とある異形の精神病院-アサイラム- (34)
前スレから2週間後の話です
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上条「暗闇の騎士」
上条「暗闇の騎士」 - SSまとめ速報
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科学の街に羽ばたく翼【ナイトウィング】
科学の街に羽ばたく翼【ナイトウィング】 - SSまとめ速報
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不定期AND亀更新になりますが、それでも読んでくれたら幸いです
前に同じ名前のスレ立てたけど落ちてたから立て直しました
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418497190
ナイトウィング チーム編
10日 7時26分 絹旗宅
始めは簡単だった。バットマンがある程度調べた例の精神病院に突入できるほどの証拠を集める。証言や証拠は相手に恐怖を与えればいくらでも手に入る。そのはずだった…
絹旗「スキルアウトの暴動事件……今週で7件目……どこも超物騒になりましたね」
朝食を用意してくれた絹旗が新聞を読みながら僕に渡してくれた。ここ最近の新聞の一面はスキルアウトの問題ばかりだ。
僕らの行動は一部のスキルアウトの怒りを買ったらしい。最近は自分たちのことを探るとこうなるぞと言わんばかりの事件を起こしまくってる。
ディック「戦争でも始める気なんじゃない?」
絹旗「それ、冗談で済まなさそうなので超やめてください」
訓練を受け始めて強くなった絹旗も、流石にこれには少し何か感じてるらしい。
今は僕と絹旗の二人暮らし、ジェイソンは麦野と二人暮らしでやってる。こっちは大丈夫だけど、あっちは大丈夫だよね?全然連絡してこないけど。
小さなスキルアウト組織は僕らでも相手は出来る。だけど、相手に出来ない位の組織もある。
絹旗「ジョーカーズ、クロウズ、オーガ…。超厄介な組織ですよ」
ジョーカーズはジョーカーの武器をクロウズはスケアクロウの武器を使う。これは名前から考えても小学生でもわかる気がする。
でも、オーガだけは何も情報が無いんだ。そもそも、オーガはメディアが命名しただけだ。名前の由来は目撃者の何人かの発言「鬼を見た」ってのと、事件現場が鬼でも暴れたのかってくらいの荒れ様だったからだ。
ディック「今回の害者は?」
絹旗「笑顔の死体が4人…、刺殺死体が3人……。全員中学生です」
日に日に起きる事件の規模はデカくなってく。僕らへの見せ付けだけのためにしてはやり過ぎな気もする。真実はまだわからない。今はやれることをやるだけだ。
7時30分 絹旗宅周辺の公園
この時間はいつも訓練をしている。ここではかなり派手な事をしても何も言われない。
絹旗の成長は目に見えてわかる。回避術に関しては文句無し、でも攻撃面が浅いのが難点だ。まぁ、ベインなんかが相手になる訳じゃないし大体の敵なら大丈夫だ。
ディック「本当動きがよくなったね」
絹旗「ここ2週間はいろいろありましたからね。最初の地下駅で戦った時が超懐かしいです」
最近の絹旗は自分に実力が付いたと実感した時が一番笑顔になる。
ディック「あの頃に戻りたいかい?」
絹旗「それを聞きますか?超愚問ですよ」
ディック「無理してないかっていう確認だよ。先生として生徒には無理してほしくないからね」
この後は、情報収集とそれの共有、それとパトロールが毎日の日課だった。でも、この日は違った。
「こんな朝早くから子供と密着する大人か…犯罪者か?」
「俺たちが助けてやろう…」
ナイフ、バット、その他もろもろを持ったピエロのマスク集団に囲まれたみたいだ。こんな朝早くから集まってるんなら、勉強会でもやればいいのに。
ディック「絹旗…僕が気を引く…やることはわかるよね?」
僕が耳打ちすると、彼女は何も言わずに走り出して行った。
「おいおい、彼女に置いて行かれたぞ!」
奴らはこの光景を笑ってる。まぁ、1対10くらいの差が有れば余裕に感じるのは仕方ない。多分、彼らは僕らの正体に気付いてない。
ディック「笑うならもっと楽しいことをしてからにしろよな」
上に着ていた服を脱いだほうがいい、タンクトップだけの方が動きやすい。絹旗の相手をする時はハンデとして動きを制限する服を着てたのがバレたら叱られちゃうね。
この前の事件でデッドショットにやられた傷がまだ目立つな。彼らも少しざわついてる。
「すげぇ筋肉だ…」
「やば…」
ディック「さぁ、闘いへの年季の違いを教えてやろう…」
なんかダサいな、やり直したい。まぁ、彼らは学生だし間違ってはないか。
最初の一人が突っ込んできた、手には何もない。
ディックは殴りかかってきた男の腕を素早く脇に挟んで引き寄せてから、殴る。
BAP!
肉と肉ぶつかる音が響く。そして、相手は地面に倒れて動かなくなった。それと同時に仲間たちがどよめいた。
「どうなってんだ?」
「早過ぎてよく見えなかったぞ…」
さっきまでの余裕の態度がなくなりを見せる。そこにディックが相手を挑発した。
「大人数で来いよ!どうせサシで戦っても結果はわかってる!」
その挑発に乗った2人の男が挟み撃ちの形でディックに迫って来た。一人は手に金属バットを持っている。
「挑発こいてんじゃねぇ!!ぶっ倒してやる!!」
ディックがバットを持った方ばかり気にしていると背後から腕を回され。拘束されてしまった。
「やれ!!」
動きを抑えられたディックは必死に逃げようと抵抗するが腹部にバットによる攻撃が入った。
声を出さない、いや、声を出せない位のダメージを負ってしまった。ディックは抵抗するのをやめて、倒れた。
「なんだよ!大したことねぇじゃねぇか。俺らを怒らせたことを後悔させてやろうぜ!!」
そう言って、バットを持った男が大きく振りかぶったその時だった。
THLINK THLINK
「あ”ぁぁあぁぁぁああぁぁ!!!!!???!?」
男の腕に蝙蝠を模したナイフのようなものが二つ刺さり、その痛みで男はバットを手から離した。
「バットマンか!?まだ朝だぞ!!」
蝙蝠男は目立つのを嫌うと聞いていたので、この突然の攻撃にパニックになった男達。
「…バットマン?…超違いますね……私はロビンです!!」
とりあえず、今はここまで
続きは後日の0時頃に
今夜0時に更新
需要無いかもしれないけど終わるまではやるよ
インパクトは僕らには不可欠な物だ。スーパーマンだって普通に歩い出てくるよりヒートビジョンが今にも出そうなくらい目を赤くして出て来る方が怖いだろ?
「アグァ!?」
バク転の勢いを利用して相手の顎を蹴る。あの細い脚からは予想できない位の威力があるみたいだ。先生として鼻が高いよ。
「てめぇ…よくもやりやがったなこのアバズレが!!」
ナイフ持ちが走った、これは彼女の行動を見てから加戦した方がいいかもしれない。
「バターナイフごときに私がやられると思ったんですか?超屈辱です」
「くそ!!避けんじゃねぇよ!!」
男が感情のままにナイフを振り回している腕を掴んで腹部に一突き。男はそのまま地面に倒れる。彼女の能力を上手く使ってるな、じゃなきゃあの威力にはならない。
彼女は自分の能力を本来なら自分には存在しない能力と言って頑なに使うのを拒否していた時期があった。でも、それを受け入れないのは良く無い…。自分の過去も未来も受け入れてこそ強くなれる。そうバットマンや僕らが自分の悲劇を受け入れた様にね……
倒れた男の手からナイフを奪い、それの持ち手と刃を紙を破く様に切り離した。予想以上に怖い。
「マジかよ…」
「これ、やばいって……」
「一旦引くぞ!!」
残りは一人の支持に従って逃げ出そうとする。けど、絹旗はやすやすと敵を見逃さない。
「一人だけ残ってもらいますよ」
フックショットを取り出し、一人に狙いを定めて打ち出した。狙われた男はフックショットが脚に絡まってその場に倒れた。
「たっ!助けてくれぇ!!」
男の叫びを聞いても誰も足を止めなかった。そして、この場には三人と倒れた敵以外誰も居なくなった。
「嫌だ!!放してくれ!!」ジタバタ
絹旗「なら話してください」
ディック「それジョーク?僕は好きだよ」
絹旗「そ、そんなつもりは超ありません!!」
ディック「さて……お前らのボスはどこだ?」
「ボ…ス…?この恰好を見ればわかるだろ?」
ディック「そうだな。でも、そのボスは今は隔離病棟の中だろ?指示はできない。違うか?」
絹旗「さっさと本当のことを話してください。手厚いもてなしが欲しいならいくらでもあげますよ」コブシニギリ
「お、俺らもおかしいと思ってるだ!でも、ある日メンバー全員の家に電話がかかってきて…指示に従わないと俺らの親を殺すって…」
ディック「……ジョーカーの武器はどこで仕入れてる」
「電話で指示された場所行くと研究者みたいな奴が居て…俺ら、全員に渡したんだ……なぁ!!もういいだろ!?離してくれよ!!」
ディック「…わかったよ。でも、君も仲間も怪我してるだろ?アンチスキルに連絡しといた。彼らが来るまでここでおとなしくしてろよな」
「は!?ふざけるな!!………アンチスキルにお前のこと話してやる!!顔は覚えたからな!!」
絹旗「超マヌケですね。ピエロの恰好をしたスキルアウトの言うことをまともに取り扱うと思ってるんですか?」クスクス
「えっ?あ、あ…….」
ディック「次からは真面目に生きろよ」
電話……脅迫……研究者……。いつもこうだ。クロウズもジョーカーズもどこの情報もこればかりだ。
絹旗「ちっとも前に進みませんね。超もどかしいです」
ディック「研究者が関係してるってことはわかってる。これだけでもありがたいことだよ」
土御門は自分は病院の建前上の情報しか入手できないって言ってた。中で何が起こってるかは下手したら学園都市のトップすら知らないかもしれないらしい。
絹旗「とりあえず、この着替えさせてもらいますよ。戦闘服なのになんでこんな短いのを……」
彼女の服は僕が使ってたのを元に作った。裁縫の才能があれば凝ったデザインにするんだけどね。(イメージはバットマン:リターンズのロビンでお願いします)
ディック「私服のワンピースだってそのくらい短いだろ?それなら絶対に見えないし」
絹旗「あ、あれは計算した上での丈であって……」
いつかティムとダミアンの服を見ておこう……戻れたらの話だけど。
家に戻ると電話に二件の伝言が残ってた。相手はジェイソンと麦野だ。
ジェイソン『よぉ、久々に俺の声が聞けて嬉しいか? 今まで連絡をしなかった事を説教する気だろ?まぁ、長い話は後にしてくれ…。今夜20時に○○へ来い。楽しい物が見れるぞ……。来る時は戦闘服で…』
何の説明もなく、伝言はここで終わった。絹旗に聞くとジェイソンが言っていた場所はひと気のない工事現場らしい。多分、彼も彼の方法で調査してたんだろう。
麦野『10時きっかしに○○の喫茶店に来い』
こっちも説明なしって言うより命令だ。絹旗はこれくらいで文句言っちゃだめだと言ったけど僕は慣れないだろう。
10時 第七区 某喫茶店
ディック「やぁ、久しぶり」
麦野「……ちゃんきっかしに来たわね」
絹旗「超不満そうな顔ですね。遅刻した所を怒鳴りたかったんですか?浜面みたいに」
麦野「……うっせ」
ディック「で、要件は?流石にそこまで長くないだろうけど20時から予定があるんだ」
麦野「知ってるよ…その事で呼んだんだからね。とりあえず、座りなよ」
ディック「それじゃあ、お言葉に甘えて……コーヒーでも貰おうかな」
麦野「今、あの人はジョーカーズに潜入してる」
ディック「メニューを見るのは後にしよう…続けて」
麦野「簡単な話じゃない。情報集めのために潜入してるそれだけ」
絹旗「……じゃあ今日行くように言われた場所は」
ディック「ジョーカーズのアジt」
麦野「そんなしょぼい情報じゃない。渡されるんだよ、ガスやらなんやら…あのピエロが作った武器がさ…」
今夜はここまで
ものすごく少ないのはネタが思いつかないのと時間が無いからです
皆さんはベイマックス見に行きますか?
俺は見たいのは山々なんですが、なかなか予定が定まらないせいで厳しいかもしれません
今年初の書き込みがネタがうまくいかないって報告になるなんて
見てる人はいないと思いますが、一応報告だけでもと思って書き込みました
次の更新は今月中を目標にしてるのに……遅くても二月上旬には
お久しぶりです
二月上旬には更新するという約束は守れました!!
と言っても量は少ないです
麦野が発した言葉の後、私たちはしばらく言葉を出しませんでした。その時のディックさんの顔は超頭に焼き付いてます。いつも気楽そうに振舞ってるディックさんからは想像出来ないくらい苦しそうな顔してましたからね。
表情を隠そうと、俯いて頭を少し掻いてから「本当に勝手な事を」と小さく呟いたのを私は聞き逃しませでした。ため息を吐いた後。再び麦野の方を向きました。
「で?僕らはどうすればいい?潜入してるなら下手な行動はしない方がいい気がするけど」
「あたしが知ってるとでも?そう言うのはさ…そっちが考えてよ」
麦野は超派手にやるのが好きな人ですからね。隠密行動派のディックさんとの行動は超不可能と言っていいでしょう。
なら、なんで麦野は私達をここに呼んだのでしょうか?作戦はこっちで考えるなら電話で何が起きるか報告するだけで済みます。
「麦野……。なら、なんで私達を呼んだんですか?超謎です」
私がこの疑問を麦野に問いかけたら、麦野は表情をガラッと変えました。でも、それは怒りの表情と言うより情けない、女々しい表情でした。そしてボソボソと掻き消せるくらいの声で呟きました。
「人と……喋りたかった……」
あの怪物と言われ、そこを責められた麦野が今までに無い超弱気な発言にこっちは面を食らいましたよ。私が「ヘッ?」と間抜けな声を出した後、麦野は話を続けました。
「あの人…あたしの所に来てさ……すぐにどっか言っちまったんだよ…。こっちが調べてみたらスキルアウトに入って情報集めてるらしいし…あたしも連れてって欲しかった…」
話を聞けば超情けなくて声も出せません。こんな麦野は超見たくありませでした。ここ最近は、アイテムで集まる事はなくなったに等しかったのは超感じてました。最初の事件以来、アイテムはバラバラになってしまいました。
滝壺は直すはずの血清がまた別の毒素を引き出す毒素が検出されたので再入院。麦野は連絡が超取れないからてっきりジェイソンさんと行動してると思ってましたし、私は私で超いろいろありました。
「君は学園都市で最強のLevel5の4位だろ?そんな有名人をジェイソンが理由無しに仲間に選ぶとは思えない…。何か考えがあるんだよ」
超慰める様にディックさんが麦野に語りかけます。麦野がディックさんの言葉で救われるとは超思えませんが、あのままの麦野ではこっちの調子が狂ってしまいます。
「一緒に行こうよ。今夜、ジェイソンの所にさ」
19時58分 第七学区 建設現場(休止中)
僕が麦野を作戦に加えた事に絹旗はすごく怒ってた。でも、仲間は多いに越したことは無い。なにより、僕のやり方とこっちの世界のやり方の違いが知りたい。
「そろそろ来る頃じゃない?で、あたしは何をすればいいの?」
案外、麦野もノリノリだ。身体能力的にも心強い、彼女の身体能力の高さはいろいろな人から聞く。
「いいですか麦野。今までは超派手にやって来ましたが、これからは死人は0にしたいので超気をつけてくださいよ」
絹旗の注意を麦野はうんざりした表情で聞き流している。今、僕らは建築現場の鉄鋼の上に居る。高さは2階分くらいかな?
絹旗が麦野に注意してる間に、標的が来たようだ。車はよくあるミニバンの見た目を装っているが、外から内部が見えないように窓ガラスに細工してある。多分後部座席部分は取り外されて荷物置きスペースに改造されてるだろう。
車がこの場所に来てから少し経った後、スキルアウトらしき人間が6人ほど集まって来た。双眼鏡で覗いてみるもジェイソンらしき姿は見えない。変装の可能性があるので深くは考えないでおく。
車から二人の男が降りてきた。一人は研究者らしく痩せ型で白衣を着ている。もう一人は防弾チョッキにヘルメット。そして、アサルトライフルと腰に拳銃が見える。多分、護衛として来たんだろう。
「新入りは何人だ」
白衣の男が集まったスキルアウト達に話し掛けた。表情から察するに、彼はスキルアウトの彼らを快く思って無いみたいだ。まぁ、真面な人間ならそれもそうだ。
「4人だ。特にこいつは期待の新人だぜ」
このグループのリーダー格らしき男が一人の背中を押して前に出させる。押されて出て来た男は黒髪で身長180cmほどの大男だ。それ以外のメンバーをチェックするとわかったけど、身長80代は彼だけだ。ジェイソンの身長は83cmだから…。多分、彼がそうだろう。
「大男だな…。まぁ、その方が恰好が付くしいいだろ」
そう言うと研究者は車のバックドアを開け、そこからスーツケースを取り出した。痩せた研究者にはそのスーツケースを運ぶのも苦労だったのか、少し息が荒くなってる。
そのスーツケースを大男が受け取ると見に付けているスボンのベルトに手をかけながら、何か喋り始めた。
「一つ言いたいことがあるんですよ…」
「なんだ?まさか、今更怖気付いたか!?」
そう言ってリーダー格の男が大男の胸倉を掴む。身長差約10cmのせいで少し滑稽に見えるのは指摘しちゃいけない。
「いや、そういうのじゃなくて…」
「やっと、尻尾出したな」
そう言うと、ベルトの仕掛けが発動してレッドフードの衣装に切り替わっていた。着ていた服とマスクは弾けて飛んで行った。
「誰だ、てめぇ!!」
さっきまで掴んでいた服を地面に叩きつけ、慌ててリーダーの男がナイフを取り出した。
「大人しく情報収集に徹してせいで知名度低いのか……なら、派手に広報活動させてもらわないとな!」
問答無用で腰に付けていた拳銃を構え、相手のモモの辺りを撃ち抜く。
「アガァァァァァァッ!???」
男は倒れ、苦痛の叫びを挙げながらモモを抑えて丸くなった。
「悪く思うなよ。俺はバットマンチームだが、銃は使う。まぁ、複雑骨折と銃創の違いだけどな。死なないだけ感謝しな」
真っ赤なマスクが発する圧のある喋りにはこの場にいる敵全員に恐怖を感じさせた。その恐怖を抑えて護衛の男がアサルトをレッドフードの背後に向けて構える。しかし、焦っていたのか男はアサルトライフルにセイフティがかかっている事を忘れてしまった。引き金を引いても何も起きない事にさらに恐怖を感じさせた。
「危ない!」
麦野がそう言って咄嗟にアサルト目掛けてビームを放った。ビームはアサルトライフルに命中し、命中した所は穴が空き、煙をあげている。男は驚いてアサルトを手放す。が、レーザーが放たれたと思われる方向を見て叫んだ。
「居たぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
男は拳銃を取り出して、ディック達がいるに向かって発砲して来た。麦野は物陰に隠れたが、ディック達は下に飛び降りた。下に居たスキルアウト達をクッションにして衝撃を抑える。
「来てるならもっと早く出て来てくれてもよかったんだけどな」
襲いかかって来るスキルアウトの男たちに頭突きを食らわしながらナイトウィングに話しかける。
「タイミングについての授業も兼ねてるんだよ。恐怖はいい薬になるって事をロビンにも覚えてもらうためのね」
2本の棍棒を取り出し、レッドフードの背後にいた男の顎に二発決めながら答える。二人は互いに背中を預ける形で戦いだした。
今日はここまで、自分でもびっくりするくらい筆が進みません
最近はいろいろと忙しくて考える時間も映画を見に行く時間もありません………タートルズ見たい
それと驚いたのが、こんな地の底に沈んでたスレにも変なのが出てるんだなって思いました
乙です。
まぁあまり気にせずに。
乙です。
まぁあまり気にせずに。
乙です。
まぁあまり気にせずに。
乙です。
まぁあまり気にせずに。
作者からみなさんにお願いがあります。
といっても、単に「作品の連載中、読んでる人は随時コメントをして欲しい」という、それだけです。
連載が終わってから纏めて、とかではなくて、“連載中に”コメントが欲しいのです。
私はSSの作者として、
「SSとは読者とのインタラクションの中で作っていくものである」というポリシーを持っています。
つまり、読者からの声がなく、作者が淡々と書いて投下しているだけという状況では、全く意味がないということです。
それなら「書かない方がマシ」といっても大袈裟ではありません。
特にこの都道府県SSは、本来3年前に終わっている作品を、需要があると言われて新たに書き続けているものです。
投下しても1件2件しかコメントが付かないのでは、その「需要」があるのか否かさえ曖昧になります。
全ての読者にレスを求めるのは酷な事だと思いますが、出来る限り「ROM専」というのはやめて下さい。
少なくとも、一夜投下する度に10~20件くらいのレスは付いてほしいです。
この数字は、私の考える、SSが正常に連載の体裁を保てる最低限度のレス数です。
連載を続けるにあたり、そのことだけは、皆さんにお願いします。
このSSまとめへのコメント
誰だBLタグつけたのw
絹旗って誰?
この間のゴッサムの話なんかも作ってほしいす。
アルフレッド ジェームズ バーバラ ティム ダミアンのブルースたち不在でどうしてるかなんかを。
あきらめろks