男「暇だしいたずら電話でもするぜ」(21)

○月△日 男家

男「あ~ヒマだちくしょ~」

男「ヒマすぎて話にならん」

男「暇だしいたずら電話でもするぜ」

男「番号はテキトーに…」ピポパ

男「…っと」

プルルルルル

男2「もしもし?」

男「あーもしもし?」

男2「どちらさまですか?」

男「はー俺だよ俺倉本だよ」

男2「倉本…?」

男「お前さ 今何してんの?」

男2「へ…?」

男「オレはハナクソほじりながら足でミカンの皮剥いてたんだけど」

男2「は…はぁ」

男「オメーなにしてんのw?」

男2「え…と、今は読書してましたが…」

男「読書とかwww嘘つくんじゃねーよwww」

男「テメー何かせいぜい絵本どまりだろボケwww」

男2「っつ…」(なんだコイツ…)

男「んで?趣味とかあんのw?」

男2「…」

男「おいなんとかいえよこのハゲ頭w」

男2「趣味は…野球とか…ですが…」

男「ふ~ん野球www球拾いが趣味ってかwww変わった奴プププw」

男2「…」

男「じゃーな暇人 せいぜいいい女見つけろよこのデブw」ガチャ

プープー

男2「…」

男「今の奴糞つまらんかったな つまらんかったから次行くぜ」

男「…」ピポパ

プルルルル

デブ「もすもす?」

男「おうオレ俺 山崎」

デブ「オラになんのようだべ?」

男「おまえワキくせぇなーwww何日間風呂入ってねーの?」

デブ「オラか?そうだべな 3日は入ってねえべ」

男「4日とかwwwお前異常やなwどうりで受話器からプンプン匂うわけだぜw」

デブ「おめーはどんぐれーはいってねーんだ?」

男「そりゃーもちろん2カ月は入ってねーぜwww」

デブ「そーかーどーりで足から匂うわけだべw」

男「それはテメーの足がくっせえからだろがwww」

デブ「ひろしレベルだぶw」

男「オメーそれ以上だろ」

デブ「今日は腐ったカレーの匂いがするっぺ」

男「オメーやベーよそれwwwカレーとかwww」

デブ「そういうオメーも充分におうべ」

男「まあなw俺も随分抜いてっからなw」

男「臭いが部屋に充満してて今にも死にそうなぐらいだぜ」

デブ「聞いてるこっちが死にそーだべ」

男「つーかいつもどんな靴はいてるんだよw」

デブ「肉まん」

男「肉まんwwwそこはカレーパンだろw」

デブ「肉まん」

男「肉まんとか何処がいいんだよw」

デブ「あの足を入れるとぐちゃぐちゃしてるところとかかな あれが快感なんだべ」

男「ガチかよオメーw」

デブ「あ…そろそ暴走族の集会の時間だべ じゃな」

男「オメー暴走族かよwww」ガチャ

プープー

男「いいね いいね 人間っていいね」 

男「こんな事が出来るなんてwさてつぎつぎ」ピポパ

プルルルルル

暴走族「もしもしぃ?」

男「おう 俺だよ俺 北村」

暴走族「誰だよテメーこんにゃくみてーな声しやがって」

男「オメー今何やってんだよ?」

暴走族「オレか バイクぶっ放してんだよ 暴走族だからな」

男「また暴走族かよwそんな音も立ててねえへっぽこバイクでよく暴走族なんて名乗れんなw」

暴走族「っせーな 大きなお世話だろが 心は暴走族なんだよ 心は」

男「現実は?」

暴走族「ただのろくでなしだよ わりかったな」

男「まーいーんじゃね?オレも実質ニートだしw」

暴走族「んで?テメーは今何やってんだよ?」

男「中卒のまま何もせずブラブラしてんだよ」

暴走族「実質も糞もねえじゃねえかw!!お前完全にニートだよ!!」

男「オレは遊びが仕事だからいーんだよ」

暴走族「テメー俺よりダメ人間じゃねーか」

男「つーかゴリラがバイクなんて運転すんじゃねーよ危険だからよ」

暴走族「おーよくわかったなオメー」

男「…は?」

暴走族「今このバイク ゴリラが運転してんだよ マジ」

男「はぁ!?それマジかよ!?」

暴走族「おう それもおもちゃのゴリラなw」

男「おまえそれもうテレビ出た方がいーわw」

暴走族「俺んちブラウン管だから使えねーよ」

男「お前が見るんじゃねーよ お前がテレビに出るんだよお前が」

暴走族「テレビなんて興味ねーよwおっとそろそろバイバイの時間だぜ」

男「まー気が向いたらまた電話するな まー電話番号忘れたけど」

暴走族「意味ねーじゃねーかwまーオレが覚えてっからいーけどwじゃーな」

男「おう じゃーな」ガチャ

男「よーしどんどんかけるぜ」ピポパピピポピポポポ

プルルルルル

ジジィ「もしもs」

男「うん 氏ね」ガチャ

ジジィ「…」

ジジィ「…」

ジジィ「…おかしいのう…声が聞こえんくなった…」

男「…」ピピポプピピポッピポピ

プルルルルr

女「もしもし?」

男「…」

女「もしもし?」

男「…」

女「ねえ もしもしって言ってんの!!」

男「…」ガチャッ

女「もう なんなのよ!!」

男「今の女めちゃ息臭かったで ニンニクくせぇ」

男「うぷっまだ匂うわ これじゃいたずらじゃなくても黙るわ うえっ」

男「さあ次や次」ピポッペペポッププボビビビビ

プルルルルル…

jc「はい もしもしjcです」

男「…」

jc「もしもし?」

男「…ハァハァ なあ…どんなパンツはいてるん?」

jc「…え」

男「ハァハァ…ねえ教えてよ…ハァハァ」

jc「…し…白です…」

男「えへへ…シロォ?今使ってるティッシュとおんなじいろだぁ~」

jc「そ…そうですか…」

男「た~のし~よ~た~のし~よ~」

jc「な…何の話ですか?」

男「うふふ~こっちの話~」シコシコ

jc「で 私に何の用ですか?」

男「ね~今何してたの~?」シコシコ

jc「お風呂入ったので寝ようかと…」

男「え~まだ9時じゃ~ん早いね~偉いね~」シコシコ

jc「あ…ありがとうございます…」

男「うっほ お礼言われたった!!」シコシコシコシコ

jc「…そろそろ切っていいですか?」

男「い~よ切って ハァハァ」シコシコシコシコ

jc「は…はい」

男「変人には気をつけてね じゃーね…ハァハァ」シコシコシコシコ

jc「はい…さようなら」ガチャッ

プープー

男「ハァハァ…いい子だったな…さて最後にもう一回…」ピオッパッププ

プルルルルル

男「ハァハァ…さっきの子可愛かったな…ハァハァ」シコシコシコシコ

男「…思い出すだけで…ヤバい…ハァハァ…」シコシコシコシコ

男「…次はどんな子かな…可愛い子がいーなー…ハァハァ」シコシコシコシコシコ

男「ハァハァ…早く出ないかな…」シコシコシコシコシコ

男(あぁっ…もう我慢できない…イクっ)

ガチャッ

おっさん「ハイ モシモシ」

男「」ドピュッ

―完―

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