アリス「イギリスでも、学会はとっても人気があるんだよ！」

アリス「本場の日本に来られて、私とっても幸せだよっ！」

アリス「シノ、私がお金を出すから、大宮家で新聞を取ってくれないかな？」

アリス「うん、そうだよ！」

アリス「聖教新聞取って欲しいの！」ニコッ

アリス「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経」ブツブツ

アリス「あ、シノ・・・」

アリス「これはね、お題目って言って」

アリス「これを唱えると、どんな辛い事があっても幸せになれるんだよっ！」

アリス「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経」ブツブツ

アリス「私、シノと会えてとっても幸せだよっ」

アリス「日本の事もよくわかるようになったし」

アリス「こうして学会の総本山の日本で暮らせるようになったからね！」にこにこ

アリス「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経」ブツブツ

アリス「日本で家族と離れて暮らす事を、淋しく思う事もあるよ？」

アリス「でも、日本ではシノがいつもいっしょにいてくれるし」

アリス「それに、学会で教わったお題目を唱えれば、どんな事もへっちゃらだよっ！」にこっ

アリス「シノ、これ読んで見てよっ！」

アリス「今日の新聞の4コマ漫画、とっても面白いんだよっ！あははっ！」

アリス「婦人部がそんな事するわけないのにね～。あははっ！」ケラケラ

アリス「シノ、このお部屋にお仏壇を置いてもいいかな？」

アリス「うんっ！学会で買う事にしたんだよっ！」

アリス「やっぱりお仏壇は日本の心だもんね」

アリス「いつかはイギリスの実家に持って帰るから、ね？いいでしょ？」

アリス「けほっ、けほっ！」ゴホゴホ

アリス「えへへ、風邪ひいちゃったのかな？」

アリス「病院？ううん、大丈夫だよっ」

アリス「お題目を唱えれば、こんなのすぐに治っちゃうんだからね！」

アリス「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経」ブツブツ

アリス「綾と陽子のお家でも聖教新聞取ってくれないかな？」

アリス「お金は私が出すから、一ヶ月だけでも、ね？」

アリス「とってもためになるんだよ？」

アリス「だから、ね？お願い、ね？」

カレン「シノ、地上にユートピアを建設する事に興味は無いデース？」

カレン「イギリスでは地上ユートピア建設がとっても流行ってマース！」

カレン「地上ユートピア建設への近道は一つデース」

カレン「それは、エル・カンターレを信仰する事デース！」

カレン「シノは賢いから、ちゃんとわかってくれるはずデース」

カレン「エル・カンターレはとっても素晴らしいデース！」

カレン「だから地上にユートピアを作るために、私も貢献したいデース」

カレン「シノ、私の夢を手伝ってくださいデース？」

カレン「チャネリングはとっても高等な術なのデース」

カレン「だから、それができるエル・カンターレはとってもとっても素晴らしいのデース」

カレン「偉大な霊はみんなエル・カンターレを尊敬しているデース！」

カレン「私が日本に来たのはアリスに会うのも一つの目的だったけど」

カレン「一番の目的は日本で本当のチャネリングを見たかったからデース！」

カレン「やっぱり幸福の科学の本場である日本は一味違いマース！」

カレン「エル・カンターレの教えに触れてから、私の性格は明るくなったデース！」

カレン「今の私があるのはエル・カンターレのおかげデース！」

カレン「ワタシの夢は日本でイッパイ友達を作って」

カレン「地上ユートピアの建設に貢献するのが私の夢デース！」

カレン「みんなは私の友達デース！」

カレン「シノ、アヤヤ、陽子、私の夢を手伝ってくだサーイ！」

カレン「今年も盛大な『エル・カンターレ祭』が開催せれるデース！」

カレン「楽しみで夜も眠れないデース！」

カレン「今年はどんな御姿で地上に降臨なさるのでしょうか？」ワクワク

カレン「エル・カンターレを信じれば、みんな幸せになれるデース！」

カレン「私もエル・カンターレの教えに目覚めてから、毎日がHAPPY！」

カレン「きっとみんな一緒なら楽しいデース！」

カレン「OH！偉人の霊とのチャネリングに成功したデース？」

カレン「スゴイデース！やっぱりエル・カンターレは本物デース！」ぱぁぁ

綾「ショーコ～ショーコーショコショコショーコ～♪」

綾「ふーんふ～んふーんふーんふーんふ～ふーん♪」

綾「修行するわよ！修行するわよ！修行するわよ！修行するわよ！修行するわよ！」

綾「こうして決意を口に出して宣言するのも、立派な修行なのよ！」

綾「・・・！・・・！！」ブクブク

綾「・・・ぷはっ！」ザパァ

綾「ハァハァ、やっぱり私って修行が足りないのかしら？」

綾「水中クンパカがたった30秒しかできないだなんて・・・」しゅん

綾「私たちは修行の一環として座禅を組むのよっ！」むぎゅ

綾「こうして修行を積めば、いずれはこのまま宙に浮ける様になるのよ！」

綾「私もいずれは出家して、教団の施設で修行の生活をおくりたいわね！」

綾「施設でサマナの皆さんといっしょに修行したけど、やっぱりレベルが違うわ！」

綾「今度の集中セミナーでは、修行法をたくさん教えてもらうつもりよ！」

綾「解脱への道はまだまだ険しいわね」

綾「もっとたくさん修行しなくっちゃ！」

綾「え？放課後遊びに行かないかって？」

綾「ごめんなさい。ちょっと手持ちが足りなくて」

綾「財産はすべて教団にお布施してるからね！」

綾「いやぁ！ハルマゲドンは・・・ハルマゲドンはいやぁ！」ブルブル

綾「もっと、もっと修行しないと・・・」

綾「えっ？このお薬を飲めば、もっと高いレベルの修行ができるんですか？」

綾「すごい！ぜひやらせてくださいっ！」ぱぁぁ

陽子「綾、誕生日なんだって？」

陽子「・・・そっか。祝ってあげられなくてごめんな」

陽子「ん？そう？気にしてないんなら、良かったよ」

陽子「男子は体育で武術が必修なんだってさ」

陽子「私女子で良かったよー」

陽子「武術なんて習ってもいいことないのにな」

陽子「血なんか出ちゃったら大ごとだよ、まったく」

陽子「えっ？20歳になったら投票して欲しいって？」

陽子「アリスはまだ若いのに政治活動に熱心なんだなー」

陽子「でもごめんな。私、そういうのはできないんだよ」

陽子「明日は弟と二人でよその街まで行くんだ」

陽子「ん？妹はお母さんと別の場所に行くよ」

陽子「二人組じゃないとダメなんだよ」

陽子「みんなはどんな本読むんだ？」

陽子「私は毎日読んでるぞ！」

陽子「意外って！？私だってそれくらいは読んでるよ！」

陽子「ここら辺の夏祭りは無宗教だから、みんな参加できて良かったよ」

陽子「あ、クリスマスのプレゼント交換は悪いけどみんなでやってくれよな」

陽子「輸血！？そ、そんなの絶対ダメだって！」

陽子「輸血するくらいなら死んだ方がましだよー」

陽子「同性愛？そんなのあり得ないよな」

陽子「ん？どうしたんだみんな？変な顔して・・・」

陽子「えっ？綾・・・どうしたんだよ？」ドキッ

陽子「お腹でも痛いのか？」

忍「皆さんいろいろな神様を信じているんですねぇ」

忍「うーん、私は何を信じているのでしょうか？」

忍「・・・そうですっ！」ピコーン！

忍「金髪少女を愛でる宗教を作ればいいんですね！」ぱぁぁ

忍「皆さん、金髪少女は素晴らしいのです」

忍「金髪少女を愛でるのです！崇めるのです！」

忍「そして、金髪少女は私に愛でられるべきなのですっ！！」

忍「みんなに崇め奉られるのです！！」

忍「さあ！アリス、カレン！」

忍「お二人が私の金髪少女教の神様ですよ！」にこっ

忍「金髪少女～金髪少女～」

忍「そうですよー。皆さん、私に続いて唱えるのです」

忍「金髪少女～金髪少女～」

忍「金髪少女は素晴らしい存在、かけがえのない存在なのですー」

忍「金髪少女は世界の宝です！」

忍「そして、金髪少女を愛し、守ろうとするあなたたちは正に聖戦の戦士たちなのです！」

忍「もっと自分に誇りを持ちましょう！」

忍「金髪少女を愛でる事は、正しい事なのですよ！！」

忍「すべての金髪少女は、我々の教団の為に存在しているのです！！」

忍「金髪少女は我々の神なのですから！！」

忍「さぁ！金髪少女を我々の元に連れて来ましょう！」

忍「金髪少女を愛でるのです！崇めるのです！」

忍「金髪少女を我が教団の元に！金髪少女を我が教団の元に！！」

忍「さあ行くのです！金髪少女を愛する聖戦士たちよ！」

忍「金髪少女を我々の手中に！！」

忍「金髪少女！金髪少女！」

忍「そうです！みんなで金髪少女と叫びながら、金髪少女を愛するのです！」

忍「金髪少女最高！金髪少女万歳！！」

忍「金髪少女の聖戦士たちよ！立ち上がるのです！！」

忍「我々から金髪少女を隠そうとする、すべての敵に立ち向かう時が来ました！！」

忍「聖戦士たちよ！金髪少女は我々のものなのですから！！」

忍「ああ、金髪少女！」

忍「金髪少女！金髪少女！」

忍「金髪少女よ永遠に！我々は金髪少女を永遠に愛していますっ！！」

忍「ああっ！金髪少女～！！」

♪異教(もんだい)なんか 何も無いよ
偶像 崇拝 イケもんね
終末(しっぱい)だって 笑顔でさぁ
神といっしょ 乗り越えて行こう！


おしまい