説明役「そうか！わかったぞ！男は今沈黙しているんだ！」

男「いちいち実況すんじゃねぇよ・・・」

説明役「そうか！わかったぞ！これは俺に対する文句なんだ！」

男「はぁ・・・暇だしどっか出かけよ・・・」

説明役「そうか！わかったぞ！男は今出かけるんだ！」

男「む・・・」

説明役「そうか！今男は唸ることにより不快感を表しているんだ！」

男「どうしてこうなった・・・・」

説明役「そうか！今、男は回想をするんだ！」

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男「はぁ・・・暇だな・・・・」

-----力が欲しいか---------------

男「は？」

男「何だ・・・今の・・・」

チャラ男「うぃーっす」

男「えっ」

チャラ男「俺神なんすよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「はぁ」

チャラ男「暇そうなお前に同居人やるっすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「どうも・・・・」

説明役「そうか！わかったぞ！俺は神から派遣されたんだ！」

チャラ男「暇つぶしにはなると思うっすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「そりゃども」

----------------------------

男「くそっ！なんなんだ俺のあの寝ぼけっぷりは！！」

男「寝起きだからって無理がありすぎる・・・・」

男「しかもあいつは・・・常にくっついてくる・・・」

男「他の人にその姿は見えない・・・・それだけが救い・・・・」

男「はっ！！！！俺まで説明役してるじゃねーか！！クソおおおおおおおお！！！！！！！」

説明役「そうか！男は今回想しつつ俺のことについて説明をしているんだ！」

男「ゲーセンいこ・・・」

説明役「そうか！わかったぞ！す、すごい！男は今ゲーセンに行くんだ！」

男「・・・・」

説明役「そうか！これは沈黙！！」

ｳｨｰﾝ・・・

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ・・・

男「クレーンゲームすっか」

説明役「そうか！男は今ゲーセンでクレーンゲームをする！」

男「えーと、このフィギュアで」

説明役「そうか！わかったぞ！男はこのフィギュアを狙うんだ！」

男（なんかもう・・・気にならなくなってきた・・・まだ３日しか経ってないのに・・・）

ﾁｬﾘﾝ

説明役「そうか！わかったぞ！男は今クレーンゲームにコインを入れたんだ！」

ｳｨｰﾝ　

説明役「そうか！あのクレーンを操作してフィギュアをゲットするんだ！」

男「・・・・」

ｳｨｰﾝ　ｶﾞｼｬ　スルー

男「つ、つかむというか・・・優しくなでただけじゃん・・・・」

説明役「そうか！わかったぞ！男は今クレーンゲームの設定のひどさに愕然としているんだ！！！！」

男「声がでかい！」

男「はぁ・・・お前がうるさくてろくにゲームもできなかった・・・」

説明役「そうか！わかったぞ！男は今俺に対して文句を言っているんだ！」

男「はぁ・・・もうため息しか出ないな・・・」

女「おーい！男くーん！」

男「あ、女」

女「何してんのー？さっきからため息とひとりごとばかり」

説明役「そうか！わかったぞ！この女性は男の高校からの友達で今現在も友達なんだ！」

男「うるせ」

女「えっ？私うるさかった？」

男「あっいやそんなんじゃ　ないっす」

女「なんで急に敬語？」

男「色々あるんだよ」

説明役「そうか！わかったぞ！男は今女と会話しているんだ！」

女「ふーん・・・あっ、そうそう、男くん暇？」

説明役「そうか！わかったぞ！女は今男に対して暇かどうか聞いているんだ！」

男「暇だけど・・・」

説明役「そうか！わかったぞ！男は今それに答えを出したんだ！」

女「じゃあちょっとお茶しない？」

男「ま、まあいいけど」

説明役「そうか！わかったぞ！男は今誘いに承諾したんだ！」

男「お前ちょっと黙ってろ」ﾊﾟｼﾝ

説明役「そうか！男は今俺に沈黙をしてほしくて、俺を叩いんだな！」

女「えっ・・・あの、男くん・・・？」

男「あっ、いや耳元にハエが・・・」

女「・・・ほんとかなぁ？」

男「ほんとだってば」

説明役「そうか！男は今困惑しつつも今の状況をごまかそうとしているんだ！」

男「・・・ま、行こうぜ」

女「・・うん・・・」

説明役「そうか！わかったぞ！男は今この状況を誤魔化しきったんだ！」

ちょっと　休憩

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

ｲﾗｯｼｬｲﾏｾ-

男「２名。禁煙席でお願いします。」

説明役「そうか！わかったぞ！男はタバコを吸わないから禁煙席を要求したんだ！」

--------

ｺﾞﾁｭｳﾓﾝｵｷﾏﾘﾃﾞｼｮｳｶ-

男「これとこれで」

女「わっわたしも！」

説明役「そうか！わかったぞ！男はこれとこれを注文し、女はそれに乗っかったんだ！」

ﾊｲﾃﾞﾊｶｸﾆﾝｲﾀｼﾏｽ
○○ﾄ○○ﾃﾞｺﾞｻﾞｲﾏｽﾈ-

男「はい」

ｶｼｺﾏﾘﾏｼﾀ-ｼｮｳｼｮｵﾏﾁｸﾀﾞｻ-ｲ

とりわすれてた

間違えた

あれ
まあいいや

女「いるんでしょ？」

男「は？」

女「背後霊」

説明役「そうか！わかったぞ！男は今女に背後霊がいると疑われているんだ！！！」

男「ど、どどど、どういう意味でしょかね？」

説明役「そうか！わかったぞ！男はいま物凄く慌てているんだ！」

女「どうせ可愛い女の子の幽霊でも引き連れてるんでしょ？映画とかアニメにありがちよね」ﾑｽｯ

男「は？いや、ちが」

説明役「そうか！わかったぞ！男はいま人生最大の危機を迎えているんだ！」

男「す、すんません...」

説明役「そうか！わかったぞ！男はなぜか謝っているんだ！」

女「なんで謝るの？....ねぇ、私は男くんに背後霊実際いるのか、知りたいの、どんな人がいるの？女性なの？」

説明役「そうか！わかったぞ！女はいまもの凄い雰囲気で男に迫っているんだ！」

男「い、いるんです」

女「なにが？」

男「説明役です」

女「は？」

説明役「そ、そそうか！わかったぞ！！！！！！男はいま女に俺の存在を教えたんだぁああああ！！！！」

男「...います、紹介します。説明役くんです！どうぞ！！」ﾔｹｸｿ

説明役「そうか！わかったぞ！男はいま俺を紹介することで女に認めてもらおうとしてるんだ！」

女「な、なんなの？その説明役って...」

男「え、え～と...」

説明役「そうか！わかったぞ！男はいま女に理解してもらうために過去のことを話すんだ！」

かくかくしかじかしかくいむーぶ

女「な、なるほど...つまりアニメによくありがちな説明役がついたおかげで男くんは今も実況されているわけね..」

男「はいそうです」

女「と、とりあえず..これ食べようか」

男「うん...」

説明役「そうか！わかったぞ！男と女はいま食事をするんだ！！！！」

ﾊﾟｸﾊﾟｸ

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ｶﾗﾝｶﾗﾝ

ｱﾘｶﾞﾄ-ｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ-

女「ね、ねぇ男くん」

男「はい」

女「そ、その、説明役くんってあれなの？」

男「ん？」

女「コミュニケーションって取れるの？後でなんやかんや言ってきたりとかは？」

男「あー、そういやそういうの全然ないな。あいつはただ説明するだけだし」

説明役「そうか！わかったぞ！男は俺がコミュニケーションを取れず一方的に説明することを、女に説明しているんだ！！」

女「あ～、じゃあさ、あの」

男「ん」

女「え～と、その....悪いんだけど」

女「お、ぉお、おおおお男くんの家に泊まらせてくれない？」

男「あ...」

男「あああああああぁあああぁぁぁぁあ！？！？！？！？！？？」

説明役「そうか！わかったぞ！男は女が家に泊まることに驚愕しているんだ！」

女「お、おじゃましーますー」

男「ど、どどうぞー！あ、ち、ちちちちらかってるけど」

女「い、いいよ、別に...はふぅ」

男「あ、あ、そうだ、風呂入るか」

女「あ、いやっ、あの！いや、あの！もうえっち！ばか！！」

男「あぁあ！ち、違うんだぁ！」

説明役「そうか！わかったぞ！男は女を風呂に誘う変態なんだ！！」

女「ち、ちがうからぁ！」
男「ちがう！」

女「えっ」
男「あっ」

女「わ、私、いま男は女を風呂に誘う変態なんだ！って聞こえたからつい否定しちゃって」あわわわ

男「それ...説明役の声だぞ.......」

女「えっ？」ｶｵｱｹﾞ

説明役「そうか！わかったぞ！女はなぜか俺の姿と声がわかるんだ！！」

女「ふぇあっ？ゆ、幽霊？え？？は、はぁ～」ﾊﾞﾀﾝｷｭ-

男「ちょ、女！女！？大丈夫か！？」

説明役「そうか！わかったぞ！女は俺を幽霊と勘違いしてビビって気絶したんだ！！」

女「ｱ-ﾕｳﾚｲｶﾞﾕｳﾚｲｶﾞｧ-」

男「なんか怖いな」

説明役「そうか！わかったぞ！男は女の謎の寝言に怯えてるんだ！」

男「はぁ...全く反省しろよな...」

説明役「そうか！わかったぞ！男は俺に反省を要求することで二度とこんなことがないよう念を押しているんだ！」

女「ゆうれいっ！男くん、大丈夫！？」ｶﾞﾊﾞｯ

男「うわっ」

女「ひゃあ！か、顔が近いよ男くん///」

男「い、いやこっちのセリフなんだけど...」

女「あ、あれが説明役さん？...」

男「そう」

説明役「そうか！わかったぞ！男はいまの質問にyesと答えたんだ！！」

女「う、うぅ、なんか恥ずかしいな.....あ、あの、男くん...ちょ、ちょっと着替えてもいい？」

男「え？この場で？あ、いやぁ、あの...ふひ...」

説明役「そうか！わかったぞ！いまのセリフで男はやらしい妄想をしているんだ！」

女「なっ、ち、ちがうよ！ここじゃないよ！隣の部屋で着替えるの！もう、ばか...ぅぅ///」

男「あっ、いや、わかってるよ冗談だよ冗談冗談はははは」

女「もう...じゃあ着替えてくるね」

ｽﾀｽﾀ

男「ここに...女が寝てたんだよな...」

男「なんか...いい匂いしたよな...」

男「ちょっ、ちょっとぐらいｽ-ﾊ-ｽ-ﾊ-しても...」

説明役「そうか！わかったぞ！！男はいま女が寝たあとの匂いを嗅いで性欲を満たそうとしているんだ！！！！！！！」

男「ちょ、声がでかい！」

ｶﾞﾗｯ

女「お、男くん...」

男「うっ、ちが、ちがうんだ！！これはぁぁあーーー！？！？！？な、ななななんでキャミソールのみ！？んもうやらしい！！ばか！」

女「それはこっちのセリフ...」

説明役「そうか！わかったぞ！男は気が動転しすぎて頭がおかしくなっているんだ！」



女「そんな、匂いで満足しなくたって...」

女「わ、私がいるでしょ？」

男「は？」

女「この鈍感...」ｶﾞｼｯ

男「え、なに頭掴んであの、」



説明役「そうか！わかったぞ！女は男の頭をつかんでキスをしたんだ！！」

女「ぷはぁ..」

男「あ、あぁ、あぅあ////」

説明役「そうか！わかったぞ！男はいま女にキスされてさらに頭がおかしくなっているんだ！」

女「す、好きです...男くん...」

説明役「そうか！わかったぞ！俺はいま空気を読むべきなんだ！！」

男「は、いま、説明役なんと？」

女「説明役さんじゃなくて！！わ、わたしは男くんがずっと好きです！付き合ってください！」

男「はぁ...」

女「もう、こんだけ長くいていままで付き合ってこなかったのが不思議だよ...」

男「えーと」

男「俺も好きです」

男「そのでかいおっぱいもみたいです！」

女「じゃ、じゃあ」

男「ん？」

女「もませたる！」

男「えっ」

ﾁｭﾝ... ﾁｭﾝ.........

男「朝....」

女「ふふ、楽しかったよ！男くん///あんなに激しいなんて......あぁ、こんなにゴムがいっぱい...」

男「はぁ...また説明役になんか言われるのかな....あれ？」

女「？どうしたの？」

男「説明役がいない....おーい」

ｼ-ﾝ.......

ｷﾗｷﾗｷﾗ....

女「きゃっ！？な、なにすごい眩しい！」

男「あ、まさか...」

ﾊﾟｧｱｱ....

チャラ男「うっすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「チャラ男神様...」

チャラ男「えー、説明役はねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ帰ったんすよｗｗｗｗｗｗ」

男「あ？何が？」

チャラ男「天界にｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「は？」

チャラ男「んまねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗあいつは独り身の寂しい人に与えるモノなんでｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

チャラ男「いま独り身じゃない男さんにｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ必要ないんすよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「は？え？」

チャラ男「そんじゃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗあざしたーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

男「あいつ...謝りもしねぇで...帰りやがったのか.....」

男「酷い奴...散々人にストレス溜めといて...」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

女「男くん.....」

男「ばかやろう....」ボロボロ

男「説明役のっっ！！！！！！！ばかやろー！！！！！」

ばかやろー！

バカヤロー

ﾊﾞｶﾔﾛ-.....

男「なんか寂しいな...」

女「わっ、私がいるから！！」

男「ありがとな」

女「えへへ...」

----天界
説明役「そうか！わかったぞ！俺は今、展開に戻ってきたんだ！」

チャラ男「ぶっちゃけ、どう？」

チャラ男「もいっかい、戻ってみる？」

チャラ男「失ってやっと気付くたいせつさ～♪」

説明役「そうか！わかったぞ！俺は一時的にまた男の家に遊びに行くんだな！！」

誤字
展開→天界

----7年後

娘「ぱぱー」

男「ん？」

娘「窓に変な人いるよ？」

女「あら」



説明役「そうか！わかったぞ！俺は姿を隠したつもりが男の子供にバレてしまったんだな！！！」

終わり