提督「艦娘達との一晩」【安価R-18】 (554)
・エロ
・地の文有り
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提督「……さて今日の執務も終わって後は寝るだけ」
提督「秘書艦に今日の働きを労ってあげないとな」
↓直下 艦娘指定
-寝室-
提督「今日もご苦労だったな」
天龍「へっ、俺にかかりゃどうってことないさ」
提督「……で、本当にいいのか?」
天龍「何だよ、俺がこういう事するのはおかしいか?」
提督「いや、そうではないが」
天龍「お前は何も気にするこたぁねえ」
天龍「こっちから頼んでる事だ」
提督「……わかった。龍田は? 後でどやされるなんてたまったものじゃないからな」
天龍「心配するな。ちゃんと言ってある」
提督「よし、じゃあこっちに来い」
ゆっくりと天龍が近づき提督が腰掛けているベッドの横へと座る。
男らしい振るまいである彼女も、間近に居ると女性特有の甘い香りを漂わせる。
「……じゃあ、するぞ」
「……一々言わなくていいっつの」
片方を眼帯で覆った目を見つめ、ゆっくりと提督と天龍の顔が近づいていく。
1回、2回と口付けを優しく交わし顔を再び覗き込むと凛とした表情のまま頬を朱に染めていた。
提督が天龍の腰に手を回し、ぐいと引き寄せる。
隣に座っていた所から足と足、腰と腰が密着する。
「お、おいモノには順序ってもんが」
「順を追っているつもりだが?」
「は、はええって……やっ、やめ」
腰に回した手を動かし、脇腹から尻にかけて撫でまわすと
普段の彼女からは思いもよらない甘い声を出す。
いくらか驚いて体を跳ねさせるが、振りほどいたりする気配はない。
構わずそのまま今度は背中へとその手を動かし
背筋に沿って指を這わすと天龍がゾクゾクとした感覚に体を打ち振るわせる。
まだ服も剥いでいないというに中々な反応である。
先程までの凛とした表情はすぐに崩れ
眉尻を下げこちらを眺めてくる。
「フフ……怖いか?」
「なっ、俺の台詞取るな……うぅっ!」
普段強気な調子であるが、その実怖がりな面を持つ天龍。
ついついからかってしまいたくなる。
背中を撫でる手と反対の手で今度は天龍の前を撫でる。
十分な膨らみを持つその胸に手を触れると再び可愛らしい声を上げた。
「……な、なぁやっぱりやめに」
「しないな。さっき十分確認したぞ、もう引き返せん」
「そ、そんな……うわぁっ!」
シャツのボタンを一つ二つ外し、天龍の胸元に隙間を作り手を忍ばせる。
ゆっくりと手を動かすと下着越しではあるがぐにぐにと形を変えていった。
日頃遠征で長時間潮風に晒されているが
その肌は全く痛んでおらず、柔らかさと共に程よいさわり心地である。
最初の強気な発言はどこへやら。
既に天龍は提督にされるがまま、その手練手管に身を震わせるばかりとなっていた。
「ふーっ……ふーっ……」
提督の指使いを必死に耐えながら体を強張らせ
時折体を跳ねさせる。
天龍は提督の寝巻きを摘み目をきゅっと瞑る。
「さて……このへんはどうだろう」
くにっ
「ひゃぁっ!」
手を這わせ下着をずらし、胸の頂をひとつ摘むと
びくんと今までで一番体を強く跳ね上げ嬌声を上げた。
水面を打つように触れれば体を跳ねさせ
撫でると声を上げる天龍はいつまでもそうして可愛がってやりたくなるものである。
「い、いつまで……そうしてんだ、よぉ」
「飽きるまで、だな」
「うぅ……っ」
暫く経った所で天龍から不満を漏らす声が上がり
いくらかこちらを睨んでくる。
だが頬を染め瞳を潤ませては全く怖くない。
構わず手を動かし胸を揉みしだく。
飽きるまでとは言ったが
この手触りと反応はいつまでも飽きる事はないだろうな、と一人考えながら責め立てていく。
背中を撫でていた手を止め
その手で天龍の服を剥いでいく。
下着だけの姿となった天龍をベッドへゆっくりと寝かせ
その上に覆い被さる。
「さて、そろそろ準備はいいか?」
「ま、待て心の準備ができてな……!」
どうせ天龍の事だ、聞けば怖気づいて拒否するだろう。
答えを聞き終わる前に下着に指を掛け下半身を露わにさせようとする。
「…………ぅぅ~っ!」
目をぎゅっと瞑り何かに怯えるその顔は
大粒の涙を目尻に溜め、ぶるぶると先程までとは違った震え方をする。
「…………ふぅ」
ふと提督がその指を止めゆっくりとずれた下着を直す。
ベッドのシーツを整え、静かに二人一緒に包まる。
天龍「…………」
提督「…………これで何度目だろうな」
天龍「…………うっさい」プイッ
提督「やはりいつまで経っても慣れないか、こういう事には」
天龍「お前がもっと優しくしてくれりゃいいんだよ」
提督「十分優しくしているつもりなんだがな」
天龍「けっ……人を玩具みたいに弄りまくりやがって」
提督「つもりだが……すまんな、ついつい楽しくてな」
天龍「やっぱそうじゃねーか……ふんっ」
提督「そう怒るなって、こっち向け」
天龍「知るかっ」
提督「……ったく、しょうがないな」
なで なで
提督「ほれ頭を撫でてやる」
天龍「ん……」
提督「ま、抱き心地はいいし今日はこのまま寝るとしよう」
天龍「…………あぁ」
天龍「……で、何か尻に当たってんだけどさ」
提督「あててんのよ。……じゃなくて仕方ないのだ、我慢しろ」
提督「お望みとあらばこれが入る事になるが」クイッ
天龍「や、やめろ腰を動かすな! このまま寝るっ!」
提督「ああ、おやすみ」
提督(……羊を300匹位数えた所でやっと寝れた)
提督(天龍は結果添い寝だけになったが今日は戦意高翌揚しきっているようだ。よきかなよきかな)
提督(さて今日の秘書艦は……)
↓2 艦娘指定
――――――
―――――
――――
雲龍「本日はお疲れ様でした」
提督「雲龍も今日はよくやってくれた」
提督「艦隊で一番の殊勲を上げた活躍、素晴らしかったぞ」
雲龍「ありがとう……。でもこれは全て提督のおかげ」
雲龍「艦載機を持っていなかった私に新しい機体を装備させてくれたり」
雲龍「色々な海域でずっと沈む事なく戦わせてくれたから」
雲龍「今日はそのお礼を、少しお返ししたいと思います」
そう言いながら雲龍は提督の前に膝立ちの姿勢を取る。
ちょうど提督の股間に顔がくる位置となり、そこにゆっくりと顔を近づけ
腰を掴み提督の身動きを封じる。
「じっとしていて下さいね……」
「雲龍……?」
雲龍の手は腰を掴んだまま
口を器用に使いズボンのファスナーを下ろしていく。
開けられたズボンの隙間から提督のソレが姿を現す。
さすがにまだ起立しきっていないらしく、少しばかり下を向く。
ぱくっ
「……っ」
構わず雲龍はそれを口に含む。
暖かく包み込まれる感覚に思わず提督は声を上げそうになった。
「……はむっ……ふっ……んむっ」
雲龍が口に含んだそれを今度は顔を引き
唇で撫で上げながら吐き出す。
そして再び顔を股間に寄せ飲み込んでゆく。
前後運動をゆっくりと続け提督に奉仕をする。
「うぐ……」
それを包み込む暖かさと
唇の柔らかさが提督に強い刺激を与えていく。
「……んぶっ……どうですか? はむっ……」
一旦口を離し、上目遣いで視線を合わせ具合を聞く雲龍。
中々に男のツボを心得ているその行動は
すぐさま提督のソレを大きくさせていった。
「……ふふ。良いみたいですね、よかった……」
言葉では返ってこずともその反応で十分な回答となっていた。
それに雲龍は満足し、更に行為を続けていく。
「雲龍……その、頼みが」
「……ぷはっ。ええ、何かしら」
「胸で、してもらえないだろうか」
提督が声をかけ雲龍に一つ願い出る。
それは彼女の有り余る程に大きな胸を使って扱いてもらいたいという事であった。
「私の胸で……? そういうのが好きなの」
「雲龍の胸は、とても魅力的だからな」
「そう……。この身は最早提督のもの。どのようにされても構いません」
雲龍がそう畏まって答えると
提督はベッドへと腰掛け足を開く。
そこへ雲龍を導き胸が当たる位置に調節する。
「服は……脱げばいいかしら」
「いや……そのままだ」
「え……?」
「その隙間を指で広げてくれ」
服を肌蹴けさせたほうがよいのかと雲龍が尋ねると
このままで良いと指示を出し服の隙間を大きく開けさせる。
丁度胸の谷間が見える格好となるその服は
雲龍の指で広げられその奥に大きな房と谷間をより見せ付ける。
ぐにっ ぐにゅ……
提督が腰を少し突き出し、剛直をその隙間へと侵入させる。
先程まで口に含まれていた為に、唾液で滑りを得たそれは難なく滑り込んでいく。
「ん……こうするのね」
その仕草を何やら感心したように呟きながら眺める雲龍。
奉仕に使われるその胸が剛直により雲龍にも刺激を与える。
「あぁ……やはり凄いな」
ずるっ ずる……ぐにっ
どこまでも沈んでいきそうな柔らかさにソレが包まれ
提督が心地よい刺激を愉しむ。
「そのまま、胸で挟むように頼む……」
「ええ……こう?」
隙間を作っていた指を離し
乳房で押しつぶすように手で胸ごと挟み付けると
提督のソレが完全に乳房の中へと収まっていった。
「ぐっ……いいぞ」
全体を包み込む柔らかい感触が
一転して締め上げる形になると、提督は堪らず声を上げる。
ずるっ ずっ ずっ ずちゅ
胸の中へと入り、引き抜かれ、再び入っていく。
その動きがだんだんとリズムを早め、より強い刺激を求めていく。
「んっ……ふっ……」
雲龍もまた胸を硬くそそり立つソレで刺激され
幾許かの声を漏らす。
しかし手を緩める事はなく
提督を悦ばせんとその身を差し出す。
「そろそろ……出そうだ」
「ええ、いつでも……」
提督がその刺激に限界が近い事を伝えると
思うがままにどうぞと雲龍が答える。
ずっ ずちゅっ ぐにゅっ ずるっ
腰を胸に叩き付けるように速度を上げ
最後の快楽を求めんと動きを強める。
「……ぐっ……もう……!」
ぱくっ
「っ!」
最後の力を振り絞った所で
胸からはみ出た提督の剛直が不意に暖かく滑ったものに包まれる。
雲龍が胸から飛び出したソレを口に含んだのだ。
びくんっ びくっ びくっ……
それが止めの一撃となり
脈を打ちながら欲望の塊を吐き出す。
雲龍はそれを口に含んだままであったため
容赦なくその塊を流し込まれる。
「んぐっ……むぐっ……」
しかし雲龍は口を離す事なく吐き出される精を受け止めていった。
びくん……びくん……
ひとしきり吐き出し、脈打つそれが収まっていくと
雲龍がゆっくりと周りを汚さないようにと口をすぼませながら離していく。
ごくんっ
すると雲龍はそのまま口を開かずに一つ、二つ喉を鳴らした。
「お、おいまさか……飲んだのか?」
「ぷぁ……ええ、周りを汚すわけにもいかないから」
お世辞にもその精は味のいいものではない。
それを事も無げに飲み下した雲龍は
しれっと提督にそう答えた。
提督(……あの後2回戦目で今度は愉しませてねと襲いかかられた……)
提督(忘れてたけど雲龍も中々に闘争心の強い子だし)
提督(一度火が付くと結構凄い)
提督(さて今日は……)
↓2 艦娘指定
いったん休憩、雲龍はエロい(確信
なんかご希望のシチュエーションあれば
浜風了解。おっきい子ばかりで感激
コンコンコン
浜風「提督、よろしいでしょうか? 浜風です」
提督「入れ」
浜風「失礼致します」
がちゃっ
提督「今日はご苦労だったな。それで、どうした?」
浜風「はい、少しお伺いしたい事が……」
提督「ふむ……? 何だ、言ってみろ」
浜風「はい。その……『抱く』というのはどういう意味なのでしょう?」
提督「……は? 何故そんな事を聞く」
浜風「はい、他の方が話をされていた所、提督に聞けば分かると……」
提督「……性的な意味を持つ事は知っているか?」
浜風「はい……その方達の会話も聞いておりましたので」
浜風「実際に、どのような事なのかと……気になりまして」
提督「大体予想は付くのではないか?」
浜風「………………」
提督「……沈黙は肯定と受け取るぞ。こちらへおいで」
こちらが手招きをすると浜風が無言でゆっくりと近づいてくる。
目の前で立ち止まり伏目がちにこちらを伺う。
そっ ぎゅう
「……ほら。『抱いた』」
「……あの……」
その体を優しく抱きしめふわりと柔らかな感触を味わう。
浜風は少し困ったようにこちらを伺い、何か言いたそうに声を出す。
「これで満足か?」
「…………」
見上げる形でこちらを見る浜風の瞳は
長い前髪に隠れがちになっており、あまり伺う事ができない。
「……まったく、いけない子だな」
さら さら
「あ、あの……」
長い前髪に隠れた瞳を見ようと手櫛で髪をかき上げる。
困惑したその台詞とは裏腹に期待がその瞳の奥に映る。
「発言には気をつけた方がいいぞ」
「それは……どういう……?」
その瞳を見つめ優しく諭すと
今一要領を得ないといった風に小首を傾げる。
「お前のような者にそういう誘い方をされると、止まらんという事だ」
「……私の一体何が、そのように、あっ……!」
ふにっ
前髪を上げていた手を下ろし
その駆逐艦娘らしからぬ主張をする大きな膨らみに手をかける。
服の上からでもはっきりと分かるその胸は
軽く触れただけでも浜風に刺激を与える。
「お前のようにとても女らしい体付きは、とてもそそるものがあるんでな」
「……そんなに、私は」
「ああ、とても魅力的だぞ」
「……そのように言われたこと、んっ……無くてよく……分かりません」
向かい合う形ではあまり上手くその胸を触る事はできないが
それでも触れているとその度に浜風が息を乱す。
「どれ、ここに座ってごらん」
「……はい」
一旦抱きしめていた腕を解きベッドの上へと腰掛ける。
そうして足の上をぽんぽんと叩き、自らに乗るよう指示を出す。
ゆっくりと膝の上に浜風が乗ると
ちょうど浜風の肩に顎が乗る位置となった。
「これだけ良い体付きというに、自分は分かっていないようだな」
「ふぁっ!?」
耳元で囁きつつ後ろから手を回し
両手でその胸を持ち上げると、耳にかかる吐息と胸への刺激で浜風が強く跳ねる。
下から持ち上げるように揉んで尚
その手に余る胸はとても感度が高いらしく
少し指を動かすだけで膝の上で浜風が踊るように体をくねらせる。
「んっ……ふっ……ふぅーっ……ふっ」
後ろから抱きつく形で身動きを封じ
服の裾から手を忍ばせ柔らかい乳房を揉むと
その刺激から逃れる事のできない浜風は吐息を大きく乱していく。
ふに ふに ぐにっ
「はぁーっ……はぁーっ……はぁ……んっ」
柔肌の吸いつく感触と
力を込めるとずぶずぶと指が沈んでいく柔らかさをひたすらに堪能する。
浜風はその責め苦をじっと耐えていたが
時折甘い声を漏らすようになってきた。
「こんな……事、されるの……初めてで」
顔を寄せると浜風がこちらを向くように首を回し
その横から見える表情は頬に朱が差し、瞳は潤んでいた。
今まで味わった事のない感覚に戸惑いながらも声を上げていく浜風。
「大丈夫……私に全てを任せるといい」
「はい……」
戸惑う浜風に優しく語りかけ、片方の手を引き抜きその頭を撫でる。
それに安心したのか、こちらへ体を預け軽いその重みを預けていく。
ぐにっ ぐにっ ぐにっ
「はっ……ふっ……あっ…………んぅ」
少しだけ胸を揉む指に力を込め、強い刺激を与えていく。
段々と漏れ出てくる声に艶が増し、甘い吐息が増える。
くにゅっ
「ぁぁっ!」
乳房の感触を十分に愉しんだ所で
その先端を軽く摘み上げると、びくんと体を揺らし完全な嬌声を上げる。
駆逐艦といえばまだ幼い外見の子が多いのだが
浜風に至っては十分な発育を見せており、今は最早快楽に身を委ねる女の様相を呈している。
「……感度十分といった所か」
「ぅぅ……そのようにはっきり言われるのは恥ずかしい、です……」
こちらが感嘆の声を漏らすと
上ずった声で羞恥の不満を漏らす浜風。
だがその反応も初々しくこちらの悪戯心をくすぐる。
くにっ くにゅっ ぐにっ
「んっ、あっ……ぁんっ!」
乳房を揉み乳頭を摘むとその度に嬌声を上げ
リズムを刻むように体が揺れる。
続いて指で乳首を押し込めるように力を入れると
豊満な胸に指ごとずぶずぶと沈んでいく。
「ぅぁぁ……さっきから、ずっと、胸ばかり……」
何やら執拗に責められる事に不満を漏らした浜風だが
よく見ると太股をぴったりと閉じ、足をもじもじと擦り合わせている。
「ほう……」
両手で胸をもみしだいていたが
一つ思い当たる事を確認する為に、片手を胸から離し
ゆっくりと足の付け根へと手を進める。
さわっ
「……っ!」
女性の最も大切な部分にまでは手が届かなかったが
その下腹部手前を触れると、閉じた足の付け根から熱気が放たれていた事を指で感知できた。
さわ さわ すり すり
タイツ越しに足を撫で
付け根の周りを解すように指を這わせる。
「あの……お腹の下が、何か……熱く」
「ああ、分かっている」
恐らく自身の体にどういった変化が起こっているか分からないのであろう。
不安に駆られる浜風を体で包み込むように浜風の背中に体を押し付ける。
さわっ ぐにぐに
タイツのつるつるとした感触は
素肌とはまた違って触る楽しみを感じさせる。
ゆっくりと太股からスカートの中に手を滑らせ
タイツと下腹部の間を作り手を潜り込ませる。
ぐちゅっ
「あんっ……ひゃっ!」
そうして下着も潜りその付け根。秘所へと辿り付くと
今まで触れていないその部分から強い水音が奏でられた。
「な、何……?」
今まで感じた事のない刺激を受けとめきれず
目を白黒させているようだ。
更には自らの体から発せられた粘り気を持つ水音。
「浜風が女だという証拠だよ」
ぐちゅっ くちっ
「そん……な、あぁんっ! ぁぅっ!」
浜風を傷つけず、しかし刺激をしっかり与えようと指をくねらせ
その股間を弄ぶ。
胸を弄られていた時も十分な反応だったが
秘所をまさぐる度に強い反応を示す。
「やだ、提督……私、どうなって、しまうので、しょうか……ぁぁっ!」
めくるめく刺激が快楽と気づかない浜風は
その感覚に戸惑いを隠せず、提督に助けを求める。
「大丈夫だ。それが普通の反応なんだ。気持ち良いっていう、な」
それが『快楽』というものであると教えてやりつつ
指を止めずにその快楽を与え続ける。
「はぁ……んっ。んぅっ! あぅっ……!」
声を上げびくびくと体を震わせる浜風は
返事をする事なく嬌声を上げていく。
「ぁぅっ! 何か、こわいっ。何か、きちゃう……!」
快楽に打ち震えていた浜風が
自身の内からこみ上げてくる感覚をうわ言のように述べていく。
恐らく限界に近いのだろう。
その上初めての感覚でそれが一体何かも分かっていないと。
「楽にして、全部受け入れてごらん」
ぐちゅっ ぐちゅっ
きゅっ!
「―――――ぁぁっ!!」
耳元で囁き、そのまま指で秘所の突起を摘む。
声にならない声を上げ、今までで一番強く体を痙攣させる。
びくっ びくっ びくっ
「あぁっ……あっ……あうっ……うっ」
達した余韻に幾度か、声を上げながらびくびくと身を打ち震わせる
股間からその快楽がいかに強かったかを示すように
どろりと透明の粘液を吐き出していく。
浜風はそのまま糸の切れた人形のように体から力を失い
意識をぷつりと手放してしまった。
提督(初めてで達してしまった浜風はそのまま寝かせてやった)
提督(ある程度は綺麗にしてやったものの)
提督(次の日目を覚ました時は顔を真っ赤にして飛び出してしまった)
提督(ただ『今度またお願いします』と付け加えられたが……)
提督(さて今日も一日頑張るか)
↓3 艦娘指定
今日は寝る、次の子は明日に
再開
安価指定された子によってはR18成分の増減があるでよ
こん こん こん
提督「ん、もうすぐ寝る所だったが……いいぞ、入れ」
かちゃっ……そっ
電「……あ、あの……司令官さん……」
提督「ふむ、電か……こんな時間に、という事は」
電「あの、その……」
提督「いいぞ、今日も一人で寝るのが寂しかったんだな」
提督「ほら、入っておいでなさい」
電「はい……お邪魔、します」
ベッドに入ったままシーツの隙間をあけると
電が申し訳なさそうにおずおずとその隙間へ体を滑り込ませていく。
電は初期艦としてこの鎮守府を二人で切り盛りしてくれていたが
当初二人きりで寂しい場所での生活は非常に心細いものであったらしい。
一度添い寝の形で夜を過ごしてみた所
それが切っ掛けとなり時折こうして共に寝る事が習慣づいてしまった。
「今日もお疲れ様な」
「はい、司令官さんもお疲れ様なのです」
「電にはいつも苦労をかけている」
電がベッドへと入ってきた所で
横からこちらに抱き付くように体を預けてくる。
腕を伸ばすとそこへ電が頭をちょこんと乗せ
小さな体が温かさを求めるようにひっついてくる。
「すまんな、まだ電を姉妹と一緒にしてやれなくて」
「いえっ! あの、司令官さんには、とってもよくしてもらえてますから」
「こうしてくれると、寂しくはなくなります……から」
この鎮守府には今現時点で暁型が電しか居ない。
大所帯となり人数こそ増えたものの
肝心の姉妹が着任せず、やはりまだ寂しい思いをさせているらしい。
枕にしている腕を曲げ、電の髪を梳く。
普段動きやすいように上げている髪は寝る時になると
留めていた髪を下ろしてまた違った印象を与えてくる。
さら さら さら
大きくごつごつとした手は
電の頭を帽子のように覆ってしまう。
力は殆ど掛けず、触れるか否かの程度で撫でていくと
電がもっと、と言わんばかりに頭を擦り付けてくる。
「電も立派になったと思ったが……まだまだ甘えん坊だな」
「はうぅ……」
軽くからかってやると痛い所を突かれたとしょんぼりして
小さな仔犬が困っているかのように頭を垂れる。
「何、その分他の事を頑張ってくれればそれでいいさ」
「……はい、もっといっぱい、頑張るのです」
頭を撫でる動きは止めずゆっくりと寝る前の会話を続けると
電も一度くっついてきてから全く離れる事なくそれに応える。
さら さら なで なで
「はう……司令官さんの手、あったかいです……」
撫でる動きを少しずつ下げ頭から首筋、背中辺りまで下ろす。
寝巻きの肌触りと電の体の柔らかさを感じながらまるで赤子をあやすようにゆっくりと撫で続ける。
電は目を細め、暖かい掌の温度と優しく包み込まれるような手の動きに目を細めた。
横から抱きついている電の体は密着しており
小さいながらもその体の起伏が感じ取れる。
その上小さい子特有のぽかぽかとした体温と相まって
こちらにとっても寝心地を良いものにしていく。
なで なで なで
「んぅ……」
暫く背中を撫で続けていると眠気と心地よさで瞼が少しずつ落ちてきた。
しかしまだこの感覚を味わっていたいのか
電が体に力を込めぎゅっとこちらの寝巻きを掴んでくる。
「いいぞ、そのまま寝てごらん」
「うぅ~……」
必死に眠気と戦う電はこちらの問い掛けに答える事なく
いやいやと頭を擦りつけながら左右に振る。
体が密着しているせいでさながらこちらに香りを擦り付けているような形となった。
なで なで ふるふる
背中全体を円を描くように撫でる手の動きと
電が頭を小さく振る動きが続く。
すっ……くいっ
手を一旦止め、より密着するよう電の背中を軽く押す。
十分に温まった互いの体温が交換され、それが電の安息感を増幅していった。
「ふわぁ……はうぅ……」
苦しくない程度に背中を押さえつけると
電が可愛らしい声を上げる。
電はぎゅっとこちらの寝巻きを掴み
何かを訴えるように頭を上げこちらを覗き込む。
「ん……? どうした?」
暗がりに見える電の表情は
最早意識が途切れる寸前の様相を呈していた。
それでも電の手は力が篭ったままで
まだまだ起きて居たいらしい意思表示が伺える。
「ほら……明日も早いのだ、ゆっくりしなさい……」
そっ……
「あ……」
背中を撫でていたのとは反対の手で寝巻きを掴んでいた電の手を取り
閉じられた指を一本一本丁寧に開かせる。
人差し指、中指、薬指……
閉じられた手が開き、掌をこちらの丁度心臓の位置に置かせる。
その手の上にこちらの手を重ねると
手の甲でありながらぷにぷにとした柔らかい感触がした。
電は微かに感じる鼓動と、重ねられた手によってこの上ない安息感を受け
意識を手放していく。
「……………すぅ……」
瞼が落ち、規則的な寝息を立てる度に肩が上下する。
すり すり
電の体が緊張を解き、無意識に安らぎを求め体をくねらせる。
そうして足を動かし、柔らかな太股がこちらの体に擦り付けられた。
一仕事終えたと小さく嘆息し、ゆっくりとその感触を体で味わいながらこちらも瞼を閉じて力を抜く。
提督(うむ、手は出していない。出していない)
提督(あくまで安眠できる環境を提供しただけだ。うむ)
提督(ちっちゃくて柔らかかったな…………)
提督(っと、いかんいかん。今日も執務に励まねば)
↓3 艦娘指定
がちゃっ
満潮「入るわよ」
提督「お、おい。いきなり入ってくるなよ、ノック位……」
満潮「したわよ! そう言うならちゃんと返事しなさいっ」
提督「す、すまん……残りの仕事を片付けようとしてて気づかなかったようだ……」
満潮「ったく。私と眠るのそんなにイヤなの?」
提督「そういう訳では……」
満潮「何よ、はっきり言いなさい!」
提督「わかったわかった。残りは明日に回して問題ないから、寝るから」
満潮「ふんっ」
そう言いながらずかずかとベッドへと満潮が向かう。
ここの所睡眠を十分に取っていない事を気づかれたらしく
早々に切り上げよとのつもりらしい。
「いい? 早く入ってきなさい!」
「わ、わかった支度するから待て」
これ以上待たせて機嫌を損ねると
それを取り戻すのに大変な労力を掛けなければならなくなる。
慌てて支度をし、既に満潮が潜り込んだベッドへとこちらも入り込む。
「ふんっ……」
ベッドの外側を向き、こちらに背中を見せる形で横になっている満潮。
様子は伺えないが、こちらがベッドに入った事を認識したようで
それ以上の不満は出てこなくなった。
「その、機嫌を直してくれ……すまん」
そっ ぺちん!
何とかご機嫌を取ろうと満潮の頭を撫でようとすると
満潮の手が飛んできてそれを叩き落してきた。
「じっとしてなさいよ」
既に大分機嫌を損ねてしまっていたらしい。
ある程度体を寄せる事はできても、撫でてやる事ができなくなっていた。
鋭く一言切り替えされてしまい、大分これは労力を使わねばならないと悟る。
「わかったわかった……もう寝るから」
すっ ぐいっ
「ひゃっ!」
口では応じるものの、満潮なりのコミュニケーション方法だと気づいている為
多少強引ながらも手を前に伸ばし満潮の脇腹あたりに手を伸ばす。
満潮の小さな悲鳴を上げ体が跳ねる。
「このっ……!」
ぎゅぅぅぅ
満潮が若干怒気をはらむ声を漏らし
眼下に見えるこちらの手を抓る。
「………………!」
小さいながらもその手には幾らかの力が込められ中々に痛い。
声を出さないように我慢しつつじっと耐える。
ぐいっ
そのまま構わず満潮の腹部を少し押し、こちらへと引き寄せる。
こちらの体と満潮の背中がぴったりとくっついた。
「ちょっと、何してるのよっ、寝なさいったら!」
尚も手を抓り抗議をする満潮。
先程より少し力を抜いたのか痛みが若干和らぐ。
あとは我慢比べ、このまま満潮を諦めさせればこの手が解かれる。
「このっ……!」
ぎゅぅぅぅ
満潮が若干怒気をはらむ声を漏らし
眼下に見えるこちらの手を抓る。
「………………!」
小さいながらもその手には幾らかの力が込められ中々に痛い。
声を出さないように我慢しつつじっと耐える。
ぐいっ
そのまま構わず満潮の腹部を少し押し、こちらへと引き寄せる。
こちらの体と満潮の背中がぴったりとくっついた。
「ちょっと、何してるのよっ、寝なさいったら!」
尚も手を抓り抗議をする満潮。
先程より少し力を抜いたのか痛みが若干和らぐ。
あとは我慢比べ、このまま満潮を諦めさせればこの手が解かれる。
ずいっ
このまま守りの姿勢を貫くのは時間がかかる。
攻めの姿勢を取る為に側臥の下にしていた腕を満潮の下に差込み
そのまま腕を回し抱き寄せるように肩を握る。
「っ!」
またも体をびくんと跳ねさせ、抓っていた手の力が抜ける。
ほぼつまむ程度となったその手は最早痛みではなく満潮の柔らかな細指の感触を伝える。
「ふ、ふんっ……もう勝手になさいっ」
ようやっと諦めてくれたらしく、小さく鼻を鳴らし手が離れていった。
ある程度機嫌を取り戻せたのだろう。特に抵抗する事なくその姿勢のまま時間が過ぎる。
ぽん ぽん ぽん ぽん
抱き寄せる形で掴んでいる肩を優しく叩き
ゆったりとした一定のリズムで落ち着かせる。
「………………」
「………………」
あとは寝るだけとなっておりこの間は会話も特にない。
痛みから解放され、何もする事も無くなると
満潮の密着している体の柔らかさがよく感じ取れるようになった。
ぽん ぽん さわ さわ
前に回していた腕をゆったりと動かしながら
解放され痛みの引いた手で満潮の腹部を撫でる。
「ん……ふっ……」
腹部を撫でる手がくすぐったいのだろう
小さく声を漏らし体が揺れる。
しかし先程のような怒りは全く見せず
じっとその動きを受け入れていた。
すっ さわっ ふに ふに
じんわりと熱を伝えるように手を滑らし
寝巻き越しに満潮の薄い肉感を愉しんでいく。
先程の抓られた分くらいのお返しである。
「………………」
時折体がぴくんと動くが怒る素振りも無く
不満も最早出てこない為、そのまま続けていった。
すっ
ひとしきり満潮の腹部を堪能した所で手を止め
その十分に温まった掌を満潮の腹部に負担にならないよう当てる。
「ん…………」
その温度が心地よいものなのだろうか
少し安堵とも取れる声を漏らし、以降は静かになっていった。
どれだけ時間が経っただろう。
長い間そうしていたつもりだったが、ふと枕下にある時計を見やると
それでも1時間は経っていないと針が示していた。
「も……なん…………こんなの……きに……なった……かしら……」
「……ん?」
何やらぶつぶつと満潮が小さな声を漏らした。
殆ど掠れて聞こえないそれは一体何を示しているのか尋ねようと声を掛けると。
「…………すぅ……すぅ……」
返ってきたのは規則的な寝息だった。
恐らく意識が途切れる寸前の一言か、または既に寝言であったか。
確かめる術もない為、こちらに対する不満でないことを祈りつつ
こちらもゆっくりと眠りに付く。
提督(不満があるなら添い寝するのやめればいいのにと思いつつも)
提督(不思議と次の日は非常に良い戦果を叩きだす)
提督(伊良湖もかくやの戦意高揚っぷり)
提督(うん、他意はない。他意はない)
↓3 艦娘指定
夕立「提督さんっ! 提督さんっ! 一緒にお休みしよっ!」
提督「おお、もうそんな時間か。そうだな、寝るとするか」
夕立「うんっ♪」
提督「それじゃあ机を片付けて……寝室に行くとしよう」
夕立「お片付け手伝うっぽい!」
ごそごそ がたがた
提督「よし、それじゃあ部屋に行くぞ」
夕立「はーい♪」
がちゃっ
ぼふっ
執務室から移動し、寝室の扉を開くと
その瞬間に夕立がこちらの背中に向けて飛びついてくる。
いくらか勢いのある突撃を受け
多少よろけるものの、それをしっかりと背中で受け止める。
「はは。こらっ危ないぞ」
「えへへー、ごめんっぽい」
その行動を少し咎めると
脇のしたを潜るように顔をぴょこんと出し舌を出してにこりと笑う。
寝る時間だというに夕立はまだまだ元気なようである。
「さて、服を脱ぐからちょっと離れてもらえるかな」
「はーいっ」
飛びついてきた元気と同じように今度は勢い良く離れ体が自由になる。
その間に軍装を脱ぎ、シャツと短めのズボンに履き変える
「さて、それじゃあベッドに……!」
後ろに居た夕立をベッドに案内しようと振り向くと
既に寝る姿勢の為か、服を脱ぎ捨てた夕立が立っていた。
「お、おい……」
「……? なぁに?」
こちらがその様子に驚くと
何が問題なのかと小首をかしげる。
ここに夕立の寝巻きは置いていない。
詰まる所、服を脱ぎ捨てた夕立はブラとパンティだけとなっていた。
駆逐艦と言えど白露型は発育の良い方である為
そのくびれから膨らみまではっきりと女性らしさを主張する。
「………………」
無邪気な表情とは裏腹に、その艶かしい肉体は
見ているだけでも中々にそそるものがある。
しげしげと眺め、ごくりと小さく喉を鳴らすと
「ぶぅ。なんか提督さんやらしいっぽい!」
夕立に感づかれ少しばかりその視線を嫌がるようにジト目で訴えてきた。
「そんな提督さんには……こうするっぽい!」
ぼすっ!
突如として腹部に衝撃を受け、今度は受け止めきれずに後ろのベッドへと倒れ込む。
夕立が先程よりも強く飛び込み押し倒してきたのだ。
「こ、こら……何を」
「……ふっふっふ」
赤い瞳がこちらを捉え、不敵な笑みで犬歯が覗く。
「ぽーいっ♪」
こちょこちょこちょ
さわさわさわ
薄着となったこちらの体を夕立の指が襲いかかる。
その指は脇腹を捉え、しきりに指を動かしくすぐってきた。
「ぷっ、あははっ、や、やめっ……わはは!」
「夕立の攻撃を受けるっぽいー♪」
こちょ こちょ こちょ
馬乗りの姿勢を取られ、上から夕立のくすぐり攻撃を受ける。
堪らず笑いが出て体が捩れるが、乗りかかられている為逃げる事ができない。
「くふっ……ふっ、なら、こうだっ」
つんっ つんっ こちょこちょ
「ひゃぁっ! やだぁくすぐったい!」
こちらも負けじとくすぐりの反撃をする。
押さえつけられているこちらとは違い、体を捩らせいくつかの攻撃を避ける。
しかしその表情は楽しさ一杯といった風で
にこにこと無邪気に笑いながらくすぐりの応酬を繰り返す。
「くふっ、どうだ、まいったしなさい」
「あははっ、夕立は負けないっぽい! きゃははっ♪」
まるで元気な仔犬がじゃれついてくるかのように遊ぶその様は
恐らく尻尾がついていたら千切れん程に振っていただろう。
こちらが一回くすぐると夕立は3回くすぐってくる。
数にして不利な分を色々な場所に触れて攻撃を返す。
つんっ つんっ こしょ こしょ
「ひゃぁっ! 提督さん中々やるっぽい!」
攻めが強く回避も高いが、いざ当たると防御は脆く
こちらの攻撃が当たる度にきゃんきゃんと声を上げる。
しかし夕立の攻撃は止まない為、更に手を変え品を変え
脇腹、臍、時には腕を回し背中をくすぐる。
薄着どころか下着になっている夕立は身を守る服が無く
その命中したくすぐりに声を上げ体を跳ねさせる。
対する夕立は馬乗りになっているとはいえ
体格差でこちらに届く範囲は起き上がっていると腹部周りしかない。
「んふっ♪ あははっ。こうなったら……こうするっぽい!」
ぼふっ
楽しげに笑う夕立が何やら思い付き
馬乗りの状態からこちらに上半身を倒しのしかかる。
「てーいっ♪」
こちょこちょこちょ
体を倒した事で距離が縮まりこちらの脇に手が届く。
間髪入れずに腕を伸ばし高速でその指を動かす。
「うおっ! やめっ、そこはほんとにくすぐっ……わははは!」
弱点であった脇を攻められこちらの手が止まる。
かなり強いくすぐりに夕立の体重にも構わず体が跳ねる。
「提督さんまいったするっぽい!」
暴れるこちらを体で押さえつけ
これでもかと言わんばかりに脇を攻める。
じた ばた じたばた
なんとかして夕立を跳ねのけんと体を持ち上げるが
くすぐられてうまく力が入らず、もがく程度に終わってしまう。
「うぐぐっ、まいった! まいった!」
ぱっ
これでは敵わないと判断したためついに降参の意を示す。
そうしてようやっとくすぐり地獄から解放された。
「やったぁ! 夕立の勝ちっぽい♪」
上半身を起き上がらせ、再び馬乗りの姿勢になった夕立は
えへへと笑いながら勝利のガッツポーズを取る。
存分に暴れた動きにより、夕立のブラがずれ
その柔らかな膨らみが若干覗く。
「はぁーっ……はぁーっ」
「ふぅ……ふぅ……」
ひとしきり暴れた為どちらも肩で息をし
呼吸を整えようとする。
その度に夕立の膨らみが上下し見るものを魅了する。
「…………」
くすぐられていた時はわからなかったが大分危険な体勢である。
さらに乱れた下着が無意識にこちらを誘う。
すっ
ゆっくりとその膨らみに手をかけようとすると。
「むーっ……また提督さんやらしいっぽい」
ぼすっ ぐにいっ
触らせまいと体を倒しこちらに密着してくる。
手を当てる事ができないながらも、その柔らかさが体を通して伝わってくる。
「んふー」
夕立が得意げに鼻を鳴らし、これでどうだと言わんばかりである。
確かに手で触れる事はできないが、感触はダイレクトに伝わる。
ぎゅうっ すりすり
そうして次にこちらの胸に夕立が顔をうずめ
ぐりぐりと左右に揺らし鼻を擦り付けるように動く。
夕立の柔らかな全身が密着しその感触を楽しんでいると
「……すぅぅぅぅっ」
「うおっ」
夕立が鼻と口をこちらの胸につけ、大きく息を吸い込と
空気の流れる冷たい感覚がぞわぞわと体を伝う。
「えへへ、提督さんのにおい。好きー♪」
もごもごと顔を伏せたまま喋り、今度は夕立の暖かい吐息が漏れる。
そのまま幾度か呼吸をそのまま繰り返していると
夕立が突然動きを止めた。
「………………すぅ…」
「……? 夕立?」
先程まで元気一杯だった夕立が
突如として寝息を立て背中が規則的な上下を始める。
小さな子供は元気に遊びまわっていたかと思うと
いきなり電池の切れた玩具の如く動きを止め眠るという。
夕立もそのような感じでいきなり眠りに落ちた。
艦娘の場合は燃料がきれたとでも言うのだろうか。
「……すぅ……すぅ…………」
ぷっつりと途切れた夕立は
体を全てこちらに預け、柔らかな感触を押し付けたままぴくりともしない。
提督(色々大変だった。さすがに寝るには少し重いのと)
提督(夕立の感触を楽しんでいた為)
提督(ちょっとアレな状態に陥っていて中々寝付けなかった……)
下3 艦娘指定 今日はここまで次は明日の夜できれば
ふと寝る前に読み返してみてこれ全然エロくない事に気づいた。
スレタイに誤りありですまん。多分こっからもあんまり激しくはならないかもしらん。
てことで寝る。
再開 ついにエロ成分無くなったかも
提督「さて……寝る準備も整ったし休むとしよう」
提督「うむ……明日は出撃の作戦計画立てねばな……」
提督「それに…………資材の手配も……しなけれ、ば……」ウトウト
コンコンコン
提督「……うん? 誰だ……?」
球磨「球磨だクマ、入っていいクマ?」
提督「もうじき寝るが……用事ならば手短に頼む……」ウトウト
がちゃっ
球磨「ごめんクマ。今日はここで寝かせてほしいクマ」
まどろんでいた所に球磨が部屋にと入ってくる。
どうもベッドを貸して欲しいらしい。
「ふむ……どうした?」
気を抜くと欠伸と共に目を瞑りそうになる所を堪え
この時間に来た理由を尋ねる。
「ちょっと、お布団からはみ出して寝られなくなったクマ」
どうやら布団が使えないという事らしいが
それなら布団を直して入りなおせばいいのではと聞いたところ。
「いやー、木曾が寝返り打って布団を占領しちゃったから入れないクマ」
「そうか……木曾が寝返りか……って!?」
がばっ!
もやの掛かった思考がある事実に衝撃を受け覚醒する。
木曾の寝返り、布団からはみ出た、入れない。
つまり
「お前……木曾と一緒に寝てるのか?」
球磨に対して、というよりはあの男勝りな木曾が
夜は二人で寝ているという事実に驚愕する。
「あぁ、起こしちゃったクマ? ごめんクマー」
「い、いやそれは構わん。それより」
「んー? いつも球磨と木曾は一緒の布団に入ってるクマよ」
あの木曾が……と
眠気はどこへやら、あまりの内容に起き上がり驚きを隠せなかった。
しかし球磨は別段不思議な事などないといった風に
いつものゆるい調子で軽く答える。
「まーまー提督、いいから横になるクマ」
そっ ぽすん
跳ね起きた体をそっと押さえられ、ベッドへとゆっくり横になる。
枕に頭を乗せた所で、球磨がおじゃまするクマーと入り込んできた。
「……中々にわかには信じ難いな」
「そうクマ? 木曾は末っ子の甘えん坊だクマ」
「だからいつも夜は一緒に寝てあげてるクマ」
球磨が言うには末妹らしく甘えたがりだと言う。
これもやはり信じ難いが、球磨型の長姉が言うのだからそうなのだろう。
「……因みに、他の姉妹は?」
「多摩は気ままに一人で丸まってるクマ。北上と大井は言わなくてもいいクマ」
それぞれ好きなように寝ているらしい。
大井は……言わずとも知れた事か。
「あの勇ましい木曾が……一体どんな……」
しかし球磨に甘える木曾の姿は想像がつかない。
ベッドへ入ってきた球磨と向かい合わせになりながらぽつぽつと会話をする。
「木曾は頑張り屋だけど寂しんぼうで甘えん坊だクマ」
「球磨達がついているから、木曾は頑張れるんだクマ」
「丁度今の提督みたいに、一緒にいつも寝てるクマよ」
すっ なで なで
不意に球磨の手が伸び、こちらの頭を撫でてくる。
こちらに比べれば小さく柔らかな手だが、確りとその暖かさが伝わってきた。
「ふむ……こうして、撫でているのか」
一度覚醒したものの、既に寝る姿勢となっていたその体には
暖かな感触はすぐに眠気を誘うものであった。
「こうして、ゆっくりと、お話しするクマよ」
球磨が声のトーンを落とし、一言一言ゆっくりと喋る
それはただの会話でありながら子守唄のように聞こえてきた。
「成程……これは……心地良いのだな……」
触れる掌は大きくはない。そのぶん頭の上から首の辺りまで
ゆっくりと指を滑らせ全体を撫でてくる。
こちらもそれに返そうと、手をゆっくりと持ち上げるが
既に脱力し始めた手が重く、球磨の頬にたどり着いた所で力尽きた。
ぽすん
球磨の柔らかな頬に手が触れる。
掌だけでなく球磨の頬も温かく、伝わってきた熱はより心地良さを増していく。
「別に提督は、何もしなくても、いいクマ……ゆっくり寝るクマ……」
どちらかというと活発な方である球磨だが
今この場では優しく静かに語りかけ、こちらをあやすように撫でてくる。
なで なで なで
こうも撫でられるのは心地良いものだったのかと
まどろみ始めた思考でぼんやりと思う。
もう少し皆にもこういった事をしてやるべきだろうか……
「くーまーはー……よいこーだー……ねんねーするークマー……」
「それじゃあ……自分への子守唄だろ……」
今度は本当に子守唄を歌いだした。
だが歌詞に妙な改変をし、内容が逆転している所に突っ込まざるを得ない。
「あ、ほんとだクマ」
「はぁ……まった……く」
おお、と言われて納得した球磨。どうやら深く考えていなかったらしい。
溜息と共に脱力する。それが残り僅かとなっていた気力を全て奪い瞼が落ちた。
……………………
………………
…………
「ふぅ……やっと寝たクマ」
ゆっくりと動かしていた手を止める。
中々に抵抗をしてきたもので、随分と手間が掛かった事に嘆息した。
妹ならばここまで手をかけずにすぐさま眠るものを。
球磨達をいつも面倒見てくれているのから、たまにはこういう日があってもいいだろう。
球磨型の姉は皆の姉になるのだ。弟ならば自分が面倒を見ねば。
「球磨もおやすみするクマ」
シーツを掴みゆっくりと首もとまで持ち上げる。
起こさないようにそっと、そっと。
「んー……」
なで なで なで
少し思案し、再び頭を撫でる動きを再開させる。
案外この触り心地も妹と違って楽しい。
髪はごわごわ、肌は少しざらついて
これが提督なんだな、と実感する。
この手触りは触っている方もなんだか落ち着く。
寝る前には丁度よいかもしれない。
そうして瞼を閉じ、手触りを確かめながらゆっくりと意識を手放していった。
提督(球磨はやはりいい姉のようだ)
提督(次の日木曾に会った時、夕べの話を思い出して)
提督(なんと声をかけたかと考えていたら)
提督(『俺がどうかしたか?』と、良く見ると少し眉を下げこちらを伺ってきた)
提督(『いや、何ともないぞ』と優しく頭を撫でてやったら)
提督(『そんな子供扱いするなよ……』と言いつつも)
提督(これも良くみたら少し嬉しそうにしていた)
下3 艦娘指定
駆逐艦には既に一度手出してるんだよなぁ……(浜風の一点を凝視しながら
まあ艦娘によってほんのりエロが入るくらいの感じで
今日できそうなのはここまでっぽい
平日はやれて一人分ぐらいの模様、加賀さん了解。どう練ろうか……
我々は、パンツを自由に脱ぎ履きできる権利がある。
――――班・津遁陀(1872~1954)
再開。書き溜めしているのでさっくり投下
提督「よし、現時刻を持って作戦完了とする。全艦帰投せよ」
赤城『了解致しました。これより帰還します』
--プツッ--
提督「―――――フゥー……」
加賀「お疲れ様です。提督」
提督「あぁ、加賀も補佐の任ご苦労。後の報告は私だけで……く」クラッ
加賀「提督。お疲れであればお休みになられては」
提督「まだ報告を受けねばならん」
加賀「一昨日から昼夜通しての作戦指示で……」
提督「構わん」
加賀「………………」
--カチッ--
提督「お、おい加賀」
加賀「赤城さん? 少しよろしいかしら」
赤城『あら、加賀さん? どうかしましたか?』
加賀「提督は一昨日からろくにお休みになられておりません。このまま休まれるそうです」
赤城『……ふふっ。そうですか。では報告は明朝に、入渠・補給はこちらの判断で行います』
赤城『それと、提督にごゆっくりお休み下さいと伝えて下さい。では』
加賀「はい」
--プツッ--
赤城と加賀のやり取りに口を挟む間も無く、半ば強引に休む事にされてしまい
そのまま加賀に手を取られ寝室へと連れて行かれる。
「……提督はあまり無理をなさらずご自愛下さい」
「だがな、諸君等あっての私なのだ。戦場に赴いた皆を差し置いて休みなど」
手を振り解こうとするもしっかりと握られた上に
休む間もなく疲れた体では加賀には敵わない。
成す術無く、廊下を渡り寝室へと入る。
「私達も提督居てこそです。倒れられては堪りません」
歯に衣着せぬ物言いではあるが、ひとえに此方を気遣っての言葉だ。
とは言え、軍人たる者疲れで根を上げるなどあってはならん。
自身を奮い立たせればまだまだやれる。
「そんな柔な鍛え方はしておらん。何ならもう一昼夜寝ずとも……」
「……頭にきました」
何かが切れる音がした。
ビュンッ!
ぼすっ!
次の瞬間、天井が床に、床が天井と映り
背中に柔らかい衝撃を受ける。
「…………は?」
自分がどうなったのか一瞬理解が遅れ、ベッドの上で大の字のまま固まる。
どうやら投げ飛ばされたらしい。
加賀は合気道まで嗜んでいたのだろうか。
「く……加賀、何を……」
提督を投げ飛ばす艦娘など聞いた事もない。
何のつもりかと問い上半身を起こすと
ぐいっ
ぼすっ
今度は加賀がのしかかりベッドへと押さえつけられた。
どうもうまい具合に体の要所を捉えており全く歯が立たない。
「このまま寝て下さい」
「むぐっ……! むぐぐ!」
無茶な。
返事をしようにも胸元で顔を押さえつけられる格好となり若干息苦しく
このままでは寝るというより失神してしまう。
「わはった! わはったわら!」
顔を塞がれている為もごもごと口ごもりながら一先ず解放するよう促す。
すっ……
「……ぷはっ、ふぅ」
加賀が体に隙間を作り、空気を取り入れる余裕ができた。
口を開け一息つくと新鮮な空気と共に加賀の甘い香りまで流れ込んでくる。
寡黙な加賀は冷静沈着と捉えられがちだが、その実かなりの激情家である。
普段静かな人間程怒らせると怖い、そういった類を地で行くタイプだ。
しかも沸点が滅法低い。そうなると大抵は赤城が宥めるのだが
生憎その赤城は帰還中でありここには居ない。
「このまま大人しくして頂けますか?」
「……大人しくするのは加賀の方だろう、まったく……」
加賀の問いに渋々ながら応え、ゆっくりと体の力を抜いた。
ここで口答えすると再び顔を塞がれかねない。
「それに、私はまだ寝巻きに着替えて」
すっ ぷち ぷち
言うや否や加賀が動きその手をこちらの服に掛ける。
軍装のボタンを一つ、二つ、三つと外していく手際に一切の淀みがない。
「お、おい……」
「……………………」
ジロリと加賀が此方を無言で見つめる。
表情の変化にも乏しい加賀は、そのままでいるだけでも睨む程の迫力がある。
任せて欲しいと言わんばかりなのは解るが、先の今でまだいくらか怒っているとも取れる。
そのまま言葉を続けられず動けないまま
気づけばボタンは全て外され、次いで中のシャツまで脱げる状態となっていた。
更にズボンに手を掛けようとしたが、最早観念した為こちらで脱ぐよう応える。
「……脱いだぞ。これで寝れるからもう戻っていいぞ」
「いえ。今日はここで一晩お供します」
心の中で舌打ちする。
どうやら加賀が戻った所で起きなおす事まで見抜かれていたようだ。
つきっきりとの宣言で狸寝入りも封じられる。
ぐにっ
そうして加賀が今度は側臥の形で押さえにかかる。
先程とは異なり息苦しくもなく、体にかかる重みもない。
代わりに防具をつけていない加賀の柔らかい感触が押し当てられる。
二の腕に加賀の胸が。
足に加賀の太股が。
特に胸は防具越しでは解らない大きさがあるらしく
腕を挟まんばかりの勢いである。
ぐにぃっ
尚も此方の動きを一切封じる為に密着する。
最早今日は一晩動けずと諦めた所で、これが寝技かなどと下らない事が脳裏をよぎる。
そうして密着していると、加賀の少し高めの体温が
肉の柔らかさと共に熱を伝えてくる。
「このまま離しませんので」
時と場合が異なればこれ程情熱的な台詞も無いだろう。
だが淡々と抑揚のない口調で、体を軽く締めながら言われては風情もなにも無い。
「……………………」
あまり無駄口を叩いていると今度は締め落とされかねない為
抵抗せずじっと動かずいると
どくん どくん どくん
大分密着しているらしく、腕を通して加賀の鼓動が伝わる。
「………………」
加賀をちらりと見やると、特に気にした風でもなく
相変わらずの表情であった。
このままやられっぱなしも少し癪なので
腕を動かし胸を刺激してみる。
ふに ふに ふに
「……………………」
加賀に咎める様子も無く、相変わらず変化は無い。
ならばと密着して封じられている腕とは反対の手を回し
加賀の胸に触れてみる。
さわ さわ もにゅ
「………………」
これも変化なし。
このままでは男としての威厳も揺らいでしまいそうになる。
ならば反応が得られるまで試すだけだ。
もみっ ぐにっ ふにふに
完全に胸を揉みしだく形となったが
息も乱れなければ体も跳ねない。
ぐにぃっ……きゅっ…… ふにっ
服の隙間から手を忍ばせ、乳房を揉み、握り、摘み色々試してみる。
加賀のきめ細やかな肌は吸いつくように指を滑らせた。
「………………」
だめだ。加賀からは何の反応も引き出せない。
相当な精神力で全く動じないらしい。
このまま寝られずにまた怒られるのも堪らんので
今日の所は諦めてしまうしかない。
そう手を引っ込め、再び体を静かに落ち着かせると
どくんどくんどくんどくん
腕に伝わる加賀の鼓動が早鐘のように響いてきた。
表面上では全く解らなかったものの、内面はどうやら反応していたらしい。
「…………スッ……ハッ……スッ……ハッ」
よく耳を澄ますと加賀の息使いが鋭く短くなっている。
何とか気取られずに呼吸を整えようとしているようだ。
「なんだ、感じてはいてくれてたんだな」
「…………っ!」
きゅっ ごきん
ひとまず男の威厳は示せていた事に安堵の声を漏らすと
最後に頬が染まったらしい加賀の顔を見て意識がそこでぶつりと無くなった。
提督(寝る瞬間の記憶が無い。最後になんかいいもの見れた気がするのだが……)
提督(加賀はいつもどおりだったし何も問題ありませんとしか言わんし)
提督(……だめだ、思い出せん)
提督(そして赤城から報告受けると)
提督(ちゃっかり高速修復材と間宮甘味を艦隊人数分消費していた)
提督(やはりこれからはきちんと起きておこう)
下3 艦娘指定
平日一日一人、今日はここまで
最近インフルが職場で流行ってるらしいのでパンツ履いとく
メロン?(やはり一点を見ながら
了解
ふぇぇ……書ける時間とれなかったよぉ
明日には何とかバリちゃん投下する
伊10かな?(すっとぼけ
再開
夕張「午前1時です」
提督「ふむ、もうそんな時間か」
夕張「お仕事、あとどれ程残っていますか?」ソワソワ
提督「ん……? この後何かあるのか?」
夕張「っ! い、いえ別にその」
提督「……正直に言いなさい」
夕張「……えーと、その、この時間辺りになると……見れる番組がありまして……」
提督「ふむ、深夜アニメというやつか」
夕張「べっ、別に楽しみにしてませんから!」
提督「いやなに。私も少し気になっているんだが、今はどういったものがあるのだ?」
夕張「ホント!? 今ね魔法少女円っていうのがあってすごく可愛くて……あっ!?」
提督「くくっ……語るに落ちたな」
夕張「ひどーい! 乗せられた……」
提督「まあ夜も遅い。今日はこれで切り上げてそれを見てみようか」
夕張「いいの!? じゃあ私の部屋で見れるようになってますから!」パタパタ
言うや否や駆け出し自身の部屋へと戻っていく夕張。
こちらも机の片付けをし、夕張の部屋へと向かう。
こん こん こん
「あ、あぁ提督ちょっと待ってください!」
一足先に夕張が部屋へと入っており
ノックをして伺うと少し待たされる。来客の準備でもしているのだろう。
がたがた ごそごそっ
色々と片付けをしている物音が響き、暫くして扉が開けられた。
「あ、あはは……ちょっと散らかっちゃってまして……どうぞ」
そうして案内された部屋は夕張のみの一人部屋。
あまり小洒落た物は多くないが、生活に必要な品々は女の子らしさを伺わせた。
いくらか膨れ上がってる物置の扉には触れないでおいてやろう。
モニターを見やすい位置に置かれた小さなテーブルと座布団に案内され腰をかけると
夕張はその横に置かれているベッドへと座る。
「すみません、小さな座布団しかなくって……」
「いや、構わんよ」
申し訳なさそうにしている夕張に問題ないと告げ
早速放送されるというアニメの内容をかいつまんで聞いてみる。
どうやら一般市民の少女が願いを叶えてもらうのと引き換えに戦いの中へと身を投じていく……というものらしい。
主役となる少女は願いを決めることができず周囲に流されるように巻き込まれ
そこに現れた先人たる別の少女が導いていく。
そんな内容だった。そして今日はその3話目だと言う。
途中からではあまり解らないが、たまにはこういったものに付き合うのも悪くはない。
「ふむ……」
テーブルに出された茶を啜りながら番組を眺める。
夕張は本編が始まってから一言も喋る事が無くなり、少々手持ち無沙汰だ。
仕方がないのでこちらも同じように眺める。
先達の少女が小さな猫を従え、主人公達と会話をする。
するとその猫も喋り出し主人公らに語りかけた。
どんな願いでも叶える。
美辞麗句を並べ立て、望み通りのものを手にできると語る。
不思議な力で語りかけるその猫は、傍目には愛くるしく取引を持ち掛けるのだが
その内容は限りなく胡散臭い。詐欺師もかくやといった所か。
あと猫はどうも苦手だ。
「………………」
夕張は完全に熱中している。
やはり戦いに身を置く同士何か通じるものがあるのだろうか。
そして番組も中盤、戦いである以上対峙する存在が居る。
異形の化け物、深海共とは異なるがこれも人ではない存在との戦いであった。
魔女と呼ぶそうだが……これのどこが『女』なのだろうか
隣に居る夕張のほうがよっぽど女らしい、趣味はさておき。
まだ戦う力を手にしていない主人公達が戦場で身を隠す。
先達の少女を呼び、その到着を待っているらしい。
ずずっ……
成程緊迫感といいこのアニメはのめり込み易く作られているようだ。
製作に当たって軍に意見でも伺ったのだろうか、節々に軍人でなければ解らない事も散りばめられている。
少しばかり温くなった茶をテーブルに置いた時
それは起きた。
ぼきっ ごきっ ぐしゃっ
先達の少女が食われた。
全体的に可愛らしい絵柄で繰り広げられていたアニメには
全く似つかわしくない骨が砕ける音と肉が潰れる音が響いた。
「…………は?」
油断すれば死ぬ。当然の事である。
戦場に佇み絶体絶命の主人公を救うべく現れたその先達。
それを希望と共に文字通り食い潰した。
「………………え?」
夕張もどうやら似たもので、急転直下の展開に呆然としていた。
まるで自身の希望までも打ち砕かれたかの如く青ざめる。
そんな視聴者の絶望を嘲笑うかのように蹂躙が続き
先程まで生きていた少女は、首から上がない唯の肉塊となっていた。
「これは……ひどいな」
そういえば夕張から視聴前に、この番組は所々凄く現実的に作られているという事を聞かされた
緻密な描写が臨場感を増し話を面白く感じさせるのだと。
今まさに『食事風景』が臨場感たっぷりで放送されている。
絵柄だけでは可愛らしい子供向けではないかと思っていたが、深夜に放送していた理由が十分に理解できた。
深海共との戦いでもこうはならない。
その描写に耐え切れず夕張が口元を押さえる。
「う……っ……」
そうして絶体絶命の窮地となった所へあの猫が語りかける。
願いを、契約を。この陰惨な状況を前に平然と戦いを促すその内容は、邪悪そのものに見えた。
「うぐっ……ぐすっ……」
夕張が鼻を啜り、大粒の涙を目尻に溜める。
どうやら先の子がお気に入りだったらしい、それがいとも簡単に……。
放送は尚も続いているが、この状態では見れたものではない。
夕張の隣へと近づきベッドへと腰を掛けると
半ば飛び込むように抱き付いてきた。
「ぐすっ……ひっぐ……ご、ごめんなさい。こんな事になるなんて思ってもなくて……」
「いや、いい。私の事は気にしなくていい」
いくらか衝撃は受けたもの、夕張程のめりこんでいなかった為耐えられたが
夕張は大分参ってしまったようだ。
飛び込んできた胸の中で小さく嗚咽を漏らし
体がぶるぶると震えている。
「落ち着け、夕張。あれは作り話だろう」
「ううっ……でも、あんな風になっちゃうなんて……」
「私も深海棲艦と戦っていつかああやってやられて」
「夕張!」
ぎゅうっ
映像があまりにも陰惨であった為酷く狼狽える夕張。
それを抱きしめ此方の胸に顔を強く押さえつける。
「いいか、お前は絶対にああはならない」
「皆がお前を守ってくれる。そして私が絶対にそんな事はさせない」
「この胸に誓っていい。夕張は絶対に沈まない、私が居る」
力強く抱きしめられた夕張の体は
幾分強張っているものの、先程の震えは収まっていた。
抱きしめる力を少し弱め、片手で夕張の背中をさする。
すっ すっ
鼻を啜る音もなくなり、暫く無言のまま時が流れる。
これで落ち着いてくれれば良いのだが。
「……………………」
じっと抱きついたままの夕張は
顔を胸に伏せている為上から見下ろすと髪を纏め上げている為
うなじが露わになっている。
白い肌に銀髪を結っている翠のリボン。
どれも可愛らしさをよく現しているコントラストだ。
かぁぁぁ……
そしてそこに朱が加わる。
平静を取り戻したらしい夕張は、自身が抱き付いているという状況を理解し
うなじを羞恥に染めた。
「あ、あの……提督。私、今すっごく恥ずかしい事……」
「しているな。とは言え、泣きじゃくった姿を晒して今更だと思うが」
「ひゃあぁぁ! は、はなしてくださいっ!」
急にじたばたともがき始め、押さえつけている腕を振りほどこうとする。
このまま離してやるのも面白くない。少しばかり力を込めてより動けまいと押さえた。
「今更気にする事もあるまい。存分にこの胸で泣いていいぞ」
「も、もう泣きませんっ! だから離してぇ!」
じたばた じたばた
夕張がこちらの胸を押し返そうと腕を立てるものの
がっしりと抱えており離れられずもがく。
「いやぁっ、どうか許してぇー!」
先程のしおらしい態度はどこへやら
大分元気を取り戻したらしいのでここらで離してやろう。
ぱっ
「ふぅ……大分元気になったようだな」
「うぅ~……」
やっと離れる事ができた夕張は
顔を上げるとうなじだけでなく顔まで真っ赤になっていた。
「ま、あまり気負い過ぎるな。皆が居れば心配はない」
「アニメも終わったようだし、今日はこれで休むとしよう」
すっ きゅっ!
ベッドから立ち上がり、自室へ戻ろうとした瞬間
袖口を夕張に掴まれた。
「…………ん?」
「もう、恥ずかしいついでにお願いしちゃいます」
「その、このまま寝ると、夢に出てきそうで…………」
一人部屋で寝るとあの衝撃映像がフラッシュバックしそうだとの事で
今日は一晩共に居て欲しいと。
「ま……いいだろう。明日に響かれても困るからな」
そうして腰を下ろし服を脱ぎ肌着だけの格好で夕張のベッドへと入り込む。
そのベッドはどこか甘い果物のような香りがした。
おずおずと薄着になった夕張も入り、少々二人には狭い為距離が自ずと近づく。
「では休むぞ」
「はい…………」
明かりを消し、辺りが静寂に包まれる。
「………………」
「………………」
ベッドで共に天井を眺めながら静かに時を過ごす。
「あの、提督起きてますか?」
「ああ」
「……………………」
ふと夕張がこちらを伺う。
その後は特に何も語るわけでもなく、会話が続かない。
「…………起きてます?」
またも夕張が声を掛けてくる。どうも落ち着かないらしい。
それ程までに先の映像が焼き付いているのだろうか。
「いいから寝なさい」
短く答え夕張を寝かせようと諭す。
「やっぱりまだ落ち着かなくて……」
これは相当やられているようだ。このままではゆっくり寝る事もままならない。
とすれば落ち着かせる為には、ショックを吹き飛ばすようなインパクトを与えてやればあるいは……。
そう考えるや否や思い付いた事を早速行動に移す。
がばっ ちゅうぅぅぅ……
「……っ!? んぅっ! んむぅぅー!」
夕張に覆い被さり、先程から呼びかけるその唇を塞いだ。
突如口を塞がれた夕張は一瞬何が起こったのか解らずに目を見開き
やがてそれがキスだと解ると何やら口を塞がれたままくぐもった悲鳴を上げる。
ちゅぅぅぅ……
「んぅっ! ふっ、んふぅっ……」
やがてじたばたともがいていた夕張の動きが鈍り
目尻を下げ頬が染まっていく。閉じられていた唇に隙間ができ、そこへ舌を侵入させた。
ちゅる ちゅるっ
「んっ……ふっ……」
びくびくと体が震え、漏れる吐息に熱が篭る。
ひとしきり味わった所でここらで良いだろうと、唇を離すと銀糸が二人の間を繋ぎ、すぐに切れた。
「……はぁ……はぁ……」
息を乱し呆然とそのまま固まる夕張。
「どうだ? これで先の事は吹き飛んだろう。これならゆっくり寝れるな」
「ではお休み」
夕張の反応をよそに寝返りを打ち背を向け、目を瞑る。
ここで一晩過ごす約束は果たしてやろう。
「…………もう……ばか……」
背中越しに夕張の呟きが聞こえたが、構わずそのまま眠りについた。
提督(次の日起きたら夕張が顔真っ赤にしてすっごい睨んできた)
提督(結局ドキドキしすぎて眠れなかったと)
提督(しかもその後番組が放送される度に)
提督(トラウマと口付けを思い出しマトモに見れなくなったらしい)
提督(もう少し荒療治が必要かもな)
↓3 艦娘指定
第1話 悪夢の中で猫った、ような……
第2話 それはとってもエラーかなって
第3話 もう羅針盤も怖くない
マミった+オルタまりもったぐらいのインパクト
ぬいぬい了解、多分できるの明日になると思われ
ひえっ……仕事終わったら日付変わってる……
ちょっと今からは無理ゲー、明日にでも
あと何かぬいぬいのシチュエーションでもあれば
いかん、遅くなってしもた
再開、ちょっと感じ変わるやも
不知火(最近、浜風の様子が気になります)
不知火(特に秘書艦をした翌日が特に……)
不知火(調子はすこぶる良いようですが、大人しいというか何と言うか……雰囲気が変わったように)
不知火(これは調査が必要ですね)
不知火(秘書艦としての任務は滞り無く進み、特にこれといった所は見つかりませんでした)
不知火(あとは寝るだけとなり、今日は収穫なしかと思われた時)
不知火(不知火は衝撃の事実を目にしてしまいました)
がちゃっ きぃ……
浜風が司令に連れられ、寝室へと入りました。
扉が閉めきられず、ほんの少し隙間が開けられた為、中の様子を伺う事ができました。
気配を殺し扉の隙間から中を伺うと
ゆっくりと司令に近づき、抱きつく浜風の姿が。
ぎゅうっ
それを優しく受け止め、頭を撫でる司令。
成程……これが浜風の様子が変わった正体でしたか。
二人の私的時間を邪魔するつもりはありません。
おおよその目星もつけられ、浜風に対する非道な行いでも無いので調査は切り上げです。
そう思い離れようとした瞬間。
ちゅっ ちゅっ
二人の顔が近づき、口付けを交わしました。
……よもやここまで進んでいたとは。
「提督……」
「浜風……」
二人が互いの名を呼び合い、尚も口付けを重ねていきます。
浜風の表情は普段見た事のないような、熱に浮かされた表情になっていました。
もう離れなければ……。
いくら寝室が鎮守府の奥で、艦娘が通りがかる事の少ない場所とは言え
いつ誰に気づかれてもおかしくありません。
しかし浜風の今まで見た事のない不思議な表情に、釘付けにされたかの如く動けませんでした。
すっ ふに ふに
ややもすると、司令がその手を伸ばし浜風の豊満な胸を触り始めました。
その胸は司令の大きな手であっても余る程のもので
不知火から見ても魅力溢れるものなのだと理解できます。
不知火は自身の胸に目を下ろし自分で感触を確かめてみます。
ぺた ぺた
……不知火に落ち度はありません。ありません。
気を取り直し、二人の様子へと目を向けると
司令の手は浜風の胸を存分に愉しんでおりました。
司令がその手で浜風の胸を触ると
だんだんと浜風の表情に朱が差してきます。
瞳が潤み、頬が染まり、吐息に熱が篭り……。
その様子がどんどん不知火の知らない浜風へと変わっていくようでした。
「それじゃあ、いつものように」
「はい……提督」
そうして今度はベッドへと司令が腰掛け
その上に浜風が座ります。いくら我々とは言え司令は重たくないのでしょうか。
ぐにっ ぐにっ ぐにぃ……
「んっ……ふっ…………あっ」
後ろから回された司令の手が、服の中へと忍び込み
浜風の胸を直接触り始めました。
どのように手を動かしているのかは伺えませんが
浜風は先程よりも強い反応を示しています。
きゅっ
「あんっ!」
突如浜風が大きめの声を上げ、体をびくりと跳ねさせました。
見た事の無い表情に聞いた事のない声色。
不知火にとってはどれもが初めて見聞きしたものばかりです。
何故あのような表情や声が出るのか、不知火にはさっぱり見当もつきません。
ただ解るのは浜風も一連の流れを拒否する事なく
むしろ望んでいるかのようにその流れを受け入れている、という事だけでした。
「いつも変わらず、ここは弱いな」
「すみません、気持ちよくてつい声が……」
「いや、悪い事ではない。気持ちよくなってくれるのは私としても喜ばしい」
気持ち良い……?
司令の手で胸を触れられるのは気持ちの良い事なのでしょうか。
ぐに ぐに
自分で触れてみても何の感慨も無ければ
声が出るような事もありませんが……。
精々くすぐったい程度かと。
もにゅ ぐにゅっ きゅっ ふにふに
司令の手は絶えず浜風の胸を触り
その度に浜風はびくびくと体を震わせていきます。
すっ
やがて両手で浜風の胸を触っていたのを止め
片手が服から引き抜かれ今度は下へ。
……下? 下に何があるのですか。
司令の動きに疑問を感じながら観察を続けていると。
さわ さわ
司令の手が浜風の下腹部辺りを撫で始めました。
お腹を冷やすのはよくありませんね、そういう事でしょう。
しかし次に不知火の目に映ったのは予想だにし得ない出来事でした。
ぐちゅっ
「んんっ! あぁんっ!」
司令の手がスカートを捲くり、タイツの中へと侵入し
股間の辺りを触りだしたのです。
何故そのような所を。不衛生とは言いませんが
やはりそこは綺麗と言いがたい部分です。
しかし浜風の様子は更に変化し、反応がどんどんと強くなっていきます。
不知火も触れられたらあのようになってしまうのでしょうか。
若干の不安を覚え、これも自分で試してみると
ふに ふに
手袋をした自分の手では、タイツと下着越しのそこは何も感じる事はありません。
ほんの少し、閉じていた足の分熱が篭っていた程度です。
自分の手だからでしょうか?
もしも、今不知火のここを触れる手が自分のものではなく
司令の手だとしたら……。
手袋を外し、浜風の置かれている状況を自身にイメージで投影してみます。
つんっ びりっ
「…………っ!?」
……何? 今の電撃が走ったような感覚は。
触れた所からまるで電撃が体中を伝うような、味わった事のない感覚。
ほんの少し触れただけなのに、痛みにも近い感覚に衝撃を受けました。
つんっ びりびりっ
もう一度触れてると、再び電撃が体を駆け巡りました。
「……はっ……はっ」
全力で走った訳でもないのに、その感覚のせいか息が乱れます。
そうして段々と頭にもやがかかったようになり……
つん つん さわ さわ
司令の手が浜風を弄ぶように自身の手も同じように動いてしまいます。
何故でしょうか、この手を止めたくなくなっています。
これが気持ちいいという事なのでしょうか?
不知火には知らない事ばかりで、何をすれば良いのかも分かりません。
ただ二人の様子を眺め、それを真似するように手を動かすだけです。
「……ふっ……ふっ……はっ………」
段々と声が漏れてしまいそうになってきました。
もう止めないといけない。気づかれてしまうのは問題です。
さわ さわ ぐに ぐに
それなのに、先程は何も感じなかった自身の胸に手をかけ
股間と同じく指を動かしてしまいます。
「提督……もう、もういっちゃいそうです」
「いいぞ、存分にいくといい」
行く? どこに行くというのでしょうか。
この感覚の先にまだ何か……。でも気づかれてしまっては……。
好奇心と常識の葛藤が続きつつも
自身の体を触る手が止まらず、二人への目線も釘付けのままでした。
「んっ…………あぁぁぁっ!」
びくんっ! びくんっ!
そして浜風が今までで一番大きな声を上げ体がびくびくと震えました。
司令の手で触れられると最後はああなってしまうんだと
そう直感しました。
「ふぅ…………ん?」
司令が一つ息をつき、浜風を横にした所で此方と目が合ってしまいました。
「…………!」
先程までの熱にうかされたような感覚は一瞬で吹き飛び
さあっと血の気が引くも、物音を立てずにその場を離れます。
「扉を閉め損なっていたか、まあここに来る者も今日は居ないし、問題ないだろう」
すたすた かちゃん
……どうやら此方を見つけた訳ではなく、扉が開いていた事に気づいただけのようでした。
「………………ふぅ」
暫く扉の死角で息を殺し、司令が部屋の奥へと戻っていった所で安堵の溜息が漏れ出ます。
そうして再び廊下に静寂が戻ると
どきん どきん どきん どきん
不知火の胸が激しく高鳴っている事に気づきました。
単に見つかったのかという緊張感だけではなく
先程までの自身を触る手に、気づかず興奮をしていたようでした。
これがもしも本当に司令の手で触れられたら……。
浜風の表情が脳裏をよぎり、自身もああなってしまうのでしょう。
ですが、司令にそのような事を願い出るなどできません。
これが見た事も聞いた事も無いものではありましたが、破廉恥な事だという事は
なんとなく理解できていました。
でも、少しだけなら……。
二人の様子を思い出し、廊下で一人再び手を胸と……。
不知火は、一つ自身の内にある扉を開いてしまったようです。
提督(なんか最近やたらと不知火に睨まれる)
提督(特に何かした訳では無い筈だが……やはり心当たりは無い)
提督(なんというか、特に私の手をじっと睨み付けているようだ)
提督(うむ、やはりわからん)
下3 艦娘指定
千里の道も一歩から
へんたいの道も一手から(適当)
なんか文章変だったらすまん、足柄了解。きれいなおねえさんは好きです
いったんここまで、ネタはいつでも募集中
足柄改二ほぼ確定の発表がされてとてもタイムリー
再開
足柄「オープン!」パサッ
提督「オープン」パッ
足柄「ふふっ……フルハウスよ!」
提督「く……ツーペア」
足柄「私の勝ちね! やったぁ!」
提督「また負けたか……こと勝負事においては強いな、足柄は」
足柄「だって勝利こそ私の生き甲斐だもの」
足柄「勝負にだったらどんな事でも負けたくないわ!」
提督「飽くなき勝利への執念……まいった、これはこの後も勝てそうにないな」
足柄「うふふっ、それじゃあ勝利の報酬を頂きましょうね~♪」
提督「む……負けた以上は甘んじて受けよう」
足柄「それじゃあ……ふふふふ」
すくと立ち上がり、足柄が戸棚に手を掛ける。
何やらごそごそと中を漁り、目的のものを見つけるとしめしめといった表情をした。
「お、おいそれは……」
「あら~? 甘んじて受けるんじゃないのかしら?」
その手に持っているのは、那智が部屋に置いていった特上のウィスキー。
結構な値の張るもので特別な時にしか口にしないという秘蔵の逸品だ。
「な、何故それを足柄が……」
「那智姉が酔っ払った時にポロっと言っててね、ちょっと飲んでみたいなって思ってたの!」
それを飲んだ回数もあまり無く、中はまだまだ琥珀色の液体で満たされているそれを
手際よくグラスと氷と水を用意してきぱきと飲む準備を進めていった。
「むう……」
最早飲む事が決定しており、仕方なしにトランプを片付けテーブルを小さな酒の席へと変える。
「それじゃ、私の勝利にかんぱーい!」
ちんっ
半ば一方的に乾杯の音頭を取り互いのグラスを鳴らす。
ここの足柄は「足柄お嬢ちゃん」である
3女ですよ3女、羽黒と大して変わらん
くいっ こく こく こく……
足柄の桜色をした唇がグラスに触れ、ゆっくりとそのグラスを傾けると
琥珀色の液体が流れ出し、微かに開いた唇の隙間に吸い込まれて行く。
喉を小さく鳴らし、流れ込むそれを次々に自身の内へと飲み込んでいく足柄。
グラスの角度が上がり、氷がその唇に触れた所でグラスをテーブルに置いた。
「……ふぅっ。やっぱり勝利の美酒はおいしいわ」
足柄は唇を濡らしながらその味に酔い知れる。
口当たりの良さと程よい香りを口の中に感じ、足柄が感嘆の声を漏らす。
こちらもゆっくりとグラスを傾け敗北を味わう。
……やはりこの酒は美味い。
「この酒が元々良い物だからな、より美味く感じるだろう」
「ええ。本当の美酒として次は戦場に持っていこうかしら?」
「おいおい、やめてくれ。私の分が無くなってしまう」
ボトルを手に取りラベルを眺める足柄。
勝った時にはすかさず飲むつもりらしい、そんな事をされてはすぐに無くなる。
「えぇ~……いいでしょう? こんな美味しいものを独り占めするだなんてずるいわ」
椅子をぐっと寄せもっと飲みたいのだと不満を漏らす。
顔が近づき此方をじっと捉える足柄の顔は、既に赤みが差しており酒が回り初めていた。
「……足柄、そもそもお前は酒が飲める方か?」
「のめるにきまってるじゃない~!」
グラス一杯目だというにすぐさま顔が染まり、言動が怪しくなってきた。
そう言えば足柄と飲むのはこれが初めてである。
どの程度飲めるか分からなかった為に、飲み口を止めなかったが
これは相当に弱いようだ。しかも自覚が無い。
那智は酒豪とも言っていい程酒に強いが、その妹たる足柄は既に出来上がっている。
姉妹と言えどこうも違うものかと思っていると
くい こく こく
再び足柄がその唇を琥珀色に濡らした。
二口目でグラスに注いだ分を飲みきり、コトリとテーブルにグラスを突く。
「……ぷはぁ、んふっ、んふふ……」
「も、もう十分味わっただろう、これは仕舞いにしよう」
グラス一杯を飲みきった所で、顔だけでなく首元まで真っ赤に染め上げ
怪しい笑みを浮かべる足柄。
これは長くは持つまいと悟り
早々にグラスを取り上げボトルを片付ける。
「えぇ~……まだ始めたばっかりじゃない~……」
ぶーぶーと文句を言う足柄を他所にボトルを棚へと仕舞う。
最早目が座っており泥酔一歩手前といった所だ。
「……あら、まだここにあるじゃない!」
そうして足柄がテーブルに目を落とし此方が使っていたグラスを捉える。
足柄に気を取られ、一口目でまだ飲みきっていなかったのだ。
「それじゃあこれも頂いちゃいましょ……んぅ~」
「ええい待て、それは私のだ」
そのグラスへ手を伸ばし唇を三度濡らそうとする足柄。
これ以上はよくないと判断し、その手からグラスをするりと抜き取る。
このままで居ると再び奪われてしまいかねないので
早々にそのウィスキーを飲み干してしまおうと一気にグラスを傾ける。
「あっ! あぁっ! 私のおさけ……でも、まだっ!」
グラスの中身を全て口に移した時に足柄の目がキラリと光った。
がばっ ぢゅぅぅぅぅ……こく こく
「っ!」
じゅるっ ちゅる ちゅる
空になったグラスを手で跳ね除け足柄の唇がこちらの口を襲う。
正確にはその口に含んだ中身を狙っての事だが。
足柄が顔をぐいぐいと押しつけ、強く吸い立てると
口の中に流し込んだそれが逆流し足柄へと向かっていく。
「んふぅ……こく……んくっ」
全て飲み干さんと吸い付き、喉を鳴らす足柄。
多少抵抗した程度では中々離れない。
互いの酒気を含んだ吐息が混じり続くと
酒の酔いと足柄の吐息で頭がぼうっと霧掛かる。
「く……ふっ……」
足柄は尚も離れず、吐息を漏らしながらぐいと口を開く。
既に口に含んだ分は飲み干されてしまったのだが
飲み足らぬといった風に舌を差し入れてきた。
ちゅるっ ちゅるちゅる ぬるん
「むぐっ……」
まだ残っているのだろうと言わんばかりに蠢く舌が
口腔内をまさぐり、その味を余す事無く求めてくる。
頭をがしりと掴まれ逃げる事ができない。
ぢゅうっ じゅるっ
歯の裏をなぞり、此方の舌に絡め、音を立て吸い立ててくると
体中にぞわぞわとした感覚が這い回る。
足柄は目を瞑り最早深い口付けを交わしているだけとなっていた。
「ぷぁ……うふふ、さっきよりもおいしい……口移しだから?」
口の隅々までまさぐられ何も無いという事が分かると足柄の口がやっと離れていった。
にこりと笑う足柄は、唇を琥珀色とはまた違う互いの体液でぬらぬらと艶かしい光を湛える。
ぐいっ ぎゅう
「ねぇ~もう無いのぉ? もっと味わいたいのにぃ……うふふ」
そうして今度は正面から此方の肩を掴みまだ欲しいとねだる。
それは酒の事なのかあるいは……。
「……くぅ……ふにゃ…………」
突如として此方に倒れ込み、ぷつりと動かなくなった足柄。
体に柔らかい重みを受けながら、何とか抱き止める。
「お、おい足柄? 足柄?」
軽く声を掛けてみるが、あっという間に寝息を立て始めた足柄は一向に反応する様子がない。
よもや一杯程度でここまでになるとは……。
「仕方ない……寝かせてやるか」
起きる気配が全く見られず、このままで居る事もできない為ベッドへ運ぼうと決めた。
そして倒れ込んできた足柄の背中に手を回し、膝を持ち上げお姫様だっこの形を取る。
幸いにも倒れ込んできた時に此方の首に腕を回しており
しっかりと抱きついてきた為に体勢が崩れる事は無かった。
すっ とさっ
足柄をゆっくりとベッドへ下ろし、横に寝かせる。
起こさないよう気をつけながら下ろせた事で、足柄は難無くベッドへと身を沈めていった。
「……よし、これでいい――――」
「…………むにゃ……、ていとく……あぶなぃ! ふにゃ……」
ぐいっ ぼすん! ぎゅうっ!
足柄から手を離し、ゆっくりと首に巻き付いた腕を解こうとした瞬間
夢でも見ているのか足柄がその腕を動かし、此方をベッドへと引き倒した。
「うおっ!」
突然の出来事に対応しきれず、足柄の引くままにベッドへと落とされ
そのまま覆い被さるように転がってきた足柄に抱き付かれた。
ぎゅう ぎゅう
「うぐ……離せ、足柄……!」
「……むにゃ……駄目……まだ、危ないから……」
夢の中では私はどうやら窮地に立たされているらしい。
それを足柄が庇うという所なのだろうか。
酒気を帯びた寝息を顔に当てながら、足柄の体が密着してくる。
服の上からでも分かる胸の膨らみが押しつけられ
ストッキングを履いた足が絡みつく。
確りと庇うつもりなのだろう。まるで体を動かす事ができない。
これはどうにもならない。
「……私は大丈夫だ、足柄。存分に戦え」
「……いくわよ……てぇー……くぅ……くぅ……」
夢の中で庇う足柄に檄を飛ばすと反撃へと移ったらしく、寝言で号令を掛ける。
体は結局相変わらずのままで、解いてくれる様子は無い。
「……まぁ、おやすみ」
ベッドへと押さえつけられ何もできなくなったので
足柄に一声掛け瞼を閉じる。
「……やったわ、しょうりー……えへへ」
夢の中でも勝利を味わったようだ。
足柄「ん……んぅ~……っ、私いつの間に寝ちゃったのかしら」
足柄「……って!? ここ提督の寝室じゃない! なんでこんな所で……」
足柄「――覚えてない」
足柄「ま、いっか。別になんともないみたいだし……それに」
提督「…………ぐぅ」
足柄「ちょっと面白いものも見れたし。このこの」ツン
提督「むぐ…………ぐぅ……」
足柄「ま、提督は起こさないでおいてっと」
足柄「それじゃ今日もバッチリ、勝ちにいきますか!」
下3 艦娘指定
大鳳了解
知らない子ですね……(血涙
そしてSS書く為に足柄ボイス確認しにいったらむっちゃ可愛い事に気づいた。特に小破ボイスと時報の寝言
書き溜めがやっぱりやりやすいので投下までは少々お時間頂く
再開、大鳳はいつかお迎えしたいと思っているので断念する事は無い
キャラがおかしい? そうなった時には俺のゲザーが火を吹くだけさ……!
大鳳「ふぅ……お先にお風呂頂きました」
提督「ああ、構わないぞ。あとはゆっくり休むといい」
大鳳「はい! 寝る前にストレッチをしてから休みますね」
大鳳「それで、できればストレッチを手伝ってもらえませんか……?」
提督「ふむ、それくらいなら全然構わんぞ。どうすればいい?」
大鳳「はい、背中を押して頂けると……」
提督「うむ。任せなさい」
大鳳は腰を下ろし両足を広げ体を前へと倒していく。
そこに近づき背中へと回り、その背中をほんの少し押していった。
「んっ……もう少し、強くされても大丈夫です」
「そうか、それなら……」
ぐぐっ……
背中に当てた手に力を込め、ゆっくりと押さえていくと
大鳳の体がぐいぐいと曲がり左右に開かれた足の間へと入ってゆく。
「すごい柔らかいんだな……」
「はい、体を動かすなら柔らかくしないと……んぅ……いけませんから」
小さな背中を押された大鳳は肺の空気を漏らしながら此方の感嘆に相槌を返す。
大鳳は非常に小柄で、此方の掌を左右に並べると背中の幅をほぼ埋めてしまう。
風呂上りという事もあり、十分に温まった体は小さいながらも掌に確りとした温かみを返してきた。
「どうだ?」
「はい……ん、ふぅ……次は姿勢を変えますので、またお願いします」
開脚と前屈で足腰を伸ばした次は
左足の爪先を右手で掴む捻り込みを始めた。
「なら……こうかな?」
「ふっ……はっ……はい、そう、です……んんー……っ」
ぐぐぐっ……ぐい……
背中を押していた掌を離し、大鳳の右肩に触れ前へと押す。
これもまた柔軟な体がよく曲がり右上半身を解す。
「では、反対も……」
「うむ」
同じ動作を今度は左右を入れ替えて行う。
日々欠かさず行っているトレーニングとストレッチで十分に整えられた体は
難無くその動きをこなしていく。
「ふぅ……有難う御座います」
「構わんさ、これも鍛錬の一つなら手伝わない事などないさ」
「でしたら……その、まだ続きをお願いしてもよろしいでしょうか?」
大鳳の申し出に快諾し、尚もストレッチを手伝う。
次は一人ではできない形もこの際頼んでみたいとの事だった。
そうして互いに背中合わせとなり、大鳳が両手を真っ直ぐ上に持ち上げる。
すると此方の肩口に腕が届くのでそれを掴み、前屈の姿勢を取る。
背中に軽すぎるのではないかと思う大鳳の体を乗せゆっくりと前屈を進めると
大鳳の足が床から離れ海老反りの形となり、上半身全体を大きく伸ばす。
「んぅぅぅ……まだ、まだですよ……!」
ぎりぎりと伸ばされる体が小刻みに震えるが
大鳳はまだまだと声を上げる。
肩越しに見える大鳳の小さな両手は確りと握り締められ
体が幾許かの悲鳴を上げている事が伺える。
「も、もういいのではないか?」
「―――――……んっ、は、はいっ。ゆっくり下ろして頂けますか」
大分解れたのではないかと思い声を掛けると
少しした後に下ろして欲しいと返してきた。
「有難う御座います。お陰様でしっかりと体をほぐす事ができました!」
ゆっくりと背筋を戻し大鳳を下ろすと
此方に向き直った大鳳がにこりと微笑み礼を述べてきた。
少しきつめになってしまったストレッチで体を痛めてしまってはよくない。
そう思い大鳳へと一つ提案をした。
「ふむ、そうしたら次はそこのソファに腰掛けなさい」
「はい……? ソファに、ですか?」
何があるのかと疑問符を頭に浮かべながら言われた通りソファへ腰掛ける大鳳。
そうして此方はソファごと大鳳の後ろへと周り……。
ぐにっ
「ひゃんっ!?」
小さな肩を掴み指を動かす。
平たく言えばマッサージを始めたのだ。
「え? あの!? んっ」
「ストレッチの後はマッサージも欠かさないとな」
ぐにっ ぐにっ
突然の事に驚きの声を上げる大鳳に構わず
肩を掴み、肩甲骨と背骨の間にある筋肉に親指を立てる。
ぐい ぐい ぐい
普段から体を動かしている大鳳にとっては肩こりなどある筈もなく
揉む度に薄着越しの柔らかな肌の感触を伝えてくる。
「……ん…………」
大鳳はマッサージと答えた以降は何も言わず
肩に当てられた手をそのまま受け入れ続ける。
ひとしきり揉み終えた所で肩から手を滑らせ上腕へと移した。
小柄かつ痩身という大鳳の体は、どこを触れてもすっぽりと此方の手で覆えてしまう。
そしてどこを触れても薄く柔らかな感触を返してくる。
「よし、では次はそのままうつ伏せに」
「あ、はい……」
体勢を変えるよう指示すると、ゆっくりと体を動かしていく大鳳。
ソファに体全体が沈み込み、背中から腰、ヒップにかけてのラインが浮き上がる。
そっ…… ぐいっ
ソファの前へと移り大鳳の背骨に沿って指圧を始める。
艦娘ならば竜骨と言うのだろうか、とのんびりと考えつつ指に力を掛けていく。
「ふっ……ん……」
うつ伏せとなり腕で作った顔当ての中でくぐもった声が大鳳から漏れる。
程よい圧力により、肉体的というよりは精神的に解しが効いているらしい。
いくらか強張っていた大鳳の体からゆっくりと力が抜けていき
指もよりその柔らかさを感じるようになった。
ぐに ぐに ぐに
背筋に沿って指圧する指を下ろし腰とヒップの境目付近まで降りてきた。
それでも大鳳は体を動かさず、全てをこちらに任せている。
ぐいぃ……
足腰をよく鍛える大鳳にとっては腰から下にかかる負担が大きいのだろう。
手に力を入れ指を沈めると僅かながら張った筋の感触が得られた。
「んうっ……うぅ……」
少し強めの感覚に大鳳が再び声を漏らす。
こればかりは我慢して貰わねば効果が無いので、構わずそれを続ける。
押し込んだ指を少し動かし、背筋に沿ってぐりぐりと上下に動かす。
強くし過ぎると逆効果となる為細心の注意を払いながら押さえていった。
「少し、触れるぞ」
大鳳にそう一声掛けた後、腰から手を離し臀部の両脇に触れる。
慎ましやかな体躯の大鳳は曲線があまり無いものの
そこは女性らしくぷっくりとした肉付きをしている。
ふにっ ぐい……
臀部両脇の柔肉を押し込むと、その弾力ある感触の内側に
やはりここも幾許かの筋が張っている箇所を見つけた。
指でその位置を確かめた後は手を変え
手首の付け根で先程よりも強めの力でごりごりと押さえていく。
「ふっ……! うく……!」
漏れる声にも力が篭り、強めに息を吐く大鳳。
日頃どれだけ体を酷使しているのだろう。
鍛えられている体は知らずの内に疲れを溜めていたようだ。
その手首をごりごりと動かしながら
ゆっくりと滑らせ太股の両脇まで伸びている筋をほぐす。
この付近はあまり触られ慣れていないのだろう。
大鳳の伏せている頭の方へ視線を移すと、うなじが少し朱を差していた。
「よし、これくらいでいいだろう」
「あ……ありがとう、ございます」
太股の外側をほぐし終えた所で一通りのマッサージは完了と声を掛けると
大鳳がゆっくりと背中を反らし置きあがろうとする。
「……おっと、最後に」
ぐいっ ぽすん
「ひゃっ!」
姿勢を戻す前に軽く背中を押してやると
いとも簡単にうつ伏せの形へと戻る大鳳。
さわ さわ さわ
「あう……」
そうして今度はマッサージというよりは
単に掌を背中へ滑らすといった風に撫でてやる。
この小さな体で激戦を潜り抜ける。そんな大鳳の体を純粋に労わってやりたくなったのだ。
「いつもよく頑張ってくれている。大鳳には助けられているよ」
「有難うございます……私はこれからもずっと一緒に頑張りますから……」
背中を暖かく撫でる手に程よい心地よさを感じ目を細め微笑む大鳳。
ゆっくりと手を動かしその熱を大鳳へと伝える。
さわ さわ さわ
「………………」
背中を優しく擦られるその心地よさに身を任せ、無言でそれを受け入れていった。
柔らかなソファと暖かな掌にまるで全身を包まれるような感覚に陥り
大鳳の体から力が抜けていくのが見てとれた。
「………………すぅ」
程なくして大鳳の背中が規則的な上下を始め
微かな寝息を立て始めた。
あまりにも心地よい為に眠りへとついてしまったようだ。
このままソファで寝かせてしまうのも良くない為
静かに寝室へと運んでいった。
普段は凛とした表情の大鳳だが、その寝顔は小柄な彼女らしい
幼さを残すとても可愛らしいものであった。
提督(夕べはとても心地よく眠れたらしい)
提督(朝から非常に快調で、文字通り朝飯前の訓練に付き合わされた)
提督(しかも普段の練習量から倍のメニューである)
提督(ストレッチとマッサージをまたお願いしますと頼まれたが)
提督(毎度これが続くと私が持たんやもしれん……)
下3 艦娘指定
今日はここまで、ネタと筆力(ふでぢから)が尽きたら誰を書いても終わりになるのである。
まだ割と楽しく書けてるんで続けられるけども
如月了解。これは事案待ったなしですかねぇ……憲兵呼んでおかなきゃ
あらぁ……今日は更新できず
明日は休みなので書ける
書けるといったな、あれは嘘だ
ごめんなさい再開するです
如月「見て見て、この輝く肌。あはっ、もっと近くで見てよ♪」
提督「ふむ、近くとは言ったが……」
如月「なにかしらぁ?」
↑
距離5m
↓
提督「何故そんなに離れているのだ?」
如月「そ、そんな事ないわよぉ。とっても近いじゃない」
如月「な、何だったらこのまま一緒に一晩過ごしちゃえるんだから」
提督「ほう。私を誘うというのか」
如月「え、えぇそうよぉ……うふふっ♪」ススッ……
↑
距離6m
↓
提督「いいだろう、その誘いに誘惑されようじゃないか」
がたっ
如月「……ふぇっ?」
寝室へと訪れた如月は一定の距離を保ちつつ語り掛けてきていた。
内容は至極いつも通りで、思わせぶりな発言を重ねているのだが
如何せん此方との距離が開いている。
「司令官……? きゅ、急に立ってどうしたのぉ……?」
不意に立ち上がり如月をじっとその距離から見つめると
不安げな表情となり更に1m間を広げる。
「そのままじっと動かずにいなさい」
その様子をにこにこと笑顔で眺めながら
一歩、また一歩と距離を縮める。
「うふふ……」
如月は調子を崩さずそのまま距離を離そうと後ずさる。
しかし歩幅と歩く速度の差から此方がじりじりと詰めていった。
此方の左側へ下がるならば左前へ。
此方の右側へ下がるならば右前へ。
如月から前へ出る事があればそれを逃さずにといった風に
隙を見せずどんどん近づいていく。
「ど、どうしたのぉ? 司令官少し怖いわ……」
如月に段々と余裕が無くなり、不安げな表情の色が増す。
「はは、如月が誘ってくるものだからな」
できるだけ怖がらせないように笑顔を絶やさず
あくまで軽い調子で如月に返す。
とんっ
如月の体が部屋の角へ触れた。
それは最早引き下がる事のできない場所である事を示す。
「あっ……」
後ろを振り返り小さく声を上げる如月。
前へ出ようものなら此方の手が如月を捉えるだろう。
最早逃れる手は無い。
「さぁ、もう下がる事はできないよ」
「う、うふふ……司令官ったら強引ね……♪ 乱暴な人は嫌われてしまうわよ?」
あくまで普段通りの調子を崩さない如月だが
その声色は動揺で微かに震え、頬に朱が差し始めていた。
「はは、如月を捕まえたらあんな事やこんな事をしてやりたくなってな」
「ふわぁ!? あんな事……? そんな事……!?」
こちらも思わせぶりな言葉を投げかけてみると
ぼんっと音を立ててしまいそうな勢いで顔がみるみる赤くなっていった。
何を想像したのやら。
普段の言動からそういう知識だけはあるのだろうか。
しかしその反応は初心な生娘も良い所である。
すっ とん
「さ、捕まえたぞ」
「あ、あぁぁ……」
そうしている間に、如月の目の前へと辿り着き
左手を如月の顔すぐ傍に立て壁に付ける。
すっぽりと此方の体で逃げ道を塞ぎ
距離を離す事ができないようにする所謂壁ドンといった形となる。
如月は自身のすぐ真横にある腕と此方の顔を交互に見やり
あわあわと慌てふためく。
「ほら、顔を上げてごらん」
くいっ
右手で如月の頬に触れ、そのまま指を滑らし顎に引っ掛け優しく持ち上げる。
如月の顔が上がり、丁度此方と視線が重なった。
「う、うふふ……せっかちなんだからぁ……」
まるで小動物のように小刻みに体を震わせ
顔を真っ赤に染めているが、それでも普段の調子を崩すまいと口調だけは
必死に平静を保っているような強がりをする。
重ねた視線の先に見える如月の瞳は、しっとりと潤み
これから起こるであろう出来事に不安と羞恥に揺れていた。
「さ、目を瞑ってごらん……」
「うふふ……見えなくしてどうするつもり……?」
如月の顎を上げたまま顔を近づけ、優しく目を瞑るように声を掛ける。
互いの距離が縮まり、唇へあと数cm。
「や、やぁっ……」
遂に如月が根を上げ
目をきゅっと瞑り体がぶるぶると震える。
顔だけでなく首辺りまでが赤く染まっていった。
「……なんてな」
ふぅっ
「ひゃんっ!」
唇が触れるか触れないかの距離で顔を逸らし
如月の頬へ息を吹きかける。
突然の頬を撫でる感触に小さく悲鳴を上げ
へなへなとその場に座り込んでしまった。
「や、やだぁ足が……」
気が抜けてしまったらしく、ぺたりと腰をついてしまった如月は
その場から動く事ができなくなっていた。
「おっと……やりすぎたか?」
「うぅ……」
此方を見上げるその顔は眉尻を下げ、半ば涙目となっていた。
「ここに座ったままも良くないな……どれ」
ひょいっ
「きゃっ!?」
小さく震える如月の背中に手を回しそのまま抱きかかえ持ち上げる。
軽すぎる如月はいとも簡単に持ち上がり、小さな悲鳴が耳元で上がった。
「や、やぁ! 離して……!」
いやいやと首を振るが、足も立たず腕にも力が入らない如月は
成すがまま持ち上げられ、細身の体を押し付けるしかできなかった。
すっ ぽすん
「あっ……」
そのまま持ち運ばれ、ベッドへと下ろされ横に寝かされる如月。
仰向けの姿勢で寝かされ、長くストレートな髪がふわりと
シーツの上で広がった。
「さて、どうする?」
「ど、どうするって……その……えぇと……」
如月の上へ覆い被さるように四つん這いの姿勢を取り
この後に何をするかと如月に問いかける。
如月はしどろもどろになり最早普段の調子も出なくなってしまっていた。
そうして肘を曲げ如月へと体を近づていき――
ぼふっ
「ははは、さっき引っかかったばかりなのに。何もせんよ」
軽く笑いながら勢いを付け体を捻り、如月の横で仰向けの姿勢に転がる。
「………………」
「……もうっ……もぉーっ!」
ぽす ぽす ぽす
やはり今度もからかわれた事に気づき
体を起こすと手を振り此方の胸を叩いてくる。
その手は力が全く篭もっていない為、軽い音を立てるだけとなっていた。
「じゃ……一つだけ」
ぐいっ すとん
此方へ寄ってきた如月の背中に手を回しそのまま引くと
体のバランスを崩し丁度胸の上へと倒れてくる。
「……えっ?」
一瞬何が起こったのか理解できず
自身の目の前が急に真っ暗になった事に驚きの声を上げた。
なで なで なで
胸元に顔が埋められた如月の頭をゆっくり撫で
長い髪を指で滑らせると、ようやっと状況を理解したのか如月の体温が急上昇する。
「―――――~~~~っ!」
「……きゅぅ」
ついにはオーバーヒートを起こしたらしくそのまま動かなくなり
気絶してしまったようだ。
「……やりすぎたか?」
目をぐるぐると回し伸びている如月の髪を撫でながら
いくらか調子に乗りすぎてしまったかと呟いた。
如月をゆっくりと横に直し、枕に頭が乗るようそっと動かしてやる。
その後幾度か目を覚ましては気絶して、を繰り返しその夜を過ごしていった――
提督(あれからというもの、如月は思わせぶりな発言をしなくなった)
提督(その代わりにこちらを見る度に顔を赤くしもじもじとするように)
提督(その様子を見た睦月が『てーとく、如月ちゃんに変な事した!?』と怒られた)
提督(したような、してないような……まだそこまではいってないよな?)
下3 艦娘指定
ここまでくちくかん、今日はここまで、次は週末になるやも
秋月了解。この子は寝るよりご飯をたらふく食わせてやりたい
貧食の割には発育が中々……お好みのシチュエーションでもあれば
お金が無くて身体を売る秋月ってのが思い浮かんだけど提督とだから成り立たんよね
>>290
秋月「あの……お金がなくてもうこうするしか……」シュルッ
提督「ならば給料UPだな。手当金に加え敵航空部隊壊滅するごとに報酬金と牛缶1つ上乗せな」
こうなる
年末年始バタバタしててすっかり間があいてしまった
書き溜めが思いのほか捗っておらぬ、まだもうちょっとかかる
……もういっそ秋月の下の口に提督のうまい棒食べさせてあげようかしら
書き溜めおわんぬぅ!
進捗現在300行程度、まだ行為に至らず
今回は最後まで致す所まで書きたい所存……
書きあがったのでこっそりと再開
今回はR-18濃いのでこの時間が丁度良い
そういうのが苦手な人は避けてね(念押し
こん こん こん
秋月「秋月です……その、よろしいでしょうか」
提督「ああ。入れ」
がちゃっ
提督「どうした? ……といっても寝室に来るという事は……」
秋月「あ、あの……申し上げにくいのですが……」
提督「お腹がすいた、か?」
秋月「…………」コクリ
提督「そんな申し訳なさそうにしなくてもいい」
提督「むしろお前はもっと欲を持っていいと思う程だ」
秋月「いえ……その秋月にはこれだけでももったいないと思うのに」
秋月「どうしても『お腹がすいて』しまって……」
提督「わかった。とにかくこちらへ来なさい」
秋月「はい……」
ゆっくりと秋月がベッドへ座る此方に近づいてくる。
丁度寝る前となっていた所にやってきた秋月は
ある一つの癖を覚えてしまっていた。
「さて、存分に味わっていいぞ」
すっ
「はい……失礼致します……」
ちゅっ
ゆっくりと此方の手指を丁度秋月の目の前に差し出すと
一声応じた後に、ゆっくりとその指に秋月の唇が触れた。
ちゅっ ちゅっ
そっと触れるだけの口付けを幾度か重ね
此方の手を支えるようにそっと秋月の細指が触れる。
「……ん……では…………はむっ」
ぱくっ
そうして秋月がゆっくりとその口を開くと
此方の指をその口内へと導き、唇を閉じる。
その癖とは手指を口に含むというものであった。
以前秋月の粗食を何とかしてやろうと色々な料理を出してみたが
今まで染み付いた生活習慣故に体質まで変わっているらしく
秋月に普段の食事以外は体が受け付けない状態であった。
本人としては全く問題視してはいなかったが
他の艦娘は何かと気にかけて、色々な料理を口にさせてみたらしい。
しかしそのどれもが上手くいかず
遂には矯正が難しいと判断された。
そんな折に此方の指が傷ついて消毒と称して口に含んだ所
どうやらこれを『美味』と感じたらしい。
別段何の変哲もない男の手である筈だが
秋月にとっては今までにない衝撃を味覚に受けたらしく、いたく感激していた。
口に含むだけなので胃を膨らませる事はなく
その味だけを堪能できることから、今日のような『空腹』を訴えて訪れるようになった。
ちゅっ ちゅる ちゅる ぬるん
「はむっ……ん……ぁむ……」
秋月が口に含んだ此方の指を丁寧に舐め上げていく。
そしてその指を口内に含むと口腔内で舌が蠢き
刺激を求めて指に絡み付く。
秋月の口腔内は体温と熱の篭った吐息で暖かく
唾液がぬるぬると指に纏わり付いてきた。
「その、美味いか……?」
「んちゅ……はい、とても……」
二人きりである為、周囲を気にする事なく指を舐め続けている秋月に尋ねてみると
少しばかり潤んだ瞳で熱っぽく答えてきた。
ぬる ぬる ちゅぷ
「ん……あむっ」
こりっ ちゅう ちゅぅぅ
幾らか指を舐めた所で一旦口を開き
今度は軽く歯を立てて甘噛みをしてくる。
仔犬がじゃれついてくるような甘噛みは
感触を楽しむためのものらしく、痛みは全く無い程度の力で歯を立てる。
くにっ くにっ こりっ
「はふっ……むぐっ……」
舌を絡め、唾液を擦り込み、歯を立てる。
秋月が含んだ此方の指は、その口をもって味わい尽くされていく。
ちら ちら
ふと秋月の顔を見ると、時折此方と目が合う。
いや。厳密には視線が重ならず、どうも此方の顔僅か下……首の辺りを見ているようだ。
「ふむ……どうした?」
「あっ、い、いえ……なんでも……ありません」
口では何でもないと答えるが
そう答えている間もちらちらと首元を見ては指に視線が移り
それを幾度か繰り返していた。
今は寝巻きである為、襟が若干開いて首元が覗いている状態だ。
恐らくその部分に興味を示したのだろう。
「……こっちも、試してみるか?」
「よ、よいのでしょうか……」
寝巻きのボタンを1つ外し、首元を曝け出しながら誘うと
秋月の視線はそこに注がれるものの、幾らか気後れした返事をする。
「構わんぞ。そら、口をつけてみるといい」
ぐいっ ぎゅっ
「あっ……」
秋月の手を取り、此方にくっつくように引き上げる。
軽いその体は簡単に引っ張り上げられ
ベッドに腰かける此方に沿って秋月が乗り出す形で抱き合う。
ゆっくりと秋月の後頭部を押し
丁度此方の首元に口が触れるよう案内してやると
「あの……では、失礼して……」
ちゅっ
おずおずと動いた秋月が首元に唇を付けた。
「んっ……ちゅっ」
唇をぴたりとくっつけ、まずは感触を確かめてくる。
ぷっくりと弾力あるその唇は、男の肌の硬さを味わい
此方にも女の唇の柔らかさを伝えてくる。
ちゅう ちゅう ちゅう
そして次に唇をつけたまま息を吸い肌の表面を啜り上げ
その姿は首元に噛り付く形となっていた。
「……気に入ったみたいだな」
「…………ちゅぅ……はむっ……はぷっ」
指以上に気に入ったのだろうか、秋月に声を掛け耳元で囁く形になっているのだが
こちらに全く構う事無く唇を付け、吸い続けるままとなっている。
さら さら さら
その動作を咎める事無く、手持ち無沙汰となった掌で秋月の背中をゆっくりと撫でる。
秋月が小さく喉を鳴すと、それが唇を通して肌に感触として伝わってきた。
そのままの状態で暫く居ると
少しづつ秋月の目がとろんと恍惚の表情を見せ始めた。
指とはまた違いこれもまた秋月に刺激をもたらしたのだろうが
体を預け首に口付けをし、幾らか惚けたような表情では
欲情をしているように見えてしまう。
「…………どうだ?」
「……はぁ……はむっ……ふぅーっ、ふぅーっ」
動作の一つ一つに熱っぽい吐息が混ざり始め
より唇を肌へと付けてくる。
秋月にとってはこれはあくまで味見をしている事なのだが
如何せんこの状況では、男として反応せざるを得ない。
さわ さわ ふにっ
背中を撫でていた手を滑らせながら下におろし
秋月の確りと丸みを帯びた臀部に触れる。
ぴくんっ
小さく秋月の体が跳ねたが、特に何も言うでも無く
体勢は変わらず体を預け恍惚の表情で首元を吸い続ける。
さわ さわ ぐに ぐに
駆逐艦ながら発育の良いその肢体は
瑞々しい肌のきめ細かさと、触れた指を押し返す弾力で
誘われるように手指が秋月の体に触れていく。
「あ、あの、提、督……?」
柔肉の感触を指で愉しんでいると、秋月が顔を上げ
此方が何をしているのかと問い掛けてきた。
「ああ、私も秋月を味見してみたくなってな」
「そう、ですか、それならば……仕方、ありませんよね」
此方も秋月のしている事と同じ事だと答えると
途切れがちになりながらも、納得したといった内容の返事をする。
その表情は瞳が潤んでおり、頬に朱が差していた。
さわ さわ ぐにっ ぐにっ
ちゅる…… ちゅるっ…… ぴちゃ ぴちゃ
そして言葉をそれ以上交わす事なく
秋月は顔を再び下げ首元を啜り、此方は尻肉を揉みしだく。
ぐに ぐに さわ……
「…………ふぅっ……ふっ……はぁーっ……」
柔肉の感触に熱中していると
ふと首元に伝わっていた生温い感触が消えていた。
その代わりに秋月が首元にしがみつきながら熱い吐息を漏らしている事に気づく。
「……秋月? もういいのか?」
秋月の食事は済んだのだろう。
首元に口を付ける事が無いのであれば、此方も柔肉の感触を味わう事は仕舞いとなる。
「はい……秋月はもう大丈夫です。大丈夫ですから」
「秋月の体を存分に、ご堪能、下さい」
熱く惚けた表情で此方を見つめる秋月は
駆逐艦という幼さを全く感じさせず、男を誘う艶やかさを見せていた。
「…………っ。もう少し、味わっていいか」
「……はい」
その熱に中てられ、歯止めを失い再び指を柔肉に埋めさせていく。
更にその指を内股の方へと滑らせ、最も大切な部分へと近づけていった。
「…………っ」
ぴくん
指の動きを感じ取った秋月が小さく跳ねる。
今まで誰にも触れられる事の無かった場所は未知の感覚を秋月に伝えていく。
くに くに
下着のつるりと滑る触り心地に、秘肉の弾力を返す感触が重なる。
柔らかく熱を帯びたそこは、軽く触れるだけで秋月の気分を昂ぶらせていった。
「…………はっ……ふっ……んぅ…………はぁっ」
くにゅっ くち……
下着越しの刺激に反応し、じわりと水音を含め始める秋月のそこは
男を受け入れる準備をすぐさま整えていく。
くちっ ちゅぷ…… こぽっ
「え……な、何でしょうか……これ、は」
自身の内から沸き上がる感覚と、聞こえてくる粘り気のある水音に戸惑い
此方をじっと熱の篭った瞳で見つめる秋月。
「これは秋月の体から出てきたものだよ」
すっ にちゃぁ……
秘肉に触れていた手を引き、秋月の目前へと差し出す。
そこはあっという間に分泌された粘液でてらてらと光っていた。
「これが……秋月の体から…………あむっ」
その糸を引く指をまじまじと見つめ、好奇心からだろうか
此方の指ごとそれを含み、舌を絡め味を確かめようとした。
じゅるっ ちゅぷ
「んっ……ぷぁ……あんまり、おいしくないですね……」
じゅるっ
「そうか? 私はこれを味わってみたくてな……はむっ……私には美味だぞ」
そうして口を離し感想を述べた秋月の前で
彼女の唾液と秘液の混じりあった指を口に含みそれらを舐め取る。
咥内に広がる甘い香りは媚薬にも等しく、それを鼻腔が感じると体の内から熱がこみ上げてくる。
「わ……わぁ……」
その様子を目の前で見せ付けられた秋月は
頬を朱に染めながらも目を離す事なく、此方がその露を舐め取る姿をまじまじと見続けていた。
こぽっ こぽっ
更に昂ぶってきたのだろうか、秋月の秘裂は更にその液体を吐き出し
下着をぐっしょりと水浸しにしていた。
それでも尚漏れ出る粘液は内股を伝い、太股に光の筋を増やしてゆく。
ぐちゅっ ぐちゅっ にちゃっ
再び秋月の股間へと手を伸ばし、指を動かすと
先程よりも強く粘り気のある水音を奏でた。
「はうっ! ぅぅっ……んっ!」
完全にスイッチが入ったらしく、指の動きに応じて秋月が強い反応を示し声を上げていく。
秋月は再び首元へ顔を寄せるが、口を付ける事なくその刺激を耐えるように
体をぶるぶると震わせながら抱き付いてきた。
体が跳ねる度に秋月からは透明の粘液がこぽこぽと噴出してくる。
此方の手までべっとりと濡らすそれは、周囲に甘い香りを振り撒き此方を強く誘うものであった。
つぷっ ずぬ……ぬ……
「う、あ、あ、あ……」
表面を撫でる形で指を動かしていた所から
中指を少し曲げ秘穴にゆっくりと差し込んでゆく。
差し込まれた指に空気が押し出されたように口を開き小さく嗚咽を漏らす秋月。
初めて何かを受け入れたそこは、食らい付き離すまいと指をきゅうきゅうと締め付けてくる。
ずるっ
「ひゃんっ!」
「……もう大丈夫かな」
その指をずるりと引き抜き、十分に絡み付いた粘液を確認すると
恐らくこの先も問題ないだろうと、最早下着の役目を果たせていないそれをゆっくりと脱がせていく。
「では……メインディッシュといかせてもらうよ」
「……はい」
此方も服を脱ぎ去りそう声を掛けると、秋月の視線が一点に注がれていた。
男として十分に起立したソレが意味するものをなんとなく悟ったようで
ゆっくりと首肯し、向かい合わせのまま此方に跨るよう腰を下ろしていく。
ずっ…… ず、ず、ず……ぷんっ
「ぁ……ぅ……くぅっ……ん」
秋月の秘穴が、此方の熱く滾るソレをゆっくりと飲み込むと
圧迫感からか苦しげな声を漏らすものの、腰を密着させ剛直を全て受け入れる。
ぐにゅ ぐに ぎゅう ぎゅう
「くっ……これは……」
体を密着させ一先ず秋月の体を馴染ませようと、じっと動かずに居ると
男を受け入れた秘肉がひとりでに蠢き、包み込んだ剛直を強く刺激してくる。
緩んだかと思えば再び締め上げられ、全体を一定のリズムで刺激するその動きは
まるで物を食べる時にする咀嚼のように此方の剛直を、ぐにぐにと緩急つけた動きで締め上げてきた。
「提督……秋月は、如何でしょうか……?」
「ああ、とても良い味だ……素晴らしい」
「よかっ、た……ぁぁ……んくっ」
未だ腹部に走る違和感に、幾らか苦悶の表情を見せつつも
必死に此方の具合を聞いてくる秋月。
先程から走る強烈な締め付けに、感じた通りの感想を返すと
その表情が幾許か和らぎ、代わりに熱い吐息を漏らしていった。
ぐにゅ……ぎゅっ ぎゅっ
その間も秋月の秘穴は『咀嚼』を止める事はなく
情けないながらもこのままで果ててしまいたい衝動に駆られる。
秘穴の入り口がきゅっと窄まり締め上げ、挿入した奥底まで隙間無くこちらを包み
互いの熱を強く交わらせる。
そしてとめどなく溢れる熱い秘液が、滑りをもって快感へと導いていく。
「そろそろ……動くぞ」
「……はい、大丈夫です」
大分馴染んだであろうと思い、秋月に声を掛けゆっくりと体を動かしていく。
太股に乗っている秋月を、腰と腕を使い上下に揺らしていくと
密着していた秘所が、抽送による刺激を互いに交換していった。
ゆっさ ゆっさ ゆっさ
「はっ……んっ……あぁっ…………んぅっ!」
体を揺すられ繋がっている秘所からの刺激により、秋月の口から緩やかな嬌声が上がる。
秋月に突き立てられてた剛直は、絶え間なく続く摩擦と
断続的な咀嚼による締め付けで長く持ちそうにない。
ずちゅっ ずっ ずっ じゅぷっ!
「恥ずかしながら……もう果ててしまいそうだ」
「あうっ! く……ふっ! あっ、秋月は、んぅっ! 大丈夫、です、からぁぁっ!」
より快楽を求めその動きを加速させていくと
秋月の締め付けが更に強まり自身の奥底から熱の塊を吐き出す感覚がこみ上げてくる。
限界が近い事を告げると、秋月も嬌声を強めながらも此方の好きなようにと返してきた。
ずっ! ずにゅっ ずちゅっずぷっ
「あぅっあぁんっあっ、やっ、やぁっあ、あ、あ、あ!」
どうやら秋月も限界を迎えるらしく、びくびくと体を痙攣させ間断なく嬌声を上げていく。
口が開いたままとなり先程まで此方を舐めていた舌がだらりと垂れ下がる。
きゅっ! きゅっ! ぐにゅっ!
秋月の震える体に合わせそ短く鋭く締め付けてくるそこは
早く精を吐き出せと言わんばかりであった。
こつんっ
「う……くっ……もう出る……ッ!」
「あ…………あぁぁぁっ!」
どくんっ どくんっ どくんっ
ぎゅーっ! ぎゅーっ! ぎゅっ!
秋月の最奥を突いた瞬間、限界へと昇りつめその欲望を解放する。
剛直が1つ2つ、3つと大きく跳ね、秋月の中へとその熱を流し込んでいった。
それを待っていたとばかりに秘穴が収縮し
一滴残らず絞り取らんと、今までで最も強く締め上げる。
「……っ……くっ……」
「あぅっ……うっ……ふぁ……ん……んくっ」
互いに絶頂を迎え、体を幾度か跳ねさせながら熱を流し込みそれを受け入れる。
ほんの一時ながら無限にも思える錯覚を感じさせた。
全てを解放しきり、体から力が抜けていくものの繋がったままの姿勢で余韻に浸る。
くに くにっ きゅん きゅん
先程まで強く激しく収縮していた秋月のそこは、絶頂を迎えた事により
その動きを変え此方を暖かく包み込むゆるゆるとした蠕動へと変わっていった。
「はぁーっ……はぁーっ……はぁーっ……」
初めてでありながら絶頂まで迎えた秋月は息を大きく乱し
肩を大きく上下させながら此方へと残り僅かな体力でしがみ付く。
「……うく……最高だったぞ、秋月。……では、抜くぞ」
ぬぽんっ
「ぁぅっ……はい、秋月も……とても満たされました」
欲望を吐き出しきった剛直は、いくらか硬さを失い
透明な粘液の糸を引きながら秋月の秘穴から離れていく。
その透明な露は秋月から流れ出ているものだが
剛直には此方が吐き出した白濁が一切残されていない。
とぷん……とぷん……とぷん……
秋月の下腹部に目を下ろすと、呼吸をする度に小さく上下しており
それと共にその腹の中から水を飲み下すような音を響かせる。
更に秋月の股間は透明な糸を引くばかりで
どうやら此方の精を一滴たりとも零す事無く『飲み干した』らしい。
こぽっ……こぽっ……
秘壷が全て飲み干した事を示すかのように音を漏らし
小さくぽっこりとその下腹部を膨らませる。
「はぁ……とても、お腹が満たされ……ました」
再びその満腹である事を繰り返す秋月。
その表情は余韻に浸り、恍惚とした様子で目の焦点が若干ずれている。
ぎゅうっ
秋月が此方の背中に腕を回し、体の隙間を埋めるように強く抱き付いてくる。
行為の余韻と重なり、暖かく重なる肌が充足感となって体を満たしていく。
「…………少し、このまま……居させて下さい……」
大分息の整った秋月は、ゆっくりと此方に語りかけ静かに目を閉じる。
秋月も重なる肌に充足感を得ているのだろう。
秋月は3つの欲求の内、2つを満たした。
残された最後の欲求を満たさんと、ゆっくりと腕から力が抜け意識を手放していく……。
―――――――
―――――
―――
提督(秋月は翌日、顔を赤くしながらも)
提督(最高の『お食事』を有難う御座いますと礼を述べてきた)
提督(こちらこそ、とは言うのは気恥ずかしかったものの)
提督(また腹を空かせたらいつでも言ってくるといい、と伝えると)
提督(宜しければまた今度お願い致します……と言い残し部屋を後にした)
提督(此方も別の食事をしっかり取らねばならないかもしれない)
下3 艦娘指定
秋月は上の口は粗食で下の口は貪食(言いがかり
くちくかん多すぎんよぉ、朝潮了解
ロリコンではないので朝潮だと多分R-18成分無くなるとおも
駆逐艦に対する行いの罪状
・電:添い寝
・満潮:添い寝(お腹を触る)
・夕立:くすぐり
・ぬいぬい:ひとりでできるもん
・如月:ちょっと強めに寝かしつける
浜風?秋月? その子らはくちくかんじゃないから(それぞれの出っ張りを凝視しつつ
朝潮の台詞チェック、画像を嘗め回すように確認
基本的に薄いが案外足はしっかりしてるな……R18度合いはそこまで高くならなさそうだがやってみよう
ちょっと寝て書き溜めてくる。でもロリコンではない、ではない
案の定R-18度は下がった
再開
こん こん こん
朝潮「司令官! 朝潮です。今よろしいでしょうか」
提督「ん、入れ」
がちゃっ
朝潮「失礼します。あの、少しお伺いしたいことがあります」
提督「こんな時間にどうした?」
朝潮「はい。ここの所、満潮の戦果がとても良く、その秘訣を聞いてみようとした所……」
朝潮「提督が……と言いかけるばかりで教えてくれなかったんです」
提督「……ふむ、それで名が挙がっている私の所へ聞きに来た、と」
朝潮「はい! 深海棲艦との戦いを有利に進められるのであればこの朝潮」
朝潮「どのような事をしても強くなりたいと、そう思っています!」
提督「そんな大した事はしていないが……」
朝潮「ですが、提督のお部屋に伺った次の日は決まって戦果を上げているんです」
朝潮「何か秘密が!」
提督「わかったわかった……他言無用で頼むぞ」
朝潮「司令官のお言葉ならば……わかりました」
「特に大した事はしていないよ、一晩寝るだけだ」
詰め寄る朝潮にそう答え、ゆっくりとベッドへと案内をする。
「一晩休むだけ……ですか?」
「そうだ、戦士ならば休息も重要な任務の一つと言っていい」
「それは確かにそうですが……それだけですか?」
ベッドへ腰掛ける此方の正面へと立ち、未だ疑念が晴れない朝潮は
頭の上に『?』を浮かべるように首を傾げた。
「まあ、案ずるより産むが易し。試してみるか?」
「はい!」
此方の誘いに間髪入れず応じ、礼を一つ。
夜戦にも慣れている朝潮は、寝る前だと言うに眠気の一つも感じさせない。
「ひとまず……服を脱がないとな」
「あ……眠るんですから、そうですよね」
しゅるっ しゅる しゅる
秘訣が眠る事とは思いもしていなかった為、普段通りの衣服で尋ねた朝潮を
そのままでは服の皺になると声をかける。
それを受け朝潮は何の疑問も無く服に手を掛け手際良く薄着へとその姿を変えていく。
スカートの肩紐を下ろし、腰の横で止めているホックを外す。
起伏に乏しいその体では、ホックを外した所でストンと足元へと落ちる。
ぷち ぷち ぷち
アームカバーとソックスをするりと脱ぎ去り、次にシャツのボタンへと指を掛ける。
上から少しずつ隙間が広がり、朝潮の小さな体が姿を見せる。
その小さな体を守る下着は淡い水色であり、朝潮らしい清楚な印象を植え付ける。
まだまだ幼い体付きの朝潮は、上半身をチューブトップ型のジュニアブラで胸を覆っていた。
「服を畳んで……よし! 司令官、準備完了です」
下着姿となった朝潮が脱いだ服を綺麗に畳み、再び正面へ立ち不動の姿勢を取る。
改めてその姿を一瞥すると淡い水色のジュニアブラとショーツだけの軽装で
体のラインは直線的ながらも惜しげ無くその起伏を晒していた。
僅かな膨らみに微かな括れ、そしてあまり目に留めた事がなかったが
改めて見ると女性らしい肉感を確り主張している太股。
「では入っておいで」
「はい! 失礼します」
とは言えこのままでは寒いだろうと思い、シーツを持ち上げベッドへと案内する。
きびきびとした動作でそれに応じ膝を曲げ足からその中へと進入していく朝潮。
朝潮が体を伸ばしベッドの中で人心地付いたのを確認し
此方も同じように体を滑りこませる。
「……これだけ、ですか?」
向き合う形となった朝潮が、その青く澄んだ瞳で真っ直ぐに見つめてくる。
瞳はどこまでも綺麗に澄んでおり、朝潮の純粋さを示すようだった。
むしろ此方が穢れているのだろうかと若干の罪悪感さえ覚えさせる。
家族でもない男女が寝床を共にする事は、それなりの意味を持つものだが。
朝潮の瞳はそれを全く知らぬという風に此方の顔じっと視界に抑える。
「そうだな、あとは……暖かくしてゆっくり眠るくらいだ」
「はあ……別に、何もありませんけれど」
はきはきと喋る朝潮にしては珍しく煮え切らない返事をする。
「もっと何かありませんか! 強くなれるような改修をここからするとか……」
「無い、あとは静かに寝るだけだ」
他には何も無いのかと尚も食い下がる朝潮。
更に詰め寄る形となった為に互いの体がぴたりとくっつく。
下着だけとなった朝潮の体は、幼い子特有の温かさを確りと伝えてくるものであった。
「ううむ……あとは、そうだな」
「やはりあるのですね!」
少しばかり考える素振りを見せると、澄んだ瞳に期待の色を宿しぐいぐいと体を押し付けてくる。
起伏に乏しく薄いながらも朝潮の肉体が柔らかな感触を主張する。
さわ さわ
「ひゃっ!」
朝潮の背中に手を回しゆっくりと指を滑らせると
小さく声を上げぴくりと体を跳ねさせる。
「こういう事くらい、かな」
「急に触れられるのはびっくりします……これも少しくすぐったい位で、他は……」
朝潮の期待に満ちた目は少しばかり色を失い、やはりこれも特に効果は無いと返す。
かといってこれ以上の事がある訳でもないので、そのまま指をするすると動かし続けた。
「くふっ……司令官の手、くすぐったいです」
「まあ、あとは暖かくゆったりとした心持ちで眠るだけだ」
さら さら さら
きめ細かな肌は何の抵抗も無く指を滑らせ、薄いながらも確りとした肉感を返してくる。
朝潮は表面を撫で上げられ、時折くすぐったいと鼻息を小さく漏らす。
「暖かく……司令官の手はくすぐったいですけど、暖かいですね」
手に広がるじんわりとした熱を感じ、ゆっくりとした指使いに心を落ち着かせた朝潮は
むず痒いながらも落ち着くその感触に目を細め、声のトーンを少し落としていく。
ぎゅうっ
気を良くしたのか、朝潮が此方の胸元辺りの肌着を掴み体をぴたりと密着させてくる。
互いの正面を余す事なく合わせた事により、ぽかぽかとした体温が交換された。
朝潮の方が暖かい所為か、此方が少々熱く感じる物ではあるが。
「これは……なんだか落ち着きます」
「それが翌日になって集中力を高め、戦果に繋がるのではないかと思うぞ」
「……なるほど」
漸く合点がいったと感嘆の声を上げる朝潮。
密着している所為で顔の距離は非常に近く、その会話で互いの息遣いが頬に掛かる。
「では、もっとお願いします!」
ゆったりと目を細めていた所から、回答を得た朝潮の瞳は再び色を戻し
澄んだ光を真っ直ぐにぶつけてくる。
「わかったわかった……あとは落ち着いて寝るだけだぞ」
「はい!」
さわ さわ さらさら
殆ど裸に近い朝潮に懇願され、再び指を這わす。
どこを触れても抵抗の無い肌は一切遮る事なく指の動きを受け入れる。
「では、このまま眠ります! ……司令官、おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
暖かな指使いを背に感じ、若干頬が緩む朝潮は
就寝の挨拶を交わしゆっくりと瞼を閉じる。
さわ さわ ぷに ぷに
首元から背中へと指を滑らせると、肌の暖かな感触と
下着のつるりとした感触を交互に愉しむ。
そのまま背中から腰へと続き、なだらかに反った体の線をなぞった。
更に指を下げ、ショーツの上から女性らしい弾力を返す臀部へと触れる。
「くふ……ん……」
全体的に薄くはあるが、腰から下はやはり女子である事をはっきりと伝える肉感であった。
その感触を愉しむと朝潮がむず痒さから小さく声を漏らす。
それ以外は特に不満を訴えるでもなく、朝潮は指遣いに身を任せていった。
くに くに
下げ指の動きを続け太股に触れる。
ここも確りとした肉付きを示しており、鍛えられている事を表すように指を弾き返す。
密着する肌はぽかぽかと暖かく
くすぐったさから時折揺れる体は女性らしい甘い蜜の香りというより
ミントのような清涼感ある空気を鼻腔に届ける。
「くぅ……ん……もっと、お願い……します」
ゆったりとした指使いに、身を任せたままの朝潮は
その心地良さからすぐさま眠気に捕われ、覚束ない口調でもっと撫でて欲しいとねだってきた。
「ああ……ゆっくり眠りなさい……」
さわ さわ ぷに ぷに くにっ
指使いを求めてくる朝潮に応え、首元から背中・腰・臀部・太股までを
ゆっくりと一連の流れで全体を包み込むように暖かく擦って行く。
此方のシャツを握っていた朝潮の手からゆっくりと力が抜けていき
ぽすんとその手がベッドの上へと落ちる。
「ん…………すぅ…………すぅ……んぅ」
もぞ もぞ
ついには規則的な寝息を上げ、完全に意識が手放された事を示した。
無意識に寝心地を求める朝潮は、喉を鳴らしながら此方に足を絡め付けてくる。
太股は十分な弾力を持っており、しっとりとした柔肌は吸いつくように密着する。
ぷに ぷに
指を再び下ろし臀部に触れると、足を前に出した事により
ぷっくりと丸みをなぞる事ができるようになっていた。
手指に朝潮の全身を感じ、一定のリズムで上がる寝息を耳に
リラックスしきった此方も少しずつ瞼に重みを感じていった。
―――――――
――――――
―――――
提督(朝潮は心地良く眠れたらしく)
提督(翌日の戦果が幾許か普段より高かった事に歓喜していた)
提督(気分が高揚し、勢い余って『今晩もお願いします!』と言われた所に)
提督(満潮がなんか凄い勢いで此方を睨み付けていた)
提督(……見なかった事にしよう)
下3 艦娘指定
曙ニキと五十鈴ニキはちょっと応援したくなった
春雨了解、ピンクはエロいがどういう風にしようか……
どっか他所にエロい春雨さん前あったやろ、あんな風にエロくはできないで
むしろ一緒に寝る時お望みのシチュエーションやネタがあれば
自分流に解釈してアレンジするきっかけになるでよ
ネタは緩やかに枯渇していくもんで
春雨スープごくごくなう!(意味深
あんかけ春雨もぐもぐなう!(意味深
こないだ差し変わった中破グラすごいえちぃんだよなぁ
二人目の致す子になるかなぁ……うーむ
しからば書き溜めに入る。投下はまぁ、明日以降になるかな
今回もがっつり致してしまったので、そういうのが苦手な人はR-18注意
再開
春雨「あの……司令官、よろしいでしょうか……?」
提督「どうした? 春雨」
春雨「今日も一緒に……寝てもらえませんか?」
提督「……怖い夢を見た、か」
春雨「はい……」
提督「わかった、おいで」
春雨「はい……」
――――――――――
―――――――――
――――――――
尋ねてきた春雨は、普段の大人しい雰囲気から更に縮こまっており
ベッドへ腰かける此方の隣に座ると、小刻みに体が震えている事が分かった。
「あの時の事……まだ乗り越えられないか」
「はい……すみません」
先の渾作戦において、春雨も戦闘に従事したが
その折にまるで自分と瓜二つの深海棲艦を目の当たりにしてしまった。
丸帽を被り長く伸ばした髪を横で結い、胸元ではためくセーラー服のリボン
極めつけは嘗て艦艇だった頃に損傷を受けた事を示す、失われた『足』
仲間のフォローもあってその戦闘を切り抜ける事はできたのだが
艦艇の記憶とそれらが結びついてしまい、それが春雨の心に大きな影を落してしまった。
『自分が深海棲艦になってしまうのではないか』
そんな夢を見るようになってしまったという。
味方である筈の艦娘達から憎悪の視線を向けられ砲撃を浴びせられる。
必死の呼びかけは届かず、ふと自分の姿を見ると青白い肌に怪物と化した艤装が映る。
同じような悪夢を何度も見るようになり、時折こうしては此方の下に尋ねてくる。
「大丈夫だ……春雨は春雨だ、深海共のようにはならない」
「はい……」
小さく震える体を抱き寄せ、此方の胸元へ顔をそっと寄せてやる。
服越しに伝わる春雨の体は冷え切っており、体の震えは寒さからなのか悪夢への恐怖からなのか解らない。
さぁぁぁぁ……
窓の外は雨が降っている。季節こそ違えどその名を表すような静かな雨。
悪夢を見る時は決まってこの雨が降っている。
「春雨を……あたためてもらえないでしょうか」
「ああ……今日も暖めてあげるよ」
血色を少し失った小さな唇は、体と同じく小刻みに震え
助けを求めるように此方を欲する。
そっ きゅっ
自身の膝上に置かれた春雨の手を軽く握ると
そこは氷のように冷たく冷え切っていた。
その氷を溶かすように此方の手が包み込み、熱を伝える。
ぎゅっ!
春雨はもう片方の手で乗せられた此方の手を握り返す。
その手は此方の存在を確かめるように強く握られ、決して離すまいとの気持ちが伝わってくる。
「大丈夫だ……大丈夫……」
熱が奪われ、此方の指先も少しずつ冷えて行くがそれに構わず
春雨の成すがままに手を預ける。
なで なで
空いた手で春雨の背中を優しく撫でる。
震えはまだ収まらないようで、その背中もふるふると小刻みに揺れていた。
「もっと……もっとしてください」
懇願するように訴える春雨の表情は
気を抜くと泣き出してしまいそうなのをぐっと堪えているようだった。
目尻には微かに涙を溜め、眉尻は下がりきっている。
「ああ、わかった」
ぐいっ
背中を撫でていた手で春雨を抱き寄せ、微かに開いていた二人の隙間を無くす。
互いの側面が密着し、そこからじんわりと二人の体温が混ざる。
体で感じる春雨の肉体は、まるで深海に沈んでいったかのように
どの場所もかちこちに冷え切っている。
その体を解すようにゆっくりと春雨の体を撫で上げていく。
さら さら さら
首筋から鎖骨、胸、臍、太股を順に服の上からなぞり氷を溶かしてゆく。
「ぁっ……」
微かに血色を取り戻した春雨が、頬に赤みを付けていった。
「直接、触るぞ」
「はい、いっぱい、触ってください……」
セーラー服の隙間へと手を滑り込ませ、柔らかな腹部へと触れる。
小刻みに震えていたそこは服越しよりもはっきりとその冷たさを此方に伝えてくる。
ふに ふに ふに
「……っ……っ」
揉み解すように手を動かし、春雨の肌へと手の温かみを伝えと
微かに吐息を漏らし、今までとは違った形で体をぴくりと震わせる。
少しずつ手の動きを強め、はっきりとその感触を味わう。
氷のように冷たくも柔らかな肉感は、熱を奪われながらも
すぐさま自身の内側から新たな熱をこみ上げさせる。
「上、脱いでごらん」
「はい……」
しゅる しゅる
言われるがままリボンに手を掛け、セーラー服をするりと脱ぎ捨てる春雨。
その肌は白磁のように透き通っており、自身の髪と同じ色のブラジャーがその肌にコントラストをつける。
此方も上着を捨て上半身裸の格好を取り
そのごつごつとした男の体に春雨の柔肌を抱き寄せる。
ぎゅう……
春雨の小さな体はすっぽりと此方の胸元に収まり、全体を暖める事ができる。
冷え切った体が少しずつ熱を取り戻し、漸く春雨の震えが収まった。
「まだ……さむいです」
それでも十分に温まりきっていないと告げる春雨は
自身も腕を回し確りと肌を重ねる。
さら さら さら
春雨の背中を再び暖めるように撫でる。
先程とは異なり直接素肌に触れている為、彼女のきめ細かな柔肌の感触が伝わってくる。
ぷちん
「ぁっ……」
背中を擦っていた手を動かし、春雨のブラジャーに手をかける。
ピンク色の下着は簡単に外れ二つの膨らみが姿を表す。
ふにっ
「ん……」
姿を表した程よい大きさ膨らみに手を掛け、ゆっくりと指を動かす。
春雨も白露型の一人としてその肉体の柔らかさと乳房の大きさを表していた。
力を軽く込めると指はその房にずぶずぶと沈み、柔肉の形を歪める。
ぐに ぐに ぐに
「んぁ……ふっ……ぁっ」
掌で僅かに覆いきれず、その房を掴むと僅かに隙間から柔肉が零れる。
その動きに合わせて春雨から熱を取り戻した吐息が漏れだす。
ぐに ぐに こりっ
「ひゃっ……」
暫くその動作を続けていると、掌に一箇所だけこりこりとした感触がした。
揉み解され柔らかくなる全体とは異なり、乳房の先端は逆に硬さを主張する。
手を一度外し、その先端を見やるとそこも春雨らしく薄い桜色をしていた。
「もうこんなにしたのか……」
「や、やぁ……」
春雨の体に羞恥という名の火が灯る。
その火は体を赤みがからせ、体温を上昇させた。
こりっ こりっ くにっ
「あ、ふっ……んっ……」
手の動きを変え、その先端を摘むようにすると
春雨の体が熱を帯び熱い吐息を漏らす。
白磁のような肌に朱が混じり、冷えていた体がぽかぽかと温まる。
ぴくん、ぴくんと体を跳ねさせるようになり、乳頭からの刺激に身を捩らせる。
片方の手で先端を摘み、もう片方の手で乳房をやわやわと揉みしだく。
「んぅっ……あぅ……は……ぁん」
吐息に嬌声が混じり、幼い顔つきが恍惚の表情へと移り変わる。
その瞳には悪夢を見た恐怖は薄れ、仄暗い欲情の色を宿す。
「もっと……んっ、触って、ください」
再び懇願する春雨。しかしその内容はより直接的なものへと変わり
その快楽をストレートに求めるものとなっていた。
「いけない子だな……おしおきだぞ」
きゅっ! こりこりっ!
「あぁんっ! ひゃんっ!」
先端を摘む力を強め、その摘んだ指先だけで乳房を持ち上げるように上へ動かす。
その刺激は先程のものより強い事を示すように、大きな嬌声を上げた。
「もっと……もっと……」
段々とうわ言のように喋る春雨は、涙を湛えていた瞳を潤ませ情欲に身を任す。
ちゅっ ちゅるっ
「んぅっ! 舐めるの……すごいです」
揉みしだいていた方の乳房から手を離し、先端を口に含む。
こりこりとした食感を味わいながら舌を転がすと、春雨が快感を示すように口を開く。
ちゅるっ ちゅっ こりこり
「ぁぁんっ……んぅっ! ~~~っ!」
嬌声を上げ快楽に身を任せる春雨はびくびくと体を跳ねさせ大きく息を乱す。
片や乳頭を甘噛みし、片や指先でこりこりと摘み上げる。
夢で見た光景を、快楽で塗りつぶしてやるように春雨を攻め立てる。
「それ……いい、ですっ……はいっ…………あぁんっ!」
最早体の震えに怯えの色は無い。
めくるめく快楽の波に翻弄され、熱の篭った体を跳ねさせるばかりとなっていた。
すっ……
「あっ……」
十分に温まった体は冷たい部分が無く、本来の目的は達成されている。
ゆっくりと指と口を春雨から離すと、その様子を惜しむように春雨が見つめてきた。
「十分、温まったろう……?」
「はい……でも、その……」
「何かね?」
十分に昂ぶった事を知りながらもこれ以上何をする事があるかと意地悪に返す。
一度灯った火は春雨の身を焦がすように燻り続けているのだろう。
もじもじと太股を擦り合わせ、何かを懇願するように瞳が訴え掛ける。
「その、最後まで……お願いします」
「最後というのは、どんな事かな」
「うぅっ……」
いまいち的を射ないと言い、わざと詳細にその内容を聞きだそうとする。
顔に羞恥の色が強まり、頬が朱に染まる。
すっ ひら…… ねとぉ……
「春雨の、ここ……に、いっぱい、あついものを、下さい」
「いいだろう」
まだ脱ぎ去っていなかったスカートをたくし上げピンク色の下着を晒す。
そこは今までの行為で触れていなくとも、女の香りを強く示す湿りを湛えていた。
ぐいっ
「ひゃんっ」
春雨を抱き寄せベッドへと仰向けに押し倒す。
ぷっくりとした臀部に手を掛けピンク色のショーツをゆっくりと剥ぎ取ると
股間と下着の間で銀色の糸が一筋の橋を掛けた。
くち くちっ ちゅこ ちゅこ
「あ……はっ……」
春雨の最も大切な部分に触れるとそこは十分な水気を帯びており
すぐさま粘り気のある水音を響かせた。
秘裂を触れられるじわりとした感触に、春雨は待っていたと言わんばかりに歓喜の表情を見せる。
「すぐに一杯にしてやるからな」
「はいっ……はいっ……!」
春雨の希望を叶えてやらんと、十分に起立した剛直を見せ付ける。
今までの行為で春雨の艶がかった声とその反応に、此方も既に準備が整っている事を示していた。
ぬる ぬる ぬる
春雨から溢れ出る粘液を手で掬い、剛直へと塗りたくる。
ほかほかと湯気を立てる春雨の股間と同じく、その粘液は十分な温かみを剛直へと伝える。
「では、いくぞ……」
「はい……んちゅっ……」
ゆっくりと春雨に覆い被さり、顔の位置を合わせ啄ばむような口付けを一つ交わす。
それが開始の合図。
ず ず ずにゅっ……
「んっ……ふぅっ……き、たぁ……あ、はっ」
唇を塞いだまま春雨の秘穴を掻き分け、剛直が侵入していく。
その下腹部に走るぞくぞくとした感覚に眉尻を下げ口をだらしなく開く。
熱く滾る剛直を挿し込んだそこは、此方よりもずっと熱くぬめりをもって刺激を与えてくる。
ず……こつっ
「あ……はぁっ……いっぱい、きました……」
「まだまだ、これからだぞ」
根元まで全て飲み込み、奥底の扉をノックすると
春雨がぶるりと一つ大きく身震いし、その到着を歓迎する。
ずる……っ
「うあ、あ……ぁ」
今度はゆっくりと引き抜き剛直の引っかかりで内壁を擦り上げる。
挿し込まれる快楽とは逆に、内蔵が引きずり出されてしまうのではないかといった感覚に喉が唸る。
ずぷ……ずんっ
「あぁっ……また、きたっ……あんっ!」
抽送の動きを開始し、春雨の中を往復しだす。
擦り上げられる肉壁は此方を隙間無く包み込み
春雨の中は小さな無数の襞が蠢き、動かす度にぞりぞりと此方を擦り上げてくる。
その動きは春雨自身にも強い快楽を呼び起こし、肉壁を収縮させて更に快感を呼ぶ。
互いの動きが互いの快感へと繋がり止まる事を知らずに昂ぶってゆく。
ずるっ ずぷんっ ぐちゅっ じゅぷっ
春雨の秘穴を往復する度に粘液が水音を立てる。
「あんっ! んぅっ! は、ああっ!」
春雨の肢体は腰を打ち付けられる衝撃に揺れ
下腹部から付き上げてくる快楽に強い嬌声を上げていく。
「あうっ! んぅっ……も、うっ……きちゃい、そう、です……ああぁっ!」
きゅうきゅうと秘穴が締まり、春雨が限界に近い事を告げる。
うわ言のようにそれを喋る春雨は、脳を焼く快楽により目の焦点がずれていた。
「こちらも……そろそろいくぞっ……!」
「はい……いっぱい、ください……っ!」
ぱんっ ぱんっ ぱんっ ばちゅんっ
互いの限界が近づき、抽送を加速させラストスパートをかける。
ぶつかる腰が春雨の尻肉を叩き、溢れ出る愛液を辺りに飛び散らせていく。
ぶく……ん
「あ、はっ……中で、また大きく……あぅんっ!」
果ててしまいそうになるのを寸手の所で耐えると
堰き止めた欲望が更に剛直を膨れさせた。
下腹部を押し広げる圧力が強まり、春雨が声を上げる。
内部を掻き乱すその抽送に最早ブレーキは効かない。
「あ、あ、あ……あ"あ"ぁぁぁっ!!」
びくんっ びくんっ びくんっ
春雨の膣が強く収縮し、頂点へと達する快楽に絶叫を上げる。
全身をびくびくと痙攣させ、春雨の視界は真っ白に塗りつぶされた。
「くっ……うっ!」
最後の収縮は此方にも限界を超えさせ、その欲望を解き放つ。
春雨の最奥の扉を叩いた所で熱い塊を流し込んでいった。
どくん どくん どくん
剛直が脈打ち、その内から込み上げる精を全て吐き出す。
「あついの……いっぱい、きてます……はい」
朦朧とした意識で下腹部にじんわりと広がる熱を感じ絶頂の余韻に耽る春雨。
そっ ぎゅう……
一頻り精を吐き出しきった所で力が抜け
春雨を押しつぶすように覆い被さる。
春雨はそれを受け止め背中に腕を回し、腰に足を絡めていく。
互いに繋がったまま絶頂の余韻に耽り、隙間無く肌を重ねる。
「はぁ……はぁっ……んくっ……はぁっ」
大きく息を乱し肩を上下させる春雨。
熱の篭った吐息が此方に掛かり幾許かくすぐったさを感じた。
ぎゅうっ
腰に絡み付く足の力が強まり、最奥に繋がったまま固定される。
行為を終えてもその結合は解かれる事はなく、遂には意識を手放し一晩をそのままで過ごしていくのであった。
――――――
―――――
――――
提督(…………春雨のため、春雨のため……)
提督(いつか辛い記憶を乗り越える為の……)
提督(うん、きっとそうだ)
提督(気持ちよかった事は……認めるが)
下3 艦娘指定
艦娘ごとで投下量や内容の差が出るのは偏に此方の筆力が未熟故である
色々ひどかったらすまん。
瑞鶴了解
これは清涼感たっぷりの内容になりそうですね(一点を凝視しながら
あ、そうだ一つ大事な事忘れてた
ピンクは淫ら(確信
今日はここまで、平日はちまちま書き溜めターンになる
瑞鶴どんなシチュエーションが似合うかなぁ、下手うつと爆撃が飛んでくる
瑞鶴よりも先に曙の清涼感100%のネタが閃くという安価書きの風上にも置けない罠に陥る
しかも仕事先故に時間がとれないKURUSIMI
平日は書き溜めのターン
瑞鶴進行中……まだかかりそうである
今の進捗からすると仕上がるの金曜日か土曜日になるやもしれん、一応報告まで
ちくちくとやりたい事書き溜めしてたら他の子と比べて長くなってしまった
なんていうかすまん
R18度高め、書き方変えているのでひどい文章かもしれん
再開
ひそ ひそ ひそひそ……
瑞鶴「ん……? 話し声……この部屋は陽炎型の子達ね」
不知火『……浜風、一つ質問があります』
浜風『何でしょう? 不知火姉さん』
不知火『貴女、提督の寝室で何をしているのですか? いえ、正確には何をされているのですか?』
瑞鶴(えっ!? 提督さんの寝室って今……)
浜風『! それは、その』
不知火『姉である私に隠し事はできませんよ。浜風』
不知火『司令が浜風の体を』
瑞鶴「……!」
浜風『そ、それは……! その、ま、マッサージ……です』
不知火『マッサージ……はて、胸を揉むようなマッサージなんて聞いた事がありませんね』
瑞鶴(……まさか、提督さんが浜風ちゃんの胸をいじくり倒して……!)
浜風『ほ、本当です。こうすれば胸が大きくなると言われて……』
瑞鶴「…………!!」
瑞鶴(やっぱりそうだ! マッサージにかこつけて……あの助平提督~~~っ!)
ダッ!
衝撃の告白を偶然聞いてしまった私は
頭の中に黒いもやが掛かり、艤装を取りに部屋へと駆ける。
がちゃっ!
「あら、お帰り瑞鶴……ってどうしたの?」
「ごめん、翔鶴姉。今急いでるからっ!」
翔鶴姉への挨拶もそこそこに、自分の艤装に手を掛ける。
発着艦のできる弓と甲板、それと演習用艦載機を一つ。今はこれで十分。
「ちょっと提督さんの所に行ってくる!」
ばたんっ!
「あ、あら? 瑞鶴? 瑞鶴ー?」
背中に段々と遠くなってゆく翔鶴姉の声が聞こえた。
翔鶴姉ごめん! 今だけは許して!
ばたばた ばたばた!
床を鳴らす大きな音にも構わず無二無三に突き進む。
目指す先は唯一つ。
「…………今の時間ならまだここに居るわね」
しっかりとした作りの大きな扉。
提督さんがいつも仕事をしている執務室。その扉の前へと辿り付いた。
『……ん? 誰か居るのか?』
扉の向こうから提督さんの声が聞こえてくる。
この中に居る事を確認できた私は、矢を右手小指と薬指で矢を握りドアノブに手を掛けた。
ええ、居るわよ……これからたっぷりと教えてあげるんだから!
がちゃっ! ばたん
扉を勢い良く開け放ち、空母道略式。合戦撃ち方用意!
構え。
小指と薬指の矢をすぐさま持ち変え、弓を引く指に矢を乗せる。
打起こし。よし……
引き分け。弓を引く上半身に力が篭る。
「瑞鶴か? 一体どうし、た……ん……」
提督さんが私の顔を見て驚き青ざめて行く。
今私きっとすごい顔してるだろうな、目の前が真っ赤に映ってるもん。
「ま、待ていきなりどうした。落ち着け瑞鶴」
提督さんが制止の声を掛けてきた。
すごく慌ててるけど迂闊に動く事も私を刺激すると思ってるみたいで、席から立たない。
駄目よ提督さん。今の私は止まらないんだから!
会。
矢の描く軌道と雷撃の投下軌跡をイメージして、矢にそれを流し込む。
何百、何千と繰り返してきたその動きに一切の淀みは無い。
その軌道の描く先。狙いはただ一点。
「目標……母港執務室の提督。やっちゃって!」
びゅんっ!
離れ。
勢い良く放たれた矢がイメージ通りの軌道を描く。
「う、うわっ!」
撃ち放った矢が雷撃機へと姿を変える。
その下には演習用の魚雷を抱え、艦載機は真っ直ぐに提督さんの頭少し上の軌道を取る。
投下。
支えを失った魚雷はそのままの水平を保ってゆっくりと落ちてゆく。
問題ない。イメージした通りの落下軌道。
ごつんっ!
「……が、はっ……」
残心。
そのままの姿勢で狙った先に見えたものは
まるでスローモーションの映画みたいに、額へと演習用の魚雷を受けてひっくり返る提督さん。
「…………フゥー……」
深く息を吐いて熱くなっていた自分を冷ますと
真っ赤になっていた視界と頭の中の霧が晴れ、ゆっくりといつも通りの風景に変わる。
「うぐぐ……」
机の向こうでひっくり返った提督さんの呻き声が聞こえてきた。
効果は抜群、目標を撃沈せしめたり。
ざっ ざっ
部屋へと入って、ひっくり返った提督さんの下へと向かう。
ついでに艦載機も回収っと。
「瑞鶴……一体何のつもりだ……」
ひっくり返ったまま目を回し尋ねてくる提督さん。
「あら? 心当たりがあるんじゃない?」
何事かと聞かれたけれど、自分の胸に聞けば解る事よ!
胸……。
丁度見下ろす形になって映る視界は足元までクリア。
女の子なら誰にでもある筈のでっぱりは私には無くって、提督さんの顔と自分の爪先まで見える。
浜風ちゃんは多分この視界とは違うんだろうな……。
さっきまで真っ赤に燃えていた思考は鳴りを潜め、今度は深海のように暗く沈んでいく。
「……白」
提督さんがふと一言。一瞬何の事を言っているのか理解できなかった。
私の方を見上げて、白……―――――っ!!
「っ……こんの、ヘンタイっ!!」
ばちんっ!
片手でスカートの裾を押さえ、もう片方の手が提督さんに炸裂した。
「もうっ……ほんっとサイテー!」
浜風ちゃんの胸を揉むわ……わた、私の下着は覗くわ……。
執務室のソファに座った私はぷいと頬を膨らませて提督さんとは視線を合わせない。
そんな形でそっぽを向いていると。
「す、すまん……その、気が動転しててだな……」
私のご機嫌を取ろうとほっぺたに紅葉を作った提督さんが必死に謝ってくる。
ぷいっ
そっぽを向けていた顔を覗き込もうとして提督さんが回り込んできた。
それなら私は反対に、と首を回す。
ぷいっ ぷいっ
また同じ方向に移ってきたので今度は元の向きに。
そうやって左右をいったりきたり。
「もうっ! しらないっ!」
何度か繰り返した所で、回り込まれるなら上か下に向けばいい。
そう思って転んでいた提督さんを見る時と同じように下を向く。
「…………ぁ」
さっきと殆ど変わらない光景。
座っているぶん、自分の足が目に入るけれど、やっぱりそこにはでっぱりは無くって……。
廊下で聞いていた浜風ちゃんと不知火ちゃんの会話を思いだす。
胸をおっきくするマッサージ。勿論そんなものはある筈無いし、仮にあったとしても浜風ちゃんには要らないと思う。
それなのに提督さんは私にじゃなくて、そのおっきなお胸の浜風ちゃんにマッサージをしていて……。
また沸々と怒りが沸いてきて視界が赤くなってくる。
そんなに大きいのが好きなの? だったら私なんて気にしなくてもいいよね!?
厳しいけれど、頑張ったときにはちゃんと誉めてくれて。
翔鶴姉や私にもいっぱい活躍の場を与えてくれて。
それに暇だー、なんて言うと苦笑いしながらも色々構ってくれて……。
それなのにおっきな胸に目が行っちゃって……なんか、やだ!
頭の中に黒いもやが掛かる。
「な、なぁ……瑞鶴……」
「……うるさいっ、私にも豊胸マッサージしなさいっ!!」
「……はぁっ!?」
私を呼ぶ提督さんの声を引き金に、何かがぷちんと切れた私は
色んな感情がごっちゃごちゃになってとんでもない事を口走ってしまっていた。
「………………」
「…………………………」
どうしてこうなってしまったんだろう。
提督さんの寝室にお邪魔した私は、寝る前の薄着に着替えている。
ふかふかのベッドに座りながら提督さんの着替えを待っていた。
どうしよう。
どうしよう。
勢いに任せてとんでもない事を言ってしまった。
その瞬間の事だけは後悔してるけれど、今こうしている自分はやっぱりやめた! なんて言いだせなくって……。
本当に嫌なら今この場で言えばいい筈なのに言い出せない。
だって
豊胸マッサージだよ? それってつまり胸がおっきくなる……じゃなくって!
提督さんが、私の、胸を……。
どくん どくん どくん どくん
見下ろした自分の胸は、凄くドキドキしてる。
このまま破裂しそうなんじゃないかと思えてきちゃう程に。
やだ、どうしよう。
これから触られるって意識したらもっと胸が鳴ってきた。
あのごつごつした大きな手で……ここを……。
どうしよう、触られちゃったらドキドキしてるのバレちゃう。
って!
何考えてるの私! 触られるの前提とかおかしいって!
だめ! もうっ! わかんない! どうすればいいの!?
「……瑞鶴?」
「ひゃいっ!?」
突然声をかけられた私は吃驚して、返事なのか叫びなのか分からない声を上げてしまった。
「その、本当にいいんだな?」
提督さんが最後の確認を取ってきた。
ここでイヤだと言えば今までの事は全部流れてなかった事にできる。
引き返すならここしかない。
だけど。
「……頼んだのは私の方よ」
もっと気の利いた返事の仕方が良かったかな……じゃなくって!
もう! 最後にどうして引き返さないの私!
思っている筈の事を言えずに、自分の気持ちがどんどん分からなくなる。
さっき浜風ちゃんの話を聞いてしまった時、冷静になれば憲兵に突き出して終わりだった筈。
でもそんな事が全く頭になくって、すごく悲しくなってすごく頭に来て……。
気が付いたらこうなってしまった。
引き返す事のできない所まで進んでいる。
でも、それでもやっぱり嫌とは言えない自分が居て。
「……わ、解った、マッサージ、するからな」
「……早くしてったら」
遂に目の前にまでやってきた提督さんがその手を私に伸ばす。
さわっ
「ひゃぁっ!」
ほんの一瞬触られて、ちょっとだけくすぐったい程度の筈なのに
自分の口から出てきた声は、大破するようなダメージを受けた時くらいの強さだった。
「す、すまん、やっぱりやめ……」
「ち、違うから! 今のはたまたまだから! もっとしっかりやってくれればいいの!」
触られた驚きと、それを誤魔化したい気持ちから
あたふたとなんとか取り繕うとして再びとんでもない事を言いだしていた。
墓穴を掘る。まさにそんな形になってしまった。
「むぅ……わ、解った」
「さ、さっさとやって頂戴!」
自分の理性は止めるべきとずっと訴え続けている筈なのに
取る行動は全てその反対の選択肢を取る。
ぐっ
頭の中に黒いもやが掛かって、止めろと訴えかけてくる理性を押しつぶしてゆく。
そのもやは背筋を張って胸を前へ突き出すように体を動かしていった。
またこのもやもやだ。
こいつが提督さんを爆撃するよう突き動かして、マッサージせよと提督に命令を下した。
よく分からない感情に支配されて、普通ならそんな事は嫌でたまらない筈なのに
不思議とそれを不快を感じる事は無く、理性でも逆らう事ができない。
さわっ
「……っ」
提督さんの指が再び私の胸に触れた。
頭のもやが吹き飛ばされて、体中の感覚が触れられた所に集中する。
ぐっと体に力を込めて踏ん張ると、今度は声を出さずに済んだ。
さわっ むに
「…………んっ」
服越しにほんの少し触られているだけなのに、電流を流されたみたいにびりびりと痺れる感じ。
必死に声を出すまいと、唇を噛んでベッドのシーツをきゅっと掴む。
提督さんは指先で私の胸の周りをなぞるように滑らせる。
その指先からはずっと電気が流れてくるみたいに体がびくびくと震えさせられた。
その電流は体を駆け巡り、頭の奥をちりちりと焼いていく。
くに くに こり
指を押しつけられるとぺたんこな私の胸はすぐに、硬い肋骨の場所を提督さんに教えてしまう。
ほんとに大きくなれたらいいなぁ……。
そうしたら提督さんも……もっと、いっぱい触りたくなるのかな……?
顔が熱くなって頭が段々ぼうっとしてくると、唇を噛んでいた顎と、シーツを掴んでいた手の力が抜けてゆく。
「…………ふっ……ん……」
そうすると声が少しずつ出てきちゃって……。
やだ……私こんな声出るの? 恥ずかしい筈なのに、なんだかよくわからないや。
「……ねえ、ちょっと。もっと、しっかりマッサージ、してよ」
なんだか凄い事を言っちゃった気がする。
でも、これはそう、マッサージをすぐにおわらせるため、そう。きっとそういうこと
それと、もっとマッサージしやすくしないと、いけないよね
しゅる しゅる しゅる
スカートの帯紐を緩め、服に隙間を作る。
その隙間からひんやりとした空気が流れ込んでくると、少しだけ体が震えた。
「……解った、直接触るぞ……いいな?」
こくん
熱くゆだったような感じの頭ではうまく返事ができない。
首を縦に一つ振り、無言のまま隙間を提督さんに見せた。
ふに
提督さんの手が隙間に入り込み、ゆっくりと私の胸に触れた。
服越しでははっきり分からなかったその指は、男の人らしくごつごつと硬い感じがする。
「……あっ」
さっきよりも強く流れてくる電流に声が再び漏れる。
より強い電流は更に頭の奥を焼き、目の前がぼやけてくるまでになった。
ふに ふに ふに
硬い指先は力をかけずに私の肌を撫でる。
なるべく傷つけないようしてくれているみたいで、その優しい動きはちょっとだけ嬉しかった。
指先から触れる面積が少しずつ大きくなり
最後は掌ですっぽりと私の胸を覆ってしまった。
「ふぅっ……はぁーっ……はぁーっ……」
体がぽかぽかと暖かくなってきて、肌の表面がじっとりとしてきた。
その熱をなんとか逃がそうと呼吸が大きくなる。
むに むにぃ……
「うぅーっ…………」
指が曲げられ、ちょっとだけの膨らみが沈む。
押しつぶされちゃう指の動きに、肺の中の空気が逃げてゆく。
ぞわぞわと背中に走る感覚に唸るような声を出してしまった。
あつい……。
わたしの体、どうなっちゃってるの?
本当にマッサージ、なのかなあ…………。でも、なんだかどうでもよくなってきちゃった。
ぼんやりと映る視界は、もう部屋を見渡す事ができず
私の胸に伸びてくる腕と、ごくりと喉を鳴らす提督さんの表情だけだった。
険しい表情は眉一つ動かず、じっと一点を見つめている。
すごく真剣に私の胸を触っている。なんだかその表情がちょっとだけ可笑しくて……。
ぱっ
「…………ふぇ?」
突然、提督さんの手が離れ体を駆け巡る電流が途切れた。
予想していなかった出来事に呆然としてしまい、妙な声が出てしまう。
「ま、マッサージはこれで完了だ。もう十分できたから……お、おやすみっ」
ぼすっ
一方的にまくし立てられ、聞き返す事もできないまま提督さんがベッドへと横になる。
その流れをぼんやりと眺めていると段々とぼんやりとした視界が晴れてきた。
マッサージは終了、晴れてこれで解放される。
本当なら最初は早く終わって欲しくて、その通りに完了したのだけれど。
おわっちゃった……? でも、体があついの収まらないよ……。
本当にこれだけ? ねえ。 どうして途中でやめちゃうの……?
視界が晴れても体のぽかぽかは収まらず
じっとしていると体の中についた火に焦がされてしまいそうな錯覚に陥る。
「はぁーっ……はぁーっ……はぁーっ」
じっと提督さんを見ても、こっちに背中を向けて動かない。
本当に寝てしまったのだろうか。
なんか、やだ。
このままなのは、やだ。
すっ むに
「……っ」
さっきまで提督さんが触っていた胸に触れる。
そこはまだ熱くて、ごつごつとした指で触れられた感触が残ってて……。
むに むに むに
「…………ふっ……はっ……ん……」
こんな所で、提督さんの傍で、しちゃいけない事な筈なのに
火がついたままで、我慢できなくて。
胸に残っていた提督さんの感触を、自分の指で思いださせるようになぞる。
自分の指は感触が違う筈なのに、ごつごつとしたあの手を思いだして同じように体がびりびりと痺れる。
こりっ
「んぅっ!」
提督さんが触らなかった先っぽを触ってみると、そこはこりこりと硬く尖っていた。
そこから今までにない電撃が流れ、思わず甲高い声を出してしまう。
だめ、止まらない。
でもこのままじゃ気づかれちゃう。
ぽすん
ぎゅぅ
提督さんの隣へと倒れ、顔をシーツに押しつける。
それでも声が漏れないようにとそのシーツを噛み息を殺す。
「……ふぅーっ! ふぅーっ! ふぅぅ……んっ!」
声が漏れなくなって、段々と加減を失い指の動きが強くなってきた。
自分の体である筈なのに、理性とは遠く離れていったように胸を刺激し続ける。
くにっ こりっ ふにふに
「んふぅっ! ぅぅっ! ふーっ、ふーっ!」
体がびくびくと震え始め、額に汗が滲む。
かろうじてシーツは噛んでいるものの、漏れる吐息が強くこのままでは気づかれてしまうかもしれない。
そう思っている筈なのに指は止まらず、それどころかより激しく動かしてしまう。
すっ くちっ……
片方の手でお腹の下、ショーツをずらして一番大事な部分を触ると
そこはねっとりと自分の中から出てきたもので湿っていた。
くち くち ちゅく
「っ! っ! ~~~~っ!」
ぼやけている視界がちかちかと明滅し始めた。
胸と股間から来る刺激が背中を伝い、脳の神経が焼き切れそうになる。
もう少し……もう少しだから。
がばっ!
「……え?」
「く……瑞鶴。さすがにそこまでされると我慢が効かなくなってしまう」
いきなり振り返ってきた提督さんに半分のしかかられる。
何が起こったのか理解できなかった私はそのまま提督さんと目を合わせる事しかできなかった。
……気づかれていた、聞かれてた
見られた!
「……や、やぁっ!」
ぼやけていた視界が現実に引き戻され
最も見られたくない事を見せてしまった羞恥に小さな悲鳴を上げる。
なんとか離れて欲しいと体を動かそうとするが
熱に浮かされた体は満足に動かす事ができず、提督さんのされるがままになっていた。
ぐに ぐに くち くち
「ひゃぁあっ! いやっ! だめ! 今はやめて!」
あのごつごつとした指が胸と股間に伸びてくる。
胸の先端を摘まれ、股間を擦り上げられ体がびくんと震えた。
意識ははっきりと戻ったが、体はそうもいかなかった。
提督さんの指にあっという間に高められ、限界へと近づく。
きゅっ! ずりゅっ ずりゅっ
「んぁぁっ! おねがい! だめぇっ……ぁぁん!」
最悪な気分のまま流れてくる刺激が一方的に体を攻め立てる。
目の前がちかちかするあの感じ。
だめ、こんな姿見られたくない……!。
こんなはしたない事をしちゃう子なんて思われたくないよぉ……。
涙が溜まり、明滅する視界が酷く映り提督さんの姿が歪む。
もうちゃんと目が見えているのか分からなくなってきた。
「あぁぅっ! きゃうっ! もうだめ、もうだめぇっ!」
腰が自然と浮いてくるが、それでも提督さんは指を止めず大事な部分と胸を強く刺激してくる。
だめ! だめ! いや! いや!
もうなにもわかんなくなっちゃう! いやっ!
「――――――~~~~っ!!」
びくんっ びくんっ びくんっ
ぷしっ ぷしっ ぷしゃぁっ
全部真っ白になった。
「………………はぁっ……はぁっ……んくっ……はぁっ」
ぼやけていた視界が戻ってくる。
気が付くと汗を涙と股間から噴き出した液体でぐしょぐしょになっていた。
一番汚れている状態を提督さんに見られてしまった。
ほんの少し抜け落ちた記憶の後に自覚した状態から、恐らく自分が達してしまった事に気が付く。
「…………うぅっ……ぐすっ」
見られたくなかった筈なのに、提督さんの隣であんな事をして今は全部見せてしまった。
激しい後悔の念に駆られて昂ぶった感情が爆発する。
なんだかとっても悲しくなってきて、涙が溢れて止まらなくなる。
「っ! す、すまん瑞鶴!」
「ばかぁっ! だからやめてって言ったのにぃ……ぐすっ」
私の涙を見た提督さんが慌てて謝ってくる。
だけれど本当に悪いのは私。隣であんな事をしなければそもそもこんな事にはならなかった。
そんな事にも頭が回らなかった自分になんだか嫌気が差して、悲しくて。
その上にあんな汚い所を見られてしまって。
「うわぁぁん!」
ぎゅうっ
提督さんにしがみついた。
嫌われてしまうくらいならいっその事構うものか、今はこうして離れたくないのだと腕を回す。
そうやっていると頭の中に黒いもやもやが現れて、次の瞬間ぱっと霧散した。
あぁ、いつも頭の中にあったもやもやはこれだったのか。
いつも提督さんに関わる事で出てきたのはそういう事だったのか。
ぎゅうぅぅ
「もうやだぁ……もう離れたくないのにっ……嫌われちゃうのやだぁ……!」
「瑞鶴……! わかった、離れないぞ。ずっと俺はここに居る」
「俺もすまなかった、調子に乗りすぎてしまって」
体がべとべとなのに構わず泣きじゃくりながら強く抱きつく。
そんな私を提督さんは優しく抱き返し、頭を優しく撫でてくれた。
気の済むまで涙を流し、抱きついたまま泣き続け
ついには疲れの限界にまで達し、そのまま眠りについていった。
――――――
―――――
――――
提督(翌朝、瑞鶴にこっぴどく怒られた)
提督(自分も悪かったけれど、止めてくれないのはひどい! と)
提督(その通りであるので平身低頭といった風にひたすら謝る)
提督(そして瑞鶴が部屋を出る時に一言だけ『瑞鶴を嫌う事は絶対ないからな』と付け加えると)
提督(顔を真っ赤にしながらも、べーっだ! と舌を出して返事をされた)
下3 艦娘指定
割と好き放題やったので満足げな顔のまま土下座
あきつ了解、ひとまず今日は寝よう……
お察し頂いてる通り同じ子でネタはあまり浮かばないので
すまないけれど再指定は無しの方向で……いいネタがあれば安価以外の特別編かなぁ? 時間取れるかが問題だが
只今あきつ丸書き溜め中、投下はやはり週末になる見込み
-弱バレ注意-
提督「……なあ夕張」
夕張「……はい、何でしょう……ぐすっ」
提督「近く、睦月型の部屋を充拡しようと思うのだがどうだろう」
夕張「とてもいいことだと思います……ひっぐ……」
提督「それにだ、彼女達の出撃の折には毎回間宮甘味も都合してやりたい」
夕張「私も、何かできる事があれば……」
提督「そうだな、これからも彼女達を気にかけてもらいたい」
夕張「解りました……全力で事に当たらせてもらいます……!」
提督「うむ、まずはお前を落ち着かせてやらんとな」ギュッ
夕張「あっ……」
むしゃくしゃしてやった
反省している
おれは しょうきに もどった!
安価はいつもどおり。気長に待つんで踏んでもらえれば、到達せず落ちたらそれはそれで
ちょっと遅れたけど再開。若干中折れ気味
あきつ丸「本日の執務、お疲れ様であります」
提督「あぁ、あきつ丸もご苦労。今日は助かったぞ、ゆっくり休むといい」
あきつ丸「はっ! ではこれにて失礼するであります!」
がちゃっ ばたん
あきつ丸(よし……作戦決行にはうってつけであります)
あきつ丸(これで提督殿の気を引いて……!)
あきつ丸(彼女には教えて頂いた謝礼もしなければ……うんうん)
あきつ丸(それでは、いざ……吶喊するであります!)
がちゃっ
「さて……寝るとす、る……か?」
いざ寝ようと寝室の扉を開き、中へと進もうとすると
既にベッドの上で待ち構えている人物の姿が見えた。
「……あきつ丸?」
執務を終え、自室へ戻ると言っていた筈のあきつ丸がベッドの上に座っていた。
「……おや、漸くお目見えでありますか。待ちくたびれたでありますよ? ふ、ふふ……」
ベッドの中心に座り、シーツを手繰り寄せ身に纏っているあきつ丸は
此方に気付くとその登場を待ちわびていたとばかりに歓迎の笑みを浮かべる。
……どこか様子がおかしい。
普段であれば此方に気付いた時にはきっちりと挨拶を返してくるものだが
今のあきつ丸は笑みを浮かべるばかりで直立の姿勢を取る様子もない。
「如何なさいましたか? 提督殿はご就寝なさるのでありましょう?」
「あ、ああ。あきつ丸も自室に戻って眠るといい」
「…………ふふふ……」
軽く自室へ戻るよう促しても、やはり笑みを浮かべるばかりで動こうとしない。
そのあきつ丸の様子を伺っていると、ふと視界の端に畳まれた黒い衣服が映る。
「……あきつ丸。そこの服はお前のか? 何故ここに……」
「何故と申されましても、寝る時は着替えるものでありましょう。脱いだ故畳んでいるのであります」
さも当然といった風に応えるあきつ丸は、先程まで自分が身に纏っていたと言う。
確かに軍装のボタンや襟は普段あきつ丸が着ていたものと同じだった。
しかしそれだけではなく。
「……おい、何故その脱いだ服とやらの上に肌着まであるのだ」
「……脱いだと申し上げたであります。……何なら確認されますか?」
綺麗に畳まれた衣服の上に、小さな布切れのように縮まった下着が置かれていた。
あきつ丸の着ていた服の上という事は、その下着も持ち主は同じである事を意味する。
それに加え、今のあきつ丸はシーツを手繰り寄せ身を包むように纏っている。
そして今の言動。纏ったシーツをちらりとずらし、あきつ丸の白い肌が僅かに覗き此方を誘う。
「どうした……? 一体何のつもりだ」
「これは異な事を仰られますな、提督殿は」
「普通、こういった場で女子がこのような振る舞いをする。どういう意味かお気づきでは?」
肩口から覗く白磁のような肌は、戸惑う此方を魅了しようと月の光を浴びて艶やかに映る。
しかしあきつ丸の行動は全て、出会ってから今まで見ていたどの姿にも当てはまらない。
そうしてその姿を見るに留まっていること幾許かすると。
「……これだけお誘いしても何も感じられないのですか? 提督殿は少々男らしくありませんな」
「……なんだと?」
ふっと一つ笑みを零し、あきつ丸が先よりも強めの挑発をする。
此方の戸惑いを余所に、にやりと笑うあきつ丸につい触発されてしまう。軍人として、男として。
すた すた すた
「……ふふ、やっとその気になられましたか?」
入り口に立っていた所から歩き、部屋のベッドに座するあきつ丸の下へと進む。
それを見たあきつ丸は尚もその余裕を見せた笑みを崩さない。
「……あきつ丸。お前は今自分が何を言っているのか分かっているのか?」
ベッドの前へと辿り着いた所であきつ丸に問い掛ける。
流石に男らしくないとまで言われる挑発は易々と聞き流せず
少しばかり語気が上がり強めにあきつ丸へと問い掛けた。
「……勿論であります。この場、この姿で居るのは自分の、意思でありますよ」
語気が上がった此方に対し、先程と同じような調子で答えるあきつ丸。
その口調は普段よりも少しトーンが下がっており、何かを思い出すように一言ずつ区切りながら語りかけてきた。
改めて近くで見るあきつ丸は、小柄ながら女性らしい曲線をそのシーツに浮かび上がらせる。
特に十分すぎる膨らみは衣服を着ていた時以上の主張をする。
そんな肢体の持ち主が扇情的にも夜の誘いを強くしてくる。
男であれば据え膳とまで言える所だが、問題はそれがあきつ丸という事である。
陸軍艦としてのあきつ丸は、嘗ての陸軍らしい雰囲気を纏い
凛とした姿勢を崩さず、上官には絶対の忠誠と服従を誓う。
それが今この目の前に居るあきつ丸は
柳のように揺らぎ、妖艶とも取れる笑みで上官に対しての挑発を行う。
「……本当に分かっているのか?」
あまりにも普段とかけ離れたその態度は、据え膳以上に不安が脳裏をよぎる。
その気がかりとなる部分を探ろうと、再度念を押すように問い掛けた。
「……艦娘とは言え、誘い続ける女子を前に、この念の入れようとは」
「提督殿は、思った以上に、しょ……小心が過ぎるのではありませんか?」
「……よもや、裸、にも同然の女子を怖い……などとは」
途切れ途切れながらも尚挑発を繰り返し、熱っぽい目線で此方をじっと見据えるあきつ丸。
その表情は頬に朱が差し、吐息にも熱が篭っている。
まるで此方の意を介さないその挑発は男であれば誰しも飛びつくであろう挑発。
しゅる……
そして止めと言わんばかりにベッドのシーツを体から離すあきつ丸。
白磁の肌が余す事無く露わとなり、大きな胸の頂点にある桜色から
下腹部の奥に見える淡い茂みまではっきりと目に映る。
「……ぐ……」
艶やかな肌に桜色と、髪を同じ色の薄い茂みは強烈なコントラストとなり理性を強く削る。
これがあのあきつ丸とは思えないと思いつつも、吸い込まれるように手が伸びていった。
ふに ふに
「ん……そうですよ提督殿。提督殿の赴くがままこの体を貪り尽くせば良いのであります」
手を伸ばし大きな乳房に指を滑らせると
あきつ丸は目を細め、待ち焦がれたかのように一つ吐息を漏らした。
ぐに ぐに
「ふーっ……まだ手加減しておられるのですか? ここまで来て尚それは呆れるでありますよ提督殿……?」
此方の指があきつ丸の大きな乳房を揉みしだくと
ずぶずぶと沈み込む指に押し出された肺の空気を吐き出しながらも、尚追い討ちを続けてくる。
ぐに ぐにゅぅ…… きゅっ
「んぅっ!」
その挑発に言葉で返さず、桜色の頂点を強めに摘むと
あきつ丸が甲高い声を漏らし体を跳ねさせた。
「まだ言うか……一体何を考えている?」
摘んだ指先を解かず、そのままくりくりと先端を転がしつつ尋問をするように迫る。
そうしてあきつ丸の顔を覗き込むと――
「……ふぅっ……ふぅっ……そんな、考えている事なぞ……一つであります」
ぶるぶると震えながら此方を見つめるあきつ丸の瞳には涙が浮かび
小刻みに唇も体と同じように震えていた。
「……!」
今まで強気に攻めていた口調とは裏腹に、羞恥と若干の恐怖心を見せた瞳にはっと我に返る。
やはり今までの挑発は芝居を打っており、本心らしからぬ振る舞いだった事に気づく。
「あきつ丸……もういい、無理をするな」
「……! そ、そのような、事はけ、決して……!」
すっ ふぁさっ
柔らかな感触を愉しんでいた指をゆっくりと離し
自らの軍装に手を掛け、羽織らせるようにあきつ丸へと掛ける。
当初から感じていた違和感があきつ丸の涙によって
このまま行為へと及ぶのはあきつ丸の望む事ではないと確信に至った。
つい先日それで涙を流させてしまった瑞鶴の件を思い出し
自らを律するが如く、昂ぶった感情を抑えつけんと拳を握り。
きんっ!
「……っぐ! うぐぉぉ……!」
握り締めた拳を自らの急所へと打ち下ろす。
全力ではないにしろ、鍛えようの無いそこは僅かな力でも強烈な痛みを伴う。
「提督殿!? な、何を!」
激痛にもんどりうつ此方を見てあたふたと大慌てになるあきつ丸。
その痛みは男にしか分からないものであるが、此方の苦しみっぷりを見て先程までの雰囲気が全て吹き飛んだようだ。
「……ぐ……こ、腰をさすってくれ……」
「は、はいっ!」
情けなくもベッドへと突っ伏す形となった此方があきつ丸に頼み込むと
あきつ丸は二言と待たず細いその手でさすさすと癒すように手を動かしてくれた。
さす さす さす さす
「うぐぐ……どこでそんな事を覚えたかは、知らんが……」
「部下の不貞を正すのは上官の役目だ……」
「望まぬ形であれば、尚の事……ぐぅぅ……」
苦痛に顔を歪ませながらも、あきつ丸の方へと向き説教をする。
尤もベッドに突っ伏し、その部下に腰をさすってもらうといった全く締まりの無いものであるが。
「……提督殿は……そこまで自分を見ておられて……」
「……無論だ……ははっ」
じっと此方を見つめるあきつ丸に、にかっと笑い掛ける。腰をさすられたままで。
ぎゅぅっ!
「……申し訳ありません! 自分は……自分は!」
ふるふると肩を震わせたかと思うと、全裸にも構わず飛びついてくる。
さすっていた手を回し、体を押し付けてくるように密着するあきつ丸。
「うおっ、お、落ち着けあきつ丸! 今その格好で飛びつくのはまずい!」
「……ぇっ? きゃぁっ!」
あまりにも肉感の強いその感触に再び反応してしまいそうになる。
寸手の所であきつ丸を制すると、自身の状態に我へ返り黄色い悲鳴を上げながら飛び退くあきつ丸。
「……ふぅ……なんとか落ち着いたな」
「あの……提督殿……? その、そちらのご様子はもう……?」
危うくもう一撃見舞いかねないと一悶着があったものの
なんとか落ち着きを取り戻し、漸く互いに普段の調子で会話を取る事ができた。
おずおずと此方を覗き込むように伺うあきつ丸は
ひとまず下着を履き、上に此方の白い軍装を纏っている。
サイズの合わない軍装はそれだけで座っているあきつ丸の太股辺りまで覆い隠す。
「私は大丈夫だ。それよりもあきつ丸、さっきまでの振る舞いはどういう事だ?」
「……それは……その……」
揚陸艦あきつ丸。艦隊決戦には聊か不向きと言わざるを得ないその艦種は
深海棲艦との戦いにおいても一線級の戦果は上げにくく
どうしても活躍の機会が他の艦娘に一歩及ばない。
激化する深海棲艦との戦いは常に最高の戦力を最前線へ。
そうして時を重ねていくばかりに、あきつ丸とのコミュニケーションが疎かになってしまっていた。
普段は凛とした姿勢に、声を張り力強さを伺わせるあきつ丸だが
その実寂しがりの一面も持つ。
特にあきつ丸自身は陸軍の出とも言える所、此処は海軍本拠地。
強い疎外感に加え、此方との十分な触れ合いが取れない。
寂しがるあきつ丸に状況打開の一手を取らせるには十分な状況であった。
「……前言撤回だな」
「……提督殿?」
「不貞は私の方だ。あきつ丸、すまない。心細い思いをさせてしまっていたとは……」
「そんな……悪いのは自分であります」
「提督殿のご期待に沿えず、あまつさえそれを棚に上げた振る舞い……」
挑発を重ねていた笑みは最早影も無く、眉尻を下げしょんぼりと落ち込むあきつ丸。
此方の監督不十分とも言える状態でありながら尚それを攻める事をしてこない。
ぎゅっ
「あっ……」
静かにあきつ丸の手を取り、ゆっくりと此方の手で包み込む。
戦いに明け暮れる艦娘と言えど女子。あきつ丸が度々重ねていたその発言通り
その白魚のような手は細く、小さい。
「先程のような事は、まだ早い……が、今日はゆっくりここで休むといい」
これからは確りとあきつ丸とも接していこうと心に決め
差しあたって今日の所は一晩を過ごそうと提案する。
「あ、あの……よろしいのでしょうか?」
「ああ、無論だ。これからは色々話もしていこう」
「……ゎぁ……はいっ!」
おずおずと聞き返すあきつ丸に快諾の旨を伝えると
先程とは違った形でぱあっと顔を笑顔で綻ばせた。
そうして二人してベッドへと体を滑り込ませていく。
「因みにあきつ丸。先の行いは誰かに吹き込まれたな?」
「あ、ええと……それは――――」
あのような挑発をする行いは、到底あきつ丸だけでは及びもつかないと確信していた為
誰に唆されたのかと問い詰めた。
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提督(……これからはあきつ丸ともちゃんと接してやらねばな)
提督(今度昼間に将棋にでも誘うかな……此方の趣味も捗る所だし)
提督(……それと、あきつ丸に変な事を吹き込んだ)
提督(秋雲には機を見て『礼』をせんとな……)
下3 艦娘指定
あきつ丸は凄い(一点を凝視しながら
けどちょっとR-18からは縁遠い感じ、自分にできるのはこれぐらいまでしか
さみちゃん了解、一生懸命頑張るどじっ子は頭ナデナデしてあげたくなる
お望みのシチュエーション等あれば
今日はここまで、次も週末目途に……
ひえっ、酉しくじる失態
このSSまとめへのコメント
ええ仕事しますねえ。自分の好きな子ばかり出てくる、ということからくる楽しさ。行為の設定がしっかり出来てることからくる面白さ。自分は行為までのムードが好きなので、この作品にはとても満足しています。
これからも期待しています。