科学の街に羽ばたく翼【ナイトウィング】 (127)

来ました!!今回も自己満足、キャラ崩壊な所が強いです。それでも、見てくれたら嬉しいです。ヒーローの名前から場面ごとに急に本名に変わることがあります

前スレから3日後くらいの話です

前スレ
上条「暗闇の騎士」
上条「暗闇の騎士」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389193442/)

注意 前スレでバーバラをゴードン本部長の姪と言いましだが、娘に変更します。
自分は蜘蛛男スレ主みたいにディープな事は知っていませんが、気軽に声をかけて下さい。周りに同じ趣味の人があまり居なくてさみしんです。


そして、蜘蛛男スレ主さん。シリーズ完結乙です。同じ趣味の人との繋がりが無くなってしまうのではないのかと少し不安ですが、自分も貴方と同じくらい盛り上げられるように頑張ります。本当にお疲れ様でした。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399052131

前スレでの説明

バットマン>>4

ジョーカー>>8

リドラー>>10

スケアクロウ>>12

キラークロック>>136

クレイフェイス>>140

アーカム・アサイラム>>143

ラーズ・アル・グール>>190

蝙蝠の居ないゴッサム

GCPD本部

警官1「ハービー警部。また、クライムアリー付近で殺人事件です」

ハービー「とりあえず、現場に人を置け。単純そうな事件なら俺たちだけで片付けるぞ……。ったく、蝙蝠が一匹居ないだけでこんなに忙しくなるもんかね……。本部長は?」

警官2「屋上で彼を待ってます」

ハービー「そうかよ……。誰かコーヒーでも持ってってやれ」

警官2「わかりました」タッタッタッタッ


屋上

ゴードン「いつもなら、急に出て来て消えるはずなんだが…………。それは弟子も同じようだな」

ナイトウィング「あの人はいつか帰って来ますよ、本部長」

ゴードン「いいのか?街中の犯罪者達が今の隙に好き勝手やっているぞ」

ナイトウィング「あなたを一人にさせるのも悪いので。僕達の中なら、あの人の次にあなたと付き合いが長いのは僕だ」

ゴードン「警察もバットマンの弟子達もジャスティスリーグの力を借りる位の大忙し。私の娘も最近家に帰ってない……。私も人のことを言えないけどな……」ゴシゴシ

ゴードン「さて、私は仕事に戻るとする。シグナルは付けたままにしておくよ……。相変わらず、神出鬼没な奴だ」

ゴードンさんの説明

……BatComputer……

協力者データ

ジェームズ・ジム・ゴードン

性別…男

瞳…茶

身長…約183cm

体重…76kg

ゴッサムシティ警察の本部長。まだ、警部だった頃にブルースの両親であるトーマス、マーサ殺害事件の担当をした事が始まり。

バットマンが現れる前の腐敗しきったゴッサム警察で汚職をしない唯一の警官と仲間から遠ざけられていたが、バットマンは彼を最初の外部の協力者に選んだ。

汚職をする警官から「ゴッサムには眩し過ぎる」と殺されそうになるが、元軍人の彼に返り討ちにあわせられた。

眩し過ぎるゆえに狙われる事があり、その正義感を壊そうとジョーカーの手で妻を殺され、バーバラを下半身不随にされた。それでも正気を保っている彼は精神の力はヒーロー並みである。

……BatComputer……

協力者データ

ナイトウィング

本名…リチャード・ディック・グレイソン

性別…男

瞳…青

身長…約178cm

体重…80kg

組織…バットマンファミリー、アウトサイダーズ


初代ロビンのディックは、グレイソンファミリーと言うユニット名でサーカスで曲芸を披露する家系に産まれた。しかし、彼が12歳の時にサーカス会場がギャングの襲撃受け、両親を失ってしまう。その時、観客として来ていたブルースの養子として拾われ、ブルースは彼の身体能力、性格から相棒に相応しいと考えた。驚異の少年ロビンが誕生である。二人はダイナミックデュオの名で知れ渡った。

養子としてディックを引き取ったブルースはいつの間にか、ディックを本当の息子の様に思うようになっていた。ブルースは彼をこのままヒーロー活動と言う危険な任務に就かせ、いつか命を落とす事を恐れたため、ディックをケイブから追い出した。

しかし、ディックは自分にはヒーロー以外の道がわからないと悩み、バットマンの友人スーパーマンの元へ訪れた。そして、スーパーマンはクリプトン星に存在する古い伝説『ナイトウィング』の話を彼に聞かせた。この伝説に登場する男もディックと同じく、若くして両親をなくした男だった。ディックはその伝説とクリプトン星に敬意を払い、自分のコードネームをナイトウィングに変え、バットマンの元を離れてゴッサムシティの姉妹都市ブルードヘイブンで活躍するようになった。

ティーンタイタンズやアウトサイダーズなどの組織のリーダーを務め、皆から慕われ、その上かなりモテる(DCユニバースの女メタヒューマンは皆、ディックに恋をすると仲間がギャグにする位)。ティーンタイタンズのメンバーであるスターファイアー(結婚寸前)、レイブン(かなりの熱いキス、夢の中で性交)や警察本部長の娘であるバーバラ・ゴードン(短期だけど結婚した)、学校でのクラスメイトなどと、嫌になるくらいモテる。

バットケイブ

アルフレッド「ダミアン様。クライムアリー付近で殺人事件です。現場の座標をモービルに転送します」カタカタカタ

ロビン『ッチ、わかった。まったく、良い加減に休ませてくれっての』

アルフレッド「ブルース様の苦労が見に染みましたか?」

ロビン『そうは言ってないだろ。まぁいい、現場に行く』

ウィーーン

ディック「帰ったよ」

アルフレッド「おかえりなさいませ、リチャード様」

ディック「ティム達は?」

アルフレッド「ティム様はアーカムアサイラムにて発生した暴動の鎮火へ。ダミアン様はクライムアリー付近での殺人事件の調査。バーバラ様はジャスティスリーグのウォッチタワーへ。それと目撃情報だけですが、ジェイソン様達もいる様です」

ディック「ジェイソンが?もう、いがみ合いは解消したんだし、堂々と連絡してくればいいのに…」

アルフレッド「ジェイソン様はお恥ずかしいのですよ。お顔を真っ赤にさせる程に。それか、リチャード様の前の思い人の事を気にしているのかも」

ディック「コリーの事はもう気にしてない……。彼女がアレで幸せなら、僕には何も言う事はない」

アルフレッド「左様でしたか………ウォッチタワーから連絡が来ているようですね」カタカタカタ

バーバラ『アルフレッドさん。あら、ディックも』

ディック「僕がいて驚いた?で、何か見つかったの?」

バーバラ『いいえ。ブルース、ジョーカー、スケアクロウ、リドラーに関しては何も……。でも、不自然な所があったの』

ディック「不自然?」

アルフレッド「データを開きます。これは……衛星写真ですね……時刻は3日前の0時3分頃です」

ディック「あの人と連絡が途絶えた時刻と一致する…」

バーバラ『次元の穴が一瞬だけ空いてるの……。しかも、物理的な力じゃなくて魔法よ』

ディック「………ザターナや他の魔法使いに連絡は?」

バーバラ『それが、みんな都合が悪いみたいなの』

ディック「アルフレッド、座標は?」

アルフレッド「場所はエースケミカル工場付近です。ブルース様は過去の自分の失敗を思い出していたのかもしれませんね」

ディック「わかった。ちょっと、行って来る」

バーバラ『自分で調査に行く気?』

ディック「あの人のヒントがあるなら、どんな辺境にでも行くよ」

貼り忘れてたイメージ画像

ゴードンさん
http://i.imgur.com/i1HIyvZ.jpg


ナイトウィング
http://i.imgur.com/GNa57Rc.jpg

アルフレッドさんの説明

……BatComputer……

協力者データ

アルフレッド・ペニーワークス

性別…男

瞳…青

身長…約178cm

体重…73kg

ブルースの両親であるトーマス・ウェインが若い頃にやって来た執事。

少々皮肉屋な所があり、主人であるブルースにも皮肉を言う。

イギリス王室直属のスパイだったらしく、ブルースやサイドキック達の演技指導などをしている。経歴には謎が多い。

イメージ画像
http://i.imgur.com/wEvQWYd.jpg

ホーリーナイトウィングス?

……BatComputer……

協力者データ

ロビン

本名…ダミアン・ウェイン

性別…男

瞳…青

身長…約137cm

体重…38kg

組織…バットマンファミリー

バットマンであるブルース・ウェインとラーズ・アル・グールの娘であるタリア・アル・グールとの間に出来た息子。

10歳にして祖父であるラーズから「リーグ・オブ・シャドウ」の訓練を受けいて、歴代ロビンの中では一番の技術を持っていると自称している。暗殺軍団と同じ訓練を受けたため、人の命を軽んじる所があり、ブルースはそこどうにか治そうとしている。

小生意気な所があるが、自分を父であるブルースに認めて貰いたいと思っている。ブルースには、父と母以来の血の繋がった家族であり、大切にしたいと思っている。しかし、タリアに薬を盛られてやってしまった一夜の過ちと思っている所もある様だ。

イメージ画像
http://i.imgur.com/0wCEgyW.jpg

……BatComputer……

協力者データ

レッドロビン

本名…ティモシー(ティム)・ドレイク

性別…男

瞳…青

身長…約165cm

体重…57kg

組織…バットマンファミリー、ティーンタイタンズ

三代目ロビンを務めた少年。しかも、ロビンとなる経歴が特殊である。

パソコンオタクでバットマンファンだったティムは、新聞を読み漁る事でナイトウィングがディックグレイソンであることに気付き、芋づる式でバットマンがブルース・ウェインである事に気付いた。かなりの天才探偵少年。

二代目ロビンのジェイソンがジョーカーに殺されて以来、過激になったバットマンをサポートするためにロビンとなる。

ブルースが死んだ者になっている時、4代目ロビンのダミアンにロビンの座を譲り渡した。ブルースが死んでしまったと皆が絶望している中、彼だけはブルースが生きていると信じていた。この事を調査するためにレッドロビンを名乗る様になった。

現在はディックの後を継いで、ティーンタイタンズのリーダーをしている

イメージ画像
http://i.imgur.com/c0sY6bD.jpg

……BatComputer……

協力者データ

レッドフード

本名…ジェイソン・トッド

性別…男

瞳…青

身長…約183cm

体重…102kg

組織…バットマンファミリー、アウトローズ

二代目ロビンだったジェイソン。元は破壊不可能のバットモービルのタイヤを盗もうとしていた泥棒。父と母は既に死んでいて、一人でボロ屋のアパートに住んでいた所、ブルースに養子として拾われた。

父もチンピラでトゥーフェイスの手下だったが、ミスを犯しトゥーフェイスによって殺された。その後、母は病死。彼は孤独になったが、ブルースがロビンのコスチュームも渡すと、水を得た魚のよう生き生きした。だが、ディックと違い感情的になりやすく、トゥーフェイスに関する事件になると頭に血が上る。

病死した母は実は生みの母でない事が判明。実の母が生きているかもしれない事を知った彼は母を探す旅に出た。見事、母を見つけたジェイソンだったが、その母はジョーカーと取引をしていて、その事がロビンである息子にばれてしまい母親はジェイソンをジョーカーに引き渡した。その後、母親と共にジョーカーが仕掛けた爆弾によって爆死。

しかし、歴史改変によって復活を果たすが、その時は脳死と同じ状態で条件反射のみで動いていた。そこをタリア・アル・グールに拾われ、ラーズの家に少しの間だけ世話になった。ラズラス・ピットの力で完全復活を果たすが、ピットの影響で精神が歪み、助けてくれなかったバットマンを恨む様になる。助けてくれなかった事は恨んでいないが、自分を殺し、恋仲にあったバーバラを下半身不随にしたジョーカーをいつまでも殺そうとしない所を恨んでいると述べた。

結局、和解したがバットマンの不殺の信念を反対しており、悪人にはそれ相応の事をすべきだと考えている。

現在は、グリーンアローのサイドキックだったが破門されたロイ・ハーパー、ティーンタイタンズのメンバーでディックと恋仲だったが、記憶を無くしたスターファイアーとチーム「アウトローズ」を組んでいる。

スターファイアーは彼の恋人だが、スターファイアーは束縛を嫌い、恋人はジェイソン、セフレはロイと言った関係にある。ジェイソンはこの事を気にしていない。

イメージ画像
http://i.imgur.com/2CWsJr6.jpg

……BatComputer……

協力者データ

バットガールorオラクル

本名…バーバラ・ゴードン

性別…女

瞳…青

身長…約170cm

体重…57kg

組織…バットマンファミリー、バース・オブ・プレイ

初代バットガールのバーバラ。コンピューター技術に関しては、ブルース、アルフレッドよりも優れている。

ゴードン本部長の娘で、腐敗していたゴッサム警察唯一の光である本部長と同じく正義感が強い。

しかし、事件「キリング・ジョーク」にてジョーカーの手で下半身不随にされる。この事はトラウマとして、バーバラを苦しめている。

下半身不随になった後は、自分の優れたコンピューター技術を活かし、情報提供者オラクルを名乗る。女性だけのヒーロー組織「バース・オブ・プレイ」を結成したりと、正義感は衰えなかった。

三年間、車椅子生活だったが奇跡が起き、立ち上がる事が出来た。バットガールの復活である。


ディックとは、一時期結婚したがスターファイアーの事を引きずっている事に気付き、離婚した。

イメージ画像
http://i.imgur.com/w9wxheR.jpg

エースケミカル工場

ナイトウィング「いつも通り、変な臭いしかしない……」

ナイトウィング「あの人は何しに来たんだ……ん?」

ナイトウィング「花だ……それと新聞?」

新聞『謎に包まれた男レッドフード消える!!』

ナイトウィング「いつの新聞だ?他の記事は……」

新聞『蝙蝠のコスプレ男が犯罪者逮捕に協力、新しい地方検事ハーヴェイ・デントに清き一票を、クイーン産業社長の息子オリバー救出、注目の映画「クレイフェイス」公開中、グレイソン・ファミリーの曲芸が大人気』

ナイトウィング「懐かしい記事だな……。この新聞にヒントが?スキャンしてみよう…」

3分後

アルフレッド『ブルース様の遺伝子情報は確認できましたが、それ以外の物はありませんでした』

バーバラ『飛んだ無駄足だったようね』

ナイトウィング「ありがとう、アルフレッド。バーバラ、結果じゃない。こうやって、真実へと近付こうとする努力も大切だ」

バーバラ『わかったから早く帰って来てよ、ジャスティスリーグの皆も力を貸してくれてるけど、忙しい事には変わりないんだから……』

ナイトウィング「わかったよ。お嬢さ……」

バーバラ『どうしたの?ナイトウィング……


ナイトウィング……?返事してよ!!ディック!!』

アルフレッド『通信が途絶えました。リチャード様のバイクの発信機の信号も見つかりません』

バーバラ『あなたまで消えてどうするのよ………』

学園都市

第七学区

ナイトウィング「アルフレッド!!バットガール!! クソッ、ここはどこだ?

コンピューターからメッセージは……ダメだ……。この街全体でロックがかかってる……バットケイブにアクセス出来ない」


ダレカァァァ!!!

ナイトウィング「!! まずは、声の方向に行こう………」


女学生1「こ、こんな事して…あなた達…バットマンにやられたいの?」

DQN1「何?あんな都市伝説信じちゃってんの?んな奴居るわけねぇだろ」

DQN2「居ても、俺ら最強コンビでボコしてやるからよ…。いいから服脱げや!!」


ナイトウィング「お前ら、今バットマンって言ったか?」

DQN2「ああ?お前誰だよ」

DQN1「スピードスケートみてぇな服着てよ。馬鹿じゃねぇの?」

ナイトウィング「バットマンがいる町で悪さするお前らも……相当な馬鹿だ」

DQN1「お前…随分と調子こいてんじゃん」

DQN2「やっちまおうぜ」

-3分後-

ナイトウィング「女性と仲良くしたいなら真面目に生きろ。あと、本を表紙で判断しないこと……わかったか?」

DQN「「す、すいませんでした」」スタコラサッサッ

女学生1「あ、ありがとうございます」

ナイトウィング「いいって。君…学生だよね?しかも中学生くらいでしょ? 日が出ても、危ない場所は危ないんだから……気をつけなよ」

女学生1「は、はい、すいませんでした……。学舎の園の外の世界にどうしても行きたくて……」

ナイトウィング「そんな悲しい顔なんかしないで。人生は冒険だ。何が起きて、どうなるかなんてわからない。僕もこの格好になるには色々あったからね」

女学生1「あ、あの、何かお礼を……。あと、名前を教えて下さい!!」

ナイトウィング「ヒーローはお礼を求めない。必要になる時もあるけど。それじゃっ、ナイトウィングをよろしく」

WOOSH!

女学生1「す、素敵な人……」

今日はここまで

なんか、ドタバタしてて画像が用意出来てなかったりしてました

現在、カートゥーンネットワークが観れる環境の皆さん!!

21時からバットマンアニメイテッドシリーズの一挙放送が始まりますよ!!

それと、明日プレミアムサンデーにてヤングジャスティスの新シリーズが放送されるようです。私はこの日のために契約しました。

アニメイテッドシリーズもいいけど、ビヨンドが見たい……。あんまり贅沢は言わないけど

DCユニバース1のモテ男キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

>>9
ちょっとホーリーナイトウィングスがよくわかりませんでした。自分の知らないネタなら教えて欲しいです

>>19
ディックはクライムファイター最高峰の実力ですし、その上モテるとかヤバ過ぎですよ

でも、フォーエバーエビルでスゲぇピンチになってる所とか見ると、ディックみたいになりたいって気持ちはどっかに吹っ飛びます




それと、カートゥーンネットワークでやってるバットマンアニメイテッドシリーズ一挙放送は懐かしくていいですね。さっきやってたクレイフェイスの話とか憶えてて自分でもビックリしましたよ。子供心に残ってる物ですね、フリーズとクレイフェイスだけハッキリ憶えます

ナイトウィングのスーツは、52版より前のほうが良かった。黒地に青のヤツ。

週一のペースで投稿予定

では、はじめますよ!!

-翌朝-

常盤台中学

「聞きましたか?」

「あの1年生の話ですか?蝙蝠さんが来て以来、外は物騒になったので。外で遊び過ぎるのは危険だと散々言われていたのに……」

「そこを助けた方のお話ですよ。ナイトウィングさんでしたっけ?」

「蝙蝠さんと同じで変な恰好をしてるらしいですよ」

「でも、かなりのハンサムらしいですわ。ニュースに写っていた絵もなかなか素敵でしたし」

「それでしたら、蝙蝠さんの絵もなかなかハンサムでしたわ。顎の辺りがダンディで」


舞夏「おお、随分と学園都市も面白くなったなー」

御坂「どこの変態よ。ピチピチの服を着たヒーローなんて…….」

舞夏「でも、イケメンみたいだぞー。ほれほれー」ピラピラ

御坂「身長180位って……随分とでかいわね。恥ずかしくないのかしら?そんな大人が」

黒子「でも、お姉様も人の事をいませんわ。その少女趣味はどうかと思いますの」

御坂「わ、私の事は関係ないでしょ!!」

黒子「でも、いい迷惑ですの。最初にけしかけてきた男子生徒二人はメンタルケアを受けなきゃいけない程に彼をおそれていますし」

舞夏「ヒーローなのに指名手配なんて、悲しい世界だぞー」

御坂「こんな奴捕まえて、どうすんだか」

黒子「そんな事知りませんの。でも、捕まろと依頼されては仕方ありませんわ。では、そろそろ行きますわ」シュンッ

舞夏「私もそろそろも行くぞー」グルグルグル

シーーーーーン……

御坂「はぁ~。立ち読みにでも行こうかしら」


コンビニ

ディック「なるほど……。あの人は間違いなくここにいるみたいだな。バイクごと飛ばされてよかった…多少の資金は手元にあるし……。でも、カードが使えないのはちょっとな……」

店員「1503円になりまーす」

ディック「ドルって使えるかな?」

店員「つかえませーん」

ディック「え?」

客たち「おい、早くしろよ」「なにやってんだよ」「これだから…ブツブツ…」

店員「お客様に迷惑なんで列から抜けてくださーい」

ディック「は、はい……。換金ってどこで出来るんだ?」ガックシ

御坂「そこのあんた」

ディック「?」フリムキ

御坂「商品貸しなさいよ。代わりに払ってあげる」

ディック「いえ、そんな…。悪いですよ、自分より年下の人にお金を払わせるなんて…」

御坂「いいから、貸しなさいよ。困った時は、お互い様なんだから」バッ

ディック「あ、ありがとうございます…」

コンビニ外

御坂「はい」

ディック「優しいんですね…」

御坂「優し過ぎるって言われたりするけどね……。あなた、大学の交換留学生?慣れないでしょうね」

ディック(そういう事にしといた方が良さそうだな)「日本に来た事は来た事はあるけど、ここは初めてで…」

御坂「こんな所で侍とか期待してたらダメよ」

ディック「流石に知識はあるよ。でも、日本人は優しい人が多いってのは本当みたいだね」

御坂「無関心な人は本当に冷たいけどね…」

キャァァァァァァァ!!!

御坂「叫び声!?」

ディック「!?」バッ

御坂「あ、ちょっと!!叫び声聞いただけで逃げるなんて…情けないわね」


路地裏

DQN3「本当に出てくんだろうな?」

DQN2「ぜってぇ、来るって言ってんだろ」

DQNになりきれてない奴「へへっ、来たらボッコボコにしてやろうぜ」

女学生2「や、やめて…」

DQN3「これはどうすんの?頂いちゃう?」

DQNになりきれてない奴「ヤッちゃう?」

御坂「ちょっと、あん…」

ナイトウィング「恥ずかしくないのかよ、お前ら」

DQN2「出やがったな…」

ナイトウィング「懲りてないみたいだな…。ちょっと強めのいくか?」ヒュンッ

DQN3「なんだよ?その変な棒は」

DQNになりきれてない奴「バトンでもやんのか?」

ナイトウィング「良いのか?そんな事言って、ちょっとビリッくるぞ」バチバチバチ

DQNになりきれてない奴「ヒッ!!」

DQN2「俺らがそんなのでチキる訳ねぇだろ!!」

ナイトウィング「だけど、例外が一人いるぞ」

DQNになりきれてない奴「び、びびってねぇーし!!マジムカついたやっちまおうぜ」


DQN3「死ねぇ!!」ブンッ

ナイトウィング「空振り!!」ヒョイ

DQN2「ちょこまかしやがってよ!!」

ナイトウィング「なら、正々堂々と行く?来なよ…」

DQN2「舐めてんじゃねぇ!!」ブンッ

ナイトウィング「キャッチ」ガシッ

DQN2「へ?」

ナイトウィング「悪い腕はこうだ!!」バギ

DQN2「あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁぁぁぁ」ジタバタ

DQNになりきれてない奴「や、やばいって。マジでやばいって!!」

DQN3「ふざけんな!!よくも俺のダチを!!」ブンッ

ナイトウィング「なら、友達は選ぶことだ」バチバチバチ

DQN3「ぎぃにゃぁぁぁぁぁ!!」

ナイトウィング「さぁ、来る?来ない?」

DQNになりきれてない奴「あ、あ、あ……。すいませんでしたぁ!!」タッタッタッタッ

御坂(なんなの!?この状況!!)

ナイトウィング「やり過ぎちゃったかな?」

女学生2「悪人には、生ぬるいですわ」

ナイトウィング「昨日の子と同じ制服……。君たちの学校じゃ、路地裏に行くのが流行ってんの?」

女学生2「わ、私はあの子に代わってお礼を…」

ナイトウィング「昨日と同じ事を言うよ、ヒーローはお礼を求めない。それに僕って中学生にお礼を求める様な人間に見える?」

女学生2「す、すみませんでした…」

ナイトウィング「さ、お嬢様はお城に帰るんだ」

カンッ!! ケインッ!! プスッ

ナイトウィング「ヴッ!?」

女学生2「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

御坂「ちょ、ちょっと大丈夫!?」

ナイトウィング「か、肩を撃たれた…」

御坂「あなた、救急車を呼んで!!」

女学生2「み、御坂さん!!はい!!」

ナイトウィング「いや、呼ぶな……。僕は指名手配されてる、そんな奴を病院が引き取るわけが無い……」

御坂「で、でも……」

ナイトウィング「いいか、ここでは何も無かった……。それに、このスーツは伸縮で止血も済む優れ物だ……」

御坂「………分かった」

女学生2「御坂さん!?」

御坂「本人がそう言ってるんだから仕方ないでしょ!!さぁ、ここから離れるわよ」タッタッタッ

ナイトウィング「本当に優しいんだね……。ありがとう……

さぁ、リチャード…現場を調査だ……。まず、発砲音が聞こえなかった…遠距離からの攻撃だ……。スナイパーか……

普通の狙撃手はこんな路地裏を狙うなら、それなりに近く出ないと無理だ…。弾丸の軌道を障害物で変えてる……。近くのパイプと壁に弾痕が一つずつ……

こんな芸当ができるのは奴だ……デッドショット……」

……BatComputer……

犯罪者リスト

デッドショット

本名…フロイド・ロートン

性別…男

瞳…青

身長…約185cm

体重…95kg

凄腕の殺し屋で、弾丸を自分の体の一部の様に意のままに操る。元はグリーンアローの宿敵だが、依頼を受ければどこにでも現れる。

少年時代に母親から父親を殺す様に頼まれ、父親を殺そうとしていたが兄が父を庇ったために誤って兄も殺してしまう。その後刑務所に入り、そこで自分の暗殺者としての腕に気付き、出所後にデッドショットを名乗る。

彼にも妻と息子と娘が一人ずつ居たが、彼に恨みを持つ者に妻と息子は殺されてしまった。娘を大切に思っている。

スーツは激しい爆風、強い電気ショックに耐える特殊素材で出来ていて、伸縮性もあるため激しい動きも出来る。

ヘルメットの右目部分に装着されたスコープで風速計測器、ナイトビジョン、双眼鏡になっており、彼の持ち前の技術でどこからでも暗殺を可能とする。

両腕に小型の改造を施した銃を装備している。ガトリング、スナイパーとパーツを変えるだけで何にでもなる。

イメージ画像
http://i.imgur.com/Uk8EjVR.jpg

ビルの屋上

デッドショット「さぁ、俺のトコに来てみろよウィングボーイ…」カチャンッ!!

アンチスキル2「動くな!!」

アンチスキル1「お前を逮捕する」

デッドショット「……面白いこと言うな……。俺の背後に立っただけなのに…まるで勝利を手に入れた様な余裕」

アンチスキル1「頭に向けて銃を構えているからな。さぁ、武器を置け!!」

デッドショット「いいだろう……武器を置いた……ぞ!!」ズダァンッ!!

アンチスキル2「足がぁぁぁ」ズダダダダ!!

アンチスキル1「フゲェ!!」バタリ

デッドショット「銃を構えるなら、しっかり持て…。お前の焦りとミスで仲間が死んだ」

アンチスキル2「あ、ああ、お、俺はなんて事を……」

デッドショット「戦う相手が悪かったな」ズダァンッ!!

デッドショット「平和ボケが…戦場では、常に覚悟しとくことだ。……時間にブランクはないな…次の仕事だ」

本日はここまで!!

御坂さんと絡ませると蜘蛛男さんと被るかなって?不安だったんですが、大丈夫でしたよね?

>>21
俺も赤より青い奴の方が好きです!!最近の絵柄で初代コス見たんですが、かなり格好良かったですよ!!

『アーカム・オリジン』のデッドショットはカッコいい。ああいうコスは好みの部類。

>>31
あれもいいですね。
最初のトレーラーでデスストロークとバットマンが戦っている中、突然の射撃!!
「そいつは俺の獲物だ」
あれ見てるだけでめっちゃ痺れた。ゲーム本編も面白かったし

ジョジョの格ゲーのPV見てる時以上に興奮した。FFで収集率100パーセントいった時ぐらいのテンションでした。なんか自分の沸点が低いような気がする


そう言えば、DLCのCOLD,COLD,HEARTまだやってねぇ

蜘蛛スレと全然かぶって見えないヨ。安心してネ。でもピチピチの服発言はなんかニヤっとしましたwwあてつけか!

バットマンB&Bでチラっと見たくらいでしか知らなかったデッドショットのオリジンと能力が知れて勉強になった。DCの勉強になるスレですわー
ナイトウィングが学園都市の誰かと組んで行動するのか、ダイナミックデュオの再来となるか楽しみ。大穴で誰かが新ロビンになるか。佐天さんとか絹旗とか

MARVEL派の僕はMVC3のトレーラーでイチイチ興奮してましたよ!遅れ気味で発表されたスパイディが最高にかっこよかった。あのBGMに合わせての紹介動画はなんべん見返したことか

>>33
良かったです。ピチピチ発言は気にしたら負けですよww

設定に関してはいろんな世界線での設定を取ったりしているんですよ。キャラの魅力が引き立つ設定、個人的にお気に入りの設定がごっちゃになっちゃったりしてます。俺の持てるDCの知識をこのスレで広げ、かつ新しい情報を共有できたら嬉しいですね

マブカプは事前にチェックしないで買っちゃったので、PV見たことないな……今度見てみます。
因みにマブカプで持ちキャラって誰ですか?
俺はデップーとアイアンマンとアマテラスが一番多いです

自分は上げられても気にしませんよ

マブカプはまだ健在か。羨ましいですね、DCの格ゲー「インジャスティス」は日本のマッチは全く居ませんよ。まぁ、コンピュータ相手にやってても満足なんですけど……

アーカムシリーズは名作と呼んでいいと思います!!制作チームのバットマンLOVE感がいいですね。日本語字幕が発売されるって聞いた日はお祭り状態でしたよ。
そんなアーカムシリーズも次に発売される「アーカム・ナイト」にて完結するんですね、うわぁぁぁぁぁ!!


フラッシュのドラマは期待してますよ。アローも良かったんですけど、なんか違うんですよね。イケメン過ぎるって言うか……あまりチャラくないと言うか……




さて、そろそろ本編を始めますよ!!

風紀委員第177支部

御坂「ってことがあったのよ!!」

黒子「そ、そんな事が…。しかし、お姉様が言ってらした付近のカメラには狙撃手らしき人は写っていませんの」

初春「はい。それにナイトウィング?って人も見つかりません」

御坂「あんな目立つ格好してるのに…。この街の警備って雑なんじゃないの?」

黒子「お姉様、その言い方では私達への文句と受け取れますよ」

御坂「べ、別にそんなつもりは」

初春「そんなことよりも…。御坂さん…」

御坂「何?」

初春「さっきから気になってたんですけどぉ、その手に持ってるレジ袋はなんですか?」

御坂「あ…」

黒子「お姉様まさか、あの類人猿の!!」

御坂「ち、違うわよ…。交換留学生の人を助けて……。面倒ね、とにかくその人の荷物よ!!」

コンコンコン

佐天「お邪魔しまーーす!!迷子の外人さんを拾って来ました!!」

ディック「この年で迷子扱いはちょっと……ん?」

御坂「あ!!この人よ!!この人!!はい、これ忘れ物」

ディック「ああ、助かりました。御坂には助けてもらってばかりですね」

御坂「いいの、いいの」

佐天「おお!!御坂さんはこのイケメンさんと知り合いでしたか!!隅に置けませんね」

ディック「辞めてくれよ。大人が中学生を相手にするのは犯罪だろ?」

黒子「私達を子供扱いですか。やですわ、私達はこんなにもレディですのに」

ディック「僕から見たら子供だ。さて、荷物も見つかったし僕は帰るよ」

佐天「あれ?案内はいいんですか?ここは親切な人だかり頼って大丈夫ですよ」

ディック「急いでるから」

黒子「待って下さい。風紀委員が困ってる人を放って置くのは出来ませんの。さぁ、座って下さい」

ディック「年下の子に頼りっぱなしは情けないからいいって」

黒子「そんな殿方のプライドは置いて下さい。困ってる時は人に頼るべきですの」

ディック(考えろリチャード……。お前にはやるべきことがあるだろ)

御坂「ちょっと静かにして!!」スンスン

黒子「どうかしましたかお姉様?。はっ!!まさか、この黒子のフェロモンに反応を!!」

御坂「んな訳ないでしょ!!なんか、鉄臭いのよ…この部屋」

ディック「!?」

佐天「ん?ちょっとそうかもしれませんね」スンスン

初春「血?」

黒子「言われてみれば……。あなた、少しいいですか?」スンスン

ディック(不味いな……。あの子、かなり鋭い)

御坂「まだ、自己紹介もしてないのになんで私の名前知ってたの?黒子、肩のあたり見てみてよ」

黒子「了解ですの!!殿方の体に触れるのは少々躊躇いがありますが、怪我人なら関係ありませんの!!」

初春「白井さん!!」

黒子「初春!!まさか、怪我人を放って置けと言う気ですの!?」

初春「い、いえ。緊急要請が来てるんです!!地下街にて、泥の化け物が暴れまわってるって」

御坂「そ、それって。また、あの変な奴が現れたってこと?」

初春「類似点はあるらしいんですが…。とにかく、近くの一般人の避難を!!」

黒子「では、行きますの。あなた!!怪我をしてるなら、ちゃんと病院に行く事をお勧めしますの!!と言うか、行くべきですの!!」

ディック「別に怪我はしてないけど、出血するような怪我なら救急車を呼ぶよ」

黒子「全く…。自分を大切にしない殿方は一人で十分ですの!!」シュン!!

御坂「あっ、ちょっと!!」タッタッタッタッ

佐天「御坂さん!!あ、病院の場所わかりますか?」

ディック「まぁ、携帯とかあれば行けると思うよ。ほら、早く友達の所に行った方がいいよ」

佐天「うわっ、早いですよ御坂さぁーん!!」タッタッタッタッ


ディック「こっちもやる事やるか」スッ

ディック「パソコンの………あった。この位置ならバレないな…」チャッ

ディック「データの抜き取りは……上手く行ってるな……。一旦出るか……」

地下街

黒子「皆さん!!出口へは押さないでください!!」

初春「上で医師が待機しているので、怪我のある方は報告してください」

「あ、あ、あいつが来る!!」「おい、女子供を優先しろよ!!」「嫌だ!!俺は生きたいんだよ!!」タッタッタッタッ

ズルズルズルズル

「やっ、奴だ!?」「おい!!あいつを追ってるぞ!!逃げろ!!」

ズルズルズルズル ガシッ

「嫌だぁぁ!!死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない!!」ジタバタ

???????「逃げれると思ってたのか?この俺から!!逃げれない様にガッチリ捕まえとかないとな」ニチャニチャ

「嫌だ!!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ジタバタ

???????「底なし沼はな…。もがけばもがく程に早く沈むんだぞ」

「あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"……ぁ…………」

???????「さぁ、次は誰だ!!」

黒子「初春…。あなたは一般人の避難を。私はあれの注意を引きますの」

初春「で、でも!!」

黒子「頼みましたの……。そこのあなた!!ジャッジメントですの」

???????「あぁ?この俺に何の用だよジャッジメントさん?」

黒子「あなた…勘違いしてらっしゃいますの。自分より弱い一般人を痛めつける事で自分は凄いと自画自賛して。本当に滑稽ですの」

???????「なに?この俺に……このクレイフェイス様に口を聞くのか!!!」ズルズルズルズル

シュン!!

クレイフェイス「!? スピードスターか」

黒子「? スピードスターはわかりませんが…。自分が及ばない上の能力者が相手なったら、どうしますの?」

クレイフェイス「舐めくさりやがって……。お前も俺の体内に吸収してやる!!」

そう言ってクレイフェイスは自分の手を弾丸の様に飛ばしきたが、黒子はそれをあっさりと避けた。

「そんな単純な攻撃でこの私が倒せれるとお思いですの?では、今度はこちら側のターンですの!!」

黒子は挑発的な態度を保ちつつ、クレイフェイスの背後を取る。

「ちょこまかと動きやがって!!」

クレイフェイスはその場を高速で回転し始めた。すると、遠心力で泥の弾丸が高速発射されたが、弾丸は四方八方に飛ばされ、その一部が狙っていない初春の方へと飛んで行った。

「初春!!」

黒子の叫び声をあげた後、すぐに初春と一般人を移動しようとしたが、冷たくて粘り気のある何かが自分の足を掴んで来た。

「ヒッ!?」

それはクレイフェイスの飛ばした泥だ。飛ばした泥にも意思があったかの様に黒子の身体にまとわりついてきた。黒子はその泥をなんとかしようとしたが、クレイフェイスが自分の目の前にまで来ている事に気付いた。

「終わr」ズゥゥゥゥン!!「あぁ?」

クレイフェイスが喋っている途中で光線のような速さの弾丸が飛んで来て、クレイフェイスの頭を抉るように吹っ飛ばしたが直ぐに再生した。

「間に合った…」

駆け付けた御坂は初春に向かって飛んできた泥を撃ち落とすと同時にクレイフェイスの気を引くために超電磁砲を撃って来た。その隙に黒子は移動し、一般人の避難作業に戻った。

「さっきから小娘が……」

「その小娘の攻撃を喰らってみる感想は?」

御坂は興奮してバチバチと微力ながら放電している。クレイフェイスは黒子を仕留めるために飛ばした泥を再び身体に戻し、御坂の元に近づく。

「電気………生き物かどうか怪しい俺に電気が効くとでも思ってるのか?」

両手の形が変わり、ハンマーの様な形になる。泥で出来たハンマーだが、クレイフェイスが地面に叩きつけると、地面にヒビが入った。

「なら、さっきのもういっぺん喰らいなさいよ!!」

超電磁砲ではなく、放電されていた電気エネルギーを一点に集め、そこから発射しクレイフェイスに浴びせる。放電を浴びたクレイフェイスの身体から水分が蒸発し、蒸気を帯びるがダメージを受けた素振りはなかった。

「このクレイフェイス様にそんな柔な攻撃が通じると思ってんのか!!」

両手のハンマーを御坂に目掛けて振り下ろす。御坂はそれを避けるが、直ぐに追撃が止まることなく向かって来た。避けながら御坂は反撃として放電をするが、目に見える効果は微塵もなかった。

「御坂さん!!」

そこに駆け付けた佐天が何かが入った大きな袋を台車に乗せて持って来た。ズッシリとしたそれを黒子が御坂の元に飛ばした。少し距離を置いた御坂はその袋の中を見て、ニヤリと御坂は笑みを浮かべた。

「さよならの時間だ!!小娘!!」

両手のハンマーを同時に振り落とした瞬間、ボトッと何かが落ちる音がした。

「自分の手を切り落とされる感想は?クレイフェイスさん?」

中に入っていたのは砂鉄だ。砂鉄を磁力を操る要領で剣の形にし、形を保ちながら砂鉄を細かく動かすことで、チェーンソーと同じ威力になった。

「痛みは感じない……。俺は自分から望んで人間の身体を捨てた……だが…人の心はある!!……よくも……よくも!!この俺様の身体に傷をつけたな!!逸材と呼ばれた俳優のカルロ様に!!」

怒り狂ったクレイフェイスは御坂に飛び掛かる様に襲う。御坂はクレイフェイスの攻撃を斬って応戦するが、斬られた部位は再びクレイフェイスの身体に吸収される。猫が引っ掻いた程度の抵抗。いや、クレイフェイスからしたら、それ以下かもしれない。

斬っている途中で御坂は気付いた。自分の使っている剣が、少しずつ小さくなっている事に。クレイフェイスは斬られるたびに少しずつ砂鉄を体内に吸収していたのだ。

「気付いたか?さぁ、どうする?自分より上の能力者に襲われたら!!」

クレイフェイスは手の形を元に戻した後、御坂の持つ剣を包む。クレイフェイスの手に包まれた剣を抜こうとしたが、砂鉄がごっそりと吸収された。

「わ、私は………」

今まで色んな脅威と戦って来た学園都市第三位の御坂美琴。0から始まった彼女の、努力、誇りが全てこの泥の怪物に飲み込まれてしまう。

「そう言えば、お前のビームの様な攻撃。あれを使ってみろよ、この俺様に」

クレイフェイスは御坂を煽る。だが、これは最大のチャンスだ。最大級の超電磁砲を当てれば相手を消す事が出来る。御坂は黒子達の方を見た。すでに作業を終えていた黒子は察した様に、初春、佐天を外に連れ行った。

「やってやるわよ。こんなブサイクより私の能力が下なんて認めない!!」

ゲームセンターのコインを取り出した。クレイフェイスはただその動きを見ているだけだ。勝ち誇ったその態度が御坂を更に怒らせる。

レールガンが放たれた。電磁波で電気系統は麻痺し、暗闇に包まれ。衝撃波で地下街の天井にヒビが入る。クレイフェイスの立っていた場所には何も無い。蒸気が上がり、乾いた土の塊が少し壁の辺りにあるだけだ。

「やり過ぎちゃったかしら……。でも、当然の報いよね。あれは人間じゃない……人殺しには問われなはず……」

力を使い果たした御坂は倒れた。誰もいないはずの暗い地下街に足音が響く。

「すごいなこの子……」

ナイトウィングだ。ピンチになったら手助けするつもりだったが、その必要はなかった。

「でも、クレイフェイスがあの程度で死ぬとは思えない……。ちょっと調査だ」

クレイフェイスのいた辺りにを見て回る。地面に残った土、壁の辺りまで。そして、不審な点に気付く。

「衝撃波で土は飛び散った。でも、それとは関係ないなさそうな事がある」

ナイトウィングは壁についた土を触る。まだ粘り気がある。そして、その土は換気ダクトへと続いていた。

「やりやがった。奴はまだ生きてる……。でも、今は捜索に必要な物は揃ってない、後回しだ。」

ナイトウィングは倒れた御坂を担いで、地上へ向かった。

-数分後-

路地裏

ディック「あの子も凄かったけど、その仲間も凄かったな……。黒子って名前の子には殺されるかと思った…」カタカタカタカタ

ディック「正体も割れかけてるし。でも、今のところ何も無いから大丈夫なのか?」カタカタカタカタ

ディック「昨日の騒ぎに乗じて装置を着けた上に、パソコンに侵入してるのに……何もない……」カタカタカタカタ

ディック「泳がされてる?考え過ぎって事もあるかもしれないけど、一応考えておこう」カタカタカタカタ

ディック「えっと、衛星写真……。僕がここに飛ばされる何日か前にも、バーバラが送ってくれた写真と同じ現象が確認出来る物が幾つかある……」カタカタカタカタ

ディック「新聞記事、ネットの書き込みから考えるにバットマン、ジョーカー、リドラー、スケアクロウ、僕、デッドショット、カルロ……の他に…後2人?」

ディック「誰だ?目撃情報もない……。歪みの現場に行ってみるか。案外、飛ばし過ぎて次元を超えたフラッシュかもね。………流石に無いか」


別の裏路地

ナイトウィング「敵かも知れないから着替えておいたけど……。誰も居ない?」

ナイトウィング「とりあえず、周りをスキャ……。こんなメッセージを見落としそうになるなんてな…。画面の見過ぎか?」ゴシゴシ

この街にも迷える子羊達が溢れている。私を邪魔する者はタダじゃ済まさない。例え相手がスーパーマンだったとしても

ナイトウィング「血文字……。スキャンしてみるか」


-5分後-

ナイトウィング「血文字に使われた血はここの学生だ、しかも3人分。そして、このメッセージを残したのは『子羊達』って所から考えて……ザズーだ」

別の路地

ザズー「大丈夫だよ。今、楽にしてあげるからね…。君の友達三人も待ってるんだよ……」

DQN2「く、来るなぁ!!死にたくねぇ!!」

ザズー「いや、君は私に感謝するべき立場なんだ。この薄汚れた世界からの解放……。特別に君にはゆっくり自分の死の瞬間を楽しんでもらおう……」

DQN2「嫌だ!!いやだぁぁぁぁ!!」

ザズー「まずは、胸の辺りから」

SHHUNK

ザズー「さぁ、君の秘めた所を見せてくれ……」

ザズー「血は美しい……そう思わないか?…………もう終わってしまってたなんて……。でも、安心して。私がちゃんと殺してあげるから!!」

……BatComputer……

犯罪者リスト

ザズー

本名…ヴィクター・ザズー

性別…男

瞳…青

身長…約187cm

体重…78kg

施設…アーカム・アサイラム

常にナイフを持ち歩いていて、人を殺すたびに自分の身体に傷をつけるシリアルキラー。バットマン専用の場所を取っといてあるらしい。

元々は資産家の息子でかなり裕福だったが、ボートの事故で両親を失い。金は全てギャンブルにつぎ込み、全てを失う。

一度は自殺を考えたがナイフを持ったホームレスに襲われ、逆にナイフを奪って相手を殺す。その時、彼の殺人鬼の心が目覚めた。

また、自分を地獄のような現世から人々を救う救世主だと思っていて。殺す対象を「迷える子羊」と呼ぶ。

イメージ画像
http://i.imgur.com/nqAtO4u.jpg

今夜はここまで

今回の敵はデッドショット、クレイフェイス、変態ナイフさんです

クレイフェイスは能力とか見直してたら、「あれ?この人強くない?」って思いました

来週は少し予定があるので、次の更新は再来週ですね

ここはDC専門スレってつもりだけど、ちょっとマーベルのお話

スマホの人はパズルゲームと言えばパズドラですよね。私もバットマンコラボの魅力で始めましたからね。そんな人達の中でマーベルが好きな人Marvel Puzzle Questって検索して見てください

難易度は少し高めですが、キャラ目的としてはかなり楽しめます。キャラの表示はカバーアートなのでカバーイラスト好きの人は本当にオススメ

私の手持ち推しキャラはこのひと!!
http://i.imgur.com/G9SkXvg.jpg

今日アイアンマンを見て思ったんですが

ハゲでパワードスーツを着た敵繋がりでマン・オブ・スティールにルーサーが出て来たら「うわwwアイアンマンのパクリかよww」って言われるんじゃないかって

そんな事は起きないと信じたい


それでは!!今夜も始めますよ!!

病院

黒子「お姉様……私がちゃんとサポートしていれば………」

初春「お医者さんは点滴うっておけば心配ないって言ってたんですけど、やっぱり不安ですよ」

佐天「でも、御坂さんの事ならけろっと復活しそうですけどね」

御坂「ぅ………ん……、ぁれ?みんな…」

黒子「お姉様!!」

佐天「ほら、そんな心配すること無かったでしょ」

初春「大丈夫ですか、御坂さん」

御坂「えっと………私たしか……クレイフェイスって奴を倒した後……」

黒子「電力消費による気絶だそうですの。…あまり無理はなさらない様に頼みますの」

初春「倒れた御坂さんをナイトウィングさんが担いで来てくれたんですよ」

黒子「ヒーローなら代わりに戦うべきですの!!」

佐天「そう言えば、御坂さんを連れて来てくれた時、何か言ってましたよね?」

御坂「? なんて言ってた?」

黒子「確か…「ここから先には君達は関わるべきじゃない」なら、ちゃんとして欲しいですの!!」

御坂「こっちだって、何も無ければ関わる事はないっての…」

佐天「でも!!噂通りのイケメンさんでしたよ」

初春「もう!!その話はさっきもしたよ!!」

佐天「いやね、御坂さんにもお話した方がいいかなって」

黒子「生憎、お姉様は類人猿以外の殿方には見向きもしませんの」

御坂「あいつ以外にもちゃんとそう言った感情はあるわよ!!」

黒子「あらあら。では、ナイトウィングさんを見てお姉様はどう思いましたか?」

御坂「えっと……まぁ、顔は良いんじゃない?あと………」

ワイワイガヤガヤ

ディック(それで良いんだ。君達は日常からはみ出すべきじゃない)

冥土返し「さっきから何見てんの?君、ロリコン?」

-1時間前-

地下街

ディック「ここは暫く閉鎖されるみたいだ…。ここに居座ろう」

ディック「はぁ……こんな事してたら、朝起きて、シリアル食べる……。そんな生活に戻れるのか不安になって来たな」

土御門「あんたがナイト…いや、リチャード・ディック・グレイソンか?」

ディック「違うって言っても信じないよね」

土御門「ああ、正体はもう割れてる。だが、安心するんだ。俺はあんたの敵じゃない…」

ディック「じゃあ、何? 熱狂的なファン?ストーカー?二つとも似た様もんか」

土御門「めんどくさい事は抜きに言うと、俺はあんたを支援したい」

ディック「僕の理解力不足かな?ちょっとわからないな…」

土御門「そう難しく考える事はないぜよ。今日は俺はあんたに情報提供しにきた。この街に潜んでる奴についてだ、あんたは俺にそいつらが何を企んでるか教えてくれ」

ディック「あんた何者だ?」

土御門「言ったはずだぜい、俺は敵じゃない。ただの飼い犬を装った賢い狼とでも思ってくれ。いつ噛み付いてもおかしくないぜい」

-現在-

病院

ディック(土御門のおかけで治療は出来た。この医者は信用していいらしい。あの街で育ったせいか信用は出来てないけど)

冥土返し「君の肩は放っておいたら動かなくなってたよ。全く、最近の若い人たちは大怪我するのが流行ってんの?」

ディック(土御門の話だと、この街を統治している人間とラーズが手を組んでスーパーヴィランをこっちに送ってるらしい)

冥土返し「ねぇ、聞いてる?」

ディック(でも、僕は本当は送られてくるはずじゃなかったみたいだ。送るには術式を書き換える必要がある。だから、手っ取り早く僕を始末しようとラーズはデッドショットを雇った)

ディック(あれは挑戦状だ。デッドショットは僕とのサシでの対決を望んでる。多分、目的は殺し屋としての名を上げるためだ)

冥土返し「もう話掛けても無駄だね。次の人呼んで」

ディック「彼女達に見つかる前に帰ろう」

佐天「あれ?リチャードさん!!」

ディック(隠れんぼは得意のはずなのにな)「さっきはありがとう」

佐天「本当に怪我してたんですね。ダメですよ、ちゃんとしてないと」

ディック「怪我するのは慣れっこだから。他の友達は?」

佐天「皆は御坂さんと話してます。私は皆にジュースでも差し入れしようと」ガサガサ

ディック「優しいんだね」

佐天「いやいや、私はただ皆の気を楽にしたいって思っただけですよ。私に出来そうな事ってこれくらいですし」

ディック「? どういう事?」

佐天「初春と白井さんは風紀委員で、御坂さんは言わなくてもわかるじゃないですか……」

ディック(有名人か何かなのか?調べとこう)「自分には出来る事は前に出ず、後ろにいる事だ。そう言いたいの?」

佐天「ちょっ、もうちょっと言い方を変えてくださいよ!!」

ディック「佐天……人の可能性は無限だよ。自分を過小評価しちゃいけない。

僕の友達にもいろんなコンプレックスを抱えてる人がいる。でも、そのコンプレックスを特徴だと受け入れて生きてる。君にも出来る事はあるはずだ。じゃあ、帰るね」


佐天「…………あの!!ありがとうございます」

ディック(自分を受け入れる……これが最大の壁。でも、不思議だ。彼女ならそれを出来る気がする)フリフリ

治療に時間を取られないために、応急処置だけにしてもらった。肩の痛みは痛み止めの注射で何とかする。

土御門にはいろんな事を聞いた。ここに来たヴィランがした事、ブルースが姿を眩ましている事、ラーズが裏で何かを企んでる事……

色々聞いていた中で僕はスケアクロウと戦ったアイテムのメンバー、ジョーカーと戦った上条当麻に興味が湧いた。僕はバットマンの弟子ナイトウィングとしてではなく、仮面を取ったディック・グレイソンとして彼らに会いに行く。


「本当に行くのか?」

彼女達のいるアパートへ向かう途中、何度もこの質問をされてる。うんざりってぐらい。

「下手な発言は控えるよ。あの人のフォローはするけど」

スケアクロウの残した傷……。常人なら耐えられないはずだ、彼女達は常人ではないって聞かされてる。ここはスターラボ以上に技術が発展してるらしい。ここならルーサーもスーパーマンに負けないスーツが作れるかもね……無理だと思うけど。

「そのフォローが時には爆弾だったりするんだにゃーこれが」

爆弾みたいと言うより爆弾そのものが敵だったりしてるからそこら辺は大丈夫。こんなシャレは通じないか。

「あそこか?」

言われたアパートらしい場所が見えてきた。普通のアパートだ、目の前に少し開けた公園がある。

「ああ。俺はここで失礼させてもらう、奴らは厄介者が嫌いだからな」

土御門はそう言って帰って行ったけど、僕も相当な厄介者じゃないか?

「あのぉ、誰ですか?」

何て事を考えていると、後ろから誰かが声を掛けてきた。僕は土御門から受け取った写真を確認して、彼女の写真があることに気が付いた。

「君が絹旗最愛?」

「はい……」

あの目…警戒してるな。まぁ、知らない人間が自分の名前知ってたら気味が悪いよ。

「怪しい者じゃないって言っても信じないよね」

僕はマスクを顔につけて見せた。

「ちょっと名の知れた男だよ」

僕の顔を見ても彼女は驚かなかった。その代わり、僕の腹部に拳を向けて来た。土御門の言った通り「爆弾」が爆発したみたい。

「爆弾そのものが敵」って発言の解説

名前…ケモ

身長体重….エネルギー次第

初出…ショーケース:メタルメン

身体が有害物質で構成されていて、物質量で身体の大きさが決まる。

有害物質は強い衝撃を受けると爆発するので、最強の必殺技「自爆」が可能。その威力は核爆発に近いらしい。

その事をから彼は「ヒューマンボム(人間爆弾)」と呼ばれている



説明書きたいけど、本当によく知らないキャラ
知ってる限りのことしか書けない
良さげは画像もないです

メタルメンは調べると爆笑しますよ

僕が彼女の攻撃を避けると、彼女は少し悲しそうな顔をした。

「不意打ちは良くないんじゃない。それに僕は子供でも容赦しないよ」

服は私服でいい。紳士ならハンデくらいあげないとね。

「何の様ですか?場合によってはぶち殺しますよ」

また殴りかかってきた。動きは悪くない。イメージは出来ても、筋肉が着いていけてないって感じがある。

「スケアクロウと戦った後、君は身体を鍛え始めた。でも、鍛え方が間違ってるよ」

あの小さな身体なら男の全体重をかければ、彼女は簡単に倒せる。でも、彼女の能力の事は聞いてる。ワンダーウーマン位の力はあるらしい。

「なら、避けずに喰らいなさい!!」

今度は蹴りか。避けるのは簡単だけど、ちょっと虐めてみるか。

「君の攻撃は単調だ。はっきり言っちゃって」

脚を掴んだぞ。さぁ、どうする?

「能力を使えば僕なんか簡単に倒せるはずだろ?なんで使わない?」

彼女は怒った顔をして、僕の顔にパンチをしようとしてきた。当然、止めたけどね。片腕片脚を取られた彼女は残った拳を向けて来た、その前に蹴りで転ばしてやった。

「能力じゃ意味が無いんですよ!!私は変わらなきゃ……」

彼女が言いたい事はわかった。僕は手を差し伸べ、立たせてあげた。

「悔しいんだろ?折れかけた自分が…。僕が出来る事は少ない、でも力にはなるよ」

彼女の瞳から涙が零れた。こんなに小さいのに我慢してたんだね。ダミアンもちょっと位我慢出来る様になったらいいのに。

絹旗から仲間の変化を聞いた。滝壺理后は入院中。精密検査の結果、身体中にスケアクロウからの『置き土産』が見つかったらしい。スケアクロウを尋問して毒の効果を聞こうとしてるらしいけど、時間の無駄だ。

麦野沈利は部屋に篭ってるらしい。誰にも会いたがらないし、会っても会話はしない。

絹旗は自分を肉体的にも精神的にも鍛えてるらしい。出来る限りの事として、僕が彼女のコーチをすることになった。

絹旗「あなたの事は何て呼べば?」

ディック「お好きな様に。ナイトウィング、ディック、リチャード、その他諸々」

絹旗「ディックさんで」

ディック「あと、ディックって呼んで良いのは私服の時だけだからね」スタスタ

絹旗「どこに行くんですか?」

ディック「この世界のヒーローの所」

絹旗「上条当麻ですか……。付いてっても?」

ディック「いいけど……退屈だよ」

絹旗「あんな腑抜けた麦野の居る所に居る方が退屈です」

ディック「わかったよ」

今夜はここまで

思う事があったら言ってください

バラバラなのねアイテム…。なんかアーカムシリーズの雰囲気を出せてるみたい

なんか違うと思って再確認したら、絹旗のセリフに超を入れ忘れてた

ファンの人すいません

>>61
スケアクロウって自分の中で結構上位のヴィランで、つい贔屓しそうになります


アーカムシリーズは感動が隠しきれなかったですね。リドル集めはストーリー放ったらかしでやってました

シティで適当に飛び回った時、モナークシアターとクライムアリーを見つけた時は鳥肌物でしたよ

シリアス路線で突っ切るのかな?
ディックの歴史には詳しくないけど、ティーンタイタンズのかつての仲間達が助っ人に来たりしたら燃えるな

>>64
バットマンと言えばシリアス路線かなって自分は思ってます

別にコミカルも嫌いじゃないですよ、七色のファイアーフライとか

仲間の登場は伏せておきます

字幕でX-MEN見て来ました

何も調べずに見に行って正解でしたね。相変わらずローガンさん良い身体してたなぁ

ファーストと今回の若き頃のチャールズのギャップが良い味出してました。そして、相変わらずアクションとコメディシーンが楽しい、これに尽きます

スタンリーさんを自分は見つけられなかった事が悔しいです

そして、前半のセンチネル無双が嘘かの様な砂糖吐く位のハッピーエンドにびっくり



SSの更新は明日します

行きます!!

上条さん家

ピーンポーン

インデックス「はーーい」ガチャ

ディック「えっと……上条当麻さんの家だよね?」

インデックス「えっと……知らない人には何も言うなってとーまが……」

絹旗「当麻って言った時点で超負け確定ですよ」

インデックス「はっ!?しまったんだよ!! って、金髪の人と一緒に居た人!!」

絹旗「絹旗です。超覚えといてください」

ディック「で、上条当麻はどこにいるの?」

インデックス「とーまは買い物に行っちゃったんだよ。全く、冷蔵庫の中身をちょっと食べただけで「不幸だぁー!!」って叫んで大袈裟なんだよ」

ディック「タイミングが悪かったか……。なら、後でまた来るよ」スタスタ

インデックス「待って!!とーまには何て言えば良いの?って、あれ?もういない?」キョロキョロ

絹旗「えっ?ディックさんは超神出鬼没ですね」キョロキョロ


ディック「ごめん。いつもの癖で!!」

絹旗「私も真似しなきゃいけないんですか?超出来る気がしませんけど」

ディック「さて、上条当麻がだめなら……」

絹旗「浜面の所ですか?」

ディック「察しがいいね。君は付いてく?」

絹旗「会って…けじめを付けます」

-夜-

学園都市総合精神病院

ナイトウィング「入院してから浜面仕上に会った事は?」

絹旗「ないです…。超危険だから面会も出来ない状態だって言われただけです」

ナイトウィング「土御門の言った通りらしいな。ここは関係者以外立ち入り禁止らしい。中で何が起きて、誰が入ってるかも詳しくはわからない」

絹旗「そんな所に潜入してるなんて……。ここの警備は超ザルですね。

それと……なんでマスクを着けなきゃいけないんですか?超邪魔です」

ナイトウィング「顔を見られるのはマズイからね。それと…………ここからは君の事を「ロビン」って呼ぶ。僕の事はナイトウィングって呼んで」

絹旗「ロビン?」

ナイトウィング「理由は後で話すよ」


ジョーカー「そこにいるのはウィングボーイか?」

ナイトウィング「ジョーカー…お前らの目的はなんだ?」

ジョーカー「いつも通り、世界を少しでも面白くしてやろうとしてるだけじゃねぇか……。隣にいるのは彼女か?ジョーカーおじさんに紹介してくれよ」

ナイトウィング「なんで皆、僕をロリコンにしたてあげようとするんだ?」

ジョーカー「そんな格好してるからじゃないか? バッツも俺らもお前らも……皆揃って変だからな」

絹旗「自分が超おかしいって事に気付いてるんですね」

ジョーカー「人がおかしい当たり前のことだ。人はそれぞれ固有の世界を持ってる。それを常識という網でふるい分ける。これをおかしいと思わないのか?

なら、お前さんもイかれてるのさ。この世界を正しいと思ってる奴も、この世界が間違ってるって思ってる奴もイかれてる。そんなイかれた世界だ、少し位の笑いは必要だろ?ディハハハハハハハハハハ!!ハァハハハハハハハハハハハハハ!!HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

ナイトウィング「確かに世界はおかしいかも知らない。でも、僕らは自分のしてることが正しいと思ってる、それで十分だ。じゃあな、その拘束服似合ってぞ」

ジョーカー「そうか……まぁ、せいぜい頑張りな。どうせ、ここは滅びる」

絹旗「なんだったんですか?気持ち悪いと思った反面、正しい事を言ってるって思えて、超気持ち悪かったです」

ナイトウィング「それがジョーカーの魅力の一つだ。ジョーカーがどれだけイかれてるって言われても、あいつに仕える手下はいくらでもいる。さぁ、着いたよ」

一般人練 特別保護患者室

ナイトウィング「ここには浜面仕上しか居ないらしい。何が起こってるかは聞いてない。さぁ、行くよ」ガラガラ

絹旗「浜面……」

浜面「絹旗………?なんでだ?」

ナイトウィング「良かった。変なモルモットにされてなくて」

浜面「だれだ?男の声……」

ナイトウィング「目隠しを取るよ」

浜面「や、やめてくれ!!」ジタバタ

絹旗「超安心して下さい。ディ……ナイトウィングさんは超信用出来ます」

ナイトウィング「信用してくれてありがと。初めまして、ナイトウィングだ。挨拶がしたいから目隠しは取らせてもらうよ」

浜面「本当に止めてくれ……。目を見られてなくない」

ナイトウィング「………わかった……。それじゃあ、質問に答えてくれ。ここで何が起こってる?」

浜面「知らない……いつも、この部屋に居て、外の事は何も聞いてない」

ナイトウィング「……君は何で自分の治療を断ってるんだ?元の生活に戻りたいだろ?」

浜面「戻りたいさ……でも、怖いんだ……。世界が歪んで見える……何もかも気味が悪い」

ナイトウィング「だから目隠しか…………本当の浜面仕上はどこだ……クレイフェイス…」

浜面「何のことだ? だれだそのなんとかフェイスって?」

絹旗「ナイトウィングさん、超何言ってるんですか?」

ナイトウィング「浜面仕上はこの街の黒い部分に関係してたんだろ?そんな人間が仲間の紹介があっても、自分の事をベラベラ喋る訳が無い」

浜面「ちょっ、何言ってるんだよ」

ナイトウィング「殴ってもいいんだぞ。泥の身体だ、痛く無いだろ?何なら凍らせるか?」

絹旗「いい加減にして下さい!!いくら先生でも超怒りますよ」

ナイトウィング「わかったよ……。変な事を言って悪かった……」

浜面「マジでヤバいかと思った……」

絹旗「これは貸しにしとにますよ超バカ浜面。後で、いっぱい付き合ってもらいます」

浜面「おおう。どんと来い」

絹旗「……ナイトウィングさん。こいつは偽物です」

ナイトウィング「よし、もう逃れなくなったぞ…。いい加減に変身を解けよ」

浜面「なんでバレた?俺の演技は完璧だったはずだ」

絹旗「浜面はこんな可愛い女子の誘いも面倒だって断る様な超愚か者です。ちゃんと、事前に調べるべきでしたね」

クレイフェイス「そうか……。ああ、それとナイトウィング……。俺を攻撃したら警報がなるぞ、ここは俺らの家だ」

ナイトウィング「ラーズとお前らは何を考えてる!!」

クレイフェイス「ジョーカーからネタバレ禁止って言われてるからな言えねぇよ。こんなとこで無駄話してていのか?ナイトウィング」

ナイトウィング「何の話だ!!」

クレイフェイス「暗殺者と殺人鬼が街で野放しだぞ?奴らはお前のおびき出すために罠を仕掛けるはずだ……ここの住民とか使ってな。デッドショットは時間に忠実って事を忘れるなよ。ザズーは放って置いても、殺される奴が長く苦しむだけだ」

ナイトウィング「クソッ!!」タッタッタッタッ

絹旗「ナイトウィングさん!!超どこに行くんですか!!」タッタッタッタッ

ナイトウィング「わからない!!でも、僕のせいで誰かが死ぬかもしれないだ!!」タッタッタッタッ

クレイフェイス「行ったか…。俺も次の舞台の準備だ」

風紀委員第177支部

黒子「はぁ~、お姉様ぁ~」

初春「元気だして下さいよ白井さん。御坂さんはきっと元気になりますって」

黒子「私がお姉様を癒して差し上げたいのに、面会時間が短すぎますの!!」

初春「それは……逆に疲れちゃうんじゃ……」

黒子「初春はお姉様が心配にならないんですの?」

初春「佐天さんが言ってたじゃないですか。御坂さんならけろっとした顔で戻ってくるって、御坂さんを信じてないですか?」

黒子「その言い方は卑怯ですの…」

初春「白井さん!!」

黒子「そ、そんなに怒鳴る必要は無いと思いますの」

初春「怒鳴ってるんじゃなくて出動要請ですよ!!発砲事件です。付近の人が突然倒れたって……。それと半裸の男が刃物持ってるって通報も」

黒子「泥の化け物と言い、謎のスナイパーと言い、最後のはただの変態ですの」

初春「アンチスキルが護衛するので
、私達は住民を避難させて欲しいらしいです」

黒子「とにかく行きますの!!」

公園

アンチスキル1「どこにも見えません!!」

アンチスキル2「こっちもです」

黄泉川「敵は絶対に潜んでるじゃん!!」

「なんでこんな物騒なんだよ…」「家に帰りてぇよぉ!!」「どこにいるだよ!!」


ビルの屋上

デッドショット「A班、B班…配置に着いたか?」

手下1『はい、三人揃いました』

手下4『こっちも着きました、ボス』

デッドショット「目標は殺すな…狙いはナイトウィングだ。アンチスキルの武器を持ってる腕を狙えよ…。もし、外したら俺がお前らを殺してやる」


裏路地

ザズー「走るのか?そうしたら、君の苦しくなるだけだよ」

佐天「半裸でナイフ持った人が近付いて来たら、誰だって逃げるじゃないんですか!!」

佐天「くぅ、私はちょっと寄り道するだけの予定だったのに!!」

ザズー「さぁ、君の命を救ってあげるよ……。もう、君の分の傷は掘ってしまったからね」


病院

御坂「暇ね……。全然眠くならないし……」

看護師「御坂さん。点滴の交換に来ましたよ」ガラガラ

御坂「どうも……。あの、いつになったら退院させてもらえるんですか?」

看護師「心配しなくてもすぐ楽になりますよ」カチャカチャ

御坂「………。その点滴の袋……何も書いてないけど……」

看護師「小娘の癖によく見てやがる……」

御坂「何者よ!!」

クレイフェイス「俺だよ……。お前を挑発したのが不味かった……。俺は反省すると強いんだぞ」

御坂「!?……生きてたの……」

クレイフェイス「俺はな…。分裂しても死なないんだ…。俺を殺したかったら、跡形も無く消し去ることだな……」

3箇所で起きる事件

果たして、ナイトウィングは彼女達を助けれるのか!!


今夜はここまで、次回はデッドショット編です

ザズー編は肉弾戦より精神的な所が多いです

続きまだかな
早くしないとジョーカーが邦訳本で帰ってくるぞ

>>76
ジョーカー「Honey I'm home!!HAHAHAHAHAHAHAHA!!」

タイトル見た時は「邦題いらなく無い?」って思った。別にいいけど

8月か…。買ってもお盆に読む感じになるのかな?



こんばんは二週間ぶりです。仕事やらなんやらで更新は先ですね。読んでくれてる人にはとても申し訳ないです

この前、お盆に読むって言ったけどよく確認したら、27日ってどういうことだよ…
そして、下巻は9月27日って……

まぁ、待ちますよ!!買いますよ!!
それでは、始めますよ

土御門の情報によると公園付近で一般人3名の脚が狙撃された。これはスナイパーが仲間をおびき出すために使われる罠だ。

もちろん、おびき出す獲物は僕だ。僕をおびき出すためだけに事を大きくしたんだ……。自分が情けないよ。僕はあの人みたいにいつも考えながら行動するのは得意じゃない。でも、僕のやり方で救ってみせる。

「ロビン……。君はもう一人の敵を追って欲しい」

予備のアンカーがあって良かった。彼女は動きやすい格好もしてるし、自分の自信を回復してもらいたい。ザズーなら大丈夫だ、戦闘技能もあまり高くない。絹旗が奴の言葉に耳を傾けなければ……

「……ロビンってなんなんですか?超気になります」

最初は、ビルの屋上を飛び移りながら移動する事に動揺してたけど、だいぶ余裕が出て来たみたい。最初の頃の僕は楽しくて、用も無いのに飛び回ってたらしい。

「僕の昔のコードネーム。今は別の人がロビンを継いでくれてる。もし、その人がこっちに着たら名前をちゃんと考えるよ」

ティムやダミアンがこっちに飛ばされるのは考えにくい。僕がこっちに飛ばされたのは殆ど手違いみたいな物って聞いてるからだ。

「で、もう一人の敵ってのは?」

「土御門からの連絡だと。ザズーは一般人を何人か監禁してるらしい。場所はこの携帯で伝えられるから」

「おっと!走りながら物を投げるなんてナイトウィングさんは超無茶しますね」

そう言いながら、キャッチする絹旗もなかなか凄いと思う。

「それじゃ、土御門によろしく」

道具も揃ってない状態でデッドショットの居場所を特定する。少し危険だけど、公園に向かう。

さすが、技術大国日本。夜なのに公園が明る過ぎる……参ったな。いまは、木の上で隠れてるのが限界か。

「風紀委員ですの!!」

そんな事思ってたら、瞬間移動の子と花の髪飾りの子が現れた。土御門から聞いた話だと、撃たれた一般人を病院に連れて行くらしい。なら、髪飾りの子は一緒に居ない方が良いと思うだけどな。

「怪我人の事は頼んだじゃん。気合い入れて援護するぞぉ!!」

「「おお!!」」

アンチスキルってのは警察の代わりみたいものって聞いた。なら、三人ってのは少な過ぎる。もしかしたら、上層部の人はデッドショットの存在を知っていて、わざとこんな状況にしたのか? いくら考えてても、現状は変わらないか。

さぁ、リチャード。世界一の探偵弟子の出番だ。まずは、事件当時の映像が必要だ。監視カメラの映像をハッキングしないと。

映像が見えてきた……。3人同時に倒れてるな…。デッドショットなら出来そうなことだけど、これは手下にも撃たせてるな。

まずは、手下から潰して行こう。東、西、南と三方向からだ。バットケイブに繋がってたら、すぐにわかるんだけど、嘆いても仕方ない。目立つけどバイクで移動だ。

「おい!!無人バイクだ!!」「暴走してるぞ!!」

自動操縦で呼び出すのは楽でいいけど。まぁ、普通なら無人のバイクが走ってたら驚くよね。

「ごめん、それ僕のだ」

人を飛び越えてバイクに乗るのは楽しいな。人の反応が面白い。

昔、いちいちカッコつけなきゃいけないのか?って言われたけど、ブルースは無意識やってる。これもダークナイト伝説に欠かせない物だ。

「バットマン!?」

「違う。僕はナイトウィングだ!!」

キマった。今夜はスッキリして寝れそうだ。

バイクで飛ばして10分もしないで、弾丸の直線上にある屋上に着いた。

「ナイトウィングだ!!」「殺っちまえ!!」

テンプレ過ぎて飽きる様なセリフだ。今回は狙撃手一人にアサルトライフルが二人。

「急いでるから巻きで行かせてもらうぞ」

こっちは武器をなるべく使わない方向で行かないと。装備は限られてるしね。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

銃を乱射か。デッドショットも前金制にすれば真面な手下を雇えると思うのにな。それとも、この街にはいい人材が居ないのか?

クローで引き寄せて、二人とも寝して貰おう。頭と頭がゴツンってね。

「なぁ!?」

情けない声なんか出しちゃって。キラーモスの方がまだマシなんじゃないか?

残りは一人。スナイパーは攻撃力は高い。でも、相手が目の前にいる時は、初心者じゃ手に負えない。

「ち、近寄るんじゃねぇ!!」

だいぶ焦ってるな。銃の構え方からおかしい。あれで撃ったら、肩が外れる。ここは安全にラングで気絶させよう。

KHC KHC

「ぬぅ!?」

さて、やることは済んだ……。腰に見えてる無線を借りさせてもらうよ。

ナイトウィング「ここで喋るのは初めてだな。デッドショット」

デッドショット『ナイトウィング。俺を捕まえる気なら止めた方がいい…。俺にはお前の位置がわかるが、お前には俺の場所がわからない』

ナイトウィング「止めないさ。お前が人を傷付ける限りな」

デッドショット「お前が抵抗しないで大人しく殺されてくれるなら考えてもいいな……いや、やっぱり駄目だ」

ナイトウィング「自分勝手だな」

デッドショット「そろそろ、無駄話を終わらせようか。残りの獲物が逃げちまう。それに、時間を稼いで俺の居場所を探してるんだろ?」プツ

ナイトウィング「勘のいいやつ……。でも、もう一箇所の手下が居る場所に行け場所三角方から場所を出せるはずだ……。絹……ロビンの方は大丈夫かな……」

今日はここまで
短くてごめんなさい

まぁ、元々見てる人ってあまりいないと思いますけど

来週も更新出来るかわかりません

>>84
少なくとも見てる人はここに一人以上はいるぞ。ディックってけっこうジョークずきっていうか茶目っけがあるね

>>85
ディックはバットマンが「私を怒らせるな」って言ったのに対して「いつも、怒ってる」って返す茶目っ気あるキャラですよ
まぁ、真面目な時は本当に真面目ですよ

ちなみに俺が1番好きなサイドキックは、ロイ・ハーパーですね。元ヘロイン中毒だったからか吹っ切れてる感があるから好きです

すいません。今週は更新無しです

でも、23日には更新しますよ。だって、公式のバットマンデーだもの

今日、23日はバットマンデイですよ!!
75周年の重み…感動です


今夜はザズー戦のみ載せるよ

ディックと別れて少しした後。ナイトウィングから渡された携帯に一通のメールが届いた。

『ナイフを持った変態は廃駅になった地下駅に居る。駅の入り口は塞がれてるから線路を渡って行け』

「よしっ、腕試しですよ」

力強く駆け出し目的地へ向かう。アイテムメンバーはバラバラになってしまった。昨日まで絹旗は何かが変化すると信じて自分を鍛えた。そして、現れたのだ。新しい世界に連れて行ってくれるヒーローが。

これはある意味試練だと絹旗は思っている。新しい世界への入試の様な物だと。だから、彼女はその試練を乗り越えるのだ。

「超清々しい気分です。これはハマりそう」

空を飛び、ビルからビルへと渡って移動する。服はちゃんと私服からジャージに着替えてある。服装から正体がバレるから普段人が着ない様な恰好がいいと言われたからだ。

「もし、こういう活動をする様になったら、ああいう恰好しなきゃいけないんでしょうか……。想像しただけで超寒気がします」

素顔が良いとしても、あの恰好は納得が行かない様だ。そん事を考えていたら、あっという間に目的地に着いた。

駅の入り口から入るのは目立つ。絹旗はマンホールから侵入した。

廃駅にまで行くのは簡単だった。ザズーは手下を用意しない。ただのイかれた殺人鬼だからだ。

「超汚いです。それと、超静かです」

駅は不気味なくらい静かだ。人を馬鹿にする声も、何かに怯える悲鳴も、不気味な笑い声もない。今までとは違うことに少し絹旗は怖かった。

絹旗の恐怖は駅構内の暗さがさらに助長する。スケアクロウの時と違い。今回は窓などから入る光がない。ディックから分けて貰った道具の中の暗視ゴーグルを使っているが暗闇は怖い。

線路から駅構内に上がっていく。構内は足場も崩れている場所もなく、比較的に綺麗に思えた。

敵の敷地内に入って居るというのに絹旗は少し安心していた。ここなら楽に戦えると。だが、駅を見渡すとそんな考えは吹き飛んで行った。

迷える子羊たちへ。君たちは辛く苦しい世界から解放される。死こそが幸せ、至高の喜び。

白い壁に浮かぶ赤黒い文字。そして、メッセージの下には刃物によってズタズタにされた男の死体が横たわっている。

「超狂ってますね…。これは流石に引きます」

額から少し汗が出た。今まで死体や血は何度も見てきた、自分の手で人を殺めたこともある。しかし、目の前にある死体から感じ取れる歪んだ何かはそれを何処かへと飛ばして行った。

AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!

男の悲鳴。何処かから聞こえた一つの悲鳴が絹旗を現実世界へと返した。

「何、怖気付いてるんですか…。さぁ、頑張りますよ」

再び絹旗の心に火が着いた。悲鳴が聞こえた先、上の階へと移動する。

上の階から階段に血が流れている。さっきまで聞こえていた悲鳴が止んだ。これが意味する物は何か嫌でもわかってしまう。

綺麗だと思ったいた駅は地獄に変わってしまった。身体を伏せた状態で登って行く。そして、登り終えて目の前にあったのは、無造作に置かれた大量死体だった。死体は皆、絶望した表情のまま死後硬直で固まっていた。

声を上げそうになった絹旗は手で口を押させて防いだ。死体の山を越えて、先を見る。見えた…この惨状を作り出した人間が。

「これでいい…彼らは救われた。ああ、なんて幸せな事なんだ……。私が彼らを救った。これ以上の事は無い…」

自分の身体にナイフで線を描きながら、その男は笑っていた。幸せな表情で笑っていたのだ。その男から染み出すようにオーラが見えた。赤黒く、吸い込まれる様な闇が。

ここで奴に攻撃を与えれば倒せるかもしれない、やるしか無い。相手の後頭部を狙って拳をあげ、ゆっくりと近づく。

「おお、これは自分から解放されに来るなんて…。この世界にも居るんだな…」

突然、振り返った。恐怖にガッチリと身体を掴まれた様な気がした。絹旗は動けなかった。なぜ、奴は振り返ったかわからなかった。

身体中に傷を持つその男は、その手に持ったナイフを絹旗に向けて近寄ってくる。そして、絹旗が着けていた暗視ゴーグルを外す。ゴーグルを外された時、バレた理由がわかった。少量だが、ゴーグルの起動音を聞かれたのだ。

「まだ子供だ。可哀想に…世界がまだマシだったら良かったのに」

頬をナイフでなぞられる。ゴーグルを外されて見えたのは、暗闇と血に塗られた狂気の顔だった。

「安心して。さぁ、マスクを外して、名前を教えて」

ザズーが絹旗のマスクに手を掛けようとした時、身体が勝手に動いた。ナイトウィングから貰ったスタングレネードだ。

眩しい光と強烈な音を放つそれはザズーに隙を与えた。暗闇から照らされた身体に拳を叩き込む。

「私はロビン。ただの子供じゃないです、超間違えないでください」

「あ"ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」

突然の攻撃を喰らい、焦ったザズーは奇声を上げながらナイフを振り回した。暗闇に慣れた目は閃光によっえおかしくなったようだ。

ここからは暗闇は絹旗に味方に付いた。ナイフを避けて、攻撃を与える。相手は壊れた様に的外れな攻撃ばかりしてくる。

楽しい。今まで忘れかけていた感情が蘇る。頬を殴ると歯が欠けて、宙を舞う。ザズーは倒れた。

「また超ハマりそうな要素が。これはもう元には戻れませんね」

初めての任務は成功した。トイレに監禁されていた人々を自分が忍び込んだマンホールまで案内する。

「あなたの名前を教えてください」

助けた人々がこんな質問をする。そして、彼女は笑顔で答えた。

「私はロビン、驚異の少女『ロビン ザ ガール ワンダー』」

毎週土曜日更新する予定だったのにこんなにずれるなんて。明日も予定が入って更新できません

なので、今日そのぶんやりますよ

時は少し遡り病院。御坂美琴の前に再び現れたクレイフェイス。彼は彼女を殺しに来たのだろう、手を鎌の形に変え、目の前に立っている。

「おっと、ここでお前の能力を下手に使えば、ここの機械に影響が起こることはお前ならわかるよな?そして、死にかけてる人間は全員死ぬってこともな」

ここは精密機械が密集する病院。派手な電撃は二次被害を生む。それを狙ってここに現れたようだ。

「この……」

その下劣な脅しに御坂は怒りを覚える。身体から少し放電しながら、ベッドから立ち上がる。

「俺は別にいいだぜ、関係ない人間が死ぬことなんかな。それに、俺は死なない。だが、お前は病院を居る不幸な人間を殺したいのか?」

「くそっ!!」

身体から発する電気は収まった。しかし、今にも暴発しかねないほどの怒りを顔から感じられる。

「利口な小娘だ。特別にゆっくりと消化してやるよ」

手の形を元に戻し、ゆっくりと御坂の方へと手を伸ばす。御坂はその手にベッドにあった布団で覆い。その隙に逃げた。

「でも、逃げないとは言ってないでしょ!!」

自分の病室から出た。だが、クレイフェイスはその光景をニヤニヤと粘土で出来た歪んだ顔で見ているだけだった。

「せいぜい、俺を楽しませてくれよ」

両手を剣の形に変形させて、のしのしと大きな身体を揺らしながら、歩き始める。

3階廊下

「何よこれ……」

廊下へと出た御坂が目にした光景は、壁や地面に硬化した粘土で磔にされたナースや患者たちだった。

全員の手足と口が塞がれているが、助けを求めているのは見てわかる。

「どうした、助けないのか?」

気付くと背後にはクレイフェイスが立っていた。

「………あんたねぇ!!」

怒りが込み上げて来る。だが、その思いを堪えて冷静になる。ここで派手な攻撃をすれば動けない人間にも被害を負うことになるかもしれない。まずは、外に出る事に集中する。

「来ないのか?なら、行かせて貰うぞ!!」

御坂に向かって剣を振り下ろす。御坂はそれを避けようとしたが、そうすれば周りの人間に斬撃が及ぶかもしれない。

自分が病院に居たせいで彼らはこんな目にあった。そう思ってしまうと罪悪感を感じる。だが、今は目の前にいる脅威に集中しなければならない。

近くにあった硬化した粘土で防いだ。強度は問題ないが、それの元はクレイフェイスの身体だ。粘土は水分を帯び始め、動き出そうとする。そうなる前に塊を投げ飛ばした。

「諦めな!!お前はここで天才と言われたホラー俳優のカルロ様殺されるんだ」

攻撃を避けた御坂に近付いてくる。クレイフェイスの足は速い訳じゃない。だが、油断していると粘土に足を取られ、一気に体内に吸収されてしまうだろう。

「そんな顔じゃホラーしか出れないでしょうね!!」

そうなる事を予想した御坂は再び走り出す。焦っていたからか外への出口から遠ざかる結果になってしまった。

少し、クレイフェイスと距離を話した所で御坂は案内板を見て計画を練る。

「一階に行っても出口が少し遠いわね……」

出口にたどり着く前にやられる可能性を考える。窓から飛び出して外に逃げるという線も考えたが、さっきから見える窓の殆どにはまるでバリケードの様にクレイフェイスの一部が付けられて居る。ここで、御坂は少し怖くなった。

もし、相手は自分が外に逃げる事を予想して罠を仕掛けているかもしれないと。出口なんて何処にも無いんじゃないかと。本当に諦めるしか無いんじゃないかと。

「何弱気になってのよ!!絶対に策はあるはずでしょ!!」

そう意気込む。そして、策を思い付く。屋上ならまだ空いてるかもしれないと。今は三階、屋上に行くには後2階階段を登らないと行けない。

ここで御坂はふと、クレイフェイスの姿が見えない事に気が付いた。だが、どこかに居ることは感じ取れる。この状況が御坂を恐怖させた。自分の能力が聞かなかった怪物が何処かに潜んでいる。今は警戒しながら、階段を上がっていくことしか出来なかった。

何事もなく無事に屋上に着いた。順調過ぎて怖いくらいだ。ホラー映画では、順調過ぎる展開の後は地の底にまで落とされると相場が決まっている。

「な、何考えてるのよ私は……これは現実、映画じゃない」

屋上に逃げたはいいが、ここから先は何も考えていなかった。ある程度は何かあると思ったいたが、そこには本当に何もなかった。

自分の能力が効かない相手に勝つ勝算はかなり低い。いや、むしろそれは奇跡に近いだろう。ヒーローでも現れない限りそんな事は起きない事は御坂にも分かっていた。そんなことを考えているとどこからかクレイフェイスの声が聞こえた。

「確かにここは現実だ。だから、本物の恐怖を感じられる…だろ?」

クレイフェイスが空調のダクトから出て来た。奴はどんな隙間にも入れる。その姿を見た御坂は怖いというより気持ち悪いと思った。

「さぁ、どうする?武器は無い。能力も通じない。そんな奴の相手だぞ!!」

クレイフェイスが御坂に近付い来る。御坂を再び恐怖させた、この世には逆らえない力があることに。

御坂はクレイフェイスを見ていることしか出来ないのか……。そう思っていると、クレイフェイスの背後にはから男の声が聞こえた。

「餓鬼を虐めるなんて。相変わらず、いい趣味してるな」

その相手を馬鹿にする声は、何かマスク越しに話している様な声だった。

「誰だ!?」

クレイフェイスが振り返ると、顔に何か投げ付けられた。それは破裂音と共に、クレイフェイスの顔を凍らせた。

「キャプテン・コールドだとでも思ったのか?」

御坂が見たのは顔全体を赤いマスクで覆った男だった。胸には赤い蝙蝠のマークが見える。

「あ、あんたがバットマン?」

御坂は噂に聞いていた姿と異なるが、彼がそうだと思えた。彼から正義を感じる。奇跡だと思っていた、ヒーローが現れたのだ。

「いや、一度死んだってだけの男だ」

その男は御坂の方を見て答えた後、顔の氷を外そうともがいているクレイフェイスに向かって蹴りを入る。凍らせた部分は砕け、クレイフェイスの身体から剥がれ落ちる。

「この死に損ないのロビンめが!!」

「おいおい、今はレッドフードって呼べよ」

抵抗するクレイフェイスの攻撃を軽々と躱し、再びあの武器を投げ入れる。今度は大量にだ。

「このクソがあぁぁぁぁ!!」

下品な断末魔をあげた後、クレイフェイスは凍って動かなくなった。

ビルの屋上

ナイトウィング「もうおしまいだぞ。デッドショット!!」

デッドショット「そうだな。お前は今日ここで死んでもらう!!」BRAKABRAKABRAKABRAKA

ナイトウィング「前から思ってたんだけど、そのガトリング精度低くない?」

デッドショット「そうかもな。だが、コウモリ落とすには十分な威力だ」BRAKABRAKABRAKABRAKA

ナイトウィング「残念だけど、コウモリ狩りは解禁されてないんだ」

デッドショット「禁止されてるなら、バレない場所でやればいい。クソッ、オーバーヒートか……」ガチャンカチャ

ナイトウィング「なら、迷惑なお客様にはご退場願おうか!!」THAK CHOK KLUDD

デッドショット「NOOOOOOO!!Nightwing!!」

ナイトウィング「おっと、ご立腹かな?僕もお前に怒ってるからな」

デッドショット「お前なんか基本で十分だ!!」BRAN BRAN

ナイトウィング「拳銃とは舐められたもんだな」

デッドショット「馬鹿と弾丸は使いようだ」カンッ カンッ プスッ

ナイトウィング「ナッ!?」

デッドショット「翼は貰った。これで目障りな動きも出来ないだろ… さぁ、この世にさよならをいいな」

レッドフード「こいつはまだ必要だ。代わりにお前はそのコスチュームにさよならを言いな」カチャ

ナイトウィング「レッドフード……」

レッドフード「おい、せっかく助けてやるんだから礼くらいしろよな」

デッドショット「ロビンが二人か……」

レッドフード「そうだ、元生足コンビだ。さっさと降伏しな」

デッドショット「仕方ない…決着はお預けだ……」シュンッ

レッドフード「消えた!?いや、瞬間移動装置か何かか」

ナイトウィング「脚が痛くて動かないだ。手を貸してくれよ」

レッドフード「病院にでも行くか?途中でここの事を教えてくれよ」

ナイトウィング「どうしてここの場所がわかった?」

レッドフード「ああ、泥だんごに聞いたんだよ」

それから僕は絹旗と合流した。僕の怪我を見た彼女は凄く心配してくれたよ。あの調子じゃ、あまり無茶出来ないね。ジェイソンも何もわからないままこっちに飛ばされてきたみたいだ。家族のみんなが僕の事を心配してるらしい。早くブルースを見つけないと。

ジェイソンも僕と行動することになった。どっちが絹旗の先生になるかとか、部屋割りをどうするかで喧嘩したけど、ジェイソンもこっちでなんとかやってけると思う。

今日はここまで

ここで少し謝らないといけないことがあります。前スレで出して欲しいキャラの話でポイズン・アイビーをバースで出すって言ったんですが、今の話の流れ上味方として出せなくなりました。本当に申し訳ないです

無理にキャラ安価ださなきゃよかったと後悔してます


感想などがあったら書いてくれると嬉しいです

ヤンチャなレッドフードカッコイイ。絹旗がロビンとかDKRを連想するけど、バッツに師事してないのにロビン名乗っていいのか?ww

>>101
DKRは意識してますね。ロビンに関しては俺のボキャブラリー不足ってことでww


それと見てる人に質問なんですけど、アイテムってそれぞれ別の場所に住んでるのか同じ場所に住んでるのかわからないいんですが

久々の更新です
とあるキャラが掴めて居ないからか崩壊ぎみですが、良ければ読んでください

久々の更新です
とあるキャラが掴めて居ないからか崩壊ぎみですが、良ければ読んでください

後日、僕らの元に一通の手紙が届いた。送り主の名前は「マチス・マローン」。

手紙の内容はこうだ。「今夜、指定したビルの屋上に指名した人間と共に来て欲しい」と指名された人間はジェイソン、絹旗、滝壺、麦野、上条、土御門、一方通行、御坂と記されてた。僕はこの手紙通りの行動をしようとしたけど、ジェイソンが罠かもしれないって心配していたから用心の為に武装した。

まずは指名された人間に声をかける事だ、最初に話しかけようとしたのは麦野沈理。最初の事件以来虚ろになったって聞いただけでこの目で見たことがない。彼女も僕たちと同じで絹旗の家にいる。誰かが世話しないと死んでしまいそうな状態だったみたいだ。

僕がいる部屋の壁の向こうには彼女がいる。近いのに遠い、声をかける事はこの日になる前にも出来た。なのに、僕は彼女の救おうとはしなかった。今日は違う、今日は彼女を救う日だ。絹旗に入るなと言われていた扉に手をかけ、引くと容易に扉は開かれた、拒む様子はない。

「入るよ」

僕は大きめな声をかけてから中に入った。部屋の中は暗く、カビ臭いと思った。多分、何日も部屋に篭って窓を開けなかったからだ。こんなとこに篭ると余計に頭がおかしくなるんじゃないか?

僕は再び彼女の名前を呼んだ。でも、返事は無かった。これもう強硬手段に出るしかないと思ったよ。でもそこで後ろから声がかかった。

「何、学生相手に手こずってんだ?プレイボーイ・グレイソンはどこいった?」

「ジェイソン、お前は御坂美琴に声をかけに行ってたんじゃないのか?」

ジェイソンは僕を助ける少し前に御坂をクレイフェイスから助けたらしい。面識のある相手だったら、御坂は着いて来てくれると思ったんだけど、断れたのか?

「相手は中学生だぜ?今は学校に決まってんだろ、まだ朝の10時だ。それに、こんな時間に赤ヘル被った男が出歩いてるとキモいだろ?」

そう言って手に持っているヘルメットを軽く叩く。何時でもキモいよって言いたかったけど、ハロウィンとクリスマスは別だ。赤色だ、クリスマスも平気だろ。

そんなどうでもいい会話をしてると彼女が動いた。ただ、こっちを見ているだけだ。

「何見てんだ?んなことより話をしようぜ」

ジェイソンがそう言って彼女に近付く、重い空気の中であれだけの行動ができるってのは凄いよ。ほとんどの人は狂ってるって言うと思うけど。まだ、彼女はこっちを見ているだけだった。

「………強硬手段で行っていいか?」

ジェイソンがそう言って僕をみた。僕は軽く頷くとジェイソンは彼女をお姫様抱っこしてリビングへと出た。この行動には彼女も驚いたけど、行動をする気配はなかった。されるがままリビングへと運ばれて行った。

ジェイソンはリビングにあるソファへと彼女を座らせた。暗い部屋だったからちゃんと顔は見てなかった、人間の顔付きじゃないとは聞いてたけど、これほどとは思って無かった。

「いい顔してるじゃねぇか。近くで見せてくれよ」

そんなことしたらいくら彼女でも怒ると思って止めようとした。けど、ジェイソンはそのまま彼女の顔を触り始めた。

「面白い…腕も義手か……」

ジェイソンは人形で遊ぶ子供みたいに好きに触っている。その時、彼女の口が動いた。

「あたしって怪物?」

動かない人形がハッキリと喋ったみたいで僕は少し引いた。でも、ジェイソンはその質問にすぐに答えた。

「お前はどう思ってんだ?お前が自分を人間だと思ってるんなら人間だ。怪物なら怪物。簡単な話だろ」

スケアクロウのガスを耐えるには強い軸が必要だ。その時支えになるのは自分の気持ちだ。僕が言うはずのセリフを取られちゃったな。

「あんたは特殊じゃないでしょ…。そんな奴が勝手なこと言ってんじゃねぇよ!!」

自分で質問しといて、この返しは理不尽だとおもうな。まぁ、よくわからない奴に言われたら怒る気持ちも少しはわかる様な気もしなくはない。

「俺は一度死んだことがあるんだ…。マジな奴だぞ、死因は母親に裏切られて爆弾で爆死、葬式だってやったらしい。出席したのは元カノとその親父。それと俺の家族が二人だ。

こんな話は信じられないだろうが聞いてくれ。俺は欲しくもない二度目の生を得た。世間から言わせれば、俺はゾンビだ。だが、俺は人間として生きてる」

ジェイソンが自分の死について話すとは思っても無かった。ジェイソンは彼女の手を取って立ち上がせる。その時、彼女の顔は少し戸惑いを感じさせた。

「お前の心の支えだった男が精神病院のベットにぐるぐる巻きにされてるのは知ってる。だからって、お前まで自分のベットに張り付く必要は無いだろ。

お前の心の支えはその男だけじゃない。ここだ、あの超ばっか使う奴と病院にいるって奴と新しく俺らが加わった、ここだ」

良いこと言ってるんだろうけど、ちゃんと名前使わなかったかから評価はB-をつけさせてもらうよ。でも、彼女の心には響いたのか突然泣き出しちゃった。

「俺と今夜、外に出てくれるよな?」

泣きながら頷いてる。そんな彼女をジェイソンは自分の胸へと抱き寄せた。なんだから、僕だけ置いてけぼりにされてる気分だ。

「そこにはバットマンやら上条当麻も居る。だが、あいつらを恨むなよ。約束してくれ」

「?ん……」

泣き止んで枯れかけた声が聞こえた。これである程度は安全だな、暴走されちゃあっちもこっちも危ない。

「笑ってみろよ。お前、結構いい顔してるぜ」

そう言って、ジェイソンは彼女を離して外へ出た。ふと、彼女を見るとものすごく笑顔だった。これは変なフラグが立ったって日本じゃ言うんだっけ?

その後、絹旗が帰ってきた時、麦野が部屋の外に出ててびっくりしてた。

それとこっちもびっくりする出来事が起きた。今日になってスケアクロウが解毒剤の化学式を渡してきたらしい。これで浜面仕上以外のアイテムメンバーは全員揃った。希望は見えてきた。

少し日が暮れて来た。これくらいなら全員に声がかけられるだろう。

一方通行ってのはよくわからないけど、土御門に連絡したら「任せろにゃー」とか言ってたし大丈夫だろ。

今日はここまで
次の更新はいつになることかはわかりません。感想などがあったら書いてください

一応、生存報告
次の更新でこのスレは終わる予定です

皆さんは、明日発売のジョーカー:喪われた絆、バットマン:ノーマンズ・ランドを購入しますか?私はどっちも買います





デッドプールもよろしく、それと映画化おめでとう

0時に更新するよ!!

ノーマンズ・ランド、内容を理解しようと読んでたら凄く時間がかかるな

圧倒的これじゃ無い感
これでは始まるよ

学舎の園

御坂「暇ね…」

「あの…御坂さん」

御坂「?…何の用かしら?」

「入り口の近くに男の人が居て…御坂さんを呼んで欲しいって」


入り口付近

ジェイソン「俺のこと変質者だと思ってビビってるのはわかった。だからって引くと思うなよ」

「いい加減にしてください!!アンチスキルに連絡しますよ!!」

ジェイソン「入り口の近くで立ってただけだろ。事件性はない、まともに取り合ってもらえるかもわかんねぇぞ」

「屁理屈ばかり言って…情けない殿方ですね!!」

ジェイソン「言いたきゃ勝手にしな。んな事に俺はいちいち反応しねぇよ」

御坂「ちょっと!!なんの用!!」

ジェイソン「おお、荒れんな荒れんな。俺は無能力者だ、あんたに喧嘩売りに来たわけじゃない。静かな所でこれを読め」ス

御坂「? なんなの、これ?って居ない?」

「逃げ足が早い事で」


あいつに渡したのは手紙のコピーだ。一応、来るメンバーは見てもらわないとな。送り主の名前は消しておいたし、余計な事はしないだろ。

上条さんの部屋の前

ディック「また、この二人で来る事になるなんてね」

絹旗「あんな麦野と一緒に居るなんて超勘弁です。少し時間があると鏡で笑顔の練習し始めるんですよ。勝手に部屋でやってればいいってのに」

ディック「普段の彼女を知らないからなんとも言えないね」ピーンポーン

ガチャ

上条「はいは〜い」

ディック「やぁ、初めまして上条当麻」

絹旗「うちのクソ浜面が超お世話になってました…」ペコリ

上条「ああ、浜面のとこのと……どなた?」

ディック「ここだと目立つから。中に入っても?」

上条「? まぁ、入ってくれ」

インデックス「とーま、お客さん?それともまた揉め事に首を突っ込んだの?」ムスッ

絹旗「超残念ですが揉め事の方ですよ」

ディック「……君をまた巻き込んでしまう結果になったことを謝りたい。君は選ばれたみたいだ」

上条「待てよ。まず、お前は誰なんだよ?」

ディック「最近、話題の人とでも言っておこうかな」

インデックス「ハッ!?。もしかして、有名人さん!?」

絹旗「まぁ、有名人ですよね。超嬉しくない方向にですが」

ディック「変な意味に聞こえるだろ。まぁ、歓迎してくれる人は少ないとは自分でもわかってるけど」

上条「本当に何者なんだよ」

ディック「マスクを付けたヒーローって感じかな」スチャ

上条「……? どっかで見たマスク…なんだけど…」

インデックス「ああ!!朝のニュースで引っ張りだこのヒーローさんなんだよ!!」ポチッ

TV{数日前に報道した謎の人物は未だ目撃者はおらず……

上条「これか?」

ディック「そうだね。ちなみに、もう一つの地下鉄のニュースは彼女」

TV{被害者の数名は自らをロビンと名乗る少女にお礼が言いたいと……

絹旗「今思えば超恥ずかしいですね」

インデックス「二人ともすごくかっこいいんだよ」キラキラァ

上条「それで……あんたらは俺に何をして欲しいんだ?俺にもマスク着けろって言うのか?」

絹旗「これは私の意思であって指示されてやってるつもりは超ないです」ムスッ

ディック「まだ、はっきりとした事はわからないんだ……。今わかる事は今夜君はまたあの人に会う事になる」

上条「………俺は…」

絹旗「あなたは困ってる人のためになんでもする。超困った人のはずですよ」

上条「ああ、そうだよ。でも、そのせいで浜面が……。誰かのために誰かが犠牲になるなんて事はあっちゃいけないんだよ……」

ディック「確かにあっちゃいけないかもしれない……。でも、自分から誰かのために進んで出て行くのは犠牲とは違うと思うんだ」

絹旗「浜面は自分から手伝いを引き受けた。そこでミスしたのはあなたの責任じゃありません、悲しいかもしれませんがそれはミスを犯した人間の責任です」

上条「でも……」

ディック「君は…ジョーカーに会ったんだよね…その時どう思った?」

上条「あのピエロか?ただの頭のおかしくなった変人だろ」

ディック「君はまだ彼の内側を知れてないって事がわかったよ。あいつはおかしな変人って言うのは同意する。でも、それで終わらないのが奴なんだ」

上条「どう言うことだよ。あいつは捕まってるし、何もしてこないだろ?」

ディック「奴がどんな風に人を殺すか見ただろ?」

上条「……ああ」

ディック「僕らは人々をあの狂気から守りたい。そのために死んでいった仲間もいる。だからって、止まる訳には行かない……

これを最後にしよう。君が拒むなら僕らは素直に帰る。また僕らに力を貸してくれないか?」

上条「…………」

インデックス「とーまは行きたいの?」

上条「みんなを救えるなら……」

インデックス「止まるなんて、とーまらしくないんだよ。私なら大丈夫、とーまが帰ってくるの待ってるから」ニコッ

上条「インデックス……俺、行くよ」

インデックス「絶対帰って来てね」

こうして、選ばれた者は全員揃った。そして夜が訪れる。

本当の所、僕は少し嫌だったんだ。彼らがあの人の駒みたいに扱われるんじゃないかって。でも、彼らは僕らみたいな騎士になって欲しい訳じゃない。僕らの敵が彼らの自信や環境を変えてしまうのが許せない。だから、絹旗には自信を持って欲しかった。

絹旗「そろそろ時間ですよ」

彼女は立派だ。最初の一回以来、涙を見せていない。そして、自信と可能性に満ちてる。この感想をジェイソンに話したら「まだ奴らの狂気に気付いてないだけだ。やばくなったら、お前が支えてやれよ」って言われた。言われなくともそうするとも。

麦野「奴が来たら、とりあえずぶん殴ってやる」

自分がドン底に居ると思って絶望していたはずの彼女。今じゃ、力溢れて勇ましく見える。あと、ジェイソンにだけ当たり方が少し優しい気がする……まさかね。

滝壺「やめといた方がいいよ…嫌な予感がする」

謎だよ。彼女が突然帰ってこれた事も、スケアクロウの人質になったはずなのにピンピンしてる事も。考え過ぎだと思いたいけど、彼女の裏には何かがあることは確かだ。

上条「……………」

彼がここに居る人を見た時、自分が巻き込んだんだと言っていたが、違うと言ったよ。僕らは疫病神かもしれない。でも、責任は取る。あの人とジェイソンはわからないけどね。

土御門「神やん、何黄昏てんだにゃー」

彼はよく協力してくれるけど、理由はよくわからない。彼はラーズにも通じてると聞いたから変な予想ばかりしてしまう。対人恐怖症にでもなったのかな。

一方通行「なんで、こんな仲良しこよしごッこなんかしなきゃいけねェんだよ」

彼は初めて見るけど少なくとも悪い人間ではない。僕らと同じだよ。歓迎はされないかもしれないけど、この街を守ってる。そして、大切な物も。

御坂「またあいつはこんなことに首を突っ込んで」ブツブツ

彼女には何も知らないで欲しかったけど無理みたいだ。ジェイソンは弟子を取るならあれくらい荒れてる方が楽しそうだってふざけてたけど、本心だったのかな?

バットマン「よく来てくれたな」

彼が現れた。何の説明もなく、勝手に物事が進んで行く所は健在みたい。

ジェイソン「どこ居たんだ?洞窟なんてこの街にはないぞ」

バットマン「あることにはある。地下鉄道の一部の廃駅には誰も入らない。そこを利用させてもらった」

ここにケイブを作るなんて金はないはずなのに何処から仕入れたんだ?まぁ、詳しいことは後で聞こう。

バットマン「ここに呼んだのはあの精神病院の話をするためだ。中で行われてる研究は精神病治療なんかではない」

話をまとめるとこうだ。最近、スキルアウトの中でジョーカーガスと似た化学式の物質を使う集団が現れたらしい。ジョーカーが自分の手下に化学式を託すとは考えにくいから何処から流出していると予想していた。調べを進めてみると、辿り着いたのはあの精神病院だったらしい。

それと、リドラーが学園都市内の様々なデータを漁ってることを感知したから危険が及ぶかもしれないと言う警告も兼ねてあった。

バットマン「私に協力することに拒否感を感じる者もいると思う。前回の結果から考えれば当然のことだ」

最初の事件に関わった人達は全員苦しそうな表情をしている。それもそうだ、上条当麻を信頼して手伝った結果、浜面仕上はいなくなってしまった。

バットマン「だが、奴らを放置することは解決にはならない。この世界では私の力はとても弱い。しかし、君たちが協力してくれるだけで事態は変わってくる」

元の世界でどれだけ伝説と崇められようと、この世界では通用しない。伝説を始めから作るには協力が必要だ。

バットマン「共に戦おう、君たちの手でこの街を守るのだ。嫌だと言う者を私は追わない」

誰か拒否する者が現れるかと思っていたが、誰も帰ろうとはしなかった。ここの人達はみんな強い。

上条「協力はする……でも、俺はあんたのことがあまり信頼出来ないんだ…」

彼がそう言うと辺りは騒ついた。ジェイソンが何か言いたげな顔をしてるがこれは彼らの問題だ。彼らの意思じゃないと意味がない。

バットマン「信頼を得るのは簡単ではない。私は君からの信頼を得るには何をすればいい?」

上条「そのマスクを取ってくれよ。顔もわからない奴の言うことを聞く何なんて君が悪いだろ」

バットマン「………」

マスクを取れって事は正体を表せって事だ。正体が分かればヒーローではなくなる。マスクは自分の関係者を守るためだけに着けるのではない、一つのアイデンティティだ。仮に、僕がマスクを着けていなければナイトウィングは存在しなくなる。それは一人の人間、ディック・グレイソンでしかない。

ブルース「これでいいか。私の名前はブルース・ウェインだ。一度、この状態で上条とは会ったことがあるな」

これは予想外の展開、あの人が自分から正体を見せるなんて。でも、これはここにいる全員引き返せなくなるって事にも繋がる。ヒーローの正体を知った人間が裏切りそうになったら全力で止めるだろ? つまりそういうことだ。

それにこの世界ではブルース・ウェインと言う名前を知った所で有利になる事はほとんどない。あの人は信頼を得るためだけにこんなことをする訳ない。きっと何か考えてるはずだ。

こうして、夜は去って行った。全員、いつもの日常に帰る。その時が来るまでの間だけだけどね。

だけど、僕らは忘れていた。ジェイソンの時のように、一度の失敗はどのような事態を巻き起こすか、わからないと言うことを。

続く……

-滝壺解放前日-

精神病院

ジョーカー「ヤッホー。クレイン、楽しい話ってなんだ?」

スケアクロウ「いらない実験体をやるだけだ。そこに置いてあるだろ」

ジョーカー「ふーん……目の焦点が合ってない、口からヨダレも垂れてる……。俺抜きで楽しいことするなってこの前言ったはずだぞぉ、このこの」ツンツクツン

スケアクロウ「いや、本当なら私が弄ってもいいんだが……。ちょっとした契約が出来てな」

ジョーカー「医師の同意書って奴か?それとなにやってたか教えろよ。なぁ、教えて!!」

スケアクロウ「その実験体の名前は浜面仕上。仲間に仕込んだ毒の解毒剤を渡して、二度と仲間たちには関わらない代わり自分には何してもいいって契約を私に押し付けてきた」

ジョーカー「随分と素直に受け入れなんだな。お前さんらしくもない」

スケアクロウ「まさか…。元の毒と合成する事でより強力な毒になる物を渡してやったよ。だが、関わらないって契約だけは面白そうだから守ることにしたんだ」

ジョーカー「ほうほう。んで、こいつに打った毒は何なんだ?」

スケアクロウ「本来なら人の人格を崩壊させる物なんだが、こいつの場合記憶も消えてしまった。結果から言うと、私は浜面仕上という心を殺したってことだ」

ジョーカー「んで、空っぽの器だけ俺にくれるってことだよな?ありがたくいただくとしようじゃないか、こんなおもちゃはお前さんにも勿体無いくらいだHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」


次スレを待て!!

これにてこのスレは終わりです!!

本当は7月の喪われた絆が発売される前には完結する予定だったのに


スレには関係ない話ですが、DCはアロー、フラッシュ、ゴッサム、コンスタンティンとドラマで盛り上がってますね!!
自分個人の正直な所としは、映画はよ!!って感じですけど


マーベルは……あれですね。デッドプールが日本受けすることを願います。ていうか、うけるよね?日本人ってメタネタ好きだし

次のスレは
とある異形の精神病院(アサイラム)ってタイトルにする予定です


それと気分の問題でバットマン系を放置してスーパーマン、フラッシュ、グリーンランタンなどのSSを書くかもしれません。まぁ、両立は無理なのでそうそうはやらないと思いますが

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月22日 (火) 14:32:48   ID: eAmk9i_L

上条さんの出番はまだかな〜

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