男「弟がRPGツクールで作ったゲームをやる」 (30)

男「あーめんどくさいけど弟が作ったRPGツクールのやつやるかー。」

ゲームスタート

まず、名前を決めてください

1 最強マッスル男

2 アルティメットマン

3 ちんこ

4 ゴルバチョフ

男「四択かよ!!しかもろくな名前ないし!!3とか本当に子供だよなあ」

主人公の名前はゴルバチョフになりました

男「こんなかじゃ一番ましだしな」


ゴルバチョフ「おはよう母さん」

母「あら、今日は魔王倒しにいく日だったわね」

ゴルバチョフ「そうだった忘れてた」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414514302

母「はい、お弁当。頑張って魔王倒してくるのよ」

ゴルバチョフ「わかったよ!お母さん!」


男「この時点でクソゲー臭が凄いのだが」


ゴルバチョフは家の外へ出た。

ソレヌカアタヤサナタカサ村

男「うーん、魔王を倒すとか言われても次なにすればいいんだろ。とりあえず右にいくか」

まおうのいえ☆

男「魔王の家主人公の家の隣かよ!!」

ゴルバチョフはまおうのいえ☆に入った

魔王「よおゴルバチョフ」

男「魔王、倒しに来たぞ」

魔王「えーなんでだよ。俺ただのニートだぞ。俺を倒して何になるんだよ」

男「そういえばなんでだろ。お母さんに言われてきてみたけど」

魔王「おまえさ、そうやって親の言うこと聞いてるだけだと俺みたいなクズになるぞ?」

ゴルバチョフ「うん、気を付けるよ」

魔王「じゃあな。」


男「で?これからどうするんだろ」

ソレヌカアタヤサナタカサ村

男「家に帰るか」

ゴルバチョフはゴルバチョフの家に入った

母「おかえり。魔王は?」

ゴルバチョフ「そもそもなんで魔王を倒さないといけないの?」

母「倒すってのは更正させるってことよ。魔王をニートから卒業させるの」

ゴルバチョフ「なるほどな」

母「だから北の森へいって、北の森の親玉を倒してくるのよ」


男「意味がわからんが北の森へ行こう」

北の森

ゴルバチョフ「さあ、親玉を探そう」


男「さて、そろそろ戦闘かな」

チャチャチャチャーー

フリーターが現れた

ゴルバチョフ HP38

コマンド 説得 魔法 防御 逃げる

男「説得ってなんだろ。説得にしよう」

ゴルバチョフ「おい、フリーターはやめて定職につけよ」

フリーター「う、うるさいっ」


フリーターの反論

フリーター「別に働いてることには変わりないだろ?」

ゴルバチョフに2のダメージ

ゴルバチョフの説得

ゴルバチョフ「お前の両親はそれを望んでいるのか?」

フリーター「すみません。ちゃんと働きます」

フリーターを倒した

男「・・・」

そして男はフリーターを倒しまくり

ゴルバチョフはレベルが3になった

親を呼ぶを覚えた

男「なんだよそれ」

そして・・・

ゴルバチョフ「いた、親玉だ」

ニート「私が親玉だ。倒してみろ」

ニートが現れた

ゴルバチョフ「おい、両親がお前のせいで悩んでるんだぞ」

ニート「ふーん?」

ニート「だから何?」

ゴルバチョフに5のダメージ

ゴルバチョフ残りHP36

ゴルバチョフ「お前、そんな人生でいいのか?何もしない人生なんて悲しいぞ」

ニート「俺はそう思わないけど」

ゴルバチョフに8のダメージ HP28

ゴルバチョフ「社会に出れば何かしらやりがいを感じるはずだ!」

ニート「そうともかぎらんよ」 

ゴルバチョフに12のダメージ HP16


男「おいおい強いな。魔法を使うか」

魔法 親を呼ぶ

男「これを使おう」

ゴルバチョフは親を呼んだ

親「たかし!働きなさい!」

ニート「ご、ごめんなさい」

ニートを倒した

男「・・・」

ゴルバチョフの家

ゴルバチョフ「かあさん、北の森の親玉を倒してきたよ」

母「よくやったわ」

ゴルバチョフ「次は?」

母「自分で考えな!」


男「もう一回魔王の家にいくか」

まおうのいえ☆

魔王「なんだまたきたのか」

ゴルバチョフ「魔王!ちゃんと働け!」

魔王「受けてたとう」

魔王が現れた

ゴルバチョフ「おい、ニートとか言われて恥ずかしくないのか!」

魔王「むしろ誇らしいけど?」

ゴルバチョフに357のダメージ

ゴルバチョフは倒れた

GAME OVER

男「つ、つよいな」

男「とりあえずレベルあげようか」 

そして

ゴルバチョフ レベル20 HP168

男「これでも魔王にはほど遠い。違う村へ行ってみようかな」

コームインの村

コームイン「やっぱ安定が一番だろ。やりがいとかじゃなくて、安定だろ。自分が何をしたいとか関係ないだろ」

ゴルバチョフ「果たしてそうかな?」

コームイン「なんだと、受けてたつ」

コームインが現れた

ゴルバチョフ「お前、やりがいがない仕事を何十年も続けて楽しいか?」

コームイン「はあ、安定が一番だろ?」

ゴルバチョフに21のダメージ HP147

ゴルバチョフ「安定してるだけの人生なら最初から生まれてこなくても同じじゃない?」

コームイン「仕事にやりがいを感じなくても人生で楽しいことは普通にあるよ」

ゴルバチョフに26のダメージ HP121

ゴルバチョフ「お前、働いてるふりしてるだけで世の中のためになんかなってないだろ」  

コームイン「いや、少しは役に立ってるんじゃないかな」

ゴルバチョフに30のダメージ HP91

ゴルバチョフは魔法「高学歴」を使った

ゴルバチョフ「俺早稲田出身」  

コームイン「は、学歴とか、関係ないし」

ゴルバチョフは魔法「子供の頃の夢」を使った

ゴルバチョフ「これ、お前の卒業アルバム。漫画家になりたかったようだな」

コームイン「うわああああやめろ!昔のことは関係ない!」

ゴルバチョフ「今でも気持ちが変わらないなら目指すべきだ!」

コームイン「漫画家目指します」

コームインを倒した

コームインキング「ふははは。私を倒すことはできまい。安定が一番さ。やりがいなんて仕事に感じるなんてありえないさ。」  

ゴルバチョフ「倒してやる」

コームインキングが現れた

ゴルバチョフは魔法「高学歴」を使った

ゴルバチョフ「俺早稲田出身」  

コームインキング「俺一橋」 

ゴルバチョフ「なんだって!?」

ゴルバチョフは魔法「子供の頃の夢を使った」

ゴルバチョフ「お前の子供の頃の夢は・・・市役所で安定して生きていくだと!?」

コームインキング「夢は叶ってる」

コームインキングは魔法「安定と結婚」を使った

コームインキング「おまえさ、安定がなければ結婚とかもきついぜ?」

ゴルバチョフに86ダメージ HP82

ゴルバチョフ「お前、仕事が楽しかったらいいなとか思わんのか!」

 
コームインキング「仕事に楽しさを求めることが間違いだ」  

ゴルバチョフに32のダメージ HP50



ゴルバチョフは精神安定剤を使った
HPが150まで回復!

ゴルバチョフ「お前、何か楽しいと思うことないのか?」

コームインキング「ないなあ。安定している給与明細をみることくらいかな?」

ゴルバチョフに50のダメージ HP100

ゴルバチョフは魔法「発想の転換」を使った

ゴルバチョフ「なにかさ、ちょっとでも好きだなって思うものとかない?」 

コームインキング「アイドルとか可愛い女の子は少し好きだけど」

ゴルバチョフ「それだ!アイドルのプロデューサーなどになれば可愛い女の子に近づけるし、少しはやりがいとか感じるんじゃない?」  

コームインキング「あーいいかも」

コームインキングを倒した

男「強敵だったぜ」

男はゴルバチョフを操作し色々な人を倒した
ゴルバチョフ レベル89 HP870

男「そろそろいけるかな」

まおうのいえ☆ 

魔王「またきたのか」  

ゴルバチョフ「今日こそ倒してやる」

魔王が現れた

ゴルバチョフ「ニートでいて楽しい?」

魔王「まあまあかな」

ゴルバチョフに120ダメージ HP750


男「よし、防御力も上がってるしこれならいけるだろ」

>>3 男「魔王倒しに来たぞ」 男「そういえばなんでだろ。」これらのセリフはゴルバチョフのセリフです。

ゴルバチョフは魔法「超高学歴」を使った

ゴルバチョフ「俺東京大学出身」

魔王「どこそこ?」 

ゴルバチョフ「知らないだと!」  

魔王は魔法「法律」を使った 

魔王「あれ?人の家に勝手に入るって犯罪じゃなかったっけ?」

ゴルバチョフに500ダメージ HP250

ゴルバチョフ「お前、両親が死んだらどうすんだよ!」 

魔王「そしたら働くよ」

ゴルバチョフに200ダメージ HP50

ゴルバチョフは超精神安定剤を使った
Hpが550まで回復

ゴルバチョフ「外に出てみたら?」

魔王「外に出ると体調が悪くなる体質なんだ」

ゴルバチョフに160のダメージ HP390

ゴルバチョフ「じゃあ、勉強とかしてみたらどうかな?」

魔王「めんどい」 

ゴルバチョフに200のダメージ HP190


男「くそ!勝てる気がしない。アイテムにも限りがある!」

そして男はアイテムを使いつつなんとか戦っていったが、アイテムが尽きてしまう


ゴルバチョフ「働け!バイトでいいからやってみろよ!」 

魔王「お前に言われる筋合いはない」  

ゴルバチョフに200ダメージ HP20

ゴルバチョフは魔法「過去の回想」を使った

ゴルバチョフ「魔王、お前この前俺みたいなクズになるぞって俺に言ったよな。」

魔王「言ったよ」

ゴルバチョフ「お前はニートを誇りに思ってるとか言ってる癖に、自分がクズだとも思ってる。おかしくないか?」

魔王「むう・・・」

ゴルバチョフ「本当はニートの自分が嫌いなんだろ?」

魔王「ふん!どうせ頑張ったって無駄なんだよ!」

ゴルバチョフ「何か夢があるのか?」

魔王「ない。サッカー選手になりたかったけど、足が生まれつき良くないからなりようがなかった」

ゴルバチョフ「うん、それはしかたないよね。でも、ほかにやりたいものはないの?」


魔王「強いて言うなら声優に少しなりたいかもって少し思うけど、甘くないし俺にはきっと才能がない」

ゴルバチョフ「才能については決めるの早すぎるし、厳しい世界でもニートを続けるよりましだろ?」

魔王「ニートから声優になった例なんてあるわけない。ふふ、これで俺の勝ちだろ」

ゴルバチョフ「俺ダメージ受けてないよ?」  
魔王「なぜだ!」

ゴルバチョフ「ニートから声優になったひといるもの」

魔王「な、なんだと!?うわああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

魔王「養成所・・・いきます」

魔王を倒した

男「やった!!クリアだ!」

こうしてゴルバチョフは世界の働かない人、働いていてもやりがいを感じない人を全て救ったのだった。ゲームクリア。

男「ふー。クソゲーだったけど、クリアすると以外と達成感がある」

ガチャッ

弟「あ、にーちゃん。クリアしたんだ」

男「おう、正直つまらんかったよ」

弟「そりゃそうだ」

男「なぜ?」

弟「魔王ってにーちゃんのことだもん。」

男「確かに俺はニートだけど、別に楽しく生きてるよ?」

弟「でもパソコンの履歴みたら、声優になるには、とかそんなことばかり調べてたじゃん」

男「そんなの母さんが認めるわけないだろ」

ガチャッ

母「男、バイトさえしてくれれば声優を目指すことを認めるわ。だからニートは卒業しなさいよ」

男「うーん、でもやっぱ声優になれるわけないしな・・・」

弟「声優になったら、声優の可愛い子と結婚できるかもよ!」 

男「養成所行きます」


終わり

どうも。クソssを書いてすみませんでした。
終わりです。ありがとうございました。

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