祖父「お前に儂の財産の一部と……メイドをやる」 男「え?」(15)

男「ちょ、ちょっと待って! メイドって何だよ!?」

祖父「叔父……会社を頼んだぞ」

叔父「任せて……父さんの時より大きくしてみせるから!」

祖父「良く言った……儂も安心して逝ける……」

男「メイドって!?」

祖父「じゃあ……な」ガク

医者「14時36分、ご臨終です」

叔父「父さあああああああん!」

男「じいちゃああああああん! メイドってえええええ!?」

ーーーーーー数日後ーーーーーー

叔父『じゃあ、とりあえず成人するまで生活費としてちょっとづつ送るから』

男「分かったよ」

叔父『あ、そうだ。そろそろ来ると思うから』

男「え、何が? 何か怖いんだけど」

ピンポーン

叔父『お、来たかな? じゃ、ごゆっくり』ガチャ

男「ええ……。何が来たんだよ……」ガチャ

メイド「はじめまして、ご主人様……ですか?」

男「」バタン

玄関を開けたらメイド服を着た女の子が立っていた。
何を言ってんのか(ry

ピンポーン

メイド『おかしいですね……。ここであってる筈なんですが』

男「……」ガチャ

メイド「あ、旦那様……じゃなくて祖父様のお孫さんですよね?」

男「そ、そうだけど」

メイド「じゃあご主人様ですね……くしゅんっ!」

メイド「……あの、とりあえず入れてくださいませんか?」

男(……まあいいか、女の子なら危険も無いだろうし)「いいよ」

メイド「ありがとうございます」

メイド「ふう、暖かい」

男「ところで、君は誰なんだ?」

メイド「すみません、自己紹介が遅れました。旦那様の遺言により今日からご主人様のお世話をさせていただく、メイドと申します」フカブカ

男「え、あ、男です」ペコリ

男「ってそうじゃなくて! 遺言ってあれ本当だったんだ……」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom