な同時噴火によって街の殆どが火山灰に埋れてしまったのである。いうなれば、平成のヴェスヴィオス火山と言ったところであろうか、とにかく壊滅的な被害を被ったラバウル市街と外部に位置するラバウル空港は放棄され、州都もラバウル南東の街ココポに移転したのである。ちなみに大規模な火砕流や毒ガスの発生は無かった為に、住民の犠牲はあまりなかったとも言われている。
そしてこのラバウル旧市街、各国の支援によって細々と再建が進んでいたが、深海棲艦や艦娘の出現による拠点作りの為に急遽日本政府がこれを買い上げ、妖精さんパワーによって鎮守府を築き上げたのだ。
しかも今でも噴火は続いており、約20分おきに火山灰が降り注ぐような有様である。おまけにラバウルやソロモン諸島周辺は深海棲艦が多く出没することから過酷な状況にも耐える精神力を持ち、かつ元自衛隊員などの経験豊富な提督がここに着任することとなっている。
~以上、ラバウル基地概要2014年度版~
提督「はあ、とんでもないところに来ちまったよ…ん?あそこが入り口か…」
提督「すみません!私、宿毛湾泊地より見学に参りました提督と申する者です!誰かいませんか!」
警備員「はいはい、許可証と身分証明書をお願いします。とは言っても来客とは珍しい」
提督「客と言いますが実は私恥ずかしながらこの度提督に着任いたしまして、このラバウル基地に見学に参じた次第なのでありまして…」
警備員「おお、新米提督の方ですか…いやあ、最近人事が難航しているとも言われた宿毛湾泊地の新しい提督さんだとわしは思ったんだが…」
提督「はいもうその通りであります。暫くここに滞在することになると思いますのでよろしくお願いします」
警備員「分かりました、通行の許可が降りたのでお通りください。勉強頑張ってくださいな」
提督「ありがとうございます!」
提督「失礼します!私、海上自衛隊特殊兵器総括部所属、宿毛湾泊地管理責任者兼提督の提督と申します!この度、ラバウル基地の見学を許可してくださったことを感謝いたします」
ベテラン提督「おお、君が新しく着任した19人目の提督君か、いやいや、結構結構。歓迎しますぞ」
提督「ありがとうございます」
ベテラン提督「ところで君、酒はいける口かね?」
提督「はい?」
ベテラン提督「酒だよ酒、いやあ、艦娘と飲むのもいいが、こうして若い君と飲むのもいいかと思ってな…見なさい、もう外も暗いしここは歓迎の宴と行こうじゃないか…陸奥!」
陸奥「はい、提督」
ベテラン提督「さあ、始めるぞ」
提督「(良いんでしょうかこれで…)」
ベテラン提督「乾杯!」
ラバウル艦娘一同「乾杯!」
提督「か、乾杯!」
ワイワイガヤガヤ
提督「しかしベテラン提督さん、すごい数の艦娘ですね」
ベテラン提督「なあに、わしはまだまだ修行中だよ。国内の4鎮守府の精鋭艦隊はわしの艦隊の比ではないぞ?」
提督「そうなんですか…私の艦隊もようやく4つまで揃いまして…」
ベテラン提督「おお、君はもう沖ノ島の海域に出撃したかね?」
提督「いいえ、これからです…」
ベテラン提督「なあに、焦らず頑張ればいいさ。それにあの海域は文字通り正面火力を揃える必要があるからな、いわば鎮守府の力試しと言った場所なんじゃよ」
提督「はぁ~…成る程…」
提督「ところでベテラン提督さん、その両指にたくさん付けている指輪は何なんですか?」
ベテラン提督「おう、これか?君の艦隊も将来、古参艦娘の練度が伸び悩むことがあるかもしれないだろう、そんな時により強くなるためには必須のシステムである『ケッコンカッコカリ』用の指輪だよ」
提督「け、け、け、結婚ですか!?」
ベテラン提督「いやいや、『ケッコン』だ提督君。これは妖精さんが一方的にこの呼称を使っているから名付けられたんだが、誤解を招く場合もあるな。まあ現在うちの艦隊でも何人かがこのシステムを利用しているが」
提督「そうなんですか…(結婚て!女の子と付き合ったことも突き合った事もないよ俺!?)」
~宴も進み…~
提督「ところでベテラン提督さん、隣にいる艦娘さんは…」
ベテラン提督「ん?これはわしがケッコンしている艦隊の最古参の一人、陸奥だ」
提督「(おお…えろい…)」
陸奥「よろしくお願いします」
ベテラン提督「わしも早くに妻を亡くしてな、今はこの陸奥が女房代わりだよ…いつもありがとうな、陸奥」
陸奥「(赤面)」
提督「(やっぱり結婚じゃねーか!!でもえろい…)」
ベテラン提督「まあとにかく焦らないことだ…わしも着任してからこつこつとここまでやって来たんだからな…さて!もう遅くなったしお開きとするか!」
~そして夜は明ける~
提督宿泊部屋にて…
提督「おっとと、もう起床の時間か…うう…昨日は飲み過ぎた…」
コンコン
陸奥「失礼します」
提督「どうぞ(朝から誰だ…?)」
陸奥「朝食の準備が出来たので呼びに参りました」
提督「ああ!昨日の…わざわざありがとうございます…すぐに行きますね(うおお!陸奥さんえろい!えろいえろい!)」
陸奥「はい、分かりました。では食堂へご案内しますので着いて来てください」
提督「(昨日は講義場で宴会だったもんな…ていうかえろい!後ろ姿もえろい!)」
陸奥「こちらです」
提督「うおお、広いなあ!大学の食堂を思い出すぜ」
ワイワイ ガヤガヤ
提督「しかし朝から賑わってんなー…陸奥さん、案内ありがとうございます」
陸奥「いえいえ、さあ早く食べてください、もうすぐ集合の時間です」
提督「あちゃあ、やっぱ起きるのが遅かったか…」
陸奥「2回も起こしに行ったんですよ?」
提督「そ、それは失礼しました!(えろい…えろいです陸奥さん!)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
すいません、書き溜めのデータが飛んでしまいました
番外編をなんとか終わらせてとりあえずHTML化依頼出して来ます
目処が立ち次第初めての出撃編を再度スレを立てた上で再開します
申し訳ありません
提督「ふう…食った食った、さて、気合い!入れて!勉強するか!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからと言うものの、一週間もの間泊まり込みで提督は鎮守府の運営に関するノウハウをベテラン提督から学んだ。
特に提督がまだ宿毛の鎮守府に迎え入れていない艦娘の情報や、4つある艦隊の効率の良い運用のコツ、更には海上自衛隊の上層部の裏事情(戦果の評価基準、資源の配布に関するあれこれなどなど)まで聞けたのは元自衛隊員のベテラン提督の元へ見学に行けたことが幸いしたのかもしれない。
重視していた、マニュアルには書いていない細かいことまでしっかりと禿げた頭にぶち込んだ提督はホクホク顏で帰りの飛行機を待っていた。
~空港にて~
提督「一週間ありがとうございました…わざわざ出迎えに来てくださるなんて…」
ベテラン提督「今日は遠征くらいしか任務がなかったからな。それに君はよく学んだ。わしなんかよりもずっといい提督になれるはずだぞ」
提督「いえいえ、大先輩には全然及びませんよ。私も様々なことをこれからも学び、あなたのような真の大提督を目指したいと思ってます」
ベテラン提督「なに、わしも嬉しかったぞ?常に気を張らねばならん前線地帯、おまけに毎日空から灰が降って来るような過酷な場所にわざわざ来てくれたんだからな…ともかく達者でな」
陸奥「ありがとうございました。また何かあったらいつでもこのラバウルに来てくださいね?」
提督「…………はい!(陸奥さんえろいな…)」
陸奥「それと提督さん?私は気付いてましたからね?」
提督「えっ…」
ベテラン提督「ハッハッハ!そんなにうちの陸奥が気に入ったのか!でも提督君、陸奥はわしの永遠の『がーるふれんど』じゃぞ?ハッハッハ!」
提督「ああっ…ううう…」
ベテラン提督「さて、提督君、別れの時間じゃ、さらば!」
提督「ありがとうございました!」
やる夫「それでは離陸の準備が出来ましたお、なお今日は珍しくラバウル周辺空域の全域の制空権があるお、安全なフライトにはなるかとおもうお」
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└─ '─r:.': : : -: :‐: : : r,- : : : : ',
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~宿毛湾泊地~
提督「ソロモンよ!私は帰って来た!じゃなかった俺がソロモンから帰って来たんだった」
吹雪「司令官!おかえりなさい!どうでしたか?ラバウル基地は」
提督「ああ、もうすごかったよ。規模にしてはうちの鎮守府と同じ位だったんだが、艦娘の数が全然違っていてね、おまけに全ての施設が常にフル稼働してるんだ」
吹雪「それはすごいですね!それで提督、お土産をお願いします!」
提督「へ…?」
吹雪「べんぎと言うものをはかって下さった人には手みやげと言うものをかならず持って行くって司令官はいつもおっしゃってたじゃないですか!」
提督「いや、たしかに俺は見学をしたいとはずっと言ってたけど…その…」
吹雪「私が書類を書いていなければ多分司令官は日々の仕事に翻弄されて、見学には行けずじまいだったと思います」
提督「お、おう…そうだな吹雪…今回はありがとうな…でも…お土産は…その…」
吹雪「仕方ないですね司令官さんは…埋め合わせまた今度、お願いしますね!」
提督「おう…また今度な?」
吹雪「ありがとうございます!」
提督「(いやはや…)」
以上で終わりになります
駆け足で終わらせてしまったこと、大変申し訳無く思っております
それではいなずまちゃんお願いします
はわわわ!前回はあれだけ宣伝をしたのにもうしわけありませんなのです
あらためて、次回、初めての出撃!
近日公開なのです
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