クリリン「とりあえず、俺は神様に稽古をつけて貰おうと思う。皆はどうする？」

天津飯「俺もそうさせて貰おう」

ヤムチャ「じゃあ、俺もそうするか」

ピッコロ「ふん、俺と悟飯は別の所で修行させて貰うぞ」

ピッコロ「そんなところで修行をしても体が鈍るだけだ」

悟飯「よ、よろしくお願いします」

クリリン「そうか・・・」

ヤムチャ「そうと決まれば急ごうぜ。なんてったってあいつより強い奴らなんだ」

天津飯「そうだな」

～神殿～

クリリン「お願いします！強くならなきゃ・・・！修行させてください！」

神様「・・・良かろう。しかし、普通に修行しても到底かなう相手ではないぞ」

ヤムチャ「そんな！なら、どうすれば・・・」

神様「・・・ひとつだけ方法がある」

天津飯「その方法とは？」

神様「・・・精神と時の部屋、という所がある」

神様「そこは地球の十倍の重力がかかり、更に空気が薄い」

神様「そして何より、二日間で二年分の修行が出来るのだ」

神様「二人ずつしか入れないがな」

クリリン「そんな所があったんですか！」

ヤムチャ「よし、入らせてもらおう」

天津飯「ペアは俺と餃子。そしてクリリンとヤムチャでいいか？」

クリリン「それで大丈夫だ。じゃあ、先に入らせてもらうな」

～精神と時の部屋～

クリリン「ぐっ・・・！なんて重力だ・・・！動くだけで精一杯だ」

ヤムチャ「うがぎぎぎぎぎぎ」

クリリン「ヤムチャさん！！」


天津飯「くっ・・・重力がきつい上に、空気まで薄い。これは修行にうってつけだな」

餃子「あががががががが」

天津飯「餃子ーーー！！！」


そして、一年の月日が流れた・・・

ピッコロ「きやがったな・・・」

悟飯「方角はあっちですね・・・！」

クリリン「来たな・・・」

天津飯「すぐに向かおう」


ナッパ「おい、ベジータ・・・こんな星に、ラディッツを超える戦闘力がごろごろいやがるぜ」

ベジータ「・・・しかも、全員こちらに向かってきているな」



ｼｭﾀﾀﾀﾀﾀｯ

ヤムチャ「あいつらがサイヤ人どもか・・・！」

クリリン「なんて気だ・・・」

ピッコロ「特に小さい方だ。なんてパワーを持ってやがる」

悟飯「ピ、ピッコロさん・・・」

天津飯「これは、一筋縄ではいかないだろうな・・・」

餃子「・・・」

ベジータ「おい、ナッパ。あいつらの戦闘力はどれくらいだ？」

ナッパ「あ、ああ。あの髪の長い奴が1900で、チビが1300で小さいハゲが2200だ。」

ナッパ「大きいハゲが2400、ナメック星人が2600であのガキが2300だな」

ベジータ「少しは楽しめそうだな・・・」

ベジータ「ナッパ、少し遊んでやれ」

ナッパ「へへ・・・この土ならいいサイバイマンが育ちそうだぜ」

ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ

サイバイマン「キキーッ！」

クリリン「なんだ！？あの化け物は！」

ナッパ「おいお前ら！ゲームだ！こいつらと戦え！」

クリリン「くそ・・・あいつら、遊んでやがる」

ヤムチャ「ここは俺にやらせてくれ。遊びじゃないという事を思い知らせてやる」

クリリン「ヤムチャさん・・・分かった。無理だけはしないでくれ」

ヤムチャ「おい、化け物ども！全員かかってこい！」

ナッパ「くく・・・サイバイマンの実力も分からないのか！まあいい。つぶしてやれ！」

サイバイマン達「キキャーーー！」

ヤムチャ「いくぞ・・・！狼牙風風拳！！」

ナッパ「！！あいつ、戦闘力が2500まで上がりやがった！」

ヤムチャ「ハイハイ！！ハイーーー！！」ﾊﾞｷﾊﾞｷｯ

サイバイマン「グエッ！」

クリリン「すげえ・・・！ヤムチャさん、全員倒しちまった！」

ピッコロ「少しは腕を上げたようだな・・・」

ヤムチャ「これくらいなら朝飯前だぜ！」

ナッパ「ちっ・・・調子に乗りやがって！」

ベジータ「おいナッパ。ナメック星人は[ﾋﾟｰｰｰ]なよ。」

ナッパ「ああわかってる！さあ、誰から死にたいんだ！？」

ヤムチャ「俺がそのままやらせて貰うぞ」

ナッパ「はっ！戦闘力1900程度で何ができるっていうんだ！」

ヤムチャ「・・・ハッ！！！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯｯ

ナッパ「！？戦闘力が上がりやがった・・・！3300か・・・！」

ヤムチャ「フルパワーだ！！いくぞ！！」

ヤムチャ「新！！狼牙風風拳！！！」

ヤムチャ「ハアッ！！ハッ！！ハイィッ！！」ﾊﾞｷｯﾊﾞｷｯ

ナッパ「ぐっ！！くそっ！！」ｶﾞｯ！

クリリン「おい！相手が防戦一方だ！いけるぞ！」

悟飯「ピッコロさん・・・あの人」

ピッコロ「ああ・・・まだ、本気じゃないな」ﾋﾟﾋﾟｯ

ピッコロ「本気じゃなくても戦闘力が4000か・・・」

ピッコロ「ラディッツの野郎のスカウターを持ってきていて良かったぜ」

ベジータ「おいナッパ！！いつまで遊んでいる！！」

ナッパ「！！す、すまねえベジータ」

ナッパ「おらあっ！！」ﾊﾞｷﾞｨｯ

ヤムチャ「がはっ・・・！」

ナッパ「どんどんいくぜ！」ﾊﾞｷｯﾄﾞｶﾞｯ

ヤムチャ「ぐぅっ！！があっ！！」

ナッパ「とどめだ！！吹き飛べっ！！！」カパッ

ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ヤムチャ「ぐああああああっ！！！」

クリリン「ヤムチャさああああん！！！！くそっ！！はあっ！！！！」ズギャアッ！

天津飯「くそったれ・・・！」ドギャアッ！

ナッパ「・・・！小さい方が4500､大きい方が5000か！！」

ナッパ「へっ・・・！おもしれえ！はあっ！！」

ナッパ「さあて・・・ここからだぜ」

ピッコロ「！！　8000だと・・・！」

悟飯「ピッコロさん！僕たちも加勢しないと！！」

ピッコロ「ああ・・・！はあっ！！」

悟飯「はあああっ！」

ベジータ（ナッパは気づいていないが・・・ナメック星人が6000　チビが4500まで上がったか）

ナッパ「地獄を見せてや・・・！なに！？体が動かねえ！！」

餃子「やあっ！！！」

天津飯「餃子！！」

餃子「天さん！！！僕の超能力が効く！！」