なあ聞いてくれ、俺が久々に外に出たら事故っちまったんだ。
ラノベ主人公とか、漫画の主人公だったら軽症で済んだのかも知れないけど、生憎そんな偶然は起こらない。
おかげで俺は大怪我、しかも一生機能しないかもしれないと言われている。
人生で最悪の日でありこれから先死ぬまで最悪だと思うと気が滅入って仕方がない。
もう自殺でもしようか、そう思った時に、アイツは現れた。
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悪魔「いつもニコニコ♪貴方の傍に添い寄る悪魔です♪」
あ、これは夢だ。それもかなり重症の。
悪魔「夢じゃないですよー。あ、なんなら頬でも抓って差し上げましょうか?」
いてい、痛いいたたたたた!わかったこれ夢じゃない!!
悪魔「ご理解戴けてなによりです♪そうそう、私、貴方と契約しに来たんですよ」
け、契約?何だそれは?
悪魔「えっとですね、貴方のお体の一部が機能しなくなったと言う事で、私たち悪魔はその機能しない部位を回収し、新たな部位と交換しよう、という事です」
……一応聞くが、交換するとどうなるんだ?
悪魔「はい、交換した部分は貴方の体と同化し、以前の部位と同じように扱うことができます。言うなれば元通り、ですね」
ほ、本当か!?……でも、悪魔だったらそれなりの代償が払われるんじゃ?
悪魔「あ、ご心配なく!!代金は体の部位、いわば交換したパーツが料金となります。一部例外を除けば、ほぼタダで行われます♪」
そ、それは凄い!!ぜひお願いしたい!
悪魔「はい♪それではこの契約書に名前を記入してください!!」
名前安価下2
長谷川秋名と記入した。
悪魔「はい♪承諾しました、それでは、貴方が破損した部位はどれですか?」
あ、相違やそうだな……俺が破損した部位は………。
1右腕
2両目
3両足
4喉
5耳
6舌
安価下2
長谷川秋名と記入した。
悪魔「はい♪承諾しました、それでは、貴方が破損した部位はどれですか?」
あ、相違やそうだな……俺が破損した部位は………。
1右腕
2両目
3両足
4喉
5耳
6舌
安価下2
二重投下してしまった…安価下
事故で失明した両目を交換してくれ。
悪魔「はい、了解しました♪」
ずごごごごご、と変な機械音と共に、両目が軽くなるのを感じる。
瞼の先から光が漏れてくるのが見えた。
両目が………治った!!
悪魔「おめでとうございます♪それでは、またいつかお会いしましょう♪」
そう言って、悪魔の気配が消える。
もう眼は治ったが、まだ包帯は取らないほうがいいだろう。
医者がもう包帯を取ってもいいと言った。
長谷川「あー早く金髪の姉ちゃんを目に焼き付けてぇなー」
そう思ってはずしていると、ある疑惑が浮かぶ
長谷川「……?あ、れ?何で…」
俺が『目』にした光景。それは……
1人や物に何かしらの黒い『点』が見えるようになった
2何故か物や人が透けて見える
3人の動き、物の法則が即座にわかってしまう
4安価
安価↓2
目に入るもの全てが発狂した。
悪魔「あらま♪もう【能力】が発現したんですか?」
長谷川「な、あ、おい!これ、どう言う事だよ!!」
悪魔「直視した者を発狂……正確に言えばその【人間の最悪の末路を視認する】能力って訳ですか」
い、意味が分からない!!何を言っているんだこの女は!!
悪魔「まあ、実際に発狂しているわけじゃないんですけどね」
長谷川「は、じゃ、じゃあ俺が見ているのは!?」
悪魔「最悪の結末を視認しているだけです。ナースのお姉さんは普通にエロ爺の恥辱に耐えてますよ?」
長谷川「kwskじゃない、何で俺の目がんな事になってんだ!?」
悪魔「……知りたいですか?」
そう、悪魔は暗い声で言って来る。俺は・・・・・・・・・
台詞安価↓2
長谷川「だが断る、何故かそれを聞けば、僕は違う世界に連れ込まれそうだ」
悪魔「もう遅いですよ♪貴方は私の駒なんですから」
駒……?
悪魔「これはゲームなんですよ、命を賭けたゲーム……」
だ、から。どういう意味だってんだよ!!
悪魔「だが断るって貴方言ったじゃないですか♪でも、貴方の能力は教えて上げます」
悪魔「貴方の能力は【結末視】目を凝らすことで人の最悪の結末を見る事ができる」
悪魔「最悪の結末は、例えば事故死、麻薬、殺人死刑カニバリズムエクストラ……つまりは人の最後を写す瞳」
悪魔「さらに、凝らした目である一定の攻撃をすればその人間は最悪の結末と同じ行動を起こしして死ぬ」
悪魔「…………以上、悪魔さんの説明でした♪」
それだけ言って悪魔は去っていった。
―――――――俺はどうすればいい?安価↓2
あげ下
今日はここまで
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