八幡「俺にバイトをしろ…だと…」 (104)
一応、今まで書いた俺ガイルSS
関連性は一切ないから見る必要もないけど
雪ノ下「比企谷コーポレーション…?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52067347.html
大志「小町さんを僕にください!」八幡「面接を始める」
八幡「子供って良いな…」
http://anime-ss.net/archives/11134666.html
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416778037
八幡「…」ペラッ
雪ノ下「…」ペラッ
由比ヶ浜「…」ニコニコ
八幡「…由比ヶ浜、なんでそんなニヤニヤしてるんだ。ニヤけながらこっち見られると陰口叩かれてたトラウマが蘇っちゃうだろうが」
由比ヶ浜「え!?べ、別にヒッキーのことなんか見てないし!っていうかヒッキーどんだけトラウマ持ってるの…」
雪ノ下「陰口なんて情けないわね。堂々と言ってやればいいのに、事実なのだから」
八幡「おい、俺を庇う振りして貶めるのやめろ。それに堂々となんて言われたら次の日から学校いけなくなる」
由比ヶ浜「…えへへ、やっぱりこの感じの奉仕部が好きだなぁ」
八幡「いきなり何言ってんだこいつ…」
雪ノ下「…///」
由比ヶ浜「だって、一時期はどうなるかと思って本当に心配してたんだからね」
八幡「待て、それ以上はやめろ。俺の黒歴史を掘り返すな」
雪ノ下「本物が欲しい」ボソッ
八幡「あーあー聞こえない」
由比ヶ浜「黒歴史なんかじゃないよ。ヒッキーかっこよかったもん」
八幡「その日の夜、その言葉を延々と思い出して悶え続けた俺の気持ちを考えろビッチ」
由比ヶ浜「はぁ!?せっかく人が褒めてるのにビッチってなんだし!!」
雪ノ下「あら、ヒキガエルくんはあのことを後悔しているのかしら?」
八幡「…その質問は反則だろ。後悔してたらここにいねえよ」
由比ヶ浜「…///」
雪ノ下「…///」
八幡(どうすんだこの空気…)ポリポリ
コンコン
八幡「ん?」
雪ノ下「どうぞ」
ガラッ
川崎「こ、こんにちは」
八幡(こいつ、確か同じクラスの川なんとかサキ、略して川崎だっけ)
由比ヶ浜「川崎さん!?どうしたの?また何か相談事?」
雪ノ下「とりあえずそこに座ってくれるかしら」
川崎「ありがと、相談事というか個人的な頼みがあってきたんだけど…」
八幡「頼み…?」
川崎「ちょっと言いづらいんだけどさ…私、前かなりのバイトをやってたんだ」
雪ノ下「私たちが行ったのは高級なバーだったかしら」
由比ヶ浜「ヒッキーのスーツ、あんまり似合わなかったよねー」
八幡「おう、俺の身体はスーツに似合うように出来てないからな。エプロンとかなら着こなせる自信あるぞ」
川崎「実はその他にもコンビニ、喫茶店、ビル清掃、保育園…その他諸々色々やってたんだ」
八幡(うわっ…川崎の社畜力…高すぎ…?)
雪ノ下「はぁ…いくら弟さんのためとはいえ少し呆れるわね」
由比ヶ浜「まぁまぁ、それで?それがどうかしたの?」
川崎「どのバイトも急にやめたもんだからお店のシフトをかなり狂わせちゃったんだ。それでその当時働いてたアルバイトがこの前一斉にやめちゃったみたいで…」
八幡「ちょっと待て、その責任を取れとか言われてるっていうことか?」
川崎「まぁ…端的に言えばそうなるかな」
雪ノ下「確かに急に予定を狂わせたのは川崎さんの責任ではあるけれど、そこの帳尻を合わせられないのは店長が無能だったと言わざるを得ないと思うのだけれど」
由比ヶ浜「うーん、でもアルバイトと言ってもお金をもらってるわけだから…やっぱり川崎さんもちょっと悪いかなーとは思うかなー」
川崎「私もそうは思うんだけど…」
八幡「いや、そんな言いがかりは無視しろ。だいたい、今になって責任をとれなんて遅すぎる。時効だ時効」
雪ノ下「これに関しては比企谷くんと同意見ね。気にすることはない、とは言えないけれど謝罪だけで済む問題だと思うわ」
川崎「…もう責任とるって言っちゃったんだ」
由比ヶ浜「えぇ!?じゃあどうしてここに?」
八幡「まぁ、そんなとこだろうとは思ってたよ。で、何をしろって言われたんだ」
八幡(ま、まさか責任をとれなんて言って薄い本が厚くなる展開に…?)
川崎「一週間だけシフトの穴を埋めてほしいって…」
由比ヶ浜「なんだー、それなら余裕じゃない?」
雪ノ下「いいえ、ここに来たということはそれが出来ないということよ。その一週間に何か予定があるのかしら」
川崎「もちろん予定はちゃんと空けたんだけど、その人が少なくとも二人は人手が欲しいって言ってきたんだ」
八幡「はぁ?それこそおかしいだろ。なんで理不尽な責任を取らされる上に利子までつけなきゃいけないんだ」
雪ノ下「もちろん断ったのでしょう?」
川崎「…ほんっとうにごめん!!」
八幡「お前なぁ…いくらノーと言えない日本人だからといってさすがに度が過ぎるぞ」
由比ヶ浜(珍しくヒッキーがちょっと怒ってる…?)
川崎「ごめん…」
八幡(こいつ押しに弱そうだしな…そこに付け込む汚い大人に心底腹が立つ)
雪ノ下「川崎さんには後で3時間ほど説教をするとして、用件は理解したわ」
由比ヶ浜「うわぁ…3時間はさすがにかわいそうかなー…なんて」
雪ノ下「残念だけれども、この依頼には答えることが出来ないわね」
八幡「そうだろうな」
川崎「やっぱりか…」
由比ヶ浜「え?え?なんで!?総武校生を助けるのがこの部活じゃないの?」
雪ノ下「いいえ、実際に助けるのではなく自分で助かるように手助けをするのが奉仕部よ。それに…」
八幡「今回に関してはその総武高校っていうのが問題なんだ」
由比ヶ浜「???」
雪ノ下「総武高校はアルバイト禁止よ、由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「あぁ!!!そっか…それじゃあ手伝いようがないんだ…」
ガラッ
平塚「話は聞かせてもらった!」
雪ノ下「平塚先生…入るときにはノックを…」
平塚「そう細かいことは気にするな。実は川崎から私も相談を受けてな」
八幡「今、話は聞かせてもらった!とか言いながら入ってきませんでしたか…」
平塚「ふふ、人生で一度は言ってみたいセリフの一つだろう。それで今回の川崎の件だがアルバイトに関しては問題ない」
由比ヶ浜「なんでですか?」
平塚「川崎、今回のバイトは何だったかな」
川崎「◯◯小学校の清掃ですけど」
雪ノ下「…そういうことですか」
平塚「あぁ、そういうことだ」
八幡「…」
由比ヶ浜「えっと…どういうこと?」
平塚「つまりだ、給料を発生させなければそれはアルバイトではない。加えて小学校の清掃だ」
雪ノ下「ボランティア活動として受理されやすい…ということですね」
由比ヶ浜「そっか!なら一週間ボランティアとして行けば問題ないってことですね」
八幡「…」ソロ~
平塚「簡単に言えばタダ働きになる。それでもいいか?川崎」
川崎「わ、私は迷惑をかけている身なのでみんなが手伝ってくれるなら…」
平塚「となると、一週間予定がなくて暇をしていそうなのはっと…」ジー
雪ノ下「…」ジー
由比ヶ浜「…」ジー
八幡「あ、じゃあ俺今日予定がアレでアレだからお先に失礼しまーす」
平塚「一人適任者が見つかったようだな」ガシッ
八幡「嫌だ!!!!絶対に嫌だ!!!!!!帰る!!!!おうちに帰るううううううううう!!!!!!」ジタバタ
平塚「まぁまぁ、この経験は君の人生にとってもマイナスではないはずだぞ?」
八幡「先生、タダ働きというのはマイナスでしかありません。労力の代わりに得られる物がありません」
雪ノ下「あら、あなたのような人でも使ってくれる人がいることに感謝をするべきではないかしら」
八幡「俺は使われるくらいなら倉庫に放置されて埃かぶってたほうがマシまである」
由比ヶ浜「ヒッキー、小学生好きでしょ?」
八幡「はいはい、お薬飲みましょうねー」
川崎「頼む比企谷!なんでもするから!!」
八幡(ん?今)
このSSまとめへのコメント
やっぱりホモじゃないか
続きはよ
続き期待
エロ展開あり?期待!
はい屑作うー