男「ちょ、ちょっと待って! メイドって何だよ!?」
祖父「叔父……会社を頼んだぞ」
叔父「任せて……父さんの時より大きくしてみせるから!」
祖父「良く言った……儂も安心して逝ける……」
男「メイドって!?」
祖父「じゃあ……な」ガク
医者「14時36分、ご臨終です」
叔父「父さあああああああん!」
男「じいちゃああああああん! メイドってえええええ!?」
ーーーーーー数日後ーーーーーー
叔父『じゃあ、とりあえず成人するまで生活費としてちょっとづつ送るから』
男「分かったよ」
叔父『あ、そうだ。そろそろ来ると思うから』
男「え、何が? 何か怖いんだけど」
ピンポーン
叔父『お、来たかな? じゃ、ごゆっくり』ガチャ
男「ええ……。何が来たんだよ……」ガチャ
メイド「はじめまして、ご主人様……ですか?」
男「」バタン
玄関を開けたらメイド服を着た女の子が立っていた。
何を言ってんのか(ry
ピンポーン
メイド『おかしいですね……。ここであってる筈なんですが』
男「……」ガチャ
メイド「あ、旦那様……じゃなくて祖父様のお孫さんですよね?」
男「そ、そうだけど」
メイド「じゃあご主人様ですね……くしゅんっ!」
メイド「……あの、とりあえず入れてくださいませんか?」
男(……まあいいか、女の子なら危険も無いだろうし)「いいよ」
メイド「ありがとうございます」
メイド「ふう、暖かい」
男「ところで、君は誰なんだ?」
メイド「すみません、自己紹介が遅れました。旦那様の遺言により今日からご主人様のお世話をさせていただく、メイドと申します」フカブカ
男「え、あ、男です」ペコリ
男「ってそうじゃなくて! 遺言ってあれ本当だったんだ……」
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