黒子「お姉様?何をなさっておりますの?」
美琴「んー、ちょっとね……クローゼット整理してたら去年の写真出てきたから見てたのよ」
黒子「去年のですの?ちょ、ちょっとわたくしにも見せて貰えませんでしょうか?」
美琴「いいけど、学校行事の写真だからそこまで面白いものでもないんだけどね」
黒子「いえいえお姉様、わたくしとしてはお姉様の昨年のお姿を拝見し具体的にどの程度成長しているのかとかいろいろふへへへ…」
美琴「……あんたねぇ……まあいいわ、たいして変わんないし、だってたかだか1年前よ?ちょっと背が伸びたぐらいしか変化なんてないってば」
黒子「……ふむ、確かにあまり変わりませんの………って、あら?」
美琴「なに、どしたの?」
黒子「いえ、この方なんですけど」
美琴「……どれ?」
黒子「この写真のお姉様の隣にいるのって…」
美琴「食蜂操祈でしょ?不本意だったけどlevel5二人揃って記念に一枚とか先生から言われたら撮らない訳いかないし」
黒子「ですわよねぇ……うーん」
美琴「こいつがどうかしたの?」
黒子「……えーと、なんというか………い、1年前なんですのよね?」
美琴「そうだってば、ちゃんと常盤台の制服着てるでしょ?もっと前になったら私は小学生だっつの」
黒子「…………いや、でも」ゴクリ
美琴「……だから、なに?はっきり言いなさいよ黒子」
黒子「……その、食蜂操祈は1年であそこまで?」
美琴「はっきり、何があそこまでなの」
黒子「……えーと」スッ
美琴「………食蜂を指差して?」
黒子「いえ、人物ではなく体の一部が、その……ありえないほど成長しているというかなんというか…」
美琴「………んん?えーと、食蜂の……む……ね……………」
黒子「………大して変わらないどころか画像修正を疑うレベルで激変しているもので、ちょっとびっくりしたというかなんというか」
美琴「……………」
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黒子「………あの、ちなみにお姉様」
美琴「なによ」
黒子「バストのサイズにこの1年変化は痛い痛い痛い痛い痛いごめんなさい聞かないからやめてくださいまし!?!?」ウネウネ
美琴「………」グリグリグリグリ
黒子「ひぃ!?はぐっ!?こめかみが!!のぉぉぉぉぉ!?!?!?」ビッタンビッタン
美琴「………はぁ」スッ
黒子「ひぃ…ふぅ……ま、まだ電撃の方が一瞬ですからマシですわね……うぅ…」ズキズキ
美琴「いい黒子、でかけりゃ良いってもんじゃないの、分かるわよね?あんたもそうなんだから」ガシッ
黒子「あ、いえ、わたくしは成長期…」
美琴「そんなら私もだッッ!!!!」クワッ
黒子「はいっ」ビクッ
美琴「いい黒子、デカいのなんか結局スケベな野郎を喜ばすだけの駄肉なのよ、いい?」
黒子「で、でしたらそんなに気にしなくても…」
美琴「私が気にしているだと?私は冷静だッッ!!!!」クワワッ
黒子「あい」ビクッ
美琴「いい黒子、胸なんぞ飾りだ!!エロい奴にはそれが分からんのだッッ!!!!」
黒子「は、はぁ…そうなんですの」
美琴「復唱!!」
黒子「はぅ…えと…胸なんて飾りだ、エロい奴にはそれが分からんのですの」
美琴「よし、じゃあこの話はおしまい、良いわね?」ギロッ
黒子「は、はい…」ビクビク
……翌日、常盤台中学内カフェテラス
美琴「………はぁ、まったく黒子の奴め」
美琴「…………胸か………」ジッ
…………
……………
1年半前、夏。
美琴「………」ペター
食蜂「………」ヒョロッ
…………
1年前、秋。
美琴「……………」ペター
食蜂「……むっ、ちょっと膨らんだかしらぁ?」ムニムニ
美琴「あっそう、大して変わんないじゃん」
食蜂「そうだけどぉ」
美琴「……つーかなんで私に言ってくるのよあんた」
………
1年前、冬。
美琴「………」プルプル
食蜂「ふふん☆」ユサッ
美琴「………なんの用よ?」
食蜂「用って訳じゃないんだけどぉ」ユサユサ
美琴「……」イラッ
…………
半年前、春
美琴「……………………」ワナワナ
食蜂「最近肩こりするようになっちゃってぇ、御坂さんがちょっと羨ましいって思ったりするんだゾ☆」タップン
美琴「なんで」
食蜂「だってサイズ変わってないし」フフン
美琴「…………」グサッ
…………
数ヵ月前、一学期終盤。
美琴「」ペター
食蜂「でねぇ御坂さん?またサイズ大きくなっててねぇ?自分の成長力にちょっとびっくりって感じなんだゾ☆」ボインッ
美琴「」ワナワナ
食蜂「で、御坂さんは去年からどのくらいサイズアップした?」
美琴「嫌味か貴様ッッ!!!!」
……………
………
美琴「うがぁぁぁぁぁぁぁムカつくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」ガッタンガッタン
美琴「じ、自分がでかくなったからって嫌味ったらしく絡んでくれちゃってこんちくしょう……!!」イライラ
美琴「…………はぁ……」
???「中学生は胸の大きさなんて気にしないほうがいいじゃん?なぁ一方通行?」ボイン
???「牛乳や通販とかのサプリメントが健康にいいわよ。ね、上条?」ボイン
???「第三位は巨乳が羨ましい?視姦でもされたいビッチなんじゃない?なぁはぁまづらぁ」ボイン
食蜂「御坂さぁん」ヒョコ
美琴「…………」ピクッ
食蜂「みぃさぁかぁさぁーん☆ねぇってば」フリフリ
美琴「………なによ」
食蜂「ひとりぼっちでテラスにいるからぁ、寂しいのかと思って☆」
美琴「むこういってなさい、しっしっ」
食蜂「お話しくらい良いじゃない、ダメなのぉ?」
美琴「ダメ、ムリ、嫌、こっちくんな」
食蜂「機嫌悪いみたいねぇ、どうしたのかしら?」
美琴「…………」ジッ
食蜂「………?」
美琴「…なんでもないわよ」フイッ
食蜂「…………ああ」ポン
美琴「とにかく今あんたと話す事ないし、わざわざ私と居なくてもあんたは取り巻きたくさん居るんだからそっちいってなさいよ」
食蜂「それより御坂さん、ちょっと聞いた話なんだけど」
美琴「……なに?」
食蜂「彼、無類の巨乳好きらしいわ」
美琴「ッッ!?」ビクッ
食蜂「………ふふ」ニヤリ
美琴「…な、なに?だから?あ、あいつの好みとか別にどうでも良いじゃない?」
食蜂「そう、私は気になるけどネ☆」
美琴「…………ぐっ…うぐっ…」プルプル
???「スカートの下に短パン履いてるのは色気ないよねー?初春ぅー」
???「私は動くときは邪魔なので・・・え?上条当麻は大きい方が好き?本当ですか土御門」
???「おねーさんは男の子のが大きいほうがいいかなぁ。ねぇ坊や、比べてみたい?」
食蜂「まぁでも、確証がある情報ではないんだけど☆」
美琴「………」ピクッ
食蜂「御坂さんはどう思うかしらぁ?彼の好み」
美琴「……し、知んないわよそんなの………つーかあいつはその……見た目とかどうでもよさそうだし…」
食蜂「それもそうね」
美琴「………?なによ、ずいぶんあっさり肯定するじゃない」
食蜂「うーん……まぁ、そこは同意見だしぃ?そもそもこんなの飾りみたいなものだし」
美琴「……あ、あんたが言うんじゃないわよ…」プルプル
食蜂「だってそうだもの」
美琴「…………」
食蜂「まあ、飾りというからには女としては最低限は持っていないとダメだけど☆女は魅力的でいる為には最低限の飾り付けは必要だし☆」
美琴「おーけー上等だちくしょう、ケンカなら買ってやろうじゃんかこんちくしょう」ガタッ
食蜂「だからぁ、そういう野蛮力振るおうとするからまったいらなのよ御坂さんって」
美琴「えっ」ギクッ
食蜂「野蛮力ばっかり駆使してたら女性ホルモン分泌されないし☆」
美琴「…………いや、いやいやそんな事流石にないでしょ」ブンブン
食蜂「断言出来るの?」
美琴「………ぅ…」タジッ
…………同日夕方、常盤台中学女子寮。
ガチャ
黒子「お姉様、ただいま戻りましたの………と、通話中でしたの失礼しました」ピタッ
美琴「……だから、うん……まあそうだけどさうん…」
黒子(……どなたとお電話なされてるのでしょうかね?)スタスタ
美琴「マm…ゴホン、母の言う事だし……そこに間違いがあるなんて思ってないよ?でもね?うん、あまりにも違うというかなんというか……」
黒子(……お姉様のお母様?めずらしいですわね)フム
美琴「そうじゃないっつの!!なんで母まであいつの名前だすの!?か、関係ないし!!」
黒子「…………」
美琴「はぁ!?揉まれたらデカくなった!?いや確かにそういう事聞いたけど!?子供にそういうの言うのどうなの!?父と母のあーだこーだした話とかされても困るから、マジで!!」ウガー
黒子「…………お姉様…」
美琴「だから!!揉んで貰えとか親の口から言うな!!もういいわよ聞いた私が馬鹿だったわじゃあね!!」ブチッ
黒子「………」
美琴「……フゥー…フゥー…まったくなんつぅ母だこんにゃろう」ムカムカ
黒子「あの、お姉様?」ソワソワ
美琴「ん?なんだ黒子帰ってたの、気付かなかったわ……お帰り」
黒子「ただいまですの、あのぉ……それでお姉様」
美琴「なに?」
黒子「差し出がましいかもしれませんが……わ、わたくしで良ければいくらでも揉m……」ワキャワキャ
美琴「あ"?」バチバチ
黒子「……な、なんでもないですの」ビクッ
黒子「……というかお姉様……ちょっと気にしすぎでは?」
美琴「………」クワッ
黒子「あぅ……で、ですがそういった事をお姉様がお母様にお話しになるなんて普段からは考えられないので…」ビクッ
美琴「………ぐっ……そ、そうだけど…」クッ
黒子「確かにお姉様ってその、胸の事をコンプレックスに感じているっぽいとは常々感じておりましたけれど……昨日といい今日といい何やら余計に気にするようになったご様子ですので…」
美琴「………」
黒子「……あの、宜しければ理由をお伺いしたいのですが」
美琴「…………………ムカつくのよ……デカいってだけで偉そうにしてる奴が……」ワナワナ
黒子「………えーと」
美琴「こ、事ある毎に嘲笑うように…いや、実際ほくそ笑んでたわ間違いない、じ、自分だって去年まで同じ立場だったくせに私の気持ちとか分かるくせに毎度毎度毎度毎度無駄に膨らみ続ける肉揺らしてぴーちくぱーちくうっとおしいくらいにあんのやろぉぉぉぉぉぉ!!!!」ダンダンダンダン!!
黒子「…あの、それってもしや食蜂操祈ですの?」
美琴「それ以外誰が居るってのよぉ!!」ウルウル
黒子「………あの、もしや、お姉様と食蜂操祈が馬が合わないのって…」
美琴「あいつは敵よ、全体的にそれこそ外見的にも丸ごとひっくるめて気に入らないわ」キッ
黒子「………はぁ、そうなんですの」ゲンナリ
美琴「なによぉ!!黒子だって他人事じゃないじゃん!!巨乳は敵だ!!復唱ぉ!!」ウルウル
黒子「………えぇぇぇ」
………翌日。
佐天「……ふーん?御坂さんそこまで悩んでたんだ」
初春「気にしてるっぽいなぁとは感じてましたけど、そんなになんですか」
黒子「……はぁ、どうやらある人物に徹底的に煽られているようで……はっきり巨乳は敵だとか言ってましたわね」
佐天「まぁ、御坂さんの場合お母さんもそうだしコンプレックス凄そう、あたしもシメられかけたし煽ったら」
初春「あぁ、そういえば」
佐天「御坂さんたまにあたしにすら敵意をみせるよ、うん」コクリ
初春「そんなに違いますかね、佐天さんと御坂さん?」
佐天「前サイズ聞いたら1cm しか違いなかったよ?」
黒子「そうなんですの?」
初春「あれ?でももう少し佐天さんって…」
佐天「………寄せて上げてるんだよ二人とも、あとパット」
黒子「…………何故そんな事してんですの」
初春「………そういうのはまだ早いんじゃ?」
佐天「………せめて見た目だけでも優越感に浸りたいんだよ、せめて女の子っぽい所だけでも御坂さんとか才能ある人に勝っとかないと惨め過ぎて…」
黒子「……そ、そうですの」
初春「私はどうなるんですか…」
佐天「ごほん、まあそういう訳であたしもけっこう気にしてるから御坂さんの気持ちは分かるかな」
初春「私も気にした方がいいんでしょうか…?」
佐天「そこは本人次第かなぁ……あたしの場合はどれかひとつくらい特徴欲しいからってのがあるし、ほらこういう事なら能力とか関係ないし、簡単じゃん?」
黒子「……ふむ、なるほど…」
佐天「あっ、御坂さんがその気ありそうならメーカーとか教えますよ?」
黒子「ああいえ、お姉様は恐らくその手の道具には頼らないかと」
佐天「へ?そうなんですか?」
黒子「………ええまぁ、以前そのような事言っておりましたし……脱いだらバレるとかなんとか…はぁ…」ケッ
初春「ぬ、脱いだらですか…」
佐天「………なるほど」ポン
佐天「つまりあれだね、上条さんが貧乳好きなら問題ないんだ」
黒子「!?」
初春「あぁ御坂さんの…」
黒子「なんでそうなるんですの!?」バンッ
佐天「いやだって、そうじゃないですか」
黒子「これっぽっちも理解出来ませんわね!!そもそも殿方云々など関係ありませんの!!」
佐天「そうかなぁ?」
黒子「そうなんですの!!」
初春「し、白井さん落ち着いて」オロオロ
黒子「だいたいお姉様が悩んでおられるのは世間一般的に見てもお姉様のお胸が慎ましやか過ぎるのが問題なのですの!!それをなんですの?特定の人物のみにその慎ましやか過ぎる膨らみを好かれたからと言ってお姉様を貶める心無い眼差しは結局のところ変わらずお姉様のお心を踏みにじり続けるという事実が…」ペラペラ
美琴「……おい」
佐天「あ、御坂さん」
黒子「えっ」ギクッ
初春「……あぁー」
美琴「慎ましやか過ぎる……なんだって?」
黒子「…………えへっ」テヘペロ
バチバチバチバチィ!!
美琴「なにを!!勝手に!!みんなに言いふらしてんだこらぁ!!」ガクガクガクガク
黒子「あうあうあうあぅ!?ご、ごみぇんにゃはいれふの!?」カックンカックンカックン
佐天「ああえっと、み御坂さん落ち着いて!?」
初春「それ以上痺れた後に揺さぶったら色々出ちゃいますよ御坂さん!?」
美琴「グギギギギギッッ!!!!」ムカムカイライラ
黒子「」グッタリ
黒子「…うえっぷ…も、申し訳ありませんですの…えぷっ…」フラフラ
佐天「御坂さん、白井さんも悪気あった訳じゃないですし」
初春「あんまり責めないで上げてくださいって」
美琴「……そこは……分かってるけど…」
佐天「で、やっぱりかなり気にしてると?」
美琴「………………」プルプル
初春「さ、佐天さんこの話題はもうやめた方が…」オロオロ
佐天「いや、でも初春……それじゃ御坂さんの問題解決にならないし」
美琴「…………」
初春「でも…」チラッ
美琴「……い、良いのよ初春さん、ここまで来たら誤魔化しても余計に恥かくだけだし」プルプル
佐天(むちゃくちゃ顔真っ赤だ……よっぽどなのか)
美琴「確かに気にしてるわよええそうですとも、母親があれなのになんで私はぜんぜんなんだとか同じ学校の似たような境遇の奴に圧倒的敗北感を定期的に与えられてるとか色々あるからね、ええそうですとも私は巨乳が憎くて憎くて堪らないわよこんちくしょう!!!!」クワッ
初春(……うわぁ…)
佐天(あの白井さんが愚痴るのも無理ないやこれ……)
美琴「そりゃ私だって多少はね?去年から比べたら僅かに膨らんだわよええ……ああくそ!!自分で言っててムカムカしてきた…だいたいこういうのって遺伝的な要素が大きいってどっかで聞いたのにぜんぜんそんな事ないわ、あんのぜい肉運動音痴が可哀想な物をみる目を向けてくるとかッッ!!だいたいあいつおかしいのよ大して動かないくせして腰回りは私と大差無いのにくっつく肉がなんであんな乳やら尻やらに集中すんのよもっと均等に[ピザ]れっつうん反則だろあんなのばっかやろぉぉぉぉ!!!!」ガッタンガッタン
黒子「お、お姉様落ち着いてくださいまし!?」オロオロ
佐天「うーんすごい劣等感…」
初春「いつもの御坂さんじゃないですね…」
美琴「それにっ!!あ、あのは………巨乳の方が……」
佐天「……………」
初春「……………」
黒子「……………」
美琴「…………うぅ……」ウルウル
佐天「えーと御坂さん、それなんですけど……」
美琴「……なによ?」グスッ
佐天「えーと……なんというか……上条さんですよね?あいつって?」
美琴「……………」モジモジ
黒子「………」
初春「………」
佐天「その、その巨乳好きというのは直接聞いたんですか?」
美琴「…………」フルフル
佐天「なら分かんないじゃないですか!!ほら、世の中には小さい方が良いって人も多いし!!」
黒子「ちょ…佐天さん?」
佐天「白井さんはちょっと黙っててください、今はなるべく御坂さんの気持ちをヨイショしとかないと…!!」ヒソヒソ
黒子「……むぅ…仕方ありませんわね…」
初春「えと、上条さんが仲良くしてる女の人のタイプが分かれば参考になんるじゃないですかね?」オソルオソル
美琴「………あいつの…?……えと……」
………
白チビシスター『とうまーとうまー』ペタン
妹達『身体スペックはお姉様と同一です、とミサカは出来ればもうちょい膨らんでて欲しかったと愚痴ります』ペター
金髪碧眼幼女『ふん、色気を出すのに贅肉に頼る事しか出来ない奴の方が余程憐れだと思わんのか?』スッカスカ
しっぽ付きの外国人少女『えっ、私ここの枠内ですか?』
動くフィギュア『おい、私は元はそれなりだぞ15センチになったからといってそこだけ萎む訳ないだろう!!』
他、膨らんでいるのはなかった事に。
…………
美琴「…………むっ……そ、そうかもしれない」
佐天「………そ、そうですって!!あんまり気にしても仕方ないですって!!ね?御坂さん」ソワソワ
初春「そ、そうですよ!!」コクコク
黒子「………うーん?あの方そんな事で友人決めておりますでしょうか?」
佐天「白井さん!!」キッ
初春「今はダメですってば…!!」ヒソヒソ
黒子「は、はいですの…」ビクッ
美琴「……いや、でも……」ゴニョゴニョ
佐天「はい?」
美琴「………それはそれでなんか…やだというかなんというか………」ゴニョゴニョ
佐天「…………なんでです?」
初春「…………」
黒子「えーと、お姉様?」
美琴「…………現状がベストなんだとして……えっと、その……しょ、将来お…おっきくなったら……」モジモジ
佐天「…………」
初春「…………」
黒子「…………」
美琴「………あの、みんな?」ソワソワ
佐天「じゃ、あれですね、あたしの部屋行きましょ、まずは」ガタッ
美琴「えっ、なんで?」
初春「佐天さんもしかして、あれを?」
佐天「うん、試しに」
黒子「……………あぁ、先程話に出たあれですの?」
美琴「えっ、なに?なんの話?」
佐天「まぁとにかく来てもらいましょうか御坂さん、話はそこから」
美琴「えっ、えーと?」
……………
………
佐天「じゃ、御坂さんこれ着けて」スッ
美琴「なぜブラジャー」
佐天「ただのブラじゃありませんよ、学園都市の縫製技術力と化学的根拠に基づいた設計により自然にカップサイズを一段階上げるナイスなブラです」クワッ
美琴「えっ」
初春「……これ、いくらしたんです?」
佐天「………入学直後に買って、夏休み直前ぐらいまで晩ごはんのおかずがモヤシと安売り玉子オンリーになるぐらいには」フッ
黒子「無理して買うものでもないでしょうに……」
佐天「………小学生とは一味違うってぇ事を実感したかったんだよ白井さん、むちゃくちゃジロジロ見られるしおっかない人にナンパされたり弊害も多いけど」
初春「ならしなきゃ良いじゃないですか……」ジトッ
佐天「……初春も着けてみれば分かるよ」
初春「そんなもんですかねぇ?」ウーン
美琴「……えーと、そのブラジャーがすごいのは分かったけど、なんで私が?」
佐天「そりゃもちろんこれ着けて上条さんにあってみましょうって話ですけど」
美琴「!?」ギョ
初春「まあ、そうなりますよね」
黒子「………」
佐天「サイズはあんまり変わらないから御坂さんでもつけられますよ、じゃあどうぞ」
美琴「いやいやいやいやちょっと待って、無理、ホントにムリ!!」ブンブン
佐天「なんでですか、バカみたいにいきなり膨らんでみえる訳じゃないから偽物扱いとかされませんよ?」
美琴「そういう問題じゃなくてっ!!なんであいつに、その、胸見せに行くようなまねしなきゃなんないのよ!?」
佐天「いや、だって御坂さんが不安だっていうから実際大きくなった御坂さんをみたらどんな反応するのか確認を…」
美琴「いやいやいやいや…」ブンブン
初春「でも佐天さん、仮にそれ着けて行って、ガッカリとかされたらどうすれば?」
佐天「その時は脱げば良いじゃん、大丈夫誤差の範囲で済むから」
黒子「将来的に不安だと言うから試すのですよね?では脱いでも数年後は…」
佐天「…………その時はその時としか」フィ
初春「…………」
黒子「ほぼ考えなしじゃありませんかそれ…」
佐天「……と、とにかく、試して損は無いんじゃないですかね?」
美琴「………むぅ……」
今日はここまで(´・ω・`)じゃね
……で。
美琴「……こ、これは…!!」ゴクリ
佐天「…ふっ」ニヤリ
初春「おぉ……確かに大きく見えますね」ジー
黒子「ふむふむ……これはなかなか…」
佐天「ちなみにですね、ちょっと御坂さん失礼」モソモソ
美琴「え、なに?なんで服に手を……ちょ」
佐天「あたしは使わない機能なんですけどね、このアンダーの部分にチューブさして空気送り込む事も可能だったり」シュコシュコ
美琴「……へぇ……」モコモコ
黒子「空気ですの?」
初春「ジェル式とかならけっこうポピュラーだって聞いた事ありますけど……空気ってどうなんです?」
佐天「たとえブラ直に揉まれようとバレないよ?ほぼ完全に普通の巨乳のさわり心地」スポッ
美琴「………ほ、ほんとだ…」ムニムニ
黒子「そうなんですの?で、ではちょっと試しに…」ソーッ
美琴「やめいっ」ベチッ
黒子「……くっ…!!ちょっとくらい良いではありませんか……」
美琴「あんたはやだ、目付きからしてなんかやらしいし」
初春「では私が……おお……ホントに空気なんですかこれ?」ムニムニ
佐天「そだよ」
黒子「…………何故初春がよくてわたくしがダメなんですの」プルプル
美琴「………しかしこれすごいわね……えへ……ふへへ……」ムニムニ
黒子「……お顔が崩れてましてよお姉様……お気持ちは分かりますけれども」
初春「うーん、でも佐天さんは空気入れて使ってなかったんですよね?なんでです?」
佐天「素の状態で十分大きく見せられるし、それと膨らますと不自然じゃん?」
初春「不自然?」
美琴「………わ、わたしも買おっかな……いやでもなぁ……」ムニムニ
黒子「……一応自然なサイズアップしていると思いますけれど」
佐天「見た目じゃなくてですね?あれですよ、極端過ぎると周りからは詰め物してるって一発じゃないですか」
黒子「まあそうですわね」
美琴「………うし……なんかイケる気がしてきたし大丈夫大丈夫…」ブツブツ
初春「……あの、御坂さん?」
美琴「よっしゃ、じゃあちょっと行ってくるわ!!大丈夫よなんか自信出てきた!!」トタトタ
佐天「えっ、御坂さんちょっと…」
黒子「お姉様?ちょっとお待ちに…」
美琴「みんなはここで待っててね、い…一応恥ずかしいし……ちゃんと後で報告するから!!」バタン
佐天「えっ」
初春「……あんなに空気入れたままで…?」
黒子「……………じ、自信出てきたってお姉様……」
佐天「………」
初春「………」
黒子「………」
佐天「……なんかさ、御坂さん……今日ちょっと壊れ気味だよね」
初春「……そうですねぇ、なんというか……そんなにあれだったんですかね」
黒子「………胸に関してはお姉様の唯一の欠点ですし、いやお姉様本人が気にしているだけですけれど」
佐天「周りが見えなくなるほど嬉しかったのかなぁ……膨らんでるの」
初春「……たぶん」
黒子「……と、とりあえず、きっとお姉様はショボくれてお帰りになるでしょうし事後のフォローを考えましょうか二人とも…」
初春「…そうですね」
佐天「さっさと空気抜けば良かったなぁ……失敗したなこれ」
…………
上条「………いきなり呼び出されたんだが一体何事なんだ」
上条「御坂になんかしたっけ?いや、あいつの事だから俺の不手際とかでなくても何かしら理由つけてビリビリしやがるんだきっと……不幸だ」
上条「………この公園で待ち合わせだった筈だがまだ来てない…か……いっそぶっちぎるか?」キョロキョロ
上条「いや、まてよく考えろ……一応来るって言った手前ドタキャンなんてしたら余計に怒るよな?わざわざ不幸指数を上昇させる選択肢を選ぶなんて馬鹿な真似は上条さんはやりませんのことよ?いやまてこれならどうだ?てきとにーなんかに巻き込まれて行けませんでしたーって事にして雲隠れしときゃ怒りはするが実害はないんじゃ……?すげーや今日の俺冴えてるぜじゃあさっそくどっかの魔術師にケンカ売られたとかそんな感じの良いわけ考えて……」ブツブツ
美琴「………なにぶつぶついってんのあんた?」
上条「………いや、なんでも」ガクリ
美琴「……んん?」
上条「………気にすんな御坂…どうせ上条さんに策略とかそんなの無理なのは分かってたんだ、あー不幸だ…………ん?」ジー
美琴「……ゴクリ…な、なによ?」ボヨン
上条「…………推定Fカップか……」
美琴「……っ……」ドキドキ
美琴「……な、なによ?」ドキドキ
上条「………ふぅ、御坂………あのな?」ポンッ
美琴「う、うん」
上条「背伸びするのはな、良いことだよ人間らしい向上心の表れだもんな、うん」ポンポン
美琴「…………」
上条「でもな、だからって嘘つきはお兄さん嫌いだな、どうしてそんな事するの、お兄さんに話してごらん?怒らないから、な?」ナデナデ
美琴「ちょ…頭撫でるな!?なんでそこまで子供扱い!?」
上条「いいんだよ無理しなくて、人間いつかは大人になるの、普段の御坂は確かに可哀想なサイズかもしれないけどね?焦って嘘つきになっちゃだめでしょ?ね?」
美琴「おいなんつったこのやろう」
上条「大丈夫、誰も御坂の胸が哀れ乳だなんて思ってないから……ほら、だから怒らないからそのふざけたもん取りなさい、お前のしてる事は本物でキチンと勝負する大人のお姉さんをバカにしてるからな、だからやめなさい、な?」ポンッ
美琴「…………」プルプル
レベル6(爆乳力者)
オリアナ 吹寄(漫画版・アニメ版) ビバリー=シースルー
レベル5(巨乳力者)
神裂 風斬 黄泉川 オルソラ ローラ 吹寄(小説版) 麦野 固法 食蜂 美鈴 キャーリサ 郭 雲川芹亜 フロイライン(大)
レベル4(大乳力者)
五和 結標 滝壺 婚后 ショチトル レッサー 番外個体 マリアン アリサ エステル
レベル3(普乳力者)
姫神 佐天(アニメ版) 芳川 詩菜 木山 オティヌス シャットアウラ 警策
レベル2(小乳力者)
美琴 妹達 佐天(漫画版) アニェーゼ 絹旗 心理定規 雲川鞠亜
レベル1(微乳力者)
インデックス 初春 黒子 サーシャ フレンダ 黒夜
レベル0(無乳力者)
小萌 打ち止め フレメア バードウェイ フロイライン(小) レディリー
美琴「………」プルプル
上条「ほれ早く、流石の上条さんもそんなもん許せるほど心は広くないからな?うん」ポンポン
美琴「…そ、それはどういう理由で許せない訳よ?」
上条「だから言ってんだろ、嘘つきは嫌いなんだよ」
美琴「…………ちょっと待って、それは分かったわよ、分かったからひとまず置いといて、客観的に見てどう思うか言って欲しいんだけど」
上条「客観的に?つまり、御坂さんが巨乳へとおなりになされられたお姿は下々の民草の瞳にはどう映るのかと?そうお聴きで?」
美琴「………ま、まぁそうだけど………」ソワソワ
上条「……ふむ、なるほどナイスバディな御坂さんねぇ………美鈴さんとか番外固体とかでエロティック御坂の参考になる例は他にあるから別に御坂が偽乳揺らす必要なかったと思うんだがな?」ジロジロ
美琴「ひ、人の母親捕まえてエロティックとか言ってんじゃないわよ!?」
上条「ああすまん別に他意はないから気にすんな御坂、まあ顔はほぼ一緒だしなぁ………大人になった御坂ってあんな感じだろ」ジロジロ
美琴「………そ、そう………まあいいわ、それでどうなのよ?」ソワソワ
上条「………うーん……良いんじゃないの?上条さん的には満点だ」コクリ
美琴「……!!!!」
上条「知性的かつ母性的でありエキゾチックなダイナマイトボディ、ぶっちゃけ溜まらんよね」ウンウン
美琴「そ、そう……?」ドキドキ
上条「………ただなぁ、恐らく御坂さんは美鈴さん程のセクシーダイナマイトにはならないんじゃね?」
美琴「………………えっ?」
上条「あぁ………だから偽乳なのか?ダメだぞ御坂、薄くてもなんでも嘘つきになったらドロボーの始まりですのことよ?」ポンポン
美琴「待ちなさいよ」ビキビキ
上条「ん?」キョトン
美琴「………なんで私はマm…ゲフン、母親みたいにならないって言えるのよ」
上条「いやだって、なぁ?」
美琴「なに」
上条「お前どう考えてもアスリート系の体質で余計なぜい肉つかなそうだもん、普段からむちゃくちゃ運動してるだろ御坂って、足とか俺とほぼ互角に早いし、けっこう自信あるのに」
美琴「」
上条「あ、だからっていきなり動くの止めたりすんなよ?まんべんなくぜい肉ついてたれ御坂になっちまうからな」ポン
美琴「」
…………数時間後、常盤台中学女子寮。
黒子「………結局佐天さんの所にはお姉様戻ってらっしゃらなかったですわね……連絡しようにも繋がりませんし……」スタスタ
黒子「………さて、こちらに戻っていらっしゃらなければもう一度探しに行ってみましょうか、心配ですし」ガチャ
「……………」
黒子(………明かりは付いておりませんか……やはり不在ですの………)パチッ
美琴「……………」モミモミ
黒子「っ!?」ビクッ
美琴「…………………」モミモミ
黒子「…お、お姉様…?帰っておりましたのなら明かりぐらい……あの、お姉様なにを?」
美琴「………おかえり黒子……あぁそうだごめんねなんにも言わないで帰って来ちゃってたわ、連絡するっていってたのよね……」ゴソゴソ
黒子「い、いえそれは構わないのですけれど……お姉様、えーとそれは?」
美琴「牛乳よ…………ゴクゴク……うっぷ………ふぅ……………」モミモミ
黒子(……ひぃふぅみぃ………空の牛乳パックが5本!?え、なんでそんながぶ飲みしてんですの、それになにやらご自分の胸をずっと揉んでいますの!?)
美琴「…………はぁ………」ウルウル
黒子「な、何があったんですの……」ゴクリ
黒子「………あのぉ……お姉様?」
美琴「……なに」モミモミ
黒子「えーと……それはなにを?」
美琴「………………………マッサージ…」モミモミ
黒子「もう1つよろしいでしょうか?その大漁の牛乳はもしや全部?」
美琴「…………飲んだけど、なに?」モミモミ
黒子「…………」
美琴「…………」モミモミ
黒子「…………」
美琴「………」ムニムニ
黒子「……えーと、なんて言われたんですの?」
美琴「………うるさい聞かないで」ウルウル
黒子「………ええとですねお姉様……色々と間違っていると思うのですが」
美琴「……何がよ」ムニムニ
黒子「まず、飲み過ぎですの……何故いきなりこんなにお飲みになってんですの」
美琴「………前に固法先輩が牛乳たくさん飲んだら大きくなるって言ってたもん」モミモミ
黒子「いや、お腹壊すだけですの……」
美琴「………だって…」ウルウル
黒子「それにただ揉んでれば良いという訳では無いのでは?見る限りただ揉んでるようにしか……」
美琴「…………」
黒子「…………」
美琴「…………うぅ……」
黒子(…………余程酷い事言われたのでしょうか……うぅむ…)
美琴「…………どうすれば短時間で一気に大きくなるのよ………」ウルウル
黒子「いや短時間てお姉様」
美琴「だって、あいつ……食蜂はバカみたいな早さで一気に…!!」ウルウル
黒子「………まぁそうですけれど……あぁもうでしたら直接お聴きなったら良いではありませんか、いくらなんでも悩みすぎですのお姉様!!」
美琴「……直接?」
黒子「そうですの、正直自然にとは考えづらいですし何かしら知っているのでは?」
美琴「……………うーん、でもなぁ……いや、ここまで来たら後には……よし、分かったわ聞いてみる!!」スクッ
黒子「あ、マジで行くんですのね」
美琴「行くわよ、どんな手段を使ってでも方法吐かせてやるわ」スタスタ
黒子「……そ、そうですの……まあなるべく穏便にお願いしますわよお姉様、わたくしがけしかけたみたいで後が怖いので」
美琴「別に乱暴しようなんて思ってないわよ、心配しないで」ガチャ
黒子(……いや、むちゃくちゃ心配なんですけれど……)
美琴「あ、そうだ」
黒子「はい?」
美琴「例のブラ、あれ佐天さんに返しといてくれない?あんたならすぐでしょ?じゃ、行ってくるから宜しく」バタン
黒子「あ、お姉様!?」
黒子「…………今からですの?えぇー……」ゲンナリ
………
食蜂「………で、こんな時間に私の所へ来たの御坂さん?」ジトッ
美琴「そうよ、もう恥もプライドもくそもないわ、知ってる事全部教えなさい」キッ
食蜂「………人にもの頼む態度じゃないわねぇまったく……」ハァ
美琴「良いから教えなさいよ、何から何まで全部!!」
食蜂「そぉねぇ……えーと」ジー
美琴「…………なに?」
食蜂「栄養バランスとかそういう食事にかんする事はウチの学校の寮にいる限り心配する必要ないしぃ………正直アドバイスの必要力皆無なのよねぇ」ハァ
美琴「嘘だッッ!!!!」クワワッ
食蜂「嘘じゃないわよ、むしろテコ入れしようとして余計なカロリー摂取する方が問題なんだゾ☆」
美琴「余計なカロリー?」
食蜂「そっ、例えば牛乳がぶ飲みするとか、あんな高脂肪高カロリーのもの飲んだら違う所が太くなるしぃ、いやその前に腹痛のせいでストレスまで発生して最悪なんだゾ☆」
美琴「」
食蜂「えーとぉ、牛乳による豊胸効果って言うのは要は必須アミノ酸と女性ホルモンの摂取が目的な訳だけどぉ、過剰摂取はマイナスでしかないって事ね」
美琴「…………」
美琴「………じゃ、じゃああんたはどうやってそんなになったのよ」ワナワナ
食蜂「私?」キョトン
美琴「そうよ……」ジー
食蜂「………うーん、そぉねぇ……」
美琴「………」
食蜂「………女子力?」
美琴「ぶっとばしていい?」イラッ
食蜂「だって他にないんだゾ☆」キャピッ
美琴「ふざけてんのね?よっしゃ分かった上等じゃん泣かすぜったい泣かすわこんにゃろう!!」ブンブン
食蜂「だから、そうやって野蛮力行使しようと考えるからダメなんだっていってるのにぃ」
美琴「うっさいあんたが悪い全体的にあんたが悪い恥を忍んで聞いてんのにふざけた事言って教えてくんないあんたが悪いッッ!!」ウルウル
食蜂「真面目に言ってるんだけど?」
美琴「あぁん!?」ギロッ
食蜂「攻撃的でケンカ腰、つまり御坂さんって女性的ではなく男性的なのよねぇ、つまりあんまり女性ホルモンが分泌されてない」ビシッ
美琴「」ビクッ
食蜂「言うに及ばず女性らしい体を作る為には女性ホルモンが必須な訳でぇ、例えば男の人に女性ホルモンを投与し続けると体付きがしなやかで女性らしくなるとかねぇ?」
美琴「…………」ワナワナ
食蜂「更に言うならそうやってイライラしてるのもアウトなんだゾ☆」
美琴「」ビクッ
食蜂「ストレスも女性ホルモンの分泌を阻害するから、つまり御坂さんって、胸が育たない条件が見事に揃ってるのよねぇ」ハァ
美琴「ぐふっ」ドスッ
食蜂「全部どうにか出来れば大きくなるんじゃない?性格的に困難力最高レベルだろうけど」
美琴「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」ポロポロ
美琴「なんでみんなしてそうやって酷い事ばっかり言うのよぉ!!ちょっとぐらい希望をくれたって良いじゃん!!」ウルウル
食蜂「そんな事言われてもぉ」シレッ
美琴「あんたのその無駄乳の肉ちょっとわけろ!!1割で良いから寄越せぇぇぇぇぇ!!!!」ブンブン
食蜂「えっちょっとやめっ!?」ガタッ
美琴「なんなのよこれは!?なんなのよこれはぁ!!?!なんであんたばっかり!?わ、私だってそのうちママみたいになれるって思ってたのに横から見せつけるよーにぶくぶくとピンポイントで膨らましていやみったらしいったらありゃしないのよこんにゃろう!!」ムニムニムニムニ
食蜂「ひっ、はぅ!?ちょっとやめなさいよ!?だ、誰か!!」ワタワタ
縦ロール「御坂様お辞めになってくださいどうか落ち着いて!!」タタタッ
美琴「五月蝿い」ギロッ
縦ロール「」ビクッ
食蜂「ひっ、ひぃ………はやく止め……!?」ビクッ
美琴「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」イライラムカムカ
……数時間後、お互いに泣きべそかいた所でようやく美琴の暴走は収まった、らしい。
……………
黒子「…………ふむ、お姉様の着衣済のブラですの……ふへへ…」スリスリ
黒子「…………まあそれは良いとして、ふーむ……」モソモソ
黒子「………少し弛いですがまぁ………よしと…」キュッ
黒子「………おお……」ペタペタ
黒子「………/////」ペタペタ
黒子「………」prrrr
黒子「…あ、もしもし佐天さん?ええ、今から例のブラお返しに行くんですけれども」
黒子「………これ、何処に売っているんですの?」クワワッ
おわり
美琴の性格的に胸を気にしてるのがおかしいなぁとずっと思ってたんだが新刊読んだ結果そういう事なのかと勝手に自己完結した今日この頃(´・ω・`)
みこったんをアホにし過ぎたがまあよかろ、ではな(´・ω・`)ノシ
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