ハッピー765フレンズ(23)
グロ注意
ハッピー765フレンズ
・イライラはダメ
~朝~
「ピヨピヨ」ガチャ
誰も居ない事務所
「一番乗りピヨ、資料纏めをしておくピヨ」
パソコンを点け、仕事を始める。
カタカタカタカタ・・カタ。nのボタンの反応が悪い。
「nが反応しないピヨ」
カタ・・ポン・ボンボンボン
「何で反応しないピヨ~」
ボン!衝撃でnが外れる。ヒューぐさ!ピヨの額に刺さる。
「ん?」血がピュー。
「ピヨピヨ」慌てふためく。
ドン、椅子にぶつかり体勢を崩した先にはシュレッダー。
髪の毛が入り込む、必死に抜け出そうともがくピヨ。
髪の毛が千切れ、シュレッダーから抜けだす。「たすかっ」・
しかし、反動で机の角にぶつける。
血を吹きながら、そのままシュレッダーへ逆戻り。
シュレッダーがウィーンウィーン。
・・・・
「はいさーい」・・・
「誰も来てないぞ」
~~~~~~~
♪ニャニャニャァニャニャ
ニャンニャニャニャニャ
~危険な居眠り~
事務所に1人、pの机で辞書を枕に居眠りする美希。
「はいさーい」
「美希が寝てるぞ。起こしちゃだめだな」
スケジュールを確認する響。
「ムニャムニャ。この枕硬いの」ポイッ
ヒューぐさ。
響に突き刺さり、血がピュー。
「ギャー!」
ドアに向かって倒れる響。
亜美真美がドアを開けて
ボン!
~~~~~~
♪ニャニャニャァニャニャニャニャ
~ヘッドフォン越しの騒音~
午前中
仕事は午後からだが、事務所に皆が揃って団欒している。
千早はヘッドフォンで音楽を聴いている。
亜美真美がpにチョッカイをかけている。
「兄ちゃん、兄ちゃん遊んで」「遊んで」
「俺は今、仕事中だからダメだ」
「ん?どうした千早?俺に聴いて欲しい曲でもあァ」ボン!ヘッドフォンの両の耳充て部分がくっつく。
ヘッドフォンの端子を抜き、ソファーに並んで居る真美の左耳に投げ通し亜美の右耳から抜ける。目玉が膨らむが、まだ意識あり。
真美が左耳の異変に気付き、コードを掴む。
ハンバーガーショップにて
亜美「はむはむ……おいしいね、真美!」モグモグ
真美「そだね~」パクパク
亜美「!……ねえ真美」
真美「どったの?」
亜美「もうちょっとケチャップかけたいと思わない?」ニヤニヤ
真美「!……なるほど~、お主も中々悪よのぅ…」ニヤニヤ
亜美・真美「んっふっふ~」
亜美「こちら亜美、ターゲットを発見した、オーバー!」
真美「ok。作戦を実行してくれ、オーバー!」
タッタッタ
亜美「ターゲットの確保に成功した。これから帰還する、オーバー!」
真美「ねえ、亜美。このオーバー!っていうのもうやめようよ。つかれちゃったよー」
亜美「そだね~」
亜美「とうちゃ~く!」
亜美「こちらがケチャップでございます」スッ
真美「うむ。ご苦労だった!」
真美「じゃ、さっそく……」
ビューー!
真美「あーあ、服に付いちゃったよ……」
亜美「真美!血が……」
真美「!……なに……この位の傷など……どうということはない……」
亜美「真美!真美ィーー!」
真美「達者でな……」ガクッ
亜美「そんな……嘘……!」
千早「あら?亜美、真美。どうしたの?」
千早「(なぜ真美が血まみれに……?)」
千早「(また……大切な人が死んでしまうの?……また何も守れないままなの……?)」
千早「(ミ ン ナ コ ロ シ テ ヤ ル)」
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