カレン「イギリスのセレブはみんなドラッグやるデース!」 (66)

忍「まぁまぁそうなんですか?」

カレン「マリファナ吸うととっても気持ち良くなれるデース♪」

忍「それはそれは!イギリス人が吸うなら、私も吸ってみたいですね」

カレン「OH!しのも興味あるデスか?」

忍「ぜひ!」にっこり

アリス「しのっ!だ、ダメーーっ!!」

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忍「?? どうしたんですかアリス?」きょとん

アリス「ダメだよしのっ!大麻なんか吸おうとしちゃ!!」

忍「たいま・・・?」
忍「いえ、私はそのたいまという物ではばくて、イギリスで流行っているというマリファナという物を

アリス「それが大麻なのーーっ!」

忍「まぁ、それはそれは!」

アリス「わかってくれた、しの?」

忍「はいっ!」

アリス「良かった・・・」ほっ

忍「それではカレン。そのたいまという物はどうすれば吸えるのですか?」

カレン「私んちにいっぱいあるからしのにも分けてあげるデース!」

アリス「全然わかってないよしのぉーー!!」ガビーン

カレン「いろんな吸い方あるけど、私は紙に巻いて吸うのが一番好きデース!」

忍「なるほどなるほど~」

アリス「もうカレン!しのに変な事を教えないでっ!」

カレン「アリスもいっしょにどうデース?マリファナ吸えばとってもHAPPYなれるデース!!」

アリス「ダメだよカレン!いつから大麻なんて吸ってたの!?」

カレン「うーん、子供の時から吸ってたデスよ?」

アリス「えっ?!」

カレン「子供の頃からマリファナ吸ってたら、こんなにHAPPYな性格になってしまったデースwwwwwwww」ぱんぱかぱーん

アリス「えぇ~~っ!?」

忍「まぁまぁ、それでカレンはそんなに明るいのですね?」

カレン「それもこれも全部マリファナをキメてるおかげデース!」

忍「ステキなお薬なのですね」にっこり

アリス「そんな・・・カレンの性格がマリファナのせいだったなんて・・・」ガーン

忍「私もそのマリファナを吸えば、カレンのようなステキな金髪少女になれるでしょうか?」

カレン「もちろんデース!」

アリス「そんなわけないよ!?」

カレン「でも、しのは今のままでも十分ステキデスよー?」

忍「まぁ、カレンったら///」ぽっ

アリス「しのっ!お世辞にまどわされちゃダメぇ~!」ぶわっ

カレン「さっそく今夜ホテルをとってドラッグパーティーやるデース♪」

忍「パーティーだなんて楽しそうですね」わくわく

アリス(どうしよう!しのがいけない世界に足を踏み込もうとしているっ!)

カレン「そうだ!せっかくドラッグやるなら、いっしょにキメセクもしてみればいいデース!」

アリス(えっ?)

忍「キメセクとは何ですかカレン?」

カレン「ドラッグガンギメしながらセックスする事デース♪」

アリス「それだけは絶対にダメーーっ!!」

カレン「呼べばすぐセックスできるイケメンを何人かキープしてるので、呼んでみるデース!」

忍「うーん、男の方ですか・・・」

カレン「知らない人が相手では嫌だったデスかー?」

忍「それもあるのですが、やはり相手は金髪少女の方が・・・」

カレン「OH!それではちょうどイイ相手がいるデース!」
カレン「しの、私とキメセクしようデース♪」

忍「まぁまぁ!それは素晴らしいですね!カレンでしたら、私も安心してキメセクできます!」にっこり

カレン「YEAH!」グッ

アリス(どうしてこうなっちゃったの・・・?)ぐったり

カレン「ドラッグパーティーやろうとしたら彼女ができたデース!」

忍「ふふっ、なんだか照れてしまいますね///」いちゃいちゃ

カレン「今日はとってもHAPPYデース♪」いちゃいちゃ


アリス(終わった・・・何もかも・・・)

アリス「そ、そうだ、こんな時には・・・」

アリス「お題目を唱えよう」

アリス「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経」

アリス「お釈迦様、しのとカレンが正しい教えに目覚めますように」

アリス「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経・・・」ぶつぶつ



第一話「これからもっとひどくなるぞ」・終

アリス「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経・・・うぇーん!」びぇぇん

アリス「うわーん!しのぉ!帰ってきてよー!」うぇーん


陽子「ん?どうしたんだアリス?」

綾「しのと何かあったの?」

アリス「あ、陽子。綾」
アリス「それが実はかくかくしかじかで・・・」

陽子「まるまるうまうまなのか!」

綾「いや、それではわからないけど・・・」

アリス「ううっ、それが、しのとカレンがホテルでキメセクするって出かけちゃって・・・」ぶわっ

陽子「え~っ!?キメセクだって!?」

綾「き、キメっ、キメっっ///」かぁぁ

アリス「それで私、しのが帰ってきますようにってずっとお題目唱えてたのに、全然帰ってきてくれないんだよっ」ぐすん

陽子「そうかそうか」

綾「・・・。」
綾(そこはメールすればいいんじゃ?)

陽子「まぁでも念仏唱えるだけじゃどうしようもないよなー」あははっ

アリス「!!」ガーン

綾「ちょっと陽子、ストレート過ぎよっ」

アリス「で、でもっ!新聞も30部取ってるんだよ?」

陽子「だからそういう事じゃないんだって。要するにアリスはしのとカレンだけがキメセクしてるのが嫌なんだろ?」

アリス「そう・・・なのかな?」

陽子「だったら混ぜて貰えばいいんだよ!しのとカレンとアリスの3Pレズキメセクにしちゃえば良いんだっ!」

アリス「えーっ!?///」

綾(3Pレズキメセク///3Pレズキメセク///)もんもん

アリス「でも私っ、麻薬なんて怖くて無理だよお」ぐすっ

綾「あらアリス、ドラッグってそんなに恐いものでもないのよ?」

陽子「へー。綾がそんな事言うなんて珍しいな」

アリス「うん。意外だね」

綾「だって私もたまにドラッグ使ってるもの」にこっ

アリス「えーーっ!?綾まで麻薬やってるの!?」

陽子「何それ!どんなのどんなの?いつ使ってるの?中毒とかあるの!?」

綾「たまに教団で修行の時に少し使うだけよ」

アリス「教団?修行??」

綾「ええそうよ。水中クンパカとか!」にっこり

陽子(水中クンパカ?ヨガみたいなもんかな?)

陽子「それって麻薬キメてやると効果あんの?」

綾「ええ、とっても気持ちよくなれるわよ!陽子もやってみる?」

陽子「おもしろそう!アリスもこの機会に私ら3人でやってみようよ!」

アリス「うーん、でも私はちょっとなぁ・・・」

陽子「えー、やらないのか?」

綾「なんなら、教団には私が話通すわよ?」

アリス「うーん、せっかくだけど、邪教の教団で修行するのはちょっと・・・」おずおず

綾(ダメよ私。怒ってはダメ。悪気はないんだから)むかっ

陽子「アリスは学会あるから仕方ないかー。それじゃあ私と綾だけでキメてみるわ!」

アリス「うんっ!ごめんね二人とも」

綾(えっ!?って事は陽子と二人で修行するの!?)どきっ

綾(ドラッグ使って!?水中クンパカって事は・・・み、み、水着を着て二人だけで!?///)かぁぁ

綾「や、やっぱり修行は中止ーーっ!!///」どきどき

陽子「なんで!?」ガーン

綾「と、ともかく修行はやめよっ!」どきどき

陽子「なんだよー。それじゃあカレンもしのもいないし、今日これから何して過ごすんだよ?」

綾「それは・・・」

アリス「あはは・・・しのは遠くに行っちゃったし、みんなで座談会にでも行こっか・・・?」ずーん

綾「ああもうっ!陽子が蒸し返すからアリスが落ち込んじゃったじゃない!」

陽子「えー!?私のせいか!?」

アリス「あはは・・・あはは・・・」ずーん

陽子「はぁ、仕方ない!こんな時はパーっと遊ぼうか!!」

陽子「みんなでパチンコ行こう!」

アリス「あははっ!陽子は本当にパチンコが好きだねっ!」

綾「ほんと。朝早くから並んで疲れないのかしら?」

陽子「パチンコは良い台に着くのが大事だからな!最新機種とかやろうと思ったら並ばないといけないんだよ」

アリス「そうなんだ」

陽子「この時間なら1パチ空いてるかもしれないし、みんなで行こう!」

綾「ちょっと陽子、お金はあるの?」

アリス「それに私たち18歳未満だよ?」

陽子「大丈夫!私が偽造身分証持ってるから年齢確認はスルーだ!」

綾「・・・お金は?」

陽子「あははは!何言ってんだ綾!勝つからお金は問題なんか何も無いに決まってるだろ!」ケラケラ

綾「やっぱりそんな事だと思ったわ・・・」ハァ

第二話「こんな設定でもこの子たちはかわいい」・終

アリス「やったーしの!公明党の議席が増えたよっ!」

忍「まぁまぁ。よくわかりませんが、よかったですねアリス」

アリス「うんっ♪学会のみんなでいっぱい電話したかいがあったよ!」にこっ

忍「ああ、最近アリスがたくさん電話をかけていたのはそういうわけだったんですね?」

アリス「そうだよっ!私はまだ未成年で選挙権がないから、そういう事でしか協力できないから
結果が出せてとっても嬉しい!」

忍「願いがかなってよかったですね」


綾(・・・いや、アリスはたとえ成人しても日本の選挙権は持てないんじゃ?)

カレン「オハヨーゴジャイマース!」
陽子「おはよー。何の話してんの?」

アリス「あ、おはよう二人とも。あのね、私が応援してる政党の議席が増えたんだよっ!」

カレン「OH!アリスが羨ましいデース。幸福実現党は議席を獲得出来なかったから残念デース」しゅん

アリス「えへへ。カレンもがんばればきっといつか願いはかなうよっ!」

忍「そうですよカレン」にこっ

カレン「そうだったデース!私には願いがかなって、しのというGirl friendができたんでした!」ぎゅっ

忍「ふふっ♪」にこにこ


アリス「・・・。」ずーん


陽子(ああっ!アリスがっ!!)びくっ
綾(すごく複雑な表情で二人を見つめているわっ!)はわわ

陽子(そうだっ!話題をそらそう!)
陽子「あー、そういやさっき職員室の前通った時にカラスちゃんがなんか機嫌良さそうだったぞ」

アリス「えっ、烏丸先生が?」

陽子「そうそう!もしかしたら恋人でも出来たんじゃ・・・

アリス「恋人・・・」ずーん

綾「って、何してるのよ陽子っ!」

陽子「し、しまったー!」がーん

綾(全然話がそらせてないじゃないっ)ひそひそ

陽子(め、面目ない・・・)ひそひそ

アリス「・・・。」ぐすっ

ガチャ

烏丸「はーい、皆さん着席してくださいね♪ふふっ、出席を取りますよ~♪」うきうき

忍「烏丸先生、何か良い事でもあったbですか?」

烏丸「あら、わかっちゃったかしら大宮さん?」にこっ

忍「はい、なんだかうきうきしてらっしゃるので」

烏丸「ふふっ、実は先生が応援している共産党の議席が大幅に増えたのよ!」どやっ


陽子「そして話をそらした先も元の話題にループしてたーーっ!?」

烏丸「そんなわけで、先生は今日とてもごきげんなんです!」

忍「そうだったのですか」

陽子「あはは・・・」

烏丸「ですので、皆さん今日も共産主義を見習い仲良くすごしましょう」

烏丸「では、出席を取る前に毎日恒例の・・・」おほん

烏丸「大陸に向かって『ごめんなさい』を言いましょう!」

陽子「カラスちゃんまたそれかよー」

第3話「Mr.大川はイギリスでも有名デース!」・終

勇「天皇陛下万歳!!バンザーイ!!!」

忍「わわっ、どうしたんですかお姉ちゃん?」

勇「何を言ってるのよしの!今日は天皇陛下のお誕生日でしょ!?」

忍「それはそれは。誰かのお誕生日なのですね?」

勇「誰かのじゃなくて!天皇陛下だって言ってるでしょ!?何で知らないのよ!!」

忍「ええっ!?」

アリス「そうだよシノ!日本人ならちゃんとお祝いしなくちゃ!」

忍「あ、アリスもですか・・・?」

アリス「うんっ!私、日本の仏様も天皇陛下も大好きっ!」

勇「うんうん。アリスはイギリス人なのに感心だよ!」

アリス「でも鳥居は仏敵だからくぐっちゃダメだって、学会の人たちが言ってた!」

勇「うーん、まあ宗教は人それぞれだからねー」

アリス「ほら、シノもいっしょにバンザイしよ?」

忍「はい。でも、お誕生日ならば万歳よりも歌を歌った方がいいのではありませんか?」

アリス「歌?」

忍「はいっ!」
忍(これならようやくアリスが英語で歌うハッピーバースデーが聞けますね!)

勇「いいわね。それじゃあみんなで歌いましょう」

アリス「そうだねっ!みんなで歌おうか」

忍「では、せーのっ」


アリス「きーみーがーあーよーおーはーー」
勇「きーみーがーあーよーおーはーー」
忍「ハッピ・・・」

第四話「護国献身」・終

陽子「パチンコに行こう!」

綾「・・・はい?」

陽子「パチンコだよパチンコ!明日休みだろ?みんなでパチンコ行こうよ!!」

アリス「でも私たちは未成年だよ・・・って、この話は前にしたんだっけか」

陽子「そうそう!私が偽造身分証持ってるから大丈夫!」

綾「でも私たちは偽造の身分証なんか持ってないわよ?」

陽子「それも大丈夫!今回行く店は私の知り合いが経営してるから顔パスだ!」

アリス(陽子がどんどんアブナイ道に進んじゃってるーっ!)

忍「それは楽しそうですね」

アリス「シノ!?」

陽子「お、しのは来るか?」

忍「私、一度パチンコ屋さんの中に入ってみたかったんですよ~」

カレン「OH!シノが行くなら私も行くデース!」

アリス「ええっ!?カレンまで!?」

綾「もうっ!それなら私も行くわ!」

アリス「綾も!?どうして??」

綾「だ、だって陽子が危ない事しないか見張ってないといけないじゃないっ!」あたふた

陽子「よーし、じゃあ4人で行くかー!」

アリス「ええっ!?」

忍「パチンコ、楽しみですねぇ」わくわく

綾「わっ、私は別に・・・」ぶつぶつ

カレン「私はシノといっしょならどこでも楽しいデース♪」いちゃいちゃ

陽子「あははっ、それじゃあ時間だけどさ」


アリス「・・・。」

アリス「ま、まってぇ!私も行くよー!」ふぇーん

【翌日】

陽子「うーっすおはよー!みんなそろってる?」

忍「・・・」
アリス「・・・」
綾「・・・」
カレン「・・・」

陽子「どうしたー?みんな元気ないなー」

綾「元気もなくなるわよ・・・!」わなわな

綾「なんでこんなに朝早くに集合なのよー!!」

陽子「いやぁ、だって並ばないといけないし」

『現在時刻・早朝6時』

【パチンコ屋前】

客「「ざわ・・・ざわ・・・」」


陽子「おー!並んでるな~」

忍「どうしてこんなに並んでいるのですか?」

陽子「そりゃあ良い台や新作は争奪戦だからな。みんな並んでなるべく稼げる台に座るのさ!」

忍「奥が深いんですねぇ」ふむ

綾「ぜぜぜっ、全然深くないわよっ!ただただ寒いだけじゃないっ!」ガチガチガチガチ

アリス「日本の冬の朝はとっても寒いよぉ」ガタガタガタガタ

カレン「わ、私はおトイレ行きたいデース」ブルブルブルブル

陽子「へー。綾まで寒がってるなんて意外だなぁ」

綾「えっ、どういう意味よ?」

陽子「いや、だって綾ってめちゃくちゃ体温高いだろ?」

綾「??」

陽子「だからー。こうやって抱きついたりすりと」ぎゅっ

綾「っっ!?///」かぁぁぁ

陽子「ほら!やっぱり綾って体温高いじゃん!」にっ

綾「なっ、なななっ、なっ///」かぁぁぁぁ

忍「綾は体温が高いのですか。まったく知りませんでしたよ」

陽子「ああ。綾に抱きつくとあったかいから、冬はたまにこうしてるんだ~」ぎゅーっ

綾「あ・・・ぅ・・・///」ドキドキドキドキドキドキドキドキ

陽子「冬の朝のパチンコ行列も綾がいればほかほかだ!」ほくほく

綾「~~~~っ///」かぁぁぁ

忍「そうなんですか」

アリス「し、シノっ、私も・・・」


カレン(陽子は本気でそう思って言ってそうデース)

パチ屋「開店いたしまーす!」

客「「ざわ・・・ざわ・・・」」


陽子「お、ようやくだ」パッ

綾(陽子に抱きつかれた陽子に抱きつかれた陽子に抱きつかれた///)もんもん

アリス「さ、さむいからっ、早く中に入ろうよっ」ブルブル

カレン「私はおトイレ行きたいデース!」ブルブル

忍「私もですよ~」ブルブル

陽子「うん。じゃー私らは先に台についてるな」

陽子「お、この台良さそうだな・・・」ピッピッ

綾「よくわからないけど、とりあえず陽子の隣の台にするわね」

アリス「じゃあ私もっ!」

陽子「みんなで並んでやろうか?まぁまずは私のを見てればだいたいわかるよ」

綾「ええ」

アリス「・・・。」
アリス(シノとカレン、いつまでおトイレ行ってるんだろ?)

アリス(あ!もしかしてお店の中で迷子にまってるとか!?)ガーン

アリス「陽子、綾。私シノたちを探してくるねっ!」

陽子「あー。そういや遅いな二人とも」

綾「よろしくねアリス」

アリス「うんっ!」
アリス(まったく二人とも、私がいないとすぐに迷子になっちゃうんだからっ)

アリス「えーっと、たしかトイレはこっちに・・・」


忍「んっ、あっ、カレン、こんなところでダメですよぉ///」

カレン「せっかく二人きりになれたデース!それに、シノも寒そうだったから私があたためてあげるデース♪」ずっぽずっぽ

忍「んんっ、くすぐったいですよカレン///」



アリス「・・・。」

アリス「・・・。」ずーん


綾「あら?アリスが暗い顔で帰ってきたわ」

陽子「どうしたんだろ、アリス」

陽子「おーい、なんかあったのかアリス?」

アリス「・・・え?」

アリス「何も・・・何もなかったよ・・・」ぐすっ

綾・陽子「何があった!?」びくっ

第五話「魅惑のパチンコ店」・終

忍「聞いてくださいアリス!」ばたばた

アリス「どうしたのシノ?」

忍「テレビを見ていたらすごいニュースがやっていたんです!」

アリス(何のニュースだろ?)

忍「聖戦士になれば、天国で72人の金髪少女と幸せに暮らせるそうですよ!」ぱぁぁ

アリス「それだけは絶対にダメーーっ!」

忍「最近は素晴らしい神様がいるのですね」うっとり

アリス「シノ、そのニュースきちんと見たの!?」

忍「はい!金髪少女の部分はバッチリですっ!」

アリス「はわわわわっ!ちゃんと止めないとシノが聖戦士になっちゃうよぉ」ぐすん

忍「どうすれば入隊出来るのでしょうか?」

アリス「だ、ダメだよシノっ!シノは英語が喋れないから一人で海外なんか行ったら迷子になっちゃうよっ!」

陽子「そっちかい!」

忍「それもそうですね・・・」しゅん

アリス(良かった。諦めてくれたかな?)ほっ

忍「それでは、アリスも私と一緒に行きましょう」にこっ

アリス「えぇ~っ!?」びくっ

忍「アリスが通訳してくれれば海外でも安心です!ふふっ、これなら金髪少女が73人になりますね♪」

アリス「あわわわわ・・・!」ブルブル

忍「それでは早速アリスと私の聖戦士になる手続きを」

アリス「陽子ぉ!ど、どうしよう!?」

陽子「いやー。私に聞かれてもなぁ」

アリス「私、学会以外の教えに入るなんて出来ないよぉ」ぐすっ

陽子「だからそっちかいっ!」

陽子(仕方ない。ここは勇姉に相談してみるか)


忍「さぁアリス!天国で金髪少女たちが待っていますよ♪」

アリス「シノぉ、待ってよぉ・・・」ふぇーん


勇「し~~の~~!!」ゴゴゴゴ

忍「へっ!?お、お姉ちゃん!?」

勇「聖戦士なんてお姉ちゃん許しませんからね!」

忍「そんなぁ!」ガーン

勇「命を捧げるならお国の為にしなさい!それ以外はダメ!」めっ!

忍「ううっ、私の金髪少女の夢がぁ・・・72人の金髪少女がぁ・・・」ぐすん

勇「何と言おうとダメよ!入るなら自衛隊にしなさい!」

アリス(シノも勇には弱いんだね!でも、シノが海外に行っちゃわなくて本当に良かった!)ほっ

第六話「金髪ジハード」・終

忍「アリス、神社にお参りに行きましょう!」

アリス「ごめんねシノ。私は仏罰が下るから神社には行けないの・・・」しゅん

忍「そうでした。ではどうしましょうか」

アリス(ハッ!これじゃあシノがまたカレンと二人でお出かけする流れになっちゃうっ!)ドキッ

アリス「・・・代わりに勇と行ってくればいいよ。さっき神社に行くって言ってたから」

忍「そうなのですか?では、お姉ちゃんとお参りに行きましょう」

アリス(よしっ!)ふふっ

忍「お姉ちゃん、神社にお参りに行くと聞いたんですが・・・」

勇「ええ、もちろん行くわよ!」ビシッ

忍「?? お姉ちゃんそれはお仕事で着る新しい服ですか?」

勇「何を言ってるのよしの。これは軍服よ?」

忍「軍服を着てどこに行くんですか?」

勇「決まってるじゃない!靖国神社よ!」ババーン

忍「靖国神社・・・?」

勇「ああもうっ!やっぱり知らないのねしのったら!」

忍「どのような神社なのですか?」

勇「靖国神社はね、お国のために戦った英霊たちが眠っている大切な場所なのよ!」

忍「英霊・・・?ああ、なるほどっ!」ピコーン

忍「イギリス人の霊がいるのですね!?行きますっ!いっしょにお参りに行きます!!」フンッフンッ

勇「うーん、違うんだけど。まぁいっか」

第7話「鬼畜米英」・終

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