魔王「パパ―!」大魔王「我が愛娘よー!」(3)




魔王「えへへ、パパのおひげじょりじょりー!」

大魔王「ハハハ! ジョリジョリだぞー!」

妻「あらあら、楽しそうねえ」

側近「毎回思うんですけど本当に仲いいですよね、あの二人」

大魔王「わはははは!」

魔王「わーい」キャッキャッ!

妻「楽しそうで何よりだわぁ」

側近「そうですね、お嬢様も楽しそうですし…」

大魔王「トリプルアクセル!」

魔王「おとーさんすごーい!」

大魔王「からの…スピン!」

側近「大魔王様、削れた石が飛んでくるんでやめてください」



大魔王「今日はピクニックだ―!」

妻「お弁当のサンドイッチも作ったわよぉ」

魔王「わーい! ぴくにっくぴくにっくー!」

側近「護衛についてはご安心ください。全力であなた方を守りますから」

妻「心強いわぁ」

魔王「おねーちゃんありがとー!」

側近「はい。お任せください、お嬢様」

大魔王「出発だ―! おーい、ドラゴンやーい!」

ドラゴン「ナニカヨウww?」

大魔王「草原までレッツゴー!」

ドラゴン「ウハwwオkww」



魔王「たかいねー!」

側近「そうですね。こうやって下を見ていると少々怖いものがあります」

魔王「だいじょーぶだよ、おねーちゃん! まおーがついてるもん!」

側近「ふふ…頼もしいですね」

妻「あら? どうしたの、あなた?」

大魔王「こ、これは武者震いであり、決して怖いわけでははは…!」

ドラゴン「コウショキョウフショウノマオウサマテラワロスwwww」

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