雪女「早起きは三文の徳!」(59)

雪女「ってなわけで早起きしちゃいました」

男「いくらなんでも早すぎるわ!まだ秋でいいよ!」

雪女「いやー、こんな早く起きたの何十年ぶりだしさ。私もびっくりしたよ?」

男「んで大雪降らしちゃったと」

雪女「すみませんでした」

雪女「ゆーきーやこんこん」

男「雪大好きなのな」

雪女「雪女は雪の精霊みたいなものだからねー!」

男「もっとクールな感じかと思ってた」

雪女「私十分クールじゃん」

男「それはない」

>>1の前抜けてました

男「んで、これからお前どうすんの?」

雪女「んー、せっかく早起きしたし冬を満喫してから帰るよ」

雪女「というわけでしばらくお世話になるからよろしくね!」

男「ちょ、勝手に決めんな!」

>>1の前じゃなくて>>2の前でした 

雪女さんと男が過ごす冬の日常のお話です

雪女「冬といえば雪合戦だよね!」

男「いやいやもう雪溶けてるって」

雪女「あれ、ほんとだ。もう溶けちゃってるよ」

男「あんまり積もってないからなぁ。あ、しかも凍ってるじゃんか」

雪女「んー、まあ凍っちゃってても大丈夫大丈夫」すっ

男「さりげなく氷を拾うな危ないから」

雪女「だめか」

男「だめ」

雪女「しょーがないなあ。んじゃいっちょ、どさっと雪降らすか!」

男「そんな簡単に大雪降らすな!」

雪女「んじゃー雪だるまつくーろードアを開けてー」

男「だから雪ないんだって!」

雪女「アイス食べようよ」

男「雪見だいふくしかないけどいい?」

雪女「雪見!?雪の日しか食べられないってこと?」

男「ちがうから雪降らす準備なんかやめて美味しくいただけ。ほれ」

雪女「ありがと!にしても頑なに雪を拒むその姿勢、実は夏男だったり?」

男「暑苦しそうな設定つけんな!家の中で雪降らされると掃除大変なの!」

雪女「ではいただきます」ぱく

雪女「うぉ!めちゃおいしい!」

男「それはよかった」

雪女「とくに大福についてる氷の粒が!」

男「もういっそかき氷食えよ」

雪女「ねえねえ。あれなに?」

男「ん?花のことか?」

雪女「おおー、これが花なのか!」

男「見たことなかったのか」

雪女「私が起きるころには大体枯れてるし」

男「言われてみれば冬は花はあんまりないか」

雪女「そうそう。こんなに綺麗だとは思わなかったよ!」キラキラ

男「喜びすぎてキラキラしてると思ったらダイヤモンドダストじゃねーか!寒いよ!」ぶるぶる

雪女「あ、ごめん。引っ込める」

男「お、ありがとう。まあ嬉しいのも分かるけどな。花屋ってところもあるんだぞ」

雪女「花屋?もしかして花を売ってるの?」

男「そうそう」

雪女「よーし行ってきます!」だっ

男「周りに雪降らせながら行くな!」

思い出した 福寿草だ

男「花屋は楽しかった?」

雪女「たくさん花があって楽しかったよ、ありがとう!」

男「それはよかった」

雪女「そういえば、冬でも黄色くてちっちゃい花が咲くんだ」

男「そんなんあったっけ?」

雪女「けっこう可愛いぞっ」

男「へぇー。見てみたいな」

雪女「花屋連れてってもらったお礼に見つけたら教えるね」

男「ん。よろしくな」

雪女「はーい」

支援等ありがとうございます

>>12の福寿草調べたら出てきたので使わせて頂きました
春を告げる花らしいですね

雪女「あれ、葉っばが赤い。病気?」

男「紅葉だよ。秋になると葉っばが赤くなんの」

雪女「ふしぎだなあ。こんな木見たことないよ」

男「冬は葉は落ちちゃうからな。見たことないのも当たり前か」

雪女「んん?なるほどー?」

男「あんまよく分かってないだろ」

男「寒い」

雪女「だんだん冬が来てるんだね!」

男「お前ほんとはいつ起きる予定だったんだ?」

雪女「んん、冬至ってあるでしょ?あの辺」

男「ほんとに今年は早起きだなあ・・・雪女が起きたからあんな早い時期に雪が降ったんだな」

雪女「そゆこと。冬至はね、冬のみんなでパーティーやるんだよ!」

男「冬のみんな?雪男とか?」

雪女「うん。他にもクリスマス担当の娘とか、お正月と大晦日担当の子とかも来るよ~」

男「えらいピンポイントな担当だな!あ、もしかしてサンタとかも来る?」

雪女「来るよ!ニコラウスさん!」

男「元ネタが来んのかよ!」

雪女「ねえねえ。イラストとかでサンタの服の女の子がいるけどさ」

男「二次元の話か。どした?」

雪女「サンタは寒い中お仕事するのに、なんでおへそ出してたりミニスカートだったりするの?」

男「ばかやろそんなの可愛いからに決まってるだろ!」

雪女「わぁっ!?いきなりおっきな声出さないでよ!」むー

男「ごめんなさい」

雪女「いいよー」

男「許すのはやっ!?でもいきなり二次元の話とはどうしたんだ?」

雪女「クリスマス担当の娘に頼まれちゃってさー。参考にしたいから流行ってるのを聞いてほしいって」

男「ということは今年はミニスカサンタ娘が来るのか!?よーしまずはケーキ予約から始めよう行ってくる」だっ

雪女「行動はやっ!!」

男「ただいま」

雪女「おかえりー!外は暑くなかった?」

男「今の季節は寒くなかった?って聞くんじゃね?」

雪女「寒いのはあたりまえじゃん。冬だもん」

男「言われてみればそうじゃん」

雪女「みんな寒いの嫌いなの?」

男「んー。俺は夏より冬の方が好きだな」

雪女「よっしゃあっ。見たか夏の皆!今回は勝ったぞー!」

男「なんの勝負だよ」

雪女「夏と冬どっちが好き勝負!ちなみにこれで594勝1545敗っ!」ぐっ

男「ものすごい負けてんな」

男「焼き芋食うか?」

雪女「焼き芋!秋の代表だよね!」

男「甘いし美味しいよなあ」

雪女「うんうん!頂きます!」

雪女「ふぅー、ふぅー。はむっ」

雪女「んん!ほふほふだぁ!」

男「ほふほふ?」

雪女「ほくほくではふはふなのだよ!」

男「そっか。はむ」

男「お、ほふほふだな」

雪女「おそろいだね!にひひ」

男(なんか可愛いなあ)

雪女「ねえ、男さんはなにをしてる人なの?」

男「ただの高校生だよ。学校いって勉強すんの」

雪女「へぇー。なんか大変そうだね」

男「まあテストとかは嫌だなぁ。勉強したことを聞かれるんだよ」

雪女「うわぁ難しいそう」

男「でも学校は楽しいぞ」

雪女「行ってみたい!」

男「君はちっこいからなあ。がんばっても中学生ぐらいにしか見えないし」

雪女「ちっちゃくないぞ!おっきいぞ!」

男「どのへんが?」

雪女「器が!」

男「そりゃすげぇな」

男「雪女って何歳くらい?」

雪女「レディーにそういうこと聞いちゃうのか」

男「レディー??」

雪女「どこどこって顔するな!ここだよここ!立派な大人じゃい!」

男「えっ」

雪女「えって言うな!私で遊ぶのそんなに楽しいかー!」うがーっ

男「ごめんごめん。反応が可愛いからついつい」

雪女「えっ」

雪女「・・・・・ほ、ほら!すぐそーいうこと言って遊ぶ~!」///

男「今のは本音だったんだけど」

雪女「うう・・・・さらっとすごいこと言うなあ」

雪女「あ、歳だっけ?うーん、たしか14くらいだったかな?」

男「どこが大人じゃい」

雪女「ごめんなさい」

雪女「男さん。この長い布は何に使うの?」

男「マフラーっていって、寒いときに首に巻くんだ」

雪女「おお?こう?」ぐちゃあ

男「どうやったらそうなる。こうやるんじゃ」しゅるっ

雪女「おお、あったかい!男さんはマフラーの達人だね」

男「慣れれば雪女でも巻けるぞ。というか雪女って冬のことは詳しいんじゃないの?」

雪女「冬に起きるし雪降らしたりするけど、人間のことは見たことあるからなんとなく知ってるって感じだから」

男「アイスとかミニスカートとかは知ってたよね?」

雪女「私たちイメージ商売だからね。その時代ごとのイメージに勉強してるんだよ!」

男「それで今はミニスカートとかが流行りなのか」

雪女「寒くてもがんばって着なきゃいけないんだよ・・・・」

男「二次元好きのひとりとして寒い格好させたりしてごめんなさいと謝りたいです」

雪女「男さんー」つんつん

男「冷たっ!?手冷たいな!」

雪女「そりゃまあ雪女ですからっ」

男「そーいうもんか」

雪女「そーいうもんです。だからさ」

男「ん?」

雪女「あっためてくれー!」ぎゅっ

男「うぉわ!抱きつくな手は関係ないだろ!」

雪女「にひひー。人間はあったかいなー!」ぴきぴき

男「寒い寒い!テンション上がると雪降らすクセやめろ!」

雪女「にひひ♪寒いならもっとくっついてあっためてやろう!」ぎゅむー

男「ぎゃあーー!」

雪女「お風呂お先に頂きましたー」

男「はいよ」

雪女「いやあ、雪女がお湯になんて考えらんないね」

男「自分でいうか。・・・溶けたりしないよな?」
 
雪女「私は雪を担当してるだけで、雪でできてるわけじゃないから大丈夫だよ」

男「ならいいけど」

雪女「それにしてもお風呂はすごいね!体の中からじわーっとあったまる感じ、今まで知らない感覚だったよ!」

男「お前雪女なのに温かいの好きなのな」

雪女「あったかいって初めて知ったからね。寒いのは大好きだけどあったかいのも好きかも~」

男「冬に温かいものが多いのは冬がちゃんと寒いからなんだよ」

雪女「私が仕事してるおかげだね!褒めてもいいよ?」

男「すごいすごい」

雪女「雑すぎない!?」

雪女「男さん朝だよ!」

男「布団から出たくない」

雪女「だらけてるなあ」

男「寒いから布団から出たくなくなるんだよ。冬ならではの恒例イベントみたいなもんだな」

雪女「そうなの?私は寒いのぜんぜん平気だからわかんないなあ」

男「と言うわけで日曜だしもーちょい寝る」

雪女「あ、寝ちゃだめ!人間は寝たら死んじゃうって聞いたことある!」

男「どこで聞いたそれ」

雪女「でっかい雪山」

男「雪山じゃないから死なんぞ」

雪女「じゃあ雪降らせば起きる?」

男「起きた」むくっ

雪女「そんなに雪が嫌かー!」

男「部屋ん中びしょびしょになっちゃうだろ!」

雪女「お、今日はいつもより寒いね」

男「お前散歩大好きだな」

雪女「一番冬を感じられるからね!お、息が白い?」はぁー

男「ほんとだ、白い」はぁー

男「あ、自販だ。なんか飲むか?」

雪女「じはん?」

男「自動販売機。飲み物売ってるんだ」

雪女「気になる!やってみたい!」

男「じゃあ買うか」

雪女「うんっ」

雪女「中のものをくれるなんて、じどーはんばいきはすごいんだね!」

男「すごくびっくりしてたな」

雪女「がこんっ!てなると思わなかったよ」ごくっ

雪女「うわぁ、おしるこっておいしいんだね!」

男「そういえばおしるこも冬アイテムじゃないか?」

雪女「そうなの?」

男「だいたい冬にしか飲まないと思う」

雪女「なんかちっさいことでも冬はたくさんあるね」

男「雪女が来たおかげでいろいろ見つけられてんのかもな」

雪女「じゃあ来年はもっと早く起きるね?」

男「それはいけない」

雪女「やっぱり夏が好きなんだねえ。夏男?」

男「どーしても夏男にしたいのか」

雪女「ばれたか」

雪女「冬至じゃ冬至じゃあ~!」

男「はしゃいでるなあ」

雪女「当たり前でしょー冬の始まりみたいなもんだよ!これからみんな起きるんだから!」

男「クリスマスに大晦日、お正月とかもあるもんな」

雪女「そうそう!聖夜娘ちゃんもそろそろ起きるしね」

男「そんなわけで、はい」

雪女「・・・え、ケーキ?クリスマスはまだだよ?」

男「冬が来たんだろ?雪女にとってとびきり嬉しいことなんだから、お祝いくらいしなきゃな」

雪女「わあ、ほんとに?ほんとにいいの?」

男「いいぞ。冬のお祝いだ」なでなで

雪女「いやったぁ~!男さんありがとう!」だきっ

雪女「ケーキおいしいなぁ」

男「美味しいね。特別って感じするよな」

雪女「ぬぬぬ、クリスマス前にこんなものを頂いていいのかなぁ」

男「大丈夫大丈夫。そういえば、聖夜娘ってどんな人?」

雪女「うんとね、クリスマスを届けるんだ」

男「おお、すごいな」

雪女「去年はトナカイの代わりにシカ呼んじゃったりしてたかな?」

男「違う方向のすごさだな」

雪女「今年は何してんのかなぁ」

<クリスマス>
雪女「遅くなったけどめりーくりすます!」

男「めりくりあけおめことよろ」

雪女「なんかの呪文!?しかもまだ新年なってないし!」

男「クリスマスなんて普通の日と変わらん」

雪女「ぜんぜん違うよ!冬のイベントの中でも最強だよ!」

男「はいはい」

雪女「えーい、こうなったらパーティーじゃパーティー!」

男「ん。やるか」

雪女「あ、でもケーキとかないや。ちょっと寂しいね」

男「一応あるぞ?」

雪女「・・・もしかしなくてもノリノリじゃん!」びしっ

この後めちゃめちゃクリスマスを楽しんだ
(クリスマス編おわり)

男「おーい雪女。そば食うぞー」

雪女「おそば?」

男「年越しそばっていってな、大晦日にはそば食べるってのがあんの」

雪女「おおー?なんでおそばなの?」

男「細く長く生きましょうだっけ?そういえばなんだっけな」

雪女「細く長く・・・モデルさん?」

男「痩せてて高身長、確かにそれっぽいな・・・」

雪女「今年最後がこんなおバカな話でいいの!?」

男「おまえが言ったんだろ」ぺし

雪女「にひひ~♪来年もよろしくね!」

男「おう。ちなみによいお年をって挨拶もあるんだぞ」

雪女「へぇー!」

男「来年もよろしくな」

雪女「うん!よいお年を!」

みなさんよいお年をm(_ _)m

男「雪女、あけましておめでとう」

雪女「ん?なにかいいこと?」

男「年が明けて新しい一年が始まったんだ。それをお祝いすんの」

雪女「なるほど!男さん明けましておめでとう!」

男「今年もよろしく。そーだ、初詣でもしてみるか?」

雪女「よく知らないけどいきたいな!」

男「んじゃ行くか」

雪女「おー」

<神社>
雪女「うわぁ、すごい人の数・・・」

男「あんなに元気だったのにどうした?」

雪女「こんないっぱいいるとこ来るの初めてだし、みんな私よりおっきいし・・・」ぷるぷる

男「しっかりしろ震えてるぞ!?」

雪女「こ、怖くないもん!」きゅっ

男「じゃあ手を離してくれる!」

雪女「やだー」びと

男「結局怖いんかい」なでなで

雪女「っ!?にゃでんなー!?」ふわふわ

男「落ち着け雪降ってるぞ」

雪女「いけないいけない」

男「お、吉」

雪女「しょうきち?いいのこれ?」

男「どーなんだろ。小吉はちょびっと吉なんじゃない?」

雪女「ちっちゃい嬉しいことかな?」

男「君みたいだねえ」

雪女「ちっちゃい言うな!・・・ん?私が小吉なら、男さんにとって私はちっちゃいけど嬉しいことって事に!」

男「もんのすごいポジティブだな」

雪女(・・・なんだか分からないけど、おとこさんにとって嬉しいなら)

雪女(そうなれたら、いいなぁ。にひひ)

雪女「やっぱり人多いよ・・・」ぷるぷる

男「もう帰ってる途中だろ。我慢だ我慢」

雪女「ねね、なにお願いしたの?」

男「お賽銭のときの?」

雪女「そう!なににした?」

男「雪女は何お願いしたんだよ」

雪女「にひひ、男さんと楽しく過ごせますようにってね!」

男「んじゃまず慌てると雪降らすクセやめような」

雪女「雪女なのに雪降らしちゃだめなの!?」

男(ったく、おんなじようなこと願ってんじゃねぇよ。あほ)

雪女「にひひ、今年もよろしくね!」

あけおめ編終わり

今年もよろしくお願いしますm(_ _)m

雪女「雪ー雪ー♪久しぶりの雪ー!」

男「ん?雪なんて降ってないぞ?」

雪女「いやいや、これから降るのだよ」

男「んー、まあ雪女がいうならそうか?」

雪女「あんまり信じてないね?私ちゃんと雪女だからね?」じとー

男「当たらんかったって言って降らすのは禁止だぞ?」

雪女「そんなことしないしない。普通に自然の雪が降るから傘もってって!」

男「わかった、持ってくよ。それじゃ行ってくる」

雪女「うんうん。気をつけてね~」

男「うお、マジで降ってきた。しかもけっこう降ってる」

男「あいつの言う通り傘持ってきてよかったな。学校から濡れて帰るところだった。何だかんだ雪女なんだなぁ」

雪女「なんだかんだとは失礼な」

男「うわぁ!?なんでいんだよ!」

雪女「おむかえにあがりました~」

男「いや見た目的にはお前がおむかえされる側だろ」

雪女「こっそりちっちゃいって言ってるね?男さんが心配になっておむかえに来たんだよ!」

男「いやひとりでも大丈夫だったぞ多分。お前がここまで来る方が心配だわ」

雪女「来ちゃったものはしょうがない。ささ、雪の中をふたりで帰ろうぞ!」

男「ん。わざわざ来てくれてありがとな」

雪女「いえいえ!さーついてきて、雪の楽しさを教えてあげるのだ~♪」

雪女「よーしおいでー」

男「誰に言ってるんだ?」

雪女「雪うさぎさん」

雪うさぎ「・・・!」ぴょこん

男「なんか可愛いの出てきた」

雪女「私の友達なんだ。雪が降るとでてきて、いろいろお仕事してるんだよ」

男「こんなちっちゃいのに仕事があるのか」

雪うさぎ「??」

雪女「雪うさぎさんはちっちゃいけどたくさんいるんだよ!道のはじっこに雪が積もってるとこにもたまにいるよ」

男「へえー、今度探してみようかな」

雪女「人間のこと大好きでね、道に積もった雪をちょっと溶かしたり~、滑りかけた人が転ばないようにちょっと支えたりしてるんだよ~」

男「そうなのか。ありがとな」

雪うさぎ「♪」

男「お、どや感でてる可愛い」

雪うさぎ「・・・・」ぴょんぴょん

男「お?どうした?」

雪女「次の所へ行くんだって」

男「どうやって移動してるんだ?」

雪女「電車とかにちょこんと」

男「溶けないのか!?」

雪女「まあ妖精みたいなもんだからね」

男「んじゃ駅まで運んでやるか」

雪うさぎ「!!」ぴょんぴょんぴょん

雪女「めちゃめちゃ喜んでるよ!」

男「んじゃ行くか」

雪女「おー!」

雪うさぎ「♪♪」

雪女「最近風強いねえ」

男「あー、春一番とかじゃね?」

雪女「ほうほう。髪の毛ばさばさしちゃうから風強いのはすきじゃないなあ」

男「きれいな髪してるよなお前」

雪女「ふふふ、やっぱり雪国美人だからね!」

男「美人って言うと大人っぽく聞こえるな」

雪女「中身は子供っぽいといいたいのかこんにゃろこんにゃろ」ぺしぺし

そとがわが…(小声)

>>55
雪女「なに言ってんのさ、外側も立派なレディーだよ!」

男「え?どこ?」

雪女「ここだよ!というか前にもやったよコレ!」

男「14才なんだろ?レディーとはいえなくね?」

雪女「そういうこと言うか。まあ私は大人だからね、大人のほうようりょく?があるんですよ!」だきっ

雪女「にひひ、これが私のほうようりょくだよ男さーん?うりうり~♪」ぎゅむー

男「よしよし。雪女はかわいいなー」なでなで

雪女「にひひ、男さんなでなで上手だなぁ。ねぇねぇ、もっと撫でてほしいな・・・♪」ぎゅむーっ

男「ちなみにお知らせだが今の状態は年上感まったくないぞ」

雪女「はっ!?だまされた!?」

男「いや騙してないから」

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