おかずクラブ オカリナ「こんにちは～」

宮迫「あっ！」

日村「オカリナか…」

浜田「さあ、オカリナさん。あなたのプレゼンは何ですか！」

オカリナ「はい！私のプレゼンはこちらです！」

オカリナ「速水奏、普通にビビリ説～！」

松本「へぇ」

瑞樹「あら」

浜田「オカリナさん、これは？」

オカリナ「今、いるじゃないですか、プロジェクトクローネとかLippsのメンバーの速水奏」

日村「まあ、いるねぇ」

清水「ああ、あの子か。」

オカリナ「そうですよ、あの年齢に似合わない程大人びてて澄ましてるなんかムカつく小娘ですよ。」

清水「ムカつくってwww」

宮迫「嫉妬やんそれ。」

松本「完全自分の意見やんけw」

浜田「あの～どうですか川島さん？同じ事務所のアイドルとして。」

瑞樹「確かに軽く舌打ちはしますね。」

浜田「なんやねんそれ！」

松本「聞いてはいけないこと聞いてしまいましたよ。」

浜田「まあいいや、VTRいってみましょう。」


ナレーター「速水奏、普通にビビり説」

ナレーター「現在、大人気アイドルグループであるプロジェクトクローネのリーダー的存在である速水奏」

ナレーター「17歳にして大人顔負けのミステリアスな雰囲気を醸し出しているアイドル。」

日村「へー」

清水「カッコいいねー」

ナレーター「そんな彼女を見て、メンバーは」

塩見周子さん「なんか…お前らビビるだろうけど私はビビりませーん。みたいな感じが…」

浜田「なんやそれwww」

北条加蓮さん「自分より年下はガキンチョみたいな見下した感じがあります。」

瑞樹「それはないでしょw」

鷺沢文香(本を読んでいる)

鷺沢文香(本を閉じる)

鷺沢文香さん「彼女の驚いてる姿を見たことはありませんが、個人的に見てみたいという気持ちはあります。」

日村「なんだそれw」

宮迫「読書のくだりいる？」

ナレーター「まあ、要するに」

ナレーター「ギャフンと言わせたい。」

瑞樹「www」

清水「おかしいでしょ www」

ナレーター「そんなわけで、彼女をビビらせる為、ドッキリを敢行」

日村「あーどうなるんだろ。」

ナレーター「が、その前に」

松本「？」

ナレーター「彼女のプロデューサーに許可をもらいに行く」

奏P「いやもう全然いいっすよ。」

清水「軽い www」

奏P「あの娘なんか澄ましてるし、話す時顔近いし、前々からあの表情をぐしゃぐしゃに崩してやりたかったんですよね～」

松本「なんちゅーこと言うねんwww」

日村「ひでぇ www」

浜田「最悪や www」

ナレーター「快諾」

瑞樹「今度からどう見ればいいのよコイツ www」

ナレーター「そしてもう一人」

宮迫「誰？」

ナレーター「自らの手でプロジェクトクローネを立ち上げ、大成功に導いた346プロダクションの美城専務」

瑞樹「専務か…」

美城専務「気持ちはわかる、だがその企画で彼女の綺麗な輝きが穢れる可能性が」

スタッフ「は！？」

浜田「はってちょっとwww」

宮迫「専務やぞお前w」

美城「い、いやその、構わないんだけど彼女のイメージがその…」

オカリナ「動揺してるwww」

スタッフ「やっていいのか聞いてるんですけど(半ギレ)」

美城「…はい、大丈夫です。」

ナレーター「気持ちよく、快諾」

宮迫「嘘つけ！」

松本「高圧的だったやんけ！」

日村「おかしいでしょ！」

ナレーター「早速ドッキリを始める」

ナレーター「ニセの番組でテレビ局に来た彼女を、様々なドッキリで彼女の化けの皮を剥がしていく」

清水「化けの皮ってwww」

ナレーター「そして」

奏「…」

ナレーター「速水奏、プロデューサーと共に到着」

瑞樹「奏ちゃん…フフッ」

ナレーター「ドッキリ開始。」

ナレーター「まずは、彼女の近くで風船を破裂させる。」

日村「普通にビックリするだろそれ」

3 2 1

パァン！

奏「！」

奏「…」

ナレーター「耐えた。」

松本「おっ」

浜田「やるねぇ」

ナレーター「が、しかし」

奏「…」

ナレーター「耳、真っ赤」

ナレーター「そういえば」

周子「あの子ビックリすると耳が真っ赤になるんですよ」

「ビックリすると耳が真っ赤になるんですよ」

「耳が真っ赤になるんですよ」

宮迫「なんで3回言うねん」

松本「強調せんでええわ」

ナレーター「速水奏」

ナレーター「ビビっていた。」

瑞樹「今度から耳を見ればいいのね」

ナレーター「その後、プロデューサーと別れ、控室へ」

ナレーター「その途中、清掃員とすれ違う。」

ナレーター「その清掃員が押している台車のゴミ箱の中には」

クロちゃん「わ～」

ナレーター「番組きってのゴミ野郎、安田大サーカス、クロちゃん」

日村「ゴミ野郎www」

清水「ゴミ野郎ってちょっとwww」

松本「まあ、事実やしな。」

ナレーター「ターゲットが清掃員とすれ違う、その時」

ガバッ！

クロちゃん「わー！」

奏「ひゅっ！？」

バシィ！！！！

クロちゃん「あだっ！！！！」

宮迫「シバいた！」

浜田「www」

ナレーター「速水奏、ビビる。」

ナレーター「そしてその後のフルスイング。」

ナレーター「お見事。」

瑞樹「お見事w」

ナレーター「なんかスカッとしたところで、ターゲット、控室へ」

ナレーター「ターゲット、何かを発見。」

浜田「何やろ？」

奏「速水奏様、差し入れです？」

ナレーター「どうやら、差し入れのようだが？」

奏「…」

瑞樹「警戒してるwww」

ナレーター「ターゲット、警戒しながら、箱を開ける。」

カパッ

奏「？」

ナレーター「何も入っていない。」

清水「え？」

日村「どゆこと？」

ナレーター「固まっているターゲット、その時」

バン！！！！

奏「きゃっ！？」

ナレーター「近くの二つあるポットの一つから、同じメンバーの宮本フレデリカさんか考案したマスコット、うえきちゃんが飛び出した。」

宮迫「こっちもビックリしたわ」

奏「…宮本！」

オカリナ「宮本w」

ナレーター「ちなみに、宮本フレデリカさんは全く関係ありません。」

瑞樹「初めて聞いたわよ宮本って。」

ナレーター「思わず同じメンバーを名字で呼ぶターゲット」

ナレーター「しかし、それだけではない。」

日村「え？」

ビシャアアアア！

奏「ええっ！？」

ナレーター「もう一つのポットから、勢いよく水が」

奏「ちょ、ちょっと、えっ！？」

ナレーター「ターゲット、わけが分からずあたふた」

瑞樹「初めて見たわこんな奏ちゃん」

ピタッ

奏「止まった…」

ナレーター「ターゲット一安心。しかし」

ビシャアア

奏「あっちょっとまた！」

ピタッ

奏「…」

ビシャアア

奏「あああ！」

松本「遊ぶなや www」

ナレーター「慌てるターゲット」

ナレーター「かわいい。」

ナレーター「ちょっと遊んだ後、次のドッキリへ…」

奏「はぁ…」

ナレーター「ターゲット、お疲れ状態。」

宮迫「めっちゃ疲れてる。」

ナレーター「そこへ」

～♪

奏「！？」

ナレーター「反応」

瑞樹「これ、まさか…」

ナレーター「この音楽は、ターゲットの持ち歌、Hotel moon side」

松本「嫌な、予感がするね。」

ドバァン！！！！

奏「ヒャ！！！！」

森三中黒沢「…」

ナレーター「黒沢、参上」

浜田「出たか…」

黒沢「～♪」

ナレーター「本人の前で、黒沢自らがアレンジしたHotel moon sideを熱唱」

日村「ダメでしょこれwww」

浜田「本人の前でこれはあかんて！」

清水「ひどいw」

ナレーター「本人は」

奏「…」

瑞樹「奏ちゃん…」

ナレーター「カチンコチン」

ナレーター「そして」

黒沢「curry Flash」

ナレーター「終了」

浜田「なんやこれwww」

松本「カリーフラッシュて！」

ナレーター「黒沢、退場」

ナレーター「そして、どういう顔をすればいいのかわからないターゲット」

奏「…」

清水「もう思考停止してるwww」

ナレーター「放心状態のターゲット、そのとき」

バァン！！！！

奏「ひゃううっ」

スタッフ「速水さん、出番です！」

奏「は、ひゃい…」

浜田「なんちゅう声出してんねん！」

ナレーター「スタッフがいきなりドアを開ける。」

ナレーター「ミステリアスと言われた彼女の、ひゃうう」

ナレーター「かわいい。」

日村「ひでぇよ」

宮迫「もう、グロッキーですやん。」

ナレーター「スタッフに連れられ、ある場所へ向かうターゲット。」

ナレーター「そして、その先には最終兵器が待っていた」

松本「え？」

瑞樹「最終兵器？」

ナレーター「その最終兵器とは」

M26パーシング「…」

ナレーター「戦車」

日村「戦車www」

宮迫「やりすぎやろwww」

清水「戦車道か…」

ナレーター「協力していただいたのは」

ナレーター「島田流戦車道家元、島田千代先生」

清水「家元連れてきちゃったwww」

浜田「は～美人さんやね～」

瑞樹「どんな美容法やってんのかしら」

松本「えっ、そこ？」

スタッフ「あのですね、速水奏っていうミステリアスぶった小娘に天誅を下したいのですが」

浜田「何言うてんねん！」

日村「天誅ってなんだよ www」

宮迫「