エミリー「新たな挑戦」【ミリオン放送局第四十回】 (55)

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このみ「燃え尽きた」【ミリオン放送局第三十九回】

お久しぶりです
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エミリー「仕掛け人さま?仕掛け人さま?……いないようですね……」

千鶴「ライブのリハーサルにいそいそと出かけましたわよ……まったく、少しくらいわたくしたちのお供をしても罰は当たらないのではなくて?」

エミリー「まあ、大きな公演ですし……仕方ないです」

千鶴「そうではありますけど……」

エミリー「仕掛け人さまがいなくても、頑張って放送しましょう!」

千鶴「はぁ……そうですわね、一泡吹かせてやりますわよ!」

エミリー「エミリー スチュアートです」

千鶴「二階堂千鶴ですわ」

???「七尾百合子です!」

エミリー「……えっ?」

???「望月……杏奈、です」

千鶴「ちょ、ちょっと、まつr」

???「馬場このみです」

エミリー「あ、あの、まつりさん?」

まつり「そして、徳川まつりなのです」

千鶴「……なんですの?この茶番は」

まつり「このブースにいない三人の分の名乗りもせっかくなのでまつりがやっておいたのです」

千鶴「いりませんわよ!」

エミリー「ですが、まつりさんの声真似、とても上手ですね」

まつり「姫にできないことはないのですよ?」

千鶴「……はぁ、それでは、これからうちの他のアイドルの声で会話するのも簡単ですわよね?……まぁ、さすがのまつりにもそんなこと」

まつり「分かったのです」

千鶴「え?」

???「それで、どんな話するんだ?野球?野球の話?」

エミリー「わぁっ!」

???「それより、茜ちゃんの話しようよ!カワイイカワイイ茜ちゃん!」

千鶴「…………妙にうまいんですわね」

まつり「だから言ったのです、姫にできないことはないのですよ?」

エミリー「あっ、それより、そろそろ番組の名乗りをしないといけません」

千鶴「あら、もうそんな時間ですの?……まつりの物まねで相当時間を食っていたみたいですわね」

まつり「ほ?まつりのせいにするのです?」

千鶴「正真正銘まつりのせいですわ」

エミリー「それでは始めましょうか、エミリー」

まつり「まつり」

千鶴「千鶴の」

「「「ミリオン放送局!」」」

千鶴「この番組は、765プロダクションと」

千鶴「幕張メッセの提供でお送りいたします」

まつり「まつりもライブに乱入してやるのです、エミリーちゃんも一緒に」

エミリー「わっ、私もですか!?」

千鶴「おやめなさい」

【CM】

???「うぉっほん!……ふむ、これに喋ればいいのかね?」

???「日々765のアイドルを応援してくれている諸君!君たちに朗報だ!」

???「日本中でアイドルの応援をしてくれているキミたち、もっとアイドルのみんなに近くで会いたいとは思わないかね?」

???「地方に住んでるキミ、普段ライブにいけないキミ、アイドルをナマで見たいとは思わないかね?」

???「PSLを大成功で終えた我々765プロは、そんなキミたちのために新たなプロジェクトを始めようと思う!その名も……と、これはまた後で発表しよう」

???「それでは、再び本編で会おう!」

765プロダクション!!

エミリーちゃん何とは言えないけどおめでとう!
支援だよ

パーソナリティ
エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/jCWVL1f.jpg
http://i.imgur.com/gk5mRAb.jpg

徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/u9DCwdI.jpg
http://i.imgur.com/Pobh29o.jpg

二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/YoxKphT.jpg
http://i.imgur.com/wIecJ2Y.jpg

千鶴「お送りしております、ミリオン放送局」

エミリー「そういえば、よく考えると復活したということを言っていませんね」

まつり「あ、麗花ちゃんと美也ちゃんのラジオは打ち切られたのです」

千鶴「……それ、さらっということではないのではなくて?」

まつり「放送作家とディレクターの胃がマッハだったのです」

エミリー「そうだったのですね……」

まつり「次は、あの二人に茜ちゃんを加えて」

千鶴「茜をいじめるのはおやめなさいな」

まつり「ほ?」

千鶴「ということで、復活しましたわ!」

まつり「めでたいのです!」

エミリー「出演する方も変わらないようですね」

まつり「他の三人はまさにライブ中なのです」

エミリー「成功すればよいのですが……なんて言うと、出演されてる皆様に失礼ですね」

千鶴「成功どころか、大成功で締めくくりますわよ」

まつり「でも、まつりがいればもっともっと成功させてみせるので「だからって乱入してはいけませんわ」ほ?」

千鶴「さて、今日は最初からブース内で収録しておりますわ」

エミリー「お客様がいない、ということで最初から入れていただきました」

まつり「……嫌な予感がするのです」

千鶴「ライブで忙しくてゲストが用意できていないだけではなくて?」

まつり「アイドルではなく、もっと黒々しい存在の気配が……」

ガチャ

???「はっはっはっ、黒々しいとは言ってくれるじゃないか!」

エミリー「What!?」

千鶴「えっ、あっ、その、えっ」

まつり「……ふむ」

???「そこまで驚かれるとは思っていなかったな、まあ軽いアメリカンジョークとでも思ってくれたまえ」

エミリー「…………」

千鶴「…………」

まつり「…………」

「「「社長!?」」」

???「うぉっほん、いかにも」

順二郎「ああ、自己紹介が遅れたね、765プロダクションの社長をしている高木順二郎だ」

千鶴「いや、それは知っていますけど……どうしてこのラジオにいらっしゃったんですの?」

順二郎「ふむ……それは答えづらい質問だな……残念ながら」

エミリー「えっ!?……はっ、もしかして、この番組に」

千鶴「わ、わたくしたちに悪いニュースでもあるんですの!?」

順二郎「あっはっは、冗談さ!今日はこの番組を通じてファンのみんなにお知らせをしようと思ってね」

まつり「冗談が過ぎるのです……ね?」

エミリー「それでしたら、お知らせの部分で私たちがお読みしますけど……」

順二郎「いや、せっかくの大きなプロジェクトであるし、どうせなら私自身で報告しようと思ってね」

まつり「大きなプロジェクト、なのです?」

順二郎「そう、プラチナスターライブに続く、新たな一大プロジェクトだ!」

千鶴「それって、あのメガフロートドーム……でしたわね?その建設でも決まったとか、そういう報告ですの?」

順二朗「いやいや、あれは資金が足りなくてね……そのためにも、大プロジェクトで資金を稼ぐのだ!」

エミリー「諦めてはいらっしゃらないのですね」

順二朗「もちろん!海上に浮かぶ巨大都市……まるでロマンの塊じゃないか」

千鶴「その感覚は理解できませんわ」

まつり「まず、資金を稼ぐとかそういうことを言っていいのです?」

順二朗「おっと、この部分はカットで頼むよ」

エミリー「生放送です……」

順二朗「何だって!?……この放送を聞いているキミたち、これはオフレコで頼む!」

千鶴「もはや公然の秘密ですわね」

まつり「それで、そのプロジェクトについてまだ聞いてないのです」

順二朗「おや、そうだったかな?……さて、我々765プロダクションの新たな挑戦……それは、全国キャラバンだ!」

エミリー「……全国」

千鶴「……キャラバン?」

まつり「トラックに乗って全国行脚でもするのです?」

順二朗「アイドルにそんな過酷なことさせられるわけがないじゃないか」

千鶴「プロレスに自電車レースと、過酷なことならたくさんやってきてますわね」

順二朗「…………はっはっはっ!」

エミリー「あの……なぜ目をそらされるのですか?」

順二朗「細かいことはいいじゃないか!全国キャラバン、これから楽しみだろう?」

まつり「急に不安になってきたのです」

千鶴「それで、全国キャラバンでどんなことをするんですの?」

順二朗「それは……」

エミリー「それは……」

順二朗「秘密だ!」

エミリー「秘密……えっ」

順二朗「マジックとイベントはサプライズが重要、ということでここでは秘密にしておこう」

千鶴「肩透かしを食らわされた気分ですわ」

まつり「……それだけなら別にこの番組でわざわざ紹介することもないのです」

順二朗「ああ、いやいや、もちろん全部秘密というわけではないぞ……例えば……」

千鶴「……明らかに今考えてますわね」

順二朗「そうだな、まず全国キャラバンは、地域ごとに行おうと思っている」

エミリー「地域とは、九州とか、近畿とか、そのような?」

順二郎「そう、そのような、だな」

千鶴「情報はそれだけですの?」

順二朗「ふむ、欲しがるねぇ……それなら、最初に活動する地域を発表しよう」

まつり「太っ腹なのです!」

順二朗「あっはっは、中年太りにならないようにちゃんとトレーニングしているよ……ではなかったな、最初の地域は、基盤を固めるということもあって、関東地区でキャラバンを行おうと思っている」

エミリー「そうですか」

順二朗「おや、驚かないのかい?」

千鶴「まあ、妥当といっても差し支えない地域ですもの」

まつり「普通すぎるて面白くないのです」

順二朗「……キミたちは、私にどんな期待をしているのかね?」

まつり「そんな普通の情報より、もっとみんなが驚くような情報が欲しいのです!」

順二朗「これ以上かね!……むぅ、これ以上はちょっとだな…………」

千鶴「それだけを言うためにこの番組に来たんですの?この番組はそんなに安いものじゃありませんの」

順二朗「厳しいことを言ってくれるじゃないか……しかし、これはだな、私にも計画というものが」

まつり「ほら、エミリーちゃんも催促すればいいのです」

エミリー「しかし、私は」

まつり「ほ?エミリーちゃんはもっと知りたくないのです?」

エミリー「それは、知りたい……ですが、社長さまにもお考えがあるのでしたら」

社長「むぅ……」

順二朗「わかった、それなら、この二か月間、関東地区でキャラバンを行うアイドル諸君を教えようではないか!」

ザワザワ

エミリー「あっ、お手伝いさまの方々が」

千鶴「ざわざわしてますわね……」

エミリー「あ、あの、無理に言うことは」

順二朗「いやいや、私も男だ、この際ずばっと言ってしまおうと思ってね!」

まつり「本当に大きな情報が来るとは思ってなかったのです」

千鶴「普通にはぐらかされて終わると思ってましたわ」

順二朗「何ぃ?……まあいい、それでは、この二か月頑張ってもらうアイドルの八人を紹介しよう!」

順二朗「まずは天海春香君、水瀬伊織君、双海亜美君真美君の四人だ」

千鶴「亜美と真美が二人とも……色々と大変ですわね」

まつり「きっとキュートに決めてくれると姫は思うのです、ね?」

順二朗「そして、田中琴葉君、所恵美君、北上麗花君の三人」

千鶴「……まあ、麗花がいても琴葉がいるなら大丈夫ですわ」

まつり「琴葉ちゃんなら麗花ちゃんもどうにかしてくれるのです」

エミリー「あの……皆さんは麗花さんをどのように思っていらっしゃるのですか?」

千鶴「それで、最後の一人は誰なんですの?」

まつり「最後の一人はしーくれっと、なのです?」

順二朗「いやいや、最後の一人も発表するよ……最後の一人、八人目は……キミだ」ビシッ

エミリー「…………?」

順二朗「関東地区のキャラバン八人のメンバーに、エミリー君を加えようと思っている」

エミリー「…………What?」

順二朗「嫌というなら強制はしないが……やってくれるかね?」

エミリー「Of course!……ではなく、もちろんです!」

順二朗「それはよかった!それでは、今言った八人でこの二ヶ月は動いてもらおうと思っている」

千鶴「最初の二ヶ月……今後を決めるためにも重要ですわね」

エミリー「この大役、命を懸けて務めさせていただきます!」

まつり「エミリーちゃんは武士にでもなるのです?」

今日はここまで
書き溜めないです
ライブ行きたかったです

関東じゃない……中央エリアだ
誤字どころじゃなくミスった……

千鶴「それで、本当に言ってよかったんですの?」

エミリー「仕掛け人さまと話し合いしていらっしゃったはずですが」

順二朗「それは大丈夫だ、何故なら、まだこのプロジェクトのことは彼には話していないからな!」

まつり「とりあえずスタッフさんはプロデューサーさんに電話でもしておくのです」

順二朗「ふむ……それは困るな」

千鶴「どうせ言いますのに?」

順二朗「心の準備というものがね……ともかく電話をするのはやめてほしいな」

ガチャ

スタッフ「社長さん、プロデューサーさんにお電話つながりました」

順二朗「何っ!?」

エミリー「連れていかれましたね……」

千鶴「そもそもどうしてプロデューサーに話していないんですの?」

エミリー「えっと……社長さんなりに考えがあった……のではないでしょうか」

まつり「ところで、プロデューサーさんがお仕事を取っていたらどうするのです?」

エミリー「……あっ」

千鶴「エミリー……もしキャラバンのメンバーが変わったら、わたくしが慰めて差し上げますわ」

エミリー「無いと信じてはおりますが……」

まつり「まつり神に祈るのです」

千鶴「いつの間に神にランクアップしたんですの?」

まつり「姫も神も似たようなものなのです」

エミリー「似て……いますか?」

千鶴「真面目に受け取るのはおやめなさい」

エミリー「場繋ぎとして、私たちの近況を話せ、と指示がありましたが」

千鶴「PSLは大成功で幕を閉じました……でいいのではなくて?」

まつり「妨害作戦の話はしなくていいのです?」

千鶴「結局成功したんですし、特別ここで話す話題でもないでしょう」

エミリー「個人の名前を出すのは、その方に失礼ですから」

千鶴「まあ、名前を出してもいいくらい失礼なことは散々されましたけども」

まつり「でも、あんなことをした理由は、普段から下々のことを思いやっている姫には理解できそうなのです」

千鶴「あら、そうなんですの?」

まつり「彼は寂しかったのです」

エミリー「寂しかった……のですか?」

まつり「ライバルには勝てず、アイドルは事務所を離れ、満たされな「ストップ!」千鶴ちゃんは人の話をさえぎるのが趣味なのです?趣味なのですね?そうやって姫のありがたいお言葉をストップさせちゃうのですね?」

千鶴「貴方がラジオで話せないようなことを言おうとするからでしょう!まったく……」

エミリー「こ、この話はやめて、他の話題をしましょう!」

まつり「あ、あの、すいません……私が迷惑かけてしまいましたよね……うぅ」

千鶴「わざわざ可憐を真似するのはなんなんですの?」

まつり「物まねアイドル、徳川まつりなのですよ!」

エミリー「お姫様ではなかったのですか?」

まつり「二重人格なのです」

エミリー「そうだったのですか」

千鶴「嘘をつかない!」

ガチャ

順二朗「やれやれ……とりあえず、ライブの後で話があるということだけ伝えておいたよ」

まつり「お疲れ様なのです」

エミリー「私が催促したせいでしょうか……すいません」

順二朗「いやいや、謝らなくてもいい……しかし、ふむ、アイドルに気遣ってもらえるだけでも彼に怒られた甲斐があったというものだ」

千鶴「そもそも、最初からプロデューサーと二人で決めればよかったのではなくて?」

順二朗「はっはっは!」

エミリー「それで、自由に会話をして時間を使い切れ、と指示されたのですが」

千鶴「正直、社長とは普段話しませんし、特にこれといった話題はありませんわね……」

順二朗「ふむ、私は事務所にいることは少ないからな」

まつり「確かに、見たことないのです」

順二朗「しかし、事務所に行ったときはアイドルとの交流を欠かさないようにしているのだが」

千鶴「わたくしは交流した記憶はありませんけど」

順二朗「この前は、リーダーとしてユニットを引っ張っていったことを労うのも兼ねて馬場君とプロデューサー君の三人で飲みに行ったな」

千鶴「聞いてませんわ」

順二朗「それと……中谷君、大神君の二人と一緒に遊んだこともあるな」

エミリー「どんな遊びをなさったんですか?」

順二朗「めんことベーゴマを教えてあげたが」

まつり「生きている時代が違うのです」

千鶴「ジェネレーションギャップが過ぎますわね」

順二朗「そ、そんなことはない!彼女たちと私はベーゴマを通じて心まで分かり合えたはずなのだ!」

エミリー「え、えっと……無理があると思うのですが……」

順二朗「」

千鶴「それにしても、意外と交流してらっしゃるんですのね……」

順二朗「ふむ、社長として当然のことだ」

まつり「普通のアイドルがしないような仕事を取ってくるのも社長さんの仕事なのです?」

千鶴「社長は新プロジェクトの立ち上げの時は部下と話し合うのが当然なのではなくて?」

順二朗「それはだな、うーむ……それではアイドル諸君、また事務所で会おう!さらばだ!」

ガチャ

まつり「華麗に逃げたのです」

千鶴「逃げましたわね」

千鶴「とりあえず、全国キャラバンの情報のまとめをしなければなりませんわね……帰り際に不自然に忘れていったこの紙を読めばいいんですの?」

エミリー「社長さんのお心遣いですね」

まつり「それじゃあ、その紙をエミリーちゃんがまとめてくれるのです」

エミリー「は、はいっ……えっと、私たちが全国でお仕事をします」

千鶴「最初のエリアはどこですの?」

エミリー「最初は中央地区で行います」

まつり「どれくらいの間お仕事をするのです?」

エミリー「およそ二ヶ月ほどで、最後には大きな講演がある、とのことです」

千鶴「……この情報は聞かされてませんわね」

まつり「単に言い忘れてただけみたいなのです」

エミリー「割と大事な情報のような気もしますが……」

エミリー「中部地区の方は、私たちがどのようなお仕事をするのか予想していてください」

千鶴「そもそも、わたくしたちも何も聞かされておりませんし」

まつり「何が来ても驚かないのです」

エミリー「どのようなお仕事でも頑張ります!」

千鶴「ノーと言える勇気も必要ですわよ」

エミリー「まとめるとこうでしょうか」

千鶴「そうですわね……ついでに、番組からのお知らせも続けましょうか」

まつり「なら、続けてエミリーちゃんが」

エミリー「はい、えっと……復活したこの番組ですが、これまでと同じ時間帯で放送されますので、ぜひこれからもよろしくお願いいたします」

エミリー「中心の出演者は今までと変わらず、杏奈さん、百合子さん、千鶴さん、このみさん、まつりさん、そして私の六人です」

エミリー「番組中で行う企画は、全員で行う企画は今までと変わらず、個人の企画はまつりさんも加わって再編いたしました」

千鶴「まつりと杏奈、エミリーと百合子でそれぞれコーナーを担当する、でしたわね」

エミリー「まだ企画の内容は聞いてないのですが」

まつり「あ、マイティセーラーのコーナーは続行なのです」

エミリー「えっと……それはつまり、私も百合子さんと一緒に何かに挑戦しなければならない……ということですか」

千鶴「わたくしの口からは何も言えませんわ」

エミリー「あ、あの、もう一度考え直していただくのは……」

まつり「番組宛のメールアドレスも変わらずmillion@xxxx.xx、姫にメールを送るのです!一人十通ずつ送ることを許可するのです!」

千鶴「水増ししない!」

千鶴「さて、それでは次回のパーソナリティを決めるくじでもひきますわよ」

まつり「エミリーちゃんがひくのです」

エミリー「また私ですか!?……それでは……これを」


  ~~  


>>42-44コンマ
01-17 エミリー
18-34 杏奈
35-51 百合子
52-67 まつり
68-83 千鶴
84-99 このみ
00-  全員

同じ人が連続して指定されても安価下はありません。全て同じ人が指定された場合次回は一人回になります

えい

エミリー「次回は千鶴さん、百合子さん、まつりさんの三人でお届けします」

千鶴「ちょうどコーナーもばらけてますわね」

エミリー「それでは、次回もお楽しみに!」

まつり「お送りしてきたミリオン放送局、そろそろ終わりの時間なのです」

エミリー「この番組では、皆様からのお便りを募集しています」

千鶴「メールアドレスはmillion@xxxx.xx、どんなメールでもお送りくださいませ」

エミリー「久しぶりの放送でしたが、どうにか最後までできましたね」

千鶴「これなら次回からも大丈夫……ですわよね?」

まつり「人間、慣れてきた時が一番危ないとものの本にも書いてあるのです」

千鶴「はいはい」

まつり「……千鶴ちゃん、今日は姫に厳しいのです」

千鶴「あら、そうですの?」

エミリー「ところで、今回はプレゼントは送るのですか?」

千鶴「誰のメールも読んでませんわね……今回はいらないのではなくて?」

まつり「それじゃあその分まつりがもらうのです」

千鶴「ここにある鳩サブレをプレゼントしますわ」

まつり「美味しい」

エミリー「私もいただきます」

千鶴「わたくしも一つ」

エミリー「……と、こんなことをしている時間ではありません!もう放送を終わらせる時間です」

まつり「千鶴ちゃんが姫にお菓子をくれるのがいけないのです」

千鶴「わたくしのせいですの!?……ミリオン放送局、ここまでのお相手は二階堂千鶴と」

まつり「徳川まつり、そして」

エミリー「エミリー スチュアートでした」

せーのっ

「「「ばいばーい!」」」

千鶴「この番組は、765プロダクションと」

千鶴「ご覧のスポンサーの提供でお送りいたしましたわ」

まつり「ところで、この鳩サブレはどこから来たのです?」

エミリー「帰り際に社長さんが机に置いていきました」

【番組終了後】

エミリー「結局仕掛け人様はいらっしゃいませんでしたね……」

千鶴「それより、わたくしは社長からキャラバンの話を聞いた時の彼の反応が気になりますわ」

まつり「どうせ後先考えずに賛成してしまうのです」

千鶴「というより、賛成せざるを得ないといったほうが良いのではなくて?」

エミリー「社長さんの決めたことですしね……しかし、予定とかみ合わなかったらどうするのでしょうか」

まつり「プロデューサーさんならとりあえずどうにかしてくれるのです」

エミリー「そうなのですか?」

まつり「プロデューサーさんはまつりのやりたいことも全部実現してくれる魔法使いなのです」

千鶴「……わがままは過労死しない程度に抑えなさい」

【おしまい】

終わりだよ~(o・∇・o)

キャラバンが始まるという内容をキャラバンが始まってから投下する、これも全部ドン・サウザンドってやつの仕業なんだ
とりあえず涼ちんは可愛いですね

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