ナレーター「プロ不細工の朝は早い」 (118)

千葉県柏市 ̄ ̄ ̄緑の多い閑静な住宅街の一角に、>>1の自宅はあった。
今どき珍しい木造2階建ての古びたコーポ。その2階の一室に、>>1はいる。

彼は、世界有数のプロ不細工。孤高の仕事人である。
我々は、表舞台では決して語られることのないプロ不細工の真実を暴くため、>>1の一日に密着した。

その日>>1が起床したのは、小鳥の囀りが心地よい午前6:00であった。
スタッフ(以下、ス)「朝、早いんですね?」
>>1「ええ、まあ…(苦笑)自分はプロワキガも兼職してますので、朝のシャワーは必須なんです(笑)
不細工でワキガな俺が電車に乗る為には、少しでも身だしなみ、特に匂いには気をつけなきゃいけないんです。
この前風呂に入らず電車に乗っちゃって、車内が大変な空気になっちゃいましたからね…」

そう語る>>1の表情は暗い。プロ不細工は、やはり常人には理解されない孤独と悲しみを抱えていたのである。
スタッフが何と声を掛けていいか戸惑っている内に、>>1はそそくさと浴場へ向かった。

6:10頃に浴場に向かった>>1が出てきたのは、6:45のことであった。通常の入浴時間に比べて、少し長めである。

ス「お風呂、長かったですね?」
>>1「すいません、お待たせしちゃって(デュフ笑)脇の辺りを入念に洗っていたんですが、何度洗っても不安で不安で…
結局、殆どの時間を脇洗いに費やしちゃってました(苦笑)まあ、あまり効果はないんですがね…」

あれだけの時間を費やしておいて、まだ自分の仕事には満足していないようである。その一言に、彼の仕事人としての情熱を見た。
一流の仕事人は、兼職に関しても決して気を抜かないのである。

午前7:00
風呂から上がった彼はその辺りに放置してあったチェック柄のシャツと薄汚れたGパンを履き、
小学校から使っているという黒色のリュックサックを背負った。

ス「もう家を出るんですか?」
>>1「ええ。そろそろ家を出て駅に向かわないと、あの通りはだんだん人通りが増え始めますからね…我々プロ不細工にとって、人目は天敵なんです(遠い目)
ちょっとでも早く家を出て、人のまばらなうちに電車に乗ってしまおうという魂胆です」

ス「歯磨きしたり、髪型を整えたりは?」
>>1「いやあ、どうですかねえ(デュフ笑)我々本職の不細工がちょっと髪いじったところで、何あいつ色気付いてんだよってなるのがオチですからね(笑)
歯も、朝くらい磨かなくたって大丈夫でしょう」

手を入れるべきとところにはこだわり、必要ない部分は徹底的に手を抜く ̄ ̄ ̄そういった減り張りも、プロならではだ

午前7:10
>>1「さってとお、今日もいっちょ頑張りますかあ…」
あくび混じりにそういうと、>>1は慣れた手つきでマスクを装着し玄関に向かった。

ス「そのマスクは?」
>>1「ああ、これですか。これは、我々プロ不細工の必需品ですね。漫画家さんにとってのペンと同じですよ。
これがないと、一日仕事にならない(笑)あるのとないのとでは、人目の気になる度合いが格段に違いますからね」

さきほど>>1が歯を磨かなかったのも、マスクがあるからだということなのだろう。
非常に合理的な>>1の行動に、プロの仕事の神髄が見え隠れする。


>>1「ふう、ふう、ふう…」
家を出ると、>>1はとても早歩きで駅に向かう。心なしか、鼻息も荒い。我々スタッフも急いで後を追った。

ス「歩く速度がとても早いですね」
>>1「ああ、すみません、つい(笑)これは、我々の職業病みたいなもんですかね(苦笑)
なるべく人目につきたくないもんで、つい早足になっちゃうんです。ちなみに鼻息が荒いのは、デフォみたいなもんですね(デュフ笑)」

ス「これからどちらへ?」
>>1「ああ、大学へ向かってます。もちろん、あなた方が名前も聞いたことないような、所謂Fラン大ですよ。」

驚くべきことに、>>1はプロ不細工兼プロワキガであると同時に、現役大学生でもあったのだ。
非常に多彩な>>1の仕事ぶりに、我々はスタッフは驚きを禁じ得ない。

見てる奴居ないな?

いるんじゃん?

1分レスもらえないと不安になっちゃうプロ

しばらくして、>>1とスタッフが駅に到着した。まだ早いということもあり、電車が来るまで少し時間がある。

ス「電車を待っている間は、何を?」
>>1「特に何も、ですね(苦笑)とにかく俯いています。マスクはしていますが、やっぱり人目はきになっちゃいますので(苦笑)」
彼は、電車待ちの短い間、しばし休息を取っているようである。
「プロ不細工にとって気が休まる時間なんてなかなかありませんからこういう時くらいはね」、と>>1は悲しそうに付け足した。
プロ不細工の過酷な仕事環境が偲ばれる。

ここで我々は、今まで気になっていたことを>>1に訪ねることにした。そう、>>1の家族についてである。
この多彩なプロ不細工を、一体どのような両親が産み出したのであろうか。我々は興味を隠しきれなくなり、休息中の>>1に問うた。

ス「やっぱり、ご両親も?」
>>1「ええ…お察しの通り、2人ともプロ不細工です(苦笑)どうしても職業柄、同業結婚が多いみたいで。
僕の両親も、その例に漏れなかったみたいですね。彼ら2人は、僕の憧れでもあります」
現状に決して満足せず、さらに高みを目指す。>>1の弛まぬ向上心に、我々スタッフは頭が下がった。

>>28
こういうこと言う奴がいるからなー。嫌になるわ

>>31
さすがプロ
煽り耐性が皆無とは

>>32
おう。もうやめるわ

どうせ単に最初からネタ切れなんだろww

ようやく、電車がやってきた。
すかさず電車に滑り込んだ>>1は、どの席に座るでもなく、ドアと向かい合うように立っている。

ス「座らないんですか?結構席が空いているようですが…」
>>1「ええ、我々プロは基本、座らないんです。席に座っちゃうと向いの人に見られちゃいますし、
隣に誰も座ってくれないときの虚しさを味わっちゃうことになりますからね。だったら、最初から座らないことに決めたんです」

ス「でも>>1が立っているその位置だと、次にドアが開いたときに入ってくる人と思いっきり目が合っちゃいますが?」
>>1「その点は抜かりありません。こちら側のドアは僕がおりるまで一回も開きませんから。
さすがに僕もプロです、そんな初歩的なミスは犯しませんよ(笑)」
自分の仕事を熟知したものにしか出来ない'業'である。我々は先ほどから、>>1に驚かされてばかりである。

そうこうしている内に、電車は南柏駅に到着した。>>1の第二の職場は近い。

続けるのかよ
もういいから

続くのかよwwwwwww
まあ支援

>>54
こういう掌返しがほんとキモい。
今度こそ絶対に書かんわ、>>52も言ってるし。
絶対に書きません。振りとかじゃなくて、もうここでは書かん

ひょっとして麗澤大学?

書き置きとかじゃなく、いちいち反応見ながら書いてるんか

>>56
はい。F欄でごめんね。基本実話だから

>>57
>>51の行くときの電車、大学の昼休み、授業中当てられた時の話、帰り道スーパーで買い物するとき
に関しては書き置きがある。それ以外の繋ぎの話は今書いてた

メンタルまで不細工だったでござる

>>58
別に繋ぎとか気にしなくて良いから、せっかくだから書き置きしてるぶんだけ載せたら?


                            トイ
                            トイ
                            トイ
                           i三i
                          〃   ヾ、
                         〃      ヾ、
                       〃         ヾ、    また辞めようかな
                     〃    ____    ヾ、  チラッ…
                    〃   /      \   ヾ、
   / ̄ ̄\           ||   /  ⌒   ⌒\   ||
 /  _ノ   \          || /   (● ) (― )\ ||        
 |   ( ●)(●)l          ヾ,|    ::::⌒(__人__)⌒:::::|//
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.  ヽ        }            l           l
   ヽ     ノ  嫌ならやめてもいいんじゃぞ
   /    く
   /     ヽ

>>62
見てる奴いないからいいわ

10人以上みてないとだめだとかそういうのか?
某コピペの「で、無視…と。」が頭をよぎった

みてるから書けカス

>>67
ちょっと待ってろ
もう反応気にするの疲れるし皆にディすられるの怖いから一気に書き、コピペする
その方がお互いの為でしょ

のんびり待ってるわ

>>69
てめぇーは仕事しろカス

ようやくできました。反応気にせず、適度な間隔で淡々と貼ります

午前8:00前
南柏駅に降り立った>>1の表情が 強ばる。>>1が本日初めて見せた「仕事人の顔」でもあった。

ス「表情が強ばっていますが?」
>>1「いやあ、やっぱ分かっちゃいますか(苦笑)本日最初の難関、ってところですね。この駅周辺には学校が多いので、この時間は比較的学生さんが多いんです。
我々プロにとって、若者、とりわけ学生さんが最大の商敵ですからね」

ス「あなたもれっきとした学生ですが?」
>>1「いや、そう言って頂けるの有り難いのですが…私はあくまで、学生である以前にプロ不細工だと思ってますんで。
そこはやっぱ、崩せないですね 」
これには、番組スタッフも感服以外の言葉が出てこなかった。彼は正真正銘、本物の「不細工」であった。

8:00過ぎ
改札を抜け、駅を出る。我々スタッフもそれに続く。
>>1「いやあ、実は改札抜けるときもいっつも緊張しちゃうんですよね、駅員さんがこっち見てるんじゃないかってね。
あ、この感覚は我々プロにしか分からないかな(笑)」
と屈託なく笑う>>1。だが、目は決して笑ってなどいない。彼は仕事人としての緊張感を決して忘れていなかった。

ここまで長かったが、ようやく駅を出て>>1の第二の職場に向かう。ここからは、徒歩10分弱だと言う。
「あ、10分弱だと言っても、俺基準で、ですけどね(笑)」と付け足す>>1
道程はまだ長そうである。

リュックを甲羅のように背負い、背を丸め、やや俯き、足早に>>1は歩く。
自宅を出て駅に向かう時以上の緊張感が、今の>>1を包んでいた。我々スタッフもそれに続く。

ス「今までにない緊張感ですが?」
>>1「ああ、この道が一番の難所なんです。以前マスク無しでこの道を歩いてたら、見知らぬ女の子に
『なんであの人お面かぶってるの?』と言われたことがありますからね。それ以来、トラウマが抜けなくって(笑)
他にも、中学校や小学校が近いので、通学中の彼らの嘲笑の的によくなってましたよ。最近は、それらも気にならなくなりましたけどね」

長いことこの仕事をしていると、背負う歴史も多くなるのだろう。我々は>>1の猫背に、歴戦の勇者の面影を見た。

>>66
同じこと思ったw

396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) :2011/10/07(金) 02:15:48.07 ID:P/bO3VYOo

新章は近々始めますが、それにあたって作者からお願いがあります。
といっても、単に「作品の連載中、読んでる人は随時コメントをして欲しい」という、それだけです。
連載が終わってから纏めて、とかではなくて、“連載中に”コメントが欲しいのです。

ここでもmixiのコミュニティでも再三言ってることですが、私はSSの作者として、
「SSとは読者とのインタラクションの中で作っていくものである」というポリシーを持っています。
つまり、読者からの声がなく、作者が淡々と書いて投下しているだけという状況では、全く意味がないということです。
それなら「書かない方がマシ」といっても大袈裟ではありません。

特にこの都道府県SSは、本来3年前に終わっている作品を、需要があると言われて新たに書き続けているものです。
投下しても1件2件しかコメントが付かないのでは、その「需要」があるのか否かさえ曖昧になります。

全ての読者にレスを求めるのは酷な事だと思いますが、出来る限り「ROM専」というのはやめて下さい。
少なくとも、一夜投下する度に10~20件くらいのレスは付いてほしいです。
この数字は、私の考える、SSが正常に連載の体裁を保てる最低限度のレス数です。

連載を続けるにあたり、そのことだけは、皆さんにお願いします。

397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/10/08(土) 11:45:51.88 ID:zR80sq/vo

で、無視……と。

このスレで連載する必要はもうなさそうですね。
以後はmixiとサイトだけでやっていきます。

>>1めっちゃ面白いなwww見てるから頑張れ

はよ

>>88
わかった。

良スレ挙げ

最後まで読みたかったが…もう1は居ないか…

>>93
いるよー

>>96
続ける?続けない?
まだ登校もしてないぞwww

>>98
もちろん続けるよ。せっかく書き置きあるんだからね

豆腐メンタルかと思ったらただのめんどくさい構ってちゃんでした

>>102
お前みたいなクズがいるから書きたくないんだよなあ

グタグタ言ってんじゃねーよカス

>>105
黙れカス
じゃあてめーが続きかけや

プロ不細工(性格が)

>>107
嫉妬乙

>>106
じゃあ消えろよ

>>109
うん消えたら続き書いてくれるんだね?

プロ不細工(根性が)

>>110
しつけえよゴミ

>>114
うんうんお前書けないもんね。ごめんねw

日付越えたらまたスレたてっかあ

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