男「…わかった。君と交尾してあげよう」 天使「え…いいんですか!?」 (39)

SS投稿初めて、スレ立て初めてです。エロあり注意。一応書き溜め。あと季節感は無視です。



某年12月。ここは天界某所にある天使の学校。子供の天使が集まって教官を待っている。

とある子供の天使(以下天使)「学校に来るのも今日で最後か。そして地上界での試練が決まる日でもある…」

同級生の天使(以下同1、同2…)「先生達が来たよ」

金髪の大人天使(天使らしからぬ派手な爆乳美女。以下金)「みんなおはよう!最後の授業の始まりよ!」

茶髪の大人天使(美乳の美女である以外あまり特徴はない。以下茶)「おはよう。全員揃っているようね」

黒髪の大人天使(非常におとなしそうな貧乳美女。以下黒)「…」スー…(音もなく教室に入って来る)

同1「相変わらず黒先生は気配が薄いなあ」

同2「毎回思うんだけど、一度に先生方が3人も必要なんだろうか」

(授業も終わりに近づいた頃)

茶「…与えられた『試練』を乗り越えたその翌朝、皆さんは今の子供の姿から、私達のような大人の天使に身体が
  変化します。体力も飛翔力も法力も強くなりますが、精神力と経験はまだまだ未熟ですから、そこから引続き
  地上界での修業が始まります。期間は最低でも50年…幼い貴方達は長い年月と思うでしょうが、天使の寿命
  を考えるとあっという間です。そもそも、なぜこの地上での試練と修業の制度が始まったのかと言うと…」

(ここでは「法力」は天使の持つ魔法のような力のこと。適当です、すみません)

金「もういいよ、茶ちゃん。そのへんの話は毎日授業でしてたじゃないの。早く子供達にくじ引かせよ?」
金「うふふ、このくじ引きの儀式がピュアで可愛いこの子達にとって、涙と汗と地上の色んな物質にまみれつつ
  試練を耐え抜く日々のプロローグになると思うと…ああん、期待と妄想で胸がいっそう膨らんじゃう♪」

茶「…というわけで、貴方達にはこれからこの、黒先生が持っている箱から、くじを引いてもらいます。」

金「みんな、じゃんけんで決まった通りに並んで~♪」

黒「…」スッ(箱を前に差し出す)

茶「貴方達の今後を決める大事な儀式です。校長先生にも立ち会っていただきますからね」

校長(落ち着いた雰囲気、威厳すら感じさせる美熟女天使)「みなさん、このくじは、神様と…私達より上級の
   天使様達が、厳正な会議の末に決定した試練の内容が書かれています。一度引けば、もう引き直すことは
   できません。内容に異議を申し立てる事もできません。そのことを十分承知した上で、真剣な気持ちで
   向き合ってください」

金「地球儀に神様がダーツ投げて行き先を決め、乱数表使って単語辞書から拾った言葉つなげた試練だけどね~」

茶「しっ、金ちゃん黙って!…確かに事実だけど…」

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同1「僕は欧州某国の刑務所で歌を歌って看守でも囚人でもいいから5人以上から拍手をもらえって」

天使「君は歌が得意だものね。特技が活かせるのは羨ましいなあ」

同2「僕はアフリカ某国で3か所以上の井戸の水を浄化しろって」

同1「もっと簡単じゃないか。天使の羽根を一枚、水に落とせばいいだけだろ?」

同2「でも治安が悪い国だから、近付くまでが大変だよ。対人用武器で天使は殺されないからからいいけど…」

同3「ある意味、やりがいがある試練かもね。さて、僕は…」ゴソゴソ
  「東南アジア某国で象をのべ20頭以上洗う…なんだこれ。どこが試練?」

金「たまにでたらめみたいな試練があるからねえ。繰り返すけど、何が当たっても恨みっこなしよ」

天使「次は僕だ…」ドキドキ

金「次はあなたね。あたしのお気に入り、クラス一番の美形ちゃん…ふふ、緊張しちゃって」

茶「…この子は素直ないい子だけど、少し要領悪い上に年齢より幼い面があるから、ひときわ心配なのだけど」

黒「…」ハラハラ

茶「黒ちゃんも心配?昔の貴女に性格似ているものね。…あれ?黒ちゃん、くじの箱はどこ行ったの?」

黒「?…!…!?」おろおろ

金「さあ、引くのよ♪」

茶「えっ、金ちゃん、いつの間に貴女が」

天使(ゴソゴソ…)

金「はいっ、それね!読んで!」

天使「…日本で…」

金「日本で?」

天使「…人間と、じゅ…10回以上… …(消え入りそうな声)…を、する…」

同1・2・3「 」(絶句)

黒「…」ふらあ

茶「!黒ちゃん!?しっかり!!貴女が気絶してどうするの!!」

金「あらあら、それ誰に当たるかと思っていたら、あんたが引いちゃったのね~」

天使「 」(硬直)

金「大丈夫、こんな可愛い子は年中発情期の人間達が放っとかないわ♪クリアするまで見守っててあ・げ・る♪」

茶「…金ちゃん、貴女まさか、くじの操作をした…?」

金「どうせ誰かが引くのよ?それに途中経過はどうあれ引いたくじはもう覆らない、そうでしょ?」

茶「こ、校長先生、なんとか言ってください!」

校長「…茶先生。どんな理由があれ、結果を変えることはできません…」

金「そーよ、このくじは厳正なんだから」

校長「それとは別に、金先生には後で厳重注意が必要ですが」

金「あら」
 
天使「 」(まだ硬直)

茶「だ…大丈夫?」

金「…さて、続けましょ。次の子…。黒ちゃん、気絶から覚めた?箱は返すね」ホイっと

黒「…」(箱を持ったまま棒立ち)

5月のとあるうららかな日。日本の某都市、某大学。

男「…なんだ、眠いの我慢して来たのに、休講か」
男「家でゲーム続けてりゃよかった。主人公クズ野郎だが…俺なら一度やった娘は絶対自分から捨てないぞ」
男「ま、あくまで予定だがな、童貞だから」

女「男くん!」

友「よう、男」

男「あ…」

友「残念だったな。次の講義までどっかで時間潰さないか?」

男「いや、帰るよ。単位ヤバいのはこの美術史だけだったからな」

女「えー、お昼いっしょに食べようよ。男くんの分もお弁当作って来たんだよ?」

男「バカ、そういうのは彼氏と2人で食うもんだ。『はいアーン』とかやりながらな」

友「おいおい、俺も女もそんなキャラじゃないの知ってるだろ…だいたいお前、他のだって単位ギリギリで」

男「俺は眠いんだ、徹夜でゲームやってたんで。じゃあな」

女「男くん…」

男「…なんだよあいつら、俺に気なんか遣わなくていいのに…」

 俺と友と女とは高校に入学してすぐ知り合った仲だ。何故か気が合って、気がつけば3人でつるむ事が多かった。
でも俺も友も女は恋愛対象じゃなくて、それは彼女も同じで、それぞれが別のやつを好きになって他の2人が応援
するパターンが俺達には自然だった。友は後輩と、女も他校の男子と交際していた時期もある。俺だって何人かの
女子に告白して…全滅だったが…二人ともアドバイスをしてくれたし残念会も開いてくれた。とにかく、恋愛相談
だけじゃない、進路の悩みや勉強についての相談だって、3人で映画も見たし廃墟や珍スポットを巡りもした。
 結局、家の経済事情も頭のレベルも似たり寄ったりで大学も同じ、それでも関係は相変わらず…そのはずだった。
何だよ、『実は3か月前から付き合い始めたんだ』って。いや、それはいい。何も、俺の許可が必要なはずがない。
だけどなんで『ごめん』なんだよ。俺がそんな度量の狭い人間だと思っていた?…いや、そんなつもりじゃない、
あいつらに限って。わかってる、でも…。
 俺も、祝福したかったよ。だけど、タイミングを完全に逸してしまった…それでも二人は今まで通り接して来る。
俺は…勝手に気まずくなって、一方的に逃げまわって…

男「…ぼーっと歩いていたら、普段来ない場所まで来てしまった。お、公園がある。ベンチで昼寝でもするか…」
男「このへん瀟洒な住宅街だからなあ。この中の公園に俺みたいなのは場違いかな?ま、いいか」ベンチにドカー
男「んー、木々の新緑は綺麗、日差しはぽかぽか…初夏の雰囲気さえ漂う…長閑じゃないの」缶コーヒー手に持ち
男「お、なんだこのポスター…『奇妙な行動の不審な少年が出没しています』?『心当たりの方は派出所まで』?」 

?「あの…」

男「ん?」

?「すみません…あの…」

男「植え込みから声が…誰かいるのか?」

植え込み「ガサガサッ」

男「!?」

天使「すみません、僕は怪しい物ではありません。ぶしつけですが、今お時間ありますか?」

男「…なんだ君…どえらい美少女(顔で判断)…いや、美少年(髪型と一人称で判断)だな!
男「しかも日本語流暢な金髪碧眼」

天使「正確には『少年』ではありませんが…とりあえずちょっと話を聞いてもらえませんか」

男「おい勘弁してくれ、見たとこ12歳前後?このご時世見ず知らずの子供と二人きりなんて通報されちまう」

天使「大丈夫です、貴方以外の人からは姿を見えないようにします」
天使「なんでしたら周辺に結界を張れば、貴方ごと見えなくすることも可能です」

男「は?」

天使「僕、人間ではないので…見てください」翼ばさり

男「つっ、翼!?真っ白い翼が背中から…!」

天使「今そちらに行きますね」ふわぁり

男「とっ飛んだ…!」

天使「僕は貴方がたの言う『天使』です。尤もまだまだ半人前ですが…信じてくれますか?」ベンチにストン

男「…証拠見せられたんじゃ…信じるしかないわな。通報の心配がないなら、聞くだけ聞いてやってもいいが」
男「(あ、この子、ほんのりといい香りがする…)」

天使「ありがとうございます。何から話せばいいのかな…。天使は13歳の誕生日を迎える日に地上界に降りて、
   各自それぞれに与えられた試練を1ヵ月以内にクリアしなくてはならなりません。」
天使「この制度が始まって、まだ80年程度のため、人間達には殆ど知られていませんが…」
天使「僕も今年の誕生日で13歳なので、昨年末に同い年の仲間達と一緒に試練を決めるくじを引きました…」

(以下、天使の学校でのやり取りをかいつまんで説明)

男「ふむ、なんかいい加減な方法だが…神様の決めた事には逆らえんか」

天使「そのまま僕らは学校を卒業し、各自誕生日までの間、天界との別れを惜しんだり、地上の事を勉強したりと
この世界に降りる日に備えました。僕も天界の大図書館で人間の事や…試練に関する事を予習して来ました。」

男「ふんふん。それで…君の受けるべき試練ってどんなんなの?」

天使「…日本に来て、人間と、10回以上…」

男「人間と10回以上?」缶コーヒー飲み飲み

天使「…交尾を、する…」

男「 」口からコーヒーぶしゃー「ぶはっ!…ぶひょへっ…な、なんつー出鱈目な…げほげほ、試練だ!」

天使「…僕も悩みましたよ。図書館で人間の性行為について勉強すればするほど、どんどん不安が増して…」
天使「しかし試練からは逃げられない…というわけで、お願いです、僕と交尾してください!」

男「ななななななな、なんでそうなる!?そもそも俺は男、君も男の子でしょ!?」

天使「いいえ、僕ら、子供のうちは両性具有なんです。大人の身体になったら性別が固定しますが」
天使「…一応…今の段階では、男性とも女性とも行為は可能です。そういう構造になっています」

男「…ふたなり…」

天使「実は今日で誕生日から一カ月なんです。もう後がないんです。なかなか人間達に声を掛ける勇気がなくて、
   悩んでいる間にもどんどん日は過ぎて…思い切って、三日前からこの公園近辺で出来るだけ親切そうな人を
   選んでお願いしましたが、男性にも女性にもことごとく断られてしまいました。そのうち警察と呼ばれる
   人間が現れるようになったために僕も姿を隠す時間が長くなり、近隣住民にも注意喚起がされたせいか、
   昨日あたりから人通りもすっかり途絶えてしまいました」

男「そりゃそうだ…まともな人ほど関わりたくないもん。ああ、ポスターの奇行少年て君か…」
男「だいたい、場所選びを間違ってる。こんな高収入高学歴世帯ばかりの住宅街なんかじゃなくて、もっとこう、
  繁華街あたりの薄暗い路地裏とかさ」

天使「そういう場所の方が可能性高いんですか?では今からでも…」

男「まま待て!そういう場所で物欲しそうな顔でぼんやり突っ立ってたら10回くらいは交尾…と言うかレイプ
されるだろうさ。しかしそんな人間はろくでもないからな。性行為だけで済まされない可能性だってあるぞ」

天使「…よくわかりませんが、それ以上の身の危険があるという事ですか。それは困ります…」

男「で、もしも試練を期限内にクリアできなかったら、どうなるんだ?」

天使「現在の肉体は消滅し魂は天界に回収され、記憶も完全に消され、別人の赤ん坊の天使としてやり直しです」

男「要するに死ぬってこと?今ここで俺と話をしている君の存在は消えてしまうんだな?」

天使「ええ」

男「…」

男「…わかった。君と交尾してあげよう」

天使「え…いいんですか!?」

男(俺だってふたなりや男の娘に全く興味がなかったと言えば嘘になる。尤もそれは二次元での話で、三次元は
あり得んと思っていたが、これほど綺麗な子、しかも人外、本物の天使…客観的事実にも関わらずこの現実感の
なさを考えると、俺のほうが二次元に入り込んだくらいの気持ちでいけるかもしれん)
男「ああ、明日…午前0時まではまだ時間がある。10回くらい頑張ってみせるさ。早く俺の家に行こう」


男の暮らすアパート

天使「ここが男さんの…地上人の居住空間…」きょろきょろ

男「あまり見るな、散らかってるから」カバンぽーい
男「あ、またスマホに着信が。うざいからマナーモード、と。そんなことよりセックスだ♪」脱ぎ脱ぎ

天使「歩きながら器用に服を脱ぐなあ」

男「狭いけど、ここは居間、こっちが寝室だよ。ん、それは何?」

天使「試練を少しだけ手助けするという薬品を先生達からいただきました」
天使「使い方は相手と状況に応じて自分で考えて、だそうです」

男「なんだこれ…処女喪失時の痛みを消す薬(催淫成分入り)…ふむ。それと精力剤…どっちも天界の薬か」
男「…あ、これは人間界手に入る物だな。有名なローションだ」

天使「あと12時間です」

男「よし、精力剤をもらうぞ。…お?おおお、早くも効果が!?ほら、君もこっち飲んで!」

天使「痛みを消す薬…は、はい!」

男「あ、その前に…俺達の声や音が外に漏れないようにできる?このアパート、壁薄いんだ」

天使「では部屋に結界を張ります。こちらの音が外に聞こえない代わり、外の音からこちらも遮断されますが」

男「それでいいよ。頼む…さ、寝室に入ろう」

読みづらすぎる

>>10 誤字すみません。

×男「…あ、これは人間界手に入る物だな。有名なローションだ」
○男「…あ、これは人間界で手に入る物だな。有名なローションだ」

>>11
直せそうな所は直してみます


男「ふーん、こうなってんのか…男女それぞれのパーツが完全にそろっているわけでもないんだな。
  でも、ちんこと膣はあるから確かに男とも女ともできるんだ」

天使「あ、あんまりじっくり見ないでください…」

男「構造を理解しないと。…緊張のせいか、上は縮こまっているし、下も濡れている様子はない…」

天使「…?」

男「きれいな色の乳首だね」くにっ

天使「ふああっ!?」

男「どうかな?痛いならやめるけど」くにくにくに

天使「んっ…痛くはない…です、でも…くすぐったいような…変な感じ…」

男「やめなくていい?しばらく続けていいかな?」きゅっ

天使「ああっ!?…お、男さんが、これをしたいなら…構いません…あ…」もじもじ

男「(左側はこのまま指で、右側は舌で)」ぺろっ

天使「ひゃうっ!」ビクン

男「(感じてきたかな?)」ぺろぺろ…ちゅー…くにくにこりこり

天使「あ、ああ…行為の前に…胸をどうにかされるなんて、こんな工程、知らなかった…」

男「(前戯についての知識はないんだな)」こりこり…ちゅぱっ

天使「…はあ…はあ…」

男「どれ、下半身はどうなったかな」

天使の天使「ぴょこん」

男「子供ちんこがいっちょまえに勃起してる。こっちは…もう少し足上げて?」

天使「は、はい…」

男「お、すごく濡れてる。薬のせいかもしれないけど、敏感だね。これなら大丈夫か…」

天使「…30分経過しました…」

男「心配しなくていいよ。この分だと問題なく行為に及ぶ事ができそうだ」

男「さて…それじゃいよいよ…君の膣内(中)に挿入するよ?」先っちょ押し当て

天使「…ど、どうぞ…」目を閉じ

男「怖がらないで、体の力抜いて…」ズプププ

天使「ひうっ…!!」

男「…動かすよ?」ズッ…ズッ

天使「や、あ、あ…」

男「…いいよ、天使、君の体、すごく気持ちいい」ズッズッ…

男「…それに、ますます濡れてくる」パン、パン

天使「あ、あん、何…何これ…こんな…んんっ…感覚、初めて…ああっ!」

男「君も気持ちがいいんだよ、完全に勃起している」

男(…正直この子にはちんこイラネと思ってたが、感じているのがわかりやすいわ)

天使「う、ああ、何だろ…あんっ、何かが…どんどん膨らむ感じ…?…な、何これ…僕どうなるの…ふああっ」

男「大丈夫…その感覚に、身を任せていいから…っ」パンパン

天使「や、やだ、ああ!怖い、どうなっちゃうの、あっ!男さ…だめ、だめぇ!」

男「怖くない、怖くないから…!」パンパンパンパン

天使「あっ、あ!やぁ、やだ、壊れちゃ…ああああああ!!」翼ぶわさぁ

男「くうう…出る…!!」びゅるるるるるるる!!

天使「…ふあ…あん…はあ、あっ…」ビクンビクン

白い羽根「ヒラヒラ」

男「…?何だ…羽根が舞ってる…天使の翼か…っう、まだ出る…」びゅる…ぴゅる…

天使「…んっ…翼、無意識のうちに出しちゃった…ああ…今のなんだったんだろ…僕、どうしちゃったの…?」

男「ふう、よかったよ。1回目は無事にできたようだ」

天使「男さん…これが…その、人間の交尾、なんですか…?」

男「ああ、すごく上出来だ。この調子で残り9回…いいね?」

天使「…男さんに、おまかせします…」

パンパン、ずちゅずちゅ、パンパン

天使「あっ、また…男さん、僕、また変にな…ああっ!」

男「…こういう時、なんて言うか教えたよね?」パンパンパン

天使「…っ、い…イキそう、です…いっちゃいそ…あんっ」

男「いいよ、イって。俺も…もう…っ」ずちゅずちゅずちゅ

天使「男さ、ああん!いっちゃう、いっちゃ…あああああああ!!」ビクゥン!!

男「俺もイク…っ!!」どぴゅるるるるるるっ!!「…天界の精力剤すごい…全然勢いが衰えない…」

天使「…はあ…はあ…」ヒクヒク

男「…8回目終了」ズルルッ

天使「あん…男さん…も…もうだめ…」ぐったり

男「あと2回だよ、頑張って?」

天使「でも…6回目くらいから、イク度に…お腹の奥が、きゅうっとして…なんだか、切ない感じなんです…」

男「お腹の奥…子宮あるのか、君?」

天使「…しきゅー…??」

男(その知識もないのか、どんな本で勉強したんだろ)
男「うーん、どう言えばいいか…つまり、君の体の女の子の部分が強く反応しているんだよ」

天使「そうなんですか…?」

男「とりあえず、上の穴が辛かったら、こっちで」ぐい

天使「え」

男「まずは指で…痛くならない薬の効果が、こっちにも効いていればいいけど」つぷっ

天使「!!そ、そこは…お尻の…」

男「お、意外と拡がる。ローションつけて、2本…3本いけるかな」ぐにぐに

天使「やだ、やだ、そんなとこ、使うなんてっ…僕が読んだ本には…なかっ…あ、あ、ああ」

男「こっちでも感じてるよ?…さて、指はもうやめ…こっちもローションつけて、本番行きますか」ぐりっ

天使「ひ…」

男「入るよ」ズリュッ

天使「あああああああああ」

(数時間後)

天使「…もう本当に…らめ…(しかも、お尻でもイってしまうなんて…僕絶対おかしいよ…)」

男「…アナルが5回、合計13回か…気持ちよすぎてつい調子に乗ってしまった。でもね、天使」

天使「…なんれすか…」

男「13って数字、君達的にはよくない数だよねえ?だから…」天使の足持ち上げ

天使「ふええ…じゅ…14回目ですかぁ…?」(涙目)

男「察しがいいね。これで本当のラスト」じゅぷっ

天使「ひにゃああああああ」

男「14回目終わり…ところで、天使」

天使「…こんろは…なんれひゅ…」よれよれ

男「確実に試練をクリアした合図は、何かないの?君が大人に変化するまでわからないんじゃ、多いに不安だ」

天使「…指輪…僕がつけてる指輪が光れば…クリアした証しだ、って…先生が」

男「ああ…それなら、7回目くらいかな、君の指から外れて床に落ちたよ。

男「で、君がまたイクと同時に翼を出した時の風圧で飛んでった。サイズ合ってなかったんじゃない?」

天使「本当だ、指にない…どこ行ったんだろ…」

男「タンスの陰で何かボーッと光ってる。…これかな?」拾い上げ

天使「これです…光ってる、光ってる!クリアできた…男さんのおかげです、ありがとう…本当にありがとう!」

男「よかったね、君が頑張ったからだよ。おめでとう!」

男(…本当は10回目終わった頃から、あそこで何か光ってんなーとは気付いていたけど)


男「で…夜明と共にめでたく大人の(美女の)天使になって、その後の『修業』って何するの?」

天使「…天界の方針としては人間界で僕らの行うあらゆることが『修業』らしいです…

天使「あ、でも、明らかな悪事や、誰かがどう見ても不幸になるような行為は認められません」

天使「それ以外ならば、どんな小さな経験でも修業になると教わりました」

天使「各自の判断での行動を神様や上級天使様が判定しますが、結果は最後まで僕らにはわからないんです」

男「ふーん…なあ、よかったら、しばらくの間…せめてこっちの世界に慣れるまで、うちに滞在しないか?」

天使「え」

男「身体が大人(の美女)になっても、まだまだ地上に来たばかりだし、頼りなくて何かと心配だし、それに…」

男「何よりこうして俺と出会ったのも、何かの縁だし、さ…。もちろん、君がよければ、の話だけど」

天使「本当にいいんですか…?僕も…明日からのことは…少し不安だったんですが…」

男「じゃあ決まりだ。好きなだけここにいたらいい、寝泊りに使うだけでもいいから」

天使「寝泊りだけなんて…それなら、僕、男さんの為に働きます。掃除も洗濯もします、料理だって作ります」

男「家事なんてできるの?」

天使「多少は法力も使いますが、基本的に天界と変わりません。料理は天界では必要ありませんが、僕は学校での
   選択科目で習いましたから」

男「はあ…すごいね天使学校。まあとにかく、今後よろしくな、同居人」

天使「は、はい…僕でよければ…」

男「よし、そうと決まったら安心して朝まで眠れ。疲れたろ?」

天使「男さん…僕はなんて幸運なんだろう、こんな優しい親切な人間に出会えるなんて…」

男「俺もすごく幸運な人間だと思うよ。…もうおやすみ」

天使「はい…おやすみなさい」

翌朝

男「ん…明るいが、外から車の音もしない?…そうか、結界張ったままか」

男「天使、どうなったかな」わくわく

誰?「すー…すー…」

男「…誰…誰だ、何だ、これは…何なんだよこれは、この『男』は!?!?」

男「…待て、落ち着け俺…よく観察してみよう、全ての基本だ…。髪の色は天使と同じ…布団に隠れているが
  足の先までの体のライン…推定身長約190cm…。この首回り、布団越しでもわかる身体の幅と厚さ…」

スマホ(マナーモード)「着信あり」

男「疑いようないガチムチ兄貴…体重は100kg以上か…顔のパーツは整って一応イケメンなのかもしれんが、
  この輪郭に収まっている佇まいがゴツい…。間違っても…これで『女』はないよなあ…」

スマホ(マナーモード)「新着メールあり」

男「いやいや、これで女なら更に恐ろしい事態だろ…。ってそれ以前に、こいつもしかして別人じゃないか?
  うん、別人だよな…別人であってくれ…」

天使?「ん…むにゃ…」

男「…くっ…昨日のあの可愛いふたなり天使からは、ほんのりといい香りがしていたが…」

男「すごく微かだけど、例えるなら、石鹸のようなリンゴのような、なのに…」

男「…こいつからも、その同じ香りがするなんて…ガチムチのくせに…」

天使??「う…ん…?」

男「!」

天使???「ふあ…朝だ…」もそり

男「瞳の色…天使と同じ…」

天使???「…あ、男さん…起きていたんですね。おはようございます」布団めくり

男「…俺を知っているということは…」がっくり

天使(確定)「あ…僕、大人の体に?…すごい、大人になった!男さんのおかげだ、嬉しい!!」翼ばさー

男「野太い声ではしゃぎやがって…おい天使、翼もでかくなって、邪魔だからしまえ」

天使「あ、はい、ごめんさい」しゅるる

男「なんで、お前、男になってるの?…布団めくったら決定的証拠が」

天使「え…大人の天使は、男女ほぼ半々ですよ?」

男「だっ…だって、お前の話に出てきた大人の天使って、みんな(美人の)女だっただろ!?」

天使「たまたま、僕の学校は校長先生以下、全員女性の先生で」

男「…っ、たまたま…」

男「じゃ、じゃあ、両性具有から男女が分かれる条件とかがあるのか?」

天使「試練の期間中に出会った人間の性別で左右されます。一人でも接触の多かった人間の性別と同じに」

天使「男女同じ人数であれば、交わした会話の数や、あるいは肩が触れた程度の回数が少しでも多いほうに」

天使「でも、性行為のように濃密な接触があった場合には、間違いなく行為の相手と同じ性別になるそうです」

男「おおおおお、おま、そんなこと、昨日は一言もおおおおおお」

天使「…聞いてくだされば答えましたけど…男さんにはもしかして、重要事項だったのですか…?」

男「ふおおおおおおおおおお…あ、あんなに膣を濡らして、し、子宮も反応していたくせに…」ふるふる

天使「大丈夫ですか、すごい脂汗で、震えていますよ?」

男「俺に触るな!!巨乳の天使を、貧乳でもそれはそれでいいものだが、期待していたのに…」

天使の紳士「ぶらーん」

男「…巨根の天使って…悪魔を見るような気分…」

天使「…立派な天使になれたと思ったのに…男さんの気に入らない点があれば、努力します」

男「気に入らんのはただ一点だが、その一点が決定的なんだ、絶望的だ!!」

男「その上なんだよ、その体型…お前のキャラデザは巨匠ミケランジェロか!?」

天使「…きゃ、きゃらで…??…昨夜はあんなに優しかったのに…僕が悪いんですね?」

天使「僕に至らない所があって、男さんはそれをどうしても許せない、と…」

男「ああそうだ、そうだよ!だから出て行ってくれ」

天使「…」ぽたぽたぽた

男「お、おい、何泣いてんだ」

天使「ぐす…僕が甘かったんだ。試練の後に男さんに親切な言葉をかけてもらったこと、これは僕が頑張った
   ご褒美じゃないかって…思い上がった考えを持ってしまった。それが間違いなんだ…」

男「…」

天使「確かに、地上に来てから期限の3日前まで自分から行動しなかったくせに『頑張った』なんて、余りにも
   おこがましいですよね…男さんの怒りも当然だ…ぐすぐす…」

男「…完全な誤解だが…おい、その図体で泣くな。見苦しい」

天使「うう…見苦しくて、ごめんなさい…」

男「精神はガキのままみたいだが、外見は俺よりでかいし、歳もなんだかちょっと上に見えるし?」

天使「…修業期間中は、肉体年齢はこれ以上変わりません…精神は仰る通りまだまだ未熟ですが、いずれは…」

天使「ぐすっ。…ごめんなさい、出て行きます。でも…泣きやむまで…」

男「ああ、泣きやむまではいいさ。で、服は?昨日のはもう小さくて入らないだろ(俺の服も入るまい)」

天使「…大人になった各自の体型に合わせて、自動的にサイズも変わるはずです…ぐしゅ…」

男「これか。…本当にでかくなってる、天界の服すごい…ほれ」ばさっ

天使「ありがとうござ…う…うわああああん」

男「おいいいいいいい」

天使「う、ううう…ごめ…すみません…ゆ、昨夜のこと、思い出しちゃったんです…」服を着ながら

男「…っ」

男の良心「ちくちく」

天使「すごく不安で怖くて、でも…男さんを信じて…生まれて初めての感覚がまた少し怖かったけど、何故だか
   すごく幸せな気持ちにもなって…僕に触れる男さんの手、とっても暖かくて…ぐしゅぐしゅ」

男の良心「ズキズキ」

男「…早く出て行って欲しいな…(これ以上は俺の良心が耐えられん)」

天使「ええ、そうしま…しまった、結界を解いていなかった」

アパートの男宅の玄関前

女「ねえ、男くんいると思う?」

友「この時間ならまだ寝てるかも。…昨日も今朝も、俺の電話にも女の電話にもメールにも反応なしで」

女「あれ、鍵が開いてる。きっと中にいるわ」

友「まさか昨夜一晩開きっぱなしじゃなかっただろうな、不用心な。一応チャイム鳴らすか」ピンポーン

女「無反応ね。なんか心配になって来た、中で倒れたりしてないかな」ガチャリ

友「見ろ、玄関のすぐ先に、男のカバンが無造作に放り出されている」

女「服も脱ぎ散らかして…奥の部屋のドアの前まで続いている…」

友「まさか、強盗に襲われたとか…?」

女「ありえない話じゃないわ!あ、玄関に金属バットが」

友「よし、これを持ってと。女、俺の後ろへ…離れるなよ」抜き足差し足

女「う、うん…」忍び足

天使(寝室内)「結界、解きました…うっうっ…」

男(寝室内)「外に聞こえたらアレだから、もう大声で泣くなよ?」

友(寝室外)「ドア、開けるぞ…」カチャリ…

ドア「バーーーーン!!」

天使「せ…せっかく男さんに…大人の身体にしてもらったのに…っ」

友・女「「 」」

男「 」

天使「しくしくしく」

女「まさか、こんな修羅場だとは思わなかったわ」

友「男、ひょっとしてお前はものすごく無責任な事をこの彼に…したんじゃないのか?」

男「それは…その…確かに俺が大人にしてやったし…処女もいただいた…(2穴とも…)」

友「そのあげくに泣かせているのか?お前がそんな奴だったとは」

男「それは誤解、いや、正しいけど…誤解でもある!第一、こいつは人間じゃないんだ」

女「言うに事欠いてなんてひどい言葉を!最低!!」

男「だから誤解だって…おい、お前から説明しろ!」

天使「…お二人とも、男さんの言うとおりです…」翼チラリズム

友・女「「!!」」

台所から物音「じゅーわー」

男「突拍子もない話だが、信じてくれるか?」

友「そりゃあ…あれだけ証拠を見せられたんじゃなあ」

女「事情はわかったけど、それでも手のひら返して追い出すのは可哀相じゃない?…すっごくいい子よ?」

男「俺だって…気持ちは…正直揺らいできている…」

友「それなら、『しばらくの間』置いてやれよ。なあ、当初お前には美女ゲットって下心はなかったんだろ?」

女「あの子が死んでしまうと知って、なんとかしてあげたかったんでしょ?」

男「…人外ふたなりっ子へのスケベ好奇心はあったけど…」

友・女「「それは百も承知の上だから」」

男「俺ってやはりそういう目で見られていたのか…」

友「お前は感情で突っ走って、走りながら理由後付けするの得意だろ」

女「それを後から振り返って、一人であれこれ悩んで一人でパニくる人。でもね」

友「本当は何が正解か自分で見つけられるけど、自信がない。だから誰かに背中を押して欲しい。違うか?」

男「…なんで俺より、お前らの方が俺の事わかってるんだ」

女「うははは、私と友くんを甘く見るんじゃない。背中ならいくらでも押したげる」背中バンバン

男「いてて…。…ありがとな。お前らが友達でいてくれて、よかったよ。それと…」

男「カップル成立、おめでとう」

女「…うははははははは、この状況で何言ってるのアンタって人は!!」背中ドドドドドドド

男「い、うげほ、やめ、ごほぐふぐえ」

友「おい女、お前空手有段者だろ、やばいって」

天使「皆さん、焼きそばできましたよ。…男さんはなぜ床に突っ伏しているんですか?」

友「なんでもないよ!男、しっかりしろ、そしてお前の口から言ってやれ」

男「…げほ…天使…先に焼きそばテーブルに置け。そしてよく聞け」

天使「は、はい」お皿トン

男「昨夜のピロートークの通りだ。お前、しばらく…好きなだけ、俺んちにいろ」

天使「え…」

男「何度も言わせるな、あとこいつらは証人な。…そんなわけで、改めてよろしく、俺の同居人」

天使「…男さん…!!」翼どばっさー!

友「うわっぷ…これ全開モードか、片翼だけで3mはある」

女「真っ白、綺麗…」

男「その癖も、うちにいる間に矯正しろ」

男「…それと…家事だけさせるつもりはないぞ。時々は…俺の…は、捌け口に…」

天使「…はけぐち?」

男「ええい、昨夜みたいなこと、時々はさせろって話!!若い健康な人間のオスは年中発情期なんだ!!」

天使「ははははははい、男さんが望むなら!!そして僕でよければ!!!」真っ赤

女「…あのー…」耳まで真っ赤

友「男…そういう話は俺らが帰ってからにしろ…」

焼きそば「ほっかほか」(天使の法力で人の口に入るまで冷めないのでまだ出来たての熱さ)

天界

茶「…どうなるかと思ったけど…なんとかなった、と思っていいのかな」

茶「しかし金ちゃんと来たら…謹慎は解けたけど『あたしが見守るのは夜の生活だけでいい』って…全く」

黒「…」

茶「…そうね、金ちゃんらしいわね、ふふ」

茶「私達3人も同期で試練を受けたけど、本当に人間界での経験は天使の人格形成に影響すると思う…」

黒「…」パカッ(胸に下げたロケット式のペンダントを開く。すごく古い女性の写真)

茶「黒ちゃんも、あの子と似たような試練だったね(回数こそ1回だったけど)。そして、その人が…?」

黒「…」

茶「大好きだったんでしょ、何が辛かったの?…そうか、人間は寿命が短い…。修業期間が終わったら天界で
  会えると思っていたのに、入れ違いで既に転生して、前世の記憶も完全に失って別人になってた、か…」

黒「…」

茶「それでも一緒に過ごした日々は幸せだった、あの子もそうだったらいい…か…私も、そう思う」

黒「…」 

茶「ん?何?え?あの人は生まれ変わっても天使と縁がある?…どういう意味…あ」

黒「…」

茶「…だけどあんなスケベじゃなかった?…あはは…意外と言うわねえ、貴女も」



おはようからおやすみまで見守られている事も知らず、今日も男と天使の幸せな生活は続きます。


おわりです

まだまだまだ精進が足りないことを痛感しました。
スレに貼って見ないと気付かない事って結構ありますね。
読みやすく面白いSSを書く皆さんすごいです。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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