スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC4】 (1000)


【前スレ】

スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC3】
スコール「正直リノアよりセルフィの方がいい」【DISC3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415471579/)


【前回のあらすじ】 エーテルターボ買い占め作戦で無事アイロネートを撃破した


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                    ヽ\______//       | ファファファ…
                     丶──ヽ_/──        | ついに手にいれたぞ!!
        /|        |\       | │      /|   | 最強の力!
       / |        ヽ \   _ノ  ヽ_    / |    | 世界を支配する力!
      /  |         |  ヽ/        \/ /    | 『無』の力だっ!!
     /    |      ∧ | /:::          Ο\ | ∧  ∠____________
     /    |      ヽ\/::::::         ◯ゝ ヽ/ /     │   \
    /     |       ヽ/ゝノヽ丿\__/ヽノ\ノ/ヽ/      |    \
   / /⌒|  |        |ヽ (\______/)  )       | |⌒\ ヽ
  /  /   / │       |::::ヽ\__   ___/ ヘ|      │ |   |  \
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  |    ( ⌒│       |:::::::::   ヽ│ │/       |       | (    |  ヽ   | ヽ
  |    / ◯ |        |:::::::::    ) | | (        |       | ◯ヽ  |  |  /  |
  |   ヽ_ │       |::::::::    /  ||  ヽ     │      |  /  ヽ  \/   |
   |     / \      丿::::    「 /  ヽ  ]     ヽ     / /    _\ \  |
   ヽ/ ̄ ̄   \   (;;;:::::    「 /    ヽ  ]     )   /   ̄\/     ヽ |
    (⌒) /\  \_ \   /  |      | ヽ   / _/ /\  (◯ゝ    ヽ|
_   ヽノ /   ヽ   __) ̄ \  |  |      |  | / ( ̄   /   ヽ ヽ/   /  ̄ |
  ヽ      __  ノ     ヽ|_|       | _|     ̄ヽ            / ∩  |
   \   /::::  ヽノ      \||└────┘∥/     ゝ_/ ̄\   _/   | | │
  ∩ ヽ_ノ:::::::            |   \/   |:::::            (_ノ ∥    /  |
  | |  ∥ ヽ::::            │|   ∥  │|:::::              / ∥ n  |   |
   /   ∥ ノノ::::             | |   ||  │|:::::              ヽヽ∥ |   |   |
  |   ∥ ((:::::::             | |  ||   | |::::::               ))∥ |  /    |

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421056584



スコール「いやはや、おまっとさんでした」

アルティミシア(なんて中途半端なタイミングで)

スコール「そこはまぁ坂口さんに言ってよ」

アルティミシア(ムービー詰め込みすぎなんだよ)


ライトニング「スコール何をしている!置いていくぞ!」


スコール「・・・で、なんであの人が仕切ってるの?」

アルティミシア(一番主人公っぽいだろ)

スコール「けっ、鳥山のお気に入りが」

アルティミシア(嫉妬するな)

ラグナ「よぉスコール、ちょっといいか?」

スコール「パパまで・・・なんっすか」

ラグナ「後はあの嬢ちゃんだけだぜ」

ラグナ「大丈夫・・・なんだよな?」

スコール「大丈夫でしょ。だって、見てよ」

スコール「各種ジョブ4つに伝説の武器、各キャラ裏技、最強技完備」

アルティミシア(に、加えオメガにエルオーネにライトニングだぞ)

スコール「むしろ死なないようにするのが大変なんだと思うんだけど」

ラグナ「ならいっけどよぉ・・・」

スコール「前回のアデルってどんなんだったっけ・・・」

アルティミシア(リノアをブラ代わりにしてたな)

スコール「してたなwwwwwwww」

ラグナ「なんだよそれ・・・」

スコール「昔も今もワイルドって事さ」

ラグナ「変わらねーのな、あいつ」


全員「スコール~!」


スコール「ねーやんにぶったぎられる前に行くわ」

ラグナ「あいよ、気を付けてな」

ラグナ「・・・全部終わったらじっくり話そうな」

スコール「俺がエスタの次期大統領になる話?」

ラグナ「ちげーよ」


・ルナティックパンドラ 通路

ライトニング「で、どこへいけばいい?」

スコール「あーここね、ちょっとわかりにくいよね」

スコール「ババア!」

アルティミシア(はいはい・・・あの梯子だ)マーカー

ライトニング「随分わかりにくい構造だな・・・」

スコール「一枚絵だもの。仕方がないよね」

ライトニング「なんでこんなわかりにくい置き方を・・・・」ブツブツ

アルティミシア(うるさいんだよブルーレイ世代が)

スコール「CD-ROMなめんな」


カンカンカンカン・・・・


セルフィ「たか~い」

アルティミシア(パンツはもういいからな?)

スコール「読まれてる・・・」

ライトニング「お前ら遅いぞ!さっさと登れ!」ピョンピョン

スコール「竜騎士ばりのジャンプしやがって」

アルティミシア(器用に跳ねる奴だな)

ゼル「ところでよぉ、あんた、神様の使いなんだよな?」

ライトニング「そうだ。解放者とは輝ける神ブーニベルゼの(ry

ゼル「つーことは・・・神様に会ったんだよな」

ライトニング「ああ」

アーヴァイン「神様ってどんなのなの~?」

キスティス「あ、それ知りたい」

アルティミシア(神なる者か・・・天使ならまぁ想像付くが)

スコール「悪魔はヤギだけど」

ライトニング「こんな感じだ」

https://pbs.twimg.com/media/BZA8E8pCQAAbbMr.jpg

全員「こええよ!」


ゼル「これが神様!?」

アーヴァイン「ん・・・んん?」

セルフィ「コメントに困る~」

アルティミシア(帝って感じだな)

スコール「フ○ーザじゃん」

ライトニング「そんな事私に言われてもだな」

スコール「つかなにこの選挙へ行こうみたいなの」

ライトニング「募集中だったらしい」

スコール「・・・解放者ってシフト制なの?」

ライトニング「ん・・・ある意味日払いだな」

アルティミシア(ほんと尽くイメージを破壊してくれるなこいつは)


・ルナティックパンドラ最上部 通路

スコール「さて・・・」

ライトニング「もう一度次元の狭間へ向かうのだな?」

スコール「そう。あんたは500年ぶりかもしれないけど、こっちはそんなに時間経ってないから」

キスティス「作戦はこうです」


【説明中】


ライトニング「難関があるのか」

ゼル「リノアって奴がよぉ・・・」

ライトニング「ああ、あのファングの偽物」

スコール「偽者て」

セルフィ「あと~アデルも助けなきゃ~」

ライトニング「ふむ・・・」

スコール「もう全部ねーやんに任せれればよくね?」

アルティミシア(まぁ・・・ほっといたら勝手に殲滅してくれてそうだな)

ライトニング「邪魔する奴はぶっ潰す!」

アルティミシア(いやアデル助けろよ)

スコール「・・・だめだこりゃ」


『つうろを つたっていく!』


スコール「・・・ちゅうかさあ」

アルティミシア(なんだよ)

スコール「最初はさ、リノアえらい強くなっててどうしようって思ってたんだが」

アルティミシア(うむ)

スコール「今は・・・」チラ


【スコール陣営 まとめ】

ゼル(超究武神破拳)

セルフィ(ジエンド ジョブ:ものまね士)

キスティス(ファイアビュート所持 ショックウェーブパルサー ジョブ:踊り子)

アーヴァイン(ホモ)

エルオーネ(オメガウェポン所持 強制睡眠 ジョブ:時魔導士)

ライトニング(オーバークロック シーンドライブ ブレイク スタイルチェンジ)

スコール+アルティミシア(エンドオブハート 2回行動可 分離合体可 ジョブ:魔法剣士)


スコール「パワーバランスやばくね!?」

アルティミシア(よくぞここまでになったな・・・)

スコール「いやだってw8人中4人がチートだぜ!?」

アルティミシア(オーバークロックってなんだ?)

スコール「ねーやんオーバークロックって何」

ライトニング「時の流れを遅らせ、私だけが通常の様に動ける技だ」

スコール「チートじゃん・・・」

アルティミシア(某特撮みたいな技だな)

スコール「んでオメガウェポンだろ・・・」

オメガ「モウスグカエレルワ」ワクテカ

エルオーネ「よかったわねえ」

アルティミシア(エルオーネも神の力だからな)

アルティミシア(そしてゼルのあれ、セルフィの大当たり)

アルティミシア(しまいにはキスティスがグリーヴァと同じ技を・・・)

アーヴァイン「みんなすごいね~」

スコール「なんでお前だけなんの進歩もないんだよ!」

アーヴァイン「僕にはこれがあるじゃない~」ジャキ

アルティミシア(ひとりだけしょぼい・・・)

スコール「こいつ戦闘中にふざけて曲撃ちとかするからな。やってる暇があんならはよ撃て」

アーヴァイン「僕は形から入るタイプなのさ」フッ

スコール「そんな銃使いがいるかっ!もうお前は先人見習ってガリアンビーストになれ!」

アーヴァイン「どうやってさ~」

アルティミシア(まぁ・・・何かに使えるだろう。何かに)


アルティミシア(特に私が気になってるのな)

スコール「なに」

アルティミシア(時魔導士とものまね士。これは具体的にどういうあれなのだ)

スコール「ものまね士は古代の宴会芸だろ」

アルティミシア(そんなわけないだろ・・・なにか意味があるはずだ)

スコール「そう言われてもだな・・・」チラ

セルフィ「ほえ?」

スコール「声真似とか形態模写とか・・・なんの役に立つの」

アルティミシア(ほんとなんにも教えないんだな)フウ

アルティミシア(そして個人的にはやはり時魔導士が気になるのだ)

スコール「被ってるから?」

アルティミシア(時間圧縮が標準装備されてたら私の存在意義が・・・)

スコール「・・・エルねーちゃんちょっと」

エルオーネ「何?」

スコール「時魔導士って、どんなジョブなのさ」

エルオーネ「えっ、え~っと・・・魔法はよくわかんなくて」

オメガ「メニューヒラケ」

エルオーネ「あっそっか・・・どれどれ」△

エルオーネ「わ!すご・・・ヘイスガ・・・スロウガ・・・」

スコール「これ・・・リノアが使ってた奴だ・・・」

オメガ「オマエラハシラナイダロウケド、ヘイストトスロウハ上位互換魔法ガアルンダヨ」

アルティミシア(そう、失われた魔法技術。疑似魔法では再現不可能な魔法だ)

エルオーネ「テレポ・・・リターン・・・知らない魔法もあるわ」

スコール「ウド巨人が使ってた奴だ・・・」

アルティミシア(なるほど、あれは時魔法だったのか)

スコール「反則級の魔法使いやがって」

アルティミシア(本体は当然これら全部を網羅しているだろう)

スコール「なんとかしてサイレス通さなきゃ永遠に終わらねーな」

アルティミシア(うむ・・・)

エルオーネ「・・・うわ、なにこれ」

スコール「ん?」


【オールド】


アルティミシア(うげ!)

スコール「いつぞやの紫ババアが使ってた!」

エルオーネ「呼んで字の如くでいいのかしら」

アルティミシア(それは使ってはいかん!絶対だ!絶対だぞ!)

スコール「もはや禁断魔法レベルだよな」

エルオーネ「いや、使わないけど・・・」


オメガ「大体補助魔法系ダナ。一部エグイノガアルケド」

スコール「エルねーちゃんにぴったりだ」

アルティミシア(もう私が面倒みる事もなさそうだ)

エルオーネ「すごいのねえ・・・」

スコール「サイファーが使ってたのもある」

オメガ「スピードトミュート。コレハツカッテル奴ミタコトナイ」

スコール「なんでこんなもん作ったんだよ」

オメガ「アホダカラ」

スコール「・・・勇者ってもっとしっかりしてると思ってた」

オメガ「マエニモイッタロ。大体ノヤツガフザケテル」

オメガ「ダカラ12ノ勇者ニハ協力シナカッタ。学芸会ジャネーンダヨッツーノ」

アルティミシア(お前も未来ではそう言われるのだ)

オメガ「魔王ヲウミダシタ勇者ッテナ」

スコール「・・・」

エルオーネ「そろそろ行かない?」

アルティミシア(ものまね士に関してはまぁ、わからない物を無理に使う必要はないだろう)

オメガ「十分チートダロオマエラ」

スコール「まぁ、そうだな・・・」

ライトニング「リノアとかいうのをぶっ潰してアデルとか言うのを救出すればいいんだな?」

アーヴァイン「そゆこと~」

キスティス「行きましょ!リノアを止めなきゃ!」

ゼル「うおっしゃー!」バシ

セルフィ「突撃~!」

スコール「ま~た勝手に仕切ってら・・・」

アルティミシア(まぁあれには勝てんよ、いろんな意味で)

スコール「く、屈辱だ!」プルプル

アルティミシア(もう・・・行くぞ!・・・ん?)

スコール「なんだよ」


アルティミシア(スコールよ、これ・・・)

スコール「何よ。まだ時魔法見てんの?」

アルティミシア(これ・・・リノアの・・・)ゴニョゴニョ

スコール「・・・ そ う い う 事 か ! 」


エルオーネ「どうしたの?」

スコール「はっは~ん、あの野郎、これを使ってやがったの」ニヤニヤ

アルティミシア(謎は全て解けたな!)

スコール「よっしゃあ!俄然やる気でてきた!」


スコール「キエエエエエエエエエエエエエ!」ダッ


全員「ちょ、スコール待てよ!」


リノア「・・・」ポチポチ

リノア「・・・」ピコピコ

リノア「うっし、ロックゲット」チャラーン


スコール「 オ ル ァ ァ ッ ! 」ガシャーン!


リノア「ッ!?」ビク


スコール「リノアゴルァ!やっとこさお前の元へたどり着けたぜェ!!」


リノア「急に入ってこないでよ・・・びっくりしたぁ・・・」ドキドキ


スコール「うるせえボケッ!悠長にゲームなんざしやがって!」

スコール「それはなんだ!?DSか!?DSなんだな!?」

アルティミシア(この懐古厨め!)

リノア「いや・・・スマホなんだけど・・・」

スコール「 や っ て ん じ ゃ ね え よ ! 」ガオー!

リノア「もぉ、テンションたっかいなぁ」

リノア「なに?そんなに会いたかったの?w」

スコール「ああ、会いたくて会いたくて震えてた」

アルティミシア(怒りでな!)

リノア「甘えん坊~」

スコール「キィィィィ~~~~!」ジタバタ


リノア「さて・と」バフ

リノア「能書きはここまでにして、スコール君。ちゃんと強くなったのかな?」

リノア「ザコのまんまじゃこの先着いてけないからねw」


スコール「ああなったとも!おかげさまでな!」

リノア「へえ~、なんのジョブ取ったの?」

スコール「魔法剣士!時魔導士!踊り子!ものまね士!」

リノア「おお、ちゃんとそろえたんだねっ」

スコール「そして伝説の武器!」

スコール「ファイアビュート!まさむね!エクスカリバー!」

リノア「ウンウン」

スコール「そして新メンバー、エルオーネ!」バッ

エルオーネ「あ・・・どうも」ペコ

リノア「ん?エルオーネ?」

スコール「の中に住まう物!」

スコール「オメガウェポン!」


オメガ「ヨッヒサシブリ」ズドォン


リノア「 」


オメガ「キータゾ。キチ○イニナッタラシイナオマエ」

リノア「なんで!?なんでオメガウェポンがそこにいるの!?」

オメガ「シバラクミナイウチニエライハッチャケタナオマエ」

スコール「それは元からだ!」

オメガ「ヘエー」

リノア「・・・ちょい待ち!なんでそこでオメガウェポン!?」

スコール「我々スコール一味はオメガウェポンの勧誘に成功した」

オメガ「イヤマァカエリタイダケナンダケド」

リノア「うそ~ん・・・」

スコール「そして我が軍の閃光の騎士!」

スコール「ライトニング!」バッ


ライトニング「おのれよくもファングの名を騙ったな!」


リノア「うげ・・・いつぞやの薔薇ねーさん・・・」

ライトニング「ファングを汚したその報い、その身に受けよ!」

アルティミシア(そこはまぁお前が勝手に勘違いしただけだろ)

スコール「このねーやんは先ほどサイファーをぼこぼこにしてきた所だ」

スコール「その総ダメージ数は推定20万以上にも上る!」

リノア「・・・」

スコール「そしてゼル!セルフィ!」


ゼル「リノア・・・」

セルフィ「リノア~」


スコール「ゼルには先ほど超究武神破拳を伝授した」

リノア「まじ!」

スコール「そしてセルフィたん!これを!」バッ

セルフィ「わ、おにゅーのヌンチャク~」チャラン


【ゆめかまぼろしか】


スコール「ジャンク屋呼び出しで精製した!これでいつでジエンドが可能だ!」

リノア「・・・」

スコール「さらぁに!キスティスは先ほどショックウェーブパルサーを覚えた!」

キスティス「あなたに使いたくはなかったわ」


スコール「そ・し・て」ガチャン


【オダイン・バングル(改)】アルティミシアを実体化する


アルティミシア「お前は殺す。もう一度時間圧縮行だ」デロン

リノア「おばさんでちゃっていいの!?」

スコール「ババアと我らは和解したぁ!同じ目標を持つ者同士、争ってる場合ではないからだ!」

スコール「その理由はたった一つ!」

スコール「 リ ノ ア を フ ル ボ ッ コ に す る 為 で あ る ! 」

リノア「・・・」

アーヴァイン「観念してよ~」

スコール「ちなみにこいつは何もない」

リノア「なんで!?」

アーヴァイン「僕にはこれがあるし~」ジャキ

スコール「カワイソウなのでエデンを貸してやろうと思ったけどやはりやめた」

スコール「理由はめんどくさいからだ」キリ

リノア「それはあげようよ・・・」

スコール「よし、もう一度貼ってやろう」


【スコール陣営 まとめ】

ゼル(超究武神破拳)

セルフィ(ジエンド ジョブ:ものまね士)

キスティス(ファイアビュート所持 ショックウェーブパルサー ジョブ:踊り子)

アーヴァイン(ホモ)

エルオーネ(オメガウェポン所持 強制睡眠 ジョブ:時魔導士)

ライトニング(オーバークロック シーンドライブ ブレイク スタイルチェンジ)

スコール+アルティミシア(エンドオブハート 2回行動可 分離合体可 ジョブ:魔法剣士)


スコール「どうだこの鉄壁の布陣!メンバーの実に半分がチート持ちだ!」

スコール「お前の思惑通り存分に強くなってやったぞゴルァ!」

アルティミシア「お前への恨みのおかげでいつも以上にパワーがだせそうだ」ゴキゴキ

スコール「これが我らの軍勢!最強パーティー!」

スコール「これらに勝てる要素なの万に一つぬぁぁぁい!」ビシッ


リノア「・・・・一つ言っていいっすか」

スコール「あんだよ」


リノア「 ス コ ー ル 何 も 変 わ っ て な い じ ゃ ん! 」


スコール「はぁ!?アホかボケ!俺は魔法剣をゲットしパワーアップ完了済みだ!」

リノア「いやおばさん分離させてどうやって使うの?」

アルティミシア「あっそういえば」

スコール「・・・」

リノア「ていうか魔法剣・・・そもそも使いこなしてんの?」

スコール「当たり前だ!なめんな!」

リノア「今まで何使ったの?」

スコール「ホーリー剣とフレア剣・・・」

リノア「成果は?」

スコール「ホーリー剣は相手が聖属性吸収だったから効果がなかった」

アルティミシア「フレア剣はそもそもプロレス用だ!」

スコール「サイファーに派手な最後を飾らせるためにエフェクトだけ派手にしたのだ!」

リノア「全然だめじゃん・・・魔法剣の使い方そんなんじゃないって」ハァ

スコール「うるせえええええ!剣士でもないお前が知ったクチ聞くな!」

アルティミシア「素人が」ケッ

スコール「カッターナイフ飛ばして遊んでるような奴がでかい口効いてんじゃねー!!」

リノア「カッターって」

スコール「うるせええええ!お前はここで終わりだぁぁぁぁ!!」

アルティミシア「観念しろ!この極悪人が!」

リノア「もう・・・」チラ


ライトニング「どことなく仲睦まじい気がするのは気のせいか?」

オメガ「アイツラカップルナンダヨ」

ライトニング「なんだ。ただの痴話喧嘩か」


リノア「予想のナナメ上の強化してきちゃって・・・」

スコール「うるせーんだよ!自軍ユニットの底上げは戦略の基本だろが!」

リノア「王将が変化なかったら意味ないじゃん・・・」

リノア「スコール・・・人任せすぎだよ・・・」ハァ

スコール「・・・」

アルティミシア「まぁ、確かにそうだな」

リノア「私はあなたに強化してほしくれあれこれしてたんですけど?」

スコール「・・・」

アルティミシア「特に変化は・・・ないな」

リノア「この先どーすんのあんた」

スコール「・・・・ううううううるせえええええええんだよおおおおお!!」バッ

アルティミシア「あ、キレた」


スコール「さっきからベラベラ精神論みたいな事いいやがってボケ!」

スコール「仲間を強化して何が悪い!俺はお前と違って絆を大事にする人間なんだよ!」バッ

アルティミシア「パンツに釣られた人間の言う事か・・・」

スコール「絆は強さ!絆こそ正義!」

スコール「ワンフォアオール!オールフォアワン!」

スコール「リア充の俺をお前みたいな便所飯食ってるようなぼっちと一緒にすんな!」

スコール「絆こそ力だ!わかったか!このボケが!!」

リノア「はいはい・・・すみれセプテンバーラブ」

スコール「 そ れ は シ ャ ズ ナ だ ! 」

リノア「あのメンツじゃスコールどう見ても色物枠じゃん」

スコール「グギ・・・ねーやんはユフィ枠だ!勘違いするな!」


ライトニング「早くしてくれないか・・・」

オメガ「イチャイチャスンナ」


アルティミシア「そうだ。スコールがリーダーぽくないとか実は全然強化されてないなどはどうでもいい」

アルティミシア「お前、このメンツでどうするつもりだ?」

リノア「う・・・」タジ

スコール「数こそ正義なのだ!リノア!」


エルオーネ「私の力で眠らせるだけでいいんじゃないかな」

オメガ「アイツガ個人的ニニボコボコニシタイダケダロ」

ライトニング「う~ん、よく見るとファングとは似ても似つかんな」

ゼル「今更かよ」


アルティミシア「いかにお前でもこの軍勢相手に一人は太刀打ちできまい」

リノア(う~ん、確かに超究武神破拳とジエンドきたらヤバイかも・・・)

リノア(ていうかオメガウェポンとか・・・反則でしょ)

アルティミシア「そしてさらに絶望を与えてやろう」

リノア「!?」

スコール「そうだそうだ!お前の手品のタネはもうわかった!」

アルティミシア「エルオーネ!」

エルオーネ「はい」ペカー

リノア「な、なにを?」

スコール「お前の連続魔のタネ明かしだよ」

リノア「!?」


【ファイア】×6


リノア「きゃぁーーーーーーーーーーー!!」ドチャア

キスティス「えっ!?一体どうやって・・・」

アルティミシア「つまりこういう事だ・・・」ボボボ

スコール「はいみなさん注目ーーーーッ!」パンパン


【クイック】二回行動ができる

【トリプル】魔法を3回放てるようになる


アルティミシア「まず事前にクイックをかけて起き、その後トリプルをかける」

アルティミシア「そうする事でクイックの効果により、双方の効果が重複して、魔法が計6発。一度に撃てる。というわけだ」


キスティス「なるほど、この魔法を使えば確かに・・・」

ライトニング「結構かしこいなあいつ」

オメガ「マァ魔女ダシ」


アルティミシア「だな?リノア」

リノア「せ、せーかいです・・・」

スコール「だからウィッシュスター2連発なんてふざけたチート技してやがったんだな!」

スコール「タネがわかればなんもこわかねーんだよ!」

リノア「一番ビビっていたくせに・・・」

アルティミシア「という訳でお前の手品はもうネタバレだ」

アルティミシア「そして対策法もな」

リノア「 」ダラダラダラ

アルティミシア「最後に何か遺言は?」

リノア「・・・」


リノア「リノアは なかまになりたそうに こちらをみている!」


アルティミシア「ないんだな」キュィーン

リノア「いやいやいやw」


スコール「はいじゃあみなさんご一緒にっ」


【テラブレイク】 【ルインガ】 【ショックウェーブパルサー】


ズドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・・・・・!!


リノア「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」ダッ


『リノアは ぜんそくりょくで にげだした!』


スコール「マデゴルァッ!」ダッ

リノア「こんなん無理に決まってるじゃあああああああああああん!」ダダダダ


リノア「ひぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~!」ダダダダ

スコール「オルァッ!このまま逃がすと思うなよ!?」ダダッ

リノア「あんなチート連中聞いてないから!一体どうやってスカウトしたの!?」バッ

スコール「俺の人望だボケッ!」

リノア「ウソ付け!どうせそれも誰かの人任せでしょ!」

スコール「それの何がいけないんだよぉぉぉぉぉぉぉ!」ダダダダ

リノア「開き直ってんじゃないわよぉぉぉぉぉぉ!!」ダダダダ


ド ン ッ


リノア「ッ!?」

ライトニング「う~ん、やはりファングとは似ても似つかんな」ジロジロ

スコール「ねーやん!」

リノア「いつの間に!?瞬間移動!?」

ライトニング「瞬間移動っていうか」


【オーバークロック】時間を遅らせ発動者のみが自在に動ける


ライトニング「お前のスピードじゃ使うまでもなかったな」

リノア「ずっこ・・・」

スコール「リ~ノ~ア~・・・」

リノア「うげっ!」

アルティミシア「観念しろ。悪魔め」フワァ

リノア「この・・・かくなる上は!」

リノア「アンジェロ!」ピピー


『アンジェロは やってこない!』


リノア「アンジェロ!?どこいったの!?アンジェロ!?」


ギルガメッシュ「アンジェロじゃねーよ!」ズドォン


リノア「ギルガメッシュ・・・!」

ギルガメッシュ「やっと取り返したぜ・・・エンギドゥ~~~!」

エンギドゥ「くう~ん」ペロペロ

リノア「い、いつの間に・・・」

ギルガメッシュ「うるせえクソアマ!お前からエンギドゥを取り返す機会をずっと伺ってたんだよ!」

リノア「くっそ~!スコールに気を取られてたァーーーーー!」

スコール「容疑者確保ォーーーーーー!」


『リノアを つかまえた!』


ライトニング「ほら、捕まえたぞ」グイ

リノア「うう・・・」プラーン


『ぜんいんで リノアを 囲む』


ゼル「もう・・・いいだろうよ・・・」

キスティス「あなたは歯止めが効かなくなってるだけなのよ」

アーヴァイン「僕らが止めてあげるよ~」

セルフィ「だって・・・仲間じゃんっ」

リノア「・・・」プラーン

ライトニング「こいつが・・・とてもそうには見えんが」ジロジロ

リノア「私はかよわい女の子なんですっ本当なんです信じて!」

ライトニング「ファングを騙った奴の言う事など信じられるか!」

リノア「それアタシじゃないんですけど・・・」

スコール「るせえこの天然パケ写詐欺野郎!」

アルティミシア「やっと・・・捕まえたな」

スコール「ふへへへへ・・・クリムゾンみたいにしてやる・・・」

リノア「~~~~~!!」


~~~~~~~~


リノア「 」(正座)


スコール「びくびくしちゃう覚悟はできたかゴルァ!」

リノア「それはティファさんに任せようよ・・・」

スコール「マンネリなんだよバカ!お口直しにお前のようなのがいるだろが!」

リノア「なんか屈辱だわ」

ギルガメッシュ「介錯は俺にやらせてくれ!よくもエンギドゥを!」

リノア「こいつ・・・もっとぼこぼこにしてやればよかった」

スコール「存分にやったろが!」

ライトニング「どうでもいいが情報を聞き出すんだろ?無駄な話をするな」

リノア「つか薔薇ねーさんなんでここにいんの・・・・」

アルティミシア「・・・さて、では死ぬ前にいくつか聞かせてもらおうか」

リノア「はい、なんなりと」(正座)

アルティミシア「お前の目的はなんだ。あの魔導士の意図しない不可解な行動の数々・・・」

オメガ「ナンカ半端ニ協力シテタラシイナ」

アルティミシア「そうだ。お前は言った。もっと強くなれと」

リノア「完全に予想外のレベルアップでしたけどね」

アルティミシア「・・・・何を企んでいる」

リノア「・・・」


スコール「まてババア、俺らはさんざ言われたろ」

アルティミシア「教えて欲しくば」

スコール「力付くで聞け」

リノア「・・・そんなん言いましたっけ」テヘ

スコール「お望み通り力付くで聞いてくれるわ!」

スコール「とぉっ!」バッ


【逆エビ固め】


リノア「あだだだだだだだ!い~~~だ~~~~い~~~~!!」

スコール「吐けゴルァ!!洗いざらい全部吐け!!」グググ

リノア「わわわわかった!痛いから!言うに言えないから!」バンバン!

アルティミシア「で?お前の目的はなんだ」

リノア「・・・」

スコール「 間 を 空 け る な ! 」グググ

リノア「ひぎぃぃぃぃ~~~!ギブ!ギブギブギブ!」バンバンバン!

アルティミシア「はやく言わんとお前の半身が反りたってしまうぞ」

リノア「・・・」

アルティミシア「意外と口が堅いな・・・」

スコール「サンロクマルコースいくか?ええ?」

リノア「・・・」ボソボソ

スコール「ん?なに?」

リノア「私の・・・目的は・・・世界に・・・花を植えて・・・」

リノア「花を見て・・・みんな優しい気分になって・・・世界のみんなが仲良くなって・・・」

リノア「その隙に・・・他国に乗り込(ry

スコール「 ウ ソ 付 く な ! 」ググー!

リノア「あんぎゃあああああああ!」メキメキ

スコール「このボケがぁ!!俺の世界お花畑計画をパクんじゃねーぞ!」

リノア「ごめんごめん!いっぺん言って見たかったんだよぉぉぉぉぉ!」バンバンバン!

ライトニング「なんだそれは」

オメガ「ドウセコイツガ似タヨウナ状況デテキトーコイテゴマカソウトシタンダロ」

アルティミシア(大正解だ)

リノア「・・・・」ゼエハァ

スコール「このアマ!マジで粘りやがるな!」

アルティミシア「もういい。私が体で効こう」

ゼル「ちょ、おばさん!」

アーヴァイン「や、やっちまうってのかい!?」

アルティミシア「~~~~~」キュィィィ

リノア「や、やばっ!」

スコール「待てババア!殺すな!まだはやい!」


アルティミシア「 は ぁ ! 」

スコール「ババア待て~~~~!」


【ライブラ】


スコール「なんだ・・・ライブラか」ホッ

セルフィ「びっくりしたぁ~」

アルティミシア「私のライブラなら相手の隠し事も聞き出せる・・・対象の心の奥まで入り込んでな」

スコール「ハッキングの魔法版って所か・・・」

アルティミシア「そうだ・・・だから少々時間がかかる・・・まて・・・」


リノア・ハーティリー 

年齢:17歳
職業:レジスタンス
身長:163cm
体重:不明
生年月日:3月3日


アルティミシア城にてスコールに置き去りにされ、そのまま時間の流れに吸い込まれる
しかし偶然にも次元の狭間への入口が開き、一人だけ生き延びる
そこでエクスデスと知り合い、封印解除の手伝いを条件に劇的なパワーアップを果たす


アルティミシア(そう、そこは知っている。もっと奥だ・・・)


その後エクスデスの力を借り再び現世に現れ、傍若無人の限りを尽くしつつ封印解除に向けて様々な暗躍を見せる
イデアの力を奪った後はアデルに目を付け、アデルセメタリーの奪還に成功する
そして同時にとある目的の為スコールの強化を促し、ルナティックパンドラ最上部にてスコールらを待つ


アルティミシア(そのとある目的を聞いているのだ・・・)


ルナティックパンドラにて再会したスコールが強力な助っ人を集めてきただけと言う
人任せな強化をしてきたため内心呆れている
しかし数の力で対抗しようとするスコールらになす術もなく捕まってしまう
この場をどう乗り切ろうか必死で思案中


アルティミシア(この場を乗り切るだと?はん、もう詰みなんだよ)





なお打開策は見つかった模様




アルティミシア(なッ!?)


リノア「 」キラン


アルティミシア「お前ら!!今すぐそいつから離れ(ry

リノア「時間稼ぎ乙で~す・・・」ニヤ




カ ッ



全員「 う わ っ ! 」



【フラッシュ】



スコール「うったぁーーーーー!目が!目がやられたァーーーー!」ジタバタ


リノア「緊急脱出ッ!」ゴロゴロゴロ


『とつぜんのまぶしさに めがくらむ!』


リノア「脱出成功ッ!」バッ

アルティミシア「待てッ!リノアが逃げるぞ!」

リノア「全力全開大脱走ッ!」ダダダダ

スコール「この・・・足掻いてんじゃねェーーーーー!」

ライトニング「くっ・・・悪あがきを・・・」チカチカ

スコール「ねーやん頼む!俺まだ目が・・・」

ライトニング「わかった、今度は身動きが取れない用にふんじばっておく」


リノア「~~~~~~~~!」ダダダダダ


スコール「は、はやく!リノアが逃げる!」

ライトニング「ハァッ・・・ッ!」


【オーバークロック】


ドギュゥゥゥゥゥゥン!!


ライトニング「全く、カップルだけあって意地汚さはあいつにそっくりだな・・・」ギューン

ライトニング「無駄な事を・・・時の中を自在に動ける私から逃げ切れると思うな!」ギューン

ライトニング「そら、捕まえた・・・ッ!?」ギューン


『ときが ぎゃくにうごいている!』


ライトニング「なんだ!?こいつら逆に動いて・・・!」キョロキョロ


ギューン ギューン ギューン・・・・・・・・


ライトニング「まずいッ!オーバークロックが切れる!」


【オーバークロック タイウアウト】


ギュゥゥゥゥゥゥゥゥン!!


全員「ハッ!」


スコール「なんだ!?どうなった!?」

ギルガメッシュ「リノアがいねーぞ!」

ライトニング「何だ今のは・・・時が・・・遡った?」

エルオーネ「ねえ、それって・・・」


【リターン】


スコール「あのアマぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ガン!


オメガ「オチツケ。リターンヲ使ッタダケナラ、マダソウ遠クニハイッテナイハズダ」

アルティミシア「本当に往生際の悪い・・・!」ビキビキ

スコール「ゴルァリノア!どこに逃げたがった!」

スコール「でてこい!」


(こっちこっち)


全員「!?」


プンッ プンッ プツッ プツッ


ゼル「なんの音だ?」

キスティス「ゴムが千切れたみたいな音が・・・」


プツッ プツッ


プツツツツツツツツンッ


『あたりに ぶきみな音が なりひびく!』


全員「・・・?」キョロキョロ



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・



スコール「な、なんだぁ・・・?」

アルティミシア「こ、この魔力は・・・まさか・・・」



(ぐわぁーーーーーーーーーッ!)



全員「!?」


リノア「おハロ~」

アデル「うがが・・・」




スコール「 げ ッ ! 」




【エンカウント】リノアinアデル


アデル「たたた、助けてくれぇ・・・」グラァ

アルティミシア「こ、これは・・・」

スコール「あん時の逆バージョンかよ!!」

リノア「あ~ん取り込まれちゃった~」

リノア「みんな、たしけて~」


【ドレイン】


アデル「ぐああああああああああ!!」ギュイーン

スコール「ぐぎ・・・あんの野郎・・・」

アルティミシア「乗っ取った・・・のか・・・?」

リノア「いやはや、今回ばかりはさすがに焦ったよ」

リノア「だってスコール、ありえない助っ人連れてくるんだもんw」

スコール「お前が強化してこいっつったんだろうが!」

リノア「あんたをね」

ライトニング「化け物が・・・何をしている!殲滅するぞ!」ジャキ

オメガ「アイツヲドウニカシナキャ次元ノ狭間ニカエレネーダロガ」ドォン

リノア「きゃーこわーい助けてアデル~」

スコール「ちょぉ待てぇ!作戦内容を忘れたか!?」

アルティミシア「今回はアデルを救出しなければならんのだぞ!?」

ライトニング「ぐ・・・」ジャキ

オメガ「ジャアダメダ。テラブレイクハ単体ニシボレネー」

アルティミシア「お前らがが言ったらアデル事やってしまう!」

スコール「こ、このアマ!まさかそれを見越して!?」ワナワナ

リノア「強すぎる事って時として弱点でもあるのよね」ウンウン

アデル「ああ・・・」グッタリ

アルティミシア「こ、こいつ・・・!」

スコール「ちくしょおおおおお!またしても、またしても切り抜けられたぁぁぁぁ!」

アルティミシア「や、やられた・・・」ガク

リノア「せふせふ~♪」

オメガ「メッチャ頭イイナ・・・」

ライトニング「今まで敵の殲滅しかやってこなかったからな・・・そんな器用なマネはできん」

リノア「発想の転換って奴?」クスクス

リノア「あ、お腹空いた」


【ドレイン】


アデル「あああああああああ!!」

スコール「ボケカスブラジャーゴルァ!とりあえず吸うのをやめろッ!」

リノア「えーでもこれめっちゃ燃費悪いし~」


アルティミシア「アデルが死んでしまうだろうが!!」

リノア「いや別に味方じゃないし」

スコール「うっだぁぁぁーーーーーーッ!どうすればいい!?ババア!!」

スコール「うちの主力をほぼ封じられたぞ1?」

アルティミシア「~~~~~!」ギリ

リノア「スコさんスコさん」

スコール「あ!?」

リノア「さっきからアデルの乳首が当たってるんですけどw」

スコール「知るかボケッ!こんな状況で下らん下ネタいれてんじゃねえぞ!」

スコール「死ねッ!」

リノア「w」

スコール「あああああの余裕な感じが最高にイラつくんだよぉぉぉぉぉ!!」

ギルガメッシュ「落ち着けよ・・・なんとかしなきゃならないんだろ!」

スコール「~~~~」ヒッヒッフー

リノア「くやしい・・・けど・・・あたっちゃうッ!」グリグリグリ

アデル「あっあふぅ・・・あっ」

スコール「うるせええええあああああああああ黙れええええええええええ!!」ビキビキビキ

アルティミシア「バカ乗るな!挑発だ!」

リノア「w」

アルティミシア「くそぉ・・・アデルはただでさえ図体がでかいからな・・・」ギリ

オメガ「トリアエズテラブレイクハダメダナ。アノマッチョマデアタッチマウ」

ライトニング「シーンドライブはそんな器用な斬り方はできん・・・」

ゼル「お、俺も・・・絶対あのでけーのに当たっちまうよ」

セルフィ「レビテガとか多分二人纏めてとんでっちゃうよ~」

キスティス「ショックウェーブパルサーはこっちまで巻き込まれそうだわ」

ギルガメッシュ「俺も・・・斬鉄剣したら絶対あのでけーのに当たる・・・」

スコール「ハッそうだ!エルねーちゃん!今こそ強制睡眠の出番だ!」

エルオーネ「え・・・でも誰に・・・?」

スコール「誰でもいいよ!あいつの意識をテキトーな奴に飛ばしてやってよ!」

アルティミシア「エルオーネ!頼む!」

エルオーネ「わかった・・・やってみる・・・」

リノア「!?」


キィィィィーーーーー・・・ン


リノア「おおっ!これはまた強烈な・・・」キィーン

アデル「うが・・・」

スコール「リノアが寝たら速攻でサルベージだ!なんとかして分離する!」

アルティミシア「急げ・・・アデルが吸収されてしまったら終わりだ!」

エルオーネ「・・・」グッ

リノア「お・・・おお・・・効くぅ~・・・」フラ

スコール「お・ち・ろ! お・ち・ろ!」

リノア「でも・・・残念・・・ そ れ も 対 策 済 み ぃ ! 」

全員「!?」


ズドォォォォン!!


【悪魔の瞳】


スコール「なんだこいつ!?」

アルティミシア「カ、カトブレパス・・・」

スコール「お前のしもべ!?」

アルティミシア「いや・・・あれはベビーモス系のモンスターから精製したまがい物・・・」

オメガ「アッチハ本物ナンダヨ!」


エルオーネ「キャーーーーーーーーーーーッ!」


『エルオーネのからだが いしになっていく!』


スコール「エルねーちゃあああああああああん!!」


リノア「きゃっはっはw強制睡眠返し~~~!」

カトブレパス「・・・・」ギョロォ

スコール「くっそーーーーーーッ!あれも古代のGFかよぉぉぉぉぉ!」

リノア「本物のカトブレパスはね~、なんでも石にできちゃうすごいモンスターなんだよ!」

リノア「ちなアデルを封印したのもこれの力で~っす!」テヘペロ

アルティミシア「くっ、噂には聞いていたが本当に伝説級だな・・・」

スコール「やっぱりアデルもお前の仕業だったんだな!?こんにゃろーーー!」

エルオーネ「み・・・・んな・・・・」ピキピキピキ

スコール「うぉぉぉぉぉぃ!金の針!金の針!」

リノア「ムダムダ、カトブレパスの石化はちょっと特殊でね」

リノア「普通のアイテムじゃ解けないよん♪」

アルティミシア「エルオーネ!エルオーネ!」

エルオーネ「あ・・・・・ああ・・・・ッ」ピキピキピキ

スコール「 エ ル ね ー ち ゃ ー ー ー ん ! 」

リノア「しゃあ!チート一人陥落!」


『エルオーネは 石化した!』


エルオーネ「 」(石化)


リノア「キャハハハハハーーーーー!やっぱ戦力バランスは考えないとねーーーーッ!」

スコール「こ・・・の・・・」ジャキ


ダ ッ


スコール「リノアァァァァァ!!」


アルティミシア「バッ!よせ!無策に突っ込んでも・・・」

スコール「オラァァァァァ!死に晒せえええええええええ!」

リノア「学ばないねえ」


『ざんげきが かたいしょうげきに はねかえされる!』


スコール「!?」ガキィン!

リノア「こいつをお忘れですかいな~」


【アースウォール】


スコール「いつぞやのマドハンド・・・!」

リノア「アタシはスコールのチート集団と違って~攻守バランスを考えた正統派だから~」

スコール「なにが正統派だボケェッ!!このどん底ヨゴレがッ!」

リノア「ダイヤの原石は磨くまでは汚いもんなのさっ」

スコール「うるせええええええこの泥団子がぁあああああああ!!」

アデル「おおおおおおお!」

スコール「!?」


『アデルのきょうれつなパンチが スコールをおそう!』


スコール「うごはぁッ!」ドサ

アルティミシア「スコール!」

スコール「お・・・おお・・・超いてえ・・・」ズキズキ

リノア「この巨体からげんこつされたらそりゃ効くよねw」

アルティミシア「どうせお前が操ったんだろ・・・!」ギロ

リノア「いや~んアデル~この人こあ~い」

オメガ「オ、オイエル・・・」

エルオーネ「 」(石化)

リノア「大丈夫だって後で解いてあげるから」

アルティミシア「アデルを人質に自分は受け責めやりたい放題か・・・」

ライトニング「攻守共に完備、さらに相手のペースを崩す弱体攻撃・・・」

ライトニング「この陣形はまさに『リベリオン』たった一人でここまでこなすとは・・・」

ギルガメッシュ「だ、伊達じゃねえ・・・」

リノア「さてみなさん、ここいらで一つ小ネタを発表しますっ」

全員「!?」


リノア「かつてエスタを恐怖に陥れたアデルですが」

リノア「実はアデルにも特殊技があるのです!」

アルティミシア「なんだと!?」

スコール「そんなのあったっけ・・・」

リノア「スコールは知ってるはずでしょ」

スコール「・・・・」ハッ

リノア「思い出した?」オーラ

スコール「やべえッ!全員逃げ(ry

リノア「正解は~・・・」


【エナジーボマー】


全員「うあああああああああ!!」


ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !


リノア「おーすごい。さすがアデルの必殺技だねっ」


シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・


ライトニング「ごふっ!みんな大丈夫か?!」ガラ

オメガ「アテテ・・・結構ナ威力ダナ」

ギルガメッシュ「まだ耳がキーンってなってる・・・」キーン

アルティミシア「溜めこんだ魔力を力任せに放出か・・・アデルらしい技だ・・・」ゲフ

リノア「おや?」


スコール「 」(戦闘不能)

ゼル「 」(戦闘不能)

セルフィ「 」(戦闘不能)

キスティス「 」(戦闘不能)

アーヴァイン「 」(戦闘不能)


アルティミシア「お、お前ら!」

リノア「ちょっとメイン組~!だらしないんじゃないの~!」

ライトニング「やはりあいつらじゃ耐えれなかったか・・・」

オメガ「マァHPガ俺ラトハチガウカラナァ」

リノア「全くもう、しっかりしてよね!」プンスカ

リノア「あ~、今の技でお腹空いた~」


【ドレイン】


アデル「ぐああああああああ!」


ギルガメッシュ「ちょ、アルテねーさん!アデル死んじゃうって!」

アルティミシア「く・・・どうすれば・・・」

リノア「ちょっとしょっぱい」モムモム

アデル「 」グッタリ

アルティミシア「・・・てぇい!」ピッ


【転生の炎】


スコール「あたたた・・・」ムク

アルティミシア「おおいスコール!どうする!?」

オメガ「ナンカ卑怯ナ裏技モウネーノカヨ!」

スコール「ねーよ・・・こっちが知りたいわ・・・・」

リノア「ほらほらほら、はやくしないと次元の狭間いけないよ~」

スコール「かぁ~もう!協力したり邪魔したり、お前は一体なんなんだよっ!」

リノア「番人的なアレ」

スコール「なんのだよ!」

リノア「さあ?w」

アルティミシア「スコールムダだ。こいつは真面目に答えない」

スコール「くっそ~!最強戦力で一気に畳み掛けようと思ったのに!」

アルティミシア「強さが逆に足枷となるとは!」

スコール「前回はどうしたっけな・・・ええと・・・」

スコール「・・・そうだ、リノアに攻撃を当てない様にちまちまと単体攻撃で削ってったんだ」

アルティミシア「しかし今回は逆だ。しかもリノアのHPは詳細不明だぞ?」

スコール「さらにアデルから吸収して回復し放題だ・・・くっそ!どうすりゃイイ!?」

リノア「まぁ色々試してみれば?」

スコール「EOHぶちかましてえ・・・」

アルティミシア「生半可な単体攻撃ではゴーレムとやらに弾かれてしまう・・・」

スコール「かといって強力すぎる技はアデル事やっちまう・・・」

アルティミシア「リノアのみにピンポイントで、かつ高威力のダメージを叩きだせる」

アルティミシア「そんな技があればいいのだが・・・」

スコール「そんな都合のイイ奴が・・・いるかよ・・・」

スコール「ん・・・ピンポイント?」


アーヴァイン「あったぁ~・・・こりゃ厳しいね」ムク


スコール・アルティミシア「 ホ モ ! 」


リノア「えっ」


アーヴァイン「ん?呼んだかい~?」

スコール「こ、ここへ来てホモか!?」

アルティミシア「一番何もない奴が一番使えるとは・・・わからんものだ」

アーヴァイン「何々?どうしたの~?」

スコール「とりあえず、だな」

スコール「何もなくてよかったな。お前」ポン

アーヴァイン「よくわからんけどなんか褒められてるからよしとするか~」

アルティミシア「この状況下でだけだからな?」


リノア「えっそこでホモ投入?ないないw一番ないってw」


スコール「言われてんぞ、ホモ」

アーヴァイン「出番かい~?」ジャキ

スコール「いいかホモ、聞け。リノアがアデルとくっついた事で俺らの持ち味である超強力な技が使えない」

アルティミシア「アデルを死なすわけにはいかんからな」

スコール「そこで俺達はリノアのみにピンポイントで高威力を叩き出せる。そんな技術を持った者が必要だ」

アーヴァイン「はっは~ん、なるほど」

アーヴァイン「つまり・・・狙撃だね?」ジャキ

スコール「イヤス!ここへきてやっとお前が輝く時が来たのだ!」ガシ!

アーヴァイン「僕結構活躍してたと思うんだけどな~」

キスティス「アーヴァインに託しましょう!」

ゼル「今度はヘタレんなよ!」

セルフィ「がんばれ~!」


リノア「狙撃って、みなさんそもそもどうやって攻撃通す御積りで?」


『いわのてが リノアをつつむ!』


アルティミシア「そうだ、あの全ての攻撃をシャットアウトする防壁、あれを何とかせんことには・・・」

スコール「・・・・」

ギルガメッシュ「なぁ大将、あいつ飛竜の谷にいた奴だよな・・・」

オメガ「イタナ。確カアイツ・・・」

スコール「えっなに?知り合い?」

ギルガメッシュ「いや、その、全然関係ないんだけど」

ギルガメッシュ「あいつ飛竜の谷って所でさ」

アルティミシア「ふむ」

ギルガメッシュ「・・・いじめられてたんだよ」ボソ


リノア「そうなの!?」


スコール「・・・何情報だよそれ」

オメガ「ホカノモンスターニフルボッコニサレテタンダヨ」

ギルガメッシュ「大将の時代からそうだったのね」

アルティミシア「ど、どうでもイイ・・・」ガク

オメガ「イヤデモ関係オオアリダゾ」

ギルガメッシュ「身を防ぐ能力もそこから得たんだと思う」

スコール「撃たれ慣れてる的な事かよ・・・」

アルティミシア「という事は・・・決して無敵の防御ではないという事だな?」

ギルガメッシュ「ああ。めっちゃ固いけどしこたま攻撃しつづければいつか解けると思う」


リノア「あんた・・・それ先にいいなよ」

ゴーレム「・・・・」


オメガ「デモゴーレムノ防御ハガチダゾ。アレヲ崩スニハカナリ根気ガイル」

ギルガメッシュ「ちょっとした有名人だったもんな。悪い意味で」

キスティス「エルおねーちゃん・・・」ペタペタ

エルオーネ「 」(石化)

アルティミシア「そうだ・・・カトブレパス・・・あいつも厄介だな・・・

ライトニング「あの石化モンスターは私が何とかしよう。私なら石化させられる前に殲滅できると思う」

ゼル「俺も協力するぜ!」

ライトニング「ダメだ。お前らまで石化させるわけにはいかない」

ライトニング「お前らは本丸を叩かないといけないんだろ?無駄な消耗は極力抑えろ」

セルフィ「うう・・・見てるだけしかできないなんて~!」


リノア「な~んか無駄な目論見立ててんね~」

アデル「・・・」ゼエーゼエー


アルティミシア「・・・どうする?スコール」

スコール「・・・・・・」


ポク ポク ポク ポク


チ ー ン!


スコール「 ひ ら め い た ! 」ピカーン


ライトニング「おおっ!打開策が出たか!?」

オメガ「ドウセマタ卑怯ナ手段ダトオモウケド」

スコール「リノアァ!タイムを要求するッ!」


リノア「お好きにどーぞ」

リノア「でもわかってる?はやくしないとアデルが・・・」ニヤ

アデル「~~~~~」ゲフッ


スコール「全員緊急集合っ!」バッ

スコール「まずはあれをこれしてこうこうこうしてだな・・・・」ゴニョゴニョ


リノア「あっ無視された」

アデル「は、はやく・・・」ヒューヒュー


ゴニョゴニョ・・・・ ゴニョゴニョ・・・・


リノア「・・・まだぁ?退屈なんだけど」

スコール「・・・・・・・・・・」ゴニョゴニョ

リノア「・・・」サッ

スコール「 く ん な ! 」

リノア「ひど~い!仲間はずれだ~!」

スコール「そいで・・・・だな・・・・・・・・・・」ゴニョゴニョゴニョゴニョ

リノア「いじめだ~」


『さくせんを せつめいする!』


スコール「・・・こんな感じ」

アルティミシア「またお前はそんなのばっかり・・・」

オメガ「タマニハ正攻法デタタカエヨ」

ライトニング「しかし手段を選んでいる場合ではないのも事実だ」

アーヴァイン「しっかり守ってくれよ?とても強い皆様方」サッ

スコール「うっさいわ。お前こそ今度はヘタレるなよ?」

スコール「リノアァ!待たせたな!」


リノア「やった、レア武器ゲット」ピローン


スコール「遊んでんじゃねえぞゴルァ!今日がお前の命日となるのだ!」


リノア「ふっふ~ん、この三位一体の陣形をどうやって崩すのか見ものだけど」

リノア「でもだからと言って、手加減はしないよ~」

スコール「こいやゴルァ!天地魔闘気取ってんじゃねえぞ!」

リノア「ではさっそく・・・」


【悪魔の瞳】


リノア「次に石になっちゃうのは誰かな~~??

リノア「・・・ありゃ?」


【ベール】状態異常魔法を防ぐ


ライトニング「よし・・・!」

スコール「ないっすねーやん!さすが仕事が速い!」

リノア「ずっこ!私の知らない魔法!」

スコール「使える物は何でも使う、それがレオンハート流!」

スコール「今度はこっちのターンだ!」

スコール「ホモ!」

アーヴァイン「おっけぃ!」ジャキ!

リノア「食らわないよ!ゴーレム!」


『いわのりょうてが リノアをつつむ!』


アーヴァイン「いっくよ~~~~!」


【クイックショット】


BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!


リノア(ムダムダ、いくら撃ってもそんなの効かないよ)


BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!


リノア(しつこいなぁ・・・ムダだってば)


BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!


リノア(あれ・・・ホモの特殊技って弾数消費型じゃなかったっけ?)


BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!


リノア(撃ちすぎじゃない!?弾数どうなってんの!?)


『すきまから さきをのぞく』


リノア「・・・・ッ!?」


スコール「わっせろろろろ~~~~~~い!」バババババ

アーヴァイン「消費が速いよ!ジャンジャン作ってよね!」バンバンバン!

ライトニング「後でエーテルくれよ?」ササササササ!


【オーバークロック】→【弾薬精製】→【仕分けスコール】→【アーヴァインへ】


スコール「ドンドンこいやドンドン!」バババババ!


リノア「スコールいらなくない!?」


BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!


スコール「オラオラオラーーーーー!まだまだ終わらねーぞ!」

リノア「えっうそ!?じゃあいつまで続くの!?」

スコール「 永 遠 に だ よ ! 」


BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!


リノア「ッ・・・!ゴーレム・・・これ耐えれるの!?」



『むすうのだんがんが たえまなくとんでくる1』



BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!



リノア「や、やばぁ~・・・耐えてっ!ゴーレム!」

スコール「オラァーーーーーーー!指がはじけ飛ぶまで連打しろッッッ!!」



BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!



リノア「ひ、ひぃぃ~~~!」



BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!


ビ シ ィ ッ !


リノア「ちょ!?ゴーレム!?」

ゴーレム「あががが・・・」


『ゴーレムのからだに きれつがはいる!』


スコール「おっしゃぁ!あともうチョイ!」

ライトニング「し、しんど・・・」ハァハァ

アーヴァイン「まだまだ~!どんどん精製してちょうだいっ!」


BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!



ピキ・・・パキ・・・バキッ


スコール「押せ押せ押せ押せェーーーーーーーーー!」



BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!

BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!


リノア「ゴーレム頑張って!耐えて!ゴーレム!」

ゴーレム「ひぃぃぃ~~~いたいたいいたい!」

リノア「やば・・・ゴーレムがそろそろ限界・・・」

リノア「ええ~いアデルッ!エナジーボマーいくよっ!」ギューン

アデル「ぐあああああああ!」


アルティミシア「おい反撃くるぞ!」

スコール「しゃあッ!第二段階発動ッ!」キュー


リノア「こんにゃろ~~~!それ止めなさいよっ!」

スコール「ホモォ!弾丸変更!」


【アーマーショット】


バ キ ィ ッ ! ! 


リノア「!?」

スコール「ヒビが入ったらこっちのもんだ!徹甲弾で押しまくれ!」

アーヴァイン「これは貫通性能が高いからね~、亀裂に食い込んでドンドン割れていくよ~」

ライトニング「~~~~」ゼエハァ


BANG!! BANG!! BANG!! BANG!! BANG!! BANG!! BANG!! BANG!!


リノア「ゴ、ゴーレムが・・・割れるッ!?」

スコール「キエエエエエエエエエエエッ!!」バッ


BANG!! BANG!! BANG!! BANG!! BANG!! BANG!! BANG!! BANG!!



バ リ ィ ン ッ



ゴーレム「たたた、助けてくれぇーーーーーーー!」デロン

リノア「ちょっとゴーレム!?ゴーレム~~~~~~~~!!」


『アースウォールが とけた!』


リノア「ちっきしょぉぉぉぉぉぉ!アデル!!」

リノア「もっぱついくよ!イイね!?」

アデル「ああああああああ!」ギュイーン


スコール「させっかボケッ!」バッ

リノア「!?」


『スコールが めのまえに とびかかる!』


スコール「ババアーーーーーーーーー!!」

アルティミシア「とぉっ!」(合体)


【魔法剣】フレア


スコール「ちょりそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

リノア「!?!?!?!?!?!?」


ズ バ ッ ・ ・ ・ ・ ・ !


リノア「イギッ!」

スコール「か~ら~の~!」


キュィィィィィ・・・・・



リノア「!?」


ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ン ! ! 


リノア「ギエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」


スコール「しゃオラーーーーーーーーーーッ!やっと有効打が入ったぜ!」

アルティミシア(本当に・・・よくやった・・・!)


ボォォォン! ドォォォォォン! ドドドォォォォォォン!


『リノアとアデルが はげしくばくさんする!』


アルティミシア(おいおいこれアデルも大丈夫か?)

スコール「ギリ耐えるだろ。多分」


ボボボボォォォォォォォン・・・・


アルティミシア(まぁ、ある程度は仕方がないか・・・)

スコール「死にかけてたら回復してやれ」

ライトニング「つ、疲れた・・・」ガク

アーヴァイン「閃光のおねーさんおつかれ~。さすが、仕事がはやくて助かったよ」

ライトニング「こういう内職みたいな仕事は苦手だ・・・」ハァハァ

オメガ「ヒタスラ弾ツクッテタダケダモンナ」

ライトニング「・・・・」グッタリ

ギルガメッシュ「つかなんで100発だけなんだよ。上限なかったら強いのに」

アーヴァイン「それはまぁ弾倉の都合もあるしさ~」

アーヴァイン「あんまり弾いっぱい持つと、僕のシルエットがおデブちゃんいなっちゃうじゃん?」

ギルガメッシュ「ああ、そう・・・」


パリーン


エルオーネ「きゃ!?アタシ一体何を・・・」

ゼル「エルねーちゃんんも復活したぜ!」

キスティス「本当によかった・・・」

アルティミシア(エルオーネが復活したという事は)

スコール「今度こそやったな!」


ボォォォォォォン・・・・・・・・


ズ ド ォ ン !


アデル「お、おお・・・」ピクピク

スコール「でけーんだよこのガチムチが」

アルティミシア(アデルだしポーションでいいだろ)

スコール「おいガチムチ、仰向けになれ」

アデル「 」ピクピク

スコール「しゃーねーな・・・ふんっ!」ガシ


『おもくて うごかせない!』


スコール「ふんぎぎぎぎ!重いんだよボケッ!」ゲシ

アルティミシア(ダイエットしろ!)

スコール「ちょっと誰か、手貸してぇ~!」


ラグナ「アデル~~~~~!」


スコール「あ、パパ」

ラグナ「アデル大丈夫か!?しっかりしろ!」

スコール「ちょっとそいつひっくり返すの手伝ってよ。重いんだよ」

ラグナ「おっしゃ!せーの!」グググ


ゴロォン


アデル「・・・・」

スコール「リノアは・・・ちゃんと取れてるな」

アルティミシア(寄生虫みたいなマネをしおってからに)

ラグナ「おいアデルは大丈夫なのか!?死にかけてっぞ!?」

スコール「大丈夫だよ。アデルのタフさは証明済みだろ」

アルティミシア(そもそも魔女だし)

ラグナ「おいアデル!しっかりしろ!アデル!」

スコール「ガリバーみたいな構図だな」

アルティミシア(ほんとデカイなこいつは・・・)


スコール「さて、そいでだな・・・」キョロキョロ






リノア「・・・・」ズリズリ


スコール「ショラッ!」ブン

リノア「ひぃっ!?」ザク!

スコール「リ~ノ~ア~・・・」ヌッ

リノア「がががガンブレード投げないでよ!危ないな!」

アルティミシア(今度こそ詰んだな)

リノア「う・・・まじいったぁ・・・」ゴフ

スコール「リノア、ハグハグしよーぜ」

リノア「え、やだこんな所で」ポ


【チョークスリーパー】


スコール「オラオラオラーーーーー!ぬくもり感じたかったんだろぉーーーー!?」グググ

リノア「ひぎぃぃいぃぃ~~~!堕ちる!堕ちる~~~~!」バンバンバン

アルティミシア(聞き出す前に落とすなよ?)


『ふたたび ぜんいんで リノアをかこむ!』


リノア「・・・」

スコール「今度は逃がさんように俺がこの体制で固めとくから」

ラグナ「嬢ちゃん・・・えらい大立ち回りを演じたな」

リノア「お義父さん」

スコール「お前がお義父さんって言うんじゃねーよ!ボケッ!」ググ

リノア「おごごっ!いいじゃん別に~~~!」

ラグナ「おめーさんには色々聞きたい事があっけどよぉ・・・」

スコール「ハッそうだパパ!聞いてよこいつ!」

スコール「ジュリアを精神的に追い詰めて発狂させたんだぜ!?ひどいだろ!?」

ラグナ「・・・」

リノア「ごごご誤解ですっ!別に追い詰めようとしてたわけじゃ」

スコール「ウソつけやぁ!!本人に直接聞いたんだよ!ボケがッ!」

スコール「てめーママさんに向かって死ねとか言ってたろ!カスかお前は!」ググ

リノア「だから違うッ!違うの!お義父さんならわかるでしょ!?」

リノア「ママは死ぬ運命だったの!それは避けられないの!」

リノア「だからせめて心構えができるように前もって・・・」

スコール「にしても余計な事言いすぎんなんだよカスが~~~~~~~~~!」(鼻フック)

リノア「ノォ~~~ノォ~~~!」フガフガ

ラグナ「・・・まぁ、なんだ、その」

ラグナ「おめーさんも2週目だし、色々あれこれしたいのもわかっけどよぉ」

ラグナ「もう・・・観念しなって」

リノア「・・・」


ラグナ「聞いたよ。うちのバカ息子のせいでトチ狂っちまったんだろ?」

ラグナ「おめーさんがそうなったのはこいつのせいだ。でも」

ラグナ「責任感じてちゃーんと、止めようとしにきたんだよ。見捨ててなんかいなかったんだよ」

ラグナ「だから、その、なんつーか・・・」

ラグナ「許してやってくれよ~」

リノア「・・・じゃあ離してよ」

スコール「次四の字かけていい?」

リノア「許しを乞う態度じゃないでしょ!?」

アルティミシア(・・・)


ゼル「リノア、もういいだろ」

アーヴァイン「もどっておいでよ~」

セルフィ「リノアッ」

キスティス「私達みんなで色々乗り越えてきたじゃない」

スコール「オラオラ」ギュー


リノア「みんな・・・ごめん、アタシ、どうかしてた」

アルティミシア(・・・)

リノア「さびしかったの・・・ずっと一人で、次元の狭間に放り出されて・・・」

リノア「みんなはもういなくなったと思い込んでたから・・・居場所がなくなったと思っていたから・・・」

リノア「でも・・・帰る場所はあったんだねっ!みんなはそこにいたんだねっ!」

リノア「いろいろ迷ったけど・・・ひどいことしたけど・・・」

リノア「帰ってきても・・・いいですか・・・?」


4人「とうぜんっ!」


リノア「うう・・・みんな・・・みんな・・・」グス

スコール「お?」


リノア「みんな・・・みんな・・・」


リノア「みんな~~~~~~~~~~!」バッ








アルティミシア「はいストーップ」ガシ


リノア「ッ!?」

キスティス「ちょっと魔女さん!?」

アルティミシア「お前らはホント何回騙されれば気が済むんだよ・・・」ガシィ

ゼル「どういう事だよ!」

アルティミシア「こういう事だ」ライブラ


アデル融合体を破られ、今度こそ打つ手が無くなった為
とりあえず反省したフリをして、隙を見てリターンをかけようと目論んでいる


アルティミシア「わかったか?こいつの人となりが」

4人「・・・」

リノア「さ、さすがです・・・」ダラダラ

スコール「ちぇりゃぁぁぁぁぁ!!」バッ


【4の字固め】


リノア「ひぎぃいぃぃぃぃ~~~~~~!」バンバンバン!

スコール「このっ!このっ!どうしてお前は反省しないんだ!」グイグイ

スコール「どうしてそんな子に育ったんですかッ!ええ!?こうなれば反省するまでお仕置きです!」ギュー

リノア「あだだだだだ!ふくらはぎが千切れる~~~~~~!!」バンバンバン!

ラグナ「お前ら・・・ほんとお似合いだわ」ハァ


リノア「お、おお・・・」ピクピク

アルティミシア「とりあえず魔法を封じさせてもらうぞ」

リノア「うげ!」


【オダイン・バングル】


アルティミシア「本来は魔女の力を抑制する物だったな」ガッチャン

リノア「おおおっ!こりゃまた強烈!」ズン!

アルティミシア「お前の為に作られたような物だ。どうだ、効くだろう」

リノア「か、体おも・・・」

アルティミシア「お前とじゃれてる暇はないんだよ。さっさと要点にはいるぞ」

リノア「な、なんっすか」

アルティミシア「まず1つ、エクスデスの弱点は?」

リノア「・・・」

アルティミシア「スコール!」

スコール「イエスッ!」

リノア「ひだだだだだだ!し、しらないっ!てかない!」

リノア「ギルガメッシュなら知ってるでしょ?!あの人にそんな弱点なんてないんだよぉぉぉぉ~~~!」バンバンバン!

ギルガメッシュ「アルテねーさん。それは本当」

オメガ「ダテニ万年イキテネーヨ」


アルティミシア「ふむ・・・正攻法で行くしかないという事か」

リノア「はぁ・・・はぁ・・・弱点はないけど・・・」

リノア「ワープとか・・・使った戦法が得意・・・らしいです・・・」

スコール「 勝 手 に し ゃ べ る な ! 」グググ

リノア「ななななんで!?ちゃんとゲロったじゃ~~~~~ん!」バンバンバン!

アルティミシア「で、そんなエクスデスを裏切るマネをして我らの強化を促したのは?」

スコール「望み通り力付くで聞いてやっぞ!」ググ

アルティミシア「お前の目的はなんだ」

リノア「・・・・」

スコール「 間 を 空 け る な ! 」

リノア「ひぎぎぎぎぎ!違う違う違う!」

リノア「それいったらアタシの命がヤバイの!口止めされてんの!」

スコール「はぁ!?誰にだよ!!」ギュー

リノア「ほ、ほんとに!ちょ、痛いから!しゃべれないから!」バンバンバン!

アルティミシア「待て。詳しく聞かせろ」

リノア「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・えっと・・・いつぞや見せた絵本・・・覚えてますか・・・」

スコール「12の勇者のあれ?」

アルティミシア「それがどうした?」

リノア「先生が欲しがってる無の力・・・それを狙っているのがもう一人いるの・・・」

アルティミシア「なんだと!?」

ギルガメッシュ「そんなの初耳だぞ!?」

リノア「絵本に書いてあった・・・勇者と戦った悪の魔導士・・・」

オメガ「オイマテ!ソレッテ!」

リノア「ここからは・・・・私が言うのはやばいっす」

オメガ「 エ ヌ オ ー カ ! ? 」

スコール「はぁ!?あれはとっくにいなくなったんだろ!?」

オメガ「ウソダロオイ!?アイツハ無ニノマレテキエタハズダ!」

リノア「ちょっと頭のいい方、察して下さいよ・・・」

リノア「自分言えないっす。まだ死にたくないっす」

アルティミシア「読めた・・・!」

アルティミシア「エヌオーはエクスデスが邪魔なんだ。無の力は自分が見つけたと思っているから」

アルティミシア「だから我々を強化して・・・」

スコール「ウド巨人とぶつけようってか!?」

リノア「・・・」チラチラ

アルティミシア「正解なんだな・・・」


スコール「も~お~ま~え~は~~~!!」ブンブン

スコール「何重に~~~スパイすれば~~~気が済むんだよ~~~~~!」ブンブンブン


リノア「い~~~~だ~~~~~~~い!!」バンバンバン!


リノア「うう・・・そういう事です・・・ハイ・・・」グッタリ

ラグナ「ん・・・ちゅーことは・・・」

ラグナ「エヌオーてのは自分では動けないって事・・・か?」

リノア「・・・」

アルティミシア「だろうな。そうじゃないと我々を使わず自分でやればイイ」

オメガ「カァ~~~!アイツイキテタンカヨ!」

ギルガメッシュ「大将はエヌオーを倒す為に作られたんだっけ?」

オメガ「アア。神竜ノセイデタドリツケズジマイダッタガナ」ビキビキ

アルティミシア「そのエヌオーはどこにいる?」

スコール「次元の狭間か?」

リノア「・・・・」

スコール「お前に聞いてんだよ!」ググ

リノア「あだだだだ!いや、そのっ!そういうどこにいるとかじゃないの!」

リノア「一回無に飲まれてるから存在がないの!意思だけが存在するの!」

リノア「おばさんがイデアとかアタシとかに憑りついて、なんやかんやしてたのと一緒!」

リノア「実体はないんだよ~~~~」バンバン

アルティミシア「・・・」

オメガ「クソ勇者メ、ダカラアイツラニマカセルノハイヤダッタンダ」

スコール「パジャマ姿の奴が乗り込んできてさぞかしそいつもびっくりしたろーな」

リノア「パジャマ・・・?」

スコール「なんかそういうふざけた奴がいたらしい。オメガ曰く」

アルティミシア「色物集団だとぼやいてたぞ」

リノア「いやそれ・・・パジャマじゃなくて・・・」


【風水師】


リノア「っていう立派なジョブだから・・・」

オメガ「・・・」

スコール「 ど う で も い い 」ギュー!

リノア「明らかに遊びで締めてるでしょぉぉぉぉぉ!!」バンバンバン


ラグナ「かぁ~・・・参ったぜ。ここへ来て問題発生かぁ・・・」

アルティミシア「エクスデスを倒せば・・・今度はそいつが出張ってくるのか」

ラグナ「負担が増えちまったな」

アルティミシア「かまわん。今更一人や二人増えた所で、同じだ」

ライトニング「邪魔する奴はぶっ潰す。それだけだ」

ラグナ「面倒かけるぜ~・・・」ポリポリ


スコール「くやしい・・・けどぉ~?」ググ

リノア「ひだだだだだだだ!マヂハード!リノアハード極!!」バンバン

ラグナ「おい、遊んでねーで続きやっぞ」

ギルガメッシュ「いよいよか・・・」

ラグナ「手筈通りにやっからはよこい」

スコール「ちっ。まぁ脚はほぼ破壊したからイイや」

リノア「怪我されちゃったよぉ・・・・・・」ジンジン

スコール「うまいこと言ってんじゃねーよ」

ラグナ「いちおーそいつ見張っててくれよな。何しでかすかわかんねーから」

ライトニング「よし、では弱体系魔法を大量にかけておこう」

リノア「ひぐぅ・・・・」


全員「・・・・」



『あたりが しずかになる』


ラグナ「・・・おっしてめーら!これから作戦の本番、次元の狭間へと突入する!」

ラグナ「仲間も増えた!障害は全て取り除いた!これで俺達の突入を止める物はもういない!」

ラグナ「しかぁし!次元の狭間は未知の世界!何があるかはわかんねえ!」


全員「・・・」ゴク


ラグナ「そんな場所を進んでいく・・・並大抵の困難じゃねえ・・・」

ラグナ「しかぁし!そんな困難に立ち向かうには!仲間同士、お互いの存在を信じ合う事!」

ラグナ「相手が存在する事を信じるんだ!その相手はこっちの存在を信じてくれるぞ!」


スコール「またそれ言うんかい」

アルティミシア「ほんとお気に入りなんだな」


ラグナ「信じる力が奇跡を起こす!無事生きて帰ってこい!」

ラグナ「・・・死ぬなよ!」グッ


全員「オオッ!」


スコール「演説うめえなぁ・・・」

アルティミシア「大統領になったのもうなずけるな」

リノア「・・・くっさ」


ラグナ「じゃあ・・・」

アルティミシア「うむ」ザ

ギルガメッシュ「の前によォ、集合場所決めとこうぜ」

ラグナ「集合場所?」

ギルガメッシュ「俺は【蜃気楼の町】なんかがちょうどいいと思うんだけど」

オメガ「アーハイハイ」

ラグナ「なんだそりゃ」

ギルガメッシュ「前にも行ったけどよぉ、次元の狭間はいくつかの階層に分けられてるんだよ」


【遺跡】→【街】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城】


ギルガメッシュ「の、街の階層」

ライトニング「私がいた所か」

オメガ「デ、エクスデスハ次元城ノサラニ奥ノ【ラストフロア】ッテ所ニイル」


全員「ラストフロア・・・」


オメガ「ソコハマサニ次元ノ狭間トヨブニ相応シイ、無ノ空間ダ」

ギルガメッシュ「まじでなーんもねーからな。どっちかってーと宇宙に近い」

アルティミシア「無の眠る狭間の空間、か・・・」

スコール「本丸だな」

ラグナ「よ~し!じゃあ集合場所は【蜃気楼の街】って所だ!」

ラグナ「迷ったりはぐれたりしたら、そこに向かうんだ!いいな!」

リノア「~~~」モソモソ

スコール「とりあえずこいつふんじばっておくわ」グルグル

リノア「ひぎっ!」ギュー


ラグナ「おっしゃあ!じゃあッ!」

アルティミシア「ハァ・・・せっかくコツコツと圧縮してきたのに・・・」

ラグナ「頼むぜ!ババア!」

アルティミシア「時空の歪みで地形が変わるかもしれんから気を付けろよ」

ラグナ「全員伏せろォーーーー!」バッ

アルティミシア「いや別にそこまでやれとは言わんが」

全員「~~~~!」ササッ

スコール「お前はおとなしくしてろよ?」ズン

リノア「スコール重い・・・」ググ


アルティミシア「・・・いくぞ」


全員「・・・」ゴク


『時間圧縮の解除が はじまった!』


アルティミシア「~~~~~~」


ズプズプズプズプ・・・・


アルティミシア「~~~~~~~~~」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・


ラグナ「おおっ!なんかきたぞ!」

スコール「あーそういえば最初に突入した時もこんなんだったっけ」

リノア「海と空がごっちゃになってたね」


『くうかんが じょじょに ゆがんでいく!』


アルティミシア「~~~~~~」ググ


ドポポポポポポポポポポ・・・・


スコール「きた!これだこれ!」

ラグナ「うおーーーーー!なんか床がぐわんぐわんなってる!!」

リノア「あで!床からなんか飛び出てきたぁ・・・」ヒリヒリ

スコール「わろす」

リノア「笑ってないでなんか顔ふさぐもん貸して・・・」


『くうかんが きゅうじょうに まるまりだす!』


ライトニング「これがヴァルハラまで浸食してきた時空の歪み・・・」

オメガ「アラタメテミルトスッゲーナ」

ギルガメッシュ「おーい!お前ら大丈夫かぁ~~~~!」

セルフィ「おっけ~で~す!」

ゼル「よ、酔いそう・・・」


アルティミシア「~~~~~~~~~~~」


グニャアアアアアアアアアアアアアア!!


アルティミシア「・・・・おや」

ラグナ「どうしたババア!」

アルティミシア「さすが・・・来るのがはやい」

ラグナ「!?」


ム オ”ン


リノア「で、でた~~~~!」

ラグナ「これか嬢ちゃん!?これなんだな!?」

リノア「間違いないよっ!正真正銘、これが先生の・・・」

アルティミシア「ちょっとまて!まだ解除しきれてないぞ!」

スコール「何やってんだババア!はよ解除しろよ!」

アルティミシア「時間が掛かるんだよ!ボケ!少し黙ってろ!」


ム オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン


ゼル「うお~~~~~~い!!きちまったぞ!?」

キスティス「魔女さん、は、はやく!」


『無が ひろがっていく!』


アルティミシア「あの老害野郎・・・せっかちなんだよ!」

リノア「ずっと待ってたからね~」

アルティミシア「老人だろ!?ちょっとはゆったりしろよ!」

リノア「その辺は歳関係ないと思うけど・・・」

ギルガメッシュ「ちょ、広がるスピードがはや(ry



ム オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン!!


『あたりは しゅんじに 無に のまれた!』


スコール「何やってんだババァーーーーーー!あくしろまじでーーーーーー!」


シーーーーン・・・


スコール「ババア!?返事しろよ!?ババア!?」

リノア「スコさんスコさん」

スコール「あ!?」

リノア「これ・・・完全に飲まれちゃってます、はい」

スコール「why!?」

リノア「whyって言われても・・・だってみなよ」


『あたりは やみで おおわれている!』


スコール「・・・」

リノア「しっぱ~い(セルフィ風)」

スコール「 じ ゃ ね え よ ! ! 」

スコール「ここでTHE END!?」

リノア「というよりゲームオーバー」

スコール「いやいやいやwじゃあ今までやってきたのはなんだったんだよ!!」

リノア「テレレレレレレレ(↑)レレレレレレレ(↓)」

スコール「 プ レ リ ュ ー ド を 口 ず さ む な ! 」

リノア「雰囲気出るかなって」

スコール「出すぎなんだよぉぉぉぉぉああああああああああああああ!!」

リノア「耳元でうっさいわ~この人」


「そうだぞ。うるさいんだよ」


スコール「!?」


バッツ「よっ」


スコール「あ~~~~~~~てめ~~~~~~!」

リノア「・・・・」


スコール「来るのがおせえんだよボケゴルァ!!俺等もうゲームオーバーになっちゃったよ!」

バッツ「なってね~よも~。意外と細かいな」

バッツ「ほら、あそこ」


『やみの おくに ひかりが!』


スコール「・・・」

バッツ「ちゃんと仕事しとるわ。発狂すんな」

スコール「・・・順調な感じ?」

バッツ「イエス!滞りなく!」グッ

スコール「・・・よかったぁ~~~~」

バッツ「つってもおばさん待ちなんだけどな。このままじゃやべえかも」

スコール「え!?」

バッツ「無の浸食が思ったよりはやい。このままじゃクリスタルが耐えきれない可能性がある」

スコール「!?」

バッツ「叫ぶなよ?うるせえから」

スコール「テレレレレレレレ(↑)レレレレレレレ(↓)」

リノア「あっ諦めた」

バッツ「あきらめんなよ・・・勇者の癖に」


『スコールの ハミングが みみざわりだ!』


バッツ「まあいいじゃん。こういうイチかバチなのもさ」

バッツ「運命は神のみぞ知るって言うだろ」ドサ

リノア「この人は裏技で楽ばっかしてきましたから・・・」

バッツ「クラウドが言ってたぞ。俺の技をパクるなって」

リノア「あっやっぱりそれですよね」

スコール「・・・・」

バッツ「コスモスが常に言ってたわ。スコールのせいで胃が痛いって」

スコール「シラネ」

リノア「ほんともう~」

バッツ「で、おじょうさん。おめーに用事があってきたんだよ」

リノア「えっなんすか」

バッツ「俺の女の子限定の洞察力なめんなよ?おめーさんの目論見なんざお見通しよ」

リノア「・・・」

バッツ「今ならまだ引き返せるぞ」

リノア「引き返す気、ないっす」

バッツ「そっか・・・」


スコール「何?何の話?」

バッツ「お前は知らなくていいんだよ。ただなぁ・・・」チラ

バッツ「まぁまだ時間あんだろ。じっくり考えな」

バッツ「やっぱやーめた!でも全然いいと俺は思うぜ」

リノア「へーふーんそーっすか」

スコール「だからなんの話なんだよ!」

バッツ「お、そろそろ戻らなきゃ」

スコール「なんでお前はいつも肝心な所で消えんだよ!!」

バッツ「いいかスコール、今の無はまだ本調子じゃない」

バッツ「何故ならおばさんがまだ圧縮を解除しきれてないからだ」

スコール「おせえんだよ・・・」

バッツ「でももうすぐ解除が終わる。そしたら一気に無が膨れ上がる」

バッツ「エクスデスはリノアがうまくやったと思い込んでるんだろーな」

リノア「だろうね」

バッツ「数秒で世界がおじゃんになる速さだ。チンタラしてっと本当にゲームオーバーだぞ」

スコール「じゃああくしろよ!」

バッツ「だから、俺らが本気MAXで止めるから」

バッツ「再圧縮まで迅速に、な」

スコール「言われんでもわかっとるわ!」

バッツ「お前が一番不安なんだよ・・・」


『ひかりが おおきくなる!』


バッツ「うっし!じゃあいってくっわ!」

リノア「がんがってくださいね(棒)」

バッツ「せめて黄色い声援あげてくれよ~」

スコール「ファリスに合わせてください(切実)」

バッツ「んな暇ねーよ!ほら!いくぞ!」



パァァァァァァァ・・・・




~~~~~~~~~~~


スコール「・・・・・?」

リノア「あっ」


バチッ バチッ バチッ バチッ


アルティミシア「ほ、本気で焦った・・・」ドキドキ


『クリスタルが 無を おしもどしている!』


バチバチバチバチ!! ググググググ!!


ラグナ「なんだよ・・・勝手に飛び出してくるんじゃねーか・・・」

ライトニング「呼び覚ます儀式的なのがいるのかと思っていた」

ギルガメッシュ「バッツ!?バッツだな!?」

オメガ「ヘーコレガ」


バチッ バチッ バチッ バチッ!!


ゼル「すっげ!押してる!押してる!」

セルフィ「がんばって~!」

ギルガメッシュ「バァーーーーッツ!がんばってくれぇーーーーーーーーーー!!」


ググググググ!!


アルティミシア「というより自分で動けたんだな」

スコール「くおらババア!何やってんだよ!」

スコール「みんなお前待ちなんだよ!どこの大女優だお前は!」

スコール「いいからあくしろよ!」

アルティミシア「うるさいな・・・もうすぐ終わるわっ!」


『じくうの ゆがみが しずまっていく!』


スコール「おおおおお!収まってきた!」

アーヴァイン「まさか陸地で船酔いするとは思わなかったよ~」

キスティス「ぐわんぐわんするわ・・・」


アルティミシア「圧縮解除は間もなく終わる。そして・・・・」


『無のひろがりが いっそうはやくなる!』


スコール「ババアーーーーー!バッツが言ってた!」

スコール「無の浸食がはやいからできるだけはやくしろってよ!」

リノア「アタシまで飲まれちゃうんですけど~~~!」


アルティミシア「・・・覚悟はイイか?」


バチッ バチッ バチッ バチッ!!


アルティミシア「本当にいいんだな?このまま時間を再圧縮すればお前らは・・・」

ラグナ「俺はお前らを信じるぜ!」

アルティミシア「前科一犯のこいつをか?」

スコール「・・・」

ラグナ「バカはバカなりに学ぶんだよ!俺は信じる!」

アルティミシア「お人よしが・・・ふふ、だから大統領にまで登り詰めたのかもな」

ラグナ「スコォーーーール!嬢ちゃんはおとなしくしてんな!?」

スコール「大丈夫だ!今感じすぎちゃって動けない!」

リノア「痛みでね・・・」

ラグナ「おっしゃぁ!」

ラグナ「エル、いまがちゃ~んす!」

エルオーネ「はい!」

アルティミシア「時間圧縮発動には過去のアデルにジャンクションする必要がある」

アルティミシア「発動すればすぐに兆候が現れるからすぐわかると思う」



ム オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン


ピシッ・・・バキッ・・・


オメガ「オイクリスタルガヤベーゾ!」

ギルガメッシュ「もうもたねーよ!あねさん早く・・・!」


アルティミシア「一応言っておくとだな、その際の歪みは解除時の比じゃない」

アルティミシア「突入組は足を滑らせて時の隙間に落ちないように気を付けてくれ」

ラグナ「聞いたか突入組!?気ィつけろよ!!」


4人「はい!!」


スコール「時間圧縮って最初どんなんだっけ」

リノア「ほら、あの美麗ムービーだって」


アルティミシア「いくぞ!!」

ラグナ「エル~~~!」

エルオーネ「はい!」ギュ


キィィィィィィィーーーーーーーー・・・・・・・ン


『アルティミシアは アデルに ジャンクションした!』


アデル「むおっ!」バッ

ラグナ「アデル!大丈夫か!?」

アデル「くる・・・私の記憶に・・・アルティミシオンが・・・」

ラグナ「アルティミシアだって!いい加減名前覚えろ!」


スコール「・・・・」プルプル

リノア「どうしたの?」

スコール「リノア・・・俺、今だから言うけど・・・」

リノア「あによ」

スコール「前に俺ら、時間圧縮に飛び込んだろ時さ・・・」

リノア「うん」

スコール「実は・・・めっちゃパニくってたんだ」

リノア「 は ぁ ! ? 」


『ふたたび くうかんが ゆがみだす!!』


ゼル「きったぁあああああああああ!!」

キスティス「ちょ、立てないんだけど!」

アーヴァイン「も~しょうがないな」ガシ

セルフィ「よ、四つんばいで何とか動けるかも~~~~」


グニャアアアアアアアアアア!!


オメガ「ヤ、ヤット帰レル・・・」

ギルガメッシュ「俺は戻りたくなかったけど」

ライトニング「混沌を排除し、新たな世界へ魂の安らぎを・・・」


ラグナ「うぉぉーーーーーーーい!お前ら!!」


『無が おさまってく!』


ラグナ「閉じちまうぞ!?はやく!はやく!」

リノア「ちょ、スコール行ってよ!?あんたが連れてってくれないとアタシ動けないじゃん!?」

スコール「人ってパニックになると逆に無表情になるんだぜ。知ってた?」

リノア「知らんわ!ほんとまじはよ!」


ライトニング「いくぞ!」ガシ

オメガ「ホラ、乗レヨ」

ギルガメッシュ「いいかお前ら!【蜃気楼の街】に集合だからな!」

セルフィ「突撃~~~~~!」

アーヴァイン「ちょっと怖いね・・・」

ゼル「燃えてきたぜ!」

キスティス「互いの存在を信じ合う事!互いの存在を疑わない事!」


バチッ バチッ バチッ バチッ!!


「いっけ~~~~~~~~~~!」



『スコールとリノア以外 突入した!』


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・


ラグナ「頼んだぜ・・・みんな・・・」

アデル「アルティミシオンよ・・・私の為にここまで・・・」

ラグナ「いや、お前の為じゃねーから・・・ん?」


スコール「いやだぁぁぁぁぁぁ!怖い!行きたくない!!」ジタバタ

リノア「このアホォォォォォ!!このままいたらアタシら時間の流れに落ちちゃうんだよ!?」

スコール「怖いもんは怖いの!イヤだイヤだ!あんな超上空から落とされるのはもういやだ!!」

リノア「言ってる場合かボケッ!せめてアタシだけあそこに入れろ!落ちるならお前だけ落ちろッ!」


ラグナ「 何 や っ て ん だ お 前 ら ァ ー ー ー ー ! ! 」


リノア「ちょ、お義父さん!スコールが土壇場でダダを・・・」

スコール「ヤダヤダヤダ!怖い!あんな目にはもう会いたくない!」ジタバタ

ラグナ「言ってる場合かお前!?お前リーダーだろが!!」

スコール「しるかぁぁぁ!カモメの群れに鳥葬されるのはもうイヤだ!」

リノア「鳥葬じゃねーよ!あれただのワープポイントだったっしょ!?」

ラグナ「いいからはやくいけよ~~~~~!」ズリズリ


『時間圧縮の影響が 加速していく!』


ラグナ「お前マジで・・・ここいたらこの時代は消えるんだぞ!?わかってんのか!?

スコール「じゃあまず俺の恐怖心を消してくれよ!知ってるか?」

スコール「いきなり大気圏から落とされてそのまま海にドボンだぞ!?」

スコール「そしてそっからまた空に落ちてカモメに・・・あああああああああああ!!」


『スコールは パニクっている!』


ラグナ「何言ってるかわかんね~よ~~~~!いいからいけ!」

リノア「せめてこれ解いてよ!巻き込まれるのイヤなんですけど!?」


バッツ(おおお~~~~~~~~い!何やってんだお前ら!もう閉じちまうぞ!?)


ラグナ「いけよ~~~~!エル!アデル!手伝ってくれ!」ズリズリ

エルオーネ「スコ~~~ル~~~!ワガママ言わないで~~~~~」

スコール「NO!NO!ノォ~~~~~~~~!!」ググ

リノア「もがっ!落ち着いてスコール!首しまってるから!キツイから!」バシバシ

アデル「す、すまん・・・わたしは今動けない・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


ラグナ「ぬあっ!なんか景色が薄くなってるぞ!?」

アデル「時間圧縮の影響とやらか・・・どうやらこの時間軸も圧縮されだしたようだ・・・」

バッツ(はやくこいよボケカスお前ら無が閉じるっつってんだろが!!)


エルオーネ「ス、スコール・・・」ズリズリ

スコール「ふんぎぎぎぎぎ!」ガシ

リノア「粘んな!その手離せ!」

スコール「俺はお前を離さない!」

リノア「この状況で言われてもうれしくないんだよこのクソファーコート野郎ォォォォォ!!」


バッツ(まさか逆に無を広げる事になるとは・・・くあっ!)

バッツ(だ、ダメだ!圧縮の方がはええ!)


スコール「ああああああああーーーーーーーーーーーーッ!!」

リノア「うるせえええええええええええ!!はよいけえええええええええええええ!!」


『無が かんぜんに とじた』


スコール・リノア「あっ」


ラグナ「・・・ライト達に任せるか」ガク

エルオーネ「・・・バカ」

アデル「根性を鍛えなおしてやりたい」




カ ッ




『スコールの時代が 圧縮された!』


・???


~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~


スコール「・・・・」

リノア「圧縮・・・されちゃったね・・・」

スコール「オタワ?」

リノア「詰み」

スコール「・・・」

リノア「あーあ・・・もう・・・呆れて言葉もでないわ・・・」

スコール「これどうなるんだっけ」

リノア「存在が極限まで薄められるの。激しい痛みと共にね」

スコール「消えるのはともかく痛いのはやなんだけど」

リノア「だからはよ突入しろって言ったでしょ・・・」

スコール「だってさあ・・・高いのやなんだけど」

リノア「その辺はおばさんに言ってよ~。知らないよそんなの」

スコール「ババアめ、もっとこうエスカレーターっぽいもん用意してやがれ」

リノア「時間の流れとエスカレーターって全然関係ないでしょ・・・」


『あたりは しろいっしょくだ!』


スコール「なーんもねえな・・・」

リノア「あんたのせいでここを一人で彷徨ってたんだよ」

スコール「超こええ・・・」

リノア「アタシの気持ち、わかっていただけた?」

スコール「ウド巨人助けてくれないかな」

リノア「その場合助かるのは私だけだね」

スコール「俺も助けろよ」

リノア「喧嘩売ってた癖に・・・」


~~~~~~~~~~~~~


スコール「暇だな」

リノア「もう・・・こうなっちゃったもんは仕方がないね」

リノア「ゼル達が先生倒すまで、待つっきゃないわ」

スコール「大丈夫かな」

リノア「足引っ張りすぎだよ・・・スコール・・・」

スコール「あっなんかボーっとしてきた」

リノア「薄められ始めたんだね。圧縮で」

スコール「どんだけ粘れるか勝負しようぜ」

スコール「先に消えた方の負けな」

リノア「なんでそんなに悠長なんだか・・・」


~~~~~~~~~~~~~


スコール「テレレレレレレレ(↑)」

リノア「レレレレレレレ(↓)」

スコール「レレレレレレ(↑)」

リノア「レレレレレレレレ(↓)」

スコール「鬱になるからやめよう・・・」ガク

リノア「ゲームオーバーな感じがするもんね」

スコール「案外消えないもんだな」

リノア「うちら粘るね」

スコール「パパ達どうなったかな」

リノア「多分あの人らも粘ってると思う」

リノア「スコールに対する怒りで」

スコール「・・・うっかり出くわさないよう隠れとこうぜ」

リノア「どこによ」


コォォォォォォ・・・・


スコール「あ・・・・やば・・・・薄まってきた・・・・」

リノア「またもや・・・あんたのせいで・・・・こんな目に・・・・」

スコール「好き放題に・・・・暴れ回るからだ・・・・このデムパが・・・・」

リノア「うっさいボケ・・・・おのれが浮気するからじゃ・・・・」

スコール「じゃあミニスカ履け・・・・」

リノア「性格直せ・・・」


スコール・リノア「・・・・」


スコール「リノア・・・」


リノア「はい・・・」


スコール「最後に一つ言っておく・・・・」


リノア「なんっすか・・・・」



スコール「・・・・」



スコール「RK出演おめでとう・・・・」



リノア「お前もな・・・・」














ム オ”ン


スコール・リノア「!?」

スコール「ちょ、マジでウド巨人きた!?」

リノア「うそ・・・どうやって!?」

スコール「ウド巨人~~~!俺はここだ~~~!」

スコール「助けてくれ~~~~~!」

リノア「おのれは先生殺しにきたんやろがい」


ム オ”オ”オ”ン


ファサ・・・・ファサ・・・・


スコール「なんだこれ・・・羽?」

リノア「ん・・・この羽・・・」


ファサ・・・・ファサ・・・・ファサ・・・・


バササササササササササ!


スコール「うわっぷ!?なんだぁ!?」

リノア「まさか・・・・」


『くろいはねに のみこまれる!』


~~~~~~~~~~~~~


ズ ド ォ ン ! !


リノア「顔面から落ちた件」ヒリヒリ

スコール「その後頭部に鼻からダイブした件」ブシュー

リノア「うわっ!鼻血つけないでよ!」ポタポタ

スコール「拭くもん貸して」フキフキ

リノア「アタシの服で拭くな!」

スコール「つーかここ」


・はじまりの部屋


スコール「はじまりの部屋じゃん・・・」

リノア「うわっ」


『セーブポイントが 増殖する!』


リノア「き、気持ち悪・・・」

スコール「蓮コラみてーだな」


リノア「これ結局なんだったんだろうね」

スコール「セーブしとけってことだろ」

リノア「じゃあなんで何個もあるの?」

スコール「・・・まぁ、演出だろ」

リノア「・・・特別なセーブ?」


ペッペッペッペッペー・・・ペペッペッペッペー・・・


スコール「思い出した・・・この不気味なBGMよ」

リノア「これCompression of Time って言うんだよ」

スコール「へえ、知らなかった」

リノア「訳すると・・・」


Compression of Time (圧縮空間)


スコール「・・・」

リノア「完全におばさんのプロデュースだね」

スコール「ほんと突き抜けたセンスしやがって・・・」

リノア「逆にすごいよね」

リノア「ところで・・・」


『まえに だれか すわっている』


スコール「・・・まま先生?」

リノア「とりあえず行ってみようよ」

リノア「あたし今縛られてるから、運んで」

スコール「あいよ」ズリズリ

リノア「あだだだだ!足引っ張んな!」


?「・・・・」


スコール「まま先生・・・ではないな」

リノア「え~っと確か前は・・・はじまりの部屋に来て・・・」

スコール「そう、前にイデアっぽいのがいて」

リノア「分裂して」

スコール「こっち振り返って」


?「・・・・」ムク


リノア「スコール!じゃあこれ敵だ!」


スコール「あーそうだった!連戦させられるんだったわ!」ジャキ

リノア「いやちょ、これ解いてよ!」モソモソ

スコール「こいやババア共!」ジャキ

リノア「解けよ!」


「また返り討ちにされたいのか?」


スコール「あっ」

リノア「!?」


アルティミシア「・・・」


スコール「バ、ババア・・・」

リノア「あれ?次元の狭間にいったんじゃ・・・」


アルティミシア「・・・」


スコール「あ、もしかして助けに来た感じ?」

リノア「さっすがおばさん!間一髪!」


アルティミシア「~~~~」スゥー


アルティミシア「 こ の ボ ケ が ッ ! ! 」


スコール・リノア「 」ビクッ


アルティミシア「お前ゴルァ!!なんで肝心のお前が狭間にいないんだよ!!」ズカズカ

アルティミシア「探したわ!めっちゃ探したわ!」

アルティミシア「もしかして間違えて歪みに落としてしまったのかとめっちゃ不安になったわ!!」

スコール「う・・・」

リノア「そうだよおばさ~ん。聞いてよ~、スコールったら」

アルティミシア「全部見てたわボケェ!!何が高い所は嫌だだ!」

アルティミシア「歪みが激しくなると言ったろ!?エスカレーター?ないわそんなもの!」

アルティミシア「それ以前にお前は一回体験してるだろうが~~~~~~!」ビキビキビキ

スコール「じゃあもっと丁寧に運んでくれませんかね」

スコール「何が悲しくてカモメに運ばれないといけないんだか・・・」

アルティミシア「 口 答 え す る な ! ! 」


【グラビシャ】


スコール「おごごごごごォーーーーーーーーーーーー!!」

アルティミシア「ちょっとこいゴルァ!ホンットお前だけは!」バシバシ

スコール「ひぎぃぃぃぃ~~~~~~!ごごごごめんなさ~~~~い!」

リノア「・・・・アホだ」


『しばらくおまちください』


スコール「 」チーン


リノア「スコール生きてる?」

アルティミシア「ハァ・・・ハァ・・・もう・・・よりにもよってこんな所まで流されやがって・・・」ガク

アルティミシア「なんでお前は・・・そうやって同じ事を繰り返すのだ・・・」

リノア「もはやわざととしか思えないよね」

アルティミシア「全時間を泳いで探し回って・・・死ぬほど疲れた・・・」ゴロン

リノア「お、おつです・・・」

スコール「助かったからいいじゃん」

アルティミシア「よくないわ・・・アホが・・・思い出せよ」

アルティミシア「ここはな・・・」


イデア「・・・・」


リノア「ありゃ?イデア?」

アルティミシア「じゃ、なくてだな」


イデア「・・・・ケケケ」


『イデアが 分裂する!』


スコール「いたなこんなの・・・」

アルティミシア「思い出したか・・・そう、この時間軸はな」

アルティミシア「歴代の魔女共が一挙に集う、名づけるなら魔女の時間と言うべき時間だ」

スコール「なんでこいつら襲い掛かってくんの?」

アルティミシア「事情を・・・知らないんだよ・・・あいつらはお前らがなんかしたと思ってる」

スコール「いやwお前のせいじゃん」

リノア「説明すれば退いてくれるんじゃ?」

アルティミシア「お前ら全員黙って圧縮されろって言うのか?」


魔女「~~~~!」ギロ


スコール「なわけねーわな・・・」

リノア「被害者じゃん。昔の魔女がカワイソー」

アルティミシア「知るか。さっさとやってしまえ」

スコール「鬼かお前」



【エンカウント】魔女1 ×2


『あたりのふうけいが ドロドロにとけだす!』


スコール「あー・・・思い出した。こんな風景だったな」

リノア「結構な連戦だったよね」

アルティミシア「言っとくが私は何もせんからな」ゴロン

スコール「はぁ!?手伝えよババア!」

アルティミシア「アホか。今からお前らを次元の狭間に送らんといかんのだよ」

アルティミシア「それ以前にそこかしこ探し回って・・・もう一歩も動けんわ!」

リノア「今迄で一番ダメージ受けてんね~」

スコール「俺とバトる時も何もしないでいてくれると助かるのだが」

アルティミシア「な、わけないだろ。ほら、いけ」

スコール「はいはい・・・」ジャキ


【たたかう】


魔女1「ヒャワワ~~~~!」ボォン


リノア「次来るよ!」


『けしきがかわる!』


・ティンバー

スコール「ドロッドロだな・・・」

アルティミシア「圧縮中だからな」


魔女1「ケケケーーーーー!」


スコール「ほんとすいませんね、うちのババアが」ズバ


魔女1「ヒャゥゥ~~~~!」ボォン


リノア「はい次」


・海岸

魔女1「フォフォフォ~~~~~!」ボォン


・エスタ

魔女1「ヒャヒャヒャ~~~~~!」ボォン


・訓練施設

魔女1「キョイイイ~~~~~!」ボォン


スコール「長・・・・」


・雪原

魔女1「ヒャォォォ~~~~!」

スコール「もう後何人いるんだよ・・・」

リノア「あっスコール見て!」

魔女2「フィフィフィ・・・・」

リノア「増援だ!」


・バラムガーデン

スコール「なんかゴージャスになりやがった」

アルティミシア「文明の変化があったのだろう」

リノア「ねえ、これスコール一人じゃきつくない?」

アルティミシア「こいつが悪い。お前が責任もって戦え」

スコール「問題はないけどよ・・・数が多くて・・・」

スコール「あっやばっ飽きそう・・・」

リノア「ちょっと!モチベ保って!」

スコール「斬れども斬れども、ババアババア・・・」

スコール「もっと若いのはいねーのか!」ズバッ


魔女1「ファ~~~~~~!」ボォン

魔女2「ひぐぅ~~~~~!」ボォン



・D地区収容所

魔女2「ケケケ・・・・」

スコール「チェンジ」

リノア「できねーよ」

スコール「だるすぎる・・・」

リノア「後何体いるの?」

アルティミシア「知らん。片っ端から全滅させろ」

リノア「んな適当な・・・・」

アルティミシア「はよ」ゴロゴロ

スコール「・・・」

魔女2「ケケケーーーー!」ファイア

スコール「ぶあっぷ!あちぃ!」

スコール「あ~~~!もう!だるい!めんどい!」

スコール「誰か手伝ってくれよ!!」

アルティミシア「~~~~」フワァ

リノア「も~しょうがないな~」

リノア「オラッ!」


ブチブチブチ!!


リノア「あ~も~紐の痕が・・・」ヒリヒリ

スコール「よし、リノア後よろ」ゴロン

リノア「寝んな!ていうか、これ外してよ!」


【オダイン・パングル】魔女は自力では外せない


リノア「これ外さないとアタシ魔法とか使えないんですけど!?」ガチガチ

スコール「使わせてたまるかよ」

アルティミシア「シューティングスター(笑)があるだろ」

リノア「・・・せめてGF貸してよ」

スコール「はぁ?お前ゴーレムとカトブレパス持ってたろ」

リノア「あれはあんたらがやっちゃったじゃーん!」

スコール「ちっ・・・しゃーねーな。ほれ」ガッチャン


【トンベリ】


リノア「一体だけ・・・」

スコール「はよ」

アルティミシア「お前も行け」ゲシ

魔女2「ヒヒヒ・・・」

スコール「あ~だりぃ・・・」ブン

リノア「みんなゴージャスだわな~」


『魔女が つぎからつぎへと ふってくる!』


魔女2「ケケーーーーー!」


スコール「うるッせえんだよババア共!お前ら今日から強制すっぴんだ!」ジャキ

リノア「厚化粧はやめなさいよ~~~~~!」

アルティミシア「~~~~」ゴロゴロ


スコール・リノア「オラァーーーーーーーーーーッ!」バッ


スコール「キエエエエエエエエエエ!!」ズバズバズバ


魔女2「ギエエエーーーーーーーーー!」ボォン


リノア「とりゃっ!ていっ!」バチバチバチンッ


魔女1「ヒョイーーーーーーーーー!」ボォン


スコール「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」ズバズバズバズバ

リノア「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」バチバチバチバチバチ

アルティミシア「あ~・・・とお・・・」ダラダラ


スコール「ああああああああああああああああああッ!」ズバズバズバズバズバズバズバ

リノア「ららららららららららららららららッ!」バチバチバチバチバチバチバチバチ

アルティミシア「・・・」zzz


スコール「ちぃえりやぁーーーーーーーーーーーーーーーー!」

リノア「オブゾバーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」


魔女達「ギエエーーーーーーーーーーーー!!」ボォン



スコール「だぁ~~~~~~!もういい!ほんっともういい!」

リノア「見飽きた!ほんとに見飽きた!」

スコール「変化しろせめて!退屈だわ!」

リノア「作業なんだよ先輩共ゴルァ!」ファック!

アルティミシア「・・・」zzz

スコール「 お き ろ ! 」

アルティミシア「えっなに?終わった?」

リノア「も~あきた~!しんどい~!」

スコール「後どんくらいかかんだよ!」

アルティミシア「もうすぐだ」

スコール「魔女がゲシュタルト崩壊しそうだ・・・」

リノア「あの原色だらけの見た目はなんなのさ!」

アルティミシア「ほー、軒並み倒した用だな」

スコール「2回目だからな」

リノア「2回目ですから」

アルティミシア「じゃあ次がラストだ」

スコール・リノア「えっ」


魔女3「ギャオーーーーーーーーーー!!」ズドォン


スコール・リノア「 」



【エンカウント】魔女3


リノア「いたね・・・こんなの」

スコール「これモンスターだろ!?どこが魔女なんだよ!!」


魔女3「ギャオーーーーーーーーーー!」


リノア「芋虫じゃん」

スコール「これケダチクの強化版だろ!?どこが女なんだよ!」

リノア「解説プリーズ!」

アルティミシア「ん?ああ、あれはな」

アルティミシア「ごく稀に魔女の力を制御できずに、暴走してしまう奴がいるんだ」

リノア「暴走・・・?」

アルティミシア「魔女の力に完全に取りこまれた者は、ああいう人ならざる者になるのだ」

アルティミシア「お前も魔女になったばかりで、まだ完全に制御はできてないだろ?」

リノア「・・・」

アルティミシア「速く慣れとかないとお前もああなるぞ」

リノア「い、いやすぎる・・・」

スコール「まぁ俺としてはモンスターになってもらった方が安心してルート変更できるわけなんだが」

リノア「なるかっ!あんなの!絶対ヤダ!」


『3』


アルティミシア「しかし暴走してる分放出する魔力は膨大だぞ」

スコール「そういやこいつ・・・」


『2』


リノア「あ~~~!そういえば!」


『1』


スコール「ぼぼぼ防御~~~~~!」ギュ

リノア「ひえええ~~~~!」ギュ

アルティミシア「はよ倒せよ」ゴロゴロ


【アルテマ】


スコール・リノア「ぎえええええええええええええ!!」


スコール「あってえ・・・」プスプス

リノア「トンベリだけじゃ・・・キツイって・・・」ガク

アルティミシア「ポーション飲むか?」グビグビ

リノア「いや回復してよ!?」

スコール「せめて補助魔法くれよ!」


魔女3「ギャワーーーーーーーー!」


スコール「うるっせえなこの芋虫・・・」

アルティミシア「も~ラストなんだからしっかりしろよ」

リノア「だって見た目がきもいんだもん・・・」

アルティミシア「しょうがないな・・・ほら」メルトン


魔女3「オオオオオオーーーーーーーー!」(体力0)


アルティミシア「HPは・・・3万と少しくらいだったな」

スコール「触りたくないからリノア、いけ」

リノア「アタシ今特殊技使えないんだけど」

スコール「はぁ!?ウィッシュスターで一撃だろ!?」

リノア「じゃあアンジェロ返してよ」

スコール「・・・」

アルティミシア「ヴァリーは?」

リノア「これ外してよ・・・」


【オダイン・バングル】魔女の力を抑制する


アルティミシア「しょうがないな。じゃあお前行け」


魔女3「ゴオオオ・・・」


スコール「う・・・臭そう・・・」タジ

アルティミシア「連続剣やれ連続剣」フワァ

リノア「固有モーションだよ。はよ」

スコール「・・・お前が行け!」ペカー


【エターナル・ブレス】


リノア「エデンかい!」


アルティミシア「どれだけ触りたくないんだよ」


ゴウンゴウンゴウン・・・ジャラジャラジャラ・・・

ウィーーーーン!! キラキラキラキラ・・・


リノア「なっがいわぁ・・・」


ジャラジャラジャラジャラ・・・ グワングワングワン・・・


リノア「よくこんな長いの使おうと思ったね・・・ん?」

スコール「いっけーーエデン!そいつを絶対に一撃で仕留めろ!」カチカチカチカチカチ

リノア(あっ応援中だ)


ジャーンジャーンジャーンジャーン! キュィィィィ・・・・


ドッゴォォォォォォォォォ!!


ズドォン!


魔女3「ギャワワーーーーーーーーーーーー!!」ボォン



テッテレレテーレーレテッテレー♪



スコール「しゃーーー!よくやったエデン!」

リノア「死に方までケダチクそっくり」

アルティミシア「うむ、よくやった」ポイ

リノア「ポーションのビン投げちゃだめだよ」

スコール「た~~~~~い!ちかれた~~~い!」ドサ

アルティミシア「後は次元の狭間まで直行だ。ゆっくりしてろ」

リノア「ほんと数だけは多いんだから・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・


スコール「 」ボケー

アルティミシア「全く余計な手間を取らせおって・・・」

リノア「みんなはもう先に行ったの?」

アルティミシア「だろうな。一番最後に突入するつもりだったが」

アルティミシア「戻ってきたらラグナがだな・・・」

リノア「おこだったのね」

アルティミシア「次会ったら手りゅう弾口に突っ込むって言ってたぞ」

スコール「それ死んじゃうから・・・」

アルティミシア「今頃みんな蜃気楼の街とか言う場所でお前を待ってるだろうよ」

アルティミシア「着いたら即座に土下座しろ。反省文を添えて」

スコール「拝啓、次元と時が激しく交差する今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」

リノア「ふざけてるでしょ」


アルティミシア「・・・で、着いたらお前はどうするんだよ」

リノア「え」

アルティミシア「魔導士の元へ戻るのか?」

リノア「逃げ出したいのは山々だけどね~」

リノア「このバングルが・・・この!この!」ガシガシ

アルティミシア「無駄だ、それは自力では取れまいて」

スコール「それ以前に逃がすわけねーだろ」

アルティミシア「もういっかい縛っておこうか」

リノア「勘弁してくださいよ~」


3人「・・・・」ボケー



ズ ド ォ ン ! !



グ オ オ オ オ オ オ ! !



3人「!?」





神竜「 オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」





3人「 ウ ソ ォ ! ? 」




【エンカウント】神竜


神竜「 オ オ オ オ オ オ ! ! 」


スコール「ちょちょちょちょぉ待てぇ!なんでこいつがここに!?」

リノア「これ・・・知ってる・・・先生が言ってたシャレにならないドラゴン・・・」

アルティミシア「オイィィィ!?お前の目的はオメガだろ!?」


神竜「 ギ ャ ア ア ア ア ア ア ス ! 」


リノア「どうすんの!?ここで!?絶対逃げられないよ!!」

アルティミシア「この土壇場で・・・一体何の用だ!ええ!?」

スコール「ストップ!神竜!ストップ!」ハタハタ


神竜「グルルル・・・」


スコール「和平交渉を提案するっ!聞けっ!お前の目的はオメガだろ!?」

スコール「オメガはここにいないから!オメガは次元の狭間にいるから!」


神竜「・・・・」


スコール「セイセイセイ・・・そう・・・お前の目的は俺らじゃない・・・」

スコール「ここにいれば次元の狭間つくから・・・大人しく・・・そう・・・」

スコール「何なら俺が案内してやるよ!だから今はおとなしくしてろ!」

リノア「オメガウェポンに怒られるよ」

アルティミシア「これで言う事を聞くのか・・・?」


神竜「・・・」


スコール「・・・な?」ニカ


【タイダルウェイブ】


スコール「おぼぼぼぼぼぼ~~~~~~~~~!!」ザッパー


リノア・アルティミシア「 ス コ ー ー ー ー ー ル ! 」


神竜「 グ オ オ オ オ オ ! 」


リノア「ちょっとスコール!?しっかりして!」

スコール「 」(戦闘不能)

アルティミシア「クッソ、こいつめ!人の話なんて聞きやしない!」


神竜「 オ オ オ オ オ ! 」


アルティミシア「オメガが嫌うわけだ・・・やはりお前はDQNだよ!」


【稲妻】


リノア「キャーーーーーーーッ!」バチコーン!

アルティミシア「あ~~もう!こんな所で・・・」


ガラ・・・


スコール「 」(戦闘不能)


リノア「ちょ、スコールが落ちちゃう!」

アルティミシア「まずいぞ!ここは時の流れのど真ん中だ!」

アルティミシア「こんな所で落ちたら、今度こそ流れの中に吸い込まれていくぞ!!」

リノア「スコール!」バッ


【ミールストーム】


リノア「キャーーーーーーーーーーーーッ!」

アルティミシア「は、はやい・・・!」


『神竜のこうげきで あしばがくずれていく!』


アルティミシア「バカヤローーーー!ちょっと待てぇ!ここで暴れるな!」

リノア「お、落ちる~~~~~!」

スコール「 」(戦闘不能)

リノア「ちょっとおばさんなんとかしてよ!」

アルティミシア「バカ!こんな所で全力で戦ったら・・・」


ガラガラガラ!


リノア「ひぃっ!段々狭まってる!」


神竜「ギャーーーーーーース!!」


リノア「うるせええええええええええ!お前ちょっと黙れッ!!」


【アトミックレイ】


リノア・アルティミシア「おああああああああああ~~~~~~~~~~~!!」


ズドォン! ボォォォン! ガラガラガラガラ・・・・!!


リノア「やばいやばいやばいやばい!」ガラ

アルティミシア「あ、足場が・・・」


スコール「 」ズズズ


リノア「ス、スコールが落ちる~~~!」

アルティミシア「くっそ・・・もう・・・!」イライラ


神竜「 オ オ オ オ オ ! 」


アルティミシア「・・・・うるせええええああああああボケええええええ!!」ビキビキビキ

アルティミシア「そんなに暴れたいなら受けて立ってやるわああああああああああ!!」ブチーン!


リノア「いやちょここで暴れないでって!」


アルティミシア「死ねボケえええええええええええええええ!!」プチーン


【ショックウェーブパルサー】


リノア「ちょ、そんな強力な技使ったら・・・!」


カ ッ
、。

ス ゙ト ゙ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !
! 


ガラガラガラガラガラ!




リノア「あああああああああ逝ったァーーーーーーーーーーーー!!」


スコール「 」ズズズ



『ふたりのたたかいで あしばが消し飛んだ!』



リノア「 お ば さ ん の バ カ ァ ー ー ー! 」


スコール「 」ヒューン




オラァァァァァ! コイヤゴルァ!! シニサラセ!! アアアアアア・・・・・




アアアアア・・・・・




・・・・・・




(・・・・・・)




(・・・・ん?)



(ああ、そうだ。俺、時の流れに落ちちまったんだ)


(ダダこねて突入せずじまいで、リノアと一緒に圧縮に巻き込まれて)


(でも土壇場でババアが迎えに来たんだよな)


(なのに神竜のせいで・・・くそぉ)


(折角何とかなったと思ったのに・・・ホントドキュソだわ・・・)


(あーあ、俺はここまで、か)


(セルフィたん達に後は託すか・・・ごめんねセルフィたん。俺、そっちにいけなかったよ)


(でもまぁねーやんとかオメガとかいるし、大丈夫だろ)


(システム無視のチート集団だもんな。ウド巨人如き余裕だろ・・・)


(待つっきゃねーなこりゃ。・・・・いや待て)


(待つのはいいけど、激しい痛みってのが・・・)


(痛いの・・・やなんだけど・・・)


(・・・)




ヒュゥゥゥゥ・・・・・・・・



(・・・さむっ)


(これはあれか?俺の存在が薄まってるって事か?)


(にしてはハッキリ考え事ができてる・・・ていうか、普通に寒い)


(この頬に風が伝う感覚・・・薄まってる割にはちゃんと感じとれる)


(んん?ババアまたなんかトチったか?・・・なんだこれ)


(・・・あれ?むしろ逆に意識がハッキリとしてきて・・・)




ヒュゥゥゥゥゥ・・・・・




ムク




スコール「・・・・」



スコール「ここは・・・・」



スコール「・・・・城?」




【次元城】


スコール「ここ・・・ギルガメッシュが言ってたなんとか城・・・?」


スコール「・・・」キョロキョロ


スコール「・・・」ツネ


スコール「生きてる・・・俺、生きてる!」

スコール「見える!ハッキリ風景が見える!痛みも感じる!」

スコール「おおおおおお!俺助かってんじゃん!ギリギリセーフじゃん!」

スコール「そうか、ババア!ふふ、なんだかんだでちゃんとやることやってたんだな」

スコール「さすがババア!伊達に歳食ってないな!」

スコール「褒めてやる、ありがたく思え!ババア!」バッ



ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・



スコール「・・・ババア?」


『かぜのおといがい きこえない』


スコール「ババア?どこだよ?ババア?」

スコール「オーーーイ!ババア!無事次元の狭間に着いたぞ!!」

スコール「蜃気楼の街にに行くんだろ!?はやくこいよォーーー!!」



ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・



スコール「・・・迷子かよ」

スコール「ったくあのババア・・・3歩進んで2歩下がる奴だな」

スコール「ふわふわとほっつき歩いてんじゃねえぞ・・・ハッ」

スコール「そうだ!リノア!あいつを放置するのはまずい!」

スコール「リノアァーーー!どこいった!?逃げんじゃねえぞ!」

スコール「お前は俺と4の字固めの刑だ!リノア!どこいった!」


スコール「リノアァーーーーーーーー!」




ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・




スコール「・・・・」


スコール「お~~~~いみんな~~~~!俺だ!スコールだ!」

スコール「遅れてすま~~~ん!俺はここだ~~~~~!迎えに来てくれ~~~~!」

スコール「セルフィた~~~~ん!俺はここだよぉ~~~~~!」


ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・


スコール「ゼル~~俺を探しに来てるんだろ~~~!」

スコール「それともモルボル~~~!お前か~~~~!」

スコール「ハッまさか、アーヴァインか~~~!ホモだもんなお前~~~~!」


ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・


スコール「オメガ~~~ギルガメッシュ~~~!お前らここ詳しいだろ~~~!」

スコール「ね~~や~~~ん!オーバークロックで迎えに来て~~~~!」


ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・



スコール「 み ん な ー ー ー ー ッ ! ! 」



ミンナー--! 


 ミンナーー 


   ミンナー・・・ 


    ミンナー・・・・・・


      ・・・・・・・・・・・





ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・




スコール「・・・・」ドサ





スコール「一人・・・かよ・・・・」




【バトルメンバー】スコール


   『      こ  こ  ま  で         』

    _

    \\-..、               n
      \\:\              ト:l
        ] \::\           / |::l
       `ト、\\、\        ニノ、 |:::l
       _l__ニー |:::|^v   _-、ノ\\\l
       ニーt_:]:::::|   フ;;\ー、ニ\  \_
        _ニ--ト、::\ニ;;;;;;_ー`-_/\   。廴
          ̄\ー、::::\;;;-_ー//_/L !.n`ー、_]
       ノ`ーイ \ \::::_〕i l l lノ /'   `ー、`コ
        /       \/r-'Tヽ/   `i
    -=、'.   rー 、  レ'ノ`^`~|   l  /`ニi
    _|.   | w"ー' r、_=' / ,,,イ /ノ`^

    \     `ノ  `'   /\ | ヽV/Lヽ
      \        /\  \\ `
       \     / \ トー\ \
         `ー- 'ー、イ    `フ
               \_   \
                  ノ,,イ  |
          -=ニヽ__  n `' ノ   |
             \_ ` `ー   /
               レ----- ーi/


スコール「・・・・・・」


ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・


スコール「あの城・・・確かギルガメッシュが言ってた・・・」

スコール「・・・しかしなんでこうババアしかりウド巨人しかり、ああいう連中は城を立てたがるのかね」

スコール「時代背景考えろよ・・・せめてこう、高層ビルとかだろ今の時代」

スコール「あっそれは神羅でやったな」


ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・


スコール「・・・一人でボケてもむなしい」

スコール「え~っと、集合場所は蜃気楼の街だっけ?確か・・・」


【遺跡】→【街】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城(今ココ)】


スコール「とお・・・」

スコール「こんな初見の場所でこんな距離・・・いけるわけねーじゃん・・・」

スコール「は~あ、誰かはやく迎えに来いよ」ゴロン


ヒュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・


スコール「・・・いくか」ムク


『次元城を あとにした!』


スタスタスタスタ・・・・



・次元城→図書館間


ビュォォォォォォ!


スコール「なにここ!?高ッ!」

スコール「つかええっ!?この通路どうやって立ってんの!?」

スコール「明らかに欠陥建築だろ!崩れたりしねーだろな!?」

スコール「ちょ、ええ・・・高いのはいやなんだけど・・・」


『こうどのえいきょうで 風がつよい!』


スコール「こ、こわ~・・・」

スコール「風に流されねーようにゆっくりいかねえとな・・・」ズリズリ

スコール「手すりにつかまって・・・下を見なければ・・・」

スコール「うん、なんとかいけそうだ・・・ん?」ズリズリ


『みちが とぎれている!』


スコール「 道 ね ー じ ゃ ん ! 」


スコール「はあ!?ふざけんなよボケッ!やっぱり欠陥建築じゃねえか!」

スコール「誰だよこんなクソ高い所に橋立てたバカは!案の定道崩れてんじゃねえか!」

スコール「バカかホント!?どうやって行き来しろってんだよ!!」


ビュォォォォォォ!


スコール「ねーやんなら楽々飛び越えるんだろうな・・・でも」

スコール「う、う~ん、助走を付ければなんとか飛べるか・・・?」

スコール「・・・やっぱ無理!絶対届かない!絶対落ちる!」

スコール「つかそもそも風が・・・はぁ」ドサ

スコール「いきなり詰んだ~~・・・」


ヒュンヒュンヒュンッ


スコール「ん!?誰かいるのか!?」


ヒュンヒュンヒュンッ スタッ


?「・・・」


スコール「やっぱり・・・人だ!人がいたんだ!」

スコール「やった!助かった!お~い!そこの人!」

スコール「向こうに行きたいんだけど道が途切れてて進めないんだ!どうやっていけばいい!?」

スコール「・・・聞いてる?」


?「~~~~」グオッ


スコール「 モ ン ス タ ー か よ ! 」


【エンカウント】にんじゃ





スコール「ったく紛らわしい見た目しやがって・・・」ブン


にんじゃ「すびばぜんでじだ・・・」ボロ


スコール「まぁいい。人だろうがモンスターだろうが先住民にはかわりねー」

スコール「で、ここどうやって進めばいいの?」

にんじゃ「人間・・・?人間がなぜこんな所に・・・」

スコール「質問に答えろゴルァ!」ビシバシ

にんじゃ「いたたたっ!はい!答えます!答えますから!」

にんじゃ「まぁ、つっても普通に渡るだけですけどね」

スコール「はあ?道ねーっつってんだろ」


にんじゃ「ほら」ヒョイ


スコール「ッ!? 宙に浮いてる・・・?」


にんじゃ「隠し通路ですよ。目に見えないけどちゃんとそこにあるんす」

にんじゃ「ほら、普通に渡れるでしょ」スタスタ

スコール「な、なんでわざわざ隠すんだよ・・・」

にんじゃ「次元の狭間じゃこれが普通なんす。アビリティ持ってないんすか」


【かくしつうろ】


スコール「なにそれ」

にんじゃ「ここのモンスターはみんな当たり前のように持ってますよ」

にんじゃ「かつて勇者を名乗る人間が乗り込んできましたが、あいつらも普通に持ってましたよ」

スコール「・・・」

にんじゃ「普通ここにくる奴は大抵このアビリティ装備してますけど」

にんじゃ「ていうか・・・そもそもあんた何しに来たんすか」

にんじゃ「おたくも勇者を名乗るクチじゃないんすか?」

スコール「 も っ て な く て 何 が 悪 い ! 」ズバ

にんじゃ「ギエエエエエエエ!すいません!失言でした!すいません!」


『にんじゃに みちを あんないさせる!』


スコール「離すなよ!?絶対手離すなよ!?」ヨタヨタ

にんじゃ「はいはい・・・もう、なんで俺がこんな事を・・・」

スコール「動かすなよ!こええんだよ!」

にんじゃ「あんたもしかして高所恐怖症?」

スコール「こんな高かったら病気以前に普通にこええだろ!ちょっとは考えろ!」

にんじゃ「僕らは慣れてますから・・・」

スコール「ハァ・・・ハァ・・・ゆっくり・・・ゆっくりだぞ・・・」

にんじゃ「もう・・・スイカ割じゃないんだから・・・」


『つうろを わたりきった!』


スコール「あ~こわかったぁ・・・」

にんじゃ「ていうかどこいくんすか。ラストフロアはあっちっすよ」

スコール「蜃気楼の街とか言う場所で・・・待ち合わせしてんだよ・・・」

にんじゃ「えっ誰と?」

スコール「パーティメンバーに決まってるだろ!一人で来るわけないだろゴルァ!」

にんじゃ「じゃあなんであんた一人なの・・・」

スコール「少し事情が会ってな」キリ

にんじゃ「ああ、そうっすか(迷子だな)」


【バトルメンバー】スコール にんじゃ(IN)


スコール「まぁとりあえず道案内ありがとう。お礼にお前の命は勘弁してやる」

にんじゃ「バトルはあんなに強いのに、なんでそんなんになっちゃったんすか」

スコール「お前らみたいな天然物じゃなくて養成所の出なんだよ」

にんじゃ「へえ~、外ってそんなのがあるんだぁ」

スコール「じゃ・・・」スタスタ

にんじゃ「ああちょっと!それは隠し通路じゃなくて普通に(ry


スコール「あああああああああああああ!!」ガラガラガラ


にんじゃ「あんた不注意すぎっすよ!!


『かんいっぱつ もちてにつかまった!』


スコール「お、おお・・・」ガラ

にんじゃ「あんた・・・しばらくここで修行した方がいいっすよ」

スコール「忍者になれと?ハハ、おれうちはじゃねーから無理だわ」

にんじゃ「あれはフィクションでしょ・・・ほら、つかまって」

スコール「次元の狭間こええ~・・・」


ガチャガチャ


スコール「やべ、ベルトがひっかかった」

にんじゃ「そんなもんジャラジャラつけてるからですよ」

スコール「うっさいボケ。野村に言え」

にんじゃ「誰っすかそれ。もう、はやく取ってくださいよ」

スコール「・・・・無理、手が届かない」

にんじゃ「も~めんどくさいな~」

スコール「なんか棒状のもん貸して。お前のくないでいいわ」

にんじゃ「自分の剣使えばいいじゃないっすか・・・ほら」

スコール「よっほっは」ガチャガチャ

にんじゃ「なんで俺がこんな事を・・・」

スコール「うっし、とれた」ガチャ

にんじゃ「じゃあせーので引っ張りますよ」


スコール「よろ」

にんじゃ「・・・せーの!」


プ ス


にんじゃ「いでえええええええええええ!!」

スコール「あ、ごめんくない持ってたの忘れてた」

にんじゃ「いだだだだ!ぬいて!はやくぬいて!」

スコール「はい」グリブシュザク

にんじゃ「抜き方が荒いんだよォーーーー!」


ガラッ


スコール「あっ」


にんじゃ「 」フワ


スコール「こんな所で暴れるからだよ。忍者の癖に」

にんじゃ「やっぱりこんな奴に協力するんじゃなかったあああああああああああああ!!」



アアアアアアア


アアアーーー


ーーーーーーー


・・・・・・・・・・ キランッ




スコール「あーあ・・・」

スコール「てか別に一人でも登れるなここ」グイ



【入手】くない


【バトルメンバー】スコール (にんじゃOUT)


スコール「さて、ここを開けると・・・」ガチャ

スコール「ぬおっ!」



【遺跡】→【街】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館(今ココ)】→【次元城】



スコール「うおおおおおお!すっげー!何ここ!」

スコール「ホントに図書館じゃん!これが亀の言ってた古代図書館!?」

スコール「すっげー!すっげー!」キャッキャ


『ふるい しょもつで いっぱいだ!』


スコール「・・・・」ペラペラ

スコール「全部古代文字じゃねえか・・・」

スコール「死ねよもう、何ひとつとして読めんわ」

スコール「ルビを振れよルビを」ポイ

スコール「まぁいいや。エロ本さがそ」スタスタスタ


【捜索中】


スコール「・・・・へっぷし!」クシュン

スコール「あ~、風に当たりすぎたせいかちょっと冷える」

スコール「風邪引いたかも。風だけに」

スコール「ティッシュティッシュ・・・これでいいや」チーン


『こだいのほんで 鼻をかんだ!』


スコール「インクくせえ」ポイ




「くぉら!」




スコール「!?」


「貴様・・・本を粗末にするんじゃない!」


スコール「だ、誰だ!」


「あ~もう、ページの一部が鼻水で・・・」ベチャア

「貴様、覚悟はできているんだろうな!」


スコール「ど、どこから・・・・」キョロキョロ


『ほんが ひとりでに ひらく!』


バサササササ!


スコール「・・・・」


『本の中から モンスターが!』


アパンダ「よくここまで来たな…だが お前の命はすでに尽きている!」

アパンダ「次元のスイッチである、この本に触れた瞬間になっ!」ズズズ


スコール(触ったっけ・・・)


【エンカウント】アパンダ


スコール「本の中から・・・モンスターが!?」

アパンダ「ふふふ、俺をただのモンスターと思うなよ?」

アパンダ「俺はエクスデス配下の一人、アパンダ様だ!」

スコール「んだよ・・・ウド巨人のパシリかよ」

アパンダ「パシリとはなんだ!エクスデスは我ら魔の世界を築こうとしている!」

アパンダ「だから俺はそれに協力してやってるにすぎん!」

アパンダ「俺と奴は同格だ!」

スコール「そのセリフが小物臭いんだよ」

アパンダ「この人間め・・・減らず口は俺を倒してからにしろ!」


【たたかう】


アパンダ「ギエエエエエエーーーーーーー!」

スコール「やっぱ小物じゃん」


アパンダ「やるな人間め・・・・」ヒリヒリ


スコール「おっ耐えるね」

アパンダ「この俺が人間如きの一撃でやられると思うなよ!?」

スコール「中ボスな感じかぁ」ブン

スコール「じゃ、次連続剣いきま~す」

アパンダ「連続・・剣?」

スコール「今の8回くらい連続でやるから」コキコキ

スコール「耐えろよ?」オーラ

アパンダ「・・・」

アパンダ「緊急回避ッ!」


『本の中に にげこんだ!』


スコール「あってめっ!卑怯だぞ!」

スコール「出てこいよゴルァ!逃げんな!」バサバサ


『アパンダの潜む ページをさがす!』


スコール「このボケが・・・・どこいきやがった」ペラペラ


こっちだ


バキィ!


スコール「だぁ~~~~~~~~~い!」ズドォン


アパンダ「油断したな、人間よ・・・」フフフ


スコール「きゅ、急に飛び出てくんなボケェ!もろアゴに入ったわ!」ヒリヒリ

アパンダ「人間如きにこの俺は倒せん・・・」ニヤニヤ

スコール「このボケ・・・くらえっ!」ブン

アパンダ「無駄よ・・・」シュン


『ふたたび 本の中に 逃げ込まれた!』


スコール「キィィィィ~~~!コソコソとうぜえ野郎だな!」

アパンダ「またアゴに一撃食らわせてやるわ・・・」ククク

スコール「くっそ、どうする!?あいつを出させないと本体に攻撃ができない!」

スコール「けどページ捲ってったらまたあいつが絶対・・・」

スコール「あ」ポン


アパンダ「ふふふ・・・どうした人間よ、怖気着いたか?」

アパンダ「無駄だ無駄だ、何をしようとお前如きにこの俺は倒せん・・・」

アパンダ「・・・」

アパンダ「えらい待たせるな・・・」


メラメラメラメラ・・・・


アパンダ「ん?なんだ?何か焦げ臭い・・・・」

スコール「あ~あったまる~」

アパンダ「あ~~~~~!てめ~~~~~~~!」


『本に 火をつけた!』


アパンダ「あちゃちゃちゃちゃ~~~~~!てめっ!このっ!貴重な古代の本に何て事を!」

スコール「俺今風邪気味なんだよね」ズズ

アパンダ「知るかボケェェェェェ!重要な文化遺産だぞ!?」

アパンダ「今すぐ火止めろ!アホッ!」

スコール「火止めろってよ」


イフリート「御意」


アパンダ「 」


スコール「焼き芋してーな」

イフリート「ここの紙はよく燃える・・・」メラメラ

スコール「なんか食いもんねーかな」

スコール「あっポーション買ってホット・ポーにしようぜ」

イフリート「それは名案、身も心も温まるという物・・・」

スコール「というわけでお前、ポーション持ってない?」

スコール「ビンの奴な」


アパンダ「・・・・・」ビクビク


スコール「ん?」


アパンダ「・・・イフリートこわいよ~~~~~!」グルン!


スコール「え、ええ~~・・・」

イフリート「?」


アパンダ「ひぃぃぃ~~~~」(治療)

スコール「何もしてないのに治療しだしたんだけど」

イフリート「ど、どうした本の魔物よ」

スコール「お前の顔が怖いんだよ、きっと」

アパンダ「イフリート怖いよ~!」ガクブル

スコール「・・・ウド巨人と同格だっつって息巻いてただろが」

イフリート「笑止・・・」

アパンダ「こわいよー!」

スコール「もう、わかったから」


スコール「あっそうか。こいつ火が弱点なんだ」ポン

イフリート「本である故?」

スコール「よく燃えるんだろうな」

アパンダ「ひぃぃ~~~~!」ブルブル

スコール「ったく、しょうのねー野郎だな・・・・」

イフリート「本の化身、故にその身も紙と同異議・・・」

スコール「本の化身・・・名前からして弱そうだ」

スコール「・・・ん?待てよ?じゃあ・・・・」

スコール「・・・」ニヤ



アパンダ「い、イフリートこわいよ~~~!」ブルブル

スコール「パンダくんパンダくん」チョンチョン

アパンダ「・・・?」


イフリート「 ゴ ル ァ ! ! 」


アパンダ「ひぎぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーー!!」ブクブクブク


スコール「パンダくんびびりすぎだってw」

スコール「でも大丈夫、安心しな。イフリートは見た目と違ってやさすぃ~から」

アパンダ「・・・」

スコール「イフリートはやさすぃ~けど、一つだけ怒る事があんのね」

アパンダ「え・・・」

スコール「それは、主人をバカにされた時」

イフリート「我が主に仇名す者に地獄の火炎を!」ボォウ!


スコール「イフリート聞いてよ・・・こいつさっきから・・・」

イフリート「あん!?」ギロ

アパンダ「あわわわわ!い、言わないで!」

スコール「すいませんねたかが人間如きで」

アパンダ「言ってない言ってない!訂正!訂正する!」

スコール「ルビがないと本もロクに読めない低脳ですいません・・・」

アパンダ「読める読める!教える!教えるから!」

スコール「本で鼻かんですいません」

アパンダ「ほら!ティッシュ!ティッシュあげるから!」

イフリート「・・・・」


スコール「俺、ここ来たばっかでよくわかってないのね」

スコール「だから案内役を絶賛募集中なわけなんだけど」

アパンダ「・・・」

スコール「イフリート」

イフリート「アアアアアアアアアアア!!」ボォォゥ!

アパンダ「あああああ!やりますやります!案内しますから・・・!」

スコール「別にお前じゃなくてもいいんだけど」

アパンダ「やらせてください!この私目に!どうか!お願いします!!」

スコール「時給1ギルな」

アパンダ「はいよろこんでェーーーー!」

スコール「おっしゃ、君採用」ポン

イフリート「・・・」

スコール「じゃあさっそくだけどエロ本の在り処教えて」

スコール「3分以内に」

アパンダ「はいーーーーーーーーーーー!!」ダッ

イフリート「はたらきものよ」

スコール「やっぱパシリじゃねーか」


【入手】アパンダの本


【バトルメンバー】スコール アパンダ(IN)


スコール「さて・・・」

アパンダ「すいませんエロ本なかったっす」

スコール「んだよ・・・図書館の癖に」

アパンダ「コミケじゃないんすから・・・まぁ読みたい本があったら適当に読んでって下さいよ」

スコール「つってもほっとんど読めねーんだけどな」パラパラ

アパンダ「あっそうか、黒ジャンさん外の人ですもんね」

アパンダ「リノアって子と一緒だ」

スコール「リノア!?リノアを知っているのか!?」

アパンダ「えっ知り合いっすか?」

スコール「そうだ・・・思い出した。リノアはウド巨人にここで・・・」

アパンダ「そうそう、暇だろうからって、適当に本読ませてたんす」

アパンダ「あの人も丸くなったもんっす。昔はイケイケだったのに・・・」

スコール「ウド巨人のチョイ悪エピソードとかどうでもいいわ」

スコール「リノアの読んだ本ってどれだ!?」

アパンダ「え~・・・結構色々読んでましたからね・・・」

スコール「いいから全部持ってこいゴルァ!」バシバシ

アパンダ「あたたっ!もう人使いが荒いな・・・」

スコール「・・・・」


アパンダ「うろ覚えですけど・・・ざっとこんなもんす」ドササ

スコール「いや多いわっ!」

アパンダ「いやでもマジっすから・・・」

スコール「あ~そういえばあいつガーデンでも図書室ばっかいってたっけ・・・」

アパンダ「元々本が好きだったんじゃないっすか?」

スコール「・・・翻訳しろよ」

アパンダ「はいはい・・・ちょっと潜りますよ」ドポン


『こだいもじが げんだいごやくされた!』


スコール「どれどれ・・・」


ギガフレアの秘密・・・
この魔法はパワーを溜めるときに一瞬無防備になる。


スコール「ギガフレア・・・」

アパンダ「ツインタニアの必殺技っすね。あいつはエクスデス配下でも1,2を争う強さですから・・・」

スコール「ババアに瞬殺された奴じゃん」

アパンダ「えっ」

スコール「どけ豚っつって、かる~い感じでパスっと」

アパンダ「そいつ何者!?」

スコール「心配すんな。ただのババアだから」

アパンダ「ツインタニアが・・・豚扱い・・・」

スコール「んなもんどうでもいいんだよ!次だ次!」


空より現われし、心を持たぬ者…「オメガ」…
それを追って来た者…「神竜」
12の武器を持つ勇者達でもかなわない…
しずかに、次元のはざまに、眠らせておくべし…
決して、かたりかける事なかれ


スコール「お、これオメガウェポンの事じゃん」

アパンダ「オメガまで知り合い・・・あんたほんと何者?」

スコール「紺野真琴」

アパンダ「うそつけ!あんた男でしょ!」

スコール「心を持たぬ者ねえ・・・俺らの知ってるオメガはバリバリ感情剥き出しだけど」

アパンダ「オメガは誰とも群れず、近寄る者みな問答無用で襲い掛かってきますから」

アパンダ「その暴れっぷりはそれはもう・・・」ブルブル

スコール「ああ、心を持たぬってそういう意味の・・・」

スコール(あれ・・・ウド巨人とかとたまにゲームやってたとか言ってなかったっけ・・・)

アパンダ「オメガこわいよ~」ブルブル

スコール(なんか誤解されてるっぽいな・・・)

スコール(まぁ・・・いいか・・・)


スコール「で、こんなプチ情報どうでもいいから」

スコール「リノアの読んだ本ってどれ?」

アパンダ「あうう・・・だからこれ全部ですって・・・」

アパンダ「範囲が広すぎて・・・どんな本を探してるんすか?」

スコール「え~っと、あんときは確か・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~



リノア「すっご!これ全部古代の本?」

エクスデス「貴様の時代にはない古の書物・・・興味があるなら読んでみるとよい」

リノア「ってこれ全部古代文字じゃんw読めるようになる魔法とかないの?」

エクスデス「・・・ほら」ペカー

リノア「おおっ!現代語訳にルビが・・・」

エクスデス「手間のかかる奴よの」ファファファ

リノア「さすがっすw」

リノア「何々・・・12の勇者と・・・暗黒魔導士・・・エヌ・オー・・・?」パラパラ

リノア「へえ・・・先生の他にも無を操ろうとした奴がいたんだぁ」パラパラ

リノア「ん?何これ・・・外界との・・・通信器具・・・?」

リノア「・・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~


スコール「・・・外界との通信器具?」

アパンダ「なんすかそれ。古代ロンカの技術本かな・・・」

スコール「そんな感じの本、ある?」

アパンダ「え~っと、ちょっと待って下さいね」

アパンダ「ん~・・・もしかして、これかな」ドサ


【とある科学者の日記】


スコール「ふむ・・・」パラパラ

アパンダ「パッと見古代技術の本っぽいっすけど」


【とある科学者の日記(1)】


次元の狭間。古代エヌオーが呼び覚まし無の力を封じるべく世界を分割した際にできた
世界と世界の隙間。当初は時空間的なひずみと思われていたが、最近になってある仮説が浮かび上がった


スコール「ある仮説・・・」

アパンダ「ちょっと気になるかも」


それは偶発的に発生した空間ではなく、意図された空間ではないか?との疑惑が頭をよぎった
偶然の産物であるならば、必要であるはずもない要員がいくつもあるからだ
この疑惑を解消すべく、次元の狭間内部に趣き、研究調査を開始する
その経過をこのレポートに書き記す


スコール「研究してたんだってよ」

アパンダ「へぇー」


【とある科学者の日記(2)】

次元の狭間内部へ潜入成功。そこはモンスターの巣窟であり、研究員だけではいささか危険な場所であった
ボディーガードを用意しておいてよかった。その分予算はかかってしまったが


【とある科学者の日記(3)】

ここは万物の法則が通用せず、北が南に 東が西に 高所が低い位置に 外が内に
なにもかもがめちゃくちゃだ。まるで雑な人間が作ったツギハギのぬいぐるみのようだ
ここは我々の知る世界とは違う、この空間独自の法則があるようだ


【とある科学者の日記(4)】

なるほど、段々わかってきた。空間と空間には各階層があり、それぞれの領域があるようだ
一歩超えると全く異なる光景が広がるのはそのせいか。なるほど、案外どうして慣れる物だ


スコール「まさにさっきまでの俺だわ」

アパンダ「ここへきた奴はみんなそう言うんすよ」


【とある科学者の日記(5)】

一つ分かったことがある。この各階層はかつて無に飲まれた世界の一部・・・
その証拠に人里があった。時が止まっているようだ
無に飲まれた瞬間から今まで、そしてこれからも、ずっとこのままなのであろう
さらに奥には明らかに人工物らしき建築物があった。少々時代は古いが、明らかにそれは「城」だ


スコール「あーそうだ。俺この村にいかなきゃいけないんだった」

アパンダ「後で案内するっす」


【とある科学者の日記(6)】

この城を次元の狭間の城という事で、次元城と名付けよう
名をつける事でどことなく壮大さが増した気がする。城主はさしずめ次元に住まう次元王とでも言うべきか


【とある科学者の日記(7)】

いよいよこの時がきた。私の理論を決定づけるこの場面が
今迄のは無がかつて飲みこんだ世界の一部。しかしここから先は・・・
まさに本物の「次元の狭間」であろう。ここまで随分と時を費やした
生きて帰れるかもわからない、しかし私は先へ進む。それは私が学者であるからだ


スコール「・・・・あれ」ペラ

アパンダ「続きがないっすね」

スコール「いやいやいや!めっちゃ気になる所だろ!」

アパンダ「破れてる・・・うっわ~!もったいな!」

スコール「お前館長だろ!?本の管理ぐらいちゃんとしとけゴルァ!」

アパンダ「館長て・・・でも、あれ~。破くどころかめったに読む奴いないんすけど」

スコール「うそつけ!見ろ!なんかネバネバしたもんついてっぞ!」ベチャ

アパンダ「・・・黒ジャンさん。それ」


(ティッシュティッシュ・・・これでいいや)チーン


スコール「・・・・」

アパンダ「あんたぁ・・・」

スコール「めっちゃごめん。ハイパーごめん」

アパンダ「もう・・・ほら、一応後ろの方はまだ残ってますから」

スコール「単行本一気に飛ばした見たいな感覚に陥りそう」ペラ


【とある科学者の日記(40)】

やはり私の仮説は正しかった!この次元の狭間は偶発的な空間ではなく、必然性を持った空間であった
何もない空間・・・にもかかわらず、情報を含んだ有機物と無機物の数々
それら情報体が形となり、まるで大地の用な足場になっている
あの星々のようなきらめく光も・・・おそらく・・・


アパンダ「ほら~~~!めっちゃ飛んだじゃないっすか!」

スコール「いいんだよ大体わかるから!次行くぞ!」


【とある科学者の日記(41)】

ここの物質には一つの共通点がある。それは、物質の一つ一つがなんらかの情報を持っていると言う事だ
残念ながら解析は今の時点ではできない。しかし明らかになんらかの規則性がある
言葉に文法があるように、人に意思があるように
これらを解析すればきっと私の理論は証明されるはずだ!


【とある科学者の日記(42)】

意思のある情報の集まり、それがこの次元の狭間の正体のようだ
その中心にあるのが『無』とは、なんたる皮肉か。全てはやがて無に返るとでも言いたいのか
それはさておき今日も解析作業を再開する。まずはこの情報群がどこから沸いてくるのか知らねば・・・


スコール「やっべえ・・・さっぱりわかんねえ」

アパンダ「ひらがな変換しましょうか?」

スコール「そういう意味じゃねえよ」


【とある科学者の日記(43)】

何という事だ・・・そんなバカな。いや、こんな事が・・・
信じられないが、この情報群は確かに意志を持っている。それもそのはず。
これらは実際に「生きているのだから」
生き物と言うにはあまりにも・・・しかしそう考えると確かに合点が行く
あの特有の規則性は「言語」の法則・・・文法、口語、俗称、その他もろもろの言語法則・・・
いやしかし、言葉だけが生きているなど・・・だとすれば、ここは・・・


【とある科学者の日記(44)】

命を持った「言葉」がここには集められている。すなわちここは「言葉の墓場」
そして最終的に達するのは『無』。なにがなにやらさっぱりわからない
我々と同レベルの言語水準を持った生命体。だとすれば、すなわちそれは・・・


【とある科学者の日記(45)】

あの後、しばらく悩み続けたがようやく結論がでた。いや、結論と言うより決心と言うべきか
やはりあの言葉は「生命体」なのだ。しかし我らの世界には決して干渉せず、自分達の世界から出ようとしない
それは我々がその「言語の世界」に行けないのと同異議では?
我々は便宜上次元の狭間を「中」我々の世界を「外」と呼んでいる。しかしこれは改めなければならない
何故なら「外」はもう一つあったからだ。何かいい名前を付けようとしたが、ダメだ。思いつかない
ひねりがなく申し訳ないが、私はこう呼ぶことにする。「外界」と


スコール「!!」

アパンダ「でましたね。例のワード」

スコール「どどどどゆこと!?」

アパンダ「だから、外界がありますよ~って」

スコール「それお前知ってたの?」

アパンダ「いや・・・ていうか学者じゃないんでどうでもいいです」

スコール「俺も今すぐ投げ捨ててやりたいが、リノアが読んだとなると話は別だ」

アパンダ「投げちゃだめっすよ・・・」

スコール「次だ次!」ペラ


【とある科学者の日記(46)】

科学者という物は欲深き生き物で、新たな発見をするとまた新たな試みをしたくなる
そう・・・この「外界の住人」とコンタクトを取れない物かと
法則性はある程度つかめた。かなり難解だが・・・おそらくこちらからアクションが取れるかもしれない
おそらく史上初であろう、外界の存在とそのコンタクトに成功
この成果を持ち帰れば、私の功績は未来永劫残るであろう!


【とある科学者の日記(47)】

外界との接触のカギはやはりここ、次元の狭間であろう
ここでなければ外界の存在など空想する程も達しなかったのだから
きっとここは外界に繋がっている。痕跡を辿れば・・・いつかは・・・


スコール「・・・・」ペラペラ

アパンダ「次からは・・・同じ事ばっか書いてますね」

アパンダ「今日も失敗したとか、今日もダメだったとか」

アパンダ「成功するとこまで飛ばしましょうよ」

スコール「めっちゃ後ろになるな・・・」パラララララ


【とある科学者の日記(802)】

もう少し、もう少しなんだ。こちらからの接触に向こうは気づいているはずだ
しかし、言語が読み取れない・・・くそぉ、これさえわかれば・・・


【とある科学者の日記(803)】

またダメだった。こちらの投げかけに確実にレスポンスは来るようになった
しかしどうしても言語解読がわからない。向こうの反応が大きすぎるんだ
何万何億という言語羅列が一挙にくる。これじゃあわかるはずがない
これは人の手では無理だ。しかし飽きらめるわけにはいかない
そうだ・・・滝の洞窟にかつての先人が作った大容量兵器があったはず・・・
イチかバチか、あれに賭けてみようと思う


【とある科学者の日記(804)】

やった!ついに解読の糸口が見えた!この兵器のおかげだ!
かつてエヌオーと戦う為に作られたと聞いたが、本当にすごい兵器だ
膨大な戦闘プログラムを余すことなく詰め込んでいるにもかかわらず、さらにまだ余裕がある
本当にすごい・・・よくぞここまで完成させたものだ
ともあれ、こいつのおかげでなんとかなりそうだ!


スコール「オメガウェポン・・・?」

アパンダ「うげ、あいつこんな前からいたんだ」


【とある科学者の日記(805)】

この膨大な情報量を全てオメガに取りこみ、こちらで作った変換プログラムで解析する
解析した情報をオメガの人工プログラムを解して発音させる。これで作業はかなり進んだ・・・のはいいのだが
このところオメガの口が妙に悪い。やたら「死ね」を連呼してくる
全く・・・本当に死んだらどうするのだ。これは私のプログラムが優秀なせいか?
複雑な気分だ



【とある科学者の日記(806)】

作業が進めば進むほど、オメガの性格が悪くなって言ってる気がする
やれゲームさせろだのやれ働きたくないだの。困ったな・・・
せっかくだ。外界の連中に聞いてみよう


【とある科学者の日記(807)】

しかし本当に不思議な言語体系だ。複雑な文字列と同時に同じ単語が無数に連なり
挙句の果てに図柄にも見える物まで・・・かなり高度な文明のようだ
オメガの相談をしたら、なんと文字で作ったオメガの絵を送ってきた。いや、これはこれですごいが
私が知りたいのはそんな事ではないのだ


【とある科学者の日記(808)】

解析は進み、ついには簡単なコミュニケーションが取れるまでに至った
オメガの件を相談したらオメガの変換プログラムだけを取りだしてを小型化すればいいとの助言を貰った
なるほど、そうすればもうこいつのワガママに振り回される事もない
後で暴れられても困るので、外界から貰ったゲームプログラムをありったけ乗せて洞窟に帰した
そのまま永遠にゲームしててくれ


【とある科学者の日記(809)】

オメガを参考に作った、外界との通信器具。簡単な受け答えしかできないがそれでも十分な進歩と言えるだろう
あいかわらず外界の連中は何を言ってるのかわかりづらいが、なんとなく勘でわかるようになってきた
慣れとは恐ろしい


【とある科学者の日記(810)】

解析精度が日に日に増していき、ついに日常会話にまで達するレベルまできた
「こんにちは」「はじめまして」「ありがとう」うむ、完璧だ
近頃私が来ると外界の連中はよろこんで迎え入れてくれる。
むしろまだかまだかと首を長くして、私を待っているようだ。うれしい・・・彼らもついに心を開いてくれたか


【とある科学者の日記(820)】

ある程度のコミュニケーションが取れるようになったので、こちらから積極的に質問をしてみる事にした
「君達は何者だ」「外界とはどのような場所なのだ」「言語そのものが体なのか?」「二次元生命体なのか?」
しまった・・・質問がよくわかってないようだ。科学者の悪い癖だ。どうしても難しい言葉を使ってしまうのだ


スコール「えれーSFチックだな」

アパンダ「外界・・・そんなの聞いたことないな」

スコール「何か知らんけど仲良くやってるようだな」

アパンダ「つまんないっす。飛ばしましょ」


【とある科学者の日記(1049)】

最近外界からのレスポンスが妙にはやい。というより量が・・・
これら一つ一つに答えるのは大変だな・・・


【とある科学者の日記(1063)】

彼らの期待に応えるべく、通信器具の改良を施す。かなりでかくなってしまった
相変わらず私が来ると彼らの反応はすざましい。受け入れてくれたとみてよさそうだ


【とある科学者の日記(1107)】

彼らとコミュニケーションを取りだして随分な時間が経った
わかった事は、彼らにも一つ一つ意志があり、けして同一個体てはないという事
私へのレスポンスの変化は、外界の住人がこぞって集まってくるようになった事
それ故に住人同士の喧嘩もたまに見られた。これこそ、別固体の証拠であろう
しかし彼らにとって私と言う存在はうれしい事。楽しい事。いやはや、それはこちらもそうだ
彼らもきっと、姿かたちは違えど我々と変わらない、心を持った「人」なのだろう


【とある科学者の日記(1328)】

装置の発達により膨大な量を一度に表示させることが可能に、そして翻訳スピードも快適なレベルまで達した
今日も彼らと楽しい会話が始まる。おやおや、これでは当初の目的と違ってきているな
しかしそろそろ私の外の世界に帰らねば・・・


【とある科学者の日記(1341)】

危ない危ない。重要な情報を逃すところだった。彼らが私にこぞって集まってくる現象の事だ。
彼らは我々と同じく「家」があり、そこから「駅」を通じて私の元へやってくるのだ
彼らは今「私」という場所にいる。なるほど・・・では逆に私の方から彼らの「家」に行く事も可能なのでは?


【とある科学者の日記(1386)】

意外にも「家」に行く事は拒否された。誰も許可してくれない。もしやマナー違反だったのだろうか
見ず知らずの人間を家にあげるほど緩くないと言う事か。はは、ますます我らと同じだな
しかし「駅」は私でもいけるはずだ。彼らが私の元へくる中継点
そこは誰の物でもないはずだから


【とある科学者の日記(1408)】

死ね



死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね



スコール「 ど あ っ た ぁ ー ー ー ー ! ! 」バァン!

アパンダ「おお・・・おお!?」

スコール「なんでいきなり発狂してんだよ!めっちゃびっくりしたわ!」ドキドキ

アパンダ「同じく・・・不意打ちにも程があるッす」ドキドキト

スコール「ななななんで!?仲良くコミュニケってたんじゃねーの!?」

アパンダ「ぺ、ページっすよ!黒ジャンさん飛ばしたでしょ!」

アパンダ「一つ一つ順を追って見てみましょ!」


【とある科学者の日記(1390)】

「駅」へと向かう方法、それは彼らの痕を辿ればイイだけだろう
彼らが残した痕跡を元に情報群を辿っていく
付けまわしている用で少々感じが悪いが・・・
ふむ、推測通り「駅」に相当する部分は発見できた


【とある科学者の日記(1391)】

これはなんという・・・「駅」の情報量は私が彼らと取っていた情報量とは比べものにならない量だった
文字、文字、文字、文字だけで構成された膨大な空間
私が四苦八苦して解析した情報は「外界」のほんの一部だったという事か・・・
なるほど、「外界」と言う名もいささか間違いではないようだ
これはもはや一つの立派な「世界」だ


【とある科学者の日記(1392)】

彼らはどうやってここから私の元へ来ているのか。その答えは簡単だった
「駅」には私行きの「列車」があり、それに乗って来るだけという至極単純な物であった
しかし一つ疑問がある。私行きの「列車」が複数本ある。何故?一つでいいのでは・・・


【とある科学者の日記(1393)】

私行きの列車が大量にある。乗車限界の問題だろうか・・・いやしかし、行先は私の元へと続いていない
謎は深まるばかりだ。そこで私は、私行きの列車の内の一本に乗ってみる事にした
当然行先は私の元ではない。どこに向かうのか少し怖いが、溢れる好奇心を抑えられないのだ


【とある科学者の日記(1394)】

吐き気がする。信じられない。
向かった場所は私がこれまで取ったコミュニケーションが全て保存されてある場所だった
それはいい。それは私も行っている事だ
しかしそこの住人はこれまでと違って、その保存された私の行いに対する誹謗、中傷、嘲り
ありとあらゆる負の文字列が連なっていた。何故!?私は彼らの怒りに触れる事をしたのだろうか
教えて欲しい。何かしたのなら謝りたい。このまま彼らという「友人」を失ってしまうのはいやだ
私はもう彼らにそこまでの感情を感じていた


【とある科学者の日記(1395)】

また今日も私の元へこぞって外界の住人が集まる。しかし昨日の件があったためどうも気が重い
そんな私を察してか彼らは励ましの言葉をかけてくれた
私は意を決して問いかけてみた。
「例の場所を見た。私はもしかして君達に大変失礼な事をしてしまったのだろうか?教えて欲しい。私は謝りたいのだ」
すると普段騒がしい彼らの放つ文字列は、寸分違わず揃ってこう答えた


「ちっ、気づきやがった」



【とある科学者の日記(1396)】

結局私は、彼らにとって体の良い玩具にすぎなかったのだ
私の行動を逐一監視し、時に励まし、時に罵り、裏では私の事をあざ笑っていたのだ
まるで出来の悪い子供の成長を見守るように。いや、そんな温かい物ではない
私の反応を見ておもしろがる。ただの暇つぶしの道具
私は彼らを「友人」とすら思っていた。その実はこれだ。はは、何と言う道化か
しかし私にもプライドがある。こうまでされて黙っていられるものか
奴等に一泡吹かせてやる!このままで済むと思うなよ!


【とある科学者の日記(1397)】

私は怒りのままに思いをぶちまけた。あまりにひどい仕打ちではないか
怒りのあまりかなり口汚い暴言を吐いてしまった
かれらの反応はトンと止まった。少し言い過ぎたか・・・
いやしかし、私の怒りも当然であろう。長く続いた彼らとの付き合いだが、もうこれっきりにしよう
私は私の世界がある。こいつらは自分の世界でまた誰かをあざけ笑っていればいいのだ


【とある科学者の日記(1398)】

な、何という事だ!次元の狭間が崩れ出している!
このままでは出れない!と、閉じ込められたのか・・・
どうなっている!再び私は彼らとコンタクトを取った
するとどうだろう。そこには私との記録、その他に私の個人情報、家族構成
さらには過去の痴態の数々がすべてさらけ出されていた
馬鹿な!私しか知り得ない事をなぜこいつらが!


【とある科学者の日記(1399)】

案の定この現象は奴らの仕組んだものだった
奴等に逆らう私を排除する気か、否、壊れた玩具をゴミ箱に捨てるのと同異議の用だ
下衆め・・・ふざけるな!こうなったら徹底的に戦ってやるぞ!


【とある科学者の日記(1400)】

奴等の罵詈暴言は日に日にひどくなり、ついには嘘やデマすら流し始めた
そしてそれを見てまた私に対する暴言を・・・だめだ、見ない方がイイ
頭がおかしくなりそうだ
奴等に一泡吹かす方法、それは奴等以上の超大容量情報を外界に向けてぶちまけてやるのだ
次元の狭間が壊れるかもしれない。しかしいいのだ。どうせもう帰れない
今ある機器では性能が足らない。そこで私はかつて彼らとコンタクトを成功するに至ったあれを呼び起こそうと思う
そう、滝の洞窟に放ったオメガだ


【とある科学者の日記(1401)】

オメガの大容量記録媒体にありったけの雑情報を乗せ、外界に向けて放つ
もはや外界がどうなろうと知った事ではない。あんなクズしかいない世界、無くなってしまえばいいのだ
どうやら効いているようだ。ふふふ、思い知ったかクズどもめ
このまま放置して。明日になればキレイさっぱり無くなっている事だろうな


【とある科学者の日記(1402)】

な、何という事だ・・・奴等、そんな事までできるのか・・・
轟音と共に目を覚ました私は目の前の光景を疑った
神竜・・・かつてオメガを追ってきた者・・・
外界を覗くとみなしきりに神竜を応援している。どうやら神竜を召喚した物がいるようだ
そいつは「神」と呼ばれていた。だとすれば・・・こいつらは・・・
ダメだ、神竜はオメガじゃないと止められない。外界への攻撃を断念し、今は神竜の危機に集中しよう・・・


【とある科学者の日記(1403)】

神竜を辛うじて封印できたが、オメガを持ってしても撃退には至らなかった
ダメだ。オメガもそうとうこっぴどくやられてしまった。これはちょっとやそっとじゃ直りそうにない・・・
外界の連中は神竜がやられたと言うのに労う事すらせ、にまたいつものように笑っている
何がそんなにおかしいのだ!くそ・・・何が「神」だ・・・お前らは悪魔だよ!このクズ共!


【とある科学者の日記(1404)】

奴等とは世界が違うだけで我らと同じだと思っていたが、それがそもそも間違いであった
我々は奴等に感知できない。しかし奴らはいとも簡単に我々に干渉でき、遊び半分で降臨しては
神竜のような物を召喚し好き放題しているのだ。大義名分もない、ただの暇つぶしとして・・・
結局奴らにとって、私達はただの暇つぶしだったのだ。暇だからこちらを覗き、暇だからちょっかいをかける
おもしろければ延命させ、飽きたら捨てる。それはまるで・・・
しかし奴らの事を私は絶対に「神」等と呼ばない。「悪魔」ですらない
下衆以下の魑魅魍魎と呼ぶのがふさわしいだろう


【とある科学者の日記(1405)】

今全てを理解した。ここ次元の狭間はこの魑魅魍魎共を押さえつけておくための、所謂掃き溜めに相当する所なのだ
奴等がこちらに干渉しないようにする、関所・・・
エヌオーが何故「無」を手に入れようとしたか、今ならわかる。
あれも私と同じだ。この魍魎どもを駆逐したかったのだろう
あれは絶対に我々の世界に持ち込んではならない。この狭間で、永遠にさまよい続けるとイイのだ


【とある科学者の日記(1406)】

私が生きている間にオメガの修復は終わりそうにない。
オメガの持つ自己修復機能で自然回復を待つしかあるまい。かわいそうだがここでお別れだ
この長く続いた研究もこれで最後にしよう。下衆の暇つぶしにこれ以上付き合ってられるか
最後に連中に捨て台詞を吐いて行ってやろう。「お前らクズは一生そのままでいろ」と
はは、いい気味だ


【とある科学者の日記(1407)】

クズどもめ・・・私をそうまでしたいか・・・おのれ・・・
最後の最後まで・・・壊れた玩具で遊びつくそうという腹か・・・
しかし私は奴らの思い通りなどならない、決して・・・
何時かお前らを恐怖に陥れる物がくるまで・・・
死ね・・・一人残らず絶滅しろ・・・魑魅魍魎共・・・お前らは絶対許さない・・・



スコール「で、発狂するわけだ」

アパンダ「見なきゃよかったっすね・・・」

スコール「ごめん、後半からさっぱりわかんないんだけど」

アパンダ「あんたちゃんと読んでなかったでしょ。だから・・・」

アパンダ「外界の奴と接触して 仲良くなったと思ったらただヲチられてただけだったって事っすよ」

スコール「そんなにおもしろかったんか?この学者」

アパンダ「おもしろかったというか・・・なんていうんすか?」

アパンダ「モルモットみたいな感覚じゃないっすかね・・・」

スコール「ふーん・・・」

アパンダ「多分どこかにあるんでしょうね。その機器が」

スコール「オメガなら・・・これ知ってるかな」

アパンダ「聞いてみないとわかんないっすよ」

スコール「会ったらきいとこ。しかし、これをリノアがねえ」

アパンダ「まぁ暇つぶしに読んでたんでしょ。ここ無駄に本だけはいっぱいあるから」

アパンダ「オメガと知り合いなんでしょ。これ持ってきます?」

スコール「いやそんなもんよりエロ本は?」

アパンダ「まだそれ言いますか」


【入手】とある科学者の日記


アパンダ「蜃気楼の街でしょ。案内しますから行きましょ」

スコール「いやここ行き止まりじゃん」

アパンダ「ふふ・・・違うんだなこれが」

アパンダ「扉開けてみてくださいよ」

スコール「ぬおっ!」


・滝の洞窟

スコール「なんで!?さっきまでくっそ高い廊下だったじゃん!」

アパンダ「僕はここのスイッチ役もかねてんす。驚きました?」

スコール「え、ええ~~・・・」

アパンダ「そうやって初見さんを驚かすの、気持ちいいっす」

スコール「お前じゃあただのスイッチじゃん」

アパンダ「・・・」

スコール「電灯と同レベル」



【遺跡】→【街】→【森】→【滝の洞窟(今ココ)】→【図書館】→【次元城】



スコール「ここを超えて森を抜ければいいのね」

アパンダ「そっす。ちなみにオメガのいる場所でもあるっす」

スコール「そういえばあいつんちここだって言ってたな・・・」

スコール「ん?じゃあオメガ帰ってきた?」

アパンダ「それは知らないっす」

スコール「まぁ行けばわかるか・・・」スタスタ


ザァァァァァァァ・・・・・・・


スコール「滝だ・・・まごう事無き、滝だ・・・」

アパンダ「まぁ滝の洞窟なんで」

スコール「さっきまで空高くにいたのに・・・・ええ~~~?」

アパンダ「あんた慣れたって言ってませんでした?」


ザァァァァァァァ・・・・・・・


スコール「この洞窟特有のひんやりした空気よ」ヒヤァ

スコール「さっきまで風の強い場所にいたのに・・・」

アパンダ「まだそれ言いますか。あんたリアクションよすぎっす」

スコール「にしてもでけー滝だな・・・」

アパンダ「あっここ」


【オメガ徘徊ポイント】


アパンダ「ここっすよここ。ここにオメガがいたんす」

スコール「えっここ?」

アパンダ「そっす。間違えて話しかけた奴の殲滅率100%っす」

アパンダ「とんだ初見殺しっすよね」

スコール「いやいやw家じゃねーじゃんw」

アパンダ「家っていうか・・・あいつ元々機械なんで」

スコール「こんな所にいてサビねーのかね」

アパンダ「オメガは常識が通用しないっすから」

アパンダ「あっ」


『たきの うらに 小さいスペースが!』


アパンダ「ちょっと黒ジャンさん!見てくださいよ!」

スコール「滝の裏に・・・また洞窟?」

アパンダ「なんだここ・・・僕も知らない」

アパンダ「ちょっと!行ってみましょうよ!」

スコール「濡れるのやなんだけど」


ザァァァァァァァ・・・・・・・


・滝の裏

スコール「・・・」


『ゲーム機で いっぱいだ!』


アパンダ「家だ・・・・」

スコール「あいつ本当にゲームばっかやってたんだな」

スコール「ていうか・・・任○堂製品ばっかじゃねーか・・・」

アパンダ「充電装置っぽいのもありますね」

スコール「アホめ。ソ○ーのゲームやれよ、そこは」

アパンダ「あっ」


【とある開発者の日記】


スコール「また日記かよwもういいって」

アパンダ「読みましょうよ~、オメガの部屋にある書物とかめっちゃ気になりますよ」

スコール「はいはい、翻訳よろ」


やった!64用につくってた7がPSで大当たりだ!
いや~宮本裏切ってよかったわw大体64開発にいつまでかかってんだよ
スーファミがあるからって調子こいてんじゃねーよ。きたねーヒゲ親父ばっかつくりやがってよ
美男美女の方がイイに決まってるだろ。あ~あ、天下の任○堂も落ちたもんだな
もう任○堂も終わりだな!ハハハ、これからは3Dの時代だぜ!


何て事だ・・・7で溜まった黒字が全てパーになってしまった・・・
美麗グラフィックを追及してはや数年、技術の粋を集めて作ったフルCG映画がまさかあれほど受けないとは・・・
なぜ・・・うちのグラをみんなよろこんで褒め称えてたじゃないか・・・
うう・・・ソニ○ーは全然助けてくれない・・・しかし、今更任○堂には戻れない・・・
これから・・・どうしよう・・・・


スコール「 こ れ は ま ず い ! 」ビリッ

アパンダ「ちょ、なにしてんすかあんた!」

スコール「これはだめだ!色んな意味でダメだ!」ビリリ!

スコール「これは後世に残してはいけない負の遺産だ!」ザクザク

スコール「これは俺が・・・責任もって処分する!」ビリビリッ

アパンダ「あ~~~~~ッ!オメガに怒られますよ!」

スコール「すまん・・・坂口さん・・・俺も責任は感じている・・・」ビリビリ

アパンダ「なんであんたが責任感じるんすか・・・」

スコール「ハァ・・・ハァ・・・!」

アパンダ「あーあ・・・俺しらね」

スコール「オメガ・・・お前一人のせいじゃない・・・!」

アパンダ「も~、人んち荒らしたらダメっすよ~」

スコール「さ、気を取り直して次行こうか」キリ

アパンダ「なんなんすかその変わりようは」


スタスタスタ・・・


スコール「おっ」


【珊瑚の指輪】


スコール「ラッキー。アクセげと」

アパンダ「なんすかそれ」

スコール「指輪だな」

アパンダ「あんたアクセつけすぎっすよ」

スコール「ノムに言えノムに」

アパンダ「カツノリ?」



【遺跡】→【街】→【森(今ココ)】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城】



アパンダ「さ、この森を超えれば蜃気楼の街っすよ」

スコール「ちょぉまてえ!ここ・・・」


『みおぼえのある 森だ!』


スコール「D地区収容所で見た・・・」

アパンダ「なんすかそれ」

スコール「あれってここに繋がってたのか・・・」

アパンダ「あ~、そういえば」

アパンダ「ここは次元の狭間でもちょっと特殊で、時空が乱れやすい場所なんだそうっす」

アパンダ「時たまどっかから迷い込んでくる奴がいるんすけど、そういうのは大抵ここに着きますね」

スコール「そうだ・・・たしかあの時はウド巨人が里帰りとか言って・・・」

アパンダ「その関係か知らないっすけど、エクスデスが外に出る時は大体ここを使うッすね」

アパンダ「やりやすいらしいっすよ。よくわからんすけど」

スコール「そうか、あれはあいつが開いた扉だったのか」

アパンダ「一回来た事ある感じっすか」

アパンダ「よく生きて帰れましたね。ここにはカロフィステリって言う凶悪な魔物が・・・」

スコール「あっそれもう倒した」

アパンダ「!?」

スコール「無謀にもババアに魔法勝負を挑んでな。メテオ3連発の刑に処されてたわ」プッ

アパンダ「さっきからそのババア・・・マジ何もんっすか」

スコール「キチ○イ」

アパンダ「・・・・破壊神的な感じ?」


スタスタスタ・・・・


スコール「俺多分100%迷うだろうから案内よろしくな」

アパンダ「別名迷いの森とも呼ばれれてますから」

スコール「ベタすぎ」

アパンダ「自覚はあります」

スコール「おっ」


【リボン】


スコール「・・・」

アパンダ「着けるんすか?」

スコール「こいつにな」


【リボン】→イフリート


アパンダ「ひぃぃぃぃぃ~~~~~!」

スコール「ちょっとかわいくなったな」

イフリート「・・・」ポッ

アパンダ「どこがっすか!はやく引っ込めてくださいよ~~~~!」

スコール「こんなイフリートがいてもいいと思うんだけどなぁ」


スタスタスタ・・・・


スコール「とお・・・」ハァハァ

アパンダ「結構歩きっぱなしですもんね。休みます?」

スコール「この次が・・・蜃気楼の街なんだよな・・・」ドサ

スコール「もうそろそろ誰かに会ってもよさそうなもんだが・・・くそ、なんで誰もこない」

アパンダ「そういえば黒ジャンさんだけ次元城にいたんすよね」

スコール「ああ」

アパンダ「もしかして・・・はぶられてます?」

スコール「 」ピキ


イフリート「グオオオオオオオオオオオ!


アパンダ「ひいいいい~~~~~~~!ごごごごめんなさ~~~い!」

スコール「下らねえこと言ってんじゃねえぞゴルァ!!」

アパンダ「はぁ・・・はぁ・・・まぁ・・・蜃気楼の街はもうちょいですから・・・」

スコール「時が止まってるって聞いたけど」

アパンダ「そっす。すごいっすよ。当時のまま人も建物もぜーんぶ止まってますから」

スコール「・・・かわいい女の子とかいる?」

アパンダ「僕はモンスターなんでその辺の美的感覚はわかんないっすね」

スコール「楽しくなりそうだな・・・」ニヤ

アパンダ「あ、何考えてるかわかった」

スコール「じゃあ楽しみに備えてっと」


【テント】


スコール「・・・」zzz

アパンダ「こんな所でテント使う奴あんたがはじめてっすよ」


『HPが全開した!』


スコール「うっし、全力全開!」

アパンダ「あんた元からHP減ってなかったでしょ」

スコール「で、後どんくらい?」

アパンダ「もうちょいす。この奥ですから」

スコール「しゃあ!いくぞ!」

アパンダ(ていうかどうしてモンスターとエンカウントしないのかな・・・)


ダダダダダダダダ・・・・


スコール「ここか・・・」

アパンダ「この奥っす」

スコール「まさかタイムストップ物を直に味わえる時が来るとは・・・」ドキドキ

アパンダ「人としてどうなんすかそれ」

スコール「ふふふ、ティファみたいなのがいればいいなぁ・・・」

アパンダ「あんた中身は魔物同然っすね・・・」

スコール「いくぞ!せーのっ!」


スコール「 と り ゃ っ ! 」



【遺跡】→【街(今ココ)】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城】




コォォォォォォ・・・・・・



スコール「・・・・へ?」

アパンダ「えっえっ」

スコール「ここは・・・」



・ヴァルハラ


スコール「いやいやいや・・・」

アパンダ「・・・」

スコール「・・・ここが蜃気楼の街?」

アパンダ「いやいやいやwんなわけないっしょ!」

アパンダ「ここ・・・どこ!?」

スコール(俺はここを知っている・・・そう、この場所は)

スコール「ヴァルハラ・・・女神の住まう不可視世界・・・」

アパンダ「何言ってんすか!?」

スコール「俺だってしらねーよ。ここを知ってる人がそう言ってただけだ」

スコール「ていうかなんでヴァルハラがここにあるんだよ!一体どうなってんだ!」

アパンダ「僕が知るわけないでしょ!?こっちが聞きたいくらいっすよ!」

スコール「ちょ、ええ~~・・・」ガク

アパンダ「あの・・・とりあえず」

アパンダ「ここで待ち合わせしてたんでしょ・・・行きません?お仲間さんの所へ」

スコール「あいつら・・・ここにいるのか・・・?」


『ヴァルハラを あるきまわる!』


スコール「一応街っちゃ街だけどだな・・・」キョロキョロ

アパンダ「蜃気楼の街、こんなにでかくないす」

スコール「言われんでもわかるわんなもん・・・」

アパンダ「とりあえず・・・あのでっかい塔じゃないすか」

スコール「女神の神殿、だったか・・・?」

アパンダ「いや知りませんけど。待ち合わせだとしたらそこじゃないっすかね」

スコール「他に当てもないしな・・・いくか」


『しんでんへ むかった!』


・女神の神殿 内部

スコール「ぬおっ!」


『ないぶは ボロボロだ!』


アパンダ「地震でもあったんすかね・・・」

スコール「あれ、俺が見た時はこんなんじゃなかったはず・・・」

アパンダ「来た事あるんすか?」

スコール「いやまぁ実際きたわけじゃないけど、まぁそんな感じ」

アパンダ「はぁ・・・」

スコール「どうなってんだよ・・・」


『おくへ すすんでいく!』


スコール「~~~~」ヒィハァ

アパンダ「あうう・・・」クラ

スコール「な、なんだここ・・・」フラフラ

アパンダ「黒ジャンさんもっすか・・・なんかここ・・・」

スコール「力が・・・抜けていく・・・・?」

スコール「・・・トンベェーーーーーリ!」


【ショップ呼び出し】


アパンダ「なにそれ・・・変わったアビリティ持ってますね」

スコール「ポーションを常に補給しながらいくぞ!」ゴキュゴキュ

アパンダ「あっ僕にも下さい・・・」チャポ


・女神の神殿 戦霊の鳥籠

アパンダ「うっわー・・・」

スコール「進めるわけねーだろ!?」


『ういたいわばが 階段状にのぼっていく!』


スコール「飛べと?空を駆けろと申すか?」

アパンダ「レビテトしながら全力ジャンプでギリ届く感じっすかね・・・」

スコール「無理だろ・・・こんなギュンギュン力が抜ける状況で・・・」


―解放者・・・魂を新たな地へ導く人よ


スコール「!?」

アパンダ「な、なんだぁ・・・?」


ユール「・・・」


スコール「幼女だ」

アパンダ「幼女っすね」

ユール「定められし出会いが汝を混沌の出ずる処へ導く・・・」

アパンダ「なにいってんすかこの子」

スコール「・・・お前、もしかして」

スコール「ねーやんの知り合いか?」

ユール「・・・」コク

スコール「当たりか・・・」ハァ

アパンダ「ねーやん?」

スコール「末期の中二病に侵された残念な人」

スコール「しかも感染型だ」

アパンダ「こわっ」ブルブル


スコール「ていうか・・・お前だれ!?」

アパンダ「ここに住んでる子?」

スコール「おい幼女!ここは蜃気楼の街じゃねーのか!?」

スコール「なんでヴァルハラがここにあるんだよ!街はどこへ行った!?」

ユール「漆黒に身を包みし、運命の使者の名は―・・・」

スコール「聞けよ!」


(庭園で眠る使者)


スコール「・・・あ?」

アパンダ「わけわかんね」

ユール「・・・」

スコール「ねーやんの一味はこれだから・・・・」ガク

ユール「解放して・・・・あの人の魂を・・・」

スコール「待て幼女。とりあえず俺の話を聞け」

ユール「・・・」

スコール「ねーやんはここに来ているのか・・・?」

アパンダ「あの人ってそのねーやんって人?」


『ユールは てをかざした!』


シャシャシャシャーーーーーン!


スコール「ぬお!」

アパンダ「わっ、道が出来た!」

ユール「この先に、あなたのさだめがある」

スコール「・・・学園長みたいな事言ってんじゃねえぞゴルァ!」

アパンダ「ダメっすよ黒ジャンさん!幼女に襲い掛かったら!」

スコール「ち・・・いくぞ!パンダ!」

ユール「・・・」


~~上昇中~~


スコール「キツ・・・・」

アパンダ「もうちょっとっすよ!がんばって!」

スコール「なんでこんな場所でロッククライミングしないといけないんだよ・・・アホか!」

アパンダ「黒ジャンさん!あと一つ!」

スコール「ふぬああああああ!!」ググ

アパンダ(本に潜れてよかった~)

スコール「うっだーーーーーーー!もう無理!死ぬ!!エンドオブ節々!」


・女神の神殿 輪廻の回廊

スコール「~~~~!」フラフラ

アパンダ「あっ・・・」

ユール「・・・・」

スコール「またお前!?何!?追跡してんの!?」

ユール「私は先ほどとは異なる時代のユール・・・」

ユール「巫女は大いなる混沌により代々輪廻をくりか(ry

スコール「あっそ。避妊しろ」スタスタ

アパンダ「聞いてあげましょうよ~」


・女神の神殿 戦霊の鳥籠 高層

ユール「・・・」

スコール「しつこいなお前!?」

アパンダ「なんか伝えたい事があるんじゃ・・・」

ユール「この力が全てを巻き込んだ・・・あの人の苦しみも、すべて」

スコール「そうか、シャンプーが頭皮に合わないか」

スコール「俺のオススメはヴィダルサスーンだ。じゃあな」

ユール「・・・・」

アパンダ「シャンプー関係ないでしょ」


・女神の神殿 記憶の回廊

ユール「・・・」

スコール「もういいって・・・」ガク

アパンダ「観念して聞いてあげたらどうっすか」

スコール「だってこいつら何言ってるのかわからないんだもん・・・」

アパンダ「幼女さん、できる限りわかりやすく話して欲しいっす」

ユール「私達が・・・世界を壊した」

アパンダ「あっ無視された」

スコール「もうお前翻訳して・・・」ドサ


『ユールの話を かろうじてりかいした!』


ユール「・・・」

アパンダ「え~っと、なんていうか・・・」

アパンダ「この幼女さんはなんかすんごい力でできてて」

アパンダ「その力のせいで好きな人を苦しめてしまっているらしいっす」

アパンダ「で、それを何とかしてほしい、と」

スコール「恋愛相談かよ・・・んなもん俺がしたいわ」

スコール「つかなんで俺にんな事言うんだよ。ねーやんに言えねーやんに」

ユール「あなたが・・・似てるから・・・」

スコール「誰にだよ」

ユール「闇の狩人・・・」

スコール「・・・よっしゃ!じゃあな!」

アパンダ「今投げましたね」


・女神の神殿 女神の祭壇

スコール「~~~」ヒィヒィハァハァ

アパンダ「ここが最上階ぽいっすね」

スコール「あのやたらゴージャスな椅子・・・見た事ある」

スコール「確か女神とかいうのが・・・」

アパンダ「椅子の割には高くないっすか」


「世界の寿命は尽きようとしている」


スコール「あっ」


カイアス「私に構う暇などないはずだ」


アパンダ「この人も知り合いっすか?」

スコール「そうですねじゃあ帰ります」クル

アパンダ「まてや!」ギュ


カイアス「ふんっ!」ズドォン!


スコール「も~おっさん何・・・」

アパンダ「この人お仲間さんじゃないんすか?」

スコール「なわけねーだろ。このおっさんはババアのストーカー・・・」

スコール「あっそうだおっさん、ババアはここにはいねーぞ」

カイアス「時のカオスは不在か・・・」

スコール「俺もお前に構ってる暇はねー。てなわけでじゃ」

アパンダ「だからまってって!蜃気楼の街の事聞かなきゃ!」

カイアス「蜃気楼の街・・・ああ、あの時の止まった・・・」

アパンダ「なんか知ってるっぽいっすよ!」

スコール「も~・・・こいつに解説させてもどうせわかんないって」


カイアス「真実を欲するか、時の旅人よ」

スコール「俺が欲するのはパンツだよ、ボケ」

カイアス「 ふ ん っ ! 」ブオン!


『カイアスが 剣をむける!』


アパンダ「おわ!」

スコール「おっさん何!?何がしたいの!?」

カイアス「真実を欲するならば」

カイアス「えぐりとれ・・・・時の旅人!」


スコール「 は ぁ ! ? 」



【エンカウント】カイアス・バラッド


アパンダ「ちょっと黒ジャンさん!あの人完全にやる気ですよ!」

スコール「1ミリたりとも理由がわからんわ・・・」ジャキ

アパンダ「きますよ!」


【スプレッドパルサー】


スコール「ギエエエエエエエエエエエエエ!!」バチバチバチ

アパンダ「黒ジャンさーーーーーーーん!!」


スコール「何故僕は・・・こんな目に合っているのでしょう・・・」ガク


アパンダ「ちょ、黒ジャンさん!?黒ジャンさん!」


スコール「 」チーン


アパンダ「 は や す ぎ っ す よ ! 」

カイアス「他愛もない・・・」

アパンダ「黒ジャンさんが一撃・・・なんだあのおっさん!?」

カイアス「起こせ、本の魔物」

アパンダ「え・・・起こしても変わらないような・・・」


【フェニックスの尾】


スコール「はああああああああ!」(L2+R2)

アパンダ「ちょ、逃げちゃダメっすよ!」

スコール「いやいやいやw見たろ今の!?」

スコール「勝てるわけねーじゃんあんなチート!ねーやんとタメ張るようなのに!」

スコール「戦略的撤退~~~~~~~~!!」ダダダダダ

カイアス「逃げるか、それもよかろう」ジャキ

アパンダ(いいんだ・・・)


『カイアスから にげだした!』


スコール「ハァ・・・ハァ・・・なんなのあの親父マジで・・・」

アパンダ「完全に意味不明っすね・・・」

アパンダ「ていうかあんたのパーティの人じゃないんすか」

スコール「ちげーよ!あのおっさんはどっかから突然湧いてきたボウフラのような・・・」


ユール「カイアスは大いなる混沌に縛られている」


スコール「おわっ!またお前か!」

ユール「しかしあの人は解放を望んでいない」

アパンダ「さっき言ってた「あの人」ってあの親父さんの事だったんすね」

スコール「望んでないんならそのままにしとけよ!?なんでいきなり襲い掛かってくるんだよ!」

ユール「カイアスは重ねている・・・あなたを、巫女の守護者に」

スコール「知るか・・・いい迷惑なんだよ・・・ボケが・・・」

アパンダ「黒ジャンさん・・・あの親父さんはともかく、蜃気楼の街の事、知りたいっす」

アパンダ「次元の狭間が改ざんされるなんて尋常じゃないっす。あの人ならなんか知ってると思うッす」

スコール「どうやって聞くんだよ・・・」

ユール「・・・」

スコール「お前あいつの仲間だろ?弱点とかねーのかよ」

ユール「・・・」

スコール「なんか言えよ」

アパンダ「そもそもどういう関係なんすか?」

ユール「巫女と守護者・・・」

ユール「時詠みの守護者は代々私達巫女を守り続けてきた・・・」

ユール「時詠みの巫女が永遠に転生を繰り返す。それを守るために彼もまた永遠を・・・」


ユール達「そう、彼は永遠に縛られている」ズラ


スコール「おお!?」

アパンダ「同じ幼女がいっぱい・・・」


ユール達「私達は異なる時代のユール。一人一人が異なる時代を転生してきたユール」


スコール「・・・パンダわかる?」

アパンダ「いえ、さっぱり」


ユール達「私達は永遠に転生を繰り返す・・・」


スコール「・・・なにあいつ。もしかしてビックダディ?」

アパンダ「産みすぎでしょ」

ユール達「彼は私を永遠に守護し続ける・・・・」

スコール「似たようなもんっぽいな」

アパンダ「えらいっすねえ」


ユール達「私達はカイアスの解放を望む・・・」

スコール「自分でやれっつんだよ・・・ボケ・・・」

スコール「せめてねーやんに言えよ。ったく・・・」

スコール「ん・・・守護者?」

スコール「・・・」ニヤ

アパンダ「あ、なんか悪い顔してる」

スコール「幼女緊急集合」


ゴニョゴニョゴニョ・・・・


カイアス「・・・」


スコール「チェストー!」バァン!


カイアス「戻ったか。ではさっそく・・・」ジャキ

スコール「その前におっさんに報告がある」

カイアス「・・・?」


ユール達「・・・」ゾロゾロ


カイアス「ユール・・・達?」

スコール「今日から俺が守護者になる事になったから」

スコール「おっさんは引退していいよ」


カイアス「!?」


スコール「聞いたよ。おっさん長年ビックダディやってたんだろ?」

スコール「今日までよくやった!すごい!おめでとう!」

スコール「そして乙。帰れ」

カイアス「君にユールの守護者が・・・務まるか!」

スコール「はいみんな~、聞いて~」パンパン

スコール「ユールちゃん達は、あのおじさんと俺、どっちがいいですか~?」


ユール達「・・・・」ス


『ユールたちが スコールをゆびさす!』


カイアス「なッ・・・!」

スコール「お前は年齢を考えろよ。どう考えても淫行になってしまうだろが」

スコール「法的にお前は引退せざるを得ない」

スコール「わかったら帰れ!」

カイアス「おの・・・れ・・・」ピキピキ

アパンダ「ほら・・・怒ったじゃないすか」

スコール「手筈通りなんだよ。問題ねえ」


カイアス「バカな!ユールがお前などを選ぶなど!」

スコール「んな事言われても・・・な?」

ユール達「カイアスは加齢臭がキツイ」

カイアス「!?」

ユール達「カイアスはファッションセンスがきつい」

ユール達「たまにもっこりなってる」

ユール達「筋肉ムキムキより細身でしゅっとしたお兄さんのほうがかっこいい」

カイアス「!!??」

ユール達「ヒッピー系よりV系の方が好き」

ユール達「カイアスはガミガミうるさい」

ユール達「カイアスはトークスキルがない」

ユール達「転生するたびにまたお前かと思っていた」

カイアス「ユール・・・ユール・・・!」ワナワナ

スコール「しかも所帯持ちであるにもかかわらずうちのババアをナンパするという」


ユール達「・・・きもい」


カイアス「あああああああああああああーーーーーッ!」パリーン

アパンダ「ただのいじめじゃないっすか・・・」

スコール「いいねお前ら、無表情だから逆に怖いわ」

ユール達「・・・」

スコール「ニュー守護者の俺に立ち向かうって事はおっさん娘と完全に敵対するわけだけど」

スコール「それってただの強盗だよな」

ユール達「・・・」コク

カイアス「わ、わたしは認めんぞ!守護者の交替など!」

スコール「もー、振られたからって食い下がるなよ、見苦しいな」

ユール「カイアスがこの人を倒した所で守護者ではない事に変わりはない・・・」

スコール「ファンクラブ会員としてならまぁ残してやって良いかな」

スコール「親衛隊的な感じで」プッ

カイアス「・・・・」プルプル

スコール「スコール・レオンハート。最終学歴バラムガーデン」

スコール「守護者は魔女の騎士という経験があります!即戦力です!よろしくお願いします!」

ユール「採用・・・」ボソ

カイアス「 認 め ん ! 認めん認めん認めん!」

スコール「・・・・」

カイアス「ユールが許しても私は認めんぞ!貴様に守護者の座はやれん!」

ユール「暴力反対・・・」

スコール「ああいってますけど」

カイアス「守護者を名乗りたくば、私を倒してからにしろ!」

スコール「今時バトルだけで守れんよ、おっさん」

カイアス「!?」


スコール「ユールちゃん、そろそろ進学の時期でしょ。そんな過保護にしてたら学校で友達できないよ」

スコール「バトルばかり見せてたら不良になっちゃうよ。ほら」

ユール「セッタ吸いたい」

カイアス「 ユ ー ル !」

スコール「こら!せめて1ミリにしなさい!」

ユール「シャバイもん吸いたくない」

カイアス「ユールゥ!だだだダメだ!その歳でたばこなど・・・!」

スコール「おっさんが縛り付けるから・・・」

カイアス「おお・・・ユール・・・私の元へ帰っておいで・・・」

ユール「タスポもってない?」

スコール「ねーよ」

カイアス「きっさまああああああ!ユールに何を吹き込んだ!」ビキビキ

スコール「今時喧嘩自慢とかだせーよな」

ユール「おっさんの武勇伝とか・・・どうでもいい・・・」

カイアス「!?」

スコール「やっぱこの時代、イケてる奴の方が「勝ち」だよな

ユール「・・・・」コクコク

カイアス「イケてる・・・?」


スコール「イケてる人間のバトルと言えば」


アパンダ(本気でやるんだ・・・)


ユール「そう」



スコール「 ダ ン ス で 勝 負 だ !」ビシィ!


カイアス「ダンス・・・?」

スコール「そう、これからの時代バトルでどうこうするのはもう古い」

スコール「文明の発達、それにともない人の価値は力自慢だけでは決まらなくなった」

スコール「金、権力、求心力、経営力。それぞれの分野それぞれのトップが決まる」

スコール「それはイコール1人ではない」

カイアス「・・・」

スコール「そこで我々はバトルに変わる平和的戦闘方法としてダンス勝負を提案する」

スコール「理由は勝敗は決まるが血は流れず、互いに互いの検討を称えあう素晴らしい戦いだからだ」

スコール「これぞ新たな闘争の歓喜!これからの守護者のあるべき姿っ!」

ユール「・・・」コクコク

カイアス「ユールは・・・ダンスが好きなのか?」

スコール「A○Bに入りたいんだよな」

ユール「センター取りたい」

カイアス「し、知らなかった!」ガビーン

ユール「カイアスは知らない・・・ダンスがどのような文化なのかを」

ユール「新たなる守護者よ、導を」

スコール「ヨーチェケチェケ」ビシ

カイアス「・・・」

スコール「カイアス・バラッド、いきなりフラっと、俺をブラッド」

スコール「マジ痛えマジひでえピースじゃねー奴マジ嫌え」

スコール「帰れおっさん単純に 守護者いらねー困難に」

スコール「代われ交替守護者それがユールのホープめーん」

ユール「め~ん」

カイアス「・・・君がなにを言っているのかわからないよ」

スコール「プゲラ、ビビってるビビってる」

ユール「よいdisでした」

カイアス「・・・いいだろう。守護者の座、そう易々と渡すわけにはいかん!」

スコール(しゃあ!バカが!ひっかかりやがった!)

アパンダ「ダンス勝負って・・・大丈夫なんすか?」

スコール「アホが、俺はガーデンでダンスの授業はちゃんと受けていたのだ」

スコール「見ず知らずの女とぶっつけ本番で社交ダンスを完璧にこなせるレベルだぞ。あんなオヤジわけねーよ」

アパンダ「へえ・・・じゃあ」

アパンダ「誰とコンビ組むんすか?」

スコール「・・・」

アパンダ「社交ダンスって二人一組でしょ?」

スコール「・・・ わ す れ て た ! 」

アパンダ「アホだ・・・・」


【VS カイアス・バラッド】ダンス対決


スコール「この・・・ダンスが得意な時代のユール!」

ユール「はい」

アパンダ「どんな時代っすかそれ」

スコール「いくぞ!残りは審査員をやれ!」

ユール達「はい」

スコール「 い く ぞ ! 」


~~ダンス中~~


スコール「はい!」タン!

ユール「・・・」


アパンダ「お~結構うまい」パチパチ

スコール「アホが!俺の時代はウリ○リ全盛期だぞ!?」

スコール「お前はヘビロテでも踊ってろ!このオタ芸野郎!」

アパンダ「あの人が下着姿で踊るんすか?」

カイアス「ぬう・・・」

スコール「審査委員ッ!」バッ

ユール達「でました」



【基礎点】8 【芸術点】7 【構成点】7


【総合点】22


スコール「しゃーーーーーーー!いい感じッ!」イヤス!

アパンダ「いきなりかましましたね」

ユール「がんばった」

スコール「伊達に転生繰り返してないな!」

アパンダ「で・・・」チラ


カイアス「・・・・」


スコール「おっさんは、一人で何を踊るのかな?」

ユール「カイアスが踊ってる所見た事ない・・・」

スコール「お前はえーりんえーりんでもやってろよ。このネット世代が」

アパンダ「なんか急に時代に厳しくなりましたね」

スコール「はよやれゴルァ!」


カイアス「なるほど・・・少し面食らったが」

カイアス「闘争の演舞・・・華麗さも競い合う甘美なる舞と言う事か・・・」

アパンダ「また小難しい事を・・・」

スコール「サイリウム使っていいぞ」

カイアス「わかった」ガシ


【リベンジオブカオス】


スコール「それサイリウムじゃねーだろ!」

ユール達「カイアス選手 出番です」

カイアス「みよ・・・我が冥暗の剣舞・・・」


【カイアスのテーマ】


スコール「持ちBGMあんのかよ!!」

カイアス「参る!」


ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・・


『カイアスが かれいに剣をふりまわす!』


アパンダ「あ、キレイ」

スコール「あ~~~~!」


【バハムートアイズ】


スコール「 ア ビ リ テ ィ を つ か う な ! 」

ユール達「合法です」

アパンダ「ほんとにサイリウム代わりですね」

スコール「ぐぐ・・・きたねーぞ・・・」


『BGMとあいしょうは ばつぐんだ!』


カイアス「そしてここで・・・・」シュンシュンシュン


【チェンジブラスター】 → バースト


バチバチバチバチーーーーッ!!


アパンダ「おお~~~~!すごいキレイ!」


カイアス「むんっ!」キリリ!


スコール「てめーーーー卑怯だぞ!魔法のエフェクトに頼るなんて!」


カイアス「我が闘争の演舞・・・いかがだったかな?」

アパンダ「めっちゃキレイだったっす!」

スコール「この野郎・・・スペックに頼った技だしやがって・・・」


ユール達「でました」


スコール・カイアス「どっちの勝ちだ!?」



【基礎点】7 【芸術点】10 【構成点】6


【総合点】23


【ス】22 【カ】23


【優勝】カイアス・バラッド


カイアス「ぬおおおおおおおおおおおおお!」グッ!

スコール「んな・・・アホな・・・」ガク

アパンダ「あんなにドヤってたのに、恥ずかしいっす」

カイアス「悠久の時が育んだユールへの思い・・・それが勝敗の要因だ!」

スコール「うるせえ次世代機野郎!お前の用なのがいるから近頃はグラばっかって言われるんだよ!」

アパンダ「あんたそれ人の事言えないでしょ」

カイアス「ユールは君には渡さぬよ・・・」フフ

スコール「きぃぃぃぃ~~~~~!このロリコンがぁ!!」

アパンダ「諦めましょ・・・完敗っす」

カイアス「解放の真似事など、これっきりにするんだな」

スコール「・・・」


「その闘い、ちょっと待ったァ!」


全員「!?」


「演舞の枠はまだ・・・残っている!」キリ!


スコール「こ、この声は・・・!」


『重厚な 音楽が 流れ出す!』


アパンダ「な、なんだぁ・・・?」

カイアス「・・・?」


―選ばれし乙女よ・・・新たなる世界の為に、命を投げ打ち 犠牲となるか・・・?


スコール「ナレーション付き!?」

ユール「・・・」ワクテカ


「人々を救えるなら 命など惜しくはありません」


バ ッ !


ライトニング「神よ、どうかこの地に祝福を 人々に安息の日々を!」


カイアス「 解 放 者 ! 」 

スコール「やっぱりな・・・」ハァ


―そなたはまことの解放者 人を導く 救いの星となれ!


ライトニング「輝ける神の名の元に 灯火を掲げ、暗闇を照らそう」

ライトニング「 は ぁ っ ! 」


『祭壇に 火をつけた!』


スコール「 何 や っ て ん だ て め ぇ ー ー ー ー ー ー !!」


ゴォウ・・・ゴォウ・・・!


アパンダ「あちゃちゃちゃちゃ~~!黒ジャンさん!僕火はダメなんす!助けて!」

スコール「うわっ!あのアマだけはほんと・・・」チリチリ


ライトニング「~~~~」ブンブンブン

ライトニング「~~~~」クルクルクル


スコール「あちっ!火を!火を振り回すな!」

アパンダ「燃えてる!辺りめっちゃ燃えてる!」


―清らかなる乙女よ 祈りの火を灯せ


ライトニング「ああ、神様に捧げよう」

ライトニング「紅蓮の炎だ!」ボォウ


スコール「燃やすなっつーに!」


『火の勢いが 強まっていく!』


―乙女の魂は天へと上り・・・・


スコール「うお~~~い!消火!消火!」

アパンダ「ここやばくないっすか!?」


―輝ける神の祝福を受けるがよい!


ライトニング「これが解放者だ。偽りの神などに従う物か」


ゴォウ! ゴォウ!


ライトニング「人を惑わす虚構の神は」


スコール「あぢぃ~~~~~~!コート!コートに火が!」ボオ

アパンダ「黒だから余計に熱いでしょ!?止めて止めて!」


ライトニング「 葬 り 去 る ! 」ジャキ!


バ ァ ー ー ー ー ー ー ー ン ! 


スコール・アパンダ「たぁ~~~~~~~~~~~~!」


『激しい爆発が 辺りを覆う!』


ボォウ・・・ボォウ・・・


チリチリチリチリ・・・・・


アパンダ「お、おさまった・・・」

スコール「ただの事故だろ・・これ・・・」

カイアス「女神の守護者、否、今は解放者だったか・・・」


ライトニング「・・・」


ライトニング「いかがだったか?「解放者の物語」は」キリ


スコール「火薬使いすぎなんだよ・・・」

アパンダ「即興業中止ですよね、これ」


ユール達「でました」

スコール(採点してたのか!)


【基礎点】10 【芸術点】10 【構成点】10 【減点】-2(火薬強すぎ)


【総合点】28


【ス】22 【カ】23 【ラ】28


【優勝】ライトニング


ライトニング「うおぉーーーーーーーし!」グッ!


カイアス「この私が・・・・破れるなど・・・」ガク

ユール「大変良い物を見させていただきました」ペコ

アパンダ「ダンス・・・ですか?これ」

スコール「誰が劇団立ち上げろっつったよ・・・」


ライトニング「・・・・」


スコール「ねーやん・・・」

アパンダ「今度こそお仲間さんっすね」


ライトニング「解放は望まないと言うか、カイアス・・・」

カイアス「私は虚ろなる骸・・・魂すら腐り果てた身を混沌に投じ・・・」

カイアス「新たな世界に生まれ変われぬ物・・・」

ライトニング「その身をささげて、償うつもりか」

ライトニグ「世界に終焉をもたらした、かつての罪を」

ユール「・・・」

ライトニング「カイアスと共に・・・いたいのか」

ユール「私は・・・迷わない」

アパンダ「なんか蚊帳の外ですけど」

スコール「・・・ね~~~や~~~ん!」バッ!

ライトニング「ん?」

スコール「俺、探したよ!次元の狭間着いたら誰もいなくてさ~~!」

スコール「めっちゃ寂しかった!めっちゃ不安だった!」

スコール「また一人になるのかと思った~~~~!」ユサユサ

アパンダ「あれだけこき使っといて・・・」

カイアス「去れ、解放者。もはやユールの想いを乱すな」

スコール「お前が去れボケェ!いきなり殴りかかってきやがって!」

スコール「俺らはお取込み中なんだよ!邪魔すんな!このロリコン中年!」

ライトニング「救いを望まぬ物を、救う力は持っていない」


スコール「そーだそーだ!もっと言ってやってよねーやん!」

ライトニング「ああ、言ってやるとも」

ライトニング「お前にな」

スコール「え」


【サンダガ】


スコール「ギエエエエエエエエエエエエエエ!」

ライトニング「このバカヤロウ!お前だけ突入しないからそこかしこ探し回ったわ!」ドカバキ

ライトニング「全部聞こえてたわ!高い所はイヤだだと!?」

ライトニング「この!この!土壇場でお前は!私達がどんなけ探したか!」ドカバキ

スコール「ひぃぃ~~~~!ごごごごめんなさ~~~~い!」

アパンダ「あ~・・・だからあんただけ一人だったんだ・・・」

ライトニング「本の魔物よ、面倒をかけた」キリ

アパンダ「いえ・・・はい、どうも」

ライトニング「まったくこいつは・・・・」

スコール「 」チーン

カイアス「行くのか、時の旅人よ」

スコール「はやく合流しないと、みんなに怒られるから・・・・」ズキズキ

カイアス「混沌に魅入られし哀れな旅人に祝福を・・・」

アパンダ「確かに哀れっすね」

スコール「・・・」ピクピク

アパンダ「そうだ!蜃気楼の街!蜃気楼の街はどうなったんすか!」

ライトニング「そうだカイアス。ここにヴァルハラが現れたと言う事は・・・」

カイアス「解放者。世界の終焉は近い・・・」

アパンダ「どゆことっすか!?次元の狭間が改ざんされるなんて、聞いたことないっすよ!」

カイアス「真実を知りたいか」

アパンダ「もったいぶってないで速く教えてくださいよ~~~!」

スコール「わりとどうでもいい」

ライトニング「聞けよ」

カイアス「解放者・・・お前ならわかるな」

ライトニング「・・・」

カイアス「真実を知りたくば・・・【遺跡】に向かうと言い」

アパンダ「遺跡・・・この次の砂漠の遺跡?」

アパンダ「黒ジャンさん!遺跡!遺跡に行けって言ってますよ」

スコール「わかった。ねーやんいってら」

ライトニング「お前が行くんだよ」ゲシ

アパンダ「あんたらきてから次元の狭間がめちゃくちゃだ!はやく元に戻してください!」

スコール「あてて・・・遺跡に何があるんだよ」

カイアス「・・・」

スコール「言えよ」


ライトニング「いいかスコール、聞け。私はそこへ同行できない」

スコール「はぁ?!なんで!?やっと合流できたのに!?」

ユール「解放者には与えられし役目がある・・・」

スコール「こっちも役目があるんですけど!?」

スコール「つかまた一人!?いい加減メンバーと合流したいんだけど!?」

スコール「そうだねーやん!セルフィたん達は!?俺ミニスカが横にないとやる気出ないよ!」

スコール「ねーやんってば!」

ライトニング「・・・黙っていけ!」バキィ!

スコール「ひぎぃぃぃ~~~!」

アパンダ「厳しい人だなぁ」

スコール「もう・・・遺跡になにがあるんだよ」ヒリヒリ

ライトニング「大丈夫だスコール、そこにはお前を導く者がいる」ガシ

ライトニング「困ったらそいつに頼れ。きっと役に立ってくれる」

スコール「じゃあそいつに任せればいいじゃん」

ライトニング「・・・・」ミシッ

スコール「あ、はい行きます僕一生懸命がんばりまだだだだだ!」

ライトニング「ったく・・・」

カイアス「君にしかできぬことなのだよ、時の旅人よ」

ユール「運命を乗り越えるのです」

スコール「・・・その運命ってワードやめろ」

カイアス「さだめを乗り越えろ!」

スコール「言い方変えても同じだ!次いったらストライキ起こすぞ!」

アパンダ「砂漠の遺跡・・・まぁ、すぐ隣っすから案内するっす」

スコール「ねーやんは何すんの?」

ライトニング「少しヤボ用がな」

スコール「いい加減パーティと合流させてほしいんだけど」

ライトニング「遺跡から帰ってきたらな」

スコール「だりぃ・・・」

カイアス「真実を見極めてこい」

アパンダ「行きましょ。黒ジャンさん」

スコール「はいはい・・・」



【遺跡(今ココ)】→【街】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城】


・砂漠

スコール「で、ここになにがあんの」

アパンダ「一応解説しますけど、ここは砂漠の階層。文字通り砂漠の場所っす」

アパンダ「ここは次元の狭間の最表層で、外部から乗り込んでくる奴は大体ここからくるっす」

アパンダ「んで砂漠のどこかに遺跡も眠ってるっす。あの人らはそこに行けって言ってるっす」

アパンダ「たぶん無が遺跡ごと取りこんだんだと思うッす。至る所にそれっぽいのが落ちてるっス」

スコール「助っ人がいるとか言ってなかった?」

アパンダ「言ってましたね・・・でも」キョロキョロ

スコール「どう見ても不毛の砂漠だけど」


『さばくのところどころに いせきらしきものが埋まっている!』


アパンダ「・・・あれ」

スコール「ん?」

アパンダ「流砂が止まってる・・・」

スコール「流砂?なにそれ」

アパンダ「砂が流れてエスカレーターみたいになってるんす。でも・・・」

アパンダ「・・・ていうか、なんか微妙に変わってるような」

スコール「どうでもいいけど・・・助っ人はどこで会えるんだ?」

アパンダ「さあ・・・」

スコール「ホントどいつもこいつも肝心な事は言わねーな・・・」

アパンダ「自分で見ろ的な事言ってましたよ」

スコール「死ね。じゃあ何のためにいるんだよ」

アパンダ「僕に愚痴らないでくださいよ~」


『さばくを あてもなく さまよいつづける!』


ザッザッザッザ・・・・・・


スコール「どこへいきゃいいんだよ!」

アパンダ「砂漠は似たような景色ばっかで迷いやすいですから、気を付けてくださいね」

スコール「いやとっくに迷ってるし」

アパンダ「あんたそれでよくここまできましたね・・・」

スコール「お前ここの先住民だろ。大体の目星とかねーのかよ」

アパンダ「こっちはあんまりこないんすよね~。本が乾燥しちゃうんで」

スコール「ああ・・・」

アパンダ「大昔にエクスデスに集合かけられた時以来っすね」

スコール「ふーん」


ザッザッザッザ・・・


~~放浪中~~

アパンダ「ていうか、さっきの凛々しい女の人マジなんすかあれ」

アパンダ「女優さん?」

スコール「自分が大女優だと思い込んでる一般人」

スコール「痛いよな」

アパンダ「蜃気楼の街・・・・どうなったんだろう」

スコール「ていうかいるんなら先に仲間と合流させろってんだよ・・・ねーやんめ」


ザッザッザッザ・・・・


スコール「飽きてきたぞおい・・・」

アパンダ「やっぱり・・・黒ジャンさんちょっと」

スコール「あに」

アパンダ「ここ、やっぱ微妙に変わってるっす。見た事ないもんがいっぱいあるっす」

スコール「変わってるも何も俺初見なんだけど」

アパンダ「例えばアレとか」


『あかい サボテンダーの 像がある!』


スコール「なんこれ・・・」ペチペチ

アパンダ「こんなのなかったっすよ」

スコール「サボテンダーを崇めてるの?」

アパンダ「いやいやwなんであいつを特別扱いしないといけないんすか」

スコール「もしかしてジャボテンの方かな・・・」ペチペチ


シャーーーーーン!


スコール・アパンダ「うわ!」


『サボテンダーの像が あかくかがやきだす!』


スコール「ななななにこれ!?なんかまずった!?」

アパンダ「黒ジャンさんこれ・・・転送装置だ!」

スコール「 な に ぃ ! ? 」

スコール「どこに転送されるんだよ!?」

アパンダ「知りませんよそんなの!!」

スコール「おい待てぇ!止まれ!止まれよサボテン!」バシバシ!

アパンダ「もう無理っす!もう起動しちゃってます!!」


『ふたりが どこかへ とばされる』


スコール・アパンダ「おああああああああああああ!!」



~~~~~~~~~


ピチョーン ピチョーン・・・


スコール「う・・・」

アパンダ「黒ジャンさん・・・大丈夫っすか」

スコール「大丈夫じゃねえだろぉ・・・なんだよあれ・・・」

アパンダ「僕にもわかんないっす。あんなの初めて見ましたもん」

スコール「どこに・・・飛ばされたんだよ・・・」キョロキョロ

アパンダ「見た感じどこかの屋内っすね・・・」


ザッ


「なーにうろたえてんだよ。情けねえな」


スコール・アパンダ「!?」


「おめーがライトの言ってた旅人くんだな?こんな僻地までご苦労なこった」


アパンダ「誰っすか・・・・」

スコール「あ・・・あ・・・・」


「あんだぁ?なに人の顔ジロジロみてやがんだ?」

「あたしの顔に何かついてるか?んん?」


アパンダ「知り合いっすか?」

スコール「マジでいたんだ・・・」



「おっと。自己紹介がまだだったな」


ファング「あたしゃあヲルバ=ユン・ファングってもんだ。よろしくな。黒ジャン野郎」



スコール「 リ ノ ア っ ぽ い 人 ! 」

アパンダ「だれ!?」



ファング「あ?リノア?なんだそりゃ」



【バトルメンバー】スコール アパンダ ファング(IN)

ここまで

     __
    /  \_
   /     \
  / /    /  ヽ
  //    / ̄ ̄ ̄|
 /    /__O二フ

∠/   / / _ 8|ヽ|フ
`/   / //ニ・フ8| |)      ※カイアスらしい

|  / / /    | ||
| / /|/L_   /ヽ||
| /イ __  /∧ |
/  /\  ̄ // ∧/ヽ
フ| /||8\_/ // / /|

レ|/|8|/ ∧  // / /
| | | /ニ|\/|ニ||フ
| /|ノ| ヽ二ノ ||
|/ / / (7Y「) / /


アパンダ「あ~じゃあこの人が例の・・・」

スコール「いやしかし実物を見ると・・・全然リノアじゃねーな」

スコール「あのデムパとは似ても似つかんな・・・ねーやん、なんで間違えるかな」

ファング「だからリノアってなんだよ。あ?」ズイ

アパンダ「なんか怖いっすよこの人」

スコール「カラーリングがちょっとだけ似てる奴・・・です」

ファング「・・・」

スコール「・・・」ドキドキ

ファング「ハッハッハ!なんだそりゃ!」バン!

ファング「おもしれーなそいつ。一度会ってみてーわ!w」

アパンダ「怒ったのかと思った~」

ファング「ていうかそいつなんだよ。本の中にペット飼ってんのか?あ?」

ファング「一体どんな生き物だ?ほれほれ」ツンツン

アパンダ「ちょ、辞めてください破れるっす」

スコール「あの、一ついいですか」

ファング「あんだ?」

スコール「ねーやんの・・・お仲間さんっすよね」

ファング「ねーやん?ああ、ライトね」

ファング「ホント年下のガキに縁がある奴だな、あいつはよ」

スコール「・・・・」フルフル

ファング「どうした?」

スコール「 や っ と ま と も に し ゃ べ る 人 に 出 会 え た ! 」

ファング「ッ!?」ビク

スコール「うおおおおおお!ちょっと姐さん聞いて下さいよ!!」ガシ

ファング「急になんだよ!?」

スコール「ねーやん関係の人ってどいつもこいつも全然何言ってるかわかんないんすよ!小難しい単語ばかり並べて!」

スコール「でもそれ指摘したら殴られるんす!だから理解したふりしてなんとかやり過ごして来たんす!」

ファング「あー・・・確かにあいつは硬いからな・・・」

スコール「さっきもカイアスとか言うのと会ったんスけど、ほんと何言ってんのかさっぱりわからんとです!」

スコール「もう限界っす!頭おかしくなりそうっす!」

アパンダ「まぁ、口調はなんか妙に統一してましたね・・・」

スコール「ほんとマジで・・・よかったとです!普通に話せる人に出会えて!」

スコール「ていうかもう、ねーやんが怖くて・・・怖くて仕方がないとですよおおおおおおお!」ユサユサ

ファング「おめーもあの地獄のしごきを受けてきた口か・・・」

ファング「心配すんなよ、黒ジャン野郎」

ファング「あたしはアイツと違って、年下のガキらをいじめる趣味はねー」

スコール「あ、あねさあああああああああああああん!ガシ

アパンダ(この人もなんかやばげなんだけど・・・)


ファング「とりあえず離れろよ、アホ」ゲシ

スコール「で、姐さん僕ら何すればいいんすか」

アパンダ「なんか漠然と遺跡いけって言われたんスけど」

ファング「お前ら転送装置使ってここにきたろ?」

ファング「その遺跡が、ここだよ」


スコール・アパンダ「うそぉ!」


・遺跡本殿 落日の間

ファング「ライトがあらかじめ繋げてたんだ。解放者とやらの力を使ってよ」

スコール「ていうか、そもそも解放者って何?」

ファング「はぁ?そんな事も知らねーのかよ。ライトに聞いたろ」

スコール「だってねーやんは・・・」

ファング「ああ、わからんのね」

スコール「わかりやすく解説していただけませんかね・・・」

ファング「ん・・・まぁ、ようするにだな・・・」

ファング「困ってる人助けるマンって所だな」

アパンダ「大雑把すぎじゃないっすか!?」

ファング「困ってる人を助けたらなんかポイントが貯まるらしいぜ」

ファング「だからあいつは、ああやって各地を回ってんの。ポイント溜める為にな」

ファング「で、ポイントいっぱい貯めたら世界延命って言うすんげー特典がついてんだ」

ファング「それをまぁ、「魂の解放」ってひとくくりで呼んでるんだな」

スコール「めっちゃわかりやすい・・・」

アパンダ「解説されなきゃわからん単語を乱発してきますもんね」

スコール「じゃあカイアスっておっさんは?」

ファング「あ?あれは・・・SPだ」

スコール「SP・・・」

ファング「なんか小難しい事言ってたろ?全部無視しろ」

ファング「速い話がボディーガードだ。ユール専属のな」

ファング「それ以上でも以下でもねー」

アパンダ「なんか大事な事いっぱいはしょってる気がする・・・」

ファング「理解できたか?」

スコール「はい!」

ファング「いい返事だ」ニヤ

アパンダ「まあ、いいか・・・」


ファング「さーて野郎共、いくか!」ザッ

スコール「お供しますぅ~~~!」ヘヘー

アパンダ「子分が似合うキャラですね。黒ジャンさん」


スタスタスタ・・・


スコール「で、結局なにすればいいの?」

ファング「発掘だよ」

スコール「なにを」

ファング「お宝だよ」ニヤ

スコール「へえ!どんなお宝なんすか?!」

ファング「【聖宝】っつってな・・・魂の救済を助けるらしい」

スコール「・・・・」

ファング「とかくすげーお宝ってこった!」

スコール「なるほど!」

アパンダ「よくわかってないでしょあんた」


・遺跡本殿 聖殿門前

ファング「ライトの協力でこの奥に聖宝があるのはわかったんだが・・・」

スコール「じゃあもうすぐじゃん」

ファング「これを見な」


【装置】


スコール「なんこれ」

ファング「鍵がかかって入れねーんだよ。かなり厳重な封印がされてる」

ファング「無理矢理こじ開けるのは無理だな。だから鍵をみつけねーといけねーんだが」

ファング「それをこれから探すってわけだ」

スコール「さすがS級のお宝だなぁ」

ファング「鍵の在り処は大体の目処がついてる。そこはもんだいねー」

アパンダ「仕事はやいっすね」

ファング「けど、それはおめーにしか解けねーらしい」

スコール「え、なんで?」

ファング「しらねーよ。ライトがそういうんだからそうなんだろ」

ファング「だからさっさと行って、はやくお宝にありつこーぜぇ」

スコール「サーイエッサー!」

アパンダ「もうシーフに転職したらどっすか?」


・遺跡本殿 霊気の間


スコール「うげ!」


『壁にミイラが 並べられている!』


スコール「うっわー・・・なにこれ!気持ち悪!」

ファング「大昔にきた同業者だろ」

ファング「ヘマこいてとっつかまってここに吊るされた・・・とかそんなんだろな、きっと」

アパンダ「趣味わるすぎっすね」

ファング「そのミイラ共、ぶち壊せばたまにお宝出てくるぜ」

スコール「えっまじ?オルァ!」ズバ

ファング「けどたまにモンスターが混じってるからよ。精々気を付けな」


スコール「うああああああああああ!」


ファング「いきなりかい」


【エンカウント】スケルトン


スコール「ガイコツが動いた!きめえ!」

スケルトン「~~~~~~~~!」ダダダ

スコール「何か全速力で突進してくるんだけど!?」

アパンダ「黒ジャンさん!反撃!反撃!」

ファング「問題ねーよ、ただの雑魚だ」

ファング「どいてな!黒ジャン野郎!」バッ


ファング「沈めっ!」


【ハイウインド】


チ ュ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 


スコール・アパンダ「 」


【ダメージ量】20万


スコール「 」ブッ


ファング「うちらの敵じゃねー!」キリ!


アパンダ「ガイコツが・・・跡形もなく・・・」

スコール「急に寒気が・・・」ガクブル


ファング「ま、ブレイクなしじゃこんなもんか」コキコキ

アパンダ「本調子じゃない感じっすか・・・」ハハ

スコール「な、なんでねーやんの仲間はこんな化け物揃いなの」ガクブル

ファング「なにやってんだ!いくぞ!」

スコール「は、はい~~~~!」ダッ

アパンダ「震え声になっちゃってますよ」


スタスタスタ・・・・


スコール「この姐さんガチこええ~~~・・・」

アパンダ「一撃で限界突破っすか。ハハ、僕なら原子レベルで崩壊してますね」

ファング「ここだここ」


・遺跡本殿 黄昏の画廊

アパンダ「なんすかここ。絵?」

スコール「美術館?」




ファング「これはよぉ、この世を生み出した3人の「神様」の絵なんだがよ」

ファング「大地の神パルス、賢き神リンゼ、そしてその下が」

ファング「死の女神エトロ、これは知ってんだろ」

スコール「ねーやんの・・・」

ファング「そう、うちらが世話になった神さんだ」

アパンダ「なんか一人だけ苦しそうじゃないっすか」

ファング「愚かなる神エトロは己を傷付け血を流し、死に至りて混沌へと降りき」

ファング「故にエトロは死の女神にして混沌の女神と呼ばれたもう」

ファング「うちらの故郷に伝わる古い詩さ」

スコール「愚かて」

ファング「まあ自殺したんだな。ほら、一人だけ横になってんだろ」

スコール「・・・メンヘラなの?」

ファング「それはしらねーよ」

スコール「神様ってもっとこう、しっかりしてると思ってた」

ファング「しっかりっつーか・・・まぁイメージしてたのと違ったってのは同意見だな」

スコール「ていうかこれがなんなの?」

ファング「見ろ。この部屋にあったのがこれだ」


【クルクスの翼部】


スコール「なにそれ」

ファング「さっきあった聖宝の間のカギさ」

スコール「もってたんかい!」

ファング「そうじゃねー。これはあと2つあるんだ」

ファング「これからそれを取りに行くぞ。着いてきな!」

スコール「なんか急にめんどくさくなってきた・・・」スタスタ


・黄金の間 下層

スコール「とお・・・」

ファング「じゃあちょっと休憩すっか?」

スコール「マジ!?いいの!?」

ファング「あれをみな」


【時限式扉】


ファング「あれは時限式で開く扉でな。しばらくまたねーと開かねー」

ファング「ここはこういう仕掛けがいっぱいあってな。サクサク進むわけにはいかねーんだわ」

スコール「め、めんどくせ~」

ファング「そういうなよ。遺跡としたら簡単にお宝もってかれるわけにゃいかねーだろ?」

スコール「名も無き王の墓も色々と仕掛けがあったな・・・」

ファング「ま、それらを掻い潜って手に入れるのが盗賊稼業の醍醐味よぉ」

スコール「俺は楽にサクっと行きたい派・・・」

アパンダ「グータラっすねえ」


~~待機中~~


スコール「ねーやんなら絶対休憩させてくんなかったろーな・・・」

ファング「ご名答。無理矢理立たせてしかも自己責任でついてこいとくらぁ」

スコール「鬼だ・・・」

ファング「ホープも苦労してたわw」

ファング「つーかよぉ、あたしゃお前の事なんもしらねーんだけど」

ファング「お前はお前で何もんだよ。ライトのしごきに耐えられるなんて普通じゃねー」

スコール「耐えてるっていうか逃げられないだけなんですけどね」

ファング「いつ知り合ったんだ?うちらが眠ってる間か?」

スコール「まぁその、なんつーか、話せば長くなるんスけど」

スコール「拉致られ仲間?みたいな?」

アパンダ「なんすかそれ」

スコール「あんまその辺覚えてないんすけど・・・ほら、あの人インパクト強いじゃないっすか」

ファング「まぁあれは一度会ったらわすれらんねーな」

スコール「もう二度と会う事はないなって思ってたらあの人がいきなり、ね」

ファング「なんか想像つくわ」


スコール「こっちも武勇伝いくつか聞きましたよ。妹さんの彼氏シバキ回したらしいっすね」

ファング「ああwそれはマジだ」

スコール「・・・・」

アパンダ「ひ、ひえ~」

ファング「結局、交際を認めたのはみんな仲良くくたばりかけた後だった」

ファング「うちらが支えなきゃあの恋は成就しなかったろーなー」

スコール「なんであんなんになっちゃったんすか。マジで」

ファング「さ~、前からそうだったぜ」

スコール「あの人ほんとめんどくさいっす・・・」

ファング「そういうな。いざと言う時には頼りになるさ」


『とびらが ひらく』


ファング「さて、そろそろ行こうかい野郎共」

アパンダ「この人はこの人でなんでこんなんなのかが気になるんスけど」

スコール「あんまり深入りしない方がいい気がする。なんとなく」


・創世の画廊

ファング「二つ目はここだ」

スコール「また絵だ・・・」


http://i1.ytimg.com/vi/RwuIwSdkL2U/mqdefault.jpg


ファング「よお黒ジャン、この絵をどうみる?」

スコール「塗りが甘い」

アパンダ「そんな事聞いてんじゃないっすよ」

ファング「みな、この左下の女騎士」

ファング「こっから人間が行列をなして上に登ってってるだろ」

アパンダ「なんか赤いっすね」

スコール「交通整理してるように見える」

ファング「そうさ。神々が整理してるのさ」

ファング「人間の進むべき道、をな」

スコール「途中で途切れてるじゃん」

ファング「そう、神々の導きが途中で途切れてる」

ファング「なんとなく察しがつかねーか?神が導きをやめる時」

スコール「めんどくさくなった?」

アパンダ「違いますよ。これは・・・」

ファング「・・・死」

スコール「ああ~・・・・」


ファング「人は産まれて、死んで、また最初に繰り返す」

ファング「所がエトロがくたばっちまったせいでこのサイクルが壊れちまった」

ファング「おかげで人間は不老不死になったが、なにも本当に不死じゃねー」

ファング「病気や怪我で簡単にコロっと逝っちまう。所詮人間はか弱き生き物さ」

ファング「しかしサイクルが壊れたこの世界で、死を迎えた人間の魂は・・・」

スコール「あーなるほどはいはいよくわかります(棒)」

ファング「・・・すこし、難しかったな」

ファング「ま、さっさと鍵取って帰ろうや。おそらくこれを取れば・・・」


『どこかの扉が ひらいた!』


ファング「ビンゴ。最後の画廊が開きやがった」

アパンダ「次でラストっすか」

スコール「また絵?」

ファング「だろうな。ま、絵はかんけーねー」

ファング「観光案内とでも思ってくれや」

スコール「どこの誰が書いたか知らねーけど、フォトショ使って塗りまで仕上げろっつっといてよ」

ファング「ハハ、肝が据わってるなおまえ」

アパンダ「テキトー言ってるだけだと思うんすけど・・・」


【入手】クルクスの頂部


・遺跡本殿 焦土の間

ファング「帰りはこれで転送するだけ。楽だろ?」

スコール「やった!またあのなげえ道のりを戻るのかと思った!」

アパンダ「便利だな~」

ファング「めんどくさがりのお前の為にライトが起動してくれたんだ」

ファング「感謝しろよ?」

スコール「その分理不尽な目にいっぱいあってるんでチャラっすね」

ファング「知らねーぞ。またぶん殴られても」

スコール「ん?でも戻るって最後の画廊どこよ」

ファング「聖宝の間の近くさ」

スコール「ちかっ。あそこかよ」

ファング「灯台下暗し。遺跡にゃよくあるチープな罠さ」

アパンダ「説得力あるなぁ」

ファング「おし、行くぞ野郎共」ペチ

スコール・アパンダ「は~い」


ウィィーーーーーン・・・・・・・・


・忘却の画廊

ファング「ここでラストだ。おつかれさん」

スコール「しょうもない絵見せたら俺イラストレーターにクレームいれっから」

ファング「はは、絵を描いた奴はもうとっくにこの世にいないと思うがな」

ファング「でもまぁこんなまどろこしいマネして隠した場所だ」

ファング「期待してもいいんじゃねえかな・・・っと」ガチ


http://livedoor.blogimg.jp/togurotogenkai/imgs/5/a/5a93eeb5-s.jpg


ファング「ひゅ~、職人技だな」

アパンダ「すご・・・」

ファング「輝ける神、ブーニベルゼ。神々の中でも一番位の高い最高神のご本尊さ」

スコール「・・・」

ファング「死の穢れ祓われし無垢なる魂のみを救う」

ファング「そうかい。死人は穢れてるってか」

スコール「どゆこと?」

ファング「ブーニベルゼは新しい世界を作ろうとしてる。それに死人は邪魔なんだ」

アパンダ「それ、ひどくないっすか」

ファング「言ったろ。イメージと実物は違うんだよ」

ファング「ま、神々の高尚なお考えなんてこんなもんさ」

スコール「ふーん・・・」

ファング「パルス、リンゼ、エトロ。3人の神々を生み出した神の中のゴットファーザーよ」

ファング「ライトを呼び起こし、解放者にしたてあげたのもこいつさ」

スコール「あっそういえばポスター見せてもらったわ」

ファング「ポスター?なんだそりゃ」

スコール「来たれ解放者。とかいって募集かけてるポスター」

スコール「日払いらしいよ、解放者って」

ファング「給料出んのかよ。さすが神だな」

アパンダ「えらい俗っぽい募集の掛け方っすね」

ファング「さて、と。最後のカギはっと・・・」


【入手】クルクスの基部


ファング「これでカギは揃った。後は聖宝をいただくだけさ」

スコール「聖宝の間ってすぐそこだったよね」

ファング「ああ。道中のんびりいこうや。色々語らいながらよ」

スコール「9割ねーやんの愚痴になるけど」

アパンダ「どんだけ嫌いなんすか」


~~移動中~~


ファング「ジャンクション?なんだそりゃ」

スコール「GF・・・召喚獣を自分にジャンクションしてアビリティとか戦闘力とかあげるんす」

ファング「へえ・・・なんか似てんな。うちらとよ」

スコール「と言いますと」

ファング「うちらも召喚獣をその身に宿してんのさ。最も、最初は勝手に飛び出したりしてたけどな」

スコール「へえー」

ファング「召喚獣はルシに与えられた力さ。お前ももしかしてルシかもな」

スコール「ルシってなに?」

ファング「ファルシに使命を与えられたルシ。使命を果たせなければシ骸に。果たせばクリスタルとなり永遠を」

アパンダ「どっちもダメじゃないすか」

ファング「ま、速い話が奴隷さ」

スコール「普通に支配者と奴隷って言えばいいと思います」キリ

アパンダ「わかりにくすぎっすよね」

ファング「まぁそこは神さんに言ってくれやw」

スコール「姐さんもルシなの?」

ファング「おうともさ。ルシになってこの方・・・600年くらいか?」

スコール「 」ブッ

アパンダ「ろ、600・・・」

ファング「そしてまた眠らされ・・・その分も足したら・・・」ヒーフーミー

ファング「はは、もはや世界一のばあさんだな」

スコール「ねーやんも姐さんも、ほんと寝すぎだよ」

アパンダ「モンスターでもそこまで長生きするのは稀ですよ」

ファング「ま、時詠みの巫女にはかなわねーさ」

スコール「ユール?」

ファング「そうさ。あれは時詠み。未来を見ることができるかわりに、一度見たら寿命が縮むのさ」

ファング「しかも強制だ。回避はできねーときた」

アパンダ「あ・・・だからあんないっぱいいたんだ・・・」

ファング「時詠みの巫女はそのせいで短命なのさ。平均寿命大体17歳前後って所か」

アパンダ「かわいそうっすね・・・」

スコール「えっじゃああいつら俺とおない?」

アパンダ「あんた10代だったの!?」


・聖殿門前

ファング「さて、後はその鍵をこれにはめれば、お宝とご対面だ」

スコール「俺がやっていい?」ワクテカ

ファング「お好きにどーぞ」

スコール「やった~~!」

ファング「さて、そいじゃあ神話のお勉強としゃれこもうか」

スコール「へ?」ピタ

ファング「・・・さっきの壁画、覚えてるか?」

スコール「いえ全く」キッパリ

アパンダ「さっき見たばっかでしょ・・・」

ファング「一枚目は3人の神の姿。二枚目は3人の神が人を導く様子」

ファング「そして最後が輝ける神ブーニベルゼ。3人の神を産んだ神だったろ」

スコール「そうでしたっけ」

アパンダ「興味なさそうっすね」

ファング「うちらの世界に伝わる神話さ」

ファング「輝ける神ブーニベルゼは3人の子を産み、それぞれに使命を与え世界に放った・・・」

スコール「はぁ」

ファング「ところが、エトロだけ自害した。自らを傷付け、血を流し」

ファング「そして一人だけ不可視世界へと旅立った・・・」

アパンダ「不可視世界?」

ファング「ようするにあの世だよ」

スコール「へえ~」

ファング「さてここで問題だ。どうしてエトロは自らの命を絶ったと思う?」

スコール「え・・・そんなん急に言われても」

スコール「あ、わかった。ハミってたから」

アパンダ「んなわけないでしょ」

ファング「いや、正解だ。やるじゃねえか黒ジャン」

スコール「決まった・・・」キリ

アパンダ「うっそ~ん」

ファング「そう、エトロだけ、何の使命も与えられなかったのさ」

ファング「使命はパルスとリンゼに与え、エトロは放置されてた」

スコール「神様がいじめとか・・・」

アパンダ「かわいそすぎっす」


ファング「そして己の無力の嘆いたエトロは、自ら命を絶ったってわけだ」

スコール「そらメンヘラになるわけだわ」

アパンダ「えっぐい話っすねえ」

ファング「で、この話の続きだが」

ファング「・・・つかはやく扉開けろよ!何聞き入ってんだよ!」ガン

スコール「あっすんません」カチ


ゴゴゴゴゴゴ・・・


『とびらが ひらいた!』


・聖宝の間

スコール「ひっろ!」

アパンダ「すごい・・・ここだけめっちゃキレイ」

ファング「長らく誰も来る者がいなかったんだ。ここだけキレイで当たり前だな」

ファング「さて、向こうに見えるのが例の・・・」

スコール「おたからゲッツーーーー!」ダダダダダ

ファング「走んなや」グイ

アパンダ「抜け駆けはダメっすよ」

ファング「そう焦らなくてもお宝は逃げねーよ」

スコール「セルフィたんと遺跡デートがしたかった・・・」キョロキョロ

アパンダ「ここ、砂漠ですよ」


スタスタスタ


ファング「エトロが降った不可視世界ってーのはヴァルハラの事だ」

スコール「えっあれあの世だったの?」

アパンダ「僕らさっき行ってきたんスけど」

ファング「エトロは一回死んだんだ。魂だけになって、そこでまた死んじまったもんだから」

ファング「女神エトロは今度こそ消えた。跡形もなくな」

スコール「ほんとうちのババアがすいません・・・」

ファング「・・・ま、遅かれ早かれそうなってたと思うけどな」

アパンダ「なんでっすか」

ファング「女神エトロは人間をやたらと優遇してたんだ」

ファング「カイアスに心臓を分け与え、ユールには目を」

ファング「お前んとこの知り合いにもなんかやってたろ?」

スコール「エル姉ちゃん・・・」


ファング「うちらも色々助けられた。やばくなったら奇跡で助けてもらってよ」

ファング「ライトをヴァルハラに連れ込んだものエトロ。力を使いすぎてエトロはもうボロボロだった」

スコール「心臓渡す時点で死ぬと思うけど」

ファング「人間が好き。と言う割にはちょっとおせっかい過ぎな気がしないか?」

スコール「キャバ嬢に高い物送るおっさんみたいだ」

アパンダ「重いって言いたいんすか」

ファング「エトロはあの世で人間を見守ってたんだ。異常なまでの人間愛でな」

スコール「やっぱメンヘラだわ・・・」

ファング「次元の狭間に現れたって事は不可視の世界じゃなくなったって事だな」

アパンダ「あっなるほど。家主がいなくなったから」

ファング「そゆこと」


ピタ


ファング「さあて、これが聖宝た」

スコール「いやいや」


『聖宝は 封印されている!』


スコール「ダメじゃん。取れないじゃん!」

アパンダ「思いっきりバリア張られてますけど」

ファング「そうだ。今迄は門を開ける鍵探し」

ファング「ここまでは正直一人で問題なかったんだ。場所もほぼわかってたしな」

スコール「じゃあなんで俺呼んだんだよ」

ファング「みな。黒ジャン」


『もじを うちこむ そうちがある!』


スコール「もしかして・・・」

ファング「そ。パスワードって奴だな」

スコール「一気にデジタルチックになった・・・」

ファング「むしろ昔からあったよ。マネしたのは人間のほうさ」

アパンダ「黒ジャンさんがパスワードをいれるんすか?」

ファング「そうだ。その為にお前は呼ばれた」

スコール「いやまてえ!パスワードとか知るわけねーだろ!?」

ファング「だからお前に壁画を見せたんだよ」

スコール「・・・?」


ファング「さて、今迄の話をまとめてみようか」

ファング「ブーニベルゼは使命を与える為パルス、リンゼ、エトロを生み出した」

ファング「しかしエトロだけのけ者にした為、エトロはあの世へ行っちまった」

ファング「エトロはあの世から人間を助けつづけた。常軌を逸した方法でな」

スコール「・・・」

ファング「さて、ここまでは神の話、ここからは人間の話、だ」

ファング「エトロが自らを傷付け流した血。これに目を付けた奴がいた」

ファング「賢き神リンゼ。うちらの故郷じゃ邪神って呼ばれてるがな」

アパンダ「賢き神?」

ファング「パルスとリンゼは使命を果たす為に生み出された。しかし二人だけじゃしんどいだろ?」

ファング「2人の神は労働力を欲しがった。従順で、決して逆らわず、死ぬまで働いてくれるような奴をな」

ファング「リンゼはそこでエトロの血に目を付け、自分達の代わりに働いてくれる労働力を生みだした」

ファング「そ・れ・が」

スコール「・・・人?」

ファング「正解だ黒ジャン。冴えてるぜお前」

アパンダ「初耳だ・・・」

ファング「実際人間はよく働いてくれた。神々がグータラできるようにな」

ファング「勝手に増えて勝手に分散し、勝手に仕事してくれんだ」

ファング「これに安心した2人の神は眠りに着いた」

スコール「怠けんなよ・・・」

ファング「はは、眠るっつっても人間と神とじゃちょっと違うがな」

ファング「だかそこで、2人の神に予想外の出来事が起きた」

ファング「・・・エトロによる人間の介入だ」

スコール「・・・」

ファング「エトロは人間にある物を与えた。それが」

ファング「心・・・そう呼ばれる物だった」

アパンダ「え~~~~!」

ファング「心を得た人間はあろうことか2人の神々に疑問を抱き、ついには表立って反逆しはじめた」

ファング「神々はさぞやびっくりしたろうな。起きたらなんか奴隷が怒ってるんだ」

スコール「残業代よこせって?」

ファング「まあ、そんな感じだな」

アパンダ「いちいち例えが・・・」

ファング「そうして神と人間の戦争が勃発した・・・」

ファング「どうだ黒ジャン。何かわかったか?」

スコール「何をだよ・・・」

アパンダ「パスワードっすよ」

スコール「わかるわきゃねーだろんなもん・・・」


ファング「黒ジャン、ややこしいのはよーくわかるがここはお前が頼りだ」

ファング「話を続ける、聞いてくれ」

スコール「え~だるい・・・」

アパンダ「僕は結構おもしろく聞いてますけど」

ファング「まず、パスワードについてだが」

ファング「おそらく3文字だな。あたしゃそー睨んでる」

スコール「なんで」

ファング「壁画、クルクス、そしてブーニベルゼの子供達」

ファング「やたらと3に拘ってるように見える。なにかの意図を感じるんだ」

アパンダ「あーそういえばそっすね」

ファング「それに他に根拠もあるんだ・・・」

スコール「えっ何よ」

ファング「神と人間の戦争はそれはそれは凄惨な物だった」

ファング「それを憐れんだエトロは、死んだ人間の魂を不可視世界に招き」

ファング「そして浄化し、再び可視世界に送る・・・所謂輪廻って奴だな」

ファング「エトロはそういうつもりじゃなかったろうが・・・まぁ、神々にとっちゃあ無限に復活する化けもんに見えたろうな」

ファング「なんせ殺しても殺しても次から次へと湧いてくるんだからな」

スコール「んなボウフラみたいに」

ファング「人間の思いもよらない攻勢に頭を悩ました2人の神は、賢き神リンゼの提案である一つの作戦を開始する」

ファング「エトロが魂を輪廻させるならば、転生したばかりの物を狙えばイイ」

ファング「つまり生まれて間もない人間・・・子供に的を絞ったんだ」

アパンダ「ひ、ひどい・・・」

スコール「容赦ねーなー」


ファング「子供を殺された人間はさらに怒り狂い、戦争はより激しくなった」

ファング「人間の思いもよらない攻勢に恐れた神は、二度と同じ事が起こらぬ用、今度は人間を管理する存在を生み出した」

ファング「それがファルシ。人間に強制的に使命を与え、奴隷にする存在」

アパンダ「ロクでもないっすね・・・」

スコール「発想がニートのそれ」

ファング「さぁて、ここで二つ目のクエスチョンだ」

ファング「エトロだ。エトロは何故そこまで人間に肩入れする?」

ファング「そもそもエトロが余計な事をしなければ、神々との戦争はなかった」

ファング「エトロが人間に拘る理由、それはなんだ?」

アパンダ「黒ジャンさんわかります?」

スコール「まぁ・・・なんつうか、その・・・」

スコール「自分の血で出来たんだから、母性愛?みたいなのだ生まれたみたいな」

スコール「マイサンな感じで」

ファング「惜しい。△だ」

スコール「むしろ惜しいのかよ・・・」

アパンダ「またテキトー言っただけだったんすね」

ファング「黒ジャンはさすがだな。近い所を突いてきやがる」

スコール「俺を○柳さんみたいなポジションで扱うのはやめろ」


ファング「エトロが死んで降ったた不可視世界には、一人先客がいたんだ」

スコール「だれ?」

ファング「ブーニベルゼは男神だ。一人じゃ子供は産めねー。だから」

ファング「母なる神・・・3人の神々の母親だ」

スコール「まさかのママン登場・・・」

アパンダ「なんでママさんがあの世に?」

ファング「元々この世界は母なる神が創造したものだったんだ」

ファング「それをブーニベルゼは奪ったんだ。妻を殺してな」

スコール「なにそれ!?もう完全に不和家族じゃん!」

スコール「そら子供もグレるって!児童保護センターは何やってんの!?」

アパンダ「でも神話って元々こんなもんっすよ。結構えぐい話多いっす」

ファング「母なる神はエトロにこう伝えた。世界の均衡を保つようにと」

ファング「ここで初めて使命を与えられたんだ。父と同格の、母なる神によって」

アパンダ「よかったっすねえ」

ファング「そして母なる神はさらにこう伝えた」

ファング「エトロの血から生まれた人間は、他の神々によって道具に代えられようとしている」

ファング「母なる神はそれを防ぐ。この身を持って神々と人との戦争を終わらせる」

ファング「そして不可視世界と人間の未来をエトロに託し、母なる神は再び可視世界に戻った」

ファング「母なる神はまず二人の子供を説き伏せ、戦争をやめるように伝えた」

ファング「次に母なる神は、人間に伝えた。我が子の罪は母が償う、と」

ファング「怒れる人間を納得させるため、母なる神は半身を引きちぎり片方を人間に渡し・・・」

ファング「もう半身はブーニベルゼに見つからぬ用人間の女性に(ry

スコール「ちょお待てえ!それって!」

ファング「母なる神は「ムイン」と言う名があった」

ファング「だが人間はムインを別の名で呼んでいたらしい。たぶん聞き間違えたんだろーな」

ファング「で、ライトがそれをお前が知ってるって言うから、こうして呼んだわけよ」

ファング「どうだ?心当たりあるか?」

アパンダ「黒ジャンさん?」


スコール「・・・」


スコール「ハ・・・イン?」


ファング「----!」バッ


『ファングは 聖宝に 駆け寄った!』


ファング「・・・ライトに止められて助かったぜ」

ファング「危うくあたしゃ大ポカをやらかす所だった・・・なるほどな」

ファング「まさか別の呼び名があったぁとはな!そりゃたしかに・・・」

ファング「だ・れ・も・わ・か・ん・ね・ー、よっと!」ガチ



【ハ】【イ】【ン】



ゴゴゴゴゴゴ・・・・バチッ バチッ バチッ!


『ふういんが とかれる!』


ファング「やりぃーーー!さすがだな黒ジャン!お前を連れてきてよかったぜ!」パシ

スコール「・・・」

アパンダ「あの・・・ハインってなんすか?」

スコール「ガーデンで習った伝承だよ・・・確か」


【大いなるハインの伝承】

昼夜が混在していた頃に、たくさんのケモノとの戦いを魔法で勝ち抜き、大地の支配者になった覇者。
戦い疲れた自分の代わりに働く道具として人間を創り出した後、眠りに付き、そして目が覚めてから、
自身が寝ている間に増殖した人間の数を減らそうとして、役に立たなそうな子供を魔法で焼き尽くし、
人間からの抗議を無視した結果、人間との間で戦いになった。
人間の持つ知恵でやりこめられる様になり、困ったハインは人間と取引し、
自分の身体を引き裂いて半身(『抜け殻のハイン』と呼称される)を差し出し、
後に『魔法のハイン』と呼ばれるようになる半身は人間から姿を晦ました。
以後、人間は『魔法のハイン』を何世代にも渡って探し続けたが、一向に見つからなかったという。


ファング「おっし、これでやっとこさありつけたぜえ!」

アパンダ「おめでとっす」


【入手】聖宝


ファング「この重たく冷えた波動・・・間違いねーな・・・」パシ

ファング「いちおーな、神々の名がキーワードだってのは読めてたんだ」

ファング「さっきも言ったように、やたら3と言う数が出てきた事」

ファング「そして神々の名・・・パルス、リンゼ、エトロ、ムイン。これらはどれも3文字だ」

ファング「その内画廊にはムインだけ描かれてなかった。だからこの中からどれか一つを選ぶとなると・・・」

アパンダ「消去法でムインになりますね」

ファング「だが土壇場でライトに止められたんだ。答えを知っている奴がいるってよ」

ファング「危なかった・・・間違えた答えを入れたらどーなるかわかったもんじゃなかったからよぉ」

アパンダ「あーだから黒ジャンさんに壁画を見せたんだ」

ファング「大いなるハインね。なるほど、なるほど」

ファング「人間目線でみたら、まさか神様が3人も4人もいるたぁ思わねーわな」

ファング「イメージと違うってのは、こういう事さ」


スコール「・・・確かにその伝承は謎が多いんだ」

スコール「抜け殻のハインは何故今残ってないんだとか魔法のハインはどこへ行ったんだとか」

ファング「昼夜が混在してた頃ってーのは、世界が創造されて間もない頃だな」

ファング「沢山のケモノとの戦い・・・これはブーニベルゼとムインの闘いの事か?」

ファング「ムインは無数に分裂する事ができたらしいぜ。そうやって世界を作ってったんだな」

スコール「・・・」

ファング「そしてエトロが人間を産み、パルスとリンゼが殺し、ムインが半身を差出し人間の怒りを鎮めた」

アパンダ「あ~・・・ごっちゃになってんだ」

ファング「なるほどな・・・ん?何呆けてんだよ」

スコール「まさかこんな形で知るとは思わなかった件」

スコール「ていうかハインの伝承とか元から興味なかったし」

ファング「じゃあ興味が出るように最後のクエスチョンを出してやるよ」

スコール「スーパーひ○し君いっこ」ドン

アパンダ「僕ひ○し君じゃないっす」

ファング「使命を与えられなかったエトロに対し、使命を与えられたリンゼ。パルス」

ファング「こいつらの主な使命は世界の開拓。ムインから奪った世界を自分達の都合のいいように作りかえるのが使命だった」

ファング「しかしこの二人にはもう一つ、ある「裏の使命」が与えられていた」

ファング「ではその「裏の使命」とは一体・・・?」

スコール「俺より強い奴に会いに行く」

アパンダ「まじめに答えましょうよ~」

ファング「ん・・・まぁいいか」

ファング「正解だ」

スコール「正解なの!?」


アパンダ「なんなんすかあんたのその強運は」

ファング「正解はな、「ムインの捜索」だ」

スコール「・・・」

ファング「ムインはブーニベルゼが殺した。しかしエトロの様に不可視世界に渡っただけの可能性があった」

ファング「だから不可視世界への入口の捜索を命じたんだ。不可視世界はブーニベルゼにもわからないからな」」

ファング「けどムインは実際には可視世界にいる。で、結局ムインは見つからないまま・・・今に至るってわけだ」

アパンダ「はえ~~、壮大な神話だこと」

ファング「興味沸いたか?」

スコール「・・・姐さん、一つだけ聞いていい?」

ファング「あんだ?」

スコール「そのムインっての・・・もし今見つかったらどうなんの?」

ファング「ん・・・まぁ、そうだな」

ファング「今度こそ息の根を止めるだろうな、ブーニベルゼは」

スコール「ねーやんはそのブーニベルゼの使いなんだよね?」

ファング「なんだぁ?気に食わねえか」

スコール「いや、そういうわけじゃ・・・」

ファング「細かい事はいいじゃねえか。さ、聖宝も手に入った事だし」

ファング「戻るぞ、野郎共!」

アパンダ「は~い。黒ジャンさん、行きましょ」

スコール「・・・」

アパンダ「黒ジャンさん?」


スコール(一つだけ・・・言い出せなかった事がある・・・・)


スコール(こっちの伝承では、行方知れずのハインの片割れは、逃れるために女性に憑りつき・・・)


スコール(そのハインが憑りついた女性は・・・代々・・・)


スコール(『魔女』と・・・呼ばれた・・・)


・聖殿門前

ファング「今迄ごくろうさん。よくやってくれたよ」

アパンダ「その聖宝・・・一体何に使うんすか」

ファング「ん、ああ、これか?これはな・・・」

ファング「・・・」

アパンダ「なんで黙るんすか」

ファング「さまよう死者の苦しみを、きれいサッパリ無に返す」

ファング「代わりに使った奴は死ぬ」

アパンダ「ええっ!」

ファング「な?他に渡せねーだろ?」

ファング「輝ける神ブーニベルゼは新しい世界を創造しようとしてるんだ」

ファング「それに、この世に未練を残した死者は邪魔なのさ」

ファング「それは何も死者だけじゃねー。ようは今あるこの世に異様に執着してる奴が邪魔だってこった」

ファング「新しい世界に古い縛られた魂はいらないんだ。それは過去の苦しみを持ち込むと同じ事だから」

スコール「いや待て。この世に執着って、あたりまえだろ」

スコール「誰がいきなりお前らみんな生まれ変われなんて言われて納得するんだよ。アホか」

ファング「だからそれを問答無用でキレイサッパリ消してしまおうって事さ」

ファング「苦しみを抱えた生者は苦しみを取り除かれ、死者は存在そのものを抹消する」

ファング「そうして全部無に帰して、新たな世界を創造するのさ」

スコール「リセットボタンかよ・・・」

ファング「そうだな。その例えが一番しっくりくる」

ファング「ま、そろそろ戻ろうや。ほら、これでひとっとびさ・・・・」


【サボテンダーの転送装置】


アパンダ「ら、らく~」

ファング「ライトに感謝しとけ。これがなけりゃあまたあのなげー道を逆戻りだ」

スコール「まぁイーブンイーブンかな」

ファング「ライトにそんな口聞けるのはお前くらいなもんだよ」


キュィィィィーーーーーーーー・・・・・ン


『いせきの外へ ワープした!』


・砂漠

ファング「来た道、わかるか?」

スコール「いえ全く」キリ

ファング「世話のかかる奴だな・・・」

アパンダ「だってここ、僕の知ってる砂漠と違ってるんすもん」

ファング「わぁったよ。案内すっからついてこい」


ザッザッザッザッザ・・・


スコール「そういえば姐さんなんでここいんの」

アパンダ「次元の狭間って基本外から来れないんすけど」

ファング「ん?ああ、まあうちらはちょっと特殊ーっつうかよ」

ファング「つい最近まで人じゃなかったんだわ。ちょっと訳ありでな」

スコール「戦闘力的な意味で?」

ファング「まぁ・・・それも踏まえてだな」

ファング「やっぱこいつが関係ありって所か」

アパンダ「お宝が?」

ファング「さっきも言ったろ。これは全てを消し去るシロモノだ」

ファング「穢れた死者の魂を呼び寄せ、消去の力を起こして消滅させるんだ」

ファング「だから使い方を間違えれば、全てが消える」

ファング「だが・・・こんなもんなくったって世界はいずれ終わる。万物はいつか終焉を迎えるのさ」

ファング「その終焉が・・・ここにある」

アパンダ「えっそれ」

スコール「・・・無?」

ファング「無は有を生み出し、有は無に返る」

ファング「つまり有と無は表裏一体。同じ物だ」

ファング「それを・・・意図的に再現しようとしたんじゃねーかな」

アパンダ「ちょちょちょ!じゃあそれすんごい危険なシロモノなんじゃ!」

ファング「大丈夫だよ。これを本当の意味で使える奴はもういねー」

ファング「もう・・・いねーんだ」

スコール「なんで?」

ファング「消えたよ。時間の流れにな」

ファング「うちらが目覚めた時にはもう、な」

スコール「ババアがすいませんでした」(土下座)

ファング「別にお前のせいじゃねーだろw」

スコール「ですよね~」

アパンダ「そのババアマジ怖いんすけど」

ファング「まあなんだ、聖宝は全てを消し去る力を意図的に呼び起こす」

ファング「神々が生み出した・・・・まぁ、保険だな」

スコール「へえ~」


ザッザッザッザ・・・・・・


ファング「神々は世界を作り、人間を奴隷にし、万が一に備えてこんなもんまで用意してやがった」

ファング「全く、ぬかりねーな」

アパンダ「保険っすか」

ファング「そ、ニッチもサッチもいかなくなったら、これを使ってリセットしちまおうって腹だ」

ファング「それが今だな」

スコール「色々ぐっちゃぐちゃだもんね」

ファング「願わくば使いたくなんかなかったろーが・・・だが神々に取って、不測の事態が起こっちまった」

ファング「聖宝の呼び覚ます、全てを消去する力を自力で見つけ出した奴がいたんだ」

ファング「それは人なんかじゃねー。神々が眠ってる間に発生した暗黒の意志の集合体」

ファング「なんつったっけ。ええと・・・ノ?」

アパンダ「え、それ」

スコール「エヌオー・・・」

ファング「ああ~!それだ!そいつ!」

アパンダ「でもエヌオーは死んだんじゃ・・・」

ファング「そう、無に取りこまれて消えた」

ファング「だがそいつの意志はまだ残ってる。そいつがまた『無』を悪用しようとしてる」

スコール「ウド巨人!」

アパンダ「エクスデス!」

ファング「これからもそういう奴がわんさか出てくるだろうな。なんせ『無』の本体が見つかっちまったんだ」

ファング「そいつらみてーなのが定期的に表れて、その度に世界を破滅に導くのさ」

スコール「だ、だる~」

ファング「そう、だるい。だるすぎる。だから神々は世界を閉じる事にした」

ファング「解放者と言う存在を生み出して、新たな世界にみんなでお引越しってわけさ」

スコール「神様って意外と抜けてるね」

ファング「神は心まではみえねーんだ。だから邪悪なる存在ってのがわかんねー」

ファング「人が神に踊らされるように、神もまた心に振り回されてんのさ」

ファング「そして肝心の心を生み出すエトロはもういない。創造神ムインも見つからない」

ファング「投げたくなるだろ?そんなゲーム」

スコール「ていうか、売る。レビューで低評価つけて」

ファング「うちらは☆一つってわけか」ハハ

アパンダ「僕はレビューとか気にしませんけどね」


ファング「さ、ついたぞ」ザ

スコール「やっと合流できる・・・」

アパンダ「蜃気楼の街どうなっちゃったんすか」

ファング「心配すんな。もう大丈夫だよ」

ファング「その辺はまぁ、ライトに聞いてくれや」

スコール「姐さんはこないの?」

アパンダ「そっすよ。あんなに強いのに」

スコール「手伝ってほしい・・・俺が何もしなくていいように」

アパンダ「じゃああんた何しに来たんすか」

ファング「ハハ、わりーな。そりゃ無理だ」

ファング「あたしゃここでまた一仕事残ってっからな」

スコール「何すんの」

ファング「発掘の続き」

スコール「もういいじゃん・・・」

ファング「あたしゃこれが本職だってのw」

ファング「ま、短い間だったが楽しかったぜ。元気でやれや」

ファング「ほれ、これをライトに渡しな」ポイ

アパンダ「聖宝、僕らが持つんすか?」

ファング「言ったろ。それを本当に意味で使える奴はもういねー」

ファング「お前らが持ってても安心だ。枕にでも使えや」

スコール「固すぎでしょ」

アパンダ「まあ、僕も楽しかったっすよ」

スコール「またねーやんにしごかれる日々が・・・」

ファング「今度こそお仲間さんに会えますね」

ファング「うちらはしめっぽいのは好きじゃねー。だから」


ファング「さっさと」ス


ファング「いけ!」ゲシッ


スコール「ああああああああああああああ!」


『さばくの階層を むりやり落とされた!』


ヒュォォォォォォ・・・・


ファング「・・・・さて、と」



バチッバチッバチッバチッ



ファング「きやがったな外の奴。もうおせーよ。聖宝はもう渡しちまった」

ファング「かかってこいよ。ここから先は通さねー・・・」ジャキ


ファング「沈めっ!」バッ



ヒュォォォォォォォォォ・・・・・・・



【入手】聖宝


【バトルメンバー】スコール アパンダ (ファングOUT)


スコール「・・・」ヒクヒク

アパンダ「もう・・・荒っぽいんだから・・・」

スコール「あってえ・・・もう、今度はどこだぁ?」

アパンダ「・・・あ~~~~~~~~~~~~!!」

スコール「のあっ!なんだよ!」

アパンダ「黒ジャンさん!ここっすよ!ここが!」


・蜃気楼の街

スコール「あれ?ヴァルハラは?」

アパンダ「よかった~~~!やっと戻ってきた!」

アパンダ「いや~~~~びっくりしたっすよぉ!蜃気楼の街がどっかいった時はどうしようかと・・・」

スコール「ここ・・・が・・・」

アパンダ「ここがあんたの待ち合わせ場所でしょ!ほら、お仲間さんと合流しにいったらどっすか!」

スコール「・・・キエエエエエエエエエエエ!」ダッ

スコール「セルフィたん!俺が帰ってきたよぉぉぉぉーーーーーーーーーー!!」ダダダダダ

スコール「ああああああああああああああああ!!」ドダダダダダダダダ

アパンダ「テンションたかっ」


スコール「とるぁっ!」バァン!


【遺跡】→【街(今ココ)】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城】


・宿屋

スコール「ぬおっ!」


『うごかいない 人がいる!』


スコール「なにこれ人形?」ペチペチ

アパンダ「これっすよこれ。蜃気楼の街は時が止まってるんす」

アパンダ「だから、そこにいる住人も全部止まっちゃってるんす。こんな風に」

スコール「ふーん・・・」

アパンダ「ちなみにここは宿屋っす」

スコール「・・・」

スコール「ベドァッ!」ドゴォ!

スコール「ヒャーーーーーーーー!ただ泊まりし放題だぜーーー!」バフバフ

アパンダ「ああ、やっぱりそれやりますか」

スコール「10泊しようが100泊しようが全部タダ!いや、素晴らしいね!」

スコール「あ~砂漠歩いて疲れた~。寝ようぜここで」バフバフ

アパンダ「仲間は?」


『HPが全開した!』


スコール「おしおしおし!」キリリ

アパンダ「寝てる場合じゃ・・・」

スコール「所でここ他にどんなショップがあんの?」

アパンダ「武器屋とか防具屋とか・・・普通の街の普通のお店っす」

スコール「ああああああああああああ!」ダダダダダ!

アパンダ「ちょっと、ショッピングしてる場合じゃ」


・防具屋

スコール「取れ取れ取れ取れーーーーーーッ!」バババババ

アパンダ「 追 剥 じ ゃ な い っ す か ! 」

スコール「うっはwすげえ!防具取りたい放題!」ババババ

スコール「大量じゃ~大量じゃ~、防具のバーゲンセールじゃ~!」ババババ

アパンダ「あんたそれ装備できるんすか・・・」

スコール「装備?しねーよんなもん」

アパンダ「えっじゃあなんで」


【ショップ呼び出し】


スコール「これ全部買い取ってください!」ドン!

アパンダ「 売 る ん す か ! ? 」

スコール「ワハハハハーーーーーーー!これで永遠に儲けられるぜ!!」チャリーン

アパンダ「店の売り物全部・・・」ガラーン

スコール「うっしゃあ!次は武器屋だ!」

スコール「武器屋!武器屋はどこだ!?」キョロキョロ

アパンダ「そんな目的の人に言うわけないでしょ」

スコール「あっ隠し扉だ」ゴォン

アパンダ「見つかった!?」

スコール「オラアアアアアア!全部売っちまえ~~~~~~!」ババババ

アパンダ「ああ・・・貴重な装備品が・・・」


『みせの うりものを すべて売りつくした!』


スコール「たいりょーたいりょー」ガッポリ

アパンダ「ひどすぎっすよ。貴重な装備なのに」

スコール「だからこそ売り払って流通させるんだろ」

スコール「こんな貴重なもん眠らせておくにはもったいねーよ」

アパンダ「金が目的の癖に・・・」

スコール「ヒーフーミー、うし、借金完済だな!」

アパンダ(借金あるんだ・・・)


アパンダ「いい加減仲間探しましょうよ・・・」

スコール「ここの待ち合わせスポット的なのってどこ?」

アパンダ「ん・・・そうだなぁ。やっぱ酒場ですかね」

スコール「おーいいね。RPGっぽい」

アパンダ「お酒飲んじゃだめっすよ。あんた10代なんだから」

スコール「外でっぞ!オラァ!」バーン!

アパンダ「いちいち蹴らないで下さいよ~」


・蜃気楼の街

スコール「ぬおおおおお!」


『まちのじゅうにんが すべてとまっている!』


スコール「うっわー!すげ、マジで止まってんのか!」ペタペタ

アパンダ「そっすよ。無に飲まれてからずーっとそのままっす」

スコール「ち、こいつは男だ・・・おにゃのこいねーの?」

アパンダ「目的がハッキリわかるんで言いません」キッパリ

スコール「ふん、一人一人探し出してやるわ」ペシ


・酒場

スコール「全員ターバン巻いててわからない・・・」

アパンダ「まぁ、みんな似たような見た目っすね」

スコール「しけた街だな。急にやる気なくしたわ」

アパンダ「歓楽街じゃないっすから・・・」

スコール「で・・・セルフィたんどこ・・・・」ンモー

アパンダ「うーん、ここじゃないなら下っすかねえ」

スコール「下?」

アパンダ「ここ、地下があるんす。ほら、カウンターの奥に階段があるでしょ」

アパンダ「裏口から回り込むんすよ。いきましょ」

スコール「いや、カウンターくぐればいいじゃん」

スコール「ほら」ヒョイ

アパンダ「型破りっすね・・・」

スコール「いくぞ!」


・蜃気楼の街 草

アパンダ「さすがに黒チョコボはいないか・・・」

スコール「ぬおっ!」


『剣が いたるところに 突き刺さっている!』


スコール「なにこれヴァルキリープロファイル?」

アパンダ「あ・・・これ・・・」


『ぜんぶ 武器屋の うりものだ!』


スコール「なんでw経営投げたの?」

アパンダ「いや店主止まってますから。大体あんたが全部売り払っちゃったでしょ」

スコール「・・・」ブンブン

アパンダ「あ・・・あれ」



「ぐふふ・・・剣がいっぱい・・・しかも無料・・・」

「いやぁ~、蜃気楼の街って、最高だな!」


スコール「あっ」



ギルガメッシュ「剣に囲まれてしやわせ~」ホッコリ



スコール「 こ の 追 剥 野 郎 ! 」ラフティバイト


ギルガメッシュ「ぎにゃあああああああああ!!」


アパンダ「ギ、ギルガメッシュ・・・!」

スコール「このクソ野郎が!人が止まってるのを言い事についにそこまで堕ちやがったか!」

スコール「お前のやってる事は勝手に人んちのタンスを調べる勇者とかわらねー!」

スコール「恥を知れ!このヲタ野郎!」

アパンダ「あんたもやってた事でしょ・・・」

ギルガメッシュ「あたた・・・い、いたのお前」ムク

スコール「お前を先に見つけてしまってテンションガタ落ちなんだよ、ボケ!」

アパンダ「よう、ギルガメッシュ」デロン

ギルガメッシュ「ん?なんだぁ?本?」

アパンダ「久しぶりジャン。帰ってきたのお前」

スコール「知り合い?」

ギルガメッシュ「いや・・・誰?」

アパンダ「・・・・」

ギルガメッシュ「いやほんまに」

スコール「馴れ馴れしいんだよ、パンダ」

アパンダ「わざとだよね?ねえ、わざとだよね?」


スコール「今度こそ折れた!もー折れた!もう誰も探さねー!」ゴロン

ギルガメッシュ「つかどこいたのお前」

スコール「俺だけ次元城の方に飛ばされたんだよ!めっちゃ探したわ!しかも一人で!」

アパンダ「僕は?」

ギルガメッシュ「え・・・なんでお前だけ次元城なんだよ」

ギルガメッシュ「あそこの次もうラストフロアなんだけど」

スコール「知るか!ババアがなんかトチりやがったんだ!」

スコール「もーしらね!俺しらね!寝る!無賃宿泊13泊だ!」

ギルガメッシュ「ふてんなよ~」

アパンダ「他のお仲間さん、どこいったの?」

スコール「そーだよ剣ヲタ!俺のセルフィたんはどこにいったんだよ!」

スコール「ここを待ち合わせにしたのお前だろ!?誰もいねーじゃねーか!」

スコール「どーなってんだゴルァ!」

ギルガメッシュ「え・・・あいつらはお前と一緒じゃねーの?」

スコール「・・・へ?」

ギルガメッシュ「待ち合わせ・・・ずっと待ってたんだけど俺」

ギルガメッシュ「誰もこないんだけど」

スコール「・・・どゆこと?」

アパンダ「黒ジャンさん、あのねーさんは?」

スコール「そーだヲタ!聞け!」

スコール「パンダに案内されて蜃気楼の街に着いたと思ったらヴァルハラに着いたぞ!」

ギルガメッシュ「ヴァル・・・何?」

アパンダ「そこで遺跡にいけって言われたんだけど」

スコール「で、こんなもん貰った」ポイ

ギルガメッシュ「なにこれ、箱?」

スコール「ねーやんに渡せだとよ。だからねーやんどこ」

ギルガメッシュ「いやだから、俺以外誰もいねーって」

スコール「・・・」

ギルガメッシュ「こんなに待って、お前で2人目」

スコール「・・・ええ~?」

アパンダ「あんたら、ホントに待ち合わせしたの?」

スコール「したわ!突入前にめっちゃしたわ!」

スコール「大体集合指定したのはこいつだ!俺じゃねえよ!」ビシ

ギルガメッシュ「あっれ~、おかしいなぁ」

スコール「そうだ!オメガの家にも寄った!」

ギルガメッシュ「家に帰れてさぞ満足だったろな~」

スコール「いなかったんだよ!あの図体の化けもんが!」

ギルガメッシュ「えっなんで?」


スコール「唯一会ったのはねーやんだ。けどヤボ用があるとか言って速攻でどっかいきやがった!」

アパンダ「街がヴァルハラになっててさ~」

スコール「砂漠から戻ったら今度は誰もいない!?why!?いい加減俺はキレそうだ!」

スコール「なんだこのグズグズっぷりは!?リーダーは一体誰だぁ!」

ギルガメッシュ「お前じゃん」

アパンダ「あんたリーダーだったの・・・」

スコール「もう・・・しんどいわ・・・」ゴロ

ギルガメッシュ「んなこと言われてもさあ・・・」

ギルガメッシュ「そもそも次元城にいたんならなんで砂漠寄ってんだよ」

スコール「だから・・・ねーやんに・・・」

ギルガメッシュ「で、この箱貰ったんだ」

スコール「なんかいいもんらしい。ねーやんに渡せって言われたけどいないから」

スコール「うっぱらっちまうか・・・」

アパンダ「それはダメでしょ」

ギルガメッシュ「なんか大事なもんなんかなぁ」コロコロ

アパンダ「神様の秘宝らしいよ」

ギルガメッシュ「か、神?」

スコール「そうそう、なんか言ってた」

スコール「それ、なんとか神が作った地球破壊爆弾らしいよ」

ギルガメッシュ「うわっ!そんなもん渡すなよ!」

アパンダ「違うっすよ。全然」

スコール「だってもう全くわかんねーよ・・・」ゴロゴロ

ギルガメッシュ「俺はお前が何をしたいのかがわかんねーよ」

アパンダ「・・・んもぉ、しょうがないなあ!ほら!」ペラ


『アパンダの本に ファングの話の記録が!』


アパンダ「んなこったろーと思ってちゃんと全部メモってましたよ」

ギルガメッシュ「便利だなお前・・・・」

スコール「ついに俺にもオートセーブ機能が」

アパンダ「セーブじゃなくてただの記録っす」


ギルガメッシュ「どれどれ」ペラ

スコール「わかったら教えて」ゴロン

ギルガメッシュ「ギブ」ゴロン

アパンダ「はやい・・・」

スコール「なんつってたっけ・・・・」

アパンダ「創世の神々の話っすよ。3人の神と2人の至高神」

アパンダ「あんたの言葉がキーワードだったっしょ」

スコール「ああ、ハインね」

アパンダ「神様が世界を終わらせようとしてるって話し」

ギルガメッシュ「へえ~・・・」

アパンダ「なんでそんなに他人事なんすか」

ギルガメッシュ「興味ナッシン」

スコール「同意、現実味なさすぎなんだよ」

アパンダ「まぁ、そうだけど・・・」


ゴロゴロ・・・ゴロゴロ・・・


スコール「だ~れもこね~な~」

ギルガメッシュ「一応置手紙とか置いてさあ、結構その辺うろうろ探してたんだけど」

ギルガメッシュ「本気で誰もいないのね。だからもうここで大人しくしてる事にしたわ」

アパンダ「ど、どうするんすか」

スコール「しばらく待つっきゃねーだろ」

スコール「宿屋いこーぜ宿屋。今なら無賃宿泊し放題だ」

ギルガメッシュ「暇だな・・・」


・6時間後

ギルガメッシュ「~~~~」フワァ

スコール「お、ピアノ発見」


・12時間後

スコール「ド・レ・ミ・シ・ラ・ド・レ・ミ・ソ・ファ・ド・レ・ド」ポロン


・24時間後

スコール「ザナルカンドにてひきま~す」ポロロン

ギルガメッシュ「やんややんや」


・2日後

スコール「ビッグブリッジの死闘ひいてみた!」タタタタタン

ギルガメッシュ「うめえ」


・3日後

スコール「うっだぁーーーーーーーー!いつまで待たせるんじゃい!!」


スコール「もう3日だぞ!?人の気配すらねーじゃねーか!」

ギルガメッシュ「ほんとに誰もこねーな」

スコール「待たせすぎだろ!?この3日でピアノマスターになっちまったわ!」

スコール「これは犬の訓練か!?俺はもう、限界だ!」ブンブン

アパンダ「剣振り回さないでくださいよ~」

スコール「もーいい!ほんともういい!」

スコール「剣ヲタ!もう先行っちまおう!」

ギルガメッシュ「えっパーティは?」

スコール「しるかああああああ!来ないのが悪い!」

アパンダ「何か事情があったんじゃないんすか」

スコール「じゃあ連絡入れろ!ほう・れん・そうも守れない奴を待つ義理はない!」

アパンダ「だからそれを含めて連絡できない事情がってことっす」

スコール「いやだね絶対!もう暇だ!暇なのだ!」

スコール「こんなネットもロクにないところで何日も過ごせるか!ボケェ!!」

ギルガメッシュ「も~落ち着けよ」

アパンダ「もし先に進んだ後にお仲間さんきたらどうするんすか」

スコール「先進んだって知らせればいいだろ」

アパンダ「どうやって?」

スコール「お前で」


『アパンダの本を なんまいかやぶいた!』


アパンダ「ちょっとォーーーー!僕の本!」ビリビリ

スコール「ザナルカンドにて待つっと・・・」カキカキ

ギルガメッシュ「どこだよ」

スコール「じゃあこれ、適当に目立つ所に貼ってきて」ペラ

ギルガメッシュ「ザナルカンドに旅立っちまったらどうすんだよ・・・・」

アパンダ「うう・・・僕の本・・・」

スコール「しゃあ!出発すっぞ!」



【バトルメンバー】スコール アパンダ ギルガメッシュ(IN)



【遺跡】→【街】→【森(今ココ)】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城】

     |  |  |      ミ      / ノ          ヽ \   
     |   |  \---/`    / /             〉   ヽ  
     ヽ  \.(、⌒,ノ-ーーーー┴─┴-、,_            〕    | 
  ̄`ー-、、`ー-/ ̄¨ _---、、        `ヽ_     __v-ー''゙    |
 _     ̄フ┘  /              `ヽ一''゙     ._. ノ
  `一一-/     v   _-ー--、.       `ヾ'ー、、、.,、v-‐''″  
      /    _/                 \ノ,|        
     /    /′   /_、、- -‐ー.-v,,,.,,v‐<^T`ヽ ヽヽヽ       
   /    |    /::::::!   ヾ::::::i   ゙ヾ::::::| ヾ | ヽヽ     
  /       l   /ヾ:::::ヽ   l::::::i    i::::::|  |  | /二ヽ     
 /      /   |  |::::::ヾ   l::::::l    l:::::〕 ヽソ (   ||    
/   r-、  (  o /  ヾ::::::ヽ   ヾ:::l    l;;;;l;::'''''ヽ  ミ ,ノ   
 ′ /  |  \  |    ヾ;;;;ヾ:::::::::;;;ヾ、    i:  __ ヽ  ゙^″    
 ヽ |   |   ``|゙ー、,_   ヾ:::l  __ ::::  '"ゞ'-' ::|               <ここまで
ヽ ヽ`一″    ヽ::::::::::::::::>- '"-ゞ'-' ::::::..      `|        
  |  |     (     ヾ:::'゙         :::::::       |       ,r一
   | |    \    ヽ          ( ,-、 ,:‐、  ヾ:::|   r一<.
   | \    \   (~ー:::::::ブ             |-^ ̄    ヽ/
    \ \ / ̄` - 、ヾ::;;;;;;ノ   / __,-'ニニニヽヾ. |∨ ̄ヽ   ヽ .
     \ /′     .゙\″   .ノ::!  ヾニ二ン" |::|/丿   ヽ   |

     / ノ          |   .,/:::/   ゙       |//′     )
     │|           |\ノ;;;;ノ.          /       / 
   \  ヽヽ       / /Vー~--v--一'" ̄ ̄`-| 'ト、     ノ   
    .゙\ ヽヽ、_  ___,ノ_/   r一-フ   rーr   /|  )`~-ー′   
      ` ‐、_ア⌒¨′   /  /    |  |   | | ヽ  .'ー-、、、v-`フ
 、      /       /  /     |  |   | ヽ ヽ      .
  ` ー-v、/        /   /      |  |   | ヽ \     /
       ゙\  .゙<一'"    /       |  |   |  ヽ   )


・森

ギルガメッシュ「ここも一応探し回ったんだけどな・・・」

スコール「知ってた?俺実はここ一回来てんだよね」

ギルガメッシュ「えっマジ?」

スコール「ウド巨人がさぁ、こことD地区繋げやがったんだよ」

スコール「びっくりするよな。砂漠がいきなり森の中になってんだからさ」

ギルガメッシュ「次元の狭間はいきなりガラっと風景が変わるからなー」

スコール「んでさぁ、そこのカロフィステリとかいう青ババアがいたんだけど」

ギルガメッシュ「ああ~いたなそんなの」

スコール「ババアに魔法勝負挑んで瞬殺されてんの。受けるよな」プププ

ギルガメッシュ「その間お前何してたの?」

スコール「・・・」

アパンダ「サポートに決まってるでしょ。ね?黒ジャンさん」

スコール「・・・」

スコール(じじいになって煽ってたとは言えない・・・)


スタスタススタ・・・・


スコール「ホントセルフィたんどこいっちゃったの・・・」

アパンダ「さっきから名前出してますけどそれ誰っすか」

スコール「俺の彼女」

アパンダ「へえ~」

ギルガメッシュ「付き合ってねーだろ」

スコール「ババアもリノアもどこ行ったんだよも~」

ギルガメッシュ「げ、リノアも逃したのか」

スコール「大丈夫だって、あいつ今バングルつけてっから魔法使えないし」

スコール「GFもあれで全部らしい。もはやあいつは一般人よ」

ギルガメッシュ「だといっけどよぉ・・・」

エンギドゥ「わん」

スコール「もう奪われんなよ」


【遺跡】→【街】→【森】→【滝の洞窟(今ココ)】→【図書館】→【次元城】


・滝の洞窟

スコール「とお・・・」

アパンダ「あんたが先に行くって言い出したんでしょ」

スコール「だってさあ・・・」

ギルガメッシュ「あんだけ待っても来ないって事は、もう先に言っちまった可能性もあるしな」

アパンダ「まぁそうか・・・」

ギルガメッシュ「次元城より奥には行ってないだろ?」

スコール「ああ。つか城は入っちゃすらいねー」

ギルガメッシュ「だとしたら次元城の内部、もしくは」

ギルガメッシュ「ラストフロア・・・エクスデスの総本山だ」

スコール「・・・」

ギルガメッシュ「あそこはワープだらけで死ぬほど迷いやすいからな。俺ももうめっちゃ出口探したし」

アパンダ「ラストフロアに飛ばされて、出てこれなくなった可能性があるっす」

アパンダ「あそこの魔物はホント強いっすよ。はやく助けないと」

スコール「まぁそこは全然心配してねーけどな」

アパンダ「なんで!?」

スコール「だって・・・なぁ?」

ギルガメッシュ「ラストフロアが半分くらい無くなってるかもしんねーなw」

スコール「エンカウントしたモンスターがかわいそうなレベル」

アパンダ「・・・あんたらマジ何もんっすか」


・オメガ徘徊ポイント

ギルガメッシュ「お~い、たいしょ~!いるか~!」

スコール「さっき来たけどいなかったぞ」

ギルガメッシュ「んなアホな・・・大将はここに帰る為にお前に協力してたんだぞ」

ギルガメッシュ「次元の狭間内部も詳しいし・・・迷ったなんて事は・・・」

スコール「でもホントだもんな」

アパンダ「はいっす」

スコール「滝の裏にさあ、オメガの部屋があんの」

スコール「息抜きにそこでゲームでもしようぜ」

ギルガメッシュ「人んちのもん勝手にやんなよ」


・滝の裏

スコール「・・・」

ギルガメッシュ「・・・」

アパンダ「・・・・」


ライトニング「私もこれ出れるかな」ピコピコ

オメガ「リンクト被ッテルカラ無理」ピコピコ


スコール「 な ん で い る ん だ よ ! 」 


ライトニング「お、戻ったか」

オメガ「オセーヨハゲ」

スコール「おせえよじゃねーよ!集合場所は蜃気楼の街だっつったろ!?」

オメガ「イヤダッテ俺ンチココダシ」

スコール「ねーやん!あんた人をパシリに使っといて何悠長にゲームやってんだよ!」

ライトニング「ん?これか?これはな」


【スマッシュブラザーズ】


スコール「 や っ て ん じ ゃ ね え よ ! 」

アパンダ「何してんのホント・・・」

スコール「お前らなぁ!俺らめっちゃ探したんだぞ!?」

スコール「何自己中心的な行動ばっかやってんの!?お前らにはチームワークと言う物がないのかぁ!」

ギルガメッシュ「蜃気楼の街でずっと待ってたんだけど・・・」

アパンダ「グッズグズじゃないっすか・・・」

オメガ「イヤダカラ、俺ハ家ニ帰ルタメニ協力シテタダケダッテ」ピコピコ

ライトニング「目的は達したな」ポチー

スコール「スマブラやめい!ねーやん!あんたはそもそも勝手にどっか行ったろ!?」

スコール「ヴァルハラはなんかなくなってっし・・・なんであの時点で合流しない!」

ライトニング「ヤボ用があるって言ったろ」

スコール「ヤボ用ってなんだよ」

ライトニング「あ、吹き飛ばされた」バコーン

スコール「それかよ!」

ライトニング「ちょっと黙れ。今忙しい」

スコール「キイイイ~~~~!お前らと言う奴はぁ!!」ワシャワシャ

オメガ「ウルセーナ・・・ソコマデイウナラオ前モハイレヨ」

スコール「えっ」

ライトニング「4人までなら同時にできるらしいぞ」

スコール「・・・失礼しまっす」テヘ

ギルガメッシュ(入るのか!)ガビーン


バビューン ヤッフィー ボッコー


スコール「ちええええええええ!!」ガチャガチャ

オメガ「ウルセー暴レンナ」

ライトニング「私が参戦すればもっと美麗グラフィックになるのに・・・」

ギルガメッシュ「いやぁ向こうが許可しねーだろー」

オメガ「俺ラノ頃ハ仲良クシテタノニ」

スコール「クラウドマジ最低だな」

アパンダ(一体なんの話をしているんだろう?)

スコール「あ、そうだねーやん。これ」

ライトニング「ん?」


【聖宝】


ライトニング「聖宝!そうか、取ってきてくれたのか・・・」

オメガ「ン?ナンダソレ」

スコール「ファングとかいう姐さんに会ったよ」

ライトニング「ファング・・・」

スコール「ねーやんの悪口いっぱい言ってたよ。嫌われてるんじゃないの」

アパンダ「それはあんたでしょ」

ライトニング「ファングはちゃんと導いてくれたか?」

スコール「ちょっといかつかったけど、ねーやんの100倍優しかった」

ライトニング「な!?私もちゃんと優しくしてるだろ!」

オメガ「ドコガダヨ。オマエハ厳シスギルンダヨ」

スコール「そうそう、ホープとかいうショタガキをしごき回してたってマジ?」

ライトニング「 」ドキ

アパンダ「あ、図星だ」

ギルガメッシュ「そらスマブラ呼ばれんわ」


ゲームセーットォ


スコール「ていうかアンタどこ行ってたの」

ギルガメッシュ「大将もどこいってたのさ」

アパンダ「ていうかオメガ見た目かわりすぎ・・・」

オメガ「俺?俺ハサア」

オメガ「ナンカコロシアムトカイウ場所ニトバサレチマッテ」

ギルガメッシュ「あっそれって」

スコール「なにそれ」

オメガ「ナンカ時間ト時間の隙間ニデキタトカイウ異空間」

ギルガメッシュ「いちおーあれも次元の狭間の一部だったっけ?」

オメガ「ラシーナ。僻地過ギテダレモイケネーモンナ」

スコール「過疎ってんだ」

ライトニング「あの場所を知っているのは2人を除くと私だけだったからな」

オメガ「ムカエニキテモラッテタノ」

スコール「ああ、野暮用ってそれ・・・」

ライトニング「それだけではないがな」

アパンダ「黒ジャンさん、この二人にアレ聞かないと・・・」

スコール「あ・・・そうか」


ライトニング「ん?」

オメガ「何?」


スコール「あのさあ、さっき・・・」


1 神話の話

2 日記の話


安価↓


オメガ「次マリカーヤロウゼ」

スコール「チョコボレーシングにしろ、俺出てるから」

ギルガメッシュ「自慢すんな」

アパンダ「・・・」ビクビク

オメガ「テイウカソノ本ナニ?攻略本?」

スコール「本に住んでるパンダ」

アパンダ「アパンダっす。会うのは初めてじゃないっすよね」

オメガ「イヤ・・・誰?」

アパンダ「あんたんちの隣にずっといましたよ~」

オメガ「シラネ」

スコール「エクスデスと同格の存在(笑)らしい」

ギルガメッシュ「うそつけよw」

スコール「イフリート見せただけで失神しかけてたけどな」

スコール「だったらウド巨人は何を呼んだらビビルんだろーな」

オメガ「ババーダロ」

アパンダ「それは忘れて下さいよ~」

オメガ「ホントアノババアダケハ・・・」ピキピキ

スコール「ババアのせいで機械の体を失ってこんなんなっちゃったのよ」

オメガ「顔ガフタツアッテキモチワリーヨ」グチグチ

アパンダ「ほんとそのババア怖すぎじゃないっすか」

スコール「マジ○チだからな」

オメガ「センスガナ」

アパンダ「・・・まぁ、それはどうでもいいす」

アパンダ「オメガさん、これ」

オメガ「ン?」


全員「なにそれ」


スコール「ここ開いてみ」ペラ


死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね



全員「たぁーーーーーーーーーーい!!」


スコール「w」

ライトニング「び、びっくりした・・・」

ギルガメッシュ「なにこれ・・・なにの泣く頃にだよ」

オメガ「オマエガ死ネヨ!ナンダコイツハ!」

スコール「お前の知り合いらしい」

オメガ「エッ」

アパンダ「そこだけ読ませちゃだめっすよ~。ちゃんと順を追って読まないと」


『オメガに 科学者の日記を みせた』


オメガ「・・・」

スコール「というわけなんだけど」

アパンダ「外界ってなんっすか」

ライトニング「お前の時代の人間みたいだな」

ギルガメッシュ「最近やたらと口が悪いw」

スコール「で、これ何?外界との通信って何?」

オメガ「・・・」

オメガ「ナニ・・・コレ?」


全員「えっ」


スコール「いやいやいやwお前の知り合いだろ!?」

アパンダ「バッチリ名前上がってますよ」

オメガ「イヤホンマニ、ナニ?コレ?」

オメガ「全ク記憶ニナインダケド、俺ノ同人誌?」

スコール「誰得なんだよ・・・」

オメガ「・・・ナンカコワッ!」ブルブル

アパンダ「え~本人の口からなら詳細が聞けると思ったのに~」

ギルガメッシュ「大将ほんとに知らないの?」

オメガ「ンーーー・・・チョットマテ・・・」

オメガ「アッモシカシテ」


ガサゴソガサゴソ・・・


オメガ「多分コレカナ」ドン

スコール「なんそれ」

オメガ「『ブラックボックス』ッテイウ緊急用のバックアップハードヨ」

スコール「あ~飛行機とかによく着いてる」

オメガ「コレ、デカイシ重イシ、容量モ食ウシ、ウザイカラハズシタンダヨ」

ライトニング「そんな大事な物外すなよ」

オメガ「容量開ケルタメニドウデモイイ記憶ハゼンブコッチニ移シタカラナ」

オメガ「多分コレニソノ本ノ話モハイッテルカモシテナイ」

アパンダ「ええ~どうでもいい話じゃなさそうなんすけど」

スコール「つか古代の超兵器のお前が、なんでそんな容量気にするんだよ」

オメガ「ゲーム入レルタメニキマッテルダロ」

スコール「ああ、そう・・・」

ギルガメッシュ「じゃあ早速、これ繋げてみようぜ」

オメガ「無理」

ギルガメッシュ「えっなんで?」

オメガ「ダッテ俺イマ・・・」


【オメガウェポン】

正体は古代ロンカ文明の粋を極めて作られた超兵器「オメガ」
時間圧縮に巻き込まれアルティミシア城に流れ着いた際、アルティミシアによって生物の体に変えられてしまった


オメガ「端子ガナインダヨ・・・」

スコール「ババア・・・」ガク

ライトニング「ふーむ、外界ね」ペラ

ライトニング「これはもしやファブラノヴァの神話と同じ物なのだろうか」

スコール「ねーやんフィルターをかけるとどうなんの?」

ライトニング「外界とはすなわち不可視世界神々は古来より人の命を弄びファルシによってルシに使命を(ry

スコール「はい、ありがとうございました」

アパンダ「あんた舞台女優の方が向いてるっスよ」


スコール「んでねーやんもさ、聞いたよ。4人の神様の事」

ライトニング「・・・」

オメガ「ナニソレ」

スコール「えっと、この世は元々2人の神様が作った物で」

スコール「・・・なんだっけ」

アパンダ「まず冒頭でいきなり間違えてるっす」

ライトニング「ファブラノヴァクリスタル。お前が生まれる前の物語」

スコール「いやタイトルとかどうでもいいんだけど」

アパンダ「も~、ほら」ペラ


『アパンダは ほんをひらいた!』


ライトニング「なんだこのボロッボロの本は」

アパンダ「あの人にさっき無造作に破かれたんす」

スコール「ヒッピーのおっさんもロンゲの長門共もあんたも、思わせぶりな事ばっか言って遺跡に連れてかれて」

スコール「行ったら行ったでまたもやごちゃごちゃと意味不明な・・・」

アパンダ「この人のキャパ考えた方がいいっすよ。教えた事全部受け流していきますから」

スコール「頼むから姐さんみたいにもっと簡潔に言ってくんないかな」

アパンダ「あの人はあの人ではしょりすぎですけどね」

ライトニング「・・・」

スコール「まずそもそもその箱何?」

アパンダ「神様が作った世界のリセットボタンとか言ってましたけど」

ライトニング「そう、聖宝。世界が終焉を迎える時、魂を新たな世界へと導く」

ライトニング「その過程で穢れた死者共を取り払う、「神聖」な聖宝だ」

スコール「何で死者が汚れてるの?」

ライトニング「死者は生者を羨み、妬み、死者であることに後悔し、魂を導くエトロももういない」

ライトニング「今の世界で「死」とは絶望そのものなんだ。転生すら許されず、ただ漂うだけの存在」

スコール「パンダメモっとけよ」

アパンダ「言われなくてもやってますよ」カキカキ

ライトニング「そうした負の感情、現世へ縛り付けられた魂。それは神々に取って穢れてるんだ」

オメガ「ヒデエ」

ギルガメッシュ「思い出に浸っちゃいけねーのかよ」

ライトニング「新たな世界に古き世界に思いを馳せる魂はいらない」

ライトニング「新たな世界に古き世界の苦しみを持ち込んではならない」

ライトニング「それが神々の考え。解放者とは生者がそうならぬように魂の解放を承った存在」

スコール「お助けマンって言ってたよ」

ライトニング「お助けマン・・・まぁ、ざっくり言うとそうか」

ライトニング「古い世界に未練を残さぬように人々の思いを新たな世界に向ける。それこそが魂の解放だ」

スコール「じゃあ俺とセルフィたんの恋も成就させてよ」

ライトニング「お前らは普通に寿命で死ぬだろが」

スコール「くそが・・・」チッ


ライトニング「聖宝は死者の魂を消滅させるシロモノ。だがそれを使うには死者の声を聞ける人間じゃないと無理だ」

ライトニング「死者の魂を集める必要があるからな」

アパンダ「でもその人もういないんすよね」

ライトニング「ああ。いないな」

オメガ「魂ヲ消スッテアレ?異界送リ的ナコト?」

ギルガメッシュ「ああ~」

ライトニング「聖女ヴァニラ。ファングの妹だ」

スコール「えっ」

ライトニング「二人はかつてクリスタルとなって眠りについてたんだ。使命を果たしたルシとしてな」

スコール「・・・」

ライトニング「世界終焉の時に復活した二人は、とある機を境に袂を分かった」

アパンダ「な、なんで?」

ライトニング「ヴァニラは死者の魂を鎮める為。ファングは聖宝を手に入れる為」

ライトニング「聖宝を使えるのはヴァニラのみ。だが使うとヴァニラは死ぬ」

ライトニング「だから・・・ファングはヴァニラより先に聖宝を見つけ出して」

ライトニング「破壊しようとしたんだ」

スコール「おおお、お宝を!?」

ギルガメシッシュ「もったいね!」

ライトニング「ヴァニラの為だろうが最後まで聞き入れてもらえなかったな」

ライトニング「そして、今に至るわけだ」

アパンダ「な、なるほど」メモメモ

スコール「ヴァルハラは?なんであれ蜃気楼の街に出ちゃったの」

ライトニング「大いなる混沌・・・カイアスが言ってただろ」

スコール「言ってたっけ」

アパンダ「言ってましたよ・・・ほら」メモ

ライトニング「カイアス、ユール。この両名は巫女と守護者以外にある一つの共通点がった」

ライトニング「女神の臓物を与えられた存在・・・混沌の女神の一部を直接植え付けられたんだ」

スコール「へえ~」

アパンダ「でもそのせいで苦しんでるっぽかったっすよ」

ライトニング「神の臓物を人間が扱いきれるはずもなく、二人は人ならざる存在になった」

ライトニング「女神は死と混沌の女神だった。女神の臓物を宿した人間は混沌に侵され・・・」

ライトニング「死にたくとも死ねない体になった」

スコール「女神ひどくね」

ライトニング「そうだな。ひどい。エトロの人間愛はそれほどまでに異常だった」

ライトニング「女神が何故人間に執着するか、それはあの遺跡で知ったな?」

スコール「なんだっけ」

アパンダ「だから・・・」

ライトニング「自分の身を引き裂き人間に与えたもう創造神」

スコール「ハイン・・・」

ライトニング「女神もまた探していたんだ。母なる神を」


ライトニング「もしくは母の真似事をして、母に近づこうとしたか・・・」

ライトニング「しかし女神はもういない。真意は永遠に闇の中だ」

スコール「聖宝は・・・・?聖宝は何の為にあるの?」

ライトニング「世界の創造主、母なる神ムイン。この世界は元々はムインが創造した世界だった」

アパンダ「でも旦那さんに奪われたんすよね」

ライトニング「ムインは予期していたんだ。ブーニベルゼがいつか自分に牙を剥く時を」

ライトニング「万が一に備え生み出した神の神器、それが聖宝だ」

ライトニング「聖宝は浄化の力を持って全ての邪なる物を打ち消す」

ライトニング「ブーニベルゼはそれを死者の魂に使おうとしたんだ。自分の作る世界に邪魔だから」

スコール「あーそんな事言ってたっけ」

アパンダ「ファングの姐さんと同じ事言ってるっすね」

ライトニング「その聖宝が呼び起こす、全てを打ち消す浄化の力が」

ライトニング「『無』・・・そう呼ばれる物だ」

スコール「お・・・」

ギルガメッシュ「じゃあその箱って」

オメガ「無ノコントロール装置カ!?」

ライトニング「そう、これは無を操る装置とも言えるだろう」

ライトニング「ムインが遺した最後の手段だ」

ギルガメッシュ「あっぶねええええええええ!もしそれがエクスデスに渡ったら・・・!」

ライトニング「まず間違いなく、悪用するだろうな」

ライトニング「死者も生者も関係なく、そこかしこを無に変えてな」

ライトニング「そこにもはや神々の意志は存在しない。あるのはイカレた魔導士の無垢なる破壊だ」

ライトニング「無には何人たりとも触れさせるわけにはいかない。あれは魂事消滅させるのだから」

スコール「・・・今わかったわ」

スコール「あんた・・・だから次元の狭間に先乗りしたんだ」

ライトニング「失敗して500年近く眠らされたがな」

ライトニング「だが役目は果たしたさ。あの魔導士に聖宝の存在を嗅ぎつけられずに済んだのだから」

アパンダ「先に手に入れる事もできましたしね」

ライトニング「女神の死によってヴァルハラが不可視世界ではなくなってしまった」

ライトニング「ここにヴァルハラが現れたのは、カイアスの仕業だろうな」

ライトニング「カイアスは私が眠っている間、聖宝を守ってくれていたんだ」

ライトニング「500年の間、な」

スコール「・・・壮大すぎてついてけね~」ドサ


・ここまでのライトニング

】【時間圧縮でエトロ死にかける】→【時間圧縮をどうにかする為ライト出現】→【神々の無を手に入れようとしている奴がいる】

→【次元の狭間に先乗り】】→【カイアスを殺して女神を死なす】→【500年強制睡眠】

→【ファング復活】→【ヴァルハラ次元の狭間に出現】→【カイアスとファングが聖宝を守る】

→【ブーニベルゼに起こされる】→【事情を聴く】→【解放者の力を得てリベンジ】


アパンダ「オメガの体、元に戻せないんすか?」

スコール「ババアは機械にはめっぽう弱いからな・・・」

オメガ「寿命ガツキルマデラシイケド、俺寿命ホボナイニヒトシイカラ」

ギルガメッシュ「大将を破壊できる奴なんて早々いねーしな」

ライトニング「というより死んだら元も子もないだろ」

オメガ「カァー!メンドクセー!」

ギルガメッシュ「お前の知り合いに機械に強い奴いないのかよ」

スコール「敢えて言うとセルフィたんかな・・・元情報班だし」

スコール「でも古代の超兵器いじれる奴とか、そんなの早々いねーだろ」

ライトニング「有機物を無機物に変換するなど、並みの魔力じゃできないぞ」

オメガ「セメテ上ト下デ分離デキレバナー」クネクネ

スコール「もはや巨大ロボだな」

オメガ「ホントニロボナンダヨ」

スコール「はぁー、しかしみんなどこいったんだろ・・・」

オメガ「オマエノパーティハトモカクアノババアガ行方不明トカアリエネーヨナ」

ギルガメッシュ「時間圧縮の発動者だろ?自分だけ自在に動き回れるんじゃねーのかよ」

アパンダ「あのーさっきからそのババアって」

ライトニング「魔女アルティミシア。全ての時間軸を一つにしようとしている奴だ」

アパンダ「魔女・・・?」

スコール「あのさあ、もしかして・・・」

スコール「あのババア・・・一人だけ抜け駆けしようとしてるんじゃ・・・・?」

アパンダ「仲間の人でしょ?一人でなにするんすか」

オメガ「イヤ」

ギルガメッシュ「ありうる・・・」

ライトニング「アルティミシアの魔力なら十分可能だ」

アパンダ「ありうるの!?」

スコール「あのババアの身勝手は今に始まった事じゃない!」

スコール「ヤバイぞ!ババアに獲物を取られちまう!」バッ

アパンダ「ぬ、抜け駆け・・・」

スコール「ババアがウド巨人を倒しちまったら今度は俺がヤバイ!隙を見てやっちまう計画なのに!」

アパンダ「味方でしょ!?」

ギルガメッシュ「その辺ややこしくてなあ」

アパンダ「え・・・どゆこと?」

オメガ「アノナ、コイツナ」


【説明中】


アパンダ「 全 部 こ の 人 の せ い じ ゃ な い っ す か ! 」


ギルガメッシュ「そのとーり!」

オメガ「オマエモココニイタンナラ知ッテルダロ。次元ノ狭間ノ異常」

アパンダ「あ、あれってじゃあ・・・」

スコール「ウド巨人とババアをぶつけて弱ったババアにEOH、そして俺だけ元の世界に帰るのだ!」

ライトニング「そううまくいくか?」

スコール「やるっきゃねえ!ババアーーーーーーーーーーッ!」バッ

アパンダ「もうね、もうほんと」

スコール「抜け駆けすんじゃねーーーー!お前は次元の狭間でウドと眠れ!永久に!」ダダダダッ

ライトニング「あっちょっ」

アパンダ「言葉に・・・できないっす・・・」ガク

ギルガメッシュ「パンダくん隙を見て脱出した方がいいよ」

オメガ「チリガミニサレルゾ」

アパンダ「それはもう・・・されたっす・・・」



【遺跡】→【街】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館(今ココ)】→【次元城】


・図書館

スコール「たぁーーーーーーーーーい!」バァン!

スコール「くぉらババア!一人で抜け駆けしようとしてんじゃねーぞ!」

スコール「てめーをやるのは俺だぁぁぁぁぁぁ!」

スコール「・・・ってここ行き止まりじゃん!」

スコール「ハッそうだ!あのパンダが確かスイッチになってたんだ!」

スコール「しまったァァァァァ!パンダゴルァ!どこだ!どこいった!?」

スコール「はよこいやボケェ!またイフリート呼ぶぞ!」

オメガ「一人デウルセーンダヨ」ドォン

スコール「オメガ!?お前自分ちに戻ったんじゃ!?」

アパンダ「ちゃんといますから・・・」

スコール「パンダ!はよスイッチ切り替えろ!」

ライトニング「の、前にだな」ズイ

ギルガメッシュ「単独行動すんなw」

スコール「お前ら!」

アパンダ「正直望み薄ですけど、魔導書あたりを探せばあるかもしれないっす」

オメガ「サンキューパンダ」

ライトニング「古代の書庫か、これは中々興味深い」

ギルガメッシュ「武器の本ない?」

スコール「???」


アパンダ「この人、ここまでよく来れましたね」

ギルガメッシュ「全部アルテねーさんにまかせっきりだったらしい」

オメガ「基本寝テバッカダモンナコイツ」

スコール「何この本人を目の前にした陰口大会・・・」

ライトニング「違うわ。あのな」


『オメガを元に戻す てがかりをさがす!』


ライトニング「と言う訳だ」ペラ

スコール「・・・」

オメガ「仲間ッテホントイイデスネ」

ギルガメッシュ「大事にしないといけないよな」ウンウン

ライトニング「仲間いるから・・・頑張れる・・・」ペラペラ


全員「・・・」チラチラ


スコール「・・・あんだゴルァてめえら!イヤミか!?イヤミを言いに来たのか!?」

アパンダ「あっそこの奥それっぽいっす」

オメガ「コレカ」ペラ

ギルガメッシュ「ロトの剣欲しいなぁ~」ペラペラ

ライトニング「合言葉は・・・食べちゃうにゃん?」ペララララ

スコール「無視してんじゃねーぞゴルァ!」


【捜索中】


スコール「ふん!」プンスカ

アパンダ「なんかすねてますけど」

ライトニング「その内直るからほっとけ」

オメガ「ゲームデマジギレスルタイプダナ」

ギルガメッシュ「へーリンクとコラボしてたんだー」ペラ

スコール「あるわけねーだろ・・・オメガを元に戻す本なんて・・・」

アパンダ「魔女ってそんなにすごいんすか?」

スコール「あ?あのババアが特別マジ○チなだけだよ」

スコール「ここに来る途中歴代魔女と戦ったけどな、全員クッソ雑魚だったわ」

ギルガメッシュ「自称魔女ならいっぱいいたけどなぁ」

オメガ「ソウイウノハキホンモンスターダモンナ」


スコール「ムリムリ、ほんと無理。ババアの呪いを解くとかほんと無理」

スコール「リディアをタイタン呼ばれる前に倒すくらい無理」

スコール「もはや呪いじゃなくて祟りだよ。末代先までそれ続くから諦めろん」

アパンダ「呪いも祟りも一緒でしょ」

オメガ「末代テオレ子供ウメネーカラ」

アパンダ「機械に強い魔女とかいないんすか?」

スコール「いるわけねーだろwだったら魔女の意味がねー」

スコール「まま先生はただの保母さんだしアデルはスポ根野郎だぞ?」

スコール「機械なんかに頼らなくても持前の魔力で・・・あっ」

スコール「一人いたわ・・・」

ギルガメッシュ「えっ誰?」


スコール「リノア・・・」


オメガ「アイツカヨ・・・」

ライトニング「イメージないが」

スコール「あいつは一応軍の家系の出身だ・・・機械関係は一般人よりは身近にある環境だ・・・」

スコール「しかもそうだ。途中でハッキングやら盗聴やらしまくってた」

スコール「あっそういえば地味に模型作りが趣味って設定が」

ギルガメッシュ「なんか意外だな」

スコール「ティンバーの作戦の時、パスコードとか妙に詳しかったっけ」

アパンダ「じゃあその人に協力してもらいましょーよ」


全員「それは・・・」


オメガ「ゼッタイナンカヤルワアイツ・・・」

ギルガメッシュ「なんか仕込んだりしそう」

ライトニング「自分に都合がいいように、なんらかの改ざんは加えるだろうな」

スコール「オメガがおねえ言葉になったらどうするんだよ」

アパンダ「・・・魔女ってみんなそんなんなんすか?」


【捜索中】


スコール「大体リノアが協力してくれたとして、今どこにいるのかわからねーよ」

ギルガメッシュ「行方不明者ばっかだな」

オメガ「オマエ関係ノ仲間ミンナ行方不明テドウイウアレダヨ」

ライトニング「私達は部外者だぞ。しっかりしろよ」

スコール「だってさぁ・・・」ブツブツ


アパンダ「それらしいの、ないっすねえ」

スコール「もうよくね?いい加減先に進もうぜ」

ギルガメッシュ「大将それでいい?」

オメガ「ハア!?ココマデキタンダカラナントカシロヨ!」

スコール「ほら、オメガ困ってるよ。魂解放しろよ」

ライトニング「生き物を機械に変える方法などわからんわ」

オメガ「リノアダローガババアダローガナンデモイイワ!最後マデツキアエ!」

オメガ「元ニ戻ルマデオマエラ離サネーカラナ!」

スコール「あ~もうワガママだな。そのままでも十分素敵だって」

オメガ「テラブレイク放ツゾ・・・」ピキピキ

ギルガメッシュ「大将、落ち着いて!」

スコール「ハァ・・・困ったちゃんだこと」ヤレヤレ

オメガ「コロスゾボケェーーーーーーーーーーー!」

ライトニング「一回ルシになってクリスタルになるのはどうだろう・・・」ブツブツ


【バトルメンバー】スコール ギルガメッシュ ライトニング(IN) オメガウェポン(IN) 


スコール「わかったわかった。リノアもちゃんと探すから」

オメガ「ナンカイラン事シタラ俺ガ直々ニハグハグシテヤルワ」

ライトニング「この先、どうやって進むんだ?」

スコール「ねーやんは初見か。すごいぞこれ」

スコール「パンダ!」

アパンダ「はいっす」ON

ライトニング「・・・?」

スコール「扉開けてみて」


ガチャ・・・


3人「わっ!」


スコール「・・・このリアクション気持ちいな」

アパンダ「でしょでしょ」


オメガ「ナンデ・・・?」

ギルガメッシュ「ここ・・・」


スコール「いや二人は知ってるんじゃねーの」


ライトニング「スコール・・・これが次元城とやらなのか?」

スコール「えっ」チラ






・アルティミシア城


スコール「・・・」


ガラ・・・


『アルティミシア城は 半壊している!』


スコール「パンダくん、ちょっときなさい」

アパンダ「え~・・・・なんで・・・」

スコール「てめえゴルァ!いらん事してんじゃねーよ!」グイ

アパンダ「あだだだだ!違います違います!僕なんもしてません!」

スコール「このボケが!もっかいやりなおぉーし!」


『オンオフを切り替えた』


スコール「・・・」


・アルティミシア城

スコール「・・・パンダ、オフ」

アパンダ「はい」オフ


・滝の洞窟

スコール「オン」

アパンダ「はい」オン


・アルティミシア城

スコール「オフ」


・滝の洞窟

スコール「オン」


・アルティミシア城

スコール「パンダいままでありがとう」ジャキ

アパンダ「ちょちょちょ!違いますって!僕にもわかんないんですって!」

スコール「てめえしつけえんだよボケゴルァ!ここじゃねーだろ!?ボケッ!」

スコール「あのクソたけー廊下だよ!は~や~く~じ~ろ~よ~!」ユサユサ

アパンダ「あだだだ~~!ぼ、僕にもわかんないんすよ~~~~!」

ライトニング「ここは・・・?」

オメガ「アルティミシア城、ババアノ家ダヨ」

ギルガメッシュ「エクスデスに攻め込まれたんだっけ」

ライトニング「これではまるで・・・落城した城だ」

アパンダ「あっれ~、なんでぇ~?」

スコール「・・・進むしかない流れ?


『かつて城だった ガレキをすすむ!』


スコール「~~~~」コソコソ


アパンダ「なんっすか、この惨事・・・」

ライトニング「アルティミシアの居城だった場所か・・・」

オメガ「跡形モネーナ」

ギルガメッシュ「こりゃ怒るわ」

オメガ「マァ元カラカナリボロカッタケドダナ・・・・ン?」

スコール「あったあった」ガラ

ライトニング「何をしている?」

スコール「これ見て」


【メカジキ】


全員「 」ブッ


スコール「ババアんちに飾ってあった絵」

ライトニング「な、なんで魚?」

オメガ「ww」

アパンダ「・・・漁師だったんすか?」

スコール「こっちはもっとすごいぞ」ガラ

スコール「笑ったらタイキックな」

全員「・・・」


【うたた寝】


全員「wwwwwwwwwwwww」


スコール「全員アウトォー!」

オメガ「卑怯ダロソレハ!w」

ギルガメッシュ「大根w」

ライトニング「何がうたた寝だ・・・」フルフル

アパンダ「なんで大根が寝てるんすかw」

スコール「いつ見てもクォリティ高いなぁ。これ・・・」チラ

スコール「ほんと憎たらしい顔してんなw」

オメガ「コレババアガ描イタノ?」

スコール「じゃねーかなぁ・・・あいつ文化系だし」

アパンダ「・・・農家ですか?」

ライトニング「ほぉ、絵が趣味なのか・・・意外な一面を持っているな」

スコール「本人デザイナー気取りだから」

ライトニング「魂を込めて描いた絵画が朽ち果てるとなると、辛いだろうな」

スコール「まだ何枚か残ってるかもな。暇なら見てあげて」

ギルガメッシュ「全員んな暇ねーよ」


ライトニング「おっ、真面目な絵もあるじゃないか」ガラ

スコール「ん?」


【IGNUS(火)】


アパンダ「あっうまい」

オメガ「コウイウノ描ケバイインダヨ。魔女ナンダカラ」

ギルガメッシュ「イメージぴったりだよな」

スコール(あれ、これどっかで見たような・・・)

アパンダ「黒ジャンさん、いきますよ」

スコール(まぁ、いいか・・・)


ガラ・・・・ザッザッザ・・・・


スコール「これどこいけばいいの・・・」

オメガ「コッチガキキテーヨ」

ギルガメッシュ「ここ抜けたら次元城なのに・・・」

スコール「ほんとわけかんねーな次元の狭間って」

スコール「・・・」ズタズタ


ド ォ ン !


スコール「!?」


『床が くずれた!』


スコール「たああああああああああああああ!」ヒュー


全員「スコール!」


ズドン!


スコール「あててて・・・あたたた!」

スコール「腰!腰打った!強烈に!それはもう激しく!時に切なく!」


ピチャ・・・ピチャ・・・


スコール「ん・・・なにこれ・・・水?」

スコール「・・・うわっ!くせっ!なんだこれ!?」


全員「お~い大丈夫か~!」


スコール「・・・あ、ここ」


・ワインセラー

スコール「なんだ・・・ここか」

ライトニング「ここはすでに朽ちている。気を付けろ」

スコール「いや・・・ここは元からこうだったけど」

スコール「・・・じゃあこれワインか」ペチャ

ギルガメッシュ「ここだけ原型残ってるな」

オメガ「ウワッ!メッチャ酒クセエ!」

スコール「ここはワインセラー。ババアの大好きなワインを置いとく部屋よ」

スコール「ここだけ地下にあるから無事だったんだな。忘れてたわ」

アパンダ「すっごい金持ちなんすね」

スコール「金持ちって言うかまぁ魔法で精製したんだろそこは」

スコール「ただ・・・もう飲めないな。そこかしこ割れまくってるわ」ピチャ

ギルガメッシュ「お、これとか無事じゃん。ほら」チャポ

アパンダ「いくつか無事なのがありますよ」

オメガ「モッテッテヤレ」

スコール「はいはい・・・酒はよくわからんけど多分いい奴なんだろーなー」


【入手】ワイン


ギルガメッシュ「無事なワイン、探してやるか」

オメガ「一本ダケジャババアモタラネーダロ」

ライトニング「アルコールが至る所に漏れている・・・気を付けろ」

アパンダ「暗いんで明り付けてほしいっす。どっかになんかないっすか」

スコール「おっけー、ほら」ボォウ

アパンダ「ちょ」


『あかりがわりに ファイアを唱えた!』


全員「 火 つ け ん な! 」

スコール「あっ」


ボォウ! ボゥンボゥンボゥン・・・・


メラメラメラメラ・・・・


スコール「・・・」

ギルガメッシュ「このバカ!ワインが漏れてるって言ったろが!」

ライトニング「今度こそ完全にダメだな・・・あの部屋は」

アパンダ「あ~~~!ページがまたちょっと燃えた・・・」

ライトニング「酒を飲まなくてもアルコールが引火する事くらい知ってるだろ・・・」

オメガ「ガーデンデ何ナラッタンダヨ」

スコール「おのれ・・・バロン王!」ギリ

オメガ「人ノセイニスンナ!」


『ガレキを 進んでいく』


スコール「今思うと卑怯のオンパレードだったなここ・・・」

ライトニング「というと?」

『ガレキを 進んでいく』


スコール「今思うと卑怯のオンパレードだったなここ・・・」

ライトニング「というと?」

スコール「入った途端全アビリティが封印されんの」

ライトニング「 何 ィ ! ?」

スコール「しかもアイテム、魔法と戦闘不能が別でさ」

スコール「だから魔法の封印解除してもアレイズが使えないって言う」

ライトニング「手の込んだ嫌がらせだな・・・」

スコール「あのババアらしい卑怯かつ自分勝手な・・・」ピキピキ

アパンダ「どうやって封印解除するんすか」

スコール「各地にいるババアのしもべ共を倒すんだけど」

スコール「しもべ事態はまぁ、そんなに強くないからいいんだが」

スコール「そこに至るまでの道がもう・・・」

ライトニング「謎解きみたいなものか」

スコール「ちょっとお前らもやってみてくれよ。ホントすごいから」


【以下の絵から3つを選び正しい順番に並べ替えなさい】


IGNUS (火)
INANDANTIA (洪水)
IUDICIUM (審判)
INTERVIGILIUM (うたた寝)
VENUS (愛)
VIATOR (使者)
VIGIL (見張り人)
VIVIDARIUM (庭園)
INAUDAX (臆病)
XYSTUS (並木の歩道)
XERAMPELINAE (赤い服)
XIPHIAS (メカジキ)


※ヒント 8時20分30秒


ライトニング「3つ選んでさらに並べ替えるのか?」

スコール「そゆこと」

アパンダ「さっきの大根と魚の絵の奴っすね」

スコール「断言する、お前らじゃ絶対わからん」キリ

ライトニング「貴様・・・解放者を舐めるなよ?」

アパンダ「僕だって、伊達に本の魔物やってないっす!」

ライトニング「神から授かりし力、みせてやる!」バッ

スコール「ちな本当に原文そのままだから」


『初見の人は やってみよう!』

ここまで

【参考画像】


http://realff8.web.fc2.com/gazo/hi.jpg
メカジキ
http://realff8.web.fc2.com/gazo/mekaz.jpg
うたた寝
http://realff8.web.fc2.com/gazo/utata.jpg

解説によれば画廊の絵はGFを現してる?らしいです


ギルガメッシュ「時間がヒントなの?」

スコール「うん」

ライトニング「8時20分・・・ワインセラー・・・アルティミシア・・・」ブツブツ

ライトニング「ハッそうか!わかったぁ!」

スコール「はいねーやん」

ライトニング「アルティミシアはワインが好きだった!時間の示す物はつまり!」


【赤い服】【メカジキ】【うたた寝】


ライトニング「赤い服はアルティミシア!メカジキは魚=肴!それは大根!」

ライトニング「つまりアルティミシアは毎日8時20分30秒に大根を肴にワインを嗜んでいた!」

ライトニング「どうだ!?正解だろ!?」キリリ!

スコール「全然違う。帰れ」

ライトニング「・・・」

ギルガメッシュ「ワインに大根を肴にするか?」

アパンダ「おでんじゃないんだから」

スコール「そもそもあれ大根じゃねーから。大根にしかみえねーけど」

ライトニング「・・・」

スコール「ライトニングさんボッシュート!」ビッ

ライトニング「なんて事だ・・・!」


ギルガメッシュ「じゃあ次はい」

スコール「はい、剣ヲタくん」

ギルガメッシュ「こうだろ」


【赤い服】【愛】【臆病】


ギルガメッシュ「今日は気になる女の子とデートだ。けど告白したいけど中々勇気がでない」

ギルガメッシュ「しかし時は8時20分30秒頃・・・2人はついに・・・!」

スコール「誰が純愛ストーリーを作れと言ったよw」

スコール「違う。ボッシュート」

ギルガメッシュ「結構自身あったのに」ガク

オメガ「ナンデソンナニ純粋ナンダヨ」

ライトニング「スノウかお前は」

スコール「カスリすらしてねーよお前ら、ほんとダメだな」

スコール「このままだと全員ボッシュートですけど、いいんすか?」


オメガ「チッシャーネーナ。ココハオレガ」

スコール「はい古代のゲーミングマシン」


オメガ「ソンナ人間模様ヲ描イタモンジャネーンダヨ。アノババアノ性格ヲカンガエロ」

オメガ「ココハ俺ノ超演算能力デミチビキダシタ計算ノ結果ダナ」


【赤い服】【審判】【火】


オメガ「ムシャクシャシテタババアハ審判ト称シテ世界中ニ火ヲ付ケ焼キホロボシ」

スコール「お前の発想こわいよ!なんだそれ!?」

スコール「違う違う違う!ボッシュート!」

オメガ「エーコレシカナイトオモッテタワ」

スコール「とりあえず赤い服から離れろよw赤い服=ババアじゃないから」

全員「違うのか!?」

スコール「ババアの身の上話じゃないからな?とりあえず空想ストーリーを作るのをやめなさい」

全員「・・・・」ブツブツ

アパンダ「あ・・・わかったかも」

スコール「はいパンダくん」

アパンダ「このアルファベット、なんか意味ありますよね」

スコール「お!?」

アパンダ「うん・・・じゃあ・・・」


【並木の歩道】【火】【愛】


ギルガメッシュ「無茶苦茶じゃん」

オメガ「ドユコト?」

アパンダ「まず一つ気づいたのがアルファベットっす。タイトルが二つある事に違和感を感じたっす」

アパンダ「よく見るとこのアルファベットの中に数字に関する物が入ってるっす」

スコール「おおっ!」

アパンダ「それはIとVとXっす。時計はきっとそれを意味するヒントっす」

ライトニング「ほ、ほんとだ・・・」

オメガ「サスガ本」

アパンダ「その中でまず数字がダブってるのを除外するっす。すると【火】【愛】【並木の歩道】になるっす」

アパンダ「8時20分30秒はこの数字の通りに並べ替えろって意味だと思うッす」

アパンダ「一番大きい数字の8が先頭に来てる。だから順番はX、I、Vになるっす」

アパンダ「だから答えは【並木の歩道】【火】【愛】」

ギルガメッシュ「な、なるほど・・・」

ライトニング「解説も完璧だ!」

オメガ「キタダロコレ」


スコール「・・・」


全員「さあ!」


スコール「・・・残念~~~~~~~~~~!」アチャー


全員「 な に ぃ ! 」


スコール「ああ・・・惜しかったぁ・・・1000万ギルがぁ・・・」

オメガ「番組カワッテルンダヨ」

スコール「目の付け所は非常によかったぁ・・・」

ギルガメッシュ「じゃあ数字のアルファベットは正解なんだ」

アパンダ「え~~~めっちゃ自信あったのに~~~~!」

スコール「~~~~」ヤレヤレ

ギルガメッシュ「む、むかつくぞこいつ!」

オメガ「ドヤッテンジャネエゾゴルァ!」

アパンダ「かなり近いみたいっすね・・・」

ライトニング「数字のアルファベット・・・ハッ!そうか!そういうことか!」

ライトニング「わかったぞスコール!もう一度だけチャンスをくれ!」

スコール「・・・どうぞ」


【見張り人】【並木の歩道】【赤い服】


ライトニング「これに含まれる数字はⅦとⅩとXI。それは私がコラボした(ry

スコール「はい、遠のいた」

ライトニング「・・・」

スコール「自慢は逆に罰金発生するから」

ライトニング「自慢などでは・・・」

ギルガメッシュ「も~~~いいから答え言えよ!」

アパンダ「めっちゃくちゃ気になるッす!」

スコール「はい、じゃあ」


スコール「正解発表~~~~~~~~~ッ!」パフパフ


スコール「絵のタイトルをアルファベット変換。それは大正解」

スコール「しかし君達はもう一つ変換するのを忘れていました」

アパンダ「えっ何を?」

スコール「時計」

アパンダ「・・・ああ~~~~~~~~!」

スコール「つまり・・・」


8時20分30秒=VIII IV VI


4 INTERVIGILIUM(うたた寝)

6 VIATOR(使者)

8 VIVIDARIUM(庭園)


【庭園】【うたた寝】【使者】


=【庭園で眠る使者】


アパンダ「そ、そういう事か・・・!」

スコール「というわけで正解は【庭園】【うたた寝】【使者】でした」


3人「 わ か る わ け ね ー だ ろ ! 」


スコール「それはまぁババアに言ってよ」

アパンダ「黒ジャンさんこれ、よくわかりましたね」

スコール「いや、俺も全然わかんなかったよ?だから・・・」


(たぁ~~~~!なんだこのクッソややこい謎解きは!)ガン!

(全然わかんないよ~~)

(時計がヒントみたいだけど・・・)

(別パーティもここに呼べ!こうなったら全員で・・・)


スコール「で、全員で全部の組合せを一つ一つ入れていったの」

アパンダ「ただの力技じゃないっすか・・・」

スコール「めっちゃ時間かかったがな」


スコール「お前らはいいよ。今のはただのクイズなんだから」

スコール「でも俺らこれを解かないとアビリティ解放されないんだぜ?」

スコール「どこの誰がハンデ付きでラスボスに挑むんだよ。しかも初見で」

スコール「死んじゃうに決まってるだろそんなもん。そらもう必死よ」

ギルガメッシュ「き、きたな・・・」

オメガ「ババアヤリスギダロ!」

ライトニング「オーファン何てその辺すごく親切だったのに」

アパンダ「アビリティ全封印はきついっすね・・・」

スコール「ババアと言う人間がどういう物か、わかっていただけた?」

アパンダ「抜け駆け、大いにあり得ますね」

スコール「さっさと次元城いかねーとな・・・」

ライトニング「アルティミシアってそんなんだったっけ・・・」


『先へと進む!』



スコール「あっ」


ジャラ・・・・ ジャラ・・・


・鎖

スコール「お、終わっちゃったよ!」

アパンダ「なんすかこのでっかい鎖・・・」

ライトニング「地上へと・・・続いてるようだな」

スコール「俺らここ登ってババアの城に行ったんだよ」

アパンダ「え~こわ!」

スコール「絶対モンスター出ると思って構えながら進んだんだけどな」

スコール「何にも、なかった・・・」

アパンダ「そこは意外と適当なんだ」


ジャラ・・・ジャラ・・・


ギルガメッシュ「どうするよ、これ」

オメガ「降リルカ?」

スコール「行くしかねえな・・・」

ライトニング「はぁっ!」ピョンピョン

スコール「ああ、もうそんな身軽に・・・」

アパンダ「はやくいきましょうよ」

スコール「・・・」(四つんばい)

アパンダ「あんた一回来たんでしょ?」


・地上

ライトニング「ハッ!ホッ!トォオ!」スタ

ライトニング「地上か・・・ここも随分と荒廃している・・・」キョロキョロ

ライトニング「ん?」


『白いSeedの 死体が さんらんしている!』


ライトニング「・・・なるほど、アルティミシアの討伐部隊か」

ライトニング「随分派手な返り討ちにあったようだな・・・」

ライトニング「しかし、解放者に使者を救う力はない」

ライトニング「せめて祈ろう。魂の安らぎを・・・」ギュ


(・・・・・・)


ライトニング「・・・ん?」


・鎖の上

スコール「うあああああ!ゆ、揺らすんじゃねえよボケェ!」グラグラ

オメガ「ナンモシテネーヨ」

ギルガメッシュ「ライトさんもう下に着いちまったよ。はやくこいよ」

スコール「先先いくな・・・俺が先頭だ・・・」ズリズリ」

アパンダ「せめて立ちましょうよ~」


ヒュォォォォ・・・・


スコール「い、いつ来てもこええ~」

オメガ「オ?」


『4つの扉がある!』


ギルガメッシュ「なんだこりゃ」

スコール「あ~そうだ!ここから外に出れるんだった!」

オメガ「次元ノ扉カ」

スコール「でも出た所で街はいれねーからな・・・ラグナロクを回収したら後は用済みよ」

アパンダ「あの、もしかして」

アパンダ「この4つの扉のどれかが。次元城に続いてるんじゃ・・・」

スコール「いやいや、関係ねーだろ。これ時間圧縮の奴だし」

アパンダ「だってほら」


『スイッチを きりかえた!』


カシャカシャカシャ・・・


アパンダ「僕のスイッチで、扉おもいきり変化してますけど」

スコール「・・・うそん」


オメガ「オシ、イケ」

スコール「なんで俺が!?」

ギルガメッシュ「俺らこれ使ったことねーからわかんねーよ」

スコール「いやいやいや!またどっか飛ばされたらどーすんだよ!」

アパンダ「命綱付けてればいいんじゃないっすか」

スコール「ファイト一発じゃねーんだから・・・」

アパンダ「でもここ以外手がかりないっすよ」

ギルガメッシュ「どっかに繋がってるのは事実だろ」

スコール「え~っと・・・確かこれは・・・」


【1】ガルバディア大陸北西 デリングシティ近く

【2】セントラ大陸 セントラ遺跡近く

【3】エスタ北東 チョコボの聖域近く

【4】セントラ大陸 砂漠


スコール「のはずなんだけど・・・」

ギルガメッシュ「これのどっかが当たりなわけだな?」

オメガ「全部ミテコイ」

スコール「みんなで分散したらいいんじゃないっすかね・・・」

ギルガメッシュ「ライト呼びに行く役と留守番がいるだろ」

アパンダ「あ、この人クモの糸持ってる。これ命綱代わりにしましょ」ガサゴソ

スコール「人のもん勝手に漁んな!」

ギルガメッシュ「どこからいく?」

スコール「いやだから、みんなでちょっと覗くだけでいいだろって」

オメガ「メンドクセエ。テキトーニ放リ込ンジマエ」

スコール「いやだから!時間のムダだろ!?みんなで調べたらいいじゃん!!」


オメガ「サッサトイケ!」ゲシ


スコール「おああああああああ!」


安価↓


~~~~~~~~~~~


スコール「あたた・・・もう、手荒な真似しやがって・・・」

スコール「今度はどこに飛ばされた・・・・?」


若い男「誰・・・ッスか?」


スコール「!?」


渋い男「こんな祈り子いたか・・・?」

清楚な女「いえ・・・存じ上げません・・・」


キーエーユーイーオーオーラレラー


スコール「ここ・・・じゃあ・・・まさか・・・」


・シンの体内

スコール「 う そ ぉ ! ? 」 


若い男「なんでもいいよ!すぐに終わらせてやるからな!?」


スコール「い!?」


若い男「さっさとやられろよ!!」


『上空から 何かが振ってくる!』


スコール「たぁーーー!私の場所に帰るっす!ししし失礼しましたぁ~~~~!」バッ


『にげだした!』


FF10組「何だ今の・・・」


~~~~~~~~~~~~


スコール「ハァ!ハァ!」

アパンダ「どうでした?」

スコール「シンに・・・されかけた・・・」ガク

オメガ「・・・ハァ?」

ギルガメッシュ「外れっぽいな」

アパンダ「じゃあ次お願いしまっす」

スコール「待て!やばい!この流れはマジでやば(ry


オメガ「オラッシャーーーー!」ブン!


スコール「ああああああああ!」


安価↓


~~~~~~~~~~~~~~


小さい男「おお、月の光よ、どうか私の願いを届けておくれ・・・」

小さい男「会わせてくれ!愛しのダガーに!」バッ


スコール「・・・きちゃった」テヘ


小さい男「誰だお前!?」


スコール「いや・・・その・・・」


姫「きゃーーーーーー!」ガタ

女騎士「な、何者だ!」ジャキ

男騎士「貴様・・・どうやって!」ジャキ

スコール「や、やば!と、扉・・・扉がない!?」

スコール「あ!」


『小さい男の奥に 扉が!』


スコール「あ、あそこか!!」

スコール「ちょ、あんた!道!道案内して!」ギュ

姫「え!?私!?」


「待てーーーーー!捕まえろ!姫を人質にしたぞゾーーーー!」


スコール「ひいいいいいいいいい!」ダダダダダ

姫「ああっ!宝石が・・・」チャラ


『群衆を かきわける!』


スコール「ハァ・・・ハァ・・・」

姫「あの・・・大丈夫ですか・・・・」

小さい男「ダガーから離れろ!この黒ジャン野郎!」

スコール「大変・・・お騒がせ・・・しました・・・愛しのダガーを連れてきました・・・」

スコール「姫・・・そのサルとどうか・・・末永くお幸せに・・・」ズズズ

姫「あ、ありがとうございます・・・」ペコ

小さい男「ダガー!大丈夫か!?今のは誰だ!」

姫「さあ・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~


アパンダ「どーでした?」

スコール「一つの恋を・・・成就させてきた・・・」

ギルガメッシュ「なにボランティアしてんだよ」

オメガ「ジブンノ恋スラママナラネークセニ」


オメガ「次イクゾ」

スコール「・・・」ワクワク

アパンダ「なんでちょっと楽しみにしてんすか」


オメガ「 オ ラ ッ ! 」ブオン


安価↓


~~~~~~~~~~~~~~


ドガァ・・・・ボォン・・・


主人公「フラン、グロセアリングに動力を回せ!」

スコール「はい」ガチャコン

主人公「誰だお前!?」

スコール「ほんとだ。パパに声そっくり」

主人公「パパ!?俺に子供なんていねーよ!フランをどうした!?」

スコール「そこっす」

フラン「・・・」チーン

主人公「フラン!?てめえフランになにした!」


女『バルフレア!?誰と話しているの!?はやく脱出して!』


スコール「ああ言ってますけど」

主人公「ち・・・まぁいい!どけ!」

スコール『我が名は、ラーサー・ファルナス・ソリドール・・・』ザザ

主人公「何勝手に通信してんだてめぇーーーー!!」


ドガァ・・・・ボォン・・・


スコール「一度やってみたかったんす」ヘヘ

主人公「世話のかかる・・・オイ!今のはかんけーねーぞ!」

スコール「フランさん運びますね」サワサワ

主人公「フランに触んな!」


少年『バルフレア!?一体どうしたんだよ!』


主人公「この黒ジャン・・・なんでもない!おいヴァン!シュトラールを預けたぞ!」

主人公「必ず取りに戻るからな!傷付けたら承知しないぞ!」

少年『うん・・・わかった!俺、待ってるよ!』

スコール「後お前は滑舌を直せ!次セリフ噛んだら承知しないぞ!」

少年『だれだよお前!?』

フラン「空気は大変ね」フフ

スコール「こっちでもネタですよあいつ」ハハ


主人公「フラン!そいつとしゃべるな!脱出するぞ!」

スコール「じゃあ僕も帰りますね」ズズズ

フラン「~~~」バイバイ

主人公「二度とくんな!」


『ばくはつが はげしくなる!』


主人公「ったくなんだったんだアイツ・・・ン?」


主人公「 グ ロ セ ア リ ン グ 回 っ て ね ー じ ゃ ね ー か ! 」


ドガァァァン! チュドォォォォォン!


主人公「あの黒ジャン野郎ォォォォォ!!」


ド ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ! !



『 バ ル フ レ ア ー ー ー ー ー ー ッ ! 』 
 


~~~~~~~~~~~~~~~


アパンダ「・・・・どうっした」

スコール「主人公は本当に絶対に死なないのか検証してきた」

アパンダ「結果は?」

スコール「DSで」キリ

アパンダ「なんっすかそれ・・・」


スコール「さて、次で最後だな」

ギルガメッシュ「お前ちょっと楽しんでない?」

スコール「そんな事無いさ」キリ

オメガ「ホントニ大丈夫カ?」

スコール「もう読めた。次は・・・」

スコール「オメガ、次は全力でブン投げて」

オメガ「エ・・・ナンデソンナニヤル気ナノ?」

スコール「リア充してるカス先輩ぶち殺してくる!」ジャキ

ギルガメッシュ「戦いにいくわけじゃねぇだろぉ・・・」


オメガ「イクゾ」


スコール「こいや!」


オメガ・スコール「 オ ラ ァ ァ ァ ァ ァ ! ! 」



~~~~~~~~~~~~~~


スコール「エアリィーーーーーーーーース!」ズザザ

スコール「どこだ!?仇を取りに来たぞ!エアリス!」

スコール「チョコボ頭ゴルァ!!てめーひとりだけいい思いしてんじゃねえぞ!!」

スコール「どこだ!?どこにいる!?でてこいスーパーハード野郎!!」


ドドドド! バン! バン!


スコール「戦闘音捕捉!そっちか!」

スコール「オラァァァァァァァ!」ダダダダダダ




兵「脱走者がいたぞォーーーーーーーーー!」

兵「殺せーーーーーー!」




ザックス「いらっしゃいませぇーーーーーーーーーー!」




スコール「 そ っ ち か よ ! 」


ドドドド! バン!バン! ザシュザシュザシュ!


スコール「あいたぁ・・・あいつがいたか・・・」

ザックス「俺は死なない・・・あの子が待ってるんだ!」

スコール「・・・」

ザックス「叶えるんだ!俺達の夢を!」

スコール「・・・」

ザックス「どんな時でも、ソルジャーの誇りは手放すな!」

スコール「・・・」


ビキ


スコール「うるせえええええええええボケェーーーーーーーーーーーーー!」バッ

兵「!?」

ザックス「だ、誰だお前!?」


スコール「死にさらせボケエエエエエエエエエエエ!!」


【エンカウント】ザックス・フェア


アクティビィ コンバッモゥード

ザックス「ななな何だお前!?神羅の制服じゃない・・・!?」ガキン

スコール「オラーーーーーーー!ここでお前をやっちまえばチョコボ頭は活躍しない!」

スコール「人気は俺のもんだ!」ズバ!

ザックス「な・・・クラウドが狙いか!」キンキン

スコール「何がソルジャーじゃボケェ!だせーんだよ!この中二が!!」

スコール「こちとらSeedだ!跪けこのカスがぁ!」ブンブンブン

ザックス「Seed!?なんだよそれ!?」

スコール「大体お前らは全員むかつくんだよ!なんかいい感じに扱われて、いい感じにリア充しやがって!」

スコール「お前らのおかげで全国の中学生が闇に堕ちたんだぞ!?責任感じろ!このツンツンヘア共!」

スコール「なにがソルジャーじゃボケェ!訳するとただの兵士じゃねーか!なめてんのか!ボケ!カス!」

スコール「ソルジャーとSeed、どちらが優れているか・・・今ここで決着をつけてやるわあああああああ!!」

ザックス「な・・・させっかよぉーーーーーーー!」

スコール「企業のリーマン如きがガチミリタリーのSeedに勝てると思うなよォーーーーーーーーー!」


バチィン!


ザックス「ぐはぁ!」ドサ

スコール「おあああ!」ズササ


ザックス「な、なんだあいつ・・・めっちゃつええ・・・」

ザックス「あ・・・やべえ・・・意識が・・・」フラ


スコール「く、くそがぁ・・・師弟揃ってツンツンにしやがって・・・」

兵「な、なんだこいつは?」

兵「わかりませんが・・・どうやら協力してくれているようです」

兵「味方・・・なのか?」

スコール「ファッキューソルジャー!」ガルルルル

兵「おいお前・・・どこの所属だ・・・?」

スコール「あん!?」ギロ

兵「ジェネシスコピー?いやしかし、それにしては劣化が・・・」

スコール「ジェネシス・・・コピー?」

スコール「・・・」


スコール「 誰 が ガ ク ト だ ! 」グルン


【フェイデッドサークル】


兵達「ギエエエエエエエエ!」ボボボボーン

スコール「このカス共ォ!俺をよくも、よくもガクト呼ばわりしやがったな!」

スコール「あれはあいつが勝手に言い出しただけだ!ジャンパーが似てると難癖つけられただけだ!」

スコール「イラつく事思い出させるんじゃねえこのボケ共がァーーーーーッ!!」


うわーーー! 黒ジャンが暴れ出したゾォーーー! やっぱりあいつも敵だ! 撃て撃てぇーーー!

ワァァァァァァァ・・・・・・・・


ザックス「なんだぁ・・・?仲間割れか?」

スコール「全員まとめてかかってこいや!」ズバババーン!

ザックス「あーもし、お前」

スコール「ちええええええ!」ブンブンブン

ザックス「もしかして・・・味方?」

スコール「いいから手伝えゴルァ!」

ザックス「わけわかんねーけど、とりあえずこいつのおかげでなんとかなりそうだ・・・!」

ザックス「・・・いらっしゃいませーーーーーーーーーーッ!」


【エンカウント】神羅兵


ザックス「やべえぞ黒ジャン!ドンドン増えやがる!」

スコール「関係あるかああああああ!EOH食らえやああああああああ!」


【エンドオブハート】


兵「ぐあああああああああ!」


『神羅兵を 全滅させた!』


ザックス「つ、つええ~」

スコール「ボケが!一般兵如きに俺が倒せると思うな!」

ザックス「で、お前マジ何者?」

スコール「Seed。そしてお前らソルジャーはSeedの劣化版」

ザックス「そ、そうなの」

スコール「こんなカス共に追いつめられる時点でお前もまだまだだな」

スコール「精進しろよ。ソルジャークラス1st(笑)が」

ザックス「そう言うなって。ここまで大変だったんだからよ~」

ザックス「それに、さっきの技すげーな!何だ今の!」キラキラ

スコール「目を輝かせるな!」

ザックス「なあいっじゃね~かよ~教えてくれよ~」ユサユサ

スコール「う、うぜえ!その明るい系キャラをやめろ!」

スコール「何が子犬のザックスだ!キメエんだよ!もっと俺の様にクールにだな!」

ザックス「どこがクールなんだよ・・・つかなんで俺のあだ名知ってんの?」

スコール「・・・さっきのはエンドオブハートっていう」

ザックス「あ、ごまかした」


スコール「ああやって一度に連続で何回も切り刻むんだ」

スコール「それによってダメージの天井を手数で超えるわけだな」

ザックス「ふむふむ」

スコール「いいか!?俺がオリジナルだからな!?パクんなよ!?俺のだからな!?」

ザックス「パクるどころかマネできねってw」

スコール「・・・」フゥ

ザックス「ちょっとジェネシスに似てるな、お前」

スコール「あん!?」ギロ

ザックス「あ、ごめん気にしてたんだ」

スコール「・・・まぁいいか。ガクトはお前がボッコボコにしたし」

ザックス「ガク・・・ジェネシスは、ああするしかなかったんだ・・・」

スコール「一つイイ事教えてやるよ」

スコール「ジェネシス。何年か後に復活するから」

ザックス「はぁ?!マジかよそれ!」

スコール「しかも実写で」

ザックス「なんだよそれ・・・」

スコール「お」


『次元の扉が あらわれた!』


スコール「迎え来ちまった」

ザックス「帰んの?折角会えたのによぉ」

スコール「俺の目的は達した。お前にあのクソチョコボのリア充生活をなかった事にしてもらう」

ザックス「クソチョコボってなんだよ・・・」

スコール「オマエには関係ないさ」フフフ

ザックス「俺達、ミッドガルで何でも屋をやるんだ」

ザックス「オマエにも手伝って欲しいんだけど・・・ダメ?」

スコール「死ね。誰があんなくっさいスラム街で働くか」

スコール「俺を雇いたいなら金もってこい。そして爆乳アシスタントを用意しろ」

スコール「でねーとやる気がおきねー」

ザックス「金はないけど、やりがいがある!」

スコール「興味ねーんだよ!死ね!」

スコール「お前うぜえわ!もう帰る!」

スコール「クソ忙しいのにとんだ茶番に付き合わせやがって!チョコボとホモってろ!」

スコール「死ね!」ズズズ

ザックス「嫌われちまったなぁ・・・」ハハ


ザックス「さぁて、と・・・」


ジャキジャキジャキジャキ!


神羅兵達「・・・」


ザックス「あっら~、まだいたの」

ザックス「ほんっとしつけーなぁ・・・そうまでして俺達を追い詰めたいかね」

ザックス「ったくよぉ・・・自由の代償は高いぜ」

ザックス「夢を抱きしめろ。そして、どんな時でも・・・ソルジャーの誇りは手放すな・・・!」ジャキ


ザックス「いらっしゃいませーーーーーーーッ!」


アアアアア・・・・・・・・

・・・・

・・


クラウド「あ・・・うう・・・」ズリズリ

クラウド「百億の鏡のかけら......小さなともしび......とらわれた天使の歌声......ゼノ......ギアス......」

クラウド「明るいキャラ・・・・・うざい・・・・もっとクールに・・・・俺の様に・・・・」

クラウド「無数の斬撃・・・・・・天井を超える・・・・オリジナル・・・・・爆乳アシスタント・・・・」

クラウド「金・・・・・・なんでも屋・・・・・ミッドガル・・・・・スラム・・・・・」

クラウド「やりがい・・・・・興味ない・・・・・」

クラウド「あうう・・・・・・・・・?」


モジョリーステェージ


(ソルジャークラス1st(笑))



~~~~~~~~~~~~~



スコール「 」ニコニコ

アパンダ「なんでそんなににこやかなんすか」

スコール「目障りな先輩を一人潰してきたからだ!」スッキリ

アパンダ「何やってんすか・・・」

ギルガメッシュ「で、結局はずれだったわけね」

スコール「個人的には大当たりだけど」

オメガ「サキススメネージャン」

スコール「どうすんのこれ」

オメガ「オマエニ聞イテルンダヨ」


スコール「つかねーやん呼びに行けよ。何の為の留守番だよ」

ギルガメッシュ「お前が帰ってくるのはやすぎなんだよ」

スコール「まぁ、とりあえず降りるか・・・」


・地上

全員「・・・・」


ライトニング「ふむふむ、なるほど。それで・・・・」


『ライトニングが ひとりで話している!』


スコール「・・・ついに頭が逝っちまったか?」

ギルガメッシュ「え・・・どうしたのライト」


ライトニング「お、きたかお前ら」

スコール「・・・」

ライトニング「ほら、これが私の仲間だ」

ライトニング「私が導いてやってるんだ。世話がかかる連中でな」


『くうに 語りかける!』


ライトニング「全く、解放者は大変だよ」ハハ

スコール「・・・ホラー!」ゾゾゾ


ライトニング「それでだな・・・・」ブツブツ


オメガ「ナニヲ一人デブツクサイッテンダオマエ」

ライトニング「ん?一人?」

ライトニング「ああそうか。紹介するよ」

ライトニング「この時代の人間・・・の幽霊だそうだ」


全員「幽霊!?」


アパンダ「あんたそっち系の人なの!?」

ライトニング「いや・・・単に見えるだけだ」

スコール「美輪さんみたいになりたいの?」

ライトニング「違うわ!解放者の力・・・だろうな」

ライトニング「どうやら何か未練を残した魂のようだ。私も初めての事で戸惑っているがな」

オメガ「ソノ幽霊クンハナンテイッテルンダヨ」


ライトニング「ほうほう、ふむふむ、うんうん・・・」


スコール(不気味な光景だ・・・)

ライトニング「スコール、お前に言いたい事があるらしい」

スコール「えっ」

ギルガメッシュ「幽霊が語りかけて来てるんだってよ」

スコール「え、やだ!怖い!」

ライトニング「怖がるな。何も呪おうとしてる訳じゃない」

ライトニング「ほら、こっちだ」グイ

スコール「ちょ!やだやだ!こええよ!はよ成仏しろよ!」

ライトニング「騒ぐな。今見えるようにしてやるから」ギュ


『ライトニングは スコールの手を 強くにぎった!』


ライトニング「ほら・・・うっすらとだが見えるだろ」パァァ

スコール「あ・・・」


白いSeed「あなたがアルティミシアを倒しに来たSeedですね?」


スコール「未来の・・・Seed・・・」


白いSeed「一度お会いしてますね。もっとも、その時は死体でしたが」

スコール「あの時横たわってた奴かよ・・・」

白いSeed「まさかこのような展開を迎えるとは、思っていませんでした」

スコール「ダメじゃんお前ら。あのキ○ガイに喧嘩売ったら」

スコール「ものの見事に返り討ちにされやがって。俺も一歩間違ってたらそうなってたかと思うとゾっとするね」

白いSeed「確かに、我ら白いSeedはアルティミシアを倒しにここまで来ました」

白いSeed「しかし、我らを殺した者はアルティミシアではありません」

スコール「はあ!?じゃあ誰にだよ!」

白いSeed「あなたのよく知る者です」

スコール「???」

白いSeed「よいですか、過去のSeed」

白いSeed「アルティミシアという魔女は存在しません・・・最初からそんな魔女いなかったのです」

スコール「はい!?何!?ワッツユアセイ!?」


白いSeed「それはあなたにとってもっとも残酷な事実となるでしょう」

スコール「はぁーーーーー!?ババアはずっと一緒にいましたけどぉーーーーー!?」

スコール「ていうかあれ!アルティミシア城!絶賛時間圧縮中!」

スコール「死んだら虚言壁でもつくのか?ボケ!いいから成仏しろ!」

白いSeed「アルティミシアを討ってはいけません。それは、また同じ事を繰り返すにすぎないからです」

白いSeed「運命の縛りから抜け出したくば、アルティミシアを倒してはいけません」

スコール「お前今存在しないって言ったばかりだろ!?言ってる事がめちゃくちゃじゃねえか!」

スコール「肉体と一緒に知性まで滅びたか!?デムパはリノアで十分なんだよ!」

スコール「も~~~いらつくな!ていうか運命ってワードやめろ!」

スコール「帰れボケ!呪いのビデオにでもなってろ!」

白いSeed「努々お忘れなきよう・・・」

ライトニング「満足したか?」

白いSeed「神の使い、このような機会を設けて頂き感謝します」

ライトニング「解放・・・するぞ」

白いSeed「はい」


パァァァァァ・・・・


ライトニング「迷える魂に永久の安らぎを・・・・」


『幽霊は きえた!』


スコール「・・・」

ライトニング「あの霊は何と?」

スコール「その服装素敵ですねって」

ライトニング「うそつけ。聞こえてたわ」

ライトニング「しかしまるで意味が・・・お前ならわかるんじゃないのか?」

スコール「俺だってわかんねーよ!ねーやん、変なデムパ連れてこないでよ!」

ライトニング「・・・」

スコール「もう!先進むぞ!」


・地上 イデアの家跡

スコール「あのババア、人の実家をこんなんにしちまいやがって・・・」

ライトニング「えっここお前の実家なのか?」

スコール「そうだよ。イデアの家って言う孤児院」

ライトニング「孤児・・・オーファンズクレイドル?」

スコール「人の家の真上にこんな悪趣味なもん・・・毒の沼じゃねーんだよ!」

ライトニング「嫌がらせの神だな。アルティミシアは」

スコール「引っ越し引っ越し!さっさと引っ越し!」パシパシ

ギルガメッシュ「もう、はやく行こうぜぇ」


スタスタスタ・・・・


スコール「いちおーここがアルティミシア城へのスタート地点」

アパンダ「扉がありますね」

スコール「時間圧縮で一回過去のイデアの家に飛んで」

スコール「扉を開けたらいきなりここだったってわけ」

オメガ「ブツ切リ感ガ次元ノ狭間ニ似テルナ」

スコール「今思うとあれも俺に対する嫌がらせでは・・・・」ピキピキ

ライトニング「たまたまだろ。気にするな」

アパンダ「ますますわかんないな・・・その魔女」

スコール「開けるぞ」ガチャ


『扉を あけた!』




ヒュォォォォォ・・・・




全員「・・・・」




【遺跡】→【街】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城(今ココ)】


・次元城

スコール「・・・おっしゃーーーーーーーーーー!」

アパンダ「やっと・・・戻ってきた・・・」

スコール「あーびっくりした!よかった!何とかなったな!」

ギルガメッシュ「な、長かった・・・」

オメガ「ココクンノモ久々ダワ」

ライトニング「次元の城・・・世界に置き去りにされた、主無き城、か」

スコール「みんなこの中にいんのかなぁ・・・!」

アパンダ「モンスターをもろともしないなら、住みやすい場所なんじゃないっすか」

スコール「お~~~いみんな~~~!俺だ!みんなのリーダーが帰ってきたよぉ~~~!」


オオ・・・・・イ・・・


ギルガメッシュ「ん・・・なんか聞こえる・・・」


スコール「みんな!いるのか!?」

スコール「チキン!モルボル!ホモ!」

スコール「セルフィた~~~ん!」

スコール「俺はここだよ~~~!ただいま~~~~!」ダッ


アパンダ「まーた先先いく~」

ライトニング「まぁいいだろ。やっとの思いで仲間と再会できたんだ」

オメガ「イイカラハヨ戻セル奴ヨベ」


スコール「お~~~~~~~~~~~い!」




・・・・・







カ ッ







ボ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! 






全員「 」




『次元城が 爆散した!』



ズドォォォォン! ボォォォォォン!



ガラガラガラガラ! ドドドドドド・・・・・・・・



スコール「・・・・へ?」



ズドドドドド!



ライトニング「スコール危ない!」バッ


『ガレキが 流れ落ちる!』


スコール「・・・」ドサ

ライトニング「くっ!どうなっている!?」

ギルガメッシュ「え、ええ~~・・・」

オメガ「ナナナナナンダ!?」



『ばくはつの なかから こえがきこえる!』




オオオオ・・・イ オオオオーーーー・・・・・イ





全員「・・・・?」





ブ ワ ッ







アルティミシア「 オ ラ ッ シ ャ ー ー ー イ ! ! 」





4人「 バ バ ア ! 」


アルティミシア「ハハハハハ!どうだ!?お前の城なんぞ私の手にかかればこの様だ!」

アルティミシア「笑わせるなよお前!?何が次元の女王だ!何が逃げられないだ!」

アルティミシア「逃げられないのはお前だよ!このボケが!目一杯可愛がってやるわ!!」

アルティミシア「オラオラオラオラーーーーーッ!さっきまでの威勢はどうしたぁーーーーーーーー!!」ビシバキブシ


ハリカルナッソス「ひ、ひいいいい~~~~~~!」誰か助けてくれェーーーーーーーー!」



アパンダ「ハ、ハリカルナッソス!」

スコール「ババア何してんの!?」

ライトニング「見れば・・・わかるだろ・・・」



アルティミシア「ちええええあああああしゃああああああ!!」キィィィン!


ハリカルナッソス「ひいいいいい~~~~~~~~~~!」



【騎士の斧(溜め)】



チ ュ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 



ハリカルナッソス「ギエエエエエエエエエエエエエ!!」ボォン



ドォォォォォン! ボォォォォォン! ガラガラガラガラ・・・・





シュルルルルル・・・スタ!




アルティミシア「期待外れ!」キリ



『次元城は 跡形もなく 消え去った!』


全員「・・・・」

アルティミシア「おおっ!やはりお前らだったか!見覚えのある魔力を感じると思ったら!」

スコール「なに・・・してんの?」

アルティミシア「いやな、聞いてくれよお前ら。城をうろついていたら牢屋に捕まっていた女がいたんだ」

アルティミシア「心やさすぃ~私はモンスターを駆除し、その女を助けてやったのだ」

アルティミシア「したらどうだ!いきなり本性を現し襲い掛かってくるではないか!」

アパンダ「あの・・・ハリカルナッソスの常套手段っす」ボソ

スコール「ああ、そう・・・」

アルティミシア「私は泣いた、盛大に泣いた。なんせ恩を仇で返されると言うひどい仕打ちを受けたのだからな!」

アルティミシア「私は自分の身を守る為、仕方なくその女を、心を鬼にして!鉄拳制裁を持って改心を!」

オメガ「改心テ」

ギルガメッシュ「明らかに助けを求めてたぞ」

アパンダ「あの・・・この人が?」

ライトニング「そう、こいつが・・・」

アルティミシア「あ、そうだ。お前らにお土産があるのだった」

スコール「あんだよ・・・・」

アルティミシア「こいつだ」ドサ


アポカリョーポス「ひぐぅ・・・」ピクピク


アパンダ「ア、アポカリョーポスまで!」

スコール「なにこいつ・・・」

アルティミシア「自称最高の青魔導士らしい」ゲシ

アルティミシア「我々はこの次元の狭間については無知だ。よってこいつを捕え案内役をだな」グリグリ

スコール「いや・・・案内役もういるから・・・」

アパンダ「は、はじめまして・・・」ドキドキ

アルティミシア「ん?なんだその本」

スコール「本に住む魔物・・・らしい」

アパンダ「黒ジャンさんを案内・・・させてもらってました・・・」

アルティミシア「・・・なんだ、もういるのか」

アルティミシア「つまらん。折角喜んでもらえると思ったのに。つまらん」

アルティミシア「じゃあお前いらない」ガシ


アポカリョーポス「!?」


アルティミシア「出逢いを悔やむがいい」ポーイ

アルティミシア「消えろッ!」


【ショックウェーブパルサー】


アポカリョーポス「ギエエエエエエエエエエエエエエ!!」ボォン


アパンダ「あわ、あわわわわ」ガクブル

スコール「めんどくささがパワーアップしてやがる・・・」ハァ


アルティミシア「ワーーーーーーハハハハハ!」

アパンダ「ま、魔女こわいよ~~~~~!」(治療)

スコール「治療すんな」

ギルガメッシュ「アルテ姉さんテンション高いっすね・・・」

オメガ「ナンナノオマエ。酒ハイッテンノ?」

アルティミシア「ワハハハ!そりゃ気分も高揚するであろう!」

アルティミシア「このアホの腐れ脳みそからやっと解放されたのだ!今迄の煩わしい制約はすべてチャラだ!」

アルティミシア「ふふふ・・・思えば長かった・・・こいつにジャンクションしてるせいで思う様に魔法が放てず、行動も制限され」フルフル

アルティミシア「バングルで一時的に外に出れると思ったら、今度は魔力の使いすぎで割れると来た・・・枷だ。ものすごいハンデだ」

アルティミシア「それが今!全て解放されたのだ!全ては私の思うままだ!」

アルティミシア「私はもう・・・自由だ!」クワッ

スコール「・・・よかったな」

アルティミシア「みなぎる力、我が壮大な魔力、それが今・・・我が手に・・・」

アルティミシア「魔女は今、復活せり!」バッ


【騎士の剣(連打)】


ドバババババババババ!


全員「たぁーーーーーーーーーーーい!!」


アルティミシア「ワハハハハーーーーーー!祝いの花火だーーーーーッ!!」ドバドバドバ


ドゴォォォォ! チュドォォォォォ! ボボォォォォン!


スコール「ややややめろボケゴラァ!ここまで破壊するつもりか!ボケッ!」

アルティミシア「次元の狭間って意外とモロいのな」

スコール「どこの世界にフィールドに魔法ぶっ放す奴がいるんだよ!歩く事すら許されねーってか!」

スコール「寝ろッ!お前も500年封印されろッ!わかめ生やしてうたた寝してろッ!」

アルティミシア「わかった」zzz

スコール「 お き ろ ! 」

アパンダ「かなり危ない人だ・・・」



【バトルメンバー】スコール アパンダ ギルガメッシュ ライトニング オメガウェポン アルティミシア(IN)


アルティミシア「寝起きも実にさわやかだ」キリ

スコール「ババアもう・・・城を粉々にしちまいやがって・・・」

オメガ「コイツノ仲間ガ一緒ニ爆散シテタラドウスンダヨ」

アルティミシア「えっお前らと一緒じゃないのか?」

ライトニング「なんだと?」

アルティミシア「城にはいなかったぞ。だからてっきりお前らと合流してる物だと思っていたが」

スコール「お前はなんで城にいるんだよ」

アルティミシア「時の流れの中で神竜に襲われた後、ついカッとなってガチンコでやってしまってな」

オメガ「神竜!?神竜ニデクワシタノカ!」

アルティミシア「気が付いたら城にいたよ。さすが私。真っ先に敵の大本陣に到着するとは」ハハハ

アパンダ「黒ジャンさんも城に飛ばされたって言ってませんでした?」

スコール「お前最初から中にいたのね・・・」

アルティミシア「なんだ。お前もいたのか」

スコール「蜃気楼の街集合つったろ。動けよ。せめて」

オメガ「神竜はドウナッタ!?」

アルティミシア「途中で時の流れに飲まれたからな・・・そのまま消えててくれているとありがたいが」

アルティミシア「消滅をこの目で見たわけではないから保証はできんな」

オメガ「ジャア絶対マダ生キテヤガンナ、アイツ・・・」

スコール「リノアはよ」

アルティミシア「あいつも一緒だ。お前と一緒に時の流れに飲まれた」

アルティミシア「しかしお前が無事この次元の狭間にいると言う事は・・・」

スコール「・・・いるのね」

アルティミシア「あくまで過程の話だがな」キリ

ライトニング「では残りのメンバーがいるのは」

ギルガメッシュ「ラストフロア・・・」

アパンダ「次元の狭間最深部っす。他にいなければもうそこしかないっす」

アルティミシア「世話のかかる連中だな。どれ、迎えに行ってやるか」

オメガ「待テ、アホ」

アルティミシア「なんだよ」

オメガ「ラストフロアハ次元城ノ次ダ。城ノ最長部にワープ装置ガアルンダヨ」

アルティミシア「で?」

ギルガメッシュ「あんたさぁ・・・」チラ


『次元城は 跡形もない!』


アルティミシア「・・・」

スコール「 な に や っ て く れ と ん じ ゃ ボ ケ ェ !」


ギルガメッシュ「これはもう・・・無理だな」

オメガ「チリ一ツノコッテネーヨ」

スコール「おいいいい!?ババアてめえ!どうしてくれんだよこれ!」

スコール「俺ら先進めねーじゃん!ここで詰んだじゃん!」

スコール「どこまで嫌がらせすれば気が済むんだよお前はあああああああ!!」

アルティミシア「ほうほう本の中に潜むのか」ペラ

アパンダ「火つけちゃダメっすよ」

スコール「 き け や ! 」

アルティミシア「もう、うるさいな。私の言い分もちょっと聞いてくれよ」

スコール「あんだゴルァ!」ガルルルル

アルティミシア「私の城、あの魔導士に木っ端微塵にされたんだぞ?ひどいだろ?」

ライトニング「さっき寄ったな・・・・」

アパンダ「確かにただのガレキと化してたっす」

アルティミシア「やられたらやり返さねばなるまい。よって私は復讐としてあの魔導士野郎の城もだな!」

ギルガメッシュ「あの、姉さんちょっと」

アルティミシア「ん?」

ギルガメッシュ「あの城・・・エクスデスの城じゃないんだけど」

アルティミシア「えっ」

オメガ「カツテ無ニノマレタ一部ダッツッタロ」

アパンダ「城主はエクスデスじゃなくてハリカルナッソスっすね」

アパンダ「さっき魔女さんがボッコボコにしてた奴っす」

アルティミシア「・・・」

ギルガメッシュ「エクスデス城、あるにはあるけどここじゃないし」

ギルガメッシュ「そもそもその城、とっくの昔に無くなってるから・・・」

アルティミシア「・・・」

スコール「関係ないヤツの城粉みじんにしやがったのか!ハッ、負の連鎖だな!」

ギルガメッシュ「どぉすんだよぉ、これ~」

オメガ「ツンダ。完全ニツンダ」

アルティミシア「・・・・」

ライトニング「希望は絶たれたか・・・」ガク

アルティミシア「・・・ちええええええええ!」バッ


『時空を 切り裂き 腕を入れた!』


アルティミシア「どこだどこだどこだ・・・」ワタワタ

アルティミシア「あった!オラッ!」ガシ


ズゥン!


【どこかの城】


アルティミシア「スペアだ」キリ


アルティミシア「なんとかなったな」フイー

オメガ「四次元ポケットカお前ハ」

スコール「誰が城の代わり見つけてこいつったよ!?そもそもどっから持ってきやがった!?」

アルティミシア「圧縮時間の端っこあたり」

スコール「どうでもいいわ!ボケッ!城じゃなくて転送装置だよ!」

スコール「今の四次元ポケット法で行けるんじゃないのか!?開け!責任もって開け!」

アルティミシア「わかったよもう・・・ちょっと見てくる」ズバー

スコール「絶対見つけろよ!ババア!」


~~~~~~~~~~~~~


老人「もう一息じゃ!パワーをメテオに!」

黒い甲冑「いいですとも!」


アルティミシア「おいハゲ」ズププ


老人「なんじゃお前!?」

アルティミシア「ここに17歳前後の若者が4人来てないか」

老人「いや・・・存じ上げぬが」

アルティミシア「そうか。邪魔したな」

アルティミシア「礼だ。食え」ポイ


【わかめ】


老人「・・・・」


アルティミシア「じゃあな。ハゲ」ズププ


黒い甲冑「何をしているのです!?はやく!」

老人「ハゲ・・・・などでは・・・けして・・・!」


~~~~~~~~~~~~~


アルティミシア「取り込み中だったよ」フゥ

スコール「 見 え て た わ ! 」


スコール「Wメテオの最中だったろ!?邪魔すんな!」

アルティミシア「Wメテオ?しょぼっ。私なら一人で3連発はいけるわ」

ギルガメッシュ「ていうかどうすんだよぉこの城」

オメガ「ダレガニュー次元城ヲ新調シロトイッタ」

ライトニング「よその城だろこれは」

スコール「こいつマジめんどくせえ・・・」

アルティミシア「よし、ここを我らのアジトにしよう」

アルティミシア「ここでモンスターを捕まえ、育て、洗脳し、軍勢を作り、あの老害魔導士に送りつけてやるのだ」

スコール「ポ○モンじゃねーんだよ・・・ボケが・・・」

アルティミシア「どこの誰の城か知らんが、折角だから入ってみようか」スタスタスタ

アパンダ「黒ジャンさんよりマイペースですねこの人」

スコール「な?キチ○イだろ?」


・どこかの城

オメガ「結構ヒロイナ」

ライトニング「美しい城じゃないか」

アルティミシア「私の城よりかは劣るがな」キリ

スコール「クモの巣張ってる時点で負けてんだよ」

ギルガメッシュ「ん~なんか・・・」スンスン

スコール「何してんのお前」

ギルガメッシュ「見知った匂いがする・・・気がする」

オメガ「見知ッタニオイ?」

スコール「犬かお前は」

ギルガメッシュ「いやまじで。ちょっと見回っていいかな?」

ライトニング「あの高い部分が気になる。どれ、私もちょっと見てくるか」ピョン

スコール「あ、ちょ」

オメガ「バッテリーナイカナ」ブワァン

ギルガメッシュ「やっぱりなんか・・・ちょお行ってくるわ!」バッ

アルティミシア「王座は!王の間はどこだ!」バササ


スコール「・・・」


アパンダ「あっという間に取り残されちゃいましたね」

スコール「言う事・・・聞けよ・・・」ガク

           lヽ _
    ,.. -'''"7´ ̄ ̄'、ヽ`ヽ
   _,〉,.- j´     ヽ.ヽ、ヽ、

  ,.'、 ヽ  l       '、 ヽ、j
  / ,.'"  ヽ__,.r'ヽ  ヽ、ヽ、 〉
  !,.ヘ、 ! ,.  ,.   l    '、`!:j´
 ,.'ヽ、 ,´ ヽ l-、 lヽ、  `‐'´ ヽ、
 l ,.j´ ,'-'´ノ ,'-'!  ヽ_ヽ-、_ノ'、_.)  <ここまで
 |j ,."-'´ j'"〉 l i´   l´r'"´_)
 !,'"l  ,:'  ! i  ヽ' /   !´ /´)
,."j |   r'`ヽヽ j ,/i   ,'  | '、
! !  i、,.'`''"ヽ、,. _〉   ! 、'、 ヽ、
ヽ ヽ /     ヽ  ,.、 j'ヽ、 ヽ、 j


アパンダ「しかしものすごいパーティっすね」

アパンダ「かつて勇者を名乗る奴は何人か来ましたけど、ここまで自由なのはあんたらくらいっすよ」

スコール「パーティじゃねえよ。全員部外者だよ」

スコール「なんだあの化け物の集まりは。全員人間じゃねーじゃねーか」

アパンダ「混沌としてますねぇ」

スコール「どいつもこいつも・・・まぁ今度は見失わないだろ」

アパンダ「黒ジャンさんも城の中見て回ったらどうっすか」

スコール「ラストフロア・・・どうやっていくんだよもぉ~」グチグチ

アパンダ「誰の所いきます?」


1 オメガ

2 ギルガメッシュ

3 アルティミシア

4 ライトニング


安価↓


スコール「オメガどこだよ」

アパンダ「さあ・・・」


ズドォン!


スコール・アパンダ「!?」


スコール「な、なんだ!?」

アパンダ「黒ジャンさん!あっちの方から聞こえたっす!行きましょ!」

スコール「オラーーーーーーーッ!」ダダダダダ


・東の塔

オメガ「ボケガ!隠シ通路ナンテクダラネーモン作ッテンジャネエゾ!」

スコール「オマエかい・・・」

オメガ「コノオレニコンナモンガ通用スルトオモウナッテノ」

スコール「別にお前の為に作ったわけじゃないから」

オメガ「マァ、隠シテルッテ事ハナンカアルッテコトダヨナ」

オメガ「オラーーーーーーーッ!アイテムヨコセ!」ズンズン

アパンダ「いつ盗掘屋になったんだろう」

スコール「ただの強盗だろ」

オメガ「ヤッパリアッタ。隠シ宝箱」

オメガ「黒ジャン、アケロ」

スコール「そのくらい自分でやれよ・・・」


『しぶしぶ 宝箱をあけた!』


スコール「・・・ん?なんだこれ」


【入手】ギヤマンのかね


スコール「・・・すず?」

アパンダ「どっちかって言うとハンドベルですね」

オメガ「ハ?ナンデコンナモン大事ニ保管シテンダ」

アパンダ「国宝なんじゃないっすか」

スコール「調度いい。オメガの図体だとほら」


『かねが すずのように 見える!』


アパンダ「あ、かわいい」

スコール「ネコだネコ」

オメガ「ペットジャネーンダヨ!」チリーン

オメガ「音ガウゼエ!外セ!ハズセヨ!」チリチリチリーン

スコール「単独行動した罰だ。しばらく首輪つけてろ」

オメガ「ハァ!?コレ結構ウルセーンダヨ!セメテ音ナントカシロ!」チリチリチリーン

スコール「次誰の所行こうか」

オメガ「キケヤ!」チリリリーン


『にげだした!』


安価↓


ギルガメッシュ「~~~」クンカクンカ


『ベッドの匂いを かいでいる!』


スコール「気持ち悪・・・」

アパンダ「変態っすね・・・」

ギルガメッシュ「やっぱり・・・この匂い、知ってる!」

スコール「あーそうよかったね」

ギルガメッシュ「レナ・・・レナの匂いだ!」

スコール「 な に ぃ ! ? 」

アパンダ「誰っすか」

スコール「前にウド巨人とバトってた奴」

アパンダ「ああ、例のうざい人間」

ギルガメッシュ「ああ~、なつかしい~~」クンカクンカ

アパンダ「レナって、どう考えても女性名ですよね」

スコール「ああ」

ギルガメッシュ「レナぁ~~!レナぁ~~~!」クンカクンカ

アパンダ「・・・」

スコール「マジきめえ!」


『にげだした!』


スコール「レナの匂いがするつーことは、ここは・・・」

スコール「・・・あれ、なんだっけ」

アパンダ「何がッすか」

スコール「城の名前」

アパンダ「言っときますけど僕知らないですからね。ここあの魔女さんが勝手に持ってきた城なんで」

スコール「なんだったっけなぁ・・・ええと」

スコール「パイクーハン?」

アパンダ「それ架空の格闘家でしょ」


安価↓


ライトニング「~~~」ブツブツ

アパンダ「なんか一人でブツブツ言ってますね・・・」

スコール「あれはあれで別の意味でこええな・・・」

ライトニング「~~~」ブツブツブツ

スコール「ババアがスプラッタ系ホラーだとしたらねーやんはメンタル系ホラーだな」

アパンダ「あの人も十分スプラッタですけど」


ライトニング「・・・・」フッ


アパンダ「ちょ!?」


『ライトニングは 飛び降りた!』


スコール「ちょちょちょ~~~~!ねーやん何やってんの!?」

アパンダ「じ、自殺!?まずいっすよ!助けないと!」

スコール「え、ちょ・・・まじか!?」

アパンダ「黒ジャンさん!はやく!」


スコール「・・・てぇい!」バッ


アパンダ「解放者さーーーーん!」

スコール「あああああああああああ!」ヒューン


ライトニング「何やってんだお前」


スコール「!?」


ズドォォォォォン!!


ライトニング「・・・死にたいのか?」スタ

スコール「お、おごぉ・・・」ピクピク

アパンダ「すいませんはやとちりしてました」


ライトニング「私が飛び降り自殺?ハハ、そんな事するわけないだろう」

スコール「じゃあなんで飛び降りたんだよ・・・」

ライトニング「高い所から飛び降りるのは私に取っていつもの事なのだが」

スコール「ああ、そう・・・」

アパンダ「何してたんすか」

ライトニング「輝力のチェックをな」

スコール「輝力?」

ライトニング「これだ」パアア


『ライトニングの ペンダントが 輝き出す!』


ライトニング「魂の解放によって貯まる輝力。これを捧げる事によって世界の終焉を延命させる」

アパンダ「あの盗掘の姐さんの言ってたお助けポイントっすね」

スコール「ツタヤかよ・・・」

ライトニング「しかし、どうやら全然溜まっていないようだ」

スコール「はい?」

ライトニング「ここまでお前らを幾度となく助け続けたにも関わらず、お前らの魂がまるで解放されていない」

ライトニング「なんだお前ら。一体何が不満なのだ」

スコール「その分迷惑もかけてるからウィンウィンって事じゃないっすか」

ライトニング「私がいつ迷惑をかけた・・・」ギロ

アパンダ「あ、怒った」

スコール「知らねえよもぉ・・・殴られる前に逃げろ!」


『にげだした!』


スコール「つか溜まるも何も、あの人が誰かの魂を解放してるの見た事ない」

アパンダ「カイアスさんには拒否られてましたよね」

スコール「今の所あの白いSeedの幽霊一人だけじゃん」

アパンダ「1ポイントだけっすね」

スコール「・・・意外と仕事できないタイプ?」


スコール「おわっ!」


『王の間が グロテスクな模様になっている!』


アパンダ「え、ええ~」

スコール「こんなマネをするのは・・・」

アルティミシア「~~~♪」ベチャベチャ

スコール「やっぱりお前かい」

アルティミシア「折角だからセンシティブに作りかえてやろうと思ってな」ベチャベチャ

スコール「ここ人んちだろが・・・」

アルティミシア「城主はもういないんだろ」ベチャベチャ

アパンダ「さっきから何塗ってるんすか?」

アルティミシア「ん?これか?これはな」


【カエルの死体】


スコール・アパンダ「おああああああああ!!」


スコール「ななな何塗ってんだよ!?」

アルティミシア「さっきいた自称女王とか言う奴がな、生き物をカエルに変えると言う不思議な魔法を持っていたんだ」

アパンダ「ハリカルナッソスの事だ・・・」

アルティミシア「おもしろいぞ。私に向かって必死でクルルルル!と連呼するんだ」

アルティミシア「すると周りにいたモンスター達が、次々とカエルになってってな」

スコール「なんでお前には効かねーんだよ」

アルティミシア「同じ事ができるから」

アパンダ「マジ・・・」

アルティミシア「下らなすぎて数える程しかしてないがな」

アルティミシア「まさかあんな一発ギャグみたいな魔法を必殺技にしてる奴がいたとはな」ハハハ

スコール「このババアな、その辺の石造とかをモンスターに精製できるんだよ・・・」

アパンダ「カエル所じゃないっすね・・・」

アルティミシア「その時捕まえたカエル共だ。知ってたか?カエルの体液はイイ顔料になるんだぞ」ベチャベチャ

アルティミシア「私の城にあった絵画も、微妙な色合いを出す為にウィンディゴの脳みそやダブルハガーの目玉など(ry

スコール「あああああ思い切り触っちまったよォーーーーーー!!」ガッデム!


『にげだした!』


スコール「ったくどいつもこいつも・・・」

アパンダ「そのうち戻って来るでしょ。今の内に休んどいたらどっすか」

スコール「ラストフロアどうやっていくんだよぉ・・・まじで」


・部屋

スコール「ババア共がくるまでここで寝とくか」ゴロン

アパンダ「おっ」


【王の日記】


アパンダ「ここの人の日記がありますよ」

スコール「みんな日記好きだなw」ペラ

アパンダ「そして当たり前のように見るんすね」


○月×日

今日はサリサを飛竜にのせてやる日だったのに。だたをこねおって・・・



スコール「サリサ?」

アパンダ「飛竜?あの外の世界にある空飛ぶ竜?」


ダダダダダダダ!


スコール「!?」


(やーーーーーだ!こわいもん!)


スコール「だ、誰だ!?」


ダダダダダダダ!


(絶対やーーーーだ!)


スコール「幼女・・・・」

アパンダ「サリサちゃんじゃないっすか・・・?」


(あんなに楽しみにしてたのに、しょうがないなぁ・・・)


スコール「 ゲ ッ ! 」


タイクーン王(やれやれ・・・世話のかかる)


スコール「いつぞやの変態親父!!」

アパンダ「え~この変態ファッションがパパさん?」


タイクーン王(そう思わんか。獅子の心を持つ者よ)


スコール「うわっ話しかけてきた!」

アパンダ「え~・・・なんなんすかもう・・・」


タイクーン王(いかがだったかな?我が城は)

スコール「ここお前の城なの!?」

タイクーン王(いかにも。風の加護を受けた城)

タイクーン王(その名もタイクーン城である)

アパンダ「全然パイクーハンじゃないじゃないっすか」

スコール「語感は似てるだろが」

タイクーン王(どれ、久々の客人に起こし頂いたのだ。舞踏会でも開こうか)

スコール「悠長な事言ってる場合じゃねえだろぉ・・・ラストフロアに行かなきゃならねんだよ!」

タイクーン王(王の間にてお待ちしている・・・・)

スコール「聞けや!」


『タイクーン王は うっすらと消えて行った!』


アパンダ「王の間で待ってるって言ってますよ」

スコール「でも王の間は・・・」


・王の間

アルティミシア「なんだお前ら!?どけよ!今改装作業中だ!!」


踊り子「~~~♪」


スコール「お~わ~」


『グロテスクな部屋に かれいな衣装の踊り子達がまいおどる!』


スコール「カオス」

アパンダ「悪魔の儀式みたいになってますね」

アルティミシア「スコール!なんだこいつら一体!」

スコール「なんかよくわからんけど、これから宴会するらしい」

アルティミシア「はぁ!?今は作業中だ!さっさと出て行くように伝えろ!!」

スコール「イヤお前の方が出ていく側だから」


タイクーン王(おやおや、これはこれは中々面妖な・・・)


アルティミシア「 」ブッ

スコール「お前だけはこの背景に馴染んでるよ。この変態親父」

アルティミシア「お・・・それ・・・どうやって前を見るのだ?」


『けいかいな おんがくが ながれだす!』


アルティミシア「・・・」


タイクーン王(どうだ?楽しい宴であろう)

スコール「ダンスとか、もう見飽きたわ」

タイクーン王(ほお、踊りを嗜むか、獅子の心を持つ者よ)

スコール「暗殺用にな」

アパンダ「暗殺て・・・」

タイクーン王(それならばあの踊りに混ざってはいかがか?)

スコール「ペアはどうすんだよ・・・」

タイクーン王(彼女がいるではないか)

アルティミシア「はやく・・・どけよ・・・・」イライラ

スコール「なんでこのババアと・・・」

タイクーン王(さあさ、共に舞い踊るがいい。客人よ)

タイクーン王(今宵は楽しい宴。心行くまで舞い踊れ)

スコール「・・・あのな、おっさんな、俺らダンスとかしてる場合じゃないの」

スコール「オッサンに免じて一曲だけやってやるから、それ終わったら帰れよ?」

タイクーン王(ふむ・・・)

アルティミシア「踊ったら帰れ!お前の城は全改修だ!」

タイクーン王(わかったわかった・・・)

スコール「曲を変えろ!俺の持ち曲はアイズオンミーのアレンジだ!」


『曲調が かわる!』


スコール「ババア・・・」ギロ

アルティミシア「黒ジャン野郎・・・・」ギロ


バッババッパッ


タタタタン!


アパンダ「あ、すごい」

タイクーン王(息ぴったりではないか)


~~~~~~♪


スコール「~~~」ミシミシ

アルティミシア「~~~~」メキメキ


アパンダ「なんか力入ってません?」

タイクーン王(緊張しているのか?)


バッバッバッバッ タタタタン!


クルクルクル・・・


スコール「スキありゃあああああああああああ!」ブォン!

アルティミシア「甘いわ!オラァ!」バハバッ


アパンダ「なんで!?」


クルクルクル ターン!


スコール「からの逆関節オラァアアアアアアアアア!」グキグキグキ

アルティミシア「足元がお留守だ!ボケがァ!」


ババババババババババ!!


スコール「アタタタタタタタタタ・・・・・・・・」

アルティミシア「ハイハイハイハイハイハイ・・・・・・」


ジャキ


スコール「ガンブレードくらえやあああああああ!」ズバ!

アルティミシア「剣がお前しか使えないと思うなよ!?騎士の剣!」キィーン


アパンダ「ちょっとぉーーーーーー!なんで武器装備してんすかァーーーーー!」


ガ キ ィ ン ! 


スコール・アルティミシア「 オ ラ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ! 」


アパンダ「あわわわ~~~~~~!止めて止めて!部屋が崩れちゃう!」

タイクーン王(これはこれは、中々新しい舞を・・・)


~~数分後~~


ライトニング「騒がしいな・・・うわっ!」

スコール「 」チーン

アルティミシア「ザコが。もっぺん土下座しろ」フキフキ

ライトニング「・・・?」

タイクーン王(いやはや、大変興をそそる催し物であった)

アパンダ「どうみてもガチってましたけど」

ライトニング「なんだその変態!?」

タイクーン王(おお、これはこれは麗しい髪色・・・・レナやファリスを思い出すよ)

ライトニング「魂・・・なのか?」

アパンダ「この城の持ち主らしいっす」

ライトニング「いたのか・・・」

タイクーン王(君はどこか、違う風を纏っているな・・・)

ライトニング「私は解放者。魂の解放をし新たな世界へ導く者・・・」

タイクーン王(人ならざる者か。そうか、魂の解放者)

タイクーン王(ならば私の魂も解放するかね?)

ライトニング「それが仕事だが・・・うっ、触りたくないな・・・・」フルフル


『タイクーン王の 魂にふれた!』


ジャラ

ライトニング「ん・・・これは・・・!」

タイクーン王(彼らの存在を忘れてはいけないよ)

ライトニング「・・・」


『魂の中に かたい粒が!』


アルティミシア「あっそれ」


【入手】

クリスタルのカケラ(魔法剣士)
クリスタルのカケラ(時魔導士)
クリスタルのカケラ(ものまね士)
クリスタルのカケラ(踊り子)


ライトニング「これは・・・お前らの・・・」

アルティミシア「な、なんでお前が持ってるんだよ!」

ライトニング「なるほど、そういう事か」

ライトニング「あなたも無を食い止める・・・かつての戦士・・・」

タイクーン王(いかにも。エクスデスの暴走は私のせいでもある)

タイクーン王(私があの時操られなければ、こんな事には・・・)

アルティミシア「そうだぞ。全部お前が悪い」

アパンダ「そのセリフ、よく本人に向かって言えましたね」

アルティミシア「起きろアホ。この変態がわざわざクリスタルを持ってきてくれたぞ」ゲシ

スコール「ん・・・あっクリスタル」

タイクーン王(彼らは今眠っている。しかし時が来れば目覚め、必ず君達の力になるだろう)

タイクーン王(その暁には、彼らの魂も解放してやってくれ)

ライトニング「役目を果たすまでは解放されないと言う訳か。なるほど」

ライトニング「いいだろう。その思い、承った」

ライトニング「迷える魂に安らぎを・・・」ギュ

スコール「この変態、レナとファリスのパパさん」

アルティミシア「 ま じ か ! ? 」

タイクーン王(・・・そんなに驚く事かね?)

スコール「だろ?日記読んだよ」

アパンダ「え~っと、サリサ・・・でしたっけ」ペラペラ

タイクーン王(いかにも。サリサ・・・まだ幼き頃に海に飲まれ生き別れになっておった)

タイクーン王(海賊たちに拾われたそうだ。まだ口がおぼつかない年頃だ)

タイクーン王(サリサをファリファと。それを海賊達が聞き間違えたようで・・・)

スコール「スどっから来たんだよ」

アルティミシア「というよりよくその変態ファッションが影響しなかったな」

タイクーン王(あれは強い子。私の知らぬ間に逞しく、大きくなった・・・」

スコール「胸がね」

ライトニング「親父に向かってそれを言うか」


ギルガメッシュ「おいおいなんだよ今のでけー音・・・うわ!」

タイクーン王(ギルガメッシュ・・・まさか君に頼る日が来るとは)

ギルガメッシュ「あんた確か・・・レナとファリスの・・・」

スコール「こいつさっきレナのベッドくんかしてたよ」

アルティミシア「なんだそれ!?きもっ!」

タイクーン王(ゆけ・・・光の戦士たち・・・世界を・・・無にしてはならぬ・・・)


『タイクーン王は 消え去った!』


ライトニング「託されてしまったな・・・」チャリ

スコール「もしかしてババア、ここがタイクーン城って知ってて持ってきた?」

アルティミシア「なわけないだろ。偶然だ。こっちがびっくりしたわ」

ギルガメッシュ「やっぱり!道理で知ってる匂いがすると思ってたんだ」

スコール「知ってる女の子の匂いで興奮してたのね」

アルティミシア「本人がいない事をイイ事に・・・」ジロ

ギルガメッシュ「ちげえよ!確かめてただけだって!」

ライトニング「ほんとに偶然・・・か?」


~~数分後~~


オメガ「ヘエ、ココタイクーン城ダッタノ」

スコール「知ってんの?」

オメガ「エクスデスガココノ城主アヤツッタッタッテ自慢シテタ」

スコール「自慢するような事かよ」

ギルガメッシュ「そうだよなぁ。お前らを忘れちゃいけねーよなぁ」

アパンダ「なんすかこれ」

スコール「クリスタルのカケラ。かつての勇者が宿ってんの」

アルティミシア「クリスタルに選ばれし者は、カケラに眠る勇者の心「ジョブ」を手にする事ができる」

アパンダ「へえー」メモメモ

アパンデ「で、誰がどのジョブ使うんすか」


5人「へ?」


アパンダ「4つありますけど。もちろん使うんでしょ」

アパンダ「あっでもそうしたら一人ハミっちゃいますね」


5人「・・・・」ギロ


5人「 よ こ せ ! 」バッ



【クリスタル争奪戦 開始】


スコール「オラーーーーッ!どけてめえら!クリスタルは俺のもんだ!」

ライトニング「カケラに眠る勇者の心だと!?だったらそれは解放者である私に相応しい!」

ギルガメッシュ「俺だって使いてーよ!バッツ達が宿ってるんだろ!?今度こそエクスデスに復讐すんだ!」

アルティミシア「これを使ってしもべを強化するのだ!どけ!」

オメガ「邪魔ダオマエラ!コノ中ニ俺ノ身体ヲモトニ戻セルモンガアルカモシレネーダロ!」


5人「オラッシャァーーーーーーーーッ!」ワチャワチャ


アパンダ「仲良くわけましょうよ~」


オメガ「オラッ!」ズドォン!

スコール「てめーどけよ!?邪魔なんだよデカブツ!」ゲシ

オメガ「コウイウ時デカイッテ便利」

スコール「独り占めしようとしてんじゃねーよ!」

ライトニング「甘いな」キリ

スコール「あーーーーーーーッ!」


【オーバークロック】


ライトニング「全ていただきだ!」キリリ!

スコール「このチート野郎!卑怯だぞてめー!」

ライトニング「閃光の私にスピード勝負を挑む等、笑止」プッ

スコール「ぐぎ・・・クリスタルを返せ!」

ライトニング「さて、この中で一番良さげなのは・・・」ジャラジャラ


ぬ~・・・


『ライトニングの背後から 6本の腕が!』


ライトニング「ハッ!」

ギルガメッシュ「ギルガメッシュチェーンジ!!」


ブワワッ!


スコール「ななななんだお前その姿は!」

ギルガメッシュ「これぞ俺の隠し技よ!第二形態になりパワーアップするのだ!」

スコール「マント脱いだだけだろてめぇーーーー!」

ライトニング「しまった!3つ奪われてしまった・・・」

ギルガメッシュ「こういう時6本腕があると便利だな」ジャララ

アルティミシア「そうだな。実に奪いやすい」


ギュィィィィーーーーン!


ギルガメッシュ「おあああああ!?」

アルティミシア「わざわざ激戦区にいなくとも、遠くから吸い取ってやればいいのだ」

ギルガメッシュ「ちくしょーーーー!二つ取られた!」

スコール「残り2つか!?ババアーーー!一つ寄こせ!」ジャキ

アルティミシア「フフ、無駄だ無駄だ」チャラ

スコール「オラッシャーーーーーーッ!」


【リヒト・ゾイレ】


スコール・アルティミシア「!?」


オメガ「一人イッコダゾ、ババア!」

アルティミシア「ちぃ・・・まぁいい、一つはくれてやる!そら!」バッ


チリ・・・チリ・・・


スコール「来た!リバウンド!」

オメガ「タッパハ俺ノホウガウエダ!」

スコール「俺のラフティバイトで鍛えたジャンプ力なめんなゴルァァァァァ!」バッ


パシ


スコール「しゃーーー!取ったぁ!」

スコール「・・・ん?」


【カエルの死体】


スコール「たぁーーーーーーーーー!」ブン!

アルティミシア「バカが。フェイントだ」ニヤ

スコール「このババア・・・じゃあ残りは!」


コロ・・・コロ・・・


ごっくん


オメガ「残念、飲ンジマッタ」


スコール「あああああーーーーーーーッ!!」ガビーン


アパンダ「あんた最高に道化っす・・・」


【クリスタル争奪戦】敗者 スコール


スコール「ちっくしょぉ・・・」フルフル

ギルガメッシュ「で、誰がどのジョブに着いたの?」

アパンダ「え~っと、4つあるから」


1 ライトニング

2 ギルガメッシュ

3 アルティミシア


アパンダ「誰のから見ます?」


安価↓


ライトニング「私のは・・・なんだこれ?」


【踊り子】


ライトニング「おど・・・り子?」

オメガ「ピッタリジャン」

ギルガメッシュ「あー似合う似合う」

スコール「おめーにジョブはいらねえだろぉ・・・それでいい。よこせ」

ライトニング「ふむふむ、なるほど。蝶のように舞、蜂の用に刺すと言った所か」

ライトニング「こんな感じで」ウェアチェンジ


【スピラの召喚士】


ライトニング「~~~~」クルクル


4人「おお~~~~」パチパチ

スコール「幻光虫鎮めてどうすんだよ・・・ボケが・・・」


ライトニング「そして状況に応じウェアを変え・・・」


【クレセントムーン】


ライトニング「たぁ!」バババババ!


アパンダ「まさにハマり役っすね!」

アルティミシア「適正だな」

ギルガメッシュ「文句なーし!」

オメガ「華麗ダナー」

スコール「グギ・・・他のは!?」


安価↓


ギルガメッシュ「じゃあ俺のは・・・おおっ!これは!」


【魔法剣士】


ギルガメッシュ「やりぃーーー!まさに俺の為のジョブ!」

スコール「はぁ!?それは元々俺のだ!返せ!」

アルティミシア「お前魔法使えるのか?」

ギルガメッシュ「簡単なのならね」

スコール「だったら意味ねーだろ!?フレア剣とか強力なのできねーと宝の持ち腐れだろ!」

ギルガメッシュ「わかってねーなー。お前、魔法伝導率って知ってる?」

スコール「・・・なんだよそれ」

ギルガメッシュ「確かに俺は魔法はそんなに使えないけど、魔法剣って実は魔法よりも剣の方が大事なのよ」

ギルガメッシュ「例えばこれ」


【エクスカリバー】


スコール「・・・」

ギルガメッシュ「御存じ伝説の剣ってのは有名だけど、実はこれ魔法剣用にも使えるの」

ギルガメッシュ「魔法剣って、剣に浴びせた魔法を100%引き出せるように、魔法伝導率の高いのを使わないといけないのね」

ギルガメッシュ「こいつは伝説の剣だけあって、魔法との相性も考えて作られてるから、魔法伝導率はかなり高いわけよ」

ギルガメッシュ「見ててみ。・・・ほら!」ズバ!


ブオオオオオオオオオオン!! チリチリチリ・・・


スコール「ッ!?」

オメガ「オオ、スゲー」

ギルガメッシュ「ちな今のファイア」

スコール「マジか!?」

ギルガメッシュ「弱い魔法でも高い威力が出せるようにする。そうやって生み出されたのが魔法剣なわけよ」

ギルガメッシュ「この魔法伝導率を高める為にかつての勇者は、それはもう丹念に錬成して作ったんだろうけど」

ギルガメッシュ「お前の剣、その辺どう?」

スコール「俺のは・・・ジャンク屋のおっさんがサクっと・・・」

ギルガメッシュ「ジャンク屋のおっさんが魔法剣とか知ってるわけねーだろよぉ」

アルティミシア「なるほど、強い魔法を伝わらせればイイと言う訳ではないのか」

ギルガメッシュ「そゆこと。お前のガンブレードは元々魔法剣向きじゃないのよ」ジャキ

ギルガメッシュ「それにどうせガンブレード以外使えないんだろ?」

アルティミシア「それ以前に私がジャンクションしてないと使えないな」

アルティミシア「当たり前だが、お前が魔法剣士だったとしてももう手伝わんぞ。もうお前にジャンクションする必要はないからな」

スコール「・・・・」

ライトニング「適任だな」


アパンダ「さて、次はっと」


アルティミシア「私はこれだ」


全員「うっ!」


【時魔導士】


ギルガメッシュ「ハマり役すぎる・・・」

オメガ「元々時魔法ハババアノ十八番ダッタナ」

スコール「じゃあ逆にいらないんじゃないですかね」

アルティミシア「そんな事はない。これがある事によってだな」


【ケアルガ】×6


全員「おおっ!」キラキラキラ

アルティミシア「みたいな事ができるわけだ」キリ

ライトニング「連続魔か。やるなアルティミシア」

アパンダ「今のどうやったんすか?」

アルティミシア「クイックとトリプルの合わせ技だ。これによって魔法が6発同時に放てる」キリ

アパンダ「魔法6連発!?やばすぎっすね」

スコール「それ元々リノアが考案した物だろが」

アルティミシア「アホが。私だって知ってればこれくらい思いついたわ」

アルティミシア「他にも色々思いつくぞ。例えば」


【リフレク】+【サンダガ×5】


アルティミシア「で、魔法ブースト反射とか」


【プロテス】【シェル】【リジェネ】【オーラ】【ヘイスト】


アルティミシア「で、簡易マイティーガードもどきとか」

アパンダ「おお~」パチパチパチ

スコール「なんでそう時間が好きなんだお前は」

アルティミシア「別に好きでやってるわけではないわ」

アパンダ「攻守に加え補助まで、完璧っすね」

アルティミシア「もはや我に敵なしだ!」ハッハッハ

スコール「後々面倒だからババア強化すんな」


スコール「じゃあ残りは・・・」

オメガ「俺ノハドンナノダ!?」ワクワク

アルティミシア「すまん。用途不明だ」

オメガ「ハア!?ナンダヨソレ!」

ギルガメッシュ「俺も全部知ってる訳じゃねえからなぁ」

スコール「12の勇者についてはお前の方が詳しいんじゃねえのかよ」

オメガ「全員ブチノメシタカラサッパリワカラン」キリ

スコール「仲良くしろよ・・・」

ライトニング「なんていうジョブなんだ?」

アルティミシア「ものまね士?とか言うジョブだ」

スコール「宴会芸以外の用途がわからん」

オメガ「ナンダソレ・・・ナンノモノマネシロッテンダヨ・・・」

スコール「ワレワレハウチュウジンダとかやってればいいんじゃねえの」

オメガ「ハァ!?ソンナノイルカ!ンダヨ折角争奪シタノニ・・・」モゴモゴ

オメガ「ソンナノイラネーヨ。カワイソウダカラオマエニヤルワ」

オメガ「ホレ」ペッ


【クリスタルのカケラ(ものまね士)】オメガの体内に入っていた為ヨダレまみれ


スコール「・・・・」ペチャァ

オメガ「譲ッテヤッタンダ。感謝シロ」

ライトニング「ものまね・・・するのか?」

オメガ「オマエハソレデwinter againデモ歌ッテロ」

アルティミシア「似てるしな」

スコール(クリスタルいらねえだろそれ・・・)

ギルガメッシュ「ぎ、吟遊詩人的なポジションか?」

アパンダ「まぁよかったじゃないっすか。一個戻ってきて」


スコール「・・・」スンスン


スコール「・・・くさい」



【ジョブ振り分け一覧】

スコール(ものまね士)

アルティミシア(時魔導士)

ギルガメッシュ(魔法剣士)

ライトニング(踊り子)

オメガウェポン(すっぴん)


ギルガメッシュ「そんな事よりラストフロアどーすんだよ」

スコール「そうだぞババア!次元の狭間でセルフィたんが俺を待ってんだよ!」

スコール「お前のせいでこうなったんだ!なんとかしろッ!」

アルティミシア「ふふふ、安心しろ貴様ら」

アルティミシア「そのラストフロアとやら・・・向かう方法が今できた」


全員「なにぃ!?」


アパンダ「どうやっていくんすか!?」

オメガ「モウ転送装置ネーゾ」

アルティミシア「フフフフ、エルオーネは気づかなかったのか?いや、気づいていたとしても使えなかっただろうな」

アルティミシア「時魔法の一番下にこんな魔法があったのだ・・・これだ!」


【デジョン】


ギルガメッシュ「ゲッ!」

スコール「こ、これは!リノアがガーデン戦で使ってた奴!」

アルティミシア「即死魔法の類だそうだが・・・命を直接奪うのではなく、次元の狭間に強制的に引きずり込む魔法のようだ」

ギルガメッシュ「あんまりいい思い出ないんだよなぁこれ」

アルティミシア「リノアですら扱いが難しいと言っていた・・・しかし私ならば!」

スコール「なんか不安だから実験してみようぜ」

ライトニング「やってみろ」

アルティミシア「大丈夫だと言うに・・・ではまずは小さめに、ふん!」ブオン


『床に 次元の 穴が開く!』


アルティミシア「よっこらせ」ズオ


『穴に 顔を突っ込んだ!』


アルティミシア「おおおお!見える!見えるぞ!繋がった!実験は成功だ!」ジタバタ

スコール(なんだこの光景・・・・)

アルティミシア「これがラストフロア・・・ん?」


(役立たず以下なのだぁーーーーーーーーッ!)


アルティミシア「・・・・」

スコール「 そ っ ち じ ゃ ね え ! 」


スコール「何お前、絡みたいの?」

アルティミシア「いや・・・今のは間違えた」コホン

オメガ「チャントヤレ」

アルティミシア「では今度こそ・・・ムン!」


【デジョン】


ム オ”ー ン


スコール「おっ今度はちゃんとやったな」

ギルガメッシュ「いつ見てもやな魔法だな~」


『再び穴に 顔を入れる!』


アルティミシア「・・・おい、水晶だらけの宇宙空間みたいなのが見えるぞ」

アルティミシア「これで間違いないか?」

ギルガメッシュ「それだ!間違いねえ!」

オメガ「マサニラストフロアダナ」

アルティミシア「よし、では穴を広げるぞ」


ム オ”オ” ン


アルティミシア「こんなもんか」パンパン

ライトニング「再びこの穴に突撃しようとはな」

スコール「高い所はやだからな?」

オメガ「転送装置ガネーカラ一度入ルトモウモドッテコレネーゾ」

アルティミシア「元より戻るつもりはない」

ギルガメッシュ「バッツ・・・今度こそ、無念を晴らしてやるからな!」

ライトニング「全てを終焉に導く存在が、そこにはある・・・」



全員「・・・」



全員「いくか!」


アルティミシア「折角だ。全員で飛び込むか?」

オメガ「ナニ?仲間トトモニッテ気分?」

アルティミシア「いやそうじゃなくて、こいつを逃さない為に」

スコール「う」ドキ

ギルガメッシュ「俺が6本腕でがっちり固めておくわ」ガシ

ライトニング「万が一逃げ出しても安心しろ。オーバークロックで即座に引きずり込んでやる」

スコール「なんだお前ら!?いじめ!?ちょっとは信用しろよ!」

アルティミシア「黙れ前科者。蹴り飛ばされないだけありがたいと思え」

アパンダ「なんでそんなに信用ないんすか・・・」

スコール「俺もせーので入りたいよ!こんな強制連行みたいな形ヤダ!」


アルティミシア「はいじゃあ5~」

スコール「シカトかよ・・・」


ライトニング「4」


ギルガメッシュ「さ~ん」


オメガ「ニー」


アパンダ「みなさんがんばって下さいね」

スコール「いやお前も来るんだよ」ガシ

アパンダ「なんで!?」


アルティミシア「1~」


アパンダ「僕一番関係なくないっすか!?」

スコール「俺達の活躍を後世に伝える的な」

アパンダ「僕次元の狭間の住人なんですけど!?」

スコール「うるせーこうなったらお前も道連れだ」

スコール「finって書く練習しとけ」



全員「 ゼ ロ ッ ッ ! ! 」



アパンダ「ああああやっぱり案内するんじゃなかったァーーーーーーッ!!」





【遺跡】→【街】→【森】→【滝の洞窟】→【図書館】→【次元城】


→【ラストフロア(今ココ)】


       /"゙゙`'‐-/  `ヽ
      j  ヽ二/     |ヽ、
      |  丶  \  ○ /'"
      ,フ  、 \ \,..ノ`''フ--、     <ここまで
     .| .__  l.    ヽ  | ,-、__l
      l ム ヽ__l     )、_,ゝ △
      ,}./  /''‐-.、_ /   ⊂l_l⊃
 ヾ‐-<"└--'゙lニニニゝ、   | λ |
  〉  `ヽ/   \___,.二! |┐''┌|
  ム‐''"" L___>       ゙゙゙'‐‐゙゙゙


書き溜め尽きた。暫く休む

アルティミシア戦未プレイ者の誤解
・パーティメンバーはHP0が最初に選ばれたらHP1で蘇生し、選ばれなかったら登場しない。
・時間の流れに吸い込まれた時の補充要員の順番はランダムではない。
・GFが(ほとんど)使えなくなるのは3戦目(着ぐるみ)からなので、ショックウェーブパルサーの壁にはタイミングを合わせれば出来る
・魔法消失が起きるのは2(グリーヴァ),4戦目(最後)だけなので、開幕(1戦目)に消されることはない
・4戦目の語りの蘇生はHP100なので、殴れば絶対進むわけではない

追いついた。
廃課金したみたいなパーティだな。
無課金だとどんなかな。
スコール(固定)
シュミ族(R)
ブリッツ(N)
アンジェロ(SR)
みたいな?


・ラストフロア


ム オ”オ”ン


ドバドバドバ


ヒュゥーーーーーーーーーーーーーン・・・・・・


スタスタスタ


アルティミシア「ここが・・・ラストフロア・・・」キョロキョロ


『ひかりとやみが 混在する!』


キラ・・・・・キラ・・・・・・


アルティミシア「これはまた面妖な・・・目の前にあるのにまるで存在が感じられない・・・」

アルティミシア「暗いのに明るい。立っているのに大地を踏む感覚がない。相反する物が同時にあるというか・・・」

アルティミシア「なるほど。ラストフロアとはよく言った物だな。無の眠る場所なわけだ」

アルティミシア「全てが生まれ、全てが帰る場所、か」

アルティミシア「まるで家路に帰る子供の用に・・・」


アアアアアアーーーーーーーーー・・・・・・


アルティミシア「そして・・・」


ズドォォン!


スコール「手ぇ・・・離せよ・・・ボケ・・・・」ピクピク

ギルガメッシュ「あっごめんw」

オメガ「今顔面カラオチタナ」

ライトニング「いちいち痛々しいんだよお前は」

アパンダ「あ~~~エクスデスに見つかったらどうしよ~~~!」


アルティミシア「本物の子供が来たわけだ」フゥ


『煌びやかな 世界が 広がっている!』


スコール「あってえ・・・なんでこんなとこで筋肉バスター食らわなけりゃいけないんだよ」ズピピー

ギルガメッシュ「ガッチリホールドしてたわw」

オメガ「アシュラマンカオマエハ」

ライトニング「しかしここは・・・」キョロキョロ

スコール「宇宙じゃん」

ギルガメッシュ「そう、この宇宙っぽい空間こそが次元の狭間最深部、ラストフロアよ」

ギルガメッシュ「ここから先は案内できねーぞ。何せめっちゃ迷いやすいからな」

スコール「いいねここ。観光にピッタリ」

オメガ「基本入ッタラ一生カエッテコレネー所ダカラナ?」


ライトニング「宇宙・・・星々が生まれる光の大河・・・」

ライトニング「その創世の源たるは無の力・・・まさに「ラスト」フロアとは、皮肉が聞いてるな」

スコール「正直ネーミングが安直すぎると思う」キリ

ライトニング「そのラストじゃないんだよ」

オメガ「マァ、コイツニハワカンネーッテ」

アパンダ「やっば~・・・エクスデスに見つかったら僕の存在が「無」にされちゃいますよ~」

スコール「同格なんだからなんとかなるって」ポン

アパンダ「お願いですからそれ忘れて下さい。黒歴史ですから」

アルティミシア「・・・ダメだな。ライブラでは解析できない」

アルティミシア「解析量が大きすぎる。悪いがMAPは出せなさそうだ」

スコール「えっめんど!」

ギルガメッシュ「俺ここ送り込まれた時は脱出に必死だったからなぁ。ほとんど覚えてない」

オメガ「俺はソモソモココクンノ超久々ダカラナー。万単位デ」

アパンダ「とりあえず、進みません?」

スコール「いくか・・・」


『ラストフロアを 進みだした!』


スコール「にしても・・・」



【エンカウント】マインドフレイア



ライトニング「散り果てろッ!」ズバァ!



【エンカウント】ゴーキマイラ



オメガ「オラッシャーーーーーーッ!」テラブレイク



【エンカウント】キングベビーモス



アルティミシア「邪魔」ペシッ



『モンスターの群れを 全く相手にしない!』



モンスター「グオオオオオオオオオオオ!!」ボボボボォン



アパンダ「一応、外だとボス級の魔物達なんすけどね」

スコール「なんだこのチート集団・・・」


スコール「ラストダンジョンって普通もっとこう、ズタボロになりながらちょっとずつ進んでいくもんなんだけど」

ギルガメッシュ「レベル上げやりすぎたみたいな感覚になってるよな」

スコール「お前はバトルに参加しろよ」


【バトルメンバー】アルティミシア ライトニング オメガウェポン

【ベンチ】スコール アパンダ ギルガメッシュ


スコール「この俺がまさかの二軍降格・・・」フルフル

アパンダ(僕バトルメンバーに数えられてたんだ・・・)


アルティミシア「おいそこの黒ジャン。喉が渇いた。ポーション買ってこい」

オメガ「ア、俺モ」

ライトニング「ポーションよりエーテルはないか?」

スコール「へいッ!ツ-ポー・ワンエー、プリーズ!(ショップ呼び出し)」

アパンダ(ただの買い出し要員になってる・・・)


スタスタスタスタ・・・・・


スコール「すいませんエーテルなかったっす」

ライトニング「そうか・・・」

アルティミシア「じゃあ代わりの飲み物買えよ」ゴキュゴキュ

オメガ「気ガキカネーナ」ドボボボボ

スコール「・・・・」

アパンダ「ていうかなんすかそのパシリになる為に生まれたようなアビリティは」

スコール「すっごい便利なレアアビリティのはずなんだが、なんだろうこの敗北感・・・」

ギルガメッシュ「お前トル○コポジションだな」

スコール「なんでお前までベンチにいるんだよ!」


スタスタスタスタ・・・・・


スコール「働けよ魔法剣士」

ギルガメッシュ「どう見ても出る幕ねえだろうがよぉ・・・」チラ


アルティミシア「こいつちょっと神竜に似てるな」ゲシゲシ

ライトニング「シ骸かと思った」グサグサ

オメガ「ムカツク見タ目シテンジャネーゾ!ゴルァ!」チュドーン


すいしょうりゅう「グアアアアアア!!」ボォン


スコール「はいはいみなさ~ん、必要以上のオーバーキルはやめましょうね~」パンパン


アパンダ「頼もしいと言うかなんというか」

スコール「つかもうセルフィたん達どこよ」キョロキョロ

スコール「なんであんな色物集団と冒険しないといけないんだよ。はやく正規のパーティに戻りたい・・・」

アパンダ「あの人らはともかく、お仲間さんホント大丈夫っすか?」

スコール「いーのいーの。あいつらより強いから」

アパンダ「ええっ!」

スコール「あいつが半べそかくくらい」


オメガ「オラオラ」ボボーン


アパンダ「オメガが!?」

スコール「マジだもんな」

ギルガメッシュ「マジだなw」

アパンダ「・・・それもうエクスデス死んじゃってません?」


ライトニング「参ったな・・・どこへ進めばいいのやら」スタ


スコール「でもバトルはともかく、やっぱ道に迷うって部分は普通の人間と同じで」

ギルガメッシュ「ここは特にな・・・」

アパンダ「なんか印みたいなの置いててくれたらいいんですけどね」

スコール「迷わない用に辿った道に置いとくみたいなアレ?」

アパンダ「なんでもいいんすよ。毛髪とか服の繊維とか」

アパンダ「ラストフロアに本来絶対ないものがあればそれがてがかりになるっす」

スコール「・・・」ポン

スコール「出番だぞ。ギルガメッシュ」

ギルガメッシュ「えっ」


『ギルガメッシュは 匂いを嗅いだ!』


ギルガメッシュ「う、う~ん」スンスン

スコール「もうただの犬だなw」

アパンダ「なんわかる?」

ギルガメッシュ「全然何にも・・・ていうかモンスターの匂いばっかで・・・」

スコール「ていうか、匂いキャラはエンギドゥにやらせろよw」

アパンダ「わんこなんもしてないじゃないっすか」

ギルガメシュ「いや、エンギドゥは犬じゃないから」

スコール「ウソォ!?」


エンギドゥ「わん」

スコール「どう見ても犬だろが!」

アパンダ「犬「型」って事っすか」

ギルガメッシュ「そーそー」

スコール「この犬っころ、リノアの居場所とかわかんねーのかよ」

エンギドゥ「グルルルルル・・・・」

アパンダ「嫌われてますね」

スコール「このお犬様が・・・」ビキビキ

ギルガメッシュ「あのアマに奪われた時はホントどうしようかと思ったぜ~」

スコール「リノアの事だから、脳みそに爆弾埋め込まれてたりしてな」

ギルガメッシュ「ええ!?マジか!?」

スコール「ありうるだろ」

ギルガメッシュ「・・・」

アパンダ「リノアちゃんって一体・・・・」

スコール「魔女その2」

アパンダ「・・・やっぱ魔女こわっ!」ブルブル

ギルガメッシュ「エ、エンギドゥ~」ワタワタ

スコール「ライブラかけて調べてみる?」

ギルガメッシュ「頼むよ~」

スコール「わかった。ババア!ちょっとこい!」

アパンダ「あんたがやりゃいーでしょ・・・」


~~説明中~~


アルティミシア「あ~ありうるな」

スコール「だろ?カワイソウだからやってやれ」

ギルガメッシュ「黒い球出てきたらどうしよう」

スコール「ねーよ。下らねえ事言ってんじゃねー」


【ライブラ】エンギドゥ

ギルガメッシュと共に過去へと戻った際リノアに強奪され、以降しばらくギルガメッシュへの人質として扱われる
しかしリノアが個人的に気に入った為、アンジェロと命名されかわいがられる
エンギドゥも悪い気はしていないようで、リノアを慕っている。ただしスコールは嫌っている


スコール「最後なんでだよ・・・」

アルティミシア「主人に襲い掛かったからだろ」

ギルガメッシュ「エンギドゥは大丈夫なんだよな!?」

アルティミシア「ん?文章に続きがある・・・」


リノアと引き離されたものの、常にリノアの気配を感じている為安心している
内心ではギルガメッシュとリノア、どちらにつくか悩んでいる


スコール「気配!?リノアいるのか!?」


アルティミシア「ど、どこに・・・」

スコール「てめーやっぱりいやがったんだな!どこだ!出てこい!」キョロキョロ

ギルガメッシュ「内心悩んでいるって、なんだよ~~~!」


シーン・・・・


スコール「・・・いねえじゃねえか」

アルティミシア「もしかして・・・お前じゃないか?」

スコール「えっ」

アルティミシア「いや・・・彼氏だろ」

ギルガメッシュ「あっ(察し)」

スコール「「元」だボケェ!生温かい目で見るのはやめろ!」

アパンダ「やることやってたんすね」

スコール「やっとらんわ!俺が今迄どんだけ忙しかったと思ってんだよ!」

スコール「そもそもそれもババアのせいで・・・・いい加減にしろ!」

エンギドゥ「くぅ~ん」

アパンダ「ほら、寄ってきてますよ」

スコール「・・・俺からリノアの匂いがするのか?」

エンギドゥ「ハッハッハ」ハタハタ

スコール「・・・お手」


ガブ


スコール「あでえええええええ!ぜんっぜん懐いてねーじゃねーか!!」ブシュー

エンギドゥ「ガルルルル・・・!」

スコール「死ね!どっかいけこの犬っころ!」ブン!

アパンダ「動物に八つ当たりしたらダメっすよ~」


ライトニング「何を遊んでるんだお前ら」


スコール「ねーや~ん、この犬が噛んだ~」

ライトニング「(無視)向こうに先へ進めそうな物があったぞ。ついてこい」

スコール「待って、絆創膏貸して~」

アルティミシア「ショップ呼び出しで買えよ」


ライトニング「これだ」


『じめんに 魔法陣が 描かれている!』


オメガ「コリャ転送陣ダナ。載ッタ奴ヲベツノドッカニトバス魔法ダ」

アルティミシア「後付けっぽくないか」

オメガ「ソウ、後付ダ。ココニ住ンデル奴ガ移動シヤスイヨウニ」

スコール「てーことは」

アルティミシア「老害野郎の転送陣・・・!」

ギルガメッシュ「これ、至る所にあるんだけど、どこに飛ばされるかわかんねえからややこいんだよなぁ」

スコール「クリスタルグランデとどっちがややこい?」

ギルガメッシュ「どっこい」

スコール「マジか・・・」

アパンダ「とりあえず今まで進んだ所はメモっときますから」メモメモ

ライトニング「進むしかないだろ。いくぞ」ブン


『ライトニングは 転送された!』


スコール「はえーよ」

オメガ「セッカチナ奴メ」


ブン!


ライトニング「おおお!?」ブン


『ライトニングは もどってきた!』


スコール「なんで戻ってきてんの!?」

オメガ「ハエーヨ」

アパンダ「どうしたんすか」

ライトニング「ちょちょちょ、ちょっと!ちょと来てくれ!」ワタワタ

スコール「なによもう・・・」

オメガ「テンパンナ」


『全員 転送された!』


・ラストフロア 2


ゴポゴポゴポ・・・・


スコール「お~わ~・・・」


『ラストフロアが 時間の歪みで 溢れている!』


ギルガメッシュ「なにこれ・・・」

アパンダ「でかいシャボン玉っすね」

スコール「これ、見覚えあるぞ。これは・・・」チラ

アルティミシア「時間圧縮発動の時のアレだな」ポヨーン

ライトニング「見ろ。至る所が歪んでるぞ!」


『歪みすぎて 先が見えない!』


アルティミシア「ふーむ、さすが次元の狭間。圧縮時間が全部ここに集まったか?」コネコネ

スコール「時間こねんな」

ギルガメッシュ「俺の時よりひどくなってるじゃねえか・・・」

スコール「ああ、こら出られんわ・・・」

オメガ「物理的ニ迷ッタノカ?」

ライトニング「どうする?これでは永遠にたどり着けないぞ!?」

スコール「ババア、とりあえずこのシャボン玉片付けろ」

オメガ「散ラカシタママ放置スンナ」

アルティミシア「はいはい。どかすからついてこいよ」ポヨヨーン


『ゆがみを ひとつひとつ どけながら進む!』


スコール「しかしぐにゃっぐにゃだな・・・」ホワホワ

オメガ「歩キニクイノナンノッテ」ドプドプ

ライトニング「お前達だらしないぞ。不安定な足場での戦闘もあるだろ」ホヨン

スコール「こんなトランポリンみてーな所で戦った覚えねーよ」

アパンダ「三半規管強いっすね」


ポワポワポワポワ・・・・


オメガ「シカシ一気ニメルヘンチックナ風景ニナッタナ」

スコール「祈り子の夢みたいになってんな」

アパンダ「よーく見たらシャボンに風景が映ってますね」

スコール「圧縮した時間の風景の一部だろうな~」

スコール「あ、そうそう。言っとくけどそれ絶対触んなよ」

スコール「引きずり込まれたら最後、海と空を永遠に落ち続けるからな?」

アパンダ「こ、こわ~・・・」ガクブル


アルティミシア「あ~もう、邪魔だ!」ブン!

スコール「ちょ」


『圧縮時間が 頭上からおちてくる!』


スコール「おごごごごご~~~~~~!」ドバドバ

ギルガメッシュ「うおおおい!言ったそばから触んなよ!」ガシ

アパンダ「伸びてる!なんか伸びてる~~!」


~~サルベージ中~~


スコール「俺にエラ呼吸を覚えろってか、ババア・・・」ヒイハァ

アルティミシア「不用意に触るお前が悪い」キリ

スコール「おのれがこっちに向かってぶん投げたんやろがい・・・」ポタポタ

オメガ「ヤッパコレ全部ドカサネートマトモニススメネーヨ」

ライトニング「触ったらダメなんだろ?」

スコール「横スクロールで言ったらスタートからゴールまで全部針みたいなもんだぞ?」

ギルガメッシュ「それ無理ゲーすぎるんだけど」

アルティミシア「も~ぐちぐちうるさいな・・・全部どかすのは時間がかかるんだよ」

アルティミシア「じゃあなんとかしてやるから、何時間かかろうがお前ら絶対そこを動くなよ?いいか、絶対だぞ?」

スコール「つまり動き回れと」

アパンダ「また落ちたいんすか?」


~~待機中~~


スコール「いつまでかかんだこれ」ゴロン

アパンダ「あの魔女さんちょっとすごすぎないっすか」

ギルガメッシュ「俺もあと一歩遅れていたら万の時を幽閉されてたと思うと・・・」ゾク

ライトニング「よくあんなのを倒そうと思ったな」

スコール「だってさあ・・・あいつがなんかこっちきてわちゃわちゃやってくるんだもん・・・」


オメガ「ソモソモノ発端ハナンダヨ」

スコール「あいつが俺の知り合い乗っ取りまくって好き放題してくんのよ」

スコール「知ってるか?パレードの開会式で聴衆にいきなり「お前ら臭い」と言い放ったんだぞ」

ギルガメッシュ「w」

スコール「それがまま先生を乗っ取った時。まま先生解放したと思ったらお次はリノアだ」

スコール「FHの長い橋を俺、徒歩で歩いたんだぞ?あの大陸横断大鉄橋を」

スコール「しかも人担いで。ババアがリノアを仮死状態にしやがったせいだ」

ギルガメッシュ「きっつ~」

スコール「脳内でザードをリピート再生で流してたね。マジで」

ライトニング「私が知ってるアルティミシアはそんなのじゃなかった気が」

スコール「ねーやん知ってんの?」

ライトニング「敬語混じりで丁寧な口調だった気が・・・」

スコール「うそつけ。ありえねえよ。だって・・・」



(しつれ~しま~す。Seedで~す)ガチャ

(アルティミシアさんおられますかぁ~?)コソコソ


(Seed Seed Seed!!何故私の自由にさせない!!)クワッ!


(はい!?いきなりなんすか!?)


(なぜ魔女の邪魔をする!? なぜ私の自由にさせない!?)


(自由ってか・・・僕らえらい迷惑してるんで・・・・)

(自由と自分勝手は違うんじゃないですかね・・・)ハハ


(おまえらの存在など時間圧縮のアルゴリズムに溶けこんでしまうがいい!!)

(おまえたちにできることは 唯一で永遠の存在である私をあがめること!!)


(ちょっと・・・あがめるもなにも初対面でしょ。さっきからなんなんすかあんた)


(さあ、最初に来るのは誰だ!? 誰が私と戦うのだ!?)

(ええいまどころしい!お前らのバトルメンバーは私が決める!)


(いやちょ、こっちもスタンバイしてきてるんですけど)


(ジャンクションも消す!GFも使用禁止!)

(戦闘不能者は即退場!さあ、かかってこい!)キリ


(なんだその圧倒的不利条件・・・せめてフェアに戦いませんか?)


(おまえたちにできることは 唯一で永遠の存在である私をあがめること!!)


(それさっき聞いたって)


(お前らに決定権はない!)


(・・・)イラ


(さあ、最初に来るのは誰だ!? 誰が私と戦うのだ!?)

(ふ……誰であろうと結果は同じこと! 私が選んでやろう!)


(・・・・)ピキ



(んだてめえさっきからオラーーーーーーーーーッ!初対面で図々しすぎるだろォーーーーー!!)



(うるせえボケーーーーーーーッ!!魔女の邪魔するなァーーーーーーッ!!)



( 死 に 晒 せ や ァ ー ー ー ー ー ー ー ー ー !!)




オラァァァァァァァァァ・・・・・・・




スコール「で、宣言通り本当にこっちにハンデ山盛り乗せてきやがった・・・」

ライトニング「きたな・・・」

スコール「さっきまでさんざ封印やら謎解きやらさせといてまだ・・・」ピキピキ

アパンダ「んな事しなくたって十分強いと思うんすけどねぇ」

スコール「だから、丁寧な口調とかありえねー。正々堂々とは無縁なんだよあのババアは」

スコール「丁寧語だって、どうせやる気なくて棒読みだったとかそんなんだろどーせ」ゴロン

ライトニング「そういえばあっちでも策略ばかりめぐらしていたっけ…」

スコール「あのババアが丁寧な口調の時は必ず何かを企んでいる時だ」

スコール「どうせボロクソに煽って平常心を失わせるとかそんなんだろ。陰湿なんだよあのババアは」

ライトニング「そうだな。確かに煽っていた」

ライトニング「味方を」

スコール「なんで!?」

オメガ「マジ○チ」


バサ・・・バサ・・・


アルティミシア「あらかた片付けたぞ」

アルティミシア「お前ら私がいない間に私の陰口とか叩いてないだろうな」

アパンダ(鋭い・・・)

スコール「みんなでフェアに戦うって大事だよねって話ししてた」

アルティミシア「全くを持って同意だ」ハハハ

スコール「お前に言ってんだよ・・・」ボソ


『再び 歩を進める!』


グニャア・・・・・


スコール「しかしそこかしこ歪み倒してるな・・・」

オメガ「バグリスギダロ」

ライトニング「せめて今の位置がわかればいいのだが」

ギルガメッシュ「あ・・・ひとつだけ思い出した」

ギルガメッシュ「エクスデスが近くなると、目印がてら「根」が見え始めるんだわ」

アルティミシア「根?」

ギルガメッシュ「あいつ元々樹だからよぉ、そこかしこに根っこ生やしてんの」

ライトニング「植物が群生できるような場所か?」

ギルガメッシュ「そこはまぁ、エクスデスだし」

アルティミシア「気持ち悪いな、ほんと」

スコール「触手かよ」

ギルガメッシュ「だからまぁ、根っこが見え始めたらエクスデスは近いと思ってもいーぜ」

スコール「根っこにバイオ注入したら弱まったりして」

アルティミシア「いいなそれ。見つけたらいろんなST魔法をぶち込んでみよう」

ギルガメッシュ「・・・まぁ、好きにしたらいいんじゃないかな」


スタスタスタ・・・


アパンダ「あ、みなさんあれ」


『二つ目の 転送陣がある!』


スコール「大丈夫かぁ?ただでさえバグり倒してるマップなのに」

ライトニング「いくしかないなら進むだけだ」

スコール「まぁそうだけど」

オメガ「ウダウダイッテモシカタガネーヨ。イクゾ」

スコール「はいはい・・・」


『陣に乗って ワープした!』


シュゥゥゥゥゥゥン


・ラストフロア3


全員「・・・」


グニャァァァァァ・・・・・・!!


スコール「やべえ・・・」


『みちがすべて ゆがみでねじれてしまっている!』


ライトニング「おいおいおい、これでは進めないだろ」

ギルガメッシュ「綱渡りじゃねーんだからよ」

アパンダ「ていうか空が・・・・」


『すざましい歪みで 光が輪を描いている!』


ライトニング「これはまるで・・・銀河・・・」

スコール「なんだこれ!?どうやって進めと!?」

スコール「どうすんだよこれ!サガフロも真っ青のバグマップになってるじゃん!」

アルティミシア「私すごい」キャッキャ

スコール「自画自賛してる場合か!?なんとかならねーのかよ!」

アパンダ「少し弱めたりとかできないんすか?」

アルティミシア「そんな器用なマネができれば苦労はしない」キリ

オメガ「オマエヤリスギ」

スコール「雑な仕事してんじゃねえぞぉ・・・ババアが・・・」

アルティミシア「ん・・・そうだな・・・」

アルティミシア「まぁ発動者の私だけは、この中でも自由に動けるけどだな」

スコール「じゃあお前行ってこい。ウド巨人抹殺まで」

ギルガメッシュ「一人でやらせちゃダメだろ」

ライトニング「心配なのはお前の仲間だな。この中にいるとなるといよいよまずいぞ」

オメガ「エクスデスデスラ脱出不可能ナノニ人間ニハ無理ゲーダロ」

アルティミシア「・・・」ポリポリ

スコール「何黙ってんだよ」

アルティミシア「いや・・・やはりおかしい」

アルティミシア「圧縮が一点に集まりすぎだ。いくら次元の狭間だからとて、これでは・・・」

ライトニング「というと?」

アルティミシア「・・・何かが意図的に時間を引き寄せている可能性がある」

スコール「マジか!?お前発動者だろ!?」

ギルガメッシュ「姉さん以外にそんな事できる奴いんの?」

アルティミシア「できる奴って言うか・・・考えられるのは・・・」

アルティミシア「・・・無?」


ギルガメッシュ「無が引き寄せてるってのか!?」

アルティミシア「考えられるのはそれしかあるまい」

スコール「なんつー吸引力だ・・・」

アルティミシア「ここは無の本体が眠る場所。したがって時間を吸い込む事も十分可能だろう」

アルティミシア「次元の狭間の時が止まっているのもそれならば納得だろ?」

ライトニング「無がここの時を消してしまったのか・・・なるほど」

ライトニング「しかしではどうする?このまま手をこまねいているか?」

スコール「そうだぞババア。なんとかならんのか」

アルティミシア「いや・・・一つだけある」

アルティミシア「・・・かなり危険だがな」

全員「・・・?」

アルティミシア「いいか、きけ」

アルティミシア「時間圧縮。一度発動してしまえば意図的に解くまで無限に圧縮し続けるのだが」

アルティミシア「弱める事は不可能だが、逆に強めることは少しだけだができる。だから」

アルティミシア「ここをさらに思いっきり歪まして、一気に無のある場所まで渡る。これしかあるまい」

スコール「それ俺らもやばいだろ!?」

アルティミシア「だから危険だと言ったろ」

アパンダ「ぐっちゃぐちゃをさらにぐっちゃぐちゃにしてしまうって事っすか」

アルティミシア「そうだ。そしてその歪みに乗っていく」

アルティミシア「時間の流れる先は『無』のはずだ。つまり時間の激流を意図的に引き起こして」

アルティミシア「それに乗って一気にワープする。ただしそのまま無に飲まれたらそれはただのマヌケだ」

アルティミシア「ギリギリの所で離脱せねばなるまい。そのタイミングは私が図る」

ギルガメッシュ「でもさぁ、それだと俺ら・・・」

アルティミシア「そう、お前らの存在も一気に薄まる。生半可な精神じゃすぐに消滅するぞ」

アルティミシア「圧縮時間に存在し続ける方法、なんだった?」

スコール「仲間の存在を信じる事・・・」

アルティミシア「そう、なんでもいい。お前らの互いの存在を信じ合える物。それを強く、常にイメージしろ」

ライトニング「イチかバチかだな・・・」

アパンダ「イメージ・・・」

アルティミシア「この作戦のカギはお前だ」

スコール「えっ」

アルティミシア「こいつらにどんなイメージを持ってる?」

4人「・・・・」

スコール「えっ、え~っと・・・」


スコール「とりあえずねーやんにはしこたまぶん殴られたから絶対忘れないだろ」

ライトニング「・・・」

スコール「ギルガメッシュはぎにゃああああああ」

ギルガメッシュ「・・・」

スコール「オメガはチートゲーマー」

オメガ「・・・」

スコール「パンダはオートセーブ機能」

アパンダ「・・・」

アルティミシア「じゃあお前らはこいつをどう思う?」


4人「卑怯者」


スコール「・・・」

アルティミシア「どうやら、大丈夫そうだな」

スコール(満場一致ってのが気に食わねえ・・・)

アルティミシア「さ、心の準備はできたか」

ギルガメッシュ「こいつ逃げないようにまた固めとく?」

オメガ「ロックオンシトクワ」

アルティミシア「セルフィを助けるんだろ?ここで逃げ出したらセルフィに会えないぞ」

スコール「・・・そうだ、俺にはあいつらがいるじゃん」

スコール「俺がここにいるって事は、あいつらが俺の存在を信じてるからじゃん」

スコール「じゃあ少なくとも俺だけは大丈夫じゃん!いけるじゃん!俺だけ!」

アルティミシア「周りの事を全く考えてないがやる気が出たようだからまぁ良しとしよう」

オメガ「ツカコノ最強ノ俺様ガキエルワケネージャン」

ライトニング「ここで消えたら何のために解放者になったかわからんのでな」キリ

ギルガメッシュ「腕6本で存在感はばっちりだろ」

アパンダ「僕は今迄宿ってきた本達がいるし~」

アルティミシア「覚悟はできたようだな」

アルティミシア「では・・・・」


アルティミシア「いくか!」


全員「こいや!」


アルティミシア「むん!」


グニャアアアアアア!!


スコール「おお!キタキタキタ!」


『ラストフロアが さらに激しく ゆがみ出す!』



ドロ・・・ドロ・・・


ライトニング「これは・・・周りの風景が・・・・溶けていく・・・」

オメガ「ドロドロナノガ好キナノナ。姑ミタイニ」

アルティミシア「違うわ。今圧縮を強めてるからさらに溶けるぞ」

アルティミシア「そして液状化した風景がある一点を目指して流れ出す」

アルティミシア「それが無のある場所。あの老害魔導士のいるところだ」

アルティミシア「到着するまで、消えるなよ?」


全員「消えねーよ!」


『ふうけいが 液状化 しはじめた!』


アルティミシア「そろそろ頃合いだ・・・動くぞ」


ベチャ・・・ベチャ・・・


シュゴゴゴゴゴ・・・・



アルティミシア「・・・・」



『時は 無を目がけ 動き出した!』


・時の激流

アルティミシア「ここまでは順調だな・・・」

アルティミシア「楽なもんだろ?ここから目的地まで全自動エスカレーターだ」


スコール「はいそうですね」(半透明)


アルティミシア「おおおおおい!消え出すのがはやいんだよ!」

アパンダ「ちょっと黒ジャンさん!イメージ!イメージ!」

スコール「えっなんの?ああ、セルフィたんね」

アルティミシア「違うわ!お前ら、こいつを思い浮かべて存在を助けろ!」

ライトニング「世話のかかるイメージでいっぱいだ」

ギルガメッシュ「これ結構きっついな・・・・」ググ

オメガ「俺ヨユーナンダケド」

ギルガメッシュ「これが裏ボスとの差か・・・・」

スコール「なんだかすこやかな気分です」スゥー

アルティミシア「しっかりしろよ!」


バシャーーーーーーーー・・・・・


スコール「あっ透明化が止まりました」スゥー

アルティミシア「かなり薄まってるが、まぁここで底打ちだろ」

アルティミシア「逆によかったな。世話がかかるというイメージを持たれてて」

スコール「なんか微妙な気分・・・・」スゥー

ギルガメッシュ「姉さん~後どんくらい~?」ググ

アルティミシア「他の圧縮時間も混ざってるからな・・・少し遠回りするかもしれん」

オメガ「オメーハサスガ、余裕ダナ」

ライトニング「神の使いがこの程度で消えてたまるか」

スコール「いいよな、パパがいる奴は・・・」スゥー

ライトニング「お前もいい加減真面目にやらないと、神様にそっぽを向かれるぞ」

スコール「リノアと出会った時点でその辺もう諦めてる・・・」スゥー

アパンダ「僕は自分の記録を取り続ける事でまぁ、わりと大丈夫っすね」カキカキ

ギルガメッシュ「ま~じ~?みんなよく平気な顔できるなぁ・・・」フルフル

スコール「お前は浮気性の犬っころしかいねーもんな・・・」スゥー

ギルガメッシュ「一番消えそうなお前に言われたかねーよ」フルフル


~~移動中~~


スコール「パパ達元気にしてっかなぁ」

ライトニング「そういえば何故あいつらはこっちにこなかった?」

スコール「トシがトシだし。まぁ後は俺らに託す的な感じなんじゃないの」

アルティミシア「ものの見事に裏切ったがな」

スコール「うるっせーないいだろこうしてちゃんとたどり着いたんだから」

アルティミシア「今頃どこかの時間からお前を見守ってる事だろうよ」

アルティミシア「ありったけの重火器を持ってな」

スコール「殺る気じゃんそれ・・・」

アパンダ「あの、黒ジャンさん。そういえば」

スコール「なに?」

アパンダ「魔女さんにいっといた方がいいんじゃないっすか。あれ」

アルティミシア「あれ?」

アパンダ「幽霊さんがなんか魔女さんの事言ってたんでしょ」

スコール「あーそうだ!」

アルティミシア「なんだよ」

スコール「お前にぶち殺された白いSeedの霊にさっき会ったのね」

アルティミシア「ほぉー、あの無謀にも私に挑んできたバカ共の」

スコール「そいつがさあ、意味わからん事言うのよ」

スコール「魔女アルティミシアなんて最初からいなかったって」

アルティミシア「・・・はぁ?」

スコール「いやマジで。そこは俺も同じリアクションだったんだけど」

アルティミシア「あいつら誰にやられたと思っている・・・」

スコール「意味不極まりないんだけど結構推してくるからさ」

スコール「だからうざくなってカレーうどんでも食ってろっつって」

アパンダ「言ってない言ってない」

スコール「とまぁそんな出来事があったんだけど、どう思う?」

アルティミシア「・・・そいつ、生前にアガサ・クリスティでも読んだのか?」

スコール「いいや、俺はコ○ンと睨んでいる」

アルティミシア「・・・きもちわる!貞子か!」ブルブル

アパンダ(あっ同じ事言ってる)

アルティミシア「まぁ、ぼこぼこにされすぎて頭がおかしくなってしまっただけだろ。しこたまぶん殴ったからな」

アルティミシア「霊になってまで何をふざけた事を。現に私はここにいるではないか」

スコール「だよなー」


ギルガメッシュ「どうでもいいけど・・・いつ着くんだよぉ」フルフル

オメガ「シンドソーダナ」

アルティミシア「ん・・・そろそろかな・・・」



全員「・・・」



グ オ オ オ オ オ オ ! !
 


全員「!?」


スコール「ま・・・・じか・・・」

アルティミシア「こいつ・・・ほんと、どこまでもしつこい奴め!」

ライトニング「これもまた、神の生み出した怪物・・・」



グ オ オ オ オ オ オ ! !



ギルガメッシュ「ややややべえーーー!ここにいるので精いっぱいなのに!」

アパンダ「普通こんな所で来ますか!?」



オ オ オ オ オ オ オ ! !



オメガ「コイツダケハマジデ・・・オマエッ!イイ加減シツケーゾ!!」

オメガ「オレラ今取リ込ミ中ナノミテワカンダロ!!セメテ別ノ場所デデロヤ!」

オメガ「表デロ!トイウヨリ表デルマデ待テ!」


オメガ「 神 竜 ! 」




神竜「 ア ア ア ア ア ア ア ! ! 」





【エンカウント】神竜

ここまで


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」


オメガ「ヤベエーーーー!オマエラ!回避行動ォーーー!」

アパンダ「えっえっ」

オメガ「アイツハマズ一発目ニ「タイダルウェイブ」ヲカマスノガオ約束ナンダヨ!」

オメガ「ハヨシロォーーーーーーー!」


神竜「 ア ア ア ア ア ア ! ! 」 


【タイダルウェイブ】


全員「あああああああああああ!!」ゴポポポポポ


神竜「グルルルル・・・」


アルティミシア「けほっ!このボケ!こんな所でまたあんな大技を・・・」ビチャァ

ライトニング「時の激流に本当の激流とは・・・皮肉のつもりか」ポタポタ

アパンダ「あわわわ~~~~!本が濡れちゃう!」

アパンダ「黒ジャンさん、大丈夫っすか!?」

スコール「・・・」


『スコールは ノーダメージだ!』


アパンダ「ウソォ!?」

スコール「えっなんで?」キョロキョロ

ギルガメッシュ「お前!それ、どこで手に入れた!」

スコール「・・・これ?」チャリ


【珊瑚の指輪】水属性を吸収する


オメガ「水属性ヲ吸収スルヤツダ!オマエ、マサカソレヲミコシテ!?」

スコール「・・・・」

スコール「リベンジチャンス到来ッ!」」バッ

ライトニング「あ、ちょ」

スコール「ワーーーーハハハハ!この腐れドラゴン!お前の攻撃はもうきかねーぜ!」

スコール「はじまりの部屋ではよくもやってくれたな!食らえ!粘着ストーカー野郎!」

オメガ「ア、バカ!ナニモタイダルウェイブダケナワケネーダロ!」


【珊瑚の指輪】その代わり雷属性が弱点になる


【稲妻】


スコール「ふぎぃぃぃぃぃぃぃぃい!」バリバリバリ


オメガ「アホガ・・・」

アルティミシア「調子に乗るとすぐこれだ・・・」


スコール「お、おお・・・」プスプス


アルティミシア「しかしこいつは狙い済ましたかの用にこのタイミングで・・・」イラ

オメガ「ストーカーニコッチノ都合ナンテカンケーネーンダヨ」


ライトニング「立ちふさがる者は・・・殲滅する!」バッ


神竜「 オ オ オ オ オ オ オ オ ! 」



『神竜のスピードは ライトニングと 互角だ!』



ライトニング「こいつ・・・はやッ(ry


【アトミックレイ】


ライトニング「あああっ!」チュドォン!


ギルガメッシュ「おいおいあのねーさんにスピードについていくなんて・・・」

オメガ「ソウ、アレガアイツノ真骨頂。強力ナワザハイワバオマケ」

オメガ「アイツノ恐ロシサハアノアリエネースピートカラ次々ニ繰リ出サレル手数ノ多サ、ソレニアルンダ」


【ミールストーム】


全員「おあああああああああああ!!」シュゴゴゴゴ


ライトニング「くそぉ、やりたい放題暴れやがって・・・」

アパンダ「ちょっとーーーー!黒ジャンさんが!」

スコール「~~~」スィー

アパンダ「召される!黒ジャンさんが天に召される!」

アルティミシア「ああもうめんどくさいな!ほら!」レイズ


スコール「どうなった・・・・?」チラ


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」


スコール「・・・おやすみ」グテ

アパンダ「起きろよ!」


アルティミシア「なにか対策はないのか!?」

オメガ「ヒトツダケアル」

アルティミシア「なんだ!」

オメガ「コッチモ押シテ押シテ押シマクル!ソレダケダ!」

アルティミシア(こいつ脳筋だった!)ガビーン


オメガ「テメーーーーーゴラァーーーーー!今日コソココデ決着ツケテクレルワーーーーーー!!」


神竜「 オ オ オ オ オ オ オ オ ! 」



『そくし級のちょう攻撃が はげしく交差する!』


ズドォォォォォォン!! ボォォォォォォォン!! ドゴォォオォォォォォ!!


アパンダ「ぶわっぷ!あ~もう・・・こりゃ死んだかも・・・」

スコール「果てしなくカオス」

アパンダ「あんたなんでそんな悠長なんすか。バトル参加したらどうすか」

スコール「だって俺ベンチだし・・・」

アパンダ「哀れっす・・・」


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」


オメガ「オ・・・オオ・・・」ヒクヒク

アルティミシア「おいどうした!?踏ん張れよ!一回勝ったんだろ!?」

オメガ「超イテエ・・・マサカ生体ガコンナニシンドイトハ・・・」ヒリヒリ

アルティミシア「痛い!?そらそうだろ闘いなんだから!」

スコール「オメガは痛みに慣れてねーんだよ」

アパンダ「元々機械でしたからねえ」

アルティミシア「・・・」

スコール「あーあ、ババアのせいで最強兵器が弱体化だ」

アルティミシア「・・・ちええええええええ!!」バッ

スコール「その叫びでごまかすのをやめろ」


【吹雪】【稲妻】【アトミックレイ】


全員「うおおおおおおおおおお!」ドッゴォォォ!!


ライトニング「は、はやすぎる・・・!」

オメガ「イデエエエエエ!マジデイデエエエエエ!」ジタバタ

ギルガメッシュ「防御で精いっぱいだろ~~!」

スコール「 」(戦闘不能)

アパンダ「あ~もう!消える!消えるから起きて!」(フェニックスの尾)

アルティミシア「グフ・・・こ、こいつ!本気でしつこい・・・!」


神竜「 オ オ オ オ オ オ オ オ ! 」


スコール「う、うちの主力共が・・・」

アパンダ「黒ジャンさ~ん!なんかまた卑怯なハメ技ないんすか!?」

スコール「あるかボケ!あんなもんどうやってハメろってーんだよ!」


オメガ「シニサラセオラァァァァァァァァ!!」バッ


【テラブレイク】


神竜「 ギ ャ ア ア ア ア ア ス ! ! 」


【タイダルウェイブ】


オメガ「オオオオオオオオ!?」


スコール「こんな化け物同士の戦いにどうやって介入してってんだよぉぉぉぉ!!」

アルティミシア「前回はどうやって勝ったのだ!?」

オメガ「ア!?アノアホガ単ニ舐メプシテキタダケダ!」

オメガ「一度恥カカセタラ発狂シテアノザマダ!コレダカラDQNハイヤナンダ!」

ギルガメッシュ「え、えれえもん起こしちまった~・・・」

オメガ「オマエボケゴルァ!ホントソレダヨ!アイツハ永遠ニ宝箱ニ眠ッテルベキダッタンダヨ!」

スコール「タイーム!タイムを要求する!」ハタハタ

アパンダ「飲むわけないでしょ!?」


【ミールストーム】


スコール「おごごごごごーーーーーーッ!」ギュルルル!

アパンダ「もう、いちいち起こすの大変なんすからじっとしてて下さい!」

ライトニング「ハッ!前!神竜の後ろ!」


『無が 迫ってきている!』


アルティミシア「さらに時間制限まで・・・くそっ!」

ギルガメッシュ「おいおい途中でここから脱出しなきゃならないんだろ~~~!?」

アルティミシア「そうだ!でも抜け出した所で絶対こいつが・・・」


神竜「 オ オ オ オ オ オ オ オ ! 」


アパンダ「絶対追ってきますね・・・」


スコール「そうだお前ら!ジョブだ!ジョブを使え!」

アルティミシア「とっくに使っとるわ!さっきから何回回復し続けると思っている!」

ギルガメッシュ「魔法剣がまともに通用しねーんだよぉぉ!」

ライトニング「つるぎのまい・・・強いのだが、しばらく行動不能になってしまうから隙が・・・」

オメガ「ソウイウオマエノジョブハ、使イ方わかったのかよ!」

スコール「も、ものまね・・・ものまね・・・」


【稲妻】


全員「あああああああッ」バチコォン!


スコール「ちょっとまでやゴルァ!今ジョブの使い方必死で考えてるんだよ!ボケッ!」

アパンダ「普通そういうのって事前に知っとくべきなんすけどね・・・」

スコール「なんか!なんか使えるアビリティねーのかよ!」

ライトニング「使えるってどんなアビリティだ!」

スコール「知るかァァァァァァ!あのビュンビュンと素早いゴキ野郎!まずあれをなんとか止めないと話にならねーだろ!」

アルティミシア「スロウは効かないぞ・・・耐性があるようだ」

スコール「知っとるわ!どう見たってんなもんが効く相手じゃねーだろ!?」

スコール「オメガ!お前ライバルだろ!?なんか情報ねーのかよ!」

オメガ「ハンパナクシツコイ。ソレダケダ!」

スコール「知っとるわ!今現在進行形で粘着されてるだろーが!」

ギルガメッシュ「超つええよぉ・・・あいつ・・・」

スコール「 知 っ と る わ ! 」

スコール「んな見たらわかる情報いらねーんだよ!弱点とか、そういう情報だよ!」

アルティミシア「あるのか・・・?そんなもの」


神竜「 オ オ オ オ オ オ オ オ ! 」


アルティミシア「こいつはほんと・・・いつも一番危険な所で現れやがって・・・」

アルティミシア「お前!わかっているのか!ここは下手するとお前も危ないんだぞ!」

オメガ「後ロニ無ガセマッテルダロガ!落チロ!オ前ダケ落チロ!」

ライトニング「時間の激流に無・・・どっちに転んでも、地獄だな」

アパンダ「どっちもイヤだぁ・・・」


スコール「・・・無って吸いこまれたらどうなんの?」

アルティミシア「知るか。言葉通り「無」になるとしか言えないだろ」

スコール「じゃあ時間の方は?」

アルティミシア「存在が消える。これはお前が詳しいだろが」


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」


ライトニング「くるぞ!」


【アトミックレイ】


全員「おあああああああ!」ドゴォ!


スコール「・・・」チャリ


『クリスタルのカケラを、眺める!』


スコール(これ・・・確かクルルとかいう幼女が宿ってんだよな・・・)

スコール(元々パーティメンバーはこいつのじいちゃんで、戦死したから孫に変わった・・・)


オメガ「オラァァァァァ!」

アルティミシア「いい加減・・・どけっ!」


アパンダ「な、なにしてんすか!?」

スコール「で、これはものまね士。その名の通りものまねするんだよな・・・・」

スコール「・・・」


ライトニング「ハァッ!」

ギルガメッシュ「ひいいい~~~!剣が当たらねえよ~~~~!」


アパンダ「ちょ、お仲間さんピンチっすよ!?補助!補助!」

スコール「・・・」コホン


スコール「クルルや・・・出ておいで・・・」ボソ


『スコールは ガラフの声を ものまねした!』


アパンダ「何やってんのアンタ!?」


スコール「しっ!うるせー今呼び起こしてる最中なんだから!」

アパンダ「何をっすか!?」

スコール「クルルや・・・わしじゃぞい。わしがきたぞい(じじい声)」

アパンダ「・・・よくこの土壇場でそれができますね」

スコール「クルル・・・おじいちゃんじゃ・・・・おじいちゃんがきたぞい・・・」


パァァ・・・


『スコールのクリスタルに 反応が!』


(おじいちゃん・・・おじいちゃんなの・・・・?)


スコール( 釣 れ た ! )

アパンダ「マジっすか・・・」

クルル(おじいちゃん・・・うそ・・・生きてたの・・・?)

スコール「フォフォフォ、このわしがそう簡単に死ぬもんかい」

クルル(あんなに魔法使ってもダメだったのに・・・・どうやって?)

スコール「・・・」

スコール「クルルに会いたい気持ちで復活したんじゃぞい!」

アパンダ「今悩みましたね」

クルル(おじいちゃん・・・なんか若返ってない?)

スコール「ババアァーーーーーーー!俺にオールドをかけろ!」

アルティミシア「えっなんで?」

スコール「いいから!はよ!」

アルティミシア「このクソ忙しい時に・・・ほら!」オールド

スコール「フォフォフォ・・・おじいちゃんじゃよ」シオシオシオ

アパンダ(向こうとの温度差が・・・)

クルル(なんか・・・しばらく見ない間に変わったわね)

クルル(主にファッションが)

スコール「ぶいけーファッションと言う奴じゃぞい」フォフォフォ

クルル(そう・・・でも・・・)グス

クルル(おじいちゃん・・・また会えて・・・よかったよぉ・・・)ヒック

スコール「・・・」

アパンダ「罪悪感とか、ないんすか?」

スコール「結構心に来る」グサグサ


クルル(うう・・・ひっく・・・グス・・・)

アパンダ「ほら、めっちゃ泣いてますよ」

スコール「・・・クルルや、泣かないでおくれ」

クルル(あ、ごめんね・・・ちょっと、嬉しすぎて涙が・・・)

クルル(でもおじいちゃん・・・・急にどうしたの?生きてた事にもびっくりなのに)

スコール「今おじいちゃんはね・・・ちょっとある機会でとあるパーティに入れてもらってるんじゃぞい」

クルル(それってもしかしてスコールって奴?ダメだよおじいちゃん。あんな最低な奴のいいなりになったら)

スコール「あんだとコラ」

アパンダ「ちょ、地!地!」

スコール「・・・人の悪口は感心せんのぉ」

クルル(あ・・・ごめんなさい。おじいちゃんのパーティメンバーだもんね)

クルル(で、どうしたのおじいちゃん。なんかあった?)

スコール「おぬしらに託されたクリスタルのジョブに・・・わしの知らないジョブが入っておるのじゃ・・・」

スコール「使い道がわからんでな・・・どうしようか途方に暮れておるのじゃ・・・」

クルル(あ・・・そうか・・・おじいちゃんはものまね士知らなかったんだよね・・・)

スコール「バッツは何も教えてくれんでのぉ・・・」フォフォフォ

クルル(全くあいつは~。・・・いい?おじいちゃん。ものまね士って言うのは・・・)ゴニョゴニョ


スコール「 マ ジ か ! ? 」


クルル(なんか急に人が・・・)

アパンダ「めっちゃチートじゃないすか・・・」

スコール「あ、いや、すまん。今ちょっと切羽詰っておるのでの」フォフォフォ

クルル(え・・・強い魔物にでも襲われた?)

スコール「そうなのじゃ。とんでもなくでかいゴキ・・・いや、魔竜にの」

スコール「あいつじゃ」



神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」



クルル( )ブッ


スコール「あいつがわしをいじめるのじゃ~老人虐待じゃ~」

クルル(なにあれ!?一体どういう経緯でああなってんの!?ていうかおじいちゃん今どこいんの!?)

スコール「すと~か~なんじゃ~ちょ~しつこいんじゃ~クルルや~助けておくれ~」


ギルガメッシュ「くわっ!姉さんちょ、ケアルガ頂戴!」ズザザ


クルル(ギルガメッシュ!?なんでここに・・・)

スコール「おぬしらが無を押さえつけてる時にのぉ~必死で応援してくれてたぞい~」

クルル(ごめん、全然気づかなかったわ)

スコール(ギルガメッシュ哀れ・・・)


スコール「わしも歳での~ジョブの使い方をほっとんど忘れておるのじゃ~」

スコール「アビリティや使える魔法など、なんかあったかいの~」

クルル(えっと・・・ものまね士は今説明したでしょ・・・後は踊り子、時魔導士、魔法剣士ね)

クルル(時魔導士は・・・そうね。クイック併用でめちゃくちゃ強くなるわ!)

スコール「それはもうやったのじゃ~、他に何かないのかいの~」

クルル(魔法剣士。あれはね、強い魔法で斬りつけるだけじゃなくて・・・)ゴニョゴニョ

スコール「・・・へえ」ニヤ

クルル(最後に踊り子ね。あれは操作不能になるからちょっと使いにくいんだけど、地味に習得アビリティの方が・・・)ゴニョゴニョ

スコール「そんなのあんのかw」

クルル(動きを止めたいなら、うってつけじゃない?)

スコール「ふむふむ、なるほど・・・」

クルル(ねえおじいちゃん・・・その・・・)

スコール「ん?どうしたんじゃぞい?」

クルル(しばらくみない内に・・・雰囲気変わったわね)

スコール「わしは自分に正直になったのじゃ~」

アパンダ「なんで気づかないんだろう・・・」


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」


オメガ「アー・・・シツケー・・・・」ズキズキ

アルティミシア「そ、そろそろ離脱せねば!しかし・・・」

ライトニング「どこまでも追ってくるだろうな、この化け物は」

ギルガメッシュ「バイオ○ザードかよ・・・」


スコール「お前ら、緊急集合」


アルティミシア「なんだよ・・・やってる場合じゃないんだよ・・・」

スコール「神竜なんとかなるかもしんない」

オメガ「マジカ!?」

ライトニング「一体どうやって!?」

スコール「パンダ!」

アパンダ「はいっす。さっきものまね士の女の子に各ジョブについて詳しく解説してもらったっす」

アパンダ「それがこれっす。読んでくださいっす」ペラ


『各ジョブの アビリティ等が 細かにメモされている!』


全員「・・・」


スコール「で、だな。これらを踏まえたうえでまずはあいつの動きを止めたいから・・・」ゴニョゴニョ


全員「・・・大丈夫かそれ」


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」


スコール「はいくるよ!迷ってる暇ないよ!」パンパン

ギルガメッシュ「ま、まじかぁ・・・」

ライトニング「なんだこのアビリティ・・・」

オメガ「不安ダ。メッチャ不安ダ」


神竜「 オ オ オ オ オ オ オ オ ! 」


『神竜が せまってくる!』


スコール「やるしかないよ!行ってみよう!」

スコール「はいまずねーやん!」ビシッ

ライトニング「・・・・」



ザッ



ライトニング「・・・食べちゃうにゃん」




シ ー ン ・ ・ ・


 

スコール「・・・」



【いろめ】対象の動きを止める



神竜「 」


全員「 」






・ ・ ・







スコール「そして時は動き出す・・・」



【テラブレイク】



神竜「 ギ ヤ ア ア ア ア ア ! ! 」


ライトニング「も、もういいか・・・」フルフル

スコール「はい一発入ったよ!次!」

ギルガメッシュ「オラッシャーーー!ズバ


【バイオ剣】


神竜「!?」(毒)


スコール「ワーハハハハ!どうだゴキ野郎!魔法剣は耐性のないST異常は100%通るのだ!」ビシ

スコール「これでお前のお得意の素早い動きは封じた!なんてったって早く動けば動くほど自動でダメージを受けていくんだからな!」

スコール「ワーーーーーハハハハ!」

アパンダ「自分で考えたわけじゃない癖に・・・」


『神竜は うろたえている!』


スコール「おし、じゃあ最後はみなさんで、フルボッコにしてしまいましょう!」

アルティミシア「全員で時間の激流に突き落とすぞ!」


全員「オラーーーーーーーーーッ!」バッ


【メイルシュトローム】

【アルテマウェポン】

【シーンドライブ】

【テラブレイク】


神竜「 ギ ヤ ア ア ア ア ア ! ! 」チュドドドドドーン


スコール「おっしゃ効いてる!どんどん押せ押せーーーーッ!」


『神竜を かくじつに 後退させている!』


スコール「最後に技使ったの誰?」

オメガ「オレ」

スコール「おっしゃあ!だったらトドメの一撃にふさわしいぜ!」

スコール「見よ!神竜にふさわしきフィニッシュブローだ!」

スコール「とぉッ!」バッ


【ものまね】テラブレイク


スコール「ワーーーハハハハ!」ドドドドドド

オメガ「アーーーーーーッ!テメーソレ俺ノダロ!」

スコール「このまま押し切ってくれるわーーーーーッ!」


ズドドドドドドド・・・・・・!!


神竜「 ギ ヤ ア ア ア ア ア ! ! 」


スコール「あのチート技を使える日が来るなんて・・・感激だ・・・」ジンワリ

オメガ「パクラレタァーーー!俺ノテラブレイクガツイニ盗用サレル日ガーーーーーッ!」ノォー!

アパンダ「なるほど、最後に見た味方の技をそっくりそのまま『ものまね』するんっすね」

ギルガメッシュ「それずるくね!?」



神竜「アアアアア・・・・・・・」




アアアアアアーーーーー・・・・・・・



ーーーー・・・・・



・・・・・・



『神竜は 時間の激流に のまれていった!』


アルティミシア「なるほど、いささか卑怯な気がするが火力の底上げに持ってこいだな」

ギルガメッシュ「つえー奴のものまねしとけばいいだけだもんなぁ」

アパンダ「あんたにぴったりっすね」

スコール「ほら、俺のおかげで神竜倒したぞ!もっと褒め称えろ!」

ライトニング「それは後だ。さ、さっさと脱出しよう」

オメガ「チョーシノンナ。俺アリキノ癖ニ」

スコール「・・・」

アパンダ「まぁ、他力本願なアビリティっすからねえ」


ギルガメッシュ「にしてもとんでもねー奴だったなー」

オメガ「オレノ苦労ワカッテイタダケタ?」

アパンダ「ストーカーってマジ達悪いっす」

アルティミシア「私はそんな経験ないからさっぱりわからん」

スコール「誰がケダチクをストーキングするんだよ」←

アルティミシア「あっSeedは私のストーカーと言えるだろう」←

スコール「見栄張んな。意味が違うわ」←

ライトニング「どうでもいいが速く出ないか」←

アルティミシア「まだだ。もうちょっと進んだ所・・・・」←

ギルガメッシュ「・・・なぁ、さっきからこの矢印何?」←

スコール「ほんとだ。なんだこりゃ」←

オメガ「・・・?」←


『やじるしが とまる!』




アルティミシア「!?」←




全員「いぃ!?」




【死のルーレット】




アルティミシア「ぐああああああああああ!」ボォン


ライトニング「なッ・・・・!」


アルティミシア「 」(戦闘不能)


スコール「バ、ババァーーーーーーー!」


グルルルル・・・・


ギルガメッシュ「 げ っ ! 」

オメガ「マサカ・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・




神竜「・・・」ボロ




オメガ「マジデシツケェーーーーーーーー!!」



【タイダルウェイブ】



オメガ・ギルガメッシュ「オワアァーーーーーーーーーーーーー!!」ゴポポポポ


アパンダ「ま、まだ来ますか!?」

スコール「ほんッットにしつこいなお前わ!もういいだろ!一回負けただろが!」


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」


【ポイズンブレス】


全員「おおおおおおおおお~~~~~~!」


スコール「かっは!やべえ・・・まさか毒されかえされるとは・・・」(毒)

ライトニング「回復を優先・・・ダメだ、速すぎる!」(毒)

オメガ「機械ノ時ナラ毒ナンザ関係ナカッタッテノニ!」(毒)


『オメガは ST異常に 慣れていない!』


オメガ「ヤ、ヤベエコレ、具合ガワルクナッテキタ・・・」

ギルガメッシュ「ど、どうすんだよこれ~~~!」

ライトニング「無が近づいている・・・はやくここから脱出しないと!」

スコール「あの野郎が絶対逃がさねーよ!ババアがやられちまったし!?」

ライトニング「誰かが殿にならないと!しかし・・・」

スコール「ああああ今度こそ詰んだァーーーーーー!」


オメガ「テメーダケハホント・・・シツコインダヨボケガァーーーーーッ!!」バッ

ライトニング「あ、おい!」


オメガ「 オ ラ ァ ー ー ー ー ー ー ー ! 」


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」


ズドォォォォォン・・・・ドゴォォォォォォォン・・・


ライトニング「おい!今しかないぞ!」

アパンダ「オメガが戦ってくれてる間に抜け出すしかないっすよ!!」

スコール「ちょぉ待てえ!ババアどうすんだよ!」


アルティミシア「 」


ギルガメッシュ「ひぃぃぃ~~~!無に飲まれるのはいやだぁ~~~~!」

スコール「くぉらババア!起きろ!これ解除しろよ!」

スコール「無か時間かの究極の選択になってんだろが!いいからはよ解けよ!」


ズドォォォォォン・・・・ドゴォォォォォォォン・・・


ライトニング「限界だ!出るぞ!」グイ

スコール「ちょ、オイ!?あいつら置き去りにするつもりかよ!」

スコール「待てぇ!そもそもババアが解除しないと無事出れる保証とかねーだろが!?」

アパンダ「ひいいいいい~~~~~~!」

ギルガメッシュ「イチかバチか出るっきゃね~~~!」

スコール「おあああああああああ!待て!待てって!」


スコール「 あ あ あ あ あ あ ー ー ー ー ー ー ー ッ ! 」



オラァァァァァァァ・・・・ コイヤァァァァァァァ・・・・



『時間の激流から 脱出した!』



シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・


スコール「う・・・」ムク

スコール「こ・・・こは・・・?」


・ラストフロア4

ライトニング「なんとか脱出できたようだ。かなり危険な賭けだったがな」

スコール「ねーやん・・・」

ギルガメッシュ「 」(戦闘不能)

スコール「・・・なんでこいつ死んでんの?」

ライトニング「毒が回ったようだ。回復する暇がなかったからな」

ライトニング「そら、回復してやろう」キラキラ

スコール「・・・ババアとオメガどうなったんだよ」

ライトニング「・・・あそこ」


『時間の渦が 消えかかっている!』


スコール「・・・助けなくていいのかよ」

ライトニング「オメガ次第だ・・・どうしようもなかったのはお前もわかるだろ」

スコール「・・・」

アパンダ「ぶはっ!あ~~~!死ぬかと思った!」

アパンダ「あ、ここ・・・大分流されましたね」

スコール「結構進んだ?」

アパンダ「ほら、周り」


『木の根らしき物が 見える!』


アパンダ「これエクスデスの根っこですよ。と言う事はかなり近いって事っす」

スコール「ウド野郎の触手かよ・・・きめえ」

アパンダ「言っときますけどこれ切ってもほとんどダメージないっすからね。数ある根っこの一部だし」

スコール「・・・」


ズ ド ォ ン !


全員「!?」


オオオオオオオ・・・


『ばくはつおんから なにかが現れる!』




神竜「オ、オオ・・・」




スコール「 マ ジ か ! ? 」


神竜「グルルルルル・・・・・」


スコール「マ、マジでしつけえ・・・」ガク

アパンダ「オ、オメガはどうしたんすか!?」


ドサ


全員「おわぁっ!」


『オメガの 上半身だけ 投げ出された!』


オメガ「 」


スコール「ま、まじか!?」

アパンダ「オメガがやられた・・・?」



神竜「グル・・・」



神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」ビリビリ



スコール「たぁ~~~~!まだ元気いっぱいじゃねえか!!」

ライトニング「この状況・・・厳しすぎるな」チャキ

スコール「二人だけでやんの!?きつくね!?ていうか無理でしょ!」

ライトニング「やるしかなければやるだけだ・・・」

スコール「ムリムリムリ!絶対ムリ!オメガやっちまう化け物相手とか100%ムリ!」

スコール「ていうかババア・・・ババアどこやったんだよゴキゴルァ!ババアはどうしたんだよ!」

アパンダ「あの人だけ帰ってきませんね・・・」

ライトニング「正直勝算はかなり薄いが・・・いくしかない!」

スコール「絶対ムリだろぉ~~~~~~~~~~!!」


ライトニング「 ハ ァ ッ !」


神竜「 グ オ オ オ オ オ オ ! !」ビリビリ



スコール「あああああ~~~~~ム~~リ~~~~だって~~~~~!!」







・・・カンカカンカカンカンカン カンカカンカカンカンカン



スコール「・・・?」


・・・カンカカンカカンカンカン カンカカンカカンカンカン


スコール「何この音・・・」キョッロキョロ

アパンダ「えらい軽快な音ですね」


・・・カンカカンカカンカンカン カンカカンカカンカンカン


ライトニング「・・・?」


神竜「・・・・」


カンカカンカカンカンカン


カンカカンカカンカンカン



タンタタンタンタンタンタンッ・・・



・・・・・・・・・・・







ヘ ア”ッ!






ズドドドドドド!!



バチxtバチッバチッバチッ!!





ズ ゥ ウ ン ッ ! !





アルティミシア「ゼエ・・・!ゼエ・・・!」





全員「 」




【アルティミシア第二形態】ジャンクション・グリーヴァ


ライトニング「なんだこの化け物!?」

アパンダ「え、ええ~~・・・」

スコール「ど、どちら様ですか・・・?」


アルティミシア「ま、マジで死ぬかと思った・・・」ハァハァ


神竜「グル・・・?」


アルティミシア「この私が・・・本気で死を覚悟した・・・この私が・・・」ピキピキ

アルティミシア「この私が□※△○したこのわた□※△○!この私が!」ビキビキビキ!


スコール「もしかして・・・ババア?」


アルティミシア「この私が□※△○□※△○□※△○ァァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!」


『アルティミシアが 発狂しだした!』


アルティミシア「お前マジ□※△○□※△○□※△○殺す□※△○□※△○□※△○ァァァァァッァ!!」


神竜「!?」



ズドォォォォォォォン!! ボォォォォォォン!! ズガガガガガガァァァァァン!



ライトニング「おい!!何か無差別に暴れ出したぞ!?」

スコール「ババァーーーーーーーッ!落ち着け!ブレイク!テクノブレイク!ハブアキットカットッ!」


アルティミシア「□※△○□※△○□※△○ァァァァァッァ!!」ビキビキビキ


スコール「お前発狂しすぎだろ!!何言ってるか全然わかんねーよ!」

スコール「つかそもそもその姿なに!?お前の正体なの!?」

アパンダ「ひぃぃぃ!!魔女こわいよ~~~!」(治療)


神竜「 ギ ヤ ア ア ア ア ア ! ! 」


アルティミシア「□※△○□※△○□※△○ァァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!」メキメキメキ




『ラストフロアが 崩れ出した!』


ドドドドドドドド!! ボォンボォン!!


ガラガラガラガラ・・・・・!!



アパンダ「あの人暴れすぎっすよ!!ラストフロアが崩れ出してるんすけど!!」

ライトニング「あれはアルティミシアだろ!?私達もいるんだ!止めさせろ!」

スコール「う・・・発狂しすぎて聞く耳もたねえと思うけど・・・」


アルティミシア「殺す殺すお前はコロォーーーーーーーーーーーース!!」ズガガガーン


神竜「 ア ア ア ア ア ア ア ! ! 」


スコール「ババアバカヤローーーーーッ!俺らまで巻き添えにするつもりか!?」

スコール「止めろ止めろ!足場が崩れて来てるんだよ!!カットカット!」

スコール「俺らを次元の狭間から永久に出れなくするつもりか!?いいからファビョんな!ボケッ!」


アルティミシア「・・・・」ギロォ


スコール「あ、こっちに気づいた」

ライトニング「目が血走りすぎだろ・・・」


アルティミシア「お前ら二人・・・ちょっとこーーーーーーいッ!!」バッ


スコール・ライトニング「!?」


『2人は 強制的に アルティミシアの横に呼ばれた!』


スコール「あだだだだだ!なにこれ!?なんか、なんかねじれてるんだけど!」ギチギチ

ライトニング「なんだ!?くっ、離せ!」ジタバタ

アルティミシア「お前ら二人・・・私の『ヘリックス』になれ!」

スコール「ヘリックスって何!?」


【ヘリックス】螺旋


スコール「意味を聞いてるんじゃねーんだよ!ヘリックスってなんなんだよ!」

アルティミシア「貸せ!お前らの魔力を貸せ!今すぐに!」


『ふたりの 魔力を 吸収しだした』


スコール「おああああああ!腰が!腰がァァァ!」メキメキメキ

ライトニング「魔力が・・・吸われてる!?」



アルティミシア「散り一つ残さず消えろォォォォォォォォォォ!!」グオッ!!



神竜「!?」



【グレート・アトラクター】


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


『小惑星が 引き寄せられる!』


ライトニング「え、ええ~・・・」

スコール「何これ!?スーパーノヴァ!?」

アパンダ「ちょちょちょちょっと待って!こんなものが衝突したら!」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・


アルティミシア「□※△○□※△○□※△○ァァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!」ビキビキビキ


スコール「バカヤローーーー!!ババアーーーー!しゃれにならねーもん放ってんじゃねェェェェェェ!!」


アルティミシア「いくぞォォォォォオラァァーーーーーーッ!!」グググ



カ ッ



ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !



スコール「アアアアアアアーーーーーーーーーッ!」



『足場が 崩壊していく!』


ドドドドドドドド!!  ガラガラガラガラガラ!!


スコール「あかーーーーーん!これはリアルにあかーーーーーん!!」

ライトニング「もう限界だ!巻き込まれる前に逃げるぞ!」ダッ

スコール「ねーやんちょっと待って・・・ねじられすぎて腰が・・・」ズリズリ


ズドォォォォォォォン・・・・ボォォォォォォン・・・・


ガラガラガラ・・・・


アパンダ「ちょっと!ギルガメッシュ忘れちゃだめっすよ!」

ギルガメッシュ「 」(戦闘不能)

ライトニング「ちっ世話のかかる・・・こい!」グイ

スコール「お、俺も運んで・・・マジで・・・」ズリズリ



ズドドドドドド!!  ガラガラガラガラ・・・・



ライトニング「崩れるぞ!!飛べッ!」バッ


スコール「たぁーーーーーーーーーーーーーーーい!」バッ



神竜「 グ ア ア ア ア ア ア ! ! 」




アアアアアアアアアアア・・・・・・・・・・



アアーーーー・・・・・




ボォン



『足場が ガレキと化した!』


・・・・

ライトニング「ほら、起きろ」アレイズ

ギルガメッシュ「う・・・どうなったんだよぉ・・・」

ライトニング「見ての通りだ」


『ラストフロアの 半分が 消し飛んでいる!』


ギルガメッシュ「お~わ~・・・」

ライトニング「くっそ!アルティミシアめ、本気で私達を巻き添えにするつもりだった!」

ギルガメッシュ「怒りで周りが見えなくなってただけだと思う・・・」


たたた、た~すけてくれぇ~・・・


ライトニング「ん?」


ガラ・・・


スコール「マジで・・・誰か引き上げて・・・握力が尽きる前に・・・」プラプラ

ライトニング「お前はお前で・・・ほら!」グイ


ドサ


スコール「死んだ、むしろ一回死んだ」プルプル

ライトニング「なんだあいつは!味方の事など全く考えてないではないか!」

スコール「それがババアクオリティ・・・」

アパンダ「味方の方がタチ悪いってどういう事っすか」

ギルガメッシュ「所で神竜は?」

スコール「ババアが完璧やっただろぉ・・・あそこまでやらかしといてまだ追ってきたら俺もう自害するわ」

ギルガメッシュ「な、なんとか・・・なったな・・・」

ライトニング「かなりギリギリだったがな」

アルティミシア「まったく、しつこい奴はこれだから困るよな」フイー


スコール「 な ん で い る ん だ よ ! 」



テッテレレテーテーレーテッテレー♪

        ,.、-‐‐‐‐‐‐-、
       /.::::::::::::::::::::::::入
.      / .::::::::::::::::::::::/::::::',
.     ,' .:::::::::::::::::::/、:::::::::.:i
.     ! .::::::::::::::/---ヽ.:::::::l
     |.:.:.:.:,,、-'゛‐‐‐‐‐‐ゝ:::::l
     |:..:./  ・    ・  '、:::l ここまで
     |:::/'、 :::: × :::: ノ ',:l
.     !:,' ゛ i'‐-----‐'i,  ';l
      l; ,、/    ,,,、-‐',  l
     '//‐--‐'''゛.:.:.:.:.:.',\,l

      ' /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
       フ ̄ ̄| ̄ ̄ヽ
      (___.人___)


アルティミシア「なんでって凱旋に決まってるだろ」

スコール「お前はまじでよぉ・・・なんで味方に殺されかけなきゃならないんだよ」

アルティミシア「戦いとはそういう物だ」キリ

スコール「ねーよ!バーサーカーでも敵味方の判別つくわ!」

ライトニング「というか・・・さっきのはほんとなんだったんだ?」

アルティミシア「ん?あれか?あれはな・・・」


【アルティミシア第二形態】グリーヴァにアルティミシアがジャンクションした姿


アルティミシア「対お前用の最終兵器だったのだが・・・まさかあんな野郎に出すハメになるとは」ピキピキ

スコール「まだあったの!?それグリーヴァだろ!?」

アルティミシア「別に奥の手が一つだけとは言ってないだろ」キリ

スコール「あ、ありえね~・・・」ドサ

アパンダ「あんたぁ・・・ほんと相手悪すぎっすよ」

ギルガメッシュ「お前マジで勝ち目ねーよ」

ライトニング「全部、見破られてるな」

スコール「・・・」

スコール(土下座しといてよかったかも・・・)

アルティミシア「ただちょっと肩を露出するからな・・・少し恥ずかしい」ポッ

スコール「知るか。胸元バックリ開けてるくせに」


「召喚獣ニジャンクショントハ、トコトン卑怯技ガスキダナ」


全員「!?」


アルティミシア「オメガか!?」

アパンダ「うそ・・・オメガはだってさっき・・・」

ギルガメッシュ「大将!?どこいんの!?大将!?」


「ココ、ココ」



全員「あっ」



【ポケットステーション】


全員「 」ブッ

オメガ「イヤハヤ、ビックリシタワー。俺ノバックアップ用ニ仕込ンドイタコレガ、マサカコンナ形デ役ニ立ツトハ」

ギルガメッシュ「またえれー懐かしいもんを・・・」

オメガ「体内ノ奥深クニアッタラカラ、ババアノ魔ノ手ヲ逃レラレタンダナ」ウンウン

ライトニング「な、なんだこれは・・・」チャリ


『オメガが ドットで表示 されている!』


ライトニング「て、テトリスとかいう奴か?」

オメガ「ンナ低スペ機ジャネーヨ。コレハナ・・・」

スコール「うっわーーー!なつかしーーー!俺コレ持ってたわ!」バッ

スコール「これメモリーカード代わりになるんだよな!やってた!やってた!」

スコール「トロといっしょ」

アルティミシア「おでかけチョコボだろ」

ライトニング「一応機械の体に戻れたと言って良いかもしれないが、にしてもこれでは・・・」

オメガ「ア?バカカテメー。ポケステノスゴサ、バカニスンジャネーゾ」

オメガ「ホレミロ、クレテヤルヨ」


【ゆうじょうのあかし】

【モグのお守り】


ギルガメッシュ「なんだこれ」

オメガ「新規ノGFガ手ニ入ルアイテム」

スコール「マジか!?」

アルティミシア「新しいGFだと・・・?」

オメガ「マジマジ。コレデシカテニハイラナイレアアイテムダカラ、後デ使ッテミ」

スコール「し、知らなかった・・・」

アルティミシア「これ確か高ランクアイテムだったろ?よく手に入ったな」

アルティミシア「もしかしてレアシリアル持ちか?」

オメガ「フフフ、ソコハ俺様。ソンナモンナクタッテダナ・・・」


(オラァァァァ!アイテムヨコセヤーーーーッ!)


オメガ「デ、根コソギ奪ッテキタッタ」キラン

スコール「ROMハックじゃねーか!」


オメガ「ホシイアイテムガアッタライツデモ手ニ入レテキテヤンヨー」ハハハ

アパンダ「オメガさん的にはその姿でいいんすか?」

オメガ「イヤモウ神竜イナイシ。コレデズットゲームガデキルッテモンヨ」

アルティミシア「私だ!私のおかげだぞ!」バッ

オメガ「ダレデモイイヨモー、今日ハ素晴ラシイ日ダ!」ダッハッハ

スコール「ここへきてオメガがまさかのジョブチェンジ・・・」

アパンダ「なるほど、そのなんとかステーションとか言うのでいつでもアイテムを手に入れられるってわけですか」

アパンダ「あれ?だったら買い出し要員の黒ジャンさんの立場が・・・」

スコール「・・・いくぞ!」


【バトルメンバー】アルティミシア ギルガメッシュ ライトニング 

【ベンチ】オメガ アパンダ スコール


スコール「にしてもババア・・・派手に崩壊させやがって」

アルティミシア「うっさいわ。いいだろどうせ次元の狭間なんだから」

スコール「差別かよ。つか帰れなくなったらどーすんだよ」

アルティミシア「私は普通に帰れるから問題ない」キリ

スコール「なんでそう自分中心の発想なんだよ!ちゃんと責任もって俺らも戻せよ!」

アルティミシア「おや、向こうに何かあるぞ。行ってみよう」シラー

スコール「聞けよ」


『奥に 淡い光が 見える!』


ギルガメッシュ「なんだこれ」

オメガ「ナーンカドッカデ見タ光ダナ」

スコール「んん?これ・・・」


【セーブポイント】


スコール「おおお!セーブポイントじゃん!ここへきてナイス配置!」

スコール「おっしゃーーーー!やっとテントで休憩取れるぜェーーーー!」ダダダダ

ライトニング「あっおい!ちょっと!」

スコール「いやーここん所ドタバタ続きでマジしんどかったんだよね。あーあー、やっとひと眠りできるわ!」ワチャワチャ

アルティミシア「また眠るのか・・・」


スコール「・・・ん?」


・・・キランッ


『この光・・・お前たちには わたさんぞ!』


スコール「いぃ!?」



【エンカウント】ネクロフォビア


スコール「なんだお前!?」

ネクロフォビア「この4つのバリアによって、無敵の体を手に入れたのだ」

ネクロフォビア「たおせるかな?」ニヤ

スコール「・・・なにこいつ」イラ

アパンダ「ネ、ネクロフォビア・・・!」

アルティミシア「知り合いか?」

アパンダ「エクスデス配下最後の砦ですよ!鉄壁の防御で勇者の行方を阻むんです!」

アパンダ「見てください!あいつの周りに4つ浮いてるのがあるでしょ!?あれがバリアの発生装置っす!」

アパンダ「あのバリアがある限りあいつに攻撃は絶対通らないんす!伊達に最後の防衛網に選ばれてないっすよ!」

ネクロフォビア「このバリアがある限り、お前達にこの私は絶対倒せん!」

スコール「・・・なんだ、バリアか」

アルティミシア「えらい仰々しく出てきた割には、意外と古典的だな」

ネクロフォビア「なんだと・・・?」

スコール「このご時世にバリアでドヤ顔て」

オメガ「部下ニ恵マレナイ奴ダナー」

ネクロフォビア「そういう舐めた口は私に一太刀入れてからにしてもらおうか・・・」ピキピキ

アパンダ「ちょっと!無敵のバリアはマジなんすよ!?挑発してどうすんすか!?」

スコール「だって・・・なぁ?ウチにはバリアの専門家がいるし」

ネクロフォビア「バリアの専門家!?」

スコール「絶対無敵のバリアらしいよ、ねーやん」

ライトニング「ブレイクさせればいいだろそんなもん」

ネクロフォビア「ブ、ブレイク?」

アルティミシア「というより肝心のバリア装置をむき出しにしてどうするんだよ」

オメガ「ア、俺モソレ思ッタ」

ネクロフォビア「・・・」

スコール「バリアはすごいかもしれないけど、肝心の発生源がザルじゃん」

スコール「もっとこう、装置だけ遠くに隠すとか、体内に埋め込むとか、そういう一工夫できなかったの?おっさん」

スコール「それ装置やったら済む話じゃん。だったらそれ、無いに等しいじゃん」

アルティミシア「同意、完全に同意」ウンウン

スコール「最後の砦って、それここ以外に使い道なかっただけだろ」

スコール「バリアに引きこもってる奴をどうやって前線に送りこめって言うんだよ。しかも半端なトラップみたいな感じで出てきやがって」

オメガ「神竜ノ方ガソノヘンズットエグカッタゾ」

スコール「さっきシャレにならねーのとバトってきたから、どうしても比べちゃうのね」

スコール「だから、まぁ、なんだ・・・その」

スコール「・・・格下げ感?」


ネクロフォビア「・・・うるせえあああああああボケェェェェェェーーーーーッ!!」


スコール「あっキレた」

アパンダ「そらそうですって」


【フレア】リフレク反射


スコール「おああああああああああ!」ゴポポドーン!

アルティミシア「あのバリア、リフレクが備わっているのか」

スコール「いってえ・・・急にキレやがって・・・」プスプス

ネクロフォビア「どうだ黒ジャン野郎!バリア装置が狙われるのは百も承知なんだよ!!」

ネクロフォビア「そこをあえてむき出しにすることによって、装置を狙ってきた奴を反射魔法で返り討ちにするのが俺の必勝スタイルだ!」

ネクロフォビア「立派な作戦の一部なのだ!初見の癖に偉そうなクチ叩くな!ボケッ!!」

スコール「あーはいはいわかったすごいすごい」

アルティミシア「リフレクが備わっているなら魔法は通らないな」

ライトニング「物理ごり押しか・・・少しめんどうだな」

スコール「余裕だろ。むしろ物理メインだわ」

ライトニング「やれやれ・・・」ジャキ


「ちょっとまったぁ~~~~~~~~!」


全員「!?」


ズドォン


ギルガメッシュ「この勝負、ちょっとまった!!」


ネクロフォビア「ギ、ギルガメッシュ!」


全員「えっ、急になに?」


ギルガメッシュ「へへ、ここん所全然活躍してなかったからよぉ」

ギルガメッシュ「このまま帰ったんじゃ、かっこわるいまま、歴史にのこっちまうからな!」


スコール「もう手遅れだと思うけど」

アパンダ「ちょっと!しー!しー!」


ネクロフォビア「ふっ、何をごちゃごちゃと・・・お前から始末してやる!」

ギルガメッシュ「上等だぜ!このギルガメッシュ様が・・・倒せるかな!?」


スコール「・・・」



全員(なんか始まった・・・)



【ネクロフォビア VS ギルガメッシュ】


ギルガメッシュ「スコール!」

スコール「あんだよ」

ギルガメシュ「お前の仲間・・・強かったぜ!」

スコール「当たり前だボケ。モノが違うんだよ」

ギルガメッシュ「ライトニング!」

ライトニング「・・・」

ギルガメッシュ「恋でもして・・・ちったぁ女らしくなりな」

ライトニング「切り刻むぞお前」

ギルガメッシュ「オメガ!」

オメガ「ア?」

ギルガメッシュ「いつまでもゲームに熱中する・・・その心、忘れるな!」

オメガ「イツマデモゲームバッカシテタラダメダロ」

ギルガメッシュ「アルテねーさん!」

アルティミシア「なんだよ・・・」

ギルガメッシュ「あんたとは一度・・・一対一で勝負したかったぜ!」

アルティミシア「よし、かかってこい」キーン

スコール「空気読めよババア」


ギルガメッシュ「いい仲間を持ったな・・・」ジンワリ


アパンダ(僕には何もないんだ・・・)

スコール「なぁ、こいつ、もしかして」ヒソ

スコール「なんか自分が犠牲になってバリアを破壊するとか、そういう感じなんじゃね?」ヒソ

ライトニング「今時古いな・・・」ヒソ

オメガ「ピッ○ロサンジャアルマイシ」

アルティミシア「いや・・・いらんだろ。たかがバリア如きで」

スコール「ほら、あいつここへきて全く活躍してないじゃん?」

スコール「だからここいらで一発目立っちまおうっていうさぁ」

アルティミシア「でしゃばりか」

オメガ「イラネ」


ギルガメッシュ「・・・・」


スコール「見ろよあの背中。完全に自分に酔ってる背中だよ」

スコール「なんかくっさい事言い出してさあw完全にそっちのスイッチ入ってるじゃん」

アルティミシア「いるよな。頼みもせんのにやってきてドヤってくる奴」

ライトニング「そういうのに限って後で見返りを求めるんだ」

オメガ「コスインダヨ」

アパンダ「ちょっと!聞こえてますって!」


ギルガメッシュ「・・・・」


アルティミシア「で、具体的にあいつは何をやるつもりなのだ?」

オメガ「ドウセ自爆ダロ」

スコール「あ、じゃあ俺レベルアップのアビリティもってるからアイツにかけてやるか」

ライトニング「爆発で目立つという発想が」


ギルガメッシュ「・・・・」


アパンダ「いやいやいや、止めなくていいんすか!?」

スコール「俺としてはあいつが自爆してくれた方が魔法剣士帰って来るし」

アルティミシア「まぁ・・・本人がやると言うならそれでいいんじゃないか?」

ライトニング「手間が省けるな」

オメガ「イナクテモカワランケドナ」


ギルガメッシュ「・・・・」フルフル


スコール「というわけでお前待ちだ。はやくしろ」



ギルガメッシュ「・・・ちえええええええええええ!!」


【たたかう】


ネクロフォビア「うわっ!ちょ、バリアを叩くな!」バイーン

ギルガメッシュ「こんにゃろ!こんにゃろ!自爆なんかしなくたってこんなもん!俺一人で十分だ!」ガンガ゙ン!

ネクロフォビア「絶対無敵のバリアだと言ったろーが!!」

アルティミシア「命が惜しくなったか」

スコール「ヘタレめ」


ギルガメッシュ「ちえええええええええええ!!」ビシバシ


『一心不乱に バリアを叩く!』


スコール「でもあれバリアとしては本物なんでしょ?どうすんのあれ」

ライトニング「いーや、あれでいい」ジャキ

ライトニング「ハァッ!」


【ライトスラッシュ】【スパークブロウ】【エレメト】【強斬り】


ネクロフォビア「な、なんで!?装置狙わないの!?」


ギルガメッシュ「おりゃおりゃおりゃおりゃ~~~~~~~~!」ズバズバズバ


ネクロフォビア「・・・ん?」


■■■■□□□□□□


ネクロフォビア「なんだこれ!?」


ライトニング「ハァァッ!」ズバズバズバ

ギルガメッシュ「ふんぎぃ~~~!」ズバズバズバズバ


■■■■■■■■□□


ライトニング「もうちょっと!」

ギルガメッシュ「な~~~~ら~~~~!!」ズバズバズバズバ


ズバズバズバズバズバズバ・・・・・


■■■■■■■■■■



【 B R E A K 】


ネクロフォビア「 な に ぃ ー ー ー ー ー ー ! 」バリーン


スコール「物理的に破壊て・・・」

アパンダ「ド直球すね」

アルティミシア「時間稼ぎご苦労」グィィィィン

スコール「ババア!?」

アルティミシア「これでそいつを塵一つ残さず消滅するエネルギーが溜まった。後は任せろ」

ライトニング「離脱するぞ!」ダッ

ギルガメッシュ「ひぃ・・・はぁ・・・」フラフラ


アルティミシア「よっこらせ」ブン

ネクロフォビア「!?」


【ショックウェーブパルサー(溜め)】


ネクロフォビア「ギエエエエエエエエエエーーーーーーーー!!」ボォン



ズドォォォォォン・・・ボォォォォォォン・・・ズドドドドドドドドド!!



スコール「・・・」


ドドドドドドド!! ガラガラガラガラガラ・・・・ ボボォォォォォォン!


スコール「なんか爆発しすぎじゃね!?」

アルティミシア「MAXまで溜めたからな」ハッハッハ

スコール「ロッ○マンかてめーは・・・」


ゴゴゴゴゴゴ・・・ガラガラガラ・・・・ パラパラパラ・・・


『足場が ネクロフォビアごと ほうかいした!』



テッテレレテーテーレーテッテレー♪


ガラ・・・・

スコール「あーあ・・・まーたラストフロアの一部を崩壊しちまいやがった」

アルティミシア「まったく、下らん悪目立ちをしおって」

ギルガメッシュ「・・・」

オメガ「モウチョイデ犬死ニスルトコロダッタローガ」

ライトニング「いい加減我らの実力を認めたらどうだ?」

ギルガメッシュ「いや・・・認めてるけどよぉ・・・なんてーの?」

ギルガメッシュ「使命感?みたいなのを感じてさ・・・」

オメガ「ナンノダヨ」

ライトニング「ルシかお前」

アパンダ「まさかネクロフォビアのバリアを直割りするとは思わなかったっす」

スコール「ほんとやりたい放題だな・・・」

スコール「・・・あれ?でも確かあいつなんか守ってなかった?」

アパンダ「あっ」


『セーブポイントがあったばしょは すでにほうかいしている!』


スコール「ゴルァ!ババア!てめーまたやらかしやがったな!」

アルティミシア「・・・」

スコール「なんでそう力加減ができないんだよお前は!骨の髄まで脳筋かッ!」

アルティミシア「大丈夫大丈夫、最近はスリープ機能と言う物があって(ry

スコール「ねーよ!パソコンじゃねーんだよ!」

スコール「セーブポイントがねーとテントが張れないだろ!?俺は寝たいんだよ!ここで!今!」

アパンダ「こんな所で熟睡できるあんたもすごいっすけどね」

スコール「・・・だれか設置型のセーブポイント持ってないのかよ。クラウドが使ってた奴」

オメガ「ネーヨ」

スコール「かぁ・・・貴重なセーブポイントがぁ・・・」

アルティミシア「過ぎ去った事をいつまでもぐちぐち言うな。時間は待ってくれないんだよ」キリ

スコール「このババア・・・」ピクピク

アパンダ「・・・・もう、しょうがないっすね!」バッ


『アパンダは 本のページを 破りだした!』


ペタペタ・・・ ペタペタ・・・


スコール「・・・何してんの?」

アパンダ「ページを破いて床に張り付けてるんす。これで・・・」ペタペタ


『紙でできた 陣ができあがった!』


アパンダ「はい、できました。即席のセーブポイントっす」ペタ

アパンダ「記録を取りたかったら僕がここに書きますから、言って下さいね」

オメガ「オマエ・・・本当ニ便利ダナ」

アルティミシア「さすがオートセーブ屋・・・」

スコール「テントは!?テントは張れるのか!?」」

アパンダ「あんたらくらいになったらどこでテント張っても同じでしょ」

アルティミシア「正直ここのモンスター程度なら寝ながらでも撃退できるな」キリ

スコール「それができるのは同じモンスター同士だけだよ。この化けもんが」

スコール「おい、テント張るぞ!俺はもう寝たいんだ!」バッ

アパンダ「その図太さも大したもんっすけどね」


『テントを はった!』


・テント内

スコール「ウド巨人はもうすぐ?」

アパンダ「さっきネクロフォビアがいましたからね・・・もうこの奥すぐですよ」

アパンダ「ほら、ここからでも見えるでしょ?根っこが段々と増えて来てるじゃないっすか」

アパンダ「根っこがいっぱいあると言う事は、幹、つまりエクスデスが近いと言う事っすよ」

アルティミシア「ところで単刀直入なんだが・・・そいつは強いのか?」

アパンダ「そりゃそうっすよ。いきなり次元の狭間に現れて僕ら全員配下にしちゃったんだから」

スコール「あ、じゃあアイツここの中じゃ新参者なんだ」

アパンダ「はいっす」

オメガ「チナ古参ハオレ」キリ

アパンダ「あんたらの前にもしょっちゅう勇者と争ってましたよ」

オメガ「デ、ソノタビニ封印サレテタンダヨナ」

アルティミシア「なんだあいつ。人間如きにしてやられるとは大したことないではないか」

アパンダ「人間って言っても勇者ですよ・・・」

スコール「ババアとどっちが強い?」

アパンダ「え・・・」

アルティミシア「・・・」チラチラ

アパンダ「・・・たぶん同じくら(ry

アルティミシア「あん!?」ギロ

アパンダ「・・・アルティミシアさんの圧勝です」

アルティミシア「当然だな」キラン

スコール「脅すなよ」

オメガ「ンーデモ。本当ニイイ勝負シソウダナ」

ギルガメッシュ「姉さんもだいぶえげつないからなぁ」

アルティミシア「ふふふ、さすが私・・・」

ライトニング「そういえばお前確かハメ技持ってたろ」

全員「えっ」


ライトニング「なんだっけ?呪縛ハメとかいう」

アルティミシア「こら!しー!しー!」

スコール「・・・なにそれ」

ライトニング「なんだったかな・・・ええと」


【時の呪縛ハメ】発動4秒後に対象者を6秒停止させる技。これを繰り返す事で相手は全く動けないまま一方的に攻撃できる


全員「きったねえ・・・」

アパンダ「そんな事して勝って、うれしいっすか?」

アルティミシア「うっさいわ!ボケッ!遊びで戦ってるんじゃないんだよ!」

アルティミシア「勝てば官軍だ!むしろどんな方法を使っても勝ちに行く私の姿勢をほめろ!」

アルティミシア「正々堂々なバトルがしたければス○2でもやってろよ!!」

スコール「つかお前隠し玉いくつあるんだよ・・・」

アルティミシア「お前が全部出し切る前に勝手に自滅したんだろが」

アルティミシア「嘆け。自分の無力さを」キリ

ギルガメッシュ「これ、どうあがいても無理だろ」

オメガ「相手ワルスギ」

アルティミシア「お前らだってジエンドとか超究武神破拳とか、卑怯すぎるハメ技使おうとしてたろうが」

アルティミシア「お前がよくてなんで私だけダメなんだ。むろんお前との最終決戦でもガンガン使っていくぞ」

アルティミシア「目標はエクセレントクリア。達成した暁には画廊に絵画を一つ増やそう」

アルティミシア「タイトルはSUBRUO。意味は『変質者』だ」ハハハ

スコール「こ、このババア・・・!」ピキピキ

オメガ「スッゲー自信」

アルティミシア「まぁ安心しろ。時の呪縛は本気で追い詰められないとできないから」

アルティミシア「あの老害野郎が、果たしてそこまで食らいつく事ができるのかな?」ハッハッハ

スコール「戻ったらパパに言って戦略練り直してもらわなきゃ・・・」


~~数分後~~


スコール「 」zzz

アパンダ「ほんとに寝ちゃったよ・・・」

アルティミシア「こいつ、最後まで何もしないまま終わるつもりか」

アパンダ「ほんと・・・なんでこんなんなっちゃったんすか」

アルティミシア「甘やかされて育ったからだ。育ての親に、そして仲間に」

アパンダ「一人っ子ですか?」

アルティミシア「ん~・・・ある意味8人兄妹だな」


アパンダ「大所帯じゃないっすか。じゃあ厳しかったでしょ」

アルティミシア「それがな、こいつ・・・」ゴニョゴニョ

全員「 」プッ

アルティミシア「全力でおねショタだったらしい。GFのせいにして封印しようとしてるがな」

アルティミシア「時間圧縮完成の暁には、当時の時間に戻ってからかいまくってやろうと思うのだ」

オメガ「鬼w」

ギルガメッシュ「このツラでショタ属性って」

ライトニング「なぜポープみたいになれなかったのだ」

スコール「・・・」zzz

アパンダ「じゃあなんでリノアちゃんと付き合いだしたんすか」

オメガ「ムッシャ毛嫌イシテタノニ」

アルティミシア「わからん。そこは本当に永遠の謎だ」

ギルガメッシュ「姉っぽい見た目だから?」

アルティミシア「ところがどっこい中身は人ですらなかった」

オメガ「ソラ乗リ換エタクナルワ」

ライトニング「不思議ちゃんが好みなのか?」

アルティミシア「そうだな・・・ひとつ共通してるのは」

アルティミシア「・・・たれ目の女性が好み?」

全員「ああ・・・」

ライトニング(じゃあヴァニラに色仕掛けさせたら落ちるのかな・・・)


『HPが 全開した!』


スコール「なんだろう、すごく悪口を言われていた感じがする」フワァ

アパンダ(この人はこの人で鋭いな・・・)

ライトニング「無のある場所はこの先だな?」

アパンダ「はい、この先っす」

ギルガメッシュ「そしてエクスデスの待つ所・・・」

オメガ「アイテム欲シカッタライエ。チョコボパシラセテトッテコサセルカラ」

アルティミシア「よし、では」


全員「いくか!」


スコール「・・・」zzz

アパンダ「二度寝すな!」


ザッザッザッザッザッザ・・・・・


スコール「セルフィたん達ほんとのこの先にいんのかよぉ」

アパンダ「あれだけ探してもいなかったって事は、もうそこしか考えられないっすよ」

スコール「いい加減太もも切れで禁断症状が出そうだ。ウド野郎の所にいなかったら俺はもう・・・」フルフル

オメガ「精神病院イケ」

アルティミシア「しかし本当に気になるところだな。そろそろ見つかってもよさそうなものだが」

スコール「着いたらあいつらがすでにウド巨人ぼっこぼこにしてたりして」

アルティミシア「ありうるな」

アパンダ「ありうるんだ・・・」

アルティミシア「あいつらはお前と違って正規ルートを進んだはずなのだがな」

スコール「ババアの生足とか見てもなんのやる気もわかねーよ・・・」

アルティミシア「だったら見るな。別に見せようとして出してる訳じゃない」

スコール「うう・・・はやくセルフィたん達に会いたい・・・」

アルティミシア「一応セルフィたん「達」になっている所に進歩が見られるな」


ザッザッザッザッザッザ・・・・・


スコール「あ、そういやババアさぁ」

アルティミシア「なんだ」

スコール「ムインって知ってる?」

アルティミシア「ムイン?ハインだろ」

スコール「やっぱそれ思うよな。でも元々はムインって呼び名だったらしいぜ」」

スコール「どこかのアホが聞き間違えたのがそのまま広まっちまったらしい」

アルティミシア「へえー」

スコール「で、そのハインもといムインの事、何か知らんの?」

アルティミシア「全く」キリ

スコール「なんでだよ。魔女の素だろ」

アルティミシア「味の素みたいに言うな。ハインだろうがムインだろうがお前らと同じ伝承レベルでしか知らないんだよ」

スコール「継承したときなんか声とか聞こえなかったのかよ」

アルティミシア「継承って・・・何十年前の話だよ。とおに忘れたわそんなもん」

アルティミシア「あ、でもびっくりしてぶっ倒れたのは覚えているぞ。なにせ突然だったからな」

アルティミシア「いやーあれはびっくりしたなー」ウンウン

スコール「お前魔女になる前は何してたの?」

アルティミシア「え・・・なんでそんな事聞くんだよ」

スコール「いやなんか気になるじゃん」

アルティミシア「そんなもの、天才アーティストに決まっているだろ」

アルティミシア「私は100年に一人の天才ともてはやされ、私のプロデュースした作品が尽く高値で売れたのだ」

スコール「ほんとかよ・・・」


アルティミシア「そしてその資金を元に会社を起こし、さらに飛躍的成長を遂げたわが社は、自社ビルならぬ自社城を建てたのだ」

アルティミシア「それがアルティミシア城だ」

スコール「ああ、だからあんな悪趣味だったの」

アルティミシア「嫉妬すな」ハハハ

スコール「マネーの虎かお前は」

アルティミシア(本当は人間だった頃の事など一切覚えてないんだけどな)ハハハ


アパンダ「あっみなさん前」


【エンカウント】シンク ムーバー


ギルガメッシュ「こういう時の雑魚はホントうっとうしいな!」チャリ

ライトニング「勝つ見込みもなくただやられに来ただけだものな」ジャキ

スコール「あーすまん、ウド巨人目前だと思ってエンカウントなし外してたわ」

スコール「これ終わったら付け直すから、サクっとやっちゃって」

アルティミシア「いや、必要ない」

アルティミシア「だれか・・・ギルガメッシュ、私の背中をくるくると回してくれないか」

ギルガメッシュ「えっなんで?」

アルティミシア「いいから」クネクネ

ギルガメッシュ「・・・いくよ姉さん」

ギルガメッシュ「そらっ!」グルン!


【騎士の剣(溜め)】


クルクルクルクルクルクル・・・・


ドバババババババババババ!!


「ギエエエエエエエーーーーーーー!」ボォン


スコール「・・・」

アルティミシア「そのまま回し続けろ。回せば回すほど出てくるから」ドバドバドバ

ギルガメッシュ「おお~こりゃいいや!雑魚がドンドン串刺しになってってらw」クルクル



クルクルクルクルクルクル・・・・


ドバババババババババババ!!


ボォン ボォン ボォン


アパンダ「全自動雑魚狩り機ですか。便利っす」

スコール「かき氷かお前は・・・」


クルクルクルクルクルクル・・・・


ドバババババババババババ・・・・・・・・・


スコール「お前のその時折見せる家電製品感はなんなの?」

アルティミシア「これが完全開放された私の実力だ・・・」フフ

アルティミシア「いいか?私はな、そこいらの魔女と違って頭一つ抜きんでているのだ」

スコール「抜きで過ぎて首吹っ飛んでるわ」

アルティミシア「何も時間圧縮だけではないぞ。通常の魔法使用に置いても私は群を抜いているのだ」

アルティミシア「私はなんと、通常魔法を連射撃ち、溜め撃ちと二種類の方式に使い分ける事が出来るのだ!」ドヤァ

ライトニング「遠距離型のマジックシューターと呼ばれていたな」

オメガ「ホントニロックマンダナ」

アパンダ「じゃあ近距離に弱いんすか?」

アルティミシア「そういうアホな勘違いをしてくる奴の為に、こんなものがある」キラン


【騎士の矢】溜め状態だと空間に固定する設置型弾幕になる。設置数秒後に時間差で一斉発射する」


アルティミシア「で、アホ面下げて突っ込んでくるバカの顔面を貫いてやるのだ」

アルティミシア「ちょうどこいつのように」ニヤ

スコール「・・・」ピキピキ

ギルガメッシュ「じ、自前のトラップ・・・」

オメガ「DIOジャン」

アルティミシア「ちなみに今クルクル回りながら撃ったのが【騎士の剣】連射性能は私の固有魔法の中でもピカイチだ」

アルティミシア「そして相手がちょこまか動き回るスピードタイプならこれだ」


【騎士の斧】連射、溜め両方とも追尾性能あり。3つの中で最も攻撃力が高い


アルティミシア「これで脳天をカチ割ってやるわけだ」キラン

オメガ「ホントナンデモアルナw」

アパンダ「なんで全部、「騎士の」がつくんすか?」

アルティミシア「・・・」

スコール「魔女ってな、旦那、恋人の事を「魔女の騎士」って呼ぶんだよ」

アパンダ「へえー」

スコール「でもこのババアは非モテだから仕方なく自分の魔法に騎士の名を(ry


【騎士の斧】


スコール「ぎええええええええーーーーーーーー!」ガツーン

アルティミシア「とまあこんな感じだ」キリ

スコール「の、脳に響く・・・」ボーンボーン

アルティミシア「ほら、モンスター来たぞ。回せ回せ」

ギルガメッシュ「速く回したらいっぱい出る?」

アルティミシア「かもな」ニヤ

ギルガメッシュ「おっしゃ!いっけぇーアルティミシア砲~~~!」ドバババババ

ライトニング「大丈夫か?」

スコール「斧で頭カチ割るとか猟奇的すぎだろ・・・」ヒリヒリ


ドババババババ・・・

ボォン ボォン ボォーーーン


アルティミシア・ギルガメッシュ「ワハハハハーーーー!」ドバババババ


スコール「ババアめ、次から次へと手ごわくなりやがって」

ライトニング「武器としても装備できるのか。いよいよ化け物だな」

スコール「何ウェポンなんだよ・・・」


全員「あっ」


『さいごの転送陣に たどりついた!』


アパンダ「みなさん!これ!これですよ!」

アパンダ「これがエクスデスへと続く最後のワープ装置!つまり決戦の箱舟!」

アパンダ「これに乗るともう後戻りできませんよ!準備はいいですか!?」

スコール「ちょっと待てよ。俺らウド巨人の事なんもしらねーって」

ライトニング「ちょっと情報が足らなさすぎるな」

アパンダ「そういえば・・・あの人が戦ってる所見たことない」

アルティミシア「一度分身は倒したがな。無論あれは実力を出し切れていないだろ?」

ギルガメッシュ「あいつはいつも戦いは部下にやらせてたからなぁ・・・」

ライトニング「まさに「将」だな」

スコール「えーっと、俺は一度ボッコボコにやられてるんだ・・・そうだ」

スコール「確かあいつ、剣技が使えたはずだ。達人並の高速剣」

アルティミシア「『暗黒魔導士』と呼ばれているくらいなのだから、無論魔法もほぼ把握しているのだろうな」

スコール「そうだ、リノアが言ってた・・・確かワープを利用した戦法を得意とするって」

アルティミシア「瞬間移動か・・・動きが速いだけなら問題ないが、ワープされるとなると話は違ってくる」

ライトニング「エクスデスか・・・あいつはええと・・・そうだ、もっぱらカウンター狙いの待ち専だったはずだ」

オメガ「一言デイウト、ナンデモ器用ニコナス「オールラウンダー」ッツッタトコロカネ」

アパンダ「もちろん弱点なんかないっすよ。耐性もバッチリっす」

全員「厄介だな・・・」

スコール「さすがにアレ相手にそのまま突撃するって言うのもな・・・」

アルティミシア「ふいうちみたいなこちらが有利になるアビリティは効かないのか?」

アパンダ「エクスデス相手にバックアタック?無理無理!絶対不可能っすよ!」

オメガ「マァソラソーダワ」

スコール「もう全部ババアに任せればいいんじゃね?」

アルティミシア「ついでにお前を盾にするがそれでもよければ」

スコール「身代わりじゃねーんだよボケが・・・でもなんとかこっちのペースに持ち込みたいよなー」

スコール「ふいうちみたいなアビリティねえ・・・ふいうち・・・ふいうち・・・」

スコール「・・・」


スコール「お前ら緊急集合・・・」ニヤ


~~打ち合わせ中~~


スコール「みたいな感じで」ニッコリ

アパンダ「エ、エクスデス相手なのに・・・」

ギルガメッシュ「最悪真っ先に死ぬぞ、お前」

スコール「大丈夫だろぉ。テキトーにあいつの配下の名前出しとけばいけるって」

スコール「だってさあ、今までの話から察するに、あいつは超クラシカルな正統派ボスなわけじゃん?」

スコール「正統派に正攻法で挑んでもこっちのリスクが増すだけじゃん。だったらいっそこうやって」

ライトニング「人としてなにか大事な物を失う気がするのだが・・・」

スコール「もう人じゃないからいいでしょ」

ライトニング「・・・・」

スコール「正統派が唯一弱いのは、予想不能な死角からの一手。つまり邪道なわけじゃん」

スコール「そっちは俺らの専門分野だろ・・・」ニヤニヤ

オメガ「オレ「ラ」ジャナクテオマエトババアダケダロッテ」

アルティミシア「私を一緒にするな!私も正統派だ!」

スコール「んじゃまぁ聞くけど、これ以外になんか有効な方法ある?」

全員「・・・」

スコール「キレイ事言ってる場合じゃないですぜ。皆々様」

スコール「相手は世界を自分事無に帰してしまおうとしてるマジ○チですよ。そら少々こちらが汚くったってお釣りがくるってもんですわ」

スコール「やるの?やらないの?」

スコール「 D O C H I ! ? 」

全員「・・・やる」

スコール「よい返事です」ニッコリ

ギルガメッシュ「なーんかバッツ達に申し訳ない気が・・・」

ライトニング「結局最後の最後までこれか・・・」ハァ

オメガ「アノオッサン今ノ俺ミタラ腰ヌカスダローナー」

スコール「皆の衆、準備はよろしくて?」

アパンダ「なんでお嬢言葉なんすか」

アルティミシア「・・・ここをくぐれば最終決戦だ。もう後戻りはできんぞ」


全員「・・・」ドキドキ


ギルガメッシュ「バッツの無念を晴らす為に!」

ライトニング「世界の終焉を遅らせる為に!」

オメガ「久々ニ顔ヲ見セニ!」

アルティミシア「ワインの恨み!」

スコール「セルフィルート!セルフィルート!」

アパンダ(どうしよう僕完全に裏切り者だ・・・)


全員「 い く ぞ ! 」



→【ラストフロア5】

        i!               ,
        !i    ヽ   i!   ,  i!
        { ヽ-、   lヽー ー、ノ  / l,
        l  O ヽ  }ヽヽ,,,,,,,lヽ/ Ol
      ,ィ'、    <'ヽ ヽ,,,,,_  l 、  ヽ、          <ここまで
      l   ヽ-- '、,,__,ヽ   } i! { `ー--i、
  /|   |ヾ、        ヽー' l Ll ヽ l ヽ`ー、___
  | l  {ニニ=ー-、ヽ、      l H!   i l"´,ィュ、三ノ , '
  { .|  |     l  ヽニ=ー---ー'ニiーv/ トーイ、三三lー'   
.  ヾ `ー.i、-ー‐‐イ' }ゝー-、コ__,,,,ニニ、ヒ / l, l , l i l '、
   ヽ、  l、__, -ヽノl  }ーニトー--ー-イ{   l, { l_l_l_lノ
    ヽ、      丶、__  l、_ i! i! i!|  l`i,,コi!
      lヽー-、__   ミソ`ーーニニ= l i、,,| .l l {
      |  | i `iーミ    ,-i     l l i!l |i  l
       l  li lrー'、__   ノ/.l    l' !l li  }
     |  |ー-ミ、____}   l l i    |  li |}  l
     l  l l ソ _       l | l    l  il lヽ l
     |  | イ l´     | l l    | i l |ノ/l
     l  l .i |      l | i    l | l l ',  .l
     |  l l l      | l  l    ! .i | | ',  l
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    /   l  {    l     i   .l    l  l  l  l
   /    l   l   ./    ,イ_  ,イ   l  .l  l .l
.  〈    l  /ー、,イ_    |`l l"´ ヽ、.  l  .l  l l
  ヽ,    l  }  ソ,イ    ヽ、ヾ、ュニー'ヽ, ヽ  l  l l
   く   /,ィ'ニ=/ iノ       `ー、______二コ`ー゙.  l l
    ヽ,/./'ー-、,,、'                     li


・ラストフロア5


ム オ”オ”オ”オ”ーーーーン・・・


バチッ バチッ バチッ・・・・


エクスデス「・・・・」


ササッ ササッ


エクスデス「む・・・誰かいるのか?」


男「ちわっ~す、宅急便で~す」

男「お届け物もって参りやした~。えと、エクスデスさんでお間違えなかったですかぁ?」

エクスデス「いかにも、このわしこそがエクスデス。無を手に入れ、死を超越する者・・・」

男「あ、その辺どうでもいいんで・・・とりあえずハンコ下さい」

エクスデス「・・・サインでいいか?」

男「大丈夫でーす」

エクスデス「・・・ほら!」カキカキ

男「あざっす。ではこれ控えです」ペラ

エクスデス「誰からだ・・・?」

男「次元城のハリカルナッソスさんって方からです」

エクスデス「ハリカルナッソスがわしに贈り物・・・?ふふ、あいつめ。一体何を企んでいるのやら」ファファファ

男「一応割れ物入ってますんで注意して下さいね。では毎度おおきに~」スタコラ

エクスデス「割れ物?一体何を・・・」ビリビリ

エクスデス「む、手紙が挟まっておる。どれどれ・・・」ペラ


【ファッキュー 「ム」ッツリツリー】


エクスデス「!?」


【騎士の矢】設置型


エクスデス「おおおお!?」


『ダンボールから 無数の矢が 飛んでくる!』


ドバババババババ!!


エクスデス「うごごごごごごーーーーーーーーッ!」バシバシバシ


男「しゃあ!かかった!」バッ

スコール「全員突撃ィーーーーーーーーーーー!!」


エクスデス「!?」


スコール「やっちまえーーーーーーー!!」


全員「オラァァァァァァァ!!」


【エアロ】【サンダー】【ブリザド】【エレメト】【ルインガ】


エクスデス「ぬああああああッ!?な、なんだ!?」ズドォン

ライトニング「次だ!」

ギルガメッシュ「このクソ上司!よくも俺をこんな所に沈めてくれたなァ~~~!」バッ


【正宗】さきがけ効果


エクスデス「ぐおおおおおおおおお!ギ、ギルガメッシュ!?」ズバーン

スコール「ちょっとてめーら!弱体忘れてんぞ!」


【メルトン】体力0


エクスデス「おおおおおおーーーーーーーーー!?」チリチリチリ

スコール「しゃあ!赤くなった!チャンスだ!」

スコール「全員物理でタコ殴りにしちまえ!!


全員「オラァーーーーーーーッ!」


【アルテミスピアス】

【アルテマウェポン】

【連続剣】


ズバズバズバズババズバズバズバ・・・・・


エクスデス「お!?おお・・・!?」バシバシ

スコール「トドメだ!食らえ!」ガシ

スコール「新必殺、 バ バ ア カ ノ ン ! 」

ギルガメッシュ「回せ回せ~~~~!」


【騎士の剣(溜め)】手動回転で弾幕UP


アルティミシア「~~~~~」クルクルクル

スコール・ギルガメッシュ「おらららららら~~~~~~~~~!」クルクルクルクル


ドババババババババババババババババ!!


エクスデス「うぐあぁーーーーーーーーーーーッ!!」チクチクチク

エクスデス「う、ぐふ・・・」ガク

スコール「まだ生きてやがる!しぶてえな!」

スコール「こうなったったら全員で袋叩きだ!いっけぇーーーーーーー!」


ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ・・・・・・・・・・・


スコール「この!この!落ちろウド野郎!」バシバシ

アルティミシア「会いたかったぞ貴様ァーーーーーー!我が城の恨み、お前の体で償ってもらう!!」ドバババババ

ライトニング「世界を無に包ませなどさせん!」ズバズバズバ

ギルガメッシュ「この!この!よくもあんな目に合わせやがって!」ゲシゲシゲシ


エクスデス「ぐわっ!ちょ、なな、なんなのだ一体!」


全員「 オ ラ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ! ! 」


アパンダ「なんだこの光景・・・」



~~エクスデスタコ殴り中~~



エクスデス「 」チーン


ギルガメッシュ「ハァ・・・ハァ・・・!」

スコール「勝った!感動のエンディング!」ブイ

アルティミシア「老害討ち取ったりィーーーーーー!」

アパンダ「うそ~ん」

スコール「ああ・・・瞼を閉じればエンドロールが見える・・・」ジンワリ

アルティミシア「泣くぞ、すぐ泣くぞ、絶対泣くぞ、ほら、泣くぞ」

スコール「ガーデン案内できなくてごめんな・・・俺、帰ってねるから!」

アルティミシア「その代わりもう・・・老害魔導士はもういません!」ゲシ


スコール・アルティミシア「だっはっはっはっはーーーーーーーーッ!w」


ライトニング「いかに暗黒魔導士とて、このなんでもありな不意打ちには適わなかったか」

アパンダ「この人一応人間の邪念からできたはずなんすけど・・・」

オメガ「邪念VS邪念カヨ」

スコール「おっとまてウド巨人。死ぬ前に一つ聞かせろ」グイ

スコール「セルフィたん達はどこだ。ここにいるはずだ。教えろ」

エクスデス「 」

アルティミシア「後リノアもな」

エクスデス「 」

スコール「・・・勢い余って死んじまったか?」

アルティミシア「ふん、枯れ木が」ペッ

アパンダ「これだけでそう簡単にやられますかねえ」


エクスデス「 」


シオ・・・・


スコール「ん?」


エクスデス「 」シオシオシオシオ


『エクスデスが きゅうげきに かれだした!』


スコール「おわ!なんだ!?」

ギルガメッシュ「これ・・・エクスデスじゃねえ!」

アルティミシア「何!?」

ギルガメッシュ「こりゃ分身の方だ!根っこから生やした、ただのデク人形だ!」

スコール「なにゃあ!」ガビーン

オメガ「マァソラソーダロ」


「騒がしいな」ザ


全員「!?」



エクスデス「やれやれ、久々の客人はどうやら作法を知らぬらしい」



スコール「でやがったな・・・」

アルティミシア「こっちが本体か・・・!」

アパンダ「や、やば~~」ガクブル


オメガ「ヨッオッサン」


エクスデス「ん・・・お前、オメガか!?」

オメガ「ソウソウ、オレダヨオレ」

エクスデス「オメガ・・・その姿は一体・・・」

オメガ「ナンツーカコウ、色々アッテ」

オメガ「巡リ巡ッテ、コウナッタ」

エクスデス「なんとまぁ・・・随分とレトロになったものよ」ファファファ

スコール「レトロはお前だゴルァ!なんだその正統派悪役スタイルは!」

スコール「今時お前みたいなのいねーよ!姿慎め!ボケッ!」

エクスデス「ギルガメッシュ・・・随分久しぶりだな」

ギルガメッシュ「ああ、バッツ達の仇を取りに来たぜ!」ジャキ

エクスデス「バッツ?ああ、あの目障りな人間共・・・」

エクスデス「しかし何か勘違いしていないか・・・?奴らに直接手を下したのはこのわしではないのだが?」ファファファ

ギルガメッシュ「うるせえッ!しのごの言うな!似たようなもんだろが!」

ギルガメッシュ「それに俺をこんな所に送り込みやがって・・・ぜってえ許せねえ!」

エクスデス「それは貴様が任を忘れて・・・ファファファ、逆恨みとはまさにこの事よ」

ギルガメッシュ「この野郎・・・」ピキピキ

スコール「そういえばこいつなんでここにいたの?」

オメガ「ナンカ仕事トチッテ左遷サセラレタラシイ」

スコール「それこいつが悪いんじゃん」


ライトニング「貴様が無の力を呼び起こそうとしているものか」

エクスデス「む?こちらは見ない顔だが・・・」

ライトニング「世界の終焉はまだはやい。今ここで全てを無に帰すわけにはいかない」

ライトニング「お前、わかっているのか?無は万物の事象。神々が織りなす創世の祖。決して力などではない・・・」

ライトニング「いかに繊細に扱おうと、結局飲まれるのはお前自身なのだぞ?」

エクスデス「ではその創世の力を持って神々を超えよう。死を超え、さらにわしは神をも超えるのだ」

ライトニング「戯言を・・・!」ジャキ

スコール「てめえウドゴルァーーーーーー!んなこたどうでもイイんだよ!!」

エクスデス「おや、貴様は見覚えがあるぞ?確か・・・」

スコール「このクソボケ!よくもこっちの時代で好き放題してくれたな!」

スコール「おかげでえれー恥かいたわ!償え!死を超えてそのまま天国へ行け!」

スコール「つかそもそもセルフィたん達どこいったんだよ!ここにいんだろ!?出せよゴルァ!!」

エクスデス「セルフィたん・・・?誰だそいつは」

スコール「外ハネヘアーがクルンとかわゆい俺の彼女だよ!」

アルティミシア「違うだろ!?」

エクスデス「むむ・・・お前の仲間か・・・」

エクスデス「そうだ、思い出した。確かガーデンとやらでこのわしが一網打尽にしてやった」

スコール「あの時はまだ技が揃ってなかっただけだ!育ちきった今の俺達ならお前をフルボッコに仕返す事が可能なんだよ!」

スコール「出せ!and 死ね!なされるがままに!」

エクスデス「なんというワガママな・・・貴様も邪念より生まれし者か?」

スコール「俺は愛の権化だ!お前みたいなヨゴレと一緒にするな!」

アパンダ(アンタの場合は自己愛でしょ・・・)

スコール「いいからはやく返せよ~~~~~~!」

エクスデス「そんな事言われても・・・ここにはおらん」

スコール「はぁ!?」

エクスデス「ここにはずっとわし一人しかおらんかった。来客など、そう」

エクスデス「あの日リノアがここに迷い込んだ時・・・その一回だけだ」

スコール「そうだリノア!リノアはここにきてないのか!?」

エクスデス「魔女アデルを捕えると言ったっきり帰ってこないな・・・」

エクスデス「やれやれ、一体どこで油を売っているのやら」ファファファ

スコール「笑ってる場合じゃねーだろ!知ってるか!?リノアはお前を裏切る気だぞ!?」

エクスデス「リノアがわしを?・・・なぜ?」

スコール「お前エヌオーって知ってるだろ!?お前の先代『無』ハンターの!」

スコール「あいつはそのエヌオーの手先なんだよ!お前は利用されてただけだ!」

スコール「そもそもあいつが人の下に着くタマか!?いい加減気づけ!ボケッ!」

エクスデス「リノアが・・・エヌオーの手先・・・?」

エクスデス「ファファファ・・・ファーーーーーファファファファファ!」

スコール「何笑ってんだウドゴルァ!」


エクスデス「人間の分際で中々上出来なジョークだ。リノアがエヌオーの手先・・・」ファファファ

スコール「ジョークじゃなくてリノア本人がそう言ってたんだよ!エヌオーの肉体は無に飲まれて消えたから!」

スコール「だからエヌオーの意志だけがリノアを操ってるんだとよ!笑ってる場合じゃねーだろ!?」

エクスデス「ファファファ・・・リノアめ、そう言って乗り切ったのか」

エクスデス「さすがだ・・・やはりあやつはわしの配下でもっとも優秀よ・・・」ファファファ

ギルガメッシュ「乗り切っただぁ?」

オメガ「マタブラフダッタッテオチカ?」

エクスデス「ファファファ、お察しの通りエヌオーはかつて無を手に入れようとし、逆に無飲みこまれ消えた」

エクスデス「しかしエヌオーの意志のみは残り続け、跡を継ぐ者を探している。そこまでは本当だ」

スコール「・・・?」

エクスデス「わしの出生は・・・もうご存知のようだな?」

スコール「木・・・だろ?」

エクスデス「そう。ムーアの大森林の数ある樹木の数々。そこに集まる人間の邪念を吸い続けた一本の木があった」

エクスデス「邪念の膨らんだその木は、邪念が邪念を呼び、ついに一つの大きな邪悪を呼び起こした」

エクスデス「それはかつて無を手に入れようとした者のなれの果てとも言うべき邪念・・・」

スコール「じゃあ・・・!」

エクスデス「その巨大な邪念をも吸いこんだ一本の木は、ついに一つの生命体として独立し、動き始めた」

エクスデス「そうだ。お前らの言うエヌオーの遺志を継ぐ者とは・・・このわしのことよ!」ファファファ

ギルガメッシュ「だま・・・された?」

オメガ「ナンダ。結局オッサンノコトダッタノ」

スコール「あんのアマぁぁぁぁぁ!」ガン!

エクスデス「真実と虚をうまく織り交ぜた、相手を欺く話術・・・さすがリノア、優秀な我が弟子よ」ファファファ

スコール「リノアリノアうるせーよ!ひいきしてんじゃねーよ!」

スコール「孫をかわいがる老人か!目にかけてんじゃねーよ!ヴェルダースオリジナルかてめーは!!」

エクスデス「だが役目を果たしたはずのリノアが戻ってこん・・・これはむしろわしの方が聞きたいのだが」

エクスデス「貴様ら、リノアをどこへやった?」

オメガ「ソウイヤアイツ、ナンデハグレタノ?」

スコール「それはこのババアがヒス起こして時の流れの中ででけーのぶっぱなして・・・」

アルティミシア「・・・・」

エクスデス「魔女よ、貴様のせいか」フゥ

スコール「ぐぎぎ・・・ババァ!こうなりゃお前が頼りだ!」

スコール「なんか言ってやれ!あのじじいを論破するんだ!行け!」


アルティミシア「・・・」ザ


エクスデス「お前は・・・」


アルティミシア「やっと会えたな。老害野郎」

エクスデス「ろ、老害・・・」

スコール「やっちまえ!くそみそに論破するんだ!」

アパンダ「べしゃくりで戦いに来たんすか?」

アルティミシア「お前に会ったらなんて言おうか、そればかりを考えていた・・・」

オメガ「ナンカ乙女チックナ発言」

エクスデス「ほぉ、これはこれは・・・して、わしに何を言うかは決まったか?」

アルティミシア「・・・・」ビキビキ


アルティミシア「貴様よくも私の□※△○□※ァァーーーーーーーーーーーッ!!」


全員「!?」


アルティミシア「このクソボケ□※△○□※□※△○□※!!お前マジで(聞き取り不能)!!」


アルティミシア「一体□※△○□※□※△○□※!?ええ!?(聞き取り不能)!!この(聞き取り不能)が!!」


アルティミシア「(聞き取り不能)□※△○□※□(聞き取り不能)(聞き取り不能))□※△○□※□ーーーーッ!!」ブチブチブチ


エクスデス「・・・?」


スコール「お、落ち着けババア!何言ってるのか全然わかんねえ!」

ライトニング「怒りを抑えろ!ろれつが回っていないぞ!」

アルティミシア「~~~~!」フーフー!


エクスデス「・・・モンスターの鳴き声か!?」


アルティミシア「モンス・・・□※△○□※□ーーーーー!?」

スコール「あながち間違いとは言えないな・・・」

ギルガメッシュ「ちょっと姉さん、興奮しすぎだって!」ガシ

アルティミシア「キィィィィ~~~~~~~~~~~!!」ビキビキビキ

エクスデス「やれやれ、かつて幾度となく勇者とあいまみえたわしだが」

エクスデス「これほど愉快なパーティは初めてだ・・・一興になったぞ」ファファファ

アルティミシア「何上からモノ言ってんだこの老害やろォーーーーーーーーーー!!」

スコール「ごゆるりとしてんじゃねえぞ!勇者共に負け越してる分際で!」

スコール「今度もこっちの完勝で終わらしてやるわ!!覚悟しろ!!」

エクスデス「やれやれ・・・時を操り時空を思うがままに歪曲する、神の如き力を持った者が、まさかこのような者だったとは」

エクスデス「幻想とは得てして無常なものよの」フゥ


エクスデス「悠久の時の鎖から、ついに無が解き放たれる日が来たのだ・・・」ファファファ


アルティミシア「こ、殺す!この雅な態度が最高に殺意だ!」ビキビキ

スコール「出鼻こそくじかれたものの、今度こそ4人でフルボッコにしてくれるわ・・・」ヒクヒク

ライトニング「そういう事だ。覚悟しろ」ジャキ

ギルガメッシュ「バッツ・・・見ててくれ!」ブオン

オメガ「オマエナニモ言ワナクテイイノ?」

アパンダ「あの・・・エクスデス・・・様・・・」


エクスデス「ん?本の魔物・・・お前らのペットか?」


アパンダ「ペット!?」ガーン

オメガ「w」

アパンダ「・・・やっちゃってください!」

オメガ「マァソンナニ外レテハナイダロ」



4人「 殺 す !」



エクスデス「全ては無に還るのだ・・・・・」ブオン




【エンカウント】エクスデス


ギルガメッシュ「だらぁーーーーーーーッ!」

エクスデス「しばらく見ぬ間に少しは役に立つようになったか?」

ライトニング「散り果てろ!」

エクスデス「ほぉ・・・女騎士よ、このスピードは中々・・・だが」ブンッ


【ワープ】


エクスデス「まだまだ踏み込みが足らん・・・」ファファファ

ライトニング「消えたッ!?これが例の瞬間移動か!」

エクスデス「ほぉ、貴様の耳にまで届いているとは、中々うれしいものよの」ファファファ

アルティミシア「だったらワープする場所全てを爆撃してやればイイ」

エクスデス「む!?」


【騎士の矢】連打式


エクスデス「おおおおおッ!?これはなんと激しい弾幕の雨・・・」

アルティミシア「オラオラオラオラーーーーーーーーッ!」ドババババ


オメガ「サスガオッサン、一人デモ食ライツイテルナァ」

アパンダ「みんなー!がんばれー!」

スコール「いけっ!そこだ!そこ!もっと右ィ!」

アパンダ「あんたなんでいるの!?」

スコール「え・・・だってバトルメンバーは3人までだし・・・」

オメガ「ナニラストバトルデベンチ温メテルンダヨ」

スコール「いーんだよこうやって一歩引いた目線から見るのも大事なんだから」

スコール「コラー!何やってんだてめーら!もっとこう、腰を入れてこう!」クイ

オメガ「監督ジャネーカ」


ギルガメッシュ「ちっくしょー!全然当たらねーよ!」

ライトニング「かくなる上は・・・奥の手だ!」パチン


【オーバークロック】


スコール「で、でた~~~!やられた側の迷惑を全く考えないねーやんの卑怯すぎるチート技~~~!」

アパンダ「もっとイイ風に言ってあげましょうよ~」


ライトニング「このまま一気に!」ダッ


ググ・・・


ライトニング「・・・ん?」


【ブラックホール】


ライトニング「なッ・・・!?」


『ブラックホールに引き寄せられる!』


【オーバークロック タイムアウト】


エクスデス「 」キラン


【デルタアタック】


ライトニング「ぐあーーーーーーッ!」バリバリバリ


スコール「なにゃぁ!?」ガビーン


ライトニング「し、しまった・・・!」ガク



エクスデス「ファファファ、時を超えた先にあるのは無なり・・・」

ライトニング「か、カウンター型・・・だったな・・・」

ギルガメッシュ「こ、このヤロ~~~!」バッ


【ハイガード】


エクスデス「お前もまるで進歩しとらんな・・・」ガキーン

ギルガメッシュ「いィ!?」


【ソードダンス】


ギルガメッシュ「ぎにゃあああああああああ!」

エクスデス「全く・・・次元の狭間の外で一体何をしていた!貴様!」

エクスデス「それでも元エクスデス配下か!ええ!?恥を知れ!」ビシッ


ギルガメッシュ「・・・」プスプス


オメガ「元上司カラノキツイオ言葉」

スコール「有能上司だったのね・・・」

アパンダ「じゃあ残りは・・・」


アルティミシア「・・・」


エクスデス「時の魔女よ、貴様とこうして会いまみえる日が来る事を心待ちにしていた・・・」ファファファ

アルティミシア「それはさっきも聞いたわ。ボケが」


エクスデス「時間の圧縮・・・よもやこのような事が出来る者がいたとは」

エクスデス「おかげで随分長い間、幽閉されたものよ・・・」ファファファ

アルティミシア「元々木なのだから千年だろうが万年だろうが余裕だろ」

エクスデス「先ほど一瞬だけ解除されたと思ったら・・・この万の時からの解放と、その落胆。貴様にわかるか?」

アルティミシア「知るか。そういう作戦だったんだよ」

アルティミシア「お前こそいい加減諦めてここに根づいたらどうなんだよ。次元の狭間の長老の木として」

エクスデス「これはこれは世迷い事を・・・この強大な無の力を目の前にして何もせぬなど」

アルティミシア「だから力じゃないと何度言ったらわかるんだ。歳重ねすぎて痴呆にでもかかったか」


エクスデス「口の減らない魔女め・・・」プチプチ

アルティミシア「うるせえんだよ老害野郎・・・」ビキビキ


スコール「いまだかつてない程のピリピリ感だな」

オメガ「モハヤドッチガ悪イカワカンネーヨ」


ライトニング「に、逃げろ・・・」ガシ


スコール「ねーやん!?大丈夫なのねーやん!」

ライトニング「いいのを貰ってしまったが・・・ダメージは大丈夫だ」

スコール「でもあいつマジつええよ・・・俺も今すぐ逃げ出したいわ」

ライトニング「いや、そうじゃなくて・・・あいつ、私達が攻めてる間に・・・・」ゴニョゴニョ


スコール「 な に ゃ ぁ ! ? 」


アパンダ「どしたんすか?」

スコール「は、始まってからどれくらい経ってるんだよ!?」

ライトニング「もうかなり経っている・・・そろそろくるぞ」


エクスデス「貴様の魔女の力を奪い、この邪魔な時の鎖を全て絶ってくれる!」バッ

アルティミシア「お前のその尊大な鼻を真正面からぶっつぶしてくれるわ!」バササ


ライトニング「お前ならわかるだろ?あいつ、絶対正々堂々と戦わないぞ」

スコール「・・・」チラ


ウゾウゾ・・・ウゾウゾ・・・


スコール「あのババア・・・・」

ライトニング「戦いが始まったら全力で逃げるぞ。あいつは三度ここを崩壊させるつもりだ」

スコール「なんでいつも味方の安全を確保しないんだあのババアは・・・」


オメガ「サッキカラ、ナニ?」

アパンダ「いい加減教えてくださいよ」

スコール「上みろ」


アパンダ・オメガ「?」チラ


ウゾウゾ・・・ウゾウゾ・・・


アパンダ・オメガ「ワーオ・・・」

スコール「魔界の扉みたいになってやがんな・・・」

ライトニング「エクスデスに感づかれないようにゆっくりと歩を下げろ。そして始まったと同時に・・・」


エクスデス「ゆくぞ!時の魔女アルティミシア!」バッ

アルティミシア「死ね!腐れ老害野郎!」バササッ


ライトニング「ほらきた!」バッ

スコール「くっそ!てめー後始末はちゃんとやっとけよ!!」ダッ


エクスデス・アルティミシア「オオオオオオオーーーーーーーーーッ!」


ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! !



く る ん



アルティミシア「ぉぉつかれさまでしたぁーーーーー!!」(逆走)

エクスデス「ちょ、ええ!?」


スコール「 逃 げ ろ ! 」


【プチ月の涙(仮)】
ラストフロアに生えていた水晶をモンスターに変換し、アルティミシアの魔力で上空に集める。
そして任意のタイミングで相手に向けてモンスターの群れを放つ



ギ ャ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! !


エクスデス「なにぃーーーーーーーーーッ!!」ガビーン



ドドドドドドド・・・・!! ギャワーーーー!! ギャワワーーーーーー!!



『おびただしいモンスターが エクスデスに襲い掛かる!』


エクスデス「なんだこいつら!?一体どこからきた!?」


ギャワワーーーー!! グルルルル!! ギャオーーーーーー!


エクスデス「くっ!この!ええいうっとうしい!まとわりつくな!」ブオンブオン

エクスデス「ワープで離脱を・・・できん!このモンスター共が邪魔だ!」ガーン


ギャワーーーーーーー!!

エクスデス「こ、このぉ・・・ならばこうだ!」


【ブラックホール】


ギャワワワワーーーーーーーーーーーーーーーー!!


『モンスターの群れが 一点に吸い寄せられる!』


エクスデス「ハァ・・・ハァ・・・あの魔女め、ふざけたマネをしおって・・・」

エクスデス「魔女よ!どこへいった!姿を現したらどうだ!!」


アルティミシア「はい」ヒョコ


エクスデス「!?」

アルティミシア「時間稼ぎ乙です」


【騎士の矢】設置型


エクスデス「ぐわああーーーーーーーーーーーーッ!」ドドドドドド!


ドドドドドドドドド!!


エクスデス「こ、今度はこれか・・・!」バシバシバシ

アルティミシア「~~~」コソコソ

エクスデス「きさま~~~~何をしている!!」

アルティミシア「なにって、モンスター達にエサをだな」

エクスデス「エサ!?」


【フレアストーン】


エクスデス「 そ れ エ サ じ ゃ な い だ ろ! ? 」


アルティミシア「あのでかい奴におすそわけしてこい」


エクスデス「ちょ」


ギャワワーーーーーーーーーーー!!


【フレア】×モンスターに与えた数分


ズ ド ド ド ド ド ド ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 


エクスデス「ぐわぁーーーーーーーーー!!」


エクスデス「お、おお・・・」フラフラ

アルティミシア「・・・」ポリポリ

エクスデス「き、きっさまぁ~~~~~!」バッ

アルティミシア「あっそうだ」ポン

アルティミシア「お前の弟子に教えてもらった技を紹介してやるよ」

エクスデス「!?」


【クイック+トリプル】メテオ×6


ズドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・・


エクスデス「おおおおおおお!?」


ズドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・・


アルティミシア「さて、この間にまた矢を置いてッと」セッセ

エクスデス「や、やめろォーーーーーーー!!」


ズドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・・

ズドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・・

ズドドドドドドドドドド・・・・・・・・・・・


全員「えげつねえ・・・」


スコール「全部ハメ技ばっかりじゃねーか・・・」

ライトニング「汚すぎるだろ。お前の所のラスボス」

アパンダ「ま、魔女こわいよ~~~!」(治療)

オメガ「策士ッツーカナンツーカ」


アルティミシア「む?」


エクスデス「う、うごご・・・」ガク

アルティミシア「耐えたか。さすが暗黒魔導士だな」

エクスデス「ファファファ・・・卑怯な相手は・・・貴様だけではなかったからな・・・」フラフラ

アルティミシア「強がるな。フラフラじゃないか」


スコール「そういえばなんか一人忘れてね?」

オメガ「アッ」


ギルガメッシュ「 」(戦闘不能)


全員(またあいつか・・・)


アルティミシア「まったくあいつは・・・」ヤレヤレ

ライトニング「すまん。回収を忘れていた」

アパンダ「あの人の攻撃は味方の事まったく考えてないっすもんね」

スコール「ジハードかよ」


【ワープ】


エクスデス「むん!」ブンッ

アルティミシア「あっ!おい待て!逃げる気か!?」

エクスデス「ファファファ・・・貴様の実力、十分理解した・・・」

エクスデス「さりとてその程度、貴様では絶対にわしは倒せん・・・!」

アルティミシア「この老害野郎・・・さっきまでボコボコにされてたくせに」ピキピキ

エクスデス「遊びは終わりだッ!いいだろう・・・」

エクスデス「見せてやる。無の力を手に入れた・・・」

エクスデス「真のわしの姿をなッ!」


『エクスデスの体が 宙に舞う!』



ブブブブブブブブ・・・・


ブ ア ッ



全員「おわっ!」



ズドドドドドドドド!!


メキッ メキメキメキッ



ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!



スコール「え、ええ~・・・・」



ム オ”ン




エクスデス「じゃまな奴らめ、消え去るがイイ!」




【エクスデス(大樹形態)】


ライトニング「な、なんだこの異形の姿は・・・」

スコール「いやwでかすぎだろ!」

アパンダ「さっきの魔女さんよりでかいっす・・・」

オメガ「オッサンノ本体初メテミタワ」

アルティミシア「お、おお・・・」タジ


エクスデス「こうなったわしはもう誰にも止められんぞ・・・!」ギリ


スコール「口調もどことなくおこな感じがするし」

アパンダ「あ!ギルガメッシュ!ギルガメッシュをはやく助けないと!」


ギルガメッシュ「 」(戦闘不能)


スコール「そうだやばいよねーやん!あいつ放置してたら今度こそ本当に死んじゃう!」

ライトニング「わかった。オーバークロックで隙を見て・・・」


エクスデス「邪魔なら奴らは全て消し去ってやる!まずは、お前達の仲間だ!」

エクスデス「無に飲みこまれ、消えて行く様を見るがいい!」


全員「!?」



ム オ” オ” オ” オ” オ” ン !



バチッバチッバチッバチッバチッバチッ!!



エクスデス「まずはギルガメッシュ!お前からだ!」バッ


『ギルガメッシュが 無に 吸いこまれ始めた!』


スコール「おおおおおおい!やべえぞ!あいつギルガメッシュを消す気だ!」

アパンダ「はやく回収しないと!」

ライトニング「くっ、今行くぞ!」ダッ

アルティミシア「待て!それではお前まで・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・



バチッバチッバチッバチッバチッバチッ!!


ライトニング「す、吸われる!?」

スコール「やべえ!ねーやん!」ガシ

ライトニング「スコール!・・・おおおお!?」ググ


『スコールごと ライトニングを 吸いこみ始める!』


スコール「うそだろ!?俺ごと飲みこもうってか!?」ズズズ

アルティミシア「待ってろ!むん!」


【グラビシャ】


スコール「バ、ババア~~~!はやく助けてくれぇ~~!」ジタバタ

アルティミシア「ぐぎ・・・だ、だめだ!吸いこみ量は向こうが上だ・・・!」ググ

スコール「マジかよ!?なんとかしろよ!俺まで吸われちまうだろうが!!」

ライトニング「このままでは・・・ハッ!」


ギルガメッシュ「 」ズズズ


ライトニング「ギルガメッシュが!」

スコール「ババア~~~~!もっと本気だせぇーーーーーー!!」

アルティミシア「全力でやっとるわ!しかし・・・」グググ


ババッ!


スコール「!?」


【マジックハンマー】


スコール「 」ゴチーン

ライトニング「おお!?」グイ


アパンダ「ちょっと手荒いですが、吸いこまれそうになったら僕が全力でぶっ叩きます!」

アパンダ「さあ、魔女さん!はやくその二人を引き揚げて!」

アルティミシア「パ、パンダ・・・」

オメガ「ホレ、トッテキテヤッタゾ」


【クモの糸】


オメガ「ソレデソノバカ地ベタに張リ付ケトケ。ソイツ頭カラッポデ簡単ニ吸ワレルカラ」


アルティミシア「オメガまで・・・!」


オメガ「パンダ。ギルガメッシュノ所マデ運ンデ。アイツニモコレ貼リ付ケルカラ」

アパンダ「はいっす!」


ライトニング「まて!今から向かうのは危険だ!」

ライトニング「よせ!戻れ!」

スコール「~~~」ヒリヒリ


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・


ギルガメッシュ「 」(戦闘不能)

オメガ「オーイ、大丈夫カー」

アパンダ「オメガさん、は、はやく!」

オメガ「ッタクオメーモ上司ニ恵マレネーナー」

オメガ「ホレ、サッサトカエッテコイ」ペタ


エクスデス「おのれえええええ!邪魔はさせんぞォーーーー!!」


ム オ” オ” オ” オ” オ” ン !


『吸引が さらに つよくなる!』


オメガ「オワ!」ガク

アパンダ「や、やば・・・エクスデス本気で怒ってる・・・」


スコール「ぬおおおお~~~!」ガクガク

アルティミシア「おいお前ら!はやく戻れ!」


アパンダ「ぬあっ!ちょ、戻れなくないっすか!?」ジタバタ

オメガ「オレ今ポケステダカラマサニ手モ足モデネーワ」

ギルガメッシュ「 」ズズズ


スコール「お、おおいお前ら~~~!はやく戻ってこいよ~!!」プルプル


オメガ「ゴメン、無理ッポイ」

アパンダ「あわわわ、ほ、本が」バサバサ

ギルガメッシュ「 」ズルッ

アパンダ「ああっ!ギルガメッシュが!」

ギルガメッシュ「~~~~~」ズゴゴゴゴ


全員「ギルガメッシューーーーーーーッ!」



『ギルガメッシュは 無に 吸いこまれた!』



エクスデス「ファファファファファ!我が野望の邪魔をする奴は全てこうなるのだ!」


オメガ「助ケニキタノニカッコワルイ事ニナッチマッタナー」

アパンダ「うう・・・」バサバサ

オメガ「コリャ腹ククルシカネーワ。ウン」


ライトニング「ギルガメッシュが・・・」

アルティミシア「あれでは・・・あいつらも・・・」

スコール「ウド巨人オラーーーーーッ!いつまでファビョってんだ!いい加減このダイソン止めろ!ボケッ!」


オメガ「パンダ、シャーネーワ。中カラギルガッメッシュヲ見ツケヨウ」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


アパンダ「・・・黒ジャンさーーーーん!」バッ

スコール「!?」


【アパンダの本】今迄の記録が書いてある


アパンダ「それに今までの記録を全部書いてあるっす!小難しい話とかも全部そこに書いてあるッす!」

アパンダ「あんたただでさえ忘れっぽいんだから、なんかあったらそれ見て思い出してくださいッす!」

スコール「今迄の・・・記録・・・お前はどうするんだよ!」

アパンダ「中でギルガメッシュを探すっす!黒ジャンさんはエクスデスを倒してくださいッす!」

アパンダ「じゃないと僕ら無の中から出られないっす!そんなのいやっす!」

アパンダ「それができるのはあんたらだけっす!頼みましたよ!みなさん!」


ゴゴゴゴゴゴゴ!!


エクスデス「ファファファファファ!全て吸いこまれろ!」


オメガ「テナワケデアトヨロ」

アパンダ「頼みましたよ~~~~~!!」


スコール「お、お前ら!」バッ

アルティミシア「止まれ、あいつらの思いを無駄にしてはいかん」ガシ


オメガ「吸引力ヤベー」

アパンダ「あああああああ~~~~~~~~~~!!」


スコール「オ、オメガ!オメガ~~~~~!」

スコール「パンダ~~~~~~~~~~~~ッ!!」



ゴゴゴゴゴゴゴ!!



『オメガとアパンダは 無に吸い込まれた!』


ゴゴゴゴゴ・・・・


バチッ バチッ バチッ バチッ・・・・



エクスデス「ちぃ・・・時間切れか・・・・」



『無が おさまった!』


シュン・・・ シュン・・・


スコール「・・・・」

ライトニング「なんて事だ、あいつらまで・・・・」


エクスデス「我が野望に立ちふさがる者は、全てこうなるのだ!」


アルティミシア「取り残されて・・・しまったな」

アルティミシア「今際の言葉・・・・無に吸い込まれた者をさらに取りだす・・・果たしてそんな事が出来るのか」

スコール「ハッ!そうか、これ!」


【聖宝】


アルティミシア「それは・・・」

ライトニング「そうか・・・・聖宝!それを使えば、なんとかなるかもしれん!」

アルティミシア「でもどうやって?」

スコール「こまけえ事は後だ!とにもかくにもあいつを倒さないと話はすすまねー!」

スコール「ウド巨人ゴルァ!バッツの悲願、俺らが代わりに果してくれるわ!」

スコール「お前をフルボッコにした後、お前の種を砂漠に植えてやる!生えれるもんなら生えてみろ!」

スコール「そしてパンダとオメガとギルガメッシュの救出!セルフィたん達もみつける!」

スコール「そして元の世界へ帰る!その為にまずお前はおとなしくやられろ!ボケッ!」


エクスデス「貴様如きそんなマネが・・・笑わせるな!貴様が何をやろうとそれは『無』駄だ!」


スコール「己の存在が無駄なんじゃゴルァ!『無』は制御できねって何度いわせんだコノヤロー!」

ライトニング「できるできないの問題じゃない・・・やるしかなければ、やるだけだ!」

アルティミシア「私は時間圧縮の続きがあるんだよ。お前は邪魔だ!」


エクスデス「ファファ・・・いいだろう。貴様ら雑兵がいくら集まった所で、無の前には全てが無意味・・・」

エクスデス「悠久の時を待った・・・かつての光の意志を継し貴様ら。それを打ち砕き、今度こそ無の世界を築いてくれる!」


スコール「やってみろ!ウド野郎!」


エクスデス「無力な・・・愚か者め!」




全員「オラァーーーーーーーーーーッ!」




【エンカウント】エクスデス(大樹形態)

           ,-―'-----―-、_
 な に     /           \
こ の ス レ /              ヽ
         /  / ヽ   ヽ    /ヽ  ヽ
  ____/ i i ̄へ \ ̄ l/ /| .|| |、ヽ  ヽ
  | ___ /l/i/ ̄ ̄// ̄/ ノ|i .| | | | ||
  | |     V // ___  \   ::l l_||||
  | |     ||  |   |     U l l__)| ||
  | |     |.|U |   |      l l ||||
  | |     | | ├―-┤ U.....:::::::l l |||l

  | |____| ヽ_   .....┌─┐l l | l  l|
  └___/ ̄ ̄ヽヽ ̄ ̄ ̄`---l l l l  l|
  |\    |     ヽヽ――――]リ | |||
  \ \  \___ゝゝ____//  | | | |




ここまで


ライトニング「にしても・・・なんと巨大な・・・」

スコール「シャーーーーーッ!」ダダダダダ

アルティミシア「あ、おい!不用意に突っ込むな!」

スコール「死ねボケエエエエエエエエ!!」バッ!

エクスデス「愚か者め!」


【ホワイトホール】


スコール「うっだぁーーーーーー!」ドササ!

エクスデス「無様な。貴様如きに倒されるわしではないわ!」


スコール「 」(戦闘不能)


アルティミシア「はやすぎるんだよもぉ・・・ほら!」アレイズ

スコール「ハッ!てめーウド!よくもやりやがったな!」ムク

ライトニング「お前はじっとしてろ。まずは私が様子を見よう」

ライトニング「ハァッ!」


『ライトニングが 巨大な大樹に切り込む!』


ズバァッ!


ライトニング「!?」


エクスデス「ファファファ・・・・どこを切っておる?」

エクスデス「かゆいかゆい・・・むん!」


【フレア】


ライトニング「うぐっ!」ドドーン!

ライトニング「く・・・だめだ!でかすぎる!」


 |  || ■=  ■=  ■= |


エクスデス「む・・・この表示はいつぞやの・・・」

スコール「こんだけでかけりゃ斬り込みも増えるだろ!脳天から順に切り刻んでやるわ!」

スコール「オルァッ!」


【連続剣】


エクスデス「むう!こしゃくな!」

ライトニング「援護するぞ!そのままいけ!」バッ


【ビートダウン】【ルイン】【サンダラ】【エリアブラスト】


スコール「しゃきたーーーーーーーーッ!」キュイイイン


【ブラスティクスゾーン】


エクスデス「闘気の剣・・・でかい!」

スコール「サイズはぴったりだろ!ウドさんどうしてそんなにでっかくなっちゃったの!」

スコール「お礼にてっぺんからバッサリたたきってやるわああああああああ!!」


【ホーリー】


スコール「あががががががが!」ポポポポーン

エクスデス「そう易々と食らうと思うな!この青二才が!」

スコール「あ、ちょ、揺れる、ブラスティクゾーンの長さで倒れる・・・」グラグラ


ツルッ


チュドォォォォォォン!


エクスデス「ファファファ、盛大に後ろに転びおったわい」

スコール「この野郎・・・・!ブロー発動中に割り込んできてんじゃねえぞ!」

スコール「あーもう折角溜めたブラスティクスゾーンが・・・あっ」

アルティミシア「・・・」ヒリヒリ

スコール「・・・あたった?」


【騎士の剣】


スコール「あでででででで!」チクチクチクチク

アルティミシア「じっとしてろ!ボケ!」

エクスデス「ファファファ・・・この雄大な大木にそのような剣術もどきをいくつ使った所で、この身に傷一つつかん!」

ライトニング「そうかな?」


【シーンドライブ】



ライトニング「終わりにしよう!」

エクスデス「!?」


『無数の斬撃が エクスデスを襲う!』


スコール「しゃーーー!これがあったか!ねーやんの十八番!」

ライトニング「閃光の速度で斬られる気分はどうだ!?」ズバババッ!

エクスデス「ぐああああ!、お、己!」

スコール「まだまだいくぜウド巨人!」

エクスデス「!?」


スコール「パクられた技をパクり返す時がきた!」

スコール「いくぞ!ものまね発動ォーーーーー!」


【エンドオブハート】


スコール「・・・あれ、EOH?」


【ものまね】明らかに人智を超えた技はものまねできない(オーバークロック、ジャンクショングリーヴァ等)


スコール「先言えよ!」ガーン


エクスデス「貴様の技など全てお見通しだ!」

スコール「くそっ!このままいっちまうしかねえ!」

スコール「EOHくらえやあああああああああ!!」


【オールガード】


スコール「なっ!?」

エクスデス「 」キラン


【ブラックホール】


スコール「おごごごごご~~~~~!」バチバチバチーン

エクスデス「ファファファ、このわしに一度見せた技が通用すると思うなよ・・・」

ライトニング「カウンター型・・・・だと言ったろ」

アルティミシア「鉄壁の防御に間髪入れず繰り出すカウンターか。厄介だな」


スコール「 」チーン


アルティミシア「またか・・・」


エクスデス「ファファファ!無駄よ!無駄よ!この無の力を手に入れたわしに何人たりとも勝てる者はおらん!」

エクスデス「この覇王の力を手に入れたわしには貴様ら等ただの虫けらにすぎんわぁ!」


ライトニング「まるで効いちゃいない・・・さすがは暗黒の化身」

スコール「くっそ・・・この・・・かくなる上は!」ガバッ


スコール「ババア!」


アルティミシア「!?」


スコール「・・・」

アルティミシア「な、なんだよ」


スッ


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください」


アルティミシア「!?」


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」

スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」


アルティミシア「お、おいなんだよ急に!」


ライトニング「なにをしている・・・?」

スコール「ほら!ねーやんもやって!」

スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」

ライトニング「え・・・私もやるのか?」


エクスデス「?」


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ

ライトニング「え・・・その・・・」

ライトニング「ババ神様ババ神様・・・お目覚めください・・・」ブツブツ


アルティミシア「なんだよそれ!?気持ち悪いんだよ!やめろよ!」


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ

ライトニング「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ


『念仏のように 唱え出す!』


スコール「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ

ライトニング「ババ神様ババ神様、お目覚めください・・・」ブツブツ


エクスデス「命乞い・・・か?」


アルティミシア「・・・わかった!わかった!やる!やるから!」

アルティミシア「その気持ち悪い祈りみたいなのをやめろ!何がババ神様だ!」


スコール「バ、ババ神様~~~~~~~!」

ライトニング(あれそんな名前じゃないだろ・・・)


アルティミシア「ったく・・・」


エクスデス「ファファファ、時の魔女よ、貴様には随分苦しめられた」

エクスデス「悠久の恨み、ここで晴らしてくれようぞ!」


アルティミシア「あ、ちょっと黙れ今集中してるから」


エクスデス「・・・」


アルティミシア「あのな、言っとくがあれ結構しんどいんだからな?」

アルティミシア「無理矢理グリーヴァに割って入って・・・ほぼ乗っ取りに近いし、なにより服も脱げるのが・・・」

スコール「ババ神様が降臨なされるぞォーーーーーーー!総員退避ーーーーーーー!!」

アルティミシア「聞けよ」


エクスデス「なにを・・・?」


ライトニング「確かにあのでかいのに対抗できるのはあの化け物しかないな・・・」

アルティミシア「はーあ、無駄にでっかくなりやがって・・・」

アルティミシア「少しは合わせに行くこちらの苦労も考えろ・・・ったく・・・」ブツブツ


『アルティミシアは 意識を集中しだしだ!』


エクスデス「ファファファ・・・何をしようとしているのかしらんが、憚り事を放置しておくわしではないわ」

エクスデス「そのまま無の彼方をへ消えるがイイ!」


スコール「ババ神様降臨までの時間稼ぎだァーーーーーー!総員突撃ぃあああああああ!!」ドタタタタ

ライトニング「総員って2人だけしかいないだろ」


アルティミシア「~~~~~」ブツブツ


スコール「スコール、いっきまーす!」バッ

エクスデス「甘いわ!学ばん奴め!」


【ハイガード】→ホワイトホール


スコール「あべしッ!」

エクスデス「ファファファ!そこをどけ、黒い男!」


【ルインガ】


エクスデス「ぬおっ!」ガガガ

ライトニング「アルティミシアの元へはいかせんぞ!」

エクスデス「ぬぐぅ・・・貴様の素早さは厄介よ・・・」

エクスデス「ならばこうだ!這いつくばれい!」


【ブラックホール】


ライトニング「うぐぅ!」ドドドド

エクスデス「どいていろ!飛び回るしか能のないハエめ!」

ライトニング「お、おのれ・・・」

スコール(ハエw)


エクスデス「ファファファーー!無駄よ無駄よ!貴様らが何をしようとそれは全て『無』意味だ!」ドドド

ライトニング「いちいち『無』に絡めやがって・・・スコール!そっちにいったぞ!」

エクスデス「どけ!こぞォーーーーーー!」

スコール「・・・いけ!」ペカー


【バハムート】


エクスデス「バハムート!貴様、まだ存在していたのか!」

バハムート「この小僧はクソみたいな主だがそれでも世界を無に帰すわけにはいかんのでな・・・」バサァ

バハムート「我の存在意義として、いま全力で貴様を止めよう!」


【メガフレア】


エクスデス「おおおおお~~~~~!」ズドォン!

スコール「すっげー、さすがバハムート!」

バハムート「お前に褒められてもうれしくないんだよ!死ね!」

スコール「・・・」

ライトニング「き、嫌われているのか・・・?」


エクスデス「お、おんのれえええええええええ!」

スコール・ライトニング「いかせるかああああああ!!」


『推して戻しての攻防が くりひろげられる!』


ライトニング「散り果てろッ!」

スコール「 」(戦闘不能)

ライトニング「お前が散ってどうする!?」

エクスデス「ファファファファファーーーーーーッ!」

ライトニング「ほらくるぞ!、起きろ!」アレイズ

スコール「リノア直伝、必殺!身代わりGFの術!」

バハムート「おのれ宿主~~~~!」チュドーン

ライトニング「そんな事ばっかやってるから嫌われるんだよ!」


エクスデス「そこをどけーーーーーーーーーッ!」


スコール「いやだあああああああああ!!」

ライトニング「アルティミシア、はやくこい!」


オラァァァァァァァァァァ!!






カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・






全員「!?」


カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・


エクスデス「な、なんだ・・・?この音は・・・」キョロキョロ


スコール「ききき、きたァーーーーーーーーーッ!!」

ライトニング「間に合ったか!」


エクスデス「!?」



カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・

カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・



スコール「ババ神様が降臨なされるぞォーーーーーーー!!ウド巨人!お前もこれで終わりだな!!」ビシッ

ライトニング「もしかしてまたねじられてしまうのだろうか・・・」



バチッ バチッ バチッ バチッ!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・



エクスデス「・・・・?」キョロキョロ


ライトニング「本気で逃げる準備をしといた方がいいかもしれない・・・」

スコール「ババ神様ババ神様、お戻りください」ブツブツ


カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・

カンカカンカカンカンカン・・・・ カンカカンカカンカンカン・・・・



タンタタンタンタタンタタンタン・・・・・・・・・・・





ヘ ア” ッ ッ ! ! 




ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !




エクスデス「 」ブッ




アルティミシア「あ”~~~・・・・・」シュウウウウウ




【アルティミシア第二形態】


アルティミシア「ハァ・・・ハァ・・・シラフでやるとやっぱりしんどいな・・・」


エクスデス「な・・・んだ・・・その異形の姿は・・・」


スコール「見たかゴルァ!ババア必殺の巨大化チート技だ!」

スコール「ババアがそのチート能力により、罪もないGFに無理矢理憑りついて自身の肉体へと変貌させることができるのだ!」

スコール「そのパワーはババアの元スペックにジャンクションしたGFのパワーがプラスされる!」

スコール「それはまさに元祖究極召喚!巨大化がお前だけの物と思うなよ!ウド野郎!!」


アルティミシア「なんかその説明は釈然とせんが・・・まあよしとするか」


エクスデス「おのれ・・・魔女!どこまでもわしの邪魔をするか!」

アルティミシア「邪魔・・・だと?」カチン

エクスデス「貴様の時間圧縮によりわしは万の時をこの次元の狭間で過ごした!」

エクスデス「後一歩という時に、無の力を手に入れる直前にだ!」

エクスデス「そして今こうして復活しようとしている時にまた貴様だ!圧縮を一瞬だけ解きおって!」

エクスデス「復活を心待ちにしていたわしの心中、貴様にわかるかァ!」

アルティミシア「・・・知るかあああああ!!ボケええええええええ!!」

エクスデス「なッ・・・!」

アルティミシア「万の時!?後一歩!?知るかボケ!そもそも私はお前がでしゃばってくるまでお前の存在そのものを知らなかったわ!」

アルティミシア「時間圧縮!?ああそうさ!私の仕業だ!全ての時間を一つにし、私以外が存在できないようにしようとしたのだ!」

アルティミシア「私だって後一歩の所だったんだ!完成までの余興のつもりで少し過去を戻してみた!」

アルティミシア「したらどうだ!過去でお前が大暴れしてるではないか!」

スコール「・・・」ウンウン

アルティミシア「どいつもこいつもよってたかって好き放題言いやがって!巻き込まれるのがイヤなら自力で圧縮をなんとかしろ!」

アルティミシア「何が暗黒魔導士だ!何が悠久の時だ!万の時を圧縮時間にいいようにされてきたお前が言えたガラか!」

アルティミシア「その時点ではお前は私に言いようにされる運命なんだよ!ボケッ!」

エクスデス「な・・・なんだとぉーーーーーーーーーー!」ブチブチブチ

アルティミシア「怒鳴るなァーーーーーーー!キレたいのはこっちだァーーーーー!」

アルティミシア「お前だって私の城を木っ端みじんにしただろ!おかげで大好きなワインも!魂込めて描いた絵画も!全部チャラだ!」

アルティミシア「どうしてくれるんだボケェーーー!弁償しろ!今すぐ全部立て直せ!」

アルティミシア「ていうかそんなに無が好きならお前自身が無になれ!!消滅しろ!!カスが!!」

ライトニング「逆・・・ギレ・・・」

スコール「そしてこの形態になったババアはややキレっぽくなるのだ!」バッ


エクスデス「こ・・・の・・・やかましいわこの年増がぁーーーーーーー!」


スコール・ライトニング「あっ」


アルティミシア「・・・・」ビキッ


アルティミシア「・・・」

スコール「いっちゃいましたねウドさん」

ライトニング「さて、逃げるか」スタコラ

エクスデス「な、なんだ貴様ら!ありのままを伝えただけではないか!」

ライトニング「いかに悪の魔導士といえど、デリカシーと言う物があるだろう」

スコール「俺がババア呼ばわりするのはともかくお前が言ったらダメだろ」

エクスデス「何故・・・?」

スコール「だから・・・」


アルティミシア「殺すぞ・・・」


エクスデス「!?」


アルティミシア「おまえに、おま、おまえに、古代から何万年も過ごしてきたようなおまおま、おまえに」プルプル

アルティミシア「私よりはるかに年上のお前に、何万年も前の時代の生き物のお前に」ビキビキビキッ


アルティミシア「御年ウン万歳のお前に□※△○□※△○ヨォォォーーーーーーッッッ!!


スコール「はいきた!ババアが噛みだしたらマジギレの証拠!」

ライトニング「またヘリなんとかにされるぞ!逃げろ!」


アルティミシア「□※△○□※△○□※△○ァァァァァァーーーーーーーッッッ!!」ブチーン!

エクスデス「くるかあああああ!魔女アルティミシアァァァァ!」


ドドドドドドド!!


スコール「でけー図体同士で暴れ回りやがって・・・」

ライトニング「うわっ!」


ズドドドドドドド!! ガラガラガガラ!!


スコール「勃発だぁーーーー!ババ神様のご乱心だぁーーーーー!!」ブンブン

ライトニング「巻き込まれる前に逃げるぞ!」




アルティミシア「アアアアアアーーーーーーーーーーーーーッ!」


エクスデス「おのれーーーー魔女ォーーーーーーーーーーーッ!」




【アルティミシア第二形態 VS エクスデス大樹形態】バトル形式:ガチンコ

                        __

                        /´_,,》
                      //
                 ,,,//

              , '´   `` 、
            /         ヽ
           /           .:'::,

              |.            .:::',
           |:            .::::::',
              |::.           ...:::.:.:.|
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           ',:.:鄙....:.::.::..:鄲.:..:::.::.::::.:.:::/      <小間出
           \::.::.::.:::.:::.:::.::.::.:::.:.:.:::/
             ヽ::.::.:::.:::.:::.:::.::::/

               ヘ::.:::.::::.:::.::く
              /       \
            //       `::、 \
          と´,;;/.       ..:.::i\ \

             |::..      ..:.::.:::| `ー'
              |:::.:.... ..  ...:::.::::::.:|
             ヘ::.:.:.:.::.:::.:::.:::.:.::.:::./
              ゝ::;;;__::.::.:.:_;;;:::ノ
                ∨.  ̄ ∨


アルティミシア「死ね老害野郎ォーーーーーーーーーーーッッ!!」グワァン!


『グリーヴァの大きな爪が 木の表面を粗雑にえぐる!』


エクスデス「うごぉーーーーーーーーー!!」


アルティミシア「ハッハッハ!木は柔らかいからいいなぁーーーーーーッ!」

エクスデス「おのれ魔女ォーーーーーーーーーー!!」


【ホワイトホール】


アルティミシア「おおおおおお!?」ガクン

エクスデス「ファファファファファ!そのまま這いつくばっているがイイ!」

アルティミシア「こ・・・・の・・・お前が這いつくばれこの老害がァーーーーーーーーー!!」


ズドドドドド! ボォォォォン! ボォォォォォン! 


ドドドドドド!! ガラガラガラガラ・・・・


『あっと言う間に 足場が崩れ去った!』


スコール「お~わ~・・・」ヒョコ

ライトニング「逃げといて正解だったな」

スコール「何このウルトラ怪獣大決戦・・・」

ライトニング「まるでモンスター同士の共食いを見せられているようだ・・・」


エクスデス「無の力思い知れェーーーーーーーーー!!」グワッ

アルティミシア「効くか!オルアァァァァァ!!」メキメキメキ


【トルネド】

【ホーリー】


エクスデス・アルティミシア「たぁーーーーーーーーーーーーッ!」


ドドドドドドドド!!


シュウウウウウウ・・・・・・


アルティミシア「このじじい・・・・が・・・」

エクスデス「魔女・・・め・・・」



エクスデス・アルティミシア「ふん!」


メキメキメキメキ・・・・


エクスデス・アルティミシア「オラァァァァァァ・・・・!」


『争いは 激化していく!』


エクスデス・アルティミシア「はああああーーーーーーーッ!」


【クエイク】

【ホーリー】


エクスデス「うごぉ・・・!」

アルティミシア「かはっ!」


エクスデス・アルティミシア「・・・」


エクスデス・アルティミシア「もういっちょぉーーーーーーーーーッ!」


【ホーリー】

【フレア】


アルティミシア「おあああああーーーーーーーーーーーッ!」

エクスデス「ぬぐぐぐ・・・ぐはぁ!」


スコール「や、やべえー、今度は魔法合戦かよ」

ライトニング「二人とも最上級の魔導士だ・・・威力がハンパないな」


アルティミシア「このじじい・・・しつこくねばりやがって!」

エクスデス「どこの誰かもわからんポッと出に魔導士の座はやれん・・・」ファファファ


アルティミシア「・・・」

エクスデス「・・・」


エクスデス・アルティミシア「オラァーーーーーーーーーーーッ!!」


【アルテマ】

【メテオ】



グオオオオオオオオオオ!! ズドォォォォォォォン!!


ヒュンヒュンヒュンヒュン・・・


ドガガガガガガーーーーー!!



スコール「おああああああ!!ちょっとはこっちの事も考えろおおおおおお!!」ガラガラガラ



エクスデス「ハァ・・・ハァ・・・」

アルティミシア「ゼエ・・・ゼエ・・・」


ライトニング「両者ほぼ互角・・・か?」

スコール「二人の決着よりこっちが先にくたばりそうだぜ!」


エクスデス「ぬぅん!」ズドドド

アルティミシア「!?」


『エクスデスの幹が 伸び出した!』


エクスデス「ぬおおおおおおお!」メキメキメキ

アルティミシア「体当たりだと!?古典的な・・・!」ガシィ!

エクスデス「パワーなら・・・・わしが上だ・・・」

アルティミシア「どこがだ!古代の魔導士の癖に何一つ私に勝っていないではないか!」

エクスデス「ファファ・・・それは貴様も同じ事・・・」

アルティミシア「うるせえぞじじい~~~!卑猥な先っちょから話しかけてくるな!」メキメキメキ


『幹が さらに伸びる!』


エクスデス「このまま次元の狭間の端まで運んでやるわ・・・」ファファ

アルティミシア「お・・・おお・・・」グググ

アルティミシア「おまえらぁーーーーーーーーッ!ちょっとこーーーーーーーーい!!」


スコール「やっべえ!きちゃったよ!」

ライトニング「またあれか・・・」


アルティミシア「はよこい!オラッ!」ブワッ


『スコールとライトニングが 無理矢理ヘリックスにさせられる!』


スコール「あだだだだだ!ねじれる!ねじれるって!!」ギギギ

ライトニング「ねじる必要あるのか・・・いだだだだッ!」グググ


エクスデス「こいつら・・・?今更何を・・・?」


スコール「いたい!いたい!せめてもっと優しくならんのか・・・」グググ

アルティミシア「ふんッ!」

スコール「より一層ねじってどうすんだてめぇーーーッ!」


『2人の魔力を 吸収しはじめた!』


スコール「おごごごごーーーーーッ!いっちゃう!180°ねじきれちゃう!」

ライトニング「ま、また絞っているのか・・・うぐっ!」

アルティミシア「じじい~~~、そんなに無が好きなら一人で無になってろ・・・・」

エクスデス「な、なにを!?」


アルティミシア「お前らァーーーーーーー!いくぞぉーーーーーーーッ!」


スコール・ライトニング「あだだだだ~~~~~!」メキメキメキ


キュィィィィィ! 


ガシィ! ガシィ! ガシィ! ガシィ!



『4つの惑星が 光の糸でひきよせられる!』


エクスデス「!?」



アルティミシア「お・・・・お・・・」グググ


アルティミシア「オラーーーーーーーーーーッ!」グアァン!



【グレート・アトラクター】



グアァァァァン! ズドドドドドドド! 


バチッ! バチッ! バチッ・・・


バリバリバリバリバリバリ!!



エクスデス「ぬおおおおおおおおおお!!」



ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 


シュウウウウウウ・・・・・・


ライトニング「やったか!?」

スコール「腰・・・腰が・・・」ヒリヒリ

アルティミシア「ハァ・・・ハァ・・・どうだぁ、じじい~~!」


ガラガラガラガラ・・・・・


『足場と共に エクスデスは消え去った!』


スコール「あてて・・・お、ウド巨人消えてんじゃん」

スコール「ババア、ま~たフィールドごと破壊しやがったな・・・お前はちょっとは加減と言う物を覚えろ」

アルティミシア「そんな余裕があるものか。あのじじい、まだまだドツキ足らないくらいだ!」

スコール「もぉ・・・とりあえずお前俺ら抱えて飛んどけよ?地面ないんだから」

ライトニング「我々の・・・・勝ちか?」


全員「・・・」


メキメキメキメキメキ!


全員「!?」


『木の幹が 伸びてくる!』


アルティミシア「こいつ・・・まだ生きていたか!」

スコール「たぁ~~!もういいだろ!おとなしく寝とけよウド野郎!」

スコール「もう空気的にEDの感じなんだよ!ゆっくりさせろ!ボケ!」


ズドドドドド! メキィ


エクスデス「ハァ・・・ハァ・・・」


ライトニング「耐えきったのか・・・・」


エクスデス「この・・・魔女め!何故だ!何故無の力を手に入れたわしがこのような目に!」


アルティミシア「しるかボケ!いいか、お前は負けたんだ!いいから寝てろ!」

スコール「そーだそーだ!しつけえんだよ!」


エクスデス「ファファファ・・・まだ破れてなどおらぬわ・・・」

エクスデス「我が野望成就の為、立ちふさがる者は殲滅する・・・それまでは何があろうと死ねんわ」ファファファ


ライトニング「木の生命力か?さすがと言うべきかなんというか」

スコール「おい・・・どうするよ、ババア」

アルティミシア「決まっているだろ!今度こそ塵一つ残さず消滅させてくれる!」


エクスデス「ファファファ・・・わしは死なん・・・世界を無に包む、その日までは・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・


スコール「どどど、どうすんだよババア~~!」

アルティミシア「無駄に耐える事だけは覚えやがって・・・」

ライトニング「根っこの部分から全て根絶やしにしないといけないのか?」


エクスデス「ファファ・・・仕切り直しと行こうか・・・魔女よ・・・」


アルティミシア「くるぞ!どいてろお前ら!」

スコール「どこにだよ!ちょっと背中捕まらせろよ!」ガシ

ライトニング「まるでドライビングモードだな・・・」ヨジヨジ


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・


エクスデス「・・・」


全員「・・・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・



アルティミシア「・・・・ん?」


 
『無が』



ライトニング「・・・なんだこの音は」



『エクスデスを』



スコール「なんか段々大きくなってね?」



『のみこみだした!!』



ゴオオオオオオオオオオオ!!



全員「!?」


エクスデス「 な ぜ だ ! 」


エクスデス「無の力を 手に入れたのに・・・」


エクスデス「無とは一体・・・・うごごご!」



バチィン! バチィン!


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ コ ! !


バリバリバリバリナリバリ・・・・・・


スコール「ななななんだよ!どうしたんだよ!」

ライトニング「おい!見ろ!」


『無が エクスデスごと あたりを飲みこみ始めた!』


アルティミシア「暴走しているのか・・・?無の力が・・・」

スコール「おいババア!これなんかやばくねえか!?」

スコール「なんか周りをドンドン飲みこみ始めてるぞ!脱出しねえとやべえだろこれェ!」

ライトニング「待て!しかしそれではギルガメッシュやオメガ達が!」

アルティミシア「それにお前の仲間だってまだ見つかってない・・・」


エクスデス「うごごごごごご!!な、なぜだぁーーーーーーーー!!」



ゴゴゴゴゴゴゴ!!


バババババババ!!


バリバリバリバリバリ!!


グオン・・・グオン・・・・グオン・・・



ライトニング「あ、辺りが!」

スコール「ババァーーーーー!なんか俺らまで飲まれてる感じだゾォーーーー!」

アルティミシア「うるっさいな!耳元で怒鳴らなくてもわかっとるわ!」

アルティミシア「しかしこの状況、逃げ場などあるのか!?」



ム オ””オ”オ”オ”オ”オ”ン!!



バチッ バチッ バチッ バチッ!!



アルティミシア「だ、ダメだ!取りこまれる!」

スコール「あああああああ!俺らまで飲みこまれてどうすんだよォーーーーーーーーーー!!」



ム オ””オ”オ”オ”オ”オ”ン!!



全員「あああああーーーーーーーーーーーッ!」



『全員 無に 取り込まれた!』


・???

スコール「う・・・うう・・・」

スコール「どうなった・・・?うっ!」ムク

スコール「なんだ・・・ここ・・・」


グワン・・・グワン・・・グワン・・・・


スコール「無に取りこまれた・・・その中・・・・なのか?」


スコール「・・・」


― 無・・・全てを消去し、新たな世界を作り直す為の創世の力・・・


スコール「そのまどろっこしい言い方は!」

ライトニング「一度飲まれれば存在そのものが無と化す・・・その中に・・・私はいる・・・」

スコール「ねーやん!ねーやん、無事か!」

ライトニング「スコール・・・か・・・お前も無事・・・とは言えないな」

スコール「そーだ、俺ら無に飲まれちまったんだよ!」

ライトニング「ギルガメッシュ達は・・・ここにいるのだろうか・・・」

スコール「それらしいのは見当たらない・・・てか、なんだろう、ここ」

スコール「なーんも・・・なくね・・・」


『そこはただ 時空が歪みうねっているだけだ!』


スコール「・・・」

スコール「ハッ!そうだ、ババア!ババアどこいった!」

ライトニング「あの巨体を見失うなどそうそうあるはずはないが・・・」

スコール「ババアーーーーーッ!どこいったァーーーー!ババアーーーーッ!」


アルティミシア「うるっさいな。聞こえてとるわ」ズドォン!


スコール「ババア!」

ライトニング「無事だったか・・・」

アルティミシア「ついに飲みこまれてしまったな・・・これが・・・」

アルティミシア「『無』・・・全てを飲みこみ、全ての存在を抹消する力・・・・」


グワン・・・グワン・・・グワン・・・・


スコール「つかお前はその格好のままなのな」

アルティミシア「お前らがババ神様とかいってもてはやすからだろうが」

スコール「それ・・・下半身どうなってんの?」

アルティミシア「グリーヴァの一部に決まっとろうが」

スコール「・・・もしかして入って(ry


【ホーリー】


スコール「おぼぼぼ~~~~ッ!」チュドーン

アルティミシア「ゲスい下ネタを言ってるんじゃないぞゴルァ!

ライトニング「ここは無の中・・・しかし我々はどうやら、まだ生きているようだ・・・」

アルティミシア「吸いこまれただけで命を取るとは言ってないからな。デジョンと一緒だ」

スコール「ババアこれどうする?どうやって脱出すんの?」

アルティミシア「あの老害野郎はもういないのだろう?だったら無だけが暴走している事になる・・・」

アルティミシア「はてさて、どうした物か。時間圧縮がここまで届けばなんとかなりそうなのだが」

ライトニング「ここは・・・創世の時代からずっとあったのだな・・・」

アルティミシア「中身はこうなっていたんだな」

スコール「大体想像ついてたけど、ほんとなーんもないな」


全員「・・・」



ズズズズズ・・・



全員「ん・・・?」



ズズズズズズ・・・・


ズズズズズズ・・・・



アルティミシア「なんの音だ・・・」


ライトニング「・・・?」キョロキョロ


ズズズズズズ・・・・


ズズズズズズ・・・・



スコール「きめえななんか」



ズズズズズズ・・・・


ズズズズズズ・・・・




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!



全員「!?」



『無の奥から 巨大な塊が現れる!』



スコール「 げ ッ ! 」




「わたしはネオエクスデス・・・」



「すべての記憶 すべてのそんざい すべての次元を消し」



「そして わたしも消えよう」



「永遠にッ!」




アルティミシア「こいつ・・・生きていたのか・・・」

スコール「ほんとマジしっつけーなー!」

ライトニング「まて!何か様子がおかしい!」




ネオエクスデス「・・・・・・・・・・・・・・」


アルティミシア「ん・・・まて」

アルティミシア「「ネオ」エクスデスって言わなかったか今」

スコール「なんだよネオって。ていうか」

ライトニング「なんだその姿・・・」


『いろんな生き物を ごちゃまぜにしたような 姿だ!』


スコール「なんだその古今東西あらゆる物を混ぜたよぅなデザインは!?」

アルティミシア「んん?ドクロに女に、牛っぽいのに・・・・んん!?」

ライトニング「まさにカオスだな」



ネオエクスデス「わたしは・・・・ネオエクスデス・・・・」


ネオエクスデス「わわわわわわたしはははははネネネネネオエエエエクスクスクス」



3人「!?」



ネオエクスデス「わわわわわわネネネネネネクスクスクスクスクス」



スコール「何バグってんだよ!きめえんだよ!」

アルティミシア「ひょっとして・・・自我がないのか・・・?」




ズズズズズズ・・・・・・・



ネオエクスデス「わがががががががががが」


ライトニング「無の力に・・・自分の意志まで飲まれたと言うのか・・・・」

スコール「じゃあこいつ!もうあのウド野郎じゃねーじゃん!全く別の生き物じゃん!」

アルティミシア「一体どうなっている!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・



スコール「ウド巨人・・・?」

ライトニング「いや、もはや別物だろう」

ライトニング「無の力を追い求め、その結果自分自身まで無と化した、哀れな魔導士のなれの果てだ」



ネオエクスデス「おおおおおおごごごごごごごごご・・・・・・・・・・・」



スコール「・・・・」

アルティミシア「お前・・・・そうまでしてなんで・・・」



ネオエクスデス「わわたしはははむむむののののちかかかかか」



スコール「ウド・・・」

ライトニング「だから・・・だから言ったんだ!無の力を制御など、誰もできないって!」

アルティミシア「・・・終わらせてやるしかないな」

スコール「・・・・だな」

アルティミシア「もはやあいつは私達の知ってる暗黒魔導士じゃない。無に飲まれた一匹の化け物だ」

アルティミシア「消すぞ。この世から」

スコール「・・・楽にしてやれ」




【エンカウント】ネオエクスデス

     ,.......,,_,.、
    /~~~'~\
   / ,/ヽンヽyヾ,ヽ

    ,|/〔゚) 〔゚))/ l、
    ノ,/l'' ー '''人 ゝ   <小間出
  ノ,,,人,,>''''<ノ/ノlゝ\,
  ''''''' /|) くヾ'″''''''

     |(,`r',,,,)|
    /l Å l'\
   (\|,/‐‐ヽ,|_/)
    ~/」 _|_|_ LY'~
    ノ/| || |〔ヽ
    / | | || | | ゝ
   /__ノ|||||||||| '_\
   ´ (;;;;;;;l;;;;;;;)


書き溜め尽きた。しばらく休む


スコール「じゃあ後よろ」ゴロン

アルティミシア「私任せかい」

スコール「いやそらそうだろ。あんなの俺にどうしろってんだよ」


ネオエクスデス「あががががががががが」


アルティミシア「まぁ、そうだが・・・・」

スコール「はやく楽にしてやれよ」

アルティミシア「なんでそう最後まで人任せなんだ・・・」


ネオエクスデス「うぐぐぐぐぐぐぐ」


アルティミシア「・・・老害じじい」


ネオエクスデス「おごごごごごごご」


アルティミシア「そんな姿になってまで・・・どうして『無』を求めたのか、もはや理解する事は叶わん」

アルティミシア「だがせめて・・・お前が望んだ物・・・自我を失ってまで手に入れたかったもの・・・」

アルティミシア「無に代わりて私が与えよう」

アルティミシア「完全なる消滅を!」


ネオエクスデス「あがががががががーーーーーーーーーーーッッ!」


『宇宙の 法則が 乱れる!』


スコール「ハッ!」


ネオエクスデス「-------」ブルブルブル


ライトニング「どうした?」

スコール「あの・・・ほら、一番奥のさ・・・ガイコツっぽいのの隣」

ライトニング「?」

スコール「・・・エロい格好の金髪美女!」

ライトニング「それがどうした・・・」


ネオエクスデス「-------」ブルブルブル


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


アルティミシア「なんだ!?時空が震えだしている!」

スコール「・・・」ブルブルブル

アルティミシア「なんでお前まで震えてるんだよ」

ライトニング「何かまずい・・・全員、防御態勢をとれ!」バッ

スコール「ババァーーーー助太刀するぞぉーーーーッ!!」ダダダダダ

ライトニング「あ、ちょ、バカ!」


スコール「おおおおお!!」ダダダダ

アルティミシア「なんだあいつ、急にやる気を出しおって」

ライトニング「スコールを止めろ!あのバカが動いたのは助太刀なんかじゃなくて・・・」ゴニョゴニョ


スコール「金髪美女ゲットォーーーーーーッ!」バッ


アルティミシア「もう死ねよ・・・」


スコール「い!?」


『4つのパーツが、同時に襲い掛かる!』



【しんくうは】【ミールストーム】【ファイガ】【たたかう】



スコール「うだらばーーーーーッ!」チュドーン


ライトニング「なッ!」

アルティミシア「4ついたのか!」


スコール「 」(戦闘不能)


アルティミシア「もうそのまま寝てろお前・・・」



ネオエクスデス「-------」ブルブルブル



ライトニング「まずいッ!さらに何かくる!」

アルティミシア「こっちが本命の攻撃か!」


『2人は みがまえた!』



ネオエクスデス「  」




【グランドクロス】


ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン

ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン



アルティミシア「うおおおおおおおお!!」



ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



ライトニング「しまッ・・・---」



ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



ネオエクスデス「ーーーーー」



アルティミシア・ライトニング「うあああああああああ!!」



カ ッ !



ライトニング「う・・・げふっ!」ヒューヒュー

ライトニング「直撃を・・・食らってしまった・・・かはッ!」ガク

ライトニング「ぜえ・・・ぜえ・・・な、なんだ・・力が・・・抜けていく・・・」


【麻痺】 【スリップ】


ライトニング「か、体がッ!」ビリビリ


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・


ライトニング「ハッ!そうだ!あ、アルティミシアは!?」

ライトニング「!?」


アルティミシア「う・・・ゴハァ・・・」ゲフッ



ピキ・・・ピキ・・・ピキ・・・



『グリーヴァの体が 衰えていく!』



アルティミシア「こ・・・れは・・・」パキパキッ


【オールド】


アルティミシア「あああああ一番最悪なST異常にかかってしまったぁーーーーーーーッ!!」ガビーン


ライトニング「だ、大丈夫か?」

アルティミシア「み、見るな!この・・・」パキパキッ

アルティミシア「老化が私の所に来る前に・・・なんとかせねば・・・!」ピシピシ


シュウウウウウウ・・・・・・・


ライトニング「ハッスコールが!」

アルティミシア「!?」


スコール「 」スゥー


『スコールが 消えかかっている!』


ライトニング「まずいぞ!?はやく起こさないと・・・!」

アルティミシア「どれだけ手間かけさせるんだこの黒ジャン野郎ォーーーーーーーーーッ!」


ネオエクスデス「-------」ゴゴゴゴゴ


ライトニング「ついに言葉すら失ったか・・・」

アルティミシア「あぁーーーーもう!めんどくさいなァーーーーー!」バッ

ライトニング「あ、おい!」

アルティミシア「おおおおーーーーーーーーッ!」


『アルティミシアが ネオエクスデスに 特攻をかける!』


スコール「 」スゥー

アルティミシア「おいバカ!今行くから少し耐えろ!」


ネオエクスデス「------」ズズズズズ


アルティミシア「くっそ・・・なんちゅう位置で寝てるんだあのバカ!」



【ネオエクスデス】ースコール(戦闘不能) ←【アルティミシア】→ 【ライトニング】



アルティミシア「4体同時に相手しつつあいつを救助・・・しかも私は老化中」ピキパキ

アルティミシア「できるか・・・?いいや、やるしかないようだ」


『グリーヴァの老化が 刻々と進んでいる!』


アルティミシア「やるしか・・・ない!」

アルティミシア「おいなんとか姫!クリスタルの力、今私に貸し与えろ!」グッ

アルティミシア「おおおおおおおおおお!!」バッ


【メテオ】×6


ズドドドドドドド・・・・


ネオエクスデス「!」


『隕石の群れが ネオエクスデスに降り注ぐ!』


ズドドドドドドドド!!


アルティミシア「これで何体か足止めできれば・・・!」


スコール「 」スゥー


アルティミシア「こいつの寝顔が最高に腹立だしい・・・ほら、起きろ!」バッ

ライトニング「待て!止まれ!」

アルティミシア「!?」


『メテオが分散して まるでダメージを与えられていない!』


スドドドドドド!!


ネオエクスデス「----」


アルティミシア「な・・・ぜ・・・」

アルティミシア「ハッ!」


【ダミーターゲット】全体攻撃を分散するダミー


アルティミシア「ダミー・・・ターゲット!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!



ネオエクスデス「 」チカチカ


カ ッ


アルティミシア「しまッーーー・・・」



【アルマゲスト】


アルティミシア「うがァァァァァーーーーーーーッ!」


バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・


アルティミシア「お・・・ご・・・」グラ


ピキ・・・ パキ・・・


アルティミシア「~~~~」ヒューヒュー


ネオエクスデス「 」チカチカ


【ブリザガ】【真空波】【たたかう】


アルティミシア「~~~~~!」バキバキィ!


スコール「 」スゥー


アルティミシア「ま、まずい・・・グリーヴァが・・・」


ビシィ・・・バキバキバキッ!


アルティミシア「崩れる・・・!」



バ キ ィ ! !


ドドドドドドドド・・・・・



『グリーヴァの下半身が 崩れ去った!』


アルティミシア「ぬあああああーーーーーッ!」


スコール「 」スゥー


アルティミシア「す、スコール・・・」

アルティミシア「スコーーーーーーーーーールッッッ!!」バッ



ネオエクスデス「 」チカチカ



【しんくうは】




ズ バ ッ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ! !


ライトニング「ど、どうなった!?」


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・


ライトニング「アルティミシア!アルティミシアはどこへいった!!」


スコール「ちょおいてぇ~・・・」ムク


ライトニング「ス、スコール!」

スコール「もう、なんだよぉ~、ぼこすかと人の事殴りやがって」

スコール「記憶障害がこれ以上進んだらどうすんだっつの・・・」ブツブツ


ライトニング「~~~~・・・・・ろ!!」


スコール「ん?何?」


ライトニング「 後 ろ ! 」



ネオエクスデス「   」クワッ



スコール「ぬあああああああああああああ!!」ブブーッ!


ライトニング「は、はやくこっちへこい!」


スコール「ひぃぃぃぃーーーーーーーッ!!」ダダダダダ



【ネオエクスデス】ーーーー【ライトニング】ーーーーーーーーーーーーー→【スコール】



ライトニング「おいぃぃ!どこまでいくんだよ!」

スコール「私の場所へ帰るッす!」

ライトニング「ちょっと待てぇ!逃げるな!ぶん殴るぞバカ!」

スコール「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」(逃げられない!)


【ミールストーム】


ライトニング「うあああああああ!!」ギュルルル!

スコール「ねーやんなんで避けないの?」

ライトニング「今・・・動けないんだよ・・・」(麻痺+スリップ)

スコール「へえ、あんたでもそんなんになる時があるんだ」プッ

ライトニング「いいからはやく回復しろ!」


【エスナ】


ライトニング「ふう・・・」コキコキ

スコール「しっかりしなよ。解放者(笑)でしょ」

ライトニング「お前に言われたくないわ。動くたんびに戦闘不能になりやがって」

スコール「セブンティーンは色気に弱いのよ」

ライトニング「ネオエクスデスの一部だぞ・・・よくあんなので興奮できるな」

スコール「思春期ってすげーよな」

ライトニング「なんで他人事なんだよ」


ネオエクスデス「----」ゴゴゴゴゴ


『宇宙の法則が 乱れる!』


ライトニング「ま、またこれか!」

スコール「ん?何?」

ライトニング「さっきやられた技だ!時空の歪みと共にこちらに様々なST異常を付与してくる!」

スコール「ペインみたいな感じ?」

ライトニング「ペイン・・・その濃縮タイプみたいな感じだ」

スコール「そ、それはヤだな・・・」


ズズズズズズ・・・・・


スコール「どうすりゃいいの!?」

ライトニング「いくらなんでも二人では・・・」

スコール「つかババア!ババアどこいったんだよ!」

スコール「ババアゴラァ!今こそあれやれ!簡易マイティガードもどき!」

ライトニング「・・・」

スコール「ババアーーーーーッ!返事しろォーーーーーッ!」



【グランドクロス】



スコール・ライトニング「うわぁああああああああああ!!」



ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!


ネオエクスデス「-------」


スコール「う、うぐぅ・・・」

スコール「このごちゃ混ぜ野郎・・・ポリゴンショックみたいな技だしやがって・・・・」

スコール「また全国の小学生が軒並み倒れたらどうするんだ・・・がはっ!」


【状態異常】毒


スコール「松田勇作みたいに・・・なってるじゃねえか・・・・」ベチャァ

スコール「な、なんじゃこりゃぁ・・・」ポタポタ

ライトニング「・・・」

スコール「ねーやん治療したばっかなのにまたかかっちゃったね」

スコール「・・・ねーやん?」

ライトニング「・・・スノウ!」ガバッ

スコール「はいぃ!?」

ライトニング「帰ってこい!スノウ!」

スコール「え、いやちょ、スノウってそれあんたの妹の(ry


【混乱】


スコール「しちゃったの!?」

ライトニング「セラの魂は、オマエを待っているのだぞ!?」ドカバキ

スコール「いやだから写真みたけど全然似てなにぎゃああああああああああああ!!」


【エアロガ】【真空波】【たたかう】【ミールストーム】


ライトニング「グハァッ!」

ライトニング「ハッ!私は一体何を・・・」

スコール「・・・」ボロ

ライトニング「スコール!大丈夫か!一体何があった!」

スコール(お前にやられたんだよ・・・)ヒリヒリ


ネオエクスデス「-------」ズズズズ


ライトニング「くそっ!あの化け物め!無を得て私達まで取り込もうと言うのか!」

スコール「どうすんよ・・・あれ」



ズズズズズズズズズズズ・・・・・・・


ライトニング「二人だけでは・・・きついな・・」

スコール「ていうかさ、ババアどこいったのババア」

ライトニング「・・・やられた」

スコール「えっ」

ライトニング「さっきお前を助けに行った時に・・・あいつに・・・・」


ネオエクスデス「-------」ズズズズ


スコール「・・・・」

ライトニング「すまん・・・私の力不足のせいだ」ガク

スコール「へえ、ババアやられたの」

ライトニング「なんでそんなに悠長なんだ!?アルティミシアがやられたんだぞ!?」

スコール「いや・・・その、なんていうか」ポリポリ


『宇宙の法則が 乱れる!!』


ライトニング「悲しむ暇はないと言いたいのか・・・」

スコール「悲しむっていうか・・・まぁ、俺とあいつ、なんだかんだでそこそこ長い付き合いなわけで」

スコール「で、まぁババアの趣向がなんとなくわかってきたって言うか」

ライトニング「・・・・」


ズズズズズズズズ・・・・・・


スコール「なんていうの?こう、うまく言えないけど」

スコール「あ、あいつ絶対生きてるなって言う、確信めいた勘」

ライトニング「勘って・・・」


ズズズズズズズズズ!!


スコール「だってもうわかるじゃん。あのババアの尋常じゃないしつこさ」

スコール「あいつが本気でやられるときは、俺ら全員を巻き込んだ、それはそれはすごい共倒れをかますと思うのね」

ライトニング「ま、まあ言われてみればそうだが・・・」

スコール「いまこの場にいないって事は、まぁ、またなんか隠し玉があるんだろ」

ライトニング「う。う~ん、確かにまだ技はいくつか残っているみたいな事言ってたような・・・」

スコール「ババア、グリーヴァ、ジャンクショングリーヴァと来てお次は何がくるのかね」

スコール「はーあ、あいつ完全にエンディング見せる気ねーわ」

ライトニング「じゃあ何故出てこない・・・」

ライトニング「ハッ!しまッーーーーー」


【グランドクロス】


ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



ライトニング「う、がはぁ・・・」

ライトニング「まずい・・・今度は何になった・・・?」

スコール「・・・」

ライトニング「大丈夫か・・・スコール!」

スコール「別になんともないけど」

ライトニング「なんで!?」


ネオエクスデス「----------」


スコール「ねーやんもなんともないじゃん」

ライトニング「!? ほ、ほんとだ・・・・」

ライトニング「一体何故・・・?」

スコール「ミスったんじゃね?バグりすぎて」


ネオエクスデス「-----------」ズズズズ



ライトニング「・・・・?」


【ケアルガ】×2


ライトニング「ぬおっ!」キラキラ

スコール「おおっ!」キラキラ





アルティミシア(あーびっくりした)





スコール「 バ バ ア ! 」


アルティミシア(ったくあのごちゃ混ぜ野郎・・・よりにもよってオールドなんてかけやがって)

アルティミシア(私の美が崩れ出したらどうするというのだ。クソが)

スコール「ババア!?どこにいる!?ババア!?」キョロキョロ

アルティミシア(ここ、ここ)

スコール「!?」


【ジャンクション】アルティミシア


アルティミシア(お前の脳内に避難させてもらったよ)フイー

スコール「 ジ ャ ン ク シ ョ ン か よ ! 」

ライトニング「おい、どうした一体」

スコール「ババアてめーーッ!俺は学校の体育館じゃねーんだぞ!」

アルティミシア(初めてお前が役に立った瞬間かもしれない)

スコール「かもしれないじゃねーよ!俺は最初から役に立ってただろが!」

アルティミシア(はいはいがんばったがんばった)

スコール「キィーーーーー!」ワシャワシャ

ライトニング「スコールの中にいるのか・・・?」


ネオエクスデス「--------」ズズズ


スコール「くっそ!まぁいい!それよりも優先すべきはあいつだ!」

スコール「ババアをこうまで追い詰める化け物だ!なんか策はねーのか!」

アルティミシア(そうだな・・・とりあえずわかった事がある)

スコール「あんだよ」

アルティミシア(ネオエクスデスと名乗ってはいるが、あれにもはやじじいの気配はない)

アルティミシア(かつて無に飲みこまれた人やモンスター、それが寄り添い合って集まった物だ)

スコール「みりゃわかるわそんなもん!どうみてもごちゃまぜじゃねーか!」

アルティミシア(故にだな、単体ではなく複数で成り立っている)

スコール「!?」

アルティミシア(あれは大体4つのパーツで成り立っているようだ)

アルティミシア(よーくみてみろ。一見ごちゃまぜのようで活発に動いているのとそうでないのがあるだろう?)

スコール「・・・・?」ジー



【ネオエクスデス(右上)】【ネオエクスデス(右下)】

【ネオエクスデス(左上)】【ネオエクスデス(左下)】


スコール「あ・・・ほんとだ」

アルティミシア(それに付け加えダミーターゲットまである。先ほど放ったメテオがほぼ無効化されたのはこの為だ)

スコール「分散したのね・・・・」

アルティミシア(そういう事だ)


ネオエクスデス「------」ゴゴゴゴ


スコール「で、どうすりゃいいんだよ」

アルティミシア(攻撃パターンは大体わかった。4つのパーツが独立し別々の攻撃をしてくる)

アルティミシア(あの強力なグランドクロスやアルマゲストとかいう技、それを担当しているパーツがあるはずだ)

アルティミシア(それを潰せばもうあの攻撃はこない!)

ライトニング「アルティミシアはなんと?」

スコール「あのつええ技放ってくるパーツ潰せってよ」

ライトニング「なるほど、必殺技用の個体がいるのか・・・・」

ライトニング「で、それはどれだ?」

スコール「どれなんだよババア」

アルティミシア(それをこれから調べるのだ)

スコール「はぁ!?」


ネオエクスデス「---------」チカチカ


スコール「んな暇あるかッ!ボケ!どう見ても臨戦態勢だろが!」

アルティミシア(ごちゃ混ぜだから全部調べるのに時間が掛かるんだよ!)

ライトニング「解析が終わるまで耐えるしかないな・・・」ジャキ

スコール「・・・どれくらいでわかるんだよ」

アルティミシア(ん~・・・10ターンくらい?)

スコール「なげえわボケェッ!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・


ライトニング「くるぞ!耐えるしかない!」

スコール「くっそ・・・急げよババア!」

アルティミシア(お前こそ戦闘不能になるなよ)



カ ッ



【デルタアタック】【コメット】【真空波】【サンダガ】


ライトニング「ぐぅッ!」バリバリバリ

ライトニング「さすがに4連続でこられるとキツいな・・・」

ライトニング「スコール!無事か!?」バッ


スコール「 」(戦闘不能)


ライトニング(さっそくかい!)ガーン


【アレイズ】


スコール「あてて・・・」

アルティミシア(お前さあ、これから調査開始って時に手間かけさせるなよ)

スコール「うるせえ一斉にかかってこられたら誰だってああなるだろが」

アルティミシア(耐えるくらいできるだろ。ほら!)


【プロテス】【シェル】


アルティミシア(それでひたすら防御してろ)

スコール「・・・」

ライトニング「どちらにせよ、反撃の暇がない・・・!」


ネオエクスデス「----------」チカチカチカ


【たたかう】【ミールストーム】【ファイガ】


スコール・ライトニング「おおおおおおおおおおお!!」


ズドドドドドド・・・・!!


ライトニング「おい・・・ちゃんと耐えたか?」

スコール「言われんでも耐え取るわ・・・でも」

スコール「今3発しかこなくなかった?」

ライトニング「そういえばそうだな」



ネオエクスデス「------」チカチカ



【アルマゲスト】



スコール・ライトニング「 い い ! ? 」


バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・


ライトニング「 ぐ は ぁ ッ ・ ・ ・ ! 」シュウウウウ

ライトニング「ま、まずいッ!回復を・・・」ケアルガ

ライトニング「この私をこうまで追い詰めるとは!」



ネオエクスデス「--------」ズズズズ



ライトニング「・・・」チラ


スコール「 」(戦闘不能)


ライトニング(やっぱりな・・・)


【フェニックスの尾】


ライトニング「あまりアルティミシアの邪魔をしてやるな」ピッ

スコール「なんかもう慣れてきたわ」ムク

ライトニング「戦闘不能回数はお前がダントツでトップだよ」

スコール「んなケツバットみたいなカウント・・・」



ネオエクスデス「--------」ゴゴゴゴ



スコール「にしても・・・どうすんよあれ」

ライトニング「このままではただの消耗戦だな・・・・」

スコール「おいババア!まだなのか!」

アルティミシア(・・・・・・)

スコール「ババア?」


アルティミシア(・・・・)zzz


スコール「 ね る な ! 」

ライトニング「頼むから真面目にやってくれ・・・」


アルティミシア(ハッ!おのれネオエクスデス!)

スコール「何残業開けのOLみたいに眠ってんだよ」

アルティミシア(いやだってあいつ・・・)


ネオエクスデス「------」ズズズズ


アルティミシア(目が疲れる・・・・)シオシオ

スコール「眼精疲労起こしてんじゃねーよ!サンテFXでも垂らしてろ!」

ライトニング「そろそろ反撃に転じたいのだが」

スコール「何かわかったのかよババア」


『宇宙の法則が 乱れる!』


ライトニング「まずい!」

スコール「おおおおい!大技きちまうぞ!ババア!」

アルティミシア(・・・・)

スコール「なんか言えよ!?」

ライトニング「ベール!これで少しでも低減できれば!」キラキラ

スコール「ババア!?なんか言えよ!ババア!」



【グランドクロス】



スコール「ああああああーーーーーーーーーッ!」



ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!



シュウウウウウウウ・・・・・・


スコール「う・・・・」

スコール「こ、今度は何にかかった・・・」

スコール「・・・あれ、なんもない」

スコール「あ、やったぁ。またあいつ外しやがったんだ。ラッキー」

スコール「・・・でもなんだろう。この違和感」

ライトニング「スコール!?なんだその姿・・・」

スコール「!?」


【小人】


スコール「ななななんじゃこりゃぁ!!」ガビーン


スコール「なにこれ!?ドタバタラブコメディにありがちな感じになっちゃってる!」

ライトニング「お、おお・・・・こんな状態異常まで・・・」ヒョイ

スコール「うわ!ちょ、摘まむな!」ジタバタ

ライトニング「おまえはそのままの方がいいかもしれない」

スコール「はぁ!?なんでだよ!やだよ!元に戻せよ!」ジタバタ

ライトニング「愛嬌がでたな」ホッコリ

スコール「しるかァ~~~~~!いいから離せ~~~~!」ジタバタ


【エスナ】


スコール「あ、戻った」デロン

アルティミシア(何遊んでるんだよ)

スコール「いやだってねーやんが」

ライトニング「ちっ元に戻ったか」

スコール「んなこたどうでもイイんだよ!いい加減解析終わらせろよ・・・」

アルティミシア(ん?ああ)

アルティミシア(もう終わったぞ)

スコール「 ま じ か ! ?  」



ネオエクスデス「------」ゴゴゴゴ



アルティミシア(すまんな。どうしてももう一回あの技を見る必要があったのだ)

スコール「この野郎・・・俺らを実験台にしやがったな!」

アルティミシア(何を言うか。お前がすぐ死ぬせいで大急ぎで終わらせたんだぞ)

アルティミシア(この一瞬で30年分は働いたわ。あー、目のマッサージしたい)コネコネ

スコール「ぐぎ・・・お局みたいな事言いやがって・・・・!」

ライトニング「何かわかったか!?」

スコール「はよ言えババア。切羽詰ってるんだよ」

アルティミシア(いいかお前ら、よく聞け。あいつはな)




【ネオエクスデス(右上)】物理攻撃担当

【ネオエクスデス(右下)】アルマゲスト担当

【ネオエクスデス(左上)】グランドクロス担当

【ネオエクスデス(左下)】ガ系魔法 デルタアタック担当

【共通】ミールストーム メテオ 真空波


スコール「ちょっとした4人パーティじゃねえか」

アルティミシア(幾度となく勇者と相見えた影響かもしれんな)

ライトニング「それ以外はダミーか・・・」

アルティミシア(そういう事だ)

スコール「じゃあ左上の奴フルボッコにすればいいの?」

アルティミシア(そうだな。あれさえなければ戦いはぐっと楽になる)

スコール「またねーやんに混乱されたらたまんねーしな・・・」チラ

ライトニング「小人になったお前をうっかり踏み潰してしまいそうだよ」

アルティミシア(一点集中だ。他の奴は一切無視してあれだけを攻め続けろ)

アルティミシア(一体だけならなんとかなるだろ?)


スコール「単体攻撃は俺の十八番だっての」ジャキ

ライトニング「私は両方いけるクチだ」ジャキ



ネオエクスデス「-----------」ズズズズ



スコール「・・・お前はどうするんだよ」

アルティミシア(ふふ・・・後のお楽しみだ)キラン

スコール「なんか余裕な感じが腹立だしいが・・・なにか策ありって事か」

ライトニング「後はアルティミシアに任せよう」



『宇宙の法則が 乱れる!』



アルティミシア(くるぞ!急げ!)



スコール「突撃ぃぃぃぃぁぁああああああ!!」ダッ



ライトニング「共に行こう!」バッ




ズズズズズズズズ!!

   
 【          こ         こ        ま        で             】


                             __  ,,、‐‐‐、---、
                               /''~-、:ヽ/;:i、::iミ::ヽ,,_´ヽー/"'''''ー.、
                        ヽー、     i、;i´  ヽ;;ミヽi/;i;;/~ヽ-~~~`''i、iOノ-、:/ //|  _、_ /彡
                      `ヽー、`''ミ'ー、,,,,,,,,,___   `''''''''i`ヽ:::i、ノ--`i"~^ヽiミ、oo-‐'''"""ノ//ノ

                      `'''''`''''ー----、,,,,''ー:、`ー、    ヽ-、:`ー'、::ノ|ヽ:::ノOi/::/"/彡彡彡,/ノ
                     `''''ー-'''''ー--、__ヽ、ヽ、ヽi i'''''iー、___  ~^|''i、ヽ,`ー;;O-ノ、::'ーi‐i''ノ::i''",,'"三"
                      、ミ三ミ、_/'/;`'ー、‐、::::iー、;/;'、:;;ノ`''ヽ/::|;-;;i''"~`i`''ー;iゝ-、ノ''"iO"三彡

                   ゛彡三ミ三ミミミiヽ,ノi~^''i);i`''ー、,,<--、`'ヽ/ノ`i、::/`ー、::フ三`'''ヽ|i:'ーノ''i-/:::|
  __,,、--‐'''""""'''''ー‐--、  、-‐i彡三ゝ‐""ー/~^/''' '''i~^''''ー‐‐'ー、ミ、`iノi、i |、;ヽ`''`'i、,,つ~ヽ_i-''''ミ|O::::::::<
/"-'''/'''":::ゝ''ー、;-、''::::::i''`''''ーi///""i/‐''i|、:|oヽ彡三ミ/''ヽ、::~^i.:``ヽ--_|、__〉、`''''iノ  `-、__、\ ヽi:く´

,,,,,//彡;/' ̄:ヽヽ::<`''iヽi`ー、i(/"/'''i彡/'''/'ヽ::i:ヽヽ//`'彡-''/''''|`、:::::i'''"     ̄      /'''i,, |  `''''
//_,,,,,/ノ::/;;;:::/、:::::|、,,,,,,`'ー、_`'i|:::/、-‐''"`'i::'''ー-i、`'ー、-i|'"-'''''':、-、:::......|ヽ           ヽ__ノ
'''ー" ./|,,,,/';i'''''ー、_:`'-、`'''i、‐i、_i//""/`i ̄`'i''iヽ、::::/i|`'iー'''::i|:::ノ::/:::i,         i、

''i、-‐''''''''|'~\ミ`ー、-‐、三`'''''ー、_ノ;;)/""",,/`i、:::::::::ヽ`'';;"ヽ"`'ノ_丿彡ノ::: .|        /''i`i
ノi)`'i~/"`ミヽ`'i:ノ::(。。i'" ̄`ー;;; :::|/.""-‐-、´`ヽノー、;、:、°ヽ'":--i;|/:::/       //i:|
彡、‐"=''i/、ノ-'''\;;;;;;''"'i|/ヽ'''./ゝ:::i、/、-‐i';;_,)--'、ノi'ヽ;`-、_ノ'''''ノ''ー"/|i        i;;;i"`i |
ヽヽi、 ノ彡''、彡三゛゛i三i`'''ー~´'i:ヽ;;;|'-/、`::/`''i:`''ー.、`i;i、|、ミノ"´ ̄i/~ノ''''|'i~^~ヽ   (`''ノ/:/
ノi"ノ''''i|'~`i;;i`i/ー--‐'-/ミフ-‐‐/-、i、|''i|‐i-i|::|::/`''``、;;;i、;;ヽ/三彡'ー、`''ー、i|;i/''i::::<、  /'i''i""ノ
/~ヽ-'、__i"`i`ノ‐/;i'':::i|ヽi|//~~i/iー、ノ''、ノ''ー/'/:i:/`'┐、'''i::;iヽノi/''_┘ノ ヽ、/;i'/;i/`''i|"i`''/"/__::)
`''"|、__ 〈;;// ''"ヽ|i/"`|'/`i、/'ヽ`、''''''"i"`i|'、-';;;;|'i'i,i`'i''''ノ:ノ)::)'''ーi´ 、-‐''/、|/|i`''':)、`''/''/ノ-、
-、'ヽ、__)-'、`'ヽ''--、\;;; `''ー、ヽ''ーヽ`'ー、,,i|ヽ三;;|`i'i/~'ノ''''"/:::::i'''"´ `''/'';|/i、/i'''ノ、__、-''"´
、_ノ、`''ー'''''''''''ヽヽヽ:::ノ`'i''ー、::\,,i、,,::\ーi/、ノ::ノ~^ー‐":::i":/i'''"i~i    `ー'‐'´ `ー◎
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ヽ、::::../i/''ーi':/''i\\   `''ー‐'~        |"''ー、`'/
/"'、ノ  ~`''''ー、~iヽ、)             _/__、-‐'" 


ネオエクスデス(左上)「!」


スコール「ババァーーーーーッ!援護しろぉーーーッ!」

アルティミシア(はいはい)


【ヘイスト】【プロテス】【シェル】【リジェネ】【オーラ】


アルティミシア(どうせすぐ死ぬだろうからアレイズも即発射できるよう準備しといてやる)キュイーン

スコール「とおっ!」バッ


【連続剣】


 |  || ■=  ■=  ■= |


スコール「みよ!俺の真骨頂!手動クリティカル連続剣ンンァァァッ!」


『perfect!!』


アルティミシア(さすが手慣れたもんだな)

スコール「あたぼうよ!」キリ!

ライトニング「しかしツメが甘いな」ザッ


【サンダラ】【ルイン】【たたかう】【エアロラ】【ビートダウン】


ネオエクスデス「-----」ガガガ


ライトニング「手ごわい相手に強力な技を叩きこむには、まずブレイクをさせるのが基本だ」

スコール「それができるのはおのれだけやろがい」


【オーバークロック】


ライトニング「その目に焼き付けろッ!」


【シーンドライブ】


ババババババババババシュッ!!


ネオエクスデス(左上)「~~~~~~~!」ズババッ


ライトニング「どうだ!」ザッ

スコール「まだだよねーやん!ギリ耐えられた!」

アルティミシア(今度は向こうのターンだ!構えろ!)


ネオエクスデス「 」チカチカ


【ブリザガ】【たたかう】【ミールストーム】


スコール「ババァーーーーーッ!回復だぁーーーッ!」

アルティミシア(ほいさ!)


【ケアルガ】×2


ネオエクスデス(左上)「 」チカチカ


ライトニング「あれがくるぞ!」

スコール「ババア!エスナかまえー!」

アルティミシア(あーいそがし)キュイーン


【グランドクロス】


ザンッ ザンッ ザンッ ザンッ


ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!


ライトニング「今度はなんだ!?」(スロウ+スリップ)

スコール「・・・・うへへへへ!」(混乱)

ライトニング「次はお前か!」ガーン

スコール「セルフィたんのぷっくりに俺モッコ(ry

アルティミシア(下らない事言ってるんじゃないぞボケェ!)


【エスナ】×2


ライトニング「・・・よし!」グゥ

スコール「セルフィたんに壁ドンしたらトロ顔になるかなぁ」ウヘヘ

アルティミシア(混乱は解除したろうが!ほらいけ!)


ネオエクスデス「-------」ズズズズ


スコール・ライトニング「オラァーーーーーーーーー!」


【スコール】たたかう

【ライトニング】ラピッドファイア

【ネオエクスデス】しんくうは


スコール「くおっ!」ドサ

ライトニング「くっ、やはり思うようには進ませてくれないなッ!」ズサ


『4つのパーツに阻まれ 思うようにダメージが通らない!』


アルティミシア(ほらほらがんばれ乾杯ファイト主人公共)キャッキャ


ネオエクスデス「------」ズズズ


【デスペル】


スコール「あーーーーーッ!せっかくかけた俺の強化が!!」バリーン

アルティミシア(あーあ)

スコール「あーあじゃねえよババア!かけなぉーーし!」

ライトニング「よし、じゃあついでにこれもかけてやろう」


【ガッツ】


スコール「・・・なにこれ」キラキラ

ライトニング「相手の攻撃に怯まなくなる魔法だ」

ライトニング「相手は複数。四方からの攻撃に耐え抜き、確実に目標に到達、そして殲滅する」

ライトニング「今回の様な戦闘にはうってつけだろ?」

スコール「・・・ふぅ~ん。気が効くじゃん」

ライトニング「こっちも総力戦だからな・・・お前には簡単に死なれては困るんだよ」

スコール(じゃあ先にかけろよ・・・)

アルティミシア(しかしあいつはデスペルを持っているぞ。強化を消される前になるべくダメージを与えろ)


ネオエクスデス「---------」チカチカ


アルティミシア(ほら、くるぞ)

スコール「・・・突撃ぃぃぃぃやあああああああ!!」


【メテオ】


スコール「どぉぉぉぉぉぉぉ!!」ドドドド

スコール「・・・あれ、ひるまない」

ライトニング「それがガッツの効果だ」

スコール「・・・・おっしゃいけぇーーーーーーーーーッ!!」バッ


【あんこく】

【アルテミスピアス】



ネオエクスデス(左上)「---!!」



スコール「まだまだぁ!」



【すいとる】


スコール「ハッハッハ!どうだ!お前のHPを吸い取ってやったわ!」キラキラ


ネオエクスデス「------」チカチカ


【コメット】【たたかう】


スコール「おぐふうっ!」

ライトニング「油断するな!一気に殲滅する!」


【ラピッドブリザド】


ライトニング「突破口は私が開く!」シャシャシャシャーン

ライトニング「いけっ!」

スコール「こうなったら・・・全アビリティ使い回してやるわぁぁぁーーーーーーーッ!」


【とつげき】味方全員にプロテス、シェル、バーサク


ライトニング「うわっ!バーサクなんてかけるなよ!」エスナ

スコール「うっがぁーーーーーーーーッ!」(狂戦士)


【ミールストーム】【たたかう】


スコール「 」(戦闘不能)

アルティミシア(バーサクなんてかけるからだ・・・ほら!)アレイズ

スコール「まだまだっ!」ガバッ

アルティミシア(しかしアビリティの有効活用は中々いい発想だ)

スコール「この初代エースアタッカー様をなめんなよ!」ジャキ

アルティミシア(着眼点はいい。しかしアビリティはコマンドだけではなかったろ?)

スコール「・・・・」


【ぶんどる】


スコール「おらっしゃーーーーーー!!」ズバ

アルティミシア(それじゃない!)ガーン


カラカラカラン・・・


スコール「なんかぶんどる成功しちゃったんだけど」

アルティミシア(ある意味すごいな、お前)

ライトニング「・・・?」


【飛竜の槍】


スコール「いらねえ!」ガガーン


スコール「槍とかいらねえよ!邪魔だ!」ポイ

アルティミシア(さあ次はどうする?)

スコール「・・・だったらこうだ!」ガチャン


【力+20%】【力+40%】【力+60%】


アルティミシア(の、脳筋仕様!)

スコール「物理こそ最強!力こそ全てなり!」

アルティミシア(悪役のセリフだな・・・)

スコール「ちえええええええええ!!」

アルティミシア(あ、おい!まだ枠が一つ残ってるぞ!)

スコール「これぞカミカゼSeed魂じゃいーーーーーーーーーッ!!」ドタタタタタ

アルティミシア(・・・聞いちゃいない。しょうがない。適当に何か付けてやるか)

アルティミシア(・・・これでいいか)ガチャン


【???】


オラァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・


ライトニング「・・・槍、か」グッ

ライトニング「槍・・・吸い取る・・・」

ライトニング「・・・久々に使ってみるか」サッ


スコール「チェストーーー!」ズバッ


ネオエクスデス(左上)「-----!!」ブシャア


スコール「いいね効いてる!さすが脳筋仕様!」

スコール「てなわけえもういっちょーーー!」


【あんこく】


ネオエクスデス(左上)「~~~~~~!」ブシャアアア


スコール「ワーーーハハハハ!力ボーナスにあんこくは相性抜群だな!」

アルティミシア(だがしかし防御面での偏りが・・・)

スコール「おらーーーーーッ!」ズバッ

アルティミシア(あんこくばかり使っていて大丈夫か?)


『スコールのHPが どんどん減っていく!』


スコール「さっさとくたばりやがれええええええ!!」ズバズバズバ

アルティミシア(気づいてないのか?)


ネオエクスデス「-----」ズズズズズ


アルティミシア(くるぞ!防御態勢を取れ!)

スコール「やられる前にやーーーる!」バッ

アルティミシア(いや防御しろよ!?)


ズズズズズ・・・・・


アルティミシア(ハッ!この気配は!)


【アルマゲスト】


スコール「 そ れ か よ ! 」

アルティミシア(・・・アホ)



バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・


スコール「うっぎえええええええええええ!!」バリバリバリ

アルティミシア(さすがにこれはキツイな・・・・)

スコール「 」(戦闘不能)

アルティミシア(今のボクシングで言ったらノーガードで右ストレートを食らうような物だぞ)アレイズ

スコール「くっそ・・・蜃気楼の街の鎧いくつかパクっとけばよかった・・・」ムク

アルティミシア(装備できるのか?お前に)



ネオエクスデス(左上)「グオオオオオオオオ!!」



スコール・アルティミシア「!?」



『ネオエクスデスが 大ダメージを食らっている!』


スコール「な、なんで!?」

アルティミシア(あ・・・もしかして私がさっき適当につけた・・・)

スコール「!?」ジャンクションメニュー



【力+20%】

【力+40%】

【力+60%】

【ダメージがえし】敵の攻撃で受けたダメージの1/4をその敵に与える



スコール「 バ バ ア ! 」


アルティミシア(またしても手柄を立ててしまった・・・)キラン

スコール「ババア!なんかこう・・・ババア!」フルフル

アルティミシア(なんだその怒りと喜びが混じったような微妙な表情は)

スコール「こう・・・なんていうか・・・その・・・要するにお前はババア!」クワッ

アルティミシア(結局ただの悪口じゃないか・・・)


ライトニング「どいてろ!」


スコール「!?」


【ウェア】竜騎士


スコール「何その恰好!?」


ライトニング「 ハ ァ ッ ! 」グオ



【ビートダウン】



バ リ ー ン ! !



ネオエクスデス(左上)「!!!!????」



【 B R E A K 】



アルティミシア(おい!なんか割れたぞ!チャンスだ!)

スコール「あんた槍使えたの!?」

ライトニング「・・・」キリリ!


【竜騎士】ノックダウン(ブレイク)ゲージが上がる


アルティミシア(器用な奴だな・・・)

スコール「ほんとなんつー格好してんだよ」


ズズズズズ!! ズズズズズ!!


アルティミシア(おいチャンスだこの機を逃すな!)

スコール「・・・オラッシャーーーーーーーーーッ!」


【連続剣】


 |  || ■=  ■=  ■= |


アルティミシア(perfectとれよ)

スコール「とーぜん!目押し!目押し!」ガチガチ


『perfect!!』


スコール「シャオラァァァァァァ!」グッ

アルティミシア(当然だな)


ネオエクスデス(左上)「  」ブシャァァァ


アルティミシア(トドメだ)

スコール「か~ら~の~!」キュイイイン


【ラフティバイト】


スコール「しょー○ゅーけんッ!」ザッ



ブワッ



ズバァ・・・・・!



ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 




ネオエクスデス(左上)「   」




ボ ォ ン



スコール「イヤーーーーーース!イヤスイヤスイヤス!」グッ

ライトニング「ついに一体・・・よくやった!スコール!」

スコール「ファーーーーーーーーwwwwww」ブンブンブン

アルティミシア(おいそこのバカ)


ネオエクスデス「 」チカチカ


【ミールストーム】【メテオ】【サンダガ】


スコール「シャバデュビダッチヘンシヌエエエエエエエエエッ!!」バリバリドドド

アルティミシア(ほんとツメが甘いなお前は・・・)


アルティミシア(お前のせいでアレイズがゲシュタルト崩壊しそうだよ)アレイズ

スコール「おお・・・・あってえ・・・」ムク

ライトニング「ついに一体・・・」

スコール「けど後3体・・・」


ネオエクスデス「ーーーーーー」ズズズズズ


スコール「マヂ無理・・・」ガク

ライトニング「正直・・・かなりキツイな・・・」ゼエゼエ

アルティミシア(ふむ、これであのグランドクロスとやらが来る心配はなくなったわけだな)

スコール「ババア・・・・約束通りあっちゃんポジの奴倒したぞ・・・」

アルティミシア(あっちゃんて)

スコール「後はお前がやってくれるんだろ・・・さっさと・・・いけ・・・」

アルティミシア(・・・・)


ライトニング「しかし、どんな時でも私は諦めない!」バッ


アルティミシア(お前もあいつを見習ったらどうだ?)

スコール「神のリカちゃん人形になれと?」

アルティミシア(そうじゃなくて、あの決してあきらめない心を)


ライトニング「ハァッ!」


ネオエクスデス「-------」ズズズズ


スコール「どうしてこうも違うのか。慢心、環境の違い・・・・」

アルティミシア(手抜きばっかやってるからだ)


『ライトニングは あきらめず 立ち向かう!』


スコール「こんな所で説教してんじゃねえぞババア・・・いいからさっさといけ・・・」

アルティミシア(ふむ・・・まぁ、約束を果たしたのは事実だしな)

アルティミシア(本当によくやったよ、お前は)

アルティミシア(本当に・・・よくやった・・・・)

スコール「・・・?」


ライトニング「ぐうっ!」ズササ


ネオエクスデス「~~~~~~!」ドカドカ


スコール「なんだよ急に改まって・・・」

アルティミシア(実を言うとな、私の切り札はジャンクショングリーヴァで最後だったんだ)

スコール「 は ぁ ! ? 」

アルティミシア(あれをやられたら本当に打つ手がなかった)

アルティミシア(そう、もう手はなかったんだ・・・・)


ライトニング「まだだ!まだ私は折れたりしない!」


ネオクスデス「-------!」グォン


スコール「いや、は!?なんとかするっつったのお前だろ!?やれよ!」

アルティミシア(お前の腐れ脳みそに居ついて、どれほどの時が経っただろう・・・)

アルティミシア(エロい妄想とゲスい発想だけの、ゴミが腐ってさらに汚物同然と化したお前の脳みそにな)

スコール「言い過ぎなんだよ・・・」


ライトニング「救いが失せた世界だろうと・・・守ってここで生きていく!」バッ


アルティミシア(そんなお前のゴミカス産業廃棄物レベルの脳みそでも、一つだけ、たった一つだけ、役立つ事があった)

スコール「なんだよ・・・」

アルティミシア(新たな道の開拓さ)キリ


ライトニング「それが人間の使命だ!」ズバァ!


スコール「なにそれ!?ババア!ねーやん病が移ったか!?」

スコール「まじきめえわ!今この期に及んで何故にフロンティアスピリッツ発揮してんだよ!」

スコール「お前は開拓される側だろ!そういうのは原始時代で発揮しろ!なんかあるたんびにダンスで宴ってろ!」

アルティミシア(折角イイ事言った気になってたのに・・・)ピキピキ


ズズズズズズ・・・


スコール「・・・で、何やんの?」

アルティミシア(いいか、今の私はジャンクショングリーヴァがやられて、お前の脳みそに緊急避難してきた形になる)

アルティミシア(つまり最初と同じだ)

スコール「じゃあどうやって出るんだよ。バングルもうねーぞ」

アルティミシア(再び実体化するには・・・お前にも少し協力して貰わねばならない)

スコール「ええ・・・だるぅ~」

アルティミシア(大丈夫、簡単な事だ)

スコール「何をやれとおっしゃりますでございますか」

アルティミシア(お前の思い描く最も強い物を思い浮かべろ)


スコール「それグリーヴァじゃん」

アルティミシア(そう、グリーヴァだ)

スコール「またババ神様になるの?」

アルティミシア(ん~・・・まぁ似たようなもんか)

スコール「意味不」

アルティミシア(いちいちうるさいぞ。いいからやれ)

スコール「はいはい・・・」


スコール「・・・」モワモワモワ


(えへへ、しっぱ~い)

(はんちょ、まてぇ~)

(ちょこっとだけいじって、ガマンする?)

(まみむめも!これ流行らせたい言葉で~す!)


スコール「ハァーーーーーーーン!」ジタバタ

アルティミシア(お約束やってんじゃないぞ!)


ライトニング「う・・・まだだ・・・」ガハァ


アルティミシア(ほら、後輩が死にかけてるぞ。早くやれ)

スコール「はいはい・・・」



スコール「・・・・・・・・・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・・



アルティミシア(グリーヴァ・・・安心しろ。今度は私が守ってやる)

スコール(雑念入れんな。集中してないとセルフィたんが出てきちまう)

アルティミシア(それはそれでおもしろいが)

スコール(やってる場合じゃねえだろ!はやくしろよ!)

アルティミシア(はいはい・・・・)



スコール「・・・・・・・・・・・」




キィィィィィーーーー・・・・・・・・ン










スコール「ぐあああああああああああああ!!」


ライトニング「!?」


スコール「あああああああ頭がいてえええええええええ!!」ワシャワシャ

アルティミシア(ガマンしろ!もうちょっとだ!)

スコール「いやお前マジ何やってんの!?なんだこの頭カチが割れそうな強烈な痛み!!」

アルティミシア(大丈夫、鼻の穴からスイカを出すようなもんだ)

スコール「いや死ぬわ!」


『スコールの頭が 激しい頭痛に見舞われる!』


スコール「あああああああーーーーーーーーッ!」ワシャワシャ


ライトニング「だ、大丈夫か・・・?」


アルティミシア(もう、うるさいな。我慢しろよ男の子だろ)

スコール「我慢のレベル・・・超えてるんだよ・・・ま、まじで・・・ぐあっ!」キィーン

スコール「これマジで大丈夫か!?終わった後俺廃人になったりしねえだろうな!?」

アルティミシア(大丈夫だ)

アルティミシア(・・・・多分)

スコール「多分じゃ困るんだよボケええええええええええええ!!」


ライトニング「おいどうした!?」バッ


スコール「あああ、頭痛が痛・・・ああっ!」キーン

ライトニング「頭痛・・・?何故・・・?」

スコール「鼻からスイカが出る感覚がする・・・!」

ライトニング「いやそれ死ぬだろ!?」

スコール「ま、まじで・・・あああああーーーーーッ!」キーン

ライトニング「ああもう!なんだってんだこんな時に!」

ライトニング(ん・・・鼻からスイカ?)


アルティミシア(はいほらヒッヒッフー)


スコール「はひっはひっ、ひひひふーふーひーひっひふー!」



ライトニング(産気付いてるのか!?)ガーン


ライトニング「お、おまえ・・・女だったのか・・・・」フルフル

スコール「いや違うわッ!ババアに任せたらなんかこうなったんだよ!」

スコール「まじで・・・くわっ!本気で・・・い、意識が・・・」ダラダラ

アルティミシア(女性の苦しみ、わかったか?)

スコール「男の子がガマンできる問題じゃねえだろ・・・ボケ・・・」

スコール「くあああああああっ!」キーン

アルティミシア(もう少しだ!ほら!)


スコール「いやあああああああああらめえええええええええええ!!」ジタバタ


ライトニング「え、ちょ、ええっ!?」


スコール「なんかでちゃううううううううらめえええええええええええ!!」ジタバタ


ライトニング「え、あ、ちょ、その」ワタワタ

ライトニング「・・・元気な赤ちゃんを産んでくださいッ!」バッ


スコール「らめえええええええええみないでえええええええええええええ!!」キャー


ライトニング「はいほら!ひっひっふー!」


スコール「いやあああああああああああああああ!!」



ネオエクスデス「-----?」



スコール「ああああああああーーーーーーーーーッ!」バッ


ライトニング「ぬおっ!」




カ ッ




シュウウウウウウウウ・・・・・・・




バササッ



「ふう・・・・」


ライトニング「 」ブッ


アルティミシア「はじめましょう・・・この戦い、『無』駄ですね」


ライトニング(なんか丁寧語になってる!)ガビーン



【アルティミシア】EXモード

これ
http://www.ff-omeganebula.com/galeries/trounoir/dissidia/dss-ff8_ultimecia_ex_art.jpg

ここまで


アルティミシア「ふふふふふ・・・・」バサバサ


ライトニング「え、ええ~・・・」

スコール「あ、あなた・・・私達の赤ちゃんは・・・・」ガシ

ライトニング「何があなただ・・・なりきってるんじゃないぞ」


ネオエクスデス「--------」ズズズズズ


スコール「赤ちゃん!私がお腹を痛めて産んだ赤ちゃん!」クワッ

ライトニング「見ればその下らんボケが一撃で吹き飛ぶぞ」

ライトニング「ほら、あれがお前の赤ちゃんだ」


アルティミシア「おまえの強さ、見せておくれ・・・」バササ


スコール「 」ブッ

ライトニング「元気な赤ちゃんだよ。世界を破滅させるほどに」

スコール「え・・・なに、あれ・・・」

アルティミシア「スコール・・・かわいそうな子・・・」

スコール「・・・劇団四季の方ですか?」

アルティミシア「現実は優しくない。そうでしょう?」フフ

スコール「なんで敬語使ってんだよ・・・」

アルティミシア「レディの嗜みです」ホホホノホー

ライトニング「よ、よくわからんがこの形態の時は穏やかな感じになるようだな」

スコール「何変化だよ・・・」


ネオエクスデス「------------」チカチカ


スコール「ハッ!おいババア!やってる場合じゃない!」

ライトニング「残りのパーツが動き出すぞ!」

アルティミシア「私と張り合うつもりですか?」バササ

アルティミシア「無など時空の一部・・・」ホホホホ

スコール「ぶ、不気味だ・・・」


バササッ!!


アルティミシア「さあきなさい・・・一瞬で終わらせて見せましょう」


スコール「ホントに大丈夫かよ・・・」

ライトニング「だと思うが」



【ネオエクスデス VS アルティミシアEXモード】バトル形式:ガチンコ


スコール「あてて・・・まださっきの頭痛の残りが・・・」トントン

ライトニング「さっきより小さくなってるが大丈夫なのか?」

スコール「よくわからんがババアの新技らしい」

ライトニング「し、新技?」

スコール「本当はジャンクショングリーヴァで最後だったんだとよ」

スコール「この土壇場で思いついたらしい」

ライトニング「・・・」チラ



アルティミシア「ふふ、ふふふふふ・・・」バサバサ

アルティミシア「ふふははは、ふはははははーーーーーーーーーッ!」


ライトニング(キャラ崩壊がはやい!)ガーン




アルティミシア「深き絶望を!」バッ



ネオエクスデス(左下)「-----!」



【ショックウェーブパルサー】



ネオエクスデス(左下)「グオオオオオオオオ!!」ボォン




パラパラパラ・・・・




アルティミシア「ふふ、無様ね・・・」



ライトニング「え、もう!?」

スコール「し、仕事はええ~」



【残り】右上 右下


アルティミシア「ふははははは、ハーーーーッハッハッハッハッハッハ!!」


ドガァン!! ボォン・・・ ズドドドドドドド!!


『アルティミシアが、一方的に 推し始める!』


スコール「・・・」

ライトニング「・・・」


ドドドドドド!! バキバキバキィ!! ズドォン・・・ボォン・・・


スコール「・・・ねーやん」

ライトニング「・・・なんだ」

スコール「・・・俺ら、全く出番ないね」(体育座り)

ライトニング「・・・そうだな」(体育座り)



アルティミシア「フハハハハハハハーーーーーーーーッ!」



カ ッ



ボ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! ! 



ライトニング「よくとっさにあんなの思いついたな・・・」

スコール「俺にジャンクションしてたのがヒントだったらしい・・・」

ライトニング「・・・じゃあお前もあんな風になれるのか?」

スコール「なれるわけねーじゃん!俺の何をどう参考にしたのか事細かに聞きたいくらいだわ!」



アルティミシア「崇めなさい!この私を!」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・



バ ァ ー ー ー ー ー ーー ー ン ! ! 



スコール「ババアめ・・・やっぱり最初からあいつ一人を送り込むべきだったんだよ」

ライトニング「私達は一体倒すのに精いっぱいだったものな・・・」

スコール「グランドクロス関係ねーだろ・・・あれ・・・」

ライトニング「そういえば・・・なぜあのパーツだけ私達にやらせたんだろうか」

スコール「あっ」


(いやだね絶対!一人で不能になってろ!)


ライトニング「・・・」

スコール「オールド食らいたくなかっただけかよ!」ガーン


アルティミシア「重き痛みよ!」バッ


【グレート・アトラクター(DFF版)】


チ ュ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ン ! ! 



アルティミシア「ワーーーーーーハハハハハハ!!」



【残り】右上



ライトニング「ホントあっと言う間に・・・」

スコール「・・・」

ライトニング「味方の内は頼もしいがね。あれが敵に回ると考えると恐ろしいよ」

スコール「・・・」

ライトニング「お前、ホントに大丈夫か?お前は後々あいつを倒さないといけないんだぞ?」

スコール「・・・・」

ライトニング「素のアルティミシアだろ?グリーヴァとかいう召喚獣だろ?」ヒーフーミー

ライトニング「そしてさっきのでかいの。に、加えあれだ」

ライトニング「ざっと合計、4連戦になるな」

スコール「・・・」

ライトニング「ああそうか、お前の場合それにさらにハンデがプラスされるのか」

ライトニング「なんだったっけ・・・ええと、ああそうか。パーティーがランダムで選ばれるんだったな」

ライトニング「装備している魔法も強制的に消されるんだっけ?マルチジャンクションとかいう」

ライトニング「あっそういえば、そもそもあいつを倒してしまったら圧縮時間からどうやって帰るんだ?」

スコール(か、考えたくねえ・・・・)

ライトニング「課題山積みだな」

スコール「・・・・」

ライトニング「おまえ、本気で努力しろよ?下らん小細工が通用する相手じゃないぞ?」

スコール「・・・・」

ライトニング「地道な鍛錬とたゆまぬ努力。そして運命に抗う不屈の闘志・・・」

ライトニング「これこそが勝利への近道だ」

スコール「・・・」

ライトニング「聞いているのか?」

スコール「・・・土下座しといてよかったぁ~」

ライトニング「土下座!?」


アルティミシア「ムッ!」


ネオエクスデス「 オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」


『時空が 激しく 震えだす!』


スコール「なんだあいつ!?なんか元気になりだしたぞ!?」

ライトニング「いやあれは、元気というか・・・」


アルティミシア「限りある命の最後の灯火ですか・・・」



【ネオエクスデス】最後の一体になると発狂モードに移行し、アルマゲストやメテオを連発してくる



ネオエクスデス「 オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」


ズズズズズ!! ズズズズズズズ!!


スコール「バ、ババァーーーー!!はよなんとかしろォーーーーー!!」

アルティミシア「無駄なあがきを・・・・」

ライトニング「ハッ!まずい!」


【アルマゲスト】


スコール・ライトニング「おおおおおおおお!?」



バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・



スコール「 」(戦闘不能)

ライトニング「ぐあっ・・・火事場のなんとやらだな・・・」アレイズ

スコール「や、やろぉ~、ジタバタと足掻きやがって」ムク

アルティミシア「やれやれ・・・困った物です」プスプス

スコール「なにを悠長に構えてんだ!ボケッ!お前も食らってんんじゃねえか!」

スコール「いいからはよ発狂とめろよ!」

ライトニング「アルマゲストを乱発してくるぞ!長期戦は不利だ!」

アルティミシア「長期戦は不利ですか。わかりました」

アルティミシア「ならば長期を短期に変えましょう・・・」

スコール「・・・?」


アルティミシア「申し訳ありませんがお二方、剣と剣を一定間隔で鳴らし続けていただけませんか?」

スコール「は?」

ライトニング「・・・こうか?」


『ガンブレートとクリムゾンローズを 一定間隔で当てる!』


スコール・ライトニング「こう?」キンキン

アルティミシア「結構です」ニッコリ

ライトニング「意図がわからんが・・・」キンキン

スコール「チャンバラをやれと?」キンキン



ネオエクスデス「 オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」ビリビリビリ



アルティミシア「所詮、あなたも時の奴隷・・・」

アルティミシア「終わらせましょう。この儚く、『無』意味で、潰えるだけにある逃れられない運命の時を・・・」



ネオエクスデス「 」チカチカ



【アルマゲスト】



ライトニング「やばっ!」

スコール「おおおい!くっさいセリフ言ってないでさっさと行けよ!」

アルティミシア「剣を止めてはなりません。その刃が救いの知らせを告げるのです」

スコール「はぁ!?なんでこんな所でチャンバラごっこやらなきゃいけねーんだよ!」

スコール「だったらマーカスを呼べ!観客がいねーとやる気がでねー!」

ライトニング「スコール!黙って言う事を聞け!」

スコール「ほんとマジ何考えてるのかわかんねーなこのババア・・・」



キン・・・キン・・・キン・・・




バチバチバチバチーーーーー!! バリバリバリバリ・・・・


スコール「やべぇーーーーー!バチバチが飛んでくるゥーーーーーーーーー!!」

ライトニング「剣を止めるな!あいつを信じるしかない!」キン




バリバリバリ・・・・バリバリバリバリーーーーーーーー!!




スコール「キャーーーーーー!いやぁーーーーーー!らめええええええええ!!」

ライトニング「あ、アルティミシア!何を考えている!」



アルティミシア「・・・」



『アルマゲストが 目前まで迫ってくる!』




バリバリバリバリ・・・・・!!




アルティミシア「時よ・・・・」ニヤ





キン・・・・キン・・・・キン・・・・・






キ ン ! !


スコール「・・・ん?」

ライトニング「な・・・んだこの光景は・・・・」



ネオエクスデス「  」ピタァ



『全てが 止まっている!』



スコール「バリバリが目の前で止まってら・・・」チラ

ライトニング「時が止まっている・・・?ハッ!」

ライトニング「お前!これが例の!」

アルティミシア「さて、このデクの坊さんをどうしましょう」クスクス

スコール「な、なに?こいつ何したの?」

ライトニング「テントで話したろ!これだ!これがこいつの・・・」



【時の呪縛】発動4秒後に対象者を6秒停止させる



スコール「れ、例のハメ技かよ・・・」

ライトニング「私達に剣を当てさせたのは・・・時間を計っていたんだ」

ライトニング「ちょうど音がメトロノームの代わりにになるように・・・」

アルティミシア「ご協力ありがとうございます」ニヤ

スコール(いや自分で計れよ・・・)



ネオエクスデス「 」コォォ



ライトニング「しかし6秒しかないぞ。ここからどうするつもりだ・・・?」

アルティミシア「スコール、お前は本当に役に立ってくれました・・・」

スコール「何をだよ。つか俺の何をどう参考にしたらそんなライオンキングになるんだよ」

アルティミシア「お前のおかげで魔女はまた一歩高みに登るのです・・・」

スコール「そもそもそのキャラはなんなんだよ・・・」


アルティミシア「人々の幻想の中で舞う、永遠の魔女ッ!」


スコール「・・・はぁ?」




アルティミシア「時よ!遊びは終わり!」



アルティミシア「ハァッ!」




【時間圧縮】


バ リ ィ ィ ィ ィ ィ ン ! !


スコール・ライトニング「なにぃーーーーーーーーッ!」



『時が ひっくり返る!』



スコール「お前シラフで時間圧縮使えたの!?」

アルティミシア「局部的なら少しだけ・・・」フフフ

スコール「おおおおお前どんだけチートだよ!お前!マジいい加減にしろッ!」ガーン

ライトニング(ますますこいつの勝率が・・・)

アルティミシア「そして・・・時はひらいたと同時に離れていく・・・」」

アルティミシア「 ハ ア ッ ! 」



 |  || ■=  ■=  ■= |



ライトニング「こ、これは!」


スコール「 あ あ あ あ ー ー ー ー ー ー ッ ! !  」ガガーン



 |  || ■=■=■=■=■=|




アルティミシア「遊びは終わり!」キリ


ライトニング「これは・・・スコールの・・・・」

スコール「あーーーーーッ!あーーーーーーッ!ああああーーーーーーーーーッ!!」

ライトニング(う、うるさいな!)



 |  || ■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=|



アルティミシア「これぞスコールにジャンクションして編み出した私の新必殺技・・・」キラン


スコール「 そ れ 俺 の 連 続 剣 だ ろ ! ! 」


ライトニング「なるほど、スコールをヒントにしたってこれか・・・」



 |  || ■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=|



ライトニング(しかもこいつのよりも多い・・・)

スコール「てめぇーーーふざけんじゃねえぞババァ!何がヒントだ!ただの丸パクリじゃねえか!」

スコール「その表示は俺のだ!俺固有の著作物だ!」

スコール「横からしゃしゃり出て俺の連続剣パクってるんじゃねえぞ~~~~~~!!」



アルティミシア「永久に眠れ・・・」フフ


スコール「 聞 け よ !」

ライトニング「諦めろ・・・完全に上位互換技だ」ポン



fire fire fire fire fire fire fire fire fire fire 

fire fire fire fire fire fire fire fire fire fire



『Perfect!!』



アルティミシア「目押しもバッチリ!」キリ

スコール「ぐうぅ・・・ちくしょーー・・・ババァめ・・・」



アルティミシア「ふははッ!」バッ






カ ッ







【エンドオブメモリーズ】






ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ! !





ネオエクスデス「 グ オ オ オ オ オ オ ! ! 」




ライトニング「な、名前まで・・・」

スコール「何が・・・エンドオブメモリーズだボケ・・・何から何まで全部もろパクリじゃねえか・・・」


アルティミシア「私に適う者などいない!」キリ


スコール「ちくしょー!あの必殺技窃盗犯め!!」ガン!

ライトニング(こいつのはエンドオブ”ハート”だったな・・・)


アルティミシア「退屈な時間でした・・・」バササ


スコール「・・・今のが例の俺を参考にしたとかいう技かよ」

アルティミシア「左様。穢れた脳みそから生まれた薄汚い技術が、魔女の聖なる力に寄って昇華したのです」

アルティミシア「感謝なさい!」キリリ!

スコール「な・・・俺をヨゴレ呼ばわりしてんじゃねえぞババアーーーーッ!」

スコール「だったらパクったお前はなんだ!?聖なる万引き犯か!?」

スコール「何が参考だ!ありゃ参考のレベル超えてんだよ!」

スコール「あんなもん参考じゃなくて引用だ!持ち主に無許可の時点でそれを人はパクリと呼ぶわ!」

スコール「使いたければ著作権料を払え!1トリガーにつき5%の印税だ!ボケッ!」

ライトニング「印税て」

アルティミシア「悔やんでも時は戻らない」ニッコリ

スコール「キィィ~~~~~~!」ジタバタ

ライトニング「落ち着け。お前もあまり人の事は言えん」

スコール「クラウド先輩・・・俺、リミットブレイクできませんでした・・・」

ライトニング(ついに白状したか)



シュウウウウウ・・・・・・



スコール「ん?」

ライトニング「お?」

アルティミシア「む?」



ポ ン ッ



【EXモード解除】



アルティミシア「ふう・・・・」コキコキ

ライトニング「時間制限つきだったのか」

アルティミシア「この形態は強力だが、使用時間が短いのが欠点だな」

ライトニング(あ、口調が戻ってる)

アルティミシア「さらなる改良を加えなる必要がある・・・まだまだ研究が必要だな」

スコール「エンドオブメモリーズ使用時はまず先に俺と契約しろよ?」

スコール「ガーデン専属の弁護士に話通しとくからな」

アルティミシア「お前に向けて放つのにか?」ニヤ

スコール「こ、このババア!」


アルティミシア「実践初投入だったが成果は上々だな」ハハハ

スコール「つかあれ、何?」

ライトニング「随分小さかったが」

スコール「何が参考だ。俺はシンバになった覚えねーよ」

アルティミシア「察しが悪いな。だから・・・」


【ジャンクショングリーヴァ】アルティミシア『が』グリーヴァをジャンクション

【EXモード】アルティミシア『に』グリーヴァをジャンクション


アルティミシア「お前に寄生し続けた事が、ヒントとなったのだよ」ハハハ

スコール「ヤドカリかお前は・・・・」



ズズズズズズズ・・・・・・


スコール「ったくこの七変化ババアが。シーモアかお前は」

アルティミシア「異体じゃないぞ。ミーナマだミーナマ」ポンポン

スコール「何がミーナマだ・・・形態変化でキャラ変えるのは必要なのか」

スコール「何気取りだ。女優かッ!」

アルティミシア「いとしーのあなたはーとお~いところ~へ~」ビブラート

ライトニング「もう・・・そろそろ良いだろ。パクリパクラレ論争は戻ってからやれ」

ライトニング「アルティミシア、ネオエクスデスはどうなった」

アルティミシア「ん、ああ・・・」ゴソゴソ

アルティミシア「こうなった」ポイ


【ネオエクスデス右上のツノ(左)】


スコール「・・・」

ライトニング「随分・・・小さくなったな・・・」

スコール「これ精製したら何ができるんだよ・・・」

アルティミシア「アルマゲストができるかもな。マルチジャンクションするか?」ハハハ


ズズズズズズ・・・・


「うごご・・・・」


『ネオエクスデスの右上が 辛うじて息をしている!』


ライトニング「こいつ!まだ生きていたか!」バッ

スコール「仕留め損なってんじゃねえよ!ババア!」

アルティミシア「大丈夫、もう風前の灯火だ」

アルティミシア「ほら、ちょっとこい。近づいても大丈夫だ」

スコール・ライトニング「・・・・?」


ネオエクスデス(右上)「うごご・・・」ズリズリ


アルティミシア「全く、お前はお前で大概だな」ドサ

ネオエクスデス(右上)「うごごごご」

アルティミシア「アホが。無は制御できるシロモノじゃないと口を揃えて教えてやったろうが」

アルティミシア「言いつけを守らないからそうなるのだ。お前が悪い」

ネオエクスデス(右上)「わたわたわたしはネオエクスデス全ての存在ををを否定ししし」

アルティミシア「否定したのは自分自身だろ。バカが」

アルティミシア「予想・・・できなかったのか?無を使いつづければそうなると」

アルティミシア「お前ほどの魔導士が?エヌオーの意志を継し者なんだろ?」

ネオエクスデス(右上)「おごごごご・・・」

ライトニング「エヌオーは無を使い逆に飲みこまれた・・・それをお前は知ってたはずだ」

ライトニング「何故お前は同じ道を辿る。何故別の道を歩もうとしなかった」

ネオエクスデス(右上)「おごご・・・・」

スコール「ウドさあ、お前はお前でこう、目的があって、色々と大変だったんだろうけど」

スコール「万年生きててもう疲れたろ。そろそろ休めよ」

スコール「・・・おやすみ」ポン

ネオエクスデス(右上)「・・・・・・・・・」



全員「の、前にだな」ズイ



ネオエクスデス(右上)「・・・・・?」


アルティミシア「ギルガメッシュ達を返せ」

ライトニング「ここからの脱出ルートは?」

スコール「セルフィたん達どこだゴルァ!!」


ネオエクスデス(右上)「わわわたたたたしはネオネオネオエクスデデデデ」


スコール「しらばっくれてんじゃねえぞオラッ!」ガン!



『ネオエクスデスを 尋問にかける!』



スコール「おうネオウド、吐くまで解放しねーぞ」ドン!

ライトニング「私は解放者。したがって解放の与奪は私が握っている!」ドドン!

アルティミシア「死にかけのままエンドオブリレイズいっとくか?んん?」デデーン!



全員「 い い か ら 吐 け ッ ! 」バーン!



ネオエクスデス(右上)「・・・・・・・・・・・・・」






クス・・・・・クス・・・・・クス・・・・・・


ライトニング「・・・・?」

スコール「何笑ってんだゴルァ!」ガン!

アルティミシア「こんな目に合ってまで随分と余裕じゃないか・・・」ヒクヒク



クス・・・・・クス・・・・・クス・・・・・・



ライトニング「待て、こいつの声じゃない!」


ネオエクスデス「あがががががが」


ライトニング「そもそもこいつはもう言葉を・・・」

スコール「じゃあモールス信号で吐け」

アルティミシア「ダイイングメッセージ的な物で伝えろ」

ライトニング「いやそうじゃなくて」




フフ・・・・・・フフフフ・・・・




『あたりに ぶきみな 笑い声がひびきわたる!』



全員「・・・・?」





ヒャヒャ・・・・・・ゲキャキャ・・・・・





ヒヒ・・・・・・・







リノア「おハロー」ヒョコ

蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴蠶蠶蠶醴體髏髏蠶醯醴蠶醴髏蠶醴醴醴醴髏蠶蠶蠶蠶蠶醴醴醴醴髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶鬮諄醴蠶蠶躔霾醴醴蠶蠶蠶醴醴髏驩醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴蠶幽繹蠶醴雖雁聴隅醴蠶蠶醴羈贍貔躍醴蠶蠶髏髏蠶髏醴醴醴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶髏蠶蠶髏蠶軅體詣觀召銈召状隅醴羇剤錐鋸醯艪蠶髏歡笵髏醴醴靃醴醴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶醴鬮醴髏醢儲諟鑓鈊羽Ы⊇没踈佼Ⅵ荘繍醴髏蠶蠶甑璢靏靃靃霾躔醴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶髏勧醴靃藹韲菅莢べ⊇∃Ц它∬⊇羽讙蠢蠶葢温輻蠶醴諸荻Ⅵ羽貍隴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶

蠶蠶髏髏蠶鬮醴靃鐔醴露媛どベ   ベS辷Щ坦旦鏥醴蠶蓜驩讒髏鬪舜悠⊆ジⅥ羽穉躔醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴醴醴蠶蠶齬醯譴甜Ρ       `∃Ш珀伽躇鑈醴髏醴髏體芦サⅥ川ジベ介Ⅵ羽誧霾醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶醴髏髏髏靃醯佼三、      ベ∃滋譴靄謔醴靃蕓Ρ¨       ``ベ⊇川浴壮穉隴鏞醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶盛護燗燗鷦妓冖マ∴、      ベ俎罎靄躇諚牧べ              ベ⊇川衍掘雁隴躔醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶醢世鎰鋸謐幽廷レ、          沼貍隴謡鈷⊆゛                `ベ∃氾狛挧鍠薩醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶靉咒謐醴蠶蠶醢止        ∃堀鍠狽拔シ`∴               ベベ川Ⅵ珀掘鐫鑈醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴髏髏蠢〟      ‘氾荘珀召Κ`∴、                ベベ川Ⅵ壮掘隴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢蹟蠢蠧熨醴影        ベⅥ珀笠に∴3、                  `ベ介衍衒鐫醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醪攤鸙蠡鸙髏’         ‘∃衍衒旦Щ辷゛                   ベ∃衍衒鋸鑈醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶記鷦騾粳”            ベⅥ珀狛錐自.                    ベ∃衍珀鍠疆醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢,``                `ヨ召Ⅵ羽霾此                   ベ∃汾珀掘儲醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶監                   ベ交ベヨ疆齔                  ∴S⊇浴衒鍠譴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢』                  ベ三ヘベ鴪彭                ベ⊇⊇氾衒掘儲醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
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蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶』                  `当癶、        、  u∴     ベベ⊇Ⅵ珀雄醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
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蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶監                      ∴、∃ヨ櫨蠶醴齔      `3⊇氾珀鑈醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶鈊                逧此払(錙蠶髏醴靃㍗     ベ3⊇氾衒躔醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢』              『蠶鸙鸙髏醴醴醴影忙      ベ⊇⊇浴郤弭儲蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢〟              『醴醴醴醴醴靃Г      ベジ⊇Ⅵ交氾据醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶鹹              情靃苛泣罅         ∴3S川Γ ヨ据醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醢〟            ヴ県戸”          ⊇⊇ジ   ∃据醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠧〟                        ⊇⊇゛    ヨ溷醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠧止.                  ベシ       旧疆蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶




ここまで


スコール「リ、リノアッ!」

アルティミシア「お前ッ!どうしてここに!」


リノア「みんな~~~!ついにやったね!」

リノア「暗黒魔導士エクスデスはついに、光の勇者によって倒されたよ!」

リノア「万の時を経た暗黒の化身の野望・・・それを・・・バッツ達の無念を晴らせたね!」

リノア「食い止めたのはみんなだよ!みんなのおかげだよっ!」

リノア「おめでとう!ほんっとうに・・・ほんとにほんと、おめでとう~~~!」パチパチパチ


スコール「ありがとう」ニッコリ

スコール「じゃねえよ!ボケ!今更何しにきやがった!」


リノア「めでたいなぁ」


スコール「なんでそこでエ○ァなんだよ!!いちいちボケてくんな!しんどいわ!」

リノア「ノリツッコミうまいねw」

ライトニング「・・・何しに来た」ジャキ

リノア「構えないでよ。怖いなぁ」

ライトニング「今更のこのこと、どのツラを下げてきた!」

スコール「そーだそーだ!今度こそお前のお師さん倒したぞ!」

スコール「見ろッ!」バッ


ネオエクスデス(右上)「あががががががが」ヒクヒク


リノア「あっら~、先生。しばらく見ないうちに随分派手なイメチェンで・・・」

アルティミシア「無に飲まれ、自分の意志さえも消えた」

アルティミシア「こいつはもうお前の知ってるエクスデスではない」

リノア「ほほぉー」

アルティミシア「・・・なんとも思わないのか?」

リノア「何が?」

スコール「何がっておどれの御師匠様やろがい!なんかこう、思い出の日々とかあんだろ!」

スコール「回想だ回想!二人で乗り越えた修行の日々を思い出せ!HD画質で!」

リノア「修行の日々、ねえ。ん~~~・・・」

リノア「・・・特に、ないかな?」

スコール「はぁ!?薄情すぎんだろ!お前こいつのおかげで強くなったんだろが!」

スコール「おいウド!あんな事言われてっぞ!いいのか師匠としてそれで!」

アルティミシア「最後に弟子に何か言ってやれ」



ネオエクスデス(右上)「あがががががが」



ネオエクスデス(右上)「リリリリノノノノノアアアア」



リノア「・・・・」


ネオエクスデス(右上)「リノアリノアリノアリノア・・・・・」


リノア「はいはい、そんなに連呼しなくても聞こえてますよ」ヒョイ

リノア「なんっすか、かつて先生だった者」


ネオエクスデス(右上)「わたわたわたしはネオエクスデス全てを否定存在をひて(ry


リノア「ああ、ネオエクスデスさんって言うのね。リノアです。はじめまして」ペコ


ネオエクスデス(右上)「あがががががうごごごごごご・・・・」


リノア「・・・はっきりしゃべってくんない?」


ライトニング「もう、自我がないんだよ」ジャキ

アルティミシア「お前の先生は無を欲し、そして望み通り無となった」

アルティミシア「ある意味めでたいだろう?」


リノア「ふーん。化け物になりたかったんだぁ」

リノア「コングラッチュレーション。いや、ハッピーバースデー?」

リノア「あたし難しい事わかんなーい」キャッキャ


アルティミシア「わかったか。これで古代から続くこいつの野望は潰えた」

アルティミシア「エクスデスはもういない。世界はこれで消えない」

アルティミシア「そしてそれに加担し、数多の人々を無に帰した、お前の居場所はもう」

アルティミシア「ない」



リノア「・・・・」ピク



ネオエクスデス(右上)「おおおおおおリノリノリノリノアアアア」



スコール「ウドはな、お前だけは信頼してたんだぞ」

スコール「解放の手助けをしてくれて、かわいい弟子で、優秀で・・・つってな」

ライトニング「世界を無を返した後も、お前だけは消さなかっただろうな」

アルティミシア「死ぬぞ。最後に何か言ってやれ」



ネオエクスデス(右上)「リノアリノアりのありのありのあRinoaRinoaRinoren・・・・・・・・・・・」



リノア「・・・・・・・」











リノア「・・・ゴミ」プッ


ネオエクスデス(右上)「!?」


リノア「ゴミ クズ 虫けら 掃き溜め」

リノア「汚物 こびりついた糞 枯れ木 ゲロ ダニ ゴキブリ 害虫」

リノア「奇形 知的障害 かたわ つんぼ めくら 遺伝子欠陥 生殖異常 キチガイ 不審者」

リノア「腐乱死体 不幸の源 精神障害者 底辺! 弱者!」

リノア「世界のクズ!世界のゴミ!世界中が死んだほうがいいと思っている奴!!」

リノア「いないくてもいい奴!いなかった方がよかった奴!産まれてこなかったらよかった奴!」



スコール「お、おい(ry



リノア「殺されても誰も悲しまない奴!いるだけで腐臭をまき散らす汚物!」ガシ


リノア「世界のガン!世界の掃き溜め!世界の道化!世界の害悪!!」メキメキメキ



ライトニング「な、何を?」

アルティミシア「おい、まさかここでも(ry」



リノア「いなくなった方がいいんだよォォォォーーーーーーー!!お前みたいな奴はさぁあああああああああああああ!!」



ネオエクスデス(右上)「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」





バ キ ィ ! ! 




全員「!?」




『ネオエクスデスの もう片方のツノが へしおられた!』


リノア「中途半端に息してんじゃねえぞオラァーーーーーッッ!!負けたんならさっさと死ねよおおおおおおおおおおおお!!」ゴシャゴシャゴシャ



ネオエクスデス(右上)「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」


リノア「ヒャヒャヒャヒャwww殺されろ殺されろ殺されろ!!息するゴミは殺されろォーーーーーッ!!」


ゴシャッ


ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ
ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ



リノア「ギャハハハハハwwwww死ねよはやく!ねえ死んで!?ねえ埋まれないで!?ねえ1?存在しないで!?」



ライトニング「あいつは一体何をしてるんだ!なんで自分の師匠にあんな事を!」

ライトニング「ハッそうか、せめて弟子だった自分の手で埋葬してやろうと・・・・」

アルティミシア「違うんだよ・・・あいつは・・・最初から・・・」ポン



リノア「師匠!?ナニソレ!?ハッ!?w最初からお前なんて眼中なかったんですけど!」ゴシャア!

リノア「あたしらにはドローってのがあんの!知ってる?ドロー!」

リノア「知らない魔法持ってる奴がいたらドローして奪い取るの!」ゴシャア!

リノア「お前はそれと一緒!古代魔法をいっぱい知ってたからストックさせてもらっただけのただのドローポイント!」ゴシャア!

リノア「吸い取ってスッカラカンのドローポイントにさあ!どこの誰が何の用事があるんだよぉーーーーーーーーーーッ!!?!?」ゴシャア!

リノア「ねえーーーーーー聞いてるーーーーーーしゃべれよオラァーーーーーッ!!」



『ありったけの罵倒が 鈍い音に混じり 響き渡る!』



リノア「死ね!死ね!死ね!死ね!」

リノア「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」


死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね


スコール「・・・・」


リノア「大体おまえキメエんだよwwwwなんかいつもキッショイ笑い声でさぁwwwwなにあれwwwwww」

リノア「世界中探してもお前ぐらいだよ!!何!?ファファファってwwwwwwwwゲロ吐く時の音じゃんそれwwwwwキメエwwwww」

リノア「お前が笑いかけてくるたんびにアタシ鼻摘まんでたの!ゲロの匂い嗅ぎたくないから!!わかる!?!?」

リノア「パワハラだよパワハラ!お前のせいでエクスデス=ゲロってイメージなっちゃったよ!!wwwwww」

リノア「お前を視界に入れるたんびにさあああああああああ!!汚い吐しゃ物が脳裏を過るんだよおおおおおおおおおおお!!」

リノア「なんとかしてくれよおおおおおおおおお前の汚いゲロがアタシの脳にジャンクションしてるんだよおおおおおおおおおおお!!」



ガ シ



ネオエクスデス(右上)「あがっ!?」


リノア「吐け!一回ここで吐け!内臓に詰まってるもん全部出せ!」



ギュウウウウ・・・



リノア「じゃねえとアタシのお脳がキレイにならねーだろ!?なぁ?!お前のゲロだろ!?責任もってここで全部出せよ!!」

リノア「出せよ。なぁ。出せって。はやく。出しってってば。」

リノア「ねえ・・・」ギュ



ネオエクスデス(右上)「~~~~」ジタバタ




リノア「 だ せ っ て 言 っ て ん だ ろ ォ ー ー ー ー ー ー ー ! ! 」




ギ ュ ッ




パ  ン ! !


全員「 」



ブシャア!!



ベチャァ・・・



ポタ・・・・ポタ・・・・



ネオエクスデス(右上)「 」ヒューヒュー



リノア「きったねええええええこいつマジきたねええええええ!!」

リノア「やっぱり汚物だ汚物!こんな所で節操なく出しちまってさぁ!!」

リノア「くせえんだよゴミwwww誰が片付けるんだよこれ!!なぁ!!」

リノア「なんとか言えよおい!老害汚物製造機!!」



ズン!



ザ ク ッ



リノア「ヒャヒャヒャヒャヒャwwwwwwはやく息絶えろよオラァアアアアアアアア!!」ザクザクザク



ライトニング「・・・」ジャキ

スコール「ちょ、ねーやん!?」

ライトニング「お前ら・・・よくあんな光景を見て黙っていられるな・・・」

スコール(黙ってるわけじゃねーよ・・・)

ライトニング「討つべき『悪』がなんなのか・・・今わかった・・・」


ライトニング「 ハ ァ ッ ! 」



『ライトニングが リノアに 斬りかかる!』
  


リノア「ゴミ 汚物 ゲロ カス 雑魚 負け犬 敗北者 」ザクザク

リノア「何一つできない奴!目的一つ達成できないクズ!」ザクザクザク



ライトニング「ハァァァァッ!」



リノア「お役御免の癖に何呼吸してんの!?何この世に存在してんの!?何夢をかなえようとしてんの!?!!」ザク!

リノア「お前のようなのは最初から生まれてこなけりゃよかったんだよ!ゴミ!クズ!カス!」ザク!

リノア「ネオもへったくれもねーーーんだよおおおおおおおお死ねよオラアアアアアアアアア!!」ザクザクザクザク!!


ライトニング「 ア ア ア ア ッ ! 」



ズ バ ッ ・ ・ ・ ・ ・ !



ライトニング「 」


リノア「 」




ビチビチ




ネオエクスデス(右上)「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」



ライトニング「・・・・」


スコール「ねーやん・・・?」

アルティミシア「リノアを・・・斬った・・・のか・・・?」



ポタ・・・・ポタ・・・・










リノア「何?自分でトドメ刺したかった?」ヒョコ


スコール「リノア!?」


リノア「ほんと、痴呆老人がすいませんね薔薇のおねーさん」

リノア「ハンカチハンカチ・・・ごめん、今手持ちがないやw」


ライトニング「スコール・・・・」クル



スコール・アルティミシア「うっ!」



『返り血で 顔が 真っ赤に染まっている!』



リノア「まぁ、バラのようになれたって事でw」


ライトニング「・・・・」ベチャァ


リノア「ひゃひゃひゃひゃwwwwwww似合う似合う!!超似合ってるよおおおおおおおおお!!」ゲラゲラゲラ


ライトニング「なぁスコール、アルティミシア、私の顔は今どうなっている・・・・?」ベチャ

ライトニング「なんだか顔がベタベタするんだ・・・なぁ・・・教えてくれないか・・・」



ポタ・・・ポタ・・・ポタ・・・



スコール「ひぃっ!」


ネオエクスデス(右上)「 」


アルティミシア「死んだ・・・のか・・・?」



リノア「うひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwいひひひひひひwwwwwwwwww」



ライトニング「生臭い・・・・気持ち悪い・・・一体なんなんだ・・・・これ・・・」


スコール「ねーやんストップ!見るな見るな!」

アルティミシア「ああもう・・・ほら!」


【ウォータ】


ライトニング「・・・・・ぶはっ!」ジャバッ

スコール「マジ気持ちわりぃ・・・」オエ

アルティミシア「今見えた・・・あいつ・・・あいつが斬りかかった瞬間・・・」



(ハァァァァァァ!)



(・・・・)ズボ



フ ゙チ ッ ! !



アルティミシア「あの老害の口に手を突っ込んで力任せに舌を(ry

スコール「言わんでいいわ!聞きたくねえよ!!」



リノア「ひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwお肌の保湿に役立ちそおおおおおおおおwwwwwww」



スコール「なんで・・・笑ってられるんだよ・・・」



ネオエクスデス(右上)「 」ビクッビクッ



アルティミシア「老害野郎・・・お前には心底ムカついていたが・・・」

アルティミシア「万の時を経て、野望を持ち続けて、こんな最後・・・こんな結末・・・!」


リノア「何寝言ほざいてんだよババア」

リノア「元々の原因はお前だろ」ギロ


アルティミシア「・・・・」


リノア「はーぁ、どいつもこいつも、ほんと責任転嫁ばっかでやんなっちゃうっ」

リノア「責任感ないヤツってきら~い」プンプン


スコール「お前はマジで・・・おい!スプラッタ女!」

リノア「スプラッタて」

スコール「そいつはお前の師匠だったんだぞ!?お前の味方だったんだぞ!」

スコール「そいつのおかげで助かって、そいつのおかげ俺らとバトれたんだろ!?」

スコール「それをなんでゴミの様に扱えるんだよ!お前の頭一体どうなってんだよ!!」

スコール「アタマおかしいよ!お前!狂ってるよ!!」

リノア「・・・」ポリポリ

アルティミシア「どうせ死ぬのであれは最後くらい・・・」

リノア「優しい言葉をかけろって?ハハ、ムリムリ」

リノア「あのさぁ、あんたらアタシばっか攻めてるけど、この人も大概な事してんだからね?」

リノア「勇者のおじいちゃん殺してさあ、大陸も消滅させて、部下も見捨てて」

スコール「お前にはなんもしてねーだろが!!」

リノア「世界を無に包むんでしょ?じゃあ結局アタシ消えちゃうじゃん」

リノア「アタシ殺されかけてんじゃん。マジギリギリ~」

スコール「だから・・・ああ、もう!」イライラ

ライトニング「エクスデスは無の力を私利私欲に使い自分の都合のイイ世界を作ろうとしただけだ」

ライトニング「断じて仲間を傷付ける為にではない」

リノア「で、その結果無に飲まれて全部消そうとしてんじゃん」

リノア「こんなんなっちゃってさ。見てよこれ。どこがエクスデスなの?」


ネオエクスデス(右上)「 」ピクッ


リノア「痙攣が止まって来たね。もう数分もないよ、”コレ”」ゲシ


スコール「・・・いい加減教えろ」

リノア「何を?」

スコール「お前は一体何がしたい!?こんな大がかりな暗躍をして!何の目的だ!」

スコール「ウドはもう倒した!後はこの無をなんとかするだけだ!」

スコール「無をなんとかすれば世界は消えない!みんな帰ってくる!みんな元通りになる!」

スコール「なんなんだお前は一体!お前は一体何のためにこうまでするんだ!!」

スコール「いい加減うんざりなんだよ!お前に振り回されるのは!」

リノア「・・・・」

スコール「力は十分見せただろ!?ほんともうまじ勘弁してくれよ!!もう我慢の限界なんだよ!!」 バッ


スコール「 言 え ッ ! ! 」



リノア「・・・・」




ズズズズズズズ・・・・・・


リノア「ん~・・・まぁ、そろそろ潮時かぁ」

アルティミシア「ついに白状する気になったか」

リノア「あ、ちょっと待ってね。こいつ今どかすから」

リノア「大丈夫、ここまで来て逃げないって。ていうか、逃げられないしw」

ライトニング「・・・」

リノア「こんなゴミ、燃えるゴミ扱いでいいのに・・・おたくらがごちゃごちゃうるせーから」

リノア「はいはい、ちゃんと埋葬してあげますよ。「元」弟子としてね」

スコール「スプラッタなしだからな」

リノア「あ、よいしょー!」バサッ



バ サ ァ ッ ! 



ヒラ・・・ヒラ・・・・



ライトニング「白い・・・」

スコール「羽・・・」

アルティミシア「・・・」



ネオエクスデス(右上)「 」ビクッビクッ



リノア「何て言おうかな・・・ん~・・・」



リノア「・・・・悠久の時を育み・・・悲願成就に生涯をかけた暗黒の木よ・・・」フワァ



ネオエクスデス(右上)「 」



リノア「そなたの功績は光と闇の・・・表裏一体の法則により、闇を継ぎ、また、光をも生み出した・・・」

リノア「光の導きが闇を打ち砕き、また闇が光を育て、産み・・・さりとて」

リノア「闇はそれでも滅ぶことなし、闇は全てを包み、闇は全てを見守っている」

リノア「それはまるで母のぬくもりの如く・・・闇は永遠。闇は生命の子宮」

リノア「闇こそが真に美しい・・・」



スコール「何言ってんだアイツ・・・」

アルティミシア「しっ!黙ってろ!」


リノア「光と闇の輪廻の所業、光と闇の果てに一体何を求めている」

リノア「力か?それとも栄光か?」


ネオエクスデス(右上)「 」


リノア「過去も未来も、そして現在も、美しき闇に閉ざされ、永遠の静寂に身をゆだねる」

リノア「故に邪悪なる樹、帰り、そして委ねよ」

リノア「美しき闇、その永遠の静寂に・・・」



ネオエクスデス(右上)「 」



リノア「と、まぁこんな感じかな?」

スコール「何今の」

リノア「念仏みたいなもん」

スコール「般若心経的な?」

リノア「まぁ。そんな感じw」

スコール「何教だよ」

リノア「・・・あ、迎えがきたよー」

スコール「言えよ!」



ズズズズズズズ・・・・・・



ズズズズズズズズズズ!!




全員「!?」



『時空が 激しく 震えだす!』



リノア「最後にこのゴm・・・ご遺体を埋葬するからね。ちょっと待ってね」


スコール「いやもういいから!はやく言えよ!」

ライトニング「ネオエクスデスはもういないはずだ・・・何が起こっている!」


リノア「先生ェ、今までごくろーさん。先生の教えてもらった魔法、すんごい役に立ったよ」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「でもまぁ先生に教えてもらった古代魔法ね、今思うとなんだろ」

リノア「あんまり、意味なかったかも?w」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「いやいや、役に立ったよ?立ったけど、でも・・・」

リノア「正直、なくてもなんとかなったかな?w」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「なんか情を感じてくれてたみたいだけど、結局自我をなくしちゃったら、一緒だよね」

リノア「遅かれ早かれ、アタシの事なんて忘れちゃうよね」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「光の勇者に古来より妨害され、おばさんに封印され、手に入れた力は自分を自分でなくしてしまう」

リノア「じゃあ結局あんたなんだったのって言う」

ネオエクスデス(右上)「 」

リノア「そんなあなたの一生を、一言で表せれる言葉があるの」

リノア「アタシからの最後の言葉。聞いてね」ニコ

ネオエクスデス(右上)「 」



ム”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン



スコール「ちょ、これ!」

ライトニング「-----ッ!」

アルティミシア「こ、れは・・・・」



『無の力が 本格的に 活動したした!』



ム”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン



ゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!



ズズズズズ!! ズズズズズ!!


スコール「おいババア!これやばくねえか!」

アルティミシア「に、逃げ・・・いやしかし!」

ライトニング「あいつは放っては置けない!ギルガメッシュ達やお前の仲間もまだいるんだ!」




ム”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン






(・・・役立たずめ)






ボォン


ム”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ン


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!


ズズズズズ!! ズズズズズ!!



『ネオエクスデスは 無に飲まれ 消えて行った』



リノア「はいッ!埋葬おしまいッ!」パンパン

スコール「おしまいっじゃねえよ!ボケ!長ったらしくチンタラやりやがって!」

スコール「お前のせいでなんかズブズブうるせー事になったろうが!余裕こいてゆったりしやがって!」

スコール「お前待ちでえらい迷惑してんだ!どこの大女優だお前は!!」

リノア「はしるきみーのーしるーえっ」

スコール「ああああそのなめくさった態度が最高に俺をイラだたせるんだよーーーーーッ!!」ワシャワシャ

アルティミシア「うるさいんだよお前は!ちょっと黙れ!」

アルティミシア「おい!リノア!この時空の歪みはおそらく・・・」

リノア「お、するどいねおばさん。そうだよ。お察しの通り」

リノア「呼び覚まされた『無』が本格的に解放されたようだね」

スコール「なんで!?ネオウド倒したじゃん!」

リノア「違う違う。エクスデスはあくまで無を起こしただけ」

リノア「すやすやと眠ってた赤ちゃんにね、ゆりかごグアングアン揺らしてさ」

スコール「夜泣きかよ・・・」

アルティミシア「眠れる猛獣を起こしてしまったか・・・」

リノア「あ、そっちの例えいいねw」



ズズズズズ!! ズズズズズ!!



ライトニング「じゃ、じゃあこのままでは!」

スコール「はやく逃げないと!」

アルティミシア「だから!お前の仲間やギルガメッシュ達を探さないといけないだろ!」

ライトニング「明らかに猶予はない感じだぞ・・・!」

スコール「・・・・じゃあどうすりゃいいんだよぉーーーーーーーーッ!!」







リノア「さあ!皆様方!!」






全員「!?」


リノア「無が本格的に動き出しました!このまま放置しとくとどうなるか、それは言わなくてもわかるよね!?」

リノア「今から、一刻も早く!死にもの狂いで戻れば!なんとか脱出できるかも!?」



ズズズズズズズズズ!!



リノア「でも、ここから先は本当の無!永遠の無!」

リノア「全てを消滅し、全てを生む!【光と闇の果て】!」

リノア「入ったが最後!脱出する術はなし!!」



ズズズズズズズズズ!!



スコール「じゃあお前はどうするんだよ!?」



リノア「・・・」ニヤ




『リノアは 無の奥へと進んだ!』



リノア「真実を知りたいなら・・・ついておいで」ニヤ




全員「な・・・・・ッ!」





ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


リノア「教えてあげるよ。アタシの目的も、何がしたかったのかも、全部」

リノア「た・だ・し 無になる勇気があれば、ね」


スコール「あんの・・・・アマぁぁぁぁぁぁ!!」

ライトニング「バカな!それではお前まで!!」


リノア「べつに強制はしないよ。逃げたければ逃げればいいじゃん」

リノア「無事脱出できた暁には、永遠に知る術はないけどね」


アルティミシア「なんで・・・なんでここまでやる!?命が惜しくないのか?!」

ライトニング「自・・・殺・・・?」


リノア「さあどうする!?真実と引き換えに無に返る!?それとも真実を無に帰す!?」

リノア「迷ってる暇はないよ!今が決断の時!」


スコール「・・・・」




ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !




リノア「くるの!?こないの!?」


リノア「 ど っ ち ! ? 」




スコール「・・・・・・・・」





リノア「 ス コ ー ル ! 」





・ ・ ・ ・ ・ ・ 







【CAUTION!】

ここから先へ進むと本当にもう戻ってこれません。どうしますか


1 進む

2 逃げる


          _,,─~`~ゝ~=-,,_,,,
        ,-~;::;/;:::::::;:;~=,;::::::::::::::~-,

       ,-~;:::/::::::/~;::::::::::~i;::::::::::::::~=,,
      /;:::::/;:::::/;:::::::::::::::::/;:::::::::::::::::::~=,
     /:::::/:::::::::/;:::::/;::::::::/,,,|;:::::ヽ;:::::ヽ;;:::i,

     /;::::/:::::::::/;:://;::::::::/  ヽ;::i;:ヽ;::::::|;:::::|
    .i;::::/;:::::::::/::://::::/::/   |::iヽ:|:ヾ::|;:::::|
    |;:::::ノ::::::::::::::/;:::::::::/     V ,,lヽ|i:|,i;::::i
    |;::::|::::::::::::::/;:::::/:/          、|;:::::|.

    |;::|;:::::::/;/;:::::/;:i             .i;:|;::;i__
    .i;:::|;::::i;::|;::::::|;:i:|           ./;:i::|:|ゝ|
     ヽ;;i:::::|;::|;:::::i:::|            /;::|::i::| i
     ./;:/;::::|;;;:::::/;:|、          ./;::::::::::i |
     |/;:::::/;:::::/::::;;|i ~=--,,     //;|;:/:::| .|,,,-二ヽ,
    /;:::;;;/;:::::::;|::|<ヽ    ~^`─-":::ノ |:/::/| //ノ~`┐
     /;::::;:::::::::/ヽ `       /::/  |/:/ | "     |- <
    .i;::;;/;::::/-,  ~=-,     i"    |:/ i      |ソ
    /;::/;:/ _~=-,, ~=-,,   .|,    |i  |      |
    /::://    ~ヽ ~--,,~=-, ヽ、  ノ   i     ./
    /;:/        ヽ   ~-,,\|`i     i     /
   /:/         ヽ    \  |   ./    /
   /|;;i           i     / /ヽ  /    /
   |;:| 、         .|    / /  ヽ/    /
   .i::::| ヽ         .i  .ノ /   /    ./
   ヽi  ヽ        |-=~,,,ノ  ./     ./
    | ̄ ̄ヽ       .i_,-~  /     ./



書き溜め尽きた。しばらく休む


ライトニング「ど、どうするんだ!?」

アルティミシア「・・・一つ、教えろ」


リノア「なに」


アルティミシア「ギルガメッシュやオメガ、それに消えたこいつの仲間達・・・」

アルティミシア「それもお前の言う『真実』に入っているのか?」


リノア「さあw」


アルティミシア「・・・あるんだな」


ライトニング「・・・私は行くぞ」ズ


スコール「!?」

ライトニング「私は解放者、滅びゆく世界にせめてもの安らぎを与える者」

ライトニング「解放されるべき魂はまだ数多に残っている。世界にはまだ延命が必要だ」

ライトニング「ここで終わりなど、断じてさせない!」


リノア「かっこいい~」


アルティミシア「~~~!おい!スコール!どうするんだ!?」

スコール「・・・・・・」

アルティミシア「おい!なんとか言え!スコール!」

アルティミシア「 ス コ ー ル ! 」

スコール(うるせえな・・・がなるなよ)

スコール(だって・・・リノアを追ったらもう戻れねえんだろ?躊躇うに決まってるだろそんなの)

スコール(でもここで逃げたらセルフィたん達が・・・オメガとかギルガメッシュとかアパンダとか)

スコール(決められ・・・ねえだろ・・・)



ブブブブブブブブ



スコール(・・・ん?)


アルティミシア「これは・・・」

ライトニング「反応・・・しているのか・・・無に・・・」


リノア「?」



スコール「あ・・・これ・・・」



『聖宝が 反応している!』


ブブブブブブブ・・・・


スコール「これ・・・遺跡で取ってきたお宝・・・」

ライトニング「聖宝・・・この期に及んで何故・・・」

ライトニング「ハッ!」



(じゃあその箱って)

(無ノコントロール装置カ!?)


ライトニング「聖宝・・・全てを打ち消す、浄化の力・・・」

スコール「と、言う事は・・・」


リノア「・・・」


アルティミシア「チャンスができたな」

スコール「・・・おおおおおお~~~~~ッ!」バッ

スコール「リノアァ!ボケッ!そこで待ってろ!」

スコール「無だろうが宇宙だろうが地の果てまで追いかけまわしてくれるわ!このカスがッ!」


リノア「ったく~、なんとかなりそうと知った途端やる気になっちゃって」

リノア「ハメられてるとも知らずに・・・」プッ


スコール「ごちゃごちゃ言ってんじゃねえよ!この諸悪の根源が!」

スコール「俺の選択肢はこうだ!」バッ

スコール「3番、根こそぎ奪って素で帰る!これしかあるめえ!」


リノア「あるめえって」


スコール「フアアアアア~~~~!」ブンブン


リノア「はいはいわかりました。来るのね」


スコール「てめーの思い通りになってたまるかーーーーッ!!」


リノア「運命は自分で切り開く的な感じなのね」


スコール「コォォォォォォォォ!!」ブルブル


リノア「テンション上げすぎ」


ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


リノア「わかったわかった」

リノア「じゃ、覚悟が出来たらついておいで・・・」ニヤ


フッ


『リノアは 無の奥へと 進んでいった!』


ライトニング「・・・いってしまったな」

ライトニング「この奥に・・・・何があると言うのだ」

スコール「とりあえず小休止しようぜ」ゴロン

アルティミシア「んな暇あるか!いくぞ!」

アルティミシア「こいッ!」グイ

スコール「あだだッ!いいじゃんちょっとくらい連戦だったんだから!」

ライトニング「ここで無となりたいのか?」


ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


アルティミシア「この奥へと進んだら・・・もう・・・」

スコール「大丈夫だって聖宝あるんだから」ダラー

ライトニング「なんとかなりそうと知った途端お前は・・・」


ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


スコール「でもさすがに、ちょっと尻込みするかも」タジ

ライトニング「入った途端消滅させられるとかないだろうな」

アルティミシア「大丈夫だ。だったらリノアが進むわけがない」


ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ! !


スコール「はーあ、トコトンめんどくさい目に合わせやがって、あの電波」

スコール「なんだよさっきのあの中二全開の語り。何が光と闇の果てだ」

スコール「聖宝をアークとか言い出しそうだな。ってそれ作品が違うっての」

アルティミシア「グチグチうるさいんだよ。行くぞ」

ライトニング「・・・・」



ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  ズ  !  !



ズズズズーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・




ーーーーーーーーーーーーーーー




・・・・・・・・・・


・光と闇の果て(仮)


キラ・・・・キラ・・・・キラ・・・・


スコール「・・・ん」チラ

スコール「あらっ?割とあっさりついて意外」

ライトニング「星々の煌めき、無限の闇、そう、これは」

ライトニング「宇宙・・・・?」


『暗闇に 光が 微かに煌めいている!』


スコール「ラストフロアに戻ったとかいうオチじゃねーだろうな」

ライトニング「そんなバカな。確かに酷似しているが・・・」

アルティミシア「いいや、ある意味正解の用だ」

スコール「おせえぞババア」

アルティミシア「見てみろ」


『水晶のカケラが 至る所で浮いている!』


ライトニング「これはラストフロアの・・・」

アルティミシア「ここはある意味、ラストフロアだ」

スコール「・・・・あ」ピーン

スコール「飲まれた・・・のね・・・」

アルティミシア「そういう事だ」


全員「・・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・



全員「!?」



『巨大な建造物が 接近してくる!』



アルティミシア「こ・・・れは・・・・」





ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・






スコール「ガ、ガルバディア・ガーデン・・・・」





ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・


ライトニング「この建物は見覚えがある。いつぞやの引きずり込まれた・・・」

アルティミシア「ここに・・・あったのか・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・



スコール「ど、どうする?入る?」

アルティミシア「・・・任せる」

スコール「・・・いくわ!」バッ



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・




・・・・・・・



・ガルバディアガーデン 廊下

スコール「なーんも変わってねえー・・・」キョロキョロ

アルティミシア「あの当時のまま・・・だな」

ライトニング「ここはお前が詳しいだろ。案内しろ」

スコール「まさか5度目の来訪を迎えるとはな・・・」


スタスタスタ・・・


・ガルバディアガーデン ホール

スコール「・・・・」

ライトニング「こ・・・れは・・・」ガク



【クリスタル像(聖女ヴァニラ】



スコール「・・・なにこれ。矢口?」

ライトニング「ヴァ、ヴァニラッ!」バッ

アルティミシア「ん?ヴァニラ?それは確か・・・」

ライトニング「ヴァニラ!しっかりしろ!私だ!ライトだ!」

スコール「ファングの姐さんの妹だ・・・」


ライトニング「おい!ヴァニラ!ヴァニラ!」ガシ!

スコール「あれ?でも妙だな」

スコール「姐さんの妹は時間圧縮に飲まれて消えたって聞いたけど」

アルティミシア「まさか!私に仕返ししに来たのか!?」ガーン

スコール「いやどう見てもそんな状況じゃねーから」

ライトニング「ヴァニラ!ヴァニラ!」



オオオオ・・・・・・・



ライトニング「!?」



オオ・・・・オオオオオ・・・・



スコール「な、なんだ・・・?」

アルティミシア「・・・?」



ブワッ!



『突然の 強風に 見舞われる!』



ブオオオオオオオオオオオ!!



スコール「ぶわっぷ!なんだよこれ!」

ライトニング「これは・・・もしや・・・」

ライトニング「嘆きの風・・・」


オオ・・・・オオオ・・・・・ウオオオオ・・・・・


スコール「嘆きの風?なにそれ」

ライトニング「解放を待たずして死んだ死者の魂が・・・混沌に混じり、風となって生者に訴えかける現象・・・」

スコール「うげ、地縛霊みたいなもんかよ」

ライトニング「ヴァニラは死者の声が聞けた。死者の安息を己に課し、死者をなだめていたんだ」

ライトニング「毎日おびただしい数の、死せる魂を、な」

スコール「た、祟られない?」ワタワタ

アルティミシア「で、その死者をなだめる聖女様が何故ここに?」

ライトニング「しかもクリスタルに・・・何故?ヴァニラはファングと共に目覚めたはずだ」

スコール「そういやあの姐さん、どこいったんだろ」

ライトニング「・・・・」




ピキ・・・パキ・・・・ピシッ・・・・




ライトニング「!?」


『聖女の像に ヒビがはいる!』


スコール「なんか割れそうじゃね!?」

ライトニング「何故!?ヴァ、ヴァニラッ!」ガバッ


バキ・・・・バキバキバキ・・・



ビシッ!!



全員「 」



バ リ ィ ー ー ー ー ー ー ン ! !



キラ・・・キラ・・・キラ・・・・



ライトニング「ヴァ・・・ニラ・・・・」ガク

スコール「ねーやんが雑に扱うから・・・」

アルティミシア「ちがうわ。空気読め」



キラ・・・キラ・・・キラ・・・



スコール「にしても派手に割れたな。こういっちゃなんだけど、こう・・・」

アルティミシア「キレイ・・・だな・・・」


『クリスタルの破片が 幻想的な風景を 作り出す!』


ライトニング「・・・」

スコール「あら?何故にの風が」

アルティミシア「嘆き、な」



キラ・・・キラ・・・キラ・・・・



『死者の声は 静まり返った』



スコール「もしかして、聖女様のおかげ?」

アルティミシア「かもな。どうやらあれは、鎮魂の像だったようだ」

スコール「でも割れちゃったじゃん」

アルティミシア「限界・・・・だったのだろうな」

ライトニング「・・・・・・」


スコール「話しかけれる空気じゃねえな・・・」

アルティミシア「旧友が目の前で散ったのだ。無理はない」

ライトニング「ヴァニラ・・・何故だ・・・どうしてだ・・・」フルフル


キラ・・・キラ・・・キラ・・・・


ピト


スコール「ふわっ・・・」

アルティミシア「どうした」

スコール「細かい破片が鼻に入った」ズピピー

アルティミシア「何故私の服で拭く」イラ


ズピピー・・・


スコール「あれ、この、と、取れない!」チーン

アルティミシア「おう黒ジャン、いいだろう。私が直接鼻の穴に突っ込んで取ってやる」ピキピキ


オラァァァァ!! コノクサレクロジャン!! ドカ!バキ! ヒギィーーーーー!!



キラ・・・・キラ・・・・キラ・・・・



(リアルが辛いなら 逃げてもいいんだよ)



スコール「・・・は?」ボロ

アルティミシア「どうした?」

スコール「なんか逃げてもOK的な事言われた」

アルティミシア「誰にだよ」


ライトニング「-----!」ハッ


ライトニング「スコール!今の言葉、詳しく聞かせろ!」グイ

スコール「あだだッ!何だよ急に!」

ライトニング「いいから速く言え!」クワッ!

スコール「もう・・・わかったよ・・・一応前置きしとくけど、俺がいったんじゃないからな?」

アルティミシア「?」

スコール「めんどくせえ事は全部ほっぽり出して逃げちまえって」

アルティミシア「お前!この期に及んでまだ!」ガバッ

スコール「だーから俺が言ったんじゃねえって前置きしたろ!ババア!」

ライトニング「・・・・・・」

ライトニング(ヴァニラ・・・・何故こいつにその言葉を・・・)


アルティミシア「それはきっとお前の逃避本能が生んだ幻聴だ」

アルティミシア「きっとお前は心の奥でまだ逃げる機会をうかがってるのだ!」ビシッ

スコール「どうやってだよ!ボケ!もう戻れないってリノアが言ってたろーが!」

スコール「じゃあお前が脱出させてくれるのか!?じゃあ逃がせよ!?そこまで言うなら絶対に俺を逃がせよ!?」ギャース

ライトニング「違うぞスコール。その言葉はそんな意味じゃないんだ」


スコール・アルティミシア「はへ?」


ライトニング「その言葉の本当の意味は・・・・」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・



全員「!?」



『ホールが 崩れ出した!』



ゴゴゴゴ・・・ガラガラ・・・・



スコール「くそが!案の定これかよ!」

ライトニング「どういう事だ!?」

スコール「どうもなにも己が体当たりしまくったからやろがい!」

アルティミシア「それ以前にアルテマやらギガフレアやら撃たれまくってたからな・・・」



ゴゴゴゴゴゴ・・・・ガラガラガラ!!



ライトニング「出口は!?」

スコール「そこ!目の前・・・うわ!」



ズドォォォォォォォン!!



ライトニング「塞がれたぞ!」

スコール「悪い意味でナイスタイミング!ボケ!死ね!」

アルティミシア「出入口はそこだけじゃかったろう!?こっちだ!」

アルティミシア「ついてこい!」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ ズドォン・・・・  



ドドドドド・・・・・・・・・・・・


・ガルバディアガーデン 裏庭


『ガルバディアガーデンは 崩壊した!』


ガラ・・・


スコール「あーあ」

アルティミシア「まぁ、むしろよく持ってた方だ」

スコール「今思うと、この3人でフルボッコにしたもんなぁ」

アルティミシア「修繕などされていなかっただろうしな」

ライトニング「ヴァニラ・・・・何故ここに・・・」

スコール「・・・ん?」キョロキョロ

アルティミシア「どうした」

スコール「そういえば、ここ・・・」



(モンスターじゃない。想像上の動物・・・ライオンだ)

(とても強い。誇り高くて・・・・強いんだ)


(誇り高くて・・・強い?スコールみたく?)


(そうだといいけどな)


(このライ・・・・オ・・・ン?って、名前はあるの?)


(もちろんさ・・・)



スコール「リノアに・・・指輪の事を教えてやった場所・・・・」

ライトニング「?」

スコール「指輪の名前・・・聞かれたから教えてやったんだ」

アルティミシア「指輪に名前!?きもっ!きもいぞお前!」ヒャー

スコール「黙れババア!お前だって絵画に意味不な名前付けてたろが!」ピキピキ

ライトニング「お前のアクセサリの名前なんてどうでもいいんだよ」

ライトニング「はやく・・・先へと進もう・・・」

スコール「あ、ああ・・・」

ライトニング「ヴァニラ・・・一体何故・・・」ブツブツ

スコール「・・・・」チラ


ガラ・・・・・


スコール「・・・・」

アルティミシア「何してる。行くぞ、スコール!」


(行くぞ、スコール!)


スコール「・・・ん?」


・光と闇の果て(仮)



スタスタスタ・・・・



スコール「・・・・」



キラ・・・キラ・・・



スコール「・・・・・」



スタ・・・スタ・・・・


スコール(この暗い場所を当てもなく彷徨うこの感じ・・・)

スコール(それに・・さっきから妙に感じる既視感・・・)・

スコール(何故だろう。なんか・・・妙に・・・)

スコール(あれ、なんだ?この感じ)ザワ

スコール(うまく言えないけど、なんか、こう・・・くるくると・・・)


(・・・・・・・)


アルティミシア「どうした?スコール」


スコール「・・・・!」ハッ

スコール「はいやぁ~~~~~~~~!」(回し蹴り)

アルティミシア「おどふっ!?」グヘ!

スコール「あ・・・、ごめ(ry


【騎士の剣】


アルティミシア「ここで不意打ちとはな!予想不能だったぞ黒ジャンゴルァァァァァ!」ドババババ

スコール「あだだだだ!ちがちがっ!ごめんなさ~~~い!」チクチクチク

ライトニング「何を遊んでいるんだ・・・」




リノア「ほんと、何を仲睦まじくじゃれ合ってるんだか」




全員「!?」




リノア「おハロー」ヒラヒラ


リノア「結構発破掛けたのに、本当に追ってくるとはね」

リノア「もうこの世に、未練はないのかな?」クスクス


アルティミシア「真実を知れずに終われるか」

ライトニング「吐いてもらおう。お前の知る事、全て」


リノア「ん~、とは言ってもいっぱいあるからなぁ」

リノア「どれから言えばいいやら・・・悩む~」



キラ・・・キラ・・・キラ・・・



リノア「あっじゃあそうだ。先にこっちから質問させてもらおうかな?」

リノア「おたくらの目的はさぁ・・・なんとなくわかるけど」

リノア「スコール」


スコール「あんだよ」


リノア「あなたは何故、私を追ってきたの?こんな光と闇の果てまで」

リノア「アタシの事、嫌いだったんじゃないの?」


スコール「・・・・」

スコール(言いたいことは山ほどある。怒り、恨み、使命感、同情、懺悔・・・)

スコール(でも、それよりも・・・なによりも・・・)

スコール「手放したくないと、思ったから」


リノア「わお、くさ~いw」キャー


スコール「ちゃかすんじゃねえぞゴルァ!ごちゃごちゃの頭ン中で必死こいて探したんじゃい!」


リノア「そっかぁ・・・手放したくなかったんだぁ・・・」ニヤニヤ


アルティミシア「もういいだろ。今度はこちらの番だ」


リノア「はい、なんなりと」


アルティミシア「お前の目的はなんだ。最初から最後まで意図不明な事だらけだ」

スコール「力付くで~はもうなしだからな!」


リノア「うん、もう言わないよ。力はもう、見せてもらったから」


スコール「じゃあはよ言えよ!」


リノア「意図不明・・・アタシは張本人だから何がわかんないのかがわかんないんだけど」

リノア「何が、わかんないの?」


ライトニング「私は途中参加だからな。こいつを最初から見てきたわけじゃない」

ライトニング「良い機会だ。ここでお前ら、今までの出来事を整理してみたらどうだろうか」

スコール「だる・・・」

ライトニング「考える時間はあるはずだ。何せここは・・・」


リノア「永遠、ですわな」


スコール「・・・・」

アルティミシア「まずお前ら二人が仲間と共に私の城に乗り込んできただろ」


リノア「それでおばさんに負けちゃって」


アルティミシア「こいつが白旗あげて」


リノア「一緒に過去に戻ったんだよねっ!」


スコール「・・・」



【リノアまとめ】

スコールの裏切りにより時の流れに吸い込まれるが、次元の狭間への穴が開き辛くも生存
そこで知り合ったエクスデスに気に入られ、古代魔法や魔力の扱いを学ぶ
その見返りにエクスデスの封印を解く手助けをするべく、現世に戻り暗躍を続ける
が、その行動にはエクスデスの意図から離れた不審な点がいくつも見られた


【リノアの不審な行動】

・スコールらの強化、及びアドバイス

・不必要な残虐行為

・ルナティックパンドラ内でのエヌオーは生きている発言

・無の無断使用

・エクスデス解放のカギ、アデルを放置

・エクスデスにトドメ


ライトニング「裏切り・・・こいつへの復讐か?」

ライトニング「否、それでは動機と行動が成り立っていない」

アルティミシア「何せこいつはスコールの強化を促し、無事生き残るように仕向けたんだからな」


リノア「導き~」


スコール「じゃあ鼻っから俺のパーティに入っとけよ」

スコール「そんなチート能力持ってるって知ってたらバトルメンバーの最前線に送ってたわ」


リノア「あんたがくんなっつったんでしょw」



【Q】スコール達に助言を与えたのは何故?



アルティミシア「今となっては大体想像付くがな・・・」


リノア「ふふ~ん♪」


スコール「はよ言え」


リノア「お察しの通り、エクスデスを討ってもらう為だよ」

リノア「古代のラスボスだけあって、本気で超強かったからね」


スコール「自分でやれよ!」


リノア「え?ムリムリ。一人で特攻かけても返り討ち目に見えてるじゃん」

リノア「しかもこんな隠し玉まであるしさぁ」ゴソ


【ネオエクスデスのツノ】


リノア「ね?一人じゃ無理でしょ?」

スコール「・・・」

リノア「アタシ一人じゃエクスデスを討つのは不可能だったから、代わりに倒してくれる人物を探してたんだぁ」

リノア「その為に無の事を教えてさ、世界の危機だって煽ったの」

リノア「ワールドマップ見せたでしょ?あの消えた北の大陸。あれはマジだからね」

リノア「エクスデスが世界を危機に晒そうとしているのは本当。だから古代の勇者の無念、意志・・・」

リノア「彼らに会えば、きっと使命を感じてやってくれると思ったの」

スコール「・・・俺がまた逃げ出す可能性とか考えなかったのかよ」

リノア「正直その辺超不安だったんだけどねw」

リノア「むっちゃ苦労したよ。グータラで暴走ばっかしてるあんたをうまく動かすのはね」

リノア「信憑性を持たせるために、クリスタル、名も無き王の墓、伝説の武器・・・」

リノア「現存する古代の軌跡を片っ端から調べ、そして教え」

リノア「トドメに危機感をあおる為にドールを無でーーー・・・・」

スコール「自作・・・自演かよ・・・」

リノア「でもあれはちと強力すぎたねw」


【Q】何故エクスデスを裏切ったのか

アルティミシア「いかに悪の魔導士だろうが、お前にとっては命の恩人だろ?」

スコール「見たぞ。お前ら仲良くやってたじゃねえか」

リノア「あーそれね、古代魔法や魔法の扱いを教えてもらったのは本当」

リノア「でも命を助けられたってのは、実は違うんだぁ」

スコール「じゃあ誰にだよ!」

リノア「・・・自分自身?」

アルティミシア「な・・・・自力で脱出したと言うのか!?時の流れの中を!」」

リノア「アタシもてっきりエクスデスがなんかやったと思ったんだけどね」

リノア「よーく考えたらおかしい事に気づいたの」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


エクスデス「それはこちらのセリフだ・・・貴様、どうやってこの場所へ?」

エクスデス「ここにはずっとわし一人しかおらんかった。来客など、そう」

エクスデス「あの日リノアがここに迷い込んだ時・・・その一回だけだ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


リノア「これ、エクスデスも私の来訪を知らなかったって事だよね」

アルティミシア「じゃあ・・・何故!?どうやって時間圧縮から脱出したと言うのだ!」

リノア「ん~あの時ホントに死ぬかと思ったからぁ」

リノア「火事場のバカ力、みたいな奴かな?」クス

スコール「ほらババア、こいつも一応魔女だし・・・」

アルティミシア「魔女の生存本能が働いたか・・・?」

ライトニング「しかしそれは裏切りの理由にはなっていない」ズイ

リノア「ん?どゆこと?」

ライトニング「自力で生存したとして、エクスデスに協力してもらったのは事実だ」

ライトニング「お前にほんの少し、人としての感情があれば、あんな行動にはならなかったはずだ」

ライトニング「魔女とは感情まで失う物なのか、人の心まで魔に染めてしまう物なのか」

ライトニング「否、最初からお前はそういう・・・」

リノア「するどいね~・・・」ニヤ

リノア「お、ナイスタイミングで答えが来たよ」



フヨ・・・・フヨ・・・・



『何かが 漂ってくる!』



全員「な・・・・ッ!」





エクスデス「 」フヨフヨ


スコール「ウ、ウド!」

アルティミシア「生きて・・・いたのか・・・」

リノア「違う違うw安心して。これはただの抜け殻だよ」ガシ

エクスデス「 」

リノア「ほら、何もしてこないでしょ」ポンポン

リノア「あんたらはさぁ、一つ思い違いをしてたのね」

リノア「アタシがエクスデスに育てられたと思ってるようだけど、それは違うよ」

リノア「育てたのはむしろアタシ。これはアタシにがやりやすいように作られた便利な道具」

スコール「・・・は?」

リノア「主従関係が逆なの。わかる?」

ライトニング「どういう・・・事だ・・・」

リノア「これ、元々なんだった?」

アルティミシア「邪念を吸いこんだ・・・一本の木・・・」

リノア「そう、元はただの森林に群生する木の一つ」

ライトニング「お前が・・・エクスデスへと変貌させたと言うのか・・・」

リノア「論より証拠。だから~・・・その証拠、見せてあげるね!」

リノア「てぇ~い!」



カ ッ !



エクスデス「   」



『エクスデスが 一本の木に 戻る!』




メキメキメキメキ・・・・・・



ファサァ・・・・・・・・!!



リノア「おねーさーん、あんたはこれ知ってるでしょw」

ライトニング「バ・・・カな・・・」

スコール「ねーやん、なに、これ・・・」


ライトニング「聖樹・・・・ユグドラシル・・・・」



【聖樹ユグドラシル】解放者が輝力を捧げ、世界を延命させる実を作る聖なる樹


リノア「そう、邪念樹の正体は聖樹でした~」キャッキャ

アルティミシア「これが・・・エクスデスの元々の姿・・・?」

ライトニング「あ、ありえない!」バッ

リノア「ありえないって言われても」

ライトニング「それは元々神々が作った物だ!世界を延命させるために!」

ライトニング「それをお前が何故・・・答えろ!」

リノア「・・・・」

ライトニング「・・・・!」


パァァ・・・・!!


『ライトニングのペンダントが 強く輝き出す!』


ライトニング「な、なんだ!?」

リノア「あ、すご~い、それが輝力って奴?」

リノア「すごいね~魂の解放って、よくわかんないけど。ちゃんと仕事してたんだねっ!」

スコール「あれ、でもねーやんそれポイント全然溜まってないって言ってなかったっけ・・・」

ライトニング「う、うおおおおおおおお!!」



パァァァァ・・・・!!



リノア「あ、すごい。実がなったよ!」


『輝力が ユグドラシルに 捧げられた!』


ライトニング「~~~~」ハァハァ


リノア「これに実がなる事で世界が延命するんだっけ?よくわかんないけど」

リノア「じゃあ・・・延命成功じゃん!おめでと~~!」パチパチパチ


ライトニング「一体・・・何がどうなっている・・・」ハァハァ


リノア「皮肉なもんだよね。世界を無に帰そうとしている奴が、実は世界を延命させるために生み出されたものだったなんて」

リノア「あ、もしかして吸いこんだ邪念って、過去に解放された魂だったりして~」クスクス


アルティミシア「か、神々が生み出した樹を・・・何故こいつが・・・」

スコール「ますますわからなくなってきた・・・これ以上混乱させんじゃねえぞゴルァ!」


リノア「察しが悪いなぁ・・・でもま、質問の答えとしては」

リノア「私はエクスデスを裏切ってなんかいません」

リノア「何故なら、最初からエクスデスは私の道具だったから」

リノア「てな感じで~す!」キャッキャ


【Q】不必要な残虐行為は?

スコール「・・・じゃあ殺しまくる必要なかったろが」

リノア「はへ?」

スコール「ウドが最初からお前の便利アイテムってんなら・・・なんだあの鬼畜の所業の数々は」

スコール「俺は忘れねえぞ。お前が・・・その・・・パーティを・・・」

リノア「あーそんな事もあったねー」プゲラ

スコール「思い出させるんじゃねえぞ!なんなんだよあのキチガイ行為は!」

スコール「その話が本当なら、そもそもあれはいらなかったろうが!」

スコール「一生もんのトラウマ植え付けやがって!ボケ!GFしこたま増やして記憶障害加速させたいくらいだわ!」

リノア「w」

スコール「笑ってないで答えろよ!」

リノア「いやまぁ、その辺はおばさんが詳しいんじゃないかな」

アルティミシア「私が・・・?」

リノア「魔女には何が必要なんだっけ」

アルティミシア「・・・・・・」


(魔女には生贄と残酷な儀式が必要・・・・・・)


アルティミシア「・・・・らしい」

リノア「らしいよw」

スコール「魔女がみんなそうなわけじゃねえだろが!」

スコール「じゃあまま先生はなんだ!?魔女なのに穏やかなまま先生だったぞ!」

スコール「その法則が成り立つなら俺らとっくの昔に皆殺しだよ!ボケ!」

リノア「あの人はほら、騎士がいたし」

スコール「大体お前!お前も一周目の時はそんな風になりたくないって言ってたろーが!」

リノア「あーいったねー」

スコール「そんな風になる前に・・・・」


(恐れられる前に、嫌われる前に、いなくなりたいの……)


スコール「って言ってたのはお前自身だろが!!」

リノア「意外と思えてるもんだねw」

スコール「ああ覚えてるよ!お前のセリフは事細かにな!」

リノア「じゃあこの発言も覚えてるよね」

リノア「アタシは確かに言いました」

スコール「!?」


(……私、戦うから。守られるだけじゃ嫌だから「戦う」。

    私にも誰かが守れるなら「戦う」。

      みんなと一緒にいたいから「戦う」)


リノア「戦ってますけど?全力でw」

スコール「みんなと一緒に・・・だ・・・?みんなはお前が殺したろうが・・・」ガク


アルティミシア「いい加減にしろ」

リノア「え、なにが?」

アルティミシア「お前のその説明、一つ一つが全く結びつかん」

アルティミシア「エクスデスが道具?魔女には残酷な儀式と生贄が必要?」

アルティミシア「だからなんだ。お前の企みは結局全てオジャンだ」

リノア「なんでよ」

アルティミシア「ここは・・・脱出不能の無の世界」

アルティミシア「お前はそこに自ら飛び込んだ。よってお前が何をどう企んでいようが」

アルティミシア「すべてはもう終わりだ。全ては無に変える」

リノア「・・・」

アルティミシア「魔女を舐めるなよお前。真実を語ると言っておいて、まるで真実を語っていないだろ」

アルティミシア「わかるんだよ私には。適当に印象の強い話をして、本命の疑惑から目を逸らせる・・・三流詐欺師のやりそうな事だ」

リノア「ほぉほぉ」

アルティミシア「お前はここに自らの意志で飛び込んだだろうが。お前の計画。それを自分で破棄したんだ」

アルティミシア「これ以上無駄に混乱させるのはやめろ。無駄だ。私には通じない」

リノア「さすがですw」

アルティミシア「我らと心中したかった?ただ世界を気が向くままに荒らしたかった?」

アルティミシア「何度も問いかけたこの言葉、今一度問おう」

アルティミシア「お前の目的はなんだ」



リノア「・・・・」



【Q】リノアの目的は?


リノア「・・・・」

アルティミシア「黙るな。答えろ」

アルティミシア「何も打ち明けられないまま、失意のうちに死なせてもいいんだぞ」キィィィン

リノア「あ、殺気」

アルティミシア「勘違いするなよお前。私は真実を知りたくてここまで来たんじゃない」

アルティミシア「消えゆくお前に、せめて最後の独白を聞いてやろうと言う、ただの恩情だ」

リノア「情がふか~い」

アルティミシア「さあ答えてもらおうか。この大がかりで下らん茶番の目的とやらを」

リノア「・・・・」

アルティミシア「さあ!」

リノア「・・・無」

アルティミシア「無?」

リノア「無の力・・・・創世の源にて全てを無に帰す無の力・・・・」

リノア「それは力であり力に非ず・・・よって何物にも制御できない」

リノア「悠久を生きる魔の者にも・・・邪念が生んだ暗黒の生命体にも・・・」


リノア「くく・・・フフフ・・・・ひゃひゃひゃ・・・・」


全員「・・・」


リノア「こんな所までのこのこ現れやがってバカ共が・・・」プゲラ

リノア「恩情?放棄?ハッ、可能性を放棄したのはお前らだよ」

リノア「お前らのおかげで・・・私の目的は達成だぁ・・・」


フフフ・・・・ヒャヒャヒャ・・・・


リノア「この永遠に揺らぐ闇の世界・・・創世の闇・・・母なる闇・・・・」

リノア「真に美しき闇の世界・・・」



バ サ ァ ッ ! ! 



リノア「手に入れたかったのさ!『コレ』を!!」




ヒラ・・・・ヒラ・・・・ヒラ・・・・




リノア「 【無】 は ア タ シ の 物 だ ! 」




リノア「 ギ ャ ハ ハ ハ ハ ハ ー ー ー ー ー wwwwwwwww」




ズズズズズズズ・・・・・・


全員「!?」


リノア「さあ答え合わせと行こうかおバカさん達!どうしようもなく哀れで悲しい運命の使者!」


リノア「アタシの目的は単純明快!無の力を手に入れる事!」


リノア「その為にはさぁ!エクスデスが邪魔だったんだよォォォォォ!!」


リノア「ギャハハハハーーーーーwwww」



『無の空間が リノアに集まりだす!』


ライトニング「こ、こいつもか!?lこいつも無を狙っていたと言うのか!?」

アルティミシア「バカかお前!?あのネオエクスデスを見ただろ!」

アルティミシア「無は誰にも制御できない!無を使えば結局自身が飲まれ・・・」

スコール「なんだお前!?お前もネオリノアにでもなるつもりか!?」


リノア「リノアちゃんは考えました。この無の力をどうにか自分の物にできないものかと」

リノア「しかしこの無の力、調べれば調べる程入手不可能な物だとわかってしまいます」


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・


リノア「かつて無を使ったエヌオーは無に飲まれ消え、エクスデスも同様、自我を無くして化け物になり果てました」

リノア「アタシはそんなの御免です!アタシは消える事無くアタシのままで無を手に入れたかったのです!」


ズズズズズズ・・・・・・・


スコール「どどどどうやってだよ!?無は制御できないんだろ!?」

アルティミシア「お前自分で言ってたろ!無は力じゃない、無は創世の源だって!」

ライトニング「そんな方法・・・あるものか!」



リノア「そう、無の力を使ったものは、無に飲まれ、自我がなくなり、化け物となってついには消え果てます」

リノア「例外はありません。どんだけすごい魔導士だろうと、どれだけ強い魔女だろうと・・・」

リノア「無は全てに平等に訪れる!」



ズズズズズズズズ!!



リノア「そこでリノアちゃん考えました!そしてリノアちゃんひらめきました!」

リノア「無の使用者の代わりに・・・代わりに、無に飲まれてくれる人を見つければいいんだって・・・」ニヤ



リノア「生贄をさぁーーーーー!無に捧げればいいんだってねぇーーーーーーwwwww」



ズズズズズズズ!!


ライトニング「生贄・・・だと・・・?」

スコール「まさか・・・俺ら!?」


リノア「ぷっ、くくくく、ひゃひゃひゃひゃひゃww」

リノア「だ~まされたっだまされたっ」

リノア「キャキャキャキャーーーーーーwwwwww」


ズズズズズズ!!


スコール「こ、この・・・ボケェ・・・そう易々と俺らが生贄なんぞになると思うなよ!」ジャキ


リノア「あ、スコールは生贄じゃないよ」


スコール「!?」


リノア「生贄はもう決まってるんだぁ・・・・」


スコール「だ、誰だよ!?」


リノア「考えてもごらんよ。お前生贄になれっつって、素直にはいわかりましたって言う人が、どこにいんの?」


スコール「・・・じゃあどっちみち計画倒れじゃねえか!」


リノア「そうなんだよね~。そこが最大のネックだったわけ」

リノア「代わりになってくれる人。もちろんただの人じゃあ駄目だよね。無を代わりに引き受けてくれて、なおかつ膨大な力を持った人」

リノア「そんな人、いるわけないじゃん・・・諦めかけた・・・・・・その時ッ!」バッ


リノア「一人だけ、いましたぁーーーーーー!条件ピッタリの生贄が見つかりましたァーーーーーーーーッッッ!!」


リノア「ゲキャキャキャキャーーーーーーーーーーーwwwwww」



スコール「ま・・・さか・・・・」



【アルティミシア】時すらも操る膨大な魔力を持った魔女

【ライトニング】神の力を授かった神聖なる解放者



スコール「この二人の・・・・どっちか・・・」



リノア「さぁーーーーーどっちだろうねぇーーーーーwwwww」



リノア「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwwwwwwwwwww」





【生贄に捧げられるのは?】

1 アルティミシア

2 ライトニング

             ゝ ′
           /  /         \
          /  /     l丶      ヽ'
         /  / / /''l'/ ヽ    ヽ  ヽ
        /  / / /  l/  l .\     l
       丶  // /   l/   ll丶ヽ'ヽ ヽ l
       l   / /    l/   ll ヽヽ ヽヽ l
       |   ' /        l    ヽ  ヽ  lゝ
      │  l /             |    │ヽ
      │ l  l             ' │ヽ
      l  l  l               ll   l ヽ
      l  l  l               ll   |  \
     丶 l   l              |   l    ヽ
       l    ヽ           ′|  l  \  \
      ;;;;;;;;;;;;''''''  \       /   |  l  ゝ ヽ \
      l     / /;;/|        |   ∥l   l      ゝ
     ' /    / /;;/;;|         ゝヽ- l _  l  l ヽ
      /  /  /;;;;/;; |         //|;;;| ヽ  \  l  ゝ
  ノ丿  | l  //;;;/   ゞ       // |;;;l ∥   \l
 / //  l l  l;;;;;;/     ''' ;; '''''' // |;;;;l
/ノ    ノl | l l;;;;;;;l ヽ        //  |;;;l        \
       |l l l;;;;;;.l  ヽヽ     //   |;;;;l         \
        l l l;;;;;;;l\ ヽヽ   //  //;;;;;l;  ─
  /  ゝ   √;;;;;;;l \  ゝ ′ / /;;;;;;';;;l  / \     \
 /        l;;;;;;;;;l  \    /  /;;;;;;;;;;;;;;;ヽ- ;;; ヽ     ヽ
/        /;;;;;;;;;;;;;;l  \...../   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;   \    丶
         /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ        /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;    ヾ    ノ丶



小間出


ライトニング「私達のどちらかが・・・・」

アルティミシア「生贄・・・だと・・・?」


リノア「ひひ・・・あ、ダメ・・・マジでウケすぎて・・・ぷぷっ」

リノア「ひひひひひひひひははっははははははwwwwwwwwwwwww」


スコール「ふざ・・・けるなよお前・・・」ジャキ

ライトニング「我々が簡単に、生贄にされるとでも?」ブン

アルティミシア「バカが・・・我らの力は証明済みだろ」キュィィン


リノア「いるんだなこれがさぁぁぁぁぁあ無条件でアタシに協力せざるを得ない人がさああああああwwww」

リノア「オルァッ!」ガン!



メキメキィ!!



『聖樹ユグドラシルに 傷が付く!』



ライトニング「ユ、ユグドラシルが!」


リノア「この~木何の木気になる木~♪」

リノア「気になるから~~へし折りましょうッ♪」ブアッ



ガン!ガン!ガン!



リノア「ひはははははははwwwww」


ライトニング「や・・・めろ!」ジャキィ!

アルティミシア「木を盾に!狙いは・・・」

スコール「ねーやんか!」


ライトニング「おおおおおおおッ!」バッ


スコール「待て!行くなねーやん!」


リノア「あ~れ~~~おやめになって~~」クルクル


ライトニング「ちょこまかと・・・逃げるな!」ブン!


リノア「ブラスターエッジ発射~~~!」バチッ



『ユグドラシルに 追撃を加える!』



ライトニング「お、おのれ!」

リノア「ほらほらほら~~~!はやくしないと延命がパーだよ~!」ギャハハ


スコール「ねーやん止まれ!」ガシ

アルティミシア「挑発だ!乗るな!」ガシ

ライトニング「は、離せ!このままではユグドラシルが・・・」

スコール「それがアイツの手なんだよ!相手を煽って!冷静じゃなくすんだ!」

アルティミシア「不自由な二択・・・どちらかを選ばざるを寝ない状況下を作り出し、言葉巧みに誘導し相手を思う様に操る心理トリック・・・」

アルティミシア「罠だ!堪えろ!」

ライトニング「~~~~~!」ギリ


リノア「~~~~~♪」クルクルクル


スコール「野郎~~~!狙いはねーやんの神の力か!」

アルティミシア「神の力を身に宿せば、無を制御できると考えたわけか!」


リノア「あらら?ユグドラシルほっといていいの?」

リノア「じゃあ遠慮なく・・・てぇ~い!」バチッ


ライトニング「~~~~~~!」ビキィ


リノア「あ~~~れ~~~~回る回る~~~~w」クルクルクル




【フレア】




リノア「おわぁ!あっぶなぁ~い!」ドゴォン!


アルティミシア「・・・・」ギロ


【ファイガ】【ブリザガ】【サンダガ】


リノア「ちょちょちょ!何さ急に~~~!」ズドドドーン!


スコール「聖樹防衛ぶた~~~い!」

ライトニング「ユグドラシルを守れ!」


『リノアを遠ざけ 聖樹の辺りを囲んだ!』


リノア「あららん、守備重視の陣形なわけ」


スコール「残念だったなリノア!大方木を盾にねーやんをおびき寄せようとしたみたいだが、そうはいくか!」

アルティミシア「バングル・・・・どうやら取れなかったようだな」



【オダイン・バングル】魔女の力を抑制する。魔女は自力で外せない



リノア「!」


スコール「魔法が使えないお前なんざこわかねーんだよ!ボケ!」

アルティミシア「安易に無に手を出した・・・その報い、受けるがいい!」


『無がリノアを 吸いこみ始める!』



リノア「・・・・」






リノア「バ~カ」プッ


アルティミシア「そのまま無を吸い込み続ければ、放っておいてもお前はいずれ、自滅する」

スコール「それ・・・止めろよ!お前がお前で亡くなっちまう!」


リノア「あらら心配してくれてるの?やさすぃ~」

リノア「でももう手遅れね。一度吸いこみ始めた無はもう止まらない」ニヤ


スコール「な・・・んで・・・どうしてだよ・・・」ガク

ライトニング「自我も、何もかも消えるとわかっていて、何故!?」

スコール「リノアが・・・消えちまう・・・」



『無は ちゃくちゃくと 吸いこまれ始めている!』



リノア「あ・・・ヤバ・・・ちょっと意識朦朧としてきたかも」フラァ


スコール「バカヤローーーーー!いいからそれ止めろよ!!」


リノア「だから・・・止まらないって・・・ああっ」ズズズズ


アルティミシア「最後の最後で自滅とはな・・・」

スコール「なん・・・なんだよお前は!いつもいつも電波ばっか飛ばしやがって!」

スコール「何考えてるのかさっぱりわかんねーよ!いい加減にしてくれッ!」


リノア「彼氏の・・・癖に~・・・」ズズズズ


スコール「だからこそわかんねーんだろが!彼氏だろうが肉親だろうがわからんものはわからん!」

スコール「俺は・・・いつも何も知らない・・・まま・・・」ガク


リノア「こっちは・・・・手に取るように・・・・わかりますけどね・・・・・w」


ライトニング「幕切れ・・・か・・・」



ズズズズズズズズ・・・・・


リノア「アタシの事・・・心配してくれてるの・・・?」

スコール「・・・」

リノア「ふふ・・・嬉しいなぁ・・・でも、ちょっと遅かったかも・・・」ズズズ

スコール「・・・」

リノア「ねえ・・・アタシ達の出会い、覚えてる?」

スコール(ガーデンでのSeed就任パーティー・・・)

リノア「あの時・・・イヤイヤながらなんだかんだで踊ってくれたよね・・・」

スコール(半強制だったがな)

リノア「流れ星・・・キレイだったね」

スコール(月の涙以降は流れ星をキレイと思えなくなった)

リノア「あのダンス会場の夜空とここ・・・・ちょっと似てるね」

スコール(目の前に消えかけの女がいなければ、な)

リノア「あんなに無愛想だったスコールが、後半はアタシに夢中で・・・うれしかったなぁ」

スコール(若気の至りだ)

リノア「ほんと、あんな事が無ければ・・・」

スコール(思春期男子の惚れやすさなめんなよ)

リノア「でもね、アタシ寂しくなかった。スコールと離ればなれでも、不安じゃなかった」

スコール(トチ狂ってたからだろ)

リノア「あの日スコールに教えてもらった、強く誇り高い動物・・・それを思い出したら、一人でも強くならなきゃって」

スコール(自己暗示じゃねーか)

リノア「ライオン・・・だっけ?架空の動物」

スコール(そう、ライオン。強く誇り高い、気高い生き物)

スコール(俺はそんな風になりたくて、あの指輪を・・・)




Fithos ・・・・・



スコール(・・・ん?)





(Seed!Seed!Seed!何故魔女の自由にさせない!)





スコール(・・・あれ?なんでそこでババアが出てくる?)


リノア「アタシが本気でスコールに惚れたのは・・・あのガルバディアでの部屋での一言」


(俺のそばから離れるな!)


リノア「あの言葉が・・・はじまりだったの」



Lusec・・・・・・



リノア「あの瞬間は・・・ほんと『特別』だったなぁ・・・」


スコール(はじまり・・・・)


リノア「目を閉じれば今も、思い浮かべるの。あの時の言葉、あの時の安心感」

リノア「やすらぎ、ぬくもり、目を閉じれば何度でも・・・・」

リノア「アタシの大事な・・・特別な『記憶』」



(ピコココココンッ)



スコール(特別な・・・記憶・・・目を閉じれば・・・何度でも・・・)

スコール(何度も・・・・蘇る記憶・・・記録・・・セーブポイント・・・増殖・・・?)

スコール(・・・・はじまりの・・・部屋・・・!)



Wecos ・・・・Vinosec・・・・



リノア「・・・・・」

リノア「イデアの家で・・・誓い合った場所・・・」

リノア「なんだったっけぇ・・・?」


(世界中を敵に回して戦うのかな・・・・いやだな・・・・)

(でも、スコールならいいかな。スコール以外は、ヤだな)


スコール(イデアの家・・・リノアと誓い合った・・・)

リノア「あの花畑、キレイだったね」

スコール(約束の・・・場所・・・)


(俺、ここにいるから・・・・)

(いるから、なに?)

(俺、ここにいるから・・・・・だから・・・・)


スコール(イデアの家・・・俺の育った場所・・・見渡す限りに広がる花畑・・・)

スコール(リノアと約束した場所・・・その場所・・・には・・・)



Fithos Lusec Wecos Vinosec・・・・・・




(人の家の真上にこんな悪趣味なもん・・・毒の沼じゃねーんだよ!)





カッ! ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・





スコール(・・・・?)





スコール(??????????????)


アルティミシア「ふん、消えゆく者の最後の語らいか」

リノア「最後くらい・・・いいでしょ」ズズズ

アルティミシア「どうせお前はここで終わりだ。消える間際まで存分に語れ」

アルティミシア「そして気が済んだら消えろ。無に包まれ、安らかに眠るといい」



(なあ、どうしてこうくっつきたがるんだ?)

(両親に触れたり、触れられたり、だっこされたり・・・安心しなかった?)



スコール「・・・・・・・・・」



リノア「・・・おばさんはさぁ、なんで時間圧縮なんてやろうと思ったの?」

アルティミシア「なんだ突然。何故お前にそんな事を言わないといけない」

リノア「いいじゃん別に・・・最後なんだから・・・」

アルティミシア「・・・全ての時間軸を圧縮し、私以外が存在できない世界を作ろうと思ったからだ」

リノア「それはなんで?」

アルティミシア「・・・」



(迫害・・・幻想・・・愚民共の思い描く空想、言われなき魔女への偏見・・・)



アルティミシア「お前には関係ない・・・」ギリ


リノア「あ、わかった。もしかして昔いじめられてた?」


アルティミシア「・・・黙れ」


リノア「お外が怖くなっちゃんだね。そうかぁ、そりゃ一人になりたくなるよね」



アルティミシア「だ・・・・・・・・・・まれ」ヒクヒク



リノア「何されたの?痴漢?ストーカー?拉致?監禁?」


リノア「あ、わかったぁ。知らない誰かに無理矢理はじめ(ry




アルティミシア「 黙 れ ! ! 」


アルティミシア「最後の最後まで不快な奴め・・・」ビキビキィ

リノア「その反応、図星なんだねw」

アルティミシア「死に逝くお前には関係ない・・・」

リノア「アタシ、知ってるよ。おばさんがどんな迫害を受けたのか」

アルティミシア「・・・・は?」

リノア「ふふ~ん・・・」ニヤニヤ



(恐ろしげな衣装に身をまとい残酷な儀式で善良な人間を呪い殺す魔女)

(無慈悲な魔法で緑の野を焼き払い温かい故郷を凍てつかせる恐ろしい魔女)



スコール(無慈悲・・・焼き・・・払う・・・)



リノア「記憶障害?それとも単に思い出したくないだけ?」

リノア「でもダメ、あなたは思い出さないといけない」

リノア「自分を虐げてきた者達。自分を悪しき魔女へと変貌せしめた罪深き者達」



(お前バカ!?こんな火の海でなんで一人だけピンピンしてるかホントにわかんないの!?)


アルティミシア「な・・・・にを・・・」


リノア「緑の野を焼き払う”悪”しき魔女」

リノア「故郷を凍てつかせる”悪”しき魔女」

リノア「残酷な儀式で善良な人間を呪い殺す”悪”しき魔女」



アルティミシア「・・・・・・・?」



リノア「不快な言語で相手に嫌悪を抱かせる”悪”しき魔女」

リノア「宇宙の塵となるに相応しき”悪”しき魔女」

リノア「言葉巧みに男を惑わす”悪”しき魔女」



アルティミシア「--------!」ハッ



(必要のない悪”しき魔女 いなかった方がよかった悪”しき魔女 殺意が目覚める悪”しき魔女)


(うっとうしい女 うざい女 嫌いな女 電波女 わがまま女)




アルティミシア「---------」フルフル





(いなければよかったのに 邪魔 うざい 目障り 宇宙に放浪させちまえ なんでこいついるの?)





(・・・・”悪”女)


アルティミシア「~~~~~~~!」ガッ

リノア「思い出した事ある?あなたの受けた言われなき偏見、魔女への迫害」」



(死ね 消えろ ビッチ ゴミ クズ カス ノータリン 脳内お花畑)



アルティミシア「う・・・・あ・・・・」ガク

リノア「目をそむけてもその事実は消えてはくれない」



(最低 最悪 いらない 必要ない 糞ビッチ ゲス以下 空気読めない )


(不快な女 腐れ外道 池沼 キチガイ ブス 痛い女)



アルティミシア「や・・・・めろ・・・・!」

ライトニング「おいどうした!?しっかりしろ!」バッ

リノア「魔女アルティミシア。それをを悪しき魔女にたらしめたその軌跡」

リノア「あなたは今一度思い出さなければいけない」

リノア「ほら、目を閉じてごらん・・・聞こえるでしょ」

リノア「世界の声が」ニヤ



(なにこいつきめええええ! 痛い痛い痛い! 不快! きもい! )


(こんなビッチ、宇宙に放浪させちまえ! 死ね!)


(なんでこんなのがいんの? こいついる? 必要ない )



(殺せーーー!死ね!永遠に宇宙に放浪させちまえ!拷問死させろ!この糞に裁きを!!)





(  リ ノ ア 死  ね  !  )


アルティミシア「・・・・・・・・・」

リノア「魔女は心に憎悪の炎を宿し、身を焦がさんとす恨みの黒煙に心を染められてしまいました」

リノア「ちょうどこんな風に・・・」ボォウ

アルティミシア「・・・・」



【ファイア】



ライトニング「魔法・・・?こいつは今魔法を使えないはずでは」

アルティミシア「疑似魔法・・・だ・・・真実の魔法ではなく・・・人間が魔女を真似て生み出した・・・まがい物の魔法・・・」

リノア「憎悪の炎は世界に広がり、野を焼き払い」

リノア「焼き払われた草木は灰となりて風と混じりて」

リノア「天を包みて光を覆い、故郷を日の光当たらぬ凍てついた大地に変貌させる」



ボッ メラメラ・・・・




ユラ・・・ユラ・・・


ライトニング「アルティミシア!さっきからどうしたんだ!」

アルティミシア「~~~~」ガクガク

ライトニング「こいつか・・・・こいつの仕業だな!」

ライトニング「耳を塞げ!コイツの言葉を聞くな!」


スコール(憎悪の炎・・・・?)



(あの世で・・・アタシを崇めろ・・・・)

(おまえたちにできることは 唯一で永遠の存在である私をあがめること!!)



リノア「怒りに身を任せ、漆黒の慟哭を無差別にまき散らす魔女」



(はやく気付けゴミ共がああああああああああああ!!燃えろオラァァァァァァァ!!)

(Seed Seed Seed!!何故私の自由にさせない!!)



リノア「他者を惑わし思う様に動かす黒幕の魔女」


(可哀相な少年・・・・)

(かわいそうなサイファー)



リノア「安らぎを求め足掻く魔女」


(なぜ魔女の邪魔をする!なぜ私の自由にさせない!?)

(生きてるって感じてたいよ!!)



リノア「永遠を願う魔女」


(未来なんか欲しくない…今がずっと続いて欲しい)

(私は恐怖をもたらす魔女として未来永劫舞い続けよう!)



リノア「・・・優しさに飢えた魔女」


(…やさしくない。やさしくない!)

(現実は優しくない。現実はまったく優しくない)


スコール「・・・・・・・・・・」



(アルティミシアは恐ろしい魔女です。心は怒りに満ち溢れています)

(騎士がいない魔女は多くの場合、力を悪しき道のために使ってしまうのです。
  
(魔女アデルには騎士はいなかったと聞いています。おそらく、未来の魔女アルティミシアにも騎士はいないのでしょう)



スコール「・・・・・・」



(ゴルァ!ババア!てめーまたやらかしやがったな!)

(そんな組織に使われるこっちの身にもなってくれよ)


(あんたは部外者だろ)

(オマエ関係ないだろ!)


(アタシの服で拭くな!)

(何故私の服で拭く)イラ




スコール「・・・・・・」


(だが人間はムインを別の名で呼んでいたらしい。たぶん聞き間違えたんだろーな)

(女神の臓物を与えられた存在・・・混沌の女神の一部を直接植え付けられたんだ)



スコール(母なる神の呼び名・・・力を植え付けられた存在・・・)



(邪魔するに決まってるだろ。ボケ。暗躍ばかりしやがってコノヤロー)

(その後エクスデスの力を借り再び現世に現れ、傍若無人の限りを尽くしつつ封印解除に向けて様々な暗躍を見せる)

(森のフクロウ『も』だろ。ボケ。ほんとどっから湧いてくるんだよその演技力)

(そしてこの形態になったババアはややキレっぽくなるのだ!)

(よ、よくわからんがこの形態の時は穏やかな感じになるようだな)

(アタシの方が力が上なんだって。ていうかパーティーメンバーで一番?みたいな?)

(いいか?私はな、そこいらの魔女と違って頭一つ抜きんでているのだ)



スコール(暗躍・・・演技・・・突出した力・・・)




(・・・これは復讐。罪を重ねすぎた人類に対する天誅)




スコール(復讐?誰に?何のために?どのようにして?)




(私はその幻想の世界でおまえたちのために舞い続けよう!)




スコール(舞・・・)










(ね、踊ってくれない?)


リノア「憤怒の魔女、アルティミシア」

アルティミシア「・・・・」

リノア「全ての時間を圧縮し、永遠を目指す魔女、アルティミシア」

アルティミシア「・・・・」

リノア「ならば問おう。永遠の先に何がある?」

リノア「手元に集めた膨大な時間のカケラ。その時のカケラには何がある」

アルティミシア「・・・」



【Q】アルティミシアの目的は?



アルティミシア「時間・・・一つに・・・永遠・・・・・・」

リノア「汝その答え、汝代わりて答えよう」

リノア「汝の欲する物、それは・・・・・・・・・・・」



(騎士はあなたに安らぎを与えます。あなたの心を守ります)



スコール(・・・・やす・・・らぎ・・・)



リノア「創世の始まりって、知ってる?」

リノア「何もない、闇の空間に、突然光がパァーッ!って広がって」

リノア「パァーッ!ってなった光が、やがて散って、別れて」

リノア「その光の一つ一つが、『世界』と呼ばれる物になってくの」

リノア「ちょうどこの火の様に」



ボォォォ



リノア「光は世界にぬくもりを与える」

リノア「ぬくもりに世界に安らぎを与え、心地よい甘美な夢を見せる」

リノア「陽炎・・・光にゆらめく、甘い幻想」



ユラ・・・ユラ・・・ユラ・・・・



リノア「あったかい・・・火のぬくもり・・・」




リノア「だがそのぬくもりは時として牙を剥く」




ボ ォ ウ ! !


リノア「過剰なぬくもりは、灼熱となりて世界を壊す」メラメラ

リノア「灼熱のぬくもりは地獄の業火となり、野を焼き、故郷を凍てつかせ、生命を奪う」メラメラ



(お顔がゾンビみたいになっちゃってるんですけどぉーーーーーーーーー!ねえーーーーーーーーーー!!)



リノア「安らぎを求めすぎた魂は・・・灼熱と化したぬくもりに心を焼き払われ」

リノア「そしてついに、自身の存在をも焼き払う」



(安らぎ……ぬくもり……そういうのが恐いんだ)



アルティミシア「・・・・」

ライトニング「口から出まかせを・・・聞くな!アルティミシア!」

ライトニング「ただの誘惑だ!こんな甘言に惑わされるお前じゃないだろう!」

リノア「惑わされる?違うね」

リノア「その人は自分の意志で耳を傾けてるのさ」

リノア「聞いてはいけない。けど聞かないといけない。そんな使命感に、ね」

ライトニング「使命感・・・?魔女の誘惑が同じ魔女に通じ・・・ハッ!」


アルティミシア「・・・・・・・・」ツゥー


リノア「ぬくもり、安らぎ・・・・それを過剰に求めるのは」

リノア「かつて見た夢が忘れられないから」

リノア「違う?」


アルティミシア「・・・・・・・・・・」


リノア「その身、魔に堕ちてなお、魂には刻まれる」

リノア「魂の記憶。しかしどこにもない事実」

リノア「その現実が生むのは、次なる夢・・・」





(・・・・・・悪夢)





スコール「・・・・・・・・・」


リノア「過ぎ去った悪夢の後、二度と夢を見ぬ用扉に鍵をかける」

リノア「閉じ込めた夢は時間と共に過ぎ去っていく」

リノア「そして残るのは、凍てついた心。ぬくもりとは無縁の重たく冷えた心」

リノア「冷えた心はまたぬくもりを求め、そしてまた悪夢を繰り返す」


アルティミシア「・・・・・・・」


リノア「光と闇、有と無、安らぎと恐怖、ぬくもりと冷気、怒りと悲しみ

リノア「全ては表裏一体、全ては繋がっている」

リノア「故に巡る。何度も、何度も、何度も、何度も・・・・・・・・・・」


アルティミシア「・・・・・・・・」


リノア「汝その永遠の循環を欲するか。汝その永遠を手に入れんとすか」

リノア「否、汝はその永遠からの・・・」

リノア「解放を願うか」


ライトニング「解放・・・アルティミシアが、解放を求めていると言うのか!」


リノア「黙れ神の傀儡。愚かなる神の手先にはわかるまい」

リノア「この者の身を焦がさんとす紅蓮の炎の、焼き尽くす物までは」


アルティミシア「・・・・・・・・・・」フルフル



『アルティミシアは 明らかに 動揺している!』



リノア「忘れられぬ夢、それを求める者」

リノア「しかしその夢がわからない、哀れな者」

リノア「おぼろげな幻想、微かなぬくもり、その時感じた安らぎ」

リノア「己の魂の記憶のみを頼りに、手探りで探し、疲れ、逃げ込んだ夢の偶像」

リノア「それが・・・・・・」チャリ


スコール「!」


ライトニング「シルバーアクセサリ・・・それがなにか?」



スコール(それは・・・俺の・・・)




【シルバーリング】


アルティミシア「・・・・・・・・・・」


リノア「・・・・」フゥ

リノア「おばさんさあ、不思議に思わなかった?」

リノア「魔女はアタシらの他にもいっぱいいるけど、その中でぶっちぎりに突出した魔力を持った魔女」

リノア「魔女の中でもかなり異端だよ。あんた」

ライトニング「そうだ、全ての時を圧縮など明らかに人智を超えた・・・」

リノア「歴代魔女、覚えてる?はじまりの部屋の」

スコール「・・・・・」

リノア「連戦だったけど、あれ、どうだった?おばさん並に強かった?」

スコール(正直大したことはなかった)

リノア「魔女は力の継承まで死ねないはずなんだけど」

スコール(そう言えば・・・)

リノア「・・・奪ったね?あのはじまりの部屋で」


アルティミシア「・・・・・・・・・・・・」


リノア「時間圧縮の完成に必要だった?」

リノア「それは探し物を見つけるついでに?探し物をもっと探しやすくするために?」

リノア「わざとか、無意識にか知らないけど」


アルティミシア「・・・・・・・・」


リノア「探し物は見つかった?」


アルティミシア「・・・・・・・・」


リノア「何を探しているのかわからない?」


アルティミシア「・・・・・・・・」


リノア「失ったもの、取り返したいもの。それが何かわからないから」

リノア「探そうとしたんだね。膨大な、全部の時間の中から」

リノア「砂漠に落とした、一粒のカケラを探すように」



アルティミシア「・・・・・・・・」


ライトニング「探し・・・もの・・・?」


スコール「・・・・・・・・・・・・」



(モンスターじゃない。想像上の動物・・・ライオンだ)

(とても強い。誇り高くて・・・・強いんだ)



リノア「幻想に逃げ込んだのはあなた・・・」

リノア「幻想に幻想を重ねて夢を見ているのはあなた自身・・・・」


アルティミシア「・・・・・・・」


スコール(ハイン ムイン 外界 怒り 裏切り 復讐 消滅 強奪)

スコール(表裏一体 幻想 夢 時間圧縮 探し物 )

スコール(魔女の力の継承・・・・・・・・・・)



Fithos Lusec Wecos Vinosec



リノア「あなたの思い描く『それ』はまるで消えゆく炎の最後の灯火のようだった・・・」


スコール(アルティミシア城 画廊)

スコール(VENUS(愛)・・・・・)



Fithos Lusec Wecos Vinosec



リノア「あれらは一体何を描いた物だったのか」



(今何時? 真夜中過ぎだな)

(seed及び候補生は1900時に海岸へ撤収せよ!これが伝令で~す)



スコール(庭園で眠る使者 8時20分30秒)




(私の事が・・・好きにな~る好きにな~る~)




スコール(Seed就任パーティー・・・・!)


リノア「・・・」チラ


スコール「・・・・・・・・・・・」

アルティミシア「・・・・・・・」


リノア「・・・・・」

リノア「思い出すまで・・・・”ここで待って”てあげる・・・」


スコール(待つ・・・・ここで・・・・)



(誇り高くて・・・強い?スコールみたく?)


(そうだといいけどな)



ヒラ・・・・・ヒラ・・・・



ピト


スコール(羽・・・・光と闇・・・白と黒・・・)

スコール(約束の場所・・・・始まりの部屋・・・・)

 

Fithos Lusec Wecos Vinosec



(このライ・・・・オ・・・ン?って、名前はあるの?)


(もちろんさ・・・)



リノア「アタシとスコールしか知らない、二人だけの記憶・・・」

リノア「過ぎ去った時、もう戻らない瞬間」



(お前の思う最も強い物を召喚してやろう!)



リノア「それを知ってるのは二人だけのはず・・・なのに」


アルティミシア「・・・・・・!」



リノア「ねえおばさん」


リノア「あなたはだぁれ?」





【Q】あなたはだれですか?




ヒラ・・・・ヒラ・・・



ズバァ・・・・・ッ!




リノア「うわっ!何よ急に危ないな!」


ライトニング「いつまでも戯言に付き合っていられるほど暇じゃない」


リノア「部外者は引っ込んでてよも~」


(後ででしゃばるな部外者とか言われない?)

(やっと取り返したぜ・・・エンギドゥ~~~!)

(リノアと引き離されたものの、常にリノアの気配を感じている為安心している)



ライトニング「お前らの秘密等どうでもいい。お前が無を奪い、エクスデスに代わりて無を手に入れようとしているならば」

ライトニング「ぶっ潰す!それだけだ!」ジャキ!



リノア「口悪い~」



スコール(秘密・・・・二人だけの・・・秘密・・・)



リノア「おねえさん空気読めないとかよく言われない?w」ヒラ

ライトニング「あいつの恋人だけあって・・・口の減らない女!」ズバ!



スコール(だめだ・・・ねーやん・・・)


リノア「妬いてんの?じゃああんたも彼氏見つければいいじゃ~んw」

ライトニング「私にそんなもの、必要ない!」ブン!

リノア「恋は女を磨くんだよっ!」ヘラヘラ



スコール(それ以上は・・・言ったらだめだ・・・)



リノア「あっやばっ!」グラ

ライトニング「今だ・・・散り果てろ!」

リノア「・・・・・」ニヤ



・・・・・



ボ ォ ウ ! ! 


リノア「あたた・・・転んじゃったぁ・・・」


ライトニング「な・・・・ぜ・・・・」ガク


リノア「不意打ち・・・食らっちゃったねえ。真後ろから」

リノア「あんたも灼熱に・・・焼かれてみる?」クスクス


シュウウウウ・・・・・・・


アルティミシア「・・・・・・」


ライトニング「アルティミシア・・・・な・・・んで・・・」



『アルティミシアは ライトニングを ふいうちした!』



リノア「おいクソアマ」グイ

ライトニング「!?」

リノア「お前もゾンビになっとくか?ん?w」ボォウ

ライトニング「・・・」ギリ

リノア「あら、意外とびびらない」

リノア「さすが神様の使い。神の加護か、もしくは」

リノア「感情が・・・欠落してたりしてw」

ライトニング「・・・・!」

リノア「おばさ~ん、こいつどうする~・・・」ニヤ

アルティミシア「・・・・・はなしてやれ」

リノア「おっけ~で~す」パッ

ライトニング「・・・・!アルティミシア!一体どういうつもりだ!」ガッ

アルティミシア「・・・・・・」

ライトニング「貴様・・・あいつの術中にハマったか!?」

ライトニング「私は治療してやるほど甘くないぞ!邪魔する者はぶっ潰す!」

ライトニング「いかにお前でも容赦しないぞ!!」

リノア「ぶっ潰されるのはお前だよ」

ライトニング「!?」

リノア「おばさん、”今”そのねーさん見てどう思う?」

アルティミシア「殺して・・・・やりたい・・・!」ギリ

リノア「だよねw」

ライトニング「な・・・ぜ・・・」

リノア「離れといた方がイイよ~。今そのおばさん、なんとか理性でもってる感じだから」

リノア「あんまり刺激しない方がいいよん。って、どっちにしろ帰れなかったっけw」

リノア「うん、やっぱお前、ここで死ね」

リノア「ギャハハハハハハwwwww」


ライトニング「・・・・・?」


リノア「思い出した?自分が何者か」


アルティミシア「・・・・・・・」


リノア「バラのねーさんに、ムカつきだしたって事は・・・」


アルティミシア「・・・・・・・・・・」


リノア「・・・・ありゃ?まだ完全に思い出せてない感じかな?」


アルティミシア「お前の・・・言葉の・・・一つ一つ・・・が・・・・」

アルティミシア「たまらなく不快で・・・私の心を・・・乱雑に抉る・・・・」


リノア「ふんふん、なるほど、おぼろげな感じかー」

リノア「無理しないでゆっくりって言ってあげたい所だけど、あんまりチンタラしてらんないんだよね」

リノア「速くしないとアタシ、ネオリノアになっちゃうしw」



ズブズブズブ・・・・・



アルティミシア「・・・・・・・」


ライトニング「ま、丸で話が見えない!一体どうなっている!」


リノア「そこの人は薄々感づいてるんじゃないかな」


スコール「・・・・・」


ライトニング「スコール!一体どうなっているんだ!」ガシ

ライトニング「なにがなんだか・・・さっぱりわからないんだ・・・・」


リノア「スコールに触るな、クソアマ」

リノア「ほんとマジ殺すぞお前」ギロ


ライトニング「なん・・・・だと・・・」


リノア「ヒヒ・・・・このバカ女・・・・お前なんてどうでもいいんだよ・・・」

リノア「ユグドラシル?神の力?ハハッ、そんなもの・・・いらねーよ・・・」ニマァ

リノア「簡単に騙されやがって・・・・ボケが・・・おかげで本命がガラ空きだよ・・・・」



スコール「!」

ライトニング「じゃ、じゃあ!」



リノア「ああそうさ、お前は囮・・・警戒を解かせるデコイ・・・」


リノア「もう・・・遅い・・・・」




ボ ォ ウ ! !




リノア「 ア タ シ の 本 命 は こ っ ち だ ! 」




ガバッ!!



ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !




スコール・ライトニング「!?」







『リノアは 自分の顔を 焼き始めた!』






リノア「 ギ ャ ハ ハ ハ ハ ハ ー ー ー ー w w w w w 」
















アルティミシア「 ぐ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! 」

  //////彡\ヾ

  ////||||/ミ|||  ヽ||||
 /|||||ノ||/  || \  |||
 ノ|||| |||   (・) (・)||

 |(6| |      つ  |  <ぼくは一体何がしたいんだろう
 ノ|゚     ___  |

  |     /__/ /
/|         /\


小間出。そろオワ


スコール「バ、ババア!」

ライトニング「アルティミシア!?」


アルティミシア「お・・・ぐお・・・」ガク

アルティミシア「あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーーーーッ!」




ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !



リノア「あぢいいいいいい!!ちょぉこれマジあぢぃんですけどぉぉぉぉぉおおお!!」ジュウウウウ



ライトニング「おおお、お前ッ!何をやっているんだ!」



リノア「やべええええええええええらめえええええええええあたしゾンビになっちゃうううううううwwww」ジュウウウウ



ライトニング「じ、自分の顔を・・・・」ズサ

ライトニング「きょ、狂人だ・・・狂っている・・・」タラ



アルティミシア「ぐ・・・お・・・・・・ぉぉぉお!!」ジュウウウ



ライトニング「な・・・んで・・・お前まで・・・」

スコール「ババア!手ぇどけろ!今冷やしてやる!!」



アルティミシア「さ、さわ・・・・・るな・・・・・」シュウウウ



スコール「んな事言ってる場合じゃねえだろ!いいから手ぇどけろぉーーーーーーー!!」



ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !



リノア「ギャハハハハーーーーーーーwwww変な快感感じるかもぉおおおおおおおおwwwwww」




『リノアと アルティミシアのダメージが シンクロする!』


アルティミシア「~~~~~~~~~!」フルフルフル


スコール「くっそ、このババア!ねーやん!ちょっと手伝って!」


ライトニング「・・・・・」ワナワナ

スコール「ねーやん!しっかりしてよ!呆けてる場合じゃないだろ!」



リノア「オラーーーーッ!ミディアムレアでいっとくかぁーーーーーーーーーー!?!?!?!?wwwww」



『火力が 強まっていく!』



ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !



ライトニング「わからない・・・何が起きているのかさっぱりわからない・・・・・」ガクガク

スコール「ババア!この・・・どかさないなら腕へし折るぞ!」ガシ


アルティミシア「おおおおおおおおッ!」




ブ ワ ッ ! ! 



スコール「ごほっ!うっ・・・・・ゲホッ!」

スコール「灰・・・灰吸っちまった・・・!」ゲホゲホ




ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !




アルティミシア「ア”ア”ア”ア”ア”-----ーーッ!」



リノア「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwww」




『黒い灰が』



ライトニング「灰が・・・」

スコール「くっそーーーーーーーッ!こうなったらババア!」


アルティミシア「う・・・・ごご・・・・」ジュウウウウ




『アルティミシアの髪を 黒く染め上げ』




リノア「きゃああああああwwwwなんか気持ちよくなってきたかもおおおおおおおおwwwww」ジュウウウウ




『リノアの羽を』




スコール「お前に向けて冷系魔法乱発するからな!はね返すなよ!

ライトニング「ま・・・・さか・・・・・」




『漆黒に 変えた』




スコール「オラァーーーーッ!」



【ブリザラ】【ウォータ】



スコール「ねーやんあれやってよ!速いブリザド!」

ライトニング「・・・・・・!」


【ラピッドブリザド】




リノア「キャーーーーーーwwwwwさぶいのヤーーーーーッwwwwww」



ジ ュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ! !


アルティミシア「・・・・・・・・・」バタ


スコール「チャンス!ババァーーーーーーッ!」バッ!

スコール「火傷見られたくないからって顔を隠すな!オラッ!」ガシ


アルティミシア「・・・・・・・・・・・」ググ


スコール「力入れんな!どけろ!」メキメキ

スコール「こうなりゃお前の顔面に直にダイアモンドダストだ!そこまでやれば止まるだろ!」

スコール「いいから手ぇどけろよーーーーーッ!!」



『アルティミシアの抵抗が 徐々に弱まっていく!』



スコール「おおおお・・・・」グググ


スコール「 オ ラ ァ ー ー ー ー ー ー ー ッ ! ! 」



ガ バ ァ ッ ! ! 




・・・・・・・・・




ライトニング「 」




『火で化粧の崩れ落ちた アルティミシアの顔は』




リノア「 」ニマァ



スコール「・・・・・・・・・・・・・・」






「スコール・・・・・・・・・」






スコール「リ・・・・ノア?」


アルティミシア「お・・・オオオオオッ!」ドン!


スコール「・・・・・・・・」ヘタ



リノア「ふふ、ふふふ・・・フフフフ・・・・・・」

リノア「ねえスコールぅ・・・アタシ言ったよねえ・・・」

リノア「あの時あなたに裏切られて・・・一人で彷徨って・・・」

リノア「でも、寂しくなかった。怖くなかった」


リノア「だって・・・」



アルティミシア「・・・・・・・・・」



リノア「アタシ最初からあんたの中にいたんだもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんwwwww」

リノア「ねえええええええええええ最初からさぁぁぁぁぁぁぁぁwwwwwあんたの脳みそにさあああああああwwww」


リノア「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwwwwwww」



スコール「・・・・・」



リノア「仲良く喧嘩したりした?オナニーとか見られたりしちゃったりした?」

リノア「時に励まし合い、時に協力し、時に涙し、共に使命を感じてここまできた?」



スコール「・・・・・・・・・」



リノア「それ全部アタシぃぃぃぃいいいいwwwwあれもこれもそれも!!!ぜええええんぶ!」

リノア「 ア タ シ だよぉぉぉおぉぉぉおあんたの脳みそに寄生してたのはあああああああwwwwww」

リノア「最初からさぁぁぁあぁぁぁあぁぁアタシいたのぉぉおぉおぉぉおぉぉwwwwwwwwww」

リノア「あんたの中にさぁぁぁぁぁああああああwwwwwwww」





(おまえ、逃さないから)


リノア「げきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃwwww」



スコール「・・・・・・・・・・・」



(何度も聞かされた、耳にこびりつくような、不快な、下卑た笑い声)




リノア「ヒヒッヒヒッ、ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひwwwwwww」




(それが)




リノア「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwww」




(悲痛な魂の叫びに聞こえた)








くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ







(哀しい・・・・・笑い声だ)


アルティミシア「う・・・ごご・・・・」フラ

リノア「ほらほらおばさん、ゆっくりしてていいの?」

リノア「はやくしないとアタシ、無に飲まれて消えちゃうよ」

リノア「もしそうなったら・・・アタシが消えたら・・・・」

リノア「あんたも消えちゃうよォォォォォォwwww化け物になってさぁぁぁぁぁぁwwww」


フラ・・・フラ・・・フラ・・・


アルティミシア「まだ・・・消えるわけには・・・・いかぬ・・・・!」


リノア「だよねーおばさんは消えるわけにはいかないよねー」

リノア「時間圧縮を完成させて、永遠を生きるって野望があるんだもんねw」

リノア「手伝ってあげるよ、その野望」


ズズズズズズズズ・・・・・・・


リノア「ほら、おいで。アタシにジャンクションして?」

リノア「ひとつになろ?一緒にさ」

リノア「だってあなたはアタシ。アタシはあなた」

リノア「大事な物は、同じはずだから・・・」


スコール「・・・・・・・・」


(あなたの戦いの物語を終わらせなさい! それが誰かの悲劇の幕開けだったとしても!)


スコール(ああ、そうか、そういう事か)


アルティミシア「・・・・・・」フラフラ


スコール(誰かの悲劇って・・・この事だったのか)


リノア「・・・・・・」ズズズズ


スコール(運命・・・さだめ・・・俺の運命が決まってたかのようなあの言い方)

スコール(あいつら・・・知ってたんだ。最初から・・・)


ライトニング「お、おい・・・・」


スコール(完敗だ。勝てる見込みがない)

スコール(エンギドゥ、ガーデン、アデル・・・数多の人質で俺の作戦を封じ)

スコール(ついには自分自身を人質に・・・・)

スコール(・・・ハメられた)


スコール(はは、そりゃ勝てないよな。俺の付け焼刃の思い付きと違って、あいつは長い時間をかけて・・・・)

スコール(そう、知ってたんだ。あいつも。全部、何もかも)


リノア「~~~♪」


スコール(思えば疑う箇所はいくつもあった。あの異様な頭の回転の速さ、綿密な計画、裏で全てを自在に動かす技術)

スコール(一言で表すならそう、魔女の誘惑・・・・サイファーもこんな気分だったのかな)



ズズズズズズズ・・・・・・



スコール(無の力、暗黒魔導士、次元の狭間、クリスタル、光の戦士、神々、外界、運命・・・・なんだそれ)

スコール(俺、何も知らないんだ。なにも…知らないんだ。だから…騙される。だから…利用される)



(ね、踊らない?)



スコール(踊らされたのは俺だった)



リノア「怖い?不安?でも大丈夫、安心して」

リノア「あなたが消えても、あなたは消えない」

リノア「だってアタシはあなただもの」

アルティミシア「・・・・・・・・・・」



スコール(いつの間にかあいつの物になってた俺の・・・・そう)

スコール(二人しか知らない秘密。二人だけが共有する名前)

スコール(俺がリノアに教えた・・・)



(このライ・・・・オ・・・ン?って、名前はあるの?)


(もちろんさ・・・)



リノア「思い出が消えないように、思い出を忘れないように」

リノア「だから形にしたんだね。だから自分の物にしたんだね」

リノア「これ・・・・」チャリ

アルティミシア「・・・・・・・・・」



スコール(あいつの必殺技、隠し玉、真の実力、いつの間にかあいつの物になってた、俺の憧れ)


スコール(そう・・・・)




スコール・リノア「グリーヴァ・・・・」


リノア「さあ、きて。時間だよ」

リノア「あなたが望んだ、渇望の夢、戻らない夢」

リノア「その夢が・・・アタシの中にあるから」



ライトニング「・・ぃ!・・・・・・・・ま・・・・・・・・・のか!」



スコール(もはや誰の声も聞こえない)


リノア「辛い事は全て、無に帰して、そして・・・・・・」

リノア「時間も、夢も、思い出も、何もかも一つに・・・・」


アルティミシア「・・・・・」







ジュウウウウウウウウウウウウウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・







・・・・・・・・・・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








『世界は 白に 包まれた!』


パァァ・・・・・・・・・・・



スコール「・・・・・・」


ライトニング「ひ・・・・かり・・・・?」




・・・・・・・・・・・




Fithos ・・・・・・・Lusec ・・・・・・



Wecos ・・・・・・Vinosec・・・・・・



スコール「・・・・」

ライトニング「・・・歌?」



Fithos Lusec ・・・・・・・・

Wecos Vinosec・・・・・・・




ゴォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・




Fithos Lusec ・・・・Wecos Vinosec・・・・・・




ォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・




『光の 中から』



スコール「・・・・・・・・・・」

ライトニング「な・・・んだ・・・・こい・・・・つ・・・」




パァァァ・・・・・・・




『異形の者が 姿を現した』








「わたしは アルティミシア」


スコール「ババア・・・・なの・・・か?」

ライトニング「アルティミシア・・・・?なんだ・・・その・・・」



ゴォォォォォォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・



ォォォ・・・・・・・・・



「すべての 時間を 圧縮し」



スコール(顔が・・・・ない・・・・)




『異形の語りと共に 辺りは 静寂に包まれ』




「すべての存在を否定しましょう」



スコール「!!」

ライトニング「それは・・・その・・・言葉は!」



『顔面部であろう 部位に埋まる 光の玉が 』






「 ○ 」





カ ッ




オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! !




スコール・ライトニング「ッ!?」




『その場の 白を 黒に 変えた』



ヒラ・・・・・ヒラ・・・・ヒラ・・・・・




ピタ



スコール「・・・・・・・」ス

スコール(羽・・・・だ・・・。黒い・・・羽・・・・)

スコール(じゃあ、やっぱり・・・・・あれは・・・・)




○「・・・・・・・・・・・・」




【アルティミシア第四形態】


ライトニング「なんて・・・事だ」

ライトニング「アルティミシアも・・・無に飲まれてしまったと・・・・言うのか・・・」

スコール(だろうな)

ライトニング「じゃあ・・・こいつは一体・・・・」


(アルティミシアという魔女は存在しません・・・最初からそんな魔女いなかったのです)


スコール(なるほどな、そういう事か。確かに・・・その通りだ)

スコール(アルティミシアなんて、最初からいなかった)

スコール(いたのは・・・・はじめから・・・・)



「おハロー」



スコール「・・・・」

ライトニング「あいつ!あの女!まだどこかに・・・・!」

ライトニング「どこだ!どこにいる!」



「こっちこっち」



スコール(大体想像付くよ)


ライトニング「!?」



『顔のない異形の者。その異形への視線を下に向ける』



ライトニング「お・・・・まえ・・・・」

スコール「・・・・・・・・」




リノア「もっかいおハロー」ヒラヒラ




【リノア】アルティミシアにぶら下がっているだけの存在になり果てた

これ


リノア「いやはや、すんごい事になったねーw」

リノア「アタシが主導権を握るつもりだったのに、そこはさすがおばさん」

リノア「逆に、吸収されちゃったw」


スコール(なにやってんだよ)

ライトニング「アルティミシア・・・アルティミシアはどこだ!?」


リノア「いや目の前にいるじゃん」


ライトニング「!?」


リノア「上、上」チョンチョン




○「・・・・・・・・・・」




ライトニング「ちがう・・・!これはアルティミシアじゃない!」


リノア「じゃあなんなのさ」


ライトニング「違う・・・・私は・・・・認めない・・・・」


リノア「んな事言われてもねえ」

リノア「現実、受け入れなってw」


ライトニング「私は・・・認めない・・・・」ブツブツ

スコール「・・・・・・・」


リノア「まぁ、と言う訳で」

リノア「リノアちゃんの壮大な計画は、念願かなってこうして実を結んだわけですが」

リノア「どう?アタシの華々しいデビュー」

リノア「記念だから、もっかいダンスパーティやろっかw」



スコール「・・・・・・・」



リノア「リアクション薄いなぁ。なんか言ってよ」


スコール「・・・・・おめでとう」


リノア「ありがとうw」


リノア「てなわけで、ま、こんな感じになっちゃったわけだけど」

リノア「大丈夫、安心して!」

リノア「アタシはアタシのまま、ちゃーんと残ってるからね!」


スコール(代わりに・・・)


リノア「そ。アタシの代わりに【無】を引き受けてくれてるよ」

リノア「永遠になった魔女、アルティミシアとしてね・・・・」




○「・・・・・・・・・・」



リノア「ちょ~っとイメチェンしちゃったけど、ま、9割以上残ってるからいいか~」

リノア「あ~でも、このまま永遠に逆さ釣りかぁ。それちょっとヤダな」

リノア「ほんと無になっても自己主張が強いんだからっ。頭に血が上っちゃうよ~w」



スコール「・・・・・」



リノア「・・・・あれ?なんかスコール暗くない?」

リノア「どったのスコール。もしかしてスコールも言葉を失った?」



スコール「・・・・・・別に」



リノア「なにそれ。無愛想な返事ィー」

リノア「あっ元に戻っただけかw」



スコール「・・・・・・」



リノア「スコールは黙ってればカッコイイんだから~、そのままでいなよ~」

リノア「キャハハハハハハwww」



スコール「・・・・・・」








・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


スコール(全部気づいた)

スコール(こいつがなんでエクスデスに付きながら、俺らに助言を与え続けたのか)

スコール(こいつは最初からアルティミシアを狙っていたんだ)


リノア「アタシ、スコールの考えてる事わかるよ」

リノア「なんか難しい事考えてる~」


スコール(次元の狭間で見た、無の力を奪う為に)


リノア「どう?正解っしょ?」


スコール(しかし無の力は絶対に制御できない。それは使えば自分も飲みこまれ、消えてしまうから

スコール(だからこいつは、『外』からではなく『内』から操ろうとしたんだ)

スコール(無を”制御”するのではなく、自分が無と”同化”する為に)


リノア「アタシの事が・・・好きにな~る好きにな~る~」


スコール(協力せざるを得ない人物。なるほどな)

スコール(それは未来の自分自身だったってわけだ)


リノア「ぬくもり、感じてたいよ。生きてるって、実感したいよ」


スコール(しかも都合のイイ事に、未来のこいつは歴代トップの魔女だ)

スコール(力が膨大であればあるほど・・・無はそいつを飲みこんでくれる)

スコール(そしてできたのが・・・・あの顔なし、か)



○「・・・・・・・・・・・・」コォォ



リノア「みんなスコールのマネが上手なんだよ。わたしもできるんだから」

リノア「眉間の間にシワを寄せて、こうやって・・・・」ムギュー


スコール(無謀にも程がある。いつ失敗するかわからない、グダグダの作戦だ・・・・)

スコール(でも・・・こいつはいつも、そうやって、何があろうと諦めずに)

スコール(だからこうやって・・・・ああ、そうか)

スコール(協力したのは・・・・俺自身だ・・・・)ムギュ


リノア「ふふっ。くすくすくす」

リノア「やっぱりスコールはモノマネしやすいなぁw」


スコール(考え事をしている時にごちゃごちゃうるさいんだよ。黙れ)


リノア「スコールがそうやって黙ってる時は、決まって頭の中で何かごちゃごちゃ考えてる時なの」

リノア「みんなは無愛想でクールな奴って思ってるようだけど、それは違うよね」

リノア「口に出さないだけで、結構感情豊かなんだから」ニコ


スコール(・・・・全部お見通しか)


リノア「~~~~♪」ニコニコ


スコール(で、無を奪い、魔女を奪い、時間を奪い)

スコール(そこまでしたかった事・・・そうまでした欲しかったもの)

スコール(変えたかった物、変えたかった時間、変えたかった結末・・・・)



ライトニング「ス、スコール・・・・?」



リノア「あーあんたが残ってたね。すっかり忘れてたよ」

リノア「この中で一人邪魔な人がいまーす」


ライトニング「なんだと・・・・」


リノア「おばさーん、こいつどうする~?」



○「・・・・・・・・・・」ズ



『ライトニングが 引き寄せられる!』



ライトニング「うあっ!」



○「・・・・・・・・・」



リノア「神の使い、解放者ねぇ」

リノア「魂を新たな世界に導く使命、ふーん」

リノア「じゃあ、今ある世界は捨てるって事なんだ」


ライトニング「な、なにが言いたい!」





リノア「・・・裏切り者」ボソ


ライトニング「くっ、離せ!」ジタバタ


リノア「あんた、初めて会った時からムカついてたんだよね」


ライトニング「!?」


リノア「初対面なのになんだろ、こう」

リノア「まるで親の仇みたいな、言いようのないドス黒い恨みが、あんたを見てたら湧いてくるの」


ライトニング「私が・・・なにをした!」


リノア「私もそれがなんなのか、わかんなかったの。ずっと気になってた」

リノア「でも今ならわかる、一つになった今なら理解できる」


スコール「・・・・・・・・・・・・」



(元々この世界は母なる神が創造したものだったんだ)

(それをブーニベルゼは奪ったんだ。妻を殺してな)

(だが人間はムインを別の名で呼んでいたらしい。たぶん聞き間違えたんだろーな)



スコール(ハイン・・・母なる神の人間側の呼び名)



(そのムインっての・・・もし今見つかったらどうなんの?)

(今度こそ息の根を止めるだろうな、ブーニベルゼは)



ライトニング「くっ!このっ!」ジタバタ

リノア「あんたに用はないの。アタシが話したいのは」



○「・・・・・・・・・・・」



リノア「おばさん、今しゃべれないからアタシが代わりに代弁するね」



ギロォ



リノア「・・・どうせどっかから見てるんだろ・・・?ブーニベルゼェ・・・・」




スコール(やっぱり・・・・・・・)


ライトニング「!?なぜお前がそれを!」


スコール(魔女はハインが憑りついた者なんだ。アルティミシアの時間圧縮はそれを一つにする目的もあった)


リノア「よくも裏切ってくれたな・・・・よくも私の庭を奪ったな・・・・」

リノア「私の庭・・・私が生んだかわいい世界・・・私の理想郷・・・」

リノア「許すまじ・・・嗚呼、許すまじ・・・・」



スコール(そして再び一つになったハインは・・・・)



リノア「よくも・・・・よくもよくもよくも!!」



ライトニング「う・・・ぐ・・・!」



ピキ・・・パキ・・・・パキ・・・・



スコール「!?」



『ライトニングが クリスタル化し始めた!』



ライトニング「おおおおお!?」


リノア「アタシらは、あんたんとこの雇い主の元嫁なの」

リノア「お腹を痛めて産んだ赤ちゃんを・・・奪い殺される。この恨みがわかる?」


ライトニング「ブーニベルゼの・・・・じゃあ、お前は!」ピキパキ


リノア「お前じゃなくてお前「ら」ね」

リノア「うちらを裏切った糞夫が、うちらの作った世界で、見ず知らずの女に入れ込んでいる」

リノア「許せない・・・・」



パキ・・・・パキパキパキパキ!!



リノア「バカが・・・お前をだまくらかす為に世界中に分散したのさ。お前に心は見えないからな・・・」

リノア「お前が新しい人形で遊んでいる間に・・・・こうして復活の機会をうかがってたんだよ・・・・」

リノア「したらどうだ。奪った世界をまた捨てて、今度は自分の都合のイイ世界を作ろうとしている・・・・」

リノア「身勝手なり。嗚呼、身勝手なり」




リノア「自己中にも程があんだろぉぉぉぉぉっぉおア”ア”ア”ア”ア”-----ッ!?!?!?」




バキバキバキバキバキ!!




ライトニング「~~~~~・・・・・!」ピキキ


リノア「・・・これが魔女の憎悪。魔女になった物だけが宿す強い恨みの炎」

リノア「騎士がいない・・・心の支えがない魔女が悪しき魔女になるのは・・・」

リノア「かつて愛する夫に裏切られたから・・・あなたにこの怒りがわかる?」


スコール(裏切り・・・・)


リノア「教えてあげるよ、解放者。お前が選ばれたのは魂を解放する使命を与える為じゃない」


ライトニング「!?」


リノア「ブーニベルゼは最初から・・・お前をな・・・」

リノア「新しい女神に置き換えるつもりだったんだぁ・・・エトロの代わりにさぁ・・・」ニマァ


ライトニング(なんだ・・・・と・・・・)


リノア「お前は最初からさああああああああただの着せ替え人形だったんだよぉぉぉぉおおおおおwwwwww」

リノア「お前がどこで何を解放しようがさあああああハナっからどうでもよかったんだよおおおおおおおおおおwwww」

リノア「うひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwオラ踊れよ人形!マリオネット!道化!」

リノア「哀れ哀れ!超哀れ!ひゃひゃひゃひゃひゃーーーーーーwwwwwwww」


ライトニング(私が・・・女神・・・・?)



○「・・・・・・・・・・・・」



リノア「決が出たよ。解放者」

リノア「裏切り者に相応の代償を・・・これが全ての魔女、全てのハインの意志」


スコール(裏切りの・・・代償・・・・)


リノア「ならば人形、その相応しき姿、永遠の形。聖なる石となりて永遠となれ」

リノア「そう・・・・」

リノア「クリスタルとなり永遠をッ!!」



ライトニング(そ・・・んなバカ・・・な・・・・)



リノア「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃーーーーーーーーーーーwwwwwww」




ピキ・・・・パキ・・・・




ライトニング(セ・・・・・・・・ラ・・・・・・・・)




『ライトニングは 永遠となった』



ライトニング「 」



リノア「お~いいねwなんか聖母像みた~い!」

リノア「二人の門出を、祝福してくれてるのかな?」


スコール(ねーやん・・・・すまない・・・・)

スコール(見捨てようとしたわけじゃない・・・・ただ・・・・)

スコール(体が・・・・動かなかったんだ・・・・・・)



○「・・・・・・・・・・・・・」



『空間が ゆっくりと アルティミシアに 集まっていく!』



スコール(全てを一つに・・・か)


リノア「スコール、聞いて」


スコール(なんだよ)


リノア「あの日あなたが言ってくれた言葉、どれほどの支えになっただろう」


スコール(どれだよ)



(俺たちの方法って、こうなんだ。戦うことでしか、自分も仲間も守れないんだ。)

(それでもよければ、俺たちと一緒にいてくれ)



リノア「部外者呼ばわりから・・・仲間になった瞬間・・・・」

リノア「居場所ができた瞬間・・・・必要とされる幸せ・・・・・心の拠り所・・・」


スコール(ほんとよく覚えてるな)


リノア「そして・・・・それを失う恐怖・・・・」

リノア「スコールなら、わかるよね?」


スコール(イヤな事思い出させるなよ)



リノア「何もかも忘れて悪しき魔女になるくらいなら・・・・」


スコール(そのセリフも聞いた)


リノア「でも、忘れてしまうなら・・・それが避けられない運命なら・・・・」


スコール(無で全てを消去ってわけか)


リノア「アタシはあなたと・・・・一緒にいたかっただけ・・・・」



スコール(・・・・トチ狂って暴れ回るお前を見て、これ以上暴れるならやっちまうしかないと思ってたが)

スコール(リノア・・・・何も変わってなかったんだな。最初からそうだったんだな)

スコール(変わったのは・・・俺の方だった)




○「・・・・・・・・」コォォ




スコール(ハハ、でも見た目は大きく変わったな)

スコール(初めましてハイン。いや、ムイン?)

スコール(神々の世界から遥々、現世へようこそ)

スコール(俺、お前の旦那と同じ事してたわ。そりゃ怒るわな)

スコール(あのファブラノヴァなんとかとか言う神話を聞いて、醜い話だと思っていたが)

スコール(醜かったのは・・・俺の方だったな)




『無は 静かに 取り込まれていく』



スコール(どうやら、代償は受ける必要はなさそうだ)

スコール(いや・・・すでに受けたな。十分すぎるくらい)


スコール(そう・・・・みんな・・・・・十分すぎる・・・・くらいに・・・・・)


(お、お前と一緒かぁ!)


(班長まて~!))


(先生・・・俺はがんばれと言われるのが嫌いなんだ)


(話を聞いてくれるだけでいいのよ)


(僕は失敗しない。ドント・ウォーリーだよ)




スコール「・・・・・・・・・・・」




(共に行こう!)


(来なかったらどうしようかと不安になっていた所だ!)


(モウスグカエレルワ)


(あっという間に取り残されちゃいましたね)




スコール「・・・・・・・・・・・」




(今日は善き日ですか?今日は忌まわしき日ですか?)


(これは君の運命です。魔女討伐の先陣に立つことはきみのさだめなのです)


(漆黒に身を包みし、運命の使者の名は―・・・)


(さだめを乗り越えろ!)




スコール「・・・・・・・・・・・」






スコール(・・・・・もう、疲れた)




○「・・・・・・・・・・」コォォ




リノア「時間も、場所も、夢も、思い出も、何もかも」

リノア「全てを一つに、全てを永遠に」

リノア「そう、永遠に・・・」


スコール「・・・・・・・・・・」


リノア「アタシ、離れないから。ずっと一緒にいるから」


リノア「絶対に、忘れないから。絶対に・・・・」


リノア「だから、一緒に眠ろ?永遠の庭園で」


リノア「おやすみ・・・・スコール」



スコール「・・・・・・・・・」





キラ・・・・キラ・・・・キラ・・・・





(心の閉じる音が、聞こえた気がした)






・・・・・・・・・・









(・・・おやすみ)


【メモリーカードをチェックしています......】

たたた、助けてくれェーーーーーーーッ!!違う!違うんだ!

俺はただ、かわゆい女の子(セルフィたそたそちゅっちゅたそ)としやわせほらがら時たまエッチなドタバタラブコメでぃ~が書きたかっただけなんだ!

本当だ!信じてくれ!こんなはずじゃなかった!誰かが俺の脳を操ってモガッフガフガッぐあああああやめろォーーーーーーー!!

ていうかほんまもうえってwwスレタイの人名が一切登場してないってどういう事なんだよ!どうすりゃいいんだよ!なんだこれ!?書いてる俺が鬱になるわ!

くっそーーーーこのデムパぁーーー!俺の脳みそに何しやがった!俺はお前の思い通りに何かなら・・・・

ぐあああああやめろおおおおおおおおお誰か助けてくれええええええええええええ

これを読んでる奴!聞いてくれ!あいつは架空の存在なんかじゃない!次元の壁の向こうからいつも俺達を見てい・・・・モガッフガフガッ

ゲホッ!フガッ!もうやめてくれえええええ俺を解放してくれえええええええええええあああああああああああああああああーーーーーーッ!


と言う訳ですいませんほんとはここで終わるつもりだったのですが明らかにレス数が足らないので次スレ行きます

次で終わりです(多分)でもこれもある意味ハッピーエンドかもしれません。ここで終わるのもありかも

あ、なんか妖精さんがなんか言ってる・・・なになに?



失敗した失敗した失敗し(ry




ぼく「なんか頭がざわざわする」 【完】

                   ,、===;、//ッ'=___
                '´,、-'´ /彡ー-ミ、`゙ヽ、

                /  /  /r'´⌒`ヽ  ゙ヽ、
               /  /  / / /  ヽ \   \
                /  /   / /  / /   ヽ \   ヽ
             /  /   / /  ,ィ / | |  |  ヽ   ゙、
              /  /   / /| / | /!||ハ|| || |iヽ.ヽ | |
            j  /   / .〃 | /_|L_|| |!rr|| |!|| |ヽ ', | |
            /  /   / //  /!rrr|!r_リrrr!|ィ/rrrrrr´| | | | ト、|!、
    ト、/| ,、.    /  /   / //  /リrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr <! | .! | V| |
     | |! ヾ! 从 / /   / / /  /rrrrr(o)rrrrrrrrrrrrrrrrrr|| | |ノ/ / |ノ!
    | | |ト、|| |´彡″ / / /  /rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr|| / ト、/彡ノ〃
      ヾ、\ヾ',\ _/  / /  /rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr ./ / 人\三彡′
       \ヾ\ __// /rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr/ / /ミ、`ー一
        三彡    /彳ィi| \rrrrrrrrrrrrrr(o)rrrr /i || / ド= ̄
         ``三彡/ヾ川 |   \rrrrrrrrrrrrrrrハゞ从ト、|
              ヽ、彡_/     `` ー-- r‐'′    `
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