ほむら「絶対まどか至上主義」(20)
ほむら「……はっ!」がばっ
ほむら「また…またまどかを救えなかった……」
ほむら「うぅ……まどか…ごめんなさい……」
ほむら「今度こそ…この時間軸でこそは、まどか…あなたを救ってみせる!」
ほむら「さて………あら?」きょろきょろ
ほむら「えっ……病院じゃ…ない?」
ほむら「と言うか、ここは私の家……どういう事?」
「ふにゅ……」
ほむら「!?」ばっ
「ふぁぁ……」
ほむら「えっ、あなた…ま、まどか?」
まどか「あー…おはよー、ほむらお姉ちゃん」ぽけー
ほむら「」
ほむら(あ、ありのまま今起こったことを話すわ!私はまどかの親友だったはずなのに、いつの間にか親友からお姉ちゃんにクラスチェンジしていた)
ほむら(な、何を言っているのか分からないと思うけど、私も何が起こっているのかさっぱりよ…)
ほむら(寝起きの舌足らずな感じと、不意打ちの『お姉ちゃん』とのコンボで、理性がどうにかなりそうだった……ティロ・フィナーレだとかロッソ・ファンタズマだとか、そんなチャチなものじゃ断じてない)
ほむら(もっと恐ろしい、まどかの可愛さを味わったわ)
まどか「――ちゃん!お姉ちゃん!」
ほむら「えぇ?あっ、な、なにかしら?」
まどか「むぅ、聞いてなかった…えいっ!」がばっ
ほむら「ほむぷっ!」
まどか「えへへー、私のお話を聞いてないお姉ちゃんには、罰として抱き着いちゃうんだからー」ぎゅぎゅー
ほむら「ほむぅ!」
ほむら(まどかこれ罰違う!最高のご褒美よ!あぁ!なんて良い匂いなの!そして薄生地のパジャマだから、まどかの柔らかな感触がダイレクトにぃぃ!!)
まどか「ふわぁ…お姉ちゃんに抱き着くと、とってもポカポカするねぇ」すりすり
ほむら「ほむ///」
まどか「むにゅぅ…まだ6時かぁ…ねぇ、今日はお休みだし…一緒に二度寝しちょうよお姉ちゃん」すりすりぎゅー
ほむら「え、えぇ、まどかがそうしたいなら///」
まどか「やったー!お姉ちゃん大好き!」すりすりぎゅぎゅー
ほむら「ほむぅ!///」
ほむら(なにこのまどか可愛すぎる!危うく鼻血を吹くところだったわ…ダメよ、今だすとまどかにかかってしまう)
まどか「えへへー」すりすり
ほむら(正直状況がまったく分かってないけど…そんなことより今は、この天使を愛でるのが先決よね!うん!)
ってな感じで誰か…!
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