ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「?」(1000)

書かせてください。

cc「お前は王の力を得たんだぞ?どんなことでもし放題じゃないか」

ルルーシュ「たしかに、ギアスは便利な力だ。能力もある程度把握してる。」

ルルーシュ「しかし、この力に頼って成した結果は俺の望むものではない。」

ルルーシュ「限界まで温存してこそのジョーカーだろう。」

cc「ふん、そんなつまらない言い訳はどうでもいい。お前は確かに力を求め、私は与えた。」

cc「あの時点では確かにお前にはあったはずだ。」

cc「力への渇望と確固たる意思が。」

ルルーシュ「…もちろんギアスは使う。だがみだりに振りかざさない、と言っているんだ。」

ルルーシュ「人間は単純ではない。絶対遵守を使えば様々な綻びが出るだろう。」

ルルーシュ「その綻びはいつか大きな落とし穴になる。」

ルルーシュ「だから、俺はできる限り万全を期そうと思う。」

cc「…具体的な策はあるのか?」

ルルーシュ「無論だ。」

cc「では聞かせてもらおうか。さぞかし立派なものなのだろう?」

ルルーシュ「話す前に確認しておきたいことがある。」

cc「…聞こうか。」

ルルーシュ「お前は俺の共犯者だな?」

cc「ああ。」

ルルーシュ「ならば、俺の計画のために最大限の協力が欲しい。」

cc「内容次第で考えてやらなくもない。」

ルルーシュ「そうか。ならばまずは行動で示すとしよう。」

cc「は?」

ルルーシュ「話すより数倍早い。少し待っていろ。」

cc「あ、おい!」

~数分後~

ルルーシュ「待たせたな。」

cc「…これはなんだ?」

ルルーシュ「染髪剤と洋服だ。」

cc「見ればわかる。私が聞いているのはそんなことではない。」

ルルーシュ「まずはお前に戸籍を与えなくてはならないんだ。」

cc「計画のためか?」

ルルーシュ「それもあるが、単純に身元不明人ではたいして役に立たないからな。」

ルルーシュ「本来であればあと五年はかけるところだが、ギアスのおかげで前倒しできそうだ。」

cc「これも準備していたものか?」

ルルーシュ「いや、これは咲世子さんに頼んだものだ。サイズフリーの安物だが、着るには困らないはずだ。」

cc「それで、変装して何をするんだ?」

ルルーシュ「一番単純な方法をとる。」

cc「回りくどい言い方はよせ。イライラしてくる。」

ルルーシュ「そうか。では簡潔にいこう。」

ルルーシュ「お前には俺の妻になってもらう。」

cc「……は?」

ルルーシュ「身元は戦災孤児とでもしておけばなんとかなる。俺はブリタニア人だからその妻の保証も万全だ。」

ルルーシュ「幸いお前は日本人では無いようだし、余計な追及もないはずだ。」

cc「関係があるのか?」

ルルーシュ「こんな時代だ。ブリタニアの学生とイレヴンが結婚したとなればそれなりの騒ぎが起きる。」

ルルーシュ「現在もハーフであることを隠して生活する者もいる。ハーフなら戦争に巻き込まれたという理由も説明できる。」

cc「それで、肝心の計画は?」

ルルーシュ「まず第一段階は俺の建前作りと自由時間の確保だ。」

ルルーシュ「クラブハウスや学園内では限界がある。まずは独立した拠点を得なければならない。」

ルルーシュ「そのために、まずは扶養するべき存在を確保する。」

cc「それが私か。」

ルルーシュ「そうだ。幸い俺はリヴァルとともにアングラに行くことも多かったので行動を完全に把握している人間はいない。」

ルルーシュ「出会いのストーリーなどいくらでも作れる。」

cc「で?」

ルルーシュ「具体的には婚約を口実にして軍にコネを作りたい。」

ルルーシュ「学生がいきなり二人暮らしをするのに必要かつ足りないものは金だ。」

ルルーシュ「軍人の稼ぎを目当てにしていることにして俺の周囲を納得させる。」

cc「軍に入ってどうするつもりだ?」

ルルーシュ「目指すのはラウンズだ。」

cc「ナイトオブラウンズ。」

ルルーシュ「ああ。ラウンズならば発言権もある。領有するエリアの管理もでき、皇帝に謁見することも可能だ。」

ルルーシュ「正攻法でやると決めたが、シャルルだけはこの手で殺してやる。」

cc「レジスタンスでも率いたらどうだ?爆弾でもなんでも使って吹き飛ばしてしまえばいい。」

ルルーシュ「却下だ。余計な犠牲を強いるのは愚者の失策だ。無関係な人間を巻き込めば、それだけ計画の成就は難しくなる。」

ルルーシュ「とにかく、まずは土台を固める。時に応じて、また続きは話すつもりだ。」

cc「…ふむ。」

cc「まあいいだろう。信用に足るとは言えないが、考えなしでも臆病者でもないらしい。」

cc「少しくらい付き合ってやるのも私の役目、ということか。」

cc「しかし黒髪はな。私のこの髪を黒くしたのはお前で何人目だろうか。」

ルルーシュ「黒髪の方がこの国では目だちにくい。印象も変わるからあいつにもすぐにバレることはないだろう。」

cc「あいつ?」

ルルーシュ「最初に出会ったとき、俺の横にいた兵士を覚えているか?」

cc「居たことだけなら。」

ルルーシュ「あいつは俺の幼馴染でな。お前の顔も少しは見ている。だからこその変装だ。」

cc「その小僧に露見するのはまずいのか?」

ルルーシュ「やつにお前のこととギアスのことを説明するわけにもいかないだろう。」

ルルーシュ「それに、これから力を借りなければならないんだからな。」

cc「…?まあいい。とりあえず私は着替えなければな。」

ルルーシュ「髪は手伝うべきか?」

cc「私はccだぞ?この程度造作もない。」

ルルーシュ「ならいい。行動を起こすのは夜だ。準備が出来たら仮眠でもとっておけ。」

ルルーシュ「21:00にクラブハウスエントランスにこい。」

ルルーシュ「俺はもう少し準備がある。食事はピザでもとってくれ。」

cc「…私を退屈させるなよ?」

ルルーシュ「退屈する暇などない程働いてもらう。覚悟しておけ。」

読まれていないとは思いますが、今日はおしまいです。

残っていたらまた続けていきたいと思います。

それでは、良い夢を。

帰ってまいりました。

皆様に楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。

ちなみに今回が初めての投稿かつ書き溜め等はしておりません。

一人称・呼称のミス、話の食い違い等問題があればその都度指摘して頂ければ幸いです。

話の根幹は考えてあるので早めに投下できるとは思います。

それではいきます。

~20:55~

ルルーシュ「五分前行動とはいい心がけだな。」

cc「ただ暇だったからだ。で?これからどうするんだ?」

ルルーシュ「まずはその応急処置的な変装を完璧にする。」

ルルーシュ「ここから近いところだ、行くぞ。」

cc「妙に私を振り回すじゃないか?お前はもっとおとなしいやつかと思っていたが。」

ルルーシュ「まあ高揚しているのは認めよう。だが時間があるわけではないからな。」

cc「じっくり取り組むんじゃなかったのか?」

ルルーシュ「もちろん慎重に進めていく。だからこそ始めを迅速に行動するんだ。」

cc「わからんな。だがいい、とことんまで付き合ってやるさ。」

ルルーシュ「話が早くて助かる。早速行こう。」

~近くの美容院~

ルルーシュ「ここだ。」

cc「もう閉店しているじゃないか。」

ルルーシュ「話は付けてある。」

おネエ「あ、ルルちゃーん、待ってたわ。」

cc「なんだ、あの走ってくる筋肉だるまは?」

ルルーシュ「俺のニつ上の先輩にあたる。口も固いし腕も確かだ。」

おネエ「少し早かったのね。準備できてるわ、さ、入って。」

cc「…。」

おネエ「この子を可愛くすればいいのね?」

ルルーシュ「いや、普通でいいんですけど。」

おネエ「もったいないわよ。せっかくの美人なんだから。」

おネエ「あたしも全力を出さないとね。」

ルルーシュ「カットと黒染めを、あとは頼んでおいた洋服を着せてください。」

ルルーシュ「料金は口座に送金してあるはずです。」

おネエ「りょうかーい。じゃあちょっと待っててね。」

cc「おい、また染めるのか?」

ルルーシュ「今日渡したものはあくまで急場をしのぐものだ。」

ルルーシュ「今のccの姿は軍も知らない。緑の髪の女としか調べられないだろうから、先輩を巻き込まずに済む。」

cc「…。」

ルルーシュ「どうかしたのか?」

cc「いや、なんでもない。服も選ばせたのか?」

ルルーシュ「特徴は伝えておいたし、おとなしめなものを選んでいるはずだ。」

ルルーシュ「下着はあとで自分で買い足すといい。」

おネエ「お待たせー。じゃ、はじめるわよー。」

~三時間後~

おネエ「完成したわ。」

おネエ「風情は深窓のお嬢様ね。」

ルルーシュ「…似合うじゃないか。」

cc「黙っていろ。」

おネエ「また是非ご利用くださーい。」

ルルーシュ「ありがとうございました、先輩。」

おネエ「いいのよ。それじゃねー。」

cc「あいつは何者なんだ?」

ルルーシュ「ただの美容師さ。気にする必要はない。」

ルルーシュ「クラブハウスに着いたら俺の部屋で待っていてくれ、明日からの大まかな説明をする。」

cc「やっとか。」

cc「お前はどうする?」

ルルーシュ「今回の作戦においてナナリーの説得は困難を極める。」

ルルーシュ「その用意だ。」

cc「…シスコンめ。」

ルルーシュ「何とでも言うがいい。すぐに戻る、待っていろ。」

お昼休み終了のお知らせなので、去ります。

また深夜に書き始められると思うので、よかったら覗いてみてください。

それではまた。

おはようございました。

また続きを書かせていただきます。

~ルルーシュの部屋~

ルルーシュ「待たせたな。」

cc「そうでもない。それよりなんだ?このカメラは。」

ルルーシュ「身分証を発行するために必要なんだ。書類も揃えてある。」

ルルーシュ「キャロライン・コーンウォール、それがお前の仮の名前になる。」

cc「センスのない偽名だ。」

ルルーシュ「これならccと呼んでもあだ名で通せるだろう。」

ルルーシュ「呼称はほころびが出やすいからな。」

cc「書類は名誉ブリタニア人になるためか。」

ルルーシュ「いまここで一番手っ取り早いからな。なにせ政府が推し進めている。」

ルルーシュ「明日、お前にはこの書類を提出してもらう。手続き自体は簡単なものだ。」

ルルーシュ「問題はそのあとだ。」

cc「まだ何かあるのか?」

ルルーシュ「生徒会メンバーにお前を紹介する。」

cc「…正気か?」

ルルーシュ「ああ。このアピールには二つ目的がある。」

ルルーシュ「重要人物はこの二人だ。」

cc「プリントアウトしてくるとは、用意のいいやつだ。」

cc「ミレイ・アッシュフォードと枢木スザクか。」

ルルーシュ「スザクの方は少しだけ会っているな。」

ルルーシュ「まああの時スザクはお前のことをじっくり見たわけじゃない。」

ルルーシュ「おそらく覚えているのは印象に残る拘束服と髪の色程度だろう。」

ルルーシュ「今の姿を見て気づかれることはない。」

cc「気づかれたら?」

ルルーシュ「作戦を早められるが、できれば避けたいところだ。」

ルルーシュ「それと、ほかのメンバーの情報もまとめておいた。」

ルルーシュ「明日までに大まかに覚えてくれ。」

cc「この分量をか?」

ルルーシュ「話しやすそうなところだけでいい。」

ルルーシュ「おとなしくて内気な設定だ。」

ルルーシュ「フォローもしてやる。」

ルルーシュ「話を戻すぞ。このふたりは今後の活動にかなり関わってくる。」

cc「というと?」

ルルーシュ「具体的にはこれからの活動拠点と、資金調達源、そして軍に加わる足がかりだ。」

ルルーシュ「今から志願するよりコネを使う方がすぐに力を発揮できるだろう。」

cc「まぁお前に軍に志願するほどの運動能力はないだろうからな。」

ルルーシュ「…。」

ルルーシュ「スザクは技術関係の職場にいるらしい。」

ルルーシュ「お前のためだといえば、お人好しのあいつのことだ。」

ルルーシュ「話を取り付ける位はしてくれる。」

cc「このミレイの方は?」

ルルーシュ「俺はまだ学生だ。クラブハウスを出て生活するには保証人がいる。」

ルルーシュ「だからお前は出来るだけ気に入られてもらわなければならない。」

cc「こいつはそんなに力があるのか?」

ルルーシュ「正確には家が、な。資金はしばらく大丈夫だ。」

ルルーシュ「あとはスザクの職場で働くことができるかだな。」

cc「いやに博打要素が多いが?」

ルルーシュ「最悪の場合はギアスを使うしかなくなるな。」

ルルーシュ「俺は無関係の人間はあまり巻き込みたくない。」

ルルーシュ「それでは今のブリタニアと何も変わらない。」

ルルーシュ「国号が変わっても、誰も幸せにはなれない。」

ルルーシュ「だが、cc。お前という協力者、さらにギアスのおかげで予定を大幅に繰り上げられる。」

ルルーシュ「少し逸った計画になってしまうが、ことを起こす要素が揃った今。」

ルルーシュ「出来るだけ歩を進めたい。」

cc「…私は付き合うと決めたのだから、勝手にすればいいさ。」

ルルーシュ「助かる。居住予定地もピックアップ済みだ。」

ルルーシュ「後ろ盾さえ確約されれば明日からそちらに移る。」

cc「私はお前が学園にいるあいだに書類手続きを済ませておき。」

ルルーシュ「終わり次第学園の生徒会室に向かってくれ。」

ルルーシュ「事務の人間に話は付けておく。」

ルルーシュ「あとはナナリーだけだ。」

cc「お前にとってもあの子にとっても最難関じゃないか?」

ルルーシュ「ああ。無理やり出ていくことも可能だが、それはしたくない。」

ルルーシュ「説明だけはしていかないと。」

cc「何を説明するんだ。」

ルルーシュ「お前が婚約者だというカバーストーリーだよ。」

ルルーシュ「まあいい。この件に関して言えば俺の自己満足だ。」

ルルーシュ「お前は自分の役割に徹してくれ。」

cc「さっき渡された書類の最後についていたこれか?」

ルルーシュ「ああ。経歴はでっち上げだが、出会い等は押さえておかないと追及される。」

ルルーシュ「使えそうな思い出の品やプレゼントは用意した。」

ルルーシュ「明日いくつか身につけてくればいい。」

ルルーシュ「そして最後はこれだ。」

cc「指輪か。」

ルルーシュ「高価なものではないが、学生ということも考えて妥協できる範囲のものを買ってきた。」

ルルーシュ「俺は首から下げる。お前はつけておくといい。」

cc「…ほら。」

ルルーシュ「?なんだ、手なんて出して。」

cc「野暮なやつめ。つけろと言ってるんだ。」

ルルーシュ「?そうか。分かった。」

cc「…私がバカだったよ。」

ルルーシュ「つけろと言ったのに自分でするのか?」

cc「知らん。」

ルルーシュ「とにかく、明日は計画の第一歩となる。」

ルルーシュ「お前の演技力に期待するとしよう。」

cc「ふん。童貞坊やこそ私の完璧な所作に照れてしくじるなよ。」

ルルーシュ「ありえんな。」

cc(…くっ)

ルルーシュ「だが、そうだな。今日はもう休んで明日に備えるとしよう。」

ルルーシュ「準備で体力を消耗しているしな。」

cc「しかし一日で用意したにしてはかなりのものだな。」

ルルーシュ「もともとデータは集めてあったし、お前はゲットー出身という設定だ。」

ルルーシュ「物品の用意は骨が折れた、というほどでもなかったな。」

ルルーシュ「とにかく、明日は頼んだぞ。」

cc「わかっているさ。おやすみ。」

本日も特に閲覧者が居ないようですし、このあたりでひとくぎりつけようかと思います。

ポケモン育成と平行だったので回りくどくなっているかもしれませんが、次からはもっとテンポよく進めていく予定です。

あと、乙コメありがとうございます。がんばって完結させようと思います。

それでは、また見てくださると嬉しいです。

おやすみなさい。

おはようございました。

コメントにお返事したいような気もしますが、とりあえず一つだけ、反応はとても嬉しいです。

今後もなんでも言っていただけるとありがたいです。

私はssの地の文というものに違和感があるため説明しきれない部分も出てくるとは思いますが、なんとかフォローしていくつもりです。

それでは始めます。

~生徒会室~

ルルーシュ「もう来ていたのか。」

cc「お前こそ早いな。」

ルルーシュ「流石に俺のいない状態でほかの誰かに出会うのは厳しいだろうと思ってな。」

ルルーシュ「たぶん最初はシャーリーかニーナが来るはずだ。」

ルルーシュ「聞かれたことに答えていれば大丈夫だ。」

cc「そうですね、ありがとうございます。」

ルルーシュ「…似合うが不気味だ。」

cc「そんなことありません。」

シャーリー「あれ?ルルもう来てたの?」

ルルーシュ(では頼むぞ。)

cc(任せておけ。)

シャーリー「ルル、この人は誰?」

ルルーシュ「みんなが揃ったところで紹介する。」

シャーリー「ふうん?じゃあ待ってる。」

リヴァル「お、生徒会室に美人が増えてる。」

ミレイ「あらホントだ。」

ニーナ「…。」

シャーリー「あ、ちょうど来たね。」

カレン「なんで皆さん入口に集まっているんですか?」

スザク「誰かいるみたいだね。」

ルルーシュ「これで全員集合かな。」

ミレイ「で?そのお嬢様は一体どなた?」

リヴァル「そうだぞ、また美人をはべらせやがって。」

ミレイ「リヴァル、静かにしてて。」

リヴァル「はい。」

ルルーシュ「本当は事前に話しておくべきだったのだろう。」

ルルーシュ「だが少し驚かせたくなったのでな。」

ルルーシュ「自己紹介してもらえるか?」

cc「はい。」

cc「みなさんはじめまして、キャロライン・コーンウォールと申します。」

cc「ルルーシュさんとお付き合いさせて頂いています。」

シャーリー「え?」

ミレイ「なんですって?」

シャーリー「ルル、本当なの?」

ルルーシュ「ああ。昨日婚約もした。」

シャーリー「こん…にゃく…」

スザク「あ、シャーリーが崩れ落ちた。」

リヴァル「まあシャーリーじゃなくてもみんな呆然だけどな。」

カレン「随分急な話ですね。」

ミレイ「そうね。私たちに紹介したのもなにか訳があるんだろうし。」

ルルーシュ「さすが、鋭いですね。」

ルルーシュ「cc、話してもいいかい?」

cc「はい。お願いします。」

リヴァル(なんかイラっとした。)

ルルーシュ「ccはゲットー出身なんだ。」

カレン「ゲットー!?」

スザク「どうしたんだい、カレン?」

カレン「あっ、な、なんでもないの。」

ルルーシュ「彼女は日本人とブリタニア人のハーフなのですが、両親が戦争で他界してしまい。」

ルルーシュ「身よりもなかったためずっとゲットーで暮らしてきたんです。」

カレン「…。」

ルルーシュ「俺が出会ったのは偶然ですが、彼女の姿に胸を打たれ。」

ルルーシュ「交際することになったんです。」

ルルーシュ「しかし、彼女はブリタニア人であるという証明がなく。」

ルルーシュ「名誉ブリタニア人になったとしても未成年故に孤児院行き。」

ルルーシュ「ブリタニアの貴族に何をされるか怯えながらの生活は苦しい。」

スザク「…。」

ルルーシュ「そこで、婚約という形にして名誉ブリタニア人の申請を出しました。」

ルルーシュ「最近はテロも活発化しているので、心配だったんです。」

cc(しかし心にもないことをスラスラいうやつだ。自分に酔うタイプだからな。)

ミレイ「事情はわかったわ。」

ミレイ「ルルーシュがどれだけその子を想っているかもね。」

ミレイ「それで?私たちはどうすればいいの?」

ルルーシュ「…まずは、彼女の友達になって欲しいんです。」

ルルーシュ「ゲットーでも差別はありますから。」

ミレイ「あなたもそれだけ?」

cc「私は…。」

cc「ルルーシュさんと一緒に暮らせるおうちが欲しいです。」

ルルーシュ(cc、まだ早い。もうすこし様子をみたほうが…。)

cc(任せておけ。)

ミレイ「そう。」

cc「過ぎた願いとは思いますが、ルルーシュさんは私の恩人ですし。」

cc「それに、とってもモテますし。」

シャーリー「ぐふぅ!!」

リヴァル「シャーリーに追加ダメージが入ったな。」

ニーナ「キャロラインさんが心配する対象にはいったから…」

ミレイ「そうね、そりゃ心配にもなるか。」

カレン「ミレイ先輩、力になってあげられませんか?」

ミレイ「カレン?」

カレン「その、なんだか共感できるというか。」

カレン「ほっとけない感じがするんです。」

リヴァル「まあキャラはかぶってるかもな。」

ミレイ「リヴァル。」

リヴァル「はい。」

スザク「僕も賛成です。」

スザク「日本人、名誉ブリタニア人であるというのは、生活するのに不都合も多いです。」

スザク「僕にできることならなんだってします。」

ルルーシュ「スザク、ありがとう。」

スザク「困ったときはお互い様さ。」

ミレイ「確かにどうにかできなくもないけど。」

ルルーシュ「先輩、家を借りる保証人になっていただければいいんです。」

ルルーシュ「家賃や敷金は自力で何とかします。」

ミレイ「それでいいの?おじいさまに頼めばもっと。」

ルルーシュ「これだってそうとう無理なお願いをしています。」

ミレイ「うん、分かった。」

ミレイ「おねーさんにまかせなさーい。」

ミレイ「なんとか二人が一緒に暮らせるようにするわ。」

cc「本当にありがとうございます。」

ニーナ「でも、お金はどうするの?」

ルルーシュ「それは…。」

スザク「僕が何とかするよ。」

ルルーシュ「スザク?」

スザク「僕のいる特派は人材不足で悩んでいる人がいるからね。」

スザク「最悪事務員みたいな仕事くらいなら雇ってくれるかも。」

ルルーシュ「頼んでいいのか?」

スザク「親友じゃないか。それに僕は結構気に入られていると思うし。」

スザク「心配ないよ。」

ルルーシュ(想定どおりだが、みんないいやつだな。)

ルルーシュ(素直に計画通り、と喜ぶのはどうなのだろうか。)

カレン「キャロラインさん?」

cc「紅月さん、私のことはccと呼んでください。あと一年はランペルージになりませんし。」

cc「あまり呼ばれ慣れていないので、その名前。」

カレン「…ならcc。」

カレン「私のこともカレンでいいわ。」

カレン「困ったことがあったら、いつでも相談してね。」

リヴァル「俺も力になるぜ。」

ニーナ「…。」

シャーリー「あれ?なんか妙に美しい空気が流れてない?」

スザク「やっと目覚めたのか。」

シャーリー「うん、ちょっと驚いちゃったけど。」

シャーリー「まあお似合いだし?」

シャーリー「すごくいい人みたいだし。」

シャーリー「ぐすっ。」

ミレイ「シャーリー、無理しなくていいわよ。」

シャーリー「ちょっとお花を摘んでぎまじゅ。」

リヴァル「まあしょうがないか。」

ミレイ「さ、話がまとまったところで。」

ミレイ「質問タイムはお約束よねー。」

リヴァル「そういえばさっき紅月さんって言ってたし。」

リヴァル「俺たちのことなにか聞いてたんですか?」

cc「ルルーシュさんがよく話してくれていましたので。」

cc「紅月さんは写真で見たことのない方でしたから。」

ミレイ「最近入ったばかりだものね。」

ミレイ「じゃあ、根掘り葉掘り聞くのよ!!」

cc「お手柔らかにお願いします。」

とりあえずお昼休みがおしまいなので、ここまでです。

。に関してですが、確認を含めてつけています。

即興なのでミスが一番怖いですから。

気になる方がいれば書いておいて頂ければ消します。

それでは、また夜にお会いしましょう。

少しだけ

また言葉足らずでした。

書くときに
名前「」

名前「内容」

確認

ok

名前「内容。」

としてました。
でもない方が良さそうですね。
今後もご指摘よろしくお願いします。

や・ら・れ・た・・・

そんな、油断が・・・

シュタットフェルトで補完してください。

ぐふ

また時間がないので質問だけ投下します。

正直もう少し簡潔に書いたほうがわかりやすいでしょうか?

内容は決めてあるので個人的にはわかりやすくしているつもりですが、回りくどい感じになってしまっていると思います。

日常パートやリヴァルのような要素を削れば短くなります。

1今のままでだいじょび

2本編スラスラ読みたい

お時間のある方は返事だけでも書いていってください。

なにもなければしばらくこのまま続けます。

おはようございました。

本日もちまちま進めていきます。

今回も一区切りで終わらせようと思っていましたが、休日も近いですし書きたいこともたくさんできたのでそこそこ進められるかもしれません。

書き溜めはありませんが、止まらずに頑張ります。

あと馴れ合いにならない程度に、みなさん読んでくださってありがとうございます

~クラブハウス前~

ルルーシュ「ふう」

cc「さすがの私もあれだけ質問されたのは初めてだ」

ルルーシュ「だがもう少しそのキャラを続けてもらうぞ」

ルルーシュ「最大の難関が控えている」

cc「分かっているさ」

cc「うんざりするが、仕方あるまい」

ルルーシュ「この時間ならナナリーはリビングにいるだろう」

cc「じゃあ行くか」

ルルーシュ「あっさりだな」

cc「正直早く終わらせたいんだ」

ルルーシュ「そうか。では頼んだぞ」

~リビング~

ルルーシュ「ナナリー、ただいま」

ナナリー「おかえりなさいお兄様、と?」

ルルーシュ「ああ、今日は紹介したい人がいてな」

ルルーシュ「cc」

cc「キャロライン・コーンウォールです」

cc「ルルーシュさんとは結婚を前提にお付き合いさせていただています」

ナナリー「…詳しくお話してくれますね?お兄様」

ルルーシュ「もちろんだ」


~説明中~


ナナリー「事情は概ね理解しました」

ナナリー「お兄様、少しこの方とふたりで話させてもらえますか?」

ルルーシュ(cc大丈夫か?)

cc(変にごねても面倒だ、なんとかする)

ルルーシュ「わかったよ。終わったら呼んでくれ」

ナナリー「さて、キャロラインさん」

cc「ccで構いませんよ」

ナナリー「ではccさん、あなたは以前にもこのクラブハウスにきたことがありますね?」

cc「…気づいていたのですか?」

ナナリー「どなたかお兄様のお部屋にいらっしゃるのはわかっていました」

ナナリー「ccさん、あなたはお兄様のことを本当に愛していますか?」

cc「…ええ」

ナナリー「……」

cc「なにか?」

ナナリー「それだけですか?」

ナナリー「ほかに何か思惑はありませんか?」

cc「…」

cc「…私がルルーシュさんを助けたいという気持ちに嘘偽りはありません」

ナナリー「そのようですね」

ナナリー「あなたが悪い人でなくてよかったです」

cc「いろいろなことが分かるんですね」

ナナリー「そんなことはありませんよ」

ナナリー「お兄様をよろしくお願いします」

cc「いいんですか?」

cc「私に彼を任せて」

ナナリー「ccさんはお兄様のことを悪く思っているのではなく」

ナナリー「ただ素直になれないだけだと思いますから」

ナナリー「あとはお二人次第です」

cc「…かないませんね」

ナナリー「ふふっ」

ナナリー「お兄様、もういいですよー」

ルルーシュ「質問は終わったのかい?」

ナナリー「はい。とっても素敵な方ですね」

ルルーシュ「わかってもらえたなら良かったよ」

ルルーシュ「彼女はこちらに家がないから」

ルルーシュ「今日から俺もクラブハウスじゃなく別の家に寝泊りすることになる」

ナナリー「わかっています、たまには遊びに来てくださいね?」

ナナリー「あと、健全なお付き合いをしてください」

ルルーシュ「あ、当たり前じゃないか」

ルルーシュ「と、とにかく荷物はあとで運ぶから、今日はもうおやすみ」

ナナリー「そうですね。おやすみなさいお兄様」

ルルーシュ「おやすみ、ナナリー」

~クラブハウス外~

ルルーシュ「cc、ここにいたのか」

cc「ああ。あの子は少し苦手だ」

ルルーシュ「そうか?」

cc「敏い子供は嫌いなんだよ」

cc「で、どうするんだ?」

ルルーシュ「さっきミレイ先輩から連絡が入った」

ルルーシュ「すでに住居は確保してある」

ルルーシュ「わざわざ初月分の支払いも終えてな」

cc「…粋な女だな」

ルルーシュ「そうだな」

ルルーシュ「ここから遠くない、早速行くぞ」

ちょっと夜食食べます。

20~30分時間をください。

再開します。

~アパート前~

ルルーシュ「ここだ」

cc「意外と綺麗なところだな」

cc「高いんじゃないのか?」

ルルーシュ「ここは名誉ブリタニア人居住区だ」

ルルーシュ「普通のブリタニア人はまず入居しない」

ルルーシュ「だから低収入者のニーズに合わせて安価で貸しているんだ」

ルルーシュ「助成金目当てで競争の激しい領域でもある」

ルルーシュ「安く使うには持って来いだ」

cc「とにかく中に入るぞ」

~アパートの部屋~

cc「驚いた、家具まで付いているとは」

ルルーシュ「性能はお察しだがな」

ルルーシュ「暮らすには困らない」

ルルーシュ「俺は床で寝る、ベッドは使って構わない」

cc「別に一緒に使えばいいだろう?」

cc「それよりもシャワーが使いたいな」

ルルーシュ「シャワーならその扉の先だ」

ルルーシュ「たしかに、まずは落ち着くべきだな」

cc「先に私が使うからな」

ルルーシュ「好きにしろ。日用品はテーブルの上に少しだけ用意してある」

ルルーシュ「今日使う分には支障はない」

ルルーシュ「さて、さっぱりしたところで今後の予定だが」

cc「何かあるのか?」

ルルーシュ「今度は俺がどうにかする番なので、お前はすることがない」

cc「ここで待機か?」

ルルーシュ「そういうわけじゃない」

ルルーシュ「cc、明日からは情報収集がメインの仕事になる」

ルルーシュ「目標はレジスタンスについてだ」

cc「お前が利用したやつらか」

ルルーシュ「そうだ。規模や勢力がどの程度なのか知りたい」

cc「しかし、新参者に簡単に情報を教えるか?」

ルルーシュ「これに関して言えば急ぐ必要はない。近いうちに再び事件を起こす可能性もある」

ルルーシュ「もし何か事件が起こったら現場に向かって自分で確かめてくれ」

cc「利用価値はあるのか?」

ルルーシュ「使い道はいくらでもある。必要な人員を確保できればな」

cc「ふむ、分かった」

ルルーシュ「それなら今日はもう休もう」

cc「寝る場所は?」

ルルーシュ「ベッドでいい。お前相手で何か起こるわけもないしな」

cc「張り合いのない童貞め」

ルルーシュ「うるさい、早く寝るぞ」

すみません、眠気に勝てそうもありません。

次の分量を増やしてバランスをとるので、許して下さい。

とにかくミスや矛盾は発見次第教えていただけると嬉しいです。

それではお休みなさい。

良い夢を。

分からなくなりそうだったので、自分で上げるツラさ。

おはようございました。

本日もちまちま進めていきます。

みなさんの助言により携帯でチラチラ確認せずに済みそうです。

今日でプロローグは終わりそうです。では。

cc「ルルーシュ、もっと詰めろ。狭い」

ルルーシュ「本来一人用のベッドだ」

ルルーシュ「明日にでももう一つ買ってくるから我慢しろ」

cc「そもそもなぜシングルなんだ」

ルルーシュ「…この部屋はカップル割なんだ」

ルルーシュ「不動産屋も安く済むし」

ルルーシュ「付き合っていれば問題ないと思ったんじゃないか?」

cc「だが、いくら好きあっていたとしても狭さは克服できないだろ」

cc「ケチってるな」

ルルーシュ「その分安いんだ」

ルルーシュ「不自然な低価格よりよほど良心的だ」

cc「明日買いに行くのか?」

ルルーシュ「そのつもりだが」

cc「ならツインにしろ」

ルルーシュ「なぜだ?」

cc「…お前本当は馬鹿なんじゃないか?」

ルルーシュ「なんだと?」

cc「二つもベッドをおいたら狭すぎるだろう」

cc「それならこいつをどけてツインを買ってきたほうがいい」

cc「そういうことだ」

ルルーシュ「なあcc」

cc「なんだ?」

ルルーシュ「俺は突っ込まずに進めようかとも思ったんだがな」

ルルーシュ「気になって仕方がない」

cc「はっきり言え」

ルルーシュ「ベッドならダブルじゃないか?」

cc「…」

ルルーシュ「お前、なにか焦っているだろう?」

ルルーシュ「やけにまくし立てているし」

ルルーシュ「どうした?」

cc「…うるさい」

cc「とにかく、ベッドは明日一緒に見に行くからな」

cc「睡眠と食事が生きる上で最も大切なんだ」

ルルーシュ「枕に顔を埋めるな。俺が使えないだろう」

cc「やはり狭い」

ルルーシュ「なら俺に抱きつくか?」

ルルーシュ「スペースは空くぞ?」

cc「ふむ、そうだな」

ルルーシュ「本当に実行するのか」

cc「ふふん、坊やには刺激が強すぎるかな?」

ルルーシュ「何とでも言えばいいさ」

cc「なぜか余裕だな」

cc「ん?」

cc「お前、震えてないか?」

ルルーシュ「そんなことは、無い」

cc「私がなにかしたのか?」

ルルーシュ「関係ない」

cc「だが」

ルルーシュ「関係ないと言っているだろう!!」

ルルーシュ「…すまない」

cc「理由を話すまでは許さん」

ルルーシュ「しかし」

cc「共犯者に隠し事をするのは、信頼関係にヒビを入れることになる」

cc「いいから言え」

ルルーシュ「…怖いんだ」

cc「怖い?」

ルルーシュ「ギアスを使って殺したあの兵士たち」

ルルーシュ「あいつらの姿が目の奥から離れないんだ」

ルルーシュ「俺には人を撃つ覚悟も打撃たれる覚悟もない」

cc「だからギアスを濫りに使うことを拒んだのか」

ルルーシュ「俺は、確かに母さんを殺した人間を恨んでいる」

ルルーシュ「黒幕を暴いてやりたいと思う」

ルルーシュ「だが、その罪を背負うのは一人でいい」

ルルーシュ「誰も巻き込みたくはないんだ」

cc「…甘ちゃんめ」

ルルーシュ「そうさ。笑えばいい」

cc「そういうことを言っているんじゃない」

ルルーシュ「なぜ抱きしめる」

cc「バカが」

cc「お前は王の力に選ばれた」

cc「だが、力を使うのはお前だ」

cc「力に使われるようになったとき」

cc「とてつもない失敗と困難が訪れる」

cc「お前が思うように使えばいい」

cc「お前が思うようにもがけばいい」

cc「すでにお前は私を巻き込んでいるんだ」

cc「どうせなら巻き込んだ全員幸せにするくらい言えばいい」

cc「王というのはそういうものだ」

ルルーシュ「笑わないのか?」

cc「笑うものか」

cc「今時珍しいくらい真面目なやつだ」

cc「そう思っているだけさ」

ルルーシュ「…お前、馬鹿にしているだろう」

cc「少しいじめたくなっただけだ」

ルルーシュ「…やはり話さなければよかった」

cc「心配するな」

cc「私が一緒にいてやる」

cc「お前が優しい道を選ぶなら」

cc「そのために働いてやる」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「さすがに魔女なだけはある」

ルルーシュ「…」

cc「照れているからって、わざわざ茶化そうとしなくていい」

ルルーシュ「そういうわけではない」

ルルーシュ「照れてもいない!!」

cc「ほら、もう震えてない」

cc「怖くもないだろう?」

ルルーシュ「…ああ、そうだな」

cc「私はお前がギアスの持ち主になって良かった」

cc「そう思う」

ルルーシュ「そうか」

cc「そうさ」

二人「…」

ルルーシュ「俺は不安だった」

cc「?」

ルルーシュ「今、順調に話が進んでいる」

ルルーシュ「普通に考えて、かなりずさんな計画だ」

ルルーシュ「戦略は本来ならもっと効率的で非情であるべきものだ」

ルルーシュ「だから、上手くいっているあいだも不安だった」

cc「たしかに、最初に受けた印象とは違っていたな」

cc「今後のことは考えてあるか?」

ルルーシュ「もちろんだ」

ルルーシュ「だが、確実性のあるものではない」

ルルーシュ「結果が対象に依存している」

cc「そうか。なら頑張らないとな」

ルルーシュ「頑張る?」

cc「そうだ」

cc「巻き込まれた奴が手伝いたくなるようにな」

cc「お前ならできるさ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「そうだな」

ルルーシュ「俺なら出来るな」

cc「そろそろ寝るか」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「…離してくれ」

cc「嫌だと言ったら?」

ルルーシュ「言うのか?」

cc「ふむ」

ルルーシュ「考えるな」

cc「ならば手を繋いでやろう」

cc「どうだ?」

ルルーシュ「俺に聞くな」

cc「…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「…好きにしろ」

cc「最初からそういえばいいんだ」

ルルーシュ「…知るか」

cc「全く世話の焼ける坊やだな」

ルルーシュ「…くっ」

cc「だが、こういうのもいいものだ」

cc「懐かしい感じがする」

ルルーシュ「そうか?」

cc「ああ」

cc「悪くない」

cc「夫婦のようだ」

ルルーシュ「突然何を言い出すんだ」

cc「照れるな照れるな」

ルルーシュ「照れてなどいない」

cc「…」

ルルーシュ「今回は折れないからな」

cc「つまらんやつめ」

ルルーシュ「本当にもう寝るからな」

cc「ああ、おやすみ」

ルルーシュ「…おやすみ」

cc(…)

cc(全く、可愛い奴だ)

cc(おやすみ、ルルーシュ)

cc(よい夢を)

お疲れ様でした。

本日はここで終わりにしたいと思います。

だらだら長いように感じさせてしまったらごめんなさい。

次からはもっとたくさんのキャラを絡ませていけると思うので、楽しんでいただければ幸いです。

では、またお会いしましょう。

みなさん、おやすみなさい。

よい夢を。

こっそり投下します。

~一週間後生徒会室~

リヴァル「なあルルーシュ」

ルルーシュ「なんだ?」

リヴァル「最近どうなんだ?」

ルルーシュ「何がだ?」

リヴァル「決まってんだろ、ccさんだよ」

リヴァル「若い男女がひとつ屋根の下二人きり」

リヴァル「何もないわけ無いだろ」

ルルーシュ(若くはないがな)

ルルーシュ「別に変わったことはない」

ルルーシュ「もともとプラトニックな関係だからな」

リヴァル「そんなこと言って」

リヴァル「やることやってんだろ?」

リヴァル「いいから吐けって…」

スザク「ルルーシュー!!」

ルルーシュ「リヴァル、話はここまでだ」

リヴァル「くそ、タイミングの悪い」

リヴァル「あー俺も会長と同棲してーなー」

スザク「?どうしたんだい?」

ルルーシュ「放っておけ」

ルルーシュ「それより、何か用事か?」

スザク「あ、うん」

スザク「例の仕事の件だけど」

スザク「やっと上司が折れてくれたんだ」

ルルーシュ「本当か!?」

スザク「ああ、でもなんだか乗り気じゃなかったから」

スザク「気をつけたほうがいいよ」

ルルーシュ「助かるよ」

ルルーシュ「話をつけてくれただけでもな」

スザク「あと、はいこれ」

スザク「持ってくるのはまあいいとして、こんなもの何に使うんだい?」

ルルーシュ「保険さ」

ルルーシュ「で?どうすればいいんだ?」

スザク「ロイドさんが面接するって言うから」

スザク「明日は週末だし、特派の施設に来てくれって」

ルルーシュ「了解した」

スザク「まあいざとなったら口添えしてみるからさ」

スザク「頑張って、ルルーシュ」

ルルーシュ「打てるだけの手は打つさ」

ルルーシュ「ともかく、助かった」

スザク「それじゃ、僕はまだ生徒会の雑用があるから」

スザク「ルルーシュは早く帰ってあげたほうがいいんじゃない?」

スザク「きっと待ってるよ」

ルルーシュ「そうだな」

ルルーシュ「ではまた明日だ、スザク」

スザク「ははは、また明日ー」

ルルーシュ(足の速いやつだ…)

ルルーシュ(明日の想定は既に終えている)

ルルーシュ(問題はいかに自分に有利な流れを作れるかにかかっている)

ルルーシュ(早速帰って用意しなければな)

~アパートの部屋~

ルルーシュ「ただいま」

cc「やっと帰ってきたか」

ルルーシュ「事情があってな」

ルルーシュ「明日、面接がある」

cc「仕事のか?」

ルルーシュ「ああ」

cc「そうか。ま、やれることはやっておけよ?」

ルルーシュ「ふっ、当然だ」

ルルーシュ「それより、この香りは味噌汁か」

ルルーシュ「お前、和食も作れたのか?」

cc「いや」

cc「これは今日おとなりさんに教えてもらったんだ」

cc「日本人なら作れなきゃ、と張り切っていた」

ルルーシュ「馴染んでいるな」

cc「もちろんレジスタンスの動きも追っている」

cc「咲世子も手伝ってくれるから楽でいい」

ルルーシュ(しかし、ccが料理できるとは思わなかった)

ルルーシュ(味もいいし、機械も教えればちゃんと使える)

ルルーシュ(ピザを食うだけではなかったということか)

cc「お前、なにか失礼なことを考えているだろう」

ルルーシュ「そんなことはない」

cc「嘘を付け」

cc「全部顔に書いてあるんだよ」

cc「味噌汁のタネ、お前の分だけ減らしてやる」

ルルーシュ「地味な嫌がらせはやめろ」

cc「ふん、謝るまで許してやらん」

ルルーシュ「分かった、悪かった」

ルルーシュ「これでいいだろう?」

cc「心がこもっていない」

cc「…が、まあ許してやろう」

cc「そろそろ夕食完成だ」

cc「配膳を手伝え」

ルルーシュ「ああ、分かった」

本当はもう少し進めたほうがキリがいいのですが、時間もアレなのでここでストップです。

これからは本編の要素も加えつつ、でもどうにかオリジナリティを出していきたいと思うので、時系列は多少前後するかもしれません。

まあスザクとかカレンとか曖昧にしてごまかしてますけどね、既に。

どうでもいい話ですが、いつかまとめとかに載せてもらえるんでしょうかね?

そういうssを目指したいところです。

では、ルルとccが仲良くしつつ世界を変えていく物語を今後もよろしくお願いします。

ということで、おやすみなさい。

皆さん、よい夢を。

おはようございました。

少し遅くなりましたが、また書かせていただきたいとおもいます。

~特派トレーラー前~
ルルーシュ「ここか」

スザク「学園に近くていいよね」

ルルーシュ「さて、ここは腕の見せどころだな」

スザク「応援してるよ」

ルルーシュ「まあ、最終的にはあちら次第だからな」

ルルーシュ「気楽に行くさ」

~トレーラー内~

セシル「あなたがスザクくんの言っていたお手伝い希望の方ね?」

ルルーシュ「ルルーシュ・ランペルージです」

ルルーシュ「あと、お手伝いという言い方はちょっと…」

セシル「あら、ごめんなさい」

セシル「ほら、ロイドさん、お客さんがいらしているんですからシャキっとしてください」

ロイド「うーん」

ロイド「でも彼、デヴァイサーには向いてないだろうし」

ロイド「うちも予算厳しいからねー」

ロイド「これ以上人員を増やす必要ないかなー」

スザク「でも、この前はもう少し人がいればって」

ロイド「それはそれ、これはこれ」

ロイド「というわけでざぁんねんでした」

ルルーシュ(ふむ、調べていた通り偏屈で自由奔放)

ルルーシュ(何事もなく進めばいいとは思っていたが)

ルルーシュ(そううまくはいかないか)

セシル「ロイドさん!言い方が失礼すぎます」

ロイド「えー」

ルルーシュ「いいんですよ」

ルルーシュ「しかし私も言われっぱなしは性に合いませんので」

ルルーシュ「少しでいのです、能力を示すための時間をください」

ロイド「能力を示す?」

ロイド「んふ、ちょっと面白そうだね~」

ルルーシュ(ふ、かかった)

ルルーシュ(この男は相当な実力至上主義)

ルルーシュ(あとはいかに興味を持たせるかだな)

ルルーシュ「まずはこれをご覧下さい」

ロイド「…?うちの決算報告書?」

ルルーシュ「はい」

セシル「スザクくんね?」

ルルーシュ「すみません、こういう時のために頼んでおいたんです」

セシル「本当はこういうのはダメですからね」

ロイド「で?これがなぁに?」

ルルーシュ「修正箇所を追っていただければわかると思いますが」

ルルーシュ「月平均で総予算の0,3%ほどのムダがあります」

ルルーシュ「これは年換算で現在の研究開発費のおよそ15%にあたる予算を追加捻出できる金額です」

ルルーシュ「さらにデータ処理自体も杜撰です」

ルルーシュ「私であれば作業効率を高めることが可能です」

セシル「…」

ロイド「どうやら本当にそうみたいだねぇ」

セシル「確かに私はもともと事務方ではないですが」

セシル「それにしたって」

ロイド「ふう~ん、頭はいいみたいだねぇ」

ルルーシュ「恐縮です」

ロイド「でも、ここはナイトメアの研究がメインだからね」

ロイド「全くの素人を入れるわけには…」

ルルーシュ(やはりそうなるか。)

ルルーシュ(しかし想定の範囲内)

ルルーシュ「はい、そうおっしゃると思っていました」

ロイド「!?」

ルルーシュ「すみません、あなたの経歴を調べてきているので」

ルルーシュ「一応対策も立てています」

ロイド「へえ…」

ルルーシュ「あなたはスザクが入るまでほとんど人員補充を行っていません」

ルルーシュ「おそらく私も難癖つけられるだろうと予測は可能です」

ロイド「言うねぇ」

ルルーシュ「こればかりは一朝一夕にどうにかなるものではなかったので」

ルルーシュ「これだけを研究してきました」

セシル「これは」

ロイド「僕が書いた論文だね」

ルルーシュ「これはあなたが帝国研究所にいた頃のものです」

ルルーシュ「ほかにも数種類目を通しましたが」

ルルーシュ「これが一番あなたの主張を表していると思いましたので」

ロイド「僕の主張?」

ルルーシュ「ナイトメアは技術の結晶であり」

ルルーシュ「破壊兵器としての効率を追い求めるのは間違っている」

ルルーシュ「違いますか?」

ロイド「違わないよ」

ルルーシュ「しかし研究を続けるには兵器としての力を見せなければならない」

ルルーシュ「あなたはそれが嫌でここに来たはず」

ルルーシュ「ですが、今、再び同じことを繰り返そうとしている」

ロイド「…僕は別に兵器を作ることが嫌なわけじゃないしね」

ロイド「仕方ないさ、時代がそれを望んでいるからね」

ロイド「科学者ってのはそういうものだよ」

ルルーシュ「あなたに足りないのは交渉人です」

ルルーシュ「あなたの主張を正しく伝える役目なら」

ルルーシュ「私の力を使えます」

ルルーシュ「これで全部です。お時間を使わせてしまって申し訳ありません」

ロイド「…ひとつ聞いてもいいかい?」

ルルーシュ「はい、なんでもどうぞ」

ロイド「君は論文を読んでどう思った?」

ルルーシュ「そうですね」

ルルーシュ「正直に言えば、甘いと思いました」

ルルーシュ「言っていることが子供の絵空事のようだ、と」

ルルーシュ「しかし、私はその絵空事を埋もれさせたくない」

ルルーシュ「あなたの夢を手伝ってみたい」

ルルーシュ「それが私の感想です」

ロイド「…」

ロイド「セシルくん、彼に仕事を教えてあげて」

セシル「いいんですか?」

ロイド「僕の夢」

ロイド「手伝いたいって言ってきたのは君で二人目だよ」

ロイド「使うからにはこき使うよ」

ロイド「覚悟してねぇ」

すこし中途半端のようですが、ここで一旦区切ります。

今回はいつもに輪をかけてわかりにくいと思いますので、さらっと流して頂ければ幸いです。

それではまた次回お会いしましょう。

皆さん、よい夢を。

おはようございました。

本日もお付き合いよろしくお願いします。

あと、乙コメをくださった方々。

あなたたちがひとりでもいる限り書いていきたいと思いますので楽しんでいただければ幸いです。

それでは、始めます。

~アッシュフォード学園生徒会室~

cc「本当に私がいてよろしいのでしょうか?」

カレン「大丈夫よ」

カレン「会長が許可とってくれたみたい」

cc「しかし」

カレン「あなた、学校には行ったことがないんでしょう?」

カレン「それに生まれでもいろいろあったでしょうから」

カレン「たまには甘えてもいいんじゃない?」

cc「…そうでしょうか」

シャーリー「あれー?もう誰かいるの?」

シャーリー「って、え”…」

cc「こんにちは、シャーリーさん」

シャーリー「あ、ccさん、いらっしゃい」

シャーリー「あの、あたし」

cc(私、シャーリーさんに何かしてしまったのでしょうか?)

カレン(あー、あの子はルルーシュのことが好きだったから)

カレン(なんとなく貴女と接しにくいんじゃないかしら)

cc(なるほど)

cc「シャーリーさん」

シャーリー「ひゃ、ひゃいっ」

cc「貴女はルルーシュさんのことが好きなのですか?」

シャーリー「は?」

カレン「そんな直球で聞かなくても…」

cc「どうなんですか?」

シャーリー「それは」

シャーリー「ルルは大切な友達で」

シャーリー「嫌いなわけないし」

シャーリー「でも」

cc「はっきり言ってください」

カレン「cc」

シャーリー「…」

シャーリー「好きでした」

cc「今はもうなんとも思っていないんですか?」

シャーリー「それは」

cc「シャーリーさん」

cc「あなたは今もルルーシュさんのことが好きなんですね」

シャーリー「…」

cc「それなら、私たちはライバルですね」

シャーリー「…」

シャーリー「へ?」

cc「誤解のないように言っておきますが」

cc「私とルルーシュさんは婚約しただけです」

カレン「だけって」

シャーリー「もう勝ち決定じゃないですか」

cc「確かにアドバンテージはあります」

cc「しかし、まだ決まったわけではないでしょう?」

cc「恋というものはそんなに簡単に諦められるものなんですか?」

シャーリー「でも」

cc「それに、ルルーシュさんもあなたのことをよく話していますよ」

シャーリー「そ、そうなの?」

cc「ええ」

cc「現状私とルルーシュさんは付き合っているわけではありません」

カレン「そうなの?」

cc「そういうことに関してかなり鈍感じゃありませんか?」

シャーリー「うっ、たしかに」

cc「もちろん負けるつもりはありませんし」

cc「私が有利なのも事実ですが」

cc「そのせいであなたが我慢したり諦めたりするのは何か違うと思います」

シャーリー「…」

シャーリー「優しいんですね」

cc「優しい?」

シャーリー「私のことを気遣ってくれてるんですよね…」

cc「はあ」

cc「あなたみたいな人を勘違い女というのですね」

シャーリー「か、勘違い?」

cc「ええ」

cc「私があなたに気を遣ってこんなことを言う意味がどこにあるんですか?」

cc「私はこのまま中途半端に火種を残すよりは」

cc「完膚無きまでに叩き潰したほうがいいと思ったからです」

cc「勝手に諦めていただけるのであればそれでもいいですが」

シャーリー「それがccさんの本音ですか」

cc「おとなしいだけではやっていけませんよ」

cc「特に恋愛はね」

シャーリー「そうね」

シャーリー「わたし、あなたを見縊っていました」

シャーリー「ううん、あなたがそういう人だと思ってなかった」

cc「…幻滅しましたか?」

シャーリー「ううん、むしろ逆」

シャーリー「ccさん、わたしと友達になってくれる?」

シャーリー「あなたの挑戦状、ちゃんと受けたいから」

cc「やはり、あなたは笑っている方が魅力的ですね」

cc「よろしくお願いします」

カレン(完全に取り残されてしまった)

カレン(まあ、ここで口を挟むのも野暮だし)

カレン(黙っておこう)

シャーリー「それじゃあ他のみんなが来るまでお茶にしよ」

シャーリー「ccさんもルルのこと話してくれるでしょ?」

cc「まあ、そのくらいなら」

cc「怒られない範囲で、ですけどね」

シャーリー「ふふふ、楽しみだなー」

cc(ふう)

cc(なんというか、放っておけないオーラ全開の女だな)

cc(すこしやりすぎた気もするが)

cc(面倒になったらルルーシュに任せよう)

cc(ルルーシュの方はうまくいっただろうか)

すみません、睡魔に屈服しそうなので、今日はここまでです。

キャラ崩壊していると感じたらなんとか補完しておいてください。

また同じような時間に現れようと思います。

それではみなさん、おやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

本日もじれったく進めていきましょう。

これからは流石に話の流れがあるので本編見直すかもしれませんが、イベントとばしてたらなんとなくつなげる形になるので、好きな場面がとんだと思ったら書いておいてください。

それでは、はじめます。

~アパート~

cc「ただいまー」

ルルーシュ「おかえり」

cc「なんだ、先に帰っていたのか」

ルルーシュ「まあな」

ルルーシュ「お前は遅かったな、何をしていた?」

cc「気になるか?」

ルルーシュ「ああ」

cc「張り合いがないな」

cc「だが、まあいいか」

cc「学園に行ってきた」

ルルーシュ「ふむ」

cc「何か問題があるのか?」

ルルーシュ「いや、むしろそのまま仲を深めている方がいい」

cc「言い訳もしやすくなるからか?」

ルルーシュ「有り体に言えばな」

ルルーシュ「あとはボロが出ないように気をつけていればいい」

cc「安心しろ」

cc「最近のお前の話ばかり聞かれるからな」

cc「ありのまま話しているだけだ」

ルルーシュ「…」

cc「不都合なことは言ってないぞ?」

ルルーシュ「あ、いやすまない」

ルルーシュ「献立を考えていた」

cc「ん?今日はお前が作るのか?」

ルルーシュ「ああ、たまにはな」

ルルーシュ「正直今日は成功してホッとしているから」

ルルーシュ「浮かれているのかもしれない」

cc「おいおい、珍しいじゃないか」

ルルーシュ「ギアスの使用も考えていたしな」

cc「確かに使えば妙な小細工もいらないか」

ルルーシュ「だが、極力使わないでいたいからな」

cc「そうか」

cc「よし、やはり今日も私が作ってやろう」

ルルーシュ「ん、なぜだ?」

cc「頑張ってきたやつを労ってやらなければな」

cc「不服か?」

ルルーシュ「そういうわけではないが」

cc「ふむ」

cc「なら二人で作ろう」

cc「それでいいだろう?」

ルルーシュ「そうだな」

cc「そうと決まれば買い物に行くぞ」

ルルーシュ「食材は昨日買っていなかったか?」

cc「ふふ」

cc「特別に私の故郷の料理を食わせてやる」

ルルーシュ「故郷の料理か」

ルルーシュ「気になるな」

cc「ならば行くぞ!!」

ルルーシュ「おい、引っ張るな」

ルルーシュ(なんだか最近ccが明るいな)

ルルーシュ(何故だろう)

cc「ほら、早く」

ルルーシュ「分かっている」

ルルーシュ(まあいいか)

~食後~

cc「どうだった?」

ルルーシュ「料理か?」

cc「それ以外に何がある?」

ルルーシュ「うまかったよ」

ルルーシュ「シンプルだがいい味だ」

cc「そうだろう」

cc「昔は今のように多種多様な調味料などなかったからな」

cc「その分香辛料を生かした料理が数多く存在したんだ」

ルルーシュ「今ではその香辛料の方が手に入りにくいとはな」

cc「時代の流れとはそういうものだ」

cc「風呂、入るか?」

ルルーシュ「先に入っていい」

cc「…一緒にでもいいぞ?」

ルルーシュ「遠慮する」

cc「…なんだか躱し方がこなれてきていないか?」

ルルーシュ「誰かさんに鍛えられているからな」

cc「…行ってくる」

ルルーシュ「ああ、ゆっくりするといい」

~入浴後~

cc「おかえり」

cc「牛乳があるが、飲むか?」

ルルーシュ「ああ、頼む」

cc「ん?それは?」

ルルーシュ「特派の契約書だ」

ルルーシュ「といっても、最初は下っ端だがな」

cc「そういうのって普通は斜め読みして終わりじゃないのか?」

ルルーシュ「性分でな」

cc「ふーん」

ルルーシュ「…背中にひっつくな」

ルルーシュ「暑い」

cc「照れるな」

ルルーシュ「照れているか?」

cc「私に聞くな」

cc「退屈だぞ、ルルーシュ」

ルルーシュ「もう少し待て」

cc「なにか変わるのか?」

ルルーシュ「いや」

cc「むー」

ルルーシュ「退行するな」

cc「これからはどうするんだ?」

cc「私の仕事はないのか?」

ルルーシュ「とりあえず式典までは暇かもな」

cc「式典?」

ルルーシュ「総督就任記念式典だそうだ」

cc「総督というと」

ルルーシュ「クロヴィス・ラ・ブリタニアだ」

ルルーシュ「まず手近な皇族だからな」

ルルーシュ「情報を得るには最適だ」

cc「バレるんじゃないか?」

ルルーシュ「覚えているとは思えないが」

ルルーシュ「仮に覚えていたとしてもおおっぴらにはしないだろう」

ルルーシュ「ギアスを使うチャンスができていい」

cc「使うのか?」

ルルーシュ「嘘をつく可能性もあるし、穏便に済むからな」

ルルーシュ「皇族に正面から仕掛けるのは危険すぎる」

cc「なるほど」

cc「式典の間にことを起こすのか?」

ルルーシュ「いや、式典自体は午前中で終わる」

ルルーシュ「午後からは美術展に変わるらしい」

cc「美術展?」

ルルーシュ「クロヴィスの趣味だ」

ルルーシュ「とにかく美術展のあいだは警備もゆるい」

ルルーシュ「特派の所属になったことだし挨拶でもなんでも理由をつけて会いに行けばいい」

cc「私の仕事は?」

ルルーシュ「…ないな」

cc「え?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「お前も来るか?美術展」

cc「…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「拗ねたのか?」

cc「すねてない」

ルルーシュ「ふう、仕方ない」

ルルーシュ「じゃあ少し頼みたいことがある」

cc「なんだ?」

ルルーシュ「例のレジスタンスの件だ」

ルルーシュ「奴らを使える駒にしたい」

cc「それで?」

ルルーシュ「式典の後、お前は俺とクロヴィスに面会する」

cc「理由は?」

ルルーシュ「女連れのほうが警戒されないだろう?」

cc「…まあいいだろう」

cc「その後はどうするんだ?」

ルルーシュ「お前には疑似餌になってもらう」

ルルーシュ「具体的には後で指示するが」

ルルーシュ「レジスタンスにお前を救出させる」

cc「私をパイプ役にするわけだ」

ルルーシュ「一応計画はある」

ルルーシュ「まずはccにレジスタンスの構成員を把握してもらいたい」

cc「…まあいいだろう」

ルルーシュ「機嫌は直ったか?」

cc「子供扱いするな」

ルルーシュ「しかし、自分から働きたがるとは」

ルルーシュ「何かあったのか?」

ルルーシュ「むしろ嬉々としてサボるイメージだったんだが」

cc「そういわれると、よくわからん」

cc「だが、共犯である以上ただの重荷になるのはゴメンだからな」

ルルーシュ「心境の変化か」

cc「調子が狂っているのは事実だな」

cc「あまりに平和すぎる」

ルルーシュ「すまないな」

ルルーシュ「だがな、cc」

ルルーシュ「俺はできることなら平和に進めていくつもりだ」

ルルーシュ「犠牲は少ないほうがいい」

cc「分かっているさ」

cc「なんだか長く生きてきて張りっぱなしだった緊張の糸が緩んだような感じがしただけだ」

ルルーシュ「…」

cc「契約書。読み終わったか?」

ルルーシュ「ああ」

cc「ならもう寝よう」

ルルーシュ「そうだな」

cc「…ルルーシュ、もう寝たか?」

ルルーシュ「いや」

cc「そうか」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「どうしたんだ?」

cc「なんだかもやもやするんだ」

cc「懐かしいような、そうでもないような」

cc「そんな感覚だ」

ルルーシュ「…」

cc「…」

cc「無言で何をする」

ルルーシュ「手持ち無沙汰だったからな」

cc「暑い」

ルルーシュ「そうか?」

cc「抱きつかれている方はな」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「やめるか?」

cc「今更動くのも面倒だ」

cc「このままでいい」

ルルーシュ「…」

cc「…」

ルルーシュ「まだもやもやするか?」

cc「…不思議としないな」

ルルーシュ「そうか」

cc「…なあルルーシュ」

ルルーシュ「もう寝ろ」

ルルーシュ「話なら明日聞く」

cc「…そうしよう」

ルルーシュ「…おやすみ」

cc「ああ、おやすみルルーシュ」

本日はここまでです。

気付けばそこそこ書いてきましたが話としては全然進んでいませんが。

私は楽しく書いているので、どうかお付き合いください。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

リヴァル「どうも、>>1の代わりのリヴァル・カルデモンドだ」

リヴァル「じつは今日時間があったんでコードギアス見直してたらしいんだよ」

リヴァル「そしたら楽しくって楽しくって」

リヴァル「仕事に遅刻してやんの」

リヴァル「いや、もうね」

リヴァル「今日は貫徹コースというか」

リヴァル「…」

リヴァル「笑ってやってくれ」

リヴァル「というわけで今日は書けないんだ」

リヴァル「よかったら何か励ましでもくれてやると元気が出るぞ」

リヴァル「それじゃあまた本編で会おうぜ」

リヴァル「いい夢見ろよな」

おはようございました。

寝落ちなんてしていない。

そう、していない。

というわけで今日も始めます。

~アパート~

ルルーシュ「…」

cc「…」

cc「式典明後日だな」

ルルーシュ「ああ」

cc「準備とやらはいいのか?」

ルルーシュ「お膳立ては済ませてあるさ」

ルルーシュ「あとはお前がうまく逃げ回ればいい」

cc「なんだその大雑把な計画は」

ルルーシュ「実際一番簡単なんでな」

ルルーシュ「奴らも自分たちの縄張りを荒らされれば反抗してくるだろう」

ルルーシュ「心配しなくてもあ失敗はありえん」

cc「…そうか」

cc「なら今は何をしているんだ?」

ルルーシュ「特派の仕事だ」

ルルーシュ「といっても、今はまだデータの整理をするだけだがな」

cc「…それはいつ終わる?」

ルルーシュ「なんだ、暇なのか」

cc「あまりに暇すぎて掃除洗濯夕食の準備まで終わっている」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「…」

cc「おい、どうした」

ルルーシュ「いや、お前本当はハイスペックだったんだな」

cc「ふふっ今更気付いたか」

ルルーシュ「ああ」

cc「…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「よし、少しは報いなければな」

cc「突然なんだ」

ルルーシュ「考えてみれば洋服の種類もそう多くはない」

ルルーシュ「式典用のも含めて何着か買いに行こう」

cc「私のをか?」

ルルーシュ「俺には制服が支給されているからな」

ルルーシュ「美術展も初日は上流階級ばかりやってくるだろうからな」

ルルーシュ「それなりの格好が求められる」

cc「…なら買いに行くか」

ルルーシュ「ん?不服か?」

cc「素直にプレゼントと言えないのかと思ってな」

ルルーシュ「ふむ」

cc「…」

ルルーシュ「…」

cc「…なんとか言え」

ルルーシュ「とにかく行こう」

cc「…この童貞坊やが!!」

ルルーシュ「ふはははは」

cc「笑ってごまかそうとするな!!」

~高級服飾品店~

cc「おい、本当にここでいいのか?」

ルルーシュ「ああ」

cc「すごく高そうだぞ」

ルルーシュ「すごく高いからな」

cc「…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「これからも何度も使うだろう」

ルルーシュ「たしかに手痛い出費にはなるが」

ルルーシュ「貴族連中は身につけているもので人間を判断するようなやつらばかりだ」

ルルーシュ「ケチケチするのは本末転倒というものだろう」

cc「…そういうものか」

ルルーシュ「どうした?遠慮なんてらしくない」

cc「今は私が家計を預かっているんだ」

cc「当然気にする」

ルルーシュ「まだ資金はあるはずだが?」

cc「あれはお前のものだろう」

cc「なのに、お前はほとんど自分のために使っていないじゃないか」

ルルーシュ「…cc」

ルルーシュ「お前は勘違いしているぞ」

ルルーシュ「俺は今現在も自分の望みのために行動している」

ルルーシュ「お前に服を買うのもその一環だ」

ルルーシュ「気に病むことなど何もない」

cc「…」

店員(あのバカップルさっさと入ってこないかなー)

ルルーシュ「ああもう面倒くさい」

ルルーシュ「さっさと来い」

cc「何をする」

ルルーシュ「お前がしおらしいと調子が狂う」

ルルーシュ「似合うものを見立ててやる」

ルルーシュ「お前はただ着ればいい」

cc「身勝手だな」

ルルーシュ「男に身勝手をさせるのが女の仕事だ」

cc「…つくづく帝王気質だな」

ルルーシュ「その通りだ」

ルルーシュ「哀れなccは従うしかない」

cc「…不器用め」

俺(あー彼女ほしー)

~試着~

cc「…」

ルルーシュ「うむ、似合うな」

cc「…」

ルルーシュ「…なんだ、気に入らないか?」

cc「少し少女趣味じゃないか?」

cc「フリルも多い」

ルルーシュ「お前は美人タイプだからな」

ルルーシュ「おい、どうしたへたりこんで」

cc「少々不意打ちをくらってな」

cc「続けろ」

おはようございました。

教訓、ベッドでssを書くのはやめましょう。

それでは始めます。

ルルーシュ「?まあいい」

ルルーシュ「とにかく、そんなお前がエレガント系の服装をしてみろ」

ルルーシュ「一気に気取った態度が鼻につく」

ルルーシュ「ダンスパーティーのような飾った場でもない限り周囲から浮いてしまう」

ルルーシュ「むしろ少し幼さを印象づけるようにして」

ルルーシュ「容姿のアクセントにする方がずっと映える」

cc「やけに語るな」

ルルーシュ「…ナナリーはあまりドレスを着たがらなかったしな」

cc「その分を私で発散しようということか?」

ルルーシュ「それはお前に失礼になるだろう」

cc「鈍感王でもそのくらい気を遣うか」

ルルーシュ「少なくとも誰かにものを贈る時に他のことを考えるほど」

ルルーシュ「俺は失礼でも無粋でもない」

ルルーシュ「たとえそれがナナリーのことであってもな」

cc「変なところで生真面目なやつだな」

ルルーシュ「これが誠実さというものだ」

咲世子「じー」

咲世子「始まったばかりですが>>1様のトイレタイムです」

咲世子「しばしお待ちを」

店員「何かお探しですかー?」

咲世子「just looking」

店員「…」

cc「だがまあ、確かに良いものだ」

ルルーシュ「俺に不可能はない」

cc「いや、意味がわからんぞ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「俺に不可能は」

cc「勢いで乗り切ろうとするんじゃない」

ルルーシュ「よし、次は普段着を選ぶぞ」

ルルーシュ「さあ、早く着替えろcc」

cc(コイツも少しは浮かれているんだろうか?)

~買い物終了~

cc「…」

ルルーシュ「…」

cc「買いすぎたな」

ルルーシュ「途中から目的をわすれていたな」

cc「これも私の美貌がなせる業か」

ルルーシュ「…」

cc「このまま流すつもりか?」

ルルーシュ「あながち間違いではないかもしれない」

cc「んあ」

ルルーシュ「ふっ」

cc「ほう」

cc「この私をからかうとはいい度胸だ」

ルルーシュ「そうカッカするな」

cc「ふん」

ルルーシュ「さて、うちに帰るか」

cc「…」

ルルーシュ「はあ」

ルルーシュ「悪かった」

cc「うん」

~帰宅~

ルルーシュ「ただいま」

cc「おかえり」

cc「ただいま」

ルルーシュ「おかえり」

cc「まずは片付けないとな」

ルルーシュ「俺がやっておく」

ルルーシュ「先に風呂の用意を頼む」

cc「…たしかに汗をかいてしまったな」

cc「それでは役割分担だ」

~風呂用意完了~

cc「沸いたぞ」

ルルーシュ「先に入るか?」

cc「んー」

cc「よし、どうせなら一緒に入るか」

ルルーシュ「…何を言い出すんだ」

cc「まあまあまあ」

ルルーシュ「おい、ひっぱるな、やめろ!!」

明日はお風呂編です。

今日はここまで。

皆さんおやすみなさい、よい夢を。

おはようございました。

本当はさらりと終わらせようと思っていたお風呂編ですが、せっかくなので頑張ってみます。

本編じゃないからね?そんなに大事な場面でもないからね?

ちなみに最近夜は冷えますので、パンツを無料配布しています。

皆様お風邪など召されませぬよう適宜着用してください。

支援ありがとうございました。

それでは、はじめます。

~お風呂~

cc「おい、なぜ背中を向けるんだルルーシュ」

ルルーシュ「…」

cc「浴槽に浸かってないで、身体を洗うべきだろう」

ルルーシュ「…」

cc「シャワーだけでは汚れが」

ルルーシュ「ああもう黙っていろ!!」

cc「何がそんなに気に食わないんだ?」

ルルーシュ「今日購入したものに水着があっただろう」

ルルーシュ「白地のビキニにグリーンのアクセント」

ルルーシュ「パレオ付きの爽やか仕様」

ルルーシュ「俺はお前がそれを着てくるものだと思っていた」

cc「やけにあっさり風呂入るなと思ったが、そういうことだったのか」

ルルーシュ「だが、お前はなんだ」

ルルーシュ「俺だって海パンを履いているのに」

ルルーシュ「何事もないように堂々と入ってきて」

ルルーシュ「もう少しで直視だぞ直視!!」

cc「別に見ればよかったじゃないか」

ルルーシュ「それはなんかこう、違うだろ」

ルルーシュ「恥じらいとかドキドキとか」

ルルーシュ「そういうのはどうした」

cc「別に見られて困るほど私は肉体にコンプレックスなど抱いていない」

ルルーシュ「…何でそんなにあっさりしているんだ」

cc「ふむ」

cc「今お前」

cc「ほかの人間にも見せたことがあるからなれているのか?」

cc「と邪推したな?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「そんなことは」

cc「心配しなくても、そういうことはしていない」

cc「確かに私は永くこの世に存在しているが」

cc「少なくとも身体を売るような真似はしていない」

cc「だから嫉妬するな」

ルルーシュ「嫉妬なんてしていない」

cc「ふふ」

ルルーシュ「だが、それならば何故そんなに平然としていられるんだ」

cc「まあそうだな」

cc「強いて言うなら、お前を信じているから、かな」

ルルーシュ「どういうことだ?」

cc「少なくとも私はお前のことが嫌いじゃないということさ」

ルルーシュ「…納得いかん」

cc「男にはわかるまいよ」

ルルーシュ「そういうものか?」

cc「そういうものさ」

cc「さあ、そうこうするうちに私は洗い終わってしまったぞ」

cc「ルルーシュ、お前も洗ってやろう」

ルルーシュ「断る」

ルルーシュ「用が済んだのならさっさと出て行け」

cc「つれないやつだ」

cc「さが、今回私は秘密兵器を用意した」

ルルーシュ「…?」

cc「こいつをくらえ」

ルルーシュ「な、なんだ!?」

cc「ふふ、目隠しだ」

cc「見えなければ問題ない」

cc「未成年にも優しいだろう?」

ルルーシュ(なにか当たってる、背中に、)

ルルーシュ(うおおおおおお)

ルルーシュ(シャルルシャルルシャルル)

cc「ん、おとなしくなったな」

cc「よし」

ルルーシュ「…はっ」

cc「ん、どうした?」

ルルーシュ「どうやら悪い夢を見ていたようだ」

cc「それは災難だったな」

ルルーシュ「ところで何故真っ暗なんだ?」

cc「…」

cc「現実逃避はやめるんだな」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「何故俺は浴槽から上がっている?」

cc「お前はもっと肉を食うべきだな」

cc「軽すぎる」

ルルーシュ「お前が運んだのか?」

cc「抱え上げただけだ」

ルルーシュ「抱え」

ルルーシュ「…」

cc「どうした?」

ルルーシュ「静かにしてくれ、今宇宙について考察しているんだ」

cc「そうか」

cc「しかし、もやしとはいえ男か」

cc「背中が広いな」

ルルーシュ「ぶふぅ」

cc「やはり裸の付き合いというものは大切だからな」

cc「しっかり洗ってやる」

ルルーシュ(もう諦めよう)

cc「ほら、前も洗ってやる」

ルルーシュ「好きにすればいいさ」

cc「そう捨て鉢になるな」

cc「海パンまでとってないだろ?」

ルルーシュ「くれてやろうか?」

cc「いずれ、な」

ルルーシュ「ぶふぅ」

cc「ははは、今日のお前はからかい甲斐があるな」

ルルーシュ「…」

cc「前は移動して洗うか?後ろから手を伸ばすか?」

ルルーシュ「移動しろ」

cc「仕方ないな」

~ルルーシュはぴかぴかになった~

cc「ふむ、やりとげたな」

ルルーシュ(下は自分で洗ったからな)

cc「しかし、おとなしかったな」

cc「目隠しをとって出るというのもアリだったんじゃないか?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「こんな形で見たくはない」

cc「…」

ルルーシュ「背中を叩くな、痛い」

cc「…うるさい」

ルルーシュ「まあいい」

ルルーシュ「終わったのならもう出よう」

cc「浸からないのか?」

ルルーシュ「もう浸かった」

cc「…ここまできたら最後まで付き合え」

ルルーシュ「…」

cc「…」

ルルーシュ「嫌だ、無理だ!!」

cc「お前に拒否権はない!!」

cc「ふふ、さすがに狭いな」

ルルーシュ「…」

cc「向かい合うのは少々照れるな」

ルルーシュ「嘘を付け、半笑いじゃないか」

cc「ふふ、間抜けな姿だな、ルルーシュ」

ルルーシュ「くっ」

cc「目隠しを取ればあられもない私の姿とご対面だぞ?」

ルルーシュ「断る」

cc「そうか」

ルルーシュ「…」

cc「…」

cc「なあルルーシュ」

ルルーシュ「なんだ?」

cc「少しくらいなら、本当に見てもいいぞ?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「別にいい」

cc「そうか」

ルルーシュ「気に障ったか?」

cc「少しな」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「お前に魅力がないと言っているわけではない」

cc「…」

ルルーシュ「今はまだやるべきことがたくさんある」

ルルーシュ「他のことにうつつを抜かしてはいられない」

cc「…」

ルルーシュ「…」

cc「えい」

ルルーシュ「な、何を」

cc「抱きついていれば目隠しがなくても大丈夫だろう?」

ルルーシュ(いや、その理屈はおかしい)

cc「ルルーシュ」

cc「いざという時は私を使え」

ルルーシュ「は?」

cc「私は不死身だ」

cc「駒としては使いやすいだろう?」

ルルーシュ「心配しなくても、必要なところできちんと働いてもらう」

cc「私は今日、少し不安だった」

ルルーシュ「何故だ?」

cc「今の生活は」

cc「正直に言って楽しい」

cc「ギアスのことなど忘れてしまいそうになるほどに」

cc「だから、確認しておきたくなったんだ」

cc「私はお前の共犯者だ」

cc「お互いの目的を遂げるためには、非情になる必要も出てくる」

cc「それを言っておきたかった」

ルルーシュ「…」

cc「ひゃ」

cc「きゅ、急に抱きしめるな」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「そのままでいい」

ルルーシュ「今の生活を楽しんでも」

ルルーシュ「ギアスのことを忘れても」

cc「そういうわけには」

ルルーシュ「俺たちは共犯者なんだろ?」

ルルーシュ「困難や悩みは分担しなければな」

cc「…」

cc「もうすこし、このままでいいか?」

ルルーシュ「好きにすればいい」

cc「…」

cc「お前は優しいな」

ルルーシュ「そうかもな」

cc「…」

cc「ばか」

~ベッドルーム~

cc「のぼせた」

ルルーシュ「そりゃああれだけ風呂に入っていればな」

cc「お前は平気なのか?」

ルルーシュ「平気じゃないから寝転んでいるんだ」

cc「私も混ざろう」

ルルーシュ「そうか」

cc「…」

cc「風が来ない」

cc「私も扇げ、うちわはそれしかないんだ」

ルルーシュ「仕方ないな」

ルルーシュ「これでいいか?」

cc「うむ、良好だ」

ルルーシュ「式典の日は、よろしく頼むぞ」

cc「誰にものを言っている?」

cc「私はccだぞ?」

ルルーシュ「そうだったな」

cc「涼しいなー」

ルルーシュ「疲れてきた」

cc「もう少し頑張れ」

ルルーシュ「…」

cc「…」

ルルーシュ「そろそろ夕食の用意をしなければ」

cc「手伝おう」

ルルーシュ「当然だ」

cc「ふふ」

ルルーシュ「さて、では先に行くぞ」

cc「私は散らかったタオルを片付けてからだな」

ルルーシュ「頼んだぞ」

cc「ああ」

cc(何だろうな)

cc(ギアスの呪いに囚われてから)

cc(辛いことばかりだと思っていたが)

ルルーシュ「おいcc、早くしろ」

cc(悪くないじゃないか)

cc「急かすな、今行く」

cc(これもお前のおかげだな)

cc(今度はもう少しサービスしてやろうか)

cc(…)

cc(まあ、また後で考えよう)

今日はここまでです。

長々と書いてしまいましたが、楽しんでいただけると嬉しいです。

キャラ崩壊はもうお決まりなので、ご容赦ください。

リアルタイムコメがこんなに嬉しいものだとは知りませんでした。

今後とも、よろしくお願いします。

それでは、皆さんまた次回。

おやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

今日も書いていきますよ。

時間は遅いけど、寝落ちはしないように頑張ります。

それでは始めます。

~式典当日~

スザク「おーいルルーシュー」

ルルーシュ「やっと来たか」

スザク「あはは、寝坊しちゃって」

ルルーシュ「まったく、たるんでいるからそんなミスをするんだ」

スザク「朝から辛辣だね」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「すまない、少しばかり手違いがあってな」

スザク「ccさんのことかい?」

ルルーシュ「聞いたのか?」

スザク「先にロイドさんに会ってきたから」

ルルーシュ「そうか」

スザク「君がトレーラー前で仏頂面してるって笑ってたよ」

ルルーシュ「…あの人は…」

ルルーシュ「それで?俺に何か用か?」

スザク「ううん、一応見に来ただけだよ」

スザク「でも、別にすることもないみたいだね」

ルルーシュ「セシルさんが暴走しているから、近付くのは危険だ」

ルルーシュ「クロヴィス殿下に謁見するんだろう?」

スザク「特派も総督管轄に入ってるからね」

スザク「まぁ挨拶するだけさ」

スザク「それより、ルルーシュは大丈夫なのかい?」

スザク「皇族に会うなんて」

ルルーシュ「俺は幼い頃からこちらに移ってきているし」

ルルーシュ「覚えていないだろう」

スザク「そうだといいけど」

セシル「おまたせー」

セシル「久々に頑張っちゃいました」

スザク「セシルさん、おはようございます」

セシル「あら、スザクくんも来てたのね」

セシル「遅刻は厳禁ですよ」

スザク「以後、気を付けます」

セシル「よろしい」

セシル「さあ、ccさん、ルルーシュ君にお披露目しないと」

cc「…」

スザク「これは…」

セシル「せっかく美人さんなのにすっぴんなんてもったいないし」

セシル「特派は男性ばかりで飾りがいがなくてねー」

cc「…」

ルルーシュ「…」

cc「どうだ?」

ルルーシュ「…」

スザク「聞いてませんよ、あの二人」

セシル「少し放っておいてあげましょう」

セシル「さ、退散退散」

スザク「ルルーシュー、遅れないようにしなよー」

cc「褒めてもいいぞ」

ルルーシュ「今言葉を選んでいるところだ」

cc「なら早くするといい」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「似合うじゃないか」

cc「2点だな」

cc「だが、まあ許してやる」

ルルーシュ「化粧道具も買うか?」

cc「セシルが分けてくれると言っていた」

cc「足りなくなってからでいい」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「たまにはそういう格好も見たいものだ」

cc「気が向いたらしてやろう」

ルルーシュ「さて、会場に向かおうか」

cc「…」

ルルーシュ「どうして手を突き出しているんだ?」

cc「こういう時にエスコートするのが男の甲斐性だろう?」

ルルーシュ「仕方ないな」

cc「ひねくれ者め」

ルルーシュ「何とでも言え」

ルルーシュ「これでいいだろう、さあ行くぞ」

cc「ふふ、いい気分だ」

ルルーシュ「それは良かったな」

~会場~

司会「それではこれより」

司会「クロヴィス殿下総督就任記念式典を開催致します」

司会「まずは開式にあたり、著名人によるお祝いの言葉が寄せられて…」

cc(…落ち着かない)

ルルーシュ(じっとしていろ)

ルルーシュ(この式が終われば、クロヴィスに接触するチャンスがあるはずだ)

ルルーシュ(それまではおとなしく待つしかない)

cc(だって、周りは軍服ばかりなんだぞ)

ルルーシュ(確かに少し浮いているが)

ルルーシュ(堂々としていればいい)

cc(意外と難しいんだぞ、割り切るのは)

セシル(お二人とも、静かにしていてくださいね)

cc(す、すまない)

ルルーシュ(すみません)

セシル(分かればよろしい)

司会「続いては…」

~式典終了~

cc「…」

ルルーシュ「ご苦労だった」

cc「昔を思い出してしまった」

ルルーシュ「以前にもこんなことがあったのか?」

cc「迫害など、いつでもあるものだよ」

ルルーシュ「大げさじゃないか?」

cc「…」

cc「そうだな」

cc「トラウマが刺激されただけだ」

ルルーシュ「まあ、無理はするな」

cc「そうさせてもらうよ」

スザク「二人とも、そろそろ殿下に挨拶しに行くよ」

cc「私も一緒でいいのですか?」

ルルーシュ(神速の猫かぶりか)

スザク「特派は本当の意味ではクロヴィス殿下の管轄じゃないし」

スザク「ロイドさんが面白がっているから、大丈夫じゃないかな」

cc「滅多にできない経験ですし、ありがたいです」

スザク「お礼なら直接言ってみるといいよ」

スザク「多分聞き流されちゃうけど」

ルルーシュ「スザク、時間はいいのか?」

スザク「おっと、そうだった」

スザク「はやくロイドさんたちに合流しないと」

cc「それでは行きましょうか」

~総督室~

ロイド「特別派遣教導技術部を代表いたしまして」

ロイド「殿下の就任を心よりお祝い申し上げます」

スザク(ロイドさんがまともに見える)

セシル(こういう時だけね)

クロヴィス「ありがとう」

クロヴィス「お前たちも兄上の顔に泥を塗ることのないよう」

クロヴィス「精一杯務めるといい」

ロイド「万事、心得ております」

クロヴィス「そういえば、新たに人を入れたと報告があったな」

ロイド「はい」

ロイド「ルルーシュ・ランペルージです」

クロヴィス「…ルルーシュ?」

ルルーシュ(気づいたか?)

ロイド「どうかされましたか?」

クロヴィス「…」

ルルーシュ「私が、何か?」

クロヴィス「いや、私の思い違いだ、気にしないでくれ」

ルルーシュ(やはり、覚えてはいないか)

クロヴィス「それよりそこの女」

cc「はい」

クロヴィス「今度絵のモデルをやってみないか?」

cc「…私でよろしいのですか?」

クロヴィス「ああ、考えておくといい」

cc「もったいないお言葉です」

クロヴィス「引き止めてすまない」

クロヴィス「次がつかえる、ご苦労であった」

ロイド「それでは失礼いたします」

ロイド「ふー」

ロイド「頭が悪くなるかと思ったよ」

セシル「お疲れ様でした」

ロイド「ありがと」

スザク「ルルーシュたちは美術展を見ていくんだっけ?」

ルルーシュ「そのつもりだ」

ロイド「いってらっしゃーい」

セシル「後始末は私たちでやっておくから」

セシル「ccさんによろしく伝えておいてね」

ルルーシュ「ありがとうございます」

cc「もういいのか?」

ルルーシュ「ああ、行動を起こすぞ」

cc「まずはクロヴィスか」

ルルーシュ「タイミングを見計らって総督室に入る」

ルルーシュ「ccのモデルの件もある、これは利用できそうだ」

cc「では、さっさと行こうか」

ルルーシュ「そうだな」

ルルーシュ「手がかりを掴めるといいが」

cc「それは分からんが」

cc「事態は進行するだろう」

cc「今は行動あるのみだ」

本日はここまでです。

次は初ギアスです。やっと本編なのにお風呂の方が書いてて楽しかったという…

ちょくちょく挟んでいこうと思います。

そろそろカレンも出てくるので、期待していただければ。

まあ期待に添えるかはわかりませんが、努力します。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

今日は寝てしまう前にちゃちゃっと書けたらいいなと思います。

そして読んでくれている方々、本当にありがとう。

本当は神楽耶を出したいんだ。だから唐突に出てきても勘弁。

それでははじめます。

~総督室前~

cc「警備がいるかと思っていたが」

ルルーシュ「今ここにいる人間は厳正にidチェックされているからな」

ルルーシュ「それにクロヴィスはそういう闇事には特に疎い」

cc「まあ、こちらも楽でいいが」

cc「拍子抜けだな」

ルルーシュ「とりあえず中に入ろう」

ルルーシュ「要件はすぐに済む」

~同室内~

クロヴィス「ん、君は特派の…」

ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる」

ルルーシュ「私の質問に偽りなく答えよ!!」


キュイィィィィイン


クロヴィス「…」

クロヴィス「ああ、分かった」

cc(本当に警戒心というものがないのか)

cc(道端でも攫えそうなやつだ)

ルルーシュ「マリアンヌ妃の死について、何を知っている」

クロヴィス「マリアンヌ様は優しいお方だった」

クロヴィス「訃報を聞いたときは心を痛めたものだ」

ルルーシュ「実行犯等については?」

クロヴィス「何も知らない」


クロヴィス「当時の警備責任者はコーネリア姉さまだった」

クロヴィス「私が知っているのはその程度だ」

ルルーシュ「コーネリアが…」

ルルーシュ「cc、帰るぞ」

cc「こんな質問だけでいいのか?」

cc「てっきり何かするものかと」

ルルーシュ「こいつは小物だ」

ルルーシュ「だが悪い奴じゃない」

ルルーシュ「俺としてはコーネリアの情報だけで十分満足している」

ルルーシュ「手を下したい人間がいるとすれば、母上を殺した奴とシャルルくらいだ」

ルルーシュ「それに、クロヴィスにはまだ利用価値がある」

cc「利用価値?」

cc「ギアスも使ってしまったのにか?」

ルルーシュ「後で教えてやる」

ルルーシュ「クロヴィスが正気に戻る前にここを立ち去ったほうがいい」

cc「分かった」

cc(というか、私は必要だったか?)

~美術展会場廊下~

ルルーシュ「ここまでくればいいだろう」

cc「別にどこまでだって、クロヴィスはさっきのことを覚えていないのだから同じだろう」

ルルーシュ「万が一ということもある」

ルルーシュ「ギアスを打ち破る精神力を持ち合わせた人間もいるかもしれない」

cc「あいつがか?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「無いな」

cc「そうだろう」

ルルーシュ「まあいい」

ルルーシュ「あそこは総督のプライバシーがどうとかで監視カメラすら設置されていない」

ルルーシュ「何か追及されることはないだろう」

cc「それではさっきの話の続きといこうじゃないか」

ルルーシュ「そうだな」

cc「さしあたりあの木陰のベンチでいいだろう」

cc「人も少ないし」

cc「誰かが来てもごまかしやすい」

ルルーシュ「そうだな」


~移動~


cc「それで?」

cc「あいつの利用価値とは?」

ルルーシュ「その前に、今日のことを話しておく必要がある」

cc「今日?」

ルルーシュ「この日のために軍の勤務データからゲットーの警備シフト表を手に入れた」

cc「…よく手に入ったな」

ルルーシュ「そんな組織も内部からの工作には弱いということさ」

ルルーシュ「そのうち19:00から20:00までの一時間」

ルルーシュ「新宿ゲットーの警備は一時的にナイトメア二機のみになる」

cc「それがどうした?」

ルルーシュ「ナイトメアは確かに破壊活動等において他兵器を大きく上回る性能を持つ」

ルルーシュ「しかし、ゲットーのように入り組んだ構造体や瓦礫に覆われた地形では」

ルルーシュ「機動性が大きく損なわれる」

ルルーシュ「つまり、警備が十分に行えない、ということだ」

ルルーシュ「さらに、以前お前に頼んでいたレジスタンスの調査で」

ルルーシュ「活動周期はこういった時間を狙っている可能性が非常に高い」

cc「根拠は?」

ルルーシュ「お前の報告と、軍の兵器補給の状況を照らし合わせると」

ルルーシュ「レジスタンスによる被害はナイトメアに集中している」

ルルーシュ「おそらく向こうには地形に慣れたパイロットがいるのだろう」

ルルーシュ「戦略はなっていないが、戦術はそこそこといったところだ」

ルルーシュ「規模のおかげで大事にはなっていないがな」

cc「つまり、そいつらの活動するであろう時間を見計らって」

cc「私を囮として投げ込もうというわけだ」

ルルーシュ「設定は用意しておいた」

ルルーシュ「データはこの音楽プレーヤーの中に入れてある」

ルルーシュ「後で確認しておいてくれ」

cc「分かった」

ルルーシュ「それと、これも持っておけ」

cc「無線機か?」

ルルーシュ「かなり小型だからロケットにしてみた」

ルルーシュ「カメラと集音器も内蔵されている」

cc「お前が作ったのか?」

ルルーシュ「埋め込んだのは俺だ」

cc「マメなやつだな」

ルルーシュ「褒め言葉として受け取っておこう」

ルルーシュ「イヤホンは耳に貼るタイプだ」

ルルーシュ「まずバレないだろう」

cc「随時指示を出すということか」

ルルーシュ「俺が直接会いに行くわけにはいかないからな」

ルルーシュ「だが、ccの仕事のあとは俺がしなければならないことだらけだ」

cc「クロヴィスのことにつながるのか」

ルルーシュ「その通りだ」

ルルーシュ「もともとクロヴィスは政治にも軍事にも秀でてはいない」

ルルーシュ「そんなヤツのお膝元でテロが乱発すれば」

ルルーシュ「必ず別の総督が派遣される」

cc「記念式典もしたのにな」

ルルーシュ「クロヴィスの代わりに誰が来るかだが」

ルルーシュ「ほぼ間違いなく、来るのはコーネリアだ」

cc「何故だ?」

ルルーシュ「コーネリア率いるグラストンナイツは戦いに特化した部隊だ」

ルルーシュ「日本はエリアの中でも辺境部、好き好んで来たがる帰属は少ないだろう」

ルルーシュ「コーネリアは任務を終えてブリタニアに帰国したと報道されている」

ルルーシュ「出張ってくるのは明らかだ」

cc「別の人間が来たら?」

ルルーシュ「その時はまた別の策を練るしかない」

ルルーシュ「もともとクロヴィスが何も知らないのは予測していた」

cc「だからレジスタンスの動向を探らせたんだな?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「当面の急務はレジスタンスを動かせるようになることだな」

cc「あてはあるのか?」

ルルーシュ「リーダーになるしかないだろう」

cc「ブリタニア人のお前がか?」

ルルーシュ「姿を見せなければならないわけではないし」

ルルーシュ「俺と分からないように変装でもすればいい」

ルルーシュ「自作自演で信頼を得る方向にすすめる」

cc「まあ軍の動きはある程度把握できるからな」

ルルーシュ「とにかく、今日の作戦は非常に重要だということを理解して欲しい」

cc「今後に関わってくるからな」

cc「やりがいがあるじゃないか」

ルルーシュ「例によってフォローはする」

ルルーシュ「気負わずに実行してくれ」

cc「了解した」

ルルーシュ「よし」

ルルーシュ「それでは、美術展でも見て回るか」

cc「…」

cc「は?」

ルルーシュ「何を驚いている?」

cc「いや、だって」

ルルーシュ「どのみちまだ随分時間がある」

ルルーシュ「それに、一緒に見て回ると約束しただろう」

cc「覚えていたのか?」

ルルーシュ「当然だ」

ルルーシュ「ほら、前報酬としてエスコートしてやろう」

ルルーシュ「構わないな?」

cc「…」

cc「まったく、大した奴だよお前は」

ルルーシュ「今更気付いたか」

ルルーシュ「さ、手を出せ」

cc「よろしく頼んだ、王子様」

ルルーシュ「ふっ、任せておけ」

今日はここでおしまいです。

基本的に二人の会話で大まかな流れは書いているので、読んでて分からなくなったときはなんとなくの指針にしてください。

説明口調は長くて疲れます。

もっとうまく書けるようになりたいですね。

それでは、また次回お会いしましょう。

皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

ちょっと遅いですが、始めます。

ひとつ質問なのですが、皆さんはもっと早い時間に書いたほうが見やすいですか?

勝手に深夜がいいのではないか、と遅い時間ですが、よろしければご意見ください。

それでは。

~シンジュクゲットー~

cc「ルルーシュ、聞こえるか?」

ルルーシュ「ああ、良好だ」

ルルーシュ「行動はモニターしている」

ルルーシュ「あとは予定通りに」

cc「分かった」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「始めるか」

ルルーシュ『シンジュクゲットーを警邏中のナイトメア、応答せよ』

警備兵『こちらサザーランド01、どうした?』

ルルーシュ『軍の研究機密が漏洩した可能性がある』

ルルーシュ『犯人と思しき人物がそちらに逃げ込んだとの情報が入った』

ルルーシュ『発見次第拘束されたし』

cc(サザーランドの無線周波数も調べたのか?)

ルルーシュ(これは超短波で送りつけているだけだ)

ルルーシュ(あいつらにしか届かない信号だ)

警備兵『容疑者の特徴は?』

ルルーシュ『黒髪のnイレヴンの女だ』

警備兵『了解、発見次第拘束する』

ルルーシュ「…よし」

ルルーシュ「第一段階クリア、だな」

ルルーシュ「続いては、こちらか」

ルルーシュ《シンジュクゲットーの住人に告ぐ》

ルルーシュ《私の通信を聞いたものは返事をいただきたい》

ルルーシュ《私は日本を復活させようと志すものだ》

ルルーシュ《諸君の力を貸していただきたい》

ルルーシュ「さあ、食いつくか?」

cc「配置についた」

ルルーシュ「出来るだけ見晴らしの良いところにいてくれ」

ルルーシュ「戦闘が始まったら、サザーランドから離れれば自然に接触されるはずだ」

ルルーシュ「巻き込まれないように注意しろ」

cc「了解」

???《ゲットーで活動している者だ》

???《応答願う》

ルルーシュ「やはり来たか」

cc「しかし、分が悪い賭けに見えるな」

ルルーシュ「そうか?」

cc「ゲットー側からコンタクトがあると、何故言い切れる?」

ルルーシュ「言い切れるさ」

ルルーシュ「何故なら彼らも状況の閉塞を感じているからだ」

cc「状況の閉塞?」

ルルーシュ「ここ数ヶ月の彼らの活動は単調なものだ」

ルルーシュ「軍も特に危険視はしていない程度のな」

ルルーシュ「おそらく活動の指針を立てる人物がいないのだろう」

cc「なるほどな」

cc「たとえ胡散臭かろうとも、話を聞いてみようとする可能性は高い」

cc「ということか」

ルルーシュ「その通りだ」

少しおトイレ、すまない。

ただいま戻りました。

再開します。

ルルーシュ《応えてくれて感謝する》

???《そんなことはどうでもいい》

???《あんた、何者なんだ?》

ルルーシュ《そうだな》

ルルーシュ《ゼロ、とでも名乗っておこうか》

???《ゼロ…》

ルルーシュ《そちらは聞かないほうがいいだろうな》

???《そうしてくれ》

???《それで、力を借りたい、というのは?》

ルルーシュ《現在シンジュクゲットーで日本人が追われている》

ルルーシュ《彼女を助けて欲しい》

???《女か》

???《何者だ?》

ルルーシュ《私の協力者、とでも言っておこうか》

???《場所は?》

ルルーシュ《そろそろ分かる》

???《分かる?何を言って…》

ルルーシュ《…》

ルルーシュ《今ナイトメアの発砲音のした方向だ》

???《分かった》

???《詳しい話は彼女に聞けば?》

ルルーシュ《ああ》

???《それでは、今回は協力しよう》

ルルーシュ《私としては、今後共よろしく、といきたいところだがな》

???《通信を終わる》


ルルーシュ「つぎはこっちだな」

ルルーシュ『ナイトメア01』

ルルーシュ『ナイトメアの発砲を確認した』

ルルーシュ『状況を報告せよ』

警備兵『こちらナイトメア01』

警備兵『対象が警告を無視したため威嚇射撃を行った』

警備兵『引き続き追跡を…』

警備兵『今攻撃を受けた』

警備兵『レジスタンスによるものと推測される』

警備兵『応援を要請したい』

ルルーシュ『残念ながら応援は出せない』

ルルーシュ『現状対処が困難なら帰投せよ』

警備兵『了解』

ルルーシュ「cc、無事か?」

cc「ああ」

cc「案外早くレジスタンスが現れたからな」

ルルーシュ「おそらくどこかにレジスタンスメンバーがいるはずだ」

ルルーシュ「なんとか接触を」

cc「噂をすれば、だ」

???「あなた、大丈夫?」

???「って、え?」

cc「貴女は、カレンさん?」

ルルーシュ「カレンだと?」

カレン「…」

カレン「とにかく、今はこっちにきて」

cc「は、はい」

ルルーシュ(カレン、彼女もレジスタンスの一員なのか)

警備兵『こちらナイトメア01』

ルルーシュ『どうした?』

警備兵『予想以上に抵抗が激しい』

警備兵『一旦帰投する』

ルルーシュ『了解』

ルルーシュ『あとはこちらで対処する』

ルルーシュ『機密は公にできないので、報告はレジスタンスの事のみで構わない』

警備兵『了解、これより離脱する』

ルルーシュ「これで第二段階もクリア」

ルルーシュ「あとはレジスタンスのみか」

ルルーシュ「カレン、君は一体…」

今日はここまでです。

やっとカレンを出せました。

もう少しわかりやすく書けたら良かったのですが、通信等は各自で解釈してください。

時間のことは意見があればよろしくお願いします。

生の反応があると楽しいですし、間違いにも気付けますし。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

時間は適当にこのくらいのままです。

それでは、ちゃちゃっと始めます。

~レジスタンスアジト~

カレン「コーヒーでいい?」

cc「いただきます。」

カレン「ちょっと待ってて」

cc(どうする?)

ルルーシュ(とりあえず様子見だ)

ルルーシュ(リーダーと思しき人物にデータを渡してしまえば、あとは使いっぱしりの振りでいい)

cc(了解した)

カレン「…」

カレン「cc、アンタなんであんなところにいたの?」

カレン「それと、ゼロって誰?」

cc「私も聞かせて欲しいです」

cc「なぜブリタニア人であるはずの貴女がレジスタンスなんかに」

カレン「なんか、じゃない」

カレン「はい、コーヒー」

cc「ありがとう」

カレン「でも、そうね」

カレン「私のことを話しておいたほうがいいかもね」

カレン「私はね、アンタと同じハーフなの」

カレン「半分は日本人の血が流れてる」

カレン「ここに居るのは紅月カレンよ」

カレン「シュタットフェルトのお嬢様じゃない」

cc「…」

カレン「今度はそっちの番よ」

cc「私の両親はこのあたりで死んだんです」

カレン「え?」

cc「正確な場所はわかりません」

cc「でも、私がいたゲットーの大人たちは、両親が新宿で亡くなったといっていました」

cc「それで、慰霊碑だけでも見ておこうと思って」

cc「今までは来ることができなかったから」

カレン「そういうこと」

カレン「なら、ゼロって奴との関係は?」

cc「私もよくは知らないんです」

cc「ただ、ここについた時にこれを渡されただけで」

カレン「これは、記録用のメモリ?」

cc「はい、ゼロの名前を知るものに渡してくれ、と言われました」

カレン「そんな胡散臭いもの、よく受け取ったわね」

cc「手渡してきたのは小さな女の子でしたから」

カレン「何人か経由した可能性が高いわね」

カレン「金を渡されてるなら誰も口を割らないだろうし、追うのは無理か」

カレン「とにかく、これは調べてみるわ」

cc「どうぞ」

cc「私には用のないものですから」

カレン「でも、災難だったわね」

カレン「ナイトメアに追われるなんて」

cc「ここではよくあるんですか?」

カレン「兵士の気まぐれでね」

カレン「もう夜にこのあたりはうろつかない方がいいわ」

cc「…」

cc「あの」

カレン「?何?」

cc「私を、あなたたちの仲間にしていただけませんか?」

ルルーシュ(cc、予定と違うぞ)

cc(ここは任せろ)

cc(本筋を変えるつもりはない)

カレン「アンタ、何を言ってるのか」

カレン「分かってるの?」

cc「そのつもりです」

カレン「…無理ね」

cc「どうしてですか?」

カレン「覚悟が足りないから」

カレン「相手はあのブリタニアなのよ?」

カレン「中途半端な気持ちじゃ死ぬだけ」

カレン「私たちも巻き込まれるかもしれない」

cc「そうですか」

cc「ということですゼロ、次のレジスタンスを当たりましょう」

カレン「何を言ってるの?」

cc「私たちの会話はゼロのところに送られているから」

cc「さっきのメモリも偽物よ」

カレン「え、そんな」

cc「隙有り」

カレン「あ」

cc「私は貴女たちを試すためにここに送られた」

cc「でも、構成員の一人に拒絶されてしまったからにはしょうがないわね」

カレン「何を適当な…」

cc「あなたは、自分に覚悟があるようなことを言ったけれど」

cc「さっきもペラペラ自分のことを話したり」

cc「私のことをスパイなのか疑いもしない」

cc「そんなことで、本当にやっていけるとは思えないわ」

カレン「言わせておけば」

cc「あなただけじゃない」

cc「ここのことは概ね調べたからわかる」

cc「あなたたちに足りないのは指導者」

cc「そうでなければ所詮悪あがき程度にしか思われない」

カレン「…」

扇「…随分と言ってくれるね」

カレン「扇さん」

扇「ただいまカレン」

扇「彼女かい?」

カレン「はい、保護した女です」

扇「君、名前は?」

cc「ccです」

扇「cc?変な名前だ」

扇「まあいい、話は聞いていた」

扇「確かに、俺自身思うよ」

扇「俺はみんなを統率する器じゃない」

扇「だが、突然現れた君やゼロに従うことも認められない」

cc「そうですか」

cc「しかし、私もゼロの指示を完遂せずに帰るわけにはいきませんから」

cc「これを見てください」

カレン「さっきのデータ」

cc「もちろん本物ですよ、もとからね」

扇「これは…」

カレン「何なんですか?」

扇「ナイトメアの奪取計画だ」

扇「かなり綿密に練られている」

cc「当然です、あなたがたにも実行可能なようにゼロが考えたものですから」

扇「ゼロは、俺たちに何をさせたいんだ?」

cc「ゼロがあなたたちに要求があるわけではありません」

cc「ただ、あなたたちのやり方では、日本を救うことなんて出来ない」

cc「だから、力を合わせたいというだけです」

扇「ゼロの思惑を実行する人間が欲しい、という事か」

cc「有り体に言ってしまえば、そういうことです」

cc「ゼロならば必ず日本を開放してくださるでしょう」

扇「ゼロは何者なんだ?」

cc「何者でもありません」

cc「ただ、何かを成し遂げる力のある人物です」

扇「…」

扇「考えさせてもらえないか?」

カレン「扇さん!!」

cc「構いません」

cc「連絡は資料にある連絡先にしてください」

cc「ご自身で計画を実行しても構いませんよ」

cc「できないと思いますけど」

ちょっと時間がかかりそうなんで寝ます。

明日はお昼頃に書けるといいな、と思います。

すみません。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

約束を守れなかった。

だが私は謝らない。

なぜならその裏切りを克服して、必ず見てくれると信じているからだ。

というわけで始めます。

扇「いや、そんなことはしないさ」

扇「みんなを説得する時間が欲しいだけだ」

カレン「いいんですか?」

扇「どのみち皆このままじゃダメだと思っていただろう」

扇「それに、計画を実行すれば能力はわかるさ」

カレン「死ぬかもしれないんですよ?」

扇「今のままでも軍の掃討作戦でも始められればおしまいさ」

扇「試してみてもいいと思う」

cc「話は済みましたか?」

扇「ああ」

扇「ゼロによろしく伝えてくれ」

cc「分かりました」

cc「それでは、これで…」

カレン「待って」

カレン「帰る前に少し話させて」

cc「ここでですか?」

カレン「外ででいいわ、二人だけでね」

cc「…」

cc「いいでしょう」

カレン「アンタも猫かぶってたのね」

cc「何のことでしょう」

カレン「このこと、ルルーシュは知ってるの?」

cc「…」

カレン「やっぱりね」

カレン「あいつも利用するために近づいたの?」

cc「…」

cc「そうだと、言ったら?」

カレン「ふんっ」

cc「…」

cc「痛いですよ」

カレン「最低ね」

カレン「ルルーシュはアンタのために学園のことも家のことも」

カレン「いろいろ助けてくれたんでしょ!!」

カレン「それなのに平然と…」

cc「大丈夫ですよ」

カレン「は?」

cc「少なくとも彼のことに関して、私は本心で向き合っています」

cc「ゼロのことも詳しくは知りませんし」

cc「これ以上深く知ろうとも思いません」

カレン「どこまでが本当のこと?」

cc「疑われてもしかたありませんが」

cc「私はただのパイプ役でしかないということは事実です」

カレン「そう」

cc「ここに入ると決めたのは、その役割を果たすためです」

cc「本来の計画ではありませんでしたけど」

カレン「…どういうこと?」

cc「貴女がレジスタンスメンバーというのは予想していませんでしたから」

cc「本当はデータを渡しておしまいだったのですけれど」

cc「この役目を他に回したくありませんから」

カレン「私のために、ってこと?」

cc「はい、最初から貴女を試すつもりでした」

cc「貴女がどんな気持ちでここにいるのか、それを知りたかった」

カレン「…それで?」

cc「説得は無理だと思いました」

cc「だから、いざというときは、私が止めないと」

cc「そう思ったんです」

カレン「止める?」

cc「ゼロは本気です」

cc「目的を達成するために手段は選ばないでしょう」

cc「最悪の場合、カレンさんも死んでしまうかもしれません」

カレン「…覚悟は、してるわ」

cc「貴女はそうかもしれません」

cc「しかし、家族は?学園のみんなは覚悟していますか?」

カレン「…関係ないわよ」

cc「関係あります」

cc「貴女が傷つけば、ルルーシュさんは悲しみます」

cc「そんなことにはさせません」

カレン「…」

カレン「本当にルルーシュが好きなのね」

cc「気遣っているだけです」

カレン「そう」

カレン「まあいいわ、アンタのこと100%信用するわけじゃないけど」

カレン「目的の一端は分かったわけだし」

カレン「それに、最近行き詰っていたから、ちょっと自棄になってたのかもね」

cc「私もみんなが幸せに生きられる世界を作りたい気持ちは一緒だと思いますから」

cc「これからもよろしくお願いします」

カレン「同じハーフだものね」

カレン「仲良くしましょ」

カレン「さっきも、殴って悪かったわ」

cc「これも仕方のないものです」

cc「ルルーシュさんになんて言い訳すればいいかわかりませんけど」

カレン「あっ」

カレン「本当にごめん」

cc「大丈夫です、何とかしますから」

cc「私はもう行きますね」

カレン「そう、気をつけて」

cc「ありがとうございます」

本日は終了。

勢いを出したかったんだけれど、気付けばぶつ切りで話が唐突すぎる感じに;;

カレンとccは日常パートでは絡めやすいのに、シリアスはさせたくない組み合わせです。

というかccの正体を知らない人物と絡めると本当にやりにくい。

もう少し進めば、書き慣れてくると思うので各自補完してください。

またしばらくはルルとccなので、今回読みにくかったという人は次も見てください。

なんとか汚名返上いたします。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

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 ..|          ミ:',  7´ \/  ヾ¨ /} ..._______,.ノ二二`ヽ三三三厂二二!    ( ○ ).  }ー リ  .,ム!
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>>350

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カレンが殴ったのはグーなのかパーなのか…
多少は効果音とかあったほうがわかりやすいかも。嫌だったらいいけど

ルルcc期待④

おはようございました。

>>363>>364(0w0)この程度かと思っていたら本格的なaaをありがとうございます。

>>365これに関してはぐーです。ぐーパンです。

さて、効果音についてですが、付けるタイミングがなかっただけなので今回試験的に導入してみます。

よろしければ読み終わったあとにあったほうがいいのか意見をお願いします。

しかし、基本的にルルーシュとccに関しては二人の空気感とでも言いますか、ゆったりと楽しんでいただきたいのであまり付けるつもりはないです。

わかりにくそうなところにだけ付ける感じでいきます。

また、>>365さんのような意見はどんどんいただけると嬉しいです。

それではぼちぼち始めます。

ルルーシュ「終わったか」

cc「お、そういえば無線をつけたままだったな」

ルルーシュ「とりあえず帰ってこい」

cc「迎えはないのか?」

ルルーシュ「租界入口にいる」

cc「分かった」

~租界入口~


cc「おうルルーシュ」

ルルーシュ「…」

cc「どうした?」

ルルーシュ「とりあえずそこに座れ」

cc「?」

ルルーシュ「カレンにやられたところの手当だ」

ルルーシュ「そのままでは痕が残るだろう」

cc「別に」

ルルーシュ「いいからおとなしくしていろ」

cc「…」

ルルーシュ「なんであんなことをした?」

cc「あんなこと?」

ルルーシュ「本来の計画なら、カレンとも口論にならなかっただろう」

ルルーシュ「そもそも性急に事を運びすぎだ」

ルルーシュ「お前は無意味にそういうことをする奴じゃない」

ルルーシュ「理由があるんだろう?」

cc「…」

cc「私は随分信頼されているな」

ルルーシュ「当然だ」

ルルーシュ「共犯者を信じられなくて、何を信じる?」

cc「…お前は少し変わったな」

ルルーシュ「変わってなどいないさ」

ルルーシュ「それで?」

cc「理由はさっき話していた通りカレンだ」

ルルーシュ「カレンを気遣って、か?」

cc「そこが違う」

cc「私は、カレンをこちら側に引き込むべきだと思う」

ルルーシュ「俺たちの計画を手伝わせるつもりか?」

ルルーシュ「何故だ?」

cc「あいつは、腰にナイトメアのキーをつけていた」

cc「おそらく今までナイトメアを操っていたのはカレンだ」

ルルーシュ「そんなものよく見ていたな」

cc「ちょうどコーヒーを渡された時に見えたんだよ」

cc「正直ルルーシュ、お前はナイトメアの操縦には向いていない」

ルルーシュ「それはそうだな」

cc「だが、現在特派の人間にも周知されている私がお前のサポートをするのはそうたやすいことではない」

cc「複座のナイトメアでもない限りな」

ルルーシュ「確かに、俺はお前を止めるのがセオリーだろうし」

ルルーシュ「お前もおしとやかで通してしまったしな」

ルルーシュ「一人で戦場に放り込むのはおかしいか」

cc「だが、ラウンズにはナイトメアの操縦能力も必要だ」

cc「そこで、利用できるコマが必要だと思ってな」

ルルーシュ「それがカレンだと?」

cc「お前の計画に手を加えれば、カレンを自然に仲間にできると思う」

ルルーシュ「だが、カレンは反ブリタニアの組織に属しているんだぞ?」

cc「問題ない、あとで一緒に計画の修正をしよう」

ルルーシュ「なにやら自信があるようだな」

ルルーシュ「まあいい」

ルルーシュ「手当も終わった、とにかくうちに帰ろう」

cc「そうだな」

~アパート~

ルルーシュ「ただいま」

cc「おかえり」

ルルーシュ「おかえり」

cc「ただいま」

ルルーシュ「やっと落ち着けるな」

cc「ん?さっきは落ち着けなかったのか?」

ルルーシュ「誰かさんが無茶しすぎないか戦々恐々だったからな」

cc「それは災難だったな」

ルルーシュ「まったく」

cc「早く風呂に入りたい」

ルルーシュ「今から沸かすと時間がかかる」

ルルーシュ「今日はシャワーで我慢しろ」

cc「一緒に入るか?」

ルルーシュ「湯船に湯もないのに二人で入ったら風邪をひく」

cc「入りたくないとは言わないんだな」

ルルーシュ「もう一度してしまったことだ」

ルルーシュ「一回も二回も変わらない」

cc「なら、先に使わせてもらうな」

ルルーシュ「構わん」

ルルーシュ「傷口にはなるべく湯をあてるな」

cc「分かってるさ」

~二人入浴後~

ルルーシュ「お前も牛乳飲むか?」

cc「今日はいい、明日の朝飲む」

ルルーシュ「そうか」

cc「明日の予定は?」

ルルーシュ「週末だし、式典直後だ仕事もない」

cc「家にいるのか」

ルルーシュ「そうなるな」

cc「…まあ、昼食は明日考えればいいか」

ルルーシュ「どのみちこの時間ではコンビニくらいしか開いてないから」

ルルーシュ「食材の補充も出来ない」

cc「じゃあさっさと寝るか」

ルルーシュ「それがいいだろう」

~ベッド~

cc「…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「眠れないのか?」

cc「ああ」

ルルーシュ「傷が痛むのか?」スッ

cc「大丈夫だ、むしろ触られる方が痛い」

ルルーシュ「すまない」

cc「もっと優しくしろ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「これでいいのか?」ぴと

cc「それでいい」

cc「どのみちすぐ治るだろうがな」

ルルーシュ「便利な身体だな」

cc「こういう時はな」

ルルーシュ「…」なでなで

cc「無言で撫でるな、不気味だぞ」

ルルーシュ「すまん」

ルルーシュ「すべすべだな、お前の肌は」

cc「唐突になんだ」

ルルーシュ「いや、手入れをしているようには見えなかったから意外でな」

cc「失礼なやつめ」

cc「私はccだからな」

cc「細かい手入れなど必要ないんだ」

ルルーシュ「そのようだな」

cc「…」

cc「今日は張り合いがないな」

ルルーシュ「そうか?」

cc「いつもなら皮肉のひとつも出ているところだぞ」

ルルーシュ「たまにはいいだろ、そういうの抜きでも」

cc「そういえば、お前の手」

cc「少し熱いぞ」

cc「…」ぴと

ルルーシュ「額をつけるな、驚くだろう」

cc「熱があるじゃないか」

ルルーシュ「大したことはない」

cc「そんなわけあるか」

cc「確かここに」がざごそ

cc「あった、冷えピタ」

cc「とりあえず付けておけ、続きは明日だ」

ルルーシュ「…」すぅすぅ

cc「寝てしまったのか」

cc「とにかく貼るか」ぴた

cc「明日は看病かな」

cc「おやすみ、ルルーシュ」

今日はここまでです。

明日はたくさん書きたいので、少なめですが切ります。

ルルccをもう少し続けるので、シリアスはお留守番してもらいます。

効果音は今回あまり必要では無かったのですが、付けてみたので意見があればどうぞ。

ちなみに、今回指摘されたところを



カレン「ふんっ」ゴッ

cc「…」

cc「痛いですよ」

くらいになる可能性が高いです。()書き等は違和感があるのでしないと思います。

まだまだ未熟な書き手ですので、ご容赦ください。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

>>380失礼、指摘されたところを例にすれば、でした。

おはようございました。

pcの調子がよろしくないので、投下は遅めになる可能性があります。

ご了承ください。

それでは、始めます。

cc「38.2分」

cc「完全に風邪をひいているな」

ルルーシュ「どうやらそのようだな」

cc「薬は飲んだか?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「ただの風邪だ、そう騒ぎたてることもない」

cc「意外に意思もしっかりしているな」

ルルーシュ「解熱剤のおかげで少しふわふわする程度だ」

ルルーシュ「むしろ近年の風邪っぴきにとって、意識ははっきりしているのに体がついていかない」

ルルーシュ「というのが一番の問題なんじゃないか?」

cc「人間も贅沢になったものだ」

ルルーシュ「まったくな」

cc「まあ用があったら呼ぶといい」

cc「私は向こうで本でも読んでいる」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「することがないなら、ちょっとした遊びでもしないか?」

cc「なんだ、寂しくなったのか?」

ルルーシュ「そうじゃない」

ルルーシュ「ナナリーが風邪をひいたときのことを思い出したんだ」

ルルーシュ「知っての通り、ナナリーは体が不自由で」

ルルーシュ「風邪をひいた時などはもっぱら絵本を読み聞かせていたが」

ルルーシュ「流石に限りがあるし、飽きる」

cc「まあそうだろうな」

ルルーシュ「そんな中、よく二人でやった遊びがあるんだ」

cc「なんなんだ?」

ルルーシュ「関係変換遊びだ」

cc「想像がつきそうでイマイチわからん遊びだな」

ルルーシュ「その名の通り、ふたりの関係が○○だったら?という空想をしてみるんだ」

cc「妄想の間違いだろう?」

ルルーシュ「このさい細かいことはいいっこなしだ」

ルルーシュ「目の見えないナナリーでもこれならば楽しめる」

ルルーシュ「まさに名案だった」

cc「で?それをやりたいのか?」

ルルーシュ「どうせ暇ならやってみてもいいだろう?」

ルルーシュ「一人より二人の方が楽しい」

cc「お前、熱で退行していないか?」

ルルーシュ「とにかく、まずは俺が手本を見せてやろう」

~もしも二人が同期の会社員だったら~

cc「ルルーシューそっちのどうなったー?」

ルルーシュ「納期が遅れるらしい」

ルルーシュ「全く、調整するこっちの身にもなれと言いたい」

cc「全くだな、今日も残業か」

ルルーシュ「手当は削れる一方なのに、時間はどんどん伸びていく」

ルルーシュ「サラリーマンなんて、所詮は歯車の一つなんだよな」

cc「まあぼやいても仕方がない」

cc「協力すれば早く終わるかもしれんし、さっさと取り掛かろう」

ルルーシュ「そうだな」

おはようございました。

サボったぶん、書いていきますよ。

それでは、始めます。

~数時間後~

ルルーシュ「ふっ…」ノビー

ルルーシュ「はあ、やっと終わった…」

cc「お?終わったのか」

ルルーシュ「どうしたんだ?」

cc「せっかく待っててやったのに、どうしたはないだろう」

ルルーシュ「待っていた?何故だ?」

cc「せっかく仕事が終わったし、明日から週末だろ」

cc「飲みに行くぞ、めいっぱい」

ルルーシュ「お前、そんなこと言って先週二日酔いで死んでただろう」

cc「そんな昔のことは忘れた」

cc「さあ行くぞ!」

ルルーシュ「はあ」

~駅前の屋台~

ルルーシュ「お前、ここ好きだな」

cc「なんとなく、風情があるだろ?」

ルルーシュ「確かに、気持ちはわかるがな」

cc「また来たぞ」

咲世子「いらっしゃい、まずは何にします?」

cc「とりあえずビールだ」

ルルーシュ「俺も同じものを」

咲世子「承りました」

cc「うん、やっぱり仕事終わりのビールはうまい!」

ルルーシュ「あまり飲み過ぎるなよ」

ルルーシュ「もう二日酔いの世話はしたくない」

cc「お前と私の仲じゃないか」

ルルーシュ「あんな姿、俺の中の女性像がぼーん、木っ端微塵だ」

cc「うう、今度から気を付けようかな」

ルルーシュ「いまさら可愛こぶるな」

ルルーシュ「大学の頃から何も変わらないな、そういうところ」

cc「昔のことは忘れた」

cc「覚えているのは今飲んでいる酒の味だけだ」

ルルーシュ「やれやれ」

ルルーシュ「咲世子さん、大根ください」

cc「私はがんもだ、しかも二つ!」びしっ

~一時間後~

cc「うー、るるーしゅー」

ルルーシュ「まったく、大して強くもないくせにがぶがぶ飲むから」

ルルーシュ「咲世子さん、お勘定お願いします」

咲世子「もうお帰りに?」

ルルーシュ「こいつを送っていくと、俺が帰れなくなりますから」

咲世子「そうですか、またお越し下さい」

ルルーシュ「ほら、cc行くぞ」

cc「まだのむんだー」

cc「ぐるぐるするぞー」

ルルーシュ「おいおい、大丈夫か?」

cc「無理だ、一人じゃ帰れない」

ルルーシュ「ん?なんか一気にまともになったな」

cc「先に謝る、ごめん」

cc「おぼろろろろろろ」

ルルーシュ「あ、くそ、またやったなcc!!」

cc「うう、きぼちわるい」

ルルーシュ「とにかく、そこのベンチに座っておけ」

ルルーシュ「水を持ってきてやる」

cc「わかった~」

~現実~

cc「なんだか、必要以上に私がだらしないぞ」

ルルーシュ「この遊びはどっちかを壊すと面白いんだ」

cc「次、覚えておけよ」

ルルーシュ「どうかな?」

cc「…」

ルルーシュ「続きだ」

~空想~

ルルーシュ「大丈夫か?」

cc「ああ、すまない」

ルルーシュ「なぜすぐにハメを外すんだ」

cc「わからん、舞い上がってしまうんだ」

ルルーシュ「まあいいか、次は気をつけろよ」

cc「おー」

ルルーシュ「はあ、どうやって帰すか」

cc「また泊めてくれ」

ルルーシュ「先週もそれだっただろ?」

cc「いいじゃないか」

ルルーシュ「別に構わんが、布団を取られるのは嫌だ」

cc「一緒に寝ればいいだろ」

ルルーシュ「そんなわけにいくか」

cc「私は気にしないぞ?」

ルルーシュ「しかし、どのみち送っていくわけにもいかんか」

ルルーシュ「仕方ないな、ベッドは譲ろう」

cc「…」

cc「鈍感」

ルルーシュ「なんだ唐突に」

cc「私がなぜ毎週毎週飲めもしない酒を飲んでいるのかわからないのか?」

ルルーシュ「理由があるのか?」

cc「…」

cc「あーもう」ぐしゃ

cc「私はルルーシュの部屋に行きたいんだ!」

ルルーシュ「今から行くだろう」

cc「そうじゃない!」

cc「もうなんかぐちゃぐちゃだ」

cc「吐いてる姿も見られるし」

ルルーシュ「今更だろ」

cc「とにかく、本当はもっと色っぽい感じにしたいの!」

ルルーシュ「お前、やっぱり酔ってるだろ」

cc「酔ってないもん!」

ルルーシュ「いや、お前普段もんとか言わないじゃ」

cc「うるさい、ルルーシュのばか」

cc「もういい、疲れた」

ルルーシュ「疲れたのは俺だよ」

cc「はやく家に連れていけ」

ルルーシュ「はあ、仕方がない」

cc「…」

ルルーシュ「どうした?」

cc「私はな、お前のことが」

ルルーシュ「さ、帰るぞ」

cc「あ、お前私が一世一代のこくは」

ルルーシュ「それはまた今度聞くさ」

cc「そうやってもう何年経ってると思ってるんだー!」

ルルーシュ「暴れるなって」

cc「ううっ、明日は言ってやる」

ルルーシュ「気長に待ってるよ」

~現実~

cc「…」

ルルーシュ「…」

cc「途中から主導権を握ろうと必死になってしまった」

ルルーシュ「まあでもいいんじゃないか?」

ルルーシュ「クールなフリして内気なcc」

cc「私のキャラじゃない」

ルルーシュ「なら成功だろ?」

cc「なら、次はお前の番だな」

俺「メタだけど、もし完結したあと需要があればな」

俺「いろんなシチュ書きたいね」

ルルーシュ「今のは?」

cc「スポンサーの様なものだ」

cc「とにかく、少し休め」

cc「お前は病人なんだからな」

ルルーシュ「…」

cc「ん?どうした?」

ルルーシュ「手を出せ」

cc「こうか?」

ルルーシュ「…」ぎゅっ

cc「おい、坊や、これでは動けないだろう」

ルルーシュ「本ならそこにある」

ルルーシュ「好きなものを読めばいい」

cc「さみしいなら素直に言えばいいんだ」

ルルーシュ「寂しくなんかない」

cc「まあ、今日くらい付き合ってやるか」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「寝るまででいい」

cc「はいはい」

cc「お休みルルーシュ」

今日はここまで。

ルルーシュ、ごめんキャラ壊しすぎてるね。

でも、イメージとして母性に飢えてるんだ、俺の中のルルーシュは。

ccも嫁であり母なんだ、そういういろいろ超越したのが愛なんだ。

というわけで、許して欲しい。

深夜に書き溜めなしだと、本当流れに乗ったまま書いちゃうんだよね。

次はもっと頑張ります。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

ccに甘えてる方が、この二人はうまくいくと思うんです。

んで、ccも甘えちゃう的な。

そんな二人を書きつつお話を進められたらと思います。

今日もお付き合いよろしくお願いします。

~放課後、特派トレーラー~

ルルーシュ「ふう、こっちは終わりか」

セシル「お疲れ様ルルーシュくん」

ルルーシュ「あ、お茶ありがとうございます」

セシル「いいのよ、貴方のおかげでずっと楽になったから」

セシル「このくらいはしないとね」

ルルーシュ「他の二人はどうしたんです?」

セシル「ちょっと軍の訓練施設にね」

セシル「ランスロットもそっちに持っていったみたい」

ルルーシュ「トレーラーで行けばよかったのでは?」

セシル「いつもはそうするんだけど」

セシル「今日は書類仕事も多かったでしょう?」

ルルーシュ「ああ、特派には事務所がありませんからね」

セシル「あっちに持って行かれたら。仕事にならなくなってしまうもの」

ルルーシュ「でも、もうすぐ終わりますよ?」

セシル「だから貴方のおかげって言ったでしょう?」

セシル「終わったらそのまま帰っていいわ」

セシル「後始末は私がするから」

ルルーシュ「了解しました」

セシル「はい、仕事に励むように」

セシル「ふふふ」

ルルーシュ「ははは」

cc(様子を見に来てみれば、何を和やかに)

cc(家に帰ったら存分にからかってやろう)

セシル「あら?そこにいるのはccさん?」

cc「ごめんなさい、ちょうど近くを通りかかったもので」

セシル「いいのよ」

セシル「スザクくんに聞いたわ、ルルーシュくんの婚約者なのよね」

セシル「なら、貴女も身内、今お茶を用意するわね」

cc「ありがとうございます、お構いなく」

ルルーシュ「どうしたんだ?」

cc「扇から連絡が来た」

cc「カレンのことも含めて今日にでも計画を立てるべきだ」

ルルーシュ「そうか」

ルルーシュ「分かった、引き続きレジスタンスは任せる」

ルルーシュ「俺の方でも一つ発見があってな」

cc「発見?」

ルルーシュ「これを見てくれ」

cc「これは新型のナイトメアか?」

ルルーシュ「いや、開発段階で停止されたものだ」

cc「複座式とは珍しい」

ルルーシュ「コストパフォーマンスは悪いようだが、スペック自体は最新鋭のものが多数組み込まれる予定だったようだ」

cc「これを使うのか?」

ルルーシュ「開発計画は数名の研究者と技術者が関わっていたようだ」

ルルーシュ「その中でもこの人物の力がいる」

cc「ラクシャータ・チャウラー博士?」

セシル「おまたせー」

セシル「あら、その資料…」

ルルーシュ「特派の研究資料の中に埋もれていたんです」

ルルーシュ「セシルさんもテストパイロットとして参加していますよね」

セシル「ロイドさん曰くデヴァイサーね」

セシル「懐かしいわ、本当に」

cc「なぜ計画は取りやめになったんですか?」

セシル「簡単な話なの」

セシル「スポンサーがいなくなったってだけ」

セシル「そのことがもとでロイドさんと他の研究員は対立しちゃって」

セシル「計画も空中分解したの」

セシル「ラクシャータさんは一番ロイドさんに反発した人なの」

ルルーシュ「どうしてですか?」

セシル「ロイドさんって、研究となると見境なくしちゃうでしょ?」

セシル「資金がなくなっても、成果の出しにくい新しい分野の研究ばかり」

セシル「ラクシャータさんはその姿が気に入らなかったんでしょうね」

セシル「研究を続けるために上の受けがいい計画をいくつも出してくれたのだけど」

セシル「結局ロイドさんは全部突っぱねちゃったというわけ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「彼女は研究者として優秀だったのですね」

セシル「ロイドさんと肩を並べる人は、あの人以来見ていないわ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「すみません、今日はもうあがっていいですか?」

セシル「え、ええ」

セシル「もう残りは私でなんとかなるけれど」

セシル「…ルルーシュくん、まさか」

ルルーシュ「はい、ラクシャータ博士を復帰させます」

セシル「やめたほうがいいわ」

セシル「噂ではかなりアングラな世界にいるって」

ルルーシュ「やはりそうなんですか」

セシル「やはり?」

ルルーシュ「彼女だけ経歴が追えなかったので」

セシル「仕事の裏でそこまで…」

ルルーシュ「とにかく、これからコンタクトをとってみます」

セシル「…」

セシル「止めても無駄みたいだから、私からの忠告」

セシル「無茶はしないこと、わかった?」

ルルーシュ「大丈夫ですよ」

ルルーシュ「それでは行ってきます」

cc「あ、待てルルーシュ」

cc「っと、すみません私もこれで」

セシル「もう行っちゃったか」

セシル「それにしてもルルーシュくん、なんでそんなにラクシャータさんを呼びたいのかしら」

セシル「ガウェイン計画、彼に必要があるとは思えないけど…」

セシル「まあ、もし連れてこられれば、ロイドさんもいい刺激になるでしょうし」

セシル「いい大人なんだから、そろそろ仲直りさせるのはいい考えかもしれないわね」

セシル「さて、仕事仕事」

cc「セシル、お前のことを不思議に思っているんじゃないか?」

ルルーシュ「どう思われても、現段階では問題ない」

ルルーシュ「ロイドが帰ってくるまでに行動を起こす方が優先だ」

cc「さっきの話を聞いたからか」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「恐らく、二人の仲を取り持つのは容易ではない」

ルルーシュ「ならば心構えをされる前に攻める」

cc「勝算はあるのか?」

ルルーシュ「ラクシャータの方は問題ない」

ルルーシュ「ロイドは…」

cc「何もないのか」

ルルーシュ「あの人は思考を読みにくい」

cc「まあ先行き不安ではあるが、突っ走ったからには進むしかあるまい」

cc「まずはラクシャータのところだな」

cc「ん、そういえばどこにいるのか分かるのか?」

ルルーシュ「実は見当はついている」

cc「ほう」

ルルーシュ「研究を続けていればの話だがな」

ルルーシュ「数箇所に絞ったところを総当たりして、情報を集める」

ルルーシュ「さあ行くぞ」

cc(ふっ、強引に進めている方がルルーシュらしいな)

ルルーシュ「cc、急げ」

cc「急かすな、今行く」

cc(さて、鬼が出るか蛇が出るか、楽しみにしておこう)

今日はここまで。

ルルーシュとccもだいぶ仲良くなって、書きやすくなってきましたね。

ラクシャータ関連は公式アナウンスも少ないので、だいぶオリジナル要素多めですが、矛盾が生じないように頑張ります。

また明日も見てくださると嬉しいです。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

p.s意見はどんどん言っていいのよ?チラッチラッ

おはようございました。

気がつけば読んでくれる方も増えてやる気もりもりです。

でも週末の飲み会くらいは勘弁な。

では、始めます。

ルルーシュ「…」

cc「…」

cc「ここか?」

ルルーシュ「そのようだ」

cc「まさか堂々と事務所まで構えているとは」

ルルーシュ「零細とはいえ組合にまで参加、と」

ルルーシュ「まったく、張り合いのない」

cc「アングラじゃなかったのか?」

ルルーシュ「思うに、これはロイドが手を回したのだろう」

cc「どういうことだ?」

ルルーシュ「基本的に一度でも軍に所属すれば、除隊後の動向をしばらくは追われるものだ」

cc「まあ普通はそうだろう」

ルルーシュ「考えてみれば、ロイドが研究の為とは言え一度排された国家関連の仕事をしている時点で疑うべきだった」

ルルーシュ「交換条件だろう、おそらくはな」

ルルーシュ「ロイドと共にガウェイン計画を推し進めていた人間は」

ルルーシュ「ほとんどが昇進扱いで別部署へ転属」

ルルーシュ「ラクシャータ博士の場合は軍が今後に関与しない」

ルルーシュ「そういう契約でも結んだんだろう」

ルルーシュ「その条件で、今もロイドは研究を続けている」

cc「そんなお人好しな人間がいるか?」

ルルーシュ「二人が決別した理由が詳しく分かれば、さらに明確にはなるだろう」

ルルーシュ「とりあえず考えるのは後だ、行こう」

cc「そうだな」

~事務所内部~

cc「これは…」

cc「本当に人間はいるのか?」

ルルーシュ「一応取引は定期的に行っているようだ」

ルルーシュ「しかし、こうも汚いと…」

ルルーシュ(これは…)

cc「奥へ進むか?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「ああ、行ってみよう」

cc「ん?その紙切れはなんだ?」

ルルーシュ「今手に入れた新たな切り札だ」

ルルーシュ「すみません、誰かいませんか?」

cc「不在のようだな」

ルルーシュ「どうするか…」

cc「ん、今何か聞こえなかったか?」

ルルーシュ「黒光りするgとかその辺だろう」

cc「そ、そいつの話はやめるんだ」

cc「違う、うめき声のような」

???「…」

cc「ほら、また聞こえた」

ルルーシュ「まさか、この本の山の中にいるのか?」

cc「とにかく掘り返すぞ」

ラクシャータ「ふぅ、助かったよ」

ラクシャータ「まさか本に殺されかけるなんてねぇ」

ルルーシュ「本当にいるとはな」

cc「さっさと要件を済まして、風呂に入りたい気分だ」

cc「どうすればこんなに汚せる?」

ラクシャータ「掃除しなければねぇ」

ルルーシュ「それはともかく」

ルルーシュ「早速ですがお話が」

ラクシャータ「ちょおっと待った」

ルルーシュ「な、何か?」

ぐぅ~

ラクシャータ「まずは何か食べさせてもらえるぅ?」

cc(女版ロイドだな、破天荒なあたりが)

ラクシャータ「悪いねぇ奢ってもらっちゃって」

ルルーシュ「いえ、気にしないでください」

cc「すみません、マルゲリータ追加で」

ルルーシュ「cc、お前まで食うな」

cc「小腹がすいたんだ、少しくらいいいだろ?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「体重計」ぼそ

cc「…っ!?」

ルルーシュ「俺が気づかないとでも思ったのか?」

cc「貴様、いつ知った!?」

ルルーシュ「一昨日だな」

cc「くっ、油断した…」

ルルーシュ「同居人だからといって、完全に無防備になるとは愚かな」

ルルーシュ「このままそのピザを食えば」

ルルーシュ「今日の体重計はどんな絶望をみせてくれるんだろうな?cc」

cc「だ、大丈夫だ」

cc「あの日はちょうど食べ過ぎてしまっていただけだ」

ルルーシュ「…俺は細すぎるのは好みじゃないが」

ルルーシュ「太り過ぎは看過できない問題だ」

cc「そ、そこまで太っていないぞ!!」

ルルーシュ「やはり、体重が増えていたか」

cc「え?」

ルルーシュ「最近よく体重計に乗っていたからな」

ルルーシュ「カマをかけただけだ」

cc「お、お前というやつは」

cc「女に向かってなんて悪質な」

ルルーシュ「まあ、気にするほどでもないとは思うがな」

cc「…」

cc「私は、気になるんだ」

ルルーシュ「なら、それは俺が食べてやる」

ルルーシュ「我慢しろ」

cc「でも、少しなら…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「なら半分に分ける」

ルルーシュ「それでいいだろう?」

cc「…うん」

ルルーシュ「それと、今日はヘルシー系にするからな」

cc「…」はもはも

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「悪かった、もうこういうカマかけはしない」

ルルーシュ「これでいいだろ?」

cc「…分かればいい」

ラクシャータ(この二人、完全にあたしのこと忘れてるよねぇ)

ラクシャータ(ま、面白いからいっかぁ)

ラクシャータ(コーヒー(゚д゚)ウマー)

今日はここまで。

このままだと、絶対1000までに終わらない;;

でも、どの話も切れない…

もうすぐ500行きますけど、よろしければこのまま完結まで追ってください。

そして、できれば感想を聞かせてください。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

やべえ、コメント増えてて興奮した。

失礼、ちょっと素が出てしまいました。

これ完走したら、ルルccのみでもまた書きたくなってきますね。

そうしたらこの設定引っ張ってこられるし、なんだかキャラも出来てきつつあるし。

でも、一応本編の内容も楽しんでくださいね?お願いね?

というわけで始めます。

ラクシャータ「そろそろいーい?お二人さん」

ルルーシュ「おっと」

ルルーシュ「すまない、つまらないものを見せたな」

ラクシャータ「いんやぁ楽しかったしいいんだけどさぁ」

ラクシャータ「そろそろ本題に入ってもらえるぅ?」

cc(ピザおいしい)

ルルーシュ「すみませんラクシャータ博士」

ラクシャータ「あと、その博士もやめてぇ」

ラクシャータ「なんかムズムズするし、タメ口で結構よぉ」

ルルーシュ「それでは、ラクシャータ」

ルルーシュ「今日訪ねたのは他でもない」

ルルーシュ「貴女のナイトメア開発能力を貸して欲しい」

cc(しかし、どう説得するんだろう)はもはも

ラクシャータ「ふぅん」

ラクシャータ「計画書とかあるのぉ?」

ルルーシュ「これです」ぴらっ

ラクシャータ「…!?」

ラクシャータ「これはプリン伯爵の…」

ラクシャータ「これをどこで…?」

ルルーシュ「現在俺たちはロイドのもとで働いている」

ルルーシュ「俺はそのナイトメアが欲しい、だからあなたを…」

cc「ちょっと待てルルーシュ」

ルルーシュ「?なんだ?」

ラクシャータ「そう」

ラクシャータ「…そう」

cc(なんだ?懐かしむような表情…)

cc(ロイドとラクシャータは決裂したはずじゃ…)

ラクシャータ「…話はわかったけどぉ」

ルルーシュ「やはり、承諾してもらえないか」

ラクシャータ「ん?何か勘違いしてなぁい?」

ラクシャータ「正直、あたしは別に手伝ってもいいわぁ」

ルルーシュ「なんだって?」

ラクシャータ「だあって、ガウェインはあたしも完成させたかったものだし」

ラクシャータ「研究できるなら、くだらない人間関係でうだうだこだわらないわよぉ」

ルルーシュ「…そういうことなら、けどと繋いだのは…」

ラクシャータ「プリン伯爵はあたしのことを許さないと思うわよぉ?」

ラクシャータ「ってこと」

cc(ルルーシュ、ルルーシュ)

ルルーシュ(なんだcc?)

cc(さっきからプリンプリン言っているが)

cc(何故だ?)

ルルーシュ(ロイドの苗字はアスプルンドだ)

cc(なるほど)

ルルーシュ(わかったなら良かったな)

cc(感謝してやろう)

ルルーシュ(はいはい)

cc(さらっと流すな!!)

ルルーシュ「よければ、ロイドと袂を分かった理由を教えてもらえるか?」

ルルーシュ「具体的にはこれに関連があるのかを」ぴら

ラクシャータ「…」

ラクシャータ「まったく、どこで見つけてきたのやら」

cc「これはなんだ?」

cc「輻射波動機構?」

ラクシャータ「お察しの通り、そいつがあたしとプリン伯爵の確執のもぉと」

cc「どういうことだ?」

ルルーシュ「ここは俺が説明してやろう」

ルルーシュ「輻射波動とハドロン砲との決定的な差がある」

ルルーシュ「制御の難易と、兵器としての効力だ」

cc「いつも言っている通り…」

ルルーシュ「今からわかりやすく説明する」

ルルーシュ「ハドロン砲は、それ単体ならば高出力のエネルギー砲にすぎん」

ルルーシュ「だが、この制御は困難を極める」

ルルーシュ「当然研究には時間がかかるし、実戦投入にも言わずもがな、だ」

ルルーシュ「だが、輻射波動は比較的取り回しやすく、開発自体にも時間はかからない」

ルルーシュ「この意味がわかるか?」

cc「費用を節約したいお偉方にどうとられるか、ということか?」

ルルーシュ「その通りだ」

ルルーシュ「ガウェイン計画はドルイドシステムという別の目玉もあってな」

ルルーシュ「研究による利益も大きいが」

cc「金食い虫、ということか」

ルルーシュ「そうだ」

ルルーシュ「輻射波動機構はラクシャータが提出したガウェイン計画延命の策だ」

ルルーシュ「だが、ここにロイドが受け入れられなかった理由がある」

ルルーシュ「輻射波導機構の兵器としての残虐性だ」

cc「残虐性?」

ルルーシュ「少し違うが、電子レンジに敵を突っ込むようなものだ」

ルルーシュ「くらった敵は内部から膨張、爆発四散する」

cc「カー○ンジャーでそんな話があったな」

ルルーシュ「おい、雰囲気をぶち壊すのはやめろ」

cc「すまない、続けてくれ」

ルルーシュ「とにかく、こと兵器という観点からみれば」

ルルーシュ「輻射波動は的に対する威嚇という点でも優秀なんだ」

ラクシャータ「でも、プリン伯爵はそういうのが嫌いなのよぉ」

ルルーシュ「あの人はナイトメアを研究の結晶体として見ているようだから」

ラクシャータ「あたしは兵器を作ってるって自覚を失ったら」

ラクシャータ「それこそ殺人鬼と変わらないと思うんだけどねぇ」

cc「それが二人の確執か」

ラクシャータ「そういうことぉ」

ラクシャータ「さっきも言ったけど、あたしは別に一緒にやる分には構わないわぁ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「後日、とりあえず特派に出向いてもらえますか?」

ルルーシュ「そこで説得します」

ラクシャータ「…」

ラクシャータ「ま、本人がいないところで説得したなんて所詮お茶濁しだしねえ」

ラクシャータ「ご飯をご馳走してもらったぶん、そのくらいわいいわよぉ」

ルルーシュ「それでは、準備が整い次第、こちらから連絡を入れます」

ラクシャータ「りょーかーい」

ルルーシュ「cc、帰るぞ」

cc「…それではな」

ラクシャータ「ばいばぁーい」

cc「これで一応はいいのか?」

ルルーシュ「ああ」

cc「そういえば、事務所でなにを手に入れていたんだ?」

ルルーシュ「これだ、使うことはなかったがな」

cc「ふむ」

ルルーシュ「恐らく、構想だけまとめておいたものだろう」

ルルーシュ「上に置いてあったから、比較的新しいはずだ」

cc「これ、私がもらっていいか?」

ルルーシュ「まあメモみたいなものだからな」

ルルーシュ「いいんじゃないか?」

cc(…これは使えそうだ)

ルルーシュ「ほら、家に戻るぞ」

cc「ルルーシュ、私は今日機嫌がいい」

cc「背中でも流してやろうか?」

ルルーシュ「遠慮する」

cc「少しは悩んだらどうだ?」

ルルーシュ「…遠慮する」

cc「…お前はそう言う奴だったな」

ここで今日は終わりです。

またご意見感想お待ちしております。

駆け足にならないよう、きちんと納得のできる完結を目指します。

また、例のごとく書き溜めなしの思いつきなので、齟齬があれば各自補完か、ご指摘いただければ改善、補填、後に回収等の対策はしようと思います。

どうか、ゆったりとお付き合いください。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

プリンとラクシャータの過去話は公式設定?
オリジナルだとしたらかなり良い

>>475さん

スマホから失礼します、>>1です。

気になってしまって調べて見ましたが、公式では大学のゼミ仲間、ということだけが設定としてあるようなので、私のオリジナルと言っていいと思います。

そしてお褒めに預かり光栄です。

ロイド、ラクシャータ関連はもう少しごちゃごちゃさせたいところなので、気に入っていただけたのなら幸いです。

それでは、また今夜お会いしましょう。

おはようございました。

今日も続き行きましょう。

ところで、エロはいれたほうがいいんですかね?

まあ、仮に要望があったとしても、ここでは書きませんがね。健全なものを目指しています。

それでは、始めます。

cc「ふんふーん」しゃかしゃか

ルルーシュ「…」

cc「どうした?仏頂面で目を瞑って」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「確認しておきたいんだが」

ルルーシュ「俺は、一緒に風呂に入ることは断ったはずだな?」

cc「その通りだ」

ルルーシュ「ならばなぜ俺はここにいる?」

cc「私が連れてきたからだ」

ルルーシュ「…」

cc「お前だって抵抗しなかっただろう?」

ルルーシュ「俺は今後について考えていたんだ!!」

cc「考え事に熱中すると周りのことが疎かになるのはよくないな」

cc「気をつけたほうがいい」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「もういい、次は気を付けよう」

cc「そうしろ」

cc「ふんふーん」しゃかしゃか

cc「よし」じゃばー

cc「次はお前を洗ってやろう」

ルルーシュ「断る」

ルルーシュ「用事が済んだのならさっさと出て行け」

cc「ひどい言い草だな」

ルルーシュ「人を風呂に連れ込んでおいて、よく言う」

cc「それもそうか」

cc「だが、私も湯船には浸かりたい」

ルルーシュ「それなら交代だ」くるり

cc「わざわざ背を向けなくてもいいぞ?」

ルルーシュ「俺の勝手だろう?」

cc「…」

cc「うりゃ」ぎゅっ

ルルーシュ「うわっ、cc何をする!?」

cc「もう一度は全部見てしまったものだ、いまさら恥ずかしがることはないだろう?」

ルルーシュ「そんなに簡単に割り切れるか!!」

cc「堅物め」はむ

ルルーシュ「み・み・を・甘噛むなー!!」

cc「近所迷惑だろ?そうわーわー言うな」

ルルーシュ「誰のせいだと…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「そうまで言うなら、いっそ見てやろう」

ルルーシュ「…」じっ

cc「…」

cc「…」もじもじ

cc「いや、だからってそんなにじっくり見なくても…」

ルルーシュ「…」

cc「ルルーシュ?」

cc「気絶してる…」

cc「…この童貞坊やめっ!!」ばしっ

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「はっ!?」

cc「やっと目が覚めたか」ごしごし

ルルーシュ「俺は一体…」

cc「無理に思い出さなくてもいい」

cc「それより、腕を上げろ洗いにくい」

ルルーシュ「あ、ああ、すまない」

ルルーシュ「って、おかしいだろう、この状況!」

cc「ここまできてがたがた言うな」

cc「よし、流すぞ」ざぱー

cc「綺麗になったな」

ルルーシュ「なんだ、お前人を洗うのが好きなのか?」

cc「嫌いではないな」

ルルーシュ「…そうか」

cc「また嫉妬か?」

ルルーシュ「またも何も、一度もしたことないが?」

cc「ふっ、そういうことにしておいてやろう」

ルルーシュ「…」

cc「…」

cc「湯船に入るのは抵抗しなかったな」

ルルーシュ「今更遅いだろ」

cc「それもそうだな」

ルルーシュ「…ふむ」

cc「どうした?」

ルルーシュ「cc、お前体重を気にする必要があるのか?」

cc「な、どこを見ている!?」

ルルーシュ「お前が見てもいいと言ったんだろう」

cc「それはそうだが…」

ルルーシュ「心配するな、肝心なところは見ていない」

cc「その言い方がなんだか卑猥だろ」

ルルーシュ「む、確かに」

cc「はあ、お前どんどんわけのわからない奴になっていくな」

ルルーシュ「そうでもないさ」

cc「そうか?」

ルルーシュ「そうだ」

cc「…」

ルルーシュ「…」

cc「ならいいか」ふふ

ルルーシュ「そうだ」ふん

cc「なんだか落ち着くな」

ルルーシュ「そうか?俺は落ち着かないが」

cc「いやらしいことを考えるからだ」

ルルーシュ「…」

cc「どうだ?図星か?」

ルルーシュ「この状況で何も考えない人間がいるとしたら」

ルルーシュ「それはそれで異常な気もするがな」

cc「お?考えたのは否定しないのか?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「ああ、否定しない」

cc「どうした、随分素直じゃないか」

ルルーシュ「たまにはいいだろう」

ルルーシュ「俺たちは外ではどうしても繕わざるを得ないんだ」

ルルーシュ「お前と二人の時くらい、素の自分でいてもいいだろう」

cc「…」

cc「最初からそうしていればいいんだ」

ルルーシュ「ひねくれているのは俺の性分みたいなものだ」

cc「知っている」

cc「でも、私の前では、もっとルルーシュでいてくれ」

cc「そのくらい、いいだろう?」

ルルーシュ「分かった、約束しよう」

cc「なら、いい」

ルルーシュ「そろそろ出ようか」

cc「そうだな」

ルルーシュ「…」

cc「…」

cc「おっぱいくらい、触っておくか?」

ルルーシュ「…!?」

ルルーシュ「こ、断る!!」

cc「焦ったな?」

cc「ま、本人がそういうなら、またの機会に持ち越しにしてやろう」

ルルーシュ「この魔女めっ」

cc「ふふふ」

cc(やっぱり、楽しいな)

cc(このまま、変わらずにいられれば、それでいい)

cc(そのためにも、まずはカレンを手に入れて、ルルーシュの剣にする)

cc「よし、出たら早速作戦会議だ」

ルルーシュ「うわ、突然立ち上がるな!」

ルルーシュ「いろいろ大変なことになるだろう!」

cc「気にするな、さ、早くしろ」

ルルーシュ「身体くらい自分で拭かせろー!!」

今日はこれでおしまいです。

うむ、三本同時はさすがに死ぬかと思いました。

でも、全部本気で書いているので、クォリティは保っている…はずです。

お風呂もだんだん親密度増し増してますが、二人には話的にも私的にももっと仲良くなってもらわなければならないので、こんな感じで続いていきます。

あと、カレンの話が出ていますが、次はロイドラクシャータ編の一部完的な部分になる予定です。

書き溜めていないので変更はあるかもしれませんが。

よろしければご意見ご感想等、いただければ幸いです。

毎回コメントをいただくたびに嬉しくて踊りだしてしまいそうです。

そんな私を、これからもよろしくお願いします。

それでは、みなさんおやすみなさい。

よい夢を。



多分化物語とfateじゃない?

スレチならすまんが

>>494
kwsk

どうも、>>1です。

>>494さん、その通りです。よろしければそちらもみてください。

>>495さん、リンクの貼り方が分からないのですが、


暦「なあ、戦場ヶ原」ひたぎ「なぁに?阿良々木くん?」

士郎「これが、君たちの宝具…」ギルガメッシュ「雑種どもがァァァ」

の二つです。よろしければ以下略

それでは、また今夜お会いしましょう。

>>496
偶然3つとも読んでるんだぜ
どれも面白いのでこれからも頑張って下さい

おはようございました。

>>497さん

ありがとうございます。

とても嬉しいです。

これからもよろしくおねがいします。

今日はちょっと早めにはじめます。

cc「はい、風呂上がりの牛乳だ」

ルルーシュ「ありがとう」

cc「扇の方はどうする?」

ルルーシュ「予定通り、ナイトメアを二機鹵獲させる」

ルルーシュ「そのための準備には咲世子を当たらせる予定だ」

cc「そうか」

cc「なあルルーシュ、その計画少し手を加えないか?」

ルルーシュ「そういえば以前も言っていたな」

ルルーシュ「策があるのか?」

cc「なければお前の立てた作戦に口出しなどせんさ」

ルルーシュ「…そうか」

cc「照れるな照れるな」

ルルーシュ「照れてなどいない!!」

ルルーシュ「それで?具体的にはどうする?」

cc「このカレンの配置をこちらに移すんだ」

ルルーシュ「しかし、これではカレンが逃げきれない」

cc「それでいいんだ」

ルルーシュ「なに?」

cc「枢木のランスロットをこちら側に配置すれば、カレンを捕まえるのはルルーシュになるだろう」

ルルーシュ「その可能性は高いな」

cc「そこで、一旦特派の預かりにする」

ルルーシュ「ほう」

ルルーシュ「なんとなく察しはついた」

ルルーシュ「これはゼロとしての行動と、特派の説得に苦労しそうだ」

cc「だが、こうすればより簡単にカレンやレジスタンスを使えるだろう?」

ルルーシュ「博打好きなお前らしい作戦だ」

ルルーシュ「だが、悪くない」

cc「そうだろうそうだろう」

ルルーシュ「この方向性でいってみよう」

cc「あ、それとな」

ルルーシュ「まだあるのか?」

cc「これ、ラクシャータに作らせよう」

ルルーシュ「輻射波動機構搭載型ナイトメアか」

ルルーシュ「だが、これをどうするんだ?」

cc「カレンを乗せるに決まっている」

ルルーシュ「ぶっ」ぶはっ

cc「こら、牛乳は掃除しにくいんだ、吐き出すな」

ルルーシュ「それがどれだけ大変なことか、わかって言っているのか?」

cc「それを実現させるのがお前の仕事だろう」

ルルーシュ「無茶苦茶なことを言うんじゃない!」

cc「大丈夫だ、おそらくあそこの連中はそこまで気にせんよ」

ルルーシュ「流石にナイトメアだぞ?」

ルルーシュ「どんな馬鹿なら元敵に開発段階のテストパイロットなぞやらせるか」

cc「あれだ、ほら枢木が呼ばれてるやつ」

ルルーシュ「デヴァイサーか?」

cc「そうだ、それ」

cc「それにしてしまえばいい」

ルルーシュ「お前、やけっぱちで適当なことを言ってるんじゃないか?」

cc「そんなことはない」

cc「それで?できるのか?できないのか?」

ルルーシュ「…難しい」

cc「ということなら、できるんだな?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「よし、お前を信じる」

ルルーシュ「カレンの件は任せておけ」

cc「そうこなくてはな」

cc「さて、話はまとまった」

cc「明日のロイド・ラクシャータ戦役もためにも、早く寝よう」

ルルーシュ「なんだその名前は」

cc「さあさあ」

ルルーシュ「分かったから押すな」

~特派トレーラー~

ロイド「…」ぶすっ

ラクシャータ「…」ふんっ

セシル「はい、二人とも、お茶ですよ」

ロイド「ありがと、セシルくん」

ラクシャータ「ありがとねぇセシルぅ」

ロイド・ラクシャータ「…」

スザク「これは、いつにもまして特派がギスギスしてるや」

ルルーシュ「べつにいつもはギスギスしていないだろう」

スザク「そういえばそっか」

ルルーシュ「お前、よくそれで軍人なんてやってられるな」

スザク「なにか問題があるのかい?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「いや、そのままでいいさ」

セシル(ルルーシュくん、これどうするの?)

ルルーシュ(とりあえず、スザクを外に連れて行ってくれますか?)

セシル(…そうね)

セシル(スザクくん、行きましょう?)

スザク「あれ、セシルさんどこに行くんですか?あの、ちょっと?」

ルルーシュ「さて」

ロイド&ラクシャータ「…」

ルルーシュ「ロイドさん、嘆願書は読んでいただけましたか?」

ロイド「ラクシャータを特派に加えたいってやつでしょお?」

ロイド「読んだけどさあ」

ルルーシュ「お願いします」

ロイド「でもぉ」

ラクシャータ「…相変わらずなよなよっちいねぇ」

ロイド「…」

ロイド「何か言った?ラクシャータ」

ラクシャータ「何も?プリン伯爵」

ロイド「…」

ルルーシュ(やはり一筋縄ではいかんか)

cc(お、やってるな)

ルルーシュ(ccか)

cc「二人とも、喧嘩はダメです」

ラクシャータ(あ、この子ここでは猫かぶってるんだったわねぇ)

ロイド「喧嘩なんかしてないよぉ」

cc「ロイドさんもラクシャータさんの有能さは知っていらっしゃいますよね?」

ロイド「そりゃあ、ゼミの頃から一緒にやってたし」

ロイド「その点では不足も何もないけどぉ」

ラクシャータ「…」

ロイド「でも、ラクシャータは僕と仕事したくないと思うよ?」

ルルーシュ「…ん?」

cc「は?」(素)

ラクシャータ「…なんだって?」

ルルーシュ「あの、ロイドさんが嫌なのでは?」

ロイド「そんなこと一度も言ったことないよ」

ロイド「でも、ラクシャータは兵器なら兵器として造るべきだって言うし」

ロイド「僕は科学者としては甘ちゃんだとか言って…」

cc「じゃあ、ロイドさんはラクシャータさんが自分のことを嫌がっていると思っているんですね?」

ロイド「だって、そう言って出て行ったし…」

ルルーシュ「…」じと

cc「…」じとじと

ラクシャータ「あ、あはは、そんなこともあったかもねぇ…」

ルルーシュ「はあ、ただの誤解だったわけですか」

ロイド「どういうこと?」

cc「お互いがお互いを嫌ってると思っていたってことですよ」

ルルーシュ「ロイドさんは、別にラクシャータのことが嫌なわけではないんですね?」

ロイド「そりゃあ対抗心はあるけど」

ロイド「僕にまともに意見してきたのなんてラクシャータくらいだったし」

ロイド「嫌だとかはないよ」

cc「ですって、ラクシャータさん」

ラクシャータ「…」

ラクシャータ「なぁんだ、バカみたいだねぇあたし」

ラクシャータ「意地張って、勘違いして」

ロイド「ラクシャータ?」

ラクシャータ「改めて言うよロイド」

ロイド「あれ、今名前で…」

ラクシャータ「悪かった、昔のことは全部謝る」

ラクシャータ「だから、また一緒に研究しないか?」

ロイド「…」

ロイド「君がそれでいいなら、構わないよぉ」

ルルーシュ「まったく、科学者は不器用な奴が多いのか?」

cc「お前も人のことは言えないがな」

ルルーシュ「なんだと?」

cc「ふふん、本当のことだろ?」

セシル(なんとかまとまったみたいね)

セシル(これの出番が来なくてよかったわ)つロイドの日記

セシル(さすがに良心が咎めるし、返しておきましょう)

ラクシャータ「早速だけど、この前来た技師がこんなものを置いていってねぇ」

ロイド「これは、エナジーフィラーの新型?」

ラクシャータ「そうそう、実は従来のものに比べて…」

ロイド「ふんふん」

スザク(今日も特派は平和だな…)

今日はここまでです。

ちょっとロイドさんが女々しいというか、幼児退行していますが、私の中でロイドさんはラクシャータと専門話を一晩中語り明かしたり、そういう学生みたいなことをたくさんやりたがっている人なので。

ラクシャータといがみ合っているのは寂しかった、という感じのイメージです。

自分の世界にこもりがちな天才にとって、自分を理解してくれる仲間の存在は何物にも代え難いと思います。

というわけで、次はたぶんカレンの話になると思います。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

他の方も読んでくださって、本当にありがとうございます。

方向性的にエロは化物さんに何とかしてもらうので、こっちは始めた頃と変わらず、ほのぼの優しい世界を目指していきましょう。

それでは、はじめます。

~風呂場~

ルルーシュ「ふんふふんふふーん」しゃかしゃか

cc「どうした?ルルーシュ、ご機嫌だな」

ルルーシュ「自然に入ってくるな」

ルルーシュ「もうすぐ出るから待っていろ」

cc「ところがもう湯船に入ってしまったのだ」ぴゅー

ルルーシュ「冷たっ何をする!」

cc「今日スーパーに置いてあったんだ、水鉄砲」

cc「ほれほれ」ぴゅっぴゅー

ルルーシュ「やめんか、子供じゃあるまいし」ざばー

cc「あ、次私の番な」

ルルーシュ「俺はもう出る、好きにすればいい」

cc「おいおい、淋しいこと言うなよ、いいから湯船に浸かっていけ」

ルルーシュ「お前慣れすぎだろ、この状況に」

cc「お前に言われたくはないな」

同時進行とな

ルルーシュ「む、まあそれもそうか」ちゃぽん

cc「しゃわしゃわー」

ルルーシュ「だが、今時一緒に風呂なんて、恋人同士でもするかどうか」

cc「ルルーシュ、周りなんて関係ないさ」

cc「私たちは共犯者、運命共同体というやつだ」

cc「裸の付き合いくらいなんのことはないだろう」

ルルーシュ「そういうものか?」

cc「お互いに隠し事があれば、それは共倒れの原因にしかならん」

cc「包み隠さずいるのが一番だろ?」

ルルーシュ「なんだか、論点がずれているような」ぴゅー

>>518実は毎晩そうなんですぜ

cc「本音を言えば、電気代が節約できる」

ルルーシュ「おい」

cc「結構馬鹿にならないんだぞ、風呂というものは」

cc「恥ずかしいくらいでお金がもらえると思えばいいじゃないか」

ルルーシュ「一気に所帯じみたな」

ルルーシュ「ま、そういうことならたまには大目に見ようか」

cc「私が、大目に見てやっているんだ」

cc「私と風呂に入りたい男なんて、いくらでもいるんだからな?」

ルルーシュ「はいはい、わかってるさ」

cc「軽くあしらうな!」ばしゃっ

ルルーシュ「うおっ」

ルルーシュ「…」

cc「…」

ルルーシュ「…うりゃ」ぴゅっ

cc「冷たっ」

ルルーシュ「ふふ」

cc「それは私の武器だぞ、返せ」

ルルーシュ「返せば、俺が撃たれるのだろう?」

cc「当然だ」

ルルーシュ「ならば、返すわけにはいかんな」

cc「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある人間だけ」

cc「じゃなかったのか?」

ルルーシュ「自ら撃たれに行くのはまた別だろう」

cc「それもそうか」

ルルーシュ「ナナリーは元気だろうか」

cc「学園でたまに会うだろう?」

ルルーシュ「最近会ってないからな」

cc「たかだか三日で、何も変わらないと思うが?」

ルルーシュ「気になるものは気になるんだ」

cc「なら会いにいくか?」

ルルーシュ「そういうわけにも行かん」

cc「まあカレンのこともあるし、ゼロの準備もしないとだからな」

ルルーシュ「衣装と仮面は?」

cc「今日咲世子が持ってきた、正直趣味を疑うぞ、あれは」

ルルーシュ「む、かっこよくないか?」

cc「…」

cc「いや、お前が気に入っているならそれでいいさ」

cc「予定は明日だったか?」

ルルーシュ「ああ、実行するのは明後日だが、説明と顔合わせも必要だろう」

cc「まあ、お前は誰にも会ってないからな」

cc「しかし狭いな」

ルルーシュ「おい、突然思いついたことを喋るのはやめろ」

cc「本当のことだろ?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「外でアイスでも食うか」

cc「そうするか」

リビング

ルルーシュ「ほら、お前の分だ」

cc「おお、いただきます」はむっ

ルルーシュ「行儀が悪いぞ」

cc「ふふーひゅ、はみふいふぇふへ」

ルルーシュ「髪拭いてくれ?か」

cc「ひょふわはっは…」

ルルーシュ「そのまましゃべるんじゃない」

ルルーシュ「ったく、髪くらい拭いてやるから」ごしごし

cc「ふへへ」にへー

ルルーシュ「まったく、お前は子供か」

cc「私からすればお前の方が全然子供だがな」

ルルーシュ「なら、もっと大人らしくしてくれ」

cc「善処する」

ルルーシュ「そうしてくれ」ごしごし

cc「小倉アイスは美味しいな」ぺろぺろ

ルルーシュ「チェック」

cc「ナイトでポーンを」べしっ

ルルーシュ「よし、これでチェックメイトだ」

cc「待った」

ルルーシュ「何度目だ?」

cc「13回目だ、待った」

ルルーシュ「そろそろ諦めれば…」

cc「私に後退の文字はない」

ルルーシュ「いや、状況的にあまりカッコよくないぞ」

cc「やった、また子供が生まれたぞ」

ルルーシュ「おい、もう車からはみ出ているぞ」

cc「もう一つ使えばいい」

cc「さあ祝儀をよこせ」

ルルーシュ「くそ、順調に金を稼ぎおって」

cc「人生ゲームなど、たやすいたやすい」

ルルーシュ「まだ勝負はわからんぞ」

cc「この差をどう覆すつもりだ」

ルルーシュ「まあ見ていろ」

cc「ば、馬鹿な…」

ルルーシュ「株を買っておいたことが勝負の分かれ目になったな」

cc「くっ、また負けてしまった」

ルルーシュ「ん、そろそろ夕食にするか」

cc「お前が早く風呂に入りすぎなんだ」

ルルーシュ「暑かったんだ、仕方がないだろう」

cc「時間つぶしとはいえ、負けっぱなしは癪だが」

ルルーシュ「またあとでやればいいだろう」

cc「次は負けん」

ルルーシュ「俺も負けるつもりはないがな」

cc「ふふ」

ルルーシュ「さあ作るか」

cc「そうだな」

ルルーシュ「いただきます」

cc「いただきます」

ルルーシュ「…」かちゃかちゃ

cc「…」ぱくぱく

ルルーシュ「む、この卵焼き、うまい…」

cc「ふふ、自信作だ」

ルルーシュ「卵焼きは甘いほうが好きなんだ、俺は」

cc「私はどちらも好みだがな」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「甘い」(゚д゚)ウマー

cc「ほら、どんどん食え食え」

ルルーシュ「ごちそうさまでした」

cc「おそまつさまでした」

ルルーシュ「こういう挨拶は素晴らしい文化だ」

ルルーシュ「きちんと継承していかないとな」

cc「今お茶を淹れてやろう」

ルルーシュ「なら、会長にもらったクッキーも出すか」

cc「食後だぞ?」

ルルーシュ「別腹というものだ」

cc「意外と食いしん坊め」

cc「今日は何もしなかったな」

ルルーシュ「別に毎日波乱万丈である必要はない」

ルルーシュ「急いては事を仕損じる、という言葉がある」

ルルーシュ「俺もミスのないように慎重にことを運ぶべきだと思うからな」

cc「どうした?なんだか後ろ向きな意見だが」

ルルーシュ「詰めが甘いといたるところで言われる夢を見てな」

cc「地味にきついな、そういう評価って」

ルルーシュ「うむ」ずずず

cc「ま、焦らずじっくりやればいいか」ずずっ

ルルーシュ「その通りだ」ずずず

cc「さて、明日に備えてそろそろ寝るか」

ルルーシュ「そうだな…」

cc「どうした?」

ルルーシュ「歯を磨いてから、なんだか眠いんだ…」

cc「子供かお前は」

ルルーシュ「お前から見たら、皆子供なんだろ…」

cc「ああ、わかったわかった寝るならベッドにしろ」

ルルーシュ「うむ…」

ルルーシュ「…」すぅすぅ

cc「そんなに疲れていたのか」

cc「ま、まだ学生なのに学園と特派、それにレジスタンス」

cc「あまりに忙しい生活だ」

cc「今は眠れルルーシュ、お前は私が守ってやる」なでり

ルルーシュ「…むぅ」いやいや

cc「やはりまだ子供だな」うりうり

ルルーシュ「…うう」がばっ

cc「うわっ」とすっ

ルルーシュ「ううん…」ぎゅっ

cc「こ、こらどこを触っている」ぺしぺし

ルルーシュ「んんっ」ぎゅう

cc「ふぁっ」

cc「ちょ、ちょっと…」////

ルルーシュ「cc…」

cc「…」

cc「仕方のないやつだ、お前は」なでりこ

ルルーシュ「…」すぅすぅ

cc「おやすみ、ルルーシュ」ちゅっ

cc「これはサービスだぞ?」ふふふ

これで今日はおしまいです。

他の影響も受けつつ、最初の頃よりは間を生かせるようになっていると信じたいです。

明日はまた本筋に戻っていくので、ルルccはお休みですかね。

まあ、そんなこと言いつつ、つい入れてしまうんですがね。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

fate終わったしこれからは更新速度上げられるね(ニッコリ)

おはようございました。

>>541やっぱり遅いですか?

他にも書くのは良くないとは思いつつも、思いついたら書きたくてしょうがなくなってしまうんです。

もう少し頑張って書いてみます。

それでは始めます。

~ゲットー内部~

cc「ルルーシュ、そろそろ時間だ」

ルルーシュ「今はゼロだ、忘れるな」

cc「そうだったな、ゼロ」

ゼロ「うむ、扇たちの様子はどうだ?」

cc「今のところはおとなしく待っているようだな」

cc「いくか?」

ゼロ「…」

ゼロ「いや、まずはお前だけで行け」

cc「ん?何故だ?」

ゼロ「明確に俺とお前のつながりをちらつかせるのは危険だ」

ゼロ「あくまで私が利用しているというスタンスを保とう」

cc「カレンの方に影響が出ないか?」

ゼロ「カレンは個別にフォローする」

ゼロ「ともかく、現状は性質の不明なメンバーが多い」

ゼロ「ここは慎重に行くべきだ」

cc「まあ、お前に任せるが」

cc「あまり腰の引けたことはするなよ?」

ゼロ「ふっ、誰にものを言っている」

カレン「…」

カレン「やっと来たね、cc」

扇「ゼロは?」

cc「少し遅れてくる」

玉城「時間も守れねぇのかよ、新しいリーダー候補は」

cc「言葉は謹んだほうがいい」

cc「ゼロに逆らえば、どんな恐ろしいことになるか…」

玉城「な、なんだよ、脅かしやがって」

カレン「ゼロがなんだっていいわ」

カレン「問題は、約束通りナイトメアを手に入れられるか、よ」

ゼロ「ふむ、いい心がけだな」

扇「!?どこだ?」

ゼロ「上だよ」ばさっ

井上(うわぁ、ひどいセンスね…)

杉山(なんかカッコイイな、あれ)

南(流石に幼女ではないか…)

ゼロ「お初にお目にかかる」

ゼロ「私がゼロだ」

扇「お、俺はこのレジスタンスを率いている扇要だ」

玉城「おい、どもるなよ」

カレン「茶化さない」べしっ

玉城「あでっ」

ゼロ「ふむ、君がカレンか」

カレン「私のことを知ってるの?」

ゼロ「ccの報告は聞いている」

ゼロ「先日は迷惑をかけたようだな」

ゼロ「残念なことだが、私には今のところ腹心と呼べるような存在は居ない」

カレン「い、いいわよもう済んだ話だから」

ゼロ「そうか、それは助かる」

ゼロ(後で話がある)

カレン(え?)

ゼロ(会合後、ここに来い)

カレン(一体何を…?)

ゼロ「それでは早速本題に移る」

カレン「ちょっ…」

cc「今はダメだ」がし

カレン「cc!」

cc「直ぐに分かる、今は待て」

ゼロ「計画の徹底は前提条件だ」

ゼロ「各々、概要は理解してるか?」

扇「一応大丈夫なはずだ」

ゼロ「私が求めているのは一応でもはずでもない」

ゼロ「ひとえに確証だ」

ゼロ「不安のあるものは今のうちに申し出ろ」

ゼロ「一人のミスで全員が命を落とす」

玉城「おいおい、突然出てきてゼロだなんだ言ってるけどよ」

玉城「いくらなんでも偉そうにしすぎじゃねえのか?」

井上(馬鹿ね、どうせぼこぼこにされるのに)

杉山(あれ、予備とかあるのかな?)

南(いや待て、まだ女でないと決まったわけではないか…)

ゼロ「貴様、名前は?」

玉城「玉城だよ」

ゼロ「では玉城、君に質問しよう」

ゼロ「君はどんな人間の言うことなら聞く?」

玉城「イキナリ何を言い出すんだよ」

ゼロ「いいから答えろ」

玉城「そんなの、条件なんていろいろあんだろうが」

ゼロ「その通りだ」

玉城「は?」

ゼロ「私は今、何故君たちに命令をするのか」

ゼロ「何故偉そうにするのか」

ゼロ「それを君に納得させるのには膨大な時間がかかるだろう」

玉城「そりゃあおめぇ俺は上から言われたことをただ聞くだけじゃねえからな」

井上(いるわよね、こういう突っかかってる俺かっこいいな人)

杉山(いやー、正直言われたこともできないのは引くわー、っべーわー)

南(カレンccゼロの三百合なら薄い本も熱くなる勢いだな)んふー

カレン(また、南がろくでもないことを考えているわね)

ゼロ「だが、私にはそれに費やす時間はない」

ゼロ「今必要なのは、与えられた命令に口を挟む人間ではなく」

ゼロ「ただ愚直に命令を完遂出来る人間だ」

ゼロ「私の求めるものに、玉城君のような輩は入っていない」

玉城「な、なんだと?」

扇「やめろ玉城!」

扇「すまないゼロ、こいつはこういう奴なんだ」

ゼロ「計画の足を引っ張るようなら実行メンバーから外す」

ゼロ「それが嫌なら、まずは能力を見せるところから始めるのだな、玉城」

玉城「じょ、上等だよ!!」

玉城「俺様の実力を見て、腰抜かすんじゃねえぞ!?」

井上(うわー、あっさり丸め込まれた)

杉山(ああはなりたくないな)

南(…)きりりっ

cc(なぜだろう、あの真面目にしている風の男が、この中で一番ダメなやつな気がする)

ゼロ「さあ、話は付いたな」

ゼロ「時間がない、君たちには最善と最速を求める」

ゼロ「さあ、今すぐ配置についてくれ」

皆「はいっ!!」

ゼロ「いい返事だ」

ゼロ「それでは以上で会合は終了だ、次の指令を待て」

ざっざっざっ

カレン(…さっきのは一体…)

cc(おい、カレン行くぞ)

カレン(…それがアンタの本性?)

cc(どちらも私だ)

cc(分かるな?)

カレン(ま、私も似たようなものよね)はあ

今日はここでおしまいです。

まさかの玉城回でしたが、毎回行き当たりばったりでいろんな話を詰め込んでいるので、予定通りに書ききれないのは本当にごめんなさいです。

次回はカレンin特派までいけるといいですね。

ちなみに、井上、杉山、南は基本こんな立ち位置で行きます。メインではないです。

南は使いやすいので、出てくるかもしれませんが…。

ともかく、今日もお付き合いありがとうございました。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おつおつん
効果音はメリハリつけて半角カナも使うとちょっと読みやすいかな
引き締めたいときは半角で、普段は全平とか……
完全主観だから、一個人の意見としてきいといておくれ

おはようございました。

>>559ご意見ありがとうございます。

早速使ってみます。というかやり方がよくわからなかったので調べてきたんですけどね。

f8キーおそるべし。

それでは昨日の分位は投下していければと思います。

カレン「ゼロ、来たわよ」

cc「敬語を使わんか」ゲシッ

カレン「痛ッわかったわよ」

ゼロ「よく来たなカレン」

ゼロ「君には別途伝えておきたいことがあってな」

カレン「伝えておきたいこと、ですか?」

ゼロ「ああ、まず、君はナイトメアの操縦ができるようだが」

カレン「はい」

ゼロ「今回ナイトメアは持っていかない」

カレン「でも、いざ発見されたときに相手のナイトメア部隊をどう足止めするんです?」

ゼロ「君は少し誤解しているようだ」

カレン「何をですか?」

ゼロ「現場にはナイトメアを持っていかないということだ」

ゼロ「今回はccに君たちを援護させる」

ゼロ「ccはナイトメアで遠方待機となる予定だ」

カレン「つまり、ナイトメアの鹵獲は白兵で行う、と?」

ゼロ「その通りだ」

ゼロ「仮に戦闘になった場合も、鹵獲予定のうち一気のみで応戦してもらう」

カレン「それは、流石に難しいのでは?」

ゼロ「他のナイトメアには既に細工済みだ」

ゼロ「そう遠くまでは追って来られない」

カレン(どうやってそんなことを…)

ゼロ「そして、大切なのはここからだ」

ゼロ「君には今回の作戦の総指揮をしてもらう」

カレン「扇さんじゃないんですか?」

ゼロ「扇では心もとないのでな」

カレン(ccあんたなんて報告したのよ?)

cc(ありのままに、さ)

おはようございました。

続き行きます。

ゼロ「作戦の内容を理解しているか?」

カレン「はい、ナイトメア鹵獲後私と杉山が搭乗し速やかに離脱」

カレン「他はサポートですよね」

ゼロ「そう、作戦はいたってシンプル」

ゼロ「だが、警報器の遮断時間、カメラの停止時間、門の開閉時間」

ゼロ「とにかくタイミングが物を言う」

ゼロ「無論、私も無線による指示は欠かさないが」

ゼロ「現場での判断は君に一任する」

ゼロ「どうだ?やれるか?」

カレン「…」

カレン「はい、やります!」

cc(期待に応えたがるのは優等生のあらわれか?)

cc(かわいいものだな、素直なのも)

ゼロ「そこで、君の配置を少し変更する」

ゼロ「具体的にはここだ」

カレン「しんがりですか?」

ゼロ「そして玉城のフォローも兼ねている」

ゼロ「全員が無事に脱出できるように、誘導するんだ」

ゼロ「お前と杉山がナイトメアに搭乗している間に、他の兵器や車輌には細工をしているはずだ」

ゼロ「レジスタンスメンバーが外に待機している車に乗り込むまでの時間を稼げ」

カレン「了解しました」

ゼロ「そして一つだけ」

ゼロ「いいか、白いカブトをつけたナイトメアに遭遇したら」

ゼロ「交戦せずに速やかに撤退しろ」

ゼロ「その場合、所持しているナイトメアフレームを放棄しても構わない」

カレン「はい?」

カレン「あの、どういうことですか?」

ゼロ「どうもこうもない」

ゼロ「白カブトとの交戦は危険だ、絶対に避けろ」

ゼロ「そう言っているだけだ」

カレン「でも、私も操縦技術には自信があります」

カレン「遅れをとることはありません」

ゼロ「この件に関しては、議論するつもりはない」

ゼロ「とにかく、自身の成すべきことを成せ」

ゼロ「以上だ」

カレン「ゼロっ!!」がたっ

cc「話は終わりだ、早く行くぞ」

カレン「でも」

cc「ゼロも万全を期すためにああ言っている」

カレン「それは、わかるけど…」

cc「期待に応えたいのならば、ぜいぜい励むことだ」

cc「私はあくまで援護しかできん」

cc「仮にお前が白カブトに挑んで敗北しても、助けには行けない」

カレン「私は負けないわ!!」

cc「…カレン、あなたのためを思って言っているの」

cc「聞き分けてちょうだい」

カレン「…」

カレン「わかったわ」

cc「大丈夫、白カブトが出てこなければ気にする必要はないわ」

カレン「そうよね」

cc「…よし、さっさと行くぞ」

カレン「ええ、援護はお願いするわ」

cc「ふん、私を誰だと思っている?」

カレン「ccでしょ、頼りにしてるわ」

cc(さて、あとは私たちの思惑通りの行動をカレンがしてくれるかだな)

cc(罠にはめるようで少し気が引けるが)

cc(…私も随分丸くなったものだ)

cc(あいつの影響かな…)

今日はここでおしまいです。

少しずつルルーシュの周りを固めて行けている気がします。

じっくり進めていくことが目的のため、もどかしく感じるかもしれませんが、ご了承ください。

きちんとルルccにも意味を持たせるつもりですし、思いついた伏線はばしばし入れる→回収をしていくつもりなので、そういうのも探してみてください。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

早速いきましょう。

~ゲットー某所~

ゼロ「ふう」ヌギヌギ

ルルーシュ「仮面はもう少し通気性を考える必要があるな」

cc「いちおう細工は終えてきたぞ」

ルルーシュ「…急に出てくるな、少し驚いたぞ」

cc「こんなところに来る人間が私以外にいるものか」

ルルーシュ「まあそうだな」

ルルーシュ「本当にカレンはランスロットに立ち向かうと思うか?」

cc「おそらくはな」

ルルーシュ「しかし、あれだけ念を押して言って…」

cc「それが重要なんだ」

cc「私もただ学園に入り浸っていたわけではない」

cc「少なからず生徒の情報や、お前の学友を調べていた」

ルルーシュ「そんなことをしていたのか」

cc「考えても見ろ、今のお前の弱点で一番わかりやすいものがあそこには詰まっている」

cc「警戒はしておくべきだ」

ルルーシュ「確かに」

cc「まあいい、それでな」

cc「レジスタンスの件以降、特にカレンには気をつけていた」

cc「だからあいつの特徴は把握している」

cc「カレンはどちらかといえば命令に従う方を好む」

cc「そして、功名心と責任感は人一倍だ」

ルルーシュ「いまいち要領をえんな」

cc「わかりやすく言えば、褒められたい子といったところだ」

ルルーシュ「…なんだか一気にわかったような気がする」

cc「だろ?」

ルルーシュ「つまり、ゼロやccに認めてもらいたいカレンは」

cc「そうだ、言われれば言われただけランスロットに立ち向かおうとするだろう」

ルルーシュ「…俺はあまりあの状態のカレンと接したことはないが」

ルルーシュ「イメージがありありと浮かぶな」

cc「最悪ダメなら私が出るさ」

ルルーシュ「何がだ?」

cc「あいつらが手間取って逃げ遅れるかもしれないだろう?」

ルルーシュ「ああ、そのことか」

cc「なんだその顔は」

ルルーシュ「心配はない」

ルルーシュ「そもそも、警報器も監視カメラもすべて無力化してある」

ルルーシュ「スザクを引っ張り出すための特派のもの以外は動いていない」

cc「それなら、あいつらだけでも…」

ルルーシュ「ああ、十分に作戦の実行は可能だ」

cc「お前、私を騙したな?」

ルルーシュ「騙したわけではない」

ルルーシュ「そもそも、ろくに訓練もされていない人間を軍に送り込むんだぞ?」

ルルーシュ「最大限の措置をとっておくべきだ」

cc「それはそうだが…」

cc「…」ムスッ

ルルーシュ「なぜそんなに拗ねるんだ」

cc「知らん」

ルルーシュ「教えなかったのは悪いと思うが、お前も知らない方があいつらも信用するかもと思ったんだ」

cc「知らんと言っている」ムスッ

ルルーシュ「…」ハァ

ルルーシュ「分かったよ、もう騙さないし、嘘もつかない」

ルルーシュ「これで許してくれ」

cc「絶対だぞ?」

cc「秘密は、二人で共有だからな!」ズイッ

ルルーシュ「分かったから、身を乗り出すな」

cc「絶対だぞ、次やったら泣くからな」ウルウル

ルルーシュ「もう泣きそうじゃないか」

ルルーシュ「そこまで気にすることなのか?」

cc「なんか嫌なんだ、隠し事をされるのは…」

ルルーシュ「それにしたってだな…」

cc「理由などない!」

ルルーシュ「…まあそういうことにしておこう」

ルルーシュ「ほら、ハンカチだ」つハンカチ

cc「う、ありがとう」ゴシゴシ

ルルーシュ「なんだか、今のお前は普通の少女のようだな」

cc「そんなことはない」ぐしぐし

ルルーシュ「ほら、そんなに乱暴にしたら赤くなるぞ」そっ

cc「うー、子供扱いするな!!」

ルルーシュ「ならまずはシャキっとすることだな」

ルルーシュ「そろそろ俺たちも特派トレーラーに行くぞ」

cc「夜勤のお前はいいとして、私は本当に大丈夫か?」

ルルーシュ「お前は後で仕事があるし」

ルルーシュ「夜一人にさせるのは危険だから、とでも言えばいい」

cc「おお、賢い」

ルルーシュ「ふっ、もっと褒めろ」ドヤァ

cc「お前も随分変わったと思うがな」

扇『ゼロ、聞こえるか?』

ゼロ『どうした扇』

扇『こっちは準備が終わった』

カレン『ナイトメア鹵獲部隊も準備できました』

ゼロ『作戦は予定通り行う、そのまま待機せよ』

カレン『了解しました』

扇『わかった、次の指示を待つ』

ルルーシュ「さて、急がなければ」

cc「ここからが骨だからな…」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「お前が立てた作戦だ、うまくいくに決まっている」

ルルーシュ「いつもどおりやればいい」

cc「ふっ、気を使っているつもりか?」

ルルーシュ「歴とした気遣いだ」

cc「…」

cc「ま、お前もいるしな」

ルルーシュ「ああ、そうだな」

cc「よし、作戦の第二段階開始だ」

今日はここまで。

ccが若干幼児退行していますが、気を許しているだけです。

いよいよ本編パートの区切りになりそうです。

もっとルルccを、という方もうしばらくお待ちください。

本編を楽しんでくださる方、はこのままお楽しみに。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

時間が出来たので、イマイチ進行の遅いこちらを書いていきます。

あくまで一番完結させたいのはこのssなので、毎日欠かすつもりはありませんが、投下数が少なくてすみません。

もう少し早く書けるように頑張ります。

それでは始めます。

~特派トレーラー付近ラクシャータラボ~

ルルーシュ「さて、始めるか」

cc「すまんな、ラクシャータ」

ラクシャータ「別に構わないよぉ」

ラクシャータ「あんたらの悪巧み、なんか楽しそうだしぃ」

ルルーシュ「特派トレーラーへの監視映像は既に管理済みだ」

ルルーシュ「タイミングを見計らってスザクを出動させる」

cc「私はこのままトレーラーに移動するぞ」

ルルーシュ「頼む」

ルルーシュ「問題が発生した場合は連絡をくれ」

cc「了解した」

ラクシャータ「次からは私も混ぜてよねぇ」

ルルーシュ「心配せずとも、すぐに仕事がある」

ラクシャータ「そりゃあ楽しみにしとくよぉ」

ルルーシュ『カレン、扇作戦開始だ』

扇『分かった』

カレン『了解です、ゼロ』

ルルーシュ「さて、後はフォローに徹するか」

cc『ルルーシュ、咲世子から報告だ』

cc『レジスタンスメンバーが目標ナイトメアに到達』

cc『扇の方も軍車輌への工作に入った』

ルルーシュ『よし、そのまま監視を続けさせろ』

cc『了解した』

ルルーシュ「よし、順調に事は進んでいるな」

ラクシャータ「ルルーシュ、コーヒー飲むかぃ?」

ルルーシュ「いただこう」

~ナイトメア鹵獲部隊~

カレン「ゼロの言っていた通り、倉庫内のナイトメアはセキュリティが働いていないわ」

杉山「よし、さっさと乗り込んでズラかろう」

玉城「あれ、扉ぶち破る用の爆弾、配線がわからねぇぞ」

井上「玉城、なにもたもたしてんのよ」

玉城「うるせー、ちょっと待てよ」

カレン「ああもう、私がやるから」ぺたっプスッカチッ

カレン「皆、離れて」ポチッ

どんっ

玉城「意外としょぼい爆発だな」

井上「いや、目立ってどうするのよ」

カレン「さ、行くわよ」

杉山(今日のカレン、やたらと張り切ってるな…)

ルルーシュ「そろそろか…」

cc『ルルーシュ、ナイトメアの鹵獲を確認した』

cc『今からなら丁度いいはずだ』

ルルーシュ『扇隊は?』

cc『既に離脱している』

ルルーシュ『よし、今から特派の警報を作動させる』

ルルーシュ『次の仕事に備えておけ』

ルルーシュ「さぁ、本日のメインディッシュだな」ポチッ

ルルーシュ『カレン、聞こえるか』

カレン『はい、こちらは問題なくナイトメアを鹵獲しました』

ルルーシュ『扇隊は既に離脱した、そちらも速やかに撤退せよ』

カレン『了解しました!』

ルルーシュ「さぁ、ショータイムだ」ズズッ

~ナイトメア鹵獲部隊~

玉城「うおー、軍の車ははえーなー!」

井上「玉城、あんたルートから外れてるわよ!」

玉城「大丈夫だよ、誰も来やしねぇじゃねぇか」

カレン『まだ油断は禁物だって…』

スザク『そこの侵入者、今すぐ武装を放棄して投降するんだ』

カレン「あれは、白カブト!!」

スザク『君たちを拘束する』ギャアアア

玉城「や、やべぇあのナイトメアなんてスピードだ!」

井上「だから言ったのに!!」

杉山『カレン、どうする!?』

カレン「…」

カレン『私があの白カブトを引きつけるわ』

カレン『皆は先に離脱して』

杉山『でも、あいつ相当ヤバそうだぞ!?』

井上「カレンが取り残されちゃうわ!」

カレン『私は大丈夫だから、早く!!』

井上「…」

杉山『井上、玉城、早く行くぞ』

井上「で、でも…」

杉山『どのみち、このままじゃ全員お終いだ』

杉山『俺よりカレンの方がナイトメアの扱いも上手い』

カレン『そうよ、だから早く!』

スザク『誰も逃がさない!』

カレン『あんたの相手はこの私だ、白カブト!!』

cc『ルルーシュ、思惑通りカレンとスザクが戦闘を開始した』

ルルーシュ『分かった、レジスタンスの方は俺が何とかする』

ルルーシュ『ccはそちらに専念してくれ』

cc『分かった、トレーラーで会おう』

ルルーシュ『了解だ』

ルルーシュ「ラクシャータもくるか?」

ラクシャータ「いや、あたしはいいよ、また今度でさぁ」

ルルーシュ「そうか、それではな」

ラクシャータ「まったねぇ~」

ルルーシュ「さて、扇に指示を出すか…」

~ゲットー入り口付近~

扇「そうか、分かったゼロに任せる」

杉山「ゼロは何だって?」

扇「カレンの方はゼロが何とかするらしい」

扇「俺たちは速やかにこのナイトメアを安全な所に隠して解散する」

井上「そんな事言って、流石にゼロでもできる事と出来ない事があるでしょ!?」

扇「だからと言って、今俺たちにできる事はそのくらいなんだ」

玉城「ちくしょー、俺がカレンを助けに行ってやる!」

井上「やめなさいよ!」

井上「それに、あんたがもっとキビキビゼロの指示通りに動いていれば…」

玉城「なんだよ、俺が悪いってのか!?」

扇「仲間割れはよせ!!」

扇「とにかく、今はゼロを信じるしかない」

南「皆、早くこいつを移動した方がいい」

玉城「お前いたのか」

南「ずっといたよ!!」

扇「さ、俺たちがヘマをするわけにはいかない」

扇「行くぞ」

カレン「ハァッ!」ギャアアア

スザク「ふんっ!」クルルッスタッ

カレン(何なの、あのナイトメアは…)

カレン(こっちの攻撃が全然通用しない…)

スザク(あのサザーランドのパイロット)

スザク(ランスロットで押し切れないなんて、凄い腕だ)

スザク『何故、君のようなパイロットがレジスタンスなんかにっ!』ビュッ

カレン『ブリタニアの間違いを正す為よ!』

カレン『これで決めてやる!!』ギャアアア

スザク(急制動からの突撃かっ!)

スザク(でも、これならっ!)ヒュンッ

カレン(ハーケン!?しまっ)ガシャァァン

スザク『大人しく降伏するんだ』ジャキ

カレン『化け物め…』ピッカシュッ

スザク『き、君は…』

カレン「何?早く拘束でもなんでもしなさいよ」

ルルーシュ『スザク!』

スザク『ルルーシュかい?』

スザク『大変なんだ、カレンが…』

ルルーシュ『ああ、映像は確認した』

ルルーシュ『先程の戦闘は時間外れの演習と報告しておく』

ルルーシュ『見つからないように、トレーラーまで連れてきてくれ』

スザク『そんな事をして大丈夫かい?』

ルルーシュ『事情は分からないが、カレンをみすみす犯罪者には出来ない』

スザク『…』

スザク『分かった、ルルーシュに任せるよ』

ルルーシュ『スザク、ありがとう』

ルルーシュ(計画通り)ニヤリ

~特派トレーラー内~

スザク「さぁ、中に入って」

カレン「拘束しなくていいわけ?」

スザク「何かするつもりなら、僕も容赦しない」

カレン「…何もしないわよ」

ルルーシュ「やぁ、待っていたよカレン」

カレン「ルルーシュ…」

ルルーシュ「スザク、取り敢えずカレンを休憩室に案内してくれ」

スザク「分かった」

スザク「行くよ、カレン」

カレン「…ええ、言うとおりにするわ」

ロイド「それで?彼女は誰なの?」

ラクシャータ「あたしも結局呼ばれるわけね」

セシル「ルルーシュくん、教えてもらえる?」

ルルーシュ「彼女はカレン・シュタットフェルト」

ルルーシュ「シュタットフェルト家の長女です」

セシル「凄いお嬢様じゃない!」

ラクシャータ「そんな子がナイトメア乗りねぇ」

ラクシャータ「ちょっと興味あるかも」

ロイド「その辺の事情は聞いてみないと分からないけどぉ」

ロイド「一体君たちは彼女をどうしたいのかな?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「事情を聞いて、出来れば大事にはしたくないです」

セシル「確かに、醜聞どころの騒ぎじゃなくなるものね」

ロイド「でもねぇ、やった事がやった事だし」

ルルーシュ「どうにかなりませんか?」

ロイド「まぁ僕は今更犯罪者捕まえてポイントアップって柄じゃないし」

ロイド「見逃す分には構わないけどね」

セシル「問題は彼女の気持ちじゃないかしら」

cc「あの、私がカレンさんとお話しするのはダメですか?」

セシル「ccさん、聞いていたの?」

cc「ええ、聞こえていました」

ラクシャータ「あんたが話してどうするのさ?」

cc「私は彼女とも親交がありますし」

cc「軍の関係者という訳ではありませんから、警戒もされにくいのではないでしょうか」

ルルーシュ「まぁ、一理あるな」

ロイド「別にいいんじゃない?僕は面倒なのは嫌いだし」

セシル「ロイドさん!」

ロイド「取り敢えず、話は聞いて見なきゃならないんだから、いいんじゃないの?」

ルルーシュ「cc、頼めるか?」

cc「はい、頑張ります」

ラクシャータ(この二人、猫のかぶり用が板についてるねぇ)

スザク「カレンは休憩室で大人しくしているよ」

スザク「ccさん、よろしく」

cc「はい」

~休憩室~

cc「失礼します」

カレン「cc!?」

cc(静かにしろ)シッ

カレン「な、なんであんたが…」

cc「言っただろう?お前のフォローだ」

cc「ゼロからの伝言だ、そのまま軍の内部に潜入しろ」

カレン「ど、どういうこと?」

cc「簡単だ、このまま特派に入って貰う」

カレン「い、嫌よブリタニア軍の手伝いなんて…」

cc「お前が言われた通りに逃げなかったおかげで、私は今こうして出張ってきているのだが」

cc「これ以上ゼロの信頼を裏切るつもりか?」

カレン「それは…」

cc「話を合わせれば私とルルーシュで何とかする」

カレン「ルルーシュ?なんであいつが…」

cc「お前がこうして軍部に突き出されていないのは、ルルーシュのおかげなんだぞ?」

cc「あいつは優しいからな」

カレン「…」

cc「ルルーシュは私たちの事情を知らない」

cc「だが、あいつはお前を助けようとするはずだ」

カレン「お人好しね」

cc「本人は無自覚のようだがな」

cc「それで?どうする?」

カレン「…」

カレン「分かった、ゼロの指示に従います」

cc「よし、なら協力してやろう」

おはようございました。

ごめんなさい、遅くなりました。

早速始めます。

cc「ただいま戻りました」

セシル「ど、どうだった?」

cc「肝心なことは何も…」

cc「ただ、自分の意思でレジスタンスにいる、と」

セシル「そうなの…」

ロイド「本人がそう言ってるなら、どうしようもないかもねぇ」

cc(ルルーシュ、後は任せるぞ?)

ルルーシュ(ああ、お前も合わせてくれ)

ルルーシュ「ロイドさん、セシルさん」

ルルーシュ「一つ、提案があるのですが」

ロイド「ん~?なぁに?」

ルルーシュ「カレンをここにおいてやってくれませんか?」

ロイド「まあ、言うとは思っていたけどね」

ロイド「一応意見は聞くよぉ」


ルルーシュ「このままでは、カレンはまたレジスタンスに戻るでしょう」

ロイド「それはそうだ」

ルルーシュ「それよりは、ここで監視を兼ねて働かせたほうがいいと思うんです」

ロイド「え~、でももう仕事がないよ?」

ルルーシュ「それは…」

スザク「彼女も、デヴァイサーにしてはどうですか?」

ルルーシュ「スザク?」

スザク「自分は先ほどランスロットでカレンの乗るサザーランドと対峙しましたが」

スザク「かなりの苦戦を強いられました」

セシル「え?でもランスロットのスペックなら…」

ロイド「なるほどねぇ、それほど彼女は腕がいいってこと…」

スザク「自己流のようでしたが、非常に機敏です」

ロイド「まぁ、他でもない現デヴァイサーが言うんだから間違いないかぁ」

ラクシャータ「もしそれで決まりなら、あの子はアタシが貰うけどねぇ」

ルルーシュ「ロイドさん、お願いします」

ロイド「うーん」

ロイド「それじゃあ、彼女に選ばせようか」

ルルーシュ「え?」

ロイド「だあってぇ、僕らがここで話してたってどうしようもないし」

ロイド「早速聞いてみようかなぁ」

ルルーシュ(cc、カレンは大丈夫か?)

cc(問題ない、ロイドのおかげで早く事が済みそうだ)

ルルーシュ(そうか、安心した)

cc(私は少し用事が出来た、待っていろ)

ルルーシュ(ん?何処へ行く?)

cc「ラクシャータさん、少しいいですか?」

ラクシャータ「ん?なんだぁい?」

cc(例の輻射波動ナイトメア、カレン用に作れるか?)

ラクシャータ(やっぱりアンタもそれ考えてたのねぇ)

ラクシャータ(任せておきなさいな~)

cc(よし、これで完璧だな)

~休憩室~

ロイド「失礼しまぁす」

カレン「…っ!?」ビクッ

ロイド「はじめましてぇ」

ロイド「僕はここのボス、ロイド・アスプルンド」

ロイド「よろしくね」

カレン「…」

カレン「紅月、カレンです」

ロイド「そう、カレンさんねぇ」

ロイド「さぁっそくだけど、本題」

ロイド「君、ここでデヴァイサーやってみない?」

カレン「デヴァイサー?」

cc「平たく言えば、テストパイロットのことですよ」

カレン「cc!」

ロイド「それでどうするぅ?」

ロイド「一応、君のことは報告してないから、このまま帰ってもいいけど」

カレン「…」

cc(分かっているな?)

カレン(…ええ)

カレン「ロイドさん?でしたっけ」

カレン「デヴァイサーに、私なります」

ロイド「ふーん」

カレン「あの、何か?」

ロイド「いや、やけにあっさり受け入れるなぁってさ」

カレン「…っ!」

ロイド「まあ君が何をどう考えているかはわからないけどぉ」

ロイド「もし、あの子たちの優しさを裏切るつもりなら、容赦はしないから」

ロイド「分かったぁ?」

カレン「は、はいっ」

ロイド「よろしい」

ロイド「それじゃ、みんなに挨拶に行くよぉ」

cc(なんとか乗り切ったか)

cc(しかし、カレンには後で説教だな)

すみません、思いつかなくなってきたので、今日はここまで。

また考えておきます。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

昨日はすみません、今日は寝ずに頑張ります。

よろしくお願いします。

それでは始めましょう。

~帰宅後~

ルルーシュ「ふう、なんとか終わったか…」

cc「まさかロイドがカレンの適正試験を始めるとはな…」

ルルーシュ「流石に眠い」

cc「同じくだ」

ルルーシュ「カレンもよく乗り切ったものだ」

cc「結果認められたのは良かったな」

ルルーシュ「風呂、入らないとな」

cc「一緒でいいか?」

ルルーシュ「ああ、時間がかかるとお互い寝てしまうだろう」ふああ

cc「初めて正当な理由で一緒に入るのに、なんだその態度は」

ルルーシュ「いや、俺も嬉しいぞ?お前の裸が見られて大歓喜だ」ふああ

cc「おい、眠気に任せてとんでもないことを口走るな」

~お風呂~

cc「こら、ルルーシュ寝るな」

ルルーシュ「だが、思うように思考がまとまらない…」

cc(「このもやしっ子め、たかだかゲットーとトレーラーの移動くらいで…」

cc(そうか、そういえば今日は学園も午後の特派の仕事もやっていたのか)

cc「仕方あるまい、また私が洗ってやる」

ルルーシュ「う、すまないcc」

ルルーシュ「うー、体が動かん」

cc「ほら、腕を上げろ」ごしごし

~ベッドルーム~

cc「まさか歯磨きまでさせられるとは」

cc「お前、器用な寝方するんだな」

ルルーシュ「…」すぅすぅ

cc「さて、きちんと寝かせて…」ヨイショッ

cc「よし、私も寝るか」ゴソゴソ

ルルーシュ「…cc」ギュウ

cc「おいおい、寝ながら抱きつくなよ」

cc「ほらほら、寝違えるぞ?」

ルルーシュ「…」ぎゅう

cc「ああもう、しょうがないな」

cc「ほら、こうしてやる」ぎゅっ

cc「ふはは、頭を抱えられては動けまい」ボソボソ

ルルーシュ「…」

cc「しかし、こうして見ている分には見てくれのいいただの学生だな」

cc「いや、実際そのとおりか」

cc「ずっと無理しているものな」ナデナデ

cc「お前も随分甘えん坊になってしまって」

cc「これじゃあ私が母親じゃないか」ナデナデ

ルルーシュ「…」ぎゅ

cc「…」

cc「まあ、今は甘えるといいさ」

cc「おやすみルルーシュ」

~朝~

ルルーシュ「む、朝か…」

ルルーシュ「昨日の風呂から記憶が曖昧だな…」

ルルーシュ「それにしても、なにか息苦し…」むにゅ

cc「うンっ」ビクン

ルルーシュ(な、なんだこの状況は!!)

ルルーシュ(おちけつ、まずは状況整理だ)

ルルーシュ(今ccは俺の頭を抱える形で眠っている)

ルルーシュ(まずはこの体勢を脱しなければ)ずる

cc「…ううん」ぎゅうっ

ルルーシュ「うわっ」

ルルーシュ(こ、今度は俺の胸に擦り寄っている!)

ルルーシュ(む、だが待てよ)

ルルーシュ(今ならばすべてccのせいに出来る…)

ルルーシュ(例えば、すこし抱き返してみたり)ぎゅ

cc「…ふふっ」にへ

ルルーシュ(ほら、本人も嬉しそうだ)

ルルーシュ(よし、このまま寝てやろうさっきの俺と同じ葛藤をするがいいcc)←実際に何かして怒られたくない人

ルルーシュ(ccの髪、いい匂いだ)

ルルーシュ(しかし、また染めに連れて行かなくてはならんな)なでなで

cc「どうした?ルルーシュ」

ルルーシュ「む、起きたのか?」

cc「まだ眠いがな」ふああ

cc「って、なんだこの体勢は」

ルルーシュ「すまない、すぐにどく…」がし

cc「別にどけとは言っていないだろう」

cc「もう少しこのままがいい」

ルルーシュ「苦しくないか?」

cc「そう思うなら、もっとやさしく抱いてくれ」

ルルーシュ「そうはいっても、加減がわからん」

cc「仕方ないな、こうするんだよ」ぎゅっ

ルルーシュ「お、おいこれでは普通に向かい合ってしまうじゃないか!」

cc「ああ、これでキスできる距離だな…」スッ

cc「…私としたいか?」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「…あまり俺をからかうな」

cc「ふっ、バレたか」

ルルーシュ「確認するようなタマじゃないだろう」

cc「まあ、たまには私の美貌で目の保養でもしておけ」

ルルーシュ「ふむ、そうするとしよう」ジー

cc「どうだ?」

ルルーシュ「…そうだな」

ルルーシュ「素直に美しいな」

cc「…ま、真顔でそういうことを言うな!」

ルルーシュ「別に構わんだろう」

cc「その、少し意外だったというか…」////

ルルーシュ「そうかもな」

ルルーシュ「まあ、朝の妄言と思えばいい」

cc「それはそれで何か嫌だな」

ルルーシュ「そういうものか?」

cc「まあ、お前も男だということか」

ルルーシュ「どういうことだそれは」

cc「ちゃんと私にも興味があるんだな、ということだ」

ルルーシュ「今まではなんだと思っていたんだ」

cc「んー、内緒だ」

ルルーシュ「…はあ」

ルルーシュ「そろそろ起きるか?」

cc「…そうだな、でもその前に」

cc「んっ」チュッ

ルルーシュ「な、お前」

cc「頬くらいならいいだろう」

ルルーシュ「…全く、行動が唐突すぎるんだよ、お前は」

cc「ああ、私はccだからな」

ルルーシュ「…意味がわからん」

cc「ふふっ」

ここで今日は終わりです。

ああ眠い。

変なところも多いと思いますが、ぜひ心の補正で楽しんでください。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

今なんとかネリ姉に来てもらう流れを考えているので、連続ですみませんが、特派でのみんなのお話でも書きます。

それでは始めます。

~ある日の特派~

ルルーシュ「ふぅ、学園がなくても仕事はあるか…」

cc「何かお手伝いしましょうか?」

ルルーシュ「いや、大丈夫だ、ありがとう」ニコッ

ルルーシュ(まあ、本当なら手伝わせたいところだが…)

cc(ふっ、猫をかぶっている私に死角はなかった)

ラクシャータ「またあのふたりは仲がいいねぇ」

ロイド「あれが若さってやつさ、ほい、調整してみたよぉ」

ラクシャータ「あんたも慣れすぎだと思うけどねぇ…」

スザク「枢木スザク、ただいま帰還しました!」

ルルーシュ「おかえりスザク」

スザク「ただいま、ルルーシュ」

スザク「そうだ、君に渡すものがあるんだ」

ルルーシュ「俺に?」

スザク「はい、これ正式な辞令だよ」ペラ

スザク「まあ、うちはどちらかといえば嫌われているせいか、受け渡しまで適当だけど…」

ルルーシュ「別に構わないさ、それで?なんの話なんだ?」チラ

ルルーシュ「…」

cc「どうかしましたか?」チラ

スザク「すごいよね、さすがルルーシュだよ!」

ラクシャータ「うん?何が書いてあったんだぁい?」

ルルーシュ「あの、技術士官から正式な准尉に昇進だと…」

ロイド「おめでとぉ~」パチパチパチ

ロイド「でも、なんでぇ?」

cc「何かありましたっけ?」

ラクシャータ「ルルーシュは基本的に経理とか手続きの仕事ばかりだものねぇ」

ルルーシュ「一体何が…」

セシル「あら、みんなで集まってどうしたの?」

cc「実は…」カクカクシカジカ

セシル「なるほど…」

セシル「でも、気にしなくてもいいんじゃないかしら?」

ルルーシュ「そ、そういうわけには…」

セシル「だって、お給金は上がるし、お仕事は変わらないじゃない?」

ルルーシュ「しかし、あまりに不気味です」

セシル「うーん」

セシル「なら、聞きに行ってみたらどうかしら?」

ルルーシュ「誰にですか?」

セシル「もちろん人事課によ?」

cc「で、これはどういう事なんだろうな?」

ルルーシュ「分からん」

ルルーシュ「もともと技術士官の肩書きもロイドのおかげみたいな物だし」

ルルーシュ「まさかシュナイゼルが!?」

cc「いや、気づいたとすればそんな面倒なことはしないだろう」

ルルーシュ「…それはそうだ」

~人事課~

職員「ルルーシュ准尉」

職員「先ほど確認しましたが、やはり辞令に問題は無いようです」

ルルーシュ「なにか辞令の理由はわかりませんか?」

職員「そうですね…」

職員「理由は特に明記されていませんが、申請者はロイド・アスプルンド博士になっていますね」

ルルーシュ「は?」

cc「確かですか?」

職員「ええ、間違いありません」

ルルーシュ「どういうことだ?」

~トレーラー~

ルルーシュ「どういうことですか?」

ロイド「え?いや僕にも何が何だか…」

セシル「でも、ロイドさんが出したんですよね?」

ロイド「いや、記憶にないよぉ?」

ラクシャータ(ん?なんか見覚えあるような…)

ラクシャータ(あ!?)

ラクシャータ(ま、まずいかも…)ソワソワ

cc(ん?ラクシャータの様子がおかしいな)チラ

ラクシャータ「あ、あたしちょーっとお手洗いに行って…」ガシッ

cc「ラクシャータさん?少しお話が…」

ラクシャータ「…はい」

~別室~

cc「はぁ?酔った勢いで勝手に出した?」

ラクシャータ「わ、悪かったってばぁ」

cc「それで?なんて書いたんだ?」

ラクシャータ「いやー、思わずあることないこと書きまくっちゃったァ」テヘペローイ

cc「…」ジー

ラクシャータ「だ、大丈夫大丈夫、まだ枢木と同じ階級だし…」

cc「しかし、これではいつか戦場に召還されてしまうかもしれん」

ラクシャータ「あれえ?心配してるのぉ?」

cc「当たり前だ」

cc「あいつが死んでしまっては困る」

おはようございました。

昨日は寝落ちしてすまない、中途半端で切れてしまった。

今日で特派編を終わらせて次のネリ姉編につなげられるといいのだけれど。

とにかく始めます。

ラクシャータ「ふぅん、そういうことなら考え方を変えてみなぁい?」

cc「どういうことだ?」

ラクシャータ「あたしもこの原因作っちゃったわけだし、全力で協力するからさぁ」

ラクシャータ「作っちゃおうよ、あの子用のナイトメア」

cc「何を言っている、ただ動かすならまだしも、戦闘なんてあいつには…」

ラクシャータ「だから、適任がいるでしょぉ?」びしっ

cc「私か?」

ラクシャータ「そうそう、あるじゃない?二人で一つのナイトメアがさぁ」

cc「まさか、ガウェインを作る気か?」

ラクシャータ「あったり~」

ラクシャータ「あれのドルイドシステム、使いこなすならルルーシュレベルの頭は欲しいのよねぇ」

ラクシャータ「うちのデヴァイサーはちょっと心もとないし」

cc「根本的な問題として、出来るのか?」

ラクシャータ「大丈夫よぉ、あたしもただ適当に今まで過ごしていたわけじゃあないんだから」

ラクシャータ「とにかく、これでルルーシュの昇進の件は許してくれない?」

cc「…」

cc「そうだな、許してやってもいい」

cc「だが、必ず完成させることだ」

ラクシャータ「あたしとロイドの腕を甘く見ないことだねぇ」パシ

cc「ならば、まずはあの場を収めねばな」

ラクシャータ「…あのさ」

cc「分かっている、私がやっておくから、奥でさっさとガウェインのハドロンを安定させる研究でもするがいい」

ラクシャータ「助かるぅ、じゃあねぇー」だだだだ

cc「これからは酒も控えさせないとな…」

セシル「ロイドさん、いい加減白状したほうがいいんじゃないですか?」

ロイド「いや、本当に何もしてないんだってばぁ」

スザク「ルルーシュ、何してるの?」

ルルーシュ「一応撤回する方法を考えていた」

ルルーシュ「確かに、仕事自体はそう変わらないだ…」バッ

ルルーシュ「何をする?cc」

cc「いえ、もういいのではないですか?」

ルルーシュ「何のことだ」

cc「昇進したなら、運が良かったと思って利用することを考えましょう、ということです」

ルルーシュ「cc、一体何を」

cc「どのみち、ルルーシュさんの最終目的はラウンズ」

cc「遅かれ早かれこうなっていたでしょう」

ロイド「ふうん、やっぱり目的はそういう感じだったんだねぇ」

スザク「本当なのかい?ルルーシュ!?」

ルルーシュ「おい、ccなにをいきなり…」

cc(大丈夫だ、事情は後で説明する)

ルルーシュ(この場を収められるのか?)

cc(任せろ、お前は今晩の夕食について考えていればいい)

ルルーシュ(…)

ルルーシュ(おまえが言うなら任せよう)

cc「ルルーシュさんはこの国を救うのが目的ですから」

スザク「僕と同じだ」

cc「ええ、それが恥ずかしくて今まで言えなかったのかもしれませんね」

スザク「なんだー、言ってくれればよかったのに」バシバシ

ルルーシュ(ウザイ)

cc(あの絡み方はウザイな)

セシル(悪い子じゃないんだけどね…)

cc「ロイドさん、この件に関しては、このままでいいですか?」

ロイド「いやぁ、僕は別に皆が困らないならいいんだけどねぇ」

セシル「真相は気になりますけど」

セシル「ルルーシュくんがそれでいいなら、あえて追及する必要も無いでしょう」

ルルーシュ「ccのせいで変な空気になった…」

cc「まあまあ、隠しておく必要もないことでしょう?」

ルルーシュ(後できっちり説明してもらうからな?)

cc(分かっている、今はこの話を終結させるほうが先だ)

ルルーシュ(…仕方あるまい、協力しよう)

スザク「二人とも何を話しているんだい?」

ルルーシュ「なんでもないさ」

スザク「そっか、ならいいんだけど」

cc(こういう時は、単純さが役に立つな…)

~アパート~

ルルーシュ&cc「ただいま」

ルルーシュ&cc「そしておかえり」

ルルーシュ「おい、今日のこと、早速教えてくれるんだろうな?」

cc「いや、今後のことも合わせて話す必要がある」

cc「食事や入浴を済ませてからだ」

ルルーシュ「そうか、まあいい」

ルルーシュ「今日は俺が夕食を作る」

ルルーシュ「お前は早く風呂に入ってこい」

cc「ああ、任せた」

cc「…今日はロールキャベツがいい」

ルルーシュ「いきなり準備の面倒な料理を言うな」

cc「ダメか?」

ルルーシュ「…仕方ない、作ってやる」

cc「やった、それじゃあお風呂に行ってくる」さっ

ルルーシュ「まったく、あれじゃまるっきり子供だな…」

これで今日はおしまい。

ルルがccに心を許しているところを書くために、書き方が露骨かもしれません。

一応ネタがなくて書き始めたけど、今後につなげられるように特派編も変えてみた。

キャラ崩壊はいつもどおり大目に見て欲しい。

それでは皆さん、おやすみなさい。

良い夢を。

おはようございました。

さて、さっさとネリ姉フラグまで書いていきます。

それでは始めます。

cc「なあルルーシュ?」

ルルーシュ「どうした?cc」

cc「いや、どうしたもこうしたも…」

ラクシャータ「なぁに?イライラして」

ラクシャータ「cc、もしかして生理?」

cc「私はお前のことを聞いているんだ!ラクシャータ!!」

ラクシャータ「おおこわぁい」

ルルーシュ「俺が呼んだんだ、今後に関わるからな」

ルルーシュ「さっそく話に入ろう」

ラクシャータ「あたしンちとこんなに近いとは思わなかったねぇ」ゴロゴロ

cc「お前はくつろぎすぎだ」

ラクシャータ「それで?あたしはなんで呼ばれた訳?」

ルルーシュ「ああ、実は聞きたいことがあってな」

ルルーシュ「キョウト、という組織を知っているか?」

cc「キョウト?」

ラクシャータ「うーん、まあ知ってるよぉ、もちろん」

ラクシャータ「いくつか技術提供もしていたしぃ」

ルルーシュ「ふむ、やはりそうか…」

cc「だーかーらー、キョウトって何か聞いている!!」

ルルーシュ「ああもう静かにしろ」

ルルーシュ「簡単に言えば日本のレジスタンスに資金援助等を行っている組織だ」

cc「そんな情報、どこで手に入れたんだ?」

ルルーシュ「扇に一通りの事情は説明させた」

ルルーシュ「軍の捜査資料にもそういった機関があるらしいと書かれていたしな」

ラクシャータ「それで?キョウトがどうかしたわけ?」

ルルーシュ「ああ、そのキョウトに接触することは可能か聞きたい」

ラクシャータ「え?そりゃあできなくはないと思うけどぉ」

ラクシャータ「お偉いさんにはあたしも会ったことがないしぃ」

ルルーシュ「情報を伝えるだけなら上にも届けられるか?」

ラクシャータ「それなら出来ると思うけどぉ」

ルルーシュ「ふむ」

cc「おい、何が言いたいんだ?」

ルルーシュ「そうだな、ccは知っておいたほうがいいか」

ルルーシュ「実はキョウトの元締めを、俺は桐原泰三と踏んでいる」

cc「誰だそいつは?」

ルルーシュ「日本の敗戦後にブリタニアの植民地支配への積極的協力者となり、「売国奴の桐原」の異名を持つ男だ」

ルルーシュ「サクラダイト採掘業務を一手に担う桐原産業の創設者でもある」

cc「そんな男がレジスタンスに資金援助?」

ルルーシュ「むしろそんな男だからだ」

ルルーシュ「今この国にブリタニアの干渉を受けずに大金を動かせる人間は限られる」

ルルーシュ「とにかく、キョウトに桐原泰三が絡んでいるならば、かなり楽にことが進められる」

cc「どんな裏技があるんだ?」

ルルーシュ「俺は昔、桐原泰三に会ったことがある」

cc「面識か」

cc「だが、向こうは覚えていないんじゃないか?」

ルルーシュ「あの時期に敵国の皇族に会っているんだぞ?」

ルルーシュ「少なくとも名前くらいは覚えているはずだ」

ルルーシュ「ラクシャータ、面会を求める文面に」

ルルーシュ「喪われた皇子について話がある、と付け加えて欲しい」

ラクシャータ「それで上手くいくわけ?」

ルルーシュ「これでダメなら次を考える、というだけだ」

ルルーシュ「どのみち、コーネリアを引き摺りだすには全国各地で同時多発的に騒ぎを起こす必要がある」

ルルーシュ「手順が短縮される可能性はすべて試すつもりだ」

ラクシャータ「ま、細かいことは聞かなかったことにしてあげるよぉ」

ラクシャータ「あたしの仕事が分かったから、そろそろ帰るかねぇ」

ルルーシュ「すまない、電話では手間取るかと思ったのでな」

ラクシャータ「べつにぃ、近いからいいよ」

ラクシャータ「じゃあねぇ」ノシ

cc「あいつは何が目的で生きているんだ?」

ルルーシュ「さてな」

ルルーシュ「一応これからの目標としてはコーネリアをエリア11総督にすることだ」

ルルーシュ「本国の動向を調査し、コーネリアの手が空いた時を狙って事件を起こせば」

ルルーシュ「血の気が多い姉上のことだ、嬉々として現れるだろう」

ルルーシュ「さて、そろそろ昇進の件について聞いておかねばな」

cc「ああ、ラクシャータを返さなければよかったな」

cc「実は…」

ルルーシュ「なるほどな…」

cc「すまないな、勝手に決めてしまって」

ルルーシュ「いや、むしろ最善の手かもしれん」

ルルーシュ「これでナイトメアは揃うわけだ」

cc「今後の作戦に生かせればいいが」

ルルーシュ「とにもかくにも完成予定がないことには分からんがな」

cc「明日にでも聞いてみるといい」

ルルーシュ「そうしよう」

ルルーシュ「…」

cc「どうした?もう寝るか?」

ルルーシュ「cc」

cc「なんだ、改まって」

ルルーシュ「これからは、今までより忙しくなるだろう」

ルルーシュ「お前に頼む仕事も増える」

ルルーシュ「それでも、俺についてきてくれるか?」

cc「…」

cc「愚問だな」ぎゅうっ

cc「私とお前は共犯者」

cc「覆ることのない事実だ、しっかり覚えておけ」

ルルーシュ「…ああ、そうだな」

cc「ふふっ、ああ、そうだ」

本日はここまで。

さて、亀の歩みもそろそろ700が見えてくるここまでやってきました。

想定通りに進めば、3スレ分くらいにはなってしまうと思います。

よろしければ、ゆったり楽しんでください。

それではみなさんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

あくまで分量は予定です。

真面目に本編をかけるかどうか自信がなかったので、最大での想定です。

ダレないように頑張ります。

それでは今日も始めます。

~キョウト本部~

神楽耶「ようこそいらっしゃいました」

ゼロ「これはこれは、皇神楽耶様ですか」

神楽耶「あら、ご存知でしたか」

神楽耶「我々キョウトはあなたがたを歓迎いたしますわ」

ゼロ「恐縮です」

井上(あー、緊張でふわふわするなぁ)

杉山(俺たちがなんでこんなところにいるんだか…)

南(生神楽耶ktkr wwwww)

南(サインとかもらえないかな?)ジュルリ

cc(しかし、随分と順調にことが進められているな…)

~数時間前~

ラクシャータ「おはよ~う、ルルーシュ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「今日は休日なんだが」

ラクシャータ「知ってるわよぅ、何?ccとお楽しみ?」

ルルーシュ「そんなことはcc「ああそうだ」」

ルルーシュ「cc!」

cc「いいからとりあえずラクシャータを家に入れてやれ」

cc「玄関で騒ぐとご近所に迷惑がかかる」

ルルーシュ「す、すまない」

ラクシャータ(あらあら、随分と尻に敷かれているわねぇ)

ルルーシュ「ほら、コーヒーだ」コトッ

ラクシャータ「お、悪いわねぇ」ズズズ

ラクシャータ「ああ、美味しい(゚д゚)ウマー」

cc「で?用件はなんだ?」

ラクシャータ「せっかちねぇ」ゴソゴソ

ラクシャータ「はい、例のキョウトの件について」バサッ

ルルーシュ「ついこの間頼んだばかりなのに」

ラクシャータ「それがねぇ、あんまりサラッと話が通ったもんだから」

ラクシャータ「あたしの方がビビっちゃうくらい」

ルルーシュ「…本当にあの文言が効いたのか?」

cc「あるいは、それを知る人間を呼びつけて始末する算段かもな」

ルルーシュ「まあなんでもいい」

ルルーシュ「話せる状況さえ整えば、口八丁で丸め込んでやる」

cc「…お前、自覚していたんだな」

ルルーシュ「もちろんだ、自分の長所は自覚的であるべきだろう?」

cc「おい、あまり褒めてない流れじゃないか?今のは」

ラクシャータ「はいはい、夫婦喧嘩はあとで頼むよぉ?」

cc「いやあ」////

ルルーシュ「お前は何故喜ぶ?」

ごめんなさい、眠いです、辛いです。

ちなみに、ここからしばらくはシリアスにはほとんどならないです。

馬鹿な流れでも許してね。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

さあ、早く中身を進めないとね。

では、始めます。

cc「おほん、すまない取り乱した」

ルルーシュ「まったく、しっかりしてくれ」

ラクシャータ「ま、なんでもいいけどぉ」

ラクシャータ「で?どうするわけ?」

ルルーシュ「善は急げだ、早速メンバーを集めてキョウトに接触する」

cc「分かった、すぐに連絡しよう」

ルルーシュ「素直だな」

cc「私はccだぞ?」

ラクシャータ「いや、訳がわからないよ…」

ラクシャータ「それじゃ、あたしはこの辺で…」

cc「何を言っている、お前も行くんだよ」グイ

ラクシャータ「な、なんでぇ?」

ルルーシュ「おいおい、話をつけた本人を置いていくわけがないだろう?」

ラクシャータ「いや、あたしって今軍属だし…」

cc「心配するな、私以外は軍属だ」

ラクシャータ「…ああもう、分かったわよ、行けばいいんでしょ!!」

cc「だからそう言っているだろう」

ルルーシュ「何を言ってるんだ?ラクシャータ」

ラクシャータ「もう嫌、このバカップル!!」

~そして、時は動き出す~

ラクシャータ「しかし、でっかいところだねぇ」

神楽耶「当然ですわ、なにせこの国のサクラダイト産業の中心地といっても過言ではありませんもの」

cc「まあ、これみよがしにある大きな窓のせいで、成金趣味がむき出しだがな」

ゼロ「cc、言いすぎだ」

神楽耶「構いませんわ、わたくしもそう思いますから」

cc「ほう?お前とは仲良くやれそうな気がするな」

神楽耶「はい、そうですわね」フフフ

ラクシャータ「…相変わらず、すぐに仲良くなるねぇcc」

神楽耶「ゼロ様、ここですわ」

ゼロ「案内、ありがとうございました、神楽耶様」ペコリ

神楽耶「いえ、わたくしも十分見極められましたから」フフフ

ゼロ「見極める?」

神楽耶「こちらの話ですわ、それではゼロ様、また近いうちに…」

cc「…どういうことだろうな?」

ゼロ「分からん、だが今は桐原だ」

おはようございました。

今日も書いていきましょう。

それでは始めます。

桐原「ゼロというのは貴様か」

ゼロ「いかにも」

ゼロ「本日はお招きいただき、まことに感謝しております」スッ

桐原「礼など良い、それよりも」

桐原「ほかの者に聞かれたくないことがある、こちらに寄れ」

ゼロ「ふむ、構いませんが、控えている大男は、当然どけてくださるのでしょうね?」

桐原「ああ、そうしよう」

ゼロ「扇、ほかの皆と待っていてくれ」

ゼロ「私とccは少し話がある」

扇「…構わないが」

ラクシャータ「ああ、カレンのことは後でねぇん」

扇「なんでそれを…」

ラクシャータ「事情は概ね聞いてるの、いいから今はおとなしくしなさぁい」

ゼロ「では、いくぞcc」

cc「ああ」

桐原「なぜ女を連れてくる」

cc「私はゼロのボディガードのようなものだ、武器は持っていないがな」

ゼロ「心配せずとも、危害を加えるために連れてきたわけではない」

桐原「…まあよい」

桐原「それで?喪われた皇子のことじゃが」

桐原「どこでその情報を手に入れた?」

ゼロ「それに関しては、こうした方が早いでしょう」スッ

ルルーシュ「お久しぶりです」

桐原「は、ははははは」

桐原「なるほど、そういうことか!」

桐原「覚えておるよ、ブリタニアから送られてきた兄妹のことは」

ルルーシュ「恐縮です」カポッ

ゼロ「それでは、早速本題に入らせていただきたい」

桐原「そうだな、聞こうか」

ゼロ「単刀直入に言って、うちに大量の資金と各地の兵力の指揮権をいただきたい」

桐原「即決しかねる提案だ」

桐原「理由を言え」

cc「コーネリアを引っ張り出すためだ」

桐原「なに?コーネリアを?」

ゼロ「ああ、クロヴィスは政治に関しては素人以下」

ゼロ「あいつが治めているうちはどんな活動も本国に届きはしない」

ゼロ「今必要なのは、影響力のある人間をトップに据えなおすことだ」

桐原「話は分かった」

桐原「して、その方法は、どうするつもりだ?」

おはようございました。

寝落ちの件はすまない。今日はたぶん大丈夫だ。

あと、応援ありがとう、とても嬉しい。

それでは、早速始めよう。

ゼロ「コーネリアは軍事活動に長けている」

ゼロ「このエリアでテロが頻発すれば、必ず自ら出てくるだろう」

桐原「そこまでわかりやすく行動に移してくるか?」

ゼロ「もちろん、根拠はある」パラッ

ゼロ「これは、コーネリアの活動拠点の遷移をまとめたものだ」

桐原「…なるほど、日本近辺の支配を強めようとしておるのか」

ゼロ「ああ、そのために周囲の国々に圧力をかけている」

ゼロ「ここが情勢不安定となれば、それを契機に本格的に乗り込んでくるだろう」

ゼロ「そこを落とす」

桐原「そうか、お主の目論見は分かった」

桐原「だが、儂とて慈善事業ではない、結果を出してもらわねば困る」

ゼロ「分かっている、後悔はさせん」

桐原「…ふっ、全く不遜なやつよ」

桐原「あい分かった、資金援助請け負おう」

ゼロ「感謝します」

cc(このジジイ、どんな理由でも援助するつもりだったな?)

桐原(さて、なんのことやら)

cc(そもそもお前が欲しかったのは旗頭だろうが)

桐原(ほう)

桐原(お前のような娘がいるならば、なおのこと援助は正解だな)

cc(馬鹿が、ルルーシュが気づかないわけがないだろう!)

ゼロ(…微妙に聞こえてきて反応しづらいな…)ポリポリ

cc「おい、ゼロもう用は済んだ」

cc「帰ろう」

桐原「そうするといい、見送りは必要かな?」

cc「要らん、それではな」

ゼロ「cc!!すみません、機嫌が良くないようです」

桐原「構わん、お前が利用されるのがあの娘には許せんのだろうな」

ゼロ「…そのあたりはギブアンドテイクですから」

桐原「女とはそういうものだ、お主も心に留めておけ…」

ゼロ「肝に銘じましょう、それでは」バサッ

桐原(修羅を行くか、喪われた皇子…)

桐原(せいぜい、儂の役に立つが良い)

神楽耶「…あの方しかおりませんわ…」

扇「…」

ゼロ(ラクシャータ、何があった?)

ラクシャータ(カレンのこと、スパイにしたって話をしたんだよねぇ)

ラクシャータ(そしたらさぁ、あんまり煮え切らない態度取るんで、オシオキ、しちゃったぁ)

井上「ラクシャータコワイ」

杉山「コワスギワロエナイ」

ゼロ「…」

ゼロ「次からは程ほどにな?」

ラクシャータ「りょうかーい」

神楽耶「あの、ゼロ様!」

ゼロ「む、あそこにいらっしゃるのは神楽耶様か」

cc「なにかお呼びだぞ?」

ゼロ「…行くしかあるまい」

ちょっと時間がやばいのと、あんまり考えていなかったので、ストップ。

明日は休みだし、よくわからない時間に書くかもしれないけど、リアルタイムで見たら反応でもくださいな。

まずは1000に向けて頑張ります。

それでは皆さん、おやすみなさい。

よい夢を。

おつおつ
だが流石にその時間に反応は厳しいぞ

おはようございました。

>>713言葉足らずでした。今日は深夜ではなく普通の時間に書けるかもしれない、ということです。

さすがに4時5時の反応は難しいですよね。

本当はもっと早く書ければ良いのですが。

それでは、また後ほど。

おはようございました。

早速書いていきましょう。

ゼロ「他のみんなは先に帰っていろ」

ゼロ「ラクシャータ、頼めるか?」

ラクシャータ「りょうか~い、さ、皆いくわよぉん」

ゼロ「ccは私と一緒に来い」

cc「当然だ」

ゼロ「さて、一体何の用だ?」

cc「さあな、小娘の考えることだ、そう複雑でもあるまい」

ゼロ「…だといいがな」

神楽耶「ゼロ様、お呼びだてして申し訳ありませんわ」

ゼロ「いえ、お気になさらないでください」

ゼロ「それで、要件はなんでしょう?」

神楽耶「はい、それはもう単純なことでございまして」

神楽耶「わたくし、皇神楽耶はゼロ様に嫁ぐことに決めました」スッ

神楽耶「不束者ですが、よろしくお願いいたします」

ゼロ「…は?」

cc「何を突然…」

神楽耶「物怖じしない態度、自らの力を把握したものの余裕」

神楽耶「大望を抱く志、そして人を動かすカリスマ」

神楽耶「あなたほどの人物を、わたくしはいままで見たことがありません」

神楽耶「わたくしの夫になるのは不服ですか?」

ゼロ「不服もなにも…」

神楽耶「あ、ご心配なさらずとも、妾に関しましては、わたくし、干渉するつもりはございません」

神楽耶「その方は美しいですし、妾にはちょうど良いかと」

cc「…私が妾!?」

神楽耶「本妻はわたくしですから、そうなりますでしょう?」

ゼロ「しかし、自分で言うのもなんですが、私は仮面をつけています」

ゼロ「そもそも男か女か、人種すらわからないでしょう?」

神楽耶「関係ありませんわ」

神楽耶「あなたがゼロ様である、それだけで十分です」

ゼロ「あ、いや、それは」

cc(まったく、想定していない答えがくるとこれだ)

cc「神楽耶さま?ゼロは少しお疲れのようですから、また改めてこのお話はいたしましょう?」

神楽耶「まあそうでしたの、これは配慮が足りませんでしたわ」

神楽耶「それではゼロ様、またいずれ…」

ゼロ「…」

cc「情けないぞ、全く」

ゼロ「…すまない」

ゴメン、飯の用意をしてくるぜ。

また書くよ。

それでは。

おはようございました。

今日はルルccの日です。尻もassもないです。

ゆっくり見ていってください。

それでは、始めます。

~アパート~

cc「…」

ルルーシュ「ただいまー」

cc「…ただいま」

ルルーシュ「お帰り」

cc「…おかえり」

ルルーシュ「…まだ怒っているのか?」

cc「ああ、そうだ」

ルルーシュ「…」

cc「…」

ルルーシュ(空気が、重い…)

ルルーシュ「cc、一緒にゲームでもするか?」

cc「どうせお前が勝つ、今はやりたくない」

ルルーシュ「なら、映画でも」

cc「気分じゃない」

ルルーシュ「そうか、ならもう寝るか?」

cc「ああ、そうする」スッ

ルルーシュ「どこに行くんだ?」

cc「風呂だ」バタン

ルルーシュ(これはまずい)

~ベッドルーム~

ルルーシュ「…cc、もう寝たか?」

cc「…ああ、寝た」

ルルーシュ「…悪かった」

cc「何がだ?」

ルルーシュ「俺が神楽耶の話を即座に突っぱねなかったから怒っているんだろう?」

cc「…」

cc「どうせ、ああいう子供が好みなんだろう?」

ルルーシュ「俺を南と一緒にするな」

ルルーシュ「俺は、その…」

cc「…なんだ煮え切らないな」

ルルーシュ「…俺は、どちらかといえばお前みたいな方がいい」

cc「…」

cc「へっ?」////

ルルーシュ「べ、別に好きとかそういうわけではないからな!」

cc「そ、そのくらいわ、分かってるさ」

cc「まあ、童貞坊やにしては、頑張った方だな」

ルルーシュ「と、とにかく、もう機嫌を直してくれ」

cc「…ああ、分かったよ」

cc「ほら、こっちに来い」ポンポン

ルルーシュ「なんだ?って、うわっ」

cc「ふふふ、捕まえたぞ」ギュッ

ルルーシュ「おい、cc、何も見えないぞ!?」

cc「どうせ暗くて見えなかっただろう?」

ルルーシュ「いや、でもこれは…」ポヨンッ

cc「…っこら、どこを触っている!」ポカポカ

ルルーシュ「わ、悪かった、頼むとりあえず離してくれ…」イタイイタイ

cc「まったく、まったく!!」バシバシ

ルルーシュ「だから痛いって…」

cc「何か言うことは?」

ルルーシュ「だから、何度も謝っているだろう」

cc「いきなりびっくりするじゃないか」

ルルーシュ「いきなりじゃなければ良いような口ぶりだな…」ボソッ

cc「…っ」

cc「…ああ、そうだ!」

ルルーシュ「は?お前は何を言っているんだ…」

cc「だから、いきなりじゃなければ触ってもいい!!」

ルルーシュ「…いや、自棄になるなよ」

cc「自棄になどなっていない!」

ルルーシュ「ほら、聞かなかったことにするから」

cc「うう、絶対だぞ!」

ルルーシュ「ほら、おとなしく寝よう、今日は疲れただろう?」ポンポン

cc「露骨に気を遣うな!私はああいういやらしい雰囲気が好きじゃないだけだ」

ルルーシュ「ま、確かに風呂に入っているときは何も言わないものな」

cc「そう言われると確かに風呂は気にならん」

ルルーシュ「状況が大切なのか?」

cc「…いや、お前の視線次第だな」

ルルーシュ「ああ、風呂の時は俺もイロイロ頑張っているからな…」

cc「ほう?」

ルルーシュ「正常な男子があの状況で平静でいるのに、どれだけの精神力が必要だと思う?」

cc「そういうものか」

ルルーシュ「まあ、だいぶ慣れたな」

ルルーシュ「主に見ない方法に」

cc「水着でも買うか?」

ルルーシュ「入ってこなければいいんじゃないか?」

cc「それは嫌だ」

ルルーシュ「…やれやれ」

ルルーシュ「…cc」

cc「なんだ?」

ルルーシュ「…いや、なんでもない」

cc「そうか…」

cc「なあ、ルルーシュ」

ルルーシュ「なんだ?」

cc「もう少し寄っていいか?」

ルルーシュ「…ああ」

cc「ルルーシュ、これからどうなるんだろうな」

ルルーシュ「何も変わらんさ」

ルルーシュ「これからも、俺もお前も、やるべきことも目的も」

ルルーシュ「何も変わらない」

cc「…時々、不安になるんだ」

cc「私は永い時間を生きてきた」

cc「その中で変わらなかったものは、無かった」

cc「この平穏も、いつかは無くなってしまう」

cc「それが、たまらなく嫌なんだ」

ルルーシュ「…」

ルルーシュ「cc、それは考えすぎだ」ナデ

ルルーシュ「大丈夫だ、心配ない」ナデナデ

cc「…珍しいな、お前が気休めを言うなんて」

ルルーシュ「気休めじゃないさ」

ルルーシュ「俺たちはひとりじゃない、二人いるだろ?」

ルルーシュ「お互いが、この平穏を守ればいい」

ルルーシュ「片方が間違えたなら、それを言ってやれる」

ルルーシュ「一人だった頃のことは、忘れてしまえばいいんだ」ギュッ

cc「…」

cc「ああ、そうだな」

cc「…眠るまで、そうしていてくれ」

ルルーシュ「分かっているさ」

ルルーシュ「おやすみ、cc」

cc「おやすみ、ルルーシュ…」

ルルーシュ(そうだ、俺は大切なものを失わない道を選ぶ)

ルルーシュ(自分の目的のために、他を切り捨てたりはしない)

ルルーシュ(cc、お前も俺にとって大切な相棒だ)

ルルーシュ(…)

ルルーシュ(俺も寝るか)

cc(あたたかい)

cc(そうだ、私はもう一人じゃないんだ)

cc(…ルルーシュ)

cc(ふふっ、今日のお前はちょっとかっこよかった)

cc(本当にちょっとだけ、な)

今日はここまで。

正直マオをどうするか全く予定が立っていない。

書き溜めー、だれか代わりに書き溜めてくれー。

でも、やっぱり書きためはしません。

時間はかかっても、その時の流れで書いていきます。

皆さんにはご迷惑をおかけしますが、きちんと完結させるので、ゆっくり楽しんでください。

それでは皆さん、おやすみなさい。

よい夢を。

上のほうでccが人を洗ってあげるの好きだって言ってたのは
てっきりマオの伏線的なアレかと

おはようございました。

マオについては言葉足らずで申し訳ない。

出すことは決定なんだ、>>747、よく読んでいるな、とても嬉しい。

悩んでいたのは出すタイミングだったんだが、一応自分では納得いきそうな流れを考えたので、このままいきます。

それでは、今日も楽しんでいってもらえれば幸いです。

始めます。

~ブリタニア本国皇族専用機発着場~

ダールトン「お帰りなさいませ、姫様」

コーネリア「うむ、出迎えご苦労」

ダールトン「姫様不在の間、領地にも変わりなく、アジア地域の制圧も順調に勧めております」

コーネリア「結構、ユフィの様子は?」

ダールトン「ユーフェミア様は…」

コーネリア「…よい、その顔で分かった」

コーネリア「とにかく、何もなかったのだな?」

ダールトン「いえ、それが…」

ギルフォード「姫様!おかえりでしたか!」

コーネリア「ギルフォードか、久しいな」

ギルフォード「我々を置いて単身で行かれると聞いたときは思わず倒れそうでした」

コーネリア「私一人で十分だと判断したまでだ」

コーネリア「お互い、変わりないようでなによりだ」

ギルフォード「はい、よくぞご無事で」

ダールトン「すみません、すこしお耳に入れたい事案がございまして」

コーネリア「なんだ?先ほど言いかけていたことか?」

ダールトン「はい、実はエリア11に少々問題が」

コーネリア「問題?」

ダールトン「最近、各地の暴動やテロ行為が頻発しているようで」

ダールトン「このままではブリタニアの支配力に対する不信につながりかねません」

コーネリア「エリア11か、クロヴィスが治めているのだったな」

ダールトン「はい、しかし…」

コーネリア「分かっている、あいつにはこういう荒事は向かん」

コーネリア「あいつはいい絵を書く、やつの手は血に染まるべきではない」

ダールトン「いかがなされますか?」

コーネリア「決まっている、ちょうど私も遠征を終えて時間がある」

コーネリア「今すぐクロヴィスに連絡をとり、総督の交代手続きを進めるのだ」

ダールトン「はっ、御意に」タッタッタ

ギルフォード「本気ですか、姫様」

コーネリア「当然だ、何か不都合があるのか?」

ギルフォード「…気になることがございまして」

コーネリア「もったいぶるな、申せ」

ギルフォード「実は、今回頻発しているテロ行為、少し妙なのです」

コーネリア「妙?」

ギルフォード「あれだけ大規模に襲撃しているにもかかわらず、人的被害がほとんどないのです」

ギルフォード「従業員が休みであったり、偶然避難経路が無傷のままであったり」

ギルフォード「まるで、意図的に被害を抑えようとしているかのようです」

コーネリア「…襲われているのは?」

ギルフォード「軍の施設や工場です、機材や設備をメインに攻撃されています」

コーネリア「死者はいない、ということか」

ギルフォード「はい」

ギルフォード「これは、相当な統率力を持つ何者かが挑発している可能性もあります」

コーネリア「…確かに不自然ではある」

コーネリア「しかし、だからといって私がすべきことは変わらない」

コーネリア「仮にそのような人物がいたとして、それならば尚の事私が行かねばならん」

ギルフォード「…そうかもしれませんが」

コーネリア「…はぁ」

コーネリア「今回はギルフォード、お前も連れて行く」

コーネリア「心配ならば、全力で私を守るがいい」

ギルフォード「…はっ!そうさせていただきます!」

コーネリア「いい返事だ」

コーネリア「手続きが済むまで時間がある」

コーネリア「万全を期して臨め」

ギルフォード「了解しました!!」

ユーフェミア「…」コソッ

ユーフェミア「お姉さま、日本に行かれるそうですね」

コーネリア「立ち聞きとは感心せんな」

コーネリア「それに、日本ではない、エリア11だ」

ユーフェミア「わたくしも連れて行ってください!」

コーネリア「聞いていただろう?あそこは危険なところだ」

コーネリア「ユフィはこちらで騎士でも探しておくんだ」

ユーフェミア「…騎士ならば、日本で探します!!」

コーネリア「何を馬鹿な…」

ユーフェミア「わたくしは、お飾りではありません!」

ユーフェミア「きちんとブリタニア皇族として、成すべきことを成す責務があります!」

コーネリア「ユフィ…」

コーネリア「そんなことをしなくても、ユフィにはユフィにしかできないことがある」

コーネリア「その時までは力を蓄えるべきだろう?」

ユーフェミア「もう決めたことです」

ユーフェミア「お姉さまのお手伝いをさせてください」

コーネリア「しかし…」

ユーフェミア「もし、まだわたくしを邪魔だとおっしゃるのなら」

ユーフェミア「もうお姉さまとは口をききません!」

コーネリア「…っ!?」

コーネリア「おいユフィ、冗談だろう?」

ユーフェミア「…」ツーン

コーネリア「何とか言ってくれ、私を困らせないでくれ」オロオロ

ユーフェミア「…」ナニモキコエマセン

コーネリア「…ユフィ…」グスッ

ユーフェミア「…」

コーネリア「…」

コーネリア「…分かった、私の負けだ」

コーネリア「ユフィを副総督に任命する」

コーネリア「これでいいだろう?」

ユーフェミア「はいっ!お姉さまだーいすき!!」ダキッ

コーネリア「こ、こら、急に抱きつくんじゃない」

ユーフェミア「わたくし、精一杯お仕事を頑張りますね!」

コーネリア「…肩の力を抜いて、程ほどにな」

ユーフェミア「はいっ!!」

コーネリア(はあ、大丈夫だろうか…)

~アパート~

cc「ルルーシュ、ニュース見たか?」

ルルーシュ「ああ、予定通りコーネリアが総督になるようだな」

cc「ここからが正念場、といったところか?」

ルルーシュ「どうだろうな」

cc「ん?どうした、不安顔で」

ルルーシュ「コーネリアの出方次第では、早期に手を打つ必要があるからな」

cc「出方?」

ルルーシュ「今はまだいい、その時になったら話す」

cc「おい、隠し事は無しのはずだぞ」

ルルーシュ「いや、隠すつもりはない」

ルルーシュ「おそらく、コーネリアは軍の実態を知るために名簿を見るだろうというだけだ」

cc「なるほど、お前の正体についてか」

ルルーシュ「ああ、姉上とは交流もあった、覚えている可能性は高い」

cc「それで出方次第か、それで?何を話すつもりだったんだ?」

ルルーシュ「今は言えない、いや、言わない方がいい」

cc「それは私が判断することだ」プンスカ

ルルーシュ「…はあ、仕方がないな」

ルルーシュ「その記事の続き、読んだか?」

ルルーシュ「副総督のユーフェミア、彼女はいろいろと予定外の人物だ」

ルルーシュ「ccには出来るだけ素の反応でいて欲しかっただけだ」

cc「…この娘、何かあるのか?」

ルルーシュ「お前も会えばわかる、とにかく、いつもどおりの自分でいればいい」

cc「よくわからんが、分かった」

ルルーシュ(姉上、なぜユフィを連れてきたんだ?)

ルルーシュ(何の思惑が…)

cc(ユーフェミアか、少し興味がわいたな…)

今日はここまで。

次は少しだけマオが出てきます。

あとはルルとccが特派でなんやかんやするでしょう。

お楽しみに。

それでは皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

今日も楽しくルルccだ。

といっても、今後に関わる部分なんだけどね…

それでは、始めます。

~エリア11 国際空港~

sp「クロヴィス様、あと一時間で搭乗機が到着するようです」

sp「vip用のスペシャルルームをご用意しております」

クロヴィス「まだいい、こういう雑踏から、インスピレーションが沸くかもしれん」

sp「しかし…」

クロヴィス「心配せずとも、私を暗殺して利益を得る人間などいない」

クロヴィス「…なんだか虚しい話だ…」

sp「そ、そのようなことは…」

クロヴィス「しかし、唐突に転任が決まるのは、気持ちの整理がつかんな」

クロヴィス「私は、結構この国が好きだったよ」

クロヴィス「この気持ちを絵にして行きたかった…」

クロヴィス(それに、あの娘)

クロヴィス(あの後、少し調べてみた)

クロヴィス(たしか、名前は…)

マオ「へえ、ccはこんな国に来ていたのかぁ…」

クロヴィス「…っ!?」

sp「貴様、何者だ」

マオ「少なくとも、君が思っているように」

マオ「そこの男を殺そうとは思っていないよ」

マオ「むしろ、感謝したいくらいさ、ccの情報をくれてね」

クロヴィス「…お前、人の心を…」

マオ「おっと、口に出さなくてもいい」

マオ「答えはイエスだ、そして、こんどはノー」

マオ「残念だけど、君が思うような繋がりはないよ」

マオ「それじゃあね、もう二度と会うこともないだろうけど」ヒラヒラ

sp「すみません、なにやら言い知れぬ不気味さが…」

sp「なんというか、余計なことはしないほうがいい、というような…」

クロヴィス「…」

クロヴィス「いや、いい、私も感じたことだ」

クロヴィス(嫌な胸騒ぎのする男だった…)

クロヴィス(あの娘、何事もなければいいが…)

~アパート~

cc「…っ!?」パリンッ

ルルーシュ「おい、大丈夫か?」テテテ

cc「あ、ああ」

cc「手が滑ってな…」

ルルーシュ「気をつけろよ?」

ルルーシュ「皿の破片は俺が片付ける、お前は指の治療をしろ」

cc「いや、私には必要ないが…」

ルルーシュ「あ、そうだったな」

ルルーシュ「まあいい、とりあえず少し休むといい」

ルルーシュ「俺も、お前に頼りすぎていた、今日は代わろう」

cc「ルルーシュ…」

cc(なんだ、あの悪寒は…)

cc(…何事もなければいいが…)

ルルーシュ「cc、本当になんともないのか?」

cc「あ、ああ…」

ルルーシュ「む、熱はないな…」ピト

cc「私は風邪などひかない」

ルルーシュ「まあいい、何かあったらすぐに言え」

ルルーシュ「さ、特派に行くぞ」

cc「私もか?」

ルルーシュ「今のお前を一人にしたくない、何が起こるかわからんからな」

cc「む、…だが、一応は従おう…」

ルルーシュ「どうせ今日はゴロゴロする予定だと言っていたじゃないか」

ルルーシュ「そんな不健全な行為よりは、よほど生産性がある」

cc「なんか言い方がいかがわしいぞ、ルルーシュ」

ルルーシュ「…言うな」

~特派トレーラー~

セシル「あら、ルルーシュくん」

ルルーシュ「どうも、セシルさん」

cc「私も居るぞ」

セシル「あら、二人で来たのね」

ルルーシュ「ちょっと、ccが体調を崩しまして」

ルルーシュ「一人で残してくるのは不安ですから」

セシル「そういうことだったの…」

セシル「あ、そういうことなら、この前もらった生姜湯の素があるから、もってきてあげる」

ルルーシュ「わざわざすみません」

cc(あいかわらず変なものを収集しているのか…)

セシル「いいのいいの」

セシル「それじゃ、帰りに持って行って?」

ルルーシュ「はい、ありがとうございます」

cc「…」

cc「なあルルーシュ」

ルルーシュ「言いたいことはわかる、だが、俺に聞くな、そしてそれに触れるな…」

カレン(だったもの)「…」チーン

cc「…安らかに眠れ」

カレン(っぽいもの)「か、勝手に、殺さないでよ…」

ルルーシュ「生きていたのか…」

カレン(風のもの)「…なんとか、ね」

ルルーシュ「原因はその黒い塊か…」

カレン(印象派)「ええ、セシルさん曰くおにぎりよ…」

カレン「ふう、なんとか戻って来られたわ」

cc「よく食べたな」

カレン「そういう空気だったから…」

ルルーシュ「スザクはどうした?」

カレン「空気読まずにいりませんって断ってたわよ」

cc「ふむ、さすが枢木だ…」

カレン「てか、ccもだいぶ打ち解けたわね…」

ルルーシュ「こっちのほうがccには合っているな」

cc「どちらも私だ、気にすることはない」

ラクシャータ「あ、ccじゃなぁい」

cc「ん?ラクシャータか?」

ラクシャータ「あら?カレンもいるしぃ」

ラクシャータ「ちょうどいいわぁ」

ラクシャータ「cc、例のやつ、完成したわよぉ?」

cc「何?もう出来たのか?」

ラクシャータ「ま、設計はしてあったからねぇ」

ラクシャータ「向こうの格納庫にあるから、カレン、アンタも行ってくれば?」

カレン「あれって何?」

cc「見ればわかる、あとラクシャータ、お前も来い」

ラクシャータ「えぇ?あたし眠いんだけど…」

cc「お前がいなければ、誰が説明をするんだ?」

ラクシャータ「…しょうがないねぇ」

cc「さ、ルルーシュも行くぞ」

ルルーシュ「ああ、俺も見ておきたいからな」

カレン「なんだかわからないけど、ついて行かなきゃみたい…」

ルルーシュ「大丈夫、君も気に入るさ」

カレン「どういうこと?」

777げっと。

今日はここでおしまい。

ちょっと他が完結間際なんでペースが相当遅くなっているけど、やめはしないのでゆったり待っていてくれ。

それでは皆さん、おやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

ゆっくり進めていきます。

~格納庫~

カレン「これは…」

ラクシャータ「どう?自信作よん」

ロイド「いやあ、僕も手伝っちゃったからねぇ」

ロイド「きっと最高の乗り心地だよぉ?」

cc「ロイドさんはカレンの機体を作ることに抵抗はなかったんですか?」

ロイド「ははっ、大丈夫だよ」

ロイド「ちゃあんと遠隔停止装置も付いているからねぇ」

ラクシャータ「管理はあたしがするからねぇ」

ルルーシュ「なるほど、一応警戒はしているわけですか」

ロイド「ま、あの日からのこの子の仕事を見る限り」チラッ

ロイド「使わなくて済みそうだけどねぇ」

カレン「…ありがとうございます」

ラクシャータ「ま、そんなことより、乗ってみたらぁ?」

ラクシャータ「気に入ってもらえるといいんだけどぉ」

ルルーシュ「ほら、行ってくるといい」

カレン「え、ええ、それじゃあ」

cc「頑張ってくださいね!」

ロイド「じゃあ、僕は一旦トレーラーに行くけど」

ロイド「ラクシャータ、あとはよろしくねぇ」

ラクシャータ「はいはぁい」

ラクシャータ「カレーン?調子はどぉ?」

カレン「このナイトメア、すごいですね…」

カレン「乗り方は、ちょっぴり変だけど…」

ラクシャータ「ああ、そのほうが体感的に操縦できると思ってねぇ」

カレン「そういうものですか?」

ルルーシュ「少し動かしてみたらどうだ?」

カレン「ええ、ちょっとどいていてね…」

cc「おお、迫力があるな」

ラクシャータ「うーん、カラーリングの効果かしらねぇ」

ルルーシュ「いいじゃないか、いい色だ」

cc「赤は目立つからな」

カレン「ラクシャータさん、これすごく使いやすいです」

ラクシャータ「はは、そう?なら良かった…」

ルルーシュ(一時間も乗り回すとは…)

ルルーシュ(あの壊れた資材、恐らくは先週の追加購入分だな…)

ルルーシュ(カレンの給料から分割で処理するか…)

ラクシャータ「…ルルーシュ、怒らないよね?」

ルルーシュ「お前もキャラを忘れるほど狼狽するな」

ルルーシュ「何とかする、お前はあのナイトメアの調子を確かめておけ」

ラクシャータ「ありがとぉ、ルルーシュ」

cc「カレン、やりすぎだ」

カレン「え?そう?」

ラクシャータ「あ、カレン、そういえば、この子の名前教えてなかったわよねぇ」

カレン「え?は、はい」

ラクシャータ「一応最終調整してから、キーもちゃんとしたものを渡すけどぉ」

ラクシャータ「この子の名前は紅蓮弐式よぉ」

カレン「紅蓮弐式?」

cc「何故弐式なんだ?」

ラクシャータ「この輻射波動機構、試作品があるからねぇ」

ラクシャータ「もちろん、かなり改良と小型化はしたつもりなんだけどぉ」

ラクシャータ「それも、今までがあったおかげだから、弐式にしてみたのよぉ」

ルルーシュ「…思い入れか、ちなみに提案したのは?」

ラクシャータ「あたしよ、なぁに?似合わない?」

cc「いいんじゃないか?なあカレン」

カレン「うん、気に入った!」

ラクシャータ「ならよかったぁ」

cc(どうした?反応が妙だが?)

ラクシャータ(正直、設計の関係上コックピットはあれしか無理だからね)

ラクシャータ(ごねられたら困るなぁってねぇ)

cc(なるほど)

ルルーシュ「ん?こっちの機体はなんだ?」

ラクシャータ「ああ、それはあんたのよぉ」

ルルーシュ「俺の?」

cc(あ、何となくうやむやにしてガウェインのことを話していなかった…)

ルルーシュ(ccめ、何か話し忘れていたな?)

ラクシャータ「ま、そっちは完成までもう少しかかるかなぁ?」

ラクシャータ「だからぁ、完成まではこっちねぇ」

ルルーシュ「あのナイトメアの後ろにもう一機?」

ラクシャータ「じゃじゃぁん、どぉ?」

ルルーシュ「これは…」

cc「まるで、黒いランスロットだな…」

ロイド「そのとぉり~」

ルルーシュ「ロイドさん、来てたんですか」

ロイド「随分長引いているみたいだったから、様子を見にきたんだよ~」

ルルーシュ「それで、このナイトメアは?」

ロイド「この子はランスロットプロトタイプとでも言うべき機体だね~」

ロイド「ランスロットに比べると、サクラダイトの量も落ちるし、性能も少し下だけど」

ロイド「サザーランドよりは強いんじゃないかな?」

ルルーシュ「これを、俺が?」

ロイド「君用に調整したんだ」

ロイド「明日から訓練もしてもらうよぉ、ちゃんと乗れるようになってもらからね~」

ルルーシュ「突然、何でですか?」

ロイド「今の君は命令次第で戦場に出なきゃならないからね」

ロイド「死にたくなければ、頑張らないと~」

ルルーシュ「なるほど…」

ロイド「ランスロットプロトタイプは、ランスロットや紅蓮に比べるとかなり装甲が厚めに出来ている」

ロイド「頑丈だから、死ににくいとは思うけどね~」

ルルーシュ「ありがとうございます」

ロイド「どうせ余っていたパーツで出来た物だし、気にしな~い」

ラクシャータ「ルルーシュ、あんたに合わせてコックピットも変える予定だから、これから付き合ってもらうよぉ?」

cc「私たちはトレーラーに戻りましょうか」

カレン「そうね」

ルルーシュ「それでは、またなcc」

cc「ええ、早めに終わらせて下さいね?」

ラクシャータ「大丈夫、何となくアイディアはあるからぁ」

おはようございました。

だんだん書きたいところに向かっています。

ここから更にアニメとはかけ離れていくので、覚悟しておいて下さい。

ルルーシュにナイトメアを与えたのは、後の展開の為ですが、架空の機体を作ってしまいごめんなさい。

カブトにしようかとも思ったけど、やめました。

嫌な人はごめんなさい。

それでは、また夜に。

おはようございました。

昨日はすまない。毎日見てくださって、感激です。

さっさと続きを書いていきます。

~数時間後~

cc「それで、これが試作か?」

ラクシャータ「どぉ?なかなかいい仕上がりでしょう?」

ロイド「ルルーシュくんの腕力や持久力を考えると、レバータイプは相性悪いしぃ」

ロイド「いっそサブに回して、キー操作をメインにしてみたんだ~」

ルルーシュ「これは、正直使いやすいぞ」

cc「随分個性的なコックピットになったな」

ラクシャータ「いいじゃない?本当はドルイドつなげて全部キー操作にしてみても面白そうなんだけどねぇ」

ラクシャータ「このプロトタイプじゃ処理間に合わなくてさぁ…」

ルルーシュ「そういえば、なんでプロトタイプなんですか?」

ロイド「あ、聞いちゃう?」キラキラ

cc(おお、ロイドが輝いているな…)

ロイド「実はね、この機体はランスロット”の”試作型ではないんだよねぇ」

cc「どういうことですか?」

ルルーシュ(もう素を出しても何も言わないと思うが…)

cc(そうかな?まあ、お前がそう言うなら…)

ロイド「これはね、次期量産計画に合わせて考えた、ランスロット系列を意識したモデルなんだよ~」

ロイド「ラクシャータ、できる~?」

ラクシャータ「はいはい、今やるよぉ」カタカタ

ルルーシュ「む、装甲がパージされた?」

ロイド「そう、この中身がプロトタイプの。文字通り肝なんだぁ」ペチペチ

cc「見た目はほぼランスロットなんだな」

ロイド「中身はだいぶ変えているんだよぉ?」

ロイド「サクラダイトの量を減らしても高いパフォーマンスを実現できるように」

ロイド「ランスロットの運用データから計算されたバランス調整ぃ!」

ラクシャータ「もちろん、今のランスロットみたいに、デヴァイサーを選ぶようなこともないしぃ」

ロイド「まあ、これから君が使って、もっとデータを取る予定だからねぇ」ポン

ルルーシュ「は、はあ、頑張ります」

ラクシャータ「この装甲パーツも、もう少しいろいろしてみたくはあるんだけどねぇ」カタカタ

cc「まあ、このままでも強そうだぞ?」

ラクシャータ「そぉ?」

ロイド「携行武装はランスロットと同じだよぉ」

ロイド「ハーケンだけは、装甲に二つ追加してみたけど」

cc「ミサイルとか、そういうのはダメなのか?」

ロイド「…なるほどぉ、それは考えてなかったなぁ…」

ラクシャータ「面白そうだねぇ」

ラクシャータ「ま、あたしらはルルーシュ用のコックピット仕上げちゃうからぁ」

ラクシャータ「そろそろふたりは帰りなさいな、時間も遅いしぃ」

ルルーシュ「そうさせてもらいます」

cc「また明日な」

ロイド「さて、いっちょやりますか~」

ラクシャータ「はいはい、とりあえず作業服着なって…」

~総督府~

コーネリア「ふむ、ここがエリア11か…」

ダールトン「今日はお休みになられますか?」

コーネリア「…ああ、明日から、現状の把握を最優先で行う」

ギルフォード「了解しました」

コーネリア「ユフィ、私たちは部屋に行こう」

ダールトン「あ、荷物を…」

コーネリア「よい、そう重いものでもない」

ダールトン「…はっ」

ユーフェミア「わたくしも、自分で荷物を運びます」ググッ

コーネリア「ユフィの分は私が持つからいい」

ユーフェミア「あ、お姉さま!わたくしも自分でやりますから!」

ギルフォード(仲睦まじいおふたりだ…)

ダールトン(ああ、そうだな)

ごめんなさい、うっすら寝ていました。

また続きは明日書きます。

もうそろそろお話も進むと思うので、ゆったり読んでいただければと思います。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

おおまかな構成をしたので、サクサクかければと思います。

書きためはしないので、書き方自体は変わりません。

それでは早速進めていきましょう。

~生徒会室~

ミレイ「みんな、よく集まってくれたわね」

リヴァル「会長、一体なんなんです?」

シャーリー「私たちに話があるなんて」

ニーナ「…」カタカタ

ナナリー「お兄様たちにはお話しなくていいんでしょうか?」

ミレイ「いいの、今回はサプライズなんだから」

シャーリー「サプライズぅ?」

ミレイ「スザクくんとルルーシュ、最近はカレンも軍のお仕事でほとんど生徒会にはこないじゃない?」

リヴァル「でも、ccさんはたまに来てくれてますよ?」

シャーリー「この前も仕事を手伝ってもらっちゃった」

ミレイ「ccさんは確かにいい人だけど、今はそのことはいいのよ」

ミレイ「このままでは、生徒会メンバーの鉄の結束に支障をきたすわ」

リヴァル「言うほど結束してないと思いますけど」

ミレイ「しゃーらっぷ!!とにかく、私たちに今必要なのは交流よ」

シャーリー「まあ話はわかりましたけど、それなら何をするんですか?」

ミレイ「よくぞ聞いてくれたわね、じゃーん、これよ!!」

ナナリー「どれですか?」

ミレイ「あ、ナナちゃんごめん、宿泊券よ、宿泊券」

リヴァル「宿泊券?どこかに行くんですか?」

ミレイ「河口湖湖畔のホテルよ」

ミレイ「そこで生徒会の合宿をします!!」

シャーリー「合宿ですか?」

ミレイ「そう、まあ深く考えなくていいのよ」

ミレイ「つまりは、皆で遊びに行くって事なんだから!!」

シャーリー「わー!!いつ行くんですか?」

ミレイ「この前確認したら、一週間後は三人とも非番らしいの」

ミレイ「その日に、皆で出発します」

リヴァル「会長と泊まり…」

ミレイ「そこ、邪な想像は控えなさい」

ミレイ「とにかく、分かった?」

シャーリー「はーい、わっかりましたー」

ミレイ「ちなみに、水着も持参すること、ね」

ニーナ「み、水着…」

ナナリー「あの、私も行っていいんでしょうか?」

ミレイ「もっちろん、そのために呼んだんだから」

ナナリー「ありがとうございます、ミレイさん」

ミレイ「イイってことよ~」

ミレイ「さ、そうと決まれば、さっそく水着を買いに行くわよ」

ミレイ「リヴァル、戸締まりよろしくね~」

リヴァル「えー?またですかー?」

ミレイ「なぁに?私の新しい水着姿が見たくないとでも?」

リヴァル「しっかり戸締りしておきます!」

ミレイ「よろしい」

~アパート~

ルルーシュ「ふう、ただいま」

cc「おお、お帰り」パタパタ

ルルーシュ「すまないな、あの後まだやることがあってな…」

cc「気にするな、上着をよこせ」

ルルーシュ「ああ」

cc「風呂は沸いているぞ、夕食はもう少し待つがいい」

ルルーシュ「じゃあ、先に風呂に入ってくる」

cc「それがいい」

ルルーシュ「お前はいいのか?」

cc「一緒に入りたいのか?」

ルルーシュ「そういうわけではないが」

cc「ふふっ、冗談だ」

cc「さあ、早く入って来い」

ルルーシュ「まったく…」パタン

cc「さて、早くご飯を作らないと」

cc「ルルーシュが腹減りだ…」くぅ

cc「…私もか」フフ

ルルーシュ「…」カポーン

ルルーシュ(コーネリア、予定ではもうエリア入りしているだろう)

ルルーシュ(問題は、奴に接触するタイミングだ…)

ルルーシュ(早すぎれば情報を手に入れる下準備をする余裕がなくなる)

ルルーシュ(遅ければ、聞き出すまでの手順が煩雑になりすぎる)

ルルーシュ(適切な時期を見て、レジスタンス側の操作も考えなければな…)

ルルーシュ(最近日本解放戦線絡みで不穏な報告がキョウトから入っているし…)

ルルーシュ(…まあ、考えても仕方がない)

ルルーシュ(常に先を見据えた作戦の進行を心がけよう)ザバッ

ルルーシュ「…大丈夫だ、心配ない」

ルルーシュ「…」

今日はここでおしまい。

本編アニメを知っている人にはバレバレの進行ですが、そのままにはならないので、ご勘弁。

時系列も混ざっていますが、このss内での整合性は気をつけていくつもりです。

どうぞ、お楽しみに。

それでは、みなさんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

少しゲームの大会があったので遅れましたが、今日も書いていきます。

楽しんでいただければ幸いです。

~政庁~

コーネリア「さて、始めるか」

ギルフォード「はっ、姫様」

ユーフェミア「お姉さま!!」バタン

コーネリア「ユフィ、もう少し静かに…」

ユーフェミア「そんなことはどうでも良いのです!」

ユーフェミア「なんですか、わたくしを護衛ばかりの部屋に押し込めて!」

コーネリア「いま、このエリアは決して安全とは言えない」

コーネリア「護衛が必要なのはわかるだろう?」

ユーフェミア「それにしても、あれはやりすぎです!」

ユーフェミア「あんなお部屋では、ろくに政務のお手伝いもできません」

コーネリア「政務ならいい」

コーネリア「私とギルフォードで十分だ」

ユーフェミア「それでは、わたくしは何をすれば良いのですか!?」

コーネリア「ユフィは有事の際に動けるように準備していてくれればいい」

ユーフェミア「…お姉さまも、わたくしをお飾りにするおつもりですか…?」

コーネリア「そんなことはない」

コーネリア「人にはすべきことと、やれることがある」

コーネリア「政務はユフィ、お前のすべきことではない」

ユーフェミア「…」

ユーフェミア「それで、わたくしを籠の中に押し込めるおつもりですか…」

コーネリア「…何か言いたいことがあるなら、まずは騎士を見つけることだ」

コーネリア「そうすれば、護衛もその者に任せられる」

ユーフェミア「…それは」

コーネリア「ユフィ、なぜそうまでする?」

コーネリア「ユフィは他の人間にはない魅力も、能力もたくさんある」

コーネリア「それを活かせばいいじゃないか」

ユーフェミア「…」

ユーフェミア「もう、お姉さまなんて知りません!!」

ギルフォード「あ、ユーフェミア様!!」

コーネリア「大丈夫だ、放っておけ」

ギルフォード「し、しかし…」

コーネリア「護衛はついている」

コーネリア「私も、ずっと甘いままではいかん」

コーネリア「ここは本国とは違う、私もわからないことばかりだ」

コーネリア「ユフィにも、早く自分の立場を理解してもらいたいものだが…」

~市街地~

ユーフェミア「…」

sp1「おい、見つけたか?」

sp2「いや、意外に足が速い」

sp3「とにかく探し出せ、さもないと俺たちの首が飛ぶ」

ユーフェミア「…なんとか撒いたみたい…」ホッ

スザク「あれ?こんなところで何をしているんだい?」

ユーフェミア「ひゃいっ!?」

スザク「あ、驚かせてごめんね」

スザク「でも、路地裏なんて、どんな人間がいるかわからないから、気を付けないと」

ユーフェミア「あ、貴方はどうしてこんなところにいるのですか?」

スザク「僕かい?ここが近道だからだけど…」

ユーフェミア「近道?」

スザク「うん、マーケットに行くならね」

ごめん、全然進まなかった。

明日今日の分も書くから、許してヒヤシンス。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

おはようございました。

さて、始めましょう。

sp1「ここにおられましたか…」ハァハァ

ユーフェミア「貴方は…」

スザク「知り合いかい?」

sp1「おいお前、この方がどなただと…」

ユーフェミア「…」

ユーフェミア「いいえ、実は追われていて逃げているところなんです」

ユーフェミア「助けてください」

スザク「むっ、そうなのか」

sp1「おいおい、やめておけ」スチャ

スザク「銃か」

スザク「少なくとも、平和な人種ではないみたいだね」

sp1「おとなしくその方をこちらへ」

sp1「抵抗しなければ撃たない」

ユーフェミア「…」

スザク「仕方ない、僕も拳銃相手に事を荒立てたくはないし」

スザク「さ、おとなしくあの人のところに」ギュッ

ユーフェミア「あっ…」

スザク「なんてね」ゲシッ

sp1「なっ…!?」

スザク「こんな近距離で銃を突きつけたって、有利にはなれないよ」

スザク「まして、絶対に撃つ気のない銃なんてね」

sp1「くそっ」

スザク「少し眠っているといい」ドスッ

sp1「がはっ…」ドサッ

ユーフェミア「あ、貴方は一体…」

スザク「話はあとにしよう、今はこの場を離れるんだ」ギュッ

スザク「さあ、こっち」

ユーフェミア「…はいっ」

~公園~

スザク「ここなら、ほかに追っ手が来てもすぐに見えるかな」

ユーフェミア「あ、あの、すみません巻き込んでしまって…」

スザク「ははっ、気にしないで」

スザク「困っている時は、お互い様だからね」

スザク「まあ、あの人には悪いことをしてしまったけど」

ユーフェミア「あ、あの」

スザク「ん?なんだい?」

ユーフェミア「お名前を、伺ってもよろしいでしょうか?」

スザク「あ、まだ自己紹介もしていなかったっけ」

スザク「僕の名前はスザク、枢木スザクだ」

ユーフェミア「くるるぎ?」

スザク「ああ、僕は名誉ブリタニア人だからね」

スザク「呼ぶならスザクでいいよ」

ユーフェミア「…スザク、いい名前ですね」

スザク「そうかい?そう言ってもらえると、悪い気はしないね」ハハ

ユーフェミア「さっきのキック、何かそういうお仕事をされているのですか?」

スザク「ああ、今は私服だったっけ」

スザク「僕は軍人さ、ブリタニアの」

ユーフェミア「え?軍人さんですか?」

スザク「うん、特別派遣嚮導技術部所属」

スザク「あ、こういうのは言っちゃいけないってセシルさんが言っていたっけ…」

ユーフェミア「そうなんですか…」

スザク「ごめん、怖いかい?」

ユーフェミア「いえ、そういうわけではないのですが…」

スザク「?」

ユーフェミア「あの、不躾なことだと承知で言いますが」

ユーフェミア「わたくしを、ゲットーまで連れて行ってくださいませんか?」

スザク「ゲットー?なんでわざわざそんなところに?」

ユーフェミア「この国の現状を、この目で見たいのです」

スザク(さっきまでの優雅な感じから、随分強い目をするんだな…)

スザク「…」

ユーフェミア「だめ、でしょうか?」

スザク「…約束が守れるなら、連れて行ってもいいよ」

ユーフェミア「約束?」

スザク「うん、僕のそばから離れたりしないこと」

スザク「これだけ」

ユーフェミア「なぜですか?」

スザク「…行けばわかると思う」

スザク「とにかく、約束できないなら、連れて行くわけにはいかない」

ユーフェミア「…」

ユーフェミア「分かりました、お約束します」

スザク「絶対だよ?」

ユーフェミア「はい、この名に賭けて」

スザク「あ、そういえば僕も名前を聞いていなかったっけ」

ユーフェミア「わたくしは…ユフィです」

スザク「ユフィだね、じゃあ、こっちだ、ついてきて」

ユーフェミア「はい、よろしくお願いします」

今日はここまで。

スザクがちょっと頑張りすぎているかな?

ともかく、早く退場していただきたいのが本音ですね。

ルルーシュとccが書きたいー。

進行は相変わらず遅いですが、ゆったり待って頂ければ幸いです。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

~ゲットー外縁部~

スザク「…ここを行けば、ゲットーだよ」

ユーフェミア「…なんだか、空気がピリピリしていますね」

スザク「最近、軍部の締めつけが強化されているからね」

スザク「ゲットーの人も生活しにくいんだ」

ユーフェミア「…レジスタンスの活動は、死傷者を出していないのではないのですか?」

スザク「ユフィ、一体どうしてそれを…」

ユーフェミア「そんなことはどうでもいいんです」

ユーフェミア「なぜ軍の取締が増えるのですか?」

スザク「…当然さ」

スザク「どれだけ被害が少なくても」

スザク「自分たちの支配が揺るがないようにするのは当然だ」

ユーフェミア「しかし、レジスタンスというのは」

ユーフェミア「日本人の方々の思いを体現しているのではないのですか?」

ユーフェミア「なぜ反抗するのか、それを知らない限り、問題は解決しません…」

スザク「…」

スザク「彼らの願いは一つだよ」

スザク「日本を取り戻したい、それだけさ」

ユーフェミア「取り戻す?」

ユーフェミア「ですが、この国はここにあるではありませんか」

スザク「ユフィ、君はブリタニアがなくなるという事が、想像できるかい?」

ユーフェミア「どういうことですか?」

スザク「国というのは、土地で決まるものじゃないんだ」

スザク「ここは今、日本ではなくエリア11なんだ」

スザク「ブリタニアの支配下にある限り、彼らの思いは遂げられない」

ユーフェミア「”日本”が、彼らの心を癒してくれるのでしょうか?」

スザク「自分たちの国を失うことは、本当に辛いことだからね」

ユーフェミア「スザク、貴方はそういう思いはないのですか?」

ユーフェミア「なぜ、貴方はブリタニアの軍人になったのですか?」

スザク「…僕は、ブリタニアという国の内側から、変えるためだ」

ユーフェミア「内側から?」

スザク「レジスタンスのやり方は、間違っている」

スザク「間違った手段で得た結果に、意味はないよ」

ユーフェミア「…そう、ですか」

スザク「まあ、僕のことはいい」

スザク「それより、長居しすぎたみたいだ…」

ユーフェミア「…なにかあるんですか?」

スザク「いや、これからあるかもしれないんだ」

カレン「…あんたたち、こんなところで何してるわけ?」

スザク「カレン!?」

スザク「なぜここに…」

カレン「何故ってあんた…」

カレン「今日はあたしが警邏当番なのよ、それも、あんたの代わりに!!」

カレン「用事があるからってシフト変えたくせに、忘れないでよね」

カレン「しかも用事って、女絡みだったのか…」

カレン(…あれ?この顔、どこかで…)ジロジロ

ユーフェミア「あ、あの、何か?」

カレン「ああ、ごめん、ジロジロ見たりして」パタパタ

カレン「とりあえず、この辺はまだまだ治安が良くないの」

カレン「すぐに離れたほうがいいわ」

スザク「カレン、この人はそういうのじゃ…」

カレン「じゃあ何なのよ?」

ユーフェミア「わたくしは…ユフィと呼んでください」

カレン「はあ、じゃあユフィ」

カレン「あんた、スザクの彼女じゃないの?」

ユーフェミア「はい、スザクとは今日会ったばかりです」

スザク「ほ、ほらね、僕もユフィと遊んでいたわけじゃなくて…」

カレン「会ったばかりの男女がお互いを名前で呼ぶ?」

カレン「やっぱり怪しいわ」

スザク「そ、そんな…」

ユーフェミア「貴女はカレンさん、でよろしいのですか?」

カレン「あー、うん、カレンでいいわ」

カレン「それで、スザク、あんた人に仕事押し付けてこんな美人ひっかけてたの?」

ユーフェミア「そんな、美人なんて」////

カレン「…それに、何?このマイペース娘は」

スザク「ゲットーに興味があるらしくて」

スザク「それに、何者かに追われていたんだよ」

カレン「何?まるでお姫様ね、この子」

スザク「とりあえず、僕はユフィを送っていかないと」

カレン「それならあたしが行くわ」

カレン「あんたはサボってた分、ここの警邏ね」

スザク「え?いや、ちょっと…」

カレン「ほら、ユフィ、行くわよ」グイ

ユーフェミア「スザクー!また会いましょうねー!」ノシ

スザク「あ…」

スザク「うーん、今日は変な日だなぁ…」

???「ふーん、なるほどね…」

スザク「!?」キョロキョロ

スザク(…今の感じ、一体…?)

眠い…。

今日はここまで、リアタイさん、おめでとう、そしてありがとう。

こんな長いssを読んでくださるだけで嬉しいです。

明日こそお話が進展しますように。

それでは皆さん、おやすみなさい。

よい夢を。

カレン「それで?あんたはどこの子なの?」

ユーフェミア「あの、わたくしは…」

sp2「探しましたよユーフェミア様」

ユーフェミア「あ…」

カレン「あんた、誰?この子に用事なら、まずあたしが聞くわよ?」

sp2「この子?お前はこのお方を誰だと思っているんだ」

カレン「そんなの関係ないわね」

カレン「それに、この服が見えない?一応あたしは軍人なんだけど」

sp2「軍人なら、ユーフェミア様を知らずにどうする!」

カレン(そういえば、ユーフェミアって…)

ユーフェミア「もう結構です、spの方」

カレン「sp?」

ユーフェミア「申し遅れました」

ユーフェミア「わたくしは、ユーフェミア・リ・ブリタニア」

カレン「ブリタニアって…皇族!?」

ユーフェミア「…わたくしはメディアの露出が他の皇族に比べて少ないですから、知らないのも無理はありません」

ユーフェミア「ここまでありがとうございました」

ユーフェミア「あとはもう大丈夫です」

カレン(どうする?今このspを倒して誘拐すれば…)

カレン(いや、でもゲットー付近ならともかく、ここから運び出すのは難しいか…)

ユーフェミア「スザクにも、よろしくお伝え下さい」

ユーフェミア「…さあ、参りましょう」

sp2「は、はっ!」

ユーフェミア「さようなら、カレンさん」

ユーフェミア「また、近々お会いできるとは思いますが…」

カレン「え?それってどういう…」

ユーフェミア「そのままの意味ですよ」

ユーフェミア「それでは」スタスタ

カレン「あっ…」

カレン(どうしよう、とにかくゼロに連絡しようかしら)

カレン(今は一応特派の肩書きもあるし、顔がバレたのはそこまで問題にはならないと思うけど)

カレン(こういう時の為のスパイだよね?)

???(cc、やっと君の居場所が掴めたよ)

???(記憶のカケラから繋いだんだ、偉いでしょう?)

???(大丈夫、すぐに迎えに行くからね…)

???(でも、まずはいろいろ調べないと…)

~アパート~

cc「ぐっ!?」ズキンッ

cc(これは、ギアスの共振っ)

cc(ルルーシュのギアスはまだ大丈夫)

cc(ということは…)

ルルーシュ「どうした?cc、何かあったのか?」

cc「…いや、ちょっと小指を角にぶつけてな」

ルルーシュ「大丈夫か?」

cc「問題ない、すぐに治る」

ルルーシュ「とことん便利な奴だ」

ルルーシュ「それより、会長に言われている旅行の準備はいいのか?」

cc「何?私も行くのか?」

ルルーシュ「当然だ」

ルルーシュ「せっかくの旅行だ、お前も楽しめ」

ルルーシュ「どのみち、今のところ情勢は大きく動かん、コーネリアの出方を待つ他はない」

ルルーシュ「そのくらいの余裕はある」

cc「そうか…」

ルルーシュ「おい、やっぱり変だぞ?」

cc「女には、色んな秘密があるんだ、詮索するもんじゃない」

cc「水着をどうするか考えていただけだ」

ルルーシュ「今から買いに行くか?」

ルルーシュ「髪も、染め直した方がいい」

cc「またあのオカマの所に行くのか」

ルルーシュ「まあ、今回は普通に客として行けばいい」

cc「そうか、じゃあ水着のついでに行くか」

ルルーシュ「先に髪の方がいい、時間がかかるかもしれないしな」

ルルーシュ「ついでに少し切りそろえてもらえ」

cc「しかし、その間暇じゃないか?」

ルルーシュ「リヴァルに渡された懸賞の詰めチェスでもしているさ」

ルルーシュ「それに、どうせ連れ歩くなら完成されている方がいい」

cc「…ふっ、なんだそれは」

cc「だが、まあいい、その案で行こう」

ルルーシュ「そうと決まれば迅速に行動だ」

ルルーシュ「とりあえず予約を…」

cc(この感覚を信じるなら、外出は控えるべきかもしれないが…)

cc(変に警戒すれば、鋭いルルーシュの事だ)

cc(…面倒事になる前に方をつけたいが…)

~旅行当日 河口湖行き列車内~

ミレイ「また私が上がりね!」

シャーリー「えー、会長強過ぎー」

リヴァル「なんかズルしてません?」

ミレイ「失礼ね、実力よ、実力」

ニーナ「あ、このお菓子美味しい」

カレン「あ、気に入ってもらえた?」

カレン「これ、特派でもらって来たの」

cc(セシルは自分で作らなければ、いいものを良く知っているんだよなぁ)ポリポリ

ルルーシュ「…」ペラ

ミレイ「それにしても、スザク君は残念ね…」

シャーリー「急な仕事じゃしょうがないですよ」

シャーリー「ルル?確かそうだよね?」

ルルーシュ「…ああ、ナイトメアの新装備の実地テストだそうだ」

ルルーシュ「俺かカレンが残っても良かったんだが」

カレン「ロイドさんが、どうせならランスロットで試したいって言うから…」

シャーリー「ランスロットって名前なの?」

カレン「ええ、白くて綺麗なの」

シャーリー「えー、見てみたいなー」

ルルーシュ「見学くらいなら出来るかもな」

ミレイ「一応最新鋭機じゃないの?」

ルルーシュ「その辺り、うちは適当ですから」

リヴァル「すげー職場だな、ルルーシュ」

ルルーシュ「もう慣れたよ」

ミレイ「ま、スザク君も明日には合流できるって言ってたし」

ミレイ「今日は向こうに着いてから遊びに行く時間もなさそうだから、いいんじゃない?」

シャーリー「えー?海には入れないんですか?」

ミレイ「それは明日から、今日は着く頃には夕方よ」

ミレイ「それに、楽しみは後にとっておかないとね~」

シャーリー「そうかもしれませんけど…」

ミレイ「そうだ、ccさんとカレンはどんな水着を買ったの?」

カレン「え?わ、私は学校指定のものを…」

ミレイ「えー、嘘!」

ミレイ「こんなことなら、一緒に買いに行けば良かった…」

カレン「それに、水着ってプールとかだと思っていたから…」

ミレイ「ふっふーん、今は海まで高速鉄道が直通なんだから」

ミレイ「海、山どちらも楽しめるレジャーの中心地でもあるのよ!」

リヴァル「なんで会長が自慢げなんです?」

ミレイ「…リヴァル?」

リヴァル「…はい」

ニーナ「ミレイちゃん、向こうのお店で買えばいいんじゃない?」

ミレイ「あ、そっか、マリンショップくらいあるわよね」

カレン「あ、あの、そこまでしなくても…」

ニーナ「私も、買わされたの…」

ミレイ「結構キワドイのよねー、あの水着!」

シャーリー「あー、道連れが欲しいってことかぁ」

ナナリー「只今戻りました」

咲世子「皆様の分のお飲物もお持ちいたしました」

ミレイ「あーん、二人ともおかえり~」

ミレイ「さ、こっちこっち」

ルルーシュ(咲世子、例のものは…)

咲世子(抜かりありません、きちんと用意してあります)

咲世子(しかし、旅行の中間予定にキョウト訪問を挟むのは如何なものかと…)

ルルーシュ(仕方あるまい、先方の都合が今のところは優先だ)

ルルーシュ(むしろ、旅行の場所が近くて助かった)

咲世子(…とりあえず、トランクに紛れ込ませてあります)

ルルーシュ(管理は任せる)

咲世子(了解いたしました)

シャーリー「ルル?咲世子さんと何話してるの?」

ルルーシュ「ああ、酔い止めが無いか聞いていたんだ」

ルルーシュ「ccは結構乗り物酔いするから」

シャーリー「え?そうなんですか?」

cc「え、ええ、少し…」

cc(こら、急に振るな)

ルルーシュ(すまん、ごまかせ)

cc(…全く)

咲世子「ccさま、こちらが酔い止めです」

ミレイ「大丈夫?」

cc「一応飲んで来てはいますから」

cc「お守りみたいなものです」

シャーリー「あ、それ分かります」

シャーリー「なんだか、安心するんですよねー」

ミレイ「あ、ccさんの水着については聞いてないじゃない!」

cc「私は普通のです、ルルーシュさんに選んでもらいました」

ルルーシュ「ぶっ…」

シャーリー「えー!?ルルがー!?」

ミレイ「これは俄然興味が湧いて来たわね…」

cc「まあ、明日のお楽しみ、ということで」

ルルーシュ(おい、cc、どういうつもりだ)

cc(別に問題ないだろう?)

cc(ささやかな仕返しさ)

ナナリー「ccさん、今日こそお兄様とのお話を聞かせてくださるんですよね?」

cc「ええ、約束だったものね」

ルルーシュ「そんな約束をしていたのか!?」

ナナリー「ふふふ、お兄様には内緒です」

ルルーシュ「ナナリー…」

>>865
時間すげぇ


cc「ルルーシュさん、少しデッキの方に行きませんか?」

ミレイ「おやぁ?二人で何をするんですかぁ?」

cc「ふふふ」

ルルーシュ「何もしませんよ!」

ミレイ「ごゆっくり~」

シャーリー「ルル!明日は一緒に遊ぶんだからね!」

カレン「シャーリー、それじゃ全然張り合えていないわよ…」

ナナリー「行ってらっしゃいませ、お兄様」

ルルーシュ「…」

cc「さあ、行きましょう?」

ルルーシュ「…ああ」

>>866おお、確かに

~デッキ~

ルルーシュ「俺の知らない間に、随分ナナリーと打ち解けたようだな」

cc「さみしがっていたぞ?たまには構ってやらないと」

ルルーシュ「…これからは気をつけよう」

cc「それがいい」

cc「それと、騎士団計画の準備が整ったらしい」

cc「先程メッセージが届いた」

ルルーシュ「よし、キョウト訪問の後、タイミングを見計らって実行に移そう」

cc「扇がまとめをしているが、いいのか?」

ルルーシュ「問題ない、引き続き仕事に当たらせろ」

cc「分かった、指示しておく」

ルルーシュ「…一つ聞きたいんだが」

cc「なんだ?」

ルルーシュ「その服はなんだ?」

cc「白のブラウスにオーバーオールだ、変か?」

ルルーシュ「いや、まぁ似合ってはいるが…」

ルルーシュ「水着と一緒に買ったワンピースはどうした?」

cc「なんだ、着て欲しかったのか?」

ルルーシュ「…そういうわけではないが」

cc「まあ、お前は今日先に出たからな」

cc「着てくると思ったのも無理はない」

cc「だが、あれは特別だ」

cc「そうだな、今度のデートで着てやることにしよう」

ルルーシュ「デートだと?そんなもの…」

cc「二人の時に着てやると言っているんだ、素直に喜べ」

ルルーシュ「…さあ、戻るぞ」

cc「はぁ、面倒な男だな、お前は」

ルルーシュ「…そんなことはない」

cc「はいはい、分かってるよ」

さて、続きはまた後で。

それではノシ

おはようございました。

突然ですが、都合により、明日からの夜の更新はもうひとつのナルトssと隔日で行うことにしました。

ペースは落ちますが、失踪はしないので、どうか続けて読んでいっていただければ幸いです。

それでは、始めます。

ルルーシュ「…」

cc「なあルルーシュ…」

ルルーシュ(静かにしていろ、奴らを刺激するな)

cc(しかし…)

ルルーシュ(…くそっ、どうしてこうなる!)

cc(今までもトラブルに巻き込まれては来たが)

cc(まさかテロに巻き込まれることになるとはな…)

ルルーシュ(俺の預かり知らぬ活動だ)

ルルーシュ(騎士団計画の関連ではない)

ルルーシュ(考えられるのは…)

cc(いまだ協力体制にない解放戦線か…)

ルルーシュ(ああ、おそらく間違いないだろう…)

ルルーシュ(問題は、奴らがブリタニア人を殺すことに躊躇はないだろうということだ)

ルルーシュ(…俺の目の前で、これ以上死人なんぞださせるものか!)

cc(…ルルーシュ…)

ルルーシュ(咲世子の守備はどうだ?)

cc(まだ連絡は来ないが、捕まる前に潜伏はできたようだ)

ルルーシュ(よし、まだ動かせる人間がいるなら、勝機はある)

テロリスト「おい、そこのブリタニア人!おとなしくじっとしていろ!!」

ニーナ「ひっ…!?」

ミレイ「わ、分かったから、その物騒なものをしまってもらえないかしら?」

シャーリー「こ、怖がっているだけなんです」

テロリスト「…ふんっ」スタスタ

カレン(顔は完全に日本人よね)

カレン(…どこの所属なんだろう)

ルルーシュ(まずい、立てこもりから二時間は経つ、そろそろなにかしらのアクションがあってもおかしくはない)

cc(準備が整う頃だからな…)

全然書いてないけど、明日早いんだ。

うまくすれば午前中にもかけるかもしれないので、そのまま待っていて欲しい。

ちなみに、明日はナルトの日。明後日がギアスの日です。

ナルトに興味がない人には申し訳ない。

それでは、みなさんおやすみなさい。

よい夢を。

か、かかか…

書きにくっ!

あばばばば、も、もう少し心が落ち着いたら書くです。

うあうあー

遅くなった、始めます。

ルルーシュ(おそらく、連中はブリタニアに何がしかの要求を行っているはずだ)

ルルーシュ(ブリタニアが応じる筈は無い)

ルルーシュ(つまり、奴らは何か自分達の持つ力を示そうとするだろう)

cc(兵器か?)

ルルーシュ(それならまだいい)

ルルーシュ(だが、明確にブリタニアを牽制出来るものがなければ…)

cc(なるほど、ここに居る人間そのものを材料にしてくるか)

ルルーシュ(ああ、見せしめは十分にありうる)

ルルーシュ(コーネリアがこのエリアに派遣されて直ぐのテロ)

ルルーシュ(そうとう焦っての決起だろうからな)

cc(…全く、過激な連中だ)

ルルーシュ(む、来たか…)

指揮官「ブリタニア人の諸君」

草薙「私は日本解放戦線の草薙だ」

草薙「諸君らには、所謂人質として、暫くお付き合いいただくことになる」

草薙「どうか、大人しくしていて欲しい」

草薙「我々とて、余計な犠牲者を出したくはないからな」

ルルーシュ(よくもヌケヌケと)

cc(交渉は行われたのだろうか?)

ルルーシュ(ここで、首謀者が名乗りを上げたんだ)

ルルーシュ(下手を打てば皆殺しだな…)

兵士「おい、貴様!いい加減にしないか!!」

ニーナ「は、離して!」

ルルーシュ(まずい、ニーナがこのタイミングで目立つのは…)

兵士「女子供はあっちに移すことになっている!大人しくついて…」

ニーナ「触らないで!イレブンのくせに!!」

cc(おい!ルルーシュ!)

ルルーシュ(思いつく限り最悪の状況だな…くそっ!)

兵士「イレブンだと…!?貴様!」グイッ

ニーナ「きゃあっ!?」

sp「だ、ダメです、今動かれては…」

???「ここで動かずして、何のための副総督ですか…」

ルルーシュ(む、…そこにいるのは…!)

ルルーシュ「cc、どんな方法でもいい、あの娘を黙らせろ!」

cc「一体なんだ?」

ルルーシュ「早く!」

cc「きゃっ!」ドサァ

兵士「貴様も、なんだ突然!」

cc「す、すみません、誰かに押されてしまったようで…」

???(あ、あなたは一体どなたなんですか!?)

cc(頼むから静かにしていてくれ!)

ルルーシュ(考えろ、ccが抑えて居られる時間はそう長くはない)

ルルーシュ(このままではニーナの安全は絶望的だ…)

ルルーシュ(…仕方ない、奴らの注目を引くことが最優先か…)

兵士「おい、女!一緒に来てもらおうか!」

ニーナ「い、嫌!やめて!」

ルルーシュ「やめてください」

草薙「ん?なんだ貴様は」

ルルーシュ「私はルルーシュ・ランペルージ」

???(え?ルルーシュ!?)

cc(…あの馬鹿が!)

ルルーシュ「ブリタニア軍属の研究員です」

草薙「ブリタニア軍人、だと?」

ルルーシュ「はい」

ルルーシュ「身分証もあります」

草薙「…特別派遣嚮導技術部、技術士官か」

ルルーシュ「どうでしょう?私がこの少女の代わりに、貴方がたの道具となるのは…?」

草薙「どういうことだ?」

ルルーシュ「恐らくですが、見せしめをするための生贄を探しに来たのでしょう?」

シャーリー「み、見せしめ!?」

ルルーシュ「こんなテロがまかり通る筈は無い」

ルルーシュ「恐らく、ここの人質を使ってブリタニアに要求を呑ませる魂胆でしょうから」

草薙「…貴様、余計なことをペラペラと」

草薙「しかし、確かに軍人が死んだとなれば、ブリタニアも動かざるを得まい」

草薙「おい、その小娘は放っておけ」

草薙「小僧、民間人の為に命を投げ出すその覚悟」

草薙「同じ軍人として、高く評価しようではないか」

ルルーシュ「恐縮です…」

草薙「連れていけ!このビルの屋上から蹴り落としてしまえ」

シャーリー「そっ!?」

ルルーシュ(シャーリー、俺は大丈夫だから、騒がないでくれ)

シャーリー(で、でも…!?)

兵士「さあ、来い!」

cc(ナナリーが別室に移されていて助かったな…)

カレン(あの馬鹿!どこまでお人好しなのよ!?)

シャーリー(る、ルルが死んじゃう…!)

ミレイ(ルルーシュ…)

ニーナ(…)

ユーフェミア(あれは…間違いなくルルーシュだった…)

ユーフェミア(ルルーシュが軍人?どういうこと…?)

ルルーシュ(さて、このままでは、俺が殺される)

ルルーシュ(当然、死ぬつもりは無いが…)

ルルーシュ(…ギアスを使うしか無いか…)

ルルーシュ(草薙は何処かへ行った、おそらく拠点として使っている部屋があるのだろう)

ルルーシュ(そこも突き止めなければ…)

兵士「随分余裕だな、ブリタニア人」

ルルーシュ「…ただ怯えているだけですよ」

兵士「…さあ、まっすぐ進め」

ルルーシュ(さて、どうする…?)

~30分前 ホテル外~

スザク「出撃出来ないって、どういうことですか!ロイドさん!」

ロイド「そんなこと言われたってねぇ?」

ロイド「僕らがここまで来られてることが、もうそれなりの特例なんだしぃ?」

セシル「コーネリア様の許可無しには動けないのよ」

スザク「あそこには、ルルーシュや、生徒会の皆がいるんです!」

スザク「助けに行かないと!」

セシル「す、スザクくん、落ち着いて…」

ラクシャータ「焦ってもしょうがないじゃなぁい?」

ラクシャータ「大丈夫ぅ、たぶん、直ぐにお鉢が回って来るからぁ」

スザク「どういうことですか?」

ラクシャータ「あの中、ユーフェミア皇女殿下もいるんだってさ~」

スザク「?ユーフェミア様?」

ラクシャータ「コーネリアの妹さんよぉ」

ラクシャータ「おかげで、あのコーネリアも迂闊に動けないみたい」

セシル「もしテロリスト側に知れれば、大変な事になってしまうでしょうし…」

ロイド「うん?ラクシャータはどうやって知ったんだい?」

ラクシャータ「コーネリアの移動拠点の通信、傍受しちゃったぁ」

セシル「ば、バレたら軍法会議ものですね…」

スザク「でも、それと自分が出撃出来る事の関連性は何なんですか?」

ラクシャータ「察しが悪いねぇ」

ラクシャータ「ここに来る前に説明されたこと、思い出しなさいよぉ」

スザク「確か、立て籠もっているホテルの地下には、運搬用だかの通路があるんですよね?」

ラクシャータ「ちょいちょい違うけど、まあつまりは侵入できるのはそこからだけってことよ」

ラクシャータ「当然、テロリストも守りは固めてるでしょう」

ラクシャータ「相手の武装は未確認、時間が経てばユーフェミアが見つかる可能性が高くなる」

セシル「つまり、攻めあぐねているコーネリア様が必要なのは」

ロイド「便利に切り捨てられる捨て駒ってことだねぇ」

ちょいストップ。

本編忘れつつあるから、細かい所は各自で納得して下さい。

一応伝わるように書くよう心がけます。

それでは。

おはようございました。

さっそく続き、行ってみましょう。

あと、このssも、まさかの900超えをしてしまいました。

読むのも疲れているとは思いますが、残念ながらだいぶ続いてしまいますので、どうかお茶でもすすりながら気楽に読んでください。

ラクシャータ「うーん、まあ分かってる思惑に乗るのは、正直癪だからねぇ…」

ラクシャータ「本当は無視したいところなんだけどさぁ?」

セシル「…ちょうど通信が入ってますね」

ロイド「はいぃ、こっちら特派でぇす!」ピッ

ギルフォード「む、面妖な…」

コーネリア「貴様がロイドか」

ロイド「はぁい、ご用件は何でしょう?」

コーネリア「作戦に、貴様の開発したナイトメアと、その操縦者を使いたい」

ロイド「そぉですかぁ、ご指名ありがとうございまぁす!」

コーネリア「作戦内容は追ってデータを送る」

コーネリア「いつでも出られるように待機しておけ」

ロイド「了解しましたぁ」ピッ

ロイド「ざぁんねんでした」

ロイド「出てもいいみたいだよ?ランスロット」

内容一応確認してきたけど、そろそろ本編とかけ離れてきてて、参考にならんな

ラクシャータ「うーん、相手の装備は未確認なのよねぇ」

セシル「コーネリア様も、こちらに来て日が浅いですし」

セシル「まだ軍の統率がイマイチで、手間取っているみたいです」

スザク「なるほど、それで具体的な指令がすぐに出ないんですね」

ロイド「要求自体はテロリストにありがちな解放とか、そういうのらしいしぃ」

ロイド「僕としてはぁ、この行動の理由を知りたいんだよねぇ…」

スザク「理由、ですか?」

ロイド「だってぇ、わざわざ軍神が赴任してすぐに大規模な立てこもりだよぉ?」

ロイド「一体、何が彼らを動かしているんだろうねぇ?」

ラクシャータ「はいはい、そんなのは後で確かめるんだね」

ラクシャータ「一応プロトの外郭パーツ、ランスロットに付けとかないとぉ」

スザク「プロト?」

セシル「ルルーシュくんのナイトメアの略称」

セシル「…彼も、あの中にいるのよね…」

スザク「…」

~ホテル内部 通路~

ルルーシュ(さて、このあたりで動くか…)

ルルーシュ(いままであくまで影から動いてきたが)

ルルーシュ(この期に乗じて、日本人の総意を造り出す…)

ルルーシュ(兵士は二人、ギアスにかけるのは容易だ…)

ルルーシュ「…」ピタッ

兵士「おい、どうした…?」

ルルーシュ「いえ、少し用事が出来ましてね」

兵士「なんだと?」

ルルーシュ「…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが…」

咲世子「その必要はありません」シュタッ

兵士「なっ!?」

咲世子「あなたがたの記憶数分ごと、意識をいただきます」ズバシンッ

兵士「ぐふっ」

兵士「ず…だ…」ドサッ

ルルーシュ「…咲世子、お前ギアスを…」

咲世子「はて?なんのことでしょうか」

咲世子「ルルーシュ様が切り札を使おうとされているようでしたので」

咲世子「…勝利を確信してジョーカーを切るのは、最上の愚策、そうでしょう?」

ルルーシュ「…ああ、そうだな」

ルルーシュ「ともかく、助かったよ」

咲世子「自分の仕事をこなしただけですから」

ルルーシュ「咲世子、この建物の構造は把握しているか?」

咲世子「はい、抜かりなく」

咲世子「拠点としている部屋も突き止めました」

ルルーシュ「…さすがに頼りになるな」

咲世子「恐縮です」

ルルーシュ「例のものを用意しておけ」

ルルーシュ「俺はccと、何人か駒を調達する」

咲世子「了解しました」

咲世子「10分後にここで」シュッ

ルルーシュ「さて、計画の第一段階だ…」ピピピ

ルルーシュ「扇、応答しろ」

扇『こちら扇、どうしたんだ?ゼロ』

ルルーシュ「かねてからの予定を繰り上げることになった」

ルルーシュ「昨日届いた新装備を使う」

扇『あのトレーラーか?言われていたとおり準備はしてあるが…』

ルルーシュ「ああ、十数人メンバーを見繕っておけ」

ルルーシュ「制服も着用させろ」

扇『一体何をさせるつもりなんだ?』

ルルーシュ「こちらに来ればわかる、とにかく今から送る座標までトレーラーと」

ルルーシュ「…ヘリも持って来い」

扇『…分かった、行けばいいんだな?』

ルルーシュ「ああ、余計な質問がなくて助かる」

扇『あんたのやり方、俺は結構気に入っているからな』

ルルーシュ「…そうか」

扇『それでは、ゼロ、武運を祈る』ピッ

ルルーシュ「…この変声機は便利だな」カチャ

ルルーシュ「あとでラクシャータを褒めよう」

ルルーシュ「さて、後はccか…」

ルルーシュ「メンバーをホテル内に入れる算段はついた」

ルルーシュ「咲世子を待ち、ccを回収する」

ルルーシュ「草薙はどうするか…」

ルルーシュ「…まあいい、直接確かめればいいだけだ」

ルルーシュ「問題は、コーネリア側の対応だな」

ルルーシュ「…ここはカレンを使うしかあるまい」

ルルーシュ「向こうの準備が整う前に、行動を開始する」

ごめん、短いけど夜はここまで。

明日の昼辺りに追加する予定。

あれとかそれとかは、文章力の無さを補う伏線もどきです。

気にしない方がいいと思います。

咲世子とラクシャータは、最初から使っていれば相当便利だと思うんですよね…

前も書きましたが、本編とは展開が異なってきました。

しかし、本編話数で言えば、1000近く使って、たった8話です。

でも、最後まで読んで頂ければ、納得できる終わりにできると思います。というか、頑張ってします。

なので、どうか応援よろしくお願いします。

それでは、皆さんおやすみなさい。

よい夢を。

咲世子「ルルーシュ様、持ってまいりました」トンッ

ルルーシュ「よし、まずは草薙の所から処理する」

ルルーシュ「咲世子、お前はこれを着ろ」

咲世子「ルルーシュ様はどうしますか?」

ルルーシュ「草薙が取ると予測される行動は、大別すれば二つ」

ルルーシュ「どちらにも対応するために、まずは…」

咲世子「…なるほど、了解しました」

ルルーシュ「さて、小細工をすませよう」

咲世子「はい」

咲世子「それでは、まずは縛らせていただきます」

ルルーシュ「一応解けるようにしておけよ?」

咲世子「お手の物、です」

~ホテル内 解放戦線暫定指令室~

草薙「ブリタニア側の返答はまだか!」

兵士「相変わらず、時間伸ばしをしているようです」

草薙「見せしめの方は!?」

兵士「未だ、報告はありません」

草薙「くそっ、何を手間取っているか!」

ゼロ「その見せしめとは、これのことですかな?」ドサッ

ルルーシュ「くっ」

草薙「き、貴様!何者だ!」

草薙「見張りの兵士はどうした!?」

ゼロ「少し眠って貰いました」

ゼロ「そして、私は貴方と同じく、ブリタニアの敵ですよ」

ゼロ「見ての通り、丸腰です、どうか銃を下ろして貰いたい」バサッ

草薙「目的は何だ?」

ゼロ「交渉、ですよ」

~ホテル内 解放戦線暫定指令室~

草薙「ブリタニア側の返答はまだか!」

兵士「相変わらず、時間伸ばしをしているようです」

草薙「見せしめの方は!?」

兵士「未だ、報告はありません」

草薙「くそっ、何を手間取っているか!」

ゼロ「その見せしめとは、これのことですかな?」ドサッ

ルルーシュ「くっ」

草薙「き、貴様!何者だ!」

草薙「見張りの兵士はどうした!?」

ゼロ「少し眠って貰いました」

ゼロ「そして、私は貴方と同じく、ブリタニアの敵ですよ」

ゼロ「見ての通り、丸腰です、どうか銃を下ろして貰いたい」バサッ

草薙「目的は何だ?」

ゼロ「交渉、ですよ」

草薙「交渉だと?」

ゼロ「ここに、キョウトのバックアップを約束する書類があります」

草薙「キョウト!あのレジスタンス支援組織か!」

ゼロ「私は、ここ最近のテロ行為の指揮をしています」

ゼロ「そして、このまま日本中のレジスタンス、テロリストを統合する予定です」

草薙「…なるほど、我々の蜂起も利用するつもりか」

ゼロ「報酬も、利益も約束しましょう」

ゼロ「これからする質問に対する、貴方の返答次第ですがね」

草薙「…言ってみるがいい」

草薙「交渉だと?」

ゼロ「ここに、キョウトのバックアップを約束する書類があります」

草薙「キョウト!あのレジスタンス支援組織か!」

ゼロ「私は、ここ最近のテロ行為の指揮をしています」

ゼロ「そして、このまま日本中のレジスタンス、テロリストを統合する予定です」

草薙「…なるほど、我々の蜂起も利用するつもりか」

ゼロ「報酬も、利益も約束しましょう」

ゼロ「これからする質問に対する、貴方の返答次第ですがね」

草薙「…言ってみるがいい」

あう、二重にあげちゃった…

ゼロ「簡単なことです」

ゼロ「今回の蜂起、その目的ですよ」

草薙「ふっ、そんなもの、決まっている」

草薙「まだ日本人は死んでいないと、世界中に知らしめるためだ!」

ゼロ「…」

ゼロ「なるほど、よもやそこまでくだらないとは」

ゼロ「私も予想外でしたよ」

草薙「何だと!?」

ゼロ「やはり、貴方には利用価値など有りはしない」

ゼロ「ここで舞台を降りて貰いましょう」

草薙「貴様、随分と余裕ではないか」

草薙「そこまで私をコケにしたんだ、死ぬ覚悟はできているのだろうな?」

ゼロ「無論、そんな覚悟はしていませんよ」

草薙「ふっ、ならば何も考えずに死ぬがいい!」スッズバッ

ルルーシュ?「ふっ!!」ぐいっ

ゼロ「…っ!」ドサッ

草薙「なっ!?躱しただと?」

ルルーシュ?「反応が鈍いですね」

ルルーシュ?「ふんっ!はっ!!」ヒュンヒュン

兵士「がっ!」グサッ

兵士「な、何だと!?」ザクッ

ゼロ「出来るだけ殺すな!」

ルルーシュ?「急所は外しています」

ルルーシュ?「さて、後は貴方だけですね?」

草薙「な、なんだ…?この数を一瞬で…」

ルルーシュ?「ふう」ベリベリ

咲世子「ゼロ様、お怪我は?」

草薙「女!?」

ゼロ「大丈夫だ」

ゼロ「背中は痛いがな」

咲世子「すみません」

咲世子「少し手荒でした」

ゼロ「構わない、予定通りにことが運べた」

草薙「き、貴様ら、一体何なんだ!」

ゼロ「お前が知る必要はない」

咲世子「…ふっ!」バシッ

草薙「がっ!!…」バタッ

ゼロ「他の兵士は…」

咲世子「痺れているだけです」

咲世子「一応、縛り上げておきましょう」

ゼロ「そちらは任せる」

ゼロ「私は第二段階を進めなければ」

咲世子「了解しました」

ゼロ「さて、次はccとカレンだな…」

ゼロ「…次から綱で引っ張らせるのはやめよう…」ひりひり

とりあえずここまで。

ミスしてごめんなさい。そして分かりにくくなってごめんなさい。

ルルーシュに変装した咲世子が、ルルーシュを引っ張って強制回避させました。

意表をついて、隙を作らせる為です。

それでは、続きはギアスの日に。

さようなら。

少し時間があるので、もう少し書いて行きます。

そろそろ次のスレに移りたいですし。

1000までに、オレンジさんにも会っておきたいですからね。

それでは、始めます。

~ホテル内 大部屋~

カレン「ルルーシュ、大丈夫かしら」

cc「心配ない、あいつなら上手くやるさ」

カレン「随分信頼しているのね」

cc「まぁ、それに足る人間だと思っているからな」

カレン「へぇ、意外ね」

ユーフェミア「あの、そのルルーシュさんについて聞きたいのですけれど」

カレン「え?ユーフェミア?」

sp「こら、様を付けんか!」

ユーフェミア「構いません」

ユーフェミア「また妙な所でお会いしましたね、カレンさん」

カレン「…ええ、お互い縁があるみたいね」

cc「なんだ、顔見知りなのか」

カレン「本当に顔を知っている程度だけどね」

ユーフェミア「それで、その」

cc「…たぶん、考えていることは正しい」

ユーフェミア「それでは、やはり!?」

カレン「なに?ルルーシュがどうしたの?」

cc「まだ知らなくていい」

カレン「説明しなさいよ」

cc「いずれ話すことになるかもしれん」

cc「それまでは、待っていろ」

cc「それより、妙だ」

cc「さっきから、見張りの兵士すら居ない」

cc「何かあったのかもしれん」

カレン「会長やニーナ、シャーリーはナナリーとリヴァルの所にいけたのかしら」

cc「そちらは大丈夫だろうが…」

ユーフェミア「ブリタニア側も動きが無いようですね」

cc「お前がここにいることは知られているのか?」

ユーフェミア「ええ、お姉さまには知らせてありますから」

cc「…そうか」

cc「ならば、そろそろか…」

カレン「なんのこと?」

cc(ゼロが来る)

カレン(え?ここに?)

cc(ああ、すぐに動けるようにしておけ)

ぐああっ!?

ユーフェミア「今の声は…!?」

cc「ふむ、やはりな」

ゼロ「失礼、お邪魔します」

カレン「ほ、本当にゼロ…」

ゼロ「人質の皆さん、よろしければ私の言うことを聞いていただきたい」

カレン「…にしては、なんだか丁寧すぎるような…?」

ゼロ「申し訳ないが、ここから脱出するために、移動してもらうことになります」

ゼロ「…そこの女、誘導を頼めますか?」

カレン「cc、あんたにご指名みたいよ?」

cc「ああ、仕方ない」

ゼロ「この地図に従って、誘導を」

ゼロ「それと、そこの二人は私に着いて来て下さい」

ユーフェミア「わたくしですか?」

ゼロ「はい」

ゼロ「赤い髪の方も一緒に」

カレン「は、はい、わかりました」

ゼロ「それでは、迅速に、慌てずに行動して下さい」

cc「…さあ、皆さんこっちです」

cc「別室の人も回収して行きますから」

おはようございました。

今日は用事で書けなかったので、明日の日中に書きます。

あと、完全に私事ですが、私の書いた化物ssがまとめに乗りました。

まあ、ここで主張する意味はありませんが、個人的に、自分の書いたものがより多くの人に読んでもらえるのは単純に嬉しいです。

よろしければ、そちらと、ナルトも読んでやってください。

それでは、明日また会いましょう。

おやすみなさい、よい夢を。

~元解放戦線拠点前~

ゼロ「お二人は、少々こちらでお待ちください」

カレン「え?ここでですか?」

ゼロ「少し準備があるので」

ゼロ「それでは」バタン

カレン(ゼロ、どういうことかしら)

ユーフェミア「ゼロ?一体どういった方なのでしょうか」

~部屋内~

ゼロ?「ふぅ」カポッ

咲世子「それでは、後はよろしくお願いします」

ゼロ「ああ、咲世子も続いての準備を頼む」

咲世子「はい」サッサッ

ゼロ「さて、まずはカレンか…」

ゼロ「ccの方は、咲世子に回収させよう」

ゼロ「咲世子、準備はできたか」

兵士?「完了しました」

ゼロ「よし、作戦の段階を進行させる」

ゼロ「お二人とも、お待たせして申し訳ない」

ゼロ「ユーフェミア様、どうか室内へ」

ユーフェミア「カレンさんはどうされるのですか?」

ゼロ「あなたにはあなたの、彼女には彼女の役割があるのです」

ゼロ「おい、連れていけ」

兵士「はっ!」

カレン「え?あ、あの…」

ゼロ(これを持っていけ)スッ

ゼロ(あとはその兵士に聞くといい)

カレン(ゼロ?)

ゼロ「さあ、早く」

兵士「…とっとと歩け」

カレン「わ、分かってるから、押さないでよ」

ユーフェミア「カレンさん…」

ゼロ「おっと、あなたは自分の心配をした方がいい」

ユーフェミア「…あなたは、何者ですか?」

ゼロ「私は、ブリタニアの敵、ただそれだけですよ」

ユーフェミア「わたくしを連れてきた目的は何なんです?」

ゼロ「…目的か」カポッ

ルルーシュ「これで分かるか?」

ユーフェミア「ルルーシュ!?」

ルルーシュ「覚えていてくれたか」

ルルーシュ「…だが、感動の再会とはいかないんだよ」カチャッ

ユーフェミア「…それで、わたくしを撃つのですか?」

ルルーシュ「これからする質問の返答次第だな」

ユーフェミア「質問?」

ルルーシュ「ああ」

ルルーシュ「マリアンヌ皇妃の死について、知る限りの情報を渡せ」

ルルーシュ「簡単な話だ」

ユーフェミア「マリアンヌ様?いえ、わたくしは何も聞いていません」

ルルーシュ「本当か?」

ユーフェミア「ええ、今ですら、わたくしはお姉さまに子供扱いされる有様ですし」

ユーフェミア「…ルルーシュ、ゼロというのは」

ユーフェミア「この国で頻発しているテロの首謀者なのですか?」

ルルーシュ「…その通りだ」

ユーフェミア「何故、そんな事をするのです」

ルルーシュ「目的は一つ、ブリタニアを壊す」

ルルーシュ「それだけだ」

ルルーシュ「この国は、その為の足がかりにすぎん」

ユーフェミア「どうして…」

ルルーシュ「…お前に説明しても、理解出来ないだろう」

ユーフェミア「そんな事は、聞いてみなければ分かりません!」

ルルーシュ「どの道、その意味はない」

ルルーシュ「ここで全てを忘れてもらうのだからな」

ユーフェミア「忘れる?」

ピピッ

ルルーシュ「配置についたか」

ユーフェミア「何の事です?」

ルルーシュ「お前は何も知らないままでいい」

ルルーシュ「そこで大人しくしていれば、殺しはしない」カポッ

ゼロ「さあ、騎士団の旗揚げだ」

おはようございました。

今日は早いですが、書いて行こうと思います。

よろしければ、お付き合い下さい。

それでは、始めます。

~特派トレーラー~

ロイド「準備かーんりょーぉ!」

ラクシャータ「うーん、急場は凌げるかぁ…」

セシル「それにしても、動きがありませんね…」

セシル「ちょっと不気味ですけど」

ロイド「まぁまぁ、おかげで整備の時間が取れたんだしぃ」

ロイド「いいんじゃなぁい?」

スザク「しかし、本当に膠着しているんでしょうか」

スザク「今のところ、命令もおりませんし」

ラクシャータ「どうかねぇ…」

セシル「立て籠もりの場合、短期に終結させようとするのが定石だと思うんですけど」

ロイド「そうだねぇ、物資も潤沢に、とはいかないだろうし」

ロイド「どういうつもりなんだろうねぇ?」

ラクシャータ「…ん?」

スザク「どうかしましたか?」

ラクシャータ「いや、上空映像にさ…」

セシル「こ、これは…」

ロイド「あらぁ?見覚えある顔だねぇ」

スザク「カレン!?」

ラクシャータ「あら、広域通信も入ってるねぇ」ピッ

???「ブリタニア軍に告ぐ」

???「今、このホテルに向けて仲間を乗せたヘリが飛んでいる」

???「どうか、何もせずに通して欲しい」

???「この要求が呑まれない場合」

???「屋上にいる人質の安全は保証しかねる」

???「それでは、諸君の迅速かつ正しい判断を期待する」

???「繰り返す、今このホテルに…」ピッ

スザク「こんな一方的な要求が通るわけ…」

ロイド「うーん、まずいんじゃないかなぁ?」

ロイド「あの子、ブリタニア人だしぃ」

セシル「もし、ここで見殺しにすれば、大変なことになるわ」

スザク「今すぐランスロットで出れば…」

ロイド「む、無理だよぉ、あんな高い所までナイトメアじゃあ届かない」

ラクシャータ「ま、コーネリアがどうするか、だねぇ」

~指揮官室~

ギルフォード「姫様、いかがいたしますか」

コーネリア「…あの娘、ブリタニア人か」

ギルフォード「はい」

ギルフォード「顧客情報によれば、シュタットフェルトの令嬢のようです」ペラッ

ギルフォード「ここで見殺しにすれば、最悪、姫様の責任問題に…」

コーネリア「…くっ、テロリストどもめ…」

コーネリア「ユフィの方は…」

ギルフォード「幸いなことに、未だその連絡はありません」

コーネリア「…そうか」

コーネリア「仕方あるまい、ここはヘリ一機程度」

コーネリア「全軍に攻撃しないよう通告しろ」

ギルフォード「はっ!了解いたしました」

~屋上~

カレン「ねえ、あんたは誰なの?」

兵士「…」

カレン「解放戦線の兵士じゃないんでしょう?」

兵士「…ゼロの協力者です」

カレン「…どんだけ影響力と協力者がいるのよ、ゼロは…」

兵士「もう少し、人質を演じていて下さい」

カレン「分かってるわよ」

カレン「あ、あのヘリかしら」

兵士「そのようですね」

カレン「でも、ここからどうやって脱出するつもりなのかしら…」

~特派トレーラー~

セシル「スザクくん、作戦命令が下ったわ!」

スザク「本当ですか!?」

セシル「ええ、早速準備を」

スザク「了解しました!」タッタッタッ

ラクシャータ「いよいよかぁ」

ロイド「ふふふ、うちのランスロットは、ちょおっとすごいからねぇ」

セシル「二人とも、早く持ち場に着いて下さい」

ラクシャータ「はいはぁい」

ロイド(…さて、一体何があるのかな?)

~地下通路 防衛地点~

兵士1「草薙中佐は何と?」

兵士2「いや、先程から連絡が取れない」

兵士3「上で何かあったのだろうか…」

兵士長「…何があったとしても、我々の仕事は変わらない」

兵士長「ここは、まさにこの蜂起の要」

兵士長「各々、警戒は怠るな」

兵士達「は、はっ!」

~元解放戦線拠点~

ゼロ「よく来たな」

扇「言われた通り、いろいろ準備して来た」

扇「あとは、こいつを仕掛けるだけだ」

ゼロ「指示通りに仕掛けて来い」

ゼロ「間違った所に置けば、人質ごと我々も死ぬ」

扇「…本当に、使うのか?」

ゼロ「罪は解放戦線が被ってくれる」

扇「そうじゃなくて」

ゼロ「…言いたいことは分かる」

ゼロ「だが、安全策は講じた」

ゼロ「死人を出すつもりは無い、脱出の為だと考えろ」

扇「…」

ユーフェミア「お話は済みましたか?」

ゼロ「ああ、後は忘れて貰うだけだ」

ユーフェミア「…わたくしが、貴方のことを告発するつもりがないとしても?」

ゼロ「信頼するには希薄すぎる縁だ」

ゼロ「もうお前に利用価値はない、忘れた後は今まで通りの生活が待っている」

ゼロ「不満は無いだろう」

ユーフェミア「…いいえ、あります!」

ゼロ「…何?」

ユーフェミア「ルルーシュ、貴方とわたくしは協力出来るはずです」

ユーフェミア「二人で力を合わせれば、このエリアを救うことも…」

ゼロ「…日本だ」

ゼロ「エリアではない」

ユーフェミア「そうでした、日本」

ユーフェミア「この国を再び日本に戻せます」

ゼロ「俺の目的はそこではない」

ゼロ「お前を含む皇族にも、それ相応の罰は受けて貰う」

ゼロ「今のような、恵まれた生活は送れない」

ゼロ「それでも、俺と協力できると?」

ユーフェミア「…はい、出来ます!」

ゼロ「ふん、口だけなら何とでも言える」

ゼロ「そもそも、俺にはこれ以上、理解者など必要ない」

ユーフェミア「…これ以上?」

ゼロ「…っ!?」

ゼロ「今のは失言だ」

ユーフェミア「あの女性のことですか」

ゼロ「答える必要はないな」

ユーフェミア「ルルーシュ、わたくしたちは家族でしょう」

ユーフェミア「何も、争う必要は…」

ゼロ「もう、これ以上の会話は無意味だ」

ゼロ「全てを忘れろ…」

cc「いや、少し待つんだ」

ゼロ「cc」

cc「お呼びがかかると思ったがな」

cc「途中で扇に場所を聞く羽目になったよ」

ゼロ「何故止める」

cc「そいつには、本当の覚悟があるようだったからな」

cc「どうなんだ?」

ユーフェミア「…はい、もちろん!」

ゼロ「しかし、これからの作戦に支障が…」

cc「しかし、この娘を使えば、より作戦行程の短縮もできる」

ゼロ「リスクが大きすぎる!」

ゼロ「いくらお前の言うことでも、聞き入れるわけには…」

ユーフェミア「あ、あの…」

ゼロ「なんだ!」

ユーフェミア「それでは、わたくしを見張れれば良いのですね?」

ユーフェミア「裏切らないように」

ゼロ「それは…」

cc「何か案があるのか?」

ユーフェミア「ルルーシュは軍属でしたよね?」

ゼロ「ああ」

ユーフェミア「所属は特派?」

ゼロ「何が言いたい?」

ユーフェミア「では、こういった案ならば…」

ゼロ「…正気か?」

ユーフェミア「ええ、わたくしはいつでも正気です」

ユーフェミア「いかがですか?」

cc「確かに、見張れはするだろうが」

cc「ルルーシュの身元がバレルルーシュ可能性が高まってしまう」

ユーフェミア「何か問題なのですか?」

ゼロ「俺は公式には死んでいる」

cc「暗殺者でも送り込まれては、たまらんな」

ユーフェミア「あ、そうですか…」

ゼロ「…」

cc「悪くない提案だが…」

どおん!!!ごごごご

ゼロ「むっ!?この振動は…!?」

ゼロ「…仕方ない」

バレルルーシュワロタwwww

カレン「ゼロ!」

兵士「今の音は…」

ゼロ「いや、私たちのものではない」

ゼロ「カレン、今すぐ人質達に合流しろ」

ゼロ「君は人員名簿に載っている」

カレン「えっ?でも…」

ゼロ「まだ役割があることを忘れるな!」

カレン「は、はい!」

ゼロ「お前は扇達を集めるんだ」

ゼロ「その後は、カレン達に合流を」

兵士「はっ!」シュッ

cc「私はどうする?」

ゼロ「すぐに話す」

ゼロ「ユーフェミア」

ユーフェミア「は、はい」

>>967あいほんのせいだ、許せ…

ゼロ「お前を信じよう」

ゼロ「だが、忘れるな」

ゼロ「俺はお前を見張っている」

ユーフェミア「…はい、望む所です」

ユーフェミア「わたくしも、諦めませんから」

ゼロ「…勝手にするがいい」

ゼロ「さあ、人質に合流しろ、ここは危険だ」

ユーフェミア「あの、場所が…」

ゼロ「地図はこれだ」

ゼロ「行けるな?」

ユーフェミア「は、はい」

ユーフェミア「また会いましょうね!」

cc「さて、私はどうするんだ?」

ゼロ「今回の概要だ、すぐに目を通せ」

cc「…なるほど、服は?」

ゼロ「ここにある、すぐに着替えろ」

cc「果たして、ここまで警戒する意味があるかは疑問だがな」

ゼロ「コーネリアならやりかねん」

cc「…そうか、ならば従おう」

ゼロ「直ぐに用意しろ、扇達の所に行かねば」

cc「分かっている、急かすな」

~少し前 地下通路入口~

スザク「配置に付きました!」

セシル「それでは、ランスロットの発進許可を出します」

セシル「起動準備、確認を要請します」

スザク「ユグドラシルドライブ、起動!」

スザク「ファクトスフィア、正常に作動しています」

セシル「確認、了解しました」

ロイド「ま、死なないようにね~」

ラクシャータ「あんだけ調整したくせに、死ぬと思ってんの?」

ロイド「気持ちの問題だよぉ」

セシル「…ああもう、しゃっきり締めて下さいよ!」

スザク「許可を!」

セシル「は、はいはい」

セシル「ランスロット、発進して下さい」

スザク「meブースト…」ヒュイイィィン

スザク「ランスロット、発進します!」ドォン

セシル「スザクくん、作戦内容は理解しているわね?」

スザク「はい」

スザク「ここの防衛を突破し、奥の基部を破壊します」

セシル「結構、くれぐれも安全には注意を払うこと」

スザク「了解しました!」

~指揮官室~

コーネリア「特派が出撃したか」

ギルフォード「はっ、すでに我が部隊も配置に付きました」

コーネリア「偵察位には役立つだろう」

コーネリア「特派のパイロットはイレブンのようだしな」

ギルフォード「そうですね」

ギルフォード「姫様も出られますか?」

コーネリア「当然だ」

ギルフォード「それでは、我々も向かいましょう」

コーネリア「ああ、ついて来い、我が騎士ギルフォード」

ギルフォード「はっ!!」

ごめん、ここまで。

ミスはすまん、コピーをしくじったんだ。

予測変換の野郎、許早苗…

このスレでは、ここまでしか話は終わらなそうです。

続きは直ぐに立てるので、問題は無いと思いますが。

どうか、ゆったり応援していただければと。

それでは、また明日、昼頃に書ければ少し書きます。

皆さん、おやすみなさい。

良い夢を。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年07月20日 (水) 23:32:43   ID: 1H908p8E

この作者、頭いいよな。

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