女勇者「ヤバい魔王が超絶イケメンだった」(8)



女勇者「どうしよ……」


戦士「どうしようじゃねえよ!倒さなきゃだめだろ」


女勇者「えっ?けどなあ……超絶イケメンだよ?」


戦士「それがなんだっての!あいつは敵だ!俺達の村を焼いたんだぞ」

女勇者「あはは、エディゲレロの真似してるwおもしろーいw」


戦士「してねえよ!!」



女勇者「はあ」


戦士「きぎぃ」


僧侶「あの」


戦士「んだよ僧侶」

僧侶「とりあえず街に帰りましょう?ここで立ち往生していては危険です」

女勇者「えー。写メとりたい!」


戦士「そんな暇ないから、そんな便利アイテムもないから」

女勇者「うそ!?」

戦士「ほんとだよ!バカ勇者」


僧侶「ね?みなさんそうしましょ」

女勇者「わかったよ。僧侶ちゃんがそこまで言うなら戻ります」



戦士(そこまでってそこまで言ってねえだろ)

女勇者「リレミト」バシューン



僧侶「とりあえず街につきましたね」

戦士「ああ」


女勇者「うふふ」ドキドキ


戦士「……なにわらってんだよ?気持ち悪い」

女勇者「いやほんと魔王様かっこよかったなぁって」

戦士「おまえ!魔王なんかを様付けするなよ!」



女勇者「良いじゃん別に、他の人にバレなければさ」


戦士「勇者のイメージ気にできるんだったらとっとと魔王倒しにいくぞ」


女勇者「やーよ。ね、僧侶ちゃんもそう思うよね?魔王様超絶イケメンだったよねー」

僧侶「ええぇー。わたしはそんな……」テレテレ


女勇者「キャー、僧侶ちゃん可愛い!かお真っ赤じゃない」

僧侶「ち、違いますぅ!わたしそんな」アセアセ


女勇者「ぬふふ」ドキドキ


戦士(こいつらだめかもわからん)



僧侶「しかしというかやはり勇者さま!やはり魔王を倒さないとだめだと思います」


女勇者「えぇ?あんな超絶イケメンと戦うなんて出来ないよ」


戦士「けどなぁ?やんなきゃやられんのはこっちだぜ」

女勇者「むう」

僧侶「ね?ね?勇者様覚悟を決めましょう」


女勇者「あーもーわかったよー。明日ね明日倒す」

魔王の顔見えるトコまで行ってよくスンナリ帰してくれたな



翌日


戦士「勇者おきろ」


女勇者「うぅ……」


戦士「勇者おきろ」


女勇者「あん」


戦士「おきろ」


女勇者「えー、あ……なんだ。戦士か」

戦士「だいたい想像つくけどどんな勘違いしたんだ?」


女勇者「さ!魔王様にあいにいこ!」



戦士「流すなよ」

女勇者「想像ついてんなら良いじゃん」


戦士「まあ、うん」


女勇者「よしいこっ!サクッといこ」

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