周子「おなかすい」ターンッ (53)
周子「」バタリ
P「…やはり噂はほんとうだったか…」
みく「」
瑞樹「」
楓「」
ガチャ
笑美「こんにちはー、今日もぼちぼち頑張りましょかー」
P「! バーンッ」
笑美「!? ぐぅっ、P…はん…? …うっ」バタリ
P「やはり…ほんとうなのか…」
周子「…………」
周子「それで、いったいいつまで倒れてればいいのかなー? あたし達」
P「おー、もういいぞーお疲れー」
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みく「うーっ、もうびっくりしたにゃぁ…」
瑞樹「ついノっちゃったけど…服、汚れてないかしら」
周子「それでいったい何なのさ? いきなりバーンッって」
P「関西人ってほんとうに撃たれたら倒れるフリしてくれるのかなーって」
笑美「それでか…さっきからちひろはんがこっちチラチラ見てはったんは」
P「いやー、卯月にも試したんだけどなー。きょとんとしたままだったよ」
笑美「そらそやで」
周子「Pサンは人騒がせだなぁ、もう」
P「ははは、すまんすまん」
P「実は今度、みんなにお笑い番組のロケ企画が来ててな。なるだけノリのいい娘がほしいってお達しなんだよ」
みく「それにしたってもっと他の方法があるにゃあ。Pチャン、まるで小学生みたいだにゃ」
瑞樹「ほら、楓ちゃんも起きて……、ちょっと、楓ちゃん?」
P「川島さん? どうしました?」
瑞樹「プロデューサー、楓ちゃんが……」
\ /ヽ / ′ \
\ / V / \
、‐─ー<>─一' / ',
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j/ / /{ | l
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 ̄「V 下////丁ヽ / |/下////丁 ∨ ̄ ', ヽ
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厂 ヽ ./ヽ >‐- __ -‐/ /- ´
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′ / 〃人, -、-、l l| / \ |
P(そのあと俺は警察に連絡し、事情聴取を受けた)
P(楓さんの死因に心当たりはないか、何度もしつこく聞かれたが、思い当たる節はなかった)
P(まさか、いや、そんな……)
ちひろ「・・・プロデューサーさん? プロデューサーさんってば!」
P「……ちひろさん」
ちひろ「はい?」
P「バーンッ……なんて」
ちひろ「」
そして諸悪の根源は断たれ、エナドリとスタドリは急速な値下がりをし、数々のイベントのボーダーはうなぎのぼりになった。
おわり
以下から適当にアイドルごとに「バーンッ」を試したときの反応
ガチャ
P「! バーンッ」
法子「! うっ、うわー」バタリ グシャ
P「あっ…」
法子「あっ、ドーナツ…」
P「……新しいの、買いにいくか」
椎名法子:ノリ良し、ドーナツを巻き添え
ガチャ
P「! バーンッ」
卯月「!?」ビクッ!
P「…バーンッ」
卯月「ば、バーンッ? こ、こうですか?」
P「……」
卯月「あ、あれ? なにか違いましたっ!?」
島村卯月:意図をつかめず困惑
ガチャ
P「! バーンッ」
杏「うわーうーたーれーたー……」バタリ
杏「これはもう助からないー杏はもうだめだー」ダラー
P「杏、もういいぞ」
杏「杏はプロデューサーに撃たれて重症を負ったので、今日はもう仕事できないぞー」ダラー
P「あっ、お前このままサボるってか!? 引きずってでも連れてくぞ!」
杏「やだー仕事したくないぃー……」ズルズル
双葉杏:そのまま仕事をサボろうとする
落としてください
次は書き溜めてからスレ立てます
ニュージェネレーション編――
ガチャ
卯月「こんにちはー」
未央「やっほーっ!」
凛「お疲れさま」
P「おーお疲れ」
凛「あれ、プロデューサーは休憩中?」
P「まあな。ニュージェネレーションのライブ資料作成やらあるんだよ」
凛「ふーん……コーヒーでも淹れようか?」
P「ああ頼む。……そうだ、凛」
凛「なに? プロデューサー」
P「バーンッ!」
卯月(あっ! これ前やったやつだ! えーっと、たしか笑美ちゃんはこうしとけって)
卯月「わ、わーっ、うたれ――」
未央「うぐぅっ、ぷ、プロデューサー!? そんな、裏切るなんて……」
卯月(えぇーっ!?)
未央「で……」
未央「でもっ、この二人は関係ないでしょ!」
卯月(私と凛ちゃんは一般人なんだ!?)
P「く、くくく……、裏切り者には粛清が必要…。だがその前に、見せしめが要るようだなぁ…?」
未央「くっ……二人には手を出させないよ! ……だって! 仲間だからッ!」
P「(マシンガンっぽく構え)ババババババー!!」
未央「ぬわ――――――っ!!」
卯月「み、未央ちゃ――――ん!!」
凛「……なにこれ」
P「あ、コーヒーよろしく」
凛「う、うん……わかった」
ガチャ
杏「はー…しんど…」
きらり「杏ちゃんレッスンで疲れちゃったにぃ? 飴たべる?」
杏「んー…ちょーだい」
きらり「はい、あーん♪」
杏「あーん…、パイン飴おいしー。でもだるぅー…」
きらり「杏ちゃん、おんぶすぅ?」
P「レッスンお疲れ」
きらり「うきゃー! Pちゃんもおっつかれー☆ おっすおっすばっちし!」
P「…杏、だいじょうぶか?」
杏「もうムリ…きらりタクシーで帰る…よいしょっと」
P「そうか、ゆっくり休んでこい。ただし明日もちゃんとレッスンに来るようにな」
杏「ちぇっ、だめか…サボリたかったのに…」
P「だめに決まってるだろ――そうだ、きらり」
きらり「にぃ?」
P「バーンッ!」
きらり「うきゃーっ! きらり、撃たれちゃったにぃ!」ブルンブルン
杏「う”っ! ちょ、ちょっと…! きら…り…揺れると…気持ちわる…」
きらり「きらり、やられちゃったにぃー☆」
杏「うっ…うえぇ…うぷっ…」
P「きらり! ストップ! ストッープ!」
きらり「うきゃ?」
杏「うぅぅ…」
P「あー…、杏…」
P「その…明日のレッスンやめにしとくか?」
杏「う…、そ…そう…し…て…うえ”ぇ…」
きらり「あ、杏ちゃんごめんにぃ…きらり、ちょっとはしゃぎすぎちゃった…」
杏「いいよ…でも…ちょっと下ろして…休ませて…」
きらり「ひざ枕すぅ?」
杏「うん…おねがい…」
P(…時と場合は気をつけよう)
とりあえず声付き勢一通りやる予定
ユニットにするか個人にするか両方やるかは未定でs
白坂小梅の場合
ガチャ
小梅「ど、どうも…お疲れ…さまです」
P「お疲れさま。バーンッ!」
小梅「!?」ビクッ
P「バーン!バーン!」
小梅「え、えと…その…」
P「バーン!ババババーン!」
小梅「うんと…えっと…あっ」
小梅「う、う”ぅぅ~~……?」
P「――うっ、じゅ、銃が効かない? くそっ、バンバン!バンバンバン!」
小梅「う、うぁぁぁ~~……」
P「う、うわあぁ! ゾンビめ、来るな! 来るなー!」
小梅「あぁぁぁ~~!」ギュゥ
P「うわぁぁ~~……!」
小梅「ああぁ~~…。…え、えへへ、ど、どう…だった? ゾンビごっこ…」
P「いやーやられちゃったなぁー。小梅はゾンビで来たかー」
小梅「き、昨日…ゾンビ映画…見たの…ろ、ロメロのやつ…」
P「ロメロ? えーっと、ロメロって誰だっけ?」
小梅「ぞ、ゾンビ映画の…監督で…が、元祖っていうか…い、い、いま見るとちょっと古い…で、でも…好き…!」
P「ああ、ホラー映画の監督か。そう聞くと、いっぺん見たくなるな」
小梅「プ、プロデューサーさんも…み、見る? も、持って…来る…よ?」
P「なら事務所で鑑賞会でもするか?」
P「――なっ、幸子? 輝子?」
幸子「え”っ…!? ボ、ボクと輝子さんもですか…? ボ、ボクは構いませんが輝子さんが苦手かもしれませんし、やめ」
輝子「わ、私は…別にいいぞ…トモダチ…ホラー映画…た、楽しみだ」
幸子「しょ、しょ、輝子さんがそういうなら仕方ありませんね! ボボッボ、ボクもっ、一緒に見ますよ! カ、カワイイボクならホラー映画のひ、一つや二つくらいどーってことないです! ボクはカワイイので! ええ!!」
小梅「じゃあ、オ、オールナイトする分…も、持って…来る…? い、い、いっぱい…見よう…!!」
幸子「オッ、オオオールナイトはさすがにお、お肌にもわわっ、悪いですしっ! い、一本だけ! に! し、しておきましょう!! ねっ、プロデューサーも怖いですよね!!」
P「いやー俺は別にだいじょうぶだぞー。なあ輝子」
輝子「フヒヒ…親友も…好きだったか…ホラー映画…」
幸子「」
小梅「じゃ、じゃあ…今度の休み…事務所にも、持ってくる…。た、楽しみ…!」
小梅「す、す、すごいの…持って…来るね…! スプラッターなやつ…楽しみ…!」
P(後日、事務所に偶然来ていた何人かも一緒に、ホラー映画の鑑賞会を開いた)
P(映画の最中、途中で席を立とうとすると隣の幸子が服を離してくれないので実に困った)
P(まあ強がりとわかっててノせた俺も悪かったので、ホラー映画は3本でお開きにした。…それでも小梅はちょっと物足りない様子だったが)
輿水幸子の場合
ガチャ
P「バーンッ!」
幸子「!?」ビクゥッ
幸子「プ、プロデューサーですか…お、おどかさないでください!」ビクビク
P「この前のホラー映画、そんな怖かったか?」
幸子「な、な、なんのことですか!? ボ、ボ、ボクはべ、別にこわくなんか…」
P「小梅がまたやりたいって」
幸子「」
P「まあ俺のほうで止めておいたけどな」
幸子「プ、プロデューサーに止められたならし、仕方ないですね! ボクたちには…、そう! 仕事もありますし!」
P「いや、お前たちをできるだけホラーに慣れさせたくなかったのもあってな…次の企画の…おっと」
幸子「――次の企画? プロデューサー、つ、次の企画って、なんなんですか!?」
P「なんでもない、なんでもない。今のは忘れてくれ」
幸子「なんでもないって何なんですか!! ちょっと、教えてくださいよ! ねえ! ねえったらねえ!!」
P「ハハハ、楽しみにしておけ! ハハハハハ」
幸子「ちょっと――っ!!」
P(その後、ピンときた俺はテレビ局に幸子と輝子と小梅の3人を売り込み、バラエティ番組に出演させることができた)
P(廃病院のセットの中を3人で探索していく番組で、ワクワクしながら積極的に進む小梅、一番ビビリゆえにドッキリのターゲットになる幸子、解説など二人のフォローをする輝子というトリオはすこぶる好評だった)
P(そして――)
P「よろこべ幸子! 今度のゴールデンの特番に出られるぞ!」
幸子「ほ、ほんとうですか!? プロデューサー!」
P「ああ、しかも視聴率しだいでは定期コーナーにもなるんだ!」
幸子「フフーン! ま、まあボクはカワイイから当然ですね! やっと世間もボクの可愛さに気づきましたか! プロデューサー! ボクを褒めてもいいですよ」
P「よくやった幸子! おめでとう幸子! ありがとう幸子! 日本一カワイイぞ幸子!」
幸子「ふふん♪ ついに日本中がボクのカワイさに跪くときがきたんですね! …それで? どんな企画なんです?」
P「『恐怖! 真夏の廃病院! 3時間スペシャル!』だ」
幸子「…すみません、ボク、ちょっと聞き取れなくって。もう一度、言ってもらっていいですか?」
P「『恐怖! 真夏の廃病院! 心霊アイドル3時間スペシャル!』だ」
幸子「なにか増えてません!? 心霊アイドルって!?」
P「小梅、輝子と共演だ。見知った顔があれば安心だろ?」
幸子「ちっとも安心じゃありませんよ! イヤだ! 絶対イヤですからね!」
P「それがもう企画通っちゃってるんだよ。撮影もすぐだし」
幸子「えぇ!? そんな勝手に!」
P「ちなみに今日呼び出したのは何故だと思う?」
幸子「なにって…お祝いがあるって…ボクと、小梅さんと、輝子さんの3人でお出かけしようって。この前のゴールデンのお祝いだって…」
小梅「こ、こんにちは…」
輝子「し、親友…出かける準備は…できた?」
P「おう、ばっちりだ。スタッフさーん。準備OKですー!」
番組スタッフ「あ、輿水さん準備OKらしいんで、行きましょうか」
幸子「えっ、ものすごーく、イヤな予感がするんですけど…ボ、ボクの、きき気のせいですよね!?」
幸子「えっ、えっ!? じょ、じょじょ冗談っ! ですよねっ! ねっ!?」
P「幸子。行ってらっしゃい!」
幸子「うわ――ん! なんでそんな満面の笑顔なんですか――!!」
小梅「み、みんなでいれば…怖くない…って、あ、あの子も…言ってる…」
輝子「ゴートゥーヘールッ!!フヒヒヒヒフハハッアッハッハ!!」
幸子「プロデューサーの嘘つきいぃぃ――っ!!」
声付き勢一覧
渋谷凛 双葉杏 三村かな子 高垣楓 城ヶ崎莉嘉
神崎蘭子 前川みく 諸星きらり 城ヶ崎美嘉 島村卯月
小日向美穂 多田李衣菜 十時愛梨 川島瑞樹 本田未央
日野茜 赤城みりあ 安部菜々 新田美波 輿水幸子
佐久間まゆ 白坂小梅 緒方智絵里 アナスタシア 高森藍子
星輝子 神谷奈緒 北条加蓮 小早川紗枝 堀裕子
ポジティブパッションかチアフルボンバーか茜ちゃんの扱いに迷う…
ポジティブパッション編
ガチャ
P「バーンッ!」
藍子「えっ……?」
P「ああ、藍子か。お疲れさま」
藍子「は、はぁ……。お疲れさまです……?」
未央「プロデューサーお疲れさまー!」
茜「ただいま戻りました! うーっ、ちょっと暑いですねー!! 暖房入ってるんですか!?」
愛梨「入ってますよっ。あたしはあっついくらいですけどっ」
茜「やっぱりそうですよねっ! プロデューサー! 暖房下げられませんかっ!」
P「おいおい、茜たちに合わせてたら凍死しちまうよ……みんな、まだ寒いって言ってるくらいなんだけどな……」
愛梨「あ、じゃあ脱いでもいいですか? いっつもPさんには止められてますけど、暖房きれないなら仕方ないですねっ。脱ぎますねっ!」
P「あ、愛梨! ちょっと待て、わかった、わかったから! 暖房ちょっと下げるから愛梨は脱ぐなっ!! ただでさえ秋服にしても薄着なのに! 今日これから取材の人も来るんだから!!」
愛梨「えー。だめですか? ぶーぶー」
未央「ぶーぶー♪」
P「未央、おまえなぁ……」
未央「えへへ♪ 乗っかっとくべきかなって」
茜「そうだっ! 暑いなら外に行けばいいんですよ、十時さんっ!!」
愛梨「あ、そっかぁ。それもそうだね! 茜ちゃん。ちょっとお菓子でも買いにいこっか」
茜「ついていきますっ!! うーっ、ボンバー!!」
未央「お菓子の選別はこのちゃんみおを通してからにしてもらおうかっ! あっちょっと待ってよー! この未央ちゃんを置いてくなんて許さんぞー!!」
茜「未央さんも行きますかっ! よーし、元気だしていくぞーっ!!」
未央「おーっ!」
P「……藍子、付いてってやってくれ。ちょっとあいつらだけじゃ不安だ」
藍子「わかりました。……あっ、そうだ。プロデューサー。ちょっといいですか?」
P「なんだ?」
藍子「ばーん!」
藍子「…なーんて♪ 最近イタズラしてるみたいですけど、あんまり皆をびっくりさせちゃだめですよ?」
P(かわいい)
藍子「うふふ、じゃあちょっと出かけてきますね。ついでにお茶請けも私、なにか買ってきましょうか?」
P「じゃあ、頼もうかな」
藍子「はい♪ それじゃあ行ってきますね」パタパタ…
P「……藍子は気がきくなぁ」
凛「……ふーん。プロデューサーは藍子みたいな娘がタイプなんだ?」
P「り、凛!? いや、そうじゃなくてだな、ただ一般的に――」
凛「コーヒー淹れたから、早くしないと冷めるよ」
P「コーヒー?」
凛「さっきからあんまり手が動いてなかったから、ちょっと休憩したいのかなって。べつにいらないなら、私が飲むけど」
P「凛……それなら、せっかくだし、休憩にしようかな」
凛「うん。そうしよ」
ガチャ
P「バ――」
亜季「っ! 甘いであります!」
P「い、いでででででっ!! ギ、ギブギブ! 折れる、折れちゃうっ! 骨ッ!」
亜季「はっ、つい癖で……。申し訳ありません、プロデューサー殿」
P「いや、そうおもっ、思うならっ! 早くっ、手を離してっ! お願いっ! だからっ!! あああぁ!!」
亜季「あっ!! もも申し訳ありません! 自分としたことが」
P「おーいてて……」
亜季「我ながら惚れ惚れするほど、キレイに極まったので、つい……」
P「あ、危うく折れ、折れるとこだったぞ……」
亜季「その点は心配御無用であります! 護身術として習っておりますから、必要以上に負荷をかけなければ骨折等の怪我はあり得ません!」
P「それはすごいな…いてて…。亜季、おまえそんな技術どこで習った? 独学か?」
亜季「いえ、それは」
早苗「あ・た・し・よ」
P「さ、早苗さんでしたかー。ははは」
早苗「うまく捌いたのは捌いたけど、亜季ちゃん。あれじゃちょっと危ないわよ。肘が完全に極まってないから、抜けられちゃうわ」
亜季「なるほど。こうして、こう……こっちに体重をかければよかったのでありますか?」
早苗「うーん、それよりはもっと前方向に……あ、Pくんちょっといい?」
P「はい?」
早苗「手ーのばして」
P「は、はぁ……」
早苗「亜季ちゃん、こう掴むでしょ?」
P(あ、早苗さんの手、やわらかいなぁ)
早苗「それで、こうひねるでしょ?」
P(おっ、肘に早苗さんの! 胸の! おっぱいの感触が!)
早苗「それでこう体重かける」
P「があああああああああ!! いたいいたい!! 痛いです!」
亜季「なるほど」
早苗「わかった?」
P「おーいてて……右ひじが……肘がギシギシしてるよ……」
亜季「つまり、こうして、こうして……」
P(おほーっ! 今度は左腕にあったかやわらか感触が!! しかも負けず劣らず!! これはっ!!)
亜季「こうすると!」
P「あがあああああっああああっ!!」
早苗「そうそう、その調子ね。前のめりになると苦痛を与えられるから、それで警察が来るまで拘束するなりして安全を確保するといいわ」
亜季「前のめり……こんな感じでありますか!?」
P「いいいいいいっ! 天国と地獄っ! 天国と地獄ぅっ!! 腕!! 折れ、折れちゃううぅぅっ!」
早苗「スジがいいわね、亜季ちゃんは」
亜季「サバゲーの賜物であります!」
P「早く離してえええええええっ!!!!」
トライアドプリムスの場合
ガチャ
P「バーンッ!」
奈緒「うっわ! なんだなんだ!?」
奈緒「って、Pさんかよ! …ったく。おどかすなって」
凛「またやってるの? それ」
P「一通りやるまではやめられんの。コレも仕事の一環だと思ってくれ」
凛「とか言っちゃって…。本心は?」
P「おもしろい」
奈緒「ったく、やられる側はたまったもんじゃないんだからな!」
P「ははは、すまんすまん」
奈緒「もうっ! 本当にわかってんのかっ! ほら、加蓮もなにか言ってやれって」
凛「…加蓮?」
P「か、加蓮?」
加蓮「」
加蓮「…っ、む、胸…が…っく…」
P「加蓮? 加蓮、どうした!?」
加蓮「ぷ、プロデューサー…ちょっと…こっち来て…」
P「どうした! どこかが痛むか? きゅ、救急車呼んだ方がいいか!」
加蓮「ぷ、プロデューサー…私…」
P「何だ?」
加蓮「びっくりしちゃったー! てへ♪」
P「」
奈緒「いえーい!」
凛「いえーい」
加蓮「いえーい♪」
P「」
加蓮「えへへ、Pさんがイタズラしてるって凜から聞いたからさ。逆にイタズラしちゃえーって。どう? どう? びっくりした?」
奈緒「これでビックリさせられる側の気持ちもわかったか?」
奈緒「…プロデューサーも色々考えてるんだろうけど、ほどほどにってこと」
P「…よ、よかった」
加蓮「ちょっとやりすぎだったかな? ごめんね♪」
加蓮「…大丈夫。ちょっとやそっとじゃ倒れないよ、私。プロデューサーと一緒に、トップアイドルになるって決めたから」
P「加蓮……」
加蓮「プロデューサー……」
凛「いい雰囲気のところ申しわけないけどさ、加蓮。私たちもいるよ」
奈緒「きっと二人の世界であたしたちの事は頭から抜け落ちちゃったんだろ、あーあ、さみしいなー」
加蓮「もう、ごめんってば。凛、奈緒。一緒に行こう。それと…、これからもよろしくね♪」
森久保乃々の場合
ガチャ
P「バーンッ!」
乃々「……」
ガチャ
P「乃々ー。戻ってこーい」
ガチャ
乃々「…ぷ、プロデューサーさんがいぢめるんですけど…もりくぼは家に帰ります…そのまま静かに暮らします…」
P「乃々ー、扉に隠れてないで入ってこーい。帰ったら家まで迎えにいくぞー」
乃々「あぅぅ…ぷ、プロデューサーはもりくぼの安息の地まで奪うつもりですか…いぢめです…もりくぼいぢめです…」
P「乃々ー、扉から顔だけ出してないで、早く入ってこーい」
乃々「むーりぃ…」
P「乃々ー」
乃々「むーりぃ…」
P「乃々ー…」
乃々「いーやぁ…」
美玲「アイツ、何やってんだ…」
輝子「フヒ…乃々とプロデューサーの儀式…みたいな」
美玲「儀式? 乃々にいじわるしてるわけじゃないのか?」
輝子「そ、そう…だから…気にしなくていい…」
美玲「もし乃々をいじめてたんならウチが引っかいてやるつもりだったけど」
輝子「プロデューサーも、の、乃々のこと好きだから…だいじょうぶ…フヒ」
美玲「そんなもんかッ? ふーん…。ところで、輝子はいつまでそこにいるんだ?」
輝子「ここ…落ち着く…トモダチも…そう言ってる…」
美玲「…ふたりして、変な奴らだなッ」
まゆ「うふふ、うふふふ…Pさんの匂い…うふふふふ」
輝子「まゆも…トモダチ…乃々も…トモダチ…」
輝子「も、もちろん…美玲も…フヒヒ」
美玲「……ふ、ふーん。そ、そっか。そうだなッ! ウチも、輝子のこと嫌いじゃないぞッ」
輝子「…フヒヒ」
まゆ「うふふふふ…」
美玲「あーッ、もう恥ずいなッ!!」
P「乃々ー、いい加減に諦めろー……」
乃々「むーりぃ……」
声付きアイドル増えてるとか嘘やん……
新田美波の場合
美波「…プロデューサーさん、プロデューサーさん。ずいぶんお疲れみたいですけど」
P「…ああ、美波か。ちょっと徹夜でな…」
美波「急ぎのお仕事ですか?」
P「ああ、ファッション雑誌でJKに流行してるアイテムを特集するんだと…ちょーっとばかし、忘れててな」
P「急ぎでやったから眠いのなんの…ふぁぁ…
P「…あ、そうだ美波」
美波「はい?」
ガチャ
美嘉「お疲れさまで~す★」
P「バーン!」プニョ
美波「あっ///」
P「あっ」
美嘉「――なっ、なな、ななななな!!」
P「げえっ、美嘉!?」
美嘉「あ、あはは…★ ぷ、ぷぷプロデューサー? かかっか会議っていうか、打ち合わせしししなきゃって来たんだけど」
P「美嘉! 違うぞ! 違うんだ!!」
美嘉「ちちち違うぞって何の話かな? アタシよくわっかんないなー★」
………
……
…
莉嘉「Pく~ん! お姉ちゃ~ん! もー、どこだろ~? あっ、ここかな?」
ガチャ
莉嘉「やっほ~☆」
P「どうもすみませんでした」
美波「まあまあ美嘉ちゃん、プロデューサーさんもこうして反省してるんだし…」
美嘉「ホンット最低!! セクハラだよ!? それ!! わかってる!?」
美波「私は気にしてないから、落ち着いて、ね?」
莉嘉(あっこれお姉ちゃんマジギレしてるやつだ)
みりあ「……莉嘉ちゃん、美嘉お姉ちゃんいた?」
莉嘉「うーん…ちょっとお話し中みたいだから、あっちで待ってよっか。ねっ☆」
みりあ「そーなんだー。そうだねっ。邪魔しちゃいけないもんねっ」
莉嘉「あっちでゲームしよー☆」
みりあ「うん!」
速水奏の場合
奏「それで、私にはしないの? してくれてもいいよ」
P「冗談はよしてくれ…美嘉の機嫌を治すのどれだけ大変だったか…仁奈やみりあがいなけりゃどーなってたことか…」
奏「あとで莉嘉ちゃんにもお礼言っておいたほうがいいかもね。いいタイミングで来てくれたんでしょ?」
P「そうだな……そうする……」
奏「まあ、あんまり隙は見せないほうがいいかもね。でないと…」
P「…奏?」
奏「プロデューサー、襲われちゃうかも」
P「お、おい…ちょっと近い…」
奏「こうして…」ギシ
奏「胸に手を当てて……」
奏「ばーん」
奏「……なーんて」
P「奏、悪ふざけが過ぎるぞ」
奏「ふふ、ごめんなさい。ちょっとからかいたくなったから」
P「…そんなこと言うと、また…」
李衣菜「…………」
P「……こうなるってわかってたのに」
李衣菜「大丈夫です! プロデューサー! 私、わかってますから!」
P「そうか、……念のために聞くが、何をわかったって?」
李衣菜「二股の女泣かせって、ロックですよね!!」
………
……
…
仁奈「美嘉おねーさん、そろそろ仁奈をはなしてくだせー」
美嘉「もうちょっと、もうちょっとだけ★」
仁奈「うぅ~」
みりあ「美嘉お姉ちゃん、ちょっと苦しいよぉ」
美嘉「あーもう、みりあちゃんもカワイすぎっ!」
みりあ「あうぅ…」
莉嘉「もー、そろそろ帰る時間だよー、お姉ちゃーん」
美嘉「あとちょっと! ちょっとだけ、ちょっとだけだから★」
莉嘉「アヤシイおじさんみたいなこと言ってないで帰ろうよー」
美嘉「フヒヒ★」
莉嘉「もー……」
鷺沢文香の場合
文香「……あの」
友紀「んー、なにー? ふみふみもビール飲みたいの?」
文香「あ、私はまだ未成年です…ではなくて…悲鳴みたいな声が、聞こえませんか?」
智絵里「Pさんの…こ、声みたいな…ですか?」
文香「そうです…。私の、気のせいでしょうか…?」
智絵里「なんだか…怖いですね…」
文香「…私も、怖いとは言いませんが…気になります…」
フレデリカ「あっ、このケーキ超おいしー♪」
かな子「お気に入りのケーキ屋さんのまねをして、アプリコットのジャムを入れてみたんです」
フレデリカ「ザッハトルテだっけ。おいしーよね! フランスのお菓子?」
文香「…いえ、ザッハトルテはドイツ語で…たしかオーストリアのお菓子だったかと。ザッハーさんが考案されたのでザッハトルテ…と呼ばれ、ジャムを中にも挟むのと、表に塗るだけの2種類があるらしく…それで裁判までしたとかなんとか」
かな子「文香さんは料理の本も読んだりするんですか?」
文香「wikipediaで調べました…」
かな子「えぇーっ!?」
文香「冗談です…。歴史の本にコラムとして載ってたりするので…ちなみにフレデリカさんやかな子さんが言うショコラが…フランス語でチョコやココアを表すんです…」
智絵里「はぁー…。すごく物知りですね…すごいです」
文香「えっと、それで…悲鳴の話、なんですが…」
フレデリカ「ねぇねぇ文香ちゃん、ほかの話も聞かせてよ~。ふみちゃんの話おもしろいしもっと聞きたいな~♪ ねっ?」
かな子「あっ、わたしも聞きたいですっ。お菓子の話とか!!」
文香「…じゃあ、お菓子の話をしましょうか…イギリスに、こういうのがあって…」
智絵里(……結局、だれの声だったのかな……そういえばさっき、夏樹さんと拓海さんが、会議室に行ったけど……李衣菜ちゃんもだっけ……)
アナスタシアの場合
ガチャ
P「バーンッ!」
アナスタシア「……」
P「あ、あれ? ……バーンッ」
アナスタシア「ダー、奈緒が言ってました。撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだと……」
P「アーニャ、見間違いじゃなければ、その手に持ってるのは銃のように見えるんだが……」
アナスタシア「撮影用の、ゴム弾です…のあがくれました」
P「そういう問題じゃなくてだな、当たるともの凄く痛いんじゃないかってことをだな」
アナスタシア「一発だけなら誤射かもしれない……これも、奈緒が言ってました」
P「アーニャおまえ随分スラングに詳しいな! 待て、銃口を向けるな!」
のあ「これも運命の導き……」
P「のあさん!? どこから……」
のあ「……星が観たい」
アナスタシア「プロデューサーは2発……撃ちました。だから私も……2発。ズヴェズダー、星に」
のあ「……せいぜい楽しませてもらう」
P「ちょっと二人だけで会話しないで!! あと俺を星にするな! あっ――」
………
……
…
のあ「貴方、仕事を選ぶってことをしないのね」
アナスタシア「ダー、プロデューサーの鑑です」
P「」
P「ブツブツ……ブツブツ……」
美穂「うわぁ。プロデューサー、どうしちゃったんですか」
蘭子「其が罪を贖いし定め、身を灼かれる堕天使が如く(おしおきがよっぽど堪えたんでしょうか。心配です)」
裕子「サイキックバリアーを使えば当たらないんですよ! むむん!」
蘭子「守護を顕現する想念(サイキックバリアー?)」
裕子「そうですよ! 最近、紗南ちゃんに借りたんです。ゲームを! メタルギアソリッドってゲームなんですけど、フォーチュンって敵がサイキックを使うんです! かっこよくて!!」
美穂「へーっ、なんかとっても強そうだねっ」
裕子「ほんとかっこいいんですよっ! こう、バンバン! って敵が撃つと弾がヒュンヒュンって逸れて!」
蘭子「世界を覇する異能か(すっごく強そうな能力ですっ!)」
裕子「なんだかエスパーユッコにもできそうな気がしてきました。弾除け!」
美穂「えぇーっ! そ、それはちょっと危ないんじゃないかなぁ……?」
裕子「物は試し……じゃなかった! 新たなるさいきっくが目覚めるかもしれません! ちょっと試してきますっ!!」
美穂「ああ……行っちゃった」
蘭子「望まれぬ覚醒を得るか?(突然、そんな力に目覚めたりするのかなぁ?)」
美穂「覚醒? うーん、どうかなぁ……」
蘭子「帰結は変わることを知らず(ですよねぇ……)」
菜々「メタルギアソリッド2ですか……。ナナもプレイしましたね、雷電がもうかっこいいんですよ!」
紗枝「そうなんどすか? うち、ゲームゆうのはあんまりせんさかえ、よぅわかりませんなぁ」
菜々「紗枝ちゃんは普段なにして遊んでるんですか?」
紗枝「お茶を点てたり、花を生けたり……日本舞踊の稽古もようしますなぁ」
菜々「ナナはあまり習い事ってしたことないですね……よければ今度、茶道の作法とか教えてもらってもいいですか? ナナもそういうお稽古をしたいんですけど、教室とかに通うには決まった時間が取れなくって」
紗枝「うちも人に教えられるほどの腕前ではありませんけれど、それでよければお手伝いしましょ」
菜々「わぁ、ありがとうございます!」
周子「紗枝ーお茶淹れてー」
紗枝「はいはい……それじゃ、とりあえずやってみましょうか? 事務所でなんですけれど」
菜々「よろしくお願いします! 先生!」
紗枝「先生言われると照れますなぁ」
周子「紗枝ー? おーい」
紗枝「ほなおなか空かせた子もおることですし行きましょか」
菜々「はいっ! ウサミン、がんばっちゃいますよー!」
道明寺歌鈴の場合
歌鈴「な、菜々さんに『お茶を持ってって』って言われたけど……こ、転ばないようにしないと……」プルプル
ガチャ
歌鈴「し、失礼しましゅ…」プルプル
P「バーンッ!」
歌鈴「うひゃあ!」
P「あぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃ!!! お茶、お茶が!! アツゥイ!!」
歌鈴「わわっ!! ご、ごめんなさい、拭くもの持ってき、あいたっ!!」
P「んふぅっ!!」
菜々「どど、どうしたんですかっ!? すっごい物音が……、あらまー……」
P「な、菜々……とりあえず濡らした布巾持ってきてくれ……」
歌鈴「ひーん…またやっちゃった…」
周子「うーわ、すっごいくんずほぐれつ。こりゃお子さまには見せらんないね」
紗枝「あら…過激どすなぁ」
歌鈴「うひゃあ! み、見ないでくだしゃっ! い、いたひ…噛みまひた…」
菜々「ちょっと待っててくださいね! すぐもってきますから!!」
周子「いってらっしゃーい」
歌鈴「あうぅ~、ごめんなさい、プロデューサーさん……」
塩見周子の場合
周子「プロデューサー。いい加減にしとかないと、怪我してばっかりじゃん」
P「そうだな、もうやめる……」
周子「最初にノっちゃったあたしたちも悪いけど、こんなヤケドまでしたら流石に懲りたでしょ?」
P「さすがに我が身に危害が及ぶとな……」
周子「そうそう、それがいいって」
ガチャ
そら「ばんばん! れっつばかんす! そらちんは今日もはっぴーいぇーい!!」
P「バーンッ!」
そら「おっ、プロデューサーもぱわふるっ! お返しにばんばんっ!」
P「ばーん! バンバーン!」
心「うぃーす…お疲れさまでーす」
P「バンバン! バンバンバン!」
そら「なにをー!! ばんばんのばーんっ!」
心「……なにこの状況。体力もってかれるんですけど」
周子「おっ、はぁとちゃんおっはよー」
心「周子ちゃん、どーなってんの?」
周子「プロデューサーのいつもの病気」
心「あーなるほど……」
そら「はぁとちゃんもばんばんなーぅ☆」
心「あっやったなーこのやろー☆ てめー生きて帰れると思うなよー☆」
周子「ま、今日も平和ってことで、いいのかな」
志希「おっ、楽しそうなことやってんじゃ~ん! まぜてまぜてー♪ ばんばーん!」
薫「ばんばーん!!」
P「おっ、ガンスリンガーガールのお出ましだっ。そら、一時休戦だ!」
そら「おっけー☆ 共同戦線ってやつをどぅーいっと!!」
のあ「プロデューサー……やはり甘いわね」
P「のあさん! 後ろにっ」
アナスタシア「撃ちます……バン」
心「こっちを無視すんなよー☆RPGぶちこむぞー☆」
周子「うーん……」
周子「ま、いっかな。こういうのも」
P「おっ、周子も来るか! 来るのか!?」
周子「よーし。あたしも混ざるぞー! 討ち入りだー! お覚悟ーっ!!」
おわり
声付き全員完走。やったぜ。
のあさんもDMJもしゅがはさんもそらちんもきらりもやった
抜けはないな
HTML化依頼出してきました
出オチの勢いだけはなかなかだったと自負してる
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