息子は私に言う。息子は小学6年生で、
多感な時期であり彼への対応は気を付けているつもりではあるが、予想だに付かない返答に私は唖然としており間抜けな顔をしていただろう。
とりあえず頭の中で言うべき言葉を組み立てていると、息子はさらに追い討ちをかけるようにこう言いはなった。
息子「もし、そうなったらお母さんは僕を踏み潰してくれる?」
母「…え?」
私はさらに唖然とした。
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母「それはなんで?」
息子「別に意味はないよ。ないこともないけど」
母「助かる方法を見つけるよ。」
息子「助かるとは…?」
母「ん?……そっか。小さくなった君を大きくする方法かな?」
息子「そっか…」
息子は顔を俯け、悲しそうにしていた。何か答えを間違ってしまったのだろうか。思春期は難しい、何を望んでいるのかわからない。
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