PSP娘「…」カチカチ(121)

男「ただいまー…」ピタッ

PSP娘「ああ、おかえりなさい」

男「…? !!?」

PSP娘「何よ、人の顔を見るなり」

男「あ……ま…」

男「間違えましたあぁあっ!!」ガチャ-ン


PSP娘「はぁ…全く」



男「おっかしいな…部屋はここなのに…気のせいかなぁ」ガチャッ

PSP娘「何がしたいのよあなた」

男「あっうわあああばば」アタフタ

PSP娘「待ちなさい」ガシッ

PSP娘「落ち着いて。まずは深呼吸をしなさいよ」

男「す、ス-……あ、良い匂い」

PSP娘「!?!」ゲシッ

男「へぶっ」

ーーーーー


男「」ヒリヒリ

PSP娘「そ、その、蹴ったのは謝るわよ…ごめんなさい」

男「……それより、どちら様?なんか俺の事知ってるっぽいけど」

PSP娘「信用出来ないと思うけど、これよ」スッ…

男「ぴ、PS…P?俺の?」

PSP娘「私はこれ。これは私よ」

男「………」

PSP娘「?…どうしたのよ」

男「疲れているんだ、寝よう」ゴソゴソ

PSP娘「ま、待ちなさいってば!!」

男「だって擬人化って…」

PSP娘「とにかく事実なんだから受け入れなさいよ…」

男「(だからってこんな美少女に転生する必要ないだろ…)」

PSP娘「…どうしたのよ、じろじろ見て」

男「へっ!?な、なんでもないです!」

PSP娘「それで、これからお世話になりたいんだけど」

男「!!?」

PSP娘「む、無理なら良いんだけど…私、生まれだけに身寄りがないから…」

男「(守りたい)」

男「分かったよ、どうせもともとうちのPSPだし」

PSP娘「!!ありがとう!」パアァッ

男「そういえば服とかはどうするの?」

PSP娘「それなら大丈夫みたい。何も食べなくても良いし、お風呂に入らなくてもOK」

男「それなんて二次元だよ…」

PSP娘「まぁおとぎ話みたいな誕生だし、多少はね」

男「(…おとぎ話…?はっ!)」


男「ある日突然消えたりする!?」ガバッ

PSP娘「きゃっ!…せ、説明できないけどそれはないわ…近いわよ…」

男「よ、良かったぁ…」

PSP娘「な、何で安心してるのよ…」

男「…何でだろう」

男「なんつーか、見知った空気というか…」

PSP娘「それは当然、あなたと会ったのはもう何年も前だもの」

男「ああ…(そういえば最近はPS3しかやってなかったな…)」

PSP娘「ここのところ放置されてたけど」ジトッ

男「ぎくっ!」

PSP娘「良いわよ…PS3はおろかDS、GBAまでも使われてるのに私だけ…」ブツブツ

男「ご、ごめんってば…」

PSP娘「そのうちVITAに取って代わられるのね…」ズ-ン

男「(変なスイッチ押しちゃったか…)」

男「…とにかく!どうせだしPS3とかどう?ほら、せっかく色々出来るようになったし」

PSP娘「インターネットとリンクして知識だけならいくらでもあるけど…」

男「えーと…カセットは……あー…」

PSP娘「……格ゲーにFPS、ものの見事にパーティーゲームがないわね…」

男「す、すいません…」

PSP娘「はぁ…」

男「そ、そうだ!!GCならある!」

フゥイイイ ピュウウウ

男「今日の晩御飯どうするよ」

PSP娘「だから私はいらないってば」

男「でも食べた方が良いんじゃないの?たぶん」

PSP娘「それはそうだけど…」

男「なら、その、一緒に食べてもらえない?お前が居てくれた方が食卓も楽しいだろうし…」ポリポリ

PSP娘「えっ…」キュン

男「…お、隙アリ!!」カチカチッ

PSP娘「あ、ちょっちょっと!」ガチャガチャ



男「(そんな出会いを経た俺だけど)」

男「(…一つ問題がある)」チラ…

PSP娘「あれっ?なんか絡まっ…ああ、裁縫って難しい…!」グイグイ

男「(正直言ってスカートアンド黒タイツ美少女と一緒に居るせいでムラムラが…)」

PSP娘「はーぁ…分かってても上手くいかないわ…」ウ-ン

男「(生殺し)」

男「今日は何作るかな…うわ、冷蔵庫カラじゃん」

PSP娘「何棒読みしてるのよ。もともと昨日面倒くさがって買い物に行かなかったからでしょ」

男「み…耳が痛い…」

PSP娘「まったく」

男「…母さんみたいだ…」ボソ

PSP娘「」


………


男「…」テクテク

PSP娘「…」ツ-ン

男「(なんかツンツンしてる上に買い出しに着いて来るし…)」

男「とりあえず適当に漁りますか」スタスタ

PSP娘「ここがスーパー…へえ…!!」キョロキョロ

男「…はぐれないでね?」

PSP娘「なっ…べ、別にこの程度ではしゃいでなんかないんだから!」

男「(この先不安だな…)」


男「会計…そうだ、おま…あ、なんて呼べば良い…?」

PSP娘「そうね…女、でどう?普通の名前だから違和感ないし」

男「でも本名はPSP娘だろ?」

PSP娘「そんな呼び方周りから白い目で見られるわよ」

男「あー…じゃあ外限定でよろしく…」

男「それで、会計やってみる?なんて事ないけど一応」

PSP娘「な…馬鹿にしないで、そのくらい私だって出来るわよ!子供のお使いじゃないんだから」

男「じゃあこれ、お金」

PSP娘「ん」

スタスタ


PSP娘「はっ、れ…レシートはっ!?」バッ

男「ああ、うん…貰っとけば良いんじゃないかな」

「いらっしゃいませー」

「こっ…これオネガイシマス…」

「はい、………」ピッ ピッ ピッピッ


「お会計2458円になります」

「あ、はぃ…」

「ちょうどお預かりします」

「袋はお付けしますか?」

「えっ、あ、ハイッ」

「こちらレシートになります、ありがとうございましたー」


男「(完全に一致)」

PSP娘「…」ガサガサ

男「どうだった?」

PSP娘「問題なく出来たわよっ…当たり前じゃない」

男「…なら良いけど」

PSP娘「それより、袋に入りきらないんだけど…」

男「ああ、これはこのかさばる物を先に…」

スッ

男:PSP娘「「あ…」」


PSP娘「ち、何手触ってるのよ!!?」カアア

男「違っ、わざとじゃないって!」ドキドキ

PSP娘「つ、次やったら通報してブロックリストに入れるわよ!」

男「…それPS3じゃないの」

PSP娘「うるさい!……でも、BANって滅多にされないのよ」

男「まあ、それは…ただ、フラゲでBANされたって話も最近あったけど」

PSP娘「普通にしていれば大丈夫よ」

男「ただいま~」

PSP娘「…おかえり?」

男「気持ちは嬉しいけど、ただいまで良い思うよ」

PSP娘「そう…?…ただいま」

…夜…


男「昨日はとりあえずソファーで寝たけど、予備の布団が見つかった」

男「…どこに敷く?」

PSP娘「わっ私の半径10M以上離れた所に敷きなさい!」バッ

男「それは少しきついな」

PSP娘「何度でも言うけど、変な事したら許さないわよ!?」

男「しないって…」

男「(そんなに信用されてないか…とほほ)」

男「じゃあおやすみ…」パチッ

PSP娘「お、おやすみなさい…」モゾモゾ


男「…」


PSP娘「…」ドキドキ


男「……zzz」


PSP娘「…」バクバク



翌朝


男「うぅーんっ…!…ん…PSP娘はまだ寝てるのか…」


PSP娘「…だめ…むにゃむにゃ…」ダラ-


男「と言うより熟睡…」サスガスリ-プモ-ド…

PSP娘「ふああぁ…おはよう…」

男「朝に弱いのか…」

PSP娘「歯磨かなきゃ…」スタスタ

PSP娘「…」フラッ

パタン…


PSP娘「すう…」

男「ええ~…」


男「はあ…よっこいしょ」

PSP娘「んぎゅ…」

男「意外に軽い…そういえば3000って初期に比べて重さって改良されてんのかな…」

PSP娘「zzz…」

……

PSP娘「」カチカチ

男「…それで、ここんところは何度も外出して慣れてきたんでしょ?」

PSP娘「ええ」カチカチ

男「ところで、今日はクリスマスなのは知っt」

PSP娘「ええ」カチカチ

男「そ、そっか……じゃあせっかくだし町並みとか見」PSP娘「ええ」カチカチ

男「……」

PSP娘「……」カチカチ


男「(インターネッツでいらん知識を吹き込まれたかな…)」

男「(試しにうぃふぃを切断してみるか)」スタスタ

カチッ


PSP娘「ひゃぁっ!?」ビクンッ

男「(何これエロい)」

PSP娘「ちょ、ちょっと!!いきなり切断しないで!」プンスカ

男「ごめんごめん」

男「…でも外出せずにネットに浸ってるのもどうかと思うよ?」

PSP娘「う″…」

男「俺も一緒に付き合うからどっか行こう?」

PSP娘「…な……!!?」カアァァァ

男「…?」

男「」テクテク

PSP娘「…」カッチ-ン

男「…あ、この公園も至るところにLEDが付いてる…夜にライトアップされるのか」

PSP娘「…」バクバク

男「消費電力どれくらいなんだろうな……PSP娘?」

PSP娘「…あっ、はぃぃ!」ビクッ

男「どうしたの?さっきから変だけど」

PSP娘「う…何でもないわよ!こ、この程度なんかで緊張する訳…!」ボソボソ

男「…怪しい」ジロ…

PSP娘「何もないったらないのっ!」フイッ

男「ところで寒くはない?とりあえず家にあった厚着を着てもらってるけど」

PSP娘「余計なお世話よ…」


通行人「……」チラッ


通行人「……」チラ



PSP娘「…?」

男「……あー……あれだ、その、見てくれが良いから…」

PSP娘「!ぅ…」コソッ

男「後ろに隠れないでよ…何か不審者じゃんか俺」グイッ

PSP娘「ちょ…嫌!(今顔見られたら…!)」ギュ

男「(…まずはこの対人能力を治さないと)」ハア

……夕暮れ



男「…結局ぶらぶらしてただけで終わっちゃったか…」ボ-ッ

PSP娘「」フンフン♪

男「…髪留め買っただけなのにそんなに嬉しいの?」

PSP娘「!!そ、そんな事ないわよ…!」

男「(そう言いつつも隠しきれていない笑顔、癒やされる)」

PSP娘「…ジロジロ見ないで」プイ

男「(可愛い)」

PSP娘「…あっという間に暗くなって来たわね…」

男「秋じゃないけど、さながらつるべ落としだね」


チカッ  チカッ チカチカチカ


パアアアアアアアッ


男「!!ライトアップ!」

PSP娘「あ……………!!!」


PSP娘「…素敵…」ウットリ

男「凄い…」ジ-…



PSP娘「…くしゅん!」

PSP娘「うぅ…」ズズ…

男「はは…寒いしもう帰ろうか」

PSP娘「ええ………ところで」

男「?」


PSP娘「今日はもう26日なの、知ってた?」

男「……は?」

PSP娘「本当に馬鹿ね。日付を間違えるなんて」

男「え…本当に……!うわ……恥ずかしい…!」カアァ

PSP娘「でも、そ、その…良い1日になったから、その……あ…」

PSP娘「あり、がと…」

男「!…うん」

PSP娘「(本当に忘れてただけなのね…良かった……)」ホッ…


男「!!そうだ、もうケーキも投げ売りされてるだろうから、それを買ってから帰るか」

PSP娘「あっ!わ、私チーズケーキがいい!」バッ

男「はいはい…ああ、ついでにチキンの惣菜も買わないとな…」



PSP娘「…お金は大丈夫なの?」ジト

男「…耳が痛い」

メリ-クリスマス!

ノリノリダナア

ウ…ベツニイイジャナイ…ッ!

ハハ…ジャ、ヒトアシオソイケド…

メリ- クリスマス




近所の学生「………………しのう」




ーーーーー

少し遅れてメリー•クリ○○ス



PSP娘「…」ス…

PSP娘「そ、それで、この髪留め…どう…?」モジモジ

男「(黒髪ツインテール……良い…!!)」ポ-ッ

PSP娘「…ちょっと、聞いてるの?」

男「えっ?あ、はい!?」ビク

PSP娘「もう…何でもないわよ!」ツン

男「?ご、ごめんなさい…」

PSP娘「言い方に誠意がないじゃない」

男「う……」

PSP娘「全く」

男「……」


男「ところでクSONYが何度も個人情報流出を繰り返してるのは…」

PSP娘「わ、わー!」

男「そう言えば、お前は何でいきなり現れたんだろうな」

PSP娘「さ、さあ…?何でかしらね…」

PSP娘「(文字通り会いたいって強く願ったからなんて言えない)」

男「…大丈夫?耳まで赤くなってるけど」

PSP娘「っ!?見っ見ないで!」

男「…?」

男「ああ、そうだ…あの、さっき買い物ついでに適当な寝巻き選んで来たんだけど…」

PSP娘「え?わ、私のために?」

男「ごめん、あんまりセンスないんだよなぁ…俺」ハハ

PSP娘「…」


PSP娘「た…確かにセンスの欠片も感じない…パジャマ…ね…」ギュ…


PSP娘「あ、こっこんなので私を釣れるなんて思わないでよ!?」

男「思ってませんって…はは…」

男「後、バイトでお金入ったし、これで衣料を揃えて」

PSP娘「な!?受け取れないわよ!ただでさえあんたは自炊で切り詰めてるのに!」

男「これは譲らないからな、はい」グイッ

PSP娘「ちょ…」

男「(実は色んな可愛い姿を見てみたいと言うのは内緒だからな!)」

二人称のブレは尻貸すから許せ

……


男「それじゃ、おやすみ」


カチリ

PSP娘「ええ…おやすみ」


PSP娘「(…別に、こんなダサいパジャマ…)」



PSP娘「……スウ……♪」



ーーーー


ーーー

PSP娘「…スウ……ウフ……スウ…」


男「………zz」



ーーーーー




ーーーー

ギシッ…

?「う…ううん……?」パチッ

「……うふふ、真夜中だけどねぇ…」

?「……!?」



GC女「ワタシがスッキリさせてあ げ る ♪」ズル…

?「ぅ…わ…やめ…!」

GC女「ふぅん……もう立ってきてるの」


フミ…

?「っつぅ!?」ビクッ

GC女「踏まれて感じるのかしらぁ?このマゾが」ギュゥッ…

?「っぁ!?あっ、ああ…!!」

?「(滅茶苦茶露出の多い姿で…エ、エロい足が丸見えで…!)」

?「や、め……!」ハア…ハアッ…

GC女「あら、人にお願いする言葉じゃないわねえ…?」ギュッ ギュッ

?「や…めて…くだっ!…さ…い…!」

GC女「」ゾクッ


ギュッ!


?「あ……ぅああっ!」ピュルルルッ


GC女「あらあら……やっぱりあなたMの気があるんじゃないの?」

?「う…はあ…はあ…!」ピクピク

GC女「こんなのが私の主人なんて…立場が逆よねぇ♪ロクに抵抗出来ないんだもの♪」

?「う…て、抵抗出来ないって言ったか…?」ググ



ドサッ


GC女「き…きゃぁあ!?」

?「どうだ、このサド女…!」ズイ…

GC女「ぁ…」カァァ

GC女「や…やぁ…」ハァハァ

?「随分とおとなしくなりやがって…!」

ズプッ!

GC女「ぎぁっ!?」

?「さっきから足しか使ってないけどな…その持て余した胸はどうしてやろうか…!」

モミッ…

GC女「あっ…はぁ…んっ…!!?」ピクッ

?「っつ…どっ、どうだよっ…二箇所を攻められる気分は…っ!」ズプズプ

GC女「!!?アあァっ!だ…駄目…っ…!は…ああああんっ!!」ビクンッ!

ビュルルル…


GC女「」ビクンビクン

チュンチュン…


男「………」パチ

男「なんだろう…変な夢を見てた気がする…」

PSP娘「おはよう」

男「ああ…おはよう」ゴシゴシ…

PSP娘「そして、あけましておめでとう、ねぼすけさん」

男「う…あけましておめでとう」

PSP娘「こんな時間だけど、初詣とかって行くの?」

男「ああ…どうしよう…とりあえず餠焼くか」

男「はい、お雑煮」コトッ

PSP娘「お…美味しそう…!」

男「それじゃ、いただきます」

PSP娘「いただきます…」モグ

PSP娘「!!」

PSP娘「お…美味しい!?」ノビ-

男「はは…餅なんて普段食べないしなあ」

PSP娘「ぅぅ…料理も練習しないと…」ブツブツ

男「?」

男「初詣かぁ…着物とか良さそうだけれど…」モグモグ

男「着物のアテも着付けのアテもないんだよなぁ」ハァ

PSP娘「ああ、それならーー」


PSP娘「どう…?」ス…

男「ほ、本当に着て来た…一体誰に?」

PSP娘「し…知り合いに」

男「(そっか…友達出来たんだね、良かったね…)」

PSP娘「ちょっと、何よその目」

男「…でも、かなり似合ってる…」

男「(髪を結ってる所なんて完璧に和風美人だよ…)」

PSP娘「…そう…?そんな事言われても、別に嬉しくなんかないけど…」

男「それじゃ行きますか」

PSP娘「ええ」カラン…カラン…

PSP娘「凄い人混み…」

男「そこそこの大きさの神社だし、賑やかになるのも仕方ない」


ドンッ

PSP娘「きゃぁっ!?」フラッ

男「っ」ドサッ

男「…大丈夫?」

PSP娘「あ…ご、ごめんなさい…」

男「気を付けて」

PSP娘「分かったわ…」

男「もし良かったらはぐれないように手…」ハッ

PSP娘「!…何?」ドキッ

男「な、なんでもないっ!!」ブンブン

男「(何考えているんだ…俺)」

PSP娘「…そう」シュン



男「」パンパン

PSP娘「」パンパン

男「じゃあ戻るとしますか」

PSP娘「あっ…待って」

男「え?……ああ、そう言えば」

…………


男「…小吉…うん、まあまずまずか…」

PSP娘「あんたらしく冴えないわね」フフン

男「う…耳が痛い」

男「でもさ、そう言ってると大凶が出たり…」

PSP娘「なっ、やめなさいよ!本当にそうなったら許さないわよ!?」

男「ごめんごめん」

PSP娘「…」スッ…

男「(そう言えば初おみくじなんだよな…PSP娘)」

PSP娘「……」ドキドキ

ピラッ


PSP娘「!!」

男「どうだった?」

PSP娘「ほっ…ほら!大吉!!」

男「!!おめでとう!」

PSP娘「やったぁ!!…ふんふん…金運…健康…れ…」ブツブツ

男「おめでたい始まり、だね」

PSP娘「そうね…っ、でっでもたかがおみくじよ、当てにする訳ないじゃない…!」イソイソ

男「(言いつつ大事そうに懐にしまうあたりもう非常にカワイイですはい)」


男「っと…鯛焼きあるけど買う?」

PSP娘「大吉なんだから当然よ!」エッヘン

男「ははっ、すいません、2つお願いします」

ハッピ-にゅうイヤ-

その夜ー


PSP娘「鍋美味しかった…」

男「それはぎょうこう」カチャカチャ

PSP娘「でも何で男のあんたが私より…」ボソボソ

男「ああ…そうだ、郵便受け見てきてもらえる?」

PSP娘「ええ」


PSP娘「うぅ…この服、足元が寒い…」ブルッ

PSP娘「」ガチャ


PSP娘「色々あったわよ」

男「どうも」

PSP娘「でも、その…年賀状?一つもなかったけど…」

男「ああ…それは」

PSP娘「…もしかして」ニヤ

ブツウッ!

PSP娘「ひゃあぁっあぅ!せ、接続切らないで!」ウルウル

男「インターネットはまだ早いかな?」

PSP娘「ごめんなさい!謝るからっ!」

男「それで良し」

男「じゃ、消灯するよ?」

PSP娘「ええ」

カチ…ッ

男「今日見る夢が初夢だから…一富士ニ鷹三茄子、見られたら良いね」

PSP娘「……わ、わたしは…ごにょごにょ…夢、見れればそれで良いわよ……」パサッ…

男「?…布団被るのは良いけど、汗かかないようにね」

PSP娘「…おやすみなさい」

男「おやすみ」


ーーーーー

ーーーー


ーーー

?「………」ム-ッ…

Wii男「…」ペラ…

?「……」


?「ああもう…いつも本ばっかり読んでてつまらないですわ」

Wii男「すみません…読書が趣味なものでして」

?「もっと面白い人だったら良かったのに…」

Wii男「!!…」

?「わたくしちょっと出かけて来ます」カチャ…

執事「いってらっしゃいませ」

Wii男「…いってらっしゃいませ…」

Wii男「はぁ……執事さん、僕はどうすれば良いのでしょうか…」

執事「…ふむ…ではまず、貴方はお嬢様がどのような気持ちか分かりますか?」

Wii男「それは…僕のつまらなさに幻滅しているのでしょう?」

執事「おや…ふ、ふふふっ、正解はやきもきです」

スタスタ…

Wii男「…えっ?ど、どういう」

執事「お嬢様はね…ただ貴方に構って欲しいだけなのですよ」カチャッ

パタン

Wii男「…!そう言えば、最近はろくに取りあっていなかった気も…」



?「ああもう…何でいつも本ばっかり…」

?「この町だってあんなのよりずっと刺激に溢れている筈なのに…何も面白くないですわ…」モンモン

?「……」

?「…くしゅんっ」

?「もう辺りも真っ暗…出るんじゃなかった…」ブルブル


Wii男「お嬢様!」タッタッ

?「……!!どっ、どうして…!」パアアア…!

?「」…ハッ

?「っ、あ…あなたなんてずっと本を読んでいれば良かったでしょう」プイ

Wii男「そんな事より僕の上着を貸しますから…体が震えていますよ」スッ…

?「…ぅ」パサッ

Wii男「…最近はあなたをないがしろにしてすみませんでした」

?「な、なんですの…いきなり」

Wii男「執事にあなたが寂しがっていると教えてもらって」

?「………!?」

?「なっ!そそそそんな訳っ!!」マッカァァ

Wii男「ご両親も待っていますから…」ギュ

?「!!?」

Wii男「ほら、早く帰りましょう」グイグイ

?「あ…あうあう…手が…!!」ボフッ

ーー

男「ふあぁ…見なくて良かったもの見た気がする…」フア


ギュム…

男「………?」

男「!!!…ふ、布団に何か塊が…」

男「」ソ-…


PSP娘「すぅ…」ギュ-

男「」



男「ついうっかり手が出るのは良くないと思います」ヒリヒリ

PSP娘「ご…ごめんなさい」

某日


ガチャッ

男「ただいまー」


PSP娘「!?っ、おかえりなさい」サッ

GBA娘「あ、お邪魔してまーす」


男「なんか増えとるー!?」

男「…つまり、ただのご近所さん、と」

GBA娘「その通り!直ちに影響はないから安心してね☆」パチッ

男「不安だ…いろいろ…」

PSP娘「」ソワソワ

GBA娘「!そうだPSP娘、せっかくだしあれを渡ムグッ!?」

PSP娘「だっ黙って!お願いだから!」ググ

GBA娘「むぐうぅ!…ぷはっ…エロ同人みたいに!」ウルウル

男「…?何が起きてるんだ…」

GBA娘「それじゃあ手伝い終わったし私は帰るね」

男「…手伝い?」

GBA娘「後は頑張ってね!」

ガチャコンッ

PSP娘「だからそう言うのじゃ…もう!」


男「……あのー…」

PSP娘「な…何よ…」

男「な、何がどうなって…」

PSP娘「…う………これ」ポイッ

パサッ

男「…………マフラー?」

PSP娘「そ、その、日頃の分を返しただけだから…っ、勘違いしないでよね!?」バッ

男「は、はい…」

男「(…慣れない裁縫で、知り合いに手伝ってもらってまで…)」

男「でも本当にありがとう、大事にするから」

PSP娘「」ドキリ

カアアァ…!

PSP娘「っ~!!」ボフッ

男「(そんな布団被らんでも…)」

ーーーー



GBA娘「PSP娘も可愛いなぁ~」テコテコ

GBA娘「ぷっくく…おそろいのマフラーなんて発想が完全に恋する女の子…」

ゾクッ

GBA娘「…殺気!?…気のせい…じゃないかな…ひえぇ…流石無線通信…」

鏡前


PSP娘「」シュルシュル…

PSP娘「うん、我ながら良い出来ね…」


PSP娘「………」


PSP娘「に、似合ってるかしら…こう…?それともこう?…」ピタッ ピタッ

PSP娘 (…「よく似合ってる、滅茶苦茶可愛いよ!」なんて?ふふふ…) ヘラッ

男「ただいまー」

PSP娘「」ビクウウウッ!!

男「…どしたの?」

PSP娘「ななななんもでないわよええこっち見ないでちょうだい」

男「…マフラー?2つ編んだの?」

PSP娘「そ、そうよ…こ、これは失敗作なだけよ、悪い?」

男「別に普通に出来てると思うんだけどなあ……あれ?」

PSP娘「何よ…」

男「この刺繍俺のと少し違」

PSP娘「ぎくうっ!!」

PSP娘「き、気のせいっ!気のせいだからっ!!」バッ

男「そうですか(良く分からん…)」



GBA娘「へへへ…それぞれにハート半分と名前、2つを合わせると…いやあ、ほんと女の子ですね!」ゲラゲラ

男「でもそんな手間をかけなくても…凄く嬉しいけどさ」

PSP娘「か、勘違いしないでよっ…これは日頃の分を返しただけなんだから…!」

男「…はは、分かってるって」

男「……はぁ」

PSP娘「な、何凹んでるのよ…当たり前でしょ?あんたなんかにヘンな意味を込めて贈り物をする訳ないじゃない」

男「はいはい…じゃ、そろそろ夕食の支度をするからな」

男 (…そうは言っても、俺があげた髪留めはずっと使ってくれてるよな)

男 (はは、考え過ぎか。さて、今日の献立は…)

バレンタイン当日


GBA娘「おっ邪魔っしま~…」



オ  オ  オ  オ…


男「」

PSP娘「」グッタリ


GBA娘「!?血、血のバレンタイン!!?」

GBA娘「ピー子に至っては半裸だし!!
ちょっと何なのこの惨状!ねえ!?」ユサユサ

PSP娘「ん、ぅ……ああ…、売り上げはVITAがナンバーワン…!」ポヘ-…

GBA娘「駄目だ…完全に錯乱してる」

GBA娘「…それで」

男「確か一緒にチョコを作ってみようってなった所までは覚えてるんだけど…」

PSP娘「zzzz…」

GBA娘「この子、一体何を…!?」ガタガタ


男「……ああ、…そうだ…………お酒だ」

GBA娘「…お酒?」

男「…PSP娘が、出しといた奴を飲み物と間違えて飲んだんだよ」



GBA娘「普通調理用と飲料用は別もげふんげふん!」

GBA娘「この後驚愕の真実が!VTR、どうぞっ!」

ーーーーー


PSP娘「…何かしらこれ」スッ

PSP娘「………酒?…」

PSP娘「…」


コソコソ


ゴクッ



男「よし、そろそろ冷えたかn…」

PSP娘「……」ゴトッ

男「…PSP娘?……そ、それは」


PSP娘「何かほわほわする…♪」ポ-

男「」

男「ちょちょちょちょそれアルコール高いやつじゃん!大丈夫!?」

PSP娘「だいじょーぶよ…きゃはっ♪」ガバッ

男「っぐぉえっ!?」

ドサッ



男「なっ!?マウントポジション!?!」

PSP娘「顔を赤らめちゃって…カワイイじゃない♪」ズイッ

男「赤ら顔なのは間違いなくそっちだ!!と言うか一旦落ち着こうっ!!」アセアセッ

PSP娘「…ねぇ」ピタッ

男「ははい!何!?」

PSP娘「男は、私の事……どう思ってるの?」

男「エッ!?あ、ああと…どうって言うのはどうって事…!?」

PSP娘「…」ジ-ッ

男「うっ…!」

PSP娘「わ、私はいつでも良いのよ…?」パサ…

男「っ!!?」

PSP娘「ねえ、答えて…」

男「あ…あばばば」

PSP娘「…ぁ……私…もう…!!」プルプル




PSP娘「我慢出来ないっ!!」

ズバチィィイィイイィ!!


男「ぎゃあああああ!!」ビリビリビリッ

ーーーー


GBA娘「あー、ほとばしっちゃいましたねー…」

PSP娘「ううん…」ピク

男「あ、起きた…?」

PSP娘「ふぁー……あれ…何がどうなって………!!?」

男「え?…あ」

PSP娘「キャアアアア!!見ないでっ!!」バッ

男「OKOKOKOKOK!!」クルッ

GBA娘「はい、これ着なよ」

PSP娘「うぅ…」


男「申し訳ありませんでした」ドゲザ-

PSP娘「グス…どうやって責任取ってくれるのよ…!」

男「そ、そもそも脱いだのはそっち…」

PSP娘「…え?」キョトン

GBA娘「ほうほう、記憶が丸ごと飛んでるんだね」

男「なっ何でもない!忘れて!」

PSP娘「…?」

GBA娘「うっわー逃げるんだーいくじなしーやーいやーい」ニヤニヤ

男「今回は色々ややこし過ぎるからもうやめてくれっ!!」

PSP娘「………」

PSP娘「…言う事を一つ」

男「えっ」

PSP娘「今の分!今度私の言う事を一つ聞いてもらうわよっ!」プイッ

男「そ、それで済むなら勿論」ホッ…

GBA娘「なになになにナニなに?なにお願いするの?」ニタニタ

PSP娘「う…うるさい!」


男「ええと、今3時か……そうだ、作ったチョコが冷えてるからみんなで食べない?」

GBA娘「えっ!良いの?」

男「良いよね?PSP娘」

PSP娘「し、しょうがないわね…」フン

GBA娘「やったぁ!大好きだよピー子ちゃん!!」ギュッ

PSP娘「なっ何よピー子って!?というか苦し…っ、良いから離れなさいっ!!」



男「…」エアァァ…

男「へくしっ」

PSP娘「ん?風邪?」

男「ここんとこ遊び過ぎたかな……」ズズッ

PSP娘「ふーん。男なのに情けないわね」

男「うぐっ」

PSP娘「……」ボ-…

男「……、どうしたの」

PSP娘「……え、あ、ああ、何でもないわ…」

男「そう?」


PSP娘「……」フラッ

男「えっ」

……

PSP娘「ゲホッ!ゲホッげほっ」

男「急に……何か心当たりは?」

PSP娘「し、しらな…っ、けほっ!う、うう…」

男「これは徹夜で看るしか」

PSP娘「あ、ぅぅ…苦し…い」

男「!ど、どこが!?」

PSP娘「苦しい……よお……」

男「PSP娘!」

PSP娘「ハアッ……ハアッ」

男「病院に行った方が良い!?」

PSP娘「わから…ない……ゲフッ」

男「(もしかしてやっぱり普通の人とは体の仕組みが……?)」

PSP娘「だ……だい、じょぶ……ただ、の…風邪……!!うっ」

男「っ!無理しないで。とにかく病院だ」

ーーーー


お大事にー


男「大丈夫?歩ける?」

PSP娘「そ、そのくらいあんたなんかに……あぅ…!」ヨロ

男「…ごめん。今はちゃんとつかまってて」グイ

PSP娘「」コクコク

男「着替えは……」

PSP娘「じっ自分でやるわ、これだけは…」

男「うん、無理はしないでね」


……

男「…そう言えば看病って何すれば良いんだろう……」

PSP娘「はあ…っ、熱い…」

男「!オッケー、少し待ってて」

男「確かこのへん……ん、あった」

男「ほら。冷えピタ」

PSP娘「ん……」

ヒタッ…

PSP娘「あっ……!…」フッ…

男「(良かった…ちょっとだけど表情が和らいだ)」

PSP娘「……ねえ、男……」ケホッ

男「何?」

PSP娘「そ、ゴホッゴホッ!そ、その…っ」

男「…無理に喋ったら駄目だよ」スッ

PSP娘「…」


PSP娘「(ありが…と…)」

翌朝


PSP娘「すー……すー……」

男「……」コックリ コックリ

PSP娘「……」パチ…

PSP娘「……つきっきりで……」

PSP娘「……おかげでもうだいぶ楽になっちゃったじゃない」

男「……すぅ」

PSP娘「…………」



スゥッ……



バ-ンッ

GBA娘「病床との連絡を受けわたくしことGBA娘がーー」

PSP娘「!!」ビクッ

GBA娘「っ!?あ……えと……オトリコミチュウ……だった……?」

PSP娘「……」

GBA娘「ごめんなさいごめんなさい!謝るからそんな顔しないでぇぇ」

GBA娘「そ、そうだ!せっかくだし体拭くの手伝うよ!男も寝てるし!」

PSP娘「……ええ、お願い」



GBA娘「ふんふーん♪かゆいとこあるー?」フキフキ

PSP娘「も、もうすこし下……」

GBA娘「おっけー。そこか!」キュッキュッ

PSP娘「あっ、ちょっ……ぁっ」ピクッ

GBA娘「(へっへへー!!この黒髪ロング美少女をほうっておく手はないのだ)」フキフキ

10分後


GBA娘「さてと、終わりにもうちょっと横も行きますか」フキフキ

PSP娘「ひゃっ……ゃ、あっ」ビクッ

GBA娘「んへへ、かっわいいなあ」

PSP娘「……」クタ


GBA娘「じゃ、あんまり長居もまずいし私はそろそろ失礼するね」

PSP娘「善意なのか微妙だったけど、感謝するわ」ジトッ

GBA娘「へ…へへ……じゃ、お大事に」

PSP娘「ええ、また」


パタン

男「……う……ん」

PSP娘「あ、おは……よう……」

男「…?何か?」

PSP娘「なななんでもない」プイッ

男「……」ボ-

男「……はっ、そうだ!具合は?」

PSP娘「見ての通り、割と良くなったみたい」

男「そうか……それじゃ熱計ってみよう」


PSP娘「うん、良い感じ」ピッ

男「冷えピタは念のために取り替えとく?」スッ

PSP娘「ひ、一人で出来るわよそれくらい……」

男「あ、す、スミマセン」

PSP娘「……あ……でも、貼るのは……」ボソボソ

男「?」

PSP娘「だっ、だから!貼るのは手伝って欲しい……の」



男「じゃ、貼るよ」

PSP娘「……」スッ

男「(昨日は緊急だったから意識しなかったけども、女の子が目を瞑って待ってるのって、こう…)」ドキドキ

ヒタッ

PSP娘「んっ……はぁ……」

男「(……エロい)」

男「さて、食事の用意とかもしなきゃなー……よっこいせ」

PSP娘「……男」

男「ん?何か」

PSP娘「そ、その、……」

PSP娘「か…感謝、してない訳じゃ……ない、からね……」

男「……」

男「どういたしまして」ニッコリ



ーーー

男「ゲホッ!!ゴホゴホッ」

PSP娘「ごめんなさい」フカブカ

男「いや、気にする事ではっ、けほ」

PSP娘「(多分あれやったせい、よね…………)」カァァ

男「……?顔赤いよ?ぶり返した?」ケホ

PSP娘「う、うるさい!!あんたはおとなしく寝てなさいっ!」

age

男「…………」



男「……なあ、……起きてる?」

PSP娘「…………何よ」

男「あ、やっぱり」

PSP娘「何で笑ってるのよ。大体、私はスリープモードで睡眠は自由自在に……」

男「丁度良いや、ちょっと付き合ってくれない?」

PSP娘「え?」

PSP娘「こんな時間に散歩なんて、一体なんのつもり?」

男「なんとなく。たまにはこういうの、良いと思わない?」

PSP娘「……かっこつけ」

男「うう″っ」

PSP娘「全くもう……」

ヒュウウ


男「今みたいな夜風、気持ち良い」

PSP娘「ぶり返すわよ」

男「それを言ったらそっちこそ」

PSP娘「う、私は……その、好きでついて来た……から……」ブルッ

男「……寒い?」

PSP娘「……少しだけ」

男「ごめん、やっぱりやめるべきだったかも」

PSP娘「だ・か・ら、私の事は……」

男「いや、俺が良くない」

男「PSP娘の事、その、大切……だから」

PSP娘「……」


PSP娘「……えっ!!?ちょっ、なっ、どどどういう」アタフタ

男「あっいや!そういう意味じゃなくて!」アタフタ

PSP娘「じ、じゃあどういう意味よ!」

男「うぐ……っ」

PSP娘「(そんな言い方したら、勘違いするじゃない……)」

男「と、とにかくもう帰ろうか!体に悪いし!」バッ

PSP娘「あっ、待ちなさいよ……っ!!」ギュムッ

男「!!?」

PSP娘「寒いから……せ、責任取ってもらうんだから!」

男「は、はぃぃ……!」




近所の大学生「徹ゲーしてたらこれだよ……死のう……」

おわる

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