提督と飛鷹な一日 (126)
初投稿です。
生暖かい目で読んでやってください。
とある鎮守府の近く、街の一角にて。
提督「まさかこんなところで会うとは思わなかったな。」
飛鷹「そうね、私も驚いたわ。提督はどうしてここに?金剛さんも見当たらないけど。」
提督「それがな、金剛のやつが書類整理ばっかりで飽きたとか言い出してな。」
飛鷹「・・・はぁ。」
提督「急ぎの件でもないし今日一日はもう休みにしちゃおうってことで意見が一致したわけだ。」
飛鷹「要するにサボって遊びにでたわけね。」
提督「違うぞ、これは英気をやs」バシン!
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飛鷹「で、金剛さんは?いつもなら一緒にいるはずじゃない。」
提督「出かける直前に浦風達に捕まってな、結局一人だ。」
飛鷹「それで当てもなく街をブラブラしてたら私に会ったと。」
提督「よくわかったな。」
飛鷹「大口開けて欠伸しながら歩いてたら誰だってわかると思うわよ。口の中に爆撃しても良かったのよ?」
提督「洒落にならんのでやめてください。」
提督「しかしまぁ。二人で街を歩くなんていつぶりだ?」
飛鷹「そうねぇ、いつも街に繰り出すときは隼鷹か金剛さんたちが一緒にいたから、もうだいぶ前のことになるんじゃない?」
提督「そっか・・・よし、決めた。」
飛鷹「何が決めた、なのよ?」
提督「今日一日は飛鷹と二人でデートってことだ。」ニコッ
飛鷹「っ!?///」フイ
提督「おいおいどうした?」
飛鷹「な、なんでもないわよっ!(そ、そっか。デートね、デート・・・///)」
提督「なんでもないならこっちを向いてほしいんだがなあ。」
飛鷹「それじゃあどこへ行こうかしら?」
提督「飛鷹の行きたいところならどこでもいいぞ?」
飛鷹「と言われてもねぇ、私も今日はどこいく当てもなかったのよ。」
提督「お、俺と同じだね。」
飛鷹「あなたと一緒にされるのはなんか御免だわ。」
提督「じゃあ今日は普段通らない道でも歩いて行こう。隠れた名店があるかもしれんぞ?」
飛鷹「新しい店を探すのは悪くないかも、ただまぁ迷店じゃないことを祈るばかりね。」
提督「そうそう変な店なんてあるわけないだろう?まぁ一つぐらいあってもいいとは思うんだけどね。」
飛鷹「どうしてかしら?」
提督「楽しいじゃん?」
飛鷹「はぁ、言うと思ったわ。」
提督「迷店はともかくとしてそろそろ出発といこうか。」
飛鷹「えぇ、行きましょうか。」
提督「お?こんなとこにケーキ屋ができてる。」
飛鷹「ほんとう?ちょっと覗いていきましょ?」
提督「ああ、いいぞー、って返事聞かずに扉開けてるし。」
飛鷹「なにしてるのよ!はやくはやく!」
提督「わかったわかった。今行きますよーっと。」
飛鷹「いろいろあるなぁ、悩むなぁ〜どれにしよっかなぁ♪」
提督「・・・おかしいな。俺の目の前にいるのは俺にいつも説教かます飛鷹のはずなんだが。」
飛鷹「どうしよっかなぁ。苺のショート、ミルフィーユ、モンブラン。どれも美味しそう♪」
提督「目をキラキラさせてやがる・・・ここにカメラがあれば一枚絶対撮っているのに・・・!」
瑞鶴「あれ?提督さんじゃん?ここで何してるの?」
提督「ん?瑞鶴じゃないか。翔鶴も一緒か。」
翔鶴「はい。こんにちはです、提督。」
提督「二人はどうしてここに?」
瑞鶴「そりゃあケーキ屋に来たんだからケーキ買いに来たに決まってるじゃない。」
提督「そりゃそうか。この店にはよく来るのか?」
翔鶴「はい、新しくケーキ屋が出来たんだ、って開店日に瑞鶴と一緒にケーキを食べに来たら私も瑞鶴も気に入っちゃって。」
提督「もう常連さんって感じかも。それで提督さんはどうしてここに?」
提督「それはだな・・・チラッ。」
飛鷹「・・・〜♪」
瑞鶴「ん?・・・あ、飛鷹さんだ。」
翔鶴「あらあら、かなり夢中になってますね。あの飛鷹さんを見るのはいつぶりでしょうか。」
提督「え?飛鷹ってプライベートはいつもあんな感じなのか?」
翔鶴「飛鷹さんも女の子ってことですよ、提督。」
提督「そうか・・・そうだな。」
飛鷹「ねぇ、提督はショートとミルフィーユどっちが・・・って翔鶴さんに瑞鶴じゃない。」
翔鶴「こんにちはです、飛鷹さん。」
瑞鶴「こんにちわー。」
飛鷹「そうだ、二人はこの店のケーキにおススメとかってある?」
瑞鶴「私はチーズケーキが好きかなぁ。」
翔鶴「私は〜そうね、今まで食べた中ではやっぱり苺のショートかしら。」
飛鷹「なるほどね〜。提督は何にする?」
提督「そうだなぁ、じゃあチーズケーキにしようか。」
飛鷹「なら私は苺のショートに決ーめたっ!」
提督「・・・そ、それじゃ頼むか。そういや二人は中から出てきたようだが飲食スペースがあるのか?」
瑞鶴「そうだよ、ちょっと狭いかもだけどね。」
提督「じゃあ店内で食べるとするか、教えてくれてありがとう。」
飛鷹「ありがとうね、翔鶴さん、瑞鶴。」ニコッ
翔鶴「お役に立ててなによりです。それでは失礼しますね。」
瑞鶴「それじゃあねー提督さん。」
提督「うむ、ケーキかなり美味かったなあ。」
飛鷹「そうね、次からはここでケーキを買うことにするわ♪今度はシュークリームも食べてみたいわね。」
提督「またほっぺにクリームついてたりしてな〜。」
飛鷹「っ///し、仕方ないじゃない!生地からはみ出るクリームが悪いのよ、私は何も悪くないわ!」
提督「うん、ならケーキ食べるのやめたらいいんじゃないかな。クリームの脅威は永遠になくなるぞ?」
飛鷹「それとこれとは話が別よ。」
提督「言ってることが滅茶苦茶だぞ。」
短いですけど今日は終わります
失礼します
それでは、提督と飛鷹な一日の続き。始まります。
提督「さて、ここいら辺には何があるかなーっと?」
飛鷹「あら、あれは・・・?」
提督「ゲーセンだな、こんなとこにもあったとはなぁ。」
飛鷹「ゲーセン・・・確かお金かけて遊ぶところだって聞いてはいるわね。」
提督「・・・間違っちゃいないがその表現はどうよ。」
飛鷹「間違ってないんでしょ?」
提督「まあな・・・中が気になるか?」
飛鷹「別に。」
提督「でも入ったことはないんだろ?」
飛鷹「そうね。」
提督「・・・。」
飛鷹「・・・。」
飛鷹「提督は行きたくないの?」
提督「俺は今日飛鷹が行きたいところに行くって決めてるんでな、嫌なら別の所に行くだけだぞ?」
飛鷹「そう。」
提督「・・・・・。」
飛鷹「・・・・・。」
提督「・・・中入るか?」
飛鷹「仕方ないわね、一緒にいってあげるわよ。」
提督「そんじゃま、入るとしようか。」
飛鷹「ず、随分と騒がしいところね。」
提督「そりゃあ皆の遊び場だからな、騒がしいのは当然だろう。」
飛鷹「それにしたってうるさすぎよ!もう少しどうにかならないの!?」
提督「ここはそういうとこなんだ。諦めろ・・・っとどうした?」
飛鷹「・・・。」
提督「おーい、クレーンゲーム前で止まってる飛鷹さ~ん?もしも~し?」
飛鷹「・・・可愛い。」
提督「どれどれ・・・確かに可愛いな。しかし何の生き物だ?」
飛鷹「たぶんだけどウサギだと思うわ。」
提督「このまん丸で毛玉に耳つけたような感じのこいつがウサギ・・・実際にいるのだろうか?」
飛鷹「ねぇ、これやってみたい♪やり方教えて!」
提督「いいぞ。まずそこにコインをいれてだな・・・。」
飛鷹「なんでとれないのっ!」
提督「俺に当たられても困るんだがな。」
飛鷹「これホントにとれるんでしょうね!?」
提督「とりにくいやつも中にはあるみたいだが、だいたいはポイント掴めばとれるようにはなってるハズだぞ?」
飛鷹「もう一回よ!今度こそ・・・ってあら?」
提督「コインが無くなってるな、10回はやってるわけだ。」
飛鷹「もうそんなにやってたんだ。欲しいけど、これ以上やったら手持ちが・・・。」
提督「・・・しかたないなぁ、俺がやろう。」
飛鷹「えっ!?で、でもこれは私が」
提督「いいからいいから。ほら、どいて。」
飛鷹「う、うん。」
提督「さぁて、久々だが気合いれていこうじゃないのさ・・・!」
飛鷹「・・・五回目ね?」
提督「大丈夫だ、問題ない。次で落とす。」
飛鷹「ほ、ほんと?」
提督「あぁ、見てろよ?」
「ゴトン!」
二人「よっしゃあ!やったぜ!」「やった!」
提督「ゴソゴソ・・・よっと。おお、さわり心地いいな。モッフモフだぞ。ほら、持ってみ?」
飛鷹「え、えぇ・・・ほんとう!もふもふしてて気持ちいいわ~♪ありがとう提督♪」キラキラァ
提督「お、おぅ。喜んでもらえたようでなによりだ。それ入れる袋とってくるよ、待っててー。」
飛鷹「わかったわ・・・もふもふ~♪」
提督「・・・今ままでの堅物な飛鷹のイメージがどんどん崩れていくな。可愛すぎるだろう!?」
提督「このコーナーは格闘ゲームとレーシングゲームが多いようだな。」
飛鷹「車かぁ。私にはほぼ縁のない代物ね。」
提督「言われてみりゃそうか。海の上を走れる艦娘が車の運転なんて普通じゃありえない光景だよな。」
飛鷹「車を運転する艦娘ねぇ、いたら実際に見てみたいわ。」
提督「今こいつをやったら地上で初めて運転する艦娘になれたりしてな?」
お客たち「おぉーーー!!!!」
飛鷹「あら?あっちの方騒がしいわね?」
提督「そのようだな、ちょっと行ってみるか。」
お客さん1「すげぇ!」
お客2「軽トラで3連続勝利だと!?あのお嬢いったいナニモンだ!?」
客3「おいおい知らねえのか。最近になってここに現れた凄腕の人だよ。他のゲームもかなりつええんだ。」
飛鷹「・・・ねぇ、あれはそんなにすごいことなの?」
提督「あぁ、凄いなんてレベルじゃないぐらい凄いことなんだ。」
飛鷹「やばいと同じってことね。」
提督「あぁそうだ。しかし気になるな、どんなプレーヤーだろう?」
飛鷹「お嬢って言ってたんだから女性の方なんだろうけど、あそこに座ってる人ね・・・ってあれ?」
提督「どうした・・・あれ、どっかでみたツインテールだな。う~んと?」
???「貴方のハンドル捌き・・・五十鈴には丸見えよ!」
野次馬4「おぉー!!また抜きやがった!すげぇ!」
提督「・・・どうやら地上で初めて車を運転する艦娘に出会っちまったらしいな。」
飛鷹「・・・(仮)だけどね。」
提督「今のうちにサインでももらっとこうかな?価値がでるかもしれん。」
飛鷹「本気で言ってる?」
提督「うん。」
飛鷹「はぁ~アンタって人は・・・。」
???「あー楽しかったぁ。一番っていうのはやっぱりいいわねぇ・・・あら?」
提督「やあ。楽しそうだな、五十鈴。」
五十鈴「提督に飛鷹じゃない、こんなところで会うなんて夢にも思わなかったわ。」
提督「それはこっちの台詞だよ。お前がゲーム好きだったとはな~。」
五十鈴「ゲーム好きになった、が正しいわね。
気まぐれでやってみたら見事に嵌まっちゃってね。」
飛鷹「それでゲーセンに通うようになって騒がれるようになったわけね。」
五十鈴「そうね、いつのまにか有名人になっちゃったみたい。」
提督「そんな貴方には、地上で初めて車を運転した艦娘の称号を与えよう。」
五十鈴「ふふふっ♪ありがたく頂戴するわ。」
飛鷹「・・・(仮)なんだけどね。」
提督「なぁ五十鈴、ゲーセンに通ってる艦娘はお前以外に誰かいるのか?」
五十鈴「う~ん、他の艦娘全員はわからないけど、とりあえずここに来てる艦娘は私ともう一人いるわね。」
飛鷹「そうなの?一体誰かしら?」
五十鈴「あそこの格ゲーコーナーにいるわよ?」
二人「「え、嘘?」」
五十鈴(息ぴったりね・・・。)
今回はここまでなのです。
それでわ、失礼します。
金剛「Hi!金剛型戦艦、一番艦の金剛デース!!」
それでは「提督と飛鷹な一日」の続き、startデース!」
金剛「ところでさー。私の出番ってないの、提督ぅ?え、無い!?」
無いってどういうことデスカ!?提督ぅ!?ちょっとwaitデース!提督ぅーー!!!!」
ここから本編なのです。
??「・・・距離、速度、良し!喰らえぇぇええい!!!」
モブ「ぬわー!!やられちまった!」
提督「・・・いたよ。」
飛鷹「・・・いたわね。」
提督「予想通りというか意外だったというか。格ゲーしてるし、やっぱ格闘タイプだったのかな?」
飛鷹「表現に矛盾があるわよ。・・・間違ってない気もするけど。」
??「よっし!計算通りに、また勝利です!」
提督「あの~霧島さん?」
霧島「はい、私、霧島。誰の挑戦であろうと受けてたち・・・司令!?」
飛鷹「こんにちは、霧島さん。」
霧島「ひ、飛鷹さんまで!?な、なぜこのような場所に?」
提督「俺たちは~なんというか、たまたまだ。そっちはどうして?」
霧島「え、えっと・・・そ。そう、訓練です!」
二人「「訓練?」」
霧島「は、はい!戦場では一瞬の判断ミスが命取りになります!」
提督「ふむふむ。」
霧島「な、なのでこの霧島。この格闘ゲームで戦闘の訓練をしていましてですね、」
「べ、別に「なにか血が騒ぐ」とか「鬱憤晴らし」とかじゃなくてですね」
提督「・・・(だいぶテンパってるな。しかしやはり格闘タイプか。)」
飛鷹「・・・(姉妹仲は良さそうだったけど、やっぱり苦労もしてるのねぇ。)」
霧島「な、なんか誤解されてるような?わ、私はですね・・・。」ワタワタ
五十鈴「ふふっ、提督が来ただけでそんなに慌てるなんて、艦隊の頭脳が聞いて呆れるわね?」
霧島「なっ!それは聞き捨て・・・あ、ちょっと待って。」
三人「「「?」」
霧島「・・・(マイク音量大丈夫かしら、チェック1,2・・・うん、いいわね)」
「それは聞き捨てなりませんが、そちらも一番が当然なんてよく言えたものですね。
何回かあなたが負けてるところを見かけているのですが?」
提督(マイクチェックは必要だったのかなぁ?)ボソボソ
飛鷹(それは言わないであげて)ボソボソ
五十鈴「・・・ふふふ。それなら五十鈴の実力、今見せてあげてもいいのよ?」
霧島「いいでしょう。今度こそ貴方と白黒はっきりつけましょう。艦隊の頭脳を甘くみたこと、後悔させてあげるわ!」
二人の視線「「・・・バチバチバチバチ」」
扉 「ウィ~ン」
飛鷹「あの二人、置いてきてよかったのかしら?」
提督「まぁ大丈夫だろう。というか、あの場に残ったら今日が終わりそうな気がしてな。」
飛鷹「その判断は間違ってないわね。他の場所に回れなくなっちゃうわ。」
提督「それじゃ、気を取り直して、次行くとしようか。」
飛鷹「そうね、しゅっぱーつ♪」
提督(ウサギ、かなり気に入ったんだな)
提督「・・・霧島は格闘タイプっと。メモしておかないとな。
うっかり鼻眼鏡でもプレゼントした日には、体の関節がおかしな方向に曲がってるかもしれん。」
今日はここまでなのです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
感想書いてくれた方、ありがとうなのです♪
皆様ごきげんよう。お洒落な重巡、熊野ですわ。
それでは「提督と飛鷹な一日」始まりますわ。
ふぅ、こんな感じでよろしかったかしら?・・・そう、よかったわ。
それでは提督。約束のサンドイッチ、楽しみに待ってますわ♪
大変おまたせいたしました。
ここから本編でございます。
提督「線路は続くよ~どこまでも~♪」
飛鷹「線路はないんだけどね、ってあれ?」
提督「ん?ここは広場の近くの道じゃないか。ここに繋がってたのか。」
飛鷹「日が傾いてきたわね・・・そろそろ戻った方がいいんじゃないかしら?」
提督「そうだな、今から別のところに寄ったら、鎮守府に戻るころには真っ暗かもしれん。」
飛鷹「ただの気分転換が、こんなことになるなんてねぇ。」
提督「俺との散歩はつまらなかったか?」
飛鷹「つ、つまらないなんて一言も言ってないでしょ!?むしろ楽しかったというか嬉しかったというか・・・///」ゴニョ
ゴニョ
提督「えーと、とりあえず楽しめたのならよかった。それじゃ帰るとしようか?」
飛鷹「そうね・・・帰りましょうか。」
飛鷹(ホントはもう少し提督と一緒にいたいんだけど・・・)
提督「・・・?」
飛鷹(仕事溜まってるみたいだし、明日に疲れを残さないようにしないといけないわよね。)
提督「・・・か?」
飛鷹「・・・えっ?」
提督「いやさ、向こうの方、何か騒がしいと思わないか?」
飛鷹「・・・言われてみれば。そっちの方に人が流れてるようにも思えるわね。」
提督「事件が起きているとは思えんが・・・なにかあっても困るわけだし。」
飛鷹「・・・本音は?」
提督「気になってしょうがない。ここで行かなかったら、明日の仕事に集中できないだろ~な~?」
飛鷹「はぁ~、わかったわよ。ほら、はやく行きましょ。何かあったら困るんでしょ♪」
提督「そのとおりだ。さあ、行こう♪」
提督「ほう、こりゃまたすごいな。」
飛鷹「広場全体に露店と出店があるわね。でも祭りの開催なんて聞いてないし。提督は知ってた?」
提督「いや、俺も知らなかったな。ま、細かいことはどうでもいい。
大事なのは目の前にたくさんの店があるということだけだ。」
飛鷹「それもそうね、じゃあまずはあそこの店から見ていきましょう。」
提督「おう、そうだな・・・ってだから早いっての!ちょっと待ってくれ!」
飛鷹「はむはむ・・・フランクフルト美味しい♪」
提督「鎮守府で食べてるのとはまた違う感じだな。」
???「・・・っちなの!・・いくの!」
???「・・・でち!・・・かないででち!」
提督「・・・?」
飛鷹「はむはむ・・・どうしたの?」
提督「なんか聞き覚えある声が聞こえた気がしてな。」
飛鷹「気のせいじゃない?それより次行きましょ。」
提督「あいよ~。」
飛鷹「ねぇ、あそこの金魚すくいっていうの見てみたいわ。いいでしょ?」
提督「もちろんだ。飛鷹様の仰せのままに。」
飛鷹「なっ!?///いきなりなに言い出すのよ!お、置いてくわよ!」ダッ
提督「・・・ほんとからかい甲斐のあるやつだよな~。」
????「・・・の・・イパー・・・かせっ!」
????「・・・ひゃくがた・・・じめる・・・。」
??「・・・はち・・・しょしたい・・・。」
提督「ん~?また聞こえたような。」
「いかん、マジで置いてかれるかも。待ってくれよ~!!!」
提督「お、やってるな。」
飛鷹「金魚がいっぱい・・・楽しそう・・・♪」キラキラア
提督「やれやれ。ほら、荷物は俺が持ってるから。」
飛鷹「よ~し、やるわよ~!・・・ん?」
今日はここまでなのです。
年内に、も一回投稿するつもりです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
特型駆逐艦、1番艦の吹雪です!
「提督と飛鷹な一日」、始まります!
あ、お疲れ様です司令官!
え?番宣はしなくていいのかって?
あのー・・・番宣ってなんのことでしょうか?
アニメ艦これ、楽しみですね。
それでは本編です。
隣の女の子「・・・グスッ。」
飛鷹「どうしたの?どこか痛いの?」
女の子「・・・」フルフル
飛鷹「じゃあ、お母さんとはぐれちゃったのかな?」
女の子「・・・」フルフル
提督「迷子でもないか、う~む・・・。」
女の子「・・・ぎょ。」
二人「「え?」」
女の子「・・・金魚。」
提督「もしかして、この金魚がほしいのか?」
女の子「・・・うん。」グスッ
飛鷹「そういうことなら、お姉ちゃんに任せなさい!」
女の子「・・・ふぇ?」
提督「え?」
飛鷹「金魚一匹くらい私がすくってあげる!だからもう泣かないで、ね?」
女の子「グスッ・・・うん。」
飛鷹「気を取り直して、飛鷹型航空母艦の出撃よ!おやっさん、網!」
飛鷹「なんでとれないの!」
提督「うん、こうなる気はしてたんだ。」
女の子「・・・。」グスッ
飛鷹「わわっ!おやっさん!もういっちょ!」
おやっさん「・・・」フルフル
飛鷹「えっ!?どうして!?」
おやっさん「・・・。」ゴソゴソ
飛鷹「網と皿?持ってどうするの。」
おやっさん「・・・!」クワッ!シュッ!
提督「すげぇ!同時に二匹とったぞ。」パチパチパチ
飛鷹「・・・。」ポカーン
女の子「・・・。」ポカーン
おやっさん「・・・!」クワッ!シュッ!」
提督「同じ網でさらに二匹取り・・・尊敬するぜ・・・。」
おやっさん「・・・。」テレテレ///
飛鷹(おやっさんが照れてる!?なんか可愛い、ギャップ萌え!?)
おやっさん「・・・。」ゴソゴソ
提督「ん?とったのを二匹ずつ別で袋詰めに・・・まさか。」
おやっさん「・・・。」スッ
飛鷹「えっ?・・・これ、もらっていいの?」
おやっさん「・・・。」コクコク
提督「だがいいのか?これだって一応は商売だろう?」
おやっさん「・・・。」クイクイ
提督「え?周りを見ろって・・・。」
お客1「あんなに楽しそうにやりやがって。やりたくなっちまうじゃねえか。」
客2「金魚すくいって意外と面白そうだな。俺もやらしてくれ。」
お客さん「こっちにも網くださーい。」
客四「お前もやるのか、なら俺もやるか。」
野次馬「ガヤガヤガヤガヤ」
提督「なるほど。宣伝のお礼ってわけだな。」
おやっさん「・・・」コクコク
提督「あ、ありがとう♪大切にするわね。」
女の子「・・・あ、ありがとう。・・・金魚さん♪」キラア
提督「それじゃ、とりあえずここから離れるぞ、これ以上は邪魔になりそうだ。」
飛鷹「わかったわ。おやっさん、ほんっっとにありがとう!」
おやっさん「・・・。」コクコク
提督「金魚もらえてよかったな、お嬢ちゃん。」
飛鷹「ごめんね。あれだけ言っておいて私、貴方に金魚とってあげられなくて。」
女の子「・・・!?」フルフル!
提督「その金魚、大事にするんだぞ?」ナデナデ
女の子「・・・うん♪」
提督「ホントに一人で大丈夫か?家まで送るよ?」
女の子「・・・うん、だいじょうぶ。」
飛鷹「そっか、それじゃここでお別れね。」
女の子「・・・あの///」
提督「ん?」
飛鷹「なにかしら?」
女の子「その・・・ありがとう///」
二人「「どういたしまして。」」ニコッ
女の子「・・・///」ダッ
提督「お~い、金魚気をつけろよー!」
飛鷹「転ばないようにね~!!」
提督「・・・行っちまったな。」
飛鷹「・・・はぁ~。」
提督「どうした?」
飛鷹「結局、一匹も金魚とれなかった・・・。」グスン
提督(・・・結構気にしてたのな。)
提督「大丈夫さ、今日の失敗は明日の成功につながるもんだ。」
提督「次の祭りの時にはリベンジするんだろう?」
飛鷹「・・・えぇもちろんよ!次こそ私の実力を見せてあげるわ!」
提督「やっぱり飛鷹はこうでなくちゃな、うん。」
飛鷹「ん?今なにかいったかしら?」
提督「いーやなんにも。さ、次の店にいこうぜ?」
飛鷹「えぇ、もちろん。今度はどこにいこうかな~♪」
提督「あ、こら手を振るな!金魚、大事にしろっていったばかりだろう!?」
一方その頃、某所にて。
???「ふふふ・・・まさかここまでやれるとは思わなかったわ。」
??「こちらも同じです。貴方の実力は再計算しないといけませんね。」
???「でも、このままじゃ決着がつかないわね。」
??「お互い得意分野で勝利を重ねても負かしたことにはなりませんし。」
???「そうね、だから・・・次はこれで勝負よ!」
??「な・・・なんですって!?」
今日はここまでなのです。
読んでくださった方、ありがとうございました。
よいお年を。それでわ、失礼いたします。
カレンダーの存在に気付かなかったとは不覚・・・。この飛鷹さん実物でみたいぜ!
新年明けましておめでとうございます。遅れて申し訳ないです。
一月中に一度投稿いたします。
読んでくださっている方々、今年もよろしくお願いいたします。
金剛型3番艦、榛名です!
「提督と飛鷹な一日」、全力で参ります!
あ、提督。え?あんな榛名でも大丈夫かって?
A.はい、榛名は大丈夫です!問題ありません!
まさかの全員ボケ倒し。ツッコミ役はどこの誰っ!?
あと軽空母達はいつ出番があるのでしょうか?
それでは、本編始まります。
飛鷹「お祭りなだけあって、どんどん人が集まってきてるわね。」
提督「さすがに人が多いな。飛鷹、はぐれるなよ?」
飛鷹「ええ、わかってるわ・・・っと!?」
提督(言ってる傍からこうなるか・・・しかたない)
「・・・ほら、手だして。」
飛鷹「え?・・・べ、別に手をつながなくてもはぐれたりなんか・・・って!?」
提督「あ、おい飛鷹!」ガシッ
飛鷹「あっ。提督・・・あ、ありがと。」///
提督「さ、次の店に行ったら戻るぞ?もういい時間だし。」
飛鷹「う、うん。そうね。さすがに私も疲れてきたわ。」///
提督「さて、どの店に入るかな~。」
飛鷹「どこにしようかしら・・・あ、アレなんていいんじゃない?」
提督「ん?えっと・・・あそこの射的屋か、よしいk」
ドン!
提督「おっと!?」
??「きゃ!」
飛鷹「とっとと・・・。」
??「あ、あ、あのあのっ!ご、ごめんなさいっ!」
提督「いえ、こちらも急に立ち止まってしまってすいません・・・ん?」
飛鷹「あら?あなた龍鳳じゃない?」
龍鳳「え?・・・飛鷹さんに、提督!?」(わぁ、手をつないでる・・・///)
提督「たい・・・じゃないや。龍鳳、鼻大丈夫か?」
龍鳳「え、ええ大丈夫です。お二人もこの祭を見に来たのですか?」
飛鷹「始めから知ってたわけじゃないけどね。」
提督「散歩のつもりで外でたら偶然、な。」
提督「龍鳳は一人で来たのか?」
龍鳳「いえ、潜水艦の子達と一緒に来たんです。
今日なにかお祭りみたいなのをやるって聞いてついて来たまではよかったんですけど・・・。」
飛鷹「あの子達は元気すぎるところがあるから・・・おいてかれたわけね。」
龍鳳「おっしゃる通りです・・・お二人は皆を見ていませんか?」
提督「いや、見てないな。」
龍鳳「そうですか・・・。」シュン
提督「大丈夫だ、あいつらだって艦娘だ。今も元気にこの会場を走り回ってるはずだ。」ナデナデ
龍鳳「提督・・・うん、そうですね。」(ほわっ!?なでなでされちゃった///)
飛鷹「・・・む。」
提督「だから龍鳳も射的やろうぜ?」
龍鳳「射的・・・ですか?えっと、私、こういうの初めてで、どんなものなんですか?」
提督「それは見てのお楽しみだ。さ、行くぜ♪」
飛鷹「・・・。」(いいな~ナデナデ。)
提督「ん?どうした飛鷹?」
飛鷹「な、なんでもないわっ!はやくいきましょ!?」
提督「あ、ああ、そうだな。」
提督「邪魔するぜ店主。」
射的屋店主「らっしゃい!一回三発で百円だ!どうだい、嬢ちゃんたちもやってかねえか?」
飛鷹「もちろんやるわよ!そのために来たわけだしね。龍鳳もやるでしょ?」
龍鳳「は、はい!やってみます!」
提督(こうして見ると隼鷹より、よっぽど姉妹に見えるな)
飛鷹「提督、お金はお願いね。」ニコッ
提督「え?あー、まあ構わんぞ?」ナンカエガオガコワイ
飛鷹「それじゃ龍鳳、どっちが多く的を倒せるか勝負よ!」
龍鳳「い、いきなりですか!?」
飛鷹「私も初めてだから条件は一緒よ。」
龍鳳「それなら、いいですよ。空母龍鳳の力、お見せします!」
飛鷹「鎮守府の先輩として、私も負けられないわ!飛鷹型航空母艦の出撃よ!」
提督「なんか燃えてるな、あの二人。」
店主「いいじゃねぇか。ああいう顔して楽しんでさえくれりゃ、俺は儲けがなくても嬉しいさ。」
提督「この店は儲けを目的としてないのか?」
店主「前はそれなりに考えていたんだけどな。あいつ等が海に現れてから変わったんだよ。」
提督「深海棲艦・・・か。」
店主「物資が届かなくなって、結構きつい生活を強いられた。けど、それ以上にきついことがあった。」
提督「それ以上に?」
店主「街の奴らが笑わなくなったんだ。特に子供達が笑わねえ。いつもは笑い声が絶えねえこの広場でよ、
声が聞こえねえ時が来るなんて夢にも思わなかったよ。」
提督「こんなに賑わってる場所が、か?」
店主「あぁそうだ。そん時に思ったんだ。世界の状況が変わって、もしまた商売が出来るようになったら、
今度は客を笑顔にできるような商売をしようってな。」
提督「そうだったのか。儲けがどうとか言ってすまなかった。」
店主「ははっ、構いやしねえって。大層なこと言っても結局は金がないと何も始まらないもんだしな。」
飛鷹「ねぇ、何の話をしてるの?」
提督「あぁ、俺たちが来る前の街のことを聞いてたのさ。」
龍鳳「私たちが来る前ですか?・・・それって、もしかして」
???「あれ?」
飛鷹「あら?あなた・・・。」
提督「おや、金魚すくいの時のお嬢ちゃんじゃないか。」
女の子「さっきのお姉ちゃんと・・・おじさん?」
提督「おじさ・・・!?」
飛鷹「ぷっ。おじさんだって、くすくす♪」
龍鳳「ひ、飛鷹さん!わ、笑っちゃ駄目ですって・・・ぷっくく♪」
提督「・・・お前らなぁ。本気でいじけるぞ?」
本日はここまでなのです。
次もまた同じぐらい間が空くかもしれません。
それでわ、失礼いたします。
読者の皆さん、こんばんわなのです。
今週中か、日曜日までに投稿いたします。
もうしばらくお待ちください<(_ _)>
潜水艦伊十九、イクなの!
「提督と飛鷹な一日」始まりなのね!
・・・って、あー!!もうイク(19)の時間終わっちゃってるの!!どーしてくれるの!
ここにうずうずしてる魚雷があるけど・・・提督、ご覚悟なのーっ!!
自分最初の艦娘は電だったのですが、アニメ、凄く可愛かったですね。
おまたせしました、それでは本編はじまります。
女の子「パパ、ただいま!」
提督「ぱ、パパだとっ・・・!?」
店主「おかえり、お!金魚すくいやってきたのか。」
女の子「うん!このお姉ちゃんとおじさんが手伝ってくれたの!」
店主「そうかそうか、ちゃんとありがとうは言ったか?」
女の子「うん!お姉ちゃん、おじさん、ありがとう!」
店主「俺からもだ、ありがとう。」
提督「えっと、あ~・・・うん、どういたしましてだ。」
飛鷹「改めて言われると、なんか照れるわね///」
提督「それじゃ、そろそろ戻るとするか。」
飛鷹「そうね、ちょっと長居しすぎたかも。」
龍鳳「ちょっと夢中になりすぎました。」
店主「楽しんでくれたようでなによりだ。出店やった甲斐があるってもんだ。」
提督「結局二人ともお菓子が二個か。」
飛鷹「当てても倒れてくれないんだもの。小さいのでやっとよ?」
龍鳳「射的って難しいんですね。」
提督「で、結局何回やったんだ?」
飛鷹「五回ずつやったわよ?」
提督「じゃあ千円になるわけか・・・。」
店主「あぁ、お代はいらないぜ。」
提督「え?さすがにそれは大丈夫なのか?」
店主「構わねえって。いつも街を守ってくれてるヒーローさんには、これぐらいするのは普通だろう?」
飛鷹「え?でも・・・。」
店主「そうだ、じゃあ一つ頼みを聞いてくんないか?それならいいだろう?」
龍鳳「えっと・・・どうしましょう?」チラッ
提督「ふむ・・・いいんじゃねえかな。それで、頼みってのは?」
店主「今度奴らにあったらよ、俺達の代わりにぶん殴ってきてくれよ。な、いいだろ?」
龍鳳「・・・。」ポカーン
龍鳳「え、えと・・・提督?」
提督「二人で決めるといい。実際に奴らと戦ってるのはお前たちなんだからさ?」
飛鷹「・・・返事なんて決まってるわよ。ね、龍鳳?」
龍鳳「あ・・・そうですね。私達はもともと、そのためにいるんですから!」
飛鷹「そういうわけで・・・そのお願い確かに聞いたわ。貴方達の想い、私達があいつらにぶつけてあげるわっ!!」
提督「俺からも約束する。この街の人たちの笑顔の為に、これからも提督業に励むことを。」
店主「おうっ!よろしく頼むぜっ!」
提督「じゃあ最後に俺も一回やらせてもらおうかな?」
店主「じゃあ100円ね。」
提督「俺はタダ券には含まれないのかよっ!?」
飛鷹・龍鳳「はははっ♪」
??「あーっ!!やっと見つけたでち!!」
提督「お、潜水艦組も合流か。」
龍鳳「みんな!全員一緒なのね、よかったぁ。」
58「急にいなくなるから探したんでちよ?」
168「・・・お店巡りながらだけどね。」
19「かき氷美味しかったの~♪」
401「焼きそばも美味しかったんだよ♪」
8「こんばんは。提督と飛鷹さんもご一緒だったんですね。」
提督「龍鳳とはついさっき会ったばかりだけどな。」
飛鷹「・・・一気に騒がしくなったわね。」
提督「ま、元気なことはいいことだと思うぜ?」
飛鷹「元気すぎるのも問題だけどね。」
提督「それじゃ、俺達はこの辺で引き上げるよ。話聞かせてくれてありがとう。」
店主「いや、礼を言うのはこっちだ。これからも、この街をよろしく頼む。」
飛鷹「もちろん!奴らに皆の想いをぶつけてきてあげるわ!」
龍鳳「皆のために頑張りますっ!」
58「ゴーヤたちだって頑張るでちよ!」
168「海のスナイパー168にお任せっ!」
19「19の魚雷が火を噴くの!」
401「潜っちゃうよ!」
8「戦闘はあまり好きじゃないけど・・・頑張る!」
店主「頼もしいな。嬢ちゃん達もよろしく頼むぜ。」
皆「おー!(でち!なの!)」
今日はここまでなのです。
それでわ、失礼いたします。
読者の皆さん、こんばんわなのです。
次の更新ですが三月末か四月の始めになってしまうと思います。
いましばらくお待ちください<(_ _)>
このSSまとめへのコメント
机ばんばん
はよ
はよ
続きみたいな~
飛鷹さん珍しいなー
まだー?
飛鷹好きだから続き早く見たいです