【elona】少女「安価で生き延びる!」【コンマ安価】 (396)

フリーのRogue風ゲーム、Elonaを題材としたコンマ安価スレです。

コンマ安価スレは初めてなのでほとんど手探りでやっていきますが、それでもいい方はよろしくお願いします。

なお、当スレは原作のカオスっぷりはやや抜けたそこそこ真面目な感じで進めたいと思います。

世界観などの設定とかも色々いじってたり勝手に追加してたりもしますので、

Elonaライクな普通のファンタジーものと捉えたほうが良いかもしれません。


判定などのルールについては調整しながらになるので、ゲームバランスが安定するまではしばらく時間がかかるかも。

それではスタートします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373535193

抜けるような青空と、ヒツジのようにモコモコとした大きな雲。

私はそんな景色をぼんやりと眺めていた。

からからという車輪の立てる音、馬車馬の踏むぱっかぱっかという乾いた音はカラッとした陽気に実に映える。

ああ、夏だ。

森の木々の隙間を抜ける風が、暑さに滲んだ汗を冷してくれる。

実に気持ちのいい夏の陽気だ。


奴隷「…………」

奴隷「…………グスッ……」

奴隷「…………うぅ」


少女「……はぁ」

……ここが奴隷商の荷馬車なんかの中でなく、空が鋼鉄の檻の隙間から覗くだけのものでなければ、の話だけどね。

一念発起して孤児院を飛び出した直後にこの体たらく――ああ、院長先生に合わせる顔がない。

……書き置きだけして飛び出した事自体がもう既にアレだけど。

苛立ちを込めて馬車の外を睨むと、顔に大きな痣を作った傭兵が一瞬慄いたような表情をし、威嚇するように睨み返してきた。

実にいい気味だ。


『おいしい仕事を紹介してやる』なんて甘言に惑わされ、傭兵五人に囲まれて挙句の果てに檻の中。

ああ、情けない情けない。

……ま、三人ほどノしてやったけどね。


……とにかく、私はこのまま大人しく売られるつもりなど毛頭ない。

変態や娼館に売られるのも嫌だけど、それ以上に最近は遺伝子合成なる非道な実験に奴隷が使われてるなんて話も聞く。

そんなのまっぴら御免なので、あたしはなんとしてでもここを抜け出すつもりであった。



……とは言ったものの。


少女「……なんであたしだけ」ジャララッ

なぜか私にだけ頑丈そうな手枷がはめられている。

他の奴隷はそんな事されてないのに。

……それでも、絶対に逃げ出してやるんだから!


選択肢
1、周囲を観察する
2、傭兵と交渉する

※必要条件を満たすか、何回か行動した後にイベント発生

うっかり指定忘れた……指定なしのときは安価下扱いで

―――――――


……とりあえず、ここを出るにはどうしたらいいか考えた。

手も塞がってるし、逃げるためにもとにかく檻をどうにかしないと話にならない。


……駄目もとで傭兵と交渉してみよう。


少女「ねえ、ちょっとそこの傭兵さん」


あたしが声を掛けると、顔にあざを作った傭兵がビクリと震えた。

驚きのあまり馬から転げ落ちそうになったのが滑稽である。

しかし、拘束を見て気を取り直したのか、再びあたしをにらんできた。


傭兵A「……なんだよ」

少女「ちょっと相談なんだけど、ここから逃がしてくれない?」

傭兵A「は、はあ? 何言ってんだお前? アホな事言ってないで大人しくしとけ、仕事の邪魔だ」


……まあ、予想通りの返答である。

しかし! 私には取って置きの秘策が……


*コンマ判定*
直下コンマ一の位が9~0でとっておきの秘策あり

いきなりグダってすんません

――――

判定:1


あたしにはとっておきの秘策が!

……大切な形見だけど、この際仕方が無い。

生きてるかどうかもわからない、見た事もない本当の両親が私に託してくれたらしきアーティファクトの指輪!

昔、院長先生が「とっても価値のある物だから大切にしなさいね」って言ってたから賄賂くらいにはなるはず!


少女「あたしの服のポケットにアーティファクトの指輪が入ってるわ。今は亡き(いや、知らないけど)母の形見なの」

  「護衛依頼の賃金なんて比じゃないくらいの価値があるはず。どうせ後で商人に取り上げられるものだけど、逃がしてくれるなら……」

傭兵A「ああ、あの指輪な。お前が気絶してる間に商人が取り上げてたぞ。……つーか、しこたま殴った相手によくそんな交渉できるな」

少女「……へ?」


気づけば間の抜けた声が出ていた。

し、しまったああああ!!気絶している間に取られた可能性を考慮してなかったああああ!!!

だらだらと冷や汗をかくあたしに、傭兵の男は哀れみの目を向けてくる。


傭兵A「ま、運が悪かったな。指輪の性能によっちゃ考えてもよかったんだけどなー(棒)」

   「下らん事言ってないで黙って運ばれとけ。鬱陶しいからもう話しかけてくんなよ」


馬鹿にしたような口調でそういうと、男はそっぽを向いてしまった。もう話を聞く気は無いらしい。

く、くそう……!


ま、まあもともと駄目もとだったんだ。他の手を捜そう。



選択肢

1、周囲を観察する

2、もう一度傭兵に声をかける(コンマ5以下で無視される)

下2



とにかく、まわりを観察してみよう。ひょっとしたらなにか突破の糸口があるかも……。


*コンマ判定*
直下コンマ一桁の数字で判定
9ほど重要なものに気づき、0でイベント進行

このSSにおける命の価値とかその辺の設定もそのうち出てくるかも
てかいきなりイベント進行だと……!
まだ回収してない情報があるので、若干危ないかも。

――――――――



――ぎゃああああ!


なにか役立ちそうなものが無いかと周囲に視線をめぐらしていると、突然馬車の前方から男の野太い悲鳴が轟いた。


少女「な、なに?」


あまりの唐突な出来事に、今まで死んだ目をしていた荷檻の奴隷たちがざわざわと不安そうに目配せし合っていた。

一体何が起こったのだろうと外に目を向けたちょうどその時。


傭兵「て、敵襲―――!!」


あたしにとって、とても都合のいい情報が舞い込んできた。


*コンマ判定*
襲撃者の強さと数判定

直下コンマ十の位+3が襲撃者の数、一の位で種類の判定。

敵の種類
1~3 イークの群れ(襲撃者の数+5)
4~6 コボルドの群れ
7~9 トロールの群れ(襲撃者の数半減 最低3体 結構強い)
0   ???(1体のみ すごく強い) 

※主に見た目で選んでるのでゲームの強さから変更あるかも


判定:コボルト7体


傭兵「傭兵Bィィイ! 畜生、コボルトだ! 7体も居る!」

傭兵「ヒィィ! クリティカル一撃死はいやだあああ!!!」

傭兵「た、隊列を組め! 馬車に近寄らせるな!」


どうやら初心者殺しで有名なコボルトの団体さんらしい。

他の奴隷たち含め、一向は恐慌状態だ。

これで混乱に乗じて逃げられるかも……って、まてよ?

あたしたち檻の中&あたし拘束されてる → 傭兵全滅したらこっち来る → 逃げられない

=あたしも死ぬ

や、やばい、どうにかしないと!!!


*コンマ判定*
残り傭兵×4 VS コボルト×7

直下コンマ一桁が9ほど傭兵団大奮闘!コボルトが減る。
1~3 3体倒して全滅する
4~6 4体倒して全滅する
7~9 5体倒して全滅する

不意打ち -1
少女にやられた怪我 -1

傭兵たちはしぬ、現実は非情である
※なお、三日で復活したりはしない模様

自分はゴッ ファン!派

―――――

判定:三体倒して全滅。傭兵仕事しろ!!
稼げたのは3ターン。それまでに脱出の糸口とその他ヒントを見つけて抜け出せ!!



ギャアー!
ウワ-! Cガヤラレター!
チカヅカセルナ! ユミヲツカエ!


外は阿鼻叫喚の極みだった。血の匂いがここまで漂ってくる。

奴隷たちはパニックに陥り、御者のある側の鉄格子に殺到していた。

早く何とかしないと!!!



残り3ターン!

選択肢

1、少女による目星 コンマ一桁の数値でヒント獲得(5以上で一つ、8以上で二つとも開示されイベント進行)

2、自由安価で何かを調べる(調べるものを書く、正解ならイベント進行)

1

指定忘れたので安価下の>>21

―――――
判定:6(一つ) 書き忘れてたけどヒントの種類十の位:3(一個目)



って、外に出ても武器もなしじゃすぐ殺されるじゃない!!

格闘しようにも手が鎖で封じられてるし……あ。


少女「この鎖……考えようによっては武器になるかも。一応防御にも使えない事はない」


それどころか、攻撃をこれで受ければ壊せるかもしれない。

鎖の長さには多少の余裕があるし、首を絞めるのに使えそう。

それに、パンチは出来なくても蹴りはできる。腕には多少の覚えはあるし。


少女「あとは……脱出の方法ね」



残り2ターン!

選択肢

1:少女による目星 コンマ一桁5以上で一つ開示

2:自由安価で調べるものを書く(正解ならイベント進行)

安価下


判定:8(必要な情報全取得! イベント進行!)


ギャアアアア!!

アオーン!!(ショウリ ノ オタケビ)


種族柄、あたしもそこそこ力自慢ではあるけど、さすがに鉄の檻を破壊するのは無理だよね。

となると、多少は脆いであろう鍵のところを攻めればあるいは……あれ、この鍵……



ストレートボーナス!!コボルトお食事中にて残りターン数+3

*コンマ判定*
1~5 構造が簡単だ!開けれるかも!!
6~0 錆びて脆くなってる!!

イベント前に目星の結果次第で他の奴隷の情報を得たり会話したりも出来た筈なんだけど、
思いのほかストレートに事が進んでしまって奴隷がただの背景に……そしてこの判定の結果……

―――――――――

判定:0 単独突破可能!!


錠前が錆びて脆くなってる!!

やりぃ! このくらいならあたしでも蹴破れそう!

あたしは心の中でガッツポーズをすると、格子の扉に向かって構えた。


*コンマ判定*
扉に向かってマーシャルアーツ+キックで蹴破れ!!(嘘

扉の耐久力は300

●ダメージ計算について
色々考えてたらちょっと複雑になったけど……まあ、やってみればわかるよね
後々ちゃんと解説します

・ダメージ計算式は
コンマ一の位×十の位×ダメージボーナス×武器補正
更に装備武器のスキル以下の数値が出れば威力に武器スキル×0.1掛けた値を上乗せする(格闘の場合は0.2)

と、なっております。

ダメージボーナスは筋力×0.1で、少女ちゃんの筋力は『12』、格闘スキルは『25』

武器はキック=格闘なので、今回の計算式は

コンマ十桁×一桁×1.2 格闘ロールに成功すれば更に×5となります(あ、あれ……結構強い?)

とりあえず何事も実践だ!!


下1コンマでダメージ判定(1d10×1d10)
下2コンマで格闘ロール成否判定(1d100 25以下で成功)

ああ、両手封じられてるペナルティ忘れてた!!
でも相手動かないし、これチュートリアルみたいなもんだからべつにいいか

―――――――――――

格闘ロール:失敗

基本ダメージ 7×9= 63 × 1.2 = 75!(端数切捨て)



ガンッ!



大きな音とともに鋼鉄の扉が少し歪んだ。


少女「痛ったー……!!」


けど……手ごたえは正直浅い。

この扉、思ったより頑丈じゃない!! 誰よ、脆くなってるから大丈夫とか言ったの!!!


でも、泣き言を言ってる場合じゃない。

他の奴隷たちはどうやらまだ商人の御者席側に殺到しているみたいだけど、コボルトは気づいたかもしれない。

急がないと……!!



残りターン3
扉の耐久値 225


下1ダメージロール

下2格闘ロール

やべえ、早くも調整の甘さが出てきたか……?
ダメージ低いときのDBの役立たずっぷりが半端無い。ダメージロールの再調整が必要かな。

あと>>32 大きな音× 鈍い音○ の間違いだった。


―――――――

格闘ロール:失敗

基本ダメージ 5×6= 30 × 1.2 = 36!(端数切捨て)



ガッ!


ン? ナンカ オト シナカッタ?
ドレイ ガ サワイデルンダロ アトデイイ


少女「~~~~~っ!!!」


やっぱり扉へのダメージは低い。

両手が塞がってるせいか、思うように力が入らない……。  ※ペナルティ無しです

早くしないといけないのに!!



残りターン2
扉の耐久値:189

下1ダメージロール

下2格闘ロール

とああ!!

>>37-38 惜しい!逆ならドッカーンと蹴破れたのに!
でも安心してください、少女ちゃんの現在の最大火力は600です(ニヤリ

――――――

格闘ロール:失敗

基本ダメージ 1×7= 7 × 1.2 = 8!(端数切捨て)



カシャン……


オイ、ソロソロ ドレイタチ ヲ ミニ イコウゼ
イイナ、ウマソウ ナ オンナ ガ イレバ イイガ


少女「……っ!」


足は痺れ、碌な力が入らない。

もはや一刻の猶予も無いというのに。

……諦め、の二文字が脳裏をよぎる。

でも……! 諦めたりしない……絶対に諦めるもんか!!

あたしは生きて冒険者になって、いっぱいお金を稼いで、院のみんなに恩返しするんだ!!!

こんなところで死ぬわけにはいかない!!!


*感情Boost!!!*

感情ブースト補正 ×1.5追加!!

PCの感情の高まりが、威力を上昇させます。


コボルトがくるまでのラストターン!!
扉の耐久値:181

下1ダメージロール

下2格闘ロール

ごはんたべてました

―――――――


ッッガン!!


扉が大きな悲鳴を上げ、その身を大きく歪ませた。



――しかし。



鋼鉄の扉は、その身を大きく歪ませつつも、依然としてあたしの前に立ち塞がっていた。


少女「はあ……はあ……」


あたしの力は、思いは、届かなかった。


格闘ロール:失敗

基本ダメージ 8×7= 56 × 1.2 = 67 × 1.5 = 100
扉の耐久力:81



大きく鳴り響いた音に、いままで騒いでいたほかの奴隷たちが静まり返ってこちらを見ていた。

そして……



「グルルルル……」


血の入り混じった、生臭いような、獣臭いような不快なにおいが顔に吹き付ける。

視線を上げると、そこには四体の異形が立っていた。

犬……あるいは狼のような頭部、全身を覆う荒々しい体毛。

金色の目は赤く血走り、目の前の獲物を品定めするように鋭く細められている。

先ほどまで食事中だったのだろう。鋭い牙の生えた口周りは赤黒い血で黒光りしている。


人のようで居て、人でない。そんな体系をした狼型の亜人種。


――四匹のコボルトが扉の前で舌なめずりをしていた。



【ミッション:馬車牢から脱出しろ! 】失敗!!


……と、言うわけで。

健闘空しく、オープニングミッション失敗となってしまいました。

鉄格子が堅過ぎたのか、ダメージ計算式の練りが甘すぎたのか……ううむ。

しかし、べつにまだ死んだわけではありません。

コボルト四体が扉の前に居るだけです(ニヤリ

そして、背後には肉hコホン、おtゲフンゲフン。えー、境遇を同じくした奴隷の皆さんが縮こまってます。

全員普通の人間なので戦闘面では期待できませんが、うまく利yおっほん、協力してこの場を切り抜けましょう。


とりあえず、なかなか機会が無かった奴隷さんたちの人数を決めましょう

下1コンマ 1d10

判定:3

えっ、四人? たった四人しか商品乗せてなかったのこの奴隷商人さん。

商品の奴隷よりも雇った護衛のほうが多い(しかも少女ちゃんに三人気絶させられた)って、儲かるんでしょうか……

数も少ないですし、奴隷さんたちの種類も決めちゃいましょう。0で多少戦える人が出ます(ただし素手)

1~3 乞食♂
4~6 乞食♀ 
7~9 没落貴族(奇数で男、偶数で女)
0   敗残兵(奇数で男、偶数で女)

下1 一人目十桁 二人目一桁
下2 一人目十桁 二人目一桁

間違えた、下2は十桁の一人だけです

コンマはこの下から

敗残兵二人……だと……!

って、0に奇数偶数とか何言っちゃってんの俺

フレーバーでしかありませんが、男と女どっちがいいですか?

1、男男
2、女女
3、男女

下1

なお、描写から分かるとおり大して強くありません。

って、何言ってんだ俺は、三人だっつーのに!

改めまして一人だけの敗残兵さんは男ですか?女ですか?
下1

乞食♂、乞食♀、敗残兵♂の三人に決定いたしました!

謎のエロスを感じる敗残兵♀×獣人の薄い本ならず……いや、しませんけどね!


これからモブたちの簡素なステータスを作るのですが……そのあとも続行します?

こちら明日は講義もなく、バイトもないらくちんな日なのでまだ余裕ですが

続けるかどうかは1次第だぞ。
今後大まかにどうするか練るためココで落ちとくのも
深夜帯を主流とした俺らと共にこのまま続投するのも

>>57
安価スレは人が居ないと回転率が落ちてしまうので……


とりあえず、ダメージ判定の見直しもかねて今日はここまでにしておこうかな、と思います

壁打ちだというのにあまりにばらつきが激しかったですし

少女のステータスはマスクデータとして決定しており、

味方(使い捨て)のステータス決定には手っ取り早くアプリのダイスツールを使います

筋力耐久は3d6×0.5 敗残兵は×0.8して四捨五入 速度はそのまま

今回必要となる格闘スキルは乞食さんたちが初期値、敗残兵さんには1d20の結果をプラスします

振った結果がこうです

      筋力 耐久 速度 
コボルト1:?? ?? ??
    2:?? ?? ??
    3:?? ?? ??
    4:?? ?? ??
               格闘
乞食♂  :05 05 11 05
乞食♀  :04 06 07 05
敗残兵♂ :06 14 08 18
少女   :12 15 12 25

敗残兵さんまさかの耐久最大値にちょっとびっくり

……まあ、判定しだいで開幕状態:恐怖に陥りますが。


なお、メインキャラ級の存在が登場した場合は2d9+特殊判定という形でコンマ選出する事になると思います。

ゲームバランスに関する調整は随時行っていきますので、良さそうな調整案があれば取り入れさせてもらうかもしれません。


そんな感じで明日の昼過ぎより味方モブ三人&少女連合軍 VS コボルト四体のバトルから開始予定です。

それでは、本日はお疲れ様でした。

そろそろ始めようかなーと思います

ダメージの低空飛行っぷりの原因はよく考えたら基本値の「十の位×一の位」にありました……

あんまり見ないし、変則的で面白いかなー? なんて理由でああしてましたが、あまりに低い値が出やす過ぎる事にようやく気が付きまして。

特に1がどっちかに出ると問答無用で一桁になりますし。てか、1d100も1d10×1d10も最大値は変わらないですし。

と、いうわけで今回から素直に1d100×DB×装備補正×スキル成功ボーナス……と、いう形でやっていきます。

まだまだ改良の余地はありそうですが、

以前の計算式は……あれです、手枷ペナルティだったんですよ。そういうことでお願いします。

それでは人居るか分かりませんが、はじめようと思います。

よく考えたら全員防御力皆無なため一撃死の可能性とかあるので、恐怖判定はなしにします。

――――――――――


状況は最悪。

唯一の出口である壊れかけの扉の前に立ちふさがる四匹のコボルト。

四匹のうち二匹が得物を持っている。

一匹は棍棒、一匹は剣。特に棍棒を持ってるやつは四匹の中でも抜きん出た体格をしている。

対するこちらは武器無しの上あたしを除くとまともに戦える人は居なさそう。

まさに、絶体絶命だった。


……でも、一つだけ有利な点がこちらにはあった。

相手は傭兵との戦闘で明らかに消耗している。

これなら、いけるかもしれない。


少女「みんな、聞いて」


震える声であたしが言うと、奴隷たちのおどおどとした目がこちらに向けられた。

少女「あいつらが扉を壊したら、まずあたしがそいつを蹴っ飛ばすから」

  「そうしたら、みんな一斉に飛び出して、残りの奴に仕掛けて」


外ではコボルトがガシャガシャと扉を揺らしている。

奴隷たちの怯えた目が、あたしと外とを見比べるように泳いでいた。


少女「たしかに、怖いかもしれないけど、隅っこで震えながら殺されるより、戦って死ぬほうがまし」

  「それに!もしここであいつらを倒せれば、あたしたちは自由の身よ!」


あたしの言葉で、奴隷たちの目に小さな火が灯った。

それは勇気なんかじゃなくて、ただのやけくそかも知れないけど、今はそれで十分。

でも、そんなのあたしも同じ。無理にでも自分を鼓舞しなくちゃ、怖くて今にも竦みあがってしまいそうだ。

ここで死にたくない。その気持ちだけが、あたしたちの両足を支えている。


敗残兵「や、やってやる……こんなところで死にたくない!!」ガクガク

乞食♀「神様……」ブルブル

乞食♂「お、俺だって……」プルプル


全員が、震えながらも構えを取った、ちょうどその時。


がしゃああん!!


あたしたちを辛うじて守っていた扉は、コボルトの棍棒で無残にも破壊された。


少女「……いまだ!」


先制攻撃!!
不意打ちによりコボルト4(棍棒持ち)回避無し!

下1ダメージロール(1d100)

下2格闘ロール(1d100 25以下成功)

格闘ロール:失敗

基本ダメージ 19 × 1.2 = 22!!


少女「やああっ!!!」

コボルト4「!?」


やはり手枷のせいか、思うように力が出ない。

それでも、あたしの蹴りはコボルトを吹き飛ばすには十分だった。

吹き飛んだコボルトに巻き込まれ、扉に密集していた残りの三匹も後退する。

扉とコボルトの間には、私たちが飛び出すに十分な隙間が開いた。


そして、他の奴隷たちの追撃が始まる。


ダメージロール
下1敗残兵 下3乞食♀ 下4乞食♂

敗残兵の格闘ロール
下2

そうですね、コンマのときは連投制限なしにしましょう。つまってっもあれですし

コンマ下

ダメージ判定

敗残兵 73 × DB0.6 = 43


敗残兵「うおおおお!」ガッ


金髪の男が放った蹴りは、あたしに蹴り飛ばされたコボルト4の腹部を綺麗に捕らえていた。

コボルトは血を吐き倒れ、苦しそうにもがいている。

そこへ……


乞食♀ 80 × DB0.4 = 32


乞食♀「や、やあっ!」ゴッ!


緑髪の女性の踏みつけが止めを刺した。


コボルト4 HP-27 死亡


一番厄介そうなコボルトを仕留めた横で、無精ヒゲの男が一番小柄なコボルトに無我夢中でこぶしを叩き込んだ。


乞食♂ 63 × DB0.5 = 31


コボルト3「キャイン!」


殴られたコボルトは体勢を完全に崩して倒れこむ。

このコボルトにもかなりの深手を負わせられたようだ。後一回も攻撃すれば倒せるだろう。


檻の中に閉じ込められていた人間がこんな反撃をしてくるとは思わなかったのだろう。

これで流れは完全にこちらに傾いたはず!

脇役三人のハズなのに出る目強くてワロス

ちょ、ちょっと戦闘ルールの見直しをしているので一時中断します……

ここからが戦闘本番なのでルールに関して追加の説明を行います。(今はまだ通常攻撃のみですが)

各キャラクターのHPは 耐久の値×10 となっています

行動は敵味方全部の中から速さ順に行っていきます(同値の場合はPC→味方→敵の順)

敵側の情報は装備品のみで、残りは描写や判定から推察する形となります。


●現在のキャラの行動順と攻撃対象

コボルト1(剣持ち)→コボルト2→少女→敗残兵→乞食♂→コボルト3→乞食♀


敵の攻撃対象はダメージコンマ一桁で決定となります。

行動の早い順に均等に割り振られ、速度が遅いほど狙われやすくなります。
1~2 少女
3~4 敗残兵
5~7 乞食♂
8~0 乞食♀

味方側の攻撃対象も同じですが、PCのみ行動選択時に指定があれば指定の敵を狙えます。

PCの行動選択時に指示を出せば仲間も状況により従ってくれます。

1~3 コボルト1
4~6 コボルト2
7~0 コボルト3

なお、攻撃対象が途中で死んだ場合は再度割り振られた数の相手に当たります。


●攻撃の命中判定
攻撃を受ける側のキャラの速度×2が基本回避率となります。

命中判定時にその数値を引いてしまうと攻撃は外れます。

命中判定は状況によりボーナスやペナルティが付く事があります。


●最終的な戦闘の流れ

↓PCの行動選択

↓PCの選択に関する判定(必要なときのみ)

↓NPCの行動選択(基本オート)

↓各種判定(命中判定 → ダメージ判定) 

描写

となります


まあ、色々不安もありますがとりあえず実際やってみましょう!

必要があれば調整すればいい!

>>72 しょ、少女ちゃん手枷してますし!(だがダメージ判定にペナルティはなかった)

――――――――

一番強そうな一匹を倒し、残り三匹。

そしてそのうちの一匹は瀕死の状態……これならいける!





コボルト1(剣持ち)
コボルト2
コボルト3(瀕死)

仲間  
敗残兵 HP 140 DB 0.6 速度12
乞食♂ HP 40 DB 0.5 速度11
乞食♀ HP 50 DB 0.4 速度07

行動順

コボルト1(剣持ち)→コボルト2→少女→敗残兵→乞食♂→コボルト3→乞食♀

行動選択

1、攻撃(必要なら対象も)

2、自由行動(指示を出してから攻撃するもよし、場の状況にあった行動なら大体できる)

3、他の奴隷を囮にして逃げる(戦闘ボーナスなどにペナルティ)

あ、安価下です

対象の選択は命中判定のコンマ一桁でした……

―――――――

選択:コボルト1に攻撃


後の3体を倒せば……とりあえずこの場は凌げる。

なら、私は一番厄介そうな剣をもった相手を狙おう!



*対象選択・命中コンマ判定*
下1~7 それぞれ行動順でコンマ判定 多いのでじゃんじゃん連投して下さいな

対象コンマ表

1~2 少女 (回避24)
3~4 敗残兵(回避24)
5~7 乞食♂(回避22)
8~0 乞食♀(回避14)

1~3 コボルト1
4~6 コボルト2
7~0 コボルト3

判定結果
コボルト1 86 乞食♂ 命中
コボルト2 96 乞食♂ 命中
少女   18 コボルト1 失敗
敗残兵  41 コボルト1 命中
乞食♂  03 コボルト1 失敗
コボルト3 97 乞食♀ 命中
乞食♀   06 コボルト2 失敗

Oh……
判定途中で死者が出た場合、攻撃先は再度振り分けられたものに変更されます

ダメージ判定
下1~7

あれ?命中分だけでよくね?

>>93
た、確かに。

とりあえず、きりのいいところまで終わったら今回は一旦切ります

それで次回からもう少しテンポよくなるようにまた戦闘の流れを練り直すつもりです

―――――――――

コボルト1(剣)→乞食♂ 33ダメージ! 残り17
コボルト2(爪)→乞食♂ 33ダメージ! 乞食♂死亡
敗残兵→コボルト1 38 × 0.6 = 22(仮)
コボルト3(爪)→乞食♀ 72ダメージ! 乞食♀死亡

……わお

直下敗残兵の格闘ロール 18以下で成功

ま、まだあわわわわわわ……装備なしでコボルトの群れとかやっぱきついか!
――――――――
格闘ロール失敗


よし、このまま押し切れば……ッ!?


少女「危ないっ!」


さきほどの攻撃で自信が付いたのか、無精ヒゲの男性は剣を持ったコボルトに突っ込んでいった。


乞食♂「うおおおお!!」ブン! スカッ!


しかしそのこぶしは空を切り、あたしが援護する間もなく……


――ザシュッ


コボルトの剣がその腕を切り飛ばしていた。


彼は悲鳴を上げる間も与えられず、近くにいたもう一匹のコボルトの爪で喉を引き裂かれる。

吹き上がる血飛沫に、緑髪の女性が悲鳴を上げた。……彼が絶命したのは火を見るより明らかだった。


少女「こ、このっ!」


焦ったあたしの蹴りもまた空を切り、直後にとんできた刃の一撃を間一髪で回避するのが精一杯だった。


敗残兵「く、くそっ」ガッ

コボルト1「キャインッ!」


同じく剣を持ったコボルトに詰め寄っていた金髪の男性の拳が、コボルトを背後から襲う。しかし、ダメージは小さい。


乞食♀「いやあああっ!」


あたしと彼がともにコボルトたちから距離をとった時、女性の絹を裂くような悲鳴が再び轟いた。


振り返ると、そこにはもう一匹のコボルトの鋭い爪に胸を貫かれ、た女性の姿があった。


乞食♀「あ、あ……」ダクダク


勢いよく引き抜かれた爪にべったりとこびり付いた赤と、穴の開いた胸からとめどなく流れ出す命の血潮。

彼女の命が急速に抜け落ちていく様が、あたしの目に鮮明に焼きついた。


乞食♀「…………ぅ……」


彼女は蚊の鳴くような声で喘ぐと、何とか胸の傷をふさごうとするかのように両手を胸に抱き――もう動くことはなくなった。


敗残兵「ち、畜生! 何だってんだよ!!!」

少女「あ……」ガクガク


苛立ちに地面を踏み鳴らす金髪の男性とは対照的に、私の心は急速に萎み始めていた。

押さえつけていた恐怖が、再びわきあがろうとしていた……。



乞食♂乞食♀―死亡―

おかしい、少女ちゃんの信仰エヘさまのはずなんだけど……(さらりとマスクデータ公開)
――――――――

敗残兵「クソッ! なんでこんな目にあわなきゃいけないんだ! なんで……」


金髪の男性が、吐き捨てるように言う。その表情は今にも地面に崩れ落ちそうなほど絶望に染まったものだった。

その横顔を、あたしはただ呆然と見つめる事しか出来ずにいた。

……ちょっと奇襲に成功したからって、油断したあたしが悪いんだ。

孤児院に居た頃にアピの実集めで野山に出た時、数回戦った事があった。

コボルトは初心者殺しで有名とはいえ、そこまで強いモンスターじゃない。

事実、そのときのあたしはたいした苦労もなくそいつを倒せた。同じ孤児院の妹分を守りながら。

だから油断していたのかもしれない。


――あの時と違って武器がない。

――あの時と違って手を縛られている。

――あの時と違って、三体も同時に相手している。


あの時とは、何もかも状況が違うのに。

それなのに、『コボルトなんてたいした事ない、楽勝だ』なんて楽観視していた自分が居た。

その結果がどうだ?

無精ひげのおじさんは腕を切り落とされ、首を引き裂かれて血を撒き散らして死んだ。

緑髪のおねぇさんは、胸に大穴をあけられて死んだ。

全部、あたしのせいなんだろうか。全部、あたしの…………。


あたしは、思考の渦に飲まれようとしていた。


敗残兵「…………」



*コンマ判定*

1d10 8以上で……

補正
少女 +1 意地 +1 魅力+2

直下

妖怪1足りないが現れた! コマンド?

―――――――
判定:7(ギリギリでヘタレた。所詮はモブか……)


敗残兵「…………ッ!」


あたしが……あたしが……。


敗残兵「おい!」

少女「え……」


男性の声に、あたしの意識は表層に引き戻された。

彼は、苦虫を噛み潰したような、情けないような表情であたしを見ていた。

敗残兵「……無駄死にはごめんだ。もう少し、悪あがきに付き合ってくれないか」

少女「……でも」


私の心はもう折れる寸前だった。

もう、諦めてしまいそうだった。

いっそ、諦めようかとすら思い始めていた。


敗残兵「……アンタ、最初の威勢はどこやった」

少女「え?」

敗残兵「アンタが俺らを焚きつけたんだろ」


……そうだった。あたしが言ったから、みんな戦うはめになったんだ。

彼の言葉で、あたしの心は再び沈みかける。


敗残兵「さっきまでの俺らみたいな顔してんじゃねぇよ……」

   「アンタだけが、あの時諦めてなかったんだ」

   「アンタが俺らをやる気にさせたんだ。あのまま無様に喰われて終わりだった俺らに」

   「……だから、責任取って最期まであきらめんな」


そういうと、彼は再びコボルトたちに向き直った。


少女「…………」


*コンマ判定*

直下1d10判定 目標値6 10以上で……

敗残兵の言葉 +1 まだ死ぬわけにはいかない +2 こんな序盤でゲームオーバー!? +1

「ここは俺が食い止める。お前は逃げろ!」「べつに倒してしまってもかまわんのだろう?」
とか言っちゃうかっこいい敗残兵は見られませんでしたが、少女ちゃんはやる気になりました。

―――――
判定:12(ここまでしてファンブってたらさすがに諦めた)


――そうだ。まだ諦めるわけにはいかないんだ。

あたしが焚きつけた戦いなのに、あたしがあきらめてどうするんだ。

なにより、あたしにはまだまだやらなくちゃいけない事がたくさんある。

こんなところで死ぬわけには――いかない!



戦闘続行!

更に*感情Boost!!*

感情ブースト補正 ダメージに×2追加



この間もコボルトはじりじりとこちらへ近づいてきている。

どうやら、最初の奇襲でこちらを警戒しているらしい。

しかし無策で飛び込めば、無精ひげのおじさんと同じ末路をたどる事だろう。


コボルトが飛び掛るまであと1ターン

選択肢

1、周囲を見渡す(そのコンマ5以上で……)

2、ええい、ままよ!!(そのまま戦う)

安価下2

判定:2(少女ちゃんマジ脳筋)


……腕っ節と顔と馬鹿正直さだけがとりえとまで言われたあたしに、策なんて思いつくはずもなかった。


敗残兵「……来るぞ!!!」


――ええい、ままよ!

負けん気と腕力だけで世渡りしてきたあたしをなめないでよ!!!!


戦闘開始
コボルト1(剣持ち・軽傷)→コボルト2(ノーダメ)→少女→敗残兵→コボルト3(瀕死)

行動選択

1、攻撃(必要なら対象も)

2、自由行動(指示を出してから攻撃するもよし、場の状況にあった行動なら大体できる)

※逃げられない!!

下2


判定:2 剣を奪う

そうだ、武器が無いから圧倒されてるんだ。

武器がないなら、相手から奪えばいい。


【武器狙い】命中率半減 ダメージ補正無し

これでいきますか?
下1


あたしは使えないけど、彼に渡せばきっと!

【対象選択&命中判定】
下1~5

傭兵の武器は位置的に拾えないんです(傭兵の戦闘位置は馬車の前 ここは馬車の後ろ)

―――――
対象コンマ表

1~5 少女 (回避24)
6~0 敗残兵(回避24)

1~3 コボルト1
4~6 コボルト2
7~0 コボルト3

判定結果
コボルト1 23 少女 失敗
コボルト2 84 少女 命中
少女   44 コボルト1 武器狙い失敗
敗残兵  64 コボルト2 命中
コボルト3 73 少女 命中


まさかの少女集中砲火
つ、突っ込んだから仕方ないね

通常の回避判定は突破してるから補正無しダメージだけおまけで入れとこう
このくらいはいいってことにしておこう


ダメージ判定

下1~4(コボ1はどっちに行っても失敗なので)

コボルト2(爪)→少女 57(仮)

少女→コボルト1   51
敗残兵→コボルト2  58(仮) 
コボルト3(爪)→少女 68(仮)


現在の少女HP150-125 =25

残った……!残ったが……まだ、技能補正があるッ……!

下1 コボ2の技能(爪)ロール 成功したら少女がしぬ
下2 敗残兵怒りの格闘ロール 18以下で撃破!!
下3 コボ3の技能(爪)ロール 成功したら少女がしぬ

本当にロールしてしまったのか?

>>133-135 PERFECT!!!!!
ちょっと感動した!
―――――――
コボ2技能(爪) 45 失敗!!
敗残兵格闘   10 成功!!!!
コボ3技能(爪) 54 失敗!!


敗残兵「お、おい!待て飛び込むな!!!」


思い立ったが吉日!!あたしは矢の如く飛び出した。

狙うは剣を握るコボルトの右腕!!


少女「ッぁああああああ!!!!!」ヴンッ!!

コボルト1「!!!!!」ヒュッ スカッ


コボルトが咄嗟に振るった大振りな横薙ぎの剣を、あたしは飛び込むように姿勢を低くしてかわす。

そして……


ッガ!!


うつぶせで低く飛び出した体。鎖つきの両手で大地に両手を突き出し……。


――ッダン!!


突き出した手を軸に全身を独楽のように回転させ、飛び込んだ勢いを乗せた鋭い蹴りを放つ!!


コボルト1「ッッッギャ!」ドゴォ!


無理な体勢からの蹴りは、右腕を捕らえる事は出来なかった。

しかし、会心の一撃はコボルトの胴を見事に射抜き、その体を激しく錐揉みさせながら吹き飛ばした。


その確信とともに、あたしは綺麗に着地を決めた。


――やった!


大技を決めてのけた達成感が、あたしの全身を駆け巡る。


そのときだった。


…………ずぶり。


少女「……え?」


脇腹に何かが沈み込む感覚を、高揚して敏感になった神経は正確に脳へと伝えた。

――熱した鉄棒を押し当てられたかのような、熱とも痛みとも取れない感覚が、あたしの全身を貫いた。


少女「――あ゙っ」


"何か"は、めりめりと脇腹を抉り穿ち、そのままの勢いで体の反対まで振りぬかれた。


――あたしの体が、宙を舞っていた。


先ほど吹き飛ばしたコボルトほどの見事さではないが、確実に舞っていた。

一秒が何十秒にも感じる奇妙な感覚の中で、あたしは宙をまうあたし自身の体を見下ろし――

深々と切り裂かれた脇腹から零れ落ちる命の赤と、今しがたあたしを強かに切り裂いた鋭い爪を見た。


……ああ、あたし、また油断しちゃったんだ。


剣をもったコボルトの後ろに控えていた一体が、あたしのお腹を鋭い爪で力いっぱい薙いだという事を理解した。


敗残兵「――――!!!」


金髪の彼が何事かを叫びながかこちらへ駆けてくる姿が視界の端に映りこむ。

けれど、あたしにはもう彼が何を言っているのか、聞き取る余裕はなかった。


少女「……ぅ゙……ぁ゙………」


痛みに声無く喘ぎ、とめどなく血の流れ出す脇腹を手枷のついた手で可能な限り押さえつけるしか出来なかった。


……痛い。

……痛い、痛い。

……痛い、痛い、痛い。


思考を、痛みが、侵してゆく。

何も考えられない。何も考えたくない。


そんな状態に陥ったあたしの頭上に影が落ちた。


――ぐるうるう。


獣臭い息が、吹きかけられた。

痛みに点滅する視界に大きく振り上げられた爪が映り込んでいる。


――ああ、あたし、死ぬんだ。


不気味なほどにゆっくりと、静かに振り下ろされる爪を、あたしは目で追っていた。


――や め ろ お おおおお!!!


唐突に視界から、爪が消える。

それと同時になにかが砕けるような、折れるようなが響いた気がする。

でも、何が起こったのか確認する余裕はなかった。


視界はだんだん暗く、意識はだんだん薄く。

熱のような痛みの代わりに、今度は寒さだけがあたしの全身を駆け巡る。


緑髪のおねぇさんのしに際が脳りをよぎる。

いま、あんなふうに、あたしはなってるんだろうなあ、と。



あたしの記憶は、そこで途絶えた。

※死んでません

ちょっと演出の筆が乗る内に、コボルト2のダメージがコボルト3の攻撃に統合されちゃいました。

とりあえず、コンマの流れが綺麗だったので【ミッション:コボルトたちを退けろ!】をクリアしたということにします。

残ったコボルトのHPがコボルト1:11/120 コボルト3:18/70 となっていた上に、

敗残兵さんがこのスレで一番最初の武器スキル成功させてコボルトBをワンキルしたので

それに慄いた1と2が戦略的撤退したという流れとなります

ついでに、コボルトたちのステータスをオープンします

      筋力 耐久 速度  爪 棍棒  剣 
コボルト1:08 12 13 20 10 15 HP84 -22 -51
コボルト2:09 10 13 20 10 10 HP70 -104
コボルト3:07 07 11 20 10 10 HP49 -31 
コボルト4:13 10 14 20 20 10 HP70 -22 -43 -32

装備補正: 爪(1.2) 剣(1.4) 棍棒(1.3)

傭兵さんたちはコボルトたちを三体倒し、全員のHPを三割ずつ削ってました。

まあチュートリアルだしね、こんなもんでしょ。
だというのに死に掛ける主人公ェ……。
そして地の文がっつりすぎて>>1が大丈夫なのか心配になる。

うわあい、速度から先の表記が盛大にずれたよ!

今回はとりあえずここまでとし、これより戦闘(特に多人数)調整をまたしたいと思います。

次回は少女ちゃんが目覚めて死体漁りするところからスタートします。


今回もお付き合いいただきありがとうございました。

また次回よろしくお願いします。

普通のメモ帳とかだとガタガタになるぞ
専用エディタおすすめ

>>142
実は台本形式のが慣れていないため、普通の小説形式のが得意だったり

描写するのは苦にならないどころか結構好きなので問題なし。

むしろ自分で複雑化させた戦闘の処理にパンク寸前となっております。

あ、さっき書き忘れてましたが次回冒頭に軽い成長判定もする予定。

>>144
通りでちょくちょく表がずれてんなあと……
ちょっと探してみますね

あと、なんかシステム的なものとか質問あればあとで予定しているものを書いたりするかも

とりあえずご飯食べてくるので、今のところはさようならー

イルヴァ資料館やら他の安価スレやら色々と確認したりしながらシステムや設定をネルネルネルネ


とりあえず、雑魚戦用の簡易戦闘システム実装(コンマ一桁で補正つけて有利不利とかやるスタンダードなタイプ)

通常戦闘のダメージ計算式と回避システム回避も調整しなおした。

(コンマ+武器補正)×成功すれば武器スキル補正+コンマ×DB

こんな感じ。あと格闘の倍率が弱体化(スキルレベル×1.2)


ついで武器防具の補正値やエンチャントの整備も多少進んだ。

これで一応近接武器と防具は機能するはず。投擲や遠隔はもーちょい待ってね!!

魔法ももうちょっと待ってね!!


今夜バイト終わって体力が残ってたら投下しに来ます。たぶん23:00~

回避システム貼り忘れた

回避
 速度×2%の確率で攻撃を避ける。
 連続で回避するとその度に数値が一割減少する。

受け流し
 武器か盾を使い、回避×1.5%の確率で攻撃を受け流し、最終ダメージのコンマ%を受ける(コンマが45なら45%)

・回避に専念
 速度×3%の確率で攻撃を回避。攻撃不参加。

・防御に専念
 ダメージの直撃を甘受し、ダメージを七割カットする。攻撃不参加。

例1:速度18のキャラ……36以下で回避成功 54以下で受け流し成功
例2:速度30のキャラ……60以下で回避成功 90以下で受け流し成功

まぁコンマ安価は運だから気負いしなさんな
それよりもクリティカルや料理・罠探知の成功値、睡眠イベントを含めるか気になるところ

>>156
クリティカルはどうしましょ……料理は1d100判定(初回で技能値決定)を予定。
探索中の罠は一応考え中。睡眠イベントは幸運の値とかに依存する感じになると思います。

予定よりちょっと遅くなりましたが、そろそろ始めましょうかねー。
人が居ますよーに!

――ふと気づけば、あたしは闇の中をさ迷っていた。

右も左も、前も後ろも、上も下も、全てが何も存在しない闇の中、ただあたしだけが立っていた。

いや、正確には立っているのかすら分からない。なにせ、足の下にもなにも存在していないのだから。


……あたし、死んじゃったのかな。


最後の記憶は、コボルトの爪を受けて吹き飛ばされ、地面に叩き付けられたあたりまでだ。

その後は、ただ血と一緒に体の熱が抜けてどんどん寒くなっていく感覚だけ。

あのときの感覚的に、助かったとは思えない。

それにこの場所……ここが、死後の世界なのかな? それとも、奇跡的に助かって夢を見ているだけ?

そんな事を考えていると、周囲の様子が急激に変化しはじめた。


*コンマ判定*
1d10 1ほどキツい 9ほど穏やか 0でうみみゃあ! 00で……?

直下

判定:4(普通な感じ)


ぐにゃりぐにゃりと視界が歪む。なにもなかった闇に、無数の色が付き始めた。

不規則に交じり合う色の粒子は、だんだんとそれぞれの形を持ち始める。

緑の粒子が木へ、青の粒子が空へ。

気がつけばあたしは、見覚えのある景色の中に立っていた。


少女(……ここは)


見覚えがある、どころじゃなかった。

ほんの数日前、あたしが決意を新たに踏み出した一歩を包み込んだ、あの朝もやの中だ。

振り返ると、視界の中には小さくなったあたしの家。あたしの、いつか帰るべき場所……孤児院があった。

忘れもしない(といっても数日前なんだけど)、あの旅立ちの朝の中に、あたしは立っていた。


白い壁、赤い屋根の平屋建て。

今、あの中では院長先生やお姉さんや、妹や弟たちが眠っているのだろう。

そして、あとほんの数時間もすればみんなも起きだすんだろう。

いつもの慌しい朝の中、あたしが居ない事に気づくのは……朝食時くらいかな? い、いや、誰かきっとすぐに気付くよね。

そしてあたしの置手紙をみて、お姉さんが院から飛び出してあたしを探すのかな。

院長先生は、呆れるだろうか。怒るだろうか。それとも、普通に心配してくれるだろうか。

ちょっと迷惑かけちゃうけど、ずっと前から決めてたんだから、許してほしいかな。


少女「……………っ」


――いま、ここで引き返して院に戻れば。

何事もなかったかのようにベッドに戻れば。

きっと、その先には何事もなく、今までの日常が続いてゆくのだろう。

早起きからの二度寝で、あたしは寝過ごして、お姉さんにちょっとだけ怒られたり。

それでも、単なる日常の一コマとして、平穏で大切な時間を過ごせるのだろう。


少女「……………」


*コンマ判定*
1ほどホームシックに。0ほど決意を新たに。

直下


判定:7(ほんのちょっと揺れた)


ほんの一瞬。ほんの一瞬だけ、そうしてしまいたいと思う自分が居た。

でも、駄目だ。絶対に駄目だ。

あそこに居たら、きっとあたしは甘えてしまう。甘え続けてしまう。

でも、もうそうしている事はできない。知ってしまった以上は、するわけにはいかない。

院長先生とお姉さんが話しているのを、偶然聞いてしまった。

孤児院の経営が苦しい事、このままではいずれ皆はばらばらになってしまう事。

……あそこは、あたしたち家族の家なんだ。無くさせるわけにはいかないんだ。

だからあたしは決意した。

人間でない、"ローラン"であるあたしを守ってくれたあの人たちに。

家族として愛してくれたあの人たちに。

――必ず恩を返すと。


あたしは、名残惜しむ気持ちを押さえつけると、孤児院から視線を外した。

そして歩き出す。

ネフィアの財宝を求めて人々が集まる、ノースティリスの地へと。


振り向かずに歩き続けるあたしの周囲で、景色は崩れ去り、再び全てが闇へと還り始める。

そして、その闇が再びあたしを飲み込んだ。


頬を撫でる冷たい夜風に、意識がすっと覚醒する。

薄目を開けると、満天の星空が広がっていた。

起きた直後に意識がはっきりしているのは、ねぼすけなあたしにとっては珍しいことだ。

そのままの体勢で少し思考を巡らせる。


あの旅立ちの後キャラバンに相乗りしてノースティリスに渡って、おいしい仕事があるって誘われて。

間抜けにもあっさりだまされて、囲まれて、殴り飛ばして、捕まって馬車に乗せられて

それで、コボルトの群れに襲われて、ああなったと。

……うん、とりあえずはちゃんと覚えてる。けれど、その後はどうなったのかな。

ぱち、ぱちと火の爆ぜる音に耳を傾けながら、気を失ってからについて考え始める。……と。


敗残兵「……目が覚めたか」

少女「えひゃいっ!?」ビクッ


思考に耽っていたあたしに、突然頭上から眠そうな声がかけられた。

驚きのあまり勢いよく上体を起こし、そして脇腹の痛みに悶絶する。


少女「……痛っったぁ……っ!!」

敗残兵「急に動くな。せっかく塞がった傷が開くぞ」


そう言ってため息をついたのは、見覚えのある金髪の男性。一緒に売られかけたり死にかけたりした人だ。

ひとまず安心しつつ、鈍い痛みに脇腹へ手をやって気づく。

そこにあるはずの傷がない。

跡形もなくなっているわけではないが、桃色の新しい皮膚が出来ている。

少女「傷が……」

敗残兵「商人の鞄の中に治療のポーションがいくつか入っていたからそれを使った」

   「とりあえず、無茶しなければもう大丈夫なはずだ」


どうやら、彼があの場をどうにかして助けてくれたらしい。

よく見ると、あたしの体には耐冷ブランケットがかけられていた。これも彼がしてくれたのだろう。

コボルトの攻撃で服が裂けて肌の一部が露になっていたのでいろんな意味でありがたい。

そんな事を考えていると、彼は小さなカップを差し出してきた。


敗残兵「荷物の中にミルクがあった。さっき暖めたから飲め」

少女「ありがとう。――あ」


湯気立つ暖かそうなミルクの入ったカップに手を伸ばした時、ふと違和感を覚えた。

腕を拘束していた手枷が無くなっていた。


敗残兵「ああ、商人の荷物を漁ってたら鍵を見つけたからな。外しておいた」


自らの手を見る視線に気付いたのか、彼はそんな事を言いながらカップを手に押し付けてくる。

冷えた指先に、カップから伝わる熱が心地いい……。


少女「……ねえ、あれからどうなったの?」

敗残兵「あれから? ……ああ、アンタが倒れたあとの事か」


彼は焚き火の灰を木の棒でつつきながら、視線をしばらく宙に遊ばせる。


敗残兵「アンタに追い討ちかけようとしてた奴を無我夢中で殴りつけた思いのほか綺麗に入ってな」

   「奴さんの首がぽっきり行って、手負いの残り二匹は逃げてった」


どうやら、彼のおかげで助かったらしい。感謝の言葉をと口を開くと、彼の言葉がそれを遮った。

敗残兵「アンタさあ、直前に突っ込んでいったあのオッサンの末路見てんのになんでああ無謀に突っ込めるかなぁ」ハァ

少女「……ぐうの音も出ません」クスン


いきなりものすごく耳に痛い事を吐かれた。

少しは考えてから行動しろと常々院長先生に言われてきたが、あたしのそれはまだ直ってなかったらしい。


敗残兵「……まあいい。とにかく、奴らが逃げていった後は荷物を漁ってアンタの治療して今に至る」


今が何時かは分からないが、彼は寝ずの番をしてくれていたらしい。表情には疲労の色が見て取れる。


敗残兵「そんで、これからどうするよ」

少女「これからって?」

敗残兵「とりあえず、夜が明けたら近場の村か町に向かおう。そのあとどうするか、って話だ」

少女「…………」


*選択肢*

1、冒険者になるため、パルミアへ行く

2、……あなたは?(敗残兵仲間フラグ?)


少女「……あなたは?」

敗残兵「俺か? 俺は……そうだな、ろくすっぽ働かずフラフラしてた結果が拉致られてのこれだからな」


彼は考え込むように口元へ手をやると、しばらくしてから答えた。


敗残兵「今更国に帰るのもなあ、脱走兵扱いになってるだろうし」

   「……ま、適当に冒険者でもやってちったあ鍛え直してみるかね。で、あんたは?」

少女「パルミアに行って、冒険者登録をしようと思うの」


そう、パルミアに行かねば、何も始まらない。

未登録でそこらへんにあるネフィアに勝手に入って探索してもバレやしないけど、登録しておけば色々とはかどる。

それに、ローランの身であるあたしが生きていくためには、それがほぼ必須だったりもする。


敗残兵「ほー、アンタが冒険者ねぇ。ま、ネフィアの財宝で一旗上げようってクチでノースティリスに来たんだろうが」


彼は自分が聞いておきながら興味を失ったかのような様子だった。

……まあ、この地では本当にありふれていて珍しくもない話だってのは分かる。


少女「……うん、お世話になった人に恩返しするためにお金が必要だから」


そして、その結果命を散らす人が後を絶たない事も。

それでも、あたしはやらねばならないのだ。


敗残兵「まあ、俺は適当に依頼でもこなして堅実にやっていこうかね」


だから。


少女「……ねえ」


*選択肢*
1、少女「……仲間にならない?」コンマ8以上で承諾。肉h敗残兵が仲間に。

2、少女「ううん、なんでもない」仲間フラグ消滅。人里に着くまでの同行者。

直下

判定:5 仲間にならず。しかし一応誘ったので……


少女「……仲間にならない?」


あたしがそういうと、彼は視線だけをこちらに向けてきた。


少女「これも何かの縁だし、ほら、一人よりもなにかと心強いじゃない?」


そう、少しでも生存確率を上げるには、一人よりも仲間が居たほうがいい。

取り分は減っちゃうけど、命あっての物種。死んでしまっては元も子もない。

彼は方針は違えど、同じ冒険者である(あたしはまだだけど)事に変わりはない。

一度共闘した仲だし、助けてくれたのである程度信頼も出来るし、そこそこ腕も立ちそう。

彼が仲間になってくれたら、精神面でも戦闘面でも心強い。そう思っての提案だった。


敗残兵「……悪いが、お断りさせてもらうわ」

少女「……え?」


そして、提案はにべもなく断られた。


敗残兵「アンタみたいな奴は多いんだよ、ホントに」


彼は、ため息混じりに話し始めた。


敗残兵「夢を見てノースティリスに来て、ネフィアに突っ込んで、すぐに死ぬ」

   「単に冒険がしたくて、あるいは名声を得るため、財宝を得るため……いろんなやつが居る」

   「そうやって、この地にやってきては、目的の達成どころか初めて入ったネフィアで死ぬ」


少女「……それは」


あたしも、そういった事実を知らないわけではない。

そういった冒険者の遺品収集が生業としている人種も居るほどに、ネフィアでの死者は多い。


敗残兵「危ないネフィアになんか入らなくたって、依頼さえこなしていればそこそこの暮らしは出来る」

   「けどな、ネフィア目当てでこの地に来た奴はそんな忠告聞きやしねえ」

   「結局身の丈に合わないことしてあっさり死ぬんだ。俺はそんなのに付き合うのはゴメンだね」


そう言って、彼は黙ってしまう。

……あたしの誘いは、またしても無責任なものだったと思い知らされた。

死地へ好んで行きたがる人間なんて、あたしのようにそれなりの訳アリだけだろう。

それに巻き込むのは、とても迷惑な事だ。


少女「……ん、分かった。無理言ってごめんね」

敗残兵「おう。ほんじゃ、朝まで交代で見張りだ。四時間くらいしたら起こしてくれ」


それだけ言うと、彼はすぐにブランケットに包まって横になってしまった。

相当疲れていたのだろう……あ、そうだ。


少女「ねえ、あなた名前は?」

敗残兵「ああ?」


丸まったまま、彼が眠そうな声で返事をする。

もぞもぞっと寝返りを打つ姿は、芋虫を連想させる。


少女「しばらくは同行するわけだし、名前も知らないままなのは不便じゃない」

  「それに、同じ冒険者になるわけだからまたどこかで見かける知れないし」

敗残兵「見かけたところでローランなんざ見分けられねぇよ」

少女「あたしが見分けるから大丈夫。いいじゃない、名前くらい」


彼はしばらく黙ると、やがて口を開いた。

……今日はここまで!

と、ここで少女とついでにモブから知り合い冒険者に昇格した敗残兵さんの名前を決定したいと思います。

これからいろんなキャラとの出会いがある予定なのですが、キャラ名がモブ名だといろいろ不都合が出てくるので、モブ以上には名前をつけます

Elonaのゲーム中でも人間系モブは大体固有の名前を持っていますし(わりとカオスですが)


と、いうわけで二人のそれっぽい名前を募集します。
次回の投下の時に提示された候補の中から多数決なり安価なりで決定したいと思います。
数が少ない場合はノースティリスを徘徊していくつか候補を追加するかもしれません。

それでは、お付き合いくださった方々ありがとうございます、おやすみなさい。


少女 切り姫「エルミナ」
敗残兵 不滅の欲望「ルシエド」

ついでに異名も書いてみた、どう見てもワイルドアームズ

出かける前に補足~

名前はそんな感じでオッケーです

異名に関してはそこそこの名声に達した時、それまでの行動が反映された異名が付けられる事になるとおもいます

ので、異名はまだな感じで

名前候補は気負いせずにジャンジャン出しちゃってくださいな

多分今日の夕方には再開できると思うので

夕方どころか夜になっちゃった……

人居ますー? まあ、やってる内に来てくれるかな。

「わたし」は超絶やりづらそうなのでゴメンナサイ

一人称があたしなわたしちゃんってなんかすごくややこしいです

少しだけイルヴァを旅してよさそうな名前候補を追加しました

改めてカオスな名前が多すぎる事を実感


それでは名前安価からスタート。

候補以外でもそれっぽければおk

少女↓2

候補:アリス エルミナ エルザ フェンダ アリッタ

敗残兵↓4

候補:クーガー ルシエド エシュー トマス アラベア

ローランの少女の「アリス」 敗残兵の「トマス」

に決定しました!

別れた後、トマスさんと再開できるかは流れとコンマ次第ですが、冒険者リストに追加される予定です

次に会う時には敗残兵からクラスチェンジしているでしょうが

……ところで、Elonaの敗残兵ってどういう存在なんでしょうね?割とたくさんいるので頻繁に戦争があるっぽいですが。

それではぼちぼち書き進めて行きたい所ですが、書き溜めまだなのでしばしお待ちを


彼はしばらく黙ると、やがて口を開いた。


敗残兵のトマス「……トマスだ」

少女「トマス、かぁ。へえ、案外普通だね」

トマス「普通ってなんだよおい……。で、アンタは?」

少女「あ、あたし? えーっと、ねえ?」

トマス「おい、人に聞いといて自分は言えねえってか?」

少女「そ、そんなんじゃないけど……うう」


教えたくないって訳ではないけど、やっぱりちょっぴり恥ずかしいものがある。

いや、名前に不満があるとかそんなんじゃなくて、分不相応というか、あたしにはかわいすぎるというか。


少女「わ、笑わないでよ?」

トマス「人の名前笑ったりしねぇよ……俺を何だと思ってんだ」


少し不機嫌そうにそう言うトマスに、あたしは少し恥らい混じりに名乗りを上げる。


少女のアリス「……アリス」


少しばかりの恥じらいにもじもじとしながら伝えた名前に、トマスはなんとも言いがたい表情をした。

いや、分かるけど……分かるけどさ!!


トマス「……あー、随分とお転婆というか、武闘派なアリスだな、うん」

アリス「………………」


……言いやがった。人が気にしてることを。

ま、まあ、確かに笑ってはいないし、このくらいの反応は慣れっこである。

でもでも……ぐぬぬ。


――アリス。院のお姉さんが付けてくれた名前。

名前の由来は、ある童話に登場する主人公である女の子の名前。

何度も劇の題材として公演されるような有名な作品で、あたしも当然よく知っている。

その女の子は金髪で青い目をしたかわいらしい女の子だ。

容姿だけ言えばあたしに似ていなくもない、けどローランはみんなそうなので、割と自慢にもならなかったり。

……まあ、あたしが院に引き取られたとき、ちょうどお姉さんのマイブームがそれだった訳だ。

そして後は言わずもがな、お姉さんの強い押しであたしの名前はアリスに決定した。

そりゃあ、小さい頃のあたしには(ジッとしていればいまもだけど)ぴったりの名前だっただろう。

けど、それが今じゃどうだ。

童話の中のアリスちゃんが優しくて、大人しくて、かわいらしい性格だと表現されるのにたいして。

同じ名前のあたしは、大雑把で、猪突猛進で、小生意気だとの評価を下されている。

まったく、我ながら荒っぽいアリスがいたものだ……。


アリス「似合ってないのはわかってますよーだ。……喧嘩が得意なアリスがいてもいいじゃない」ブツブツ

トマス「まあ、いいじゃねえか、見た目だけでも似合ってんだ。……それじゃ、俺は寝るからな」アクビ


彼はそれだけ言うと、大あくびをし、こちらに背を向けて寝入ってしまった。

……まあ、フォローしてくれたので、失言は許してあげよう。

ご飯たべてきました。そして死体あさりタイム。

―――――――――――――

―――――――――

―――――

――――


空は白み、暗かった森に光が差し込み始める。

トマスに起こされたあたしは、眠気に目をこすりながらももぞもぞとブランケットから這い出す。

うっかりコボルトの爪裂かれた服の切れ間から乙女の柔肌を晒しかけたのはご愛嬌。

……ああ、やっぱり朝はつらいぃ。


トマス「ほら、寝ぼけてないでとっとと支度するぞ」

アリス「わかってるよぅ……ふぁ~あ」


彼は商人の荷物から拝借したらしい堅パンを投げて寄越すと、自分でもばりばりと食べながら、大きな袋を持ってきた。


アリス「なにそれ?」ガリゴリ

トマス「護衛の装備でまだ使えそうな物を剥いで来た」


そう言ってがさがさと袋の中身をこちらにむけて開けた。

……血の鉄くさい匂いがむっと押し寄せる。食事中に嗅ぎたくなかったわ……。


トマス「仕立ての魔法が使えないからサイズは合わないだろうが、まあ、無いよりマシだ」

アリス「どれどれ……」


堅パンを飲み込むと、その中を確認した。


*コンマ判定*
直下コンマ一桁が9ほど使えるものが多い。

判定:3(大体駄目になってた) 鎧×1 軽外套×1


袋の中身を出してみると、もう殆ど駄目になった装備品がいくつか入っていた。

辛うじて使えそうなものは鉛製の粗雑な鎧が一つと、血の染みが少しばかりついたマント。


アリス「……ぜんぜん駄目っぽいわね」

トマス「この盾とか使えそうだと思ったのに、持ち手が割れてやがる……」


……ないものは仕方ない。

とりあえず、マントのほうをもらっておこう。破けた服隠せるし。


― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

・鉛の鎧(耐久力:7)   ダメージ軽減 13%+15

・布の軽外套(耐久力:6) ダメージ軽減 10%+11


※防具は最終ダメージの X %と固定値 Y 分軽減します

100ダメージを上の鉛の鎧で防御すると72ダメージとなります
なお、Xの値の最小値最大値は考えてますが、Yの値のバランスは調整中です。

耐久力は最大値が10で、Xの値を10倍した値のダメージを受けるたびに減ります。
0になると壊れますが、武器屋で修理してもらう事は可能です。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


アリス「武器はなかったの?」

トマス「残念ながら、護衛の武器は全て破損していた。が、一つだけ見つけた」


そう言って、彼は一本の棍棒を取り出す。コボルトが持っていたものだ。


トマス「欲を言えば剣が欲しかったが……ないものねだりをしても仕方が無い」


― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

・木の棍棒(耐久力10) +12(打)

※武器はダメージ判定のコンマにX分の数値を足して判定することができる。
(打)は武器属性となっており、斬、打、突の三種が存在する。
攻撃時に特定の条件を満たす事で追加効果を発動する。

耐久力は基本的に素材依存となっており、受け流しが発動したとき一桁目が奇数の場合に減る。
修理して貰えるのは防具と同じ。

数値に関してはまだ暫定的なもの。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


アリス「棍棒かぁ……」

トマス「アンタは格闘術の心得があるようだし、俺が使ってもいいか?」


うーん、あんまり使ったことないなぁ。確かに、これだったら素直に素手で殴るほうがいいかも。

どうしよう?


選択肢
1、自分が使う(コンマは多少安定するが、鈍器スキルは格闘より低い)

2、トマスに使ってもらう。

↓1


選択:2


アリス「うん、下手にこれ使うよりも蹴っ飛ばすほうがうまくやれそうだし」

トマス「そうか、ならありがたく使わせてもらう。……それじゃあ、そろそろ人里にむけて出発するが」

   「とくにここでやりのこした事はないな?」


アリス「えーと……」


なにか忘れているような……。


選択肢
1、思い出す(コンマ一桁が6以上で成功)

2、安価でやり残した事を指定、合ってれば成功、その他で失敗扱いに

※序盤にヒントあり。

直下

やっぱここから↓3位にしておく


他のスレで会った人だろ?そうさアンタ間違いないさ(美術館で会った人だろ風に)
だがお忘れだろうか、ここは森の中である。そしてイルヴァの人間が野ション野グソを気にするとは思えない。
ついでに言うとスカトロの趣味は無い、せいぜい我慢まで。

―――――――――――――――――


ぶるっ。

朝の冷え込みのせいか、尿意を催してしまった。

あたしの様子に気付いたらしいトマスが訝しげにこちらを見る。


トマス「…………どうかしたか?」

アリス「ごめん、ちょっとトイレ」

トマス「……一応女なんだから『花を摘みに行ってきます』ぐらい言えんのか」


だってお花とか興味ないし。いや、そういう話じゃないけども。


アリス「あっ、覗かないでね!」

トマス「覗かねーよ」ハァ


なにやら額に手をやりながらため息をつく彼を後目に、あたしは少し離れた木の陰で用を足した。


*スッキリ*


一回だけよ?

選択肢
1、スッキリしてふと思い出す(7以上)

2、安価指定でやり残したことを。関係ない内容のものは安価下

直下


判定:成功(形見の指輪)


……って、あっ!! 指輪忘れてた!!

生きてるか死んでるかわからない、しかもあたしを捨てた張本人が持たせたものではあるけど……。

一応は形見? なんだし、捨ててっちゃうのは良くないよね。


アリス「ねえ、トマス、商人の荷物に指輪入ってなかった? 真鍮製のシンプルなやつ」

トマス「指輪? ……いや、見てないな。どうかしたのか?」

アリス「赤子のあたしを捨てた憎いあんちくしょうの忘れ物」

トマス「あー、なるほど……商人の死体はまだ詳しく調べてない、むこうにあるから見て来い」

アリス「わかったー」


商人の死体はすぐに見つかった。

肩口と喉を噛み千切られており、苦悶の表情で蹲るようにして地面に倒れている。

どうも、逃げようとして捕まって殺されたらしい。ざまあ見ろ。

あたしはその懐に躊躇なく手を差し込み、目的のものがないか探った。



*コンマ判定*

下1 指輪品質判定 9ほど実用的。0で……?
下2 商人財布判定 1d100 × 10


指輪判定:2(ボーナスなし)
財布判定:17×10 =170銀貨(商品の数といい商人ェ……)

☆闇を照らす指輪『やっぱり浮浪者』
・孤児院の前に捨てられていたあなたが身に着けていたものだ。
・それは真鍮で出来ている。
・それは火炎への耐性を授ける 18%
・それは耐久を2上げる


あったあった。指輪と、ついでに財布を発見。

……何度見ても変な銘だ。職人は何を考えてこれを彫ったんだろう。

財布の中身は……うん、まあ、こんなもん、かな?


トマス「見つかったか?」

アリス「うん! あ、財布見つけたけど山分けする?」

トマス「んにゃ、傭兵の分を回収したから別にいい」財布×5


ハハ、こやつめ。……まあいいか。

それじゃあ、そろそろ町に向けて出発しよう。


*町までの距離判定*
1d10+2 で数字が大きいほど遠い。
ちなみに、一日で歩ける距離は3、一日ごとに幸運判定でイベント発生。


お風呂入ってきます

お風呂前に補足ー

お金がGP=金貨だけだと色々不便な気がするので銅貨、銀貨を追加。

暫定的に100銅貨 = 1銀貨 10銀貨 = 1金貨くらいを想定

1銅貨1円くらいにするとナイトメアで割ととんでもない額をもらえる計算になりますが
クトゥルフ神話の化け物の群れを皆殺しにするミッションならこれくらいで割に合う……か?
ロイターさん、というか軍金持ってんなー

まあわりかし適当だし、あとでまた調整するかも

お風呂上がった
お金の概要は本格的に使う辺りまでには考えておきます


ふと時間みたら結構もう遅いですね

時間ゆえかコンマ取る人もいなかったようなので、今日はここまでとします。

とりあえず、最後にまだ取られていない距離判定だけもう一度提示しておきます
それでは、おやすみなさい

*町までの距離判定*
1d10+2 で数字が大きいほど遠い。
ちなみに、一日で歩ける距離は3、一日ごとに幸運判定でイベント発生。

直下

お金は処理上はgpのみ、でいいやと結論。よく考えたら面倒ですし。

フレーバー的な感じというか、世界観的には金貨、銀貨、銅貨の三種類の硬貨が使われているという形で描写します。

では再開しましょうか。


距離判定:3 (丸一日くらいで付く距離)

時間:朝/晴天 食料・5(一日ごとに人数×1消費)


商人が持っていた地図を確認する限り、最寄の村までは人の足で歩いてもそこまで遠くなさそう。

今から急ぎ足で行けば夜までには着けそうな感じだし、ここは村まで一気に行ってしまおう。


トマス「馬さえ残っていれば、楽にたどり着けたろうに……はあ」

アリス「コボルト襲撃で逃げちゃったみたいだからね。ろくに訓練されてない馬だったんでしょ」

トマス「……護衛の質といい、馬といい、あの商人とことん金をケチってやがったな」

アリス「…………」


……財布を見る限り、多分ケチるというかあれがギリギリだったんだろうなぁ。

なんであんなのに捕まってたんだろう、あたし。

そんなことを考えつつ、荷物(故・商人一行の遺品)をまとめたあたしたちは村へ向けて出発した。



*コンマ判定*

移動中のイベント
1 :天候の変化
234:悪性イベント
567:何事もなく進行(距離-1)
89 :良性イベント
0 :特殊判定

残り距離:3

あ、待って、ここでの0は良性イベントだった。

正しくは

*コンマ判定*

移動中のイベント
1 :天候の変化
234:悪性イベント
567:何事もなく進行(距離-1)
890:良性イベント

既にレスがついてたらそれ、そうでなければ安価直下

判定:5(何事もなく進行)

昼/晴天 食料・5

森を抜けて歩くこと数時間。天高く日が昇りきった頃、遠目に街道が見えてきた。

あとはこれを辿って行けば、迷うこともない。ひとまず安心。

あたしは水筒の水をぐいっとあおりながら歩みを進める。

トマスもそれほど疲れはなさそうだし、このままなら何事もなく村に行けそう。

今向かっている村はたしか『ヨウィン』、だったっかな?

あまり詳しくはないけど、たしかノースティリスでも有数の農耕地帯とか聞いた気がする。

着いたら、おいしいご飯食べたいな……堅パンは顎が痛くなるんだよね。



*コンマ判定*

移動中のイベント
1 :天候の変化
234:悪性イベント
567:何事もなく進行(距離-1)
890:良性イベント

残り距離 2

直下

判定:6(何事もなく進行)


街道はそれなりの整備がされてるだけあって歩きやすくて楽だった。

日はもう大分傾いているけど、このペースなら問題なく夜までには着けそう。

あー、ふかふかのベッドで寝たい。もう木の板の硬い床や地面に寝るのは嫌だし。

思わず大あくびをしていると、トマスとばっちり目が合った。


トマス「……口を覆うくらいしろよ、みっともない」

アリス「えー、別に見られて困ることもないし」

トマス「はあ、女ならもう少し所作に気を使ってだな……」クドクド

アリス「むうー……」


……あんたはあたしのお母さんか! 本物には会った事ないけど。

トマスの意外な一面を垣間見つつも、あたしたちは順調に進んでいった。


*コンマ判定*

移動中のイベント
1 :天候の変化
234:悪性イベント
567:何事もなく進行(距離-1)
890:良性イベント

残り距離 1

直下

判定:2(悪性イベント)

*コンマ判定*
悪性イベント(足止め)
12 :敵に遭遇(危険度:大)
34 :敵に遭遇(危険度:中)
56 :敵に遭遇(危険度:小)
78 :トラブルに遭遇、道に迷う(距離+1)
90 :気のせいだった(距離-1)
ぞろ目:特殊判定

判定:5(敵に遭遇:危険度小)


むむっ……敵の気配がする。

近くの草むらでがさがさと音を立てながらこちらを狙うような気配を感じた。

トマスと目配せし、あたしたちは互いに己の武器を構える。

さあ、なにが飛び出すかは知らないけど……拘束もされてないし、トマスは武器を持ってる。

万全の状態なら、あたしたちが負ける道理は無い!たぶん!


*コンマ判定*
敵の種類
0  プチ一匹
89  飛びガエル一匹
56  野犬一匹
234 ゴブリン一匹
1  コボルト一匹

直下

ごめん、判定表すっごい変だった……直しとく。
とりあえず飛びガエルです。

判定:7 飛びガエル


――ガサッ!


トマス「むっ」サッ

アリス「ひゃっ!?」ズサ


び、びっくりした……。

あたしたちの間を何かが翔け抜けた。結構な速度だったので、相手がなにか見えなかった。

まったく、一体何が――。


飛びガエル「ゲコゲコ」


アリス「…………」

トマス「…………」


……ああ、驚いて損した。

地面に降り立って鳴いているのはどこにでも見かける飛びガエルだった。

あれって、結構おいしいのよね。院のお姉さんは生理的に無理とか言ってたけど。

燻してジャーキーにするのがあたしのお勧めです。


アリス「じゅるり」

トマス「何だカエルか……って、おい何すんだ」


無視して通り過ぎようとするトマスの袖をぐいっと掴む。

彼が抗議するが、あたしの目はカエルに釘付けだ。


アリス「なにって、はやく捕まえようよ」

トマス「……喰う気か? アレを?」ドンビキ

アリス「えー、飛びガエルジャーキーおいしいじゃない!」

トマス「あー、もう。勝手にしろ」


呆れ顔のトマスを放置し、あたしは飛びガエルに狙いを定めた。


*コンマ判定*
6以上であっさり仕留める(足止めなし)。それ以下でてこずり、足止めを食らう。

飛行能力 -1

直下


飛びカエルはここでは無害生物枠だったりします。
危険度小にはこんな感じのも混じります。

判定:2(てこずる)


その場で動かないカエル相手に、あたしはじりじりとにじり寄り……

――先手必勝!! 飛び掛る!


アリス「とったぁ――!!」

カエル「フッ、甘いな」ゲコッ!


あたしの手がカエルにかかる寸前で、奴はそれを回避した。

跳躍とともに飛び掛ったあたしは、予想外の出来事に受身を失敗してしまい……。


アリス「ぐえっ!」


べちゃっ、と地面に叩き付けられた。

女の子が上げちゃいけない悲鳴を上げてしまった。しかも痛い……。


トマス「アンタが潰れたカエルみたいな声出してどうすんだよ……」

アリス「ぐぬぬぬぬ!!」


……ちくしょう、絶対捕まえてやる!!!


―――――――――――――

―――――――――

夜:日没


アリス「勝った」ドヤァ

カエル「」


あれから何度か攻撃をかわされ、草に足を取られ、沼に落ち……それでもあたしは勝ったのだ!!


トマス「………………」


…………………あ。


アリス「……え、えっと」


――――い、言いたい事は分かるよ、ほんとに。でもね、でもね!!

ちょっと、あれで逃げられるのも悔しいというかプライドが許さないというか!

カエル如きに熱くなるなと言われるかもしれないけど、カエル如きに負けるのは嫌というか!

えっと、えっと…………。


トマス「…………ハァ」

アリス「ご、ごめんなさい」


そんな敗北必至な反論の言葉は、結局飲み込み……素直に謝る。

トマスは何も言わず、「さっさと行くぞ」とばかりに顎で行き先を示し、歩き出した。

――本当に、本当にごめんなさい。心の中で追加で謝りながら、あたしも歩き出す。

熱くなると周りが見えなくなる癖は、ホント何とかしなくちゃいけないと痛感した。


食料+1

夜になりました。


*コンマ判定*

移動中のイベント(夜)
1  :天候の変化
2345:悪性イベント
678 :何事もなく進行(距離-1)
90 :良性イベント

残り距離 1

直下

自分でも今気付きました……。
ま、まあ成功or失敗以外はフィーリングで描写が微妙に変わる以外の結果は同じなので今回はそのまま進みます……

普通に夜補正のマイナス入れれば良かったとふと気付く。
次からそうします

判定:5(悪性イベント)

悪性イベント
12 :敵に遭遇(危険度:大)
34 :敵に遭遇(危険度:中)
56 :敵に遭遇(危険度:小)
78 :道に迷う(距離+1)
90 :気のせいだった
ぞろ目:特殊判定

直下

悪性イベントでのぞろ目は……(゚A゚;)ゴクリ

判定:5(敵に遭遇:危険度小)


悪い事は重なるもので、また何かがこちらを狙う気配がし始めた。

……また飛びガエルでも無視しよう。

*コンマ判定*
敵の種類
1 コボルト×2
23 イークコンビ(戦士+射手)
45 ゴブリン×1
67 野犬×1
89 プチ×2
0 プチ×1


直下

まさかぞろ目が……ぞろ目で強化は面白いですね。

判定:77 『野犬』×1


――ビュン。


アリス「――ッ!」


風斬り音を頼りに、あたしはとっさにその一撃をかわした。

先ほどの飛びガエルのような物とは違う、明確な殺気に自然と体が反応していた。

雲に月が隠れている……少しまずいかな。

飛び掛ったものが何なのか、夜の闇がすっかりとその姿を覆い隠している。

しかし、それが何なのかは、気配でなんとなくは分かった。


――グルルルル……

アリス「…………!!」


風で雲が去り、月明かりに相手の姿がぼんやりと映し出される。

それは、思ったとおり野犬だった。

しかし、その風貌から、ただの野犬ではない事が見て取れた。

――古傷だらけの体。

右目は醜く潰れ、耳は所々欠けているのが分かる。

その風格は、正に歴戦の覇者。

一匹であることを見ると、はぐれ者のようだ。

群れを追い出された、過去のボスと言った所だろうか。


トマス「……ちょっとばかり、厄介そうだな」

アリス「うん……気を引き締めないとね」


何とかして、退けないと。

……せっかく生き延びてきたんだから。


※戦闘に入ります

せっかくの『』付きなので、簡易戦闘でなく通常戦闘でやります。

敵一体、こちらも二人なのでそこまで処理も多くないでしょうし。

それでは準備に入るのでしばしお待ちを。

とりあえず少女陣営の公開されている情報

敗残兵の「トマス」
HP 140 DB 0.6
筋力06 耐久14 速度12

戦闘スキル
・格闘18 ・鈍器20 

装備
・鉛の鎧(耐久力:7)   ダメージ軽減 13%+15
・木の棍棒(耐久力10) +12(打)


ローランの少女の「アリス」
HP 170 DB 1.2
筋力12 耐久15+2 速度12

戦闘スキル
・格闘25

装備
・布の軽外套(耐久力:6) ダメージ軽減 10%+11

☆闇を照らす指輪『やっぱり浮浪者』
・孤児院の前に捨てられていたあなたが身に着けていたものだ。
・それは真鍮で出来ている。
・それは火炎への耐性を授ける 18%
・それは耐久を2上げる

野犬のステータスを決定したら戦闘を開始します

野犬ステータス決定したので、戦闘に移ります……

―――――――――――――――――


目の前の飢えた野犬は油断無くこちらの様子を伺っている……

あの時のようなことにならないためにも、こっちも慎重にことに当たらなくちゃ。

でも、時間をあまり長引かせたくも無い。

――なら、慎重にかつ大胆に、ぶっ飛ばせばいい。



行動選択

1、攻撃

2、自由行動(可能そうな事のみ。場にそぐわないものは安価下)

下2


判定:2 町へ向かって逃げる


いや、待って……無理に相手をすることは無いんじゃないかな。

やりあえば、確実に怪我をする。これは間違いないとおもう。

ヨウィンまでの距離もそんなに離れてないし、逃げ切るのは無理じゃないかもしれない。


……でも、逃がしてくれるだろうか?


行動選択
1、逃げる(速度対抗ロール:相手の速度とこちらの速度の比率で1d100判定)

2、やっぱりやめる(行動も書く)

下2

判定:2 逃げるふりをして追ってきたところを逆襲


そうだ、一旦逃げるふりをして、油断したところを狙えば不意打ちできないだろうか?

そうすれば、アドバンテージがえられるかもしれない。


この作戦で……
1、いく!(対抗ロールに成功した後に不意打ち判定)

2、やっぱり真正面からぶちかまそう!!(脳筋)

下1

判定1

よし、そうと決まれば一旦撒こう!

とりあえず、トマスに作戦を伝えよう。


アリス「一旦引いてから奇襲をかけるよ、トマス!」

トマス「……撒いたならそもそも闘う必要もないような」

アリス「…………!? い、いいから、あたしの作戦を信じて!!」

トマス「…………ああもう! しょうがねえなぁ!!」


精一杯考えた策が正論で否定されたから悔しいとかじゃない、断じて!!

やるったらやるのだ!!


*速度対抗ロール*
直下コンマ1d100で逃走判定

アリス&トマス平均値:12 VS 『野犬』??

トマスはこう言ってますが、倒すメリットはもちろんあります

目標値??以下


さあ、完璧で幸福な美少女たるあたしの策を信じていざ!!

あたしたちは揃って踵を返すと、一目散に逃げ出した。


野犬「!?」


野犬は驚き一瞬遅れながらも、こちらを追ってくる。

あとは撒いて奇襲をかければその首はいただk――。


トマス「お、おいいいい!!!」

アリス「――――へ?」


足元への軽い衝撃……そして浮遊感。カエルを追っていたときの感覚が蘇る。


コンマ値:87 判定:失敗


や、やばい、草に躓いた!!!

ズサーという間抜けな音とともに、体が地面に叩き付けられる。


野犬「グルルァアアアア!!!」

アリス「きゃあああああ!?」


そして、転んだところを野犬に逆に奇襲されるあたしの姿があった。



*コンマ判定*
野犬から少女への「爪」によるダメージ判定
直後

あ、爪の技能判定忘れてた……まあ、このコンマ値なら当たってもそこまで酷い事にはならないけど

*爪・技能判定*
直下

あっ……

『野犬』の爪: 7 成功


野犬の鋭い爪は、羽織ったマントを易々と貫き、あたしの背を裂いた。


アリス「ぎッ――!」


背中が、焼けるように熱い。

そして、血の流れるいやな感覚が再びあたしを襲っていた。

痛みに視界が赤く染まる。

しかし、意識を失うほどのダメージはおっていない。


ダメージ:151 装備による軽減10%+11(マント残り耐久:5)
最終ダメージ:124 残りHP:46


トマス「アリスッ!!」


トマスが駆け寄ってきた事で野犬があたしから離れた。

彼に助け起こされ、あたしはなんとか立ち上がることができた。


*コンマ判定*
コンマ一桁が6以上で軽傷治療のポーションが残ってる

直後


判定:00 なんと、残り軽傷治療三本と、致命傷治療が一本あった

直後致命傷治療ポーションによる回復コンマ

ご飯いってきます

[食い過ぎ]になった……。

致命傷治療判定:コンマ値82+30=112 アリスHP158

……ちなみに軽傷治療がコンマ×0.5+10 重症治療がコンマ×1.0+20
なんとか戦える程度に回復させようとしたらガッツリ回復してしまった。


トマス「傷は背中だな!?」

アリス「…………ッ」コクコク


息をするのも辛いので強く頷いて返事すると、彼は勢いよくあたしの軽外套をめくり上げ、

いつの間にか持っていた瓶――ポーションの中身をあたしの背中にぶちまけた。


アリス「~~~~~~ッ!?」ジュワアアア……

トマス「我慢しろ!」


急激に肉体が再生していく、なんとも名状しがたい感覚に思わず声無き悲鳴を上げる。

トマスの言葉に、その痛いような痒いような感覚と熱を歯を食いしばって耐える。


アリス「――ぁ、はあ、はあ……!」

トマス「……よし、大部分の傷は塞がったな? 高価なポーションがあって良かった」


……痛みそのものに勝るとも劣らない不快感は十数秒でなんとか収まった。

動悸が激しい……全身に脂汗が浮かんでいるのが分かる。しかし、痛みはかなり引いた。

これでなんとか戦えそうだ。

トマスはほっとしたような声を出すと、野犬へ棍棒での威嚇を怠らずにこちらに一瞥をくれた。


トマス「まったく、提案しておきながら自分が転ぶなんてなにやってんだ」

アリス「ご、ごめん……」ゼェゼェ

トマス「……まあいい。だがよく聞け、走ったときに分かったが、あいつの速さは俺らと同じ程度だ」

   「振り切れる確率は大体五分五分って所か……少し厳しいがやれないことも無い」


野犬はすぐにでも飛びかかれるような体勢でこちらの様子を伺っている。

あまり時間をかけていると、また攻撃を受けるだろう。

五分五分……奇襲による必中の一撃も魅力的だけど、そのまま攻撃したほうが早いのかもしれない。

また背後から攻撃されてもまずいし……。



『野犬』のステータス:速度(12)が開示されました!

行動選択
1、難しい事を考えるのはなしだ、ぶちかまそう!!(脳筋)

2、自由行動(可能そうな事のみ。場にそぐわないものは安価下)

安価下2

選択:2(ヨウィンまで逃走)


逃げる……正直なところ、逃げたいという気持ちはある。

でも、さっきみたいに転んだりして背後から襲われたら……という気持ちもある。

どうしようか……?

迷うにしても、もう時間は残されていない。



行動選択
1、逃げ:コンマ50以下で成功(味方平均速度12 VS 敵速度12 で対抗ロール)

2、戦わなければ、生き残れない!(攻撃)

下2

深夜だし下1でいいとおもうの

>>271 確かに……つぎからそうします。
と、言ってもこの戦いが終わったら今日はおしまいなんですけどね

――――――――――――――――


いや、むしろ戦わなければ勝てない……逃げに走って、奇襲されるのは怖い。

勝つためには、生き延びるためには、戦わなければいけない。


アリス「変に考えるより、真正面から殴ったほうがあたしらしいや」

トマス「……短い付き合いだが、俺もそのほうがお前らしいと思うわ」イノシシ ムスメ…


……トマスの失言は聞かなかったことにして。

あたしはこぶしを握り締め、野犬に向かって駆け出した!


命中、対象選択
アリス[拳]下1 トマス[棍棒]下2 『野犬』[牙]下3

全員回避 24% 受け流し 36%
※ただし、武器攻撃を格闘では受け流せないため、野犬はトマスからの攻撃は回避しかできない。

連投アリ

次は早ければ明日の夜?かな
行ったりきたりってのはたしかにそうなんで、自由安価にかんしては

選択→確認→選択(決定)

の流れで確定にしましょうか

まだ手探りで進めているので、いろいろグダってすみません

―――――――――――

アリス[拳]42 命中
トマス[棍棒]67 命中
『野犬』[牙]74命中

野犬コンマ一桁4
1~5アリス
6~0トマス
攻撃先:トマス

全員ダメージロール&技能ロール
下1 アリス→野犬ダメージロール
下2 格闘ロール25以下成功
下3 トマス→野犬ダメージロール
下4 鈍器ロール20以下成功
下5 野犬→アリスダメージロール
下6 牙ロール??以下成功

じゃんじゃん連投可

間違えた、野犬の対象アリスだ。コンマ下

自由安価は場にそぐうというか、出来そうな事ならだいたい何でも出来るのですが、
その行動の結果の成功率や効果などはその場で決めるため、一度だけでも引き返せたほうがいいかなと。

確認があるのは自由安価のみ、それも確認直後の選択で確定となるので、無限ループにはしません。

主人公行動選択(自由→確認→確定)→回避ロール→ダメージ&技能ロール→描写

が一番長い流れとなってます(今のところ)

バランスや流れについては随時調整中なので意見はありがたいです。

―――――――――――――――

アリス→『野犬』技能失敗
46 × 1.2 = 55!!
トマス→『野犬』技能成功
(58+12) × 2.0 =82   (58+12) × 0.6 = 42 42+82 = 124

55+124=179

先攻二人の合計ダメージが『野犬』の体力を上回ったため、野犬の攻撃は省きます

それでは描写を行いますが、今日の安価はここまでとします。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。

……あ、撃破ボーナスとして『野犬』のステータス開示は必要ですか?
コボルトのときは何も考えずにやっちゃいましたけど。

安価スレ何だし別に引き返す必要もない
連続でとっていいなら別だけど
それにただでさえ遅筆なのにそんな回りくどいことしなくていい

眠いので描写は明日やります。バイト前に落として行って帰ってから本格開始になればいいな。

>>288
うーん、自分としてはTRPGに近い感じでやって行きたいと思っているのですけど……
自由安価の結果、『出来るし成功すれば効果あるけど、でも成功率は低めかなぁ』って行動になった時にそのままやっちゃうよりも、
その成功率とかを伝えた上で実行するか無難に通常行動をするかを選んで欲しいと思ってます

あ、逃走ルールに関しては今回で確定です。
味方の平均速度と敵平均速度を比べて100%表記に直し、1d100で逃走判定、失敗すると背後から奇襲

町に行けば鈍足のポーションを買えるので、それで逃走確率を上げることが出来ます


遅筆に関しては…今の所は大部分が計算式の確認やらなんやらに取られちゃってる感じなので、慣れれば多少早くなるとは思います。

描写に関してはそれなりにしっかりしたものをしたいと考えているので『あっさりした描写でほとんど結果だけ』という形は望みません。

故に、時間のあるときに可能な限りをまったりと進行していきたいと思います。

というわけで、参加者の方々はほかの事をしながら気長に参加、
更新して安価に出くわしたらちょっと取ってみっか、程度の気分で参加していただければと思います。

戦闘などのコンマ判定に関しては連投推奨なので、そこに出くわしたら処理のためにガンガン連投してもらえれば、と。

自分はそんな感じのスタンスとなっております。

それでは、おやすみなさい

それでは戦闘の描写分だけ投下しちゃいます。

―――――――――――――――――――


真っ直ぐに駆け出したあたしを、野犬もまた迎え撃つ。

鋭い牙を剥き出しにし、喉笛を食いちぎらんと大口を開けて飛び掛ってきた。

その一撃を、胸を反らし体を半身にする事でかわす。

必殺の牙は空を咬み、野犬の身は空中で無防備にさらけ出されることとなる。

それに対してあたしは――。


アリス「シッ!」


――その腹に向け、万力を込めたアッパーを叩き込んだ。

毛皮による守りが薄く、最大の弱点とも言える場所。

そこに穿たれた拳は肋骨を砕き、内臓を傷つけ、野犬に大きなダメージを与えた事を確信する。

悲痛な声をとともに宙に打ち上げられた野犬は、受身を取る事もままならないまま地面に叩き付けられることとなる。

地面に叩き付けられた野犬に、トマスが肉薄する。


トマス「これでトドメだ」


ふらふらと立ち上がった野犬の頭を、彼の棍棒が鋭く打ち抜く。

棍棒はやすやすと頭蓋を砕き、血と脳漿を散らせる。

――断末魔の悲鳴を上げる事もままならず、野犬は絶命した。





トマス「奇策にでなくても普通に倒せたじゃねえか」

アリス「うぅ、ごめん……」


臆病風に吹かれず、とっとと攻撃しておけば……。

やっぱり、コボルトに手ひどくやられた事を少々引きずってるのかもしれない。

少しばかり反省していると、トマスは短い金髪を掻きながら、小さくため息をついた。


トマス「ま、死ななかっただけ儲けもんだ。そろそろヨウィンに向かうぞ」

   「……あ、そうだ。"こいつ"は持っていこうぜ」

アリス「へ?」


トマスはなぜか、今しがた倒したばかりの野犬の死体を担ぎ上げてそう言った。

野犬なんてそれほどおいしいものでもない気がするけど……。


トマス「言っとくが、食うわけじゃねーぞ」

アリス「違うの?」

トマス「……こういう奴は、近辺の町で討伐指定にされてたりもする」

   「つまり、持ってけば報酬をもらえることもある」


要するに、討伐依頼の対象を依頼を受ける前に倒した事になるのだろうか。


トマス「あと、こういう年季の入ったやつは剥製としての価値も高かったりするから、そこそこの値で売れる」

アリス「なるほど……じゃあ持っていったほうが良さそうね」


なんにせよお金になるならそれに越した事は無い。

あたしたちは野犬の死体を担いでヨウィン村へとむかった。

どう考えてもトマスよりアリスの方が強いのに脅威のクリティカル率でそう感じない、不思議!

安価ありの続きは夜に。

いよいよ人里に到着し、トマスと別れてチュートリアルというか序章が終了します。

そのときに忘れていた成長判定もまとめてやってしまいましょう。


・自由安価の確認について

そうですね……場にそぐわないものは素で弾くとして、成功率が極端に低いもの以外はそのままやってしまいましょうか。

死んでも何回かは戦闘開始前からロードする事になると思うので、まあ大丈夫でしょう。(死亡描写に熱が入りすぎるとノリがリョナゲーになりそうですが)


・戦闘バランスについて

HPと火力の関係上、それなりのコンマで技能が成功した場合、大体死にます(防具をしっかりしていれば別ですが)。

そして、それは相手側にも適応されるので、相手が多少強そうでも数が少ないなら逃げるより殴ったほうが大体早いです。

PC、というか人間側の有利は、技能を磨ける事、防具がそろえられる事あたりです。あとエンチャント。

モンスター系はステータスが高い代わりに装備や技能があまり高くないことが多くなります。


逃走に関しては成功率の計算式が50%+(自陣速度×5%)-(敵陣速度×5%)なので、よっぽど相手が遅くない限りは

あまり成功率が高くなりません。鈍足か加速で対応することで逃げやすくなります。

逆に、愚鈍で硬くて強いタイプ(ゴーレムとか)のモンスターの場合には逃げるのも楽になります。


ただでさえ逃げにくいのに強敵に出会っても絶対戦わなきゃならない、ってのはあれなので次から遭遇判定時に相手に気付かれているかどうかの判定もすることとします。


とりあえず、今はこんな感じかな?それでは夜にまた。

>>298
アリスのほうが筋力やダメージボーナスも上(アリスはDB1.2倍、トマスはDB0.6倍)で、

技能の熟練度もアリスの格闘が25、トマスの棍棒が20(格闘時は18)と上な筈なのにイマイチコンマが振るわないアリスちゃん

現在までの技能成功もアリス0、トマス2、『野犬』1という。

ドジっ子なんでしょう、きっと。

バイトから帰ってすぐ外食で、その後帰ってへにゃってました
開始時用の書き溜めがないので少々お待ちを……

ごめん、なんかやたらとしんどいので今日は風呂入って寝ます……

夜の農村の描写書いてるうちに[要睡眠]になってきました

明日の昼過ぎに再開できたらいいな

安価スレだし書き溜めしなくていいと思うよ

投票行って帰ってきたら祖父の見舞いに行く事になっちゃいましたので、予定を繰り下げ夕方~夜の開始とします
>>304
書き溜めとは言っても安価までのつなぎというか導入部ですのでたいした量ではなかったり

それではまた今夜

なんと、これから始まるのです。

帰ったらるるいえびぎなーずが届いてたので少し読んでました。

ルルブとソースブックを買ったのに知り合いだれも興味を持ってくれないから一人TRPGでもやってみようかと思う今日この頃。

遊んでくれる相手が欲しい……。


人がいるか分かりませんが開始します。

いい加減冒険者にしたいので、ヨウィンで朝を迎えたら別れのシーンやって冒険者になるまでキンクリする予定

―――――――――――――――


――ヨウィン、夜

街道を進んでゆくと、巨大な農場が辺り一面に広がっているのが見え始めた。

月明かりに浮かぶ、視界一面の畑に思わずあたしは感嘆の息を吐いていた。


アリス「すっごい広さ……エーテルの季節とか大変だろうなあ」


植物がエーテルを浴びても、半月もあれば無害な値まで排出されてしまうので基本は問題ない。

でも、収穫時期の農作物が浴びてしまった場合、エーテルが排出されるまでに育ちすぎてしまったりする。

それを防ぐため、エーテルの風が吹く時期になると作物の全てをエーテルを遮断する特殊な布で覆ってしまうのだ。


トマス「もうこの辺までくれば安全だな。もう村も見えてきたし」

アリス「ホントだ。宿の部屋開いてるかなー」

トマス「観光地でもないし、宿泊客なんてそう居ないだろう。まあ部屋数も少ないだろうが」


そうこう話している内に、あたしたちは旅行者や冒険者のための施設が密集しているあたりにたどり着く。

宿屋はすぐに見つかった。思っていたとおり、あまり大きなものではない。

暗いながらも明かりのついているその宿屋の中に入ると、うつらうつらとしていた宿屋の主の姿が見えた。

宿屋の主である中年男性は、あたしたちに気付くとあわてたように対応を始める。


宿屋「おっと、失礼。夜分遅くにいらっしゃいませ。宿泊でしょうか?」

トマス「ああ、二部屋頼む」


中年男性は、帳面を確認してこちらに向き直った。



*コンマ判定*
6以上で二部屋開いてる。

直下

判定:3(二人部屋が一つしか空いてない)


宿屋「申し訳ない、今の空き室は二人部屋空き一つとなってるんですが」


……まあ、こういう事もあるさ。

仕方がないので、その部屋に二人で泊まることにする。


アリス「じゃあ、その部屋でいいです」

トマス「……分かっては居たが、ホント気にしないなアンタ」アキレ

アリス「えー、もう既に野宿で二人で寝たようなもんじゃない。いざとなったら腕力で何とかするから大丈夫」

トマス「へーへー、別に襲う気なんて無いっての。ただ、警戒心が無さ過ぎると……」クドクド


またなにやら言い始めたトマスを放置し、代金を払って鍵をもらう。

これでも並みの成人男性と力比べで勝てる程度の腕力はあるので、割とヒョロいトマスなんかに負けはしまい。



借りた部屋に入ると、粗末なベッドにどっかりと腰を下ろした。


アリス「はあー疲れた……」

トマス「同感だ。さっさと寝ちまおう……」


部屋に入ると、疲れた表情でいそいそと自分のベッドにもぐりこむトマス。

まったく、男の癖に体力の無い。……疲労の半分はあたしのせいだろうけど。


アリス「…………」


選択肢

1、もう寝る(さっさと別れのシーンへ飛ぶ)

2、トマスと何か話す(内容も)

安価先忘れた、直下

2 ☆闇を照らす指輪『やっぱり浮浪者』の銘の意味について聞いてみる

尿安価再び……はっきり言わせてもらうと、そういう趣味はないのでこれ系あまり書きたくないです

*コンマ判定*
直下コンマ6以上で、実は暗いの怖い
一人旅中どうしてたのよ -4

0(10)が出たら一応書いた
さすがに0を出されたら書かざるを得ないとも思いつつ、なるべく避けたいシモ関係
――――――――――――――――――――

判定:1(トイレくらい一人で行けます)


うう、夜は冷えるなぁ……少し催してきた。

昼間に水筒の水を少し飲みすぎたかもしれない。

トイレに行こうとベッドから立ち上がると、気配に気付いたトマスが薄目を開ける。


トマス「おい、こんな時間にどこ行くんだ? あんまり出歩くのは……」

アリス「ん、トイレ」

トマス「……もう何も言わん」


呆れ顔のトマスはそのままシーツを顔までかぶって寝てしまった。

さて、用を済ませてこようかな。


…………
………
……


*スッキリ*


部屋に戻ると、トマスは既に寝息を立てていた。

……あたしも寝ようかな。


ランプの火を消し、ベッドに潜り込んだ。

……ああ、明日からまた一人か。少し寂しいな。


選択肢
1、寝る

2、一人で何か考える(内容も)

2 ☆闇を照らす指輪『やっぱり浮浪者』の銘の意味についてかんがえてみる

あ、安価下2

>>322

やっぱ322にします(深い意味がないなんて言えない…)

指定先を忘れたとき、指定を付け足す前にレスがついてたら直下となります
ランダムアーティファクトの銘のカオスさは異常。
『やっぱり浮浪者』は異名ロールで目に留まったやつです。

――――――――――――――――

視界に映るのは、形見かも知れない真鍮製の指輪。

あたしを捨てた奴の置き土産だし安っぽいけれど、一応アーティファクトなので大事に持っている。

もし、もしも。あたしを捨てたやつが居たら、これを見てなにか言ってくるかもしれない、というのも無くはない。一応。

それにしても……


アリス「酷い銘……」ハァ


――『やっぱり浮浪者』。

そこそこ実用的なエンチャントがなければ、投げ捨てたくなるような銘だ。

これを託されたのは生みの親の行く末を暗示しているのか、あたしの行く末を暗示しているのか……。

それとも、浮浪者を不老者とかけているのだろうか?

ローランの少女は一定の年齢で成長も老化も止まる。それと掛けているなら、少しは洒落ている気もしなくはない。

あと、そもそもアーティファクト職人は妙な感性を持っている事が多い。

聞けば、長剣に『拙者は槍』なんて銘を付ける職人とかも居るらしい。

まあ、使えるならそれでいいや。


アリ「くぁ……」アクビ

…………そろそろ寝よう。

最後アリスの名前がアリに……
冒険者になるまでは、なるべく飛ばしていきます

―――――――――――

―――朝。


早々に宿を後にしたあたしたちは、野犬の死体を冒険者ギルドに持ち込んだ。

討伐指定がかかっていないかの確認に来たのだ。

結果は……


*コンマ判定*
6以上で討伐指定がかかっていた

ヨウィンから距離1 +2

直下

判定:8(かかってた)


旅人を襲う人食いの野犬としてばっちり討伐指定になっていた。

逃足が速く、今までなかなか捕まらなかったらしい。痛い目は見たものの、逃げ出す前に仕留められたのはラッキーだ。

たいした額ではないとはいえ報奨金と、一振りの剣を貰えてホクホクだ。


*コンマ判定*
0ほど良質。ぞろ目でちょっとしたアーティファクト。

直下

コンマは取得制限なしですよー

お金は冒険者になってからちゃんと表記します
―――――――――――――――――

判定:2(粗悪)


物自体は銅製の古いもので、あまりたいした物ではないけれど、素手よりはマシだろう。

―― ―― ―― ―― ―― ――
報酬

ブロンズロングソード(耐久力10) +15(斬)

ちなみにアリスの長剣スキルは格闘と同値

―― ―― ―― ―― ―― ――


ついでに、野犬の死体は剥製屋に持って行くと、そこそこの値で売れた。

あたしたちは報酬と野犬の死体を売った額と、奴隷商人から剥いだ荷物を半分に分けると、村の広場で別れることにした。


アリス「ここまでありがとね。おかげで色々と助かったよ」

トマス「まあ、コボルトに襲撃されたとき、お前がハッパかけてくれなきゃ死んでたからな。こっちも感謝してる」


トマスは頬を掻きながらそう言った。照れているのだろうか。


トマス「……それじゃ、ここでお別れだな。ま、せいぜいネフィアに一人で突っ込んでおっちぬなよ」


それだけ言うと、彼はあたしに背を向けて歩き出した。

その背中に向けて、あたしは。


アリス「…………ねえ!」



選択肢
1、……またね!

2、自由安価(その場に合ったもので何かあれば)

また指定忘れた、レスが無ければ下2


選択:1


その呼びかけに、トマスはその歩みを止める。

その背中に向かって、あたしは声を張り上げた。


アリス「……またね!」

トマス「ああ、またな」


トマスは背を向けたままこちらに手を振りながらそう言った。

こちらも手を振り返し、その姿をしばらく見送った。


アリス「――さて、あたしも行きますか」


あたしは、パルミア行きの馬車の出る場所へと歩き出した。

冒険者を続けていれば、彼ともきっとまた会えるだろう。

そのとき、あたしが冒険者として成長していれば彼を連れ立って旅をしたり、ネフィアを探索することもあるかもしれない。

とにかく、冒険者として成功して、お金を稼いで、そして――。


あたしを育ててくれた孤児院に恩返しをするんだ!


【序章・終&冒険者編開始】

リザルトの前に、所持金と成長判定をやってしまいましょう

野犬の報酬とかに悩んだ結果結局わりと適当になった
また時間あるときに計算式作っときます

宿代:1000gp

所持金
商人から奪ったお金170銀貨=17000gp


*コンマ判定*
暫定的に剥製価値はステータスの合計×10+αにしときます

『野犬』討伐報奨金:1500+↓1コンマ×10gp
『野犬』剥製の売価:370+↓2コンマ×10gp


判定:12 45

討伐報奨金:1620gp
剥製売価820

計2440 トマスと山分けで1220


所持金17000+1220-1000= 17220


討伐報酬や売価はおいおいちゃんと設定します


成長判定に関しては一応決めてあります

素のステータス×5の数値を基本とし、それを1d100判定で判定、上回った分だけそのステータスの経験値(%)とし、

経験値が100%に達した時に1あがる事となります

戦闘であがるステータスは攻撃を当てた場合に筋力と、ダメージを食らった場合に耐久力となります


そのほかにも上がる機会は設けますが、基本的には装備のエンチャで底上げする事となるでしょう


筋力成長判定
↓1 12×6=60を超えた分が経験値に

耐久成長判定
↓2 15×6=75を超えた分が経験値に

うおっ、ミスった!
ちょっと少女の敵への攻撃成功回数と被弾回数を数えて残りの分分をさらに判定します……

ちょっと焦りすぎ……

あ、戦闘技能の成長判定ですが、一度もアリスが成功してないためまだなしです。


攻撃
コボルト戦2
野犬1

被弾
コボルト2(描写上は1ですが)
野犬1

更に
筋力成長判定
↓1 ↓2

耐久成長判定
↓3 ↓4

数が多いので連投推奨

結果:
筋力経験値:(34/100)
耐久経験値:(21/100)


・ミッションクリアボーナス
時々こちらが用意するクエストをクリアすることで特定の能力に経験値が入ります。
通常の成長判定でほぼ限界となってくる18以上にもこれで上げる事が可能です。

今回は【檻からの脱出】と【コボルト撃退】でコボルトのみが成功しました

コンマ一桁が
1で1%
2~4で3%
5~6で5%
7~8で10%
9で15%
0で20%

の経験値ボーナスを指定の能力に入れれます


*コンマ判定&選択*

ボーナス判定
↓1のコンマ一桁

下2で経験値を入れる能力を選択
今回の選択肢は【筋力・耐久・速度】の内から一つ

判定:速度に1%

【リザルト】

ローランの少女「アリス」

ステータス
HP 170 DB 1.2
筋力12(34/100) 耐久15+2(21/100) 速度12(1/100)

所持金:17220


戦闘スキル
・格闘25 ・長剣25 ・鈍器15

所持品
軽傷治療のポーション(コンマ×0.5の回復)×3

装備
・ブロンズロングソード(耐久力10) +15(斬)
・布の軽外套(耐久力:5) ダメージ軽減 10%+11

☆闇を照らす指輪『やっぱり浮浪者』
 孤児院の前に捨てられていたあなたが身に着けていたものだ。
 それは真鍮で出来ている。
 それは火炎への耐性を授ける 18%
 それは耐久を2上げる


《人脈・友好度》

・孤児院の面々[家族]「探さなきゃ……!」

・敗残兵の「トマス」(冒険者)[恩人]「なんか見てて危なっかしい……」



とりあえずはこんな感じかな?

次回から今度こそ本格的にアリスの冒険が開始されます

少しずつ、各処理の速度を上げてスムースな進行ができるようになればな、と思ってます

まだまだ色々と拙いですが、お付き合いいただければ幸いです


それでは、本日の安価はこれまで

眠くなる前に冒険者編導入を書き上げられればこっそりと落としてから寝るので、明日起きた時にでもご覧下さい

もし書き終わらずに力尽きてたらごめんなさいwww

それでは!!

ローランでなくカタツムリだろう
チュートンナイトびっくりの鈍足だw

>>360
手元にあるルルブとかを参考にTRPG風のステータスに直したので……

ちなみに各数値は
筋力・速度 3d6
耐久2d6+6
で計算しているため、期待値よりは高いのです

乙乙

朝食グウェンちゃんもぐもぐ

バリアントは何処なんだろう?安定版?
イベントに結構差異があったりするので元ネタにしてるバリアント知りたいな
omakeなら妹系イベントの追加とかね

今更だけど戦闘系はコンマ十の位+一の位にすると2d10扱いと同じになるので安定すると思うの

TRPGの機会は…IRCクライアントでも入手してオンセサイトの門を叩くのが手っ取り早いのでは?

冒険者編導入いくよー

―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ――



――パルミア王国首都、パルミア

「若き賢王」と誉れ高きジャビ王の治める王都パルミア。

混迷極めるイルヴァの中で、良政が布かれていると名高いこの国の中でも最も治安のいい大都市だ。

そしてこの都市には、この国を潤わせ良政を布く余裕を生み出しているともいえる最大の要因がある。

――「王立冒険者ギルド」。

このノースティリス大陸に無数に存在する迷宮群、通称「ネフィア」から資源や財宝を持ち帰り、利益の一部を

税として国へ納める重要な存在、「冒険者」たちを管理、保護する機関である。

ネフィアを目当てに世界中から集まる者たちは、ここで冒険者として登録する事で、一定の保護と権利を与えられる。

それは通常では市民としての権利を十分に享受出来ない種族でも、ギルドに登録さえすれば分け隔てなく得られる。

主無き意思を持つゴーレム、人語を解し理性を持った魔物、妖精、不死者。

いかなる存在も、ここで登録を受けて規律を守る限りは一律で「冒険者」としての権利を得られる。

それと同時にギルドは彼らに「首輪」を嵌める事で、暴走を抑制する役割を持っているのだ。

重大な違反を認められれば、各地のガードやギルドが保有する部隊にすぐさま知れ渡り、すみやかに処分されることとなる。

そうして制御している冒険者たちから利益を得ているのが、このギルド、ひいてはこの国なのだ。


そして……。


アリス「あたしも、これで冒険者かぁ……」


あたしの手にはその「冒険者」の証たる冒険者手帳が握られていた。

赤く染色された革の装丁が施されたその綺麗な手帳。

なんでも、王に仕える優秀な魔術師たちの特別な術式が施されているらしく、

偽造は愚か他人のものを偽って持つことも容易ではないらしい。……と、説明された。

それ故、あたしのようなローランでも身分の証明が容易にできる優れもの。



アリス「それにしても……案外あっさり貰えたなぁ」


ちょっとした手続きと、魔法契約とかいうものを結ばされた後、小一時間もすればこれがあたしの手に収まっていた。

何日もの審査とか色々必要なのかとドギマギしていたのが馬鹿らしく感じる。

……逆に、それだけ冒険者が日々たくさん登録されて、死んでいってるんだろうなあ、という事を考えさせられる。

トマスの言っていたことが、より重くあたしの心に圧し掛かって来る気がした。

――と、今から怖気づいていても仕方が無い。

それよりも、冒険者になって良かったと思える特典が、もう一つあった。


アリス「……やっぱすっごい……!!」


あたしは、普通の麻袋に入れていた少量の荷物を、ギルドでもらった「大きな小袋」に出し入れしながら感嘆した。

これは「四次元ポケット」と呼ばれる魔法を応用したやや高価な魔道具で、小さな見かけに反して大量のものが入れられる。

……まあ、入れた物の重さがある程度しか軽減されないのが欠点だけど、これで荷物の多さは解消できるだろう。

こんな凄いものをタダで貸してくれるなんて、なんて太っ腹なんだろう! 紛失や破損は有償だけど!


――とまあ、これで冒険者としての準備は整ったわけで。


ついにあたしは上り始めたわけだ……この果てしなく遠い、冒険者坂を……!!

未完!!


嘘です!!!!!

一度使ってみたかった男坂の下手な改変を入れつつ、今回はここまで

書きあがる前に案の定寝ちゃいました。

次回は毎回のターンの流れを調整してからになりますかね。なるべく早くしたい。



>>363
オンセかあ……興味はあるんだけど、いまいち踏み出せずにリプレイを読んだりしてる日々

ヴァリアント、というかこの作品自体いろいろゴタマゼというか、色々といいとこ取りをしたりすることはあるかも

1.16時代から開発版、開発停止を経た後は好き嫌いせずに色々なヴァリアントをプレイしてます

ので、あんまりその辺の喧嘩は持ち込んで欲しくないです。

が最近はマイクラにドはまり中にてElona自体にあまり触ってないという


この作品自体のコンセプトとしては、

「ゲームとしてのElonaではなく、ファンタジー世界としてのElona」

なので、ゲーム中の描写がそのまま適応されない事もしばしば。


イルヴァ資料館の「noa氏からElonaへ」のゲームシステムとイルヴァの世界観の違い

から一部を除いたものを取り入れた、といった感じでしょうか?


原作やヴァリアントでも語られていない設定をも補完しながら書いていく予定です

ローラン周りの設定とか、色々妄想していたものを少しずつ開放していってる感じ。

用語は基本的に作中でなるべく説明していくつもりなので、未プレイ者でも分かるようにはしていきたい。


なんか長文になっちゃったのでこの辺で失礼します。

あ、2d10に関してですが、

「出目がよければ瞬殺できる」

くらいのバランスのほうがサックリ戦闘できるかなーと思ってd100にしてますが、

ちょっとテストしてみて良さそうなら2d10への変更もあるかも

みなさん一週間ぶりです

マイクラ1.6.2で必要なMODが概ね揃ったので新規ワールドつくって村の整備したり(前半)
前日の夕飯の残りの茄子の炒め物(常温放置)を漢識別した結果食あたりでダウンしたりしてました(後半)

いけるかな……あ、ちょっとやばいような……でもギリギリいけ……む、やっぱ駄目かな……ああ、コレ絶対駄目だわ
みたいな感じで三切れほど飲み込んだ結果、下痢を伴わない名状しがたい腹痛に襲われました

いやあ、ヤバイと思ったら飲み込んじゃ駄目ですね……あんなに辛かったのは久しぶりです

ちなみにElonaでも食品は漢識別が基本なプレイのため、うちのPCの体重は身長に見合わない軽さなのがデフォ


さて、スレの続きですが、進行用のデータ作りが中々捗らなかったためやっぱ作りながらのろのろと進めていく事にします

百草丸無双で痛みは引いたものの、まだ下腹部辺りに名状しがたい不快感が残っているため、再開は早くて明日になります

それではまた

生存報告のみで申し訳ない、まだ再開できませぬ


ここ最近体調がいまいちよろしくないのが一つ(主に不摂生が原因ですが)

ここからの進行をシミュレートしてみたら、システム面の準備不足が多すぎて今まで以上のグダグダが目に見えたので色々悩んでるのが一つ

作りながらやるにも限界があるというか、明らかにスレ立てが見切り発車すぎたのがまずかった感じです(最低限のシステム決めからやるべきだった)

といった感じで、再開にはもうちょいかかりそう……気長にお待ちください

そのうち再開できると思うので、やってるのを見かけたら参加してやってくださいな

長らく放置して申し訳ない
ちょっと就活の腰が重すぎて両親祖父母にガッツリ怒られて以来モチベーションダダ下がりしてました……

ので、一旦落します
就職決まってモチベーションが復活したらまた立て直してこの続きから再開できるかもしれません

それではHTML依頼出してきます、ここまでお付き合いありがとうございました、楽しかったです

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