【R-18】咲「その気にさせないで」【ふたなり娘×咲】 (652)

・ふたなりになった咲キャラに××される咲さんのスレです

・R-18につき閲覧注意

・まったり更新

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平日のお昼休み。

メールで久に呼びだされた咲は学生議会室の扉をノックする。

久「どうぞ~」

中から聞こえた久の声に、咲は部屋の扉を開けて中へと足を踏み入れた。

咲「部長、お待たせしました」

久「ふふ。そんなに待ってないから大丈夫よ」

咲「……で、何か用事でしょうか?」

久「見れば分かるでしょ?ここにいるのは咲と私の二人だけ」

咲「……」

久「二人きりでやることと言えば……ひとつしかないでしょう?」

さも当然というように、咲の顎を持ち上げながら久は笑う。

そのまま顔を近づけ口付けられる。

分かりきっていたことだったので咲も抵抗しない。

深く口付けながら久は咲の服を肌蹴けさせていく。

咲「んっ……んぅ……」

そのまま長机の上に咲を寝かせて。

ようやく唇を離した久に、咲が息を乱しながら呟く。

咲「はぁ……っ、昨日あれだけヤッたくせに、随分と元気が良いんですね……んっ……」

強がってみせる声も、久の手によって与えられる愛撫に震える。

久「元気が良いのは咲も同じでしょう?こんなにココを尖らせて……」

くすくすと笑いながら、唇を咲の胸元に寄せる。

乳房の先端をぺろりと舐めた瞬間、咲の体が跳ねた。

咲「ああ……っ!」

そのまま舌で転がすように舐めまわすと、咲の口からは甘い声がとめどなく零れる。

咲「ふぁっ……ぶちょ……、もうや……っ」

久「嫌?こんなに感じてるのに?」

咲「それは……っ、部長が……あんっ……」

久「口答えする悪い口は、塞いでおかないとね」

再び久に深く口付けられる。

咲「ふぅ……、んんっ……」

入り込んできた舌に口腔内を犯されて体が震える。

口付けながら久の右手は下へと降りていき、咲の秘部に触れる。

咲は身を捩るが、頭の後ろに回った久の左手がそれを許さない。

久「ここも、こんなにビショビショになって……」

咲の秘部はこれまでの愛撫によって柔らかく綻びていて、久の指を容易に飲み込んだ。

そのまま指で中をかき回される。

くちゅ、くちゅ

咲「んん……っ、んう……っ」

合わされた唇の隙間から咲の喘ぎが漏れる。

与えられる快感の波に一人だけ攫われないように、

咲は久の首に細い腕を巻きつけた。

膣内に埋め込まれた指が3本に増やされた時、ようやく久は咲の唇を解放した。

ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅん

咲「あんっ……あっ……はぁん……っ」

今までせき止めていたものが無くなった口からは止め処なく喘ぎ声が溢れる。

久は離した唇を咲の体に這わせる。

昨夜つけた、たくさんの痕を辿るように。

痕は全て咲が感じるところにあって。

その何処かしこに熱い舌を這わされ、時折歯をたてられる。

咲「あっ、あっ……ふあぁっ……」

弱い部分に刺激を与えられ、咲は再び快感の波に翻弄される。

快楽に喘ぐ咲の唇を再び己の唇で塞ぐと、

久は自分の猛ったモノを取り出した。

唇を離し、咲の秘部へと己をあてがう。

すっかり解されたそこはちゅぷちゅぷと音を立てながら久のモノを飲み込んでいく。

咲「やっ……、ぶちょ、おっきい……」

久「いい加減慣れなさい。何度もココで咥えたでしょう?」

ずぶずぶっ!

咲「……っ!!」

久「ほら、全部入ったわよ。……動くわね」

両手でがっちりと咲の腰を掴んで、勢いをつけて突き上げた。

咲「あぁっ……あんっ……」

ぐちゅぐちゅと音を立てて出し入れされる熱い楔に咲は喉をのけぞらせて喘ぐ。

その白い首筋に久は噛み付くように口付けた。

咲「やぁ……っ!」

咲の喘ぐ声はさらに艶を増し、そんな咲に煽られ久は激しく腰を動かした。

段々と突き上げられるペースが速くなり、二人の息遣いも荒くなっていく。

ずぷっ、ずぷっ、ずちゅっ、ずちゅん

久「咲っ……気持ちいぃ……っ」

咲「あんっ……あんっ……あぁんっ……私も、気持ちいい、です……っ」

久「そろそろ……出す、わよ……っ」

咲「ひあぁっ……、はい……っ、出して、くださ……っ」

久「咲……っ」

どぷどぷどぷっ

咲「はぁっ……、熱いのが中に……ふあぁ……」

膣内に注ぎこまれた久の欲望に咲は身を震わせる。

二人はそのまま余韻に浸るように、互いを抱きしめ合っていた。


――――――――


咲「……もう、何ですかこの痕は!?」

体中に気だるさが残る中。

咲は自分を後ろから抱きしめている久に文句を言い続けていた。

久「だって仕方ないでしょう?」

咲「何がですか」

久「咲の喉が噛みつけと言わんばかりに白く光ってるんだから」

久「据え膳食わぬは女の恥って言うし……」

咲「言いません!!」

振り返り怒鳴った咲に優しく口付けて。

久「いいじゃない。他の人たちに牽制できるし」

咲「……もうっ」

そんなことを真顔で言われ、赤くなった顔を背ける咲。

やがて昼休みの終了を告げるチャイムが響いた。


カン!

次回はシロ咲でいきます

白望「もういい加減諦めなよ」

咲「シロさん……、退いてください」

白望「やだ。咲を食べさせて?」

会場の仮眠室でうっかり寝過ごしてしまった咲は、

目覚めると何故か目の前にいた白望に押し倒されてしまっていた。

部屋の中には、飢えた獣の目をした白望と哀れな獲物の咲しかいなかった。

咲「今は駄目です、大会中なのに……」

白望「大会とか関係ない。今すぐ咲が欲しい」

咲「もう、熊倉先生に言いつけますよ?」

そう言って拒むも白望はまったく動じない。

着々と咲の制服を脱がしていき、熱い手のひらで咲の乳房を弄ぶ。

咲「やっ、やめ……!」

白望「ふーん、咲は言えるの?先生に、私にこんなエッチなことされちゃった、って……」

うっと咲は口をつぐんだ。

言える訳がない、こんなこと。

咲が黙ってしまったのをいいことに、白望は行為を再開する。

咲「ああっ!吸っちゃだめ……!」

右の乳首を吸われ、左の乳首を指で弄られ咲は見悶えた。

じりじりと焼け焦げるような刺激に腰が揺れるのを止められない。

白望「咲、キモチイイの?かわいい……」

両足の間に割って入った白望は、自身の興奮の証を制服越しに咲に押し付けた。

咲(シロさんの、もうこんなに……)

白望「布越しじゃもどかしい。ダルイけど、私も服を脱いで……」

ごそごそと白望が制服を脱ぎだす。

咲(わ、シロさんの体……きれい……)

目の前の裸体に目を奪われているうちに、白望の手が咲の両足を大きく広げた。

咲「あっ、やだっ……!」

抵抗する間もなく、咲の膨れ上がったクリトリスに白望の熱棒がこすりつけられる。

咲「ひゃあん!」

突然の強い刺激に思わず咲の口から高い声が漏れる。

白望「すごい……ぬるぬるで気持ちいいよ、咲……」

咲「やあっ!シロさん、腰動かさないでくださ……ひうぅっ!」

じゅぷじゅぷと音を奏でながら、白望はどんどん動きを早め咲を追い詰める。

白望はいつもは眠そうな瞳を獰猛に輝かせ、ただ快感に耐える咲を見つめた。

咲「シロさん……?」

視線を感じて咲が瞑っていた目を開ける。

白望「咲、好きだよ。咲も私のこと好きって言って?」

予想外の言葉に咲は目を丸くする。

大きい子供のような白望は、普段からそうだが特にセックスの最中咲に甘えるのが好きだった。

咲「ふふっ、シロさんには負けますね……来て」

起き上がれない咲が両手を広げると、白望が身体を折る。

そのままぎゅうと白望を抱き締めた。

咲「シロさん、大好きです……」

白望「咲……私も……」

ちゅ、ちゅ、と顔中にバードキスをされ咲はくすぐったさに悶える。

白望「咲。私そろそろ我慢の限界」

咲「……へ?」

今までのムードも何のその。

白望はそのまま無遠慮に咲の膣内へと指を埋め込んだ。

咲「し、シロさん!?これ以上は無理……ひゃあっ!」

白望「ん……咲の中、きゅうきゅうに締め付けてくる……」

咲「だめ……だめっシロさん、試合が……ぁんっ」

ふるふると力なく首を横に振り、咲がやめてと懇願する。

白望「ごめん咲、帰りおんぶしてあげるから許して?」

そんな恥ずかしいの嫌です!と言おうとしても

いつの間にか増えた膣内の指が咲の理性と言葉を奪う。

ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ

咲「あぁっ!シロさ……ん、も……やめ……っ!」

心と身体を捧げた次は、何を望むのだろうか。

本当に貪られて死んでしまう気がして咲は怯えた。

過ぎた快楽はまだ幼い咲を翻弄する。

一度気持ちいい、と口に出してしまうともう止められないのだ。

それが怖くて咲は慌てて自分の口を両手で塞いだ。

そんな咲を白望は不満げに見やる。

咲の必死に耐えている姿よりも、あんあん善がって自分を求めるところが見たい。

白望「咲……声、聞かせて」

咲「んっ……」

白望がねだっても、咲は首を横に振るだけだ。

泣きながら身体を薄くピンク色に上気させる咲を眺め、白望はゴクリと唾液を飲み込んだ。

中を円を描くようにぐりっと掻き回すと

咲は堪えきれず「ひゃああっ!」と啼いた。

白望「そう。もっと啼いて」

咲「シロさ……、も、やぁっ……」

喋りだした咲に満足した白望は、畳み掛けるように性急に中を解してから指を引き抜いた。

白望の指を受け入れていた膣内は、その喪失を寂しがるようにひくひくと収縮している。

そこにどくどくと脈打つ楔を押し付けると、そのままゆっくりと腰を進めた。

本当は思うまま咲を貪りたいが、そんなことをしたら華奢な咲を壊してしまう。

慎重に、咲の中が慣れるまで丁寧に解した。

咲「ん、んっ……はぁ……シロさん、奥……」

ふるりと誘うように咲が腰を揺らめかせ、奥が寂しいとねだる。

一度火が着くと止まれないのは咲も同じだった。

白望「奥?奥がなんなの、咲……」

熱い吐息を咲の耳に吹き掛けながら、解っている答えを言わせようと白望がはぐらかす。

押し倒されたまま白望に身体を開く咲にはもう為す術がない。

早くいつもみたいに抱いて欲しくて咲は身悶えた。

咲「い、意地悪しないでくださいっ……シロさん、奥までめちゃくちゃに突いて……っ!」

白望「ん、りょーかい」

咲のいやらしいおねだりに気をよくした白望は、慣らすために半分ほどしか挿入していなかった楔を

熱くうねる咲の秘所に深く突き刺した。

ずぶんっ!

咲「ああああああっ!!」

間髪いれずに熱いストロークで奥を何度も突かれる。

ずぶっ、ずぶっ、ずぶっ

じぃんと脳みそまで痺れるような快感に咲はむせび泣きながら喘いだ。

咲「ひああああっ!すご……きもちっい、れす……あああっ」

白望「私も……はぁ、気持ちいいよ……んっ」

ずちゅっずちゅっ、ずちゅっずちゅっ

咲「んあああっ……先っぽっ、子宮にずぷずぷ当たってるぅ……っ」

白望「ふ……っ、咲、締めすぎ……も、出していい?」

酸欠で苦しい呼吸を繰り返す咲はぶんぶんと首を縦に振り同意を示した。

出る、と本能的に感じた白望は腰骨がぶつかる程深く穿ちながら

咄嗟に目についた咲の白い肩に噛みついた。

どぷどぷどぷっ

咲「っ!!痛っ!?やああっ……!!」

痛みと中に注がれた白望の熱に驚いた咲はびくびくと全身を震わせながら絶頂した。

ゆっくりと白望が歯を咲の肩から外すと、じんわりと血が滲んでいた。

白望「あ。咲ごめん。本当に食べちゃった」

咲「はっ……はぁ……、ひどいですシロさん……」

ジンジンと痛む肩を庇いながら、咲が涙目で真上に居座る白望を睨み付ける。

その表情に隠れていた嗜虐心が刺激され、白望は溢れる唾液を飲み下す。

白望「咲……、一回じゃ足りない……」

咲「は?……え、もう無理です!ぬ、抜いてくださいシロさん……!やだぁっ!」

再びのし掛かり襲い掛かってくる白望。

咲が上げた悲鳴も、キスひとつで呑み込まれてしまった。


カン!

シロ咲終わり
次回はリク(?)にお答えして末咲書きます

恭子「咲、起きて大丈夫なんか?」

風邪を引いて寝込んでいる咲の自宅に見舞いに来た恭子が心配げに尋ねる。

咲「まだ少し熱がありますけど、明日には治ると思います」

玄関を開けた咲はパジャマ姿でいつもより心なしか頬を赤らめていた。

夕方の少し冷え始めた空気に咲がふるりと身をよじる。

恭子は慌てて咲を自室のベッドまで急がせた。

恭子「ほら、桃缶買ってきたわ。どうせまともに食べてないんやろ?」

咲「わ、桃缶だいすきです。ありがとうございます」

赤い顔でふにゃりとお礼を言う咲に、恭子は別に…と頬を赤く染めて顔を逸らした。

咲はもそもそと自分のベッドの上で缶詰を食べ始める。

ふと視線の先に、病院で処方された薬が目に入った。

恭子「咲、薬はもう飲んだんか?」

桃を頬張りながら咲がはい、と答える。

咲「はい。飲み薬は飲みました」

風邪に飲み薬以外があるのか?と疑問に思った恭子は薬の入った袋を覗こうと手に取る。

しかし、はっと焦ったかのような咲に奪われてしまった。

恭子「なんやねん。薬ぐらい見たって減るもんじゃないやろ?」

咲「別に減ったりしませんけど。プライバシーの侵害です」

…怪しい。

たかが風邪薬にプライバシーもへったくれもあったものではないだろう。

咲の態度が気になった恭子は大人げないとは思いつつ、ガバッと咲に襲い掛かる。

咲「わっ、ちょ!?なにするんですか!」

只でさえひ弱な咲は恭子によって呆気なくベッドの上に押し倒され、

握り締めていた薬の入った袋を奪われてしまう。

咲「恭子さん!み、見ないでください!」

恭子「もう遅いわ」

そう言って恭子は袋の中から薬を取り出す。

そこに入っていたのは、座薬だった。

恭子「へぇ……初めて見たわ。よく使うんか?」

咲「……恭子さんは無神経ですね」

はぁ、と頭を抱え咲はのし掛かる恭子からぷいと顔を逸らす。

咲「先生が念のため、と処方してくれたんですけど必要無かったんで」

もういいでしょう?と呆れた表情で咲が恭子を仰ぎ見れば、当の恭子はきょろきょろと何かを探している。

咲「どうしたんですか?取り合えず重いんで退いてくださ……」

咲は未だ上に膝だちでのし掛かったままの恭子に文句を言う。

真上に居座られているため身動きが取れない。

だが恭子は聞こえない振りでどこ吹く風だ。

目当てのものを発見し、嬉々として瞳を輝かせた。

恭子「咲、口開けてや」

咄嗟のことで反射的に咲は「あー」と口を開ける。

恭子は手に取った口で図るタイプの体温計を差し込む。

ぴぴぴ。程なく体温計のタイマーが鳴り、恭子はどれ、と数値を覗く。

恭子「38.2℃!?熱あるやないか!」

それだけ熱があれば顔色も赤みが増したり、なにより本人が辛いと訴える筈だが

恭子が見る限り咲はいつもより少しぼうっとしているだけで特に変化がない。

咲「別に大丈夫です。一晩寝たら治りますから」

淡々とした表情で咲が言ってのける。

座薬の説明書を読むと38℃以上で使用可とある。

恭子「……これ使った方が早いんやない?」

咲「いやです。もう私のことは放っておいてください」

恭子「はぁ!?病人放っておくわけないやろ?」

意固地になったように座薬を拒否する咲に恭子は「仕方ないな…」と呟いた。

恭子「私が挿れてやるわ。咲、尻出し」

咲「な、なに言ってるんですか!?恭子さんに挿れられるくらいなら自分でやります!」

その言葉にカチンと来た恭子はぐい、と咲の腕を引きベッドの上でうつ伏せに寝かせる。

恭子は咲の二本の腕をひとまとめに側にあったフェイスタオルで括るとニタリと凶悪な笑みを浮かべた。

恭子の暴挙に慌てた咲は上半身を捻り仰ぎ見たが、その笑顔を認めた瞬間やばいと本能的に悟った。

咲「き、恭子さん落ち着いてください!言っておきますけど私は病人です!」

熱と生来のひ弱さで咲はまったく身動きが取れない。

恭子は咲の訴えを無視してパジャマをずり下げた。

勢い余って下着も脱げてしまい、無防備な下半身が恭子の目の前に晒される。

咲「や、やめ……!腕、ほどいてください!」

咲がこれほど動揺するのは珍しい。恭子はますます楽しくなってきた。

恭子「往生際が悪いな咲!諦めーや」

咲「そのいい笑顔をやめてください!はな、離して……!」

恭子のハイテンションとは逆に咲は熱がある筈なのに青ざめてゆく。

いくら恋人同士といっても、座薬を挿れられるなんて恥ずかしくて死にそうだ。

恭子「力抜きや。挿れるで」

咲の尻たぶをぐに、と片手で拡げ、ぐぐぐと力を入れて穴の中に埋めてゆく。

すっかり拡げられた慣れた尻穴は座薬をすんなりと受け入れる。

咲「あ、あ、あ……、恭子さっ、指まで挿れないでくださ……んんっ!」

恭子「ん?何や咲。感じとるんか?」

咲の嬌声に調子に乗り、ずぶずぶと人指し指の腹を使い奥まで押し込んだ。

咲「早く指抜いてくださ、いっ!?」

話している最中に恭子の指がさらに二本追加された。

もう座薬は充分奥まで届いている。看病の為ではない。

いやらしいことをするために恭子は三本の指を使って咲のアナルを解す。

恭子「咲はこっちの穴弄られるのも好きやろ?」

咲「や、やめ……っ!恭子さん!病人になにするんですかぁっ!ひ、そこ……弄らないでくださ……っ」

勝手知ったる咲の内部を蹂躙する。

ばらばらに動かした指が咲の良いところを引っ掻く度に、意思に反して咲の身体が跳ねる。

恭子「咲の中、いつもより熱くて……ヤバいわ。早く挿れたい……」

咲「はぁっ……恭子さ、ゆび、きもちひぃれすぅ……やああっ!」

もはや高く媚びたような声を押さえることが出来ない。

そんな自分が恥ずかしくて枕に顔を埋め、疼き出した欲望を必死に耐える咲に気をよくした恭子は

自分の既に勃ち上がっている熱棒を取りだし、口と片手で器用にコンドームを装着する。

恭子「咲はホンマここ弱いなぁ」

微かに笑った恭子が熱を咲の解れたアナルに押し付ける。

咲「ちょ、待っ…!あぁんっ、い、挿れちゃっ、だめ!駄目です……っ!」

恭子「悪いな、咲。我慢出来へんわ……」

恭子は低い声で咲の耳元でそう囁くと、細い腰をしっかりと掴んで腰を進めた。

ずぶっ…

咲「あああっ!!」

恭子の熱で下半身が融けそうになる。

指とは比べ物にならない重量で咲の中が満たされる。

咲「はぁっ……あっ……あん!恭子さんの、ばか……やあぁっ」

両手を縛るフェイスタオルは暴れるうちにほどけたが、

腰を掴まれズブズブと出し入れされ、咲は身体に全く力が入らない。

恭子「くうっ……中がうねって……気持ちいいわ……」

咲「恭子さ……ひうっ!あ、あっ……私も、きもちぃです……んっ」

理性までぐちゃぐちゃに溶かされた咲は、誘うように腰が揺れるのを止められない。

引き抜かれると背筋がゾワゾワする程気持ちよく、奥まで貫かれると脳みそまで熱を持ったような快感が走る。

咲の開きっぱなしの口からは、恭子さんと甘く呼ぶ声とひんひんと言う啼き声しか出てこない。

肌が触れあった箇所から溶け合ってしまいそうだ。

恭子「や、ばい……咲、も、イきそうや……」 

掠れた声で恭子が限界を訴える。

咲はこくこくと頷き、自分ももう我慢出来ないことを伝えた。

どぷどぷどぷっ

恭子の身体が硬直し、一番奥まで犯されて、中で弾けたのを感じる。

コンドームを着けていたせいで腹にぶちまけられることはなかった。

恭子なりのせめてもの優しさだ。

咲(それが、寂しいと思うなんて……)

ほだされてるなぁ、と薄れゆく意識の中でぼんやりと考えていた。


―――――――――――


恭子「まぁ、なんていうかその……私が悪かったわ」

病人である咲は調子に乗った恭子に手酷い仕打ちをされた末、気絶してしまった。

やり過ぎたと思った時には既に遅く、気を失っている咲の熱をもう一度図ると39℃に上がっていた。

慌てた恭子は氷枕を用意したり、汗で汚れてしまった身体を拭き、着替えをさせた。

少しして咲は意識を取り戻したが、ジト目で恭子を睨み付ける。

咲「恭子さん、最低です」

それから恭子はひたすら咲に謝り続けているが、咲の機嫌は一向によくなる気配がない。

恭子「さっきから謝ってるやろ?いい加減機嫌直してくれや」

咲「……桃缶」

恭子の言葉には一切反応せず、咲がボソリと呟いた。

咲「また桃缶が食べたいです」

ぷう、と頬を膨らませワガママを言う咲に恭子は「わかったわ!」と叫ぶ。

恭子「今買って来るから大人しく待っててや」

咲「……三分以内です」

咲の家から一番近いスーパーは徒歩5分は掛かる。

往復プラス買う時間となると絶対に間に合わない無理難題だ。

恭子「全力で買って来てやるで……!」

ドスの効いた声で呟くと恭子は猛ダッシュで玄関へ向かう。

その背中を見つめながら、咲は溜め息を吐いた。

咲「帰ってきたら、仲直りをしないとね……」

結局咲は恭子に甘いのだ。

咲(……これが恋ってやつなんだろうなぁ)

そんなことを考えながら、咲は愛しい恋人の帰りを待つのだった。


カン!

恭子さんはアナル攻めにしてみました。
基本的に自分の書きたいキャラとシチュで書いていきます。次はガイトさんで。
連休も終わったので次からはゆっくり更新になります。

智葉「今日はこれで遊ぼうか」

ニコリと良い笑顔で智葉が提案してきた。

その瞬間咲は嫌な予感とともに逃げ出したい衝動に駈られる。

智葉の瞳が妖しく輝き、その右手に握られている小さな錠剤が無言で咲を追い詰める。

智葉「咲、返事は?」

恋人の言うことは絶対。

二人きりの秘密の関係でそれを教え込まれた身体は、咲の意思に反して逃げることを諦めた。

遊びに来ていた智葉の部屋で、逃げ場を無くした咲は視線をさ迷わせる。

咲「はい、智葉さ……っんむぅ!?」

肩を掴まれいきなり口付けられる。

唾液と共に先程見せられた小さな錠剤を流し込まれ、有無を言わさず飲まされてしまう。

ごくりと喉を鳴らす咲を愉しそうに見詰めた智葉は満足げに咲の腰を撫でる。

それだけで期待してしまう咲は、やっぱり智葉からは逃げられない。

咲「コレ、何なんですか……?」

飲んでから聞いても意味はないが、やっぱり得体のしれないものには抵抗がある。

咲の不安げな表情に、智葉は怪しい笑顔で瞳を眇めた。

あぁ、嫌な予感が募る。むしろ嫌な予感しかしない。

薄く嘲った智葉の口から出た言葉。

智葉「それはな、ちょっとしたツテで手に入れた媚薬だ」

咲「……智葉さんの交遊関係はどうなっているんですか」

言葉を失う咲の耳に、智葉が舌を捩じ込んで来た。

それだけで背筋にびりびりとした快感が走る。

咲「……っ!!」

智葉「効いてきたか?大丈夫、残るものじゃないから安心しろ」

咲「そんな言葉を聞いて、安心するほど馬鹿じゃな……んっ」

言おうとした文句は、智葉の口付けによって封じ込まれた。


――――――――――――


――――――――――――


咲「あっ、あっ、ひああっ!らめぇ、智葉さ……おかしくなっちゃいますっ」

クスリを飲み込んでからどれくらい経っただろうか。

五分?十分?一時間?

時間の感覚なんて咲には残されていなかった。

智葉が触れる場所すべてが熱くて熱くて仕方がない。

全身が性感帯にされてしまったようで、咲は抗いがたい快感に怯えるだけだ。

智葉「咲、凄いな。ここも気持ちいいのか?」

くすりと微笑んだ智葉が、やめてと伸ばした咲の手を取り指の間を一本ずつねっとりと舐めあげる。

熱くて柔らかい舌が這う感触にすら腰が跳ねてしまう。

一度も直接触られていないのに咲の秘所から愛液が漏れ出た。

もう何回イったか分からない。

喘ぎすぎて喉も痛いのに、開きっぱなしの口からは媚びるような嬌声が止まらない。

智葉「今ので何回イッたか分かるか?」

咲「わ、わからないれす……っ、ひ、もぉ無理っ、許してくださ……ん、んっ」

耳元で低く潜めた声で囁かれると期待に身体が震えてしまう。

自分が何回絶頂したのかなんて、強力な効力を発揮したクスリのせいで三回目くらいから意識がない。

智葉「今ので七回目だな。……まだまだイケるだろう」

こんなに気持ちいいのがずっと続いたら気が狂ってしまいそう。

這いつくばって逃げようとしても、足腰にまったく力の入らない咲は智葉にすぐに捕まってしまう。

咲「智葉さ、っも、やめ……っやあ!そこは、だめぇっ!!」

智葉は咲の足を大きく割り開くと躊躇いもなく舌を捩じ込んできた。

ぬめる舌が丁寧に襞を掻き分けて奥へと侵入してくる。

身体の力が抜けて上半身はベッドに崩れ落ちてしまった。

咲「ひっ、ああっ……だめ、智葉さ……だめぇ……っ」

やめてと言って身悶える咲の静止も聞かず、智葉の舌が執拗に咲の秘所を嬲る。

枕に顔を埋めて甘い責め苦に耐えていると、

智葉の枕から漂う彼女の香りがよりいっそう咲を切ない気持ちにさせる。

すき、好きです、きもちいい、智葉さん、だいすき。

智葉「私も愛してるぞ、咲」

声に出ていたんだろうか。

振り向くと智葉が他の人には見せない優しい顔で微笑んでいた。

媚薬という熱に浮かされた頭の中は大好きな智葉と、彼女から与えられる快楽で一杯になった。

どうせ逃げられないなら、思う存分愛して貰おう。

咲「智葉さん……はやく、くださ……っ」

智葉「腰が揺れてるぞ。……今、くれてやる」

先程からずっと痛そうなくらい勃起していた智葉の熱棒が、

弄られ過ぎて柔らかくなった膣口に押し充てられる。

ずぶずぶっ……

咲「っあ、あ、あ……ああっ!!」

智葉「すごい、な……ナカがうねって……持っていかれそうだ」

咲「ひ……ぃっ、あ、あ、だめ、イっちゃいま……ふぁ、きもちぃ……っ」

智葉「挿れただけでイったのか」

絶頂で目の前が真っ白になり、はくはくと上手く呼吸が出来ない咲の都合などお構いなしに

智葉が咲の腰を掴んで深い注挿を始めた。

ずっ、ずっ、ずぷっ、ずぷっ

咲「んああっ!あっ、あっ……アアッ!うご、ちゃ……らめぇ……!」

智葉「イきっぱなしだな、咲。気持ちいいだろう?」

咲「きもち、……いっ、止まんないっ……イくのっ……止まんなっ、ああああ!」

ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅんっ

掻き混ぜられて、内側を抉って、奥深くまで突き挿れられて、ずるずると引っこ抜かれる。

咲の身体を強烈な快感が突き抜ける。

いつもは恥ずかしくて声も殺しているのに、今の咲はそれどころじゃない。

咲「あんっ……あんっ……はぁんっ……」

腰をくねらせて快楽に喘ぐ咲に煽られ、智葉の注挿も勢いを増していく。

じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ

咲「あはぁっ!んあああっ!……智葉さ、激し……っ」

智葉「咲、中に出すぞ……っ」

咲「え?あ、待って待っ……んぁっ!いま、ナカは……らめ、んにゃあああっ!?」

ひときわ激しく穿たれると智葉が咲のナカで果てた。

腰を捕まれていた為、そこだけが高い位置のまま発情した猫みたいな声で咲も絶頂した。

咲「はっ……、はぁ……」

荒い息を吐きながらも、未だ疼く体を持て余して咲は身を震わせる。

智葉「まだ薬の効果が切れないようだな。……いいだろう、とことん付き合ってやる」

そう言った智葉は一旦ずるりと楔を引き抜くと、再び咲の中へと勢いよく突き挿れた。

ずぷぅっ!!

咲「ひゃあああんっ!!」


宴は薬の効力が切れ、咲がもうやめてと懇願するまで続いた。


咲「はあっはあ……、もう、限界です……」

膣内から大量に注ぎ込まれた智葉の熱が溢れ、ベッドへと染み込んでゆく。

それが咲の最後に覚えている光景だった。

智葉「……咲、今日は善く啼いたな」

歌うように綺麗な声で笑う智葉の声が遠退いていく。

優しい手付きで髪をすかれながら、咲は完全に意識を失った。

願わくばもうこんな悪戯は勘弁だと思いながら。


カン!

次回は淡か戒能プロで

咲(昨日は少し夜更かしし過ぎたかな)

やっと手に入れた好きな作家の新刊があまりに面白くてつい夜中まで読みふけってしまった。

ふらふらする身体になんとか渇を入れ、部室の扉を開く。

誠子「やぁ咲ちゃん、お邪魔してるよ」

尭深「こんにちは」

今日は白糸台との練習試合の日。

久々に恋人とも会える、と咲が淡の姿を探してきょろきょろと頭を動かすと。

ばちりと目が合った淡が軽くウインクしてきた。

淡の傍に向かおうと足を動かそうとする。

寝不足と貧血で足元が覚束ない。

優希「あ、咲ちゃん危ない……!」

え、と思った時には足をもつれさせ世界が暗転する。

ぐらりと揺らいだ視界の中、淡の慌てた顔を見たような気がした。



――――――――――――


咲「………?」

目が覚めると真っ白な天井と無機質な蛍光灯。どうやら保健室のようだ。

少し頭が痛い。重い身体を起こし立ち上がろうとするとカーテン越しに呼び止められた。

淡「まだ起きちゃだめだよ、咲」

上半身だけ起き上がって待っているとすぐに淡がやって来た。

むっとした機嫌の悪い表情。これはよくない兆候だ。

咲「淡ちゃん。私、倒れたんだね」

淡「そうだよ。どうせ夜更かしして読書でもしてたんでしょ?だめじゃない、しっかり睡眠とらないと」

咲「ん……、ごめんなさい」

淡の怒りも最もで、素直に謝ると溜め息を吐きながらとん、と身体を押され横にされた。

咲「淡ちゃんがここまで運んでくれたの?」

お礼を言おうとしたら、ぎろりと睨め付けられた。

なんの地雷を踏んだんだろう。 

淡「私じゃない。慌てた誠子が姫抱きでここまで運んだよ」

咲「そっか…あとで亦野さんにお礼言わないと」

淡の機嫌が悪い理由が分かり、くすりと笑うと淡の瞳が剣呑に光った。

淡「何が面白いの、咲?……ぜんぜん反省してないようだね。これはお仕置きが必要かな」

枕元にのし掛かった淡が不敵に嘲う。

ゆっくりと淡の顔が咲に近付いて来た。

まだ少し眩む目を閉じて、口を開くと当然のように舌が侵入してくる。

咲「ん、っふ……はぁ」

そのまま舌を絡められ、段々ぼうっとしてきた。

気持ちよくて何も考えられない。

淡「咲……腰を浮かせて、ほら」

働かない頭に淡の声が響く。

いつの間にか制服は脱がされ、シーツの上で咲の息は乱されていた。

露になった下半身を淡がじっと見つめる。

それだけで浅ましく腰が震えた。

咲「淡ちゃん……、触って……」

いつもみたいに私を愛して。

ひりつく喉をなんとか動かし淡におねだりをする。

いつもなら「咲は仕方ない子だね」なんて満足そうに微笑んで好き勝手に弄ってくれるのに。

淡「私、いま機嫌が悪いの。して欲しいんなら頼み方ってもんがあるでしょ?」

欲しかったら上手く誘ってみろと言うことか。

不可抗力とはいえ、他の女に抱っこされた咲に拗ねている淡の機嫌はまだまだ直りそうにない。

咲「淡ちゃんの意地悪……」

悔し紛れに悪態を吐いても、一旦火が着いた身体は快楽を求める。

淡は咲に覆い被さったまま手も触れてくれない。

恥ずかしいから嫌なのに、咲の手は自分の秘部へと伸びていた。

薄っすらと濡れたそこに一度触れてしまったらもう止まれない。

咲「ん、っふぅ……っは、ああ……っ」

指を二本差し込み、拡げる内にぐちゅぐちゅと愛液と空気が混ざる。

膣内からひどくいやらしい音が響くようになった頃、淡は咲の正面で横向きに寝転がり

時おり耳元で「咲、気持ちいいの?」なんて囁くから堪らない。

咲「んあっ……、淡ちゃんっ……挿れて、もぉ、挿れてぇ……」

泣きながらお願いすると、涙をべろりと舐め取られた。

「仕方ないね」と笑いながら、淡は起き上がり咲の身体を転がした。

お互い横向きのまま、背面からゆっくりと淡の熱が咲を犯してゆく。

じわりと拓かれてゆく快感に咲が恍惚の表情を浮かべる。

ずっ、ずっ、ずぷっ

咲「あっあっ……淡ちゃ……、イイ……っ」

淡「んっ!咲の中、きゅうきゅう締め付けてくるよ」

咲「あふぅっ……もっと、もっと擦ってぇ……っ」

後ろから抱きすくめられたままのセックスは

激しさはない代わりに咲をぐずぐずに融かしてしまう。

ずぶずぶ……ぐちゅん!

咲「んはあぁっ!!」

狭い膣壁をゆるゆると熱い肉棒で抉られて、たまらずに体を震わせイってしまう。

淡「咲、もうイったの?これじゃお仕置きにならないじゃない」

そんな咲を肩越しに眺め淡はクスクスと愉しげに嘲う。

おへその辺りを撫でられると、むず痒いような刺激が背筋を駆け抜けた。

咲「あぅっ!だって止まらないんだもん……!あっ、あはっ!きもち……気持ちいいのっ……」

淡「苦しそうだね……私のが欲しい?」

咲「あぁっ……っちょうだい、淡ちゃんのせーえき……私の中にちょうだいぃ……っ」

こくこくと頷くと、背後で淡の息が詰まる音が聞こえた。

咲の身体中を優しく撫でていた手が腰を掴み、

繋がったまま身体の向きを変えられる。

片足を持ち上げられ肩へと担がれた。

さっきとは違う角度で攻められて、あられもない嬌声をあげてしまう。

ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ

咲「あはぁっ!し、死んじゃうっ!らめっ、きもちよくて……死んじゃうよぉ……っ!」

淡「はっ……勝手に死んじゃだめだよ……、ふ……っ」

そう呟いた淡がさらに容赦なくガツガツと子宮口に腰を打ち付けてきた。

ずぱん!ずぱん!ずぱん!

淡「咲、すごいよ……食い千切られそうっ……」

咲「あぁん!あぁん!そこっ、ずぽずぽしないでぇ……ひあぁっ!淡ちゃ、私もう……っ」

淡「私も、もう限界……っ!」

どぷんどぷんどぷん!

はぁ、と艶っぽい溜め息を溢して淡の熱い飛沫が咲の中を満たしていく。

咲「淡ちゃん、なにを……?」

淡が起き上がり、一度抜いて緩くなった咲の膣口に指を添えた。

ゴポリと淡が吐き出した飲み込み切れなかった精液が溢れて漏れて来る。

その感触にもゾワリと性感を高められてしまう。

咲「も、もう無理……淡ちゃん、許して」

怯えた眼差しで淡に制止をかけるが、それを無視して淡は咲の秘部を弄り続ける。

淡「お仕置きだって言ったでしょ?私が満足するまでヤッてあげる」

ニヤリと人の悪い笑みを浮かべた淡は再び熱をもった肉棒を押し当ててくる。

咲「やっ……!」

淡「まだまだこれからだよ、咲」

咲「ふああああっ!!」

ちっとも笑えない状況に漏れ出た悲鳴は、

再び押し入れられた楔によって嬌声へと変えられた。


カン!

まずは淡。次回は戒能プロか怜で。
衣、和、咏たんもいずれ書くつもりです。

咲「ツモ!嶺上開花」

アナウンサー「試合終了ー!!清澄高校インターハイ2連覇達成です!!」

淡「負けたぁー、くやしいっ!!」

ネリー「でも楽しかったよ、サキ」

咲「うん、私も……ひぁっ!?」

席を立つと同時に声をあげた咲に、対戦相手たちは不思議そうに見上げてくる。

淡「咲?どしたの?」

咲「う、うん……なんでもない、よ……んっ」

動揺を悟られないよう咲は赤くなった顔を背ける。

その間にも自分の中で蠢くモノが容赦なく咲を攻めたてる。

咲「は……ぁ……、じ、じゃあ私、控え室に戻ります、ね……」

よろりとした足取りで、咲は対戦室の扉を開けた。


――――――――――――


良子「コングラッチュレーション、咲。どうしました?顔が赤いですね」

咲「……誰の、せいだと……はぁ……っ」

試合を終えた咲は良子の自宅へと連れ込まれていた。

良子「こんなモノをつけたままで、よく試合で力を発揮できましたね。流石はマイラバー」

そう言って咲の下腹部をねっとりと撫でる。

咲「ぁん……も、もう試合終わったんですから……外しても良いでしょう?」

咲の膣内に埋め込まれたローターは今も振動を繰り返している。

良子「ノー、まだです。これは先日私との麻雀に負けた咲への罰ゲームなんですから」

咲「も、もう十分で、しょ……あああっ!!」

突然激しくなった振動に咲は悲鳴を上げて身悶えた。

良子「スイッチ、最強にしてみました。……どうです、感じますか咲?」

咲「ひゃあああんっ!も、駄目ぇっ……い、イクぅ……っ!!」

びくりと一際大きく身を震わせて咲が絶頂する。

その様子に満足した良子は咲の濡れそぼった膣からローターをずるりと引き抜いた。

咲「はぁ、はぁ……っ」

良子「すっかりビショビショですねぇ」

荒く息をつく咲の足を大きく開き、

良子はひくつく咲の秘所にぬぷりと2本の指を突っ込んだ。

咲「ふああっ!」

じゅぷ、じゅぷ、じゅぷっ

咲の身体は無意識に腰を揺らし、

膣を締め付けて指がもっといい場所に当たるように奥へと誘う。

良子「咲、指じゃ足らないでしょう。私のモノが欲しいですか?」

にっこりと笑って良子が返事を促す。

いつもそうだ。咲がちゃんと答えないと欲しいものをくれない。

咲「あっ……お願いだから、良子さんの、挿れてぇ……」

良子「オーケー。今挿れてあげます、咲」

良子の言葉にこくこくと頷き、咲は切ない顔をして挿入を待つ。

ずぶずぶっ……

ゆっくり、でも確実に良子の熱が咲の中に埋まってゆく。

咲「ひっ……あ、ああっ……!身体、あつい……」

ぐずるように良子にしがみつくと、

全部咲の中に収めた良子は微笑みながら頭を撫でてくれる。

良子の手のひらが優しく咲に触れる。

それだけで愛しさが募り、ぶるりと身体が戦慄く。

良子「はぁ……咲、エッチの最中にそんな表情は反則ですよ……」

可愛い、なんて呟いて顔中にキスをされる。

咲「なにが反則なんですか。変な良子さん」

くすりと笑うと、中の熱棒がずんと質量を増した。

咲「んあぁっ!」

良子「咲……エロティックな声、もっと聞かせて欲しいです」

欲情に染まる瞳で見つめられ咲の頬に熱が集まる。

自分だって好きでこんな恥ずかしい声をあげてるんじゃない。

良子のせいで勝手に出て来てしまうんだから。

しかし反論しようにも良子が腰を動かし始めてしまう。

そうなると、もう咲には揺すぶられて善がる以外に為す術がない。

ずっ、ずっ、ずっ、ずっ

咲「あっあっ……あぅっ!良子さ、早っ、もっとゆっくり……あぁん!」

良子「オーケー、ゆっくりですね?」

咲「へ?っん、んん……っ」

いつもは咲の意見なんて全く聞き入れない良子がにやりと口をつり上げた。

嫌な予感に背中にひやりと冷や汗が流れたがもう遅い。

良子はいつもと比べ物にならないくらいゆっくり丁寧に挿入を繰返し出した。

ずぶ……ずぶ……ずぶ……

咲「はっ……はぁ……良子さ……っ、いや……」

いつもは激しく腰を打ち付けて来るのに、

自分もちょっと辛そうな顔をしながら時間をかけて出し入れをする。

動きが遅いから普段は気にならない挿入のいやらしい水音とか良子の艶っぽい息遣い、

咲自身の興奮して爆発しそうな心臓の音まで頭に響いてくる。

良子「何がいやなんですか?咲はゆっくりが好きなんでしょう」

額に汗を浮かべながら、良子は意地悪く笑う。

ずっぷ、ずっぷ、ずっぷ

狭い膣の中を良子の熱い肉棒が貫く。

ゆっくりと奥まで穿たれた後ずるずると引き抜かれると、

頭が真っ白になるくらい気持ちいい。

でも、こんな生温い熱ではイけない。

いつもみたいにぐちゃぐちゃに犯して貰わないと。

良子「咲、いつもより感じてるでしょう?中がきゅんきゅんしてます」

汗が滲む首筋をぺろりと舐められる。

それだけで腰がぞわぞわして、なのにやっぱりイけない。

そんなゆるゆるとした快感がずっと続く。何の拷問かと思った。

泣くと疲れてしまうから嫌なのに、意思に反して生理的な涙がぼろぼろと零れては良子に舐め取られてゆく。

咲「も、いやぁ……良子さ、イきたいです……おねがいだから、イかせてくださいっ……」

良子「……その言葉を待ってましたよ」

軽く咲の額にキスしてから、良子がガシッとより強く咲の腰を掴んだ。

来る、そう思った瞬間勢いをつけていきなり最奥まで穿たれた。

咲「あああああっ!!」

ずちゅんっ、ずちゅんっ、ずちゅんっ

今までとはうって変わって激しいピストンに咲は体を仰け反らせ身悶えた。

咲「あはああぁっ!……イイッ……良子さ、もっとぉ……っ」

良子「ふっ……、本当に咲はエッチですね……んっ、んっ!」

ずぷっ、ずぷっ、ずぷっ、ずぷっ

咲「あっ、あっ、あっ、あっ……!わ、私をこんなにしたのは、良子さんで……ああーっ!」

余裕がないのか良子はがんがん腰を奮ってラストスパートをかける。

良子「咲っ……、出ます……っ」

咲をぐいっと抱き締めて、良子が熱を吐き出した。

びゅくびゅくと子宮が熱い精液で満たされていく。

咲「あっ……はあっ……」

良子「咲のナカ、搾り取られそう……絡み付いてきます……」

前に倒れてきた良子の身体が咲に被さる。

密着した良子の心臓の鼓動が、汗が、全部が愛しくて仕方ない。

恋人の全てで満たされる快感。

ずるりと良子の楔が抜かれた。敏感な身体はそれにもひくりと反応してしまう。

良子「やばいです、また勃ってしまいました。……咲、もう一回しましょう」

咲「え、ちょっ……良子さん待ってくださ……あぁん!」

良子の性欲も体力も底知らずだ。

持久力がない咲は弛緩した身体をもて余すというのに。

あっという間にずぷりと再び挿入され、ゆさゆさと好き勝手に揺すぶられてしまう。

咲「も、もう無理ですって……良子さんってばぁ!ひんっ……奥、だめぇ……!」

良子「咲が可愛いのがいけないんです。……ふふ、大好きですよ。マイラバー」

結局この言葉ひとつで全部許してしまう。

恋は盲目ってよく言ったものだなと、咲は諦めて体の力を抜いた。


カン!

次回は怜咲あおかんで。
松実サンドイッチか愛宕サンドイッチはいつか書きたいですね。

まこ「何じゃ咲、唇がやたらと赤いのう?」

隣で弁当を広げるまこの言葉にカァと顔面に血液が集中するのが分かった。

それでも咲は必死になんでもない顔を作る。

他のメンバーも覗き込むように咲の顔を、

いや赤く腫れた唇を凝視している。

咲「あの、あんまりじろじろ見ないでください」

久「だって、ちょっと前まで血色悪くて真っ青な色してたでしょ?気になるじゃない」

和「確かに咲さん最近顔色が良いですね。唇もピンクで可愛いです」

咲「…そうかな」

ピロリ~♪

優希「咲ちゃん携帯が鳴ってるじぇ」

咲「あ、うん」

着信を見ると、恋人の名前。

この事態を作り上げた元凶である。


――――――――――――


咲「怜さん、しばらくキスしないでください」

怜「何でや?ええやん、ケチケチすんなや」

休日、恋人と待ち合わせた咲は早速文句をつける。

が飄々とした怜には全く反省した様子は見られなかった。

軽くため息を吐きながら歩き出そうとしたら、手を伸ばしてきた怜に捕まる。

怜「咲、つかまえたでー!」

ふんふんとご機嫌に鼻を鳴らす怜の腕の中に閉じ込められる。

こんな往来でやめてください、と咲が拒む前に唇を奪われた。

堅く引き結んだ咲の唇を怜が子犬みたいにぺろぺろと舐める。

くすぐったくて、咲は薄く口を開いてしまう。

咲「怜さ……やめ…、んうっ」

怜「ん…ちゅ…、やめへんで?私、咲とのチュウ好きやもん」

咲「ん、んん~~~…っ!」

再びぱくりと唇を甘く食まれる。

怜の唾液が流し込まれ、触れ合った舌がじんじんと痺れた。

怜のキスは、優しくて激しい。

すぐに息が苦しくなって酸欠に陥った咲だが、

怜の手のひらで後頭部をがっちりと固定され、逃げることも叶わず。

ひたすら唇を貪られる。

咲「あ、あふぅ………、やぁ…っ、怜さん、もうやめてくださいぃ……」

怜「咲、気持ちええんやろ?身体ふにゃふにゃになっちゃって可愛ええなぁもう!」

咲「怜さんのばかぁ………、ん、むぅ…っ」

怜と付き合いだしてから知ったことがある。

恋人はキスが大好きだ。

エッチをしていても全身隈無くキスをされるが、

やはり唇へのキスが一番お気に入りのようで中々解放してくれない。

隙を見付けては怜にしつこいくらいキスされるので、

まこの言う通り咲の唇はいつでも赤く腫れてしまっていた。

鏡で視界に入るたびに、ひとり赤面してしまうくらいに。

咲「も、やめっ……!誰かに見られたら……っ」

怜「咲、こっち」

咲の腕を掴み、ぐいと引っ張りながら路地裏へと移動した。

怜「咲。勃ってもうたわ……エッチせえへん?」

咲「……は?やだ、ここ外ですよ!ムリですって」

怜「大丈夫やって。誰もおらへんし」

怜「な、咲。ええやろ……?」

イヤイヤと首を振る咲の抵抗なんてものともしない怜は、

手際よく咲の服をくつろげてしまう。

熱い手のひらが好き勝手に咲の肌を撫でた。

怜に触れられた場所がじくじくと熱を孕み、体が疼く。

意識したらもうダメで。

心を裏切って咲の身体はすっかり怜の言いなりになってしまった。

怜「咲、乳首もびんびんになっとるなぁ……んっ」

ちゅぱ、ちゅぱ

咲「はぁっ……んっ!怜さん、おっぱい吸っちゃやだぁ……!」

乳首を吸い上げられ、れろれろと舌を先端に絡ませてくる。

ぞわりと背筋を悪寒のような快楽が駆け抜けた。

咲の閉まらない口からは意味を為さない喘ぎ声が零れては消えていく。

するりと伸びた怜の左手がもう片方の乳首を捏ねり出す。

咲「やぁっ……んああっ……」

怜「咲、腰が揺れてんで。もうイきそう?」

咲「あ、あ、あっ……、イきたいです……お願い、イかせてぇ……っ」

怜「ちゃんと言えたからご褒美や。咲、こっち向いて……」

言われた通り、怜に顔を寄せると再び唇を吸われた。

ふぁと声が漏れた瞬間を狙われ、怜の舌が口の中を執拗に舐め回す。

必死に怜の首に手を回してしがみついていると、怜の手が下着の中へ侵入する。

咲「アアアッ……!」

秘部を指でぐちゅりとかき混ぜられ、咲が甲高い声をあげて絶頂する。

咲「はあぁ……怜さん、気持ちよかったです……」

怜「じゃあ次は私が気持ちよくなる番やな。咲の中、挿れてええ?」

咲「イヤって言っても聞かない癖に……」

怜「よく分かっとるやんか」

ジトリと睨み付けても怜はイタズラっぽく笑うだけ。

咲「でも、立ったまま……するんですか?」

怜「せやで。立ちバック、一度やってみたかってん。後ろ向いてや咲」

咲「うっ……私立ってられないかも……やぁっ!指、挿入ってきたぁ……っ」

濡れそぼった膣口に怜が指をつぷりと埋める。

咲は両足を踏ん張って何とか自力で立っているが、それもいつまで持つか分からなかった。

額を壁に押し宛て、膣内が拡げられる感覚になんとか耐える。

ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅっ

増やされた3本の指が出し入れされる。

怜は背中向きの咲にぴったりと張り付き、耳朶にはむはむと噛み付いてきた。

耳が弱い咲はびくびくと震えてしまい、感じきっていることを怜に隠せなくなる。

あぁ、でも足りない。

指じゃ届かない、深いところを怜の熱で突いて欲しい。

ごくりとはしたなく喉が鳴った。

怜「咲、挿れて欲しいんか?」

咲「ひんっ!いじわるしないでぇ……っ!怜さんが、欲し……ああああっ!?」

欲しい、と口にしたと同時に咲の中にずぶりと肉棒が突き入れられた。

ズチュ ズチュ ズチュ

咲「あっ、あっ、あっ」

人気のない路地裏には、怜の肉棒が出し入れする水音と咲の喘ぎ声だけが木霊する。

壁にしがみついていた上半身が、怜に揺さぶられるたびにずるずる落ちてきてしまう。

けれど後ろから怜に腰を押さえ込まれ座ることもできない。

咲「んああっ!怜さん、立って、らんない、です……っ」

怜「く……っ、相変わらず咲の中、狭いなぁ……ん、あとちょっとやから……」

咲「やぁっ、そんなぁ………ああっ!むり、ですぅ……!」

腰から下の感覚が麻痺してぐずぐずに溶けてしまった気がする。

何とか脚を突っ張るが身体が折り曲がって、お尻を怜に差し出すようなポーズになってしまった。

歯を食い縛って耐えようにも、媚肉を怜の固い肉棒で突かれるたびに漏れる嬌声が抑えきれない。

快感に目の前がチカチカ明滅し出した。限界が近い。

パンッ!パンッ!パンッ!

咲「アッアン!……怜さ、もう、や……アアアッ!」

怜「はっ……咲、めっちゃええわ……」

咲「ああっ……キス、ダメで……す………っ」

前に倒れた咲の体を追って、怜が咲のうなじや肩にチュウと吸い付く。

ジリと肌の焼ける感覚に繋がった場所がずくりと疼いた。

無意識に中のものをぎゅうぎゅうと締め付けてしまい、背後にのし掛かる怜が苦しそうに呻く。

怜「あー……も、出るっ……咲、こっち向いて」

咲「ひぅっ、動かない、で……っ!ん、んんん~……っ!」

怜に顎を掴まれ、無理矢理口付けられた。

ガリッと舌を噛まれ、痛みとそれを上回る快感に目の前が真っ白に染まる。

膣内に注がれる熱の感覚に痙攣する身体を支えきれず、咲はその場に座り込んでしまう。

怜「あー、抜けてもうたわ……まぁいっか。咲、キスするで……ん」

咲「キスは……駄目だって、言ったじゃないですかぁ……」

怜「嫌や。チュウするんや」

咲「んむっ……」

弱弱しく拒む咲をきつく抱き締め、怜がキスの雨を降らす。

舌を口外で擦り合わせると気持ち良くて。

口の端からぽたぽたと唾液が垂れるのも気にならなくなった。

怜のキスは麻薬のように、咲の思考をドロドロに溶かしてしまう。

再び赤く腫れた咲の唇を撫でながら怜が微笑む。

怜「咲、また唇真っ赤になってもうたな。やらしくて可愛いで」

咲「……怜さんのせいでしょう」

悔し紛れに怜の唇に噛み付いても

怜は楽しそうに声をあげるだけだった。

余裕のある怜が憎たらしくて、

怜の唇が咲と同じくらい真っ赤になるまでキスを繰り返した。


カン!

次回は咏咲で。

咏「さあ、どれでも好きなものを選ぶといいよん」

咲「……へ?」

色とりどりの和服が咏の部屋に所狭しと並んでいるのに、咲は目をぱちくりとさせた。

そして満面の笑みを浮かべている咏をぽかんと見つめる。

咏「この布なんかいいと思わね?京都から取り寄せた一級品なんだけど」

咲「はあ……」

咏「派手すぎるのも情緒がないかな。んじゃこっちはどう?落ち着いた色合いが良いっしょ」

咲「はあ……」

くるくると咲に布を当て、あーでもないこーでもないと唸る咏はとても楽しそうである。

対して咲は、急用だと言われて部屋に来てみればにこにこ顔の咏がいて、

先ほどから自分に何の説明もせず終始この調子なので正直意味が分からない。

尋ねれば答えてくれるだろうが、鼻歌でも歌い出しそうな咏の様子に気圧され完全に頃合いを逃していた。

無表情に混乱している咲に新しい布を当てながら、咏はふむと感嘆符をひとつ零す。

咏「咲、まずは服を脱いで下着だけになってくれるかい。そのほうが色味を見やすいからね」

咲「はい、咏さん……あの」

今だ、このタイミングなら聞ける。

咲は言われた通り上着を脱ぎながら、意を決して咏に声をかける。

上機嫌の彼女は咲を見て「なんだい?」と笑った。

咲「これは一体何の騒ぎでしょうか……?」

咏「ん?私はただ、咲になにかプレゼントをしてやりたいと思っただけだよん」

咲「プレゼント?」

咏が新たな着物を取って咲の白い肌に当てながら答えた。

咏「そう。こないだの国麻で優勝したご褒美だよ」

咲「あ、そうだったんですか……あの、ありがとうございます咏さん」

咏「そゆこと。何か気に入ったものはあるかい?ここにないならまだ奥に」

咲「……そうですね、ではこちらを」

咲は数ある中でも、一枚の着物を選んで手に取った。

朱に近い橙のそれは滑らかな肌触りをしていて、

着れればなんでもいい精神の咲ですら高級なものだと分かった。

咲が選んだそれを見て、咏がかすかに目を丸くする。

咏「それかい?それは……」

咲「知ってます。咏さんのお着物ですよね?」

以前彼女が着ていたのを咲は見ていた。

咲「いただけるのなら、これが嬉しいです」

だって新品を頂くのなんて忍びない。

彼女がかつて着ていたこの着物ならば、咏の好みから外れていることもないだろうし。

咲がそういう意味込めて言うと、咏はぽかんとしたのち口の端をにいっとつり上げた。

咏「そっか……ふーん、咲は私の着物が欲しかったんだねぃ」

咏「いいよ、それあげるよ。そんじゃ早速着てみようか」

咲「あ、はい」

上機嫌に鼻歌を歌いながら咏が咲に着物を着付けていく。

帯をぎゅうと締められて、「完成!」と咏が声を上げる。

咏「どうかい?着物の着心地は?」

咲「ちょっと苦しいです……」

咏「あはは。着慣れてないとそうなるだろうねぃ」

咲「でも、一度着てみたかったんで嬉しいです。ありがとうございます咏さん」

鏡の前でくるりと回り、自分の姿をまじまじと見て咲は目を輝かせる。

目の前ではしゃぐ咲に咏も目を細め微笑んだ。

咏「気に入ってもらえたようで嬉しいね」

咲「はい。……それにこの着物、咏さんの香りがして何だか安心します」

頬を染めた恋人に嬉しそうにそんなことを言われ、咏の理性がぷつんと音を立てて切れる。

咲の肩をがしっと掴んで体を引き寄せると、その柔らかな唇にむしゃぶりついた。

咏「んちゅ…あむっ、んうぅ…」

咲「ふ、んむ、っん、んん…っ!」

口の中を這う咏の舌に驚いて抗おうとするが、激しい舌使いに次第に体の力が抜けていく。

何も考えられない程心も身体も蕩けてしまう。

咏「咲、すげーエッチな顔してる……」

長い口付けが終わると二人の唇からはつぅ、とどちらのものかも解らない唾液が銀糸のように伸びた。

咲「い、いきなり何を……」

咏「咲が煽ったからじゃね?知らんけど」

その場に咲を押し倒し、着物の裾から伸びた足に舌を這わせる。

咲「ひゃっ!」

咏「私のサイズに合わせた着物だから、咲にはちょっと小さいんだよねぇ」

言いながら、咲の足のラインに沿ってすうっと指を滑らせる。

やがて指が着物の下に隠された瑞々しい太股を揉みしだいた。

咲「んんっ……、せっかく着付けた着物が、乱れてしまいます……」

咏「わざと乱してるんだぜぃ。でもまぁ、着たままってのもエロくて良いかもねん」

そう言った咏はきつく締まった帯はそのままに、咲の着物を肌蹴けさせていく。

露になった小ぶりの乳房をちゅうちゅうと音をたてて吸い上げると、

咲の口から甘い吐息が零れ出した。

咏「ちゅぱっ、んむ、れろれろ、あむっ」

咲「んっ……はあっ……」

咏「んふ、咲のおっぱい美味しいねん。…こっちはどうかな?」

咲「あんっ!」

すっかり蜜を零している咲の秘部を露にすると

割れ目に舌を這わせ、ぴちゃぴちゃと舐めまわした。

咲「あっ、あっ、あっ!そんなとこ、舐めちゃ、やぁっ」

咏「そんなこと言うわりには感じてるようだけど?」

咲「んあっ!そ、んなこと……っ」

咏「それじゃあ、ここはどうかな?」

そう言った咏に赤く充血したクリトリスを強く吸われ、

たまらず咲は背を仰け反らせた。

咲「ひゃうっ!」

咏「もう濡れ濡れだねぇ。そろそろコレ、挿れてもいっかな」

咲が小さく頷くのを見て、すっかり固くなった自身を咲の秘裂へと押し当てる。

そのまま体重を掛けて一番太い先端を捩じ込む。

咲の瞳からは生理的な涙が溢れた。

ずぶ、ずぶずぶずぶ、ずぶぅっ!

咲「んああああっ!」

咏「はっ、……はぁ、全部入ったよ。……解るかい?」

咏はわざとグチャリと音を響かせて腰を揺らした。

咲はただ快感に耐えながらこくこくと首を縦に振ることしかできない。

咲「咏さん……、早く……」

接合部が蕩けそうに熱い。

どうにかして欲しくて、咲は震える両手を咏へと伸ばす。

咏「了解。めいっぱい可愛がってあげるよん」

身体を折って咲を抱き締めた咏が、ゆっくりと律動を開始する。

ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ

咲「あっ……あん……ああっ……」

亀頭に膣壁を擦られるたび咲の淫らな声が部屋に響く。

咲の痴態に煽られた咏の腰使いも次第に早くなっていく。

じゅぷ、じゅぷ、じゅぷっ、じゅぷっ

熱い肉棒が膣内を掻き回し、カリが最奥を激しく攻め立てる。

咲「あっ、あっ、あんっ……ふあああっ!」

子宮を突かれる快感に、開きっぱなしの咲の口からは嬌声しか出てこない。

咏「ふっ……、そろそろ、かねぃ……」

限界が近いのか、更に咏のピストンが早まる。

ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっ

咲「んはあああああっ!らめぇ、そんな、奥っ、ごりごりしないでえええっ!」

咏「あー、咲の中、良すぎ……、もう、出すよ……っ」

咲「はあああんっ!私も、キちゃう、あっ、あっ、ああんっ、……ああああーっ!」

ゴポリと膣内で熱が弾けた音がして、深くまで貫かれた咲は両脚を咏の背中に絡ませて果てた。

咲「はぁはぁ……もう、せっかくの着物がぐちゃぐちゃになっちゃったじゃないですか」

咏「仕方ないっしょ、着物着た咲が色っぽく誘ってきたんだしさぁ」

咲「誘ってません!!」

全くもう、と咲は頬を膨らませる。

すっかり着崩れてよれよれになった着物を脱ごうと手を伸ばす。

が、すぐさま真上から降りてきた咏の唇に、後始末は後でいいかと手を止め

恋人との甘い口付けを堪能するためそっと目を閉じた。


カン!

次回は衣咲で。

月明かりに照らされた豪奢な部屋の中央で。

響くのは、卑猥な水音と二人の少女の息遣い。

咲「んむっ……あむ……ちゅぱっ……」

衣「はっ……いいぞ咲、もっとだ」

猛った衣の一物を口いっぱいに咥え、咲は一心不乱に奉仕する。

咲「んちゅ、れろれろ、じゅるる……」

両手で竿を支えながら、根本から先っぽまで唾液を絡ませてねっとりと舐め上げる。

はふはふと苦しそうな呼吸の咲は、

それでも頬を紅潮させて衣を追い上げるのに夢中になる。

衣「ふ……っ、そろそろ、出すぞ……っ」

咲「んっ……!んくっ……」

どぷどぷどぷっ

ずくりと腰が重くなった瞬間、咲の温かな口の中に白濁を注ぎ込んだ。

苦しげに眉を寄せながらも、咲は衣の熱をごくごくと飲み干す。

咲「……ん」

衣「うむ、全部飲んだか。偉いぞ咲」

咲「だって衣ちゃんが……」

衣「ちゃんではない。今の咲は衣の専属メイドであろう?」

咲「……はい。衣様」

衣の言葉にこくりと小さく頷く。

衣「ならば、次は四つん這いになって尻をこちらに向けろ」

主人である衣の言いつけは絶対。

そう教え込まされてきた咲は、言われた通りにのそりと体を動かす。

両手を床につけ、尻を衣の眼前に掲げるようにする。

衣「よし。従順な我がメイドを喜ばせてやらねばな」

上機嫌な衣の手が咲のメイド服のスカートをたくし上げ、ショーツを引きずり下ろす。

衣「なんだ、もう濡れているではないか。衣のをしゃぶりながら感じていたのか?」

あらわになった咲の秘部は蜜を零してひくついていた。

薄いピンク色の入り口に指を差し入れると、咲の体がビクンと跳ねた。

咲「あぁんっ!」

衣「そんなに締め付けるでない、咲」

ぬぷぬぷと膣口を拡げる為に浅く動かしていた指を、一気に二本根本まで突き入れる。

腰を揺らしていた咲は背筋を反らせて痙攣する。

咲「ひゃあぅっ!」

いきなり深く指を突き立てられた咲はイってしまった。

へにゃりと上半身が床に崩れ、お尻だけを突き出すポーズになってしまった。

咲「はぁ……はぁ……」

衣「全く、咲は堪え性がないな」

咲「衣様……、ごめ、なさい……」

衣「今度は衣も気持ちよくしてくれ」

咲「はい……、ご主人様……」

衣の言葉に咲は更に腰を高く掲げ、誘うように尻を揺らした。

その痴態に充てられてた衣は咲の瑞々しい尻肉をがしりと掴み、

いきり勃つ肉棒を熟れた膣口に押し宛てる。

指で掻き回して準備した膣内は、暖かい締め付けで衣を飲み込み悦ばせる。

じゅぷ、じゅぷ

咲「あっ、あんっ……」

腰を軽く揺すると咲は普段より高くて甘い声で喘ぐ。

衣「んっ、んっ……咲、今宵はよく啼くな」

咲「はっ、はいぃ……衣様のがっ、気持ちいいからぁ……っ!」

衣「ふん。主人を喜ばせる術が上手くなったものだ……いっそ壊れる程に犯してやろうか」

咲「あぁん!……衣様の、好きにしてくださいっ……!」

衣「ふっ……今宵は満月、衣の力が最大限に発揮される日だ。遠慮はせぬぞ」

ずぱん!ずぱん!ずぱん!ずぱん!

咲「あっ!あっ!あっ!あはっ!」

月明かりの部屋に咲の嬌声と激しいピストンの音が響く。

後ろから思うさま咲を貪る衣の目は青白い光を放っている。

何度も激しく腰を突き入れると蕩けた咲の膣内がきゅんきゅんと収縮し出した。

ぱちゅんっ!ぱちゅんっ!

咲「ひぎいいいぃっ!!」

衣の執拗な攻めに咲はひたすら尻を振って喘ぎまくる。

腰を打ち付ける度に、必死で四つん這いになって支えている咲の両腕が

がくがくと震え崩れ落ちそうになる。

衣「月の光は人を狂わせる効果があるという……お前も存分に善がり狂うと良いぞ、咲」

ずちゅ!ぬちゅ!ぐちゅぐちゅ!

咲「ひゃああああ!!」

子宮口を亀頭でグリグリと抉られ、咲は背を逸らせて悦ぶ。

衣の容赦ない突きにピンク色に染まった顔でヒィヒィと啼く。

咲「あああん!衣様ぁ……もっと、もっと下さいぃぃ!」

衣「言われずともくれてやる……!」

一際強く腰を突き入れると、最奥めがけて欲望を解き放った。

びゅくっびゅくびゅくっ

咲「あっ……はぁ……」

震える背中を逃がさないように腰を押さえつけ、最後の一滴まで全部注ぎ込む。

ごぷっと膣口から溢れ出た白濁が咲のメイド服のスカートを汚していく。

力尽きたのか咲の両腕ががくんと崩れ、うつ伏せになって倒れ込んだ。

自身を咲の中から引き抜いた衣はうっすらと微笑んで、まだ息の荒い咲の髪を撫ぜる。

咲「衣、様……」

その優しげな手つきに、振り向いて主人を見上げれば。

青白い眼光をぎらりと輝かせ、冷たい笑みを浮かべた衣の姿があった。

咲「あ……」

その瞳に魅入られたかのように目が離せない。

衣「なぁ咲……、衣はまだまだ満足しておらぬ……」

ぐい、と体を反転させられ仰向けにされた咲の瞳は衣に捕らえられたまま。

咲「……はい。どうぞ、心ゆくまでご堪能ください。ご主人様……」

主人の望みをただ従順に受け入れる為、咲は股を開いて誘う。

熱く滾った衣のものが再びずぷりと中に突き立てられる。

咲「あはああああああっ!!」

月の宴はまだまだ終わらない。


カン!

あんまりSにできなかった。すまぬ
次回は小蒔咲にティンときたので書かせてもらいます

溶けそう、と咲は頭の片隅で思った。

恋人に会いに鹿児島まで足を運んだ咲は、小蒔の住まいである邸宅で唇を重ね合っていた。

陽が落ちる前のまだ明るい夕刻。楓の散る庭に面した居間で。

しっとり静かに重なった唇は、あっという間に激しい情熱を曝け出した。

咲「ん…っ、ふぁ、んん……」

甘ったるい声が鼻から抜けて、堪らなく恥ずかしい。

なのに止められなかった。

恋人との久々の逢瀬に逸る心が抑えられない。

そしてそれは恋人である小蒔も同じなようで。

短い間隔で角度を変え、舌が絡まり根元から吸われる。

口蓋をひと舐めしてはすぐに頬の内側をつるりと掠めていく。

幾度も角度を変えるからその度に小さな隙間が出来て抑えられない喘ぎが漏れた。

気持ちよさに支配され、唇を貪られながら小蒔の背中を掻き抱いた。

小蒔「咲ちゃん……」

咲「ン、小蒔さ……っ」

激しいキスの合間、熱い吐息混じりに囁かれて咲は睫を震わせた。

目蓋を開けると小蒔の両目が愛しげに細められていて、そこに見慣れた自分の顔が映りこんでいる。

咲は恥ずかしげに頬を綻ばせ、同じく名を呼ぼうとしたら一際深く唇を塞がれた。

咲「ン、ンンッ…」

咽喉の奥まで浚われ、舌を直に愛撫される。

小蒔「ん、ふ…っ」

咲「…っ、はぁっ」

ようやく離れた唇に、咲は切なげに潤んだ目で小蒔を見上げる。

小蒔「咲ちゃん、苦しかったんですか?」

問いかけられた咲は小さく首を横に振った。

その拍子に目尻から透明な雫が零れ落ちる。

小蒔は咲の眦に唇を寄せて塩辛いそれを吸い取った。

息が整いきらないまま咲が囁く。

咲「ちが…ちがいます。気持ち、よすぎて…」

小蒔「私もです。加減ができません…咲ちゃんの唇、媚薬が塗ってあるみたい」

流れ落ちた涙の跡を舌で辿られ、咲はぞくぞくする身体を持て余した。

咲「ぁ…っ、ん、もうだめ…っ」

小蒔「我慢…できませんか?」

咲は既に染まっていた白い肌を更に染めた。

瞬きせずにじっと目で問いかけられ、咲は堪らず視線を逸らした。

小蒔「咲ちゃん?」

更に催促され、咲は観念した。

咲「抱いてください…」

小蒔「力、抜いててくださいね」

頷いた小蒔に首筋を舐められると同時に、湿った入り口に指が入り込んできた。

アッと白い咽喉を晒し咲は仰け反る。

小蒔「久し振りだから、ちゃんとほぐしておかないといけませんね」

じゅぷ じゅぷ

淫猥な水音を立てながら殊更じっくりと膣内を拡げていく。

声を噛み殺しながら咲は紅色の眸を潤ませる。

ちゅく、と音を立てて指を引き抜くと、そこは物欲しげにひくついた。

両方の膝裏を手で押さえ大きく広げれば、赤く熟れた秘部が誘うように蠢く。

白濁を纏い充分に怒張した勃起を柔らかい縁に押し当てると、吸い付きたがってヒクヒク収縮した。

ぬるつく先端でくちゅくちゅと入り口を微細に突く。

咲はぎゅっと目蓋をつむり首を横に振って耐えた。

入り口はむずむずと意思に反して蠢き、濡れた空洞は繰り返し欲しがって奥底から熱心に訴えてくる。

小蒔の唇が艶めかしく光った。

小蒔「ふふ、早く咲ちゃんの中に入りたいです」

淫靡な声で囁かれて咲は首を竦めた。

硬くて大きい先端が入り口を押し広げるように花弁を捲る。

濡れそぼった媚肉がヒクついて喘いだ。

小蒔「ね、咲ちゃん……いいでしょう?」

熱い塊を一際強く押し付けると、膣口が嬉しげにくちゅりと吸い付いた。

咲「アンッ、いやぁ…」

小蒔「どうして嫌がるんですか。こんなに物欲しそうなのに」

咲「だ…って、小蒔さんの巫女服、汚したくな…っ」

そのまま微かに腰を揺らすと、ちゅぷちゅぷといやらしく響く。

咲は堪らない様子で縋りついてきた。

小蒔「そんなことは気にしなくていいんです。…それとも咲ちゃんは欲しくないですか?」

淫靡な微笑に覗き込まれ咲は困惑した。唇が戦慄く。

咲「ほしい、です…」

小蒔「なら、あげますね」

ぐっと腰を押し付けられ、咲は堪らず仰け反った。

ずぶずぶっ…

咲「あっ、熱っ…はいっちゃ、あああっ!」

小蒔「そんな可愛い声で啼かれたら、我慢できるはずないでしょう?」

ほんの僅か、先端を強く押し当て食い込ませた。

くぷ、と音を立てて蕾が花開き、やわやわと誘い込んでくる。

敏感な先端を意図的に愛撫されているようで小蒔は眉根を寄せた。

欲望が押さえがたいほど一気に膨張する。

咲に挿し込んでいる途中で、ドクリと脈打ち更に大きくなった。

途端に甘い声を上げて咲は背を撓らせた。

咲「ひああぁっ!」

同時に入り口がきゅうっと窄まり、小蒔は眉根を寄せてせり上がる射精感を耐えた。

小蒔「ッ…、食いちぎる気ですか?ほら、緩めてください」

咲「だっ、だって…っ」

小蒔「力、抜いてください…いい子ですから」

無理に突き入れたら咲を傷つけてしまう。

何とか宥めようと涙目の紅の眸を覗き込んだ。

咲「ン…、分かり、ました…」

はぁっ、と熱い溜息を零しながら咲は囁いた。

吐息とともに力が抜けて入り口の圧迫が軽減する。

熱塊がまた少しずつ侵入してくる。再開された腰の動きに咲は翻弄された。

ずっ、ずっ、ずっ

咲「ひああっ!ンっ、も、もっとぉ…っ」

小蒔「ふふ。素直な咲ちゃん可愛いです…」

白い咽喉が仰け反って、小蒔は誘われるようにそこに吸い付いた。

パンッ!パンッ!パンッ!

咲「あああん!そこっ、気持ち良いですぅ!」

膣内を灼熱の質量で貫かれ、咲は甲高い声を上げ続ける。

小蒔「奥、凄くびくびくしてます…ん、良いです咲ちゃんっ」

堪らないとばかりに小蒔は殊更強く打ち付けてくる。

じゅぷっ!じゅぷっ!ずぷんっ!

咲「あっ、あっ、はあっ!」

小蒔「すっかり子宮口降りてきちゃってますね。もっと突いてあげます……んっ!」

咲「あっ、あはっ、やっ、小蒔さん、激しッ……あああーっ」

激しい突き上げに咲の目蓋に原色の闇が明滅した。

小蒔「はぁ……っ、咲ちゃん……」

名を呼ばれ睫を震わせながら見上げると、甘やかな微笑が近づいてきて深く口づけられた。

二人の咽喉の奥に嬌声を響かせながら、咲は小蒔に追い上げられ絶頂を迎える。

咲「ンンンッ……!!」

同時に子宮に熱い奔流が注がれた。

奥底で弾ける熱く生々しい感触に、咲の身体は稚魚のようにビクビク跳ねた。

長い奔流が止む頃には、咲は腿を開き竿を埋め込まれたままぐったりと畳に上体を預け動かなくなった。

小蒔「……咲ちゃん?」

顔を覗き込んでも目蓋は開かない。

すう、すうと規則正しい呼吸が寝入ったことを伝えていた。

小蒔は苦笑し、咲に埋め込んだ楔をゆっくり引き抜く。

少しずつ引き出すと、あっと赤い唇が震え無意識に開いた。

小蒔「咲ちゃん……ごめんなさい」

何も知らなかった咲をこんなに淫らな身体にしたのは自分だ。

愛おしい茶色の髪をさらさらと撫でながら自身を少し強めに引くと、咲の内壁が勝手に締まった。

小蒔「っ……咲ちゃん、緩めてください」

耳元にそっと囁くと、ん、と甘い吐息を零してナカが緩む。

ぞっとするような快感を覚えて、小蒔は慌てて意識を逸らした。

無意識に離すまいと吸い付く内壁に眉を顰めて耐えながら、ずるりと己を引き抜いた。

一緒に大量の白濁が溢れて臙脂色の座布団を汚した。

咲は目を瞑ったままぴくぴく反応したけれど起きなかった。

余程疲れ切っているらしい。

くすりと笑んだ小蒔は咲の体を抱きしめ、共に暫しの休息をと両目を閉じるのだった。


カン!

次回は揺杏咲公衆トイレえっちか憩咲お風呂えっちで。
NTR、レイプ物も話考えときます。

うわ。全面クリアガラスって!

ホテルのバスルームで咲は絶句していた。

部屋の中は憩と二人だけとはいえ全て丸見えになるのはいたたまれない。

ここで脱ぐしかないのか…と観念して咲は潔く全て脱いだ。

脱いだ服をキッチリ綺麗に畳んで中に入り、思いきり良くシャワーの栓を開けた。

湯気で曇ったら少しは気が紛れると思ったのだが。

咲がバスルームに入って間もなく、入れ替わるように洗面台の前に立った憩は平然とガラスの向こうで服を脱いでいる。

上半身がすっかり露わになったところで憩の瞳と視線が合った。

にっこりと微笑まれ、咲はぱっと顔を背けた。

ぎゅっと目を瞑り誤魔化すように頭からシャワーを浴びた。

憩「ひどいなぁ咲。目が合った途端に逸らすなんて」

咲「ひゃっ!?」

急に耳元で囁かれて、吃驚して肩が跳ねた。

いつの間に入ってきたのか音もたてず傍に立たれ、シャワーの栓を締められる。

憩は平然としたままシャワージェルを泡立て始める。途端にミントと甘いハーブのいい香りが広がった。

咲「ッ!」

片腕で腰を捕らえられ、泡のついたぬるつく掌で咽喉元を撫でられた。

憩「そんな恥ずかしがらんでもええやん。私ら恋人同士なんやし」

咲「で、でも私…こんなホテルとか慣れてなくて…」

憩「まったく咲はいつまでたっても初心でかわええなぁ」

耳元で囁かれながらへその窪みを指先でくりくりと弄られ、咲は唇を噛んだ。

下腹を辿り脚の付け根の薄い皮膚をぬるぬると撫でられた。

咲「んッ!」

内腿を撫でられしようもなく淫らな期待が高まった。

お尻をやわやわと揉まれると、耐えられずに熱い吐息が漏れた。

咲「はぁっ…は…ぁ」

膝が曲がり、壁にぺたっと手を付いた。

腿からお尻にかけて泡立つ掌に撫でられ、お尻の丸みをぬるぬると揉みしだかれた。

咲「ッ!んっ、んっ」

憩「気持ちええ?咲…」

耳元に熱い吐息が吹きかけられ、びくりと首を竦めた。

崩れ落ちそうな身体を腕一本で支えられ、きゅっと栓が開けられる。

温かいシャワーの水滴が降って来た。思わずほっとした。

これで終わり、と思った咲は甘かった。

悪戯な指は咲の秘部を辿り始めた。

咲「ッ!んああッ!」

憩「ここも綺麗にしますよーぅ」

ぬるっと膣内に入り込んできた憩の指に中を掻き乱される。

咲「あッ、ンぁ…あッ…ぁあッ!」

ぬぷっと更に指を増やして突き入れられ、咲は堪らずに身悶えた。

ぬるつく指に激しく抜き差しされて思考が飛ぶ。

脳髄が悦楽に支配されぞくぞく震える。

早く洗い流して欲しくて、なのにもっと刺激が欲しくて。

咲「あっ、はぁ…、んっ、んう…」

指が3本に増やされ、堪らず身を捩った。

ぐちゅ、ぐちゅ

咲「んっ、あっ…やあッ、あうぅッ!」

立ったまま壁に縋りながら憩の翻弄に耐えた。

咲「ああっ…憩さん、私もう我慢できな…っ」

憩「ん?そろそろ欲しいん?」

咲「はい…憩さんの…ください」

憩「ええで。いつもみたいに一番奥まで一杯にしてあげるわ」

憩は満足げに微笑み、咲の腰をしっかり掴んで耳元で囁く。

綻んだ入り口に灼熱の塊が当たり、咲は芯から震えた。

ずぶずぶずぶっ!

咲「あああああッ…!」

ガチガチに硬くなった灼熱の肉棒を最奥まで一気に突き入れられた。

咲「ひあぁっ!?」

腰を掴まれたままぐりっと最奥を抉られ高い声があがる。

憩の身体とガラスの間に挟まれ、咲は顔を赤くしながら身を震わせた。

咲「ま、待って憩さ…っ」

憩「待てませんよーぅ」

ずるるっ…

咲「あぁぁっ!!」

肉棒をゆっくり引き抜かれ、意図せずとも内壁が絡みつくように収縮した。

ぎりぎりまで引き抜くと今度は一気に奥まで戻ってくる。

グチュッ!と浴室に淫らな音が響き、快感の電流が咲の爪先まで走った。

咲「~~~ッッ!!」

ガラスについた手指に齧り付き、嬌声を噛み殺した。

内壁が悦びに打ち震えて、それを包む粘膜が堪らないと言わんばかりにぞわぞわと蠢いた。

ずっ、ずっ、ずっ

咲「あっ、あっ、あんっ」

これでもかと言うほど奥まで突き入れてぐりぐりと捏ねくり回された。

思考が真っ白に光るほどの強烈な快感に襲われる。

咲「ひあぁ・・・ッ」

身体が勝手ににナカの楔をきゅうっと締め付けてしまい、憩の隆々と勃起した形状をくっきりと感じてしまった。

欲しかったものに満たされた心地になり、咲の唇から無意識にはあっと熱い吐息が漏れた。

憩「クッ…咲っ」

埋め込んだ自身を咲の熱い内壁にきゅうっと締められて、憩は咄嗟に射精を堪えた。

咲が漏らした満足げな熱い吐息に理性の糸が切れる。

細い腰を両手で鷲づかみ、容赦なく欲望を打ち込んだ。

じゅぷっ!じゅぷっ!

咲「やあっ!あッ…ひぃっ、ぁっ…まって、もっと手加減…アアッ!」

憩「出来るわけないやろ…!」

浴室に抽挿の淫音と濡れた素肌がぶつかる音が響き渡る。

聴覚からも犯され、最奥まで情熱的に嬲られ、咲の思考は吹き飛んだ。

ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

咲「ひあっ、あンっ、ンッ、ンンッ…あっ、あぁッ」

意味を成さない嬌声がひっきりなしに溢れる。

憩「はぁっ…咲、気持ちええ?」

ぐちゅぐちゅ犯されながら耳元に囁かれ、咲は何も考えられずにコクコク頷いた。

咲「イイです…ッ、あっ、ンっ!あぁっ、アッ…あああっ」

頬を、全身を高潮させて咲がコクコク頷くのを満足げに見遣り、憩は腰の動きを激しくさせた。

憩「なら、もっと良くしてあげるな」

パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!

咲「ひあっ、やああっ、あふっ、ああッ、ひッ、ア、ア、ッあああ、~~ッ」

抽挿のスピードがどんどん速くなっていき、次第に憩も余裕をなくした。

憩「はあっ、咲…っ」

咲「ああああぁぁッッッ!」

どぴゅどぴゅどぴゅっ

最奥に憩の奔流を注がれ咲はビクビク痙攣した。

イったばかりで力が入らない身体を片腕で抱えられ、ストンと憩の腿の上に座らされた。

引き抜かれず埋め込まれたままのモノに座った瞬間苛まれぶるっと震えた。

浴槽の縁に腰掛けた憩に背後からぎゅっと抱き締められる。

咲「あの、憩さん…そろそろお風呂に入りたいです」

憩「ん。分かったわ」

憩は片腕でしっかり咲を抱きとめたまま平然と背後に身体を捻って、ジャグジーバスに湯を溜めるべく栓を捻った。

埋め込まれたままのものを抜いて欲しくて言ったのだが通用しなくて、咲はむしろ翻弄されて首を竦めた。

咲「ッ…憩さん…やっ、もう、抜いて…ッ」

そう言って自ら引き抜こうと膝に力を入れた。

憩「ん、どこに行くつもりなん?」

咲「んあぁっ!」

抜きかけてすぐに気付かれあっさり引き戻された。

未だ硬いそれが勢いよく最奥を突き、咲は堪らずに全身を竦めた。

憩「分かってるけど、後でな」

余韻冷めやらぬ身体が過剰に快感を捉え震える咲に、憩は甘く優しく囁いた。

お腹に腕を回され抱き締められたまま背後から首筋や耳裏にキスされる。

恋人からの愛撫に咲がうっとりと身を任せた瞬間、入れられたままの肉棒がずぶりと突き上げてきた。

咲「あぁんっ!」

そのままぐりぐりと強く苛まれ爪先まで快感が走って咲は身を竦めた。

きゅうっとナカが窄まり、悪戯なそれを締め上げる。

指先で桜色に染まった乳首を摘まれ弄ばれた。

びくびく震え、波紋のように広がる悦楽に身悶えた。

咲「ひっ、やあぁ…ッ」

ナカが呼応して銜え込んだものを断続的に締め上げる。

憩「ッ…咲、緩めて」

咲「できな…んっ、んっ」

仕方ないな、と憩は後ろから咲の膝を取り、かぱっと脚を広げさせて自分の膝にかけさせた。

閉じたくても閉じられない。お尻が左右に引っ張られ、膣口が否応なく広がった。

奥の粘膜は埋め込まれたものを離すまいときゅうきゅうと吸い付くように絡んで、二人共に快感を堪えさせられた。

堪らず憩はずぶっと欲望を深く埋め込み直し、最奥をすりつぶすように捏ねた。

ずぱん!ずぱん!

咲「ひあっ!やああァッ!」

咲はぷるぷる震えて淫悦を受け止めて耐えた。

色づくうなじにちゅうっと吸い付かれ、ピリッとした痛みを感じて腰が疼く。

ナカにいる憩を締め上げてしまって快感が直に伝わる。

憩は咲を抱えたままジェルの容器を取ると蓋を開けて浴槽に垂らした。

憩「泡風呂やで」

ジャグジーのスイッチを入れた憩は咲を抱え直した。

さりげなく脚を外そうとしていたのに、気付かれて余計に広げられた。

咲「ああぁッ!」

そのまま下から突き上げられて、ずぶずぶと抽挿されて咲は激しく身悶える。

無意識に腰を振って、憩の動きに合わせて愛欲に溺れた。

咲が絶頂を迎えると同時に灼熱の奔流を最奥に受け止め、ビクビク震えながら大量の精を注ぎ込まれた。

出し切るまでそのままぐちゅぐちゅと抜き差しされ白い泡が縁から溢れ出る。

咲が荒淫に晒されて息が整わないうちに、憩はようやく咲から自身を引き抜いた。

ジャグジーのスイッチを切り、散々注いだ咲の膣内に指を入れて大雑把に掻き出した。

咲が身悶えるのを抱きとめ、ひょいと抱えあげると泡風呂の中に入れて座らせた。

憩「咲、疲れたん?」

咲「ん…、はい」

憩は咲の足の裏を両手で揉み、足首から膝裏まできゅっきゅっと軽く力を込めて握りながらマッサージしていく。

痛かったら言ってなと作業しながら楽しそうな表情の憩。

膝裏を少し強めに押し、そのまま腿を脚の付け根まで押され、

それから手を戻して足首からゆっくり脚の付け根に向かってリンパを流す。

いつものいやらしい触り方ではなく健康的なマッサージをされて、咲は戸惑いながらされるに任せた。

確かに足は軽くなった気がしたが、終わった頃には咲はのぼせそうになってしまった。

咲「折角のモコモコが、あまり楽しめませんでした」

シャワーで軽く身体を流され、バスタオルに包まれた咲は少しむくれた。

憩「咲、もしかして泡風呂楽しみにしてたん?」

咲「…少し」

憩「すまんなぁ。次に来たときはゆっくり入ろうな」

そう言って顔を近づけてきた憩に条件反射で目蓋を閉じた。

素直に憩の首に腕を回し抱き返すと、至近距離で微笑む憩と視線がかち合う。

愛おしさを隠さぬ眼差しが恥ずかしくて目蓋を再び閉ざし、

恋人の求めに応じて舌を絡めされるがままになるのだった。


カン!

次回はNTR物につき閲覧注意です。

咲「ぅ…ぁ…っ」

小さい声が漏れる。

何度も絶頂を迎え叫び過ぎた喉からはもはや掠れた声しか出なかった。

粘液が出す卑猥な音と、腰が打ち付けられる軽快な音。

家畜のように這いつくばり尻を上げて肉棒を銜え込んでいる咲の姿は淫靡とした色気があった。

白い肌が上気して、自分がつけた跡がくっきりと残る。

腰の動きに合わせて乱れる咲を見るのはこれ以上ない至福だった。

泉「良かったで咲。ほら、代金や」

行為が終わった後、まだ床に寝転んでいる咲に財布から万札を取り出して咲の頬をペチペチと叩く。

咲「あり……がと……」

体が辛いのか、虚ろな目のまま咲は呟いた。

泉「今日はこのまま泊まってくか?それとも帰るん?」

咲「……泊まらせて」

泉「せやったら超過料金も支払うで」

そう告げながら腕を伸ばし、咲の裸体を抱き寄せる。

体液に濡れた咲の肌はねっとりしていたが、それすらも愛しかった。

甘美な関係の切っ掛けは些細なことだった。

ある日、泉が教室に行くと咲が俯きながら言った。

咲「泉ちゃん…私学校をやめないといけなくなったの」

泉「は?突然どういうことや」

聞けば咲の父が事業に失敗して多額の借金を作ってしまったらしい。

麻雀が大好きで、この千里山で一生懸命に取り組んできた咲。

だけど経済的苦難という事実が咲の夢を切り裂いた。

咲「だからもう、泉ちゃんともお別れだね……」

泣きそうに顔を歪めて悲痛な声が訴えた。

別れ?冗談じゃない。

咲に密かに想いを寄せていた泉は胸のうちで叫んだ。

そして、一瞬である思惑を考えつく。

泉「……なぁ。金さえあれば咲は学校やめんでええん?」

咲「え、うん……」

泉「なら私が出したるわ。私の家金持ちやし」

あくまで親切心を装って泉は優しい笑顔を向ける。

咲「泉ちゃん……?」

だが咲は泉の不穏な空気に気づいたようで、少し怯えながら視線を向けた。

泉の口角が緩やかに上がる。

泉「もちろん、タダというわけにはいかへんけどな」


――――――――――――


咲は金で買える。

竜華がそれを知ったのは放課後のミーティング室だった。

以前そこでボールペンを忘れていたから取りに来ただけなのだが、

扉を開ける前に荒い息遣いと小さな喘ぎ声に気づき、様子をそっと窺った。

咲「泉ちゃ……あああっ」

泉「可愛ええな、咲。めっちゃ欲しそうにヒクついてるで?」

咲を後から抱きかかえた泉が、咲の秘所を指でぐちょぐちょとかき乱していた。

制服を脱がされ、白い素肌をさらした咲はされるがままに体を預けている。

思わず声をあげそうになったが、すぐに手で口を塞いだ。

竜華(なんでなんでなんで!!咲……!!)

密かに恋い慕っている後輩の痴態に竜華の心は大きく揺さぶられていた。

だが、次に続いた台詞で竜華の中の何かがはじけた。

泉「まだまだお金が足りないんやろ?」

咲「う、ん……」

泉「今日と明日明後日。うちに泊まり。お金たくさんやるから」

咲「わ、かった……んんっ」

目を瞑り、快感に打ち震えながら咲は答える。

その日を境に、竜華の咲を見る目は変わった。

最初はただ一方的に想うだけの後輩だったが今は違う。

竜華「なぁ咲……うちの家な、泉以上に裕福なんやで。せやからうちに乗り換えへん?」

咲「竜華先輩……?」

部室の壁際に咲を追いつめ、逃げられないよう両手を壁に付けた。

潤んだ大きな瞳で竜華を見上げる様にゾクリとした暗い喜びを感じる。

咲「あの……、私……」

居た堪れなくなったのか咲は目をそらす。

金のために身売りしているというのを知られるのは屈辱でしかないだろう。

だけど咲が金のために股を開いているのは事実なのだ。

竜華「うち、全部知ってるんやから」

咲「あ……」

竜華「泉には2万でヤらせてるんやろ?うちはその2倍出すで。ワリがいいと思うんやけど?」

そう言って微笑むと、咲は顔を赤くして震え始めた。

竜華「なぁ、咲……あんまり強情やと監督や皆に言うで?」

その台詞に咲はビクンと体を震わせて竜華の顔を見上げた。

それだけはやめて下さいと懇願する咲を抱きしめ、竜華は小さく囁く。

竜華「大丈夫。咲はうちが守ったるからな」

その声はどこまでも優しかったが、唇は歪に笑っていた。


――――――――――――


タワーマンションの一室。広い空間で咲は声を上げていた。

セキュリティが厳しく防音もしっかりしているため咲を匿うのには最適の場所だった。

ずぶっ!ずぶっ!

咲「やああん!!もうダメえええ!!」

首を振り、口から涎を流した咲は快楽に溺れていた。

押し寄せる刺激は頭の中をかき乱し、正常な思考を奪い去る。

竜華「咲、すごいで。中がトロトロや……」

眼前に広がる咲の痴態を竜華は満足げに堪能していた。

一糸まとわぬ姿で両足を開き、己の熱棒を銜え込む咲の姿はコケティッシュで熱を煽るには十分だった。

咲「ひゃあん!竜華せんぱ……っ」

いやいやをするように咲は首を振り、目尻には涙を浮かべている。

竜華「イヤじゃないやろ?もっと正直に言ってや」

ちゅっと咲の額にキスを落とす。汗ばんだ顔が扇情的でゾクゾクした。

竜華「だって咲の中、めっちゃ絡みついてくるで?」

咲「そ、そんなの……ちが……」

否定の言葉とは対照的に咲の膣内は竜華の楔を締め付ける。

思わず笑いが込み上げ、ついつい意地悪をしたくなった。

竜華「じゃあ、抜いてもええん?」

咲「やあっ!抜いちゃダメ!突いて……もっと奥まで突いてぇ……」

竜華の言葉に咲は必死になって縋りついてきた。

竜華「よく言えたな。ほら、ご褒美や」

じゅぷ!じゅぷ!じゅぷ!じゅぷ!

咲「あああああん!竜華先輩の太いのがっ、ぁんっ!子宮ずぷずぷしてるぅ……っ」

背を反らせて善がる咲の姿にあてられ竜華も限界が近づく。

竜華「中にたくさん出してやるからな……んんっ……」

瞬間、どくどくと迸る白濁が咲の膣内に溢れかえる。

咲「あっ、ん……はぁ」

熱い感触が良かったのか咲はとろんした表情になっていた。

竜華「咲、その表情エロすぎやで……」

たった今放ったばかりだというのに竜華の肉棒はまだ足りないとばかりに猛り立つ。

竜華(悪いなぁ、泉)

心の中で苦笑交じりに言いながら、竜華は再び咲へと手を伸ばした。


カン!

次回は今日の昼か夜に哩姫咲書きに来ます。

その日、咲は図書委員会の仕事で部活に出ることが出来なかった。もう18時を過ぎている。

いるとしても部長の哩くらいだろうなと思いつつも咲は部室へ向かった。

咲(部室の電気が着いてる…部長かな?話し声がする…)

何の気なしに部室のドアに手を掛けた。

音もなく数センチドアを引いた所で、中にいる人影の会話が耳に入ってくる。

思わず手を止めて聞き入ってしまう。

姫子「っふ、あ…ッ、ン!」

哩「は、っはぁ、姫子…」

咲(部長と姫子先輩?って言うかコレって………)

微かに聞こえる衣擦れの音。二人分の荒い呼吸に甘く響く切ない吐息。

チラと覗いた部室の片隅で、哩と姫子が半裸の状態のままキスをしていた。

咲(や、やっぱりあの二人ってデキてたんだ……っ)

二人はドアから咲が覗いていることに気付いていない。

咲「……見なかったことにしよう。うん、それしかない!」

小さく呟いた咲はそぉっ、とドアを閉じようとしたが。

哩「っ咲……」

姫子「咲ぃ……」

咲(…………は?何で私?)

自分の名前に反応してしまった咲は閉じかけたドアに膝をぶつけてしまった。

咲「…~~~っい、痛ったぁい………あ。」

ぶつけた膝を抱えた咲は、大きい声を出してしまったことにようやく気付く。

恐る恐る俯いていた頭を上げて前を向くと、二人はばっちり咲を見つめていた。

まだジンジンと痛む膝は今は気にしない方向で、咲はゆっくりと後ずさる。

咲「あ、あのっ!えっと、えぇと……私見てません!本当に何も!だから、そのぉ……すみません!!」

言い逃げしようとした肩をガシッと掴まれた。

涙目の咲が振り返ると、胡散臭い笑顔でニッコリと笑った哩と姫子が咲の佇むドアまで来ていた。

咲がさらに足を進めようとしても、腕を引かれ部室に押し込まれる。

姫子がガチャリとご丁寧に鍵まで閉めた。

だったら最初から締めといてくださいぃ!という咲の苦情は声にならなかった。

哩「咲、見たとね?で、無事に帰すと思っちょるんか?」

咲「私は何も見てません。お二人が付き合っていることは誰にも言いませんから。じゃあ私帰ります!」

息継ぎなしで言い終えると、鍵を開けて再び逃げようとドアノブを掴んだ。

が、あっさり再び哩に捕まりドアへ縫い付けられる。

哩「咲、やっぱり勘違いしとるばい」

哩・姫子「「私達は付き合っとらんね」」

二人の叫びは見事にハモっていて咲はぽかんと間抜けな顔を晒してしまう。

あんなに濃厚なキスまでしていたのに誰がそれを信じると言うのだろう。

咲「隠さなくてもいいんですよ?たとえお二人がレズでも私の先輩たちへの尊敬の念は変わりませんから」

哩「だから私らはそんな関係じゃなかとね。ただ咲が好きなだけばい」

咲「……………は?」

思わずぽかんとした咲だったが、いきなり哩が顔を近づけてきた。

そのまま咲は避ける暇もなく唇を奪われる。

咲「ん、…っんむぅ!?」

姫子「あーっ!ぶちょー抜け駆けはズルイとね!」

哩「早いもの勝ちばい。……ごちそーさん、咲」

唇を離す間際に舌で上唇を舐められた咲はヒクりと身体を震わせる。

咲「ほ、本当に…冗談は止めてください。こんなことしなくても私、誰にも言いませんから…」

許して、と言う言葉は、今度は姫子の唇に飲み込まれた。

咲「んんっ…!」

哩の触れるだけのキスとは違い、姫子は熱い舌を咲の口内に侵入させた。

舌で舌を舐められ、そのぬるぬるとした感触にゾワリと何かが背筋を掠める。

目の前がくらりと眩んだ咲は足に力が入らなくなり、ずるずると床に座り込んでしまった。

姫子「私とのキス、そんなに良かったとね?今からもっとイイコトするばい」

哩「私も姫子も、ずっと前からおまえを好いとった。で、お互い相手を咲だと思って抜きっこしてたばい」

姫子「本人にバレちゃったんなら、もう隠す必要なかと」

姫子「なあ咲。これから私とぶちょーどっちがエッチの相性いいか教えて?」

哩「イイ方が咲と付き合う、それで良かとね?」

全然駄目です!…そう叫ぼうと開けた咲の口からは「ひっ、…わわ、アッ!?」という喘ぎ声しか出て来ない。

二人の手が咲の細い身体に伸びてきたからだ。

悪い夢を見ているようなヒドイ現実が、哩と姫子によって咲に襲い掛かった。

咲「やだ、やだやだ!先輩離してくださいっ」

床に座り込んだ咲は姫子に後ろから拘束され身動きが取れなかった。

暴れる両足を押さえ付けた哩は咲の太股を左右に割り開く。

下着をずるりと下ろされ剥き出しの秘所に舌を這わせられる。

咲「あ、あ、あっ……だめぇ……っ」

初めて他人から与えられる快楽に頭がパニックに陥った。

頭をふるふると振り頬を染める咲の姿に、哩も姫子もさらに興奮を高める。

姫子「ぶちょー、私もう我慢できんとね。……早く咲の中に挿れたい」

咲(挿れ、………挿れる?)

やばい。このままだと確実にヤられてしまう。

二人のしようとしていることが為される前に、這いつくばってでも逃げなくては。

哩「姫子、最初は先輩に譲るのが常識ってもんね」

姫子「そんなのズルイです!私だって咲のヴァージン欲しか!」

どっちが先かと言い合いしだす二人に、どっちも嫌ですと咲は涙目で訴えるが聞き入れられなかった。



咲「あ、あっ……部長、やめ……ふああっ!」

四つん這いで尻を哩に突き出す姿勢を強いられた咲が高い声をあげる。

ぬぷりと哩の指が膣内で蠢き、はくはくと喉を震わせる咲の背中を宥めるように姫子が撫でた。

姫子「頑張れ咲。……あーあ、ジャンケンで負けるとか……」

哩「咲のお初は私が頂くとね」

そう言って哩は指を引き抜く。

びくつきながら後ろを振り向き、哩のモノを見て青ざめる。

ぴんと怒張したソレが咲には凶器に見えた。

哩「なに、大丈夫ばい。痛いのは最初だけって言うとね」

咲「ひっ……そんな大きいの無理です!お願い、ゆるして……」

膣口に押し宛てられた熱が、ずぶりと入り口を押し開いてゆく。

一番太い亀頭がゆっくりと確実に咲のナカへと侵入していった。

咲「あ、あ、あっ……ああっ!ぶちょ、痛い!っひ、ん……痛いよぉ」

痛みに涙を流す咲を慰めるように尻たぶを撫でる。

哩はゆっくりと腰をグラインドさせ、咲の痛みが和らぐまでゆるゆると動く。

ズッ、ズッ、ズプッ

咲「んっ、んっ…んぁっ!」

中を擦られる度あがる咲の声に艶が入り始める。

先程までとは違い、明らかに感じ始めていた。

姫子「咲。良くなってきたと?」

涙とヨダレでぐちゃぐちゃな咲の顔中に姫子がキスの嵐を降らせる。

哩も少し緩めることを覚えた咲にほっとして一息つく。

優しく労るように腰を撫でてやると、ひんっと咲が啼いた。

哩「……すごか。ヒダがうねってぎゅうぎゅう絡み付いてくる……っ」

咲「はっ…やぁ…あふぅ……ぶちょ、中ごりごりしちゃやだぁ…!」

ほろほろと涙を流しながら首を横に振る咲を尻目に、哩は思うままに腰を使い攻めだした。

抜けてしまうギリギリまで引き抜いた後、勢いをつけて奥まで貫くことを繰り返す。

ズンッ!ズンッ!ズンッ!

咲「あっ!あっ!あんっ!」

合間に聞こえる咲の喘ぎ声が哩と姫子の性感を高める。

咲を励ますよう頭を撫でていた姫子は手持ちぶさたな様子で、赤く熟れた咲の乳首をきゅうとつねった。

咲「やんっ!姫子せんぱ…乳首いじっちゃイヤぁ…っ」

哩「くっ…咲、そろそろ中に出すばい…」

咲「えっ?な、中はダメぇ……んああああっ!」

大きく背を反らせた咲が絶頂すると同時に、深くまで突き挿れた哩は一番奥を目指して欲望を吐き出した。

びゅるびゅると熱が流し込まれる感覚に咲はぶるりと体を震わせる。

哩「っふ、はあ……咲、よかったばい」

ぬぷ、と粘着質な音を響かせて哩が咲の中から楔を引き抜いた。

咲「はぁはぁ……もう部長、中はダメって……あっ!?」

話している途中でいきなり姫子が正面から咲を抱き抱え、膝の上に座らせた。

姫子「咲、次は私の番とね」

咲「姫子先輩、ちょっと待っ……っあああああ!!」

性急な動作で先ほどまで哩を銜え込んでいた咲の膣へと姫子の熱い楔が打ち込まれた。

自分の体重が掛かり、一気に深くまで貫かれる。

咲「あう…っ!」

姫子「咲…、中キツくて良かばい。…動くとね」

ぐちゅ ぐちゅ ぐちゅ

咲「あっ!あっ!らめぇ……私、イったばかりだからぁっ!」

哩「ふっ…もっと乱れると良かね。咲」

耳元で哩に囁かれ耳をぺろっと舐められた咲は錯乱状態で頭を振って「やだやめて」と譫言を繰り返す。

興奮した姫子は目の前で上下する咲の熟れた乳房にぢゅうっと吸い付いた。

同時に腰の動きを深くすると咲の声も高くなっていく。

ずんっ!ずんっ!

咲「あぁっ!やっ…おっぱい吸っちゃやだあああっ!あっ、あん!ふか、深いぃっ!」

抗いたいのに、二人から与えられる愛と快楽に抗えない。

ピストンは激しくなるばかりで咲はむせび泣きながら姫子の頭を抱き抱える。

ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅっ

咲「あっ!あっ!あっ!……もう、イクぅ……っ」

姫子「咲、締めすぎばい……出すとねっ」

どぷどぷどぷっ!

熱い息を吐いた姫子が咲の子宮へと勢い良く白濁を注ぎ込む。

絶頂し、目を固く閉じて快感に震える咲の身体を前から姫子が、後ろから哩が抱き締める。

咲「っ……二人とも、さ、サイテーです……っ」

哩「悪か、咲。これも私らの愛とね」

姫子「それで、私とぶちょーのどっちのエッチが良かったと?」

咲「なっ、何言ってるんですか!私はどっちも選びません!今後部活中以外は私に近付かないでくださ…ひあっ!?」

無神経な二人に腹を立てた咲は何とか立ち上がろうともがいた。

けれど力で勝てるはずもなく、さらに強い力で二人に抱き締められてしまう。

苦しいと呻く咲の耳元で、哩と姫子はさらに恐ろしい考えを告げる。

哩「まだ決められんと?しょうがなか。なら咲が選ぶまで三人でセックスすりゃ良かばい」

姫子「そうですねぶちょー。今度こそ咲を私のモノでメロメロにしてみせると」

咲「なっ、なっ、なっ……」

二人のとんでもない提案に気絶しそうな咲を、哩と姫子は楽しそうにキスしたり舐めたりとやりたい放題だ。

これから二人に迫られる日々を思うと咲は泣きたい気持ちでいっぱいになった。


哩・姫子「「咲、愛してるとね」」

咲「二人でレズってればいいんですよ!ばかぁ!」


咲の虚しい叫び声が、麻雀部の部室に響き渡った。


カン!

とりあえず軽めのレイプ物。ガチなのは今度代行で書きます。
次回は揺杏咲で。

>>2-11 久咲
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>>87-93 淡咲
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>>187-194 憩咲
>>211-216 泉咲→竜咲(NTR)
>>223-229 哩咲姫(軽レイプ)

久「浮気って……、いったい誰とよ?」

咲「知らない女の子ですよ。家の前で抱き合ってたんです」

久「……そりゃ……また……」

珍しく後輩からのメールでファミレスに呼び出された久は、

恋人が浮気したと言って怒り心頭の咲がテーブルをばんっと叩くのをただぼーっと眺めていた。

咲「ええ現行犯ですよ。言い逃れ出来ない現行犯ですよ。私が警察官ならその場で射殺してましたね、あははっ」

久「(ヒィ!)……一つ聞いていい?」

咲「どうぞ」

久「何で私が呼ばれたわけ?」

咲「そりゃ色恋沙汰と言ったら竹井先輩が適任だからですよ」

久「……さいですか」

当然の如く言われた言葉に久はコーヒーを啜りながらげんなりと後輩を見やった。

咲「まぁ、それだけじゃないんですけどね」

久「え?」

咲「先輩、私と浮気して下さい」

久「ぶはぁっ!!」

久は口に含んでいたコーヒーを盛大に噴出した。

大きく肩を上下させ気管に入ったコーヒーを何とか落ち着かせる。

咲「先輩汚いです」

久「私が汚いみたいな言い方すんな!咲が変なこと言うからでしょうが!」

咲「私は本気ですよ。今からセックスしようって誘ってるんです」

久「セッ――!?」

今度こそ久は絶句した。

行儀悪く咲を指差して魚の様に口をぱくぱくと戦慄かせた。

久「な……っ」

咲「それとも私相手じゃ不満ですか?」

その言葉に、一瞬咲と自分との情事を妄想してしまう。

普段は涼やかな顔が恍惚と歪み、小さな口一杯に猛った亀頭を含む様を想像すると……

こう、クるものがある。

口に入りきらない根元を両手で扱きながら涙混じりに、

それでも嬉しそうに顔を綻ばせて「先輩の、凄く大きい」なんて言われたら――


久「意外とあ――」

揺杏「ねぇよ。何想像してんの?殺すよ?」

不機嫌そうな低い声が聞こえたと同時にバンッ!とファミレスの脆そうな机が叩かれる。

勢い良く振り返ればそこにはぜーぜーと息を切らした揺杏が立っていて。

今だかつて無いほど凶悪な目付きで自分を睨み付ける揺杏に思わず後ずさると、

久はぶんぶんと顔を左右に振って自身の潔白さを訴える。

久「なななな、なにもしてないわよ!」

揺杏「うっせ。竹井はどーでもいいから。……おい咲、電話にも出ないで何してんだ?」

揺杏「私が超探してんのに他の女と居るとかありえねーだろ」

咲「有り得ないのはどっちですか。よくも私の前に顔が出せましたね」

揺杏「……言いたい事があんなら家で聞くし」

長い腕が咲の左手を掴み、力任せに引き寄せられて座席から転がる様に引き摺り出されて。

思わず制止しようと腕を伸ばした久だったが、それを咲の視線が咎める。

巻き込んでしまってすいません、と頭を下げた咲は

そのまま脇に抱えられて自動ドアの向こうに消えて行く。

大丈夫かしら、と一瞬不安そうに顔を歪めた久だったが、

今更ながら自分達がファミレス中の視線を集めていた事に気が付いて。

無数の好奇の眼から逃げる様に視線を落とし、もうこのファミレス来れないわと乾いた笑いを漏らした。


――――――――――――

咲「降ろして下さい。自分で歩けます」

揺杏「うっさい。ちょっと黙っとけ」

咲「他の女の香水臭いから降ろせって言ってるんです!」

無防備な横っ腹に渾身の一撃を叩き込むと、流石の揺杏も顔を歪めて小さく呻く。

腕の力が緩んだのを見計らって肩から飛び降りると、咲はそのまま全力で走り出した。

揺杏「咲!」

咲「うるさい!私も浮気してやります!」

真夜中の街に響く大声でとんだ宣言をし、駆け出す恋人の背中に思いっきり舌打ちをする。

そして痛む腹をそのままに、揺杏も負けじと全力で走り出した。

あっという間に距離が縮まったかと思うと易々と掴まれ、

抵抗出来ない様に両手を掴まれて捕獲された宇宙人の様に吊し上げられた。

咲「はーなーしーてー!」

揺杏「こんな夜更けに一人で歩いてたら危ねーだろ」

咲「随分優しいんですね、浮気した癖に。ああ、もしかして私の方が浮気相手ですか?」

揺杏「……何だそれ、本気で言ってんのか?」

咲「だったら何ですか」

両手の自由を奪われながらも咲の眼は酷く反抗的だ。

確かに咲からすれば当たり前の反応なのかもしれない。

が、こちらの話を聞こうともしない頑なな姿勢に揺杏の理性がぷつんと切れる。

細い腕に痕が残る位強く力を込めて腕を引き、後ろを振り返る事なく大股で歩く。

目についた公園の多目的トイレに咲の体を押し込むと、苛立った様にその体を壁に押し付けた。

咲「なにするん、ですか」

揺杏「何?びびってんのか?」

咲「ちょ……や、めっ!」

服を剥ぎ取り、軟らかな乳首に噛み付く。

ギチっと歯が食い込む程に強く力を込めれば、咲の唇から悲鳴が上がった。

咲「い、た……っ!」

揺杏「咲は痛いの好きだろ。ほら、乳首硬くなってんぞ」

痛みで硬く屹立した乳首にぬちゅ、ぬちゅっと音を立てて長い舌を絡める。

舌の先に力を込め、押し潰す様にして左右に転がせば、咲の口から甘い声が漏れ始める。

咲「やっ……あ、ンっ!」

揺杏「やーらしー顔しちゃって……」

咲の耳元で囁きながら長い指を咲の口腔内に突っ込むと、揺杏は人差し指と中指で舌を摘む。

その二本の指に当たり前の様に咲の熱い舌が絡んで。

まるで飼い慣らした猫の様だと、唾液で濡れた指を口から 引き抜き揺杏はぞくりと背筋を震わせる。

性欲の薄そうな咲がその眼に欲を灯し、従順に自分に従う姿が堪らなく好きだった。

うっすらと眼を細くすると濡らした中指を秘部に押し当てる。

ひくん、と一瞬揺れたそこにゆっくり中指を押し込み、丁寧に入口を解して行く。

第二関節まで入った所で指先をくの字に曲げてこりこりと指の腹で擦ってやる。

と、細い体がびくんと打ち上げられた魚みたいに跳ねた。

咲「んあっ……あっ……ん、ふぁっ……」

揺杏「なぁ咲……気持ちいい?」

膣壁を擦り上げる指に意識を奪われただ夢中で頭を上下する。

見知らぬ女と抱き合う姿を見た時は、

お揃いの指輪を引き抜いて揺杏の眉間にクリティカルヒットさせた咲だが

一度体を弄られればそんな勢いも飛んでしまう。

ぬぷっ、と鈍い音を立てて増やされた指が肉を押し拡げる様に中を掻き混ぜる。

恋人の背中にしがみ付き、咲は今にも力の抜けてしまいそうな体を必死に叱咤する。

揺杏「あー……、もう限界。挿れていい?」

咲「んっ……揺杏さんの、おっきいの……ほし……いっ」

揺杏の怒張した陰茎がぴとりと入り口に押し当てられる。

ずぶりと入り込む太い亀頭に咲は一瞬苦しそうに顔を顰めた。

が、少しずつ体内に入り込むそれを自分から強請る様に腰を捻らせて。

一番太い雁首を呑み込んでしまえば、後は無理矢理腰を落としてしまえばいい。

揺杏の首に両腕を巻き付け体を預ける。

不安定な体勢に意識せず力が入ってしまい、ぎゅうと内に打ち込まれた杭を意識せず締め付けてしまう。

絡み付く肉の蠢きに揺杏は短く息を吐くと、殆ど地面に付いていなかった咲の両足を抱えあげる。

そしてここが野外だと言うことを気にもせず乱暴に挿入を繰り返す。

ずぶっ、ずぶっ、ずぶっ

揺杏「っ……凄ぇ、締まる……っ」

咲「あっ、あっ……あんっ!そ、こぉっ!そこイイ……あああっ!」

揺杏「知ってる……ここ、だろ?」

ずぱんっ!

咲「ひゃうっ!そこぉっ!そこごりごり、されると……ああっ!おかしくなっちゃ……っ」

善がる咲の耳に舌を捩じ込めば、きゅうっと狭 い膣壁がまた疼いて。

耳に掛かる吐息と、名前を呼ぶ切羽詰まった声が咲の背筋を震わせる。

いくら夜中と言えど人が来ない確証はない。

鍵は掛かっているものの、あられもない喘ぎ声と激しい情交の音は外まで聞こえているだろう。

だが一度溶かされた脳はそう簡単に冷えてはくれなくて。

じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ

咲「はあ……あん……あぁんっ……」

嬌声をあげながら、体を揺さぶる揺杏の制服に頬を擦り付ける。

ふわふわと頭を支配する浮遊感に、目の前の快楽以外の思考は放棄した。


――――――――――――

咲「……つまり家の前に待ち伏せていた女の子に告白されて、断ったらいきなり抱き着かれたと」

咲「で、それを私に見られた後その子を吹っ飛ばして指輪を回収 した後、電話が繋がらないので行きそうな場所を探し回っていたと」

揺杏「うん」

咲「心底すいませんでした」

ぱんっと両手を合わせて湯船に沈みそうな程深く頭を下げる。

あの後、意識を飛ばした咲を揺杏は再度抱えて帰宅した。

そして手早く浴槽に湯を張り、汗を含んだ咲の髪を丁寧に洗って。

顔に掛からないようにシャンプーを洗い流した所で漸く目を覚ました咲であったが、つい一時間前の威勢はどこへやら。

顔を青くし、揺杏にもたれ掛かりながら事実確認をしていた訳だ。

結果自分の一方的な勘違いであることが判明し一層顔を青くしたのだが。

揺杏「別にいっけどな。あんな咲見るのレアだし」

咲「……本当にすいません」

ぴちゃん、と天井から落ちた水滴が湯船を波打たせる。

お互いに膝を抱える様にして浸かる湯槽は少々窮屈だが、揺杏は気に入っている。

揺杏「咲ってさー、意外と私のこと好きだよな」

咲「黙秘します」

何て言いながらも、無防備に晒された白い項はうっすら赤くなっていて。

指輪を嵌め直した小さな左手を握り、薬指にちゅっと唇を押し当てる。

揺杏「私は好きだよ、咲の事。もう咲以外じゃ勃たないから安心しなよ」

咲「何ですかそれ……逆に心配になりますよ」

小さな頭が水面に沈む。

子供みたいにぶくぶくと泡を立てる咲の照れ隠しに揺杏は小さく笑いながら、

指輪の嵌った咲の薬指に歯を立てた。

揺杏「ところでさ。まさかとは思うけど、万が一浮気なんかしたら――」

相手もお前も殺して私も死ぬ、と。

熱い体が一気に冷める様な低い声と、ギチリと薬指が軋む音が体内に響く。

つい今まで浴室内を満たしていた恥ずかしい位の甘さは消え去り、

一気に冷凍庫の様に冷えた空気に咲はぶるりと体を震わせた。

ぬっとりと薬指を這う舌の感触にひぃっと小さな悲鳴を漏らし、

恐る恐る見ればそこには虚ろに開いた揺杏の瞳孔がこちらを射殺す様に見つめていて。

危うく今日が命日になる所だった、と。

反射的にこくこくと首がもげそうな程激しく縦に振り、道連れにしかけた久に内心手を合わせた。


カン!

あんまりエロくできなかった…次回は雅枝咲にティンときたので書かせてもらいます。
あと和咲は本命につきラストにもっていきたいと思ってるので大分後になります。

まぁまぁ、百合紳士なら黙ってまとうや

とりあえず更新

>>2-11 久咲
>>26-32 シロ咲
>>45-51 恭咲(アナル)
>>60-66 智咲
>>87-93 淡咲
>>104-111 良咲
>>118-124 怜咲
>>132-137 咏咲
>>148-152 衣咲
>>175-180 小蒔咲
>>187-194 憩咲
>>211-216 泉咲→竜咲(NTR)
>>223-229 哩咲姫(軽レイプ)
>>251-258 揺杏咲

咲「ねぇ監督…いいんですか?私とこんなことしてて」

薄暗い部屋の中で、雅枝の首に腕を回した咲はひっそりと呟いた。

雅枝「まあ人妻としても母親としても失格やろなぁ、私」

咲「そうですね」

くすくすと笑いながら咲は雅枝に顔を寄せ、口付けをねだる。

雅枝「そういう咲だって悪い子やわ。こんな風に誘ってくるなんて」

そう言いながらも、雅恵は咲の唇に噛みついた。

口ごと食べられてしまうのではないかと思うような口付けに咲は恍惚とした表情で陶酔する。

雅枝の熱い舌が咲の咥内を好き勝手に蹂躙していく。

歯列をなぞられ、上顎を舐められると身体中の血液が沸騰したかのように熱を孕む。

咲「んう…っ、はぁ、…あ、んっ、んん…っ」

雅枝「咲、まだまだ足りへん…」

咲「んっ、ふぅ…、私も…もっと、ください…」

飲み込み切れない唾液が口の端から零れるのも気にせず、二人は長いキスを楽しんだ。

ぺろっと二人分の唾液で濡れた口許を舐められ咲の身体がふるりと震える。

はぁはぁと呼吸を乱された咲はまだ上手く喋れないのに、

余裕のある雅枝は器用に咲の制服を脱がしていく。

ブラも外され、露になった乳房を揉みしだかれて甘えるような声を上げる。

咲「あん……あっ……ふあぁっ」

雅枝の指はそのままぷっくりと腫れた乳首を摘まみ、コリコリと弄った。

たまらず咲は腰をくねらせ喘ぐ。

雅枝「ええか?咲…」

咲「ぁあんっ…良い、です…っ、監督…」

雅枝「咲、二人きりのときは何て呼べって言っとった?」

咲「あ…、雅枝さん…」

雅枝「それでええ。…そろそろこっちも濡れてきたんとちゃうか」

そう言った雅枝の手が咲のショーツを脱がしてベッドの下へと投げ捨てる。

雅枝「やっぱり濡れとるな。もの欲しそうにひくついとるわ…」

咲「…あぅっ!」

いきなり膣内に指を2本埋め込まれ、そのまま中を掻き回すように動かされる。

ぐちゅ、ぐちゅ

咲「ああっ…あんっ…」

咲の感じる部分を知り尽くした雅枝の指がGスポットを探り当て、ずぽずぽと攻め立てる。

咲「ひぎいぃっ!!」

弱いそこを容赦なく指で弄られ、背筋を反らせて喘ぐ咲の秘所から愛液が溢れ出る。

気持ちがよくて、身体が熱くて、もっと欲しくて。

咲「ああっ!雅枝さ…、もっ…、イク…っ」

雅枝「ええで。イっても。ほらっ!」

ぐちゅぐちゅぐちゅっ

咲「んああああっ!!」

絶頂した咲はがくがくと身を震わせ雅枝にしがみつく。

雅枝「次は私も気持ちよくしてな。咲」

すっかり膨張した自身を咲の緩んだ膣口に押し当てる。

ずぶずぶずぶっ

咲「アアア……ッ」

指とは比べ物にならない質量の肉塊が一気に咲の膣を貫いた。

幾度となくこの行為に慣らされたそこは締め付けながらも受け入れていく。

雅枝は咲の膝裏を持ち上げ、好き勝手に腰を奮い出す。

じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ

咲「ひゃあああんっ!」

亀頭が咲の良いところを突き上げるたびに上がる甲高い嬌声。

雅枝「んっ、んっ…中っ、締まって…気持ちええわ…っ」

咲「んあぁ!いぃっ、私も…あっ!ああっ!」

びくびくと全身を跳ねさせた咲は必死に頭を振りながらシーツを握りしめる。

爪先までぴんと張った咲の両脚が、雅枝に揺さぶられるたび空を蹴った。

雅枝「なあ、奥突くのと浅いとこ抉るの、どっちがええ?」

咲「あっ、んぁっ…すきっ、どっちも好き、だからぁ…して、いっぱい…っ」

雅枝「咲は欲張りやなぁ…じゃあ、いっぱい突いて、抉ってやるわ…っ」

ズルズルズル……ズンッ!!

咲「ふぁっ……ああーっ!!イイッ、そこイイですぅ…っ」

抜けそうなくらい肉棒を引き抜いた雅枝は、ほぼ垂直に腰を突き入れ咲を深くまで犯す。

雅枝の先走りと咲の愛液が混ざり合い卑猥な水音を立てる。

パンッ!パンッ!

咲「はあぁん!あはぁっ!…雅枝さ、もっ、イくっ…」

雅枝「んっ…、私もや…中に、出すで…っ」

咲「あぁん!出してっ、雅枝さん…中に、いっぱい出して…ああああっ!」

ぴゅるぴゅるぴゅるっ

膣内に熱が吐き出される衝撃に、咲も絶頂し身体を痙攣させた。

トロトロと蜜が溢れるような長い射精に、ほぅと咲は酔いしれる。

咲に抱き付いたまま萎えた楔を引き抜いた雅枝はごろりと咲の横に寝転がった。

先ほどまで繋がっていた接合部からドロリと白濁が漏れ出てくる。

咲「ふあぁ…、雅枝さん、いっぱい出ましたね…」

雅枝「咲の中、最高に気持ちええからな。まるで天国へ行った気分になるわ」

咲「…そ、そうですか」

頬を赤く染めた咲は、恥ずかしさに布団を頭から被ってしまった。

そんな咲を雅枝は布団ごと抱き締める。

息苦しさに1分と持たず顔を出した咲に、雅枝は触れるだけの口付けを贈った。

咲も自ら唇を雅枝に押し付ける。

咲「ん…」

ちゅ、ちゅっと咲の唇を啄みながら、ふと家族のことが頭に浮かんだ。

雅枝(こんな事しておいて、天国になんて行けるわけないわなぁ)

雅枝(…ま、たとえ地獄に落ちるとしても…咲と二人でなら悪くないかも、な)

そんなことを考えつつ、薄目で咲の表情を見やる。

うっとりと自分に身を委ねるその姿に、自身がまた熱を孕み出したことに雅枝は苦笑するのだった。


カン!

次回は代行咲でレイプ物につき閲覧注意です。今夜書ければあげに来ます。
咥えさせる展開はいずれ菫咲でやる予定。

咲「えっ…恭子さんいないんですか?」

姫松高校の麻雀部を訪れた咲は、思わぬ恋人の不在に眉を寄せた。

今日咲が姫松に行くことは昨夜恭子に連絡していたはずだった。

郁乃「それがなぁ末原ちゃん、急用があるって言って帰ってしまってん」

咲「そうなんですか…それなら私も帰ります。どうもお邪魔しました」

そう言って踵を返そうとした咲を不意に郁乃が呼び止める。

郁乃「あ、ちょっと待ってや宮永ちゃん」

咲「はい?」

郁乃「うち、ちょーっと宮永ちゃんに用があるねん」

咲「え?用って……きゃっ!」

問い返そうとした咲の腕が強く引かれ、床に押し倒される。

咲「い、いきなり何を……んんっ!?」

文句を言おうとした咲の唇が、覆いかぶさってきた郁乃の唇に塞がれた。

咲の身体が驚きに跳ね上がる。

薄く開いた口から入り込んできた郁乃の舌が咲の舌を絡めとった。

咲「んぅ…っ、ふ……っ、ううっ……」

息もつけない程激しく貪られ、呼吸困難に陥りそうになる寸前でやっと唇が離れていく。

潤んだ目で浅く呼吸を繰り返す咲を郁乃は満足げに見下ろす。

力の抜けた咲の制服のスカーフを郁乃の手がするりと抜き取る。

咲「やっ!な、何を…」

郁乃「ナニって、そら楽しいコトやろ」

咲「…!?」

郁乃「末原ちゃんの代わりにうちが相手したるってことや。なぁ宮永ちゃん」

咲「じ、冗談はやめてくださいっ」

身体の下でもがき暴れる咲の抵抗をものともせず、郁乃の手が咲の制服を剥ぎ取っていく。

咲「いやぁっ」

あらわになった乳房に郁乃の唇が吸い付いた。

つぷりと尖った先端に舌を絡め、執拗に嬲っては時折カリっと歯を立てる。

咲「ひぁん!」

郁乃「ん?感じてるんか?」

咲「ち、違っ…」

からかう様な声音に頬を染めて否定しようとする咲の秘所を、下着の上から郁乃の指がぐりっと抉った。

咲「ああっ!」

郁乃「んー、やっぱり濡れとるやん。嘘はいかんなぁ宮永ちゃん」

にやりと笑った郁乃の手が咲の下着を引きずり下ろした。

咲「ひっ…!」

いきなり膣内に指が突き立てられ、咲の口から短い悲鳴が漏れる。

郁乃「きゅうきゅうに絡み付いてくるわ……こん中にコレ挿れたらさぞ気持ちええやろなぁ」

コレ、と言いながら太股に押し付けられた硬いものに咲はギクリと顔を強張らせた。

咲「い、いや……もうやめてくださ……あぅっ!」

郁乃「こんなに感じとるにに嫌なん?」

ぐちゅぐちゅ

咲「あっあっ……そこ、だめぇ……っ」

郁乃「ふぅん、ココが宮永ちゃんのイイ所なんや」

咲の反応から快楽のポイントを知ると、郁乃はわざとそこばかりを執拗に指で攻めたてた。

咲「ああっ!だめぇ……はぁっ!んっ!あああ……っ」

乱暴なまでの指の動きに合わせて無意識に反応し、腰が動く。

郁乃「んー、そろそろええかな」

言葉と同時に指が引き抜かれて咲はほっと息をつく。

が、秘裂に押し当てられたモノの熱さに目を大きく見開いた。

咲「い、いやっ!おねが……それだけはっ、やめ……っ」

必死に懇願する咲の腰を掴み、膨張した肉棒が一気に押し入ってきた。

ずぶずぶずぶっ

咲「いやぁぁぁー!!」

全てを狭い咲の膣内へと収めると郁乃は一息ついた。

郁乃「ふう……宮永ちゃんの中、キツうて気持ちええわぁ……って、あれ?」

結合部からぽたぽたと流れ出る血に郁乃の目が見開かれる。

郁乃「もしかして宮永ちゃん、初めてやったん?」

咲「あ……ああ……っ」

郁乃「あぁなるほど。大事にしすぎて手が出せへんってタイプやもんな、末原ちゃん」

郁乃「でもアホやなぁ。そんなモタモタしてるから恋人のヴァージン奪われてまうねんで」

咲「……っ、うう……恭子さ……たすけ……て」

開ききった咲の瞳孔から止め処なく涙が溢れ、床に染みを作ってゆく。

郁乃「ま、悪く思わんといてな。末原ちゃん」

悪びれもせずそう呟いた郁乃がゆっくりと律動をはじめる。

ずっ、ずっ、ずっ

咲「あっ……あっ……、んぅ……っ」

太くて硬いモノが中を押し広げていく感覚に、咲の口からひっきりなしに悲鳴が漏れる。

硬く閉じていた咲の膣内が郁乃の楔に掻き混ぜられぐちゅぐちゅと音を立てる。

咲「ああっ……はあぁっ……」

中で蠢く肉棒に敏感な部分を擦られ続けるうちに、咲の声が甘い喘ぎへと変わっていく。

郁乃「なぁ宮永ちゃん、良くなってきたやろ?」

咲「んんっ……、はぁ……っ」

快楽に身悶えながらも咲はふるふると首を横に振る。

郁乃「ふーん、身体はこんなに従順なのになぁ……そんならもっと素直になるようにさせたるわ」

深いところまで入ってきていた肉棒が、更に奥を目指そうと強く突き上げてきた。

ずぶっ!ずぶっ!ずぶんっ!

咲「あっ!あっ!ああっ!」

激しく最奥を突かれ粘膜が音を立てる。

咲のポイントを楔が擦ると濡れた内壁がきゅうっと締め上げられる。

それにより更に中のモノを感じてしまい、咲は髪を振り乱して悶えた。

じゅぷっ!じゅぷっ!

咲「あっ…あんっ!もっ…そこ、やぁ…っ」

もはや咲の中に渦巻いていた恐怖と恋人への罪悪感は消え去り、

ただ郁乃により与えられる刺激に意識は翻弄されていた。

郁乃の硬く張ったエラがそこを擦りあげるだけで、理性も感情も何もかもぐずぐずに溶けていく。

咲「はあっ…、イイッ…、気持ちいいよぉ…っ」

もう自分を偽れない。郁乃に蹂躙され、暴き出された欲望は満たされることだけを求めて荒れ狂う。

郁乃「やーっと素直になったなぁ。そんじゃご褒美に宮永ちゃんの中に思い切り濃いのぶちまけたるわ」

ぱちゅん!ぱちゅん!ぱちゅん!

咲「あんっ!あんっ!あぁん!」

子宮口を激しく攻め立てられ、咲は腰を揺らめかせて快感に溺れている。

限界が近いのか内壁が痙攣を始めていた。

郁乃「っ……そろそろ、出すで……っ」

最奥をぐりっと突き上げられた瞬間。

咲「あああああっ……!」

頭の先から爪の先まで電流が走ったかのような感覚に咲は体を大きく仰け反らせた。

どぷどぷどぷっ

熱い精液が身体の奥に打ち付けられる。

咲の中で全て出し切った郁乃は人の悪い笑みを浮かべながら、朦朧としている咲の耳元で囁いた。

郁乃「なぁ宮永ちゃん……良かったん?恋人以外に中出しなんてされちゃって」

咲「っ!!」

快楽に蕩けていた咲の意識が郁乃の言葉によりすっと覚めていく。

咲「あ……」

我にかえった咲は呆然と目を見開いた。

郁乃「まあ最終的には宮永ちゃんも気持ちよくなっとったし、うちだけのせいやないよな」

馬乗りになっていた咲の上から退いた郁乃はそう言うとからからと笑う。

郁乃「あ、そうそう。さっき末原ちゃん帰ったって言ったけどな、――――あれ嘘なんや」

咲「……え?」

郁乃「進路のことで職員室に呼び出されてたみたいやけど……」

郁乃「――――もうじき、ここにやってくるで。宮永ちゃんを迎えにな」

咲「……っ」

ニヤリと笑みながら告げられた郁乃の言葉に咲は息を飲み込んだ。

郁乃「可愛い可愛い恋人が他の人に抱かれて善がってたって知ったら、末原ちゃんどないするやろなぁ」

郁乃「なかなか見ものやと思わへん?……なぁ宮永ちゃん」

咲「あ……、恭子さ……、ごめ、なさ……」

カタカタと身体を震わせ呟きを零す咲に、郁乃は優しげに囁く。

郁乃「まあ安心してや。激高した末原ちゃんに振られたらうちが宮永ちゃん貰ったるから」

郁乃「何たってうちと宮永ちゃん、身体の相性バッチリやしな」

咲「……うっ、ううっ……」

床に倒れこんだままほろほろと涙を流す咲への死刑申告のように、やがて部室の扉がノックされた。


恭子「咲、そこにいるん?遅くなってごめんな……」


カン!

恭咲前提にしたらNTRになってしまいました。レイプ物はまた別のキャラでやります。
次回はセーラ咲で。

セーラ「お、俺と付き合ってくれへん?」

そう言って自分の気持ちをやっと言葉に出来たのは、時を遡ること1ヶ月前。

心臓をばくばくさせて緊張に汗ばんだ手を握りしめていると。

咲「私も江口先輩が好きです」

咲は頬を染めてふわりと笑ってくれた。

ずっと好きだった後輩とこの瞬間両想いになれた。

初恋だったし、セーラは咲を大事にしようと決めた。

だから恋人としての諸々も、ゆっくりゆっくりしていこうと思っていた。

が、付き合って1ヶ月が過ぎたある日。

咲「先輩、えっちしないんですか?」

突然言われたその言葉にセーラは硬直した。

セーラ「い、いや…俺ら、付き合ってまだ1ヶ月やし…」

しどろもどろで何とか答えるが、咲は不満顔だ。

セーラ「えっと、そういうのはもうちょっと俺らが大人になってからに…」

咲「…分かりました。先輩がそう言うなら」

セーラも咲と付き合っているからには最終的には気持ちだけではなく体も繋げたい。

通じ合いたいとそう思うが、その段階はまだ早すぎると思っていた。

だが、その日から咲のことが今まで以上に頭から離れなくなっていた。

性欲なんて持ち合わせていないような、禁欲的で清楚な彼女が。

あどけなさの残る顔で、薄い唇で「えっち」と言う。

反則やろ‥‥と小さく呟いた。

咲「どうかしたんですか先輩?顔真っ赤ですよ」

セーラ「い、いや…別にへんなことは考えてへんで!」

慌てて言い訳をすると、咲が淹れてくれたコーヒーをごくごくと飲み干した。

咲「へんな先輩」

くすくすと笑う咲がいつもより蠱惑的に見えて困る。 

咲「それにしても、今日は蒸し暑いですね」

そう呟いた咲が襟元をくつろげた。

セーラ「…っ!!」

ちらりと見える胸元にセーラの鼓動が跳ねる。

持っていたコーヒーカップが手から滑り落ちた。

セーラ「熱っ…」

ほんの少し残っていた中身が指にかかり、思わず声を上げる。

咲「先輩、大丈夫ですか?」

咲がセーラの指を手にし、止める間もなく口に含んだ。

セーラ「あっ…」

そのまま指をちゅぱちゅぱと舐められる。

唇から覗く赤い舌が、自分の指に絡まるその様を呆然と見つめる。

瞬間、下半身にずくんと落ちる重い熱。

咲「あ、先輩の。おっきくなってますよ」

ズボンを押し上げるその塊に咲はくすりと笑う。

セーラ「…誰のせいやと思ってるねん」

顔を真っ赤にし、ぼそりと呟く。

咲「ね、先輩。しゃぶってあげましょうか?」

セーラ「なっ、ななな…っ」

動揺し、思わずどもるセーラの前で咲が四つん這いになる。

咲の手がベルトを外し、ジジ、とファスナーを下ろしていく。

開放を切望しずくずくと脈打ってたそこが、咲が下着を引っ張ったと同時にぶるりと顔を出した。

セーラ「さ、咲……やめ……っあ!!」

咲はそのまま躊躇いもなく猛った肉塊を口に含んだ。

喉奥まで導いて、余った部分は両手で包み込んで刺激される。

股間に顔を埋め、醜悪な色形をして反り返るそこに健気に、そして美味しそうに口に含む咲の姿。

セーラ「……っう」

咲の口の中でセーラの質量が更に増していく。

咲「ん、ぅ…ふ、…んむ」

セーラ「ぁ……、はぁ……っ」

生暖かい咲の口腔内で舌を絡められるその感覚に、蕩けそうな程の悦楽を感じて体が震える。

ちゅうちゅうと窪みに一生懸命吸いつく姿にいっそ頭を掴んでめちゃくちゃに突き上げたくなる。

が、そんな童貞丸出しなことをしてどうすると理性を必死にかき集めた。

咲「じゅる…れろれろ…じゅるる…ちゅぱちゅぱ…」

セーラ「あっ、あ……咲、もう出る、から……離し……っ」

咲「いいですよ、出してください」

一旦口を離してそう告げた咲が、再び肉棒を咥える。

じゅるじゅると先走りを吸い込みながら頭を動かすと、セーラはあっけなく限界を迎えた。

セーラ「で、る……っ」

体を震わせながらびゅくびゅくと咲の口へと精液を吐き出す。

躊躇いなく咲はそれを飲み込んだ。

咲「ん、んくっ…」

残滓をも搾り取るようにして窪みに吸い付く。

セーラ「はぁ、はぁ、はぁ…すまへん咲。中に出すつもりは…」

咲「いいんですよ。…ね、先輩」

セーラ「…ん?」

咲「ここに、挿入れたくないですか?」

両手の指を使って、くぱ、と広げられた咲の秘所は綺麗なピンク色をしていた。

とろとろに熟れたそこは、中に入ってきたものにねっとりと柔らかく絡み付いて来そうなのが見ただけで分かった。

ひくひくと轟く内壁は自分を待ち詫びてそうなっているのだろうか。

セーラは思わずごくりと唾を飲み込んだ。

セーラ「咲…っ」

咲「ぁ、んっ…」

おずおずと膣口に自身を押し当てると、ちゅぷ、といやらしい音が鳴った。

今ならまだ戻れる。そう思うが健気でいやらしい恋人を目の前にしたら、

そんな理性の固まりのような思考はあっという間に崩れ去った。

早く早くと促すように収縮を繰り返す内壁に従って、ゆっくり慎重に腰を進めていく。

セーラ「っ…咲の中、凄っ…」

咲「あっ、あっ…先輩の…入って、くる…っ」

腰を沈めると同時に内壁に包まれる面積が増えていく。

ねっとりと絡み付いてくるそこは、肉棒が蕩けそうなくらい熱い。

気持ちいい。そう思った瞬間、ぱちゅんっ!と半分程まで入っていた楔を勢いよく根本まで埋めていた。

咲「ひぃっ、ぁ、あああっ…!」

セーラ「あ、ごめ、っ」

目を見開き、丸い瞳が涙と共に揺れているのが酷く申し訳ないのに興奮する。

優しくしたいのに腰が、本能が言うことを聞いてくれない。

破爪の血がぽたぽたと咲の秘所から滴り落ちる。

その赤い色を見て少し冷静さを取り戻したセーラは、成るべく負担を掛けないようゆっくり腰を動かす。

口を半開きにし、セーラに動かされるまま上下に揺れる咲。

最初こそ想定外の質量に戸惑いを見せ、はふはふと一生懸命呼吸をしていたが

慣れてきたのか次第にとろんとした表情になり、半開きになった唇から甘い声が漏れ始めた。

ずぷ、ずぷ、ずぷ

咲「あっ、あぅっ、んっ…んんっ」

セーラ「咲…っ」

亀頭で奥を集中的に突き上げる。

咲の膣内は熱棒をきゅんきゅんとくわえ込み喜んでいる。

締め付けられる度に全てを持っていかれそうになる。

奥歯を食いしばって何とか耐え、強弱を付けて攻め立てていく。

じゅぷっ、じゅぷっ、ぐちゅっ、ぐちゅんっ

咲「ひあぁっ!あっあっ!はぁんっ!」

セーラ「は、ぁ…っ」

律動を繰り返しながら咲の唇にキスを落とす。

僅かに開いた隙間から舌を忍ばせると、咲の舌が熱く絡みついてくる。

パチュッ!パチュッ!パチュッ!

セーラ「んっ、んぅっ…ふっ…」

咲「あふぅ…んんっ、んんんっ、ふぅっ…ん―――…っ」

上も下も繋がって、とろとろになって、愛した証をぐずぐずに濡れそぼつ咲の奥に注ぎ込んだ。


――――――――――――

セーラ「ごめんな。俺、咲を大事にしようと思っとったのに、こんな…」

咲「謝らないでください。先輩を誘うようなことをしたのは私なんですから」

咲「…不安だったんです。私は先輩と早く一つになりたいって思ってたのに、先輩はそうじゃないのかなって…」

セーラ「そんなわけあらへん!俺やって、咲とやりたくてたまらんかっ…」

勢いで本音を言ってしまって、はっと言葉を切りセーラは顔を赤らめる。

そんなセーラの態度に咲は花が綻ぶように笑った。

咲「セーラ先輩に、私の初めてをあげられて嬉しいです」

潤んだ目で微笑みながら囁かれ、セーラの肉棒が咲の中で再び硬度を取り戻していく。

咲「…ふふ。もう一度しちゃいます?」

セーラ「咲…でも、身体辛くないんか?」

咲「大丈夫です。それに、もっと先輩と気持ちいいことしたいです」

そう言って咲は軽く腰を揺らめかせる。

セーラ「っ…全く、咲には適わんなぁ…」

くすりと笑う小悪魔な恋人の誘惑に負けてしまったセーラは

誘われるままに、その細い身体を力いっぱい抱きしめた。


カン!

セーラ相手には誘い受け咲で。次回は洋榎咲。
輪姦物と誓子咲にビビっときたのでいずれ書きたいです。

洋榎の家に泊まりに来る時、咲は必ずひとりでお風呂に入る。

単純に明るいところで裸を見せるのが恥ずかしいからだ。

そう言うと洋榎は「それがええんやろ」と唇を尖らせたが、咲にだって譲れないものはある。

湯船から上がった咲はバスマットの上に体育座りし、

ボディーソープを大量に手のひらに乗せて脚先を念入りに洗った。

指の間と間、爪の隙間の汚れさえ逃さないように一本一本丁寧に洗う。

普段だったらここまでしないのだが、

洋榎と会う日はこれくらいやっておかないと後で後悔することになるのは目に見えていた。

洋榎「咲、お風呂まだかいな?逆上せてないか?」

逆上せやすい咲を心配した洋榎が風呂場のドアを開け顔を覗かせる。

咲「大丈夫です。今から出ます」

洋榎「分かったわ。髪、乾かしてやるからな」

全身を綺麗に洗い終えた咲は最後にシャワーのお湯で泡を流し、そのまま脱衣所へ出た。

先にお風呂から上がっていた洋榎は待ってましたと言わんばかりにずぶ濡れの咲の世話をやく。

最初こそ「自分で出来ます」と断っていた咲も、

自分がやってあげたいんだと譲らない洋榎に折れる形ですべて面倒を見て貰っていた。

身体をバスタオルで優しく拭き、ドライヤーを掛け終えて

下着の上にロングTシャツだけを着た咲を洋榎は後ろからふわりと抱きしめた。

その暖かさに微笑みながら身を寄せる咲だったが、

前にまわされた洋榎の手がTシャツの中に入り込み、身体をまさぐり出してきた。

咲「あっ…、洋榎さんダメ…」

洋榎「そのお願いは聞けへんな」

咲の軽い身体をあっけなく押し倒した洋榎が身動きを奪うように咲にのし掛かる。

その瞳でじぃと穴があく程見詰められると、じたばたと抵抗していた咲は途端におとなしくなった。

白い肌がさっと朱色に染まる。

大好きな洋榎に見られている。そう思うだけで咲の身体はじわりじわりと熱を持った。

そうなるように、長い時間を掛けて教え込まれたのだ。

洋榎「咲、顔真っ赤やな。今さらなのに照れてるんか?可愛ええなぁ」

蕩ける笑顔で甘い言葉を囁かれて、咲は思わず耳を塞ぎたくなった。

聞き心地の良い洋榎の声が、耳から侵入して咲の思考を溶かしてしまう。

顎を掬われ触れるだけのキスをされる。

柔らかく落とされる口付けに、緊張で固まっていた咲の身体はゆっくりと緩んで来た。

咲「はっ、はぁ…洋榎さん、もっとください…」

洋榎「咲はキスが大好きやな。唇、真っ赤になってるで…、ん」

咲「ん、んっ…やだ、やめないで…」

洋榎の頭に腕を回した咲は、自ら舌を伸ばして洋榎を誘った。

肉厚の舌が絡まり合い、擦り合わせるとぞくぞくとした快感が背筋を這う。

咲は夢中になって洋榎の咥内を舐め尽くした。

溢れたふたり分の唾液を、喉を鳴らして懸命に飲み干していく。

しばらく咲のしたいようにさせていた洋榎が、咲の薄い唇を舐めてキスを中断させた。

そしてぼうっとした表情でキスの余韻に浸っている咲の片足を掴む。

はっとした咲が脚を引くよりも早く、洋榎は指先にねっとりと舌を這わせた。

生ぬるい咥内の感触に咲はびくりと身を震わせる。

親指から小指まで、洋榎は一本一本丁寧に舐めしゃぶっていく。

指先を銜えて思い切り吸い上げると、咲は背中を反らして甘い声を上げた。

咲「あっ、洋榎さ…だめ…汚いです、からぁ、舐めないでくださ、ひぁ…っ」

洋榎「汚くなんてないで。咲は足の指も可愛いわ…んっ…」

咲「そんなとこ、可愛い訳ないです…!ん…あっ!もう、やぁ…」

足首をがっちりと拘束された咲は洋榎から逃れることも叶わず、ただ身を捩らせる。

その間も洋榎は咲の左右のつま先を挟み込み、ちゅうちゅうと子供のように吸った。

くすぐったいような、背筋がぞわぞわするような感覚に襲われる。

咲は朱色の瞳からぽろぽろと透明の涙を零しながら「ゆるして…」と溢した。

けれど咲が嫌がっているだけではないことを洋榎は見抜いている。

脚の指の間に舌を捻込ませながら、洋榎が小さく笑った。

洋榎「咲、いい加減認めろや。イヤなだけやないよな?本当は気持ちええんやろ?」

咲「ちが、違います…!あっ…も、洋榎さんのいじわる…っ」

洋榎「だってココ、濡れてるで?」

咲「んあぁっ…!」

ショーツの上から秘部を弄られ、咲はたまらず嬌声を上げる。

脚を舐められるなんて、あんなにイヤだったはずのに。

何度も何度も繰り返し行われるうちに、咲のなかでこれは気持ちのいい行為だとすり込まれてしまった。

感じたら駄目だと思うたびに、ますます追い詰められて、身体の芯を這うような感覚に身を焦がしてしまう。

洋榎「ほら、もうびしょびしょやないか」

身悶えながら洋榎の手から逃れようとする咲を見つめ、

洋榎は愉しそうに笑みながら咲のショーツをはぎ取った。

洋榎「どろどろになるまで気持ちよくしてやるわ」

咲「い、イヤです…脚、離して…あっ、ひぃっ!舐めちゃ、やだぁ!」

持ち上げた左脚を口に含んだ洋榎は、じゅるじゅると唾液を絡めて爪先を吸い上げた。

左手は咲の秘部に伸ばされ、くちゅくちゅと音をたてながら弄り倒す。

咲「はぁんっ!」

洋榎「気持ち良さそうやな。これなら脚だけでイけそうや…」

咲「…えっ?む、ムリ…!そんなの出来ません…!」

洋榎「やってみなきゃ分からんで?咲は最近敏感やし、大丈夫やって」

爪先を口に含んだ洋榎は舌先を器用に使い、咲の指の隙間や薄い皮膚にぺろぺろと舌を這わせる。

足先から迫る逃れようのないじわじわとした快楽が、咲の背筋を這って来た。

今は弄られていない秘部もひくひくと収縮しながら愛液を垂れ流している状態だ。

早くイキたい。その一心で咲は洋榎に縋りついた。

咲「洋榎さ…だめ、だめぇ…!脚、離してぇ!もうっ、イっちゃいますからぁ…!」

洋榎「もう限界か?もうちょい頑張れるやろ」

咲「ん、あ、あっ…!ムリ、も、だめ…イ、く…あああ、駄目ぇっ!!」

親指の付け根に歯を立てられて、痛みに頭の中が真っ白になったかと思うと

身体を大きく震わせ咲は絶頂した。

洋榎「咲、脚だけでイケたやん」

咲「はぁ、はぁ…」

洋榎「そういうウチも、咲の脚舐めてたら出してもうたわ」

咲「…っ」

白濁を零す洋榎の肉棒を見せつけられ、耳まで真っ赤に染めた咲はブランケットを拾い上げ頭から被った。

そのまま羞恥心でぷるぷると震える咲が愛しくて仕方ない。

が、愛する恋人に拗ねられたままでは困ってしまう。

洋榎「咲、怒らんといて。仲直りのキスしようや」

咲「……はい」

もそりとブランケットから顔を出した咲は、両手を広げた洋榎の腕の中に飛び込んでいった。

首筋に鼻先を埋め、すんすんと匂いを嗅ぐ。

洋榎自身の汗の香り。

ずっと嗅いでいたくて甘えるように鼻先を押しつけていると

くすぐったそうに笑った洋榎にぎゅっと抱き締められてしまう。

洋榎「咲はウチの匂い好きやなぁ」

咲「べ、別にそんなことないです!嗅いでたら安心出来るだけです」

洋榎「ウチも咲の脚舐めてると安心できるし、興奮するで」

悪びれもなく変な性癖を笑顔でカミングアウトされ、咲はがっくりと肩を落とした。

はぁと溜め息を吐く咲の顔中に、洋榎はキスの雨を降らせていく。

普通とは違う嗜好の恋人を持つのは大変だ。

そう思いながらも、そんな彼女にべた惚れしている自覚のある咲は

自らも洋榎に顔を寄せて、目を閉じてその唇を塞いだ。


カン!

足フェチな洋榎にしようと思って書いたらふたなり関係ない話になっちゃいました。
次回は週末に豊音咲書きます。

彼女とのセックスは捕食に似ている。

女子高生としては平均的な身長の咲と、規格外の身長の豊音。

その身長差は実に頭二つ分ほどある。

こうして馬乗りで見下ろされる度、喉元を食い千切られる草食動物の気持ちが些かばかり分かる気がした。

豊音「なーんか、余裕そうだねー咲ちゃん…こっちはもう、こんなになってるってのにねっ」

ずぶっ ずぶっ

咲「っひ!あ……ああっ!そこ、や……っんん!」

豊音「はぁっ……あー、ちょー気持ちいいよー」

中に埋め込まれた、これまた規格外の陰茎が角度を変えて細い体を突き上げる。

酷い圧迫感に咲は喉を反らせ、唇を戦慄かせた。

体内におさめるだけでもぎちぎちと膣内が悲鳴をあげる太く長い陰茎が、態とらしく奥を抉るのだ。

豊音の背中にしがみつき、腰を溶かす様な快楽に耐えて叫ぶ。

ずっ、ずっ、ずっ、ずっ

咲「まっ、て……もっと、ゆっくりぃっ……」

豊音「なーに?もっとして欲しいの?」

咲「ちが……っ!っひ、ああっ!」

ニィっと豊音の唇が意地悪くつり上がる。

と両足を大きくM字に開かされ、より一層深く押し込まれる。

ぐぷぐぷっと膣壁を割って中を突き上げる豊音の、悪戯めいた動きがチカチカと視界に火花を散らせて。

ひっと漏れた悲鳴を殺す事も出来ず、反射的に背中にしがみつく指先に力を込める。

長い指に乳房を弄られ、唇から高い声が漏れる。

ぷくりと膨れた先端を慣れた様子で押し潰し、こりこりと指先で転がす。

その度に跨がられた体が大袈裟に震えて。

短く引き攣った悲鳴を上げながら、ぎりっと汗ばんだ背中に爪を立てる。

そんな小さな痛みにも豊音は唇をつり上げたままだ。

ずちゅっ、ずちゅっ

豊音「はぁっ……最初は半分も、挿いらなかった、のに、ね……っ!」

咲「豊音さんのが……あんっ!おっきすぎるからぁっ……」

豊音「お褒め頂き光栄だよー」

咲「ちが……っ、またおっきくな……んああっ!」

ずくんと体内で一回り大きくなった陰茎が咲の喉を引き攣らせた。

当初は半分も収まらなかったそれは今では根本まで深く入り込んで咲の細い体を犯す。

酷い圧迫感と痛みしか感じなかった行為に、溶かすような快楽が伴うようになったのは何時からだったか。

初めて豊音に抱かれた時はあまりの痛みに声を出すことも出来ず、

行為の後は暫くまともに歩く事も出来なかったのに。

豊音の薄く大きな唇をぼんやりと見上げ、思考の溶けた眼を細くした。

じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ

咲「あっ……そこぉっ……そこ、しつこ……ひあっ!」

豊音「だってここ、きもちいーんでしょ?ここ突くと、凄い締まる、もん」

咲「だからぁ、あっ……そこや、だってぇっ!豊音さ……っ!」

長い舌が無遠慮に唇に伸びる。

下唇を這い、無防備に開いた腔内に入り込む生暖かい舌。

ぬとりと絡むそれに些かの抵抗を込めて歯を立てれば、一瞬驚いた様に開かれた眼が細められて。

あっと思うより早く両手で腰を押さえ付けられ、更に奥深くを狙って突き上げられる。

ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅんっ

咲「ああっ!や……だぁっ!くるし……ひああっ!」

豊音「仕方ないよねー、ここに、私の埋まってるんだしっ」

咲「やあっ!あぁん!豊音さ……っ!もうイきそ……だからぁっ!」

豊音「うん、じゃあイってみよー?」

殆ど背中しか床に付いていない様な激しい挿入に咲の太股がぶるぶると震える。

締まりの無い唇から唾液が伝い、潤んだ眼は焦点が合わない。

慎ましやかに膨らんだ咲の胸を豊音の大きな手が這い、乳房を揉みしだいた。

乱暴なその手付きに甘い痺れが走って。

太い陰茎を飲み込む膣がひくんとひくつく。

薄い笑みを浮かべた豊音の長い指が咲の汗ばんだ髪を撫で、

普段の彼女からは想像も付かない様な獰猛な眼が咲を見下ろす。

その獣みたいな眼光に咲は睫毛を震わせた。

中を掻き回される度に甲高い声が抑えられない。

ずっ、ずっ、ずぶっ、ずぶっ

咲「あっ……あっ……はぁっ……あぁんっ」

豊音「っ……そんな、締めないでよー。ね、もう、イきそ?」

深く繰り返されていた挿入が些かばかり浅くなる。

が代わりに太い亀頭が抉るのはGスポットだ。

ぐちゅんっ、ずりゅっ

咲「ひゃうううっ!」

カリが弱い部分を執拗に攻め立てる。

そこを重点的に突かれる度に意思とは関係なく咲の体が大きく跳ねた。

ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

咲「ああーっ!ああーっ!」

豊音「咲ちゃん、完全に飛んじゃってるねー」

左手を咲の背中の下に滑らせてぐっと力を込める。

上半身を起こすようにしてぷくりと腫れた乳房に舌を絡めて吸い上げた。

咲「ひああああっ……!」

と同時に咲の潤んだ眼が大きく見開かれて。

ひときわ大きく仰け反ったかと思うと、華奢な身体を痙攣させて絶頂した。

痛い位の締め付けに小さく唸ると、豊音もまた顔を歪めて吐精する。

どくどくどくっ……

最後の一滴まで溢さない様に腰を打ち付け、豊音はゆっくり息を吐く。

呼吸を整えながら、思いがけず抱き締める様な体勢になってしまった咲を見下ろした。

豊音「咲ちゃん大丈夫ー?」

咲「大丈夫じゃない、です……」

ぐったりと豊音に体を預け、咲はふぅとため息を吐いた。

咲「豊音さんは手加減って言葉を知らないんですか、もう……」

ただでさえ豊音のは規格外なのに、と。

熱ばんで蕩けた眼で恋人を睨みつける。

豊音「もう私以外のじゃ満足できなくなったんじゃない?だって……」

咲「あっ……!」

ぐっと豊音が体を屈め、長い手が両頬の横、まるで檻の様に咲を挟んで。

ニィっとつり上がった唇が触れそうに近付くと、体内に埋まったままの陰茎がずくんと熱を孕んだ。

豊音「咲ちゃんのココ、すっかり私の形覚えちゃってるし」

咲「……っ」

小さな笑い声をあげると、豊音は長い指をぐずぐずの結合部に這わせる。

固さを取り戻した太い楔を呑み込むそこは、滑る様な指の動きにひくっと疼いた。


豊音「じゃあ、早速二回戦いってみよー」

咲「もう勘弁してください……」


カン!

休日で時間あったので巨根豊音も書いちゃった。
あ、放尿モノは苦手なので書けません。華菜咲は良いですね。
次回は週末に2本あげたいです。

休日、町に出て書店巡りをした咲は心地よい疲れとともに電車に揺られていた。

咲(今日は思わぬ掘り出し物が見つかって良かったな)

すっかり上機嫌だった咲だが、電車が次の駅に着いた途端に顔を強張らせる。

乗り換え駅だったせいか沢山の乗客が乗り込んできたのだ。

咲(ううっ、急に混んじゃったよぅ)

隣に立っている人の肩が当たる程ぎゅうぎゅう詰めにされ、思わずため息がこぼれる。

咲(早く家に着かないかな)

本が入った紙袋が邪魔にならないようにと両手で胸へと抱え込む。

その時、妙な違和感を感じて咲は目を見開いた。

咲(な、何今の感触……)

咄嗟に周りを確認するが特におかしな動きをしている人物はいない。

咲(気のせい、かな………んっ!)

先ほどの感触が再び咲を襲う。

誰かの手が、咲の尻を撫でている。

咲(痴漢……?でもそれらしい人はどこにも……んんっ!)

軽く撫でる程度だった手は、次第に尻を揉みしだくような動きに変わる。

咲(な、何で!?この手、一体どこから出てきて……あっ!!)

すっかりパニックに陥る咲をよそに、手は咲のスカートの中へと伸びてきた。

ショーツの上から秘部を指でつつかれ、思わず出そうになった声を咄嗟に押し殺す。

咲(ホントに痴漢なの!?だ、誰か……っ)

がたがたと震えながら助けを求めようとするがあまりの恐怖に声が出ない。

やがて手はショーツの中へと進入し、秘部を直接弄ってきた。

咲「……っ!!」

瞬間、咲はビクリと身体を震わせる。

そこを指で撫でられると快感のあまり意識が飛びそうになる。

快楽と、他人にいいように嬲られていることへの羞恥に顔が赤く染まった。

咲(も、もうやめ……んああっ!!)

唐突に指が膣内へと突き立てられて咲は仰け反った。

一気に中へと入り込んだ指先が、舐めるような執拗さで内壁を擦ってくる。

咲の内股ががくがくと震えた。

内部に入り込み動き回る指に痺れるような疼きが全身に弾ける。

強制的な快感に犯され、咲の抗う意思が急速に衰えていく。

いつの間にか指が引き抜かれ眼差しを朦朧とさせる咲だったが、

尻に当たる硬い感触にぎくりと背筋を強張らせた。

咲「ぁ……っ」

再び胸に沸き起こった恐怖と恥辱。

何とか抵抗しようと後ろを振り返るが、咲を襲っている人物など見当たらない。

なのに見えない手が咲のショーツをずらし、

脈打つ先端を濡れそぼった秘裂にあてがった。

咲「―――っ!!」

思わず息を飲んだその瞬間、ずぶりと身体を割り開く肉塊に

咲は大きく目を見開き声にならない悲鳴をあげる。

圧倒的な質量が、狭い内部を押し広げながら奥へと進んでくる。

ず、ず、ず

咲「あっ……ぐぅ……っ」

何をされたのか分からなかった。いや、分かりたくなかった。

身体が裂けそうな痛みと異物感に息が止まりそうだ。

思わず強張る咲の腰を見えない両手が後ろからがっちりと掴み、有無を言わせず引き寄せられる。

ズンッ!

咲「ひっ……!」

重い衝撃が咲の身体の奥を容赦なく抉った。

銜え込まされたものの大きさに咲がひくっと喉を鳴らす。

もう声を抑え込める自信がない。

咲は持っていた紙袋を口に当てて噛み締めた。

ズプッ ズプッ ズプッ

咲「んっ……んっ……んんっ……」

硬い切っ先が何度も敏感な柔肉を突き上げてくる。

段々と痛みの中に背筋を震わすような感覚が混じってきていた。

その火花のように散る快感の火種に、咲のくぐもった悲鳴が口を押し付けた紙袋に解けていく。

抵抗する心を置き去りにして、身体は誰のものかも分からない手に揺さぶられ甘くとろけ始めている。

ズチュ!ズチュ!ズチュ!

咲「んんっ!んんっ!ふぅ……っ!」

激しい律動を受け止めきれず、両膝が力を無くしていく。

崩れそうになる咲の細い身体を見えない手が抱きすくめるように支え、

力強い脈動が咲を追い詰めていった。

咲「……っ!!」

一際強く膣奥を突かれた瞬間、咲の背筋が弓なりに反る。

ぎゅっと閉ざした瞼の裏に一瞬のスパーク――――

身体の中で鼓動していた何者かの脈が弾けた。

咲「ぁ……っ」

どろりとぬかるむ感触が咲の体内で広がっていく。

繋がる部位の隙間から白濁が流れ出し、咲の脚を伝い落ちる。

車掌「次は、――――駅」

咲の降りる駅がアナウンスされたその瞬間、中からずるりと熱棒が引き出される。

咲「…ッ」

よろりと崩れ落ちそうになった咲を見えない手ががしっと支える。

その手が咲の乱れた衣服を整えると、耳元でそっと囁かれた。

?「なかなか楽しめたっすよ。……じゃあ、いずれまた」

そのどこかで聞いたことのある声に引っかかりを覚えたが、

追求するには今の咲は身体も精神も擦り切れて疲れすぎていた。

もう振り返る気力もない咲はがくがくと危うい足取りでドアへと歩いていった。


――――――――――――

和「咲さん、体調はもう大丈夫なんですか?」

放課後、部活後の帰り道。

2日も学校を休んだ咲を和が心配げに見やる。

咲「ん……、もう平気」

咲は咄嗟に作り笑いを浮かべる。

必死にあの出来事を忘れようとするが、鮮明にこびり付いた記憶は頭の中から離れてくれない。

?「お二人とも、お久しぶりっすね」

誰もいないはずの前方から不意に声が聞こえ、二人は驚いて足を止めた。

和「…ああ、驚きました。鶴賀の東横さんですね」

最初はぼんやりと、次第に鮮明にその姿が露になる。

和が穏やかに話しかけるが、咲はその声を聞いた瞬間顔を強張らせた。

咲(この声……!!)

あの電車の中で帰り際に囁かれた声と、全く一致していた……

桃子「どうしたんすかリンシャンさん。そんなに驚いた顔をして」

咲「あ……っ」

にっこりと微笑まれた瞬間、心臓が跳ね上がった。

冷や水を浴びせられたように凍りつく咲には気づかず、和は桃子に声をかけた。

和「私達に何か御用でしょうか?」

桃子「はい。と言っても用があるのはリンシャンさん一人だけっすけどね」

桃子「ねぇリンシャンさん、あの電車の中で――――」

ふってくる――――、あの時の話を。

咲「の、和ちゃん……っ」

咲は桃子の言葉の先を制するように、詰まる喉から無理やり和の名を呼んだ。

和「咲さん、どうかしたんですか?」

咲「あの、私……教室に忘れ物したんで、先に帰っててくれるかな」

和「付き合いましょうか?」

咲「あ、あの……教室じゃないかも知れないんで」

和「そうですか、ではお先に失礼しますね。東横さんも」

軽く目礼した和に、桃子は気さくに手を振る。

やがてその場には咲と、そして桃子だけが残される。

咲「東横さん……、どうして……」

桃子「どうしてリンシャンさんを襲ったのか。聞きたいことはそれっすよね?」

咲の言葉を遮り、桃子は薄ら笑いを浮かべながら言った。

咲「……っ」

桃子「最初は電車の中で見かけたリンシャンさんにちょっぴり悪戯しようと思っただけなんっす」

そう、別に最後までする気はなかったのだ。

だが初心な反応を見せる咲に魅せられ、いつの間にか欲に火がついた。

咲を犯したい。咲の中を味わいたい。

気がついたら猛る自身を突き入れて、思う様咲を揺さぶっていた。

そして咲の中に白濁を注ぎ込んだ瞬間。

自分のなかで目覚めた感情があった。

桃子「私はね、リンシャンさんを自分のものにしたいんすよ」

飄々とした桃子の声が咲を貫く。

桃子「ねえ……いいっすよね?」

ずいっと傍に近づいてくる桃子に思わず後ずさる。

あんな事をしておいて淡々としている桃子が心底怖かった。

咲「わ、私は……あなたのものじゃない」

切れ切れの声で何とか言い返すが、桃子は更に咲へとにじり寄ってきた。

桃子「そんな冷たいこと言わないでくださいっす」

そう言って笑いながら桃子はスマホを取り出し、咲へと見せ付けるようにかざした。

咲『ん……っ、んんっ……』

そこに映っていたのは―――肉棒に犯される自分の姿。

咲「……っ!!」

結合部までしっかりと映し出されたその映像から射抜かれたように目が離せない。

桃子「どうっすか?電車の中なんでたまにぶれるけど、よく撮れてるっすよね?」

咲「ぁ……っ」

桃子「これ、誰にも見られたくないっすよね?リンシャンさん」

咲の全身から血の気が引いていく。膝が震えて身体が崩れそうになる。

桃子は咲の背に腕を回し、その身体を引き寄せる。

ふらりと力なく、咲は桃子の胸に倒れ込んだ。

全身に見えない糸が絡みつく。いや、糸よりも強固な細い無数の鎖。

幾重にも巻き付いて身動きすら許さない程の力で拘束される。

耳元で桃子の声が響く。

桃子「……私のものっすよ。咲」

やがて支配の楔が咲に打ち込まれた。


カン!

桃子咲でステルス痴漢レイプ。
長野で満員電車?とかいうツッコミはなしでお願いします。
時間があれば今晩もう1本書きます。

咲「あっ…何するんですか純さん!」

純「何って、ナニするに決まってんだろ」

土曜日の昼下がり。

純の部屋を訪れた咲は、中に入るなり圧し掛かってきた純に非難の声を漏らす。

純「約束したろ?今度遅刻したら問答無用でヤらせるって」

言いながら咲の服を脱がし始める。

咲「今日はいつもよりちょっとだけ早かったじゃないですか。純さんのケチ」

純「そう、俺はケチなんだぜ。知らなかったか?」

露になった咲の胸の突起を純は指で弾く。

咲「ッ…」

そして咲の後頭部を掴むと乱暴に唇を塞いだ。

咲「んんっ…!」

不意打ちの行為に咲は軽く抵抗するが、

蕩けるような口付けに肩の力を抜き受け入れ始める。

額、瞼、頬…首筋。

次第に純の唇が降りてゆく。

純「いつ見ても綺麗な肌だな」

指でなぞりながらじっと見つめる。

咲「あ、あまり見ないで…」

突っぱねようと伸ばされた咲の手を掴んで、その甲に唇を押し当てた。

純「今さら照れんなよ」

咲の胸に顔を寄せ、乳首を口に含んで転がす。

咲「…ンッ!」

反対の手はもう片方の乳首を摘んだり引っ張ったりして刺激を与える。

咲「あ…っ、純、さん…」

純「イイか?咲」

咲「い、イイ…、もっと…っ」

完全にスイッチの入った咲は、自ら純の頭を引き寄せて胸に押し付けた。


――――――――――――

咲「ぁ…ンン…ッ」

視線を落とすと自分の股の間で動く頭。

咲は腕を伸ばして純の髪に指を絡めると、そのままぐしゃりと乱した。

純「…咲、そろそろ挿れていいか?」

秘部を舐めていた口を離した純が咲に視線を向ける。

咲「ん…、はい…」

純「今日は後ろからヤってやるよ」

咲を立たせ、その背後に回った純が膝裏を抱えて咲の身体を持ち上げる。

ズブズブズブッ

宙に浮いた咲の膣口を灼熱の楔が貫いた。

咲「ふあああぁっ……おっき、い」

純「っ…はあ…、相変わらずキッツイな、咲の中は…」

根元まで肉棒を飲み込ませると純は大きく息を吐いた。

咲「あつ、い…」

純「ん、熱いのか?…そうだ」

純は咲を後ろから抱きかかえた体勢のまま窓際へと歩いていく。

咲「ちょっ…純さんっ!?」

薄く開いた窓の外では、衣や透華らが庭で談笑しているのが見えた。

咲「こ、こんな場所に立ってたら見られちゃいますっ」

焦った咲は身を捩らせるが、後ろから純に抱えられた状態ではどうすることもできない。

純「どうせだから、あいつらにも見せ付けてやろうぜ」

咲「なっ……」

純の言葉に絶句する咲。

そんな咲の反応をものともせず純は腰を動かし始める。

ズッ、ズッ、ズブッ

咲「あっ…純さ、駄目っ、だってぇ…」

下から突き上げられる感覚に咲は身悶える。

視線の先にいる衣達が気になって、いつもより感度良く反応してしまう。

純「俺だけ感じてろよ。そうすれば外なんて気にならなくなるぜ」

背後で囁いた純が腰の動きを早める。

パンッ!パンッ!パンッ!

咲「やあっ…あぁんっ…はあぁ…」

後ろから揺さぶられ続けるうちに咲の意識も甘く蕩け始める。

窓の外の景色も既に頭の片隅へと追いやられ、

ただ体の内を掻き回す純の楔を感じることだけに集中する。

ジュプッ!ズチュッ!

咲「んはああぁっ!純さ、私もうっ…」

純「限界か?俺も、そろそろ…っ」

最奥をぐりっと突いた瞬間、咲が身体を大きく痙攣させた。

咲がイッたと同時に膣内がぎゅっと締め付けられ、

純も咲の中へと精を解き放った。


――――――――――――

咲「もうっ、皆に見られてたらどうするつもりだったんですかっ!」

情事の熱が冷めたと同時に復活する羞恥心。

顔を真っ赤にした咲は純の胸をぽかぽかと叩いた。

純「大丈夫だって。ほら」

そう言って純が指さした先にある窓のカーテンはしっかりと閉められていた。

咲「あ、あれ…?いつの間に…?」

純「咲が善がってる間に俺が閉めた」

ほっと安堵の息をついた咲の肩を純はぐいっと引き寄せる。

大人しく腕の中に納まった咲へと顔を近づけ、その頬に軽く口付けた。

純「咲の乱れる姿を見ていいのは、俺だけだからな」

咲「――っ!!」

にっと不敵に笑みながら言われ、咲は更に顔を赤く染めるのだった。


カン!

次回は年末にまた2本あげます。

放課後、誰もいない図書室で本を捲っていた咲はふわぁと小さく欠伸をした。

いつの間にか相当時間がたっていたようで、空は綺麗な夕焼け色に染まっている。

咲「そろそろ部活にいかないとヤバイかも…」

そう思いつつ、まだ本を読んでいたいという欲求にも逆らえそうにない。

咲「このままサボっちゃおっかな」

ぼそりと呟いたその瞬間。

誓子「ふーん、部活サボるんだ」

咲「ひゃっ!」

突然響いた声に咲は飛び上がるほど驚いた。

咲「ち、誓子先輩っ!どうしてここに!?」

誓子「咲がなかなか部活に来ないから、きっとここだろうと思って見にきたのよ」

咲「あ、そ、そうですか…」

冷や汗をかきながら咲は相槌をうつ。

誓子「で、部活はどうするの?」

咲「も、もちろん出ます!」

背筋を伸ばして答える咲の頭を、誓子の手が軽く撫でた。

誓子「よろしい」

そのまま手のひらで撫で心地の良い咲の髪を弄っていると、

頬を軽く染めた咲が身を寄せてきた。

咲「ん、先輩…」

誓子「あら。こんな場所で?」

咲「どうせもう誰も来ませんって。下校時刻過ぎてますし」

誓子「確かに学校に残ってるのは部活の人たちだけなようね」

咲「ね、だから…キス、して…」

誓子「ふふ。しょうがない子ね…」

くいと誓子に顎を掴まれ、唇が塞がれる。

すぐに差し込まれてきた舌に、咲は自らの舌を絡めた。

段々と激しくなるキスはお互いの頭を空っぽにし、熱を高めてゆく。

咲「ふ、あ…っ」

飲み込みきれずに口の端からこぼれ落ちた唾液を追うように、

咲の細い首筋を舐めながら華奢な恋人の身体を自習用の机の上に座らせた。

誓子の手がスカートに伸びてきて、はっとした咲は慌てて声をあげる。

咲「ま、待って先輩!」

誓子「なに?」

咲「これから部活なのに…っ」

誓子「部活だから、なに?」

咲「え、えっちなんてしたら…部活に集中できなくなります…」

言ってから恥ずかしくなり顔を伏せてしまうが、

誓子はさらりと爆弾発言を言ってのけた。

誓子「玩具を入れっぱなしにされるよりは良いでしょ?」

咲「も、持ってるんですかっ!?」

誓子「冗談よ」

冗談に聞こえないから怖い。

誓子「サボろうと思った罰よ。今日はここで最後までヤってから部活ね」

咲「そんなっ!」

誓子「問答無用よ」

咲「誓子先輩の鬼畜…」

誓子「何とでも。さ、観念しなさい」

咲「ひゃっ!」

スカートを捲られ、下着がずるりと下ろされる。

咲「だ、誰か来たら…っ」

誓子「さっき誰も来ないって咲が言ったんでしょ」

咲(墓穴掘っちゃったー!!)

誓子「さあ、覚悟はいい?」

いいわけない。

半泣き状態で首を横に振るが誓子はふっと笑いそれを却下した。

咲「んんっ!」

膣口につぷりと指が入りこんでくる。

必死に声を上げまいと唇を噛んで堪える咲を見て誓子は苦笑する。

その頑なな口に、宥めるようにキスをする。

すると自然と咲の唇を噛む力が緩む。

その隙に誓子は再び舌を差込み、咲の口腔内を弄ぶ。

行き場のない咲の手は誓子の制服にしがみつき、快感に震えていた。

ぐちゅ、ぐちゅ

咲「んっ、うぅ…」

膣内に埋め込まれる指が増えるたび咲の身体がびくっと震え、

くぐもった悲鳴は誓子の口の中に吸い込まれた。

咲「ふうぅ…、んうっ…」

誓子「もう三本も入ってるわよ。ん、そろそろ解れてきたかな…」

指をひき抜き、誓子は咲の身体を反転させ机の上に上半身をうつ伏せにさせる。

後ろから咲の腰を掴み、すっかり溶けた膣口を熱い自身で埋めていく。

咲「あ、あ、あああ…っ」

誓子「はぁっ…」

全て納めて、互いに熱い息を吐き出した。

誓子「動くわよ、咲」

咲「はい…んっ…あん…」

ゆるゆると動かれて、咲は甘い声を漏らす。

肉塊が咲の狭い膣壁を擦りあげていく。

下半身は誓子に腰を持ち上げられている為安定感がなく、

咄嗟に手で掴むものを探すが広い机の上では掴めるものが何もない。

ただされるがまま、後ろから揺さぶられる体制に、いつもより強い快感が身体の中を駆け巡る。

ズッ、ズッ、ズブッ、ズブッ

咲「んっ…あっ…あっ!ひゃうっ!」

びくんと跳ねた腰を追うように付き込まれて、咲は喉元を晒して大きく仰け反った。

誓子「もう、イきたい?」

ぐっと腰を押し付けられながら耳朶を食まれれば拒むことなんて出来ない。

咲「あっ、せんぱ、も……イかせ、て……んひゃああっ!」

弱い部分を切っ先で抉られて高い声が上がる。

強すぎる快楽に首を打ち振って涙を零せば、今度は最奥まで貫かれる。

ズチュッ!ズチュッ!ズチュッ!

咲「あっあっ…も、もうっ…駄目っ……あっ、ああぁぁっ!!」

誓子「…っ!私も、イく…っ」

激しく追い上げられて、咲は甘い悲鳴をあげながら絶頂した。

それと同時に中がきつく締まり、誓子もその心地よさに導かれるまま

咲の膣奥へと情欲の印を注ぎ込んだ。


――――――――――――

由暉子「二人とも随分と遅かったですね」

爽「本でも読み耽ってたとか?」

揃って部室へと入ってきた咲たちに声がかかる。

咲「え、えっと…」

返答につまり、咲は助けを求めるように誓子を見やった。

誓子「ええ。ちょっと咲と寝てたもので」

成香「へっ?」

爽「んっ?」

咲「!?!?!?」

しれっと言いのける誓子に咲の頭はパニック状態になる。

揺杏「おいおい二人で居眠りかよ。どうりで遅いと思ったぜ」

咲「!!そ、そうなんです!本読んでたら眠くなっちゃう時ってありますよね!あはは」

都合よく勘違いをしてくれた揺杏に感謝しつつ、咲は咄嗟に言い繕い乾いた笑い声をあげた。

同時にとんでも発言をしてくれた恋人を軽く睨み付ける。

が、そんな咲の視線にも態度を崩さず飄々としている誓子。

咲(…誓子先輩のばかばかばか!)

心の中で悪態をつく咲をよそに、緩やかに部活の時間は過ぎていった。


カン!

書ければ今夜もう1本あげます。
監禁物いいですね。宥咲でやりたいです。

咲「レギュラーですか、私が!?」

放課後の部室。監督の言葉に咲は思わず弾んだ声を上げた。

アレクサンドラ「ええ。咲、あなたには大会での活躍を期待しているわ」

咲「あ、ありがとうございます!」

日本人で、しかも1年生の自分がいきなり名門校のレギュラーに選ばれるとは。

喜ぶ咲を、周りのレギュラーたちがこぞって祝福する。

ネリー「おめでと、サキ」

ダヴァン「おめでとうございマス」

ハオ「同じ1年生ですし、ともに頑張りましょう」

明華「ラララ~♪」

咲「皆さん、ありがとうございます!」

アレクサンドラ「昨年活躍した智葉が転校したのは誤算だったけど、あなたが来てくれて助かったわ」

咲「いえ、そんな…」

アレクサンドラ「それじゃあ、これから咲のレギュラー入りを祝うパーティを始めましょうか」

咲「…えっ?パーティ?」

思わずきょとんとする咲に、意味深な笑みを向けるアレクサンドラ。

アレクサンドラ「―――さあ。楽しい楽しいパーティの始まりよ」


――――――――――――

ぐちゅぐちゅと自分の身体から洩れる卑猥な音が耳に届き、

咲は恥ずかしくて消えてしまいそうになる。

顔をそむけようにもアレクサンドラの手が咲の頬に添えられ、目を反らせないように固定されていた。

そしてもう片方の手は咲の下腹部に這わせ、秘所をまさぐっている。

時折ぐいと勢いつけて中へ指を入れられ、

イイところを突かれてビクビクっと体が震える。

咲「ァ…ッ」

アレクサンドラ「声を我慢する顔が本当にそそるわ、咲」

咲「監督…、私の能力を買ってくれたんじゃないんですか…?」

泣き出しそうな表情でそう訴えるが、そんな咲の怯える様を楽しげに見つめながら言った。

アレクサンドラ「もちろん咲の雀士としての能力は高く買っているわ」

咲「じゃあ、何でこんなこと…」

アレクサンドラ「あら、あなたを楽しませるためにやっているんじゃない」

咲「こんなの楽しくなんてありませんっ…」

アレクサンドラ「そのうち良くなるわ。きっとね」

そう咲の耳元でささやく声にぞくりと悪寒を走らせる。

アレクサンドラの瞳から注がれる眼差しは温かさと狂気が混じっていた。

ダヴァン「監督、生殺しデス」

ネリー「いいかげん代わってー」

同時に放たれた二人の声に咲は体を震わせる。

アレクサンドラは二人の不平に首を振った。

そして咲の両手を拘束している明華に視線を送る。

アレクサンドラ「明華」

明華「分かりました」

頷いた明華は懐から匂い袋を取り出し、咲の鼻へ押し付ける。

咲「こ、れは…?」

明華「催淫効果のある高木を合せたものです」
 
咲「っ!!」

明華の言葉に、咲は反射的に身を捩った。

ダヴァン「暴れちゃ駄目デスよ」

が、すぐにダヴァンの手で押さえられる。

がっしりとした腕が咲の両頬を掴み、香から逃れるすべを奪う。

逃げられない。

諦めが頭をよぎり、咲は絶望感に固く目を閉じた。


――――――――――――

咲「アッ!…ぁん…はぁ…」

少しの刺激で簡単に反応する咲の身体を、レギュラー達は興味深げに眺める。

ハオ「もっと良くしてあげますね」

秘所に口を寄せ、愛液が滴るそこをハオがぺろぺろと舐めまわす。

咲「ひあぁっ!」

舌でクリトリスを貪られ、膣口をじゅるじゅると吸われると

咲の身体が強い刺激に震えだす。

咲「あ、あ、ああっ…」

口から涎を流し、善がる咲の姿は、普段がストイックなだけに余計艶やかに映る。

ネリー「いい声で鳴くね。それならこれはどーかな」

咲の足を持ち上げて、ネリーが大腿にかぷりと噛みついた。

咲「やああん!ぅ…んぁ…」

面白いほどに咲は反応する。

少し前までは必死で抵抗し、懸命に声を我慢していたというのに。

媚薬の効果は想像以上だとアレクサンドラはほくそ笑んだ。

明華の口づけにも従順に応え、自分から舌をからめていく様は

今までの咲からは考えられない。

ダヴァン「気持ちいいデスか?サキ」

真っ白な咲の首筋に口づけの跡を残しながらダヴァンが問いかけた。

咲「あっ…はぁ…イイ…です、とても…」

ダヴァン「正直で可愛いデスね」

素直な咲の反応に気を良くしたダヴァンはもう一度首筋へ唇を寄せる。

咲「アッ…ンンッ!」

身体の至る所を触れられ、口づけを落とされる。

咲は絶えず声をあげ続けた。

荒い息がこだまする中、アレクサンドラは咲の顔を見ながら笑う。

アレクサンドラ「いい顔になってきたわね、咲」

咲「ン…」

アレクサンドラ「1回だけ、お願いを聞いてあげるわ。解放してほしいというならすぐにでも解放してあげる」

片目を伏せてアレクサンドラはにこりと微笑んだ。

だが、咲は反対に泣きそうなほどに顔をくしゃくしゃにして呟く。

咲「…ひどい…です」

アレクサンドラ「うん?」

分かっているくせに、わざとアレクサンドラは首をかしげる。

咲「はぁ…っ、監督…」

アレクサンドラ「何かしら?」

咲「挿れて…下さい…」

咲の言葉にアレクサンドラは満足げに笑った。




咲「ひゃああああん!!」

一際強く突き上げられて咲は大きな声をあげる。

幾度となく出された精液が秘所から零れ、

何十回と行われた出し入れにじゅくじゅくと泡立っていた。

ダヴァン「どうデスか、サキ?」

咲「ああっ…ンン、気持ち…いい、もっと…もっと、くださ…っ」

汗と白濁にまみれながら、咲は自ら腰を振って刺激を求めた。

ずぶっ!ずぶっ!

咲「あああああっ!!」

膣奥を突かれ、咲は嬌声とともに絶頂する。

ネリー「満足した?サキ」

横から咲の乳房を弄っていたネリーが問いかけてくる。

咲「…もっと、ちょうだい。もっといっぱい、熱いの…」

ネリー「サキはおねだりが上手になったね」

咲の甘えた口調にネリーはご褒美と言わんばかりに頭を撫でる。

ハオ「でも5人分の精液が中に入ったままだから、一旦掻きださないとダメですね」

だらしなく白い液がごぽごぽと溢れ出した咲の膣口を見ながらハオが言う。

明華「いい子にしててくださいね。サキ」

明華が二本の指を突き立てて掻いてやると、咲はひゃんっと甘い声をあげた。

その様を横から眺めていたアレクサンドラは薄っすらと微笑む。

肉欲に負け、堕ちるとこまで堕ちた咲はもはや自分たちの傀儡だ。

アレクサンドラ「ふふ……次はまた私が可愛がってあげるわ。咲」

咲「はい……抱いて、監督……」

頬を染めて嬉しげに腕を差し伸べてくる咲に応えるべく、

アレクサンドラは猛った自身を咲の中へと埋め込んだ。


カン!

臨海咲で輪姦モノ。
次回は華菜咲かマホ咲で。

風越との練習試合後。

恋人の華菜を家に招いた咲は部屋でくつろいでいた。

華菜「なあ、さっき言ったこと忘れてないよな?」

ずずっと紅茶を飲む咲の耳元で華菜が囁いてきた。

華菜「麻雀で一度でも咲に勝ったら、何でもいうこと聞いてくれるって」

咲「そんなこと言いましたっけ?」

とぼけてみたけれど、痛いほどに耳を噛まれて、諦めて認めることにした。

咲「で、何をそればいいんですか?」

華菜「そうだな。とりあえず、自分でやってるとこ見せてくれ」

咲「…そ、んなの…」

華菜「何でもするって言ったよな?」

咲「うっ…わ、分かりました…」

華菜「じゃあ見やすいように服を脱ぐし!」

言われるままに、咲は制服を脱ぎ始める。

華菜の眼差しを痛いほど感じてドキドキする。

咲「んっ…」

そろそろと手を伸ばして自らの秘所に触れた。

指を絡めていって、自分好みに手を動かす。

華菜の視線を気にしているせいか、いつもより敏感になっている気がする。

咲「あっ…はぁ…」

押し殺した吐息を零しながら、ちらっと華菜に目をやる。

まっすぐに咲を見つめる目には、はっきりと欲望の炎が燃えていた。

途端にびくっと身体を震わせる咲に、華菜は意地悪く笑った。

華菜「声、出せよ」

咲「…そんな、恥ずかしい…こと…」

そう思うのに、聞き慣れた華菜の声に反応して身体が熱くなっていく。

全身を這い回る華菜の視線に、ただ自分でする時の何倍も感じてしまっていた。

咲「…はっ…あっ…んんっ…」

知らず知らず、吐息に甘い声が混じる。

華菜が喉の奥で笑うのが聞こえた。

早く終わらせてしまおうと少しだけ手を早く動かすと、

濡れた音が部屋に響いて羞恥に顔が赤く染まる。

見せ付けるように足を開いてしまっていたけれど、もう恥らっている余裕なんてない。

咲「んっ…あっ…ああぁっ…!」

仰け反って、ねだるように腰を突き出しながら咲は絶頂した。

肩で息をしながら華菜を見やると、欲望に濡れた目でこちらをじっと見ていた。

華菜「…ちょっと待ってるし」

そう言った華菜が咲の部屋から出て行く。

暫くして戻ってきた華菜の手には、バターが握られていた。

華菜「キッチンから拝借してきたし」

咲「それを、いったい何に使うんですか…?」

嫌な予感がして眉を顰めながら尋ねると。

華菜「これを身体中に塗りたくるし!」

咲「嫌で…」

華菜「何でもするって約束だったよな?」

咲「うっ…」

こうなったらヤケだ。華菜からバターを受け取った咲は

指先で掬い取り、自分の身体に塗っていく。

華菜「ちゃんと胸にも塗るし」

咲「…はい」

バターを乳房の周りに、そして先端にと塗りつける。

乳首を濡らしたバターがとろりと零れて、胸から腹を汚していく。

それをじっと見つめる華菜の眼差しを意識しながら、

もう一度掬い取ったバターを反対側の胸にも塗りつける。

華菜「今度は入り口にも塗るし」

咲「…っ」

顔を真っ赤にしながら、秘所にもバターを塗りこめていく。

華菜「メチャクチャ濡れて…光ってるな」

ごくっと唾を飲み込んだ華菜が上ずった声で言う。

咲「バターの、せい…はっ、んっ…」

華菜の言うとおり、バターを塗りこんだ咲の秘所は妖しく濡れ光っていた。

咲「もう、いい…でしょ…」

華菜「ん、美味しそうなバターの匂いがするし!」

咲に覆いかぶさった華菜が胸にむしゃぶりついてきた。

咲「あんっ…!」

バターを舐めとるように強く舌を押し付けられる。

ちゅる、ぺろぺろ、ちゅぱっちゅぱっ、じゅるるるっ

咲「やっ…華菜さ、もっ…ああっ…」

執拗な舌の動きに高い喘ぎが抑えられない。

華菜は胸への愛撫を止め、咲の股の間に顔を埋めた。

咲「ひゃうっ!」

柔らかい舌が、信じられないほど強く秘部をかき混ぜてきた。

たまらず咲は腰を揺らしてねだってしまう。

咲「あっ…あんっ…いい…っ」

華菜の舌の動きに合わせて甘ったるい声を上げながら、咲は体を震わせる。

華菜「せっかく塗ったバターが溶けちゃったし。また塗ってやろうか?」

顔をあげた華菜が意地悪く言ってくる。

咲「もっ…いいから、華菜さん…はや…く、ほし…」

華菜「りょーかい」

恥ずかしさを堪えて口にした瞬間。

柔らかく解けていた膣口に、熱いモノが押し当てられる。

そのまま容赦なく一気に貫かれて衝撃に目がくらむ。

それを華菜に強くしがみつくことでやり過ごそうとした。

ズッ、ズッ、ズッ

咲「やっ…華菜さ…待って…あぁっ…」

それなのに、衝撃が完全にひく前に激しく揺さぶられてしまう。

苦しいほどに強く貫かれては引き抜かれる熱い塊が、

抉るように感じるところを擦りあげていく。

ズップ、ズップ、ズップ

咲「あんっ…あっあっ…ああぁっ…」

すっかり熱を持っていた身体がそれに耐えられるはずがなかった。

奥まで入り込んできた華菜の肉棒を力いっぱい締め付けて身を震わせる。

華菜「くっ…」

きつく抱きしめられて、限界まで突き込まれた瞬間。

身体の奥で華菜の欲望を受け止めると同時に咲も絶頂の時を迎えた。

咲「はっ…ん…華菜さん…」

恍惚と笑みを零す咲の耳朶を、華菜は軽く噛んだ。

華菜「ごちそーさん、咲。美味しかったし」

咲「……ばか」

にっと笑う華菜に、耳まで真っ赤にした咲はぼそっと呟く。

華菜「次は生クリームプレイなんていいかもな」

耳元で聞こえた恋人の言葉に、咲は全力でスルーすることにした。


カン!

明けましておめでとうございます。
新年1発目は華菜咲バタープレイで。
次回はえり咲書きます。

ホテルに着いてすぐえりにコールすると、部屋番号を告げられた。

フロントには寄らずに直接部屋に向かう。

えり「早かったわね。咲」

久々に会った恋人の顔を見た瞬間衝動的に抱きついてしまった。

えり「咲…」

優しく背中を抱き返される。

肺一杯にえりの匂いを吸い込んで、冷え切った身体が少し温まる。

咲はえりに手を取られ、ソファに座らせられた。

コートも脱いで、セーター1枚になると大分寛いだ気持ちになる。

テーブルにはルームサービスらしいサンドイッチとロゼワインが置かれていた。

サンドイッチは咲用にと注文してくれたらしい。

咲「ちょうどお腹空いてたんです。頂きますね」

えり「咲はサンドイッチ好きよね。咲がサンドイッチ食べてる姿って、凄く可愛いわ」

咲「もぐもぐ…、そうですか?」

えり「ええ」

そう言ってえりはワイングラスを手に取った。

いい香り。えりの表情が緩む。

イチゴのようなベリー系の甘い香り、口に含むと爽やかな飲み口。

渋みは少なく、仕事疲れの身体が癒される。

えりはくいくいグラスを傾けて、早々に一杯を飲みきった。

咲「ロゼなんて珍しいですね」

えり「いつも白か赤だったからね。でもたまにはロゼも悪くないわ」

ふふっと笑みながら二杯目を口に運ぶ。

いつになくハイペースで、既に少し酔っているらしく瞳が潤んでいる。

咲「えりさん、あまり飲みすぎないようにしてくださいね」

えり「大丈夫よ。……咲もちょっとだけ飲んでみる?」

咲「ええっ?私未成年ですよ?」

えり「少しだけなら大丈夫よ」

ワインを口に含み、咲の細い腰を抱き寄せて、そのまま唇を塞いだ。

咲「…んっ」

フレッシュベリーの甘く爽やかな香りとともに液体が口内に流しこまれる。

えり「…ん…ふ…っ」

咲「っ…う、んん…ふぁっ」

咽喉の奥まで口腔中を嘗め回し、舌を絡めて貪ると、咲が背に腕を回して抱きついてきた。

えりのセーター越しの体温が熱くて、密着した場所すべてが咲には酷く心地よく、興奮する。

幾度貪りあっても飽き足らない、身を焦がすようなキス。

角度を変えて深く溶け合った。

鼻での息が追いつかず限界になった咲の唇が解放される。

そのまま首筋を舐め耳たぶを甘噛みされ、耳殻を舌でねっとりとねぶられた。

咲「ッ!ひゃっ、ンンッ!やっ、…ッ!」

首も耳も弱くてビクビクと身体が竦む。

えり「咲…、ベッドまで運んであげましょうか?」

咲「んっ…ここで、して…ください…」

潤んだ瞳で囁いてきた咲に再び唇を求められ、素直に応じた。

箍が外れたように唇を貪りながら、咲の身体をソファへと横たえた。




咲「ひゃっ、あっ、ああっ…ッンン、ふあっ、ッア、やあっ」

ガクガクと揺さぶられながら、咲はえりの背中に必死にしがみつく。

ひっきりなしに嬌声が漏れ、甘く上ずった甲高い声が勝手に咽喉を通っていく。

身体中が疼くほどの熱に苛まれ、身体の奥に強烈な火種を抱いた。

えり「咲、咲…っ」

大人の余裕の仮面が剥ぎ取られ、遮二無二求められる。

恋人に会えない飢えを感じていたのはえりも同じだった。

ずっ、ずっ、ずっ

咲「ひぅっ、あっ、あっ、あんっ」

淫音が部屋中に響き、二人共に快楽に溺れる。

咲「ああっ、も、だめ……あああーッ!」

あっという間に登り詰めて、頂点に達する。

えり「くっ……咲っ」

同時に根元ぎりぎりまで突き入れられて、膣奥にドクドクと熱い奔流が勢いよく注ぎ込まれた。

んむっと唇を塞がれ、奥に熱く注がれ続けながら、舌が痺れるほど激しく貪られる。

互いに夢中になって暫く深く結びついた後、漸く唇だけ離れる。

咲「はぁ、はぁ、はぁ…えりさ…ッ!まって…っ」

えり「ん、咲。まだ離れたくない」

嵌ったままのえりにぐちゅぐちゅと出し入れされて、咲はその背に縋りついた。

たった今大量に出した楔はガチガチに硬いままだ。

えり「まだまだ…足りない…」

埋め込んだままの熱い杭で咲の膣内をかき混ぜた。

じゅぷっ、じゅぷっ

咲「やぁんっ…ひぁっ、あっあっ…」

ぐっ、ぐっ、と数度こねくり回され、堪らず縋った。

えり「咲、気持ちいいんでしょう?すっかり覚えちゃったわね。恥ずかしい事も、いっぱい」

咲「あっ、んんっ…はい、全部ぜんぶ、えりさんに…教わりましたから…んぁっ」

えり「でも、まだまだ覚えてもらわないといけないわ。咲を気持ちよくできるのは、私だけだって」

咲「はい…っ、教えてえりさん、もっと、もっと…っ」

咲は腕を伸ばし、えりの背を強く抱きしめた。



そのままソファで2回、お風呂場に行って1回、戻ってからベッドで2回。

じっくりとえりに抱かれ、気を失うように眠りに落ちて。

気が付いたら朝になっていた。

咲「…ん」

えり「目、覚めた?」

咲「は、い…」

えり「声、少し枯れてる。私のせいね」

ちゅっと瞼に口付けられ、くすぐったさに身を捩る。

その拍子に腰がずきんと痛んで眉を寄せた。

咲「つっ…」

えり「咲…手加減できずに本当にごめんなさい」

咲「いえ。その、私も…気持ち良かったですから…」

言ってから恥ずかしくなって顔を伏せた咲に、

えりは淡く微笑んでその身体をぎゅうっと抱きしめた。

えり「今日は一日オフだし、ずっと咲の傍にいてあげる」

咲「ふふ。嬉しいです、えりさん」

普段はなかなか時間が合わなくてデートもままならない咲とえり。

束の間の甘い逢瀬に、二人はただひたすら幸せな時間を享受した。


カン!

次回は3日か4日に宥咲とマホ咲あげます。

コトン。

テーブルの上に水の入ったグラスが置かれる。

口を付けた所から滴が伝い、テーブルを僅かに濡らした。

宥「ごめんね咲ちゃん。私これから学校だから…大人しく待っててね?」

着替えを終えた宥が部屋の電気を消した。

まだ昼間だというのに遮光カーテンが閉まりきっているため、途端に室内は真っ暗となった。

宥の細く長い指が咲の肌をそっと撫でる。

ぴくりと肩を揺らしたのを確認して、宥は満足そうに微笑んだ。

宥「待ってる間は玩具で遊んでていいからね?」

咲「ふっ…んぅ…」

一人用のソファに座らされた咲は猿轡をくわえさせられ、両手は後ろ手に縛られ、目隠しをされ、

秘部にはバイブを突き刺されて、振動にピクピクと身体を揺らしている。

着ているのは大きなシャツ1枚。

ボタンは外している為、何度も交わった証につけられた鬱血が首から鎖骨にかけて散らばり、

快楽に慣れてしまった膣内は絶頂を求めて痙攣していた。

宥「じゃあ、行ってくるね」

無邪気な笑顔で咲に手を振って、宥は学校へと向かって行った。

暗闇の室内で、バイブ音だけが響いていた。

弱い振動が延々と続く。

内壁を刺激されビクビクと身体を揺らすのに、いつまで経っても絶頂は訪れない。

此処に監禁されてから、食事もお風呂もトイレも宥に全て世話をされていた。

行き過ぎた宥の愛情が咲の心を侵食していく。

咲(宥さん…早く帰って来てください…宥さん宥さん宥さん宥さん宥さん)

宥が帰ってきたら、すぐにイかせてくれる。

うんと優しくしてくれる。

膣壁を玩具によって浅く刺激し続けられ、秘所からぽたぽたと愛液が滴り落ちた。

この部屋で何度も宥と身体を重ね、愛を囁かれた咲の精神は限界を超えていた。

暗闇の中、咲は人形の様な生気のない虚ろな瞳で、宥が出ていったドアに耳を澄まして帰りを待つ。

咲(宥さん、宥さん、宥さん、宥さん、宥さん、宥さん、宥さん)

思い浮かべるのは宥の妖しく美しい微笑のみ。



憧「宥姉、引退して暇してるでしょ。たまには打ってかない?」

校舎でばったりと会った憧に声をかけられるが、宥はやんわりと断った。

家で待っている愛しい恋人のために一足でも早く帰りたいのだ。

誰にも邪魔されない二人だけの世界…

自分がいなければ何も出来ないように、いっぱい甘やかせて目茶苦茶に愛でてあげた。

咲が壊れたラジオの様に何度も何度も宥の名を呼ぶ姿を思い出すだけで興奮する。

初日の夜は和や照の名を叫んで助けを求め、嫌がる姿に苛立った。

自分の名を呼ぶまで何度も揺さぶり貫いた。

2日目の朝は、すすり泣く華奢な肩を抱き寄せて、咲を守るのは私しかいないと囁いた。

嫌がって逃げ出そうとした咲をタオルと縄で拘束した。

悪戯に小さなローターを秘部に埋め込み、電源を入れたまま、宥は高校へと登校した。

水分と栄養補給が出来るようにと、ゼリー状のドリンクをすぐ側のテーブルに置いてきたから

お腹を減らして待たせる事はないだろう…

帰宅したら、涙と唾液でぐちゃぐちゃになった咲が「たすけてください」と懇願してきた。

秘所を少し弄っただけでイってしまった咲を見て、宥は優越感を覚えた。

3日目も、玩具を埋め込み学校へ行こうとしたら、咲に「行かないで」と泣き叫ばれた。

可愛い恋人の願いは叶えてあげたかったが、1日目の時に休んでしまったので

どうしても自室に籠るわけにはいかなかった。

だから、猿轡を噛ませた。

昼休みに一度学校を脱け出して、食事をあたえに来てみれば、

玩具を抜いてくれと必死で懇願された。

宥「好きって…愛してるって言ってよ、咲ちゃん…」

そう言って深く口付け、ゆっくり唇を離せば、まだ電源の入っているバイブに肩を揺らした咲と目が合った。

咲「…宥さん…すきです…」

その日、宥は学校に戻らず、そのまま咲を夜まで抱いた。

宥「咲ちゃん、咲ちゃん…愛してるよ…」

4日目の昨日も、咲に家で待ってもらう事となる。

咲「いやです!宥さん!行かないでください!」

宥「ごめんね咲ちゃん…ちゃんと学校に行かないと、玄ちゃんや他の誰かがここに来ちゃうかも知れないの…」

宥「そうしたら、一緒にいられなくなるかもしれないし」

そう言って咲の柔らかな髪を撫でてあげると、朱色の大きな瞳が宥だけを映した。

咲「宥さん…私待ってます…」

虚ろな瞳でそう呟いた咲を抱き締めてキスをした。

宥「時間が空いたらすぐに帰ってくるからね。お昼は必ず咲ちゃんの為に1度帰るから」

後ろ髪を引かれる思いで宥は登校した。

手の拘束と猿轡と玩具に加えて目隠しもしてあげた。

不安になった咲が宥の名前だけを呼び、宥にだけ助けを求め、宥だけを見つめる。

自分は咲に愛されてるんだ。

帰宅すればいっぱい愛して愛して尽くしてあげる。



そして5日目の今日。

咲「ああっ…ひぅっ…あっ!あっ!あっ!」

突かれる度に嬌声を上げる咲に、宥は満足げに口の端を引き上げた。

宥「咲ちゃん、咲ちゃん、咲ちゃんっ」

ぐりぐりと内を探る様に、激しく揺さぶる宥の動きに合わせて咲は腰を振る。

ぱちゅっ、ぱちゅんっ

咲「あんっ!ああっ!ひあぁっ!」

卑猥な水音と、肌がぶつかり合う音だけが暗闇に響く。

咲「ああっ……もう、イくぅ……っ」

体内で射精された宥の熱を受けて、咲の身体がびくびくと痙攣した。

中に塗りたくるようにゆるゆると出し入れすると、宥の肉棒が勢いを取り戻す。

宥「うふふ。今日はいっぱい愛を結ぼうね…」

繋がったまま体制を変え、今度は後ろから腰を深く突き入れた。

咲はただただ快楽に身を任せ喘ぎ続けている。

ずぶっ、ずぶっ、ずぶっ

咲「あっ…あんっ…あぅっ」

宥「咲ちゃん大好きっ…愛してる愛してる愛してる」

咲「はぁっ…私もだいすきです、宥さん…」


やっと私に心を開いてくれた…

愛しい愛しい私の咲ちゃん…

可愛い私だけの恋人…

これからもずっと…永遠に愛し合おうね。咲ちゃん…


カン!

後でマホ咲もあげに来ます。

マホ「咲せんぱーい!迎えにきましたよー!」

今日は咲と遊びにいく約束の日。

待ち合わせの時間より2時間も早く咲の家に着いたマホは、

咲の部屋の扉を勢い良く開けた。

マホ「せんぱ……あれ?まだ寝てるんですかぁ…」

ベッドの上ですやすやと寝息をたてている咲にため息を吐く。

マホ「せっかく早めに家を出たのに~」

ふくれ顔のマホはベッドへと近づくと咲の身体をゆさゆさと揺さぶった。

マホ「咲先輩、おーきーてー」

咲「う…ん…」

マホ「もー、先輩ったら」

身体を揺らしても全く起きる気配のない咲に、マホの顔がさらに膨れていく。

マホ「せんぱーい、早く起きてください…でないと、マホ悪戯しちゃいますよ…?」

咲「ん…」

マホ「悪戯…しちゃっていいんですね、先輩…」

気持ち良さそうに眠る咲に顔を近づけ、その唇をそっと塞いだ。

薄く開いた口の間から舌を差し入れ、咲の舌に絡ませて吸い上げる。

マホ「ふ…んちゅ…ふうぅ…んん…」

咲「ん…」

未だ起きる気配のない咲のパジャマをくつろげ、ピンク色の乳首に吸い付いた。

マホ「ちゅうう…ちゅぱっ…ん、咲先輩のおっぱい美味しいですぅ」

咲「……う、んんっ…!?」

性感帯を刺激された衝撃に咲の目がぱちりと開く。

目が覚めた瞬間、自分の上に跨って胸に吸い付いているマホに一瞬言葉をなくす。

咲「えっ、ちょ、マホちゃん…!?」

マホ「あ、咲先輩。やっと起きてくれましたね」

咲「あの…マホちゃん、これはいったいどういう…」

マホ「だってぇ、せっかく迎えにきたのに先輩が起きてくれないから」

ちょっぴり悪戯しちゃおうと思ったんです、と全く悪びれもせずにマホが言いのける。

咲「だってまだ6時だよ?待ち合わせは8時だったでしょ!?」

マホ「そうなんですけど。でもマホは早く先輩と遊びに行きたかったんです」

咲「うう、分かったから…とりあえず上から退いて、マホちゃん」

とにかく着替えようと、咲は自分の上に乗っかったままのマホに言う。

マホ「ねぇ先輩…マホのコレ、元気になっちゃいました…」

ベッドから出ようとする咲に、マホが高ぶった自身を見せ付ける。

咲「え…」

マホ「マホ、先輩に挿れたいなぁ…」

咲「ええっ!?む、無理無理!今からプール行くんでしょ!」

マホ「せんぱぁい…」

咲「やっ、駄目だったら…」

潤んだ目で迫られて、そのまま押し切られそうになる咲だったが。

咲「そ、そうだ!口、口でするから!!」

慌ててそう告げた咲に、マホはぱあっと目を輝かせる。

マホ「ほんとですか!わぁい!」

咲「はぁ、何で朝っぱらからこんなことに…」

深くため息を吐きながら、咲はマホの肉塊をくわえ込んだ。

口をすぼめて上下に頭を動かす。

マホ「ん、イイです…先輩の口の中、気持ちいい…」

腰を揺らしたマホが熱い吐息を漏らす。

そのままちゅぱちゅぱとマホの肉棒をしゃぶっていると、快感に潤んだ目でマホが呟いた。

マホ「はぁっ…咲先輩、マホもしてあげます…」

咲「え?」

マホ「脚、こっちに向けてください」

咲「う、うん…」

言われるままに、体勢を入れ替えてマホの前に脚を向けて寝転がる。

マホは咲のパジャマのズボンをずり下ろしてベッドの下へと投げ捨てると、

両の手で咲の股をかぱりと開いた。

マホ「うふふ。先輩のおまんこ可愛いです」

咲「も、もう…そんな恥ずかしいこと言わないで…」

眼前に晒された咲の秘所を、マホの舌がぺろりと舐めあげる。

咲「ひゃっ…!」

そのまま秘裂に沿ってぴちゃぴちゃと舐め回すと、咲の口からひっきりなしに甘い声が漏れた。

咲「あん…あっ…はぁ…」

マホ「先輩、マホのも舐めてください」

咲「…ん…」

言われるままに、再びマホの肉棒を口に含んだ。

舌で舐めあげて、あむあむと柔らかく食むように口を動かす。

咲「ふっ…んん…ちゅぱっ…」

マホ「ん…ちゅ…じゅる…じゅるる…」

部屋の中に二人分の吐息と水音が響きわたる。

身体の奥で荒れ狂う快感を必死に逃そうと、咲は大きく息を吐いた。

咲「はぁ…っ」

喘いだ拍子に身体が勝手に反り返り、マホの柔らかな髪の先が内股の敏感な皮膚に当たる。

咲「んふぅ…!」

マホ「咲先輩、気持ちいいですか?」

答えたくても過ぎた快楽に言葉が出ない。

こくこくと頷くのが精一杯だ。

マホ「ん…、くすぐったいです、先輩の髪が当たって」

くすくすと笑ったマホにクリトリスを強く啜られる。

咲「ひああ…っ!」

途端に体をびくりと揺らし甲高い声を上げた。

マホ「うふふ。咲先輩かわいい…」

かあっと耳まで真っ赤になった咲は、お返しとばかりに

尖らせた舌先でマホの亀頭をぐりぐりと練りこむように舐め回した。

マホ「あぁんっ!」

嬌声とともにマホが身体を大きく揺らす。

じゅぷ…ぴちゃぴちゃ…じゅるる…ちゅぷっ…

マホ「せ、んぱい…、マホ、そろそろ出そう、です…っ」

咲「私も…もう…イきそ…」

お互いの感じる部分を刺激し合いながら、二人ともに高みへと駆け上る。

マホ「あっ…も、出…るっ」

ぶるっとマホの身体が震えて口の中の塊が脈動し、熱い飛沫が喉の奥へと注ぎ込まれる。

同時に咲も全身を大きく震わせ絶頂の時を迎えた。

咲「はぁっ、はぁっ」

マホ「咲先輩、気持ちよかったですぅ…」

起き上がったマホがとろんとした表情で笑みを浮かべた。

咲「ん…、そうだねマホちゃん」

咲も上体を起こして微笑み返す。

咲「っと、そろそろ着替えて出かける準備しないと…」

床に散らばった下着を拾おうとベッドを降りかけた咲だったが。

マホ「ねぇ咲先輩…マホの、またおっきくなっちゃいましたぁ…」

マホが高ぶった自身を咲の太股に押し付けてきた。

咲「ええっ、もう?マホちゃんったら元気すぎ…」

仕方ない、とマホの肉棒に伸ばしかけた手を制される。

マホ「マホ、今度はこっちに挿れたいです」

そう囁いたマホが咲の膣口を亀頭でぐりっと擦りつけた。

咲「ひぁん!…だ、駄目っ…今からプール行くんでしょ!」

マホ「プールよりもマホのモノで溺れてください、咲先輩…」

咲「あっ、駄目だったらぁっ…挿れちゃ…だ、め……ああああっ!!」

暴走した後輩の勢いは止められず、

結局その日は一日中ベッドの上で泳がされる咲だった。


カン!

次回はビッチ咲で。

咲「ねぇ……」

乱れたシーツの上で、咲はしどけなくキスをせがむ。

咲「爽さん……」

名を呼ばれ、爽はその淫らな誘惑に導かれるように咲の唇にキスを落とす。

咲「ん…ぅ…っん」

爽の背に腕を回し、咲は貪るように舌を絡める。

背中に回された手が悪戯をするかのように爽の背筋を撫でた。

楽しげに瞳を輝かせながら、咲は爽の反応を探る。

爽「……なんだ?また欲しいのか……?」

咲「ん……、欲しい……」

既に二度ほど身体を繋げ蜜を注ぎ込んだ場所をさらけ出すように、

咲はしなやかに脚を広げ爽を誘う。

咲「きて……?」

欲情に潤んだ瞳が、淡く色づいた肌が、咲の全てが爽を誘う。

それに抗えるはずもなく、咲の中へと身を沈めていく。

ゆっくりと全てを飲み込ませて咲の様子を伺う。

咲「ふっ…ぁん…っん」

爽の楔をくわえ込んだ咲は、せり上がる快感に惜しげもなく淫らな声を漏らして

悦楽に表情を蕩かしている。

爽「さっき、さんざん…突き上げてやったろう?まだ足りないのか…?」

自身を飲み込み離さないとばかりに締め付けてくる膣壁に感じ入り、

熱い吐息を漏らし腰を動かしながら爽が呟く。

咲「だってぇ…んっ!二回なんかじゃ…あん!足りないよぉ…」

爽「あいつらにも…こんだけヤらせてるのか?」

咲「んっ…はぁ…、爽さん…?」

爽「大星、園城寺、辻垣内に荒川。私の他に咲が関係を持ってる奴らだよ」

咲「あっ、んんっ…そうですね、皆とはお友達ですから…ぁんっ」

爽「友達?セフレだろ、この淫乱っ」

ずぶずぶっ!

咲「はああんっ!」

爽「感度良すぎだろ。ココに咥え込むのがそんなにいいのか?」

言いながら、続きを強請るように腰を淫らに揺らめかせている咲の身体を持ち上げる。

自らは寝そべり、騎乗位の体勢を取らせた。

咲「ひゃうっ!」

繋がったまま身体を起こされた衝撃で、膣壁を強く擦られ甲高く喘ぐ。

爽「咲の好きな体位…だろ?」

爽が言うと、咲は艶めいた笑みを浮かべて頷いた。

咲「はい…好きぃ…深い場所に、爽さんのが…んっ、来るからぁ…っ」

返事を言い終わらないうちに、咲は自ら腰を振り始める。

自分の上で体を揺らし悦楽に喘ぐ咲の姿を眺めながら、

抑えきれない情欲が沸いてくるのを感じる。

咲「爽さん…っも、動いて…っ、強く、掻き回してぇ…」

爽「…咲っ」

こみ上げる衝動のままに、咲の腰を掴んで腰を回すように動かした。

じゅぶっ、ずっずっ、ずちゅっ

咲「ああんっ…はあぁ…すごっ…イイ…」

内壁をかき混ぜられ、咲が甘い声を上げる。

背を反らせて悦ぶ咲の喉元に、自分がつけたものではない鬱血跡を見つけた。

瞬間ドロリとしたものが胸のうちに湧き上がる。

以前、都内のホテルに智葉と腕を組んで入っていった咲を見かけた時と同じ感情。

咲「あっ…!」

上に乗っていた咲をどさりとベッドに押し倒した。

細腰をベッドから完全に浮く高さまで抱え上げ、肉棒を根元まで咲の中に埋没させる。

滾る感情に突き動かされるまま、乱暴に腰を打ち付けた。

ズパンッ!ズパンッ!ズパンッ!

咲「あうッ…ああっ…あああっ…!」

強すぎる刺激に、宙に浮いた咲の脚が感電したようにビクッビクッと跳ねる。

めちゃくちゃにしてやりたい。

もっと酷く喘がせて、もっと強い快楽を覚えこませて。

咲が自分のことしか考えられなくなるように。

ズチュッ!ズチュッ!

咲「はぁっ…ア、アアッ…爽さんっ、もっと…もっと突いて…あぁんっ!」

ピストンを強めながら、嬌声をあげ続ける咲の乳房を揉みしだく。

自身を包み込む蕩けるような膣内の熱さに、

総毛立つような快感がゾクゾクと全身を駆け巡る。

熱い。燃えるように熱くてたまらない。

このまま咲の柔肉に取り込まれて溶かされてしまいそうだ。

焦熱と快楽に侵された爽はただ欲望のまま咲を貪る。

この四角い空間には、獣のように睦み合う二人しか存在しない。

五感が知覚するのは自分と相手だけ。

爽(私と、咲だけだ……)

たとえそれが馴れ合うだけの、身体だけの関係だとしても。

今この場所に見えているのは間違いなくお互いだけ。

感じているのは互いの熱さだけだ。

今だけは、この瞬間だけは、咲は自分一人のもの――――


カン!

いまいちビッチさを出し切れなかった…次回は春咲で。
あと10人ほど書いて和咲で〆ようと思います。
書くキャラも決まってます。絹ちゃんか玄かで迷ってる話が1つだけありますが。

咲「だ、駄目だったら春ちゃん…」

春「どうして?」

咲「だって…こんな場所で…」

誰もいない放課後の教室。

春に迫られ机の上に押し倒された咲は困惑顔で身を捩った。

そんな咲の抵抗も意に返さず、春は咲の制服をまくり上げる。

咲「あっ…駄目だったらぁ…」

おへその窪みをぺろりと舐められ、咲はいやいやとかぶりを振る。

咲「んあぁ…お願い春ちゃん、離してぇ…」

春「いや」

きっぱりと咲の懇願を拒絶した春は、舌を咲の乳房へと移動させる。

胸の突起に歯を立てると、あむっとかじりながら舌を這わせた。

咲「ひ…っ!」

びくりと咲の身体が大きくしなる。

ぺろぺろと乳首を舌で弄びながら、咲のスカートの中へと手を這わせる。

咲「あっ!」

下着の上から秘部を弄ると、焦った咲が本格的に抵抗し出す。

咲「春ちゃんっ、ここ教室だって!いつ誰が来るか…」

春「大丈夫。もう皆帰ってるから」

咲「で、でも先生とかが見回りに…ひゃっ!」

下着の中に手が入り込み、ぐちゅぐちゅと掻き混ぜられる。

咲「ああっ…ん…だめ、だったらぁ…っ」

快感にびくびくと身体を揺らしながら、それでも必死に言い募る。

春「だって、今日は部活であまり咲と絡めなかったから」

咲「だからってこんな場所じゃ…んあっ!」

春「こんな場所だから逆に興奮して良いと思う」

妙に冷静に言いながら、春はそそり立つ自身を取り出し咲に見せ付ける。

春「それに私のコレも、もう我慢できないって言ってる」

だから…挿れていい?と耳元で囁かれて咲の身体がびくんと跳ねる。

咲「だめっ、挿れちゃ…」

春「どうしても駄目?」

咲「…んっ」

頑なに拒絶する咲に観念したのか、春はため息を一つ吐いて頷いた。

春「じゃあ、今日は挿れないから」

挿れない、と言う言葉に安堵した咲は、重い頭を机に預けた。

安心しきっている咲を眺め、春はくすりと微笑む。

春「なら、咲はココで私のこと気持ちよくして?」

咲「えっ…」

春「ほら、しっかり足閉じて」

咲「あっ」

咲の身体を反転させ、その背中に覆い被さる。

そして閉じさせた太ももの隙間に猛った肉棒を捩じ込んだ。いわゆる素股というやつだ。

にゅる、と春の張り詰めた楔が咲の秘部へと擦りつけられる。

咲「あんっ!」

腰を揺すり始めた春の動きに咲の身体がびくびくと震える。

春の肉棒が感じる部分を擦り上げるたび、咲の秘裂はひくひくと収縮する。

咲「ふぁっ…んん…」

春「咲、いやらしい声出してる」

咲「んぅ…だってぇ…」

春「ココも熱くなってる。ね、挿れてほしいんじゃない?」

背後から囁きながら、咲の膣口を亀頭でぐりぐりと摩擦した。

咲「あぁん…だ、ダメぇ…」

振り返ってかぶりを振る咲の狭い窄みに狙いを定めて、

いきり勃つ肉棒をゆっくりと押し込んでゆく。

咲「あっ、あっ…挿れないって、言ったのにぃ……」

春「ごめん。やっぱり咲の中でイきたくなった」

咲「春ちゃんの嘘つきぃ……ひああっ!」

根元まで咲の中に収めた春が動き出した。

ぐちゅっ、ぐちゅっ

春「う、あ…、気持ちい…腰、止まらない…」

咲「やっ…やんっ!そんなに激しく動いたら、音が外に…っ」

教室中に響き渡る卑猥な水音。

誰かが廊下を通りかかったらきっと聞こえてしまう。

焦る心とは裏腹に、咲の身体は春の律動にビクビクと反応し収縮する。

何度も固い亀頭で膣壁を擦られると、たまらず甘い声が口から洩れてしまう。

ずちゅっ!ずちゅっ!

咲「あんっ!あんっ!春ちゃ、そこっ、やぁ…っ」

春「嫌、じゃなくて気持ちいいでしょ」

そういう素直じゃないとこも可愛いけど、と春が腰の動きを強める。

ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!

咲「あぁんっ!奥までっ…届いてるぅ…っ」

春「咲こそ声大きすぎ。確実に外まで聞こえてるよ」

くすりと後ろで笑う春の声がする。

咲「…っ!んぅ…っ」

咄嗟に声を押し殺すと同時に、復活した緊張感に膣内をぎゅうっと締め付けた。

春「んっ…咲、もう…で、る…っ」

後ろで呟かれた言葉とともに、熱い飛沫が咲の中へと流し込まれた。

咲「はぁっ…あつ…い…」

春「ふっ、ふぅ…咲…」

背後から春にぎゅうっと抱き込まれる。

咲「ん…春ちゃん…」

背中に感じる暖かな春の鼓動にうっとりと目を閉じそうになる。

が、はっと我にかえった咲は慌てて衣服を整えだした。

咲「だ、誰か来る前に急がないと!こんな所みられたら…っ」

春「咲は恥ずかしがり屋だね」

咲「そういう問題じゃないでしょ!もうっ、春ちゃんのせいで制服がしわだらけ……むぐぅっ!?」

きゃんきゃんと騒ぐ咲の口の中に春はありったけの黒糖を詰め込んだ。

春「そういう煩いこと言う口は封じないとね」

にやりと笑った春は、再び咲の中に猛ったままの自身を埋め込んだ。

咲「むぐー!!」

やがてすっかり暗くなった教室で、二人分の吐息と水音だけが辺りを響かせるのだった。


カン!

次回はやえ咲で。
玄か絹恵かで迷ってた話は絹咲で書きます。

咲(きもちイイ……)

水道の蛇口を思い切り捻り、咲は両手を水圧の強い水の中へと浸していた。

ここ最近時間があれば咲はこうして水に触れている。

咲(なんでだろ?)

自分でもその理由が分からない。

ただ、こうして水に触れていると安心するし、気持ちが良いのだ。

もうそろそろ部活の休憩時間も終わりに近づいているはず。

咲(あと少しだけ……)

そう思っていると、突然後ろから声をかけられた。

やえ「何をしているの咲。休憩時間はとっくに過ぎているわよ」

咲「やえ先輩……」

首だけで振り返ったまま一向に水道を止める気配を見せない咲へと歩み寄ると、

やえは蛇口をキュキュっと捻った。

やえ「水が勿体無いでしょう」

咲「だって冷たくて気持ち良いんですもん」

やえ「……手が、こんなに冷えてる。いつから水に触ってたの?」

咲「えっと、休憩してからずっとです」

休憩に入ったのは10分前の事。

やえが呼びに来なければ咲はずっとあのまま手を水に浸していたのかも知れない。

やえ「その様子だと、今日だけじゃないわね?」

咲「はい……、だって水が気持ちいいから……」

やえ「……原因は、私か」

咲「えっ?」

何故咲の行動の原因がやえなのか、さっぱり分からないといった表情で首を傾げる。

やえ「咲、今日部活が終わったら私の家に来なさい」

咲「分かりました。やえ先輩」

やえの言葉に疑問を感じながらも、

久々の家へのお誘いに心が高揚するのを押さえきれなくなる咲だった。



やえの家に着くと、すぐさま部屋へと通される。

扉を閉めた瞬間、やえの顔が近づいた。

咲「ん……」

久しぶりの口付けは甘い味がした。

くちゅ…と水音をさせながら熱い口腔内へと舌が絡まる。

やえ「咲……」

交わすキスの合間に囁かれる。

咲「はふぅ……」

解放された口付けにやえの唇を見ると、濡れて光っていた。

その光景にドキリと咲の心臓が高鳴る。

やえは咲の制服を殊更ゆっくりと脱がしていく。

それをもどかしく感じた咲は、自分もやえの制服へと手を伸ばした。

咲「先輩……」

すでに咲の瞳は情欲の色に濡れている。

やえは感触を確かめるように、露になった咲の肌に手を這わせた。

咲「ふぁ……んっ」

やえ「熱いわね」

そう指摘されるが、どうしようもなく熱いこの身体は鎮めようがなかった。

もちろん鎮めるつもりもなく、やえにこの燻った熱をどうにかして欲しかった。

弄る手が乳首を掠めると咲は甘い声を漏らした。

ぎしりと音をたててベッドへと押し倒される。

咲の身体に重みが圧し掛かり、首筋にやえの熱い舌が這わされる。

咲「あっ……」

ぞろりと舐め上げられる舌の感触に、腰の辺りに痺れを感じた。

重なった肌から伝わる心臓の音がドクドクとやけに耳につく。

やえもまた、心臓を高鳴らせているのだ。

やえ「もう濡れてるわね」

咲の秘部へと手を伸ばすとそこは既に愛液を滴らせていた。

そのままくちゅくちゅと弄り回すと、咲は途端に甘い声を漏らした。

咲「あぁっ…はあぁ…」

やえ「これだけ濡れてれば大丈夫そうね」

そう呟いたやえが咲の両足を肩に抱え、肉棒を膣口へと当てがう。

咲「ひっ、あっ、あうっ……あぁぁっ!」

ずずっと咲の膣内へとやえの楔が入り込んでいく。

内部は眩むような熱さに満ちていた。

やえ「くっ……」

久しぶりの感覚にやえの口からも声が洩れる。

咲の中はこんなに熱かっただろうか。

こんなに狭く、こんなに容赦なく自分を締め付けてきただろうか。

深く、もっと深く、侵入りこみたい――――

浮き上がった腰を掴み、更に乱暴に突き刺した自身を奥に捻り込んだ。

ぐぷっ、ずちゅんっ

咲「ひあああっ!」

腰を動かしながら咲を見ると淫蕩とした表情をしていた。

やえは途端に動きを止め、咲の瞳を覗き込んだ。

咲「や…ど、して…」

中断された快楽に焦れて、咲は浮かした腰を淫らに揺すった。

やえ「最近、水に触るのが好きだと言ってたわね」

咲「え……」

やえ「原因は私にあると言ったでしょう?」

やえは動かずに咲の汗で張り付いた前髪を梳いてやる。

優しい仕草も今の咲にとっては焦らされているようにしか感じない。

欲情に濡れた濡れた瞳を向けても、一向にやえは髪や耳朶に指を這わすだけだ。

咲「せんぱ…も、だめ…うご…て…っ」

咲の懇願にやえは少しだけ腰を突き入れた。

咲「ああ…っ!」

やえ「知っていた?水に触りたがるのは欲求不満だからなんだそうよ」

咲の中は熱く濡れ、やえの肉棒に絡みつく。

やえ「ここ最近こうして触れることもできなかったからね」

校内や部活で一緒になることはあっても、キスどころか触れることすら無かったのだ。

咲「ちがっ……」

やえの言い方だと自分は欲求不満の表れで水を触りたがっているのだということになる。

咲にそんな自覚はなかった。

無かったからこそ、そんな行動に出たのだとも知らずに。

やえ「違うとでも言うの?じゃあこの求め方は何?」

未だやえが動かずにいると、ゆるりと強請るように咲は腰を蠢かす。

やえ「私を、もっと感じたい?」

頷く代わりに咲は震える唇を開き、キスを強請るように舌を差し出した。

咲「…ん、はぁ…」

ぴちゃりと濡れた音をたてて、その舌に自らの舌を絡める。

やえ「いい子ね…」

咲へと囁きながら、再び腰を掴んで自らの張り詰めた楔を最奥まで突き立てた。

ずぶっ、ずぶっ、ずちゅっ

咲「あっ、あっ、ああっ…ひあぁっ!」

再開された律動に咲はやえの背に両腕を回して快感に打ち震える。

むせび泣きながらくわえ込んだ肉棒を離さないよう締め付け、自らも腰を振り出す。

ギリギリまで引き抜いた自身を勢いをつけて奥まで叩き込むと、

咲は大きく背中を反らせて甲高い悲鳴を上げた。

咲「ああぁぁっ!!」

がくがくと全身を痙攣させる咲。きつく締まる膣内にやえの眉間に皺がよる。

やえ「っ…、咲…っ」

ベッドが軋むほど激しく動いたやえは咲の内部をえぐるように突き入れた。

ぱちゅっ!ぱちゅん!

咲「ひ、あ、あ…っ!せんぱっ、も、だめぇ…っ!」

身体を震わせ絶頂した咲と同時に、やえも咲の子宮へと熱い飛沫を放った。

やえ「はっ、はぁ……大丈夫?咲」

咲「ふっ、ふう……ん、はい……」

やえ「本当に久しぶりね、こうして触れるのは……」

夢見心地に疲労した身体をやえに預けていた咲は、その言葉にぼそっと呟いた。

咲「ねぇ、やえ先輩……どうして最近抱いてくれなかったんですか?」

やえ「……咲に少しでも触れると、歯止めがきかなくなるのは分かってたから」

やえ「今は大会前だしね。無理はさせられないと思ったのよ」

そう言って咲の髪に顔を埋めてキスをした。

やえ「でも、まさか欲求不満になる程だったなんてね」

咲の頭の上からふっと笑い声がする。

咲「だって、先輩が全然構ってくれないから……」

拗ねたように咲が呟く。

やえ「一度でも触れたら止まらなくなるからね」

ちゅっと咲の唇に口付けると、咲もお返しとばかりにキスを返してきた。

甘い戯れにうっとりと酔いしれていた咲を引き寄せ、その細腰を撫で上げる。

咲「あっ……せんぱ……」

やえ「触れたら止まらなくなるって言ったでしょ。今まで触れなかった分たっぷりと可愛がってあげる」

そう囁くとやえはぐるんと身体を反転させ、咲を再びベッドへと縫い付けたのだった。


カン!

次回は絹咲で。

咲「絹恵さん、運転上手ですね」

絹恵「そうか?咲にそう言ってもらえて安心したわ」

18歳になったと同時に教習所に通っていた恋人が車を買ったのは、つい最近のこと。

今日はその絹恵に誘われて二人でドライブを楽しんでいた。

咲「海、綺麗です」

絹恵「そうやな。…じっくり見たいんならこの辺で車とめよか」

キキッとブレーキ音とともに夕暮れの埠頭に車が止まる。

絹恵「…咲」

肩に手をかけられ、絹恵に引き寄せられる。

あっと思った時には膝の上に乗せられ抱きしめられていた。

咲「絹恵さん!?海を見るんじゃ…」

絹恵「仕方ないやん。海よりも咲の方が魅力的なんやから」

咲「もう、そんな歯の浮くような台詞を…」

そう言いつつも頬をうっすらと染めた咲へと、絹恵は顔を近づけた。

咲「ん…」

重なった唇の隙間から絹恵が舌を差し入れる。

絹恵「ふ…んん…ちゅ…」

咲「んっ…んぅっ…ふぅう…」

お互いの舌を絡ませ合う音が車内に響く。

咲「あっ…ん…」

唇を解放した絹恵に首筋をぺろりと舐められる。

そのまま服の中をまさぐられ、どんどん素肌がはだけていく。

咲「んっ…こんな所で…するんですか…?」

絹恵「せや。たまには狭い所でってのも燃えるんとちゃう?」

にやっと笑った絹恵の指が咲の秘部へと伸びる。

入り口の襞を撫で回され、やがて指が膣へと突き入れられた。

咲「あぅっ!」

絹恵「咲の中、私の指に吸い付いてくるわ…」

ぐちゅ、ぐちゅ

咲「やっ…あん…んっ…」

指で膣内をかき混ぜられ、咲の身体がびくびく震える。

絹恵「咲…、もうええか…?」

指を引き抜いた絹恵が、昂ぶった己の楔を咲の秘部へと押し付けてきた。

咲「はい…挿れて、絹恵さん…」

掠れた声でそう告げると同時に肉棒が咲の膣を貫いた。

ずぶ…ずぶずぶっ!

咲「あっ…あああっ…!」

絹恵の肉塊が奥深くまで入り込み融かしていく。

体内を埋め尽くす熱に浮かされて咲の身体が疼き出す。

絹恵「動くで、咲…しっかり掴まっててな」

咲「ん…、はい…」

ずっ、ずっ

咲「あっ…ふぁっ…」

最初は確かめるように小刻みに。

しだいに強くなっていく律動に咲の腰も揺れ始める。

絹恵の動きに合わせて、擦れ合う二人の身体からより大きな快楽を引き出そうとする。

じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ

絹恵「咲、めっちゃやらしい顔しとるで…」

咲「あっ…んっ…あぁ…絹恵さ…」

どちらからともなく唇を寄せ合い、舌を深く絡ませながら。

狭い車の中で恋人たちは夢中になって絡み合う。

シートのスプリングが軋み、車体が揺れる。

ぱちゅっ!ぱちゅっ!

咲「あっ!あっ!あっ!あんっ!」

絹恵「はぁ…、咲…っ」

子宮口まで届く激しい突き上げに、咲の口から絶えず嬌声が洩れる。

狭い空間の中に、絹恵と咲の吐き出す吐息が満ちて窓ガラスを曇らせた。

絹恵「はっ…、あっ、も…出すで…っ」

ぐいっと絹恵に引き寄せられ、熱く潤みきった膣内を深々と抉られる。

咲「あああああっ!」

瞬間、体内にどくどくと絹恵の放った熱が注がれる。

同時に咲も絶頂し身体を痙攣させた。

咲「はぁ…はっ…絹恵さん…」

ぼうっと霞む頭で必死になって支えを求めすがりつく。

絹恵「咲…」

絹恵の手が咲の背に回され、ぎゅっと抱きしめられた。

もたれかかった胸の奥からとくとくと絹恵の心の音が聞こえてくる。

その心地よさに意識が蕩けて、このまま眠ってしまいそうになる。

絹恵「今抜くとヤバイな。ティッシュ…」

咲「ひゃっ!動いちゃ…やっ」

ダッシュボード下の物入れに手を伸ばす絹恵の動きに刺激され、

咲は思わず中を締め付けてしまう。

絹恵「うっ…咲、そんな締めたらあかんっ…力抜き…」

咲「は…はい…」

慌てて息を吐いて膣内を緩めようとするが、意識すればするほど逆に力が入ってしまう。

絹恵「く…、んん…っ」

眉を寄せて絹恵がうめく。

中に挿ったままの肉棒もまた硬さを取り戻している。

一度イッた後でまだ火照りの引いてないその場所を、容赦なく押し広げていく。

咲「な、んで…」

絹恵「咲がきつく締め付けてくるからやで」

絹恵「それにさっきいっぱい出したから…中がぐちゅぐちゅに濡れて、めっちゃ気持ちええし」

にっと笑む絹恵の瞳の中に、ちろちろと獣みたいなむき出しの欲情が燃えていた。

絹恵の手がレバーを倒して座席をリクライニングさせる。

しっかり咲の腰を抱え込んだまま、ぐいっと身体を反転させた。

咲「ああうっ!」

繋がったままの体内を抉られ、喉の奥から悲鳴がほとばしる。

絹恵「すまんな、咲。も…止まらんわ…」

甘い声音で囁いた絹恵に組み伏せられ、腰を掴んで揺さぶられた。

ずちゅっ!ずちゅっ!

咲「あんっ!あぁんっ!」

さっき出したばかりの白濁が咲の中で掻き回されて、

秘所からあふれ出し卑猥な水音を立てる。

強すぎる快感に嬌声を上げ続け、夢中になってしがみついた。

獣みたいに暴れ回る絹恵の背に腕を回し、爪を立てて。


――――――――――――

咲「…ん」

絹恵「あ、咲。起きたん?」

ゆっくりと意識が浮かび上がる。

助手席に寝かされていた咲は上半身を起き上がらせた。

絹恵「ちょっとスイッチ入りすぎてもうたな。ごめんな咲」

咲「いえ、大丈夫です絹恵さん。…あふぅ…」

絹恵「まだ眠いん?もうちょっと寝ててもええで」

咲「ん…、じゃあお言葉に甘えて失礼します…」

シートベルトを締めて、目を閉じる。

絹恵「今度は昼間にドライブしような」

咲「そうです…ね…」

絹恵「お休み、咲」

頭を優しく撫でられる感触に、だんだんと意識が薄れていく。

やがて車が走り出す。緩やかな震動が座席を通して伝わってくる。

暖かくて、心地よくて。

まだ絹恵に抱きしめられているような気がした。


カン!


次回の予告はなし?

>>509
次回は菫咲です。

菫「服を脱げ」

部屋に入った途端言われた言葉に咲は息を飲み込んだ。

菫「早くしろ。それとも、お前が照に恋情を抱いていることをバラされてもいいのか?」

咲「…っ!!」

菫「実の妹に邪な感情を抱かれてると知ったら、照はどう思うだろうな」

咲「………分かり、ました」

消え入るような小声で呟き、咲は自身の制服に手をかけた。

タイ、上半分、スカートと脱ぎ捨てていくその様を菫は無言で眺め続ける。

その喉が楽しげに鳴った。

やがて下着だけになった咲に、菫は無常に言い放つ。

菫「全て脱ぐんだ。そして私の前に跪け」

咲「……はい」

小刻みに震える手で咲はブラを外し、ショーツを足首まで下ろした。

歯を食いしばり俯きながら、菫の前に膝をつく。

菫「舐めろ」

咲「…っ」

菫「聞こえなかったか?私のを口で奉仕しろと言ったんだ」

咲「………分かりました」

ソファで寛いでいる菫のスカートをたくし上げ、肉棒を手にする。

まだ立ち上がっていない肉茎は、それでもずしりと重かった。

おずおずと顔を寄せ、唇を僅かに開いた。だがそれ以上身体が動かない。

菫「何をしている」

咲「う……っ」

頭上から降ってきた硬い声と同時に、いきなり手で頭を押さえつけられた。

不意をつかれて頭は下がり、半開きになった唇の隙間に菫の楔が潜り込む。

ぐぅっと喉の奥が鳴った。反射的に口が大きく開く。

菫は手の力を緩めず逆にぐいぐいと押してくる。

喉奥までみっしりと塞がれて、咲はむせそうになった。

菫「早くしろ。その口と舌で、私を悦ばせるんだ」

言い終えると菫は咲の頭から手を離した。

咲は口を大きく開き、歯を当てないように注意を払いながら肉棒を含んでいく。

咲「んっ……ふ……」

菫「そうだ、それでいい」

満足げに呟く菫の声が聞こえる中、咲は舌でその表面に恐る恐る触れた。

最初とまったく硬さの変わらない肉塊は、舌に異様な感触を与える。

半ばから先に向かって舐めていると、最愛の姉の面影が脳裏を掠めた。

咲「…っ」

涙が溢れそうになるのを堪えながら、今自分がしていることを出来るだけ頭の中から追い出そうとする。

何も感じず、何も思わず、早くこの時を終わらせたかった。

歯を立てるかわりに唇を萎ませ、萎えた肉棒を扱きにかかる。

咲「ふ……ぅ、んん……」

菫「……その気になってきたな。それでいい」

息苦しいまま舌を動かすと、自然に唾液が湧き出てくる。

時折、自分の唾液の鳴る音が鼓膜を震わせた。

そのことにより羞恥心を煽られ、出来るだけ音を立てないように動きがぎこちなくなる。

だが、そのたどたどしく恥らう仕草はいっそ卑猥で、菫の嗜虐心を刺激していく。

菫「ん……、いいぞ。もっと舌を使ってみろ」

笑いを含んだ言葉の中に吐息が混ざり始めた。

それと同時に、体積を増していく口中の肉塊に眩暈がしそうになる。

熱く、硬くなっていく楔が口腔内をみっしりと犯していく。

閉じることができない咲の口の端からは、飲み込みきれない唾液が溢れて顎から滴り落ちている。

それでもがむしゃらに首を振りたてていると、再び頭に手が置かれた。

緩急をつけて揺さぶられたり、菫の好みらしい角度に変えられたりしながら

咲はただされるがままでいるしかない。

柔らかな頬裏の粘膜や顎の上を滑らかな先端でこすられ、身体の奥底から小さく沸き立つ何かがある。

潤んだように赤く染まっていく目元は、いつも淡白で欲など欠片もないように見える咲に

はっとするような艶を与えていた。その表情に目を留め、菫が薄く笑う。

菫「何だ、咲も興奮しているのか?」

靴を脱いだ菫のつま先が咲の股の間を擦った。途端に咲の身体が跳ね上がる。

咲「んんっ……!」

咲の秘部は既に愛液で潤っていた。菫はそこを目掛けてつま先で弄り始める。

咲「ふぅ……っ、んぅっ……」

くぐもった咲の声が室内に響く。

菫「ほら、こっちが疎かになっているぞ」

ぐいっと口の中に楔を突っ込まれ、咲はぎゅっと目を閉じ、がむしゃらに頭を前後に振りたてた。

咲(早く……終わって)

頭の中でその言葉だけを繰り返しながら、

グチュグチュと唾液が音を立てるのも構わず必死に菫への愛撫を続けた。

口腔内の肉棒は、今や完全に勃起していた。

硬くなった肉の棹に舌を絡ませ、先端の膨らみに頬裏の粘膜を押し付ける。

頭上で菫の吐息が漏れた。

菫「その口で、全て……一滴残らず受け止めるんだ」

口の中のものが弾けそうな気配に、咄嗟に首を振って逃れようとした。

しかしそれは力強い菫の手に阻まれて果たせない。

咲「んー……っ!!」

瞬間、口の中に熱い精が勢いよく吐き出された。

ドロリとした白濁を、咲は涙目になりながら無理やり喉の奥へと流し込む。

咲「ごほっ、ごほっ……はぁ、はぁ……」

全て飲み干し、苦しげに呼吸を繰り返す咲を満足げに眺めると、

菫はその身体を軽く突き飛ばした。

無抵抗のまま咲は全裸で床の上に倒れる。

菫「私をイかせた褒美だ。咲にもイイ思いをさせてやろう」

そう言って菫は鞄から電マを取り出し、スイッチをONにした。

咲「……っ!!」

驚愕に見開かれた咲の大きな目が、その振動するモノを捉えて顔を青くする。

咲「い、いや……やめっ」

怯えた表情で懇願する咲の秘所に、菫は容赦なく電マを押し付けた。

咲「あああああああっ!!」

その強すぎる刺激にビクンと咲の身体が大きく仰け反った。

絶頂し、全身を小刻みに痙攣させる咲へと菫は再び振動を近づける。

咲「ひいああああああっ!!もっ、もうやめてええええっ!!」

電マをクリトリスに当てて刺激する。

咲はたまらず身悶え甲高い声を上げた。

そうして電マを押し当てたり離したりする行為が何度も何度も繰り返される。

腰を震わせ、あるいは大きく跳ねさせて、

全身で悶える咲は完全に狂乱の中に落ち込んでいた。

強制的に強烈な快感を与えられ続けて既に息も絶え絶えだ。

もう許してほしい。これ以上されると壊れてしまう。

咲「たすけて」

涙とともに零れ落ちた哀願は、ぞっとするほどなまめかしく響いた。

咲「助けて……、菫さん……」

目の前の菫に必死に手を差し伸べ、その腕に頬を擦りつけながら。

ただ一人、自分を支配する女に請う。

菫「分かった。そろそろ遊びは終わりにしよう」

そう呟いた菫が手にしていた電マを放り投げた。

ようやく解放される。そう安堵したのも束の間。

びしょびしょに濡れた咲の秘部に、菫の猛った肉棒が押し当てられ全身を強張らせた。

咲「い、や……嫌です!それ以上は……っ」

菫「もう遅い。ほら、先っぽが入ったぞ……」

足を大きく開かされ、肉塊が入口を進んでいく感触に咲は悲鳴を上げる。

拒絶を叫んでも、菫は腰を進めた。

咲「嫌あああっ!お姉ちゃん!お姉ちゃん!お姉ちゃんっ!!」

壊れた機械の様に繰り返し照の名前を呼ばれた菫は乱暴にその唇を塞ぎ、一気に最奥まで貫いた。

咲「ぅんんんんっ!!」

唇を離した菫が熱っぽい声音で呟く。

菫「きついな……」

咲「かはっ……ひ……」

体内に埋め込まれたものの圧迫感に、呼吸まで妨げられそうになる。

咲の耳たぶを唇で挟みながら、菫がゆっくりと引き抜きにかかる。

しかしすぐさま突き入れて、細かい抜き差しを始める。

ずっ、ずっ、ずっ

咲「やぁぁっ!」

仰け反る咲の喉元に噛み付くようなキスが落ちる。

幾度も中を突かれるうちに、ぞくりとした快感が咲の身体を廻っていく。

ひくつき収縮する膣壁に菫の息も荒くなる。

じゅぷっ!じゅぷっ!

咲「ひぁっ!あっ、あっ、あっ!もう、やめ……っ」

激しくなるピストンに咲はがくがくと全身を震わせ、時折腰を揺らめかせる。

拒絶する心とは裏腹に内部は菫の肉棒に絡みつき、奥へ奥へと誘うように蠢く。

咲「もっ、や……お姉ちゃ……あああっ!!」

照の名前が再び咲の口から漏れた瞬間、一際強く突き上げて中を掻き回した。

内部を強く抉られ咲は身体を大きく震わせる。

菫「今、お前を抱いているのは誰だ?」

咲の耳朶に触れそうなほど唇を寄せ、菫は熱っぽい声で囁きかける。

咲「はっ、はぁ……、菫さん、です……」

菫「なら、私に縋りつけ。いかせて欲しいと浅ましくねだってみせろ」

そう言いながら、腰の動きを止めてしまった菫に咲は潤んだ瞳を向ける。

菫「……言え」

咲「いかせて……、いかせて下さいっ。菫さん……」

かすれた声音で呟かれた懇願に、菫は満足そうに笑んだ。

力強い律動が再開される。

腰を振りたて、喘ぎながら、咲は菫に動きを合わせる。

ぱちゅっ!ぱちゅっ!ぱちゅっ!

咲「ああっ!ああっ!ああぁっ!は、激し……っ」

身悶える咲の顎を掴み、僅かに開いた唇から舌を差し入れる。

咲「んっ……、ふっ……んんんんっ!!」

ねっとりと舌を絡ませ、強く吸い上げると咲の身体がびくりと揺らめいた。

その反応で絶頂したのだと理解した瞬間、菫も咲の子宮めがけて熱い飛沫を解き放っていた。

自分の中でドロリとしたものが広がっていくのを感じながら、咲の意識は溶けた闇へと落ち込んでいった。



腕の中で意識を失った咲を、菫はただ黙って見つめている。

どの位そうしていたのか、やがて熱の冷めた咲の身体に唇を寄せた。

全身の隅々に強く吸い付き、赤い痕を残していく。

まるで所有の証を刻むように。

菫「いずれは心までも私のものにしてみせるぞ。咲……」

懇々と眠る咲の耳元でそっと囁くと、その細い身体を強くかき抱いた。


カン!

次回はゆみ咲で。

ずるりと引き抜かれる感覚に、細い腰がぞくりと震えた。

咲「はぁ…ん…」

吐息と共に漏れる艶めいた声にゆみは口角を上げる。

そのままずるずる、とゆっくりと腰を引いた。

咲「ああ…っ」

抜けるか抜けないか、きわどい部分まで引き抜かれる。

びくびくと震える細い腰を一撫でして、ゆみは組み敷いた咲を見下ろした。

咲「もう…、ろっかい、め…っ」

ゆみ「そうだったか?」

しれっとした顔をして、ゆみは腰を前後に動かした。

ずっぷ、ずっぷ、ずっぷ

咲「あ…っ、あ…っ、あぁ…っ」

ゆみ「ほら、咲の好きな一番奥だ」

わざと強く最奥を擦り上げると、咲は恍惚の表情を浮かべて一際強く喘いだ。

咲「すきっ、おく、だいすきっ、あぁ――っ」

ゆみ「…イッたか?」

か細い声を上げた咲の膣壁が一際強く収縮する。

その締め付けにゆみ自身も限界に達した。

ゆみ「くっ…こっちも、もう…っ」

ぎゅうっと咲の身体を抱きしめてゆみも達する。

咲の体内で、どくどくと断続的にスキンの中に精液を吐き出した。

咲「はぁ、はぁ…」

ゆみ「咲…」

咲「はぁ、あ、んっ」

まだ息の整わない咲に覆いかぶさり、ねっとりと舌を絡める。

ちゅぱちゅぱと舌を絡める音がするぐらいの激しい口づけを交わしてから、

ゆっくりと咲の体内から自身を引き抜いた。

咲「は、ふ…、はぁ、はぁ」

目をとろんと潤ませて肩で息をつく咲を見下ろして、ゆみはもういちど軽くキスを落とす。

咲「……もう。元気すぎます、ゆみさん」

ゆみ「咲相手ならいくらでもできるぞ」

咲「バカなこと言わないでください」

死んじゃいます、と言って咲はふいっとゆみから顔を背けた。

咲「明日は早起きして遊びにいくんですし、もう寝ましょうよ」

そう言って咲は布団に潜り込んだ。

だがスキンを片付けたゆみは布団の中に手を忍ばせ、愛液が滴る咲の秘部を撫でた。

咲「ひぁっ!」

ゆみは指先で入り口を弄ぶ。

咲「も、もう…だめ…」

指先が、つぷ、と膣に挿入ってきた。

咲「あっ!」

先ほどまでゆみ自身を受け入れていたそこは簡単に綻んでしまう。

あっと言うまに2本の指を沈ませたゆみはナカで指を開いた。

咲「あ…、ダメ。ひろげないで…」

ゆみ「私はまだ足りないんだが?」

咲「や、ウソ…っ」

ゆみ「ウソじゃない」

そう言ってゆみは咲の太腿に自分のそれをぐりっと押し付けた。

それはつい先ほど達したとは思えないほど固くなっていて、咲の背に嫌な汗が伝った。

咲「だめ…ほんとに」

ゆみ「ダメか?」

ぐり、と怒張の先端が咲のクリトリスを擦る。

咲「あんっ!」

このままではまずい!と思った咲は慌てて身体を起こした。

咲「あの…口でもいいですか?」

ゆみ「してくれるのか?」

咲「はい…」

こくりと頷くと身を屈め、ゆみの足元に顔を寄せた。

咲「んっ…」

既に臨戦態勢のそれを、小さな口を目一杯広げて咥え込む。

暖かい口の中に迎え入れられてゆみの腰がうずく。

咲は肉棒を口に含むとちゅうちゅうと吸い上げる。

鈴口に残っていた精液も同時に舐めあげる。

咲「んっ、んんっ、んくっ…」

ゆみ「…っん」

ゆみが息を詰めたのがわかって、咲は一度顔を上げた。

咲「気持ちいいですか?」

ゆみ「ああ。最高の眺めだな」

咲「…もう」

咲は照れくさそうにはにかむと、もう一度ゆみ自身を咥えた。

咲「んっ、んむっ」

口をすぼめて顔を前後させる。一度口を離して太い幹にも愛撫する。

舌でまんべんなく舐めながら二つの袋も片方ずつしゃぶる。

そうしていると、先端からとろとろと先走りが溢れてきた。

咲「あ、出てきました」

少し嬉しそうに呟くと、咲はまたすぐに先端を口に含む。

咲「ん、んっ」

ちゅうちゅうと吸い上げれば、口の中に苦味が広がる。

だが不思議と嫌悪感はない。

ゆみ「はっ…くっ、咲…っ」

ゆみの息が荒くなる。

自身に与えられる刺激と、咲が舐めているという視覚的刺激でゆみの興奮は最高潮に達した。

それを感じた咲は咥えたままゆみを見上げた。

咲「はひ。出してくらはい」

そう言って肉棒をおいしそうに口に入れる咲を見て、ゆみの中で何かがキレた。

咲「…えっ」

脚の間で四つんばいになっていた咲をひっぱりあげると、そのまま膝の上に抱き上げた。

ゆみ「…悪い。咲」

一言謝ると、咲の身体をゆっくりと降ろしていく。

咲「え、え…っ」

つぷ、とゆみの怒張が咲の膣口に触れる。

咲「や、うそ、ちょ…」

焦った咲は身を捩ってなんとか逃げようとする。

だが、がっちりと固定されたゆみの手は離れない。

咲「だめっ、挿れちゃ、口でしますって…あっ、あっ」

ゆみ「悪い。やっぱり咲のナカでイきたいんだ」

一番太い部分が、くぷりと膣内に入り込んだ。

咲「あ、熱いっ…うそ。そのままは……ああああ――――っ」

スキンをつけないまま、ゆみの怒張は一気に咲を貫く。

対面座位で奥の奥まで受け入れた咲はちかちかと視界が明滅するのを感じた。

ゆみ「はあ…、やっぱり咲の中は最高だ」

咲「んぅ…さっきより、おっきい…」

ゆみ「咲が舐めてくれたおかげだ」

咲「やぁ…っ、深…んんっ」

びくびくと小刻みに震える咲に構うことなく、ゆみは腰を振るう。

ぱんっ!ぱんっ!

咲「あんっ!あぁんっ!」

下から突き上げられる度に揺れる脚。

咲は必死にゆみにしがみつきながら高く声を上げる。

大きく太いものに膣壁を擦られる快感に、知らず知らずのうちに咲も自ら腰を振りだす。

咲「あんっ、あんっ、あっ!そこ、そこぉ、もっと!」

ゆみ「ここか?」

ずぱん!

咲「はぁんっ!」

ゆみ「ここが、気持ちいいのか?」

咲「はいっ、きもちいい、もっと、ぐりぐりって」

ぱちゅ!ぱちゅ!ぐちゅぐちゅっ!

咲「あああ~~~~っ」

望み通りに突き上げてかき回してやると咲は一際高い声を上げる。

咲「あっ、ゆみさ…、も…っ」

ゆみ「イきそうか?」

突き上げながら尋ねると、咲はこくこくと頷く。

それを見て、ゆみはもう一度咲の腰を抱え直した。

ぐりぐりと腰を回したり、じゅぽじゅぽと上下に腰を動かす。

咲「あん!あん!や、すごっ、太いの、何回もっ!」

ゆみ「好き、だろう?」

咲「好きぃ!だいすきっ!ふといの、おくまでとどいて…っああん!」

ぎゅうぎゅうと咲の膣内が締まる。

ゆみ「っク、出すぞ」

余裕をなくした声で言うと咲の中に熱い飛沫を解き放った。

咲「ああ――――っ」

直にそれを感じた咲は悲鳴に似た嬌声を上げた。

射精をしながらも腰を振るい、隅々まで精液を吐き出した。

咲「はあぁ……、中、熱い……」

潤んだ瞳で見上げてくる咲を見やりながら、ゆっくりと腰を引き。

ずぶぅっ!

咲「ひゃああんっ!」

再び最奥まで突き上げた。

ゆみ「まだ終わってないぞ」

衝撃に逃げ腰になる咲の腰を捕まえて、突き上げながら言う。

じゅぷっ、じゅぷっ

咲「あっ、あっ」

つい先ほど吐き出したものがぐちゅぐちゅと咲の中で音を立てる。

ずぶっ、ずぶっ

咲「あんっ、あんっ」

ゆみ「咲もまだまだいけそうじゃないか」

咲「ああっ、あぅっ…も、無理ぃ…っ」

がくがくと揺さぶられ、突かれながら息も切れ切れに咲が訴える。

ずぱんっ!

咲「あああーっ!」

が、絶倫な恋人がそれを聞き入れる気はなく。

結局明け方まで続いた情事にすっかり足腰が立たなくなりベッドでうなされる咲と、

その日一日中上機嫌なゆみの姿があった。


カン!

この話、実は少し前に某咲スレに投下したゆみ咲とリンクしてたりします。
次回は22日に塞咲あげに来ます。

目の前の恋人、咲は英語が苦手らしい。

今だって塞が作ってきた英文のプリントと一生懸命格闘している。

此処は咲の自室。机についた咲の右横に他から運びこんだ椅子を並べて

塞は家庭教師役を務めていた。

眉を寄せて考え込む咲の表情に、塞はふと劣情を刺激される。

咲「あの、塞さん。プリントはこれで終わりですか?」

目の前に広げられている紙を指差して咲は塞を見やった。

咲からプリントへと視線を移して、塞は僅かに口元を綻ばせた。

塞「そうだね。今日はこれくらいにしよう」

咲「ほんとですか?」

途端に咲は嬉しそうな表情で笑う。

塞「そのプリントも、早く終わらせようか」

咲「はい」

頷いた咲の肩を塞はぐいっと抱き寄せた。

咲「えっ…塞さん?」

塞「手伝ってあげるよ」

咲を抱き込んだまま、シャーペンを握った咲の手を己の手で包んだ。

咲が開いていた英和辞書はあっさりと片付けてしまい、

そっと一文字、包み込んだ手で正しい英文を書き込む。

塞「ちゃんと覚えてね、咲」

咲「…っ」

耳に吹き込むように言いながら、丁寧に回答を埋めていく塞に咲は抗えもしなかった。

背中に回った塞の腕や、己の手を包み込む塞の手。

そして直接神経に吹き込まれるみたいな塞の声。

塞の行動に、急速に心臓が高鳴っていくのが分かる。

塞「ここは…こうだよ」

ゆっくりと説明されるその言葉も、もう意味をなさない。

ただ塞の導くままに字を綴るだけ。

上気した頬を隠す事すら出来ずに戸惑う咲の、その初々しさに塞は見えない所で甘く笑んだ。

腕の中で緊張を隠せないこの細い身体は、まだ快楽を覚えたてだった。

桃色に染まった頬、柔らかな肌の感触。きっと塞しか知らない。

塞「これで最後だよ」

殊更甘く囁くように塞は最後の一文字をプリントに書き入れた。

ようやく訪れた終わりに、ほっとしたように咲が息を吐いたのが伝わってくる。

それを更に確かめる為、塞は形の良い口唇を咲の耳に寄せた。

塞「質問は、ない?」

途端に咲の身体がびくりと跳ね上がった。

咲「なっ、ないです…」

焦ったように言った咲は塞から逃れるように身を捩る。

そんな咲の反応に薄く笑いながら、耳の後ろに軽く口付けた。

咲「あ…っ」

密やかな嬌声はしっとりと濡れるような色香を孕んでいる。

伏せられた瞳、震える瞼が塞を煽った。

咲は確かに、この先の行為を予感しているのだ。

だが塞はそんな咲からすっと身を引いた。

咲「…塞さん?」

塞の態度に、咲は困惑しきった表情で様子を伺う。

その身体は既に塞によって快楽の種火を灯されてしまっている。

だが身を引いたまま一向に自分に触れてこようとしない塞に混乱する。

机に片肘をついて、塞はただ咲を眺めていた。その瞳の奥に確かな情欲を滲ませて。

塞「ねぇ咲…、これからどうする?」

不意に伸びた塞の指が、咲の口唇をついとなぞった。

咲「ぁ…っ」

塞「英語は教えた。次は?」

咲「…つ、ぎ?」

塞「次は、何を教えてほしい?」

ようやく近づいてきた塞の唇、けれどそれは触れ合う直前で止まる。

咲は震える手で塞の服をきゅうと握った。

咲「塞さんが…知りたいです」

塞「ん、教えてあげる。…咲にだけね」

ご褒美とばかりに落とされた甘いキスに、咲はひくりと身を震わせた。


――――――――――――

咲「はぁ…、塞さん…」

甘く呼ぶ声に、塞は全身に口付けを施していた唇を離して咲と視線を合わせた。

何度経験しても快楽に慣れない咲は、よくこんな風に不安げに塞に縋る。

それでも塞を信じる素直な心はどこまでも従順だ。

塞がそっと唇に舌を滑らせただけで、咲はおずおずと自ら口唇を開く。

咲「ふ、あ…っ、塞、さん…」

咲がまるで求めるように名を呼ぶと、口付けは更に深くなる。

口腔内を貪られるとどうしようもないほど身体が震え、ぞくぞくとした感覚が背筋を迫り上がってくる。

塞はシーツに縫いとめていた咲の手を持ち上げ、すでに蜜を零している咲の秘所へと導いた。

咲「あっ…、何を…?」

塞「自分ですることも、覚えないとね」

英文のプリントを埋めていた時みたいに、塞は咲の手を包み込んで動かした。

咲「やぁ…っ、こんなの、恥ずかしい…」

自らの秘所から手を離そうとしても、その手を包み込む塞の手は容易に離れてくれない。

そうしてもがく指の動きさえ刺激になってしまって、愛液がどんどん溢れてくる。

塞「良くなってきたでしょう?」

咲「ふぁ…んっ…んぁっ…」

快感を教え込むように、塞の指先がその蜜を掬い秘裂へと塗りつけた。

蕩けそうな刺激に、塞の手の下、咲は自分で指を動かし始める。

咲「あっ…ああっ…」

塞「そう…上手だね」

掠れた声で囁かれた瞬間、咲は体を震わせて絶頂した。

咲「はあっ、はあっ、はあっ…」

塞「ふふっ。一人でイケたご褒美に、うんと良くしてあげる」

ぐちゅっ

咲「ひぁん!」

息が整うのも待たずに突き入れられた指に、しかし膣内はすぐに馴染み、奥へ奥へと誘う。

教えるままに淫らになっていく咲の心と身体に塞自身も溺れていった。

咲の脚を抱え上げ、入り口に肉棒を押しあてる。

まるで欲しがるようにひくつく蕾に塞は腰を押し進めた。

ずっ…ずぶずぶ…

咲「あっ…、ああっ…」

そのまま存分に咲の身体を貪ろうとした塞だったが、不意に部屋の外に気配を感じた。

咲「むぐっ!?」

塞の手のひらが咲の口を塞いだ。

塞「しっ。静かに」

耳元に吹き込まれた声音は、先ほどまでに蕩けきったそれとは打って変わって硬い。

――――コンコン

照「咲?臼沢さん?」

咲「…っ」

ノックとともにドア越しに響いた姉の声に、咲の身体が強張った。

瞬間中をきつく締め付けられて塞は息を飲む。

塞「……大丈夫」

小さな声で塞が囁く。

廊下からは、返事がないことを疑問に思ったのかもう一度ノックの音がした。

塞「……はい」

照「下にお茶とお菓子を用意したんだけど、どうかなと思って」

塞「それはどうも、お気遣いありがとうございます」

あくまでも事務的に塞が応えていく。

咲は事が露見してしまう不安に心臓が早鐘を打つのを止められない。

同時に、中途半端に銜えさせられた膣内が収縮する。

安心させるように咲の髪を梳く塞の手のひらに頬を擦りつけた。

塞「ただ、今確認のテストをしている最中なので…」

淡々と告げる塞の言葉に、照はドアの向こうで苦笑したようだった。

照「それは失礼。お邪魔をしてしまったようだね」

塞「いえ」

それに塞も苦笑で返す。

しかしその塞の前には、半端なまま放っておかれ小刻みに震える咲がいるのだ。

部屋の壁一枚を隔てて繰り広げられる淫らな情事。

照が扉を開けば、それこそ全て見られてしまう。

その危機感が逆に塞を煽る。

息をすることにさえ怯え不安げな瞳で自分を見上げてくる咲。

ここで行為を再開したら、声を抑えることもできないくらいに攻めたてたら、

咲はどんな反応を見せるのだろうか。

残酷な妄想は、しかし己の内だけに止めた。

照「じゃあ、終わったら降りてきてね」

塞「はい。ありがとうございます」

そう塞が言ったのを切欠に、照が階下に下りていく足音が微かに聞こえた。

緊張に身体を窄めていた咲を、突然塞が強く突き上げた。

咲「~~~ッ!!」

唐突なそれに、高い声を上げなかったのは奇跡だったかも知れない。

ずっ、ずっ、ずぶっ

咲「ふ…っ、んぅ…、んんっ…」

暫しの間止めていた動きを再開され、咲は両手で口を塞いで必死に声を抑える。

そんな咲の両手を塞が掴み、顔の横で固定する。

咲「や…っ」

塞「咲、声を聞かせて…」

囁きながら、熱棒を奥深くへと突き刺した。

ずぶっ!ずちゅっ!

咲「ひあぁぁっ!」

華奢な身体がぴんと張り詰める。

熱く蕩けた咲の内壁は潤いを含んで塞の自身を包んでいた。

繋がった場所からとろとろに混じり合ってしまいそうで。

身体の境界が何処なのか、それすらも分からなくなりそうな程、二人はお互いを求め合った。

じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!

咲「んあぁっ!あっ!あっ!はぁっ!」

もはや声を抑えることも躊躇しなくなるほど、頭の中を快楽だけに支配される。

塞「さ、き…も、出る…っ」

掠れた声で呟いた塞が、咲の膣内へと勢い良く熱を注ぎ込んだ。

咲「あああっ…!!」

限界まで上りつめた咲もまた、一際高い声をあげて絶頂した。

情事の余韻にしばし意識を宙に浮遊させた咲を、塞が抱きしめる。

その暖かな腕に咲は頬をすり寄せてきた。

咲「ん…」

塞「そろそろ下に行こうか」

咲「もうちょっと…こうしてたいです…」

塞「ん、分かった」

優しくそう告げた塞が咲の頭を軽く撫ぜる。

塞「でも、なかなか下りてこない私達を不審に思ってお姉さんが来ちゃうかもね」

咲「~~っ!!」

途端に腕の中で咲がびくりと身体を揺らす。

くすくすと笑いながら、塞は咲の身体を更に引き寄せた。

塞「次は、どんな厭らしいことを教えてあげようか…咲」

耳元で囁かれたその言葉に、咲はかあっと顔を赤くする。

いつまでたっても初心な反応を見せる可愛い恋人に、

塞はあわく微笑みながらキスをした。


カン!

次回は8日に霞咲あげに来ます。

咲「う、ぁ……や、やだぁ、霞さんやめてくださ……」

霞「ほら、逃げちゃだめよ。咲ちゃん」

薄暗い部屋の中、布団の上に押し倒された咲は

自分の上に圧し掛かる霞から逃れようと身を捩る。

が、咲の身体の上を這い回る手は一向に止まらない。

霞「咲ちゃんが悪いのよ。私を拒むから……」

咲「霞さんとは付き合えないって、ちゃんと断ったはずで……つぅっ」

ぎゅうっと痛いほど胸の突起を摘まれて思わず悲鳴が洩れる。

霞「小蒔ちゃんがいるから?」

咲「……っ」

霞「……昔から、欲しいものは何もかも小蒔ちゃんが持っていってしまう」

霞「分家の私はいつも我慢してばかりだった……でもね」

咲をまっすぐに見据えながら、霞が呟く。

霞「好きな人だけは……、咲ちゃんだけは譲らないって決めたの」

言葉と同時に伸びてきた霞の指が、咲の膣口につぷりと沈められた。

咲「ひあぁっ!」

霞はそのままぐちゅぐちゃと咲の身体の中を暴いてゆく。

もうすぐ愛しい咲とひとつになれる。

興奮とこれ以上はない幸福感で、霞の肉棒は固く勃ちあがっていた。

咲「あうぅっ……ああっ……も、やめてぇ……」

霞「うふふ。咲ちゃんのココ、もうヌレヌレね」

楽しげに笑った霞が咲の股ぐらに肉塊を擦り付ける。

咲「やっ……やだっ!」

咄嗟に逃れようとするが、両手を頭の上で一纏めに縛られている為ろくな抵抗ができない。

唯一自由な足をばたばたさせて必死に懇願する。

咲「お願い霞さん……、私には小蒔さんが……あっ!!」

亀頭が入り口へと押し付けられ、そのままずぶっと入り込んでくる。

咲「だ、だめっ……」

ズブズブズブッ!!

咲「だめええええええっ!!」

強引に押し入ってきた肉棒に、咲は悲鳴を上げながら身体を仰け反らせた。

霞「咲ちゃんの中、ぎゅうぎゅうに締め付けてきて……堪らないわ……」

熱く息を吐いた霞が律動を始める。

ズッ、ズッ、ズンッ

咲「ひあああぁっ!」

腰を打ち付けられ、グリグリと膣奥に亀頭を押し込まれる。

堪らず咲の口から押さえきれない嬌声が洩れた。

霞「ふふっ……随分と良さそうね、咲ちゃん」

自分の腰使いで快楽を感じている咲に、霞は恍惚とした笑みを浮かべる。

柔らかで熱い咲の膣に肉棒が包み込まれる感触がたまらない。

尖った亀頭の先っぽで子宮を突き上げると、咲は一際高い悲鳴を漏らした。

ズチュッ!ズチュッ!

咲「んはあああっ!!」

激しく出し入れするたび咲は身体を震わせ声を上げ続ける。

そのほんのりと赤く染まった頬も、潤んだ朱色の瞳も、薄く濡れた唇も。

全部全部、もうすぐ自分のものになる。

霞「んっ……そろそろ……かしら」

咲「はぁっ……んっ……え……?」

霞「うふふ。咲ちゃんに種付けする瞬間、よ」

咲「っ!!」

囁かれた言葉に咲の表情が凍りつく。

まだ恋人である小蒔にも中で出されたことはないのに。

咲「やっ……お願いです、それだけは……っ」

霞「私知ってるのよ。小蒔ちゃんとする時、いつもゴムを付けてたのよね」

咲「……っ」

霞「生真面目な二人らしいわね」

くすくすと楽しげに笑った霞は一際強く腰を打ちつけ始めた。

パチュッ!パチュン!

霞「さぁ咲ちゃん……、私の子を孕んでちょうだいね」

咲「いやあっ!外に!外に出してぇ!!」

腰を震わせるような激しい突き込みに、拒絶する心とは裏腹に悦びヨガる身体。

膣を奥深くまでえぐられる快感と妊娠の恐怖に震える。

霞「ん……っ、中に、出すわね……っ」

咲「やだああああぁ!!中はやめてええぇぇぇ!!」

びゅくっびゅくびゅくびゅくっ

咲「あ……あ…いやぁ……」

子宮口へと熱い飛沫が勢い良く流し込まれる。

その初めての感覚に、咲はがたがたと震えながら身悶えた。

霞「うふふ。咲ちゃんの中に、たくさん出しちゃった。でも……」

まだまだ足りないとばかりに、再び腰を動かし始める。

ズプッ!ズチュッ!

咲「ああぁっ!!」

優しい咲のことだ、きっと芽生えた生命を絶つなんて事はしないだろう。

その時は咲も、咲との愛の結晶も同時に手に入る。

何としても咲を孕ませようと、霞は一心不乱に腰を振るう。

霞「もっと……もーっと咲ちゃんの中を私の子種で満たしてあげる!!」

咲「いやぁっ!もうやめてぇ!!」

霞「ふふ……たくさん注いで、子宮たぷたぷにしてあげるわね……咲ちゃん」

咲「いやああああああぁっ!!」

狂気の笑みを浮かべた霞の下。

咲はただなす術もなく揺さぶられ、精を注がれ続けた。

――――――――――――


――――――――――――

満ちる春の陽気のなか。

ひどく嬉しそうに表情を緩めた霞は腕の中のぬくもりを抱き寄せた。

咲は大人しくされるがままに身を委ねる。

霞「大きくなってきたわね…お腹」

そのまま無防備に開かれた咲の唇へと吸い付いた。

咲「ん…」

甘い吐息を漏らす咲から口を離し、掌で咲の腹を撫でさする。

霞「咲ちゃんと私の子供…楽しみね」

咲「………はい」

腹部へと置かれた霞の手へ、咲は自らの手をそっと重ねる。

ふと脳裏に浮かんだ、かつての恋人の面影。

霞「どうしたの?咲ちゃん」

咲「……いえ。何でもありません、霞さん」

そう言って、咲は何処か翳った笑みを浮かべた。

霞「そう……」

再び顔を近づけてきた霞に、咲はそっと目を閉じる。

もう彼女の面影を思い浮かべることはなかった。


カン!

咲「ねぇ、本当にいいの?」

姉に誘われた旅行に喜んでいた咲だったが、仕事の方は大丈夫なのかと問いかける。

照「ん。今度のオフは3日間もあるからね」

問題ないよと頷く照に、再び咲が満面の笑みを浮かべる。

照は高校を卒業してプロの道へと進んだ。

以前のように一緒に過ごせる時間も少なくなり、お互いもどかしさを感じていた。

照「久々に咲と二人きりでゆっくり過ごしたいからね」

咲「ありがとう、お姉ちゃん」

ぎゅうと照の腕に抱きつくと、照が頭を撫ぜてきた。

照「ふふ。楽しみだね」

咲「うんっ!」

どの服を着ていこうかと、うきうきしながら脳裏で考え始めた咲だった。


――――――――――――


女将「こちらが本日お泊りになられます『桔梗の間』でございます」

すっと開けられた部屋からは畳の良い匂いがした。

女将「お食事にはまだ時間がございますから、散策などされては如何でしょうか?」

照「そうですね」

女将「ああ、そうそう。本日夕刻からお祭りも御座いますよ」

咲「お祭り?」

女将「ええ、まあ規模は小さいですけれど」

照「それは楽しみですね。それでは私達は少し散歩してきます」

女将「はい。それではごゆっくりお寛ぎください」

そう言って女将はすっと襖を閉め退室した。

咲「…お祭りがあるって、お姉ちゃん知ってたの?」

照「まあね。咲が少しでも楽しめるようにって」

咲「えへへ…ありがとお姉ちゃん」

照「じゃあ出かけよっか」

咲「うん!」

外に出ると心地よい風が吹いていた。

今日が祭りだと言っていたわりに、散歩道には人が居らず照と咲の二人だけだった。

もしかすると祭りが行われる方向とは逆に歩いて来たのかも知れない。

別にそれはそれで夕食を済ませてから行くつもりなので良いのだが。



1年前に比べて随分と伸びた咲の髪を風が撫でていく。

いつもは隠れている首筋が露になる。

ここは自分たちを知る者は誰もいない。緑に囲まれた静かな空間。

照は目を細めると、吸い寄せられるように顔を咲の首筋へと近づけていた。

照「……咲」

何?と声をかける間もなく首筋に赤い鬱血を刻みつけられる。

咲「ちょっ…お姉ちゃん!?」

照「大丈夫。虫に刺されたとでも言えば」

慌てて声をあげる咲に平然と言う。

咲「もうっ、信じらんない!こんな道の真ん中で!」

首筋を押さえた咲が真っ赤な顔で照に噛み付く。

道の真ん中といっても、周りには大木と照の胸元までありそうな草が生い茂っているだけだ。

照「咲、ちょっと…」

咲「えっ?」

きょとんとする咲の手を引いて、照はぐんぐんと草の中へと入っていく。

しばらく歩くと大木の前へとたどり着いた。

咲「どうしたの?こんな所まできて…」

照「ごめん…どうしても今、咲に触れたくなった…」

咲「なっ…ここ、外だよ!?」

照「それでも…咲…」

咲「っ…」

熱を含んだ照の瞳に見つめられると身動きがとれない。

この姉は知っているのだろうか。

そんな瞳で見られると、照以外の声が聞こえなくなる事を……

照を跨いで座るように促されて。

スカートの裾から太股を撫で回される。

それだけで、ぞくっと背がしなってしまう。

咲「あっ…!」

照「咲…」

名を呼ばれて照に視線を向けると二人の眼差しがぶつかった。

咲は照の首に両手を回し、照は咲の腰を抱きしめて。

どちらともなく唇を合わせた。

照「ふ…んん…」

咲「んっ…んぅ…」

長いキスに咲の腰が抜けそうになる直前で、ようやく唇が離される。

咲は荒い息をついて照の胸元に凭れた。

照の手が性急に咲の着ている服を脱がしにかかる。

身体から力の抜けた咲は照のなすがままだった。

目の前に現れた咲の乳房に、照がちゅうっと吸い付いた。

咲「ひぁん!」

乳首を舌で嬲られ、歯で摘まれる。

もう片方の尖りは照の指によって愛撫をされる。

咲「お…ねえちゃ…あっ…」

丹念に舐め上げる照の舌の感触がリアルに伝わる。

咲は照の頭を胸元に引き寄せ抱きしめた。

聞こえるのは虫の声と、遠くで僅かに聞こえる太鼓の音。

咲「あ…お祭り、始まった…?」

照「いいじゃない。こっちはこっちで楽しもう」

妖しい笑みとともに囁いた照が、咲の閉じた膣口へと指を差し入れた。

咲「あんっ!」

内部をぐちゅぐちゅと掻き回す水音が辺りを響かせる。

咲「あっ…あっ…も、いい…から…はや、く…」

照「ん、分かった」

ずるりと咲の秘所から指を引き抜くと、己の怒張をあてがった。

ずぶずぶずぶっ!

咲「ひ、ああ…あああーっ!!」

熱い肉棒に下から串刺しにされ、咲は甲高い声を上げて仰け反った。

照「咲…いくら祭りが始まったって言っても、声が大きいと誰かに聞かれるよ?」

薄く笑った照の言葉に、はっとした咲は緊張感に身体を震わせる。

無意識に締め付けられた咲の内部に眉を寄せながら、照が動き始める。

ぐちゅっ、ぐちゅっ

咲「あっ…ふぁ…おね、ちゃ…んぁっ」

強い突き上げにかぶりを振る咲の汗の雫が、夕日に溶けて綺麗に反射する。

先ほどつけた鬱血跡を、さらにちゅうっと照に吸い上げられる。

照「咲、かわいい…」

咲「ん…はぁっ…」

照が触れるところから熱が全身に回り、咲の思考を溶かしていく。

照「咲…っ」

ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

咲「あっ!あっ!あっ!」

照の激しい腰使いに、咲の口から引っ切り無しに嬌声が洩れる。

今の咲にはここが外なのだとか、人が来るかも知れないなどと考える余裕は無くなっていた。

ただ最愛の姉によって与えられる快感を追うので精一杯だった。

絶えず喘ぎを漏らす咲の唇に、照は舌を捻じ込んだ。

咲「くふっ…んっ…んん…」

ねっとりと舌を絡ませながら、最後とばかりに腰の打ちつけが早まる。

ぱちゅん!ぱちゅん!

咲「ふぅっ…んう…っ」

涙で滲む視界の中、照の吐息と熱を感じながら身悶えた。

照はギリギリまで自身を引き抜き、咲の最奥目掛けて肉棒を突き込んだ。

咲「んっ…んんんーっ!!」

びくんと咲の身体が痙攣すると同時に、内部が強く締め付けられる。

照「さ、き…出す、よ…っ」

掠れた照の声音とともに、熱い濁流が咲の膣内を満たしていった。


――――――――――――

照「少し遅くなっちゃったけど、お祭りに行こうか」

ほら、と咲の腕を取り立たせてくれる。

咲「ありがと…お姉ちゃん」

照の手が自分と咲の服についた葉や土を払う。


辺りはすっかり日も落ち、祭りには絶好のロケーションだ。

二人は間違えた道を戻り本来の道をゆっくりと歩いていく。

だんだんと近づいてくる賑やかな声に、

お腹の虫を鳴らせるには十分な良い匂いまで漂ってきた。

咲「ねぇお姉ちゃん。わたし綿菓子が食べたいな」

照「ん、買ってあげる。じゃあ私はその後、甘くなった咲を頂こうかな」

そう言って咲の首筋につけた鬱血跡についっと触れた。

咲「ひゃん!もうっ、お姉ちゃんったら!」

照「お祭りに行けるように1回で済ませたんだし、夜はとことん付き合ってもらうから」

咲「…お姉ちゃんのケダモノ」

照「何とでも」

じとっと睨んでくる咲に、照は笑いながら言葉を返した。


カン!

次回はすこやんはやりんレジェンドカツ丼さん×咲の乱交です。
半月後くらいにあげに来ます。

マンションの最上階。

扉を開けると微かに聞こえてくる、粘着音とくぐもった声音。

健夜「あ、もう始めてるみたいだね」

ぼそりと呟いて、健夜は寝室へと足を運んだ。


咲「ちゅぷ…じゅるじゅる…ちゅぱ…」

靖子「そうだ、咲…裏筋もちゃんと舐めて…ん、いいぞ…」

はやり「あはは。咲ちゃんの中、すっごい締まって最高っ☆」

晴絵「はっ…手淫も上手いな咲は」


中央に置かれたキングサイズのベッドには、

横たわった咲に三人の女性が群がっていた。

咲の口は靖子の肉棒をくわえ込み、手では晴絵の肉棒を慰め、

そして膣をはやりの肉棒によって貫かれている。

咲「んぅ…ふ…あ、健夜さん」

寝室に入ってきた健夜に気づき、咲が声をかけてきた。

健夜「こんばんは咲ちゃん。楽しんでるみたいだね」

咲「うふふ。健夜さんも交じります?手、片方空いてますよ」

健夜「私は後でいいよ。今日もじっくりと可愛がってあげるからね」

健夜の言葉に咲は嬉しげに微笑んだ。

はやり「余所見なんて余裕だね~咲ちゃん。ならこっちも手加減しないよっ☆」

パンッ!パンッ!パンッ!

咲「はああああん!はやりさんっ、そこイイ…っ」

靖子「おっと、こっちも疎かになってるぞ」

咲「んっ、んっ…あ、ごめんなさい靖子さん…あむっ」

再び靖子の肉棒を咥えこみ、ちゅぽちゅぽと音を立ててしゃぶりつく。

晴絵の自身をしごく手も休めない。

晴絵「ふっ…う…」

はやり「ん、そろそろ…出る…っ」

靖子「こっちも…イきそうだ…っ」

びゅくびゅくびゅくっ

咲「んふぅっ…!」

膣内と口内同時に熱い精液が放たれ、咲は裸体をびくびくと震わせた。

咲「ぷはぁ…」

はやり「ふ~。今日も良かったよ咲ちゃん☆」

靖子「しかし赤土プロがまたイってないようだ」

晴絵「ん、そうだな。私はやっぱり…」

そう言って晴絵は咲を抱き起こし、背後から咲の膝裏を掴んだ。

晴絵「後ろの穴でイきたいからな」

ひくつく咲の尻穴に指を入れ、ぐちゅぐちゅと中をほぐしていく。

咲「あん…晴絵さん、ほんとアナル好きですよね」

くすくすと笑いをこぼす咲を持ち上げ、尻孔にまだ硬度のある肉塊を埋め込んでいった。

ずぶ、ずぶずぶずぶっ

咲「あっ…あはぁ…」

晴絵「ああ、やっぱり咲の尻穴は最高だな…」

恍惚とした表情で晴絵は熱い肉壁の感触を味わう。

ぬぷっ、ず、ず、ず…ぐちゅん!

咲「はぁんっ…あっ、あっ…んああっ」

健夜「ふふ。随分と具合がよさそうだね咲ちゃん」

二人のアナルセックスを見ながらミネラルウォーターを飲んでいた健夜がベッドの端に腰掛けた。

晴絵の律動に身もだえる咲の顎を掴み、口のなかの水を飲ませてやる。

注がれた水と健夜の唾液を咲はこくこくと飲み干した。

唇から漏れた水分を健夜の舌でベロリと舐め取られ、咲はそれにすら感じてしまう。

ズチュッ!ズチュッ!

晴絵「う、あ、あ、…咲、すごい締まる…!」

咲「あああんっ!晴絵さんっ、もっとぉ…」

健夜「お尻の穴ずぽずぽされて善がってるなんて、エロイなぁ咲ちゃんは」

背面座位で髪を振り乱して喘ぐ咲の痴態に、健夜の自身もすっかり天を向いていた。

晴絵「小鍛冶プロも加わりますか?」

臨戦態勢になった健夜の楔を見やり、晴絵が咲の股を大きく開かせた。

健夜「二穴攻めかぁ…でも咲ちゃんの体力がもつかな?」

咲「心配いりませんよ、健夜さん。……来て」

健夜「ふふっ、それじゃあお言葉に甘えて」

先ほどはやりによって注がれた蜜が溢れる咲の膣口へ自身を押し当てる。

そのまま一気に肉棒をずぷりと突き刺した。

咲「んああああっ!」

健夜「ふ…咲ちゃんの中、相変わらずよく締まるね…っ」

咲「あ、あ…健夜さ…はああっ!」

ぐん!と突き上げれば、しなやかに咲の細身がのけぞる。

晴絵「咲っ、そんなに締め付けるとヤバイ…っ」

きゅうきゅうと痛いくらいに締め付けてくるアナルに晴絵が呻き声を上げる。

ズプッ!ズチュッ!グチュグチュ!

咲「あんっ!あんっ!あんっ!気持ち、よすぎてっ…頭おかしく、なりそ…っ」

正面からは健夜に攻められ、背後からは晴絵に攻められて。

二つの穴を同時に肉棒で貪られ、咲の性感は一気に高められていった。

健夜「はぁ…すご、中がトロトロ…」

晴絵「んっ、ふ…こっちの中も蕩けてて…気持ちい…」

グジュッ!グボッ!ズブッ!ジュプンッ!

咲「ああっ!あっ!あっ!あっ!あはあっ!」

二本の肉棒に前後から突き込まれ、咲の身体ががくがくと痙攣する。

体内で脈打つ二つの楔が縦横無尽に肉壁を擦り上げる快感に、脳内が白く塗りつぶされる。

咲「もっ、もう……イクッ、イクぅ……っ」

びくりと身体を仰け反らせた咲が、二つの穴を同時にきつく締め付けた。

健夜「うっ…私も、もう…」

晴絵「出る…っ」

ドプドプドプドプッ

膣内と胎内に注ぎ込まれる熱い奔流に咲はうっとりと酔いしれる。

健夜「ふぅ…良かったよ咲ちゃん」

中から自身を引き抜いた健夜が咲の頭を軽く撫ぜた。

はやり「あはっ、次は私も咲ちゃんのアナルに挿れたいな☆」

靖子「なら私は前を頂こうかな」

ベッドの脇で三人の情事を眺めていた二人が咲へと近づいてくる。

咲「もう、さっき出したばかりなのに、二人とも元気ですね」

くすくすと蠱惑的に笑う咲に魅せられ、健夜と晴絵の肉棒も再び勢いを取り戻す。

その様を見やった咲は再び笑い声を上げながら言った。

咲「うふふ。口と手もありますから、いっそ皆さん同時に来てもらっても大丈夫ですよ」

晴絵「三穴攻めに手淫か…大丈夫か咲?」

はやり「咲ちゃんやるぅ~☆」

靖子「後悔するなよ」

健夜「皆、咲ちゃんなら大丈夫だよ」

こんなにも自分たちプロ勢を虜にしてやまない咲なのだから。

きっと全員同時に愛しても、ちゃんと応えてくれるだろう。

咲「はい、もっともっとください。お腹いっぱいになるまで、皆さんで満たして…」

そう言って足を開いた咲は、健夜たちを誘うように手を差し伸べた。

やがて再び部屋に響き渡る嬌声と粘着音。

四人がかりで与えられる甘い蜜の中で、咲は溺れるように喘ぎ続けた。


カン!

次回の和咲でラストです。

朝未き。小鳥のさえずりが漸く聞こえ始める頃。

咲はうっすらと目を覚ました。

窓の向こうには乳白色の朝陽。

その手前、咲の目の前にはなだらかな稜線。

咲(……ああ、和ちゃんの家に泊まったんだっけ)

高校を卒業してお互いプロの道へと進んだ二人はいつしか恋人関係になっていた。

咲「んー…っ」

自分の体に巻きついている和の腕をそっと退かし、凝った体を起こして伸びをする。

セミダブルのベッドは二人で寝るには少し狭く、寝返りを打ちにくいのが欠点だ。

未だ寝息を立てている和を起こそうと腕を伸ばす。

その瞬間、昨夜の自らの醜態を思い出し咲は頬を赤らめる。

昨日は対戦相手に散々やられ、ストレスが溜まっていた。

その所為かいつになく激しく和にセックスをせがんでしまった。

気がふれたように和の肉棒を貪り、自らねだって、跨がって腰を振って――――

咲「……はぁ」

苛々が蓄積していたからとはいえ、あんなに乱れる姿を見せてしまったのは居た堪れない。

咲(ああもうっ……私ったらあんな、あんな……)

思い出すと恥ずかしさで顔から火が出そうだ。

だが、いつもは淡白な咲の情欲に濡れた姿に

和も臆することなく嬉々として自分を貪っていた。

咲(私、普段からもっと積極的になった方がいいのかな……?)

それで和が喜んでくれるのなら少しは自分から迫ってみるのも悪くはない。

そんなことをつらつらと考えていると、隣で掠れた声が響いた。

和「んー…、咲さん…?」

咲「あ、ごめん。起こしちゃった?」

見ると、先ほどまで熟睡していたはずの和が瞼を開けてこちらを見ていた。

咲(……そうだ!積極的に……)

未だ眠たげにぼうっとしている和の体に乗り上げ、

咲は猫撫で声で呼びかけた。

咲「ねぇ和ちゃん」

和の腰に跨がり、ぐいっと顔を近づけて囁く。

咲「せっかく早く起きたんだしさ……エッチしようよ」

ピクッと和の瞼が揺れた。その反応に咲は笑みを深くする。

咲「ね……?」

煽るように和の頬を指でついとなぞり、ねだるように腰を揺らす。

突き刺すような和の眼差しと、咲の視線が交差した。

和の目に映りこむ自分の姿が昨夜の自分と重なる。

再び昨夜の情事を思い出し、慌てて目線をずらした。

咲「和ちゃん、したくないの……?」

もしや昨夜の行為に満足して、今は気分が乗らないのだろうか。

和は咲を見つめたまま動こうとしない。

咲(もしかして失敗した?)

誘惑するつもりが、自分だけその気になってしまうなんて自爆もいいところだ。

咲「……えっと、今のは冗談だよ!」

和「えっ!?」

咲「それに和ちゃんも気乗りしないみたいだし、もう一回眠ろっか」

和「待ってください咲さん!!」

布団に潜ろうとした咲の腕を、和が慌てて掴んだ。

和「やります!やるに決まってます!!」

ベッドのスプリングを利用して勢い良く起き上がると、

和は自分の腰に跨がっている咲に覆い被さるように体勢を変えていく。

和「あまりの事態に、まだ夢でも見ているのかと思ってただけです」

咲「んっ……」

和がちゅっちゅっと音を立てて咲の顔中にキスを浴びせかけてくる。

和「それより、昨夜に続いて私を煽ってくれたんですから―――覚悟してくださいね。咲さん」




咲「……やっ!ああぁっ!」

昨夜の名残が咲の触覚を混乱させていく。

繋がった箇所が互いの熱を共有し合う。

ずっ、ずっ、ずぶっ

咲「あっ、あっ」

焦らすように浅いところを小刻みに擦り上げられ、

局所的だった快感は凄まじい勢いであちこちに飛び火して咲の体を苛んだ。

和の手に腰を掴まれ、硬質な固まりに穿たれて咲は甲高い声を上げる。

ぐちゅっ!ぐちゅっ!

咲「やああぁんっ」

腰を大きくグラインドさせながら和が力強く突いてくる。

ぐぐっと膣壁を掻き分け、咲の最奥まで肉棒がめり込んだ。

ずぶっ、ずぶっ、ずぶっ

咲「あっ、あっ、あんっ、あっ」

ピストンの速度に合わせて、咲の唇からも引っ切り無しに喘ぎ声が洩れる。

肉棒が半ばまで抜ける度に激しく収縮してすぼまる膣内を、和は容赦なく抉り突き上げた。

咲「あうっ!ああっ!……んぁっ!」

熱塊に媚肉を好き放題に捏ね回され、喰らい尽くされていく。

咲は全身を朱に染めながら和の首に必死にしがみついた。

ぱちゅっ!ぱちゅっ!

咲「あんっ!あんっ!」

膨らんだ亀頭が膣奥の壁を凹ませて突き刺さると、快感に意識が一気に白く霞んでしまう。

和の先走りが泡立つほど結合部から溢れ、咲の内股をしどとに濡らしていく。

和「咲さん……っ」

喘ぐ咲の唇の隙間からチラリと覗く白い歯。

その艶かしさに、和は誘われるまま深く口付けた。

咲「ふ……、んん……ふぁ……」

和は咲の腰を抱えていた手を乳房に這わせ、先端の尖りを摘み上げる。

そのまま円を描くように腰をゆっくりと回す。

咲「あっ、あっ、あっ、ああっ」

面白いくらいに反応する咲のよがり声を聞きながら、

和は愛しさが満たされていくのを感じていた。

咲の耳朶を舐め、和は熱のこもった囁きを吹きかけた。

和「咲さん……気持ちいいですか……?」

咲「い、いい……あぁっ!もっと!」

こくこくと頷きねだりながら、咲は腰をくねらせる。

和の楔が咲の要求通りに中を蹂躙し、蠢き絡みつく膣壁をこれでもかと抉ってくる。

堪らなかった。

理性なんてかなぐり捨て、二人でひたすら欲のままに互いを貪る。

ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!

咲「ああっ!和ちゃ……はぁっ……も、だめ……っ」

仰け反りながら舌足らずな喘ぎを零して咲が限界を伝えると、

和が咲の脇下に手を差し込んで持ち上げた。

ふわりとした浮遊感の直後、正面から抱きかかえるようにして膝上に下ろされる。

抜けかけていた楔が勢い良く埋まり、再び咲の体内を犯していく。

咲「あああぁぁっ!!」

和はすぐさま咲の腰を掴んで揺さぶり、最後の追い上げをかける。

咲は涙目になりながら喘ぎ訴えた。

咲「やぁっ!もぉむり……はぁんっ!」

突き上げられる度に和の腕の中で咲の肢体が弾み、首がカクンカクンと揺れる。

和「はぁっ……、私も、そろそろ……」

咲「――――ッ!」

刹那、サイドに投げ出されていた咲の両足がぶるっと震えてシーツを蹴った。

同時に膣内が和の肉棒を絞り上げるように締めつける。

和「くっ……」

和はその力に逆らって咲の奥の奥まで自身を埋め込み、短く呻いて咲の中へ熱い飛沫を解き放った。

咲「あ……ん……っ」

――――気が遠くなるほど長い一瞬。

咲はぐったりと目を閉じた。

離れたくなくなる。

このままこうして繋がっていたくなる。

けれど心とは裏腹に体は徐々に熱を失っていく。

咲は淋しさを振り払うように、数度瞬いた。

和の額に張り付いていた前髪をそっと払うと、和も咲に同じことをしてくれる。

目が合って、どちらからともなく笑みが零れた。

和「咲さん。愛してます」

額に柔らかくキスをされる。ほうっと咲の唇から吐息が漏れる。

咲「私も大好きだよ。和ちゃん」

お返しとばかりに咲も和の額にキスを落とす。

唇を離したと同時に、今度は和の顔が近づいてきて唇にキスをされる。

咲「ん……っ」

暖かい吐息を残して唇が離れると、胸の奥がほんのりと明るくなった気がした。

咲は未だ荒い息を整えながら和の肩に頭を乗せた。

そこに昨晩自分がつけたキスマークを見つける。

ぺろりと朱い痕を舐めると恋人は擽ったそうに笑う。

もう一度、今度は吸い付くようにして舐めると

そこは少しだけしょっぱい和の味がした。


カン!

以上、和咲を最後にこのスレは終わりにします。
見てくださった方ありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月06日 (金) 22:05:27   ID: 2Mrl6Sb0

なかなかのなかなか

2 :  SS好きの774さん   2015年02月21日 (土) 13:41:06   ID: 0jfyrOvA

すばらっ

3 :  SS好きの774さん   2015年09月17日 (木) 15:21:47   ID: C1K6IPda

最高。ラストが和とかわかってる。

4 :  SS好きの774さん   2018年12月02日 (日) 11:38:01   ID: bTqdz7Il

京豚が主人公じゃないと低評価低評価低評価、頭おかしいわ本当

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