【安価】絵里「色々な百合カップルの聖夜を邪魔しに行く」希「それを見守る」 (118)

題名通りです
クリスマスまであと2時間
安価なければ、こちらで勝手に書き始めます
どんなアニメ・物語でもいいですが、知らないやつは
調べるので遅くなります
話のつじつまを合わせる努力はします



絵里の部屋

絵里「……ひっく」

希「……んむぅ」

絵里「ちょっと……希、なんで5人もいるのよッ……っく」

希「えりち……のばかッ!」

パアン!

絵里「ふああ?!」

ドサッ

希「うちというものがありながら、5股?! ひどいやん!」

絵里「ちがうもん! してないもん! エリチカにそんな甲斐性ないもん!」

希「……それもそやな……ひっく」

絵里「……もう、誰よお酒……仕込んだの。頭痛い……」

希「さあ……でも、もう切れたで」

絵里「……>>4の所に行ったらあるかもね」


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つまんなそう

緋水と風子

>>2
せっかくなので寂しく始めます

絵里「……確か、ご近所の百合カップルが……おすそ分けしてくれるって」

希「ほーなん?」

絵里「……名前なんて言ったかしら……緋水さんと風子さんだったっけ」

希「ひっく……んじゃ、突撃しに……じゃない、もらいにいこやッ……」ニコ

絵里「オーケー……」

フラフラ

希「えーりち……そのまま行くと風邪引いてしまうで……ひっく……コート着ていき」

絵里「……ありがと希」

希「外は……冷えこんどるなあ」

フラフラ

ガチャ―バタン

とあるご近所――

風子「風子ちゃんの、手料理はどう?」

緋水「……」ぼそぼそ

風子「はっきり言わんかい!」

緋水「美味しい……こんなに美味しいもの初めて食べた」

風子「愛がたっぷり詰まってるからね」

緋水「うん……ッ」ポロ

風子「ちょ、何泣いてるのッ?!」ワタワタ

緋水「こんな……風に、生きてて嬉しいことがあるんだ」

風子「ま、またそんなこと言うか、この口は」

緋水「い、いたい……」

風子「何度だって、味わわせてやるから、覚悟しとくこと」

緋水「……いいのだろうか。私、一人……幸せに」

風子「……」

風子は緋水の体を抱きしめる。
緋水は言葉を切った。

緋水「風子は意外と胸が大きい……」

風子「……触る?」

緋水「ぶッ……い、いや」

風子「お酒の力、借りちゃう?」

緋水「そ、その……」

ドンドンドン!

風子「……緋水、可愛いなあ」

ドンドンドン!

緋水「あの、窓の外……」

風子「へ?」

絵里『……見せつけてくれちゃって……ひっく』

希『えりち、不法侵入やで……』

ガラガラ――

風子「だ、誰よあんたたち!?」

緋水「森の手先か!?」

絵里「……お酒」

風子「はい?」

絵里「……ここに、あるのは分かってるわ」

風子「もしもし……?」

絵里「出すもん……ひっ……出しなさい」

緋水「……風子、怖い」

風子「……け、警察呼んだ方がいいのかしら」ボソボソ

緋水「……今、ここで排除すると言う手も……」ボソボソ

風子「ダメだって! ここ、日本だから!」

緋水「風子を脅かすものは……許さない」

風子「やん、嬉しい!」

絵里「……ひっく……また、イチャイチャし始めて…」

希(クリスマスイブも、もうおすぐ終わるなあ……)

風子「昔のあたしなら、こういう手合いには風子ちゃんのきついお灸を据えてる所だけど……大人になったからね……ヒック」

緋水「風子、いつの間に飲んで……」

ゴソゴソ

風子「ほら……飴玉あげるから、お帰り……ひっく」

ポンッ

絵里「……」

緋水「そんなもので……帰るとは」

絵里「……エリーチカ……こんなので、喜んだりしな……ヒック」ニコォ

希「良かったな、えりち……」

絵里「……うん」

風子「……未成年は、飲酒禁止よ」

絵里「……そうね」

希「互いに、全く説得力ないなあ……」

数分後――

風子「……じゃあね、エリーチカ……ヒック」

絵里「ええ……さようなら」

緋水「……女なら誰でもいいのか……」ボソ

風子「でえ? 何言ってるの……?」

緋水「……」

風子「あんたって、案外私より乙女なのね……」




テクテク――

絵里「良い人だったわ……ヒック……美味しい」コロコロ

希「でも、良かったん?」

絵里「何が?」

希「お酒切れてしもうとるで……」

絵里「あ……とりあえず>>14いっとく?」

希「せやなあ」

烈火の炎であってたのかな……?

安価はもう少し近くした方がいい気がする


安価ならひびみく(シンフォギア)

>>12
なるほど

(被ったら、安価下)

懐かしい

絵里「確か、今日は真姫ちゃん家のクリスマスパーティーに穂乃果が御呼ばれしてるって聞いてるけど」

希「……ああ、言うとったね」

絵里「……ヒック」

希「行く?」

絵里「ええ」

希「……どこまでも一緒やで」

絵里「希……」

絵里は希に抱き付いた。

希「タクシー呼ぶな」

絵里「う……吐きそう」

希「真姫ちゃん家まで、がまんな」

絵里「……頑張る」

真姫の部屋――


穂乃果「……うわ、見て見て」

真姫「なに?」

穂乃果「ホワイトクリスマス……イブ!」

窓の外で、羽のような雪が舞い降りていた。

真姫「どおりで寒いはずね。穂乃果、冷えるから暖炉の傍に来なさいよ」

穂乃果「うん……でも、綺麗」

真姫(……そんな、大人っぽい顔もするのね)

穂乃果「……真姫ちゃん、あのね」

真姫「なに?」

穂乃果「私……ホントは少し不安だったんだ」

真姫「……」

穂乃果「だって、真姫ちゃんの友達として……パーティーに出席したけど……私、ここにいていいのかなって」

真姫「私がいいって言ったんだから……いいに決まってるじゃない」

穂乃果「……ほんとう?」

真姫「……悪いのは私よ。友達として、連れてきた……んだし」

穂乃果「……」

真姫「……」

穂乃果「あの会場では、私は真姫ちゃんの……友達だったね……ここでは……?」

真姫「……ここでは」

穂乃果は俯きながら、真姫の腕に縋り付くように触る。

真姫「……穂乃果が望むなら」

穂乃果「……真姫ちゃん」

穂乃果の柔らかな頬に、真姫はそっと口づける。

真姫「……熱い」

穂乃果「……あ」

真姫「パーティーの時、ずっと私のこと見てたでしょ」

穂乃果「そ……んなことないもん」

真姫「うそ……つき」

真姫は、穂乃果の蜜のような唇を覆った。

どんどんどん!

穂乃果「……真姫ちゃん」

真姫「……なによ」

どんどんどん!

穂乃果「そ、外」

真姫「外って……ここ二階よ」クルッ

どんどん!

絵里『……た、たすけて……うッ』

希『あかんッ……このままやと、えりちのナニが雨樋を伝って……広がってまう』

絵里『……うッ』


ガララ――

穂乃果「ど、どうしたの?! 絵里ちゃん!」

絵里「ほ、穂乃果……」

真姫「……ここ二階なんだけど。その梯子どこから持ってきたの? というか、確か、警備の人が……」

穂乃果「絵里ちゃんしっかり!」

絵里「と……」

穂乃果「と?」

真姫「と?」

絵里「トイレ貸して……うッ」

希「えりち……しっかりせえ」

サスサス

真姫「……うん、分かった。分かったから玄関から来てくれるかしら」

絵里「……」

絵里は人差し指と親指でOKサインを作った。
梯子を使って、下へ降りていく。

穂乃果「絵里ちゃん大丈夫かな……」

真姫「……どうでもいいわ」

穂乃果「ひどいよ、真姫ちゃんッ」

真姫「むッ……だって、邪魔されたのよッ」

穂乃果「……だとしても」

真姫「……あー、このムラムラした気持ちどうすればいいのよ」チラ

ガシッ

穂乃果「……ふあッ」ビクッ

真姫「……ここからが、本番だから」

穂乃果「……えっと、えっと」

真姫「どうして、今日に限って、そんな露出度の高いドレス選んできたの? 誘ってたの?」

穂乃果「ちが……」

真姫「……へえ」

真姫は穂乃果を壁に押し付ける。

穂乃果「あッ……」

ドンドンドン!

真姫「……」

穂乃果「……」

ドンドンドン!

ガチャ――

絵里「……と、トイレの場所は……」

ヨロヨロ

真姫「……そこ、左に曲がって階段降りたら目の前」

絵里「ありがと……メリークリスマス」

ヨロヨロ

真姫「メリークリスマス…………」

穂乃果「……真姫ちゃん、絵里ちゃんに悪気はないと思うんだ」

真姫「……ええ、そうね」

ギイイ――バタン

西木野家トイレ――

希「……えーりち?」

絵里「……ふーすっきりしたわ」

希「今な、そこで真姫ちゃんのお母さんに、いつもお世話になってるからって、ノンアルもらってきたで?」

絵里「……えー、ノンアル?」

希「贅沢言わへんの」

絵里「トイレで飲むのもねえ……」

希「……じゃあ、>>24あたりに凸してみる?」

絵里「……そおねえ」

ガルフレ(仮)のかなた会長とりさ副会長

>>25
安価間違えたので25採用で

希「他校との交流会の時、お世話になったし……」

絵里「でも、クリスマスに……しかもこんな夜中にって迷惑じゃないかしら? たぶん、非常識……」

希(どの口が言うとるんやろか……?)

絵里「……寒気?」ゾク

希「楽しければええやん?」

絵里「……は、はい」ビクッ

希「クリスマスは、みんなが幸せになれる日。みんなで、幸せになれる日? ちゃう?」

絵里「イエスッマムッ!」

希「ほな、いこか」

絵里「イエスッマムッ!」

とある生徒会室――

りさ「……会長、メリークリスマスです」

かなた「メリ~クリスマス~……」

パアン!

かなた「きゃッ」

りさ「ちょっと! せーので引くって言ったじゃないですか!」

かなた「ごめんなさい~。待ちきれずに……つい」

りさ「いや、いいですけどねッ……会長と息が合わないのはいつものことですし」

かなた「紅茶飲む?」

りさ「……ふッ、いつもそうやって紅茶で誤魔化していられると思わないでくださいよ」

かなた「?」

りさ「せっかく、二人きりのクリスマスですからね……今日は、会長の化けの皮を……ふふふ」

かなた「りさちゃん……?」

りさ「……じゃん!」

どさッ!

かなた「なあに、これ?」

りさ「トムヤムクンです!」

かなた「……」ビク

りさ「……ねえ、会長、好きです……よね?」

かなた「……」ニコ

りさ「……会長に食べて欲しくて、夜なべして作ったんですよ?」

かなた「……」ニコ

りさ「黙ってないで、何か言ってくださいよ」ニコ

かなた「りさちゃん……私ね」

りさ「はい」

かなた「トムヤムクン嫌い……」

りさ「知ってます」ニコ

かなた「……りさちゃん、いじわるさん?」

りさ(……可愛い、会長、可愛い……)

りさ「そんなことないです」ニコ

かなた「……でも、せっかくりさちゃんが作ってくれたんだものね」

かなたは、棚から二人分のスープ皿とスプーンを取り出して、机の上に並べた。

かなた「ちゃんと食べないと……罰があたっちゃうわ~」

カチャカチャ――

りさ「……」

ピタッ

かなた「……」

りさ「どうしましたか?」

かなた「実はね、私も……りさちゃんに、渡したいものがあったの~」

ゴソゴソ

りさ「?」

かなた「……はい」

赤色の包み紙に入った何かを手渡される。

かなた「いつも頑張ってるりさちゃんに……何かしてあげたいなあ~って思って」

りさ「……な、なんですか」

かなた「開けてからのお楽しみ……フフ」

かなたは紅茶をすする。

りさ「……」

かなた「どうぞ?」

りさ「……えっと、じゃあ」

べりべり――

かなた「ちょっと失敗しちゃったわ~」

りさは一瞬、自分の目を疑った。
袋に入っていたのは、クマのぬいぐるみだった。
綺麗な縫い目。

りさ「買ったんですか?」

かなた「もお~……ちゃんと、縫ったのよ~?」

りさ「うそお!?」

かなた「……色々な人に手伝ってもらって~~……それは、もう、長い時間をかけて作り上げたの~……」

りさ「ま、まさか」

りさ(と、というか、私のクリスマスプレゼントが完全にいやがらせなのに……会長のはガチだったなんて……どうしよう!?)

かなた「……りさちゃん」

りさ「はい!?」

かなた「いつも……ありがとうね」ニコ

ナデナデ――

りさ「……あう」ドキッ

かなた「紅茶いる? それともトムヤムクン?」

りさ「……」

りさ(会長には……敵わないな)

りさ「……じゃあ、間を取って……会長で」

かなた「え?」

りさ「……か、会長で」

かなた「どういうこと~……?」

りさ(こ、この鈍感会長は……)

かなた「りさちゃんは、たまに難しいことを言うわね~……?」

りさ「……えー、えー……」

バアアン!

絵里「違うでしょ!!」

りさ「……」

かなた「あらあら」

絵里「そうじゃないでしょッ?! そこは、唇を奪って、押し倒して……だめ、こんな所で!? でしょ!?」

かなた「これはいつもお世話になっております~……夜分に我が校に侵入できるなんてすごいわ~~……」

絵里「あ、どうもご丁寧に……こちらこそお世話になっております」ペコ

希「えりち、どうやらここは宴会って感じやないで」

絵里「そうなのね……でも、大事な所はそこじゃないわ。篠宮副会長!」

りさ「ひッ……はい!」

絵里「……生徒会室は遊び場じゃないのよ?」

りさ「……は、はい!?」

絵里「ハッテン場なのよ!?」

かなた「ハッテン場~?」

りさ「会長は聞かなくていいです!!」

絵里「……情けない」ハー

希(えりち……ってちょっと酔っただけでこんなおもろいんやなあ……)

絵里「ノンアル……サン○リーさんの、景気付けに飲みなさい」

ゴトン―

りさ「あ、ありがとうございます」

絵里「明日の朝日が嫌になるくらい……乱れるといいわ」

希「えりち……警備保障会社の人がもうそろそろ来てしまうかも」

絵里「なんですって……ハラショー」

りさ「……」

絵里「ごめんなさい、突然押しかけて……チョコ、頂くわ」

ヒョイ――パクッ

かなた「何個でもどうぞ~……」

絵里「……」もぐもぐ

かなた「絢瀬会長……」

絵里「はい……?」

かなた「メリークリスマス~……」ニコ

絵里「メリークリスマス!」ニコ

りさ「……悪夢だわ」

帰り道――


希「……えりち、どないしたん?」

絵里「わ、私……一体、何を……」

希「正気に戻ったんや」

絵里「……私、何をしたの?」

希「うーん……色々かな」ニコ

絵里「……なんだか、取り返しのつかないことをしてしまった気がするの……」

希「大丈夫大丈夫……ちょっと、お酒が足りひんだけや」

絵里「……そうなのかしら」

希「今日は、聖夜やで……全ての人が愛に満たされる……えりち」

絵里「希……」

希「ウイスキーボンボン食べる?」

絵里「うん……」

希「はい、あーん」

絵里「あーん……」もごもご

希「えりち……」

絵里「……」もごもご

希「次はどこ行こうか?」

絵里「……>>39」クラクラ

今度こそ、ひびみく(シンフォギア)

希「……ああ、あの歌って踊って戦える……」

絵里「……歌が聞こえるわ……」

希「幻聴やん……」

絵里「こっち……」

フラフラ――

希「……えりち、躓かんようにな」

絵里「のぞみー、はやくー……」

希「はいはい」


とある公園のトイレ――

ポタポタ

響「……未来、どうしたの? おもらし?」

未来「……やぁッ……ひびッ……きぃ」

響「家まで我慢できなかったの? しょうがないなあ……」

未来「……指ぃ……抜いてぇッ」

響「下着履いてたら……今頃使い物にならなくなってたかもね」

未来「ひどいよッ……響ッ……今日は」

響「クリスマス……だね」

未来は腰に力が入らず、トイレのドアに重心を寄せる。
響が自分の秘所に指を出し入れしてから、何分くらい経過しただろうか。

未来「……ひぁッ……もお…」

響「変だなあ……未来から誘ってきたのに」

いつもならば、もっと優しく自分を気遣ってくれるのに。
今は、こちらの羞恥を煽るように、言葉を選んでいるようだ。

響「私と……未来がどれくらい仲がいいのか……確かめよう?」

未来「……あッ……あッ!」

一本でもきついと感じた指が、すでに3本に増やされていた。
じゅぽじゅぽと穴をかき混ぜられて、未来は嬌声をあげる。

未来「ひぐッ……ひっちゃう……やらぁッ!」

響「いつも、凛としてるのに……こういう時は、そんな声出しちゃうんだ……可愛いなあ、未来は」

未来「ちがッ……響ッ……」

響の中には獣がいる。
それは、消えて無くなったと思っていたのに。

響「どんな味がするのかな……」

太ももを伝い、滴り落ちる愛液を響が軽くすすり取った。

未来「汚いッ……よぉ……だめぇ……だめッ」



響「……」

響は未来の手を握りしめた。
未来は頬がさらに熱を帯びるのを感じた。

響「汚くなんか……」

ガタッ―

絵里「ええ、そう。少女の蜜が汚いわけがない……ひっく」

未来・響「……」

絵里「気にしないで、続けて。それとも、続きはベッドかしら?」ニコ

希「えりち、トイレの上に上がったら危ないでー」

未来「きゃあああ!?」

響「わああああ!?」

絵里「やふううう!」

ドタドタッ

希「……あ、これはあかん反応やわ」

未来「あ、悪霊退散、悪霊退散!」ビクビク

絵里「落ち着きなさい。怪しいものではないわ」

響「未来、大丈夫! 私が守るよ!」

未来「だめッ……私だって、響を守るの!」

響「でもッ……」

未来「もう、守られるだけなのは嫌よッ……言ったじゃない」

響「未来……」

希「なんか、始まった」

未来「Rei shen shou jing ……」

響「だ、だめだよッ!? 未来!」

絵里「急に……歌いだした?」

響「みくううう!?」

未来「……せんじょう……が、よんで……る」

ピカアア――

希「えりち……」

絵里「……っくしゅん」ズビ

希「風邪?」

絵里「分からないけど……」

希「温かいとこいこか」

絵里「……そうね。>>46あたりとかどう?」

希「異論はないで」

切歌「調と似た声をしていた人がなんだか暴走していたのデス・・・」

眠いので、安価下で寝ます

(ココ千夜の別の次元のクリスマスとして考えてください)


シャロ宅――


千夜「これ、ノンカフェインなんだって~」

ココア「へえー、そういうのもあるんだねッ」

シャロ「ちょっと! なんで、私の家にいるのよ!」

千夜「急に雪が降って来て、困ったなあって思ったらちょうどシャロちゃんの家の前だったのよね」

ココア「偶然だよね!」

シャロ「いやいや、自宅に帰りなさいよ隣じゃない」

ココア「……私、仮住まいだから……」シュン

シャロ「あんたに言ったんじゃないからッ」

千夜「……シャロちゃん家は落ち着くから」

シャロ「暗に狭いって言ってるだけでしょ……」

ココア「でも、そうだねさすがにクリスマスに長居できないよね」

千夜「そうねえ。ごめんなさいね、せっかくひとり落ち着いて過ごしていたのに」

シャロ「ぐッ!? あぐッ!?」

ココア「どうしたのシャロちゃん?! 大丈夫!?」

千夜「あらあら」

シャロ「ううッ……なんなのよお!」

千夜「幸せのおすそわけ?」

シャロ「いらないわよぉ!」

ココア「わわッ……どうどう」

シャロ「もう、雪も落ち着いたんだから、ハウス! ハウスよ!」

千夜「あら、ほんと……粉雪。淡いわ~」

ココア「……おお、ささやかで儚いもふもふが」

千夜「おいとましましょうか、ココアちゃん」

ココア「そうだねッ」

トタトタ――

ガチャ―バタン

シャロ「……」

シーン

シャロ「リゼさん……寂しいです」

ガチャ―

千夜「……」

シャロ「ひえッ」

ココア「メリー……」

シャロ「しッしッ!」

ココア「言わせてよぉ!」

シャロ宅前――

ココア「うわあ……街灯の明かりにきらきらってなって……」

千夜「綺麗ねえ……」

ココア「ふふッ……千夜ちゃんも……あ」

千夜「なあに?」

ココア「鼻の上に、雪がついてるよ」クス

千夜「気づかなかった……とって頂ける?」

千夜は目を閉じる。

ココア「いいよ……」

ココアは千夜の鼻頭に唇を近づけた。
ちろりと舌先で舐める。

千夜「ありがとう」ニコ

ココア「どういたしまして」ニコ

千夜「ふふ……ココアちゃんも」

ココア「え? どこどこ」

少女が頭を軽く振る。

ココア「とれた?」

千夜「まだあるわ」

千夜はココアの頭を抱くように自分の方へ寄せた。
柔らかな髪へ、軽く何度かキスを振らせる。

ココア「とれた……かな?」

千夜「まだまだたくさん降ってきてるからねえ……」

ココア「……このままだと雪だるまになっちゃう?」

千夜「そうねえ、坂道を転がっていけばあるいは……」

ココア「お、押さないでね」

千夜「チノちゃんが悲しい想いをするから……やりたくでもやれない、かな?」

ココア「……ひいッ」

千夜「そうそう、学校に行く途中に良い勾配があってね」

ココア「も、もう入ろうよッ」

千夜「冗談なのに」

ココア「冗談に聞こえないもん」

千夜「そんなに早くお家に入りたいの?」

ココア「……え、だって風邪ひいちゃうかもしれないし……はッ、もしかして迷惑だった?」

千夜「そんなことないわ」

ココア「ほッ……」

千夜「でも、二人でいるならどこでだって温かいのよ?」

ココア「……恥ずかしいなあ。でも、私も思ってた……」

二人、手と手を繋ぐ。

電柱の影――

絵里「温かすぎてぴょんぴょんしてきた……ヒック」

希「えりち、珍しく飛び出ていかんかったな」

絵里「……あんなに幸せそうな二人の間に、そんな隙間なかったわ」

希「優しい気持ちになれた気がするなあ」

絵里「ええ……」

希「見てるだけで、幸せになれるものって存在するやね」

絵里「……もっとぴょんぴょんしたい……ヒック」

希「じゃあ、そうやなあ>>56でも見に行くか……」

絵里「ヒック」

姫子と千歌音

希「……えりち?」

絵里「うん……」コテン

希「……ありゃ、お寝む?」

絵里「……ん」

希「しょうがないなあ……よいせ」

希は絵里をおんぶする。

絵里「のじょみぃ……もっとぴょんぴょんしたい……」

希「はいはい」

絵里「……すー」

希「ぴょんぴょんしにいくか……」

ザクザク――

とあるレストラン


カチン―

シャンパングラスが鳴った。

姫子「……ち、千歌音ちゃん……私、こういう所来たの初めてなんだけど」

千歌音「大丈夫よ……姫子」

姫子「で、でも……」

千歌音「どこからどう見ても、お嬢様にしか見えないわ」

姫子「それに……お金の心配はいらないって……」

千歌音「私が誘ったのだから、当たり前よ」

姫子「ち、千歌音ちゃん……でも」

千歌音「……この後、私の家に来てくれるだけでいいの」

姫子「それって……あの」カア

千歌音「想像……した?」ニコ

姫子「な、なんのこと……」

千歌音「二人きりですることなんて、一つしかないじゃない」

姫子「あ……の」ドキ

千歌音「恥ずかしがらなくてもいいわよ……それに、恥ずかしいなら眠ってしまったってかまわない」

姫子「……?」

千歌音「眠っている姫子の甘い匂いに浸りながら、あなたの漏らす吐息をすするのも悪くないわ」

姫子「私は……起きて、千歌音ちゃんに触ってもらってるのを感じたいよ」

千歌音「そう、今日は……どんな声で顔で私を濡らしてくれるのかしら?」

姫子「ち、千歌音ちゃんッ……人に聞かれちゃうよッ」

千歌音「聞かせておけばいいわ」

姫子「意地悪……」

千歌音「全部、全部ね、姫子が可愛いからいけないのよ」

姫子「また……そんなこと言ってはぐらかすんだから」

千歌音「本当のことなんだけれど?」

姫子「千歌音ちゃん……」

千歌音「……姫子には、私の頭の中を見せられないわね」

姫子「み、見たくないかな……」

千歌音「少しずつ小出しにしていくから」

姫子「りょ、料理冷めちゃうから……頂こうか」

千歌音「ふふ……」

カチャカチャ――

姫子「夜景が……綺麗だね」

千歌音「ええ。あなたが、満足してくれるなら、どこへだって連れていくわ……」

姫子「ううん。千歌音ちゃんの隣が、いつだって最高の絶景スポットだよ」

千歌音「あら、歯の浮くような台詞ね……」

姫子「千歌音ちゃんにだけは……言われたくないかも。ん? もしかして、照れてるの?」

千歌音「そんなこと……」

姫子「……え、ええ」ドキ

千歌音「食べましょうか」

カチャ―

姫子「自分のことになるとこれなんだから……もお」

千歌音「いいのよ、私のことは」

姫子「良くないもん……せっかく、また出会えたのに。言いたいこと全部言うから、全部聞いてね……」ニコ

千歌音「……ええ」ドキ

姫子「大好き……千歌音ちゃん」

千歌音「私も、愛してる……姫子」

テーブルの上で、互いに見つめ合う。

姫子「こうやって、見ている方向は違うけれど……何度だって交わることができるんだね」

千歌音「あなたが私を追いかけてくれる限りわね」

姫子「終わりなんてないもん……。私は、いつまでも千歌音ちゃんと一緒だよ」

千歌音「……ありがとう」

千歌音は目じりを拭った。

>>1に質問

現段階で安価に出てきた作品(非採用含む)で>>1の知らなかったのはどれくらいあった?

>>62
作品は全部わかりますが、
ごちうさは見てなかったので、昨日アニメ飛ばしながら視聴しました
烈火の炎はけっこう前の作品なので記憶が曖昧です

姫子「あの……クリスマスのプレゼントなんだけど……」

千歌音「姫子から貰える物なら、なんだって嬉しいのよ」

姫子「千歌音ちゃんってば……」カア

ゴソゴソ―

姫子「ど、どうぞ」

千歌音「開けていい?」

無地の白い紙袋に、金糸で『Merry X'mas』と刺繍されている。
袋が破れないように、千歌音はそっと開いた。

千歌音「……ハンカチ?」

陽を象ったエンブレムが刺繍してあった。

姫子「うん……ハンカチ」

千歌音「……ありがとう」

姫子「うんん……」

千歌音の手を姫子が包み込む。

姫子「あの……その」

千歌音「どうしたの?」

姫子「私は、千歌音ちゃんのハンカチだから……その」

千歌音「ええ……姫子?」

姫子の手が小さく震えていて、
彼女の瞳には心なしか涙が浮かんでいた。
千歌音は自分が何か粗相をしてしまったのかとさえ思った。

千歌音「……ああ、そう、なるほどね」

しかし、はたと思いつく。

姫子「……う」

千歌音「分かったわ……今夜は止めてって言っても止まらないから」

完全に俯いてしまった姫子に対し、千歌音は薄く微笑んだ。

レストラン入り口――

店員「……あの、お客様?」

絵里「……カワイソーマ」

希「ぴょんぴょんする……?」

絵里「いえ、そんな可愛い形容ができる二人ではないかしら……ヒック」

希「姫宮副会長は、ほんま色気あるなあ」

絵里「もっと、ぴょんぴょんしたいのに……」ユラ

店員「あ、あの」

絵里「ああ……邪魔したわね……アディオス」

店員「は、はあ?」

希「次は、どこへ行く?」

絵里「……そうねえ……ヒック……>>67

ほむさや
まどほむではなく、ほむさや

希「それなら……最高のもっふもふが味わえそうやな」

絵里「……ええ……ねえ、希」

希「なん?」

絵里「足、つった……」

希「まじかあ……」

絵里「……歩けない……」

希「はいはい」

絵里「……おんぶ」

希「はいはい……」

とある広場――

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「なんで、あなたがここにいるのかしら」

さやか「いやいや、それこっちの台詞だから」

ほむら「まどかはどこ?」

さやか「杏子どこ?」

ほむら・さやか「……」

互いに携帯を取り出した。

プルルル――ガチャ

ほむら「も、もしもしまどか?」

まどか『あ、ほむらちゃんメール見た? ごめんね……弟が急に熱を出しちゃって面倒を見なくちゃいけないの』

ほむら「そ、そうだったの?」

まどか『だから、今日せっかく誘ってくれたクリスマスのイベント行けなくなっちゃった、ほんとにごめんなさい!』

プルルル――ガチャ

さやか「ちょ、ちょっと杏子」

杏子『ごほッ……わり、風邪引いた』

さやか「うそッ!? 大丈夫?!」

杏子『熱……あるけど、今から行くから……ごほ』

さやか「いやいや、あんた、もう薬飲んで寝なさいよッ。たくッ」

杏子『ごめん……』

ピッ――


ほむら「……」

さやか「はあ、せっかくのクリスマスなのに……予定空いちゃったわ」

ほむらはさやかを一瞥して、歩き始める。

さやか「どこ行くの? あんたも、独り身なんでしょ?」

ほむら「あなたの傍に立っていると、バカが移るから」

さやか「小学生男子みたいな罵り止めてください、マジで心に染みるんで……」

ほむら「冗談よ」

さやか(わかりずらい……え、というか、今のこいつ流の馴れ合いってやつ?)

ほむら「あなたって、どこの世界でも本当についてないのね」

さやか「私は、別にあんたと聖夜を過ごすのも悪くないけど?」

ほむら「そう……」

さやか「まあ、あんたが嫌なら……そうだねえ……『あ、ほむらちゃん、クリスマス一緒に過ごそうよッ』どう?似てる?」

ほむら「……気持ち悪い。天使が穢れる」


さやか「なんでさッ。さやかちゃん、可愛いじゃん!」

ほむら「?」

さやか「理解できないって表情で見てくるの止めてよ!」

ほむら「……くっしゅん」

さやか「……あんたも風邪引かないでよ」

さやかはポケットからカイロを取り出して、ほむらの手に握らせる。

さやか「つめたッ……さすが鉄の女」

ほむら「誰も、温めてなんて命令してないけど」

さやか「なんであんたの命令で動くみたいになってんのよ」

ほむら「……あったかいわね」

さやか「でしょ?」

ほむらはにカイロを握らせて、さやかは彼女の頬っぺたを両手で挟んだ。

さやか「どうだ、幸せだろう?」

ほむら「別に」

さやか「えー、じゃあ離すし」

スッ

ほむら「まあ、離さなくてもいいけれど」

ピタッ

さやか「……」

ほむら「なによ」

さやか「あんたって、時々可愛い反応するよね」

ほむら「何言ってるの」

さやか「自覚なしなんだ」

ほむら「暖めるなら、最後まで責任取って暖めなさい」

さやか「でもさ、もうイルミネーション始まっちゃうんだよね」

ほむら「私、人込み苦手なのよ」

さやか「なんで来たのッ?」

ほむら「まどかに誘われなければ、来ることすら考えなかったわ」

さやか「あんた、まどか以外に友達いないわけ……」

ほむら「あら、あなたがいるじゃない」

さやか「そうそう私がって……私?」

ほむら「違うの?」

さやか「いやいや、ないない」

ほむら「へえ」

さやか「明らかに、あんたのお友達と私のお友達の意味合い違うでしょ」

ほむら「お友達って言うのは……こうやって、暖めあったり」

ほむらはさやかの腰を抱き寄せる。

さやか「ひゃッ……」

ほむら「互いを確かめ合う存在でしょ……?」

さやか「ち、ちが……」

ほむら「あなたって、どうしていつも……まどかの隣にいるのかしら」

さやか「……まどかの隣にいて悪いの?」

ほむら「……ふッ」

さやか「……あんたが実際私のことどう思ってるのか知らないけどさ」

ほむら「……」

さやか「何度もいがみ合うことよりも、何度も何度も友だちになる努力をしてたら、もっと違う未来があったのかもね」

ほむら「無理ね……」

さやか「……」

ほむら「だって、私……あなたのこと嫌いだから」

ガサッ――

絵里「ヒック……なによ、好きなら、好きって言いなさいよ!」

絵里が希におぶさったまま叫ぶ。

さやか「……だれ?!」

絵里「というか、子どもらしくない。全然子どもらしくない!」

ほむら「……おかしい、こんなの今までなかったのに。掌握しきれてない……?」

絵里「もっと、ぴょんぴょんしなさいよ……っなんで、ぴょんぴょんしないのよおおお!?」

ほむら「……」

ジャキッ――

ほむら「やり直しか……」

さやか「ほ、ほむ――」

ほむら「……なんて、言えば良かったのかしらね」

シュンッ――

絵里の部屋――

希「えーりち」

パンパン!

絵里「あん!? いた、いたたた!?」

希「気持ちよさそうにお船さん漕ぎよったなあ」

絵里「ご、ごめんなさい……」

希「ほら、メリークリスマス」

絵里「……え、もうやったじゃない」

希「何言ってるんよ、もー……」

絵里はふと時計を見た。

絵里(……あれ、おかしいわね?)

希「えりち……夢やんそれ」

絵里「そう……みたいね」

希「えーから、カンパーイ!」

チン!

絵里「……ン」ゴクゴク

希「……」ゴクゴク

絵里「……ヒック……」

希「……なんや、体熱くなって」

絵里「……のじょみ……」

ギュウ――

希「甘えん坊さんやなあ、えりちは」

絵里「……うん」

希「……でも、今日はおあずけな」

絵里「むう……」

希「代わりに、>>79でも見に行こうか」

絵里「……ぴょんぴょん……」

希「?」

俺ツインテールになりますのレッド(女体化)とブルー

>>79
全くわからんので、ちょい調べてくる

厳密に言えば百合なのかそうでないのかも解らないけどややこしいなら>>78でもいいよ

おお、初めて未視聴きたか
がんばれがんばれ
にこまきもいいけど真姫カップルある世界では流石に安価自重した方がいいような

>>81
>>82
ありがとう。しかし酷いアニメだった(褒め言葉)

絵里「男の娘……でぴょんぴょん」

希「果たして百合なのかそうなのかはこの目で確かめてみないことには……」

絵里「……可愛ければ、いいわ……ひっく」

希「せやなあ」

絵里「……新しい世界の扉が……開かれる予感がする」

希「そのまま戻って来られんようにならんといてな」

絵里「うん……」ドキドキ

希「ほな、いこか……」

絵里「ヒック……ウイ」

総二の部屋――

総二(女体化)「……」シュン

愛香「元気ないわね……」

総二「わかるか?」

愛香「男に戻れなくなったらどうしようとか……って考えてる?」

総二「ああ……」

愛香「バカね……戻れるに決まってるじゃない」

総二「簡単に言うなよ。ツインテールに誓えるのか?」

愛香「……あたしのツインテにはそんな効力ないけど」

総二「だろ?」

愛香「ばか……ねえ」

ごそごそ

総二「え?」

愛香「クリスマスくらいもっとぱーっといきましょうよ! あんたが元気ないからって、おばさんが面白い映画借りて来てくれたの……! 一緒に見ようよ」

総二「……愛香。ああ、そうだよな! 心が病んじまったら、付け根のキューティクルにも悪い影響が出るかもしれないし……」

愛香「セットするわね」

ガタガタ―

トゥアール「ええ、お願いします」

総二「ああ」

愛香「……」クル

トゥアール「あは☆」

愛香「な・ん・で・あんたいるのよ!」

トゥアール「そんな、総二さまと私のなかじゃないですか」

愛香「私もいるんですけど?!」

トゥアール「一緒に見ましょう!」

サワサワ

総二「え……あ、くすぐったいからッ」

愛香「あごを撫でるな変態!」

ギュウ――

トゥアール「あんッ、締まってますぅ?!」

総二「ま、まあまあ一緒に見てもいいじゃん」

愛香(……なんでこうなるかなあ)シュン

ピ――

タイトル『ツインテール……昼の蝶』

愛香「……なんか、もう、いかがわしい空気しか漂ってこないわね」

トゥアール「……ごくり」

総二「……ごくり」

愛香「トゥアールは何に反応してんのよ……」

トゥアール「総二さまの興奮した横顔に……」

ずぶッ!

愛香「やめてッ!」

トゥアール「痛い!? 目にツインテがああ?!」

総二「トゥアール……羨ましいが、静かに」

愛香「始まったわよ……」

ツインテールの若奥様が、出勤する主人をお見送りする所から始まった。

総二「う……」

愛香「……」

奥様は、主人が完全にいなくなるとツインテールを解いてしまう。

総二「あかんッ……そんな、昼間に、嫁さんがツインテールじゃないなんて旦那が知ったら……」グスッ

トゥアール「泣かないで……舐めていいですか?」

愛香「……」

ドスッ―

トゥアール「蛮族パンチ?!」

ドサッ――

愛香「なに、変な技名つけてんのよ」

ツインテールで無くなった奥様は、鏡の前で様々な髪型へ変えていく。

総二「なんだろ…心が痛い」

愛香「……」

そして、最後に三つ編みにしてから、買い物へ。

総二「……旦那は汗水流して働いてるのに、嫁さんは三つ編みで買い物かよッ…そんなのってないよ」ポロポロ

愛香「泣くほど……?」

総二「あ、あかん……もう、見れない」

愛香「止める?」

総二「……ああ」

愛香(まあ、確かにこの二人にはよくない影響しか与えないかもね……なんでオススメしてきたんだろ)

ピッ――

総二「……愛香」じッ

愛香「な、なに?」

総二「……お前もさ、お風呂以外で、その……他の髪型に」

愛香(まあ、普通にポニテとかするけど)

愛香「しないわよ(あんたの前では)」ニコ

総二「……そっか、愛香良かった」ニコ

愛香「……ッ」ドキ

愛香(……やだ、泣いてるそーじ可愛い)ドキドキ

総二「……愛香(のツインテール)見てると、すごく安心するよ」

総二は愛香のツインテールを握りしめる。

愛香「……ちょ、なに握りしめてるのよ」

総二「ご、ごめんな。触ってないと不安で」

愛香「……いいけど」

総二「ごめん、もうちょっとだけ……すぐに、いつもの俺に戻るから」

愛香(……なんか、エロいわねこのそーじ)ムラ

ピンポーン

総二「……こんな遅くに誰だろ」

トタタ――

ガチャ―

絵里「あ、すいません。お届けものです」

総二「え?」

絵里「ここに印鑑お願いします」

総二「生もの……?」

ポンッ

絵里「ありがとうございます」

総二「なんだろ……っしょ」

トタトタ―

ドサ―

愛香「なにそれ?」

総二「生ものだって……」

ビリリ――

総二「……キュウリ、にんじん、なすび……こけし? マトリョーシカ?」

愛香「……なんのラインナップよ」

総二「さあ?」

ムクッ

トゥアール「総二さま、属聖なる夜にやることは一つです!」

愛香「ひいい!?」

ドスッ―

トゥアール「ぬっっふ!?」

ドサッ―

総二「?」キョトン

愛香「……」

愛香(この……何も知りませんって顔を快楽で歪めてみたい……って、変態どもの思考が移っちゃってる! ダメダメ)

総二「……しょ」

カポカポ―

愛香(マトリョーシカで遊ぶそーじ可愛い)

総二「ん? なんだよ、裾なんてひっぱって」

愛香「へッ……あ、いや」

愛香(きゅうり突っ込んだら……どんな顔するかな)

総二「……ん?」ゾクゾク




外――

希「あと、一押しが足りんなあ」

絵里「……ヒック」

希「……まあ、後は天に任せよか」

絵里「希」

希「なん?」

絵里「希のが一番可愛いわよ」

希「ありがと」

絵里「そのツインテール……まさに百景の域、この感動は初恋のうずきに似ているわ」

希(……あ、こっちの方に影響が)

絵里「……もっとたくさんの世界に触れてみたいかも……でも、ぴょんぴょんも捨てがたい」

希(やたらぴょんぴょん気に入ったんやな)

絵里「ひっく……次は、どこへ行こうかしら」

希「その前に、コンビニ寄ってええ?」

絵里「いいけど……?」

希「おでん食べたくなった……」

絵里「太るわよお?」

希「えーもん」

絵里「じゃあ、食べ終わってから>>96突撃ね」

希「うん」

眠いので、寝ます
被ったら安価下

オツカレー

そらとレイラ

>>96
カレイドも視聴したことないから調べてくるわ

>>96
カレイドも視聴したことないから調べてくるわ

>>96
初めてみたけど、すごい、作品だった



苗木家――

レイラ「ッ……」

そら「あ、あの」

レイラ「大丈夫よ」

レイラ主演の映画に、そらが準ヒロイン役で出演することになった。舞台は日本。
初めはレイラに求められる演技のレベルが高すぎて、断ろうと思っていたそらだったが、
レイラと芝居の稽古をするにつれ、新しい自分の一面に気付き、一層自身の成長へと繋がった。
その映画の試写会が日本で無事終わったクリスマスの夜のこと――。

レイラ「……」

がしッ――ぽろ

そら「レ、レイラさんフォーク使う?」

レイラ「いいえ。せっかくジャパニーズフードを頂くのだから。それに、私が頼んだのだし」

そら(……ああ、もうちょっと食べやすいの作れば良かったッ……焼き魚って)

そら「でも、うちの家で良かったんですか?」

レイラ「どうして?」

そら「い、いやあもっと高級レストランとか、せっかくのクリスマスなのに……なんだか申し訳なくて」

レイラ「そうね、私とあなたの立場上、そういう体裁もやはり気にする必要もあると思うわ」

そら「あ、いえそういうことでは……」

レイラ「違うの?」

そら「レイラさんのお口に合うかなあって……こんなの」

レイラ「……ねえ、そら」

そら「はい?」

レイラ「私、何歳に見える?」

そら「え……」

そら「えっと……確か誕生日迎えて……じゅ」

そら(わ、わたしより一つ上だったよね……え、でももしや実は、すごい年上でしたって言う……オチ?)

そら「20代……」

レイラ「失礼ね、まだ10代よ」

そら「で、ですよねえー」

レイラ「だから、誰かと遊んだり、旅行に行ったり……そんなことにね、ごくたまに、執着してしまうこともあるの」

そら「レイラさん……」

レイラ「私の中に、ただの少女がいる。稀にしか顔を出してこないけど。……あなたが、18歳の誕生日に家に来てくれたことがあったじゃない」

そら「はい」

レイラ「本当は、嬉しかったの」

そら「……そ、そうなんですか」

レイラ「今だから言えるのよ。当時は、認めてしまうわけにはいかなかった……鳥かごのお嬢様を演じることができなかった」

そら「……私は、あの時からレイラさんの普段のカッコイイ一面とは違うものを感じて……同じようにやっぱり悩みがあって、でも、諦めずに、頑張ってるんだなって……そんな、当たり前のことに気付きました」

レイラ「……」

そら「どんどん、レイラさんの色々な部分に触れて……一緒に技を完成させて、競い合って……でも、こうやってふと日常に戻っても……レイラさんはレイラさんですよね。友達って感じじゃないですもん」

レイラ「あら、じゃあ私とあなたって、今どんな関係だと思うの?」

そら「……え、う、うーん……す」

レイラ「す?」

そら「す、すごい関係」

レイラ「……ッ……ぷッ……クスクス」

そら「わ、笑うことないじゃないですか!」

レイラ「ごめ……ッんなさい……ッ」

そら「まあ……いいですけど」

そらは頬っぺたを膨らませる。

レイラ「あなたって、変わらないわね……そういう所」

そら「こ、これでもロゼッタとかには、成長したねって言われたりするんですよ?」

レイラ「ロゼッタに?」

レイラは少しツボにはまったのか、その言葉にまた笑う。

そら「もお!」

レイラ「……すごい関係か……」

そら「むう、レイラさんは何か思いつきました?」

レイラ「……私は」

レイラは口の端を緩ませる。

レイラ「……いいえ、やめておくわ」

そら「えー、今、何か言いかけませんでした?」

レイラ「これからも、あなたと沢山の奇跡を起こしたいから……すごい関係のままの方が、何か起こりそうでしょ」

そら「ひ、人に言わないでくださいよ……?」

レイラ「あら、なんで?」

そら「恥ずかしいですもんッ」

レイラ「ふふ……はいはい」

レイラはふと外を見る――

レイラ「あら、雪……」

そら「え?! あ、ほんとだ! テンション上がりますね!」

そらが立ちあがって、窓に駆け寄った。レイラも遅れて立ちあがる。
二人、寄り添い合いながら、戸張に降る雪を眺めていた。

そら「寒いはずだ……あ、メリークリスマス」

踵を返して、そらは親しみのある笑顔を向ける。

レイラ「メリークリスマス……」

レイラはおもむろにそらを抱きしめた。

そら「わッ、なんですか?」

レイラ「なんだかこうしていたい気分になったの」

そら「でも、なんだか安心します……」

レイラ「……ロゼッタが、あなたは抱き心地が良いと言っていたっけ」

そら「そ、そうなんですか……でも、レイラさん美人なので、改めてされると緊張しますッ……」

レイラ「あなただって、私に泣きながら抱き付いてくるじゃない」

そら「するのとされるのとでは違うんですって……って泣きながら抱き付いたことなんて……ありますけど、けど」

レイラ「スターが……甘えるのは、私の前でだけにしておきなさいよ」

そら「も、もう甘えません」

レイラ「……どうだか」

変わっていくそら。
変わらないそら。
見続けていたい。
終わらない、
最高の喝采を、
あなたに。


そら「レイラさん? どうしました?」

レイラ「いえ……」

ピンポーン―

そら「あ、はーい」

タタタ――

ガチャ―

そら「……あれ?」

レイラ「誰?」

そら「誰もいないです……あ」

そらが視線を下げると、一枚のポストカードが落ちてあった。

そら「なに、これ」

『よい、お年を――』

そら「誰からだろう……?」


外――

絵里「……ピンポンダッシュしてきてしまったわ」

希「ええ話やったな……」

絵里「……全然邪魔できない」

希「うちは色々見れて眼福やで」

絵里「ヒック……」

希「さて、冷え込んできたし、そろそろ最後にしよか」

絵里「そうね、けっこう胸がいっぱいよ……」

希「じゃあ、最後は>>109にしようなあ」

絵里「はーい」

誤字
苗木→苗木野

被ったら安価下

渚砂と静馬

とある空港――

カツカツカツ―

渚砂「静馬様、私……海外って初めてで」

静馬「あら、そうなの」

渚砂「さ、刺されたり、身を売られたりしませんよねッ?」

静馬「渚砂くらい可愛いければ、売られてしまうかも……クス」

渚砂「わあッ……やっぱり」ビクビク

静馬「でも、可愛すぎて値段なんて決められないと思うけれど」

渚砂「どんなフォローですか……」

静馬「なんにせよ、私の手を離さなければいい話でしょ」

渚砂「あ、はい!」


とある空港のおみやげや――

玉緒「……ああ、来るはずじゃなかったのに、つい気になって来てしまいましたわ……ん?」

希「……あの二人や」こそこそ

絵里「……今度こそ邪魔してやるわ……ヒック」こそこそ

玉緒(怪しい……)

希「やっぱここはパイ投げで……」こそ

絵里「いえ、祝賀会ビールで……」こそ

希「ビールはもったいないやろ」

絵里「それもそうね。じゃあパイで……ヒック」

希「二人がこっちに来よるで……」

絵里「せーので……」

カツカツ――

渚砂「静馬様、私英語が致命的に苦手でして……」

バッ―

渚砂「え?」

絵里「お覚悟を!!!!」

静馬「渚砂!! 危ない!」

玉緒「渚砂ちゃん!!」

バッ―べちゃ

玉緒「あんッ……」

渚砂「た、玉緒ちゃん!?」

静馬「面倒事に巻き込まれるわけにはいかないわね……逃げるわよ、渚砂!」

グイッ

渚砂「え、でも……!」

玉緒「行ってらっしゃい……」

静馬「……」

タタタ―

玉緒「……さて」クル

絵里「……ヒック」

玉緒「どこのどなたか存じあげませんが……お二人とも、どのように躾して差し上げましょうか……?」ニコ

絵里・希「「……えへ」」ガクガク





終われ

こんな意味わからないssに付き合ってくれてありがとう
色々書けて面白かったです

カレイド観て「すごい」ってどっちの意味だ

>>114
作品として素晴らしいという意味です
スポ根ものを見るきっかけになりました

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