ミカサ「もうエレンはいない」(6)



人類と、巨人の最後の戦い。








…それが今 終結した―――――。



猿の巨人は、百を越える巨人たちを率いてきた。

人類の主力を、ここで仕留めるつもりだったのだろう。


百の巨人対………全兵士。

人類もここに主力……いや、全戦力を投下した。
調査兵団は勿論、憲兵団に駐屯兵団。

猿の巨人が相対すると分かり、参戦したライナーとベルトルト、ユミル。

アニまでも引っ張ってきた。


…そして勿論、エレンも戦った。



ベルトルトは兵士たちの足場を確保。

ユミルは巨大樹の木々を飛び回り、危ない兵士を守っていく。

ライナーとアニ、エレンは三人で猿の巨人へと向かう。

そして、わたしたちは他の巨人共へ。

ガス切れになりそうになったら木々の上に行き、ガスを補給する。
この日の為に、いくつものガスを木々の上に用意していた。

これならば、無茶をしなければ死ぬことはない。



エルヴィン前団長の指示や、ハンジ団長の檄が飛ぶ。

アルミンもジャンも必死に指揮している。



リヴァイ兵長とわたしは、エレンたちのサポートへ。
この猿の巨人さえ倒せば、巨人たちは総崩れだ。

しかし奴は強かった。

腕力が尋常ではなく、厚い毛皮で肉も削げない。

それに知性がある。こちらの言葉も理解出来ているようで、こちらの作戦も上手く立てられない。


更にはその他の巨人も集まってきた。

巨人たちはわたしたちの方へとにじりよってくる。

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