Pひなちづシリーズを久しぶりに投稿。でも短い。
前作
グリP「ただいまー」千鶴「おかえりなさい」
グリP「千鶴―!」千鶴「なんですの?」 - SSまとめ速報
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グリP「千鶴―!」千鶴「なんですの?」
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グリP「みんなで買い物にでも行くか」千鶴「あら、いいですわね」
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~リビング~
グリP(以下P)「というわけで、ひなたへのプレゼントを用意しないとな」
千鶴「そうですわね」
P「しかし、何がいいかなぁ。あまり変な物渡してもしょうがないし……」
千鶴「これからも寒い時期が続くのですから、ここは無難にマフラーがいいと思いますわ」
P「マフラーかぁ…。そうだな、そうしよう!」
千鶴「かわいいものを探してきませんとね!」
ひなた「あ、おとうさんにおかあさん。なに話してるんだべか?」ヒョコッ
P「あっ…い、いや、今日も寒いなぁって話をね…。なあ、千鶴!」
千鶴「そ、そうですわね。だから、暖かい服を用意しなきゃいけませんわねって言ってましたの!」
ひなた「!」ピクッ
P「ん?どうしたんだ?」
ひなた「な、何でもないっしょや…。そっかぁ、あったかい服…。」
千鶴「ひなた、どうしたんですの?風邪でも引いたなら…」
ひなた「ち、違うよぉ。えーっと…あたし、部屋に戻ってっからねぇ」タッタッタッ
P「あ…。ひなた、どうしたんだろうな」
千鶴「さ…さぁ?」
P「ま、とりあえず何でもなさそうだし、買い物に行ってくるか」
千鶴「…そうですわね」
―――――
―――
―
~ひなたの部屋~
ひなた「……あったかい服かぁ」チラッ
【はじめての手編み】
ひなた「ちょっと難しいけども、頑張ってみっかなぁ…」
―――――
―――
―
~ふれあい商店街:洋服屋~
P「で、マフラーを見に来たのはいいけれども、何がいいか悩むな……」
千鶴「シルクにウール、カシミヤとかとかとか。いろいろありますわね」
P「ああ、それにフルエキゾーストにスリップオン…?これ違うやつだろ……」
千鶴「あなた、これなんてどうです?」
P「赤いマフラー…。確かに似合いそうだな。…よし、これにしよう」
千鶴「ふふ、シンプルなデザインで素敵ですわよね」
P「ああ。それに、千鶴も好きなの選びなよ」
千鶴「わたくしもですの?」
P「ああ、ひなたにだけプレゼントってわけにはいかないだろう」
千鶴「あなた…ありがとう。でしたら、わたくしはこれにいたしますわ」
P「薄い黄色のマフラーね。それじゃ、買ってくるよ」スタスタ
千鶴「お願いしますわ。…あら、これは……」
―――――
―――
―
P「お、千鶴。どこ行ってたんだ?急にいなくなってたから探したぞ」
千鶴「ごめんなさい。ちょっと用事が出来て…」
P「用事?もういいのか?」
千鶴「ええ。もう大丈夫ですわ」
P「そっか。じゃ、そろそろ帰るか。ひなたも待ってるよ」
千鶴「そうですわね。夕飯の支度もしませんと」
―――――
―――
―
~自宅:リビング~
P「ただいまー…。って、あれ?」
千鶴「真っ暗ですわね…」
P「ひなたー!居ないのか?」
<居るよぉー!
千鶴「って部屋に居るんですのね…。よかったですわ…。」
P「まだ部屋にこもっているのか」
千鶴「珍しいですわね…」
P「何かやってるのかな」
―――――
―――
―
千鶴「ひなた!夕飯の時間ですわよ!」コンコン
ひなた「あっ、ちょっと待ってねぇ」ガチャ
千鶴「もう…。さあ、おとうさんが待ってますわよ」
ひなた「うん」
―――――
―――
―
ひなた「ごめんねぇ」
P「ようやく降りてきたか。ひなた、テレビで765プロのど自慢大会やってるぞ」
『続いては響の番なの!』
『まかせるさー!我那覇響歌いまーす!』マルデカーナーシーミーノカケラダワー
千鶴「あら、素敵な曲ですわね」
ひなた「上手だねぇ」
P「ま、765プロでも上位に入る歌唱力だしな」
『ふふ…さて、結果はいかがでしょうか。……な、なんとおぉぉぉぉ!』89点
『微妙な点数だね』アハッ
『うがー!所詮は機械のやることさー!これだから機械は御しがたいんだー!』
千鶴「ま、カラオケの採点はこんなものですわね……」パクパク
P「機械との相性もあるだろうしな」モグモグ
ひなた「残念だったねぇ」モグモグ
『次は姫の番なのです!』クラヤミーニーハーシルキミーハー
『被せてきたの!?』
P「同じ作品で、同じ歌手の曲かよ…。なにかに強いられてんのか?」
千鶴「?」
ひなた「ごちそうさまぁ。したっけ、また部屋に戻ってっからねぇ」
千鶴「あ…!また…」
『結果は…』100点!
『はいほー!姫にかかればこんなものなのです!』
『ま、負けたさー…。いったいなんで…』
『ほ?人類の10分の9をファンにしようとすれば、こうもなるのです』
P「徳川まつり…いったい何者なんだ…」
千鶴「あなた、食べ終わったなら食器を片づけてくださいませ」カチャカチャ
P「お、悪い悪い」
―――――
―――
―
ひなた「えっと…ここで編み目を立ち上げて、毛糸をぐるっと回して……」
―――――
―――
―
~数日後~
千鶴「ここ最近、ずっと部屋にこもりっぱなしですわ」
P「ひなたも、なにかやりたいことあるんだろう。そっとしといてあげないと」
千鶴「ええ、でもすこし寂しいですわ…」
―――――
―――
―
~ひなたの部屋~
ひなた「で、出来たべさ……なんとか間に合ったよぉ」
―――――
―――
―
~クリスマス当日・夜:リビング~
パンパカパーン
P「メリークリスマス!」
千鶴・ひなた「メリークリスマス!」
P「さて、ようやく訪れたクリスマス。ということでひなた、プレゼントだぞ」
ひなた「わぁ…!」
P「さあ、空けてごらん」
ひなた「あったかそうなマフラーだねぇ!」
P「かわいいだろ。おかあさんと選んだからな」
ひなた「えへへ、ありがとね!」
千鶴「喜んでもらえて何よりですわ。それにこれもどうぞ」
ひなた「これは……手袋だねぇ!」
千鶴「マフラーだけじゃ寒いと思いまして」
ひなた「おとうさん、おかあさん。あたし、これ大事にすっから!」
P「あの時の用事ってこれだったのか…」
千鶴「そうですわ。うふふ…それに、あなたの分もありますのよ」
P「ん?俺の分も用意してくれたのか?」
千鶴「ええ、マフラーのお礼ですわ」
P「そうか…ありがとう、千鶴」
千鶴「どういたしまして」
ひなた「えっとぉ…あの、あたしもね、おとうさんとおかあさんにプレゼント用意したんだぁ。はいこれ」
千鶴「え?……これはセーターですわね」
P「どうしたんだ?こんな立派なの」
ひなた「あたしね、プレゼントは何がいいか考えてたんだけども、最近寒いねって話を聞いたもんで、セーター編んでみたんだぁ」
千鶴「…ここしばらく部屋にこもっていたと思ったら、編み物をしていたんですのね…」
ひなた「あんまり上手くないけれども、もらってくれるかい?」
P「ああ、ひなた、ありがとうな」ナデナデ
千鶴「ふふ…素敵なプレゼントですわよ」ギュッ
ひなた「え…えへへ///おかあさん、あったかいねぇ」ギュッ
P「なぁ、今年は最高のクリスマスになると思わないか?」
千鶴「ですわね」
ひなた「だねぇ」
f i n
終わりです。
クリスマスガシャSR10%チケットで来てくれたひなたは、やっぱり天使だった。
次回からはアイドルを変更して別編を、と思ってますが、いい組み合わせが思いつかない。
風花さんと美奈子は母親役になれると思うんだけど、娘役に悩むし…。
また、アルバムみながら考えますか…。
乙でした!次回の別編も楽しみしてます
>>2
二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/W2Psep5.jpg
http://i.imgur.com/ahlxCgz.jpg
>>3
木下ひなた(14) Vo
http://i.imgur.com/VOkldih.jpg
http://i.imgur.com/0l15BxT.jpg
>>27 画像ありがとうございます。
HTML化依頼は、昼か夜にでも出しときますので。
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