妹「おにぃ、なんでわかったの?」
兄「前に読んだエロ同人で…いや、何でもない、そんなことよりお前、どうしたんだこれ」
妹「おにぃ、さっきなんて言った?エロ?ねぇなんて言った?」
サキュバス「あのう…」
兄「おい、なんか喋ってんぞどうにかしろよ」
妹「またそうやってごまかして…もういいよっ」
サキュバス「…」
サキュバス「あっあの、私を召還したのはどちら様でしょうか…」
妹「はいはい!わたしでっす!」
サキュバス「えっ?女性の方ですか…?」
妹「?」
兄「お前、よくわからんまま召喚しただろ」
妹「ちっ、ちがうもん」
サキュバス「あ…、えっと、手違いで召喚してしまったのなら私帰らせていただきますけど…」
妹「待って!ちょっと待って、まだ帰んないで」
サキュバス「あっ、はい…すみません」
妹「ちょっとこの部屋にいてね、絶対帰んないでね」
サキュバス「はい…」
妹「おにぃ、あれ何」
兄「お前やっぱ適当に召還しただろ」
妹「てへ」
兄「あれはだな…その…えっと…つーかどこで知ったんだあんなの」
妹「ん?おにぃの部屋にあった本にかいてあったよ」
兄「」
兄「おま…勝手に部屋に入んなって言ったろ…」
妹「いいじゃんべつに。ていうかどうしよ、まさかほんとに出てくるとは…」
兄「ちくしょう、俺もやってみればよかった…」
妹「おにぃ?」
兄「すまん何でもない。とりあえず戻ろう」
妹「う、うん」
妹「おまたせー」ガチャ
サキュバス「あっ、おかえりなさいませ…」
妹「うーんとね、とりあえずしばらくうちにいなよ!ね!」
サキュバス「あ、はい…承知しました」
兄「あ、妹、後で話がある」
妹「ほいほい」
兄「で」
妹「…」
兄「お前…俺のベットの下漁っただろ」
妹「ごめん、なんかロマンを感じたから…」
兄「勝手に部屋に入るなとあれほど言ったのに…はぁ」
妹「ごめん、お兄ちゃんの隠し持ってたちょっと卑猥っぽい本にかいてあったことが気になって…試しちゃった」
兄「お試しで召喚できるとかお前すげーよちくしょう俺も試してみればよかった…」
妹「ねぇあれって悪魔なんでしょ?さっき調べたらなんかちょっとアレな悪魔っぽいんだけど」
兄「なぜ調べた」
妹「ねぇほんとにどうしよう…」
兄「大丈夫だ、俺がなんとかする」
妹「ほんと?」
兄「ほんと」
兄「というわけでさっき妹と話し合った結果サキュバスは俺があずかることになった」
サキュバス「えっ」
妹「大丈夫、お兄ちゃん面倒見いいから」
サキュバス「えっあっ、…よ、よろしくおねがいします」
兄「おう」
妹「で、儀式ってなにするの?」
兄「うん妹、とりあえず3時間ほど出かけててくれ」
妹「らじゃ」
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