※もし読まれることがあれば、ss深夜vipの文字通りに
深夜の時間帯(午前一時以降)に読まれることをおすすめします。
筆者の都合により早めに投下しています。
男「さて、仕事が早く終わったものだから」
男「もうアパートに帰ってきてしまったぞ」
男「ただいまぁ」
男「女ぁ」
男「返事が無い」
男「居ないのか、買い物に行ったのかな」
男「でも靴はあるから家には居るんだよな」
男「女ぁ」
女「おかえりぃ」
>>1
なんで?
>>3
深夜のノリで書いたから
深夜ラジオを聴いている感じで読んでいただけたら…と思って
男「どこにいるんだい」
女「自分の部屋にいる」
男「ああ、今行こうか?」
女「あ…ちょっと待ってね、居間にいてね」
男「……」
男「ソファが…柔らかいなぁ」
男「うう~ん」
男「眠い…ぐう」
女「お待たせ、ソファに横にならないでよ」
男「ああ…ぐむ…何してたんだ」
女「人に見せられない顔だったから、化粧してたの」
男「何で俺の前でも化粧するの」
女「私の勝手でしょ」
男「う~む」
女「お寿司でも食べない? 今日」
男「お、いいねぇ」
女「でもお金無いんだ」
男「なんでそんなこといったんだよ」
女「わかんない」
男「う~む…」
女「お昼はカップラーメンね」
男「あ、はい」
女「お昼に帰ってくるなんて珍しいのね」
男「ほんとね、仕事が早めに終わっちゃったんだ」
女「さぼっちゃったの?」
男「やめてくれよ、無欠勤は僕の取り柄だよ」
女「そうだよね」
男「まあ…僕は不甲斐ない男だよね」
女「そうだね」
男「……」
女「私買い物行ってくるね、食材買ってこないとね」
男「一緒に行こうか」
女「あなたはゆっくり休んでていいよ。晩ご飯は炒飯ですよ」
男「お、それはいいね、ばんざい」
女「手塩にかけておいしいのつくってあげる」
男「腹減った」
女「ふふふ…でもお昼はカップラーメンだからね」
男「それは…まあ…うん」
女「よし、支度完了。いってきます」
男「いってらっしゃい」
男「……」
男「…女の部屋ってどうなってるんだろう」
男「覗いてみよう」
男「覗いたことなかったな」
男「特に出入り禁止されてなかったけどね」
男「常識的に考えて…出入りはしなかったけど」
男「この時だけは…馬鹿になってやるぞ」
男「失礼します…ふぁ…甘酸っぱいにおいだなぁ」
男「こぢんまりしてるなぁ、あいつらしいや」
男「おや、子棚の上に俺の写真を飾って…あいつ…くすくす」
男「となりには一本のディルドー…こけし…張形」
男「ちんぽこみたいだ…え?」
男「うわ」
男「うわあああ…」
男「うそだろ、錯覚だろ」
男「…ほんものだ」
男「現実だ…」
男「ぐ…目をそらすな…」
男「逃げちゃ駄目だ…」
男「いやいや…逃げろ逃げろ…」
男「はあはあはあ…」
男「なんとか部屋から出られたけど」
男「いやなもの見ちゃった」
その夜 食卓にて
女「私のチャーハンどう?」
男「とてもおいしい」
女「やったね」
男「……」
女「急におとなしくなっちゃって」
男「僕はいつも通りだよ」
女「元々元気がないのか」
男「まあ…ねぇ」
女「明日早いの?」
男「どういうことかな、それは…」
女「朝ご飯の支度してあげるよ、明日も」
男「いいよぉ、俺がするよぉ」
女「いいの?」
男「おう…おう…」
女「……」
男「……」
女「なんか喋ってよ」
男「ごめんな、早く終わったって連絡入れなかったよ」
女「ああそれ、今後は気をつける事ね」
男「ああ」
女「……」
男「……」
女「あなたってすてきね」
男「どういうことだそれは」
女「チャーハン飛ばさないでよぉ、汚いよぉ」
男「頭のネジが飛んだのか」
女「私が正直に感じたことです」
男「いわれた当人は混乱するだけだよ、心の内にしまっておけ」
女「はあい」
男(あれを見たショックがまだ消えない)
男(全然セックスしてなかったな)
男(女の言葉にいちいち引っかかってしまうぞ)
男(平常心を保て、キープクール)
女「食べ終わったら一緒にテレビ見ましょうよ」
男「いやだぁああ!」
女「なんでぇ…? ふぇ」
男「あ…その…疲れちゃってね…すぐに寝たいんだよ」
女「わかった」
男「本当にごめんね」
女「身体は大事にしないとね…」
男「そういうことだよ」
女「じゃあ、これからお風呂入れるね」
男「至れり尽くせりだな、いつか恩返しするよ」
女「ずっといってるねそれ」
男「あ、まあ…」
女「いつしてくれるの?」
男「……」
翌日
男「今日も早く終わってしまった。そして家の前に居る」
男「連絡は入れていない」
男「うう…ごくり」
男(そろりそろり…)
男(女は今日もオナニーをしているかもしれない…あのディルドーで)
………ああ~………あうう~………
男(わっ!)
男(危ない、声を出すところだった…)
男(あの声は…女のヨガリ声だ)
男(ここからもかすかに聞こえてくる…うわぁ)
男(ううう…)
男(女の部屋は…ここか…? どこだ)
男(おいおいここだよ…昨日行ったばかりだろ…しっかりしろ俺…)
「…んあ」
男(…!)
「んああ」
男(わああ…)
「だいすき…すき」
男(ああ…)
「はげしいよぉ…いっちゃうぅ…ふぁぁ」
男(やめろ…やめろぉ…)
「だいしゅき」
「気持ちいい…」
「ふうう…」
「もっとつんつんしていいよぉ…」
「あん…あん…」
男(……)
男(…外に出るか)
男「……」
男「もう終わったかな」
男「電話かけよう」
男「……」
『はい、もしもし』
男「うん」
『今日も早く終わったのね』
男「うん」
『これから帰るの?』
男「帰らない」
『え?』
男「まんだらけによってくよ」
『あ、そう…』
男「昼飯いらないよ」
『いいの?』
男「食べてきたから」
『そう、わかった』
男「帰り遅くなると思う」
『はい、わかりました』
男「ごめんね」
『いいよ、ゆっくりしていって』
男「ありがとう」
『じゃあね』
男「じゃあ、また」
男「……」
男「牛丼食べてくるか…」
その夜 食卓にて
男「ごちそうさま」
女「どう? 特製コロッケ」
男「おいしかった」
女「ふふふ…実はお惣菜なのよ。おいしいでしょ?」
男(……)
男(もう限界だ)
男(さっきから股間が張っている、女は気付いてないみたいだが)
男(女のオナニーに引いていた俺が)
男(やっぱりしたいのはしたいんだよ…)
男(くそ)
男「あの…今度…料理教えてくれ」
女「いいよ」
男「……」
女「…?」
男(駄目だ…会話が続けられないぞ)
男(なんとか誘ってみよう)
男(大丈夫だろうか)
女「私も明日から仕事だからね、皿洗って寝るね」
男「うん」
女「お風呂入れといてね」
男「ああ」
女「…♪」
男「……」
ジャアーッ
男(この風呂に女は入る)
男(おっぱいやら、まんこやらを濡らすのだ)
男(…大丈夫だ…俺は間違ってない)
男(逃げちゃ駄目だ)
男(俺なりの恩返しなんだ)
男「風呂入れといた」
女「ありがとう」
男「……」
女「きゃ、どうしたの?」
男「驚いた?」
女「後ろから抱きしめたりなんかして…」
男「こっち向いて」
女「?」
男「今日、ヤれないかな」
女「は?」
男「セックスできないかな」
女「何言ってるの」
男「頼む」
女「明日早いのよ、私も」
男「僕もだよ」
女「それは…当然でしょ?」
男「はちきれそうなんだ」
女「ううう? こわい…」
男「もやもやが…」
女「それは…私だって同じだよ」
男(昼間からやってたくせによ)
女「駄目。えっちはしないほうがいい」
男「どうして」
女「男のためだよ」
男(女のために誘ってるんだ俺はぁぁぁぁ)
女「ねえ、離してよ」
男「ちくしょう…ならば」
女「なに腕掴んで…きゃあ!」
男「ほら、はちきれそうなぐらい、ふくらんでるだろ?」
女「オナニーすればいいでしょ」
男「……」
女「ねえ」
男「何でこんなに勃起してるかわかるか?」
女「え?」
男「俺聞いちゃったよ、女の…」
女「なにを?」
男「……」
女「……」
男「……」
女「…もしかして」
男「ごめん、一度帰ったんだ、今日」
女「どうして…」
男「いろいろあってさ…うん」
女「いやだ…」
男「謝るから…盗み聞きは」
女「どうして…どうしてなの」
男「でも、俺気付いたよ、お前俺のこと好きだな」
女「それは当たり前でしょ?」
男「俺は確信を持てなかったよ」
女「一緒に生活してるんだよ?」
男「信じ切れなかったよ」
女「…寂しかったのよ」
男「ん?」
女「寂しかったんだよ私」
男「うん」
女「こんな寂しい思いするなら」
男「え?」
女「別れた方が良いのかもね」
男(なんでそぉなるのぉぉぉぉおおお?)
男「寂しくなんかさせないよ」
女「え?」
男「寂しくなんかさせないよ」
女「はあ…」
男「……」
女「…?」
男(何を言えばいいのか)
女「男?」
男「もうハリガタで紛らわせなくて良い」
女「!」
男「今度からは…俺のちんこで慰めてやるから」
女「ふぁ…」
男(言っちまった)
男(どうしよう)
女「……」
男「……」
女「…ねえ」
男「?」
女「そこまで言うなら」
男「うん」
女「えっちしましょうか」
男「うん」
女「男の部屋でしましょう」
男「女の部屋の方がいいよ」
女「どうして」
男「俺の部屋はカオスだから」
女「……」
男「……」
女「じゃあ…はりがたとかいろいろ…片付けるから」
男「うん」
女「私の部屋でしましょう」
男「うん」
深夜 女の部屋
女「どうぞ」
男「……」
女「なんで無言なのよ」
男「……」
女「まず肩を揉んで」
男「うん」
女「どっこいしょ」
男「……」
女「どうした」
男「俯せになりましたね…布団のうえに」
女「そんなのいいから」
男「では」
女「あうぅ、いたい」
男「大丈夫かい」
女「でも気持ちいい」
男「どっちなの」
女「わかんない、セックスと同じね」
男「そうですか」
女「ごくらくごくらく」
男「ババ臭くなったなぁいきなりぃ」
女「安心しちゃったから」
男「幸せ?」
女「とっても幸せ」
男「よかった」
女「ふふふ…」
男「……」
女「う~む」
男「肩こってきたよ」
女「あんたが?」
男「ああ」
女「揉んでやんないからね」
男「どうしてよ」
女「面倒くせぇ」
男「うむ…」
女「ねえ」
男「なに?」
女「シャツ脱がなくていいよね」
男「いいよ」
女「おっぱい寒くなるもんね」
男(なんだよそれ)
女「ねえ」
男「え? 仰向けになっちゃって…」
女「そろそろいいんじゃないの?」
男「ああ、まあ」
女「あのさぁ、明日早いからさっさとやっちゃおうよ」
男「どういう態度だよ」
女「ほらパンツ脱いでよ」
男「面倒くさいのか? えっちも」
女「……」
男「顔は真っ赤だな」
女「ぐ…」
男「女から脱いでよ」
女「わかった」
男「そこは素直だね…ってうわ! パンツからもわかる濡れようだね」
女「……」
男「ほんとはしたくてしたくてたまらないんじゃないのかな」
女「マッサージが気持ちよすぎて濡れちゃったんだよ」
男「ほほほ…」
女「おちんちんみせてよ」
男「はずかしいな、ビンビンなまんま」
女「ごくり…」
男「ハリガタより大きくないだろ、悔しいけどさ」
女「と、とにかく入れてよ」
男「いいの?」
女「私は…、あなたと一緒に入れるだけで幸せなの。
でも、あなたが一緒にえっちしたいって言うもんだからさ…その」
男(まどろっこしいな)
女「今日は中出ししてもいいから…」
男「え? いいの?」
女「次からはコンドームを付けて」
男「無理するんじゃないよ」
女「え、いや」
男「止めようか?」
女「どうしてそんなこというの?」
男「いや…ちょっと変だぞ、女」
女「う…ううう」
男「あ、泣くなよ」
女「ううう」
男「わかった。膣内射精でいいんだね?」
女「ぐすん」
男「正常位でいいね?」
女「うん」
男「俺も、シャツ脱がなくていいよね」
女「うん」
男「じゃあ…」
ちゅぷう
女「ふぁ…」
男「んん」
ちゅぷぷ…
女「うく」
男「……」
たん、たん、たん…
女「はあ…はあ…」
男「く…」
女「あう…男」
男「……」
女「男…こすれてるよぉ」
男「……」
女「あうう…あう」
男「気持ちいい」
女「気持ちいいの?」
男「うん、久々にすると…とても」
女「もっと気持ちよくなってよ…」
男「女…」
女「ひぃ…」
男(ああ、くそ、没頭できないな)
男(でも、女が感じてくれてるから、完遂しないと)
女「あう…いっちゃう」
男「はあ…はああ…」
女「ねえねえ」
男「?」
女「ちゅうしてよ。ちゅう」
男「……」
女「んんん…」
男「……」
くちゅ…くちゅ…
女「男…柔らかい…ちゅっちゅ」
男(少し興奮してきた)
男(射精感も昇ってきている)
男(あ…まんこ…締まってきた!)
男(…射精しそうだ!)
男「ぐ…!」
女「男…いきそう?」
男「うん…」
女「うれしい…」
男(女の笑顔ってかわいいなぁ…)
男(すっぴんなんだよな、とてもかわいい)
男(化粧しなくても良いくらい)
女「いやだ…まじまじ見ないで。恥ずかしい…」
男「すっぴんもかわいいよ…」
女「あ…え…そう?」
男「うん…」
女「…くすくす」
男「でる…でるよ…」
女「ちゅうぅ」
男(!)
男(恍惚としていたら突然…キス…!)
男(わあ…凄い勢いで出た!)
男(大量だ…)
ちゅうう~…ちゅっ…ちゅぷ
男「あああ~…ぐす」
女「気持ちよかった?」
男「ああ…ああ…」
女「泣いてるの? 涙でてる」
男「え?」
女「なめてあげるね」
男「ああ…」
女「ぺろぺろ…って…うふふ…」
男「ううう…」
女「泣いちゃうぐらい気持ちよくいっちゃうなんて、つらいことでもあった?」
男「まあ…」
女「落ち込んだりしたら私に相談していいんだよ?」
男「うん」
女「ズボン越しにおちんちんさわらせるとかしないでさ…」
男「そうする」
男(なんていうことだ)
男(今までで一番気持ちよかったぞ)
男(もうしなくてもいいぐらいだよ)
男(でも、もっと、もっと女としたい)
男(気持ちいいとかそういうのとは別の理由の…)
男(よくわからないけど)
女「私もとっても気持ちよかった…」
男「うん」
女「大好きだよ、男…」
男「俺も女のこと大好きだよ」
女「…ぐす」
男「泣くなよ」
女「ものすごく幸せなんだもん」
男「もっとえっちする?」
女「うん…」
こうして二人はとても幸せな夜を過ごした。
おしまい。
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