絵里「お嬢様朝です」 (101)

ラブライブ!SSです
初投稿ですので温かく見守ってくれたら有難いです


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今日から私、絢瀬絵里は執事として働くためにあるお嬢様のお城に出向いている

予定時刻より少し早めにきてしまったけれどまあいいでしょう

少しお城の周りを見て回ろうか?と考えていると後ろから何かを感じとり振り向く、そこには背が高くガタイのいい男が立っていた

男「....」

絵里「何か御用でしょうか?」

男は黙ったまま何も話さない
無口な人なのか?と少し警戒しながら様子をみる

男「...こっちだ」

男は城の方へ来るようにうながす

絵里「どこの誰だかわからないやつについて行くと思うの?」

警戒を強めながら言い返す、すると男は名刺を差し出した

絵里「....あなたこのお城の執事だったの?」

名刺には使える主の名前と執事の証明印があった、最初から言えば良かったものを...

絵里「わかったわ、疑ってしまい申し訳ない」

謝礼を挟むと男は黙ったまま城へと私を案内する

このお城は何百年と続く貴族が住むお城らしいそしてここに住む主の娘に私は使えることになっている

まっすぐな道を進むと大きなお城に着き中に案内される

絵里「失礼します」

一言礼をいれ中に入る、やはり何百年も続く貴族の城は圧巻である

??「こんにちは!あなたが今日から来てくれる執事さん?」

中に入ると明るく元気な声で挨拶をされる

絵里「貴方はこのお城の....」

凛 「そうだよ!このお城の1人娘星空凛だよ!」

そうこの子が今日から私が仕えるお嬢様星空凛だ

絵里「お嬢様、今日から執事をさせていただくことになりました絢瀬絵里と申します」

凛 「うん、よろしくね!」

凛 「じゃあ絵里ちゃんの部屋に案内するね」

絵里「はい、よろしくお願いします」

ふと振り向くと案内をしてくれたガタイのいい男はいなくなっていた

絵里「?」



部屋に案内された後荷物を整理しているとお嬢様が突然入ってきた

バンッと扉が開かれる

凛 「お邪魔しまーす!絵里ちゃ〜ん?居る?」

絵里「お嬢様、ノックをしてください」

凛 「ごめんね、次からするにゃ!」

絵里「それより御用件は何でしょうか?」

凛 「うん、絵里ちゃん遊び相手になって!凛すごい暇なのにゃ」

絵里「それは構いませんが何をするんですか?」

凛 「もちろんサッカーにゃ!今ハマってるんだぁサッカー!」

絵里「サッカーですか、わかりました」

お嬢様の遊びとは思えない遊びが出てきたが前々から資料でみた通りスポーツウーマンのようだ怪我をさせない程度なら良いとお嬢様の父上からも許可が出ている

中庭に出るとグラウンドが設置されていた

凛 「行くよ絵里ちゃん!」

準備運動も無しにドリブルで突っ込んでくるお嬢様、仕方ないボールを奪って止めよう

絵里「甘いですよ、お嬢様」

お嬢様の横を通り抜ける瞬間にボールを奪い動きを止める

凛 「あれ?」・

絵里「ちゃんと準備運動はしましょう、怪我をされては一大事ですよ」

凛 「え、うん...っていつの間にボール取ったんだにゃ・・」

絵里「さぁ?何時でしょうか?」

この後準備運動をしっかりして2人でサッカーをしました


夕食を済ましお嬢様を部屋に送った私は自室に戻り読書をしていた

絵里「....」

絵里「どちら様でしょうか、扉の前にいるのは」

バタンっと扉を開けて入ってきたのはお嬢様だった

凛 「バレてたかにゃ?どうしてわかったの?」

絵里「人の気配がしたもので」

絵里「それよりどうされたんですかこんな夜遅くに?」

凛 「えとね、絵里ちゃんとお話しがしたいなぁーって思って...」

絵里(何か元気がない感じがするな)

絵里「わかりました、どうぞ」

お嬢様を部屋に入れるとベッドに座らせ話をした

凛 「実は凛、夜が苦手なんだ..毎晩怖い夢をみてしまって魘されるんだ...」

絵里「それで少し話して気を紛らわそうとして思ったんですか?」

凛 「うん...」

絵里「そうだったんですか、なら今日はお嬢様が寝るまで私が側にいて差し上げますよ」

凛 「...いいの?」

絵里「はい、お嬢様の為ならおやすい御用です」

凛 「じゃあ手を握って貰ってもいい?」

絵里「はい」ギュ

しっかりと離れないように手を握る、そのままベッドまでお嬢様をお送りしお嬢様は横になった

手を握っていて安心したのかお嬢様からすぐに寝息が聞こえてきた

絵里「おやすみなさい、お嬢様」

手を握ったまま絵里も眠りについた



??「お嬢様朝ですよ、お嬢様」ユサユサ

凛 「うぅん?絵里ちゃん?」

絵里「はい、絵里ですよおはようございますお嬢様」

凛 「おはよう....絵里ちゃん...zzz」

絵里「起きて下さい、寝ちゃいけませんよ」

その後凛を起こし着替えさせたあと絵里は朝食を運んでいた

凛 「絵里ちゃ〜んご飯なに?」

絵里「今日の朝食はゴハン、鮭の塩焼きに小松菜、味噌汁に漬物にのりです」

凛 「庶民的だにゃ〜」

絵里「お嬢様は身体をよく動かしますし朝ちゃんと食べておかないと昼までもちませんから」

凛 「でも凛魚食べられないにゃ」

絵里「それは承知の上ですがちゃんと食べられるように工夫をしましたのでお召し上がりください」

凛 「本当かにゃー...でもせっかく絵里ちゃんがつくったんだし...」

絵里「良ければ食べさせて差し上げますよ?」

凛 「それは、その、恥ずかしいと言うかなんと言うか...」モジモジ

絵里はお箸をとると骨と身を分けて身の部分を凛の口元に差し出す

絵里「あ〜ん、ですよお嬢様」

凛 「えぇぇ・・ちょっもう...パクっ」

凛 「あれ?美味しい!」

絵里「それはよかったです、残さず食べて下さいね」ニコッ

凛 「うん!」ニコッ

絵里(ほんとは工夫なんて何もしていないんです、お嬢様が自分で食べられたんですよ)

朝食を済ませ片付けをしていると凛が絵里に話しかける

凛 「朝食美味しかったよ!ありがとう!凛今まで魚ダメだったのにどうやったの?」

絵里「ご満足いただけて嬉しいです、どうやったかは秘密です」

凛 「えぇぇ、教えてよぉ」

絵里「では仕方ないですね」

絵里は片付けの手を止め凛に近き耳元で囁く

絵里「私のお嬢様に対する愛をたっぷり込めたんですよ」ボソっ

凛 「にゃっ・・あ、愛・・どういうことにゃ・・」カァァァ///

絵里「さぁ?どういうことでしょうか?」


絵里は片付けを済ますとお城の掃除をしだす

絵里「やはりこの城は広いですね、何百年も続いた貴族なだけはありますね」

ビィィィ・・

絵里が掃除をしていると門の方から車のクラクションの音が聞こえた

絵里「お客様でしょうか?行ってみましょう」







見てくれている方ありがとうございます!

門の前

絵里が門の方に行くと赤い髪の女性が立っていた

??「そこのあなた、凛を呼んできてくれる?」

絵里「その前にどちら様でしょうか?お名前を伺ってもよろしいでしょうか」

真姫「西木野真姫よ、早く凛を呼んできてくれる?」

絵里「承知しました、真姫様ですね、少々お待ち下さい」

城の中凛の部屋

絵里「失礼します凛お嬢様、西木野真姫様が来られました」

凛 「うぁぁ・・びっくりさせないでゃ絵里ちゃん!」ドキドキッ

絵里「はぁ、失礼しました?」

凛 (あんなこと言われた後じゃ顔見れないにゃ)///

絵里「それより真姫様が来られました」

凛 「うん、通して凛の部屋まで案内して」

絵里「承知しました」


門の前

絵里「お待たせいたしました真姫様、お嬢様の部屋までご案内いたします」

真姫「本当遅いわよ、さっさと案内してくれる?」

絵里「承知しました」

お城の中凛の部屋

凛 「真姫ちゃん久しぶりにゃ〜」スリスリ

真姫「やめなさいよ、鬱陶しい!」グィッ

凛 「久しぶりなのに冷たいにゃ〜」

真姫「そんなことないわよ・・普通よ普通!」

絵里「失礼しますお嬢様方、お飲物をお持ちします、ご希望などはごさいますか?」

凛 「凛はオレンジがいいにゃ」

真姫「私はトマトジュースで」

絵里「承知しました、すぐに準備します」ニコッ

真姫「あ...」ドキッ

凛 「真姫ちゃん?どうかしたにゃ?」

真姫「なんでもないわよ」///

真姫(なんであの執事の笑顔をみるとドキドキするの?)ドキドキ///

キッチン

絵里「凛お嬢様のお友達ですから丁寧にお持て成ししなくてはいけないわね」


凛の部屋

絵里「失礼しますお嬢様方、お飲物をお持ちしました」

凛 「ありがとにゃ」

真姫「ありがとうございます...」カァァ///

絵里「どうかなさいましたか?真姫様はお顔が赤いようですが...」グィッ

絵里は真姫の顔を覗き込むように近づけてくる

真姫「あの...その、ちち近いです!」カァァ///

絵里「失礼いたしました、体調が優れないようでしたらすぐにお申し付けくださいね?」

真姫「は、はいぃぃ」カァァ///

絵里「では失礼します、私は一階のリビングに居りますので何か有ればお呼び下さい」ペコッ

ギィィバタン

スタスタスタ

真姫「ふう...」

凛 「真姫ちゃんなんかおかしいにゃ、大丈夫?」

真姫「大丈夫よ、それより何するの?」

凛 「前借りてきたホラーDVDみるにゃ〜」

真姫「嫌、それはちょっと...」

凛 「あれぇ、真姫ちゃん怖いの苦手なのぉ?」ニヤリ

真姫「そそんな訳ないじゃない!さぁ早く見ましょう!」

凛 (真姫ちゃんチョロいにゃ〜)

DVD観賞中

<グオァァァァ!!

真姫「ヒィィィッ!?」ガクガクッ

凛 「真姫ちゃん怖がりすぎにゃ」

真姫「怖がってないわよ!全然怖くないんだから!」ガクガクッ

凛 「あー、凛トイレ行きたくなったからいってくるにゃー(棒)」ガチャバタン

真姫「行けばいいじゃない!」ガクガクッ

真姫「ややっぱり怖い...強がるんじゃなかった...」

<ウガォァァ! グチョグチャッ

真姫「キャァァァ!!」ガチャバタン!

余りの怖さに真姫は部屋を出て行き一階のリビングに走った

┣¨┣¨┣¨┣¨ド

絵里「?何でしょうか、物凄い音が近ずいてくる?」

真姫「うわぁぁ!執事さ〜ん!」┣¨┣¨┣¨┣¨

絵里「!?真姫様?どうかなさいましたか?」

何故か真姫様は泣きながら走ってきて私に抱きついてきた

真姫「怖がっだよおー!うわぁぁん!」ポロポロッ

絵里(凛お嬢様と何かあったのか?とにかく落ち着かせないと)

絵里「大丈夫ですよ、私が居ますから真姫様をお守りいたします」ナデナデッ

真姫「...うん、ありがとう...」グスっ

絵里「それでどうなされたんですか?」

真姫「あの、凛とホラーDVDを見てて私本当は苦手なのに強がって見ちゃってそれで凛がトイレ行って1人になったらもっと怖くなって...」

絵里(そうだったのか、凛お嬢様ホラーとか好きだしなぁ)

絵里「良ければ私もDVD観賞付き合いますよ、2人なら大丈夫ですか?嫌ならリビングでお話しでもしましょう?」

真姫「えと、お話しがしたい...です」

絵里「承知しました、ではお飲物と何かお茶請けをお持ちします」ニコッ

真姫「...ありがとう」カァァ///

真姫(反則よあんな笑顔!恥ずかしい///)

そのころの凛

凛 「あれ?真姫ちゃん居ないにゃー?」

リビング

絵里「お待たせいたしました、トマトジュースでよろしいでしょうか?」

真姫「うん、ありがとう」

絵里は失礼しますと一瞥入れ真姫にジュースを渡し向かいの席に座る

絵里「では何をお話ししましょうか?」

真姫「まずまだあなたの名前を私知らないんだけど執事さん?」

絵里「これは失礼しました、昨日から星空家に仕えている執事の絢瀬絵里と申します」



真姫「そう絢瀬絵里ね、性別は?あなた美男子にも見えるし美女にも見えるわ」

絵里「秘密でございます」ニコッ

真姫「あう///ズルいわよその笑顔...」ボソッ

絵里「どうかいたしましたか?」

真姫「何でもない、あなたここに来るまで何処で執事してたの?」

絵里「私は星空家が最初の執事としての仕事場なんです、まだまだ新米です」

真姫「そうなの?凄く慣れてるように見えたけど」

絵里「私には妹がいまして妹の面倒を見ていたからだと思います」

真姫「妹いたんだ、貴方に似て綺麗なのかしら?」

絵里「そうですね妹は綺麗と言うより可愛いですね」

真姫「へぇ、会ってみたいわねぜひ」

絵里「機会が有りましたらお連れしますよ」

<真姫ちゃーん?何処?

絵里「凛お嬢様がお呼びですよ真姫様」

真姫「うん、話し相手してくれてありがとう楽しかったわ」ニコッ

絵里「いえ、お役に立てて何よりです」ニコッ

凛 「真姫ちゃん探したんだよ?急にいなくなるし!」プンプンッ

真姫「ごめんなさい、ちょっと執事のエリーと話してたの」

凛 「エリー?絵里ちゃんのこと?」

絵里「はい、お話しのお相手をとおっしゃりましたので少し雑談を」

凛 「何話してたの?気になるにゃ〜」

絵里「秘密でございます」

凛 「ええぇまたぁ?」

絵里「はい」ニコッ

凛 「///し、仕方ないにゃ」

絵里「お嬢様真姫様がお待ちですよ」

凛 「わかってるにゃ、真姫ちゃんサッカーしようよー」

真姫「嫌よ、私運動苦手だし」

凛 「仕方ないにゃ〜絵里ちゃんサッカーしよう!真姫ちゃんは審判にゃ」

真姫「仕方ないわね、審判してあげるわ」

絵里「はい、ではグラウンドに行きましょうか」

グラウンド

真姫「試合形式は普通のサッカーと同じでメンバーが1人ずつなだけよ」

凛 「真姫ちゃん見ててね、すぐに点を取るからにゃ」

真姫「はいはい、頑張りなさいよー」

絵里「お嬢様準備できましたよ」

凛 「OKにゃ!行くにゃ絵里ちゃん!」

ドリブルをしながら突っ込んでくる凛

凛(前は油断しただけにゃ!今回は抜けるにゃ!)

絵里(さあどう来ますかお嬢様)

構える絵里、凛は絵里の手前で急ブレーキをしターンで抜きに掛かる

絵里「!?」

凛 (決まったにゃ!このまま抜き去るにゃ!)

絵里(流石ですお嬢様、しかしこれじゃまだ私は抜けないですよ!)

すぐに追いつく絵里、だが凛はそれを呼んでいたかのようにニヤリと笑う

凛 「流石絵里ちゃんにゃ!でも凛の勝ちにゃ!」ニヤリ

絵里「ボールがない!?」

凛は絵里が追いつくことを読みターンの中でヒールキックでボールを蹴り上げていた

凛 「行くにゃ!凛の十八番オーバーヘッドキックにゃ〜!」ドガッ!

ザシュッとゴールにボールが入る音がなる

凛 「やったにゃ〜!絵里ちゃんに勝ったにゃ〜!」ピョンピョンッ

絵里「流石ですねお嬢様、完敗です」

凛 「まだ一勝一敗にゃ!次は勝ち越すにゃ!」

絵里「はい、私も負けませんよ?」

真姫「流石ね凛、エリーもかっこよかったわよ」

真姫「そろそろいい時間だから帰るわ」

凛 「真姫ちゃん帰っちゃうの?今日は泊まろうよ〜」グイグイッ

真姫「どうしようかしら...」

絵里「私からもお願いいたします真姫様、凛お嬢様は久しぶりに真姫様に会えて嬉しいんですよもう少しお相手願いませんか?」

真姫「わ、分かったわよちょっと家に連絡してくるわ」

すいません、本人です
帰ってきて一言入れわすれてました

なんかわかんないですけどID変わってました

これで固定します
お騒がせして申し訳ない

電話中

真姫「ママ?うん私、今日凛の家に泊まっていいかな?凛達には許可はとったんだけど」

真姫「うん、うん、分かったありがとうママまた明日ね」ガチャ

凛 「真姫ちゃんどうだった?」

真姫「OKだって今日はお邪魔するわね」

凛 「やったにゃ〜じゃあ今日は一緒にお風呂入ろ?」ワクワクッ

真姫「仕方ないわね、今日だけよ?」

凛 「ありがとにゃ真姫!」スリスリッ

真姫「やめなさいよ...」グイッ

凛 「あれ?前より嫌がってない?」スリスリッ

真姫「よく考えたら本当に久しぶりだったからたまにはいいかなとね」

凛 「やっぱり真姫ちゃん優しいにゃ」

真姫「今日だけだからね///」

<失礼します凛お嬢様、真姫様

絵里「そろそろ夕食のお時間です」

凛 「今日は何かにゃ〜」ルンルン

絵里「今日は真姫様も来ていますので3人で作りましょう」

凛 「凛作ったことないよ?」

真姫「私も作ったことないわよ?」

絵里「大丈夫ですよ、今日はカレーを作りますから」

絵里「カレーは簡単ですし日持ちもします、それにトッピングを変えるだけで色々食べれますから」

凛 「カレーならできるかなぁ」

真姫「いざとなったらエリーもいるし大丈夫よね?

絵里「はい、おまかせ下さい」

キッチン

絵里「ではカレー作りをはじめます」

絵里「まずは野菜を洗って皮を剥いて行きましょう」

凛 「それぐらい簡単にゃ!」ムキムキっ

真姫(凛中々上手いわね、私もやらなきゃ)

真姫「....」ムキムキっ....ザクッ!

真姫「いっッッ!?」

絵里「真姫様大丈夫ですか!?」

真姫「ごめんなさい、大丈夫よ...」

絵里「よかった、傷は深くないようですが消毒をしましょう」パクッ

真姫「!?」ビクッ

なんと絵里は真姫の指を咥え舐めて消毒していた

真姫「あぅ.///..あの...エリー?もういんじゃない...?///」ドキドキッ

絵里「そうですか?では後は洗い流して絆創膏を貼りましょう」

凛 「なんかおいてかれたにゃ...」

真姫に絆創膏を貼ったあと結局絵里がカレーを作りました



凛 「放ったらかしは酷いにゃ!」

絵里「申し訳ございませんお嬢様」ペコッ

凛 「凛にカレー食べさせてほしいなぁー」チラチラッ

絵里「喜んで」

絵里はスプーンを取るとひと口分をすくい取り口元に差し出す

絵里「どうぞお嬢様、あ〜ん」

凛 「あ〜ん」パクッ

凛 「美味しいにゃ〜!流石絵里ちゃんだにゃ!」

絵里「それはよかったです」ニコッ

真姫「....」ジー

絵里「どうかなさいましたか真姫様?」

真姫「なんでもない...」

凛 「わかったにゃ!真姫ちゃんもあ〜んしてほしいんだにゃ!」

真姫「違うわよ!」

凛 「素直じゃないにゃー真姫ちゃん」

真姫「別にいいって言ってるでしょ!いっっ!?」

絵里「真姫様無理は行けません、小さなケガでも悪化しては大変です」

絵里は真姫からスプーンをとるとひと口分とり真姫の口元に差し出す

真姫「うん、わかったわよ///、パクッ」

真姫「....美味しい」

絵里「それはよかったです」ニコッ

凛 「凛も食べさせたいにゃー」

夕食は仲良く食べさせあいました


夕食の片付けが終わりお風呂の時間

絵里「凛お嬢様、真姫様お風呂の時間です」

凛 「真姫ちゃんお風呂はいるにゃ」

真姫「わかったわ、行きましょう」

凛 「絵里ちゃんも入ろう?」

絵里「いえ、私はまだお仕事が残っておりますので、何かあればすぐにお呼び下さい」

凛 「そっかじゃあ真姫ちゃん入ろっか?」

真姫「ええ」

お風呂

凛 「お風呂気持ちいいにゃ〜」

真姫「そうね疲れが吹き飛ぶみたいだわ」

凛 「真姫ちゃん今日はありがとね、凛のワガママ聞いてもらって....」

真姫「いいのよ、私も久しぶりに凛と会えて嬉しかったし」

真姫(エリーにも会えたしね///」

凛 「やっぱり真姫ちゃんは優しいにゃ〜、ワシワシmaxだにゃ〜」ワシワシッ
真姫「あぅ...///やめ...り....ん...///」ビクッ

凛 「ど、どうしたの真姫ちゃん!?大丈夫!?」アセアセッ

真姫「大丈夫...だから少し...休憩させて」

凛 「すぐ絵里ちゃん呼んでくるから待っててにゃ!」ドタバタッ

絵里の部屋

<絵里ちゃん!いる?

絵里「お嬢様?どうなされました?」

そう言いながら部屋のドアを開けると裸の凛がいた

絵里「なんて格好をしてるんですか!早く服を着てください!」

凛 「今はそれどころじゃないにゃ!真姫ちゃんが!」

絵里「!?真姫様がどうかなさいましたか!?」

凛 「早くきて!お風呂場にいるから!」

絵里「はい、直ぐに行きます!お嬢様は部屋で待っててください!もちろん服をきてくださいね!」

ドドドド!!

絵里は一瞬の内に見えなくなった

お風呂場

絵里「真姫様大丈夫ですか!?」

お風呂場に来た絵里は真姫をみつけ抱き寄せた

真姫「エリー....///」

絵里「真姫様もう大丈夫です、どうなされましたか」

真姫「エリー....体が熱い....それになんかモンモンする....///」

絵里「はい?モンモン?とにかく部屋に運びますよ」ギュッ!

真姫「!?」ビクビクッ!!

真姫(何これ!?身体が敏感に...///)

お客様の部屋






絵里「真姫様お部屋に着きましたよ」

ゆっくりとお姫様抱っこを解きベッドに降ろす

真姫「ありがとエリー....///あのエリーにお願いがあるの....///」もじもじ///

絵里「はい、なんでしょうか?」

真姫「一緒に寝てくれない?///」

絵里「ええ、構いませんよ真姫様がぐっすりと眠れるまで側にいますよ」ニコッ

真姫「ありがと///手握ってもいい?」

絵里「どうぞ」

そう言うと絵里は右手を差し出す
真姫は差し出された腕を掴みベッドに倒れこむ

真姫「おやすみなさいエリー」

絵里「はい、おやすみなさい真姫様」




絵里「私も寝ますか、今日は少し疲れてしまいましたし...zzz」

真姫「....もう寝たかしらエリー」

真姫「これでやっと我慢しなくていい///」ハァハァ///

真姫は握っている絵里の右手を自分の下半身に移動させる

真姫「ハァハァ/// エリーの手が私のアソコに...///」

絵里「....あの真姫様?」

真姫「....え?」

絵里「あのま 真姫「うわぁぁぁ!///」

真姫は絵里の手を離し布団に潜りこんだ



絵里「あの....真姫様もお年頃の女性ですしそういうときもありますよ...」

真姫「.....」

真姫「....引いたでしょ?せっかくエリーが善意で手を握ってくれたのに利用して...」

絵里「....いえ、それだけ真姫様が私に好意を持たれていたと解釈しておりますので」

真姫「それは....その...」もじもじ///

絵里「よろしければお相手しますよ」

そう言うと絵里は真姫に近づき優しく抱きしめる

真姫「....いいの?」

絵里「はい、申し付けていただければいつでも」

真姫「じゃあエリーの好きなようにして....」もじもじ///

絵里「承知しました」


そう言うと絵里は真姫をベッドに押し倒しキスをする

絵里「真姫様....ちゅ....っ」

真姫「ん、ぁ....ちゅぷ...」

絵里「んっ、ちゅぅぅっ!」

真姫「ん!?んぁ...ちゅっ」

絵里「ぷはっ、真姫様...」

真姫「はぁ....はぁ....」

絵里は右手を真姫のアソコに当てながら耳元で囁く

絵里「凄いですね真姫様、こんなに濡れていますよ」クチャっ

真姫「....エリーの所為よ」ハァハァ///

絵里「.....」クチュッ

絵里は無言で指を動かす

真姫「あぅ、っ......んぁ.....っ」ビクッ///

真姫「ちょ....エリー/// あぁぁ・・」ビクッ

絵里「どうしました真姫様」クチャクチュッ

真姫「もう....んあぁぁぁ///」ビクビクッ///

絵里が真姫のアソコから手を離す、真姫は荒い息を吐きながらいう

真姫「ハァハァ///エリー、最高だったわ...」ビクビクッ

絵里「お役に立てて良かった、いつでもお申し付けください」ニコッ

真姫「うん、ありがと...zzz」

絵里「真姫様....」ナデナデ


エロはダメだめですね
まだまだ修行が足らなかったです

絵里の部屋

凛 「置いて行かれたにゃ...とにかく寒いから服着とこ」もそもそ

凛 「真姫ちゃんが気になるけどもう寝るにゃ〜」

そう言うと凛は絵里のベッドに入り寝息を立て始めた

凛 「....zzZ」

お客様の部屋

絵里「そろそろ私も戻りましょう」

ギィ...バタン
スタスタスタ

絵里の部屋

ガチャッ
扉を開けると凛お嬢様が私のベッドで寝ていた、そういえば凛お嬢様を置いて行ってしまっていた

凛 「zzZ」

ありがとうございます、ですがエロはもうちょい修行してからにします

絵里「....夜は怖い夢を見ると言っていたのにぐっすりですね」ナデナデ

凛 「....えりちゃ....zzZ」

絵里「かわいい寝顔ですね、妹を思い出します....」ナデナデ

絵里「凛お嬢様が私のベッドで寝ておられるので私はソファーで寝ましょうか」

そう言うと絵里は毛布を出しソファーで眠った

絵里「....zzZ」







朝、絵里の部屋

絵里「凛お嬢様、朝ですよ」ユサユサ

凛 「んぁ?....もう朝なの?」もそもそ

絵里「はい、朝ですよ凛お嬢様、おはようございます」

凛 「ふあぁぁ....おはよう絵里ちゃん!」

絵里「朝食が出来てますから着替えたらリビングにお越しください」

凛 「わかったにゃ!」

絵里「それでは失礼します」

ギィ...バタン
スタスタスタ

絵里「次は真姫様ですね」

お客様の部屋(真姫)

トントン

絵里「失礼します、真姫様お目覚めでしょうか?」

そう言って中に入ると真姫はまだ寝ていた

真姫「zzZ」

絵里「真姫様、朝ですよ」ユサユサ

真姫「....ん、エリー?おはよう...」もそもそ

絵里「おはようございます真姫様、朝食の準備をしておりますので着替えたらリビングにお越しください」

真姫「わかったわ」

絵里「では失礼します」

ギィ...バタン

絵里(昨日のことは覚えていないようですね)







リビング

凛 「真姫ちゃんおはようにゃ〜」スリスリ

真姫「朝から抱きついてこないでよ....」

凛 「だって昨日変だったから心配だったんだよ?何もないみたいで良かったにや〜」

真姫「そうね、エリーに部屋に運んで貰ってからすぐ寝てたみたい」

真姫(何かあったようななかったような...?)

絵里「朝食の準備が出来ました、どうぞお召し上がりください」

凛、真姫「いただきます」


凛 「うんまいにゃ〜!」

真姫「!? 凄い美味しい....」

真姫「凛、あんたエリーが来てからいつもこれ食べてるの?」

凛 「うんそうだよ!絵里ちゃんは料理も最高なんだにゃ〜」

絵里「ありがとうございます、お嬢様」

真姫「....羨ましい」ボソッ

凛 「どうしたの?真姫ちゃん?」

真姫「なんでもない、早く食べましょ」

朝食を食べ終わり真姫のお迎えがきた

門の前

じぃや「真姫お嬢様、お迎えにあがりました」

真姫「もうお迎えが来たみたい、凛、エリー昨日はありがと」

凛 「凛も久しぶりに真姫ちゃんと会えて楽しかったにゃ」

絵里「私も楽しませていただきました」

真姫「そう、よかったわ」

絵里「真姫様、少しよろしいでしょうか」

真姫「?いいけどどうしたの?」

そう言うとエリーは私に近づいてきて耳元で囁いた

絵里「朝食の件、お越しいただければいつでもお作りしますよ、真姫様専用メニューもご用意します」ボソッ

真姫「聞こえてたの!?....じゃあその...次来たときにお願い///」ボソッ

絵里「了解しました、次のお越しをお待ちしております」

凛 「2人で何話してるの?気になるにゃ〜」

真姫「何でもないわよ、じゃあね凛、エリー」

凛 「バイバイ〜またね!」

絵里「次もお待ちしております」

じぃや「真姫お嬢様がお世話になりました、では失礼します」

絵里「いえ、お気をつけてお帰り下さい」

じぃやは1度頭を下げ運転席に乗り込み車は門を出た

車内

真姫「♪♪♪」

じぃや「真姫お嬢様、何やら気分がよろしいようですね」


真姫「そうかしら?久しぶりに凛に会えたからかしら」

じぃや「さようでございましたか、それは何よりですな」

じぃや(それだけではないようですな、真姫お嬢様はあの金髪執事をお気に入りになられたようですな)


門の前

絵里「真姫様ももう行かれましたし戻りましょう」

凛 「そうだね、戻ろうか」

そう言って戻ろうとしたら門の前に1人の女性が通りかかった

??「おはようございます凛、お久しぶりですね」

凛 「ん?誰かにゃ?」

振り向くとそこには園田海未がいた

凛 「うみちゃん!久しぶりにゃ〜」スリスリ

海未「こら、やめなさい凛!」グィッ

凛 「えぇぇ、いいじゃん久しぶりにあったのに〜」スリスリ

海未「はぁ、仕方ないですね少しだけですよ?」

凛 「うん!やっぱりうみちゃんも優しいにゃ〜」スリスリ

絵里「凛お嬢様、そちらの方は?」

凛 「ん?うみちゃんは凛の先輩でうみちゃんなんだにゃ〜」

海未「それではわかりませんよ、私は園田海未と申します、凛のひとつ上の先輩です」ペコリ

そう言うと礼儀正しくお辞儀をする

絵里「私は昨日から凛お嬢様に仕える執事になった絢瀬絵里と申します」ペコリ

海未「絢瀬絵里?あの失礼ですが男の方ですか?美男子にも見えますし美少女にも見えます、けど名前は女性みたいな名前ですし...」

絵里「それは内緒です」ニコッ

凛 「絵里ちゃんは何かと秘密が多いけど良い人だから大丈夫にゃ!」

海未「はあ、そうなんですか」

凛 「それよりこんな朝早くにどうしたの?」

海未「いえ、ちょうどランニングで近くを通りかかったものであいさつでもと思いまして」

凛 「そうだったんだ、そう言えばうみちゃんの家は道場だったねトレーニングのひとつかにゃ?」

海未「そうですね、もう日課になってますから」

絵里「なるほど、海未様は園田道場の当主の娘だったのですね」

絵里「みていてわかります、常人とはやはり少しした動きでも武術をしていると違いがでるものです」

海未「絵里も昔何か武術をしていたのでしょうか?それなら手合わせ願いたいですね」

絵里「私は構いませんが、凛お嬢様よろしいでしょうか?」

凛 「うん、いいよ!凛もうみちゃんと絵里ちゃんが戦う所みたいし」

海未「では道場にお越しいただけますか?私についてきて下さい」

絵里「わかりました」



道場

海未「では、始めましょう」

絵里「少しウォーミングアップを構いませんか?」

海未「ええ、どうぞ」

そういうと絵里は上着を脱ぎ一呼吸し、数秒目を閉じた

絵里「.....ふぅ、もう大丈夫です」

海未「もう構わないのですか?」

絵里「はい」

海未「では始めましょう、ルールは相手から参ったと聞くまで終わりは無しです」

絵里「わかりました」

凛 「じゃあ始めにゃ!」

海未(まずは様子を見ましょう、迂闊には飛び込んでは勝てるものも勝てません)

絵里「来ないのですか?なら私から」シュッ

海未「消えた!?いえ、後ろですね!」シュバッ

海未は後ろをみずに拳を放つ、読み通り絵里は後ろにいたが軽く止められてしまう

絵里「さすが園田道場当主の娘ですね」

海未「絵里こそ、もう少し反応が遅れていたらどうなっていたか....」

絵里「ではもう少し頑張って見ましょうか、海未様」シュッ

絵里は一瞬でその場から消える

海未「早い!?さっきよりも数段早くなって....」

絵里「こちらですよ海未様」

海未「くっ!!」シュッ

海未は声のする方に拳をだすが紙一重でかわされる

絵里「こちらですよ」シュッ

海未(くっ!!なんて速さなんでしょう、目でおえないなんて...)

凛 「うわぁぁ、絵里ちゃんが分身してるみたいだにゃ....」

絵里「どうしました?降参ですか海未様」シュッ

海未(落ち着くのです海未、落ち着いて神経を研ぎ澄ませば相手の動きがわかるはずです!)

海未「ふぅぅ....そこです!!」シュバッ

絵里「!?」




海未「捉えました!これで...」

絵里「少し驚きましたが...まだです!」シュッ

海未は完全に絵里を気配で察知して捉えていた、しかし絵里の方が上手だった

絵里は海未の拳を掴み取り足を使い海未を蹴り倒し抑え込む

海未「うっ!そんな...完全に捉えていたはず....」

絵里「私も一瞬焦りました、さすが海未様です、精進すればまたまだ強くなれますよ」

海未「降参です、今の私では勝てないのはわかりました」

絵里は押さえ込みを解く

凛 「両方ともかっこよかったにゃ〜」

海未「そうですか?ありがとうございます」

海未「絵里、お手合わせありがとうございました、一体どこでそれほど強くなられたのですか?」

絵里「私の動きの元になっているのはロシアの武術、システマですそれに色々独自のアレンジを組み込んでいるのです」

海未「システマ?初めて聞きますね、興味深いです」

絵里「海未様がよろしければ手ほどきいたしましょうか?」

海未「よろしいのですか?では明日の正午にまた来て貰えますか?」

絵里「はい、承知しました」

海未「ありがとうございます、絵里も汗をかいたでしょう、シャワーを浴びに行きましょう」

絵里「はい」

凛 「汗かいてないけど凛も行くにゃ〜」

シャワー室

シャァァァ.....

海未「やはりシャワーは気持ちいいですね、ベタ付いた汗を流せて気持ちいいです」ホカホカ

凛 「凛汗かいてないけど気持ちいいにゃー」ホカホカ

絵里「そうですね、疲れも流れていきそうです」ホカホカ

凛 「うみちゃんやっぱり肌スベスベだにゃ〜」スリスリ

海未「やめなさい凛!くすぐったいです」グイッ

凛 「嫌だにゃーうみちゃんの肌気持ちいいんだもーん」スリスリ

絵里「では私は失礼します」

海未「はい、私もすぐ行きます、凛いい加減離しなさい!」グイィィ

凛 「いーやーだーにゃー」スリスリ


*絵里だけ個室シャワー室です
声は聞こえます一応絵里は性別秘密なんで

ありがとうございます
頑張ります。

シャワーを浴び終わった凛達は畳の部屋で涼んでいた

凛 「シャワー気持ちよかったにゃ〜」ホカホカ

海未「まったく凛は....絵里からも何か言ってやって下さい」

絵里「凛お嬢様は海未様に会えて嬉しかったんですよ」

海未「それは私も嬉しいですけど....」

絵里「あれは凛お嬢様なりの愛情表現なんですよ」

凛 「そうだにゃ!あれは凛の愛情表現なんだにゃ、嫌だったかにゃ海未ちゃん?」ウルウル

海未「うっ!?嫌では無いんですがその、急にされるとビックリするというかなんというか....」モジモジ

凛 「やっぱり嫌じゃ無かったんだにゃ〜海未ちゃん優しいにゃ〜」スリスリ

海未「ああもう!凛には勝てませんね....」ヨシヨシ



海未(本当に凛は可愛いですね、妹にほしいです///)ナデナデ

凛 「海未ちゃんどうしたの?」

海未「は!?私はいったい何を!?」

凛 「なんか海未ちゃん変だにゃ〜、じゃあそろそろ凛達帰るにゃ」

海未「そうですか?もう少し居ても構わないんですよ?」オロオロッ

凛 「もうお昼だしお腹も空いてきたからお昼食べたいにゃ〜」グゥゥゥッ

海未「ではウチで食べて行きませんか?道場の方も居るかもしれませんが....」ドキドキッ

凛 「うーん....やっぱり絵里ちゃんのご飯が食べたいから帰るにゃ!」

海未「そうですか、では仕方ないですね、また明日にです」ズーンッ

凛 「うん!じゃあねうみちゃん!」ニコッ

海未(はぁぁぁ///なんて可愛いい笑顔なんでしょう///)

海未「はい、ではまた明日に」

絵里「失礼します」











凛のお城

凛 「やっと着いたにゃ〜、絵里ちゃんのラーメンが食べたいにゃ」グゥゥゥ

絵里「すぐに御用意いたしますのでリビングでお待ち下さい」

凛 「わかったにゃ〜」

キッチン

絵里「今日のラーメンはどうしましょうか....」

リビング

凛 「何となく味噌ラーメンが食べたい気分だにゃ....」ボソッ

キッチン

絵里「....味噌にしましょうか、何となくですが凛お嬢様が食べたがっている気がします」

リビング

絵里「凛お嬢様お待たせしました、本日のラーメンは味噌ラーメンでございます」

凛 「凄く美味しそうだにゃ!なんで凛の食べたかったラーメンわかったの!?」

絵里「何故でしょうか?何故かピンッと来たんですよ味噌が」

凛 「とにかく凄いにゃ!流石凛の執事だにゃ〜」スリスリ

絵里「ありがとうございます、伸びない内にお召し上がり下さい」ナデナデ

凛 「なんか絵里ちゃんにナデナデされるの凄く気持ちいいにゃ....」

絵里「また後でして差し上げますから」

凛 「絶対だよ?よーしいただきますにゃ」ズルズルッ

凛 「!?.....うまいにゃーーー!!」

凛 「やばいにゃ!うますぎるにゃ!うおぉぉぉーー!!」ズルズルッ

凛 「絵里ちゃん一体こんな美味しいラーメン何処で習ったんだにゃ!」

絵里「オリジナルのものですよ、時間があった時に味噌を作って置いて置いたんです」

凛 「凄いにゃ!流石だにゃ〜、このラーメンなら毎日でも食べたいぐらいだにゃ!」ズルズルッ

絵里「ありがとうございます、流石に毎日はいけませんがまたお作りします」

凛 「約束にゃ!」ズルズルッ

絵里「凛お嬢様、食べながらお話すれるのは御行儀が悪いですよ」

凛 「はーい」

昼食を食べ終わり片づけも終わりリビングでダラダラしだす

凛 「美味しかったにゃー、大満足だにゃ〜」ダラーン

絵里「お粗末様でした凛お嬢様」

凛 「絵里ちゃんさっきの続きしてにゃ」スリスリ

絵里「今日の凛お嬢様は甘えん坊ですね」ヨシヨシ

凛 「だって絵里ちゃんにナデナデされると気持ちいいんだも.,...ん....」ウトウト

絵里「凛お嬢様眠たいのですか?」ナデナデ

凛 「....うん、なんだか絵里ちゃんといると安心するにゃ....」ウトウト

絵里「そうですか、私はずっと居ますからゆっくりお眠りください」ナデナデ

凛 「うん....zzZ」

絵里「おやすみなさい凛お嬢様」ナデナデ

見てくれてありがとうございます
続き行きます

???

凛「.....う〜ん?凛寝てたのかにゃ」

絵里「凛お嬢様お目覚めの所申し訳ありませんがお話があります」

凛 「うん?どうしたの絵里ちゃん」

絵里「はい、実は凛お嬢様の執事を辞めさせていただきたいと思いまして...」

凛 「へ?ど、どうしたの急に!?何かあったの!?」オロオロ

絵里「詳しいことは言えません....」

凛 「そんな....なんで急に....やっぱり凛の所為なの?凛がワガママばっか言うからなの?」ウルウル

絵里「.....」

凛 「やっぱり凛の所為なんだね....もうワガママ言わないから....お願いだから凛を1人にしないでよぉ....」ウルウル

絵里「すみません、もう時間です短い間でしたがありがとうございました」

そう言うと絵里は歩き始めた

凛 「行かないで絵里ちゃん....絵里ちゃんのためならなんでもするから....行かないでよぉぉぉ....」ウルウル



リビング

凛 「うわぁぁ!!」

凛は悲鳴を上げて起き上がる
その目には大量の涙があった

凛 「はぁはぁ....あれは夢だったの?、絵里ちゃんは!?」キョロキョロ

周りを見渡すが絵里は居なかった

凛 「そんな...絵里ちゃんどこにいるの?」

凛は家を探して回るが絵里を見つけられない

凛 「なんで居ないの絵里ちゃん....」ウルウル

??「凛お嬢様?どうなされたのですか?」

凛 「絵里ちゃん!」ウルウル

絵里「はい、絵里ですが....泣いておられたのですか?」

凛 「よかったにゃ...凛、絵里ちゃんが居なくなっちゃったと思ったにゃ....」ウルウル

絵里「なんだか良く分かりませんが私はここにいますよ」ナデナデ

凛 「絵里ちゃん....うぁぁぁん!」

凛は絵里に抱きつき泣き崩れた

絵里「落ち着きましたか?凛お嬢様」ナデナデ

凛 「....うん、ありがとう絵里ちゃん....」グスッ

絵里「どうして泣いていたんですか?」

凛 「怖い夢をみたの....絵里ちゃんが急に執事を止めて凛を置いて行っちゃう夢....目が覚めたら絵里ちゃんが居なくて不安になって探しまわったんだよ?....」

絵里「そうだったのですか、近くにいれなくてすみませんでした」ナデナデ

凛 「ホントだよ....なんで居なかったの?」ギュッ

絵里「お電話がかかってきましたので少し外で話してまして....」

凛 「そっか、ホント絵里ちゃんが居なくならなくてよかったよぉ....」ギュッ

絵里「大丈夫です、私は勝手に居なくなったりはしませんから」ナデナデ

この後1時間ぐらい凛は絵里を離さなかった

年齢は考えてなかったんですけど
アニメと同じってことでお願いします

リビング

絵里「凛お嬢様?何故そんなに私に引っ付いているんですか?」

凛 「絵里ちゃんがどこにもいかないように一緒にいるんだにゃ」ギュッ

絵里「私はどこにも行かないと言ったじゃないですか....それに少し動きづらいです」

凛 「今日だけお願い絵里ちゃん、あんな夢みたから分かってても不安で....」

絵里「分かりました、今日だけですよ?」

凛 「ありがとにゃ絵里ちゃん!」スリスリ

絵里「今から今日の夕食の食材を買いに行きますが一緒に行きますか?」

凛 「もちろん行くにゃ!」ダキ

絵里「外でもこのままですか?」

凛 「もちろんにゃ!」

絵里「そうですか、では行きましょうか」

そこらのスーパー

凛 「ねぇねぇ絵里ちゃん、今日の夕食何にするの?」

絵里「そうですねぇ、凛お嬢様は何がいいですか?」

凛 「う〜ん、ハンバーグがいいにゃ!」

絵里(お嬢様は子供が好きそうなのがすきなんですね)

凛 「絵里ちゃんどうしたの?」

絵里「いえ、それよりハンバーグですねわかりました」

凛 「やったにゃ!楽しみだにゃ〜」

材料をかった凛達は早々にお城に帰っていった




凛のお城のキッチン

絵里「では作りましょうか、凛お嬢様はリビングで待ってて下さい」

凛 「嫌にゃ今日は絵里ちゃんとずっと一緒にいるって言ったにゃ」ギュッ

絵里「あの、このままではハンバーグ作りずらいのですが....」

凛 「凛が応援してるから大丈夫にゃ」

結局凛は退かず絵里はやりづらいなりにハンバーグをつくりました

リビング

凛 「いただきまーす!.....美味いにゃ〜流石絵里ちゃん何しても凄いにゃ」モグモグ

絵里「それはありがたいのですが何故私が凛お嬢様の隣に座らされているんですか?」

凛 「それはね、これをする為だよ!」

そういうと凛はハンバーグを絵里の口元に差し出す

凛 「絵里ちゃん、あ〜ん」

絵里「ええと、いいんでしょうか?」

凛 「ほら、絵里ちゃん早く!」グイッ

絵里「わかりました、あ〜ん」モグモグ

絵里「美味しいですね、自分で言うのは変ですが」

凛 「じゃあ今度は凛にあ〜んしてにゃ」

絵里「承知しました」

絵里「では凛お嬢様あ〜ん」

凛 「あ〜ん、モグモグ、絵里ちゃんに食べさせて貰うと一段と美味しいにゃ〜」

絵里「それはよかったです」

この後も何度か食べさせ合いをしながら楽しく食べました

凛 「絵里ちゃんご馳走様でした!」

絵里「はい、お粗末様でした」

凛 「絵里ちゃん一緒にお風呂入ろ?」ギュッ

絵里「いえ、凛お嬢様1人でゆっくりしてきて下さい」

凛 「なんでにゃ〜一緒に入ろうよー」グイグイ

絵里「まだお仕事がありますから....」

凛 「!...わかったにゃ今日は大人しく入るにゃ」

絵里「はい、ごゆっくりどうぞ」

凛 (絵里ちゃんがなんで嫌なのかわかんないけど絵里ちゃんが入ってる時に突入すればいいにゃ!)

凛は早々にお風呂を出て自分の部屋に向かった

凛 (あとは絵里ちゃんがお風呂入るまで待つだけにゃ!)

絵里の部屋


絵里「今日の仕事は終わりましたし私もお風呂に入りましょうか」

お風呂場

絵里「ふぅ....やはりお風呂は気持ちいいです」


凛 (今凛はお風呂場の着替える所にああるにゃ、もう絵里ちゃんはお風呂に入ってるみたいだから今から行けば一緒に入れるにゃ、ついでになんで嫌がってとのか明らかにするにゃ)

凛 「絵里ちゃん背中流してあげるにゃ〜」

そう言ってお風呂場の扉を開けて中に入ると何か柔らかいのにぶつかった

凛 「なんだにゃこれ?」モミモミ

絵里「んぁ....凛お嬢様....」ビクッ

凛 「え?もしかしてこれ....」

凛が顏を上げると目の前には絵里がいた

凛 「絵里ちゃん女だっ 絵里「お嬢様!」凛 「モゴモゴ」

絵里「騒がないで下さい、私は女だと言うのを黙ってここに来ているんです」

凛 「んん!ん!」バタバタ

絵里「すみません手を離します」

凛 「ぷは、絵里ちゃん美男子だと思ってたのに女だったんだ」

絵里「すみません黙っていて、これには理由があるんです、とにかく私の部屋に行きましょう」


絵里の部屋

絵里「どうぞお座り下さい」

凛 「うん、それでなんで絵里ちゃんは男だって嘘ついて執事をしてるの?」

絵里「私の家は代々執事の家系でして、簡単に言えば跡取りが居なかったからですね」

凛 「でも無理に絵里ちゃんが跡を継がなくても良かったんじゃない?」

絵里「そうはいきません、何代にも渡って続いてきたことを途絶えさせる訳にはいきませんし父の仕事をみて私も執事には憧れていましたから」

凛 「じゃあ無理に執事をやってるわけじゃないんだね?」

絵里「はい、自分の意思でやっています」

凛 「それなら良かったのかな?」

絵里「はい、ですから私のことは秘密にしていただけませんか?」

凛 「もちろん!もっと絵里ちゃんと一緒にいたいしバレたら辞めさせられちゃうかもだしそんなの嫌だしね」

絵里「ありがとうございます凛お嬢様、これからも日々精進いたしますのでよろしくお願いします」

凛は絵里の手をとり言う

凛 「絵里ちゃんは今でも十分頑張ってるよ、だから無理はしないでね?」ギュッ

絵里「はい、ありがとうございます」ギュッ

凛 「ところで絵里ちゃんお風呂入ろ?さっきゆっくり入れなかったでしょ?」

絵里「はい、そうですねお背中を御流しします」

凛 「凛も絵里ちゃんの背中流すにゃ〜」







お風呂場

凛 「絵里ちゃん座って座って!凛が背中流すから!」

絵里「ではお願いします」

凛 「うん!じゃあいくよ?」ゴシゴシ

凛はゆっくりと絵里の背中を擦る

凛 「どう?絵里ちゃん」ゴシゴシ

絵里「凄く気持ちいいですよ、凛お嬢様は上手ですね」

凛 「かよちんとよく一緒にお風呂入って洗いっこしてたからね!」ゴシゴシ

絵里「そうでしたか、私も妹とお風呂に入ってはよく背中を流しあいました」

凛 「そうなんだ、そろそろ流すよ?」ザバァ

凛 「ちょくちょく話に出てくる妹さんってどんな人なの?」

絵里「ありがとうございます、変わりますね」

絵里「私の妹は明るくて元気で凛お嬢様みたいな感じですね」ゴシゴシ

凛 「気持ちいいにゃ〜、そうなの?じゃあ凛が絵里ちゃんの妹みたいな感じかぁ」

絵里「そうかもしれませんね、凛お嬢様は私が支える主でもありますがどこか妹のようにも感じます」ゴシゴシ

凛 「じゃあ今日から2人っきりの時は絵里おねぇちゃんって呼ぶね!」ニコッ

絵里「はい、凛お嬢様がそう呼びたいのなら」ゴシゴシ

凛 「絵里ちゃんも凛のこと2人っきりの時は凛って呼んでよ、絵里ちゃんは凛のおねぇちゃんなんだよ?」

絵里「わかりました、2人っきりの時にはそうさせていただきます」ザバァ

凛 「うん!よろしくね絵里おねぇちゃん!」

絵里「はい、よろしくお願いします凛」

凛 「う〜ん、敬語もやめよう?姉妹感ないにゃ」

絵里「そうですか?では....よろしくね
凛」

凛 「うん、それでいいにゃ」


この後2人でゆっくり浸かってからお風呂をでました



凛の部屋

凛 「ふぁ....今日は色々あったね、絵里おねぇちゃん」スリスリ

絵里「そうね凛、凛に私のことバレてどうなるかと思った」ナデナデ

凛 「凛はおねぇちゃんがどんな人でも嫌ったりしないよ....だって....おねぇちゃんとは.....姉妹.....」ウトウト

絵里「そうだったわね、凛は私の可愛い妹だものね」ナデナデ

凛 「うん......おねえちゃん.....zzZ」

絵里「寝ちゃったのね凛、おやすみなさい」ナデナデ

朝、凛の部屋

絵里「起きて凛、朝よ」ユサユサ

凛 「ん....おねぇちゃん....?」

絵里「そうよ早く起きて、朝ご飯準備出来てるから」

凛 「....うん...すぐ行く...」モゾモゾ


リビング


凛 「おはよう!絵里おねぇちゃん!」

絵里「おはよう凛、今日は昼から海未様の家に行くからね」

凛 「わかったにゃ!いただきま〜す」

絵里「いただきます」




凛 「ご馳走様!美味しかったよおねぇちゃん」

絵里「それはよかった。お粗末様でした」ナデナデ

凛 「えへへ///」テレテレ



海未の家

海未「今日はお昼に凛と絵里がくるんでしたね、お茶菓子を用意しときましょうか」


穂むら

海未 「こんにちは」ガラガラッ

穂乃果「いらっしゃい海未ちゃん!ほむまん買いに来たの?」

海未 「はい、今日は家に凛が来ますからお茶菓子をと思いまして」

穂乃果「そっか、じゃあサービスしとくね!」

海未 「いつもありがとうございます」

穂乃果「いいよそれぐらい!じゃあちょっと待っててね」


5分後ぐらい

穂乃果「お待たせ海未ちゃん!出来立てほやほやのほむまんだよ!」

海未 「ありがとうございます、お父様達にもよろしくお伝え下さい」

穂乃果「うん!また来てね」

海未 「はい、それでは失礼します」ガラガラッ

海未 「さて、帰って準備をしましょうか」

ありがとうございます
頑張ります


海未の家

海未「そろそろ約束のお昼ですね」

<うみちゃ〜ん凛だよ〜

海未「!来ましたね」

家の門

海未「どうぞ、入って下さい」

凛 「おじゃましま〜す!」

絵里「失礼します海未様」

海未「はい、お待ちしてましたよ」

凛 「今日は何するんだっけ?」

海未「昨日絵里とお手合わせした時の武術を手解きいただくんですよ」

凛 「そうだったっけ?、凛は見学してるにゃ」

海未「そうですか?凛も一緒にすればいいのに....」

絵里「凛お嬢様は運動神経は素晴らしいですが武術よりもスポーツタイプですから、それに凛お嬢様は野生の動物のような動きですから武術は相性はあまりよくないと思います」

海未「そうでしょうか?絵里は凛をよくみてますね」

絵里「もちろん私は凛お嬢様の執事ですから」ニコッ

海未「そうでしたね、では道場に行きましょう」

絵里「わかりました」

凛 「凛もついていくよ〜」


道場


絵里「では私が昨日使った武術の元になった武術の説明をいたしますあれはロシアの武術でシステマと呼ばれています」

海未「システマ?ですか....」

絵里「はい、システマは近代戦における様々な状況を想定した実戦的な格闘術です」

海未「日本で言う合気道みたいなものですか?」

絵里「そうですね、ロシアでは徹底した構えの脱力とスピーディーかつ柔らかな動作が特徴でロシアの合気道とも呼ばれていまし現在では日本でもシステマのジムがあるようですよ」

海未「そうだったのですか、幅広く伝わっていたのですね」

絵里「日本以外にもアメリカ、イギリス、フランスなどにも伝わっています」

絵里「次はシステマの基礎原則ですがシステマでは個別の技よりも身体の使い方の原理を取得することに重点が置かれます、特に以下の4つがシステマの基礎原則です

Keep breathing (呼吸し続ける)

Stay relaxed (リラックスを保つ)

Keep straight postures (姿勢を真っ直ぐ保つ)

Keep moving (移動し続ける)

絵里「ですね、まずはこの4つをマスターして行きますが海未様はほぼクリアできてますね」

海未「そうですか?」

絵里「はい、海未様は道場で鍛えられているようですから基礎は元から出来てますよ」

凛 (説明長いなぁ〜)

絵里「昨日手解きするといいましたがシステマには型や技はありません、ですから同じシステマでも違ったものになりますから基礎原則を守っていれば構いません」

海未「何か最後は適当なような....?」

絵里「人それぞれということですよ、では先ほどの基礎原則を守って一度練習しましょうか」

海未「はい」

海未(姿勢を保ち、構えずリラックスし呼吸し続け、試合が始まれば動きを止めない)

海未「....ふぅ」

絵里(さすが海未様、すでにものになりはじめている)

絵里「行きます!」シュッ

海未「はぁ!」シュッ

シュバババッッ!!

凛 「なんか昨日より凄いにゃ...昨日は絵里ちゃんの圧勝だったのに互角みたいだにゃ..,」

絵里(さすが海未様、昨日とは別人のようです)シュィンッ

海未(昨日より絵里の動きがわかる気がします、基礎原則だけでもこれだけ違いがあるのでしょうか?)シュッ!

凛 「二人とも凄すぎにゃ、分身してるみたいに何人にも見えるにゃ....」

絵里「やりますね海未さま、システマの説明をしただけでこれほどとは...」シュタッ

海未「私も驚いています、基礎原則だけでこれほど動きがかわるなんて....」シュタッ

凛 「二人とも凄すぎだにゃ!動きがほとんど見えなかったにゃ!」

海未「絵里、手解きありがとうございました」ペコッ

絵里「いえ、海未様のお役に立てたなら良かったです」

海未「また手解きお願いします」ギュッ

絵里「ええ、喜んで」ギュッ

絵里と海未は握手を交わしあった

凛 「ちょっと無視しないでにゃ!」ウガァァ

海未「すみません凛、試合に夢中でして」

凛 「許さないにゃ!今日はうみちゃん家に泊まらせてもらうにゃ!」

海未「それは構いませんが...」
(やりました!凛が今日泊まって行ってくれるなんて!)

凛 「うみちゃんシャワー浴びないの?汗かいてない?凛を無視したバツとして凛の背中流すにゃ!」

海未「はい!喜んで! 絵里も入りましょう?」

絵里「はい、お邪魔させていただきます」




シャワールーム

シャアァァァ

凛 「はぁぁ〜、気持ちいいにゃ〜」

海未「そうですね、汗も流せて最後です」

絵里「失礼します」ガラガラ

凛 「絵里ちゃん遅かったね、どうしたの?」

絵里「私が女だと海未様に言ってないんですけど大丈夫でしょうか?」ヒソヒソ

凛 「大丈夫だよ、凛にまかせるにゃ!」フンス

凛 「海未ちゃんちょっときてよ〜」

海未「なんですか?凛....!?誰ですかあなたは! 凛離れて!」

凛 「大丈夫だよ海未ちゃん、この人絵里ちゃんだよ?」

海未「は?この人が絵里?」

凛 「絵里ちゃん女なんだよ、じゃあそう言うことだから!絵里ちゃん流し合いしよ?」グイグイ

絵里「凛お嬢様危ないですよ引っ張っては」

絵里「えと、そう言うことなのでくれぐれも秘密にお願いします」ペコッ

海未「あ、はい....」ポカーン


凛 「じゃあ前に座って絵里ちゃん、凛が背中流すからさ♪」

絵里「はい、ではお願いします」

凛 「了解にゃ!」

凛 「どうかな絵里ちゃん?」ゴシゴシ

絵里「はい凄く気持ちいいです」

凛 (やっぱり絵里ちゃん女の子だにゃ....背中綺麗だし胸も大きいにゃ....)

絵里「?、凛お嬢様どうかされましたか?」

凛 「え?な、なんでもないよ!?じゃあ前も洗うよ!」

絵里「ま、前は結構です///、自分で洗いますから///」

凛 「凛に洗ってもらうのやっぱり嫌だったの?」ウルウル

絵里「いえそういう訳では...」オロオロ

凛 「なら大丈夫だにゃ!」ワシワシ

絵里「っっ!?」

凛 (やっぱり絵里ちゃん胸大きい....触り心地も気持ちいいにゃ....)ワシワシ

絵里「凛お嬢様離して下さい///」

凛 「絵里ちゃんの胸大きくて気持ちいいから離さないにゃ〜」ワシワシ

絵里「そんな///、お願いします凛お嬢様これ以上は....///」ピクッ

凛 (なんかそろそろヤバそうだにゃ)

凛 「はいおしまい、これで絵里ちゃんの胸も綺麗になったにゃ〜」スッキリ

絵里「.....凛お嬢様後でおしおきですね」ゴゴゴゴゴッッ

凛 「ヤバイ!?逃げるにゃ!海未ちゃん助けてぇ」



海未「ポカーン」

<うみちゃん助けてぇ

海未「凛の声!?どうしたのですか凛!」タタタタ






海未が駆けつけると凛は絵里追いかけられていた

海未「何をしてるんですか凛!」

凛 「うみちゃん助けてにゃ〜」ギュッ

そう言うと凛は海未の後ろに隠れる

絵里「海未様そこを退いてください、凛お嬢様を捕まえれません」

海未「えと、何があったんですか?」

絵里「凛お嬢様が私の胸を揉み倒しました、わたはやめてくださいと言ったのに!」

海未「凛なんてことしてるんですか!」

凛 「だって絵里ちゃんの胸大きくて羨ましかったんだよ!それに凄い綺麗だったんだもん触りたくもなるにゃ!」

絵里「ちょっ!?凛お嬢様やめて下さい恥ずかしいです///」

凛 「事実を言ったまでにゃ!」

絵里「わかりました///もう何もしませんから言わないでください!///」

凛 (絵里ちゃんも執事以外の時はチョロいにゃ)

海未「終わりましたか?ならもうお風呂から出ましょう」


脱衣所


海未(先ほど凛が言っていましたが絵里は本当に女性だったのですね)ジー

絵里「?なんでしょうか海未様」

海未「いえなんでもないです」

海未(胸もかなり大きいし綺麗でしたね///凛が触りたいと言ったのもわからなくもないです///)

凛 「絵里ちゃんうみちゃん早く行くよー」

海未「すぐ行きます」

絵里「はい」

三人は脱衣所をあとにした


海未の部屋


凛 「気持ちよかったにゃ〜お風呂」ダラ〜ン

海未「凛だらしないですよ」

凛 「いいじゃんうみちゃ〜ん」スリスリ

海未「仕方ないですね凛は....」ナデナデ

海未(あ〜かわいいです凛///)

絵里「お風呂を出たばかりですから大目に見てあげて下さい海未様」

海未「はい、少しゆっくりしましょうか」ナデナデ

凛 「んにゃ〜」スリスリ

凛 「ねぇ海未ちゃん凛、膝枕してほしいにゃ〜」スリスリ

海未「し、仕方ないですね凛は///」

凛 「ありがと海未ちゃん」ゴロン

凛 「はぁ〜海未ちゃんの膝枕気持ちいいにゃ〜」ダラーン

海未(凛が私の膝の上に....ダラけてる顔もかわいいですね///)

絵里「よかったですね凛お嬢様」

凛 「うん、もう最高にゃ〜」スリスリ

海未「こしょばいです凛///」

凛 「う〜みちゃ〜ん」スリスリペロリ

海未「ひっ!?何してるんですか凛!」

凛 「うみちゃんの太もも綺麗だからつい舐めちゃったにゃ〜」二ヒヒ

海未「何言ってるんですかあなたは!もう膝枕は終わりです!」バシッ

凛 「んにゃ!?」ゴンッ!

海未「あ...すみません急に立ち上がって」

凛 「酷いようみちゃん〜」ウルウル

海未(涙目もかわいいです///)ナデナデ

<海未さん夕飯ですよー

海未「はいすぐ行きます、行きましょうか凛、絵里」

絵里「はい」

凛 「うん」






海未「こちらです、どうぞ」

凛 「お邪魔しまーす」

絵里「失礼いたします」

海未ママ「どうぞゆっくりしていってください」

海未ママ「海未さん、私とお父さんはこれから出かけて今日は帰れませんから戸締りを忘れないように」

海未「はい、ですが急にどうされたんですか?」

海未ママ「少し旧友に会いに」

海未「そうでしたか、ゆっくりしてきて下さい」

海未ママ「では、絵里さん凛さんゆっくりしていってくださいね」

絵里、凛「はい、」

海未「ということらしいので今日は私達3人だけですね」

凛 「急だったにゃー」

絵里「そうですね、ではせっかく作っていただいたのですし冷めないうちに食べましょうか」

凛 「美味しそうだにゃ〜、いただきます」

海未「いただきます」

絵里「いただきます」


夕飯を食べ終えた3人は片付けを済まし寝る準備をしていた


凛 「ねえ海未ちゃん絵里ちゃん今日さ一緒に川の字になって寝たいにゃ」

絵里「構いませんよ」

海未「私も構いませんが並びはどうします?」

凛 「もちろん凛が真ん中だよ!右が海未ちゃんで左が絵里ちゃんね!」

海未「わかりましたでは布団を並べてもう寝ましょうか」



凛 「布団もしけたしゴロゴロ〜」

海未「こら凛!行儀が悪いですよ」

凛 「いいじゃんかー、気持ちいいよー」ゴロゴロ

絵里「凛お嬢様そろそろ寝ますからおやめください」

凛 「しょうがないなぁ、じゃあ川の字になって寝よう!」

海未「川の字で寝るなんていつぶりでしょうか...」

絵里「そうですね、すごく懐かしい感じです」

海未「はい、では電気を消しますよ」カチっ

海未「おやすみなさい凛、絵里」

凛、絵里「おやすみなさい」






凛 「....海未ちゃん絵里ちゃんまだ起きてる?」

海未「はい、いつもはすぐに寝れるのですが今日はなぜか寝れません」

絵里「起きてますよ、私も今日はなぜか寝れませんね」

凛 「緊張してるのかな....」

海未「そうかもしれませんね」

絵里「はい、川の字で寝ることもありませんからね」

凛 「....そうかもね、ねえ二人とも今日はすごく楽しかったね。うみちゃん家にきて絵里ちゃんと海未ちゃんが手合わせしてるのみてすごくかっこよかった。それに一緒にお風呂も入ったし御飯も食べれた、今は川の字になって一緒にねてる。ほんとに最高の1日だったにゃ」ギュッ

そういうと凛は絵里と海未の手を握った

海未「そうですね。今日はすごく楽しかったですね」ギュッ

絵里「はい、私も楽しかったですよ」ギュッ

凛 「こうやって手を握ってると安心する....」ウトウト

凛 「きょ....は....ありが....と....zzz」

海未「寝てしまいましたか。こちらこそ今日はありがとうございました」ギュッ

絵里「ええ。凛お嬢様のおかげで楽しめました。」ギュッ

海未「私達もそろそろ寝ましょうか」

絵里「はい。おやすみなさい海未様凛お嬢様」zzz

海未「おやすみなさい絵里、凛」zzz




海未「ん...朝ですか」もそもそ

絵里「おはようございます海未様」

海未「おはようございます絵里、凛はまだ寝ているみたいですね」

凛 「zzZ」

絵里「いつもはまだ寝ている時間ですからもう少ししたらお目覚めになりますよ」

海未「では私達で朝食の準備を済ませましょう」

絵里「そうしましょうか」








凛 「んにゃ....朝かぁ」もそもそ

凛 「あれ?絵里ちゃんと海未ちゃんがいない」キョロキョロ

凛 「....!?この匂いは台所からだにゃ」くんくん


台所


海未「そろそろ凛を起こしに行きましょうか」

絵里「そうですね、ですがその必要はないかもしれません」

海未「?」

ドタドタドタ

凛 「おはようにゃ〜海未ちゃん絵里ちゃん!」

絵里「ほらね♪」

海未「そうだったようですね」

凛 「何話してるの?」

海未「今から凛を起こしに行こうとしてたんですよ、そしたら自力で起きてきたもので」

凛 「むむ!失礼だにゃ凛もちゃんと1人で起きれるもん」ムキーッッ

海未「大方朝食の匂いにつられたのでしょう」

凛 「ギクッッ!?そ、そんなことないにゃー、早く食べようよ凛お腹空いちゃったにゃ〜」ソソクサ

絵里「では冷めないうちにいただきましょう」

凛海絵「いただきます」






凛 「ねえ絵里ちゃん朝食も食べちゃったし今日は何する?」

絵里「そうですねぇ1日家を空けてしまったのでかえって掃除ですかね」

凛 「そっかそろそろ家帰らなきゃだよね、久々に絵里ちゃんのご飯も食べたいし」

海未「そろそろ帰られるんですか?」

凛 「うん、絵里ちゃんが掃除するから帰るね」

海未「凛も自分の部屋ぐらい自分で片付けたらどうですか?」

凛 「凛掃除嫌いだから嫌だにゃ〜、絵里ちゃんがちゃんと掃除してくれるし」

海未「絵里、少し甘やかしすぎでは?」

絵里「ですがこれは私の仕事ですから....」

海未「ならせめて2人で掃除をして下さい、凛の為になりません」

絵里「....そうですね、試しにやってみます」

凛 「ねぇ何話してるの?帰っちゃうよ絵里ちゃん?」

絵里「はいすぐ行きます」

海未「ではお気をつけて」

絵里「はいお世話になりました」

海未「また来てくださいね」

絵里「もちろんです」

こうして絵里と凛は海未の家を去った

凛のお城


凛 「やっと帰ってきたにゃ〜」

絵里「ええ、お帰りなさいませ凛お嬢様」

凛 「うん!ただいま絵里ちゃん!」スリスリ

絵里「どうしたんですか凛お嬢様?」

凛 「やっと絵里ちゃんと2人っきりになれたなぁと思ってさ」スリスリ

絵里「甘えん坊ね凛は....」ナデナデ

凛 「気づいてくれたんだ....2人っきりの時は絵里ちゃんは凛のお姉ちゃんなんだよ?」

絵里「そうね2人っきりの時は凛は甘えん坊の妹だものね」ナデナデ

凛 「お姉ちゃん....お姉ちゃん....」ギュッ

絵里「どうしたの凛?今日はいつもより甘えん坊ね?」

凛 「なんでもないよ甘えたかっただけだよ」

絵里「何かあるならかならず言ってね?」

凛 「うん大丈夫だよ、それより凛お腹空いちゃったよ!」

絵里「さっき朝食食べたばっかじゃない」

凛 「そうだったにゃ〜」

絵里「まずは掃除しよっか」

凛 「うん!お姉ちゃんとならなんでも頑張るよ!」

絵里「じゃあさっさと終わらせましょうか」

1時間後


凛 「やっと掃除終わったー!」

絵里「お疲れ様凛、じゃあお昼にしましょうか」

凛 「うん、凛お腹ぺこぺこだにゃ〜」

絵里「今日な何がいいかしら凛?」

凛 「お姉ちゃんが作ってくれたのならなんでも美味しいからなんでもいいにゃ〜」

絵里「そうかぁなら凛の好きなラーメンにしよっか♪」

凛 「やったにゃ〜!!」





凛 「はぁ〜美味しかったにゃ〜」

絵里「作った甲斐があったわ凛」ナデナデ

凛 「んにゃ〜///」

絵里「じゃあ片付けてくるから待っててね」

凛 「あ....うん待ってる」





絵里「お待たせ凛」

凛 「うんお疲れ様絵里お姉ちゃん」

絵里「じゃあ凛ゆっくりしましょうか」

凛 「うん!お姉ちゃん」ギュッ

絵里「もう甘えん坊ね凛は」ナデナデ

凛 「ねぇお姉ちゃん膝枕して?」

絵里「いいわよ、どうぞ」

凛 「えへへ///ありがとうお姉ちゃん」

そういうと凛は絵里の膝に寝転んだ

凛 「気持ちいいにゃ〜」

絵里「それはよかった♪」ナデナデ

凛 「少し寝るねお姉ちゃん」

絵里「うんおやすみ凛」ナデナデ

凛 「zzZ」

どこか??

凛 「....どこだろここ?前にも来た気がする」キョロキョロ

??「ねぇ少しいいかな?」

凛がキョロキョロしていると後ろから声をかけられた

凛 「誰?」(絵里ちゃんに似てる?)

??「私は亜里沙、絵里お姉ちゃんの妹だよ」

凛 「絵里ちゃんの妹?」

亜里沙「そうだよ、今日はね凛さんに言いたいことがあって来たんだよ」

凛 「凛に?」

亜里沙「うん。お姉ちゃんについてだよ」

亜里沙「凛さんこれ以上お姉ちゃんと姉妹ごっこなんてしないで?お姉ちゃんの妹は私なんだよ?ただ凛さんは1人になるのが寂しいだけなんだよ!!お姉ちゃんも本当は鬱陶しがってる!そんな寂しさを埋めるためにお姉ちゃんを利用しないで!」

凛 「そ、そんなことない!絵里ちゃんは凛にいつも優しいしいつも側にいてくれる、絵里ちゃんを利用なんてしてない!」

亜里沙「それは仕事だからだよ!お姉ちゃんも本当はあなたには呆れてる!ねぇお姉ちゃん!」

絵里「そうね亜里沙、仕事だから仕方なくやってただけ」

凛 「そんな絵里ちゃん..凛は凛は.....」ガクガクッ

亜里沙「わかってくれた?ならもうお姉ちゃんに近づかないで」

絵里「そうねもう私に近づかないでね凛?」

凛 「やだよ....絵里ちゃん...うぁぁぁぁぁ!!」



リビング


凛 「うぁぁぁぁ!?」ガバッッ

絵里「凛お嬢様!?どうなさいましたか!?」

凛 「はぁはぁ....絵里ちゃん?」





絵里「どうされたんですか?魘されてましたが....」

凛 「はぁはぁ....なんでもないよ...」

絵里「本当ですか?何かあればすぐに行ってくださいね?」

凛 「うん、大丈夫だよ...少し気分が悪いから部屋に行ってるよ....」

絵里「はい...」


凛の部屋


凛 「なんであんな夢見たんだろ....やっぱり凛は絵里ちゃんにとって迷惑なのかな....」


リビング


絵里「どうなされたのでしょうか凛お嬢様は....」

<ビィィィ

絵里「お客様ですか、お出迎えにいかなければ」


門の前


絵里「お待たせいたしました。どの様な御用で...」

??「お姉ちゃん久しぶり!元気だった?」

絵里「亜里沙!?どうしてここに?」

亜里沙「どうしてってお姉ちゃんに会いにきたんだよ!」

絵里「それは嬉しいけどよく場所がわかったわね」

亜里沙「お爺様に教えて貰ったんだよ、お姉ちゃんがちゃんとしてるか見てこいって言われちゃった」

絵里「そうだったの....」

亜里沙「ねぇお姉ちゃん少し中入っていい?」

絵里「いいけど亜里沙泊まる所とかどうしてるの?」

亜里沙「ええと、出来れば泊めてほしいなぁーなんて.,..」

絵里「お嬢様に聞かないとわからないけど聞いてみましょうか」

亜里沙「ありがとうお姉ちゃん」ダキッ

絵里「相変わらずね亜里沙は」ナデナデ

お城、凛の部屋の前

コンコンッ

絵里「凛お嬢様、少しよろしいでしょうか?」

絵里が扉をノックすると凛が出てきた

凛 「....どうしたの絵里ちゃん」

絵里「少しお話がありまして」

凛 「何?どうしたの?」

絵里「先ほど....、亜里沙「こんにちは!初めましてお姉ちゃんの妹の絢瀬亜里沙と言います!」

凛 「!?」ビクッッ!?

絵里「コラッ亜里沙!、すみません凛お嬢様、先ほど亜里沙がお城に来まして泊まる所が無いらしくて私の部屋でもいいので2、3日泊めて頂けませんか?」

亜里沙「お願いします!」

凛 「.....うんもちろんいいよ、せっかく来てくれたんだし部屋も違う場所使っていいよ」

絵里「ありがとうございますお嬢様、ほら亜里沙もお礼言いなさい」

亜里沙「ありがとうございます凛さん!」

凛 「うん、絵里ちゃん好きな部屋に案内してあげて、凛は少し部屋でゆっくりしてるから」

絵里「はい承知しました、亜里沙行きましょう」

亜里沙「うん!」

凛 「......」

凛は部屋の扉を閉じる

凛 (あれ夢でみた子だよね....まさか絵里ちゃんと凛を引き離しに来た?そんなのヤダッ!!絶対にヤダッ!!でも今更追い出せない....どうすれば....)



お客様の部屋(亜里沙の部屋)

絵里「ここなら良さそうね、どう亜里沙?」

亜里沙「うん!凄い綺麗だね!」

絵里「じゃあ荷物一緒に片付けましょうか」

亜里沙「うんありがとうお姉ちゃん!」








絵里「亜里沙荷物多くない?何を入れてるの?」

亜里沙「え〜内緒だよ、お楽しみにってやつだね!」

絵里「そうなの?じゃあ楽しみにしてるわ」

亜里沙「うん。もう片付け大体出来たからお姉ちゃんは凛さんの所にいってあげて?」

絵里「そう?何かあればすぐにいってね?」

亜里沙「うんわかった!」

凛の部屋

絵里「失礼します凛お嬢様」

凛 (どうすれば....あの子を....)ギリッ

絵里「凛お嬢様?」

凛 「.....あれ?絵里ちゃんいつの間に?」

絵里「先ほどから声をかけていたのですが....何かあったのですか?」

凛 「なんでもないよ!それよりどうしたの?」

絵里「凛お嬢様の様子が少し気になりまして....眠っていた時に酷く魘されていましたから....」

凛 「大丈夫だよ絵里ちゃんが居てくれたらなんてことないよ....絵里お姉ちゃん''さえ''居てくれたらね....」ニヤリ

絵里「!?.....はい。ですが何かあればすぐに知らせてください」

凛 「もちろんだよ絵里お姉ちゃん」

絵里「では失礼しました」


リビング


絵里(いったい凛お嬢様はどうされたのですか....あの笑みはいつもと違う何か思惑があるような笑みだった...私はどうすれば....)

亜里沙「お姉ちゃんどうしたの?考えごと?」

絵里「....亜里沙、なんでもないわそれよりどうしたの?」

亜里沙「片付けも終わったからお姉ちゃんに色々案内してもらおうかなぁ〜って思って」

絵里「そうだったの、わかったわどこ行きたい?案内するわよ」

亜里沙「ありがとうお姉ちゃん!」ダキッ

絵里「もう急に抱きつかないでよ亜里沙」ナデナデ

亜里沙「だって嬉しいんだもん!」



凛 「.....」コソコソ


絵里「じゃあはじめにお城の周りをみてみましょうか」

亜里沙「うん!」

凛 「絵里ちゃん達が外に居るうちにあの子の部屋に....」


亜里沙の部屋


凛 「.....」ゴソゴソ

凛 「これは....アルバム?小さいころの絵里ちゃんとあの子かな」パラパラ

凛 「絵里ちゃん凄く幸せそうこの笑顔を凛だけにしてほしい凛だけに...」ギリッ

亜里沙「凛さん...何してるんですか?」

凛 「!?、亜里沙ちゃんの部屋どこかなぁ〜と思って....」オロオロ

亜里沙「そうだったんですか?それ私達のアルバムなんですよ!お姉ちゃんかわいいですよね!」

凛 「う、うんそうだね」

亜里沙「お姉ちゃんがホントに私のお姉ちゃんでよかった、凄く優しいし凄く頼りになるし綺麗でかっこよくて私はお姉ちゃんが大好きなんです」

凛 「うんそうだね....」ギリッ

亜里沙「そうだ忘れ物取りに来たんだった!お姉ちゃんも待たせてるから急がなきゃ!じゃあね凛さん今度入るときは言ってくださいね?」

凛 「うんごめんね」


凛の部屋


凛 「なんであの子のお姉ちゃんなの絵里ちゃん....あのアルバムでみた絵里ちゃんの幸せそうな笑顔を凛は見たことない...凛にもあの笑顔を向けてほしいよ....」



<コンコン

絵里「凛お嬢様もう夕食の時間ですよ」

凛 (知らない内にもうそんな時間になってたのか.....あれから何時間たってたんだろ....)

絵里「入りますよ凛お嬢様」

凛 「絵里ちゃん....」

絵里「どうされたんですかこんなに目を腫らして、泣いていたのですか?」

凛 「ねぇ絵里ちゃん....」

絵里「はいなんでしょう」

凛 「凛と亜里沙ちゃんどっちが大事?」

絵里「....急にどうされたのですか?やはりリビングで魘されてから....」

凛 「いいから答えて」

絵里「選べません....亜里沙は大切な妹で家族です。凛お嬢様も大切な主人であり.....私の大切な2人目の妹でもありますから」

凛 「.....絵里ちゃんありがとう凛1人で焦ってた....」グスッ

凛 「リビングで魘されて起きたときに夢で亜里沙ちゃんが出てきてお姉ちゃん
と姉妹ごっこなんかしないで、とかお姉ちゃんも凛さんのことを鬱陶しがってるって言われて.....絵里ちゃんも出てきて凛に優しくするのは仕事だから仕方なくだって言われて不安になってた....」グスッ



絵里「そうだったのですか....気づいてあげられずすみませんでした」ギュッ

凛 「絵里ちゃんは悪くない凛が勝手に決め付けて焦ってただけだから」グスッ

凛 「凛こそごめんなさい...絵里ちゃんに迷惑ばっかりかけて....」

絵里「いいんですよ。私は凛のお姉ちゃんですから」ヨシヨシ

凛 「絵里お姉ちゃん....うあぁぁぁ!!ごめんなざいぃぃ!!」グスッ

絵里「ヨシヨシ。大丈夫よ凛、私はずっとあなたのそばにいるから」

絵里「落ち着いた?凛」ナデナデ

凛 「....うんありがとう」グスッ

絵里「これからはちゃんと言ってね?私も凛のことちゃんと見てるからね」

凛 「うん。ありがとう絵里お姉ちゃん」ギュッ

<お姉ちゃんどこ〜?御飯冷めちゃうよ?

絵里「....凛、御飯は食べられる?顔を合わせたくないなら部屋に持ってくるけど...」

凛 「大丈夫だよ!もう元気満タンだからね!」ニコッ

絵里「そっか。なら一緒に食べましょうか」ニコッ

凛 「......」

凛 (絵里お姉ちゃんの笑顔見惚れちゃうにゃ〜///)ニヘリ

絵里「どうしたの凛?」

凛 「絵里お姉ちゃんの笑顔に見惚れてたんだにゃ///」

絵里「な、なにいってるのよ凛は///」

絵里「いいから早く行くわよ!」

凛 「は〜い」ギュッ

絵里「手を握って来るなんて甘えん坊ね」クスッ

凛 「妹は姉に甘えるものなんだにゃ」

凛 「ほら絵里お姉ちゃん早くいくよ〜」グイグイ

絵里「引張らないでよ凛危ないわよ!」

凛 「大丈夫だよ〜絵里お姉ちゃんが居てくれるから!」

絵里「もう、凛ったら....」

凛 (凛はホントに幸せものだよ。絵里ちゃんと出会えてお姉ちゃんにもなってくれてさ、迷惑もかけたけどずっと一緒にいようね!)

凛 「絵里お姉ちゃんだ〜いすき!」




これで一応終わりです

なんかゴチャゴチャしておかしなところとかありますが見てくれた方ありがとうございます
次はちゃんと内容考えて作りたいと思います

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