冬馬「神は完璧な人間を作らない」 (7)

アイマスと俺ガイルの若干クロスした何か
多分俺ガイルは読んでなくても読めると思う

注意事項
※一部のキャラがキャラ崩壊
※世界観は大体2準拠だけどほぼパラレルワールド
※不定期更新

以上が無理な方はブラウザバック推奨

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414319522

神は全知全能であるべきだ。

そう、神は人々の信仰の対象であるから。

故に、神は自身の信仰の妨げとなり得る完璧な人間を作らない。

つまり、誰にせよ何かしらの欠点があるということだ。

例えばクラスの地味子ちゃん。

彼女は勉強ができ、運動もそれなりに、スタイルも抜群であった。

が、彼女は人気にはなれなかった。

何故なら彼女の顔が非常に醜く、コミュニケーション力も欠如していたからである。

もちろん完璧の定理は人様々で、彼女からすれば彼女自身は幸せなのかもしれない。

だが一般論からすればどうだろうか?

きっと多くの人は彼女を不幸であると言うだろう。

ではその一般論を持って俺を見て欲しい。

スタイル、顔立ち……おそらく、一見全てが整っているように見えるだろう。

だが明らかに俺のパーツの中でも浮いている部分がある。

そう、この腐りきった目だ。

ひねくれアホ毛ボッチが主人公の某ライトノベルを読んだ時は非常に親近感が湧いた。

何しろ俺と同じで目が腐っているのだから。

どこぞの製鉄所みたいな漢字の名前の彼には同じ部活動に所属する美人部員が2人、担任が1人、天使が1人、その上可愛い妹が1人etc……居るという。

だがアホ毛で腐った目でイケメンでスタイル良しという多数の共通点を持った俺には子供の頃に他界した母親の代わりに俺を手塩をかけて育ててくれた親父、ついでに同ユニットのイケメン2人、おまけにイケボの社長と、非常にムサいハーレムを築いている。

神は俺を同性愛者にしたいのだろうか。

美……少女(?)ハーレムを持ってるなんて羨ましいぞ八幡。

それはともかく、だ。

たかが書籍物に何を言っているんだと言われたらそこでおしまいであろう。

あくまでライトノベルの主人公である彼はメアリー・スー(勿論そこまで超人ではないが)のような人物であるべきなのだから。

が、俺は敢えて声を大にして言ってやろう。

神よ、何故私のようなダメ人間をお造りになったのですか?

悪意あってのことなら俺を完璧超人に作り変えた後太陽にパンツ一丁で突っ込んで死ね。

そして地獄に落ちろ、と。

結論:神はゴミと罵られるべきモノである。

執筆者:天ヶ瀬冬馬

黒井「……こんなものホームページに載せられるわけないだろう!!!! 各方面からの批判を受けた後に大炎上というオチが目に見えているだろうが!!!!」

冬馬「うっせえ!! 何書くか迷った末の苦肉の策なんだよ!!!!」

黒井「私は今週のブログ更新係がお前に回ってきたからちゃんとした日記を書けと言ったのだ!!!! お前の愚痴を書けとは言っていない!!」

冬馬「愚痴も一応日記だろうが!!!!」

黒井「愚痴るにせよ内容が内容だ!!!! 冬馬はアイドルなのだからアイドルという立場を弁えろ立場を!!」

黒井「大体冬馬はアイドルとしてある程度成功してるだろう!! 何がダメ人間だっ!! 私の高校時代の方が圧倒的に酷い!!」

冬馬「この前765プロに移籍して行ったプロジェクトフェアリーの方が売れてたじゃねえかボケ!!」

黒井「社長に向かってボケだと……!!」

冬馬「じゃあ聞くけどよ!! おっさんは握手会で隣の列とディカプルスコア(10倍)の差を見せつけられたことがあるのか!!!! あいつらはいいよなモテて!!」

黒井「バレンタインデーのチョコがもらえるだけでも良いではないか!!」

冬馬「あいつらは段ボール数箱!!!! 俺は3個!!!! 10倍どころじゃねえよ!! 完全にリーダー(笑)じゃねえか俺!!」

黒井「お前はなんだかんだで統率力とハプニングに対処する実力があるだろう!! 私はそれを見込んで冬馬をスカウトしてリーダーにしたのだ!!」

冬馬「……お、おう」

黒井「……わかったならば書きなおして来い……私は着実に実力を付けているお前に期待しているのだからな、冬馬」

冬馬「……わかったわかったわかりましたよ。そこまで言われたら俺もクールにならざるを得ねえ」

黒井「フン、わかったらさっさと私の部屋から出て行け」

冬馬「……失礼しました」

冬馬(……チッ、なんだかんだでおっさんに懐柔されてやがる。情けねえな俺……)

黒井「あそうそう、1つ言い忘れていたのだが……」

冬馬「……あん?」

黒井「今度新しいアイドルが「女か!?」……ウィ。女性アイドルだ」

冬馬「や、やったぜ!! やっとムサいこの事務所に乙女が……!!」

黒井「……名前は玲音。仲良くしてや「やっと俺にも青春が舞い降りて来たぜーーー!!!!」……やかましい!!」

そう、この日から俺のアイドルライフはバラ色に……なるかのように思えた。

が、現実はそう甘くないのである。

もう1度言っておこう、俺のアイドル人生をハードモードにしてくれやがった神は死ね。

黒井「紹介しよう。こちらが今回961プロに所属することになった玲音ちゃんだ」

玲音「よろしくね!!」

冬馬「お、おうよろしく」

北斗「よろしくね玲音ちゃん!」

翔太「よろしくね!!」

玲音「しゃ、社長!! 彼が噂の……」

冬馬(……え、俺? っていうか返事ぐらいしろよ……)

玲音「ファンの数が2人に比べて明らか少ない天ヶ崎冬馬君だよね!!」

黒井「…………ムフッw」

北斗「ちょwwww天ヶ崎冬馬wwwww」

翔太「早速間違えられてるwwwww」

冬馬「は、はあ!? ふふふふふふふファンの数なら2人に負けてねーし!! あと天ヶ崎じゃねーし天ヶ瀬だし!!」

黒井「よwwよく言うわ冬馬よwwwww」

玲音「…………フッ」ニヤリ

……何度でも言おう、人々の間に個性(笑)という名の差を作った神は死ね。


——天は二物を与えず。俺はそれを信じず

とりあえずこれだけ

そのうちまた書きにきます

ごめんやっぱり落とす

忘れてくれ

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