男「死んだから河童の力を借りて漫画の世界に転生する」 (44)

男「あー、二次元に行きたい」

男「無理だけどな」

男「さて、雑誌でも買って帰るか…」

信号が青になり、歩道を渡るが、男はトラックに轢かれた

男「最後に二次元行きたかっ……た」ガクッ

そこで男の人生は終わった




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——謎の部屋——

男「あれ、ここどこ?」

川上「どうも、輪廻転生を手助けする河童の川上です」

男「え…つまり」

川上「貴方は死にました。」

男「マジか…」

川上「お悔やみを申します」

男「まぁ、死んだものはしょうがないかー」

川上「軽いですね」

男「いやだって、死んだんならもうしょうがないじゃん…あ、煎餅食っていい?」

川上「どうぞ」

男「うめぇなこの煎餅」ボリボリ

川上「お茶をどうぞ」

男「お、サンキュー」ズズー

川上「さて、貴方はこれからどうします?」

男「どうするって、このまま生まれ変わるんじゃないの?」

川上「それがですね、貴方が次に生まれ変わるのは100年くらい先なんですよ」

男「マジか」

川上「まぁこの100年は暇でしょう、ですから貴方にちょっとしたゲームをご用意しました」

男「ゲーム?何するんだよ」

川上「漫画とか読んだことありますか?」

男「あるけど…」

川上「漫画の世界に行ってください」

男「え!?」

川上「今回は『とある魔術の禁書目録』の世界に行ってください」

男「あれマンガあるの!?」

川上「あるんです。あちらの世界に行くので、設定を造らないと」

男「造るの!?」

川上「えぇ、といっても、名前と異能とその異能のレベル…後は職業でしょうか」

男「あ、俺決めていい?」

川上「どうぞ」

男の設定

名前

異能

異能のレベル

職業

安価↓2

詠矢空希
「絶対反論」(マジレス)
Lv0
高校生

>>7

男「名前は詠矢空希で、『絶対反論(マジレス)』 、レベルは0で、あと、高校生 」

川上「分かりましたついでにミッションもご用意しました」

空希「ミッション?」

川上「ミッションは、その世界で絶対にしなくてはいけません、もしミッションをしない場合は、その世界に留まらせますので、ご注意を」

空希「別にいいけどな…で、何すればいいの?」

川上「ミッションは全部で3つ、一つ目は…」

『一方通行を上条の力なしで倒す』

空希「ムリゲーじゃん!!」

川上「そして後二つは…」

『安価↓2』
『安価↓3』

川上「『御坂妹を一人も死なせない 』と『レベル2以上になる』の二つですね」

空希「ムリゲーが二つも増えた…」

川上「それじゃあいってらっしゃい」

空希「え!?もう…てっギャァアアアアア!!!」

床が抜け、落ちた先は大空へと変わる

空希「お…おぉ」

大空から見る景色は素晴らしく、暗い夜に地上の建物の光で幻想的になる

空希「綺麗だな…てっグワァ!!」

まあ、例え綺麗でも、落ちているので、ベランダにぶつかる

詠夜さんは駄目だろ、安価の意味無いし

てか>>1は詠夜空希知ってんの?

>>16
ごめん、知らんかった
俺のイメージでやってもいいかい?

今調べたんで、やはり再安価しますね

男の設定

名前

異能

異能のレベル

職業

安価↓2

>>20

>>21
——ベランダ・朝——

上条「ベランダに銀髪シスターさんと若い好青年が干されているんですが…」

禁書「…ん?」

御崎「ファアア…よく寝た…ん?」

禁書「おなかすいた」

上条「はい?」

御崎「おなか強打した」

上条「はいぃ!?」

禁書「おなかいっぱいご飯を食べさせてくれると嬉しいな!」

御崎「おなか一回診断させてくれると嬉しいな!」

上条「ふ…不幸だぁあああああ!!」

——上条宅——

上条「えー…どちらさまで?」

禁書「わたしの名前はね、インデックスって言うんだ」

御崎「皆に愛される下町のアイドル、御崎です!!」

上条「はは…個性な人達で…なんでベランダに干されてたんですか?」

御崎「天空から落とされました」

上条「はい?」

御崎「まあ、別に気にすることはないんで気にしないでください」

上条「はあ…」

御崎「ついでに言えばここに泊めてください」

上条「はい!?」

御崎「無理ですか?」

上条「いやいやいや!!無理とかそれ以前に俺達会ったばっかりでしょ!?いくら上条さんでも見ず知らずの人を泊めるなんて…」

御崎「…そうか、それじゃあしょうがない…いこう、インデックス」

禁書「え?」

御崎「これ以上上条さんに迷惑をかけたらいけないだろ?上条さんとて一般人、俺らみたいな見ず知らずの人間の為に命を張ってくれるわけがない…」

上条「え、ちょ」

御崎「さあ、行く前に一言、上条さんにお礼を言って行こうじゃないか」

禁書「うん」

御崎「上条さん…短い間でしたけど…グスッ大変お世話にズズッ…なりました!!」土下座

上条「…」


御崎「いやー、悪いねぇ上条さん!!当分お世話になると思うけどよろしくね!!」

上条「いいんですよ…こんな家でよければ好きなだけ居てください…」

御崎「おう!!悪いな!!」

上条「それじゃあ上条さんは今から補習に言ってきます…」

御崎「いってらっしゃーい」

禁書「ねえ、きょーすけ」

御崎「ん、何?」

禁書「お腹すいたんだよ」

御崎「じゃあ、飯食いに行くか」

禁書「うん!!」


——ファミレス——

禁書「こっからここまでの全部ください!!」

店員「わかりましたー、少々お待ちを」

御崎「やべ、金大丈夫かな…」

御崎(まぁ、この世界じゃあ俺は『風紀委員』だし、いざとなりゃあ食い逃げすれば…)

???「ちょ、やめて下さい!!」

御崎「ん?」

チンピラ1「いいじゃんか、俺らと遊ぼうぜ?」

チンピラ2「あんまり抵抗しちゃうと、痛い思いするぜ!?」

御崎「何つー古典的なナンパしてんだ…おいインデックス」

禁書「ん?はぁあみ?」モグモグ

御崎「ちょっとそこにいろよ、くれぐれも追加注文しないように、いいな!!」

禁書「ひゃーい」モグモグ

御崎「おいアンタら」

チンピラ1「あぁ?何だテメェ」

チンピラ2「男に興味ねぇよ、失せな」

御崎「そう言われてもねぇ…」

???「あ、御崎さん!!」

御崎「え、なになに?」

???「あ〜よかったぁ、御崎さんがいてくれて」

御崎「…どこかであった?」

???「ちょ…酷くないですか!?わたしですよわたし、佐天涙子ですよ!!」

御崎「え…あぁ!!アンタが佐天さんか!!」

佐天「ひどいじゃないですか、いつもわたしの能力開発に手伝ってくれてるじゃないですか!!」

御崎「え、そうなの?」

佐天「そうなのって…御崎さんと私は同じ『空力使い(エアロハンド)』じゃないですか、しかもレベル4!!」

チンピラ1「レベル4…ちょ、ちょっと待て!!確かレベル4の『空力使い(エアロハンド)』と言ったら…」

チンピラ2「敵味方関係なく空の彼方へ吹き飛ばす、レベル5に最も近い能力者…」

チンピラ1・2「「人呼んで『嵐影壊し(エアロクラッシャー)』の御崎恭介!!」」

御崎「え、俺そんな設定だったの!?」

チンピラ1「逃げるぞ!!」

チンピラ2「あぁ、俺まだ死にたくねぇ!!」

御崎「え、おーい…あぁ、いっちゃった…」


佐天「御崎さん!!ありがとうございました!!」

御崎「え…俺何もしてないんだけど…」

佐天「あれ、ところで御崎さんは何してるんですか?」

御崎「ん?俺はインデック———」

禁書「あと、ここからここにあるの全部三つずつもってきてね!!」

店員「かしこまりましたー」

御崎「インデックスぅううう!!」

投下終了です。また明日投下します

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