芳佳「坂本さん何ですかそれ?」 美緒「たこさわだ」パカ (31)

初投稿です。駄文ですがよろしくお願いします。

ストライクウィッチーズの二次創作です。

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芳佳「へぇー、お酒のおつまみとかのアレですよね。どうしたんですかこれ?」ジー

美緒「実家からわさびが送られてきてな作ってみたんだ。なかなかうまいぞ。ちなみにたこは素潜りで今朝採ってきた。食べたことはあるか?」ホレ

芳佳「いえ、食べたことはないです」

芳佳(おいしそうだなー)

美緒「食べるか?」

芳佳「え!いいんですか!食べます食べますっ!」

美緒「おお、そうかそうか。ではやろう」

芳佳「うわー、ありがとうございます!」

美緒「うれしそうで何よりだ。一人以外みんな嫌がってな、もらってくれなかったんだ」

芳佳「へぇーそうなんですか。こんなにおいしそうなのに」

美緒「うむ、それじゃ私はやることが残ってるんでな、なるべく早く食べるんだぞ」

芳佳「はいっ、失礼します」

芳佳(部屋に戻ってリーネちゃんと一緒に食べよ)

・・・・・・・・・・

芳佳、リーネ、ペリーヌの部屋

ガチャ



リーネ「あっ芳佳ちゃんお帰り。何持ってるの?」

芳佳「ただいまー、これ?これはたこわさって言う扶桑の食べ物だよ」ネバドロ

リーネ「…えっと、その。かわった食べ物だね…」デビルフィッシュ

リーネ(きっ気持ち悪い、でもそんなこと言ったら芳佳ちゃん悲しんじゃうよね)

芳佳「そんなことないよー、とってもおいしんだよー。まだ食べたことないんだけどねー」

リーネ(お皿持ってきてる。ってことは)

リーネ「う、うん。そうなんだ。…あっ!そうだ!私ミーナ中佐に呼ばれてたんだった」ガタッ

芳佳「そうなの?なんだぁー、せっかく一緒に食べようと思ってたのに」

リーネ「ほ、本当にごめんね。機会があればまた今度ね」

芳佳「じゃあ、帰ってくるまで待っ」

リーネ「そっ、その後もしばらく用事があると思うからっ!…その、食べられないと思う」

芳佳「え?あぁうんわかった…」ショボン

リーネ(ごめんね芳佳ちゃん)スタコラサッサ

ガチャン


シーン…

芳佳「しょうがない全部食べちゃおーっと」パクパクヌチャヌチャ



・・・・・・・・・・

その夜

芳佳、リーネ、ペリーヌの部屋


 
芳佳「うーん」モゾモゾ

芳佳(胃と食道あたりがむかむかして眠れないよぉ)

ギュルルルルル

芳佳(お腹もなってる、どうしたんだろう。それに吐き気もする…)

芳佳「うぅ気持ち悪い」

芳佳(ダメだ。吐き気がして横になってられない)

芳佳「うんしょっと」

芳佳(あっ、体起こしたら吐き気が少しだけ弱くなった気がする)



芳佳「ハァ、どうしよう」ギュルルルルル

芳佳(お腹は少し痛いなぁ、でもトイレって感じじゃないし)

芳佳(というか今何時だろう)

芳佳「えぇっと、とけいとけい…深夜二時かぁ」

ギュルルルルル

芳佳(痛ててててて)

芳佳「スーハァ~、なんだか長い夜になりそう」ギュルルルルル

芳佳(あっ、深呼吸しても楽になる)スーハァー

三十分後



ギュルルルルル

芳佳「なんで…痛てててて…こんなことに」ギュルルルルル

芳佳(よくないものでもたべたかなぁ…昨日何食べたっけか)

芳佳(朝ごはん、お昼、お夕飯…あっ、お夕食の後に坂本さんにもらったたこわさ!あれかも)

芳佳(というかあれしかないよ、あれ以外ありえないよ)

芳佳(でも坂本さんに何ていえば…「坂本さんのたこわさで当たりました!」なんてとてもじゃないけど言えないよ)

芳佳(でも他の人も食べたりしてたら…、ちゃんと言ったほうがいいよね。次に会った時に言っとこう)

芳佳「スーハァ~」

食堂

ガチャ



芳佳「まずはやかんに水を入れないと、って坂本さん!ちょうどいいところに。というかこんな時間にどうしたんですか?」

美緒「おう宮藤!いや少し胸焼けがして寝付けなくてな。ゆっくりお茶でもと思ってな」ズズッ

芳佳「えっ、大丈夫なんですか?」

芳佳(ひょっとして坂本さんも当たったのかな)

美緒「まぁ、大丈夫だろう。お茶飲んでたらだいぶ落ち着いてきたしな。宮藤こそどうしたんだこんな時間に?それにちょうどいいとはなんだ?」

芳佳「えっいや何でもないです!ええっと、そうそう!私も眠れなくて何か飲もうと思って、そしたらお湯を沸かしてる坂本さんがいたもんで」

芳佳(うう、坂本さんの顔見てるととてもじゃないけど言い出せない…とりあえずまた後でいいかな。お腹の調子も悪いし)

ギュルルルルル

美緒「何だ腹が減っているのか?そうだ!たこわさがまだまだ余っているのだが食べないか?」

芳佳(それにあのたこわさが傷んでるってのも知らないみたいだし。吐き気も辛いから適当に流しておこう)

芳佳「本当ですか!あっでも今はいいです。夜ですし、あとで適当に食べようと思います」

美緒「そうかそうか。その様子だと気に入ったみたいだな。あれはあまり日持ちしないから早めに食べないといけなくてな、捨てるのももったいないと思ってたところだ」

芳佳「そうですね、腐らせるのもったいないですもんね」

美緒「うむ、さて体調もだいぶ落ち着いたし、私は戻って寝る」

芳佳「はい、わかりました。お疲れ様です」

美緒「ああ、そうだ。さっきまでお湯を沸かしていたから使いたかったらそのまま使って大丈夫だぞ」

芳佳「あっはい、ありがとうございます」

美緒「それとたこわさは冷蔵庫に入ってるぞ」ニヤッ

芳佳「はい、わかりました。おやすみなさい」

美緒「うむ」

ガチャン

芳佳「ふぅー、じゃあお湯もらっちゃお」

芳佳「ズズッ、はぁ~、白湯おいしい」

ギュルルルルル

芳佳「痛てててててて」

芳佳「下痢って感じでもないし、ああ吐き気もなかなか収まらないなぁ」

芳佳「ああ…つらい」

芳佳「朝まで続くのかなぁ、やだなぁ」

芳佳「…はぁ」

・・・・・・・・・

朝五時くらい



芳佳「ふぅ吐き気も腹痛も大分収まってきたしもう大丈夫かな。ちょっとお腹が重く感じるくらいだし」

芳佳「それにもう日が出てきちゃった。起床時間まであと一時間くらいか、戻って少し寝ようかな」

芳佳「っとその前にたこわさどうしよう?」ウーン

芳佳「でも坂本さんに言い出すのもなんかなぁ、言いにくいっていうかなぁ」

芳佳(ハァ~、どうしよう)

芳佳「…こっそり捨てちゃおうかな。食べたってことにすればばれないよね」

芳佳「このままみんな食べたりして集団食中毒とかになったら大変だし」

芳佳「うんっ、捨てた方がためになるよねきっと」

芳佳「えっと、ごみ箱だとさすがにばれちゃうから外かな」

芳佳「あっそうだ、ペリーヌさんの花壇に埋めちゃえば良いや。肥料にもなるし」



外 花壇



ザクッザクッ

芳佳「ふー、こんなもんかな。花壇に満遍なく埋めたしオッケーっと」

芳佳「よしっ、寝よう。あっその前におトイレ行っとこ」

元ネタほとんど知らんがスレタイたこ「さわ」になってるぞ
さわ◯◯ってキャラがいるならすまん

トイレ


ジャアアアアア(流した音)

芳佳「はぁ~、一時はどうなるかと思ったけどもう直ったみたい」

芳佳「結局嘔吐もお腹も下さなかったし、軽くすんでよかったー」



芳佳、リーネ、ペリーヌの部屋

ガチャ



・・・・・・・・・・

シーン

芳佳「さて、起床時間までちょっとだけどおやすみー」

>>15
すいません間違えました。ご指摘ありがとうございます。

×たこさわ ○たこわさ です。

リーネ「うーん。あれ、芳佳ちゃん」

芳佳「あ、リーネちゃんおはよう」

リーネ「うん、おはよう。今朝は早いんだね」

芳佳「あっ、うん。ちょっとね」

リーネ「どうかしたの?」

芳佳「なんでもないよ、ちょっと早く目が覚めちゃっただけ」

リーネ「そうなの?起床時間までちょっとしかないけど寝といたほうがいいと思うよ」

芳佳「うん、そうするよ。おやすみリーネちゃん」

リーネ「おやすみ芳佳ちゃん」

・・・

リーネ「あれ、ペリーヌさんは?…ま、いっか」



朝 起床後の食堂



ガチャ

ミーナ「あら、二人ともおはよう」

芳佳&リーネ「おはようございます」

美緒「おお、宮藤!あれからちゃんと眠れたか?」

芳佳「はい、きちんと眠れました」

美緒「そうかそうか、睡眠は大事だからな」

芳佳「坂本さんこそ、大丈夫だったんですか?」

美緒「私か?私はあれから何の問題もなく眠れたぞ。この通り元気だ!」ワハハハハハハ

芳佳「そうですか。よかったです」

美緒「そういえば私のたこわさ知らないか?朝来て見たら無くなっていてな」

芳佳「それなら昨晩私が全部食べちゃいましたよ。おいしかったです!」

美緒「おお、そんなにおいしかったのか!よかったよかった。ちなみにもうわさびはないから作れないぞ」

芳佳「そうなんですか、あっ今度は私が何か作ってたこわさのお返しをしますね」

芳佳(また坂本さんがたこわさ作らないように話題かえないと)

美緒「おお、そうか。なら期待して待っているぞ」

芳佳「はいっ」

食堂 ある程度集まった後



芳佳「あれ?そういえばペリーヌさんまだ来てないけど、どうしたんだろう」

リーネ「そういえばベッドにもいなかったよ」

ミーナ「ペリーヌさんなら今朝体調が優れないとかで医務室に行ったわ」

美緒「何でも腹痛がひどいらしい、今日一日は水分を多く取って安静にするように言ってある」

芳佳&リーネ「えっそうなんですか?」

芳佳(絶対たこわさだ。でもこのまま黙ってた方が丸く収まりそうだし、黙ってよう)

リーネ(どうしたんだろう、昨日は元気だったのに)

芳佳&リーネ(後でお見舞いに行こうっと)

美緒「とりあえず、朝食にするぞ」

芳佳&リーネ「はいっ」

医務室
 


ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルッ!

ペリーヌ「何でっ、私がこんなっ、目にっ!」ギュルルルルルル

衛生兵「今日一日は安静にしていてください。下痢がひどい場合は点滴の用意もございます」

ペリーヌ「ひええええええ」ギュルルルルルル



おしまい

エピローグ

数日後

食堂 



芳佳「ってことが実はあったんだよ」

リーネ「へぇー、だからあの時、起きてたんだね」

芳佳「うん、だからたこわさはもういいかなってね」

リーネ「てことはペリーヌさんの体調不良もそのせいなの?」

芳佳「うん、そうだと思う。でも言うと色々ややこしくなっちゃうと思ったから言ってないんだ」

リーネ「そうだね、それが一番いいかも。もう終わったことだし」

ガチャ

美緒「おお、宮藤ここにいたか!」

芳佳「坂本さん!どうかしたんですか?」

美緒「また実家からわさびが届いてな!たこわさ作ってみたんだ。ペリーヌは喜んで食べてくれたぞ!」

美緒「あんだけあったたこわさ全部食べたんだから、また食べたいと思ってな!また作ってきたぞ!」ホレ

芳佳&リーネ「・・・」



本当におしまい

以上で終わりです。スレタイの間違えは痛恨の極みです。ご指摘ありがとうございました。


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