【安価】男「くそったれ!俺なんて所詮>>2なんだ!」 (67)

そうなんだ!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416998711

幼馴染「もう!遅刻しちゃうじゃない!馬鹿!!」

生徒会長「こら!服装をきちんとせんか!まったく……キミって奴は……」

風紀委員「また二人で登校してくるなんて……ふ、不潔よ!」

委員長「男くん……今度の勉強会なんだけど……」

ギャル「な、何だよ!?あたしが黒髪にしたら悪いのかよ!?お前が言ったんだろ……!」


男「男友達なんて一人もいない……でも、何故か学校の美少女が俺にかまってくる……!」

男「影では……ハーレム主人公(笑)なんて言われてるんだ!」

男「女の子達も俺をからかっているだけにすぎない……!なんて不幸なんだ!!」

アイドル「男くん……今日もかっこいいなぁ……」

男「ん?何か言った!?」(もしかして悪口!?)

アイドル「ふぇ!?な、なんでもないよ///!?」

男「くそったれ!俺なんて所詮ハーレム主人公(笑)なんだーーー!!!」ダダダッ!!!


男「はぁはぁ……しかも、俺は【安価下】!!なんて事だ!!」

幼友「男くんって、やっぱかっこいいよね~」

幼馴染「ええ~そうかな///?そりゃ、たまに男らしい所も見せるけど……」

ギャル「ん?男か?あんな奴顔だけだろ?前に雨の中、捨て犬に傘をあげてたけど……な、なんでもない///」

女教師「男くん……かわいいわぁ……あん///逃げないの!」

アイドル「自信を持って!男くんはイケメンさんだよ!」


男「こ、これって……俗に言う……イケメン()って奴だ!!本当はそんな事思ってもいないくせに!!」

男「馬鹿にしやがってーーー!!!」


男「ふぅ……落ち着け!俺の人生……いい事だってあるハズだ!」

男「……くそぅ!!俺ってば【安価下】でもあるじゃないか!ファッキンシィーット!」

男「魔法使い……皆には黙ってるけど……俺はSS級の魔法使い!」

男「国際警察のブラックリストにも載っている……命を狙われているんだ!」

男「どうして!?俺は魔法使いってだけで、犯罪者ではない!!」

男「魔法を人の為に使った事はあっても、人を傷つけた事なんてない!!」


男「それに俺が使えるのは【安価下】の魔法だけだ!!どうして命まで狙われなくちゃならない!!ジーザァーース!」

男「大丈夫ですか!?今、治しますね!!」

人妻「ありがとうございます……御礼をしたいので……電話番号を……///!」

男「ホイミ!」

女戦士「あ、ありがとよ///」

男「ケアル!」

巨乳格闘家「よかったら……この後私の家に……///」

男「ディア!」

旅館の娘「温泉に行きませんか///?もちろん二人で……///」

男「ファーストエイド!」

ボインちゃん「恩返しをさせて下さい……///!」


男「くっそー!!こんな偽善者的発想かもしれないけど……何か良い事あってもいいじゃないかぁ!!」

男「はぁ……むなしい……今日は早く帰るか……」

男「!?」

男「下駄箱の中に【安価下】!?い、いじめじゃないかァーーーー!!神はいるのかァーーーー!?」

男「ペペロンチィノォォオオオオオオオ!?」

男「絶対……クラスの悪沢くんの仕業だ……!!こんなのってないよ!!」

アイドル「た、食べてくれるかなぁ!?」ドキドキ

アイドル友「あんた、たまに訳のわからない事するわよね……」

男「でも……ペペロンチーノに罪はないッ!!ここは我慢して食べよう……!」

男「……うまい!」

アイドル「やったぁ!うまいだって!ねえ、聞いた!?」キャッキャッ

アイドル友「はいはーい」

男「悪沢くん……料理ウマいアピールか!?なんて悪質なんだ……うう」


男「はぁ……やっと食べ終わった……朝も下駄箱には大量のチョコと手紙があったし……」

男「休み時間はひっきりなしに、呼びだしくらってチョコ貰ったし……」

男「鼻血出して死ねって事だよな!」

男「それに手紙はおそらく果し状……怖くて開けられないよぉ!」

男「大人しく帰ろう……」


男「ん……なんだってぇー!!【安価下】!?なんで帰り道にこんな目に合うんだよ!!アイキャンフライ!!」

美少女「きゃあ!誰か助けてぇ!!」

不良A「おらぁ……!金出せや!」

不良B「そんな事よりスケベしようや!」

男「なんなんだよぉ……!」ガクガク

不良C「ん?何見てんだ!テメェ!!」

男「ええっ!?」

不良A「殺すぞ!」

男「や、やめろぉ!」(俺を殴るのは!)

美少女「私の為に……!」ジュン!

不良B「やっちまえ!」

男「うわぁ!」ブンブン!

不良たち「うわっ……!やられたぁ……!!」

男「常に治癒能力を自分にかけながら闘ったら、何とかなった……!」

美少女「あのっ!ありがとうございました……!よければ御礼を……///!」

男「ええっ!?」(でも、一人で帰すと危険だよな……!)

男「分かりました……家まで送ります……!」

美少女「実は……今日は家に帰れないんです」

男「……分かりました……訳は聞きません……僕も一人暮らしなんで……いいですよ」

美少女「すみません!ありがとうございます!」


男「って言って、家まで連れてきたけど……どうしようかなぁ」

美少女「お風呂あがりました……!」

男「は、はい……」ドキドキ!

美少女「……///」

男「きょ、今日は天気がいいですね……!」

美少女「もう夜だし、雨が降っていますけど……」

男「あはは……そうですね……」(何を言ってるんだァーーーー!……不幸だ)

美少女「男さんっておもしろいですね……ふふっ」

男「はは……」(こ、小馬鹿にされている!!くっそーーー!!)

美少女「あの……実は……」


男「ええっ!?【安価下】だとぅ!?アイビリーマイセールフ!!」

男「国際警察の娘さんだって!?」

美少女「は、はいっ!そうなんです!」

男「俺の命を狙いに来たのか!?な、なんというハニートラップ!」

美少女「ち、違います!!私は……」


男「国際警察が俺を追っているのは……俺を殺す為じゃないだって!?」

美少女「はい……国際警察は、あなたのチカラをあるプロジェクトの為に必要としているのです!」

男「だからって、何でキミなんかが僕の所に!?いつもの黒服じゃないんですか……?」

美少女「実は父が持っていた資料用の写真を見て……一目惚れでして……///」ポッ

男「ん?何だって?」

美少女「とにかく……!あなたのチカラが必要なんです!!」

男「でも、俺はこのチカラは人助けの為にしか使いたくないんだ……そのプロジェクトってのは?」

美少女「それは……」


男「えーーーっ!?【安価下】!?この俺にそんな恐ろしい事をさせようというのかい!?ディスイズアペーン!!」

男「す、すまない……一晩考えさせてくれないか……!」

美少女「はい……お願いします」

男「じゃあ、電気消すよ……」

美少女「えっ……!?はい……!」

男(布団の中で……考えをまとめないと……考えを……)

男「ん……」スヤァ


チュンチュン

男「朝か……!」

男「ゲェーッ!?【安価下】だとぉ!!何でこんな事に……!!ヴィダルサスーーーーン!!!」

男「やばいよ……やばいよぉ!美少女さんに起きる前に……何とかしないと!!」

美少女「んん……!」

男「何という事だ……!寝がえりをうったせいで……美少女さんの口が……マイサンを直撃して!」

美少女「んふぅ……!んんーーーーー!!!」

男「オーマイガー!!美少女さんのお口にぶちまけてしまったッ!!」

男「今まで幼馴染がウチに泊まりに来てこういうアクシデントは何度もあったが……知らない人にするなんて……」

男「これで俺も犯罪者……宇宙警察に命を狙われるんだ……」ガクブル


男「ふぅ……」

美少女「おはようございます」

男「あぁ、おはよう」

美少女「考えてくれましたか?」

男「あぁ、受ける事にするよ……全人類魔法使い化計画……!!」

美少女「ありがとうございます!!」


美少女「さっそくあなたには……」

男「なんだってぇ!?【安価下】……!本気でいってるのかァーーー!?インガスンガスン!!」

突然ですが、宣伝です!




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なんと!つまらないと今話題のこのSSスレが…

とうとう宣伝用のスレになってしまったぁ!





文句があればこのスレまで

P「俺が…タイムスリップ?」
P「俺が…タイムスリップ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367720550/)

え?
ガチで宣伝スレになっちゃったの?

男「狂ってやがる……こんなスレがいいなんて……おかしいよアンタァーーー!!!」


次の日

男「美少女さんは結局、計画の事を知らなかったし……この校内の誰かを魔法使いに選ぶとするか……」

男「くっそ……!またチョコレートが下駄箱に……!!」

男「とりあえず……ターゲットを探すか!」

一時間目

男「ふぁー……眠い」

二時間目

男「zzz」

三時間目

男「むにゃむにゃ……>>30ありがとう……どうも>>29がイーモバイルかなんかで連投規制されてしまっていたんだ……」

四時間目

男「めそ……zzz」

昼休み

男「むしゃむしゃ……はぁーーー」

悪沢「どうしたんだよ……ため息なんかついて?ほら、ウインナーやるよ!」

男「俺って友達いないじゃん?どうしたら、友達ってできるのかなぁ?」

悪沢「ええっ……!?……う……うん、どうしてだろうね……?」

五時間目

男「むにゃむにゃ」

体育教師「ほらっ!もっと根元までしゃぶるんだ!!」

D02rNJGCo「んほぉ!お口の中にいっぱい出てりゅぅぅうううう!!!おいしいよぉ!あへぇ!」

アイドル「D02rNJGCoくん……本当にキモイです……」

風紀委員「死んでくれないかしら……」

六時間目

女教師「ふー」耳ふー

男「んんっ……///!……zzz」ブルブルッ!



男「しまったッ……!まだ、誰も魔法使いにしていない!!なんて巧妙な罠だ……!」

男「よし……あそこにいる【安価下】を魔法使いにしよう!!」

男「ちちくりマンボ、ちちくりマンボ、ちちくりマンボでキュッ!」」ピロリロリーン!!

女体育教師「きゃあっ!なに……何なの!?」

女体育教師「私の格好がブルマ体操服に!?」

男「女体育教師先生!僕と契約して魔法少女になってください!!」

女体育教師「はい///よろこんで///」


こうして俺は現実と言うの名の非日常へ足を踏み入れることとなった……

第一部『どんなネガティブな安価もポジティブに解決しようと思ったら、
存外ポジティブな安価ばっかで企画倒れだったぜ編』終了


第二部『バトル魔法少女編』

悪魔「グァアアアア!!」

男「あとはこいつだけか!?治癒は任せて下さい!!」

女体育教師「ええ!悪魔め……行くわよ!私は【安価下】の魔法少女(24)!!」

※安価は漢字一文字で

女体育教師「私は天の魔法少女(24)!」

女体育教師「どんな相手だって、ウド鈴木に変える事が出来るわ!!」

悪魔「天野くぅ~~ん!」

男「天野魔法少女!?」

女体育教師「というのは、冗談よ!」

男「くっそー!悪魔め!なんてノリがいいんだ!!」

女体育教師「私の能力は小規模ながらも天候をを支配するッ!!」

女体育教師「フィジカルレイン……!」

悪魔ども「天野くん!?」

女体育教師「いい感じに濡れたわね……!!」

女体育教師「フィジカルサンダー!!」

悪魔ども「内村さぁ~~~ん!」


女体育教師「なんとか……倒せたわね……!!」

男「それにしても……ここの所、悪魔が増えてきましたね……!!」

女体育教師「ええ……私だけでは……ちょっちキツいかもね」

男「やっぱり、国際警察の言っていた通り……全人類を魔法使いにしておけば……」

女体育教師「チカラを持った人間は何をするか分からないわ……例え、いい人でもね……
あなたは人を見る才能があるわ……!あなたが選ぶのよ!悪魔に対抗しうる魔法少女を!!!」

男「そうですね……国際警察も全滅した以上……俺の様な人間が立ち上がらないと……!!」

女体育教師「その意気よ!!」

子供「ママーあの人、なんでブルマなの?」

母親「見ちゃいけません!」

女体育教師「……ぐすっ」

男「ユニフォーム……結局変えれませんでしたね……」


次の日

男「と言っても……誰を魔法少女にするべきかなぁ……」

【安価下】「おはよう!」

男「おはよう」

男(彼女は魔法少女にふさわしいんじゃないか!?よし、交渉してみよう!!)

男「僕と契約して魔法少女になってよ!」

神「無理じゃ……!」

男「何故ですか!?用務員のおじさん!!」

神「わしが神だからじゃ……!」

男「なんですってぇ!?」

神「悪魔は今、この世界にいるのは……お主たち人間の浅ましい欲望のせいじゃ……」

男「そうだったのか……!」

神「わしが直接手を下せば……即解決じゃが……身から出た錆……人間達に手でなんとかするんじゃな……」

男「そんな……!」

神「お主たちにはそのチカラがあるハズじゃ……直接ではないが間接的には手を貸してやろう……」

男「まさか……魔法少女のチカラは……!」

神「わしのチカラを少しの……ほっほっほ!天使の皆には内緒じゃぞ……!
わしは日本のサブカルチャーが好きじゃからの……!」

男「職権乱用……!?」

神「まぁ、そのチカラをどうするかはお主たち次第じゃ……!
わしもしばらく下界にいるでな……相談くらいには乗ってやるぞ……!」

男「神様……」

神「ほっほ」

男「サンキューーー!!じゃあな!!」

神「こ、これ……!まったく……いつの間にかあんなにポジティブになりおって……よく成長したな……孫よ……!」


男「よし……このチカラで魔法少女を増やすぞ!!」

???「きゃぁぁああああ!!!」

男「誰か襲われている!?」

悪魔「グガァァアアアアア!!」

???「た、助けて!!」

男「キミは【安価下】!?」

1 委員長
2 風紀委員
3 ギャル

風紀委員「男くん……!?た、助けて!」

男「風紀委員さん!?先生は……今頃学校だし……どうすれば……!」

悪魔「ゴォワァアアアア!」

男「くそっ……俺に闘うチカラがあればッ……!!」

風紀委員「な、何のよぉ!」

男「くそ、これしかない!……風紀委員さん!」

風紀委員「何!?」

男「助かたいかい?」

風紀委員「あ、あたり前でしょ!」

男「だったら……僕と契約して魔法少女になってよ!」

風紀委員「へ……?」

悪魔「キシャアァァアアアア!!」

風紀委員「な、なんでもいいから助けてぇーーーー!!」

男「ちちくりマンボ、ちちくりマンボ、ちちくりマンボでキュッ!」ピロリロリーン!!

風紀委員「チカラがみなぎるッ……!!」


悪魔「グガァ!?」

風紀委員「ここは、人間の世界よ……!!悪魔の方は胸にバッジをつけてお入りください!!
校則を守らない悪魔は……風紀委員がおしおきよッ!!」

風紀委員「私こそは……【安価下】の魔法少女!!」

※安価は漢字一文字で

風紀委員「水を操つる……私のチカラ……とくと味わいなさい!!」

男「金曜ロードショーじゃないのか……!」

風紀委員「水野魔法少女じゃないわよ!」

悪魔「はるおぉぉおおお!!」

風紀委員「ちっ……コイツら素早いわね!」

悪魔「ナウシカー!!」

風紀委員「ディシプリンシャボンカッター!!」パパウパウパウ!

男「擬音それちゃう!」

悪魔「釣りバカーー!!」

風紀委員「大きい奴が残ったわね!」

悪魔「ランボー!!」

風紀委員「きゃぁああああ!!!」

男「回復するよ!!」

風紀委員「あなた……そのチカラ……ありがとう!!……もう負けないッ……!!」

悪魔「パニック・ルームが好きです」

風紀委員「とどめよ……!!」

男「いっけぇぇーーーー!!!」

風紀委員「ディシプリンワラー(ウォーター)!!!」

男「発音がイイ……!流石、風紀委員!!」

悪魔「ル……ルパ~ン……!」

風紀委員「なんとか……勝てたわね……男くん、説明してもらうわよ……!」

男「うん……」


風紀委員「そう……悪魔から世界を守る為に……」

男「そうだよ……よかったら協力してほしいんだけど……無理強いはしない……」

風紀委員「いいわよ……!」

男「えっ!?」

風紀委員「いいって言ったの!……学校だけじゃなく……町内の風紀も守らないとね!
私にできる事ならなんでもするわ……!よろしくね……男くん!」

男「ありがとう!風紀委員さん!」

風紀委員「ふふっ……」

男「ところで……その格好……」

風紀委員「えっ……?きゃぁぁああああ!な、なんでスク水なのよぉぉおおおお!!!」バシィッ!

男「ありがとござまふ……!黒ニーハイ付き……!」ドサァ!


こうして、新たな仲間をを加えた男であった……!


男「ふぁー、今日も一日頑張るかぁ……!」

女教師「今日は転校生を紹介するわぁ……!」

???「【安価下】です。よろしく」

男の親戚「どうも……」

女ども「きゃーーーーかっこいいーーーー!!」

女教師「あらあら人気ねぇ……」

男の親戚「どうでもいいですよ……」

女ども「きゃぁぁああああ!」

女教師「男くんとはいとこだそうね?」

いとこ「関係ありませんよ……!」

女ども「超クーーーール!!」

男「なんでアイツが……」


屋上

男「おい……どうしてお前がここに……!?」

いとこ「男には関係ないだろ……泣き虫男くんにはな」

男「む、昔の事だろ……!」

いとこ「ボクが君を許さないから……」

男「な、なんでだよ!?」

いとこ「ふん……覚えていないのならそれでいい……じゃあな」

男「なんだってんだ……」


ギャル「なぁーなぁー!いとこをアタシに紹介しろよー!」

男「知らないよ……!あんなヤツ……!昔は仲良かったハズなのに……!」

幼馴染「喧嘩別れでもしたの……?」

男「さあね」


悪沢「なぁーいとこ!サッカーしようぜ!」

いとこ「ボクに触るなっッ……!」

悪沢「!?……ええっ……近ッ……///」

いとこ「ふ、ふん!」

悪沢「///」ポーッ

男「おーい、悪沢くーん!……どうしたんだろ?」

委員長「いと×悪!?いと×悪なの!?」


放課後

風紀委員「ディシプリンスプラッシュ!!」

女体育教師(以下、体育教師)「フィジカルサンダー!!」

悪魔「おげぇ!」

男「コンビネーションもだいぶ良くなりましたね!」

体育教師「そうね……水の天候操作は苦手だから、助かるわ!」

悪魔「ゴワァァアアアア!!」

風紀委員「まだ……敵が!?間に合わない……!?」

???「ハァァアアアア!!!」ズシャァァアアアア!!!

???「ふん……油断するなんて愚かだね……ボクは【安価下】の魔法少女」 ※安価は漢字一文字で

体育教師「雷の魔法少女!?……私と被るじゃない!!」

雷の魔法少女「あんたみたいな器用貧乏と一緒にしないでほしいな……!」

体育教師「き、器用貧乏ですってぇぇええええ!」

男「ど、どうして喧嘩になるんだ!?えっと……君も、魔法少女って事は仲間なんだよね……?」

雷の魔法少女「違う……」

男「ど、どうして!?俺みたいな誰かにチカラをもらったんだろ!?」

雷の魔法少女「これは生まれつき……あんたと同じさ!男……!!」

男「ど、どうして俺の名前を!?」

悪魔「フユノファンタジィーーー!!!」

風紀委員「また!?」

雷の魔法少女「カズンライトニング!!」

悪魔「グゴォォオオオ……!」

雷の魔法少女「あんたたちじゃ力不足だ……!家に帰って少女漫画でも読んでな……!!」

男「行ってしまった……いったい誰なんだ……!!」

体育教師「器用……貧乏……」

風紀委員「せ、先生……大丈夫ですよ!?」

男「今日はもう帰りましょう……」


男「あれから……悪魔を察知して現場に行く度に……雷の魔法少女が片付けている」

男「確かに彼女は強い……!でも……このまま悪魔が増え続けたらどうなる……!?
彼女一人ではいずれ太刀打ちできなくなる……!最悪、死ぬかもしれない……なんとか協力できないか……」

幼馴染「男ー!今日は一緒に帰れる?」

男「ごめん……今日も無理みたいだ……!じゃっ……!」

幼馴染「あっ……!待ちなさい!何だっていうの……?最近、何か変だよ……男」


悪魔「オガァァアアアア!!」

風紀委員「くっ……一人じゃ駄目ッ……!」

男「雷の魔法少女は!?」

風紀委員「悪魔の数が増えてるのよ……他の場所で闘ってるんだわ……先生は今日も来てない……」

男「そんな……!」

幼馴染「な、なんなの!?コイツら……!男に……スク水の痴女!?」

男「幼馴染……!?」

悪魔「フビンビーン!」

幼馴染「きゃぁぁああああ!」

男「くそっ……守る!……うがぁぁああああ!!」

幼馴染「男……!?男ーーーーー!!!」

風紀委員「男くん!?……幼馴染さん……敵が多すぎる!?」

幼馴染「男……!!コイツら許さない……!!」

男「……」ピロリロリーン

風紀委員「男くんの身体から……女さんの身体に光が!?」

幼馴染「絶対にアンタたちを許さない……!!私は【安価下】の魔法少女!!覚悟しなさい!!」

悪魔「ハヤクオキナサァーイ!」

幼馴染「このっ……!男をやったのはその爪か!ただでは殺さない!まずは腕を焼き尽くしてやるわ!!」

幼馴染「ネイバーピンポイントフレイム!!」

悪魔「アサカラヘンナモノミセナイデヨォー!」

幼馴染「ふん……苦しみなさい!……こんどは足!……背中……!……頭!!!」

風紀委員「つ……強い!!」

幼馴染「そろそろ息の根を止めてあげるわ!!」

幼馴染「地獄の業火で焼かれなさい……!!ネイバーヘルファイア!!!」

悪魔「カ、カンチガイシナイデヨネェー……!!!」

風紀委員「す、凄いよ!!幼馴染さん!!」

幼馴染「風紀委員さん……!?変身したから分かるようになったのね……!」

男「うう……!」

幼馴染「男……良かった!」

男「治癒のチカラで何とかな……黙っていてごめん……それにお前まで巻き込んでしまって……」

幼馴染「ううん……男からの光で、このチカラと一緒にあたしがすべき事が分かったわ!」

男「幼馴染がいてくれたら……百人力さ……!」

幼馴染「へへっ……!」

風紀委員「そういうのは……残りの奴らを倒してからね……!」

悪魔「「「ゴワァァアアアアア」」」

幼馴染「さ、流石に多いかも……!」

???「私に任せて……!フィジカルノックアウト!!」ズガァァアアアアアン!!!

風紀委員「先生!」

体育教師「ごめんなさい……私、どうかしてたわ……自分を勝手に役立たずだと……
私たちが悪魔を倒さないと……生徒にも被害が出るのに……教師失格ね……まったく」

幼馴染「先生も魔法少……魔法先……魔法少女だったんですね!!」

体育教師「こらこら……確かに少女じゃないけどさ……!」

風紀委員「それにしても、先生のユニフォーム変わりましたね?」

体育教師「私の中の何かが覚醒したみたい……相変わらずブルマだけど……魔法戦士ってカンジね
天候はあまり操れなくなったけど、拳に風と雷を纏った攻撃ができるようになったわ!」

男「体育教師の先生らしい攻撃ですね……!」

体育教師「男くんも心配……迷惑かけてごめんなさいね」

男「いいですよ……こうして戻ってきたんですから!」

体育教師「さぁ!反撃の狼煙を上げるわよ!」

みんな「「「はいッ」」」

雷の魔法少女「カズンライトニング!!!」

男「雷の魔法少女も!?……これなら勝てる!!」


風紀委員「なんとか片付いたわね……!」

雷の魔法少女「今回はアンタらがいなかったら……やばかった……そ、それだけだから///!……じゃっ!!」シュンッ!

男「雷の魔法少女……少しは彼女に近づけたかな……」

雷の魔法少女「仲間……か……」

つづく

幼馴染「それにしても、悪魔がこれだけ出ているのに世間じゃ全然話題にならないね」

男「やつらは日本、それもこの地域を中心に出現しているからな……ゲートと呼ばれるものがこのあたりにあるらしい。
もう一つアメリカにも大きなゲートがあったが、国際警察の手によって破壊された。相討ちで彼等は滅んだがな。
魔法少女の素質の無い一般人には基本悪魔は見えないし、俺らが駆除しているから話題にならないんだろう」

風紀委員「はぁ……はぁ……!」

男「おつかれ、やっぱ水泳部だけあって泳ぎは早いね。体育は合同だから風紀委員さんの華麗な泳ぎが見れていいな」

風紀委員「あ、ありがと……///!」

幼馴染「なーんかやらしいのよねぇ……目つきが」

男「そ、そんなんじゃないよ!」

風紀委員「!?……男くん……」ジィー

男「誤解だって!!」

男体育教師「こらぁ!そこぉ!!男女がそんな姿で喋ってるんじゃない!!性の乱れにつながると言っておろうがぁ!」

幼馴染「そんな姿って水泳だし……アイツこそなんでブーメランパンツなのよ……」

悪沢「くっそー!なんで水泳の日に限って、女の先生じゃないんだよぉ!」

いとこ「……」

男「あれ?いとこの奴、何で泳がないんだろう?……おーい、何で泳がないんだ?気持ちいいぞ!」

いとこ「あ、男ちゃ……男!別にいいだろ……そんな気分じゃ……」

女ども「きゃっきゃっ!」

男体育教師「こらぁ!そこの女子どもぉ!遊んでないで泳ぐんだぁ!全く身体ばかり成長しおってぇ!」

男「お、おい……?なんか、今日のアイツおかしくないか?」

幼馴染「いつもあんなカンジでしょ?」

男体育教師「だいたいなんだ!?その水着はぁ!?俺は旧スクしか認めぇぇええええん!!!ゴァァアアアア!!」

風紀委員「ちょ、ちょっと!?この反応……悪魔よ!?」

悪魔タイーク「ゴォォオオオオ!!」

モブども「わぁぁああああ!?化け物ぉ!?」

男「ど、どうして……!?一般人には見えないはずなのに!!」

悪魔タイーク「こいつの身体をちょっと借りたのさ……こいつは欲望の塊だったからな……簡単に身体を奪えた!!」

幼馴染「こ、こんな所じゃ変身できない……!」

風紀委員「何これ!?プールの施設を結界が覆っていて、出られない!?」

男「どうすれば!?このままじゃ他の奴らに被害が……!?」

ザッバァァァァン!!

男「誰かプールに飛び込んだ!?」

ピカァァアアアアア

雷の魔法少女「悪魔め……!覚悟しろ……!」

風紀委員「そうよ!!水の中で変身すれば……バレないかもしれないわ!」

幼馴染「ていうか……彼女、ウチらの同級生だったの!?」

悪魔タイーク「出たな!お前が一番やっかいだと悪魔王様から聞いている……!俺の出世の為に死ねッ!!」

雷の魔法少女「誰が死ぬものか!!」

悪魔タイーク「俺は【安価下】の悪魔!今までの雑魚と同じと思うなよ!!」

※安価は漢字二文字

風紀委員「知ってるわよ……この変態!!」

タイーク「その変態ではない!!いっておくが俺の悪魔力は53万!!そしてあと2回の変態を残している!!」

雷の魔法少女「それがどうした……!!変態する前に倒せばいい事!!」

タイーク「馬鹿め!!お前に俺が倒せるか!!」

モブども「わぁぁああああ!!水の中から動けない!!触手が身体に絡まって!?」

タイーク「俺の第一の変態……!クラーケンスタイルだ!!お前が雷を使うとコイツも感電するぞ!!」

雷の魔法少女「くそっ……!卑怯な……!!…………きゃぁぁぁあああああ」

男「雷の魔法少女が触手に捕まった!?」

風紀委員「変身したいけど……水の中じゃ、触手の餌食に!?」

幼馴染「そんな事言ってる場合じゃ……じゃあプールサイドで変身しないと!?」

雷の魔法少女「ここで変身するな……バレるわけにはいかないだろ!?くそっ……や、やめろ///そこは……///」

男「どうすれば……///!!」

タイーク「雷の魔法少女……ラ○ちゃんみたいな雷様スタイルだが、仮面で顔を隠して正体が分からなかった……
その仮面を外して……正体を暴いてやる!!触手カッター!!」

雷の魔法少女「や、やめろぉぉおおおお!!!」

パキィィイイイン!!

男「そ、そんな……!?彼女の正体は……!!」

幼馴染「いとこさん……!?」

いとこ「男……み、見るなぁ///!」

タイーク「これでお前ら全員の正体が分かった……!追っ手からは逃れられんぞ!!まぁ、全員ここで死ぬがな!!」

風紀委員「ディシプリンスプラッシュ!!」

タイーク「うわっ!?何だ……!?どうして変身出来ている!?」

風紀委員「馬鹿ね……あなた、変態して身体が大きくなりすぎたのよ……!
あなたの死角でちょうどクラスの皆から、見えない場所ができたのよ!!」

タイーク「だが、どうした!!水のお前が俺に何をできる!!」

幼馴染「私もいるわ!!ネイバーサンバーン!!」

タイーク「ゆでだこになるぅぅうううう!?」

男「これで形成逆転だな!!」

悪沢「男……さっきから、何を言ってるんだ?それにあの女の子たちは……?」

男「え……?ほ、ほら!変身ヒーローみたいでカッコいいじゃん!き、キミも応援しようよ!」

悪沢「そうだな……!頑張れ!!」

モブども「頑張れー!負けんなぁー!力の限りぃー!」

幼馴染「みんな……!!」

いとこ「幼馴染……!お願い!」

タイーク「気に食わん……気に食わんぞぉ!人間の分際でぇぇええええ!!」

風紀委員「ヤツの身体がまた!?」

タイーク「最終変態だぁぁああああ!!【安価下】スタイル!!」

タイーク「ニッチもサッチもどぉぉっちもぉぉおおおお!ブルドッグゥゥウウウウ!!」

幼馴染「でかいブルドックになった!?」

タイーク「ブルドッグデスビーム!!」

風紀委員「きゃぁぁああ!んっ……助かった!?」

いとこ「大丈夫……触手を引っこめたのは愚策だったね!」

タイーク「貴様一人動けるようになったからといって、とるに足りんわ……!まとめて殺してやる!!」

いとこ「馬鹿だね……ボクが動けるようになっただけじゃない……!」

モブたち「よし……プールから出れたぞ!やっちまぇぇええええ!」

いとこ「カズンインディグネイション!!」

タイーク「そ、そんなぁ!そんな馬鹿なぁぁああああ!うおぉぉおおおお!!」

モブども「や、やったぞぉぉおおおお!!」

風紀委員「やったわね……!」

男「でも、これは騒ぎになるよなぁ……」

神「わしに任せておれ!」

幼馴染「用務員のおじさん……?」


男「神様のおかげでなんとかなったな……ごまかすのはこれで最後って言ってたけどな」

風紀委員「でも、私たちと悪魔だけを結界に閉じ込める技を教えてもらったんでしょ?」

男「あぁ……それと……」うじゅるうじゅる

幼馴染「きもっ……!それって……触手!?」

男「あぁ……俺は高位悪魔を吸収するチカラを持ってるみたいなんだ……治癒のチカラはその副産物らしい
まぁ、気持ち悪いけど……これで俺も直接闘えるかもな……!!」

いとこ「あの……」

男「いとこ……その……ごめん……お前、女だったんだな……それに雷の……」

いとこ「そうだよ……悪いかよ///!」

男「でも何で……俺を許さないってのと関係あるのか!?」

いとこ「やっぱり覚えていないんだな……昔……大人になったら結婚しようって言ったよな……!」

風紀委員「えっ……///」

男「そ、そうだっけ……!?」

いとこ「言ったのはボクだけどな……!そしたら、男は『バーカ!絶対無理』だって……!
それからボクは……男として生きる事にしたんだ!!」

幼馴染「サイテーね」

男「お、思い出した……でも、あの時は……男だって思ってたし……!それにいとこだろ!?」

風紀委員「法律上はいとこの結婚は認められているわ」

男「そ、そうなの……?ま、まぁ子供の頃の事だし、こんなに綺麗になったんだから……女として生きようよ!」

いとこ「き、綺麗……///?そ、そうだな……子供の頃の事だしな……!紛らわしい格好をしていたボクも悪いよね……
よ、よし///!ボク、男にふさわしい女になるからな///!昔みたいに仲良くしよう!な、男!」

男「えっ……あ、あれぇ!?」

幼馴染「お、男ぉ~~~!!」

男「ち、ちがっ!?」

いとこ「しあわせ///」

風紀委員「もう……!」 つづきたい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月07日 (日) 20:50:32   ID: ofRHmxTg

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>>1が答えろよ

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