提督「……ん？」

雷「あら、司令官じゃない！　おはよー」

提督「ああ……雷か、おはよう　ここにはもう慣れたか？」

雷「ええ、もう慣れたわ！　これからは艦娘として司令官に頼られるぐらい頑張るからっ！」

提督「ああ、頼むよ　ここにはまだ資源が無くて艦娘は君たち二人しかいないからな、少々忙しくなるがいいか？」

雷「ふーん、私は雷様よ！！　まっかせなさーいっ！！」

提督「あぁ、頼もしい限りだ、だが無茶だけはするなよ」

雷「分かっているわよー　もうっ」

提督「そうか……じゃ、これからもよろしく」

雷「ええ、よろしくっ」



提督（やっぱり、似ているなー）

電「……あの……司令官さん！！」

提督「ん？　なんだ電」

電「え、えっと……質問があるのですがよろしいでしょうか……なのです」

提督「……あぁ、いいぞ」

電「えっと、ですね……あの」

提督（早く言えよ、めんどくせぇ……」

電「へ？」

提督「ん？　どうかしたか？」

電「あ、いえ、何でもないのです」

電（今、めんどくさいって……聞こえたような？）

提督「そうか、それで用はもういいのか？」

電「あっ……そうなのです、あのですね……何で出撃しないのかなーって」

提督「あぁ……そういうことか、実はな……まだ資材が届かないんだ」

電「へ？　そ、それって問題……ないですか？」

提督「いや、ちょっと問題だな、資材がなければ艦娘を作れないし、資材を集める遠征もできない」

電「……そうなのですか、でも何故資材が……」

提督「わからん、今原因の究明を急いでいる、その間ちょっとまってな」

電「あっ……分かったのです……」

提督「質問は以上か？」

電「あ、はい」

提督「んじゃ、俺はもう行くよ」

電「はい、ありがとう……なのです」

電（なんか、司令官さんちょっと怖いのです……）


提督（……これ以上、艦娘が着たらマズイから資材がこないことにしたけど……ちょっと怪しかったか……）

提督（……まぁ、馬鹿っぽいから大丈夫かな？）

雷「ちょっと～司令官！!」

提督「……ん、どうかしたか？」

雷「資材がないって本当なの！？」

提督「ああ、本当だ」

雷「ダメじゃない！」

提督「お、おう、すまんな」

雷「このままじゃ、出撃も遠征もできないじゃないー！」

提督「うーん……俺もこのままじゃマズイと思っているけど、原因が分からないとなー」

雷「んー……そうだ！」

提督（なんか嫌な予感）

雷「私に任せなさい！！　原因を見つけてあげるわ！」

提督「……やめときなさい、この件はこちらでどうにかするから」

提督（……どうするどうする）