【オリジナル】デビルズ・ウォー【安価】 (61)

ある日
本当にある日の事

ひょんなことから世界で大戦争が起こる
それまでの平和は一切なかったみたいに、虚だけが残された

それでも人々は希望に縋ろうと様々な手を使った

―――――――――――――――――――――

そしてその結果。
世界には多種多様な「悪魔」が蔓延る様になった
「悪魔」は絶大な力を持ち人々と契約を交わし、荒廃した世界を立て直した
だがこれはただのハリポテ。魔と契約して力を得た人間が蔓延る場所に平和なんて訪れるはずがない

そう。一見平和になったかのように思えた世界は今やさまざまな悪魔と契約した者達により細分化
国や地域を超えて様々な団体ができて、その団体が各々の思惑のために戦う
新たな戦争時代の幕開けであった―――――

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422147835

とりあえず最初の主人公を決めます

主人公の名前と性別
見た目
性格や癖、特徴等を↓1で募集します

それでは契約した悪魔
※西洋問わない

使用する武器を↓1で

朝の10時。彼女は目を覚ます

ソラ「アラハバキ…起こしてよ」

枕元に置いてある小型の土偶。
彼女はそれに話しかけるけど応答は無い

ソラ「今日は大切な日だって言うのに」

今日はこの孤児院から外に出れる日。
外で年に一回の武道会が開かれる日

ソラ「とにかく。準備しなくっちゃ」


彼女は『ソラ・スメラギ』
長く続く戦争により生まれた戦災孤児
運良く孤児院に引き取られ、平和に暮らしては来たものの悪魔と契約してると言う事で他一般孤児たちとは距離を置かされている

ソラ「よし…完璧」

気合いを入れて包帯を付け替えるソラ
今日の包帯は新しくて綺麗なの、貴重だけど皆の前に出ていくんだ

ソラ「あ…――――も寝坊かな?」

ある程度準備が終わった所でソラはもう一人の「友達」の事を思い出す
その子もソラと同じ、悪魔との契約者で一人ぼっちだった子


ソラ「起こしに行かないと――――」

友達の名前と性別
見た目
性格や癖、特徴等を↓1で募集します

>>5

主人公の名前と性別
見た目
性格や癖、特徴等を↓2で募集します

すいません。コピペミスです
>>10
の契約した悪魔+使用する武器を
↓2で!

――――――――――――

山部「オッス!つうかオメェ起きんの遅すぎな!」

ソラ「…ごめん。寝てた」

山部「アレだろ?変に気合い入れ過ぎて寝れなくなったっつうタチだな?」

ジーニー『よく言う。貴様も昨晩から着ていく服に悩んでいたではないか』

山部「あ!それ言うなって!」

ソラの友達。山部 得人と悪魔のジーニー。
二人は本当に正反対でいっつもケンカばっかりしている
だけど言葉を持たない合い方を持ったソラにとってはそんな関係が少し羨ましくもあった


山部「んで?武道会だっけ?時間ヤベェんじゃねえの?」

武道会のエントリー受付時刻は11時。開催場所は特設会場
この孤児院から普通に行けば30分はかかる距離

ソラ「…どうしよう」

山部「ジーニー!」

山部の横に佇むジーニーは掛け声とともに人の形を崩して周囲を取り巻く風になる
そしてそのまますごい勢いで二人を取り囲んで――――――


―――――――――――――


ジーニー『一っ跳びと言う奴だ』

山部「…もっと優しく飛べや!!酔うだろ!ソラ、大丈夫か?」

ソラ「私は大丈夫。けどアラハバキが…」

ソラが手に持つ土偶の目はグルグルと渦を巻いている。

ジーニー『大丈夫だと言っている。多分な』

山部「多分って何だよ!オメェ適当なこと言ってんじゃねえぞ」

ソラ「戻してないし…たぶん大丈夫。それより受付しないと」

山部「でもよー…これって優勝しても賞金が出るとかじゃねえだろ?国の兵団に入れるってだけだろ?」

ソラ「…細分化された組織の中で『国』一つが大きな組織になっているのは数少ない。いわば安定している…そこに入れるなんて」

山部「死ぬために戦うっつうのもなー…なんか気乗りしねえ」

ソラ「…私たちが出来る事は……戦う事で平和を勝ち取る事」

山部「…んまあ。そうかもな」


受付嬢「はい。じゃあ…貴方はAブロックね」

ソラ「私はAブロック」

山部「お。じゃあ初っ端から当たるって事はねえな。俺はBだ」

ソラ「…手加減はしない」

山部「お互い様」

説明しよう。この武道会は参加者の多さからAブロックとBブロックに分かれている
そしてその頂点同士が争って優勝者を決める、そんなシステム

山部「んじゃ、会場別だから。決勝戦でな!」


山部「死ぬなよ!」



ソラ「…そっちこそ」


ソラ「A会場に来た物の…ど…ど…どうしよう」

参加者A「あらぁ?お嬢ちゃん一人ぃ?」

参加者B「ふん…弱そうなやつだ」

どうやら最後に入ってきたのがソラだったらしいですね。
皆の目が痛いほどソラに突き刺さっています

ソラ『…勝てる気が』

皆の見た目は曲者揃い。早速戦意喪失です
だけどここまで来た以上、逃げ帰るなんて言うわkにもいかず


ソラ「…あ。」

ソラの到着を待ちわびてたかのように提示される対戦表。
参加者はソラを含めて八人


初戦の相手はいったい誰になったのでしょうか…

ここで戦闘システムの紹介

主に悪魔と契約した人たちが戦闘の際に用いるのは二つ
まずは武器を媒体に悪魔の能力を行使する事
こちらは負担がすべて武器に行くために契約者は安全ですが、威力は制限されてしまいます

次は自分の体を媒体にする方法
こちらは制限なしでジャンジャン行けますが、何故負担が大きい!
常に死と隣り合わせと言っても過言ではありません!

そして最後に『悪魔』の強さですが、これは契約者の総合的な強さに比例します
極端に言えば武道家&スネこすりVS生まれたての赤ん坊&サタンで戦うとしても
器として未熟な赤ん坊が負けてしまうのは一目瞭然ですね!

それでは対戦相手の名前と性別
見た目
性格や癖、特徴等を↓1で

それでは契約した悪魔
※西洋問わない

使用する武器を↓2で

【Aブロック ソラ・スメラギ 第1回戦】

ソラ・スメラギ 【戦闘スタイル】
契約した悪魔『アラハバキ』は不確定要素の強い無の悪魔。
よって特別すぎる能力は持たないが、悪魔としての純粋な強化能力により武器や契約者を著しく強くすることが可能
それに合わせてソラの二重人格があるので、戦闘中は悪鬼も恐れる破壊神と化す

VS

李 【戦闘スタイル】
契約した悪魔『貧乏神』は主に貧を操る悪魔
李は正々堂々とした戦いを好むために貧乏神の強みである弱体化能力は一切使わないが
その分自分の周囲50mに存在する『運』を全て排除し、正々堂々とした実力だけが物を言う戦場を作り上げる


【開戦】

ソラが通されたのは円形のバトルフィールド。
コロッセオの様な狭い場所にはもうすでに先客が佇んでおり

李「来たネ」

貧乏神『相当な手練れじゃぞ。気を付けい』

李「口をはさむなヨ」

後ろを向いているはずの女性。
それなのになぜかソラが入ってきたのが分かるようです

ソラ「あ…あの…えっと…」

李「アタシは李ネ。悪魔は貧乏神。武器は小槌。この戦いで買った暁には国のためにこの身を投じるつもりヨ」

くるっと向き直った李は拳を合わせながら一例。
正々堂々。そんなスタンスが動作からも読み取れた

ソラ「ソラ・スメラギです。悪魔はアラハバキで…武器は七支刀。私の目的も李さんと同じ…です」

李「ソ。じゃあ―――――行くヨ」

そう言うとともに駆け出してくる李は馬の様な速度でソラの前へ移動した

ボゴォッ

ソラ「アグッ…」

凄い速さで腹を捉える小槌をかわせるはずもなく、ソラは後ろ向きに吹っ飛んだ

李「遅い!弱い!貧弱ネ!勝つつもりアルか!?」

ソラ「っ…はぁ…はぁ…」

早速虫の息でよたよたと立ち上がるソラ
ようやく武器である七支刀を構える

ソラ「―――アラハバキ」

実を言うとソラは戦闘が嫌いだ、自分の悪魔も武器も能力も全部が嫌いだ
だって確実に誰かが傷つく能力。手加減をできない能力
それを使って一体何になると言うのか。誰が喜ぶと言うのか


ソラ「ごめん。本気で行く」

喜んでもらうため、必要としてもらうため、今までの恩を返すため
だからソラはここで勝って兵になる道を選んだのだ


李「――――空気が変わったネ!?」

ソラ「邪魔」


バサァッ

ボトン


李「―――――!?」


小槌が地面に落ちた



―――――握っていた腕と一緒に

ソラ「首を狙う」


ソラ「心の蔵を狙う」


ソラ「目を狙う」


ソラ「頭を狙う」


ソラ「足を狙う」


ソラ「腹を狙う」


もうソラはソラではない、一人の化け物だ
能力を使えばいつもこうなる
意識が戻るといつも周りは血の海だ

貧乏神『李!ワシを体に!」


ズサァッ

振り上げられた七支刀だったが、間一髪で李はそれを受け止めた

李「貧乏神!余計なことはするなヨ!」

ソラ「…遅い」

ズンッ

李「ガハッ!!」

片手で剣を抑える李の股間を蹴り上げるソラ。
悪魔によって強化された蹴りだ、一溜りもない

李「正々堂々!勝って見せるネ!」

何とか持ち直した李。
片腕損失、蹴りによりヒビの入った骨
それでも彼女は貧乏神の力を拒んだ

ソラ「…弱い」

――――スゥッ


ドシャァッ―――――

李「っ!?」

七支刀を構えながら飛翔、そして急転直下して切りつけてきたソラ
何とかかわした物の、直撃したら体が右と左に分かれていただろう


ソラ「……そして貧弱」


ドガァッ


地面に突き刺さった七支刀を支柱に、回し蹴りを繰り出すソラ
この連撃にはさすがに李も成す術は無く

持ち上げられる剣

今まさに振り下ろされんとした時に―――


李「降参ヨ!」

李の降参宣言。それによって即座に捕縛されるソラ。
闘技場の奥からは国の医療班がぞろぞろと出てきて李を運んでいく

ソラ「…逃がすかァ!!!」


国兵「止まれ!!」

ソラ「っ――――」

ドサァッ

国兵にも手をかけようとしたその瞬間。
体を酷使したせいか、それとも単に戦闘が終わったからか、ソラの体はゆっくりと地面に吸い込まれていった


【Aブロック 一回戦 ソラVS李】


【勝者 ソラ・スメラギ】


【李 1回戦敗退 敗者復活戦送り】


【その頃 Bブロックでは】


山部「よっしゃ!まあ気乗りはしねえが一回戦やるか!」

ちょうど山部の初戦が始まるみたいですね…
さてさて、お相手はいったいどなたになる事やら




それでは対戦相手の名前と性別
見た目
性格や癖、特徴等を↓1で

契約した悪魔+使用する武器を
↓2で!

【Bブロック エルト・ヤマベ 第1回戦】

ヤマベ・エルト 【戦闘スタイル】
契約した悪魔『ジーニー』は風と願いの悪魔
風で自分の速度を上げたり風の斬撃を飛ばしたり等戦闘スタイルは幅広い
自らの器ではまだ『願い』の能力は使えない

VS

クリスティー【戦闘スタイル】
契約した悪魔『サキュバス』は性の悪魔
幻覚や魅了など兎も角厄介な魔法を使う
クリスティーが撃たれ弱いため不意打ちを主に戦う

通されたフィールドは如何わしいランプが点滅するダンスフロアのような場所
そしてその中央にはクリスティーがやたら胸の開いた服でお出迎え

クリス「あらぁ…あらあらぁ」

山部「おっ…お…」

皮の短パンに胸がほとんど出た皮の服。
山部にとっては刺激が強すぎる

クリス「貴方がぁ…対戦相手なの?」

じりじりと這いよるように近づいてくるクリスティー。
わざと胸の谷間を見せつけている

クリス「何だか…とーっても熱くてぇ」

ジーニー『おい!気を抜くな!』

山部「わーってるよ!!」

クリス「ね?今から楽しい事…しない?」

山部「た…た…たのしいこと!?」

クリス「えーっとね」

ジーニー『おい!!コラ!!!』


胸をぐいぐいと山部に押し当てるクリスティー
正直今から別の勝負が始まってしまいそうだ


クリス「よーく見て。ほら。この服きつくって…」

そう言って上目づかいで胸の谷間を見せつけてくるクリスティー
もう限界だ。山部の脳内はパンクしそうだ


山部「……」

クリス「熱いなぁ」

パチッ

パチッ

パチッ


外されていくボタン。
脱げていく服


【コンマ判定】
偶数
奇数
偶数ゾロ目
奇数ゾロ目

↓1で判定

ビュンッ

胸の谷間から飛び出してきた物。
それは皆様が期待するような嬉しいものではない

山部「はぁっ!?」

飛び出してきたのは太い槍。
もう少しずれていたら確実に山部にぶち当たっていた


クリス「ちょっと!失敗じゃない」

サキュバス『あー…ごめんごめん』

クリス「せっかくこんな童貞臭いのに媚び売ったってのに!どうなってんのよ!」

サキュバス『アンタが未熟だから上手く魅了の力が使えないのよ!』

山部「お…おい…どういう事だよ!」

ジーニー『いかなる時代も女ってこんなもんだ。図られたな』

山部「チッ…じゃあこっちも行くぜ」

クリスティー達が痴話げんかをしているうちに山部は武器のショーテルを取り出した。
湾曲した刃が特徴的な大きめの剣


山部「うらぁっ!」

ビュオォォン

剣を振れば湾曲した斬撃がクリスティーに迫る
当たれば一刀両断…とは行かなくても、怪我は確実にするレベル

ズシャァッ


クリスティー「不意打ちぃ?」

ファァン

斬撃が当たったクリスティーの体は粉の様に雲散霧消した

ジーニー『…幻覚か?』

山部「おい!消えたぞ!!」

ジーニー『気を付けろ。相当面倒だ』

クリスティー「ねぇ…後ろががら空き」

シュンッ

グサッ

山部を捉えるクリスティーの槍。
脇腹を抉って地面に血をまき散らす

クリスティー「チィッ…外したわ」

山部「ウハッ…」

クリスティー「次は当てるわ」

シュンッ

山部の反撃。ショーテルを思いっきり後ろに振って斬撃を飛ばす
だけど何かを切ったという感覚は無くて

山部「何処にいるっつんだよ!?」

ジーニー『落ち着け!暴れるな!』

クリスティー「私はこっちよ」

クリスティー「実はこっちだったり?」

声は二手から聞こえる。そしてクリスティーは二人いる
そう、これも幻覚

山部「ウラァァッ!」

飛ぶ斬撃
当たってもクリスティーは霧のように消えて

クリス「うふふ。ムキになっちゃってぇ」

ジーニー『おい』

山部「あれ…すんのか?」

クリス「なになになにぃ?本気ってやつ?」

山部「ジーニー!」

遂に本気。ショーテルから緑色の風が吹き出し山部を包む
そしてそのまま山部の体も消えてなくなって―――

山部『…やっぱこの感覚…慣れねえ』

クリス「…え?消えた?」

サキュバス『バカァッ!消えたんじゃないわよ!同一化したのよ!』

クリス「でも…私たちが見つかる事は無いでしょ?」

サキュバス『確かに…。じり貧でスタミナ切れを狙う?』

クリス「そうと決まったら分身を増やすわ」

風になった山部はこのフロアのどこにでもいる
そう…いわばこの空間が山部に満たされているようなもの

クリスティー達はそれに気づいていなかった

クリス「…あ?」

分身が何もされていないのに次々に消えていく

ビュン


それも斬撃を食らったみたいに

ビュンッ

クリス「…サキュバス。これって…」

サキュバス『分かんないわ。私にも理解できない!』

クリス「アンタの魔力切れじゃないの!?」

サキュバス『アンタが昨日さんざんヤってきたからそれは無いわ!』

ビュンビュンビュン

そうこうしているうちに残るは本体とサキュバスの二人
慌てふためく二人を山部は一気にとらえた



山部『切るのは心元ねえ…ぶっ飛ばしてやる!』

流石に切るのは申し訳ないと山部は考えた。
だから最大出力でクリスティーにぶつけることにした


ブォォォンッ


クリス「き…き…きゃあああああ!」

まるで紙屑のように吹き飛ばされるクリスティー。
壁に頭をぶつけて気を失ってしまった

山部「…ふっ。風になんのは疲れるぜ」

ジーニー『この前より扱いは上手かったけどな』

風がくるくると人の形を形作って、それは見る見るうちに山部とジーニーになる

山部「おい!医療班!早くコイツ治療してやれ」

一仕事終えたと言わんばかりにため息をつく山部
医療班が来るのを見届けるとそのまま会場を後にした


【Aブロック 一回戦 エルトVSクリスティー】


【勝者 エルト・ヤマベ】


【クリスティー 1回戦敗退 敗者復活戦送り】



ソラさんの2回戦の相手

名前と性別
見た目
性格や癖、特徴等を↓1で

契約した悪魔+使用する武器を
↓2で!

少し休憩を

17時に再開します

すいません。単純に忘れてました。
今から再開します

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