大魔王「側近」
側近「はい、大魔王様」
大魔王「これマズくない?」
側近「そうですね」
大魔王「勇者が流行病でくたばるとか前代未聞よ?これ」
側近「そうですね、私も聞いたことがございません」
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大魔王「勇者が女神を復活させる前に死んだってコトはさぁ…」
側近「大魔王様が封印なされた邪神を滅ぼす手段が無くなりましたね」
大魔王「あーもうっ封印の寿命がもうそろそろヤバいってのに…」
側近「次の勇者が生まれるまでもちませんか?」
大魔王「多分無理だと思う…参ったな、魔界の各地で影魔物の被害は増える一方だし…」
側近「そうですね、しかし流行病とは、本当に女神の加護を受けていたのですか?」
大魔王「残滓みたいな状態とはいえ腐っても女神…いや違うアレは腐った女神だった、だけど…」
側近「おや?腐った、つまりそれはアレな趣味をお持ちという事ですか? では勇者は?」
大魔王「いや…まぁ、ぱっと見普通のイケメンだけど十中八九ホモ、その上面食いだろうね、仲間見る限り」
側近「では死因は性病による合併症ですか、最悪ですね」
大魔王「いや、だから!女神の加護は間違いなく受けてたの!」
側近「おや、そうでしたか、私としたことが早とちりを」
大魔王「ったく、ファンタジーな世界にそんな生々しい社会問題があってたまるかっての…」
側近「ふむ、では暗殺ですか?最近異界で恐ろしく致死性の高い毒素が発見されたとか」
大魔王「H型のボツリヌス毒素とかまたタイムリーな…そんなネタは置いといて、さてどうしたもんか…」
側近「影魔物討伐隊もかなり疲弊していますし、これは早急に動かねばなりませんね」
大魔王「あ~ぁ、女神の復活なんてホントならどうでもいいのに…」
側近「邪神は力を増す為に容赦なく我々を喰らいますからね」
大魔王「ホント迷惑極まりない…あ゙ぁ゙~…メンドクサッ」
側近「まあそう仰らずに、今各地の魔王がこちらに向かっております」
大魔王「勇者と復活した女神が邪神を潰して、その後疲弊した勇者と女神をボコる私のシナリオがぁ…」
側近「まあ世の中そう美味しい話も無いという事ですよ、大魔王様」
大魔王「…女神と共闘か、やだなぁ~…その上あの厨二病をこじらせた邪神とまた戦うのがねぇ…」
側近「大魔王様が邪神を嫌ってる理由どちらかというとソコなんですね」
大魔王「だってさぁ『応えよ深淵、万象破砕のその力を(キリッ』とかさぁ…」
側近「酷いパクりっぷりですね、どこのエルダーでしょうね」
大魔王「私元ネタ知ってるお前もお前だと思うの」
側近「そうは仰いますが私は普段から大魔王様のお側に居りますので」
大魔王「あっ!? あぁうん、え、えぇそうね、側に居たら聞こえちゃうものね!?」
側近「えぇ、大魔王様が暇を持て余して異界のネトゲで廃人プレ「きゃああああああっ!?」」
大魔王「やめてお願い、それきっとこの前のアプデでPCのデータが一部消し飛んだ時の話に繋げるんでしょ?」
側近「私に泣きついたのは大魔王様でしょう?データの復元なんて私くらいにしか出来ませんからね」
大魔王「やめて、おねがいやめて側近、側近さん、側近様、許してくださいお願いします!?」
側近「まさか大魔王様の裏の趣味がエロゲーとは私もびっくr「いやあああああああ!?」」
大魔王「ぐすん…いいじゃない…BL一切無いもん…それに1/4は乙女ゲーだもん…」メソメソ…
側近「あ、大魔王様って腐女子じゃないんですね」
大魔王「腐女子は女神の方!!あ、いや女神は腐女子ってより貴腐人か」
側近「はあそうですか、あ、ちなみに男性向けのエロゲーのジャンルは何がお好みで?」
大魔王「う、うぅ…それ拒否権無いんでしょ…? …側近だから教えるけど……その、泣きゲーと抜きゲー…」
側近「えっ、すごい両極端ですね」
大魔王「泣きゲーは普通に好きで、抜きゲーはもし自分があんなコトされたらって思うと…その…///」
側近「ああ、そういえば大魔王様ってドMですもんね」
大魔王「違っ…いや違くないけど…人の事散々開発したのは側近でしょうが…」ムスッ
側近「ええ、そうでしたね、まあ……素質があったから開発したまでですけど…」フー…
大魔王「…ッ」ビクッ
側近「…おや、どうしました大魔王様、私は耳元でお話しているだけですよ…?」フゥー…
大魔王「ちょ…側近やめ…耳に息ぃ…っ」ビクンッ
側近「…ふふ、私を側近にした選考基準、イケメンで仕事が出来る人、でしたっけ…?」カミッ
大魔王「ひゃぅっ!? そ、そうよ…いいじゃない…魔族の頂点が良い男侍らせたって…」ゾクッ…
側近「ええ、何の問題もありません、ある意味相性もばっちりでしたしねぇ…」ペロッ…チュル…
大魔王「待って…っ…お願い側近…もうすぐ魔王たちがきちゃぁぁぁぁあぅっ!?」ゾクゾクッ…
側近「大丈夫ですよ…あの人達さっきまでせっせと『境界を破る闘将』でマラソンしてましたから」
大魔王「なにぃぃぃ!? アイツら人の事放っておいて…!!」
側近「まあお説教などは到着してからたっぷりと「緊急クエ周回とか何で私を誘わないの!?」」
側近「ああ、そっちですか」
大魔王「当たり前じゃない!! 消えたと思ったNXと、まさかまた会えるなんて…また、"壊せひにゃんっ!?」ビクンッ
側近「BBかと思ったらさらっと違うBBネタですか、大魔王様の多趣味も大概ですねえ」ツツー…
大魔王「いいじゃな…ぃひんっ!? 側近やめっ…そこ弱ぃんむぅっ!?///」
側近「ん…ぷぁ……ふふ、お喋りなお口は閉じてしまうに限りますね…」
大魔王「…っ////」パクパク…
側近「という訳で大魔王様…時間はまだまだたっぷりとあります、なので…」
大魔王「ぁ…ぅ……////」
側近「…たっぷり可愛がってあげますね…ええ、たっぷりと、な…」
大魔王「…ん、ぅ…っ…側近、あのね…?」
側近「…はい?どうしました?大魔王様」
大魔王「…今日は、その…優しくして欲しい、な…?////」(上目遣い
側近「…そんな可愛い顔をするから手加減出来なくなるんだ…まあ善処してやるよ…ほら、クチ…」
大魔王「……ん…っ///」
つづく
―――風の魔王の居城
風の魔王「ふぁ~…ん~…今回の収穫はイマイチだったなぁ~…お?」カチッカチッ…
いぐにーさん
周回おっつー!!・w・ノ
レヴィアたん
おっつー!いやー禿げたわーwレアなんも
出ねぇwww
風の魔王「『お疲れ様ー私もゴミレアばっかだったー;;』」カチャカチャ…
いぐにーさん
マジで?ボクさっきの最後でギルナスさん
がルーライラ落としたんだけど
レヴィアたん
あ!? ざけんな!!YO・KO・SE!
いぐにーさん
お断りします!゚ω゚)
風の魔王「えっマジで…?ソレ狙ってたのにぃ~…『レアおめー!けど裏山ー…;;』っと」カチャカチャ…
いぐにーさん
あー風ちゃんFoTeだもんねぇー売ろう
か?身内価格でw
風の魔王「マジで!?イグニーさんマジ兄さん!!あっ」
風の魔王「えーと…『良いんですか!?あーでもレヴィさんに悪いなぁー…』っと」カチャカチャ…
レヴィアたん
そうだよエコヒイキすんなよなー俺も同じ
FoTeだぞー?
いぐにーさん
だってお前この前キュクロがゴコウ落とし
たって言ってたじゃんw
レヴィアたん
4スロ潜在3のヘイセ持ってる俺が強化し
てまで使うと?
いぐにーさん
だって廃課金勢だろお前wwww
レヴィアたん
うっせー!!バーカバーカ!!(AAry
風の魔王「ホント相変わらずだなぁこの2人は『それはそうと2人とも』」カチャカチャ…
レヴィアたん
ん?どったの風チャン
風の魔王「『姉さまのカレシから緊急の呼び出しだよ』…っと」カチャカチャ…
いぐにーさん
マジだメール来てた…んじゃ落ちるかー
レヴィアたん
そだなーただあの2人は待たせた方が色ん
な意味でいい気もするけど?w
いぐにーさん
おまww身内の賢者タイムとか見たくねぇ
んだけどwww
レヴィアたん
それをネタに弄るのが面白くね?wwww
風の魔王「『最悪だーwww』」カチャチャ
風の魔王「さて…と、あっナイスタイミング、入って良いよー」 コンコン…ガチャッ>
風使い魔「失礼致します、おや、どうかなさいましたか?」
風の魔王「うん、姉さまから緊急の呼び出し、留守を頼んだよ?あ…」
風使い魔「? 何かございましたか?」
風の魔王「ん、いやちょっと、ね」カチッ
風使い魔「ちょっと…?」
風の魔王「マイショの売り上げの確認しなきゃ」カチカチッ
風使い魔「…はぁ……」ヤレヤレ…
つづく
ただのネトゲ回(PS○2回)になってしまった
―――大魔王城
大魔王「遅い」ドドドドドドド…
3魔王「「「ごめんなさい」」」
大魔王「ね~ぇ?お姉さん怒らないから正直に話して御覧なさい?」
炎の魔王「え、えーとだな姉上、だからその…」
水の魔王「こ、これにはその深い訳がありまして…」
風の魔王「う、うん、だからその詠唱中の異次元対象召喚魔法止めて欲しいなぁー…なーんて…」
大魔王「問答無用ッ!! 来いッ ゴールデンテイガーッ!! 殲滅しろッッ!!」ポチッ
3魔王「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!?」」」ズギャァァァァァァーン!!
\OVER DRIVE FINISH/
…
3魔王「」プスプスプス…
大魔王「ほほー、長押しレバガチャ全ヒットなら体力満タンのテイガーが即死か…初代ジャス子のガンマレイもびっくりね」
風の魔王「ね、姉さま容赦なさすぎ…」
大魔王「急ぎだってのに暢気にネトゲやってたお前たちが悪い、私を差し置いて!私を差し置いて!!」
側近「んっ…んん…っ」コホンッ
大魔王「ま、まぁ、それに関してはさっきのでチャラで良いわ…」アセアセ…
水の魔王「…しかし、異次元に干渉可能な召喚魔法で2次元の存在を召喚とか販促…いえ、反則です…」
大魔王「ふっ…宣伝は大事なのよ!ぶるらじAだけじゃ足りないわ!つっても博士の性能今叩かれてんのよねぇ…」
風の魔王「まぁ課金キャラが強キャラなのは…そういえば発売当日配信だと思って有給取った人が居たらしいね」
大魔王「哀れね…てか、配信キャラ2名は確定だしBBCPでこれ以上の追加は無しっぽいわねぇ」
炎の魔王「…まぁそこは…前作のⅡやExといったVer.UPに期待すれば良いのではないか…?」
大魔王「…ストーリーのアレのお陰でセリカは戦えそうよねぇ…いや戦わなくても居るだけで色々ヤバいんだけど」
風の魔王「あー、うん、姉さまこれ以上はネタバレになるからダメだよ?」
大魔王「さて、露骨な販促はこれくらいにしておいてっと…」
風の魔王「あ、今までの一応販促だったんだ、まぁ元ネタ気になったら調べる人とか出てくるよね」
大魔王「格ゲーは死ぬほど苦手だけどキャラ愛だけなら負けない!!」
水の魔王「姉さん、本当にキャラ愛だけだったんですね…私もそうですが」
大魔王「おや、レヴィがBBやってるってのは初耳だね?」
水の魔王「一時期はジンを使っていたのですが…最近はハクメンですね」
風の魔王「…結局カッキーじゃん!!」
水の魔王「シルフィ…それは言わないお約束です、因みに姉さんは?」
大魔王「ラグナ1択…だったけど待ち望んだココノエ博士が来たから本気で使ってる」
風の魔王「あれ、ラグナだったんだ、てっきり見た目(ポニテ)でイザヨイを使ってると思ったのに」
大魔王「いやまぁポニテは好きだよ?だから私もポニテだし、でも零織って見た目が勇者っぽいじゃん?」
水・風の魔王「あー…」
大魔王「だからキャラは好きだけど大魔王的に使うのはどうなのよ、って話」
水の魔王「それを言ってしまうと色々アレな気もしますが…」
炎の魔王(未だに販促が続いてる気がするのだが、ツッコミ待ちか…?)
大魔王「あ、イグニートはGG勢だっけ、それもソル1択の」
炎の魔王「ん? いや、実はBBもやってるぞ?バレットを使って…なんだその目は」
大魔王「…やはり男の子、あの健康的な肉体には抗えなかったか…」ヒソヒソ…
炎の魔王「…おい」
風の魔王「…どうするの?まずいんじゃない?もうちょっと露出度上げてみたら…?」ヒソヒソ…
炎の魔王「…おーい」
水の魔王「…うぅ……む、胸では負けていないと思うのですが…」ヒソヒソ…
炎の魔王「…はぁ…おい!レヴィ!!」
水の魔王「ひゃっ!? ひゃいっ!?」
炎の魔王「…ゲームのキャラクター相手に張り合うな」
水の魔王「だ、だって…ああいうのが好みなのでしょ…きゃっ!?」グィッ
炎の魔王「…………………。」ギュッ、ボソボソボソ…
水の魔王「…ッッ!?////// …~~~////」プシュ~…
大魔王「…おー熱い熱い…気温と同時に部屋の湿度まで上がってきたわ」
風の魔王「うんまぁ物理的にも上がってるんだけどね?てかあの2人ってさ…」
大魔王「ネトゲとリアルでキャラ違いすぎだって?まぁいいじゃない」
風の魔王「RPをエンジョイしてるって言っても…ねぇ…?」
大魔王「いや、アレなら2人PTの時とか、ナニかチャットでしてても他は疑わないでしょ」
風の魔王「えっ…あれってそういう…?」ドンビキ…
大魔王「冗談よ、誰にだって普段の自分と違う自分になりたいって願望はあるものでしょ?」
風の魔王「まぁ、判るけどさー、私だって瘴気に侵される前は一介の風の精霊だった訳だし」
大魔王「そういや、アンタ達はみんな運悪く魔界に来ちゃった精霊だったわね」
風の魔王「わ、忘れてたの? まぁ姉さまには本当に感謝しても感謝しきれないなぁ」
大魔王「…ううん?ワスレテナイヨ? てか、あんたたちどんだけ運が悪いのよ?」
風の魔王「ちょっ、まぁいいや…んーと、あれは不慮の事故というか…ねぇ?」
大魔王「次元の断層に呑まれて魔界に落ちる精霊とか聞いた事ないわ」
風の魔王「返す言葉もありません…でも、助けてくれたよね」
大魔王「まぁ、私の作戦は常に『いのちだいじに』だし?仇敵じゃなければ命は等価、助けるのは当然!」エッヘン!
風の魔王「ふふっ…それにしても、瘴気に侵食された部分を実体のある肉体に変換して受肉…割と神業だよね」
大魔王「んーそう?瘴気って呼ばれてるコレってぶっちゃけ変質した魔素だからねぇ、色々出来るわよ?」ポワ…ッ
風の魔王「そんな真似出来るのって姉さま以外に居るの?」
大魔王「居るんじゃない?術式の構築理論とか、物質の構成及びそれらの変換、あとはー…」
風の魔王「うん、判らない事が判った、あと姉さまがチートだって事も」
大魔王「ふふん、何せ大魔王だからね、この名を継げるってのは伊達じゃないのよ?」
風の魔王「はー…つまり先代も姉さま並みかそれ以上のチートだったと…」
大魔王「当たり前じゃない、総ての魔の者の母よ? 今世にある魔法の基礎理論構築したのも母上だし」
風の魔王「…はい?」
大魔王「因みに今は次元の最果てで父上と隠居してる」
風の魔王「うん、姉さまがチートな理由が判った、ていうか先代がチートに輪をかけてチートだった」
側近「大魔王様」
大魔王「因みに父上も…ん?どうしたの側近」
側近「盛大に本題から脱線していますが宜しいのですか?」
大魔王「あっ、いっけねぇ☆」テヘペロ
風の魔王(やばい、姉さまの父上って何者なんだろう、すごい気になる…)
大魔王「よし、今度こそ本題に入るよ! はいそこ!いつまでも加湿(イチャイチャ)しない!!」
炎・水「…はっ!?////」
風の魔王「…はいはい、換気換気っと、『力在る風よ、我に従え』」ヒュォォォォ…
大魔王「よしよし…さて、本題に入るよ」キリィッ
炎の魔王「…今更顔をキリッとさせても微塵も締まらんが…結構深刻なようだな」
大魔王「えぇ、とびっきり深刻よ、アンタ達も既に大体の状況は判ってると思うけど」
水の魔王「あの、影魔物…でしたか? アレは結局何者なんですか?」
風の魔王「倒しても倒してもスマブラXの影虫みたいに沸いて来るし…」
大魔王「奴らはね、邪神の残滓にして尖兵、世を喰らい破るタネ…総ての者の、世界の敵よ」
炎の魔王「何だそのダーカー…って、邪神…だと…? 確か…かの大戦で封印された筈では…?」
大魔王「うん、女神と私が協力して複層多次元凍結型の結界で封印した…んだけど」
風の魔王「何そのすっごい名前、聞いただけで無駄に大掛かりそうなのが伝わってくるんだけど…」
大魔王「女神の神力、創造の力と、私の魔力、時空間魔法の合わせ技だからね」
炎の魔王「…話が色々ぶっ飛び過ぎているな、それに女神と協力だと…?」
大魔王「まぁあたしら基本的に仲悪いけど、共通の敵だったから…協力したのよ、嫌々」
風の魔王「嫌々…なるほど…ん?でもそんなにヤバい奴なら先代の大魔王様に頼めば…」
大魔王「あー、それ無理、母上の居る場所はこの世界からは決して干渉も観測も出来ない場所だから」
水の魔王「…つまり、先代側から干渉して貰えなければ連絡も取れない、と?」
大魔王「うん、まぁそのお陰で邪神の力を半減させる事が出来たんだけどさ」
風の魔王「え?どういう事なの?」
大魔王「…んー…これ言っちゃうと…まぁいっか、私達の敵…邪神の別名って知ってる?」
炎の魔王「あぁ、破壊神…だな」
大魔王「そう、破壊神、これの正体が…まぁ、創造の力の反存在、女神と母上がプラスなら、邪神はマイナス」
風の魔王「えっ…何でそこで先代大魔王様が出てくるの?」
大魔王「さっきも言ったけど…『総ての魔の者の母』って、女神が白の創造主なら、母上は黒の創造主」
風の魔王「えー…こういう場合って普通女神の反存在が大魔王とかだと思うんだけど…」
大魔王「じゃあ聞くけど、白に黒を混ぜたらどうなる? 色は消える?」
水の魔王「灰色になるだけ、ですね」
大魔王「そういうこと、元の色じゃなくなるけど、色は無くならない」
炎の魔王「つまり、色そのものを完全に消してしまうのが邪神…つまり破壊神、か…」
風の魔王「そんなとんでもないモンどうやって封印したのさ…」
大魔王「だから女神と私が協力…邪神の存在を『1つの個体』として世界に固定させて世界から切り離して…」
大魔王「全ての流れを止めてある多層の次元で出来た『棺』に押し込めたの」
3魔王「「「なるほど判らん」」」
大魔王「まぁそっちは理解しなくていいわ、私の仕事だし」
水の魔王「では私達を呼んだのは、恐らく封印が解けかけているであろう邪神の再封印ですか?」
大魔王「いや、あくまでソレは私の仕事、お前たちの仕事はそっちじゃないわ」
風の魔王「え?邪神の再封印以外にやる事なんて…あっ」
大魔王「ふふ、そう、封印は私だけじゃ無理だからね…」
大魔王「さぁ、お前たち、これから女神を復活させに行くわよ」
つづく
読んでくれてた方 保守感謝&お待たせ致しました、再開です
某ガラパゴスRPGとBBCPのストーリー攻略と(ryで時間がゲフンゲフン
じわじわ続きます、あ、セリカさんマジヒロイン
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